約 2,596,751 件
https://w.atwiki.jp/onirensing/pages/691.html
アーティスト:斉藤和義 レベル:3 登場回数:2(レギュラー版第19回、第25回) 挑戦結果 せいや:成功(レギュラー版第19回)
https://w.atwiki.jp/puremarry29makuw/pages/15.html
子供の頃に夢中になっていたことって、 本当に好きなことなんだよ と聞いたことがある。 私は小さい時、 寝る前に、お父さんに本を読んでもらうのが大好きな子供だった。 母曰く、 弟が飽きて周りをウロチョロしていても、 私はお父さんが話す物語を真剣に聞いていたらしい。 もう少し大きくなって字が読めるようになってからは、 本を読むのが好きになり、1日1冊は読んでいた。 で、もう少し大きくなって 字が書けるようになってからは、日記を書くようになった。 それからは日記を書くことが、一番大好きに。 毎日、 その日あった出来事、感じたことを 思いつくままにババババーって何ページも書いていて、というか書き殴っていて(笑)、 気づくと1、2時間ぐらい書くこともあった。 そして、大人になった今、 日記の進化版であるブログを書く仕事をしている。 今日ふと、 「日本で一番ブログを書いてるの、私かもしれない。」 って思った。 1日に数十記事書くのは大変だなぁと思ったりしたけど、 子供の頃好きだったことが、 こうやって仕事になっていると思ったら、 とても幸せなこと。 ていうか、よく考えたら ブログを書くのが仕事って凄いな(笑) と思ったのでした。 そんな環境に感謝しなきゃな。 金牛宮
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/40950.html
【検索用 きみのうたかすきたったんた 登録タグ き カンザキイオリ 曲 曲か 鏡音リン】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:カンザキイオリ 作曲:カンザキイオリ 編曲:カンザキイオリ 唄:鏡音リン 曲紹介 言えないままで終わるのって、よくあるよね』 曲名:『君の歌が好きだったんだ』(きみのうたがすきだったんだ) 歌詞 (piaproより転載) 得意げに歌う君のこと、少しだけ。 少しだけ、羨ましかったよ。 捻くれた僕は子供みたいに 君のこと、嫌いだと バカみたいに言ったよ。 君は、本当のことを 我が物顔で言えるのにさ 僕は今でも、素直になれないままでいる。 笑えないや。 叫んだ君の声が、君の心が、 僕に届いて、涙が出たよ、 なんども泣いて、笑えなくて なぜなのだろう。 なぜなのだろう。 子供みたいに暴れる僕に、 君はただ、寄り添って 笑顔でいたんだ。 どれくらい時が経ったのだろう。 君の顔今はただ、 かすれているんだ。 君と、笑えたなら、僕はきっと、 いまよりずっと、大人になれて、 素直になれて、生きられるのに 叫んだ。 君の声に、君の言葉に 僕は何度も、救われたのに! 僕は一度も、君のことを 救えなかった。 救えなかった。 僕は、今じゃ、何も、知らずに、 僕は、今じゃ、僕を、知らずに、 叫んだ。 僕は君の、君の声が、 君の心が、君の言葉が 僕は今更大好きだったと 言えるのにな。 僕の声は僕の言葉は、 どこかに消えて、それでいいのさ。 君ははもう側にいないから。 さよならしよう。 さよならしよう。 コメント だいすきなうたです。 -- きむらがこい (2020-11-26 16 29 59) 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
https://w.atwiki.jp/poketetsunovel/pages/222.html
「本当に好きだったのは何だったの?(ほんとうにすきだったのはなにだったの?)」とは、ポケモンノベルにて掲載されている作品である。作者はyuu。 жжжжжж目次жжжжжж 概要 あらすじ 登場人物主要人物 データ 関連項目 жжжжжжжжжжжжжжжж 概要 ポケコン短編企画お題1『一番愛するポケモン』に投稿された作品。台本形式。 あらすじ ポケモンが存在しない世界。中学生の『私』、彩子は願い続けた結果、夢の世界からポケモン世界へ行けるように。 初めて出会ったポケモン、ポッチャマと彼女はその世界で旅を始めるのだが些細なことから2人は喧嘩になってしまう。 登場人物 主要人物 彩子 主人公。女子中学生とポケモントレーナーを2つの世界で兼業する。 一人称は私。一人称で【私「セリフ」】となっている部分もある。 リュウキ ポッチャマ。たぶん♂。彩子をポケモン世界に案内したポケモン。漢字表記の名前は龍樹。 3年後にはエンペルトにまで進化を遂げている。 データ 2011年2月8日公開 関連項目 yuu
https://w.atwiki.jp/tvsponsor/pages/3392.html
明石家さんまのずっとあなたが好きだった(2011~2017) 『明石家さんまのずっとあなたが好きだった2017秋』(2017.10.15)は別ページ参照
https://w.atwiki.jp/83452/pages/386.html
律「王子様と結婚するとか言ってた癖に結局澪もあれなんだな」 澪「……悪かったな」 律「悪いよ。こんな事なら私だって……」 澪「私だって……何?」 律「なっ何でもねぇよバカ!」 澪「変なやつだな。顔が真っ赤だぞ」 律「私の専売特許を奪うなぁ~!」 澪「はははっ変なの」 律「笑うなって!」 澪「付き合わないよ」 律「えっ……」 澪「だって私は律が好きだからさ」 律「ウソ……」 澪「ずっとずっと好きだった」 律「み、澪いいのか私なんかで」 澪「こっちの台詞だ。女なんだぞ私は」 律「みっ澪おおぉ……」グスグス 澪「泣くやつがあるか……それに返事を聞いてないぞ」 律「バカヤロー!私の方がな!澪なんかよりずっと前から澪が好きだったんだから!」 澪「ほ、本当か?」 律「当たり前だ!こんな恥ずかしいウソなんてつくか!」 澪「律……嬉しい」ポロポロ 律「あはは……澪も泣いてら」 …… 和「やあ梓ちゃん」 梓「あ、和先輩も聞こえてましたか」 和「そりゃ律があんだけでかい声出してりゃね」 梓「お互いかませ犬の様ですね」 和「まあ私は慣れたものだけどね」 梓「私は慣れたくないです」 唯「あずにゃ~ん慰めてよおぉ~!」ガバッ 梓「はぁ(やっぱり唯先輩もかわいいな)」 憂(1……1……1……1……1……) さわ子「いいじゃない何だか大団円っぽくて」 紬「ですね♪」●REC 和「収穫あって良かったわね」 律「なんだてめえら見世物じゃねぇぞ!この出歯亀共め!」 澪「……(みんな聞いてたとか……恥ずかしい)」カー 唯「むぅ~……やっぱり澪ちゃんかわいいっ!」ガバッ 澪「ちょちょっと唯!?」 梓「唯先輩のバカ!もう私憂と仲良くするんだからっ!」ギュウッ 憂「えっ?ええっ?あ、梓ちゃんっ!?」 おわり 戻る
https://w.atwiki.jp/83452/pages/385.html
梓「フフ……あはは……片足スキーたのし~い……」ズーリズーリ …ペンション 律「いやぁわりぃわりぃー。あまりにも楽しくて梓の事すっかり忘れちまってた」 梓「いいです。私は片足スキーマスターになりますから」 律「だから悪かったって~」 …… 唯「おこたぬくぬく~♪」 憂「お姉ちゃんみかん剥いてあげたよほら」 唯「うわ~いみかんだ!」 澪(ケロっとして……唯のやつさっきはどういうつもりで……) 律「何だ?澪まで元気ねぇな!」ポン 澪「あひゃぁっ!」 律「な~に変な声出しやがんだ、びっくりした」 澪「り、律が不意打ちするからだろっ!」 律「この程度で不意打ちたぁ……これが戦国時代なら命がいくつあっても足らねぇぜ」 澪「お前みたいなやつこそ即刻打ち首にされてるわ!」 さわ子「うっふっふっ……りっちゃんも隙ありよん」ガシッ 律「ぐわっ変態教師!?ム、ムギはどうした!」 さわ子「何か編集作業で忙しいみたい」 紬「ああ斎藤……ここは舐める様に!舐める様に撮らなきゃダメでしょ!」 和「ん~、唯と澪のキスのトコは無いのかな?」 紬「ぬあんですってぇ~!?」 唯「みかんうまい!」 梓「唯先輩、私もみかん剥きましたよ」 憂「ちょっと梓ちゃん、勝手にお姉ちゃんにみかんを与えないで!」 梓「白い繊維まで取ったのよ!邪魔しないで!」 憂「じゃあ私は薄皮まで剥くんだから!」 唯「あっもう自分で剥くからいいよ~」 梓「えっ……それじゃあこれ憂にあげる」 憂「そう?ありがとう梓ちゃん」モグモグ 梓「良く剥けてるでしょ私の」 憂「うんいやらしいよ」モグモグ さわ子「しっかしホントに胸ないわねぇ。男の子みたい」サワサワ 律「こらっさわちゃんやめろ!マジでやめて!」バタバタ 澪「せ、先生!律が嫌がってるだろ!」 さわ子「何よう冗談よ。ちゃんとあるわおっぱいも」プニプニ 律「そういう意味じゃねえ!」 澪「おいムギ止めてくれ!お前ら付き合ってるんだろ!?」 紬「……」●REC 澪律「「何してんだぁーーー!!」」 紬「ごめんなさい身体が勝手に」 和「許してあげて。彼女は今、百合に飢えているの」 さわ子「じゃあリクエストにお応えしないとね」 律「いーやーだーっ!」バシバシ 澪「やめろっ!律をやるなら私をやれよ!!」 律「み、澪……」 紬「まあ」キラキラ さわ子「ほう……その心意気やよし!」ギラッ 澪「ひっ!(やっぱり怖い!)」 唯「ちょっと待ったぁーーー!!」 唯「澪ちゃんとは、この私がイチャイチャする!」 澪「何言ってんだ唯!?」 さわ子「じゃあ私は誰とイチャイチャすればいいのよ!?」 憂「澪さん!お姉ちゃんから離れてください!」 梓「憂こそ唯先輩から離れなさいよ」 さわ子「しょうがない、やっぱり私はりっちゃんと」 律「落ち着け!い、異常だこんなの!」 和「そろそろ誰か構ってよ」 紬「すごい……かつてない百合連鎖だわ!」 唯「えへへー!澪ちゃんのおっぱいすりすり~!」 憂「私もお姉ちゃんにすりすり~」 梓「離れろ離れろ……」ゲシゲシ 澪「ちょやめろ唯!てか梓痛い!痛いって!」 律「おい和!助けろっ!」 和「出番ね!?分かったわ律!」 さわ子「よかろう……二人まとめて相手にしてやる!」 紬「ばっよえ~ん!」●REC …… 律「ふぅ……何とか抜け出せたな」 澪「ご飯が出来たら流石にみんな大人しくなって良かったよ」 律「呼びに来た従業員さん固まってたけどな」 澪「まあちょっと気まずかったよね」 律「全くあいつらは……まともなのは澪だけか」 澪「そ、そういう言い方はないだろ……」 律「私だってみんなの事好きだけどさ、ああいうのはちょっと引くよ」 澪「そう……かもね」 律「でもさっきは助かったぜ澪」 澪「いや助けになってなかったけどな」 律「ははっ、気持ち的に嬉しかったんだ。引っ込み思案な澪が庇ってくれてさ」 澪「あっ当たり前だろ……長い付き合いじゃないか」 律「ありがとう澪」 澪「うん……」 律「んじゃそろそろ戻るかぁ~!」 澪「ああ」 …翌日 唯「澪ちゃ~ん!今日も教えてくれる?」 澪「ああいいぞ」 唯「わ~いわ~い!お師匠様お願いします!」 澪「お師匠様って……」カー 梓「澪先輩……ついでに私もご指導願いたいのですが」 澪「うん?別にいいけど律はどうしたの?」 梓「もうあの人にはついていけません」 澪「そ、そ~か……」 …… 律「うへぇ憂ちゃん上手くなったもんだね」 憂「いえまだまだおっかなびっくりやってますよ」 和「それでいいのよ。怪我でもしたらつまらないわ」 憂「ええ、下手でも楽しいですよねスキーって」 律「何か嫌味にしか聞こえん」 和「唯達はどうなのかしらね?」 律「澪も面倒見がいいよな。遊ばずに二日続けてコーチとは」 和「梓ちゃんは律が放棄したんじゃなかった?」 律「まあそうなんだけどさ」 …… さわ子「ムギちゃんまたビデオ撮影?」 紬「斎藤には任せられないの」 さわ子「ふ~ん……んじゃ滑ってくるわ」 紬「先生の勇姿も撮らせていただきますよ~」 さわ子「コケてくださいってフリ?」 紬「そ、そんなサービスは求めてませんから!」 さわ子「大丈夫よ。これでもスタントマンに憧れた事もあるんだから」 紬「ダメですって!」 …… 澪「おっ何だ梓、結構スムーズに歩けるじゃないか」 梓「片足スキーマスターですから」 澪「流石に器用だな梓は。これならすぐに滑れるよ」 梓「へへっ……小回りだけは利くんです」 澪「でも転ぶ練習はしておこうな…… こう手を使わずにゆっくり膝を曲げて横向きに倒れてみて」 梓「こうですか?」ドサッ 澪「そうそう。起き上がる時もゆっくりこうするんだ」 唯「あわわわ……バ、バランスが……澪ちゃ~ん!」スルスルスルー 澪「あっちょっと唯んとこ行ってくるね!」 梓「はい(澪先輩もやっぱりいいかも)」 澪「もっとこうしてみたらいいぞ唯」 唯「う、うん……(あっ澪ちゃんとこんなに密着してる)」ドキドキ 澪「よしやってみて」 唯「はうぅ~!」ペタン 澪「大丈夫か唯?人の話ちゃんと聞いてたか?」 唯「ご、ごめんなさいボーっとしてました」 澪「しょうがないな~ふふっ」 唯「てへへ……木陰に変な人影が見えた気がして」 澪「えっえっ!?どど、どこ!どこに!?」ガクブル …… 唯「わ~い澪ちゃ~ん!」スー 梓「コツさえつかめばちょろいものですね」スー 澪「二人とも上達したな~。でも油断しちゃダメだぞ」 唯「うん!澪ちゃんも滑ろうよ~!」 梓「澪先輩じゃこのコースは物足りないかも知れませんが」 澪「いいよ滑ろう滑ろう」 憂「お姉ちゃ~んもうお昼だよ~」 唯「あっうい~」 澪「そっかもうそんな時間か」 梓「唯先輩!私の隣なら空いてますからね!」 …昼食 律「ひょお~、相変わらず美味そうな飯だぜ!」 和「よだれが出てるわよ律」 紬「……」 律「何だムギ?飯だってのに元気ないな~」 さわ子「私がわざとコケたから拗ねちゃってんのよ」 律「はぁ?頭大丈夫なの、さわちゃん?」 和「そういえばメガネ少し曲がってますね」 さわ子「ちょっと擦り傷しただけよ。こんなの怪我の内に入らないわ」 紬「ふざけないで!」 紬「わっ私がどれだけ……」ポロポロ さわ子「ごめんごめんもうやらないって言ったでしょ?ねっ?」 紬「今度やったら私が死んでやる!」 さわ子「あはは……」 律「あははじゃねぇよ。ムギが可哀想だ」 和「悪ふざけにしてもちょっと行過ぎてます」 さわ子「はっ反省してるってば!」 紬「さっ……さわちゃんは私!私はさわちゃんなの!」 さわ子「へ?」 紬「だから勝手に危ない事とかしたらダメなんだから!」 さわ子「分かったわ!分かったから!」 紬「うえええぇぇ~~~!」ガバッ さわ子「……ごめんなさいねムギちゃん」ナデナデ 紬「さわちゃぁん……」チュッ さわ子「ムギちゃん……」チュッチュウッ 律「おい何してんだこら」 和「人目をはばかってよ頼むから……」 …… 唯「あっもう食事出来てる~」 憂「遅れてすみませんみなさん」 梓「もうお腹ペコペコちゃん」 澪「すまない待ったか律」 律「いやある意味お腹いっぱいにされたから別に……」 和「そうね……」 澪「どうしたんだ一体?」 さわ子「早く席着いちゃいなさい。ご飯冷めちゃうわよ」 紬「私達は冷めないけど……うふふ」 さわ子「ムギちゃんたら……」 澪「……なるほど」 唯「ここにしよっと」 梓(あっ既に唯先輩の横に憂がいる!) 憂(ふっふっふっ……) 梓(しかしまだ片方残っている!そこは譲れない!) 唯「澪ちゃ~ん!ここ座ってよ!」 澪「ああ、ありがとう」 梓「えっ」 唯「わ~い澪ちゃんが隣だ~、えへへ~」 梓「……」 澪「どうした梓?私の横に来るか?」 梓「ゆ、唯先輩は私の事が好きなんじゃないんですかっ!?」 澪「なっ!(梓が唯に告白!?)」 唯「好きだよ~」 梓「それじゃ何で……」 唯「だって一番好きなのは澪ちゃんだから」 梓「!!」 澪「な、何言ってんだ唯!?」 唯「私本気だよ澪ちゃん!」ガシッ 澪「待ってくれ唯!急にそんな事言われたって……」 憂「お姉ちゃんが澪さんと……お姉ちゃんが澪さんと……」ブツブツ 梓「……」 梓(変だな……不思議と悲しくはない) 唯「澪ちゃん!私と付き合ってください!」 梓(そもそも何で私、唯先輩が好きだったんだっけ?) 澪「こ、困るってそんな!」 梓(いつも抱きつかれて勝手に自分が好かれていると思い込んで) 憂「そうよお姉ちゃん!困ってるよ澪さん!」 梓(勘違いしてのぼせ上がってただけなんじゃないの?) 唯「今すぐじゃなくてもいいから考えておいてよ」 梓(元々私が好きだったのは) 律「澪はそんなんじゃないんだって唯~」 梓(……) 澪『梓、軽音部には慣れそう?』 梓『むしろ慣れたくありません。お茶菓子食べてコスプレして…… こんな事する為に軽音部入ったんじゃないですから』 澪『ごめんな。ダラダラしすぎだとは私も思ってる』 梓『澪先輩のせいじゃないですよ。部長がああなのがいけないんです』 澪『いやあれで結構行動力があってな、頼もしい所もあるんだぞ』 梓『そうとは思えませんが……澪先輩が部長やった方がいいと思います』 澪『まあそう言うな。その内分かるよ梓にも律の良さが』 澪先輩は綺麗でしっかりしてて大人で……律先輩の事が好きな人。 初めから勝負はついてると思って諦めていた。 でも本当はずっと憧れていた……いや好きだったんだ。 …… 梓「律先輩ちょっといいですか?」 律「んあ~?何だ梓?」 梓「聞きたい事があるんです」 律「なんだ~?クソ真面目な顔しちゃって……」 梓「クソ真面目な話だからです」 律「それは面倒だな」 梓「細かい事を気にするなんて律先輩らしくありませんよ」 律「ひどい……私だって繊細な乙女なのよ?」 梓「0.5秒でバレるウソはいいですから」 律「なかなか言うじゃないか梓……いや梓君」 梓「言い直す意味が分かりませんが」 律「で?用件はなんだね?」 梓「そ、それは……」 律「なんだね?早くしたまえ。こっちも予定が詰まっているのでね」 梓「律先輩は澪先輩の事が好きなんでしょ?」 律「はぁ?」 梓「友達としてじゃありません。もちろん恋愛感情で」 律「アホか」 梓「……」 律「私はお前らとは違う。大体な、澪だってそうだ」 梓「そうでしょうか?」 律「そうだよ……っていうかそれが普通だかんね?」 梓「普通……ですか」 律「梓の気持ちも分かるが、自分の感覚を人に押し付けちゃいけないよ」 梓「ハハッ……」 律「梓?」 梓「まさかこんな人に遠慮してたなんて」 律「何言ってんのお前?」 梓「もういいです律先輩分かりましたから」 律「分かったって何が?」 梓「ふふっ……律先輩、一つ忠告しておきますよ。 壊れるのを怖がっていたら何も手に入らない」 律「何のこった……」 梓「失った時に分かりますよ……では」 律「ヒントくれよヒント」 3
https://w.atwiki.jp/manafee/pages/560.html
日向坂で会いましょう #219 茉莉式天才相関図を作ろう! 高瀬は泣いちゃう。春日は引いちゃう。 4期生も入り、新たな関係性も構築されたということで、森本の持ち込み企画「茉莉式天才相関図」が実現した。天才相関図には、高瀬から春日に向かって「泣いちゃう」の矢印が書かれていた。 森本によれば「高瀬さんが春日さんのことを好きすぎて、顔見るだけでウルッと来ちゃうみたいな」と高瀬の涙腺事情に言及。高瀬も「私、滅多に泣くことってないんですけど、オードリーさんの東京ドームに行きますって、ステッカーをいただいたときに春日さんの目の前で号泣してしまって」と春日前号泣事件を事実と認め、「自分でもびっくりするぐらい、こんなに春日さんの事好きだったんだって」と謎の公開告白を披露した。 春日も「ありがたい話じゃない」と受け止めるが、「ありがたいなと思いつつ、引いちゃいましたけどね」と手のひらを返した。浜谷から「春日さんから矢印で『引いちゃう』って」と提案され、高瀬は「やだやだやだ」と拒否。春日も「書いといて」と勧め、相関図に不名誉な矢印が足されかける騒ぎとなった。
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/482.html
921 名前:名無しの紳士提督[sage] 投稿日:2014/07/11(金) 21 53 18 ID gwrlt5PY ところで艦娘に自分が昔好きだった人を重ね合わせる人っていたりするんだろうか? 922 名前:名無しの紳士提督[sage] 投稿日:2014/07/11(金) 23 08 58 ID b7os42yo 921 ある時、海域にてドロップした艦娘 それは深海棲艦による最初の犠牲者の一人として記録されている 提督のかつて愛した人にそっくりいやそのものであった… 声 仕草 見た目 すべてがそっくりであり、まるで還ってきたかのような… しかし、ただ一点彼女と違う点があった 「初めまして!あなたが私の提督ですか?」 「キミは一体誰だ、いやなんなんだ!」 とかいう話 これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
https://w.atwiki.jp/83452/pages/16292.html
その夏の合宿は、楽園みたいな時間だった。砂浜を歩いて振り返ると、遠くまで足跡が続いている。 そんな楽しさをもって、私はその夏を何度も思い出す。 四人での練習は実際のところ捗らなかった。ぐうたら律にゴロゴロ唯で、ムギはうふふ。 けれど、溶けたアイスみたいにだらっとした時間を過ごすのは意外と好きだった。 日が落ちてからが合宿本番。やはり練習はしなかったものの、皆でやった花火は鮮やかで素敵だった。 手にした線香花火の小さく爆ぜる儚い音を聴きながら、私は目を閉じて、昼間眺めた海に思いを馳せていた。 ――――どこまでも続く白い海岸線と、歩いてきた足跡。 それらが波や風によって簡単に消えてしまうように、この線香花火の思い出さえいつか風化すると思うと、切なかった。 やがて、ぽとりと灯が落ちる。 しんみりとした中で唯だけが、なにかごそごそやっていた。 ふいに、ほわりと明るくなった。 ギターを抱えた唯の背後に、幾重にも炸裂する火花だった。何よりも私に眩しかったのは、唯の笑顔だった。 無邪気に笑う、少女。 潮風に髪は撫でられ踊る。 暗闇を照らす幻想的な光の中で、軽やかに歌いながら、唯はギターを掻き鳴らす。 私の胸を、音速や光速すらも超えたスピードで、貫いていく何かがあった。 「澪ちゃんありがとう!」 露天風呂の中で、唯は私の手を取って言った。 「合宿しようって澪ちゃんが言ってくれたお陰で、こんなに楽しいよ」 やめてくれ、と強く思った。むしろ私が、唯の何倍も感謝したい気持ちで一杯なのだから。 一生懸命楽しんだはずの合宿の最後に、消えて行きそうな気持ちだった私を救い上げてくれたのは、唯だよ。 そんな言葉はぶくぶく湯の底に沈んでしまって出てこなかったけれど。 握られた手だけは、強く、握り返した。 それが最初だった。胸を撃ち抜かれたのは。 ヒットマンは唯だ。四六時中私に不意撃ちを狙ってくる。 例えば練習中、律の走り気味なシンコペーションをうまくカバーする唯を褒めたりする。 すると唯は急にしおらしくなり、もじもじとして曖昧に微笑む。 そんな仕草をされると、なぜだか私は撃たれた人のように胸を押さえてしまう。 そして、もっと唯を褒めてあげたくなる。 唯のそうした態度の原因は、少しだけ判る。恐らく、褒められることに慣れていないのだ。 明るさが取り柄、もとい明るさくらいが取り柄の唯は、わりと失敗が多い。 日に三度も、クラスの異なる私のところまで教科書を借りに来たり、そのまま返すのを忘れたりする。 そういう唯だからこそきっと、褒められると嬉しいんだろう。 それは引っ込み思案でなかなか人前に立てない私が、大きく共感する部分でもあった。 二年に進級した私は唯について考え過ぎていた。 だからだろうか、その頃からある病の症状が顕れだした。 唯しか歌詞に書けない、という奇特な病である。 「……駄目だ、次……」 次の言葉は浮かんでこなかった。 メモをちぎっては投げちぎっては投げ、何度繰り返したことだろう。 一向に終わりが見えない泥さらいのような作業にも、とうとう限界がきた。 ムギが作ってきた曲は、今までになく素晴らしかった。間違いなく放課後ティータイムというバンドの名曲になる。 約二時間前、帰宅した私は張り切って作詞へと取り掛かった。 溢れだす言葉を綺麗に並べるようにして完成した詞は、傑作と呼ぶに足る出来だった。 ところが、一つの問題があった。 詞の中で恋をする人物は、明らかにある一人を連想させた。 これはちょっと恥ずかしい。だんだんと歌詞にするにはこそばゆい言葉にも思えてきて、そこから二時間に渡る苦闘が始まった。 結果は惨敗。唯という枷が私をとらえて離さなかった。 頭を切り替えるために、お風呂に入ることにした。 湯槽に浸かって一息つくと、湯煙の立ち上る先をじっと見つめた。両の手で湯をすくって、意味もなくそこに映るぼやけた顔を眺めた。 あの時、唯の右手を握ったことばかり思い出していた。 ふと、頭の中が唯で一杯になっていたことに気付き、慌てた。 体を洗っていても、いつの間にか唯のことを考えている。 唯もこんなふうに汗をかいて汚れるのだろうかと考えた瞬間、背筋を何か暗い欲望めいたものが走った。 いけない、いけない。これ以上考えてはいけない。 適当に勉強を済ませて、日付が変わる頃に床についた。 暗い部屋の中で、今夜は唯を夢に見るような予感がした。 けれど、気が高ぶり始めたお陰で、いつまでたっても睡魔の誘惑はやって来なかった。 明け方になって空が白み始める頃に、ようやく私は意識を手放した。 放課後の部室はいつもどおりの、甘くてどこか腑抜けた雰囲気だった。 「みぃおー! どうしたんだよぅ、顔色悪いぞー?」 「あぁ、少し寝不足気味なんだ」 「あらあら。紅茶飲んでしゃっきりしましょう」 「ムギちゃーん、ウマイ! もう一杯!」 「唯先輩……、一体何杯目なんですか」 ムギのいれてくれる紅茶は美味しい。高級な銘柄なのも一つの理由かもしれないが、丁寧にいれてくれることが一番大きいと思っている。 私もかつて紅茶をいれてみたことがあるけれど、ムギのようにはいかなかった。 「澪先輩、悩み事でもお有りなんですか?」 梓が心配そうな表情で尋ねた。なんと答えたらよいものか、返事に窮した。 「律ちゃん! これはまさか!」 「唯! これはそのまさか!」 『恋!』 きゃっきゃうふふ。ハモった二人は意地の悪いニヤニヤ顔だ。 「二人ともアホか。さて、そろそろ練習を始めよう」 実際、二人の言うとおりなのかも知れなかった。これが恋じゃなかったら他の何も恋と呼べなくなる。そんな気がした。 だからって、私が女の子を好きになるなんてあり得るだろうか。 初めて好きになったのが、唯だなんて。 ベースラインをなぞる。律はやっぱり走り気味だけれど、調子は良いみたいだ。前奏が終わり歌が入った。 唯は楽しそうに歌う。 ボーカルはマイクに齧りつくくらい近づいて歌うものだ、と教えたのもずっと以前のことだ。 茶気の強い柔らかな髪が、揺れていた。 その瞬間、花火が咲き散る浜辺の光景が目の前に現われた。 「ストップ、すとーっぷ! おい澪! 大丈夫か?」 「あ、……すまないな、中断させて」 突然の立ち眩みに、私は思わずアンプに寄りかかってしまった。四人が不安げにこちらを見ていた。 「澪先輩、やっぱり変です。休んでください」 梓が私の手を取った。痛いくらいに掴まれた手から、その気持ちが分かった。 「……ああ、そうするよ。心配かけてごめん。梓も、みんなも」 梓の頭を一撫でして、私だけ一足早く下校することにした。 翌日の朝、ホームルームの前に律から呼び出された。階段を上ると、音楽室の扉に寄りかかって律が待っていた。 「おはよう、律。用ってなんだ?」 「来たか。まあ、中で話そう」 いつも五人で囲む机に二人で向き合って座る。口火を切ったのは律だった。 「用って言っても、大したことじゃなくてさ。その、少し話を聞きたいんだ」 「話って、なんのだ?」 「お前、昨日変だったからさ」 どうやら私の様子を訝しがってのことらしい。まったく、妙なところで律は優しかったりする。 昨日恋だなんだって騒いでたのは誰か、すっかり忘れているんだろう。 「悩み事がある」 「おう」 「それだけ」 「おう!?」 律はひどく心外そうに驚いた。 「正直言って、あまり他人に話したくない類の悩みっていうかさ」 「澪は私の親友だろ? 他人じゃない」 「律にも話せないことだって、私にはあるよ」 「私にはない!」 「いや、あるだろ一つくらい!」 「……うん、あった。今まで言えなかったけど、私、澪のこと愛してるぜ」 「茶化すな! とにかく放っておいてくれ!」 そう怒鳴った瞬間、律からすぅっと表情が消えた。そして、口元が卑屈な形に歪んだ。 「はいはい、すまなかった! カンケイナイ私はどうせ澪ちゃんの力にもなってあげられませんよーだ!」 「怒るぞ」 「もう怒ってるし」 「怒ってない!」 私が叫んだのと同時に、チャイムが鳴った。 「ホームルーム、始まる。戻ろう」 そう言った律の声音には義務的な冷たさが滲んでいた。もう絶対律なんかと口を利くもんか、と心に誓った。 ……過去に何度も破られた誓いではあるが。 放課後、無愛想な律の他には変わりない部活の時間。 「あずにゃーんっ!」 「ひゃわぁっ! くっつかないで下さい唯先輩!」 「んー、なんか今日のあずにゃん良いにほい……」 その常の光景が、私を苛立たせる。 唯に抱き締められ、うなじの匂いまで嗅がれている梓が、どうしようもなく羨ましかった。 こっちは律と些細な喧嘩を始めてしまったというのに、その責任の一端すら負ってくれないような能天気さ。 唯のそういうところも好きだったはずなのに、今日に限っては逆撫でされるような感じもする。 「ほ、ほら澪先輩だって見てるじゃないですか。離れてくださいよっ!」 「あ、いや私は別に……」 決まりの悪そうな梓は、申し訳なさそうな顔だ。そんな顔をしなくてもいいのに。 私は確かに妬いているけれど、それで梓が疎ましいなんてこれっぽっちも思っちゃいないのだから。 「私と仲良くするの、澪ちゃんに見られたくないってこと?」 「簡単に言えばそうです」 「あずにゃんは澪ちゃんのこと……、ほうほう!」 「な、何言ってるんですか!!?」 梓の叫びが音楽室に反響した。 「あらあら、梓ちゃん落ち着いて。はい、紅茶」 「………うぅー……」 ずずーっとカップを啜る梓の頬には、紅茶に見劣りしないくらいの綺麗な赤みがさしていた。 その動揺っぷりを眺めて楽しみながらも、拗ねて口を利かない軽音楽部長の意地をどうやってほぐそうか、私は頭を悩ませていた。 律は何も考えていない様子でいつもの席につき、ジョン・ボーナムだとかのステッカーを貼った机の一隅をぼんやり眺めている。 「なぁ、律?」 「……決めた! 今日の部活はこれでおしまいだ!」 突然の終了宣言とともに、律は椅子から勢い良く立ち上がった。 「なんでですか律先輩!」 「そうだよ、まだ全然練習してないよ律ちゃん?」 「理由は一つ!」 そして、仰々しく言い放った。 「私が決めたから」 渋々、唯と梓は折れた。ムギは律の身体を心配したが、部活を切り上げることについては何も言わなかった。 律の気まぐれに振り回されるのも馬鹿らしかったので、皆で帰る途中、私は忘れ物をしたと嘘をついた。 先に帰ってくれと伝え、一人で音楽室に戻った。 そこはひたすら静かだった。五人でいれば賑やかなはずの空間は、放課後の学校から切り離されたような静寂に満ちていた。 防音設備がしっかりしているお陰だろうか。今ここで歌っても恥ずかしくない。そう思った。 新しい曲につけたばかりの歌詞を思い浮かべる。 同時に、一人の女の子の面影も浮かぶ。茶色のかかった髪のふわりと揺れる、それがとても印象的な、優しい笑顔の女の子で。 ムギの旋律が、その輪郭を縁取っていく。 大きく息を吸って、私は歌った。 夕日が差し込む、誰一人いない、眠ってしまったかのような音楽室の片隅に、調べをのせるのは、綺麗なキャンバスに絵の具を塗るみたいに楽しく、寂しい一人遊びだった。 私はそれに興じた。 頭を働かせずできる遊びであったし、深く考えたいこともなかった。 一方で、やはり取り組むべき実際問題もあった。 だけど、それが何だろう。 私は今まで数多くの問題を積み残してきた。 あの楽園みたいな夏の日だって、日常から逃げ込んだからこその非日常だった。 そういった、性情の、現実からの根本的な忌避の観念を、持て余すのが私だった。 時々こうした遊びに耽るのも悪いことではない。 慰めであり、逃避でもあるけれど。 「澪ちゃん!」 歌を終えると、背後から突然私を呼ぶ声がした。こんなこと前にもあったな、なんて考えながら、振り返った。 「やっぱり唯か。先に帰って良いって言ったぞ、私は」 「えへへ、なんか澪ちゃんのこと気になっちゃって」 ギターをケースから取り出してアンプに繋ぎ、唯は椅子に腰掛けた。 「今の曲、新しいやつだよね?」 「ああ、そうだよ」 「私が伴奏つけてみるから、澪ちゃん歌って!」 「え、それは……ちょっと」 「さあさあさあ!」 私に構わず、唯はコードを鳴らしはじめた。さっきメロディをちらっと私の歌で聴いただけなのに、だいたい判るらしい。 「平沢ミーツ秋山セッション! わーん、つー、すりぃ、ふぉう!」 歌うしかなかった。 こんなにも楽しそうにギターを弾いているのに、こっちが恥ずかしがって歌わないなんて失礼に当たるだろう。 どんなに大勢の観客を前にして歌うより、唯と二人きりで歌う方が緊張する。 声は震えて、今にも音を外しそうな不安定さだ。それがまた恥ずかしくて、声が小さくなる。 けれど、歌うのだけはやめなかった。 「澪ちゃんありがとう! 良かったよー!」 「う、ぅわっ!」 子犬みたいに、唯が飛び付いてきた。胸元に、ほんの近くに、柔らかな髪が揺れている。 駄目になりそうなくらい、心臓が早鐘をうっていた。 「歌詞も、素敵だったし。恋の歌だね」 「うん、そうなんだ。臆病者の恋の歌……みたいな」 「あは、なんか澪ちゃんみたい」 「ど、どこがっ!?」 唯はクスクスと、私の胸に顔を埋めて笑っている。その仕草がまた可愛いくて、胸が苦しくなる。 もしかして、私のこんな考えさえも見透かして言っているのだろうか。 「澪ちゃんって、いつも引っ込み思案なところ、あるから」 確かにそれは、認めざるを得ない。 「……というか、そろそろ離れてくれ」 「ええー、澪ちゃんはあずにゃんより珍しいのに」 謎のレア物扱いをされたけど、唯は私から身をひいた。少しだけ名残惜しい気もした。 思えば、唯にくっつかれるなんて殆どなかった。くっつきやすいオーラみたいなものが、おそらく私には足りていないのだろう。 その後、軽く曲を練習して、唯と一緒に帰った。 ほぼ距離がないくらいまで、親しい仲は築けていると思う。 しかし、そこから先にどう進んだものか、私に判るはずもなかった。 いよいよ部活では、新しい曲の練習が本格的になった。 私の書いた歌詞を、ムギは顔を綻ばせてじっくり読んでいた。 律には、歌詞がなかなか書けずに困っていたこと、心配してくれたのは嬉しかったこと、言い方がきつくなったのは悪いと思っていることを話した。 たったそれだけで以前のように口をきいてくれて、私は安堵した。 案外、律への依存が大きいのかもしれない。 小学校の頃から一緒の仲だし、お互いがお互いの体の一部みたいなものだから、付き合いがない状況に違和感を覚えるほどだ。 新曲のボーカルは唯がとることに決定した。ムギの判断だ。 私も唯に歌ってほしかったから、ムギに賛成した。梓は、私が良かったみたいだけれど。 演奏していると、唯をちらちらと見てしまう自分に気付いた。 楽しそうな様子に、見ているこっちが幸せになるみたいだった。 すると、唯もこちらに気付いて、にこりと笑う。 轟音の中で時が止まるような瞬間。すべての音が消えるような錯覚。 けれど次の刹那には元通りになっている。そんな魔法みたいな一瞬一瞬を、唯は私にくれる。 それは私だけに向けられる優しさではなかった。 誰にでも分け隔てなく接するし、誰からでも好かれる。 それは素敵なことであり、同時に、私のささやかで傲慢な不安―――唯が誰かのものになること―――を掻き立てた。 彼女の美徳をひとつ知って、焦りにも似た、愚にもつかない考えが頭を過るたび、自分が嫌いになっていった。 醜い自分をひとつずつ、発見していくみたいだった。 そのすべてを数え終えたところでどうしようもないことを、私は知っていた。 2