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はいはい、メニュー2ですよ メニュー? 水銀燈 水銀燈2 水銀燈3 水銀燈4 水銀燈5 水銀燈6 水銀燈7 水銀燈8 金糸雀 金糸雀2 薔薇水晶 薔薇水晶2 薔薇水晶3 薔薇水晶4 薔薇水晶5 薔薇水晶6 巴 巴2 海苔 海苔2 ベジータと愉快な仲間達 ベジータと愉快な仲間達2 ベジータと愉快な仲間達3 げんしけんと薔薇水晶 他クラスの話 先生のお話 全員 全員2 全員3 全員4 全員5 全員6 全員7 全員8
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JUM「おいお前ら!なにやってんだよ!」 雛「ジュ~ンなんらかね~気持ち良いのぉ~」 水「あぁらジュンちゃん。一緒に飲みましょ~」 薔薇「・・・・・・・・・・・ひっく・・・」 JUM「お前ら酒くさっ・・・誰だよ飲ませたのは!」 珠「ごめんねジュン・・・。あたしがね、飲もうってね、言ったからね・・」 JUM「真珠が?」 珠「うん・・・。許してくれりゅ?」 JUM「・・・・・おいお前ら・・・僕にも酒を持ってきてくれww」 真紅「・・・・zzzz」 金「今日は倒れるまで飲めぇかしらぁぁああ」 ~お昼休み~ 雛苺「お昼休みはウッキウッキウォッチングなのー」 真紅「さて、お昼は食事の時間だわ。」 雛苺「蒼星石と翠星石と真紅と机をくっつけるのー」 水銀燈「ねぇ、真紅ぅ」 真紅「あら水銀燈、どうかしたの?」 水銀燈「真紅ぅ、わたしのお弁当、知らなぁい?」 真紅「あら?あなたさっき、食べたばっかりじゃないの」 水銀燈「ハァ!?」 蒼星石「しょうがないな、水銀燈は。おかずをわけて欲しければ素直に言えばいいのに」 雛苺「ひなのお弁当は、誰にもあげないのー」 翠星石「翠星石のお弁当も、水銀燈なんかにあげる義理なんてないです~」 水銀燈「ち・・・ちが・・・本当にないの・・・」 真紅「水銀燈?あなた、ちょっとしつこいわよ。」 ~LHRの時間~ 梅岡「突然だが・・・クラスの思い出作りのため、肝試しをやろうと思う!」 翠「はぁ!?なんでそんな面倒なことせにゃならんですか!?意味わかんないです!!」 梅岡「(軽くスルー)じゃあ男女ペアを作れ!!週末の夜決行だ!!・・・だが笹塚、お前は立ってろ!」 薔薇乙女一同「ジュン!!組みましょう!!」 翠「まあチビ人間しょうがないからこの私が組んでやるです、ありがたく思うです!」 雛「ああ~!!ずるいの!!雛と組むの~!!」 翠「やかましいですチビ苺!!」 真「でも不公平よ・・・ジュンは私の下僕なのだから私と組むのが当然の道理だわ。」 蒼「・・・。(ぼ、ぼくも・・・。)」 水「ジュン~、大人しく私とくみましょう~♪」 J「・・・わかった、わかったから、ここは公平にクジで決めよう・・・。」 金「楽してずるしてジュンのペアはカナが頂きなのかしら~!」 ベ「で、俺たちはどうなるんだ?」 スネーク「・・・。」 笹「僕もだよ・・・じゃあ二人で組もうか・・・。」 スネーク「・・・。」 べ「そうだな、組もうか・・・。」 スネーク「・・・ここからが本当の地獄だ。」 梅岡「結局… ジュン&水銀燈 金糸雀&雛苺 翠星石&蒼星石 真紅&薔薇水晶 ベジータ&笹塚 ・・・に決まったわけだな・・・まあ無難っちゃ無難だな」 梅岡「ところで・・・俺は??」 一同「!!??」 スネーク先生「これからが本当の地獄だ・・・。」 銀「私たち恋人同士なんだかぁら、いいでしょう」 J「わかったよ・・・あーん」 銀「うふふ、どう美味しい?」 J「うん、美味いよ」 銀「こんどはぁ私に食べさせて」 J「ほら、あーん」 教室で人目もはばからずに仲良くお弁当を食べさせあう二人 その二人を見つめる視線が6つ・・・ 雛「二人ともらぶらぶなのー」 金「見てるこっちが恥ずかしいのかしら」 翠「まったくです」 真「嘆かわしいのだわ、神聖な教室で」 蒼「まぁいいじゃないか、二人は付き合ってるんだし、ねえ薔薇水晶?」 薔薇「・・・銀ちゃんの・・・お弁当のシュウマイ・・・美味しそう・・・」 真「あなたは少し黙るのだわ」 薔薇「・・・(´・ω・`)」 真「まったく、これ以上いかがわしい行為をしないように注意してくるのだわ」 蒼「やめなよ真紅」 蒼星石の制止も聞かずに二人に近づく真紅・・」 真「二人ともちょっといいかしら」 銀「あらぁ、真紅なにかよう?」 真「教室であまり・・・その・・・・ジュンとくっつかないでほしいのだわ」 銀「いいじゃない、私たち恋人なんだからぁ」 真「風紀上好ましくないのだわ」 銀「別にぃこれくらぁい普通よぉ・・・あ、ひょっとして真紅ったら妬いてるのぉ?」 真「ち、違うのだわ、あ、あなた達はほうって置くとそれ以上の行為を神聖な教室でしそうだから注意に来ただけなのだわ」 銀「・・・・(////)」 真「水銀燈?」 J「・・・(////)」 真「ジュン?・・・あなた達まさか」 銀「ち、違うのよ・・・あれはジュンが無理やり」 J「お前が「だれもいないからしましょう」って誘ってきたんじゃないか」 銀「私はキスしましょうって言ったのよ、それを無理やり机に押し倒したりして」 J「て、抵抗しなかったじゃないか」 銀「そ、それは・・・(////)」 真「あなた達・・・・」(ドドドドドドド) J「まて、真紅話せばわかる」 銀「そ、そうよ真紅話を聞いて」 真「いい加減にするのだわーーーーーーーーーーーーーーー」 活火山真紅爆発 ベ「ジュン、ここからが本当の地獄だ」 薔薇「・・・銀ちゃんの・・・・シュウマイウマス・・・」 お終い カラオケ?にて 翠「このー木なんの木気になる木ー」 ベ「このー気なんの気気になる気ー」 蒼「珍しいデュエットのペアだね……」 J「名前も知らない木ですから 名前も知らない木になるでしょう ってどういう意味だ?」 紅「そんなことは簡単よ。この歌は神様が歌っているのだわ」 J「ど、どういうことでしゅか?」 紅「神様が名前も知らないということは、この木の名前は名前も知らない木」 J「ほう……」 紅「つまり、JUMは真紅の家来、だから真紅の家来になるでしょうってことよ」 J「さっぱり分からん」 紅「いいこと、JUM。私たちはみんな、神様が作った人形なの。人の上に人はいないのだわ」 J「じゃあ僕はなんで家来なんですか」 紅「それは契約をしたからでしょ。あれは幼い日のことだったわ」 J「回想シーンはスキップ」 紅「私たちはみな神様に愛されている。だからジャンクなんていないのよ」 J「わー。素晴らしいね(棒読み)。で、オチは?」 紅「オチは考えてないわ。だから考えてないオチになるでしょう」 J「オーマイゴッド!インスパイヤーTHEネクスト、次いってみよー」 JUMはいつも帰りは公園のベンチで一息付いている。 彼の周りには可憐で美しい”薔薇学園の七人”と呼ばれる女の子達が居るのだが 彼女らとの関係は友達止まり。 それを嘆いて、公園のベンチでせめてでも想像の世界ではと妄想していた。 案の定、周りに人が居ないので彼女らと居ることを想定して甘い言葉を吐いた。 JUM「ほら、恥ずかしがらずに出て来いよ・・・そんなに僕の事が好きなのか?それなら、そうと はっきり言ってくれればいいのに。本当にお前はかわいいな」 自分で言った後、恥辱で顔を真っ赤にしようとした時、茂みから一斉に何かが飛び出した。 水銀燈「ばっ、馬鹿じゃあない!!だぁれがあんたなんかの事ぉ!!」 金糸雀「どうして、そ、それを・・・って、騙されないかしらー!!」 翠星石「チビ人間が翠星石に向かって、かわいいと言えるなんて100億年早いですぅ!!」 蒼星石「・・・僕・・・あの・・・えっと・・・その・・・」 真紅「下僕が舐めた口利いてっ!いいわ、永遠に私の下僕にしてあげるのだわ!!」 雛苺「雛も好き好き好きなのー!」 真珠「あたしも~…ってそれ本当???」 お互いがお互いを見回す。 そして、5人は下を向いて赤面し、1人はJUMに抱きつき、最後の1人は幸せな未来の計算をしていた。 TV「ヘルプ!ちゃららら~ 開運なんでも鑑定団!今日のお宝は~」 「それでは最初の依頼人、どうぞ」 J「あっ、あれ真紅じゃん」 「真紅さん、これはなんですか?」 「幻のドールといわれている、ローゼンメイデンですわ」 「(VTR)18世紀、ドイツの人形師ローゼンが作ったといわれる~」 J「なんかすごそうだな」 「いち、じゅう、ひゃく、せん、まん、じゅうまん、ひゃくまん、せんまん、いちおく」 J「1億2000万だと!」 J「あのさ、ローゼンなんたらっていう人形知ってる?」 蒼「ローゼンメイデンなら僕、持ってるよ」 翠「翠星石も持ってるです」 J「お、おまえらって一体何者?」 蒼「ローゼンは遠いご先祖なんだ。RMは家宝でね」 J「なるほど。そういうことか(お前ら全員遠い親戚かよ)」 翠「お前欲しいのですか?でも、頼まれても絶てー売らねーですよ」 J「僕は1億円なんて持ってない!」 蒼「1億円?何の話だい」 J「真紅がお宝鑑定団に出てたんだよ」 蒼「そうなんだ」 翠「でも水銀燈のはダメです。壊れてるですよ」 銀「ジャンクなんかじゃ、ない…!!」 翠「やーいジャンクジャンク」 蒼「やめなよ翠星石」 銀「くっ…」 J「水銀燈、まあヤクルトでも飲んで落ち着けよ」 銀「なによぉヤクルトヤクルトって、バカにしないで!」 J「すいません……(いつもヤクルトヤクルト言ってるの誰だよ)」 ホームルーム 巴「それじゃ社会化見学どこに行くか決めます。意見のある人」 翠「はーい。ヤクルト工場がいいと思いまーす。誰かさんが喜ぶですぅ」 蒼「クスクス」 銀「くっ…」 銀「ってことがあったりして。いつもいつもからかってくるのよぉ」 J「そうか。本当
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水銀燈「…フフ、真紅、あなた今日は、いつもより一段とかわいいわねぇ…」 真紅「…姉さんにそう言ってもらえると嬉しい……姉さんはいつも美しいのだわ…」 水銀燈「…フフ…お風呂、もう沸いてるから先に入ってきたらぁ?」 真紅「……姉さんも一緒に…入りましょうよ…ダメ?」 水銀燈「…まったく、しょうがない子ねぇ…」 真紅「…ウフ、嬉しい…」 水銀燈「…あん…そんなに強く抱きしめると、痛いわぁ…真紅…」 真紅「…姉さん、好きよ、大好きよ…」 水銀燈「…フフ…分かってるわよぉ…私もよ、真紅…大好きよ…」 水銀燈「…湯加減はどう?…真紅」 真紅「…ええ、とってもいい気持ちよ……それにしても姉さんは胸が大きくて羨ましいわ…」 水銀燈「…フフ…真紅はいつもそれねぇ……そんなに胸大きくなりたいのぉ?」 真紅「…姉さんのような綺麗な胸ならなりたいわ…」 水銀燈「…胸が大きくなるツボを知ってるわぁ…試してあげましょうかぁ?」 真紅「…姉さんの好きにして……」 水銀燈「…フフ…かわいい胸ね…真紅…」 真紅「…姉さんたら…からかわないで…」 水銀燈「…ここをね…指でよぉく刺激するのよ…」 真紅「…!…はう」 真紅「…あ…姉さん、すごいわ…私…」 水銀燈「…フフ…黙ってなさぁい…おばかさぁん…」 真紅「…だって、……あ…あう」 水銀燈「…どお?…気持ちいいでしょう?」 真紅「…気持ちいいわ…姉さん…はぁぁ…」 水銀燈「…フフ…真紅ったら…顔が真っ赤よぉ…」 真紅「…だって…だって…恥ずかしいもの…ん…」 水銀燈「…あら、真紅…下の方も欲しがってるみたいね…」 真紅「…いや、私…恥ずかしい…」 水銀燈「…ウフ…真紅…我慢はよくないわよぉ…」 真紅「……も、もう我慢できないわ、姉さん好きよっ!大好きよ!」 水銀燈「…フフ…大声ださないのぉ…」 真紅「…だって、私…私…」 水銀燈「…わかってるわよ……私の大切なお人形さぁん…」 真紅「……姉さん…強く抱きしめて…キスして…」 水銀燈「…フフ…はい、はい……チュッ…」 真紅「…ん…っはぁ…ん…はぁはぁ…ん~…」 水銀燈「…フフ……ホントに…ん…かわいい子ね…私たち…んん…いつまでも…一緒よぉ…」 真紅「…うん…姉さん、ずっと愛してるわ…大好き…」 水銀燈「…私も愛してるわ……ほら…のぼせるから続きはベッドでしましょう……」 真紅「……うん」 了 真紅「…姉さん…気持ちよかったわ…」 水銀燈「…私もよ…久々に燃えちゃったわ…」 真紅「………姉さん…キレイだし…スタイルもいいから…いっぱい男が…言い寄ってくるでしょう?」 水銀燈「…ウフフ…何?心配してくれてるのぉ?……大丈夫よ…私には貴女というすばらしい相手がいるんだから…」 真紅「……姉さん」 水銀燈「…さ、服を着なさぁい…カゼひくわよ」 真紅「…うん」 水銀燈「…おつまみ作ってあげるから、ちょっと待ってなさいね」 真紅「…(…姉さん…優しい)」 今度こそ終わり
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駅前のスクランブル交差点に面したビルに設置された大型ディスプレイの中で、 彼女は今日も楽しげに歌っていた。 流れているのは、つい先週に出たばかりのラブソング。 生活スタイルが異なり始めた二人が、すれ違い、もつれ合いながらも ハッピーエンドに向かって駆け抜ける……という歌詞だ。 『終わらないストーリー』 ディスプレイに映る彼女に見入っていた僕の腕を、薔薇水晶が引っ張った。 薔「笹原くん。信号、変わったよ」 笹「ん……ホントだ。早く渡ろう」 僕たちは手を繋ぎながら、彼女の歌をBGMにして横断歩道を渡っていく。 今日は、久しぶりにウィンドウショッピングを愉しむ約束だった。 薔「この曲、すごく良いよね」 横断歩道を渡り終えたところで、薔薇水晶は僕の横顔を眺めながら言った。 薔「私、CD買っちゃった」 笹「ああ、僕もだ。結構、売れ行きも良いみたいだよ。オリコンチャートを 見たら、ミリオン近い数字が出てた」 薔「本当に? なんか、凄いよね。同級生にアイドル歌手が居るなんて」 笹「だよなあ。正直、ここまでメジャーになるなんて思わなかったよ」 翌日、珍しく彼女が登校していた。 笹「よお。久しぶりだな、メグ」 メ「あら。おはよう、笹原くん。会いたかったわよ、ダーリン♪」 笹「今日は来られたんだな。最近、休みがちだったから心配してたんだ」 メ「出席日数がヤバいのよ~。留年したら、どうしよっかな」 突然のスカウト。そしてデビュー。 天性の美貌と持ち前の歌唱力で瞬く間にスターとなったにも拘わらず、 メグは三ヶ月前と変わらず、至って普通の高校生然としていた。 余りにも突然の激変で、彼女自身、まだ戸惑っているのかも知れない。 メ「でも、みんな応援してくれてるし、頑張らないとね」 笹「あんまり無理するなよな」 メ「大丈夫大丈夫。笹原くんに会えて、元気が出たから」 けれど、そう呟いた彼女の横顔には、少しだけ疲れが見えた。 テレビや雑誌でメグの姿を見る回数に反比例して、登校する回数は減っていった。 そんなに仕事が忙しいのだろうか。時々、携帯のメールで連絡を取り合うけれど、 なかなか都合が付かなかった。たまには、会って話をしたい。 薔「最近、メグちゃん学校に来ないね。元気にしてるのかなぁ」 笹「うん。歌番やバラエティで見てる限りじゃ、元気そうなんだけど」 薔「この頃はメールの数も減ってるし、なんか心配だなぁ。 笹原くんは彼氏なんだから、電話で話とかしてるよね?」 笹「彼氏ったって、形ばかりの関係だよ。最近じゃ、話すどころか週末に 会うことすら出来ないんだから」 薔「そうなの……なんか寂しいね。あ、ちょっと駅前の本屋に寄って良い?」 笹「ああ、勿論」 駅前に来て、あの大型ディスプレイを見上げた僕たちは、思わず言葉を失った。 薔「ちょっと、笹原君! あれって――」 午後のワイドショーを垂れ流すディスプレイには、芸能関係のスクープが 下衆なタイトルと共に、しつこいほど繰り返し映されていた。 【大物新人アイドルと、有名若手俳優の交際疑惑】 【熱愛発覚!! 新人アイドルと――】 【深夜のお泊まりデート激写!】 それは紛れもなく、メグを誹謗するものだった。が、全てを嘘と言い切る根拠もない。 裏切られた――いや、そもそも僕なんて凡人が、彼女と釣り合う筈ないじゃないか。 悔しくて、情けなくて……僕は薔薇水晶を置いて、家まで逃げ帰った。 彼女はもう、違う世界の人間なのだと思い知らされた。 何が彼氏だよ。僕には、彼女を追い掛けるだけの能力も、ルックスも無い。 携帯に、メグからメールが届いた。 【メ】今度の土曜日に、会えないかな? 今更、会ってどうなるって言うんだろう。例のスクープについて、 言い訳を聞かされるだけじゃないのか? 惨めすぎる、そんなの。 【笹】ゴメン。都合が悪くていけない 送信しようとして、思い止まった。良い機会じゃないか。 この際、彼女と別れよう。会って、ハッキリ伝えるんだ。 了解の返事を打ち込んで、僕はメールを送信した。 薔薇学園の裏にある明伝城址公園で、僕たちは待ち合わせていた。 メ「お待たせ、笹原くん。ちょっと、遅くなっちゃった」 ベンチに座っていた僕を見て微笑み、メグは隣に腰を降ろした。 私服姿の彼女は、以前よりもずっと華やいで見えた。そりゃ当然だろう。 僕らなんかとは住む世界が違うんだ。服だって、きっとブランド物さ。 笹「別に、大して待っちゃいないさ。それより、今日はどうしたんだよ」 メ「ちょっと、ね。最近、色々と有りすぎて疲れちゃった」 笹「お忍びで息抜きってやつか」 メ「まぁね。それに、笹原くんとは最近デートしてなかったし」 デート、か。なんだか、お情けをかけられてるみたいだ。 惨めだな、まったく。 笹「デートなら、僕より相応しい奴等が居るだろ」 メグが息を呑む音が聞こえた。実際、今の彼女には最も触れられたくない話題だと思う。 けど、だからこそハッキリ言わなきゃならないんだ。 笹「最近、ワイドショーとかで騒がれまくってるだろ。そいつと――」 メ「待って! ちょっと、私の話を聞いて」 メグは強い口調で、僕の言葉を遮った。 メ「ねえ、笹原くん。まさか、あんな報道を信じてなんかないわよね?」 笹「信じるなと言われたって、ああも写真週刊誌とかで書かれてるとな。 別に、良いんじゃないか? メグはもう雲の上の人物なんだし、 派手な私生活も、芸能人のステイタスみたいなもんだろ」 メ「ばっ、バカねえ。あんなの全部、誤解なんだって」 誤解でも、何でも良い。もう、諦めはついてるんだから。 笹「あのさ……メグ。僕たち、もう別れないか」 メ「えっ――」 信じられないと、彼女の見開かれた眼が語っていた。どうして? と。 リップグロスを塗った彼女の唇が、戦慄いている。 何かを言おうとして、言葉にならない。そんな様子だった。 メ「――どうして、そんな事を言うの? 最近、殆ど会えなかったから?」 笹「言ったろ。住んでる世界が変わったんだよ。こんな関係を続けるのは、 お互い、もう無理なんだ」 メ「そんなの身勝手だわ! お互い、もっと会う時間をつくる努力すれば いいだけの話じゃないの」 笹「そりゃ、出来ることなら、そうしたいよ! けど――」 僕には、君を引き留めておくだけの力は無いんだ。 笹「もう、ダメなんだよ。僕たちは」 メ「――――っ!」 ぱんっ! メ「笹原のバカっ! あんたなんか最っ低の大バカよ! 大っ嫌い!」 メグは僕の頬を叩き、一頻り喚いて、目の前から走り去ってしまった。 胸が苦しかったけど、これで良いんだと自分を慰めた。 僕はまだ、メグのことが好きで好きで堪らない。 でも、だからこそ彼女の足枷になってはいけなかったんだ。 そう…………これで良かったのさ。 薔「どうして、メグちゃんをフッたの?」 その夜、薔薇水晶が家に訪ねてくるなり発した質問だ。 僕なりの考えを答えたら、薔薇水晶にも頬を殴られた。 薔「どうして、信じてあげられないの? メグちゃんは笹原くんのこと、大好きなんだよ?」 笹「だからって、高校生の僕が出来ることなんて、高が知れてるだろ」 薔「相談に乗って上げることくらい出来るじゃない!」 笹「話を聞いたって、解決できるかどうか分かんないだろ! もう帰ってくれよ!」 薔「ヤダ! 笹原くんがメグちゃんに謝るまで帰らないっ!」 薔薇水晶はいつになく強引だった。こんな彼女を見るのは初めてだ。 僕は彼女の気迫に圧されて、渋々ながら、メグの携帯に電話を掛けた。 笹「もしもし…………笹原だけど」 メ「――――何の用……なの?」 笹「これから、少しだけ会えないかな? 明伝公園で待ってるから」 メ「――――良いわよ。じゃあ、後でね」 笹「じゃあ、僕は出かけるからな。薔薇水晶は先に帰ってて良いよ」 薔「私も一緒に行くわ。笹原くん一人じゃあ、また喧嘩別れになりそうだから」 笹「もう、そんな事しないって」 とは言え、薔薇水晶が居てくれるのは心強かった。ついさっき別れたばかりで、 どの面下げてメグの前に立てるだろうか。一人きりじゃ、直前で尻込みした筈だ。 明伝公園に僕たちが着いた時、メグは街灯の下のベンチに座って項垂れていた。 学園では常に朗らかで、行動派だったメグ――彼女が、あんなにも憔悴しているなんて。 僕たちの接近に気付いてハッと顔を上げたメグは、 一瞬、嬉しそうな表情を浮かべ…………複雑な面持ちとなった。 メ「私に、あなた達の仲を見せ付けに来たの?」 薔「笹原くんが逃げ出さないように、見張ってるのよ」 思わず答えに窮したところに、薔薇水晶のフォローが入った。 格好悪いが、やはり一緒に来てもらって、良かったと思った。 ふぅん……と、メグは僕らを交互に見据えて、クスッと笑った。 メ「まあ、いいわ。それなら、笹原くん。どうして、私を呼びだしたの?」 笹「さっきの事、謝りたくてさ。それと、伝えたいことも有る」 メ「ヨリを戻したい……なんて虫のいい話なら、お断りよ。 私のプライドはずたずたに傷付けられたんだから」 笹「僕だって、そんな恥知らずじゃない。メグを信じるって、言いたかったんだ。 あんな写真週刊誌のゴシップ記事なんか、くそくらえだって」 メ「そう……」 メグは少し口を噤んで、溜息を吐いた。乱れた気持ちを整理するように。 そして、迷いが吹っ切れたように明るい笑顔を浮かべた。 薔薇学園で、毎日みんなを和ませてくれた、あの笑顔を――。 メ「私、アメリカに渡ろうって決めたの」 夜空の月を見上げて、メグは自分の抱負を語ってくれた。 メ「スクープだなんだと騒がれまくって、ちょっと嫌気がさしてたのよ。 良い機会だし、留学して一から出直そうって考えたの」 笹「凄いな、メグは。僕と同い年なのに、そんなにもスケールの大きい目標が あるんだから。僕なんか、何をしたいのかすら分かってない」 メ「人それぞれだもの。でもね、探し続けなければ、答えは見付けられる筈がないわ」 笹「そうだね。僕はまだ、真剣に人生と向き合ってない。甘えているんだと思う」 甘えているから、物事の本質が見えなくて、肝心な時に大切な人を傷付けてしまったんだ。 僕はメグの目を真っ直ぐに見詰めて、思いの限りを伝えた。 笹「僕には、メグみたいに天賦の才能なんかない。だけど、探し続けてみるよ。 そして、いつかメグを追い付けるだけの自信を得た時、僕はメグに伝えに行く。 今度こそ、どこまでも一緒に歩いて行こうって」 メ「ふふ……それって、いつ頃になる予定なの?」 笹「それは、その……今すぐにとは言えないけど、出来るだけ努力するから」 メ「ふぅん? まあ、気長に待つとするわ」 笑いながら、メグは右手を差し出した。 メ「暫く、お別れね。でも、忘れないで。世界の何処で歌っていようとも、 私は……不特定多数の誰かにではなく、貴方の為に歌っていることを」 忘れないよ。絶対に、忘れるもんか。 僕はメグの温もりを忘れないように、しっかりと握り締めた。 ――クリスマス 毎年恒例のメロディが満ち溢れた駅前に、僕と薔薇水晶は買い物に来ていた。 何処に行っても、ジングルベルや、山下達郎のクリスマスソングが流れている。 毎年、飽きもせず繰り返される光景。 駅前のスクランブル交差点で信号待ちをしていた時、 薔薇水晶が正面の大型ディスプレイを指差した。 薔「あっ! 笹原くん、メグちゃんが映ってるよ」 笹「本当だ。あいつ、向こうでも大人気だもんなぁ」 渡米して一ヶ月と経たず、メグは人気ロックバンド【RozenMaiden】のボーカルとして、 その名を世界中に知られる存在になっていた。あのゴシップ記事も直ぐに忘れられて、 国内でもメグの人気は回復している。 彼女は、大空を羽ばたく鳥のように、どんどん遠くへ行ってしまう―― 薔「笹原くんも大変だね。今や世界的な有名人に追い付かなきゃいけないなんて」 笹「確かに、途方もない目標だなぁ」 だけど、僕はメグと約束したんだ。必ず追い付いて、一緒に歩いて行くと。 ♪終わらないストーリー クリスマスの街に、メグの歌が流れ続ける。 毎年、飽きもせず繰り返される光景。 だけど、今年は――――少しだけ違って見えた。 おわり なんで笹原とメグが付き合ってんのっていうか笹原のバカ -- レーゼ (2008-12-27 03 03 18) ほんとアホラシ -- リーフ (2009-07-25 00 12 43) 名前 コメント
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雛苺「なぜローザミスティカを奪ったの!」 水銀「もうあなたに話す舌を持たないわぁ。だぁって戦う意味さえ答えられないんだもの」 雛苺「それでもヒナは薔薇乙女なのよ!!!」 水銀「それは一人前のドールの台詞よ!!とどめ!」 雛苺「やぁなの~~!!」 翠星「水銀燈のおなかを蹴っ飛ばせですぅ!」 雛苺「やぁぁぁぁ!!!」 水銀「くぅ・・・しまった・・・」 水銀「雛苺、覚えておきなさい。アリスへの道を邪魔する子はいつか必ず水銀燈に葬り去られることを」 雛苺「うゆーおはよーなのー」 真紅&翠星石「うゆーおはよーなのー」 雛苺「だ、だからヒナのマネしないで~」 蒼星石「うゆーまだ眠いのームニャムニャ」 雛苺「!」 金糸雀「うにゅーおいしいのームニャムニャ」 雛苺「!!」 水「雛苺ぉ~」 雛「URYYYY…… ……じゃなくて、うゆー。どうしたなのー?」 水(ディオ様…) ] 雛苺「ヒナのケーキ屋さんオープンなのー!」 ウィーン 雛苺「あ、しんくぅ、いらっしゃいませなのー」 真紅「…コレとアレとアレとコレとソレ頂戴!急いでるから早く!」 雛苺「…あ、はいなのー…え、えーとコレと…」 真紅「お会計ここ置いてくから」 雛苺「…は、はい…えーと…」 真紅「包装はいいから、早く!」 雛苺「…は、はいなの…」 真紅「ご苦労」 数時間後 真紅「ちょっと!頼んだの入ってなかったわよ!」 雛苺「…ひ、ごめんなさい…だって…」 真紅「じゃあ、お会計返してもらうわね、じゃ」 雛苺「…グスッ」 雛「ジュンのぼりなのー!」 J「いい加減いっつもいっつも僕に登るのやめろよな!」 翠「そうですちびちび!ジュンが嫌がってるです!」 雛「そんなことないのー。ねぇ、ジュン?」 J「い・や・だ。迷惑だ!重い!降りろ!」 雛「うぃ~・・・」 よじよじとJUMの肩から降りる雛苺。 しょんぼりと自分の席に戻る。 紅「どうして雛苺はジュンに登る事に拘るのかしら?」 巴「わたしは昔聞いたことあるけど・・・」 銀「ちょっと興味深いわねぇ?」 紅「ちょ、水銀燈!いきなり会話に割り込まないで頂戴!」 銀「何言ってるのよ真紅。今始まったばっかりじゃない。おばかさぁん」 紅「くっ!」 巴「やめなさいよ二人とも・・・教えないわよ、雛苺の話」 銀「はぁい」 紅「っふん!」 巴「桜田君は覚えてないかもしれないけど・・・」 巴はゆっくりと話し出した。 十年ほど前の話。 雛「ふんふんふ~ん♪今日のおやつはうにゅうなの~♪明日もうにゅう・今日もうにゅう♪あさってもずっとうにゅうなの~♪」 ご機嫌で歌を歌う雛苺。右手には木の枝、小石を蹴りながら歩いている。雛苺の歌はだんだんとエキサイトし始め、小石の飛距離も増していく。 雛「うにゅうな・のーーーーーーっ!!」 スカーン!と音がしそうなほど綺麗に放物線を描く小石。 雛「ふうっ、きょうのうにゅう楽しみなのー」 きゃいんっ! 雛「???何の音なの?」 音は小石の消えた塀の向こう側から聞こえた。 塀に続く門扉から一匹の犬がのそりと現れた。 中型犬位の大きさではあるが、小学校に入るか入らないかの彼女からすれば十分大きい。 犬「ぐるるるるるる・・・」 雛「ひぃっ!犬さん・・・怒ってるのなの」 犬は雛苺を警戒するようにゆっくりと近付いてくるが、雛苺は恐怖のあまり立ちすくみ、逃げる事さえ出来ない。 雛苺の持っている鼻先に犬が近付き、ゆっくりと匂いを嗅ぎ始める。 恐怖のあまり手を振ったのが小さな雛苺の大きな過ちだった。 雛「こ、こないでなのー!」 雛苺の持った枝は的確に犬の鼻面を打つ。犬は思わず首を引き、情け無い悲鳴を上げた。 その行為が犬のプライドを傷付けたのか犬は怒りの炎をともした視線で雛苺を射抜いた。 雛「に、逃げるの・・・」 初めはゆっくりと、だが恐怖に駆られて雛苺は思わず駆け出した。 雛「こ、来ないでなのーー!!」 犬「ガウガウガウガウガウ!!!」 J「ったく、ねーちゃんのやつ、傘を学校に忘れたからって取りに行かせること無いだろ。こっちはまだ小学校に入りたての一年生だぞ」 この可愛くない台詞のガキがJUM。将来の我々の敵である。なぜかって?決まってるだろう、薔薇乙女達を独り占めしているからだ! それはさて置き、JUMは学校へ忘れた傘を取って帰路についていた。 J「傘を持ってこないとおやつの苺大福は無し!だってさ。りふじんだよな、子供って」 ?「―――――!」 J「ん?」 ?「―すヶてー!なのー!」 ジュンの視線の先から何かが走ってきた。 雛「誰か助けてなのー!」 J「犬に追っかけられてるのか?・・・僕には関係ないね」 雛「あ!そこの人!助けてくださいなの!」 雛苺はすばやくJUMの後ろに回りこみ、犬と自分の間に挟む。 雛「どこの誰かは知りませんがありがとうなの。助かったの」 J「ばか、まだ助かったわけじゃないだろ!僕を巻き込むな!」 雛「うゆ~それは悪い事したの。でも、雛もピンチなの!」 犬「がるるるるるるる」 雛「ひいぃっ!」 J「く、くそ・・・」 JUMは傘を構える。 小さい頭で必死に考えた結果、雛苺を連れて逃げるのは得策ではなかった。明らかにお荷物にしかならないからだ。 JUMは覚悟を決めて犬を追い払う事にする。 犬はJUMの様子をうかがう様に一定の距離を保っている。 雛「ふゆ・・・」 緊張に耐え切れず、雛苺が泣き出す。 JUMは雛苺をなだめようと後ろを振り返ったのだが、それが大きな間違いだった。 犬(キラーン!今だ!喰らえ・絶・天狼抜刀牙!) 犬は高く跳躍し、JUMの頭に喰らい付こうと牙をむいた。 J「う、うわあーー!」 JUMは思わず傘を突き出し、手元のボタンを押した。 バンッ! 大きな音と衝撃がJUMの両手に伝わり、JUMは思わず傘を取り落とした。 目を開けたJUMの前には壊れた傘と、顎を外した犬が転がっていた。 JUMが突き出した傘に犬が思わず噛み付き、開いた傘の衝撃で犬の顎が外れたのだ。 犬「ひゃんひゃんひゃん!」 情け無い泣き声をあげて犬が去って行った。 雛「た、たすかったの・・・」 地面に尻餅をついた雛苺がほっと息を吐く。 雛「あ、あれ?立てないの・・・」 J「犬は追っ払ったんだし、もう用は無いだろ。じゃあな」 雛「ま、まってなの!ヒナ立てなくなっちゃったの・・・」 J「・・・僕も傘が壊れたし、帰るの遅くなったらねーちゃんに怒られる」 雛「うゆ・・・それなら仕方ないかもなの・・・」 J「・・・ったく、しょうがねーなー」 JUMは雛苺の前で背を向けると、その場にしゃがみ込んだ。 J「ほら、登れよ」 雛「???」 J「おんぶしてやるって言ってるんだ。ほら、早く」 雛「あ、ありがとうなのー」 JUMは雛苺を背に乗せてゆっくりと歩き出した。 銀「へぇ~、そんなことがあったの」 巴「でも、その後は小学校の学区が違うみたいで二人とも合うことは無かったんだけどね」 不思議そうな顔をする水銀燈と真紅に巴は言葉を足して説明する。 巴「中学校になって一緒の学校で、雛苺は一目でジュン君だって気付いたみたい。もっとも、ジュン君は気付いてなかったけど」 紅「全く、ジュンらしいと言うか何と言うか」 銀「じゃあ、雛苺のアレは大切な思いでなのねぇ」 雛「うゆ?三人でなに話してるのー?早く学食に行くのー!」 J「おまえな、そういう事は僕から降りてから言えよ!このままじゃ恥ずかしくて教室を出れないだろ!」 蒼「今のままでも十分恥ずかしいと思うけど・・・」 翠「いいんじゃないですか?本人が気付いて無いうちが幸せなんですから」 蒼「お?言うねー翠星石」 翠「あったりめーです!翠星石はお姉ちゃんなんですから!」 雛「みんなで学食にれっつごーなのー!」 J「いい加減降りろよー!」 雛「ヒナねぇ、ジュンの事、だーいすき!」 ~お し ま い~ 男「ちょっとお嬢さん?ウチの店で働かない?」 雛苺「うゆ?ヒナ?どんなお仕事するの?」 男「ウチはお風呂屋さんで、疲れたお客さんの背中を流して、気持ちよくさせてあげるんだ!とっても人のためになる仕事だよ!(ニヤニヤ」 雛苺「へーおもしろそうなのー」 男「それに給料もイイよ!マクドナルドの10倍はもらえるよ!(ニヤニヤ」 雛苺「すごいのー!うにゅーいっぱい食べれるのー!」 男「じゃあ住所と電話番号教えてもらえるかな?(ニヤリ」 雛苺「はいなのー!お仕事たのしみなのー♪」 ああ雛苺、君はどこへいく… 雛「ジューンっ!勉強教えて~!ね~ジュン~」 J「仕方ないなぁ…」 雛「わーいなの~wえっとね、ここが解んないんだけどね~…」 J「どれどれ…ん?このノートの端の悪戯書きはなんだ?」 雛「それは授業中に雛が描いたの~うまいでしょ~」 J「こんなの描いてないで授業に集中しろ!」