約 3,222 件
https://w.atwiki.jp/bsr_e/pages/3097.html
夏が過ぎて、秋が来て。 すごく長い間、あの人に逢ってないような気がする。 雪が降る前にと無駄な悪だくみをする奴らがほんと虫みたいに湧いてきて休む暇がなく、喉元過ぎればなんとやらで姫さまが奥州に帰ったのをいいことに今更文句をつけてくる身内どもがだれかに扇動されてないか、繋がっていないか調べて。 奥州へと文を運ぶ用事は全部部下に任せた。だって、さすがにこの状態で隊長の俺がいなくなるわけにはいかない。 ついでに軽く探らせてきた部下に報告によれば、奥州も似たような状況らしい。むしろあっちの方が身内関係泥沼っぽい。 「今頃俺もなんか言われてんのかね…っと!」 空を切る音に反射的に頭を低くすれば、逃げ遅れた髪が一房、刃に持っていかれた。 男女とか、貧乳とか、むしろ無乳とか、下郎とか薄汚いネズミがとか、阿婆擦れがとか。 きっと、あの鉄面皮に山ほどそんな言葉を浴びせられて、寝所のは両手の指に余るほどにたくさんの美しい娘が送り込まれているんだろう。 そんな娘たちをあの男はどうするのだろう。 表情一つ変えないまま断るのか、据え膳をいただくだけいただくのか、そして貧相な忍びの女など忘れてしまうのか。 昔に戦場で出逢った時のような路傍の石でさえまだ扱いがましだと思えるほどに冷ややかで、無関心な目で見られたら。 「…っ…」 ずくんと、下腹部が疼いた。 やべえ俺って変態?あのひとにそんな目で見られるところを想像しただけでちょっといきそうになっちゃった。 俺を抱いているときの熱を抱いた炭のような目つきや、俺がなんか馬鹿なことしたり言ったりしたときの少しだけ和らいだ目元とか、そんなごく当たり前の夫婦のような、たくさんの女たちがあの男から与えられたいと思っているそんなものよりも、俺は。 そういえばどれくらいご無沙汰なんだろう。 もうこの体はあのひとでしかいけないように変えられてしまっているから、自分で慰めるなんて無駄なことはしていない。 続けて斜め上から降ってきた苦無を後ろに跳んでかわせば、ぱさぱさした赤毛が軽く頬にぶつかった。 あれ?なんか髪伸びてたみたい、っていうか切るの忘れてた。 鬱陶しいそれは俺の予想外の長さで、そのせいでさっきから顔にぶつかったり、刃先が掠めたりしていたのだ。 忍びとして自分の身体が自分の管理外にある状況はあまりよくない。 後で切ろう。とりあえずこいつら全員斬ってから。 「ひとつ」 身体の前で小さく振りぬいた忍び刀が、飛んできた軌跡をまっすぐに辿って相手へと向かう。 「ふたっつ」 幾つもの小さな刃物が肉に突き刺さる音を最後まで聞かずに、刀を振った勢いのまま身体を回転、背後から忍びよってきた相手の首を掻き切る。 「みいっつ」 血しぶきを受けるような下手は打たない。予備動作を見せずにその場で跳躍、樹上で機を窺っていた相手の前まで飛びあがる。 「よっつ」 身をひねり、幹を蹴って更に上へ。俺を狙った飛び苦無が目の前の相手に突き刺さる。同士討ちの動揺から瞬時に立ち直った相手、だが一瞬でも動揺するなんて甘すぎてだめだ。使えない。 「いつつ」 心臓を貫かれ落ちていく身体を見もせずにとんぼを切って刀をかわし、返す刀を蹴り飛ばし、相手の首に脚を絡める。 「むっつ」 骨の砕ける小気味よい感触に口元を緩ませながら落下。無防備な着地を狙おうっていう魂胆だろうけどそんな手で殺られる忍びがどこにいる。着地、ではなくそのまま俺の身体は地中へと吸い込まれ、反射的に散開しようとした彼らの中の一人の身体を腰下から引き裂きながら再び地上へと現れる。 「えーと…なんにんだっけ?」 仲間の血と臓物が浴びて立ちすくむ相手に笑いかけながら両手に持った苦無で舞うように切り刻んでいく。 別に楽しくもないし心が痛んだりもしない。これはただの作業だ。よく、慣れている。 しのみて夢一夜5
https://w.atwiki.jp/cfonline/pages/411.html
名前:片倉小十郎重長 年齢:22 性別:男 ■基本データ 【コロナ】 執行者 【ミーム】 富嶽/ 【ブランチ】武士/ 【消費経験点】15(能力値:0 特技:15 装備:0 パスの追加:0 ブランチの追加:0) ■能力値/耐久力 【能力値】 肉体:6 技術:10 魔術:12 社会:5 根源:3 【戦闘値元値】 白兵:9 射撃:5 回避:7 心魂:6 行動:11 【戦闘値修正値】 白兵:9 射撃:5 回避:7 心魂:6 行動:17 【HP】 元値:26 修正値:76 【LP】 元値:4 修正値:4 ■宿命/特徴/闘争/邂逅 宿命:勇者 特徴:勇者の証 特徴効果:1セッション1回、被ダメージー10 闘争:平和 邂逅: ■初期パス 【感情】織田上総介信長への借り ■準備された装備 部位:名称(必要能力/行動修正/ダメージ/HP修正/射程/備考/参照P) 右手 :銘刀 奥州義侠(関孫六) (必:-/行:-4/ダ:【魔】×3+2D6/HP:20/射:至近/CT066) 左手 : (必:―/行:―/ダ:―/HP:―/射:―/―) 胴部 :だんだら羽織 (必:【技】10/行:0/ダ:―/HP:20/射:-/IJ063) その他:奥州筆頭の証(戦鬼龍のメダリオン)(必:-/行:0/ダ:―/HP:10/射:なし/RR024) 乗り物: (必:―/行:―/ダ:―/HP:―/射:―/―) 予備1: (必:―/行:―/ダ:―/HP:―/射:―/―) 予備2: (必:―/行:―/ダ:―/HP:―/射:―/―) 予備3: (必:―/行:―/ダ:―/HP:―/射:―/―) ■コロナ特技 【CF091/自/オ/フ1】◆大いなる力 宣:判定直後。[フレア]だけ、対象の判定の[達成値]を減少 【CF091/自/オ/フ1】破滅の光 宣:DR直前。対象が与えるダメージ+[フレア] 【CF091/自/マ/10H】魂魄破壊 ダメージを与えた場合、ターン終了まで対象が受けるダメージが〈根〉になる 【CF123/自/マ/2H】鋭き眼光 対象の[防御属性]を全て知ることが出来る ■ミーム特技 【CF114/自/常/なし】伝来の武具3 [分類:富嶽]のアイテムを[Lv×10]経験点分常備化する 【CF116/白/リ/2H】◆秘剣・居合い斬り [白攻]に対して[突返]。[白攻]武器専用。射程制限有 【CF114/白/メ/2H】秘剣・雲龍2 [白攻]を行う。[達成値]+[Lv×3] 【CF115/自/常/なし】電光石火 【行】に+【技】 【CF115/自/常/なし】名品 常備化している[富嶽]装備1つの攻撃力orHP修正+[Lv×5]。プリプレイ毎に指定すること ■装備 [CT066]関孫六(部:片/射:至/HP +20/【魔】×3+2D6。) [IJ063]だんだら羽織(部:胴/射:-/HP +20/) [CF132]勝ち栗(部:-/射:な/HP +0/【HP】を【魔】だけ回復。消耗品) [CF133]パワーストーン(部:-/射:な/HP +0/代償HPを2点減点。消耗品) [CF133]パワーストーン(部:-/射:な/HP +0/代償HPを2点減点。消耗品) [RR024]戦鬼龍のメダリオン(部:そ/射:な/HP +0/最大【HP】+10。その他スロットに装備) [RR024]ローラの御守り(薔薇十字の指輪)(部:-/射:な/HP +0/【根】+2。12を超えても構わない。1つまで所持可能) ■属性防御 肉体:× 技術:× 魔術:× 社会:× ■戦術、設定、メモなど 政宗の英断により戦艦「奥州」より発進した脱出艦(with小十郎)はイオニアの村はずれにある鉱山に不時着 その鉱山を経営する娘であるローラに助けられた小十郎は政宗の安否を気遣いつつも恩を報いるために彼女の下で働いていた。 アレから幾星霜、戦艦は無事に治り、小十郎は命により部下とともにオリジンにてダスクフレアを討伐すべく動いていた。
https://w.atwiki.jp/akagi185/pages/174.html
概略 北海鉄道とは北海道地区に展開する私鉄である。 子会社には奥州鉄道が存在する。 京東・梅ノ森ホールディンクス系列でありながら、マスコットキャラの導入が行われていない珍しい会社である。 会社情報 株式会社北海鉄道 本社所在地:北海道札幌市 主業務 旅客事業・鉄道事業 設立 198*年4月 株式状況 一株?,???円 資本金:50億円 略称:北鉄 路線紹介 北海道本線 本州連絡線 南北海道本線 網走本線 稚内本線 襟裳本線
https://w.atwiki.jp/monozukiclub/pages/477.html
ヌ・ペーレ平泉前沢 New Pearl Hiraizumi Maezawa 公式ホームページ ? 所属リーグ:東北社会人サッカーリーグ2部北(6部相当) 法人名: 代表者: 創立年: 活動区域/ホームタウン:岩手県/一関市、奥州市(旧・胆沢郡前沢町)、西磐井郡平泉町 クラブカラー:緑 ホームスタジアム:一関運動公園陸上競技場(2,500人)/一関サッカー・ラグビー場(?人) 練習グラウンド: アカデミー(育成): クラブマスコット:- ユニフォームサプライヤー:
https://w.atwiki.jp/wiki9_ra-men/pages/800.html
小法師(水沢店)で中華風冷やしラーメン(太麺)を。 実は私ずっと『小法師』を『こぼし』って読むのを知りませんでした。 冷やしだけあって麺は強いコシがあります。 中華風といっても、つまりはあまり酸っぱくない冷やし中華です。 和風もありましたけれど、タレがめんつゆになるだけだったりしそうです。 普通に温かいラーメン頼めばよかったかも。 (住所)岩手県奥州市水沢区佐倉河字鐙田30 by 灯 お会計 中華風冷やしラーメン 680円
https://w.atwiki.jp/tt4mds/pages/48.html
Rush クランマスター ..shooting.. 戦績 61戦45勝16敗0分 ランキング 650 ( 4 ) [[Sc0tt!e]] 3 | 7 [[..shining..]] 9 | 3 ..shooting.. 12 | 4 Gan3yAdE 8 | 7 ≪長渕会≫ クランマスター ―梓― 戦績 70戦41勝29敗0分 ランキング 462 ( 14 ) ―梓― 4 | 11 奥州探題 8 | 11 NiPPs~ 9 | 10 COTE*DOR 0 | 0
https://w.atwiki.jp/pam-iwate/pages/696.html
水沢銘菓処 柳屋 和菓子・洋菓子問わずいろんなお菓子をご用意いたしております。 店内にはリラックスペースもございます。 おすすめは! ☆名峰駒ヶ岳の山肌を表現した『駒ヶ岳』 ☆ふわっふわの銘菓『アテルイの里』 ☆もちもちっとした食感とほのかな甘みの『もっちぷりん』 水沢銘菓処 柳屋 〒023−0802 岩手県奥州市水沢区大畑小路50 TEL:0197−23−4756 FAX:0197−23−4756 パンフレット ※画像をクリックするとパンフレットが開きます。 imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 ホームページ http //www.iwate-ousyuuyanagiya.com/ 《その他:紹介HP、ブログ等》 もっちプリン http //blogs.yahoo.co.jp/kendi7777/18609952.html もっちプリン♥ http //blogs.yahoo.co.jp/beaver0414/45897959.html 携帯サイト 最新のチラシ imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 《周辺情報》 えさし藤原の郷…平安時代の町並みを再現したテーマパーク。 http //www.esashi-iwate.gr.jp/ 種山高原『星座の森』…種山高原に広がるアウトドアパラダイス。 http //www.esashi-iwate.gr.jp/seiza/ 越路スキー場…JR水沢江刺駅から車で30分 http //www.esashi-iwate.gr.jp/koeji/ えさし郷土文化館…博物館と学習室をあわせ持つ総合交流施設 http //www.esashi-iwate.gr.jp/bunka/ ひめかゆスキー場…アクセス抜群!気軽に滑れる快適空間 http //www9.plala.or.jp/himekayuski/ 水岩(すいがん)観光タクシー・登山コース http //ww22.tiki.ne.jp/~suigan-taxi/tozan3.htm 焼石観光開発連絡協議会…焼石岳や焼石連峰の最新登山情報 http //www.yakeishi.com/ 焼石クアパークひめかゆ…焼石岳の懐に抱かれた美肌の湯 http //www.himekayu.com/ 胆沢ダム工事事務所webサイト…我が国最大級のロックフィルダム http //www.thr.mlit.go.jp/isawa/ 東北ニュージーランド村…ウサギ、羊、馬、ポニー、ラマとのふれあい広場 http //www.touhoku-nzmura.com/ 〈ブログ:奥州市 柳屋〉 #blogsearch /
https://w.atwiki.jp/bsr_e/pages/1838.html
「よいのか」 夜着を払われて問いかけられ、政宗は微笑んだ。 「色恋と、政は別だ。奥州に必要なのは、伊達と武田の血を継いだ子なんだよ」 「……儂はの、家臣を泣かすのは好きではない」 「誰が泣くんだよ」 政宗はけらけら笑い、信玄の腕に自分の腕を絡めた。 体が細かく震える。それはけして寒さからではない。 「怯えておるのか」 「違う。……初めて、なんだよ」 声まで震えている。本当に、ただのおとなしい生娘のようだ。信玄はゆったりと笑い、 政宗の頬に手を添えた。 「かわゆいのう」 「かっ……」 思わぬ言葉に、全身が火照った。 信玄は笑うと政宗を褥にゆっくりと倒していった。 政宗は目を閉じた。 瞼の裏に、茶色い髪の青年を思い描く。 少しずつ惹かれた。笑った顔や、まっすぐ見つめてくる目が好きだった。 手を握るのに三月かかり、そこから接吻までは更に半年かかった。女から迫るのは ふしだらだよな、と言い聞かせて、ひたすら待った。 信玄の示した道は、ありがたいと思った。 だが、幸村では恐らく奥州を治めることはできない。 あの土地に必要なのは、圧倒的な力だ。政宗も倒せないような男に、奥州を任せられない。 ――政とは、そういうものだ。 唇が触れる。幸村しか触れた事のない唇に、信玄の唇が重なった。 触れるだけの口付けから濃厚なものへと変化をつけられ、簡単に息が上がって力が抜けた。 薄く目を開ける。難しそうな顔をした信玄の姿がそこにあった。 「……よいのだな」 「HA、何を恐れてるんだよ。俺は、あんたのbabyが産めればそれでいい。 あんたの下で働くなんてまっぴらだ。――精々、贅沢させてくれよ?」 「強がりはもうよい」 笑ってみせても、虚勢を見抜かれる。 「初めての男は、好いた男の方がよかろうて」 「そんなの、大名の娘に生まれたときから諦めてる」 初めて好きになった男は、小十郎だった。「嫁に行く!」といえば、悲しそうに笑って 「それは輝宗様の決めることであって、姫様の決めることではありません」と言われた。 好きな相手と結ばれることはないと、あの瞬間に思い知らされた。 政宗は腕を伸ばし、信玄の首に腕を絡めた。信玄は唇を引き結び、唇を落とした。 「ん……ぁっ……」 開かれていく。 政宗の中に潜んでいた女の部分を、信玄はうまく引き出し、ゆっくりと解していった。 体を反らし、目を閉じた。信玄の与える快楽に身を任せる。 口付けをあちこちに落とされ、少しずつ息が荒く熱いものになっていく。信玄に女の悦楽や快感を 覚えこまされる期待と恐怖が、体を震わせた。 大きく太い指が、政宗の乳房を揉む。そう大きい方ではないが、信玄は感触を楽しむように 丁寧に揉む。立ち上がった先端を噛まれれば、思わず声を上げた。 「んっ……」 みっともない声を上げるものかと、奥歯を強く噛む。だがその目論みも、 胎内に指が滑り込んだ瞬間に瓦解する。 「ひゃあっ……!」 甘さの欠片もない間抜けな声に、政宗は思わず手で口を塞いだ。体をうつ伏せにして 丸め、褥に顔を埋めた。 大して濡れてもいない胎内に、小指が滑り込んだだけだ。それだけで体ががくがくと震えた。 「……恐ろしいか」 背中に圧し掛かられ、圧迫感を覚える。怖い。誰か。 幸村。 政宗は首を振った。 何を、未練がましい。 信玄の子を産み、その子に伊達を名乗らせると約束した。そのために信玄の側室になることを選んだ。 今更逃げられない。 「いいから、早くしろよ」 「そう急くな。初めての女は、特に優しくせねばならぬ」 「泣いたりしねぇよ」 うなじに信玄の舌を感じた。肩を竦め、褥を強く掴む。強く掴みすぎて白くなった手に、 信玄の手が重ねられた。 「……そなたの覚悟、この武田信玄、しかと承った」 背中を吸われる。背中越しに胸を揉まれ、腹を撫でられる。 重ねた年齢と女性の扱い方が比例している信玄の愛撫は、政宗を確実に高めていく。 白い肌にうっすらと汗が浮かび、体をしならせて息を上げていく。 迷宮情死6
https://w.atwiki.jp/bsr_e/pages/1820.html
明智光秀と出会う前から、数え切れない程の兵を毛利元就は殺めてきた。 戦があるたび屍の山を築いて、手を血に染めて、配下を道具のように扱い、 しかしそれでも光秀のようには人を殺してはいなかった筈だ、と、元就は思いにふける。 それが、いつから。 憶えていない。 美しいと感じ始めたのは何時からだったか。 戦の帰り、まるで初心な娘が惚れた男と初めて逢い引きしてきたような笑顔で 「愉しかったですねえ」と笑った時か。 それとも、元就の上に跨りながら、 静脈が透き通るほどに白くたわわに熟れた胸を揺らし 淫らに腰を振るさまを眺めた時か。 ひょっとしたら、天王山で、己の首もとに笑顔で鎌を突きつけられたあの日から 魅了されていたのかもしれない。 しかしこの女に初めて見惚れた確たる瞬間は、憶えていないのだ。 「何を考えているのですか?」 自分の下から、低く、艶を含んだ女の声がする。 薄気味の悪い声だ、と、毛利元就は思った。 問いには答えずに突き上げれば、嘲りの色を含んだ目で見つめられながら、嗤われた。 「そう…ちゃんと私を見ていて下さい。 いえ…私は、あなたが見ているのがあの娘でも別に構いませんが」 黙れ、と、言外の意味を込めて、微かに青みがかった薄桃色の乳首をつねった。 光秀は痛がるでもなく、くすくすと笑いながら元就の首に手をかけて、ゆっくりと締めあげる。 元就が強く腰を揺さぶれば、 繋がっている部分から水音と共に肌と肌のぶつかる乾いた音が響いた。 ぱちぱちという松明のはぜる音がときおり聞こえる。 城の地下にあるこの場所に陽光は入ってこない。 息がつげず霞む目の前でにやにやと笑う光秀を見て、 元就は、この女には似合いの場所か、と思った。 光秀は元就の首にかけた手の力を緩め、首についた指の跡をなぞる。 苦しげに顔を歪め、空気を求めて咳き込む男の顔を見て、また、嗤う。 「もっと頑張って下さい。 ほら、あの娘がこちらを見ていますよ」 指し示された方向は、見ない。 そこには捕らえられ、きつく縛り上げられた女が転がされて居るはずだ。 長曾我部元親が。 どんな目で見ているのかは予測がついた。 見ないのは、簡単に想像出来るからだ。 それ以外の理由などあろう訳もない、と、毛利元就は思う。 あの女海賊には不愉快にさせられてばかりいた。 厳島で再会した時には既に海賊の頭に収まっていて、 宝をよこせとあつかましくも要求してきた。 幾度も山陽の沿岸を襲い、毛利の領地を荒らし、退治に赴けば 顔を合わせるたびに説教じみた台詞を吐いてくる。 奥州と同盟を結んだと噂に聞いた時は、 これでもう煩わされることもない、と、安心したものだった。 それなのにこの片目の潰れた女海賊は 今もこうして毛利元就を苛立たせている。 捕らえた、との報を最初に聞いたときは、特にどうとも思わなかった。 筈だ、と、元就は思う。 しかし、その時のことを思い出せば不愉快な気持ちにしかならない。 『さてどうしましょうか、毛利殿。 もうすぐ祝言の花嫁だそうですよ…… 達磨にして嬲った抜け殻を塩漬けにして、奥州に送ったら、 独眼竜は怒るでしょうか? 考えただけでもゾクゾクします…本気で殺し合えそうだ』 その必要は無い、と、言ったのは、今、奥州と事を構えることが 下策と判断したからだ。 その答えを聞いて、光秀は不思議そうな表情をし、次いで哄笑した。 それから元就の判断を上機嫌で受け入れた。 理由も聞かずに。 不思議なことに、明智光秀は、まだいまのところは 長曾我部元親を相手に本気で遊ぼうとは思っていないようだった。 ただ、気が向いた時に、嬲る。 名も知らぬ男共に股を開かされる惨めなこの花嫁の姿を、元就は何度見たか知れない。 そう、惨めだ。 惨めな姿だ。 まだ、手も足も爪も揃っているし、歯も折られていない。耳も鼻も削がれていない。 優しげな物腰の裏に隠された、光秀の本性を知る者にしてみたら、珍しいと言うに違いない。 しかしそれは何の慰めにもならないだろう。 女光秀×元就×女元親3
https://w.atwiki.jp/pam-iwate/pages/1562.html
柳之御所史跡公園 『吾妻鏡』にも記され、奥州藤原氏の政庁「平泉館(ひらいずみのたち)」とされる柳之御所遺跡は、平泉の中心地でした。 約11万㎡の広大な一帯は発掘調査が進行中で、掘立柱建物跡や、かわらけ、中国産陶磁器などが数多く見つかっています。 歴史的に高い価値が認められたことから、国土交通省の工事計画も変更され、平成9年には国史跡として指定されました。 史跡公園は、平成22年4月に開園し、遺跡をめぐる巨大な堀の跡や、井戸跡、汚物廃棄穴、掘立柱建物跡(位置表示)、園池などを復元しています。遺跡から出土した遺物は、一部が国の重要文化財に指定されており、園内の柳之御所資料館で展示されていますので、あわせてご覧下さい。 〈古都平泉の文化遺産公式サイトより引用〉 国指定史跡 柳之御所史跡公園 所在地:〒029−4102 岩手県西磐井郡平泉町平泉字伽羅楽108−1 TEL:0191−34−1001(資料館) FAX:0191−34−1001(資料館) パンフレット ※画像をクリックするとパンフレット(PDF)が開きます。 ホームページ http //www2.pref.iwate.jp/~hp0909/ 《ブログ等》 久しぶりに岩手へ http //blogs.yahoo.co.jp/p8400679/2929977.html 平泉。蓮に会う旅8 資料館が楽しい http //blogs.yahoo.co.jp/littleswancastle/35466882.html 今日の俳句<平泉の細道−高館義経堂> http //blogs.yahoo.co.jp/urincks01/15805829.html 今日の俳句<平泉の細道−無量光院跡> http //blogs.yahoo.co.jp/urincks01/15774207.html みちのくの古都 平泉を走る② http //blogs.yahoo.co.jp/cendou4277/14629660.html 柳之御所庭園 http //blogs.yahoo.co.jp/kjhyr230/43047673.html 奥州平泉(旧観自在王院庭園) http //blogs.yahoo.co.jp/ruro_jin2007/57789648.html 奥州平泉(高館義経堂) http //blogs.yahoo.co.jp/ruro_jin2007/57743494.html 特別展■平泉■みちのく浄土 @世田谷美術館 http //blogs.yahoo.co.jp/sancha_ruuchai/56936703.html 兵どもが夢の跡 http //blogs.yahoo.co.jp/bellsuz/57217125.html 平泉 その1 http //blogs.yahoo.co.jp/semes81457/5617517.html 自転車で平泉観光⑦〜無量光院跡、柳之御所遺跡、 http //blogs.yahoo.co.jp/parallel_stone/25596123.html 携帯サイト 最新のチラシ imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 《周辺情報》 中尊寺…平泉文化の象徴 http //www.chusonji.or.jp/ 毛越寺…藤原氏が造営した浄土式庭園 http //www.motsuji.or.jp/ 達谷窟毘沙門堂…征夷大将軍坂上田村麿公の創建 http //www15.ocn.ne.jp/~iwaya/ 東北ニュージーランド村…ふれあい小動物コーナー http //www.touhoku-nzmura.com/ 牛の博物館…牛と人間の関わりを知る http //www.isop.ne.jp/atrui/mhaku.html げいび観光センター…名勝・げいび渓舟下り http //www.geibikei.co.jp/ 厳美渓レストハウス…名勝天然記念物「厳美渓」 http //genbikeiga.com/ みちのくあじさい園…25,000株のアジサイの競演 http //www.h4.dion.ne.jp/~mi-aji/ 花と泉の公園…東北最大級のぼたん園 http //www.hanatoizumi.jp/ 岩手サファリパーク…天空のサバンナ http //www.iwate-safari.jp/ 歴史公園えさし藤原の郷…2009年大河ドラマ「天地人」ロケ地 http //www.esashi-iwate.gr.jp/ 平泉文化遺産センター…平泉の文化遺産を分かりやすく紹介 http //www.town.hiraizumi.iwate.jp/site/entry/cat140/cat149/cat739/14.php 〈ブログ2〉 #blogsearch /