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Fast Card 阿羅耶識 2F/0C 目標/瞬間 ≪あなた≫は1ドローする。その後、≪あなたのデッキのカードを上から5枚≫見て、 そのカード全てを、あなたの任意の順番であなたのデッキの上に置く。 No.2205 Rarity R Illustrator みづきたけひと Expansion 絶神の戦車 カード考察 デッキの並び順を変えるカード。 引きたいカードを引く可能性を高めることは出来るが、そのためにスロットを割く余裕があるかというと……
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辞書 品詞 解説 例文 漢字 日本国語大辞典 名詞 (心の意の「うら」と関係がある語かといわれる) 神意をうかがうこと。事物にあらわれる現象や兆候によって、疑問の点をただしたり、事の成否や吉凶を予想したり判定したりする方法。うらない。卦(け)。 ※万葉(8C後)一四・三三七四「武蔵野に占(うら)へ象(かた)焼きまさでにも告(の)らぬ君が名宇良(ウラ)に出にけり」 占・卜 広辞苑 名詞 うらない。 太占 (ふとまに)・ 亀卜 (かめのうら)・ 易卜 (えきのうら)・ 足占 (あしうら)・ 石占 (いしうら)など多種ある。 卜占 (ぼくせん)。 万葉集14「 真実 (まさて)にものらぬ君が名―に出にけり」 占 大言海 名詞 〔事ノ 心 (ウラ)ノ意〕事ノ成行ノ吉凶ヲ、神ニ問ヒ奉リテ、其御心ヲ承ケテ定ムル法。ウラヘ。ウラナヒ。其法、種種ナリ、太占ニ、鹿ノ肩ノ骨ヲ燒キテ行フ、 太占 (フトマニ)アリ、後ニ、韓國ヨリ、龜ノ甲ヲ燒キテ行フ、 龜卜 (カメノウラ)ノ法、渡リ、最後ニ、支那ヨリ、 筮 (メトギ)ヲ數ヘテ行フ、 易卜 (エキノウラ)ノ法、渡ル、 卜筮 (ボクゼイ)ト云フ、今專ラ行ハルルハ、 卜筮 (ウラナヒ)ナリ。又、古ヘニ、 足占 (アシウラ)、 石占 (イシウラ)ナドアリ、其外、 灰占 (ハヒウラ)、 辻占 (ツジウラ)ナドモアリ、各條ニ釋ス。 欽明紀、十四年六月「 卜書 (ウラブミ)」龍田風神祭祝詞「 卜事 (ウラヘゴト)ニ出デム、神ノ御心」卜事ヲ以チテ 卜 (ウラ)ヘドモ、出ヅル神ノ御心モナシ」萬葉集、十一 廿三 「 夕卜 (ユフケ)ニモ、 占 (ウラ)ニモ 吿 (ノ)レル、今宵ダニ、來マサヌ君ヲ、何時トカ待タム」同、十四 七 「 吿 (ノ)ラヌ君ガ名、宇良ニ出デニケリ」 占・卜 検索用附箋:名詞名称 附箋:名称 名詞
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占い アイドレスWiKiの該当ページ 名称:占い(絶技) 要点:占い,護摩,祈祷 周辺環境:戦場 評価:なし 特殊: *占いによって大まかな未来の事件を知ることが出来る。この占いは生活ゲームや準備フェイズで行える。 →次のアイドレス:太占(絶技),刎頚占い(絶技),亀甲占い(絶技),加持祈祷(イベント) 派生前 軍師
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悪魔の契約 0428 おてんばメイド 0455 テレパシー 0518 バレンタインチョコ 恋人たちの協奏曲 0696 サイボーグメイド 女教皇の瞳 0898 ガルガリン“サンダルフォン” 太陽の恵み 0930 くノ一メイド 0934 くノ一メイド 0978 電脳メイド 0982 電脳メイド 月光の秘儀 1086 ホムンクルス・ウェイトレス 1102 コール・スピリット 1183 ポンコツOS 運命の輪 1217 トレーダーメイド 遺伝子の力 1320 突然変異 隠者の森 1497 ガイノイド 1519 竜神“摩那斯” 審判の日 1586 リスナー 1647 パフォーマー 1724 ヴューボーグ 星の煌輝 1827 スペースシープ アクエリアンエイジSaga3ベストセレクション 1845 サイバーリング“椎名 千夏” 皇帝の宝冠 1981 鮫戦士 2016 マルチウェポンメイド 2056 科学分析班 教皇の祭壇 2064 クローンエスパー 2146 ジャマー・アンドロイド“P-Ⅲ Medousa” 2151 ジャマー・アンドロイド“P-Ⅲ Medousa” 絶神の戦車 2171 メタルファイター“YUKANA” 2181 メタルファイター“YUKANA” 2205 太占 2270 ドジッ子ヒーラー 正義の鼓動 2437 阿羅耶識のお守り 2450 エクソシスト“ジェシカ・コールマン” 2455 エクソシスト“ジェシカ・コールマン” 修行者の魂 2514 ハーフペイン“平良 レミ” 2515 フォルトレスサイキッカー“平良 レミ” 2526 フォルトレスサイキッカー“平良 レミ” 2558 奉仕お嬢様 望刻の塔 2752 アルケミックメイド 2855 カメレオンメイド 調和の杯 2892 傘メイド 2911 コスプレパーティ 冥約の少女 3177 フェード・ホムンクルス 3183 ホムンクルス・クラリスモデル2010 PRその他 PP035 サイボーグメイド PP053 サイボーグメイド PR252 マルチウェポンメイド PR133 白魔女 PR168 アンドロイド・タイプJ EP217 フローライト
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出典 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 フトダマは、日本神話に登場する神。古事記では布刀玉命、日本書紀では太玉命、古語拾遺では天太玉命(あめのふとだまのみこと)と表記する。忌部氏(後に斎部氏)の祖の一柱とされる。 太玉命は地方により、其の名を変える。(古語拾遺一巻より) 天日鷲命 阿波国忌部祖 手置帆負命 讚岐国忌部祖 彦狹知命 紀伊国忌部祖 櫛明玉命 出雲国玉作祖 天目一箇命 筑紫‧伊勢国忌部祖 神話などでの記述 出自は記紀には書かれていないが、古語拾遺などではタカミムスビの子と記されている。 岩戸隠れの際、オモイカネが考えたアマテラスを岩戸から出すための策で良いかどうかを占うため、アメノコヤネとともに太占(ふとまに)を行った。そして、勾玉や八咫鏡などを下げた天の香山の五百箇真賢木(いおつまさかき)を捧げ持ち、アマテラスが岩戸から顔をのぞかせると、アメノコヤネとともにその前に鏡を差し出した。 天孫降臨の際には、ニニギに従って天降るよう命じられ、五伴緒の一人として随伴した。日本書紀の一書では、アメノコヤネと共にアマテラスを祀る神殿(伊勢神宮)の守護神になるよう命じられたとも書かれている。 解説 アメノコヤネ(中臣氏の祖神)とともに祭祀を司どる神である。 岩戸隠れにおいて記紀ではフトダマよりもアメノコヤネの方が重要な役割をしている。これは記紀が書かれた当時の斎部氏と中臣氏の力関係を反映している。斎部氏の斎部広成が書いた古語拾遺では、逆にフトダマの方が中心的な役割を果たしている。 信仰 占いの神、神事の神として信仰されており、太玉命神社(奈良県橿原市)、大麻比古神社(徳島県鳴門市)、安房神社(千葉県館山市)、大原神社(千葉県君津市)などで祀られている。
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2009年5月22日発売。 メインビジュアルはプリンセス・ローズ“ローズマリー・フォンブリューヌ”と聖将“上杉 謙信”。 『絶神の覇業が動き出す』(上杉謙信) 『ときめきが加速する』(ローズマリー・フォンブリューヌ) E.G.O. 阿羅耶識 WIZ-DOM ダークロア 極星帝国 イレイザー ビジュアルフレーム E.G.O. 2155 ドラゴンボート 2156 執事喫茶店員 2157 秘書サイボーグ 2158 眼鏡ッ子フリークライマー 2159 サイキック・マジシャン 2160 月面作業アンドロイド 2161 地球防衛組 2162 ツンデレマネージャー 2163 ブーステッドサイボーグ 2164 マシン・ドルフィン 2165 ジャンパー 2166 脳波増幅少女 2167 エアーボーダー 2168 南国スク水少女“喜屋武 夏海” 2169 南国育ち“喜屋武 夏海” 2170 サイボーグライダー“リゼット・K・アサギリ” 2171 メタルファイター“YUKANA” 2172 タイムエクスプレス“ドラゴンライナー” 2173 ネコミミメイド 2174 エアスクーター 2175 超融合戦闘機“ブレイブジェット” 2176 可変翼戦闘爆撃ヘリ メガネウラ 2177 ソウルリンク 2178 直感 2179 南国育ち“喜屋武 夏海” 2180 サイボーグライダー“リゼット・K・アサギリ” 2181 メタルファイター“YUKANA” 阿羅耶識 2182 八咫烏女子中学生 2183 土着神 2184 付き添い巫女 2185 春眠白蛇 2186 リトル・ネイティブファイター 2187 牢人 2188 浜の空手家 2189 凧忍者 2190 仙道戦士 2191 茶道家 2192 武者少年 2193 子連れ狼 2194 鉢がね忍者 2195 守護者“不動明王” 2196 五大明王“不動明王” 2197 退魔女子高生“野分 恵美” 2198 炎式神“焔式” 2199 四霊“霊亀” 2200 巫女衣装 2201 チャックモール 2202 虚船 2203 麒麟 2204 十言神咒 2205 太占 2206 五大明王“不動明王” 2207 退魔女子高生“野分 恵美” 2208 炎式神“焔式” WIZ-DOM 2209 ラブラブバット 2210 鳥人ホムンクルス 2211 自動甲冑戦士 2212 ヘルライダー 2213 やんちゃホムンクルス 2214 バトラーデビル 2215 チャリンコ魔法使い 2216 ティーチャーエルフ 2217 空中ブランコスター 2218 ウインドエルフ 2219 ホムンクルス・デザイナー 2220 マジカルバス 2221 クラウンデビル 2222 キメラ少女“ミオ・アルムクヴィスト” 2223 キマイラ“ミオ・アルムクヴィスト” 2224 プリンセス・ローズ“ローズマリー・フォンブリューヌ” 2225 チャリオット“アンネローゼ・ノルトライン” 2226 リビングキャッスル“ノイベルシュタイン” 2227 執事服 2228 かぼちゃの馬車 2229 フレイヤの猫車 2230 太陽神の戦車 2231 デス・サークル 2232 クリーチャー・クリエイト 2233 キマイラ“ミオ・アルムクヴィスト” 2234 プリンセス・ローズ“ローズマリー・フォンブリューヌ” 2235 チャリオット“アンネローゼ・ノルトライン” ダークロア 2236 蛇娘 2237 ビッグフット 2238 タイガー戦車 2239 少女探偵団 2240 泣き鬼 2241 ヴァンパイア・ドクター 2242 湯けむり悪魔 2243 ブラックドッグ・ガール 2244 銀麗ヴァンパイア 2245 妖怪アパート少女 2246 鯉のぼり鬼 2247 救助犬 2248 パラサイトデビル 2249 大蛇“ヨルムンガンド” 2250 世界蛇“ヨルムンガンド” 2251 番竜“ラドン” 2252 怨怪“がしゃどくろ” 2253 破壊神の山車“ナンディーゴース” 2254 キングタイガー 2255 クローデモン 2256 ブラーク 2257 インドラの黄金戦車 2258 大津波 2259 甘露・アムリタ 2260 世界蛇“ヨルムンガンド” 2261 番竜“ラドン” 2262 怨怪“がしゃどくろ” 極星帝国 2263 遺跡探索少女 2264 竜の門番 2265 跳躍巫女 2266 イモータルヴァンパイア 2267 間欠泉エルフ 2268 闘技奴隷 2269 幽霊貴族 2270 ドジッ子ヒーラー 2271 古代戦車 2272 雨ごい巫女 2273 火遊びジャイアント 2274 貴族馬車 2275 ウォーターカッター 2276 道士“楊セン” 2277 妖怪仙人“楊セン” 2278 聖将“上杉 謙信” 2279 エルダーヴァンパイア“ロイネリーヤ・エヴァリエール” 2280 古代巨神兵“アルゴ” 2281 飛行機械 2282 水蛇の鎧 2283 オハン 2284 四不像 2285 英雄召喚術 2286 アンデッドウォール 2287 妖怪仙人“楊セン” 2288 聖将“上杉 謙信” 2289 エルダーヴァンパイア“ロイネリーヤ・エヴァリエール” イレイザー 2290 メガネドクター 2291 チャージオペレーター 2292 クローンバニー 2293 恐竜戦車 2294 サウザンドアイ・エンジェル 2295 AIOS・TYPE-M 2296 サイボーグインスペクター 2297 グラビア天使 2298 光天使 2299 スペースエルフ 2300 三つ目指揮官 2301 砂漠の狐 2302 竜鱗天使 2303 妙音鳥“迦陵頻伽” 2304 妙声鳥“迦陵頻伽” 2305 増援部隊指揮官“ゾフィエル” 2306 人造天使実験体“code-301655723” 2307 巨大艦隊 2308 なりきりアンドロイドセット 2309 オプティカルカムフラージュスーツ 2310 カプセルウェポン 2311 S.S.F. X-Wing 2312 バタフライ・エクスプロージョン 2313 高速配置転換 2314 妙声鳥“迦陵頻伽” 2315 増援部隊指揮官“ゾフィエル” 2316 人造天使実験体“code-301655723” ビジュアルフレーム 2317 プリンセス・ローズ“ローズマリー・フォンブリューヌ” 2318 聖将“上杉 謙信”
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出典 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 天岩戸(あまのいわと)とは、日本神話に登場する岩で出来た洞窟である。天戸(あまと)、天岩屋(あまのいわや)、天岩屋戸(あまのいわやと)とも言い、「岩」は「石」と書く場合もある。 太陽神であるアマテラスが隠れ、世界が真っ暗になってしまった岩戸隠れの伝説の舞台である。 神話での記述 古事記 誓約によって身の潔白を証明したスサノオは、そのまま高天原に居座った。そして、田の畔を壊して溝を埋めたり、御殿に糞を撒き散らしたりの乱暴を働いた。他の神はアマテラスに苦情を言うが、アマテラスは「考えがあってのことなのだ」とスサノオをかばった。 しかし、アマテラスが機屋で神に奉げる衣を織っていた時、スサノオは機屋の屋根に穴を開けて、そこから皮を剥いだ馬を落とし入れ、一人の天の服織女が驚いて梭(ひ)で陰部を刺して死んでしまった。ここにきてアマテラスはスサノオの行動に怒り、天岩戸に引き篭ってしまった。高天原も葦原中国も闇となり、様々な禍(まが)が発生した。 そこで、八百万の神が天の安河の川原に集まり、どうすれば良いか相談をした。オモイカネの案により、様々な儀式を行った。常世の長鳴鳥(鶏)を集めて鳴かせた。天の安河の川上にある堅い岩を取り、鉱山の鉄を採り、鍛冶師のアマツマラを探し、イシコリドメに命じて八咫鏡(やたのかがみ)を作らせた。タマノオヤに命じて八尺の勾玉の五百箇のみすまるの珠(八尺瓊勾玉・やさかにのまがたま)を作らせた、アメノコヤネとフトダマを呼び、雄鹿の肩の骨を抜き取り、ははかの木を取って占い(太占)をさせた。賢木(さかき)を根ごと掘り起こし、枝に八尺瓊勾玉と八咫鏡と布帛をかけ、フトダマが御幣として奉げ持った。アメノコヤネが祝詞(のりと)を唱え、アメノタヂカラオが岩戸の脇に隠れて立った。アメノウズメが岩戸の前に桶を伏せて踏み鳴らし、神憑りをして、胸をさらけ出し、裳の紐を陰部までおし下げて踊った。すると、高天原が鳴り轟くように八百万の神が一斉に笑った。 この声を聴いたアマテラスは、何事だろうと天岩戸の扉を少し開け、「自分が岩戸に篭って闇になっているというのに、なぜアメノウズメは楽しそうに舞い、八百万の神は笑っているのか」と問うた。アメノウズメが「貴方様より貴い神が表れたので、それを喜んでいるのです」と言うと、アメノコヤネとフトダマがアマテラスの前に鏡を差し出した。鏡に写る自分の姿がその貴い神だと思ったアマテラスが、その姿をもっと良く見ようと岩戸をさらに開けたとき、隠れていたタヂカラオがその手を取って岩戸の外へ引きずり出した。すぐにフトダマが注連縄を岩戸の入口に張り、「もうこれより中に入らないで下さい」と言った。こうしてアマテラスが岩戸の外に出てくると、高天原も葦原中国も明るくなった。 八百万の神は相談し、スサノオに罪を償うためのたくさんの品物を科し、髭と手足の爪を切って高天原から追放した。 日本書紀 日本書紀でも大きな話の流れは同じであるが、細部に若干の違いがある。 本文では、スサノオが機屋に馬を投げた際、アマテラス自身が驚いて梭で傷ついたとある。第一の一書では、稚日女尊(ワカヒルメ)が梭で傷ついて死んだとなっている。ワカヒルメはオオヒルメすなわちアマテラスの分身であり、スサノオの行為によってアマテラスが死んだというのが元々の伝承ではないかと考えられる。 第二の一書では、アマテラスが怒って岩屋に隠れたのは、スサノオが神殿に糞をし、アマテラスが気付かずにそれに座ってしまったためとしている。 解釈 アマテラスが天岩戸に隠れて世の中が闇になるという話は、日食を表したものだという解釈と、冬至を過ぎて太陽が弱まった力を取り戻すということを象徴したものとする見方がある。日食神話、冬至神話とも世界各地に見られる(→死と再生の神)。 スサノオの乱暴は、その全てが農耕に関連するものであり、暴風雨の災害を表したものだともされる。大祓詞では、このスサノオの行いを総称して「天つ罪」としている。 鶏を集めて鳴かせたことから、伊勢神宮では神宮内に鶏を放し飼いにしている。 鍛冶師のアマツマラについては何をしたかが書かれていないが、本居宣長は矛を作らせるためではないかと推測している。また、剣を作らせたとする説もあり、そうであればこの説話で三種の神器が全て作られたことになる。なお、古語拾遺においては、アマツマラの代わりに一つ目の鍛冶神天目一箇神が登場している。 古事記では、この説話の後に、スサノオとオオゲツヒメによる食物起源神話が挿入されている。 尚、天目一箇神を祖とする忌部氏(斎部氏)は、オオゲツヒメの話に登場する阿波国を出て東に向かった者とされている。この東端が安房国で安房の地名の由来とされている。 天の岩戸隠れの神話はギリシャ神話に於けるデメテル神の神話とよく似ていると言われている。デメテル神の場合、ペルセポネを隠された為、嘆き世の中が真っ暗になってしまう事から来ている。 天岩戸と呼ばれる場所 天岩戸説話は天上界の出来事であるが、神話を現実的に目に見える形で解釈したいという要求から、「ここが天岩戸である」とする場所や関連する場所が何箇所か存在する。 天の岩戸 京都府福知山市大江町 皇大神宮(元伊勢内宮)、岩戸神社。 宮崎県西臼杵郡高千穂町大字岩戸 天岩戸神社の神域にある。社務所に頼まなければ見せてもらうことはできない。最寄の駅にも「天岩戸」の名がつけられている(天岩戸駅)。 沖縄県島尻郡伊平屋村 「クマヤ洞窟」全国に数多ある「天の岩戸伝説」の中でここは最南端地。 岡山県真庭市蒜山 茅部神社の山の上方。 滋賀県高島市 白鬚神社 岩戸社。 三重県伊勢市 伊勢神宮外宮 「高倉山古墳」。昭和時代に入山が禁止された。 三重県伊勢市二見町 二見興玉神社 「天の岩屋」 三重県志摩市磯部町恵利原 「恵利原の水穴」 徳島県つるぎ町天の岩戸神社の神域にある。 岩戸 長野県長野市戸隠 戸隠神社には、岩戸が落下してきたという伝承がある。 奈良県奈良市柳生 天之石立神社。この地まで飛ばされてきたという岩がある。
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記紀 +... 古事記【原文】 古事記【現代語】 日本書紀【現代語】 日本書紀【原文】 備考 矛先から滴った潮が固まり、一つの島が出来た。磤馭慮島である。 其矛鋒滴瀝之潮、凝成一嶋、名之曰磤馭慮嶋。 淤能碁呂島├茨城県:筑波山├滋賀県:竹生島├京都府:大文字山├兵庫県:おのころ島神社├兵庫県:絵島├兵庫県:先山├兵庫県:成ケ島├兵庫県:家島├兵庫県:諭鶴羽山├兵庫県:沼島├兵庫県:淡路島├奈良県:金剛山├和歌山:沖ノ島├島根県:島後├島根県:十神山├徳島県:飛島├福岡県:小呂島・能古島├福岡県:能古島├その他:紀伊半島├その他:日本全体└その他:地球そのもの 二神はこの島に降り立ち、夫婦で国土を生むこととした。 二神、於是、降居彼嶋、因欲共爲夫婦産生洲國。 そこで磤馭慮島の柱を、男神は左より回り、女神は右から回って、二神は顔を合わせた。 便以磤馭慮嶋爲國中之柱柱、此云美簸旨邏而陽神左旋、陰神右旋、分巡國柱、同會一面。 その時、女神が先に「まあ嬉しい。いい男と逢えました。」と言ったが、男神は喜ばない。「男から先に言葉を掛けるべきであろう。なぜ、女から先に声を掛けたのだ。不吉なので、改めて周り直そう。」と言われた。 時陰神先唱曰「憙哉、遇可美少男焉。」少男、此云烏等孤。陽神不悅曰「吾是男子、理當先唱。如何婦人反先言乎。事既不祥、宜以改旋。」 二神はやり直し、今度は男神が先に「なんと嬉しいことか。良き少女と逢えるとは。」と言われた。 於是、二神却更相遇、是行也、陽神先唱曰「憙哉、遇可美少女焉。」少女、此云烏等咩。 そして女神に「あなたの体はどのようになっているのか。」と尋ね、女神は「私の体には、雌の元の部分がある。」男神は、「私の体にも、雄の元の部分がある。これらを合わせようと思う。」と言われた。そこで陰陽が交じり合い、夫婦となった。 因問陰神曰「汝身、有何成耶。」對曰「吾身有一雌元之處。」陽神曰「吾身亦有雄元之處。思欲以吾身元處合汝身之元處。」於是、陰陽始遘合爲夫婦。 子が生まれるとき、まず淡路洲が生まれたが、不満足な出来であった。そこで名付けて淡路洲(吾恥=アハジ)と言う。 及至産時、先以淡路洲爲胞、意所不快、故名之曰淡路洲。 それから大日本豊秋津洲を生んだ。 廼生大日本日本、此云耶麻騰。下皆效此豐秋津洲。 次に伊予二名洲を生んだ。 次生伊豫二名洲。 次に筑紫洲を生んだ。 次生筑紫洲。 次に億岐洲と佐度洲を双子で生んだ。世の中の人が、双子を生むことがあるのはこれによるためである。 次雙生億岐洲與佐度洲、世人或有雙生者象此也。 次に越洲を生んだ。 次生越洲。 次に大洲を生んだ。 次生大洲。 次に吉備子洲を生んだ。 次生吉備子洲。 これによって初めて大八洲国の名が出来た。 由是、始起大八洲國之號焉、 対馬島、壱岐島、及びその他の小島は、潮の泡が固まって出来た。あるいは、水の泡が固まって出来たとも言われている。 卽對馬嶋壹岐嶋及處處小嶋、皆是潮沫凝成者矣、亦曰水沫凝而成也。 於是天神、諸命以、詔伊邪那岐命・伊邪那美命二柱神「修理固成是多陀用幣流之國。」賜天沼矛而言依賜也。 天の神様は、伊邪那岐命と伊邪那美命の御二方に、「この漂っている国をしっかりと作り固めなさい。」と命じ、天沼矛を授けられました。 別伝では、天神が伊弉諾尊と伊弉冉尊に「豊葦原千五百秋瑞穂之地に行き、あなた達が治めなさい。」といわれて、天瓊戈を授けた。 一書曰、天神謂伊弉諾尊・伊弉冉尊曰「有豐葦原千五百秋瑞穗之地、宜汝往脩之。」廼賜天瓊戈。 故、二柱神、立訓立云多多志天浮橋而指下其沼矛以畫者、鹽許々袁々呂々邇此七字以音畫鳴訓鳴云那志而引上時、自其矛末垂落之鹽累積、成嶋、是淤能碁呂嶋。自淤以下四字以音。 それでこの御二方の神樣は天浮橋から海面に矛を降ろし、音を立ててかき回して引きあげると、矛の先から滴り落ちて淤能碁呂島が出来ました。 そこで、二神は天上浮橋に立ち、戈を刺して地を探した。戈で海をかき回し、引き上げた時に、その戈から垂り落ちた潮が固まって嶋ができた。名を磤馭慮嶋という。 於是二神、立於天上浮橋、投戈求地。因畫滄海而引舉之、卽戈鋒垂落之潮、結而爲嶋、名曰磤馭慮嶋。 天浮橋├茨城県:天浮橋├京都府:天橋立└兵庫県:天浮橋天沼矛├徳島県:鳴門の渦潮└宮崎県:霧島東神社 於其嶋天降坐而、見立天之御柱、見立八尋殿。 その島にお降りになり、天之御柱と八尋殿を建てられました。 二神はその嶋に降り立ち、八尋之殿と天柱を建てた。 二神、降居彼嶋、化作八尋之殿、又化竪天柱。 天之御柱└兵庫県:上立神岩八尋殿└兵庫県:平バエ 於是、問其妹伊邪那美命曰「汝身者、如何成。」 伊邪那岐命が伊邪那美命に「あなたの身体は、どんなふうにできていますか。」と尋ねられましたので、 陽神が陰神に「あなたの体はどのようにできているのか。」と尋ねられ、 陽神問陰神曰「汝身有何成耶。」 答曰「吾身者、成成不成合處一處在。」 「私の身体には、出来上がっていない所が一か所あります。」とお答えになりました。 陰神は「私の体はできており、陰元という所があります。」と答えられ、 對曰「吾身具成而有稱陰元者一處。」 伊弉諾の宮└京都府:眞名井神社 爾伊邪那岐命詔「我身者、成成而成餘處一處在。故以此吾身成餘處、刺塞汝身不成合處而、以爲生成國土、生奈何。」訓生、云宇牟。 そこで伊邪那岐命は「私の身体には、出来過ぎた所が一か所ある。だから私の出来過ぎた所をあなたの出来上がっていない所に挿して国を生み出そうと思うがどうだろう。」と仰せられたので、 陽神が「私の体もできあがり、陽元という所ができた。そこで、私の陽元と、あなたの陰元とを合わせたいと思う。」と言われた。 陽神曰「吾身亦具成而有稱陽元者一處。思欲以吾身陽元合汝身之陰元。」云爾。 伊邪那美命答曰「然善。」爾伊邪那岐命詔「然者、吾與汝行廻逢是天之御柱而、爲美斗能麻具波比此七字以音。」 伊邪那美命は「それがいいでしよう。」と答えられました。そこで伊邪那岐命が「二人で天之御柱を廻りあってから、寝室でうまく交接しよう。」と仰せられ、 如此之期、乃詔「汝者自右廻逢、我者自左廻逢。」約竟廻時、 「あなたは右からお廻りなさい。わたしは左から廻って逢いましょう。」と約束して廻った時、 さっそく二神が天柱を回ることとし、陽神が「あなたは左から回り、私は右から回ることにしよう。」と決めて回った。 卽將巡天柱、約束曰「妹自左巡、吾當右巡。」 伊邪那美命、先言「阿那邇夜志愛上袁登古袁。此十字以音、下效此。」後伊邪那岐命言「阿那邇夜志愛上袁登賣袁。」 伊邪那美命が先に「本当に立派な青年ですね。」といわれ、続いて伊邪那岐命が「本当に美しいお嬢さんですね。」といわれました。 二神が会った時、先に陰神が「なんと良き男でしょう」と言い、その後に陽神が「なんと良き乙女なのだ」と言われた。 既而分巡相遇、陰神乃先唱曰「姸哉、可愛少男歟。」陽神、後和之曰「姸哉、可愛少女歟。」 各言竟之後、告其妹曰「女人先言、不良。」雖然、久美度邇此四字以音興而生子、水蛭子、此子者入葦船而流去。 それぞれ言い終ってから、女神に「女が先に言ったのはよくない。」とおっしゃいましたが、しかし、水蛭子をお生みになりました。この子は葦船に乗せて流してしまいました。 このようにして夫婦となり、最初に蛭兒が生まれたが、この子は葦船に乗せて流してしまった。 遂爲夫婦、先生蛭兒、便載葦船而流之。 水蛭子├兵庫県:岩樟神社├兵庫県:和田神社└兵庫県:西宮神社 次生淡嶋、是亦不入子之例。 次に淡嶋をお生みになりましたが、これも御子の数には入りません。 次に淡洲が生まれたが、これも、子供の数には入れない。 次生淡洲、此亦不以充兒數。 淡嶋└和歌山:神島 於是、二柱神議云「今吾所生之子、不良。猶宜白天神之御所。」卽共參上、請天神之命、爾天神之命以、布斗麻邇爾上此五字以音ト相而詔之 かくて御二方は、「私達の生んだ子がよくない。これは天の神様に尋ねるべきだ。」と連れだって天の神様に会われ、言われたとおりに占いをしたところ、 二神は天上に戻り、このことを報告した。天神は太占で占い、 故、還復上詣於天具奏其狀、時天神、以太占而卜合之、 「因女先言而不良、亦還降改言。」 「女性が先に言ったのがよろしくない原因です。帰って改めてやってみなさい。」とのことでした。 「原因は、婦人が先に言葉を掛けたからだ。戻って、やり直すがよかろう。」と言われ、地に戻る日時も占いで定めた。 乃教曰「婦人之辭、其已先揚乎。宜更還去。」乃卜定時日而降之。 故爾反降、更往廻其天之御柱如先、於是伊邪那岐命先言「阿那邇夜志愛袁登賣袁。」後妹伊邪那美命言「阿那邇夜志愛袁登古袁。」 帰られてから、また天之御柱をまた廻り、今度は伊邪那岐命から「本当に美しいお嬢さんですね。」とおっしゃり、続けて伊邪那美命が「本当に立派な青年ですね。」と仰せられました。 二神は改めて、陽神が左から、陰神が右から柱を廻り、出会った時に、今度は陽神が先に「なんと良き乙女なのだ。」と言い、次に陰神が「なんと良き男でしょう。」と言われた。 故二神、改復巡柱、陽神自左、陰神自右、既遇之時、陽神先唱曰「姸哉、可愛少女歟。」陰神、後和之曰「姸哉、可愛少男歟。」 それからは、二神は同居して子を生んだ。その名を大日本豐秋津洲といい。 然後、同宮共住而生兒、號大日本豐秋津洲。 如此言竟而御合生子、淡道之穗之狹別嶋。訓別、云和氣。下效此。 このようにされたところ、御子の淡路の穗之狭別島をお生みになりました。 次に淡路洲。 次淡路洲、 次生伊豫之二名嶋、此嶋者、身一而有面四、毎面有名、 次に伊豫の二名島をお生みになりました。この島は身一つに顏が四つあります。その顏ごとに名があります。 次に伊予二名洲。 次伊豫二名洲、 故、伊豫國謂愛上比賣此三字以音、下效此也、讚岐國謂飯依比古、粟國謂大宜都比賣此四字以音、土左國謂建依別。 伊豫国を愛比賣といい、讚岐国を飯依比古といい、阿波国を大宜都比賣といい、土佐国を建依別といいます。 次生隱伎之三子嶋、亦名天之忍許呂別。許呂二字以音。 次に隱岐の三子の島をお生みなさいました。この島はまたの名を天之忍許呂別といいます。 次生筑紫嶋、此嶋亦、身一而有面四、毎面有名、故、 次に筑紫の島をお生みになりました。やはり身一つに顏が四つあります。顏ごとに名がついております。 次に筑紫洲。 次筑紫洲、 筑紫國謂白日別、豐國謂豐日別、肥國謂建日向日豐久士比泥別自久至泥、以音、熊曾國謂建日別。曾字以音。 それで筑紫国を白日別といい、豊国を豊日別といい、肥国を建日向日豊久士比泥別といい、熊曾国を建日別といいます。 次に億岐三子洲。 次億岐三子洲、 次生伊伎嶋、亦名謂天比登都柱。自比至都以音、訓天如天。 次に壹岐島をお生みになりました。この島はまたの名を天比登都柱といいます。 次生津嶋、亦名謂天之狹手依比賣。 次に對馬をお生みになりました。またの名を天之狹手依比賣といいます。 次生佐度嶋。 次に佐渡島をお生みになりました。 次に佐度洲。 次佐度洲、 次生大倭豐秋津嶋、亦名謂天御虛空豐秋津根別。 次に大倭豊秋津島をお生みになりました。またの名を天御虛空豊秋津根別といいます。 ここまで水蛭子は漂流中。 次に越洲。 次越洲、 次に吉備子洲。 次吉備子洲。 故、因此八嶋先所生、謂大八嶋國。 この八つの島がまず生まれたので大八島国というのです。 これらを大八洲国と呼ぶ。 由此謂之大八洲國矣。 瑞はズイと読み、姸哉はアナニエヤと読み、可愛はエと読み、太占はフトマニと読む。 瑞、此云彌圖。姸哉、此云阿那而惠夜。可愛、此云哀。太占、此云布刀磨爾。 別伝では、伊弉諾尊と伊弉冉尊との二神は、天霧の中に立たれ、「国が欲しい。」と言って、天瓊矛を刺して探すと、磤馭慮嶋を見つけた。矛を抜いて喜び、「ああ善かった。国があった。」と言われた。 一書曰、伊弉諾尊・伊弉冉尊二神、立于天霧之中曰「吾欲得國。」乃以天瓊矛、指垂而探之、得磤馭慮嶋。則拔矛而喜之曰「善乎、國之在矣。」 別伝では、伊弉諾と伊弉冉の二神は、高天原から「国があるはずだ。」と言い、天瓊矛でかき回すと、磤馭慮嶋が出来ました。 一書曰、伊弉諾・伊弉冉二神、坐于高天原曰「當有國耶。」乃以天瓊矛、畫成磤馭慮嶋。 別伝では、伊弉諾と伊弉冉の二神が相談し、「水の上の油のように浮いているものの中に国があるだろう。」と言い、天瓊矛で一嶋を探りだした。名を磤馭慮嶋という。 一書曰、伊弉諾・伊弉冉二神、相謂曰「有物若浮膏、其中蓋有國乎。」乃以天瓊矛、探成一嶋、名曰磤馭慮嶋。 別伝では、陰神が先ず「なんと良き男でしょう」と言ってみたが、陰神が先に声を掛けるのは良くないのでやり直し、今度は陽神が先に「なんと良き乙女なのだ」と言われた。そして遂に、合交しようとしたが、その方法が判らなかった。その時、鶺鴒が飛んできて、首と尾を振り動かした。二神はこれを見て、合交の方法を理解した。 一書曰、陰神先唱曰「美哉、善少男。」時以陰神先言故爲不祥、更復改巡、則陽神先唱曰「美哉、善少女。」遂將合交而不知其術、時有鶺鴒、飛來搖其首尾、二神見而學之、卽得交道。 鶺鴒├茨城県:セキレイ石└兵庫県:鶺鴒石 オノゴロ島以外に陸地がない時に、どこから鳥が飛んできた・・・。( ゚д゚)ハッ! ノアの箱舟か? 別伝では、二神は夫婦となり、先ず淡路洲と淡洲を胞として、大日本豊秋津洲を生んだ。次に伊予洲、筑紫洲、億岐洲と佐度洲の双子、越洲、大洲、最後に子洲を生んだ。 一書曰、二神合爲夫婦、先以淡路洲・淡洲爲胞、生大日本豐秋津洲。次伊豫洲、次筑紫洲、次雙生億岐洲與佐度洲、次越洲、次大洲、次子洲。 別伝では、最初に淡路洲、次に大日本豊秋津洲、伊予二名洲、億岐洲、佐度洲、筑紫洲、壱岐洲、最後に対馬洲を生んだ。 一書曰、先生淡路洲、次大日本豐秋津洲、次伊豫二名洲、次億岐洲、次佐度洲、次筑紫洲、次壹岐洲、次對馬洲。 別伝では、磤馭慮嶋を胞として、淡路洲を生んだ。次に大日本豊秋津洲、伊予二名洲、筑紫洲、吉備子洲、億岐洲と佐度洲の双子、最後に越洲を生んだ。 一書曰、以磤馭慮嶋爲胞、生淡路洲。次大日本豐秋津洲、次伊豫二名洲、次筑紫洲、次吉備子洲、次雙生億岐洲與佐度洲、次越洲。 別伝では、淡路洲を胞とし、大日本豊秋津洲を生んだ。次に淡洲、伊予二名洲、億岐三子洲、佐度洲、筑紫洲、吉備子洲、最後に大洲を生んだ。 一書曰、以淡路洲爲胞、生大日本豐秋津洲。次淡洲、次伊豫二名洲、次億岐三子洲、次佐度洲、次筑紫洲、次吉備子洲、次大洲。 別伝では、陰神が先ず「なんと良き男でしょう。」と言って陽神をリードし、淡路洲を生んだ。次に蛭兒を生んだ。 一書曰、陰神先唱曰「姸哉、可愛少男乎。」便握陽神之手、遂爲夫婦、生淡路洲、次蛭兒。 然後、還坐之時、生吉備兒嶋、亦名謂建日方別。 それからお還りになった時に吉備兒島をお生みになりました。またの名を建日方別といいます。 次生小豆嶋、亦名謂大野手上比賣。 次に小豆島をお生みになりました。またの名を大野手比賣といいます。 次生大嶋、亦名謂大多麻上流別。自多至流以音。 次に大島をお生みになりました。またの名を大多麻流別といいます。 次生女嶋、亦名謂天一根。訓天如天。 次に女島をお生みになりました。またの名を天一根といいます。 次生知訶嶋、亦名謂天之忍男。 次に知訶島をお生みになりました。またの名を天之忍男といいます。 次生兩兒嶋、亦名謂天兩屋。自吉備兒嶋至天兩屋嶋、幷六嶋。 次に兩兒島をお生みになりました。またの名を天兩屋といいます。吉備の兒島から兩兒島まで合わせて六島です。 ゆかりの寺社(御朱印視点) 引続き調査中ですので、掲載もれがあるかも知れません。 【おススメ度 ☆☆☆☆★】ゆかりの御朱印が頂けます。 都道府県 寺社名 所在地 備考 兵庫県 岩樟神社 淡路市岩屋 【社】①蛭子神が産まれた地。②伊弉諾尊が隠れ給うた幽宮。御朱印は石屋神社で拝受可能。 兵庫県 石屋神社 淡路市岩屋799 【社】淤能碁呂島比定地に鎮守。岩樟神社の本務社。 兵庫県 おのころ島神社 南あわじ市榎列下幡多415 【社】淤能碁呂島比定地の一つ。自凝島神社の塩砂は天沼矛から滴り落ちた塩とされ、安産のお守りとされている。 【おススメ度 ☆☆★★★】普通の御朱印です。 都道府県 寺社名 所在地 備考 茨城県 筑波山神社 つくば市筑波1 【社】淤能碁呂島比定地に鎮守。 三重県 花窟神社 熊野市有馬町130 【伝】産田神社の本務社。 三重県 産田神社 熊野市有馬町1814 【伝】伊弉冉尊が火神の軻遇突智神を生んだがために亡くなった場所。御朱印は花窟神社で拝受可能。 滋賀県 竹生島神社 長浜市早崎町1821 【噂】淤能碁呂島比定地に鎮守。御朱印は自押かも。 京都府 眞名井神社 宮津市中野 【社】伊弉冉尊の宮であり、伊弉諾尊が天界から通うための梯子が倒れて天橋立となった。 兵庫県 伊弉諾神宮 淡路市多賀740 【社】伊弉諾尊が幽宮を構えて余生を過ごされた地。 兵庫県 和田神社 神戸市兵庫区和田宮通3-2-45 【社】蛭子神が淡路島を出て本土に上陸された最初の地が和田岬で、そこにあった森を『蛭子の森』と云い、神代の昔に蛭子大神が祀られた。 兵庫県 先山千光寺 洲本市 【社】淤能碁呂島比定地に鎮守。 兵庫県 西宮神社 西宮市社家町1−17 【噂】蛭子命を乗せた葦舟が流れ着いた場所が神戸の西宮神社であるといわれている。 兵庫県 沼島八幡神社 南あわじ市沼島2522-1 【-】自凝神社の本務社。 兵庫県 自凝神社 南あわじ市沼島73 【社】淤能碁呂島比定地に鎮守。御朱印は沼島八幡神社で拝受可能。 宮崎県 霧島東神社 西諸県郡高原町蒲牟田6437 【社】天之逆鉾は、伊邪那岐尊・伊邪那美尊が高天原から鉾を差しおろし、かき混ぜて作った国土に、逆さに突き立てたものである。 【おススメ度 ☆★★★★】御朱印が頂けるか不明です。 都道府県 寺社名 所在地 備考 兵庫県 家島神社 姫路市家島町宮1 【社】淤能碁呂島比定地に鎮守。 【おススメ度 圏外】寺社以外の関連施設です。 都道府県 寺社名 所在地 備考 茨城県 天浮橋 つくば市筑波 【噂】女体山御本殿横にある。 茨城県 セキレイ石 つくば市筑波 【噂】ケーブルカー山頂駅から尾根沿いに女体山頂に向かう登山コース上にある。 茨城県 筑波山 つくば市筑波 【由】淤能碁呂島比定地の一つ。『金烏玉兎集』に「壬申は、二柱の神、高天原より天の逆矛を差下し、自凝島を造り、築波山に落下し、男体女体と顕れ、鹿島香取両大明神と現れたまひし日なり(壬申、二柱神自高天原天逆矛差下、自凝島造得、築波山落下、顕男体女体現鹿島香取両大明神日也、)」とある。 滋賀県 竹生島 長浜市早崎町 【噂】淤能碁呂島比定地の一つ。並木伸一郎『眠れないほど面白い日本の「聖地」』が典拠?怪しい。 京都府 大文字山 京都市左京区鹿ケ谷大黒谷町 【噂】淤能碁呂島比定地の一つ。典拠不詳。 京都府 天橋立 宮津市文殊 【噂】『丹後国風土記』に「イザナギが天に通うために橋を立てたが、寝ている間に倒れてしまった。」とある。 兵庫県 絵島 淡路市岩屋884-4 【伝】淤能碁呂島比定地の一つ。江戸期の国学者、本居宣長の『古事記伝』による。 兵庫県 先山 洲本市 【由】淤能碁呂島比定地の一つ。伊弉諾、伊弉冉2神が最初に作ったところから「先山」と名付けられた。 兵庫県 成ケ島 洲本市由良 【噂】淤能碁呂島比定地の一つ。典拠不詳。 兵庫県 家島 姫路市家島町 【噂】淤能碁呂島比定地の一つ。山川振作『記紀「国生み」神話の考察―特に古事記の水蛭子・淡島について―』での説(仮説?)。 兵庫県 天浮橋 南あわじ市榎列大榎列 【伝】ここから伊弉諾尊・伊弉冉尊が天沼矛を使って淤能碁呂島を造った。江戸時代の観光資源。 兵庫県 鶺鴒石 南あわじ市榎列下幡多415 【由】この石の上につがいの鶺鴒が止まり夫婦の契りを交わしている姿を見て、夫婦の道を開かれ御子様をお生みになられた。 兵庫県 諭鶴羽山 南あわじ市神代浦壁 【噂】淤能碁呂島比定地の一つ。典拠不詳。 兵庫県 上立神岩 南あわじ市沼島 【伝】①天沼矛、②天の御柱、③龍宮の華表(表門)、と伝えられる。「上立神岩」を男性器、「下立神岩」を女性器と見立てたともいわれる。 兵庫県 沼島 南あわじ市沼島 【伝】淤能碁呂島比定地の一つ。沼島の「沼」は、天の沼矛の「沼」(『日本書紀』の天之瓊矛の「瓊(ぬ)」)を指すとされる。『新撰亀相記』など。 兵庫県 平バエ 南あわじ市沼島 【伝】八尋殿のモデルとされ、旧暦3月3日に「平バエ祭」が行われる。「ハエ」とは岩礁を指す方言。 兵庫県 淡路島 【噂】淤能碁呂島の解釈の一つ。淡道之穗之狹別嶋と重複する。 奈良県 金剛山 御所市高天 【噂】淤能碁呂島比定地の一つ。典拠不詳。 和歌山 沖ノ島 和歌山市深山 【噂】淤能碁呂島比定地の一つ。菅政友『淤能碁呂嶋考』に基づくか。 和歌山 神島 和歌山市深山 【噂】淡嶋は友ヶ島に付属する小島、神島に漂着したと伝えられる。『新撰姓氏録』。 島根県 島後島 隠岐郡隠岐の島町 【噂】淤能碁呂島比定地の一つ。隱伎之三子嶋と重複する。 島根県 十神山 安来市安来町東十神町 【噂】淤能碁呂島比定地の一つ。十神というのは伊邪那岐、伊邪那美両神を除いた神世七代の神々を祀ったことによる名称とされている。 徳島県 鳴門の渦潮 鳴門市 【噂】鳴門の渦潮は天の沼矛で潮をかき回した跡と伝えられる。 徳島県 飛島 鳴門市鳴門町土佐泊浦 【噂】淤能碁呂島比定地の一つ。典拠不詳。 福岡県 小呂島・能古島 福岡市西区 【噂】淤能碁呂島比定地の一つ。小呂島は、古くは於呂島であったという。 福岡県 能古島 福岡市西区 【噂】淤能碁呂島比定地の一つ。 宮崎県 オノコロ島 宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井 【伝】淤能碁呂島比定地の一つ?あからさまな観光資源(珍スポット)。笑える。 紀伊半島 【除】淤能碁呂島の解釈の一つ。典拠不詳の珍説。 日本全体 【除】淤能碁呂島の解釈の一つ。典拠不詳の珍説。 地球そのもの 【除】淤能碁呂島の解釈の一つ。典拠不詳の珍説。 淤能碁呂島 自凝神社 国生み神話ゆかりの神社です。おのころ神社は、沼島の中にあって、イザナギ・イザナミの二神をお祀りしており、地元では、この山全体を「おのころさん」と呼び御神体として大切にしてきました。山上に向かってつづく階段が天に届くかのようにまっすぐに伸びています。沼島は、島全体がイザナギ・イザナミによる国土創世の際、「天の沼矛(あめのぬぼこ)」の先から滴り落ちたしずくが凝り固まってできたという「おのころ島」だとされる場所の一つです。 あわじウェブドットコム おのころ島神社 当神社は、古代の御原入江の中にあって伊弉諾命・伊弉冉命の国生みの聖地と伝えられる丘にあり、古くから「おのころ島」と親しまれ崇敬されてきました。古事記・日本書紀によれば神代の昔国土創世の時、二神は天の浮橋にお立ちになり、天の沼矛を持って海原をかき回すに、その矛より滴る潮がおのずと凝り固まって島となる、これが自凝島である。二神はこの島に降り立たれ、八尋殿(やひろでん)を建て 先ず淡路島を造り次々と大八洲(おおやしま)を拓かれたと記されています。当神社には伊弉諾命・伊弉冉命の二神がお祀りされており、縁結び、安産の神として知られています。また、この二神は天照大御神様の親神様です。昭和57年3月に建立された、高さ21.7mの朱塗りの大鳥居が目を引きます。 おのころ島神社 筑波山神社 山下の南面中腹(270m)に拝殿があり、これより山上の境内地「筑波山」を御神体として拝する古代の形が維持されている。筑波山を御神体と崇めまつる神体山信仰に発し、古来春秋両季に行われる御座替祭に供へまつる神衣(かんみそ)に御神霊を奉遷して御神体となす。筑波山縁起によれば、当神社の創祀は遠く神代に始る。天地開闢の初、諾冊二尊が天祖の詔をうけて高天原を起ち、天之浮橋に並び立ち給う、天之瓊矛(あめのぬぼこ)を以って滄海をかき探り給えば鉾の先よりしたたり落ちる潮凝って、一つの島となる。即ち二神は東方霊位に当る海中に筑波山を造り得て降臨し給い、天之御柱を見立て、左旋右旋して東西御座を替え給い、相対面なされて夫婦となり大八洲国及び山河草木を生み給う。次に日神、月神、蛭児命、素盞鳴尊を生み八百万神を生み給う。記紀に伝える「おのころ島」とは筑波山のことで、この故に筑波山は日本二柱の父母二神、皇子四所降臨御誕生の霊山であり、本朝神道の根元はただ此山にあるのみと伝えている。 筑波山神社 先山 伊弉諾、伊弉冉2神が最初に作ったところから「先山」と名付けられたお山の頂にある千光寺は、海抜450mにある風光明媚な山上寺院です。七堂伽藍、銅鐘は弘安6年(1283年)の銘があり国の重要文化財等々を持ち、質量ともに揃った淡路島第一の名刹です。 淡路島十三仏霊場 絵島 淡路島の北端に浮かぶ島で、国生み神話に登場する「おのころ島」伝承地の一つです。海人(あま)が活躍した明石海峡を背景に、長年の風波に洗われ描き出された造形美がおのころ島に見立てられたと考えられています。古くから景勝地として知られ、多くの和歌にも詠まれています。 淡路島観光協会 水蛭子 岩樟神社 淡路島の北端、岩屋港の向かいの恵比須神社奥、岩屋城跡がある城山の崖下の洞窟に祀られた神社。イザナギ・イザナミの二柱の神の間に最初に生まれた、蛭子命(ひるこのみこと)。エビス様蛭子命は、体がうまくできあがっていなかったために、葦舟にのせられて流されてしまったという神様です。その舟が流れ着いた場所が神戸の「西宮のエビスさん」、つまり西宮神社であり、 西宮のエビスさんの本家は岩屋であるという伝説があります。また地元では、この洞窟はイザナギ尊のかくれられた幽宮(かくりのみや)であるとも伝えられています。洞窟には、古の祭壇の趾があり、ここは、現在でも祭器や御神体等の古びた物の納受場所になっています。 淡路島観光協会 和田神社 蛭子大神が淡路島を出て本土に上陸された最初の地が和田岬でそこにあった森を『蛭子の森』と云い神代の昔に蛭子大神が祀られた西摂最古の聖地です。古く西宮神社が《産宮参り》と呼びこの地に渡御をされていたのはこの由緒によるものです。 和田神社 その他 鯛ノ巣山 大万木山を中心とする南西から北東に連なる頂稜の東端にある山で、麓の阿井地区から見る姿は独立峰のようですが、背後は毛無山へと稜線の連なる縦走可能な山になっています。古事記によればイナザギ命とイザナミ命がこの地に降臨され、イザナミ命が身ごもられました。このお産をする際に七日七夜岩穴に籠られ、お産をされたと伝えられます。このときお生まれになったのが、天照大神、月夜神、スサノオノミコトです。この「めでたい」をとり「鯛の巣山」と名づけられました。登山道は整備されていて、3合目に鯛流水、清流水、6合目にこうもり岩、ブナ・ミズナラなどの林を抜けると山頂からは中国山地の大パノラマが広がり、目の前には「猿政山」が望め、神話の里の風景が広がります。 奥出雲町観光協会 産田神社 産田神社は弥生時代からの古い神社で、伊弉冉尊(イザナミノミコト)とその子の軻遇突智神(カグツチノミコト)を祀っている。『花の窟』が伊弉冉尊の御陵に対して、産田神社は火神の軻遇突智神を生んだがために亡くなった場所として一対的な意味合いがあり、神々が生活した古郷ともいえる。古代の神社は建物がなく、ここでは『神籬(ひもろぎ)』(神の宿るところ)と呼ばれる石で囲んだ太古の祭祀台(祀り場)へしめ縄を張り神を招きました。左右の2カ所残っており、古さをものがったています。毎年1月10日の大祭の『奉飯の儀』では子供が丈夫に成長することを願って、汁かけ飯、骨付きさんま寿司、赤和え、御酒の膳いただきます。産田神社はさんま寿司発祥の地とされています。 熊野市観光公社 霧島東神社 天之逆鉾高千穂峰(一五七四m)の山頂にあり、霧島東神社の社宝として祀られている。伊邪那岐尊、伊邪那美尊が高天原から鉾を差しおろし、かき混ぜて作った国土に、逆さに突き立てたものと伝えられる。また、天孫降臨の際に瓊々杵尊が天照大御神から授かった鉾ともいう。実際に祀られた時期は明確ではないが、霧島山の修験者たちが神話にならって祀ったとされ、少なくとも江戸時代にはその存在は広く知られていた。霧島山に対する信仰の対象であるとともに戦前までは雨乞いの神ともされ、鉾の前で祭儀を行っていたという。 霧島東神社現地看板 天橋立・眞名井神社 お伊勢さんのふるさと丹後国一宮「元伊勢 籠神社」。その歴史はあまりにも古く、神代までさかのぼるといいます。特別名勝・天橋立はその昔、籠神社の境内であり、参道でした。伝承によると神代の昔、天にあった男神イザナギノ大神が奥宮眞名井神社の磐座にいらした女神イザナミの大神のもとに通うための梯子が倒れて天橋立になったと伝えられています。神代の昔、奥宮 眞名井原に豊受大神をお祭りしてきましたが、崇神天皇の御代に天照皇大神が当社にうつり、與謝宮(吉佐宮)と称して一緒にお祭りしていたが天照皇大神は垂仁天皇の御代に豊受大神は、雄略天皇の御代にそれぞれ伊勢におうつりになりました。それにより元伊勢といわれるようになり、その後、天孫彦火明命を主祭神とし、社名を籠宮と改めました。 霧島東神社現地看板
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LEVEL5に登録されている問題のうち、問題IDが501から600のものを掲載しています。 ※環境依存文字はデバイスによっては正しく表示されない場合があります。 難易度の目安:漢字検定 準1~1級 程度 目次 + ... 目次 501~510霙(みぞれ) 吝嗇臭(けちくさ)い 護謨紐(ごむひも) 飆(つむじかぜ) 匕首(あいくち) 恕(おもいや)る 炯然(けいぜん) 蒲魚(かまとと) 厭離穢土(おんりえど) 幽世(かくりよ) 511~520黄泉比良坂(よもつひらさか) 襲(かさ)ねる 太占(ふとまに) 晦(つごもり) 褻(け)の日 暁鴉(ぎょうあ) 乃公(おれ) 亦亦(またまた) 吋(インチ) 圧状尽(おうじょうずくめ) 521~530穿鑿(せんさく) 廟(みたまや) 挨(お)す 斌(うるわ)しい 橡麺棒(とちめんぼう) 甕(かめ) 楽車(だんじり) 惣暗(つつくら) 閼伽桶(あかおけ) 鶤鶏駕籠(とうまるかご) 531~540鯡(にしん) 悍(おぞ)ましい 喟然(きぜん) 嫋嫋(じょうじょう) 巾幗(きんかく) 哂笑(しんしょう) 鷸蚌(いつぼう)の争い 郵(しゅくば) 海参(いりこ) 雀斑(そばかす) 541~550海嘯(つなみ) 三和土(たたき) 魚籠(びく) 胡籙(やなぐい) 鉄漿(おはぐろ) 瞬(まじろ)ぐ 距(けづめ) 狭隘(きょうあい)(道路) 蹈鞴(たたら) 屯困(ちゅんこん) 551~560譬喩歌(ひゆか) 拘(かかずら)う 御俠(おきゃん) 御老成(おませ) 弥撒(ミサ) 掏摸(すり) 驀地(まっしぐら) 角髪(みずら) 後朝(きぬぎぬ)の別れ 裲襠(うちかけ) 561~570莫大小(めりやす) 雲脂(ふけ) 小舎人(こどねり) 仕舞屋(しもたや) 縹緻(きりょう) 絣(かすり) 肌理細(きめこま)かい 泛子(うき) 生絹(すずし)の糸 白地(あからさま) 571~580行器(ほかい) 直衣(のうし) 連枷(からさお) 仮漆(ニス) 栩栩然(くくぜん) 医(くすし) 齎(もたら)す 衽下(おくみさ)がり 彗(ほうきぼし) 蛔(はらのむし) 581~590規尼涅(キニーネ) 五十集(いさば) 火光(かぎろい) 拌(かきま)ぜる 正占(ますら) 正東風(まこち) 休(さいわ)い 皹(あかぎれ) 赭(あかつち) 笳(あしぶえ) 591~600遏絶(あつぜつ) 嫂(あによめ) 礪(あらと) 晏(おそ)い 案牘(あんとく) 以為(おもえらく) 伊弉諾(いざなぎ) 姨(おば) 為出来(しでか)す 倚藉(いしゃ) LEVEL5のその他の問題 501~510 霙(みぞれ) 意味:雪が空中でとけかかって、雨とまじって降るもの。 別解:なし 別表記:霄、䨭、霽、氷雪 解答条件:指定なし 問題ID:Lv05_0501 追記:なし 吝嗇臭(けちくさ)い 意味:いかにもけちである。しみったれ。 別解:なし 別表記:なし 解答条件:指定なし 問題ID:Lv05_0502 追記:なし 護謨紐(ごむひも) 意味:ゴムや伸縮糸などを丸打ち、あるいは平打ちして加工した紐。 別解:なし 別表記:なし 解答条件:指定なし 問題ID:Lv05_0503 追記:なし 飆(つむじかぜ) 意味:渦を巻いて吹き上がる風。また、局地的な空気の渦巻き。 別解:なし 別表記:旋風、飃、飇、飈、𩙞󠄁、𬱴 など 解答条件:指定なし 問題ID:Lv05_0504 追記:なし 匕首(あいくち) 意味:鍔のない短刀。九寸五分。 別解:なし 別表記:合口 解答条件:指定なし 問題ID:Lv05_0505 追記:なし 恕(おもいや)る 意味:同情したり気を使ったりする。配慮する。 別解:なし 別表記:思い遣る 解答条件: 4文字指定 問題ID:Lv05_0506 追記:なし 炯然(けいぜん) 意味:光り輝くさま。明るいさま。 別解:なし 別表記:烱然 解答条件:指定なし 問題ID:Lv05_0507 追記:なし 蒲魚(かまとと) 意味:知っているくせに知らないふりをして、上品ぶったりうぶを装ったりすること。 別解:なし 別表記:なし 解答条件:指定なし 問題ID:Lv05_0508 追記:なし 厭離穢土(おんりえど) 意味:煩悩にけがれた現世を嫌い離れること。 別解:えんりえど 別表記:なし 解答条件:指定なし 問題ID:Lv05_0509 追記:なし 幽世(かくりよ) 意味:永久に変わらない神域。死後の世界。常世とも。 別解:なし 別表記:隠世 など 解答条件:指定なし 問題ID:Lv05_0510 追記:なし 511~520 黄泉比良坂(よもつひらさか) 意味:日本神話で、生者の住む現世と死者の住む他界との境目にあるとされる坂。 別解:なし 別表記:黄泉平坂、黄最津平阪 解答条件:指定なし 問題ID:Lv05_0511 追記:なし 襲(かさ)ねる 意味:衣服をかさねて着る。また、同じことを繰り返す。 別解:なし 別表記:なし 解答条件:指定なし 問題ID:Lv05_0512 追記:なし 太占(ふとまに) 意味:上代の占いのひとつ。鹿の肩の骨を焼き、その割れ目の形で吉凶を占う。 別解:なし 別表記:太兆 解答条件:指定なし 問題ID:Lv05_0513 追記:なし 晦(つごもり) 意味:月の最後の日。みそか。 別解:なし 別表記:晦日、月隠り など 解答条件: 4文字指定 問題ID:Lv05_0514 追記:なし 褻(け)の日 意味:普通の日。一般的な生活をおくる日。晴と褻の片方。 別解:なし 別表記:なし 解答条件:指定なし 問題ID:Lv05_0515 追記:なし 暁鴉(ぎょうあ) 意味:夜明けに鳴くカラス。あけがらす。 別解:なし 別表記:暁鵶 解答条件:指定なし 問題ID:Lv05_0516 追記:なし 乃公(おれ) 意味:一人称の人代名詞。現代では、男子が同輩や目下に対して用いる。 別解:なし 別表記:俺、己 解答条件: 2文字指定 問題ID:Lv05_0517 追記:「だいこう」「ないこう」とも。 亦亦(またまた) 意味:「また」を強調した語。前のことがもう一度繰り返されるさま。 別解:なし 別表記:又又、復復 など 解答条件:指定なし 問題ID:Lv05_0518 追記:なし 吋(インチ) 意味:ヤード・ポンド法による長さの単位。 別解:なし 別表記:なし 解答条件: 3文字指定 問題ID:Lv05_0519 追記:なし 圧状尽(おうじょうずくめ) 意味:なにもかも無理に承諾させること。強制してことごとく承服させること。 別解:なし 別表記:往生尽くめ 解答条件:指定なし 問題ID:Lv05_0520 追記:なし 521~530 穿鑿(せんさく) 意味:穴を掘ること。また、細かくほじくるように調べること。 別解:なし 別表記:なし 解答条件:指定なし 問題ID:Lv05_0521 追記:なし 廟(みたまや) 意味:祖先の霊をまつる場所。 別解:なし 別表記:御霊屋、寝、禰 など 解答条件: 4文字指定 問題ID:Lv05_0522 追記:なし 挨(お)す 意味:力を加えて進ませる。 別解:なし 別表記:押す など 解答条件:指定なし 問題ID:Lv05_0523 追記:なし 斌(うるわ)しい 意味:ほどよく調和して美しい。 別解:なし 別表記:麗しい、美しい、㦉しい、倩󠄂しい、䴡しい、媠しい、𡄻しい、羏󠄂しい、懿󠄂しい、嫷しい、靚󠄂しい、𮭶しい など 解答条件:指定なし 問題ID:Lv05_0524 追記:なし 橡麺棒(とちめんぼう) 意味:橡麺を薄く打ち延ばすのに用いる棒。また、うろたえる人。あわてん坊。 別解:なし 別表記:栃麺棒 解答条件:指定なし 問題ID:Lv05_0525 追記:「栃麺棒を食う」は、慌てふためくこと。 甕(かめ) 意味:底深く口径の広い陶磁製や金属製の容器。また、酒を醸造するのに用いた大きなかめ。 別解:みか 別表記:瓶、瓴、瓷、瓿、甆、缾、罈󠄁、𦈱、𮉸 など 解答条件: 2文字指定 問題ID:Lv05_0526 追記:なし 楽車(だんじり) 意味:日本の祭礼の曳物。太鼓をのせ、車をつけて引いたり、かついだりして練って行く。 別解:なし 別表記:壇尻、台尻、地車、花車、屋台、山車、段尻 など多々 解答条件:指定なし 問題ID:Lv05_0527 追記:なし 惣暗(つつくら) 意味:何も見えないまっくらなやみ。真のやみ。 別解:なし 別表記:なし 解答条件:指定なし 問題ID:Lv05_0528 追記:なし 閼伽桶(あかおけ) 意味:仏に供える水を汲み入れる桶。 別解:なし 別表記:なし 解答条件:指定なし 問題ID:Lv05_0529 追記:なし 鶤鶏駕籠(とうまるかご) 意味:江戸時代の罪人護送用の駕籠。 別解:なし 別表記:唐丸籠、唐丸駕籠 など 解答条件:指定なし 問題ID:Lv05_0530 追記:なし 531~540 鯡(にしん) 意味:ニシン目ニシン科の魚。 別解:なし 別表記:鰊、鰜、鯟、鰎、青魚、表花魚 など 解答条件: ●●ん 問題ID:Lv05_0531 追記:なし 悍(おぞ)ましい 意味:いかにも嫌な感じがする。ぞっとするほど、いとわしいようである。 別解:なし 別表記:なし 解答条件:指定なし 問題ID:Lv05_0532 追記:「鈍(おぞ)ましい」は、鈍いこと。愚かしいこと。 喟然(きぜん) 意味:ため息をつくさま。 嘆息するさま。 別解:なし 別表記:なし 解答条件:指定なし 問題ID:Lv05_0533 追記:なし 嫋嫋(じょうじょう) 意味:風がそよそよと吹くさま。また、なよなよとした様子。 別解:なし 別表記:裊裊、䮍䮍、褭褭 解答条件:指定なし 問顺ID:Lv05_0534 追記:なし 巾幗(きんかく) 意味:中国で、女性が飾りとして髪を覆うもの。転じて、めめしさのたとえ。 別解:なし 別表記:なし 解答条件:指定なし 問題ID:Lv05_0535 追記:なし 哂笑(しんしょう) 意味:あざわらうこと。 別解:なし 別表記:なし 解答条件:指定なし 問題ID:Lv05_0536 追記:なし 鷸蚌(いつぼう)の争い 意味:両者が争っている間に、第三者が利益を得ること。 別解:いっぽう 別表記:なし 解答条件:指定なし 問題ID:Lv05_0537 追記:なし 郵(しゅくば) 意味:江戸時代、五街道や脇往還において駅逓事務を取り扱うため設定された町場。 別解:なし 別表記:宿場 解答条件: 4文字指定 問題ID:Lv05_0538 追記:なし 海参(いりこ) 意味:ナマコの腸を取り除き、塩水で煮てから干したもの。 別解:かいじん 別表記:煎海鼠、熬海鼠 解答条件:指定なし 問題ID:Lv05_0539 追記:なし 雀斑(そばかす) 意味:顔面にできる茶色の細かい斑点。 別解:なし 別表記:雀卵斑、蕎麦滓、瘢 解答条件:指定なし 問題ID:Lv05_0540 追記:なし 541~550 海嘯(つなみ) 意味:地震や海底火山の噴火などによって生じる、非常に波長の長い波。 別解:なし 別表記:津波、津浪 解答条件: 3文字指定 問題ID:Lv05_0541 追記:なし 三和土(たたき) 意味:赤土や砂利などに消石灰とにがりを混ぜて練り、塗ってたたき固めた素材。 別解:なし 別表記:なし 解答条件:指定なし 問題ID:Lv05_0542 追記:なし 魚籠(びく) 意味:魚釣りなどで、とった魚を入れておく、竹や網などで作った籠。 別解:なし 別表記:魚籃、笭 解答条件:指定なし 問題ID:Lv05_0543 追記:なし 胡籙(やなぐい) 意味:矢を盛り、携帯する器具。 別解:なし 別表記:胡簶 解答条件:指定なし 問題ID:Lv05_0544 追記:なし 鉄漿(おはぐろ) 意味:歯を黒く染めるのに用いる液。古い鉄くずを茶の汁または酢に浸して作る。 別解:なし 別表記:御歯黒 解答条件: 4文字指定 問題ID:Lv05_0545 追記:なし 瞬(まじろ)ぐ 意味:まばたきをする。またたく。 別解:なし 別表記:𥆒ぐ 解答条件:指定なし 問題ID:Lv05_0546 追記:なし 距(けづめ) 意味:鶏やキジなどの雄の足の後ろ側にある角質の突起。攻撃や防御に用いる。 別解:なし 別表記:蹴爪 解答条件: 3文字指定 問題ID:Lv05_0547 追記:なし 狭隘(きょうあい)(道路) 意味:行政が使用する際は、幅員四メートル未満の二項道路を指す。法律上の定義はない。 別解:なし 別表記:なし 解答条件:指定なし 問題ID:Lv05_0548 追記:なし 蹈鞴(たたら) 意味:足で踏んで空気を送る大形のふいご。 別解:なし 別表記:踏鞴 解答条件:指定なし 問題ID:Lv05_0549 追記:なし 屯困(ちゅんこん) 意味:悩み苦しむこと。 別解:なし 別表記:なし 解答条件:指定なし 問顺ID:Lv05_0550 追記:なし 551~560 譬喩歌(ひゆか) 意味:表現方法に基づく分類で、心情を表に出さず隠喩的に詠んだ歌。 別解:なし 別表記:なし 解答条件:指定なし 問題ID:Lv05_0551 追記:なし 拘(かかずら)う 意味:かかわりあいを持つ。かかわりあって離れられない状態になる。 別解:なし 別表記:係う 解答条件:指定なし 問題ID:Lv05_0552 追記:なし 御俠(おきゃん) 意味:若い女性の、活発で慎みのないこと。 別解:なし 別表記:なし 解答条件:指定なし 問題ID:Lv05_0553 追記:なし 御老成(おませ) 意味:年のわりに大人びている様子。また、そのような感じの子供。 別解:なし 別表記:なし 解答条件:指定なし 問題ID:Lv05_0554 追記:なし 弥撒(ミサ) 意味:カトリック教会で、イエスキリストの十字架上の犠牲を継承、再現する祭儀。 別解:なし 別表記:彌撒 解答条件:指定なし 問題ID:Lv05_0555 追記:なし 掏摸(すり) 意味:他人が身につけている金品を、その人に気づかれないように盗み取ること。 別解:なし 別表記:掏児 解答条件: 2文字指定 問題ID:Lv05_0556 追記:なし 驀地(まっしぐら) 意味:激しい勢いで目標に向かって突き進むさま。 別解:なし 別表記:驀 解答条件: 5文字指定 問題ID:Lv05_0557 追記:なし 角髪(みずら) 意味:髪を頭の中央から左右に分け、両耳の辺りで先を輪にして緒で結んだもの。 別解:びずら 別表記:角子、髻、鬟、美豆良、美豆羅 解答条件: 3文字指定 問題ID:Lv05_0558 追記:なし 後朝(きぬぎぬ)の別れ 意味:共寝した男女が翌日に別れること。 別解:なし 別表記:衣衣の別れ 問題ID:Lv05_0559 解答条件:指定なし 追記:なし 裲襠(うちかけ) 意味:古来、儀式の時に武官が礼服の上に着用した貫頭衣型の衣服。 別解:りょうとう 別表記:打ち掛け、袿、褂、裲、襠、裆 問題ID:Lv05_0560 解答条件:指定なし 追記:なし 561~570 莫大小(めりやす) 意味:編み物用機械によって編んだ布地。 別解:なし 別表記:目利安 問題ID:Lv05_0561 解答条件:指定なし 追記:なし 雲脂(ふけ) 意味:頭の皮膚にできる、角質に分泌物がまじって乾いた、うろこ状の白いもの。 別解:なし 別表記:頭垢 問題ID:Lv05_0562 解答条件: 2文字指定 追記:なし 小舎人(こどねり) 意味:平安時代、蔵人所に属して殿上の雑事に使われた者。 別解:なし 別表記:なし 問題ID:Lv05_0563 解答条件:指定なし 追記:なし 仕舞屋(しもたや) 意味:商売をせず、借家などの金利で裕福に生活する家。 別解:しもうたや 別表記:仕廻屋 問題ID:Lv05_0564 解答条件:指定なし 追記:なし 縹緻(きりょう) 意味:顔だち。みめ。容姿。 別解:なし 別表記:器量、容貌 など 問題ID:Lv05_0565 解答条件:指定なし 追記:なし 絣(かすり) 意味:かすれたような部分を規則的に配した模様。また、その模様のある織物。 別解:なし 別表記:飛白、綛󠄄、緕、纃、𦂼 問題ID:Lv05_0566 解答条件: 3文字指定 追記:なし 肌理細(きめこま)かい 意味:きめが細かい。細部にまで行きとどいている。 別解:なし 別表記:木目細かい 解答条件:指定なし 問題ID:Lv05_0567 追記:なし 泛子(うき) 意味:釣り糸につけて水面にうかべ、魚がかかったことを知る目印。 別解:うけ 別表記:浮、浮子 解答条件:指定なし 問題ID:Lv05_0568 追記:なし 生絹(すずし)の糸 意味:まだ練らないままの絹糸。生糸。「蜻蛉日記」より。 別解:なし 別表記:なし 解答条件:指定なし 問題ID:Lv05_0569 追記:なし 白地(あからさま) 意味:ありのままに表すさま。露骨なさま。 別解:なし 別表記:明白、明ら様、咋、偸閑 など 解答条件: 5文字指定 問題ID:Lv05_0570 追記:なし 571~580 行器(ほかい) 意味:食物を入れて持ち運ぶ、木製でふた付きの容器。 別解:なし 別表記:外居 解答条件:指定なし 問題ID:Lv05_0571 追記:なし 直衣(のうし) 意味:平安時代以降で、天皇や摂家、大臣、公卿の平常服。 別解:なおし 別表記:なし 解答条件:指定なし 問題ID:Lv05_0572 追記:なし 連枷(からさお) 意味:豆類や粟、稲、麦などの脱穀に用いる農具。 別解:からざお 別表記:殻竿、唐棹、枷、楧 解答条件:指定なし 問題ID:Lv05_0573 追記:なし 仮漆(ニス) 意味:木材などの材料の表面を保護するために用いられる塗料の一種。ワニス。 別解:なし 別表記:なし 解答条件: 2文字指定 問題ID:Lv05_0574 追記:なし 栩栩然(くくぜん) 意味:自由で愉快なさま。 別解:なし 別表記:なし 解答条件:指定なし 問題ID:Lv05_0575 追記:詡詡(くく)は大げさにかたること。また、諂い笑うこと。 医(くすし) 意味:病気を治す人。医者。 別解:なし 別表記:薬師、醫、毉 など 解答条件: 3文字指定 問題ID:Lv05_0576 追記:なし 齎(もたら)す 意味:持ってくる。持っていく。また、好ましくない状態を生じさせる。 別解:なし 別表記:なし 解答条件:指定なし 問題ID:Lv05_0577 追記:なし 衽下(おくみさ)がり 意味:前身頃の肩から衽先までの寸法。 別解:なし 別表記:袵下がり 解答条件:指定なし 問題ID:Lv05_0578 追記:なし 彗(ほうきぼし) 意味:彗星の別称。尾を引く彗星の形を、箒にたとえた呼称。 別解:なし 別表記:箒星、彗星、孛 解答条件: 5文字指定 問題ID:Lv05_0579 追記:なし 蛔(はらのむし) 意味:回虫などの虫を指す語。 別解:なし 別表記:腹の虫、蜖 解答条件: 5文字指定 問題ID:Lv05_0580 追記:なし 581~590 規尼涅(キニーネ) 意味:キナの樹皮に含まれる主要なアルカロイド。マラリア治療の特効薬として知られる。 別解:キニネ 別表記:なし 解答条件:指定なし 問題ID:Lv05_0581 追記:なし 五十集(いさば) 意味:魚商や運搬に用いられてきた和船。また、魚問屋や魚の仲買人。 別解:なし 別表記:なし 解答条件: 3文字指定 問題ID:Lv05_0582 追記:なし 火光(かぎろい) 意味:明け方、東の空にちらちら光る日の光。 別解:なし 別表記:炎、陽、陽炎 解答条件: 4文字指定 問題ID:Lv05_0583 追記:なし 拌(かきま)ぜる 意味:かき回して混ぜ合わせる。 別解:なし 別表記:掻き混ぜる、搔き雑ぜる 解答条件:指定なし 問題ID:Lv05_0584 追記:なし 正占(ますら) 意味:正しく未来を予言するうらない。まちがいなく言い当てるうらない。 別解:なし 別表記:なし 解答条件: 3文字指定 問題ID:Lv05_0585 追記:なし 正東風(まこち) 意味:真東から吹いてくる風。 別解:まごち 別表記:真東風 解答条件:指定なし 問題ID:Lv05_0586 追記:なし 休(さいわ)い 意味:運がよくて恵まれ、満足できる状態。 別解:なし 別表記:幸い、福い、祉い、祥い、倖い、禄い、釐い、烋い、祚󠄂い、祜い、祺い、𬡥い、禧󠄃い、禠󠄁い、禔󠄂い、禑い、嘏い、戩い、𭎎い、礽󠄂い、𮃁い、䃽󠄁い など多々 解答条件: 3文字指定 問題ID:Lv05_0587 追記:なし 皹(あかぎれ) 意味:寒さなどのため手足の皮膚が乾燥して裂ける状態。 別解:なし 別表記:皸、亀、胼、胝 など 解答条件: 4文字指定 問題ID:Lv05_0588 追記:なし 赭(あかつち) 意味:鉄分を多く含んだ赤色の粘土。 別解:なし 別表記:赤土、赭土 解答条件: あ●●● 問題ID:Lv05_0589 追記:なし 笳(あしぶえ) 意味:アシの葉を巻いて管にした笛。 別解:なし 別表記:葦笛、葭 解答条件: 4文字指定 問題ID:Lv05_0590 追記:なし 591~600 遏絶(あつぜつ) 意味:たちきること。とどめ滅ぼすこと。 別解:なし 別表記:なし 解答条件:指定なし 問題ID:Lv05_0591 追記:閼絶(あつぜつ)は、絶つこと。 嫂(あによめ) 意味:兄の嫁のこと。 別解:なし 別表記:兄嫁、姒、㛐、㛮 解答条件: 4文字指定 問題ID:Lv05_0592 追記:なし 礪(あらと) 意味:刃物類の荒研に用いる砥石。きめがあらく柔らかい石を用いる。 別解:なし 別表記:粗砥、荒砥、砺 解答条件: 3文字指定 問題ID:Lv05_0593 追記:なし 晏(おそ)い 意味:ある基準より、かなり時がたっている。時期が遅れている。 別解:なし 別表記:遅い、晩い、邌󠄂い、旰い、輓い、𣆶い、迟い、遲い、遟い など 解答条件:指定なし 問題ID:Lv05_0594 追記:なし 案牘(あんとく) 意味:調査を必要とする書類。また、広く文書や手紙のこと。 別解:なし 別表記:按牘 解答条件:指定なし 問題ID:Lv05_0595 追記:なし 以為(おもえらく) 意味:思っているのには。考えていること。 別解:なし 別表記:思えらく、以為らく、謂えらく、惟えらく など 解答条件: 5文字指定 問題ID:Lv05_0596 追記:なし 伊弉諾(いざなぎ) 意味:日本神話に登場する男神。神武天皇の七代前の先祖とされる。 別解:いざなき 別表記:伊邪那岐 解答条件:指定なし 問題ID:Lv05_0597 追記:なし 姨(おば) 意味:母方の姉妹。また、妻の姉妹。 別解:なし 別表記:叔母(*1) など 解答条件:指定なし 問題ID:Lv05_0598 追記:なし 為出来(しでか)す 意味:してしまう。やってのける。 別解:なし 別表記:仕出かす 解答条件:指定なし 問題ID:Lv05_0599 追記:なし 倚藉(いしゃ) 意味:よること。頼ること。 別解:なし 別表記:なし 解答条件:指定なし 問題ID:Lv05_0600 追記:なし LEVEL5のその他の問題 + ... 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平成20年9月20日① 淡路島 心配していた台風も前日に通り過ぎ、飛行機は無事に伊丹空港に到着。 淡路島と四国に上陸するのは、今回が初めてとなります。 明石駅で車に乗り、明石海峡大橋を渡りました。 途中、淡路サービスエリアで昼食。 ここからは明石海峡大橋が望めます。 国産み神話によると、淡路島は大八洲(日本列島)の中で一番最初に生まれた島となっています。 イザナギ・イザナミの二柱の神は、天沼矛から滴り落ちた水滴によって形成されたオノコロ島に降り立ちましたが、先に女神であるイザナミから声をかけたため、水蛭子が生まれてしまいました。 不具の子を葦船に乗せて流し、改めてイザナギから声をかけ、淡路島・四国・隠岐島・九州・壱岐島・対馬島・佐渡島・本州の八洲をお産みになったのです。 様々な伝承があり、産まれた順や島の名前も異なりますが、それらのほとんどで淡路島を一番初めに置いていることから、淡路島は日本列島の長男であると言えるようです。 最初の目的地は、淡路国一之宮の伊弉諾神宮。 国産み神話の主人公であるイザナギ命とイザナミ命をお祀りしています。 国産みを終え、神産みに移られたイザナミ命は、火の神カグツチをお産みになった際、自らもその火によって焼かれてしまい、ついに亡くなってしまいます。 イザナギ命は亡き妻を呼び戻そうと、黄泉の国へ向かうのですが、そこで目にしたのは変わり果てた妻の姿でした。 黄泉の国から逃げ帰ったイザナギ命は、穢れを払うために禊と行い、その時に天照大御神やスサノオ命がお生まれになるのです。 その後イザナギ命は、国家の統治を天照大御神に委譲し、淡路島に構えた「幽宮(かくりのみや)」で余生を過ごされたと言われています。 伊弉諾神宮は、イザナギ命の御陵に築かれた日少宮(ひのわかみや)を起源とし、明治に入って社殿が整備された神社です。 境内には、周濠の名残りである神池や、摂社末社や石碑などがありますが、ひときわ目を引いたのが、日時計のようなモニュメント。 そこに書かれた説明によると、ここ伊弉諾神宮の鎮座地は、全国の重要な神社を結ぶ場所であるのだということです。 真東には伊勢神宮の内宮があり、その中間点には藤原京。 真西には対馬国一之宮の海神神社。 真北には但馬国一之宮の出石神社。 夏至の日出の方角には信濃国一之宮の諏訪大社。 夏至の日没の方角には出雲国一之宮の出雲大社。 冬至の日出の方角には熊野那智大社。 冬至の日没の方角には高千穂神社。 古代人の意思がそこにあったのか、全てが偶然なのか、今となっては誰にも知ることはかないません。 洲本を通り、南側の沿岸の道路を福良港に向かいます。 海の向こうに沼島を眺めながら、車を走らせます。 イザナギ・イザナミの二神が降り立ったオノコロ島とは、この沼島ではないかという説もあります。 おのころ神社や上立神岩などの奇岩、庭園や海水浴場もあります。 1日10往復の渡船で上陸することもできますが、今回は時間の都合で断念。 福良港へ行く前に、淳仁天皇陵へ。 ここは四国唯一の天皇陵。 第47代淳仁天皇は、道教の扱いをめぐって前代の孝謙上皇と対立し、藤原仲麻呂の乱をきっかけに淡路に遷されてしまいます。 その後、配所からお逃げになろうとしたところを押さえられ、翌日亡くなりました。 実際は藤原仲麻呂と行動を共にしたわけではなく、道教による皇位簒奪を阻止するために働きかけたために孝謙上皇(重祚して称徳天皇)から嫌われたことが、廃位の原因であると考えられます。 万世一系の皇統を護持できたのは、淳仁天皇の犠牲があったからこそであり、それを知っていた和気清麻呂も、道教失脚後冠位を服されて京に戻る途次、ここ淳仁天皇陵に参拝して皇位の尊厳の護持を報告したのでした。 平成20年9月20日② 鳴門海峡 ここまで来たからには、鳴門の渦潮を見ずに帰るわけには行きません。 大鳴門橋から見ようか観測船に乗ろうか、観測船に乗るとして淡路島側からにしようか徳島側からにしようか、予定と立てる段階でかなり悩みました。 なぜなら渦潮は一日中現れるわけではなく、月齢や潮の状態によって全く現れない時間もあるからです。 せっかくだから観測船に乗って、間近から迫力ある渦潮を見たいと思い、20日の夕方の船に乗ることに決めました。 そういう経緯で、福良港のジョイポート南淡路から、観測船「日本丸」に乗り込みました。 予定していたより一つ早い便。 この日の渦の発生条件としては最高の時間帯です。 あまりお客さんの数も多くなく、のんびりと1時間の船旅を楽しめそうです。 福良湾を紀伊水道に向けて進みます。 左手には山が見え、その頂上には三角形の塔が立っていました。 アナウンスによると、戦没者の慰霊碑らしいです。 また、右手にはこんもりとした形の島が見えます。 アナウンスはよく聞こえませんでしたが、位置的には煙島ではないかと思われます。 涼しい海風が肌に心地よく当たって、やはり船に乗って正解だったと思いました。 そうこうするうちに大鳴門橋が見えて来ました。 全長1600メートルを越える大鳴門橋には、橋脚が2本しかありません。 これは、潮の流れにできるだけ影響を与えない配慮によるもので、渦潮を大事にする地元民の気持ちの表れです。 海面を見ると、潮の流れが複雑になっているのが分かります。 ちょうど橋の下では、水面に段差ができていて、小さな滝のようになっている所もあります。 橋の下まで進むと、あまり大きくはないものの、しっかりと渦を巻いている様子が確認できました。 鳴門の渦潮は、潮の満ち引きによって海の水が狭い鳴門海峡を一気に流れることで発生します。 特に満月と新月の日は、スケールの大きな渦潮を観測することができるということです。 この日の月齢は21日。 時間的には大潮だったのですが、満月と新月のちょうど間の日なので、渦潮の規模は小さめでした。 大鳴門橋には、ガラスの床越しに真上から渦潮を見下ろせる渦の道という施設もあります。 船からはそこにいる見物客の姿を確認することができ、こちらに手を振っている人もいました。 国産みの神によってもたらされた絶妙な地形によって現れる渦潮は、古代の日本人たちをも驚かせたことでしょう。 淡路島と四国が長男・次男である理由も、渦潮という奇しき業を見せるからという単純なものなのかも知れません。 渦潮クルーズを無事に終え、この日最後の目的地である自凝島神社へ向かいました。 オノコロ島はイザナギ・イザナミ二神が国産みを行うために降り立った島ですが、その所在は正確には伝わっておりません。 ある説によれば、「オノコロ」とは“自ずから転がる=自転”を意味し、地球のことを表すそうです。 ここ自凝島神社も、古代の御原入江の中にあり、国産みの聖地と伝えられています。 まず目に映るのは、日本三大鳥居のひとつに数えられる巨大な赤鳥居。 周辺には天浮橋遺跡や葦原国遺跡、また淳仁天皇御在所跡などがあるようですが、薄暗くなって来た上に標識等も一切なく、見つけることはできませんでした。 平成20年9月21日① 板東 大鳴門橋を渡って、いよいよ四国に上陸。 まずは阿波国一之宮の大麻比古神社に参拝。 まだ朝早かったため、巫女さんや神主さんたちが境内の清掃をしていました。 御祭神の大麻比古神は、天照大御神が天岩戸にお隠れになった際に太占を行った天太玉命のことと考えられています。 天太玉命の孫である天富命が勅命によって阿波に到り、麻布の生産によってこの地が豊かになったことから、守護神として天太玉命をお祀りしたのが、この神社です。 天太玉命を祖とする忌部氏は、あまり歴史の表舞台に出てくることはありませんが、実は宮廷の祭具の製造に携わる氏族であり、とても重要な役割を果たして来ました。 阿波国は、忌部氏の中でも天日鷲命を祖とする阿波忌部氏を中心にして発展した国です。 神社境内の丸山公園には、第一次世界大戦で捕虜となり、近くにあった板東俘虜収容所に収容されていたドイツ兵たちによる石造りの橋が残されています。 ドイツ橋は、帰国を前にした彼らが、祖国の土木技術を生かし、近くで採れる和泉砂岩を使って作られた橋です。 まためがね橋は、一日も早く故郷に帰りたいと願った彼らが境内に池を掘って架けた橋で、この池は平成4年に神池として整備され「心願の鏡池」と命名されました。 戦場では敵同士でも、戦いが終われば相手を認めて尊重する態度は、まさに日本人の持つ誠の心であり、武士道の精神です。 当時の軍の内部にも、板東俘虜収容所の捕虜に対する扱いを快く思っていない人は多かったようですが、立場を超えた関係は、人間同士の信頼関係として、極めて美しいものであったのではないかと思います。 ドイツ兵と地元の人々との交流を記念して建てられたのが、鳴門市ドイツ館です。 公園内には、ドイツ兵たちによって日本初演されたベートーヴェンの交響曲第9番を記念して建てられたベートーヴェンの銅像があります。 すぐ目の前の道の駅第九の里では、ドイツから仕入れたソーセージとパンを味わうことができました。 板東収容所の跡地は公園になっていますが、残念ながら管理が行き届いている様子ではありませんでした。 ドイツ兵の慰霊碑があるというので、少し歩いてみたのですが、雑草や茂みが邪魔をして前に進めません。 他の道を探して進んでみたところ、貯水池の向こう側にそれらしい碑を見つけました。 敵兵のための慰霊まで怠らないところに、かつての日本人の良心が感じられます。 徳島市方面に向かう途中で、阿波神社に参拝しました。 御祭神は第83代土御門天皇。 承久の変に際し、幕府によって遷された父の後鳥羽院を思い、何も関与されていなかったにもかかわらず自ら進んで土佐国へ、後にこの阿波国へお遷りになりました。 鳥居の左手には、火葬塚が残されています。 非常に温和な天皇であったと記録に残されています。 平成20年9月21日① 徳島・阿南 次に徳島市内へ向かいました。 阿波と言えば阿波踊り。 旧盆の「阿波おどり」には、全国から130万人もの見物客が訪れるそうです。 その日以外でも、阿波おどり会館へ行けば、一年中阿波踊りを見学・体験することができます。 ちょうど11時からの専属連による上演が行われていました。 指先から足の運びまで、本当に楽しそうに2拍子のリズムに合わせて踊る姿を見ていると、不思議なことに自分まで踊りたくなってしまいます。 そういう人のために、上演の最後には一緒に踊るための簡単な指導もついていて、特に上手な踊り手には賞品も用意されています。 もちろん、見る阿呆より踊る阿呆になって来ました。 阿波おどり会館の5階からは、眉山に登るロープウェイが運行しています。 厚い雲が空を覆っていましたが、吉野川を含む徳島の市街地を一望することができました。 眉山は万葉集にも詠まれていて、日本自然百選のひとつに数えられています。 眉の如雲居に見ゆる阿波の山 かけて榜ぐ舟泊知らずも 山頂には剱山神社、ポルトガル総領事として大正時代に来日したモラエスの記念館、第二次世界大戦の戦没者を慰霊するパゴタ平和記念塔があります。 昼食に徳島ラーメンを食べ、阿南市に向かいます。 しばらく車を走らせ、ごく普通の民家がある場所に現れた津峯スカイラインに乗り、山頂を目指しました。 次の目的地の津峯神社へは、駐車場からリフトに乗って行けるようですが、残念ながら動いていません。 駐車場には他に人影がなく、何台かの車が停まっているだけです。 その車は、神社に奉仕する神主さんのものであろうと見当をつけた自分は、先の見えない長い階段を、一段ずつ登る決心をしました。 階段に落ち葉が積もっていたり、蜘蛛の巣が張っていたりはしておらず、しっかり管理されている様子です。 ようやく山頂の建物が見えて来ました。 どうやら常駐している人もいるらしく、十数羽の鶏が飼われています。 社殿にたどり着くと、予想通り神主さんの姿が見えました。 津峯神社は、賀志波比売大神を祀る珍しい神社で、聖武天皇の時代の御創建、藩政時代には蜂須賀家の崇敬も厚かったそうです。 参拝を終え、稼働していないロープウェイ乗り場から下界を見下ろすと、眉山からの眺めにも負けない眺望が広がっていました。 ちょうど山を下りたところで大雨が降って来ました。 朝のニュース番組で、集中豪雨警報が次々に移動している様子を他人事のように見ていましたが、ついにここにもやって来たようです。 ワイパーを最速にしないと、全く前が見えないほどの状態で、事故が起きていなければよいと思いつつ走り続けました。 しかし、次の目的地である徳島縣護國神社に着いた時には、雨はあがっていました。 徳島縣護國神社は、徳島県出身の戦没者や殉職自衛官をお祀りしています。 もともとは徳島城跡地に鎮座していましたが、徳島市からの借地であり史跡文化財保護地区のため整備開発が進められず、移転することとなりました。 平成12年、徳島市在住の篤志家川﨑氏が新社地を寄進したことで、新社殿の建設が進められ、平成15年に遷座したということです。 うっそうと茂る鎮守の森があるわけではありませんが、篤志家の意思はこれからも永遠に語り継がれ、百年・二百年かけて英霊の鎮まる社としての風格を備えて行くことになるのでしょう。 徳島で最後の目的地、忌部神社へ。 忌部神社の御祭神は、阿波忌部氏の祖である天日鷲命。 天日鷲命は、天照大御神が天岩戸にお隠れになった際に白幣を作ったと言い伝えられています。 子孫である阿波忌部氏は、初代神武天皇の時代から代々の天皇へ、大嘗祭でお召しになる麁服(あらたえ)という神衣を献上して来ました。 祭具の製造に携わって来た忌部氏は、大化改新以後、勢力を拡大した中臣(藤原)氏に押され、次第に衰退して行きます。 南北朝時代には南朝方につき、戦に敗れて一族は四散、麁服の献上も途絶えてしまいました。 しかし、大正時代になってから麁服の製造は復活し、今上陛下の大嘗祭にも、古代と同じ製法で仕立てられた麁服が献上されました。 平成20年9月22日 神戸 明石に宿泊。 帰りの飛行機の出発まで時間があるので、神戸に立ち寄りました。 時間はちょうど朝のラッシュ。 通勤通学の乗客に揉まれながら、湊川神社へ参拝に向かいます。 神戸に初めて訪れた時には、大楠公の御殉節地があることを知りませんでした。 今回改めて手を合わせて来ました。 次に兵庫縣神戸護國神社へ。 地図を見た限りでは、六甲駅から歩いてすぐたどり着けそうでしたが、実際に歩いてみると坂が多く、思ったより時間がかかってしまいました。 周辺には、高層マンション建設反対の横断幕があちこちに掲げられています。 六甲山のふもとの閑静な住宅街、高層マンションの建設は、もともと住んでいる住民の安心・安全を脅かすだけでなく、優れた景観をもぶち壊してしまいます。 特に神社を見下ろすという不遜が、知らずうちに傲慢な人間を量産してしまっているように思います。 兵庫縣神戸護國神社は、兵庫県東部出身の戦没者をお祀りしています。 御英霊の鎮まる社を見下ろして生活しようなど、恐れ多くて私には想像することすらできません。 飛行機の時間が迫っていましたが、最後に西宮神社へ向かいました。 西宮神社の主祭神は蛭児命、国産みに失敗して最初に生まれた水蛭子のことです。 不具であったために葦舟に乗せて流された水蛭子は、その後どうなったのか。 日本各地に、それぞれ流れ着いたという伝承が残されており、摂津国に流れ着いた水蛭子は海を治める神として、ここ西宮神社に祀られることになりました。 七福神の恵比寿様と同一の神であると考えられています。 福男を決める十日えびすは有名ですが、同じくらい重要なお祭りに「西宮まつり」があり、ちょうどこの日はその中日、例祭に当たっていました。 神輿渡御やだんじり巡業など、一年で最も賑わうお祭りです。 参拝した時には、ちょうど神事が始まろうとしていました。 時間を忘れてここにいたいという気持ちもありましたが、飛行機に乗り遅れて仕事に出られなくなってはいけないという理性が勝ち、後ろ髪引かれる思いで立ち去りました。