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「仮面ライダー龍騎」より浅倉威を召喚 狂蛇の使い魔-01 狂蛇の使い魔-02 狂蛇の使い魔-03 狂蛇の使い魔-04 狂蛇の使い魔-05 狂蛇の使い魔-06 狂蛇の使い魔-07 狂蛇の使い魔-08 狂蛇の使い魔-09 狂蛇の使い魔-10 狂蛇の使い魔-11 狂蛇の使い魔-12 狂蛇の使い魔-13 狂蛇の使い魔-14 狂蛇の使い魔-15 狂蛇の使い魔-16 狂蛇の使い魔-17 狂蛇の使い魔-18 狂蛇の使い魔-19 狂蛇の使い魔-20 狂蛇の使い魔-21
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「まったく、死ぬかと思ったよ。僕のルイズ」 ルイズの魔法で盛大に吹っ飛ばされた男は、ルイズの懸命の治療の甲斐もあってか、しばらくすると意識を取り戻し、自分のことをワルドと名乗った。 それにしてもこの男、爆発する前はずいぶんと男前だったのだろう。今は無残だが。 彼の周りを包む空気が、自分の容姿や実力に自信を持っている人間特有の得意げな気を発している。 彼は現在の自分の状態をあまり気にせず、というかわざと無視して、ルイズに親しげに話しかけた。 「ああ、僕のルイズ。今日も元気そうだね。それにとても美しいよ」 ルイズは彼の声を聞いて驚いた。彼女の幼いころの記憶が甦る。 ルイズの実家によく遊びに来ていた、隣の家の青年。ルイズの懐かしい記憶。 庭のあずまやで、母親にしかられて一人泣いていたルイズをやさしく慰めてくれた。 あの頃、ルイズのことを『ゼロ』といわなかったのは彼だけだった。 「あら、あなたはワルド様だったの! お久しぶりね。何年ぶりかしら?」 ルイズは一瞬驚いた後、懐かしそうにワルドの顔を見つめた。 が、対照的に、ワルドの方は大いに不満そうに答えた。 「ひどいよルイズ! 昨日、王女様が学院に向かう途中であったじゃないか! それにそのとき、『今夜二人で会おう』って約束しただろう? 僕は一晩中正門の前で待っていたんだよ……」 「あら、そうだったかしら?」 ルイズは思った。 そういえば、昨日露伴を失敗魔法で吹っ飛ばしたとき、ワルド様に会った気もしたようなしないような…… 「ルイズ、彼とは知り合いかい?」 露伴がルイズに聞いた。もう王女の件は忘れてくれないかなーとか思いながら。 「ええ、彼はジャン・ジャック・フランシス・ワルド子爵。私の実家とは領地が隣同士なの」 「それだけじゃないだろう?」 ワルドはルイズの肩に手をのせると、ブチャラティ達に見せ付けるように、彼女を抱き寄せた。 ルイズはしばらく考えた後、うれしそうにワルドに微笑みかけた。 「ええ、そうね。この人とは幼馴染で、私が小さな頃とってもよくしてくれたのよ」 「……親同士が決めた許婚なんだよ。まあ、半分冗談見たいなものだけどね……」 「そうだっけ?」 ルイズがかわいらしく首をかしげる。ちょっぴり笑顔を浮かべてみてもいる。 ワルドはがっくりと肩を落とした。 「実は、アンリエッタ殿下に、君たちに同行するように命じられてね」 次の瞬間、健気にも気を取り直したワルドは、ルイズを中心に、皆に語りかけた。 「僕はグリフォン隊の隊長を勤めている。だから、自分で言うのもなんだが、僕の能力は折り紙つきといって良いだろう」 ワルドは胸を張って、ルイズと二人に自分をアピールした。 そして彼は口笛を吹いた。それと同時に朝もやの中からグリフォンが現れる。 鷲の上半身に、獅子の下半身がついた幻獣だ。立派な羽も生えている。本来なら。 「ワルド。ごめんなさい!」 ルイズが必死の様子で彼に謝った。なぜなら、グリフォンの羽が無残にも焼け焦げていたからだ。 おそらく、ワルドを誤爆したときについてしまったのだろう。 「いや……大丈夫さ、これくらい。だが、飛行はできないようだな」 ワルドはそういったが、彼は傍目から見てもはっきりとわかるほどに落胆している。 「ところで、ワルドは信頼の置ける人物だと思うか?」 ブチャラティが露伴に囁く。 「……なら、僕が彼を本にして読もうか?」 「あ゛?」 ルイズがワルドに気づかれないように振り返り、即座に返答した。 「いや、なんでもない」 露伴は思った。 目ェ細ッ! ってか怖ッ! さっきワルドに向けた笑顔はなんだったんだ? ていうか、ルイズは『王女の事』を忘れてないな。今度記憶を消しておこう…… 「じ、じゃあ行こうか」 ルイズが露伴達をワルドに紹介した後、ブチャラティの呼びかけによって、一行はようやくトリステイン学院を出発した。 この日は丸一日走り通し。途中の関所で一晩仮泊まりした後、次の日も日が暮れるまで一行は馬上にあった。ワルドのグリフォンも途中で馬と交換している。彼はもっと速度を出したいようであったが、グリフォンの飛行ならともかく、馬の走行では彼の望む速度は出せないようであった。 道中、これといって特に問題のあるような事態は発生しなかった。 あえて言えば、魔法の使えない盗賊たちが少数で襲撃してきたが、ワルドが得意そうに魔法『ウインドストーム』を唱えると、とたんに戦意を喪失し、散り散りになり逃げ出したことがある位である。 詳しくは別に書かなくてもいいよね? どーせワルドだし。 途中で馬を何度も乗り換えたので、一向はラ・ロシェールまで二日でいけた。 日もとうに暮れ、いい加減ルイズの体力も限界に来ていた頃、街道の先に町の明かりが見えてきた。 「見てごらんルイズ! アレがラ・ロシェールの灯だ!」 ワルドが元気そうにルイズに話しかけるが、ルイズの反応はない。 彼女は返事をする気力もないようだった。 「今夜は宿に泊まって、明日の早朝アルビオンに向けて出発しよう」 ラ・ロシェールの町に到着したルイズ一行は、高級宿『女神の杵』で一晩泊まることにした。 この宿は、主に貴族を相手に商売をしている、格式のある宿屋である。 ワルドは宿の受付に向かい、得意そうに部屋を取ろうとした。 「親父、二人部屋を二つ頼む。そのうちひとつはこの宿屋で一番上等な部屋だ」 しかし、宿屋の受付は恐縮して頭を下げるばかりである。 「まことに申し訳ありません。一番良い部屋は昨日から別の貴族様がつかっていますので」 「その方たちはいつまでいるんだ?」 「わかりかねます、なんでも待ち人がいるそうで、いつ宿をおたちになるのかもわかりませんです」 親父は頭を下げながら先を続けた。 「またあいにく立て込んでおりまして。今ですと四人部屋しか空いておりませんが」 何でも、一攫千金をねらう貿易商人達が大挙して泊まっているらしい。 しかも中には、今更ながら傭兵として自分を売り込みに行くメイジもいるとのこと。 そんなわけで、ラ・ロシェル内の宿はどこもほぼ満室らしかった。 「話にならんな。なら、僕がその一番良い部屋に泊まっている貴族のところに行き、部屋を変えてもらうように頼んでみよう」 「ワルド、別に一晩くらいいいじゃないの?」 「いや、僕達は王女様の使いなんだ。それなりの格式も必要だよ」 ルイズの心配そうな口調をよそに、ワルドは魅力的な笑顔をたたえ、自信たっぷりにかぶりを振った。 そのまま一人で宿の奥に進んでいく。 ルイズ一行は彼のあとをついていくしかなかった。 ワルドは『女神の杵』で一番よいという部屋のドアをノックした。 部屋の前の廊下には、ルイズ一行のほかに、受付の親父もついてきていた。 彼は、騒動が起きるのを心底心配しているようである。 「は~い。ちょっと待ってくださいね」 ノックの返事として、部屋内から若い女性の声があがった。 しかし、ルイズはその声になんだか聞き覚えがあるように思えたのだった。 しばらくした後、勢いよくドアが開けられる。 「あら、ようやくお出ましね。 ねえ、タバサ! やっと来たわよ!」 声の主はキュルケであった。部屋の中にはタバサもいる。 「タバサ、それにキュルケ! なんでこんなところに!」 露伴が驚いた様子で叫んだ。タバサにもキュルケにも、今回の旅の真実は教えていないはずなのだ。それに学院は休日ではない。偶然彼女達がここに泊まっていたのではないことは明らかであった。 「あなたは『取材に行く』とタバサに言ったそうね。でも、同時にルイズとブチャラティも学院からいなくなるなんて、どう考えてもおかしいでしょ?」 「不自然」 キュルケは不敵に笑い、タバサは無表情のままうなずいた。 だが、キュルケと露伴は理解していた。彼女がかなり怒っていることを。 露伴はしかし、タバサの怒りを静めることよりも、自分自身に沸いた疑問を解決させることを優先した。 「で、なんで僕たちがラ・ロシュルにいることがわかったんだ?」 「学院の、馬小屋の人がとっても親切に教えてくれたわ。『二期生の生徒が馬を三頭借り出した。そのときに、ラ・ロシュルまで駆け通しても体力がもつ馬が欲しいなんて無茶苦茶なことをいっていた』って」 ブチャラティがルイズを見ながらため息をつく。それを聞いたルイズは顔を真っ赤に染めた。恥ずかしくなったのだ。 そんな光景をよそに、露伴がタバサに弁解を始めていた。 「しかたないだろ、今回は危険がいっぱいなんだ。さる人の密命だし」 ルイズも、ブチャラティの視線に耐えられなかったのか露伴の弁明に参加した。 「そうよ、私達は明日の夜明けとともに出るアルビオン行きの船に乗るの。 アルビオンよ? 戦争やってるとこにいくのよ!」 「そうなの?」 「それは予想していた」 キュルケは目をパチクリさせたが、タバサは平然としている。 「この町はトリステインとアルビオンをつなぐ港。ここに来るなら目的は限られる」 キュルケは東の国、ゲルマニアの出身なので、トリステインの西方の地理はあまり詳しくはない。 だが、タバサは西の隣国ガリアの出身。このあたりの地理は十二分に詳しい。 「ふ~ん。で、船の手配は済んだの?」 「それが、明日の日の出まで出航しないのよ!」 ルイズは先ほど埠頭で起こった出来事をキュルケ達に話しだした。 以下抜粋 ~文学への探求-諸作家の伝承を読み歩く~ オリヴィエ・グラモン著 第三巻 『マンガの出現と平民派の台頭 ロハンの時代』 第二章 トリステイン学院に伝わるミスタ・ロハンの冒険譚 より ―――――――――――――――――――――――――――――――――― | 今から五百年前のこの時代、ハルケギニアの飛行船の動力はすべて風石によ | る魔力を消費した『風力』式魔力動力で稼動しており、船の稼動には大量のメ | イジと風石を必要としていました。また、第一次産業革命よりもさらに前のこの | 時、石炭の蒸気火力を併用したいわゆる『半火力』式動力機関すらまだ発明さ | れていませんでしたし、現在のハルケギニアの軽火力飛空挺の様に、適当な大 | きさの広場さえあれば離発着できる、などというものでは決してありませんで | した。そのうえ、完全に『風』系統の魔力に頼って飛行しているので、船の座 | 位を保持することでも非常な労力と技術が必要でした。 | そのため、飛行船の運航には、風読みに長けたベテラン航海士の存在が必要 | でしたし、また、離発着には海船と同じく特別に設営された埠頭が欠かせません | でした。 | ロハン達が出発しようとしているこの季節、アルビオン大陸に最も近いトリス | テイン国の埠頭はラ・ロシェールにありました。 | ラ・ロシェールの町は山岳地帯の山道に連なるようにある丘陵都市です。 | この町は、毎日の日の出と日の入りに、山の麓から吹きつける熱波『サンタア | ナ』が街中を駆け抜ける事で有名ですが、この熱風は、最終的には街はずれに | ある丘にぶつかり、そこにすさまじいまでの上昇気流を生み出していました。 | その丘にあるユグドラシルの木の化石をくりぬいて飛行船の埠頭にすることで、 | この『サンタアナ』を船の離発着に利用していました。 | この時代、トリステインからアルビオン浮遊大陸に渡るには、ここから出航す | る定期便を利用するしか方法がありませんでした。 | | 現在でこそ、ラ・ロシェールは観光都市として名高い巨大都市ですが、当時は | 人口三百ほどの小村でしかありませんでした。ですが、今でも一部が現存する | この巨大な埠頭跡は、中世のラ・ロシェールが交易都市として繁栄した歴史の | 面影を垣間見ることができます。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――
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本塔と火の塔の間にある一画、そこに私とルイズ、そしてようやく完全に落ち着いたコルベールが立っている。そしてそろいもそろってある一つの建物を見ていた。 「ここが私の研究室だ」 「…………研究室?」 「ささ、中に入りたまえ。遠慮することはない」 コルベール曰く『研究室』。しかし私が見るにこれはただの草臥れたボロ屋だぞ。 ルイズも私と同じようなことを思っているのか少し顔を顰め呆れ顔でコルベールを見ている。無理も無いが。 「初めは、自分の居室で研究をしておったのだが、なに、研究に騒音と異臭はつきものでな。すぐに隣室の連中から苦情が入った」 当たり前だ。研究云々の前に常識を考えろ。 ドアを開き中に入っていくコルベールのあとについていきながら心の中で毒づく。 そして小屋の中に入ると辺りを確認するしない以前に、 「うっ!?」 あまりにも嗅ぎなれない異臭に鼻元を押さえ立ち止まる。なんて臭いだ。別に臭いとは思わないが妙に鼻をつく。 「なにこの臭い!?」 最後に入ってきたルイズは甲高い声を上げ鼻をつまんだ。私でも鼻に臭いが入らないように手で押さえてるんだ。当然の反応だな。むしろこの臭いが平気なら引くぞ。 しかしこんなところにデルフを持ってくるんじゃなかった。臭いがついたらどうしようか。 「なあに、臭いはすぐに慣れる。しかし、ご婦人方にはなれるということはないらしく、この通り私は独身である」 そんなもん聞いてねえよ!というかお前が独身なのは当たり前だ!こんなので女が近寄ってくるとでも思ってんのか! しかし、コルベールはそれを気にした様子もなく椅子に腰掛ける。そして手に持っていた壷の臭いを嗅ぎ始めた。 壷の中に入っているのはゼロ戦の燃料だ。ゼロ戦の燃料タンクの底にわずかにこびりついていたものを採取したのだ。 私とがここまで来た理由はコルベールが疑問に思ったことを答え、機嫌を取りゼロ戦の燃料を作らせるためだ。 さっきの様子から見て。コルベールなら機嫌を取らなくても嬉々としてやるだろうが、万が一途中で投げ出すなんてことも無いとは言い切れないからな。 そんなわけで、コルベールの研究室までついてきたのだ。いきなり自分の研究室で話そうとか言い始めたからな。 ルイズがついてきている理由はわからない。その場の乗りか、それともコルベールの研究室に興味が沸いたのか。まあ、どうでもいいけどな。 「ふむ……、嗅いだことのない臭いだ。温めなくてもこのような臭いを発するとは……、随分と気化しやすいのだな。 これは、爆発したときの力は相当なものだろう」 コルベールはそういいながら羊皮紙になにやらメモをし始める。 しかし、なんだかんだ言ってもさすが科学を研究している男だ。臭いを嗅いだだけでそこまでわかるとは。もしかしたら私が知らないだけかもしれないが。 それにしてもあの燃料何十年も前のものなんだよな。大丈夫なのか?普通なら化学変化を起こしていると思うんだが…… しかし、見た目は変化している様子はなかった。臭いもそうだ。燃料系の独特の臭いがした。特に変わった様子は見られなかった。 おかしくないか?何十年も前のものだぞ?化学変化していて当然じゃないか? そういえば、ゼロ戦には『固定化』の呪文がかけられていたんだったな。つまり魔法がかかっていたわけだ。 その『固定化』の呪文で燃料の科学変化が防がれたのか?これが一番可能性が高いな。やっぱり魔法って物理法則に反してるな。つくづくそう思う。 「これと同じ油を作れば、あの『セントウキ』とやらは飛ぶのだな?」 「はい、もちろんです。特に故障箇所も見られませんので燃料さえあれば飛ぶはずです」 「おもしろい!調合は大変だが、やってみよう!」 勝った……計画通り。…………って違う!私はこんなキャラじゃないだろう。またキラ違いな気がしたぞ。というかキラ違いってなんだ! 頭を振り払いそんな考えを頭から追い出そうとする。 クソッ!きっとのこの臭いで頭が少しおかしくなったんだ。早いとこここから出たいもんだ。 「きみは、ヨシカゲくんとか言ったかね」 不意にコルベールが何か意味不明な作業をしながら私に聞いてくる。 「ええ、そうですが」 「きみの故郷では『セントウキ』で空を飛ぶことは普通なのかね?」 「まあ、ある程度普及しつつはあります」 もちろん嘘だ。戦闘機で空を飛ぶのが普通なわけが無いだろう。飛行機で飛ぶのは普通だがな。 「素晴らしい。エルフの治める東方の地は、なるほど全ての技術がハルケギニアのそれを上回っているようだな」 「はっきり言ってしまえばそうですね。私たちの国から見ればこの国は随分技術の発達が遅れています。魔法の頼りすぎでしょう」 「そういえばヨシカゲの国って貴族もいないしメイジもいないんだったわね」 コルベールと話していると、突然ルイズが話しに入ってきた。 「それは本当かね?」 ルイズの言葉にコルベールは驚いたような顔をする。 ちっ!ルイズめ、余計なことを喋りやがって。極力喋りたくないというのに。仕方が無い。 「ええ。その通りです。そして私たちの国は魔法が使えない代わりに技術で国を発達させました」 「なるほど、ますますおもしろい」 は?おもしろい?一体どこがおもしろいというんだ。変人の考えは理解できん。普通驚きはすれどおもしろいなんて思わないと思うが。 「さっききみは言ったね。この国は魔法に頼りすぎたと」 あきれ半分でいると、コルベールが突然何時にも増して真剣な声で呟く。 「その通りだ。そしてトリステインだけではない。 ハルケギニアの貴族全体が、魔法をただの道具……、何も考えずに使っている箒のような、使い勝手のよい道具ぐらいにしかとらえておらぬ。私はそうは思わない。 魔法は使いようで顔色を変える。従って伝統にこだわらず、様々な使い方を試みるべきだ」 コルベールが私の目を射抜くかのように見詰めてくる。 「それが私の……、変わり者だ、変人だ、などと呼ばれようと、嫁がこなくとも、貫くべき私の信念だ!嫁がこなくてもね」 いや、その信念は立派だが、嫁がどうのこうのは明らかの余計だろ。色々台無しだ。というか強調するぐらいだから結婚したいのか? 「ヨシカゲくん、きみの知識は私に新たな発見を、私の魔法の研究に、新たな1ページを付け加えてくれるだろう!だからヨシカゲくん。 困ったことがあったら、なんでも相談したまえ。この炎蛇のコルベール、いつでも力になるぞ」 ああ、せいぜい利用させてもらうよ。 コルベールの曰く『研究室』、私曰く『草臥れたボロ屋』から退出し、私とルイズは自分たちの部屋に帰ってきていた。 「先生、気合が入ってたわね」 ルイズが旅の荷物を整理しながら私に話しかけてくる。 「そうだな」 ルイズはワインを暫らく見詰めていたがやがてしまう。そして古く大きな本を取り出した。始祖の祈祷書だ。 そして『水』のルビーを指に嵌める。 「ねえヨシカゲ」 「なんだ?」 「旅行、楽しかったわね」 「……そうだな」 ルイズが始祖の祈祷書を開く。そういえば詔は考えられたのだろうか?あの夕食のとき、ルイズは最高の詔を考えられると言っていたが。 「ヨシカゲ」 「……なんだ」 さっきからなんなんだ?ルイズの瞳を見詰める。ルイズはこちらを向いてはいない。目は始祖の祈祷書に釘付けだ。 しかし、その瞳には、何か悩みのようなものを秘めている。おそらく、ルイズは何か私に言いたいことがあるのだろう。 それを今、話すべきかそうでないかを迷っている。私の予想としては、あの草原でのことなんじゃないかと思っている。 きっとルイズはあそこであった真相を知っているはずだからな。 「……………………」 「……………………」 喋るなら早く喋れ。じれったい。 「……………………指の治療にでも行ったほうがいいわよ。もしかしたら手遅れになるかも」 「……………………マジで?」 こうして指の治療を受けに入った私は、思わぬ再開をすることになる。 語ることはない。しいて言うのなら、苦かった、とだけ言っておこう。
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そいつの名はキュルケ② 夜、誰もが寝静まった頃・・・。 「きゅるきゅる。(メーデーメーデー、こちらフレイム。現在ターゲット『ブローノ・ブチャラティ』を追跡中。 応答願いますマスター(キュルケ)。」 今、ブチャラティの後ろにサラマンダーの『フレイム』が追跡を行っている。 「ご苦労様・・・。でも油断しちゃダメよ。あの人は普段おとなしそうに見るけど、結構するどいから。」 使い魔に与えられる能力のひとつ、『主人の目や耳となる能力』。 (ただしルイズだけは例外でブチャラティの見ているものが見えない。) キュルケはこれでフレイムを偵察に出しているのだ・・・。 「きゅるきゅる。(現在ターゲットは厨房にいます。メイドが・・・となりにいます。 どうやら彼は洗い物を手伝っているようです。)」 「何ですって!?」 一方、ブチャラティとシエスタ。 「いつも手伝っていただいてありがとうございます・・・。」 「いや、いいんだよ。オレがそうしようと思ってやってるんだから。」 「そろそろ御休みください。もう遅いですし・・・。」 ガチャン! 「ハッ!大丈夫か?」 音に気付き振り向くとシエスタが皿を割ってしまっていた。 「だ、大丈夫です・・・。」 「とりあえず欠片を拾うよ・・・。」 「あ!いいです!私が!」 「そんなこと・・・ッツ!」 ブチャラティが指先に痛みを感じる。どうやら欠片で指を切ったようだ。 「あっ!血が・・・。すいません・・・。今絆創膏を・・・。」 「・・・・・・。」 「ブチャラティ・・・さん?」 「ん?いや、なんでもない。絆創膏頼むよ・・・。」 女子寮。 「きゅるきゅる(ターゲットは現在移動中・・・。)」 フレイムが後をつけているのに気づかないのか、ブチャラティは考え込んでいる。 (あの時・・。オレはどうやってシエスタが皿を割った事に気付いた?記憶が正しければ割れる音で振り向いたと思う。) 右耳を抑える。 (鼓膜が完全に治っているのか・・。そして目も・・。) ブチャラティは肉体の限界が近くなり、魂のエネルギーしか感じられない状態の時を思い出す。 (ディアボロはそれでオレを騙したんだったな・・。だが今はどうだ? ここから部屋まで壁にもぶつからずに、まるで食事中にソースを取るように簡単に進めていないか? そして決定的なのはあの時のシエスタの言葉。) ―――――――――でもよかった・・。脈拍も呼吸も良好です! (『時間』の延長ではない・・。オレは間違いなく生き返っている・・・。) 「・・・・・ルイズ・・おまえは・・。」 「きゅるきゅる(どうやらルイズ嬢のことで考えている様子。・・・おや?)」 フレイムの視界に新たに入ったのは、小柄な青髪の少女。タバサだ。 「きゅる!(ターゲットがタバサ嬢と接触!)」 「あら?タバサが?・・・ちょっと面白そうな展開かも?」 ブチャラティがタバサに話しかける。 「奇遇だなタバサ。・・・トイレに行ってたのか?」 コクリ。 「少し話がある。タバサ、『治癒』なんだが、あれはどこまで直すことが可能なんだ?」 「・・どこまで?」 「例えば、耳の鼓膜の修復とかはできるのか?」 タバサは少し考え・・言う。 「・・・医学に詳しいわけではないからなんとも言えない。でも多分できると思う。」 「・・・スクウェアなら人一人『生き返らせる』事も可能か?」 その時ブチャラティは、タバサの表情に暗い影がフッと現われたような気がした。 「・・・ただでさえスクウェアでも直せない症状と言うものはある。『生命の蘇生』なんて物は、現存する魔法の中には存在しない。」 「えっ!?」 ブチャラティが驚くのも無理はない。彼はてっきり魔法の中には、死すら克服する方法が存在するとばかり思っていたからだッ! そうでなければ自分が今ここにいる事の説明がつかない! 「・・・・でも。」 タバサが口を開く。 「あくまでそれは判明してる中での理論。ありえないという意味ではない。 例えば・・・・"虚無"とか。」 「"虚無"・・?あの失われた系統って奴か・・?」 コクリ。 「そう。『失われた』以上、もう知る事はできないけれど。」 「・・・そうか。グラッツェ。いろいろためになった。」 実際はなおのこと謎が増えただけだったが。ともあれここでタバサと別れた。 チラ。 タバサはブチャラティの背中を見ながら腰の水筒に目をやる。 「・・・・670号の味見手伝ってもらえばよかった。」 「謎は深まっただけか。」 ブチャラティの寂しそうな背中を見守るフレイム。 「きゅるきゅる(マスター。もうすぐそちらに到着できそうです。)」 「ありがとう。偵察お疲れ様。」 キュルケはロウソクに火を灯しながら言う。 「・・・ウフフ。寂しそうな背中ね。ここで私が動けば・・・。 実に効果的にトリコになってくれると思わない?フレイム。」 「きゅるきゅる。(ええ。事は全て問題なく進んでいます。 事実ここまで全くバレずに追跡を進行しております・・。)」 ブチャラティが角を曲がる。 「・・・・ところで。」 「きゅる!?」 フレイムは驚愕するッ!ブチャラティがいないッ! 「きゅるきゅる!(み、見失った!?)」 ガバッ! 真下からブチャラティが掴みかかるッ!!彼は曲がったと同時にジッパーで地面に隠れていたのだッ!! 「ごまかせていたと思っていたのか。さっきからなぜオレをつけていた? 目的はなんだ?誰の差し金だ?」 「きゅる~う!きゅる~う!(ドジこいた~ッ!コイツはいか~んッ!! きっとマスターはお怒りになられる~~ッ!!)」 何言ってるかわからないブチャラティにはそれが物悲しく聞こえ、捕らえた奴を見る。 「・・・フレイム?なぜお前が?・・・キュルケの仕業という事か?」 「きゅる!きゅる!きゅる!きゅる!きゅる!(YES!YES!YES!YES!YES!)」 「アイツの部屋って・・・すぐ目の前の部屋じゃないか・・・。」 ルイズのすぐ隣の部屋。そこがキュルケの部屋だった。 「仕方ない・・・。入ればいいんだろ・・・。」 部屋に入ると部屋は薄暗かった。 「・・・入ったら?」 ブチャラティが部屋に入る。 「扉を閉めて。すきま風が入ると寒くって・・・。」 ガチャン。 「何の用だ?フレイムにオレを偵察させてまで。」 「立ち話もなんだしこちらにいらっしゃいな。」 声の方向に進む。ロウソクのおかげで難なく進めた。 かすかに甘い香りがした。どうやら部屋のどこかで香が焚かれているらしい。 進んでいくと、明かりがついた。 ぼんやりと淡い幻想的な光の中に、ベッドに腰掛けたキュルケの悩ましい姿があった。 ベビードールだけを着けた彼女はなかなかに艶かしい。 「どの辺りから気付かれていたのかしら?」 「広場から夕食(チューナ)に向かう合間から視線は感じていた。ギリギリまで引きつけて一気にひっとらえるつもりで気付かないフリをしていた・・。」 「それ最初からじゃない・・。完全にしてやられたみたいね・・。」 ブチャラティは続ける。 「それで?こんな手の込んだマネしてまでオレをどうしたいんだ?」 キュルケは真っ直ぐ、それでいて色っぽく見据えて言う。 「単刀直入に言うと、あなたに恋してしまったの・・・。」 予想外の返答が帰ってきた。 ブチャラティは正直戸惑った。 子供の頃から約8年間ほどギャングの世界で生きてきたが、色恋沙汰は苦手なのだ。 そもそもギャングの世界は「恋」だなんて単語には縁遠い物だ。 そういう面から取り入ってくる組織を潰しにかかるのはスパイの常套手段だ。 「貴方はあたしをはしたない女と思うかもしれない。でも私のこの気持ちは止められないの・・。 あなた片手で眠っているドラゴンを投げられる?普通出来ないわよね・・。 それと同じ。私の恋心を止めるのはそれくらい困難なのよ・・・。」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・。 「改めて自己紹介するわ・・。私はキュルケ・アウグスタ・フレデリカ・フォン・アンハルツ・ツェルプストー。 二つ名は『微熱』。『微熱』のキュルケよ。」 「ディ・モールトグラッツェ(どうもありがとう。)ご親切に名乗られたことを感謝しよう・・。」 「ウフフ。この『微熱』と言う二つ名、まさに私のためにあるような物だと思わない? 私の『火』の魔法系統といい、この火傷するくらい燃えやすい恋心と言い、 これほどマッチする名前も珍しいわよね・・。でも恋心はしょうがないじゃない・・。 だってあなたがここまで魅力的なんだもの・・・。」 「貴方達の決闘は・・・最初何が起きてるのか全然わからなかった。でもそれ以上に、その戦闘に打ち込む姿勢・・。かっこよかったわ。クールで知的で、でも勇敢で。 ・・そりゃギーシュもあの時かっこ良かったと思うわよ?でも私の心を射抜いたのはあなた。それにアレはモンモランシーのじゃない。」 ギーシュ『アレ』扱いかよ。とツッコミそうになったがやめた。 「それ以来私はあなたへの恋歌を綴り続けているの。ホント罪な人だわ。私ほどではないけど。私に至っては貴方が気になって、フレイムを使って様子を探らせたり・・はしたないったらないわ・・。」 それにしてもこのキュルケ、ノリノリである。 どんどんテンションが上がっている。確かにキュルケはそのモテっぷりからもその魅力的なのがよくわかる。並みの男なら落ちてもしょうがない。『並みの男』なら。 「気持ちは嬉しい・・。だが断らせてもらおう。」 「あら!?なぜ?私ではいけないのかしら?」 ブチャラティは真剣な目つきで言う。 「どうもオレはそう言う話には疎くってね。どうもそういうのだけは信じられないんだ・・・。そうでなくってもオレ達のチームでは『実害』が出たからな。」 「『実害』?」 流石のキュルケもキョトンとなる。 「あれは・・・一年前だったかな・・。まだ5人チームになったばかりの頃だった。 メンバーの一人に恋人ができたことからそれは始まった・・・。」 ブチャラティが遠い目になる。 「そいつは当時メンバーのなかでも古株、チームの中でもかなり馴染んだ奴だった。 あいつはたまにガラ悪いが、こういうときはかなり純情な奴だった・・。 純情なもんだからよく当時入ったばかりだったムードメーカー二人が冷やかしては大喧嘩してた時期もあったよ・・・。」 「へぇ・・・それでそれで!?」 キュルケもすっかり話に夢中になっている。 「それでどうなったかって?『実害』の話をしてるんだからな。無論騙されていたのさ。 途中で仲間の一人が怪しみだしたんだ。用心深い奴だったからな、後をつけたんだ。 だがそしたらそいつが集団に襲われたのさ。 逃げながらそいつがSOSを送ってきて、そこでオレたちはようやくその女が敵(の組織のスパイ)だと言う事に気付いた。」 ゴクリ・・。 キュルケが緊張感に押しつぶされる。 「なんとかオレたちの応援が追いついたから二人とも無事救出。運良くその事件はチーム内での問題で片付いたからよかったものの一歩間違えたら組織そのものが潰れてたとか当時の上司にイヤミを言われたのをよく覚えている・・・。」 「それで・・どうなったの?」 「聞きたいかい?」 「死んだよ。というか始末した。その騙された奴がな。」 「え!?」 キュルケはここでとうとうブチャラティを怪しみ始めた。敵とか組織とか少々ワケがわからなかったが、ここに来てもうブチャラティ何者だと思い始めた。 「そんな・・・。愛し合ってたんじゃあないの・・?」 「少なくともアイツは愛してただろうな。その日は最初で最後にアイツが涙を見せた日になったからな。 だが女は最初から利用して殺す気だったんだ。現実を把握したソイツはどうしたと思う? これ以上ないってくらいキレた。まずメリケンサックを右手に嵌めてぶん殴った。 それだけで綺麗な顔がグチャグチャになってたのに、さらに追い討ちをかけて腹を蹴りまくった挙句、最終的には殺人ウイルスで体中の組織をグチャグチャに破壊して殺した。 ・・・ここまで見せられたら恋なんてものを知りたくもなくなるのもわかるだろ?」 ――――――――キュルケの思考が停止した。話がグロテスクかつぶっ飛び過ぎてついていけてない。 ブチャラティがその様子を感じ取って思う。 (一切真実をかすめてないのにここまで大ボラを吹けるのも一つの才能だな・・。 そんな問題起こしていきてられるわけないだろ。ギャングの世界で生きていくには方便も必要だぜ。アリーヴェデルチ。) ブチャラティが部屋を後にしようとしたときだった。 「・・・・・・と思うわ。」 「え?」 キュルケが立ち上がる。 「その人の不幸は同情せざるをえないと思うわ。私もそんな結末になってしまってはとても恐ろしいと思う。恋が怖くもなるわ・・。」 「でもこれだけは言わせてもらうわ!黙って聞いていればあなたまるでその彼の二の舞になるのが嫌だから恋を知りたくないと、私があなたを騙すかもしれないと思っている みたいだから言う! 私はキュルケ・アウグスタ・フレデリカ・フォン・アンハルツ・ツェルプストー!! ツェルプストー家の女は恋において非常に正直な女!!色恋沙汰で人を騙すなんてマネは絶対しない!そんな事を言われて黙っていられないわ!」 ルイズをからかってるときとはうってかわってキュルケの目はいつになく真剣だ! 「・・・私を信じなさい。恋するものは強くなれる。恋を力に変えられるものは何よりも強く正直な人間よ。」 キュルケが後ろから抱きかかえてくる。 「私を信じて。私はあなたを信じてる。あなたこそが私が特別と思える・・・。」 「ノックしてもしもぉ~し。待ち合わせの時間に君が来ないから来てみれば……」 窓から男が話しかける。『レビテーション』で浮いてきたみたいだ。 「ベリッソン! ええと、二時間後に!」 「話が違う!」 キュルケが胸の谷間に差した派手な杖を取り出して詠唱する。 「『ファイアーボール』!!」 巨大な炎が窓ごと男を吹っ飛ばしたッ!! 「まったく、無粋なフクロウね」 「・・・スマン。もう一度言ってくれ。ツェルプストー家の女は何に正直だって?」 「え?いや違うわよ彼は!!私の中の一番はあなた・・。」 「キュルケ! その男は誰だ! 今夜は僕とすごすんじゃなかったのか!」 また違う男が覗き込んでいる。 「スティックス! ええと、四時間後に」 「そいつは誰だ! キュル「『ファイアーボール』!!」 有無を言わさずふっ飛ばすッ!! 「お前自分で恋する女は何より正直とか言ってたくせにこんな事を・・。」 「いいえ、あなたが特別なの!彼の勘違いよ。あたしが一番恋してるのはあなたよブチャラティ!」 スッ! 「こいつ・・。『ウソ』をついてない・・。(マジにないと思っている…。一つに夢中になると他を忘れるタイプか・・・。)」 「へ?今なにしたの?」 そしてそれと同時に三人の男が押し合いへしあいしている。そして三人同時に叫ぶ。 『キュルケ! そいつは誰なんだ! 恋人はいないって言ってたじゃないか!』 「マニカン!エイジャックス! ギムリ! ええと、六時間後に」 『朝だよ!』 「フレイム!」 「きゅるきゅる!(サー・イエッサー!)」 キィィィィィィィン 「きゅるきゅる(GO TO HELL。)」 カッ!! 『GIYAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!!!!!!!!!』 「きゅるきゅる(悪いな。こちとらメシがかかってるんだ。でもさ、マスターの惚れっぽさを計算にいれてなかったと言う事もあるしさ、こらえてくれ。)」 ブチャラティが呆れたようにキュルケを見る。 「まだ何か言うことはあるか?」 「ええと、とにかく! 愛して・・モガッ!」 「もうしゃべるな。話がかみあわねえ。」 キュルケの口にジッパーを貼り付けた。 バタンッ! 今度は部屋のドアがノック無しで開く。 「なんだルイズか・・。」 「ななな、何これ!?」 「ん~~ッ!!ん~~ッ!!(ルイズ!彼にジッパーを解除させて!このジッパー引っかかって開かない!)」 キュルケがベビードール姿で口を塞がれてる。 暗くてよく見えないが、それを見て思春期真っ只中のルイズがいかがわしい真実にたどり着くのは造作もないッ!! 「こっ、こここっ……この、エロ犬ー!」 ルイズが右足でブチャラティを蹴ろうとするッ!狙うは・・・金的ッ!! スカッ 「え?」 はずした。否、足のほうがはずれた。 「え、ちょ・・。うわわわわ・・・。ふみゃッ!!」 ずっこけたッ!!それは美しくずっこけたッ!! ブチャラティは金的をくらう前にルイズの右足を"スティッキィ・フィンガース"で切り離したのだッ! 芸の細かい事にニーソックスの線にそってッ!! 「じゃ、先に部屋に戻ってるからなルイズ。」 「ちょ、待ちなさいブチャラティ!!足を直して行きなさいよ!このムッツリスケベ!!」 「ん、んぐ・・。(私の口も直してってよ・・・。)」 余談だがブチャラティは寝床をジッパーで作って寝袋のように寝ている。 To Be Continued =>
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ブローノ・ブチャラティ その過去 ―――私は今どこにいる? 辺りにもやがかかっている? 足に地面の感覚がない。これは私が見ている夢? なんで私はここに来ているのだろう。どこにいる夢なのかしら? やがてもやが晴れ、ルイズの目に入ったのは、小さな港町。 ルイズの顔を太陽がサンサンと照らす。 「ここ・・・どこ?」 見渡す限り見慣れない街並み。今まで見たことのない町。 タッタッタッ・・・。 子供たちが何人かこちらに走ってくる。その中の一人は白に黒もようの見慣れな いボールを持っている。 「ね、ねえ!ここどこだかわかる?私あまり見たことなくて・・・。」 だが子供たちはルイズに気付かない様子で過ぎ去って行く。 「な、何よ!無視する気!?ちょっと道を尋ねたって・・・!」 すると子供の一人が振り返って叫ぶ。 「おーい!ブチャラティ!!速く来いよ!おいてっちゃうぜ!」 「えっ!?」 聞き慣れたその名に思わず振り返る。 そこにいたのは自分より小さな、しかしどこかよく知る男の面影を感じさせる少 年だった。 「もしかして・・・まさか・・・本当にブチャラティなの?」 無邪気に、そして元気に友達のもとに走っていく少年。 「ちょ、ちょっと待って!!アンタ、もしかして本当に『ブローノ・ブチャラティ』なの!? ねえ!私の話を聞いて!!」 しかし彼は聞く耳持たず、真っ直ぐルイズに向かって突進する。 「え?ちょっと・・・。」 スゥッ すり抜けた。のれんを避けずに進むように少年はルイズをすり抜けた。 「みんな待ってよーッ!」 少年はルイズが『そこにいない』とでも言わんばかりに走り去っていく。 (わ、私の体をすり抜けた・・・?なんで・・・?・・ハッ!) ルイズは気がついた。なぜ突然突拍子もなく見知らぬ町に来てしまったのか。 なぜそこでブチャラティそっくりで名前も同じの少年に会うのか。 そしてなぜ彼女がまるでいないように無視され、体をすり抜けたりしたのか。 (わかった。これは『現実』じゃない。そして『現在』じゃないのよ。 あの子は確かにブチャラティ本人。ただし『現在』のではなく『過去』のブチャラティなのよ! そしてこの今まで見たことのないような町並み。これは十中八九ブチャラティのいた 異世界の町!そして私の存在が薄いのではなくこの風景自体が現在のものではない誰かの、 そうブチャラティの記憶! ここはブチャラティの『記憶』の中!『夢』の中なのよ! 「じゃああれは子供の頃のブチャラティ・・・。」 ルイズが振り返り、追いかけながら言う。 「ふ~ん。ブチャラティにもあんな可愛い頃があったのねぇ~。」 当たり前だのクラッカー。 タンッ! ボールを蹴る音が広場に鳴り響く。 ブチャラティを含めた子供たちがボールを追いかける。 その表情には心の底から楽しさが浮かんでいた。 「何の遊びなのかよくわからない・・。けど楽しそうね。」 ルイズは『サッカー』を知らない。でもその生き生きとした姿を見ていて楽しい気持ちになった。 ダンッ!! ブチャラティの蹴ったボールが片方の『ゴール』に突っ込む。 「やった!さっすがブチャラティ!」 ピィーーーーッ!! 「試合終了!」 「よくやったぞブチャラティ!今日の勝ちはお前の手柄だ!」 「うん・・・。ありがとう。」 彼らを見てルイズは思う。 「この頃からブチャラティってみんなから慕われてたのね。こう考えるとすごい使い魔を呼び出した 感じがしてなんかいいわね…。」 「あ!もう昼過ぎだから僕帰るわ!」 「おっと、オレも帰るぞ。じゃあなブチャラティ!」 「うん。さよなら。また明日ね…。」 ブチャラティが帰路に着く。ルイズが後をつける。 「帰るってアイツの家に?アイツの家っていったい・・。」 そこは、他の家と大して変わらない平凡な家だった。 だがブチャラティはそのドアを開けることをためらっている。 「・・?どうしたのかしら。カギでもかかってるの・・?」 そのブチャラティの様子を見たルイズ。彼の顔が心なしか悲しそうに見える。 「…ただいま。」 やがてブチャラティは戸を開ける。 彼が帰るのをためらった理由は入って数分で判明した。 彼の両親が別れ話をしていたからだ。 「ブチャラティの世界は籍を入れたあとで別れる事なんてあるの・・・?」 貴族の世界で生きてきたルイズにはトンと縁のない話だった。 離婚なんて概念は政略結婚が当たり前の貴族の世界にはほとんどない。 やがて母親が話し始める。 「ブローノ・・・父さんと母さんはあなたの事を愛し てるけどこれからはべつべつに暮らすの。 あなたは「父さん」と暮らしたい? それとも「母さん」と暮らしたい? あなたに決めてもらいたいの」 母親はブチャラティにどちらについて行くかを聞いている。 「母さんといっしょにこの村を出て都会に行きたいでしょう? それとも父さんといっしょにこんな何もない村に残る? あなたは頭もいいし、いい学校にも行きたいでしょ?母さんと暮らしたいわよね ?」 母親の説明は公平ではなく誘導的ではあった。 「ず、ずるいじゃない!これじゃあどうやってもついて来るわよ!」 父親はただ黙っていた。 とどまってくれと説得するそぶりも見せず、ただうつ向いているだけだ。 ルイズは無駄だと分かってても思わず父親に話しかける。 「ね、ねえ。止めないの?この前だとブチャラティが行っちゃう・・・。」 だがもちろん父親は答えない。 七歳の子供なのだ・・・ 母と暮らすのが自然なのだろう・・・。 なぜだかそう考えているのが直感で分かる。 「母さんといっしょにくるわよね?」 だがブチャラティは母親にこう答える。 「ぼくは父さんといっしょに暮らすよ。」 ブチャラティは母親をまっすぐ見て言った。 その目には強い意志が込められている。ルイズはブチャラティのこの目をよく知っていた。 「え・・・!?」 「・・・・・・・・・!」 「なんですって?ブローノ!?もう一度よく考えて!母さんのほうが好きでしょ う?」 「ぼくは父さんといっしょに・・ここに残る・・・」 母親が泣きながらブチャラティに抱きつく。 ――――その時、場面が飛ぶ。 気がついたらルイズはまたあの広場にいた。 「え・・?なんでここに・・?」 あたりを見回すとブチャラティと友人が話している。 「なあ、なんで母さんと都会に行かないでここに残ったんだ?」 友人がそうブチャラティに聞いている。 「母さんは・・・たとえぼくがいなくとも離婚のショックから立ち直って いずれ再婚するだろうと思う。…でも父さんは違う。父さんはこのまま一人にしてしまったら きっと過去を引きずってダメになってなってしまうと思うんだ…。」 (そうだったんだ…。だから…。) 「そうか?おまえんとこの小父さん強い人だと思ったんだけど・・・。」 「いいや。父さんはこういう時だめになってしまうんだ・・・。 7年もいっしょにいたんだからよく知ってる…。」 目の前が暗転する。 「ちょ、ちょっと待って!ブチャラティ!!」 「ハッ!!」 ルイズは気がついたらいつもの自分の部屋にいた。 「やっぱり夢・・・。」 ブチャラティはいなかった。洗濯物がなくなっている所からもうおきて 洗濯しに行ったのだろうか。 「なんであんな夢見たのかしら…。ていうか。」 ルイズは自分の部屋のありさまを見る。見事に片付いている。 「アイツなんだかんだで仕事はするのよね…。」 今日もまた、いつもの日常が始まる。 第12話 『ブローノ・ブチャラティ その過去』 昼前、彼は広場にいた。 「うーん・・。フォークが顔を・・・やめて・・。なんか撃ってくるよぉ…。」 「動くなギーシュ!!死にたいのかぁーーーーーッ!!」 ギーシュがなぜか50メートルくらい上のところからぶら下がっている。 鉄格子の先の突起に襟が引っかかって宙ぶらりん状態なのだ。 「ブ、ブチャラティどうする!?ちょっと高すぎる上にあのバカ、 まだ寝ぼけてるのかなんかブラブラ動くから 『レビテーション』をかけ辛いんだけど…。」 「厄介だな…。普通ありえない…。」 マリコルヌが慌てふためいてブチャラティに助けを求める。 「ど、どうしたんですか!?ブチャラティさん!」 「シエスタ!!」 シエスタも事の状況がまるで読めない。 「なんでミスタ・グラモンがあんなところに!?」 「当然オレにもわからない・・。だがこのままではギーシュも落ちてしまうのは 時間の問題だ・・・。」 「ど、どうするブチャラティ・・・。」 ブチャラティが壁に近づく。 「やるしかない・・・。シエスタ。君はマリコルヌと一緒に『風』の使い手を 探してくれ。万が一の時マリコルヌの空気クッションでは 小さくてうまく行きそうにない・・・。」 「え?」 「『スティッキィ・フィンガース』!!」 スタンドの拳で壁を叩く。するとジッパーがギーシュの真横まで伸びていくッ!! 「か、壁が…。ひとりでに割れた…!」 シエスタがあっけにとられた顔をしている。 「・・?ブチャラティがジッパーで開いたんだよ。見えてないのか…?」 マリコルヌが心から奇妙だと言わんばかりに見る。 (メイジじゃない人間にはスタンドどころかジッパーも見えないのか…。) ふとブチャラティがそう考えながら思う。 「閉じろ!ジッパーッ!!」 持ち手を掴んだままブチャラティがそう叫ぶッ!!するとブチャラティの体が 自動で閉まっていくジッパーに持ち上げられていくのだ。 「ブチャラティさんが宙に浮いてる・・!」 「何やってるんだ!早く『風』使いを呼ばないと!」 マリコルヌがシエスタを急かして学園へと走り去る。 「落ち着け…。ゆっくり行くんだ。絶対動くんじゃねーぞ…。」 ブチャラティがジッパーでゆっくりのぼりながらギーシュに近づく。 「あと10メートル・・。5メートル・・。3メートル・・。」 やがてギーシュの真横に並ぶ。 「ギーシュ。助けに来たぞ…。絶対動くな…。」 「う、うわああああ!!!!体が蜂の巣に!そして溶けていくぅ!!」 ビリッ!! 襟が破ける音だった。 「バカなッ!ギーシューーーーッ!!」 ガシッ!! スタンドの腕がギーシュを掴んでいた。 「射程距離ジャスト2メートル・・。危なかった・・・。」 ギーシュを引き上げて自分自身の手で掴む。 「いったん下に付いたらぶん殴らせてもらうからな・・。」 そう思ってジッパーを開いて戻ろうとした時だった。 キョオオ―――z______ン!!! 鳥がブチャラティを襲って来たッ!! 「な、なんだコイツはッ!!」 ツン!ツン! 鋭い嘴でブチャラティの手をスピードに乗せて突き始めるッ!! 「お、おい!やめろ!何でオレを襲うッ!!」 ブチャラティは手の先をみる。そこには黒くて大きなネズミの死骸があった。 見間違いでなければ嘴で肉を食いちぎったあとが見える。 「おまえのエサなんて取りはしないッ!やめるんだ!」 ザクッ!! 鋭く、だがなぜか冷たい一撃がブチャラティの指にヒットする! ズルッ 思わずジッパーから手を滑らせるッ!! 「しまった!手をッ!」 そのままギーシュ共々自由落下ッ!! 「うわああああああああああ!!!!!!」 「しまった!もう落ちてるッ!!」 マリコルヌと誰かの手を引くシエスタが走って戻るッ!! 「きゃああ!!ブチャラティさん!!」 「ダメだッ!この距離じゃあ『僕ら』がクッション作っても間に合わないッ!!」 だれもが絶望したその時ッ!! ピィーーーーーーーッ!! シエスタの後ろの人物の口笛が鳴り響くッ!! 「きゅいきゅい!(了解なのねお姉さま!)」 「きゅいきゅい!(いけるいける!)」 青色の龍がブチャラティに向かって飛ぶッ!! ドサッ! 「きゅいきゅい!(ナイスキャッチなのね!お姉さま!)」 「・・・・セーフ。」 その龍、シルフィードが見事に空中のブチャラティ達を受け止めたッ! おかげで大事には至らなかったようだ。 シエスタが安堵した顔で後ろを向く。 「よ、よかった…。無事間に合った・・。ありがとうございました・・。 タバサ様!」 バァ―――z______ン!!! 威風堂々。その言葉が合ってるか。 タバサがない胸を張っている。無表情な顔もどこか誇らしげだ。 「礼はいい。それより彼らを降ろさないと。」 一方空中のブチャラティ。 「お前が助けてくれたのか・・・。」 「きゅいきゅい!」 ブチャラティが頭に手を伸ばす。 「グラッツェ。本当に助かった。」 そう言って優しくシルフィードの頭を撫でてやった。 「きゅいきゅい♪(なんかこの人優しい感じ・・。撫でられるのは好きなのね・・。)」 そして無事着地。 「おいギーシュ。起きろッ!!」 バキッ! 「アガッ!!」 流石にギャング上がりのブチャラティはスタンドなしでも腕っ節は強かった。 鳥に突かれて怪我したほうじゃない手でぶん殴った!ギーシュに大ダメージッ!! そしてブチャラティはギーシュの襟首を掴む。 「答えろ・・。なんであんな所で眠っていた?マリコルヌが気づいてくれたからよかったものの お前一歩間違えたら死んでたんだぞッ!!」 ギーシュが頬をさすりながら言う。 「ぼ、僕にもわからない・・。夢遊病だったとは知らなかったんだが・・。 ただ、久々にひどい夢を見たんだ・・。 なんか穴だらけの服を着た露出狂っぽい男と妙なバンダナを被った子供っぽい奴に 襲われたんだ・・。まずどうやら食事中だったのかテーブルにいたみたいなんだが、 穴だらけの服の男が僕の頬にフォークを突きつけてテーブルに頭をぶつけたあげく 羽交い絞めにしてもう一方の小さいほうがナイフで顔を切りつけて来たんだ・・。」 ブチャラティが固まる。シエスタがすごく心配そうに見る。 (ブチャラティさん?どうしたのかしら・・?着地したときにどこか打ったのかしら?)) 「驚くのは早い!さらに彼らはブチャラティ!君と同じような亜人を操って僕を 襲ったんだ!小さいほうは人、というよりなんだろう。鉄の鳥かな? そっちが僕を蜂の巣にしたあげくもうひとりが僕を溶かしたんだ・・・。 その物凄い苦痛を味わった途端苦しくなって・・・どうしたんだいブチャラティ。」 ブチャラティの顔は「そいつらに心当たりがありすぎて困る」と言った感じの顔だった。 「…つ、次から気を付けるんだな・・。じゃあ「ブチャラティ!?」 ルイズがあわてた様子で走ってくる。 「一体どう言う偶然が重なればこんなことになるのよ!!学院内でみんなが 大慌てでギーシュがおちそうになってるって・・アンタ手、怪我してるじゃない!」 ルイズが指差す。シエスタがあわてた様子で、 「い、いけない!早く来てください!手当てしますから…。」 「あ、ああ・・・。」 ルイズがそこでやきもきした様子で、 「勝手なことしなくていいから!手当てくらい主人の私がやるわ!」 「え、でも・・。」 「でもじゃなくってアンタは引っ込みなさい!!・・あれ?この傷口、なんか霜が降りてない・・?」 ブチャラティがそう聞いて傷を見る。 「・・・あの鳥・・?」 ブチャラティは空を見上げる。どうやらあの鳥はもう飛んでいってしまったようだ。 キョオオ―――z______ン!!! 『アイツ、またなんか苛立っているみたいだな。そんな様子が 感じ取られるよ。それとも喜んでいるのか?わからない奴だな。』 その男はどこからか聞こえてくるその声に答える。 「まあアイツはDIO様のところにいた時からよくわからない奴だったからな。 あんまり気にしないほうがいいと思うぜ。」 カウボーイ風のその男がどこからか聞こえてくる声にそう返す。 そして広場にいる彼らを品定めするように見る。 『なあ、あのおかっぱ髪の男、アイツメイジだと思うか? 正直ぼくには・・・。』 「ああ、安心しろ。おれにもそう見えたぜ。 あ い つ は 十 中 八 九『ス タ ン ド 使い』だ。 おれたちと同じな。」 ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ 「ところでだ、この辺りの町、『ある』らしいぜ。持ったものを操るとうわさの妖刀が・・・。」 ニヤリ 『今度こそ『当たり』なんだろうね。もう骨折り損はコリゴリだ。』 「シェフィールドの報告では99%確実・・・らしいぜ。どうするね?」 『無論・・・だろ?』 ガサガサ 茂みから音がする。 「フン・・・。」 チャキン。 いつの間にか持っていた銃で茂みを狙う。 ズダンッ! 「ギギィ!」 蛇が飛び掛ってきたっ! サッ 男はそれでも慌てたそぶりは見せない。 「シャーーーーッ・・・。」 その男は片手に持っていた本を蛇に向ける。 次の瞬間、蛇は消えていた。 「行くか。『無敵』のおまえと、『コンビのときは最強』のおれ様がいれば 任務は100%遂行確実だぜ。」 男は空を見る。 「おっとこんな時間か。急がないとな。オレはあの日から『時間』にだけはうるさいんだぜ。」 「ブチャラティ!今日は『虚無の曜日』だから町に買い物へ出かけるわよ。」 「なに?」 ルイズがそう言ったのが始まりだった。 「何を買うんだ………?本か?薬草か?」 「アンタの剣よ。あんた、召喚される前は戦うような立場だったんでしょ? 例えばギーシュと決闘した時の動きとか、普通じゃあないわ。」 「まあ・・・な。だがオレに剣なんか必要ない・・・。」 「いいじゃない!どうせ剣の腕だって一級品なんだから!武器は多いほうがいいでしょ?」 ブチャラティは少し考える。 「まあ、確かにそうだな。ではご好意に預かることにしよう。」 「じゃあ馬を借りなきゃね」 「馬で行くのか?」 「歩きじゃ無理ね。馬の足でも三時間くらいかかるから。」 「馬か・・・。オレは乗ったことないな・・。」 「じゃあ出発するから準備しなさい!」 一方ここはタバサの部屋。 タバサは虚無の曜日が大好きだった。 その日は好きなだけ、誰にも邪魔されず本が読めるからだ。 ドン!ドン!ドン! 訂正、邪魔が入っても出るつもりはないからだ。 「『サイレント』。」 邪魔されても絶対出ない。だが。 「『アンロック』!!」 ガチャン! 禁止されてるはずの『アンロック』をいともたやすくやるのは知る限りでは一人。 キュルケだ。 「タバサ!ちょっと頼みがあるの!」 無視しておく。こういう時のキュルケにかかわると厄介だ。 彼女がこうやって来るときは大抵、 『彼が他の女と一緒に出かけるからあなたのシルフィードの力が必要なの! おねがい!親友のよしみで助けてちょうだい!』 と言うときだ。 正直、タバサはそういうのは疲れるのでやめてほしいなと思いながらも、 どうもほおって置けなくなり、助けてしまうのだ。 「『サイレント』解除。」 「・・・・というわけで勝手にシルフィードを借りていきますがかまいませんねッ!!」 ボカッ!! 正直、なんでキュルケと親友なのか、自分でもわかってない。 「痛いわね・・・。冗談にきまってるじゃないの・・。」 ピィーーーーーーーーッ!! 「きゅいきゅい!(来ましたのねお姉さま!)」 「・・・・彼らはどこ?」 「えっと・・・あの馬!!」 「おい!もう少しおとなしい馬はいなかったのか!?」 ブチャラティがルイズにつかまって言う。 「大丈夫よ。力が有り余ってるだけだから。私なら乗りこなせるわ。」 「メル・・ヒヒーーーーーン!!」 「今なんか言わなかったか?」 「ヒヒーーーーーーーン!!!」 「気のせいよ。早く行きましょ。」 「あれよあれ!もうあんな遠くじゃない! おねがい!あなたを頼りにしているわ!」 「・・・出発。」 「きゅいきゅい♪」 そして物語は動き出す。 本筋とはまた違って・・・。 to be continued……
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autolink ZM/W03-073 カード名:伝説の使い魔 カテゴリ:クライマックス 色:赤 トリガー:2 【永】あなたのキャラすべてに、パワーを+1000し、ソウルを+1。 デルフリンガー「6000年前も今もオレの相棒はガンダールヴに決まってらあ」 レアリティ:CR illust.ヤマグチノボル・メディアファクトリー/ゼロの使い魔製作委員会 ・対応キャラ カード名 レベル/コスト スペック 色 “ガンダールヴ”サイト 1/0 3500/1/0 赤 デルフリンガーの相棒 サイト 0/0 2500/1/0 黄 ・同名カード カード名 トリガー 色 伝説の使い魔(EX) 2 黄
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魁!男塾より一号生 男達の使い魔 第一話 男達の使い魔 第二話 男達の使い魔 第三話 男達の使い魔 第三話半 男達の使い魔 第四話 男達の使い魔 第五話 男達の使い魔 第五話半 男達の使い魔 第六話 男達の使い魔 第七話 男達の使い魔 第八話 男達の使い魔 第九話 男達の使い魔 第十話 男達の使い魔 第十一話 男達の使い魔 第十二話 男達の使い魔 第十三話 男達の使い魔 第十四話 男達の使い魔 第十五話 男達の使い魔間章 ゼロのルイズが塾長に拉致されました~ 男達の使い魔 第十六話 男達の使い魔 第十七話
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「星のカービィ」(アニメ版)のカービィ 使い魔のカービィ 第01話 使い魔のカービィ 第02話 使い魔のカービィ 第03話 使い魔のカービィ 第04話 使い魔のカービィ 第05話 使い魔のカービィ 第06話 使い魔のカービィ 第07話 使い魔のカービィ 第08話 使い魔のカービィ 第08.5話 使い魔のカービィ 第09話 使い魔のカービィ 第10話(前編)/(後編) 使い魔のカービィ 第11話 使い魔のカービィ 第12話
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「では授業を始める。知ってのとおり、私の二つ名は『疾風』。疾風のギトーだ」 その教師はそう自己紹介をした。 教室中が静かになる。どうにも慕われているというより、嫌われているので目を付けられたくないかららしい。 だがおれにはそんな事関係ない。 おれが考えているのはただ一つ。あの教師の長い黒髪を思いっきりむしりたい。コレだけだ。 前にやったときは頭に飛びついた時点で反撃を受けたからな。 今度は慎重にやる必要がある。我慢だ、おれ。 そんな風に自分を抑えていると、キュルケが立ち上がってギトーに向かって炎の玉を作り出し、打ち込んだ。 俺の獲物に手を出すな! と言いそうになったがその前にギトーが風を起こし、炎の玉を掻き消し、キュルケを吹っ飛ばした。 おいおい大丈夫か?キュルケのヤツ。 それはそうとヤツの武器は風らしい、 風はすべてを吹き飛ばすとか言ってるがそんなのは相性によっていくらでも覆される。 だがおれのザ・フールでは相性が悪いだろう。 この前気づいた事だがスタンドと魔法は相互干渉するらしい、 だから風で吹き飛ばされれば固めてる状態ならともかく砂の状態で操れなくなってしまうだろう。 やはり死角から飛びついて杖をなんとかしてからだろうか。 「もう一つ、風が最強たる所以は…」 お、また一つ手の内を明かしてくれるらしい。風が強くてもコイツはバカだな。 ギトーが詠唱を始め、呪文を唱える。 そしてギトーは分身した。 「うわ、スゲー何アレ?」 おれがつい声をあげると、ルイズに睨まれた。黙ってろって?分かったよ。 ギトーが分身の説明をしようとするが出来なかった。 変な格好の教師が入ってきたからだ。 頭にある金髪ロールの髪、それを見ておれは理性を失った。 「うおりゃああぁぁぁ!」 飛びついてむしる。だが失敗した。頭に飛びついた瞬間その髪がズレたのだ。 新手のスタンド使いか!? そう思ったが違うらしい。ただのカツラだ。 「チクショーーーーー!」 騙された恨みを晴らすべくそのカツラをズタズタに引き裂く。 「あぁ~それ高かったのに~」 情けない中年の声なんか気にしない。 みんなは真似しちゃDANEDAZE♪ ってあれ?教室中が静かだぞ?何で? おれはこの重い沈黙を破る方法を探した。だがおれにはどうしようもない。誰かなんとかしてくれ。 そして動いたのはタバサだった。そのカツラ野郎の頭を指差して 「滑りやすい」 途端に大爆笑が起きる。ナイスフォローだタバサ。 よく見るとカツラ野郎はコルベールだった。髪だけ見てたから気づかなかったが服も変な物を着ている。 具体的に言うとレースの飾りやら刺繍とか、絶対変だ。 「いいセンスだ…」 おいギーシュ、本気で言ってるのか? 「それで?何の用ですかな?ミスタ・コルベール」 「ああ、そうだった。今日の授業はすべて中止です」 歓声があがった。どこの学校でも授業というのは潰れて欲しいものらしい。 「中止の理由は何ですかな?」 ギトーが不機嫌そうに尋ねる。自分の見せ場を潰されたんだし当然だろう。 「本日がトリステイン魔法学院にとって良い日になるからです。何と…」 そこでもったいぶって言葉を切る。 なかなか続きを言わないので煽ってみる。 「早く言えよハゲー」 あ、ヤベ、睨まれた。 「恐れ多くも、アンリエッタ姫殿下がこの魔法学院に行幸なされるのです」 その言葉で教室がざわつく。それに負けないような声でハゲ…じゃなかったコルベールは続ける。 「したがって、粗相があってはいけません。今から歓迎式典の準備を行うので今日の授業は中止」 なるほど、そういうことか。 「生徒諸君は正装し、門に整列する事」 そう言い残してハゲベールは出て行った。 アレ?名前これでいいんだっけ? ルイズにこれから来る姫殿下の事を聞いてみた。必要な事をまとめるとこんな感じだ。 まず名前はアンリエッタと言い、他に兄弟はいないらしい。以上。 名前と他の兄弟の事。大事なのはこれだけだ。 何故かというと他に兄弟がいない、 それはつまりいつかは『王』になると言う事だ。 ここがおれとアンリエッタの共通点。 コイツをどう叩きのめすかが問題になってくる。 そんなワケで敵情視察だ、とは言っても正門にルイズと一緒に並んでみるだけなんだが。 お、馬車から降りてきた。 外見はかなり美人。よし、あれも部下にしよう。 馬車を引いてるのはユニコーンだな。あいつらから聞き込みが出来ないだろうか。 周りの警備は…四方を囲んでいる奴らがいる。けっこう強そうだがおれの敵じゃあないな。 よし、情報集めはこれでいいだろう。 戦闘面ならともかく、今回のような事ではは見るだけで得られる情報は少ないからな。 そう思ったおれは周りの連中の反応を見ることにした。 「あれが王女?ふん、勝ったわね」 胸の事か?おれもそう思うぞキュルケ。 「……」 お前はいつも通りだな、タバサ。 ルイズは…驚いてる?何を見てるんだ? おれはルイズの見ている方向を見る。 おっさんがいた。あいつは誰だろう? その夜。おれがどうやってアイツを蹴落とし、地位を手に入れるかを考えているとドアがノックされた。 初めに長く二回、それから短く三回。 それを聞いたルイズは 「このノックは!?」 ノックだよ。聞けば分かるだろ? 「合言葉を言わなくちゃ」 合言葉?ああそういう合図なのか。 「ノックされてもしも~し」 「ハッピー、うれピー、よろピくねー」 よく分からない合言葉の後、ルイズがドアを開けた。 入ってきたのはアンリエッタだった。 こんな所に王女が来るのは不思議だったが どうにもルイズとアンリエッタは昔馴染みらしい。 さっきから抱き合ったりしている。 そしてふと悲しそうな顔になったが、少しルイズと会話して何かを決意したらしく、何かを話し始めた。 「わたくしは同盟を結ぶためにゲルマニアの皇帝に嫁ぐ事になったのですが…… 礼儀知らずのアルビオンの貴族たちはこの同盟を望んではいません。 二本の矢も束ねずに一本ずつなら楽に折れますからね。 したがって、わたくしの婚姻を妨げるための材料を血眼になって探しています。 もし、そのような物が見つかったら…」 「姫様、あるのですか?」 「……はい、わたくしが以前したためた一通の手紙なのです。それがアルビオンの貴族達の手に渡ったら… 彼らはすぐにゲルマニアの皇帝にそれを届けるでしょう」 「どんな内容の手紙なんですか?」 「それは言えません。でも、それを読んだら、ゲルマニアの皇帝はこのわたくしを許さないでしょう。 婚姻はつぶれ、トリステインとの同盟は反故。となると、トリステインは一国にてあの強力なアルビオンに立ち向かわ ねばならないでしょうね」 「その手紙はどこにあるのですか?」 「手元にはないのです。実はアルビオンに…」 「アルビオンですって!ではすでに敵の手中に?」 「反乱勢ではなく反乱勢と戦っている、王家のウェールズ皇太子が…」 「ウェールズ皇太子が?ではわたしに頼みたい事とは…」 「無理よルイズ。アルビオンに赴くなんて危険な事、出来るわけないでしょう」 「姫様の御為とあらば、何処へでも向かいますわ!このルイズ、姫様の危機を見過ごすわけにはまいりません!」 ルイズがこっちを向いた。 「行くわよ!イギー!」 「え?どこへ?」 つい反射的に答えてしまう。 「話聞いてた?」 「翠星石は俺の嫁、までなら」 ルイズに蹴られそうになったが、そうはならなかった。 ドアから新たな人間が入って来たからだ。 「姫殿下の話を聞かないとは何事かー!」 ギーシュだ。 おれはすぐにデルフリンガーを抜く、するとルーンが光り体中に力がみなぎる。これがガンダールヴの力らしい。 ギーシュから三メイルほどの所で地面を蹴って飛び上がり、頬を蹴り込む。 「必殺!デルフリンガーキック!」 「おれ関係ねー!」 デルフの残念そうな声を聞きながらギーシュが倒れるのを見届ける。 だがギーシュは立ち上がってきた。もいっぱつ蹴ろうかと思ったがルイズの声が先だった。 「ギーシュ!今の話を立ち聞きしてたの?」 ギーシュはそれを無視してアンリエッタに話しかける。 「バラの様に見目麗しい姫様のあとをつけてみたらこんな所へ…そして様子を伺えば何やら大変な事になっているよう で…」 そういって薔薇を振り、ポーズをとりながら次の言葉を言った。 「その任務!このギーシュ・ド・グラモンに仰せつけますよう」 図々しいヤツだ。 「グラモン?あの、グラモン元帥の?」 「息子でございます。姫殿下」 「あなたも、わたくしの力になってくれるというの?」 「任務の一員に加えてくれるのならこれはもう望外の幸せにございます」 どうやらギーシュも参加するらしい。 おれも乗り気になっていた。 その手紙をおれが回収すれば何らかの切り札になるかもしれないしな。 To Be Continued…
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[ 概説 ] [ 属性別 ][ 生息域別 ] [ 能力値解析 ][ 能力値一覧 ] [ 闇 ][ 光 ][ 火 ][ 冷 ][ 風 ][ 雷 ] 蒼き狼/Blue Wolf 甲殻鳥/Shrimp Bird 砂狼/Desert Wolf 疾風/Gale Wind ブレミッシュ/Blemish Night Fang シェルクラブ/Shell Crab Scissor 浮雲/Cloud Drift デス・エッジ/Death Edge ルビーシェル/Ruby Shell 神風/Kamikaze 蒼き狼/Blue Wolf コア・オブジェクト 蒼い鬣 初期パラメータ 性能 基礎能力 耐性 LV 2 Atk 30 Str 30 闇 2 死 2 HP 24 Mag 33 Int 33 火 1 毒 3 MP 15 Tec 37 Dex 37 雷 2 麻痺 2 Vital 37 Def 41 Vit 37 光 2 衝撃 2 Mental 33 Reg 39 Men 33 冷 2 沈黙 2 Speed 30 Eva 37 Agi 30 風 3 暗闇 1 Active Skill なし Passive Skill なし この使い魔を編集する 甲殻鳥/Shrimp Bird コア・オブジェクト 緑の触覚 初期パラメータ 性能 基礎能力 耐性 LV 4 Atk 33 Str 33 闇 2 死 2 HP 33 Mag 34 Int 34 火 2 毒 3 MP 21 Tec 43 Dex 45 雷 1 麻痺 2 Vital 36 Def 38 Vit 36 光 2 衝撃 2 Mental 38 Reg 41 Men 38 冷 2 沈黙 2 Speed 34 Eva 53 Agi 34 風 3 暗闇 1 Active Skill スキル名 LV MP 威力 精度 錬気 詠唱 倍率 属性 備考 二連衝 - - 16 23 6 0 200 物 Passive Skill なし この使い魔を編集する 砂狼/Desert Wolf コア・オブジェクト 砂の爪 初期パラメータ 性能 基礎能力 耐性 LV 8 Atk 36 Str 36 闇 2 死 2 HP 54 Mag 42 Int 43 火 1 毒 2 MP 34 Tec 42 Dex 43 雷 2 麻痺 1 Vital 48 Def 45 Vit 52 光 2 衝撃 3 Mental 42 Reg 42 Men 43 冷 2 沈黙 2 Speed 34 Eva 40 Agi 34 風 3 暗闇 2 Active Skill スキル名 LV MP 威力 精度 錬気 詠唱 倍率 属性 備考 毒の爪 - - 30 30 4 0 100 物 毒 風の鞭 2 9 20 38 0 15 150 風 小範囲 旋空刃 1 11 16 38 2 15 200 風 中範囲 Passive Skill スキル名 LV 効果 SP 解説 パーリング 1 6 2 敵の物理攻撃を、一定の確率で無効化をする。 この使い魔を編集する 疾風/Gale Wind コア・オブジェクト 青い触覚 初期パラメータ 性能 基礎能力 耐性 LV 13 Atk 42 Str 43 闇 2 死 2 HP 50 Mag 49 Int 53 火 2 毒 2 MP 13 Tec 53 Dex 59 雷 1 麻痺 3 Vital 49 Def 46 Vit 53 光 2 衝撃 2 Mental 46 Reg 42 Men 49 冷 2 沈黙 2 Speed 46 Eva 57 Agi 49 風 3 暗闇 1 Active Skill スキル名 LV MP 威力 精度 錬気 詠唱 倍率 属性 備考 二連衝 - - 18 40 6 0 200 物 奪明衝 - - 42 40 4 0 100 物 暗闇 Passive Skill スキル名 LV 効果 SP 解説 シャープネス 2 25 3 鋭い刃で致命打を繰り出す。クリティカル発生率が上昇する。 この使い魔を編集する ブレミッシュ/Blemish Night Fang コア・オブジェクト 折れた短剣 初期パラメータ 性能 基礎能力 耐性 LV 16 Atk 46 Str 49 闇 2 死 2 HP 74 Mag 46 Int 49 火 2 毒 1 MP 29 Tec 63 Dex 78 雷 2 麻痺 3 Vital 50 Def 54 Vit 55 光 2 衝撃 2 Mental 50 Reg 50 Men 55 冷 1 沈黙 2 Speed 46 Eva 58 Agi 49 風 3 暗闇 2 Active Skill スキル名 LV MP 威力 精度 錬気 詠唱 倍率 属性 備考 エアスラッシュ - - 48 36 6 0 100 物 レイウィング - - 38 64 8 0 100 物 詠唱解除 Passive Skill スキル名 LV 効果 SP 解説 カウンター 2 11 3 敵の物理攻撃に対し、一定の確率で反撃を行う。 この使い魔を編集する シェルクラブ/Shell Crab Scissor コア・オブジェクト 翡翠の甲羅 初期パラメータ 性能 基礎能力 耐性 LV 17 Atk 52 Str 58 闇 2 死 2 HP 66 Mag 47 Int 50 火 2 毒 2 MP 37 Tec 60 Dex 72 雷 1 麻痺 3 Vital 56 Def 65 Vit 64 光 2 衝撃 2 Mental 56 Reg 56 Men 64 冷 2 沈黙 2 Speed 38 Eva 56 Agi 38 風 3 暗闇 1 Active Skill スキル名 LV MP 威力 精度 錬気 詠唱 倍率 属性 備考 スタンアタック - - 36 30 6 0 100 物 スタン バブルブレス - - 30 30 8 0 100 物、冷 敵集団 Passive Skill スキル名 LV 効果 SP 解説 パーリング 2 8 3 敵の物理攻撃を、一定の確率で無効化をする。 この使い魔を編集する 浮雲/Cloud Drift コア・オブジェクト 風霞 初期パラメータ 性能 基礎能力 耐性 LV 20 Atk 49 Str 53 闇 1 死 2 HP 70 Mag 66 Int 84 火 2 毒 3 MP 65 Tec 61 Dex 74 雷 1 麻痺 1 Vital 51 Def 56 Vit 56 光 2 衝撃 2 Mental 61 Reg 61 Men 74 冷 2 沈黙 2 Speed 49 Eva 66 Agi 53 風 3 暗闇 2 Active Skill スキル名 LV MP 威力 精度 錬気 詠唱 倍率 属性 備考 呪縛の瞳 - 2 48 34 8 0 100 物 麻痺 縛鎖の邪眼 2 9 0 120 8 0 0 物 麻痺 風の鞭 3 10 23 44 0 15 150 風 小範囲 旋空刃 2 12 18 42 2 20 200 風 中範囲 風塵牙 1 12 30 44 4 10 200 風 光の剣 1 8 34 32 0 40 100 光 白翔陣 2 12 36 40 2 65 100 光 Passive Skill スキル名 LV 効果 SP 解説 クイックスペル 3 60 3 予め魔術の構成を編み、詠唱時間を大幅に短縮する。 その他 物理耐性3(ダメージ半減) この使い魔を編集する デス・エッジ/Death Edge コア・オブジェクト 黒曜の短剣 初期パラメータ 性能 基礎能力 耐性 LV 24 Atk 66 Str 84 闇 2 死 2 HP 91 Mag 57 Int 66 火 2 毒 1 MP 27 Tec 82 Dex 125 雷 2 麻痺 2 Vital 69 Def 69 Vit 91 光 2 衝撃 2 Mental 63 Reg 69 Men 78 冷 1 沈黙 2 Speed 66 Eva 82 Agi 84 風 3 暗闇 3 Active Skill スキル名 LV MP 威力 精度 錬気 詠唱 倍率 属性 備考 エアスラッシュ - - 54 42 8 0 100 物 レイウィング - - 42 72 10 0 100 物 詠唱解除 シャドウリッパー - - 60 90 14 0 100 物 ディレイ Passive Skill スキル名 LV 効果 SP 解説 シャープネス 4 35 5 鋭い刃で致命打を繰り出す。クリティカル発生率が上昇する。 ミラージュ 4 18 5 物理攻撃を行った際、低確率で連続攻撃を行う。 この使い魔を編集する ルビーシェル/Ruby Shell コア・オブジェクト 紅い甲羅 初期パラメータ 性能 基礎能力 耐性 LV 26 Atk 64 Str 80 闇 2 死 2 HP 68 Mag 67 Int 86 火 1 毒 2 MP 29 Tec 80 Dex 119 雷 1 麻痺 2 Vital 73 Def 126 Vit 100 光 2 衝撃 2 Mental 73 Reg 87 Men 100 冷 3 沈黙 2 Speed 58 Eva 67 Agi 68 風 3 暗闇 2 Active Skill スキル名 LV MP 威力 精度 錬気 詠唱 倍率 属性 備考 スタンアタック - - 48 50 6 0 100 物 スタン バブルブレス - - 36 40 8 0 100 物、冷 敵集団、ディレイ ブリーズブレス - - 48 40 10 0 100 物、風 敵全体 Passive Skill スキル名 LV 効果 SP 解説 パーリング 4 12 4 敵の物理攻撃を、一定の確率で無効化をする。 ミラージュ 4 18 5 物理攻撃を行った際、低確率で連続攻撃を行う。 この使い魔を編集する 神風/Kamikaze コア・オブジェクト 青い羽 初期パラメータ 性能 基礎能力 耐性 LV 27 Atk 72 Str 98 闇 2 死 2 HP 70 Mag 62 Int 76 火 2 毒 2 MP 30 Tec 90 Dex 150 雷 1 麻痺 2 Vital 76 Def 76 Vit 108 光 2 衝撃 2 Mental 83 Reg 76 Men 128 冷 2 沈黙 2 Speed 72 Eva 90 Agi 98 風 3 暗闇 2 Active Skill スキル名 LV MP 威力 精度 錬気 詠唱 倍率 属性 備考 二連衝 - - 36 50 6 0 200 物 三連衝 - - 36 50 12 0 300 物 氷河衝 - - 60 50 8 0 100 物、冷 沈黙 Passive Skill スキル名 LV 効果 SP 解説 シャープネス 4 35 5 鋭い刃で致命打を繰り出す。クリティカル発生率が上昇する。 ミラージュ 4 18 5 物理攻撃を行った際、低確率で連続攻撃を行う。 この使い魔を編集する