約 19,242 件
https://w.atwiki.jp/niziroyale/pages/104.html
世にも不幸せなできごと ◆qqJmj36VNU 入り組んだ、パイプ。ところどころに立つ、煙突。そして、それらを煌煌と照らしだす照明。 いつか見たTVCMと、一緒だな……と少年、野比のび太は思っていた。 今このメガネの少年がいるのは、会場の左端あたりにある工場地帯。 気づいた時にはただ広い、この場所でのび太はひとり立っていた。 実際のところ、彼の精神はほぼ摩耗している。先程の考えも、いきなり降りかかってきた恐怖から逃れるための気休めに過ぎなかった。 同居人の青ダヌキ……訂正、ネコ型ロボットのドラえもんや友人たちと過ごす 「少し不思議」な日常。それがずっとずっと続くと思っていたのに。 いきなり見知らぬ人物から、残酷な宣告を受け、周りに仲間がいない場所に放り出されてしまった。「絶望」という言葉では片づけられない。 「あ」 横にはデイバッグがあった。……罠では、なさそうだ。 ぼうっとした頭で地面に腰掛け、デイバッグの中身を広げた。 最初に手に取ったのはA4サイズの本。表紙には「ルールブック」とある。 現状では光量が足りそうにないため、懐中電灯で本を照らした。 本には先にロイヤルとやらが説明したことのほかに、こんなことが書いてあった。 参加者はエリアのそれぞれ違う場所に配置される 禁止エリアは6時間毎の放送で3つずつ増えていく。 禁止エリアに立ち入ると、爆弾が爆発し、脱落者となる 参加者には各自食料や支給品などが入ったデイバッグが支給される。 支給品は1人あたり、1~3個支給されるが、何が当たるかはわからないし、クレームは受け付けない。 参加者の衣服以外の持ち物は全部没収とする。 24時間以内に、1人も脱落者が出なければ全員の爆弾が爆発。優勝者なしとなる。 「困ったな……」 のび太はため息をついた。 「衣服以外の持ち物は全没収」となると、ドラえもんの道具に頼ることもできない。 それに、全員で団結して殺しあわないようにしても、死んでしまう。 完全なる袋小路だ。大人しく、ルールに従うしかないのだろうか。 まあ、悩んでいても仕方ないのでデイバッグの他の中身を確認することにした。 さてさて、時を同じくして1つの影が、のび太のいる位置からやや離れた距離に浮かんでいた。 ツンツンヘアーに勘違いしたビジュアルメイクのような顔をした、存在。 工場地帯の照明に照らされ、なかなかの不気味さを醸し出している。 「……アイツ、どこにいるんだー?」 その存在は何やら、人を探しているらしい。 「ラーイトー」 その「ライト」とやらが、この存在の探し人らしい。 何度も、その名を呼んでいると「それ」は遠くに人影を見つけた。 「そこにいるみてーだな……」 存在は移動を開始した。 水。2リットルのペットボトルが3本ほど。 食料。コッペパンだ。せめてジャムパンがよかったな、と少しため息をつく。 地図。これは絶対なくしちゃダメ。 名簿。……後で確認しよう。 腕時計。……つけておこう。 何か機械のようなもの。付属の説明書によると、『デバイス』というものだそうだ。 これも重要なアイテムだろう、なくしてはならない。 懐中電灯。先程使ったブツ。最近出始めた、手回し式のようだ。 応急処置セット。常時、生傷の絶えないのび太にとって、嬉しいアイテム。 メモ帳に筆記用具。情報を書き留めるのに使えそうだ。 ……案外中身は豊富なんだな、っていうかいっぱい入るデイバッグだと一瞬感心した。 ……しかし、感心している場合じゃない。 肝心なのは『支給品』だ。これがなくては身を守れない。 魔法瓶が出てきた。水かお茶が入っているのだろうか。 説明書きが張り付いている。……確認。 『ドーピングコンソメスープ。至郎田正影が考案した、自称「至高にして究極の料理」』。 わけがわからないよ、とのび太はぼやいた。 705 名前:創る名無しに見る名無し[sage] 投稿日:2011/06/28(火) 01 58 49.11 ID RQHXVxK0 [1/4] 支援 706 名前:世にも不幸せなできごと ◆qqJmj36VNU [sage] 投稿日:2011/06/28(火) 01 59 27.49 ID 84rD6sO3 [4/12] よく見ると、注射器も数本ついている。注射器のついた魔法瓶。趣味の悪いオブジェのようだ。 説明書き、いわく『注射器で血管に注入することで威力が倍増する』とのこと。 ぶっちゃけ、注射が大嫌いなのび太は少し顔色が悪くなる。 そもそも『威力』の意味がわからない。きっと「はずれ」だ、とのび太は思った。 次に出てきたのは幸いにも見覚えのある道具だった。 戦車の玩具のようなものに、マジックハンドが付いている。 「夢たしかめ機」だ。常々思っていたが、ばかばかしい道具である。 他にないだろうか、と思いバッグをあさるが のび太の望む展開、『新たなアイテム、というか身を守れるようなアイテムの登場』は叶わなかった。 溜息をつきつつ、のび太は中身をどんどんデイバッグにしまう。 最後のひとつ、地図をしまったそのタイミングで…… 変な頭をして羽を生やした存在が目の前に現れた。 「うわあああああああああ、おばけええええええええええええええええええ」 工場地帯中に響くのび太の大絶叫。 「おい、待てよ。おばけとは御挨拶だな。つか、テメー「ライト」じゃないな」 『変な頭』は言った。のび太は恐る恐る尋ねる。 「じゃあ、どなたですか……」 「オレ? オレはリューク。死神だ」 「ああ、死神ですか。ところで、お聞きしたいんですけど……死神ィィィィィィィィ!?!」 のび太はまたまた叫んだ。 いくら「町内一のバカ」という二つ名を持つのび太でも、死神ぐらいは知っている。 そう、死神につかまったら……死んでしまう。 「助けてええええええええええええええええええ!!!」 足を渦巻きにし、のび太は退散した。 「行っちまったか……ほ?」 死神……リュークはため息をつく。 しかし、瞬時にそれよりも大事なことに気づく。 デスノートの持ち主でないはずの、メガネの少年……のび太に自らの姿が見えていたのである。 「いったいなにがどーなってんだ?」 リュークの頭上にはクエスチョンマークが多数浮かんでいた。 工場地帯を駈けながら、のび太は自らに課せられた過酷すぎる運命を呪っていた。 きっと、この先も『世界一不幸な少年』のび太に降りかかるのは不幸な出来事ばかりなのだろう。 滂沱の涙を流しながら、のび太は叫んだ。 「もうやだよお……ドラえも─────────ん!!!!」 そのとき、いきなり影からロードローラーが飛び出してきた。 「ギャアアアアアア」 のび太はそのロードローラーにミンチにされ、死亡した。 【野比のび太@ドラえもん 死亡確認】 リュークもリュークで参っていた。 いつもなら、数十メートル程度の飛行ではバテないはずなのに、どうにも力が出ない。 まあ、きっと疲れているのだろう。飛べないのもきっとスランプだろう、 とリュークは自己完結した。 「しかし、なんでオレの姿が所持者じゃないはずのメガネ君に見えていたんだ?」 これに関しても、速攻で答えが出た。 「きっと、彼が現在のノートの所持者なのだ」、と。 ルールブックにあった「参加者の所持品は衣服以外全没収」の一文を思い出したのである。 そうと決まれば、話が早い。早く『メガネ君』のもとに急がなければ。 まあ、平たく言うと方針転換だ。 『ノートの所持者のそばに常にいる』。それが死神のルールなのだから。 それが大いなる勘違いであることに気づくのはまだまだ先の話だが。 そして、その相手の死を知ることになるのも。 【B-2/1日目・深夜】 【リューク@デスノート】 【状態】健康 【装備】デバイス、腕時計 【持ち物】基本アイテム入りデイバッグ 不明支給品(1~3) 【思考】 基本:のび太のもとに急ぐ。 1:首洗って待ってな、メガネ君。 ※あまり長い距離を飛ぶことができなくなっています ※参加者全員に見えるようになっています (本来は、ノートに触らない限り死神の姿は見えません) ※参戦時期に関しては、後の書き手さんにお任せします 【備考】 【ドーピングコンソメスープ@魔人探偵脳噛ネウロ】 至郎田正影が考案した、自称「至高にして究極の料理」。「DCS」とも略される。 数多の食材や薬物を精密なバランスで配合し、特殊な味付けをして7日7晩煮込み続けた代物である。 血管から注入することで効果が倍増するようである。 なお、このアイテムは原作者の師匠である澤井啓夫の作品、『ボボボーボ・ボーボボ』にも登場した。 【夢たしかめ機@ドラえもん】 初出は大長編作品『のび太の宇宙開拓史』。今起こっている状況が夢か現か確かめるためだけの道具。それ以上でもそれ以下でもない。 戻る ▲
https://w.atwiki.jp/yaruosurerowa/pages/35.html
仕事の順番、間違っちゃいけない ◆NIKUcB1AGw B-6、廃墟が広がるエリア。 そこで二人の警察官ががれきの上に腰を下ろし、言葉を交わしていた。 オールバックの細身な警官は後藤喜一警部補。 角刈りのずんぐりむっくりした体格の警官は両津勘吉巡査長である。 「いやー、お互い大変なことになっちゃったねえ」 「本当ですよ、まったく……」 後藤の言葉に、両津は渋い表情を浮かべてうなずく。 「で、君はどうするんだい、両津巡査長」 「わしも素行の悪さには自信がありますが……。さすがに殺人はいかんでしょう。 警官としての誇りなんてもんはありませんが、一介の人間として人殺しをする気にはなれません」 「なるほどねえ」 両津の返答を聞くと、後藤はにやりと不気味な笑いを浮かべた。 「ならばけっこう。両津巡査長、俺に協力してもらいたい」 「この殺人ゲームを停止させる手伝いをしろ、というわけですか」 「そっ。こう見えても俺、けっこう怒ってるんだよねえ。 こんな違法行為全開の催しに警官を二人も呼ぶなんて、なめた真似してくれるじゃないの」 後藤の顔には、笑みが浮かんだままだ。だが両津は、その笑みに言いしれぬ迫力を覚えていた。 「まあ、断る理由はありませんな。二人で、あのタヌキの着ぐるみを着たふざけた野郎をお縄にしてやりましょう」 「頼りにしてるよ、両津巡査長」 「お任せください! わしは始末書の枚数と犯人検挙率では、そんじょそこらの警官には負けませんから!」 「前半は誇るもんじゃないでしょう……」 自信満々に吠える両津に対し、後藤はあきれ顔で頭をかく。 「さて、こっちの話が一段落したところで……。そろそろ出てきてもいいんじゃないかな、君」 ふいに後藤は振り返り、後ろにあった廃ビルに向かって声をかける。 少しの間を置いて、その影からやや目つきの悪い小柄な少女が顔を出した。 「おや、ずいぶんかわいらしいお嬢さんじゃないの。隠れて俺らを不意打ちする気だったのかい?」 「そ、そんな! 私はただ、あなたたちがどんな人なのか観察していただけで……。 いきなり殺し合えなんて言われたら、他人を警戒するに決まってるじゃないですか!」 「まあ、それはたしかになあ……」 少女の言葉を、両津が肯定する。 「それで、俺たちは君のお眼鏡にかなったのかな?」 「えっと、あの……。お二人は警察官なんですよね?」 「ああ、そうだ」 「私、この場で役に立ちそうな技術とか能力とか持ってないただの女子高生なんですけど……。 私のこと、守ってくれますか?」 「もちろん。市民を守るのが警察の仕事だからねえ。こんな非常事態でも、それは変わらないよ」 「おねがいします、私のこと、守ってください……。人殺しなんてできないし、かといって殺されるのもいやだし……。 私一人じゃ、何もできなくて……」 少女の目に、うっすらと涙が浮かぶ。後藤は彼女に歩み寄ると、その肩に手を置いた。 「おじさんたちに任せておきなさい。必ず君を、無事に家に帰してあげるから」 「はい……」 「というわけで両津巡査長。この子を一緒に連れて行くけど、いいよね」 「まあ、置いていくわけにはいかんでしょうよ。この状況で、どこまで守れるかはわかりませんが……」 「コラコラ、不安にさせるようなこと言わないの」 失言とも言える両津の言葉に対し、後藤は再び頭をかいてみせた。 ◆ ◆ ◆ その後、三人は改めて自己紹介を行った。 それにより、少女の名前は「規制出できない子」であり、高校2年生であることが明らかになった。 「それでこれからどうします、警部補殿」 「あの着ぐるみくんを逮捕するにしても、俺たちにはまだ何の情報もないわけだ。 となれば捜査の基本として、足で情報を集めるしかない。 まずはこの島を歩き回って、着ぐるみくんの居場所とか物騒な首輪の外し方とかにつながる情報を探そう」 「なるほど……。あまり性には合いませんが、それが無難なところですか」 「開始状況はこっちが圧倒的に不利だからねえ。慎重にいくほかないよ」 そうつぶやきながら、後藤は胸ポケットからタバコの箱を取り出す。 しかし、そこにはもう1本のタバコも入ってはいなかった。 「あれ、切れてる……。両津巡査長、タバコ持ってない?」 「いえ、自分はだいぶ前に禁煙しましたので……」 「あっ、そう……。こんなことになるなら、昨日のうちに買っておけばよかったなあ」 煙の代わりに溜息を吐き出すと、後藤は空箱を握りつぶして無造作に投げ捨てた。 「それじゃ、そろそろ行こうか。いつまでもこんな廃墟にいたんじゃ、気が滅入ってくるしね」 「わかりました」 「各自、ちゃんと武器は持っておくんだよ? さっきの場に、少なくとも一人は殺しに肯定的な人間がいた。 それ以外にも、殺し合いを受け入れてしまった人がいる可能性は高いからね。 自衛はしっかりしないと」 幸いと言うべきか、三人にはいずれも最低一つは武器になるものが支給されていた。 両津には「ショックガン」。 後藤には「無限刃」。 そしてできない子には、「名状しがたいバールのようなもの」。 三人はそれぞれ、いつでも使えるよう武器を手にしておく。 「警部補殿。他の人間が襲いかかってきた場合、死なない程度にぶちのめしてかまいませんね?」 「んー……。まあ、正当防衛の範囲内ならね。向こうも殺し合いを強制されてる立場なんだから、やり過ぎないように」 「了解です! せめてそれくらいのストレスのはけ口がないと、やってられんからなあ……」 「うちの課の暴れたがりを思い出すねえ……。そういや、顔もちょっと似てるかも……」 何かにつけて銃を撃ちたがる部下のことを思い出しながら、後藤は黒い表情を浮かべる両津に対して複雑な思いがこもった視線を向ける。 「それじゃ……改めて出発しますか!」 ◆ ◆ ◆ (とりあえず、今のところは安泰かな……。警察官っていうなら、一般人よりは頼りになるだろうし……) 前を行く二人の警官を視界に収めながら、できない子は心の中でつぶやく。 彼女は、本人が言ったように何の力もない女子高生である。 だが、彼女には「覚悟」があった。 それはどんな卑劣な手段を使ってでも、生き残るという覚悟だ。 (味方は徹底的に利用する……。敵は後顧の憂いがないよう、息の根を止める。 生き残るためには、それを徹底する必要がある。 あの人たちが殺し合いを止めてくれるなら、それでよし。無理なときは……) バールのようなものを握るできない子の手に、力がこもる。 (私は生きてやる……。人殺しに成り下がってでも、プライドをどぶに捨ててでも……。 命以上に大切なものなんてないんだから……) 少女の目に宿る暗い炎に、まだ男たちは気づかない。 【B-6 廃墟 初日 深夜】 【後藤喜一@機動警察パトレイバー】 [状態]健康 [装備]無限刃@るろうに剣心 [道具]支給品一式、不明支給品(0~2) [思考] 基本:「タヌキの着ぐるみ」を逮捕し、殺し合いを止める 1:島中をまわって、情報を集める [備考] ※漫画版・最終回後からの参戦です 【両津勘吉@こちら葛飾区亀有公園前派出所】 [状態]健康 [装備]ショックガン@ドラえもん [道具]支給品一式、不明支給品(0~2) [思考] 基本:後藤に協力する 【できない子@やる夫派生】 [状態]健康 [装備]名状しがたいバールのようなもの@這いよれ!ニャル子さん [道具]支給品一式、不明支給品(0~2) [思考] 基本:どんな手段を使ってでも生き残る 1:後藤と両津に同行 ※支給品解説 【無限刃@るろうに剣心】 志々雄真実が愛用する、殺人奇剣。 あらかじめ刃を一定の間隔で欠けさせておくことで刃こぼれを防ぎ、半永久的に使用できるようになっている。 【ショックガン@ドラえもん】 空気砲と並ぶ、大長編常連の武器系ひみつ道具。 放った光線に当たった相手に対して強いショックを与え、動けなくする。 【名状しがたいバールのようなもの@這いよれ!ニャル子さん】 邪神連中御用達の鈍器。 できない子に支給されたのはニャル子が使うノーマルタイプで、特殊能力はない。 07:グッドフェティシスト球磨川 時系列順に読む 09:やる夫が犯罪を暴くようです ~導入編~ 07:グッドフェティシスト球磨川 投下順に読む 09:やる夫が犯罪を暴くようです ~導入編~ GAME START 後藤喜一 36 できない子は結構腹黒なようです GAME START 両津勘吉 GAME START できない子
https://w.atwiki.jp/rozenrock/pages/292.html
2006/06/01-06/10 現行 2006/07/01-07/20 35th take 240-242のSSを自分で収録してみました初めてのことなのでうまく行ったか不安です。-- 酔いman (2006-06-11 03 28 01) VIP鯖落ち騒動により35th takeが落ちたがホスト規制でスレ立てられずorz助けてー 。゚(゚´Д`゚)゚。 ブワーン-- 管理人 (2006-06-12 08 39 23) 36th take立ったみたい。現行スレッドを修正したよ。 -- 名無しさん (2006-06-12 20 03 09) 現行スレ修正乙でした。36th take 19-20のSSを長編SS保管庫<2006年FIFAワールドカップ特集>「~Legend of Rozen Maiden 外伝・ワールドカップ編~」に収録。読者諸兄には試合が始まる前に書かれていることをご了承いただきたく。36th take 43-46のSSを長編SS保管庫<2006年FIFAワールドカップ特集>「世界杯の夜」に収録。執筆継続中。36th take 50の絵を長編SS保管庫<2006年FIFAワールドカップ特集>に収録。36th take 67の絵を長編SS保管庫<2006年FIFAワールドカップ特集>「世界杯の夜」の挿絵として収録。-- 管理人 (2006-06-13 00 41 59) 36th take 109の絵とSS?を長編SS保管庫<2006年FIFAワールドカップ特集>「1回戦しゅーりょー」に収録。-- 管理人 (2006-06-13 01 43 02) 36th take 111、 113のSSを長編SS保管庫「~Legend of RozenMaiden 夢の扉編(10)~」に収録、執筆継続中。-- 管理人 (2006-06-13 01 54 04) 37th take 10-14のSSを長編SS保管庫「世界杯の夜(2)」に収録、執筆継続中。 -- 名無しさん (2006-06-13 20 57 42) 37th take 27-31のSSを長編SS保管庫「世界杯の夜(2)」に収録、執筆継続中。なんとなくタイトルの意味がわかってきた気がするwww37th take 43-46のSSを長編SS保管庫「~Legend of RozenMaiden 夢の扉編(11)~」に収録、執筆継続中。めぐ……-- 管理人 (2006-06-13 22 40 59) 37th take 60-62、 72-76のSSを長編SS保管庫「世界杯の夜(2)」「同(3)」に収録。執筆継続中。いいとこで引くなぁwww -- 管理人 (2006-06-14 00 32 11) 37th take 87の絵を長編SS保管庫「世界杯の夜(2)」の挿絵として収録。エロス注意につきプレビューなし、閲覧は自己責任でおながいします。18禁って程じゃないけど、苦手な人は苦手なので。-- 管理人 (2006-06-14 02 02 44) 37th take 115-119のSSを短編SS保管庫「蒼い子の華麗なる私生活」に収録。この際全ドールズの華麗なる私生活を見たいと思うんだ(*´∀`)-- 管理人 (2006-06-14 14 54 08) 37th take 163-165のSSを長編SS保管庫「世界杯の夜(3)」に収録。執筆継続中。続きが楽しみすぎるwww-- 管理人 (2006-06-14 22 50 37) 37th take 180の曲を長編SS保管庫「世界杯の夜(2)」に収録。なんでこんなおどろおどろしい曲なんだwww-- 管理人 (2006-06-15 00 24 51) 37th take 186の絵を長編SS保管庫「世界杯の夜(2)」の挿絵として収録。ガクガクブルブル37th take 196の絵を長編SS保管庫「世界杯の夜(3)」の挿絵として収録。エロス注意につきプレビューなし、閲覧は自己責任で。-- 管理人 (2006-06-15 02 05 32) トップページとメニューの「現行スレッド」を37th takeから38th takeに更新。平日昼間に落ちるのはもう既に宿命と化しているな……○| ̄|_-- 管理人 (2006-06-15 17 09 23) 38th take 62-68のSSを長編SS保管庫「世界杯の夜(3)」に収録。執筆継続中。真紅www-- 管理人 (2006-06-15 23 46 39) 38th take 53-55のSSを短編SS保管庫「黒翼の憂鬱~Secret of Mercury~」に収録。-- 845 (2006-06-16 01 08 22) 38th take 95のイラストを「黒翼の憂鬱~Secret of Mercury~」に収録、コラボ作品保管庫に移動。-- 管理人 (2006-06-16 02 29 38) 38th take 139-146のSSを長編SS保管庫「世界杯の夜(4)」に収録。執筆継続中。ガクガクブルブル(AAry-- 管理人 (2006-06-16 16 54 42) 38th take 218-220のSSを短編SS保管庫「ショートショート集 その9」に収録。 -- 名無しさん (2006-06-16 20 17 12) 収録乙でした。38th take 241、 244-245、 247、 249、 251、 267-272のSSと 274の絵を長編SS保管庫「世界杯の夜(4)」に収録。執筆継続中。やばい変な笑いが止まらんwww38th take 314-316のSSを長編SS保管庫「~Legend of RozenMaiden 夢の扉編(10)~」に収録、執筆継続中。-- 管理人 (2006-06-17 01 19 03) 38th take 408-413のSSを長編SS保管庫「世界杯の夜(5)」に収録。執筆継続中。ちょwww真紅何をしたんだwww-- 管理人 (2006-06-17 13 09 31) 38th take 420-424のSSを長編SS保管庫「世界杯の夜(5)」に収録、執筆継続中。蒼の子は控えめ乳、これだけは譲れない。 -- 名無しさん (2006-06-17 14 40 59) 38th take 461の曲を長編SS保管庫「世界杯の夜(4)」のBGMとして収録。-- 管理人 (2006-06-17 21 06 55) 38th take 477-483のSSを長編SS保管庫「~Legend of RozenMaiden 夢の扉編(11)~」に収録、執筆継続中。トップページにローゼンスレ荒らしへの対応について掲載。やれやれ。-- 管理人 (2006-06-18 02 21 43) 38th takeが容量オーバーで潰されたのに伴いトップページとメニューの現行スレッドを39th takeに更新。39th take 2の絵をコラボ作品保管庫「黒翼の憂鬱~Secret of Mercury~」に収録。-- 管理人 (2006-06-18 03 09 30) 39th take 20-23を「~Legend of Rozen Maiden 夢の扉編(12)~」に収録しました。-- 酔い (2006-06-18 10 54 13) 39th take 68-71, 73のSSを長編SS保管庫「世界杯の夜(5)」に収録、執筆継続中。39th take 65の絵を長編SS保管庫「~Legend of RozenMaiden 夢の扉編(12)~」の挿絵として収録。-- 管理人 (2006-06-18 23 07 53) 39th take 106の絵を長編SS保管庫「世界杯の夜(4)」の挿絵として収録。エロス注意につきプレビューなし、閲覧は自己責任で。-- 管理人 (2006-06-19 00 48 34) 39th take 113-114のSSを長編SS保管庫「~Legend of RozenMaiden 夢の扉編(13)~」に収録、執筆継続中。-- 管理人 (2006-06-19 01 10 09) 掲載連絡用掲示板への報告もスレッドへの報告もなく、トップページにとあるお絵かきチャットへのリンクが貼られていたので、リンクを削除。調べてみたところ、以前ローゼン関連スレに単独IDでマルチ書き込みされていたお絵かきチャットへの誘導リンクと同じURLだったため、同様の無差別誘導と判断致しました。ご了承下さい。-- 管理人 (2006-06-19 13 30 18) 39th take 152-154のSSを長編SS保管庫「世界杯の夜(5)」に収録、執筆継続中。もうちょっとだけ続くんだそうじゃwww-- 管理人 (2006-06-19 21 19 23) 39th take 169-172のSSを長編SS保管庫「~Legend of RozenMaiden 夢の扉編(13)~」に収録、執筆継続中。39th take 201の絵を画像保管庫「蒼星石(3)」に収録。39th take 202の絵を画像保管庫「雛苺(3)」に収録。-- 管理人 (2006-06-20 02 03 50) 39th take 239-242のSSを長編SS保管庫「~Legend of RozenMaiden 夢の扉編(13)~」「同(14)」に収録、執筆継続中。-- 管理人 (2006-06-20 18 16 34) 39th take 264-269のSSを長編SS保管庫「~Legend of RozenMaiden 夢の扉編(14)~」に収録、執筆継続中。 -- 管理人 (2006-06-20 22 47 18) 39th take 296-301、 307-310のSSを長編SS保管庫「世界杯の夜(6)」に収録、完結。お疲れ様でした。真紅ヒドスwwwwwwwww -- 管理人 (2006-06-21 01 06 26) 39th take 365-369のSSを長編SS保管庫「~Legend of RozenMaiden 夢の扉編(15)~」に収録、執筆継続中。 -- 管理人 (2006-06-21 21 09 03) 執筆継続中でないページについて、編集可能権限を「管理人のみ許可」に変更。スレには書かなかったけど、教師スレまとめWikiで作品の無断改変が行われたとの報告があった為。職人諸氏は、暇なときで構わないので、できれば自作が無事かどうか、ご確認ください。-- 管理人 (2006-06-21 23 19 12) 39th take 474-478のSSと 527の絵をコラボ作品保管庫「何でもないオフの日」に収録。なにもそんなに小さい小さい連呼せんでもwwwwww-- 管理人 (2006-06-23 02 11 16) 39th takeが落ちたのに伴いトップページとメニューの現行スレッドを40th takeに更新。深夜~昼間は人いないから仕方ないところとは言え……○| ̄|_-- 管理人 (2006-06-23 18 06 21) 40th take 38-39、 57、 59のSSを長編SS保管庫「~Legend of RozenMaiden 夢の扉編(15)~」「同(16)」に収録、執筆継続中。いよいよクライマックスに近づいてきたヨカーン-- 管理人 (2006-06-24 01 12 40) 真にすいませんが、まとめの人に訂正をお願いしたいのです。もう自分で出来ませんし…。訂正内容はメモブラのめぐが歌っているからたちの歌の「青い青い棘が刺さったよ……」→「青い青い針のとげだよ……」に訂正してください。お願いします! -- イギリス人 (2006-06-24 16 59 47) イギリス人様ご依頼の件訂正しましたのでご確認ください。40th take 116-121のSSを長編SS保管庫「~Legend of RozenMaiden 夢の扉編(16)~」「同(17)」に収録、執筆継続中。ぶわーん(涙40th take 145-149のSSを長編SS保管庫「FAMILY(仮題)」に収録。DMCパロバロスwwwwww-- 管理人 (2006-06-24 22 45 46) 40th take 200の保守SSを短編SS保管庫「インタビューシリーズ(3)」に収録。-- 管理人 (2006-06-25 12 30 26) 40th take 231の保守SSを短編SS保管庫「ショートショート集(その10)」に収録。時代の代わる瞬間ktkrwwwwww-- 管理人 (2006-06-25 16 36 16) トップとメニューが荒らされていたのでバックアップで修復しときますた -- 名無しさん (2006-06-25 20 51 18) 修復ありがとうございました。ううむ……。40th take 275-278のSSをコラボ作品保管庫「スーパーSAIYA(仮題)」に収録、完結。乙。いいカオスwww-- 管理人 (2006-06-25 23 19 15) この前は教師スレ、今日は女の子スレとここ荒らしも新たな手段覚えたのかねー -- 名無しさん (2006-06-25 23 33 20) 教師スレ他にここのwikiのURL貼られた時点である程度予想はしてたんですが……全部「管理者のみ許可」にしちゃうと、管理者の負荷増大→管理者パンク→gdgd→スレ終了という、JKスレの悪夢再来になりかねませんので、新規投稿はできるようにしてあるという次第。40th take 332-334のSSを短編SS保管庫「百合がバレないように必死で取り繕う姉が超萌える件(仮題)」に収録。一瞬コピペ荒らしかと思った件wwwwww-- 管理人 (2006-06-26 18 12 29) 40th take 404の保守SSを短編SS保管庫「ショートショート集(その10)」に収録。メンバー紹介ページにバンドメンバー以外の登場人物についての紹介を追加(特に雪華綺晶についての問い合わせがたまにあるため)。-- 管理人 (2006-06-27 17 43 57) 40th take 410の保守SSを短編SS保管庫「ショートショート集(その10)」に収録。40th take 434-440のSSを長編SS保管庫「~Legend of RozenMaiden 夢の扉編(18)~」に収録。40th take 444-448のSSを長編SS保管庫「~Legend of Rozen Maiden エピローグ・継がれゆく夢~」に収録。これをもって「~Legend of Rozen Maiden~」堂々の完結。大長編お疲れ様でした。-- 管理人 (2006-06-27 23 37 10) 40th take 463の絵をコラボ作品保管庫「混沌~カオス~」の挿絵に収録。ばらしーテラカッコヨス。-- 管理人 (2006-06-28 01 30 49) 40th take 475の絵を「~Legend of Rozen Maiden エピローグ・継がれゆく夢~」の挿絵として収録。JUMがカッコイイ件www-- 管理人 (2006-06-28 03 03 12) 40th take 537-541, 547-548のSSを長編SS保管庫「ストロベリー・ガーデン・パーティ 第四話 怪しき雲行き(後編)」に収録。第四章完結、第五章準備中。久々に続きktkr!40th take 552-553のSSを短編SS保管庫「ゴートゥDMC!(仮題)」に収録。執筆継続中。だめだこれはずるいwwwwww-- 管理人 (2006-06-29 01 27 21) 40th take 627-630のSSを長編SS保管庫「~Singin’ in The Rain(1)~」に収録。早くも酔いman氏新作ktkr。-- 管理人 (2006-06-30 00 40 04)
https://w.atwiki.jp/kagakyon/pages/430.html
黒井ななこが中心となる長編作品です。 黒井ななこの恋心 黒井ななこの観察 近くて遠い距離!? Ring finger 師走
https://w.atwiki.jp/niziroyale/pages/103.html
世にも不幸せなできごと ◆0VsKR92yoM6y 入り組んだ、パイプ。ところどころに立つ、煙突。そして、それらを煌煌と照らしだす照明。 いつか見たTVCMと、一緒だな……と少年、野比のび太は思っていた。 今このメガネの少年がいるのは、会場の左端あたりにある工場地帯。 気づいた時にはただ広い、この場所でのび太はひとり立っていた。 実際のところ、彼の精神はほぼ摩耗している。先程の考えも、いきなり降りかかってきた恐怖から逃れるための気休めに過ぎなかった。 同居人の青ダヌキ……訂正、ネコ型ロボットのドラえもんや友人たちと過ごす 「少し不思議」な日常。それがずっとずっと続くと思っていたのに。 いきなり見知らぬ人物から、残酷な宣告を受け、周りに仲間がいない場所に放り出されてしまった。「絶望」という言葉では片づけられない。 「あ」 横にはデイバッグがあった。……罠では、なさそうだ。 ぼうっとした頭で地面に腰掛け、デイバッグの中身を広げた。 最初に手に取ったのはA4サイズの本。表紙には「ルールブック」とある。 現状では光量が足りそうにないため、懐中電灯で本を照らした。 本には先にロイヤルとやらが説明したことのほかに、こんなことが書いてあった。 参加者はエリアのそれぞれ違う場所に配置される 禁止エリアは6時間毎の放送で3つずつ増えていく。 禁止エリアに立ち入ると、爆弾が爆発し、脱落者となる 参加者には各自食料や支給品などが入ったデイバッグが支給される。 支給品は1人あたり、1~3個支給されるが、何が当たるかはわからないし、クレームは受け付けない。 参加者の衣服以外の持ち物は全部没収とする。 24時間以内に、1人も脱落者が出なければ全員の爆弾が爆発。優勝者なしとなる。 「困ったな……」 のび太はため息をついた。 「衣服以外の持ち物は全没収」となると、ドラえもんの道具に頼ることもできない。 それに、全員で団結して殺しあわないようにしても、死んでしまう。 完全なる袋小路だ。大人しく、ルールに従うしかないのだろうか。 まあ、悩んでいても仕方ないのでデイバッグの他の中身を確認することにした。 さてさて、時を同じくして1つの影が、のび太のいる位置からやや離れた距離に浮かんでいた。 ツンツンヘアーに勘違いしたビジュアルメイクのような顔をした、存在。 工場地帯の照明に照らされ、なかなかの不気味さを醸し出している。 「……アイツ、どこにいるんだー?」 その存在は何やら、人を探しているらしい。 「ラーイトー」 その「ライト」とやらが、この存在の探し人らしい。 何度も、その名を呼んでいると「それ」は遠くに人影を見つけた。 「そこにいるみてーだな……」 存在は移動を開始した。 水。2リットルのペットボトルが3本ほど。 食料。コッペパンだ。せめてジャムパンがよかったな、と少しため息をつく。 地図。これは絶対なくしちゃダメ。 名簿。……後で確認しよう。 腕時計。……つけておこう。 何か機械のようなもの。付属の説明書によると、『デバイス』というものだそうだ。 これも重要なアイテムだろう、なくしてはならない。 懐中電灯。先程使ったブツ。最近出始めた、手回し式のようだ。 応急処置セット。常時、生傷の絶えないのび太にとって、嬉しいアイテム。 メモ帳に筆記用具。情報を書き留めるのに使えそうだ。 ……案外中身は豊富なんだな、っていうかいっぱい入るデイバッグだと一瞬感心した。 ……しかし、感心している場合じゃない。 肝心なのは『支給品』だ。これがなくては身を守れない。 魔法瓶が出てきた。水かお茶が入っているのだろうか。 説明書きが張り付いている。……確認。 『ドーピングコンソメスープ。至郎田正影が考案した、自称「至高にして究極の料理」』。 わけがわからないよ、とのび太はぼやいた。 よく見ると、注射器も数本ついている。注射器のついた魔法瓶。趣味の悪いオブジェのようだ。 説明書きいわく、『注射器で血管に注入することで威力が倍増する』とのこと。 ぶっちゃけ、注射が大嫌いなのび太は少し顔色が悪くなる。 そもそも『威力』の意味がわからない。きっと「はずれ」だ、とのび太は思った。 次に出てきたのは幸いにも見覚えのある道具だった。 戦車の玩具のようなものに、マジックハンドが付いている。 「夢たしかめ機」だ。常々思っていたが、ばかばかしい道具である。 他にないだろうか、と思いバッグをあさるが のび太の望む展開、『新たなアイテム、というか身を守れるようなアイテムの登場』は叶わなかった。 溜息をつきつつ、のび太は中身をどんどんデイバッグにしまう。 最後のひとつ、地図をしまったそのタイミングで…… 変な頭をして羽を生やした存在が目の前に現れた。 「うわあああああああああ、おばけええええええええええええええええええ」 工場地帯中に響くのび太の大絶叫。 「おい、待てよ。おばけとは御挨拶だな。つか、テメー「ライト」じゃないな」 『変な頭』は言った。のび太は恐る恐る尋ねる。 「じゃあ、どなたですか……」 「オレ? オレはリューク。死神だ」 「ああ、死神ですか。ところで、お聞きしたいんですけど……死神ィィィィィィィィ!?!」 のび太はまたまた叫んだ。 いくら「町内一のバカ」という二つ名を持つのび太でも、死神ぐらいは知っている。 そう、死神につかまったら……死んでしまう。 「助けてええええええええええええええええええ!!!」 足を渦巻きにし、のび太は退散した。 「行っちまったか……ほ?」 死神……リュークはため息をつく。 しかし、瞬時にそれよりも大事なことに気づく。 デスノートの持ち主でないはずの、メガネの少年……のび太に自らの姿が見えていたのである。 「いったいなにがどーなってんだ?」 リュークの頭上にはクエスチョンマークが多数浮かんでいた。 工場地帯を駈けながら、のび太は自らに課せられた過酷すぎる運命を呪っていた。 きっと、この先も『世界一不幸な少年』のび太に降りかかるのは不幸な出来事ばかりなのだろう。 滂沱の涙を流しながら、のび太は叫んだ。 「もうやだよお……ドラえも─────────ん!!!!」 リュークもリュークで参っていた。 いつもなら、数十メートル程度の飛行ではバテないはずなのに、どうにも力が出ない。 まあ、きっと疲れているのだろう。飛べないのもきっとスランプだろう、 とリュークは自己完結した。 「しかし、なんでオレの姿が所持者じゃないはずのメガネ君に見えていたんだ?」 これに関しても、速攻で答えが出た。 「きっと、彼が現在のノートの所持者なのだ」、と。 ルールブックにあった「参加者の所持品は衣服以外全没収」の一文を思い出したのである。 そうと決まれば、話が早い。早く『メガネ君』のもとに急がなければ。 まあ、平たく言うと方針転換だ。 『ノートの所持者のそばに常にいる』。それが死神のルールなのだから。 それが大いなる勘違いであることに気づくのはまだまだ先の話だが。 【B-2/1日目・深夜】 【野比のび太@ドラえもん】 【状態】健康、深すぎる悲しみ 【装備】デバイス、腕時計 【持ち物】ドーピングコンソメスープ(付属品の注射器5/5)@魔人探偵脳噛ネウロ 夢たしかめ機@ドラえもん 基本アイテム入りデイバッグ 【思考】 基本:ドラえもん達に会いたい。殺し合いには乗らない 1:僕って世界一不幸な少年だァァァァァァァァァァァァァァ!!!! 【備考】 【ドーピングコンソメスープ@魔人探偵脳噛ネウロ】 至郎田正影が考案した、自称「至高にして究極の料理」。「DCS」とも略される。 数多の食材や薬物を精密なバランスで配合し、特殊な味付けをして7日7晩煮込み続けた代物である。 血管から注入することで効果が倍増するようである。 なお、このアイテムは原作者の師匠である澤井啓夫の作品、『ボボボーボ・ボーボボ』にも登場した。 【夢たしかめ機@ドラえもん】 初出は大長編作品『のび太の宇宙開拓史』。今起こっている状況が夢か現か確かめるためだけの道具。それ以上でもそれ以下でもない。 【リューク@デスノート】 【状態】健康 【装備】デバイス、腕時計 【持ち物】基本アイテム入りデイバッグ 不明支給品(1~3) 【思考】 基本:のび太のもとに急ぐ。 1:首洗って待ってな、メガネ君。 ※あまり長い距離を飛ぶことができなくなっています ※参加者全員に見えるようになっています (本来は、ノートに触らない限り死神の姿は見えません) ※参戦時期に関しては、後続の書き手さんにお任せします 戻る ▲
https://w.atwiki.jp/wiki11_row/pages/95.html
アニメキャラ・バトルロワイアル アニキャラ総合@2ch掲示板にて行われた。 アニメ化した作品のキャラでバトロワを行う企画、通称アニロワ。 「アニメ化した作品」なのが特徴で、他媒体に原作があっても原則アニメで描写されたエピソード準拠のみで話が進められる。 アニメ以外に原作がある作品の設定に関しては議論となり、一部の原作設定の使用を認めることで議論は決着した。 (ひぐらしのなく頃に、Fate/stay night、HELLSING、ベルセルク等は、ほぼ原作準拠設定で話が進められた) 参加キャラ80人、出典作品は20作品。 「ドラえもん」「クレヨンしんちゃん」のような歴史の長いお茶の間アニメから、「ひぐらしのなく頃に」「魔法少女リリカルなのは」といった最新のアニメまで、キャラクターの選出が多岐に渡っているのが大きな特徴。 カオスロワ登場前は、最もカオスな作品選出とも言われていた。 本編開始時、他のパロロワ企画と比べて圧倒的なスタートダッシュでSSが投下され、非常に早くロワの進行が成された。 その勢いは開始三ヶ月で220話ほどのSSが投下され、残り人数が半数を割る程。 キャプテン絡みでいくつか問題はあったものの、その後も勢いは陰ることなく、2006年12月上旬の開始から約半年弱の、2007年7月20日に本編完結。 後日談・エピローグの執筆も2007年7月29日に全て終了し、実質的に企画終了した。 複数作品によるクロスオーバー有りのバトロワ企画としては、バトルロワイヤルパロディ交流雑談所発足後では初の完結作となった。 またトリップや予約制を用いて行われたバトロワ企画としては、同日に完結したスクロワと共に史上初である。 SSに関しても発足当初から質が高いと言われており、近年のパロロワとしては稀に見る成功作であるため、三大ロワのように、今後の他パロロワ企画の先駆者として絶大な影響を与えていくと予測される。 特徴 常に過疎との戦いが問題になるパロロワスレの中で、異常な程の人口過密・SS投下速度を誇った怪物ロワ。 結局一度も過疎となることは無く、SSの投下、予約が途切れた期間もトータルでほんの数日間しかない。 他のロワと比べると、序盤~中盤以降は投下SSの長文化し、一話辺りの密度は他ロワよりもはるかに高い。 終盤は繋ぎでさえ前後編になったり、長いと四話五話に分割されるケースもあった。 粘着荒らしや予約問題等も生じたが、それらに屈することなく最後まで駆け抜けた。 MADや絵版や死者スレなど、本編以外の支援体制も他ロワと比べるとかなり豊富なうちに入る。 ちなみに当2chパロロワ辞典を除けば、2ch内で行われたロワ企画のメインのまとめサイトの形式として初めてwikiを採用したのがアニロワである。 (ただし外部ではバトルROワイアルが初で、内部でも葉鍵ロワイアル2など、HTMLのメインまとめの補助としてwikiを使用した企画は過去にも存在している) 修正可能で更新の早く、管理の手間も殆どかからないwiki形式の優位性をアニロワが裏付けることで、他の後発ロワでもwiki形式が取られたり、古参ロワにもwikiへの移転や併用を行う動きが多く見られるようになった。 また通常のしたらば避難所の他に、「毒吐き」専用のスレッドやしたらばを設けるようになったのも、アニロワが先駆けとなっている。(毒吐き専用スレッドそのものは、ラノロワが初出) 本スレに荒れ要素を持ち込まないための防波堤としてこれが非常に効果的に利用されていたことから、このシステムも後の新規ロワに多く参考にされている。 アニロワの書き手の特徴のひとつに、『空気を読む能力が異常に高い』ということが挙げられる。 具体例を示すと以下のようなものがある。 序盤で死者が少ないのでは、と問題に。 → キャラ死亡SSが急増し、実に1/4が第一放送前に死亡・脱落した。 ローゼンメイデン、ひぐらしのなく頃に、からはそれぞれ5人も参加しているのに、誰も死なない。 → ローゼンひぐらし大虐殺。あっという間にこれらの半数が死亡。 「最近まともなバトル展開ばかりで、ロワ特有の鬱展開が少ない」と言われだす。 → 鬱グロ狂気SSが連続で投下される。 これらのSSが、質を落とすことなく投下され続けるのだから脱帽する他無い。 しかし、これら書き手と比較されてしまうため、「初心者の参入がしにくい」という意見もあった。 終盤に差し掛かると読者の要求も高くなって来てしまい、確かに初心者の参入は確かに難しいとされたが、それでもその勢いは止まることは無く、無事完走に至った。 主催者 ギガゾンビ(大長編ドラえもん のび太の日本誕生) 参加者 6/6【涼宮ハルヒの憂鬱】 キョン / 涼宮ハルヒ / 長門有希 / 朝比奈みくる / 朝倉涼子 / 鶴屋さん 5/5【ドラえもん】 ドラえもん / 野比のび太 / 剛田武 / 骨川スネ夫 / 先生 5/5【スクライド】 カズマ / 劉鳳 / 由詫かなみ / 君島邦彦 / ストレイト・クーガー 5/5【ひぐらしのなく頃に】 前原圭一 / 竜宮レナ / 園崎魅音 / 北条沙都子 / 古手梨花 5/5【ローゼンメイデン】 桜田ジュン / 真紅 / 水銀燈 / 翠星石 / 蒼星石 5/5【クレヨンしんちゃん】 野原しんのすけ / 野原みさえ / 野原ひろし / ぶりぶりざえもん / 井尻又兵衛由俊 5/5【ルパン三世】 ルパン三世 / 次元大介 / 峰不二子 / 石川五ェ門 / 銭形警部 5/5【魔法少女リリカルなのは】 高町なのは / フェイト・テスタロッサ / 八神はやて / シグナム / ヴィータ 5/5【Fate/stay night】 衛宮士郎 / セイバー / 遠坂凛 / アーチャー / 佐々木小次郎 5/5【BLACK LAGOON】 岡島緑郎 / レヴィ / ロベルタ / ヘンゼル / グレーテル 5/5【うたわれるもの】 ハクオロ / エルルゥ / アルルゥ / カルラ / トウカ 4/4【HELLSING】 アーカード / セラス・ヴィクトリア / ウォルター・C・ドルネーズ / アレクサンド・アンデルセン 4/4【攻殻機動隊S.A.C】 草薙素子 / バトー / トグサ / タチコマ 3/3【ゼロの使い魔】 平賀才人 / ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール / タバサ 3/3【魔法騎士レイアース】 獅堂光 / 龍咲海 / 鳳凰寺風 3/3【ベルセルク】 ガッツ / キャスカ / グリフィス 2/2【デジモンアドベンチャー】 八神太一 / 石田ヤマト 2/2【OVERMAN キングゲイナー】 ゲイナー・サンガ / ゲイン・ビジョウ 2/2【BLOOD+】 音無小夜 / ソロモン・ゴールドスミス 1/1【MASTERキートン】 平賀=キートン・太一 80/80 外部リンク 支援サイト アニメキャラ・バトルロワイアル@wiki アニロワ専用したらば掲示板 ツチダマ掲示板へようこそ!(毒吐きスレ用の避難所、閉鎖) スレッド アニメキャラ・バトルロワイヤル ~作品投下スレ~ アニメキャラ・バトルロワイヤル 作品投下スレ2 アニメキャラ・バトルロワイヤル 作品投下スレ3 アニメキャラ・バトルロワイヤル 作品投下スレ4 アニメキャラ・バトルロワイヤル 作品投下スレ5 アニメキャラ・バトルロワイヤル 作品投下スレ5(実質6) アニメキャラ・バトルロワイヤル 作品投下スレ6(実質7) アニメキャラ・バトルロワイヤル 作品投下スレ8 アニメキャラ・バトルロワイヤル 作品投下スレ9 アニメキャラ・バトルロワイヤル 作品投下スレ10 アニメキャラ・バトルロワイヤル 作品投下スレ11 アニメキャラ・バトルロワイヤル 作品投下スレ11(実質12) アニメキャラ・バトルロワイヤル 作品投下スレ13 アニメキャラ・バトルロワイヤル 作品投下スレ14 →本編完結に伴い、感想雑談スレと統合 アニメ化した作品のキャラでバトロワ アニメ化した作品のキャラでバトルロワイヤル アニメ化した作品のキャラでバトルロワイヤル 2 アニメ化した作品のキャラでバトルロワイヤル 3 アニメキャラ・バトルロワイアル感想雑談スレ4 アニメキャラ・バトルロワイヤル感想雑談スレ5 アニメキャラ・バトルロワイヤル感想雑談スレ6 アニメキャラ・バトルロワイアル感想雑談スレ7 アニメキャラ・バトルロワイアル感想雑談スレ8 アニメキャラ・バトルロワイアル感想雑談スレ9 アニメキャラ・バトルロワイアル感想雑談スレ10 アニメキャラ・バトルロワイアル感想雑談スレ11 アニメキャラ・バトルロワイアル感想雑談スレ12 アニメキャラ・バトルロワイアル感想雑談スレ13 アニメキャラ・バトルロワイアル感想雑談スレ14 アニメキャラ・バトルロワイアル感想雑談スレ15 アニメキャラ・バトルロワイアル感想雑談スレ16 アニメキャラ・バトルロワイアル感想雑談スレ17 アニメキャラ・バトルロワイアル感想雑談スレ18 アニメキャラ・バトルロワイアル感想雑談スレ19 アニメキャラ・バトルロワイアル感想雑談スレ20 アニメキャラ・バトルロワイアル感想雑談スレ21 アニメキャラ・バトルロワイアル感想雑談スレ22 アニメキャラ・バトルロワイアル感想雑談スレ23
https://w.atwiki.jp/seiun/pages/8.html
昨年中に発表された海外長編SFをご推薦ください。 作品名 作者 初出 備考 ※推薦作品に何か一言あれば以下のコメント欄にどうぞ。 一言どうぞ。 -- (管理者) 2006-03-28 17 56 11 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/hentaip/pages/15.html
高槻やよい 長編1 長編
https://w.atwiki.jp/sucool/pages/33.html
257 :長編~秋の夜空~:2006/09/12(火) 15 52 11.47 ID zT70AZPCO 「……君は…」 「ごめん」 「急に別れようなんて言われてはいそうですかなんて言うとでも思ったか?」 男の顔がどんどん曇っていく…これは何か隠している顔だ 「………ごめん」 「何があった?」 急にモジモジしだす彼 「………僕は嘘つけない人間みたいだ。本当は話したくなかったんだけど…」 「…………」 胸を締め付ける不安といやに冴える女のカン 「その……さ、もう長くないみたいなんだよ。」 「……君が、か?」 「ごめん」 やはりな。いやな予感は的中した…しかも最悪の結果で 「君は本当に馬鹿な男だ。」 「………ごめん」 「しかし、私は君のそんな所に惚れたのかもな……」 「えっ?」 「君の事だ。冷たくあしらって自分を忘れさせて少しでも早く違う彼氏でも見つけて欲しかったんだろう? 違うか?」 「………クーさんには隠し事はできないね」 「はぁ……まさか君とこんなに早く別れる事になるとはな……」 「ごめんね」 申し訳なさそうになんべんも謝ってくる 「さっきから謝ってばかりだな。君は」 「はは……」 「全く。君はひどい男だよ」 「……ごめん」 「私はこうしている間にもどんどん君が好きになっていく。」 あれ?何故だろう。涙が溢れて止まらない。泣くのなんて何年ぶりだろう 258 :長編~秋の夜空~:2006/09/12(火) 15 52 57.23 ID zT70AZPCO 「クー……さん? 大丈夫?」 「大丈夫な訳ないだろう。愛している人が離れていってしまう……とてもつらい」 「…………」 「だが、人間はいつか死ぬ。それが早いか遅いかの違いだけだ。君が早く去っていってしまうなら、私は君と残された時間で一生分愛し合えばいい。 違うか?」 精一杯笑ってみせる。ココロの涙に気付かれないためにも 「……僕、さクーさんに会えた事感謝してる。世界中捜しても、クーさんみたいないい人には会えないと思う。」 「………」 「本当にありがとう。僕と出会ってくれて。好きになってくれて。感謝してもしきれないよ」 ああ…それ以上言わないでくれ。君のせいで私のダムは決壊寸前だ。せっかく作った笑顔も…もう歪んできてしまっている 「だから、わがままかもしれないけど、クーさんが僕と最後までいてくれるなら…僕は嬉しい」 「そんなの……決まってるじゃないか」 男に抱き付き顔をうずめる。歪んだ顔を見てほしくないから。頬をつたうしずくを見てほしくないから。君にこれ以上責任を感じてほしくないから。 259 :長編~秋の夜空~:2006/09/12(火) 15 53 47.04 ID zT70AZPCO 「落ち着いた?」 「……あぁ。大分な」 なぜ男はこんなに優しいのだろう。自分はあとどれほど生きられるかわからない命なのに…どうして私を心配してくれるのだろう… 「君は…怖くないのか?」 「何が?」 「その……死がだ」 「うーん…怖いよ。でも、怖がってても死は諦めてくれない。なら、その死がやってくるその日まで、悔いのないように精一杯生きたいんだ」 「ふふふ。君らしいな」 「ははは。そりゃどーも」 「君は、医者には詳しくはなんといわれているんだ?」 「……元々弱かった心臓がもっとひどくなってね。もって一年。早ければ…」 「なら、君は三年は生きる」 「え?」 「私の愛があれば寿命くらい延びる。最新の医術より信用できるぞ?」 「……うん!ありがとうクーさん」 男の満面の笑み。君と出会えてよかった。私も心から本当にそう思うよ。 そして私達は結婚した。 結婚といっても式はあげずに籍をいれただけ。 彼は嫌がったが、(私が未亡人になるかららしいが)頼みこんだらクーさんがいいならと了承してくれた。 これはそんな彼と私の短く、しかしギューーーっと詰まった愛しい日々の物語り。
https://w.atwiki.jp/seitokai_ss/pages/21.html
杉崎鍵が主人公の長編。 ・せいとかいごっこ ・魔眼 ・生徒会の守護神 ・こわれた少年と少女 ・杖突く生徒会 ・余命一ヶ月のハーレム ・推理する生徒会 ・歪な生徒会