約 19,244 件
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/8751.html
登録日:2011/01/09 Sun 10 29 30 更新日:2024/09/03 Tue 00 48 26NEW! 所要時間:約 17 分で読めます ▽タグ一覧 0点 あやとり いじめられっ子 おばあちゃんっ子 お人好し お調子者 なまけもののおっちょこちょいのいくじなし のび太 のび太のくせに! もう一人の主人公 やればできる子 スナイパー ダメ人間 デリカシーゼロ ドラえもん ドラえもん登場人物項目 ドラえもーん!! ドラえも~ん! ピンボケピーマンのダメ男 ファ~ ヘタレ リア充 一級フラグ建築士 丸山裕子 人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことのできる人 偏食 元凶 副主人公 劣等生 原作者の分身 国民的小学生 坂本真 堀秀行 塩屋浩三 大原めぐみ 大川透 大本眞基子 大長編補正 太田淑子 妻夫木聡 射撃 小原乃梨子 小学生 川中子雅人 怖がり 怠惰 意外とチート 愛すべきバカ 拡森信吾 拳銃 昼寝 普通小学校の劣等生 本気を出すと格好いい男 準主人公 漢 狙撃手 相手を怒らせる天才 真の主人公 眠りの天才 眼鏡 竹馬 落ちこぼれ 藤子・F・不二雄 藤本弘 親友 迷言製造機 野比 野比のび太 銃 銃士 鋼メンタル 門脇舞以 静香の婿 静香を幸せにできる男 いちばんいけないのは自分なんかだめだと思い込むことだよ。 野比のび太は漫画『ドラえもん』に登場するキャラクター。 ●目次 【演者】声優 俳優 【概要】◇年齢 ◇顔◆未来での容姿 ◇服装 ◇勉強・頭脳について ◇運動について ◇性格◆人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことができる者 ◆「僕、ダルマになる。約束するよ、おばあちゃん。」 ◇源静香との関係◆静香と結婚した未来 ◆その他の未来 ◇祖母との関係 ◇特技◆あやとり ◆射撃 ◆昼寝 ◆その他の特技 ◇発明家・起業家としての才能 ◇先祖 【演者】 声優 通常 太田淑子(日テレ版)/小原乃梨子(大山版)/大原めぐみ(わさドラ版) 丸山裕子(大山版で6話分のみ代役) 幼少期 小原乃梨子・大本眞基子(大山版)/大原めぐみ・門脇舞以(わさドラ版) 青年期 小原乃梨子・塩屋浩三(大山版)/大原めぐみ・川中子雅人(わさドラ版)/妻夫木聡(STAND BY ME ドラえもん) 45年後 大川透(大山版)/堀秀行(わさドラ版) 日本国外 ジョニー・ヨング・ボッシュ(アメリカ・Disney XD版)/イ・ミジャ(韓国・MBC版)/キム・ジョンア(韓国・チャンプ版/映画) 俳優 坂本真(舞台『のび太とアニマル惑星』)/妻夫木聡(トヨタCM)/鈴木福(ソフトバンクCM、15歳)/堺雅人(ソフトバンクCM、45歳) 【概要】 ドラえもんの副主人公。 作者はインタビュー等で「ドラえもんが主人公でのび太は副主人公」であると発言した上で、ドラえもんに関しては日常の中に乱入した非日常の存在故に、あるいは日常から離れた大長編『夢と冒険の世界』だからこそ、ドラえもんや彼がポケットから取り出すひみつ道具が活躍出来ると述べている。 野比のび助と野比玉子(旧姓 片岡)の一人息子。 名前の由来は父親が、「どこまでも大きくのびてほしい」という願いをこめてつけた名前であるが、後述の通り大体の父系の祖先は名前にのびがついているので、単に野比家の風習をついだのを、もっともらしい理由をつけてごまかしているだけとも思える。本人は「もっとかっこいい名前にしてほしいや」と思っている。 しずか・ジャイアン・スネ夫は幼稚園時代からの幼馴染であり、彼らが大人になってからも仲良く親交を深めている。 身長は、のぶドラ版「おねがい小づち」によれば140cmであり(スネ夫より5cm高い)、青年時代では176.9cmという高身長となっている。その一方、おもかるとうの話では空き地からどぶまで吹っ飛んでおり、ジャイアンに「紙くずみたいにかるいやつ」と言われており、スネ夫より軽いことが示されてる。 基本的には運動が苦手で、勉強もダメという、紛うことなき劣等生である。 青タヌキが「日本じゅうがきみのレベルに落ちたら、この世の終わりだぞ!!」とストレートにディスるレベルで。 本来の未来では、粗暴なジャイ子と結婚し、悲惨な未来を歩むはずだったが、 ドラえもんの介入により、源静香と結婚して幸せな将来を歩むことになる。 お小遣いは月500円で、その中から漫画を買ったりしているが、よくママに捨てられている。 その代わりか定期的にオヤツを貰っている。 また、ドラえもんとオセロを指していることも多い。 ◇年齢 アニメでは小学五年生、原作では小学四年生(小学〇年生の場合は学年が変わる)。 誕生日は8月7日。 いつもスネ夫とジャイアンにいじめられている。 実は生きてきた年齢は20歳分以上 ◇顔 , ──── 、 ゝ/ _______ヽ i | / /⌒ ヽ/⌒ヽ | _| _| ・|・ |__ , ─i 、 ヽ __ o__ ノ ヽ ! `-、 | ! \ ヽ、 ──┘ ノ / \ \二二へ二ヽ/ \ | | | | 母親によく似た、丸顔に大きなメガネというスタイル(*1)。 メガネをとると3の目になることで有名だが、これは目を細めているためであり、実際にはゴリラ顔のジャイアンやきつね顔のスネ夫、安雄やはる夫らに比べれば比較的イケメンな部類である(*2)。 連載初期には母親と同様、鼻がとがっていたが時が経つにつれ丸い鼻になっていった。 なお、幼稚園のときにはメガネをかけておらず、小学校低学年あたりでメガネをかけ始めたと思われる。(*3) なお本人はかがみのない世界やうそつきかがみでは「漫画みたいな顔」といっているが「グラフはうそつかない」では「ハンサムといえばぼくだと思うがな」と言っている。 ◆未来での容姿 中学生~24歳頃までは髪型は同じ(出木杉に近い髪型)であるが、高校時代のみ顔にそばかすが出来ていた。 静香と結婚しノビスケが小学生になった頃には、父・のび助に似たふくよかな姿になっており、同時に幼稚園時代から久しぶりに眼鏡を外している(*4)。 更に年が過ぎて現代から45年後になると、上記の大人時代の姿をベースに髪型は伸びているが生え際が後退している。 なお、のぶドラ版では青年時代と大人時代の姿が異なっており、青年時代は髪型の分け目が違っている程度だが、大人時代では体格も含めてそれをそのまま成長したような感じ(眼鏡も掛けたまま)となっている。 ◇服装 基本は襟のついたシャツ姿。 シャツの色は日テレ版では赤、大山版では黄色(それ以外もある)、わさドラ版では前2者+多数。 ズボンは日テレ版、大山版、わさドラ共に大雪の日だろうと紺色の半ズボンを常に履いているが、これは、のび太が特別寒さに強いわけでも虐待を受けているわけでもなく連載していた昭和40年代を含めた昭和時代全般では、ごくありふれた小学生の服装である(*5)。 ◇勉強・頭脳について のび太といえば毎回テストで0点を取っているイメージがあるが、実際は5回に1回程度である(*6)。それでも多すぎるが。 この勉強が苦手な点に関しては 元から要領が悪い 怠け癖・飽き性と、そこからくる普段の勉強不足 本人の「ぼくなんかどうせ……」という思い込み と、ネガティブな要因が大きく響いている。(*7) ひみつ道具の素晴らしい応用力に見られるように、決して頭が悪いわけではないらしい(*8)。 あまりにも0点を取り過ぎて「逆に天才」「実は全部理解出来ているが、キャラクター作りの為にわざと0点を取っているのではないか」と揶揄されることも。 実際、猛練習した末に太宰治の「走れメロス」の音読で先生、クラスメート、父兄を涙を流させるほどに感動させたり(大山版アニメ「グットタイムマシン」)、 一夜漬けとはいえ、苦手な算数で65点を取ったりとその気になればある程度の実力を出せる模様(実はママが体育以外優秀ということが作中で明かされているため潜在能力と考えれば自然である)。 ちなみに実力で1度だけ算数のテストで100点も取った事がある。 しかもそのテスト、分数や小数はまだしも、なぜか「x」が使用されている方程式を解く問題がある。 あれ? のび太って小学4・5年生だよね?(*9) これ以外にも意外と暗算を本編では結構行っており、アニメも含めたテストの答案を見ても算数が単純に苦手というよりも計算ミスが多いだけなのかも知れない(*10)。 なお、その後の中高大と一度もテストで100点は取れなかったらしく、壮年期のび太曰く「ものの弾み」との談。 一応、それ以外にも100点を取る回が1回あるが、それは「能力カセット」という道具を使った不正なのでカウントしないように。更にわさドラの「宇宙人を追い返せ」ではまぐれで100点を取っているがヤギに食べられてしまった。 わさドラ版では、0点のテストが見つかってママに怒られるシーンがあるのだが、実は一問正解してたのに先生の採点ミスか作画スタッフのミスか分からないがバツをつけられているという、理不尽な場面が存在する(*11)。 その後の人生では、中学校も小学生時と変わらぬ成績であり、 高校には物の弾みで合格、大学には一浪をした後、しずかのいる大学へ補欠合格するという道筋を辿る。 大学生時は体力面以外では、概ね常人以上の頭脳(宇宙関係の仕事を将来していると考えられるので理系)は身につけたようで、きっちりと4年で卒業出来ている。 本人曰く、後で苦労したとの事なので、彼自身が一番苦労した時期は設定的に、思春期~青年期に至る中学卒業~大学卒業までと思われる。 また、大の読書嫌いで基本的に漫画以外は読まない上、はる夫から「のび太が図書室に入るなんて珍しい」と言われている。 活字の本に関しては「手にとっただけで頭がズキンとして」「開くと熱がでて目がまわってはき気がして」「二、三ページで意識不明」(本はおいしく読もう)だとか「手に取っただけで気が重くなって」「ページをめくっただけで頭がズキンとして」「二、三行読むと目が回りはじめて」(人間ブックカバー)等とのたまっている上、わさドラで推理小説を読んでいたときは、スネ夫に「これ犯人この人だよ」と言われて読む気を失くしている(怒りのポップコーン)。 しかし、出木杉から借りた「十五少年漂流記」を夜更かししてまで読破しようとしたり、「えらい人の話」や学校図書館にあった「宝島」の本を読んだり化石を自分の手で発見するために恐竜や化石の本を複数冊読破したこともある(*12)。また、しずかちゃんから「赤毛のアン」という活字の本を借りたりしている。 この一件からも、飽きっぽく、一つの事に集中出来ない代わりにハマった時の彼の集中力がとんでもない事が分かる。 また、無知ゆえに突拍子もない発想(「伝説」とされている事柄が現実のものと主張する)をするが、実は『それが真実だった!』という展開も(主に大長編で)多い。 ニホンオオカミ生存説、ネッシー実在説、恐竜生存、天上世界、鳥人伝説など。 無知も殆どは勉強不足が原因で、流行にはある程度の興味を持っている。 ◇運動について 運動が出来ないイメージが強いが、練習すれば普通にスキーや竹馬などもできるようになっており、 単なる運動音痴もやはり勉強同様、怠け癖・飽き性・諦め癖が原因と思われる。 逆立ちとかもできてるし。 人間性も怠け癖・飽き性が無ければそれなりに良識的になる。 ちなみに野球の腕前も壊滅的だが、エピソードによって「下手だからやりたがらない」ことと「レギュラーから外されてショックを受ける」ことの両方があり、野球そのものの好き嫌いについてはいまいち判然としない。 ポジションは大体外野(外野のどこにいるかは流動的)。 とはいえ自分のほぼ真上に落ちてくるボールすらロクに取れず、バットを握らせれば打率は驚異の1分。 野球以外ではスキーのエピソードが比較的多く、自前のスキー板を持っているが、全く滑れず、基本的に転んでゴロゴロと雪玉のように(漫画でなければ大怪我してるレベルで)転がっていく。 とは言え、殆どの場合ひみつ道具の力ではあるが活躍すれば上機嫌になり、たまには自分から野球に行ったりスキーを始めることもある。 下手でしごかれたり笑われることを抜きにすれば、スポーツ自体が嫌いということはなさそうである(面倒がってやらないということは多いだろうが)。 ◇性格 普段の性格はのんびり屋でマイペース、昼寝好きのなまけ者でマイナス思考の弱虫。 臆病な反面、嫉妬深く、恋のライバルと見ている出木杉英才にはしずか関連は中々素直になれない(*13)。 特に諦めの早さと飽きっぽさは、彼をダメ人間にしている要因といえる。 小学生ながら反抗期と思われる映写も結構多く、ママにテストで0点をとったりして叱られる影響か反抗的な態度をとる。 父ののび助からも叱られることがあるが、のび太曰く「父に叱られて恨むことはあったけど大人になって親父の気持ちがわかった」のこと。 因みに帰りが遅いなどが原因で叱られてしまった為に何度が家出(無人島など)をしている。 明朗快活だが目上や年上の人にうっかり私語で喋る無礼な一面も多少なりともあり(流石に先生などには殆どの話で敬語を使っている)、 悪気はないのだが思った事をすぐ口に出す失言癖があり、短編・大長編問わず軽はずみで無謀なことを発言して自滅行為に走ることもある(*14)。 また乗せられやすい反面、思い込みが激しいせいかキレたり感情が高ぶっている時は妙に戦闘能力を発揮することがある。 ムード盛り上げ楽団で怒りの感情を掻き立てられればバットで殴りかかりジャイアンを「殺される」と恐慌状態に追いやったり、 疑り深くなる錠剤ギシンアンキを飲めばやはりジャイアンを執念と凄みだけで逃走させ、 強力ウルトラ・スーパー・デラックス錠の誤飲でうっかり身体が超強化されてしまった赤ん坊がようやく寝た、というタイミングでちょっかいを出しに来たジャイアンとスネ夫を必死で止めようとした結果なんの秘密道具の効果も無しに瞬殺している。 また、危険な状況や困っている人を見ると思わず手を差し伸べる男ではあるのだが、逆に平穏な時に権力を持たせると歯止めがきかず独裁的な傾向を見せる側面も有している。 良くも悪くもテンションに能力や言動が異常に左右される性格。 しかしながら、子供ゆえに失言したりいたずらすることは多いものの、根は優しく愛情深い性格の持ち主。 これは後述する父方の祖母の影響によるところが大きい。 ホットケーキが大好きでよくママにつくってもらう(*15)。 ちなみに「断ち物願かけ神社」でのび太が大好きなものとして挙げたものは、ケーキ・テレビ・やきゅう・まごやき(たまごやき?)・ジュース・マンガ・ひるね・しずちゃん。 苦手であっても野球が嫌いではないことや、しずかの存在の大きさがわかる。また、この話で「魚は嫌い」といっているがわさドラの「のび太が無人島で3000日」や「野比家の巨大マグロ」では美味しそうに魚を食べている。 (前者に関しては、無人島に漂流していて好き嫌いを言っている余裕はなかったからかも知れないが…) ちなみに、日テレ版では原作よりは自主性があり自ら水泳やスキーの練習をしたり勉強もしたすることもあった。また、2学期の学級委員選挙にも出馬している。(チョコレートを使った買収工作を行ったが)それでも成績はオール1でありある意味原作より悲惨である。 ◆人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことができる者 元来ののび太は優しい性格の持ち主。動植物に対しては特に慈しみの心を向け、この手のエピソードにも事欠かない。 一方で、そういった性格からペットを飼うのに憧れているものの、ママが動物嫌いなため飼うことを反対され(*16)、 よく関わる同級生のしずか・ジャイアン・スネ夫・出木杉と違ってペットを飼っていない。 持ち前の優しさを存分に活かす話も、もちろん存在する。 原作でも、 野良犬や野良猫を放っておくことができない 泣いている人を助ける いつもいじめられているジャイアンやスネ夫のピンチにも必ず駆けつける などの描写が散見される。 例え殺る気マンマンの異星人が相手でも、それは変わらない。 また多くの映画では、ひみつ道具で冒険に出かけたところ、偶然大事件に巻き込まれ、 時には人類存亡にかかわる出来事に対し、のび太の優しさが事態を打開するきっかけになっている。 実際、ドラえもんの映画(大長編)と原作は繋がっているため、 「雲の王国」、「太陽王伝説」、「鉄人兵団」など、のび太に助けられた動物や宇宙人、果ては古代人・小人までもが、のび太のピンチに駆けつけるシーンは多い。 時には、本人も知らないところで信仰の対象にもなっている(*17)。 のび太が大きく関わったリルルやキー坊なくしてハッピーエンドを迎えることが出来たかは疑わしいだろう。 また、雪の精や裏山の精霊など非人間的な存在には異常にもてる。 しかも、道具の力で擬人化されておりかなりの美少女。 因みに、のび太に好意を寄せる異性は有名所だけでも、 異星人 クレムミッカ 異世界人 満月美夜子ソフィア ロボット リルルルリィロボ子 異種族 雪の精裏山の精霊 原始人 ミグ 現代人 ノンちゃん竜宮姫子 未来人 コニー ……と、そこそこいる。 「のび太の結婚前夜」のしずかパパのセリフに涙した人も多いのでは? ◆「僕、ダルマになる。約束するよ、おばあちゃん。」 のび太を語る上で、涙なしでは語れないエピソードといえば「おばあちゃんの思い出」「あの日あの時あのダルマ」「帰ってきたドラえもん」であろう。 そしてのび太のおばあちゃんが言ったように、挫けこそするがその度に立ち直る精神力を持つ。 普段はジャイアンやスネ夫にいじめられている彼だが、 『さようならドラえもん』ではドラえもんが安心して未来に帰れるよう、ジャイアンにタイマン勝負を挑み何度もボロボロにされながらも決して敗北を認めず何度も立ち向かう根性を発揮し、ついには根負けさせて勝利するなど、 「自分がやらなきゃダメになる」というここぞという場面では、信じられないほどの度胸と根性を発揮する。 映画版では『ドラえもん のび太の宇宙開拓史』にて宇宙の殺し屋ギラーミンと一騎打ちの早撃ち勝負を勝ってみせる。 TCプラス1巻収録「きらいなテストにガ~ンバ!」では、ひみつ道具・こころつき出ししゅ木(*18)で登場したのび太の良心が邪心に負けてしまうが、 良心は消滅せず頑張って宿題に取り掛かろうとしており、根の部分は挫けない性格で構成されていることが示唆されている。 のぶドラ版でアニメ化された時は、原作より立派な人になりたいという気持ちが強く表れている他、 原作通り宿題をサボっても反省して自ら徹夜で取り掛かるというオチに変わっており、のび太の長所がより強調されている。 漫画版『ドラえもん のび太の宇宙英雄記』では、自分の得意技が役に立たず悩む中、「そうか……。ぼくの得意技は…、ころぶこと…、そして…、何度ころんでも…、元気に立ち上がることだ!」と気づき、敵の拘束を打ち破って戦線に復帰している。 ◇源静香との関係 源静香に好意を寄せている。色々な事をすぐに投げ出してしまうのび太だが彼女の為なら強い決意を見せるので思いは間違いなく本物。 漫画の最初期の静香の性格が粗暴だった頃は、しずかにクラス一の劣等生とさえなじられていたが、連載が進んで静香の性格が落ち着いてくると仲は良くなっていった。 静香の誕生日プレゼントを用意する際、彼は上手下手に関係なく手間を惜しまず用意するきらいがある。 実際に「ろく音フラワー」では、のび太は金目ではなく心が大事だと言っている。 普段はのび太がぐうたら、子供っぽすぎるゆえに静香との仲が険悪になることもあるものの、どちらも気性が優しいため動植物の世話などで意気投合することも多い。 大山版アニメ後期では現代における人間関係に力を入れており、 「さきどりカプセル」で、未来で漫画家として成功したジャイ子の記念パーティーにて、ジャイ子をエスコートすることになったのび太を見て、 出席していたスネ夫とジャイアンが「お似合い」というのを聞いて静香の顔が少し引きつっていたり、 「二人のしずかちゃん」では、とある状況でのび太が自分のことをどう思っているか聞いて静香が頬を赤らめるなど、まんざらでもない描写もあった。 「できすぎラブレター」に至っては、模範手紙ペンを使わずのび太自身の力で書いた手紙(=ラブレター)が欲しいとも言っている(*19)。 「小さな恋にメロメロ」では、原作やわさドラ版では描かれていなかった二人の馴れ初めが描かれており、 入園する日に彼女を見た為にこけて膝をすりてしまった所を、静香が自分のハンカチを差し渡そうとしたのを機に彼女を惚れるようになり、 同じ日に静香が自分の帽子をジャイアンやスネ夫によってプールに飛ばされた際にはのび太がそれを取り戻しに行き、その際には静香がのび太のほっぺたにキスをしていた。 なお、「雪山のロマンス(大山版アニメ『雪山のプレゼント』)」では、 「のび太がダメダメすぎてほっとけない」という理由で静香はのび太と結婚することにしたと言っているものの、 『のび太の結婚前夜』では、静香パパから「あの青年は、人のしあわせを願い、人の不幸を悲しむことができる人だ。それが一番人間にとってだいじなことなんだからね。かれなら、まちがいなくきみをしあわせにしてくれるとぼくは信じているよ」と結婚を後押ししている。 ◆静香と結婚した未来 ドラえもんが来訪した後の正史となった、しずかと結婚する未来の場合、 大山版では環境省(環境保護局の自然調査員)に務めていることになっているため真逆の人生と言えるだろう。その後、ノビスケという自分の父親と同じ名前の子供をもうけている。 ドラゴンやらペガサス、グリフォンを生み出せるくらいだから、基からその片鱗はあったと言える。 原作・水田版では職業について触れられていないが、少なくとも一家が普通に過ごせる程の収入は確保しているようだ。 結婚した後の二人はかなりの相思相愛の関係になっている。後述する中年のび太は現代の静香に息子が結婚したことを喜んで明かそうとした。 わさドラ版ではその関係が深く描かれており、「しずかちゃんへのプレゼントはのび太」では彼女のことを素敵と評し、未来の静香ものび太の事を王子様と評している。 ちなみにこちらの未来ではスネ夫は父の跡を継ぎ立派な社長に、 ジャイアンはスーパーマーケットチェーン『スーパージャイアンズ』の経営者に、 出木杉は火星基地で宇宙開発の仕事に携わっており金髪美人と国際結婚……と言った具合にみんな揃って凄まじい成功を掴んでいる。 のび太と結ばれなかったジャイ子も漫画家として大成している。(大山版アニメ「さきどりカプセル」などでそれを示唆する場面がある) ちなみに息子のノビスケとの関係は基本良好だが、見栄を張り一回こっきりの100点の答案を見せて子供時代は成績優秀だっただの、スポーツ万能だっただの大嘘をついて叱る事が多いので、悪ガキであるノビスケからは舐められている。 また、どちらの人生でもセワシが生まれるという、超遺伝子の持ち主でもある。 ジャイ子と結婚した場合は兄弟姉妹ができるほど子供がいたという写真があるので、しずかと結婚することで、ジャイ子との間に成すだろう数人の子孫は確実に歴史から消滅したと思われる。(*20) なお、セワシが生まれるには、ノビスケからセワシまでのどこかの代でジャイアンの子孫と結婚しなければならないため、 結婚相手が明確になっているノビスケを除くと、のび太の孫、もしくは曾孫の代でジャイアンかジャイ子の子孫と結婚したと思われる。(*21) TCプラス5巻収録の「45年後…」では、55歳ののび太が過去の自分(現代ののび太)に会うシーンが描かれており、30歳になったノビスケがゆかりと結婚しハネムーンに言った事が語られている。 運動神経や調子乗りは相変わらず(*22)だが、大卒なだけあって頭は良くなっており両親や幼馴染に会って懐かしむなど年相応の性格の成長が見られている。 終盤では、過去の自分に対して「君はこれからも何度もつまづく。でもその度に立ち直る強さも持ってるんだよ」とエールを送っており、 祖母の影響もあって屈指の鋼メンタルにまで成長していることがうかがえる。 因みに、日テレ版では放送期間の短さと原作が始まってそう年月がたっていない時期にアニメ化されたこともあり、しずかと結婚した未来は書かれていない。というよりしずかと結婚出来たかも不明。 ◆その他の未来 ジャイ子ルートとしずかルートという二つの未来がよく描かれているが、時折それ以外の未来が描かれることもある。 「人生やりなおし機」では4才の頃にタイムリープして勉強と無縁の生活をした結果、「勉強の仕方がわからない」レベルのダメ人間と化す未来をタイムテレビで見せられている。 この時は大人の姿を見せられる前に、自分から「もういい!」と断っているが。 また「いたわりロボット」では甘やかされ続けて大人になったときの姿を見せられ、その未来では乞食同然の姿になっている。 ◇祖母との関係 幼少期は同居していた父方の祖母を強く慕っており、現在の性格になったのは彼女の影響が大きい。 ちなみに母方の祖母は健在だが、あまり会っていない様子。のび太が「おばあちゃん」というと、たいていは父方の祖母を指す。 祖母が亡くなった際には押入れに閉じこもって号泣したほどで、 時を経た現在でも、その敬愛は薄れておらず、生前の祖母に会いに行くエピソードが「おばあちゃんの思い出」「パパもあまえんぼ」の二本ほど描かれた。 また、祖母との思い出の品を見つけた事をきっかけに奮起するなど、根本的におばあちゃんっ子であるのが窺える。 度々やってくるからか祖母の方も現代ののび太を認識している節があり、大山版アニオリ「のび太の家出」ではタイムマシンでやってきたのび太のあやとりの修理をするシーンが登場する。 一方、両親とはいつも叱られているからか、ママをとりかえっこ、消しゴムでのっぺらぼう、ハワイがやってくるでは自分は玉子の子供で不運だという趣旨の発言をしている。しかし寂しくなると両親を思い泣く事も多いので本気で嫌ってなどはいない。 両親からは全然信頼されておらず、宿題を終わらせたことを伝えたらママに「うそおっしゃい」と一蹴され、遠い星から鉄人兵団が人類を捕らえに来ていることをつたえても「テレビや漫画をみすぎるのよね。しまいにはお話と現実がごっちゃになっちゃって」とハナから相手にされず、初めてドラえもんがきたときは「こんなところから人がでてくるわけないだろう」と一切信用されなかった。 それでも両親からは可愛がられており、しずかちゃんの家に行く前に「長い間お世話になりました。 お父さんもお母さんもかわいがってくれてぼくは幸せでした。でもひょっとすると今日でお別れかもしれない」とママに伝えている。のび太が本格的に家出した時も最初のうちは本気にしてなかったが道具の効果で夜まで帰ってこなかったのを2.3日帰ってこなかったと感じさせられた時には「神さまのび太をお返しください…!」と泣いている。 なお原作初期は両親を「お父さん お母さん」と呼んでいるが、途中から「パパ ママ」と呼ぶようになった。 ◇特技 射撃とあやとりは天才的であり、独自の技を編み出したり、バトルシーンではジャイアンと並ぶ主戦力となる。 特に射撃については、後の大長編において目覚ましい活躍をしており、他にものび太の機転を利かせた意表を突いた行動で活躍することが多い。 ◆あやとり あやとりでは彼にしかできないレベルのものさえ存在し、 もしもボックスで「世界中の人々がサッカーやプロレスのようにあやとりに夢中になっている世界」を作り出したところ、 あやとりの国際的な学会では「至高の天才」と評価され、プロあやとり関係者からスカウトが来たりと熱い期待を寄せられている。 ◆射撃 チートレベル。 「夢中機を探せ」でその才能の資質に勘付き、以降の作品では射撃が得意な描写を多く見せるようになっている。(*23) 射撃チート設定初登場の「けん銃王コンテスト」では、計算と機転でジャイアン達を打ち倒している。 大長編『宇宙開拓史』ではその星系の宇宙で名前の知られる殺し屋ギラーミンを一騎打ちの末に倒した。 なお、ギラーミンはのび太が「おっそろしい相手」と脂汗を流すほどの銃の使い手であった。(*24) 大長編『鉄人兵団』ではリルルを捕縛した飛行中の敵ロボットに対し、敵ロボットとリルルの手錠に繋がっている鎖をピンポイントで狙撃して破壊、リルルの救出に成功している。 大長編『銀河超特急』ではリボルバーで最初の一発目で缶を宙に浮かべ、残りの五発全てを落下までのわずかな瞬間に同じ缶に撃ち込み、空中で激しく回る缶の一発目を撃ち込んだのと同じ面に銃弾を叩き込んで中に弾を全部収めるという神業を見せている。(*25) ちなみにその前哨戦とでもいわんばかりに、超特急内のショーで走行中なため不安定な列車の屋根からまっすぐ飛ぶとは思えない信号弾を見事命中させるという離れ業を披露している。(*26) また、一人でクリント・イーストウッド並みの射撃を行い、わずか0.8秒間(実質的換算)で4人の悪人を倒し、ラスボスさえ、まぐれではなく作戦で打ち倒した。 銃撃戦に入った時の頭脳は孔明並かも知れない。 更に言えば、受け身をとり身体を回転させている最中に複数の敵を確実に射抜くゴルゴ13の十八番をこなしてのける。 早打ちの記録はわずか0.1秒であるという設定が有名だが、実は誤解から広まっていったエピソードである。 詳しくはマンガに関する都市伝説にて。 『ガンファイターのび太』では、未来の世界の射的ゲームではパーフェクト3万点を叩き出して世界新記録を樹立。 「西部開拓時代に生まれていればヒーローになれた」と自負するほどであり、実際にその腕前は高く、実際に西部開拓時代のとある街に行き、コルト・シングル・アクション・アーミー(コルト・ピースメーカーとの愛称でも知られる、当時の標準的回転式拳銃)を扱ってみせた。 もちろん当時の北米で普及していたシロモノ。重さも反動もおもちゃとは違う実銃である。 原作版のみだが、決闘をしようとした町の市長から奪い取る形で決闘を代行した時と、町を守護する際の2回ほど実弾での発砲もしており、合計6、7人ほど敵を無力化している。 後者の時には街を守るという大義名分があるためか、足がガクガクして、怯えつつもしっかり無力化している。 さすがに初めての時は撃たれて血を吹き出す悪人達を見て卒倒していたが。 しかも原作では非現実的とされる二丁拳銃で背後から町長を狙う敵を実弾で全員無力化(しかも目をつぶっている)。 なお、さすがに小学生が実弾を発砲するのはまずかったらしく、大山版アニメでは「実銃は重くて扱えなかった」と改変されていた。 それでもおもちゃの玉を悪人達の馬2頭の鼻の穴の中に命中させ暴れ馬にさせることで偶然ながらも鎮圧という神業。 彼の射撃の腕前は短編においてはこのエピソードで極まった。 ちなみに迎えに来たドラミの話では、街を襲ったならず者を一人で制圧した伝説のガンマンとして歴史に名が残っているらしい。 帰った後にジャイアンとスネ夫とごっこ遊びをした際に、『ぼくが絶対に負けるわけがないんだもの!』と強情を張るほど自分の腕があると自負していた。 しかし、これだけ実戦向けなチート級の射撃スキルを持ちながらもそれが生かされるのはもっぱら大長編や映画版で、本編中では射撃を活かしたシーンがあまり見られない。 本編中、ジャイアンやスネ夫への単純な仕返しに射撃を使うことは一度のみであった。(*27) ちなみに原作「ツモリガン」ではドラえもんが早撃ちでのび太に勝利している。ドラえもん曰く「撃ち方が早かった」とのこと(*28)。 なお、射撃の精度はあくまで射撃に集中した場合の話であり、焦りながら撃つと命中率が極端に落ちたり無駄撃ちしたりしてしまうという弱点もある。 上述した銀河超特急でも、逃げる相手に対して弾を外しまくっており、ドラえもんに「無駄弾は打つな」と言われてしまっていた。 「射撃と早寝」という特技の組み合わせはなかなか戦場向きとも言えるが、 「当たったら痛いでしょ、ひどいと死んじゃうかも」と本人も言っている通り、争いを好まない性格であるため、 どちらかと言うと実戦・決闘のような戦闘行為よりも曲芸や競技射撃向きと思われる。 クレー射撃のオリンピック選手になれば大成出来たのでは。 ただし、大長編では毎回、率先して人類を脅かす敵と戦い、原作版「宇宙開拓史」では、ギラーミンの誘いに乗る形で自ら決闘に臨んでいるので、大長編などの明確な戦う理由がある特殊な場では、やる気スイッチが入ると思われる。 ある意味ではのび太の「人の幸せを願い、人の不幸を悲しむ」一面が攻撃的な意味で発露しているとも言えるだろう。 ◆昼寝 ___ /rニー 、` ー、 /´/'´ _,. l,.....ヽ ヽ r''ヘ_ _ ,.r' l lヽ .i ,r '´l _. リ ! / l.〉 l,r l 、i(._` `ー-‐'ヽ./ l` ,r ' l !ヽ_`ヽ_,..、 '⌒r_' r‐ 、 _ i ; ;_;l-'´` ‐ ̄._ l _,、_'ノ- i、._ l `-、..-i' ´ ヽ_,.ゞ- 、 r ' ´ ̄ / `ヽ ! ,..rー、 ヽ. ヽ ./ _,...- '´ _;/ ヽ、 / ,ヽ. i. ヽ -r ' ´ ; -‐ ' ´ ) `‐/ 、__ ./ヽ,入_,ノ l ,r'´ ` ー _ _; - ' ´ _,/ /. ヽ_ _,.. -ヘ-'  ̄ r' ´ ヽ  ̄ ヽ、 _ノ ` ―― ''´ 眠りに入る速度も凄まじく、初期は3秒だったが後に0.93秒に進化している。 ちなみにこれ、立った状態から座布団を枕にして横になって寝るまでの時間である。 動きに一切の無駄が無く、全ての動作を同時に1秒未満でやってしまうためスロー映像ではない通常の視認では立った状態からいきなり上記のポーズの睡眠状態に切り替わってるようにしか見えない。 「眠るほどにえらい世界」をもしもボックスで作ったところ、彼の寝る姿は芸術的とすら評されている。 なお射撃の項にもある通り、「状況を問わず素早く寝れる」という特技は戦場では地味に重宝出来る。 ベストコンディションで訓練通りの動きが出来れば強いのは誰でも当たり前で、戦場ではベストには程遠い劣悪なコンディションで戦わなければならないから難しい。 特に長時間の作戦における疲労や、戦場の緊張による休息不足はその最たるもので、それらを解消可能なこの特技は戦場向きと言える。 ……が、やはり本人の性格そのものが戦場向きではないので、射撃の特技共々戦場で活かされる事はないだろう。 あと、寝坊して戦闘に出遅れる可能性がないとは言えない。 ◆その他の特技 けん玉はなかなかの腕前に到達している(「ワンニャン時空伝」より)。 幼稚園の時に買ってもらって以来、今の年齢になるまで一度も大皿に載せる事さえ出来なかったが、「架空人物たまご」の話でようやく成功し、その後更に上達したらしい。また、「ウラオモテックス」では足でけん玉をやるという芸当も披露している。 もっとも、上記が注目されたのは連載が進んでいってからのこと。 一番最初に判明した(*29)のび太の特技(本人曰く「たったひとつとくいなこと」)は、ピーナッツを連続で空中に投げて、全てを口に入れる。という業。しずちゃん含め女の子数人に披露していた。 途中でスネ夫が持ってきたゲームに釣られて皆そっちに行くけど。 日テレ版の「キャンプ騒動の巻」では昆虫採集のやり方を詳しく知っており、林間学校で先生にほめられるシーンがあるが原作ではセミが木に巣を作ると思っていたあたり、これは日テレ版のオリジナル設定と思われる。 上手く出来ない時の印象が強いためか既に自覚している特技以外では自分ではぶきっちょと思っているようだが、 出来、不出来の差は激しいものの、工作・物作りにも結構な能力を見せる事がある。 あやとり、射撃、けん玉などと合わせて考えると、空間認識力と手先の器用さはムラこそ有れど人並み外れて高いことがうかがえる。 また逆立ちで町内一周という荒業をやってのける剛腕であるが、そちらはいまいち活かしきれないようだ。 わさドラでは母親似の顔のせいで女装が得意という設定が追加されたのか「ぼくのび子ちゃん」「王子様を守れ!伝説のドラミ三剣士」「名作劇場カメラ」などでやたら女装させられる羽目になる。 前者では、ジャイアンに惚れられてしまった上、中者では一国の王子にプロポーズされ、後者でもジャイアン、スネ夫、出木杉と顔なじみのメンバーにも正体をきづかれなかった(原作でも白ゆりのような女の子という話があるが)。 漫画の目利きもすごいと言う特技もあり、ジャイ子の漫画の目利きの際に発揮される。 ◇発明家・起業家としての才能 ひみつ道具が絡むと、様々なアイディアを思いつき、時には事業にしようとしたこともある(ドラえもんは反対したり、逆にノリノリなことも)。 強風を起こす強力うちわ「風神」2つを使って空飛ぶ遊び「バタバタヒラヒラ」を考案する 中々上手く作れないイキアタリバッタリサイキンメーカーで木の葉を元手にとても美味しいジュースに変化する細菌を作り出す 動物の遺伝子アンプルとクローニングエッグで普通はただの動物を生み出す所を掛け合わせることで幻獣を作り出す 遠写かがみによるCMを商売にする ドラえもんが「役に立たないから」と捨てようとしていた夜ランプで「夜を売る」商売を思いつく 雲の王国を作る際には予算を確保すべく株式にすることを提案(し、スネ夫達から資金調達)する ……などなど、とにかく枚挙に暇がない。そのアイディアとトライアンドエラーはさながら安藤百福か。 ドラえもんが来なかった場合の未来においては、大学卒業(*30)後に就職出来なかったからと起業。ちなみに雑誌掲載時の『未来の国からはるばると』では『父の会社を継ぐ』になっていたので、のび太は就職なんか出来ないよというギャグなのだが……。(*31) しかし5年以上続けたが倒産させてしまい、セワシの代まで響くほどの大借金を作っている。 ある意味ではそれだけの借金を借りられるほど信頼されていたのかも知れないし、相続放棄をしていない辺り、野比家のお人好しぶりがうかがえる。 ちなみに、倒産の大きな理由は会社が火災にあってしまったからで経営破綻をした訳ではない。 ……まぁ、その火災の原因自体が花火をしていたのび太なのだが。 しかもアニメオリジナルだが『さがせ!野比家のへっぽこご先祖さま』にて新社屋を建てたその日に花火で全焼させ、その時の社屋を建てる為の借金がきっかけになった事が明かされた。 ちなみに写真に書いてある日付を見る限り、その会社を七年(火事が起きるまでなら五年)も続けさせている。しかも、原作では会社が倒産した年が1995年であり、バブル経済の崩壊後の不況を数年乗りきったことになる。 就職経験もない若者にしてはスティーブ・ジョブズ並みのすごさと失敗であった。 ちなみに、現実では会社が5年間持つ確率は82%である(株式会社帝国データバンクより)。 ドラえもんのひみつ道具を使った商売の時もそうだが、常識にとらわれないゆえに発想の柔軟なのび太は意外と起業の才能があるのだろう。 とまあ、今見直すと結構スゴイように見えるが本編の描写そのものは「バカでドジな落ちこぼれの末路」という感じの 嘲笑成分が強いギャグテイストで、ポジティブな描写はされていない。 ◇先祖 野比家は歴史が長く、分かっているだけでも のび作(戦国時代頃) のびろべえ(150年前、江戸時代後期頃) のび左エ門(江戸時代後期、1826年) のび作(江戸時代後期、1826年) (一世代未登場) のび吉(曾祖父。明治、1910年) のび太の祖父(野比のびる) のび助とその弟妹(5人兄妹。代表的なのはのび郎おじさん) のび太 ノビスケ ノビスケの息子(玉子似の孫。登場する話は1話のみ) セワシの父(「2112年 ドラえもん誕生」で登場) セワシ まで、戦国時代から未来の世界まで数百年単位の家系図の繋がりが判明している。 現実だと戦国時代から家系図を引き継ぐのは不可能でないとは言え、長い歴史の中で著名な功績を残した人物でもいないと引き継がれることは少ない。 家系図や墓が受け継がれた本家筋である、本家筋ではないが一族の殆どが数百年に渡り同じ集落に住んでいるなどの条件が揃うことで初めて家系図の情報が共有され引き継がれて行く。 数百年の歴史が共有されること自体はフィクションの世界だけの話ではないので、誤解しないように。 なお、戦国時代と江戸時代の先祖の名前が同じだが、ここまで一族そろって名前に“のび”とついていたら被るのも無理ないだろう。 因みに大山版では少年時代ののび助、ノビスケ、のび作の声優はのび太と同じ小原乃梨子であり、 日テレ版ののび太のママを含め小原乃梨子はのび太の血縁者を4人も演じていたことになる。わさドラではそれぞれ別の人が演じている。 その他の親戚として :母方の祖母 :北海道のおばさん(*32) :五郎(母方のいとこ) :すみれ、のび枝(いとこ) :玉夫(母方の叔父) :岡山のおじさん :大阪のおじさん が確認されている。のぶドラでは母方の曾祖母が、わさドラでは北海道のおばさんの夫と天気予報が得意な母方の曽祖父が確認されている。 中者は「おはしはのびるよどこまでも」で後姿が一瞬映り、後者は「お天気ボックス」で玉子がのび太に「ママのおじいちゃん、天気予報の名人だったのよ」と思い出話として語っている。 さらにわさドラ版「ぞうとおじさん」では、大叔父の“のび四郎”が登場している。 またスピンオフ作品『ドラミちゃん』では双子レベルで瓜二つの容姿を持つ親戚“のび太郎”が登場。 同作の連載開始時にはのび太やドラえもんとも対面し、ドラミが居候することになった。 しかし、同スピンオフが『ドラえもん』の単行本に収録される際、作者による加筆・修正が行われた結果、のび太と存在そのものが統合されていることから、現在の設定上に彼が存在するかは不明である。 ___××│| /__ ヽ〟××│| / |⌒ヽ\| ヽ──┘|/ |+ |─l- 、 |  ̄ ̄ ̄| cーU # ノ / っ | / ⊂_/ ⌒ヽ\ヘ/ っ |/ ⊂j ゙ .へ  ̄ ̄ ̄| (ヽ∩ヽ二二 // ヽ | / 三 j ̄ ̄ ̄ ) l___|/  ̄  ̄ ̄ ̄| | ─── | / ,-┼ー──|  ̄ ̄ ̄ | / /´ヽ/ヽ_|.___ノ、_,- 、 ⌒ ヽ___|/ ! //ヽ/ \ | |__ l ── ) /. \ __ノ  ̄ ̄|ー !  ̄ ̄( ノ / `ー′/ :::::::::: ドラえも~ん、追記修正出来る道具出して~! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 コメントログ のぶドラだと環境省関係の仕事についてるらしいけどわさドラでも同じかしら。 -- 名無しさん (2023-10-24 19 17 53) 生まれたところが違えばギラーミンみたいな殺し屋みたいになってたかもしれない -- 名無しさん (2023-10-24 21 00 42) なお、のび太は殺人を犯している。(ギラーミン) -- 名無しさん (2023-10-24 23 03 47) ショックガンだろう。違くても相手だって殺しに来てんだから正当防衛だ -- 名無しさん (2023-11-16 19 54 49) ↑2殺傷能力のないショックガンだと明言されてるわ -- 名無しさん (2023-12-20 18 06 50) のび太戦記エースは主人公。何故か声がキラヤマトになっている -- 名無しさん (2024-04-19 16 54 28) 単行本収録時に書き直されてるけどのび太郎さんというそっくりな親族がいる。あとセワシくんはケンカが鬼のように強い(自分より体格の大きい男性三人に勝てる) -- 名無しさん (2024-04-19 16 56 32) アニメ版では青年のび太は車の運転が出来ない扱い(?)されるけど、原作みたいに普通に車の運転が出来ると何かまずい事でもあったのだろうか? 劇場版『結婚前夜』では、スネ夫とジャイアンの活躍の場を設ける(空港に猫を送り届ける)という、メタ事情もあったのだろうけど。 -- 名無しさん (2024-06-01 08 35 02) ↑漫画の結婚前夜で式場に車を運転して急ぐシーンがありますね。 -- 名無しさん (2024-06-01 11 23 40) 装備固定のゲームでは当然の如くほぼ確実に銃使い。だが、なぜか「時の宝玉」ではひみつ道具ですらないブーメランが専用武器になっている。原作でも映画でもそんなもの使ってないはずなんだが。 -- 名無しさん (2024-06-27 10 03 31) 小原さん、ご冥福をお祈りいたします…。 -- 名無しさん (2024-07-23 15 32 21) R.I.P. ・・・「のび太は相変わらずのろいなぁ」「心の友よ、待っていたぞ!」なんて向こうで揶揄われてそうだ。 -- 名無しさん (2024-07-23 15 39 53) 小原乃梨子さん…さようなら -- 名無しさん (2024-07-23 16 02 45) 小原さん、改めて26年間ご苦労様でした…。 -- 名無しさん (2024-07-23 16 42 33) お悔やみ申し上げます。 -- 名無しさん (2024-07-23 17 34 00) 年齢を考えれば大往生かもしれないが悲しい…。結婚前夜のアニメ映画みたいに出木杉、スネ夫、ジャイアン役の面々と天国で一緒に酒を飲み交わしていると思いたい。 -- 名無しさん (2024-07-23 18 58 52) パパとも再会しただろうね -- 名無しさん (2024-07-23 21 37 19) 自分なんかは「ドラえも〜ん!」と泣き付く声は未だに小原さんボイスで思い出される。沢山の楽しい思い出、有難う御座いました -- 名無しさん (2024-07-23 23 22 06) 自分も小原さん世代でした。ご冥福をお祈りいたします。 -- 名無しさん (2024-07-24 00 51 36) 最近大山ドラ映画見てたからこそ、小原さんの死は衝撃を受けた。 -- 名無しさん (2024-07-24 01 34 33) 悲しみとか衝撃とかよりも、まずは感謝を込めて見送るのが最低限の礼儀なんじゃないの -- 名無しさん (2024-07-24 08 59 51) ログ化を提案します。 -- 名無しさん (2024-07-26 09 11 37) 懐かしい大山さん版のBGMと共に流れた追悼メッセージとあの台詞....「ドッドラえもん!」「ドラえもん⁉」「 ドラえも~ん‼ 」....小原さん、26年間の野比のび太くんを始めドロンジョやマージョなどの三悪や未来少年 コナンやペーターなどの数々のキャラクターをありがとうございました....。 -- 名無しさん (2024-07-27 18 54 28) ログ化しました -- (名無しさん) 2024-08-02 13 05 43 素のスペックは低いが伸び代はかなりあるんだろう -- (名無しさん) 2024-08-25 13 25 01 百発百中の射撃にあやとりできる器用さはすごいからな -- (名無しさん) 2024-08-30 19 42 23 射撃で素晴らしい才能があるのは大いに認めるけど、0.1秒のデマを鵜呑みにして二言目にはゴルゴや次元とかをdisる流れがあるのはめちゃくちゃモヤる。のび太だってそんなこと望んでないだろうに。 -- (名無しさん) 2024-08-30 19 54 21 エピソード項目とかで明らかにのび太が悪い回ですら難癖つけて親や周りのキャラの責任にして叩くファンをよく見かけたけどやめてほしいね… -- (名無しさん) 2024-08-31 11 06 48 親のことをなんだかんだで大事に思ってるから、毒親とか言われて一番悲しむのはのび太だと思う。 -- (名無しさん) 2024-08-31 11 10 04 ↑2 ドラえもんに思い入れの深いファンほどのび太がそう簡単に擁護できないダメ人間だって認識だろうし、そういう見当違いな擁護をするのは大してファンと呼べるほど入れ込んでないんじゃないかと思う。自分もドラえもんは全巻読んだし『ドラえもん』という作品全体は好きでも「のび太」という1キャラクターをそこまで愛せるかと言われたらちょっと…って所はある。知れば知るほど許容できない部分も出てきてしまうのはファンの宿命なんだろうけど悪い部分を悪いと受け入れるのも大事かな -- (名無しさん) 2024-08-31 12 10 20 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/earthruinfes/pages/1039.html
ニコニコ動画/スネ夫 2010-06-03 スネ夫が自慢話をするときに流れている曲(フル) ひそかに存在するスネ夫のキャラソン 麻生太郎総理がスネ夫のマネをして挨拶するようです 【大長編ドラえもん】のび太と七つの竜の玉 6/6 スネ夫がフリーザに殺される映画の原作漫画を模写してみた その5 スネ夫がフリーザと戦う映画の原作漫画を模写してみた その4 スネ夫がフリーザと戦う映画の原作漫画を模写してみた その3 スネ夫がフリーザと戦う映画の原作漫画を模写してみた その2 スネ夫がフリーザと戦う映画の原作漫画を模写してみた その1 スネ夫が電車のドアを閉めるときに流れている曲(JR) スネ夫が改造したマリオをやるときに流れる曲 スネ夫が激しい弾幕を展開する時に叩いているケツ スネ夫がファミリーマートに入店するときに流れている曲(フル) スネ夫がフリーザと戦う映画の冒頭を思い出して描いてみた スネ夫が激しい弾幕を展開するときに流れる曲を弾いてみた【東方】 スネ夫がライブをするときに演奏する曲(フル) スネ夫が暗黒面に堕ちるときに流れる曲 日刊スネ夫ランキング スネ夫が軍隊行進するときに流れている曲(ハーフ) スネ夫がアイマスの話をするときに流れている曲(フル) スネ夫がハンマーで殴られるときに流れる曲(ふる) スネ夫がクラブで踊っているときに流れている曲(フル) スネ夫が自慢話をするときに流れているリミックス(フル) 【スネテイ】スネ夫が花映塚で対戦する時に流れる曲(フル)【臑てゐ】 スネ夫が炉心融解をするときに流れている曲(フル) スネ夫が物凄い勢いでヘドバンをするときに流れている曲(フル) スネ夫が激しく踊る時にかかる曲(フル) 【手描き】スネ夫が自慢話をするときに流れている曲に絵をつけてみた スネ夫が自慢話をするときに(ryを聞きながら失恋ソングを歌ってみた スネ夫が耐え難い恐怖に対峙してしまうときに流れている曲(フル) スネ夫がフリーザと闘う映画で流れている曲(フル) スネ夫が金にモノを言わせて本気で自慢を始めたようです スネ夫が激しく踊ってたのを再現してみた スネ夫がエヴァンゲリオンに乗るときに流れている曲(フル) スネ夫がパパと宇宙旅行に行った時に流れている曲(フル) 3人用【 ニコニコオールスター】 【般若】スネ夫が昇天するときに流れている曲(フル)【心経】 スネ夫が全滅したときに流れている曲(フル) スネ夫が本当にささやかな自慢話をするときに流れている曲(フル) スネ夫がドット絵にされた時に流れている曲(フル) スネ夫がけいおん!の話をするときに流れている曲(フル) スネ夫が激しい弾幕を展開する時に流れている曲(東方) ◇◆『ニコニコ動画』へ
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/42625.html
登録日:2019/08/10 Sat 09 51 11 更新日:2024/09/10 Tue 07 19 41NEW! 所要時間:約 13 分で読めます ▽タグ一覧 1983年 「機械だって涙を流して震えながら勇気を叫ぶだろう」 アトランティス大陸 アニメ アニメ映画 イカ エル キャンプ ギガゾンビの逆襲 シンエイ動画 テキオー灯 ドラえもん バミューダトライアングル ポセイドン マリアナ海溝 ムー大陸 冷戦 劇場版 夏休み 大山版ドラえもん長編映画リンク 大西洋 大長編 太平洋 幽霊船 映画 映画ドラえもん 東宝 水中バギー 沈没船 海 海はぼくらと 海底 海底鬼岩城 涙腺崩壊 相互確証破壊 芝山努 藤子・F・不二雄 藤子不二雄 進化論 謎がナゾよぶ海底人の大魔城! ビックリドッキリ 夢と冒険の海底大探検旅行!! 監督:芝山努 脚本:藤子・F・不二雄(「藤子不二雄」名義) 主題歌:岩渕まこと「海はぼくらと」 『ドラえもん のび太の海底鬼岩城』とは、『映画ドラえもんシリーズ』の第4作目及び『大長編ドラえもんシリーズ』第4作目のタイトルである。 1983年3月12日公開で上映時間は94分。 同時上映は『忍者ハットリくん ニンニンふるさと大作戦の巻』と『パーマン バードマンがやってきた!!』。 ちなみに連載当初のタイトルは『のび太の海底城』であった。 ここでは原作漫画版を中心に解説する。 ●目次 【概要】 【あらすじ】 【登場キャラクター】【メインキャラクター】 【ゲストキャラクター】 【用語】 【ひみつ道具】 【余談】 【概要】 大長編シリーズ初の海を舞台とした作品。 ムー大陸やアトランティス大陸の伝説、バミューダトライアングルや幽霊船といった海洋ミステリーなどが盛り込まれており、海にまつわる知識も多く登場する。 海洋ロマンに溢れた一作であり、クライマックスの展開は今でも語り草となっている。 2022年現在、わさドラ版でのリメイクはされていないが、今でも根強い人気を誇る作品である。 1995年にはミュージカル化され、ビデオが発売された。 本作が発表される直前には、同じく海底人が登場する『竜宮城の八日間』が発表されている。 映画ドラえもんシリーズでお馴染みの監督である芝山努氏が初めて手掛けた作品。 【あらすじ】 夏休み真っ盛りのある日。 のび太達は思い出作りにキャンプへ行こうとするが、行き先を山にするか海にするかで意見が分かれてしまう。 話を聞いたドラえもんは、海で泳ぎながら山に登ろうと提案。ドラえもんの道具を使い、太平洋のど真ん中にある海底山脈に行く事になった。 数日後、ドラえもん達は水中バギーに乗り込み海底キャンプに出掛ける。 海底ドライブやマリアナ海溝探検などをして楽しむが、2日目の夜に海底人のエルと出会い、わけも分からず捕らえられてしまった。 海底人が住むムー連邦に連れてこられたドラえもん達は、首相から住民権を与えられ、国から出る事を禁じられる。 それに反発したドラえもん達はすぐに脱出するが、エルが謎の敵に襲われていたところを助けに現れた事で再び捕まってしまった。 すぐに裁判が開かれドラえもん達の死刑が確定しそうになるが、そこに鬼岩城が活動を始めたという知らせが入り、首相は愕然とする。 鬼岩城にはアトランティス(*1)の負の遺産である自動報復装置「ポセイドン」があり、海底火山の活動を敵の攻撃と勘違いしたポセイドンが7千年ぶりに活動を再開したのである。 首相に頭を下げられたドラえもん達は、ポセイドンを破壊するために、エルと共に鬼岩城があるバミューダトライアングル(*2)を目指す。 ドラえもんの道具を使って何とか潜入に成功したものの、敵は予想以上に手強かった。 ポセイドンの破壊に失敗すれば、地上は虫一匹草一本残らない死の世界となる。そのため失敗は絶対に許されない戦いであったが、果たしてドラえもん達に勝機はあるのか……? 【登場キャラクター】 【メインキャラクター】 ドラえもん ご存知22世紀のネコ型ロボット。 のび太達がキャンプの行き先でもめていたので、「海で泳ぎながら山に登れば文句ないだろう!」と提案する。 のび太達と出掛けた先でしょっちゅう危ない目に遭っているが、保護者達からはとても信頼されているようである。このころは そのため、宝目当てでバミューダへ行きたがっているスネ夫とジャイアンを厳しく注意していた。 責任感が強いので、スネ夫とジャイアンが自分の不注意で死んでしまったと思った時には、壊れてお詫びしようとする場面も。 水上もうせんを敷く際に当たり前のように水上歩行していたり(*3)、暗黒と高水圧の海底でもテキオー灯無しで生身のまま行動するという地味に凄まじいことをしている(*4)。 のび太 ご存知怠け者のメガネ少年。 キャンプへ行くために、仲間達の協力を得て夏休みの宿題を3日で片付ける。 だがキャンプの際には、オバケイカを見たと言っても信じてもらえなかったり、バトルフィッシュに襲われたりと散々な目に遭っている。 再びオバケイカに襲われた時には真っ先に捕まるが、エル達によって助け出された。 その後でムー連邦に連れて行かれた時には、ドラえもん達と一緒に生物の進化論にまつわる教育ドリームを見た。 しずかちゃん ご存知風呂好きヒロイン。 海底にいる事を忘れ、ドラえもんに「シャワーを浴びたい」と言って呆れられる。 水中バギーの事を「バギーちゃん」と呼んで可愛がっており、バギーからも懐かれている。 鬼岩城を探していた時に「わざと誰かが捕まり、みんなでその後をつければいい」と提案し、自ら捕まる役を買って出る。 その後は鬼岩城へ連れて行かれ、ポセイドンと対面するが、ポセイドンに「誰も攻めてきてはおらず、あれは海底火山の活動によるもの」と説明しても全く聞き入れてもらえなかった。 そして仲間達が次々とやられていく様子を見せられ、生贄として処刑されそうになるが……。 余談だが、バギーを庇った際に「機械にいいこと悪いことを区別する力なんてないわ」という言葉を残している。 確かに機械やコンピューターはよほど優れた人工知能でもない限り、たとえ人間が間違っていても命令には基本従順である。 この言葉を目の前で言われたドラえもんは「それもそうだ」と同意していたが、これは彼なりの気遣いか、それとも……? いずれにせよ、この時に庇われた事で、バギーの中で静香が特別な存在になった事は間違いないだろう。 ちなみに映画版では今回からのび太、ジャイアン、スネ夫を「さん」付けで呼ぶようになった。 ジャイアン ご存知頼りになるガキ大将。 スネ夫と共に沈没船を探そうとし、一緒に死にかける。 海底人に捕まった時は「乱暴性」のため、スネ夫と共に監獄に入れられてしまった。なお、この時ドアを壊そうとジャンプ後ろ回し蹴りという子供らしからぬ技を繰り出している。 のび太がオバケイカに捕まった時や、エルがバトルフィッシュに襲われた時には真っ先に飛び出していくが、後者の際にはそれが原因で捕まりムー連邦に逆戻りとなったため、「オレのバカバカバカ!」と自分で自分を殴っていた。 スネ夫 ご存知イヤミなお坊ちゃま。 黄金を積んだ沈没船が大西洋で消えたというニュースを聞き、キャンプ中に沈没船を見つけようと考える。 ドラえもんにバミューダ行きを止められても、何とか彼を出しぬいて大西洋へ行こうとするが、テキオー灯の効き目がきれかけて死にそうになる。海底人によって何とか助けられた後は流石に反省していた。 しかし、後に海底人に捕まった時は「ウソツキ性」のため、ジャイアンと共に監獄に入れられてしまった。 のび太のママ のび太がキャンプに行きたいと言い出すと、夏休みの宿題が終わるまでどこにも行ってはダメと言う。 その後、のび太が頑張って3日間で宿題を終えると、目に涙を浮かべてキャンプへ行く事を許可していた。 ドラえもん達がキャンプへ行った後で、太平洋の海底火山の噴火のニュースを知り、彼らの身を案じる場面もあった。 のび太のパパ のび太の心配したママが電話をかけてきた際には「海水浴と海底火山と何の関係がありますか」と特に心配していなかった。 静香のママ ドラえもんがキャンプの引率をしてくれると知ると、彼を信頼して静香のキャンプを許可した。 ジャイアンの母ちゃん スネ夫のママ のび太のママとばったり出会った時に、「子供は子供同士のほうが楽しいんでしょう」などと軽い世間話をしていた。 【ゲストキャラクター】 水中バギー CV:三ツ矢雄二 ドラえもんのひみつ道具の一種。 海底も難なく走る事の出来る水陸両用の車。人工知能が内蔵されており、海底の情報がたっぷりと詰まっている。 中古だからかコンピューターの性能に難があり、口が悪くてヘタレ、人によって態度をコロコロ変える困った性格をしている。 中古のポンコツバギーである事を気にしており、それを言われるとキレて暴走する。 ある種人間くさい感性を持っていると言えるので、見方を変えれば高性能と言えなくもない。 今回の旅行は嫌で嫌で仕方なかったが、自分に優しくしてくれる静香にだけは心を開き、彼女のためなら壊れてもいいと思っている。 ちなみに噛みつく。どうやっているのかは知らないが。 終盤での彼の活躍は必見。詳しくは当該項目で。 エル CV:喜多道枝 ムー連邦の兵士。 勇敢で礼儀正しい青年だが、静香のような可愛い女の子には弱い様子。 オバケイカに襲われていたドラえもん達を助けるが、直後に彼らを気絶させムー連邦に連れて行く。 ムーから逃亡したドラえもん達を探していた時にバトルフィッシュに襲われるが、ドラえもん達に助けられ事なきを得る。 その時に、逃亡中の身でありながら自分を助けてくれたドラえもん達に感銘を受け、直後に開かれた裁判ではドラえもん達に無罪判決を下し、日本に帰すよう首相達にかけあっていた。 鬼岩城が活動を再開すると、ポセイドンの破壊の望みはある、但しドラえもんの力が必要と首相に進言し、ドラえもん達と共にアトランティスへと向かった。 何故、何百人も居るムー連邦兵士たちをスモールライトで小さくしたりして一緒に連れてかなかったかについては禁句。 ちなみに原作では黒髪だが、映画では金髪である。 首相 CV:大宮悌二 ムー連邦の首相。 陸上人に海底人の存在を知られたくなかったので、ドラえもん達に強引に市民権を与え、ムー連邦に永住するよう強要する。 ドラえもん達が国境破りをすると法律に従って彼らに死刑判決を下そうとする(*5)。 だがその直前に鬼岩城が活動を再開し、ドラえもんの力でしか城に潜入できないとエルに助言されると、ドラえもん達に頭を下げて協力を求めた。 ラストではドラえもん一行とエルの活躍を永遠に語り継ぐよう国民に訴えた。映画ではバギーの名も出している。 ポセイドン CV:富田耕生 アトランティスの鬼岩城にある自動報復システムを司る巨大なコンピューター。 自称「復讐の神」。西洋の兜を被った髭の男性の頭部のような外観をしている。 アトランティス崩壊後もずっと鬼岩城に残っており、最近発生した海底火山の活動を敵の攻撃と判断して再び活動を開始する。 大噴火による衝撃を受けた際には鬼角弾を世界の隅々にばら撒いて、地上を死の世界にしようとしている。 やろうとしている事は恐ろしいが、かなりの石頭な上に人間の生贄を求めたり神を名乗ったりと、およそ機械らしくない。 それどころか自分の国が滅んだ事も分からず、敵の攻撃と火山活動の区別すら出来ないポンコツコンピューターである。 映画版ではエルからも「あまり優秀ではない」と評されている。 ゲーム『ドラえもん ギガゾンビの逆襲』では海底編のボスとして登場。 他にも『ドラえもん(白ドラ)』や『ドラえもん3 のび太と時の宝玉』など、大長編の悪役の中でもゲーム版への出演が多い。 …つまりその度に復活しているわけで。何度目だ、ポセイドン しかもギガゾンビの干渉によるものと思われる『ギガゾンビの逆襲』はともかく、白ドラや『時の宝玉』では理由もなく復活している。 ドラえもん達も戦い慣れたのか毎回自力で破壊し、『時の宝玉』では復活に一切驚いていない始末。(*6) バギーちゃんも自分が刺し違えてやっと倒せたポセイドンがこんなにも復活する(そして撃退されている)とは思わなかっただろう。 尚、一作目のファミコン『ドラえもん』ではラザロの如く4分割から合体し、口から岩を吐いてくる…中枢コンピューターが? まあ同作では最重要キャラのバギーちゃんが影も形も出てこないので、そんなもんだ。 逆に『時の宝玉』だと何故か空中戦になる上に小型の分身を出現させてくる。 なお、演じた富田耕生氏は日テレ版ドラえもんにて一代目のドラえもんを演じていたため、初代ドラえもんと三代目ドラえもんの共演という形になった。 オバケイカ 太平洋の底にいた巨大イカ。 地球で最も大きいイカとされているダイオウイカでも、最大のもので全長は18メートルぐらいだが、コイツは30メートル以上もある化け物。 ドラえもん達を見つけると執拗に追いかけていき、テントアパートに逃げ込まれても岩で破ってドラえもん達を捕まえる。 だが、みんなを捕まえた直後にエルに倒された。 ティラノサウルス チャミー ペコ 原作漫画版にのみ登場。 のび太が過去の冒険を回想していた時にチラッと登場する。 ガイコツ みんなのトラウマ。 沈没船の中に妙にきれいな形で残っていた船長らしき乗組員の遺骸。 航海日誌をつけており、インカを出発してから沈没するまでの状況を書き残していた。 なんで遺体が白骨化するほど海底にいたのに服や日誌が無事だったのかとか、ツッコミどころがあるがきっと根性のある服や日誌だったのだろう。 日誌を読み終わったドラえもんの上に崩れ落ちてくるシーンはかなり怖い。 海底人も黄金を運び出したついでに埋葬してやれよと思わなくもない。 VHSの背表紙に載っていたりと妙に優遇されている死体である。 【用語】 ムー連邦 マリアナ海溝の底に存在する、海底人による連邦国家。4海を統べたとされるナバラの神を信仰している。 1万年も前から高度な文明を築き上げており、22世紀最新の科学技術による発明であるテキオー灯も既に開発しているほど科学力も高い。 しかし料理に関しては陸上人のほうが上のようである。 現在こそ平和な国家だが、7千年前にはアトランティス連邦と激しい争いを繰り広げていた。 はるか昔から陸上人の歴史を海底から見ていたので、陸上人に対して 「魚を獲りつくし絶滅させようとしている」 「廃棄物や放射性物質を平気で海に垂れ流す」 「深海の資源まで奪っていく」など悪いイメージを持っている人間が多い。 そのため陸上人の事を信用しておらず、自分達の存在が陸上人に知られる事を恐れている。 首都から少し離れたところには、首都を囲むように赤い藻が植えられているが、これは国境を示している。 これを超えると逮捕され死刑となってしまうが、ドラえもん達の味方となったエルは「1万年も昔に定められたカビの生えた法律だ!」と非難していた。 魔の三角海域(バミューダトライアングル) 世界でも有名な海洋ミステリーの1つ。 フロリダ半島沖に存在する三角海域であり、穏やかな海域であるにもかかわらず、そこに入り込んだ船舶や飛行機は必ず行方不明になるという。 本作ではかつて海底にアトランティス連邦が存在していた海域という設定になっている。 アトランティスは大西洋を統治していた国家だが、7千年ほど前にはムーと激しく争い、軍隊を増やして新兵器の開発に力を注いでいた。 そして核兵器である鬼角弾を作り出し、「降伏しなければ太平洋を鬼角弾で焼き尽くす」とムーを脅迫した。 自分達に被害が及ばないように、アトランティスを放射線も通さない見えないバリアで覆うが、その直後に核実験に失敗し国家が滅亡。 皮肉な事にバリアを張っていたおかげで外の世界は無事だった。 それから7千年が経過した現在でもバリアは残ったままとなっているので、それに引っ掛かった船舶や飛行機は次々と破壊され、海へ沈んでいた。 これが魔の三角海域の真相だったのである。 幸いにもこのバリアは地中までは及んでおらず、ドラえもん達はそこをついてアトランティス連邦に侵入できた。 だが国が滅亡しても鬼角弾とポセイドン、およびアトランティスの兵器は残り、国を守り続けていた。 さらには最近発生した海底火山の活動をポセイドンが敵の攻撃と誤解し、再び鬼岩城が活動を開始する事となる。 なお、ムー連邦としてもこれを放置していた訳ではなく、7千年の間に何度もポセイドンの破壊を試みたものの、全て失敗に終わったらしい。 鬼岩城の戦力は、バトルフィッシュと鉄騎隊。 バトルフィッシュは後楽園球場ほどもある大きな魚型兵器であり、アトランティスが滅亡した現在でも海底を彷徨い続け、自分達以外の物を容赦なく攻撃する。 鉄騎隊は半魚人のような姿のロボット兵士で、鬼岩城にはものすごい数の個体がいる。 量産型と思われるが、個々の強さもかなりのもの。イルカ型ロボットに騎乗して高速移動する。 音に非常に敏感で、手に持った三叉槍からはビームのようなものを発射する機能もある。 全てポセイドンが操っているので、ポセイドンが機能を停止すれば鉄くず同然となる。(*7) ちなみにムーもアトランティスも、本作では元々海底にあった国家という設定で海に沈んだのは地上人たちの誤認か誤解だろうとされている。 沈没船 バミューダ諸島沖の海底で発見された帆船。海底資源を調査中に偶然発見された。船名は「サンタ・フラメンコ号」。 450年程前にインカの財宝を積んでスペインに向かう途中で遭難した船で、中にはおよそ20兆円の財宝が積み込まれていた。 だがその後、陸上人の魔の海域への侵入と、それがポセイドンを刺激してしまう事を恐れたムーの人々が移動させ、マリアナ海溝の底に隠されている。 ちなみに中にあった財宝は消えていたが、恐らくムーの人々が持ち去ったものと思われる。 しかし移動の途中で海上を航行させてしまったために、旅客船に目撃されてしまうといった本末転倒な真似もしていた。 【ひみつ道具】 テキオー灯 この道具が放つ光を浴びると通常人間が生命維持が困難または不可能な極地であっても生身で地上同様の感覚で生命維持および行動が可能になる。 持続時間は24時間。効果が切れる際には徐々に効果がなくなっていくという親切設計。 海底人も同じ物を作っており、彼らは地上に出る際に使用しているようだ。 非常に便利な道具なので、これ以降の大長編にもちょくちょく登場する。 どこでもドア お馴染みの移動手段その1。 深海用海草胞子と魚の卵各種つめあわせ 深海でも住めるように品種改良された海草と魚の卵が入っている。 テントアパート キャンプの拠点となった水中用テント。 ボンベで膨らませて使用。個室6つと中央広間がある。それなりに丈夫であり、ちょっとやそっとの力では壊れない。しかし、ちょっとやそっとじゃない力なら… トイレを使う時には前もって海水を抜いておかないと便器が出てこないようになっている。なぜならそのまま使うと、水中にいるのでそこら中に汚物が飛散する事となってしまうからである。 中央広間には海底クッキングマシンが備え付けられており、プランクトンを材料にして様々な料理を作る事ができる。 消光電球 テキオー灯を浴びた状態で海底にいると昼夜が分かりにくいため、キャンプファイヤーの気分を盛り上げるために使用した。 水中キャンプファイア 文字通り水中用キャンプファイヤー。 タケコプター お馴染みの移動手段その2。水中でも問題なく使用可。 とりよせバッグ 猛スピードのバギーを追いかけている時に静香が名前を出していた。 これでバギーを捕まえられないかと提案するが、「飛んでいる弾丸を手で掴むようなもの」として無理だと却下された(*8)。 後に海上にある(映画では浜辺にある)どこでもドアを取り寄せていた。 ほんやくコンニャク 沈没船にあった航海日誌を読むためにドラえもんが使用。 水上もうせん 水上で食事などを楽しみたい時に使用する毛氈。 海上に敷いて、水平線に沈む夕陽や満月の下で飛んでいるイルカを見ながら夕食を楽しんでいた。 スモールライト 1回目はオバケイカを小さくしようとした時に取り出すが失敗。 2回目はエルを襲っているバトルフィッシュを小さくして金魚鉢に入れていた。(なおこのバトルフィッシュは後にアトランティスのバリアの威力を確かめるために使われ爆散) 3回目はドラえもんが武器として使用していた。 通りぬけフープ 1回目は牢屋に閉じ込められていたスネ夫とジャイアンを助けるために使用。 2回目は鬼岩城に潜入するために使用された。 カメレオンぼうし ドラえもんが今回被っていた帽子。 見た目は船長帽だが、エンブレムの部分を半回転させると巨大化し、中に入れるようになる。 その後は置いた地面とそっくりに溶けこみ、下に超空間が出来る。超空間からは地表の様子が見られるようになっている。 中の人間が歩くとそれに合わせてカバーも変形していくが、垂直には動けない。 国境破りの他に、魔の三角海域のバリアを突破する手段として使用された。 パクパクパーク(ジェットモグラ) 鉄騎隊に気づかれそうになった際、気を引くために使用される。 道具名はジェットモグラのはずだが、静かにしないといけない為か、口パク擬音をそのまま言葉にするドラえもんがやけにシュール。(*9) 地中を高速で掘っていくが、追ってきた鉄騎隊に爆破された。合掌。 ムード盛り上げ楽団 鉄騎隊に発見されやすくするため、囮となった静香の側で演奏をしていた。 ショックガン 水圧砲 ひらりマント 鬼岩城に突入した際の、のび太・ジャイアン・スネ夫の武器。 鉄騎隊をどんどん蹴散らしていったものの、あまりの敵の数にショックガンのエネルギーは切れ、ジャイアンとスネ夫は水圧砲やひらりマントを落としてしまう(*10)。 ちなみにエルは剣で戦っていたが、その剣も落とされた(映画ではショックガンのエネルギー切れと同時に折られた)。 【余談】 てんとうむしコミックスから出ている大長編の単行本では、通常終盤クライマックス付近に見開きで主題歌を掲載するページがあるが本作にはない。 これは大長編漫画の単行本化が『恐竜』『開拓史』『大魔境』では行われておらず、本作から始まったためで、主題歌を乗せるパターンができていなかったため。 ちなみに『のび太の魔界大冒険』でも主題歌がないが、こちらは権利関係で乗せられなかった(*11)ので事情が異なる。 『のび太の宇宙小戦争2021』の監督を務めた山口晋監督はインタビューにて、本作品のリメイクを勧められたことを明かしている。 本人が「宇宙小戦争」をやりたかったことと、機械とはいえメインキャラクターが死ぬことに抵抗があることや水の中での表現は難しいということで見送ったそう。 前作:ドラえもん のび太の大魔境 次作:ドラえもん のび太の魔界大冒険 追記・修正は海底キャンプを楽しみながらお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ムーとアトランティスの争いは冷戦が元ネタらしい。 -- 名無しさん (2019-08-10 10 07 07) 最近アトランティスは西サハラにあったんじゃないかという新説が注目されているらしい -- 名無しさん (2019-08-10 10 19 30) 月面探査記との類似/差異が興味深いところである -- 名無しさん (2019-08-10 10 50 20) ↑3 MAD(相互確証破壊)そのものやからね -- 名無しさん (2019-08-10 11 20 07) きれいに衣服だけ残ったがいこつや読める状態で残ってた航海日誌とか子供ながらに不思議に思ったっけな -- 名無しさん (2019-08-10 11 35 15) ポセイドンはあれどもイージスの盾はなかった -- 名無しさん (2019-08-10 13 21 45) ギガゾンビの逆襲について書いたのなら所謂白ドラ(ハドソンのやつ)の方も書いた方がいいのでは。こっちはラスボスなんだし。 -- 名無しさん (2019-08-10 13 47 02) ↑ポセイドンの話ね -- 名無しさん (2019-08-10 13 47 38) 近年はリメイクに頼らずにオリジナル映画で頑張ってるけど、次リメイクされるとしたら是非ともこれをリメイクして欲しいな。わさドラ初期にあった大胆な設定追加とかをせずに無難なリメイクを期待したい -- 名無しさん (2019-08-10 15 48 08) これ面白かったなあ。F先生が描いた大長編の中では個人的にはトップ5に入るほと好きだわ -- 名無しさん (2019-08-10 17 41 48) ハドソンドラ、ギガゾンビ、時の宝玉とやたらポセイドンはゲーム出演が多い。ドラえもん一行が押されてバギーいなかったら詰んでたから強さのインパクトがそれだけあるんだろうな。 -- 名無しさん (2019-08-10 18 08 35) 強いて言えばしずかちゃん以外がスモールライトで小さくなってしずかちゃんのポケットにでも隠れて行けば楽に攻略できたんだが -- 名無しさん (2019-08-10 18 11 18) 学年誌のサイトにあったネチゲット学ぶFlashゲームでもポセイドン出てたな。ウイルスメールについて学ぶクイズでエルが最後に「それ投げ入れてみてよ」→のび太がポセイドンにウイルスメール投げ入れ爆殺というシュールな倒し方だった。 -- 名無しさん (2019-08-10 18 54 57) ↑5 世界全体に全面核戦争の恐怖とプレッシャーが行き渡り、その知識も教育で配布されていた時代だからリアリティと重みのあったストーリーだから、今やっても「?」になるんじゃない? -- 名無しさん (2019-08-10 20 07 07) 冷戦の類いは単に地殻変動とか天変地異とかに差し替えになりそうだよな。 -- 名無しさん (2019-08-11 08 41 06) バーベキュー食べたい -- 名無しさん (2019-08-11 11 13 19) テキオー灯はかなり万能な道具だよな。エラチューブ、深海クリーム、宇宙クリーム、エアコンスーツなど、環境から身を護るタイプの道具全てのほぼ完全上位互換。一応24時間という制限時間はあるが、完全に切れる前にもう一度あびればいいだけだし -- 名無しさん (2019-08-12 22 42 02) のび太達のキャンプの当初の行き先希望が原作と映画で逆なんだよな -- 名無しさん (2019-08-16 00 12 25) バトルフィッシュがムーの首都のすぐそばを当たり前のようにうろついているってのは国の危機管理の問題としていいのだろうか…… -- 名無しさん (2019-08-16 00 27 43) 鉄人兵団もそうだが、「ドラえもん」はポセイドンや鉄騎隊みたいな狂った機械の恐ろしさを描くのが上手いな~と思う。同時にしずちゃんのバギーちゃんへの言葉のように、機械に対する愛も感じられるし -- 名無しさん (2019-08-16 10 08 06) ↑2少なくとも劇中ではムーの国境外でしかバトルフィッシュは出てこなかったし、どうもアトランティス周辺(地上で言うところの排他的経済水域?)の侵入者への迎撃を目的としてるっぽいからムー国内に侵入して破壊活動を行うようにはプログラミングされてないんじゃないかな -- 名無しさん (2019-08-16 10 25 49) 全ての兵器をポセイドンが操っていると書いてあるけど、確か映画ではのび太が「バトルフィッシュもポセイドンの操縦なの」ってエルに質問して「あれは自動操縦」という回答を返してたシーンがあったはず -- 名無しさん (2019-08-16 13 51 41) ポセイドン「バトルフィッシュ、自律行動しろ」と言う指示が出てるとしたら行動を操ってると言えなくもないかもしれない(極論 -- 名無しさん (2019-08-16 13 57 45) 操っている=操縦というわけではないのでは -- 名無しさん (2019-08-16 16 45 20) 今でいうドローンにもオンライン操縦と一定のパターンを自動で航行するモードと切り替えられるブツがあるしね -- 名無しさん (2019-08-16 18 31 43) それにしても、結局あの巨大なイカはなんだったのか? のび太達を食べようとするのが目的で現れたのか? -- 名無しさん (2019-08-30 10 53 56) ↑単にあの辺りの深海を縄張りにしてるイカだったんだろう。珍しい獲物が現れて襲い掛かっただけ -- 名無しさん (2019-08-30 11 48 52) 元ネタはノーチラスだと思うけど、偶然獲物と思って寄ってきただけやったしな -- 名無しさん (2019-08-30 11 55 05) この作品は冷戦が基になっていて現代ではわかりづらいのではと言われているが…今の世界情勢を見れば、充分冷戦も同然になっていると思う。 -- 名無しさん (2019-10-02 11 54 49) 鉄騎隊に見つかりそうになるシーンで出した道具が原作では『ジェットモグラ』だったのが、映画ではなぜか『パクパクパーク』なる訳のわからない名前になっていたのが納得いかない。サンダーバードと被るからか? -- 名無しさん (2019-10-02 13 36 08) ↑オレも子供の頃ワケが分からなかったが、小声でもしくは声出してませんって事だったんだろう。鉄騎隊は音に敏感なんじゃないかって検証で喋るワケにいかないから -- 名無しさん (2019-10-03 07 17 10) ↑のちに読んだフィルムコミック(完全版)だと、例のジェットモグラを出すシーンは、「……(ジェットモグラ!)」と吹き出し内でこのように表現されており、ドラえもんにパクパクと擬音が付いていた…うまい具合に折衷版となった訳か? -- 名無しさん (2019-11-15 15 41 07) 中盤で水上もうせんを敷く前にみんなで水面に立って夕陽を見ていたシーンは、あめんぼうでも使っていたのかな? -- 名無しさん (2019-12-12 15 52 59) 自動で無限に動き続ける兵器を作り出せるのに人工頭脳の性能はお粗末なアトランティスの科学力ってすごいんだかすごくないんだか -- 名無しさん (2019-12-22 17 37 15) ポセイドンは優秀じゃないというより機械の融通の利かなさを描いてるんだろう。 -- 名無しさん (2020-01-08 22 19 05) (続き)しずかの言う「機械に善悪の区別なんてつかない、命令されたからやっただけ」と言うのはポセイドンにも当てはまる。そう考えるとなんだか切ない存在でもある。 -- 名無しさん (2020-01-08 22 23 39) 善悪の区別がつかないならそもそも”人格”が必要ないんじゃ? -- 名無しさん (2020-01-08 22 49 49) 中盤で襲い掛かってくるあの巨大なイカは、ダイオウイカもそうだろうけどクラーケンの伝説の影響もあって登場したんじゃなかろうか。 -- 名無しさん (2020-01-09 13 48 58) ↑3生贄を欲しがったり、「復讐の神」を自称したりと善悪がどうのと言うよりもやはり何かが破綻してるような気がする。まあ、アトランティス人がそういう風にインプットしたのかもしれんが… -- 名無しさん (2020-07-15 13 41 32) ポセイドンはあくまでも「自動報復システムを制御するためのコンピューター」にすぎないからね。そもそもそんな高度な思考能力なんて持たされていなかったんだろう。 -- 名無しさん (2021-07-03 22 34 32) ポセイドンと鬼岩城関連の負の遺産っぷりは核の暗喩じゃないか?と思えてくる -- 名無しさん (2021-07-03 22 43 32) 子供の頃見てトラウマだった「死にかけのジャイアンとスネ夫がプカ〜と浮かぶシーン」はこの映画に出てたのかな… -- 名無しさん (2021-07-03 22 54 48) パクパクパークが口パクってことに気がついたのは結構大人になってからだった -- 名無しさん (2021-09-04 18 25 23) どの面下げて地上人の歴史は血みどろの歴史って言ってんだエル -- 名無しさん (2021-09-05 19 53 21) ↑ 一応海底における血みどろの争いはアトランティス滅亡後の7000年の間はなかったみたいだから -- 名無しさん (2021-09-05 21 13 06) この映画見てびっくりしたのが奇巌城も海底人も映画が半分以上終わった所でもまだ影も形も出てこなかったとこ、映画が2/3終わった辺りでようやく出てきた。出てくるのかなり遅いよね -- 名無しさん (2021-09-05 21 22 03) この作品をわさドラ版でリメイクするとどんな風に改変されるんだろう。 -- 名無しさん (2021-12-07 00 38 42) はい!ジャイアンジャイアンムッキムキ! -- 名無しさん (2022-01-03 14 06 34) ↑2 根本的な部分を変更しないと無理だと思う。東西冷戦なんてとっくに終わってるし。 -- 名無しさん (2022-01-04 13 55 33) ポセイドン何回蘇ってんだ?軽く不死身やんけ。 -- 名無しさん (2022-05-05 06 17 59) 鬼角弾よりも7000年も無人で動き続けるバトルフィッシュやバリアーのほうがすごいと思う。なんでそんなオーバーテクノロジー兵器作れるくせに核ミサイルの開発が最後になったのか -- 名無しさん (2022-05-05 09 11 41) ↑バトルフィッシュは(恐らく)メンテもエネルギー充填もなく動き続けてるのもポイント高い ひょっとするとアトランティスは永久機関を作り出したのかも? -- 名無しさん (2022-05-19 21 07 33) 個人的に一番リメイクして欲しい旧作の一つ。今の映像技術でバギーの特攻シーンを見てみたいんや… -- 名無しさん (2022-06-25 07 51 04) 子供心にジャイアンとスネ夫が死にかけるのが怖かった。終盤のしずかちゃんとバギーちゃんのやり取りが好き。 -- 名無しさん (2022-06-25 08 14 26) 大長編初期5作のうちこれだけまだリメイクされてないんだな… リメイク見てみたい気もするけど、変な改変をされるくらいなら思い出のままでいて欲しいと思う自分もいる。 -- 名無しさん (2022-06-27 12 35 45) ↑すごく分かる。リメイクで綺麗になったバギーやエルを見たいけど、変な味付けされて原作の良さが損なわれるのだけは避けてほしいよなぁ… 多分リメイクされるってなったら見には行くと思うど -- 名無しさん (2022-08-15 15 15 45) 海底でのトイレの仕方を1ページかけて懇切丁寧に説明してるのは面白い。藤子先生も海底での生活想定している時にこの問題に気付いたんだろうな -- 名無しさん (2022-09-23 20 26 28) 海底人も戦争してたろ!とは突っ込まれるが、恐らくムーは自国の防衛のためにやむなく軍拡競争に徹してただけで、積極的に相手国に攻め込もうって意志は持たない方針だったんじゃないかな。だからこそ地上人の争いの歴史に良い感情を持ってないのではなかろうか。軍拡競争してたというだけで、国としてどういう政策方針だったかについては語られてないし。むしろアトランティス側の方が他国への侵略に積極的だったてイメージがある - 名無しさん (2022-09-29 11 05 15) しかしほんまに何でムーはエル以外の戦力を一緒に送らなかったんだ -- 名無しさん (2022-11-08 01 59 39) ↑奇岩城の影響でムー周辺のバトルフィッシュが活発化して軍を割けなかったとかかも -- 名無しさん (2022-12-27 23 55 43) この作品のジャイアンは足引っ張る場面ばっかりで全然見せ場がないよね 前作の反動かな -- 名無しさん (2023-01-31 21 28 25) リメイクするとしたら、日本誕生とか大魔境みたいに原作の再構築版にしてもらいたい。例えば宿題のシーンは全カットしてその分エルを掘り下げするとか。 -- 名無しさん (2023-06-01 02 17 40) 結局、幽霊船の謎はどうなったんだろう?子供心に怖かった記憶があるが。劇中でもその辺が曖昧なまま終わってしまったね。 -- 名無しさん (2023-06-01 07 18 09) ↑ 原作漫画だとバミューダの辺りをうろうろされたくないから海底人が動かしたって発言がある。中の金塊は行きがけの駄賃に失敬したのかも。 -- 名無しさん (2023-06-01 08 11 29) 5歳くらいの時にこれを見たけど、子供ながらにバギーの特攻がかっこよすぎて泣いちゃったわ。あれから20年近く経った今でも自分の中での最高傑作はこれ一択だな -- 名無しさん (2023-06-02 13 20 13) 火山活動と敵襲の区別がついてなかったりムー大陸の最期の事を加味するとワンチャンポセイドンは未完成のまま放置されてしまった可能性がありそうだよね -- 名無しさん (2023-06-16 13 19 47) 海底鬼岩城は間違いなく大長編シリーズでも三指に入る傑作なんだけど、バックグラウンドがもろに東西冷戦構造だから今そのままでリメイクしちゃうとちょっとリアリティがない。難しいポジションの作品だと思う。 -- 名無しさん (2023-06-22 14 09 50) テキオー灯の効果が長かったらジャイアン達がタイタニックを見つける描写がありそう -- 名無しさん (2023-06-25 10 54 44) ↑そうなると史実より先にジャイアン達がタイタニックを見つける事になっちゃうな -- 名無しさん (2023-07-03 12 39 31) のび太君の宿題をいつものメンツが集まって手伝うシーン。ジャイアンが脅して、スネ夫がおだてて、しずかちゃんがアドバイス、と各自の持ち味が出てて好き。 -- 名無しさん (2023-08-27 19 13 17) 思えば一昔前は子供向けアニメでも露骨に世相を皮肉ってたな。今だと抗議が怖くてそういうのもすっかり少なくなった -- 名無しさん (2023-11-22 00 59 44) 項目でも描かれてるけど、小戦争のリメイクを担当した監督が本作のリメイクも打診されてたらしいから公式から忘れられていないってのが断片的に分かっただけでも嬉しいわ。いつの日か令和の映像力でバギーが復活する日が来ることを信じたい -- 名無しさん (2023-12-15 12 51 08) 元々作者は海底を題材にした作品を描きたくて最初は「ハイキング」で暗闇故の美しさと恐ろしさを描いたけど暗闇じゃあにめ -- 名無しさん (2024-06-14 02 53 18) ミス。暗闇じゃアニメ映えしないって事で全てに対応する道具作って明るくしたのいいなと思う。 -- 名無しさん (2024-06-14 02 54 46) 子供向けだから基本的に明るくて楽しい海底冒険を描いてるけど、ジャイアンとスネ夫の -- 名無しさん (2024-06-14 02 55 32) ジャイアンとスネ夫の窒息ドライブみたいに根元的な恐ろしさをは -- 名無しさん (2024-06-14 02 56 14) 根元的な恐ろしさを挟むの上手い。何度もミスすまん -- 名無しさん (2024-06-14 02 58 21) 最初にテキオー灯を使った時、ちゃんとドラえもんは4人に「効果は24時間しかもたない。いいね?」と説明しているじゃん。なんで無視するんだよ。 -- 名無しさん (2024-06-15 22 58 36) 今リメイクするにしても、現実世界の国際情勢が絡んできて色々と難しいんだろうなあ。 -- 名無しさん (2024-07-22 16 57 08) 大魔境もそうだけど楽しい探検から世界の危機を救う冒険への切り替わりがすごい。 -- 名無しさん (2024-07-22 18 30 35) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/4260.html
ドラえもん きみとペットの物語 【どらえもん きみとぺっとのものがたり】 ジャンル RPG 高解像度で見る 対応機種 ゲームボーイカラー(全GB共通) メディア 8MbitROMカートリッジ 発売元 エポック社 開発元 オーパーツ 発売日 2001年3月16日 定価 4,515円(税込) セーブデータ 3個 判定 良作 ポイント オーソドックスなRPG主人公がゲームオリジナルキャラやりこみ要素「カード集め」が楽しい ドラえもんシリーズ 概要 ストーリー 評価点 賛否両論点 問題点 総評 概要 説明不要の知名度と人気を誇る漫画・アニメ『ドラえもん』のゲーム。 喧嘩をして家を飛び出したペットを救うために、主人公がドラえもんたちと一緒に冒険するというストーリー。 ドラゲーでは『ドラえもん ギガゾンビの逆襲』以来となる、プレイヤーの分身としてのオリジナル主人公を採用。システムも同作に類似している。 ストーリー (説明書より引用) ある晴れた日、”きみ”が外を歩いていると、道路の端っこにダンボール箱があり、ダンボール箱からちょこっと顔を出しているとても愛くるしい動物を発見します。”きみ”「あっ かわいい。おまえ、捨てられてるの? うちにおいで。ママに頼んであげるから、うちの子になりなよ」そう言うと、その愛くるしい動物を家に連れ帰ります。この日から、”きみ”とペットの生活は始まりました。それから1年…いろいろなことをして一緒に過ごしました。そんなある日のこと、”きみ”が家に帰ると、いたずらをするペット。しつけのためにしかると、ペットは家を飛び出してしまいます。ペットは夜になっても帰ってきません。ちょうどその頃、巷では、ペット泥棒が話題になっていました。ペットはペット泥棒に捕まったの?ペット泥棒は誰なの?”きみ”はペットを探すために、隣町のペットショップへ向かいます。 これから大冒険があることも知らずに… 評価点 ストーリーが大長編ドラえもんを彷彿とさせるもので、オリジナルにしては出来がいい。 ジャイアンの性格はまんま映画版準拠。 他のドラえもんゲーにありがちな原作破壊要素もあまりない。 主人公の性別を「おとこの子」「おんなの子」から選べ、それぞれ顔のパターンも2種類から選択可能。 男の子はペットが猫、女の子はペットが犬になり、男女でシナリオの細部や覚える技なども微妙に変わってくる。 デフォルトネームはないが、パッケージイラストでは女の子&犬の方が描かれている。 難易度が選べる。 難しくすると大人でも結構手応えがある。 原作メインキャラの各家庭の母親が全員登場する。 いずれもチョイ役で物語に関わらないものの、地味だが嬉しい仕様。 GBの解像度の関係で小さなドット絵ではあるものの、各キャラクターの特徴をよく捉えている。 また、会話ウィンドウには顔グラフィックも表示され、こちらの絵も原作のイメージを壊していない良い出来。 各キャラクターにそれぞれ個別の技が用意されている。 ドラえもんは秘密道具、のび太は射撃というように、原作のキャラを尊重した技。 連携技「ゆうじょう」が存在する。 敵を倒す、ダメージを受けるなどで仲間との会話が発生するとポイントがたまり、それを消費して発動。 キャラの組み合わせで効果が違い、「キャラA」から「キャラB」、「キャラB」から「キャラA」では会話のパターンが違う。 敵が一部映画から取っているものがある。 『ドラえもん3 魔界のダンジョン』とは違い、量産キャラクターだけなので、矛盾していない。 この作品の特徴、やり込み要素として「カード集め」がある。 カードは種類がとても豊富であり、200種類もある。 一定の期間でしか獲得できない隠しキャラやアイテムのカードもある。 2周目からは性別と難易度を変更してプレイできるため、カードを全部揃えられる。 また、前述の通り性別によって細かい部分が違うため、再プレイでも1周目との違いを楽しめる。 説明書に特技一覧が載っているので、技で困らない。 賛否両論点 RPGではあるが、序盤は移動や会話のみのおつかいでストーリーが進み、初戦闘までが非常に長い。 ただしその後はザコ戦も含め戦闘は多くなる。 もっとも、序盤は平和な町中だけで話が進むのでむしろ戦闘が無いのが正しいのだが。 主人公がゲームオリジナルキャラ。しかも『ギガゾンビの逆襲』とは違い、ストーリー自体もドラえもんたちではなくオリジナル主人公を主軸にしている。 ただし主人公は隣町に住んでいる設定でドラえもんたちとは初対面のため、原作に一切登場しない点については矛盾はない。言わば大長編のゲスト主役キャラに近い。 また、キャラクターは最初から戦闘に参加できる3名として「しずか」「ドラえもん」「のび太」が揃っているので、ほとんど主人公を出さなくてもいい。 とはいえ、主人公の特技や友情技が使えないわけではない。また終盤のパーティー選択ではドラえもんと主人公とだれか1名(任意)になるので、主人公をメンバーに入れる必要がある。 各家庭の母親は全員出てくるくせに父親はのび太の父親ですら出てこない。 ただし母親たちも話に深く関わるわけではなく、原作メインキャラたちはきちんと活躍しているため、出ないことが多少残念な程度。 ジャイ子に関しては妙に性格が悪く、アニメ・原作双方のファンから見ても違和感が強い(原作初期に近い)。 ストーリーのプロローグでの主人公の言動。 女主人公はともかく、男主人公に至っては「俺がお前を拾ったんだから言うこと聞け(要約)」というものである。それでペットが逃げたら困り出すのだからはた迷惑である。 問題点 全体的なストーリーは良いのだが、終盤の展開や伏線の回収は打ち切り漫画の如く駆け足で進む。 旅に同行する店長や、終盤に出てくるキャラの設定も描写不足。 ラスボスに至っては「シンジケートのボス」という肩書きしか語られず名前すらついていない。スタッフが途中で力尽きてしまったのだろうか。 バランスが破綻しているというほどでは無いが、特技が若干冷遇気味。「レベルを上げて(ry」というレベルではないにしろ通常攻撃の方が効率が良い。使える特技も多いが…… 技の間の格差もある。たとえばジャイアンは「歌」と「リサイタル」という特技を両方習得しているが、どちらも全体攻撃でダメージはほぼ変わらず、歌の方がコストが低いためリサイタルを使う意味が無い。 デバフ系はボスにも効果抜群でありとくに主人公男とのび太の友情技とジャイアンの「にらみつける」は相手の攻撃力を大幅に減らすことができ 2回重ね掛けすると相手の攻撃力が大幅に減少するためほぼ負ける要素がなくなる。 また、一つだけあからさまなバランスブレイカーが存在する。それはスネ夫がレベル23で覚える技「いじわる」。 これは敵を戦闘から強制的に逃がす技なのだが、耐性の設定を誤ったためかラスボスにすら効いてしまう。いじわるぐらいで逃げるボスって…。 装備品の数値がまともに機能していない。 攻撃力の数値はそのまま反映されているのだが素早さは表記上は上がっているのにもかかわらず内部的には一切上がっていない。 そして防御力に関してもなぜか防御力が2倍になるバグが発生している。そして本来魔法防御的な役割の運の数値にいたっては上げれば上げるほど逆にダメージが増えるという逆転現象が発生している。 ミニゲーム(クイズ、早食い競争、シャッフル、記憶力の計4つ)が飽きやすい。 早食い競争とシャッフルは上位ランキングに入ればカードがもらえるので、ランキングに入る程度に手を抜くと良い。 クイズはかんたんからカルトまである。主に映画版からの出題だが…… 「難しい」「カルト」は普段アニメしか見ない人にとっては難関。カルト難度に至っては劇場版と大長編の違いまで熟知し、一部原作漫画も知らなければいけないレベルである。 種類はそんなに多くないので、答えを覚えてある程度答えればいいが、出題文と回答欄が同じで右上の「だいちょうへん」と「えいが」で見分けるしかない問題があるためカード回収の難易度と疲労感が増している。 さらに隠しキャラ「ラムー」をスルーすると、2周目以降ではこれのカードが取れない。 音楽の質があまりよろしくない。 「アタック」と言われる「音が鳴り始めてから最大の音量になるまで」の期間がかなり長く設定されているため、リズムが崩れてしまっている。また、メロディ自体も個性が薄い。 総評 下手なドラゲーよりも原作をきちんとリスペクトしており、キャラゲー要素のほか、ストーリーの出来も良く、RPGとしても複雑な要素こそ無いがオーソドックスにまとまっている。 音楽さえ除けばキャラゲーとしてかなりの出来だと言えるだろう。
https://w.atwiki.jp/bokuserve/pages/3253.html
【元ネタ】プラ・アパイマニー 【CLASS】アーチャー 【マスター】 【真名】スワナマーリー 【性別】女性 【身長・体重】162cm・49kg 【属性】混沌・中庸 【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A 魔力D 幸運D 宝具C 【クラス別スキル】 対魔力:C 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。 単独行動:C マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。 ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。 【固有スキル】 魔力放出(炎):B+ 夫への拗らせた愛(ツンデレ)が具象化した炎。 夫と結ばれるために火を放って婚約者を拒絶したエピソードにより発現した。 見る者を引かせるほど強力な炎だが、アーチャー自身にも制御がきかない。 【宝具】 『傲嬌姫君の恋の大戦争(キーイッチャーァ・パルック)』 ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:4~30 最大捕捉:1人 夫への拗らせた愛(ツンデレ)が大戦争へと発展した逸話の具現。 苛烈なアーチャーの気性と自分以外の伴侶を許さない愛の厳しさを象徴するように、 猛烈な火炎がアーチャーの身体に纏わりついて、戦闘力を向上させる。 炎はアーチャーの対象への愛情が冷めるまで消えることはなく、 しかもこの熱気は周囲にいる者を巻き込んで戦意を煽っていく。 ―――アーチャーは、愛するプラ・アパイと結ばれるために、 自分の婚約者の艦隊に火を放ち、自ら斬り込んで数百隻を拿捕したという。 そして後にアパイが寝取られると、取り戻すために戦争を起こした。やべぇーぞこの女。 【Wepon】 『大砲』 アーチャーは海戦において大砲を水平撃ちして敵船を撃沈しまくったという。 『弓矢』 弓矢の使い手でもあり、九軍の王の1人を射抜いている。 【解説】 タイ古典の大長編『プラ・アパイマニー』に登場するヒロイン?。名は金花を意味する。 元々は水晶(パルック)国の姫でランカー国の王子の婚約者だったが、 主人公アパイと出会って彼に結ばれたいと思うようになる。 しかし気性が激しい上に気位が高いので自分からは言い出さずツンツンしていた。 アパイにとって王子は恩人であり、王子とスワナマーリーは結ばれるべきだと考えていたが、 結局アパイはスワナマーリーと結ばれてパルック国王となり王子はアパイの軍に破れて殺された。 ランカーの女王となった王子の妹は当然アパイとパルック国を恨み、 数多の国々を巻き込む戦争へと発展してしまう。 スワナマーリーは優れた戦士でもあり、敵軍に突っ込んで暴れ回る勇猛さを見せている。 また夫アパイがランカー女王に誑かされると嫉妬に狂って自ら軍を率いてランカーに攻め込んでいる。 一応最後には夫とよりを戻した。 【コメント】 宝具にする逸話はなかったんだけど、キャラが面白かったのでこじつけて鯖化した。 聖杯戦争でピースア・ナームと出会ってしまうとやべーことになる。 適正クラスはアーチャーだがバーサーカーでもいけるだろ。
https://w.atwiki.jp/bokuserve/pages/3255.html
【元ネタ】プラ・アパイマニー 【CLASS】ライダー 【マスター】 【真名】シンサムット 【性別】男 【身長・体重】183cm・75kg 【属性】混沌・中庸 【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力B 幸運C 宝具C+ 【クラス別スキル】 対魔力:C 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。 騎乗:B 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。 【固有スキル】 混血:B 人間以外の血が混ざっている。海中に棲む夜叉との混血であり、 水棲生物としての活動が可能。また、海辺や船上などでは個体能力が上昇する。 本人が母の血筋を嫌っているのでランクダウンしている。 怪力:D 一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。 使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。 本人が母の血筋を嫌っているのでランクダウンしている。 【宝具】 『我が麗しき母への献身(パイレート・スランシップ)』 ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:100人 ライダーが海賊の頭目スランを殺して奪った海賊船。 真名解放によって、自身の足場としてこれを召喚すると同時に、 敵対者の足場にも船を用意し、強引に船上戦を強いる。 九軍との大戦争ではあまり良いところがなかったライダーの全盛期は、 海賊を倒して義母のために暴れ回った時だったのである。 奥の手として、長さ800mという大巨船による質量突撃をしかける。 【解説】 タイ古典の大長編『プラ・アパイマニー』に登場する人物。名はわだつみの宝を意味する。 主人公アパイが水棲の女夜叉に攫われて番いにされ、その間に生まれた子。 目が赤く、雄象のように力強く、母に似て牙があり、いかつい顔だった。 父アパイを慕って笛と武術を習っており、アパイの笛術が効かない数少ない人物だった。 母を嫌っており、父が母の棲家から脱出するのを手伝い、 また後に義母となるパルック国のスワナマーリー姫を海賊から守るなど活躍した。 この姫はアパイと結ばれたいと思っており、シンサムットもそれを望んで 姫の元々の婚約者であるランカー国王子を戦いで負かした。 シンサムットの望み通りアパイは姫と結ばれてパルック王となったが、 しかしこれは長く続くランカーとパルックの大戦争の因縁の始まりでもあった。 戦争中はランカー勢の強者に負かされることが多く、また女に弱い父の動向に振り回されたり、 自身も女の色香と媚薬にかけられてしまったりとあまりいいところがなかった。 戦争前は意固地で力強い子供という印象だが、戦争中は苦労人キャラである。 【コメント】 前半と後半では別人かと思うほど戦力が違う。 適正クラスは海賊船奪ったからライダー。
https://w.atwiki.jp/dora2112/pages/20.html
過去スレ ドラえもん実況 2008/07/20 http //live24.2ch.net/test/read.cgi/livevenus/1216523513/ ドラえもん実況 2008/07/17~2008/07/19 http //live24.2ch.net/test/read.cgi/livevenus/1216278734/ ドラえもん実況 2008/07/11~2008/07/17 http //live24.2ch.net/test/read.cgi/livevenus/1215770902/ ドラえもん実況 2008/07/06~ http //live24.2ch.net/test/read.cgi/livevenus/1215336220/ ドラえもん 2008/06/28~ http //live24.2ch.net/test/read.cgi/livevenus/1214664054/ ドラエモン 2008/06/28~ http //live24.2ch.net/test/read.cgi/livevenus/1214617247/ ドラえもん 2008/06/26~ http //live24.2ch.net/test/read.cgi/livevenus/1214463405/ ドラえもん 2008/06/21~ http //live24.2ch.net/test/read.cgi/livevenus/1214048287/ 映画ドラえもん実況 2008/06/01~2008/06/03 http //live24.2ch.net/test/read.cgi/livevenus/1212292071/ 大長編ドラえもん一挙放送 2008/05/31~2008/06/01 http //live24.2ch.net/test/read.cgi/livevenus/1212232170/ ドラえもん 2008/05/06 http //live24.2ch.net/test/read.cgi/livevenus/1210081062/ ドラえもん実況ぉ 2008/05/03 http //live24.2ch.net/test/read.cgi/livevenus/1209784764/ ドラえもん 2008/04/07 http //live24.2ch.net/test/read.cgi/livevenus/1207565066/ ドラえもん 2008/04/04 http //live24.2ch.net/test/read.cgi/livevenus/1207285460/ ドラえもん 2008/04/02 http //live24.2ch.net/test/read.cgi/livevenus/1207124509/ ドラえもん 2008/03/30 http //live24.2ch.net/test/read.cgi/livevenus/1206805824/ ドラえもん実況 2008/03/23 http //live24.2ch.net/test/read.cgi/livevenus/1206251131/ ドラえもん実況 2008/03/14 http //live24.2ch.net/test/read.cgi/livevenus/1205484887/ ドラえもん実況 2007/11/23 http //live24.2ch.net/test/read.cgi/livevenus/1195753347/
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/2960.html
ドラえもんメモリーズ のび太の想い出大冒険 【どらえもんめもりーず のびたのおもいでだいぼうけん】 ジャンル アクションゲーム 対応機種 ゲームボーイカラー(全GB共通) 発売元 エポック社 開発元 スタジオクリシェ酒田エス・エー・エス 発売日 2000年3月10日 定価 4,179円(税込) 判定 なし ポイント 完成度の低いアクションと溢れる原作愛カルトクイズと会話劇はファン必見 ドラえもんシリーズ 概要 ゲーム内容と流れ 会話シーン アクションシーン クイズ メモリアルエリア メモリアルショット 評価点 問題点 総評 概要 ドラえもんの漫画30周年記念イベントと連動して制作・発売されたゲーム。キャラクター同士が掛け合う会話シーンを見つつ、合間に挿入されるアクションシーン内で漫画の一部を抜粋した「メモリアルショット」を集めるのが目的。 パッケージイラストこそ当時のアニメ絵だが、ゲーム内のグラフィックや源静香を「しずちゃん」と呼ぶなどの設定は漫画準拠となっており、漫画を熟読していないと元ネタがわからない会話シーンやクイズがあったりと、数あるドラえもんゲームの中でもターゲット層が従来と明らかに違う異色作。 ゲーム内容と流れ 会話シーン 全6ステージ。1~4ステージは幾つかのエリア、5.6ステージは1エリアのみで構成。 ステージを選ぶと、ドラえもんやのび太たちいつものメンバーによる会話シーンとなる。 会話の内容はメンバーが思い出話をする設定で、大長編を含めた漫画のエピソードを振り返るというもの。 5ステージはのび太の結婚式を見に行くため、6ステージは生前のおばあちゃんに会うためにタイムマシンに乗り目的地に向かうのだが… + さらにネタバレ 着いた先は無関係な工場や森で、結局これらの目的は達せられずに終わる というよく分からないもの。 1ステージのみ登場のジャイ子やドラミの絵はあるのだから、おばあちゃんくらい用意してほしかった。 アクションシーン 会話シーンが終わるとアクションシーンに入る。 はじめにドラえもん・のび太・しずか・スネ夫・ジャイアンの5人からプレイヤーキャラクターを選ぶ。キャラクターにより「ステージ内のドラ焼きやお金を集めた数」「規定時間内にクリアする」「敵を倒した数」など、メモリアルショットを入手するための条件が変わる。 メモリアルショットは上記の条件を満たした状態、さらにはアイテムの「あとからアルバム」を入手しステージクリアした時にそれぞれ手に入る。 内容はオーソドックスなライフ制スクロールアクションで、アイテム回収をしながら先へ進みどこでもドアに入ればいいのだが… このアクションシーンをクリアすると会話シーンの続きを見られる。 クイズ メモリアルエリア(後述)直前にはライフ増加の特典があるボーナスクイズが始まる。 全3問。漫画を熟読していないとわからないレベルのものも多数。ただし次のメモリアルエリアは何度もやり直しができるので、不正解で何も特典が得られなくても特に不利にはならない。 エンディングを見るとタイトル画面から10問連続クイズにチャレンジできる。 メモリアルエリア 最終エリアは特定のキャラクターを操作し漫画のエピソードを体現するミッションクリア型のアクションシーン「メモリアルエリア」となる。 メモリアルショット 集めたメモリアルショットはタイトル画面から入る「メモリアルショット」で閲覧できる。 ただコマ絵を見るだけでなく、キャラクターデータやコミックスの掲載巻数とサブタイトル、あらすじなどの情報も見ることもできる。ポケットプリンタがあれば印刷も可。 評価点 原作ネタが多く、かつ拾い方が丁寧。 感動回、有名回に偏らず、重要エピソードをしっかり選んでいる。 アクションパート 射撃武器が『コエカタマリン』。しかも飛んでいく文字の上にもばっちり乗れる。 カタカナ4文字が切り替わりながら飛んでいくのだが、しずかなら「ヤキイモ」ジャイアンなら「ボエーー」などふさわしい4文字になっている。 セレクトボタンで切り替えるもう一方のひみつ道具も、破壊可能なブロックを壊す『モグラてぶくろ』と適切なチョイスをしている。 敵キャラも細かく原作から拾っている。 『恐竜』の恐竜ハンター、『日本誕生』のツチダマ、『南海大冒険』のお化けパイナップルなど。 メモリアルステージは、チョイスするエピソードと特殊ルールがしっかりリンクしている。 特に障害を乗り越えてのび太を救出するしずかの『ムシスカン』エリア、ドラえもんを避け、ジャイアンを撃破するのび太の『さようならドラえもん』エリアはうまく設定を落とし込めている。 会話パート 単に原作エピソードを振り返るだけに留まらず、原作の話題を切り口に一定の会話劇を繰り広げており、クオリティが高い。 会話で取り上げられるテーマは、親族系、大長編だけでなく、「のび太の家出」、「ジャイアンリサイタル」、「スネ夫の嘘」など幅広いテーマが拾われている。 会話の流れも、「調子に乗ってジャイアンにしばかれるのび太」「のび太の成長を見てほっこりするドラえもん」「未来の行動を謝るのび太に困惑するしずか」など、原作のパターンを上手く踏襲している。 メモリアルショット チョイスされたエピソードが通好み。有名エピソードを抑えつつ、感動もの、親族ものに偏重していない。 『さようなら、ドラえもん』『のび太の結婚前夜』『おばあちゃんの思い出』などの有名エピソードは当然収録。 『ノンちゃんのクツ』『精霊よびだしうでわ』などのややマイナーな回、『むじんとうへいえで』『ふつうの男の子にもどらない』などのギャグ回もしっかり収録している。 グラフィックの再現度が極めて高い。『みらいの国からはるばると』の画像は初期の胴体が太かったドラえもんを忠実に再現している。 漫画のページ切り抜きではなく、重要コマを3~4個集めた画像になっており、ちゃんとストーリーを追えるようになっている。 一方で、「のび太としずか」と題されたメモリアルショットは、手をつないで歩いていくのび太としずかをドラえもんが見守るという一枚絵で、テーマの重要性をしっかり表現できている。 「恋するドラえもん」をテーマにしたメモリアルショットは、ハート形の枠にメロメロ状態のドラえもんを描き、周囲に恋煩いでおかしくなったシーンをちりばめるという凝ったものになっている。 短い解説も付属しており、キャラの基本設定、エピソード内容が追えるセリフ、テーマを象徴するセリフの抜粋がついているため、未読のエピソードにも興味が湧く作りになっている。引用には出典タイトルと収録巻もあるため資料集としても有用。 クイズ ドラえもんゲームでもトップのマニア度を誇る一方で、まず誰も知らないような珍問は無く、絶妙な難易度になっている。 例:「しずちゃんが2ばんめにすきなたべものは?A.すし B.チーズケーキ C.やきいも」しずかちゃんがやきいも好き、までは知っていても2番目を聞かれると困るファンは多いのでは?(*1) 「のび太をつよいイシからすくったのは誰?」「のび太をひゃっくタイマーからすくったのは誰?」などの似たような設問の問題は非常に知識豊富なスタッフが作成したことを感じさせる。 誤答部分も、正解と同ジャンルの固有名詞を作中から細かく拾っており、解答時の一言も含め原作の思い出を数多く想起させる作りになっている。 例「次のうちフニャコフニャオ作品のタイトルは? A.じくうパトロール7 B.スーパーコアラッコ(*2) 3.Dr.ストップアバレちゃん(*3)」。「ハラハラコミックのしんねんごうでしんれいさいされたんだよね(*4)」としっかり解説も入る。 例「つぎのうちのび太くんがえんじていないのはどれ?A.ガッコーかめん B.セルフかめん C.あらわしかめん(*5)」「ほかにもフクロマンとかスーパーダンとかあったよね。(*6)」ドラえもんに登場したヒーローをここまで挙げられれば相当なマニアも満足だろう。 途中で誤答したパターンでは、「ぼくは勉強して『勉強しなくてもあたまのよくなるきかい』を発明する!」としっかり小ネタを挟んでくる。 アクション面には、バリエーションをつけようと努力した跡は見受けられる。 横スク、登山、上がって下がる、下がって上がるなどアクション面のバリエーションが豊富。 ジャイアンだと敵の量が増える、ドラえもんだとどら焼きが増えるなどキャラによってステージが微妙に変化し、攻略の幅がある。 一部コエカタマリンに乗らないと取れないような配置のどら焼きも存在し、工夫のしどころはある。 アクション面の難易度はさほど高くなく、メモリアルショットの獲得自体は若年層でもわりと容易だろう。 アクションシーンの背景がやたら書き込まれている。 ただ、ゲームボーイカラーでは綺麗に見えるが、モノクロのゲームボーイでは見づらい。 作中のサウンドは良曲揃い。 ただしアニメ関連曲は無し。当時のキャラゲーにありがちだが、版権問題が原因と思われる。 いずれも1ループが短めだったり、ノリのいい曲ばかりで地下ステージのBGMとして不似合いだったりという問題はある。 問題点 ファミコン初期のようなぎこちなさが目立つアクション。 2000年のGBレベルには到底達していない。 横スクロールのエリアはスクロールすると後ろへ戻れない。 下へ抜けられる床が多いので詰みこそ少ないものの、どら焼きや円マーク、『あとからアルバム』を見逃すと取り返しがつかない。 触れるとエリアの最初に戻されるトラップ『ふりだしにもどる』が、むしろ取り逃しを救済するアイテムになっている。 敵キャラのルーチン、ステージギミックもバリエーションに乏しい 敵キャラの動作は「壁に当たるまで直進」「近づくとジャンプ」「まっすぐ飛んでくる」程度のごくごく基本的なものしかない。 ステージギミックも、針山、落ちる足場、動く足場程度。 メモリアルエリアのみ、「跳ねながら向かってくる」「飛んでくる途中で高度を変える」「頭を覗かせたあとハイジャンプ2回」など、他のエリアに無い動きがある。汎用のルーチンにすればよかったのに…… 方向転換の挙動が不自然。 正確には、後ろ方向へ入力すると半ブロックほど後ろへ移動した後に振り返るという動作になっている。1ブロックのスペースでは振り返ることができない。 『モグラてぶくろ』で岩壁を掘り進む場面など、思う方向を向けず四苦八苦させられる場面がある。 空中では振り向く動作をしないため、ジャンプ中の後方への制御が半ブロック分しかない。ジャンプの制御が難しいのはこれが理由だと思われる。 当たり判定が不自然で、上から踏んだのにダメージになった、横から当たったのに敵が死んだなどの納得いかない判定が多い。 のび太のメモリアルエリアでは、ドラえもんに触れると『ふりだしにもどる』が発動するのだが、「横から当たったのにドラえもんのみ落ちた」「相打ちしたのにふりだし不発」「ふりだしは発動したがノーダメ」など、さらに訳の分からない事態が起きる。 カメラワークがキャラ中央のみで、上下の足場が確認できない場面が多々ある。 停止中の上下ボタンでカメラを上下にずらす、当時でも一昔前のシステムを使わざるを得ず、テンポが悪い。 全体に『メトロイド2』のような探索ゲームにしたいのか『スーパーマリオブラザーズ』のようなジャンプアクションにしたいのか中途半端。 横スク、登山、登って降る、降って昇るなど多様な移動方向や、位置が明示されない『あとからアルバム』やゴール、ルートの2択があるマップなど、フリースクロールの探索ゲームにしたかったのではと思わせる要素が多い。 振り向きの挙動が不自然なのも、射撃武器を使う関係で体の向きと移動方向をバラバラにする必要があったのでは。 カーソル入力でカメラが動くのも探索ゲームならありがち。 一方で、高速クリアを要求する、落下死ポイントが多い、不可逆スクロールなど、アクション面では完全に前方一本道のジャンプアクションを意識している。 このあたりのちぐはぐさと、そもそもの技術力の低さから、どうにも古臭く完成度の低いアクションステージが出来上がってしまったのではないか。 演出面 各エリアは大長編や原作エピソード名を冠しているが、背景は森、砂漠、洞窟など数種類しかなく、通常エリアの原作再現要素は無い。 落下ミスの際は「ボシュッ」という効果音が鳴って突然キャラクター選択に戻される。ミス用のジングルなどはない。 ボリュームが少ない 90秒前後でクリアできてしまう(*7)エリアが20+2個ではあまりに少ない。会話パートを入れても1~2時間で完走できてしまうだろう。 リトライが不便 本作は5エリアで1ステージが構成されるのだが、ステージ単位でしかプレイできない。ステージ途中での中断も不可。 エリア2-3のみ取り逃しがあった場合も、2-1から2-5まで馬鹿正直にプレイしなければならず、収集ゲームとして辛い。(*8) 2回目以降はエリア開始時に『あとからアルバム』が表示され回収状況が分かるのだが、残り数なのか回収済数なのかは説明がない。(*9) どのエリアに取り逃しがあるかを確認する手段もない。赤外線機能を使った隠し要素もあるため、なんでも表示するわけにもいかないのだろうが、もう少しなんとかならなかったか。 アクションシーンのキャラクターグラフィックが今ひとつ。 せっかくのGBCなのに肌の部分が真っ白。コミックスの白黒のイメージだろうか? 体型のバランスが悪く目玉がやたらでかいドラえもんをはじめ、むくれたのび太、点目で善人面のジャイアン、顔の潰れたスネ夫、下膨れのしずちゃんなど、GBドラえもんの中でもクオリティが低め。 初代GB版や前年の「あるけあるけラビリンス」の方は半分のドット数でつぶれ気味だが、まだ特徴は捉えていた。 会話シーンなどその他のキャラ絵は極めて漫画の再現度が高いため、落差が目立つ。 回復アイテムとして配置されているどら焼きも、妙に色が明るく赤いフリスビーか地雷のように見える。 頭身が若干大きめなので、粗いドット数のGBCでは若干きついと言えなくもない。ジャンプなどのアクションも動きが小さく地味。 + 参考画像 背景がそれなりに書き込まれているぶん余計に浮いている。 ドラ焼き以外のアイテムや会話シーンのキャラ絵は、なぜか透過されず白い背景がそのままついている。 キャラ絵の背景が残っているので、セリフ枠が変に切れてしまっている。 アクション面のアイテムは、背景を抜かないとGBプレイ時見にくいため仕方のない面もある。 メモリアルは赤外線通信でないと出現しないものもあるようで、ゲームボーイカラーとテレビのリモコン等がないとコンプリート不可能。 一応箱には「ゲームボーイカラーがないと手に入らない想い出があります」と注意書きがあるが、肝心の「想い出 = ゲーム内のメモリアルショット」であることはもちろん、ゲーム内容の説明すらない。 ここが一番のネックで、当時はGBCを売りにしたゲームが多く、グラフィックもGBCかどうかでも評価が分かれる。 メモリアルショット一覧が不便。 メモリアルショット画面はフィルム型のアイコンが並んでいるだけで検索性が非常に悪い。 NEWマークなども無く、音も無くアイコンが1つ増えているだけ。 2画面に無理やり納めずサムネイルにするとか、アイコンを使わずタイトルを縦並びにするとか、やりようはあっただろう。 クイズは日付を問う問題がやや多すぎる。 「ぐうたら記念日にしたのは何月何日?」「のび太のパパとママがお互いにプロポーズをしあったのはいつ?」など。 多いときは10問中3~4問出てくる時もあり、他の問題と比べて面白みに欠けるのでもう少し考えてほしかった。 フォントが良くない。「そ」と「を」、「ン」と「ソ」などが見分けづらい。 時代的にはよくある話なのだが、運の悪いことに「クンちゃん(*10)」というキャラに言及するため、見間違えるとギョッとさせられる。 総評 アクション部分は不自然な操作性と単純なマップ構成が目立つ、面白みの薄いもの。 一方、原作要素に関しては有名エピソードからマニア向けまで高クオリティで拾っており、溢れる原作愛が感じられる。 大長編やオリジナルストーリーが多いドラえもんゲームの中で、「原作漫画にスポットを当ててプレイヤーの想い出を呼び起こさせる」(説明書あとがきより要約)というコンセプトも非常に貴重。 アクションゲームとしては並以下の出来だが、漫画版ドラえもん名鑑およびカルトクイズを収録したファンアイテムとしてマニア層には強く薦められる。メモリアルショット回収もさほど辛くないのが救い。
https://w.atwiki.jp/mustnotsearch/pages/4926.html
登録タグ ジョーク・ネタ ドラえもん フォビック ホラー 危険度1 日本 江の浦のビーチダイビングスポットで見つかったドラえもんの画像がヒット。 ヒットする画像は種類があり、主に 顔に藻が大量に生えた笑顔のドラえもん かなり綺麗なドラえもん アオリイカの産卵床にされたドラえもん などがある、特に一番下のドラえもんはかなりボロボロの状態で元の可愛さは見る影もない 関連項目:ドラえもんのヌイグルミ、ぬいぐるみ テコ入れ、留萌 ばいきんまん 分類:ジョーク・ネタ、フォビック、ホラー 危険度:1 コメント なんか海の守り神みたい… -- ねこた (2022-05-01 08 26 28) 記事作成ありがとうございます -- 報告者 (2022-05-01 08 38 43) 大長編でドラえもんが壊れて沈む回あったな -- バギー (2022-05-01 12 43 15) ↑ブリキの迷宮かな? -- ナイル (2022-05-01 15 13 09) 可愛いのが不気味になった... -- ゲーム太郎 (2022-05-01 20 41 53) ドラえもんワード多いな -- 名無しさん (2022-05-01 22 33 37) サブメカノフォビアにはきつそう -- 名無しさん (2022-05-02 11 15 45) 綺麗なドラえもん可愛い -- 名無しさん (2022-05-02 17 28 47) 藻が生えたドラえもんの笑顔が哀愁漂っている -- Nile (2022-05-03 02 01 25) これ子供が見たらトラウマもんだろこれw -- 霧雨カッキー (2022-05-03 07 17 41) 日本社会に消されたドラえもんで草 -- 名無しさん (2022-05-05 21 30 21) 狂気の笑顔で草 -- ねろ (2022-05-06 17 21 13) twitterで最近バズってたやつか -- うっふ (2022-05-10 13 20 36) 藻が生えたドラえもんがちょっと切ないな... -- sel (2022-05-29 17 55 36) 😱 -- 名無しさん (2022-06-01 08 55 58) これみながら飯食った -- 太田 (2022-07-28 00 25 16) どざえもんでしょ -- 名無しさん (2022-08-01 00 18 32) (無関係なコメントを削除) そもそもなんでこんなところにドラえもんがw -- きいちご (2022-08-27 18 02 28) これ実際に見たら海の中で悲鳴あげちゃいそう -- めろん (2023-08-22 16 30 27) 海の守り神は草www -- 霊m あっ 匿名Rでした。 (2023-08-22 17 25 58) 江の浦って福岡県の駅のことかと思ったw -- 名無しさん (2023-08-28 22 45 56) 最終話 ドラえもん、海に沈むwww -- トントン (2023-10-26 15 19 13) 朽ちたドラえもんと呼ぼうかなあれ, -- 腐に沼ったなにか (2023-10-30 08 04 54) ahiai_ron1 -- 特急呪物? (2024-02-14 17 09 34) 変わり果てた姿 でも一枚ヒットする -- TEN (2024-03-06 14 02 56) 置く場所間違ってますね... -- 検索調査官 (2024-03-08 18 12 42) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/sakuraba/pages/154.html
戻る 807:名前:名無しさん@ピンキー sage : 2008/01/08(火) 00 58 30 ID Jalom42p 791 2スレ程いただきます。 2000レスも使うと言うのか!?大長編じゃないかwktk 808:名前:名無しさん@ピンキー sage : 2008/01/08(火) 01 00 58 ID AslZZbKa 791 2スレか、コレは期待大だなw 809:名前:この野郎 sage : 2008/01/08(火) 02 00 27 ID ts3PmC5J 「おぃ、カナ。お前ちょっとこっち来いよ。」 「なんだよおっかない顔して、普段から悪い目つきが更に悪……」 「うるさいよ!バカ野郎!!」 「……なっ…?!」 「いいか、お前が勝手に投稿した 791のレスを見てみろ。」 「え?…これがどうしたんだよ?」 「よく見てみろ。」 「よくって見ろって…私はちゃんと投下前にはこう書いた方がいいって言われたから……」 「じゃあちゃんと2000レス返せよ。バカ野郎。」 「はぁ?…あははっ、私は2スレって書いてるだろ?お前こそ良く見ろよ。バカじゃないの?」 「…バカはお前だ、バカ野郎ー!!…(バキッ!!」 「いたっ!!お前…ふじおかは当たると意外と痛いんだぞ…。」 「いいか、2スレだと1000レス×2になっちゃうんだよ!」 「ふーん…。」 「ふーん…じゃねーよ!!」 「なんだよ千秋、だからってそんなに怒ることないだろ!」 「もういい…お前と話してると疲れる…。私は寝るから。」 「え?…おーぃ。……なんなんだアイツ?」 「…今のはカナちゃんが悪いよ。」 「…うわっ!!内田、お前いつからそこにいたんだ?!」 「えっ?!…ひどぃよ……朝からずっといたよ……ぐすっ…」 「そ、そうか。そりゃ悪かったよ。…で、なんで千秋はあんなに怒ってたんだ?」 「えっとね、作者はこの前の続きをさっき書いてたの。」 「ほぉ…で、それとどう関係があるんだよ。」 「それでね、今回は千秋と藤岡君が…その…抱き合ったりキスしてたりしてたみたいなの… …でもね、それが手違いでうっかり消してしまったらしいの。」 「…で、何故か千秋まで機嫌が悪かったのか?」 「…うん。…チマチマ書いてて、やっと完成したと思ったら…あぼーんしちゃったみたい…。」 「…でもそれって私関係なくないか……それにさりげなく 791の失敗を私のせいに…」 「ダメッ!それ以上文句言ったら…この先カナちゃんの出番がなくなっちゃう!」 「なっ?!…本当か?」 「うん。それに作者はいい人よ。千秋や私が好きでも決してロリコンではないの。むしろ紳士なの。」 「…なんでそんなにフォローするんだ…?」 「こう言えば、今後私とマコト君の絡みを約束するって言ってたの。」 「…それ、バラして良かったのか?」 「……あっ…。」 って事で2レスの間違いでした。orz そして2時間ほど書いたssを、本当にうっかり消してしまいました。orz 進む