約 79,023 件
https://w.atwiki.jp/roster/pages/491.html
横浜 大西宏明をお気に入りに追加 プロフィール 凡例 外野手 33 1980/4/28 178/78 右右 兵庫 大西宏明@ウィキペディア 大西宏明 大西宏明とは 大西宏明の76%は時間で出来ています。大西宏明の21%は媚びで出来ています。大西宏明の2%は微妙さで出来ています。大西宏明の1%は保存料で出来ています。 横浜とは 横浜の94%は鉄の意志で出来ています。横浜の6%は時間で出来ています。 大西宏明の掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る 大西宏明のリンク #blogsearch2 ページ先頭へ 横浜 大西宏明 このページについて このページは横浜 大西宏明のインターネット上の情報を時系列に網羅したリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新される横浜 大西宏明に関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
https://w.atwiki.jp/maikuragunzibu/pages/650.html
これはシナリオを基盤に行われる茶番です。 北エメリア戦争(2017/03/17~現在)は、紫電共和国とエメリア連邦との衝突が原因で北米の国々を巻き込んだ戦争である。実質戦争終了後もいろんな出来事があるため範囲は大変曖昧である。このページではブリテン戦役停戦条約までを北エメリア戦争と定義する。この分類の中に紫亜戦争やブリテン戦役などが含まれる。紫電共和国国防省サイトでは「北エメリア戦争」の表記ではなく「北アメリカ戦役」という表現を用いている。 目次 0.参加国 1.小林丸事件勃発 2.紫亜戦争までの経緯 3.戦闘経過 4.紫亜戦争終結 5.その後 6.ブリテン戦役までの経緯 7.戦闘経過 8.終戦 9.その後 参考文献 外部リンク コメント 参加国 国名 首都 ブリテン戦役 紫電共和国 ワルシャワ 同盟国 エメリア連邦 imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 グレースメリア 同盟国 オリーブ帝国 imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 フロリダ州 同盟国 大ブリテン連邦共和国 ロンドン市 連合国 エルナス国 オワタ 連合国 小林丸事件勃発 紫電共和国の情勢 紫電共和国は近年集結した欧州大戦での特需景気で国力も大幅に上がった。 だが、大戦も終わり、国益も下がり気味であり政府の固定為替相場制など新たな政策を取り入れる、軍部の影響力拡大など大変不安定な時期にあった。 そこで紫電共和国は新たな政治的イベントを欲している。 当時の紫電大統領。ほとんど軍部の操り人形だった。 エメリア連邦の情勢 エメリア連邦は3月17日時点では日亜戦争の最中であり優勢であったが国内では大変緊張した状態であった。 国防力も日本列島に割かれており本土は手薄であった。 それに加えて戦争による疲弊も目立っている。 事件発生 2017年03月17日紫電国籍の貿易船[小林丸](元紫電海軍船籍)がエメリア連邦に交易のためバージニアへ向け航路をとっていた。 午後2時ごろエメリア連邦海軍のグリズリー級駆逐艦と遭遇。エメリア海軍はこの小林丸を国籍不明船として認識。 午後3時ごろ1時間の追尾と領海侵犯であるという警告を行ったが、この警告を無視したため小林丸に対し艦砲射撃を行った。 小林丸は30分間の炎上をし轟沈をした。この際、エメリア海軍は漂流中の小林丸の乗組員を密入国者と断定し射殺した。 この時の映像は終戦後エメリア政府施設を制圧した紫電軍により明らかになる。 紫亜戦争までの経緯 事件後の紫電の対応 3月17日午後4時頃撃沈の第一報が紫電共和国に入った。この事件に対し紫電大統領は「小林号対策委員会」創立した。 午後5時頃エメリア連邦が撃沈した事実が判明しエメリア駐留大使館職員は紫電へ帰国が開始された。 午後6時頃正式的な確認がとれ紫電共和国はエメリア連邦との国交を断絶した。 午後8時紫電共和国玉今大統領は正式にエメリア連邦に報復として宣戦を布告した。 午後8時半紫電共和国は紫電国内に向け正式発表を行った。 紫電軍の侵攻準備 3月17日午後6時紫電共和国政府は陸海空軍の各軍港への集結を命令した。 既に駐留部隊が軍港にある、第三ブラザーズ旅団、19山岳師団は宣戦布告前にアルデラの中間拠点に向け出撃した。 参加部隊 第五軍管区[北米遠征軍] 第七師団 第一空挺連隊 第二空挺連隊 第三空挺連隊 独立輸送集団 第一混合連隊 紫電共和国特殊作戦専門集団[YSPEG] 第四空挺連隊 第五空挺連隊 第七空挺連隊 師団司令部歩兵中隊 第十一師団 第三ブラザーズ旅団 第二種実験大隊 第十三軽装甲歩兵連隊 第十四軽装甲歩兵連隊 第十四歩兵連隊 第七砲兵連隊 第八機械化騎兵連隊 546実験中隊 師団司令部 第十八師団第一海上機動旅団(3000名) 第二海上機動旅団 第一海上空挺特別連隊 第二海上空挺特別連隊 海上戦車大隊 空軍十八航空集団 第十九師団 第五山岳猟兵連隊 第六山岳猟兵連隊 第七山岳猟兵連隊 第八山岳猟兵連隊 第一機械化山岳猟兵連隊 第九特別工兵連隊 第十五軽砲連隊 特別ヘリ空輸航空集団 師団司令部山岳歩兵中隊 エメリア軍の防衛準備 一方エメリア連邦では紫電共和国からの宣戦布告を受け、エメリア国防総省は陸海空軍の大西洋側への集結を急いだ。紫電軍が 本土に本格的な攻勢をかけてくるのが早くて20日後だとこの時点でのエメリア国防総省は考えていたようだ。 参加部隊 名称 第1機械化歩兵師団 所属軍 北米軍 司令官 ボブ・ガーランド陸軍元帥 人数 2万人 名称 第2機械化歩兵師団 人数 2万人 名称 第3機械化歩兵師団 人数 2万人 + 第1機械化歩兵師団構成 第1機械化歩兵師団 ・師団司令部 ・師団大隊 ・第1憲兵大隊 ・第1科学防護中隊 ・第1会計隊 ・第1機械化歩兵旅団 ・司令部中隊 ・第1機械化歩兵大隊 ・第2機械化歩兵大隊 ・第3機械化歩兵大隊 ・第1旅団工兵大隊 ・大隊本部 ・本部中隊 ・第1戦闘工兵中隊 ・第1通信ネットワーク支援中隊 ・第1軍事情報中隊 ・第1前方支援中隊 ・第1旅団支援大隊 ・大隊本部 ・司令部中隊 ・第1野戦整備中隊 ・第1工兵中隊 ・第1医療中隊 ・本部小隊 ・第1治療小隊 ・第1救急ヘリコプター小隊 ・第1補給中隊 ・第2機械化歩兵旅団 ・師団司令部 ・司令部防衛中隊 ・第4機械化歩兵大隊 ・第5機械化歩兵大隊 ・第6機械化歩兵大隊 ・第2旅団工兵大隊 ・大隊本部 ・本部中隊 ・第2戦闘工兵中隊 ・第2通信ネットワーク支援中隊 ・第2軍事情報中隊 ・第2前方支援中隊 ・第2後方支援大隊 ・大隊本部 ・司令部中隊 ・第2野戦整備中隊 ・第2工兵中隊 ・第2通信中隊 ・本部小隊 ・第2治療小隊 ・第2救急ヘリコプター小隊 ・第2補給中隊 ・第3機械化歩兵旅団 ・師団司令部 ・司令部防衛中隊 ・第7機械化歩兵大隊 ・第8機械化歩兵大隊 ・第9機械化歩兵大隊 ・第3旅団工兵大隊 ・大隊本部 ・本部中隊 ・第3戦闘工兵中隊 ・第3通信ネットワーク支援中隊 ・第3軍事情報中隊 ・第3前方支援中隊 ・第3後方支援大隊 ・第3後方支援大隊 ・大隊本部 ・司令部中隊 ・第3野戦整備中隊 ・第3工兵中隊 ・第3医療中隊 ・本部小隊 ・第3治療小隊 ・第3救急ヘリコプター小隊 ・第3補給中隊 名称 第1機甲師団 所属軍 北米軍 司令官 サンダー・グリッジ中将 人数 4万人 + 第1機甲師団構成 師団大隊 ・第4憲兵大隊 ・第4化学防護中隊 ・第4会計隊 ・第1機甲大隊 ・第2機甲大隊 ・第3機甲大隊 ・第4後方支援大隊 ・大隊本部 ・司令部中隊 ・第4工兵中隊 ・第4医療中隊 ・本部小隊 ・第4治療小隊 ・第4救急ヘリコプター小隊 ・第4補給中隊 ・第4野戦整備中隊 名称 即応展開防衛大隊 所属軍 北米軍 司令官 グリニッジ・ウェスト少将 人数 1万人 + 構成 即応展開防衛大隊 ・大隊司令部 ・第3憲兵大隊 ・第3化学防護中隊 ・第1歩兵大隊 ・第2歩兵大隊 ・第3歩兵大隊 ・第6後方支援大隊 ・大隊本部 ・司令部中隊 ・第6工兵中隊 ・第6通信中隊 ・第6医療中隊 ・本部小隊 ・第6治療小隊 ・第6救急ヘリコプター小隊 ・第6補給中隊 ・第6整備中隊 第1即応偵察中隊 名称 第1陸軍遠征旅団 所属軍 在日本皇國軍 司令官 ジョニー・ウォーカー少将 人数 8500人 + 構成詳細 第1陸軍遠征旅団 ・師団大隊 ・第2憲兵大隊 ・第2科学防護中隊 ・第2会計隊 ・第1歩兵大隊 ・第2歩兵大隊 ・第3歩兵大隊 ・第24機甲中隊 ・第5後方支援大隊 ・大隊本部 ・司令部中隊 ・第5工兵中隊 ・第5医療中隊 ・本部小隊 ・第5治療小隊 ・第5救急ヘリコプター小隊 ・第5補給中隊 ・第5野戦整備中隊 戦闘経過 紫亜戦争初期侵攻図- フロリダ上陸作戦 3月23日紫電陸軍ブラザーズ旅団の第三ブラザーズ旅団はアルデラでの中間補給を終えメキシコ港で洋上待機していた。 この時エメリア軍は紫電軍が洋上待機していることを全く察知しておらず、フロリダでは守備隊800名ほどで分散防御をしていた。 3月24日午前5時紫電海軍が海岸近くのエメリア主要施設およびオリーブ帝国主要施設を空母艦載機による破壊を開始した。 午前6時紫電陸軍の第三ブラザーズ旅団は強襲揚陸艦から上陸を開始した。 上陸作業では目立ったエメリア、オリーブ軍の攻撃はなくつつがなく終わる。 フロリダの主要な港を抑え午後3時には本格的な揚陸作業が開始され戦略的重要な橋頭保を紫電軍は築き上げた。 揚陸途中のエアクッション艇 エメリア軍の撤退。半島隔離作戦 3月25日エメリア軍は上陸を食い止めることは不可能と判断。後方に退却することを決断した。 それに従いオリーブ帝国首脳部は後方に下がることを決定。政府機関の移動が開始された。 戦略的に重要な橋や施設は破壊しながら後退をエメリア軍は行った。その数は大小合わせて100にも及んだ。 他の守備隊と合流したフロリダ守備隊はその日のうちにフロリダの境目に沿って防御陣地を開始し侵攻の足止めに備えた。 エメリア連邦首都では長期本土戦を見通して緊急事態鎮圧部隊(ESF)の創設を行った。 当時のエメリア兵 オリーブ帝国首都の陥落 3月25日紫電陸軍総司令部は揚陸されたばかりの第三ブラザーズ旅団を用い侵攻作戦を開始した。 この作戦ではブラザーズ旅団3000は二手に分かれ一方が飛行場の制圧作戦へ、もう一方が首都制圧へ動き出した。 25日午後1時目標の飛行場を制圧し、軍用ヘリの配備を早急に行った。 午後4時政府首脳がもぬけの殻であるオリーブ帝国首都が陥落した。 治安の混乱が予想されるため紫電軍は各自治体に協力を求めたが、あまり協力的ではなかった。 紫軍早期終結の失敗 23日から紫電陸軍の精鋭である、第8師団はカリフォルニアへの空挺降下作戦による戦争の早期終結のためアルデラの飛行場で待機をしていた。 本格的な空挺降下をするため紫電司令部は詳細なカリフォルニアの情報が必要であった。そのため24日第8師団では志願した小隊32名で斥候任務を実施した。 ところがこの斥候部隊が民間人の密告によりエメリア軍に発見されてしまい、斥候部隊は壊滅、作戦の全容を知られてしまった。 これを重く見たエメリア国防総省は現在作戦実施中の半島隔離作戦を中止し全軍を首都防衛のため後退させることを決断した。 エメリア軍が後退しているのを察知した紫電軍は第5山岳猟兵連隊を用い侵攻作戦を開始した。 大西洋海戦 3月26日17 00時紫電海軍第一空母打撃隊がノースカロライナ沖でグリズリー級駆逐艦が中心のエメリア海軍の艦隊と遭遇。 紫電海軍は国際回線で投降を呼びかけた。だが、紫電海軍に拿捕されるのを恐れたエメリア海軍の司令官は艦隊を全速力で北進させた。その様子を とらえた紫電海軍はDDG-23からトマホークミサイルを撃ちだし、それに続いてほかの戦隊構成艦も攻撃を開始した。 駆逐艦が中心の艦隊と軽空母を含めた打撃艦隊では戦力差が見えており、30分間の戦闘の後、エメリア海軍艦隊司令官代行(艦隊司令官は死亡のため)は紫電海軍に投降を決意。 10分後国際回線で投降する旨の文を発信した。この投降を紫電海軍は受理した。 速やかに紫電海軍による艦艇拿捕は開始された。その際、エメリア海軍の高官10名ほどが紫電海軍のE中佐の命により、殺されている。 この事件は戦後、戦争犯罪ではとの批判声が紫電内外で上がっている。 戦争当時のエメリア海軍 船籍 戦力 被害 人的被害 紫電海軍 CVL-12.DDG-310.DDG-311.DDG-23.SS-16 無 無 エメリア海軍 コルベット級駆逐艦20隻 3隻轟沈、5隻大破、3隻中破、3隻小破、2隻が逃亡 280名死亡40名負傷 エメリア兵を取り押さえる紫電兵 拿捕されたエメリア海軍駆逐艦 エメリア・オリーブ軍決死の奇襲 27日本格的な侵攻作戦も5日目になり、紫電軍は大きなアクシデントもなくエメリアの領土を掌握していった。 この侵攻をできるだけ鈍くし、首都防衛陣地構築の時間稼ぎのためエメリア・オリーブ軍は小規模な攻勢 を開始した。ここがエメリア・オリーブの領土であるという地の利を活かし、地形に不慣れな紫電軍をかく乱していった。 その中でも有名なのが、第十二地区兵站所の戦いである。 当時紫電軍に中間兵站基地として使われていた、元中学校での戦闘である。 この戦いでは兵站基地を第五山岳猟兵連隊所属のB中隊が守備をしていた。対するエメリア・オリーブ軍はE中尉が率いる少数精鋭の2個小隊程度であった。 まず、中間兵站基地周辺に着いたE中尉は作戦を立てた。まず、各小隊の擲弾手が、果敢に40mmグレネードを浴びせ同時に支援火器で制圧射撃を行った。 この時点では紫電軍は明確な突撃破砕線すら構築していなかった。 思わぬ戦闘に中隊は混乱し、中隊長は陣地放棄を決定。車両で退却した。 その後兵站基地の制圧はつつがなく終わりエメリア・オリーブ軍は大量の物資を手に入れ長期の活動に大きく貢献した戦いだったのだった。 戦争中のエメリア・オリーブ軍の前方地域の第一線の援護部隊(Forward Area Frontline) 首都郊外の守備隊 終結 27日紫電軍第二機甲師団はニューメキシコ州にまで到達をしていた。カリフォルニアは目前であった。紫電政府はこの時点で救済の意を込め ニューメキシコ州にて平和条約の締結内容であるニューメキシコ宣言を発表した。この宣言を受けエメリア政府は緊急会議を呼集。4時間の会議の末、宣言を受け入れることを決意した。 正式な声明発表は28日に行われ28日が終戦となっている。同日戦闘終結宣言が両政府ともおこなわれた。 30日首都で紫電軍の首都入城式が行われた。 平和条約として出されたニューメキシコ宣言は口では平和条約となっていたが、内容は完全にエメリア連邦に属国化を求めた条約であった。 この行為に北米諸国は批判を浴びせたが、強固な態度を紫電は取り、それが返ってブリテン戦役や紫電革命の引き金にもなった。 紫電軍の主な現地指揮官。首都入城式にて(一番左がヤルゼルスキ中将、一番右が中佐時代のアームストロング王) その後 近隣国家の反応 この戦争について大きな反応を示したのはまず、ブリテン連邦共和国共和国であった。 ブリテン政府はエメリア連邦が20日間で紫電に攻略されたのを受け、ブリテン政府は隣の国のエルナス国と水面下で 共同防衛条約の調印を進めた。 紫電領大西洋州 紫電共和国は旧オリーブ国領を条約で手に入れた。そこでは本国では手に入らない、ものがたくさんあり、 紫電政府にとっては喜ばしいことであった。紫電政府も積極的に大西洋州の発展に力を注いだ。 その例として、紫電開拓制度などが代表例である。 ブリテン戦役までの経緯 エルナス国・大ブリテン連邦共和国の宣戦布告 戦争に敗れてからのエメリア連邦は大変混乱していた。紫電に大西洋側の3つの州を割譲するという失態を犯し、政府は大変な批判をうけ、 政府も自虐的な行動が見られた。 その行動は近隣諸国にとっては大変恐怖を与えるものであった。 その緊迫した空気に耐えきれず、ブリテン連邦共和国は北米駐留紫電軍とエメリア連邦に対し宣戦布告をした。それに合わせエルナス国も参戦した。 これを広くは「ブリテン戦役」と呼ばれる。 戦闘経過 バミューダ近海で空戦 ブリテン連邦共和国・エルナス国が宣戦布告してから数日、エルナス国のB艦隊が大西洋からバミューダ諸島近海に到着した。 これに対し、紫電共和国は警戒任務としてP-55戦闘爆撃機を発進、攻撃の機会を伺っていた。 同艦隊はこの機体を脅威と認定、艦載機ACM-13による攻撃命令を下し、明朝に空戦となった。 激しい空戦の結果、紫電側の攻撃作戦は中止、P-55が3機撃墜された。 エルナス国側のACM-13も2機撃墜される事態となり、両国での最初の戦闘の損失となった。 エルナス国側は紫電共和国の航空戦力を過小評価していたことが作戦失敗の原因と見て、今後の大西洋での交戦は消極的になると見られている。 エルナス空軍が空爆作戦を実施 エルナス軍はバミューダ近海の空戦の影響で、大西洋フロリダ方面からの攻撃作戦に待ったを掛けられていた。 紫電共和国本土からの補給線を断ってはいるものの、このまま攻撃を続ければ両陣営に被害が出ることが明らかになったからである。 そこで、大西洋の戦力はそのままに、太平洋側からエメリア連邦を攻撃することとした。 エメリア連邦海軍艦隊は太平洋上で待機しており、エルナス艦隊と接触することは無かった。 エルナス太平洋艦隊は空軍と協力し、エメリア連邦空爆作戦、「Cowardly Pig(臆病な豚)」作戦を展開する。 ▲夜間爆撃の準備を行うACB-12ステルス爆撃機 「荒野の虎」作戦開始 開戦から10日が経ちエメリア連邦国内では連合軍による空爆も大変激しくなり国力は瞬く間に縮小の一途をたどっていた。 だが、依然として同盟軍は健在であり、前線は数度の攻防戦を終え、緊迫した膠着状態にあった。 そのころブリテン軍司令部では独自に膠着した同盟軍と連合軍とのにらみ合いを打開するため、新しい作戦が計画されていた。その作戦が荒野の虎作戦である。 荒野の虎作戦とは当時エメリア首都戦域とフロリダ戦域の二方面戦線のうち、フロリダ方面に割かれている70%の部隊をエメリア首都戦域に転戦させ集中の原則のもと、 局所攻撃でエメリア首都を早期に攻略し、爾後エメリア戦線部隊と合流しフロリダ州に侵攻するという作戦であった。 実施日は計画書提出からから6日後に開始された。この驚異の実施の速さは、それだけ当時切迫した状況下であったこととブリテン司令部の柔軟な対応ができていたということがうかがえる。 実施に際してフロリダ方面に展開したブリテン軍は大幅な部隊の転戦を紫電軍に悟られぬようにエルナス空軍と連携してより激しい空爆や砲撃を開始した。 カリフォルニア市街地戦 作戦発動から5日後、終結したブリテン軍はエメリア首都への総攻撃が開始された。 カリフォルニア市街地戦では当初順調に制圧が進んでいた。だが、中盤からエメリア軍の守備隊は即製のIED、仕掛け爆弾、便衣兵によるテロ的な攻撃、捨て身自爆による躊躇のない攻撃により、多大な損害を 連合軍に与えた。この事態に連合軍総司令部はこれ以上の損害は作戦に支障をきたす判断し、解決策としてエルナス空軍が中心で無差別爆撃を開始を行った。そのかいあってか、その後の連合軍の被害は減少していった。 作戦が開始されてから、23日後エメリア連邦首都は連合軍により陥落した。その数日前にエメリアの重要人物とエメリア軍残存兵力は紫電領フロリダ州に亡命をしている。 この際、犠牲になった民間人は行方不明者合わせ、17万人にも達した。 在亜紫電軍に5機だけ配備されていたP-72A戦闘 長期後方作戦支隊 通称ハリス支隊 首都が陥落したころには連合軍はエメリア領土のほとんどを制圧していた。 連合軍の地上部隊主力であるブリテン陸軍は分散し各対抗勢力の排除を実施中であった。そんな中、亡命エメリア軍では フロリダに撤退する直前に各部隊で優秀な兵士を集め、連合軍の後方地域で妨害活動をする特別増強中隊を編成していた。 その名は「長期後方作戦支隊」である。支隊の指揮官は当時第一機械化師団で大隊長をしていたハリス少佐である。 編成の際、指名された隊員は遺書を書き長期作戦中の生死が不明になるものと前提し、軍籍上は戦死したものということになった。 部隊は山や森などの緊要地形で活動し、主に夜襲や待ち伏せを得意とした。 その後この部隊は終戦真近まで活動を続け延べ500輌の軍用車両、10トンもの弾薬を破壊し連合軍に多大な損害を与えたのだった。 終戦真近になるときには最初120名いた隊員は3名だったことが支援していた民間人によって明らかになった。最後の目撃証言は 野山で猟をしていた猟人がボロボロの戦闘服を着た兵士を山で見たというのが最後である。 大統領自殺 4月25日午前未明紫電領大西洋州に亡命していたエメリア連邦現大統領のジョン・ケリーは在宅中のホテルの一室で拳銃自殺をした。 即時護衛の紫電憲兵隊のP中尉が現場に駆け付けた。その後、多少の混乱を挟みつつ紫電、エメリアを上げて国葬が執り行われた。 この自殺についての詳細な内容は現在でも多くは解明されていない。 元ホテルの従業員であったというものの証言ではケリー氏はバスタブの中で死んでいたという話がある。 エメリア東沖の空戦 大統領を失ったエメリア軍は混乱の最中にあった。 エルナス軍の旧エメリア首都空爆作戦は完了しつつあり、さらに深部への進行が予想されている。 そこで、エメリア空軍は東沖に位置するエルナス艦隊に決死の攻撃作戦を展開することとなる。 エルナス艦隊もこれに応戦、東沖で大規模な衝突が起こった。 エメリア連邦は、エルナス艦隊撃破が今後の国の命運を分けるため、空軍戦力を結集してこの作戦に当たった。 その数は、戦闘機だけでも300機近くある。主に、まだ攻撃されていない国土中部辺りからかき集められた。 対してエルナス艦隊航空戦力は、空母艦載の戦闘機40機程であった。爆撃任務を主としていたため、空戦戦力はそこまで多くは無い。 圧倒的数量優位で、エメリア空軍はエルナス艦隊に奇襲を仕掛けることになった。 ▲先制攻撃を行うエルナス機 しかし、集結までに時間を要したエメリア空軍の動きは、同盟軍全体に察知されていた。 未だ敵に大規模な戦力が温存されていることを知り、警戒任務に力を入れていたのである。 相手の意表をつく奇襲には失敗し、正面衝突することになった。 エメリア空軍の主力機であるF-4Aは皮肉なことにエルナス国が改修した機体であった。 各種性能は筒抜けであり、技術水準も意図的に下げられており、個体の戦力差は歴然であった。 先制攻撃を許し、回避機動後に背後に付かれ、そのまま抵抗もできずに撃ち落とされていく。 数的優位も虚しく、エメリア空軍の第一攻撃部隊32機は、エルナス機4機に壊滅的被害を受けた。 エメリア空軍は、個別の兵力では敵わないことを思い知らされた。そこで、第二、第三、第四部隊を多方面から展開し、同時攻撃を行う。 第二、第三部隊はそれぞれエルナス機と戦闘、第一部隊と同じ運命を辿る。 第四部隊は航空隊の穴を付くことに成功はしたが、空母艦隊の対空網に阻まれ、空母までたどり着く事ができない。 同じ機体を大量に装備したことが仇となり、援軍として到着した第五、第六部隊までも歯が立たなかった。 この惨敗に、エメリア空軍内では出撃を拒否する軍人が立て続けに現れ、大混乱となった。 エメリア空軍は200機以上の損失を出した一方、エルナス機を3機の損失に終わった。 航空機個体の戦力、同型機の大量配備が覆せない差を生み、今回の結果に至ったと考えられる。 終戦 ブリテン戦役では最初の連合軍の快進撃はよかったものの後半になってくると無理な戦線拡大で補給がままならない状況で侵攻ができなく、同盟軍側も侵攻できるほどの戦力を持っておらず 一進一退で小規模な小競り合いでお互いがいたずらに消耗しているだけであった。その状況を重く見た紫電政府がまず最初に連合軍に講和の話を持ち掛けた。 その講和の申し出に連合側は積極的な姿勢を見せた。最初のコンタクトから10日後には休戦が開始されその3日後に講和内容の協議が始まった。 1.現在進行中の軍事行動を例外なく停止すること。 2.エメリア連邦が解体されたためエメリア軍はどこの国にも属さない武装集団になるため可及的速やかに武装解除を行い兵器などの装備品は各陣営が管理すること。 3.エメリア政府の遺物は各国の協議で分割すること。 4.紫電共和国は北米の領土を二か月後までに放棄すること。 5.エメリア連邦の公共施設を全て破壊すること。 6.エメリアの統治、治安維持は各地域の公共団体が行うこと。 7.両陣営とも復興のため民間人への人道支援を二か月後まで行うこと。 8.両軍とも3か月後まで全ての軍事組織を撤収させること。 結果的に以上のものが協議により決まり翌日の30日から執行された。 この内容で一番重要視されたのがこの戦争で一番の被害を受けたエメリア連邦の速やかな解体処理であった。 各地には小規模ながらエメリア政府の機関が生きており統一した敗戦というのがなかった。そのため両軍はエメリア政府の施設の解体、機関の解体を3か月の期間で全力で行った。 そのかいあってか1か月半後にはほとんど完了していた。 終戦の処理はつつがなく行われ三か月後には両陣営の全ての軍事組織は本土へと撤退していった。 その後 紫電共和国 紫電共和国は一時的な北大西洋州統治の経済的恩恵、紫亜戦争の条約などにより多額の利益を得ていた。 その額はいまだに公表されてはいないが、一連の騒動で手に入れた金塊は約1500トンにも及ぶといわれている。 ワルシャワの某所で保管される巨大な金塊 参考文献 M・カルニコフ「カルニコフ従軍記」田中巧訳、ワサラー出版、2020年、ISBN-4532631169 ジョセフ・ボブ「エンド・オブ・ノースアメリカ」田島書店訳、マックブック出版、2017年 ISBN 3567957790 エドワード・ハーバート「ノース・アトランティック・オブ・ウォー」佐藤小次郎訳、ブリティッシュパブリッシャー社出版 2018年 ISBN-8406820576 ハーメルン harugamesjpページ フォークランド紛争 - Wikipedia エメリア連邦ホームページ Hearts of Iron IV japan wiki 紫電共和国公式ページ ベルリン市街地戦 - Wikipedia 米陸軍 野戦教範書 FM 101-5-1 / MCRP 5-2A 戦争概論 アントワーヌ・アンリ ジョミニ (著), 佐藤 徳太郎 (翻訳) 外部リンク 紫電共和国公式ホームページ エメリア連邦公式ホームページ オリーブ帝国公式ホームページ 大ブリテン連邦共和国公式ホームページ エルナス国公式ホームページ 質問.ご意見受け付けます 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gentoo64/pages/115.html
西洋哲学 古代ギリシア哲学 中世哲学 近世哲学 近代哲学 現代哲学 人名索引
https://w.atwiki.jp/shin_onimusha/pages/42.html
西洋病院 鬼石 黒焔 光撃甲 鬼武侠(手術室) 閻魔の篭手
https://w.atwiki.jp/sekai_ippukawatta/pages/97.html
名前 場所 大西洋道路 ノルウェー コルデトゥリーニ フランス ゴーイング・トゥー・ザ・ロード アメリカ・モンタナ州 天国の架橋 中国・湖南省 チャップマンズピークドライブ 南アフリカ・ケープタウン ルート40 アルゼンチン デナリハイウェイ アメリカ・アラスカ州 カラコルム・ハイウェイ 中国~パキスタン アマルフィ海岸 イタリア ビッグサー 1号線 アメリカ・カルフォルニア州 アトラス山脈 ダデス峡 モロッコ フルカ峠 スイス グレート・オーシャン・ロード オーストラリア ミリオンダラー·ハイウェイ アメリカ・コロラド州 サニ峠・クワズールナタール 南アフリカ ステルヴィオ峠 イタリア トランス・ファガラシャン ルーマニア トロールの通り道 ノルウェー キャニオンランズ国立公園 アメリカ・ユタ州 北ユンガス「死の道路」 ボリビア ジャベル・ハヒート山岳道路 アラブ首長国連邦
https://w.atwiki.jp/eafachin/pages/16.html
東亜連邦の軍事・兵器 東亜連邦のミサイル・ロケット・魚雷 東亜連邦の艦艇 東亜連邦の航空機・エンジン・機銃 東亜連邦の陸上兵器 東亜連邦の火砲 東亜連邦の銃器
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/8061.html
577: ホワイトベアー :2022/06/17(金) 22 30 11 HOST sp1-75-1-56.msc.spmode.ne.jp 大陸×ストパンネタ オリンピック作戦 オリンピック作戦(Operation Olympic)は第二次ネウロイ大戦においてネウロイ占領下のガリア解放とライン川までの防衛線お仕上げを目的とした国連軍主導の一大軍事作戦である。 オリンピック作線は1944年6月3日、ブリタニア本土に集結した航空戦力と大西洋上の一大空母機動艦隊からの航空攻撃と戦艦32隻、重巡洋艦48隻を主力とする水上打撃部隊によるサン=バレリ=アン=コーネストへの総攻撃(トライデント作戦)から開始された。 翌6月4日には6個空挺師団による空挺降下と1万隻以上の艦艇(揚陸艇込み)が参加した強襲上陸、ヒスパニアからのガリア南部への侵攻作戦が実施されていき、ドーバー海峡とピレネー山脈を超えてガリア本土に対しての本格的な攻勢を開始する。 この一大攻勢は前日までにガリアに存在していたネウロイの巣とそこに所属する大半の航空ネウロイを排除していたことで大した損害も受けずに国連軍はガリアに橋頭堡を築いた。 8月末までに600万近い兵力がガリア本国に投入され、小規模な被害の下にガリア国内の大多数をネウロイから奪還することに成功した。 578: ホワイトベアー :2022/06/17(金) 22 31 03 HOST sp1-75-1-56.msc.spmode.ne.jp 背景 1940年12月、パリ陥落によりガリアの政府機能が完全に麻痺したため、国連軍はガリアからの撤退を宣言し、国連軍とガリア軍は【ダイナモ作戦】をはじめとした撤退作戦によりピレネー山脈以南やブリタニア本土へと撤退した。 この一連の作戦は奇跡と呼べるほどの大成功の下に終了し、ブリタニア連邦軍を主力とする国連欧州総軍とガリア軍、ガリア難民の大多数が無事にガリアからの撤退に成功した。 その後の【BoB(Battle of Britain)】や【BoP(Battle of Pyrenees)】でネウロイの侵攻を撃破し、ブリタニア本土及びヒスパニアの防衛に成功、人類はドーバー海峡とピレネー山脈にそって防衛線を構築することができた。 しかし、この段階で国連軍地上戦力の主力を担っていたブリタニア連邦軍や各国の亡命軍は重装備の大半を喪失し、ブリタニア連邦諸国とリベリオンや日本の支援があったとしても短時間でガリアに侵攻を仕掛け、これを解放することは不可能な状態に追い込まれてしまう。 また、1941年半ばにはオラーシャ軍と国連ウラル総軍による限定反攻作戦である【タイフーン作戦(Operation Typhoon)】とスオムス、バルトランド、国連北極海方面第3軍による限定反攻作戦【トライデント・ジャンクシャー作戦(Operation Trident Juncture)】の2つの攻勢作戦と日本・リベリオン・ブリタニアの3カ国が主導するカイロ奪還作戦、【砂漠の剣作戦(Operation Desert Saber)】が控えており、国連と後方諸国は東欧、北欧、北アフリカ、中東に戦力や物資を集中していたことから短期間での西欧における地上戦力の再建は後回しにされ、以後の国連と後方諸国はブリタニア、ヒスパニア、アンゴラ、ロマーニャ、ベネツィアの防衛を第1として将来の反攻作戦に備えると言う持久戦を西欧における基本方針とする。 東欧や北欧、アフリカでの反攻作戦に成功し、スエズの解放と北欧における戦線の安定、さらにウラル方面での防衛線の西進に成功したあともこの方針は基本的には変わらず、国連軍事参謀委員会は日米武の世界戦略に基づいてインド洋と大西洋間のシーレーンの安全を確固たるものにするために地中海方面での活動を拡大して行くことを決定するなど依然として国連と後方諸国は西欧での反攻作戦には消極的であり続けた。 1942年3月には国連軍地中海方面第1軍司令部を最高司令部に日本軍・リベリオン軍・ブリタニア連邦軍・ロマーニャ軍・ヴェネチア軍・アフリカ連合軍・国連軍の7軍合同によるバルカン半島の解放を目的とした反攻作戦である【決意の証明作戦(Operation Ironclad Commitment:断固とした決意表明作戦とも表記される)】を実施、50万近い兵力を投入した大規模な攻勢を仕掛けることで貴重な上陸作戦に関するノウハウを獲得すると同時にバルカン半島全土とオストマルク、ウクライナ南部の一部の解放に成功した。 1941年のカイロの巣の撃破と1942年からのバルカン半島及びウクライナ地方の一部の解放に成功したことで地中海の安全が確保され、アジアからの物資の輸送時間も大きく短縮されたことから国連軍と後方諸国はようやく西欧における反攻作戦実施の検討を開始、国連軍事参謀委員会では正式に北ガリア侵攻作戦である【ラウンドアップ作戦(Operation Round Up)】が立案されるなど西欧反攻の気運が高まっていった。 しかし、日本とブリタニアの間で発生した外交問題とそれを起因とするブリタニア国内の政治的問題、ブリタニアとリベリオンの作戦方針の違いなどにより同作戦に必要な物資を1943年までに用意できなくなり、西欧反攻作戦の開始は1944年以降への再度延期を余儀なくされる。 579: ホワイトベアー :2022/06/17(金) 22 31 39 HOST sp1-75-1-56.msc.spmode.ne.jp それでも1943年5月に開催された国連安全保障理事会において、1944年6月に国連大西洋総軍の指揮の下に西欧における大規模な反攻作戦である【オリンピック作戦(Operation Olympic)】を実施することが決定され、国連軍と後方諸国はブリタニアやヒスパニアなどへの戦力や物資の集積やマルベリー港と呼ばれる人工港やフランスとブリタニア本土を結ぶパイプライン構築用の機材などの特殊機材の製造などを開始する。 こうした人類の動きを察知したのか、西暦1944年6月1日、国連軍による【オリンピック作戦(Operation Olympic)】の発動まで1週間を切ったこの日にネウロイの巣がパリからサン=バレリ=アン=コーに突如として移動させた。 ネウロイの突然の巣の移動。これに対して国連軍司令部は大きな衝撃と動揺をもたらした。 何せ、今まではブリタニア本土まで直線距離でも250km近い縦深が存在していたが、ネウロイの巣の移動で一気に100km程度まで縦深が縮まってしまったのだ。 さらに、第501統合戦闘航空団に所属するフランチェスカ・ルッキーニ ロマーニャ陸軍少尉が人型ネウロイを発見し、これと接触したという報告が第501統合戦闘航空団より届けられた。 この報告を受けた国連大西洋総軍司令部は1940年にスオムスで発生した【ジュゼッピーナ・チュインニ事件】、1944年4月に実施した【ミエリッキ作戦】での教訓から同日中にはルッキーニ少尉の身柄を拘束、それが不可能な場合は射殺するように第501統合戦闘航空団司令部に命令すると同時に、完全武装の1個歩兵大隊からなる部隊を第501統合戦闘航空団基地に送り込み、ルッキーニ少尉を完全に外部から切り離した。 また、国連安全保障理事会と国連軍事参謀委員会に作戦の第1段階目標をガリアにおける橋頭堡と補給線の確保からネウロイの巣の攻略と人型ネウロイの殲滅に変更した上で作戦開始日を6月3日に繰り上げることを要請。この要請は即日承認され、ブリタニアに集結している全水上戦力と航空部隊、航空ウィッチ部隊を投入してのネウロイの巣攻略作戦の実施が決定される。 580: ホワイトベアー :2022/06/17(金) 22 32 16 HOST sp1-75-1-56.msc.spmode.ne.jp 経過 西暦1944年6月2日深夜、国連軍大西洋方面第1軍司令部はガリア本土への上陸部隊を乗せた輸送船団の護衛兼上陸支援部隊としてピカデリー・サーカスに待機していた多国籍連合艦隊と大和型航空魔導戦艦を輸送船団から切り離してサン=バレリ=アン=コーに向けて出撃させた。 突然の作戦変更命令に艦隊司令部に多少の混乱が発生するも、それも最低限で抑え込むことに成功。艦隊は国連軍の夜間ウィッチによる護衛の下に攻撃開始時刻までにネウロイの巣を攻撃範囲内に捉える。 翌6月3日の早朝、艦隊がドーバー海峡を横断している一方で、国連軍はブリタニアに集結していた全ての航空戦力を投入するつもりでブリタニア本土に設営されていた100を超える飛行場や大西洋上の空母部隊から日の出と同時に通常航空戦力と航空ウィッチ達を出撃させ、先行していた艦隊と合流して共同でネウロイの巣への総攻撃を開始した。 人類側の総攻撃に対してネウロイ側は200を超える大型ネウロイを出現させて迎撃をおこなう。 コアを有した200体を超える大型ネウロイの大軍の迎撃は激しく、人類側は決して少ないとは言えない被害を負った。 それでも、BoB後からオリンピック作戦の実施まで一切使用せずに備蓄し続けていた為に余るほど用意されていた咒式魔導浸食弾頭弾や弾頭ミサイルを容赦なく放ち、SF-44A、SF-41B、SF-38Eなどのジェットストライカーを装備した航空ウィッチを大量に投入し、さらにはネウロイ化兵器である2隻の大和型航空魔導戦艦を全面に出して攻勢を仕掛けてくる人類はネウロイ側を徐々に押していき、 最終的に国連軍は400機近い航空機と8名の航空ウィッチ、戦艦6隻を含む水上打撃部隊の3割を喪失しながらも国連軍は航空優勢の確保に成功する。 ネスト周囲の航空優勢の確保を確認した国連軍はブリタニア本土にて待機していた対ネウロイ用気化爆弾を装備する日本空軍の戦闘攻撃機部隊を出撃させ、同部隊がネウロイの巣に対ネウロイ用気化爆弾を投下することでネウロイの巣を覆う漆黒の雲を霧散させる。そして、大和型航空魔導戦艦【大和】の艦首200cm砲にてむき出しになったサン=バレリ=アン=コーネスト本体にあるコアは破壊され、サン=バレリ=アン=コーネストは消滅した。 その後、国連軍はカールスラント方面に撤退を図るネウロイ残党の掃討戦を開始し、翌6月4日には国連大西洋総軍司令官であった日本海軍の坂本進太郎大将はドーバ海峡沿岸部並びにガリア南部における絶対航空優勢を宣言、作戦が国連軍の優勢の下に進んでいるとマスメディアを通して世界に公表する。 その一方でネウロイの巣の撃破とならんで最重要目標とされた人型ネウロイの殲滅は人型ネウロイを発見することができずに失敗、公式発表とは裏腹にオリンピック作戦の第1段階は完全に成功したとは言えない状態で終了してしまった。 成果としては微妙であるが、制海権と航空優勢を確保した国連軍大西洋総軍は欧州大陸への上陸作戦である【オーバーロード作戦(Operation Overlord)】とヒスパニアからのガリア南部攻勢作戦である【ドラグーン作戦(Operation Dragoon)】を開始し、【オリンピック作戦】は第2段階に移行する。 ガリアの巣の消滅と国連大西洋総軍からの命令を受けてピカデリー・サーカスに待機していた輸送船団はドーバー海峡横断を開始、6月4日にはパ・ド・カレーやダンケルク、ブルッヘなどに第1軍集団の先遣部隊を、シェルブール付近に第2軍集団の先遣部隊を上陸させると同時にヒスパニアから第3軍集団を北上させた。 581: ホワイトベアー :2022/06/17(金) 22 32 52 HOST sp1-75-1-56.msc.spmode.ne.jp 幸いなことに、巣が破壊されたことからネウロイはすでにカールスラント方面への撤退を開始しており、上陸を開始した第1軍集団と第2軍集団の先遣部隊約36万は大した損害を受けることなく欧州大陸への上陸に成功、ほぼ無傷の港湾施設を確保することに成功する。 また、ヒスパニア方面から南部への侵攻を開始した第3軍集団も同様に撤退から逸れたのだろう小規模なネウロイの群れとの戦闘こそあったものの、大した被害を受けることなくガリア南部への侵攻に成功した。 主要な港湾施設を手に入れたことで兵站線を確保した国連軍はブリタニアとヒスパニアに待機していた主力部隊を順次ガリアに進出させていき、主力部隊の増援を受けた第1軍集団は7月10日からベルギガの解放とマース川までの進出を目的とした【コブラ作戦】を開始。 退却時に逸れたのであろう小規模なネウロイ群を撃破しながら第1軍集団はブリュッセル、エイントフォーフェン、セルトーフェンボスなどのベルギカやネーデルラントの主要都市を開放していき、8月25日には先行する一部の部隊がマース川沿いに到着した。 【コブラ作戦】の開始に合わせて第2軍集団がライン川と旧マジノ線までのガリア国境地域の解放を目的とした【ブルーコート作戦】を開始、7月17日には先遣していた日本陸軍第8機甲師団がパリを解放、その後も自動車化された戦略機動性の高さを活かして素早く目標地域を制圧していき、9月1日にはガリア国境にある旧マジノ線に布陣していたネウロイの中規模集団を撃破することでガリア北部を完全に掌握する。 その後、補給と部隊の再編の為に1カ月近く国連軍の進撃は低調となるが、西暦1944年10月4日、ガリア本土の大半を解放した国連軍はライン川までの防衛線を押し上げることを目的としたトータライズ作戦を開始、補給と再編を終えた第1軍集団と第2軍集団が501JFW、502JFW、509JFW、510JFWの4個統合戦闘航空団と3個連合戦術空軍の航空支援を受けながらカールスラント国境を超えて進撃を再開した。 国連軍の電撃的なガリア解放の動きに対してネウロイ側の動きは低調であった。一応、カールスラントのネウロイの巣から散発的な大型ネウロイや中小型ネウロイの攻撃こそあったものの、それらは国連軍の航空ウィッチ部隊や航空戦力によって地上部隊よりも遥か先で撃破されていき、トータライズ作戦もまた大した犠牲を出すことなく成功した。 この作戦の成功を持って人類の西欧における防衛線はライン川沿岸部まで押し上げることに成功し、国連大西洋総軍はオリンピック作戦の成功を大々的に発表した。 582: ホワイトベアー :2022/06/17(金) 22 33 26 HOST sp1-75-1-56.msc.spmode.ne.jp その後 防衛線をライン川まで押し上げることに成功した国連軍内ではブリタニアのモントゴメリー将軍を筆頭としてライン川を超えてカールスラント領に本格的に侵攻を行うことを主張する人間も一定数いたが、日本やリベリオンを筆頭とした兵站線の確保を重視する後方諸国はこれに乗り気ではなく、最終的に道路や線路、港湾設備等の点検や補修、ガリア撤退時に破壊した橋等の再敷設、道路を塞ぐ瓦礫の撤去などや航空基地等の施設の設営などインフラや施設の整備の為に一時的に進撃を停止し、ライン川沿いに防衛線を構築していくことになる。 ガリアの解放に成功したことを受け、自由ガリア政府はガリアの正統な政府としての承認とガリア本国の返還を国連に要求、ブリタニアもこの行動を支持した。 しかし、国連安全保障理事会常任理事国である日本とリベリオンは自由ガリア政府の不安定さを理由に自由ガリア政府をガリア共和国における正当な政府と承認せず、また、ガリア本土の国連軍による統治を主張したためにガリア本土は国連軍の軍政下に置かれ続ける。 日米の姿勢に自由ガリアはもちろんブリタニアも不快感を抱いていくが、ブリタニア国内にてガリア王党派の過激派によるドゴール将軍とガリア軍政府長官に指名されたアイゼンハワー大将の暗殺未遂事件が立て続けに発生。 調査の結果、暗殺未遂計画には自由ガリア政府の高官すらも関わっていることが判明し、ブリタニアすらも自由ガリア政府への不信感を高め自由ガリア政府の承認は見送られ、 ガリア本国は第二次ネウロイ大戦の集結が宣言されるまで国連大西洋総軍の軍政下におかれることになった。 軍政の継続と合わせてガリア難民のガリア本国への立ち入りは基本的に禁止され、国連大西洋総軍隷下国連軍ガリア軍 政府の許可を得たインフラ関係に携わるごく一部の人間と国連軍の指揮下にあるガリア軍将兵、軍関係者以外の大半のガリア難民は依然として後方諸国に設置されている難民キャンプで生活していくことになる。 583: ホワイトベアー :2022/06/17(金) 22 34 50 HOST sp1-75-1-56.msc.spmode.ne.jp 以上、大陸×ストパン世界におけるストパン第一期のラストからその直後の話になります。wikiへの転載はOKです。
https://w.atwiki.jp/nothing/pages/453.html
母に教えられ、父に内緒で探険した城の抜け道を走り抜ける。途中、普段ならばどうってことない段差に躓き転びもした。けれど、少しでも早くと急く心には、擦り剥いた掌の痛みも、硬い地面に打ち付けた膝の痛みを感じない。 ここは、忙しなく行きかう人々で騒がしい場所だった。けれど今は、ドォンという地響きの度に、パラパラと埃が舞い落ちるだけ。そんな誰も居ない回廊を、走って、走って、やっと扉に辿りつく。 いつもやさしく微笑んで開けてくれる衛兵はやっぱり居らず、見事な彫刻が施された扉を見上げるも、直ぐに哀しげに目を臥せて、震える小さな手を伸ばした。 『 っ!!』 叫び声は、出なかった。それは決して、半ば予測していた光景だったからではない。 駆け寄って、どうする事も出来ずに、ただ助けを求めて視線を彷徨わせた先で、思わず息を止めた。 人では決してあり得ないピンクローズの髪を持つ少女。明るい茶色の髪に、緑の小鳥を肩に乗せた青年。 「―――キラ?」 ほんの少し前の筈なのに、悠久の時の流れを思わせる記憶のフラッシュバックに、我知らず言葉を紡いでいた。 その呟きが聞こえでもしたのか? 青年が急に振り向くも、轟音と共に崩れてきた天井が、容赦なく彼らの間に降り注ぐ。 しかし、完全に隔てられる寸前、彼の、あの紫水晶の瞳が見えたような気がした。 ~プロローグ~ 「キラ?どうかなさいましたか?」 「今、そこに・・・」 一瞬、彼の声が聞こえたような気がして、キラは振り返った。崩れ落ちてきた天井の隙間を縫って、激闘の末倒した男の傍らに、懐かしい藍色の髪を持つ少年の姿が見えた。 「キラ?」 突然振り返ったかと思えば、そのまま立ち竦んでしまった青年に、ローズピンクの髪を高く結い上げた少女は、躊躇いがちにその名を呼んだ。 「ううん、何でもない。―――行こう、ラクス。早く脱出しなくちゃ」 瓦礫の向こう側、閉ざされてしまった視界の先に見えるものを振り切るように、キラは数度頭を振った。 でも、そんなハズはない。だって、あの日彼は永遠に喪われてしまったのだから。 だから、僕は剣を手に取り戦って、魔族を大勢殺して、そして―――。 「キラ、魔王討伐おめでとうございます。これで世界は救われます」 そして僕はこの日、魔王を殺して英雄になった・・・・・・。 第1話 オークの棲む山 各地に散らばる<魔族>と総称される種族を統一し、史上初めて、<魔界>という世界を構築した魔王。その偉大なる王を失った魔族達は、戦いの混乱の中で秩序を失い、人に、あるいは精霊に追われ姿を消していった。 僅か百年足らずの寿命しか持たない人間達の間では、魔王も英雄も御伽噺の主人公になって久しく、力有る魔族の真の姿を知る者は、一握りの特権階級か、過去より脈脈とその技を伝えるハンター達のみとなっていた。 この時代、たいした知能もない醜悪な生き物が魔族とされ、一攫千金を狙う腕自慢や戦場を渡り歩く傭兵達は、魔族狩りと称してオークやトロールばかりを狩っていた。 ところが、一匹の魔族が、呪いの言葉と共に吐き出した最期の一言により、世界は、彼らが御伽噺に成り下がっていなかった事を知る。 『 再び、魔王即位す 』 それは、新たな年を迎えたばかりの、聖クライン暦977年の事だった。 1-1 湿度を帯びた暗い通路を、パラパラと埃の舞い落ちる廊下を、一人の少年が走っていた。時折聞こえてくるドォンという地響きにも構わず、必死になって走っている。 前方に見えてきた扉に気づき、ああ、そうだった・・・・・・とぼんやりと思う。確かこの時、初めて自分の手で扉を開けて――― (何度呼ばせれば気が済むんだっ貴様はぁ!!) そうそう、力一杯ドアを開けて怒鳴り込んで・・・・・・・・・怒鳴り込む? (さっさと起きんか!馬鹿者っ) 再度記憶と違う台詞を聞くに及び、ハッと目を開けた。 「やっと起きたか。この寝汚い生き物が泣く子も黙る魔物ハンターだと?とんだ笑い種だと思わんか、アレックス?」 人の状態お構いなしに布団を剥ぎ取り、勢い良くカーテンを開け、振り向き様にニヤリと笑って厭味を吐く男の名は、イシュカ・ヴェルグという。朝日(といっても既に日は高いが)を受けて無駄にキラキラしい輝きを放つ銀髪の持ち主だ。 「全く、今日は仕事が入っているから夜更かしするなと言っておいただろうが。さっさと仕度して降りて来い」 気分的には、彼の消えた扉に向かって枕の1つでも投げたいところだが、眩しさの余り目を瞑っていた間に、彼はちゃっかり寝具一式を干し終えていたらしい。ベッドの上には、着崩れた夜着に、寝癖であちこちに髪が飛び跳ねている自分が居るばかりで、ついつい、一体どこの主婦の回し者だ?などとクダラナイ事を思ってしまう。 ふわぁと盛大な欠伸をしたアレックスは、仕方なくもそもそと活動を開始した。 酸味の効いたドレッシングのかかったサラダを突付いていて、あれ?とアレックスは首を傾げた。 「そういえば、仕事って午後からじゃなかったか?」 暗に、こんなに早く起こさなくても良いじゃないか、というニュアンスを込めて言えば、完璧な作法でパンを千切って食べていたイシュカの眉間に皺が寄った。 「お前、仕事に行く前に、マージおばさん家の納戸を直しに行くとか言ってなかったか?」 マージおばさんとは、直線距離にして1.5キロ離れた所に住んでいるお隣さんである。 アレックスは、マージおばさん、マージおばさんとイシュカの言葉をしばし反芻して、あっ!と思い出した。 「そうだった。雪が降り出す前に直さないとと思って」 人との約束事に煩いアレックスの失態に、ますますイシュカの皺が深くなる。 「何か悩みでもあるのか?」 「え?」 「約束は守る奴だろ、お前は。それをすっかり忘れるなんて、らしくないじゃないか」 キツイ眼差しの奥に、確かな気遣いの色を見つけてアレックスは苦笑いを零した。 「ちょっと最近夢見が悪くて・・・」 「夢だと?」 「ああ、違う。そんなんじゃない。子供の頃の・・・。ただ、何で今さらと思って」 「なら、良いが。貴様の夢は洒落にならんからな。何かあったらちゃんと言えよ」 「ああ、頼りにしてる」 「そう願いたいものだな。まあいい。片付けは俺がやっておくから、お前はさっさと行って来い」 そして食事もそこそこに、工具を詰め込んだザックを手に持ち、慌しく玄関の戸を開けるアレックスの背に、ダイニングからイシュカの声が掛かる。 「昼までに帰って来いよ」 「分かってる。じゃ、ちょっと行ってくるから」 外には、冬将軍が直ぐそこまで来ているとは思えない、暖かい日差しが降り注いでいた。 1-2 「で?お前ホントに変な夢とか見てないだろうなぁっ!?」 「何でそうなる!?関係ないだろっ、それとコレとは!!」 双方、全力ダッシュして逃亡中の会話である。 「くっそぉ~オークの分際で猪口才な!!」 昼過ぎに出掛けた先で受けた仕事は、牧場の牛を襲う魔物の駆除だった。依頼主の情報から、魔物はざっとオークが五、六匹と推測された。 その筈だったのだが・・・。 「はぐれオークじゃなかったのか!?」 残された痕跡を辿って行った先で待っていたのは、百匹は下らないと思われる群れオークだった。 この辺り一帯に縦横無尽に走っている鉱脈の影響か、それとも澱んだ空気に感覚を鈍らされたのか、彼らともあろう者達が、うっかりオークに見つかってしまうほど接近していた事に気づかなかったのだ。 しかも不運な事に、彼らが全力疾走している場所は、とっくの昔に放棄された坑道である。狭すぎて剣は振るえず、周囲は脆すぎて滅多な魔法は使えない。 戦い難い事、この上なし―――だ。 「だー、イライラする」 奴らは、この坑道を根城にしているだけの事はあり、わらわらと横道から沸いてくる。進路を妨害する者や、襲い掛かってくる者だけを、傍から見れば非常に無造作に見える所作ではあるが、細心の注意を払って放つ魔法で蹴散らしながら、イシュカが絶え間なく文句を言う。 頼むから、キレるなら坑道を抜けてからにしてくれよ、と心の中で祈りつつ、アレックスも軽く指を弾いて背後から飛来する矢を凍りつかせた。 「・・・・・・撒いた・・・かな?」 さすがに息の上がった二人は、入った処と別の入り口から暫し内部を窺って、疲れた――と座りこんだ。 「この、変に歪んだ感覚は奴らのせいだと思うか?」 「多分。僅かだが、狭間石の波動を感じた」 「例の破損事件絡みという訳か。ったく、厄介な。で、どうする?」 「石の方は問題ない。あの程度なら数日で効力を失うだろう。だが、拙いな。奥に居たのはオークレスだった。奴ら、繁殖している。これ以上増殖する前に手を打たないと大変なことになるぞ」 簡単に補足すると、オークが♂でオークレスが♀である。彼らは間違っても分裂して増える訳ではない。 「俺達だけでは無理だ。この鉱山にどれだけ出入り口があると思う?それとも、この際多少の事には目を瞑って一息にやってしまうか?」 「―――それだけは止めてくれ。無闇に地形を変えるのは良くない」 怖ろしい提案を力なく却下して、アレックスは立ち上がった。 「仕方ない。ギルドに連絡して騎士団に繋いで貰うとしよう」 事情を依頼主に説明し、取りあえず、麓の村人達に不用意に近づいてオーク達を刺激しないよう伝言を頼み、二人は馬で四時間ほど離れた街へ向かったのだった。 1-3 オーブ首長国 衛星都市ヘリオポリス『笑う子ブタ亭』 店名そのままな笑う子ブタを、コミカルなタッチで描いた看板が目印のチェーン店である。キャッチフレーズは、≪ より安く より速く そして笑いを提供致しマス ≫。 具体的に、店側が笑いを提供するために一体どんな策を講じているのかは知らないが、大陸を網羅する勢いで展開する店舗から、確かに喧騒と笑いが絶える事はない。 兎に角、人と待ち合わせたり、情報をやりとりしたりするには持って来いの場所と言えよう。 大いに賑わいを見せる客席を避けて、アレックスとイシュカの二人はカウンター席に陣取っていた。ゆっくり酒を飲む雰囲気を出す為か、照明はほの暗く、やたら光を反射するイシュカの存在も、ここでは目立つ事もなく周囲に溶け込んでいる。 「今なら、まだ間に合うぞ」 アレックスとは異なり、足が長く背凭れのない椅子には腰掛けず、カウンターに背を押し付けたような格好で立っているイシュカが、何処を見るともなしに言った。 「近場の駐屯地から派遣されるとしても、なんだかんだと最低一日は掛かる」 この国のトップは民想いの徳の高い人物として通っている。間違いなく騎士団を派遣するだろう。しかし、たった今ハンターギルドを通じて国に要請を出したばかりなのだ。早朝総攻撃という方が無理な話だ。 感情を込めず言われたその言葉に、人肌の温もりに落ち着いてしまったカップを置いたアレックスは、緩く首を振った。 「いや、いいんだ。確かに、救える命ならば救いたい。だが、彼らは拒んだ。もう一度言ったとしても、彼らが説得に応じるとは思えない」 「そうだな。その上、我らとの約定を違え人里を襲っている。今のところ被害は家畜のみだが、遅かれ早かれ奴らは人里に降りる。そうなれば末路は同じだ」 「ああ。分かっている」 「なら、余り気に病むな。奴ら自身が選んだ道だ」 微妙な沈黙が二人の間に落ちて、イシュカはグラスの中身を飲み干した。軽く視線だけで傍らの状態を窺い、チッと軽く舌打ちする。 そして、手っ取り早く現状を打破するために口を開こうとした時だった。 「まっすたー!いつものヤツ。それと、コレのおかわりもネ~」 妙に語尾の弾んだ言葉に先んじられた挙句、アレックスとワンセットで抱き締められ、危うく舌を噛む所だった。 「な~に深刻な顔してんの、お二人さん。折角美人さんなのに勿体ない。ね、マスターもそう思わない?」 必要以上に愛想の良い男に、イシュカは深く溜息を吐き出した。お陰で場の雰囲気は変わったが、アレックスは突然の襲撃に今だ目を丸くして硬直している。 「毎回毎回、お前はもう少し穏やかに登場出来んのか?」 「あ、ひっどーい。今オレのことボウフラ扱いしたでしょ。傷つくなぁ。慰めて、アレックス」 一体何処から湧いて出る・・・の一言を、何とか寸前で飲み込んだイシュカの眉間に皺が寄る。 「久しぶり、ミゲル。出来れば俺も、もう少し普通に登場して貰いたいな」 「うーん。可愛いアレックスの頼みなら聞いてあげたいのは山々だけど、こればっかりはなぁ。どうしよっかなぁ~、悩むなぁ~」 ミゲル・アイマン。巷でちょっと有名な、何かとリアクションの派手な男である。 1-4 「ところでさ、聞いたよー。オークの大群見つけちゃったんだって?」 至って明るく言うミゲルの顔つきは、特ダネを聞きつけた情報屋以外の何者でもなかった。 「相変わらず耳聡い奴だな、お前は」 「当たり前でしょ!情報が命なんだから、この業界。って、ぶっちゃけ言うと、ちょうど今ここのギルドマスターに会って来たトコなんだよね」 「なんだ。お前、下から上がって来たのか」 「残念。ちゃんと入り口から入って来ましたー。ほら、一応これでも有名人だからさ、あんまし一般の常連さん達にあっちに出入りしてる見られるのは、やっぱ拙いっしょ」 有名人なんたらの件は聞こえなかった事にして、ミゲルが言うところの『あっち』とは、一般人における『裏の世界』であって、アレックス達にとっては『ギルド』と呼ばれる場所の事である。 そして、イシュカが言ったように、その存在を知っている者達は、その場所を指して『下』と比喩する。何故ならば、どのギルド支部も、大陸全土にマルチ展開する『笑う子ブタ亭』の地下に存在するのだ。 要するに、『笑う子ブタ亭』はギルドの隠れ蓑という訳だ。 とは言え、別に疚しい事をしている訳ではなく、どこの店も一般客の常連で繁盛しているのは事実であり、二階で営んでいる宿の客も、半分は普通の旅行者である。ちなみに怪我などでハンターや傭兵業を引退した者達の再就職先にもなっており、まさにギルドにとってこの『笑う子ブタ亭』経営は、一石二鳥の事業なのだった。 「それで?俺たちに何の用だ?」 「相変わらずだなぁ、そのクールビューティぶり。タマラナイネ」 「一遍死ぬか?」 「いくら美人でも、野郎と心中はちょっとなー」 いつもの様に、自分を挟んで展開されるイシュカとミゲルのコミュニケーションに、アレックスは助けを求めるように、マスターに紅茶のおかわりを頼んだ。 「ま、その件はあっちの方~に置いておいて。だって気になるじゃない?お宅らが受けた依頼を放棄するなんてさ。やっぱり場所の問題?」 その話ぶりからすると、ミゲルは相当詳しい情報を入手しているようだ。それを聞いて、イシュカはあのスカしオヤジのおしゃべりめ!と居場所が見える訳でもなかろうに、ある一点を睨みつけた。 だが、オヤジ呼ばわりされたここのギルドマスターの名誉の為に言うが、彼は決して口が軽い訳でも、ミゲルの話術に騙された訳でもない。実はこう見えて、ミゲルも別の地区のギルドマスターなんて肩書きを持っていたりする訳で、情報は流れるべくして流されたのである。 「あそこ、閉鎖される前から地盤が脆くて、結構事故が多かったらしいよ」 「だろうな。所々で、其れと思わしき死霊がわんさか居たぞ」 「うわっ。鎮魂祭ぐらいやっとけっての。ひょっとしてソレも放置?」 申し訳なさそうに肯くアレックスに、ミゲルは肩を竦めた。 「ま、しょうがないわな。場所がヤバいって、今回は。なんつっても二人とも馬鹿力だもん」 なにぃ~とイシュカが眉を吊り上げるのも構わず、ミゲルはアレックスの肩をポンポンと叩く。 「よかったな、アレックス。超短気なイシュカがキレなくて。下手したら山半分ぐらい吹き飛ばしかねんからな、アイツの場合」 洒落にならないミゲルの控えめな表現に、アレックスは乾いた笑いを返すのが精一杯だった。 1-5 親しき仲にも礼儀あり。 ミゲルは、いきなり部屋の入り口を蹴り開けることはせず、扉の外から二人に呼びかけた。しかし、声を掻き消すほど激しく扉を叩いているにも関わらず、一向に二人は現れない。 「あー、もうっ!緊急事態だってのに。って、ひょっとして!?」 1つの可能性に気づいたミゲルは、今度こそ躊躇わず扉を蹴り開けた。 「やっぱり。ってゆーか、気づいたんなら俺も連れてけよ!っと」 案の定、部屋の中はもぬけも殻だった。部屋に飛び込んだ勢いのまま、ミゲルは何を思ったか、窓から外に飛び出した。綺麗に一回転して路地裏に着地すると、間髪置かず街の外に向かって走る。 「来い、グレース!」 すると、朝靄に煙る大気を裂いて一羽の巨大な鳥が出現し、ミゲルを背に乗せるとアッという間に彼方へ飛び去っていった。 お約束的に、偶々その現場を目撃してしまったおっちゃんが腰を抜かしていたというのは、まあご愛嬌。 今のロック鳥やサーベルタイガー、マーメイドといった幻獣達の目撃例はそう珍しくはない。とは言え、騎士団の騎乗用にペガサスを所有したりしている首都等は別にして、一般人が人生の中で彼らを目にする機会は滅多にない。しかし、それでも幻獣は、精霊や高位魔族に比べれば、人間達にはずっと身近な存在だった。 大地が震撼しているのが伝わってくる。アレックスは目を閉じ、意識を大気に拡散させていく。 悲鳴、混乱、恐怖、興奮、錯乱、哀しみ・・・・・・。渦巻く負の感情の重さに、思わず平衡感覚を失いふらついた。 「大丈夫か?」 すかさず支えられた腕の温もりに、ホッと息をつき、問題ないと告げて、体を起こす。 「血の臭いが増した。これでこの国はオークどころの話ではなくなったな」 「ああ。しかし、なぜ連合がオーブに攻め入る?」 「さあな。どうせまたくだらない言い掛かりとかだろ。この国がどうなろうと俺の知った事ではないが、問題は―――」 「鉱山だな」 二人は、所々煙の上がる国境線を見下ろした。アテが外れた以上、別に策を講じる必要がある。そこへ、見覚えのあるロック鳥が飛び込んできた。 「グレース?」 「やっと見つけたー」 鳥の背には、置いてけぼりを喰らったせいか、ややご機嫌斜めのミゲルが乗っていた。 「気づいたんなら、俺も連れてけっての。ま、いーけど。で、状況は?」 文句を言って一人で自己完結するのは、ミゲルのお得意だ。大して取り合う事もなく、イシュカは至って普通に言葉を返す。 「見ての通りって、そりゃそうだけど。それにしても連合の連中、一体何考えてんのかね?」 「連合といっても、大西洋連邦が主戦力のようだ」 アレックスの付け足しに、そーなん?と見返したミゲルだが、次の瞬間あーっ!?と大声を出した。 「大変大変!!ヘリオポリスのカレッジの連中が鉱山に逃げ込んだらしいって情報がっ!!」 「何故それを先に言わんっ!!」 「言うつもりだったってば!けどあんたら部屋に居ないし、探してる内にちょっと忘れただけじゃん!」 「アホかーーっ!!」 怒鳴ると同時に一言呪文を唱え、イシュカはアレックスと共に飛び上がった。ミゲルの乗る鳥と並走して空を飛びながら、もっと詳しい経緯を聞きだす。 何でもカレッジの生徒達は、学業の一環としてキャンプをしていたらしい。そこへ突然隣国の兵が戦争を仕掛けてきたのだ。まさに不運としか言い様がない。 「それであの感情の渦か・・・」 ミゲルの言葉を聞いて、アレックスは納得した。先ほど触れた気配の中に、兵にしては違和感のある者が大勢いたのだ。それが巻き込まれた生徒達だとすれば辻褄があう。しかも、鉱山へ追い込まれたとなると事態は一刻を争う。 「急ぐぞ、二人とも」 肯いた彼らは、一段と速度を上げた。 1-6 「ムウさん!」 「坊主!ここはヤバイっ、お前は引き返せ」 「でも!」 「大丈夫だ、奥に行った連中は俺が連れ戻してくるから。早く行け!いいな、マリューの側に居るんだぞ」 一日前、イシュカとアレックスが全力疾走していた坑道を、彼らもまた走っていた。ムウと呼ばれた方は成人男性で、騎士か傭兵かという装備をしている。対して、坊主と呼ばれた方は、まだあどけなさが抜けきらない少年のようだ。 少年は未練を残しつつも、自分が足手纏いでしかないと分かっていたので、大人しく来た道を戻り始めた。一直線に走ってきたから、同じように一直線に戻った筈なのに、一向に出口が見えて来ないばかりか、見覚えのない辻に直面し立ち止まった。 「あれ?ひょっとして、僕・・・・・・迷った??」 今一危機感のない台詞だが、少年はそれでも大いに焦っていた。 一方、首尾良く探し人である残りの学生を発見することに成功したムウは、坑道から飛び出すや否や、外で待機していた仲間達に向かって叫んだ。 「マリュー!撤退だっ」 再会の喜びに抱き合う子供達を横目に、装備を手早く纏めていると、駆け寄って来たローブを纏った女騎士、マリューから思いも寄らない事を告げられた。 「キラ君は!?一緒ではなかったの?」 「なにぃ!?坊主戻って来てないのか!?」 「ええ」 「あいつ、先に戻ってろって言ったのに!」 「坑道は複雑よ。きっと途中で迷ったんだわ」 こんな事なら一人にするのではなかったと思っても、後の祭り。再び坑道に戻りかけた身体はしかし、別の存在に反応し立ち止まる。 「オークだ!」 ムウは鉱山の入り口を睨むも、突撃してくるオークとの戦いを余儀なくされた。 とにかく、キラは走っていた。道がどうとかいう余裕はなく、オークから逃れる為に右へ左へとひたすら逃げる。外に向かっているつもりだが、実は逆方向が正しいのではないかという疑問の声が聞こえても、今更どうにも出来ない。 最初は足音が、そして今は息遣いまではっきりと聞こえる。いつ襲い掛かられるかという恐怖に負けて、振り向いた拍子に石に足を取られ転ぶ。その頭上を、タールを塗ったくったような矢が通過して、慌てて立ち上がって走り出したが、幸運はそこまでだった。 道は唐突に途切れていて、キラはついに追い詰められた。削られた跡も生々しい壁に、これ以上下がれないと分かっていても背を押し付けてしまう。オーク同様決して触れたくないと思わせる黒光りする斧が迫って、キラは実習の時渡されたまま持っていたサバイバルナイフの存在を思い出した。 遅れてやって来たオークの持つ松明が、断末魔の叫びを上げて倒れたオークの姿を照らし出し、手にしたナイフから滴り落ちる赤黒い血が、土に吸い込まれていく。 もしそれが他人だったら、不可抗力とだと、正当防衛だと慰めただろう。しかし、それが自分の身に起った事だったとしたら?そんな事を思えるだろうか? 「殺、した。僕が、僕が殺・・・、う・あ・・・・・・っ!?」 いくらオークといえども、他者の肉を絶つという初めての経験に恐慌状態に陥ったキラには、今まさに振り下ろされんとしているオークの一撃は見えていなかった。当然、その一撃が不意に凍りついた事も。 目を逸らす事も、ナイフを離すことも出来ずに、ただ震えるばかりの腕を突如掴まれて、キラはそれこそ飛び上があらんばかりに驚いた。 「こっちだ。走って」 何処にそんな道があったのか?そんな疑問も湧いたが、ただ手を引かれ、明かりひとつない坑道を走る。何処を走っているのか、手を掴んでいる人は誰なのか、全く判らない。 しかし、何故かその手を知っているような気がした。 つと、前を走っていた彼(恐らく)が立ち止まり、キラは危うくそのまま突っ込みそうになりたたらを踏んだ。見上げても、シルエットが辛うじて分かるだけで、条件反射で口を付いた謝罪を思わず飲み込んだ。 「良く聞いて。ここのオークを外に出すわけにはいかない。だから、これから鉱山を崩してオークを生き埋めにする。いい?外の人達に伝えて。出来るだけ遠くに離れるようにと。出来るね?」 キラの返事はない。顔も見えない救い手の存在によって落ち着きかけていた精神に、オークという言葉が突き刺さってしまったから。 彼はまだ、手にしたナイフの重みに、オークを殺した衝撃から立ち直っていなかった。まざまざと蘇ってくる感触と光景に震えが込み上げ、何か言おうとしても、言葉にならない呻きにしかならない。 「しっかりするんだっ、キラ!!」 それは聞きなれた自分の名前でしかないのに、彼が呼んだその響きに、キラの中の何かかが震えた。 「この先は一本道だ。脇道もないから迷う心配はない。あの光を目印に、ただまっすぐ走れば良い」 やさしく囁かれて、背を押される。促されて、キラはよろよろと歩き出した。不思議と、恐怖はもう感じなかった。 「キラ!もっと速く!!走って!」 彼の顔が見たい。もっと声が聞きたい。そう思っているのに、どうしてだか振り返る事も出来なかった。 言われた通りまっすぐ我武者羅に走って、キラはやっと光降り注ぐ世界へと戻った。暗くて顔も分からなかった彼の言葉をムウ達に告げ、半信半疑な彼らを急かして鉱山から離れる。少しでも遠くへと。 突如身体を突き抜けた不思議なデジャブ。しかし、やっと振り返る事が出来たキラの目には、轟音を響かせて亀裂が走る鉱山しか映らなかった。 1-7 「ほーらやっぱり馬鹿力だ」 そんなミゲルの言葉と同時に、イシュカの側に気配が1つ出現する。 「遅かったな」 「・・・・・・・・」 返事はない。アレックスの視線は、すっかりカタチを変えた鉱山へと向けられている。 「どうした?顔色が悪いぞ。何かあったのか?」 やり過ぎなんだって、お前は!というミゲルの非難は完全無視で、イシュカはアレックスの顔を覗き込む。 「あ、いや・・・何でもない」 「最近その台詞ばかり聞いているような気がするのは、俺の気のせいか?」 イシュカの鋭い視線を受けて、アレックスが僅かに目を伏せる。 「ホントに、大したことじゃないんだ。ただ、助けた子供が、オークを殺してしまって、酷く傷ついていたから・・・・・・ちょっと心配で・・・」 嘘はついていない。しかし、全てでもない。何故か、つい『キラ』と呼んでしまったカレッジの学生の存在に、酷く動揺している自分を、アレックスはイシュカに告げる事が出来なかった。 「まあいい。そういう事にしておいてやる」 彼が何処まで見透かしているのかは分からない。ただ、今は彼の不器用な優しさが有り難かった。 松明に照らされた、恐怖と焦燥に縁取られた青褪めた顔を一瞬垣間見たに過ぎない。だが上辺の姿形だけではなく、彼の存在そのものが、奥底に沈めた記憶を揺さぶる。 願わくば、この出会いが『必然』ではなく、『偶然』であることを、アレックスは心より願った。 それは、魔王が倒され英雄が誕生したあの日から、千年というミレニアムの年まで、あと3年と迫ったある日の出来事だった。 戻る 次へ 拍手ログです。なんちゃって系(仮)の正式タイトルは「名を継ぐ者達」というらしいです。続きが読めるかどうか拍手次第・・・。
https://w.atwiki.jp/gundamversus/pages/111.html
正式名称:GAT-X207 BLITZ パイロット:ニコル・アマルフィ コスト:300 耐久力:520 変形:無し 換装:時限強化 分類:VARIOUS-F 射撃 名称 弾数 威力 備考 メイン射撃 ビームライフル 6 70 弾が少ないBR サブ射撃 ランサーダート 1 60 高速実弾 特殊射撃 ミラージュコロイド 100 - 一定時間誘導を切る 後格闘 グレイプニール - 10 敵を引き寄せるアンカー 格闘 名称 入力 威力 備考 通常格闘 横薙ぎ→斬り上げ→回転3連斬り NNN 186 威力に対して長い 派生 斬り上げ ランサーダート N射 158 打ち上げて弱スタン 派生 ジャンプ斬り N前NN前 129162 カット耐性UP 派生 ミラージュコロイド乱舞 N→特格 233 高火力 前格闘 突き上げ→蹴り飛ばし 前N 133 威力高めで受け身不可が取れる 横格闘 逆袈裟→回転斬り上げ 横N 122 扱いやすい2段格闘 派生 斬り上げ ランサーダート 横射 153 打ち上げて弱スタン 派生 ジャンプ斬り 横前 124 カット耐性UP 派生 ミラージュコロイド乱舞 横→特格 228 高火力 BD格闘 ランサーダート突き BD中前 90 伸びが良い 特殊格闘 ミラージュコロイド【斬り抜け】 特 85/91 弾数制の格闘。レバー入れで変化 覚醒技 名称 入力 威力B/L 備考 トリケロス連続攻撃 3ボタン同時押し 262/224 連続攻撃中誘導を切り続ける 【更新履歴】新着1件 解説 攻略 射撃武器【メイン射撃】ビームライフル 【サブ射撃】ランサーダート 【特殊射撃】ミラージュコロイド 【後格闘】グレイプニール 格闘【通常格闘】横薙ぎ→斬り上げ→回転3連斬り【通常格闘/横格闘射撃派生】斬り上げ ランサーダート 【通常格闘/横格闘前派生】ジャンプ斬り 【通常格闘/横格闘特格派生】ミラージュコロイド乱舞 【前格闘】突き上げ→蹴り飛ばし 【横格闘】逆袈裟→回転斬り上げ 【BD格闘】ランサーダート突き 【特殊格闘】ミラージュコロイド【斬り抜け】 覚醒技トリケロス連続攻撃 コンボ 戦術 覚醒考察 ストライカー考察 僚機考察500 400 300 200 外部リンク コメント欄 【更新履歴】新着1件 17/06/15 新規作成 解説 攻略 『機動戦士ガンダムSEED』に登場したG兵器の1機。 パイロットはニコル・アマルフィ(CVはスペエディで担当した朴氏) 地球連合の1国家である大西洋連邦軍がモルゲンレーテ社の協力の下に試作したMSの1機。 他機と異なる特殊フレームにより光学迷彩「ミラージュコロイド」を搭載し、敵陣深くへの電撃侵攻を目的としている。 グレイプニール(アンカー)やミラージュコロイド(ジャマー)を駆使する万能機。 本作では武装枠のアシストが撤廃された代わりに優秀なミラコロ切り抜けを獲得。 ブーストダイブと組み合わせることによって、攻め・逃げの両方に活用できるのでうまく使いたい。 一方で各種格闘のダメージ効率が悪化していることには注意。 BR、ランサーダート、2種の誘導切り武装、アンカーを利用した豊富な攻め手が売り。 特にミラコロは本機最大の特長であり、攻めにも守りにも強烈な効果を発揮するので最大限に活用したい。 一方で武装自体は弾数・誘導が欠け中距離の射撃戦に延々と付き合えるものではなく、 520という低耐久で前線でのロック受けや闇討ちを行わなくてはいけない場面も多い。 丁寧さと大胆さが両方求められる。 勝利ポーズは2種類。 通常時 前に構えたグレイプニールを展開させる。原作OPでも印象的なポーズ。 覚醒中 ミラージュコロイドを解除してからトリケロスを前に構え、サーベルを展開する。 サーベル展開はオリジナルだが、トリケロスを構えるまでは第11話でアークエンジェルに榴散弾頭を撃たれたシーンの再現。 敗北ポーズは右腕を失い、シュベルトゲベールが食い込んだ状態で爆発。 HDリマスター版第27話でアスランを助けようとしてソードストライクに斬られたシーンの再現。 EXVS.MB ONからの変更点 BR弾数+1 サブ→後格のキャンセルルート削除 N格の威力低下199→186 N前派生が2段目からでもできるようになった 前派生のダウン値が増加し覚醒中でも強制ダウンするようになった 前格の威力上昇125→133、初段ダウン値増加1.6→1.7 BD格の威力低下105→90 ミラージュコロイドが特射に移動 特格にミラージュコロイド【斬り抜け】が追加 後格の補正率悪化-5%→-10%、後格→メインのキャンセルルート削除 キャンセルルート メイン→サブ、特射、特格 後格→N格・前格・横格 N格・前格・横格・BD格任意段(派生除く)→後格 射撃武器 【メイン射撃】ビームライフル [常時リロード 3秒/1発][属性 ビーム][よろけ][ダウン値 2.0][補正率 -30%] 設定上は通常のBRより威力に劣るレーザーライフルだが、VSシリーズでは表記も性能も普通のBR。 前作と比べ弾数が増え、相対的に他の機体との差は縮まっている。 それでも他の武装の弾数・性質から非常に依存度が高く、あまり無駄遣いはしたくない。 サブ、特射、特格へキャンセル可能。 【サブ射撃】ランサーダート [撃ち切りリロード 6秒/1発][属性 実弾][のけぞりよろけ][ダウン値 1.5][補正率 -20%] トリケロスに搭載されたランサーダートを発射。弾速と誘導に優れる。 射程は赤ロックを少し超えて飛ぶ程度。 ヒット時には電撃エフェクトが出るが、実際にはデュエルの特格と同じのけぞりよろけ属性。 BRよりも低威力・低ダウン値という特性上、ズンダの〆よりも始動・中継ぎに使うほうがダメージを稼げる 【特殊射撃】ミラージュコロイド [特殊リロード 12秒/100][クールタイム 12秒][属性 ジャマー][持続 4秒] 足を止めずに発動可能な誘導切り武装。ブリッツの象徴であり攻めにも逃げにも使える最大の武器。 弾切れ以外でも発動中に攻撃を行うか被弾すると解除される。再度特射で任意解除も可。 解除後はクールタイムを挟んでリロードされるまで再利用できないタイプ。 クールタイムこそあるがリロード時間が比較的短く、回転率はこの類の武器としては一段良好。 同系武器と比較すると使用時に足を止めず視点変更もないため発動時のフォローにブーストを食わず、相手に追われた場合でもより安全に着地まで持っていける。 効果中に被弾すると被ダメージ1.5倍の補正が入るので注意。範囲攻撃持ちには警戒を。 本作ではストライカーによってどの機体でも鞭や爆風武装を扱えるようになっているため、戦闘開始時に相手の編成を確認しておきたい。 【後格闘】グレイプニール [属性 強実弾][弱スタン→引き寄せ][ダウン値 0.1][補正率 -10%] 左腕のピアサーロック「グレイプニール」を射出する。ヒットした相手を引き寄せるアンカー。 格闘の任意段(各種派生、特格を除く)からキャンセル可能でメイン、サブ、各種格闘にキャンセル可能。 射程距離はチュートリアル3.5マス+線1本。射撃アンカーの標準距離。 慣性の乗りが良く、とっさに虹ステを踏むための手段、OHからのコンボの繋ぎ、近距離での搦め手にとブリッツの主力。 補正悪化とオバヒ制限で使い勝手がやや悪くなった点に注意。 スタン属性なので最速で覚醒技を繋げてしまうと2重スタンで以降を空振りしてしまう。間に何か他の攻撃を挟みたい。 スタンが切れるまで待っても良いが、盾が間に合ってしまうので非推奨。 発生はアンカー系では最遅なので、使いこなすには読みが大事。 後格闘 動作 累計威力(累計補正率) 単発威力(単発補正率) 累計ダウン値 単発ダウン値 属性 1段目 グレイプニール 10(90%) 10(-10%) 0.1 0.1 弱スタン→引き寄せ 格闘 【通常格闘】横薙ぎ→斬り上げ→回転3連斬り 連ザから伝統のN格(→前格)。3段目で視点変更。 伸びは万能機相応程度だが、振り始めるタイミングがやや早く実際の射程は一歩短い。 2段目の斬り上げは繋ぎの前後モーションが遅く、3段目の回転斬りは出し切りまで時間がかかる。 2段目からは前後フワステ、最終段からは前フワステでメインが安定して繋がる。 ダメージ効率の面で前作からかなりの弱体化を受け、 時間はかかるがダメージは出る格闘から時間に対してダメージの低い格闘になってしまった。 時間効率・カット耐性を考えるなら前格や横格でよく、扱いづらい格闘になっている。 1段目から射撃、特格派生、1,2段目から前派生可能。 【通常格闘/横格闘射撃派生】斬り上げ ランサーダート 斬り上げ→ランサーダート追撃。視点変更あり。斬り上げ時点から赤ステ不可。 こちらのダートは弱スタン属性。攻め継続やストライカー追撃による打ち上げに使える。 出し切りのダメージが弱体化したため、相対的にこの派生の価値が上がっている。 意識しておくと役立つこともあるかもしれない。 【通常格闘/横格闘前派生】ジャンプ斬り 前派生でジャンプ斬り。視点変更あり。覚醒中でも即座に強制ダウン。 上下に良く動きカット耐性が上がる。 ただし壁際だとよく空振りし、あまり高度は下がらず接地判定もないため使い辛さが目立つ。 単発威力自体は80と高めなのだが派生元が低威力で、N出し切りよりも威力が落ちる。 N3段目はダウン値が低いため、前派生のほうがダメージが取れるという状況も稀。 2段格闘としての威力効率は前Nに劣る。 単発ヒットで手早くダウンが取れる所が使い所か。 【通常格闘/横格闘特格派生】ミラージュコロイド乱舞 姿を消しながら宙返り斬り抜け→突き→多段ヒット斬り払い→姿を現しつつサーベル横薙ぎで〆。視点変更あり。 特格の弾数状態に関係なく使用できる。この派生のミラコロ中にも被ダメ1.5倍があるため、カットに注意。 1入力で全て出し切り、派生中はBDC・ダイブ・ストライカーの全てでキャンセル不可能。 動作中は常時誘導切りが付いてるものの最終段でミラコロ解除 ほぼ動かない キャンセル可能になるまで長く、出し切りからの追撃は自力では不可能。 生当てでは強制ダウンを取れず、高度があると相手の受け身が間に合う。 総火力に優れる貴重な高火力パーツ。 だが生当て出し切りでは受身可能だったり、逆に前・横格出し切りからでは出し切り前に強制ダウンなど使い勝手が悪い。 通常格闘 動作 累計威力(累計補正率) 単発威力(単発補正率) 累計ダウン値 単発ダウン値 属性 1段目 横薙ぎ 65(80%) 65(-20%) 1.7 1.7 強よろけ ┣射撃派生(1) 斬り上げ 117(68%) 65(-12%) 2.0 0.3 ダウン ┃射撃派生(2) ランサーダート 158(58%) 60(-10%) 3.0 1.0 弱スタン ┣前派生 ジャンプ斬り 129(--%) 80(--%) 5.6↑ 5.0↑ (強制)ダウン ┣特格派生(1) 斬り抜け 113(65%) 60(-15%) 1.8 0.1 弱スタン ┃特格派生(2) トリケロス突き刺し 152(60%) 60(-10%) 2.0 0.2 膝つきよろけ ┃特格派生(3) トリケロス横薙ぎ 188(48%) 21(-4%)*3 2.45 0.15*3 のけぞりよろけ ┃特格派生(4) サーベル横薙ぎ 233(45%) 100(-3%) 3.45 1.0 ダウン ┗2段目 斬り上げ 110(65%) 20(-5%)*3 2.0 0.1*3 ダウン ┣前派生 ジャンプ斬り 162(--%) 80(--%) 5.6↑ 5.6↑ (強制)ダウン ┗3段目(1) 2連回転斬り 148(53%) 30*2(-6%) 2.2 0.1*2 よろけ 3段目(2) 回転斬り 186(43%) 70(-10%) 3.0 0.8 ダウン 【前格闘】突き上げ→蹴り飛ばし 発生と判定に優れる2段。視点変更なし。 伸びはN格とほぼ一緒。発生が良く、迎撃ならこれ。 ブリッツの中では格闘の単発威力が高めで出し切り速度が早くコンボパーツとしても一級品。 出し切れば受身不可なので、放置もできる。 2段目からは右斜め前BD格闘で拾えて、後格キャンセルでも安定して拾える。最速ステップから横格や特格も狙える。 前格闘 動作 累計威力(累計補正率) 単発威力(単発補正率) 累計ダウン値 単発ダウン値 属性 1段目 突き上げ 65(80%) 65(-20%) 1.7 1.7 ダウン ┗2段目 蹴り飛ばし 133(65%) 85(-15%) 2.7 1.0 特殊ダウン 【横格闘】逆袈裟→回転斬り上げ 逆袈裟から一回転して斬り上げる。初段は連ザからの横格。視点変更なし。 そこそこの発生を持ち、近距離であればある程度振っていける。 ただ伸びはN格同様。横格連打で追うことは難しい。 出し切りから追撃可能。と言うか単なるダウンなので追撃必須。 1段目からN格同様の派生可能。 横格闘 動作 累計威力(累計補正率) 単発威力(単発補正率) 累計ダウン値 単発ダウン値 属性 1段目 逆袈裟 60(80%) 60(-20%) 1.7 1.7 よろけ ┣射撃派生(1) 斬り上げ 112(68%) 65(-12%) 2.0 0.3 ダウン ┃射撃派生(2) ランサーダート 153(58%) 60(-10%) 3.0 1.0 スタン ┣前派生 ジャンプ斬り 124(--%) 80(--%) 5.6↑ 5.6↑ (強制)ダウン ┣特格派生(1) 斬り抜け 108(65%) 60(-15%) 1.8 0.1 弱スタン ┃特格派生(2) トリケロス突き刺し 147(60%) 60(-5%) 2.0 0.2 よろけ ┃特格派生(3) トリケロス横薙ぎ 183(48%) 21(-4%)*3 2.45 0.15*3 よろけ ┃特格派生(4) サーベル横薙ぎ 228(45%) 100(-3%) 3.45 1.0 ダウン ┗2段目 回転斬り上げ 122(65%) 25(-5%)*3 2.6 0.3*3 ダウン 【BD格闘】ランサーダート突き ランサーダート1本を左手に持って突く、多段ヒット攻撃。視点変更なし。 腕も武装も無事だが第29話でソードストライクに特攻したシーンの再現。 伸びが良好で闇討ちに向く。N特格と用途が被っているが、あちらと違って弾数制限が無いので積極的に使える。 命中した相手の横吹き飛びベクトルが低く早く、格闘での直接追撃は壁際でもないと不可能。 最速前フワステでメインが繋がるが、斜面では若干厳しい。 命中から後格闘にキャンセル可能。1Hit時点から入力を受け付けているため、最速入力ではあまりダメージを稼げない。 かといってフルヒット確認から入力し始めたのでは地面に落ちて間に合わない。最適な追撃タイミングは練習して覚えたい。 BD格闘 動作 累計威力(累計補正率) 単発威力(単発補正率) 累計ダウン値 単発ダウン値 属性 1段目 突き刺し 90(80%) 24(-5%)*4 2.0 (0.5*4) ダウン 【特殊格闘】ミラージュコロイド【斬り抜け】 [撃ち切りリロード 9秒/2発] 今作の主力技。姿を消しつつ接近し攻撃する格闘。左右レバー入力で性能変更。どれも視点変更なし。 メインからキャンセル可能。特射中に出すと消えたまま攻撃を開始するが、振り始めるまで特射が解除されずゲージを消費し続ける。 出始めには誘導切りがある優秀な武装。ブースト消費も1割程度と破格だが、弾数制なので連続では使えない。 特射同様、消えている間の被弾は1.5倍ダメージなのでリスクが高い事に注意。 レバーN ミラージュコロイド展開 斬り抜け サーベルを右から左に大きく振り払いながら切り抜ける1段格闘。伸びはBD格と同レベル。 受身不能ダウンで打ち上げる。単発火力が高く、補正も普通の格闘初段並みなので追撃でダメージを伸ばせる。 単発火力がブリッツの中では最高で、hit後は短い硬直で自由落下するためコンボの締めにも有効。 レバーN特殊格闘 動作 累計威力(累計補正率) 単発威力(単発補正率) 累計ダウン値 単発ダウン値 属性 1段目 斬り抜け 85(80%) 85(-20%) 1.7 1.7 縦回転ダウン レバー横 ミラージュコロイド展開 回り込み突き ミラコロを展開しながらレバー入力した方向にスライド、その後姿を現しながらサーベルで突き出しながら突撃する1段格闘。 いわゆる「くの字」格闘。曲がった後は判定出っ放しで突っ込むほか、判定が出るとブースト消費が止まる。 曲がる際に再誘導が掛かる。 hit後は前ステで全ての格闘に繋がる。ダウン値はやや高めでフルヒットするとBD格闘と同レベル。 ただし補正率は悪いため、ダメージを伸ばす気ならヒット途中からの追撃を狙いたい。 伸びがブリッツの中では最も良く、チュートリアルの初期配置相手にも十分に当たる。 出始めに誘導切りがあるため、ダイブするだけで他機体の格闘→ステダイブと同じ回避力を得られる。 緑ロックでは自機が向いている方向に突き出す為、逃げ格としても使える。 敵がどんな距離にいても横移動を挟むため発生は遅い。前方に判定出っ放しで突っ込むので、かち合いには強い。 レバー横特殊格闘 動作 累計威力(累計補正率) 単発威力(単発補正率) 累計ダウン値 単発ダウン値 属性 1段目 回り込み突き 91(70%) 10(-3%)*10 2.0 0.2*10 砂埃ダウン 覚醒技 トリケロス連続攻撃 「ミラージュコロイドを使った高速戦闘…躱すことができますか!?」 ミラージュコロイドを展開しながら連続斬り抜け→ミラコロ解除しつつ横薙ぎで〆。 2段目に移ると視点変更。 特格とは異なり、入力と同時に特射を解除して発動する。 突進速度が優秀で空振りしてもそのまま突進するので隙が少なく生当ても狙い易い。 乱舞系覚醒技の例に漏れず突進中はSA付き。 ミラージュコロイド展開中の2~5段目は常時誘導切りで範囲攻撃以外ではカットされ辛いが、例によってダメージ増加補正がある。 斬り抜け系の宿命か、壁際で使用すると2段目以降を高確率で空振りする。 それでも当て易さ、そこそこのリターン、連続斬り抜けと誘導切りによるカット耐性の高さとトータルでは優秀な部類に入る。 初段が上書き不可スタンで、後格やN射撃派生から繋ぐと2重スタンとなり空振りしてしまう。間に他の格闘を挟む等コンボルートに気をつけたい。 極限技 動作 累計威力(累計補正率) 単発威力(単発補正率) 威力元値 累計ダウン値 単発ダウン値 属性 1段目 斬り抜け 77/66(80%) 77/66(-20%) 65 0 0 スタン 2段目 斬り抜け 120/103(65%) 54/46(-15%) 45 0 0 ダウン 3段目 斬り抜け 159/136(53%) 59/51(-12%) 50 強よろけ 4段目 斬り抜け 191/163(43%) 59/51(-10%) 50 強よろけ 5段目 斬り抜け 219/187(33%) 65/56(-10%) 55 強よろけ 6段目 サーベル切りつけ 262/224(%) 130/112(-%) 110 5.6↑ 特殊ダウン(縦回転) コンボ ( はブーストステップ、≫はブーストダッシュ、→はそのままキャンセル) 横からの派生はNの下位互換なので省略。 ミラコロ乱舞はN特派性、ミラコロ斬り抜けはN特格と表記。 威力 備考 射撃始動 メイン≫メイン≫メイン 147 メイン≫(→)サブ≫メイン 147(135) BRと同等の威力 メイン≫NNN 180 メイン≫N特派生 204 メイン→N特格 メイン 165 サブ≫メイン≫メイン 151 BR始動より威力向上 サブ≫NNN メイン 212 高火力 サブ≫N特派生 227 強制ダウンでないことに注意 サブ≫N特格 前N 201 N格始動 NN NNN 207 N格のダメージ効率の悪さが顕著 NNN(2) NNN 218 N格のダメージ効率の悪さが顕著 NNN→後→前N 224 ステップが踏めない時向け。それでも↑より手早くダメージも高い NNN メイン 217 N N特派生 232 安定ダメージ重視 NN N特派生 229 ダメージが下がる NNN(2) N特派生 234 初段から繋ぐよりは威力が上がるがその差は2 N射派生(1)≫N前派生1段目≫サブ 216 覚醒中は青ステで繋ぎ可能+攻め継 N射派生(1)≫N特派生 247 ダメージ重視。斬り上げからは素早く繋がないと受け身が間に合う N射派生≫N前派生 227 以下始動が横だと-5ダメージ N射派生≫前N 229 N射派生≫N特格 メイン 235 N射派生≫N特格 N特格 241 前格始動 前N→後→前N 204 前N→後→NN前派生 208 前N N特格 メイン 221 N特へのつなぎは前ステップ 前N 横特格 メイン 214 横特へのつなぎは右ステップ 横格始動 横 横N N特格 193 敵機を上空に打ち上げる 横 前N N特格 202 上記よりダメージ微増 横N NN前 213 横N N特派生 227 最終段は入らない 横N 前N 204 横N 横N 195 最終段多段なので↑よりダメージが落ちる 横N N特格 メイン 210 後格始動 後→前N N特格 メイン 201 アンカーの補正によりダメージは伸びづらい 後 N特 N特派生 221 どうしてもダメージを稼ぎたい時に BD格始動 BD格(1HIT)→後→NNN メイン 199 効率はいまいち BD格→後→NNN 206 ステップなしで繋がる BD格→後→NN前 197 ステップなしで繋がる BD格→後→N特派生 230 ステップなしで繋がる 特格始動 N特 N射派生≫N特格 238 最後がメインで232 高高度打ち上げ分断コン N特 N特派生 252 高ダメージ N特 NNN メイン 237 N特 NNN→後 222 攻め継。ダイブCで敵を空中に置き去りにできる 横特 N特派生 225 横特 NNN 201 横特 前N メイン 202 右手に壁がないと不安定 横特 前N→後→N 200 最後が前でも同火力 横特 横N メイン 196 横特 N特格 メイン 186 高カット耐性 覚醒中 B/L メイン≫NNN 覚醒技 254/230 NNN NNN 285/247 L覚醒はステップではつなぎにくい NNN N特 299/260 L覚醒はステップではつなぎにくい N射 N特格 覚醒技 315/276 始動が横射で309/271 横N N特派生 284/244 横N 覚醒技 267/232 横N 前N 覚醒技 302/261 横N 横N 覚醒技 293/253 N特 NNN 覚醒技 317/276 横特 NNN 覚醒技 265/249 戦術 普段は慎ましく射撃戦を展開して、隙あらば接近して闇討ちを仕掛ける。 耐久値は格闘寄りとしては低めなので慎重な戦いが求められる。 しかし、下がり過ぎると仕事が大幅に減る 相方負担が大きいので、ある程度の戦線は維持したい所。 そもそも弾数の関係で後方支援オンリーというのは無理があるため、必要に応じて接近しまた下がる、ヒット アウェイが望ましい。 ミラージュコロイドのおかげで生存力に関しては高く、相手に詰め寄りやすい上、アンカーもあるので格闘を決められる間合いも広い。 これらも活用し確実に格闘を決めていきたい。 格闘の特格派生のおかげでカット耐性も優れているが過信は禁物。 間違っても原作の如く無謀な突撃はしないように。 さらに現環境は誘導切りを無視して強引に当ててくる範囲攻撃や曲げ撃ちを持つ機体が多い。 もしそれらの機体と対峙した場合は、決してミラコロを過信せずにしっかり回避行動を取ろう。 覚醒考察 ブレイズギア 打点の足りないブリッツで火力補正の高いBギアはおいしい。 格闘性能向上もあり、中でも特格の性能が格段に上昇する。 一発逆転を狙う場合、どうしても格闘か覚醒技に頼らざるを得ないブリッツはなるべくB覚を選びたい。 ライトニングギア 長い覚醒と防御補正と射撃武装の慣性強化の覚醒。 高い防御補正はうれしいのだが打点の低さが補えず、慣性強化も実質サブだけと恩恵が薄め。 ミラコロを絡めつつねちっこく攻めたいならこの覚醒。 ストライカー考察 万能機であるため基本的には自由に選べる。 ただし、射撃武装の手数不足や打点の低さもありそこを補えるストライカーがおすすめ。 ガンタンク 足りない射撃の手数を単純に増やせる。 だったのだがアプデにより段数が減り性能自体も弱体化。 弾幕としての性能はまだ保っているものの弾数2発としては物足りない性能。 ビームライフル連射系 ガンタンク同様足りない射撃を補うストライカー。 堅実に奪ダウン力と弾幕を強化できる。 ガンタンクが弱体化されてしまったため、まずこの系統のストライカーから選ぶのがおすすめ。 自身の立ち回りでなにか違うなと思ったら他の系統のストライカーを選ぼう。 トーラス、ガザC等の単発高威力射撃ストライカー サブ命中時や格闘追撃に高火力追撃をかけられる安定択。 この機体は300コストかつ低耐久という関係上常に前に出るわけにもいかず、射撃戦に徹すると弾数も火力も不足する。 格闘を仕掛けられないうちはこういった武器でダメージとダウン取りを積み重ねていきたい。 ZZ、ウイングゼロ、クシャトリヤ、ゴトラタン、ホットスクランブル 各種照射系のアシスト。照射や弾幕系の射撃武装を持たないブリッツとしては安定択で、基本的に腐ることはない。 苦手な盾めくりに効果的なゴトラタン、爆風で事故狙いが出来るホットスクランブルなども、射撃の充実に有効。 キマリストルーパー ガンタンク同様アプデで大幅弱体化を受けた。 追撃択としては他のストライカーに段数でも繋げられる状況でも劣ってしまう。 強烈な近距離誘導を活かした自衛ストライカーとしてはまだ使い道はある。 ∀ガンダム、バンシィ 掴み系ストライカー筆頭の2機。 ∀は生当ては期待できないが高めの威力と打ち上げダウンが魅力。 バンシィは打ち上げないものの拘束時間が長めで、銃口補正が強めでセルフカットも期待できる。 どちらでも使い勝手はいいため使い込んで決めよう。 ゴールドスモー 近距離での自衛から攻めまでなんでもござれの万能ストライカー。 ただガンタンク同様アプデで弱体化。 それでも近距離での択の弱さを補ってくれ、ミラコロで近づいて押し付ける等々相性はまだいい。 銃口補正のかかり方自体も弱くなったため当てられる状況をしっかり吟味したい。 補正悪化で打点補助としての性能はほぼない点に注意。 ジ・O 近距離自衛の筆頭だが、ミラコロと横特ダイブのお陰で自衛には困らない為相性は良くない。 攻めにも使えるので腐ることは無いが、かなり弱気な選択肢。どうしても近距離自衛用が欲しい場合でもなるべくゴールドスモーを選択したい。 ただしエピオン・X1には横鞭でミラコロを取られやすいので、それらに対するメタ選択肢に。 僚機考察 やはり注目度の高い高コスト機と組みたいところ。 また中距離戦で硬直してしまうとBRが切れて置物と化してしまう。 接近の機会を生む格闘(寄り)機、ブリッツの手数を補ってくれる万能機辺りが有難い。 500 注目度が高く鉄板な組み合わせ。 基本に忠実に相方の後ろから射撃戦をしつつミラコロで位置調整し闇討ちできればベスト。 ただやはり先落ちのリスクがあるため立ち回りは密にしたい。 ガンダムエピオン 注目度と言えばやはりこの機体。 エピオンを無視できる機体などいなく自然とロックを集めてくれる。 そこにミラコロや特格から闇討ちできればおいしい。 ただエピオン側が欲しい射撃択に乏しく、エピオンがハチの巣にされ何もできずにじり貧などもあり得る。 また広いマップで離れてしまうなどもあるため積める部分は多い。 400 500より注目度は下がるがコスオバリスクの少ない組み合わせ。 ただ全体的に万能機万能機しておりパンチ力に欠ける。 300 耐久はふんだんに使えるのだがやはりパンチ力に欠ける。 シャッフルで相方も低火力機体の場合じり貧で負ける場合が多い。 覚醒やストライカー、ミラコロを駆使しつつ打点を少しでも多くとりたい。 200 コストの自由度が高く、ミラコロもあるためコスト的には組みやすい。 ただ全体的に万能機な機体が多く、火力も低い。 組むとしたらやはりジムカスの様な両前衛ができる機体が良いと思われる。 外部リンク したらば掲示板 - ブリッツガンダム Part.1 したらば掲示板 - ブリッツガンダム Part.2 コメント欄 サブ→後格が削除されていませんよ -- 名無しさん (2017-07-22 09 29 20) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kakis/pages/736.html
virk /// / ヴィルク 2 \ 15 seren klel varkのn対 \ [ vest ] \ ヴィルク、大西洋 \ [ kirs ] \ メテの西に広がる世界第二の大きさの海。地球では大西洋に当たる \