約 2,570,227 件
https://w.atwiki.jp/www-iris/pages/1849.html
【名前】 クロスオーバーバトル 【読み方】 くろすおーばーばとる 【分類】 バトルシステム 【登場作品】 『5』『6』 【詳細】 『5』と『6』に登場した『ボクらの太陽』シリーズとのコラボレーション要素。 『ボクらの太陽』シリーズの主人公、ジャンゴとロックマンでドリームマッチが行えるシステムである。 ジャンルもタイトルも違う(もっと言えば開発会社も違う)ゲーム同士で通信対戦できるというのは前代未聞ではないだろうか。 ワイヤレスアダプタ専用の機能で、『5』では『続・ボクらの太陽』(通称ゾクタイ)、『6』では『新・ボクらの太陽』(通称シンボク)との通信が可能。 なお、『5』と『6』ではシステムが少しずつ違うので、『6』の方は「クロスオーバーバトル2」という名前になっている。 ドリームマッチと言っても、ロックマンとジャンゴが直接対決するわけではない。 独特な「データアクションRPG」であるロックマンエグゼと見下ろし型の「太陽アクションRPG」であるボクらの太陽ではシステムが違いすぎるのでそのまま対決させるのは無茶が過ぎる。 このバトルでは『5』ではシェードマン、『6』では伯爵とそれぞれのシステムで戦い、どちらが先に勝利するか、を競うバトル形式になっている。 バトルの内容に応じてクロスオーバーポイントを獲得でき(当然勝利したほうが多くもらえる)、ポイントは専用のトレーダー(『5』ではゾクタイトレーダー、『6』ではシンボクトレーダー)に投入できる。 トレーダーは『ボクらの太陽』関連のチップが中心に入っており、ガンデルソルEXやオテンコサマも入っている。 ボクらの太陽ではクロスオーバーポイントを消費してランダムなアイテムを入手できる。 ネットナビモチーフの防具「ロックパワー」「ガッツパワー」「ブルースパワー」「トードパワー」、アクセサリー「カーネルヘルム」「フォルテマント」「トマホークアーム」「ブルースレッグ」はこの方法でしか手に入らないレアアイテムである。 その性質上、通信ができないVC版及びボクタイシリーズとの通信ができないアドバンスドコレクションではプレイ不可能。 バトル内容 ※ロックマンエグゼ側を中心に解説する。 バトルでは、上で書いた通り『5』ではシェードマンと、『6』では伯爵と戦うことになる。 この時、ロックマンの能力は専用の物に固定されており、 HPは500 ロックバスターはアタック、ラピッド、チャージ全て3 ナビカスタマイザーは使えない(何もセットされていない状態) になる。 また、フォルダもクロスオーバーバトル専用の物が与えられる。 + 『5』の専用フォルダ内容 キャノン A ロングソード S バットキャノン1 * キャノン B イアイフォーム B バットキャノン1 * キャノン C ブーメラン A バットキャノン1 * バルカン2 A メットガード1 * バットキャノン2 S バルカン2 A パネルリターン * バットキャノン2 S サンダーボール * インビジブル * バットキャノン2 S サンダーボール * アタック+10 * バットキャノン3 R トルネード R ロール R バットキャノン3 R ソード S ブルース B バットキャノン3 R ワイドソード S ナンバーマン N バットキャノン4 Z + 『6』の専用フォルダ内容 キャノン A ヨーヨー L バットキャノン2 S キャノン A ヨーヨー L バットキャノン2 S キャノン B ソード S バットキャノン3 R キャノン C ワイドソード S バットキャノン3 R バルカン1 * ロングソード S バットキャノン4 Z バルカン1 * インビジブル * バットキャノン4 Z バルカン1 * インビジブル * ロール R サンダーボール * バットキャノン1 * ブルース B サンダーボール * バットキャノン1 * カーネル C サンダーボール * バットキャノン1 * ビーストアウト - このバトルにおいては、ソウルユニゾン、クロスシステムは使用不可になる。 『6』の獣化については、ビーストアウトという専用のバトルチップを使用することでのみ可能。 しかしこのバトルでは、カスタムゲージが溜まると自動的にカスタム画面へ移行するようになっているので、獣化を生かせる時間は限られる。 また、クロスシステムが使えないのでクロスビーストも無く、無論のこと超獣化も発生しない。 ちなみにエグゼ側では暗転チップ使用中は当然カスタムゲージが一時停止するのだが、 ボクタイ側は残り時間がなくなった後、エグゼ側で一時停止した分だけ待機するようになっている。 ボクタイ側には時間停止させる要因がないため、エグゼ側が待たさせることは(インターバル以外では)基本的にないと思っていい。 最終的に相手側より先に敵を倒せば勝利となる。そのため敵の動きを読んでカウンターなどを決められれば勝ち筋は見えてくるだろう。 また、下記のオジャマバットなどを駆使して相手プレイヤーが倒れた場合も勝利となる。 どちらを狙うかは腕前とチップの引き次第だ。 オジャマバット バトルでは、「オジャマバット」というものが発生することがある。 これは、お邪魔の名前の通り対戦相手を妨害するための要素で、そのターンの特定の行動で発生させたお邪魔を、次のターン相手側に送り込むというシステムである。 『6』ではリアルタイムで送られるようになっており、下記のブロッキングを使わない場合はその場でお邪魔をする(してくる)。 この送り込まれるオジャマバットを逆に送り返す「ブロッキング」というシステムもあり、カスタム画面に表示されるブロッキングボタンを押せば使用可能。 しかし、ブロッキングは1度のバトルで1回しか使えないうえ、オジャマバットがいつ送られてくるかはわからないので、いつブロッキングを使うか、という点も重要な駆け引きとなる。 なおリアルタイムでオジャマバットを送られる『6』では次ターンに相手にまとめて送られるようになっている。形勢逆転を狙おう。 オジャマバットはコウモリの形(『6』では赤オジャマ以外はロックマンないしジャンゴの顔)のアイコンで表示され、アイコンの色によって効果が異なる。 また、同じターンに同じ種類のオジャマバットを複数発生させると、アイコンについている数字が大きくなり、それに伴ってお邪魔の効果が大きくなる(『6』では数字の回数分だけお邪魔する)。 オジャマバットの発生条件は、ロックマンエグゼ側は基本的にバットキャノン系のチップをヒットさせるか、カウンターを決める事。 ただし敵ナビに当てる必要がある点には注意(『5』ではメットールやララチューバに当てても発生しない)。 もちろんジャンゴ側もオジャマバットを発生させられるが、そちらの条件は割愛する。 ジャンゴ側はカウンターの音で察知できたりする オジャマバットの種類と効果 黄色発生条件(ロックマン側):バットキャノン1をヒットさせる。 効果『5』ロックマン側:敵エリア最後列にララチューバが出現する。オジャマが増えると、ララチューバのHPと演奏時間が増加する。ララチューバ以外にはならない。 『5』ジャンゴ側:ジャンゴにステータス異常が発生する。オジャマが増えると石化、混乱と厄介なステータス異常になっていく(*1)。 『6』ロックマン側:ジャンゴが現れソードで攻撃してくる。ソードで斬られるとマヒ状態になる。穴パネルの上にも出現する。 『6』ジャンゴ側:ロックマンが現れロックバスターを連射する。 青色発生条件(ロックマン側):バットキャノン2をヒットさせる。 効果『5』ロックマン側:相手エリア最前列にメットールが出現する。オジャマの数が多いほどメットールのランクが上がる。このメットールは全ランクパネルを変化させる能力を持ち、EXまではヒビパネル、2以上は毒沼パネルに変化させてくる。 『5』ジャンゴ側:フィールドにシェードクロウが出現する。シェードクロウはジャンゴの周りを旋回し、突進攻撃する(*2)。 『6』ロックマン側:ジャンゴが現れガンデルソルで攻撃してくる。 『6』ジャンゴ側:ロックマンが現れラビリングで攻撃する。当たるとマヒ状態になる。 緑色発生条件(ロックマン側):バットキャノン3をヒットさせる。 効果『5』ロックマン側:シェードマンのHPが回復する。 『5』ジャンゴ側:シェードマンのライフ(*3)が回復する。 『6』ロックマン側:ジャンゴが現れ棺桶バイクで突進してくる。通過したパネルはヒビパネルになる(穴パネルにはならない)。穴パネルを通過することはできない。 『6』ジャンゴ側:ロックマンが現れドリームソードで攻撃する。 赤色発生条件(ロックマン側):カウンターを取る。 効果『5』ロックマン側:シェードマンがビッグノイズを発動する。ビッグノイズの威力は赤色オジャマの数×100。プログラムアドバンスのものと違ってインビジブルで回避できる。 『5』ジャンゴ側:シェードマンがウイングストームを発動する。大量のコウモリをジャンゴに向かって飛ばす技。 『6』ロックマン側:伯爵がブラッドレインを発動する。受けるダメージはそこそこだが、のけぞり効果のある血の雨を全エリアに降らせるため拘束時間が長い。 『6』ジャンゴ側:伯爵がブラッドレインを発動する。行動こそ封じられないものの、『5』のウイングストームとは違い回避不能攻撃なので確実にジャンゴのライフが減っていく。 ※バットキャノン4は黄、青、緑を一つずつ発生させる。 オジャマバットを、相手に送り込んだ数×2だけ、勝負後に貰えるクロスオーバーポイントが増加する。 また、ブロッキングに成功していると、勝敗に関わらず10ポイントクロスオーバーポイントを貰える。 アレンジBGM クロスオーバーの一環としてアレンジBGMが計3曲作成された。 3曲ともクロスオーバー元の世界観に沿ったアレンジであり必聴。現在は実機でのバトルは絶望的だが、曲を聴くだけなら敷居は低い。 ゾクタイとシンボクはSOUNDモード解放、エグゼ6はGBAにワイヤレスアダプタを装着するだけでいつでも聴くことができる。 シェードマン 『ゾクタイ』に収録された「自分との戦い」「正義のもとに」「バーサス」のメドレーアレンジ。 コラボイベントやクロスオーバーバトルなどでシェードマンと戦う時に使用された。 伯爵 -crossover ver.- 作曲:青木佳乃 『エグゼ6』に収録された、シンボクBGMの「伯爵」のアレンジ。 クロスオーバーバトル2の専用曲。メニュー画面やバトル中に使用された。 なお、クロスオーバーバトル2以外のハクシャク戦は通常のボスBGMが使用される。 2006年発売の『ロックマン エグゼ5DS 6 音楽大事典』には収録されたが、2016年発売の『ロックマンエグゼ サウンドBOX』や2023年発売の『ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション』には収録されなかった。 クロスオーバー 『シンボク』に収録された「Theme of ROCKMAN EXE6」のアレンジ。 クロスオーバーバトル2のメニュー画面でのみ使用された。 メニュー画面用のため、原曲の前半部分だけをループする短い曲になっている。
https://w.atwiki.jp/fandri/pages/106.html
攻撃、回復共に優れているけれど、回復量だけでいうと三蔵法師の方が上です。併用するとめちゃ硬くなりますので、バトルで負ける気がしません! - 名無しさん 2015-06-30 00 59 39 奥義の回復は全体回復だが一度に大量に回復するのではなく、数回に分ける小回復(持続)。 - 名無しさん 2015-06-13 22 56 11
https://w.atwiki.jp/gods/pages/38174.html
アマテラスヒルメノムチ(天照孁女貴) アマテラスの別名。
https://w.atwiki.jp/rikku0805/pages/36.html
部隊員 三毛ぬこ メインジョブがもう何だか判らないぬこです(ΦωΦ) 一応皿40、ヲリ30、スカ30までは上げる予定です。 しかし、予定は未定・・・ FE歴だけは長くて、全ての職&スキルの使用経験あり 両手ヲリが好きなんですけど、スコア見てるとスカ皿の方が向いてる様です。 FF11(fenrir鯖)と絶賛掛け持ち中(´∀`) 引退したネトゲ ファンタシースターオンライン ファンタシースターユニバース ディプスファンタジア フロントミッションオンライン みんなからのコメント 絶賛ーー‼(つ。<) (`∇´) お体には、気よ付けてですっ! (>。T)ゴホッゴホ 蒼き白銀のラウ -2007 11.20 21 55 31
https://w.atwiki.jp/rikku0805/pages/128.html
副隊長 三毛ぬこ メインジョブがもう何だか判らないぬこです(ΦωΦ) 一応皿40、ヲリ30、スカ30までは上げる予定です。 しかし、予定は未定・・・ FE歴だけは長くて、全ての職&スキルの使用経験あり 両手ヲリが好きなんですけど、スコア見てるとスカ皿の方が向いてる様です。 FF11(fenrir鯖)と絶賛掛け持ち中(´∀`) 引退したネトゲ ファンタシースターオンライン ファンタシースターユニバース ディプスファンタジア フロントミッションオンライン みんなからのコメント 絶賛ーー‼(つ。<) (`∇´) お体には、気よ付けてですっ! (>。T)ゴホッゴホ 蒼き白銀のラウ --2007 11.20 21 55 31
https://w.atwiki.jp/rikku0805/pages/168.html
―― 深紅の想い これは私が思いを寄せるあの方との出会いのための苦労とそれを打ち砕かれる悲しい挫折の物語です。 そもそものきっかけは何の気なしに毎晩楽しんでいた夜のお散歩でした。 夜空の星に思いをよせ、星明かりに照らされる街道を行くのはとてもロマンチックであり、それでいて心の和むものです。 その日、私は、特別目的があったわけでもなく居住区の散歩にいそしんでおりました。 すると、暗い夜道で唐突に私は彼に話しかけられました。 それにしても、運命というものは本当にあるのかもしれません。 何の気なしにしていた夜の散歩に、意味もない居住区という散歩道。私の思いは空にうかんでおりました。けれども、彼との偶然の出会いと彼から発せられた甘い言葉は宙に浮かぶ私の心を鷲掴みし、私を地表に引きずりおろしたのでした。 その彼との出会いからこの物語は始まります。 そして、物語は今現在にとびます。私は、元気なお日様の下、居住区の道を歩いております。ジリジリと肌を焼くそのお日様を見上げ、私の熱い思いが全くもってお日様の熱さに劣っていないことにとてつもない喜びを感じました。灰色の敷石を二つ飛ばしに踏みしめ、お気に入りの相棒ならぬ相杖のテンペストで敷石をコツコツと叩きながらテクテクと待ち合わせの場所へと向かいます。胸からは大きな期待が湧きおこり、これから訪れる幸福な時間に思い焦がれ、もう死んでしまってもかまわないとさえ思えてしまいました。 だけど、こんなところで死んでしまってはいけません。なぜなら、私にはあのお日様でさえ、嫉妬に燃え上がるほどの感動の出会いがまちうけているのですから。 拳を振って前へ進みます。先に待ち受ける輝かしい未来へと! 時は再びまい戻り、私はシェルン緑地を訪れておりました。非常に緑が豊かで、空気を胸いっぱい吸い込むと、胸の中から体全身が清められるような素晴らしい気分になります。 かつて私もここで鍛錬をつみました。早く戦場に出られるほどの魔法を放てるようになりたいと未来に思いを寄せる情熱は今感じているあの方への情熱と互角にわたりあえたことでしょう。そう思うと私も昔から少しも変わっていないのかなぁとなんだか照れくさくなってしまいました。 私はあの方と出会う前に渡さなければならないものを取りいこうと意気揚々とやってきたのですが、よく考えたら求めるものがどこにあるのかさっぱりわかりません。 どうしようかと悩んでいると、後ろからヴェノモスさんがやってまいりました。 なんという幸運!と胸を躍らせ、私はヴェノモスさんに駆け寄り求めるものがどこにあるのかを尋ねました。 するとヴェノモスさんは懇切丁寧に求める物の在り処を教えてくれました。 なんてすばらしい蜘蛛さんだとじんわりと感動が胸いっぱいに広がりました。 素晴らしい環境に懐かしい風景。そして心温まる出会いと優しさに触れ、私の顔は笑顔が絶えません。本当にありがとう神様、私をここに産み落としてくれて! さてと、蜘蛛さんが何か言いたげなので少しこの場を蜘蛛さんにお譲りしたいと思います。 ささ、どうぞ! にやにやして気持ち悪い人間に代わりまして、わたくしシェルン緑地に縄張りを構えますこのヴェノモスがお話を引き受けましょう。 わたくしは、この緑地に住みついて早三十年。幾人もの人間と会い、時には虐げられ、時には血肉を貪ったものであります。 そして、今日も人間を襲い、今宵を乗り切る力の礎とさせていただこうと、人間の拠点である大きな建築物のそばで待ち受けていました。 すると、中から平和そうな顔をした人間がスタスタ飛び出し、このわたくしめの縄張りを侵犯するではありませんか。これは重大な和平問題です。わたくしの縄張りを侵すのですからそれなりの覚悟とそれなりの代償をはらってもらおうじゃないですか! そう思い、足音を忍ばせて立ち止まり思案しているその人間に近づいて行きました。 しかし、ある異変に気づいたのであります。恰好がいつもわたくしの襲う人間たちとは全く違うではありませんか。そして、わたくしの野生の勘がじりじりと現実をしらせてきました。そう、この人間はもしもこの世界にレベルというものがあるのならば到底かなわない程のレベルの持ち主であると告げているのです。 例えて言うなら、襲いかかってもダメージを一桁しかあたえられないような絶望感といいましょうか。 私は腰がぬけつつも、あ、腰なんてあるかきわどいですけど、踵を返して逃げ出そうとしました。 しかし、その人間はわたくしの存在に気づいてしまい、ものすごく恐ろしい形相、強者の余裕とでもいうのでしょうか、恐ろしい笑顔をむけて私に突進してまいりました。 今晩のおかずどころか一変して私の今晩があるかどうかの大問題に派生してしまいました。 死を覚悟し、わたくしはただ立ちすくんでいるとその人間は恐ろしい笑顔のまま、平和的交渉を持ちかけてきました。 「ヴェノモスさん、ヴェノモスさん。○○はどこにあるのでしょうか?(教えてくれたらみのがしてあげてもかまわないよ、ニヤリ)」 「そ、それはこのシェルン緑地にはないかと思われたり思われなかったりします、はい」 その人間の表情が一瞬曇ったのを察し、わたくしの命が閉じるのも察しました。ああ、さらば愛しきわが人生。長くて美しい前足のお前。猛々しく太い後ろ足達よ。 「じゃあ、どこにあるかわかったりしますかね?(仕方ない、妥協案だ。ほかの場所を言え。さもなくば、お前のその立派な前足を引きちぎり鍋にぶちこんでたべてやるぞ)」 「H7あたりにいる大きなヴェノモスさんが持っていらっしゃったような気がしなくもありませんです、はい」 するとその人間の顔は再び不敵な笑みをうかべるのでした。私の思考は再び凍りつきます。 「そうですか!優しいヴェノモスさん、ありがとうございます!このご恩は一生わすれません!(次来るときまでにはその足をきれいにみがいておくんだな。鍋に突っ込む足が汚れていては私の手間がふえるだろう?)」 「い、いえ、お気になさらずに。わたくしのことなんてきれいさっぱりわすれてくださいであります、はい」 「それでは、ヴェノモスさん!お元気で!(せいぜい他の人間に食われるような野暮なことはしないでくれよ)」 そういって、人間はふたたびテクテクと緑地の奥へと走って行きました。 それと同時にわたくしは反対方向ににげだすのでした。本当にありがとう、神様!わたくしにいましばらくの命の猶予を与えてくださって! 親切なヴェノモスさんとはうってかわって、地図を頼りにたどり着いたH7にいらっしゃるヴェノモスさんはとても大きく、なかなか話の通じない方でした。平和的な交渉も試みたのですが、どうしても聞き入れてくれなかったので少し凍っていただいたところ、一変してヴェノモスさんの口調は丁寧になり、私の求めるものを無償で譲ってくれました。 頭が熱くなっていたのですね!それでは仕方ないです!私の氷がすこしでもヴェノモスさんの熱を冷ますのにお役に立てたかと思うと嬉しくてなりません。本当に素晴らしい出会いばかりで私の目には不覚にも涙がにじみ出てきそうになってしまいました。 さてさて、目的は達したので、私は再びアズルウッドに戻り、ショッピングにいそしみました。目的はもちろん彼に渡すための弓!この弓とシェルン緑地で手に入れたあれを渡した時の彼の表情が私の脳裏に浮かんでは消え、浮かんでは消えました。 けれど、弓を買う時に、店員さんが意味深なことを仰っていたのが気にかかります。 「あまり期待しないほうがいいですよ」 そうですよね、これを渡したところで私の思いが報われるとも考えにくいです。恋とはそういうものです。時には優しく、時には厳しく、人生というはるかに長い道中に闇をおろすことだってあるのですから!だけど、私はやめません!ここでやめてしまっては、私は一生後悔する気がしてならないのです。私は私の信じた道を進みます!そうですよね?神様!私は正しいですよね? そして、私は今現在彼との待ち合わせ場所につきました。 そわそわとあたりを見回していると建物の陰から猫背の彼がこっちにやってきました。 「準備はどうだい?」 「万全であります!これをどうぞ!遠慮せず受け取ってください!」 「うん。全部そろっているね、ちょっとまっててね~」 そういうと猫背な彼は再び建物の陰に消えてしまいました。 私の胸中はと言うと、はち切れないかと思ってしまうほど心臓が早鐘をうち、今にも死んでしまいそうでした。やっとあの方とであえる! 「おまたせ~。これをどうぞ」 そして、私には一本の弓が手渡されました。 「あら?こ、これは…」 その弓はネイチャードと呼ばれるごく一般的な弓でした。あれ?愛しのあの方は? 彼もといコープさんは、 「ごめん、今日はそれで精いっぱいだったわ。またきてくれよ~」 などと平和そうな笑顔を向けて私にしゃべりかけるのです。 なるほど。そういうことですか。愛しのあの方、もといサラスヴァティとの出会いはまだ先の話になってしまうのですね。神様、これが恋なのですね、恋焦がれその結果がこれとはなんとも悲しいです。なかなかうまくいかないものなのですね。 だけど、何だろうこの感覚…どうしようもないほどに… 「元気出せよ!また次があるって!」 そう言ってコープさんは私の肩にポンと手を置きました。 その瞬間、私の防衛本能が、意図せずですが、はい、意図せずです、働いてしまいました。 「フリージングウェイブ!」 吹き飛ぶコープさん。舞い散る氷の結晶。砕かれる私の思い。 ある暖かな日の居住区での出来事でした。 ―― End
https://w.atwiki.jp/rikku0805/pages/35.html
部隊員 桜塚恋 みんなからのコメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/rikku0805/pages/50.html
部隊員 紗零 みんなからのコメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/rikku0805/pages/32.html
部隊員 deoxyribose みんなからのコメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/rikku0805/pages/61.html
部隊員 ロード・セイレン みんなからのコメント 名前 コメント