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特異体質を持つ愛でお兄さん 11KB 虐待-普通 ギャグ パロディ 自業自得 変態 飼いゆ 野良ゆ ゲス 希少種 都会 現代 愛護人間 独自設定 エイプリルフールとは関係ありません ・このSSには非常に北斗パロの強いものです! ・愛でられるゆっくりとそうでないゆっくりがでます ・作者に都合の良い独自設定があります ・このSSを書いたのはHENTAIあきです!エイプリルフールだけどいつもどうりだよ! ・それでもいいというひとはゆっくりよんでね! 公園のベンチに座ってゆっくりを眺めている男がいた。 その表情はにこにこと笑顔であり、まさにゆっくりを見て癒されていると分かる。 ただし見た目はものすごく怖かった。人間とは思えないほど巨体であり、髪型はスキンヘッドだ。 おそらく笑顔でなければ誰が見ても虐待お兄さんだと勘違いしてしまうだろう。 そんな男の側に二匹の野良と思われるゆっくりが近付いてきた。 「「ゆっくりしていってね!!!」」 「ゆっくりしていますよ。これは可愛らしいお二人ですね。」 挨拶をしてきたゆっくりに対して丁寧に返事をする男。お世辞にも綺麗とは言いづらい汚いゆっくりであったが、 男は本気で二匹を可愛いと思って言っているのだ。 「にんげんさん!れいむはおなかにおちびちゃんがいるんだよ!だからあまあまをちょうだいね!」 「にんげんさんならあまあまをもってるはずだぜ!ゆっくりしないではやくよこすんだぜ!」 そんな男に二匹は図々しくも餌をねだる。れいむの体は確かに大きいが、それは別ににんっしんしているのでなく、 ただの肥満である。にもかかわらず餌をねだるのは、たまたま公園に落ちていたチョコレートを食べて味をしめたからだ。 「すみませんね。確かに私はあなた達にあまあまをあげることは出来ますが、それは悪いことなんですよ。」 「どうしてそんなこというのおおおおおおお!いじわるしないではやくちょうだいね!」 「そうなんだぜ!にんげんさんはいじわるしないで、まりさたちにあまあまをちょうだいね!」 普通のゆっくり愛好家なら餌をやるところだが、この男はそんなことはしない。 人間が食べるような物をゆっくりに与えてしまえば、舌が肥えてしまい普通の餌が食べれなくなってしまう。 結果的にゆっくりを苦しめることになるので、この男は決して野良に人間の食べ物を与えることはしない。 与えるときは加工所が売っている、栄養はあるが不味いゆっくりフードしか与えない。 「まりさ君、君はれいむちゃんの大事なパートナーなんだ。だから頑張って自分で餌を採るんだよ。」 「うるさいんだぜ!まりさたちにあまあまをくれないようなにんげんはせいっさいするよ!」 男の忠告にも関わらず、まりさは男の足に体当たりを始める。 「いいよまりさ!にんげんはいたがってふるえてるよ!」 「ゆふふ!にんげんはよわっちいね!いたいのがいやならはやくあまあまをちょうだいね!」 自分達が何をしているのかまったく理解していない二匹は、ますます男に体当たりと暴言を続ける。 そんな二匹に対して男は体を震わせてゆっくりと動き出す。 「ゆ?なにまりささまにさわってるの!そんなことよりあまあま」 「いてえよ~~~!」 掴んでいたまりさを握り潰して男は絶叫する。茫然とするれいむにまりさの餡子が体に降り注いだ。 「ゆわあああああああああああ!まりちゅぶ!」 「いてえよおおおおおおおおおおおおおお!」 我に帰ったれいむが番であるまりさの死に驚いて叫ぼうとした時には、男の巨大な足に踏み潰された。 ゆっくりがいなくなっても男はまだ暴れ続ける。 「覇亞兎様落ち着いてくれ!もうゆっくりはいませんぜ!」 そんな男を止めたのは公園に来ていた一人の虐待お兄さんだ。 暴れまわる男にそう声をかけてなんとか落ち着かせようとする。 「またやっちまった・・・。あれだけ餡子を見るのは嫌いだってのに・・・。」 「しょうがないですぜ覇亞兎様。あれはゲスな饅頭が悪いんですよ!」 悲しむ男を励ます虐待お兄さん。この男の名前は愛出 覇亞兎(あいで はあと)。 名前の通りゆっくりを愛する愛でお兄さんだ。それなのに虐待お兄さん顔負けのゆっくり虐殺をしたのはある理由がある。 このお兄さんとてつもない痛がりであり、ガラスのように繊細なハートの持ち主なのだ。 大好きなゆっくりに攻撃される悲しみと痛みで我を忘れてつい暴れてしまうのだ。 「今日の所は家に帰って休んだ方が良いですぜ。ここにいたらまたゆっくりに絡まれますから。」 「そうですね、わざわざ止めてくれてありがとうございます。」 とぼとぼと公園の出口から家へと帰る覇亞兎様。それを複雑な目で見送るのは虐待お兄さんだ。 虐待お兄さんが覇亞兎様を止めたのは、ここにゆっくりを集めるためだ。 街中でゆっくり達が安全に住める場所は非常に少ない。そのためこの公園にはよくゆっくりが集まりやすいのだ。 集まってきたゆっくりしているゆっくり達を虐待するためには、あまり公園を危険だと思われたくないのだ。 「あの人も早く虐待お兄さんになれば、悲しまないでいいのになー。」 愛でお兄さん、虐待お兄さん双方から好かれている覇亞兎様。そのため決して邪険にされることは無い。 しかしその悲しみを癒すのは中々難しい。 公園での悲劇を思い出しながら覇亞兎様は町を歩いており、その大きな背中は小さく見える。 そんな覇亞兎様に声をかけたのはまたしてもゆっくりだ。 「にんげんさん!ぱちゅのおともだちがけがをしてるの!おねがいだからちからをかして!」 そう言って路地裏から出て来たのはぱちゅりーであった。 その言葉に沈んでいた覇亞兎様が反応する。 「それは大変ですね。私でよければ助けてあげますよ。」 「むきゅ!ありがとうねにんげんさん!こっちだからぱちゅについてきてね!」 路地裏に案内するぱちゅりー。随分と奥まできたが怪我をしているゆっくりはどこにも見当たらない。 ぱちゅりーに質問しようとするが、その前にぱちゅりーが不敵な態度を現す。 「むきゅ!にんげんさんごくろうさま!ざんねんだけどけがをしたゆっくりなんていないわ!」 どういうことだと思う覇亞兎様だが、その疑問に対してぱちゅりーはもみあげをあげる。 それが合図だったのか、今まで静かだった路地裏に大量のゆっくりが現れる。 「ゆふふ!さすがぱちゅりーだね!こんなかんっぺきなけいかくをたてるなんて!」 「これだけたくさんいればにんげんもいちころなんだよー。」 「うでがなるみょん!」 「あせるんじゃないんだぜみょん。ぱちゅりーはまだしじをだしていないんだぜ!」 そんな言葉を発するゆっくりに驚く覇亞兎様。ぱちゅりーはにやにやと顔を歪ませている。 「むきゅきゅ!いくらおおきくても、このにんげんさんはなんだかよわっているわ! みんな!いまこそゆっくりのちからをみせるときよ!」 「「「ゆっゆっおー!!!」」」 ぱちゅりーの号令のもとに一斉に攻撃を始めるゆっくり達。 もちろんゆっくりの攻撃などいくらされても人間を倒せるはずなどない。 だがそれにじっと耐える覇亞兎様。公園で起きた悲劇を繰り返さないために必死に我慢しているのだ。 「いまなんだぜ!」 一匹のまりさが膝カックンのようにぶつかってきた。バランスを崩して両手を地面につけてしまう覇亞兎様。 無防備な両手に口に枝を加えたみょんが襲いかかる。 「よくやったわみょん!にんげんはあんこさんをながしているわ!」 笑みを浮かべてみょんを褒めるぱちゅりー。だがゆっくり達は最もやってはいけないことをしてしまった。 ぶるぶると震えて血が出ている手を見つめる覇亞兎様。 「いまこそいっせいこう」 「超いてえよおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」 路地裏に獣のような雄叫びが響き渡る。そこにいたすべてのゆっくりは恐ろしさのあまりに全員おそろしーしーを漏らす。 そんな中で覇亞兎様は近くにいたまりさをすくい上げるようにビンタで壁へと弾き飛ばす。 「おそらちゅび!」 お決まりのセリフを言う前に壁にぶつかりはじけるまりさ。今だに動けずにいるゆっくりをこんどは荒々しく両手に握ると、 掴んだままの両手を力いっぱいぶつけ合う。 「「ちにゃ!!!」」 顔と顔がぶつかりあう激しすぎるちゅっちゅを無理やりされたために、その体をぐちゃぐちゃに混ざり合ってしまう。 ようやく動けるようになった時に、ゆっくりは全員悲鳴をあげる。 「まりちゃぶ!」 「わからにぇん!」 「ちんぼこお!」 どうやってそんな動きが出来るのか、今までよりも素早く動き次々とゆっくりを虐殺していく覇亞兎様。 ボールのように蹴られ他のゆっくりとぶつかり餡子を散らすまりさ。 逃げようとしたところを尻尾を掴まれ、ハンマー投げの様に振り回されてどこかへ飛ばされるちぇん。 勇敢に戦いを挑もうとしたみょんはふとましい体によって地面と挟まれ見事に平べったくなる。 「ちかづいちゃきけんよ!みんなおくちにいしさんをくわえてはっしゃするのよ!」 接近戦の危険さを理解したのか、立ち直ったぱちゅりーはそう指示をだす。 指示どうりに口に石を加えて準備をするゆっくり。 「いまよ!」 一斉に加えた石を吹き出すゆっくり達。吹き出された石はすべて覇亞兎様の体にぶつかる。 「やったわ!」 「まってぱちゅりー!なんだかへんだよ!」 異変に気づいた一匹のゆっくりがぱちゅりーに警告する。確かに石をすべて命中したが、そのすべてが ありえないほど体にめり込んでいる。ゆっくりが口に含んで飛ばしたぐらいでこうはならない。 「むん!!」 覇亞兎様が大きく体を膨らませ、体にめり込んでいた石を弾き飛ばした。 弾き飛ばされた石はそれを飛ばしたゆっくりに命中し、その体を突き破る。 偶然なのか、リーダーであったぱちゅりーには命中せずに仲間を失った恐怖で震えている。 そんなぱちゅりーを覇亞兎様が掴みあげた。 「おしおきです!」 「むきゅ!まってにんげんさん!ぱちゅははんせいしてるからたすけてくたわば!!」 命乞いをしようとしたぱちゅりーの言葉を無視して、ぱちゅりーの顔に頭突きをいれる。 顔や体中にクリームや餡子をこびり付かせた覇亞兎様は、意気揚揚と家へと帰って行った。 「今帰ったぞー!」 「お帰りなさいおにい、何ですかお兄さん!そんなに体を汚して、またやったんですね!」 いつものような丁寧な言葉遣いでなく、荒々しい覇亞兎様を出迎えたのは胴付きのゆっくりびゃくれんだ。 外に出てはゆっくりを潰してしまい死臭を漂わせるため、普通のゆっくりが飼えない覇亞兎様の為に ゆっくり愛護団体の人間がわざわざ探してきてくれたのだ。 「こんなに汚して・・・、またたくさんゆっくりを殺生してしまったのですね!そこに座ってください!」 怒るびゃくれんの言葉に素直に従って床に正座をする。すっかりいつもどうりになってしまっている覇亞兎様。 そしてびゃくれんのお説教が始まる。 「私もお兄さんが悪くないことは理解しています。でもこんなに汚れるなんてどれぐらいゆっくりを殺生したのです! 私はお兄さんは大好きです。でもこんなになるなんてどういうことなんですか!」 「はいすいません・・・。」 説教はそれから三十分ほど続けられる。すっかり縮こまっている覇亞兎様にびゃくれんは優しい声をかける。 「でも反省してくれてるようですし許します!」 そう言って背伸びをして覇亞兎様の頭を撫でるびゃくれん。その姿は慈愛に充ち溢れている。 「ではお風呂に入って綺麗にしましょう!早く服を脱いでください。」 「いえ私は子供じゃありませんから一人で入れますよ。」 「お兄さんだけじゃ匂いがとれたか分かりません。恥ずかしがらないでいつもどうり一緒に入りますよ!」 無理やり風呂場に覇亞兎様を連れ込んでいくびゃくれんだった。 おまけ でたぁ!びゃくれんさんのTUGUNAIだぁ! 「汚物は消毒せねばならんな!」 「いけません!罪もないゆっくりを虐げるなんて!」 「ほお?同じゆっくりを庇うというのか。こいつは人間にたてつくゲスだ。」 「そうですか。なら私がその償いをしましょう。」 「代わりに死ぬというのか、中々良い心んほおおおおおおおおおおお!」 びゃくれんの体をはった償いに声をあげてしまう虐待お兄さん。 償いが終わった後、お兄さんの顔からは険がとれてまるで子供のように穏やかな顔つきになっていた。 自分のしてきた行為を反省して、お兄さんはすぐにゆっくりショップに胴付きゆっくりを買いに走った。 後書き 最近忙しくてなかなかSSを書く時間がとれません。 希少種はあんまり設定もできていないから、よけいに時間がかかるので難しいところです。 公式でも良い人であるびゃくれんさんなら、死臭で汚れたハート様でも許してくれると思いこうしました。 最近胴付きやらHENTAIが多く出ており嬉しいことと、名前に負けないようにHENTAIを頑張りたいと思います。 ジャギ様に続いて、アミバ様ハート様も外伝が出ないかと期待するHENTAIあきでした。 以前書いたもの ふたば系ゆっくりいじめ 993 初めてのおつかい ふたば系ゆっくりいじめ 1003 寂れた神社で ふたば系ゆっくりいじめ 1014 ゆーパチ「ヒャッハー!虐待だぁ!」 ふたば系ゆっくりいじめ 1024 めーりんの憂鬱 ふたば系ゆっくりいじめ 1036 別れと出会い ふたば系ゆっくりいじめ 1043 夜の怪奇現象 ふたば系ゆっくりいじめ 1058 S計画 作られたゆっくりたち ふたば系ゆっくりいじめ 1072 胴付きへの進化 ぱちゅりーの場合 ふたば系ゆっくりいじめ 1080 違うありす ふたば系ゆっくりいじめ 1087 まりさ家出する ふたば系ゆっくりいじめ 1099 てんこを良い子にする方法 ふたば系ゆっくりいじめ 1108 きめぇ丸?いいえしゃめい丸です ふたば系ゆっくりいじめ 1144 別れと出会い まりさのトラウマ編 ふたば系ゆっくりいじめ 1155 ゆっくりスクール ふたば系ゆっくりいじめ 1159 ゆっくりの寿命 ふたば系ゆっくりいじめ 1165 ゆっくりクラブ ふたば系ゆっくりいじめ 1178 まりさひどい目に遭う ふたば系ゆっくりいじめ 1184 オレンジジュースを買いに HENTAIあきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 僧侶や尼ってあらゆる欲を無くす修行をしているんだね~。わかるよ~。 それを真似ているびゃくれん様がまさか暴力や肉欲に走るわけないよね~?わかるよ~? この作者はたまに知識不足な表現や矛盾があるんだね~。わかれよ~。 ※原作は怪我をしない弾幕勝負なので問題なし。 -- 2018-03-28 21 12 10 ドM共が(笑) -- 2016-02-27 13 09 50 ハート様wwwwwwwwwwwwww -- 2014-06-11 20 13 55 びゃくれんに説教されて修正されたいぜ… そしてお嫁さんにしたい! -- 2011-01-07 23 16 52 なんだか良くわからんが、すごいSSだった。それだけは間違いない! -- 2010-12-29 22 57 12 びゃくれんに正座させられて説教を聞いた後撫でられたい -- 2010-12-04 00 49 49 賢い銅付きに叱られたい -- 2010-10-08 12 39 25 びゃくれんに怒られたい -- 2010-06-30 02 25 56
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まじかるまじかる☆な設定が多いです どちらかというとカオスに近いものがあります あるCMのパロディです ちょっと読みづらいかもしれません * あなたはSSを書き上げるわけです。 一生懸命書いたのです。そしたらきっと誰かに見せたくなるに違いありません。 ですから、アップローダーにいってそのテキストファイルをアップロードするでしょう。 あなたが[アップロード]ボタンを押した瞬間、いろんな事が起こっている……かもしれません。 * 一匹のきもんげが薄暗い部屋の中で、壁に備え付けられた自動販売機の取り出し口のようなものを食い入るように見つめていた。 不意に天井のほうからガタガタと何か軽いものが落ちてくる音がした。 「おぉ、おぉぉ!ついにきなはったか……!」 落ちてくるタイミングを見計らって取り出し口に手を突っ込むと、落ちてきた薄っぺらい軽い何かを取り出す。 その手の中には1枚のフロッピーディスク。 そのフロッピーディスクをいろんな方向から見て破損してないかチェックする。 そして取り出し口の脇にあった「受け取り完了」ボタンを叩き壊さん勢いで押すと急いでその部屋を飛び出して行った。 きもんげはある地点まで走ると体を真横に向け、左足を突き出しブレーキをかける。 丁度「制御室」と書かれた部屋の前で止まると、ガラス張りの自動ドアが開くのを待たずにガラスを突き破り中にダイブした。 そして壁に備え付けられているフロッピードライブにフロッピーを押し込むと、突然部屋の照明が点灯し、 部屋の中がにわかに機械の音で騒がしくなった。 壁中にモニターやら電光掲示板やらが並び、そこには「SS読み込み中」という文字が表示されている。 「おまえら、仕事や!仕事の時間や!」 きもんげは叫びながら近くの椅子に座ると、壁に格納されていたキーボードを引き出す。 彼の目の前には一際巨大なモニターがある。 そのモニターの上部には、更に小さいモニターがいくつも並んで設置されており、こちらにはどこかの風景が映し出されていた。 ガチャン、ガチャンという音に振り返れば、壁に埋め込まれた滑り台から何匹ものうどんげが、排出口に下げられた 鉄の仕切りを押し開けて次々と部屋に降り立ち、きもんげの並びに設置された椅子に座り始めていた。 「持ち場についたかぁ~」 すべての椅子が埋まったのを確認し、椅子に座りなおしながらきもんげが声を上げた。 ゲラゲラと返事なのかよくわからない声が各々うどんげの口から発せられる。 「よぉし、ほいじゃいくでぇ」 Enterキーを慎重に押した。 と、同時に天井に設置された赤色灯が点灯し、ビーッビーッという警報音が鳴り響く。 「えすえすのこんぽう、かいししました。たっせいよていじこくは3ぷん20びょうご」 一匹のうどんげがせわしなくキーボードを叩きながら言った。 「順調にいけばええんやがなぁ」 きもんげは心配そうに上部のモニターのうちの一つを見上げた。 そのころ、制御室の隣の部屋では、巨大な作業台の上にまりさ達が小さな箱を積み上げていた。 「ゆーん!ここでまちがったら、なにもかもゆっくりできなくなるよ! だからみんなゆっくりしっかりがんばってね!」 現場監督まりさが高台の上から拡声器を使って仲間達に指示を出す。 部屋の4箇所かられいむが列を作って作業代の上に箱を置いて戻るという作業を行っている。 「ゆーしょ、ゆーしょ」だの「がんばってつみあげるよ!」だの「これがおわったられいむにけっこんをもうしこむんだ……」だの、 作業をしているまりさ達は思い思いの事をしゃべっているためがやがやと部屋の中は騒がしかった。 帽子のつばに器用に箱を載せ、それを作業台の上に規則正しく、山のように積んでいくまりさ達。 次第に積み上げられた箱は高くなっていき、最終的には部屋の高さの半分ほどにまでなった。 「つみあげさぎょうはおわりだよー!ゆっくりてっしゅうしてね!」 監督まりさが叫ぶと、列を成していたまりさたちがいっせいに部屋の4隅に戻っていく。 すると、天井のスピーカーから「隔壁開きます」といううどんげの声が流れ、同時にけたたましいサイレンが鳴り響く。 不意に部屋の一方の壁が上に上がり、部屋の断面と同じ広さの通路が現れた。 通路が下り坂となっているため、部屋の隅でひしめき合っていた一部のまりさが通路へと転がり落ちていく。 「ゆあぁー!」「やめてね!おさないでね!」「まりさはたすかるんだぜ!おまえがかわりにおちるんだぜ!」 また、床には幅ギリギリのレールが敷かれており、そのレールにそってゆっくりと作業台が通路に入る。 レールの上にいたまりさが容赦なくその巨大な車輪の餌食になる。 どうやら通路側の2隅に集まっていたまりさの群れは、蹴って蹴落とされの阿鼻叫喚となっているようだ。 不意に「まってね!ゆっくりまってね!」といいながら一匹のまりさが通路とは反対側の群れから飛び出してきた。 その帽子の上には一つの箱。どうやら積み忘れがあったらしい。 まりさは作業台に飛び乗ると、その箱があるべき場所に箱をなんとか設置する。 「ゆゆぅ~ん!さすがむれいちばんのしゅんそくだね!まりさじゃなかったら間に合わなかtt……」 言い終わらないうちに作業代が不意に加速し、ジェットコースターの様に暗い通路を猛スピードで下り始めた。 風圧で吹き飛ばされたまりさは作業台の隅にあった突起にリボンが引っかかり、まるで吹流しのように空中で暴れまわる。 「うぎゃぎぎぎゃぎゅあああぁぁー!」 作業台の速度は相当速いらしい。 顔が風圧で変形し、全体重を支えている三つ編みの付け根は千切れる寸前である。 通路は上下左右と進路を変え、徐々にその付け根を限界へと近づける。 今までになくキツイカーブにさしかかると、鈍い音と共にとうとう三つ編みは千切れた。 そのまままりさは弾き飛ばされ、壁に叩きつけられると餡子を撒き散らした…… その後、何かが転がっていく音が作業台の遠ざかる轟音を追いかけていった。 「あれほど積み残しがないか確認せいいうたやないか……」 制御室できもんげはタバコに火をつけながら顔をしかめた。 「さぎょうだいがまもなくこんぽうさぎょうじょにとうちゃくします」 うどんげの声に顔を上げ、今度は先ほどとは別のモニターを眺めた。 作業台は不意に明るい光に包まれる。 通路を抜けるとそこには広大な野原が広がっており、その上でレールが鈍く光を反射していた。 もっとも野原といってもゆるい下り坂になっており、その様子は丁度夏のスキー場のそれである。 傾斜が比較的緩やかな場所で突然作業台は急停止した。 これだけの急停車なら衝撃で箱が崩れそうなものだが不思議と積み上げられた箱はきれいそのまま形を保っている。 すると近くの森林から16匹のれいむと1匹のぱちゅりーが木材やはしごを持って出てきた。 ぱちゅりーは作業台まで来ると、首から提げたメガホンでれいむたちに指示を飛ばす。 作業台の上にのぼるとれいむたちは協力して4辺を角材で囲み、その4隅に柱を立てる。 柱一本あたり4匹のれいむが囲い、「ゆーしょ、ゆーしょ」といいながら柱が倒れないように支えている。 そこへ釘打機をくわえたゆっくりちぇんがやってきた。 「固定するんだねわかるよー」といいながら釘打機をれいむの間に割り込ませ、そこに体当たりすることにより釘を打ち込む。 てきぱきと3本の柱が固定され、残すところ最後の一本となった。 ちぇんがれいむの間に釘打機を押し込んでいると、柱の反対側を支えていたれいむがくしゃみをした。 「ゆーっちゅん!」 勢いあまって必要以上の力を入れた柱がちぇんのいる方向へと倒れはじめる。 「たおれてくるよ!つぶされるよ!わかるよー!」 ちぇんは急いでその場を離れるとほかの仲間に危険を知らせる。 「いぢゃああああぁぁぁぁぁぁいいいいぃ!ごれどげでええええええぇぇぇぇぇぇ!」 だが柱の根元にいたれいむは強い力で抑え込まれ逃げることができず、ゆっくりと圧縮されて行く。 「ゆぶえっ!」 ついに圧力に耐え切れなくなったれいむがつぶれると、支えを失った柱が勢いよく倒れ、近くにおいてあった釘打機を直撃した。 強い衝撃を受けた釘打機が「ジャコッ」という音を立てて暴発する。 そして運が悪いことに、その打たれた釘の進路上には避難していたちぇんの口に突き刺さった。 叫び声をあげる暇もなくちぇんはそのまま後ろに吹き飛ばされ、ビクンビクンという数度の痙攣の後に動かなくなった。 「あーぁ、またかいな……」 モニターを眺めていたきもんげが機嫌悪そうに漏らした。 「さぎょうかんりょうよていまで、あと30びょう」 間に合うはずもない予定時刻を読み上げるうどんげに、きもんげはチッっと舌打ちをした。 わたわたとしている内に作業予定時間を過ぎてしまい、ぱちゅりーは4人のれいむを呼ぶと急いで柱を建て直し、自ら釘打機で柱を固定した。 「よていじかんを1ぷん30びょうおーばー、さぎょうだいいどうかいしします」 作業台に取り付けたれたスピーカーからうどんげの声がする。 あわてて台から飛び降りるぱちゅりーとれいむ。 突如地面が長方形に開き、中から大きなアームが現れた。 アームには木の枠が取り付けられており、またたくまに4本の柱の上にその木の枠を取り付けた。 直方体の骨組みが完成すると同時に作業台は急発進し、次の作業場へ向けて疾走して行った。 走って行く作業台を見送るぱちゅりーと、群れのリーダーをつとめるれいむ。 ふと気づいたように、れいむはぱちゅりーに話しかけた。 「ゆっ、ちぇんはどこいったの?」 「む、むきゅうううぅぅぅぅぅぅ!?ちぇんをおろすのをわすれてたわああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 1分ほど傾斜を疾走すると、再び作業台は急停車した。 今度は大きな一枚板をもっためーりんの群れが現れた。 前の作業と同じように協力して骨組みに合わせて板を立てかけて行く。 違うことといえば、れいむよりも力があるため作業ペースが速いことぐらいである。 一匹のめーりんがホチキスを使い柱に板を固定していく。 「さぁ!はやくしなさいですわ!1ぷん30びょうもおーばーしているですわ!」 いつの間に現れたのか、さくやが作業台をぐるぐるまわりながらめーりんたちをせかす。 心なしかめーりんたちのじゃおじゃおという鳴き声が不満を帯びているように聞こえる。 そんなことを気にする風でもなく、むしろ分かってすらいない様子であいも変わらず作業場を回っては急かすさくや。 そこへ2匹の胴付きしふらんが新たな木の板を首から紐でぶら下げてやってきた。 ふらんは天井に当たる部分にふたをするように木の板をおくと、首から紐をはずしふらふらと森へと帰って行く。 待ってましたとばかりに先ほどのホチキスめーりんが天板に飛び乗り、てきぱきと固定した。 作業台の移動が始まることを告げるうどんげの声で、作業台にのっていためーりん達とさくやが地面に降りる。 めーりんは一箇所に固まるとじゃおじゃおとおしゃべり?をはじめた。 「よっしゃ、いい具合に時間をとりもどしたでぇ、発車や!」 「さぎょうだいいどうかいしします」 スピーカーから制御室内の音声がもれていた。 そのやりとりが終わると同時に再び猛スピードで岡を滑り降りて行く さて、仕事も済んだ事だし巣に戻ろう、と歩き出すさくや。 突然、その背中がドンと押された。 「な、なにをしやがるですわ!?」 驚いて振り返れば、そこには殺気のこもった目で自分をにらみつけるめーりん達がいた。 「なにかもんくがあるなら、ちゃんとにほんごをしゃべれですわ!」 その一言を合図にしたかのようにいっせいにめーりんたちがさくやに体当たりを始めた。 「いっ、いたいですわ!やめなさいですわ! こんなことしたらきもんげがただじゃおかないですわ!」 さくやは知っていた。ここで起こっている事の様子をきもんげがモニターで見ていることを。 現場監督に逆らい、その上ぼこぼこにしたとなってはきもんげが黙っているはずがない。 だがめーりん達も知っていた。作業台が発車した後はきもんげが全くそのモニターを見なくなることを。 1匹のゆっくりが死のうと、替え玉がある限りはその死因なんて気にするはずがない。 不意に、体がゆさゆさと揺れ始め、さくやは震え上がる。 「い、いやですわあぁぁ!すっきりなんてしたくありませんわああああぁぁぁ!お、おぜうさまああぁぁ……!」 ゴオオオと周りの雰囲気とあまりに似合わない音を撒き散らしながら作業台は進んでいく。 突如進行方向にがけが現れる。勿論その先に線路などない。 そのまま奈落の底へドボンするかという勢いで進んでいた作業台が3度急停車した。 ガリガリガッコン!という金属音がする。 そしてそれを合図に今度は四方八方から包装紙とバケツを持ったれみりゃの群れが飛んできた。 「うっうー☆れみぃのかりしゅま☆せんすでさいごのしあげをするんだどぉ♪ このはこをびゅーちほーにほうそうしてあげるどぉ☆」 まずバケツをもったれみりゃが箱の天井でバケツをひっくり返す。 中に入っていたのりが流れ落ち、お世辞にも綺麗とはいえない縞模様に箱が包まれる。 その上からほうそうしをもったれみりゃたちが思い思いに自分の好きなように包装紙を張っていく。 勿論れみりゃがもてるような包装用紙で箱全体が包めるわけもなく、縞の下地にまだら模様という非常にサイケな見た目となった。 ちなみにこの包装用紙には大量に「txt」という文字が印刷されている。 「しゅてきすぎてれみぃはきぜつしそうだどぉ~☆うーうーうあうあー♪」 監督をしていたれみりゃがたまらないとばかりに天井に降り立ち、お得意の腰振りダンスを披露する。 「やっぱりりーだーのだんしゅはいちりゅうだどぉ♪」 「まんまぁ~☆れみぃもあんなふうにどおりぇるようににゃりたいどぉ♪」 まわりのれみりゃたちはそのダンスにすっかり見惚れているようだ。 そんなお祭りムードのれみりゃ達に、一匹胴付きのきめぇ丸が近づいてきた。 「どうも。清く正しく、検品係のきめぇ丸です」 誰も聞きはしないと分かっていても律儀に自己紹介をするきめぇ丸。 「おぉ……減点減点……」 ぐるぐると箱の周りを飛びながら、手に持ったクリップボードにチェックを入れていくきめぇ丸。 「なんというみすぼらしさ……これは減点せざるをえませんねぇ」 きめぇ丸は容赦なくれみりゃたちの「かりすま☆」を踏みにじる様に減点を加えていく。 もちろんまわりのれみりゃ達からは批判の声が上がる。 「れみぃたちのかりしゅま☆がわからないなんてきめぇまるはおばかさんなんだどぉ!」 「うあぁー!ゆっぐりできないきめぇまるはゆっくりしねだどぉ~!!」 のろのろと追いかけてくるれみりゃを軽くかわしながらきめぇ丸は採点を続ける。 そしてすべての採点が終わるときめぇ丸は胸元につけたボタンマイクに向かって 「100点満点中49点で不合格です。おぉ、無様無様」と言った。 天井で踊っていたれみりゃは「不合格」の言葉を聴くと、「うあぁぁ~!」と情けない悲鳴を上げながらきめぇ丸に飛び掛ろうとした。 だがそのまま前につんのめり顔面から派手にずっこけた。 それでも自分の感性を馬鹿にした相手が許せないのか、れみりゃとは思えない根性を見せ、なんとか立ち上がろうとするれみりゃ。 自分達が天井に適当に、それも大量ののりをばら撒いたことも忘れて。 「この箱の包装はもう一度やりなおしです。おぉ、面倒面倒」 そんなれみりゃを小ばかにするようにニヨニヨ笑いながら頭の上をくるくる回るきめぇ丸。 抗議をしたいのは山々だが顔が天板にはりついてしまいしゃべることすらままならない。 箱の上部の空間が裂け隙間が現れる。 中から金属製のアームが音もなく降りて来てガシッと箱の側面をつかんだ。 ミシミシと苦しそうな音を立てながら作業台から箱が離れた。 「早く降りないとあなたも箱と一緒に処分されてしまいますよぉ……」 暴れようにも体は全く動かない。 その姿はまるでその箱を全身全霊をかけて守り通そうとしているように見えた。 もっとも本人は逃げ出すことしか考えてないのだが。 「そんなにその箱に愛着がありますか。おぉ、感心感心…… それではあなたのその執着を評価して、1点差し上げましょう」 持っていたシャーペンをひっくり返し、消しゴムで点数表を書き直すきめぇ丸。 「50点でギリギリ合格です。おぉ、見事見事」 そうきめぇ丸が口を開いた瞬間、箱からアームが離れて隙間に瞬く間に収納された。 重力に任せるまま作業台にたたきつけられる箱。その瞬間、尋常ではない衝撃がれみりゃの体を襲う。 「……!!……!!?」 体の中に泡だて器を突っ込まれたような、激しく体をかき回される不快感。 それでも悲鳴はおろか指一本すら動かすことができないれみりゃ。 「自分の作品にそこまで誇りがもてるとは。これぞ”じゃーなりずむ”の鏡」 きめぇ丸はくすくすと笑居ながら震えることしかできないれみりゃを見下ろす。 「それはきもんげさん。出荷してください」 その瞬間、作業台はゆっくりと崖に向かって走り出した。 「自分の魂ともいえる作品と一緒に散れるとは……おぉ、本望本望」 箱が作業台もろともゆっくりと真っ暗な空間へと落ちていく。 まわりのれみりゃは天井に張り付いた自分達のリーダーを手を振って見送った。 辛口のきめぇ丸にほめられているならきっとこれから良い事が起こるに違いない。 足りない頭だったが、すべてを都合よく解釈するには十分すぎる頭だった。 箱はだんだんと加速し、目にも留まらぬ速さで闇を切り裂き落ちてゆく。 周りに明かりが見えなくなり、とうとうその速度を示すものは耐え難い風圧のみとなる。 ふとれみりゃは自分の体が箱からはがれつつ在るのを感じた。 このままなら自分は助かるかもしれない。 彼女は顔をはがそうと全身の力を振り絞った。 ぺりっ、っと何かがはがれた。 やった♪と彼女の心に希望の光が差した瞬間。 「ベリベリベリベリッ!」 薄気味悪い音とともにれみりゃの体が箱から離れた。 その表皮を天板に残したまま。 せっかく剥がれたというのにれみりゃは羽を動かし上に戻ろうとする様子を見せることなく箱から遅れをとりながら落ちていく。 そして、そのすさまじい風圧に少しずつ傷口が広がり、終には何だかよく分からない肉片と化し闇に吸い込まれた。 * おや、「アップロード完了 ファイルナンバーは****~」の文字が表示されましたね。 まだあのアップロードボタンを押してから数秒もたっていません。早いものです。 ただその数秒のうちにはもしかしたらいろんな事が起きているかもしれません。 さて、こうしてあなたの大切なテキストファイルはネット上に飛び出していきました。 どうです?ちゃんとアップロードできたか確認してみたらどうですか? ファイル名が少し文字化けしていますがまぁ大丈夫でしょう。包装用紙みたいなものですから。 中身は綺麗なようですね。よかったよかった。 ……おや、誰でしょうね。そんなところに勝手につぶれたちぇんのAAを張ったのは。 END コカコーラのCM見て思いつきました なんていうかひどい byかりすま☆れみりゃ いままでかいたもの ゆっくりいじめ系1989 ゆっくりいじめ系2006 ぱちゅりーと鉄塔 ゆっくりいじめ系2011 満月の夜とひとりぼっち ゆっくりいじめ系2034 紙のさくやさくや ゆっくりいじめ系2092 はじめてのチュウ ゆっくりいじめ系2222 7本の稲荷寿司を捜し求める虐待お兄さんと愛と勇気のヌビビビンビドゥ ゆっくりいじめ小ネタ366 爆裂資産
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公認虐待 4KB 虐待 差別・格差 誤解・妬み 引越し 飼いゆ 野良ゆ 都会 現代 虐待人間 愛護人間 ダークな感じにしたいなぁと ・角川のホラー文庫に最近ハマったので ・現代物です どうも皆様初めまして 私、某市の市長の秘書を勤めている者です。 名を名乗れぬ無礼をお許しください。 何せ、この文章は私的なものですから。 この様に書くと『お前は何だ?ここはゆっくり虐待SSだぞ』と おっしゃる方も居るかと存じます。ご意見、ごもっとも。 しかし、これは市長とゆっくりの裏話的な物なのです。 どこから話した物か迷ってしまいますが・・・そうですね 我が市は、全国的にみてもゆっくりとの共存が進んでいる市と言えます。 と言いますのも、市長は大のゆっくりの愛好家。 愛で派の長とも言える方です。そこで市長は市の条例を駆使して バッチ制度を整備化し、飼いゆっくりの管理・登録を完璧に致しました。 これにより、飼いゆっくりに限っては安全な身分を保障された事になりました。 しかしその結果、これまで飼い・野良問わず法的ルールが無かったので 誰に咎められる事もなく虐待してした一部の好事家は困ってしまいました。 飼いは元より、野良にしたって大っぴらに虐待できなくなってしまったのです! そして、彼らは市長に呪いの言葉を吐きながら地下に潜りました。 ある者は、家屋の隅で。ある者は山奥で等等 大変肩身の狭い思いをしたものです。全く困りました。 さて、その様な世知辛い中一つの事件が起きました。 可愛い可愛い、アーモーホントーカワイイー市長の飼いまりさが 散歩の折、目を離した隙にゲスのでいぶがレイプし、潰された挙句 金バッジを奪い取り飼いゆっくりになりすまそうとしたのです! 「れいむはきんばっじさんだよ。あまあまさっさともってきてね!」 ゆっくりにしても飼いばかりが良い目を見ていれば 愚鈍なりに嫉妬や怨嗟を持つものです。馬鹿ですがね。 さてご自慢の可愛いまりさ(笑)が薄汚れたでいぶに 色々アレされては、市長も修羅の様になるも致し方なしと言うものでしょう。 即座にシンナー中毒の中学生のようにヘラヘラ笑うでいぶの口めがけて トゥーキックを繰り出し、そのまま野良回収ボックスに突っ込みました。 でいぶざまぁ(笑) ※我が市は別段野良に優しい市ではございません。 さて、これで事は終わりません。むしろ始まりです。 悲しみに暮れる市長は、ある一つの大きな決断を下しました。 官僚的な文章を砕いて表現するなば、下記の法令を施行したのです。 条例 「市内の全ての野良ゆっくりは、その証明として片目を欠損させる事」 つまりどう言う事かと申しますと 飼いゆっくりの証明がバッチならば、野良の証明は目をくりぬく。 飼いと野良の外見をハッキリさせ、それぞれの『階級』をより鮮明にしようとしたのです。 まさか、あの愛で市長がここまでやるとは思いませんでしたよ。フヒヒ とは言え、全野良ゆっくりの目をくりぬくなんて途方も無い作業。 一体、人と金はどこから出るのかと反対意見も少なくありませんでした。 しかし、世の中には社会に協力的な方が多くいらっしゃるものです。 最近はとんと見受けられなかった『特殊な趣味を持った若者』が ボランティアでその作業を受けると市庁に団体で押しかけてきたのです。 私は公僕の一人として市民の協力に涙が止まりませんでした。本当にネ。 さてさて、それからはもうお祭り騒ぎです。 何せ市公認の虐待制度ができたのですから!! (市長は愛で派の最後の一線として「殺す」事を許可しなかった!!スバラシイ!) ここからは、伝聞になりますので多少誇張も混じっているかも知れませんが その点はご容赦ください。いや、本当に伝聞ですよ!? ある者は、橋の下のダンボールハウスで慎ましやかに暮らすゆっくり一家の全てに。 たっぷりと時間をかけてキリで目玉を突き ある者は、100円ショップで爪楊枝を買い込み 仲間たちと『1つの眼球に何本させるかゲーム』を夜通しやりました。 ちなみに、このゲームは「殺すと負け」で新たなゲーム素材を探して来なければなりません。 まあ、私に勝てる人などいませんでしたが・・・ おっと失言、そう言っていた人が居ました。 もちろん、赤ゆだって例外ではありません。 まだ枝に実っているウチから、慎重にマチ針で一個一個目玉を丁寧に潰しました。 母れいむの『片目』に映った絶望の色なんてたまりませんでしたね!!・・・と言う話です。 そうそう、胎生の場合は結構技術が必要です。 まむまむをカッターで割いて胎児ゆを引きずり出して目を潰さないといけないので。 なにせ「殺してはいけない」ルールですからね。ちゃんと「生かしておいた」らしいですよ 掻っ捌いた時の絶叫、胎児ゆの目を潰した時の嘆きの声、 まむまむを塞いでホッチキスで止めた時の悲鳴。今もiPodに入ってますよ もちろん、市政を担うものとして実況検分は必要ですから。 他にも市には山もあります 何も知らないドス級のまりさの目めがけて思いっきり腕を突っ込んで 掻き回した時の快感っと言ったら!温かい葛湯をかき混ぜているようでした。 と、下の者からは報告を受けています。 多くの若者は実に清々しくボランティアに参加してもらえました。 このような市民を私は心から誇りに思います! さて、私はたまに市長に頼まれ、同氏の飼いゆっくりの世話をするんですが 毛糸で編まれた洋服(?)を着て、楽しそうにコロコロ転がる 饅頭を見ていますと、不謹慎ながら胸中に黒いものが湧き上がるんですよ。 REIMUと刺繍された幸せ一杯のこの饅頭が 例えば、例えばの話ですが、薄汚いレイパーありすに強姦死させられたら 市長は一体どんな条例を作ってくれますかね・・・・フヒヒヒ 作:六人 他:ふたば系ゆっくりいじめ 212 下卑た快感 ふたば系ゆっくりいじめ 254 アザーワールド トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る いずれこの町から野良ゆが居なくなるな。 「あの周辺に行くとゆっくり出来なくなる」って噂がゆっくりの間で流れそう。 野良の回収が難しくなってしまう!?(焦) -- 2018-03-11 17 45 18 もげふらは?あれは野良のままでいいよね?ゲスだから -- 2012-07-23 04 12 33 ↓×5みんな(希少種)逃げてーーーーー!!! -- 2011-10-16 22 38 30 一家 おうち -- 2011-04-17 19 26 52 この秘書はそのうち問題起こしそうだし、市長が選挙で落ちたら、真っ先に路頭に迷う質の人間だ -- 2011-02-11 11 25 14 クソッ そうか感想見て気づいたけど俺の嫁達もターゲットになるんじゃねーか ちょっときめぇ丸とゆうかにゃん保護してくるぜ! -- 2011-01-04 06 05 17 きめぇ丸とかゆうかにゃんなんて普通に希少種だろ。 野良は有り得ないし、万一いたとしてもその場で飼われるよ。 -- 2010-09-29 01 43 59 安心しろ!野生の胴付きゆは既にHENTAIお兄さんに捕り尽くされてるから! -- 2010-09-13 12 32 30 ↓やだーーーーーーーーーー!!! -- 2010-07-22 00 45 57 ↓なるんじゃないか この秘書虐待に見境がなさそうだから -- 2010-07-22 00 06 55 野良きめぇ丸とか野良ふらんちゃんとか野良ゆうかにゃんetc もターゲットになるんですか? -- 2010-06-22 23 42 01 野良拾えなくなるじゃん -- 2010-03-09 13 21 15
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「あら、これが紫が言っていたお饅頭ね」 その日、西行寺幽々子は一人で魔法使いの森にやってきていた。 少し前に幻想郷に現れたゆっくりというものを見る為である。 妖夢を連れては、何かと小言が多くゆっくりゆっくりを見る事も出来ない。 白玉楼、それも中庭だけでなく白玉楼階段の方まで手入れをしておくよう言ったので、 しばらくは幽々子がいない事に気がつかないだろう。 「ねぇ、あなた」 「ゆ?」 「あなたが・・・ゆっくり?」 丸みを帯びた生首、あの白黒の魔法使いに似ていると言っては怒りそうだが、 どことなく似ているゆっくり。名前も『まりさ』と言うらしい。 「まりさはまりさだよ」 「ふぅん」 『まりさはまりさだよ』一人称を使えないって紫が言っていたのは本当だった。 妖怪とも妖精とも付かないから、自分の領分かと思ったがそれも違うようだ。 完全な自立人形のようなものでもない。この動く饅頭は限りなく脆い。 魂というものが妖怪や人間と違い、極単純なものであり、それが器と言うには余りに脆弱な皮で覆われている。 人間ならば、皮や骨、肉があり、中にある臓器と言うものが複雑に絡まり合う事でその強度を保っているが、 これは、ゆっくりは。 「おいで・・・」 幽々子がそっと手招きをする。 ゆっくりまりさはゆっくりした手の動きに誘われ、ぽよんと一歩跳ねる。 「もっと、こちらへ」 もう一歩、もう一歩、ゆっくりまりさは森の中で暮らしてきたから人間を知らない。 ましてや、亡霊などと言うものは想像もつかない。説明されても理解できない。 生者にとってあまりに危険な幽々子の力を、まりさは理解しないまま歩み寄る。 一歩、一歩、まるで地獄の淵に吸い込まれるように。それでいて桜の花びらが散るように。 「さぁ、いきましょう」 まりさは着地に失敗する。普段通り跳ねたはずだが、足ではなく顔から着地してしまった。 運悪く地面には石があり、その上をずりっと滑ってしまったせいで、顔の皮が破れ、 右の目頭から上唇にかけて大きな傷が付いてしまったが、 まりさは痛がる事も泣き叫ぶ事もない。着地に失敗する前、先ほど飛んだ瞬間からもう死んでいる。 「もう?軽いのね」 蓬莱人の魂が持ち上げられぬ鋼の山とすれば、まるで吐息で飛ぶ羽毛。 死んだまりさの亡骸をしばらく珍しそうに見ていると、何匹か他のゆっくりもやってきた。 とっさに幽々子は木の陰に隠れる。どういう反応を示すのだろう。 「ゆっ!まりさ?!」 死んでいるまりさに駆け寄ってくる。 どれもこれも幻想郷に住む者にどこか似ている。 霊夢、アリス、パチュリー。何でもれいむ、ありす、ぱちゅりーと名前まで同じらしい。 「むきゅー!まりざぁー、どうじでぇじんじゃっだのぉお?!」 その中の、ぱちゅりーがまりさに頬ずりしながら泣き叫ぶ。 泣く事もできるの。人間の顔と同じギミックがあるのかしら、 しかし、これは。幽々子は思わず笑ってしまう。 先ほどのまりさが羽毛ならば、このぱちゅりーというのはもっと軽い綿毛、 いや形容できるものがすぐに見つからない。 口元を隠していた扇子でそっと、風を送ってやる。 「まりざぁああ、ぱぢゅりーをおいでいが」 死んだ。軽い、本当に玩具みたいな命。 また笑いが込み上げてくる。木の裏にせっかく隠れたのにこれでは見つかってしまう。 ぷっ、くふふふ・・・。 「ゆ、だれかいるの?!」 ああ、見つかってしまった。気づいたのはゆっくりれいむだ。 あの巫女もこれほど機敏に動けば、月がおかしくなった事ももっと早く解決できただろうに。 「見つかちゃった」 「ゆ?ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていっていいわよ」 れいむとありすがそう言う、しかし、もう一匹言うはずのぱちゅりーが何も言わない。 れいむ達はそこではじめてぱちゅりーの異常に気付く。 遅い遅い、軽いのに遅いのね。ホント、ゆっくりしてるわ。 「ぱ、ぱちゅりー?」 「れいむ、ぱちゅりーしんでるわ!」 「ゆーぅ!!ほんとだ。ゆっくりできないよ」 れいむとありすが騒ぎだす。静かな森の中で二匹が大声を出して、うるさい。 幽々子は扇子を畳み、れいむ、ありすのいる方向に向ける。 そして、二匹を一線に切るようにして宙を薙ぐ。 再び森は静かになる。と思ったが、 「ゆっくりが騒いでいると思って来てみたら、亡霊がいるなんて」 「ふふ、人形遣いさんは魔法使いと違って森で過ごす事が多いのかしら、ここに異変が起こるとでも?」 「ただ人間が迷い込んだのかと思っただけよ」 アリス・マーガトロイド、他人には無関心なのに、この森には執着するのはあの魔法使いが住む森だからだろうか、 この森の動植物全て、死に誘ってやれば、この人形遣いは本気で。 「で、それは何?」 幽々子の思考をアリスの言葉が止める。指さした先には4匹のゆっくりの亡骸。 「ああ、冥界ってゆっくりがいないの、だから、ここで試したの。これが生きているかどうか」 人間だった頃に聞けば、怖かっただろう。アリスは噛みしめる様に頷く。 「紫が言うの、もしかしたら人里に被害が出るかもしれないって。でも、これなら紫の心配も無駄に終わりそうね」 そこへ、ゆっくりがまたやってくる。 今度はまりさとれいむ、それに小さいのまで。子ども、それならおそらくこのグループは家族だ。 「ゆ、このあたりでぱちゅりーのこえがしたよ」 「あ、にんげんちゃんだ」「ゆっきゅりちていってね」「ゆっきゅりできりゅひと?」「まりちゃとあちょぼー」 「おねーさん、ぱちゅりーたちをみなかった?ゆっくりおしえてね」 スッと、その家族の方へ扇子を向け、アリスに目をやる。 知りたくもない。見たくもない。とばかりにアリスは後ろを向き今来た道を帰って行く。 あの人形遣いも別に味方じゃない。どうやら、本当に人間が迷い込んだと思っただけらしい。 ならば、別に止める事もない。 「遊んであげる、おいで」 一匹の子まりさが幽々子方へ寄ってくる。 幽々子の手招きはゆっくりしていて、分別の付かない、 ゆっくりしたい欲求が強く、それにより周りの見えなくなる子どもには効果は絶大だ。 「ゆっくりできりゅおねーしゃんだぁー」 親に安全かどうかも確かめず、子まりさは駆けだす。 「ゆ?まって、おちびちゃん!」 親まりさが呼び止める。その声に子まりさは振り向く。 「どーちたの?」 「おねーさんはゆっくりできるひと?」 その問いかけに幽々子は笑顔で答える。しかし、これは肯定とも否定とも取れる曖昧な返事だった。 それにこっちには仲間がいるはずだが、さきほどから見当たらない。 この人間は危ないかもしれない。親まりさは子まりさを引き留めようとする。 「おちびちゃん、ままのところでゆっくりしようね!」 「遊んであげるわ、おいで」 普段なら親まりさの言う事を聞かないなんて事はなかった。 しかし、ゆっくりにとってゆっくりできるという事は何事にも代えがたい幸せなのだ。 「遊びましょ、手の鳴る方へ」 ゆっくりと幽々子は手を叩き、パンパンと鳴らす。 すると、子まりさは迷いながらも幽々子の方へ行こうとしてしまう。 「ゆっ!おちびちゃん、ダメだよ。ゆっくりできないよ」 親まりさは急いで飛び出す、子まりさの背中を銜え、引っ張る。 他の子たちや親れいむも、一緒に子まりさの事を必死で呼びとめる。 「ふふ、少し重くなったわね」 幽々子はどこからともなく手毬を取り出し、あたふたする家族の前でポンポンとつき始める。 そして、聞きなれない手毬歌を歌ってやる。黄昏の奥にある黄泉の国へと人を誘う歌、 たぁそがれーのと始まる歌のテンポは呪術めいており、ゆるやかで、子まりさだけでなく他の子たちまで幽々子の元へ誘う。 それまで必死に子まりさを呼んでいた、子れいむや他の子まりさは急に黙り込むと、 ふらふらと幽々子の元に行ってしまおうとする。親れいむは必死に二匹を引っ張るが、 子まりさが上手く親れいむを避け、幽々子の元へ進んでいってしまう。 親達は今自分が捕まえている子どもを留め置くのがやっとで、子まりさまで手が回らない。 とうとう子まりさは幽々子の目の前までやってくると、 コロンと横になり動かなくなった。動かなくなったし、もう動く事がなくなった。 それまで生きていた自分達の可愛い子どもは冷たい亡骸になってしまった。 しかし、親達に悲しんでいる暇はない。まだ歌は続いている。まだ子どもは幽々子の元へ行こうとしている。 あっちに行ってはゆっくりできないのは明らかだ。 親まりさはグイグイと子まりさを口で銜え引っ張るが、生まれて間もない子の皮が強い力に耐えられるわけがない。 子まりさ自身、すでに正常な状態ではなく『いたい』と自分の状況を伝える事も出来ない。 だから、当然、破れる。 「ゆぎぃい・・・」 最期、そう呟いた子まりさは身体が真っ二つになった。 親まりさは本人の中では相当強い力を出していたのだろう、後ろへひっくり返る。 「ゆ?おちびちゃん?」 自分のすぐ傍には後頭部だけが落ちていた、前半分はまだ半分残った足を使い、 ゆっくりゆっくり、幽々子の元を目指している。しかし、あまりに大きな傷、ずりずりとしばらく動くと。 さきほどの子まりさと同じく動かなくなった。 親れいむは必死に子れいむを止めている為、何が起こったのか分かっていないが、 親まりさは自分の目の前で可愛い子どもを殺されたのだ。 怒り心頭に発する。親まりさは半狂乱になりながら幽々子の方へ突っ込んでくる。 まりさは強いんだ。こんあ奴やっつけておチビちゃん達の仇を取るんだ。 そして、子れいむを救って家族で仲良くゆっくり暮らすんだ。 ボトッ、親まりさは不思議な感覚に襲われていた。 今さっきまで自分が目指していた方向とは全く逆の方に自分が進んでいる。 そして、あれほど込み上げていた力が今はどんどん抜けて行く。 「まりさぁあ、ゆっくりしてぇー!!」 自分の大好きなれいむの声がする。自分はどうしたんだろう。 お腹の辺りが焼けるように熱い。起き上がって敵の場所を確認する。 れいむがここにいるという事は子れいむは? 危ない。敵の方へ向かっていってしまっている。どうにかして助けなくては、 「まりさ、だいじょうぶ?ゆっくりしていってね、ゆっくりしていってね」 泣き叫ぶれいむの声がだんだん遠くなっていく。 それはきっと自分が敵に向かって行っているからだ。 その証拠にあれほど遠かった敵がすぐ傍にいるじゃないか、こんなにも傍に。 一発の弾は親まりさのお腹にぽっかりと穴を空けていた。 そして、親れいむのすぐ傍、幽々子から離れた位置で死んだ。 子れいむも止める者がいなくなり、あっさりと動かなくなった。 「少し重くはなったけど、それでも葉の一片。これのどこが危ないというのかしら」 ふわり、と幽々子は浮き上がり、扇子をいっぱいまで広げる。 「死符、ギャストリドリーム」 その日、色鮮やかな蝶の群れだか桜の花びらだかが魔法の森の中で見られるという異変があった。 珍しいものだ。捕まえてやろう。そう意気込んでやってきた三妖精達であったが、 どこにもその姿を見る事は出来なかった。 そればかりか、いつも見かけるはずのゆっくりの姿までなかったのだ。 「あんなのが本当に厄介者になるの?」 白玉楼の中庭、枯山水を眺めながら幽々子は紫に尋ねる。 昨日の異変を知らぬ紫ではない。 返事を考えあぐねている紫に幽々子は畳みかける。 「あの月へ帰らなかった人間に何を言われたかは知らないけど」 そっと紫の手を握る。 「ここでならあなたの力になれるわ」 ~あとがき~ お久しぶりです。118です。私の書くSSはぬるいじめばかりで本当に申し訳ないです。今回は幽々子様です。 幽々子と紫と永琳は本当に美しいです。おい、ババアって言った奴出て来いよ!! 次回は都会派てんこの続編ウサ、てんこが4tトラックにひかれて死ぬウサ、全然ウソなんてついてないウサ。 wikiのジャンルものの所に都会派きめぇ丸シリーズを作ってもらい恐縮です。 え、永琳実験シリーズ?あれはキャラでまたいじゃってるんで・・・今度、実験シリーズ書いた時、あとがきにまとめておくね。 この歳になって彼女がいない事を怒られました。私と付き合いたいって言う幽々子、紫、永琳似の女の人いたら、是非メール・・・、 いらねぇよ、そんなもん!! byギブミーホンモノ118
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「ゆぅぅぅぅう!ゆっくりさむくなってきたよ!」 ゆっくりまりさはブルルっと震え上がり、冬の到来を肌で感じていた。 そこへポヨンポヨンと饅頭が跳ねる音が近づいてきた。 「「「「まっ!まりさーっ!ゆっくりしていってね!!!」」」」 ゆっくりありすが4匹まりさの元へやってきた。 「あ!ありすたち、ゆっくりしていってね!!!」 このありすたちとは普段から仲良くしているためいつものように挨拶を返した。 それからしばらく、寒くなったねーとか冬の準備はどうとか他愛もない話をしていた。 すると1匹のありすがある提案をしてきた。 「ねーみんな!おしくらまんじゅうしない!?」 他のありすは皆いいねいいねと賛成をした。 「ゆ?それおいしいの?」 とまりさはおしくらまんじゅうが何なのか分かっていないようだ。 「おしくらまんじゅうってゆうのはね、歌いながら体をおしあって温めあうんだよ!」 「とかいでは今一番はやってるんだよ!」 などとありすたちは少々自慢げに説明をした。 「あったかくなったらゆっくりできるね!」 じゃあ決まりだと言うことでありすたちはまりさを囲むように、 顔、両頬、後ろ、とそれぞれの位置についた。 「いまからおてほんを見せるからね!」 その声を合図にありすたちは一斉にまりさに体をぶつけ始めた。 「「「「おっしくらまんじゅう♪おっされてなっくな~♪」」」」 ボヨンボヨンと饅頭同士が当たる音とありすの歌声があたりに響く。 「ゆ゛べぇぇぇ!!ぐるじいよ゛ぉぉぉお゛!!!」 ノリノリのありすとは逆にまりさは必死だった。ありすたちは優しく押してくれる ものの、これではただのいじめにしか思えなかった。 「まりさも負けないようにおしかえせばいいんだよ!!」 「そっか!ゆっくりおしかえすよ!!」 ありすのアドバイスを聞き、いままで抵抗しなかったまりさもその体を動かし始めた。 「ゆゆゆっ!ゆっくりあったまってきたよ!!!」 しばらく押し合うとずいぶんと体が温まってきて地面は汗で大分濡れてきたようだ。 ありすもはぁはぁと息が荒くなっている。 「そろそろやめてこうたいだよ!まりさも外からおしたいよ!!」 真ん中はやはり疲れるようだ。それに外から押しているほうが面白いとまりさは思ったのだろう。 しかしまりさの呼びかけにもありすは体の動きを止めない。 それどころがさらに動きが早くなっている。 「まりさぁ~!もっとゆっくりしていってね!!!」 「まりざ!がわいいよぉおおお!!」 どうやら押し合っている間に別の感情が働いたみたいだ。 「やべでぇぇぇぇぇ!!!!もうじゅうぶんだよ゛ぉ゛ぉ゛ぉぉぉ!!!」 まりさもそのことを察し、抵抗をするがなにしろ4匹相手では分が悪い。 「もうまりさったら!んんんんんんんんぷはっ!」 「まりざもほんとはすっきりしたいんでしょ!ね!」 まりさが抵抗し始めてからは4匹はあからさまに交尾の体勢に入った。 「だれ゛がー!!だれ゛がだずげでぇ゛ぇ゛ぇ゛え゛え゛え゛え゛!!!!」 体を擦り合わせ、舌でなめ回し、のしかかり振動を与える。 すりすりすりすりすりすりすり・・・ ぺろぺろぺろぺろべろべろべろれろんれろん・・・ 「まりさぁ~そろそろいぐよ!!!」 「わたじだちのごどもうんでねぇ!!!」 「「まりさもすっきりしていってね!!!」」 「「「「んほおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」」」」 「い゛や゛だぁあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!すっぎりしちゃだめ゛ぇえ゛え゛え゛え゛え゛!!!!!」 まりさの絶叫とともにありすたちの動きが止まった。 「「「「すっきりー!!!!」」」」 しばらくするとまりさの頭からにょきにょきと4本の蔓が伸びてきた。 そしてたくさんの赤ちゃんゆっくりがゆっくりと形作られていく。 「ゆ゛ぐっ・・・っ!ゆ゛ぐっ・・・っ!」 まりさは歯を食いしばって白目を剥き必死に痛みを堪えている。 赤ちゃんが成長するのを見る一方でありすたちは賢者タイムに入り冷静な思考を取り戻していた。 (う゛わ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!あたたまったけっかがこれだよ!!) (ああ、冬前にこどもをつくってしまうなんて・・・!) (うわぁ・・・、うれしくなるとついやっちゃうんだよねぇ・・・) (ま゛り゛ざがじんじゃうよ゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!) まりさを囲みしばし立ち尽くしていたありすであったが、ついに1匹が口を開く。 「べっ、べつにまりさとの子どもがほしかったわけじゃないんだからねっ! どうせいらない子だから冬の蓄えにしてあげてもいいんだからねっ!?」 そう言い放つとまだ成長しきっていない蔓の根元に食いつき、蔓をまりさから引っこ抜いた。 「ゆ゛ゆ゛!!」 「ゆ゛っぐり゛ざぜでよ゛お゛お゛お゛お゛お゛!!」 「ゆ゛っぐっ!ゆ゛っぐっ!」 蔓からの栄養の供給が断ち切られた赤ちゃんは悲鳴とともにすぐに力尽きた。 それを見ていた他のありすも次々に蔓を抜いていった。 「どうじでぞんなごどずるの゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!??」 まりさも意識が朦朧とする中、叫んでありすを止めようとするがその思いは届かない。 「「「「とかいはのありすに食べられるんだからゆっくりかんしゃしてね!」」」」 4匹のありすたちはそう言い残しまりさに背を向けた。 「ま゛っでえ゛え゛え゛!!ま゛っでよ゛あり゛ずう゛う゛う゛う!!!!」 木枯らしが吹き、陽も傾いてきた。 体力を失って動けないまりさを残し、ありすたちは赤ちゃんを咥えて自分の巣のほうへぴょんぴょんと 跳ねて帰っていきましたとさ。 めでたしめでたし どう見てもイライラEndです本当にありがとうございました。 このSSに感想を付ける
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書きたかった事 一匹だけ幸せ、他不幸せだよ。 ゆっくりの語彙レベルを落としてみるよ 環境物? ちぇえええええん(*´∀`) 注意点 テラちぇん贔屓 東方キャラがでます 作者 チェンマガツ 6/13 ごめんねと少女は泣きながら手のひらに収まるゆっくりちぇんの赤ちゃんに謝っている。 溢れ出す涙を両方の袖を使いながら拭っていくが間に合わずどんどん顔から滴っていく。 やっぱりうちでは飼ってやれないから誰か優しい人に拾われてね。 そう言いながら赤ちぇんに合う小さい髪飾りを付けてやり、森の真ん中で名残惜しくその姿を見つめている。 一方の赤ちぇんには現状を把握する力など持ち合わせるわけもなく、少女の様子にわからないと返すのみだ。 赤ちぇんに責められている様な気がして少女の胸の奥がしくしくと痛む。 そっと地面に赤ちぇんは置かれ、少女は唇を噛みながら後ろを振り向かず走り去った。 そのゆっくりは少女に拾われる前に両親を失っていたようだった。 そして親代わりを務めようとした少女に今まさに捨てられ、また孤児になったのだ。 この体を包み込む空虚感をどのように表現すればいいのだろう。 これから先の生活はどうなるのだろう。 そもそもまだ親からの支援無しでは生きる事さえ困難な時期なのだ。 それに赤ちぇんには難しい事を考えることはできないが、小さい体の中を占めている気持ちは一つだった。 「わきゃらないよー……」 日も沈み森を包みこむ闇にそのつぶやきは融けていった。 6/21 「「ゆっくりしていってね!!」」 「「「「「ゆっきゅりしちぇいちぇね!!」」」」」 「みんなとてもゆっくりできてるね」 ゆっくりの親子達にいつものような朝がきた。 親のれいむとまりさが先に目覚めて、五匹の子供達に起床の挨拶をする。 春先の柔らかい日差しが巣の中まで入り込んでいてとてもゆっくりできる。 河原近くの木の根本に作られたこの巣は、何代ものゆっくり達によって掘られて出来たものだ。 自然の洞窟などに比べ窮屈ではあったが、身の丈にあった大きさである分捕食種のゆっくりや人間に見つからずにすむ利点があった。 根が邪魔をして地下へ掘っていったのか入ってすぐの部屋までは入り口から潜っていく構造をしており、奥に食物庫や赤ゆっくり用の寝床があった。 母親である親れいむは保存していた食べ物を子供達の前に持ってきていた。 「れいむ、まりさ、ちぇんあさごはんをゆっくりたべてね」 「「「「「むーちゃ、むーちゃ、しあわちぇー♪」」」」」 「みんなとてもゆっくりできてるね!」 子供達は声を合わせて虫や木の実のご飯が満足であることを親に伝えた。 この一般的なゆっくりの家族に赤ちぇんは迎えられていた。 親れいむが一匹で彷徨っていたところを不憫に思い自分の子供としたのだ。 「ごはんとってくるからじっとしてるんだぜ」 「かえってきたらゆっくりあそびましょうね」 「「「「「ゆっきゅりしちぇるね!!」」」」」 子供達のご飯が済むと両親は揃って食料の調達に出かける。 本当なら親のどちらかが巣に残りたいところだが、何かと食料が必要なため名残惜しそうに出かけていく。 子供達はれいむ種、まりさ種ともに二匹ずつ、そしてちぇんの全5匹だ。 いずれもほぼ同じ大きさで生まれた日もだいたい一緒なのだろう。 いつものように赤ゆっくり達のためにご飯を採りに行く親まりさとれいむ。 巣から出ると入り口に草や小枝を立てかけて森の中に消えていった。 その親の影が見えなくなるまで笑顔で見送っていたが、赤ゆっくり達の顔は次第に変わっていった。 「きょうもごはんがしゅくなかったんだじぇ」 「ちぇんのしぇいでいちゅもゆっきゅりできないよ」 親が居ないと赤まりさ二匹はこうして陰険にちぇんの悪口を言う。 二匹が頭が良いところは親の前ではこの姿を微塵も出さないところだ。 赤れいむ達は赤まりさに強く注意することができないし、ちぇんを庇うこともできない。 その親れいむ譲りの優しい性格が仇になり、部屋の隅でオロオロするしかない。 この状況は赤ちぇんが拾われてきたその日からもう一週間も続いている。 そして赤ちぇんはずっと同じ台詞を呟き続けるしかなかった。 「わきゃらない、わきゃらないよー……」 自分は既にこの家族の一員なのだ。最初からいた赤ゆっくり達と何も変わらないとちぇんは思っていた。 この赤ちぇんの反抗する訳でもなく、自分の境遇を受け入れる訳でもない煮え切らない態度は赤まりさ達を刺激していった。 そのまま赤ちぇんは赤ゆっくり達と同じように食べ、遊び、寝る日々を続けた。 立場はけして良いものではないが、独り身だったにしてはゆっくりできる幸福な生活が送れた。 逆に赤まりさのフラストレーションは溜まる一方だ。 ご飯を横から奪い取り、遊ぶときには突き飛ばし、寝るスペースを大きく取って赤ちぇんの寝床を奪いとってなんとか精神衛生を保っていた。 6/24 しかしついに赤まりさ達の感情が爆発した。ちぇんが巣に来てから十日目の厚い雲が空を覆った日だった。 「ちぇんはゆっきゅりできないやちゅだぜ」とちぇんを突き飛ばす赤まりさ。 ちぇんは壁に打ち付けられて苦しそうにうめく。うずくまるちぇんにもう一匹のまりさが飛びかかり、その小さい体の上で何度も跳ねてみせた。 「へへっ、まりしゃはつよいんだぜ」 「ゆうっ、ぐっ……」 言葉にならない言葉でちぇんは助けを求めるが、赤れいむはかかわれば自分たちも痛いことをされると思い見て見ぬふりをした。 ここにいるのはまだ巣の外の事情など知らぬ赤ゆっくり達である。 仲間殺しの重大さは親からはまだ教わっておらず、赤まりさ達は容赦無い攻撃をちぇんに向ける。 ちぇんは次第に体中に黒い染みを増やしていき、もはや口から漏れ出す餡子を止める術はない。 意識は何度も途切れ、丸々とした体型から掛け離れた姿に変形してしまった。 「もうやべでぇええ!! じぇんがゆっぐりでぎないよ゛おおお!!」 流石にこの状況が恐くなり始めて赤れいむが暴行の制止に入る。 この兄弟の叫びにまりさ達も冷静になり始めた。 「なくんじゃにゃいぜれいみゅ」 ゆぐっゆぐっと涙ぐむれいむの頬を舐めて、頬をすり合わせながらこれからの事を考えはじめた。 傷だらけのちぇんを親が見たら何というだろうか。 餡子脳をいくら振り絞っても自分たちが犯人でないという言い訳を思い浮かべる事が出来ない。 そもそもその場しのぎの嘘や責任転嫁の戯れ言など幼すぎて考えつくわけ無い。 まりさ達が恐れたのは親に怒られる事だ。 自分たちよりも大きく強い親に叱られるのは恐くて、想像するだけで体が震えてとまらない。 「まりさ、どうするんだぜ?」 「ちぇ、ちぇんをかくすんだぜ」 赤まりさがようやく思い浮かべたのは、ひとまず事件の発覚を遅らせることだった。 傷ついて動く事のないちゃんは食物庫に運ばれた。 そして赤ゆっくり達は巣の外から石や土を運び入れてその入り口を閉じることにしたのだ。 自分たちが生まれたとき親まりさはうまく壁を作って寝室をこしらたのを憶えていた。 巣の入り口をカモフラージュするための枝や持ってきた石をある程度重ねた後、土で隙間を埋めていく。 小雨が降り始めていた今、土は湿り気を含み都合良く掘り出す事も隙間を塞ぐこともでき、お腹を使いながら土壁をならしていく。 四匹で壁の材料を運び入れて一気にちぇんを部屋ごと隠すように壁を作っていく。 「「ゆっきゅりできちゃよ!!」」 「とてもゆっきゅりしたかべしゃんだね!!」 「まりしゃはすごいんだぜ」 入り口に詰めたものは手前の部屋の壁からは盛り上がったように出っ張っており、 入り口の上のほうも背が届かないから塞ぎきれてないので明らかに不自然であった。 しかし当初の目的を忘れた赤ゆっくり達は自分たちの作った壁の出来に満足し、 その上小さい体での作業による疲労が重なって深い眠りに落ちていった。 広い居住スペース側で眠りこけていた赤ゆっくり達が目を覚ますと巣の外は本格的な雨になっていた。 「あめさんがふっちぇるよ!」 「おそとはゆっくりできないぜ」 「おとーしゃんとおかーしゃんまだかなー」 「おにゃかすいちゃね!」 若干の空腹感はあったがちぇんのことを忘れたようにすーりすーりしたり、歌を歌いながらゆっくりしあった。 このゆっくり達には知る由はないのだが、両親が出かけて既にまる1日経っていた。 つまり彼らはいつもの起床時間に目覚めていたことになる。 未だ帰らぬ両親は自分たちの為のご飯をがんばって確保しているとまだ思っているのだ。 そしてこの雨は梅雨と呼ばれる雨である事も赤ゆっくり達が知っているはずもなかった。 6/27 閉じこめられたちぇんが目を覚ましたのは食物庫に閉じこめられておおよそ三日経とうとしていた頃だった。 生死の境をさまよいながらも何とか生きながえることができたのは、その若さから来る生命力と、 部屋の中まで進入してきていた巣の上に存在する木の根からしたたり落ちる雨漏りの雫であった。 意識が覚醒していくうちに状況が把握できてきた。 暗く何も見えないが匂いからここが食物庫であること、外から他の赤ゆっくり達の声が聞こえてくること、なにより自分自身の事だ。 体中が痛く、満足に動けそうもないがもう既に餡子が出てくるような傷は塞がっていた。 ちぇんがゆっくり這うようにして塞がれている部屋の出口の方に向かうと、ようやく外からのまりさ達の声がはっきりと聞こえてきた。 「ごはんをひどりじめじでないでででごいぃぃ!!」 「ごのかべをざっざとどげるんだぜぇぇぇ!!」 ゆっくり脳ここに極まりである。 自分達でちぇんを閉じこめておいて、その壁をどけろと体当たりしながら叫んでいるのだ。 まりさ達はかれこれ1日近くこの作業をしている。 壁に体当たりをすることで土壁の密度を上げ頑丈にして、今や乾燥が始まり赤ゆっくりにとっては屈強な城壁と化していた。 そのころ赤ゆっくり達が帰りを待ちわびていた両親はもうすでこの世にはいなかった。 赤ゆっくりのために一生懸命ご飯を集めるあまり遠出してしまっていたのが原因だった。 「ゆぐっ!! ゆっ、ゆっ、ゆっ」 「むっぐぎ、ぎががっがご……」 「ゆう!! んぺっ!! ばでぃざああぁぁぁぁじっがりじでえぇぇぇ!!」 突然の雨の中を急いで帰ろうとしていたが大量の虫や草を口に抱えた状態ではそれも叶わず、ついに力尽きてしまっていたのだ。 両親を待ち続けた子供達は空腹に耐えかね今や食物庫への進入を試みていたが、結果はこのざまである。 長雨を警戒して十分に保管されていたご飯を前に、自分達の行いが仇となり餓死してしまう状況に陥っていた。 ご飯とちぇんへの執念を糧として動き続けるまりさに引き替え、れいむ達はその内の一匹は目を見開いたまま意識を失い、 もう一匹はそのれいむに頬をすりながら弱々しく歌を歌ってやっている。 外の雨のせいで近くの別のゆっくりの巣に助けを求める事も出来ず、すでに諦めきっているようだった。 そしてほどなく雨の音を聞きながら二匹は穏やかに息を引き取った。 最期に両親に会いたかった。そしていつも通り仲良く遊んで、すーりすーりして欲しかった。 叶わぬ夢を想像しながら安らかな表情でれいむ達はゆっくりできる場所に向かっていった。 ちぇんは外のゆっくり達をよそに食物庫のご飯に手を付け始めた。 まりさ達に対して恨みや憐れみといった感情は一切無かった。 自身の空腹だけがご飯を食べるための理由だった。本能のままを生きる赤ゆっくりにとってはいたって当然の行動であるし、別にまりさ達を挑発するつもりも毛頭ない。 「むーしゃ、むーしゃ、しあわしぇー♪」 しかし声に出てしまうのだ。久しぶりのご飯は味わった事のない満足感と共に幸福感も押し寄せてくる。 「「ゆがあああああああああ!!」」 食物庫の中から聞こえてくるゆっくりとできている声にまりさ達はもはや怒りで我を忘れていた。 何度も体当たりをし、幾度も罵声を浴びせ、そして無駄に体力と体皮をすり減らしていった。 じっとしていれば雨も止み外へ出られるやもしれないのに。そうすれば別のご飯にもありつけたろうに。 7/11 食物庫に保管してあったご飯は家族が四,五日は充分食べていけるだけの量があった。 ちぇんは食べては寝て、起きては食べてを二週間繰り返した。 そのうちにまりさ達の声も聞こえなくなり、心身ともに充分回復したちぇんはその体も赤ゆっくりから子ゆっくりサイズになっていた。 この大きさになれば赤ゆっくりが作った壁はいとも容易く崩す事ができ、久々の外の世界に出る事が出来た。 さして感慨はないがさながらもう一度この世に生を受けたようであった。 実際は両親を失って少女に拾われて一回目、森に捨てられてゆっくりの家族に拾われて二回目、実に三度目の生き続けるチャンスを得たわけだからもう一度どころではない。 そっと居住スペースに入ると、黒ずんだ小さい帽子と赤い小さなリボンだけが転がっている。 彼らはすでに虫か何かに食べられてしまったのだろうか。その姿は見えなかった。 ちぇんはそれらに目もくれず、明るく輝く外の世界に足を向けた。 これからは自分の力で生きなければならない事を、生き延びれるだけ強くなる事を誓いながら新しい一歩を踏み出した。 10/25 夜のとばりが降りる頃、ちぇんはゆっくりぱちゅりーと向かい合っていた。 六家族43匹にもなる中規模な群れのまとめ役であり、現在のちぇんの家族の一員であり親役を務めるぱちゅりーはいささか焦っている様子だった。 「もりのはっぱがおちてくるのがはやいわ……」 「そうなの? わからないよー」 ちぇんはひらひらゆっくり落ちているのに速いと言うぱちゅりーの言葉が理解できなかった。 「ちぇんがきてくれてからたべものあつめははかどっていたんだけど」 ぱちゅりーがむきゅーと溜め息をつくのも無理はない。 無計画なにんっしんっにより増えすぎた群れの子供達のせいで集めた食料はその日のうちにほとんどに消費されていくのだ。 そのうえ今年は冬の到来がいつもより早そうな気配を見せている。 このままでは待っているのは群れの崩壊に他ならない。ぱちゅりーは苦渋の決断を迫られていた。 「ちぇん、いつもみたいにみんなをよんできて」 ぱちゅりーはそう言うと目を瞑り何やら考え事をしはじめたようだ。 そしてちぇんはその指示に従い、巣を一つ一つ廻って親ゆっくりを集めていった。 「いいよゆっくりでていってね!!」 「ゆへへ、これであかちゃんたちとゆっくりできるんだぜ」 「ぱちゅりーといっしょじゃゆっくりできないかったよ」 「とかいはにめいれいするぱちゅりーはいなくなってね」 「ゆっ!! ぱちゅりーのごはんはおいていってね!!」 ぱちゅりーは自身の想像の上を行く彼らの言葉にもはや怒る気も起きなかった。 群れの親ゆっくり達の前でこの群れを出て行くと突然言い出したのはぱちゅりーだった。 驚いたのはぱちゅりーの言う事をよく聞き、理解し、子供も作らず、作っても体内にんっしんっをしていた二家族のゆっくり達であった。 そんな彼らがぱちゅりーを止めようとする前に残り三家族の親が晴れ晴れとした表情で次々と信じられない言葉を吐いた。 春先のにんっしんっ規制から疎ましく思い、ことある毎にねちねちと文句を言われることに苛立っていたからだ。 すっきりしたいのに、子供はかわいいのに、冬の前からずっと我慢しているのに……。 そして彼らは禁じられていたすっきりを秋に行った。植物型にんっしんっであり9,10匹の子供をそれぞれが授かる事となった。 これにはぱちゅりーは怒りを通り越して呆れるしかなかった。そしてこのことによりぱちゅりーのご飯集めの指示が激しくなった。 頑張って集めてもご飯はそんなに集まらないのに、ゆっくりお昼寝もしたいのに、もうご飯集めは疲れたのに、たまには子供とゆっくりしたいのに……。 不真面目なゆっくり達は不満をいくら積もらせてもどうすることもできなかった。 その気持ちを解決する真っ当な方法を知らなかったからだ。 それが原因となっている相手が向こうからいなくなってくれるというのだ、これ以上嬉しい事はない。 「ぜんぜんわからないよー……」 「むきゅぅ、いいのよこれで」 すでにぱちゅりーの気持ちは固まっていて、への字口を結んで決別の意思を見せた。 私がこの群れを出て行けばこのゆっくり達は間違いなく冬を越える事ができない。 ならば私は一人野垂れ死ぬ事で仲間を死に導いた事を償おう。 それがぱちゅりーの決意だった。 しかしその決心を許してくれないゆっくりがいた。 「それならちぇんもいくよー、かぞくなんだよー」 ちぇんはぱちゅりーをじっと見据えてこの主張を曲げないことを家族だからという理由で誇示した。 あの巣を脱出して以来、各地を放浪して新たに拾われたのがこの群れであり、このぱちゅりーだった。 村の長として勤めていたぱちゅりーは群れで唯一一人っきりだったから子供代わりにちぇんを迎え入れていたのだ。 「でも、ぱちゅりーについてきたら……」とぱちゅりーが牽制しようとしたが、 「うんうん、わかるわかるよー」そういうちぇんはいつもの台詞で遮った。 別にちぇんは何かを理解しているわけでもなんでもないが、別にそれでいいのだ。 ちぇんの笑顔を見ては流石のぱちゅりーもちぇんの同行を許さざるを得なかった。 そしてぱちゅりーとちぇんが群れを離れた。 その次の日から残ったゆっくり達は各々にゆっくりした。 親ゆっくり達は幼い子供達と思う存分ゆっくりすることができた。 ぱちゅりーの賛同者であったゆっくりも楽な方に流されていくのも時間の問題だった。 このゆっくり達は山の中腹付近に巣を設けていたが、そこは平地よりも二週間は早く冬がくる場所であった。 そのため冬籠もり中の餌不足は抗えぬ問題であった。 しかも巣周辺の食べられそうなものはすでに取り尽くした状態である。 遠出をしても往復に時間が掛かるため量も沢山は採れず、取ってきた分はその日の内に消える。 ならば保存してある分を食べてしまおう。ゆっくり達がそう結論づけるのはあっという間だった。 ご飯もない上冬はすぐそこまできている。何度か冬を越したゆっくりであれば焦ってもいいところだが彼らは違った。 冬の恐ろしさを知らぬゆっくりではない。冬の恐ろしさなぞすでに忘れたゆっくりなのだ。 「どぼじでごはんがもうな゛いのお゛ぉぉぉぉ!!」 「おかーしゃんおにゃかへっちゃよ!!」 「しゃっしゃとごはんもっちぇきてね!!」 巣に轟く親の絶望の叫びとご飯も満足に出せない親への不満を口々に吐き出す子供達の叫びは雪に掻き消されるという運命を辿る事になる。 10/26 一方のちぇん達も群れを離れた初日から前途多難であった。原因はちぇんの親代わりのぱちゅりーにあった。 「ごはんはどこにあるのかしら」 「わからないのー? いっぱいあるよー?」 ちぇんも負けず劣らずだが、実にこのぱちゅりー、箱入り娘ならぬ巣入りゆっくりだったのだ。 親であり、あの群れの元リーダーであったぱちゅりーの様子を見て群れのゆっくりへの指示の出し方は心得ていたが、 ご飯の採り方や危険な物を避ける知識はからっきし駄目であった。 このぱちゅりーが巣の外の世界を教えてもらう前にその親ぱちゅりーがぱちゅりー種特有の体の弱さで死んでしまい、 急遽リーダーの代わりとしてあの立場に居ただけなのだ。 そのためぱちゅりーが出していた指示自体もそれほど的確なものではなかった。 それ故かなりの無理を群れのゆっくりにさせていたのも事実だが、本人は正しい事をしたつもりでいるし、それを理解する機会ももはやないだろう。 賢いがずぼらなリーダーに振り回されただけのあのゆっくり達は、 どうせ餓死するなら最初から思うがままゆっくりしていたほうがよかったのかも知れない。 群れを離れたちぇんとぱちゅりーの二匹は何かに導かれるように山を下りていった。 丸っこい体が重力に従って坂を転がった、みたいなものだろう。 とにかくとりあえず二匹が生き延びるチャンスは拡がった。 麓の森はまだ秋深く木々の葉は色とりどりに染まりはじめ、木の実やキノコも探せばまだちらほらある状態だった。 木の実の探し方はちぇんはかろうじて把握していた。一匹でいた頃の知恵なのだ。 木の種類を葉っぱや木肌で確認すれば木の実のなる木かどうかがわかっていた。 だが惜しい事に落ち葉の下に潜む虫の居所まではわからないようで幾度も栄養価の高い食べ物を得られずにいた。 その日の食料をなんとか食いつないでいる二匹であったが、やはり冬の到来は近かった。 「どこかですをみつけないといけないわ」 「わかるよー、ごはんもあつめないとだねー」 これからなんとか二匹で冬を越えるための準備をしなければならなかった。 10/31 「ぷくぅぅ、ぱちゅりーとちぇんはゆっくりでていってね!!」 「そう、ここもだめなのね……」 巣の入り口で体を膨らましているれいむに背を向けて二匹はとぼとぼと森の中に戻っていく。 このように威嚇され追い返されるのはもう何度目だろうか。ゆっくりにとって数え切れない回数であったのは間違いない。 巣を飛び出てから五日経って未だ二匹は冬を越すための食料と何より巣の確保に手を焼いていた。 この時期にゆっくりにとって適度な大きさの空間が空いている事はほぼない。 だいたいの空間には既に住民がいるし、越冬の為かそこに他のゆっくりが進入してこないよう警戒しているからだ。 そもそも普通のゆっくり達にこの二匹を受け入れる余裕というものはない。 巣にいる家族が冬を越せるだけの食料をきっかりしか集めていないからだ。 もはやどこかの群れに迎え入れてもらう事は不可能に近い。 次第に二匹の間には諦めの気持ちが漂いはじめる。 「もうあるきつかれたわ」そう言うとぱちゅりーは重量に任せて体を横に伸ばす。 「うんうん、わかるわかるよー」 もはやいつもの事になり始めたぱちゅりーの我が侭であった。ここ最近は歩き始めて半刻もしないうちに勝手に休憩を始めるようになっていた。 ちぇんも体に染みついている『ぱちゅりーはからだがよわい』ということを理解してか一緒に歩を休める。 しかし本当のところ指示をするだけで何もしようとしないぱちゅりーに対して、ちぇんはどうすればいいかわからないのだ。 隣で口うるさく巣や、食料や、冬をどうにか越えること、また巣を出た理由や後悔などを言われ続けていたちぇんもそろそろ我慢の限界が近かった。 そんな二匹にとって招かざる客が来たのはそんなときであった。 「ゆっくりしていってね!!」 「「ゆっくりしていってね!!」」 背後から突然かけられた挨拶に脊髄反射で応えながら二匹が振り向くと、 そこには竹籠を背負った人間の男が立っていた。 二匹にとって人間は初めて見るゆっくり以外の動物だった。 本来ゆっくりが持つ人間への警戒感を全く引き出せない二匹は野生の中でも異端な部類に入るだろう。 「君たち随分ゆっくりしているね」 冬も近いというのにご飯を集めるでもなく、寒い空の下休んでいるゆっくり達に男は笑顔でそんな言葉を投げかけた。 ゆっくりからすれば誉め言葉を掛けられて二匹は照れくさく身をよじった。 「こんなところでゆっくりせずに巣の中でゆっくりしたらどうだい」 「ゆゆっ、ぱちゅりーとちぇんはすをさがしてたのよ」 「ということは家族は君たち二匹だけかい?」 「そうだよー、わかってねー」 「なんだそうか……」 「むきゅ?」 男はふむと呟き、口元に手をあてながら考え事を始めた。 二匹はこれから起こるであろうおおよその事態を知るよしもない。 そもそも人間がゆっくりにとってどのような存在であるかを、 両親や人間と関わった事のあるゆっくりが身近に居なかったため教わった事がないのだ。 そんな事情を知らない男は目の前のゆっくりが逃げないうちにと笑顔を崩さず二匹をまくし立てた。 「うちに来ればゆっくりできるよ!!」 「ゆぅ! おうちにしょうたいしてくれるの?」 「もちろんさ。うちまでは背中の籠に乗せて運んでやろう」 「よかったわちぇん。これでたすかるかもしれないわ」 「わかる、わかるよー」 どことなく生気が戻ってきたぱちゅりーは縦に伸びたり縮んだりして喜んだ。 「さてそれじゃ早速と。ほいっ、ほいっ」 男はそんなぱちゅりーとちぇんを余所目に二匹を慣れた様子で片手で掴んでは籠に放り込んでいく。 喜びをかみしめていた二匹は突如頭を捕まれて狭い籠に入れられ訳が分からない様子で叫んだ。 「むぎゅ、どおじでなげだのぉぉお」 「いだいよー、わからないよー」 「ごめんごめん。これもうちまでの辛抱さ」 背中の二匹に適当に詫びをいれて、男はさっさと自宅に帰り始めた。 ちぇんとぱちゅりーは男の家に向かう間にひとしきり文句をぶつけたが男は応える様子もない。 しかもごはんを満足に食べれていない二匹はすぐに叫び疲れてぐったりしはじめた。 籠からは丸く切り取られた空しか見る事が出来ず、さすがに心配しはじめたようでもあったが、 なによりゆっくり出来る場所に行ける事の方が勝って気分はどことなく高揚していた。 「ちぇん、なんとかふゆをこえられそうでよかったわ」 「そうだねー、わかるよー」 男に聞こえないつもりの聞こえる会話で自分たちの状況が好転していることを認識し合った。 後半に続く
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※超注意!!! 人間は出ません 虐待って言うか自然淘汰って感じです。 お食事中は見ない方が良いと思います。 結構気色悪い描写してます。 これは夏の出来事です。 野原を跳ね回る二匹のゆっくりが居ました。 ありすとぱちゅりー。 二匹は近くに住む仲の良いゆっくり。 よく二匹で遊び回っています。 「都会派ね〜」 「むきゅ〜」 二匹とも気持ちよさそうに昼寝を始めました。 ゆぅゆぅと寝息を立て、昼寝を満喫します。 ぶぶぶ… そこに現れたのは二匹よりもとても小さい一匹の虫でした。 その虫は不快な羽音を立て、ぱちゅりーの頬に止まりました。 しばらく留まり、次はありすの頬に止まります。 しかし、寿命だったのでしょうか、ありすの頬に止まったかと思うと、 ぽとりと落ち、足を丸めてその生涯を閉じました。 −数時間後 「むきゅ! ゆっくり寝過ごしたのよ!!!」 「う〜ん、ちょっとねすぎたわね」 日が傾きかけた頃に二匹は目を覚ましました。 あまりもたもたしていると、周りが真っ暗になってしまい帰れなくなってしまいます。 「ありす! 早く帰るのよ!!!」 「わかったわ、ぱちぇ…ゆっ?」 ありすは自分の下に小さな虫の死骸を見つけました。 「ぱくん!」 見つけるなり虫の死骸を食べるありす。 ぱちゅりーに見つからないようにこっそりと食べたのでした。 ぱちゅりーは自分の頬にわずかな痒みを感じましたが、今はそれどころでないので、 我慢してありすと一緒に自分の巣へ帰っていきました。 二匹がゆっくりの集落の広場にたどり着くと、中央にドスまりさが鎮座していました。 「二匹とも遅いよ!!! 夜は周りが見えなくて危険なんだから早く帰らなきゃだめって言ったでしょ!!!」 「ごめんなさいどすぅ…」 「むきゅ〜、ごめんなさいなの」 このドスまりさが管理する群れは15家族からなっています。 他のゆっくり達はすでに全員巣に帰っているのにこの二匹だけ帰ってきていなかったので、 心配する家族に変わり、二匹の帰りを待っていました。 この群れが住む場所は獣も捕食種も人間も現れないため、比較的安全が確保されています。 そのため、群れのゆっくりが突然居なくなることが滅多にないので心配したのです。 「二匹とも反省したならいいよ!!! ゆ? ぱちゅりーのほっぺになんかついてるよ? ぺーろぺーろ」 「むきゅ、くすぐったいのよ」 ドスまりさはぱちゅりーの頬についた白い粒のような物を舐めとりました。 特に味もなかったので「しあわせ〜」はありません。 二匹は改めて遅くなったことを謝り、それぞれ自分の家族の元に帰りました。 −二日後 さて、今ゆっくりけーねの診察を受けているのはあのありすとぱちゅりー。 何ともこの二日間とても具合が悪いのだと言います。 ぱちゅりーは頬がかゆくなり、段々痒みが痛みと不快感に変わったと言い、 ありすは舌と顎の辺りがぱちゅりー同様痒くなって痛みに変わったそうです。 「ゆ〜ん、とくに悪いところは見あたらないなぁ…」 「でも、いぢゃいよおおおぉぉぉぉおおお!!!」 「むぎゅああああああ!!! いだっ! いだい! いだいよおおおおおお!!!」 二匹とも襲いかかる痛みに悶え苦しんでいます。 今まで見たこともないような症状にけーねも困り果ててしまいました。 ゆっくりかぜとは違うし、怪我をしているようでもありません。 しかし、二匹は確実に痛がっています。 けーねが頭をひねっている間、異変はドスまりさにも起こっていました。 「ゆげええぇぇぇぇえええ!! いだいっ!!! いだいよおおぉぉぉぉぉおぉぉ!!!」 広場から巨大な悲鳴がひびきます。 舌を出して痛みに悶え苦しむドスまりさ。 彼女もまた、痒みから始まり、痛みに変わり苦しんでいたのです。 群れの全員が集まり、ドスまりさの看病をしています。 このドスまりさは他の群れのような「便利な存在」としてではなくではなく、 リーダーとして群れのみんなから絶大な信頼を得ており、 心配で全員が見舞いに来ることからも、その様子がうかがえます。 「むきゅ〜、こんな症状初めてなのだわ…」 「まりさ! しっかりしてね!!! れいむがついているよ!!!」 側近ぱちゅりーは頭をかしげ、副リーダーれいむは苦しむドスまりさに寄り添います。 しかし、三匹を襲うこの症状は一体何事なのでしょう? 答えはドスまりさが群れ全員の前で披露してくれました。 「いぎいぃぃぃぃ!!! ゆびぃぃぃいいいいいい!!! えげっ!!!」 叫ぶドスまりさの舌の表面がうねうねと波打ち、 所々から餡子がうっすらと浮かんできました。 そして… 「「「ぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶ…」」」 「「「「「「「なにこれーーーーーーーーーーーー!!!」」」」」」」 餡子が浮かんだ場所から舌を食い破り、二日前、ありすとぱちゅりーにくっついた虫、つまり蠅が飛び出してきたのです。 そして、舌の表面には三匹を苦しめていた元凶のウジ虫が這い出て、その上をうねうねと這い回りました。 この光景に群れの全員が驚愕し、悲鳴を上げました。 「えげえぇえええええ!!! えげえぇえええええ!!!」 自分の身に起こったおぞましい出来事にかっと目を見開きドスまりさは咆哮しました。 そして、蠅たちはどこかへ飛び去りました。 側近ぱちゅりーは自身の精神力で持ちこたえましたが、 他のゆっくり達はあまりのショッキング映像に何匹か気絶してしまいました。 「む…むぎゅぅ、、、と、とにかく悪い虫さんがドスを苦しめてたのよ!!!」 「ゆっ!!! そうだよ!! 悪い虫さんがまりさに酷い事したんだよ!!! ゆるせないよ!!!」 れいむはそう叫ぶと、だらりと地面についたドスまりさの舌の上を蹂躙するウジ虫を踏みつぶし始めました。 「…………!!! ぎゃああぁあっぁぁぁぁぁあああ!!!」 激痛に再びドスまりさの咆哮が木霊します。 「むきゅ! れいむ待って!!! そんな事しても駄目よ!!!」 「でも! まりさに酷い事した虫さん許せないよ!!!」 「みんなもよく聞いてね。多分まりさのしたの中にはまだむしさんがいると思うの。 だから一回虫さんに食べられてる舌を切り落とすのよ!!!」 ……… 「がまんしてね! ドスまりさ!!!」 「とかいはなドスのためにやることなの!! 理解してね!!!」 「痛いけど我慢して欲しいんだよー。わかってねー」 ドスまりさの口は木の枝で固定され、中には数匹のゆっくりが口に鋭い木の枝をくわえて待機していました。 ドスまりさは恐怖と激痛で涙をどくどくと流しています。 その痛ましい姿を見たくないと何匹かのゆっくりは目をそらします。 「むきゅ、準備はいい? それじゃ、はじめるのよ!!!」 「「「「ゆーーーーー!!!」」」」 かけ声と共に大がかりな手術が始まりました。 人間と違い、刃物を持たないゆっくりは鋭い枝で何度も突き刺すことでドスまりさの舌を切除しようとしているのです。 「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」 口を固定されたドスまりさは舌を何度も突き刺される痛みに声にならない声で叫びます。 中でドスまりさの舌を突き刺しまくっているゆっくり達は皆涙を流しながら作業を進めます。 全ては大好きなドスまりさに助かって欲しいからです。 地獄の大手術は三時間にも及びました。 何本もの木の枝を犠牲にして、ついにドスまりさの舌はちぎり落とされました。 ドスまりさの舌の切除痕には薬草があてがわれ、応急処置が施されます。 そして、広場の中央には切り取られた舌と、未だに舌の上や中をうねうねと這い回るウジ虫たち。 その場にいる全員の心は一つ。「ゆっくりできない虫さんは死んでね!!!」 次々とドスまりさの舌に飛びかかり、出てきたウジ虫を潰していきます。 何匹かは蠅となって飛び立とうとしたところを潰され、 「むーしゃ、むーしゃ、しあわせー!」 「うっめ! こいつめっちゃうっめ!!!」 また何匹かはゆっくりの餌になりました。 やがてドスまりさの舌はゆっくり達が掘った穴に埋められ、 ドスまりさに起こった異変は終わりということになりました。 −ドスまりさの手術が終わろうとしていた頃 ありすとぱちゅりーはまだ痛がっていて、けーねは原因が分からなくてずっと頭をひねっていました。 痛み止めの薬草を塗っても駄目。栄養のあるお野菜を食べさせても駄目。 はっきり言ってお手上げ状態。 けーねがさじを投げようとした瞬間。それは起こりました。 「えげっ! えげっ! えげっ! えげっ! えげっ! えげっ!」 「むげっ! むげっ! むげっ! むげっ! むげっ! むげっ!」 二匹が急に痙攣を起こし始めたのです。 けーねはこの症状を見て、中枢餡子と呼ばれる ゆっくりの心臓部のような物が傷つけられていることを悟りました。 しかし、体の内部のことなのでけーねにはどうすることも出来ません。 「「ぽげあっ!!!」」 二匹は最後に大きく痙攣し、苦痛に苦しむ絶叫の表情のまま死に絶えました。 けーねはため息をつき、二匹の死を家族に伝えようと思っていたところ、 なにやら死体が動いたような気がします。 「ゆー?」 生き返ったのだろうか? しかし、生き返ったにしては動きが変だ。 なんか皮が一人で動いているような…… 皮は波打つように蠢き、そして脹らんだと思ったら… 「「「「「「ぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶ…」」」」」」 中から大量の蠅が皮を突き破り出てきました。 「うわわああああああああああああああああああ!!!」 さすがのけーねも突然のことにまともに思考できずに力の限り叫びました。 「もこたあああああああん!!! たすけでええええええええええ!!!!」 逃げる先は愛するもこたんの住む木の洞。 「ゆ? どーしたのけーね? もこたんびっくりしたお!!!」 「ゆぅぅぅ!!! いりぐちしめてね!!!」 急いで入り口を藁などで閉めます。 「けーね、説明してくれないとインできないお!!!」 「もこたん! むしさんが! むしさんが!」 これでは話にならないと感じたもこたんは一度けーねを落ち着かせてから話しを聞くことにしました。 「それはたいへんだお!!!」 やっと落ち着いたけーねから事情を聞いたもこたんは事情の深刻さを痛感しました。 そのころになって群れのゆっくりから招集がかかりました。 ドスまりさに起こった事とけーねが体験した事が発表され、 群れは騒然としましたが、 「むきゅ、でももう悪い虫さんは逃げたし、残ってた虫さんも死んだから大丈夫よ!!!」 という側近ぱちゅりーの演説で群れ全体は安堵しました。 集会後は死んでしまったぱちゅりーとありすを埋葬することになりました。 二匹の死体は中身がほとんど無く、皮もほとんど食い破られて見る影もありません。 家族はたいそう悲しみ、群れのみんなも悲しみに暮れました。 側近ぱちゅりーと副リーダーれいむはけーねから薬草を貰い、 ドスまりさの世話をするために彼女と一緒に巣に戻っていきました。 −数時間後 けーねは考えていました。 二匹は死んだのにドスまりさはなぜ死なずに済んだのか。 そして答えが浮かびました。 (きっとドスまりさは体が大きいし、虫さんがついたのが舌だったから大丈夫だったんだ) けーねの推理は二匹は体が成体ゆっくり程度の大きさだったので中枢餡子まで食べられてしまい、 死んでしまった。しかしドスまりさは舌に寄生され、 なおかつドスの舌が成体ゆっくり十匹分にも相当する大きさだったから中枢餡子まで食べられずに済んだのだと言う物です。 つまり、普通のゆっくりだと寄生されてしまったらもう助からないと言うことです。 そのことを明日側近ぱちゅりーに伝えようと思ったら、誰かが巣に入ってきました。 「もっこもこになろうね!!!」 もこたんでした。 「もこたん! どうしたのこんな遅くに」 「けーね、ここはとても危険な気がするお!!! 明日早くに他の所に逃げるお!!!」 けーねは驚愕しました。自分たちの所属する群れを捨てて、逃げようと言っているから。 けーねは反論しました。 ドスまりさは自分たちを迎えてくれた偉大なリーダーだ。それを見捨てるなんて出来ない。と しかし、もこたんは一歩も譲りません。 しばらく二匹は口げんかしていましたが、もこたんの一言で決着がつきました。 「けーね! もこたんはけーねが好きなんだお!!! 大好きなけーねとずっと一緒にいたいから危険なことをして欲しくないんだお!!!」 もこたんの精一杯の告白でした。 これにはけーねもうろたえ、つい明日最後にドスまりさを看たら一緒によそに行くことを了承しました。 その夜は二匹は寄り添って寝ました。 −次の日 「ゆ"ぅ"、ゆ"ぅ"、ゆ"ぅ"」 ドスまりさは舌を無くしたためうまく発音できずにうめくだけでしたが、 傷自体は塞がっていたのでけーねは栄養の多い物を沢山食べるようにと伝えました。 そして、この場所を引っ越すことを提案しましたが、一蹴にされました。 「むきゅ、ここにはいっぱい食べ物があるし、 なによりドスがこの調子じゃ移動できないわ!!!」 「まりさが苦しんでるのに移動するなんてばかなの!? しぬの!? ありすとぱちゅりーを助けられなかったヤブが調子に乗らないでね!!!」 けーねは今まで世話になったとだけ伝え、もこたんの元へ向かいました。 「けーね、もこたんインしたお!!!」 「もこたん! いっしょに幸せになろうね!!!」 そして二匹はもてる限りの餌を持って群れを去りました。 −二匹が群れを去って数時間後 ぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶ 群れに昨日生まれた蠅がやってきました。 「ゆああああああああああ!!! やべでええぇぇぇぇ!!! でいむをだべないでええぇえぇぇl!!!」 「ゆぎゃああああああ!!! たべるんだったられいむを…ぎべええぁぁぁぁああああ!!!」 「ちぇえええええん!!! にげでえぇぇぇぇぇええ!!!」 「らんしゃまああああああ!!! ごわいよおおおおっぉぉぉおおお!!!」 蠅たちは群れのゆっくり達を食べ、卵を産み付けていきました。 もちろん昨日母胎の役目を果たしたドスまりさも例外ではありません。 しかし、蠅に食われた者で死者は出ませんでした。 そのため、全員が巣の戸締まりをしっかりと行い、餌を食べて体を癒すことにしました。 しかし、翌日には全員が激しい痒みに襲われました。 あるれいむの一家では… 「かゆいよぉぉぉ、ずーりずーり…(めりぃ)ゆぎゃあああああああ」 れいむの皮が剥がれ、そこからウジ虫が表面を食い荒らす姿が見えました。 「おねええぢゃんんんん!!!」 「でいぶのがわいいごどぼがああああ!!!!」 「おがあちゃん! でいぶもがゆいよおおおぉぉ!!!」 「いぢゃいっ!! じんぢゃう! ぢんじゃうよおおおおぉぉぉぉ!!!」 もちろんこの光景はれいむ一家だけでなく群れ全体で起こっていました。 側近ぱちゅりーも、副リーダーれいむもウジ虫に体を食われています。 「うげええぇぇぇぇ…ばりざ、いだいよ、ばりざあっぁぁぁぁあ!!! 」 「むぎゅううぅぅぅぅ…」 ぱちゅりーは後悔しました。けーねの言うとおり急いでここを離れるべきだったと。 「いだいっ! じぬっ! でいぶじんぢゃうううぅぅ!! ゆぎゃあああああああああっっ!!!」 一際大きな声を上げて副リーダーれいむは死にました。 「むぎゅああああああアベッベベベベベッベベベベベベベベ……」 ぱちゅりーはれいむのように大声を上げることも出来ずに死にました。 自分の側近二匹が目の前で死んでしまい、気が動転してしまいそうになるドスまりさ。 しかし、ドスまりさもまた現在進行形でウジ虫に体を食われているのです。 逃げようとしても全身に激しい痛みが走り、動くことも出来ずに壁に寄りかかる事しかできません。 やがて、ウジ虫は蠅になり、ぱちゅりーとれいむの体を食い破って外に出て行きました。 もちろんドスまりさの体を食べていた奴らも…。 その日の内に群れは全滅してしまいました。 残されたのは中身がわずかに残ったぼろぼろの饅頭ばかりです。 −一週間後 しかしドスまりさだけは死ねないでいました。 体が大きかったため、中枢餡子が尽きないのです。 他のゆっくり達は中枢餡子を食い尽くされて死んでしまいましたが、 ドスまりさは6メートルにも及ぶ巨体、中枢餡子もゆっくり数十匹分あり かつ弱ったウジ虫を数匹ずつ中枢餡子に変換していたため、 中枢餡子を食べられる地獄の痛みを味わい続けました。 しかし、それももうすぐ終わるのかも知れません。 ドスまりさは気付いていませんが、ドスまりさを襲撃する蠅が段々大きくなっていて、 ウジ虫も徐々に巨大化しているのです。 ぶぶぶぶ… 昨日独り立ちした蠅たちがドスまりさの元に帰ってきました。 母なる饅頭大地から栄養を得るため、そして子孫を残すために。 「えげぇっ! えげぇっ! えげぇっ! えげぇっ!」 ドスまりさの目玉の中を這い回るウジ虫はすでに人間の小指ほどの大きさになっています。 きっと彼らは近いうちにドスまりさに死を与えてくれることでしょう。 「もこたん! かわいいあかちゃんだよ! みんなでゆっくりしようね!!!」 「けーねともこたんのかわいいあかちゃんだお!! ゆっくりするお!!!」 さてここで赤ゆっくりの誕生を喜ぶのは群れが全滅する直前に逃げたことで難を逃れたけーねともこたんです。 彼女たちは蠅たちが去った咆哮と逆方向に進み続け、二日前ほどに他の群れに合流できました。 安心した二匹は早速交尾をし、子供を得たのでした。 幸せの絶頂だったからでしょうか、彼女たちは他のゆっくり達が気付いた音に気付くことが出来ませんでした。 しかし、彼女たちは戸締まりをしっかりしていたので侵入者からはきっと逃げられるでしょう。 ぶ ぶ ぶ ぶ ぶ ぶ ぶ ぶ ぶ ぶ ぶ ぶ ぶ ぶ ぶ ぶ ぶ ぶ ぶ ぶ ぶ ぶ ぶ ぶ ぶ おわり 言い訳タイム けーねともこたん生き残れるわけ? →またさっさと逃げれば助かりそうですな。でも、今度は子連れだから厳しいでしょうな。 なにこの蠅。やばくね? →饅頭がしゃべるんだからしゃべる饅頭撲滅用の蠅を用意しました。 ちなみに寿命は非常に短く、ゆっくり以外の生物には興味を示さないという設定にしてるので。 何このきしょいSS… →仕様です ○○の設定がおかしいんだが →仕様です まだ途中で終わってないSSあったよねぇ… →放置している訳じゃないんです。書いてます。 ちょっと「ゆっくりいじめ系 怨念」を見たら、レギオンが出たならこいつを…なんて考えただけなんです。 今まで書いたSS ドスまりさとゆうか1〜3 ゆっくり闘技場(性)1 不幸なきめぇ丸 名物餡玉 行列の出来るゆっくり スカウトマンゆかりん前・後 ファイティング親子とゆっくり まりさの商売 ぱちゅりーの失敗1〜3 盲点
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「私はね、諏訪子。あの子が、少しでも楽になるのならばと、頑張ってきたつもりなんだよ。」 「…………。」 「…やっぱり、間違ってた。いくらこんなこと繰り返しても、あの子は、幸せじゃない。」 「…何が、いけなかったのかな…。」 「私たちの思う幸せと、早苗の思う幸せ、答えは同じでもその叶え方が違っていた。ただ…それだけよ。」 「それじゃ、…そんなんじゃ、早苗も私たちも、いつまでたったって幸せになんかなれないじゃないか…!ひどいよ、そんなの…。」 「もういいさ。私の行方も、早苗の行方も、…早苗にまかせる。もし、あの子の思いのほうが強いのなら…、その時は、」 ああもう、次の信者さんがいっぱいいるのに、何やってるのかしらあの二人は! もっと、もっといっぱいお賽銭を、信仰を、でないと、でないと…! 「何サボっているんですか、早く次の信者さんのところへ行って下さいよ!こんなことでは今日の目標に全然足りないじゃないですか! ほら、立ってください!諏訪子さま!」 「さ、早苗、ごめんなさいすぐ、すぐに行くから…!」 泣くくらいならすぐに行けば良いのに…!でなきゃ大声出さなくてすむんだから…! 「今日は神奈子さまにもいっぱい指名が入っているんですから!さあさっさと、」 「早苗、私はもうやめる。」 …は、何を言ってんだか。 「…笑えない冗談はよろしいですから。働かざるもの食うべからずですよ?…意味、わかりますよね…?」 「もう十分だ。諏訪子はどうだか知らんが、もう私には我慢がならん。自分の立ち位置も分からんようなものにへつらうのも、もうまっぴらだ。」 …本当に笑えない。頭が痛い。 「なるほど、つまり神奈子さまは、」 「やめて早苗!神奈子も少し落ち着いて!いまそんなこと言ったって、なんにも、」 「黙ってな諏訪子、頭を冷やすのはこいつだ。自分が誰で何者なのか、少し勉強させてから話してもらわないと。」 頭が痛い。頭が痛い。胃が痛い。頭が痛い。頭が痛い。頭が痛い。 「…よく、わかってますよ?私は、風祝です。現人神です。私は、私を裏切るものを罰することができる、つまり、神奈子さまの事も、」 「やってみな早苗。はっ、そんな度胸も勇気もないくせに!」 「だめだ、神奈子!だめだったら!」 「…………××××、×」 「やめて、早苗、やめてーーーーーーーーっっっ!!!」 「…××××、×××××××××!」 …言ってしまった。だって、あまりにも、うるさいから、あたま、いたくて、 「心配ないよ、諏訪子。すぐ会える。」 それだけ言い残して、神奈子さまは消えてしまった。私には何も言わないで、消えてしまった。頭痛は消えないのに。すごく、すごく痛いのに。 「…早苗は、これを望んでいたの?」 ふいに、声が聞こえた。耳鳴りもひどい。キーンとする。 「…こんなことがしたくて、幻想郷に来たの?」 私は、何がしたかったのだろう。頭が痛い。 「…みんなで、幸せに。早苗は、そうじゃなかったの?」 みんなでわらって、たのしく、 「…まあ、もう、どうでもいいけど、ね………。」 どうしようもない、神奈子さまは消えてしまった、消えてしまった?…違う、消してしまった、私が。 「一つだけ言っておく。早苗はもう神の力も奇跡も使えない。」 「………?」 「お前が使っていたのは神奈子の力だ。私が信仰を集め、神奈子が力にし、還元する。私に信仰がいくら集まろうが、お前にその恩恵が行くわけではない。」 「…え、いや、だって、」 「早苗は神奈子の風祝だから。私の風祝ではない。それだけだ。そして神奈子がいなくなった以上、…私はここにとどまる必要はない。」 理解ができない。神奈子さまはいない。諏訪子さまもいなくなる。………………………、そんなこと、私が、許すわけないのに。 「早苗は早苗で"神様"になればいいさ。私は二度とこない、二度と会わない。私は、私の風祝を探しに」 「×××××××××。」 ああ、すごくびっくりした顔をしている。…罰ですよ。私を捨てようとしたから。 「………………………。」 少しだけ悲しそうな顔をして、諏訪子さまも消えた。諏訪子さまも何も言わなかった。 「…私、がんばったのになぁ。信仰を集めて、お賽銭もいっぱいもらって、そしたら、神奈子さまと諏訪子さまがえらいねってほめてくれて。 だから、私、もっと、もっと、いっぱい集めて、暑い日も寒い日も、イヤなときでも我慢して、」 『早苗さん、早苗さん。諏訪子さまと神奈子さまはまだかな?ずっと待ってるんだけど。ほら、今日は大人数でいいよって言うから いっぱいつれてきたんだけど…。』 今日の信者か…。もう、ここには何もないというのに…。 「…もう、神奈子さまも、諏訪子さまも、ここにはいません…。今日は、お引取り下さい…。」 いないのだ。もうどこを探しても。 『…いないってどういうこと?前金で結構払ってるでしょ。どうすんのよ、みんな準備万端なのに。』 「…お金はお返ししますから、どうか、どうか今日は…………。」 『いや、返さなくて良いよ。もう一人いるでしょ?現人神さまが。』 「………は?」 『行こうか。みんなお待ちかねですから。』 「…あ、いや、はなして、放してください!」 必死で振りほどく。このまま連れて行かれたら、私は、あの神奈子さたちのようにに…! 『そんな嫌がらなくても良いでしょ。あんだけ神様二人にさせてたんだから、自分だけイヤイヤってのは通用しないでしょ。』 「…!よらないで下さい。力を使いますよ…!」 『…そっちがその気なら、こっちも人呼んじゃうから。お~い、お前らこっち来てくれ~。』 「…くっ、風よ!」 『わっっっ……………………………?…え、何?』 なにも、起こらない。当たり前だ、私の神様は、私が、 『まあいいや。じゃ、お楽しみタイムですね!』 「い、いやっ、いやぁっ、風よっ!奇跡よっ!なんで、なんでっ私がっ!神奈子さま、諏訪子さま、助けてっ、助けてっっ!かみさまっっ!」 『"やっぱり神様なんていなかったね"って名言もあるくらいですから。ま、今日の神様は早苗さんなんですから仕方ないですよね。 さあ、今日も信仰をいっぱいあげちゃいますから!期待しててくださいね、"神様"!』 早苗ざまぁ -- 名無しさん (2009-05-12 11 58 54) ざまぁwwwww -- 名無しさん (2009-05-13 13 41 18) そして早苗はマワされる・・・ざまぁ -- 名無しさん (2009-05-15 15 34 12) ざまぁwそう持ってこられたか -- 名無しさん (2009-05-21 01 57 04) m9(^Д^)プギャー -- 名無しさん (2010-01-05 15 30 25) 悲惨だ……自業自得だが同情する -- 名無しさん (2010-02-28 21 36 39) なんかざまぁとは言えないな・・・ -- 名無しさん (2010-03-04 15 08 55) こういうの見ると、 自分のをもぎ取りたくなる衝動に駆られるのは何故だ? -- 名無しさん (2010-11-02 03 34 35) 早苗ざまぁとしかいえんwww とにかくざまぁm9(^Д^) -- 名無しさん (2012-03-03 23 43 21) ・・・とりあえず乙。 -- 名無しさん (2012-03-27 08 15 11) はぁ………ざまぁwwwww -- 名無しさん (2012-04-10 19 31 13) ざまあww -- 名無しさん (2013-12-26 16 47 26) 人間の後はいじめてきた妖怪に仕返しされるさなビッチ -- 名無しさん (2014-03-11 07 14 29) そもそもなんで神様二人は黙ってマワされてたんだw もっと早くおこってりゃここまで増長することもなかったろうに -- 名無しさん (2014-03-31 14 28 50) 自業自得。 -- 名無しさん (2014-08-13 10 34 21) 早苗ざまあwwwwwwwwwwwww -- 名無しさん (2015-07-09 20 24 16) オーマイゴッド×2よ、早苗をもっと早くに叱っておやりよ。 とりあえず、空気を読んだ俺は、早苗ざまぁと言っておく。 -- キング クズ (2016-07-08 07 35 08) かなすわは神なのに人間に負けるってありえなくね? あとクソ人間ども1番悲惨な方法でもがき苦しみ死ね -- 名無しさん (2017-09-21 17 24 31) 自業自得 -- ロリこん (2018-01-06 18 36 57) 名前 コメント
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自然の恵み 9KB 虐待-凄惨 制裁 自業自得 駆除 群れ 自然界 独自設定 虐待がゆるいかもしれませんが最後まで読んでください。 (書いた小説) ふたば系ゆっくりいじめ 818 黒いオオカミ~chapter1~ ふたば系ゆっくりいじめ 838 黒いオオカミ~chapter2~ ふたば系ゆっくりいじめ 851 黒いオオカミ~chapter3~ ふたば系ゆっくりいじめ 894 ゆっくりが知ってはいけない、鬼ごっこ ふたば系ゆっくりいじめ 916 インフェルノ・ペスト ふたば系ゆっくりいじめ 957 暴飲暴食の豚王 △注意事項△ 人間が登場しますが特に被害は無い 虐待描写が少ない。 ゆっくりが登場しますが、せいっさいされます。 人間と悪魔の恋物語(?)かも 悪魔の会話『』。 ゆ虐待レストランへようこそ。私は支配人のマッドと申します。 さて、今回のメニューは新鮮な果物や野菜を豊作してくれる"自然"についてのお話。 人間というのは生きる為に動物を狩ってその命をいただいている。 だけど、ゆっくり達はそういった有難みは全然、知らない様子。・・・・まぁ、所詮は餡子脳ですしね。 森を荒らすとどうなるのかそう言った話。 =自然の恵み= この森は誰が名づけたが知らないが"神様が住む森"と呼ばれている。 大昔の時代に生息していた動物や植物が住んでいて、汚れた空気が一切無く、ありのままの自然の空気が満ちていた。 その動物を捕らえようと研究者たちはこの森を調べようとしたが、何度進んでも森の入口に戻されたりと不思議な現象が起きた。 また、この森の近くでゴミを不法投棄で捨てようとした業者達は不気味な声が聞こえた。 "ゴミを捨てるな。"っと 悪戯だと思って構わず捨てようと思ったが、 森からイノシシの大群が攻めてきて業者たちを追いまわしたという不思議な事が起きた。 この森の近くに住む村の長老が言うには、 "あれは自然の精霊様が森を守っている。ゴミを捨てたり、生き物を捕獲しようとする者達には罰が下るじゃろうと。" そう言っていたのだ。 この村に住んでいる人たちは狩りをする前に自然の恵みに感謝と動物の命を奪った供養をしている。 人間と自然、調和がとれた共生生活を送っていた。 しかし・・・そういうことが解らないモノ達もいる。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 「ゆっくり待って!!」 蝶を追い掛け回しているのは、ゆっくりまりさ。 何故、ゆっくりがこの森に住みついているのかと言うと、最高のプレイスがあると風のうわさで聞いて群れと共にここに住みついた。 蝶が花に止まると、まりさは口でパクッと食べて蝶を捕獲した。 「ゆっへっへ!!まりささまにかかればこんなものだぜ!!」 捕獲した蝶を帽子の中に詰め込む。 そろそろ帰ろうと、群れへと戻るが背後に何か感じて振り返るが誰もいなかった。 気のせいか、と思って跳ねてゆっくりプレイスへ向かうのだった。 ・ ・ ・ このゆっくりプレイスは樹の下で穴を掘って地下に住みついているのだ。 捕食ゆっくりのれみりゃ・ふらんがいないからまさに理想のプレイスなのだ。 「ゆ~♪ゆゆ~♪ゆっくり~♪」 「おきゃーしゃん。おうたじょうじゅだにぇ。」 「れいみゅ、おきゃーしゃんのおうただいしゅきぃ!!」 「ありがとうね。おちびちゃん。」 「ゆっくり帰ったぜ。」 「おかえりなさい、まりさ。どうだった?」 「たいりょうなんだぜ!!」 蝶を捕獲したあのまりさだ。 番もいて、子供にも恵まれたのだ。 帽子から蝶や芋虫、木の実などが沢山、詰まっていた ご飯にして食べるのだった。 「「むーちゃむーちゃ。ち、ちあわせー!!」」 子供たちの幸せな笑顔を見てこっちもしあわせになる両親。 しかし、突然パァン!!と響いた。 慌てて外に出るとそこには隣に住んでいたありすが中身が出て絶命していた。 傍にはにんげんさんがいたのだった。 ・ ・ ・ ・ 遡る事、20分。 森に入る前に祈りをした狩人のお兄さんはライフル銃を持って鹿を狩ろうと森に入っていたのだ。 鹿の角は大きければお金になるのでこうして生活をしている。 肉は狩った人が持っていっても良いのだ 「今夜は鹿鍋♪鹿鍋♪・・・・と言っても一人だけ食べても不幸せだがな。」 そんな事を言っている間に鹿を発見。かなり立派な角だ。 狙いを定めて撃つが外してしまい、鹿は顔をあげて逃げてしまった。 あんな大物を逃がしてなるものかと必死になって追いかける。 なんとか見失わずに鹿を見つけて狙いを定めて引き金を引くがピョンと金色の何か跳ねて鹿は驚いて逃げてしまった。 弾丸は金色の物体に当たった。 「ゆべっ!!」 人間だったら大変だと思い慌てて見ると・・・生首で中身からカスタードが飛び出ていた。 「もしかして、ゆっくり?」 村の近くにもゆっくりを見かけるが畑を荒らす害獣と見なされて退治されてから見なくなったがこの森に住んでいたのか。 周りを見ると他のゆっくり達がいたのだ。 ・ ・ ・ ・ そして、現在に戻る。 「ゆわあああああ!!ありすがぁぁぁぁぁ!!」 「どぼじでえ゛え゛え゛え゛!!」 「むきゅ!!あのにんげんさんがありすをえいえんにゆっくりさせたのよ!!」 とにかく、誤解を解かないと不味い。 「違うよ。俺は鹿を撃ったんだが、そのありすが飛び出して・・・事故だよ!!」 「むきゅ!!そんなの嘘よ!!あなたがありすをうちころしたんでしょ!!」 「だまれさないんだぜ!!このにんげんさんがありすをえいえんにゆっくりさせたんだぜ!!」 聞く耳を持たないようだ。とにかく、逃げるしかない。 ゆっくりたちも鬼の形相で男を追いかける。 こんなに闇雲に走っていては迷ってしまう。 "こっちよ・・・" 女性の声が聞こえた。声の方からして右から聞こえた。 俺は迷わず右の方へと走る。視界に古びた小屋があり、その小屋へと入る。 "その小屋の窓から出て。" 声が聞こえて窓を開けて逃げだす。 後からゆっくりの大群が小屋の中へと入る。 「ゆっ!?だれもいないぜ!!」 「むきゅ・・・・しかたないから元の場所へ戻りましょう。」 しかし、小屋のドアを押しても開かなかった。 「ゆゆっ!!とじこめられたよ!!」 「あかないんだぜ!!」 ドンドンと体当たりしても開く気配がない。そのとき、辺りが熱くなり小屋が燃え始めた。 「ゆわー!!かじさんだよ!!」 「わからないよー!!」 「かじさんはゆっくりできないんだぜ!!」 「むきゅ!!みんな、はやくひなんするよ!!」 ドアに幾ら叩いても開かない。そして、火の手がそこまで迫ってきた そして、真っ赤に踊り狂う悪魔はゆっくりたちを飲み込んだ。 「ゆぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!!!!」 「あ゛づい゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!!」 「「「こっちにこないでね!!おねが・・あづう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!!!」」」 「「「「お゛ぎゃ゛あ゛じゃ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ん゛!!!!」」」」 「も゛っど、ゆ゛っ゛ぐり゛じだがっだあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」 「ら゛ん゛じゃ゛ま゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!!!!」 「む゛ぎゅ゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛っ!!!!」 ・ ・ ・ ・ 遠くから離れて小屋がゴウゴウと燃え盛っている。 火を放った犯人は大きな獣だった。 牛並みに大きく前足と後足は獅子、爪は鷲、灰色のたて髪、牛の様な角を持つ単眼の獣が口から火を吹いて小屋を燃やしたのだ。 小屋が全焼したのを確認して遠吠えした後、高く跳んで森の奥へと消えたのだ。 「あれは、一体・・・」 『あれがこの森を守っているフンババ様よ。』 背後から声が聞こえた。 振り返ると背中が隠れてしまうほどの長髪の女性が立っていた。 「もしかして、貴方が助けてくれたのか?」 『ええっ、あのゆっくりの群れに追いかけられてたからさ。』 「でも、あのゆっくり達にはなんか悪い事をしたな・・・」 『いいのよ。 あのゆっくりはこの辺、荒らし回っていたし自然の恵みに対して全然感謝してなかったからさ。 始末しないといけないと思ったよ。』 「へー・・・。それにしても、実在したんだ。森の精霊様が・・・」 『フンババ様は貴方達の事をいつでも見守っていたんだよ。自然に感謝しているからさ。』 「そうなんだ。所で君も村の人間?」 『ううん、違うよ・・・あたしはスクーグスローという樹霊さ。』 「えっ?で、でも・・・人間と変わらないけど。」 女はクスッと笑った。 背中を向けて髪をどかすと、背中が樹木であった。 『驚いたでしょ?あたしはね、背中が樹でさ。皆から化け物と呼ばれるんだよ。怖いだろう?』 フフッと自虐的に笑う。 「ち、違うよ!!怖くなんかないよ!!それに・・・僕を助けてくれたから良い人だよ!!いやっ、いい悪魔かな?」 クスッと彼女は笑う。 『そっか、あんたは他の男とは全然、違うね。・・・・ここを真っ直ぐ行けば出口だよ。』 「ありがとう、スクーグスローさん。」 彼女にお礼を言うと真っ直ぐに歩く。どうにか森から脱出する事が出来た。 村の人たちも心配していて捜索隊を出そうとしていた所だった。 あの森で起きた出来事は皆に話した。 ゆっくりが生息しているのならば、駆除しなければならないと駆除隊が結成されるそうだ。 ただ、フンババとスクーグスローに関しては話していない。 森を守っている彼らの生活を奪いたくないからだ。 安心したのか睡魔が襲って来て早く家に帰って寝ようと思う。 ・ ・ ・ ・ 次の朝、目覚めると玄関にそこには大きな鹿が横たわっていた。 それも昨日、取り逃がしたはずの大物の鹿だった。 傍には緑色の葉っぱが置いてあり、文字が書かれていた。 【友達になってくれて、ありがとう。】 もしかすると、スクーグスローがお礼に寄こしてくれたんだと思った。 森に住みついているゆっくりを駆除しようとお祈りして灯篭の下にある台にお供え物と葉っぱを置いた。 森に若者たちが見えなくなるのを確認したのかスクーグスローは葉っぱを見てみるとこう書かれていた。 【いつまでも、友達で言うよね。】 彼女はクスッと笑い、森へ帰っり木々がザワザワと嬉しそうに騒いでいた。 森を守っている獣と彼女は高い木の所からゆっくりを駆除している人間たちを温かく見守っていた。 =あとがき= さて、いかがだったでしょうか? 今回はゆ虐分が少なって誠に申し訳ありません。 たまにはユルーイ話を書いてみようかと思いました。 さて、今回登場した悪魔を載せますのでどうぞ、ご覧ください。 名前 フンババ 種族 聖獣 出身地 メソポタミア 解説 古代バビロニアの『ギルガメッシュ叙事詩』に登場した怪物 前足が獅子、禿鷹の爪、頭には野牛の角を生やし、尾は蛇の頭という姿をしています。 体も非常に巨大で、フンババが倒れると21キロにもわたって森の木々がざわめくほどだったといいます。 また、単眼で見た者を石にしてしまう能力を持っており、更にその叫び声で洪水を起こし、口からは炎、毒、ペスト(病)を吐きます。 神々の森の番人であることからわかるように聖なる属性を持ち、本来は自然の精霊であったとされる。 名前 スクーグスロー 種族 樹霊 出身地 北欧 解説 スウェーデンの森の精。 人間にはとても友好的で、特に男性の狩人にはとても親切にする。 狩人の矢や銃に息をふきかけて幸運を与えたり、炭焼きの火を守ったりするが、そのかわりに愛を求める。 とても美しい女性だが、背中は樹木になっているので、逃げられてしまう事が多い悲しい精霊。 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る つまりこのSSはちぇんのうんうんさんいかのかちなんだねーわかるよー -- 2016-05-03 05 18 22 コメントは短く -- 2016-02-24 08 17 50 いやいや、もうちょい考えろよ。ゆっくりは幼稚園児レベルとはいえある程度は、感謝したり、論理的に考えられるだけの知能があるのに感謝も遠慮もしなかったからとか色々考えようはあるだろ。 -- 2014-12-17 10 57 28 荒れてんな。神様なんているのかわからんものを議論するのは無駄すぎだろ。 だいたい神話に登場する神様なんて人間に都合の良い存在ばっかだろ。 下でギャーギャーわめいてる方は神話読んでみたら? -- 2011-11-11 15 51 59 森にまで嫌われてる、さすがだ! -- 2011-10-08 00 46 11 長文コメの奴キモいしウザい ゆっくりなんて現実に存在しないのに何を語っているんだよ -- 2011-05-23 22 48 56 森の生き物に取っちゃ迷惑極まりない精霊だな。 本当にいたとしたら近現代に人間たちの森林伐採・開発に荷担・助長した大罪人として他の精霊かなんかにぶっ殺されてることだろう。 -- 2011-03-07 12 29 01 スクーグスローは、人間に友好な精霊なのか。 狩人に幸運を与える辺り、人間が狩をして獲物を取るのは認可してそうだね。 自然のバランスを崩さない程度には、狩猟しても問題無さそうだ。 出てきた悪魔の背景を見れば不自然に感じなかったよ。ゆっくりできたー! -- 2010-12-01 21 34 52 俺は思ってる(キリッ 作品に昇華できない設定なんてゆっくり以下の価値しかないんですわ それ垂れ流して悦に入るとか飛んだ変態キチガイもいたもんだ -- 2010-11-27 23 35 30 三行以内で済ませろ? それが出来ないから馬鹿っていうんじゃないか! -- 2010-10-02 14 44 59 馬鹿ほど語りたがるってマジだったんだな・・・ 三行以内で済ませろカス -- 2010-10-02 07 31 37 ゆっくりしてないコメント欄だ -- 2010-09-17 17 27 47 神なんて俺等人間の法律や道徳観での価値観で計れるもんでも無いし 何を良いとして何を悪いとするかなんて神の勝手でどうとでもなるぞ? 普段 人間→ゆっくり に行われてる理不尽を、普通に 神→人間 にやっても何とも思わない価値観持ってるかもしれないぞ 傾向として「ゆっくりは自然の進化じゃなくていきなり現れた不思議饅頭」って俺は思ってる 禿山化させる程酷いから駆除するってSSもあるし 前年採りすぎた→越冬用の食料が無いわああああ→にんげんさんからはたけをとりもどそう なSSもある 俺らの中じゃ野良ゆっくりとか野生ゆっくりって区別するために人間の中でだけ通用する名前をつけてるけど 「神様にとってゆっくりが自然界に居て良いかどうか」なんてのはそれこそ神が勝手に決めるレベル -- 2010-09-12 17 38 33 ↓そんな人間にばかり都合の良いことする神様っておかしくね?なんだよ贄って。殺しは殺しだろ。鹿は人間との友好のためにならいつでも命を差し出す義務でもあんのか? それにゆっくりだって他の野生生物と同じように自分達の生態に従って生きているだけだぞ。そこに遠慮も無遠慮も存在しているとは思えない。そもそも野生生物が遠慮してたら生きていけねえよ。他の生物だってゆっくりと同じで食えるもん目一杯探して食って生きてるわけだし、特に自然に感謝してるわけでもないだろ。ゆっくりがいくら増えやすくてもどうせ食料不足や越冬失敗等の要因での大量死、いわゆる自然淘汰によって数は調整されるはず。生物の総数のバランスは多少の推移はあれ、長い目で見れば一定に保たれるものなのになぜゆっくりだけ露骨なまでに殺戮の対象になってるんだ?外的要因による大量死こそ自然に最も悪影響を与えるものだろう。なのに何故森の神様ともあろう者が自ら外的要因加えて生態系壊すようなまねしちゃってんの? と考えると↓の人の言ってるゆっくり殺しの理由は明らかにおかしい。 つまり、この神様はゆっくりを殺すのが好きなだけのただの虐厨ということですね。 -- 2010-09-05 23 20 59 面白い話でした 本来、山の神なり妖精なりの話で人間に友好的であった場合よく聞くのは、人間側から何かしら親切にされた場合にお礼をすると言うことがありますよね 今回の話もそんな昔話っぽい雰囲気が良かった 以前、水を飲みに川に来ていた山の神の使いが、釣りに来ていた青年に水筒のお茶を貰った事からそのお礼に岩魚を大量に釣らせて上げた話を読んだ事がある ↓山にあるものは全て山の神のもの、それが山の怪異の総意、大抵自然に纏わる人外って言うのはそんなもの 私情から遭難させたり、食い殺したりする また禁忌を犯したものには本当容赦無い、そう言った意味で、無遠慮に草花や虫を食い荒らすゆっくりを駆除したんだろうよ それに人間の手が加わらない限り野生動物が異常繁殖しないのに対してゆっくりは馬鹿みたいに増えるのも原因でしょ 鹿はまぁ、可哀想だが友好の印として贄になったんだろうよ 日本の精霊や神じゃないからこの結末になったんだと思う、日本の山神だったらこうはならないだろうけど、どの道ゆっくりは全滅させられるけどね -- 2010-08-09 22 00 17 感謝しないから皆殺しとかずいぶんと了見の狭いことだな。完全に私情のみで鹿の命奪ってるように見えるがそれはいいのか?それとも鹿にも自然への感謝が足りなかったとか?じゃあなんで他の野生動物は殺さない?要は感謝してるしてないはどうでもよくてゆっくりを殺したいだけだろこの人外たちは。神様気取りもいいとこだな。 -- 2010-08-09 11 43 08 饅頭に感謝の心なんぞ期待すんなよ。 -- 2010-07-11 00 11 58
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とある野良ゆっくり達の話 8KB ※13あき氏のイラストを基に書いています。 台詞、モノローグいろいろパクリ、原作レイプ注意。 ここに、一匹のまりさがいた。 まりさは山のゆっくりであった。 れいむを妻に迎え、子れいむ、子まりさという子供を授かった。 何処にでもいる普通のゆっくりだ。 まりさは山のゆっくりであるから、自分で自分のご飯を調達する必要があった。 ゆっくりの間で言われている「狩り」。木の実などを目的にしていることからどちらかと言えば採取なのだが今は関係ない。 とにかくまりさは狩りへと出かけるのが日課だった。 家族持ちのまりさにとって、山での狩りは大変な物だった。 なにしろ家族を扶養しなくてはならない。それはまりさにとってとても大きい負担だった。 今日もまりさは家族のため、ご飯を探して山を駆けずり回る。 「ゆぅっ!こんなもんだね!」 それなりの量のご飯を帽子に詰め込み、巣へと急ぐまりさ。 今日の狩りは終了のようだ。 「ゆっくりかえったよ!ただいま、れ・・・・・・」 「おそいよ、まりさ!はやくごはんをだしてね!」 「おとーしゃんはしゃっしゃとれいみゅにごはんちょうらいね!」 「なにしちぇるの!?まりしゃにごはんをよきょしちぇね!」 罵声にも似た催促の声で迎えられるまりさ。 もうこんなことは慣れっこだ。いちいち怒る気など起きない。 「ゆっ、きょうのごはんはこれだよ。ゆっくりたべ・・・・・・」 「はっふ!うめっ!これまじうっめっ!むーしゃむーしゃ!」 「むちゃっ、むちゃべっ!うっみぇ!きょれみゃじうっみぇ!」 「まじぴゃねぇ!ぎゃーちゅぎゃーちゅ!」 一日走り回って集めたご飯も、家族があっという間に平らげる。 その姿を尻目に、まりさは確保しておいたご飯を咀嚼する。むーしゃむーしゃ。少ない。 明日もまた、狩りに行かねばならない。 家族とゆっくりするために、食後のゆっくりは欠かせない。 食休みもかねて、ゆっくりと休憩する。 そしてそのまま眠りに入る。 家族みんなで擦り寄って、明日の朝までぐっすりゆっくりと眠るのだ。 まりさにとって唯一ともいえるゆっくりできる時間である。 次の日の朝になれば、家族みんなで「ゆっくりしていってね!」の挨拶。 そしてまたまりさは巣を出る。 ゆっくりするために、まりさはまた狩りに出かける。 ある日、山の麓でまりさは素敵なゆっくりプレイスを発見した。 そこではイチゴさんがたわわに実り、雨さんが降ってきてもゆっくりできそうな立派なおうちもあった。 ここなら一日中森の中を駆けずり回ってご飯を探す必要もない。 ここなら大切な家族と一日中ゆっくりできる。 そうだ。ここを、まりさのゆっくりプレイスにしよう! きょうからここがまりさのゆっくりプレイスだよ! ゆっくりしていってね! そうと決まれば早速、まりさは家族を連れてゆっくりプレイスへと向かっていった。 家族みんなでゆっくりしよう。そのためのお引越しだ。 補足するが、まりさが見つけたゆっくりプレイスは人間の住居である。 山暮らしであるまりさは人間の事をろくに知らなかった。 元ネタ絵 byありす13あき ここに、捨てられたれいむ達がいた。 彼女達はいずれも薄汚れ、野良であることは一目瞭然だった。 ただし、普通の野良とは違うところがひとつあった。 それは口にくわえられた鋭い木の枝、釘、そして剃刀である。 野良れいむ達は「ゆっくり強盗団」だった。 捨てられたゆっくりが武装して、人間や飼いゆっくりを襲撃するのだ。 最近、ゆっくりれいむ種が捨てられるという事件が急増していた。 その理由は、テレビで連日流れるワイドショーのせいだった。 「でいぶ」というれいむの亜種がいる。 なんでもこの世の全ては自分のためにあるという妄想に取り付かれ、誰に対しても尊大極まる態度で応じるれいむのことを指すらしい。 口コミに始まったこの噂は面白半分でマスコミが大々的に報じ、あっという間に人々の間に広まった。 ふーん、でいぶか。嫌なゆっくりだなぁ。 あれ、でももしかしたらうちのれいむもでいぶかもしれないぞ。 言われてみればそうだ。自己中心的な志向、尊大な態度、どれをとってもでいぶに当てはまる。こいつはでいぶだったのか。 でいぶなんて飼いたくない。どうすれば・・・・・・そうだ、捨ててしまおう。 ブームに踊らされやすい彼らは、このような思考のもとに次々とれいむを捨てていった。 もちろん捨てられたのはでいぶ要素があるれいむだけ。お利巧なれいむはそのまま飼われ続けた。 だが、捨てられた数が数だった。なにせれいむは、基本種中の基本種なのだ。数だけは多い。 あっというまに捨てれいむの数は増えていく。 そうやって捨てられたでいぶ候補達は元々よろしくなかった性根が更に歪み、本当にゲスでいぶとなってしまった。 繰り返すが、捨てられたれいむの数は多い。それの殆どがでいぶと化していくのだ。 自然、野良の最大多数派をでいぶが占めた。 当然ながらでいぶ達は自分達を捨てた人間を恨んだ。 その一部がこうして徒党を組み、「ゆっくり強盗団」誕生となったわけだ。 野良れいむ達(この際でいぶとれいむの違いはつけないこととする)もそんな強盗団のひとつだった。 口にくわえた凶器は、先住野良であるみょんから数に物を言わせて奪い取った。 今日もまた野良れいむ達は飼いゆっくりを見つけた。 飼いれいむ。何故自分達と同じ姿であるこのれいむだけが幸せそうな境遇を手にしているのだ。 許せない。このれいむをいじめて、ついでにこのれいむの飼い主もいじめてやる。 彼女達は調子に乗っていた。 この自信は先日人間に傷をつけた事実から来ている。 もっとも、傷を負わせたのは年端も行かない女の子で、それによって人間達は怒り狂っているということを野良れいむ達は知らない。 これは余談だが、後日大規模な野良ゆっくり狩りが行われた。 このれいむにはきっときれいなおうちがある。 そこでたっぷりとれいむをいじめ、そしておうちをうばってゆっくりプレイスにしよう。 そんな考えとともに、野良れいむ達は飼いれいむを尾けていく。 遠くにはおそらく飼いれいむのおうちであろう人間の住居が見えた。 元ネタ絵 byありす13あき ここに、一匹のまりさがいた。 断っておくが最初のまりさとは別物である。 「ゆゆ~!れいむのあかちゃん、ゆっくりそだってね!」 このまりさはれいむを孕ましていた。 それだけならよくある話だが、この場合は少々事情が異なっている。 れいむは飼いゆっくりであった。対して、まりさは飼いゆっくりではない。 つまり、野良が飼いゆっくりを孕ましたのだ。 飼いゆっくりにとって野良との交尾は忌避されるべきものとして教えられる。 なぜなら、それは飼い主にとって喜ばしい物ではないからだ。 誰だってペットが何処の馬の骨とも知らぬ野良の子を孕んでいれば、嫌な顔をするだろう。 れいむもそれは重々承知していたはずだった。 飼い主への背信行為は万死に値する。 しかし野良まりさはかつて飼いゆっくりを孕ましてそのまま人間のおうちに入り込んだ野良ゆっくりを知っている。 あわよくば自分もそうなりたいと思って、このれいむに手を出したのだ。 れいむは能天気にお腹の赤ちゃんに向かって話しかけている。 飼いゆっくりのルールなど頭から消えうせ、幸せな日々が待っていると信じているのだろう。 それでいい。 まりさは人知れず笑う。 れいむが幸せになってくれれば、自分もそのお零れを貰って幸せになれるのだ。 (ゆふふ、まりさもにんげんをどれいにするのぜ!) 野良まりさは期待に満ち溢れていた。 早速れいむを急かし、人間のおうちへ案内させる。 そこが未来のゆっくりプレイス。まりさは笑いが止まらなかった。 元ネタ絵 byありす13あき 「ゆ゛っ・・・・・・ゆ゛ぁ゛っ・・・・・・」 「ゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っ」 「いだいいいいいぃぃぃぃ・・・・・・ぬいでえええぇぇぇぇぇぇ・・・・・・」 「じぬぅ・・・・・・じんじゃう・・・・・・」 「どぼじでぇ・・・・・・どぼじでごんなごどにぃ・・・・・・」 「ゆっ・・・・・・ぅゆっ・・・・・・ゆげえええええええええええ」 今、人間の家、その中庭では凄惨な処刑が執行されていた。 ここに集まったゆっくり達。その身体には何本も杭が突き刺され、そのまま空中高く吊り上げられている。 まるで百舌の早贄。あるいはルーマニアの串刺し公を連想させる。 こんなことをしたのは誰かと聞かれれば、それはこの家の主がやったことだった。 彼はここ数時間家を離れていた。理由は散歩、あるいは買い物、なんでもいい。 そして戻ってくれば玄関には野良ゆっくり共がたむろしていたというわけだ。 そう、この野良ゆっくり達とは、先述のまりさ家族、ゆっくり強盗団、野良まりさである。 奇しくも彼らが目指していたのは同じ場所。 何の運命のいたずらか、彼らを同時刻に到着させたのだ。 それぞれゆっくり達は思い思いの行動を過ごしていた。 まりさ家族はイチゴのプランターを食い荒らし。 ゆっくり強盗団は家の中に押し入ろうと釘や剃刀などで手当たり次第に傷を付け。 野良まりさは何をするでもなく眠っていた。 最後のはともかく、これが家の主の逆鱗に触れるには十分過ぎただろう。 結果、野良ゆっくり達はただの一匹も例外は無く死ぬ定めにある。 子ゆっくりであろうとそれは変わらない。 むしろ体力がない分早々に死んだ。 そして地面に聳え立つ杭の一本に小さな、本当に小さな饅頭が突き刺さっている。 子ゆっくり、いや赤ゆっくりよりも更に小さい。胎児ゆっくりであろうか。 最も、それはどうでもいいことだ。何故ならその小さな饅頭の息は既に無いからである。 そんな小さな残骸を杭の根元で見上げているのは飼いれいむ。 まむまむからは僅かな餡子を流し、その顔は絶望に染まりきっている。 「あが、ぢゃん・・・・・・れいむの、あがぢゃん・・・・・・」 家の主は同時に飼いれいむの飼い主でもあった。 そしてそのれいむが孕んでいた。やったのはどう見ても野良のうちの誰か。 彼は野良の子を孕ましておくほど人が良くない。結果は見ての通りだった。 杭の先についた元赤ちゃんを見上げる飼いれいむの頭にぽん、と飼い主の手が置かれた。 虚ろな瞳から涙を流すれいむを覗き込むように、彼は囁く。 「おい、これに懲りたらもう野良の子なんて孕むなよ?何度でも同じことしてやるからな」 とある野良ゆっくり達の話 テンタクルあきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る どっちもどっちって感じですね。霊夢も悪いし、飼い主も悪い。 -- 2021-05-28 23 57 58 すごくゆっくりしたいい話 -- 2019-03-29 12 20 56 強盗はゆっくりできないよ。 -- 2018-11-18 17 44 28 まりさめっちゃうざい -- 2016-09-16 00 02 22 ゆわあとってもゆっくりしたぎゃくたいだね -- 2016-07-02 21 01 14 汚物は消毒だ -- 2016-02-27 20 48 42 繝偵Ε繝?ワ繝シ繝シ繝シ繝シ繝シ?∵ア夂黄縺ッ豸域ッ偵□縺√=窶シ? -- 2016-02-27 20 48 12 ゆゆぅーん、凄くゆっくりしたいい話だね‼︎ -- 2016-02-07 22 03 42 糞でいぶをじわじわ嬲り殺したい -- 2015-05-29 17 10 48 れいむ種は滅びていい。 -- 2014-06-12 17 35 20 ゆっくり強盗団ちびゆっくりだったら、普通に潰すしw後、最初のまりさうちで飼いたい後、でいぶは、殺すどやぁ -- 2014-05-24 13 52 44 ゆっくり強盗団ただのアホじゃん! -- 2014-05-02 19 55 18 …ダワナンモイエネー -- 2014-03-29 22 42 51 イイデスネー -- 2013-07-01 21 45 46 ↓ゆっくりの場合は親の餡子を引き継ぐことにより高確率でゲスが遺伝するから飼い主は正しい -- 2013-05-26 18 00 04 飼いれいむを殺さなかったのは偉いけど胎児ゆっくりは可哀想だな。生まれて来る子供に罪は無いだろ。(byワンピース) -- 2012-10-14 00 17 19 強盗団にイラッ☆ときた -- 2012-07-18 00 24 13 最初の魔理沙だけは俺が飼うことにしたから生きてると言うことで、なんか苦労人のサラリーマンみたいで可哀想だから他は飼いゆ含めて殺さず生き地獄を与てやろう寿命で死ぬまで地獄をな -- 2012-06-21 00 32 00 でいぶは死ぬべきなんだねーわかるよー -- 2012-03-26 17 01 51 最初の親まりさ「だけ」な -- 2011-12-22 02 41 41