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デスクトップガジェット 11KB 虐待-いじめ 制裁 小ネタ 理不尽 自滅 家族崩壊 姉妹物 赤子・子供 現代 虐待人間 独自設定 題材被ってたりするかもしれません ・5回目 ・普通種 ・XPユーザーなので、機能とかは割りと適当です。 ・ぬるく虐めてます。 ・でも、SSじゃない。 ・ヨロシクオネガイシマス やあ、俺は虐待お兄さん。 まあ、虐待が好きといっても空想上での話なんだけど。 インターネットのとあるサイトには俺と同じような趣味を持つ人達が、各々の空想を絵や文章に変えて発信するようなところがある。 拙いながらも俺も先日、SSを書いてみた。 反響はまずまずといったところで、アドバイスや面白かったという感想もあって俄然やる気が出て来て。土曜日をフルに使って短編を六本、書きあげて。パソコンを切って寝た。 そんで現在、日曜日。 朝飯のソーセージパンを食いながら、書いたSSをネットに上げようとパソコンを点けた。 いつも通り、OSのロゴが出て来てしばらく読み込み、デスクトップが映し出された。 そのデスクトップを見た瞬間、手にあるソーセージパンが零れ落ちる。 見慣れた空想が、そこで動いていたからだ。 「え・・・ちょっ・・なにこれ。え? えっ? ん? はあぁっ? え? ちょっと待てっえ?」 取り落としたソーセージパンを拾って、口に強引に押し込んでから座り直して画面を凝視する。 赤いリボンを付けた黒髪の少女の顔が三つ。内、二つは一周り小さい。 黒い魔法使いの帽子を被ったウェーブがかった金髪少女の顔が二つ。こちらは一つが一周り小さい。 パーツが違うそいつらに共通していることは、下膨れた顔と生首のような姿が全体像だということ。 「ゆっくりじゃねえか・・・」 ゆっくりってのは、現実にはいない。 実在したら、いろいろな意味で世界は変わるだろう。 数多のアニメや漫画やドラマや映画のように。二次元空間でしか存在しない存在が今、目の前にいる。しかも、超美麗に映ってやがる。 いや、冷静に考えてみればパソコンの中ということは、何かのプログラムか? ゆっくりのソフトウェアやゲームはいろいろあるがそれにしても、精巧過ぎる。 空想上では、ゆっくり共は、あたかも生きているように振る舞う。 その空想上で行われている動きを目の前のゆっくり達はしている。 「おにごっこしようぜ。まりしゃがおにしゃんをするかられいむたちははやく逃げるがいいぜ! い~ちっ! に~っ!」 長女らしい小さいまりさが帽子で目を伏せる。 「ゆっきゅちにげるょ!!!」 「れいみゅもにげりゅよ!!! ゆっきゅり! ゆっきゅり!」 掛け声と共に、ぽてぽて跳ねながらデスクトップの斜め右上に小さいれいむ達は逃げる。 「おちびちゃん! あまりとおくにいかないでね!」 微笑みながら、れいむは隣のまりさと引っ付いている。 「いいのぜ。ここはゆっくりできるからおちびちゃんたちもゆっくりできるんだぜ」 まりさは、安心したように笑いながられいむをおさげで抱き寄せる。 「まりさはゆっくりできる?」 「できるぜ。れいむはゆっくりできるのぜ?」 「れいむはゆっくりできるよ? まりさもゆっくりしていってね」 「れいむもゆっくりしていくんだぜ」 はにかみながられいむとまりさは、跳ねながらおいかけっこするちびれいむとちびまりさ達を見守っている。 ・・・・。 なんだ? この、家族で休日にピクニックに来ました的なノリは。 あれか? そういう趣向か? にしてもよく出来ている。 その手の絵とか小説とかを見てる時に沸き上がってくる。なんていうかこう、頭の中で何かが燻ってイライラしたりモワモワしたりする感じ。 それを今、感じている。 ああ、こいつらうぜぇ。 プログラムにしろウイルスにしろ、なに俺のデスクトップでゆっくりしてやがるんだ。 この苛立ちは、こいつらにぶつけることにしよう。そうしよう。 かといって、こいつらは俺を認識しているのか? こいつらのうざったい少女声は、スピーカーから聞こえるが。 マイクか何か、パソコンの中に声を出す物が必要なんじゃないか。 マイクは生憎、使わないので持っていない。 しばらく悩んだあと。あることを思い付いた。 カーソルを動かして、デスクトップのショートカットから『ゆっくり』というフォルダを開いて、SSや他の人が描いた絵を入れているそこから、いつもゆっくりの台詞を考える為に使うソフトークというソフトを起動。 一部ではゆっくりの声と言われていて、実際、高音で音程がない投げやりな合成音声が、イライラを募らせる。その勢いでSSは驚くほど進む進む。 それはともかく。 お決まりの文章を打ち、読み上げさせる。 『ゆっくりしていってね!!!』 やる気のない声がスピーカーから聞こえる。 同時にゆっくり達が反射の如く、 「「「「「ゆっくりしていってね!!!」」」」」 スピーカーが壊れるんじゃないかと思うほどの爆音。 慌てて、横にあるイヤホンの端子を挿す。 出来るだけ音量を下げて、イヤホンを耳に付けた。 イライラ度合いが上がっちまったぞ。ちくしょうめ。 「・・・ゆ? いまのはだれのこえだったのぜ」 「たぶんれいむたちがゆっくりしてるからかみさまさんもゆっくりしてねっていったんだよ」 「かみさまさんもまりしゃたちとおいかけっこするのぜ~!」 「れいみゅしゅっごくにげるよ!」 「にぎぇるよ!」 反射的に返事したは良いが、ソフトークの声以外は、ゆっくり達には見えないらしい。 見えてたらフォルダ開いた時点で気付くもんな。 さて、どうしようか。 ソフトークの声を神様だとか勘違いしてるから、神様のお家宣言するか? それとも、ドラッグ&ドロップでごみ箱行き。 ウイルス駆除ソフトに任せるのもありか。感知するかは知らないが。 ・・・ていうか、こいつら何のデータ扱いなんだ。おもむろにカーソルを宛てがいプロパティを見てみる。 拡張子が『.YXE』。 サイズは・・・キロですらない程、軽い。2バイトとかどうよ・・・。 どうにも怪しいデータだ。 やっぱりウイルスか? とりあえず、友人のプログラマーにでも解析頼もうと思い、USBメモリーに移そうと、仕事用の鞄のある部屋へ取りに行く。 数分後、USB片手に戻って来たらデスクトップがすごいことになっていた。 草原の壁紙は、ゆっくり達に食い荒らされたのかところどころ消えている。 ショートカットなども、アイコンが欠けていたり、アイコン自体が消滅していたり、ベタベタしたものが付いている。きっとかじったんだろう。 なにより酷いのは、昨日書いたあと、デスクトップ上に保存したSSが、学生の頃にやってたデジモンとか.hackとかで見たことがあるデータの破損描写。 四角いもやが掛かるあれの状態になっていた。 慌てて、開いて見ると。 見事なくらい文字化けしていた。 「#○※●☆+≒っ~!!?!」 俺は、自分でもよく分からない声に鳴らない悲鳴を上げて。 マウスを手繰ってデスクトップの右隅で憎たらしいきもい顔で昼寝しているゆっくり共をドラッグする。 右クリックして切り取り。 スタート→すべてのプログラム→アクセサリ→ペイントの順に開いて。起動したペイントの白紙のにペーストする。 USBを取りに行ってる間に思いついたんだが、上手くいったようだ。 プログラムだとかウイルスだとか、関係ない。 空想だろうがなんだろうが関係ない。 こいつらは、なんでもありのゆっくりだ。人畜無害なんて言葉とは縁遠い、糞饅頭袋だ。 まさかリアルで言うとは思わなかった。 「お前らはぜってぇにゆるさなえぇ・・・ヒャッハァ! 虐待だぁッ!」 ・・・と、言ってみたがどうしようか。 いろいろ考えてはみるものの、いざ自分でやるとなると、手はなかなか進まない。 未だに寝ているこいつらを見ているといっそ画面ごとぶん殴ろうかという気にすらなる。 ・・・せっかくの短編が・・・。 なんだか、泣けて来た。 やっぱり、みんながやらないようなやり方でこいつらを屠りたいな。 ペイントのツールを探っていると、鋏のようなアイコンの機能があった。 試しに、四角ツールで適当に四角を作ってその鋏を縦にドラッグする。 ドラッグした位置に点線が入り、移動ツールに切り替えると見事に分割された。 これだ。これこれ。 口に自然と笑みが浮かびながら、俺は鋏ツールをクリックして寝ているゆっくり共の上で何回もドラッグし始める。 まずちびまりさ。 こいつの帽子のてっぺんから縦に線を入れる。続いて胴体部分なのか顔なのか分からないところを縦横無尽にドラッグ。なんか、どこのツギハギ男かというくらい点線が入って、実にきもい。 きっと主犯格のちびれいむ共もを点線まみれにする。 母れいむと父まりさは後々の為に、触りもしない。 その代わり、透明な箱に似せた絵を使って隔離する。 あくまで、ちび共が標的だ。 何故か無事だったソフトークの画面に切り替えて、またお決まりの文句をいう。 『ゆっくりしていってね!!!』 「「「「「ゆっくりしていってね!!!」」」」」 「ゆ? へんなかべさんがあるぜ」 おさげで触りながら目敏く、まりさが透明な箱的な四角に気付く。 「けっかいだよ! れいむがゆっくりしてたからかみさまがくれたんだよ」 「そうなのか。れいむはすごいぜ」 「ゆふふ~てれるよ~!」 結界な訳あるかダボがっ。 それは俺が、お前達に罰を与える為に施した透明な箱だっつーの。 ・・・このれいむ馬鹿だろ。ああ、馬鹿だ。 このままだと勘違いしたままずっといるだろうな。 どうしたもんか考えているとちび共が震えながら、親に近づいて行く。 「おとしゃん・・・」 「おきゃあしゃあん・・・ぽんぽんがいちゃいよぉ・・・」 「からだがなんだかへんなのぜ・・・」 苦しそうに、すり足のように動くゆっくり。実際、見ると予想以上にきもいきもい。あんよは絶対に見ないようにしよう。 点線だらけの我が子を見て(ゆっくり達には、パソコン上の処理は見えないか)さすがに違和感に気付いたらしい。 「ゆっ! いまぺーろぺーろしてあげるからまってね!」 母れいむは果敢に透明な四角に体当たりをかますが、それで破れる訳がない。二、三回跳ね返されるとほえ面かきながら泣きわめく。 「どぼじでぇ~~~!?」 「れいむ! はやくけっかいをとくんだぜ!」 「ぞんなのでいむじらないぃ!?」 弱音を吐かずに体当たりするまりさと違って、れいむは目と口から変な液体流しながら更に喚く。耳が痛いから、いっそ潰してやろうか。 「おきゃあしゃぁん!!!」 母れいむに近い、一番小さいれいむがすり足をやめて、跳ねた。 が、透明な四角にぶつかり、跳ね返された衝撃で綺麗に細切れになる。 中身の目玉とか歯とかが出てきて軽くグロい・・・。 「もっちょ・・・ゆっ・・・」 一番最後に残った口が、呟きを残して真っ二つ。 もう既に十分、ゆっくり俺のデスクトップを好き放題やらかしただろちくしょう。 だが少し、溜飲が下がった。でもまだまだ終わらない。 「・・・」 「・・・」 「・・・」 「・・・」 それを固まった表情で見ていた残りのゆっくり達は、引き攣った笑みを浮かべ、次の瞬間。 全員が大きな口を開けて目玉を剥きださんばかりに涙目で叫び始める。 生憎、イヤホンを瞬時に外したから何も聞こえない。 次は、ちびまりさにしよう。移動ツールで、帽子をクリック&ドラッグ。 変なLみたいな帽子になったちびまりさを見た他のゆっくりが、泣くのをやめてキョトン顔になる。 イヤホンをかけると同時に、ちびれいむの泣き声が聞こえてかた。 「おにぇちゃんはどきょおおおぉぉ!」 泣きだした妹に慌てて、ちびまりさが駆け寄る。 「なにいってるんだぜ! まりしゃがおねえちゃんなんだぜ!」 「うそいうにゃあ・・・!」 「おいそこのへんなゆっくり! おちびちゃんになにするつもりなのぜ!」 「ゆっくりできないゆっくりはおちびちゃんからゆっくりはなれてね!」 まりさは家族が何を言っているのか分からないというような引き攣った笑みを浮かべて固まる。 が、ちびれいむが、 「ゆっきゅりできないゆっきゅりはれいみゅがせいっしゃいしゃるよ!」 そう叫びながら、ちびまりさに対してタックルをかける。 ちびまりさが、何がなんだか分からない呆然とした顔。ちびれいむが勝ちほこった顔で、縺れ合うようにバラバラになった。 「おちびちゃんがあああぁぁ・・・!?」 「なにがなんなのぜええぇ!?」 こども達が何故、永遠にゆっくりしたの分からず、たたただ二匹は泣きわめく。 とりあえずは、すっきりした。 さて、この二匹の処遇だが。 初めに決めていたプログラマー友人へ渡すことにする。 あいつが、解析して複製なり改造なりしてくれれば、またこうやってゆ虐が出来る。 泣きわめく二匹をまたも、ドラッグして切り取り。 USBを差し込んで、保存。 これで良い。 USBを抜いて、なんとなく手で弄びながら、携帯電話をかける。 「よお。久しぶりー。今、暇か? そっか。じゃあ面白いもんがあるんだけどさ。人工知能っつーの? それがさ―――」 後日、友人から返却されたUSB内でゆっくりが繁殖していて、悪性ウイルスのように感染拡大して世間を騒がしたのは別の話。 アトガキ はい。ということで、書いてみました初ゆ虐。 ぬるいし適当ですね・・すみません・・・。 実際、ゆっくりがデスクトップに表示されるものはあると聞きましたけどうちのパソコ子さんは、御年5歳くらいなのでスペック的にきついです。 SS内でのゆっくりのパソコン空間の知覚範囲は、デスクトップとアイコンとその中身が、地面ないし路傍の石。 今こうして開いてるブラウザとかはゆっくりにとっては雲みたいに真上にあるんじゃないかなと思ってます。 ・・・やっぱり虐めでもない愛ででもない微妙なの書こう・・うん。 ご読了ありがとうございました。 【妄想で書いたもの】 かり ・ふたば系ゆっくりいじめ 963 ト● ・ふたば系ゆっくりいじめ 990 くちばしにチェリー ・ふたば系ゆっくりいじめ 1000 デスクトップガジェット どろわ ・つんつんつんつくつんつくつんつん ぬえ ・山女って可愛いよね 挿絵 by儚いあき トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る wwwwwwwwww いじめたいいいいいい -- 2012-07-31 22 55 35 使ってない95のPCに入れて動かしてみたいなww -- 2012-01-29 10 47 03
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同級生、さらに2人逮捕へ 恐喝未遂容疑 神戸・高3自殺2007/09/25, 朝日新聞 夕刊, 21ページ 恐喝未遂容疑で逮捕された少年(17)=兵庫県西宮市=と共謀して金を脅し取ろうとしたとして、県警は25日、同容疑で別の同級生 2人の逮捕状をとり、取り調べを始めた。 2人は、ともに神戸市西区に住む17歳と18歳。自殺した生徒や今月17日に逮捕された少年と同じクラスで、フットサル同好会の仲 間。県警はさらに、もう1人のフットサル仲間の同級生からも任意で事情を聴いている。 県警少年捜査課などの調べでは、生徒は昨年秋、少年らと「うそをついたら、1回につき1人ずつに1万円を払う」との罰ゲームを約束。 今春以降、最初に逮捕された少年が、うそをついたとして生徒に再三にわたって携帯電話のメールで金を要求。「罰金」は40万~50 万円に膨らんでいたという。2人は6月下旬、少年に、自分たちの名前を督促メールに入れるよう依頼し、文面も相談。 「いじめられてるやろ」。親しい友人が心配して尋ねると、自殺した生徒は答えた。「自分はいじられキャラやねん」 今回、県警の取り調べを受けている少年の一人が、生徒が服を脱がされる様子の写真や動画が掲載されたHPを作成・管理していた。 事件とは関係のない同級生の保護者によると、HPには当時、生徒が交際していた少女への中傷も書き込まれており、生徒は気に病んで いた。HPが閉鎖された時、「生徒と少女はすごく喜んでいた」という。
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ゲス登場 元ネタあり 子ゆっくりを引き連れ人里までやってきたゆっくりれいむ。 人目も憚ることなく、大きな声で子ゆっくりへ言い付けている。 「おちびちゃん、ままのいったことはおぼえているよね?」 「うん!はたけのおやしゃいしゃんをたべちゃだめらよ!」 「にんげんしゃんのおうちにはいっちゃいけまちぇん!」 「にんげんしゃんにおねだりするのもいけにゃいよ!」 このゆっくり達の所属する群れにはドスまりさが居り、里の人間達と上手くやって行く為に、色々な約束事が取り決められていた。 そのうちの一つが野菜を盗み食いするゆっくりは潰されても文句は言えないというものだ。 しっかりとそのことを子ゆっくりに教えておけば、人間の里は安全な餌場だった。 又、人の良い者が余り物を恵んでやったりする事もあるので、それが目当てであるという面もあったが。 なにはともあれ、人里へやってくるゆっくりはそれほど珍しい存在ではなかった。 「ゆっくりよくできました!それじゃあ、じゆうにゆっくりしてもいいよ!」 人間の里は初めてではなかったので、子供達には自由に行動させることにしたようだ。 子供たちは言いつけをしっかりと胸に留めておきながら、思い思いに草花や虫を口にしていった。 そんな時、一匹の子ゆっくりが好奇心から畑に近付いたときだった。 「このおはなしゃんをみちぇよ!とってみょゆっきゅりしちぇいるよ!」 畑の側に生えていた、数本の花々をとてもゆっくり出来ると評し、他のゆっくりを呼び寄せたのだ。 「こりぇはたべちゃいけにゃいおはなしゃんじゃにゃいよね?」 「ゆっきゅりいたたきまちゅをしようにぇ!」 「「「ゆっきゅりいただきましゅ!!!」」」 子ゆっくり達は奇麗な花に心奪われ、その食欲を満たさんと花にかぶりつきだした。 「むーちゃむーちゃ、ちあわせー♪」 「こりぇはとってもゆっくりしちぇるね♪」 むーしゃむーしゃと舌鼓を打っていたが、その花の生えていた場所がいけなかった。 「このくそ饅頭がぁ!なにしてやがる!」 遠方から鋤を持った農夫と思われる一人の男が砂煙を巻き上げながら、子ゆっくりの元へやってきたのだ。 「にゅううううううう!?」 すさまじい剣幕でやってきた人間に気圧されたのか、逃げる事も、弁明する事も出来ない子ゆっくりはその場に立ち竦んでしまった。 「おらっ!」 「にゅべっ!?」 男の持っていた鋤が振り下ろされると、一匹の子ゆっくりの命を奪った。 「にゅわあああああ!?いもうちょがああああ!?」 「にゃんでこんにゃひどいこちょするにょおおお!?」 何も悪い事をしていないと思っている子ゆっくり達は、目の前の惨劇に恐怖しつつも抗議している。 「うるせえ!あの世でしっかり悔い改めろ!」 「にゅぎょ!」 「ゆぴゃあああ!?」 言いながら振りかぶった右手は再び大地へ向かって振り下ろされ、また一つ子ゆっくりの命を奪った。 「みょうやだぁ!おうちきゃえる!」 姉妹二匹が無残にも潰されることで、やっと逃げ出す決断が出来た子ゆっくり。 しかし子ゆっくりの足では人間に叶うはずも無く、あっという間に射程県内に捉えられた。 「逃がすかぁ!」 最後の一仕事を終えんと鋤を振り上げながら子ゆっくりヘと向かって行ったその刹那。 「ゆっくりやめて!」 草陰から一匹のゆっくりが飛び出し、男の太ももへ体当たりをかましたのだ。 不意を疲れた一撃に男は体制を崩し、尻餅をついてしまった。 「おちびちゃんはおうちにもどってね!」 親れいむは子供にそう促すと、男が起き上がるのをじっと待っていた。 人間の怖さを知っているからこそ、その身を張ってでも我が子を、群れを守ろうとしたのである。 「いってぇ…てめえがあの糞玉の親か!」 「どうしておちびちゃんをいじめたのおお!?」 「俺の畑の野菜を食ってたんだ!殺して文句を言われる筋合いはねえよ!」 「れいむはおちびちゃんにそんなことさせないよ!」 「それじゃあ俺の畑でむーしゃむーしゃしてたのはどういう事だ!?」 「それは…なにかのまちがいだよ!ゆっくりしんじてね!」 「それじゃあこの野菜は…あれ…なんとも…ねえな…」 「だからいったでしょおおお!?」 「…そもそもだな!おまえのチビどもがこんな所でむーしゃむーしゃしているのがいけなかったんだよ!」 「ゆっ、ゆわああああぁぁん!れいむのおちびちゃんがあああああ!?」 「ああぁ、くそっ!どうしてこう面倒くさいことに…」 自分のしでかした失態に、居た堪れなくなった男は泣き喚くれいむをそのままに、里の長の元へと歩いていった。 一方命からがら逃げ出した子れいむは、無事に群れまで辿り着き、ドスまりさへ事の次第を報告していた。 「おはなしゃんをたべてちゃら…にんげんさんが…おきゃあしゃん…いみょうちょが…ゆわああああん!」 「ゆうう…もしかしておやさいをたべちゃったの?」 「れいみゅはそんなこちょしないもん!おやさいはたべちゃだめだって、しっちぇるよ!」 「ゆう、これはにんげんさんにもはなしをきかないといけないね!」 子ゆっくりの話だけでは埒が明かないと、直接もう一人の当事者へ話を聞くために人里へと降りていった。 ドスが数匹のゆっくりを引き連れながら里へ向かうと、広場では長を含めた数人が集まっていた。 「おお、やはり来たか」 「おちびちゃんをゆっくりさせなかったのはだれ?」 ドスまりさは、その体を膨らませ、大きい体を見せて威圧する。 仲間を引き連れていることもあってか、ずいぶん強気な態度で臨んでいる。 「まあまあ、そう怒りなさんな。こっちの言い分も聞いてくれ」 「…ゆっくりきくよ」 訝しげな表情をしながらその身を縮める。 「つまり、おちびちゃんがおやさいさんのそばで、おはなさんをむーしゃむーしゃしていたから、かんちがいしちゃったのね?」 「そうだよ!おちびちゃんはわるいことしてないんだよ!わるいのはにんげんさんだよ!」 殺された子ゆっくりの母れいむも、人間が非を認めてくれた事に少し安堵したが、それでも子を失った悲しみは拭えなかった。 「…侘びと言っては何だが、野菜をあげるからここは一つ、丸く治めてくれないか?」 長が合図をすると、里の者が引いてきた大八車には幾ばくかの野菜が積まれていた。 どすまりさは少し考えた後、 「ゆっくりわかったよ、おやさいさんはもらっていくね!」 笑顔で帽子に野菜を詰め込み、そそくさと森へと帰っていってしまった。 「おちびちゃんは…おちびちゃんは…」 ドスが去った里では、長と村の男集で話し合いが行われた。 「おまえも早とちりな行動は慎んでくれたまえ」 「でもよお…暫くおっかあの面倒見なくちゃいけなくてよ…畑に出るのも久しぶりだったもんで…」 「分かっている、だからこそ、少し考えた行動をして欲しいんだ」 「…すいません。それに、皆も、迷惑かけちまって…」 「気にすんな、困った時はお互い様って奴だ」 群れに帰るゆっくりの一団は、野菜を貰えた事に喜びを隠せなかった。 正に棚から牡丹餅である。 「ゆゆ~ん♪おやさいさんいっぱいもらえてよかったね!」 「…おやさいさんはもらえても、おちびちゃんはかえってこないんだよぉ!?」 そんな一匹のゆっくりの発した軽率な言葉に、怒りを露にする親れいむ。 母性が強いと言われるれいむ種らしく、未だに亡くなった子ゆっくりのことが頭から離れないのだろう。 そんなれいむを横目で見ていたドスだったが、突然とんでもない事を言い出した。 「それじゃあ、おちびちゃんもかえしてもらおうか?」 「ゆううう!?どういうことぉ!?」 「ほんとう!?おちびちゃんがかえってくるの?」 「れいむはおちびちゃんをうしなって、とってもつらいんだよ!だからおちびちゃんもちゃんとかえしてね!」 翌日、ドスまりさが再び人里へとその姿を現した。 しかも死んだ子ゆっくりを生き返らせろという、とんでもない要求を突きつけに。 「流石にそれは…生き返るものならそうしたいんだが…」 「いいわけはききたくないよ!おちびちゃんをかえしてあげてね!」 ドス自身も死んだ者が生き返るとは思っていない。 相手の落ち度に付け込んで、もっと野菜をもらおうと考えたのだろう。 突如起こった事故ではあったが、それを上手く利用できればたっぷりとゆっくり出来る。 まさしくゲスそのものの、いやらしい頭の回りを発揮したドスであった。 「とりあえず今日のところは帰ってくれないか?こっちも色々準備が必要だからな」 長は里の者に野菜を差し出すようにと言い、里の者も苦々しく思いながらも僅かばかりの野菜を持ってきたのであった。 「明日、こちらから出向くので、お前の群れでゆっくりと待っていてくれ」 ドスまりさは積まれた野菜を目にし、しょうがないなという顔を作りつつ野菜をその頬に収めていった。 「ちゃんとおちびちゃんをかえしてよね!」 去り際まで野菜のことを口にしないでドスは去って行った。 里に背を向けたドスの表情は、芝居が上手く行ったと思ってにやついた表情をしていた。 ドスが去った里では男衆が皆、肩を落としていた。 「生き返らせるって…そんな無茶な」 「すんません、長…俺が…俺があんなことをしちまったから…」 「…さあ、竹薮に行くぞ」 「長?もうたけのこの旬は過ぎちまって…」 「誰もたけのこを採りに行くとは言ってないぞ?」 ゆっくりはその名の通り、ゆっくりとしているので朝は遅い。 未だ日が差さず、薄暗い森の中は鬱蒼としている。 木の洞や洞窟に巣を構えるゆっくりだが、その中でもひときわ大きい洞窟、そこにドスまりさが寝ていた。 「ゆぴぃ~♪おやしゃいさん、もうたべられないよう…♪」 夢の中で山盛りの野菜を食べているのだろう、その寝顔はしあわせ満面だった。 しかし、そんなゆっくりとした時間ももうすぐ終わりを迎えることになる。 森の中を人影が、木から木へとその身を隠すように動いている。 その人影が目指す先はゆっくりの群れの中にある一際大きな洞窟の中。 影が全て洞窟の中に納まると、その中の一人の男が周りの者に目配せをすると、 巣の中で眠りこけるドスまりさへ向かって皆同じような構えを取る。 「いーち、にーの、さん!」 そして掛け声と共に両手が繰り出され、その手に持った竹やりはドスの体を貫いた。 突然襲い掛かる激しい痛みに、ドスの目の前から野菜の山は消え去ってしまった。 「いだあああああい!どうなってるのおお!?」 苦痛により夢の世界から現実へと引き戻されたドスまりさが目にしたのは、野菜の山ではなく人だかりの山であった。 「やあ、夢の中で食べる野菜は美味しかったかい?」 その中から声をかける者、それはドスが野菜をせしめ取った里の長の声だった。 「どぼちでこんなことするの!?」 何本かの竹やりが口中を貫いており、ドスは喋るのがやっとの状態の為、ドススパークを打つこともままならない。 ドスの抗議にも、長はそれを無視するが如く、淡々と言葉を述べていった。 「君達のおちびちゃんの事なんだが…私らには生き返らせる力が無いんでね、 申し訳がないんだが、閻魔様に君から直接頼みに行って貰いたいんだ。 私からも頼みますと、一筆したためておいたから、安心してゆっくりして行ってくれたまえ」 「いやだぁ…そんなのゆっくりできないよぉ…」 「まったく、ちびちゃんを返せといったのはお前だろ?」 これは最初に子ゆっくりをつぶした男の声だ。 「もうおちびちゃんかえさなくていいから…たすけてよ!」 「身勝手などすまりさだな。あの母ゆっくりの気持ちを考えてやれよ」 「ころしたのは…にんげん…さんでしょおぉ…?」 「ゆっくりと人間じゃ行く先が違うかもしれないんでね。ゆっくりのことはゆっくりに任せるのが一番なのさ」 「そん…な…もっと…ゆ…」 断末魔を最後まで言うことなく、ドスまりさはその生涯をおえた。 この騒ぎを聞きつけたゆっくりがドスの巣へとやってきたが、不思議と仇を取ろうと行動を起こすものは居なかった。 何故かというとこのドスまりさは、 「あしたはいっぱいおやさいがもらえるから、きょうはドスがいっぱいたべるよ!」 とぬかして、貰った野菜を一晩で全部平らげてしまったのだ。 そんな業突く張りは三途の川を渡れるはずも無く、閻魔様に会うことさえ叶わなかった。 オワリ & あとがき 元ネタは愛の前立てでお馴染みの、あの人の逸話です。 このSSに感想をつける
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晩年の夫婦 4KB 晩年の夫婦 「ゆっくりしていたねぇ……」 「むきゅう、ゆっくりしていたわ」 森の奥にある大木の根。 ここに二匹のゆっくりが住んでいた。 帽子はガサガサ、髪は所々が痛んでおり、美ゆっくりとは対極のまりさ。 飾りの取れた帽子、片側の髪を結んでいた紐もなくなり、歩行もしなくなったためにあんよは乾燥してひび割れたぱちゅりー。 二匹は最後の巣立ちを見送り、ゆっくりしているところだった。 「最後のまりさはずっとぱちゅりーから離れないから、もうおうちを出て行かないかと思ったよ」 「むきゅ、甘えん坊なだけよ、本気になればまりさにも劣らない立派なゆっくりになるわ」 「ゆゆっ!まりさはまだまだ現役だよ!」 「むきゅきゅ、ごめんなさいね」 ぷくーっをしながらもその目に怒りは微塵もなかった。 むしろ本当に仲の良いゆっくりのじゃれ合い。 「さて、そろそろ狩りに行って来るよ」 「むきゅ!?そんな身体じゃ無茶よ!」 ぱちゅりーの静止も虚しく、いつも通りに身支度をする。 「ぱちゅりー、おちびちゃん……もうおちびちゃんじゃないね、まりさやぱちゅりーが出て行ったからってずっとゆっくりするのは良くないよ」 「むきゅう……」 「まりさ達はもう赤ちゃんを作れないだろうけど、生きている間はゆん生を謳歌するんだよ、その為には今日のごはんさんを採りに行かないとね!」 「むきゅ、わかったわ!じゃあお弁当を持ってくるわね」 洞窟の奥から葉っぱに包まれた荷物をまりさに手渡す。 「今日のお弁当はいもむしさんと苦い野草、デザートは野苺よ」 「ゆゆっ、野苺さんはゆっくりできるね、ありがとう!いってくるね」 辛うじて跳ねはするものの、もはやぽいんぽいんと言った軽快な音はなく、空気の抜けかけたボールが跳ねるような音だった。 広場 そこにはバッタと格闘するまりさの姿があった。 「ゆふぅ、バッタさんはゆっくりしていないね」 昔はバッタなど容易に狩る事ができ、長からはバッタ絶滅保護法が施行された程の腕前だったのだが…… 「ぱちゅりーがお腹を空かせているから、バッタさんはゆっくり捕まってね!! ゆびっ!」 顔面からのナイスランディング。 まりさの腕も落ち、周囲にはまたバッタの群れがやってくる程になっていた。 「くささんにどんぐりさんしかとれなかったよ、ぱちゅりーとの約束だったのに……」 帰宅の足取りは重かった。 「むきゅ、お帰りなさい!」 「ただいま……」 帽子を反転し、ボトボトと今日の成果を降ろす。 「ごめんね、これだけしか取れなかったよ」 「むっきゅん、もうぱちゅりーもそんなに食べないし大丈夫よ!」 今にも泣き出しそうなまりさを、ぱちゅりーは優しく諭した。 備蓄はまだあるし、質こそイマイチだがまりさの採って来るごはんの量も思っていたより十分だ。 ぱちゅりーは落ち込むまりさを勇気付けるように、寄り添いあってすーやすーやを始めた。 季節は白い雨の降る冬になった。 おちびちゃんは元気にしているかな。 まりさったら、もうおちびちゃんじゃないのよ。 そうだったね、でもまりさとぱちゅりーにとってはずっとおちびちゃんだよ。 そう言われてみればそうね、むきゅきゅ。 どんぐりさんとコオロギさん、余っちゃったね。 まりさが頑張りすぎるからよ。 ぱちゅりーがもっと食べるかと思ってたよ。 むきゅ、ぱっちぇは小食よ、失礼しちゃうわ。 春になったらおちび……まりさとぱちゅりーに会いに行こうか。 そうね、あのぱちゅりーは森の賢者になれているかしら? ゆふふ、まだおうちを出てから半年も経ってないよ、でももしかすると狩りの得意なぱちゅりーになってるかも。 あらあらぱちゅりーなのに?じゃあまりさが森の賢者になっているかもしれないわね。 ゆふぅ、おはようをしたばかりなのに眠いよ…… むきゅっ、無理は良くないわ、ゆっくりおやすみなさい。 うん、ごめんねぱちゅりーだけ寂しい想いをさせて。 ううん、ぱっちぇも少し眠いの、一緒にすーやすーやしましょう。 ……ぱちゅり、そろそろすーやすーやしよう。 そうね……ねぇまりさ。 ゆん? ぱっちぇは凄く幸せだわ。 ゆふぅ、ゆっくりおはよう。 ………… ぱちゅりー? ………… いつもまりさの事をあわてんぼうって言ってたのに、最後の最後でぱちゅりーの方があわてんぼうだったね。 ………… まりさの我侭に付き合ってくれてありがとうね、ゆっくりしていってね! ………… あっ、おちびちゃんにスズムシさんの採り方を教えてないや…… ………… おちびちゃんがバッタさんばかり採ったら、また長に怒られちゃうね。 ………… ぱちゅりー、次も一緒にゆっくりしようね。 ………… ゆっくり……していって……ね…… ………… ゆっくり達にある噂が広まっていた。 ドスをも思わせる強大な体のぱちゅりー、豊富な知識と発想を持つまりさ。 この姉妹が管理する伝説のゆっくりぷれいすがあると言う。 ただそのゆっくりぷれいすは極端にバッタが少ないとか。 あとがき 作風検討のための試作品です。 空気を読めなくてごめんねー 今までの作品 おやさいやるよ 書いた人 MFYP(Most favorite yukkuri is Patchouli) おまけーね む、むきゅ……ねぇまりさ? ゆ? ぱ、ぱ、ぱっちぇをおよめさんにしてほしいの! ゆゆゆゆゆ!? ………だめかしら? ゆ!そ、そんなことないよ!まりさもぱちゅりーがだいすきだよ! むきゅ!まりさ……ありがとう! まりさはぱちゅりーのためにまいにちばったさんをいっぱい、いーっぱいとってくるよ! やくそくするよ! トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 「生活しているだけで何で愛で?」←本ゆんがゆっくりしていると思ってるだけで「愛で」なのだよ! 確かにイイハナシだが冷静に考えると、バッタ以外の生態系も破壊している奴等を 更に増殖させたに過ぎない、最悪の話やないか! ↓×6 サイトのタイトルの意味www -- 2018-03-20 16 48 44 イイハナシダナーと思ったら…… ばったさんにげてーww -- 2013-01-17 16 05 23 イイハナシダナー -- 2012-06-28 12 07 18 イイハナシダナー -- 2011-07-23 20 13 27 珍しくムカつかないゆっくりだったな -- 2011-03-23 01 42 35 イイハナシダナー。 本当にゆっくりした夫婦だ…。 -- 2011-01-22 14 44 12 ↓↓↓このスレはいじめSSに限らずなんでもありだし、別にこれもいじめSSではないよ。 -- 2011-01-09 03 40 34 勧善懲悪! -- 2010-10-24 10 53 53 う~む、まりさと言えども流石に年老いて 大往生しようとしているゆっくりを虐待する気にはならんな ただ甘えん坊まりさと豊富な知識と発想を持つまりさという 虐待したくなる良い素材を出したんだからこちらは虐待してほしかったな バッタに挑んで返り討ちあって短いゆん生を終えたとかさ -- 2010-09-30 06 53 54 またバッタ絶滅保護法が施行されそうだなw 良い話だけど、 これのどこがゆっくりいじめSSなんだ? -- 2010-09-26 11 27 08 普通に生活してるだけで愛でになるのかw -- 2010-09-20 21 18 54 別に愛でてないだろ -- 2010-09-20 16 07 55 愛でなら愛でって書いて欲しいな。 -- 2010-08-09 05 11 17 ダメだなぁ… これがゆっくりの話だと思っただけでこの後に続く凄惨な展開が欲しくなる… -- 2010-07-28 00 45 07 やべ!目から・・・ -- 2010-07-27 08 20 38 しかし地獄へ落ちる -- 2010-06-30 21 59 25 お疲れさん -- 2010-05-24 20 50 12 乙 ほっこりしたよ! -- 2010-04-03 17 06 28 泣けるいい話や・・・ バッタの話が適度に笑えてかなり良い -- 2010-03-03 13 48 39
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消されたシアワセ 9KB (消滅)SSの元ネタ絵:銀バッチ(笑)まりさのイラスト (消滅)不感症なまりさ (消滅)水の上で飼ってみた (消滅)まりさが何かにレイプされた話 ふたば系ゆっくりいじめ 28 床下のお家 ふたば系ゆっくりいじめ 51 寄生との結婚と巣作りと ふたば系ゆっくりいじめ 57 ドスになった飼まりさの不幸 ふたば系ゆっくりいじめ 100 ゆっくり自由空館 ふたば系ゆっくりいじめ 118 泣きゆっくりとまりさつむりを一緒に飼うことになった 句読点の位置がおかしいのは仕様です まりさは見ていた、涙で曇る視界に群の仲間と家族の惨状を まりさは聞いていた、ゆっくりできない友達の声と家族の断末魔を まりさは誓った、人間に復讐すると 数十分前 まりさは、兄弟と群の友達とかくれんぼをしていた 今日の鬼役は、群の子ともの中の最年長である、ありすおねーちゃんだ この群では、狩りに連れて行ってもらえる寸前であるゆっくりが、子供達のリーダーを任せられる つまり、子供のリーダーになったら狩りに連れってもらえるまで後少し リーダーになったありすは、大人の仲間入りできる喜びとに心をウキウキさせていた そんなリーダーありすを、子供達は褒め称える 「ありしゅおねーちゃんは、もうしゅこちで、おちょなに、にゃるんだね!」 「まりさも、早くありすお姉ちゃんみたいな、奇麗で強い大人になりたいよ」 リーダーになることによって、大人の責任感と子供達の見本になる大人になることを意識させる それがこのシステムの狙いだった まりさは必死に隠れた 『かくれんぼが上手ね、すごいわまりさ!』 そう、ありすおねーちゃんに褒めてもらう為に しかし現実は全く逆方向、まりさは一番に見つかってしまう 「まりさちゃん見つけたわ!」 「ゆぐっ!?」 今まで、兄弟の誰にも見つかったことのない秘密の隠れ場所である茂みの中に隠れたのにあっけなく見つかる まりさはショックを受けて泣き出してしまった 「ゆあああああん、みちゅかっちゃったよおおおお」 「ゆ!? まりさちゃん泣かないでね」 ありすは、すぐに涙をぺろぺろで拭き取り、あやす為にすりすりをする 親愛しているありすおねーちゃんからすりすりをされて、まりさはすぐに泣きやんでしまった 「ゆゆ~ん、ありすおねーちゃんのすりすり気持ちいいよ」 「ゆふふ、まりさちゃんはまりさなんだから、すぐに泣いたらダメよ」 「ゆっくり理解したよ! だからもっとすりすりしてね!」 「まりさちゃんは甘えんぼさんね」 かくれんぼをしていた事を忘れて、まりさはありすおねーちゃんとのすりすりに没頭する ありすも、自分を慕ってくれるまりさに答えてすりすりを返す その時だった 突然ゆっくりできない声が広がる 「いじゃいいよおおおおおおおお!!!!!」 「ゆ”っ!?」 その声の方向へ、すりすりを止めて、2人は目を向けた 茂みの中からだったので視界は悪いが、それでも何が起こっているか理解するのに十分だった 広場にいたゆっくりの1匹が、永遠にゆっくりできなくされていた 「あれは・・・にんげん・・・まりさちゃん声を出しちゃだめよ! ゆっくりできなくなるからね!」 ありすが声を潜ませるように注意する 「やべでぇ! でいぶぼ、づぶざないべええええ!!!」 「さっさと死ね」 「ゆぴっ”!?」 親や群の先生ゆっくりから人間のことは聞いていた ゆっくりできる人間もいれば、ゆっくりできない人間もいること ゆっくりできない人間は、ゆっくりを簡単に殺してしまうことを 目の前で潰された友達、友達を簡単に潰した人間 まりさは恐怖で、歯をカチカチとさせる事しかできなくなっていた 「じにだぐな、ゆびぃ!?」 「いじゃいよおお!!!いじゃいいいいいい!!!」 「おどーざんだずげでええええええ!!!」 「あでぃずおねえええじゃあ”あ”あ”あ”ん!!!」 子ゆっくり達は、助けを求め逃げるがすぐに追いつかれ、スパイクの付いた靴裏で潰されしまう 元々、人間の歩行速度以下の速度でしか飛び跳ねれないゆっくりだ、子供である子ゆっくり達が逃げれるはずもなかった その行為を静かにみていたありすは、まりさに告げた 「まりさちゃん、ここから絶対出ちゃだめよ」 「・・・・ゆ?」 ありすの言葉を聞いて、少し元気付けられたまりさは返事をする 「ありすは、他の子供達を逃がすから、まりさちゃんはここでじっとして待っててね」 「いやじゃよ! きょわいきゃらいかないでね!」 「ありすが人間をくい止めないと、友達が死んじゃうのよ? ゆっくり理解してね」 「でも・・・でも・・・・」 「ここに居たら人間も、まりさちゃんを見つけれないから・・・ね?」 「ゆぅ、わかったよ・・・」 「ゆっくり理解してくれてうれしいわ・・・ゆっくり待っててね!」 そう言って、ありすは茂みから飛び出して、人間に向かっていった 「そこのゲス人間! そこまでよ!」 「あぁん?」 群を襲った人間は、ゆっくりの家の中へ逃げた子供を引っ張り出したところだった 「なんだ、でかいのもいるじゃんか」 「その子を離しなさい! ありすが相手になるわ!」 「はいはい、わかりましたよ」 「ゆゆ~ん、おしょらを、いじゃいいいいいい!!!?!?」 人間は、ありすの言葉に従って子供を放す 人間の身長から落とされた子供は、痛がっているが餡子も飛び出しておらず、命には別状ないだろう 「ちびちゃんゆっくりしてないでこっちに来てね!」 「まぁ殺すんだけどな」 「あでぃずおべーじゃんだじげ、ゆびっ!?」 「・・・ゆ?」 ピッシャっと、ありすの顔に温かくて甘い匂いのする、ゆっくりできないモノが降りかかった 勢いよく、地面を靴に挟まれた勢いで口や目から噴出した餡子だった 「ゆ、ゆ、ゆ・・・・ゆあああああ!!! どおしてこんなことするのおおおお!!!」 「お前達を駆除にきたからだよ」 人間は、ありすに質問に答えて言い放った 駆除 言葉の意味は知っている ゆっくりできないゆっくりに人間が行う行為だ だが、ありすにはそんな心当たりなんてなかった 群にはゲスはいなかった、人間にも近づいたことすらない 「ありすの群はゆっくりした群よ! なんで駆除なんてされないといけないの!?」 「あー、この群はとばっちりだよ」 「とばっちり?」 今度の言葉は知らない単語だった 「意味を知らないか・・・まぁ、あいつ殺した後にでも教えてやるよ」 「・・・ゆ!? やめてえええええ!!!」 知らない言葉を聞いて、一瞬餡子脳が呆けたが、人間の言葉で我に返り子供達を助けようとする しかし、それはできなかった 「ほら、たかいたかいだ」 「ゆ~ん、おしょらをとんでるみたい!」 ありすが人間に追いついたとき、すでに人間の手には複数の子供が捕まっていた その子供達を人間は、力いっぱい空に投げた 「ゆゆ~・・・・ゆびっ?」 「地面さんゆっくりじ・・・」 ある子供は空を飛んでいると思ったまま死に、ある子供は地面が自分を襲っていると勘違いをして死に 「だじげで・・・い・・・じゃい・・・よ・・・・」 ぷちっ ある子供は人間に止めをさされて死んだ 「あ、あ・・・・あ・・・・・・」 ありすは思考が追いつかず、嗚咽を漏らすしかできなかった 「さて、とばっちりの意味を教えてやる」 そんなありすを無視して、人間は残りの子供達を踏み潰しながら約束通り意味を教えた 今の状態のありすの頭に届く声ではないが、ありすは2つのことを理解した 1つは、近くも群が人里に下りて悪さをして、その群を駆除するついでにありすの群を駆除された事 もう1つは、この人間はゆっくりを殺しているのに、笑っている事 「さて、そろそろ暇つぶしも飽きたし、ありすにも死んでもらうかな」 「・・・」 勝てない事なんてわかっていた せめて、子供達が1人でも多く逃げる時間を稼げればいい その努力も水の泡になった 茂みの中にいるまりさ以外は全員殺されてしまった もう生きていても仕方が無い そう言い聞かせて死を受け入れる覚悟をした時だった 「ゆっくりできない人間は死ねぇ!!」 「みんな一気に攻めるよ!!!」 「れいむのちびちゃん返せえええええ!!!」 大人達が帰ってきた 口には尖った木の枝を咥えて、一直線に人間に突撃する それを見て人間はにやりと不気味に笑う 「やっと来たか」 そう言いながら、大人を見て目に希望を光らせたありすの頭部をつかみ持ち上げる そのまま大人の群に、ありすを勢いよく投げつけた 「ゆっ!?」 ゆっくりの反応速度を超えた速さで飛んできたありすを、大人のゆっくりが避けれるはずも無かった 咥えていた枝に、ありすは深々と刺さり絶命した 「ゆ、ゆ、ゆあああああ!!! あでぃずごべんねえ”え”え”え”え”え!!!」 「あーあ、ゆっくり殺しは大罪だな」 「ゆ”!?」 ありすを投げられ、意識がそっちに向いた数秒の隙に、人間は駆除道具を持ち出していた それは片手で持てる程度の太さで、長さは人間と同程度ある木の杭だった 「さて、死のうか?」 「じぬのば、おばえだああああああ!!!!!」 「ちびじゃんのがだぎぃいぃいいいい!!!」 大人ゆっくり達は、子供達の敵を取ろうと勇猛果敢に突撃した しかし、咥えた枝をいくら尖らせても当たらなければ関係ない 人間は、持った木の杭でゆっくりを殴打する 一振りで数匹のゆっくりの命を絶つ事の出来る攻撃で、大人ゆっくり達は、すぐに壊滅することになった 30分後、人間は殺したゆっくりの死体の処理を終えてすでにいなくなっていた 人間が、ペットボトルから垂らした青い液体が、ゆっくりの死体に触れると、死体はほんの数秒で分解してほぼ完全に消滅した ゆっくり分解剤、死体になったゆっくりにしか効果は無いが、ゆっくりを構成する不思議物質を、完全に分解し土に還すことが出来る その場に残ったのは、人間の一撃で木々に飛散した餡子、そして、一匹のまりさだけだった 「おどぉざ、おがーざん、どごなの・・・返事じでよ・・・まりざいい子にじで、ばっでだんだよ・・・・ゆっぐ・・・ゆああああああ”あ”あ”あ”あ”あ”ああ!」 いくら呼んでも、周りを見渡しでも誰もいない、死体すら残っていないのだから それでも、まりさは叫び続けた 目と耳に焼きついたモノを思い出さないように それから数日後 まりさは、何とか生きている状態だった 「ゆべっ、ぐるじいいいいいい!!!!!」 まだ狩りに連れて行ってもらえないほど小さいまりさだ どの植物や虫を食べていいかもわからない 親が狩ってきたご飯、今まで食べる事しか食べ物に興味なかったまりさには、ご飯がどんなものかも記憶にない 手探りで植物を食べれば、一日に数回は吐き出してしまうほどの草を食べてしまう 運良くまりさが捕まえれる虫を見つけても、動く虫に恐怖して捕まえることができなかった まりさが衰弱するには簡単な環境だった 「まりさは強くなるんだよ、強くなってドスになって人間をゆっくりできなくするんだよ」 復讐の計画を声に出して自分を奮い立たせる しかし、実際のまりさの声は、ゆっくりできない毎日のせいで喉が潰れており、霞んだ声しかでていなかった 「人間をゆっくりできなくしたら、ドスになったまりさがみんなのゆっくりプレイスを作るんだよ」 「そしたら皆をまりさが守るからね」 「みんなでゆっくりしようね」 「みんなで・・・おとーさん・・・おかーさん・・・」 今日もまりさは、ゆっくりできない草を食べる 死体処理はエイリアンvsプレデター2をちょうど見てただけなんだ ※泣きゆとつむりの感想への補足 怒って体当たりをするつむりがしーしーをかけられたときに威嚇で済ますかな? 体当たりは謝罪させるための脅し&泣きまりさへの苛立ち 威嚇は殺意って考えです しーしー二発で一瞬で溶けるって……自分の体内の水分で溶けんじゃねえの? 勢いはチョロチョロじゃなくてビジャーっと水道の蛇口MAXな感じです さらに補足すればそのせいで泣きまりさに開いた穴が広がったとかそんな感じです 直接描写描くように言われたのに忘れた結果これだよ! でもラストはうやむやに想像にお任せしますENDが大好きです トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る もっとゆっくり弄んでなぶり殺してあげてね。すぐでいいよ。 誤字脱字さんはゆっくり見直してから投稿してね。すぐでいいよ。 ※ゲス群れのとばっちり発想は面白かったです! -- 2018-01-25 12 52 45 いいですね、面白かったです。 -- 2016-01-09 08 26 19 なんとか成長して、ドスになるとかほざいているまりさを殺すっていうストーリーもおもしろいと思った私 別にこのssがおもしろくないと言っているわけではないですからね? -- 2011-12-25 02 36 30
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「に゙ゃあ゙!?」 畑の野菜を収穫に来ると俺の畑の野菜を齧っているゆっくりの姿を見つけた。 何時もと同じように後ろからゆっくり近づいて捕まえる。 何時もと違ったのはそれがゆっくりちぇんだったことだ。 「わるかったよー。おなかすいてたんだよー。」 ちぇんは所々傷だらけだ。 今年は豊作ではなかったし凶作でもなかったのだが、ゆっくりに取っては餌を集めることが厳しいらしい。 俺はガシガシと頭をかいて悩んだ。 「ごめんよー。もうしないよー。」 ちぇんは捕まれたままであったが逃げ出そうとはせず必死に謝っていた。 俺はちぇんを水遣りのために持ってきていた大き目の桶の中に放り込む。 「に゙ゃ!」 悲鳴が聞こえたが無視して桶の上に板を置いてちぇんを閉じ込めた。 ガタガタと桶が揺れる。 しかし、倒すほどではないようだった。 念のため板の上に重石を置き、俺は畑作業の続きを始めた。 作業が終わり、道具を片付けて家に帰る。 いまだ暴れるちぇんを閉じ込めた桶を除いた道具を手入れして物置に入れ、桶を縁側に運ぶ。 縁側に着くと桶を置き、台所から小麦粉を持ってくると、俺はゆっくりと桶に乗せた板を外した。 中ではちぇんが涙を浮かべて泣いていた。 「に゙ゃああああああ、ごわがっだよおおおおおおおお!」 泣き叫ぶちぇんをゆっくりと持ち上げ、傷ついている場所に小麦と水を混ぜたものを詰めていく。 最初は泣き叫んでいたちぇんも、傷が治っていくにつれだんだんと笑顔になっていた。 「わかるよー、いたくないよー!」 「おにいさんのおかげだねー!ありがとー!」 今までは傷によって動きを制限されていたのだろう。 俺の手の中でちぇんは元気よく暴れて、危うく落とすところだった。 なんとか傷に小麦粉を塗り終わった。 乾くまでちぇんを押さえつけていっしょにゆっくりとする。 ちぇんは嫌がるそぶりも見せず一緒にゆっくりしている。 傷を治した俺をいい人間だと勘違いしてるのだろう。 やがて、固まったのを確認した俺はちぇんをふたに使った板の上に乗せる。 「わかるよー、おもかったんだねー。」 ちぇんは勝手に動かされたことに文句も言わず、板の上で先ほどと同じようにゆっくりし始めた。 板の上ではちぇんに付いている二本のしっぽがゆらゆらと揺れていた。 俺はそのうちの一本をやさしくつかんだ。 「ゆゆっ、くすぐったいよー。」 尻尾を触られると痒くなるらしい。 しかし、ちぇんはどこか気持ちよさそうだ。 撫でるたびに震えている。 俺は一本の尻尾をゆっくりさすりながら、その先端に包丁を叩きつけた。 「にゃ?・・・いぢゃいいいいいいいい!」 ちぇんは最初何が起きたのか分からず、暫くしてから痛みが伝わったのか見たことないような表情で暴れ始めた。 俺はちぇんが逃げないように手で押さえつける。 そして、ちぇんの尻尾をどんどん輪切りにしていった。 「に゙ゃああああああああああああああ!」 「わがだないよおおおおおおおおおお!」 「やめでえええええええええ!」 尻尾を切るごとにちぇんはさまざまな悲鳴をあげる。 一本丸々と輪切りにした後は、残った一本を柱に釘で打ちつけてやった。 「ぎゃあああああああああああ!」 「わからなよー!はやくおろしてよおおおおおおおお!」 「い゙ぢゃい!じっぼがぢぎれぢゃうううううううう!」 一本の尻尾で全体重を抑えているので尻尾にあいた穴がだんだんと広がっていく。 「おにいさんたすけてほしいよ!このままじゃおちちゃうよ!」 「いだあああああちぎれるううううううう!」 「いし、そのいしをどけてえええええええええ!」 ちぇんは必死に俺に助けを求める。 石と連呼するのでちぇんの下を見ると、確かに尖った石が下にあった。 俺はちゃんとちぇんの下に石を移動させる。 上を見上げるとちぇんの顔が青くなっているのが分かった。 それから暫く待ってみたがなかなか落ちない。 「わがらないよおおおおおおおおお!」 「だれがだずげでほじいいよおおおおおおおおお!」 このままじゃ時間がもったいないな。 俺は手に持った包丁で尻尾を真ん中で切ってやった。 「にゃ?」 ちぇんは急に浮遊感を感じたのが不思議だったのだろう。 石がだんだんと近づいてくる。 「わかるよー。これはおちてるん・・・に゙ぎゃ!?」 ちぇんの下に移動させた石は俺の期待を超える働きをしてくれた。 尖った部分はちぇんの左目に食い込んでいる。 刺さったときに悲鳴を上げたちぇんも今はただびくびくと痙攣しているだけだ。 もしかして死んでしまったのだろうか。 中身でぐちょぐちょな体を持つ気にはならなかったので半分残った尻尾をつかんで持ち上げてみる。 ペシペシ。 「ゆぎゅ・・・わがら・・・ないよ・・・なにもみえないよ・・・」 「もうよるになっちゃったのかなー?」 ちぇんは強すぎる痛みによって混乱しているようだ。 顔を良く見ると中身によって残った右目も隠されているようだ。 俺は井戸から水を汲み、水の入った桶にちぇんを突っ込んだ。 「づべぢゃ!?」 突っ込んだときに暴れたので両手で押さえ込む。 暫くつけとくと動かなくなったので水から出してやった。 顔はきれいになったようだ。 これで目も見えるだろう。 「・・・」 どうやら気絶してしまったらしい。 このままでは死んでしまうので桶の水を勢いよくかける。 「ゆ゙・・・」 どうやら気がついたようだ。 ちぇんは水でぐちょぐちょだった。 俺はゆっくりを飼っている仲間の言っていたことを思い出す。 確か水でぬれたときは乾かさないとダメだったか・・・ 俺はちぇんの尻尾を持ち、勢いよく振り回した。 「めがまわるよおおおおおお!やめてほしいよおおおおおお!」 「ゆぐっ、ぎもぢわるいよおおおおお!わがらないよおおおおおお!」 ちぇんは何かを言っているようだが聞く耳をもたない。 ぐるぐるぐるぐると何回も回す。 まわす度に水しぶきが飛んでいき、やがて水しぶきが飛ばなくなった。 もう乾いたか。 俺はそれを確認すると森の前まで行き、ちぇんを森の中に投げ入れた。 これに懲りてもう俺の畑の野菜を取ることはないだろう。 家にもどろうと桶を手に取ろうとした時、地面に落ちた帽子と輪切りの尻尾に気がついた。 「わがらないよ・・・どうしでごうなっだんだろ・・・」 ちぇんは男に投げられた後、木に体ごとぶつかった。 ずるずると木を滑り落ちた後、そこから動く気にもならずゆっくりとしていた。 体はどこが無事なのか分からない。 目も片方が潰れてしまい、これから生きていくことを考えるとちぇんは不安でいっぱいになる。 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね!」 いきなりかけられた声にちぇんは本能で返事をする。 傷ついたちぇんに声をかけたゆっくりが茂みから現れる。 「ら、らんしゃま・・・」 「ちぇえええええええん!」 それは9本の尻尾が特徴のゆっくりらんだった。 ちぇんの悲鳴を聞きつけここまでやってきたのだろう。 ちぇんの顔に先ほどまでの不安はなくなり、自然と笑顔が現れる。 らんはちぇんの傷を見ようと急いで近づき、そして気づいた。 帽子がない。 らんは木で休むちぇんを木から離すように弾き飛ばした。 完全な不意打ちを食らったちぇんはかおをこすりながら地面をすべる。 「ら、らんしゃまどうして・・・」 「ぼうしがないよ!ちぇんのにせものだな!」 「わ、わからないよおおおおおおおお!」 ちぇんは傷ついた体を無理やり動かし逃げた。 それをゆっくりらんが追う。 その顔は怒りに満ちていた。 らんはちぇんをちぇんのまねした小汚いゆっくりと認識していた。 ちぇんは逃げた。 「わからないよー!わからないよー!」 「ちぇえええええええええん!」 帽子、帽子はどこだ。 ちぇんは残り少ない中身を総動員して思い出す。 そして、先ほどの虐待を思い出した。 「わかるよー!あそこでおとしたんだよー!」 ちぇんは投げられた場所に戻った。 きっとそこに帽子があるはず。 ちぇんの予想は正しかった。 縁側にいる男の足元、ちぇんは帽子を見つけた。 「よかったよー!ぼうしはぶじだよー!」 ちぇんはこれでらんさまも分かってくれると思うとどこからか力がわいてきた。 力を込めて帽子に向かって跳ねていく。 その帽子が真っ赤に燃えた。 「にゃ?」 ちぇんには最初何が起こったのかわからなかった。 男が細い棒を小さな箱に擦ると火が起きた。 その火が帽子に近づくと、帽子は真っ赤に燃え上がった。 いつの間にか帽子の上には網があり、ちぇんの尻尾だったものが載っていた。 「わ、わからない・・・よ・・・」 跳ねるのをやめたちぇんの上に影が差す。 ちぇんにはそれがゆっくりらんであることが分かった。 「らんしゃま・・・」 らんしゃまは重かった。 今まで書いた作品 ゆっくり水攻め ゆっくりの川流れ 天井のゆっくり ゆっくりまりさの水上生活 ゆっくり訓練 ぶるぶる とりもち 子ゆっくり きめぇまる ゆっくりがんばるよ さらちくび 冬のゆっくり 親れいむのがんばり 子れいむのがんばり しろくろ 黒歴史 まりさとぱちゅりーの子育て まりさとぱちゅりーのお引越し このSSに感想を付ける
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すろーりぃな計画 13KB 理不尽 仲違い 家族崩壊 夫婦喧嘩 ツガイ 赤ゆ 子ゆ ゲス 虐待人間 三作目です どうぞ 『すろーりぃな計画』 手に持った、蠅叩きで目の前にある物体を引っ叩く。 「ゆぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁああああ!!!」 パァン! と中々小気味の良い音をたてて蠅叩きは用途とは違う事を成した。 同時にゆっくりの甲高い叫び声が響く。 目の前には成体のゆっくりれいむが目から口から砂糖水を垂らしている。 足焼きをしたため、底部以外をグネングネンと蠢かせて、痛みを散らしているようだ。 「おきゃあしゃぁぁぁぁん!」 「ゆっきゅりできにゃいよぉぉぉおぉおお!!」 「ゆわぁぁぁぁん!」 そのゆっくりれいむの子供が、親れいむの足元で騒いでいる。 「ゆぐぐぐ」 少し離れたところでは、先ほど痛み付けた親れいむの番のまりさが呻いている。 この親まりさにも足焼きをしたため、治療をしなければ満足動くこともかなわないだろう。 親まりさの近くには、口から吐いた餡子が散らばっている。 「おきゃあしゃんとおとうしゃんをもういぢめにゃいでぇぇぇぇ!!」 一匹の赤れいむが俺に懇願してきた。 「じゃあ、お前を虐めていいのか?」 「ゆ、ゆぅぅぅ、わ、わきゃったよ! れいみゅをいぢめていいきゃら、おきゃあしゃんをいぢめにゃいでね!」 まだ、この赤ゆっくり達には指一本触れていない。 生まれたのはこの家の中。 生まれたてほやほや。 そう、まだ本当に何もしていないのだ。 まだ、痛みというものを何も知らないから言っているだけだろう。 切られる痛さが、焼かれる痛さが、刺される痛さが、削られる痛さが、叩かれる痛さが。 痛いという知識を餡子脳を通して知っていても。 現実にやられていないから、見ているだけでは心が折れないのだろう。 親が痛そうだから。 痛いことはゆっくりできないから。 ゆっくり出来ないのは嫌だけど、親の代わりになろうと、いう健気な自己犠牲なのだろう。 こいつ等は何も知らない、いや、知っているだけで何でも分かっていると思っているのだろう。 赤ゆっくりとして生まれて、一度として痛みということを、本当にゆっくりできないという事を体験していないから。 だから、こんな笑えることが言えるのだろう。 まあ、泣き叫ぶのが目に見えるな。 「おぢびぢゃん! おにいざん! やべでね! おぢびぢゃんをいじめないでね!」 親れいむはこれから何をされるのか分かっているのだろう。 それでも俺はやめない。 当たり前である、こいつが望んだことなのだからな。 「ほーら、やってやるぞ」 そう言って、赤れいむの頭上に蠅叩きを構える。 俺を責めるような目つきで、しかし涙目だ。 体も震えている。 一撃で死なないように、軽めに、と思ったが。 パァン! 当てない。 赤れいむの真横に叩きつけた。 音だけで驚いたのか、しーしーを漏らし、親れいむ同様に口から目から締まりなく砂糖水を垂れ流す。 「おいおい、まだ当ててないぞ、それぐらいでもらすなよっと」 パチッというべきか、それなりに加減したため、良い音は出なかった。 潰さないために赤れいむの頬から叩きつけたため、コロコロと転がる。 「ゆぎゃあっぁぁぁぁぁあ、いちゃいぃぃぃぃぃぃ!」 「おぢびぢゃぁぁぁぁぁぁぁあぁん!!」 「はっはっはっは、ガキよ、まだまだお前の親にやろうとしていた虐めの途中だぜ、それくらいで苦しんでもらっちゃ困るな」 「いぢゃいぃぃぃぃ!!」 赤ゆは、というかゆっくり全体に言えることだが、痛みに過剰反応を起こす奴が多い。 ちょっとでも痛いと馬鹿みたいに騒ぐ、特にそれは赤ゆに多い。 その後もあまり力を入れないで、頬を往復2、3回叩く。 「ゆっゆっゆっ」 「おちびちゃん、ゆっくり、ゆっくりしてね」 ベソかいている赤れいむの頬はリンゴの様に赤くなり、腫れている。 血も通ってないくせに赤くなるとは、まあどうでもいいことか。 親れいむは、足焼きされて動けないというのに、舌を伸ばして泣いている赤れいむを慰めようとしている。 「さあ、次はこれだ」 針の先端を赤ゆの目の前に突き付ける。 「なにぞれ、ゆっぐぢでぎにゃいきゃんじがしゅるよ」 「こう使うのさ」 赤ゆの目に少しづつ近づけていく。 「ゆゆゆゆゆゆ? やぢゃああああああああ!! きょわぃぃぃぃぃぃ!! おきゃあじぁぁぁぁん!!」 閉じようとする瞼を押さえゆっくりと。 目に刺さる。 少しの抵抗が針を通して指先に伝わる。 「ゆぎゃぁぁぁぁあぁぁぁぁ!!」 ゆっくりと針は進み、適当な長さを刺し、一本目が終わった。 さて更にもう一本。 「ゆぎゅぃぃぃぃいいぃいいぃぃ!!!」 もう一本 「ゆべぁあああああ 更に。 「ゆぁぁぁぁ おまけに。 「ゆ゛ぁぁぁ これでも。 「ゅぁ もうもういっちょ 「ゅ゛ ………… ……… …… … 「まあ、こんなものかな」 随分と前衛的な物を作ってしまった。 成体に使っても足らなくなるが、赤ゆだと顔面は軽く覆ってしまうな。 針だらけになった赤れいむを見て、満足。 餡子が流失しなければ中々死なないというゆっくりだ、しばらくは生きているだろう。 まあ、正に生き地獄ってやつなんだろうがな。 「おぢびぢゃんがぁぁぁぁぁぁ!!」 「ゆっぐぢでぎにゃいぃぃぃぃ!」 「おにぇちゃぁぁぁぁあん!!」 さて、そっちの親まりさももう痛みが無くなっただろう。 「おら、起きろ」 気絶してるのか寝ているのか知らないが、後頭部に蹴りを入れる。 サッカーボールの様に親まりさは吹っ飛ぶ。 「ゆべっ!」 壁に激突してようやく止まった。 その拍子か、親まりさの口から数本の砂糖細工の歯がこぼれた。 「ばりざのよるでもががやぐじろいばがぁぁぁっぁあ!」 それ、野良じゃ生きていけないだろ。 そのまま、喚く親まりさを今度は軽く蹴り飛ばしながら家族のもとへ連れてくる。 と、俺が連れていく間に、一匹の赤まりさが逃げている。 「ちょろーりちょろーり、ゆっくちにげゆよ」 思いっきり声に出てるし。 逃げた距離は大人の俺の一歩分にも満たない、悲しいね。 親ゆっくり達を透明な箱の中に入れ捕まえに行く。 「これきゃら、まりしゃはゆっくちしゅるんだよ、あみゃあみゃしゃんをたくしゃむーちゃむーちゃしちぇ……」 なんか更にブツブツ言ってるし。 正に夢物語を語ってるな。 「おい、待て」 「ゆ?」 赤まりさの頭を帽子ごと掴み、持ち上げた。 「おしょらちょんでりゅみたい~」 呑気にそんなこと言っている。 「何処に行こうとしてるんだ?」 「ゆ? ……ゆんやぁぁぁぁぁあぁぁぁ!!!」 ようやく、自分がどういう状況に陥ったか気付いたようだ。 「どぼじでぎじゅいちゃのぉぉぉぉぉぉ!!」 「えー、だってなぁ……」 真実を伝えるのも面白くないしな、ここは 「お前の妹のれいむが逃げてるって教えてくれたんだ」 「どぼじでぞんなごとずるのぉぉぉぉぉぉ!!」 嘘を伝えてやると、あっさりと信じて妹の赤れいむを糾弾した。 はは、馬鹿みてぇ。 「ゆゆ? にゃにいってるにょ! れいみゅはそんにゃこといってにゃいよ! にんげんしゃんうそつかにゃいでね!」 「だったらどぼじちぇまりしゃがづがまっでるのぉぉぉぉぉぉ!!」 「ぞんなごどじらにゃいよぉぉぉぉぉぉ!!」 赤まりさは体をブリンブリンと動かす。 うん、逃げる気か? 「はにゃしてにぇ! にんげんしゃん! まりしゃはこのげすをしぇいっしゃいするんだよぉぉぉぉぉぉ!!」 「んなこと言ってもなぁ」 俺の楽しみが減るじゃん。 とは言わない。 まあ、このまま赤まりさにバカなこと言わせ続けて、妹との仲を完璧にこじれさせるのも楽しいか。 「ゆぎぁぁぁぁ、れいみゅぅぅぅぅ、しぇいっしゃいしてやるぅぅぅぅぅ」 「ゆんやぁぁっぁぁぁ!!」 ズルズルと妹れいむは後退するが、逃がさない。 知らないのか、家の中の人間からは逃げられない。 妹れいむの頭を掴み、顔を突き合わせてみる。 「れいみゅぅぅぅぅぅ!!」 「ゆんやぁぁぁぁぁ!!」 ダバダバと締まりの悪い体の要所要所から砂糖水を垂れ流す。 イヤイヤと赤まりさとは違う意味で体を動かし、逃げようとするが俺は全く放す気はない。 そして赤まりさの意味不明な妹の糾弾が始まる。 「おまえしゃえいにゃければ、まりしゃはにげりゃれたんだよ!」 「こんにゃにゆっくちちたまりしゃがここでしんだりゃ、ゆっくちきゃいのしょんしつだよ!」 「まりしゃはきょれからむーちゃむーちゃしちぇ、ゆっくちちて、しゅーりしゅーりしてもりゃって、すーやすーやするんだよ!」 「こんにゃにょがまりしゃのいもうちょにゃんて、にゃにきゃのまちぎゃいだよ!」 「じぇんじぇんゆっくちちてにゃいれいみゅだにぇ! ゆっくちちにゃいでちね!」 「れいみゅのしぇいにゃんだよ、わきゃる? ばきゃにゃの? ちぬにょ?」 「えーと、えーと、ばーきゃ! ばーきゃ!」 等と言い、語彙が尽きたのか、今は息を荒くしている。 一方言われ続けた妹れいむは真っ白に燃え尽きたぜと言わんばかりに、目を虚ろにしている。 全く赤ゆは弱いな、こいつが特別弱いのかもしれないが。 「ゆーはーゆーはー、にんげんしゃん、もういいきゃらね、まりしゃをはなちてね」 まるで命令するかのように赤まりさは俺に言う。 お前は俺が何で掴まえていたのかも忘れたのか。 とりあえず、つぶれない程度に握り締める。 「ゆぴぴぴぴぴ!」 圧力がかかり赤まりさの口やあにゃるから餡子が出そうになり、目も飛び出そうなくらい飛び出る。 何秒かそのままにして、元に戻す。 「ゆんやぁぁぁぁぁ!! どぼじでごんなごとずるのぉぉぉぉぉ!!」 両手に握ったままの赤まりさと妹れいむを離す。 妹れいむは顔から落ちたままピクリとも動かない、赤まりさは握られた痛さか落下した痛さか泣いている。 「お前は妹に何で怒ったか覚えているか?」 「ゆんゆん、ゆ~、しょうだよ! れいみゅがにんげんしゃんにおしえたきゃら」 怒りだした理由を聞いたら、もう一度怒気が蘇ったようで、また怒りに満ちた目を妹れいむ向けた。 「こんどこしょ、しぇいっしゃいするよ!」 「まあ、待て」 「にゃに! にんげんしゃん!」 「実はお前の妹は何も言っていないんだ」 「……ゆ?」 だから? と言わんばかりに見つめる、意味を理解していないようだ。 ここまで理解力がないとは。 「だから、俺が嘘ついたってことだよ、お前の妹は何もしていない」 「ゆ、ゆぎゃーん!」 口を大きくあけ、そんな馬鹿なと言わんばかりに呆然とする。 「いやぁ、妹のことを信じないなんてとんだ家族だな」 「そ、そんにゃこと……」 「どうせお前、バレないとでも思ったんだろ」 「しょ、しょうだよ、れいみゅがいわにゃければ」 「いいや、バレてたよ、わかってたから、第一逃げ出してどうするんだ、親もなしに外で生きていけるとでも思っているのか?」 「ゆぇ……」 「いや、親と逃げても結局無理か、家族を信じないゆっくりなんて一緒に居られないもんな」 「しょんにゃ……」 「そんなことないって? だったら何で信じなかったんだよ、おまけに妹を罵倒し続けてさ」 「ゆ……ぅ」 「まったく、ゆっくりできないゆっくりだな」 「……ゅ、ぅ」 虚ろな目になった赤まりさ、罪悪感に打ちのめされてるのかもな、そして先ほどから動かない妹れいむ。 その二匹を握って、親ゆっくり達の前に立つ。 そして、目の前で潰してやる。 「おぢびぢぁぁぁぁぁぁぁん!」 「おぢびぃぃぃぃぃぃぃぃ」 目の前で子供を潰すこと。 母性とやらが強い、れいむ種には中々堪える、ゆっくりできない所業だろう。 この親まりさも珍しく、こんな窮地に立たされても、子供を見捨てずに泣ける奴の様だ、全くかわいそうに。 そして、親まりさが叫ぶ。 「ゆんやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 「どぼじでごんなごどにぃぃぃぃぃぃぃ」 傍らに居た、れいむが泣きながら答えた。 「ゆぅぅぅ、……それはね、れいむがゆっくりするためなんだよ」 「ゆ゛?」 砂糖水だらけの汚い顔が親れいむの方を向く。 本当に訳が分からないという顔をしている。 「まいにち、ゆっくりしてるとね、もっとゆっくりしたくなっちゃうの」 「でも、もっとゆっくりしようとすると、おにいさんにはとってもめいわくがかかっちゃうんだよ」 「だから、れいむはいまのゆっくりが、とってもゆっくりできるってわかるように、おにいさんにゆっくりできなくしてもらうんだよ」 「それに、みんながいなくなったあとに、ゆっくりさせてもらうと、とってもゆっくりできるんだよ」 そう、涙ながらに語った。 一方の親まりさは意味不明理解不能という顔をしている。 何分経ったか、ようやく頭の中で言葉の意味が消化できたのか、親まりさは口を開いた。 「……じゃあ、これって、れいむのせいってこと?」 親れいむ、と呼ぶべきなのか。 れいむは頷いた。 「ゆ、ゆがぁぁぁぁぁぁ!! せいっざあぁぁっぁぁ!!」 親まりさの頭を殴りつける。 箱から引きづりだし、殴り続ける。 足焼きしたからどうせ動けないだろうが、何の拍子で接近するか分からないしな。 「まりざぁぁぁっぁぁ!!」 「れいぶ、じねっ! じねっ!」 「おにいざん! やめでぐだざい! おねがいじまずぅぅっぅぅぅ!!」 「ゆがぁぁぁぁぁぁぁ、でいぶ、でいぶ、じねっ! じねっ!じねぇぇぇぇぇぇぇぇぇえっぇぇぇっぇ!!!」 親まりさは、最後の最後までれいむを罵倒し続け、れいむは最後まで親まりさを助けてほしいと訴えた。 生ゴミとなった元夫を目の前に放心するれいむ。 「ほら、れいむ、オレンジジュースだ」 桶を用意し、透明な箱かられいむをそこに入れ頭からオレンジジュースをかける。 底部にもひたり、怪我は治るだろう。 潰した赤ゆや親ゆっくりをゴミ袋に入れ、掃除しはじめる。 「ぺ~ろぺ~ろ、しあわせ~」 桶の底に溜まった、オレンジジュース舐めはじめたようだ。 「なあ、れいむよ」 「なに、おにいさん?」 「お前は今ゆっくりしてるか?」 オレンジジュース浸りのれいむは、不思議そうにパチパチと目をしばたたせ。 「とってもゆっくりしてるよ」 俺でさえ、ゆっくりしそうな笑顔で言ってきた。 一見滑稽だ、まるでれいむが演技をしてるかのように見える。 しかし、こいつは本当に悲しんでいる。 自身をボロボロにされ、身を削り。 番を目茶苦茶にされ、心を削り。 子供を痛め付けられて、心を抉り。 真実を告げ番に子供に、罵倒され、心身ともにすり減らし。 ボロボロになって、本当にゆっくりできなくなっている。 けれども止めない。 迷惑をかけないために、けどゆっくりしたいがために。 実際のところ金バッチを取っているこのれいむである。 頭はかなり回る方だ、最初にこの提案をされた時は驚いた。 金バッチを虐待したくなって、わざわざ購入して。 高かったし少しの間飼う事して、れいむの虐待するところを見せて反応を見て。 そこで何かを悟ったのかもなぁ。 そして、さあ、お前を虐めるぞっていうところで提案されたんだ。 少しばかり頭が回るゆっくりの戯言だと思ったが、試してみた。 公園に放して、適当にゆっくりを見つけてきて、空き部屋に移動する、子供を産み、そして虐待する。 何度これをやったか。 結構じれったいが、その分中々楽しめる虐待だ。 これの虐待計画の立案者が番だと親だと言われた時の、ゆっくりの反応、堪らないね。 しかし、訳の分からないゆっくりの中でもこいつのゲス加減はピカイチだと思ったさ。 自分のゆっくりの為に、番も子供も捨てるんだからな。 真性のゲスってこういう奴のことなんだろうな…… まぁ俺は虐待できればいいんだがな! ヒャッハー! 以前書いたもの ふたば系ゆっくりいじめ 964 サンプル ふたば系ゆっくりいじめ 978 暗く湿った穴の中 三作目です。 今回はいかがでしょうか。 しかし、暖かくなったり寒くなったりと、なんか面倒くさい時期ですね。 では、最後まで読んでいただけたら幸いです。 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ↓2 何言ってんだよ、金ゲスに裏切られてストレスを全部金ゲスに向けるから最高にヒャッハーできんだろ。元から金ゲスを出そうなんて思ってんじゃねーよ。 -- 2016-02-28 09 03 28 ↓残念、お前は4ね -- 2015-01-29 00 52 41 金ゲスの需要が意外なところにあったなぁ ゲスも減って、ゆ虐も出来て、ゆっくりできて、ヒャッハァーできる なんという需要と供給と環境に優しい組み合わせなんだ。 今度は生んだ後にさらに番作って浮気泥沼愛憎劇ゆ虐しようぜ -- 2012-09-02 01 12 11
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とある都市の一角にあるペットショップ。 やや古びた建物であるが内装は綺麗で、清潔感がある。ゆっくり専門のお店であるが、 一見するとどこにでもあるごく普通のペットショップだ。にもかかわらず、ペットショップへ入っていく人の数は多い。 そして、入店する人々の身なりもよい。それなりに高価なゆっくりをおいているお店なのだろう。 ショーウィンドウを覘いていた一人の少女が店員に問いかける。 「店員さん。このれいむの値札のところについている、お花のマークは一体何なの?」と。 店員は少女と同じ目線になるようにしゃがんで言う。 「これはね、菊の花なんだよ。この子達が飼い主さんをどれだけゆっくりさせられるのかを表しているんだ。 この子はね、みんなをとってもゆっくりさせられるゆっくりだよ。」 「れいむはれいむだよ!ゆっくりしていってね!」 「へぇ~!確かにこのれいむはなかなかかわいいね!」 「ゆっくりありがとう!おねえさんもすてきだよ!ゆっくりー!」 ゆっくりは生き物である。機械のように正確なデータを取れるわけではない。 ましてや感覚的な指標である、【ゆっくりしている】なんてものを計ることは不可能である。 これは実験的に得られたデータではもちろんない。 では、この菊の花は何を示しているのだろうか? ふかふかのベットで横たわっているれいむ。こいつとは6年の付き合いだ。 初任給で買ったはじめてのゆっくり。育て方がよく分からず、たびたび辛い思いをさせた俺に、文句も言わず優しい笑顔見せたれいむ。 その目がもう開くことはない。視覚を維持する力を既に失っているのだ。 俺はれいむの頭を撫でる。俺達とれいむは最期まで繋がっているということをれいむに伝えたいから。 れいむの長女であり、わさわさしたもみ上げが特徴的な通称わされいむが、れいむの頬へしきりにすーりすーりを繰り返している。 どんなゆっくりであっても、すーりすーりをすれば心があったかくなる。 しかし、わされいむの目からは涙が止まらない。これから起こることを考えれば当然だ。 いくら理屈を聞いたって、感情で生きているゆっくりが溢れ出る悲しみを抑えることなんてできないのだ。 「ゆぐっ・・・ゆぐぅ・・・お゛かぁじゃぁぁぁん・・・」 「なかないでね・・・おちびちゃん・・・。れいむはゆっくりしているよ・・・」 「れ゛いむ゛はおぢびちゃんじゃな゛いよ!れいむはおかあさんだよ!ふたりのおちびちゃんもいるよ!!!」 「おかあさんからみるとね・・・おちびちゃんはいつでもおちびちゃんなんだよ・・・。 おちびちゃん・・・。こどもたちをりっぱなかいゆっくりにそだてるんだよ・・・」 「ゆ゛っぐちわがったよ゛!!!」 「それとね・・・おにいさんに・・・ゆっくりしてもらうんだよ・・・」 「も゛ちろんだよ!!!れい゛むはかい゛ゆっぐりだよ!!かいぬ゛しのおに゛い゛さんをゆっぐり゛させるのは、とうっぜんのぎむさんだよ!!!」 「ゆふふ・・・。おにいさん・・・」 「どうした、れいむ。」 「おちびちゃんをよろしくね・・・」 「もちろんだ。安心してくれ。」 「ゆふふふ・・・。おにいさん、ゆっくりありがとう・・・それとね・・・」 「いままでれいむといっしょにいてくれてありがとう・・・。 おにいさんのかいゆっくりで、れいむはとってもしあわせだったよ!・・・」 「俺もれいむみたいなゆっくりと過ごせて本当に良かったと思っているよ」 「ゆっくりうれしいよぉ・・・。こんどうまれるときもおにいさんにゆっくりあえたらいいなぁ」 「会えるさ、俺達なら。そんときもれいむをゆっくりさせてやるよ!」 「ゆっくりきたいしてるよぉ・・・。それじゃあ・・・おにいさん・・・」 「ああ」 「もっと・・・ゆっくり・・・することは・・・ないよ・・・・」 「・・・さようなら、れいむ。」 長い静寂が訪れる。ここにいる者が皆、れいむの死を受け入れようとしている。 「おがぁじゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!!!!!!!」 わされいむが泣き叫ぶ。2匹の赤ゆが見ているのもお構いなしだ。れいむと離れるのが嫌で唯一里子に出さなかったれいむの子供だ。 れいむに対する思いは誰よりも強いのだろう。泣きじゃくるわされいむをそっとしておいてやり、俺はある場所に連絡をする。れいむの最期の晴れ舞台のために。 れいむの遺体を頑丈な木箱に安置する。もちろんれいむの遺体が傷まないように綿を敷き詰めて。これはれいむの棺となるものだから。 ―翌日・午後15時ごろ れいむを入れた木箱を家の前に現れた、ゆっくり専用の霊柩車、通称【れいうーしゃ】に載せる。 れいうーしゃの速さは人間がゆっくり走る程度なので、俺はわされいむと赤ゆっくり達を抱えてとある建物へ向かう。 看板には「ゆっくりとむらっていってね」という文字が書かれている。そう、ここは葬儀場だ。それもゆっくり専用の。 建物の中に入ったら、わされいむ達を控え室において、俺は葬儀屋の人と打ち合わせを行う。 今までゆっくりさせてくれたれいむのためにも入念に打ち合わせを行う。そうだ、俺達とれいむの最期の大仕事だ。 ―午後17時ごろ 参列者が集まってくる。里子に出したれいむの子供達とその番、もちろん飼い主の方々もいっしょだ。 つややかな毛並みが印象的なまりさがぽいんぽいんと跳ねてくる。喪服を来た女性がまりさの後を追うように近づいてくる。 「おにいさん!おひさしぶりだぜ!おかあさんがえいえんにゆっくりしちゃってまりさもかなしいけど、 おにいさんとすごせておかあさんはしあわせーっ!だったとおもうから、まりさはなかないんだぜ!!!」 「そうか・・・。相変わらず元気だなぁ、まりさ。お姉さんには迷惑かけてないか?」 「も・・・もちろんだぜ!!!まりさはきんばっじもとれたかいゆっくりなんだぜ!!!おにいさんもしってるはずだぜ!!!ほんとうだぜ!!!」 「まぁ、まりさが根はいいやつだってことは知ってるさ。それより向こうで番と子供達が待ってるぞ。行かなくていいのか?」 「だぜ!?うっかりしてたのぜ!!!ありがとうなのぜ!おにいさん!!!じゃあむこうにいってるのぜ!!!」 「ああ、じゃあちょっとだけ待っててくれよ。」 心配そうに俺達の方を見ていたありすとその子供達。彼女達はまりさの番のありすとその子供達である。 ありすは飼いゆっくりコンテストで優勝したことがあるほどの美ゆっくりで、 まりさとありすが番になることを報告しに来たときのまりさの鼻の下の伸び具合(鼻なんてゆっくりにはないが)がとても印象的だったことを覚えている。 見たところ夫婦円満で、非常にゆっくりしていると傍からみてもよくわかる。彼女達の努力もあるが、今俺の目の前にいる女性の教育が功を奏しているのだろう。 「お久しぶりですね」 「ええ、まりさのけっこんしき以来ですね。」 「まりさ、迷惑かけていませんか?さっきちょっと怪しい素振りを見せたので」 「いいえ、まりさちゃんはいい子ですよ。ただ、昨日れいむちゃんが永遠にゆっくりしたという話をまりさにしたら、ずっとふさぎ込んじゃって・・・。 今は何とか持ち直したのですけど、寝るときにかなしーしーをしたりして・・・」 「ああ、まりさってショックなことがあるといつもそうでしたから。うちにいたときはれいむが慰めて初めてかなしーしーが止まったんですよ。 成体になってからは全然しなくなったって聞いたんですけど、昔のことを思い出したんですかねぇ・・・。」 「かもしれなせんねぇ・・・。れいむちゃん本当にいいゆっくりだったんですね。」 「そう言って頂けるとれいむも天国で喜んでくれると思います。」 「ふふふ・・・。じゃあ、まりさちゃんのところに行ってきますね」 「それでは、また」 れいむの子供は3匹いる。我が家で飼っているわされいむ。今喪服の女性が飼っているまりさ。どちらも 新しい家族を持っている。そして、わされいむの番はちぇんであるが、けっこんっしてもなお、飼い主の人がちぇんを飼いたいと 言うことでわされいむとは別居している。ただし、毎週会っているのでれいむもちぇんも子供達も幸せそうだ。 もう一匹の子供はれいむ種だ。しかし、れいむ種であることは彼女にとって苦痛だった。 彼女は生まれながらにして子を成す能力を持たない。 ぺにぺにを使ってもも、まむまむ使っても、すーりすーりを行っても、何をしたっておちびちゃんは生まれなかった。 れいむ種は子育てを生き甲斐にして日々を過ごす。己のアイデンティティを喪失した日々はどれだけ苦痛なのか? 赤ゆっくりから子ゆっくりになる頃、里子に出す前に連れて行った健康診断で、その事実は判明した。 長女であった心優しい彼女は、その日から妹達に当り散らす乱暴な姉へと豹変した。 乱暴にもみ上げを振り回し、妹達に八つ当たりで何度もぷくーっをしていた。 れいむはもちろん止めた。子ゆっくりごときの力では成体であったれいむには逆らえない。 押さえつけられてもなお彼女は暴れる。「どうしてこんなことするの?」というれいむの問いに対して、彼女―ふくれいむは 「おま゛えがこんにゃふうに゛うんだがらだぁぁぁぁ!!!げずなばばぁはじねぇぇぇ!!!」 と酷く罵った。そのとき偶然帰宅した俺が見た、あのれいむの悲しそうな表情は決して忘れることはないだろう。 何度も癇癪を起こすふくれいむと、れいむは何度も向き合った。どれだけ罵倒されても。どれだけ暴力を受けても。 ふくれいむも結局里子に出したのだが、最後までれいむはふくれいむのことを心配していた。 彼女の飼い主には連絡をした。飼い主の方は行くつもりだが、ふくれいむが葬式に来るかは彼女次第だと、彼は言っていた。 ふくれいむは来てくれるのだろうか? クイクイ ズボンの裾を誰かが引っ張る。若干力加減が分かってないこの引っ張り方は・・・ 「ひさしぶりだよ・・・おかあさんのおにいさん・・・。」 「ふくれいむ・・・。元気だったか?」 「いまのおにいさんはとってもゆっくりしてるから、れいむはとってもゆっくりしてるよ。」 れいむは元気といったが表情は曇っている。そういえばさっきれいむのことを・・・ 「なぁ、ふくれいむ。いまおかあさんっていったよな?」 「ゆっくりいったよ・・・。」 ふくれいむは里子に出す最後の日もれいむのことをばばあと罵っていた。そんなふくれいむが無き母のことを呼んだ。 「・・・・・・母親のこと、もういいのか?」 「・・・いいもなにも・・・。れいむがまちがっていたんだよ・・・。 おにいさんからきいたよ。おちびちゃんをうめないでゆっくりしてないゆっくりだったれいむのことを おにいさんにひきとってもらうために、おかあさんがなんどもなんども、おかあさんのおにいさんとたのみにいったことを。」 「おにいさんからきいたよ。いつだっておかあさんはれいむのことをきにかけてくれていたって・・・。 な゛のに・・・なの゛に゛・・・。れ゛いむ゛は・・・れ゛いむ゛は゛・・・!!!」 下唇を噛み、必死に涙を堪えるふくれいむ。後悔の念がひしひしと伝わってくる。 そうだ、誰だって喧嘩別れはしたくない。 「ふくれいむ」 「・・・ゆ?」 「安心しろ。ふくれいむのかあちゃんはいつだってふくれいむを信じていたよ。 れいむはな、お前をゲスなのかと疑った俺に対してこう言ったんだ。『おちびちゃんにひどいことしないでね! おちびちゃんもすきでああなったわけじゃないからね!!!きっと、ゆっくりできなくてつらくなったんだよ!!!れいむがはげましてあげるから おちびちゃんとれいむのことをしんじてね!!!おねがいします!おにいさん!!!』ってね。 どんなにお前が罵倒しても、れいむにはそれが祈りの声に聞こえた。 どんなに暴力で訴えようとも、れいむはそれがSOSだと感じ取った。いつだってれいむはお前の苦しみを分かろうとしていたよ。」 「そして、今やっと気持ちの整理が付いたわけだ。ゆん生最大といってもいい難題に立ち向かった娘を、れいむはきっとあの世で誇っているだろうな」 「ゆん・・・・。あじがどう・・・おかあじゃんのおに゛いざん・・・」 「どういたしまして」 「じゃあ、れいむはおにいざんのところにいぐね・・・」 れいむはのそのそと這って進む。跳ねるような気分ではないのだろう。 さて、そろそろ始まるな。 ―午後18時頃 ちぇんの飼い主が葬儀の10分前に到着した。忙しい方なので来れたことが奇跡だった。 葬儀は家族葬であり、あまり大きな部屋を使うことはない。人間が4人。ゆっくりが9匹とごく少数で行われるためだ。 祭壇が既に出来上がっている。れいむの遺影の周りには菊の花が添えられている。ゆっくりは花が大好きだ。れいむも喜んでくれるだろう。 れいむが生前好きであったお菓子がいくつも並べられている。俺が御供えしたものの他にもいくつかれいむの大好物がある。 オレンジジュース、コーンフレーク、ショートケーキ、ノースマンなど色々なものがある。 立てられた線香からはいい匂いがする。用いられる線香は一般的に使われる杉線香ではなく、甘い匂いのする匂い線香である。 ゆっくりは一般的に杉線香の匂いを好まないためである。彼らの世界観に合わせてあまあまの香りが充満していた。 葬儀に参った人、ゆっくりは皆着席している。 司会のゆっくりしょうが、厳かな雰囲気の中の開式の辞を始める。 「ただいまより、ゆっくりれいむさんのごそうぎっをはじめさせていただきます!」 「では、どっきょうっ!をはじめたいとおもいますっ!どうし、びゃくれんさまおねがいします!!!」 「なむさん!ではゆっくりどっきょうっ!をはじめます!なむさん!」 ゆっくりとお経を唱えるびゃくれん。お経とは言うものの、びゃくれんの読むお経は人間の葬式で読まれるお経ではない。 漢字だらけの意味のつながりがよく分からない呪文を聞いたところで、ゆっくり達が安心してあの世に行ける訳じゃない。 それぐらいならば、ゆっくりの分かる言葉を、ゆっくりが有難がるびゃくれんにゆっくり出来るように読んでもらったほうがいい。 そういった考えで、ゆっくりのための読経は生まれた。あまあま、ゆっくりぷれいす、けっかいっ、しんっこんっなど ゆっくり達がよく聞く言葉で、そのお経は書き綴られていた。俺には全く意味の分からない言葉だが、れいむがあの世でゆっくりするためのものなので気にしない。 じっと座り、お経を聞いていたわされいむが、ゆぐっ・・・ゆぐっ・・・と泣き出した。 れいむの遺影を見て、悲しみがこみ上げてきたのだろう。何も言わずハンカチを差し出す。わされいむはハンカチに顔を埋める。 葬儀をちゃんと終わらせるため、この雰囲気を壊さないため、ゆっくりという空気を読めない種族であるにもかかわらず、わされいむは必死に耐えていた。 長い読経が終わる。 お経を読み終えたびゃくれんはこちらを向いて、位牌を持ち、装重な雰囲気を出しながら言う。 「ゆっくりれいむさんのかいっみょう!はたくっさん!ぼせいゆっくりれいむながながです!なむさん!」 かいっみょう。これはいわゆる戒名のことを指す。ゆっくりにも死後の名前をつけようということらしい。 「このたくっさん!というぶぶんは、かいぬしさんをたくっさんゆっくりさせることができたといういみです。なむさん!」 もちろんだ。れいむは俺に多くのことを残してくれた。感謝してもし足りない。 「このぼせいというぶぶんは、おちびちゃんたちのことをだいいちにかんがえた、しんのぼせいをもったゆっくりであるといういみです。なむさん!」 れいむの子供たちが頷く。彼女達皆がれいむの愛に包まれて健やかに育った。 「ゆっくりれいむというぶぶんはれいむさんがゆっくりれいむであったことのしょうめいです。なむさん!」 「そして、ながながというのはれいむさんはながくいき、おおくのものたちとであい、おおくのしあわせーっをもたらしたゆっくりであるといういみです。なむさん!」 ここにいる皆が全て頷く。そうだ、れいむがいなかったら俺達は全くの他人、他ゆんであった。れいむはみんなと繋がっている。 これが最後の作業になる。 れいむとお別れしなければならない。 木箱の棺に入れられたれいむをみんなでのぞき込む。 幸せそうに笑っているれいむはもう二度と動くことはない。受け入れたはずの現実は、俺をしつこく攻め立てる。 動悸が早くなる。焦点が合わなくなる。今になってれいむを失った悲しさがどんどんどんどん溢れ出てくる。 気分が悪くなり、しゃがんだ俺をわされいむが涙を溜めた双眸で、必死に曲線を描いて笑顔を作る。 まりさも俺のことを心配そうに見つめる。ふくれいむはじっと俺のほうを見て、コクリ頷く。 わされいむは言う。 「おにいさん、ゆっくりおかあさんをみおくろう」 れいむの面影がある、れいむの子供達の母への愛と強い意志を目の当たりにして、 「そうだな、ゆっくり・・・そしてしっかりと見送ろう」 この葬式においての遺体の処理方法は食葬である。 れいむの体を毟り、饅頭となったれいむを食す。食したら少しずつ棺の中に清められた餡子を詰めていく。 葬儀に参加したもの全員でれいむを食べ、れいむを思い出し、れいむを忘れないように心に刻む。 「む゛ーちゃ!む゛ーちゃ!」 「むーぢゃ゛!むーぢゃ゛!」 「むーじゃ!!むーじゃ!!」 れいむの餡子を食べる子供達は誰も幸せとは言わない。 母の一部を少しでも感じ取れるように必死で喰らう。最期の繋がりを逃さないように。 俺もれいむを喰らう。一口、二口とれいむを口に含むたび、楽しかった思い出、辛かった思い出、れいむと過ごした日々が浮かび上がる。 飼育ケースから初めて出たれいむに、ボールを与えたときのこと。 何時に無くはしゃぐれいむを見て、つい調子に乗った俺がれいむをボールに乗せて怪我をさせてしまったこと。 生まれて初めての他ゆんに緊張しているれいむをリラックスさせようと、キタキタ踊りを踊ったら場が白けてしまい逆効果だったこと。 でも、その話題のおかげでれいむはけっこんっ!することができたんだ。 我が家で行われたけっこんっしきの事は今でも忘れない。近所の飼いゆっくりを入れるだけ入れて、やったから、足の踏み場もなくなってたな。 れいむと番のまりさにナイフを持たせて、れいむとまりさを持ち上げて巨大ケーキを切ったのもいい思い出だ。 後で、実際には俺が切ったんじゃねえかという近所のぱちゅりーの指摘で、ショックを受けていた2匹の顔は本当に良い表情だった。 れいむ達の子供が生まれるときのことも忘れてないぞ。れいむが必死に息んでいたのに俺とまりさはずっと狼狽していたな。 れいむが赤ちゃんを受け止めてって俺らに言ったとき、テンパった俺達は何をしたんだっけ? 確か、おれはキャッチャーミットを持ってバッチコーイ!とかいった気がする。 まりさの方はゆっくりうけとめるのぜ!!!って言いながらティーカップを持ってきていた気がする。 何もあんな時にボケなくてもいいが、思い返せば本当に笑えるなぁ 子供達が生まれてすぐに、侵入してきた野良ゆっくりと戦って、まりさが永遠にゆっくりしちゃったことがあったな。 三日三晩悩んだれいむが俺に告げた言葉の重さが今になってやっと分かる 『れいむはしんぐるまさーじゃないよ!えいえんにゆっくりするまでまりさのつまだよ!!! それにれいむはおちびちゃんをひとりでそだてないよ!!!おにいさんといっしょにがんばるよ!!!よろしくおねがいします、おにいさん!!!』 母性の塊であるれいむ種が、一緒に育てるという言葉を発するということはどれくらいの重みをもっているのか。 れいむの子供達の生き様を見た今ならわかる。れいむは俺が思っている以上に俺を信頼していた。 俺もれいむが思っている以上にれいむを信じていたつもりだ。 れいむの体がリボンと中枢餡のみとなる。棺の中は餡子で満たされている。 「では、親族のゆっくりの方は前へいらしてください」 係りのゆっくりしょうが、れいむの子供達の前に三分割した中枢餡をおく。 別れの言葉を告げながら、中枢餡を食らっていく。 「おがぁじゃぁぁぁぁぁん!!!れいむ゛がんばるよぉぉぉぉ!!!」 「り゛っぱなおっとになるんだぜぇぇぇ!!!おどうざんみだいになる゛がらきたいじてぼしいんだぜぇぇ!!!」 「おがぁじゃんごべんねぇぇぇ!!!!れい゛む゛ぜっだい゛じあわ゛ぜになるよぉぉぉぉ!!!」 中枢餡を食べ終えた子供達は涙を流し叫び続ける。我慢し続けた思いが全て放たれる。 誰もそれを咎めない、最後はゆっくりなりの弔い方をしても別に構わないだろう。 「おにいさん、棺の中にこの花を」 しょうから渡されたのは紅色の菊、白色の菊の2輪であった。 れいむのリボンを棺のなかで敷き詰められた餡子の上におく。 棺の前に立ち、紅白の菊を棺の餡子に差し込んでいく。これが俺がする、飼いゆっくりとしてのれいむの弔い方だ。 れいうーしゃが現れる。建物に隣接している霊園にれいむの棺を送り届けるためだ。れいうーしゃにれいむの棺を渡す。 れいむだったものはもうリボンしか入っていないが、それでもれいむの棺だ。 俺達はれいうーしゃの後についていく。 れいむの墓に棺を入れる。棺はゆっくりの大きさに合わせたものであるので、お墓にある空洞に棺を入れる。 棺を入れたら空洞に蓋をする。これでれいむは安らかに眠れる。 ふくれいむはつぶやく 「おかあさん、ゆっくりねむってね・・・。」 今まで本当にありがとう。れいむのことは死ぬまで・・・、いや死んでも忘れないよ。 これからはれいむの家族と、俺のことを見守っていてくれ。 さようなら。 <おまけ> 「せんぱーい!知ってるっすか?知ってるっすか?」 「君のテンションが高い理由なら知らないよ。」 「ちがうっす!人気のあのペットショップのことっす。あの菊の花のマークがついてるっていうやつっす。」 「まぁ、一応はね。」 「友達のなかで話題になってるんっすよ!是非知りたいっす!」 「ふーん、あそこねぇ。いいとこだけど学生が行くようなとこじゃないよ。 ゆっくりの品質に関してはかなり上質なものばかり売ってるし。」 「自分は別にゆっくりを飼おうと思っているわけじゃないっす!あのマークがなんなのか知りたいだけっす!」 「はいはい、仕方ないなぁ。あのマークは餡統の良さを表しているんだよ。」 「餡統の良さを表すのに菊のマーク?なんか変っすね?」 「あの菊の花のマークはね、その餡統のゆっくり達に対して行われた葬儀の回数を表しているんだ。 ペットの葬式ってのはお金がかかるだろう?それを敢えてやってもらえるようなゆっくりは、飼い主をゆっくりさせたといっても過言ではない。 そういう判断から葬式の数を餡統の指標として使っているんだ。」 「ふーん・・それって当てになるんだかわかんないっすよね?」 「まあね。普通の餡統表も当てにならないから、人によってはこっちを重視するんだよ。」 「そんなもんっすかねぇ。」 「そんなもんだよ。人は歴史をありがたがるから」 <あとがき> 前回は愛でよりHENTAIが前面に出てしまったので今回はちゃんとした愛で作品です。 にしても真面目な物語を書くのは意外と難しいですね。ところどころボケやギャグを入れたくなる衝動に駆られました。 今作品に関係ない話ですが、 のすたるじあき様、挿絵ありがとうございました。 かわいいみすちーの絵も含めてとてもゆっくりさせていただきました。ありがとうございます! 後書きはこれくらいにして・・・ 以上シリアスを書くと筆が遅くなるドナルドあきでした。 菊の花言葉は・・・? 過去作 ふたば系ゆっくりいじめ 948 ゆくドナルド ふたば系ゆっくりいじめ 1045 ゆくドナルド2 ふたば系ゆっくりいじめ 1182 れいむと・・・ ふたば系ゆっくりいじめ 1262 豆れみりゃとこうまかん ふたば系ゆっくりいじめ 1273 ゆくドナルド3 ふたば系ゆっくりいじめ 1282 お前のゆん生30点 ふたば系ゆっくりいじめ 1309 幸福マスベ 挿絵 by車田あき このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! ◆SS感想掲示板 10作品未満作者用感想スレへ ※書き込む時はSSのタイトルを書いて下さい。 コレをコピーしてから飛びましょう→『ふたば系ゆっくりいじめ 1348 餡子に捧ぐは菊の花』 トップページに戻る
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「ふたば系ゆっくりいじめ 404 ただ一つの 02/コメントログ」 男が約束をはなから守る気ないのはともかく、それならゆっくりが改心なんかしないままやってほしかった。 たとえ男がうっかり殺したゆっくりの家族が出目金をなぶり殺しにしても所詮扱いなんだろ? 一番出目金軽んじてるのは男じゃないか -- 2010-03-05 13 39 14 虐待っぷりが素晴らしいけど、出目金がゆっくりなんかに殺されるのはなぁ。実際の話ではないとはいえ。まぁそうしないと作品として成り立たないだろうけど。 -- 2010-03-08 01 31 58 なんだかテーマが良く判らなかったよ。 中途半端に改心とか入れる割に、それに対する反応が何でそんなの入れたのって思った。 蛇足だよ。 -- 2010-03-27 20 35 24 れいむ…まりさ…どうだ?これが「大切なものを失う」という悲痛だ。 お前たちは、男の味わった同じ悲痛を味わったのだ。 -- 2010-06-07 17 44 25 ゴミ以下のクソ饅頭はこんな扱いで十分でしょう -- 2010-06-22 02 05 36 丹念に、根気強く積み重ねられる描写がいい 自分の罪を理解し、悔いても、決して許されない絶望感 -- 2010-07-02 15 42 03 おちびちゃん誕生は、一家全滅フラグ。 お兄さんは、制裁派のふりをした虐待派だろう。 -- 2010-07-07 23 25 48 赤ゆに死臭は無かったのだろうか -- 2010-08-02 02 33 13 とってもいい虐待だったよ!赤ゆ虐待のとことか凄くいい。親ゆ共々希望を与えといて絶望へおとすのもいい。赤ゆの泣き叫ぶとこもいい。俺にとってはイイとこ尽くめのSSでした。ゆ虐最高!! -- 2010-09-02 06 45 26 ぜんぶ飼い主が悪いだろコレ -- 2010-10-08 22 01 54 なんだ、ただの虐待か。 -- 2010-10-19 18 39 37 ゆっ!ゆっくりー!! これめっちゃおもしれえ!マジパねえ! これは本当に最高級の制裁でした! ウソをついたとは言え基本的には 善良なゆっくりをジワジワと追いつめる・・・ 最高にゆっくりできました! 長期間の制裁で心が折れたら希望を与えるという 心遣いが憎いですねw お兄さんの趣味も多分に入っていそうですが 金魚の仇という大義名分がある以上は制裁で、 そのおかげで陰鬱さが緩和されています 大義名分は大事だねw -- 2010-10-25 07 24 25 素敵でした!ゆっくりはでめきちさんの足元にも及ばないカス! 存在自体が悪なのでこういう制裁最高です! 素晴らしいアイディアと文章に読み入りました! -- 2010-11-11 01 46 09 ゆっくりの行動範囲にかけがえのないものを放置した奴が最もアホ。 例えれば、カブトムシの目の前に蜜を置いて食うなと釘を刺し、その後「俺の大事な蜜になんてことを」といって体罰をしているようなもの。 まりさ達を信用していたとも言えるが、だとしても管理責任を免れるものではなく、そこから目を逸らして全ての責任を転嫁しているのは滑稽である。 -- 2010-12-26 02 14 07 ↓その論法は通らないはず。 まりさたちはこれまでは言いつけを守っており、でめ吉に対して被害を及ぼすことは一度も無かった。そのため、飼い主はまりさ達を信用し、でめ吉のいる部屋での自由な行動を許した。 赤ゆが生まれてからは机に上がるのを禁止した。それもひとえに親であるまりさたちがやってはいけないことを理解し、赤れいむの抑止力として働くと信じたため。 それは、自分の目が届かない間でめ吉の管理責任を親たちに預けたということ。 結果信頼を裏切られる形になったが、飼い主の責任は親ゆの管理能力を見誤ったことのみに尽き、でめ吉の管理責任をゆっくりに転嫁しているとは言えない。これを責任転嫁と呼ぶのなら、例えれば、友人に単車を貸している時にその友人が鍵を付けっぱなしにして単車を盗まれた場合、全責任は盗難事件とは無関係の単車の持ち主にあり、友人に過失は全く無いと言っているようなもの。明らかにおかしく、筋が通っていない論法だ。 親ゆっくりはある程度高い知能を持ち、飼い主との取り決めについても理解しているため、基本的な部分は人間と変わらない。それを、取り決めどころか言葉さえ通じないカブトムシと混同して扱うのは悪質なこじつけか、書いた人の頭がよっぽど悪かったとしか言いようが無い。 ゆっくりごときに任せたほうが悪い、と思うかもしれないが、それも通らない。 この親ゆっくりは銀バッジである程度高い知能を持ち、加えて今まで取り決めを破らなかったことから、信頼される条件は十二分に満たしている。 これを信用するほうが悪いとするなら、例えれば、賃貸住宅の大家が今まで家賃をきっちり払い続けてきた入居者を、なんとなく来月は払わないかもしれないから、という理由で退去させようとするのが正しい姿勢ということになる。これも明らかにおかしく、筋が通らない。 まあ、何が言いたいかっていうと、でめ吉の死は9割方ゆっくりに責任があるはずだってことなんだ。 -- 2011-01-12 21 53 19 すっきりー!! -- 2011-02-12 20 26 46 ↓↓詭弁くせえレスだなぁ -- 2012-04-22 01 19 29 俺の望んでいた虐待ssだ すっきり〜! -- 2012-05-04 00 56 24 クズSS 兄いさんをブッ殺して~ by.ゆ殺者 -- 2012-07-26 15 37 02 本とっ糞兄さんのgdgdした虐めにイライラするね~ 後まぬけ~ 殺したいね~ by.ゆ殺者 -- 2012-07-26 15 38 55 一時の感情に任せて虐め殺すならともかくここまで時間かけてネチネチいたぶるのは流石にキチガイすぎて共感出来ないよ -- 2013-08-03 23 48 47 ゴミ饅頭を肉体的・精神的に甚振るのはすごく良いよぉ すっきり~~~ -- 2013-10-29 22 39 03 いじめたいなぁ...女でこんなこと思ってる奴少ないと思うけど...精神的にいたぶりたいですね...反撃できないゆっくり見たら興奮します。変ですよね? -- 2014-08-07 21 31 36 これ飼い主一番クズじゃん -- 2015-07-27 04 19 19 本当にゆっくりはクズだな -- 2016-01-04 00 32 40 ↓↓どこがクズなんだよ…自分がとにかく大事にしてた物をたかが饅頭にこわされて… -- 2016-01-26 17 47 52 ↓×13 これを聞くと一瞬だけ目をそらしていて園児が亡くなってしまった後全責任を負わされてどう どうしよもなくなった保育士の話を思い出すなぁ。人には流石に大丈夫だろってと思ってるラインが あるんだよなぁ。どんな人間にも存在する事だから俺は鬼威惨を責めれないやぁ。 -- 2016-01-26 17 56 24 最高! -- 2016-12-08 20 22 08 作品自体はGJだと思う。ゆっくり剥製は素晴らしい! ↓×15 「カブトムシに蜜を~」の考えは間違っている。 言葉をある程度理解するゆっくりは犬など動物に近い。(知能は人間の子供くらいの設定が多い。) 知能に関しては、虫と同列にするのは違うでしょ? ※飼い主クズ発言している米もいくつかあるが、その理由くらい書け! 理由も書けないなんてゆっくり以下の餡子脳ども!ww -- 2018-01-02 17 40 28 飼い主をクズ呼ばわりする連中は「ペットを家族と考えている人はバカじゃねw」って言ってるようなもんだね、わかるよ~ 子ども頃から一緒にいる金魚はもう兄弟みたいなものなのに、ルールを破った奴に殺されて悲しく無いわけ無いだろ! -- 2018-01-02 17 49 40
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ゆっくりのおもちゃ 4KB 小ネタ 現代 創作亜種 小ネタというか妄想です ・10回目 ・原始種 ・ゆっくりが変なスペックです。注意。 ・虐めません。 ・ていうかSSじゃない。 ・ヨロシクオネガイシマス デパートでゆっくり専用のおもちゃが有ったので、買ってきた。 今更だけど、何の気の迷いで三千円もパーに・・・売り子のゆうかときめぇまるにつられたのか。 まあ、買ってしまったなら仕方ない。 「ゆっくりしていってね!!!」 「ゆっくりしていってね!!!」 「はいはい。ゆっくりゆっくり」 割りとポピュラーなれいむとまりさ。 この二人は、野生ゆっくりや他の家のゆっくりのような生物行動をしない。 いわゆる原始ゆっくりらしい。 どこから着たのかも分からず、気付いたら家に居着いていた。 最初は追い出そうとしたけども独身の淋しさを紛らわしてくれるのも事実なので、なんだかんだで飼っている。 さっそくおもちゃで遊ばせることにする。 ゆっくりにいろいろな種類があるように、おもちゃもゆっくりの種類ごとに、規格が違っていた。 れいむのおもちゃは、陰陽玉と銘打たれたゴムボール。 炊飯器ほどの大きさのれいむより一回り小さい。 白色の勾玉と黒色の勾玉を円になるように合わせた模様はよくみるものだ。 目の前に転がされた陰陽玉を、れいむは不思議そうな顔で見ている。 説明書を見てみると、れいむが興味を示すまでそっとしておけと書いてある。 なので、そのまま待ってみる。 十二分後。 いい加減、手持ち無沙汰になり、固まったれいむに背を向け、まりさのおもちゃを組み立てているとれいむに動きがあったのか、物音がした。 振り返ってみると。 陰陽玉の上に飛び乗ったかと思うと、陰陽玉ごと宙に浮いていた。 そのまま部屋の中をふよふよ移動している。 ゆっくりを乗せた空飛ぶゴムボール。 シュール過ぎる。 あっけらかんとしているとれいむが目の前に来た。 「わたしははくれいのみこよ。ゆっくりしていってね!!!」 「ゆっ・・・ゆっくりしていってね・・・」 今まで、ゆっくりしていってね以外喋らなかったゆっくりれいむがまともなことを言ったことに驚く暇もなく、またれいむはまた部屋の中をうろうろしだす。 慌てて説明書を確認する。 Q&A。 Q.ゆっくりが空中に浮くんですが・・・。 A.純餡に近いれいむによっては、陰陽玉を使って浮くことができます。その場合、外に行かないように戸締まりをして、広い場所でご使用ください。 仕様らしかった。 最近のおもちゃの出来に関心しながらまりさのおもちゃを組み上げた。 ミニ八卦鈩という名前の八角形の箱。 中心に球体のビー玉のようなものがある。 まりさの前に置いてみる。 まりさもまた不思議そうな顔でミニ八卦鈩を見つめている。 今、部屋中を飛び回ってるれいむのこともあるので今度は目を離さないように凝視する。 二十四分後。 さすがに、集中力が切れてきた頃。 まりさはおもむろに、ミニ八卦鈩をおさげで掴み、眼前に翳す。 すると、七色の光とともに強烈な熱が溢れ出した。 光はスターウォーズで聞いたことがあるような音と共に、飛んでいたれいむを包み込む。 光が収まる頃には、れいむは目を回して地面に倒れていた。 慌てて説明書を読む。 Q&A Q.まりさがレーザー光線を出したのですが・・・。 A.純餡に近いまりさによっては、ますたーすぱーくを撃つことがあります。カーテンを閉め、広い場所でご使用ください。 仕様らしい。 れいむは起き上がってまりさを睨む。 まりさもまりさで、勝ち誇った顔で睨み返している。 止める間もなく、二人は弾のようなものを出しながら空中を飛び回り始める。 部屋が無茶苦茶に荒らされるまで、呆然と見ているしかなかった。 翌日、れいむとまりさをお仕置きの為に透明な箱に隔離し、捨てようとしたおもちゃのパッケージの裏に、ゆっくりだんまくごっこ用オプションと書かれていたのを発見し、重い気持ちになった。 そんなゆっくりのおもちゃの登場以降、世界中でゆっくりを弾幕ごっこで戦わせる東方緩弾幕という競技が流行したという。 それらを見る度に、れいむとまりさが弾幕ごっこを始めようとするのを止めるのが、日課になってしまった。 アトガキ ゆっくりの弾幕ごっこを書いたSSをいくつか読んだことがあるのですが、 ゆっくりが弾幕って無理あるよなぁ・・・。 ↓ オプションでなんかあればなんとかならね? ↓ 初期のゆっくりならなんでもありじゃね? ↓ もう、原作キャラっぽいのでよくね? ↓ どうしてこうなった。 でも、ノリで書いた東方緩弾幕のを書いてみてるんですが、楽しいです。妄想する分には。ポケモンみたいな感じで。 ルールブックみたいのもちょくちょく書いてます。妄想です。はい。 餡小話じゃなくてぬえ行きかなぁ・・・むしろお蔵入りですねはい・・・。 ご読了ありがとうございました。 【妄想で書いたもの】 かり ・ふたば系ゆっくりいじめ 963 ト● ・ふたば系ゆっくりいじめ 990 くちばしにチェリー ・ふたば系ゆっくりいじめ 1000 デスクトップガジェット ・ふたば系ゆっくりいじめ 1018 ゆっくりつくーる ・ふたば系ゆっくりいじめ 1054 夢想天生 ・ふたば系ゆっくりいじめ 1064 スペクタクルスパイダーウーマン ・ふたば系ゆっくりいじめ 1091 つるべおとし ・ふたば系ゆっくりいじめ 1118 ゆっくりのおもちゃ どろわ ・つんつんつんつくつんつくつんつん ぬえ ・山女って可愛いよね トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る まりさ -- 2015-01-05 23 20 56 ゲス -- 2015-01-05 23 20 37 ↓原始ゆっくりだと「おおいたいたい」程度で潰れないんじゃないか。ぺしゃんこになっても すぐ元にもどるはず。下手するとそういう刺激で分裂して増えるかもw -- 2012-09-14 22 47 30 ゆっくりれいむに わたしははくれいのみこよ! とか言われたら「思い上がるな死ね!」としか返せない。で、潰す。 -- 2011-03-07 22 22 09 空をとぶれいむを想像したら笑ってしまった。 -- 2010-12-21 19 32 38 原作とのリンクがあると楽しいな。こういうのも良い。 -- 2010-08-06 21 26 34