約 5,775,943 件
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2255.html
違うありす 15KB 虐待-普通 制裁 愛で パロディ 小ネタ 同族殺し 飼いゆ 野良ゆ 赤子・子供 ゲス 現代 独自設定 今回はちょっと変わった話を書いてみました ・今回は不思議なお話になっています ・独自設定、東方元作設定もあります ・それでもいいというひとはゆっくりよんでいってね!!! 公園でぼんやりとベンチに座っていると、不思議な女の子が私に話しかけてきた。 「こんにちわお兄さん。お隣に座ってもいいかしら?」 青い洋服にブロンドの綺麗な髪に大きな青いリボンを付けており、まるで人形のように白い肌とあわせて 絵本にでてくる不思議な国の少女のような錯覚を覚えるほどだ。 手には大事そうに大きな本を持っており、私の隣に座ると小さな膝にゆっくりと本を置いた。 「なんだかお兄さんは悲しそうね。見てるとこっちまで悲しくなりそうだわ。」 私の心境を見透かすようにその少女は私の顔をじっと見つめる。吸い込まれそうな青い瞳に私はつい目をそらしてしまう。 「別に悲しくなんかないよ。ただちょっと疲れてるだけさ。」 そういって誤魔化す私にその少女はにこりと微笑む。 「それならよかったわ。ねぇお兄さん。お菓子があるんだけど一緒に食べない?」 そういって少女は俺に饅頭を差し出してきた。それはゆっくりを加工した巷で評判のれいむ饅頭だった。 加工所で生産され特別な製法によって念入りな虐待を施されたようなその甘さに今では一大ブームになっている饅頭だ。 私は悪いと思って断るが、少女は強く勧めてきた。 「遠慮しないでいいわ。私の分はちゃんとあるし、何よりこのお饅頭はお兄さんに食べられたがってるわ。」 そういって少女はもう一つ饅頭を取り出し俺に見せる。れいむ饅頭と並んで売れているまりさ饅頭だ。 不思議な少女の勧めだが、ここまで言われて断るのも悪いと思いれいむ饅頭を受け取り一口食べる。 「美味いな、前に食べた時よりも美味しい気がするよ。」 「喜んでもらえて良かったわ。実はこのお饅頭は特別なものなの。」 そういって美味しそうにまりさ饅頭を食べる少女。俺達は仲良く饅頭を食べ終わる。 「お兄さん、暗くなるまでまだ時間があるから私と遊んでくれないかしら?」 そういうと少女はベンチから立ち上がり私に遊んでほしいとせがんてくる。夕方ではあるがまだ明るく、 どうせ家に帰ってもやることもない私はこの申し出を快く受けることにした。 「そうだな、それじゃあ一緒に遊ぼうか。」 「ありがとうお兄さん!それじゃあかくれんぼをしましょう、私が隠れるからお兄さんが私を探してね。」 私は目をつぶりゆっくりと数を数え始める。そして数え終わると私はゆっくりと公園内を探すことにした。 公園には飼いゆっくりなのか、バッジを着けたゆっくり達が楽しそうに遊んでいる。 私はそれを微笑ましい気分で見て、少女を探すことを続ける。そして公園に植えられている木の後ろからはみ出ている青いリボンを見つけた。 「見つけたよ。」 「見つかっちゃったわ。じゃあ次はお兄さんが隠れる番よ!」 そうして私はこの不思議な少女とかくれんぼをして遊んだ。少女が満足する頃にはあたりはずい分と暗くなっていた。 「そろそろ、暗くなったからお家にお帰り。両親が心配してるよ。」 そう言って私は少女に家に帰る様に促す。しかし少女は何やらこちらを見つめて私にこんなことを言ってきた。 「ねぇお兄さん。お兄さんは最近とても悲しいことがあったよね。」 その言葉に私はつい最近起こった辛い事実を思い出す。 「ただいまありす。今日はありすにおみやげを買ってきたぞ。」 私はそう声をかけ、ペットとして飼っているありすを喜ばせようとした。 一人暮らしが続き誰も家にいないこともあり、私は一匹のありすをペットショップから買った。 ありすは銅バッジではあったが、私によく懐きなにより一人暮らしで寂しい生活に大きな潤いをもたらしてくれる。 少々いじっぱりな部分もあるが、それは照れ隠しであり私によく甘えてくれる可愛らしいありすだ。 今では家族同然でもあり、今日はありすが家に来てちょうど一年目ということもあり祝にケーキを買ってきたのだ。 「ゆ!やっとどれいがかえってきたんだぜ!おそすぎておなかがへったんだぜ!」 「ほんとうだよ!ごはんさんもないしとんだくそどれいだよ!」 私の目に入ったのはボロボロに荒らされた部屋と汚い二匹のゆっくりであった。二匹の周りには子供なのか 赤ゆっくりが気持ち良さそうに眠っている。だがそんなことより私が驚いたのは黒ずんで動かない私のアリスである。 「大丈夫かありす!」 持っていたケーキを放り出し、私はありすに駆け寄り体を調べる。だがその体からはありすのカスタードが虚しく流れている。 愕然とする私を気にせずゆっくりはありすのために買ってきたケーキに群がる。 「ゆゆ!なんだかあまあまなにおいがするよ!これはまりさたちのためにかってきたんだね!」 「ほうとうだ!おちびちゃんたち、あまあまさんがあるからいっしょにたべようね!」 「「「あみゃあみゃ!?」」」 眠っていた赤ゆっくり達も起き上がり、周りにケーキを巻き散らかしながら汚く食べ始める。 「むーしゃむーしゃ!しあわせええええええええ!」 「うっめ!これめっちゃうめ!」 「「「ちあわちぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」」」 そう言って美味そうにケーキを貪っていくゆっくり達。ケーキを食べ終え満足したのかゆっくりたちは私に向ってこう言ってきた。 「なかなかみどころがあるどれいだね!とくべつにまりさたちのゆっくりぷれいすせんぞくのどれいにしてあげるよ!」 「とくべつにれいむのかわいらしいおちびちゃんをみせてあげるよ!かわいすぎてごめんね~!」 「うんうんしゅるよ!かわいいれいむがうんうんしゅるよ!」 「まりちゃもしゅるよ!どれいはとくべちゅにまりちゃのうんうんをたべさせちぇあげりゅよ!」 「もっちょあみゃあみゃもっちぇこいこのくしょどれい!」 そういって床にうんうんをし始める赤ゆっくり達。私はそれをみて怒りを抑えて二匹の成体ゆっくりであるれいむとまりさに聞く。 「お前たちがありすを殺したのか?」 「そうだよ!まりさたちのゆっくりぷれいすにかってにはいってきたゲスなありすはまりささまがせいっさいしてやったんだぜ!」 「ゆゆ~ん、まりさかっこいいよ!あのありすのくりーむもまあまあなあじだったよ!」 「あみゃあみゃおいしかったね!」 「あのときのおとうしゃんはかっこよかっちゃね!まりちゃもいちゅかおとうしゃんみたいになりゅよ!」 「どうでもいいからあみゃあみゃもっちぇこいくそじじい!」 悪びれた様子もなくそう私に言ってのけるゆっくり共。窓を見ると石を使って割ったのかガラスが壊されていた。 野良ゆっくりによって飼いゆが殺されるとは聞いていたが、まさか私のありすが殺されるとは。 私は怒りに震える手をゆっくりにも分かるようにゆっくりと振り上げた。 「なにしちぇるの!なんどもいわしぇないではやくあみゃあみゃ」 そう言って五月蠅く騒ぐ赤れいむに向けて私は力強く腕を振り落とした。赤れいむは潰れ床には餡子の花がきれいに広がった。 一瞬の沈黙の後、ゆっくり共が大きな声をあげて叫び始める。 「ゆわあああああああああ!まりさのおちびちゃんがあああああ!」 「れいむににたとてもびゆっくりのおちびちゃんがあああああああああああああ!」 「「れいみゅ(まりちゃ)のかわいいいもうちょがあああああああ!」 そう言ってゆっくり共は自分の家族が殺されたことを悲しむ。母親であるれいむは潰れて原型を留めていないあかれいむをなめ始める。 「ぺーろぺーろ!おちびちゃんおねがいだからなおってええええええええええ!」 そんなことで死んだゆっくりが生き返るはずもなく、無駄な行為を虚しく続けるれいむ。 私はそんなれいむを見てさらに怒りを膨らませる。ありすを殺しておいて何が可愛いおちびちゃんだ! 私が憎しみをこめてれいむを見ているとまりさが私を睨みつけ膨らんで威嚇をしてくる。 「ぷくぅー!まりさのかわいいおちびちゃんをころしたくそどれいはまりさがせいっさいするよ!」 「おとうしゃんがんばれー!」 「まりちゃもやるよ!くしょどれいはまりちゃがせいっしゃいするよ!」 そう言ってまりさと赤まりさは私に体当たりをしてくる。大した痛みもなくただ軽い音を響かせるだけだった。 それをみてれいむはまりさに声援をあげて応援する。 「いいよまりさ!くそどれいはいたがってうごけないでいるよ!」 「ばーきゃばーきゃ!しゃっしゃとしんでいもうちょにあやまっちぇね!」 まったく私に攻撃が通じていないことに気付かずれいむと赤れいむは私を罵倒し悦に浸っている。 私はいい加減鬱陶しく思い体当たりをしようとしてきたまりさに向けて蹴りをいれてやった。 「ゆべええええええええええ!まりざのぎれいなはがあああああああああ!」 「まりさああああああああ!しっかりしてええええええ!」 「ゆわああああああ!おとうしゃんのかっきょいいおかおがああああああああ!」 そういって心配そうに蹴り飛ばされたまりさに近づくれいむ達。私の蹴りによってまりさの歯は折れ、 片目を陥没して潰れ目のあった所からは甘いシロップが涙のように流れている。一緒に体当たりをしていた赤まりさは 恐怖に震えおそろしーしーを漏らしていた。私は赤まりさを持ち上げるとまりさの帽子を取り上げる。 「まりちゃのだいじなおぼうち!かえちてね!ゆっくりしないでくしょどれいははやくかえちてね!」 私に帽子を返すように喚く赤まりさを無視して帽子を片手で少しづつ破いていく。 その光景に赤まりさは悲痛な叫びをあげる。 「まりちゃのだいじなおぼうちがああああああ!どぼぢでごんなごどずるのおおおおおおお!」 どうしてだと?こいつらは自分が何をしたのか理解していないのか。私は赤まりさを両手で挟みこむとゆっくり力を加えていく。 「くるちいよおおおおおお!まりちゃちゅぶれちゃうよおおおおおお!」 苦痛と恐怖を少しづつ与えるためにも、わざと少しづつ力を加える。そして私の両手は徐々にその距離を縮めていった。 「ちゅびゅれりゅううううううううううう!ゆげ!」 そして私の両手がぴったり重なったとき赤まりさの断末魔をあげてこの世を去った。 私は餡子まみれの両手で親まりさに介護している赤れいむを摘まみあげる。 「ぺーりょぺーりょ!ゆ?おちょらをとんぢぇるみちゃい!」 「ゆわああああああああ!れいむのおちびちゃん!?かえしてね!れいむのおちびちゃんをかえしてね!」 自分が次に死ぬということに気付かず赤れいむは楽しげな声をあげる。私の意図に気づいたのかれいむは赤れいむを返すように言う。 だがそんなことで私が返すわけがない。私は赤れいむのもみあげに手を伸ばす。 「ゆ?なにちゅるの!れいみゅのきれいなもみあげしゃんにしゃわらないでね!」 私は赤れいむの言葉を無視してそのもみあげを力強く引き抜いた。 「ゆぎゃあああああああああ!れいみゅのきれいなもみあげしゃんがああああああ!いちゃいよおおおおおおお!」 泣き叫ぶ赤れいむに私はさらにもう片方のもみあげを引き抜いてやった。更なる激痛に赤れいむが絶叫をあげた。 「ゆぎゅうううううううう!いちゃいいいいいいいいい!おかあしゃんたしゅけちぇぇぇぇぇ!」 「おちびちゃああああああああああん!」 必死に助けを求める赤れいむ。私は赤れいむに声をかけるれいむに向かっておもいっきり投げつけてやった。 赤れいむはれいむにぶつかり弾け、れいむは自分に感じる痛みとともに張り付いた赤れいむの死体を直視することになった。 「いたいいいいい!ゆ?おちびちゃああああああん!ゆっくりどいてね!ゆっくりできないにおいがしておかあさんがゆっくりできないよ!」 そういってなんとか赤れいむの死体を引き離そうと体を揺するれいむ。私はそんなれいむを床に押し付けると少しづつ 床でれいむの体を摩り下ろしていく。 「ゆべ!やべでね!ゆっくりでぎないにおいがづいぢゃうよ!それどおがおがいだぐでゆっぐりでぎないよ!」 私にやめるように懇願するれいむ。私はれいむを無視してただ床に擦りつけていく。 「むじずるなああああああああ!ぐぞどれいはざっざとでいぶのいうごどをぎげえええええええええ!」 顔の皮が剥がれ激痛が襲ってきたれいむは怒声をあげて私に命令する。返事がわりに私はより一層の力をこめ擦るスピードを速める。 そしてれいむの体が半分ほどになった所で私はれいむの体から手を離す。生きているのか、それともただの痙攣なのか れいむの体はびくんびくんと震え続けていた。 「ごべんなじゃいいいいいい!あやばりまずがらまりざだけでもゆるじでくだざいいいいいいい!」 人間との力の差を知ったのか、まりさは今までの強気から一転して私に命乞いを始める。 私はまりさの掴みあげると部屋の窓を開けて外に出る。 「たすけてくれるんだね!ありがとうございます!このごおんはいっしょうわすれません!」 何か勘違いをしているまりさ。私は決してこのまりさを許したわけではない。私は庭に置いてある四角い箱の蓋を開け その中にまりさを放り込む。箱の中には生ゴミを入れてあり、ゆっくりコンポスト専用の加工場特製の箱だ。 箱の悪臭にまりさはたまらず声をあげた。 「くさいいいいいいいいいい!どぼぢで!ゆるしてくれたんじゃないのおおおおおおお!」 「誰が許すって言った。その中でありすを殺した罪を償うんだな。死なないように生ゴミとオレンジジュースをサービスしてやる。」 悲鳴をあげて助けを求めるまりさを無視して家に入る。蓋を閉めれば完全な防音にもなりまりさの叫びは一切聞こえなくなった。 部屋に戻ると私はありすの死体を持ち上げ、庭に穴を掘りそこに墓を造ってやった。 私がありすの辛い記憶を思い出している中、少女は私に優しく話しかける。 「お兄さんのありすはとても幸せだったわ。だって死んじゃった後でもこんなに思ってくれているんですから。」 何故見ず知らずの少女が私の飼っていたゆっくりがありすだと知っているのだろうか。 私の疑問を投げかける前に少女は遮るように話し続ける。 「お兄さんがありすが死んじゃった後ですごく辛かったことは知っているわ。私もそんなお兄さんを見てとても辛かった。」 まるで自分が私の飼っていたありすのような口ぶりで話す少女。慰めの言葉を言う少女に私は声を荒げてしまう。 「知った風な口を利くな!お前に俺の気持ちが、ありすの無念が分かるっていうのか!」 そう言って怒鳴りつける私を恐れる風もなく少女は私に近づき私に抱きつく。 払いのけようとする私を抑えるように少女は静かにこう言った。 「ありすはね、お兄さんに感謝してるの。銅バッジで田舎者のありすのことを嫌わないで大事にしてくれたお兄さんを。」 その言葉に私は動けなくなってしまった。どうしてこうも私が飼っていたありすのことを知っているのか。 なにより何故この少女の頭に私がありすに買ってやった髪飾りが付いているのか。 混乱する私の疑問に答えるように少女はこう答える。 「ありすは一度永遠にゆっくりしちゃったわ、そしてお兄さんのお部屋で幽霊さんになってお兄さんを見ていたの。」 涙ぐむ顔をあげ、私を見つめる少女。泣きながら、しかしはっきりと私に告げる。 「そうしていたら知らないおじさんが二人出てきたの。おじさん達はありすに 『もう一度あの人間と暮らせるようにしてやる』って言ったわ。」 私は少女を、いやありすの目線に合わせる為に体を屈めありすの顔を涙を抑えることのできない目で見る。 「気がついたらお兄さんの前にいたわ。嬉しくてすぐに飛びつきたかったけどそれは田舎者のすることだから。」 私は無言でありすを抱きしめた。声を上げずに泣く私をあやすようにありすは私の頭をなでた。 「もう二度とお兄さんからは離れないわ。これからもまたずっとゆっくりしましょうね!」 暗い公園で私は胴付きとなったありすを抱きしめしばらく泣き続けた。 「結局ありすを蘇らせてくれたおじさんはなんだったんだろうな・・・」 再び愛しいありすと暮らすようになったこの部屋で私はそんなことを呟く。その呟きにありすも分からないという風に答える。 「ありすにも分からないわ。ただそのおじさん達はこんなことを言ってくれたの。」 「一体どんなことをいったんだい?」 「『形は違えどお前もまた我々の求めるアリスだ』。そんなことを言っていたわ。」 そんな言葉を聞き私はさらに混乱してしまう。ゆっくりといえ死んだ生き物を蘇らせたのだ。 人間がそんなことを出来るはずもなく、そうだとしたらその二人は一体どんな存在だというのだ? 私の混乱をよそに姿の変わったありすは私の膝の上に座りこう笑いかける。 「良いじゃない分からないことは。そんなことよりまた一緒にクッキーでも作って食べましょう。」 そう言って私は台所に引っ張っていくアリス。私もそうだなと思いありすに連れられ台所に行く。 正体の分からない二人の人物に感謝しつつ私はありすとの幸福な生活を楽しむ。 おまけ 因果応報 「ゆ?ここはいったいどこなんだぜ?」 「まりさ!?よかったぶじだったんだね!」 暗いどこかで人間に殺された二匹のゆっくりが再開する。お互いを確認しあうと二匹は自分たちがどこにいるのかを調べ始める。 「オマエタチガアリスヲコロシタンダナ・・・」 暗い中から響く恐ろしく低い声。二匹が声のする方に体を向けようとするがその体はぴくりとも動かなかった。 「オマエタチハアリスノミヤゲニナッテモラウ」 そう言われて不思議な浮遊感に包まれる二匹のゆっくり達。ゆっくり達は必死に目を動かし現状を確認しようとしだす。 「遠慮しないでいいわ。私の分はちゃんとあるし、何よりこのお饅頭はお兄さんに食べられたがってるわ。」 気づくと二匹は人間に掴まれていた。必死に逃げようと体を動かそうとしたがまるで動かない。 れいむが男に渡されその体にかじりつかれる。れいむの声なき悲鳴がまりさの耳に届く。 「美味いな、前に食べた時よりも美味しい気がするよ。」 「喜んでもらえて良かったわ。実はこのお饅頭は特別なものなの。」 そうしてまりさもまた人間にかじりつけられ、その体を食われることになった。 後書き 分からない人には説明しますがゆっくりありすの元になった東方のアリスですが、今とは違う旧作アリス(通称ロリス)は アトラスの出したゲーム女神転生シリーズに出てくるアリスというキャラクターがモチーフにされてるみたいなんですよ。 このゲームのアリスは二人の悪魔によって作られた存在で、非常に溺愛されています。 今回アリスを胴付きにしようと思いこのつながりを考えて悪魔の力を借りて胴付きとして蘇らせてみたということなんです。 SS中のありすもそのため旧作アリスとして胴付きになってます。 それと以前書いた別れと出会いの胴付きまりさ虐待編と人間との和解するエピソードを書いたものが出来たんですが、皆さん読みたいですか? HENTAIが無いのにHENTAIあきですがコンゴトモヨロシク・・・ 以前書いたもの ふたば系ゆっくりいじめ 993 初めてのおつかい ふたば系ゆっくりいじめ 1003 寂れた神社で ふたば系ゆっくりいじめ 1014 ゆーパチ「ヒャッハー!虐待だぁ!」 ふたば系ゆっくりいじめ 1024 めーりんの憂鬱 ふたば系ゆっくりいじめ 1036 別れと出会い ふたば系ゆっくりいじめ 1043 夜の怪奇現象 ふたば系ゆっくりいじめ 1058 S計画 作られたゆっくりたち ふたば系ゆっくりいじめ 1072 胴付きへの進化 ぱちゅりーの場合 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 「ありす」でも助けるのか。 って言うか、胴付きでも顔は完全にゆっくり饅頭なんだから気付くやろ! -- 2018-03-26 23 03 18 いい…話だな…(現状涙目) -- 2015-02-21 23 52 15 面白かった。 -- 2011-07-13 13 43 06 これメガテンのアリスネタだろwww -- 2011-05-08 05 55 44 おじさん二人も良い事するじゃないか… イイハナシダナー;; 糞饅頭ざまぁww -- 2010-12-15 15 28 25 糞まりさと糞でいぶに糞赤ゆはもっと苦しんで死んで欲しかった… -- 2010-12-06 00 30 51 いい話でもあり面白い話でした ありすが幸せになって良かった -- 2010-08-13 18 09 19
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1731.html
遭ゆっくり 9KB 虐待-普通 制裁 自業自得 差別・格差 飾り ツガイ 群れ 野良ゆ 赤子・子供 希少種 自然界 都会 現代 虐待人間 うんしー ぺにまむ 感想・批評・ツッコミを頂けると幸いです 遭ゆっくり 遭難 災難に出あうこと。特に山や海等において、自力での帰還が不可能になった状態。 「遭難した…」 男は倒木に腰掛、鬱蒼と生い茂る木々を見上げながら呟いた。 男が後悔と共にその呟きを口に出すことになったのは、軽い気持ちが原因だった。 軽い気持ちで連休に日帰り予定で、山に登った。 軽い気持ちで山頂に続く一本道の登山道を離れ、森に入った。 軽い気持ちで来た為に、地図も磁石も持っていない。今いる場所がどこか分からず、麓もどちらか分からない。 軽い気持ちでの行動の結果は、道に迷って戻れないという深刻な状態を生み出した。 山の中で夜を明かした男は、闇雲に歩を進めていた。 遭難した時には無闇に歩き回らず、体力の消耗を避け、救助を待つべきという知識は男も持っていたが、男には救助が間に合うとは思えなかった。 男が山に来たのは、日々の煩わしさから己を遠ざける為だった。故に携帯電話も持ってきていない。 周囲が男の異常に気付くのは、休みが明けた後だろう。水はまだ残っているが、食料はすでに食べ尽くしていた。 もともと小腹がすいた時の為に持ってきていたものだ。まともな食事は登山道沿いにある店でとる予定だった。 「た、す、け、て、く、れえぇーーーっ!!!」 男はすきっ腹に響く大声で、何度目かも分からぬ助けの求めを叫んだ。 返事は聞こえてこない。 すでに水も尽きた。男は何かの役に、と思い、小便を水筒に溜めてはいたが、飲む踏ん切りはついていない。 疲労も溜まり、体力気力も萎え始めていた。 そんな時、男の目に光が差し込んだ。森が途切れている。 何か見えるかもしれない。変わり映えのしない日々に変化を求める囚人のように、男はそこに飛び込んだ。 広場に出た。野球場とまではいかないが、テニス位なら楽に出来そうな大きさの広場だ。 地面はむき出しではなく、丈の短い草が生えている。向こうには土を堀り返した、畑のようなものが見える。 畑、畑だ。畑を作るような動物はいない。人の手が入ったものがあるのなら、人がいるかもしれない、と男は考えた。 しかし、期待に満ちる男の前に現れたのは、ゆっくりだった。その姿は男が普段、町で見かけるゆっくりとは違っていた。 畑に生えている花を見つめている、緑の髪に飾りを持たないゆっくり。 木の根元で昼寝をしている、赤い髪に飾りを持たないゆっくり。 跳ね回る、目玉のついた帽子をかぶったゆっくりと、それを追いかける、青い髪に尖った氷のような羽を持ったゆっくり。 笑いながらその光景を見ている、金色の髪に赤いリボンを着けたゆっくり。 「じゃお!」 そして、男に声をかけてきた、赤い髪に緑の帽子をかぶったゆっくり。 疲労と期待の反動で足の力が抜けた男は、その場に座り込んだ。 「じゃお?」 目の前のゆっくり-ゆっくりめーりんがどうかしたのか?と言わんばかりに男の顔を覗き込む。 男は力無くめーりんの頭を撫でる。口からは溜息が漏れた。 「どうしたの?」 花を見ていたゆっくり-ゆっくりゆうかがいつの間にか、こちらにやって来ていた。他のゆっくりも男の周りに集まってきている。 男は一縷の望みをかけて、ゆうかにこの近くに人がいないかを問うた。 「そーなんかー」 男の説明の後、ゆっくり達は互いに知らないか聞き合った。 「にんげんさんにあったのはあなたがはじめてよ。ここにひとはいないわ」 だが、男の期待した返事は返ってこなかった。がっくりした男の腹の虫が鳴く。 「おなかがすいているの?」 「ああ、情けないことにな」 「ゆうかたちがたべるようなものは、たべられないわよね?」 ゆうかが今手元にある食べ物を挙げていく。木の実、花、虫、草、木の皮…、料理すれば人でも食べられないことは無いだろうが、生のままで食べられる筈も無い。 「無理だ。腹を壊すのが関の山だな」 どうしたものか、と皆一様に黙り込む。 そんな中、男を励まそうと体を擦り付けていためーりんが、男の目の前に行き、男を見上げる。 「じゃおーん!」 男に向けてにっこりと微笑んだ後、大きくはっきりと声を上げた。 すると、めーりんは体の真ん中から左右に割れていき、真っ二つに分かれた。帽子だけは二つにならず地面に落ちた。 「これは…?」 男がその光景を見て、疑問の声を上げる。 「おたべなさい、よ。ゆうかたちはたべてほしいあいてにこうするの」 「俺に食べろと。なんで?」 「めーりんはやさしいゆっくりだから」 ゆうかの説明を聞き、男はしばしの間、呆然としていたが、やがて、ありがとうと礼を言うと、二つに割れためーりんを頬張った。 男の目から涙がこぼれた。 男は食べ終えた後、残った帽子を手に取る。 「これ、貰ってもいいかい?」 「めーりんはにんげんさんのためにえいえんにゆっくりしたのよ。もっていてあげて」 ゆうかから山と山との境目にある背の高い木の横から、何度も煙が上がるのを見たと聞いた男は、高い木を目印にして進み、登山道に戻ることが出来た。 無事に下山できた男が自分のアパートに戻ると、ドアの前でゆっくりがたむろしていた。 成ゆっくりが2匹、子ゆっくりが4匹、体は薄汚れ、バッチは無い。典型的な野良ゆっくりだ。 「いつまでたってもかえってこないんだぜ!」 ゆっくりまりさが番のれいむと子供達に何か話している。 「何してるんだ?」 死にそうだった時にゆっくりに助けられたのだ。困っているなら助けてやろう、と考えた男はゆっくりに声をかけた。 「ここをまりさたちのゆっくりぷれいすにするのぜ!」 まりさは男の問いに反射的に答えを返した。 山で遭難したかと思えば、町でこんなゆっくりに出会うとは、災難だな。これもまた遭難か、と男は思った。 「ゆゆ!ぐずのめーりんがいるのぜ!」「ゆ!ぐずはゆっくりできないよ!どっかいってね!」「「どっかいっちぇね!」」 ゆっくりは飾りで個体を識別する。飾りを身に着ければ人間でもゆっくりと認識される。 形見の帽子をかぶっていた男は、まりさ達にめーりんと認識されたのだ。 自分を助けてくれためーりんを馬鹿にされた、と感じた男は目の前のゆっくり達に怒りを覚えた。 美という字は羊と大を合成した文字だ。 羊は生贄、犠牲を表し、美は大いなる犠牲を表すことになる。大いなる犠牲、すなわち自己犠牲であり、めーりんの行いはまさに美しいものと言える。 めーりんの美しさに比べたならば、こいつらのなんと醜悪なことか。男はそんなことを考えながら、喚き散らす親を壁に向かって蹴り飛ばした後、ちびまりさを持ち上げた。 「ゆわーい!おしょらをとんでるみちゃい!」 暢気な声を上げているちびまりさ。 「かわいいれいむのおちびちゃんをかえしてね!」「なにするんだぜ!このぐず!」「「ぐじゅ!」」 「返して欲しけりゃ、俺が良いと言うまでむこうを向いて跳ねていろ。いやなら全員蹴り潰す」 男の威圧に負け、ゆっくり達は嫌々ながら、むこうを向いて跳ね始めた。 それを確認した男は、ちびまりさの帽子を奪う。 ちびまりさは声を上げようとするが、男はその前に上唇と下唇を指で挟んで押し潰し、捻る。口は閉じられた。 ちびまりさは目としーしーの穴から砂糖水を流し、痛みに身を振り回す。男を見つめるちびまりさの目は、許しを乞うように震えていた。 男は上瞼と下瞼を唇と同じように、指で挟んで押し潰し、捻る。目も閉じられた。 しーしーの穴も、まむまむも、あにゃるも同じように指で挟んで押し潰し、捻る。穴はすべて閉じられた。 垂れ流していた砂糖水は流れなくなり、震えていた目も見えなくなる。 続けて、男はちびまりさの髪を引きちぎり、あんよも捻り潰して動けないようにした。 見えず、喋れず、何も出来ない饅頭が完成した。 ただ、体はいまだに震えている。死には程遠く、生きることもあきらめていないようだ。 「お前は今から、あいつらに食べられる。死ぬまでゆっくりしていけよ」 そう、ちびまりさに囁いた後、男は跳ねていたゆっくり達に声をかけ、こちらを向かせた。 「疲れただろう、あまあまをやろう」 「「ゆ!あまあま!」」「「あみゃあみゃ!」」 ゆっくりの目には、饅頭にしか見えないちびまりさが地面に置かれる。 「あまあまはまりさのおくちにはいるんだぜ!」「あまあまさんはゆっくりれいむにたべられてね!」「「たべられちぇね!」」 ちびまりさはこの状態でも、ものを聞くことが出来る。親兄弟に食べられようとしていることが分かるようだ。 やめちぇえぇーっ!まりしゃをたべないぢぇえぇーっ!ちびまりさの餡子の中で響く絶叫も、他のゆっくり達には聞こえない。 「うっめ!めっちゃうめ!」「むーしゃむーしゃ!しあわせーっ!」「「しあわしぇーっ!」」 ちびまりさの願いむなしく、ちびまりさは親と姉妹の腹に収まった。 男はちびれいむを持ち上げ、同じように繰り返し、子ゆっくりを全部、親ゆっくりに食わせた。 「おちびちゃんをゆっくりしないでかえしてね!」「そうだぜ!かえすんだぜ!」 あまあまをすべて食べ終えた後、れいむとまりさは男に子供を返すよう詰め寄った。 「もう返したぞ」 「いないよ!どこにいるの!」「どこにいるんだぜ!」 「そこにいるじゃないか」 「どこ!」「じじいはばかなのぜ!いないことがわからないんだぜ!」 「そこだよ、お前らの腹の中だ」 男は子ゆっくりから奪った飾りを、親ゆっくりの目の前にばら撒いた。 呆然としたまりさの顔面をこそぎ落とすように、男の足が踏み下ろされる。 「ゆぎゃあああぁぁぁーーーっ!!!」 一瞬で顔が無くなったまりさは、絶叫を上げながら地面を転げまわる。 男は道に向かってまりさを蹴り飛ばした。 まりさの皮は破れ、口からは先程食べた餡子を吐き出している。程なく永遠にゆっくりするだろう。 番の悲鳴に我に返り、逃げ出そうとしていたれいむは、男に髪を掴まれ宙に浮いた。 これかられいむは、子ゆっくりと同じようにありとあらゆる穴と、あんよを指で押し潰され、捻り塞がれることになる。 まず、右まぶた。 「ゆぴぃ!」 次に、左まぶた。 「ゆぎゃあ!」 砂糖水を垂れ流すしーしー穴。 「やめてね!もどしてね!」 もう使われることの無いまむまむ。 「れいむのまむまむがあぁーっ!」 中身を吐き出したあにゃる。 「ゆぎぃ!」 何とか逃れようとグネグネと動くあんよ。 「れいむのびきゃくがあぁーっ!」 最後に喧しい口を塞がれる。 「お前らが馬鹿にしためーりんはな、立派な奴だったんだ。お前らみたいなのが馬鹿にして言い奴じゃないんだ」 なにいってるの!めーりんはぐずでしょ!じゃおしかしゃべれないんだよ!ゆっくりしてないんだよ!れいむたちはとってもゆっくりしてたのに! めーりんはゆっくりしてないのに!ゆっくりしてるゆっくりをいじめちゃいけないんだよ!ゆっくりさせなきゃいけないんだよ! 喋ることの出来ないれいむは、餡子の中でいかに自分がめーりんより上か、自分が大切にされるべきか、そして助けられるべきか延々と繰り返している。 だが、男にはそんなものは聞こえない。聞こえたとしても関係ない。男はれいむを蹴り飛ばした番に向かって投げた。 まりさにぶつかったれいむに死ぬ気配はない。あんよが動かないので、転がったまま震えている。 自分が食べた子供と同じように、餡子の中で助けを求めているのだろう。男はそのまま死ぬまで放って置くことにした。 溜飲を下げた男は、後で片付けないとな、と思った後、思考を切り替えた。 遭難した中であのゆっくり達に出会えたのは、本当に良かった。今みたいな連中ならあそこで死ぬところだった。 やっぱり、恩はゆっくりにじゃなくて、あのゆっくり達に返さないとな。 今度は遭難しないように入念に準備をして行こう。ゆっくり達への礼も迷惑にならず、且つ喜ばれるものを調べて持っていこう。 と、男はこれからすることを考えながら、家に入っていった。 書いたもの ・ふたば系ゆっくりいじめ 732 門番ゆっくり ・ふたば系ゆっくりいじめ 741 ゆっくりマンション ・ふたば系ゆっくりいじめ 751 門番ゆっくり めーりんの場合 ・ふたば系ゆっくりいじめ 782 ゆっくりのいるお庭 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る めーりん大好きかコンチクショー! 俺も大好きだコンチクショー!! ※原初の誓いか。最近見なくなったな、こういう本当の意味でゆっくりしたおたべなさい。 -- 2018-02-16 02 31 42 めーりんかっけー -- 2017-01-16 00 34 47 めーりんは優しいんだねー。わかるよー -- 2014-06-03 21 23 54 初対面なのに自分の命を差し出せるとか優しすぎるだろ。 -- 2012-10-06 00 55 29 ゆっくりできたのぜ! -- 2012-07-11 19 25 51 こんなめーりんなら嫁にする! -- 2011-09-28 00 15 58 真の意味でのおたべなさいを見た・・・これこそが原初の誓い -- 2011-08-27 01 03 29 めーりんは優しいゆっくり -- 2010-12-06 04 03 26 じゃお~ん -- 2010-11-28 06 30 55 めーりん最高だっ! ゆっくりできたよー -- 2010-11-11 11 50 49 うっうー! -- 2010-09-07 15 09 25 じゃおじゃお! -- 2010-08-27 21 52 41 むらむらしてるね! -- 2010-08-03 14 25 23 ゆっかりしているわ! -- 2010-06-30 01 54 49 むっきゅりしてるわ! -- 2010-06-29 23 14 30 ゆっくりできたよ! -- 2010-06-16 17 56 21 ゆっくりできるね -- 2010-04-18 21 36 04
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/1874.html
「とかいについたわ!とかいだわ!とかいだわーーーー!!」 「みんなでとかいでゆっくりしようね!」 とあるゆっくりの群れが都会へやってきた。 群れとはいっても2つの家族がくっついただけの小さな群れだ。 この群れはレイパーありすに襲われたり、捕食種に襲われ半分ほどの家族を失い ありすが素晴らしいとしつこく主張する都会へ行ってみることを決めた。 「ゆぅ…ここのつちさんはかたいね。ちょっといたいよ」 「これくらいへっちゃらよ!とかいはだもの!」 「とかいまであるいてきておなかがすいたよ!まずはごはんをさがすよ」 「ゆぅぅ…ぜんぜんくささんもおはなさんもないよ…どおじて…?」 「どぼじでくささんがないのおおお!?」 「ほかのゆっくりもいないよ…」 「ほ、ほかのとかいはなごはんがあるはずよ!」 「もうあしがいたいよおお!ゆっくりできないよー!」 「にんげんさんがいっぱいいてあぶないよ…ゆっくりできないよ」 「もうやだ!おうちかえる!」 「どぼじでぞんなごどいうのおおおお!!!??どがいはじゃないわああぁ!」 コンクリートの地面は固く、そこらじゅうを人間が歩いている。草木も山よりはるかに少なく、また味も悪い この1日で都会はゆっくりできないということをゆっくり達は思い知らされた。 何より、他のゆっくりをまったく見ないという点が大きかった。 「このままじゃみんなゆっくりできないよ。おやまにかえろうね!」 「はやくかえりたいよ!」「ゆっくりしないでかえろうね!」 「ど……どぼでええええええええええええええええ!!!!!!???」 「とかいにいたいんだったらありすだけのこればいいよ!ほかのみんなはやまにかえるよ!」 「ふ…ふん!かってにすればいいわ!みんながこんないなかものだったとはおもわなかったわ!」 こうして、群れは早々に山に帰ることになった。ただ一匹ありすを除いて。 「ふん!あんないなかものいなくなってせいせいするわ!」 ありすは去勢を張り早速狩りに出直す。しかしやはり食料は見つからない。 このまま夜になっては困るのでおうちを探す。幸いなことにゆっくりが入れるおうちは少なくなかった。 「ちょっときたないけど、とってもとかいはね!」 ダンボールに潜り込み、ありすの1日は終わった。 次の日、ありすが目を覚ますとまず空腹に襲われた。 「とかいはなごはんをさがさなきゃ…」 しかし食料はみつからない。 それもそのはず、山で育ち暮らしてきたありすには、都会に落ちているものでどれが食べられるかなどわからないのだ。 僅かに虫や草を食べることはできたが、焼け石に水程度だった。 そして相変わらず他のゆっくりに出会うことはなかった。 (もしかしてとかいはゆっくりできない?)という疑問が何度も頭に浮かぶが、とかいはの本能には逆らえなかった 四日目、ありすがおうちの外に出ると、一匹のれいむがなにかをガサゴソと漁っていた とかいで始めて会ったれいむ――――ありすは一目散にれいむに接近し 「ゆっくりしていってね!」 と叫んだ。しかしれいむは素早くこちらを向き、ぷくぅ~と威嚇した。 「れ、れいむ…?ゆっくりしていってね?」 「…ありすはどこのありす?」 「ありすはありすよ!とかいはのありすよ!」 「ひとりでここにきたの?」 「むれにいたわ!でもみんないなかにかえっちゃったわ!まったくいなかものなのよ!」 「ゆ?いなか?」 どうやらまともなありすだと判断され、警戒がとけたようだ。 それかられいむとおなじようにふくろを漁り、ごはんを食べた。 とかいで初めてゆっくりとふれあった興奮で、味はよくわからないけどおいしいと思った。 「ありす、それで"いなか"ってどんなとこなの?」 「いなかはあんまりゆっくりできないわ!むしさんがいっぱいいるし、れみりゃとか、れいぱーとかもいるもの!」 「どんなおうちなの?」 「きのなかとか、どうくつとかね。でもいなかもののゆっくりがいっぱいいるからおうちのとりあいもあるわ」 と田舎のことを教えていくが、ありすはとかいはとかいはと言いながらもやはり田舎で育ったのだ。 プライドの高さもあり、ついつい自分の今までの暮らしを自慢してしまう。 そして次第にれいむに押されてきてしまう。事実田舎のほうが食料も豊富でゆっくりが暮らしやすい環境なのだ。 "都会はゆっくりできる"という幻想に身を任せているありすとは違い、れいむは田舎のほうがゆっくりできるのではないかと考え始める。 「いなかはたべものがいっぱいあるの!?」 「いっぱいあるけど…とかいのほうがいいわよ!いなかものにはなりたくないもの!」 「…ねぇありす!れいむにいなかのばしょをおしえてよ!」 「な、なんでそんなこというの!?」 「れいむもいなかにいきたいよ!こんなゆっくりできないばしょよりいなかにいきたいよ!」 「ど…どおしてえぇぇぇ!!!??どぼじでぞんなごどいうのおおおおお!!!!!?どがいのほうがゆっぐりでぎるでしょおおおおぉ!!!」 「とかいはゆっくりできないよ!れいむのかぞくもみんなしんじゃったよ!もうこんなところいやだよ!」 「…ゆ?…あら、ここはどこかしら?」 気がつくとありすはおうちのすぐそばにいた。 じぶんはなにをしていたんだろう。そういえばれいむとごはんをたべていたんだ。 れいむーどこー?と、声を出そうとして振り返ろうとしたとき、自分は何かに乗っかっていることに気づいた。 黒ずんで茎を生やし、ぐちゃぐちゃになったれいむだった 「う…うわああああああああああああああああ!!!!!!」 どうみてもレイプしたのは自分しかいなかった。 レイパー?自分はレイパーなのか?あのいつも見下していたどいなかものレイパーと同じなのか? 「ゆ、ゆっくりごろしれいぱーなんだねー!わかるけどわかんないよー!みんなにほうこくだよー!」 「えっ…まって!」 ちぇんにみられていた。みんなにほうこく?れいぱー?どうしよう わかんないよー?わかんないよーわかんないー その後ありすは復讐を恐れ住処を変えたこともあってか、報復を受けることはなかった。 あのれいむがやっていたようにふくろを漁ろうとしたのだが、たまにしかふくろが置かれず、さらに青い車がきてふくろをもっていってしまう。 たまに他のゆっくりもふくろをあさりにくるが、ゆっくりしていると一緒に青い車に入れてられて、断末魔が聞こえてきた。 ただ食料を必死で確保して、それ以外はおうちに閉じこもり孤独に過ごす日々 一度だけまりさがおうちにやってきたけど、まだ気づいたら足元で黒くなっていた ゆっくりとは程遠い生活 とかいはってなんだろう? なぜこんなことになったんだろう? そうだ、いなかにかえろう きっといなかにかえればれいぱーもなおる いなかにかえって、とかいはってなんなのかおしえてもらおう 「ゆっくりしていってね!」 ありす?ありすはとかいはのありす? 「ええ!とってもとかいはなありすよ!」 やまからきたの?ゆっくりしていってね ありすはいなかにかえるの 「どおしてそんなこというの!?とかいはじゃないの!?」 ありすは…とかいはってなんなのかわからなくなっちゃたよ とかいでゆっくりできなくなったからいなかにかえるよ 「い…いながもの!いながものよ!!!こんなのがとかいにいたなんてしんじられないわ!いますぐしね!しになさい!しね!!」 いなかものをころすのがとかいはなの? 「と…とかいはよ!とかいはなのよ!とかいはなのよぉ!!!」 そんなのがとかいはだったの?いままでなにをしてたんだろうむれのみんなにあやまろう じゃあねありす。とかいでゆっくりしていってね 「ふっ…ふざ…ほっ…んほっおほおおおおおお!!!」 なにこれ いたい やめて しんじゃうよ れいむもまりさもこんなことされてたんだね もっとゆっくりしたかったよ 「まったくいなかものなありすだったわね♪あんないなかものでもあいしてあげたんだからいいことをしたわ」 「まずはとかいでくらすとかいはないえをさがすわ!ゆっくり~のひ~すっきり~のひ~」 「い…いたよ!ありすだよ!れいむをころしたレイパーありすにちがいないよ!」 あとがき オチが適当すぎる…誰かいい案あったら改変して書いてください…
https://w.atwiki.jp/ozlime/pages/8.html
@wikiへようこそ ウィキはみんなで気軽にホームページ編集できるツールです。 このページは自由に編集することができます。 メールで送られてきたパスワードを用いてログインすることで、各種変更(サイト名、トップページ、メンバー管理、サイドページ、デザイン、ページ管理、等)することができます ■ 新しいページを作りたい!! ページの下や上に「新規作成」というリンクがあるので、それをクリックしてください。 ■ 表示しているページを編集したい! ページ上の「このページを編集」というリンクや、ページ下の「編集」というリンクを押してください。 ■ ブログサイトの更新情報を自動的に載せたい!! お気に入りのブログのRSSを使っていつでも新しい情報を表示できます。詳しくはこちらをどうぞ。 ■ ニュースサイトの更新情報を自動的に載せたい!! RSSを使うと簡単に情報通になれます、詳しくはこちらをどうぞ。 ■ その他にもいろいろな機能満載!! 詳しくは、FAQ・初心者講座@wikiをみてね☆ 分からないことは? @wikiの詳しい使い方はヘルプ・FAQ・初心者講座@wikiをごらんください。メールでのお問い合わせも受け付けております。 ユーザ同士のコミュニケーションにはたすけあい掲示板をご利用ください 要望・バグ・不具合報告はメールでお気軽にお問い合わせください。
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2419.html
「ふたば系ゆっくりいじめ 1157 学校:春/コメントログ」 いや、たとえゆっくり相手でも暴言吐きまくって虐待するのはよくないだろ これがゴキブリでもそのまま殺すのはともかく暴言吐いて虐待しまくるのは人格疑うべきだろ -- 2010-04-23 15 09 57 ははwまさに生殺しw夏、秋、冬と続くのかな楽しみだぜ。 -- 2010-05-07 01 06 40 紫ちゃんをババァ呼ばわりした男子だけは絶対に許さないよ -- 2010-06-17 04 26 00 不幸極まりない赤ゆってほんと最高だわ。 -- 2010-06-25 23 05 34 ゲス以外を虐待するのは・・・・ 子供は、皆こんな感じではあるがねぇー -- 2010-07-01 01 25 56 続きはまだか。いや、まだですか。これすごい楽しみにしてるのぜ。 -- 2010-07-06 02 35 35 早く続きを!続きをおおおおおおおおおっっっっ!!!! -- 2010-07-08 09 03 07 身の程を弁えないクソゴミの扱いなんてこれが正しいよね -- 2010-07-10 00 42 51 このれいむにはとてつもなく不幸になってもらいたい -- 2010-07-18 15 18 40 続きお願いします!!! 幸福なのは勘弁してください。 -- 2010-07-25 21 51 21 先生の成長に期待する。上白沢の名を冠しているのだからしっかりして欲しい。 男子が「女子に精神的苦痛を与えるためにゆ虐をしている」という点をスルーして ゆっくりは加虐されても仕方ないみたいなこと言ってるのが教育者として残念。 男子の「ゆ虐を使った間接的な女子イジメ」にお墨付きを与えるみたいなもんじゃねーか。 -- 2010-07-25 22 18 37 今のままでも十分むかつくが子れいむがゲスな性格だとこのSSもっと楽しめるな 動物を虐待することはできないが、ゆっくりに対しては虐待したいという感情しか湧き上がってこない -- 2010-07-26 22 11 41 虐待パートはまさに年頃の悪ガキのしそうな感じで凄く笑った、面白い 男子生徒が先生に宿題を忘れてしまった罰を受けた時に 「ゆゆーん!! れーみゅにひじょいことしゅりゅからだよっ! りきゃいできりゅ?!」 勘違いして付け上がってこんな事言うから余計に怒りを買う羽目になったっつうの出来損ない糞袋 まず自分の身の程を理解しろって -- 2010-07-26 23 23 43 女子の皆さんに提案。 虐待から守る為に、女子が交代制で子れいむを家に連れて帰るというのはいかが? -- 2010-08-02 20 54 26 最後まで子れいむに対しての不幸さをキープもしくはエスカレートさせてほしい。生まれなきゃ良かったと思うくらい不幸にしてやってほしい。 -- 2010-08-05 15 18 36 とかいはの餡小話anko2158で「学校 夏」が発表されたよ! この作品、原作キャラのパロディで普通の人間として登場させるところがいいね 妖怪が出てくると、人間が圧倒的な力でゆっくりを恐怖に陥れる構図に水を差してしまう気がする -- 2010-08-09 19 36 30 私もanko2158見たけど…。 れいむよ…それはマズいぞ…非常にマズい…! -- 2010-08-10 08 52 41 どうでも良いけど男子側に散野(チルノ)居たぞw -- 2010-08-30 23 33 39 ちくしょー!!なんで餡庫にアクセスできなくなっちゃったんだよー!!続き見てえーー!!! -- 2010-09-01 09 53 58 子れいむを家で預かることは、全員の親が反対していたため このSSの世界でゆっくりがどう扱われてるかがわかるな 先生も愛で派でも虐待派でも無いのにゆっくりの扱いを心得てるし 「人語を話し少し知能がある分色々と厄介なナマモノ」ってのがこのSSの世界で広く浸透してる認識なんだろう 増長してゲス化したゆっくりの酷さを知らないのは子供の生徒のみか -- 2010-09-21 11 07 09 ttp //www26.atwiki.jp/ankoss/ ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー で餡小話のバックナンバー全部見られるよ -- 2010-09-26 12 22 46 anko2589 学校:秋(前編)が公表されたよ れいむの末路がどうなるか気になるね -- 2010-11-11 23 22 54 冬編も公表されたね!れいむざまあ!な内容でとてもゆっくりできたよ! -- 2011-02-28 03 06 10 ゆっくりよりも男子をいじめたくなってしまった…… -- 2011-03-01 14 13 55 ゆっくりよりも女子をいじめたくなってしまった -- 2011-03-26 06 25 32 「この世界において、ゆっくりは最底辺の存在である。せいぜい生ごみか害虫ぐらいにしか扱われていない」ってあるけど 生ごみは捨てるモノ、害虫は駆除するモノでしょう そんなものを飼うというのは意味が分かりませんでした 虐待内容はとてもゆっくりできました!歌わせるのが特に面白かったです -- 2011-10-05 21 49 05 男子や女子を虐めてぇだってぇ? こいつはいけねぇ、やっぱステキあきたる俺がゆ虐タイダーシリーズ書いて、そういう事言ってるHENTAI怪人をタイダーが排除して子供を助けるって場面を作らなきゃな。 このままじゃアンチ虐待派に子供虐め願望ログをいろんな所に提出されてゆ虐サイドの寿命がマッハだぜ。 -- 2011-10-06 07 57 24 ゆ虐を理解できない女子は氏ね -- 2012-07-06 18 46 55 このれいむ絶対ゲス化するだろ -- 2012-08-22 15 01 12 このれいむゲロ以下の臭いがプンプンするぜぇーbyスピードれいむ -- 2013-04-01 19 29 18 神作品 -- 2013-12-24 01 25 55 こんなクソ甘ったれたクソチビ汁饅頭はブチ殺すに限る ゆっくりは饅頭だゴミだウジ虫以下の存在だ殺しても犯罪にはならない -- 2015-07-13 14 47 11 人を殺してみたかった=犯罪でアウト、ゆっくりを殺してみたかった=合法でOK -- 2015-07-13 14 48 49 ゆ虐大好きなのに久しぶりにこれ胸糞悪かった だけど中学や高校になれば男女の立場が逆転しそ うだなもしかしたらゆ虐やる側も…。 -- 2016-03-29 07 07 11 なんだこれ胸糞悪りぃ -- 2023-03-04 19 00 47
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/759.html
「ふたば系ゆっくりいじめ 351 久城学園の飼育/コメントログ」 めーりん… -- 2010-06-16 15 37 40 めーりんの仇はふらんがとってくれたよ…多分。 -- 2010-07-09 12 40 24 めーりんが可哀想でゆっくり出来ない・・・ -- 2010-09-25 05 24 22 めーりんェ… -- 2010-10-06 22 35 28 めーりんは犠牲になったのだ… -- 2010-10-18 14 07 57 作者は馬鹿 -- 2010-11-20 13 40 19 別にめーりん虐待してもよくね?、いやなら愛でWikiいけよ -- 2011-02-23 06 58 17 まぁ一般的には希少種虐めはゆっくりできないよな、ムカつく要素を持ってないから でいぶとかゲスとかレイパーとか森賢はそこにいるだけで潰したくなるほどムカつく -- 2011-03-20 23 30 33 匹とか人とか個とか使い分けてていいな -- 2011-04-05 13 20 43 めーりんの中身は辛いんじゃなかったっけ? ゆっくりは口に入れるだけでも死ぬ、クズの帽子は外れない めーりんは餡子食って逃げたか、保護されてるんじゃね? -- 2011-10-07 00 48 56 めーりんと良いゆっちゅりーとれいむとゆうかは俺としては愛で(うどんげも) その他のゲスゲロとかゲスれーまりはしね -- 2012-04-24 16 31 21 cbsghhr -- 2012-05-18 20 20 40 めーりんは後のSSで無事生きてるみたい -- 2016-01-27 00 42 24
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/1155.html
「ふたば系ゆっくりいじめ 546 リウム/コメントログ」 テラリウム系はゆっくりできるね! -- 2010-06-05 03 03 59 境遇に同情はするものの、ゲス性は同情を相殺してしまうな。 -- 2010-07-14 00 53 42 犬猫もそんなもんだよ、躾けないと。 -- 2010-09-02 19 48 15 テラリウム楽しそうだなー ゲスゆっくり虐待はすっきりするよー -- 2010-10-15 22 18 42 ゲスゆっくりいじめは最高だな、もうちょっと苦しんで欲しかった……… -- 2010-10-24 14 47 30 げすはせいっさい!だね わかるよ〜 -- 2011-08-24 19 31 06 テラリウムというのは餌を入れなくても中の生物が生きていける環境をつくものですよ? この場合はテラリウムというよりは観察目的の飼育といったほうが正確なのでは? -- 2011-08-25 15 31 20 食って大丈夫か? -- 2011-08-25 16 04 39 ↓↓テラリウム自体は単に陸上生物を飼う箱の事で、特にそう言う定義はないですよ。 もちろん生命球のようなものもテラリウムではありますが。 あと、餌をあげてたのは食欲旺盛な赤ゆだからであって、豆ちるのは小食だから食べた分の草は勝手に生える、とかいてありますよ。 -- 2011-09-24 23 24 35 もう遺伝子組み換え&遺伝子改造でゆっくりと言う生物(ナマモノ?)をだれかつくってくれ! -- 2012-02-16 02 30 38 やっぱり観察系のゆっくりは面白いなあ。 -- 2012-06-23 02 40 14 剥いた後の餡子状態になった時って口の癒着部分引っぺがされてそうだしモノも喋れば 叫びもしそうなもんだけどなぁ・・・ ・・・と言う素朴な疑問 -- 2014-07-04 20 42 59 ちるのかわゆす! -- 2015-09-18 20 17 53 ↓×2 最初に口を焼かれたため、餡子を吐けない 喋れないと「思い込んでいる」。 -- 2018-01-05 02 57 43
https://w.atwiki.jp/vincent_mancini/pages/15.html
~個人的注目タイトルの攻略Wiki等へのリンクです~ Xbox360 SBK X SUPERBIKE WORLD CHAMPIONSHIP ヨーロッパで大人気のスーパーバイク世界選手権を題材にしたバイクレースシュミレーション。 4輪と違いバイク独特の操作に慣れるまでは少々大変だがそこさえクリアできれば楽しさは折り紙付き。 シミュレーターとしても良くできており2010年秋には日本語版の発売も予定されている。 .
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/1380.html
「まりしゃ!これからもずっとゆっくりしようね!」 生まれたときから一緒だった。 「まりさ!これとってもおいしんだよ!」 一緒に行動して一緒の物を食べた。 「まりさの髪ってとってもきれいだね!うらやましいよ!」 私の金髪が綺麗だといつもほめてくれた。 「まりさ・・・!がんばってかわいい子供をつくろうね!」 家族になることを決めたときから大家族を目指していた。 「まりさは狩りが上手だね!いつもごちそうありがとう!」 子供が生まれてからは持ち前の運動神経でたくさんの虫や木の実を巣に持って帰った。 「まりさ!だいすきだよ!」 いつも言ってくれた愛の言葉。いっつもいっつも。 私だって好きだった。愛していた。嫌いだったわけが無い。 確かに喧嘩もしたしそっぽ向いたりもしたけど傷つけたいなんて思わなかった。ましてや殺したいなんて思うわけが無い。 思ってなかったのに・・・見捨てた。私は自分の子供を、れいむを見捨てた。見捨ててしまった・・・!!! それに嘘もついた。些細だったはずのその嘘はあの時、子供達にとって唯一の希望だった。 見られもした。顔を見られ、背中も見られた。 違うんだよ。違うんだって。別に嘘は・・・言ったけど・・・あの状況とは違ったから。 仕方ないじゃない・・!私がいてどうなったの?ただ一緒に食われるだけじゃない!助けられるわけが無かったんだよ!! そんな目で私を見ても無駄!呼びかけても無駄!助かろうとすることが無駄! じゃあ私が逃げたことは無駄じゃなかったの? え・・・?なんで?なんでそういうことぉおおおおおおお!!!! 「無駄なわけないよおおおおぉ!!!そんなこと言わないでよおぉおおおおお!!!」 私とれいむは赤ん坊の頃から仲がよくいつも一緒に遊んでいた。 他の子とも遊んではいたけどお互い二人きりで遊ぶのが一番楽しかった。 遊んでいる途中に食べ物を見つけたりすれば二人仲良くそれを分け合った。 れいむは私の周りのゆっくりの中で唯一私の髪をほめてくれた。人間らしい感情だなどと馬鹿にされるかもしれないが そのれいむの言葉は私の体にとても響いた。 ゆっくりという簡単な生き物にとってそういう縁は次第に愛へと変わっていく。 月日が流れるのは早く、私たちが成体へと育った頃にはお互いにそういう意識をし合っていた。 その後の展開は早かった。ご多分に漏れず、私とれいむも将来を誓い合う仲へと発展していた。 交尾、妊娠が終わりれいむの頭に子供が生り始めると私たちは将来の子供達とのゆっくりライフを語り合った。 子供は何匹欲しいだとか、巣はどこに作ろうかとか、人間達に対する意識の持ち方を教えてあげようとか。 突拍子も無い夢や目標を語る私にれいむはいつも微笑んでくれた。それは赤ん坊だった頃から変わること無い笑顔だった。 一ヶ月後、新しく新調した巣には元気な子供達が20匹程騒いでいた。 特別賢くもないが格段に馬鹿なわけでもない、ただ無邪気な子ゆっくり達を見て私は毎日癒された。 母親であるれいむは子供達の世話を必死にこなしていた。 好奇心に負けそうになり巣から出そうになる子供を止めたり、泣き止まない子供に歌を歌ってあげる等 その姿は正に母親の鏡だった。 一方の私はというとひたすら食料集め、狩りに力を注いでいた。 もともと運動は得意だったから普通のゆっくりよりも多くの珍しいごちそうを巣へと運んでいた。 私がそのごちそうの山を運ぶ度にれいむと子供達は目を輝かせて私とごちそうを交互に見比べたのだった。 おいしそうに虫や木の実をほおばる私の家族。 それを見るだけでもまた、私の狩りの疲れはスーッととれていった。 そう、私にとっては家族の幸せが何よりの食事だったのだ。そうだ。そのはずだ。 だからこそ私は体が泥だらけになってもおいしいごちそうを持ってきたのだ。ほらね。間違ってない。 そんな私をれいむはもちろんのこと、子供達も尊敬していた。当たり前だけどね。 「おとーさんはすごいなあ~。こんなにおいしい食べ物をいつもとってくるんだもん!」 「湖で遊んでた子達にまりさ達のお食事の話をしたらみんなだらだらよだれを垂らしてんだよ!」 「ねーどうしておとーさんはそんなにすごいの?」 子供達はいつも私に質問をしてきた。それは大きくなったら私のようになりたいという思いからきていたのだろう。 「ゆっ!それはね~」 軽い気持ちだった。別に信じてもそんな場面が実際にあるわけないとタカをくくっていたのだ。 「おとーさんはれみりゃ二匹をいっぺんに倒してゆっくりと食べことがあるからだよ~!」 「ほんとー!?」 「ゆぅぅ!!すごいよおとーさん!」 「れいむ今度友達に自慢するよ!」 「だめだよ!これを知られるとれみりゃが嫉妬してその子達を襲っちゃうかもしれないからね!この話は誰にも内緒だよ!」 「ゆぅ・・・わかったよ、おかーさんにもいわないよ!」 「誰にも内緒だよ!」 「ゆっ!みんな良い子だね!」 これでこの嘘は誰にもバレずに私は子供達からより多くの尊敬を集めることができる。 親ならば一度はやるであろうそんな行為。ただそれだけのちょっとした嘘だった。 あの日。 私はいつも通り巣からちょっと遠出し、子供達のためにごちそうを集めていた。子供達の為に。 夕方、捕食種も出てくるこの時間にまともなゆっくりは出歩いたりはしない。 だが、私は捕食種からも逃げ切れるだけの逃げ足を持っているのでこの時間ギリギリまで食事を集めていた。 それでももう日も暮れはじめている。ここが瀬戸際だ。 私は口の中いっぱいにごちそうを詰め込み家路につこうとした。そのときだった。あれは、私の5m程先を飛んでいた。 「「「う~う~かりかり~♪」」」 捕食種の代名詞ゆっくりれみりゃ。通称れみりゃ。我がままで団体行動がまともにとれないくせに他のゆっくり種よりも 攻撃性、腕力がある為に捕食種として幅をきかせている、正直腹立たしい生き物だ。 そんなれみりゃが・・三体?どうして? 野生のれみりゃなら一匹でも十分食事は確保できるはず。一匹で行動する方が手慣れているれみりゃが三匹とはいえ群れを作るなんて。 だがその時はそんなことは大して気にならなかった。 重要なのは彼らが私に気づかずにどこかに消えてくれることだった。 息をひそめてれみりゃが見えなくなるのを待った。 人でいう五分程だろうか。れみりゃ達は私の視界から完璧に消えた。 今日も生き残ることができた、緊張から解き放たれた私はふぅと一息吐いた。口の中から虫の足がひょっこりと出てくる。 ああそうだ、このごちそうを早く子供達とれいむに食べさせてあげないと。私も早く帰らないと。 木陰から這い出た私は再び家路につきはじめた。 ここで気づく。今私が進んでいる道。この道は・・・あああこの家路はああああ 今れみりゃ達が進んでいった道だああああああああああ!!!! 私は急ごうとした。れみりゃ達よりも速く家に着こうとした。だけど・・だけどお!!! 進んだられみりゃが前にいるぅ!!三匹もいるから回り込んでたら気配で気づかれるよぉ!!! 私はその場で立ちすくんだ。進めばれみりゃ、止まれば家族が・・・ どうしようどうしようどうすればどうすればどうすれば ああああああああああああああああああああああ 待とう。 今行ったられみりゃに食べられる。そしたら家族には何も伝えられない。そうだ、この判断は正しい。 普通のゆっくりには到底思いつかない冷静な判断だ。そうだそうに違いない。 れいむも子供達も同じことを言うだろう。よし待とう、そうしよう。 こうして私はその場所ですこーしだけゆっくりした。別に怖かったわけではない。これは作戦だ。 家に着いたばかりのれみりゃ達の虚をつく。私ならできる。そうだあれは作戦だったのだ。そうに違いない。 だから私が一眠りしてしまったのも作戦だったのだ。体力温存の為の作戦。そうに違いない。 目を覚ますと外はもう夜だった。綺麗な月が出ていたこと、それが三日月であったことは覚えている。 ただ、そこからどうやって家族のもとへ行ったのかは覚えていない。 気づいた時には体中傷だらけで自分の巣である木から10m程離れた所の木陰にうずくまっていた。 私は静かに巣の様子を覗いた。あのれみりゃ達がここをスルーしてくれていることを願って。 だがそこには奴ら三匹が当然であるかのように立っていた。 そして聞こえる笑い声、叫び声、泣き声。 あぁ、一体何匹が犠牲になったんだろうか。せめてその中にれいむは、れいむだけはいないことを願うしか無い。 暗い夜が三日月の光のおかげで幾らか明るんでいる。 いつもだったら子供達と一緒に軽くこの辺をお散歩しようと思う程のいい夜だった。 だが今日は違う。一緒にお散歩ができる子供達が今や1、2、3、・・・ あれ?全員確認できる。子供達どころかれいむもはっきりと生きている。 じゃあいったいれみりゃ達は何をしているんだ。まさか遊びにきているわけではないだろうに。 この瞬間、私はさっき聞こえていた叫び声と泣き声を完璧に忘れていた。 その二つの声が遊んでいる時に聞こえてくるわけが無いのに。 しかし、その甘い考えも次に聞こえてきた悲鳴で軽く吹き飛ぶことになった。 「いやあああああ!!!おくちがあああああああ!!!」 「う~!お口もっとかぱかぱしろ~!」 その悲鳴はれみりゃの一匹が私の子供の口を限界以上に開こうとした時に我が子から発せられたモノだった。 一体そんなことをして何になるのか。れみりゃは執拗に子供の口をカバの様にしようとしているらしい。 「いはあああああああ!!!おふひがはけふうううううう!!!」 「なれ~!かばさんになれ~!う~!!」 「ふ、ふりだよ~!ほれいほうひらはなひよぉ~!!」 「わっからな~い♪なにいってるのかわっからな~い♪う~!うぅぅぅぅ~!うっ!!」 あぁ!とうとう力任せにれみりゃが子供の口を引き裂いた!れみりゃの手にピピッと餡子が小さく飛び散る。 当然子供はその痛みに黙って耐えられるわけが無い・・ 「いはああああああんんんっっむごああはあああああんんっむごはあああああ!!!!」 「うっう~!ぱかぱかぱかぱか~♪」 叫び続ける子供におかまい無しに口をぱかぱかと閉じたり開いたりさせるれみりゃ。 止むことの無い子供の叫び声がれみりゃの手によって滑稽な声へと変わっていく。 「う~あきた~う~」 もう飽きたのか子供の口の開閉を止めるれみりゃ。そのままここから立ち去ってほしい。 そんな願いが届くわけが無いことは今日彼らを見たときから分かっていた。 「おめめぶちゅ!」 おもむろにれみりゃは口裂けの子供の眼に指二本を差し込んだ。 「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!」 まるでお化け提灯の様に口が開きっぱなしの子供にはそれ以外の叫び声ができなかった。 その痛みが私の耳を通して共感できる程に、その叫び声は痛ましい。 「ぱかぱかがこれでりゃくりゃく~!れみりゃてんさい!う~!!」 眼に指を引っかけることができるので握る手間が省けた、ただそれだけで私の子供の眼を奪ったというのか・・・ 「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛おがあああざあああんはあ゛あ゛あ゛あ゛!!!おどーざあああああんはあ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」 やめて。呼ばないで。今は助けにいけない。まだそのチャンスはきていない。それが来るまでここで待たなきゃいけない。 「おどおおおおざあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛んんはあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」 無理、助けにいけない。その場の空気がまだ適した物じゃない。 「どおおおおおおおおおおざあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛はあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!」 無理だって・・・!気づいてよ・・!れみりゃ三匹が戦闘態勢にすぐにはいれるこの・・・並び・・布陣?そう、布陣。 それがしっかりしている今は助けにいけない。今は耐えて・・・! 「どお゛お゛お゛お゛お゛はあああああ・・・・」 声が止んだ。 「う~ねむっちゃった~」 「じゃあつっぎ~♪」 「いやああああ!!どおしでええええ!!!どおしてこんなことするのおおおおおお!!?」 れいむの叫び声が聞こえる!そうだ、何ですぐ食べないでこんなことをわざわざ三匹でするんだ! 「にんげんにきいた~♪」 「たっくさんいじめると~ゆっくりはとっってもおいしくなるって~♪」 「だかられみりゃたちでいじめるの~♪おいしいゆっくりあまあまするため~♪」 そんな・・・私たちにそんな恐ろしい呪いの様な特徴があったなんて・・・ ということはあそこにいる皆今の子供みたいに酷い目にあうことになるの・・? 改めて目を凝らす。 10匹しっかりといる子供の五匹はもう既に大地に寝そべっている。 皆どこかしらからか餡子を少し垂れ流している。 あれで生きてるなんて。余程このれみりゃ達は手慣れているのだろう。 じゃあ、私が今あそこに躍り出ていったら。 まだその時期じゃない。チャンスを待つんだ、チャンスを。 「おねがい!もうやめて!れいむがなんでもしますからぁ!!!」 え?何いってるのれいむ。そんなこと言ったら! 「なんでも?」 「なんでもぉ?」 「なんでも~♪」 あああほら調子乗ってきたじゃないかああああああ やめてれいむ。れいむがいなくなったらそれこそ耐えられない。それだけはだめなんだよ。それだけは。 他の子達は・・・いや、それは言ってはいけない。それも言ってはいけないんだ。 「おくちあ~んしておくち!」 「ゆっ・・!わかったよ!あ~ん!」 「よいしょ!」 あっ、一匹のれみりゃが手近にあった、いや、いた私の子供をぎゅっと掴んだ。 「ぐゆっ!?ななななに!?ゆっくりはなしてね!」 「ぽーい!!」 当然れみりゃは子供の声に耳も貸さない。そのまま思いっきりれいむの口の中に子供を放り投げた。 「うごぇ!!?むぐぅうう!!!」 口に入った途端他のれみりゃがれいむの口を強く抑えた。まさか共食いさせる気じゃあ・・・ 「うー!これかられみりゃ達がれいむをぼこぼこにするよ!お口の中の子を潰さなかったられいむのかち~」 「でも潰したられ見りゃたちの勝ち~!」 「お口から子供だしたら、そのときはすぐにあまあま~ね♪」 「!!!!!!」 れれれれいむをぼこぼこにする!? いや、やめてえ!!そんなことしてなんになるのお!! 「それじゃあすたーとぉ!!!」 「・・・!んぐぅ!んぐっ。んぎぃ!!?んごぉ!!」 「ぼっこぼこ~ぼっこぼこ~れいむのおかおをぼっこぼこ~♪」 「おいしくな~れ!おいしくな~れ!」 三匹がかりで前後左右に均等に拳をれいむに沈めていくれみりゃ達。 口の中の子供に多少の衝撃が伝わるのかうっすらと幼い悲鳴が聞こえてくる。 「ゆぎぃ!?おがーしゃんなにぃ!!?だして!暗いよ!ゆっくりできないし・・ひぃっ!?」 れみりゃの拳がどずんどずんと音を立てる。最初よりペースを上げているのだろう。 人間にとってはとるにたらないその幼い攻撃も、れいむやその子供にとってはまるで鉄球の様に響くのだろう。 「おがーさああん!!くらいよお!!うるさいよお!!だしてええええ!!」 くぐもった声は止まるのをやめない。その情けない声は助けを呼んでいるだけだ。 これだから子供はだめなんだ。私だったら隙をみてすかさずれみりゃ達に攻撃を仕掛けるだろうに。 そう、私だったらあの真正面のれみりゃが手を引いた瞬間に・・・ 「おどーざあああんん!!!おどーざあああああん!!!おどおおおおおおおざああああああああんん!!!!」 「おとーさん・・・そうだよ!おとーさんがきたらお前らなんかやっつけてもらうんだからね!」 「おとーさんは強いんだよ!れみりゃ達なんてぽんぽーんだよ!」 「お前らなんか明日の朝ご飯になっちゃえ!」 れいむが子供達に訴えかける様に睨みつけている。その顔は今まで私ですら見たことが無い程の緊張感と喪失感に満ちている。 れみりゃ達の手が止まった。 「れみりゃたちよりつよい~?」 「ぽんぽ~ん?」 「あしたのあさごは~ん?」 「「「それじゃ~あ!」」」 各々のれみりゃ達が一匹ずつ子供達を握り 「「「今日の夕御飯を~!!」」」 「いや!やめてえ!うんぐ!!?」 それを・・・あああ、れいむの口の中に放り込んでぇえ 「「「はやめにするう~!」」」 三匹でまた殴りはじめたぁ!!! 「うぐぅ!?おぶ!!うぎい!ぐんぐ!!ぐうううううううう!!!」 「いやあ!!暗い狭い!!なんで入ってきたのお!!?びゅ!?」 「いだいいい!ちゅぶれりゅううううう!!」 「おがーさんのおお!!!おがーざんの歯がささっだああああ!!!」 「れいむのりぼんがあ!!おかーさんの喉のんぎゅ!!?べへぇ!?れいむあんこがぁぁぁ!!!」 さっきの4倍の体積がれいむのお口の中に入り込んでる・・・! あれじゃあ子供達どころかれいむの餡子もでてきちゃうよおお!! 動くしか無い。作戦なんてどうでもいい。ただれいむを助けたい!ここで止まったらゆっくりがすたる。 いくぞまりさぁ!これがほんとのゆっくりだまし・・ 「あぁ!おとーさんだぁ!!!」 え 「ゆっ!?おとーさん?」 ばか 「本当だ、おとーさんだあ!!」 バカァ 「おとーさん!はやくれみりゃ達を明日のご飯にしちゃってね!!」 馬鹿馬鹿馬鹿ぁ・・・ 「うっう~♪おっとーさんを~みっけたみっけた~!」 バカアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!! 倒す前にばれっちゃったじゃないかあああ!!こんなんで倒せるわけないよおおおお!!!! これだから馬鹿な子供はだいっきらいなんだよ!!しね!さっさと死んでね!!! でも、れいむ、れいむをたすけないと!! 「・・・んぐ・・!むぃさぁぁ・・・」 れいむ・・・口を開けられないのにそれでもまりさに助けを求めてるんだね。わかったよ、今すぐ 「おとーさん!おかーさんの口かられいむ達を助けてね!」 「はやく!はやくだしてぇ!」 「でてるぅ!まりさの体からあんこがぁ!!」 「れいむのぉお!れいむのリボンがぁああ!!!」 うるさいよ!!馬鹿な子供達は少し黙っててね! そもそもお前達が騒ぐからタイミングを失ったんだよ!そのままれいむに食べられちゃってね! 「がお~た~べちゃ~うぞ~♪」 うわあああああきたあああああああ!!! 作戦作戦作戦作戦さくせんさくせんさくせんさくせんサクセンサクセンサクセンサクセンskすかうsっkすあkすえかう 「「「がお~!!!」」」 むりいぃいぃぃぃぃ!!!!いやあああああああああああああああああ!!! 「おとーさん!?」 「どーじでにげるのおおおおおお!!!」 「まっておとーさん!まってええええ!!!!」 「・・・・・・!!!!むぃ、むぃさあ!?まりさあ!!」 「あ!おくちあけたあ!えいっ♪」 「ゆぎゅう!?おがあざ・・・」 「ああああああ!!!れいむのおおおおおおお!!!」 走りながら気持ちを落ち着けていくまりさの後ろで二つの悲鳴が聞こえた。 ああ、れいむの悲鳴も聞こえる。でも大丈夫。悲鳴が聞こえるって言うのは生きてるってこと。 今はまず自分の安全の確保だ。 「またみえた!えいっ!」 「いぎゃあ!!いやああああああ!!!」 「おがーざんおくちしべてえ!!!」 「はやくはやくぅう!!!」 「ああああああああああ・・・」 「うっう~あまあm・・・・」 声が次第に遠ざかっていく。待っててねれいむ。きっと助けるからきっと。 「まてぇ~オトーサーン♪」 「朝ご飯にしてみろ~♪」 だれかたすけてぇ!!!だれかぁ!!!! 二匹のれみりゃがまりさをおってくるよぉ!! こんなに頑張ってるのにあの二匹はまるで諦めない。羽で空を飛んでるのに森の木々をすいすい避けていく。 ずるいずるい!まりさもお空を飛んでにげたいよぉ!! 今まりさの願いが叶うなら翼をください!ゆっくりの神様ぁ!! ゆっ!これは・・・!目の前の景色は、神様が願いを叶えてくれたのだろうか。そうこれなら飛べる、とても高く素早く!でも・・・ 崖じゃあ生きられないよぉ!!がみざまぁ!!! 「うっう~おいつめたぞぉ~!」 「めいどのじかんだぞぉ~!」 追いつめられたぁ!! おねがいじまず!子供達はあげるからまりさはたべないでくだざい!おねがいじまず! 「子供達はたべちゃうよ~」 「でもおとーさんもたべちゃうよ~」 やめでえ!!まりさはおいしくないからあ!ウンコみたいな味がするからあ! 「じゃあおとーさんのいじめ方はぁ」 「馬乗りでぼっこぼこ!」 いやあ!だずげでえ!!うぎゅぅ!?なにもみえないよぉ!!? 「あごの方は短くて乗れないからお目めに乗っかってぼっこぼこ!」 いやああああああああああああああ!!!!いやだあああああああああああああああああああああ!!!!! あれ?なぐられない? どうしたんだろ。怖くて目をつぶっちゃったけど今は暗闇を作った元凶も消えてみるみたい。 何か聞こえる。ちょっと目を開けてみよう。フェイントだったらイヤだよぉ・・・ 「・・・・ぎゃ・・・・ああああ・・・・・」 ゆっ!?れみりゃがれいむの上で痛がってる!? 叫んでるみたいだけどれみりゃの両足がまりさの耳をちょうど押さえつけていた何を言ってるのか分からないよ。 あ、どいた。 「いっぎゃああああああ!!!おめめがあぁ!!」れみりゃのお目めがぁ!!!!!」 叫んでいるれみりゃが手で押さえている目を見るとそこはぶくっと大きく腫れている。 一体何が怒ったのか。私は今までに出したことが無い様な大声で叫んだだけだ。それがダメージにでもなったというのだろうか。 その謎は私の足下にある物が解決してくれた。 そこにはお口に入れてたごちそうの数々、山菜、木の実、ダンゴムシ、ムカデ。 「ささったぁ!!おめめに虫さんがささったぁ!!!」 そう、れみりゃの目には私が叫び声とともに勢いよく吐き出したムカデの顎がうまい具合に刺さったのだ。 「う・・うぅ~?う・・うー・・・!」 今までに無い程騒ぎわめく仲間に戸惑いを隠せないもう一匹のれみりゃ。 チャンスだ。これこそ私が求めていた絶好の機会だった。 静かにもう一匹のれみりゃの背後に回った私は絶好の機会の中の最高の機会をじっと待った。 声を出しては終わりだ。だが心配は無い。私はあの子供達の様に愚かでは無いのだから。 そして今、二匹のれみりゃが私と崖の直線上に揃った。よしっ! 「ゆっくりしねええええええええ!!!!」 スッ !?交わされた!馬鹿な!タイミングはばっちりだったのになんで!? 「うっう~ば~か!そんな大声だしたら・・・」 「いだいいいい!!!たずけでえええ!!!」 「う~!じゃま!どいてえ!!うー!!」 眼を押さえるれみりゃがもう一匹のれみりゃにまとわりつく。未だに痛みは引かないらしい。 むしろ激しくなっているのだろうか。その動きはこの場所の地形を全く忘れた動きだった。 「いやー!はなしてえ!!押さないでえ!いやー!!」 「いだいよお!!れみりゃのおめめだれかなおしてえ!!!ああ・・・ああああああ」 「「あああああああああああ!!!!!」」 抱き合ったまま奈落へと吸い込まれていく二匹。 片方が飛ぶことを忘れたままもう一匹に抱きついている為互いに空を飛ばずに仲良く落ちていった。 しかし・・・夢ではないだろうか。このゆっくりまりさである私が捕食種二匹相手に見事に勝ち星を奪ったのだ。 そうこれは、あの、子供達についた、些細な嘘が、現実になった瞬間なのだ・・・ ぃぃぃいやったあああ!!!勝ったよれいむ!みんな!まりさはとってもつよいつよいおとーさんだよ! ゆぅー!これでれいむにも嘘つきだなんて思われないよ!子供達もよりいっそう喜んでくれるだろうね! たのしみだなあ、ゆっゆっー!! 『すごいなあーおとーさん!』 『れいむ今度ぱちゅりーにじまんしちゃお!』 『まりさもおとーさんみたいになりたいよぉ!』 『さすがまりさだね、かっこいいよ!』 ゆっふっふ。皆の喜ぶ姿が目に浮かぶよぉ。 ただいまぁれいむぅ!ゆっ? 現実に戻された。 私の家はいつもより茶色な土壌、気にこびりついた子供達、こちら側に背中を向けて直立しているれいむと一緒に私を出迎えてくれた。 直立・・・いやまて、本当にれいむは生きているのだろうか。既に顔がないということもあり得る。 私は酷く冷静なままれいむの顔をゆっくりと直視しにいった。そこには あった。いつもとは違い歪にぼこぼこになったれいむの顔が私をしっかりと見つめていた。 た、ただいま。れいむ 私はなるべくれいむの体に差し障りの無い様に静かに帰宅の言葉をつぶやいた。 いつもの様にゆっくりしていってねと言っては本能のままに体を動かしてしまうかもしれないと思ったからだ。 今のれいむの状態ではそれだけでもダメージになりかねない。いやあ、賢い私。 「どうして」 ん? 「どうして帰ってきたの」 何を言っているのか。ここは私たちの家だから帰ってきたのだ。 「どうして帰ってこれたの」 また馬鹿なことを、いつも住んでいるんだから道ぐらい当然知っている。いったいどうしたっていうんだ。 「どうしてかえってこれたのおおおおお!!!!」 えっ!? 「あんなに子供達がまりさのことを信頼してたのになんであそこで逃げたのぉ!!! 皆おとーさんおとーさんって必死にさけんでたのにぃ!!!それなのにぃ・・・ぞれなのにぃ!!!!」 ま、まってれいむ。口から餡子が飛んでるよ。 あれ?れいむ、口の中は別に怪我してない。ってことは・・・ 「はじめてきいたよ!まりさ、れみりゃを二匹も倒したことがあるんだって!?」 ゆっ!どうしてしってるの!?そうだよ、さっきそこの崖で見事に私が、 「なんでそんな嘘をこどもたちについたのお!!」 ゆっ!? 「あんな嘘を聞いてなかったらまだ希望を持たずに楽になれたろうに・・・! あんな嘘のせいで子供達は余計な期待を抱いてしまったんだよ!! れみりゃ達に敵うはずのおとーさんがなんで私たちをおいて逃げたの? おとーさんは私たちのことが嫌いなの?って叫びながられいむに聞いてたよ!!!」 いや、嘘じゃないよ!まりさは本当に 「みんな!みんなぁ!!!みんなしんじゃっだああああ!!!れいむのこどもだぢいいいいい!!! まりさが助けにきてくれればどうにかなったかもしれないのにぃ!!!まりさながおとりになってくれればぁ!!!」 な、なんてことを言うの!!ひどいよれいむ!! 「まりさなんて食べられちゃえばよかったんだぁ!!!家族を守れないまりさなんて大嫌いだ!! しねぇ!!!ゆっくりしねえええええ!!!」 なんて言ったの今。 しね?れいむがまりさにむかってしね? 違う・・・そんなことれいむは言わない。そんなひどいことれいむは言わない。 そんな汚いことをれいむはいわない。絶対に言わない,れいむは言わない。 一緒に遊んだれいむは 一緒にごはんをたべたれいむは 髪をほめてくれたれいむは 家族になったれいむは 狩りをほめてくれたれいむは 大好きだと言ってくれたれいむは そんなこと・・・そんなことおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお 「おまえはれいむじゃない!!まりさのれいむなんかじゃない!!しねえ!!さっさとしねええ!!!!!」 ぼこぼこのれいむに体当たりをかましその上でストピングを始めるまりさ。 もうれいむ自身に抵抗する力は無かった。 「おまえは偽物だ!かえせ!!本物のれいむをかえせえ!!」 「そう思ってれば!まりさは一生そうやって自分の都合のいい様に生きていけば!!?」 「だまれえ!!れいむの偽物はだまってしねえええ!!!」 「ごめんね、皆・・・こんなおとーさんを選んだれいむが馬鹿だったよ・・・」 「だまれぇ・・・!だまれえええええ!!!!」 「次に生まれるときはぱちゅりーと結婚しようね。」 「だまってよおおおおおおおおおおお!!!!!!」 れいむが潰されているにもかかわらず、まりさとれいむとの会話はまるで電話での会話の様にスムーズに進んだ。 1時間後、まりさの足下には餡子一粒の隆起さえ見当たらなかった。 それでもストピングを続けるまりさは気づかない。気づけない。 「だまれ!だまれ!!だまれえええ!!!」 誰に言ってるのか。少なくとも後ろのモノに対してではなかった。 「だまってってばあああああああ!!!れいむうううううううう!!!!」 崖の下の惨状を見たそのモノはまりさを食料とすら思っていない。 ただ必死に叫び続けるまりさをどうやって苦しめるか考えていた。 そうだ、こいつがはねるのをやめたら・・・ 「だまってえええええええええ!!!おねがいいいいいいいいいいいい!!!!」 半日後、まりさは自分の嘘を完璧に立証することになる。 まりさが勝てたのはやはり二匹までだったのだ。 完 このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/tohoshinki/pages/17.html
東方神起 wiki掲示板 東方神起のwikiに情報を追加しますので、どんどん、いろんな情報をお寄せください。 「雑誌・・・の10月号に載ってました」とか「・・・というテレビ番組で言ってました」とか情報源がはっきりしているとうれしいです。 みんなで、「東方神起」の情報を集めましょう!!よろしくお願いします。 また、みんなで「東方神起」の情報について語り合いたい、質問したいという方は東方神起 Fanの掲示板までどうぞ!! 名前