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「ふたば系ゆっくりいじめ 1022 どすおい/コメントログ」 すこしは考えて物書いてほしい。 -- 2010-06-16 04 29 12 気持ち悪い。地元に似たような祭りがあるんで、馬鹿にされた気がした。 -- 2010-07-08 22 42 27 わけもわからず追い込まれるドスがおもしろかった -- 2010-08-23 03 44 35 ドスは他の群れとの横のコネクションがありそうだから、この祭りのことは分からんもんかねぇw -- 2012-09-14 12 50 59 オンバァァァァァァスィィィィィらぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!! -- 2013-07-21 04 53 57
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「ふたば系ゆっくりいじめ 956 ぱちゅりんピック/コメントログ」 ゆんやー! -- 2014-06-13 12 31 40 流石に教育委員会や愛で派も見るオリンピックでゆ虐はちょっと… -- 2023-04-22 10 26 19
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深夜、夜食調達がてら向かったコンビニの帰り道 ふと道路脇にゆっくり霊夢がぴょんぴょん歩いているのを見かけた 「こんばんわ!」 歩いてきた俺に礼儀正しく挨拶するゆっくり霊夢 この辺の家で飼われているのだろうか、何にせよこの時間帯にうろうろしているのは珍しいことである 「こんばんわ」 足を止めてこちらからも挨拶 「こんなおそくに、なにしてるの?」 キョトンとした顔で聞いてくる 「夜食を買出しにいってたのさ」 「やしょく?」 「夜に食べるおやつのことだよ」 「ゆっ?おやつ!おやつ!」 おやつという単語を聞くなりゆっくり霊夢は飛んだり跳ねたり大はしゃぎだ 俺は買って来たお菓子が入っているコンビニの袋を開いて見せる 「おやついっぱい!」 「おにいさん!たべていい!?たべていい!?」 「ん?仕方無いなぁ、お家の人には内緒だよ?」 「わかった!ゆっくりするね!」 袋の中に頭を突っ込んでお菓子をボリボリと貪り始めるゆっくり霊夢 「うめぇ!めっちゃうめぇ!」 「マジパネェ!」 コンビニ袋がガサガサと凄い音をたてている 袋の中ゆえ表情こそは見えないが、その声は嬉しさに満ち満ちている そのゆっくり霊夢が入ったコンビニ袋を持ち上げると、袋の口を硬く結ぶ ゆっくり霊夢は食べるのに夢中でその状況にまったく気がついていない そうして、俺は乱暴に片手でその袋を振り回し始めた 「ゆ゙っ!?」 お菓子を貪る行為に夢中になっていたゆっくり霊夢は現状を把握できていない 「ゆ゙っ!?ゆ゙っ!?」 振り回す速度をさらにあげていく 「まッ、わ゙るょっ!まゎッ、る゙よっ!ゆ゙っ…ぐり゙っできな゙ッ、いよ゙っ!!」 遠心力で袋の底に押し付けられて上手く喋れないようだ そのまま思い切り全力で袋を回転させる 「や゙ぁ゙ッ…め゙ぇッ!おに゙ぃ゙ッさッ…!!」 必死に哀願するゆっくり霊夢、しかし回転が止むことはない 俺は縦に、横に、八の字に、とにかく乱暴に振り回し続けた 「…ッ!!…ッ!!」 10分も振り回しただろうか、全力でやっただけにこちらも相当疲れてきた 振り回していた腕をとめ、袋の中からゆっくり霊夢を取り出す 「ゼッ!!ゼパッ!!ゼッ!!!」 身体を斜めに傾け、白目を血走らせながら歯を剥き出しに激しく息を荒げるゆっくり霊夢 その顔は茹で上がったように真っ赤に変色し、凄まじいほどの血管が浮き出ている 呼吸するのに精一杯で、言葉を喋ることもできそうにない 袋の中は涙と涎と鼻水で酷い有様だ やがて、意識があるのか無いのか、身体をガクガクと震わせながらも俺から必死に遠ざかろうとしはじめた 「ゼパッ!!ィハッ゙!!ィハッ゙!!」 あまりの苦しさに、荒げた息から声が漏れる そして間も無く、その足がピタリと止まる 「…ッ」 「………ッ」 「………ウッ!……ンッ!……ンッ!」 激しく荒げていた息は止み、身体は大きくポンプのように上下する 「……ッん゙ェ゙え゙!!!!」 ゴボッ 鼻と口と目の隙間から 大量の吐瀉物が吹き出る 「ん゙ェ゙ェ゙ェ゙ェ゙ェ゙ェ゙ェ゙ッ!!!!」 決壊したダムのように、あるいは壊れた蛇口のように 茶褐色の吐瀉物が、無尽蔵に溢れ出てくる 「ェェ゙ッ!!!……カッ!!……ゼハッ!!」 やがて大量の嘔吐は止み、斜めに傾きながらも吐瀉物の海の中で必死に呼吸をするゆっくり霊夢 「…カッ!!…ハッ!!…ハッ………んんんィ゙ェ゙ッ!!」 しかし間をあけると、再びえづき、嘔吐をしはじめた 嘔吐のせいで呼吸が出来ないのだろう、口をパクパクとさせている ゴポッ 「んん゙ん゙ォ゙お゙え゙゙あ゙!!」 ボトボトとその音は止まない 「んっ!!んふッ!!んふッ!!カッ…ふッ!!」 ギリギリと歯を食いしばって吐き気を耐えるが、非情にも嘔吐感の波は間をあけてゆっくり霊夢を襲うのだった 「ゆ゙ぐッ…ッ!…んふっ!ゆ゙ぐッ…ッ!…ンエレ゙ッ!!」 ゆっくり霊夢の嘔吐音を背に、俺は再びコンビニに足を向けた ~ゆっくり霊夢と遠心力~ END 選択肢 投票 しあわせー! (12) それなりー (4) つぎにきたいするよ! (3) 名前 コメント すべてのコメントを見る
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ゆっくりしていただけの群れ 11KB 自然界 ほんの少し未来の話 会話劇 黒二行作 【はじめに】 このSSは、ほんの少し先の未来を舞台にしたフィクションです。 単純明快なゆ虐や愛でを求める方には、おすすめ致しません。 【本編】 『ゆっくりしていただけの群れ』 (作・二行) 21世紀に入って30年も経つと、色々とおかしなことが起こるものだ。 人間の世界は相変わらず不景気だが、それでかえって救われたものもある。 たとえば、今私が分け入っている野山だ。 今世紀に成り立ての頃は、どこもかしこも開発ではげ山になっていたそうだ。 しかし、そんな余裕もなくなって幾年月。 機械の手が入らなくなった自然は、皮肉にも繁栄を取り戻している。 私が登っている坂も、そんなほったらかし大自然の一部だった。 道なんてないから、刃物を振り回して草を刈りつつ進む。 はたから見れば、今流行のテロリストと勘違いされそうだ。 別に、無差別テロの予行演習に来ているわけではない。 この山には、今ではあまり見られなくなった、ゆっくりしているゆっくりの群れがあるのだ。 彼らが珍客として地球に現れたのは、今から20年ほど前になる。 ダーウィンを冒涜するために生まれてきたような生物どもは、大きな話題を呼んだものだ。 彼らは、時とともに害獣化するものもいれば、人間に大きな利益をもたらすものもいた。 だが今では、社会の淀んだ空気と同調するかのように、ゆっくり達もまた俯いて暮らしている。 都会の野良ゆっくりなど、死を懇願するものまでいる始末だ。 新聞の風刺画が歩き回っているようで、気味が悪い。 しかし、人と没交渉な群れの中には、牧歌的な集団も残っている。 彼らの馬鹿丸出しでオママゴトっぽい暮らしは、見るものによっては憤慨の対象であろう。 だが、私は特殊性癖持ち。 そんなゆっくりした群れを観察するのが大好きな変わり者なのだ。 だからこそ、たまの休みと引き換えにして、こんな奥地まで出かけている。 山の所有者が、職場のお偉いさんなのも好都合だった。 彼のご機嫌さえ損ねなければ、伸び伸びとゆっくりウォッチングに興じることができる。 まるで種田山頭火の句のように、分け入っても分け入っても深い自然が続く。 道なき道を進んでいると、足元の方からおかしな声が聞こえてきた。 むきゅ、げほっ、げほ・・・。 屈んでそこらの草をかき分けてみると、顔色の悪い饅頭がクリームを吐いていた。 「おいおい、大丈夫か?」 普段は、ゆっくりには決して触れない。 あくまで、自然な観察が信条だからだ。 ただその時は気紛れから、リュックからスポーツドリンクを出し、かけてやった。 利くかどうかは気軽な賭けみたいなものだったが、功を奏したようだ。 ぱちゅりーは、みるみる元気を取り戻し、私を見上げて礼を言った。 「ありがとう、お兄さん! ゆっくりしていってね!!!」 最早記録の中でしかお目にかかれないと思っていた、ご挨拶。 それに触れた私は舞い上がってもいたのだろう、ついつい口からお返事が出る。 「ゆっくりしていってね!!!」 饅頭が、にっこりと笑った。 「それじゃ、ぱちぇは行くわ」 「待て待て、お前こそゆっくりしたらどうだ?」 「そうも言ってられないの。群れがなくなっちゃうのよ!」 私はクリーム饅頭をつかむと、その場に腰掛けた。 胡坐をかき、腿の上にぱちぇを置く。 「ななな何するの?」 「いいから落ち着け、虐めたりしないから」 「むきゅぅ・・・」 「で、なんで群れがなくなるんだ?」 「明日の朝、人間さんがいっぱい来るの。そして、群れを燃やしちゃうの」 駆除か。今では珍しいことだ。 今どき、そんな元気のよい自治体があるとは。 それとも。 「お前達、何やったんだ?」 「むきゅっ。ぱちぇのお話、聞いてくれるの?」 「そのつもりだ。お前はゆっくりにしては、理性的なやつらしいからな」 「ぱちぇを褒めてくれて、ありがとう、人間さん!」 驚いた。 『理性的』という言葉を理解し、感謝まで表すとは。 野生の、しかもこんな山奥のゆっくりに、ここまで物を知っている個体がいる。 「どうやら、(笑)じゃないようだな」 「かっこわらい?」 「ああ、流石に分からないか。それより、話を聞かせてくれ」 「・・・ぱちぇの群れは、ドスの群れよ。 ドスのおかげで、皆、ゆっくりしていたの」 この辺りには何度か来たことがあったが、ドスまりさがいるとは知らなかった。 是非お目にかかりたいと思ったが、口にはしない。 「だけど、ゆっくりしているゆっくりの中にも、ゆっくりしていないゆっくりもいたのよ」 「ゲスという奴か。まぁ、世の常だな」 「中でも、みょんとゆゆこの番は、ひどかったわ。 度々人里に下りては、人間さんのお野菜や食べ物を横取りしちゃうの」 「随分と希少なゲスだな」 私はぱちぇの頭を撫でながら、話を聞いていた。 ゆゆこはいわゆる希少種という奴だが、ゆっくりの中で最も食い意地が張っている。 おまけに吸引力の変わらないただひとつの掃除機のように、辺りのものを吸い込んでしまうのだ。 「人間さんは、ゆっくりしていたわ。 ある日、ぱちぇの群れに来て、もうゆゆこを人里に放さないで欲しいって言いに来てくれたの」 「それは、ゆっくりとしているな。悠長とも言えるが。それで、群れはどうしたんだ」 「ドスがゆゆこに注意して、おしまい」 「で、ゆゆこは反省の色もなく、また人里に被害をもたらした、と」 「その通りよ。むきゅぅ・・・」 「だから、駆除に来るのか」 「いえ、人間さんは本当にゆっくりしてくれたわ。ぱちぇ達よりもゆっくりしていたかも。 ゆゆこさえ差し出してくれれば、群れはそのままにしておいてくれる。 そうまで言ってくれたのよ」 役所にしてみれば、群れを一斉駆除するよりも一体の希少種を捕獲する方がいいだろう。 第一、安上がりだ。 「ドスは、何やってたんだ」 「何もしなかったわ。ゆっくりしていれば、ゆゆこもゆっくりしてくれるって」 「他のゆっくり達は?」 「ゆっくりしていたわ。自分達のゆっくりぶりを見れば、ゆゆこもゆっくりしてくれるって」 ゆっくりは、何かを積極的にやることを好まない。 群れによっては、狩りを一生懸命することさえ忌避される。 まぁ、そんな群れは往々にして長持ちしないのだが。 「自分達は何もしない。ゆゆこは野放し。そりゃあ」 「群れを潰されても、文句は言えないわね・・・。でも」 「なあ、ぱちぇ。ひとつ聞いてもいいか?」 「むきゅ?」 「お前は、何やってたんだ」 「ぱちぇは・・・、ドスの仲間に入れてもらえなかったの。 それでも、ゆっくりしてる場合じゃないって、皆に言ってはいたの」 「聞き入れては、もらえなかった?」 「そうよ。分かってくれたのは、ありすとれいむだけ」 それも、たいしたこともないゆっくりだったのだろう。 ぱちぇの沈んだ表情が、それを物語っていた。 こんな顔を見に、ここまで来たのではなかったのだが。 「ぱちぇ。お前は、何で中身を吐いてまで山を降りようとしていたんだ」 「人間さんのところに、行くつもりだったのよ」 「無茶だな。ゲロ袋と呼んで、お前の種を嫌っている人間も多いんだ。 一歩間違えれば、真っ先に潰されるところだぞ」 「それでも、ぱちぇは、じっとしていたくないのよ! だって、群れがなくなるのよ!」 「ぱちぇ、私が子供だった時に流行った言葉を教えてやろう」 「むきゅきゅ?」 「感動的だな、だが無意味だ」 「むきゅっ・・・」 私は饅頭を持ち上げると、顔と顔を近づけた。 「ぱちゅりー。これからあまりゆっくりできないことを言う。 中身を吐かずに、聞くことはできるか?」 「・・・頑張るわ」 「お前は、良い奴だな。でも、1匹だけじゃ何もできないんだ」 「でも、もしかしたら、お兄さんのように分かってくれる人間さんがいるかも」 「そうだな。何だったら私も一緒に行って、説得を試みるのもいい。 そうすれば、取りあえず、明日の駆除はなくなるかもしれない」 「お兄さん」 「だけどな、きっとまた、同じことの繰り返しだ。 そして時間が経つほど、事態は悪くなる。 前回は、ゆゆこの引渡し。今回は群れの駆除」 ぱちゅりーは口を硬く結んだまま、私の話に耐えているようだった。 「恐らく次は、この辺りの群れが全滅させられる。 だんだんと、疑われるんだ。 全てグルになっているか、ゆゆこが異常に繁殖しているか」 「ゆゆこは、ひとつだけだわ」 「だったら、それを引き渡せば良かったんだ。 それで人里の被害が治まれば、少ない予算を費やしてまで駆除しようとはしない」 寒天の瞳が私を見据えた。 まだ意思というものがあるだけに、悲しい眼差しだった。 「お兄さん、ぱちぇはどうすればいいの?」 「手遅れだ。それを理解することだ」 「・・・だったら、ぱちぇは戻る。お兄さんの言った事、群れの皆に伝えるわ」 私は殊勝な饅頭を小脇に抱えると、登った先にあるだろう群れとは反対の方へ歩き出した。 腕に、それなりの力を込めながら。 「お前は、群れには帰さない」 「どうして? お兄さんは、ゆっくりをいじめてゆっくりする人なの?」 「馬鹿野郎。お前を虐めるのは私じゃない。群れのゆっくりだ」 「むきゅっ」 「話を聞いててよく分かった。お前達の群れは、ゆっくりしているだけの群れだ。 目先のゆっくりを大事に思う余り、明日のゆっくりを潰してしまうアホの集まりだ」 「お兄さんの言うことは、よく分かるわ。でも、それがゆっくりって生き物じゃないの?」 「そうでもないさ。賢明な群れは、ちゃんとある。 ゆっくりするためには、そうじゃないこともやらなきゃいけないと肝に銘じている奴らがな」 「ぱちぇの群れは、お馬鹿さんばかりなのね・・・」 「そうだな。きっと群れに帰ったら、お前は無視されるどころか、また傷付けられる」 私は抱え上げた時、ぱちぇのあんよを見てしまった。 明らかに、枝か何かで傷付けられた痕がある。 「その傷、大方ゆっくりできないぱちぇがどうのって、虐められたんだろ」 「むきゅぅ。でも、ちゃんとぱちぇの話を聞いてくれたゆっくりもいたわ」 「聞いていただけだ。 もし本当に分かっていたら、お前と一緒に山を降りていたはずだからな」 咳き込む音と共に、冷たいものが腕にかかった。 歩みは、止まる。 私は吐しゃ物に塗れたぱちゅりーの口を、手で塞いだ。 「ショックなのは分かる。同情もしてやる。だから我慢してろ」 「・・・お兄さん、ぱちぇはどうすれば良かったの?」 「お前はドスの側にいるか、自分が長になるべきだったんだ。 群れを変えるってのは、そういうことなんだよ。 お前位の賢い奴を受け入れなかった時点で、群れの運命は終わっていた」 「むきゅん。だから無意味って言ったのね・・・」 「そうだ。事ここに到って何かをやろうとしても、無駄なんだ。 やるんだったら、もっと前から深いところから、始めなきゃいけなかったんだ。 今更ジタバタしたって、自己満足以外の何ものでもない」 「ごめんなさい、お兄さん」 「謝ることはない。 あの群れは死ぬ。ゆっくりしていただけで、何もしてこなかったためにな。 ぱちゅりー、お前は生きろ。 生きて、今度は長にでもなって、本当にゆっくりとした群れを作ってみるんだ」 私は自嘲する。 何を一生懸命になっているのか、と。 たかが饅頭如きに、何を求めているのだろう。 それに自分は、脳内お花畑なゆっくりが好きでここまで来たのではなかったのか。 「お前は私が、安全なところまで運んでやるよ。それからは、お前が決めろ」 「ゆっくり理解したわ・・・」 「せめてお前くらいに理解できれば、良かったのにな」 私は再び小脇のゆっくりと共に歩き出した。 山を降りたらぱちゅりーを助手席に乗せて、この辺りを抜けよう。 シートベルトはさせるべきなのだろうか? そんな馬鹿馬鹿しいことが何故か浮かんだりした。 麓に近付くと、胸のポケットに入れていた携帯端末が震え出した。 メールでも受信したのだろう。 手頃な倒木があったので、私達は並んで腰をかける。 いや、ぱちぇに腰などない。 頭だけの生き物に、私は水筒のお茶を飲ませつつ、端末を操作した。 ディスプレイに、送られてきた文面が映る。 「ぱちぇ、お前に言いそびれたことがあるんだ」 「なに、お兄さん」 「ゆっくりしているだけで何もしなかったってのは、お前達だけじゃないんだよ」 「むきゅきゅ?」 「人間だって、同じようなものさ。 ゆっくりしていただけの群れが、また消えていくようだ」 画面の文字を、ぱちゅりーに見せてやった。 どのくらい理解できているのか、私には分からない。 文面は、こういう一文から始まっていた。 『稀代の悪法が、あと100時間で可決されます! 是非、反対の署名にご協力下さい!』 (終) 【過去作】 ※ほんの少し未来の話 本作 ふたば系ゆっくりいじめ 906 蟷螂の斧 ※単発物近作 ふたば系ゆっくりいじめ 1124 おひさまさんをつかんでしまった ふたば系ゆっくりいじめ 1059 でか帽子まりしゃと姉まりしゃ ふたば系ゆっくりいじめ 1055 さげゆん ふたば系ゆっくりいじめ 1019 餡娘ちゃんに花束を ※カオスVS鬼威惨 次回桜が咲く頃までには ふたば系ゆっくりいじめ 947 はげの復活(上) ふたば系ゆっくりいじめ 428 はげの行進 ※YHKアーカイブス ふたば系ゆっくりいじめ 840 プラネット・ゆース ~ドスまりさ~ ふたば系ゆっくりいじめ 675 プラネット・ゆース ~きめぇ丸~ ふたば系ゆっくりいじめ 658 緊急特別SS ゆっくり割れる窓ガラスさんの謎 ふたば系ゆっくりいじめ 594 プラネット・ゆース(うーぱっく&すぃー) ※続編準備中 ふたば系ゆっくりいじめ 560 なずーりんに祝福を ふたば系ゆっくりいじめ 796 Detroit Yugyaku City 2 ※どろわ&ぬえ draw006 「パラダイゆch」 nue079 「素晴らしき世界」 nue059 「スキャット・ゆん・ジョン」 nue022 「ゆナッフTV」 nue009 「ブラックペーパー・チャイルド」 その他の作品に関しては、ふたばSS@WIKIの『二行の作品集』をご覧下さい。 餡娘ちゃんとWIKIあき、感謝。 二行の作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 特定秘密保護法案さん・・・ -- 2013-12-02 11 37 47 優秀なぱちぇだ・・・俺なら迷わず飼いゆにしちゃうね。 -- 2011-07-13 23 57 52 稀代の悪法と言われていくつか思い浮かぶって相当だよな -- 2011-01-19 10 15 11 友愛ェ… 必死に反対しても一人ではどうにもならないのが現状なのよ…;; -- 2010-12-24 20 47 09 ゆっくりは人を映す鏡みたいなもんですからねえ… 目先のゆっくりに騙されて冬を迎えてるあたり、バカの群れまんまって事かorz -- 2010-09-03 03 59 06 お前ら・・・友愛されるぞ・・・ -- 2010-08-28 17 54 13 外国人参政権はマジ危険というか、帰還した人のことを混ぜるとあやふやな点があり民主党でもその点をついて論破したツワモノもいるよ -- 2010-08-28 14 32 53 なんという社会派なSSさん… 我々もゆっくりと変わらないのかも知れませんね… 良いもの読ませてもらいました。 -- 2010-07-19 20 05 20 外国人地方参政権さんや人権擁護法案さんかもしれないのぜ 左翼勢力さんはゆっくりできないのぜ。 -- 2010-06-27 22 26 29 稀代の悪法!?児ポ法のことですか?だとしたら許せん。 -- 2010-06-17 04 59 14
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風の流れる街 35KB 虐待-普通 制裁 観察 悲劇 自業自得 家族崩壊 駆除 野良ゆ 赤ゆ 子ゆ 都会 現代 独自設定 羽付きシリーズ 「風の流れる街」 羽付きあき ・人間視点とゆっくり視点が混ざっています ・観察物 ・独自設定を幾つか混ぜております 春も目前と言ったこの季節。最後の寒波も終わり、肌寒くもあるが暖かい風が時折吹くような風が頬を撫でていた。 ・・・ゆっくりにとって厳しい冬はもうすぐ終わりを迎え、暖かな春、ゆっくりとした夏。そして秋へと季節は緩やかに揺れ動いていく。 街にも四季はある。街ゆっくり達も当然それぞれの季節にそれぞれやるべき事があるのだ。 私はこれまで幾度も疑問に思っていたことがある。 それはこの季節になるとふと記憶の奥底から微かに頭をよぎるのだ。 この街では、いや、どこもそうらしいが街ゆっくりは山野に行くことがない。 よくあることだが、山野のゆっくり。特にドスが無計画にゆっくりを増やしに増やして山や森がそのゆっくりの分まで賄える恵みの限界が来たときに、その場所を捨てて別の所に移動したりする。 ・・・そんな群れはあっという間になくなる。人が手を加える間もなくゲスゆっくりが増長して、またはドスにかかる負担が大きすぎて・・・または他の山の群れのドスとの縄張り争いに敗れ、様々な理由で数を減らし、そして消えてゆく。 だが、街にドスはいない。いたとしても山野で見かける2~4mもあるような大型なものではなく。せいぜい80~120cm程度。 ドススパークやゆっくりオーラすらも使えない。ただの大きいだけの饅頭が極稀に現れては「まちのけんじゃ」を自称するぱちゅりーの甘言に乗せられ、どこかに乗り込み、あっという間に駆除される。 ましてや群れ等街のゆっくりは殆ど作らない。多少例外はあり、「地域ゆっくり」として纏まっている所もあるが、そこはちゃんとすっきりをコントロールしたりして決して貪るだけ貪るような事はしないのだ。 ドスを見た事がない街ゆっくりですらも餡子の奥底に記憶があるのか「ドスと森」についてどこはかとなく知っている節があるようだ。 街ゆっくりからすればドスが治める楽園の様なゆっくりプレイスは魅力的なはずだろう。 痛んだ何かを食べてカビで溶ける事もなく、夏場は照り返しと直射日光でカピカピの乾燥饅頭になる事もない。 車に踏みつぶされ、鬼意山に叩き潰され、身を切るような寒さにおびえ、汚れからくるカビに怯える。 それなのに決してこの街から出ようとはしない。・・・逆に考えれば街ゆっくりはここでしかその居場所がないのだ。 ・・・反対に山野から街に入ってくるゆっくりは極端に多い。 往々にして春に入ってくるそれらのゆっくりは「とかいは」「ゆっくりできる」と言う幻想を抱いてやってくるらしい。 ありす種の様に「とかいは」に対して強い関心を持っているゆっくりならば尚更魅力的に映るのだろう。 多少想像ではあるがこういった感じだろうか? 毎日毎日、見慣れた場所で見慣れた事をするだけの日々。 ドスがいかにゆっくりできると言っても、いざ上に居ればうるさいだけだ。 すっきりの時期すら決められ、食料はその半分をドスの洞窟に入れなければならない。 いざという時のための食料なんて言っているが、今の今までそんな事は起こった事もない。 そのくせ、冬籠りは各々で勝手にやれという。冬は一歩も出れないというのに洞窟の食料はどうやって配られると言うのか。 そんな山野にゆっくり達からすればとても自由で、驚きと「ゆっくり」にあふれた街というのはかなり「とかいは」なのだろう。 ドスや群れに嫌気がさした、またはもっと「とかいは」で「ゆっくりとした」場所に行きたい。 そしてこの街という舞台に舞い込んでくる。そう、まるで光に集まる虫達の様に。 あと少しでそんな山野のゆっくり達がやってくる。その前に少し変わったゆっくりを見た。 私があの時、羽付きと見たのは「とかいは」な幻想に導かれて街から出て行こうとした一体のありすの顛末である。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 街ゆっくりに厳密な越冬はない。 冬でも食料を探しにこうと思えば行けるし、出歩いても雪に埋もれて溶ける・・・なんて事は殆どない。 なので春を前に控えた季節にもなると結構なゆっくりが少し早めに越冬を止めて活動を開始する。 羽付きや「地域ゆっくり」は越冬など全くせずに冬の間はずっと街を歩き続けている。羽付きも例外ではなく、その脇で他にも色々と仕事をこなしていたようだ。 街で越冬のために籠るメリットはハッキリ言って薄い。だがゆっくりは四季のサイクルの中にそれを定義づけている。受け継がれた遠い山での記憶なのだろうか 公園の中に入ったあたりであろうか?一体のありすが羽付きと私の前にボヨンと跳ねてやってきた。 羽付きが明らかに怪訝そうな顔をしている。私もでいぶやゲスの類かと勘繰っていた最中、そのありすは口を開き始めた。 「ゆ、ゆっくりしていってね!」 羽付きの顔がピクっと微かに動いた。何か遠い昔の嫌な思い出でも思い出すかのように。 「・・・ゆっくりしていってね」 「ま、まりさ。ゆっくりありすのおはなしをきいてちょうだい!」 ありすが声を上げる。ゲスやれいぱーの類ではないようだ。だが・・・ 「いやだぜ」 羽付きが一言呟くように言った。 それを傍目に見ながら私は思う。 羽付きがありす種に対して何らかの過去があるのはわかるが、話も聞かずに突っぱねるのは今まで見たこともなかった。 そう思っているとありすは羽付きにすり寄り、こう切り出し始める。 「す、すーりすーり!まりさはとってもとかいはね!ゆぎゃっ!」 すーりすーり、それはゆっくりにとってコミュニケーションの一種だ。だが、初対面のゆっくりにするにはあまりにもなれなれしすぎる。 普通のゆっくりなら良い顔はしないだろう。だが羽付きの態度は明らかに過剰であった。 「さわるな!!」 羽付きがすーりすーりをするありすを体当たりで弾き飛ばしたのだ。 ありすはコロンと一回転回って吹っ飛ぶ。カスタードクリームを少し漏らしたがそれでも羽付きに媚を売り続ける。 「と、とかいはなまりさにおねがいがしたいの!はねのついたまりさはとってもとかいはだってきいたから…ゆ!?」 「とかいはとかいはってさっきからうるさいんだぜ!いきなりすーりすーりをするようなありすにするはなしなんてないんだぜ!」 ・・・かなりイラついているようだ。確かに明らかにこんな下手に出られた上に馴れ馴れしくされれば怪しむ以前に怒るだろう。 だが、流石に見かねたので私が羽付きに声をかける。 「やりすぎじゃないかい?話だけでも聞いてあげたら・・・」 それを聞くや否や羽付きは声を荒げて私にこう反論した。 「こんなありす。はなしをきかなくてもなにがもくてきかわかるんだぜ!どうせしょくりょうめあてで"ありすとずっといっしょにゆっくりしようね"ってすりよるかにんげんさんにとりいってありすをかいゆっくりにしてねだとかそんなはなしだぜ!もううんざりなんだぜ!そういうことはっ!」 「違うかも知れないじゃないか。そんな目的ならとっくに別の所に行ってるだろ?羽付きはゆっくり同士の話も聞いてるって言ってたじゃないか」 それを聞くと羽付きは帽子を目深に下げて暫くじっとしていた。その動作で冷静さを取り戻そうとしているかのように私の目には映った。 やがて上を向くとありすにこう言った。 「・・・さっさとこびをうるまえにまりさにはなしをするんだぜ」 ありすの顔が明るくなる。そして話を始めた。 ありすの口から飛び出した言葉は、私の常識を覆すものであった。 「あ、ありすを・・・ありすをとかいはなどすのいるやまにつれていってほしいの・・・」 「どすの?」 「そ、そうよ・・・ありすはまえはぎんばっじのかいゆっくりだったわ・・・でも・・・」 ありすの寒天の両目から一筋の砂糖水の涙が零れ落ちる。 詰まりながらも説明を続けた背景にはこんな話があったと言う。 曰く、このありすは銀バッジのゆっくりとしてとても「とかいは」な毎日を過ごしていたらしい。 しかし、人間さん(飼い主の事だろう)のために毎日「とかいはなこーでぃねいと」をしてあげたのになぜか怒って捨てられてしまったそうだ。 街ゆっくりになった後、とあるまりさと番になり、4体の子ゆっくりが蔓から落ちたとありすは言った。。 子まりさ二体、子ありす二体と言った構成で、とてもゆっくりとしたとかいはな毎日を過ごしていたらしいが、それも冬の前までの話だったという。 ある日、まりさはあぶれゆっくりの居る餌場に行ってしまい、以降戻ってくる事はなかったという。唯でさえありすが狩りに行かない上に子ゆっくりが四体と言う負担が起こした悲劇であった様だ。 ・・・ありすの主観が強すぎるため掻い摘めばここぐらいまでしかわからない。 多少の創造での保管も入れるならば、恐らくこのありす、あまりよくない銀バッジだった様だ。 よくある話だが、ありす種と言うのは「こーでぃねいと」という概念がある。 ゆっくり視点でゆっくりできる場所に作り替えるというものだ。 ありす種の場合はそれが特に顕著で、よくわからないガラクタを飾りたてたりすると言われている。 「にんげんさんのためにとかいはなこーでぃねいと」と言って家中のものをひっくり返したりするありす種の話はよく耳にする。 金バッジともなればそれが迷惑な行為だとわかるが、それ以外ではその事がそもそも理解できない(理解できるならすでに銀バッジ試験の前に教えられている) なので、その筋で捨てゆっくりになってしまったんだろう。 最近のバッジシステムは結構いい加減なので銀バッジは特に上と下の差が激しいのだ。 慣れない狩りも手伝ってかどんどんジリ貧になっていったありす達は恐らく飼いゆっくりだった頃に聞いた「とかいはなどすのいるやま」とやらに活路を見出したというわけだ。 だが、私はありすのその言葉に驚いた。 そもそもこの街から外に街ゆっくりが出た事はない。 逆はあってもそれ以外はあり得ないのだ。 街ゆっくりは餡子の奥で秘かにわかっているのかもしれない。自分達が街でしか生きていけないという事を。 「どすのいるやま?にんげんさん、このちかくにどすがいるやままでいったいいくらぐらいあるんだぜ?」 羽付きが目だけを動かしてそう問いかけた。 私はざっとではあるが答える事にする。 「大体40kmぐらい。この街の端から端まで4つ分ぐらいだね。」 ・・・羽付きはその言葉聞いて暫く考えこんだ。無理だという事はどんなゆっくりでもわかる。 ・・・ゆっくりが長距離を移動する手段は大体が三つある。うーぱっく、すぃー、群れでの移動だ。 一番最後は論外だとして、うーぱっくはどうか?うーぱっくの速度は遅い。その上それ相応の食料が必要になる。うーぱっくに渡す分と自分の分を考えても現実的には無理だろう。 と、なると最後に残ったのはすぃーによる移動しかないが・・・ すぃーはスピードも速く、この街の端4つ分ならまっすぐ走っても10日程度で移動できるはずだ。 だが、問題はある。自分も人間さんもドスのいる山の正確な位置を把握してはいないし、態々行く義理もないのだ。「とかいはなどすのやま」なんて言っているが。 ドスまりさの群れがあった所で入れてくれる保証もない。どう考えても無理がありすぎる。 それにありす一体ならまだしも子ゆっくりが四体も・・・と来たものだ。 可能性は限りなく低いがありすだけならまだたどり着くかもしれない。ギリギリ考えても子ゆっくりは一体が許容範囲と言ったところだろう。 ならば言う事は一つだ。それに自分はありす種とあまり関わりたくはない。 「はっきりいってむりなんだぜ。ありすだけならまだしもおちびちゃんはどうするつもりかぜ?つれていけてもせいぜいいっこ・・・」 自分の言葉を遮るようにありすが口を開いた。 「じ、じゃあ、いちばんとかいはなおちびちゃんといっしょにいくわ!」 ・・・何を言っているんだ?このありすは 頭がありすの言葉を理解するのに数瞬かかった。 人間さんの顔をちらっと見る。表情はあまり見えなかったが驚いてはいるだろう。 バッジ付きのゆっくりが子ゆっくりを踏み台にするような事は殆どない。「ゆっくりする」事に重点を置いて考えるからだ。 「・・・ほんきでいってるのかぜ?あとのおちびちゃんはどうするつもりなのかぜ?」 「で、でもしょうがないわ!とかいはなどすのところにいくには・・・」 このありす。子ゆっくり一体を連れていけて成功率は100パーセントと思っている様だが・・・ 先にも言ったように100なんて夢のまた夢。せいぜい10回に一回と言ったところだろう。 それに街ですられみりゃやふらんが郊外からやってくるというのにこの街の外に出ればどうなるかの想像もつかないのだろうか? 雨だってあるし、捕食種の襲撃だってありうる。それほど過酷を極めるというのに・・・ それにドスまりさやその群れが受け入れてくれる保証がない。 「どすのところにいけたとしてもむれにいれてくれるほしょうはどこにもないんだぜ・・・はるになるまえとはいってもこのじきにほうりだされればおちびちゃんたちはどうなるのかわかってるのかぜ?」 「あとのおちびちゃんだってとってもとかいはなおちびちゃんよ!かならずとかいはなゆっくりになるわ!」 ・・・本気で言っているのか?本気で子ゆっくりが「とかいは」なゆっくりだから大丈夫なんて思っているのか? "まりさとありすのおちびちゃんだよ!きっととかいはでゆっくりとしたゆっくりになるよ!" "ゆ!なかないでね!おぼうさんがなくてもおちびちゃんはとってもゆっくりできるゆっくりだよ!" "ほんとうだよ!おちびちゃんはいつもゆっくりしているからかならずくるよ!だからなきやんでゆっくりしていってね!" 不意に自分の言葉がよぎった。それを聞いて確信する そうか、このありすは・・・ 「・・・わかったんだぜ。すぃーはこっちがよういしておくからいちばん"とかいは"なおちびちゃんとしょくりょうをもってくるんだぜ」 人間さんが怪訝そうな顔で見つめている。当り前だろう。ギブアンドテイクも見込めないありす相手にここまでする必然性がないからだ。 だが、自分には理由ができた。 このありすは、昔の自分にそっくりなんだから。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー その日の明け方・・・ 「ゆゆ?おきゃあしゃん?どうしちゃにょ?ありしゅはまだしゅーやしゅーやしたりにゃいわよ?」 「・・・おちびちゃんゆっくりきいてね・・・これからありすとおちびちゃんはどすのいるとかいはなばしょにいくの」 「ゆ!どしゅ?どしゅはちょっちぇもゆっきゅりできちぇちょかいはだわ!」 「すぃーさんをよういしてあるの、おちびちゃん、いまからおかあさんのくちのなかにはいるのよ」 「ゆゆ?ほきゃのいもうちょちゃちは?」 「・・・あとでついてくるわ。まずさきにどすのいるゆっくりぷれいすでおうちをこーでぃねいとしてからじゃないととかいはじゃないでしょ?」 「ゆ!しょうぢゃわ!いもうちょちゃちがちょかいはにゃゆっきゅりににゃるちゃめにもこーでぃねいとがいきちょどいたおうちはひつようなんぢゃわ!」 「ゆっくりわかったらありすのおくちのなかにはいるのよ」 「ゆっきゅりわかっちゃよ!」 ・・・・・・・・・ ・・・・・・ ・・・ ・・・あれから三日が経った。 「ゆゆーん!ちょかいはにゃありしゅちゃちのおぢょりをみちぇにぇ!ちょかいは~ちょかいは~♪」 「ゆ~ゆ~♪」 「あまあまをおいちぇいきゅんだじぇ!ちゃくしゃんぢぇいいんだじぇ!」 寒い風が吹きすさぶ道路の端で、帽子を一個だけ置いて子ゆっくり三体が踊りやお歌を歌っている。 見ればわかる。あのありすの子ゆっくり達だ。 風貌は以前より小汚くなっている。小麦粉の皮のハリやつやもない。その状態から見るに、この三日碌な食糧も口にしていないのだろう。 子ありすがクネクネと小麦粉の皮をくねらせながら踊っている。その脇で子まりさ二体が体をくーねくーねさせながら音程も何もない歌を歌っているのだ。 声だけは元気だがそれも空威張りと言った所か? ・・・あれからありすの行方は知らない。 すぃーにありったけの食料を詰め込んでそのまま朝日とともにこの街へと出て行ってしまった。 ドスまりさの群れに迎え入れられ「とかいは」でゆっくりとした毎日を送ると思っているんだろう。 好きなだけ食らい、好きなだけ跳ね、好きなだけゆっくりする。 そこには捕食種も車も何もいない。ドスが守るゆっくりプレイス。 ・・・自らの子ゆっくりを容赦なく切り捨てたありすにたどり着けるはずがない。それにその資格もないだろう。 この街を出ようとしたゆっくりがどうなるか。前例がなかったわけではない。 嫌と言うほど自分は知っている。「とかいは」という言葉を便利な何かの様に使うようなありすはどうなるのかも、街を出て行こうとしたゆっくりの末路も。 「羽付き、あのありすはドスの所に行けるのかな?」 人間さんがふと自分に聞いた。 「むりにきまってるんだぜ。もしついたとしてもどすのむれにいれてもらえるわけがないぜ。それにあのしょくりょうだけじゃもたないんだぜ」 そう、絶対に「辿り着けない」 この街に流れてくるゆっくりは、「ゆっくりする」という言葉をどこまでも追求した結果身を崩してここに入ってくる。 自分は「みんながゆっくりすればゆっくりできる」と言う蜃気楼の様な言葉で、そしてこれから山から下りてくるゆっくりは「すきなだけゆっくりできないむれ」から「ゆっくりしてとかいは」な新天地を夢見て この街にやってくるのだ。 試しに出て行こうとすれば良い。と自分はいつも言う。この街ですら「ゆっくりできない」と言っているのだから山野に下った所でそんなゆっくりはずっとゆっくりできないだろう。 ましてやドスの群れでとかいはな毎日を過ごす・・・と言っているがしなければならない事は山もここも変わらない。食料を自分で集め、越冬に備えて「おうち」を補強する。すべてドスがやる訳ではないのだ。 人間さんがこっちを見て口を開く。 「それを知ってて?」 その一言の中にはいろいろな意味が含まれているんだろう。色々と言いたいが、なぜか一言しか言葉が出なかった。 「・・・そうだぜ」 そう、「とかいは」なんて甘言を囁いて子ゆっくりを放り出すようなゆっくりに少し嫌気がさしたのだろう。 こんな宙ぶらりんな事をするのに、理由はそれしか思い浮かばなかった。 「・・・わかった」 それを聞いたきり人間さんは黙りこくってしまった。 子ありす達の歌声は春目前の空にか細く鳴り響いている・・・ 「ちょ~かいはな~あ~りしゅ~を~ゆ~っくり~♪」 「だじぇ~だじぇ~♪」 「あまあまをおいちぇいくんだじぇ!」 ふと見ると、子ありす達が一人の男の前に進路をふさぐように並び歌を歌い出した。 業を煮やしたのだろうか? ソフトボールほどのサイズの子ゆっくり達。それもバッジも何もないし、飾りだってボロボロ、それに見てくれだって良くないゆっくり。 誰から見てもそこらの街ゆっくりにしか見えないだろう。 男は舌打ちをしながらバツが悪そうに口をゆがめると子ありす達に対してこういった。 「どけ」 ・・・随分と優しい人の様だ。 自分は少なくともそう思う。 誰がどう見たって山から街に入ってきて、離散した子ゆっくりの片割れか何かだと思うだろうに。 「ありしゅのときゃいはにゃおうちゃをきいちゃらあまあまをおいちぇいきゅのよ!」 「「おいていくんだじぇ!」」 流石に膨れはしないが中々不遜な物言いだ。 ・・・無理もない。「いちばんとかいはなおちびちゃん」はもういないのだから、そしてそれを止める親ゆっくりすらも。 それにあのありすが言っていた話のかぎりではこの子ゆっくり達が教わったのは街で生きる術ではなく、ただ単にありすの自己満足の「とかいは」な振る舞いだけだろう。 男の口の端がつりあがった。笑っているそれではない。不快な何かを耳にしたり、目にしたりした時の表情といった感じだろうか。 男は片足をつま先立ちの様に上げて一気に振った。 子ありすを中心に左右に子まりさがいるという感じの配置であったが、その内の右側の子まりさが小麦粉の皮が捲れるんじゃないかという勢いでつま先にのめり込んで吹っ飛んだ。 「ゆびょっ」 「「ゆ?」」 子ありすと残った左側の子まりさが対応できぬまま遅れて言葉を出した。 右側の子まりさは電柱にぶつかりそのままポトリと落ちるとブルブルと震えたまま突っ伏していた。 か細く「ゆ”・・・ゆ”・・・」と言う声が聞こえるのが自分の耳に聞こえる。 小麦粉の皮がのめり込んだ形のままでどういった状態なのかはここからでははっきり見えないが、辺りに飛び散った少量の餡子と砂糖細工の歯を見る限り強い衝撃を受けたようだ。 子ありすと子まりさが大きく口をあけて砂糖水の涙と涎をまき散らしながら、凍りついた状況から再び動き出した時間の中で叫び始める。 「ありぢゅのいもうぢょがあああああああああ!!」 「ゆんやああああああ!!」 残った子まりさと子ありすが近づき、舌を伸ばしてぺーろぺーろを始める。 「ゆっきゅりなおるのよ!ぺーろぺーろ」 「ぺーろぺーろ!」 「ゆ”ぅ"ぅ"・・・ぃだぃ・・・ぃぃ・・・ばりぢゃの・・・ばっ!?」 「「ゆうう!?」」 必死にペーロペーロを続ける子ありすと子まりさ。 だがそれを遮るかの様に男のつま先が深々と子まりさの口の中に突き刺さった。 「ぁ…ぎ・・・ぁ"ぐぅぅ・・・」 小麦粉の皮がブチブチと真横に二つに裂けていく。子まりさは寒天の両目からボロボロと砂糖水を流している。 男がつま先をひねった、見た限りで左右に2~3往復ほど。 「ぁ・・・ぁ”ぁ”ぁ”ぉ”ぉ”ぉ”お”お”お”お”お”お”お”ごぐがぁ"ぁ"ぉ”ぉ”ぉ”!!!」 ミチミチと言う音が聞こえると同時に子まりさがグネグネと動き始めた。 底部だけがぷりんぷりんとメトロノームの様に動くが一向にどうにかなる気配ではない。 「きょにょいなぎゃもにょおおおおおお!ゆっぎゅりばなじぇえええええええ!!」 「ゆ!ゆ!ばりじゃはぢゅよいんだじぇええええ!だがらばなずんだじぇええええ!」 残った子ありすと子まりさは必死に男の足に体当たりを繰り返すが全く動じる気配はなく、ただ足がぐりぐりと回るばかりだ。 「お”・・・!お”・・・!ぉ”・・・!」 激しく底部をぷりんぷりんと動かしていた子まりさであったが、餡子が漏れるたびに動きが鈍くなっていき、やがては完全に裂け饅頭となって地面に転がった。 「ありぢゅのいぼうぢょぎゃあああああああああああああ!!ぎょんにゃにょどぎゃいばじゃにゃいいいいいいいいいいいい!!」 「ゆっぐりでぎないんだじぇえええええええええええ!!」 泣き叫ぶ子ありすと子まりさ。自業自得と言えるのだろうか? 見ているのは自分と人間さんだけ、後の人はまるでそこだけ何もないかのように通り過ぎて行っている。 男は子まりさの帽子をひょいととる。だが、それに気付いた子まりさは・・・ 「ばりぢゃのおぼうじじゃんんんんんんん!ゆぐっ!ゆぐぐぐ・・・!!」 なんと帽子のつばに砂糖細工の歯を立てて食らいついたのだ。 必死に帽子を離すまいとする子まりさではあったが、そのまま男が腕を上げると、帽子に食らいついたまま持ち上がって行く。 「ごのいにゃぎゃもにょおおおお!ゆっぎゅりありぢゅのいぼうぢょをおろぢぇえええええ!」 子ありすが垂直に跳ねるがせいぜい男の膝程度までしか飛びあがれない。そのままピョンピョンと跳ねるばかりだ。 男が腕を振り上げた、そのまま帽子をかすらせるように下の子まりさだけを狙い澄まして手刀ではじく。 「ゆぐっ!?ゆぎっ!ゆぎぎぎぃ・・・!」 子まりさの小麦粉の皮がグニャリと歪み、ゴボっと餡子が食いしばった砂糖細工の合間から漏れ出た。 それでも帽子は離さない。 男はそれを続けた、一回、二回・・・と 「ゆぐっ!ゆぐっぶ!」 底部をくねらせ水飴の汗が玉の様に滴り、砂糖水の涎が餡子と一緒に落ちていく、それでも帽子は離さなかった。 男が子まりさを残った片方の手で握り始める。 「ゆぐぶぶぶっ!ゆぎぐぐぐ・・・!」 子まりさの体は丁度「▽」の様な形に変化を始めた、餡子が行き場をなくしてどんどん子まりさの寒天の両目と口が膨らんでいく。 男が力強く握りしめた。 「ゆぐびょっ!」 「あ”あ”あ”あ”あ”!?あでぃずのいぼうぢょがああああああああ!?」 子まりさの寒天の両目が飛び出し、口から餡子がドバッと漏れた。 小麦粉の皮になった子まりさと帽子がヒラヒラと地に落ちる。 男は手をふるって餡子を払い落しながら子ありすの方に近づいて行った。 「ゆ!?あ、ありしゅはちょっちぇもちょかいはにゃにょよ!いまにゃらゆるしちぇあげりゅから・・・ゆうううう!?」 子ありすの体がふわっと持ち上がる。 指でしっかりとロックするように掴まれた子ありすは小麦粉の体をグネグネと動かすが一向に効果はない。 「ばなじじぇええええええ!ぎょんなにょちょがいばじゃにゃいいいいい!!」 寒天の両目からダバダバと砂糖水を流し、しーしーもうんうんも砂糖水の涎も一切合財漏れて滴り落ちてゆく。 男が大きく腕を上げるとそのまま子ありすは地面に向けて急転直下でたたきつけられた。 「どがいばあああああびゅっ!」 前面部分・・・つまり顔から突っ込んだ形になったためか、カスタードクリームが漏れた様子はあまりない。 突っ伏したままピクピクと動いていたが、やがて底部を左右に振ってズルズルと離れ始めた。 「ゆ”・・・ぎぃ・・・ぢょがい・・・ば・・・」 自分はあのありすの表情を見る事が出来た。人間さんも同じようにみているだろう。 落ちた所にカスタードクリームに混じって丸い寒天が二つ落ちていた。 子ありすが口を開くたびにポロポロとカスタードクリームに混じって砂糖細工の歯が落ちて言っている。 どこへ行こうと言うのか、ぽっかりと空いた三つの穴からカスタードクリームが落ちていき、跡を残してズルズルとどこかへと這っていく。 「ありぢゅは・・・ぢょがいばぢゃがら・・・いぼうぢょのぶんまぢぇ・・ゆっ・・・ぎゅ・・・り・いぼう・・・びょ」 ・・・あっけないほどに子ありすは自分の目の前でグシャグシャに潰れた。 男の足が振り下ろされたのだ。足が上がるとカスタードクリームと小麦粉の皮がグシャグシャになった何かがあるだけである。 男は縁石につま先を擦りつけるとそのまま何事もなかったかのように再びどこかへと歩いて行ってしまった。 ・・・簡単に、本当に簡単にありすに捨てられた子ゆっくり達は潰れた。 恐らく最後までありすに捨てられたと気付かないままで。 自分と人間さんはその場所で長い間立ち尽くし続けていた・・・ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー あれから二日が経った。 羽付きに連れられ私は街の入り口に近い繁華街に足を延ばしている。 羽付きの表情は硬い。 何かあの子ありす達に考えさせられるものがあったのだろうか? 「かならずあのありすたちはもどってくるんだぜ」 そう羽付きは私に言った。 それがどういった裏打ちがあるのかはまったくもってわからない。だがこれだけは言えるだろう。 少なくともあのありすがドスのいる山までたどり着ける可能性は0だったという事だ。 ・・・調べてみてわかった事だがここの近くの山にドスまりさがいたのは3年前の話。 つまり現在山にはそもそもドスまりさは存在しないのだ。 だからこそ山から街にゆっくりが入ってくるのだろう。 制限をかけていたドスまりさがいなくなったため山では爆発的にゆっくりが増えた。 いかに恵みが豊かな山と言えどもそれを上回るスピードで増えるゆっくり達に会わせられるはずもない。 当然ゆっくり達の一部(「とかいは」にあこがれている若いゆっくり等)が無鉄砲に山を下りてゆくのだ。 山に残ったゆっくりからすれば止める必要もないだろう。言った所で聞かないのだがら。 山から出ていくゆっくりの方が多いという状況の中、もしあのありすが山にたどり着けていたとしても群れに入れないだろう。 ただでさえ数が多すぎるのだから、増えてしまえばその分食料の取り分が減ってしまう。 ・・・つまりはたどり着こうが着くまいがあのありすは「とかいはなどすのやま」に行く事は永遠に不可能と言う事だ。 そもそもドスもいないし、群れにも入れてもらえない。よしんば山で暮らしたとしても街のそれとはまったく違う「狩り」に対応できるはずがない。 羽付きはそれを見越した上であのありすを行かせたのだ。 ここで疑問がつく。羽付きはありすからあまあますらもらわなかったと言った。 自前ですぃーまで用意し、ありすからのあまあまは「食料に回せ」と言って受け取らなかったと言ったのだ。 なぜ損になるような事をあの羽付きがしたのだろうか?私は疑問が残ったが羽付きには最後まで聞けずじまいであった。 羽付きがふと立ち止まる。 繁華街の雑踏に紛れて聞き覚えのある声が微かに聞こえてきた。 「・・・ばず・・・っぐり・・・ざ・・・」 「どっ・・・も・・・どがい・・・な・・・おぢびぢゃ・・・でず」 近づくにつれて声はより鮮明に大きくなっていく。 そこで私と羽付きが目にしたものは・・・ 「おでがいじばずっ!あでぃずをがいゆっぐりにじでぐだざいっ!あでぃずはぎんばっじのゆっぐりでじだ!でぼいながぼのなにんげんにずでられだんでずっ!」 「ありぢゅどおぎゃあじゃんはぢょっぢょもぢょがいばなんでず!ありぢゅはぢょいれじゃっでぢゃんどでりゅじおうだぢゃっでおぢゃえりゅんでぢゅっ!」 あのありすと子ありすであった。五日前より風貌はボロボロであったが・・・ 飾りはなくなっており、ありすは所々砂糖細工の髪が抜け落ちていた。子ありすの方に至ってはカッパの様に中心部が丸く禿げあがっている。 小麦粉の皮は生傷だらけで、ありすの背部には縦に大きな傷ができていた。れみりゃにでも襲われたのだろうか。 道行く人々に声を張り上げてはのーびのーびをして涙とも涎とも判別できない砂糖水を流している。 なぜ戻ってきたのか、その理由は知る由もない。 「おにーざんっ!あでぃずをがぶぁぁ!」 「あ”あ”あ”あ”あ”!!おぎゃあじゃああああああああん!?」 すーりすーりをしようと近寄った若い男にありすは蹴りあげられた。 「ゆぐぎっがぁ・・・おでがいでずっあでぃずを・・・あでぃずをぉぉ・・・!」 「・・・汚ねぇな、離れろよ」 なんとありすはズボンの裾に食らいついて埃と泥にまみれた体ですーりすーりを続けているのだ。 そこまで必死なゆっくりを私は今まで見た事がない。 「離れろつってんだろ!」 「ゆっぎぃっ!ゆぐぅぅ!ゆ”!ゆ”!ゆ”!あでぃずをぐぅっ!?どがいばなあでぃずばぁっ!」 何度踏まれようともありすは一向に話す気配がない。砂糖細工の歯がカスタードクリームに混じって落ちて行っても食らいついている。 「チッ!」 「ゆぎっ!」 ズボンの裾の一部を食いちぎってありすが離れた。男は勢い余って、そのまま思いっきりありすを蹴りあげる。 「あっ!ズボンがっ!」 「ゆっぎばぁっ!」 「おぎゃあじゃああああん・・・ゆ”ぶ!?」 ありすの小麦粉の体が大きく宙を舞った。 そのまま子ありすの上へと落ちていってしまう。 グシャッと音が微かに響いたように聞こえた。 「おでがいでずううう!あでぃずどおぢびぢゃんをっ!・・・お・・・ぢび・・・ぢゃん?」 ガバッと起き上がり再び詰め寄ろうとしたありすであるが、急に後ろを振り向くとそのまま凍りつくかのように固まり出した。 ありすが見た物の先には・・・ 「ゆ”・・・!ゆ”・・・!」 そこには子ありすが、口からカスタードクリームをぶちまけてドラ焼きの用に平たく潰れたままアメーバの様にグネグネと体を動かしていた。 砂糖細工の歯は飛び出して吐き出されており、その重量の凄まじさを物語る。 「あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”!?おぢびぢゃんんんんんんんんんん!?」 ありすが体をのーびのーびさせて凄まじい速さで子ありすに近づいた。 「ゆっぐりなおるのよおおおお!ぺーろぺーろ!ぺーろぺーろおおおおおおおお!!」 「ゆ”・・・!いぢゃ・・・いぃ・・・おぎゃ・・・じゃ・・・ど・・・ぼじ・・・ぢぇ・・・」 「ぢがうのおおおおおお!おぢびぢゃん!ごれはぢがうのおおおおおおおおおお!!」 必死に舌を動かしながら叫ぶありす。 だが破裂したゴムボールの様に敗れた場所からカスタードクリームが噴出しているのだ。助かる見込みはない。 「おぢびぢゃんんんんんんんんんんんんんんん!!どがいばっ!どがいばっ!どがいばっ!どがいばっ!どがいばっ!どがいばっ!どがいばっ!どがいばっ!どがいばぁっ!どがいばぁぁっ!どがいばあああ!どがいばあああああ!どがいばあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」 「ぢょ・・・がい・・・ば・・・ぢょ・・・が・・・・・・い・・・ぢょ・・・が・・・ぢょ・・・ぢ・・・」 必死に「とかいは」と口にするありす、一番大事な言葉なのだろうか、少なくとも私にはなぜそんな言葉を叫び続けるのか理解できなかった。 当初はモゾモゾと口だった小麦粉の皮の部分が動いて反応していた子ありすだったが、やがて動かくなってしまった。完全にありすの手によってつぶれ饅頭となってしまったのだ。 「あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”!!!!!!!!!!どがいばあ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”!!!!!!!!!!!!!!」 凄まじい声を放って叫ぶありす。ここから聞いても耳をふさぎたくなる声だ。 羽付きはただその光景を食い入る様に見つめている。 ありすは口を大きく開けて叫びきると既にゆっくりにとってはかなり遠くに行ってしまった中年の男を寒天の両目を見開いてみるとこう叫んで凄まじい勢いで上下に体をのーびのーびさせて近づいていく。 「ごのいながぼのおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!よぐもあでぃずのおぢびぢゃんをおおおおおおおおおおおおおお!!じねえええええええええええええ!!ごろじでやるううううううううううううううううううううううううう!!!ごろじでっ!!!ごろじでっ!ごろじでやるううううううううううううううううううううううううううう!!!!!!」 先ほどのありすとは思えないほどの口調だ。抑えつけられた今までの怒りが爆発したのだろう。まるで鎖が千切れたかの様に。 「こーでぃねいと」は理解されず、ドスのいる山にも行けず、地を這いつくばるような日々を送った。客観的になぜそうなったのかを考えずに限界を超えたとき、それは無責任な憤怒となって現れる。 正直な話、逆上も良い所だがその気合いに気おされてしまう だが、男はただ淡々とありすを見つめていた。 跳ねずにのーびのーびによる地面を這うようにして進む進み方でこんな速さをたたき出すありすを見て動じないのが不思議で仕方がない。 「じねえええええええええええええええ!!っぶぁああああああああ!!」 ありすが男の足に体当たりをくらわせようとした時であった。男はそれを見透かしたかのようにつま先でありすを蹴りあげたのだ。 「っゆぎいいいいいい!!ゆぐぐっ!?」 そのまま吹っ飛んだありすに近付きありすを動けないように踏みつけた。 「ぢぐじょうっ!ぢぐじょうっ!ぢぐじょうっ!ぢぐじょうっ!ぢぐじょううううううううう!!ばなぜごのいながぼのおおおおおおおおお!!」 砂糖細工の歯を食いしばり、口の端から砂糖水が微かに垂れている。それほど逆上しているのだろうか? 男はそれをまるでどうと言う事もないかのように見下ろしているだけだ。 「おい、調子に乗るなよ。そもそも勝手に突っかかってきたのはお前だろうがよ」 「だばれだばれだばれだばれだばれええええええええええええええ!!ごろじでやるうううううううう!!おばえびだいないながぼのはごろずううううううううううううううう!ごろじでやるうううううううううううううう!!!!だがらばなぜええええええええええ!!」 その言葉を聞いた途端に静かに男が足をグリッと押し付けた。 「ああ?今なんつった?なんつった?おい?ああ!?なんつったんだ!ああああ!?」 男がこめかみに青筋を浮かべてありすを踏みつけ始める。 一発で凄まじく潰れたありすは口からカスタードクリームを吐き出した。 「ゆっばぁ!ぢぐじょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!ごのぐぞいながぼのがああああああああ!!ぢぐじょおおおおおおおおおおおおお!!」 まだ男に罵声を浴びせかけられるようだ。 今度はありすの顔面に足が降りる。 「ゆっぎぃぃ!」 また一発、また一発と重くそして強い衝撃がありすの小麦粉の体を襲う。 そのたびにありすはトランポリンの様に跳ねて元の形に戻るのだ。 「ゆぎゃあああああ!!ゆぎいいいいい!ゆぎょおおおおお!あ”あ”あ”あ”!!あでぃずはどがいぶごっ!!どがいばっぼ!?どがいっ!どがいばっび!どが!どごぅっ!ゆぐっ!あ”ぎょ”お”お”お”お”お”お”お”!!」 ・・・砂糖細工の歯が宙を舞った、カスタードクリームが地面に散らばる。擦れるようにして小麦粉の皮が砂糖細工の髪ごと根こそぎ持っていかれる。 「・・・ゆ”・・・いなが・・・ぼ・・・」 「ああ?なんつったんだ?」 「いな・・・ぎょお”お”お”お”お”お”お”お”お”!!!???」 男の足がありすの口の中にすっぽりと入った。 踝まで入ったので中でどのようになっているかは定かではない。 真上に向いたまま男が足を激しくグリグリ動かしている つまり中のカスタードクリームが中枢餡ごとグシャグシャにかき回されているという事だ。 「ぎょおおおおおおおおおおおおおおお!!あぎょおおおおおおおおお!!ぎぐぎゃぎぎいいいいいいいがああああああああっぎぎょおおおおおおおおおお!!あああぉぉぉおおああぁぁぁああおぉぉおおおおあああぉぉああああっぉぉおおおおおああおあおあおああああああああああっ!!っぎぃびいいいいいいいいいいいいいいい!!」 寒天の両目がタコメーターの様にグルングルンと回る。うんうんがもりもりとあにゃるから出ている。 それでも男は動きを止めない 「かっ・・・!かはっ・・・!ゆ”・・・ぎぃ・・」 やがて動きも鈍くなってありすは動かなくなってしまった。 止めとばかりにありすを蹴りあげる男。 ありすはゴロゴロと転がるとそのままあにゃるを上向きにして動かなくなった。 ・・・時間にして約三分ほどだろうか、そこには小麦粉の皮が不規則に凸凹になったゆっくりらしきものがそこにあるだけだ。 あにゃるを向けて突っ伏しているためその表情はどのようなものか知る術はない。 男はポケットに手を突っ込むとそのまま歩いてどこかへ行ってしまった。 ・・・これが「街を出て行こうとしたゆっくり」の末路だ。 道中で何があったのかは知らないが、そもそも方角すらおぼつかない街ゆっくりが単体で40km近くも進めるはずがない。 ドスまりさが率いる群れですら移動してせいぜい10~20kmと言うのに・・・ ・・・山野のゆっくりがこの街に入ってくるのはなぜか? それは山野のゆっくりが増え過ぎているからにすぎない。1000体単位で山から下りてこの街に流れ着くのだ。 その頃には100体近くまで減っているがそれでも多い。 だが、それが数カ月も粛々と続くのである。 それほどの過酷な道のりを経てくるゆっくりに類するものはあのありす達にはあったのだろうか? その答えはありす達が街に戻ってきたという事実以外に他ならない。 結局引き返して戻らざる負えなかったのだ。 私は、ふと羽付きの顔を見る。その表情はどこか物哀しそうであった。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ・・・温い風が「おうち」の角に当たってズーッと言う音が響いている。 その音の奥に何やら微かにゆっくりが跳ねる様な音が聞こえてきた。 「ゆ!ゆ!はねまりさ!ゆっくりおきてね!」 「おうち」の前で何やら騒がしい声がする。 もそもそと出て行ってみるとそこには胴バッジを付けたまりさの姿がそこに会った。 「どうしたんだぜ?」 「ゆゆ!このあいだいってたこゆっくりのうけいれだけどなんとかあきができたよ!」 銅バッジまりさが水飴の汗を流しながら息を整えてそう言った。 ・・・だが遅い、もう遅いのだ。あの子ありすや子まりさ・・・三体の子ゆっくり達はつぶれ饅頭と化してしまったのだから。 「・・・そのはなしだけどもういいんだぜ」 自分がそういうと銅バッジまりさは首をかしげた。 「ゆうう?どうしたの?なんとかいれてほしいってあれだけいってたのに・・・はねまりさがあんなにいっしょうけんめいたのむからなんとかしようとしたんだよ・・・?」 「もうおそかったんだぜ・・・」 「ゆゆ・・・まさかはねまりさがむれにいれてほしいっていってたこゆっくりたちは・・・」 「とにかくうごいてくれてゆっくりありがとうだぜ。むりいったのにもうしわけないんだぜ」 「ゆ・・・それはだいじょうぶだよ!はねまりさにはいつもおせわになってるからできるだけゆっくりしてほしいってむれのみんながいってるよ!」 ・・・結局地域ゆっくりとの付き合いも自己保身の内だ。自分がどう思っていようと周りからはそうとしか思われないだろう。ならばいっそ割り切った方が良い。 銅バッジまりさは何度もこちらを振り向きながらゆっくりと跳ねて帰って行った。 銅バッジまりさが去った後、河原に暫くボーっと立っていた。 風はまだヒュウヒュウと頬をなでている。その温い風になぜか自分は不愉快な気分になってしまうのを不思議に感じていた。 ・・・群れに入れば何とか地域ゆっくりとして生活できると思って頼んではみたが結局結果は断られた。 「こーでぃねいと」の意味を履き違えているありすの子ありす、それの周りにいた子まりさは必ず軋轢が生じるようになると群れのありす達の反対があったからだ。 皮肉なものだ。ありす種のチャンスをありす種が潰したのだ。 それに今の時期は子ゆっくりを育てて地域ゆっくりとしての教育を施す時期。 途中から入られれば足並みが乱れるし、子ゆっくりの数に対してぱちゅりーの数がギリギリなのも理由の一員であった。 銅バッジまりさがなんとか頼みこんで説得してくれたのはありがたいが、かなり無理をさせてしまったようだ。 せめてあの子ありす達だけでも助けようと思ったが、何もできなかった。いや、何もしようとしなかったのだ。人間を恐れたのか、「とかいは」と言う幻想におぼれた子ありす達を見限ったのか、理由なら後で幾らでもつけられる。 あの子ありす達は助からなかった。ただそれだけの話だ。 所詮、街ゆっくりの殆どから「にんげんとつるむげす」と言われている自分がすればただの偽善なのだろうか? ・・・答えは誰も教えてくれない。 暖かい風が吹いている。あの子ありす達の存在も風に流されて行く様に忘れ去られて行くだろう。 せめて自分が最後まで忘れないでいる事が今できるせい一杯の事なのかもしれない。 過去に書いたもの ふたば系ゆっくりいじめ 504 かりすま☆ふぁいたー ふたば系ゆっくりいじめ 516 サバイバル・ウィンター ふたば系ゆっくりいじめ 527 シティ・リベンジャーズ ふたば系ゆっくりいじめ 582 ビルディング・フォレスト ふたば系ゆっくりいじめ 587 バトル・プレイス ふたば系ゆっくりいじめ 592 コールド・ソング ふたば系ゆっくりいじめ 604 ロンリー・ラック ふたば系ゆっくりいじめ 625 ループ・プレイス ふたば系ゆっくりいじめ 632 フェザー・メモリー(前編) ふたば系ゆっくりいじめ 643 フェザー・メモリー(後編) ふたば系ゆっくりいじめ 690 ウィンター・ブルース ふたば系ゆっくりいじめ 706 シティ・エレジー ふたば系ゆっくりいじめ 1051 街を跳ねるもの達 ふたば系ゆっくりいじめ 1052 UNDER ふたば系ゆっくりいじめ 1069 CLOUDY ふたば系ゆっくりいじめ 1070 静寂な高音 ふたば系ゆっくりいじめ 1079 花と雨と貝殻と 羽付きあきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 銅バッジまりさ、普通に善良じゃね?銅バッジはゲス化する傾向が多いのに -- 2011-07-20 01 37 23 羽根つきの優しさは、ゆっくり達に伝わるのだろうか… 賢さ故に孤立してるよなぁ -- 2011-01-13 12 03 17 ↓反省や後悔するまで殺されなかった運のいいゆっくりでもあるな -- 2010-09-25 01 29 21 失敗は人間にもゆっくりにもある。がその失敗を反省し自分を振り返ってみて 貴重な経験として後のゆん生に生かす奴は決して愚かでも馬鹿でもない 羽根付きはその反省ができる希有なゆっくり その他の野良はおおむね失敗をすぐ忘れて経験にすることができない馬鹿なゆっくり -- 2010-08-29 09 45 56 馬鹿というか、、後悔したから成長したからな羽根付き。 飼い主をゆっくりさせなかった時点で殺さなかっただけ偉いと思う。 -- 2010-08-20 21 55 16 羽根つきを捨てた人間は馬鹿だ、そう思うだろう? -- 2010-08-05 01 20 44 羽根つきもうゆっくりじゃないだろ。 -- 2010-07-24 16 16 15 ズボン食いちぎられた人間さんは優しいよね ゴミが身勝手な逆上をしなかったらたぶんそれ以上危害を加えなかっただろうね -- 2010-07-23 20 49 15 A あわれなありすね。せっかくとかいはなこーでぃねーとをしてあげたのにすてられるなんて… M やっぱりにんげんさんはゆっくりできないんだぜ。ありすにあやまるんだぜ! -- 2010-07-16 01 31 03 羽付きがゆっくりらしからぬ良いゆっくりだと言う事は解った そしてゴミ一家マジで救えNEEEE -- 2010-07-12 02 46 38 ゴミが数個掃除された 珍しくもないいつもの光景です これが日常 -- 2010-07-12 00 59 25 面白かった。 -- 2010-06-21 01 59 16
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幸福マスベ 17KB 愛で ギャグ 希少種 都会 HENTAIです HAPPYENDかな? 自分がわからないよー 「乳首の毛が・・・」 一度気になりだしたらとことん気になってしまうことってないかい? 学校でも紳士というあだ名が付くくらい気遣いのできる男である私は今現在困惑している。 多分人によっては全く気にしないことなんだろう。がしかし、若干神経質なところがある私は、 ちょっとした違和感も無視することが出来ない。どうしてこうなるまで放っておいたんだ・・・。 「乳首の毛がボーボーじゃないですか・・・。」 いつもならピンセットで抜き取って終わりなんだが、今日に限ってピンセットは見当たらない。 黙って素手で取れよ、と思う方もいらっしゃるだろうが、 私のかわいいかわいい乳首には、素手で取るのが難しいような、短い乳首の毛までたっくさんはえているんだ。 何かいい案はないのかと座禅をしてゆっくりと考える。 こういう時にふさわしい台詞を同棲相手から聞いたことがある。 ちん、ちん、ちん、ぽーく!(一休さん風に) よし、閃いたぞ!そしてなぜかおっきしたぞ! 西アジアの方にドクターフィッシュと呼ばれる魚がいると聞く。何でも人間の古くなった角質を食べてくれるそうだ。 なんでそんなことをするのかと言うと、単に他に食べるものがないかららしい。 餌が豊富にある場合や、年をとり過ぎた場合でも食べてくれなくなるらしいが。 これ・・・使えないか? もちろん、ドクターフィッシュに乳首の毛を抜いてもらうわけではない。というか抜いてくれないだろう。 ここら辺でドクターフィッシュを売っているお店も分からないし。 大事なのは、生き物に食べてもらうことでいらないものを取り除くと言う考えかたのみ。 そうだ、むーしゃむーしゃだ。 今は2月。飢えた子ゆっくりなんてそこら辺にうじゃうじゃいる。 そいつらに私の乳首の毛をむーしゃむーしゃしてもらおうか。 何といっても私はゆっくり生物学科の学生。ゆっくりの扱いに関しては凡人とは違うのだよ・・・。 さて、そうと決まったら早速行動だ!昔から善は急げっていうでしょう? ガチャ 「うおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!!」 2月の夜の寒空の下を上半身裸で爆走する男が一人。通報されることはなかったのが幸いである・・・。 ―――まりしゃは空腹で目が覚めた。 両親がトラックに轢き殺された後からまともな食事を取っていない。。 口に含んだものといえばファーストフードの紙袋やトイレットペーパーの切れ端くらいである。 生ごみやパンくずなどの一般的な野良ゆっくりの食べ物は、他の体格のよい成体ゆっくりたちに取られてしまった。 孤独を感じながら空腹に耐えるまりしゃ。とことん惨めな思いをするまりしゃ。 ゆっくりできない現実が嫌になって、何もかもにやる気を出せなくて、せめて死ぬときはゆっくりしたいと眠っていたまりしゃ。 しかし、空腹はまりしゃを現実へ引き戻す。 「ゆぅぅ・・・むーちゃむーちゃ・・・したいのじぇ・・・。もういやなのじぇ・・・」 何も入っていないおくちをもーぐもーぐと動かすまりしゃ。自分の唾液をくちゅ、くちゅと泡立てるだけの無意味な行為を繰り返す。 巣の近くにあるものをとりあえず口に含もうとおさげを動かそうとするが、エネルギー不足のまりしゃのおさげは上手く動かない。 餡子の奥から虚しさがこみ上げてくる。それを紛らわすため、まりしゃは考える。 自分はもう一生ゆっくりできないのかと、いるかどうかもわからないゆっくりの神様に問いかける。 「かみしゃま・・・どうかまりしゃをゆっくち・・・。ゆぐ・・・ゆえぇぇぇぇん!!!」 強制的に独り立ちさせられたと言っても所詮は子ゆっくり。親の庇護が無くてはゆっくりできないない存在だ。 まりしゃはよく耐えていた。しかし、もはや我慢の限界であった。れいぱーの精子餡の如くたまった鬱憤をまりしゃは叫んだ。 「まりじゃむ゛ーぢゃむ゛ーぢゃじたいのじぇぇぇ!!! ゆぇぇん!おどうしゃぁぁん!おがあしゃ「その言葉、待っていましたよぉぉぉ!!!んほぉぉぉぉ!!!」 真夜中に響く不気味な嬌声。 「空腹に泣く子ゆっくり!これは紛れも無く私が探していたゆっくりです!さぁ、私の家にいらっしゃい、まりしゃぁぁ!!!」 「ゆぅ!?」 まりしゃは困惑した。神に向かって祈っていたら、上半身裸でぺにぺにをフルチャージさせた人間が現れた。 まりしゃは食べ物が現れたらいいなとは思っていたが、エス○ー伊藤とか、江頭2:5○とかが現れたらいいな、などとは全く思っていない。 予想の斜め上を行く出来事に、まりしゃの出した結論は・・・ 「ゆっくちできないにんげんしゃんだじぇぇぇ!!!ゆっくちにげるのじぇぇぇ!!!」 「どぼじて逃げるんですかぁぁ!!!ゆっくりさせてあげますよぉぉ!!!」 空腹であることをすっかり忘れて、まりしゃは全力で駆ける。あの人間さんは普通じゃない。 おとうさんとおかあさん、そして姉妹を永遠にゆっくりさせた人間さんとは別の次元で危険であると直感的に感じていた。 永遠にゆっくりさせられたりする訳ではないが、なにかゆっくり出来ないピンク色のオーラを放っているように見えた。 涙を流し、息を切らせながら全力疾走するまりしゃ。空腹のせいで、あまり長い距離を走ることは出来ない。 でもまりしゃは頑張った。己の限界を超えて走った。 「ゆひゅ・・・ゆひゅ・・・」 もう撒いたかと思って後ろを振り返る。すると・・・ 匍匐前進の体勢で、まりしゃのあにゃるぎりぎりに顔を近づけていた。 変質者スレスレ・・・というか確定的明らかな変質者がいた。 変質者はぺにぺにをフルボッキさせているため、腰だけが浮き上がって不自然な体制となっていた。 「ゆっぴゃぁぁぁ!!!!わかりゃにゃのじぇぇぇぇ!!!!」プシャー!!! 何一つ理解できないこの状況に思わずしーしーを射出するまりしゃ。恐怖に竦んでいるまりしゃを男は掴んだ。男は立ち上がって。 「よし、あったかい私のお家へ行きましょう。たくさんむーしゃむーしゃもできますよ!」 「まりしゃむ゛ーじゃむ゛ーじゃしてもおいしくにゃいのじぇぇぇぇ!!!!」 まりしゃは錯乱していた。まりしゃの思い描いていた人間の姿はここまでトチ狂ったものではなかったから。 「まぁまぁ、ゆっくりと落ち着いてください。そうか、ここが寒いから落ち着かないんですね。 じゃぁ、今一番温かくなれるところでゆっくりしてて下さい。」 男はそういって、まりしゃを男のパンツのなかに入れた。 「ゆんやぁあぁぁぁ!!!・・・ゆゆ!あったかいのじぇ!!!ゆっくちできりゅのじぇ!!!」 「そうですか、それはなによりです。では、その大きな棒か、モジャモジャした所に捕まっててください。 そうすれば最高のゆっくりプレイスがまりしゃを待っていますよ!!!」 「ゆぃ!ゆっくちりかいしたのじぇ!!!しゅっぱつおちんこーっ!なのじぇ!!!」 「おぉ!わかっていますね、まりしゃ!」 男は、まりしゃがパンツの中からずり落ちないよう、しっかりと股間を両手で押さえて、なんば歩きで家路を急いだ。 途中、友人と友人の後輩を見つけて声をかけたが、男の姿を見るや否や二人は、ダブルラリアットを男にぶちかました。 衝撃で、ぺにぺにから生臭いカスタードを放出してしまったが、まりしゃが叫んだり、暴れたりする様子は無かったので、気にせず歩いた。 その他色々なトラブルに巻き込まれたが、何とかして男は家に帰ることが出来た。 「ふぅ・・・。なんとか帰ることが出来ましたね。さて、彼女はまだ帰ってきてないようですね・・・。」 部屋中をキョロキョロと見回す男。これから男がやろうとしていることを考えれば、当然のことなのであるが。 「まりしゃは大丈夫でしょうか・・・?おーい、まりしゃー!無事ですかぁ?」 男はパンツの中を覗き込む。すると、驚くべき光景が広がっていた! 「むーちゃ、むーちゃ、なまぐさー。このよーぐるとさんなんだかなまぐざいのじぇ!まりしゃ、あまあまのよーぐるとさんがたべたかったのじぇ!」 「いいえ、それはケフィアです。にしてもよくもまぁそんなもの食べますね。まぁ私もたまに食べさせますけど。」 「まりしゃはおなかさんがぺーこぺーこなのじぇ!むーちゃむーちゃできるものならなんでもたべりゅのじぇ!」 まりしゃは口の周りを男の特性ケフィアでベトベトに汚しながら、キリッとした表情で元気に返事をした。 どうやら、この粘性の液体がゆっくりで言う精子餡であることに気が付いていないらしい。 もっとも、この悪食まりしゃが事実を知ったところで食事を中断するとは必ずしも言えないのだが。 「そうですか、では、ちょっと待ってください。今回はあまあまな味ではありませんが、とてもゆっくりとした塩加減のお味ですよ。」 男は台所へ行き、冷蔵庫からチューブを取り出した。靴下を脱ぎ、乾燥肌ゆえに剥けた足の裏の皮を少し取ってチューブの中身をかけた 「ちょっと味見して御覧なさい、ほら」 「じぇ!むーちゃ、むーちゃ、しししあわせぇぇぇ!!!これはなんていうごはんしゃんなのじぇ!?ゆっくりしてりゅのじぇ!じぇ!じぇ!」 「これですか・・・。さきいかにマヨネーズをかけた、珍味です。ゆっくりしているでしょう?」 「ゆっくちちてるのじぇ!おにいしゃんはとってもゆっくりしてるのじぇ!」 「おお、私がゆっくりしていると・・・私の足の皮の味を聞いていたのに、そんなことを言われると照れてしまいます。 では、本来の目的に移るとしましょう。まりしゃは今から作るマヨネーズの山をぺーろぺーろしてください。 そして、その中で何かを見つけたら、頑張ってぺーろぺーろしたり、がーじがーじしてください。わかりましたか?」 「ゆっくちりかいしたのじぇ!」 仰向けになり、マヨネーズのとぐろを巻いていく男。その高さはまりしゃの身長と同じくらいだ。 そして、男はまりしゃを胸の辺りに置く。マヨネーズのとぐろが乳首の真上にあるからである。 「では、ぺーろぺーろを始めてください」 「ぺーろぺーろするのじぇ!!!ぺーろぺーろ!しあわしぇー!」 ペチャ・・・ペチャ・・・ 「おぅふ!いいですね、でももっと強くてもいいですよ。」 ペチョ・・・ペチョ・・・ 「ああ、素晴らしい!ではそのおけけをがーじがーじして引っ張ってください」 「ゆふ・・・ゆっくち・りきゃい・・ちたの・・じぇ!ハァ・・・ハァ・・・」 カプ!グググ・・・プチン! 抜き取った乳首の毛にマヨネーズをつけてむぐむぐと咀嚼するまりしゃ。このまりしゃは本当に何でも食べられそうである。 「んほぉぉぉぉ!!!思わず半立ちしてしまいました。しかし続けてください。」 「じぇ・・・!ゆっくちぺーろぺーろすりゅのじぇ!」 プチョ・・・プチョ・・・ 「あなた才能ありますよ、まりしゃ!きっと世界を狙えますよ・・・」 ヌチャ・・ヌチャ・・・ ペチャ・・ペチャ・・・カプッ! マヨネーズの山を掻き分けて男の乳首を 「うっ!!!そこは私のかわいいかわいい乳首さん!」チュー・・チュー・・・ 「ああああああああ!!!!やばい!めっちゃやばいです!もっと、もっと吸ってぇぇぇぇ!!!」 チューチューチューチュー チューチューチューチュー 「んほぉぉぉぉぉぉ!!!!!!もう辛抱たまらん!!!まりしゃ!!!次はコンデンスミルクです!!! 今からこの棒につけるあまあまを舐めてください!」 男は服を全て脱ぎ捨て四つん這いになって、自らの股間にコンデンスミルクを塗りたくった。 ぼたぼたと股間から滴り落ちるコンデンスミルクが、これから搾り出すケフィアを連想させた。 キノコ状の棒の先端をまりしゃに近づける男。 まりさ種お得意のキノコを前にして、夢にまで見たあまあまを前にして、まりしゃが立ち止まる理由などなかった。 「あみゃあみゃだじぇぇぇぇぇ!!!!!!ぺーりょっ!ぺーりょっ!ししししやわしぇぇぇぇ!!!!」 ベチョ、ヌチョ、グチャ、グチュ、グチュ、ジュフ、ジュッポ、ジュップ! 「うっみぇ!めっちゃうみぇ!めっちゃあみぇ!まじぴゃねぇ!!」 ベチョ、ヌチョ、クチャ、グチュ、グブ、ジュフ、ジュッポ、ジュップ! 「あ゛、あ゛、あ゛・・・。」 ベチョ、ヌチョ、クチャ、グチュ、グブ、ジュフ、ジュッポ、ジュップ! 「うまれちぇはじめちぇのあまあまだじぇぇぇ!!!まりしゃかんどーだじぇぇぇ!!!」 ベチョ、ヌチョ、クチャ、グチュ、グブ、ジュフ、ジュッポ、ジュップ! 実はこのまりしゃは本当に生まれてから一度もあまあまをたべたことがない。 はじめてのゆっくりしていってね!!!を言ったときに食べる茎も姉妹のれいむ達に無理やり奪われて食べることが出来なかった。 ゴミ漁りの時に時たま出てくる菓子パンも母れいむに奪われて食べられなかった。 まりしゃの一家は父親のまりさとまりしゃが家族の底辺に位置している、まさにれいむ天下の家族であった。 ベチョ、ヌチョ、クチャ、グチュ、グブ、ジュフ、ジュッポ、ジュップ! 「もうすぐ・・・」 ベチョ、ヌチョ、クチャ、グチュ、グブ、ジュフ、ジュッポ、ジュップ! 「もうすぐ・・・イク・・・」 ベチョ、ヌチョ、グチュ、ゴト、ジュフ、ジュッポ・・・ 「ゆわわわわわわ・・・」 「ちょ!まりしゃ、もうすぐイケそうなのにどうしてやめるんですか!あまあまは目の前ですよ!」 「みみみすちーだじぇぇぇ!!!」 買い物袋を落として、般若のような顔をしている胴付きゆっくりのみすてぃあがいた。 ゆっくりみすちーは捕食種ではないが、独特の歌でゆっくりをゆっくりできなくさせるという特技を持つ。 よって、普通のゆっくりはみすちーとの接触を避けるのだ。ちなみに野良ゆっくりであるまりしゃが、 みすちーの脅威を知っていたのは、昔みすちーの歌でまりしゃ以外の姉妹がゆっくり不足によって永遠にゆっくりしてしまったからである。 まりしゃは姉れいむのいじめによって気絶していたため難を逃れたのである。 「・・・ちんちん!」(ちょっと目を離すとすぐこれよ・・・。いい加減に浮気しないように調教してやろうかしら!) 「ままままま待って下さい、みすちー。これは決して怪しいことではありません。ただのピーリングです」 菊門をみすちーに向けながら男は聞き苦しい言い訳を焦って述べる。 「ちちちんちんちちん!」(お兄さんの言い訳は、野良ゆっくりの鳴き声となんら変わりないのよ!もう頭きた!そこ動かないでね!!) みすちーは台所にあった麺棒を持ち、天井スレスレまで飛び上がる。 天井を蹴り、きりもみ回転をしながら、麺棒を男の菊門に目掛けて直進させた。 「うわぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」 「ちんちちちちん!」(イルスタードダイブ!!!) ブスゥゥゥゥゥゥッ!!!!! 「アッーーーー!!!!」ドピュドピュ 男の菊門に麺棒が刺さり、まりしゃにケフィアの雨が降り注ぐ。目の前の奇妙な光景に目を奪われて、一歩も動けないまりしゃは男のケフィアに埋もれていた。 「う、う・・・。私のビューティフルな菊門が・・・。」 「ちちんちんちん!」(せっかくだからそのビューティフルな菊門さんを調教してあげるわよ、お・に・い・さ・ん!) ズボッ・・・シュッ・・・ズボッ・・・シュッ・・・ズボッ・・・シュッ・・・ 麺棒をピストン運動させながら、荒々しく男のマグナムを扱くみすちー。 う、あ、ふ、と情けない嬌声が部屋中に響く。 このサディスティックでエロスあふれる光景に、今までにないゆっくりを感じているものがいた。 まりしゃである。ケフィアの山から抜け出したまりしゃは目の前の光景に目を奪われていた。 今まで何一つゆっくりした経験がないといっても過言ではないくらいゆっくりすることと縁がなかったまりしゃ。 すっきりなんてものが存在することすら知らなかった。しかし、まりしゃは出会ってしまった。 あの時感じたピンク色のオーラは、まりしゃを新しい世界へと導く光だったのだ。 まりしゃはもう恐れない。飢えて朽ちることを。 まりしゃはもう恐れない。孤独に震えることを。 まりしゃはもう恐れない。暴力に耐えることを。 惨めだった野良の生活に別れを告げるための儀式をまりしゃは行う。 すっかり元気を取り戻したおさげをフルチャージさせたぺにぺににあてがう。 「ひだりては、そえるだけなのじぇ・・・」 まりしゃは扱く。己のぺにぺにを。その行為が何を意味するか分からなくとも。 まりしゃは扱く。さび付いた魂を。その精神がどう変わるのか分からなくとも。 まりしゃは扱く。不幸な過去達を。その未来が何時まで続くか分からなくとも。 「ま・・・まりしゃ・・・。お願いです。みすちーの誤解を解いてください。」 男はまりしゃに協力を仰ぐ。もはや自分の力ではみすちーの調教を止める事が出来ないと判断したためだ。 しかし、男は次に告げる言葉を失う。 シュ・・・シュ・・・シュ・・・シュ・・・ 「じぇ・・・じぇ・・・まりしゃは・・・しごくのじぇ・・・じぇ」 脆弱で幼い子ゆっくりであるまりしゃが、毎日5回はセルフバーニングしますと言う様な人間の気迫で ひとりすっきりに熱中していた。男は悟る。・・・これは止めちゃいけない。 「まりしゃ・・・」 「じぇ?」ハァ・・・ハァ・・・ 「一緒にイこうか?」 「じぇ!よくわかりゃないけどいくのじぇ!」 「ちちち!ちちん!!!」(そんなに野良ゆっくりとイキたいならイカせてあげるわよ!あにゃるで感じる駄目人間さんめ!) ゴシッ!ゴシッ!ゴシッ!ゴシッ!ゴシッ!ゴシッ!ゴシッ!ゴシッ! 「うぁぁぁぁっぁぁぁぁぁ!!!」 「まりしゃもまけにゃいのじぇ!!!」 ゴシッ!ゴシッ!ゴシッ!ゴシッ!ゴシッ!ゴシッ!ゴシッ!ゴシッ!ゴシッ! ゴシッ!ゴシッ!ゴシッ!ゴシッ!ゴシッ!ゴシッ!ゴシッ!ゴシッ!ゴシッ! ゴシッ!ゴシッ!ゴシッ!ゴシッ!ゴシッ!ゴシッ!ゴシッ!ゴシッ!ゴシッ! 「ちち!んち!んちん!」(とっとと果てろ!変態共め!ゆっくりしないでいきなさい!!!) 「「すすすすすすっきりぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!」」 まりしゃは生まれて初めて精子餡を出した。 その開放感は今までの不幸を全て帳消しにするような気持ちよさであったという。 視界をドロドロとした白が覆っている。 雲の上にいるような心地よさの中でまりしゃは静かに寝息を立てた。 <おまけ> 結局まりしゃは男の家で飼うこととなった。野良ゆっくりのなかでも滅多にいないような悪食が幸いして、 無事、コンポストとして活躍したり、男の使用済みティッシュを食べたりして生活していた。 食べるものがないときは、3段ボックスの一番下の段に作ってもらったおうちでゆっくりと過ごしている。 世話の焼かない理想的なペットであるがたった一つだけ困った癖を持ってしまった。 「おにいさん!みすちー!今日はすっきりっー!しないのかじぇ!」 「ちちちん」(誰に似たのか本当にデリカシーがないわね・・・。) 「もちろんしますよ!さぁ、服を脱いでください、みすちー!」 「ちんちん!」(ちょっと、今何時だとおもっているのよ!いやん、あっ・・・そこは自分で脱ぐって!) 「まつのじぇ!まりしゃをとくとうせきっにつれていってほしいのじぇ!」 「はいはい」 ベットの横に置かれたテーブルにまりしゃを置く。すっきり中、結合部が良く見える特等席らしい。 おさげでぺにぺにをさするまりしゃ。準備はOKだ。 「ちんちんちちん!」(仕方ないわね・・・。今日は6回だけよ) 「午後から大学なのでそれで我慢しましょう。でも帰ってきたらやりましょうね!」 「ちん・・・」(もう・・・ばか・・・・) 「もうたまらんのじぇ!はやくふたりともすっきりーっするのじぇ!」 そう、まりしゃは男とみすちーのすっきりを見て、ひとりすっきりをするという特殊な性癖を身に着けてしまったのだ。 これでは他の人間に飼われる事も、野良に戻ることもできない。 でも、それでいいのだ。 この馬鹿馬鹿しく、なんとも愉快な家族達と一緒に暮らすのだから。 彼らはHENTAIだ。 だが、紛れも無く、 彼らは絆でつながっている。 <あとがき> とりあえずHENTAIものを書きたくって書いてみました。 当初は馬鹿なノリのゆっくりオナホールネタにしようと思ったんですけど、 書いてるうちに「おっ、このまりしゃいいキャラしてんじゃね?」と思いまさかのシリアス(?)な締めになってしまいました。 一応隠しテーマとして愛でHAPPYENDというものを設けたのですがどうですかね? 関係ない話ですが、前作の感想欄で自分が若い人なのかというコメントがあってビックリしました。 餡小話で書いている人の平均年齢とかは分かりませんが、自分はやっとお酒が飲める年齢です。 最後まで読んでいただいてありがとうございました。 以上麺棒あき・・・ではなくてドナルドあきでした。 みすちーのHENTAISSが読みたいです。おお、夜鷹夜鷹。 過去作 ふたば系ゆっくりいじめ 948 ゆくドナルド ふたば系ゆっくりいじめ 1045 ゆくドナルド2 ふたば系ゆっくりいじめ 1182 れいむと・・・ ふたば系ゆっくりいじめ 1262 豆れみりゃとこうまかん ふたば系ゆっくりいじめ 1273 ゆくドナルド3 ふたば系ゆっくりいじめ 1282 お前のゆん生30点 挿絵 byのすたるじあき トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 変態だー!!!!(by森あい -- 2018-01-15 23 56 13 ☆HE★N★TA★I★DA☆ -- 2013-06-16 07 48 29 まりしゃのおさげ便利だな。オナニーできるのか。 -- 2013-05-27 18 34 37 感動した。 -- 2013-03-28 17 00 59 まりしゃに手があるのか・・・どうやってしごいたんだろう?ところてん? -- 2012-12-12 11 32 58 シリアスっつーよりカオスやな -- 2012-10-07 21 15 36 幸せそうでなにより・・・え?! おすそ分け?幸せの? イエイエイエイエイエイエ!!結構ですから!いや!だから! お願い!イヤァーーーーーーー・・・・・・・・・・・・ウッ -- 2012-09-05 21 51 11 今日も平和だなー(棒 -- 2012-07-27 21 46 38 マジキチwwwwwwwww -- 2012-01-11 09 44 09 こいつは上流階級の紳士だぜ… -- 2011-12-02 15 40 17 アウトだろwww -- 2011-08-30 02 29 02 これはワロタwwww -- 2011-07-15 16 48 38 ワロタwwwwwww -- 2011-04-11 00 22 55 文章から気迫を感じた -- 2011-03-09 02 42 53 うわwww -- 2011-01-15 22 49 22 なにか狂気じみたものを感じる -- 2010-10-04 03 49 48 こwwれwwっわww -- 2010-07-13 07 34 29 胴付き嫁ゆっくり、ぱるぱるぱる… -- 2010-06-27 10 59 11 『ちんちん』で会話出来るのかい!!! -- 2010-06-05 02 38 00 ヤベェ、HENTAI過ぎるwwwww 個人的には、胴付きプリズムリバー三姉妹のSS読みたいです。大乱交「霊車コンチェルトグロッソ」みたいな -- 2010-05-29 14 05 46
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「ふたば系ゆっくりいじめ 1162 臭いつき/コメントログ」 ユンギャー・シシュテマが欲しいな。 -- 2010-12-23 22 21 58 ユンギャーシシュテマwwwwwwwww -- 2011-05-14 21 50 48 この助手最低だな、試験用を虐待して楽しむとか はっきり言って仕事場のデスクをぼこぼこにして楽しんでるバカと同じか それ以下の価値しかない人間だ さっさと解雇されてNEETにでもなれよクズ助手 -- 2011-09-16 16 37 10 ↓売れる商品作ってるのにか? -- 2011-11-02 05 26 34 ユーンギャー・シシュテマー♪ -- 2012-04-06 19 32 51
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まりさ家出する 15KB 虐待-普通 愛で ギャグ パロディ 小ネタ 自滅 家出 駆除 群れ 飼いゆ 野良ゆ 都会 現代 独自設定 小難しいことは考えずに書きぬきました ・このSSには何番煎じだよという北斗パロがあります ・虐待されるゆっくりとそうでないゆっくりがいます ・愛で成分も含まれているので嫌いな人は読まないほうがいいかも ・これを書いたのはHENTAIあきです。分かっているとは思うけどいつものおまけがあるよ! ・それでもいいというひとはゆっくりよんでいってね!!! 「おいまりさぁ!またお前は俺の財布から小銭盗んだな!?」 「ちがうんだぜおにいさん!いつもいってるけどかりてるだけなんだぜ!」 「同じだよこの馬鹿饅頭!」 いつもの日課とかしているお兄さんと胴付きゲスまりさの言い争い。もはや喧嘩ではなく一種のコミュニケーションだ。 ただその日はいつもと事情が違っていた。ここ最近ずっと怒鳴られ続けているまりさのストレスは最高潮に達していた。 お兄さんの方も最近徹夜での仕事が続いたためについいつもより強くまりさに説教をしてしまう。 いつものじゃれあいのような言い争いから、この日は本当の喧嘩になっている。 「もういいんだぜ!こんなおにいさんのいえになんてもうまりさはいられないんだぜ!まりさはいえでするよ!」 「おお!どこにでも行っちまえこの餡子脳!家ででも何でもしてそこらで野たれ死ね!」 売り言葉に買い言葉。ついつい口から飛び出した言葉に言い返してしまうお兄さん。その言葉を聞きまりさは荷造りを始めた。 小物は帽子に、大きめの荷物は背中にしょったお値段以上のお兄さんが買ってくれたにとり製のバッグに入れる。 荷物をまとめるまりさを複雑な目で見るお兄さん。正直言ってしまった手前やめろとは言いづらくなってしまった。 謝れば言いものの、その言葉がお兄さんとまりさの口からはでてこない。 「じゃあねゲスなおにいさん!まりさはゆうしゅうなぎんばっじだからひとりでいきるんだぜ!」 「分かったよ糞饅頭!そのにやけた顔二度と見せるな!」 そう言って玄関からでていくまりさ。その姿を見送るとお兄さんは苛立ち紛れに椅子を蹴りあげた。 家出したまりさは特に行くあてはなかった。心の中では止めてくれると思っていただけにお兄さんに対する怒りも大きい。 とりあえず友達であるぱちゅりーの家に向かうことにした。ぱちゅりーは金バッジで頭の良いゆっくりだ。 そのぱちゅりーならこの先どうすればいいか考えてくれると思いひとまずぱちゅりーの家に向かう。 「というわけなんだぜぱちゅりー、まりさはどうすればいいとおもう?」 「むきゅ・・・、それはお兄さんに謝るのが一番よまりさ。」 しごく真っ当なことを言ってまりさに家に帰る様に進めるぱちゅりー。だがそれが出来ていれば家出なんてしなかっただろう。 まりさはぱちゅりーの意見を拒否する。 「いやなんだぜ!おにいさんがまりさにあやまるならともかく、なんでまりさがおにいさんにあやまらなきゃいけないんだぜ!」 「むきゅ~。」 意地を張って絶対にお兄さんに謝らないと主張するまりさに、ぱちゅりーも困り果てる。 そこに救いの手が、いや状況を悪化させる言葉がぱちゅりーの飼い主から放たれる。 「ならまりさ君、いっそのこと野良として暮らしてみたらどうだい?」 「ゆ?どういうことなんだぜ?」 突然の言葉にまりさは困惑をする。 「簡単だよ。野良で立派に生活して自分でも一人暮らしは出来るんだとお兄さんに思わせるんだ。 お兄さんが不安で堪らなくなった所に俺が電話して、お兄さんはまりさ君の元に来て帰ってくるように言うはずだから。」 「すごいんだぜ!さすがはぱちゅりーのおにいさん!」 そういうとまりさはぱちゅりーの飼い主にお礼をして家から出ていく。意気揚揚と向かうは公園のゆっくりぷれいすだ。 その姿を不安そうに見送ったぱちゅりーは飼い主に質問する。 「ねぇ先生、まりさにあんなこと言ったけど本当にうまくいくの?」 「いくはずないさ。飼いゆが野良生活をしていけるはずがない。一日で家に帰って飼い主に謝るだろう!」 自信満々に言い放つぱちゅりーの飼い主。実際に飼いゆが野良として生きていけるほど世の中甘くない。 その辺のことも考えてまりさにあんなことを言ったのだろうが、まりさは胴付きというアドバンテージがある。 このことでぱちゅりーの飼い主は予想しない結果を生むことになると思ってもいなかった。 「まずはおうちさんをつくるんだぜ!そのあとにきょうのごはんさんをさがすんだぜ!」 そう言ってお家建築宣言をするまりさ。材料は近くのスーパーで貰ったダンボールと買ってきたブルーシートだ。 お金はお兄さんから借りた小銭もあり、銀バッジということと店員が愛でお兄さんだったこともあり買いものも問題なく行えた。 「ゆゆーん!だんぼーるさんをたおしてあめにぬれないようにしーとさんをかぶせるんだぜ! ふとんさんのかわりに、たおるさんをおけばまりさのおうちがかんっせいだよ!」 そう言って喜びの声をあげるまりさに忍び寄る影。 「ゆっへっへっへ!なかなかいいおうちとびまりさなんだぜ!」 「とってもとかいはね!りょうほうともまりさとありすのものにしましょう!」 黒く汚れたまりさと比較的清潔なありすだった。後ろにはお飾りがないれいむがゾンビのようにいた。 この二匹はこの公園を事実上仕切っているゲス夫婦だ。野良ゆの中でも頭がきれるこのまりさは通常よりも二回りほど大きい。 ありすはありすで、他ゆんのお飾りを奪うことで奴隷として身の回りのことをやらせ自分は清潔な体を保つことでゲスまりさに取り入ったのだ。 この公園はまさにこの二匹のゲスの王国である。 「それじゃあ、このきたないどれいはいらないんだぜ!」 「そうね!つぶしてごはんさんにしましょうか。」 「やべてね・・・れいぶはまだじにだぐないよ・・・」 弱弱しく命乞いするれいむを無視してゲスまりさはれいむに向けて体当たりをし上に乗って潰そうとする。 「さっさとしぬんだぜ!まりささまたちのごはんさんになれることをこうえいにおもうんだぜ!」 「ゆぎゅ・・・ちゅぶれりゅ・・・」 今際のセリフも言えずあっけなく潰されてしまうれいむ。れいむの体から出てきた餡子を二匹はうまそうに舐めはじめた。 「ぺーろぺーろ、それなりー。」 「あんまりとかいはなあじじゃないわね。しかたないけどとくべつにたべてあげるわ!」 食べ物に対する感謝とは程遠い言葉を言いながら二匹はれいむの餡子をきれいに食べきる。皮は美味くないのか、 二匹は皮は残して一息つくとまりさに向かってありえない要求を突きつけてきた。 「そのおうちはまりさたちのおうちにするよ!へんなまりさはとくべつにまりさたちのどれいにしてあげるよ!」 「んほぉおおお!おなかがいっぱいになったらなんだかすっきりーしたくなったわ! へんなまりさだけど、とかいはなあいはどのゆっくりにもあたえられるものだからいっしょにすっきりーしましょう!」 ありすに至ってはレイパー化している。並のゆっくりが言っていれば即座に制裁されてもおかしくない言葉だ。 だがこの二匹にはそれを押しとうしてきた実力があった。しかし、その実力も相手をみて実行するべきだった。 「ふいうちすたーだすとなんだぜ!」 「ゆべし!もっと・・・ゆっくりしたかった。」 あっさりとこの世を去ってしまうゲスまりさ。重し用に用意した石を握ってゲスまりさの脳天に振り落としたまりさ。 声に出している時点で不意打ちでもない気がするが、まりさの奇襲により公園を牛耳っていたゲスまりさはここにその生涯を閉じる。 「まりさああああああああああ!どうじでうごがないのおおおおおお!」 夫でもあり最高の相棒でもあったまりさを失ったありすは深く悲しむが、悲しんでいる暇はなかった。 「じゃあつぎはまりさをれいぷしようとしたこわいれいぱーをたいじするんだぜ!」 とても嬉しそうな表情でまりさはありすを捕まえると、まずお飾りであるカチューシャを取り上げ口に入れて食べはじめた。 「あんまりおいしくないんだぜ。まえにおにいさんとたべたのはもっとおいしかったのに・・・」 「ありすのとかいはなかちゅーしゃがあああああ!」 喚くありすを無視してまりさはありすの髪の毛を少しづつ引き抜いていく。カチューシャを食べてお兄さんとの楽しいことが 思い出され、ついつい無意識にありすに八つ当たりをしてしまう。 「だいたいおにいさんもひどいんだぜ、まりさとあそんでくれなくていつもおしごとにいっちゃうんだぜ。」 「ゆぎ!やべで!ありすのかみのけさんぬかないでえええええ!」 ここにいないお兄さんの不満を言いながらまりさの手は確実にありすの髪の毛を引き抜いていく。 そしてまりさの手には所々禿げあがった謎のクリーチャーが完成した。 「うわ!きもちわるいんだぜ!こんなへんなのはすてるにかぎるのぜ!」 「とかいはああああああああああああああ!」 勢いよくありすだった謎の物体は投げ飛ばされ、偶然にも公園のごみ箱にボッシュートされることに。 そんな些細な事には気にせずまりさはお家建設で疲れたこととありすのカチューシャを食べて満足したこともあり できたばかりのお家で眠ることにした。 翌日まりさが起きるとお家の周りにたくさんの野良ゆが集まっている。 「なんなんだぜ?なにかまりさにようでもあるのかだぜ?」 まごまごとしているゆっくり達の中から、代表と思われるぱちゅりーが前に出てきた。 「むきゅ!まりさにおれいをいいにきたのよ!きのうはあのげすをせいっさいしてくれてありがとうね!」 「べつにまりさはおそわれそうになったからやっつけただけでせいっとうぼうえいなんだぜ!」 そういってすこしだけ自慢げにするまりさ。その謙虚さをみてか、はたまたまりさの強さからか、 ぱちゅりーはまりさにこんなことを申し出た。 「じつはねまりさ、まりさにおさになってもらいたいの。」 「いいのぜ、まりさはおさになるんだぜ!」 あまりにも呆気なく了承してしまうまりさ。流石に即答されると思っていなかったのかぱちゅりーは少し硬直している。 まりさにとってはお兄さんに一人暮らしだけでなく、長になって群れをまとめればきっと自分のことを見直すだろうと思い このぱちゅりーの申し出を受けることにしたのだ。 こうしてまりさは野良生活だけでなく、野良ゆっくりの長となることになったのだ。 そんなこんなでまりさが野良となって一週間ほどが経過していた。特に問題らしいことも起きずに まりさはこの公園の群れの長を元気にやっていた。おかげで一時的だが公園のゆん口を増加してしまった。 そのためゆっくりをまるで種モミを狩るかのように楽しむ人間を引き寄せることになった。 「「「ヒャッハー!ゆっくりだー!」」」 新世紀だというのに個性的な髪形をしているお兄さん達。分かりやすいテンプレ虐待お兄さんだ。 「KING!ゆっくり共が大量にいますぜ!」 「では今から公園のゆっくり駆除のボランティアを始めろ!」 「「「ヒャッハー!一日一善だ!」」」 見た目と違って善人そうなことを言って散らばってゆっくりを駆除していくお兄さんたち 「汚物は消毒してゴミ箱だー!」 「あちゅいよおおおおおお!おかあしゃんたちゅけてええええええ!」 「おちびちゃああああああああん!」 シングルマザーと思われるれいむから赤れいむを取り上げチャッカマンで念入りに全体を焙っていく。 火炎放射機なんて危険物を持たないのがモラルある正しい虐待お兄さんである。 「もっちょゆっきゅりしちゃかった・・・」 「れいむのかわいいかわいいおちびちゃんがああああああ!」 「煩いゆっくりは近所迷惑なんだよ!」 そう言ってれいむの口を開け舌を引き抜く。痛みで叫ぼうとするが口から出るのは間抜けな空気の漏れる音だけだ。 悶えるれいむをゴミ袋に入れ念入りに踏みつぶすお兄さん。 「ヒャッハハー!がんばらないと親のお帽子がゴミ箱に落ちるぞ~。」 「ゆんぎぎぎぎ!おもいよー!」 「おちびがんばるんだぜ!がんばらないとまりさがせいっさいするよ!」 「どぼぢでぞんなごどいうのおおお!」 親まりさから帽子を取り上げ糸でつなぎ子供であるまりさに糸を銜えさせている。 少しでも力を抜けば親の帽子はゴミ箱へ落ちることもあり、お兄さんに踏まれて身動きがとれない親まりさは子供を応援する。 いくら頑張っても結果は見えている。 「もうやだよ!つかれたからまりさはひとやすみするよ!」 「ゆわわああああああ!まりさのだいじなおぼうしがあああああ!」 「楽しめたぜ!それじゃあ親子仲良くゆっくり死んでね!」 親まりさと子まりさを仲良くゴミ箱に投げすてるくまどりとダイヤのマークをメイクしているお兄さん。 モブキャラといえどそれぞれ個性があるのだろう。 「おいちぇん、生き残りたくないか?」 「しにたくないよー!おにいさんたすけてねー!」 「なら俺の体に触れてみろ。そうしたらお前だけは逃がしてやる。」 「わかるよー!おにいさんにさわればいいんだねー。」 そういってお兄さんの体に触れようととびかかっていくちぇん。ゆっくりの中ではすばしっこいといえゆっくり。 お兄さんは楽しそうにちぇんを体を避け続ける。 「もっと頑張らないとお前も死ぬぞ~?」 「いまだよー!」 油断していたのかそれともちぇんの作戦だったのか。ちぇんの体を避けたが尻尾がお兄さんの体に触れる。 これで助かると思い喜びの声をあげて嬉しがるちぇんだったが。 「貴様~ゆっくりの分際で俺の体に触りやがったな~。」 「わぎゃら!」 飛び跳ねていたちぇんを踏みつけご満悦なお兄さん。もちろん死体は放置などせずちゃんと持参のごみ袋に回収する。 「やめなさい!!ゆっくりとはいえ生きているんだ!」 「なんだ~邪魔するのか?」 まりさとれいむの番を虐待しようとするお兄さんを止める声がある。振り向いて相手を確認しようとすると、 そこには恐ろしいほどの巨漢の男がたっていた。 「さぁお逃げなさい。この恐いお兄さんは私が抑えているよ。君たちゆっくりも大事な生き物なんだから。」 「ありがとうございますうううううう!」 「おちびちゃんもおれいをするんだよ!」 そういって巨漢の男に礼をするようにいうれいむ。しかし子まりさは礼をせずに自分を撫でようとした男に噛みついた。 「にんげんをやっつけるんだぜ!おともだちをころしたにんげんさんはせいっさいするよ!」 驚いて硬直する二匹。噛みつかれた男は自分の指を見て体を震わせている。 「ゆ!いたいでしょにんげんさん!でもまりさのおともだちたちはもっといたかったんだよ!」 「いてえよ~~~!」 今までの優しさはどこにいったのか、巨漢の男は噛みついた子まりさをその巨大な手で潰す。 驚いて逃げようとする親も男によって潰された。 「また始まったぜ!あいかわらず恐ろしい御方だぁ!」 「本人は愛でお兄さんなのに痛がりですぐああなっちまうんだよなぁ。」 慣れたものなのか特に気にしない虐待お兄さん達。こうして公園内のゆっくり達はお兄さんによって駆除されていった。 そして一応は長として君臨していた胴付きまりさは虐待お兄さん達のリーダーであるKINGと呼ばれた男の前に連れて行かれる。 「お、おにいさん。まりさはなにもわるいことはしてないんだぜ!」 そう言ってなんとか助かろうとするまりさ。しかしKINGは聞こえないといった風に部下に命令する。 「今からこの恥知らずなまりさを制裁する!お前たち準備をしろ!」 「ヒャッハー!KINGのあの虐待が見られるぜ!」 興奮するモブお兄さんたち。まりさは二人のお兄さんに両脇を抱えあげられKINGの目の前に立たされる。 不安げにするまりさにKINGは指で柔らかい頬を突っついていく。 「ゆぷ、やめるんだぜ!なんだかへんなかんじなんだぜ!」 「なぁに~聞こえんな~!」 ひたすらまりさの頬をぷにぷに突っついていくKING。だんだん頬だけでなく体や足といった 全身を突っつかれてだんだんとまりさの顔が紅潮していく。 「何本目でイクかなぁ~?」 「やめるんだぜ!それいじょうされたらまりさ・・・」 そう言うとまりさは一度大きく体を震わせる。涙目で恥ずかしがるまりさを尻目にお兄さん達は大興奮だ。 中々見ることのできないKINGの虐待奥義についつい大声をあげて観戦していためご近所に通報されてしまう。 「君たちだね、こんな公園で真昼間からHENTAI行為をしてるのは。ご近所から苦情が来たよ。」 「まずい警察だ!皆の者今日はここまでだ!ではサラダバー!」 「ヒャッハー!言われなくてもスタコラサッサなんだぜー!」 蜘蛛の子を散らすように逃げていく虐待お兄さんたち。公園にはまりさと警官だけが残される。 周りに虐待お兄さんがいなくなったのにも気づかずすっきりーさせられてしまったことを嘆く。 「ゆっぐ、おにいさんいがいにすっきりーさせられちゃったのぜ。これじゃあおにいさんにきらわれるんだぜ・・・」 泣いているまりさに警官のお兄さんがゆっくり近寄る。 「公園で暮らしてるって聞いてたからついでにきてみたらやっぱりお前かよ。」 「ゆ?おにいさん?」 声に気付いて泣きやみお兄さんの顔を見上げるまりさ。お兄さんの明後日の方向を見ながらまりさに話しかける。 「いい加減帰って来い。お前がいないと買ってやったゆっくりグッズが無駄になるんだから。」 そういうとお兄さんはまりさに家の鍵を渡して、また仕事に戻るために公園から出ていく。 鍵を渡されたまりさはしばらくぼんやりしていたが、急いで荷物をまとめ始める。 お兄さんが仕事から帰ってきたとき、家にはまりさが待っていた。 「おかえりなんだぜおにいさん!きょうはおにいさんのためにけーきさんをかってきたのぜ! もちろんまりさのおこづかいだからあんしんしていいのぜ!」 そういってまりさはお兄さんの手をひっぱり居間に連れていく。 おまけ お前洗ってない犬の匂いがするんだよ 「おまえなんか臭くないか?」 「しつれいなんだぜおにいさん!まりさはちゃんとみずあびしてからだはあらってたんだぜ!」 「いや絶対臭いって!一週間風呂入ってなきゃ臭くもなるから。」 「ゆぐ、じゃあおふろにはいってくるのぜ。おにいさんいっしょにはいるんだぜ!」 「嫌だよ臭いし。だいたい俺は疲れたからもう寝る。」 「いやなんだぜ!いっしょじゃないとまりさおふろにはいらないんだぜ!」 駄々をこねるまりさに根負けし、一緒にお風呂に入ることにするお兄さん。 嬉しそうにお兄さんに体をくっつけながら体を洗うまりさ。 おにいさんの匂いを付けようとしてすりすりをしていたら、場所が悪くカルピスさんが出てしまいまた体を洗うことになってしまった。 後書き なんだかいつの間にか胴付きまりさのイラストがたくさん書かれていたのでまた書いちゃった。 前回の違うありすでは結構耳に痛いコメントがありましたので今回は冒頭に注意書きをしてみました。 むしろ作者の投影はHENTAIのモブキャラだと思っています、俺の名前を言ってみろ!! これで通常種の胴付きはちぇん以外書いたけどいまいちちぇんのイメージがでてこない。ちぇんの胴付きイラストもっと増えないかな 悪魔タグより胴付きタグがほしいと思うHENTAIあきでした。 以前書いたもの ふたば系ゆっくりいじめ 993 初めてのおつかい ふたば系ゆっくりいじめ 1003 寂れた神社で ふたば系ゆっくりいじめ 1014 ゆーパチ「ヒャッハー!虐待だぁ!」 ふたば系ゆっくりいじめ 1024 めーりんの憂鬱 ふたば系ゆっくりいじめ 1036 別れと出会い ふたば系ゆっくりいじめ 1043 夜の怪奇現象 ふたば系ゆっくりいじめ 1058 S計画 作られたゆっくりたち ふたば系ゆっくりいじめ 1072 胴付きへの進化 ぱちゅりーの場合 ふたば系ゆっくりいじめ 1080 違うありす トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ゲスか善良かと言われれば、ゲスだろう。 お小遣いとは別に、飼い主のお金を勝手に使うのだから。 ヒャッハー達も野良群れに要るとはいえ、 バッジ付きにちょっかい出すのは本当のボランティアとは言えんだろう。 -- 2018-03-27 09 09 25 このまりさ可愛すぎる -- 2017-01-04 18 55 49 ハート様ww -- 2017-01-04 18 55 05 ↓それなぁ〜 -- 2016-08-25 23 09 55 魔理沙はssの感想から退出しました。 ↓ -- 2016-08-22 23 30 47 クッキー★のモトネタwww魔理沙「では諸君サラダバー!」 -- 2016-08-22 23 27 32 やっぱりHENTAIだった... -- 2014-06-11 20 02 45 ゲス…………なのか?馬鹿……なのか?よくわからんw -- 2014-04-28 08 04 30 あれ?このまりさゲス?ゲスか善良かって言うと善良だと思うんだが・・・ -- 2012-11-10 07 53 46 ゲス・・・・・・・なのか? -- 2012-07-27 10 41 30 最後wwwww -- 2011-12-17 12 37 28 何をするd・・・あれ? -- 2011-10-19 01 26 15 このまりさゲスか?なんだか甘えてるだけな 気がするのは、俺だけ? -- 2011-10-19 00 52 44 胴付きまりさのすりすりでカルピスさんかぁ・・・いいなぁうらやましい -- 2011-10-10 04 56 02 金盗む糞饅頭なんか処分すればいいのにすごいね飼い主さん バッヂつけたままみたいなのに普通に虐待されてたのが気になったかな あとぱちゅりの飼い主さん一日でまりさが音をあげると思ったみたいだけど 死んだり連れ去られたりする可能性を考えるとちょっと無責任だと思った -- 2011-09-16 13 13 09 飼いゆ虐待と、公然でのわいせつで虐待お兄さん達は逮捕エンドのほうが面白かったな。 虐待SSでも法律は遵守してくれないと。 -- 2011-07-13 20 13 26 ↓↓↓↓胴付きであろうとゲスは殺したい。そういう鬼意山もいるということだ。それに対応する注意書きも無かった。 そもそもこのまりさ人間のマナー守ってねーし、「別に良い」かどうかもあんたが他人の分まで決めることじゃねえ。 まあ飼い主殺すは行き過ぎだがな。 -- 2011-01-22 15 30 31 まりさ可愛すぎる天使か 俺も一緒に洗いっこしたいぜ… -- 2010-12-15 20 53 24 あぁ、こんなゆっくりまりさほしい -- 2010-12-12 18 43 07 気持ち悪いまりさだな死ねよ -- 2010-12-08 15 48 42
https://w.atwiki.jp/izimedame/pages/19.html
私が犯した犯罪 窃盗、脅迫、暴行、放火です。 こんな人間がいじめられる人間をサポートするなんていえるもんではないですが、 ただ、私にはやらなければならないことがあります。 それは被害者への謝罪です。 実際に事件を起こし、被害者はもちろんのこと家族にまで迷惑を掛けてしまいました。 今でも申し訳なく思います。 ただこの言葉を直接被害者に言いうのが、私の義務のように感じます。 いえ、義務です。 ただ、今まで会う機会がありませんでした。 というより自分から逃げていたようにも思います
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/811.html
「ふたば系ゆっくりいじめ 378 記憶力/コメントログ」 で? -- 2010-06-28 00 48 27 考察系はゆっくり出来るよ -- 2010-07-05 07 17 33 で?じゃねえよ -- 2010-09-20 16 36 26 あっそ -- 2010-09-30 07 50 14 せやな -- 2010-11-02 23 08 15 短っ! -- 2011-11-02 23 49 56 え? -- 2012-03-14 21 59 10 てことは、うんうんと餡子を大量に入れ替えたら 嫌な記憶が大量に蘇るのだろうか・・・・ -- 2012-08-11 02 39 04 嫌な記憶は忘れやすい、人間と一緒だなぁ、でも↓の言うように大勢のゆっくりのうんうんを詰めたら嫌な記憶がカオスになるんだろうな -- 2013-01-21 07 13 02