約 1,392,002 件
https://w.atwiki.jp/harunanquest/pages/89.html
亜空間~横浜アリーナ ▼エンディング後、セーブ画面。そのまま進めるとはるなんの家。 ・[[かりふわ堂]]のつんくに話しかけると、各地に追加[[アイテム]]と隠しボスが出現。 ・追加アイテム(宝箱) 京香の唐揚げ([[イイダの迷路]])、[[ちゃーちゃん]]の爪([[妖精の村]])、[[ガキさん]]の写真集(日本武道館) ・隠しボス・ダンジョン 北海道の真ん中らへん、青葉城、[[姫路城]]、中野サンプラザ、かりふわ堂 ・イイダの迷路のB2(れいながいたところ)にいる[[りなぷ~]]に話しかけると親友の証を入手。 かりふわ堂にあやちょが出現(つんくはいなくなる)。 ・隠しボスとは順不同で戦えるが、 北海道の真ん中らへん→青葉城→姫路城→中野サンプラザ→かりふわ堂の順で戦うのが最も無難。 ▼北海道の真ん中らへん。ミキタムーア・右手・左手と戦闘。 ▼青葉城。2Fで真野ちゃん(女優)・マネティNEO・アルマ・カミニイトと戦闘。 魔物 [[マノフレ]] ▼姫路城。3Fで殺意の波動に目覚めたカリンと戦闘。姫路城マップ 魔物 [[キラーハルナン2]]、[[ステーシー]]、[[にょん大福]]、[[キマイラ]](2F・3F) 宝箱 うな重の肝(2F)、もみじまんじゅう×5(2F)、モコモコ帽子(2F)、チョコ・アヌビス神(2F)、 桃色スパークリング×5(1F)、数学女子学園の制服(2F)、こおりのやいば(2F)、100000円(2F)、 ガチキラのマイク(3F)、新しいiPad(2F)、牛たん×5(3F)、100000円(3F)、名鞘『地平本願』(3Fカリン撃破後) ▼中野サンプラザ。清水佐紀・嗣永桃子・徳永千奈美・須藤茉麻・夏焼雅・熊井友理奈・菅谷梨沙子と戦闘。 宝箱 オリハロコン ▼かりふわ堂。感情をなくしたあやちょと戦闘。 ▼チョコレート色のサイリウムを入手。 ▼続きははるなんクエストIIで!
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/44501.html
登録日:2020/03/30 Mon 23 14 09 更新日:2024/09/20 Fri 00 44 04NEW! 所要時間:約 17 分で読めます ▽タグ一覧 17ポンド砲 MBT イギリス イギリス陸軍 センチュリオン ベストセラー 中戦車 主力戦車 兵器 冷戦 名機 戦車 第1世代主力戦車 第二次世界大戦 紅茶 英国面 英国面のライトサイド 軍事 重巡航戦車 「センチュリオン」とは、第二次大戦末期にイギリスが開発し、戦後から冷戦期にかけて活躍したステキな戦車。 Centurion(センチュリオン)という名前は、古代ローマにおける軍の階級(というか役職というか)である、ラテン語「Centurio(ケントゥリオ)」の英語発音。日本語だと「百人隊長」などと訳される。 【どんな戦車?】 突然ではあるが、「第二次世界大戦の戦車!」と言われてとっさに皆様が思い浮かべる戦車はなんだろうか? ドイツのティーガー?パンター?IV号? ソ連のT-34? アメリカのM4シャーマン? 日本のチハたん? そしてこのあたりで何か別の事を思い浮かべないだろうか? 「あれ?イギリスは……?」 と。イタリア?犬の餌にでもしろ そう、第二次世界大戦におけるイギリスには「これこそイギリス戦車!!」と呼べるような戦車がどうにも出てこないのである。 これは単にイメージばかりというわけではなく、実際に各国が大戦中に主力とした中戦車の生産数を比べてみても、 IV号……約8000両 パンター……約6000両 M4シャーマン……約49000両 T-34……約58000両 チハたん……2133両 といった具合にチハ以外凄まじい数が作られているのに対し、イギリスの国産戦車では、最も数が作られた巡航戦車(他国で言えば概ね中戦車に該当する)「クルセイダー」ですら4000両程度でしかなく、これは輸入したシャーマン(約5000両)にすら劣る数である(*1)。 というのも大戦中のイギリスにおける巡航戦車の開発は不手際と不運と不具合のトリプルパンチにより、決定的に「頼れる」戦車がついにできなかったのである。 ※ 第二次世界大戦時の栄光ある英国巡航戦車達(クリックで展開) 「カヴェナンター」 車高を低くし過ぎて容積が足りず、エンジンとラジエーターを前後に分散配置して対処しようとするも英国面と化す。冷却能力不足によるオーバーヒートに悩まされたうえ、両者を繋ぐ配管が乗員の真下を通過する都合上「乗員が車より先にオーバーヒートする」欠陥車。しかし大戦勃発が秒読みだったので性能評価試験すらせず大量生産し、見事に裏目に出た。 「クルセイダー」 カヴェナンターと並行開発され、多くの部品を共通するエンジン違いの兄弟。採用実績豊富なリバティエンジンはオーバーヒートこそしないもののいかんせん古くて非力で車両が重すぎ負荷かかり過ぎ。おかげで「整備後3日の内に故障しなければ、それは奇跡」とすら言われた劣悪な信頼性の上、装甲・火力共にドイツのIII号戦車に負けていた。 「キャバリエ」 クルセイダーの時点でも非力だったリバティエンジンを再登板。多少の改良はされたが小手先に過ぎず、クルセイダーより重い車両なので言うまでもなく信頼性・パワー共に劣悪。観測や訓練にしか使えなかった。 「セントー/クロムウェル」 キャバリエの駆動系を改修し、懸念のエンジンは後述するミーティアの投入でようやく解決。……と思ったら今度は小型なせいで大火力の砲が装備できず、進化したドイツ戦車の装甲に対しては完全に力不足に。 「センチネル」 本国と比べて生産設備の劣るオーストラリアでも量産可能なコンセプトの下、米軍のM3中戦車と部品を共用化する設計の巡航戦車で、スピードこそ40㎞/hと標準的だが足回りの生産性や信頼性は悪く無く、前面は65㎜厚の鋳造傾斜装甲を有し、攻撃面では25ポンド榴弾砲や17ポンド対戦車砲が搭載可能で大戦全期間を通じて英国戦車最強の攻撃力を有するにも拘らず30t級に重量を抑えた佳作戦車。ティーガーやパンター相手でも有利とまではいかなくとも、何とか対抗可能な性能を有していたのだが、攻撃力は劣るも米軍との部品共用が可能なM4中戦車の輸入の目途が立ったことから製造中止に。 「チャレンジャー」 だが英国紳士は諦めないっ!クロムウェルの車体を拡げて強力な砲を搭載しようとするも開発が超難航。完成したのは1944年になってからで、しかも同じ砲を搭載する急造品「シャーマン・ファイアフライ」に性能面で完敗。 そんな有様であったのだが、しかしこれらポンコツいまいちな巡航戦車達の開発・生産は、決して時間と資源と資金と紅茶の英国的浪費のみで終わったわけではない。 これらの失敗をしっかりと血肉にし、戦訓や他国の戦車達の長所を取り入れながら完成した英国戦車の決定版…それが参謀本部ナンバーA-41こと「センチュリオン」なのだ。 【性能】 「走」 エンジンは、クロムウェルやコメットに採用されたロールスロイス製V型12気筒ガソリンエンジン「ミーティア Mk.IV」を搭載。 これはスピットファイアをはじめとしたイギリス航空機に使われRAFを支えた傑作「マーリン」エンジンを戦車用に改良したもので、良好なトルクと優れた信頼性を併せ持つ。燃費のことはおいておこう。 駆動系、つまり戦車の足回りはクロムウェルやチャーチル歩兵戦車などに採用実績のあるメリット・ブラウン式ギアを採用。 旧式のクラッチ・ブレーキ式に比べギアの負担が小さくて信頼性が高く、きびきびした動作が可能。停車中なら「超信地旋回(左右のキャタピラをそれぞれ前後逆に動かして行う高速その場旋回)」もできる。 車輪を支えるサスペンションにはそれまでの巡航戦車で一般的だったクリスティー式ではなく、チャーチルと同様の水平バネ型ホルストマン式が用いられている。構造的に言うと中期型シャーマンのものに非常に近い。 これは車体に外付けできる独立した連成懸架サスペンションで、むきだしのサス部分が被弾などで破損しやすい一方、それ自体が装甲として機能するため防御力が高いという利点がある。 また転輪が2個1組で並んでいるため、1つにダメージを受けても2輪が使えなくなるだけで済み、耐ダメージ性も高い。おまけに個々の装置が小さいため、破損したサスを交換するのも簡単で整備性も高い。 総じて高速走行にはあまり向かないが、逆に地形への追従性は高く、不整地や急な坂道などでも平気で走行が可能である。 エンジン出力600馬力に対し戦車重量は約47tなので、出力重量比(戦車1tあたりのエンジン馬力。基本これが高いほど機動性が良い)は12.7馬力とそれほど高いわけではなく、最高速度も時速34kmとあまり重視されていない。 しかし実際の戦車戦で重要なのは、最高速度よりもむしろ急加速/急停止などといった「運動性」の方であり、この点に関しては非常に優秀。 また前進速度に対して後退速度を非常に速くしてある特徴で、急速後退しながらの砲撃や、遮蔽物から出たり戻ったりするのも得意。 総じて「走」の部分に関して言えば、巡航戦車よりはむしろ歩兵戦車、特にチャーチル系のそれをダイレクトに継承したものとなっている。 つまり端的に言えば「最高速度を犠牲に、運動性と地形対応力を優先した」感じの方向性であり、これが戦後センチュリオンが高く評価された大きな一因となった。 ただしそうしたトルク・瞬発性重視設計の代償として燃費が極端に悪化しており、最高速度の遅さも相まって航続距離がとてつもなく短いという弱点も持ってしまった。 「攻」 主砲にはイギリスの誇る傑作対戦車砲「ロイヤルオードナンス QF 17ポンド砲」を採用。 これは1000mの距離で約150mmの装甲を貫通できる(APDS弾を使えば230mm超!)強力な砲で、常に対戦車火力不足に悩まされていたクロムウェルやシャーマンと違い、ドイツ重戦車との正面戦闘でも充分に有効打が望めた。 同じ17ポンド砲を搭載した戦車には、アメリカから大量購入したシャーマンを改造したファイアフライなどがいるが、車内の広さからくる装填速度の速さ、制振性(射撃後や停車後の振動を早く止める力)の高さからくる命中精度などの点ではこちらが勝っている。 一方でシャーマンやクロムウェルなどに搭載されているような車体機関銃は持たず、主砲防盾脇にボールマウント式(その名の通りボール状になっていて、全方位にグリグリ動かせるようにした銃架)の機関銃を1門搭載するのみとなっている。 「紅」 イギリス人であるからには当然イギリス紳士であるところの全戦車兵が待ち望んだ待望の装備、「電熱式湯沸かし器(ボイリング・ヴェッセル)」を英国戦車として(というか人類の戦闘車両として)初搭載。 この画期的装備のおかげで、エンジンさえ動いていればいつでもどこでもお湯を沸かすことが可能になり、わざわざ車外に出てお湯を沸かす隙をさらすことなく、車内で安全なティータイムが可能となった。我慢するという選択肢はない模様。(*2) ただしこれは紅茶専用に備え付けられたのではなく、消毒や調理など用途は多岐に渡るものであったし、当時の機甲師団における戦死者の約37%が車外にいた者だったことに対する対応策の一つであったことも留意する必要がある。 「VBE.NO.1」と名付けられたこれの操作には、「湯沸かし隊長(BV Commander)」という権威ある専用乗員が用意され、常に装置が万全に稼働するよう、いつでもどこでも乗員全員に淹れたての紅茶を提供できるよう、細心の注意を払うことが求められた。 あとついでに暇になる戦闘中などは主砲弾の装填や通信なども担当した。 「守」 車体正面装甲は実厚76.2mmの圧延装甲だが、ソ連のT-34に倣った傾斜装甲を大々的に採用し、垂直方向からの砲弾に対する実効厚は120mmを越える。 逆に砲塔正面は単純な垂直装甲(鋳造)となっているものの、こちらは素の厚さが127mmあり、車体同様の堅固な防御力を誇る。 要するに「正面から撃たれる可能性の高い部位は全て120mm以上の防御力」ということで、ティーガーIの正面装甲(垂直100mm)をも上回り、パンターに並ぶ防御力を獲得している。 若干気になるのは車体前方の真正面に弾薬庫(当たり前だが被弾すると砲弾が誘爆することがある)が設置されている点だが、実は現代に至っても戦車の弾薬庫配置に「これが正解!」という決定打は無く、「一番強固な装甲の裏側に配置する」というのもそれはそれでアリではある。 また弾薬庫にはシャーマン系の後期型に装備されていた「湿式弾薬庫」を採用。 これは「弾薬庫が燃えやすい?なら中に水(*3)入れとけばいいんじゃね?」という大変にシンプルな発想に基づいた弾薬庫で、原理は単純だが弾薬の誘爆率を劇的に抑えられる逸品である。 とまあそんな感じで、走・攻・紅・守いずれの要素においてもそれまでの主力であったシャーマンやクロムウェルを大きく上回り、ドイツのティーガーやパンターとも堂々真っ向勝負が可能な性能を実現した。 また単純なカタログスペックだけではなく、戦車として、というか大型兵器としてとても重要な要素である「拡張性」において非常に優れているのも特徴。 それまでのイギリス戦車はサイズギリギリの設計を強いられたせいで拡張性が低く、時代に合わせた改良すら施せないことが非常に多かったのだが、センチュリオンではその反省から ・ターレットリング(*4)をクロムウェルの60インチ(1524mm)、コメットの68インチ(1626mm)から一気に拡大して74インチ(1880mm)に。 ・車体容積を食わないホルストマンサスの採用や、乗員を4名に減らしたおかげで広々とした車内。 ・曲面をほとんど用いず直線によって構成され、追加装甲などで増厚しやすいフォルム などなど、様々な点で拡張性を重視した設計がなされている。 このため技術や時代に合わせて改良を施す余地が十分にあり、実際に幾度もの大改造を耐え抜いて長きにわたり運用され続けることに成功している。 【開発経緯】 センチュリオンの開発が始まったそもそもの原因は1942年9月、ドイツが誇るかの「ティーガーI」の登場にさかのぼる。 「この戦争での戦車の性能はまあうーん、重量が30tぐらいで、75mmクラスの砲を搭載って感じかな?最終的に?」と判断していたイギリス軍にとって、 ・戦闘重量57t ・88mm砲搭載 ・車体正面装甲100mm というティーガーのぶっ飛んだ性能はまさしく衝撃的だった。 当時イギリスが生産に入ろうとしていた「最新型」であるクロムウェル巡航戦車の性能は ・戦闘重量27.5t ・57mm砲搭載 ・車体正面装甲64mm といった感じであり、ティーガーと比べればほとんど大人と子供のような差があったのである。 そして1943年5月にかけての北アフリカ戦線での戦いにおいて、ティーガーは連合軍に対して暴虐的なまでの戦闘性能を発揮し、その矢面に立った連合軍戦車部隊を恐怖に陥れる。 このためイギリスは、ティーガーに対抗できる新戦車として、クロムウェルを全面的に再設計した ・戦闘重量36t ・77mmHV砲(*5)搭載 ・車体正面装甲76mm というスペックを持つ「A-34巡航戦車」ことコメットの開発に着手したが、ドイツはその時点でティーガーを上回る後継機を当然開発しつつあるはずであり、それを考えればこの性能でもなお不安があった。 よってコメットはストップギャップへ回されることになり、北アフリカ戦線の終結後の5月から行われた関係者会議では、 ・88mm砲を上回る貫通力の砲を搭載 ・88mm砲の直撃に耐える装甲を持つ ・重量は40tまでOK とティーガーを、そしてコメットをさらに上回る性能を持つ「A-41重巡航戦車」の開発が決定。これがのちのセンチュリオンとなる。 開発を担当したのは装輪装甲車なんかを作っていたAE社(宇宙世紀の方ではない)で、この時点ではまだ戦車の開発経験こそなかったが、A41の開発に当たってはそれまでのイギリスおもしろ戦車の開発・運用経験を存分に活用しつつ急ピッチで進めていった。 【活躍】 しかしヨーロッパにおける戦況の推移は開発当時の想定よりも早く、1944年2月には早くもドイツへの総反抗が開始された。 そして連合軍の対ドイツ作戦はいろいろとありながらも総じて順調に進んだため、完成したセンチュリオンがイギリス軍に引き渡されたのは1945年4月、つまりドイツ降伏のわずか一か月前となってしまった。 一応5月頭にはベルギー戦線に試作機6両が配備されたのだが、9日にはドイツが降伏したため当然ながら実戦を経験する間もなく、結局第二次大戦におけるセンチュリオンの履歴書はほぼ白紙で終わることになってしまう。 初陣をかっこよく決めそこなったセンチュリオンの真価は、しかし大戦終結間もなく始まった1950年の朝鮮戦争において発揮される。 この戦争では中朝軍の激烈な人海戦術に対し、国連軍側では戦闘の要として「盾」を担当する戦車の需要がひっ迫した。 しかし当時の国連軍側が保有していた戦車は 「M4シャーマン」 言わずもがなの大戦中の主力となった戦車だが、この時代では既に防御力が不足気味だった。 「M26パーシング」 防御力と火力は抜群だったが、出力重量比が低く足回りにも問題があって半島の地形に対応できず、特に攻勢時には「M4の方がまだマシ」とすら言われてしまう。 後にアメリカは走行系を改良して機動力の改善を図ったM46パットンを投入している。 「M24チャーフィー」 大戦中に使われていた軽戦車。機動性はあったが、所詮軽戦車なので火力・装甲ともに明らかに力不足。 と微妙にかゆいところに手が届かないラインナップであり、そんな中でイギリス陸軍第8王立アイリッシュ軽騎兵連隊が投入したセンチュリオン(当時はMk.III)は 「パーシングと同等以上の装甲」 「パーシングよりさらに高い攻撃力」 「シャーマンやチャーフィーを上回り、急斜面でも平気で動ける高い走破性能」 「地雷を踏んだり水田で故障したりしても、すぐ交換できるホルストマンサス」 などすべてにおいてジャストフィットする高性能を発揮。 臨津江の戦いや第2次フックの戦いなど各所で華々しい戦果を挙げ、「国連軍における最高の戦車」とまで言われるようになり、その評価を確固たるものとした。 さらにこのバランスの取れた戦闘性能は、大戦後の「戦車の行く先」にも影響をもたらした。 大戦中に開発・運用されていた「戦車」は、大きく分けて 機動力を犠牲に火力と防御力にステ振りし、敵戦車の駆逐や大火力陣地を強行突破する「重戦車」 火力と防御力を犠牲に機動力にステ振りし、偵察や哨戒、警備や輸送護衛を任務とする「軽戦車」 それなりの攻撃力・防御力・機動力を持つが、重戦車や強力な対戦車砲には手も足も出なくなる「中戦車」 の3系統から運用されていたのだが、この戦いでセンチュリオンが見せた活躍は「あれ?センチュリオンって走攻紅守そろってるし、もしかして3系統の仕事を一機種で全部やらせても大丈夫なんでは?」という認識を改めて抱かせた。 これが3系統の戦車を統合する「主力戦車」という概念であり、やがてこの主力戦車が全戦車界の主流となっていくのだが、この流れに対してセンチュリオンの実績も大きな説得力となったことは間違いない。 ただしイギリスが重戦車と決別したのは、センチュリオンとコンカラーの後継を兼ねたチーフテンが登場する1960年代の話である。 また機動性が不足気味で砂漠地帯では故障も頻発したため、イスラエルはベン・グリオンへ近代化改修する際に徹底的な改造を施して対処している。 そして朝鮮戦争で得た高い評価を背景にセンチュリオンは各国に輸出され、米ソの代理戦争が世界中で繰り広げられた冷戦真っただ中、西側諸国の主力戦車として世界中で活躍した。 主要な戦いのみを挙げても第二次中東戦争(イギリス軍)、第三次中東戦争(イスラエル軍)、ベトナム戦争(オーストラリア軍)、印パ戦争(インド軍)など、世界のありとあらゆるところでセンチュリオンの姿が見られたのである。 【派生型】 センチュリオンは前述したように拡張性が非常に高く、かなり無茶な改造も(それも割と簡単に)施せる構造上の余裕があった。 そのためイギリス自身で、あるいはそれぞれの輸出先で状況に合わせた様々な派生型が作られており、生産数の割にはバリエーションが豊富。 「オリファント」 南アフリカが運用している、おそらくは最も有名な派生型。 アンゴラ軍の運用するソ連製戦車群に対抗するべくセンチュリオンに独自回収を施したのが始まりだが、それから魔改造に次ぐ魔改造を重ね、現在ではめっちゃ近代的な外見になった「オリファント MK.2」に進化している。 「ナグマショット/ナグマホン/ナクパドン/プーマ」 イスラエルがセンチュリオンの車体をベースに作り上げた各種装甲車両。 イスラエルは1000両以上のセンチュリオン(イスラエル名:ショット)を運用しており、主力戦車の座を後継のメルカバに譲って以降は多くの車両がこれらに改造された。 「テムサ」 ヨルダンがセンチュリオン(ヨルダン名:タリク)を改造して作った装甲兵員輸送車。噂ではタリクそのものも近代化改修の予定があるとかないとか…… などといった一部の派生型が、今でも現役で配備されていたりする。 【バージョン】 「試作型」 後述のMk.2の1号車を除くと大戦中に完成した唯一のモデル。 試作機なだけあってテストを兼ねた武装バリエーションが多く、 主砲に17ポンド砲、ボールマウントにポールステン20mm機関砲 主砲に17ポンド砲、ボールマウントにベサ7.92mm機関銃 主砲に77mmHV砲、ボールマウントにベサ7.92mm機関銃 主砲に77mmHV砲、砲塔後部にベサ7.92mm機関銃 の4つのタイプが存在していた。 「Mk.1」 試作車から砲塔をちょっと改造した初期生産モデル。武装は17ポンド砲+ベサ7.92mm。 戦後すぐに発注され、約100両が納品された。 「Mk.2」 1946年にMK.1から生産が移行したモデル。このモデルから名称が重巡航戦車から「中戦車」になった。 コメットと似すぎていた砲塔が一体鋳造式の新型になっており、見た目のイメージが一気に変わって角ばった見た目や防盾内の機銃など、ぐーんと近代戦車っぽくなった。 また見た目だけでなく装甲もきっちり増厚されており、砲塔正面で防盾部(127mm)と重なる部分は254mmに達する重装甲となった。 実は大戦中に新型試作砲塔をエンジンを強化したボディに乗せて作り上げた増加試作機をそのまま量産しており、増加試作機を「生産1号」に登録変更した為、実は記録上の引き渡し開始はMk.1よりも早かったりする。 「Mk.3」 主砲を新開発の84mm砲「ロイヤル・オードナンスQF20ポンド砲」に換装し、FCSを最新型にしたモデル。 またエンジンも「ミーティアMk.IVB」に換装され、出力は650馬力となっている。 センチュリオンシリーズの中で最も多く生産されたいわばスタンダードモデルであり、他国に輸出したタイプもほとんどはコレ、ついでに画像検索をかけた時に出てくる画像もほとんどコレだったりする。 「Mk.4」 正統進化系モデルと異なり、歩兵の火力支援のために「ロイヤル・オードナンスQF95mm榴弾砲」を搭載したガンタンク的モデル。 計画段階ではセンチュリオンの1割をこのタイプにしようという話も出ていたのだが、既に同じ砲を搭載したクロムウェルが相当数配備されており、また歩兵用の携行ロケットの普及などで「今更95mm程度のためにわざわざ新型つくることもなくない?」という話になり、試作機1両が作られたのみとなった。 「Mk.5」 NATO規格に合わせて様々な点をアップデート。 砲塔の形がちょっと変更された他、後部脱出ハッチや英国戦車の伝統装備だった2インチ擲弾発射機が撤去され、代わりにけん引ワイヤーのガイドローラーなどが搭載された。 配備済のMK.3も大部分がこの仕様に置き換えられている。 これ以降もイギリス軍でのアップデートは断続的に続けられ、最終的には「Mk.13」にまで至るのだが、改良点が細かい・多い・時系列も入り組んでいると非常にめんどくさいので一気にまとめることにする。 ※ 「センチュリオン Mk.13」に至るまでの改良点まとめ(クリックで展開) 「走」 エンジンが「ミーティア Mk.IVC」(750馬力)に換装されたが、車重もきっちりあがっていたため機動性はあまり変化がない(信頼性は上がった)。 また最大の弱点だった航続距離については外付けで大型タンクをつけてみたり車内のタンクを大型化したりと、積極的な改善が図られていた。 最終的には車体後部を延長する大改造を施して車内の燃料タンクを大型化することで、若干マシになっている。 「攻」 ・主砲 20ポンド砲を、最新型の「ロイヤルオードナンス L7 105mmライフル砲」に換装。 これは西側諸国の戦車にほとんど搭載されることになる傑作戦車砲であり、センチュリオンの攻撃力を大幅に引き上げた。 105mmは最初砲弾搭載数が少なかったが、のちに改良されている。 ・副砲 スポッティングライフルとしてブローニングM2(イギリス名:L21A1 )機関銃を追加で搭載。 またNATO間での運用性を上げるため、ベサ7.92mm機銃をブローニングM1919系7.62mm機銃に換装。 ついでにMk.7から対空機銃(車長キューポラの脇についてるアレ)も搭載されることになり、これもM1919が使用された。 ・索敵系 ちょうど実用化されつつあった赤外線探査装置を積極的に搭載。 最初はアクティブ型(自分から赤外線を出さないとダメなタイプ)だったが、のちにパッシブ型(〃出さなくていいタイプ)となり、夜間戦闘能力が大きく向上している。 「紅」 サビとは無縁の新素材(ステンレス系)を採用した「VBE.NO.2」、漏電が多かったソケットを改良した「VBE.NO.3」へと順次改良されており、より美味しい紅茶を・速やかに・安定して淹れられるようになった。 またセンチュリオンでその有効性が証明された湯沸し器は、その後のイギリス陸軍装甲車両の全てに搭載されるようになった。 「守」 砲塔装甲の防盾部分と車体正面上部が51mmほど増強され、さらに強固になった。 元々の設計では8.8cmKwK36(L/56)を想定した装甲厚であり、T-54/55が搭載する100mmD-10(L/56)系統の徹甲榴弾に対しては不足していたためである。 ハンガリー動乱後に既存生産車両も含めて対策している。 【フィクション作品】 とまあそんな英国が誇るセンチュリオンなのだが、フィクション関連ではいまいち目立たない存在であったりする。 戦略SLGなどのゲーム面ではともかく、映画などの分野では非常に影が薄い。 戦争ものとして人気のある第二次大戦には間に合わず、イマイチ人気のない(政治的にも題材にしにくい)冷戦時代を活動期とする戦車だからだろうか…… それでも第二次世界大戦末期や朝鮮戦争に参加したコメットよりは知名度が高いだけマシである。 映画 『ヘルプ!4人はアイドル」 ビートルズ主演のアイドル映画。チーフテンの配備開始で退役したと思われるイギリス陸軍のMK.3が登場。 ストーンヘンジ(世界遺産)の近くで戦車の空砲をガンガン撃ちまくるという、今だとSNS等で炎上不可避であろうステキな場面がある。 あやうくジョニーを人間煎餅にしかけたシーンが有名。 『パワープレイ』 冷戦時代の真っただ中で作られたカナダのサスペンス映画。 主人公たちによってクーデターが起こされようとしている腐敗したある国(一応架空ということになっている)の戦車としてカナダ陸軍のMk.3が登場。 時期が時期なだけあってひたすらに重苦しい映画だが、途中でセンチュリオンのかっこいい行進シーンがあるのでファンにはお勧めかも? 砲塔横の雑具箱を外した珍しい姿も見れるぞ。 アニメ 『ガールズ&パンツァー 劇場版』 大学選抜チームの隊長である島田愛里寿の戦車として登場。 愛里寿が後方で指揮に専念していたからか、あるいはセンチュリオンの常として稼働時間が短いからか、中盤までは全然動かなかったが、終盤になって処刑用BGMを流しながらついに出撃。 瞬く間に10両もの戦車を撃破して単機で戦況をひっくり返し、あんこうチーム&西住まほとの最終決戦に臨むが…… その圧倒的な活躍とこだわりの作画に、全世界のセンチュリオンファンが涙したとかしないとか。 なお戦車道のルールで「使用できる戦車は大戦までの車両」なため、登場するのは試作機(17ポンド砲+ボールマウントにベサ7.92mm機関銃装備)である。 ゲーム 『World of Tanks』 PCや各コンシューマ機などで手広く展開している対戦型戦車TPS「World of Tanks」では、当然ながらセンチュリオン各種も登場。 基本はイギリス所属だが、他国に幅広く輸出されただけあって、オーストラリア軍のMk5/1(*6)、スウェーデン軍仕様のStrv81なども登場する。 イギリスの通常ツリーにはtier(戦車の戦力レベル)8中戦車として「Centurion MK.1」、tier9中戦車として「Mk.7/1」、tier10中戦車として開発中止になった試作機「Action X」がそれぞれ所属している。 共通して「かなり強固な砲塔装甲」「若干頼りない車体装甲」「拡散値以外は非常に優秀な主砲」などといった特徴があり、ハルダウンが強力に作用するゲーム性もあって、総じて使い勝手は悪くない方。 追記:修正はBGM『無双です!』を流しながらお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] wotで初めて知って、足回りの色っぽさに惚れて一番乗り回した。 個人的に165mm破砕砲乗っけた防御陣地絶対破壊するマンにドーザーブレードも付いた外観もイかしたやつ好き。動かせるゲーム無いかね… -- 名無しさん (2020-03-31 00 20 15) WW2英国巡航戦車一覧でコメットはdisられてないのが流石。まあシャーマンと違って遅すぎた気がするけど… -- 名無しさん (2020-03-31 01 26 10) Let's〜ride on 〜♪ -- 名無しさん (2020-03-31 01 47 37) 紅はネタに思えるかもしれないが戦場で一服できる設備として兵士のメンタルカウンセリングに一役買ってると考えると馬鹿にできない。いわば走攻守に癒もついていると -- 名無しさん (2020-03-31 09 45 13) ↑理屈は分からんでもないけど兵器の項目に紅茶がちょくちょく出てくるのは草……いや茶葉生えるわ -- 名無しさん (2020-03-31 10 03 27) 湯沸かし隊長が暇な時に装填手兼通信手やってるの笑える -- 名無しさん (2020-03-31 11 21 57) 紅ってなにかと思った。パスタ優先のイタリアを笑えねえな。 -- 名無しさん (2020-03-31 11 38 43) いつでも紅茶が飲める!って要は居住性が高いって事だしな。士気の維持という意味では理に適ってはいる。単純な強さ硬さ速さみたいなのとは違うカタログスペックに出ない強みは実際重要。……字面がアホっぽいのは気になるけど……ww -- 名無しさん (2020-03-31 11 59 56) WTだとミサイルを撃てる派生型に乗れる -- 名無しさん (2020-03-31 12 09 56) 湯沸かし隊長はどう考えても紅茶入れる以外の装填や通信がメインの仕事じゃないんですかね… -- 名無しさん (2020-03-31 14 10 21) 冒頭のフリのところ完全にフランス無視されてんな -- 名無しさん (2020-03-31 14 23 40) お湯が車内で作れる=レトルト食品程度なら調理可能ということで。現代でも残ってるのはその辺の考慮もある。 -- 名無しさん (2020-03-31 16 43 38) ある漫画に「末永いセンチュリオン」とあったが、なるほどこいつはすごいや。(対義語は「すぐ作れてとりあえず動くT34」) -- 名無しさん (2020-03-31 17 42 51) 湯沸かし隊長って滅茶苦茶気が短そうな役職 -- 名無しさん (2020-04-01 01 15 28) イギリスで戦車の発展が遅かったのってやはり島国だからなのでは… -- 名無しさん (2020-04-01 11 08 19) 戦車開発競争の面もあった第二次世界大戦において、最後の最後で戦車発祥の地の意地を見せた感があるな。 -- 名無しさん (2020-04-01 12 38 31) 湯沸かした時点で水の煮沸消毒にもなるしな。やっぱあれば便利 -- 名無しさん (2020-04-09 19 21 55) さらに言えばお湯で器具を消毒できるから軽い怪我なら大分ましな治療を施せるのも大きいと思う。なんだかんだあるとないとではぜんぜん便利さが異なる装備だと思うわ。 -- 名無しさん (2020-08-17 22 05 09) 欧州戦線でクッソ寒い最中に車内で待機しろって言われたら、紅茶ぐらい飲みたくなるわな…悪知恵働く兵隊が車内に携帯ストーブ持ち込んで湯沸かしなら火事になるし しっかし湯沸かし隊長て役職…w なんだかんだで今も使われてるのが凄いわな、WW2から現役の車両てこいつぐらいか?(WW2のとは名前を受け継いでるぐらいしか共通点ないが) -- 名無しさん (2020-09-03 11 05 41) フランス戦で大量の軍需物資を失ったイギリスが戦車生産に注力できるはずも無いなら生産数が控え目なのは仕方ない。歩兵に持たせる小銃にすら事欠いてたんだから -- 名無しさん (2020-09-03 11 25 10) ↑序盤で物資を大量に失っているのはソ連も同じだが工業力の差がかなり大きかったんだな -- 名無しさん (2021-02-21 00 36 45) 不謹慎ながら、ウクライナでロシア軍が食事中に襲われたような痕跡が複数あるのを見ると、車内で紅茶飲めるようにした英国軍の意図が少しばかりわかるような気がしてきた…… -- 名無しさん (2022-03-15 21 45 13) ↑2ソ連も中盤まで銃や弾薬、戦車のどれも不足しているよ。生産数の違いは性能に不足がないT-34が開戦前に量産開始していたのが大きい。 -- 名無しさん (2023-12-03 05 18 18) 麻薬!タバコ!酒!って軍の嗜好品が多い中で利尿作用はあるけど覚醒作用のある紅茶ってバカにできないぐらい有用。自衛隊も緑茶中で飲めるようにして -- 名無しさん (2024-09-20 00 44 04) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/ebi_hq/pages/2190.html
金の靴作品リスト 前ページ神田森莉 『怪奇カエル姫』 神田 森莉 販売巻数:1 神田森莉 2006/10/20発売絶望的なまでのいじめられっ子のオチコは、ある日クラスメートにいじめられていたところを不良の池野に助けられた。「池野くんはオチコの王子ちゃまなんだわ!」 いつか王子が現れて、いじめっ子たちを皆殺しにしてくれると信じていたオチコ。けれどその希望が絶たれ、オチコは……!! 表題作「怪奇カエル姫」を含むカルト・ホラー6編を収録。 『怪奇ミイラ少女』 神田 森莉 販売巻数:1 神田森莉 2006/03/17発売ミイラが、巨大ヒヨコが、うろこ人間があなたに襲いかかる!! 女子高生のりえは、工事現場で発見されたミイラの首にかかっていた美しい十字架のネックレスを持ち去った。そして、彼女のクラスに北欧系美少女・マリーが転校してきて……。カルトホラーの奇才・神田森莉が贈る不条理な世界――! この恐怖に耐えられる人は……本物だ!! 『カニおんな』 神田 森莉 販売巻数:1 神田森莉 2005/11/11発売お金持ちの甲田裕子は、カニを飼うのも食べるのも好きなお嬢さま。裕子は『結婚したい男No.1』の青山とつき合っていたが、ある日「ソープ嬢のひづると結婚したいから別れてくれ」と切り出された。怒った裕子はひづるを誘拐して、残忍・醜悪極まりない『カニ地獄』を味あわせることに!! かつて誰もが描かなかったマンガの極北! 神田森莉のスラプスティック・ホラーが登場。 『少女同盟』 神田 森莉 販売巻数:1 神田森莉 2005/11/11発売眉目秀麗、成績優秀の選ばれた女の子たちだけが集う『少女同盟』――。だが、すべての女の子の憧れ、男子禁制の少女同盟には、驚愕の秘密が隠されていたのだ。この少女同盟に、突如入会を許された<きりえ>を待っていたのは残酷な罠だった――! さあ、血まみれの夜がきた! 愛と希望の花は散る。恐怖と踊れ、少女たち!! 『37564学園』 神田 森莉 販売巻数:1 神田森莉 2005/10/14発売ここは古い全寮制の名門フラワー女子学園。住所が黒花町3丁目7番地564号にあることから、別名『37564(みなごろし)学園』と呼ばれていた。この学園では「夜12時になると、講堂のキリスト像が血の涙を流す」という噂がまことしやかに流れていた……。少女たち、絶叫せよ!! 『墓場教室』 神田 森莉 販売巻数:1 神田森莉 2005/10/14発売ねぇ聞いた? 学校百億不思議「墓場教室」のこと。墓を半分埋め立てて造った呪われた「墓場教室」というのがあって、生きて卒業できた者はひとりもいないんだって…。今日も誰かが死んでゆく……。神田森莉が描きだすカルトホラーの極致! 前ページ神田森莉 ▲このページのTOPへ FEEL YOUNG フラワーコミックス MiChao! 3周年祭 デザート
https://w.atwiki.jp/ebi_hq/pages/2189.html
金の靴作品リスト 前ページ神田森莉 『怪奇カエル姫』 神田 森莉 販売巻数:1 神田森莉 2006/10/20発売絶望的なまでのいじめられっ子のオチコは、ある日クラスメートにいじめられていたところを不良の池野に助けられた。「池野くんはオチコの王子ちゃまなんだわ!」 いつか王子が現れて、いじめっ子たちを皆殺しにしてくれると信じていたオチコ。けれどその希望が絶たれ、オチコは……!! 表題作「怪奇カエル姫」を含むカルト・ホラー6編を収録。 『怪奇ミイラ少女』 神田 森莉 販売巻数:1 神田森莉 2006/03/17発売ミイラが、巨大ヒヨコが、うろこ人間があなたに襲いかかる!! 女子高生のりえは、工事現場で発見されたミイラの首にかかっていた美しい十字架のネックレスを持ち去った。そして、彼女のクラスに北欧系美少女・マリーが転校してきて……。カルトホラーの奇才・神田森莉が贈る不条理な世界――! この恐怖に耐えられる人は……本物だ!! 『カニおんな』 神田 森莉 販売巻数:1 神田森莉 2005/11/11発売お金持ちの甲田裕子は、カニを飼うのも食べるのも好きなお嬢さま。裕子は『結婚したい男No.1』の青山とつき合っていたが、ある日「ソープ嬢のひづると結婚したいから別れてくれ」と切り出された。怒った裕子はひづるを誘拐して、残忍・醜悪極まりない『カニ地獄』を味あわせることに!! かつて誰もが描かなかったマンガの極北! 神田森莉のスラプスティック・ホラーが登場。 『少女同盟』 神田 森莉 販売巻数:1 神田森莉 2005/11/11発売眉目秀麗、成績優秀の選ばれた女の子たちだけが集う『少女同盟』――。だが、すべての女の子の憧れ、男子禁制の少女同盟には、驚愕の秘密が隠されていたのだ。この少女同盟に、突如入会を許された<きりえ>を待っていたのは残酷な罠だった――! さあ、血まみれの夜がきた! 愛と希望の花は散る。恐怖と踊れ、少女たち!! 『37564学園』 神田 森莉 販売巻数:1 神田森莉 2005/10/14発売ここは古い全寮制の名門フラワー女子学園。住所が黒花町3丁目7番地564号にあることから、別名『37564(みなごろし)学園』と呼ばれていた。この学園では「夜12時になると、講堂のキリスト像が血の涙を流す」という噂がまことしやかに流れていた……。少女たち、絶叫せよ!! 『墓場教室』 神田 森莉 販売巻数:1 神田森莉 2005/10/14発売ねぇ聞いた? 学校百億不思議「墓場教室」のこと。墓を半分埋め立てて造った呪われた「墓場教室」というのがあって、生きて卒業できた者はひとりもいないんだって…。今日も誰かが死んでゆく……。神田森莉が描きだすカルトホラーの極致! 前ページ神田森莉 ▲このページのTOPへ FEEL YOUNG フラワーコミックス MiChao! 3周年祭 デザート
https://w.atwiki.jp/gup-br/pages/61.html
『――あーっ、皆さん聞こえますでしょうかっ! こちらに向かっている人がいたらすみません、私達二人は、これより先程爆音のしたエリアへと向かいます!』 飛び込んできたノイズ混じりの声を、予想できた者など誰もいない。 故に誰もがその言葉に、聞き入らずにはいられなかった。 半ば放心していたアンチョビだけは、例外と言ってよかったかもしれないが。 「……最悪級のバカだわ」 ひとしきりの演説が終わった後で、最初に口を開いたのはカチューシャだった。 銃に入れた力を抜いて、こめかみを軽く押さえながら言う。 はっきり言ってアンチョビの、煮え切らない態度に怒った直後に、この声というのは最悪だった。 だからこそ、一瞬前の協定の話も、この瞬間は綺麗に忘れ、頭痛をこらえるような仕草を取ったのだ。 「あわわわわ、今のは西隊長であります! 聞き間違えるはずもありません!」 「どうしよっか。交渉どころじゃなくなっちゃったけど」 ややあって、事態を飲み込んだ福田がようやく叫び、それを見届けた杏が、ばつの悪そうな顔で口を開く。 知波単学園の隊長・西絹代。 福田の先輩であり、上官である彼女が、何者かを伴って鉄火場へ向かい、そして先の発言を行った。 これは早急に対処しなければならない事態だ。 自分から協定の話を振っておいて、無かったことにするのも情けない話だが、そんなことを言っていられる場合ではない。 「バカにしてるとしか思えないわ! バカよ、ホントバカ! エキシビジョンの時にしたって、やりやすいカモだと思ってたけど、輪をかけて酷くなってんじゃないの!?」 「他人を堂々と導く覚悟のない奴に、隊長の資格はない……じゃなかったっけ」 「限度があるわよ! そりゃあ臆病者よかマシだけど、でもこういうのは別の問題! 手前勝手なワガママのために、ついて来た子に死ねって命じて、他の奴らにも死んでくれって! それ立派な隊長って言える!?」 ささやかな意趣返しをしたつもりだったが、見事にかわされてしまった。 馬鹿にされればすぐムキになる、そういう奴だと認識していたが、それを忘れてしまうくらいに、カチューシャは頭にきているらしい。 同感だと返事をしながらも、杏は苦笑し肩を竦めた。 「にしてもやってくれたね、西ちゃんは。どう動くにしても、これについては、すぐ決めなくちゃマズいことになる」 西の演説に付随する、大きな問題は合計三つだ。 第一に、味方を募るこの言葉は、味方だけが聞いているとは限らない。 爆発を起こしたという人物、そして他に殺し合いに乗った連中が、これを目印に西を追い詰め、殺しにかかるかもしれない。 第二に言えるのは、そこに西以外の何者かまで、既に連れ込んでしまっているということだ。 知ってか知らずか、自分だけでなく、この同行者の命ですらも、西は危険に晒していることになる。 そして最悪の第三は、この声を聞いた他の者が、西に協力するために、合流を考えた場合の話だ。 西と同行者だけでなく、無関係だったはずの第三者すらも、鉄火場に飛び込んでいってしまう可能性があるのだ。 そしてカチューシャは、恐らくこの点に、キレているのだろうと推測できた。 「……せっかくだから言っとくわ。カチューシャはこの殲滅戦から、最大多数で生還するために、貴方達の前に立ってるの」 協定の話が出た時点で、決めていたことではあったのだろう。 ここにきてカチューシャは、初めて明確に、己の方針を口にした。 相手が意にそぐわないのなら、協力することはできないと、そう判断する必要があったからだ。 「最大、多数……?」 最大限であって、全部ではない。 その言い回しを復唱する者がいる。 これまで沈黙しうなだれていた、アンチョビが消え入るような声で、しかしようやく口を開く。 そんな声にならない声など、聞いてやる義理などないという様子で、カチューシャは彼女のことを無視した。 「私は初めて会った時点で、既に福田に銃を向けられたわ。 だから最初から無傷で、穏便に全てを済ませることは、できないだろうと覚悟してたの」 「カチューシャ殿!? 殺し合いを認めないというのは、アレは嘘だったのでありますか!?」 「最後まで聞いて! 難しいってだけの話よ! 殺し合いに乗った奴らを、まとめて黙らせるためには、それなりに努力しないといけないってこと!」 誰もが貴方みたいに素直なわけじゃないんだから、と。 カチューシャは口を挟んだ福田に、半ば憤慨しながら言った。 説得でもいい。実力行使でもいい。殺し合いに乗った人間から、殺意を取り上げてやるために、最大限努力するつもりではある。 だがそうしなければこの状況を、切り抜けることは不可能だ。カチューシャはそうした現実を、正確に理解していたのだった。 だからこそ、事実を認めようとせず、努力を放棄しかねなかったアンチョビに、彼女は腹を立てたのだった。 争いを止めると息巻いていても、争いの有り様を理解できなければ、かける言葉など見つかるはずもない。 「でもって努力に依るからには、当然限界というものもある……そう言いたいわけだよね?」 「正直言ってこの件は、どうこうできるかって点では、かなり微妙なところなのよ」 ガラスをスルーしたあの時とは、まるきり事情が違っているのだ。 悪意をもってカチューシャを狙い、殺そうとする銃弾は、一発どころの騒ぎではない。 十発二十発の殺意の雨を、全て切り抜けることができるかどうか。 あるいは自分はできたとしても、責任を持つと決めた福田まで、守り抜くことができるのか。 「あまり認めたくないけど、最悪のケースも、考えなくちゃならないかもしれない」 「そんな! 西隊長を見殺しにするのでありますか!?」 「じゃあ何? 逆に聞くけど、貴方のところの隊長が、私の仲間を巻き添えにして、殺しでもしたらどうするの?」 カチューシャの瞳が、鋭さを増す。 二つ名通りの吹雪よりは、地獄の釜戸の炎のようだ。 これまで感じたことのない怒気に、福田はひっと小さく叫び、それきり何も言えなくなった。 「そんなことにでもなったら、見殺すどころの話じゃない。いっそカチューシャの手で、アイツを、あのバカを粛清してやるんだから」 何に代えても守りたい、ノンナを始めとしたプラウダの面々。 自分の知らなかった世界を教えてくれた、大洗女子学園のミホーシャ。 そしてついでに、茶飲み仲間の、聖グロリアーナのダージリンもそうだ。 そもそもがこの場にいてほしくない、無事であってほしいと願うような、そうした大切な友は大勢いる。 もしもそんな人々が、西の言葉につられてしまって、戦場へ飛び込んでいったらどうか。 あの大馬鹿に付き合ったがために、無用な戦火に巻き込まれて、命を落としていたらどうなるか。 それだけは認めるわけにはいかない。そんなことになる前に、なんとしても仲間の手を引き、安全圏まで連れ出さねばならない。 もしも間に合わなかったとしたら、その状況を生み出した馬鹿に、罪を分からせる他に取る手はない。 それほどまでにカチューシャは、あの西絹代の愚行に対して、怒りを募らせていたのだった。 「……あああああーッ!!」 そして彼女のその言葉を受け、怒り狂う者が、もう一人。 ◆ 別に彼女の在り方を、間違っていると言う気はなかった。 悔しいが彼女の言うことには、筋が通っていたのは確かだ。 同じ道を選びたいとは、どうしても思えなかったが、それでも彼女が状況打開を、本気で考えていたことは分かった。 そうだ。つい先程まで自分は、そういう風に受け取っていたのだ。 「そんなことにでもなったら、見殺すどころの話じゃない。いっそカチューシャの手で、アイツを、あのバカを粛清してやるんだから」 だというのに、それは何だ。 言い返すことはできないと、反論の余地はないのだと、認めていたつもりだったのに、その言い草は何なのだ。 見殺しにする? 挙句殺すだと? 殺し合いに乗っていないと、仲間を救うと言っておきながら、裏ではそんなことを考えていたのか? 何だそれは。ふざけているのか。 隊長の心意気を説いておいて、お前にその資格はないとほざきながら、やりたいことはそんなことか。 結局求めていた部下とは、自分にとって都合のいい、手駒達だけだったということか。 全てを救うつもりはない。生かしたい奴だけを生かしたい。 その眼鏡にかなわなかった、有象無象の邪魔者達は、全て消し去るつもりなのか。 私も、杏も、あいつらも――アンツィオの仲間たちまで殺すつもりか! 「あああああーッ!!」 我知らず、アンチョビは叫んでいた。 もはや先ほどまでの迷いなど、全て頭から吹き飛んでいた。 理性のヒューズが一瞬で飛び、両目を怒りで曇らせた少女は、真っ直ぐにその身を走らせると、強引に殺人者へと掴みかかった。 「わっ!?」 悲鳴と共に、ばたん、と音。 重みに耐えかねた小さな体が、横倒しに地面へと倒れる。 「ふざけるな! ふざけるなよ!」 構うものか。知ったことか。自らもその身に覆いかぶさると、手を上げながらまくし立てる。 一発、二発、そして三発。小さなカチューシャの顔に、容赦なくビンタを見舞いながら、アンチョビは猛犬のごとく吠えた。 「いっ……たいじゃないの! 何するのよ!?」 「おい、ちょび子!」 声を上げるカチューシャの、首根っこ部分を乱暴に掴み、小さな体を持ち上げる。 焦った様子の杏の制止も、彼女の耳には届かない。 「気に入らないから殺すだと!? 大口叩いておいて切り捨てるだと!? どうしてそう簡単に、命を粗末にできるんだ!」 どうしてそんなことが言える。 どうしてそう簡単に、誰彼も命を切り捨てられる。 お前も、杏も、他の皆もそうだ。 人は誰かが怪我しただけでも、その有様を悲しいと思う。 ましてやそれが致命傷となり、永遠の別れを招くとあれば、もはや想像もつかない悲劇となるはずだ。 命を値踏みする者よ。命を奪わんとする者よ。お前達はそんなことも、理解できないというのか。 そんな当たり前も知らないくせに、私を世間知らずと罵って、馬鹿にしているというのか。 誰もが当たり前に思うはずの、そんな悲しみをも否定し、せせら笑っているというのか! 許さない。絶対に許せない。 これ以上の減らず口は、もう絶対に叩かせはしない! 「お前には誰も殺させない! その口を閉じないつもりなら、私の方こそここで――ッ!」 「やめろちょび!」 「そうであります!」 掲げられた右拳が、制止の声にびくりと揺れる。 二つの声に呼び止められて、怒りに狂ったアンチョビは、ようやく己を取り戻した。 「あ……」 怒りは急速にクールダウンし、呆けた顔でそれだけを言う。 いつしか涙で滲んでいた、両目が正面に捉えたものは、頬を赤くした少女の睨み顔だ。 「……え?」 一体、自分は何をしていた。 今の今までアンチョビは、何をやっていたというのだ。 カチューシャの襟首を掴みあげ、何発も顔面を張り倒し、挙句言おうとした言葉は何だ。 「私、は……なに、何を……!」 その口を閉じないつもりなら――今ここでお前を殺してやる。 そんなことを言おうとしたのか? 私は危うくそんなことを、言ってしまいそうになっていたのか? 冗談も遠慮もないままに、この少女をこの右腕で、殴り殺そうとしていたというのか? 「何もしないなら、下ろしてちょうだい」 不機嫌な声でカチューシャが言った。 悪態をつかれても当然の行為だ。もちろんその声に対しても、反抗をできる道理がない。 言われるがままに彼女の体を、地に下ろすアンチョビの顔は、きっと酷い有様だったのだろう。 最悪だ。それこそドゥーチェ失格だ。 決意を否定されたにとどまらず、自身で裏切りもしてしまった。こんな無責任なリーダーに、皆を導く資格などあるまい。 結局我こそがリーダーだと、冷徹に振る舞った杏の方が、正しかったということか。 「……福田ちゃん?」 そんなことを考えて。 視線をそちらへと向けた時、おかしなことに気がついた。 事は全て終わったというのに、場の緊張感が消えていない。 凶行を未遂に終わらせて、目的を果たしたはずの二人が、未だ安堵していない。 どころか福田の両手には、なおもこちらへと目掛けて、鉄の銃口が向けられている。 何でだ。どうしてそんな風にしている。 確かに悪かったとは思うが、その様子は何と言うべきか――どこか、不自然ではないのか? 「どういうつもりかしら」 疑問はすぐに氷解した。 なるほど、その違和感は真理だ。何故なら最初から福田の銃は、アンチョビを狙ってなどいなかった。 黒光りするピストルは、むしろアンチョビの方でなく――カチューシャへと向けられていたのだから。 ◆ 「どういうつもりかしら」 まったく、なんて有様だ。 上官へと銃を突きつけて、睨みをきかせる福田の姿を、カチューシャはため息と共に見据える。 無礼にもその身を押し倒し、あまつさえ傷つけたアンチョビへの怒りも、その光景を目の当たりにしては、立ちどころに消え去ってしまった。 「その人の言う通りであります。西隊長を見殺しにするなら、自分はカチューシャ殿を許さない」 なるほど、そういうことだったか。 暴力を振るったアンチョビではなく、振るわれたカチューシャを狙った。そんな福田の行動の理由は、先の失言にあったのだ。 論理的な判断を、理屈で割り切れない者はもう一人いた。 全てを救えるなどという、脳みそお花畑な理屈を、本気で口にしたアンチョビだけでなく。 むしろ西絹代を尊敬し、付き従っていた福田の方が、そうする可能性は大きかったのだ。 「もしもカチューシャ殿が、そうすると仰るのであれば……自分はこの引き金を引くのであります……!」 無論、だからといって決意など、簡単に固められたわけでもない。 出会った頃とまるきり同じだ。銃はガタガタに震えているし、支える足すらも覚束ない。 ただしかし、一つだけ違いがあるとするなら、それは眼鏡の向こうの決意だ。 恐れながらも、緊張しながらも、大きく丸い双眸には、明確な意志の光があった。 絶対に西を助けに行く。その邪魔をカチューシャがするというのなら、撃ち殺してでも前に進む。 恩知らずにも程があるが――それでも、無視はできない瞳だった。 目的がシンプルで明確である分、我を忘れたアンチョビのものより、胸に堪えたかもしれなかった。 「正気でそう言ってるのね?」 「正気でありますッ!」 嘘つけ。胸を張れるタマか。 そう簡単に殺せるのなら、今チームを組んでいること自体、あり得ないということが分からないのか。 それでも、そんな無理を強いたのが、他ならぬ自分自身であるのは確かだ。 「……分かったわよ。私も貴方をこんなところで、見放したいとは思わないわ」 故にこそ、素直に認めるしかなかった。 だから隊長への反逆行為は、この一度だけは忘れてあげると。 そう言いながらカチューシャは、降参といった具合に両手を挙げた。 もっとも、引き金を引くべき銃など、アンチョビに襲われた時点で、既に落としてしまっていたのだが。 「言っとくけど、嘘は言ってないわよ。勝手なことは認めないって、貴方に言ったのは本当だから」 「! では……!」 「行くだけは行ってあげるわ、西の所へ。最悪の選択を覚悟するのは、カチューシャが打っていいと思う手を、全部打ってからの話」 「あ……ありがとうございます、カチューシャ殿っ!」 やめてくれ。今はそんな満面の笑顔、情けなくて見ていられない。 先ほどの形相はどこへやら、ぺこぺこと頭を下げる福田の姿に、カチューシャは我知らず顔を背ける。 西の行動は腹立たしいが、それも諸悪の根源である、文科省のそれに比べればどうということはない。 そう口にするのは簡単だが、彼女のプライドと自己嫌悪が、それを許しはしなかった。 結局のところ、騒動の理由は、アンチョビでもましても福田でもない。 彼女の文句を受け流しきれず、情けなくもムキになった自分が、無責任に暴言を吐いたおかげで、この二人は怒り狂ったのだ。 自分の至らなさのせいで、面倒見ると誓った相手に、殺しの業を背負わせるような、最低な結果を招くところだったのだ。 こんな状況なればこそ、カンシャクも自制せねばと思っていたのに。結局のところ自分自身も、この場の殺意にあてられて、どうかしてしまっていたらしい。 「行くってんなら、私らも行くよ。その方がうちのチームメイトも、納得してくれるだろうし」 うなだれるアンチョビを見やりながら、残る角谷杏が言う。 そういえばこいつのことを忘れていた。一番警戒すべき女は、この生徒会長であるというのにだ。 「まぁいいわ。手伝ってくれるっていうのなら、貴方の協定とやらの中身も、一緒に聞かせてもらおうかしら」 「ありゃ、意外と抜け目ないね」 意外とは余計だと反論するも、相手は舌を出しとぼけるだけ。 あんなことがあったというのに、すぐに切り替えられるのは、さすがと言うべきか、なんと言うべきか。 そこだけは、未だしかめっ面を作っているであろう、自分も見習わなければならないのかもしれない。 ともかく、道中での交渉を取りつけると、カチューシャはくるりと踵を返し、ずかずかとアンチョビの元へと向かう。 「……敢えて、貴方に言うわよ」 本当ならばこんなこと、どの面を下げて、となじられるべきだ。 それでも敢えて、己が失態を、棚上げにしても言わねばと思った。 奴があの時見せた力を、未だに燻らせているのなら。 絶望一色のその顔の奥に、未だドゥーチェならんとする意志が、残されているとするならば、だ。 「さっきのは間違ってなかったわ。同志が大事だっていうなら、それを蔑ろにされて怒ったり、そのために戦おうとするのは当然のこと」 「あ……」 「だけどそれは、その同志達も、同じように思ってること。そういう当たり前の現実と、向き合って戦わなくちゃいけないのよ、貴方は」 仲間を強く想うが故に、凶行に走らんとするのは自然なこと。 それは己のみならず、守るべき仲間達にとっても、自然なことであるはずだ。 ドゥーチェの命を守るために、ドゥーチェの敵を殺してやる。 そういう決意と向き合うことが、指導者(ドゥーチェ)を名乗るアンチョビに、課せられた責任でもあるのだ。 不殺と平和の二つを掲げ、その殺意を踏みにじるのならば、なおさら意識しなければならないのだ。 「貴方は同志達の想いを、否定するために戦うの。それだけはわきまえておきなさい」 最後にそう締めくくりながら、カチューシャは背を向け先頭へ進む。 言われた側のアンチョビが、どんな顔をしていたのかなど、確かめたいとも思えなかった。 見れば嫌な思いをする。情けない顔に怒りを覚え、そんな有様へ追い込んだ自分に、嫌気がさすことは間違いない。 そうやって己の発言に、カチューシャは背を向け逃げたのだった。 きっとそのような感傷は、前に進むには不要なのだと、もっともらしい覚悟を繕いながら。 ◆ 「悪い。庇ってやれなかった」 西絹代のもとへ向かうアンチョビに対して、杏がくれた言葉はそれだけだ。 それでも、頭の冷えた今ならば、十二分の価値があると、素直に認めることができた。 一時は杏の腹のうちを、卑しくも疑ってしまっていた。 それでも短い言葉に込めた、罪悪感は本物なのだと、目に見えて理解することができたのだ。 であるならば、信じてやれる。むしろ疑った自分の方こそ、申し訳ないと思うことができる。 過程の捉え方は違っていても、恐ろしいほど冷静であっても、共に戦いたいという、その想いだけは信じられる。 角谷杏は間違っても、命を蔑ろにするために、行動するような女ではない。 こうして出発する頃には、角谷杏に対する疑念は、誤解であったと割り切ることができた。 (想いを否定するため……か) それでも、とぼとぼと歩く足取りは重い。 全ての悩みが消え去ったなど、口が裂けても言えるはずもない。 守るために抱く殺意は、誰しもが抱くべき自然なもの。仲間を愛しく思えばこそ、凶行に走ることもある。 そんなことはあり得ないと、必死に否定してきたことだ。 しかし、現実に見てしまった。そして味わってしまった。 あの知波単の福田という少女は、西の命を守るために、カチューシャに凶弾を向けようとした。 他ならぬアンチョビも、カチューシャ許すまじと、殺意の拳を振るおうとしたのだ。 であれば、もはや無視することはできない。 ペパロニも、カルパッチョも、その他大勢のアンツィオの仲間も、誰彼も皆重いほどに、自分を慕ってくれている。 そんな仲間のうちの誰かが、自分を守らんとするために、殺意を抱いても、おかしくはない。 (キツいな) きっとカチューシャに言われるまでは、そんなことは望んでいないと、無責任にも言えたのだろう。 それでも、今ならば分かってしまう。 貴方のためにと頑張ってきたのに、どうして分かってくれないのだと、言い返される未来が見えてしまう。 怒る者もいるだろう。涙する者もいるだろう。 そんな優しい想いであっても、殺意であることに変わりはないのだと、自分は踏みにじらなければならないのだ。 アンチョビが選んだのはそういう道だ。それが何よりも苦しかった。 自分が逆の立場であったら、きっと苦しむことになるだろうと、まざまざと理解できてしまっていたから。 「あの……アンチョビ殿」 横から、声がかけられる。 自分の隣を歩いているのは、今は福田一人だけだ。 残るカチューシャと杏は、同盟関係を取り付けるために、三歩ほど先を歩きながら、あれこれと言葉を交わしている。 結局のところ何もせず、後ろを歩いているアンチョビは、未だ現実を受け入れきれず、遠巻きに傍観していたのだった。 「おう……どうした?」 「先ほどは、その……ありがとうございました。西隊長のために、怒っていただいて」 「ああ……うん」 違う。そんなことを言われる資格はない。 ばつの悪い顔をしながら、アンチョビは生返事で応じる。 きっと自分はそこまでのことを、明確に考えてなどいなかった。 ただ漠然と、命が大事だと、そんな一般論だけを考えていた。むしろそうしない輩への、怒りの方が強かったとも言えた。 すると結局、蔑ろにされた人間は、誰でもよかったということになるのだ。 なればこそ、その程度の人間である彼女に、その感謝を受け取る資格はなかった。 「……もし、そう思うのなら、一つだけ約束してくれるか」 それでも。 せめてあの西絹代のために、一つだけ言えることがあるなら。 結局己を守るためでも、結果的に西の心も、いくらか救われるというのならば。 福田に対してこれだけは、頼んでおきたいということが、アンチョビには一つだけあった。 「もう二度と、殺してやるだなんて、そんなことは言わないでくれ」 大切な人を狙う者を、憎いと思うのは分かる。 大切な者を奪う敵を、殺したいという気持ちには共感できる。 それでも、だとしてもそんなことは、言ってほしくないと思った。 己も誰のためであっても、あんなことはもう二度と、口にしたくないと思った。 「きっと西はそう言われると、つらくなると思うから」 誰かに想われることは嬉しい。 けれども自分の存在を理由に、誰かが道を踏み外すのは悲しい。 安斎千代美はその痛みを、既に知ってしまったのだから。 【F-3/一日目・午前】 【☆カチューシャ @カチューシャ義勇軍】 [状態]頬の痛み(小) [装備]タンクジャケット APS (装弾数20/20:予備弾倉×3) 不明支給品(ナイフ) [道具]基本支給品一式 不明支給品(その他) [思考・状況] 基本行動方針:最大多数での生存を図るわよ! 1:しょうがないから西達を助けに行くわ! ……でもあまり期待しないでよ 2:協定の話も聞くだけ聞いてあげる! それで、どういう条件を取り付けたいわけ? 3:プラウダ生徒・みほ・ダージリンあたりと合流したいわ! 4:カチューシャの居ないところで勝手なことはさせない! 5:全部のチームをカチューシャの傘下にしてやるんだから! [備考] チーム杏ちょびとの間に、協定を結ぶための交渉を行っています。内容は後続の書き手さんにお任せします 【福田 @カチューシャ義勇軍】 [状態]健康 [装備]タンクジャケット M2カービン(装弾数:19/30発 予備弾倉3)不明支給品(ナイフ) [道具]基本支給品一式 不明支給品(その他) [思考・状況] 基本行動方針:不安を消すためになにかしら行動する 1:西隊長を助けに行く 2:カチューシャと行動を共にする 3:出来ればアンチョビ達と協力したい 4:銃を人には向けたくないのであります…… 【☆角谷杏 @チーム杏ちょび】 [状態]健康 [装備]タンクジャケット コルトM1917(ハーフムーンクリップ使用での装弾6:予備弾18) 不明支給品-ナイフ [道具]基本支給品一式 干し芋(私物として持ち込んだもの、何袋か残ってる) 人事権 [思考・状況] 基本行動方針:少しでも多く、少しでも自分の中で優先度の高い人間を生き残らせる 1:西達を助けに行く。道中でカチューシャを味方に抱き込む 2:アンチョビと共に行動し、脱出のために自分に出来ることをする。可能なら大洗の生徒を三人目に入れたい 3:その過程で、優先度の高い人物のためならば、アンチョビを犠牲にすることも視野に入れる(無意識下では避けたいと思っている) 4:カチューシャとは同じチームにはなりたくないが、敵には回したくない 5:放送まではなるべく二人組を維持したい [備考] カチューシャ義勇軍との間に、協定を結ぶための交渉を行っています。内容は後続の書き手さんにお任せします 【アンチョビ @チーム杏ちょび】 [状態]大きな不安と劣等感 [装備]タンクジャケット+マント ベレッタM950(装弾数:9/9発:予備弾10) 不明支給品-ナイフ [道具]基本支給品一式 髑髏マークの付いた空瓶 [思考・状況] 基本行動方針:皆で帰って笑ってパスタを食べるぞ 1:西達を助けに行く 2:誰も死んでほしくなんてない、何とかみんなで脱出がしたい 3:例え手を汚していたとしても、説得して一緒に手を取り脱出したい(特にアンツィオの面々) 4:杏の考え方は少し怖いが、通じ合える部分はあるはず。共に戦っていけると信じたい 5:カチューシャと共に戦うというのならそれでもいい。それでもいいのだが…… 6:……どうするのが正しいんだ? 私に仲間の想いを、受け止めることはできるのか? 時系列順 Back 霜と烏/Мороз и Ворона Next 善く死ね 投下順 Back embrace Next 霜と烏/Мороз и Ворона 登場順 Back Name Next 028 理想 カチューシャ 038 ヴェンデッタ 028 理想 福田 038 ヴェンデッタ 028 理想 角谷杏 038 ヴェンデッタ 028 理想 アンチョビ 038 ヴェンデッタ
https://w.atwiki.jp/wotrainee/pages/16.html
ここには各Tier毎の要注意車両とその対策を書いていく予定。 ドグサレ野郎候補車一覧 Tier1:無し Tier2:T18 Tier3:T82 Tier4:Matilda,105mm榴弾搭載駆逐戦車 Tier5:105mm榴弾搭載中戦車,AT 2,KV-1,Excelsior Tier6 KV-1S,KV-2,T-150,SU-100,Hellcat,Jumbo,ARL 44,FV304 Tier7 T29,T71,Tiger(P),BP Tier8 Type59,T69,ISU-152,IS-3,SP,110,Rhm-WT Tier9 E-75,ST-I,T-54,Foch Tier10 B-C 25t,T57Heavy,WTE-100 正直Tier8とか9とか10はどれもどっかしら強いから、このTierまできたら各自で頑張ること
https://w.atwiki.jp/sh_run/pages/16.html
細田学園女子バレーボール部戦績 -2008年度 2008.03.23 春の高校バレー2008(3回戦) 細田学園 0-2 誠英 2008.03.22 春の高校バレー2008(2回戦) 細田学園 2-0 四天王寺 2008.03.20 春の高校バレー2008(1回戦) 細田学園 2-0 佐賀北 2008.02.03 春の高校バレー埼玉予選(決勝) 細田学園 3-1 市立川越 2008.02.03 春の高校バレー埼玉予選(準決勝) 細田学園 2-0 埼玉平成 2008.02.02 春の高校バレー埼玉予選(3回戦) 細田学園 2-0 大宮商業 2008.02.02 春の高校バレー埼玉予選(2回戦) 細田学園 2-0 伊奈学園 2008.02.02 春の高校バレー埼玉予選(1回戦) 細田学園 2-0 いずみ +2007年度
https://w.atwiki.jp/daydawn/pages/998.html
学園都市のNPC このページに学園都市のNPCを登録出来ます。 登録方法は最下部の登録法を参照してください。 学園都市のNPC執行委員の人物 五大学園の人物 マイナー学園の人物 その他の人物 NPCの追加方法について 執行委員の人物 執行委員に関係した人物。 名前 性別 年齢 所属 概要 イメージ 作成者 ラウル 男 18 執行委員 パニッシュメントの代表、執行委員長。メンバーからは単に委員長と呼ばれる。魔族の名家の生まれで容姿も良いことから女生徒のファンが多い。 ハウル(ハウルの動く城) GM陣 フィアー 女 18 執行委員 執行委員の副委員長。親しみやすいが仕事に関しては非常に厳しく、緩みがちな執行委員長に変わって執行委員をまとめている。 ソフィー(白髪、若い)(ハウルの動く城) GM陣 コード01 女 不明 執行委員 執行委員のオペレーター、正体不明の人物。数年前からオペレーターとして活動している女性、所属生徒への連絡や、電話受付は全て彼女の声が聞こえてくる。 NoImage GM陣 雑 仕 女 15 執行委員 「ざつ つかえ」 執行委員の庶務、自称庶務の中の庶務あるいは庶務女王。庶務である事に誇りを持ち、あらゆる庶務を統括せし庶務の頂点を目指している。庶務としては、実は大言に違わず割と有能。 没キャラ(キルミーベイベー) ぴゃー 夕凪 京介 男 17 執行委員 総合学園の優等生とも呼ばれていた生徒ラウル、フィアソフィアの両名が行動不能になったことによりかねてから話が通っていた夕凪京介が執行委員長の立場となった。現在は対天使の総指揮をとっている。 滝沢朗(東のエデン) 梅酒 五大学園の人物 名前 性別 年齢 所属 概要 イメージ 作成者 白鷺 秀 男 17 総合学園 総合学園の生徒会長にして学年主席。文武両道、成績優秀、容姿端麗、品行方正、礼儀正しく爽やかな好青年。あまりに非の打ち所がないため、裏があるのではないかと秘かに噂になっているが……。 明智五郎(ペルソナ5) GM陣 明石録郎 男 ? WIMA WIMA所属の男子学生。WIMAの学校内に住み込んで留年を重ねている。周囲を顧みないトラブル製造機ではあるが、魔道の探求者としては本物。古今東西、彼の知らない魔術は無いとすら言われる生き字引でもある。 葉隠康比呂(ダンガンロンパ) GM陣 アトリ・B・エムブラスク 女 16 松門戦技高校 松門に所属する女子生徒であり、学内で独自に設立された武力組織『HFO』の現リーダー。明るく快活で男勝り。その容姿と性格で男女や学校の内外を問わない人気者。ただし、HFOの悪い点を見本にしたようなそそっかしさや無謀さもまた併せ持つ。 ベアトリクス(グランブルーファンタジー) GM陣 ロゼ・カラー 女 16 聖桜ヶ丘学院 聖桜ヶ丘に所属する女生徒。年若いが正式に認定されたシスターでもあり、都市内でも精力的に奉仕活動に精を出している。一見大人しそうに見えるが、いざとなったら拳で制裁できる武闘派。 高山ケイト(僕は友達が少ない) GM陣 田中フジツー 男 15 星芒異能学園 星芒の一年生。奇抜な怪異の男子生徒。予知能力と空間把握能力に優れた異能者であり、先んじて「何か起こりそうな場所」に出向き、決定的瞬間をカメラに捉える。その情報量と行動力は随一だが、困ったことに野次馬気質。 映画泥棒 GM陣 岩山厳三郎 男 36 松門戦技高校 松門戦技高校の教師。”常在戦場”を掲げて常に重装備。厳しい指導を行うが、生徒のことを常に思いやっている。 ガレン(LoL) ポポカ 追川功補 男 15 松門戦技高校 松門1年生。『HFO』所属の異能者。チャラけていても話の通じる常識人。器用で頭も回る方。しかし『HFO』の暴走を止められるほどの発言力はなく、しばしばアトリに振り回されている。元々は異能学園に入って遊ぶはずだったがアトリに一目惚れして現在に至る。 紀田正臣(デュラララ!!) メイト 時津風あがり 女 16 星芒異能学園 星芒2年生、Aランク。”絶対王政(タイムオーナー)”と呼ばれる時間制御に優れた異能者。”準S”と評されるほどの高い実力を持つが、普段はずぼらで天真爛漫。 エーリカ・ハルトマン(ストライクウィッチーズ) メイト 間宮香央理 女 16 星芒異能学園 星芒2年生、Aランク。”鉄壁将(イレイザー)”と呼ばれる障壁展開に優れた異能者。自他共に厳しい性格であり、時津風あがりとは名コンビにして永遠のライバル。 ゲルトルート・バルクホルン(ストライクウィッチーズ) メイト シェイル・リーンカーネイト 男 37 WIMA WIMA教師。専門は電脳術を用いた心象世界の具現化、すなわち個人規模の異界の作成。甘いマスクとキテレツな言動のギャップから若い女子にそこそこモテるとか。その出世のスピードから黒い噂もある。 パラケルスス(Fate/GO) 乙 京極文花 女 17 松門戦技高校 松門戦技高校2年。生徒会長。嘗ては執行委員実務としても活動していた。非常に優れた技術力を持ち、砲撃士でありながら技術の結晶である砲剣を持ち白兵戦を繰り広げる女傑。おちゃらけた笑顔と扇子がトレードマーク。 更識楯無(インフィニット・ストラトス) ぴゃー マイナー学園の人物 名前 性別 年齢 所属 概要 イメージ 作成者 田中山バス太郎 男性 47 駅前高校 すごく金に汚い駅前バス停高校の理事長。いつも悪巧みしてそう。 なんかめっちゃ金に汚くて見通しが甘い上に生徒に無茶を言う47歳男性。 教頭先生(日常) GM陣 グノウ 男性 41 紅葉学園 紅葉アストラル学園の教員。アストラル人の元軍人。威圧感がものすごいのだが、指導者としては有能。 バザラガ(グランブルーファンタジー) GM陣 凄井バス太郎 男性 17 駅前高校 自宅の中まで毎日少しずつ近所のバス亭をズラしバス通学しようとした結果バレて停学になった学生。 停学は3日で開けたが、以来恨みから駅前バス停高校のバス亭を好き勝手にズラすことに生涯をささげた。 いつもあっちゃんなる人物の武勇伝を語る死霊術士。 藤森慎吾(オリエンタルラジオ) 炙り鮭 厚沢バス太郎 男性 18 駅前高校 理事長に無茶ぶりされ続けた結果PERFECT HUMANになった学生。理事長はみなかったことにした。 メイン戦士だったはずだが無茶ぶりされ続けた結果色んなクラスになっている。踊り始めると何故か凄井バス太郎がバス亭を担ぎながらやってくる 中田敦彦(オリエンタルラジオ) 炙り鮭 消江田バス太郎 男性 16 駅前高校 本名はバス太朗。名簿を作る際、予測変換で太郎が先に出てきたので名前をバス太郎に変更された哀れな学生。先輩と名前似てるじゃん!と言われもて一時期もてはやされたが入学一年もすると周囲から面白くない方のバス太郎だの、ニコ生配信主の格好に似てるだの、散々な言われようをされグレた。以来『バス太郎』を恨み、凄井の邪魔をしてバス亭を元の位置に戻したり厚沢がダンスした会場の後片付けをしたりしている不良。 サングラスつけてる方(8.6秒バズーカ) 炙り鮭 目守 栞 女性 17 目鐘工業 目鐘工業専門学校二年。図書委員。視力が著しく低下しており、ほとんど目が見えていない。異能者と電脳術士のスキルを活用して生活しており、失明者用の眼鏡の開発に着手している。趣味は読書。自分の目を通して読書することは難しいので虚像投影+感覚共有で他者の目線を通して読む、など日夜色々な手法で試みている。 栞子さん(ビブリア古書堂の事件手帖) 炙り鮭 ジャスパー・ロス=ライラック 男性 17 ラムネシア魔法学園 ラムネシア魔法学園高等部2年生。生徒会長。執行委員の実務としても活動していた経験を持つ。明晰な頭脳とリーダーシップを兼ね備え、人々の幸福を愛する生粋の指導者気質。上に立っていない時はけっこうクソ男子だったりもする。 トム・リドル(ハリー・ポッターシリーズ) メイト その他の人物 名前 性別 年齢 所属 概要 イメージ 作成者 なわしろさま 女性 ?? 双弓神社 一六学区の結界を管理する土地神。心優しく温和な蛇神だが、なかなか会うことができないらしい。 清姫(FGO) GM陣 "心理崩壊”(メンタルダウン) 男性 ?? アンダーライン 学園都市の裏側、アンダーラインを掌握している人物。人間の精神に働きかける超抜能力を有しているらしいが詳細は不明。 兵部京介(絶対可憐チルドレン) GM陣 アリシア・フローレンス 女 不明 館浜四文字教会 館浜四文字教会のそこそこ偉いシスター。孤児院の運営に携わっている。困っている人や神を信じる人の手を振り払えずに貧乏くじを引きやすいお人好し。 ジャンヌ(Fate) ポポカ ロード・ロード 男 推定30歳 神聖課外帝国学園 非公認学園である神聖課外帝国学園の学長。『奔放なる悪学長』の役割を演じている。執行委員の実力を認めており、度々課外活動を行う課外学園学生の補佐や解説を行っている。 桂小太郎(銀魂) フラー 荒波周一郎 男 23歳 霧原探偵社 霧原探偵社館浜事務所に所属する若手探偵。年が近いため、探偵社が開く探偵術講習会の講師や執行委員相手の仕事に狩り出されることが多い。 足立透(P4) 桑畑 滑川亮悟 男 53歳 警備員 学園都市の警察機関"警備員"に所属する男性。冴えない外見だが組織の中でも古株で、各所に伸びるコネクションを武器に立ち回る食えない男。執行委員と関わる機会も多く、顧問のキングスマンとは長い付き合いらしい。 大石蔵人(ひぐらし) 桑畑 NPCの追加方法について 学園都市のNPCはまず、NPCの所属している組織や分野のリストへと追加し、 その後該当するページにてキャラクターの詳細説明を追加する。 詳細登録時は、ページ最下部にテンプレートがあるので、それを利用してください。
https://w.atwiki.jp/cbhwiki/pages/13.html
色彩学園“Color Brave Highschool”とは、 ファンタジー世界「エイネファルデ」の中央に浮かぶ学園国家である。 色彩学園のある土地は「エリュジオーネ」と呼ばれ、六つの国に囲まれている。 長い歴史を持つ騎士養成学校であり、 剣士・魔剣士・魔術師・衛生士の四つのコースが設けられている。 校長はエリュジオルネ・マリア。学園の創設当初からずっと校長である。 また、学園には六つの国の気候に似せて作られた演習用の小島が存在する。 これらの小島は学園のある本島と橋で繋がっている。 *
https://w.atwiki.jp/nectaris/pages/68.html
中央左側の中立工場を拠点とし迎撃態勢を取る。 戦車一部隊は自軍基地への突入防止のため分派しておくこと。