約 1,716,153 件
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定例チーム内交流会(NULLサーバー・PASSはDNT!) 【月曜日】午後10時~30分 HOST([DNT]RYOUTU) 【水曜日】午後10時~30分 HOST([DNT]RYOUTU) 【金曜日】午後10時~30分 HOST([DNT]RYOUTU) 定例大日本帝国会議(定例チャット集会) 【土曜日】午後10時~15分 写真撮影を行う場合 →【休憩しない?(写真撮影をします)】 →【本気で来い!(元帥について行く)】 →【待って!(撮影ポイント)】 →【もっと続けたい(撮影中)】 →【ありがとう(撮影完了)】
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入隊の前に・・・ ①他チームでの掛持ちをしていない ②一般常識・態度を熟知している ③【重要】Team.規約に同意する コチラ ④オンラインモード利用企画に同意する ⑤掲示板や練習会・大日本帝国会議(定期集会)等に積極的に参加可能か? ⑥年齢制限はしませんができるだけ精神年齢は高く ⑦現在のアカウント名の前に[DNT]と記入できるか? ⑧空気を読める方 ★書き込みでの申し込み★ 入隊申し込み受付BOX 入隊申し込みをした方は【元帥RYOUTU】の返信をお待ちください。 ※返信に多少の時間が掛かります。 申し訳ありません。
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[DNT]大日本帝国ONLINE.TEAMの隊員の皆様! 大日本帝国オンラインイベント第1弾 「チーム内トーナメント戦」の開催が決定しました! 大会概要 ■開催日程 7月7日 ■優勝者賞品 特別階級「愛国者」 記念写真撮影 ■ルール 模擬戦モード/デスマッチ ■試合ステージ 市街地 ■試合時間 15分1ラウンド ■試合開始 人数が揃った時点で、RYOUTUがリセットをかけます リスタート後に試合開始 ■プレイヤーについて 原則、すべての武器、アイテムが使用可能です。 「ステルス迷彩」のみ使用不可とします。 ※チートは論外ですので。 ■補足 7月6日まで参加を募集します。 参加可能条件は当日【必ず】参加できることです。 ルール設定 ▼試合モード / 模擬戦モード ▼試合ルール / デスマッチ ▼ユニークキャラクター /使用可能 ▼最大プレイヤー数 / 6名 ▼VSレイティング制限 / 無効 ▼武器制限 / なし ▼パスワード/DNT1! ▼フレンドリーファイヤー / 有効 ▼アイドルキック / 無効 ▼ラウンド時間 / 15分 ▼勝利ラウンド数 / 1 【参加希望はこちらまで】 トーナメントの案を採用してくださったのですか参加希望です -- 一等兵 CHRISTMAS (2007-05-22 16 01 52) はい。勝手ながら採用させていただきました。参加希望ですね?了解しました。 -- 元帥 RYOTU (2007-05-22 17 17 48) トーナメントということは、何回もやるんですか? -- GO-兵長 SHINKI,JR (2007-05-22 18 58 37) 補給部隊ですけどできるなら参加したいです。よろしくお願いします。 -- 新人兵BO-A (2007-05-22 19 18 19) トーナメントですか!面白いですね!俺も参加希望です! -- 大将 SHINKI (2007-05-22 20 05 46) 元帥殿トーナメントは1対1でやったほうがいいと思いますよ -- 一等兵 CHRISTMAS (2007-05-22 20 33 45) 僕も参加します! 腕試しにちょうどいいし。 -- 伍長 HUNK (2007-05-22 20 36 35) 私も参加希望です。 -- 一等兵 ELIE (2007-05-23 07 02 55) おもしろそうですね。僕も参加希望です。 -- 伍長 SSS(B) (2007-05-26 08 51 51) 僕も参加させてください。 -- GO-兵長 SHINKI,JR (2007-05-26 12 57 13) みなさんの参加ありがとうございます!引き続き募集します^^ -- 元帥 RYOTU (2007-05-26 17 10 36) 自分も参加希望です^^おねがいしますぅ~ -- 新人兵 MATSU_ (2007-06-09 11 03 37) 参加希望します。 -- 新人兵 KAMIKAZE (2007-06-09 19 56 14) 了解しました^^ -- 元帥RYOUTU (2007-06-12 23 51 33) まだ募集中です! -- 元帥 RYOTU (2007-06-20 23 20 07) 同じく参加希望です! -- 新人兵RAVEN (2007-06-21 21 44 50) 参加していいですか? -- オカリ (2007-06-22 20 14 41) 上の名前ミスりました -- 新人兵OKARI (2007-06-22 20 17 00) 名前 コメント
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ルヨナルオ号事件の解決に関する中華人民共和国並びに大日本帝国共同宣言 ルヨナルオ号事件の解決に関する中華人民共和国並びに大日本帝国共同宣言(ゆよなるおごうじけんのかいけつにかんするちゅうかじんみんきょうわこくとだいにほんていこくきょうどうせんげん)とは、箱庭暦1052年に署名された、中華人民共和国と大日本帝國との政府代表間の共同宣言。この共同宣言は国家による批准は行われておらず、署名と同時に発行した。通称、日中全聚徳宣言、中日共同宣言など。共同宣言は、日本語及び中国語で二部づつ作成され、それぞれの外務省に保管されている。 1.ユヨナルオ号事件 箱庭暦663年にムッサシノイ王国領海内において、同国海軍駆逐艦「ルヨナルオ」号内部で乗組員十数名が叛乱を起こし、彼らはそのまま同号を乗っ取り、付近一帯に海賊行動を行った。この件に関して、通商路の安全の確保と邦人の生命安全を保護するよう、駐ムッサノシイ日本大使館からの連絡を受けた大日本帝国海上保安庁は、海上警察権の行使という名目で、海上保安庁第十五管区海上保安本部(本部長;山谷幸助一等海上保安監)所属の巡視船「たかお」(巡視船長;陳皇道二等海上保安監)に商船の護衛と付近の警戒を下命した。この際に、ルヨナルオ号と交戦に入り、同船を撃沈した。 その後、高雄地方検察庁の河野春広検事正は、巡視船「たかお」の巡視船長陳皇道二等海上保安監以下幹部数名を事情聴取した結果、緊急避難により事件性なしとしたことを発表した。 2.共同宣言の内容 本共同宣言は、全五条からなり、第二条において言葉の定義が定められていることや第五条で内政不干渉の原則に関する国際法規の制定協力義務を両国に課すなど、純粋な二国間条約ではなく、国際法的性格を有するものと考えられている。 3.共同宣言正文 ルヨナルオ号事件の解決に関する中華人民共和国並びに大日本帝国共同宣言 箱庭暦663年にムッサシノイ王国領海内において、同国海軍駆逐艦「ルヨナルオ」号内部で乗組員十数名が叛乱を起こし、彼らはそのまま同号を乗っ取り、付近一帯に海賊行動を行った。この件に関して、通商路の安全の確保と邦人の生命安全を保護するよう、駐ムッサノシイ日本大使館からの連絡を受けた大日本帝国海上保安庁は、海上警察権の行使という名目で、海上保安庁第十五管区海上保安本部所属の巡視船「たかお」に商船の護衛と付近の警戒を下命した。この際に、ルヨナルオ号と交戦に入り、同船を撃沈した。 この事件に関して、中華人民共和国政府は駐日代表部を通じて、国家主権の侵害という点で抗議を意を示した。その後の交渉の結果、両国政府はこの事件に関して共同して見解を発表するために、 中華人民共和国国務院外交部副部長姫鵬飛 大日本帝国外務副大臣加治隆介 を全権大使に任命し、中華人民共和国北京全聚徳において、二日にわたり会談を行った。この結果以下の内容を共同宣言として発表する。 第一条 本宣言は、中日両国間において、ルヨナルオ号事件の最終的かつ完全な解決を行い、以って国際法規の安定に資することを目的としてなされるものである。 第二条 本宣言における用語に関して、以下の定義を使用する。 一号 内政不干渉の原則 すべての主権国家は厳然たる国家主権、即ち独立権、平等権、自衛権、管轄権を有し、原則として如何なる規約もそれらの権利を侵害するを得ず、一切の国家は国際法に反しない限りそれらの権利を行使する権利を有す。逆に他国はそれらの権利に関して如何なる口実を設けようと、命令、要求を含む如何なる方式を以ってしても干渉することを得ない。 二号 干渉 他国の主権管轄事項に対して強制的手段に限らないあらゆる命令或いは要求 第三条 両国政府は大日本帝国海上保安庁による海上警察権行使に関し、第二条に掲げた内政不干渉の原則上、大日本帝国政府によるムッサシノイ王国政府による諒解を得ていない状況下におけるムッサシノイ王国領海内においての警察権行使はこの原則に反していることに同意する。ただし、本単独案件に関してはムッサシノイ王国政府から後に承諾する旨の声明が出されたため事後合法化が達成されたことを付記する。 第四条 両国政府は本事件に関して、巡視船「たかお」による妨害排除行動は、内政不干渉の原則、国家主権の尊重、及び領土の排他性から領海侵犯という構成要件該当性を有するとする解釈をとることもできなくもないが、すくなくとも緊急避難による違法阻却が成立するという法的評価につき同意する。 第二項 前項の規定は、ムッサシノイ王国政府及び司法による判断を拘束するものと解してはならない。 第五条 本宣言の発表の後、中日両国政府は、内政不干渉の原則に関する国際法規の制定の確立につき、協力することに同意する。 以上の如く中日全権は、国際社会の平和と安定の維持確立のために努力を惜しまないことを誓約するとともに、本宣言に署名した。 箱庭暦1052期 於北京 中華人民共和国のために;姫鵬飛 大日本帝國のために;加治 隆介
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定例チーム内対戦(NULLサーバーにて。PASSはDNT!) 【月曜日】午後10時~30分 HOST([DNT]RYOUTU) 【火曜日】午後9時~30分 HOST([DNT]CHRISTMAS) 【水曜日】午後10時~30分 HOST([DNT]RYOUTU) 【木曜日】午後10時30分~11時 HOST([DNT]CHRISTMAS) 【金曜日】午後10時~30分 HOST([DNT]CHRISTMAS) 定例大日本帝国会議(定例チャット集会) 【土曜日】午後10時~15分 写真撮影を行う場合 →【休憩しない?(写真撮影をします)】 →【本気で来い!(元帥について行く)】 →【待って!(撮影ポイント)】 →【もっと続けたい(撮影中)】 →【ありがとう(撮影完了)】 以上です。
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戦艦 金剛級 金剛 比叡 榛名 霧島 扶桑級 扶桑 山城 伊勢級 伊勢 日向 長門級 長門 陸奥 大和級 大和 武蔵 空母 巡洋艦 駆逐艦 潜水艦
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5 名前:ホワイトベアー[sage] 投稿日:2023/12/03(日) 18 38 15 ID softbank060067081109.bbtec.net [5/76] 日米枢軸ルート(改訂版) 戦闘機紹介 大日本帝国空軍編 F-47 猛禽(モウキン) 大日本帝国空軍が採用した世界初の超音速ステルスジェット戦闘機。F-29の後継機として冷戦が激化の一途を辿る1947年より大日本帝国空軍と都道府県航空戦闘警備隊で運用が行われた。 本機は「敵対国上空での航空優勢の確保」を目的として開発された機体で、機体形状や特殊な塗料により発揮される高いステルス特性で敵国のレーダー網を無効化し、超音速巡航能力で対空砲火を突破し、優れたアビオニクスで長距離から敵を探知し、そして敵機を一方的に撃破することをそのコンセプトとしている。 本機はステルス性と空力性能を両立させるために平面と三角形を組み合わせた形状を取っており、合わせてレーダー波を吸収するレーダー波吸収素材を使用するだけではなく、吸収しきれなかったレーダー波を内部反射と減衰を繰り返して吸収するレーダー波吸収構造も採用することでレーダー断面積を最小限に抑えることを可能とした。 また、レーダー以外にも無線周波放射、赤外線特性、音響特性なども低減するように設計されている。 ステルス特性を重視する一方で敵勢力圏の航空優勢を獲得することを目的とした制空戦闘機でもある。 エンジンにはミリタリー出力でのスーパークルーズ能力を実現できるよう最大推力155.7 kNを誇る大出力ターボファンエンジンを狭い間隔で2基搭載し、推力偏向ノズルやエリアルールの適応、LERXの採用、ウェストベイによる空気抵抗の低下などによって高い運動特性も発揮でき、同時にフライ・バイ・ワイヤ 制御システムと全権限デジタル・エンジン制御など最新技術を用いたことで操縦性も向上している。 固定兵装としては日本軍戦闘機の標準兵装でもある20ミリ6連装回転式機関砲を1門搭載するほか、胴体底面内のメインウェストベイに中距離空対空ミサイルである『AAM-41』6発もしくは460kg爆弾2発or130kg爆弾8発を搭載可能で、両側面のサブウェストベイには短距離空対空ミサイルであるAAM-6を装備可能としている。 機体構造には一般的なセミモノコック構造を採用しているが、機体外板の継ぎ目を減らすために機体を構成する部品は従来機に比べて驚くほど少ない。 これは初期投資の増大を招いたものの、構成部品の少なさは大量生産時の生産効率の向上に寄与し、大量に調達されたため1機あたりの価格をF-29と同額レベルまで低下させることにもつながった。 その性能の高さから本来ならF-29の後継機として諸外国に輸出も検討されたが、議会によって輸出が禁止されてしまい大日本帝国空軍や都道府県航空戦闘警備隊精鋭部隊に配備され、本土の防空を担っている。 F-47A 基本型。F-22Aに相当する。 FB-47A FB-17の後継機として開発された戦闘爆撃機。 F-47のステルス特性を維持しながらFB-17の後継機として十分な対地攻撃能力を与えるためにF-47Aの胴体を流用しつつ、デルタ翼に再設計が行われている。 爆撃能力としては最大で2,300 kg の爆弾を搭載可能とし、航続距離は内部燃料のみでも最大で2,600 kmを発揮できる。 ただ、本機はステルス特性と空対地能力を重視した機体だったため空中戦能力はF-47Aと比べると遥かに劣る。 6 名前:ホワイトベアー[sage] 投稿日:2023/12/03(日) 18 38 49 ID softbank060067081109.bbtec.net [6/76] F-31 隼(ハヤブサ) 大日本帝国陸軍航空軍とその後継組織である大日本帝国空軍が1931年より運用が開始された超音速ジェット戦闘機。世界恐慌による軍事費削減を受けて調達数が削減されたF-29の補完用に正式採用された。 本機は設計コンセプトとして『要撃任務でも運用可能かつ一定の対地攻撃能力も有する汎用軽戦闘機』と言うぶっ飛んだ思想の元に開発された。 そのコンセプトを達成するため、枯れた技術のみを使用し堅実な設計が施された飛鷲とは違い、胴体と翼を一体で成型するブレンデッドウィングボディ(BWB)や機体の操縦をコンピュータで補正・制御するフライ・バイ・ワイヤ(FBW)といった革新的技術を設計段階より全面的に採用している。 機体材料としては従来のものとは違い、価格の低減をはかるためにアルミニウム合金が高い割合を占めている。 固定兵装として20ミリ6連装回転式機関砲を1門搭載し、搭載ステーションとして翼端に各1箇所、翼下に最大8箇所、胴体下面に1箇所の11ヵ所のハードポイントを有している。 ハードポイントには各種空対空ミサイルや空対地・対レーダー・対艦ミサイル、汎用・誘導爆弾、ロケットポッドなど多様な兵器を搭載可能とする。 エンジンはリスク分散の為に飛鷲とは別に倉崎が開発した125 kN級ターボフォンエンジンを単発で搭載している。このエンジンにはF-29のものと同様に始動用のJFSと緊急時の電源であるEPUを備えており、緊急時には単独でのエンジン始動を可能とした。 エンジンを動かすために必要なエアインテークは遷音速域での効率に重点をおいたため機体下部に固定式で装備されており、速度こそマッハ2が最高であるがただでさえ高い格闘戦能力の向上に繋がってる。 本機は本土空軍や都道府県航空戦闘警備隊に集中配備されている飛鷲と違い、国外駐留軍にも配備され帝国陸軍航空軍・帝国空軍の実質的な主力戦闘機として運用されている。 また、その運用コストの低さや高い汎用性や拡張性と運用コストの低さも相まって、日本軍や都道府県航空戦闘警備隊はもちろんハワイ条約機構に加盟する中南米諸国や東南アジア、中東アジア諸国にも採用され、ハワイ条約機構軍主力戦闘機としても知られている。 1940年代までのバリエーション F-31A/B 基本型。史実F-16ブロック25に相当 F-31C/D F-31E 猛鷲とエンジンを共有し、全天候型レーダーの搭載によるAAM-41中距離空対空ミサイル運用能力とデジタル式飛行操縦装置による自動地形追随機能の付加され、エアインテーク等機体一部のRCS軽減処理が行われた機体(1937年より配備開始)。 F-31CJ/DJ アビオニクスを刷新し、それによる大型化と機体重量の増加に対応するためエンジンをより高出力低燃費なものに換装した機体。 対空戦闘能力が強化された他の対レーダーミサイルの運用能力を獲得した。 7 名前:ホワイトベアー[sage] 投稿日:2023/12/03(日) 18 39 56 ID softbank060067081109.bbtec.net [7/76] F-29 飛鷲(ヒジュウ) 大日本帝国陸軍航空軍とその後継組織である大日本帝国空軍がF-9の後継機として1930年より運用を開始した要撃戦闘機。 主に大日本帝国本土空軍や都道府県航空戦闘警備隊、太平洋側のハワイ条約機構加盟国の精鋭部隊に配備され、各国本土の防空を担っている。 本機は欧州連合の高高度爆撃機を迎撃可能で、なおかつ海軍のF-30を凌駕する格闘戦能力を求めて開発された。 そのため軽量な機体に最大推力23,930 lbfを誇る高出力ターボフォンエンジンを2基搭載し、双発機でありながら高い運動性を誇っている。 設計上の特徴として海軍のF-30などの様な新機軸の技術は採用されておらず、ー前例のある肩翼配置クリップトデルタ翼に双垂直尾翼と全浮動の水平尾翼を配置した堅実な構造を採用したことで、機械的な信頼性と戦地における整備性の高さを実現。 レーダには高出力パルスドップラー・レーダーを搭載し、電子戦システムとレーダーを中心とした火器管制装置の自動化により単座での運用を可能とした。 また、エンジンの起動用にJFS、電源・油圧の供給用としてAPUを搭載している。 固定兵装として20ミリ6連装回転式機関砲を1門搭載する他、主翼下の2ヶ所にパイロンが、胴体下面4か所にランチャーが設けられており、最大で8発のミサイルを搭載する可能である。 要撃戦闘機と名付けられている事から本機を対空戦闘に特化して設計された戦闘機と誤解する人間も多くいるが、開発当初から汎用爆弾及びそれらから派生した各種誘導爆弾などをミサイルの搭載を妨げない形で搭載可能としており、火器管制装置にも対地攻撃モードが搭載されているなど戦闘攻撃機としても及第点はとれるレベルの能力を有している。 大日本帝国陸軍航空軍ではそのコストの高さと性能の高さから防空軍団に集中的に配備され、外地ではその姿を見ることは滅多にないが、それでもイラン帝国やオスマン帝国、満州連邦などには輸出が認められており、これらでは空軍精鋭部隊が運用している。 海軍のF-30と同年に採用されたことから混同されるのを避けるために全規模開発機であるYF-29のナンバーが引き継がれた。 1940年代までの主な派生型 F-29A 基本型。史実F-15Cに相当 F-29B F-29Aの複座量産型 F-29C 多段階能力向上計画に基づきレーダーを含むアビオニクスの刷新とそれに伴うエンジンの換装によってミサイル運用能力・電子戦能力・通信能力を向上させた機体。 最大4発の中距離空対空ミサイルを別々の目標に対して連続発射できるようになった他、レーダー反射の特性によって補足目標の機種を判別するNCTR技術やレーダーを探知される可能性を低下させるLPI技術、周波数帯拡散技術、統合戦術情報伝達システムや全地球測位システムなどの導入が行われた。 1933年より調達が開始され、段階的な改修が行われていった。 F-29D F-29Cの複座型。 F-29E 猛鷲(モウジュウ) 元々一定の対地攻撃力を有していたF-29Dを原型に全天候型長距離深部阻止攻撃機として開発された戦闘攻撃機。 基本的な機体形状はF-29Dと大差ないが、求められた性能が大きく違うことから搭載する電子機器などの装備品は一新され、また幾つか追加されている。 1937年より運用が開始された。 8 名前:ホワイトベアー[sage] 投稿日:2023/12/03(日) 18 40 47 ID softbank060067081109.bbtec.net [8/76] FB-17 深山(シンザン) 大日本帝国陸軍航空軍およびその後進組織である大日本帝国空軍にて運用されている戦闘爆撃機。 8式戦闘爆撃機(FA-8)の後継機として開発され、陸軍航空軍/空軍の爆撃飛行隊に配備されている。 本機は世界初の実戦配備された可変翼機で、アフターバーナー付きターボファンエンジン・地形追従レーダー、コントロール増強システムなど当時としては最新鋭の技術を多く取り入れている。 その為、喪失を恐れ世界大戦には投入されなかったが、戦後には世界最先端の戦闘機として大々的に紹介され、欧州連合やイギリス連邦が可変翼に手を出すきっかけの一因とも言われている。 11,340 kgと非常に高い積載量と低空侵攻能力を誇り、その対地攻撃能力は同年代の欧州列強の純粋な重爆撃機を遥かに上回っている。 一方で対空戦闘能力はお世辞にも高いとは言えず、演習等などでは旧式のFA-8にすら敗北する光景が決して珍しいわけではなかった。 その為、本機は陸軍航空軍および空軍では政治的理由から配備されていなかった戦略爆撃機の代替としては重宝されるものの、FA-8の代替機としては見られることはなく、同戦闘機の完全な退役はFB-47の配備を待たなければならなかった。 主に陸軍航空軍戦略航空軍団に配備された他、一部機体が陸軍航空軍戦術航空軍団にも配備された。 主なバリエーション FB-17A 基本型。F-111に相当する。 FB-17B アビオニクスやエンジン等を変更し、フライバイワイヤシステムを搭載した能力向上型。1920年より配備が開始された。 FB-17C それまでの結果を反映した改良が施されている最終生産型。 アビオニクスの刷新やエンジンの換装はもちろん、前方監視赤外線やレーザー指示システム、グラスコックピット化などの装備も行われている。 1935年より配備が開始された。 FB-17D 低空侵攻能力に優れたFB-17を原型に後部胴体を再設計し、航続距離と耐荷重能力を高めるために翼を長くした戦略爆撃機型。 EF-17 電子戦機型。 F-10 疾風(ハヤテ) 大日本帝国海軍と大日本帝国陸軍航空軍及び大日本帝国陸軍航空軍(とその後継である大日本帝国空軍)が運用している超音速艦上戦闘機。 海軍初の全天候型双発艦上戦闘機として開発され、大型の翼と高出力のアフターバーナー付きジェットエンジンを双発で装備することによって得た大きな搭載量と無給油で3,184kmを飛行できる航続距離をその特徴としている。 艦上戦闘機として開発された本機であるが、その長い航続距離と大きな搭載量、低翼面荷重から発揮される高い格闘戦能力、そして海軍と共同の機体を使用することで運用コストの圧縮をはかろうとする大蔵省と陸海軍予算関係者の思惑もあり、本機はその空軍仕様機である。 当初は迎撃用戦闘機として運用されていたが、次第にその搭載量を活かして戦闘攻撃機としても使用され、後の能力向上型では誘導爆弾や、核爆弾対地、対レーダーミサイルの運用能力が付与されるなど対地攻撃能力の向上も図られていく。 主な兵装は固定兵装としては20ミリ6連装回転式機関砲を1門搭載する他、胴体下ステーション4発の中距離空対空ミサイルを、主翼下パイロンに計4発の短距離空対空ミサイルを搭載可能としている。また、その他に胴体中心線下/主翼下パイロンに多数の兵装が搭載可能である。 大日本帝国陸軍航空軍及びその後継である帝国空軍戦術航空軍団や本土防空軍団、都道府県航空戦闘警備隊などにも配備されていった。 F-10D F-10の空軍仕様。事実F-4Dに相当 F-10E エンジンやアビオニクスの換装など大規模な近代化改修が施された機体。史実F-4Eに相当。 F-10G F-10Eを原型機として敵防空網制圧用に再設計を施した機体。史実F-4Gに相当する。 9 名前:ホワイトベアー[sage] 投稿日:2023/12/03(日) 18 42 35 ID softbank060067081109.bbtec.net [9/76] 以上、だいぶ前に投稿した戦闘機紹介の改訂版でした。 wikiへの転載はOKです。 題名は『日米枢軸ルート(改訂版) 戦闘機紹介 大日本帝国空軍編』でお願いします。
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【チーム代表者】RYOUTU 【サイト管理・運営】RYOUTU 【設立日】2007年 1月3日 【隊員数】現在(21)人。 【チーム名の由来】軍隊系などが好きだったから 【目的】MPOをMGO2まで楽しむため。 【合言葉】募集中w 【HP】①見やすく②楽しく③カッコよく 【宣伝活動】 スネークサーバーに[DNT]24.OPEN@ と言うホストだけ開いております。 (ですのでチャットの返信はできません。) ご自由にご参加ください。 【★誓い】 [DNT]大日本帝国ONLINE.TEAM では、 MGSオンラインがある限り【絶対に解散はしません】 RYOUTU1人となろうとも・・
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曲Data Lv BPM TOTAL NOTES 平均密度 ★(^^) 63-154 893 6.50Notes/s 譜面構成・攻略 譜面画像
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■日本帝国の戦術機■ 日本帝国の戦術機は起伏の多い国土での運用を考慮して急激な加減速にも耐えうる設計がなされている。突起物が多い独特の機体構造も、稼働時間向上のためにモーメントを利用した機動制御を行う狙いがある。 2001年当時、常に佐渡島と鉄源の両ハイヴからの侵攻阻止を第一とする前線国家でありながら、整備性の低いダウンワーズ方式のガンマウントや手腕のナイフシースを採用していることから、ハイヴへの突入能力、密集戦闘での近接戦闘能力を追求していると伺える。 帝国陸軍/本土防衛軍撃震【げきしん】77式戦術歩行戦闘機 (TSF-TYPE77/F-4J)F-4JX 陽炎【かげろう】89式戦術歩行戦闘機 (TSF-TYPE89/F-15J)月虹【げっこう】試02式戦術歩行戦闘機 (F-15SEJ) 陽炎・改【かげろう かい】(F-15J改) 不知火【しらぬい】94式戦術歩行戦闘機 (TSF-TYPE94)不知火 壱型丙【しらぬい いちがたへい】(TSF-TYPE94-1C) 不知火 弐型【しらぬい にがた】試01式戦術歩行戦闘機 (XFJ-01)帝国陸軍 富士教導団第11中隊所属機 不知火・弐型Phase3 吹雪【ふぶき】97式戦術歩行高等練習機 (TST-TYPE97) 心神【しんしん】先進技術実証機 (ATD-X) EF-2000 タイフーン Typhoon 不知火 弐型【しらぬい にがた】04式戦術歩行戦闘機 (TSF-Type04) 吹雪 改【ふぶき かい】02式戦術歩行戦闘機 (TSF-Type02) 帝国海軍海神【わだつみ】81式強襲歩行攻撃機 (TSA-TYPE81/A-6J) 帝国斯衛軍武御雷【たけみかづち】00式戦術歩行戦闘機 (TSF-TYPE00)Type-00R Type-00F Type-00A Type-00C 武御雷・国連派遣部隊仕様 瑞鶴【ずいかく】Type-82R Type-82F Type-82A Type-82C 翔鶴【しょうかく】 帝国陸軍/本土防衛軍 撃震【げきしん】77式戦術歩行戦闘機 (TSF-TYPE77/F-4J) アニメ版3DCG 人類初の戦術機F-4ファントムの帝国軍仕様機。1972年、F-4の導入が決定したが、大陸の戦局悪化に伴い日本の優先順位が繰下げられ、人類に扱えない巨大な刃物である74式長刀のみが納品されるという事態が発生し、帝国軍にアメリカ不信が植えつけれられる事となる (俗にF-4ショックと呼ばれるようになる)。そのため、正面装備に於いて調達が他力本願である外国機ではなく、戦術機を自国開発配備しようという国産主義の動きが始まる。1976年より富士教導隊にて試験運用が開始された。1977年に77式戦術歩行戦闘機 F-4J 撃震として実戦部隊への引き渡しが開始され、ユーラシア大陸からのBETA侵攻に備える西部方面部隊第8師団が優先的に配備された (後に九州戦線の主力として活躍する第8師団だが98年のBETA本土侵攻によって壊滅してしまう)。帝国仕様の特徴として、長刀用に開発された背部兵装担架、近接格闘戦を重視する運用思想に対応した各関節とマニュピレータの強化が挙げられる。数回に渡り帝国独自の強化改修が施され、最新型(ブロック214)はF-4E相当の性能を獲得している。運用性や信頼性は新型機より格段に安定しているため、長きにわたって人類戦力の中核を担っており、2001年時点でも拠点防衛などの任務で使用されている。UL編では、オルタネイティヴ5発動後に配属された部隊で、武達が撃震に搭乗しており、移民船団へ向かうシャトルに霞を送り届けている。第1世代戦術機の設計思想は重装甲による防御を根底にしているが、BETAの苛烈な攻撃を見ると、後の第2・3世代戦術機の開発コンセプトの変更が頷ける。メカ本によると名前の由来は"震電"の"震"に"攻撃"の"撃"を加えたもの。これは攻撃や砲撃による衝撃波をキーコー的に雅に言い換えた造語。帝国陸軍の戦術機名称は旧軍機っぽい響きにしたかったため、何れも空中現象や気象に関係する名が付けられている。しかし旧海軍駆逐艦の命名基準も気象天象で、更に"吹雪"、"陽炎"、"不知火"と同名の艦が実在していたため、こちらが由来であると誤解が広まった。(*1)2003年4月、甲20号目標攻略「錬鉄作戦」にてハイヴ突入部隊の補給大隊に参加。2004年4月、次期戦術機選定で後継機が未だ決まらず。なお、下記の日本仕様機全機に言えることだが、スロットルは本来左スティックに存在するものを右フットペダルに配している。近接戦機は両腕の操作系を機体制御に当てるのが通例となっているため。 こちらは在日国連軍が運用している国連軍塗装(UNブルー)の撃震。招致国が施設や正面設備の提供を行うオルタネイティヴ計画の通例に従い、帝国軍から抽出されている。12・5事件に於いては、新型OSに換装した第207部隊指揮官搭乗機(神宮司まりも)が最新鋭の94式戦術機を撃墜したという非公式記録が残っており、機体の潜在性能とその高さが実証された。 ブロック214XM3が搭載されるまでの最新ロット。装甲の軽量化、各パーツ及びアビオニクスの刷新、対レーザー蒸散塗膜加工の導入などの近代化改修を経て、第2世代機水準の性能に引き上げられている。 ブロック215XM3搭載機。 http //www.muvluv.com/alternative/mecha_gekisin.htm F-4JX 光菱重工が2001年に独自に試作した概念実証機。XM3搭載型(ブロック215)を第三世代仕様に最適化、OBLを実装しアビオニクスをが刷新された同機は、社内トライアルに於いて2.5世代機に勝るとも劣らない総合性能を発揮した。 陽炎【かげろう】89式戦術歩行戦闘機 (TSF-TYPE89/F-15J) 画像はTVアニメ版3DCG 1989年に実戦配備開始。妥協を許さない次期主力機の国産開発の遅延により、帝国国防省がF-15C イーグルの試験導入を決定。第二世代の傑作と言われた同機をライセンス生産する事で国産第3世代機開発完了までの時間稼ぎを行うことになった。これにより日本は不知火の開発に成功したが、その不知火の生産と配備が遅れたため、陽炎は時間稼ぎの名目を外れ、帝国軍の実戦部隊にも多数配備されることになった。他国の第三世代機はF-15を生産し、技術面での参考にしている撃震に次ぐ傑作機。1987年、技術検証目的で12機を試験導入1989年、実戦部隊での運用開始1992年、調達数削減1999年、新規生産終了 基本的には米軍のF-15Cと同等であるが、近接格闘戦兵装の運用を重視した仕様変更がハード・ソフト両面で施されている。主な変更点は戦術戦闘OSの刷新のほか、フレーム及び関節の材質強度や耐久力の向上、電磁伸縮炭素帯 (カーボニック・アクチュエータ)の緩衝張力強化、帝国製・87式突撃砲の運用に伴う兵装担架の設計変更などである。不知火の量産開始を見越し、92年より調達数が絞られ、99年に新規生産が終了。以降、保守パーツの生産のみが続けられている。大海崩以降は、アメリカ軍の真空地帯などに放置されたF-15系を回収し、F-15Jに改良して損耗率の高い日本帝国の戦力の補充に充てる計画が動いている。優先的に供給できるよう交渉中とのこと (天然のモスボール処置状態のため。また、新規生産工場も建てられる算段となっているためF-15EもF-15Jに改修される可能性がある。この計画群にアメリカは同意済み。下記のMSVのようなバリエーションをシナリオ上計画していたので特に問題はない (想定されるならF-15EJか?)。) マブラヴ オルタネイティヴ本編では米軍機と同じAMWS-21 戦闘システムを装備しているが、アクションフィギュア"A3"及びアユマユ オルタネイティヴでは87式突撃砲装備に変更され、TVアニメ版でもこちらのデザインに準拠している。 名前は陽炎型駆逐艦から? http //www.volks.co.jp/jp/a3/007.html 月虹【げっこう】試02式戦術歩行戦闘機 (F-15SEJ) F-15SEJ 月虹は、F-15SEの日本帝国仕様である。戦術機部門の巻き返しを画策するボーニング社(米)が、世界各国のイーグルカスタマーに強力なセールス攻勢を仕掛け、老朽化したF-4Jを更新する帝国軍次期戦術機選定に政治力で介入、不知火・弐型の仮採用を妨害、これを覆し、運用コスト面での最有力候補としてエントリーした。量産試験機による長期間の比較検証トライアルに参加するため、仮の制式番号「試02式」を付与された同機は、姉妹機とも言える試01式(不知火・弐型)と共に過酷な運用試験プログラムに曝された。"月虹"はF-15Jの愛称である"陽炎"と対を成す意味で付けられた日本向けのボーニング呼称である。由来は旧海軍の夜間戦闘機"月光"から?当初は2.5世代機相当とされていたが、2004年時点では第三世代機に格上げされている。次期戦術機選定に於いては、ステルス性の付与のみでなく、既存のF-15Jの製造ラインを短期間で転用可能な点や、生産・整備・運用のノウハウを構築しやすい点が有利とされていた。また、F-22A、F-35よりも導入コストが安価とされている。その反面、すでに不知火や武御雷を運用している日本帝国にとっては、ステルス性以外にとりたててメリットがなく、有利とされている生産・ノウハウ面についても、F-15Jとは事実上全く別の機体である点から、想定よりも難航するであろう点が危惧されている。下記の通り試02式は技術研究部隊管轄となり、前線での運用試験が継続中。TEでのハイネマンの言動を考える限り、この機体はハイネマンのステルス技術譲渡のためだけに製作された可能性が高い。 + アユマユ オルタネイティヴ 陽炎・改【かげろう かい】(F-15J改) アージュオフィシャルファンクラブ専用ソフト『アユマユ オルタネイティヴ』より。 左からこずえ機・明理機・姫奈機・恵理澄機 栖海良機 無限力(ナユタ)機関を搭載した護闘士(サキモリ)専用機として登場。劇中では都合8機登場し、こずえ・明理・姫奈・恵理澄・栖海良機は搭乗する護闘士のパーソナルカラーで塗装され、涅沙・まゆ・純機は帝国カラーに塗装されていた。背部ラックに追加スラスターを装備し、跳躍ユニットは不知火と同型のものに換装されている。頭部頭頂部にセンサーマスト、頭部側面部にセンサー、上腕部・肩部装甲上部に追加モジュール、腰部装甲前部・胸部前側面、膝部装甲ブロック下部に追加スラスターが装備されており、一見すると帝国版F-15・ACTVにも見える。余談だがデザインはこちらを参考にしてF-15ACTVが完成したようだ。F-15・ACTV同様、機動性の強化と引き換えに稼働時間の低下や積載兵装の貧弱が見込まれるが、こちらは搭載された無限力機関の反則技でカバーしている。戦術機開発系統図に大空寺と共に光菱重工の名がある。 不知火【しらぬい】94式戦術歩行戦闘機 (TSF-TYPE94) 世界初の実戦配備型第3世代戦術機。元々は、第1世代戦術機であるF-4J改 瑞鶴の技術情報を元に、河崎重工、富嶽重工、光菱重工の3社によって共同開発されたのがこの“不知火”である。この機体では、新素材や複合材の開発により耐熱耐弾装甲を重要部に限定することが可能となり、可動性を向上すると共に機体を軽量化。その結果、機動性や整備性が従来機に比べて大幅に向上した。さらに機体表面には新開発の対レーザー蒸散塗膜加工が施されている。また、700km/hを超える速度で長距離噴射をする事が可能。横浜基地ではA-01にのみ配備されている。UNブルーの不知火はその部隊の秘匿性などから非常に貴重な機体となっていたようである。国連仕様の不知火はTDA、JFKハイヴ攻略戦時に少数の参戦を確認。A-01は健在だと思われる (確認できたのは09のナンバーと他一機のみ)。同じ第3世代戦術機の中でも、米軍最新鋭機であるラプターと比べるとカタログスペック上では劣っているが、衛士の錬度次第ではさらなる能力を引き出すポテンシャルを持つ高性能機。 帝国軍 富士教導隊 A-01部隊が一個連隊(108機)編成であった事や、帝都本土防衛軍、富士教導隊の主力が不知火であった事を考えるとかなりの数が生産されている。ちなみに富士教導団はその役割上「仮想敵部隊(アグレッサー)」としてロシア軍カラーで塗装されている。全国から選抜された精鋭で構成されており、常に各地の部隊と対人訓練を繰り返しているため士気も錬度も非常に高い。だが、対人訓練の主旨上敵(富士教導団)が有利な状況が多く設定される事や、戦闘訓練に於ける苛烈で容赦ないやり口から、各部隊の衛士からは忌み嫌われている。順調に各部隊への配備が進んでいるが、運用が進むにつれて現場の衛士や整備兵から様々な要望がなされている。しかし、極めて困難な要求仕様を実現するため、量産機としては異例なほど突き詰めた設計がなされており、通常は考慮される発展性のための構造的余裕についても極限までそぎ落とされているため、その要望には応えられていない。その為、OSのアップデートで機体性能を向上できるというOBW・OBLの特性からOSのアップデートによる機体性能の引き上げが引き続き行われていた。その理由は日米安保理により戦力を限定され(空母の建造も禁止されていた)、個々の質を高めるしかないという苦渋の選択の結果に加え、軍の非常に厳しいタイムスケジュールに合わせた事によるもの。名前は九州の海上で見られる陽炎と同じく蜃気楼の一種の気象現象が由来 (日本帝国の戦術機は空に関係する名前・字が用いられる為)。元ネタは、アメリカの横槍が入る前のF-2戦闘機 (メカ本より)。1989年にF-15のライセンス生産による技術吸収を反映し、純国産技術で第2世代戦術機を開発、これが不知火のベースとなり試作1番機となる。そして、各社の基礎技術研究の成果を反映する形で改良が加えられてゆく、まず2号機ではOBL、電子戦装備、戦闘情報相互通信システム (データリンク系)等の第3世代戦術機基準が搭載され運用検証と改良が行われていった。そして6号機、後の吹雪の原型となる機体をベースにした実戦配備型、純国産戦術機である不知火が1994年2月に帝国陸軍戦闘技術研究部に引き渡された。A-01には翌年の1995年に配備されたようで、これは異例中の異例 (日本政府からの要望で、不知火に関わる人員は整備兵含め日本人のみとするなど、厳しい条件があったようである)。余談だが、TDA企画初期から「MSV」的な事 (モビルスーツバリエーション、ガンダムにおける仕様変更等のシリーズを書いたもの)をやりたかったらしく、フヂロウ先生が頼まれもしないのに勢いで書いたウォードッグ小隊長機や、生存性向上施策モデルなどがラフ画で存在している。実際に登場するかは不明。 http //www.muvluv.com/alternative/mecha_siranui.htm http //www.total-eclipse.jp/te/mechanics04.html 不知火 壱型丙【しらぬい いちがたへい】(TSF-TYPE94-1C) 既存戦術機強化計画の一環で開発された不知火の改造型。壱型丙に施されているカラーリングは、フェリス・カモフラージュと呼ばれている。これは機体の形状や飛行速度、移動方向などを欺瞞するための迷彩塗装の一種で、物体を判別するのに視覚に頼らないBETAに対しては効果がないことが判明しているが、名残として使用され続けている。将来の武装の大型化に備え、フレームと各部のアクチュエーターを強化。さらに機体から武装への電力供給を行えるようにするため、機体ジェネレーターを大型化。その副産物として、機体の駆動系出力も約15%向上した。だがジェネレーターの大型化は、当初の想定以上の機体稼働時間低下 (燃費の悪化)を招いてしまう。また既存戦術機強化計画が、重装備化よりも運動性能を重視する方向に転換したため、この機体は100機にも満たないうちに生産中止となった。現在はその少数の機体が、次世代機開発のためのデータ収集用として使用されている。また少しでも多くの機体出力を求め、燃費の悪さや機体バランスの悪さを運用方法でカバーできるベテラン衛士用に、一部部隊へも実戦配備されている。不知火は、機動性や射撃管制能力のみならず、稼働率、整備性の面でも非常に優秀な機体であった。その一方、要求仕様の高さゆえに拡張性の欠如という大きな欠点を抱えていた。不知火には将来的な改修の余地を確保されるために残される設計上の余裕がほとんど存在しない。これは近い将来、その性能が急速に陳腐化してしまうことを意味している。 そしてそれは、98年に行われた不知火・壱型丙の試験生産において、現実の問題となって開発者の前に立ちはだかった。主機出力の向上と兵装強化改修を前線の要望に従って強行した結果、稼働時間が極端に減少してしまったのである。メーカーは苦肉の策として専用OSを開発、燃料・出力系の電子制御によって何とか要求仕様を満たし、一応の体裁は整えたが、それは機動特性に深刻な副作用をもたらし、壱型丙を非常にピーキーで扱いづらい機体としてしまった。発注のキャンセルは最早時間の問題と思われたが、同年8月に発生した大規模BETA郡の本土上陸が壱型丙の運命に光をもたらした。大損害を被った兵力の補填として急遽、省エネOSを削除しし操作性を回復したNタイプが100機弱が発注され、前線の精鋭部隊に配備されたのである。欠点に目を瞑れば、壱型丙の近接格闘能力や生存性は通常型に比して格段の差があるのは事実であり、それを補う腕を持つ衛士達は、むしろ不知火・壱型丙への搭乗を希望したという。ちなみに本機が採用する跳躍ユニット主機はFE108-FHI-225であり、高機動型武御雷(Type-00F/A)のそれと同様である。WAR ENSEMBLE (ウォーアンサンブル)では、この機体に黒いレーダー波吸収塗料を施した黒い都市型迷彩仕様の不知火壱型丙が登場する。 http //www.total-eclipse.jp/te/mechanics02.html 不知火 弐型【しらぬい にがた】試01式戦術歩行戦闘機 (XFJ-01) 日本帝国国防省は、新型戦術機が実戦配備されるまでの間、94式戦術歩行戦闘機「不知火」の改良をもって戦力の充足を図ることを期待していた。その中で生産されたのが、不知火のジェネレーターを大型化して機体出力を上昇させた「不知火・壱型丙」である。だがこの機体は、当初の想定以上に燃費が悪く、稼働時間が低下して通常運用が難しいため、総機数が100機にも満たないうちに生産中止となってしまった。そのため不知火の改良計画は、日米合同の戦術機開発計画であるXFJ計画の中に組み込まれ、改めて研究が行われることになった。その中で誕生したのが、この「不知火・弐型」である。「不知火・弐型」は、壱型丙の欠点であった稼働時間の短さを解消するため、機体各部に出力効率が高く消費電力が少ない新開発の米国製パーツが組み込まれており、跳躍ユニットのエンジンも従来より高出力のジネラルエレクトロニクス製F-140エンジンに換装されている。フェイズ1プログラム開始当初こそヒューマンエラーによるトラブルが散発したものの、中盤以降はユーコン基地のテストサイトでもカムチャツカの戦場でも、何れも良好な結果を残すに至った。 http //www.total-eclipse.jp/te/mechanics09.html 不知火・弐型 Phase2 開発計画がフェイズ2プログラムへ進むと、その外装もフェニックス構想で培われたボーニング社のMSIP強化モジュールへと換装され、不知火・弐型本来の姿へと変貌を遂げた。頭部モジュールには最新のアクティブ電子走査レーダーに加え、新方式の戦術前方監視赤外線装置を搭載して索敵・目標補足能力を強化されている。肩部装甲ブロックにはスラスターノズルが追加され、脚部の延長と大型化による運動性、機動性の向上と推進剤容量の増大が図られている。腰部装甲ブロックには西側戦術機では初の採用となるスラスターモジュールが追加されている。これはソ連製戦術機Su-37の高い機動近接格闘能力に衝撃を受けたボーニング開発陣が、急遽追加開発したものである。ノズル自体を起動させるソ連方式ではなく、噴射方向をパドルで制御するベクタースラスト方式を採用している。日本製戦術機にはどれも、頭部モジュールに大型のセンサーマストが装備されている。本来の機能は複合センサーのカバーであるのだが、他にも空力的に重要な役割を持つ。空中機動中に頭部モジュールの向きを意図的に変えることで、より重くて大きな跳躍ユニットを動かすより、はるかに小さい電力消費で姿勢制御を可能とする。前腕部にあるナイフシースも同様の役割を持つ。前腕部に装備されているナイフシースの副腕展開時間が、コンマ数秒短縮されており、より迅速な近接格闘戦への移行が可能となっている。同様に、ブレードマウントの展開機構にも改良が加えられ、兵装選択から長刀の装備まで約1秒の短縮が図られている。 1999年、明星作戦で一応の勝利を収めた日本帝国は、一時的に凍結されていた不知火改修計画を再開させ、退役間近な撃震代替機の本命と位置付けた。だが、当時国内の有力メーカー各社は不知火及び武御雷の後継たる次期主力戦術機の開発に全力を注いでおり、不知火の改修は事実上放置されていた。その停滞を打破するため、カンフル剤として急遽立ち上げられたのが「XFJ計画」である。陸軍兵器廠第壱開発局副部長・巌谷榮二中佐が提案したこの計画は、米国先進技術と蓄積データの導入によるさまざまな開発障害のブレイクスルーを目的とした帝国初の国際戦術機開発計画である。河崎・富嶽・光菱の国内大手3社に撃震・陽炎の導入で実績のあるボーニング(旧マクダエル・ドグラム)を加えた4社が参加している。また共同開発に際して日本側は最重要機密箇所(いわゆるブラックボックス)の一部限定開示をもって交渉に参加したがボーニング側の回答は「開示は一切必要ない」というものであった。さらに、その交渉に参加したハイネマン氏は、柔らかな微笑をたたえながら、日本機の素晴らしさを朗々と語り続けた。日本側は凄まじい屈辱を抑えながら契約書にサインしたという逸話が残っている。ただし、ハイネマン氏の発言は、「(エイジから)データをもうもらっているので大丈夫だ」等の意味合いで発言した可能性がある。帝国側の要求は以下の通り。 他国の第3世代機と同等以上の機動性及び運動性(比較対象機 EF-2000/F-22A) 稼働時間の最低30%増加 最大兵装時の運動性低下率の局限 これに対しボーニングは、F-15・ACTVと同様の肩部・腰部大型スラスターと跳躍ユニット主機、脚部の換装を中心とした強化改修を提案。日本側もこれを了承し、「XFJ計画」は2001年4月よりアラスカ・ユーコン基地で本格的に始動した。壱型丙に続く機体として「不知火・弐型」の開発呼称を与えられた本機は、駆動及び機関部などの内装系を強化するPhase1改修の後、前線での実証試験、実戦試験を経て、外装をMSIP強化モジュールに換装するPhase2改修を完了し、同年8月に試作1号機がロールアウトした。遅れて完成した2号機と共に同基地所属のアルゴス試験小隊に配備され、F-15・ACTVと共に開発は順調に推移している。兵装コンテナは大型化したおかげで腰部から膝部に移されている。 http //www.total-eclipse.jp/te/mechanics12.html XFJ-01a 1番機。ユウヤ・ブリッジス少尉が搭乗。紅白のデモンストレーターカラーからモノトーンに変更された。機体各部の黄色い部位は2号機の予備パーツが使用され、整備兵によって赤い部位が塗り替えられた。跳躍ユニットにはジネラルエレクトロニクスF-140エンジンを搭載。 XFJ-01b | 2番機。タリサ・マナンダル少尉が搭乗。淡いパープルグレーを基調とした機体。跳躍ユニットにはプラッツ&ウィットニーF133-PW-100を搭載。 帝国陸軍 富士教導団第11中隊所属機 2003年4月、甲20号目標攻略「錬鉄作戦」にて実戦運用試験中。XM3搭載機。2004年、ボーニング社が改修用部品のライセンス生産を許可した事から、既存機の改修だけでなく、新規生産が見込めるようになった為、月虹に次ぐ次期戦術機の最有力候補と目されている。 不知火・弐型Phase3 不知火・弐型Phase3は、2001年に日米共同の次期戦術機開発 (XFJ)計画によって試作された第3世代戦術機である。退役が迫った日本帝国軍77式撃震(F-4J)を置換すべく、00式武御雷の仕様テストベッドとなった94式不知火・壱型丙をベースに開発された。当初は帝国軍要求仕様を叶えるPhase2実証機の完成を以ってXFJ計画は終了する予定であったが、帝国国防省がソ連製最新鋭第3世代機(Su-47)の導入を検討し始めた事態を受け、同計画の技術顧問を務めていた戦術機開発の第一人者フランク・ハイネマンの提案により、ボーニング社の予算提供を受けて追加改修された。 まず、フレームと各種レイアウト以外、ほぼ新設計である。跳躍ユニットこそスーパークルーズが可能な低燃費・大出力主機への換装に止まっているが、機体に関しては約8割が新造パーツに置換され、サイズ自体も一回り大型化している。これにより稼働時間はPhase2に比して通常運用で46%、戦闘機動で22%延伸している。空力特性の向上を担うPhase3の鋭角的なMSIP強化モジュールは、両肩部の大型ブレードベーン、足甲部のスパイクベーンを始め、機体各所にエッジ装甲を多く配し、また、大型化された両前縁外側のナイフシースには、従来のナイフタイプの近接格闘戦用短刀だけでなく、マチェットタイプの中型短刀も収容できる。兵装担架用のハードポイントは胸部ブロック後端から両肩部装甲ブロック後端に移設され、最大4基のマウントが可能となった。これにより肩の可動域は15%拡大している。専用基部を持つ兵装担架も設計され、長刀、突撃砲共にソ連式のオーバーワード方式を採用している。姿勢制御スラスターはPhase2で追加された腰部装甲ブロック前縁に加え、新たに両肩部前縁にも増設され、空力制御と併せた高次元の運動性を実現している。なお、日本帝国軍の従来の機体や、YF-23でも存在した背部ブロックの兵装担架用ハードポイントは残されており、兵装担架を取り付けることが可能となっている (ニコ生キマシナイトフィーバーより)。その装甲形状がATSF計画でハイネマンが手がけたYF-23と酷似していることから、Phase3は様々な憶測を呼んだ。時を同じくして、模擬戦に於いてアクティヴ・ステルス能力を発揮したという類の噂も広まったため、技術流出疑惑やYF-23の日本仕様である可能性がまことしやかに囁かれた。だが同機の形状は、XFJ計画の要求仕様に加え、YF-23と同一設計者の独自理論に依るものであり、YF-23に求められた総合ステルス性能を追求したものとは一線を画する。ATSF計画で開発されたステルス技術で高度な機密性を有するのは、機体形状・露見欺瞞技術によるパッシヴ・ステルス性能以上に、戦術機OS、及びデータリンクシステムの根幹を握る米国パテントの世界共通規格を逆手に取ったハッキング技術とその運用ノウハウ、特殊装甲材や塗料、赤外線漏洩対策技術などであった。ATSF計画より10年が経過し、既にF-22が配備されその姿が公になっている以上、形状的なステルスの機密性は陳腐化しており、むしろその鋭角的な形状は日本機の特徴である空力制御とエッジ装甲としての役目を与えられているものだ。加えて、Phase3はボーニング社の予算持ち出しで実現しているため、量産化の際には形状変更が行われてしまう試作機用の強化モジュールをわざわざ新規開発せず、陳腐化した既存図面の流用によってコスト圧縮が図られたとしても何ら不思議は無い。事実、形状類似が国連管轄の場で公然と示され、以降、日米間の国際問題に発展していないことから見ても、数々の噂は真実でないとされている。だがそのような流言の背景には国内の戦術機需要の低下と、海外市場における国外製戦術機の台頭に圧迫される米国戦術機メーカーの困窮が存在し、ボーニング社の戦術機開発部門も「フェニックス構想」等の形振り構わぬ生存戦略を展開していることが、噂に信憑性を付加する土壌となっている。不知火・弐型Phase3はあくまでソ連メーカーに対する牽制であり、日本帝国が正式採用する予定は無い。77式置換の目的に適うのは当初仕様のPhase2仕様であり、あり得るとすれば、主力機である94式不知火の代替であろう。事実、XFJ計画の総責任者である巌谷中佐は各方面にそのような働きかけを行っている。仮に正式採用されれば本格量産実証機の開発が始まり、それに伴って装甲形状などは、より帝国軍の要求仕様と予算に合致する形状に再設計されるに違いない。尚、Phase3が正式採用された際に、巌谷中佐が提唱しているペットネームは「極光 (きょっこう)」である (LD8より)。TE劇中のユウヤの乗る一番機は特別で、統合補給支援機構、通称「JRSS(ジャルス)」という機能を搭載しており、これは戦場におけるアタッチメントなどの専用補助工具などを一切必要とせず補給と給電を行う機能で、「撃墜された戦術機」からでも補給、給電が可能となる。JRSSそのものはF-22にも搭載されている。また、一番機は試作型の「第2世代アクティヴ・ステルス」を搭載している (F-22のステルスは第1世代アクティヴ・ステルス)。劇中のユウヤによると「簡単に言えば一種のハッキングだ。マスクされた同期信号でデータリンクそのものを支配して書き換えちまうらしい。強化装備の感覚欺瞞機能まで逆手に取るってよ」との事で、IR走査すらかいくぐる事が可能となっている (劇中でもそれらはほとんどかいくぐっている)。「戦術機がコクピット周りを米国の特許に頼っている限り絶対に逃れられない。広域だろうが近接だろうがデータリンクを使う限りいつの間にか騙されてるってわけだ。」(ゲーム版TEの台詞より)通常時は電子的リミッターを掛ける事で機能封印が為されていたが、秘密情報を知ったユウヤによりロックが解除され、不知火弐型Phase3強奪事件後その性能を完全に発揮する事となる。DIAが、提出されたものとは違う仕様設計図面を手に入れていることから、設計段階でこの特別仕様を(試作機とはいえ)製作する予定だったのは間違いない。他に唯依が搭乗した不知火弐型Phase3・2号機があるが、LD8と一致する機体はこちらの方である。1号機は2号機の仕様に上記の特別機能を盛り込んだだけのようである。性能としてはユウヤのPhase2改修要望の斜め上を行く出来で、個々のブロックが相互補助を行い、全体のバランスをより高次元に高めるような設計がなされている。ユウヤによるとF-22、F-35はこれの真逆の発想で製作されているようである。YF-23は元々、 (お蔵入りになったとはいえ)「世界最高、最強の多任務万能戦術機」との評価を受けており、不知火弐型Phase3は、まさに「世界最強の戦術機」となるように仕上げられている。コクピットは観測装置を搭載するために複座式になっており、これがのちの物語において非常に重要な役割を持つ事になる。戦術機のステルスは、第一に搭載アビオニクス、第二に防振・防音内部構造・素材、最後にステルスに適した機体形状となる。しかし、ハイネマンの聴取の際にYF-23の時点で、搭載電子機器などのステルスの根幹技術は日本のモノであったと語られており、1998年にはステルス仕様の特殊部隊専用不知火が存在したことから信憑性は高い。因みに改装の際、ヴィンセントたち整備兵がJRSS等の搭載に気付けなかった理由は、JRSS、アクティヴステルス系の機器が強化モジュールと完全な一体型であること、改装時すでにパーツ単位での完成品が納入されているためである (つまりモジュール製造、モジュール組み立てそのものはユーコン以外で行われ、ユーコンでは機体への取り付け、各部調整のみが行われている)。TSFIAでは(後の世界の可能性の一つだが)アメリカネリス基地の基地祭でYF-23とエレメントを組んでデモンストレーションを行っており、その際の紹介として「極光」として民間にも知れ渡る事になり、「極東の守護神」という評価を受けている。パイロットは庄司勇蔵中尉。カラーリングはPhase2初期のデモンストレーターカラーである。 吹雪【ふぶき】97式戦術歩行高等練習機 (TST-TYPE97) 帝国軍がF-15J 陽炎のライセンス生産で培った技術を基に、第3世代機の基礎技術研究の為に発展量産化した高等練習機。不知火の量産パーツ流用を前提に再設計され6割以上のパーツを共有している。97年に正式配備となった。不知火開発実験機6番目を改修・量産したため直系にあたる。その為、吹雪を“帝国初の純国産戦術機”であるとする軍関係者も多い。練習機という扱いながらその性能は撃震に勝り、機体表面には不知火と同レベルの対レーザー蒸散塗膜加工が施されている。主機出力こそ低めであるが、武装を施せば実戦での使用も十分耐えられる。レーダー系が不知火に比べ簡略化されている為、武御雷と同じく他機種とのデータリンク前提の運用が必要と思われる。耐用年数が迫った撃震の代用機として、主機を換装して実戦配備する計画もある。篁中尉曰く既に実戦配備はされているらしく、メカ本によれば北方戦線、北海道地方に実戦投入されているとのこと。不知火搬入に伴い、訓練兵用の機体は全て返納された。TEにてユウヤ・ブリッジスが最初に与えられた機体。アメリカ軍機と根本から異にする機体特性により当初彼は乗りこなせていなかったが、動作データ蓄積で何とか乗りこなせるくらいには機体が補助してくれていた (機体の出力が低い分の速度の違いにより空力作用が少ないためと思われる)。尤も、彼が不知火弐型フェイズ1に乗り換えた瞬間、向上した機体出力に振り回され乗りこなせなくなっていた。アメリカ式の機動制御は、空力制御を基本的に排除した、跳躍ユニットを動かす事による機動制御がメインという (前線国家からすれば)力任せの制御のため、機体のコンセプト等を理解せずにアメリカ機と同じ感覚で操れば、空力パーツや鋭敏な重心バランスに振り回される事となる。空力・重心変動によるバランス変動は機体出力にある程度比例して鋭敏化するようであり、劇中の不知火弐型は空力パーツと機体の高い出力の相乗効果で機体が極めて不安定化してしまった。間違った扱い方をされた道具が効果を発揮できないのは当たり前の話。しかし、その間違った操縦方法でありながらも機体の検証運用が出来たのはユウヤの衛士適正 (肉体的素養に加え、操縦のセンス)が飛び抜けている証でもある。横浜基地のBETA襲撃の際に七瀬訓練兵等が搭乗し、鋼の槍中隊の援護を行ったことが暁遥かなり2にて判明する (佐渡島から横浜までを横断された為、難民キャンプや主力基地をBETA軍が直撃し、なおかつ佐渡島ハイヴ攻略戦のため帝国軍は相当数の戦力を失っていたなどの緊急事態だったため)。 http //www.muvluv.com/alternative/mecha_fubuki.htm http //www.total-eclipse.jp/te/mechanics08.html 心神【しんしん】先進技術実証機 (ATD-X) 日本帝国国防省の技術研究本部(技本)が光菱重工を主契約企業として開発を進める実験機。不知火をはじめとする第3世代戦術機の後継となる次世代戦術機の純国産開発を念頭に置き、これに使用する現時点における最も先進的な独自の軍事技術を実証するための機体。 EF-2000 タイフーン Typhoon →EF-2000 タイフーン 欧州各国共同開発による多目的任務戦術機。日本帝国と同じく近接格闘戦性能を重視した機体となっており、ステルス性能以外ではF-35に匹敵、もしくは上回ると目されている。2004年次期戦術機選定に於いて、欧州連合は本機の輸出に非常に積極的で、日本帝国へ一個中隊分の機体を無償供与する程だが、これまで導入経験のない欧州機である事から、実戦部隊からは整備の困難さが指摘されており、導入の障壁となっている。非常に優秀な機体であるのは間違いないため、兵装担架そのものと接続基部の変更、OSの日本仕様への刷新、整備の問題さえクリアしてしまえば日本での運用も可能。改修点が少ない事もメリットにあがった物と思われる (ユーロフロント総集編「DUTY-LOST ARADIA (デューティーロストアーケイディア)」にてEF-2000の線画が公開されており、そこを見る限りソ連ともアメリカとも接続基部が違う)。 不知火 弐型【しらぬい にがた】04式戦術歩行戦闘機 (TSF-Type04) →試01式 不知火・弐型 次期主力機選定の顛末(*2)90年代後半から開始されていた日本帝国軍の第三次TSF-X───次期主力戦術機選定は、2003年05月の段階で「試01式 不知火・弐型」と、「試02式 F-15SEJ 月虹」の2機種による一騎打ちの様相を呈していた。総合性能・格闘戦能力では試01式、導入コスト・ステルス性では試02式とそれぞれに利があり、いずれも甲乙付けがたい高性能機同士の競合であったが、12・5事件においてF-22が対人戦闘で示した驚異のキルレシオがトラウマとして刻み込まれた帝国軍上層部及び国防省首脳部の大勢は「将来予想される対人類戦に備えるべくステルス技術の獲得が急務である」との認識で一致しており、試02式の制式採用は実戦運用試験の段階で既に確定していた。言わば試01式の選定試験は建前であり、外国製後発候補機である試02式の採用に伴うXFJ計画失敗の責任回避を画策する国防省官僚の思惑に沿って行われていたのが実状だった。その状況を一変させたのは時の政威大将軍・煌武院悠陽である。正面装備調達を決する皇帝御前会議において試02式選定の最終報告を受けた煌武院悠陽は「未だ地球からのBETA駆逐すら適わぬ今、人類同士の戦に備えた正面装備調達など愚者の胸算用である」とそれを一蹴。総合性能、特に対BETA戦能力に秀でる試01式の制式採用が即日決定された。なお、選に洩れた12機の試02式は技術研究部隊管轄となり、前線での運用試験が継続された。 吹雪 改【ふぶき かい】02式戦術歩行戦闘機 (TSF-Type02) 『月刊MR vol.1』で初公開された97式"吹雪"の実戦仕様。 12・5事件で実戦投入され、『実戦にも耐えうる性能を持つ』という97式の潜在能力を実証して見せたことに帝国陸軍及び関係者の関心を集めた。 そして機に乗じて光菱重工が『97式改構想』を立案、不知火弐型の対となるハイ・ローミックスのロー担当として帝国軍次期主力機の一つに選定される。 練習機仕様ではダミー及び訓練用の出力だった内装機器の実戦型への変更、更にはA-10のような火力と防御を再現した二式拠点防衛重装の開発が行われ、正式配備後は北方部隊から優先的に配備、依然大陸から襲来するBETAに対し睨みを利かせている。 帝国海軍 海神【わだつみ】81式強襲歩行攻撃機 (TSA-TYPE81/A-6J) 地上攻撃形態 水中航行形態 米国軍の開発したA-6イントルーダーの帝国軍仕様。潜水母艦より発進し、揚陸地点の橋頭堡を確保する。重装甲で固定武装が充実した水陸両用機。両肩に120mm滑空砲とミサイルランチャー内蔵の兵装モジュールを装備、前腕部に36mmチェーンガンを左右12基装備。兵装モジュールは水中戦闘用の魚雷装備型や水中・水上センサーを搭載した偵察型への換装も可能である。「甲21号作戦」戦闘開始時には、スティングレイ隊の乗る海神が上陸地点を確保するなどの奮戦を見せた。海神の後継機にはより強力な火力が求められていることから、電磁速射砲の搭載が検討されている。名前の由来は日本神話の綿津見。TDAでも再登場。劇中不知火と激戦を繰り広げた。 http //www.muvluv.com/alternative/mecha_wadatumi.htm 国連派遣部隊「スティングレイ中隊」所属機 甲20号目標攻略「錬鉄作戦」に参加。多数の損害を出すも、朝鮮半島・仁川の橋頭堡確保に成功した。 帝国斯衛軍 武御雷【たけみかづち】00式戦術歩行戦闘機 (TSF-TYPE00) 帝国軍のうち、将軍家直属である斯衛軍が、F-4J改 瑞鶴後継機として開発させた、純国産の第3世代戦術機。94式戦術歩行戦闘機 不知火の開発によって培われた技術を応用し開発された上位互換機。河﨑・光菱が、F-15・不知火の開発・生産ラインの維持で負担が重く、開発に回すリソースが無かったため、2社のバックアップを受けつつ跳躍ユニットの製造を主に行い、生産ラインの負担が比較的軽かった富嶽重工と、独自技術を多く持っていた遠田技術によって基幹部分を共同開発された。不知火よりもさらに進んだ第3世代戦術機である。通称“零式”。大海崩以降は河崎重工が整備を行っている。不知火のプロトタイプの内部構造と部品を可能な限り流用しつつも外装はほぼ新規設計、材質に至るまで一切の妥協を許されていない。にも関わらず僅か7年で量産試作機が完成、実験部隊に引き渡され6機種の成熟が行われた2年後の2000年に配備が開始された。因みに当初はOS開発が後回しにされ、不知火のモノを流用しており本当に熟練の衛士しか乗りこなすことは不可能であったが動作データ蓄積とアビオニクスの改良によって時間と共に克服された。ずば抜けた機動性と運動性能を持ち、桜花作戦を成功に導いたことから2001年の時点で世界最高クラスの性能を持つ戦術機として評価されている。性能を最優先にしているため年生産数が30機程度と非常に少なく、また整備性も良くない (陸軍が高性能機である00式の採用を諦めた理由はここにある)。日本製戦術機の特徴として、長刀による攻撃を重視しているという点があるが、武御雷は特にその能力に秀でている。加えて固定兵装として、前腕外側部に隠し爪的な00式近接戦闘用短刀を手首側1、肘側2、左右合計6振装備し、前頭部大型センサーマスト・肩部装甲ブロック両端外縁部・前腕外側部外縁・前腰部稼働装甲外縁などの他、マニュピレータ指部先端、足部先端、踵部先端といった全身をスーパーカーボン製ブレードエッジ装甲により鎧っており、これらにより近接密集戦において圧倒的な攻撃力を誇り、究極の近接戦戦術機とも言える性能を獲得した。しかしながら、これらの採用は逆に生産・運用コストの増大とメンテナンス性の低下を招く一因ともなってしまった。なおこれまで不文律とされ帝国軍機では採用されていなかった固定兵装を多数採用したのは、城内省が欧州・ソ連軍機が採用する固定兵装の有効性を認めたためであったと言われる。将軍家とそれを守護する斯衛が乗る機体であり、防衛任務だけではなく、「将軍家の人間は、自ら第一戦に立って臣民の模範となるべし」という思想から、帝国軍の攻撃的な作戦行動に加わることもある。物語中盤に搬入されてくる紫色の武御雷は、冥夜のために用意された“特別な機体”となっている。1991年瑞鶴の後継機選定を開始し、92年に斯衛軍次期主力機開発計画「飛鳥計画」がスタート。98年量産試作機が完成、その後、4機種の派生型の熟成に2年の歳月を費やして、2000年から配備が開始された。01年時点では斯衛軍の規模が小さいとはいえ配備数が足りず、最精鋭を誇る第16斯衛大隊の他、政威大将軍と五摂家直属の警護部隊として置かれる独立警護小隊、新兵器開発運用試験を行う中央評価試験中隊 (通称:白い牙・ホワイトファングス)のみに集中配備されている。カラーリングは搭乗する衛士の出自を表しており、冠位十二階と同じく濃淡6色の12色が存在する。地位の高い順から、紫(将軍)・青(五摂家)・赤(五摂家に近い有力武家)・山吹(譜代武家)・白(武家)・黒(武家以外の一般衛士)と色分けされている。また紫から山吹色まではグロス、白黒はマットに塗装されている。戦場において機体の識別を高めている理由は、第1にBETAには迷彩効果が確認できないこと、第2に兵士及び衛士の士気を高めること、第3に衆人環視の状況によって、その衛士が担うべき責務に反するのを抑止するためである。冠位十二階の流れと思われる機体カラーの中で、山吹色はオルタ本編では登場しなかったが、トータル・イクリプスにて篁唯依機として登場した。不知火壱型丙が仕様テストベッドとなっていた。各部の発光パーツはセンサーで、箇所に分散配置されている。余談だが、特徴的な足の二股の指先だが、これは柳生新陰流独特の足さばきと同じ概念である。(柳生新陰流は足の指を全部浮かせた状態で踵と指の付け根の3点で接地する。)戦術機の中でも異彩を放つデザインは神道と鎧武者を複合させてイメージしたデザインとのこと (例外としてR・F・A型の角は鳥帽子 (えぼし)がモチーフ)。 Type-00R 煌武院 悠陽 紫の機体色は将軍のみが搭乗を許された機体を意味する。機体性能を極限まで研ぎ澄まし、生産性と整備性、調達コストを度外視している事で有名な武御雷のバリエーションに在って、R型は更にワンオフに近い徹底的なチューニングが施されている。R型の外見的特徴は、「睨み眼」と呼ばれる頭部メインセンサーと前頭部下縁の形状である。また、将軍専用機という性格上、OS起動キーとして生体認証システムが搭載されており、政威大将軍・煌武院悠陽と御剣冥夜少尉のみが操縦可能である。桜花作戦では、御剣冥夜少尉が搭乗。 斑鳩 崇継 崇宰 恭子 青い機体色は、煌武院・斑鳩・斉御司・九篠・崇宰の五摂家と称される五大武家の出身者だけが搭乗を許された機体である。R型としての基本仕様は紫と同様だが、紫の武御雷が個人に特化した調整を施した完全な専用機であるのに対し、青はあくまで汎用的な調整に留まった少数生産機である。F型に比して機体主機、跳躍ユニット主機共に約10%の最大出力強化が図られている。甲21号作戦では、斑鳩家当主・斑鳩崇継が斯衛軍第16大隊指揮官として搭乗。JFKハイヴ攻略戦では、斑鳩家当主・斑鳩崇継が斯衛軍第1大隊指揮官として搭乗。(*3)京都撤退戦・出雲攻略戦では、崇宰家当主・崇宰恭子が斯衛軍第3大隊指揮官として搭乗。 Type-00F 真壁 介六郎 月詠 真那 赤い機体色は、五摂家に近しい有力武家の出身者に搭乗が許された高機動型である。メインセンサーが一体型である事と、前頭部下縁が下弦状になっている点がR型との外見的な差となる。12.5事件、甲21号作戦、横浜基地防衛戦では、月詠真那中尉が搭乗。桜花作戦では、榊千鶴少尉が搭乗。日米対仏加戦では、月詠真耶中尉が搭乗。(*4)JFKハイヴ攻略戦では、真壁介六郎中佐が搭乗。(*5)真壁清十郎大隊長が搭乗。 篁 唯依 黄の機体色は譜代武家出身の衛士に与えられる高機動型である。仕様は赤いF型と全く同じである。同じ高機動型でも、A型に比して機体主機、跳躍ユニット主機共に約15%の最大出力強化が図られている。篁唯依中尉が搭乗。雨宮中尉が搭乗。 Type-00A 神代 巽 巴 雪乃 戎 美凪 白い機体色は一般武家の出身者に与えられる高機動型であり、色以外にF型との外見的な差はない。C型に比して、機体主機、跳躍ユニット主機の最高出力が12%強化されており、センサー類やアビオニクスも上位のものが搭載されている。跳躍ユニットそのものはF型と同じもので、リミッターを掛けて間接強度とのバランス調整を行いつつ、扱いやすくしたものと思われる (本編中で機種転換訓練を行っていた冥夜たちの言葉から察するに両方の理由だと思われる)。第19独立警護小隊では、神代巽、巴雪乃、戎美凪の各少尉が搭乗。桜花作戦では、彩峰慧、珠瀬壬姫、鎧衣美琴の各少尉が搭乗。JFKハイヴ攻略戦時では無名の衛士が搭乗し、白銀・真壁・斑鳩三者に同行し、多数が撃墜された (最低、中隊規模だったが生還は数機)。C型の方が数が多い筈だが、A型の方が数が多く写っている。 Type-00C 白銀 武 黒い機体色は武家の出身ではない一般衛士が搭乗する機体である。武御雷の標準型であるC型は、不知火に比して近接機動格闘戦をより重視しているため、主機は機体、跳躍ユニット共に20%の最大出力が図られ、間接強度は60%増となっている。特徴的な頭部モジュールは瑞鶴のイメージをより色濃く引き継いでいる。コストバランスからセンサー類が簡略化されており、高機動型とのデータリンクによりそれを補う。同じくコストの理由から、各間接の強度も高機動型の約7割に抑えられており、基本運用に於いても砲撃戦の比重を高めている。NORAD攻略戦、JFKハイヴ攻略戦で白銀武中尉が搭乗。戦場で常に先陣を切り、圧倒的な機動で敵を撃滅した。(*6)戦術機は人間とは関節構造が根本的に異なるため、指の形状を除けば前後が逆になっても通常の持ち方と関節負担が変わらない可能性が高い (一時的であれば唯依もアニメ版にて片腕の逆手持ちで長刀を使用している)。武術の奥義には奇襲、及びフェイント技が多く、それを生かしての設定との事。TEにてユウヤも不知火弐型フェイズ3で行っている戦闘スタイル。違いは、順手 (フェイズ3)と逆手、フェイズ3が二人乗りであるのに対しこちらは一人乗りという最大の違いがある (ゲーム版TEにて確認)。他のC型はTDAではNORAD攻略戦で一個小隊が確認できる。なお余談だが斯衛軍は訓練段階の装甲剣術の時点で二刀流を教練プログラムに組み込んでおり、常時使用はともかくとしても、ある程度は一般衛士でも行えるものだと思われる (PC版TEメモリアルアートブック)。 + 白銀武と武御雷 白銀武と武御雷 武の機動を目の当たりにして 【フランス軍衛士】「うわぁぁぁ…………!! ば、化け物だ……ッ!!!」 【響】「す、すげぇ……」 【衛士】「少佐、あれは化け物です! 私に任せて迂回してください!」 【衛士】「少なくとも5機は墜とされているんです! あれは危険です!」 【真壁中佐】「しかし、白銀中尉の機動戦技は尋常ではありません。どうすれば、あのような発想が生まれるやら」 紫・青の武御雷(Type-00R)は、メインカメラや複合センサーが配備されている頭部のスリットが異なる。この部分は、黒いスモークカバーに覆われており、その下にスリットに沿っていくつものセンサーが配置されている。Type-00Rは、赤外線センサーだけが浮かび上がって、目の様になっている。またヒサシ部分が窪んでいる。他の武御雷(Type-00F/A)は、常時ゴーグル状のカバーが見えており、ヒサシ部分は膨らんでいる。黒の武御雷(Type-00C)は、頭部センサーマストなどが簡略化されている。 各機を100とした時の機体主機及び跳躍ユニットの出力比 Type-00R Type-00F Type-00A Type-00C Type-94 Type-00R 100 90 80 70 60 Type-00F 110 100 85 80 65 Type-00A 125 115 100 90 75 Type-00C 140 130 110 100 85 Type-94 170 155 135 120 100 名前は旧海軍の乙戦(*7)の"雷"から日本神話の建雷命。 http //www.muvluv.com/alternative/mecha_takemikaduti.htm http //www.total-eclipse.jp/te/mechanics.html 武御雷・国連派遣部隊仕様 帝国斯衛軍国連派遣部隊、通称『第一独立北方中隊』が試験運用する、武御雷の極寒冷地仕様機。基本的な寒冷地対策以外の主な変更点として、機体各所の駆動系や機関部、燃料循環系、センサーやモニターカバーに廃熱再利用型の強化ヒーターが装備されている他、可動部を保護する積層樹脂装甲は、極低温でも伸縮性や柔軟性を損なわない新素材を採用したものに換装されている。また、OSも新型OS「XM3」に換装されている。同部隊には、F型とC型の武御雷が配備されており、その機体は国連軍所属機を示す"UNブルー"に塗り替えられている (隊長は篁唯依と同じく譜代武家の出身のため、本来は山吹色)。国防省と城内省はこの機体の運用データを反映し、独自規格部品の比率を下げ、装備などを他の機体と共通化させることで整備性と生産性を向上させた「武御雷輸出モデル」の開発を急いでいる。F型のパイロットは藤原大尉。 瑞鶴【ずいかく】 82式戦術歩行戦闘機 (TSF-TYPE82/F-4J改) 1982年に配備が開始された77式戦術歩行戦闘機 撃震(F-4J ライセンス生産機)の改造機。将軍家の守護を主任務とする斯衛軍専用の機体として運動性の強化と軽量化を主眼に開発された。機体色は武御雷と同様6種存在する。F-4の改造型としては、最も後期に開発された機体。搭乗者の保護を最優先とした機体設計がなされている。 武御雷と同様、整備性や生産性を犠牲にした性能の向上が図られている。撃震よりも日本製パーツの割合が増しており、日本独自のレーザー警戒装置により、光線属種からの初期照射レーザー感知能力が向上している。機体出力も向上しているが、その分稼働時間がやや低下している。1978年、帝国軍城内省は、麾下の斯衛軍に配備する専用戦術機の開発を光菱/河崎/富嶽の三社に命じた。だが、F-4J撃震のライセンス生産を開始したばかりの日本軍需産業にとって、独力での戦術機開発は不可能であり、純国産開発を望む城内省に対し、三社はF-4Jをベースとした改修機を提案。紛糾の末、城内省は撃震を上回る格闘性能の実現を絶対条件としてF-4改修案に渋々ながらも同意した。光菱/河崎/富嶽の三社は、欧州戦線で得られたあらゆるデータから衛士の戦訓までを徹底的に収集・解析し、装甲の軽量化と各部モジュールの再設計によって機体総重量を20%軽減、運動性・機動性の向上を図る改修案をまとめ、79年より開発が開始された。81年に完成した試作機は各種トライアルにて良好な成績を残し、翌年、82式の制式番号と「瑞鶴」の愛称を与えられ、部隊の引渡しが開始された。2001年時点でも斯衛軍の通常編成部隊(第1、第2、第24連隊)では、生産性の悪い武御雷の配備が軌道に乗るまで、運用が続けられる予定である。瑞鶴の愛称は、試作機を目にした斯衛軍高級将校が「折り鶴のように端正だ。」「戦術機の国産の吉兆(瑞)」と賞賛したことによるもの。肩部装甲ブロック内にマルチディスチャージャーを装備しており、アニメTEでは対レーザースモーク弾の発射に使用された。漫画版では、クーデター軍に対し市街地戦を行うシーンの描写が少ないが存在する。 Type-82R ||| 濃紺の瑞鶴。五摂家出身者や将軍縁者に与えられる機体。R型のメインカメラは、武御雷同様、F型等とは形状が異なるが性能はほかの機体と変わらない。京都撤退時に斑鳩公が搭乗し、斯衛第16大隊を率いた。 Type-82F 真紅の瑞鶴。 五摂家に近しい有力武家出身者に与えられる機体。 中隊長機 アニメ版TEに登場。悠陽付きだった月詠真耶(当時中尉)が配置転換を受けて斯衛第16大隊に編入され京都での最終攻勢の時に搭乗した。 山吹色の瑞鶴。篁唯依機。アニメ版TEに登場。 Type-82A 純白の瑞鶴。武家出身の衛士に与えられる機体。 Type-82C 漆黒の瑞鶴。武家以外の衛士に与えられる機体。巌谷中佐 (当時大尉)が、異種合同模擬戦闘に於いて、数分持ちこたえれば良いと言う事前予想を裏切り、自機を囮に急所である腹部への狙撃を読み切り、短刀でF-15の狙撃を防ぎ、僚機と共に即座のカウンターで破った機体 (自身を囮にF-15を破るというのは、巌谷の元ネタであるロック岩崎が実際に行った戦法)。この貴重な勝利がのちの国産機開発、不知火の開発への道となった。 TVアニメ版では3DCGではないセル画のC型が登場。 翔鶴【しょうかく】 82式戦術歩行戦闘機改(TSF-TYPE82Kai) 月刊MRVol.2で掲載された、瑞鶴を近代化改修した準2.5世代戦術機。 桜花作戦後、大陸での反抗作戦に向けて各国が軍備の再建を進めていた。 その中で帝国城内省は、主戦場が大陸へと移ることによる近衛軍の削減を懸念していた。 近衛軍戦術機は日本国内での整備・運用によって100%の性能を発揮することが大前提であり、2002年11月に実施された海外派遣も芳しくない結果に終わり、瑞鶴も他のF-4系列機と比べてコストパフォーマンスが悪く、大規模の軍備削減は免れないとされていた。 そこに国連主導によるF-4近代化改修計画『スーパーファントム計画』の参画が打診され、2003年"暁計画"として82式の近代化改修を開始。 XFJ計画に参加した実績を持つ篁唯依を総責任者に置き、2005年8月に初号機が近衛軍試験部隊に引き渡され、『翔鶴』の名が与えられ人類反撃の翼となって羽ばたいていくことになる。