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内山 うちやま (実・Sun・HiK, 98-)TBSのニュースデスク。「大将軍のニュース&スポーツ」「赤坂ゼミナール」等のコーナーで解説を担当している。
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ファーミシルス 種族:飛天魔族(ラウマカール) 登場作品:幻燐の姫将軍Ⅰ、幻燐の姫将軍Ⅱ、戦女神VERITA、 創刻のアテリアル(戦闘ユニットとしてのみ)、封緘のグラセスタ(戦闘ユニットとしてのみ) 解説 魔神グラザに仕えていたラウマカール族の女性。 戦場においては勇猛果敢かつ残忍であり、魔族の男すら恐怖で震え上がる程。 グラザ亡き後は正統な後継者であるリウイではなく、勢力の大半を引き連れて独立したグレゴールの側につき、腹心の部下として仕えていた。 若く未熟であったリウイよりはグレゴールの方が主として相応しいと判断しての選択だったが、自分の事を戦士としてよりも子を産ませる為の母体として見ていたグレゴールには失望してもいた。 グレゴールと対立するリウイ陣営の動きを偵察していた他、人間族を唆してリウイ達と戦わせるといった策謀で彼等を苦しめた。 しかし彼女の策を打ち破り、勢力を増したリウイ達に本拠地を襲撃され、彼等を迎え撃つも敗れて捕虜となった。 以後は戦いの中で成長したリウイを仕えるべき主と認め、忠実な配下となった。 リウイの即位後はメンフィル王国の地方遠征軍を統率する大将軍となり、常に戦いの中心に身を置いて幾多の戦いで活躍した。 その誇り高さ故にリウイの命令以外には余程の事が無い限り従わないが、その気高さと一人で十の敵すら蹴散らす勇猛さに憧れる兵士も多い。 情報収集やそれを利用して戦闘を有利に運ぶ知略にも長けており、国内の不穏分子の調査を任されるなどリウイからの信頼も厚い。 遠征先で魔物に襲われていたところを保護し、後に自身の副官としたルースからは深く信頼され、慕われている。 幻燐戦争後も引き続き大将軍として軍を纏めており、深凌の楔魔との戦いやアヴァタール地方での戦いにおいても最前線で戦った。 アラケールとの戦い後は将軍の仕事を副官に任せ、イリーナの魂を求めて旅に出るリウイに同行した。 雑感・考察 幻燐Ⅰではグレゴールとの決戦において倒さずにクリアした場合死亡する展開となる。 イリーナが生存している状態の場合は彼女を殺害、怒りに燃えるリウイに凌辱された上で殺害される。 イリーナがいない場合は捕らえられた後にソルガッシュと融合させられてしまい、仲間にはなるものの実質的には死亡したといえる展開となる。 しかし幻燐Ⅱ以降の設定から上記解説の様に仲間にするのが正史となる。 幻燐Ⅱでは攻略可能なヒロインの一人だが、副官であるルースと結ばれる展開もある。 しかしながらVERITAの正史ルートエンディングではリウイの子が欲しいとか言ってるので結ばれないのが正史っぽい。 あるいはVERITA作中の百年でルースとは別れたとか、そもそもラウマカール族が相手は一人だけと考えない大らかな種族とかそういう可能性も無い訳では無いが。 戦女神VERITAでは正史ルート以外でも終始リウイの配下であり、闇ルートで主が死んだ場合でもメンフィル帝国を離れる事無く戦い続けている様子。 幻燐Ⅱではラクシュカールを経てラクシュミールにクラスチェンジが可能だが、シナリオ上ではVERITAの終盤に至るまで進化したりはしない。 ルースは良いやつだから別にくっついても良かったんだがな…嫌だって意見多かったのかな? - 名無しさん (2019-05-08 10 14 52) まあNTRっぽくなってしまうので駄目な人はいそう。個人的には登場する女性キャラが尽く主人公としか絡まないってのは違和感あるのでサブカプも嫌いでは無いんですけどね - 管理人 (2019-05-08 22 38 48) グレゴールに失望しながらも離反しなかった設定からすると飛天魔族は好悪と子供の男親の選定を完全に切り分ける種族なのかも - 名無しさん (2020-09-03 13 08 28) 名前
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<魏 228年> <蜀漢 228年> <呉 228年> 228年 黄武七年(呉) 皇帝 曹叡(魏) 呉王:孫権(呉大帝) 三公(呉) 丞相:顧雍(前太常) その他の要職(呉) 太常:陳化(兼尚書令)? 光禄勳:? 衛尉:? 太僕:? 廷尉:? 大鴻臚:? 宗正:? 大司農:? 少府:? 大司馬:呂範→(死亡) 大将軍:? 驃騎将軍:? 車騎将軍:? 衛将軍:? 主な事件 七年春三月、孫権の子の孫慮を建昌侯に封じる。東安郡をやめる。《三国志呉書呉主権伝》 夏五月、鄱陽太守の周魴が偽りの謀反をし魏將の曹休を誘引する。《三国志呉書呉主権伝》 秋八月、孫権は皖口に至り、將軍の陸遜に諸將を督させ、大いに曹休を石亭に破る。 大司馬の呂範が卒す。《三国志呉書呉主権伝》 是歲、合浦を改めて珠官郡と為す《三国志呉書呉主権伝》 是歲、將軍の翟丹が魏に叛く。孫権は諸將が罪を畏れて逃亡することを恐れ、令を下して「自今、諸將は重罪が三あれば、そうした後に議すことにする」《三国志呉書呉主権伝に引く江表傳》 誕生者 死没者 注 ▲PAGE TOP 227年<< >>229年
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ナンキュウカツ(南宮括) 中国神話に登場する賢人。 封神演義にも西岐の大将軍として登場。 別名: ナングウカツ (南宮括)
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ドラガロア帝国と隣接する国。 職人の国として有名であり、他の国と比べて武器、防具はもちろん、その他工業製品の質が非常に良い。国も職人たちを応援する政策を取っており、一定の軽い義務を課す代わりに最高峰の工房を自由に使う事の出来る制度や、一流の職人たちによる学校は多くの国から職人、職人見習い、留学生を集めている。ロシュメイアの三社がとくに有名。 経済面や文化面では非常に発達している国ではあるが、その反面軍事力は貧弱の一言に尽きる。 精鋭中の精鋭である近衛騎士団ですら、他国から見たら少々強いだけの一部隊程度であるのだから、弱さに関しては折り紙つき。そのためロシュメイア王国では“契約軍人制度”を導入し、戦力の増強を図っている。 契約軍人制度とは、王国からの生活支援を対価として、有事の際には王国軍の一員として戦争に参加する義務を課すものであり、主に安定した収入の得られない冒険者や自らの鍛えた武器の性能を己自身で確かめたい職人などがこれを利用する。 しかしながら、この制度を導入してもなお軍事力は貧弱で、とてもではないが帝国の侵攻を30年あまりも凌ぎ続けることはできない。それを可能にした人物こそが、“王国の盾”と呼ばれる大将軍ウェルコス・ファウス・クンクータである。 王国の盾の指揮の元、弱兵たちが手を取り合い、力を合わせ、命を懸けて30年余りも守り抜いた王国は、今日も金槌の音や商人の声、荷馬車の蹄の音を響かせている。 国家のシンボルカラーは白と金。 国家元首:賢王ネルヴァ・ハドリアヌス・アウグストゥス 王族 その名の通り王家の一族。 該当者 第四皇子ユリウス・アウルム・アウグストゥス ロシュメイアにおける貴族 公爵 王国貴族第一位であり、貴族階級ではもっとも位が高い。王族が叙任されたものであり、広義で見れば王族の一員。主に国王の補佐を行う。ロシュメイアには5つの公爵家が存在する。 該当者 侯爵 王国貴族第二位であり、これ以上の爵位は平民が授爵、陞爵することはできない。ただし、元平民であっても、5代続けて貴族階級であった場合はその限りではないとされる。基本的に国境付近に領地を持ち、外敵との戦闘に備える。しかし、現在はドラガロア帝国との戦争によってそうでない場合もある。ロシュメイアには10の侯爵家が存在する。 該当者 クンクータ家:ウェルコス・ファウス・クンクータ、ルフス・ミヌキウス・クンクータ、エリス・アエミリウス・クンクータ 上級伯爵 王国貴族第三位であり、ここから上が上級貴族。平民が授爵できる最高階級であり、歴史上にも何名かは平民の上級伯爵が存在する。侯爵家と同じく、基本的に国境に領地を持つ。また、ここから上の貴族は国王に対する上奏権…すなわち、直談判をする事が許される。そのため、下級伯爵以下は己の意見を王に上奏するために、上級伯爵に擦り寄ることが多い。そのため、権謀術数の中心にいることが少なくない爵位でもある。 該当者 下級伯爵 王国貴族第四位であり、下級貴族では最高位。ここまでは国王の使者によって略式で授爵、陞爵する場合がほとんどだが、上級伯以上は国王が直接授爵、陞爵する。 該当者 子爵 王国貴族第五位であり、上級伯・下級伯の補佐をする役職。また、両伯爵の子息が伯爵を襲爵するまでの間名乗るのもこれである。そのため、領地を持たない子爵も存在する。 該当者 男爵 王国貴族第六位であり、貴族として扱われる最低位。ここから貴族としての義務を求められる。貴族としての体裁を整えねばならず、領地も狭いため金欠に陥りがち。約三割程の男爵家は、ほぼ平民と変わらない暮らしをしていると言っても過言ではない。 該当者 準男爵 王国貴族第七位であり、貴族の最低位。功績を上げた平民などに贈られる場合がほとんどで、一代限りの領地無し。貴族の一員ではあるが、ほとんどの場合貴族として見なされない。 該当者 騎士 ロシュメイアにおける騎士は二種類あり、一つは騎士学校を卒業した者に贈られる称号。もう一つは戦場において多大な戦果を挙げた者に贈られる称号である。前者は貴族の次男坊、三男坊が箔付けの為に得るのがほとんどであり、大体の場合が爵位の“おまけ”である。後者は言わば戦場のたたき上げであり、ほとんど存在しないが実力は他国の兵と比べても何ら劣るところはない。これら二種類の騎士は同格だが、基本的に場面で後者の方が重視され、真の騎士と言われることもある。また、一部では両者はあまり仲が良くない事もある。 該当者 レオンハルト・リヒト・シュナイデン ティファレス・ミカエラアーク 王国軍 正規軍 大将軍:ウェルコス・ファウス・クンクータ一等戦術官 鉄鋼盾城隊:悪を切り裂く剣でなく、天を撃ち落とす銃でもなく、ただただ硬い鋼の壁に心を奪われた漢の中の漢たちによる部隊。鋼一枚向こうの死に、鍛え上げた肉体と挫けぬ心で立ち向かう。全ては背にした国民のため。 地味で辛い部隊だが、大将軍の防衛戦術の根幹を担う事も多々あり、他の部隊に比べても活動資金は潤沢に与えられている。また不人気っぷりもダントツなため、新人が入隊すると優しく懇切丁寧に底なし沼(意訳)に引きずり込む。 契約軍人 白百合槍天隊:戦場を自由自在に駆け巡り、大将軍の包囲戦術やゲリラ作戦を実行する部隊。色々と変な人物が多く、年に二度同人誌の即売会が行われる事で有名。 部隊長:ティファレス・ミカエラアーク 白薔薇剣華隊:敵軍と正面から斬り結び、打ち勝つ事を目的をした部隊。主に鉄鋼盾城隊で敵を疲労させた後に投入される。その華々しい戦果から、男女問わず人気の高い部隊。 戦術官 いわゆる軍師に当たる職業。一等戦術官、二等戦術官、三等戦術官、準戦術官の4階級によって区別される。基本的に戦術官と軍人に上下関係は存在しないが、指示を出す者・出されるものという立場から戦術官を軍人より上の立場として見る者も少なくない。 なお、軍法において、既に戦術会議で決定された戦術官の指揮に反する行動をとった者は厳しく罰せられるが、決定前であれば軍人は戦術官の指揮に対して異議申し立ての権利を有する。これは国王の名において許された権利であり、いかなる者もそれを無視することは許されない。 一等戦術官 戦術官の中でも最高の権限を有し、国家全体の軍に対して影響力を持つ。一等戦術官全体の取り纏めを行うのは、一等戦術官筆頭であるウェルコス・ファウス・クンクータ。一等戦術が直接軍の指揮を執ることはあまりなく、基本的に二等戦術官にの報告に対して指示を出すのが常である。しかし、国家の危機であったドラガロア帝国との戦争時にはほぼ常時指揮を執っていた。 該当者 ウェルコス・ファウス・クンクータ 二等戦術官 一等戦術官の指揮下にあって、それぞれが各地方の軍に対して影響力を持つ。基本的に任じられた地方の軍を指揮する。有事にあってはその任地全体の指揮を執り、自身の手に余ると判断した場合は早急に一等戦術官に報告することが義務付けられる。 該当者 三等戦術官 該当者 二等戦術官の指揮下にあって、その任じられた地方の軍に割り当てられる。任じられた軍の管理や小規模の魔物・盗賊の討伐戦における指揮など、仕事は非常に多い。また、戦場で直接指揮を執ること、軍人たちと接する機会が一番多いこと等から恨まれることも多い。 該当者 カテリーナ・フルークトゥス・コラッジオスクード 準戦術官 軍学校を卒業し、戦術官として仕官したばかりの者たち。最初は二等戦術官の補佐を行い、その後は三等戦術官の元でその指揮下に入る。 該当者
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【奇襲戦法の達人 トツゼーン・フクツー】 所属:スクァット・ロー帝国 スクァット・ロー帝国遊撃軍歩兵部隊の一隊長。 野生の猿のように身軽ですばしっこい彼の身体能力に着いて来れる兵だけで構成された 歩兵部隊ならでは小回りの良さを最大限に生かした奇襲撹乱戦法で敵軍を襲撃し 敵陣を引っ掻き回して敵を混乱させ指揮系統をグチャグチャに乱す戦いを得意としている男。 小柄で猿そっくりの愛嬌のある顔をしているが、その戦闘力は非常に高く 愛用のショートソード二刀流で戦場を飛び跳ね駆け回る姿を完全に停めた武人は 未だかっていないとされている。 陽気で酒好き博打好きの太平楽な男で、馴染みの酒場のツケも払えず 女主人のマグロに身包み剥がされてフルチンで叩き出されるような甲斐性無しであるのだが 彼とは正反対の沈毅重厚な男、褐色の大将軍クソブリデール・ビチ・ブババーとは 非常に相性が良く、前門から吶喊してくるブババー、後門から撹乱するフクツーの前には どんなに統率の取れた大部隊でも総崩れにされてしまい潰走する事になる。
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唐書巻三 本紀第三 高宗 高宗天皇大聖大弘孝皇帝は、諱を治、字を為善といい、太宗の第九子である。母は文徳皇后長孫氏といった。始め晋王に封ぜられ、貞観七年(633)、并州都督を遙領した。十七年(643)、太子李承乾が廃されると、魏王李泰が次に立てられるべきところ、また罪に落とされたため、子の李治を立てて皇太子とした。太宗嘗命皇太子遊観習射、太子辭以非所好、願得奉至尊、居膝下。太宗は大いに喜び、乃営寢殿側為別院、使太子居之。太宗毎視朝、皇太子常侍、観決庶政。 二十三年(649)、太宗が病となり、皇太子に金液門で聴政させるよう詔があった。 四月、従って翠微宮に幸した。太宗が崩ずると、以羽檄發六府甲士四千、衛皇太子入于京師。六月甲戌、柩の前で皇帝の位についた。大赦をおこない、文武の官に勲一転を賜り、民八十以上粟帛、給復雍州及比歳供軍所一年。癸未、長孫无忌が太尉となった。癸巳、検校洛州刺史の李勣が開府儀同三司となり、機密に参掌した。 八月癸酉、河東で地震があった。乙亥、また地震があった。庚辰、遣使存問河東、給復二年、賜壓死者人絹三匹。庚寅、文皇帝を昭陵に葬った。 九月甲寅、荊王李元景が司徒となり、呉王李恪が司空となった。乙卯、李勣が尚書左僕射・同中書門下三品となった。 十一月乙丑、晋州で地震があった。左翊衛郎将の高が突厥を討伐した。 この冬、雪がなかった。 永徽元年(650)正月辛丑、改元した。丙午、妃の王氏を立てて皇后とした。張行成が侍中となった。 二月辛卯、子の李孝を封じて許王とし、李上金を王とし、李素節を雍王とした。 四月己巳、晋州で地震があった。 五月己未、太白(金星)が昼に見えた。 六月、高が突厥と金山で戦い、これを破った。庚辰、晋州で地震があり、詔五品以上言事。 七月辛酉、以旱慮囚。 八月戊辰、給五品以上解官充侍者半禄、加賜帛。庚午、降死罪以下。 九月癸卯、高が捕らえた突厥の車鼻可汗を献上した。 十月戊辰、李勣が左僕射を辞任した。 十一月己未、褚遂良を左遷して同州刺史とした。 十二月庚午、琰州の獠が辺境を寇し、梓州都督の謝万歳がここに死んだ。 二年(651)正月戊戌、義倉を開いて民にふるまった。乙巳、黄門侍郎の宇文節と中書侍郎の柳奭が、同中書門下三品となった。乙卯、瑤池都督の阿史那賀魯が叛いた。 四月乙丑、命有司毋進肉食、訖于五月。 七月丁未、阿史那賀魯が庭州を寇し、左武衛大将軍の梁建方と右驍衛大将軍の契苾何力が弓月道行軍総管となってこれを討伐した。 八月己巳、高季輔が侍中となった。于志寧が尚書左僕射となり、張行成が右僕射となり、ともに同中書門下三品となった。己卯、白水蛮が辺境を寇し、左領軍将軍の趙孝祖が郎州道行軍総管となってこれを討伐した。 九月癸卯、同州の苦泉牧地を貧民に賜った。 十月辛卯、晋州で地震があった。 十一月辛酉、有事于南郊。癸酉、禁進犬馬鷹鶻。戊寅、忻州で地震があった。甲申、雨木冰。この月、竇州・義州の蛮が辺境を寇し、桂州都督の劉伯英がこれを破った。趙孝祖が白水蛮と羅仵候山で戦い、これを破った。 十二月乙未、太白(金星)が昼に見えた。壬子、処月の朱邪孤注が招慰使の単道恵を殺して、叛いて阿史那賀魯についた。 この冬、雪がなかった。 三年(652)正月癸亥、梁建方が処月と牢山で戦い、これを破った。甲子、旱害のため正殿を避け、膳を減らし、降囚罪、徒以下原之。己巳、褚遂良が吏部尚書・同中書門下三品となった。丙子、太廟に享した。丁亥、藉田を耕した。 三月辛巳、雨土。宇文節が侍中となり、柳奭が中書令を代行した。 四月庚寅、趙孝祖が白水蛮と戦い、これを破った。甲午、彭王李元則が薨去した。この月、兵部侍郎の韓瑗が黄門侍郎・同中書門下三品となった。 五月庚申、北斉の侍中の崔季舒・給事黄門侍郎の裴沢・隋の儀同三司の豆盧毓・御史中丞の游楚客の子孫を求めさせ、これらを官につけた。 七月丁巳、陳王李忠を立てて皇太子とし、大赦をおこない、賜五品以上子為父後者勲一転、民に三日の宴会を賜った。 九月丙辰、北周の司沐大夫の裴融と尚書左丞の封孝琰の子孫を求めさせ、これを官につけた。この月、中書侍郎の来済が同中書門下三品となった。 十二月癸巳、濮王李泰が薨去した。 四年(653)二月甲申、駙馬都尉の房遺愛と薛万徹・柴令武・高陽公主および巴陵公主が反乱を計画し、処刑された。荊王李元景・呉王李恪を殺した。乙酉、宇文節を桂州に流した。戊子、蜀王李愔を廃して庶人とした。己亥、徐王李元礼が司徒となり、李勣が司空となった。 四月壬寅、以旱慮囚、遣使決天下獄、減殿中・太僕馬粟、詔文武官言事。甲辰、正殿を避け、膳を減らした。 六月己丑、太白(金星)が昼に見えた。 八月己亥、馮翊に十八個の隕石があった。 九月壬戌、張行成が薨去した。甲戌、褚遂良が尚書右僕射となった。 十月庚子、温湯に幸した。甲辰、新豊で赦した。乙巳、温湯から到着した。戊申、睦州の女子の陳碩真がそむき、婺州刺史の崔義玄がこれを討った。 十一月庚戌、陳碩真が処刑された。癸丑、兵部尚書の崔敦礼が侍中となった。丁巳、柳奭が中書令となった。 十二月庚子、高季輔が薨去した。 五年(654)正月丙寅、以旱詔文武官・朝集使言事。 三月戊午、万年宮にいった。乙丑、次鳳泉湯。辛未、赦岐州及所過徒罪以下。 六月癸亥、柳奭が宰相を退いた。丙寅、河北大水、遣使慮囚。 八月己未、麟游・岐陽のこの年の課役と、岐州および供頓県の半年分の課役を免除するよう詔した。 九月丁酉、万年宮から到着した。 十月癸卯、築京師羅郭、起観于九門。 六年(655)正月壬申、拜昭陵、赦醴泉及行従、免県今歳租・調、陵所宿衛進爵一級、令・丞加一階。癸酉、以少牢祭陪葬者。甲戌、至自昭陵。庚寅、子の李弘を封じて代王とし、李賢を潞王とした。 二月乙巳、皇太子加元服、降死罪以下、賜酺三日、五品以上為父後者勲一転。乙丑、営州都督の程名振と左衛中郎将の蘇定方が高麗を討った。 五月壬午、高麗と貴端水で戦い、これを破った。癸未、左屯衛大将軍の程知節が葱山道行軍大総管となり、阿史那賀魯を討伐した。壬辰、韓瑗が侍中となり、来済が中書令となった。 七月乙酉、崔敦礼が中書令となった。この月、中書舎人の李義府が中書侍郎・参知政事となった。 九月庚午、褚遂良を左遷して潭州都督とした。乙酉、洛水が氾濫した。 十月、斉州で黄河が氾濫した。己酉、皇后を廃して庶人とした。乙卯、宸妃武氏を立てて皇后とした。丁巳、大赦をおこない、民の八十歳以上のものに粟・帛を賜った。 十一月己巳、皇后が太廟で朝見した。戊子、停諸州貢珠。癸巳、詔禁吏酷法及為隠名書者。 この冬、皇后が王庶人を殺した。 顕慶元年(656)正月辛未、皇太子を廃して梁王とし、代王李弘を立てて皇太子とした。壬申、大赦をおこない、改元し、賜五品以上子為父後者勲一転、民間に三日の宴会を、八十歳以上のものに粟・帛を賜った。丙戌、胡人が幻戲者となるのを禁じた。甲午、放宮人。 三月辛巳、皇后親蠶。丙戌、戸部侍郎の杜正倫が黄門侍郎・同中書門下三品となった。 四月壬寅、詔五品以上老疾不以罪者同致仕。壬子、矩州の人の謝無零がそむき、処刑された。 七月癸未、崔敦礼が太子少師・同中書門下三品となった。 八月丙申、崔敦礼が薨去した。辛丑、程知節が阿史那賀魯の部の歌邏禄・処月と榆慕谷で戦い、これを破った。 九月庚辰、括州で津波があった。癸未、程知節が阿史那賀魯と怛篤城で戦い、これを破った。 十一月乙丑、子の李顕が生まれたため、京官・朝集使に勲一転を賜った。八月からこの月まで霜が下りなおかつ雨が続いた。 この年、亀茲の大将の羯獵顛が阿史那賀魯についたので、左屯衛大将軍の楊冑がこれを討伐した。 二年(657)閏正月壬寅、洛陽宮にいった。庚戌、右屯衛将軍の蘇定方が伊麗道行軍総管となり、阿史那賀魯を討伐した。 二月癸亥、降洛州囚罪、徒以下原之、免民一歳租・調、賜百歳以上氈衾粟帛。庚午、子の李顕を封じて周王とした。壬申、李素節を徙封して郇王とした。 三月戊申、禁舅姑拜公主、父母拜王妃。癸丑、李義府が中書令を兼ねた。 五月丙申、明徳宮に幸した。 七月丁亥、洛陽宮にいった。 八月丁卯、韓瑗を左遷して振州刺史とし、来済を台州刺史とした。辛未、衛尉卿の許敬宗が侍中となった。 九月庚寅、杜正倫が中書令を兼ねた。 十一月戊戌、許州にいった。甲辰、遣使慮所過州県囚。乙巳、滍南で狩猟した。壬子、新鄭で武を講じ、鄭州で赦し、一年間の租賦を免除し、八十歳以上のものに粟・帛を賜り、其嘗事高祖任佐史者以名聞。 十二月乙卯、洛陽宮にいった。丁巳、蘇定方が阿史那賀魯を金牙山で破り、これを捕らえた。丁卯、洛陽宮を東都とした。 三年(658)正月戊申、楊冑が亀茲の羯獵顛と泥師城で戦い、これを破った。 二月甲戌、東都から到着した。戊寅、囚人の再審を行った。 六月壬子、程名振が高麗と赤烽鎮で戦い、これを破った。 十一月乙酉、杜正倫を左遷して橫州刺史とし、李義府を普州刺史とした。戊子、許敬宗が権検校中書令となった。甲午、蘇定方が捕らえた阿史那賀魯を献上した。戊戌、許敬宗が中書令となり、大理卿の辛茂将が侍中を兼ねた。 四年(659)三月壬午、崑陵都護の阿史那彌射が西突厥の真珠葉護と双河で戦い、これを破った。 四月丙辰、于志寧が太子太師・同中書門下三品となった。乙丑、黄門侍郎の許圉師が同中書門下三品となった。戊辰、長孫无忌を黔州に流した。于志寧が宰相を退いた。 五月己卯、許圉師が中書侍郎・同中書門下三品となった。丙申、兵部尚書の任雅相と度支尚書の盧承慶が参知政事となった。戊戌、涼州都督長史の趙持満を殺した。 七月己丑、旱害のため正殿を避けた。壬辰、慮囚。 八月壬子、李義府が吏部尚書・同中書門下三品となった。 十月丙午、皇太子が元服を加え、大赦をおこない、賜五品以上子孫為父祖後者勲一転、民間に三日の宴会を賜った。 閏月戊寅、東都にいき、皇太子が監国した。辛巳、詔所過供頓免今歳租賦之半、賜民八十以上氈衾粟帛。 十一月丙午、許圉師が左散騎常侍となり、侍中を検校した。戊午、辛茂将が薨去した。癸亥、阿史那賀魯の部の悉結闕俟斤都曼が辺境を寇したので、左驍衛大将軍の蘇定方が安撫大使となり、これを討伐した。盧承慶が同中書門下三品となった。 五年(660)正月癸卯、蘇定方が捕らえた悉結闕俟斤都曼を献上した。甲子、并州にいった。己巳、次長平、父老に布帛を賜った。 二月丙戌、并州および通過した州県で赦し、義旗初嘗任五品以上葬并州者祭之、加佐命功臣食別封者子孫二階、大将軍府僚佐存者一階、民年八十以上版授刺史・県令、民間に三日の宴会を賜った。甲午、祠舊宅。 三月丙午、皇后宴親族里于朝堂、會命婦于内殿。賜従官五品以上・并州長史司馬勲一転。婦人八十以上版授郡君、賜氈衾粟帛。己酉、城西で武を講じた。辛亥、左武衛大将軍の蘇定方が神兵道行軍大総管となり、新羅王金春秋が嵎夷道行軍総管となり、三将軍と新羅兵を率いて百済を討伐した。 四月癸巳、東都にいった。 五月辛丑、八関宮を作った。戊辰、定襄都督の阿史徳枢賓が沙磚道行軍総管となり、契丹を討伐した。 六月庚午朔、日食があった。 七月乙巳、梁王李忠を廃して庶人とした。丁卯、盧承慶が宰相を退いた。 八月庚辰、蘇定方が百済と戦い、これを破った。壬午、左武衛大将軍の鄭仁泰が悉結・抜也固・僕骨・同羅と戦い、これを破った。癸未、赦神兵道大総管以下軍士及其家、民間に三日の宴会を賜った。 十一月戊戌、蘇定方が捕らえた百済王を献上した。甲寅、許州にいった。 十二月辛未、安楽川で狩猟した。己卯、東都にいった。壬午、左驍衛大将軍の契苾何力が浿江道行軍大総管となり、蘇定方が遼東道行軍大総管となり、左驍衛将軍の劉伯英が平壤道行軍大総管となり、高麗を討伐した。阿史徳枢賓が奚・契丹と戦い、これを破った。 龍朔元年(661)正月戊午、鴻臚卿の蕭嗣業が扶余道行軍総管となり、高麗を討伐した。 二月乙未、改元し、洛州に赦した。 四月庚辰、任雅相が浿江道行軍総管となり、契苾何力が遼東道行軍総管となり、蘇定方が平壤道行軍総管となり、蕭嗣業が扶餘道行軍総管となり、右驍衛将軍の程名振が鏤方道行軍総管となり、左驍衛将軍の龐孝泰が沃沮道行軍総管となり、三十五軍を率いて高麗を討伐した。甲午晦、日食があった。 六月辛巳、太白經天。 八月甲戌、蘇定方が高麗と浿江で戦い、これを破った。 九月癸卯、皇后とともに李勣・許圉師の邸宅に幸した。壬子、李賢を徙封して沛王とした。 十月丁卯、陸渾で狩猟した。戊辰、非山で狩猟した。癸酉、東都にいった。鄭仁泰が鉄勒道行軍大総管となり、蕭嗣業が仙道行軍大総管となり、左驍衛大将軍の阿史那忠が長岑道行軍大総管となり、鉄勒を討伐した。 二年(662)二月甲子、大いに官名を変えた。甲戌、任雅相が薨去した。戊寅、龐孝泰が高麗と蛇水で戦い、ここに死んだ。 三月庚寅、鄭仁泰が鉄勒と天山で戦い、これを破った。乙巳、河北県にいった。辛亥、蒲州にいった。癸丑、同州にいった。 四月庚申、同州から到着した。辛巳、蓬莱宮を作った。 六月癸亥、宗室・外戚が華美な織物や彫り物を献上することを禁じた。 七月戊子、子の李旭輪が十カ月で生まれたので、大赦をおこない、民間に三日の宴会を賜った。右威衛将軍の孫仁師が熊津道行軍総管となり、百済を討伐した。戊戌、李義府が宰相を退いた。 八月壬寅、許敬宗が太子少師・同東西台三品となった。 九月丁丑、李義府起復。 十月丁酉、温湯に幸し、皇太子が監国した。丁未、温湯から到着した。庚戌、西台侍郎の上官儀が同東西台三品となった。 十一月辛未、許圉師を左遷して虔州刺史とした。癸酉、子の李旭輪を封じて殷王とした。 この年、右衛将軍の蘇海政が䫻海道行軍総管となり、亀茲を討伐した。蘇海政は崑陵都護の阿史那彌射を殺した。 三年(663)正月乙丑、李義府が右相となった。 二月、減百官一月俸、賦雍・同等十五州民錢、以作蓬莱宮。乙亥、駙馬都尉の韋正矩を殺した。庚戌、慮囚。 四月戊子、李義府を巂州に流した。 五月壬午、柳州蛮が叛き、冀州都督長史の劉伯英が嶺南の兵をもってこれを討伐した。 六月、吐蕃が吐谷渾を攻め、涼州都督の鄭仁泰が青海道行軍大総管となってこれを救援した。 八月癸卯、彗星が左攝提に出現した。戊申、詔百寮言事。按察大使を十道に派遣した。 九月戊午、孫仁師が百済と白江で戦い、これを破った。 十月辛巳、詔皇太子五日一至光順門、監諸司奏事、小事決之。 十一月甲戌、雨木冰。 十二月庚子、明年を改めて麟徳元年とし、京師・雍州の諸県の死罪以下を一等減じた。壬寅、安西都護の高賢が行軍総管となり、弓月を討伐した。 麟徳元年(664)二月戊子、福昌宮にいった。癸卯、万年宮にいった。 四月壬午、道王李元慶が薨去した。 五月戊申、許王李孝が薨去した。丙寅、旱害のため正殿を避けた。 七月丁未、詔以三年正月有事于泰山。 八月己卯、旧第に幸し、万年県の死罪以下を減じた。壬午、万年宮から到着した。丁亥、司列太常伯の劉祥道が右相を兼ね、大司憲の竇徳玄が司元太常伯となり、左相を検校した。 十二月丙戌、上官儀を殺した。戊子、庶人李忠を殺した。劉祥道が宰相を退いた。太子右中護の楽彦瑋と西台侍郎の孫処約が同知軍国政事となった。 この冬、雪がなかった。 二年(665)二月壬午、東都にいった。 三月甲寅、司戎太常伯の姜恪が同東西台三品となった。戊午、遣使して京都諸司および雍・洛二州の囚人の再審を行った。 閏月癸酉、日食があった。 この春、疏勒・弓月・吐蕃が于闐を攻め、西州都督の崔智弁と左武衛将軍の曹継叔がこれを救援した。 四月丙午、桂・広・黔三都督府で赦した。丙寅、邙山の南で武を講じた。戊辰、左侍極の陸敦信が右相を検校し、孫処約・楽彦瑋が宰相を退いた。 七月己丑、鄧王李元裕が薨去した。 十月壬戌、帯方州刺史の劉仁軌が大司憲兼知政事となった。丁卯、泰山にいった。大有年。 乾封元年(666)正月戊辰、泰山で封をおこなった。庚午、社首で禅をおこない、以皇后為亞獻。壬申、大赦をおこない、改元した。文武の官に階・勲・爵を賜った。民年八十以上版授下州刺史・司馬・県令、婦人郡・県君。七十以上至八十、賜古爵一級。民間に七日の宴会を賜り、女子百戸牛酒。免所過今年租賦、給復斉州一年半・兗州二年。辛卯、曲阜に幸し、孔子を祠り、太師を贈った。 二月己未、亳州にいき、老子を祠り、太上玄元皇帝と追号し、県人宗姓給復一年。 四月甲辰、亳州から到着した。庚戌、陸敦信が宰相を退いた。 六月壬寅、高麗の泉男生が内附を請い、右驍衛大将軍の契苾何力が遼東安撫大使となり、兵を率いてこれを救援した。左金吾衛将軍の龐同善・営州都督高が遼東道行軍総管となり、左武衛将軍の薛仁貴・左監門衛将軍の李謹行が後援となった。 七月乙丑、李旭輪を徙封して豫王とした。庚午、劉仁軌が右相を兼ねた。 八月辛丑、竇徳玄が薨去した。丁未、始州刺史武惟良と淄州刺史武懐運を殺した。 九月、龐同善が高麗と戦い、これを破った。 十二月己酉、李勣が遼東道行台大総管となり、六総管の兵を率いて高麗を討伐した。 二年(667)正月丁丑、旱害のため正殿を避け、膳を減らし、慮囚。 二月丁酉、涪陵郡王李愔が薨去した。辛丑、工人や商人が乗馬するのを禁じた。 六月乙卯、西台侍郎の楊武と戴至徳、東台侍郎の李安期、司列少常伯の趙仁本が、ともに同東西台三品となった。東台舎人の張文瓘が参知政事となった。 七月己卯、旱害のため正殿を避け、膳を減らし、遣使慮囚。 八月己丑朔、日食があった。辛亥、李安期が宰相を退いた。 九月庚申、以餌藥、皇太子が監国した。辛未、李勣が高麗と新城で戦い、これを破った。 この年、嶺南洞の獠が瓊州を陥落させた。 総章元年(668)正月壬子、劉仁軌が遼東道副大総管兼安撫大使・浿江道行軍総管となった。 二月丁巳、皇太子が国学で釈奠した。戊寅、九成宮にいった。壬午、李勣が高麗を破り、扶餘・南蘇・木底・蒼巖城に勝利した。 三月庚寅、大赦をおこない、改元した。 四月乙卯、顔回に太子少師、曾参に太子少保を贈った。丙辰、有彗星出于五車、正殿を避け、膳を減らし、音楽をやめ、詔内外官言事。庚申、以太原元従西府功臣為二等:第一功後官無五品者、授其子若孫一人、有至四品五品者加二階、有三品以上加爵三等。第二功後官無五品者、授其子若孫従六品一人、有至五品者加一階、六品者二階、三品以上爵一等。辛巳、楊武が薨去した。 八月癸酉、九成宮から到着した。 九月癸巳、李勣が高麗王高蔵を破り、これを捕らえた。 十二月丁巳、捕らえた高蔵を献上した。丁卯、有事于南郊。甲戌、姜恪が左相を検校し、司平太常伯の閻立本が右相を代行した。 二年(669)二月辛酉、右肅機の李敬玄が西台侍郎となり、張文瓘が東台侍郎となり、ともに同東西台三品となった。 三月丙戌、東台侍郎の郝処俊が同東西台三品となった。癸巳、皇后親蠶。 四月己酉、九成宮にいった。 六月戊申朔、日食があった。 七月癸巳、左衛大将軍の契苾何力が烏海道行軍大総管となり、吐谷渾を援けた。 九月庚寅、括州で津波があった。壬寅、岐州にいった。乙巳、岐州で赦し、高年のものに粟・帛を賜った。 十月丁巳、岐州から到着した。 十一月丁亥、李旭輪を徙封して冀王とし、輪と改名した。 十二月戊申、李勣が薨去した。 この冬、雪がなかった。 咸亨元年(670)正月丁丑、劉仁軌が宰相を退いた。 二月戊申、慮囚。丁巳、東南有聲若雷。 三月甲戌、大赦をおこない、改元した。壬辰、許敬宗が宰相を退いた。 四月癸卯、吐蕃が亀茲の撥換城を陥落させた。安西四鎮を廃した。己酉、李敬玄が宰相を退いた。辛亥、右威衛大将軍の薛仁貴が邏娑道行軍大総管となり、吐蕃を討伐した。庚午、九成宮にいった。雍州大雨雹。高麗の首長の鉗牟岑が叛き、辺境を寇し、左監門衛大将軍の高が東州道行軍総管となり、右領軍衛大将軍李謹行が燕山道行軍総管となり、これを討伐した。 六月壬寅朔、日食があった。 七月甲戌、以雍・華・蒲・同四州旱、遣使慮囚、減中御諸厩馬。戊子、李敬玄起復。薛仁貴が吐蕃と大非川で戦い、敗れた。 八月庚戌、穀物価格の騰貴のため酒を禁じた。丁巳、九成宮から到着した。甲子、趙王李福が薨去した。丙寅、旱害のため正殿を避け、膳を減らした。 九月丁丑、給復雍・華・同・岐・邠・隴六州一年。 閏月癸卯、皇后以旱請避位。甲寅、姜恪が涼州道行軍大総管となり、吐蕃を討伐した。 十月庚辰、詔文武官言事。乙未、趙仁本が宰相を退いた。 十二月庚寅、官名を復した。 この年、大飢饉があった。 二年(671)正月乙巳、東都にいき、皇太子が監国した。 二月辛未、遣使存問諸州。 四月戊子、大風、雨雹。 六月癸巳、以旱慮囚。 九月、地震があった。丙申、徐王李元礼が薨去した。 十月丙子、求明礼楽之士。 十一月甲午朔、日食があった。庚戌、如許州、遣使存問所過疾老寡、慮囚。 十二月癸酉、昆陽で狩猟した。丙戌、東都にいった。 この年、姜恪が侍中となり、閻立本が中書令となった。 三年(672)正月辛丑、姚州蛮が辺境を寇し、太子右衛副率の梁積寿が姚州道行軍総管となって、これを討伐した。 二月己卯、姜恪が薨去した。 四月壬申、校旗于洛水之陰。 九月癸卯、李賢を徙封して雍王とした。 十月己未、皇太子が監国した。 十一月戊子朔、日食があった。甲辰、東都から到着した。 十二月、金紫光禄大夫として致仕した劉仁軌が、太子左庶子・同中書門下三品となった。 四年(673)正月丙辰、鄭王李元懿が薨去した。 四月丙子、九成宮にいった。 閏五月丁卯、禁作捕魚・営圈取獸者。 八月辛丑、以不豫詔皇太子聴諸司啓事。己酉、大風のため太廟の鴟尾が落ちた。 十月壬午、閻立本が薨去した。乙未、以皇太子納、岐州で赦し、民間に三日の宴会を賜った。乙巳、九成宮から到着した。 上元元年(674)二月壬午、劉仁軌が雞林道行軍大総管となり、新羅を討伐した。 三月辛亥朔、日食があった。己巳、皇后親蠶。 八月壬辰、皇帝が天皇を称し、皇后が天后を称した。六代の祖の宣簡公を追尊して宣皇帝とし、妣の張氏を宣荘皇后といった。五代の祖の懿王を光皇帝とし、妣の賈氏を光懿皇后といった。高祖・太宗および后の謚を増やした。大赦をおこない、改元し、民間に三日の宴会を賜った。 十一月丙午、東都にいった。己酉、華山曲武原で狩猟した。 十二月癸未、蒋王李惲が自殺した。 二年(675)正月己未、給復雍・同・華・岐・隴五州一年。辛未、吐蕃が和を請うた。 二月、劉仁軌が新羅と七重城で戦い、これを破った。 三月丁巳、天后親蠶。 四月辛巳、天后が周王顕妃趙氏を殺した。丙戌、旱害のため正殿を避け、膳を減らし、音楽をやめ、詔百官言事。己亥、天后が皇太子を殺した。 五月戊申、皇太子を追号して孝敬皇帝とした。 六月戊寅、雍王李賢を立てて皇太子とし、大赦をおこなった。 七月辛亥、王李上金が免官され、封邑を削られた。 八月庚寅、孝敬皇帝を恭陵に葬った。丁酉、詔婦人為宮官者歳一見其親。庚子、張文瓘が侍中となり、郝処俊が中書令となり、劉仁軌が尚書左僕射となり、戴至徳が右僕射となった。 十月庚辰、雍州雨雹。壬午、有彗星出于角・亢。 儀鳳元年(676)正月壬戌、李輪を徙封して相王とした。丁卯、納州の獠が辺境を寇した。 二月丁亥、汝州の温湯にいき、遣使慮免汝州輕繋。 三月癸卯、黄門侍郎の来恒と中書侍郎の薛元超が同中書門下三品となった。甲辰、東都にいき、汝州でこの年の半分の租を免除し、民の八十歳以上のものに帛を賜った。 閏月己巳、吐蕃が鄯・廓・河・芳の四州を寇したので、左監門衛中郎将の令狐智通がこれを討伐した。乙酉、周王李顕が洮河道行軍元帥となり、左衛大将軍の劉審礼ら十二総管を領して、相王李輪が涼州道行軍元帥となり、契苾何力らの軍を領して、吐蕃を討伐した。 四月戊甲、東都から到着した。甲寅、中書侍郎の李義琰が同中書門下三品となった。戊午、九成宮にいった。 六月癸亥、黄門侍郎の高智周が同中書門下三品となった。 七月丁亥、有彗星出于東井。乙未、吐蕃が疊州を寇した。 八月庚子、正殿を避け、膳を減らし、音楽をやめ、損食粟馬、慮囚、詔文武官言事。甲子、停南北中尚・梨園・作坊、減少府雜匠。この月、青州で津波があった。 十月乙未、九成宮から到着した。丙午、郇王李素節を降封して鄱陽郡王とした。 十一月壬申、大赦をおこない、改元した。庚寅、李敬玄が中書令となった。 十二月戊午、来恒・薛元超が河南・河北道大使となった。 二年(677)正月乙亥、藉田を耕した。庚辰、京師で地震があった。 四月、太子左庶子の張大安が同中書門下三品となった。 五月、吐蕃が扶州を寇した。 八月辛亥、劉仁軌が洮河軍鎮守使となった。 十月壬辰、李顕を徙封して英王とし、名を哲とあらためた。 十二月乙卯、関内・河東の猛士を募り、吐蕃を討伐させた。 この年、西突厥と吐蕃が安西を寇した。冬、雪がなかった。 三年(678)正月丙子、李敬玄が洮河道行軍大総管となり、吐蕃を討伐した。癸未、使者を派遣して河南・河北の猛士を募り、吐蕃を討伐させた。 四月丁亥、旱害のため正殿を避け、慮囚。戊申、大赦をおこない、明年を改めて通乾元年とした。癸丑、涇州の民が異なる体に連なった心をもつ子を生んだ。 五月壬戌、九成宮にいった。大雨霖。 九月辛酉、九成宮から到着した。癸亥、張文瓘が薨去した。丙寅、李敬玄・劉審礼が吐蕃と青海で戦い、敗れ、劉審礼がここに死んだ。 十月丙申、剣南・隴右の歳貢を停止した。丙午、密王李元曉が薨去した。 閏十一月丙申、雨木冰。壬子、来恒が薨去した。 十二月癸丑、通乾の号をやめた。 調露元年(679)正月戊子、東都にいった。庚戌、戴至徳が薨去した。 四月辛酉、郝処俊が侍中となった。 五月丙戌、皇太子が監国した。戊戌、紫桂宮を作った。 六月辛亥、大赦をおこない、改元した。吏部侍郎の裴行倹が西突厥を討伐した。 九月壬午、裴行倹が西突厥を破り、その可汗の都支を捕らえた。 十月、突厥の温傅・奉職の二部が辺境を寇し、単于大都護府長史の蕭嗣業がこれを討伐した。 十一月戊寅、高智周が宰相を退いた。甲辰、礼部尚書の裴行倹が定襄道行軍大総管となり、突厥を討伐した。 永隆元年(680)二月癸丑、汝州の温湯にいった。丁巳、少室山にいった。乙丑、東都にいった。 三月、裴行倹が突厥と黒山で戦い、これを破った。 四月乙丑、紫桂宮にいった。戊辰、黄門侍郎の裴炎と崔知温と中書侍郎の王徳真が、ともに同中書門下三品となった。 五月丁酉、太白經天。 七月己卯、吐蕃が河源を寇した。辛巳、李敬玄が吐蕃と湟川で戦い、敗れた。左武衛将軍の黒歯常之が河源軍経略大使となった。丙申、江王李元祥が薨去した。突厥が雲州を寇し、都督の竇懐哲がこれを破った。 八月丁未、東都にいった。丁巳、李敬玄を左遷して衡州刺史とした。甲子、皇太子を廃して庶人とした。乙丑、英王李哲を立てて皇太子とし、大赦をおこない、改元し、民間に三日の宴会を賜った。己巳、張大安を左遷して普州刺史とした。 九月甲申、王徳真が宰相から退いた。 十月壬寅、曹王李明を降封して零陵郡王とした。戊辰、東都から到着した。 十一月壬申朔、日食があった。 開耀元年(681)正月乙亥、突厥が原・慶の二州を寇した。辛巳、京官の九品以上に三日の宴会を賜った。癸巳、裴行倹が定襄道行軍大総管となり、突厥を討伐した。己亥、減殿中・太僕馬、省諸方貢獻、雍・岐・華・同の四州で二年間税を免除し、河南・河北一年調。 二月丙午、皇太子が国学で釈奠した。 三月辛卯、郝処俊が宰相を退いた。 五月乙酉、常州の人の劉龍子が反乱を計画し、処刑された。丙戌、定襄道副総管の曹懐舜が突厥と橫水で戦い、敗れた。己丑、黒歯常之が吐蕃と良非川で戦い、これを破った。 六月壬子、永嘉郡王李が有罪となり、処刑された。 七月己丑、以太平公主下嫁、赦京師。甲午、劉仁軌が左僕射を辞任した。 閏月丁未、裴炎が侍中となり、崔知温・薛元超が中書令を代行した。庚戌、以餌藥、皇太子が監国した。庚申、裴行倹が突厥と戦い、これを破った。 八月丁卯、以河南・河北大水、遣使賑乏絶、室廬壞者給復一年、溺死者贈物、人三段。 九月丙申、有彗星出于天市。壬戌、裴行倹が捕らえた突厥の温伝可汗と阿史那伏念を献上した。乙丑、改元し、赦定襄軍及諸道縁征官吏兵募。 十月丙寅朔、日食があった。 十一月癸卯、庶人李賢を巴州にうつした。 永淳元年(682)二月癸未、孫の李重照が十カ月で生まれたので、大赦をおこない、改元し、民間に三日の宴会を賜った。この月、突厥車薄・咽寇邊。 三月戊午、李重照が立って皇太孫となった。 四月甲子朔、日食があった。丙寅、東都にいき、皇太子が監国した。辛未、裴行倹が金牙道行軍大総管となり、三総管の兵を率いて突厥を討伐した。安西副都護の王方翼が車薄・咽と熱海で戦い、これを破った。丁亥、黄門侍郎の郭待挙・兵部侍郎の岑長倩・秘書員外少監の郭正一・吏部侍郎の魏玄同が、ともに中書門下同承受進止平章事となった。 五月乙卯、洛水が氾濫した。 六月甲子、突厥・骨咄禄が辺境を寇し、嵐州刺史の王徳茂がここに死んだ。この月、蝗が大発生し、人があい食んだ。 七月、万泉宮を作った。己亥、奉天宮を作った。庚申、零陵郡王李明が自殺した。 九月、吐蕃が柘州を寇し、驍衛郎将の李孝逸がこれを討伐した。 十月甲子、京師で地震があった。丙寅、黄門侍郎の劉斉賢が同中書門下平章事となった。 弘道元年(683)正月甲午、奉天宮に幸した。 二月庚午、突厥が定州を寇し、刺史の霍王李元軌がこれを破った。 三月庚寅、突厥が単于都護府を寇し、司馬の張行師がここに死んだ。庚子、李義琰が宰相をしりぞいた。丙午、有彗星出于五車。癸丑、崔知温が薨去した。 四月己未、東都にいった。壬申、郭待挙・郭正一が同中書門下平章事となった。甲申、綏州の部落の稽の白鉄余が辺境を寇し、右武衛将軍の程務挺がこれを破った。 五月乙巳、突厥が蔚州を寇し、刺史の李思倹がここに死んだ。 七月甲辰、李輪を徙封して豫王とし、旦と改名した。薛元超が宰相を退いた。 八月乙丑、皇太子が東都で朝し、皇太孫が京師を留守した。丁卯、滹沱が氾濫した。己巳、黄河が氾濫し、河陽城が破壊された。 九月己丑、太平公主の子が生まれたため、東都で赦した。 十月癸亥、奉天宮に幸した。 十一月戊戌、右武衛将軍の程務挺が単于道安撫大使となり、突厥を討伐した。辛丑、皇太子が監国した。丁未、東都にいった。戊申、裴炎・劉斉賢・郭正一が東宮平章事を兼ねた。 十二月丁巳、改元し、大赦をおこなった。この夕、皇帝が貞観殿で崩じ、年は五十六であった。謚は天皇大帝といった。天宝八載(749)、天皇大聖皇帝と改謚した。十三載(754)、天皇大聖大弘孝皇帝と増謚した。 賛にいう。小雅曰:「赫赫宗周、褒姒之。」これは周の幽王の詩である。この時、幽王は滅びたといっても、太子の宜臼が立って、これが平王となった。而詩人乃言之者、以為文・武之業於是蕩盡、東周雖在、不能復興矣。其曰者、甚疾之之辭也。武氏之亂、唐之宗室戕殺殆盡、其賢士大夫不免者十八九。以太宗之治、其遺徳餘烈在人者未遠、而幾於遂絶、其為惡豈一褒姒之比邪?以太宗之明、昧於知子、廃立之際、不能自決、卒用昏童。高宗溺愛席、不戒履霜之漸、而毒流天下、貽禍邦家。嗚呼、父子夫婦之間、可謂難哉!可不慎哉? 前巻 『新唐書』 次巻 巻二 本紀第二 『新唐書』巻三 本紀第三 巻四 本紀第四
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ゴッドロウガン 種類:Mユニット カテゴリ:ミステックアームズ BP:4500 SP:- 必要パワー:7- 追加条件:自軍「ニンジャブルー」1体を捨札にすれば必要パワー0になる CN:2 特徴:忍者/獣 テキスト: ※これが撃破されて捨札になったとき、自軍捨札から「ニンジャブルー」のカードを1枚選び、自軍ラッシュエリアに出す。 【ロウガンアタック】敵軍ラッシュエリアのユニットの数が、敵軍バトルエリアのユニットの数より多ければ、これは敵軍ラッシュエリアのユニットにアタックできる。 フレーバーテキスト ビルから見下ろす鋭い眼光。そう、研ぎ澄まされているのは爪や牙だけではない。 イラストレーター:PLEX(大石一雄) レアリティ:ノーマル 作品:忍者戦隊カクレンジャー 収録:究極の八神 自販:パック カード評価 ニンジャブルーの強化版。NCの使い勝手の悪さは相変わらずだが、BPの上昇により、撃破できる範囲は増えた。ラッシュエリアに拘らず、純粋なアタッカーとして利用しよう。 関連カード ニンジャブルー 特徴「忍者」関連 特徴「獣」関連 (合体ユニット関連) 隠大将軍ゴッドガンマー ゴッドロウガン ゴッドサルダー ゴッドカーク ゴッドクマード コメント 名前 コメント
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登録日:2010/08/11(水) 01 18 06 更新日:2024/06/29 Sat 21 02 55NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 2007年 PS2 PS3 PSP UVERworld Xbox360 インフレ オメガフォース オメガフォースの本気 オロチ オールスターゲーム カオス クロスオーバー ゲーム コラボ コーエー コーエーの本気 ゼロの答 パチンコ化 一撃必殺 三國無双 全ての始まり 初代 原点 夢の共演 妲己 戦国無双 時代無視 無双OROCHI 無双OROCHI Z 無双OROCHIシリーズ 無双シリーズ 遠呂智 その敵は、本当の敵なのか。 ※この項目には多数のネタバレが含まれます。 『無双OROCHI(Warriors Orochi)』とは、コーエーの代表作の真・三國無双と戦国無双の両シリーズがコラボした作品である。 本作は両シリーズのキャラクター77名+オリジナルキャラクター2名の合計79名それぞれに特殊技、特殊技能、アタッカータイプが用意されている。テーマソングはCMで起用された『ゼロの答』(歌:UVERworld)。 ●目次 【あらすじ】 【チームバトル】 【特殊技能】 【アクション】 【武器融合】武器属性 【アタッカータイプ】パワータイプ テクニックタイプ スピードタイプ 【ストーリーモード】蜀伝 魏伝 呉伝 戦国伝 【オリジナルキャラクター】遠呂智(OROCHI) 妲己(DAKKI) 【難易度】 【余談】 【あらすじ】 ある日、突如魔王・遠呂智が降臨した。 遠呂智は強者を求め、三國志の世界と戦国乱世の世界を融合し、英雄達に自ら挑み、これらを下していった。 しかし打倒遠呂智を目指し、二世界の無双武将たちが立ち上がる。 【チームバトル】 今作の醍醐味の一つ。プレイヤーは三人の武将を選んでステージに入る。 最初は選べる武将の数は少ないが、ストーリーを進めたり、外伝で特定の条件を満たすと増えていく。 プレイ中は任意のタイミングでキャラを交代させる事ができ、待機しているキャラは体力と無双ゲージが回復していく。 今作では敵を攻撃しても無双ゲージが回復しないため、この交代が鍵となってくる。 基本的にピンチになったり無双ゲージを使い切った時や気分で交代する。 別に1人だけを使い続けてもいいが、無双ゲージは回復出来ない。大事な事なので2回言いました。 属性「吸活」付けたらモリモリ回復するけど 【特殊技能】 今作では武将一人あたり4つの技能が設定されている。 ステージ内で特定の条件を充たすと取得できる。 要するに今までのアイテムみたいな物。能力強化やアタッカータイプの強化、経験値上昇などの効果が得られる。 【アクション】 今作ではキャラのレベルを上げることで技が増えていく。 これは三國も戦国も同じで、三國みたいに武器によって攻撃回数が増えたりはしない。 無双ゲージは三國と戦国個別で三國は乱舞を中止できるが、同じ攻撃しかできない。戦国はオリコンができるが、奥義を途中でやめられないと、一長一短な関係になっている。 また、戦国キャラは緊急回避ができなくなった。 【武器融合】 武将を倒すと武器を手に入れるが、 武器は属性やスロットが付いており、ポイントを払うことで合成できる。 そのようにして武器の威力を上げたり、有用な属性をつけて強くすることができる。 同じ武将が使う物なら、レベルが違う武器でも合成できる。 武器属性 先述の通り、武器のスロットに付けられる能力で、チャージ攻撃を行った時に付けられている属性の効果が発動する。 武器融合で同じ属性同士を組み合わせると属性のレベルが上がり、発動率や威力アップの倍率が上がっていく。上限は+10。 以下、属性の一部を紹介する。 雷 チャージ攻撃を食らった敵に雷を落とし、周囲の敵にもダメージを与えてゆっくりダウンさせる。 陽 チャージ攻撃がガード不能になり、追加ダメージを与える。後のシリーズ作品での「風」に該当。 斬 一定確率で雑魚敵を一撃で倒せ、武将には一定のダメージを与える。相性の悪い武将なんていない。 旋風 チャージ攻撃のリーチが伸びる。伸び方は武器によって様々。飛び道具には効果が無い。 分身 チャージ攻撃に残像がついて多段ヒットするようになる。 極意 チャージ攻撃で与えるダメージが(どの相手にも)増加する。相性の悪い武将なんていない。 背水 体力がギリギリだとチャージ攻撃で与えるダメージが増加。相性のいい武将なんていない。 【アタッカータイプ】 全ての武将は三種のタイプに分けられる。 パワータイプ 呂布、本多忠勝、関羽など、女性武将はあまり属さない(本作だと属するのが祝融、くのいち、立花誾千代の3人だけ)。 攻撃中はハイパーアーマー状態になり、攻撃を受けても怯まない。 R1で強力な必殺技が出せる。 テクニックタイプ 趙雲、真田幸村、織田信長など、攻守のバランスがとれた武将が多く属する。 空中の敵へのダメージが上がる。 相手の攻撃を受けている時にR1でEXカウンターが出せる。 R1で通常より強力なチャージ攻撃が出せる。 特定のタイミングでR1を入力すると技が変化する(EXチャージSP)。 スピードタイプ 曹操、孫堅、明智光秀など、女性武将も多く属する。 二段ジャンプ(むしろ空中ダッシュ)ができる。 攻撃モーションをジャンプでキャンセルできる。 二種類のアーツ攻撃(コンビネーションアーツ)が使える。 【ストーリーモード】 今作は魏・呉・蜀・戦国の4つのストーリーが楽しめる。 蜀伝 初期武将 趙雲 星彩 島津義弘 主人公格は趙雲。 上田城に囚われていた趙雲は劉備が死んだと聞かされ意気消沈していた。しかしそこに左慈が星彩と島津義弘を連れて現れる。 そこで左慈に「劉備は生きている」と言われる。趙雲はその言葉を信じ脱獄の決意を固める。 蜀の武将を中心に義に厚い人達が仲間になるが、肝心の劉備が最後まで捕まりっぱなしでとことん不遇。 ぶっちゃけスーパーマリオブラザーズ。 魏伝 初期武将 曹丕 徐晃 張遼 主人公格は曹丕。 遠呂智軍との戦いで主君、曹操の戦死が伝えられると魏軍は曹丕が束ねていた。 そんな時、遠呂智の軍師妲己から同盟を持ち掛けられる。曹丕はそれを承諾し、時を待つのだった。 魏の古い将たちと、三成を始め、癖の強い人達が集まります(絡みも多い)。 曹丕と三成との絡みは必見。お姉さま方に受けが良かったのか以降のシリーズでも絡んでいること多い。 呉伝 初期武将 孫策 徳川家康 服部半蔵 主人公格は孫策。 呉は遠呂智軍に敗れ、孫堅を始め、多くの将兵を人質にとられていた。 妲己は従えば少しずつ解放してやると孫兄弟に協力を強制。孫策はそれを不満に思いながら同じ身分の家康と共に反乱鎮圧に向かう。 呉の絆の強さがよくわかるもう一つの王道ストーリー。悪く言うならば、せっかくのクロスオーバーなのにほとんど呉で固まってる家族旅行。 一応あるといえば孫尚香と稲姫、三國と戦国の女の友情あたりか。 唯一本多忠勝と戦うことができる外伝ストーリーでもある。当然、生半可な準備で挑むと遭遇10秒以内で死にます。 ちなみに小喬だけハブられてしまった。とりあえず蘭丸を“蘭丸ちゃん”と呼んでることから恐らく当初は小喬も入れる予定だったことを伺わせる。小蘭……可愛いな。ゴクリ 戦国伝 初期武将 織田信長 豊臣秀吉 明智光秀 主人公格は織田信長。 突然現れた遠呂智軍の猛攻に次々と倒れていく英雄達。そんな中信長は かろうじて勢力を保っていた。 混沌とした世界の中、信長だけはこの状況を楽しんでいた。 「異界の魔王」と「戦国の魔王」、どちらが優れているのだろうか…。 メインストーリーで一番仲間が少ない(がクロスオーバーや絡みが一番多い)。 しかし面子は濃い人達がそろっている。 遠呂智の真意に一番迫るストーリー。もっとも全てが回収されるのは魔王再臨まで待たなければならないが。 【オリジナルキャラクター】 遠呂智(OROCHI) 「人界の強者よ。その武を我に示せ」 CV:置鮎龍太郎 身長:210cm 一人称:我 突如現れた異界の魔王で、出典元は日本神話に登場する「八岐大蛇(ヤマタノオロチ)」である。 当然ながら本作のラスボスにして全ての元凶で、パワータイプ(力型)。 三國と戦国の二世界を融合させてごっちゃにするなどかなりの実力者。 武器は地獄の名前がついた大鎌。 攻撃範囲が広い技が多く、最強とまでは行かなくともかなりの強キャラ。 詳細は該当項目を参照されたし。 妲己(DAKKI) 「ちょっと、誰が妖怪よ!」 CV:金月真美 身長:170cm 一人称:私 遠呂智に従う軍師で、テクニックタイプ(技型)。 冷酷で狡猾な性格。 作中では「女狐」呼ばわりされるが、性格や元ネタからそう呼ばれているだけで狐娘の要素はない。 武器は国の滅ぶ様の名がついた2つの玉。 トリッキーな技が多く、使いこなすには時間がかかる。 遥か遠い未知の世界にも似たような人がいるようだが、知っている人はまずいないだろう。 【難易度】 最初はちょっと敵が固く感じるだけだろう。しかし、真に恐ろしいのは後半の敵キャラのインフレである。 呂布や忠勝、遠呂智の必殺技を喰らうと易しいでも体力の半分を持ってかれる。 おそらく回復が容易にできることへの処置だろうが、MAXでも即死する時があるのでやはり「殺られる前に殺る」ことが重要。 【余談】 今作の時間帯は繋がっているので、意味が分からなくても他をやれば分かる時がある。 ほとんどのファンがオススメする順番は…… 蜀→呉→魏→戦国 ……と、いったところか。 また、本作で一定の評価が得られたのか、続編の魔王再臨や本作とのセット収録となったプレイステーション3移植版『無双OROCHI Z』など、定期的にシリーズ作品が登場する事となった。ZではPS3ならではの性能を使っているため雑魚の数がめっちゃ多く、序盤の序盤で何の考えもなしに斬っていてもいつの間にか千人斬り達成してることも。 その一方で、大阪城の戦い等で発生する実機ムービーがZでは簡略化されている。 追記・修正は、激難の遠呂智を倒してからお願いします。 Next>無双OROCHI 魔王再臨 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 今OROCHI2やってて初代のストーリーが全然思い出せんからこの際Zを購入するかと思い買いに行ったら380円であってクソワロタww -- 名無しさん (2014-12-27 23 59 33) 無双シリーズの値段のデフレは昔からだからな -- 名無しさん (2015-01-02 21 07 02) 初代は武将が割と少ない(81人いるが)けど、違う時代の武将同士の掛け合いが新鮮で楽しかったなぁ。特に信長様と関平の関係が好きだった。もう若武者な関平が見れないから今やるとすごい懐かしい。 -- 名無しさん (2015-01-02 21 36 14) 先生、初期メンバーの部分やってない人以外わからないと思います。 -- 名無しさん (2017-07-04 16 49 40) 初期武将の説明、蜀→魏→呉→戦国の順に煩雑になっていってるようで、〆の明智さんが分かりやすいのが好ポイント -- 名無しさん (2017-09-25 19 58 27) 2ultimateはswitch版出たのにZはなんで出なかったんだ・・・? -- 名無しさん (2023-03-06 23 39 09) 大坂城の戦いでの孫堅のムービーって、キャラ別に変化するムービーとしては無双シリーズ最多のバリエーションなのかな? -- 名無しさん (2023-11-06 01 29 48) 名前 コメント
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☆4 キークエスト名 激突!雪獅子ドドブランゴ 見えざる飛竜、バサルモス! 炎の山の大将軍 燃石炭採掘指令 決戦!一角竜モノブロス