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[名前]上田次郎 [出典]TRICK [演優]阿部寛 [性別]男性 [年齢]1965年11月4日生まれ [一人称]私、僕、俺 [二人称]あなた、君 [三人称]あいつ、彼、彼女 日本科学技術大学(略して日本科技大)の教授。自他共に認める巨根。 専門は物理学。ただ詳しい専攻は不明で、むしろ著書や研究室を見る限りではかなり怪しい研究をしている可能性もある。 拝島(東京都昭島市)出身。星座は蠍座。 事件の依頼が来るとすぐに山田奈緒子に頼り、一緒に調査を行おうとする。 奈緒子のことを「山田」「YOU」などと呼んでいる。また、見栄を張る時に『〇番助手』と言い表すこともある(現在は108番、終いには「奉公人」や「付き人(世話人)」呼ばわりしていたことも)。 超常現象等を全否定しているのにも拘らず自分の先祖が想像上の生き物・天狗であることを公言しており、間宮林蔵のきわめて遠い血筋を自称している。 愛車は自身が尊敬していた教授の遺品である「次郎号」で、車種はトヨタ・パブリカ。 また巨根だが未だ童貞であり、そのことがコンプレックスになっている。 著作は 「どんと来い! 超常現象」 「どんと来い、超常現象2~黒門島ひょーりゅーき~」 「どんと来い、超常現象3~そして私は伝説になった~」 「どんと来い、超常現象4~私のLEGENDに終わりはない~」 「なぜベストを尽くさないのか」。 上田への超常現象解明の依頼のために本を携えて依頼人がやってくるケースが多いが、当の依頼人が実は犯人だというケースが多いため依頼料が手に入ったことはない。 [能力] 通信教育で学んだ空手を得意とし(自称免許皆伝レベル)、十数人に囲まれても全員倒せるほどの強さを持つ(銃にはビビるので敵わない)。劇場版2での彼の戦闘能力はもはや空手の域を遥かに超えている。 得意の中学・高校の理科の知識を使ってトリックを見破ることもあるが大概はそれに引っかかり、その上超常現象は存在するとすぐに信じてしまう。 しかし論理パズルや確率などにはめっぽう強い。 奈緒子の使う手品のトリックにも気付かないので「デクの棒」などと見下されており、背が高いため柱などによく頭をぶつける。 座右の銘は「なぜベストを尽くさないのか」であり、自分に言い聞かせると超人的な力を発揮する(縄を引きちぎる、断崖絶壁を這い登る、忘れていた知識を思い出すなど)。 奈緒子からは「デカいだけで何の役にも立たない」とよく言われるが、なぜか誠に奇妙な免許やスキルを会得しており、ひょんなことで役に立ったり(立たなかったり)する。 代表的なものだとフランス語、四桁の四則演算の暗算、ヒューズ取替え検定一級などである。 [性格] 傲慢な性格で自身を「世界一の天才」と自称しているが、その割には極端に臆病で高所恐怖症、気が小さく、不可解な現象を見るとすぐに気絶する(気絶については、本人は疲労と見た超常現象のくだらなさによる単なる居眠りとしている)。 超常現象を信じない割には、ウルトラマンのようなポーズを取ることによってワープも可能(なつもり)。 奈緒子と同じく友人関係は乏しい。 奈緒子(オカズの足しにもならないとまで言っている)以外の若くて綺麗な女性に弱く、犯人が若くて綺麗な女性だと簡単に利用されてしまう。 但し世渡り上手な一面があり、教授という肩書きも手伝ってか、山田の母の里見や世間(特に俗っぽい人間)からは敬意を受けることがよくある。 多くが山田の功績である一連の事件解決の経緯を完全に自らの功績として発表してしまうあたりにそれが表れているといって良いだろう。 以下、多ジャンルバトルロワイアルにおけるネタバレを含む +開示する 上田次郎の本ロワにおける動向 登場話 003 050 065 070a 070b 093 098 111 125 131a 131b 131c 134 146a 146b 153 156a 156b 156c 156d 157 158 160a 160b 160c 160d 160e 160f 162a 162b 164a 164b 165a 165b 168a 168b 170b 170c 172 174 175 176a 176b 176c 176d 176e 177 登場話数 26 スタンス 対主催、役立たず、疫病神 初期支給品 インペラーのデッキ@仮面ライダー龍騎、富竹のポラロイド@ひぐらしのなく頃に キャラとの関係 キャラ名 状態 呼び方 二人称 関係・認識 関係話 山田奈緒子 仲間 山田 YOU、君、お前 貧乳 未遭遇 由詑かなみ かなみちゃん、かなみくん 君 131話まで同行 003 050 065 070a 070b 093 098 111 125 131a 131b 131c 東條悟 友好→敵対 東條君 なぜベストを尽くさないのか! 050 065 070a 070b 北条沙都子 友好 沙都子ちゃん 萌え 050 065 ミハエル・ギャレット 友好→敵対 ミハエルくん F-5公園にて協力 065 070a 070b シャドームーン 敵対→中立→敵対 シャドームーンさん 70話にてF-5公園で、158話にてF-8で戦闘、164話から同行、174話より戦闘 065 070a 070b 158 160a 160b 160c 160d 160e 160f 164a 164b 165a 165b 168a 168b 170b 174 175 176a 176b 176c 亀山薫 仲間 亀山君 君 助けられる 070a 070b 稲田瑞穂 稲田君 98話まで同行 070a 070b 093 098 前原圭一 敵対 襲撃される 093 瀬田宗次郎 君 F-6市街地北部にて襲撃される 098 カズマ 仲間 カズマ君 かなみを任される 098 131c 134 146b L Lさん F-7東にて保護される、157話まで同行 111 125 131a 131c 134 146a 146b 153 156a 156b 156c 156d 157 南光太郎 F-7東にて保護される、134話まで同行 111 125 131c 134 泉こなた 仲間→敵対 Lたちの同行者 111 125 131a 131b 枢木スザク 敵対 F-7にて襲撃される 125 杉下右京 仲間 君 警察署で情報交換、最期を看取る 131a 131b 131c 岩崎みなみ みなみちゃん 警察署で情報交換、146話まで同行 131a 131b 131c 134 146a 146b 城戸真司 警察署で出会う、156話から同行 131a 131b 131c 134 156a 156b 156c 156d 157 158 160a 160b 160c 160d 160e 翠星石 友好→敵対→友好 翠星石くん 警察署で出会う、156話から160話まで同行、168話にて戦闘 131a 131b 131c 134 156a 156b 156c 156d 157 158 160a 160b 160c 160d 160e 160f 168a 168b 170b 174 175 176a 蒼星石 友好 情報交換をする 131a 131b 桐山和雄 友好→敵対 警察署で情報交換、G-9にて戦闘 131a 131b 131c 134 146b 浅倉威 敵対 君 G-9にて戦闘 131b 131c 水銀燈 友好 水銀燈くん 同盟を結ぶ、157話まで同行 153 156a 156b 156c 156d 157 ヴァン 情報交換をする、同行者 156a 156b 156c 156d 157 158 160a 160b 160c 160d 160e 160f 162a 162b 164a 164b 165a 165b 168a 168b 170b C.C. 情報交換をする、元同行者 156a 156b 156c 156d 157 158 160a 160b 160c 160d 160e 160f 162a 162b ストレイト・クーガー 情報交換をする、157話まで同行、164話で合流 156a 156b 156c 156d 157 164a 164b 165a 165b 168a 168b 170b 後藤 敵対 G-8総合病院にて襲撃される 157 狭間偉出夫 中立→友好 狭間君 F-8にて接触、164話から同行 160c 160d 160e 160f 164a 164b 165a 165b 168a 168b 170b 174 175 176a 176b 176c 176d 176e 北岡秀一 F-8にて接触、164話にて一時同行 160d 160e 160f 164a 164b 170b 174 175 176a 176b 176c 176d 176e ジェレミア・ゴットバルト F-8にて接触、164話にて一時同行 160d 160e 160f 164a 164b 柊つかさ 柊君 君 F-8にて接触、164話にて一時同行 160d 160e 160f 164a 164b 170b 174 175 176a 176b 176c 176d 176e 雪代縁 敵対 F-8市街地にて襲撃される 162a 162b 薔薇水晶 F-8にて戦闘 164a 170b 志々雄真実 F-8にて戦闘 164a 踏破地域 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 A B C D E F G H I J ??? 元の世界 G-6水族館→G-5森→F-5公園→E-5山道→F-6市街地北部→F-7東→F-8東部→H-9警察署→G-9→H-9警察署霊安室→H-9警察署二階会議室→G-9→F-8→G-8総合病院→G-8総合病院付近→F-8小病院→F-8市街地→F-10沿岸部→???→パソコンルーム→???→元の世界
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第五回放送 おはよう、皆。 二日目の朝、六時――五回目の放送の時間だ。 これが最後の放送になるかも知れないね。 だから心して聞いて欲しい。 今まで通り、一度しか言わないからね。 皆忙しそうだから、手短に行こう。 まずは禁止エリアの発表だよ。 A-9 H-5 F-2 続いて死者を発表するよ。 C.C. ジェレミア・ゴットバルト 雪代縁 これで、生存者は九人。 遂に一桁になってしまったね。 僕も知り合いがいなくなってしまったから、とても寂しいよ。 けれど……分かるよね。 あと八人殺せば、君の望みが叶う。 六十人以上いた参加者の中の、たった八人なんだよ。 今は仲間と結束したつもりでいる君も……本当にいいのかな? もう一度会いたい人はいない? 理想の世界が欲しくはない? 短すぎる人生に未練はない? 本当に、それで後悔はないの? 残された時間は、そう長くはないよ。 けれど君が真剣に、必死に考えた末での選択ならば、僕はそれを尊重したいと思う。 じゃあ……直接会って話せる時を、楽しみにしているよ。 それがどんな形になったとしても――ね。 ▽ 古時計の置かれた放送室を離れる。 別室に入り、壁一面を埋め尽くす液晶画面の群れを眺めてから、V.V.は短く息を吐き出す。 画面一つ一つが会場の各所を映し出しているが、その中で目立った動きがあるのはごく一部のみだった。 既に殺し合いは終わりに向けて収束しつつあり、参加者が残っているのはF-10沿岸部だけなのだ。 「煉獄とらんすろっとを使い潰して、結局死んだのはくたばり損ない一匹か。 てめぇの世界御自慢のないとめあとやらも大した事はねぇようだな」 ただ一人、今V.V.の目の前にいる志々雄真実を除いては。 志々雄の辛辣な物言いに、V.V.は苦笑を混じらせて応える。 「煉獄は相手が悪かったね。 ランスロットも、あのサザーランドは彼用にチューンしたようなものだから。 ……それでランスロットが落ちるとも思っていなかったんだけどね」 志々雄は胸の前で腕を組み、小柄なV.V.を高見から見下ろしている。 見下すのではなく値踏みし、真意を測ろうとする視線だ。 「贔屓が過ぎるように見えるぜ」 「サザーランドの事かい?」 「いいや……てめぇの知り合い連中の事だ」 「…………」 それまで常に薄い笑いを張り付けていたV.V.の口元が引き締まり、対照的に志々雄の笑みが深まった。 V.V.は自身が見せた隙に気付き、すぐに薄ら笑いを張り直す。 志々雄が会場を脱出してから既に九時間程が経過しており、情報収集や分析をする時間もあったという事なのだろう。 「僕は、六十五人の参加者全員の選択を平等に見届けたいと思っているよ。 ……でも確かに、彼らの選択を特に気に掛けていた。 それは否定出来ないね」 「ロロはそこに入らなかったらしいな」 「……うん。 彼だけは少し事情が違うんだよ」 V.V.は想いを馳せる。 『多ジャンルバトルロワイアル』という催しを開くよりも、考えつくよりも更に前に見た景色に。 そして一つずつ志々雄に語っていく。 「僕は一度、死ぬはずだった」 嚮団殲滅戦。 ルルーシュらの攻撃で致命傷を受けたV.V.は、実の弟シャルルにコードを奪われて死ぬ運命にあった。 そこに現れたのがラプラスの魔であり、歴史が歪んだ瞬間だった。 それが全ての事の始まり。 志々雄は腕を組み直し、黙って続きを促した。 「ラプラスに助けられた僕は、彼に連れられて色んな世界を見たんだ。 僕が生きていたのとは全く別の世界や惑星、君がいた明治時代の日本。 それに……本来僕が見るはずのなかった、僕の世界の未来も」 ――それでも俺は……『明日』が欲しい!!! V.V.が、シャルルが、C.C.が、マリアンヌが望んだ『昨日』への回帰。 V.V.の甥であるシュナイゼルが得ようとした『今日』の維持と停滞。 その二つを否定して、ルルーシュは『明日』を求めた。 そして世界が『明日』へと向かっていくのを、V.V.はラプラスと共に眺めていた。 「このバトルロワイアルに参加した彼らは、ゼロ・レクイエムという計画に賛同した――『明日』を求めた者達なんだ。 もっとも、思想に共鳴したと言うより『ルルーシュが求めたから』従った者もいただろうけどね」 ルルーシュとスザクを中心として、それに協力したC.C.、咲世子、ジェレミア。 ロロはそこに至る前に死亡していたが、彼の死がゼロ・レクイエムの発端の一つになったのだから無関係ではない。 だからこそ彼もバトルロワイアルの参加者として選ばれた。 「僕は、気になっていた。 ゼロ・レクイエムを知る前の彼らでも同じ選択をするのか。 参加者全員を見てはいても、彼らがきっかけだったからね……そこは、君の言う通り。 贔屓、だったのかも知れない……ほんの少しだけなんだけど、ね」 ルルーシュのギアスは使い方次第でどんな相手でもねじ伏せるものだが、制限されているのは直接相手や自分の生死に関わる命令のみ。 同じギアスユーザーであるロロのそれに比べ、緩い枷と言える。 C.C.には選択肢を広げる為に敢えて不死性を喪失させたものの、そうする為に払った労力は小さくなかった。 少なくともV.V.だけの力では、コードに干渉する事など不可能だっただろう。 スザクには参加者中で彼にしか扱えないKMF、それも一部ではあるがミラーワールドに侵入出来るものを用意した。 サザーランドは多くの参加者が搭乗出来るだろうが、ジェレミアのスペックが最大限に活かされるよう改造している。 咲世子には女性用の支給品としては最も強い部類に入るファムのデッキを与えた。 参加者ごとに支給品や制限の強さはバラつきがある。 一つ一つであれば気にする程のものではないだろう。 しかし他の参加者よりも多くの情報を得た志々雄にとって、それは違和感として残ったようだ。 事実ゼロ・レクイエムに直接関わっていないロロを除き、何かしらの優位がある。 「ゼロ・レクイエムは簡単に言えば、悪者を一人つくって。 その一人に全ての罪を被せて殺す事で、世界中の憎しみを解決しようとしたんだよ」 「随分都合の良い話だな」 「うん。だから遠からずあの世界では、再び戦争が起こるよ。 仮面の英雄がどんなに奔走しても、根本的な解決は何もしていないのだから。 僕らの計画が進んでさえいれば、憎しみも争いも、悲しみも嘘もない世界になっていたのにね」 全人類の意識を一つにする。 全てを共有すれば、あらゆる嘘は意味を失くし争いが消える。 死んだ人間とすら共にいられる理想郷。 V.V.達が志したそんな『昨日』なら、或いはシュナイゼルの治める『今日』ならば、戦争はなくなっていたかも知れない。 だが、そうはならなかった。 「……でもね。 『明日』を求めた彼らだって、そんな事は分かっていたと思うんだ。 それでも『明日』を求めたのは何故なんだろうって……思ってね」 そして、口にする。 あの未来を見てしまってから、心に溜まり続けていたものを。 「……ねぇ、志々雄」 画面に照らされて浮かび上がる包帯姿の怪人は、まともな答えを期待出来る相手ではない。 だとしても、胸の中でくすぶり続けていた疑問を呟いた。 「僕達は、――僕は……間違っていたのかな」 「それを俺に訊いてどうしようってんだ。 そもそも『争いを無くす』なんざ俺とは全く相容れない考えなのは知ってるだろ」 間髪入れず、考えていた通りの冷めた返事にV.V.は僅かに肩を落とす。 しかし志々雄は素っ気ない返しとは裏腹に楽しげだった。 「信じれば裏切られる、油断すれば殺される、殺される前に殺れ。 現世ってのはそういうもんだ、てめぇはそれを分かっているから根本のところを変えようと思ったわけだ」 饒舌に語る志々雄。 「実際てめぇも弟に殺されかけたわけだしな」と付け足した上で、顎に手を当てて続ける。 「世の中が地獄だって事を理解している。 それを何とかしようとして世界を丸ごと作り変える計画を立てた。 この二点だけなら、甘い事や綺麗事を抜かしやがるだけの連中よりは評価出来るぜ」 「……ふふ。 君にフォローされるとは思わなかったよ」 肩を小さく揺らして笑う。 そして、改めて問い掛ける。 「君なら――どれを選ぶ?」 過去か、現在か、未来か。 何を分かり切った事を訊いているのかと、そう言いたげに志々雄は肩を竦めた。 「俺をただの殺人狂と思っちゃいねぇだろうな。 まぁ半分は正しいが」 冗談めかしながら、しかし細めた目は鋭利なままだ。 「俺の最初の目的は国盗り……動乱を起こして脆弱な明治政府を倒し、俺が頂点に君臨する。 そして俺が真に強い国にしてやる、それが俺の弱肉強食であり正義だ。 つまり、俺は俺で国の未来を憂いているんだぜ」 今となってはその規模を“世界”に広げてはいるが、志々雄の根幹は何も変わらない。 生粋の悪でありながら、人を惹きつけてやまない革命家。 誰よりも今の状況を楽しむ狂人は、堂々と言い放つ。 「『昨日』踏みつけた屍に用はねぇ。 『今日』に留まるなんざ温すぎて欠伸が出る。 俺が見ているのは『明日』だけだ」 未来に向けて、貪欲に手を伸ばす。 炎のように全てを飲み込もうとしている。 業火を思わせる熱に、V.V.は寂しさすら感じていた。 「……そう。 君も『明日』が欲しいんだね」 「気にしていた知り合い全員が死んで、少しは疑問も片付いたんじゃねぇのか?」 「いいや、まだ……分からない。 だから僕は、最後に残った彼らの選択が楽しみなんだ」 志々雄から視線を逸らす。 画面の中の景色は未だ動き続けている。 「例え僕が死んだとしても、戦いは終わらない」 映し出される薔薇乙女と世紀王。 どちらかが倒れない限り――否、このままなら両者が倒れない限り、元凶が排除されたとしても殺し合いは続く。 だからこそ彼らは選択を迫られる。 「そしてきっと僕も、選択する事になるんだろう」 何を、とは敢えて言わず。 話が途切れると、志々雄も視線をV.V.から外して部屋の出入り口へ向けた。 「随分悠長に話をしているが、そいつは不死者の余裕か? そろそろ来てもおかしくないぜ」 「そうだね……“alter”は進化を意味する言葉。 アルター使いとして覚醒した梨花を、観柳程度で止められるとは思えない」 アルター使いの成長率は未知数で、コードによる不死に甘んじていては足下を掬われかねない。 薔薇水晶も独自の考えに従って動き始めており、想定外の動きをする可能性がある。 「でも、僕も全てを見届けるまでに倒されるつもりはないからね。 梨花には悪いけど、思い通りにはさせられないよ」 梨花もまた、皆と生きる『明日』を求めて百年の戦いを乗り越えてきた人物だった。 その事を思い返しながら、V.V.は怪人と共に殺し合いを静観する。 そして物語はV.V.すら知らない結末へと向かう。 【二日目/第五回放送/???】 【志々雄真実@るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-(漫画)】 [装備]:サバイバルナイフ@現実、ヒノカグツチ@真・女神転生if...、サバイブ(烈火)@仮面ライダー龍騎 [所持品]:支給品一式×4、リュウガのデッキ@仮面ライダー龍騎(一時間変身不可)、確認済み支給品0~4(武器ではない)、林檎×7@DEATH NOTE、鉄の棒@寄生獣 マハブフストーン×4@真・女神転生if…、本を数冊(種類はお任せ)、工具@現実(現地調達)、首輪の残骸(銭形のもの)、首輪解除に関するメモ 逆刃刀・真打@るろうに剣心、玉×5@TRICK、紐とゴム@現実(現地調達)、夜神月が書いたメモ、 鷹野のデイパック(魔力の香@真・女神転生if...、体力の香@真・女神転生if...、???@???、その他不明支給品)) [状態]:各部に軽度の裂傷、首輪解除済み [思考・行動] 1:ぶいつぅの掌の上にいる。(飽きるまで) 2:気が向いたらガリア王国のジョゼフを持て成す。 3:翠星石の中のキングストーンが欲しい。 4:間引く。 [備考] ※クーガー、C.C.、真司らと情報交換をしました。 ※ギアスとコードについて情報を得ました。 時系列順で読む Back メギド――断罪の炎――(後編) Next ハカナキ者達の宴-Aurora Dream- Ⅰ 投下順で読む Back メギド――断罪の炎――(後編) Next ハカナキ者達の宴-Aurora Dream- Ⅰ 166 package h.GRY.ed 志々雄真実 170 ハカナキ者達の宴-Aurora Dream- Ⅰ V.V.
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因果応報―世紀王 シャドームーンが1体出た!― ◆KKid85tGwY その独特のフォルムが見る者に愛嬌を感じさせるミニクーパー。 決して広いとは言えない車内に、四人の男女が詰め込まれていた。 運転席でハンドルを握っているのはジェレミア・ゴットバルト。 助手席で探知機を眺めているのは狭間偉出夫。 後部座席に並んで窓の外を眺めているのは北岡秀一と柊つかさ。 字義通り生きる世界から立場も性格も違う四人。 しかし今や目的を一つとして、同じ車で走っていた。 目的はローゼンメイデンの一体である翠星石。 翠星石は現在シャドームーンの脅威に晒されていると同時に、殺し合いを脱出する鍵となるかも知れない存在なのだ。 狭間たちの推測が正しければ、ローゼンメイデンが持つnのフィールドへの侵入能力こそ殺し合いを脱出する鍵となる。 従って一刻も早く救出に向かわなければならなかった。 「……そろそろ翠星石たちが近い。北岡、変身はできそうか?」 狭間に問われた北岡はゾルダのカードデッキを取り出して車の窓ガラスに映す。 しかし腰にVバックルは現出しない。 「…………無理だねぇ。この様子じゃ、変身にはまだ掛かりそうだ」 「間に合いそうにないか?」 「正確に時間を測ってるわけじゃないけど……多分、そうみたい」 肩を竦めて答える北岡自身は軽い調子だが、それを聞いた三人の様子は神妙だ。 北岡の変身する仮面ライダーゾルダの戦力は、おそらく狭間に次いで強大な物だ。 しかし北岡は先刻の戦闘でゾルダに変身している。 そのため、制限によりそれから一時間以内は変身ができないのだ。 タイミング的に見ても、目的地到着にゾルダの変身制限解除は間に合わない。 しかし前述の通り一刻も早く翠星石を救出しなければならない以上、変身制限解除を待つわけにも行かない。 即ちこのまま行けば、ゾルダ抜きでシャドームーンに立ち向かう形になる。 「……貴様自身の状態はどうなんだ?」 次に問うたのはジェレミア。 狭間は逆に問い返す。 「私がそんなに疲弊しているように見えるか?」 「貴様の魔法とやらも、無尽蔵に使える訳であるまい」 ジェレミアの言葉に狭間は目を細める。 ジェレミアは一流の戦士だ。 だから先刻見た戦いから、狭間が絶大な威力の魔法を多量に使えることは間違いないが、 それでも狭間の戦い振りから、無制限に使える物では無いことを見抜いていた。 「まだ余裕はある。……多少な」 精確に自分の状態を見抜かれて、狭間の返答も珍しく歯切れが悪い物となる。 狭間の持つ絶大な魔力は疑いようもない。 魔神アモンを使役し、神霊ズルワーンの魔力を収奪した魔界の支配者である狭間の魔力に並ぶ者は、 人魔併せて見渡しても数えるほどしかいないだろう。 それでも殺し合いの中ではその魔力にさえ制限が掛かっていたため、 普段の魔力量の半分にも満たない絶対量をしか持っていなかった。 そして仮面ライダーオーディンたちとの戦いの中で、 マハジオンガ、ブフーラ、ジオ、ザンダイン、ブフダイン、ディア、マハブフーラ、ブフ、アギラジャ、メディア、メギド、マハブフダイン、ジオ、カルムディ、ブフーラ、マハジオンガ、マハラギダイン、マハジオンガ、ザン、マハラギダイン、 これだけの魔法を使用していた。 更にランダマイザ、それも重ね掛けでジェレミアとゾルダを援護。 その上ディアラハンまでレナと鷹野に使っている。 制限下でこれだけの魔法を使用したのだ。狭間と言えどかなりの消耗は免れなった。 「オーディン倒しておいて、まだ余裕があるってだけでも大したもんだよ。 でも狭間は本調子じゃない。ゾルダも無い。これで本当にシャドームーン相手しに行くの?」 北岡の懸念はある意味当然の物と言えるだろう。 シャドームーンの戦力の高さは詳細名簿や動向を確認しただけでも、充分に推測出来る。 今のままシャドームーンとの戦闘に巻き込まれれば、下手をすれば自分たちまで全滅しかねない。 多少の時間を置けば、狭間の魔力もゾルダの変身も回復するのだ。 「翠星石が殺されてから後悔するよりマシだ」 「確かにな」 「……ま、おたくらならそう言うと思ったよ」 躊躇無く答える狭間とジェレミアに、北岡は溜め息交じりの揶揄を返す。 翠星石は正に今、シャドームーンとの戦いの只中。 次の瞬間に翠星石が殺されてもおかしくはない状況なのだ。 魔力や変身の回復を待つ猶予さえ無い。 それに狭間もジェレミアも、消耗を気に掛けて怖気づく性格ではないことを 北岡もいい加減、把握していた。 「この辺りで車を止めろ。車を隠して、ここからは歩いて様子を見ながら接近する。あくまで慎重にな」 探知機を見ていた狭間が指示を出した。 狭間の高圧的な口調に、北岡もジェレミアももうすっかり慣れていた。 別段、狭間が二人を下に見ていると言うことでは無く、単に狭間がそう言う口調の人間と言うこと。 それが判る程度には二人とも、狭間を理解し始めていた。 ちなみにつかさは、最初から特に気にもしていなかった。 戦いの場が近いことを認識し、車内の緊張感が高まる。 「……確認しておく。ここからは本当に危険だ。どれほど注意を払っても、命の保証は無い。 ……それでも行くんだな?」 ジェレミアも北岡も、つかさまでもが一切の躊躇も逡巡も無く頷く。 覚悟を決めている、と言うのもあるのだろうが、 それ以上に自分は信頼されているのだと、狭間は感じ取った。 こんな土壇場でも尚、それに心地良さを感じ入る狭間だが、 今はそれどころでは無いと、すぐに気持ちを切り替える。 そして狭間もまた、覚悟を決める。 この場の四人は勿論、レナと約束した者達も含めて、 全員が殺し合いから生還できるよう、全霊を尽くす覚悟を。 手近な民家の駐車場に、周囲から目立たないようクーパーを駐車した後、四人は下車。 全員が降りたのを確認してから、狭間が三人に向かって魔法を唱えた。 「メディラマ」 同時に四人の怪我が治って行き、体力が回復していく。 メディラマは仲間全員を同時に回復させることができる魔法。 当然、相応の魔力を消費する。 「おいおい……良いのか?」 「使う暇もなく全滅するよりマシだろ?」 北岡に言われるまでもなく、狭間としてもメディラマを使ったのは慎重な選択だった。 シャドームーンとの交戦となれば、回復魔法を使う暇すらなく仲間が殺されるかもしれない。 ここからは、ますますギリギリの選択が要求される場面になる。 四人ともがそれを感じ取り、更に緊張感を高めてる。 「では行くぞ。私が先頭で、ジェレミアが殿だ」 四人は狭間の指示通りの体制で歩き出した。 覚悟が四人を戦いに誘う。 誰一人予想もしていなかった結末へ向けて―――― ◇ 衝撃魔法を使ってヴァンを助け出した狭間は、 北岡、つかさ、ジェレミアと並び立って周囲の状況を観察する。 元は市街地だったはずのその場は、正に惨状と化していた。 居並ぶ建築物は軒並み原形を留めぬほど破壊され、道路のアスファルトは溶けて変形していた。 どんな災禍が起こればこんな状態になるのか、推測も成り立たない状況。 そして欠損した右腕をはじめ、満身創痍のシャドームーンは、 同じく満身創痍のヴァンとC.C.へ、明らかに拷問を加えようとしていた。 最早、凄絶と言う言葉でも言い尽くせぬ異常な状況。 つかさなど、状況を見ただけで青ざめている。 視認できる参加者は五名。 ヴァン。 C.C.。 城戸真司。 上田次郎。 シャドームーン。 上田以外は生きているのもやっと、と言った状態に見える。 立っているのは、見た所最も負傷の酷いシャドームーンと言う、 実に奇妙な状況だった。 翠星石の姿は確認できないが、付近で生存していることは、 探知機を使って確認できる。 死者を出す前に、間に合うことができた。 狭間たち四人はそれを素直に安堵する。 しかしC.C.と真司は、不意の遭遇に当惑している様子だった。 空気を察知した北岡は、旧知の人物に声を掛けることにした。 同じ仮面ライダーとして時に対立して、時に共闘した、 奇妙な縁の有る男、城戸真司に。 「よっ。なんだかお前と会うのもさ、随分と久しぶりな感じだよね」 「北岡……さん」 「お互い無事……って訳でも無さそうだけど、まあ命があって何よりじゃないの」 北岡にとって真司は、最も付き合いの古いライダーである。 ある意味浅倉より縁のある相手だ。 もっともライダー同士ということで何度も敵対しているため、決して良好な仲だとは言えなかったが、 殺し合いを経た今の北岡には、旧知の真司に出会えたことが妙に嬉しかった。 「オレンジ、そう言えばお前も居たか」 今度はC.C.がジェレミアに呼び掛ける。 あえてジェレミアにとって屈辱に満ちた呼び名、オレンジと。 「C.C.、貴公も無事で何よりだ」 「……なるほど、私の知っているジェレミアでは無いようだな」 しかしジェレミアの応対は極めて落ち着いた物だった。 その様子を見てC.C.は、ジェレミアが自分の敵であった者とは違っていると確認する。 そしてC.C.と真司も、狭間たち四人が敵では無いことを明確に悟った。 元々、殺し合いに乗っていると疑わしかったのは狭間一人。 その狭間も、殺し合いに乗っていると考えられる根拠は水銀燈の殺されかけたと言う証言のみ。 証言自体、状況が曖昧な上に、当の水銀燈の信用度自体が低かった物だ。 四人が味方として救援に来たのは、C.C.たちにとって僥倖と言える。 しかし四人しか居ない、と言う状態がC.C.にある懸念を起こす。 「……竜宮レナはどうした?」 狭間と北岡とジェレミアとつかさが居るのなら、状況から推測して高い確率でレナと繋がりがあったはずだ。 C.C.はそれを踏まえてレナのことを直裁に問う。 「……竜宮レナは、亡くなった」 答えたのはジェレミア。 軍人らしく厳格で沈着な、しかし明瞭な答えだった。 しかし狭間とつかさは沈痛な面持ちをしている。 それを見れば、大よその成り行きは察することができた。 まだ年若いレナは死んだ。 そして長く生き過ぎた自分が、未だ死を望んでも手に入れることができない。 どうしようもなく重苦しく理不尽な思いがC.C.を襲う。 「……次期創世王に歯向かう愚者がまだこれだけ居たか」 しかしシャドームーンがただ一言発しただけで、場の空気が一変する。 旧知と再会した喜びも、非業の死に対する哀しみも全て無に帰す王の威圧。 狭間たちがシャドームーンを見るのは始めてだ。 シャドームーンは右腕を失い、全身に傷と火傷を負っている。 深手を負っているのは明らか。 それにも関わらず絶対者としての威風に満ち満ちている。 その様を見るだけで狭間には判る。 シャドームーンは強い。 ただ戦力が高いと言う意味ではない。 どれほどの窮地に立たされても、シャドームーンはその揺ぎ無き威風で戦うだろう。 まして手負いの悪魔の危険性を、狭間はよく知っている。 「貴様がゴルゴムの世紀王・シャドームーンか。私は魔人皇・狭間偉出夫だ。お会いできて光栄、と言うべきだろうな」 それでも臆することなく狭間は並び立つ三人を両手で制し、シャドームーンへ向かって歩み出た。 「シャドームーンの相手は私に任せろ」 「おいおい、レナを説得したようにはいかないんじゃない?」 「だから違う手段で行く」 北岡は肩を竦め、 つかさは息を呑んで、 ジェレミアは薄く笑みを浮かべ、 各々やり方で、一人シャドームーンへ向かう狭間を見守る。 狭間偉出夫とシャドームーン。 二人の魔王が相対する。 「私をゴルゴムの世紀王と知っているか。もっとも、貴様らが畏れるべき真の支配者であることまでは知らないようだが」 「知っているさ。首輪で従属させられた走狗の分際で、その矜持ゆえに他の全てを敵に回した哀れで孤独な王。それが貴様だ」 翠星石を救出するために、この場へ車で移動するまでの間、 狭間の鋭敏な頭脳は様々なことに思考を巡らした。 その間にもっとも思案した事項と言えば、シャドームーンへの対処方法だろう。 シャドームーンに対して、どう対応すれば良いか? 『多ジャンルバトルロワイアル』のホームページに記載されていた、プロフィールや動向から、 シャドームーンを分析して推測をする。 シャドームーンはどんな戦力を有しているか? そもそもシャドームーンは何者で、何を目的に行動しているのか? その内に気付いたのは、世紀王・シャドームーンと魔人皇・狭間偉出夫の類似性である。 魔神皇に似ていながら、魔神皇と決定的に違う存在。 それが狭間のシャドームーンに対する感想だ。 「人間ごときが図に乗るな!!」 シャドームーンの纏う空気が急激に膨張して叩き付けられた。 北岡もつかさもジェレミアも揃って、そんな錯覚を覚えるほどの威圧感。 常に冷徹な余裕を見せていたシャドームーンが、それほど激しい怒り見せる。 しかし直接怒りを叩き付けられた狭間はまるで動じていない。 「教えてやる!! 貴様らがゴルゴムの王に捧げられた贄に等しい存在だと言うことを!」 シャドームーンが殺し合いのルールに従っているのは、主催者の裏に創世王が存在するからであり、 創世王が用意した首輪によって戒められているからだ。 そこがゴルゴムの手中でなければ、シャドームーンを束縛する物など何も無い。 「王の依命に縋れば、己だけは贄で無いつもりか……ますます似ているな。かつて魔神皇を名乗った、愚かな男に」 シャドームーンを挑発するような狭間の言葉。 しかし狭間の声は、むしろ自嘲の色を帯びていた。 「只人の、学生に過ぎない男だった。多少の才知があるのを鼻に掛けて、ゆえに学校で孤立した。 しかし男は自分の孤独を周囲の責任だと逆恨みした。そして自分の通う学校を魔界に堕とした……」 狭間の語り口から、語られる人物が狭間自身であることはすぐに周知された。 シャドームーンですら。 しかし狭間の話には誤りが有る。 狭間の孤立は決して彼自身のみの責任ではない。 もっとも、狭間の学校での事情を知る者はこの場に存在しない。 誰の訂正も入らないまま、狭間の話は続く。 「自身に関係の有る者も無い者も、学校に居る全ての者を巻き込んで、だ。 そこで多くの命が弄ばれた。…………私が、弄んだ」 様子見をしていたシャドームーンが不意を狙って地を蹴る。 狭間との距離が瞬時に零となった。 人の身では反応すら許されない速さで、間合いを詰め、 そしてサタンサーベルが振り下ろされる。 「……それで魔神皇の孤独が癒されたと思うか? 逆だ。 無為に人々を苦しめた後ろめたさをごまかすために、ますます自分の王としての威勢に縋る。 そして孤独な玉座で、来るはずも無い救いを待ち続ける。そうと認められぬままに、な。 学校を魔界に堕としたことで、自らもまた地獄に堕とした。本当に愚かな男だ……」 しかし狭間は、そのシャドームーンの動きに反応できた。 それどころかサタンサーベルを、自らの日本刀で受け止める。 ゴルゴムに伝わる伝説の魔剣・サタンサーベルは、本来日本刀で受け止められるはずが無い。 しかし狭間の持つ刀もまた伝説に謳われるほどの業物中の業物。 この世に切れぬ物無しとまで謳われた名刀・斬鉄剣。 「今の貴様と似たような物だ。王の矜持に拘って、他の全てを敵に回す。その先には、破滅しかないことを知らず。 貴様の愚かさは、魔神皇の愚かさだ。かつての魔神皇として、今の魔人皇として、その愚かさを許すわけにはいかん」 「あくまでゴルゴムの世紀王を人間の王と同列に扱いたいらしいな。ならば、それこそ誤りだと思い知ることだ!」 「そうして思い知らせてどうする? 首輪で脅された殺し合いに、主催の言いなりに殺戮して優勝できれば、自分の王威を証明できるとでも思っているのか? それが愚かだと言うのだ。ザンダイン!」 狭間が両手で構える斬鉄剣とシャドームーンが片手で構えるサタンサーベルが鍔迫り合いとなる。 それでも、膂力ではシャドームーンの方が上回った。 押される狭間。 しかし狭間の詠唱と同時に、二人の間に在った大気が突如、 一塊の鎚と化してシャドームーンに打ち出される。 衝撃波はシャドームーンを押し飛ばす。 狭間が使ったのが、空気その物を自らの武器とする衝撃魔法。 先刻、サタンサーベルを弾いてヴァンを助けたのも同種の魔法である。 「自らの愚かさに気付いていないことは、魔神皇と変わらない。 ……しかし確かに貴様の言う通り、魔神皇とは違うなシャドームーン」 押し飛ばされたシャドームーンは難なく着地する。 狭間が次に使用した魔法は、ランダマイザ。 対象の能力を全般的に下げる魔法である。 仮面ライダーオーディンの能力すら奪った魔力に拠る呪いが、シャドームーンに襲い掛かる。 次の瞬間、シャドームーンを包んだのは眩い光。 自身のシャドーチャージャーから発せられた光である。 キングストーンの光・シャドーフラッシュは、敵からの特殊能力に拠る干渉を跳ね除ける力を持つ。 狭間が掛けたランダマイザですら、その効果を失った。 「……私は結局、魔神皇であることを貫けなかった。魔神皇としての矜持は虚仮でしかなかった。 貴様はただ一人で殺し合いを戦った。全てを敵に回してな」 シャドームーンは指先を狭間へ向ける。 指先から光が奔った。 キングストーンのエネルギーを破壊の光線へと変換した、シャドービーム。 狭間の前で雷鳴が鳴り、稲妻が奔る。 稲妻はシャドービームと衝突。 シャドービームは狭間へ命中する前に、爆発へ転じた。 狭間の使う雷撃魔法に迎撃されたのだ。 「右腕を失くしても、これほど追い詰められても尚、貴様は未だ世紀王の矜持を僅かも損なっていない。 おそらく殺されることになろうと、その矜持を失うことは無いだろう。 ゴルゴムの王など、私は認めるつもりは無い。しかし貴様の矜持は本物だと認めてやる。」 爆発煙が狭間の眼前を覆う。 不意に真紅が煙から飛び出した。 サタンサーベルが煙の中から突き抜けて来た。 「それを称えて――――貴様の首輪を外してやろう」 サタンサーベルは狭間の眼前で止まった。 「貴様……」 「首輪を外したかったのだろう? だから外してやると言ったんだ」 シャドームーンも、 C.C.も、 真司も、 北岡も、 ジェレミアも、 意表を衝かれて動きを止めた。 つかさは先刻から話に付いていけない様子で当惑している。 ヴァンと上田は気絶したままだ。 しかし狭間にとっては、当初から条件さえ許せば、 最も優先順位の高い戦略であり、手段だった。 「貴様が先ほどまで戦っていた者たちの中で、翠星石とC.C.だけが首輪を外していた。 なぜ彼女たちが首輪を外せたと思う? 主催者側から首輪の解除方法が開示されていたからだ。 なぜ彼女たちだけが首輪を外していると思う? 複数名の中から、限られた数だけしか首輪を解除できない方法だからだ そしてなぜ私にそれが判ると思う? 我々も知ったからだ。首輪の解除方法を。彼女たちと同じく、主催者側の開示した情報によって」 『多ジャンルバトルロワイアル』のホームページを閲覧してからここに至るまで、時間にしておよそ三十分弱。 狭間の頭脳には、幾重もの思考を重ねるには充分な時間だった。 nのフィールドへの侵入能力を持つ翠星石がシャドームーンと交戦している状況。 その中で最も多くの者の生還に繋がる作戦を。 「……何が目的だ?」 「貴様と契約を結びたい。内容は、大方の見当が付くんじゃないか?」 彼我の戦力。 行動目的。 所有する武器や道具。 周囲の地形。 あらゆる要素を考慮して、 あらゆる可能性を検討し、 幾重にも幾重にも思考を重ねる。 それはこの場に来ても変わらない。 シャドームーンは現在、如何なる状態か? ダメージは? 消耗は? 精神状態は? 実際の周囲の地形はどのようになっているか? あらゆる要素を観察して、 幾重にも幾重にも思考を重ねる。 何が最善手となり得るか? ここで最も重要な要素は一体何か? それは戦力でも武器でもない。 それらは重要な要素に違いないが、現状を打破するための最善手には成り得ない。 では何が現状を打破するための鍵と成り得るか? 狭間の頭脳は幾重にも幾重にも思考を重ねる。 「……フッ、まさか『協力して主催者を倒す』などと言うつもりじゃ無いだろうな」 そして導き出した答え。 しかしその最善手を取るためには、何よりも覚悟が要る。 殺し合いが始まって以来、最も重い覚悟。 シャドームーンと心中して、再び地獄に堕ちる覚悟が。 「その通りだ。よく判ってるじゃないか」 賽は投げられた。 もう引き返すことはできない。 「おい、ちょっと待て……」 「黙って見ていろ。我々の力では、もうどうしようもない状況なんだ……」 身体を起こすこともできない、真司が声だけで口を挟もうとする。 近くで倒れていたC.C.がそれを制する。 狭間の思惑はC.C.にも、まだ掴み切れないが、 シャドームーンの脅威から逃れられるかどうかは、今や狭間に掛かっていると見て間違いない。 下手な言動で邪魔になってはならない。 「…………話の雲行きは、かなり怪しいがな」 真司にとっても、 C.C.にとっても、 ヴァンにとっても、 翠星石にとっても、 上田にとっても、 シャドームーンは不倶戴天の魔王。 説得は不可能。 生かしておけば、自分たちが決して生き残ることができない存在だった。 しかし狭間にとってはどうか? 狭間はよく知っている。 悪魔とは説得ではなくTALK(交渉)する物だと。 アモンをはじめ様々な悪魔を従えて無限の塔を制し、魔界の主となった狭間にとっては、 魔王ですら交渉の対象となりうる。 もっとも狭間は悪魔との交渉を苦手としていた。 それでもシャドームーンを前にしては、なぜか不思議なほど苦手意識は鳴りを潜めていた。 「……フッ、話にならんな」 「なぜだ? こちらの意図は伝わっているはずだ。それが双方の利に適っていることも理解しているのだろう?」 「貴様は判っていないようだな、世紀王が人間と同列に殺し合いへ参加させられた意味が」 しかし狭間とてシャドームーンの全貌を知ったつもりではない。 まして相手は、恐らく全人類を敵とする極め付けの魔王。 あくまで冷静沈着な魔人皇の顔を崩さぬまま、 吐息一つ漏らさぬシャドームーンの、呼吸の際まで見逃さぬ覚悟で、 狭間は悪魔交渉に臨む。 「貴様らの全てを殺し尽くす。それができてこそ、私の矜持は満たされる」 「そうしたいなら、そうすれば良い。ではそれに私が協力することも、契約の条件に加えよう」 「……え?」 「……おい、本当に任せて大丈夫なんだろうな?」 今まで黙って見守っていたつかさと北岡も、流石に口を挟んだ。 鉄火を鳴らし戦っていた時より、遥かに不穏な空気が場を包む。 シャドームーンですら、僅かに当惑している様子だ。 「シャドームーンは狭間に任せたのだ。ならば、余計な口出しは止せ」 「何? おたくは随分余裕じゃないの」 「私もシャドームーンは狭間に任せた。それは命を預けたのも同じ」 「大した潔さだねぇ。俺はそこまで悟ってないんだけど……ま、ここは黙って引き下がりましょうか、つかさちゃん」 「う、うん……」 その中でもジェレミアはあくまで沈着なままだ。 元より主のために命を尽くす武人であるジェレミアは、必要とあらば何時でも命を投げ出す覚悟ができている。 そこまでの覚悟は決まっていない北岡とつかさだが、結局は黙って引き下がることにした。 そうできる程度には、やはり狭間を信頼していたのだ。 「……戯言でこの私を愚弄しているのならば、貴様も貴様の仲間も只では済まんぞ」 静かな声で告げるシャドームーン。 しかし先ほどより威圧感は増している。 「私は大真面目だ。何しろ命が掛かっているのだからな」 「では協力とやらの意味を説明しろ」 「主催者を倒した後も私は逃げない。そして他の参加者も逃がさないと言う意味だ。 契約の内容を順を追って説明しよう。まず我々が貴様の首輪を外す。そして協力して主催者を倒す。 その後に貴様と我々で決着を付ける。貴様と他の生き残った全員を集めて、だ」 「……それを貴様がやると言うのか? 例え脱出できる状況であっても、それに背を向けて」 「言ったはずだ、貴様を許さんと。如何なる理由があっても貴様のしたことは許されないし、貴様を生かしておけばまた違う所で犠牲者が出る。 無論それとは別に、生き残った全員を必ず貴様の敵として立たせると約束しよう。力付くでもな」 シャドームーンが自分以外の参加者全員を殺害することに拘るのは、その誇りゆえ。 一度乗ると決めた殺し合いにおいて、一人でも取りこぼしをすれば世紀王としての誇りが許さない。 ならば殺し合いのルールに拘る必要は無い。 殺し合いの外であろうと、生き残った者と戦えば良いのだから。 主催者との戦いで死ぬかも知れないが、それは生き残るのに力が及ばなかった程度の者と割り切ることはできるはずだ。 殺し合いを続けたところで、自分以外の全員を殺すことは叶わないのだから。 「貴様にとって、これ以上無い条件のはずだ。これで貴様は主催者の走狗でなく、主催を乗り越えた王となれる。 その上、我々を皆殺しにすれば、貴様は殺し合いの参加者の中でも最強者として君臨できるのだからな」 そしてシャドームーンにとって、何より好条件なのが“殺し合いを強いられてそれに従った”と言う形でなくなることだ。 このまま殺し合いに優勝して更に主催者を倒したとしても、止む無く殺し合いをさせられた事実に変わりは無い。 しかし首輪を外して主催者を倒せば、殺し合いと言う世紀王への命令を打破したことになる。 シャドームーンは徐に次の台詞を吐く。 「……力付くでも私の敵として立たせると言ったな。それはあいつらでもか?」 シャドームーンが指す先に居るのは北岡とつかさとジェレミア。 不意にシャドームーンに指されたつかさは、びくりと身体を震わせる。 北岡とジェレミアも身体を強張らせた。 狭間はそんな彼らを見据える。 「例外は無い」 そして事も無げに言い放った。 僅かにも動揺を見せない。 見せてはならない。 それが今最も肝心な交渉術だった。 他者に命懸けの戦いを強要する。 しかも殺し合いの参加者の中でも屈指の強者、シャドームーンとの戦いを。 狭間の提案は他の参加者にとって理不尽極まりない物であるはずだ。 しかし他の者からも、もう狭間の暴言に対し異論は無かった。 北岡、つかさ、ジェレミアの三人はおろか真司とC.C.もただ黙って見守っている。 全員が理解していたからだ。 尋常の手段ではシャドームーンの脅威から逃れることができない。 先送りにできるだけ僥倖。 もしその脅威を主催に向けることが可能なら、それは正に起死回生の一手であることを。 それほどシャドームーンの脅威は恐るべき物だった。 それに一人で立ち向かう狭間。 場の空気は、完全に狭間とシャドームーンに支配されていた。 「……では、どうやって首輪を解除する?」 片方の支配者、シャドームーンが問う。 王の自負を持つ者は、あくまで傲岸に要求する。 情報であれ何であれ、この世の望む全てが己の物。 意に沿わぬ者は命を奪うまで。 それが世紀王の自負。 その王の傲慢を全て受け止めて、狭間は交渉に臨んでいるのだ。 「主催者が開示したと言う情報源は、パソコンのネットワーク上に在った」 シャドームーンを相手にも、自らのペースを崩さずに話を続ける狭間。 しかし実際のところは、シャドームーンに判り易く興味を持続させるよう言葉の使い方まで気を配っていた。 細心の注意を払っても、次の瞬間には仲間の命が危険に晒される可能性がある。 それが世紀王との交渉。 狭間はジェレミアにノートパソコンを要求する。 ジェレミアは狭間の意図に察しが付いたが、黙ってノートパソコンを渡す。 狭間はシャドームーンと距離を置きながら、開いたノートパソコンのディスプレイを向けて電源を入れる。 そのノートパソコンは内部電源とデータカードに拠って、外部との接続無しに起動とインターネットの利用が可能だった。 「まず、このホームページが主催者によって開示された物である証拠を見せよう。 このホームページには幾つものページがあるが、その中に『参加者の動向』が記された欄がある。 シャドームーン、貴様の動向もな」 狭間は手馴れた様子でノートパソコンのキーを叩き、『多ジャンルバトルロワイアル』のホームページのメニューを開いて行く。 開かれたのは確かに『参加者の動向』のページ。 下にスクロールしていくと、シャドームーンの欄に行き当たる。 「……どうだ、貴様ならばそこからでも内容が読めるんじゃないか?」 確かにシャドームーンのマイティアイは、距離を隔ててもノートパソコンのディスプレイに書かれた内容を読むことができた。 そこにはシャドームーンのこれまでの動向が書かれている。 「内容に間違いは無いな? それならばこの内容が書けるのは貴様自身か、我々の動向を監視しているであろう主催者側であることも判るはずだ」 実際には、これだけ多様な異能や道具が存在している殺し合いの中なら、他の参加者を監視する能力が存在する可能性がある。 それにシャドームーンの動向が主催者によって監視されているのなら、記録もされている形になるはずなのだから、 その記録さえ確認できれば誰でもこの内容を書くことはできる。 しかしどちらも蓋然性は極めて低い。 仮に他の参加者を完璧に監視する能力が存在したとしても、それは殺し合いの武器としては強力過ぎる。 主催者によって制限されるか禁止される形になるだろう。 監視記録の方は更に条件が難しい。 それは主催者側に干渉して情報を摂取する形になるからだ。 シャドームーンは馬鹿ではない。 それはこれまでの動向、その中での幾多の戦闘での実績、そしてこうして実際に話をしてみれば、 狭間には充分に察することができた。 だからこれが主催者側の用意したホームページであると考えてほぼ間違いないと察することもできるはずだ。 それだけの頭があるからこそ、交渉相手としては手強いのだが。 逆に言えば、ともかく交渉が成立するだけの相手でもあるのだ。 「…………そしてこれが、首輪の解除方法が開示されたページだ」 シャドームーンが首輪の解除方法を知ろうとしている。 それを暗い面持ちで眺めるC.C.。 C.C.がヴァンを犠牲にしてまで守ろうとした情報がシャドームーンに渡ろうとしている。 運命は何もかもC.C.にとって皮肉な方向に回っていた。 狭間がシャドームーンに見せたのは『情報』と書かれていた欄。 そこには確かに首輪の解除方法が記載されていた。 首輪を停止させる手段から、解体する手順まで詳細に。 特にシャドームーンの目を引いたのは、首輪の爆破機能停止条件の一つ。 『爆破機能の停止していない首輪が、装着者の半径二メートル以内に四個以上存在する時。』 「四人集まれば首輪の爆破機能が停止する……それならば、貴様らの手を借りるまでも無い」 首輪に手を掛けながら吐いたシャドームーンの言葉に、場の空気は一気に凍り付く。 確かにシャドームーンの腕力なら、首輪を力付くで引き千切ることも可能。 そしてこの場には首輪を嵌めた参加者が八人も居る。 理論上は首輪解除が可能なのだ。 しかし狭間は平然と言い放った。 「試してみるか?」 「…………フッ、人間の分際でつくづく良い度胸だ」 シャドームーンは首輪からあっさりと手を放す。 ホームページの記載上では、首輪の爆破機能の停止は、あくまで首輪の爆破条件の一工程に過ぎない。 停止条件を満たしても、首輪が破損した場合は爆破する危険が残っている。 そもそもこの情報を開示したと言うのは、殺し合いの主催者側。 首輪を力付くで破壊する方法が幾らでも存在することを知っている立場だ。 四人が集まっただけで、力付くで首輪を破壊できる状態にするとは考え難い。 現在のシャドームーンは理論上首輪解除が可能。だがリスクが大き過ぎた。 「…………そこに書かれた俺の動向が主催が開示した物として、首輪の解除方法までお前らが捏造した物でないと言う証拠にはならんぞ」 シャドームーンの言う通り参加者の動向情報と、首輪の解除方法はまた別の問題。 参加者の動向欄が主催者に拠って開示された情報であっても、 『多ジャンルバトルロワイアル』のホームページを改竄、 あるいは『多ジャンルバトルロワイアル』のホームページその物を捏造した可能性は残る。 「では翠星石とC.C.はどうやって首輪を解除したんだ?」 それを指摘されても狭間が動じる必要は無い。 翠星石とC.C.の首輪解除と言う、確度の高い根拠が存在するからだ。 無論、それで疑いが完全に晴れるわけではない。 しかしそれで構わないと狭間は考える。 今、肝心なのは、シャドームーンを自分の話に上手く乗せ続けて行くこと。 シャドームーンが疑いを口にするのも、狙いはおそらく狭間に揺さぶりを掛けて反応を見るため。 しかし揺さぶりを掛けてくること自体、話にある程度は乗っている証拠。 「翠星石とC.C.に聞けば、このホームページに記載された方法で解除したと裏付けが取れる」 狭間はシャドームーンを話に乗せるために、考え付く限りあらゆる努力を尽くしてきた。 挑発をしてそのプライドを煽り、意表を衝いてペースを握り、 シャドームーンの反応を細大漏らさず観察して、それに対応していった。 かつて悪魔交渉を苦手としていた狭間。 狭間がかつて悪魔交渉を苦手としたのは、その高慢さに拠る。 そしてその高慢は、劣等感の裏返しだった。 劣等感ゆえ他者を拒絶し、対等の関係を許さなかった。 しかし今の狭間は魔神皇ならぬ魔人皇。 他者と対等に向き合える。 ゆえに本当の意味での交渉を可能とした。 ゴルゴムの世紀王を相手としてすら。 そして、狭間には例え下手な悪魔交渉であっても、それをこなして来た経験がある。 如何なることでも経験の有無の差は大きい。まして交渉ごとでは尚更だ。 何より今は仲間の命を背負って交渉に当たっている。 自分一人の命より重いものを背負っての交渉。 ゆえに全霊を尽くして、如何なる手段でも行使して交渉に当たる。 逆に言えば、狭間は今までこれほど真剣に悪魔交渉をしたことは無かった。 狭間は今始めて、悪魔交渉の醍醐味を味わっていた。 「では契約内容の詳細について……話す前に、こちらからも一つだけ条件を付けさせて貰う」 「条件など出せる立場だと思っているのか?」 「契約その物を成り立させるのに必要な条件だからな。それは、主催者を倒すまで主催陣営の者以外は誰も殺さないことだ」 狭間の方から提出される条件。 それは確かに契約の成立に必要不可欠なのは明白だ。 シャドームーンが殺人を続ければ、協力して主催者の打倒どころではなくなる。 そしてシャドームーンを相手に契約を結ぶに辺り、それをはっきりと契約内容に織り込むことは、 絶対に必要な条件だと狭間は判断した。 「殺し合いも終わっていない内から、よく言えたものだな」 「無論、正当防衛の場合は例外だ。それを踏まえて契約内容の詳細を説明する」 そこから狭間は、まるで予め契約の書面を用意してプレゼンテーションの練習を繰り返していたかのように、 契約内容の詳細を、簡潔かつ明瞭に、そして淀み無く説明していく。 狭間は契約内容を順を追って説明すると、それを箇条書きの要領で平明に提示した 内容は以下の通り。 シャドームーンは主催者を倒すまで他の参加者を殺害しない。(但し正当防衛の場合は例外とする) 狭間はシャドームーンの首輪を解除する。 シャドームーンは首輪を解除できれば他の参加者と協力して主催者と戦う。 主催者を倒した後はシャドームーンと他に生き残った全ての参加者で決着を付ける。 「……聞いての通り契約をすれば、順番から言ってまず貴様の首輪を外してやる」 「なるほどな……」 契約の内容は明らかにシャドームーンに有利な物だ。 狭間が契約のメリットを得るのは、シャドームーンの首輪を外した後。 即ち、シャドームーンがメリットを得た後になるのだから。 我ながら気前の良いことだ。と、狭間自身も思う。 しかしそれは必要なことだ。 シャドームーンは自らの命より誇りを取る。 自分以外の者の後塵を拝するような事態は絶対にしないはずだ。 そして詭弁で誑かすような真似が通用する相手でも無いだろう。 シャドームーンを相手に交渉を成立させるには、自分から可能な限り誠意を示す必要があった。 「貴様との契約……やはり話にならんな」 冷たく言い放つシャドームーン。 閃光のごとき真紅が奔る。 いつ間合いに入ってこれたのかも定かでないシャドームーンのサタンサーベルを、狭間が紙一重で回避できたのは、 相手の奇襲、急襲も想定していたため。 即座にジェレミアが無限刃を構え、北岡がカードデッキを取り出す。 こちらも危急の事態を想定していた反応の早さ。 それでも狭間は二人を手で制する。 「貴様にとってこれ以上なく良い条件だと思ったのだがな。何が不服か当ててやろうか?」 「世紀王を茶番に付き合わせた罪は重い。その累は、貴様の仲間にも及ぶと思え」 もう狭間の言葉に反応しないシャドームーン。 その佇まいは、座して下郎を圧する王のそれから、 力で敵を征圧する覇者の物へと変貌していた。 「貴様の懸念……それは、我々に命を預けることだ」 しかしシャドームーンはそこから仕掛けて来ない。 サタンサーベルを構えたまま動きを見せなかった。 そこに如何なる思惑があるのか、白銀の仮面からは何も読み取れない。 「貴様の立場に立てば、それも無理の無い話だな。 首輪を解除するためには、誰か他の者に首輪を預けなければならない。 しかし貴様は周りが全て敵なのだ。まあ自業自得だがな。 他の誰かに命を預けるような真似はできない」 シャドームーンの沈黙。 狭間にとってそれは何より雄弁に、自説の肯定を物語っていた。 ただ、シャドームーンの孤立は自業自得とは言い切れない物だ。 狭間はシャドームーンのプロフィールを見て知っている。 シャドームーンは世紀王。人類の天敵。 しかしそれは本人の意思とは無関係。 後天的に脳まで改造されて、人類と相容れぬ存在に変えられただけだと狭間は知っていた。 例えシャドームーンのどんな事情を知っていても、最終的に生かしておけないことには変わらないが。 「要するに貴様の安全が保障されれば良いんだろう?」 狭間は自らに言い聞かせる。 これは必要な手段であると。 これが最善手であると。 何の保証も無い賭けだが、成さなければならないと。 狭間にも魔人皇としての自負、シャドームーンを倒す自信は有った。 自身の絶大な魔力によって、文字通り力づくにシャドームーンを叩き潰すことは可能だろうと。 しかしそれは狭間が万全の状態であればの話だ。 現在の狭間はかなり魔力の消耗が激しい。 何より狭間がそれほどの強者であるからこそ、シャドームーンの並ならぬ力量もまたある程度は読み取れる。 その上ランダマイザが通用しなかったように魔法耐性まで存在する。 狭間とシャドームーンの天地を穿つがごとき力のぶつかり合い。 仮に勝利できるとしても、それに他の者を巻き込まない自信は無かった。 もしここで狭間とシャドームーンが戦えば、ヴァンとC.C.と真司は勿論、 狭間がここに連れ立ってきた仲間も守り切れる保証は無い。 シャドームーンを仲魔に引き入れるのは、戦力を確保する以上に、他の仲間の安全を確保する必要性に迫られての判断なのだ。 例えそれが一時的な物であっても。 可能な限り多くの者を生かして帰す。 それこそ狭間がレナと交わした約束。 『うん……皆を元の世界に返してあげて欲しいんだ……狭間さんならきっと出来るよ』 『その願い、この魔人皇――――狭間偉出夫が引き受けた 必ず他の者達と共にここを脱出し、元の世界に帰ってみせる、約束しよう』 (シャドームーンと雪代縁は除外するか、確認しておくべきだったかな……) 何れにしろもう賽は投げられた。 狭間に今更賭けを降りるつもりは無い。 それがどれほど分の悪い賭けでもだ。 「この魔人皇――――狭間偉出夫が貴様の保障になろう」 「……何だそれは?」 「貴様が首輪を外すまで私が守ってやる。あらゆる脅威から、この命を掛けてだ。何者であろうと貴様の命を脅かすことを許さない。 そして貴様の首輪は私が責任を持って外してやる」 C.C.と真司は地に倒れ付しながら、狭間とシャドームーンの交渉をどこか現実感の無い心持で聞いていた。 守ると言っているのだ。 数多の命を奪った悪逆の魔王、シャドームーンを。 シャドームーンを護衛すると言うのは、二人にとって余りに突拍子も無い提案だった。 シャドームーンのこれまでの動向を、ホームページの上でしか知らない北岡とつかさとジェレミアにはそれほどの違和感は無い。 それでもシャドームーンを護衛することのリスクは、充分に承知していた。 場の緊張感が増していく。 誰よりも緊張感に駆られているのは、護衛を言い出した狭間自身。 しかし緊張感などおくびにも出さず、狭間は力強く言葉を続ける。 「そしてもし貴様が誰かに殺されたならば、私が必ず命で以って償わせる。 主催陣営の者であろうと、他の参加者であろうと、如何なる者であっても魔人皇の全霊を以って殺す。 これは貴様が首輪を外すまで、ではない。主催者を倒すまでの話だ」 狭間の賭け。 あるいは賭けと言うのにも、余りに無謀な提案。 それは全ての参加者の敵であり、人類の敵であるシャドームーンの命を背負うと言う物。 もし参加者の誰かが、シャドームーンに危害を加えようとするならば、 その者は狭間にとっても敵となる。 あるいはシャドームーン以外の全ての者を敵となる可能性もある。 その危険性を充分に理解しながら、狭間に躊躇は無い。 悪魔と契約をするには、共に地獄に落ちる覚悟も時に必要となる。 シャドームーンと心中して共に地獄に堕ちる覚悟とは、即ちそう言う覚悟だ その狭間の覚悟を―――― 「ククク、この世紀王に契約を持ち掛けるのだからどれほど器量かと思えば。ただの愚か者か」 ――――シャドームーンは一笑に付した。 「貴様が保障だと? 貴様の口約束など何の意味がある? 守ると言われて、私が素直に信用するとでも思っていたのか?」 シャドームーンの言葉は狭間への反論ではなく、嘲笑うための物。 狭間の提案は、シャドームーンにとってそれほど無意味な物だった。 そもそも狭間の口約束を当てにできるようなら、始めから首輪を誰かに預けることが問題にならない。 他の全てを敵にしているとは、即ちそう言うことなのだ。 何者も信用に値しない以上、契約など成立するはずも無い。 「ま、結局はそうなるよねぇ……」 北岡は溜め息混じりにカードデッキを取り出した。 北岡とジェレミアと真司は諦観を、C.C.はどこか安堵を含んだ空気で、 狭間とシャドームーンの決裂を眺めていた。 今まで狭間の言動を黙って見守っていたが、シャドームーンと信頼関係が築けない以上は、 決裂は免れないことは充分に予想できた。 それはジェレミアもC.C.も同じ。 およそ契約などを結ぶためには、如何なる形であれ少なくとも相手が契約を履行すると思えるほど、 双方の間に最低限の信頼関係が存在しなければならない。 シャドームーンを相手にそんな関係が成立することこそ不可能事。 「ああ、信用できるな。私が貴様との契約を信用するようにだ。そうでなければ、ここまで話を聞く貴様ではあるまい」 誰もが決裂したと考える交渉を、尚も狭間は続けようとする。 狭間にとってはここからが正念場なのだ。 分の悪い賭けであることは最初から百も承知。 命をチップにそれへ乗っている以上、生半可な覚悟ではないのだ。 「何故なら、これは魔人皇と世紀王の名の下に結ばれる契約だからだ。世紀王の名の下に結ばれる契約なら、貴様も決して反故にはしまい?」 北岡も、ジェレミアも、つかさも、真司も、C.C.も、 狭間が何を言っているのか理解できない。 これまでも何度も意表を衝かれたが、今度は意味そのものが理解できないのだ。 狭間の言葉通りの意味だとすれば、これほど馬鹿馬鹿しい主張は無い。 シャドームーンが魔人皇であろうと何であろうと、自分以外の物の名に価値など認めないはずだ 狭間もそんなことは判っているはずなのだ。 しかし狭間は場に漂う如何なる気配も寄せ付けず、シャドームーンとの交渉を続けている。 そして当のシャドームーンは―――― 「…………フフフ。それほどまで……世紀王を愚弄するつもりか!!!!」 ――――かつてないほどの怒りを現した。 空気が恐れ戦き震撼する。 遠巻きに眺めていた北岡たちも総毛立つ。 あれほど冷徹さを貫いていたシャドームーンの中に在った、想像を絶する熱気。 「世紀王の名を、他の何かと対等に並べることが許されるとでも思ったのか!!!? ゴルゴムの王こそ、宇宙に存在する唯一絶対の真の王!!! 人間が勝手に名乗った王と同じだと……」 「同じだ!!!! 貴様も私も主催の手中に繋がれた王に過ぎん!!!」 かつてない威を放つシャドームーン。 しかし狭間もまた引けを取らぬ気迫で以って対抗する。 北岡とつかさはおろか、ジェレミアまで呆然と瞠目する。 誰もが、これほど大きく声を上げる狭間は始めて見た。 どこまで狙いなのかは不明だが、狭間もまた常軌を逸した態度で交渉に臨んでいた。 「ゴルゴムの王など私は認めない!! しかし貴様の怒りが本物であることは判る!!! それは貴様の矜持が本物だからだ!! 貴様の矜持を私は全面的に信用する!! その証として、貴様に首輪の解除方法を提示したのだ!!!」 魔神皇として君臨してきた間の習慣で、狭間は高慢な態度が身に付いていた。 常に相手を見下し、自らの余裕を演出する。 それは身に付いた習慣なので、魔人皇となった今も容易に態度は改まらないはずだった。 しかし今はそれすら振り払って、声を上げていた。 「私が何故それほど、貴様の王の矜持を理解できると思う!!? 私も人の上に君臨することを止め、魔神皇であることを捨てても尚、 唯一人で魔界の支配者にまで登り詰めた、王としての矜持を捨てきることはできなかった。だからこその『魔人皇』だ!!」 狭間にはここまでの話でシャドームーンの気を引いている自信はあった。 そしてそれを過信はしていない。 かつてない熱意を込めて、あくまで怜悧に論理を積み上げて行く。 「貴様が殺し合いに乗るのは、命が惜しいからでは無いはずだ!!! 一度敵対した者から、どんな形でも背を向けることは貴様自身の誇りが許さないからだ!!」 シャドームーンは沈黙したまま、狭間の言葉を聞いている。 その仮面からは、如何なる内面も読み取れない。 狭間にとってすらそうだ。 どれほど最大細心の注意を払っても尚、シャドームーンは読み切れない。 一瞬先の命の保障すらない賭けは未だ続いていた。 「貴様の怒りは、今この場で我々を殺したところで報われない! 殺し合いの中で首輪を嵌めたまま誰を殺した所で、そんな物は王の所業では無いからだ! 貴様の怒りが報われるためには、殺し合いを貴様の手で破壊してから我々を殺してみろ!!」 「――――ふざけやがるのも、いい加減にしろです!!!!」 全く予想外の言葉に、狭間は二の句も告げず強張る。 北岡も、ジェレミアも、つかさも、真司も、C.C.も同様だった。 皆意表を衝かれ、固まっている。 シャドームーンですら虚を衝かれ、不動の仮面を傾ける。 視線の先には緑色の衣装を着た人形・翠星石が息を荒げていた。 時系列順で読む Back 因果応報―終わりの始まり―(後編) Next 因果応報―薔薇乙女 翠星石が1体出た!― 投下順で読む Back 因果応報―終わりの始まり―(後編) Next 因果応報―薔薇乙女 翠星石が1体出た!― 160 因果応報―終わりの始まり―(後編) ヴァン 160 因果応報―薔薇乙女 翠星石が1体出た!― C.C. 城戸真司 翠星石 上田次郎 シャドームーン 狭間偉出雄 159 ひぐらしのなく頃に 北岡秀一 柊つかさ ジェレミア・ゴットバルト
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カズマ [名前]カズマ [出展]スクライド [声優]保志総一郎(参加者内では前原圭一、ミハエル・ギャレットが同じ声優) [性別]男 [年齢]16 [一人称]俺 [二人称]お前・テメェ [三人称]あいつ スクライド本編の主人公。インナー(ロストグラウンドの未開発地区)で自らのアルター能力を使い、専ら非合法の依頼を請け負う便利屋の少年。 元から強力なアルターを有し負け知らずだったが、ネイティブアルター狩りに出動した劉鳳に敗れる。 それ以降彼をライバル視し、時にはその力を認めながら急激に成長していく。 「カズマ」という名前は飽くまでも仮の名前であり、本名・年齢・出身地は不明で本人もまったく覚えていない。同様に血縁者も定かでない。 過去に共同生活を送っていたストレイト・クーガーを兄貴と呼ぶが、義理の関係である。 拳の破壊力は強く、アルターに侵食された腕になってからはコンクリートさえも軽々破壊出来るほどに。 劉鳳との戦いで右目を潰されたとあるが、小説版によると視力自体は無くなっておらず単に瞼が上がらなくなってしまっているだけのようだ。 [能力] アルター能力(近くにある物質を分解・再構成する能力) 。 能力名は『シェルブリット』。右腕を覆う『殴る』だけに特化したアルターで三段階に進化する。 地面や壁を殴った反動で高く飛び上がり殴りかかるのが基本的な使い方。 第一形態では右肩の三枚の羽を順に消費する事で強力な推進力を得て放つ放つ必殺技、 衝撃のファーストブリット、撃滅のセカンドブリット、抹殺のラストブリットを順に放てるが、三発とも放つと羽が無くなる為アルターを再構築する必要があるようだ。 第二形態では右腕が全対的に強化され、右肩の羽が大きな一枚なり、回転させて浮遊も可能。 そのまま勢いを付けたパンチ『シェルブリットバースト』が必殺技となる。 最終形態は全体装着型で全身が強化されており、これといった必殺技は持たない。 [性格] 身勝手で負けず嫌い、短気で喧嘩っ早く、他者に媚びない性格だが、かなみを始めとした親しい者に対しては彼なりの優しさで接する。 が、他者に甘えることを良しとせず、基本的に自らの掲げたルール・モラルにのみ従い、自分の始末は自分でつけるタイプ。 人質を取られていようと相手の話を聞かず、とにかく攻撃をしかけるかなりの無謀っぷり。 他人の名を覚えるのが苦手で、接する機会が少ない相手に対して名を思い出せずに悩む場面が幾度か存在する。 これは義兄クーガー譲りの特徴であり、クーガーは他人の名を「間違え」、カズマは他人の名を「思い出せない」。 反面、大切な存在であるかなみや親友の君島の名前は普通に覚えており、劉鳳に対しては直に名を問うた上で強く脳裏に刻み込み、更に自分の名を劉鳳へ明かして刻ませている(劉鳳がカズマにとって特別な存在である旨を印象付けている)。 以下、多ジャンルバトルロワイアルにおけるネタバレを含む +開示する カズマの本ロワにおける動向 初登場話 017 コードアルター 反逆のカズマ 登場話数 4 スタンス 対主催 死亡話 キャラとの関係 キャラ名 状態 呼び方 二人称 関係・認識 初遭遇話 劉鳳 中立 劉鳳 てめえ 宿敵 未遭遇 由詑かなみ 家族 かなみ お前 保護対象 未遭遇 ストレイト・クーガー 友好 クーガー、兄貴 あんた、てめぇ 兄貴分 未遭遇 橘あすか 友好 橘 お前 知り合い 未遭遇 岩崎みなみ 友好 みなみ あんた 元同行者 017 コードアルター 反逆のカズマ 杉下右京 友好 杉下 情報交換 053 神経質な者、単細胞な者 L 友好 L てめぇ 情報交換→かなみと合流後は警察者に向かうことを依頼される 053 神経質な者、単細胞な者 ルパン三世 友好 ルパン あんた 情報交換→月は殺人者だと言いふらさない約束する 062 接触 夜神月 警戒→友好 月 あんた 情報交換 062 接触 蒼星石 友好 お前 情報交換→Lたちが警察署に行くと教える 081 光を求めて影は 桐山和雄 友好 お前 情報交換 081 光を求めて影は 浅倉威 敵対 D-6にて戦闘 081 光を求めて影は 北岡秀一 警戒 橘を殺した相手 未遭遇 踏破地域 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 A ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ B ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ C ■ ■ ■ □ ■ ■ ■ ■ ■ ■ D ■ ■ ■ ■ □ ■ ■ ■ ■ ■ E ■ ■ ■ ■ ■ □ ■ ■ ■ ■ F ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ G ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ H ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ I ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ J ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ C-4廃洋館付近→C-4廃洋館→D-5展望台→D-5展望台付近→D-6
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[名前]L [出展]DEATH NOTE [声優]山口勝平(実写版では松山ケンイチが演じた) [本名]L=Lawliet(エル・ローライト) [性別]男性 [年齢]25 [一人称]私 [二人称]お前・あなた [三人称]彼・彼女 数々の世界中の迷宮入り事件を解決し、「影のトップ」「最後の切り札」と言われている世界一の探偵。 解決した事件は3500にも及び、全世界の警察を動かせる唯一の存在。 自分自身は事件現場には赴かず、ワタリや協力者に指示を出して集めた情報や各国の捜査機関から提供された資料や証拠などをもとに真相を推理して事件解決の指揮をとる、いわゆる安楽椅子探偵である。 作中で「世界三大探偵」と評されるLとドヌーヴとエラルド=コイルは全てL自身である。 目の下に隈があり、猫背で親指をしゃぶっている姿は一見幼児的である。 眉毛はあるが、ほとんど髪に隠れて見えない。初期はパーマがかかっていた。 服装は一年を通してゆったりとした白い長袖シャツにジーンズ。 他人に対しては常に敬語を心がけ、本作中でも特別な存在感を放っている。 日本捜査本部の刑事達や彼の補佐役であるワタリには外部に自分がLであることを悟られぬよう「竜崎」と呼ばせたり、東応大学に入学した際には作戦のひとつとして流河旱樹(りゅうが ひでき)という作中に登場する人気アーティストと同姓同名を名乗るなど様々な偽名を持つ。 [能力] 探偵としての明晰な頭脳だけでなく、夜神月にも引けをとらない卓越した身体能力を持つ。 本人はイギリスに5年程の在住経験があり、そこでテニスのJr.チャンピオンになったと語っている。 作品中で格闘技のカポエイラを披露。 [性格] 優れた頭脳と高い運動神経を持つ一方で倫理観や常識には欠けたところがあり、「正義は必ず勝つ」と言っているものの警察の考える正義とは若干のズレがあることが強調されている。 基本的に事件解決のためには(非合法的なものも含め)手段を選ばず、キラに勝つためには(基本的には人命を尊重するが)多少の犠牲もやむをえないと考えている節がある。 また無類の甘党であり、ことあるごとに菓子やデザートを食べている。さらに紅茶やコーヒーなどの飲み物には砂糖を大量に入れる事などから、その顕著な嗜好が見てとれる。 映画版や小説版ではこの事について「糖分は脳にとって重要な栄養源だから」と発言しており、単に好きだからというだけではないらしい。 見る限り一日中甘い物を食べているがなぜか太ることはなく、健康体を常に維持している(本人曰く「頭を使っているから」)。 独特な仕草が特徴で、椅子に座るときでさえ膝を曲げて胸に抱え込むような特徴的な座り方をしている(本人曰くこの座り方でないと推理力が40%落ちるから。普通に座れない訳ではない)。 また大胆かつエキセントリックな行動力の持ち主で、テレビを通じて「私を殺してみろ」と挑発したり自ら月に近づき自分の素性を明かしたりしている。 表情をまったく変えずにいきなりすねて見せたり、キラ容疑者として注意している夜神月を友達だと宣言したりと意表を突くことも。 甘い物をドミノのように積み上げる癖まであり、とても常識人とは思えないところがある。 しかしながら、このような人間でも犯罪に対する敵愾心は強く正義を遂行しようと考える意思は誰よりも強い。 原作のLには本や携帯電話を指でつまむようにして操作するなど、潔癖症のようなところがある。 以下、多ジャンルバトルロワイアルにおけるネタバレを含む +開示する Lの本ロワにおける動向 初登場話 016 似た者同士? 登場話数 4 スタンス 対主催 死亡話 キャラとの関係 キャラ名 状態 呼び方 二人称 関係・認識 初遭遇話 杉下右京 仲間 右京さん あなた 同行者 016 似た者同士? 夜神月 敵対 月君、キラ お前 宿敵 未遭遇 カズマ 友好 カズマさん あなた 情報交換情報交換→かなみと合流後は警察者に向かうことを依頼 053 神経質な者、単細胞な者 岩崎みなみ 仲間 岩崎さん 同行者 053 神経質な者、単細胞な者 南光太郎 仲間 光太郎君 あなた 同行者 073 みなみ × 南 踏破地域 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 A ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ B ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ C ■ ■ ■ □ ■ ■ ■ ■ ■ ■ D ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ E ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ F ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ G ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ H ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ I ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ J ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ C-4廃洋館
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[名前]園崎詩音 [出展]ひぐらしのなく頃に [声優]雪野五月(参加者内では園崎魅音が同じ声優) [性別]女 [年齢]学生 [一人称]私 [二人称]呼び捨て、○○ちゃん、○○さん [三人称]あの人、あいつ 園崎魅音の双子の妹。ヘアースタイルはロングにリボンをあしらったハーフアップ。 髪型や服装は違うもののそれも入れ替えてしまえば外見は魅音に瓜二つで、基本的には両親ですら見分けることができない。 そのため魅音と一緒に暮らしていた頃は度々入れ替わるイタズラもしていたようである。 雛見沢の麓の街である興宮(おきのみや)に住んでおり、ファミレス「エンジェルモート」でウェイトレスのアルバイトをしている。 興宮の学校に通っているが、サボっていることが多い。 入江が監督を務める草野球チーム「雛見沢ファイターズ」のマネージャーだが、「幽霊マネージャー」になっている。 ミッション系の全寮制である聖ルチーア学院に強制で入学させられたが脱走。 学園脱走後も園崎本家との接触を恐れて自由は得られず、興宮で窮屈な日々を送っていた。しかしその最中に出会った北条沙都子の兄・悟史に思いを寄せるようになる。 自衛用にスタンガンを常備していて、葛西の協力により出力の上がる改造を施している。 厄醒し編と皆殺し編の世界では部活メンバーに加わっている(祭囃し編では途中から合流)。 [能力] 他の部活メンバーに比べて突出した能力は無い。また本編中詩音が部活に参加する姿は 殆どないが、ビジュアルファンブックによれば面倒な事前準備を好まず状況を瞬時に見破り、出たとこ勝負でその場の大立ち回りだけで勝利を拾うのを得意としているらしい。 [性格] 一見ガサツだが女の子らしさを持つ魅音に比べ、詩音は一見お嬢様風だがかなりしたたかな性格をしている。 愉快犯的嗜好があり、仲のいい相手をからかっては面白がっている。度々現れては魅音や圭一達にちょっかいをかける。 魅音より一枚上手であるため彼女からは苦手そうにされているが、姉妹仲は決して悪くない。 本質的に姉御気質で我が強い。 なまじ自分が万能タイプであることを自覚しているためか、独善的思考に陥って性急に事を成そうとする面がある。結果的に激情に囚われやすい。 ただし、激情の根底には義侠心や責任感といった部分があることも多い。普段はクールだが、いったん頭に血が上ると自分の立場や状況を忘れて行動しがちである。 それを後々後悔したりもするあたりは、どうも園崎の女の血筋と思われる。 幼い頃は怖がりな一面もあったらしく、葛西からイタズラ半分で吹き込まれた人肉缶詰の怪談話がトラウマになって今でも缶詰が食べられない。 悟史の負担であった沙都子に対しては非常に冷たい評価を下していたが、目明し編での学習をきっかけに彼女に対しても積極的に接するようになった。しかしいじめっ子癖は相変わらずで、沙都子の偏食を直すために毎日カボチャ弁当を持ってきている。 最終章では突発的とは言え「ねーねー」と呼ばれ、喜ぶほどの仲に進展していた。又、感情的な面から皆殺し編では古手梨花に鉄平殺しの新面子として数えられている。 綿流し編、目明し編などで見られる言動から、ヤンデレの代表的キャラクターとして挙げられることが多い。 以下、多ジャンルバトルロワイアルにおけるネタバレを含む +開示する 園崎詩音の本ロワにおける動向 初登場話 005 オヤシロ様がみてる 登場話数 5 スタンス 対主催→危険対主催 死亡話 キャラとの関係 キャラ名 状態 呼び方 二人称 関係・認識 初遭遇話 北条悟史 仲間 悟史君 思い人、きゅんきゅん☆ 未遭遇 園崎魅音 家族 お姉、魅音 双子 未遭遇 前原圭一 仲間 圭ちゃん 部活メンバー。魅音の思い人 未遭遇 北条沙都子 家族 沙都子 妹。悟史に託された 未遭遇 竜宮レナ 仲間 レナ 部活メンバー 未遭遇 次元大介 中立 おじ様 046 三竦み ロロ・ランペルージ 中立 046 三竦み 泉こなた 敵対 G-10南西部にて衝突 072 Ultimate thing(前編) 平賀才人 敵対 G-10南西部にて衝突 072 Ultimate thing(前編) 斎藤一 中立 072 Ultimate thing(前編) ストレイト・クーガー 仲間 クーガーさん お前 同行者 072 Ultimate thing(前編) 後藤 敵対 危険な生き物 072 Ultimate thing(前編) 踏破地域 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 A ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ B ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ C ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ D ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ E ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ F ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ G ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ □ ■ □ H ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ □ ■ I ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ J ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ H-9警察署内→H-9警察署玄関前→H-9北東→G-10南西部→G-8病院付近→G-8総合病院
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[名前]狭間偉出夫 [出典]真・女神転生if... [性別]男 [年齢]高校生 [一人称]私・僕 [二人称]君、君たち、○○君 [三人称]奴 『真・女神転生if...』のラスボスにして、『真・女神転生if...ハザマ編』の主人公である。 軽子坂高校2年生。眉目秀麗で天才的な頭脳の持ち主だが、友人に恵まれず常に孤独な少年だった。 学校の制服は紺のブレザーにストライプのパンツ(スカート)だが、なぜか白の学ランを着用している。 ある日ネットから「悪魔召喚プログラム」を入手し、これを稼動させるため持ちうる知識を総動員して自力でアームターミナル型COMPを作り上げた。 さらに様々な魔術の知識と召喚プログラムを駆使して、魔界の塔にたどり着く。 自分を見下した学友たちに勝る「力」を手に入れるために無限の塔へと足を踏み入れ、エジプト神たちの協力を得てゾロアスター教の最高神である神霊ズルワーンを倒し、その力を手に入れて魔神皇となった。 だが大いなる力を手に入れると今度は働いてくれたエジプト神達を封印し、支配する魔界を自分の望む形に作り変えた。 その後は手に入れた力で魔界の中に自作の『魔界』を製作。 自分を孤独へと追い詰めていった先生や生徒たちへの復讐として軽子坂高校を魔界に落とした。 天才的な頭脳を持ちながらも悪魔召喚プログラムで悲劇を引き起こす点はまさに初代の主人公中島朱美そのもの。 しかし中島と違って彼は結局日常に戻ってくる事は無かった。 もしも彼がもう少し早く玲子に救われていたら、あるいはもしも中島が弓子に救われていなかったら……ゲームのタイトルにはそんな意味も込められているのかもしれない。 [能力] ハザマ編では剣もCOMPも魔法も使うという、メガテン主人公とは思えない万能っぷりを発揮するチート主人公である。 ただしau版はハザマやアモンのレベルを上げても魔法を覚えない(メーカーいわく仕様)。 ○魔神皇としてのスペックは下記の通り。 LV80 HP20000/MP2000 ・マハラギダイン 敵全体を火炎で攻撃する。アギ系の最強魔法。 ・マハブフダイン 敵全体を凍結させる。ブフ系の最強魔法。 ・マカラカーン 敵の魔法攻撃を1ターンの間はね返す。 ・アカシャアーツ 敵全体を拳で攻撃する。 ・菩薩掌 敵1体を両手で挟むように殴りつける。狭間が使う技ではこれが一番強い。 ・ソウルスマッシュ 味方全体の攻撃力と命中力を上昇させる。 ・ランダマイザ 敵全体の攻撃力・防御力・命中率を下げる。メガテンシリーズでこれを使ったのは狭間が初めてだった。 ○加えてハザマ編で習得した以下の魔法も使えると思われる。 ・マハラギ 敵全体を火炎で焼く ・ブフ 敵1体を凍結させてFREEZE状態にする ・ブフーラ ブフの強化版 ・ブフダイン ブフーラの強化版 ・マハブフーラ 敵全体にブフの効果。マハーブフの強化版 ・ジオ 雷を落として敵1体をSHOCK状態にする ・ジオンガ ジオの強化版。 ・マハジオ 敵全体にジオの効果。 ・マハジオンガ マハジオの強化版 ・ザン 敵1体に衝撃波をぶつける。 ・ザンダイン 敵1体に衝撃波をぶつける。ザンマの強化版 ・ドルミナー 敵複数をSLEEP状態にする。 ・パピルマ 敵複数をHAPPY状態にする ・マカジャマ 敵数体をCLOSE状態にする ・ムド 敵2体を呪い殺す ・タルンダ 敵の攻撃力を下げる ・デカジャ 全てのカジャ系魔法の効果を失わせる。 ・デクンダ 戦闘中に下げられた能力を回復する。 ・タルカジャ 味方全員の攻撃力を上げる ・ラクカジャ 味方全員の防御力を上げる。 ・テトラジャ 味方全員をエナジードレイン・破魔・呪殺から防ぐ ・ディア 味方1人のHPを少し回復する。 ・ディアラマ 味方1人のHPを回復。 ・ディアラハン 味方1人のHPをMAXまで回復する。 ・メディア 味方全員のHPを少し回復する。 ・メディラマ 味方全員のHPを回復 ・メディアラハン 味方全員のHPをMAXまで回復する ・パトラ 味方1人の軽いステータス異常を回復する。 ・ポズムディ 味方1人のPOISON状態を回復する。 ・パララディ 味方1人のPALYZE状態を回復する。 ・カルムディ 味方1人のCHARM状態を回復する。 ・マッパー パーティー周辺のマップを表示する。 ・トラフーリ ボス以外から逃走することができる。 ・アギラジャ 術者の防御属性を対火炎にする ・ブフラジャ 術者の防御属性を対氷結にする ・ジオラジャ 術者の防御属性を対電撃にする ・ザンラジャ 術者の防御属性を対衝撃にする ・ハマラジャ 術者の防御属性を対サイコにする ・アマラジャ 術者の防御属性を対物理にする ○以下の魔法は制限により使用不可能と思われるが、一応記述しておく。 ・リカーム 味方1人のDEAD・DYING状態を回復し、HPを少し回復する。 ・サマリカーム 味方1人のDEAD・DYING状態を回復し、HPを完全に回復する。 ・リカームドラ 味方全体のDEAD・DYING状態を回復し、HPを完全に回復する。ただし術者は死亡する。 ・ネクロマ DEAD状態の仲魔を召喚できる。 ・サバトマ マッカの消費無しで仲魔を一体召喚する。 ※祭器合体を極めることで、理論上全ての魔法を使用することができる。 ○ちなみに原作のルートの一つであるレイコルートで行くことになる精神世界では更に強くなる。 LV90 HP30000/MP3000 ・メギド 敵全体に無属性のダメージを与える。 ・ハマオン 敵数体を破魔の力で昇天させる。 ・マカラカーン 敵の魔法攻撃を1ターンの間はね返す。 ・マリンカリン 敵全体をCHARM状態にする。 ・雷霆蹴り 敵2体を稲妻の如く直上より蹴りつける。 ・ソルクラスター 魔力が一番低い者をDEAD状態にする。 ・ソウルスマッシュ 味方全体の攻撃力と命中力を上昇させる。 ・ランダマイザ 敵全体の攻撃力・防御力・命中率を下げる。 これらにIQ256の頭脳が加わる。 結論:主人公でもラスボスでもチートだった。 [性格] 名門ハザマ家の長男で相応に優秀であるが、愛のない家庭、陰湿なイジメなどに晒され続けて孤独の中で歪んだ性格となった。 PS版パッケージにて己の作り出した「魔神皇」の前で這いつくばっている姿こそが、彼の秘める歪みを表しているだろう。 彼の理想は「無」。全てを巻き込み消え去る破滅願望こそが彼の真の望みであった。 自作の魔界のところどころに自身を信奉する魔界びとばかりを集めた街や自分の像を作るなど自尊心と顕示欲の塊のような印象を受けるが、実際のところは逆に自信のなさ、不安の表れである。 愛に飢えていながらも愛を知らずに育ったために他人とのかかわり方が下手で、自分の優秀さを尊大な姿勢でアピールする方法しか知らず、そのせいで反感を買ってますます孤立を深めている。 以下、多ジャンルバトルロワイアルにおけるネタバレを含む +開示する 狭間偉出夫の本ロワにおける動向 登場話 013 056 080 114 118 138a 138b 139 149 150c 155 159a 159b 159c 160c 160d 160e 160f 163a 163b 163c 164a 164b 165a 165b 168a 168b 170a 170b 170c 171a 171b 174 175 176a 176b 176c 176d 176e 179 登場話数 22 スタンス 対象限定マーダー→危険対主催→対主催 初期支給品 斬鉄剣@ルパン三世、ニンテンドーDS型探知機@その他 キャラとの関係 キャラ名 状態 呼び方 二人称 関係・認識 関係話 蒼嶋駿朔 敵対 蒼嶋 貴様 仇敵、死体を見つける 未遭遇 水銀燈 中立→敵対 君 手を組む→裏切り 080 114 枢木スザク 手を組む→裏切り、殺害する 080 114 159a 159b 北岡秀一 中立→友好 北岡 協力を求められる→合流、164話まで同行、174話で再合流 138b 139 150c 155 159a 159b 159c 160d 160e 160f 163a 163b 163c 164a 164b 170b 174 175 176a 176b 176c 176d 176e 竜宮レナ 竜宮 貴様 協力を求められる 138b 139 150c 155 159a 159b 159c ジェレミア・ゴットバルト 友好 ジェレミア 155話まで同行、159話にて再合流し164話まで同行 150c 155 159a 159b 159c 160d 160e 160f 163a 163b 163c 164a 164b 柊つかさ 柊 155話まで同行、159話にて再合流し164話まで同行、174話で再合流 150c 155 159a 159b 159c 160d 160e 160f 163a 163b 163c 164a 164b 170b 174 175 176a 176b 176c 176d 176e 179 雪代縁 敵対 G-10で戦闘 159a 159b 159c 鷹野三四 貴様 155 159a 159b 159c シャドームーン 中立→敵対 シャドームーン お前 契約し同行、174話より戦闘 160c 160d 160e 160f 163a 163b 163c 164a 164b 165a 165b 168a 168b 170b 174 175 176a 176b 176c ヴァン 友好 F-8にて接触、164話から同行 160d 160e 160f 164a 164b 165a 165b 168a 168b 170b 上田次郎 上田 F-8にて接触、164話から同行、174話で再合流 160d 160e 160f 164a 164b 165a 165b 168a 168b 170b 174 175 176a 176b 176c 176d 176e C.C. C.C. F-8にて接触 160d 160e 160f 翠星石 中立→敵対→友好 翠星石 脱出の鍵、163話まで同行、168話にて戦闘、174話より共闘 160d 160e 160f 163a 163b 163c 168a 168b 170b 174 175 176a 薔薇水晶 敵対 薔薇水晶 F-8にて戦闘 160e 163a 163b 163c 164a 170b ストレイト・クーガー 友好 クーガー 貴様 F-8にて共闘、同行 163a 163b 163c 164a 164b 165a 165b 168a 168b 170b 志々雄真実 敵対 志々雄 F-8にて戦闘 163a 163b 163c 164a 古手梨花 中立 看取る 170a 踏破地域 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 A B C D E F G H I J ??? 元の世界 A-10研究所付近→D-10橋の南端→D-7東部→B-6山小屋→C-7東部→B-8道路→C-9道路→F-9教会跡地→G-9市街地→G-10半壊した遊園地→G-10民家→F-8市街地→F-10沿岸部→???→元の世界
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[名前]水銀燈 [出展]ローゼンメイデン [声優]田中理恵 [性別]女 [年齢]不明 [一人称]私 [二人称]呼び捨て、あんた、貴方 「ローゼンメイデン」シリーズの第1ドール。 姉妹の中でもアリスへの執着が非常に強く、アリスになってローゼンに会うという悲願と彼への愛情を支えにしている。 人工精霊はメイメイ(紫色)で、性能は真紅のホーリエと互角。 また原作では蒼星石のローザミスティカを奪った為レンピカも従えている。 服装は逆十字の柄が入ったアシンメトリーのオーバースカートの付いた凝ったスカートに、黒と白の編み上げドレスに薄紫色のバラの飾りがついた黒のロングブーツを履いている。 背中には変異自在な黒い翼が生えていて空も飛べる。 アニメでは服の色が黒からミッドナイトブルーに変更され、ヘッドドレスのリボンも1本ずつとなっている。 髪は銀色のセミロングヘア。瞳の色はアニメでは桃色に近い色をしている。 本来未完成品でしかなかったが、ローゼンを想うあまりローザミスティカ無しで動きだした。 そして彼を探して彷徨っていた所で真紅の前に現れ、腹部が無いため立てなかったが真紅の協力で歩ける様になる。 彼女の後を追った際にアリスゲームに巻き込まれて正式な「ローゼンメイデン」と勘違いした蒼星石に倒されるが、ローゼンからローザミスティカを貰い正式に「ローゼンメイデン」となった。 しかしそれまで唯一信頼していた真紅からは「ローゼンメイデン」と認めて貰えずに裏切られたと思い込み、怒りで背中から翼が生え、真紅に強烈なダメージを与えた。 その際ローゼンからブローチを貰った真紅への嫉妬の余り彼女のブローチを奪い、目の前で破壊。 怒った真紅から「ジャンク」と罵られた為に、完全に決裂。 以来彼女とはライバル関係となり、今に至る。 [能力] 戦闘では背中に生えている黒い翼を使用して羽を弾丸の様に飛ばして相手を切り裂いたり、ダーツのように狙った場所を突いたり、羽を対象に纏わりつかせて動きを封じたり、翼で自分の身を覆い防御をしたりする。 アニメでは翼を龍に変貌させたり、翼や羽を青い炎に変えて燃やしたり、自分の息吹で蒼星石を吹き飛ばしたり、バリアのようなものを張ったり、羽を集めて剣を召喚したりする技も披露。 この為近距離から遠距離まで対応できる柔軟性を持つ。 他にも鏡を利用した能力もあり、翠星石と蒼星石の人工精霊を奪い攻撃させたこともある。 [性格] 普段の口調は相手を小馬鹿にするような猫撫で声だが、本気になると感情的になる。 冷酷非情で好戦的な性格でありローザミスティカを入手する為なら手段を選ばず、契約者を「糧」と言って憚らない。 反面、生来心臓病を持ち自分をジャンクと自虐する契約者・柿崎めぐには、突き放すような言葉を吐きながらも何かしら気遣う面を見せる。 幼稚な性格が多い姉妹の中でも、より長女らしさが強調されている。 ただドラマCD内で真紅達が夢中になっている『くんくん探偵』に偶然触れ、以来くんくんの熱心な隠れファンとなった。 総じて本編での水銀燈の性格はヤンデレに分類できるが、第2期以降やドラマCDなどではツンデレ的な要素もプラスされたと言っていいだろう。 以下、多ジャンルバトルロワイアルにおけるネタバレを含む +開示する 水銀燈の本ロワにおける動向 初登場話 034 堕天使の微笑 登場話数 4 スタンス マーダー 死亡話 キャラとの関係 キャラ名 状態 呼び方 二人称 関係・認識 初遭遇話 真紅 敵対 真紅 貴方 ローゼンメイデン 未遭遇 翠星石 敵対 翠星石 貴方 ローゼンメイデン 未遭遇 桐山和雄 敵対 貴方 C-7森にて戦闘 034 堕天使の微笑 橘あすか 敵対 貴方、あんた D-7森にて戦闘 034 堕天使の微笑 蒼星石 敵対 蒼星石 貴方 C-7森にて戦闘 034 堕天使の微笑 高良みゆき 友好→敵対 貴方 足手纏い 047 スザク と 銃口 枢木スザク 警戒→友好 スザク 貴方、あんた 洗脳する 047 スザク と 銃口 織田敏憲 敵対 襲撃する 069 BATTLE ROYALE 世界の終わりまで戦い続ける者たち(前編) 北条悟史 敵対 C-7森にて戦闘 069 BATTLE ROYALE 世界の終わりまで戦い続ける者たち(前編) 浅倉威 敵対 C-7森にて戦闘 069 BATTLE ROYALE 世界の終わりまで戦い続ける者たち(前編) レイ・ラングレン 敵対 C-7森にて爆撃される。ライダー(ゾルダ)での遭遇のため、容姿や名前を知らない 069 BATTLE ROYALE 世界の終わりまで戦い続ける者たち(後編) 狭間偉出夫 友好 ハザマ 貴方 同行者 080 今後ともよろしく 踏破地域 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 A ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ B ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ C ■ ■ ■ ■ ■ ■ □ ■ ■ ■ D ■ ■ ■ ■ ■ ■ □ □ □ ■ E ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ F ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ G ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ H ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ I ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ J ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ D-9北端→D-8→D-7木の枝の上→D-8北西部→C-7森→D-7東部
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[名前]杉下右京 [出展]相棒 [演優]水谷豊 [性別]男 [年齢]不明(おそらく40代) [一人称]僕、私 [二人称]○○くん、○○さん、あなた [三人称]彼、彼女 警視庁組織犯罪対策部特命係係長。階級は警部。 東京大学法学部を卒業後に渡英。帰国後、国家公務員採用I種試験に合格して警察庁に入庁。 警視庁刑事部捜査二課に出向し次々に事件を解決するが切れ過ぎる頭脳と何を考えているのか判らない素振りから「変人」扱いされ、それ故に窓際部署である特命係に追いやられたままである。 右京の下につく者はことごとく警視庁を去る事から「人材の墓場」と揶揄される。 S.1終了時に一旦警察庁に戻り、警視庁警察学校の教官に異動を命じられるが拒否して休職しロンドンへ渡る。 また20代後半の3年間、スコットランド・ヤード(ロンドン警視庁)で研修をしていた事がある。 S.2で特命係復活に伴い復帰、S.3では免職されかかったがこれまた免れている。 薫から「ただでさえ私生活を明かさない人」と言われているようにプライベートが映る事はない。 服装は三つボタンのシングルスーツもしくはスリーピース・スーツで、ベルトは使わずにボタン留のサスペンダーを愛用。またいつも爪切りを携帯している。 特命係の備え付けのコーヒーは全く飲まないほどの紅茶通である。いつも丁寧に作っては飲んでおり、夜飲まないと眠れないと言っている。 趣味は紅茶、チェス、落語など。特に落語は同じ趣味をもつ鑑識課の米沢とテープの貸し借りをしたり、話が盛り上がったりすることもしばしばである。 嫌いなものは梅干、時期はずれのキャビア、 酢豚のパイナップルなどであることが暴露されている。 元々は喫煙者であったが回を重ねるうちに吸わなくなった。 [能力] 観察力、洞察力、記憶力が異常なほどに優れており、それを基にした分析能力も非常に高い。 しかし組織の利害に関係なく犯人を追い詰める妥協を許さない姿勢から、上層部から圧力をかけられることもしばしばある。 総じて手先が器用で携帯電話のメールを打つのが極度に速く、かなり上手くピアノを弾ける。 運動神経が良く剣道の腕もかなりのもので、護身術にも長けている。 ただ車の運転はほとんど薫に任せており、必要に迫られた場合にごく稀に運転するのみである。 様々な分野に造詣が深く、円周率の暗記やワインに関する知識があるほか複数の外国語を理解している。 また、手話を使ってろう者(聾者)と意思疎通をはかる事もできる 。 幽霊にも興味があるようだが、本人曰く「幽霊を見る能力が欠如している」らしく薫が「裸の女の幽霊」を目撃したという話に「いささか嫉妬を覚える」と残念がっていた。 反面、恋愛関係の話や昆虫のことについてはあまり詳しくない。 [性格] 性格は極めて冷静で理論的。薫に突然手錠を繋がれても平然と受け答えをしたり、死体を発見しても驚く様子も無く話すなど精神的にも非常に強い。 口調は誰に対しても敬語を使って丁寧に接するが、一方で相手に対して思った事をはっきりと口にする場合もある。 以上のように普段は冷静沈着で物静かだが、怒りが頂点に達すると声のトーンが変わり激昂する、顔を震わせるなど、激情家の一面も持つ。 口癖は「はい?」「そろそろ、行きますか」「ご随意にどうぞ」など。薫に対してのみ稀に「○○っすねぇ~」と言うことがある。 細かいところまで気になってしまうのが自他ともに認める「悪い癖」であり、去り際に左手の人指し指を立てて「あと、もう一つだけ」と粘るシーンが頻繁にある。 また重大な問題点や証拠、手がかりなどの見落としや思い違いなどに気付いた時は半ば興奮した状態で「僕とした事が!(迂闊でした!)」と話す。 以下、多ジャンルバトルロワイアルにおけるネタバレを含む +開示する 杉下右京の本ロワにおける動向 初登場話 016 似た者同士? 登場話数 4 スタンス 対主催 死亡話 キャラとの関係 キャラ名 状態 呼び方 二人称 関係・認識 初遭遇話 亀山薫 仲間 亀山君 君 相棒 未遭遇 L 仲間 Lさん あなた 同行者 016 似た者同士? カズマ 友好 カズマ君 貴方 情報交換 053 神経質な者、単細胞な者 岩崎みなみ 仲間 あなた 同行者 053 神経質な者、単細胞な者 南光太郎 仲間 光太郎さん あなた 同行者 073 みなみ × 南 踏破地域 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 A ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ B ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ C ■ ■ ■ □ ■ ■ ■ ■ ■ ■ D ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ E ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ F ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ G ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ H ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ I ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ J ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ C-4廃洋館
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[名前]泉 新一 [出展]寄生獣 [性別]男 [年齢]高校三年生 [一人称]俺 [二人称]呼び捨て、お前、○○さん [三人称]あいつ 寄生獣の主人公。 ごく平凡な高校生であったが、右手に宿ったパラサイト「ミギー」により数奇な運命を辿ることになる。 家族はフリーのルポライターの父・一之と、専業主婦の母・信子。変化後は髪型をリーゼントにしていた。 ミギーの「同種を感じとる」能力は同時にパラサイトを引き付ける(探知される)役目も果たし、彼は人間と寄生生物との中間者としてパラサイトに関する一連の事件に巻き込まれる羽目になる。 また自身の安全のみを考えるミギーの意向に逆らうわけにもいかず、家族や親しい友人に己の境遇を明かすことのできないジレンマを抱えて物語の終盤までそれに苦しむ事になった。 物語の中でミギーとの出会い、学友の虐殺など数々の悲劇や救いの中、次第に命に対する価値観や生死観が変わり成長していく。 [能力] 母の体を乗っ取ったパラサイトに心臓を貫かれ瀕死の重傷を負うがミギーの尽力により一命を取り留める。 その際ミギーの体組織が全身に混ざってしまった副作用で、世界記録をあっさり更新できるほどの俊足・助走なしで数メートルの壁を跳び越える跳躍力・片手で大人一人を放り投げてコンクリート壁を崩すほどの怪力・異常な動体視力や聴力など、常人離れした身体能力と五感を身につけた。 その能力はミギーが眠っていても独力でパラサイトに対抗できるほどである。 [性格] 元々はひ弱で真面目な性格だったが、上記の出来事の後は心にパラサイトのような感情の鈍磨が生まれた。 その変化(犬の死体を平気でゴミ箱にすてる、人が死んでも泣かないなど)は周囲から見れば冷たい人間と見えるようになり、先述のジレンマに加えて苦悩が増すことにもなった。 [備考・ミギー] 新一の右腕にとりついたパラサイト(本来は右腕から新一の身体に侵入して、脳を奪おうとして失敗)。好奇心旺盛で読書家。 脳以外の部位に寄生したため、人間を食い殺すという本能(そもそも『食う』という本能自体)が欠如している。 新一の身体から直接養分を摂取しており独自に捕食活動を行う必要はないが、その分だけ新一が大食漢になっている。 食事は全て新一任せであり、本人はノータッチ。 後になって自己犠牲とも取れる行動を起こすが寄生当初は他のパラサイトと同様に感情に乏しく、宿主と自分以外の生死には極めて冷淡かつ淡白で、人間を盾に取る作戦を立てる等、人間社会の常識に外れる思考から新一との間には大きな壁があった。 共存関係にある新一に対しては食事や健康を気遣い、新一の置かれている状況や精神状態に応じて考えを変更するなど柔軟な思考も持つ。一時の感情や自己満足に流されて行動しようとする新一を諌める事もあった。 そのやり取りの中で徐々に感情に近いものを理解するようになっていき、互いに信頼し合えるようになる。 後藤との戦いに負け、死を予感した際には「君の脳を奪わなくてよかった」など、新一に対して友情が芽生えていたらしい台詞が見受けられる。 「きれいな言葉遣いをしている」と評されるが、これについて新一は図鑑など主に本で言語を学んだ結果ではないかと推察している。 瀕死の新一を救うため体内に潜り込んで治療を行った際にパラサイトとしての性質に突然変異(弱体化とも取れる)を来し、一日のうち4時間だけ同属を察知する能力さえ働かない「完全な眠り」に陥るという弱点ができてしまった。 以下、多ジャンルバトルロワイアルにおけるネタバレを含む +開示する 泉新一の本ロワにおける動向 初登場話 004 AFTERN∞N 登場話数 6 スタンス 対主催 死亡話 キャラとの関係 キャラ名 状態 呼び方 二人称 関係・認識 初遭遇話 田村玲子 敵対 田村玲子 お前 パラサイト 未遭遇 後藤 敵対 後藤 お前 パラサイト 未遭遇 瀬田宗次郎 敵対 お前、てめぇ B-1ホテルのロビーにて戦闘 029 乱(みだれ)後… シャナ 敵対→友好→敵対 シャナ 君 止めたい 061 フレイムヘイズ×矛盾×雌伏 城戸真司 敵対→仲間 君(ミギー) 同行者 078 果てしない炎の中へ(前編) 翠星石 敵対→仲間 君 同行者 078 果てしない炎の中へ(前編) 踏破地域 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 A ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ B □ □ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ C ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ D ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ E ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ F ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ G ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ H ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ I ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ J ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ B-2ホテル前→B-1ホテルのロビー→B-2森