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ハルケギニアで最大の人口を誇るガリア王国の首都、リュティス。 先刻までの晴天が嘘であったとでも言うように、闇色に輝く緞帳が天を覆っていた。 市民は唐突な凶事に眉を顰め、信仰深き者は思わず始祖ブリミルへの祈りを奉げて天を仰いだが、 その中でたった一人、歓喜に打ち震えて闇に語りかける者が居た。 気まぐれに召喚の儀式を行い、この闇を召喚した『無能王』ガリア王ジョゼフその人である。 「どうだ、シャルル……一目見てわかるだろう?おれの使い魔は漆黒の闇だ……。 くくく……はははははははははは!闇だ!闇だと!?そうか、そうだったのか、始祖ブリミルよ! 貴様の望み通り、おれはこの世界を手のひらに載せて遊んでやろう! あらゆる力と欲望を利用して、人の美徳と理想に唾を吐きかけてやる! 心優しいシャルル!お前の言った通り、おれは目覚めたぞ!虚無だ!伝説だ! お前をこの手にかけた時より心が痛む日まで、おれは世界を慰み者にして、蔑んでやろう!」 ジョゼフの狂態に呼応するかのように、天に広がった闇が凝り、一つの形を成してゆく。 黒い緞帳は取り除かれ、空は本来の蒼を取り戻した。 その代わり……ジョゼフの目の前に、黒い髪、黒い服―――闇色の瞳を纏った少女が姿を現す。 「―――ああ……」 重たげに開いた口が吐いたのは、意外に普通の人間の言語だった。 真冬の雪山のような寒気を漂わすその容貌に満足したのか、ジョゼフは愉悦の色を浮かべて言い放つ。 「さあ!おれと契約しろ、虚無の使い魔よ!おれが創る盤上遊戯に、その闇色の彩を加えるのだ!」 その少女は、余計な手間を取らせたと言わんばかりに憂鬱そうに呟いて、ジョゼフの手を取った。 「わたしは―――観測する。わたしは―――」 「……―――周防―――九曜―――」 あまり優しくない『ご主人様』と契約し、固い床の寝床でどうにかこうにか休息を取った俺は、 ご主人様に依頼された任務を遂行すべく朝の洗い場に向かっているわけだが。 一度ぐらいはその手の商売やコスプレではない、メイドとしての業務を忠実にこなすメイドさんを観察してみたい。 俺がそんな期待を胸に洗い場に向かったとしても、誰がそれを責められるというのだろう。 本物のメイドさんが見たいなどと口に出すほどアホではないが、 若くて可愛い女の子がメイド服を着て、かいがいしく業務をこなすさまに心をときめかせるのは、 健全な男子高校生としては至極全うな願望というものではないだろうか。 いや、どうせお年を召したベテランメイドさんが井戸端会議に耽っているのが関の山だ、 などと判った様なことを言ってしまうのは簡単だ。 だが、その中にたった一人でもいい、オアシスとでも言うべき見目麗しい御方がいらっしゃれば。 自称貴族のご主人様の理不尽な仕打ちに耐え、この場所で生き抜く希望を得られるというものだと俺は思う。 これが……この事態がいつものようにハルヒが絡んだ超常現象というべきものであるのならば、 せめてそれぐらいの役得はあってもいいんじゃないか?SOS団員として。 そんなことを考えながら洗い場に向かった俺は、目に飛び込んできた光景に心奪われる事になる。 そこで洗い物に精を出し、たわいもない会話に夢中になっているメイドさん全員が、俺と同年代の少女達だったのだ。 この先の生活に何の根拠もない希望を抱きつつ、俺はそのうちの一人に声を掛ける。 何の気なしに声を掛けただけのその行動が、その後の運命を大きく左右することになろうとは。 いやはや全くもって人生とは実に面白いというか不思議なものである。 「すいません」 「はい、なんでしょうか……」 見覚えのあるその顔を見て、俺は驚き―――あの超能力者が赤い玉になる所を初めて見た時ぐらいには驚き、 思わず相手を指差して「お……お前……」などと意味不明瞭な単語を呟いてしまう。 相手もそれは同じようで、つい先ほどまで会話していた相手を完全に放置して、この俺を驚愕の眼差しで見つめ返す。 たっぷり数分間の静寂の後、俺達はようやくのことで言葉をひねり出して、凍りついた場をほんの少し前に進めた。 「…………キョン」 「……佐々木か?」 俺は思わず佐々木の顔を穴の開くほど見つめる。こいつは何の冗談だ? 一度言葉を発したきり、もう一度沈黙を続ける俺達を不可解に思ったのか、 佐々木と会話していたメイドさんが不思議そうに俺たちを覗き込んで言った。 「どうしたの?」 「ああ、ローラ。この人はキョン。私の……親友なの」 「ふぅん?」 ローラとかいうメイドさんは、疑問符を浮かべたままたっぷりと俺たちを見比べ、意味深に呟く。 「ふぅん?シエスタの親友、ねぇ……」 どうやら例に漏れず、俺と佐々木の何かを誤解してしまったようだ。 俺達を見る奴見る奴、揃いも揃って妙な誤解をしてしまうのはなぜだろうか。 「そう、親友。使い魔召喚の儀式で人が召喚された、という話は聞いたけど、君だったのか」 「どうしてお前がこんな所に居るんだ?それに何だ、シエスタ?」 「いや、それは正に僕のほうでも聞きたいことなんだが……僕にも何が何だかわからない。 僕の主観としては数日前突然この世界に『居た』という事実しか認識できないんだけど、 この世界で産まれ育った記憶も頑として存在する。まるで、何かに上書きされたような……」 「ちょっと待て。この世界と言ったか?」 「ああ、そうだね。この場所には月が二つ存在する。少なくとも僕らの生きていた場所ではありえない」 俺が何となく感じ、それでいて認めたくなかったことをズバリと言い当てられた。 そうだ。今の俺にとっては、こんな事態も十分起こりうる可能性ではないか。 「この僕の『記憶』によると……佐々木武雄、僕の曽祖父にあたる人がこの世界にやってきて、 結局帰る方法を見つけられずにこの世界に定住したということになっているらしい。 僕の記憶が、そして気が確かならば、僕らの世界でも曽祖父の墓碑銘を確認した覚えがある。なのに……」 曽祖父がこの世界で死んだ記憶もあるし、俺達の世界で死んでいた記憶もあるってことか? 「そう。だから奇妙なんだ。二つの世界の記憶が矛盾しながら、しかし整然と整理されて頭の中にある…… 君にはないかな?矛盾しながらも確固とした記憶、自分以外の記憶があるような奇妙な感覚が……」 いや、俺には特にそんな変わったような感覚はないが。 「召喚……その特殊な状況下なら……上書きでなくすり替え?……」 俺の答えに何を見出したのか、佐々木は腕を組んでなにやら呟き、 自らの思考の世界へと心を漂わせた。 どうやら調子を取り戻した佐々木に微かな安堵を感じた俺は、 興味深そうに俺達の話を聞いていたローラとかいうメイドに視線を遊ばせる。 彼女は仕方ないとばかりに肩をすくめ、佐々木を指して俺に促した。 俺は話をまとめ、当初の目的を果たすべく佐々木との交渉に移ることにする。 「とりあえずは、だ。佐々木、協力して欲しい事があるんだが」 「ああ、なんだい?」 「あわれな使い魔である俺はだな、ご主人様に洗濯などを仰せつかってきたわけなんだが……」 「男子高校生という身分の君にとってはとんだ試練になるだろうね。いいよ、ついでだ。洗ってあげよう」 俺はうっかり洗濯物をそのまま無造作に見せてしまった。 間の悪い事に一迅の風が吹き、表面を覆っていたマントの裏から威勢よく下着がこんにちわしてしまう。 瞬間、辺りに気まずい空気が流れた。 「あ、ああいや、これはあれだ……」 「くっくっ、僕は言い訳も聞かずに親友の性癖を否定する程狭量ではないつもりだよ?それをどうするつもりだい?」 だからこれは洗濯物として押し付けられただけであって、俺の性癖がどうという話とは全く関係がない。 そう弁解する俺を至極愉快そうに俯瞰した後、佐々木はふっと気を抜いて言った。 「何、冗談さ。貴族という人種の中には、使用人を人間として見ない傾向のある者が存在する事は知っているからね。 ……あのルイズという女の子はそれ程ひどいものだとも思えなかったが、見方を変える必要があるのかな?」 まあ、俺も正直そんなに性質の悪い奴にも見えなかったが、俺達の世界とは違う、 見渡す限りの階級社会にどっぷり漬かって育ってきたというのなら仕方ない面もあるのだろう。 それは俺達の世界にも存在する社会の宿唖というもので、全てを個人の責任に帰してしまうのは酷というものだからな。 そんな言葉を吐いた俺に、佐々木はほんの少し驚きを露にする。 「おや、見違えたよ。君はもう少し何というか……いや、少しは進化しているんだねと賞賛の言葉でも贈るべきかな」 「男子三日会わざれば剋目して見よ、とでも返したらいいか?まあ、短い間にも色々あったって事だな」 そう返した俺を、何故か佐々木は物珍しそうに見て、「君、本当にキョンかい?」などと無礼千万な感想を述べる。 失礼な奴め。いかに俺とはいえ、小難しい理屈が専売特許のニヤケ面や、対人能力に乏しい宇宙人に対して それこそ毎日乏しい俺のボキャブラリーから言葉をひねり出し、なおかつ特殊な人達に大人気の神様や、 部室に舞い降りた天使(エンジェル)に悪い印象を与えないようにしなければならない、 場合によっては世界が大変な事になるなどというハレ晴レユカイな日常に飛び込むことになれば変わらざるをえんさ。 「へえ、何だか楽しそうだね」 お前こそどうなんだ、と問うまでもなく、佐々木は何がしかの羨望のようなものを俺に浮かべ、そして、遠い空を見た。 「……正直、途方にくれていた所なんだ。始めて会った『異世界人』が君でいてくれて良かった、キョン」 「ああ、そうだな。一人じゃないってのはそれだけで心強いもんだ」 この久しぶりに再会した親友に、北高で俺の陥った奇妙奇天烈な部活の事を話すべきか。話すとして、どう話したらいいのか。 「キョン?」 「ああ、悪い……」 そんな内心の迷いをひとまず保留して、俺は渡しそびれていた洗濯物を佐々木に手渡した。 佐々木が順調に洗濯をこなす様を見学し、洗濯という技能の修得に思考を向ける。 大幅に時間を超過し、ご主人様が寝坊したことに気づくのは、昼近くになってからのことであった。
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更新履歴 @wikiのwikiモードでは #recent(数字) と入力することで、wikiのページ更新履歴を表示することができます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_117_ja.html たとえば、#recent(20)と入力すると以下のように表示されます。 取得中です。
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俺の前に居る女は一言つぶやいた。 「お前の身内に、暗部の者は居るか?」 一瞬、ぞくりとした。この女達は木の葉の里を潰しに来たのだろうか。同盟国と言えど安心しきれる時代ではない。 「・・・あんた、なんでそんな事聞くんだ?」 「・・・いや。」 この女は莫迦なのだろうか。もし情報収集をするにしても、もう少しやり方ってモンがある。ま、コイツが莫迦なら尚更情報を聞き出すにはうってつけの相手なんだが・・・。 「そんな顔をしなくてもいい。私は単に聞いてみたかっただけだ。もし木の葉を潰す為に情報収集をするなら、もっと経済的に追い詰めてやるさ。ここはもう、忍なんて物騒な者が表世界には居てはいけない世界なのだからな。」 ・・・そう。木の葉潰しのあった時、ナルトを含めた人柱力の中に居る九尾が暴れだし、九匹の化け物が木の葉一帯を中心に集結し、一瞬にしてチャクラという、人間の中に組み込まれていた組織を、そっくりそのまま持ち去ってしまったのだ。 それから半年経った今でさえ、九尾達が何処へ行ったのか、ましてやチャクラなくして活動できている人間の神秘の秘密は見当も付かない。しかし、残されていた人柱力の中にもたらされていた封印術のチャクラはそのまま残されており、今は数人減ってしまったが、生き残った人柱力の中には健在している。 木の葉隠れの暗部率いた木の葉連合国の国々の暗部達は協力して残されたチャクラを研究し、 暗部率いた火影などの一握りの忍にしか、チャクラ以外の力の使用法、いわゆる錬金術の使用法は発表されなかったのだった。 しかしそれは国民の反感を催し、大反乱のあった国もあったらしい。 それによって、忍五大国以外の小国の長は何も知らされていないのにも関わらず、 何処かの忍五大国暗部の何者か、もしくは五影のそのものの命なのか、長が錬金術の使用法を知っているとの噂が流れ、小国は次々と姿を消していた。 これに対し忍五大国の五影は、忍の居ない経済を生み出し、暗部と五影のみぞ知る錬金術は、国民を取り締まる為の武力として、徹底的に扱われる羽目になってしまったのだった。 「・・・里の裏道に移動しないっすか」 「・・・いいだろう。」 口数の少ない女は言った。 木の葉の夏休み3:初対面デート編 「・・・ところで、アンタ名前はなんていうんすか。」 ざくざくと獣道を歩きながら素朴な疑問を振り掛ける。 「・・・砂のテマリ。お前はなんと言う」 「・・・奈良、シカマルっす。」 「奈良。お前は用心深いな。しかし女の心境というものが分かっていない。」 「は・・・?」 「普通の女ならこんな忍術も使えない時期に行き成り裏道に誘われたりしたら襲われるものと思うだろう。」 「・・・いや。あんたは普通の女じゃねーからな。」 「・・・なんだと。」 「・・・ところで、さっきの話。もしも俺が、身内に暗部の人間が居るって答えたら、あんたはどうするつもりだったんすか」 「・・・今のご時世に存在している、新たな術の枠と対等に並んでいる、錬金術の使用法を、無理矢理そいつから吐かせようとはしないのかと、問うつもりだった。」 「・・・・へぇ。アンタは昔から率直な人だもんな。」 「・・・なんか言ったか?」 ちょうどその時、風が吹き、彼女の耳に俺の声は届かなかった様だ。 「・・・いや・・・俺なら、そんな事しねぇよ。」 「・・・ほう。何故だ?」 「んなこたぁ簡単だ。」 男はそこで口を一度閉じ、獣道から見える満月を見上げた。 「・・・俺は忍術が好きで、それにはその力の効力ばかりが問題じゃない。アスマや、俺に託された火の意思は、決して錬金術とかいう、今更生み出されたモンじゃ、背負えねーもんがありすぎるからっすよ。」 「・・・ふん。術師のプライドか。」 「・・・はは。あいにく、俺にゃそんなめんどくせーもんはねー。ただ、この背中に意思を託されちまったっていう責任が、でけぇんだよな。」 「あぁ。確か暁に殺られた三代目火影の孫の、猿飛アスマってのが居ると聞いたことがある。そしてその弟子が、暁を殺ったって話も聞いた事があった・・・まさかお前がその弟子なのか?」 するとそいつは笑って答えた。 「あんたはそんな事、わかってたんじゃないすか?」 ・・・と。
https://w.atwiki.jp/wing2/pages/143.html
#blognavi 夏だ!海だ!ポケモン映画だ! パソコンだ!TWだ!ぷよぷよだ! と言う夏休みがやっと参りました とりあえず、休み中にやらなきゃいけないことを作成 1、HP完成 2、勉強 htmlプラグインエラー このプラグインを使うにはこのページの編集権限を「管理者のみ」に設定してください。 3、ゲーム 4、ポケモン大好きクラブ主宰夏休み大作戦2006プレートコンプ とりあえず、上記の事が全てです 3上は気にしないでください(黙 そういや、TWのインストールをもうやってしまいPlayができない始末 ショボーン(´・ω・`) 適当に意味不とか早くHP作れとかのコメントツッコミお待ちしています(殴 カテゴリ [雑記] - trackback- 2006年07月25日 14 13 22 はじめましてポケモン大好きクラブ主宰夏休み大作戦2006プレートコンプ を頑張って下さいね -- katutaka (2006-07-28 13 52 16) 名前 コメント #blognavi
https://w.atwiki.jp/indexorichara/pages/2545.html
闇城の夏休み26日目あるいは26日目IFからの続き 693 :■■■■ 闇城「げっ」 ホナミン「ほよっ」 崎野「ええ~!?」ガビーン 緋花「よかった~」ホッ 闇城「そうかぁ。これは残念。だがルールはルール。守るしかないよな」 闇城(別に俺の初恋話など安いもんだ。引き換えにこいつらの話を聞けるならな)ニィイ 闇城(どっちもまったく予想がつかない。特にホナミン) ホナミン「はいは~い!じゃあ私から話すねッ!」 崎野「軽ッ!?そんな簡単に話していいの?」 ホナミン「別に恥ずかしいことでも隠すことでもないからねっ!」 694 :■■■■ 緋花「もう、ホナミンはオープンすぎるんだから」フフ ホナミン「んじゃ言うよ。ホナミンの初恋の相手は…」 崎野「…」ゴクリ 闇城「…」ウム 緋花「…」ハイ ホナミン「相棒!」 三人「」 崎野「相棒って言うと…」 緋花「それってつまり…」 闇城「え? 俺のこと…?」 ホナミン「うん☆」 闇城「マジで…?」 695 :■■■■ ホナミン「正確に言うならば(予定)がつくのかな?」 崎野「」 緋花(ヒナミンが完璧に硬直してる…) 闇城「そ、そりゃどういうこった」 ホナミン「え~だからそのままの意味」 ホナミン「男女のペアで数々の激闘をくぐり抜けていった先、お互いの心は友情から愛情へと変わっていくのッ!」 ホナミン「そう、相棒から恋人へ!あー!こういう熱い展開。たまらないよねッ!」 崎野「」 崎野「」ハッ 696 :■■■■ 崎野「な、何よそれ。要は今はまだ好きとかいうわけじゃないってことじゃん」 ホナミン「まあね!」エヘン 崎野「いばって言うな!」ムキャー ホナミン「だって仕方ないもん。ホナミンはまだ初恋してないんだから」ムゥ 闇城「いや、なるほど…たしかにホナミンらしいな」 緋花「ですね」 崎野「…まったく、しれっとツバつけてるんじゃないわよ」ボソッ 697 :■■■■ 闇城「じゃあ次はどっちから話す。恥ずかしいなら俺からでもいいぜ?」 崎野「ちょ!待ちなさい」 崎野(どうしようどうしようどうしよう。どうせ言うんだったら後でも先でも関係ないけど) 崎野(こいつの話聞いた後だとすごい言いにくいかも…いやいや、そんな気にしなくてもいいじゃない!) 崎野(あ~もう!何一々考えてるのよ私!) 崎野「言う!私が先!」 闇城「おっ、そうか?」 ホナミン「ヒナミンの初恋かぁ。恋でもライバルにならないといいね☆」 崎野「は、はぁあああ!? わけわかんないんですけど!!///」カーッ 698 :■■■■ 緋花(ホナミンの煽りが的確なのか、ヒナミンの耐性が皆無なのか) 緋花(この場合どっちなんだろう…) 闇城「ほらほら、言うんだろ? 早くし給え」ドヤァ 崎野「ク、クゥゥ…」ギリッ 崎野「いいわよ!心して聞きなさい」 崎野「私の初恋の相手は…」 崎野(どうしよ…本当の事言う?で、でも…ぬぅぅぅ…) 699の秒数一桁で決定 1 昆虫怪人軍団幹部 ヘラクレス将軍 2 完全武装少女ヒナミン 3 堕ちverヒナミン 4 昆虫怪人軍団幹部 ヘラクレス将軍 5 闇城 6 昆虫怪人軍団幹部 ヘラクレス将軍 7 堕ちverヒナミン 8 完全武装少女ヒナミン 9 昆虫怪人軍団幹部 ヘラクレス将軍 0 啄キャンセル 699 :■■■■:2015/07/26(日) 22 59 37 啄ー!早く来てくれー! 700 :■■■■:2015/07/26(日) 23 00 24 昆虫将軍妙に多すぎるwww ちなみにジャンケン1人勝ちした緋花だと誰ってことになってたんだろう 701 :■■■■ まぁそうなりますよねw 5だったらヒナミン√でした 緋花なら…やっぱゴリr…緑川先生かな!→26日目IFへ ―――――――――――――――――― 崎野「ふ、フフフ」 崎野「私のこの恰好を見ても分からないの?」ザバァ 闇城「またその恰好かよ!ていうか下に着てたんだ!?」 ヒナミン「そう!マジカルハートにイグニッション!!完全武装少女ヒナミンとは私のことだよ!」キラッ 緋花「わぁ!言わなくてもわかることを堂々と言い切った!」 ホナミン「ふふ、その姿に変身したってことは本気なんだね!」 闇城「いやどういうことだよ!」 ヒナミン「私の初恋の相手?そんなの決まってるじゃない、姿を模倣するほど恋にこがれているの!」 ヒナミン「今までの正義感を投げ捨てて悪の組織昆虫怪人軍団に寝返ったヒナミンver堕にね!」 702 :■■■■ 闇城「…」 闇城「…あ~」 ホナミン「…うん」 緋花「なるほど」 ヒナミン「な、何よその微妙な反応」 闇城「いや。これは俺のレギュレーション設定が甘かった」 ホナミン「さすがに創作の人物をだすのは…ネ?それならホナミンだってホナミンって言ったもん」 緋花「そもそも同性ですし」 ヒナミン「むぅ~だってそうなんだから仕方ないじゃない!」 ヒナミン(私だってこの選択は逃げってことはわかってたわよ) ヒナミン(でも本当のことを…本当の人物を…) ヒナミン(こんな場で言えるわけ無いでしょうが!!)ムキャー 703 :■■■■ 崎野「…」ショボーン 緋花「あ、服着たんだ」 ホナミン「じゃあじゃあ次は相棒の番だね!」 ホナミン「別にホナミンって言ってもいいんだよ?」エヘヘ ホナミン「そしたら相思相愛ってことで今すぐにでも付き合えちゃうネ?」 崎野「ば、馬鹿言ってるんじゃない!あんたは(予定)でしょうが!」 闇城「まあまあ、それもお楽しみってとこだな」ニヤニヤ 緋花「勿体つけずに早く言ってください」 対馬「…ゴクリ」 ヌスミギキ 704 :■■■■ 闇城「俺の初恋の相手はだな…」 崎野・緋花・ホナミン「…!」ゴクリ 対馬「…」ソワソワ 啄「…」オレカ? 闇城「 705だ」 705 誰?(初出キャラでもOK。しかしホモはNG) 705 :■■■■ 苛句沙うそですごめんなさい。破輩先輩殿か対馬影華か初出キャラの誰かのうち、いずれか1人 706 :■■■■ 闇城「…」キョロキョロ 対馬「…」 闇城「…」ヨシ 闇城「対馬ちゃんだ」ボソッ 崎野「え``」 ホナミン「ほほう!」 緋花「というと…今あそこにいる子ですよね」 闇城「」コク 707 :■■■■ 闇城「一応言っておくとあくまで初恋、俺が初めて意識した子ってだけなんだ」 闇城「だから早くアタックしろよみたいな誘導は簡便な。昔と今とじゃ状況も俺の心も違うからな」 緋花「じゃあ今は好きじゃないんですか?」コソ 闇城「そういうわけじゃないけど…」 闇城「とにかく難しいんだ」 ホナミン「じゃあその意識したキッカケというのは?」 崎野「」ポカーン 闇城「それはな、俺が中二の時お助けマンみたいな活動をしていた時のことだ」 708 :■■■■ 闇城「たまたま俺が困っていた対馬ちゃんを助けたことが始まりだ」 闇城「それ以来対馬ちゃんとはちょくちょく会うようになってな」 闇城「その当時の俺はやってることはたしかにお助け的なものだったが、その行動と見た目が奇抜だったせいで周りからは一歩引かれていた。助けた人物にもな」 闇城「けど、対馬ちゃんは俺の行動に、考えに賛同してくれた。時には差し入れやらで援助もしてくれたんだ」 闇城「まあそこまで親しい異性もいなかったからな。意識しちまってたってわけだ」 緋花「めずらしくまともなエピソードですね」 闇城「まあな。まともな子と関わるとまともなエピソードになるのだよな、これが」 ホナミン「ふぅ~ん。今はどうなの?」 闇城「だからそれは…そうだな、昔ほど意識はしてない」 闇城「それに対馬ちゃんは対馬ちゃんなりの生き方があるからな俺みたいな半端者が深く干渉しちゃいけない気がするのだぜ」 闇城「それに今くらいの関係も悪く無いと思ってるし」 崎野「…」 709 :■■■■ 崎野(まさか初恋の相手がこんな近くにいるなんてね…!) 崎野(予想外の伏兵…だけどその気持が薄れてるなら大丈夫かな) 崎野(そう、彼女が闇城のむかしの気持ちを意図して掘り起こさない限りは…)ハッ 崎野「――ッ!」クルッ 対馬「…!!」アワワ 対馬「」プイ 崎野(まさか…聞いてたの?今の話?) 崎野(てことは…てことは…!) 崎野(いやいや、なんだ私。なんで焦る必要が…) 崎野(いや…もうわかってるくせにとぼけるのはやめよう、時間の無駄) 崎野(私は…そう、私の本当の初恋はこいつなんだ…) 崎野(だから…それが叶わなくなることを…恐れてる) 崎野(一度自覚したら、少し気が楽になったかな)フ 崎野(でも、これからどうしよ…) 710 :■■■■ ◇ 対馬(…) 対馬(…闇城さん) 対馬(どうしよう。動悸が止まらないよ)ドッドッドッ 対馬(嬉しいんだけど…嬉しいんだけど複雑) 対馬(今はそれほど意識してないんだよね…それは私がチャンスを逃してたってことなのかな?) 対馬(もしもっと早くに思いを伝えられてたら…!) 対馬(ううん…駄目だよ。そんな勇気、あの時の私にはなかった) 711 :■■■■ 対馬(…) 対馬(……なら) 対馬(なら今は?) 対馬(今なら…今なら…) 対馬(まだ間に合うのかな…?もし今言えば、闇城さんは…) 対馬(私って…ずるい女だ。自分が傷つきたくないからずっと逃げてきたのに、大丈夫ってわかった途端に手のひら返し) 対馬(でも…ズルでもしなきゃ…) 対馬(私は勝てないよ。闇城さんの周りには私なんかよりもっともっと魅力的な人がいるんだもん) 対馬(正々堂々なんて力がある人だけが言えることなんだ…! 非力な人は回り道して他の手を探すのが常套手段なんだから) 712 :■■■■ 対馬「」グーッ 対馬(考えたら、お腹すいてきちゃった) 対馬(ここ、ビュッフェスタイルの店なんだっけ) 対馬(じゃあなにかご飯取ってこよ、考えるのはその後だね)スッ ◇ 対馬「わあ。どれも美味しそうだな」 対馬「ん~でもお肉ばっかじゃ駄目だよね。野菜もしっかりとらな」 ドンッ 対馬「あ、すみません!前見てなくて…!」 ??「…」 713の秒数一桁で決定 1 闇城 2 美待 3 啄 4 桃園 5 零次 6 零下 7 崎野→26日目分岐Aへ 8 ホナミン 9 緋花 0 714(合コンメンバー以外も可) 713 :■■■■:2015/07/27(月) 00 26 47 さて誰だ 別ルート:26日目分岐Bへ
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分岐C: 夏休み もしかしたらBのほうが酷いかもしれんというC。 寝苦しさに目を醒して、言葉を無くす。 就寝時には少し肌寒いと思ったはずの室内は、熱気と煙りに包まれていた。 ほんの少しの違和感は瞬時に消えた。 「火事!?」 慌ててベッドから飛び出し、扉を開く。 窓を選ばなかったのは、両親と弟が心配だからだった。 夏休みになる前日に家を訪れた藤堂の祖父母に、明日から別荘で過さないかと誘われ、終業式が終ると同時にやってきた。 避暑地に造られた藤堂の別荘は広く、数人のゲストも翌日には到着した。 相変わらず遊び相手になる子供はおらず、パーティの時のような気詰まりを感じていたが、それ以上に憂鬱にさせるのは繰り返し行われるテストだった。 学力テストや体力テストはもちろんのこと、脳波を取っての反応テストに神経衰弱のようなカード遊び。寝ている間すらカメラを向けられ、データを取られ続ける。 それらを毎日こなし、両親と祖父母、それにゲストの視線を耐えず浴び続け、解消しようのないストレスが泥のように積み重なって精神を蝕む。 目から逃れられる一日のほんの数時間。 近くにある湖畔で、水面の煌きを見詰めるのが唯一の楽しみだった。 (メール、随分見てないな……) 休みに入る前に、予め当分出掛けるだろうからということは報せておいたから、心配はしていないだろうけれど。 (研究、進んでんのかな。疲れて無いかな。ちゃんと休みとれてんのかな) そんなことをぼんやり思う。 ロンとのメールには、楽しいことだけを綴っていた。 嘘を書くわけでは無いけれど、辛いことや不平不満は並べなかった。 嫌なことを記してしまうと、それに負けてしまうような気がしたし、思い出したくもなかったからだ。 (後で、父さんに言って写真を一枚撮ってもらおう) 旅行先の湖がとても綺麗だった、と。 夏休みの思い出はそれにしようと、風景を目に焼き付けるようにしっかりと見つめながら、湖畔をゆっくりと歩いた。 「君」 いつものように目を逃れての休憩時間のことだった。 見知らぬ大人が、真っ直ぐにこちらを見て声をかけてきた。 「藤堂紫安か?」 「…………」 不躾に名前を呼んでくる男に、警戒の色を強めて睨む。 藤堂家の私有地を出てはいないはずだった。 とすれば、この男は藤堂の関係者なのだろうか。 しかし、いつも目にする潔癖で神経質そうな大人とは違い、どっしりとして野性味のある顔をしていた。 「俺と一緒に来い」 唐突な言葉に驚くのに、笑顔を見せ「はい、というわけには行かんだろうな」と呟く。 能面のような、滅多に表情が動かない大人ばかりを見ていただけに、その生き生きとした様子はとても魅力的だった。 自分の取るべき行動を決めかねたのを知ってか、男は立ち止ったまま言葉を投げてくる。 「無理強いするつもりはないから安心しろ。お前の意志は尊重する。今すぐにどうこうするつもりは無い。だが、俺は君にこんなところに居て欲しいとは思わない」 「こんなところって、どういうことだよ」 まるで、自分の置かれている環境を知ったように言う男に、言葉を返す。 自分はなんなのか。 何故こんな風に扱われているのか。 それをこの男は知っているというのだろうか。 「いきなり一緒に来いだなんて言われて、ついていく子供がいるかよ」 自分の口から出た、聞きわけの悪い子供のように拗ねた声色に、顔に朱が走る。 動揺しているのだ。 自分は。 惑っているのだ。 その魅惑的な解放の言葉に。 (……情けねぇっ) 自分のペースが乱されるのに耐えられず、踵を返す。 「また、明日ここに来る。会ってもらえるかな?」 「……好きにすればいい。俺も好きにするから約束は出来ない」 「そうか」 無理強いしないと言った手前か、約束をさせない男を肩越しに振り替える。 「今君に多くは語れないが、これだけは言っておく。『気をつけろ』」 「? どういうことだよ」 「君は狙われている」 どういうことだと言葉を投げるより先に、首から下げているカードが震動する。 自由時間は終りだという合図。 急いで戻らなくてはならず、舌打ちをする。 「急ぐんだろう? 行きたまえ。明日ここで待っている」 全てを知っているといった風情に、反感を覚えないわけでは無い。 けれど、それ以上に感じる安心感に、甘えたくもなる。 「……明日な」 男の視線を背中に感じながら、走り出した。 まるで逃げ出すみたいだ、と感じながら。 その日の夜だった。 廊下は煙が充満していたが、炎の気配はまだ無かった。 (出火場所は? それよりも……) 両親と弟の部屋は隣りだった。 「父さん! 母さん!」 ドアノブを回すと施錠はされていないようですんなりと開く。 部屋には人の気配は無い。 まだリビングに居るのだろうか? 廊下を走り、突き当たりの部屋のドアを叩く。 そこは祖父母の部屋のはずだった。 「お爺様!」 またもドアノブはすんなりと回り、部屋の中にはどちらの姿も見当らない。 (まだ、深夜じゃなかったのか?) 随分眠ってしまったと思ったのに、と階段を駆け降りる。 煙は一階のほうが酷く、建具の燃える悪臭が鼻と目を襲った。 「父さん! 母さん!」 呼ぶ声に答えは無く、人の動く気配も無い。 (どういう……?) 全員逃げられたということだろうか? 玄関に向かおうと足を向け、煙の酷さに出火場所がこちらのほうだということを悟る。 リビングから外へと振り替えれば、炎が壁を舐めるのが目に入った。 「……っ!」 極力煙りを吸わないようにはしていたが、それでも全く吸わないというわけには行かず、頭がガンガンと痛み出す。 (二階から飛び降りるしか……) 階段を戻る途中で、嫌な予想が背中を舐めた。 心臓に冷いものを差し込まれたような嫌な寒けに、踊り場で足が萎えた。 目覚めた時に覚えた違和感が絶望となって後ろから抱き締めてくる。 いつもの自分の目覚めはどうだ? (煩わしいコードと……カメラが……) さっきはどうだった? それが答えだ、というように、絶望は冷酷に、だが優しく全身の力を奪い取った。 気がついた時に、最初に見えたのは黒い天井だった。 その暗さに、まだ煙の中にいるんだろうか、と、ぼんやりと思い、なかなか死なないものだな、なんてことを感じた。 しかし、熱気も息苦しさも無いことに気づき、どういうことだと身を起す。 見覚えの無い古い和室。 障子に光りが差しているのを見るに、朝の早い時間なのだろう。 空気が澄んでいる。 蒲団から出ようとして、体が思い通りに動かず、痛みが走るのを感じた。 それでも、光りに導かれるように畳を這い、障子に手をかける。 浅い薄青の空が綺麗だった。 あの日に見た、星の透ける空と同じような始まりの空。 それが急に歪んで、頬に水が滑るのを感じた。 たぶん、泣いているんだろう。 客観的にそんなことを思う。 あの日見た、あの空。 あの時泣けなかったことを、ぼんやりと思い出していた。 END
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