約 1,638,826 件
https://w.atwiki.jp/cesiumsan/pages/61.html
今ネットで話題になっているフジテレビの『韓流ごり押し』 これについての解説。 韓流ごり押しって何? 一般的にはK-POPアイドルや韓流スター、韓流ドラマなどをフジテレビが番組内でやたらとプッシュすることを意味します。韓国料理や韓国旅行などの紹介も含まれる場合があります。 これがなぜ問題になっているかというと、 ①『金の流れの構図』フジテレビがK-POPの利権を握っているため「韓流ブーム」になればなるほどフジテレビが儲かるという図式。 ②『ステルスマーケティング』と呼ばれる広告法上の問題 ③『ブームの捏造』テレビは「今韓流が大人気!」と紹介するが実際にアンケートを取ってみると実はあまり人気がない。人気があるかのように錯覚させようとしている。 ④『偽装』「韓流スター来日の出迎えに空港にファン800人が殺到!」とテレビで報道されたが実際は100人もおらず、しかもファンですらなく金で雇われたサクラのバイトだったことが判明。また某宅配ピザの人気ランキングを捏造して無理矢理プルコギピザを1位として紹介したことも。 ⑤『放送法上の問題』本当に政治的に中立なのか?本当に国民のために放送しているのか?本当に公共の電波を私的に利用していない?株式の外国人保有率は大丈夫? しかしこれは表面上のことで、本質的には『韓流ごり押し』というのは『韓国に対する印象操作』を意味します。 韓国についてイメージの悪くなりそうなことは報道せずひた隠しにし、良いところばかりをピックアップし(時には捏造も混じえて)国民に紹介し続けているのです。 これによって「韓国人は日本が大嫌いなのに日本人は韓国が大好き」という意味不明な状況が作り出されようとしています。 私はこのサイトでテレビが触れようとしない「韓国の暗い部分」について紹介しようと思いますが、私は決して韓国に対して悪い感情、いわゆる『嫌韓感情』というものは持っていません。 韓国と真の意味でより良い関係を築こうとするならば、まずはお互いをよく知ることが大切なのではないでしょうか。 韓国の真実 韓流ごり押しはいつから存在するの 話題になったのは最近ですがだいぶ前から存在します。数年前の月9のドラマで主人公の経歴に「在日韓国人」という原作にはない謎設定が付加された時くらいからかな。(ソース探し中)少なくとも2007世界フィギュアの時には既に日本選手たちへの嫌がらせは始まっていた。
https://w.atwiki.jp/nasakenai/pages/107.html
184 :無名草子さん :2007/06/22(金) 17 58 21 社会の分野がなさすぎるな。 「世間とは何か」とかがいいと思う。 あれ、入ってたかなw 185 :無名草子さん :2007/06/23(土) 13 35 42 184 阿部謹也ね。 俺は入れていいと思うが、西欧中世史家による余技ということで、 アカデミックな評価は必ずしも高くないという点で反対する人もいるかもしれない。 このスレにもしインテリがいたら意見を聞きたいね。 ⇒アマゾンリンク
https://w.atwiki.jp/divine_revelation/pages/445.html
目次 1.悟りの奥行き 2.観自在力への三次元的な歯止め 3.悟りの道標 4.何のために三次元世界で悟りを求めるのか 5.悟りの武者修行 6.人類の叡智に対する敬意 7.宗数的対立を超えて、今 8.新しい時代の新しい悟りの方法――真説・八正道 9.「正見・正語」の深まりのある人 10.「ピンの発見」と「正見」 11.自分のピン・他人のピン 12.阿羅漢の心 13.阿羅漢・不退転そして如心 14.如心と観自在力 15.ネガ・フイルムによる三次元世界の未来予知 16.霊速度とのギャップ 17.神通力 18.如来界の如心(一即多、多即一) 19.如来界の悟りとは 20.「宇宙即我」の悟りへ向かう霊的進化 21.釈迦の悟りについて 22.神理学習の時代へ向けて 23.九次元の悟りの三つの条件 24.超能力信仰と読心力 25.九次元霊を順番に出す意味 1.悟りの奥行き 「悟り」について語ってまいりたいと思います。奥行きもそうとうありますから、ほんとうはいくらやっても終わりはありません。やはり一章くらいの講義ではとても終わりそうもないという感じがいたします。なぜならば、この『太陽の法』の第4章「悟りの極致」あたりに書いてある悟りの内容といっても、まだまだ入口であるからなのです。ひじょうに初歩の段階であって、このあたりは私としての講義を早めに終わらせ、講師のほうに譲っていきたいと思っているのです。そして足場をつくり、さらに次の段階へと進んでいきたいと思っています。 法のスケールもだんだんと大きくなりますし、『観自在力』という本を読み返しておりまして、もう少し大きな創世記といいますか、地球創造の物理学のような、何かそのようなことをテーマとして本にしたいなというイメージが、インスピレーションとして降りてくるのです。はたしてどのように地球ができてきたのかということも興味深い本になるだろうと思います。それを本にしようと思えばすぐにできるのでありますが、単に一つのイメージだけが降ってくるのではなく、あっちからもこっちからもいろいろとイメージが出てくるものですから、肉体人間の限界というものをひじょうに感じています。 やはり三次元の存在でありますと、能力がずっと落ちてくるのはどうしようもないようです。そのような霊肉の葛藤というものは、私自身にもありますし、おそらくみなさん方自身にもあると思うのです。 『観自在力』のなかでは、この霊能力のことを、神の光がまゆのなかに宿っているようなものだという説明をしております。まゆのなかに豆ランプのようなものが入っていて光を出しているのです。光を出してはいるけれども、いかんせんまゆがあるために、なかなか光が外へ漏れてこないのです。それで多少光が漏れてきたあたりの人を霊能者といっているのであって、本来の光そのものはなかなか出てくることができないのです。このような感覚を私自身もひじょうに感じています。 2.観自在力への三次元的な歯止め 観自在力といっても、これはほんとうにきりがない内容で、私自身が今どの程度まで観自在力を使っているかということを考えてみたのでありますが、現段階、どうみても持っている能力の10パーセント以上は出していないのです。平常使っているのはだいたい2、3パーセントくらいだと思います。そして、マックス(最高値)にしても10パーセントぐらいであると思えるのです。これ以上出せば人間ではなくなってくるのです。ですから、それ以上はこの能力を出すことができないわけなのです。 なぜ人間ではなくなるかといいますと、たとえばある人のほうを向いて、ぱっとその人の意識をみると一秒単位で連続して、百万年ぐらい前からのその人の姿や過去の記憶などが全部見えてきてしまうからなのです。一人だけではなく、まわりにいる人のことも同時に見えてきたりします。このようなことをしはじめますと、当然ながら人間としては生活していられなくなるのです。 したがって、この意味で、これは歯止めをかけなければいけないのです。絞りをかけなければ、この世とひじょうに遊離してくるのです。そして十年後に起きるようなことをあたかも明日起きることのように感じはじめるので、この世的な発言とはひじょうに違ってくるわけです。 そうして絞りをかけていても、やはり多少は出てくるのです。たとえば、職場で社員が働いているのを見ていましても、どうも遅く見えてしかたがないということがあります。何かどうもかたつむりがはっているように見えてくるのです。ですから本来の能力を全部開放すれば、いったいどのようになるのかといえば興味はありますが、やはりそれをするわけにはいきません。人間として生活ができなくなってきますので、どうしても押さえが必要なのです。 この押さえの部分のことを、漏尽通力というのです。これはもうすでに『漏尽通力』などで勉強されている方もいらっしゃると思います。この観自在力を押さえている漏尽通力の絞り、あるいは縛りというものをはずせばどうなるかという観点があります。 悟りということも霊的能力としての観自在力とひじょうに関係がありますので、その話を進めていきたいと思います。 3.悟りの道標 ここでは、悟りとは何かという話からはじめていきたいと思います。悟りということについては、哲学的悟りと道徳的悟り、あるいは教育的な悟り、それから宗数的な悟りという違いがあると思いますが、まず出発点を明らかにする必要があるわけです。そこで宗数的な悟りにおいては、神仏との関係において悟りが語られるという点を抜くわけにはまいりません。哲学やその他のものであれば、このあたりをなしに語られることが多いでありましょう。科学などでも、ある意味では、悟りを求めているのです。 現代化学においても、あるいはサイエンスのほうの科学にしても、物理学にしても、真理を追究しているのです。この真理を得るということも、一つの悟りのかたちであることは事実です。ただ、その奥に神仏とのかかわりというものがはっきり出てこないがゆえに、宗教的な悟りとはならないということになるわけです。 私は『太陽の法』において、「悟りとは、神仏のつくられたこの世界の原理を究明しながらも、自ら自身が神仏に近づいてゆくということです。そういう意味では、悟りには、限界がありません。つまり、『悟った』ということは、永遠にありえないことなのです。」と定義しております。ただ、一定の段階を考えたときに、その段階に応じた悟りということは考えることができますし、またそのような程度の問題としてありうるということです。 これは何の世界においても言えることでありまして、たとえば英語が上達することには限界がありません。けれども、英語の達人とはいっても、どの程度の達人であるのか、やはりレベルに差はあるのです。これは考えてみればわかることでありますが、日本語の達人といっても、その差はもちろんあるわけで、完成した日本語の達人というものはありえないのです。また、どのあたりのところまでいけば最高の日本語といえるのかどうか、ということがわからないのです。 同じように、宗教的悟りにおいても段階があり、究極とまでにはなかなか達することができないのです。ただ実力が上であるという感じは明らかにあって、一定のラインをひくことはできるのです。そして、このラインについては、いろいろな角度でお話をさせていただいているわけなのです。 したがって、本書の前提となっている『太陽の法』自体が、一つの「悟りの書」でもあると考えます。それも、かなりレベルの高い悟りであるといえるのではないでしょうか。この一冊の本に盛られた内容については、これだけの悟りが過去にまとまったかたちで出されたということはなかったと思います。その意味で、この一冊を学ぶということは、過去の時代において、如来格で出た人たちでさえも到達していない内容のものを学ぶということなのです。如来といえども明らかに到達していなかったといえる、そのくらいの内容であります。 ただ、これを読んでどこまでいくことができるかは、学ばれるみなさま方しだいでありまして、ひじょうにばらつきが出てくることでありましょう。残念ながら地獄界でとどまる方もあれば、ずっと上のほうまで登ってゆく方もいらっしゃることと思います。そのような差はあるということです。 4.何のために三次元世界で悟りを求めるのか 古い言葉ですが、「悟りの功徳」ということについて述べてみたいと思います。この「悟りの功徳」、すなわち何のために悟るのか、悟ってどうなるのかということについて、これをまず地上の人間の目的と使命という点から考えてみましょう。 天上界ではすべての人の心がガラス張りで、お互いの心がだれにでもわかるため、不調和な心ではいられないということを、すでに学ばれている方もいらっしゃることと思います。そして四次元以降の世界では意識の差がありすぎると、同じところに住むことはできないのです。 しかし地上界では、これがおもしろいことに、この点がまったく違った感じになってきているのです。読者のみなさんのなかにもいろいろなレベルの意識の方がいらっしゃることでありましょう。すでに光が出かかっている人もいれば、今はまったく出ていないけれども、もしかすれば、まもなく光るかもしれないという人もおりますし、光る可能性が全然ないと思われる人もいて、いろいろなレベルにあるのです。ところがいっしょにいても、お互いにそのレベルがわからないのです。どの程度の光の素質を持っているのか、また現に放ちつつあるのか、さっぱりわからないのです。だから、おもしろいのです。 ここに、三次元世界の意味のひとつがあるのです。ところが実在界においては、これがありえないこととなってくるのです。その意味で、魂にとっては、ひじょうに大きな経験です。お互いに多少、目隠しされた感じになっておりますが、このようなところでいっしょに切磋琢磨ができるのです。これは、むしろ悟りのレベルや魂の霊格において、四次元・五次元のレベルの人がひじょうに得ることが多いというだけではなく、如来や菩薩といわれる方であっても、このような玉石混淆(ぎょくせきこんこう)の世界に出されるということは、ひじょうに魂の修行となるのです。これはもちろんそのとおりで、いろいろと学ぶことが多いのです。 5.悟りの武者修行 自分と同じような意識レベルの人とばかり話をしていますと、当然とばかりに思っていることがたくさんあるのです。共通認識で当然であると思っているけれども、実はこれが違うところへ行けば全然通じなくなることがあります。あとで、これはいったいどういうことであったのかと、根源からさかのぼって考え直してみなければどうしようにもわからないことがあるのです。 たとえばみなさん方の間では、一年以上もいらっしゃる方どうしであれば、だいたい基本的な知識があるために話がよく通じます。しかし、それをよそに行って話をしても、全然チンプンカンプンなのです。これは外へ出てみなければやはり修行にならない部分であるのです。いつも同じ仲間とばかり話をしていれば、やはりその世界では当然のごとく、十四次元ではどうだ、十五次元ではこうだとやっているわけなのです。ところが、これが外へ行けばまったく通じないこととなるのです。これと同じように、やはり三次元に出るということを時どきやらなければ、全然違う世界のなかで浮いてしまうことになるのです。 ですから高次元の霊たちであっても、いったん地上に出て修行するということには意味があります。「オギャアと赤ん坊として生まれて、平等に人生をやり直す機会が与えられているのです。すなわち、悟りの功徳とは、人生のやり直しがきくというところにあるのです。」と『太陽の法』のなかに書いてあります。これを考えてみますと、ひじょうにおもしろいことだと思います。やり直しがきくのです。 現に高次元に住んでいる人にとっては、はたしてもとのところへ戻ってこれるのかどうかがわからないので、多少危険なところもあるのです。しかし、地獄からやっとはい上がってきたような人にとっては、いわば敗者復活戦でありますから、みんなはりきって「見ておれ、この次は」と思って出てきているわけなのです。このような人でもあとでまたストーンと堕ちたり、あるいは、うまく上がれたりするのです。このように同じリングに出してくれるというわけでありますからおもしろいのです。 この意味で、この三次元はチャンスと希望に満ちた世界です。地球上でもニューヨークなどは、いろいろな希望と期待を持ってさまざまな人が集まってきており、過去百年くらいは人種のるつぼのようになってまいりましたけれども、そのような面が地上世界自体にもあるわけです。夢と希望を持ってみんなが集まるなかで、うまくいく人は大成功し、失敗する人は退廃して、スラム街などでもすごいところがありますが、あのような感じになったりするわけでありまして、けっきょく、よい面と悪い面の両方がありうるわけなのです。 そこで、私なりの悟りの定義をあげてみたいと思います。 「悟りとは、人生のやりなおしをする過程で、さらに霊性、神性を磨くことですが、その霊性、神性を磨く方法とはなんなのかを考えると、そこには、さまざまな可能性と無限の道が用意されていることに気づきます。」 ここに世界的宗教、あるいは他の宗教への考え方というのが出されているわけです。わりあい寛容な考え方を持っていますし、そうとう大枠でつかんで考えているところがあります。 6.人類の叡智に対する敬意 私の基本的な立場は、過去の教えのなかにもやはり学ぶべきものがあれぱ学ぶ、そしてそれぞれ特徴がある以上は長短がありますから、問題があると思うところは距離をとっておくという考えです。何もかも自分たちで新しくやればよいというだけのものではありません。過去に神がいろいろな指導霊を出されて、そして教えを説いてきたわけでありますから、そのなかから学べるものは学び、そして修正すべきものは修正し、新たに創造すべきものは創造するという立場です。 これがやはり本当に足腰を鍛えながら発展していく道だと思います。自分たちだけでやっているような気持ちになっても、意外にもろいところというものがけっこうあるわけです。やはり過去集積された人類の叡智に対しては敬意を表して、さらにその上のものを目指していくというのがいちばん賢明なやり方だと思っています。 7.宗数的対立を超えて、今 この意味において、根本的に他宗の非難・排撃はしないという立場をとっています。ただ、そのようにやっていく途中においてどうしても矛盾が出るのは、残念ながら避けられないようです。このときに、やはり何を守るべき利益として考えるかという余地があるわけです。あくまでも灰色にしておくのか、それとも真偽をはっきりすることがよいのか、こうした立場にあるかぎり、どうしてもこのような選択をせまられるところが出てきます。 イエス様は昔「罪を憎んで人を憎まず」というような感じでとらえておられましたが、私の考え方としては、このいろいろな宗教の考え方にしても、間違いは間違いで、正しいことは正しいという神理のレベルで言えば真偽はあるけれど、それら過ちのなかにいる人たちも本来仏性、神性を持ち、 また魂の修行のレベルにおいて、いろいろな段階差があることも事実なので、それらを一概に否定はできないと思っています。ただ私たちの考えから言えば、このようなことが言えるのです。そして、もし言わなければならないことがあれば、言うということです。ですから事実の認識のレベルで、いつも灰色にしておけばよいということでもありません。言うべきことは言う、ただ同じ土俵に立っていろいろなことをやり合う必要はないという考えです。 というのは、こうした一連の本を読んでこられたら、この教えのレベルがいったいどのへんにあるのか、みなさんはおわかりだと思うのです。はっきりいわせていただくならば、他の教えと優劣を競うようなものではないのです。『観自在力』という本がありますが、二千六百年前の仏陀はここまでは悟っていませんでした。イエス様も悟っていません。こういう内容のものが、会がはじまってから二年くらいのうちに出てくるのです。ということはどういうことか、このあとに出てくるのはいったいどういうものなのかと考えていただければわかると思います。そういうことなのです。 ですから、先を見ればどこまで行くか、それを考えてみたときに、現在の枝葉のことであまり考える必要はないということです。 8.新しい時代の新しい悟りの方法――真説・八正道 悟りの方法とは、神仏の境地と自己の境地が融合されていくための手立てです。神仏の心を心とし生きるにはどうしたらいいのかという方法論であるということです。そしてその方法論としては、真説・八正道がひとつにあり、いまひとつには愛の発展段階説があるということを語ってまいりました。 そしてこのどちらを取ってみても、一生かかっても到達しえないぐらいの深遠さがあるということです。たとえば八正道のなかに「正しく見、正しく語る」という項目がありますが、この「正しく見る」、「正しく語る」ということを、ある程度の段階までマスターできたと思うまでには、普通の人であればやはり五年や十年はかかるということなのです。 そうとう修行が進んだと思っても、思わぬ人と出会ったり、思わぬような事情に陥ったときに、思わぬ意見がでたり、やはり取り乱すというのが人間の常なのです。そうしたときにあっても不動の心でいられるまでになるのは、やはりその間の修行にはそうとうの時間がかかるのです。 9.「正見・正語」の深まりのある人 こうした「正見・正語」の悟りが深まってきた方はどのように見えるかといいますと、一見ひじょうに柔和に見えます。ですから、この人がそのような修行を積んでいるということを知らない人、あるいは、外から見てもわからない人からすれば、その人の姿を見て、甘く見ることもたまにあります。なかには甘く考えるだけではなく、小馬鹿にするような態度をとるようなこともあるわけです。 ところが意外に根を張っているのです。一見してそうとう柔和なので、人びとは甘く考えているのだけれども、実はそういう修行を五年、。十年ど積んできた人は、外側は柔和だけれども内は剛と言いますか、内面にひじょうに固くしっかりしたものができています。 ですから、小さなことにおいては全然とらわれていないのです。それで何をいわれても平気な顔をしているわけですが、大きな判断においては、人の意見に自分の判断を左右されません。このように柔和な感じの人が、ここぞというような判断のときには自分の考えを絶対曲げないのです。私はこう考えるといえば、ほかの人がどう言おうと曲げないのです。普段は何をいわれても、適当に合わせているために、甘く見られそうな人がそのような強さを発揮するわけです。柔和なるがゆえに、適当に話のツマや、刺身のツマにされているような人が、意外にここぞという判断のときに、絶対にぐらつきません。このような人が、このレベルをクリアーした方なのです。外柔内剛タイプの人です。 これを見抜けない方がけっこう多いと思いますが、この「正見・正語」を修行してきた人の姿はそのように見えるということです。それとは対照的に外見からしてもすごいタイプで、見るからにワーワーと自己主張をしそうなタイプはまだこれができていないのです。まだはっきりと自分の考えが明確に出てしまうタイプ、すなわち目はロほどにものを言い、ロはロ以上にものを言う人です。この人たちはまだまだここができていないのです。 この修行は、やはり外に出す前に、自分の言葉をいったんフィルターにかけるという訓練によってできてくるのです。人は「自分はこう見た」と言います。たとえばあなたが、ある人を見てその人をこのような人であると思ったとします。けれども、思ったときにそれをすぐパーッとロに出すようであっては、この修行はできていないわけです。この修行においては、こうだなと思うけれども、第一判断は留保するわけです。そうだろうと思うけれども、もうしばらく観察を続けるわけです。 この人には、このような点はあるけれども、あそこはもしかするとちょっとかわる可能性があるかなという部分では評価をひかえるべきかもしれないし、ほかの人が見たならば評価が違うかもわからないなと思う部分、そのような部分についてはあえてロに出さないでストップしておくのです。そしてどうしてもこれは確実であると思えるところについては、必要があればその人について言うことができる。必要がなければ言わない。このような「正語」の修行ができるかどうかです。 そして「正見」の「正しく見る」の「見る」でありますが、「見る」と言っても自分の目に映ったものを、なんでもかんでも事実ととらえるのではまだ本物ではありません。自分が見たものだけではなく、聞いたものも読んだものも同様でありますが、これらをすべてそのものが事実であるととらえるようであってはいけないのです。やはり自分が得た情報であっても、たとえば第三者を通して得た情報もあるし、直接得たものもあるでしょう。そのようにして得たものであっても、誤解はけっこうあるわけなのです。意外なところに誤解というものが潜んでいるのです。 10.「ピンの発見」と「正見」 一九八八年三月の講演会「知の原理」のときに、「ピンの発見」ということをお話ししたことがあります。これもまた何かの機会にくわしい話をしたいと思っておりますが、意外にピンの部分があるのです。本人も気づいていない、そして他人も気づいていないこのようなピンの部分があって、それが人をいろいろな方向に走らせている場合がけっこうあるのです。それはじっとこの「正しく見る」の延長で見ていきますと、わかってくることがあります。 いろいろな悩みを持っている人が、みなさんのなかにもいらっしゃるでしょうが、その悩みのほんとうの原因は、本人が思っているものと全然違うところにあることがあるのです。本人も気づいていないというところにあるのです。なぜ気づいていないのかといいますと、それを意識したくないからなのです。ほんとうは意識したくないがために気づこうとしない。そしてそれを覆(おお)っているのです。ほかの原因のせいでそうなっているとずっと思っている。ところが意外なところにあることがあるのです。これを自分で発見するとハッと思います。 そして同じく他人についても、あの人は変わった行動をするなと思って見ていることがあると思いますが、やはり、これもじっくりと観察していますと、その人のピンを発見することがあるのです。実はもしかすると、これでこの人はこのように判断して行動するのではないかということがあります。それに気づいてしまうとなぜそうなるのかがわかるのです。逆にそれに気がつかなければ、十年でも二十年でも変わった人だなと見続けるわけなのです。意外なところに原因があるのです。その人自身がそのように動かざるを得ない原因というものがあるのです。 これが極端に出るのが、やはり優越感と劣等感の部分であると思います。いちばん誤解をされやすいのが、優越感でギラギラしているタイプで、ひじょうにプライドが強く見える人です。みなさんのなかにもそのような傾向の方もいらっしゃると思いますが、このような人はひじょうに誤解を受けやすいのです。人からは、なぜあんなにうぬぼれているのか、あいつは何様だと思っているのかと、こう思われがちなのです。 そしてたいていの場合、それを探っていくと、このような人はどこかに根深い劣等感を持っていることが多いです。そして、それをどこかで晴らそうとして、動いておられるわけなのです。けれども、ほかの人にはそのピンの部分が見えないのです。そして本人自身も気づいていないこともあるのです。自分がそのような劣等感の裏返しでやっているということに、実は本人自身も気づいていないのです。ですから、それに気づいたときに、その虚勢のようなものが一瞬のうちに消えてしまうことがあります。 みなさん自身もそうであると思います。気づいたときに、ああ、実は自分はこんなところに劣等感が根差していたんだなというのがやはりあると思います。それで変なところで突っ張っていたんだなというところがおそらくあるのではないでしょうか。 たとえば女性でも、きっと中途半端な年齢の方もいらっしゃると思います。独身主義者などと言う方もたくさんいます。そういう方はだいたい自称独身主義でかためています。親に聞かれても、「私は独身主義者なの」といって、全然異性のことなど考えたこともないし、私はもう自分の考え方で生きたいのですと、一生懸命自分にそう思いこませようとしていて、親や友達にもそう言っていることがあるかもしれません。 しかし、これなどもよくピンを探っていきますと、意外なところにあることがあります。その人に独身主義者という哲学を説かせるのだけれども、ピンが意外なところにあって、昔○○さんにこのようなことを指摘されて、それ以来それを思い出すだけでも嫌になってどうしようもないなどというところにあることがあるのです。ほんとうに人から見ればささいなつまらないところに、このピンがあることがあります。 11.自分のピン・他人のピン ピンとは、実は潜在意識下にグーッと沈んでいて、自分ではもうふたをして覆っていたいことなのです。表現はあまりよくありませんが、そのようにズーッと臭いものにふたをして、五年、十年と長いあいだ、発酵させてしまいますと匂いが漂ってくるわけです。それが独自の哲学をつくり、プライド強くいろいろな主張をさせたりすることがあります。これは女性の例を出して申しわけありませんでしたが、男性でもそうしたことはいくらでもあるのです。 このように「正しく見る」ということのなかにも、このピンの発見が含まれています。自分自身が人から見て、中道に入った動きをしていないと思われるときや、あるいは人の批判を買ったり、非難を買ったり、怒られたりするようなことがあるときには、やはり人の目から見て自分の発言や行動が異常な動き方をしているのです。 そのときによく見てみますと、そのような行動に自分をかりたてている何らかの原因があることが多いのです。その原因を発見することも、自分を「正しく見る」ということなのです。 また、自分が他人を見ていて、これはおかしいと思うことがありますが、全人格的におかしいとレッテルをパッと貼ってしまう前に、なぜ彼はそうなるのだろうかということをよく見てみるときに、自分がいろいろなことで悩んだことがあれば、わかることがあります。「ははあ、彼はこれでだな。」というのがわかるのです。本人も気づいていませんが、それがわかってくるようになりますと、その人を理解できる鍵が手に入るのです。この人はこれでこのような突拍子もない行動をとるのだなというのがわかるのです。 このようなところをつめていかなければ、「正しく見る」ということはほんとうにできないのです。ですから、今日は美人を美人と評価して、不美人を不美人と評価したから、これで自分は正しく見て評価したなどといって、それで満足していたのでは「正しく見る」ということにならないのです。こうしたことではなく、もっと深く入っていかなければいけないということです。 12.阿羅漢の心 正しく仕事をし、生活をするということもだいじです。そして正しく思い、道に精進するということができるようになれば、だいたい阿羅漢に近いということが言えると思います。阿羅漢とは六次元の神界から菩薩界に入るための登竜門の部分であるということは、よくご存じの方もいらっしゃると思いますが、ある程度自分づくりができた状態を言います。したがって、人のささいな言葉で心が動揺したり、ちょっとしたことでカーッとしたり、地位欲や名誉欲に心が揺れているようでは阿羅漢とはいいがたいということなのです。 ですから、これは宗数的な悟りを試すのにひじょうに便利です。いろいろな団体で先生をやっている方もたくさんいらっしゃると思いますし、読者のなかにも、ほかのところで学んでこられた方、あるいは現に学んでおられる方もいらっしゃると思いますが、ここを見るとわかるのです。そこの指導者といわれる先生が、すぐカーッとなる性格であったり、脅したりすかしたりするようなことがあれば、少なくとも阿羅漢ではないのです。けれども本人は如来、菩薩であると思っているのかもしれません。それでは足が遠ざかって当然です。そのようなことです。 ですから自分が偉いと思いはじめると、その偉い自分の考えを聞かない、言うことを聞かない人というのはもう我慢がならなくなってくるのです。そして攻撃的に非難するようになってきます。そして自分が教えるということが習性になってくると、それが当然になってきて、それ以外のすばらしい考えがあると思えなくなってくるのです。これがいちばん危ない部分です。そのような人たちのなかにも、いったんは、この阿羅漢に達したこともある人が多いのでしょうが、このような状態であれば、危ない状態にあると考えてけっこうかと思います。 心があまり揺れないということが、この部分の前提となっているわけです。自分がそれに達したかどうかを判定したいのならば、心が揺れないということを基準としてください。もちろんいろいろなことが毎日起こりますから、全然揺れないというわけにはいきませんが、心という池のなかにポトンと石を投げ込まれたとしても、大波を起こして渦巻くようではだめだということです。少しは波紋が起こるけれど、スーッと静まっていく。そして一日二日すれば、そんなことはもう忘れ去ってまた平常に戻れるということであれば合格点を差し上げられます。 この心の管理ができていない人は、五年でも十年でも同じようなことで動揺するということがあります。このようなことは損得で考えてみてもつまらないことです。ですから、自分にとってはそれほど大して有益でないことは、心を動揺させないでサーッと流していくのがいちばんよいのです。悩むことがほんとうに自分を愛していることかどうか、悩んで得になったかどうかということを冷静に考えて、得にならないようなことは、サラリと流していくのも心の修行です。ですから思いつめることもほどほどにすることです。「まあいいや、時間がたてば忘れるだろう。」という気持ちを持つことも大切です。 『太陽の法』のなかでも、「基本的な悟りの方法としては、この世的なことで心が揺れず、心がつねに清明で、自らの守護霊と通じあい、他人の気持ちが手にとるようにわかる段階、すなわち阿羅漢の境地をめざすべきであります。ここを経ずしては、それ以降の修行も、悟りも、ありえません。」といっているはずです。これが出発点ですというわけです。ずっと登りつめていたつもりでいても、実はここからUターンしている人がけっこう多いのです。せっかくこのあたりまで達したにもかかわらず、Uターンして返っていくのです。このことはよくよく考えていただきたいと思います。
https://w.atwiki.jp/tkonishi73/pages/360.html
第1章 統計学とは何だろうか?
https://w.atwiki.jp/infinityclock/pages/66.html
その男は衰退しつつある魔術師の家系に生まれた。 魔術を学び、家を継ぎ、魔術刻印を継いだ男はしかし、常に焦燥に駆られていた。 かつては名門の一角であった家系は今や魔術協会からも侮られ子孫の未来も暗いことが約束されたようなもの。 男が恐れたのは死、ではない。魔術師とは最初に死への諦観を身に着けるもの。そのような通過儀礼はとうに済ませた。 では、何を恐れるのか?未来だ。そう遠くない将来に家系の魔術回路は枯れ果て哀れ名門であった魔術師は俗人へと堕ちるのだ。 そのような結末を許容できようはずもない。されど打つべき手はなかった、今までは。 「俺は、やるぞ」 これからは、違う。自分は手に入れたのだ、輝かしき未来へのチケットを。 聖杯戦争。期せずしてマスター候補として参加させられたことへの憤りが一切ない、とまでは言わない。 けれど、聖杯だ。あらゆる願いを叶えるとされる願望器だ。 真贋は問わない。聖杯が真に男の願いを聞き届けるのならばどんなものであろうと構わない。 「やってみせるとも。我が一門の再興、いや、根源への到達すらも聖杯ならば叶えられよう」 自らの命をベットするだけで一族繁栄への道が拓かれる、その可能性を得られるのならば安いもの。 とはいえ、当然リスクは伴う。何しろ魔術刻印の移植をまだ息子に済ませていない。 つまり男が死ねばそこで一族の未来は潰えるというわけだ。 ならば敗北は許されない。必ずこの手に聖杯を。 「…よし、集まったな」 資産家としての役職を与えられた男が購入した町外れの倉庫。 当然私有地であるその内部には今や数十人のNPCが集っていた。 彼らは男がマスターとして目覚めて以来、数日かけて今日この場所に来るよう強力な暗示をかけた者たちだ。 一見して聖杯戦争の最中における無駄な魔力消費だが、魔術師たる男が収支の計算をしていないはずもない。 「存分に喰らえ、バーサーカー。塵も積もれば何とやら。これだけ食えばいくらお前でもしばらくは戦えよう?」 凶獣。そう形容するのが相応しい暴威の化身がこの時を待ち侘びていたかのように唸りを上げてその実体を露わにした。 男に宛がわれたサーヴァントのクラスはバーサーカー。本来格の低い反英雄だが狂化によるパラメータの底上げによって三大騎士クラスとも戦える力がある。 とはいえそれも十分な魔力があれば、という話になる。男の魔術回路でバーサーカーを支えるのは不可能とまではいかずとも困難であることはすぐにわかった。 ならばどうする?決まっている。足りないものがあるならば余所から補うのが魔術師の基本。 男の魔力提供のみでは不十分だというなら魂喰いをさせれば良いだけのこと。 が、問題はあった。事が裁定者や他のマスターに露見すれば袋叩きの憂き目に遭う可能性がある。 それに街をうろつき回って手当たり次第に通行人を襲うというのは非効率であるし何より隠蔽が難しい。 そこで男は良き住人としての顔を装い少しずつ、確実に暗示をかけて自身の領域であるこの倉庫に彼らが自発的に集まるよう仕向けた。 これならばバーサーカーがどれほど派手に食い散らかそうが証拠隠滅は容易だ。人目にも決してつかない。 「随分と回り道になったが、ここからだ。俺は、必ず根源へと至ってみせる」 「ふーん、それってそこまで大事な事なの?」 あるはずのない反応。馬鹿な。声のした方向へ振り向くと二十歳前後の青年が倉庫の入り口に立っていた。 青年はカメラを取り出し男とNPCたちにフラッシュを焚いた。 「これで証拠写真バッチリ。もう言い逃れは出来ないぜ」 「…貴様、マスターか?魔術師というわけではなさそうだが……。 なるほど、どうやら魔術の心得のあるサーヴァントを引いたと見える。でなければ人避けの結界を潜り抜けられるはずもない」 「ご名答。だけどもう関係ないよ、お前らはここで撲滅するんだから。 俺は進兄さんほど甘くないから、外道には容赦しないぜ」 口調に怒りを含めた青年はバックルのようなものを取り出し腰に装着。続けてバイクの模型のようなものを手に取った。 『シグナルバイク!ライダー!!』 「お楽しみは俺からだ。レッツ変身!」 『マッハ!!』 模型をバックルに装填し、スイッチを操作すると光とともに青年の姿が一変した。 Vの字のアンテナにバイザーにも見える仮面を着け首にはマフラーを巻き、右肩にタイヤが取り付けられた白いパワードスーツだ。 音声のセンスの高さには敵ながら感嘆せざるを得ない。 「追跡、撲滅、いずれもマッハ!仮面ライダーマッハ!!」 見せつけるような派手なパフォーマンスとポージングはあからさまな挑発だった。 どのみち、工房を兼ねたこの倉庫への侵入を許した時点で生かして帰す理由などは一つもない。 サーヴァントを伴わずに現れたことを後悔させてやるまでのことだ。 「バーサーカー、指示は一つだ。……殺せ」 「■■■■■■――――――ッ!!!」 バーサーカーが男の魔術回路から躊躇なく魔力を吸い出し駆動する。 巨大な斧を実体化させマッハなる身の程知らずの戦士を破砕するべく力を込めた。 一般人ならばバーサーカーの威嚇と唸り声だけで失禁するほどの威圧だがマッハはそれだけで押されはしない。 「おっと、当たるわけにはいかないね」 『ズーット!マッハ!』 突撃するバーサーカーを前に、マッハはバックルのスイッチを連打。するとバーサーカーを遥かに超えるスピードを発揮し側面に回り込み左腕で強かに殴りつけた。 無論その程度で怯むバーサーカーではない。ダメージの一切を無視し荒れ狂う暴風の化身となって縦横無尽に斧を振るう。 『ゼンリン!』 しかし、当たらない。超速で動き回るマッハが右手に持った銃で痛烈な打撃を加えるとさしものバーサーカーも仰け反った。 すかさずエネルギー弾を連射、そのまま距離を取って新たな模型を取り出し装填した。 『シグナルバイク!シグナルコウカーン!!』 「じゃ、キャスター。後はよろしく」 『トマーレ!』 マッハが無造作に放った一発の弾丸、それを弾こうと斧で触れた瞬間、バーサーカーが時を止めたように動かなくなった。 拘束を解くためにもがく、という動作すら許されなくなったバーサーカーの全身が突如炎に包まれた。 驚きに男が辺りを見回すとローブを纏った杖を持つ青髪の青年がいつの間にかそこにいた。 「き、貴様…サーヴァント……!」 「おう、見りゃわかんだろ」 マッハがキャスター、と呼んだ青年の杖からは僅かに火が灯っている。こいつがバーサーカーを焼いたのか。 バーサーカーはいつの間にか消滅していた。身動きすらできないまま焼き殺されたのだ。 男の夢は突然現れた邪魔者によって呆気なく断たれた。 後ずさる男をキャスターが引っ掴み押し倒し、杖の一突きで膝の皿を砕いた。 「ぎがぁあああ!?」 「マスターの方針だからな、命までは取らないでおいてやる。 せいぜい消滅するまで手前の所業を反省してろ。まあ、魔術師ならそんな神経は残っちゃいねえだろうがな」 残った足が、右腕が、左腕が次々とへし折られていく。 意識を手放す寸前に男が見たのは己の魔術刻印へ杖を向けるキャスターの姿だった。 一時間後、倉庫に殺到するパトカーと救急車を遠目に確認しながらバーサーカー主従の蛮行を阻止した二人の聖杯戦争参加者が埠頭で向かい合っていた。 仮面ライダーマッハへの変身を解いたカメラマンの青年、詩島剛とサーヴァント・キャスターだ。 「両手両足全部叩き折って、ついでに魔術刻印にも傷をつけておいた。 いくら魔術師でもあの状態からじゃ何もできねえだろうさ」 「街の人たちも警察に保護されたのを確認してきたよ。 ま、とりあえずはこれで一件落着かな」 夜な夜な周辺住民に暗示を掛けて回っていた魔術師の男の所業を調査していた二人は魂喰いが行われる直前を狙ってその目論見を阻止しに来た。 キャスターが事前に用意していた魔術礼装の効果によって魔術師でない剛でも疑似的に魔術への耐性を得ていたため問題なく突入することができた。 そして先んじて突入した剛が派手なパフォーマンスとマッハへの変身で相手の注意を惹いている間にキャスターがNPCを解放しつつ剛を援護するという策だ。 「で、サーヴァント戦にはもう慣れたか?」 「おかげさまで。あんたの礼装を身に着けてから絶好調だよ。 でもサーヴァントってのはとことん化け物揃いだね、あのバーサーカーも最後の方は俺のスピードを見切りかけてたし。 あれで生身とかどういう身体構造してるのか全然わからねえ」 「んなもん当たり前だ。サーヴァント、つまり英霊ってのは人類史を築いてきた連中だ。 そいつと戦うってのはつまり、人類史そのものと戦うのと同じってこった。 オレがランサーとして現界してればサーヴァントの相手を引き受けるんだがな」 剛はここに至るまでに何度かのサーヴァントとの戦闘を潜り抜けてきていた。 競り勝ったこともあれば無様に敗北したこともある。共通しているのはただの一度も雑念を抱くほどの余裕はなかったということだけ。 今回の戦闘での軽口にしてもサーヴァントが放つ圧力に耐え、自らを奮い立たせるためという側面が強い。 しかし、いざ戦いが終わってみれば考えてしまう、考えざるを得ないこともまたある。 「なあ、キャスター……これってやっぱり、人殺しだよな?」 「ああ、そうだ。サーヴァントを失ったマスターは再契約できない限りいずれ聖杯に消される。 だが深く考えるのはやめとけ。うだうだ悩みながら戦えるほど器用な性格してねえだろ、お前。 人殺しの業だのなんだのは生きて帰ったその後に考えりゃいいんだよ」 「……やっぱあんた凄いよ」 『こんなふざけた戦争は潰す。仕組んだ奴がいるなら撲滅する。そして帰るために聖杯を頂く』 剛はキャスターを召喚した直後、反発を覚悟した上で堂々とこう宣言した。 予想に反してキャスターは剛の願いを快諾し、順風満帆なスタートを切ったと、そう思っていた。 けれど、今にして思えばあの時に考えておくべきだった、あるいは覚悟しておくべきだったのだろう。 戦争に限らず闘争とは言うなれば願いと願い、敢えて醜く表現するならばエゴとエゴのぶつかり合いだ。 聖杯戦争を覆す、という願いも突き詰めれば一つのエゴでしかなく、であれば他人の願いと衝突することは必然の事象。 そしてそのエゴを通すには結局のところ他人を蹴落とす、有り体に言えば殺す他にないのだ。 「…進兄さんやチェイスならどうするんだろうな」 知らず、共にロイミュードと戦う二人の仲間の名前が口をついて出た。 進ノ介ならば苦しむだろう。どんな理由があれ彼は人が人を殺すことを決して良しとしない。 けれど、きっと最後には覚悟を決めてトップギアで走り出すに違いない。 チェイスなら、決して口に出すことはしないと決めているが既に友人と呼んで差支えない関係になっている彼ならどうするか。 迷わないだろう。ただ愚直に人間を護るという使命に殉じて、そのために人を殺すという矛盾さえも飲み込んで無骨に、不器用に戦い続ける道を選ぶはずだ。 「じゃあ、俺が迷ってるわけにはいかないよな」 聖杯戦争に関しては、剛が魔術師ではないせいもあるだろうが、まだわからない事が多すぎる。 それでも、こうしている間に何も知らず平穏に暮らすNPCや生身の人間であるマスターたちが死んでいっているということはわかる。 父親である蛮野天十郎のような邪悪な人間に願望器が渡れば大勢の人間に不幸が訪れるという確信がある。 ならば、矛盾を抱えてでも戦い続けよう。それが如何に罪深い行いであるとしても。 何故なら人間を護ることが仮面ライダーである自分の使命なのだから。 【クラス】 キャスター 【真名】 クー・フーリン 【属性】 秩序・中庸 【ステータス】 筋力E 耐久D 敏捷C 魔力B 幸運D 宝具B 【クラススキル】 陣地作成:B 魔術師として自らに有利な陣地「工房」を作成可能。 道具作成:B ルーン魔術に関わる魔術道具、礼装を作成可能。 【保有スキル】 ルーン魔術:A スカアハから与えられた北欧の魔術刻印、ルーンの所持。これを使い分けることにより、強力かつ多様な効果を使いこなす。ただし、効果の同時複数使用(併用)は不可。 矢避けの加護:A 飛び道具に対する防御スキル。クー・フーリンのそれは先天的なもの。攻撃が投擲タイプであるなら、使い手を視界に捉えた状態であれば余程のレベルでないかぎりキャスターに対しては通じない。ただし超遠距離からの直接攻撃、および広範囲の全体攻撃は該当しない。 仕切り直し:C 戦闘から離脱する能力。また、不利になった戦闘を初期状態へと戻す。 神性:B 神霊適性を持つかどうか。ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされ、キャスターは半神半人であるためランクが高い。 【宝具】 『灼き尽くす炎の檻(ウィッカーマン)』 ランク:B 種別:対軍宝具 ウィッカーマン。無数の細木の枝で構成された巨人が出現。巨人は火炎を身に纏い、対象に襲い掛かって強力な熱・火炎ダメージを与える。 宝具として出現した巨人の胴部の檻は空であり、そのため、巨人は神々への贄を求めて荒れ狂う。 これはルーンの奥義ではなく、炎熱を操る「ケルトの魔術師」として現界した光の御子に与えられた、ケルトのドルイドたちの宝具である。 【人物背景】 ケルト、アルスター伝説の勇士。 赤枝騎士団の一員にしてアルスター最強の戦士であり、異界の盟主スカハサから授かった魔槍を駆使した英雄であると同時に、師から継いだ北欧の魔術――ルーンの術者でもあったという。 キャスターとして現界した彼は、導く者としての役割を自らに課していると思しい。 真のドルイドではなく、仮初めのそれとして―― 共に在り続ける限り、彼はマスターの行く道を照らしてくれるだろう。 【サーヴァントとしての願い】 この聖杯戦争の異常を見つけ出す。 あと剛は危なっかしいので上手く助けてやる。 【マスター】 詩島剛@仮面ライダードライブ 【マスターとしての願い】 聖杯戦争の裏を暴き仕掛け人共々撲滅する。 その過程で聖杯を使う機会があれば人類を脅かすロイミュードを全滅させる…? 【weapon】 マッハドライバー炎 仮面ライダーマッハへの変身ベルト。マッハについては後述 シグナルバイク&シフトカー 仮面ライダーマッハへの変身、フォームチェンジ、能力使用に用いるミニカー型のツール。 自律行動させることもできる。 ゼンリンシューター マッハ専用のエネルギー銃。マッハの意思に応えて手元に出現して装備するが、変身前でも使用可能。圧縮エネルギー弾を発射しての射撃のほか、銃口下部に備わった強化タイヤでの打撃攻撃も可能。 ライドマッハー マッハの専用バイク。基本カラーは白。変身前の剛も愛車として使用する。正面から連射で一定時間物体が消滅するビームを発射し、後部からは攻撃を完全に防ぐシールドエネルギーを展開する。重加速現象にも対応している。 ルーンストーン キャスターの道具作成スキルによって用意された魔術礼装。 現在は強化や硬化、発火といった効果を持つルーン石を所持しておりこの礼装の加護により剛は生身、変身時を問わずサーヴァントへの干渉を可能にしている。 【能力・技能】 変身せずとも高い身体能力を持ち、今も現状に満足せず鍛え続けている。 また進ノ介や特状課に先んじて事件の真相を突き止めるなど推理力も高い。 しかし最大の武器は何度試練にぶつかろうとも折れない不屈の精神力。 【仮面ライダーマッハ】 剛がマッハドライバー炎とシグナルバイクを用いて変身する仮面ライダー。 新型エンジン・NEX-コア・ドライビアを中心としたネクストシステムを搭載しており、右肩の小型タイヤにグラフィック表示されたシグナルバイクの能力を駆使して戦う。 NEX-コア・ドライビアはリミッターを解除すれば重加速現象を引き起こし発動範囲内のあらゆる生物・物体の動きをスローにする。 ……のだが聖杯戦争ではこの機能に制限が掛けられており現在は使用不可能になっている。(重加速環境への適応自体は可能) マッハドライバー炎のバックル上部のスイッチを連打することで、「ズーット! マッハ!」の音声と共に猛スピードで行動できる。 さらにシグナルバイク、シフトカーを交換することにより様々な能力を発動できる。聖杯戦争に剛が持ち込めたシグナルバイクはシグナルマッハ、シグナルマガール、シグナルキケーン、シグナルトマーレ、シグナルカクサーンの計五つ。シフトカーはシフトデッドヒートのみ。 【デッドヒートマッハ】 マッハがシフトデッドヒートを使って変身する強化形態。スピードが僅かに落ちるがパンチ力、キック力などパワーは大幅に上がっている。 当初は一定時間の経過で肩のタイヤがバーストし暴走状態に入ると暴れ出してしまう弱点があったが、剛は精神力でこの弱点を克服。 マッハドライバー炎のスイッチを連打することで意図的にタイヤバーストを引き起こし、更なる強化状態として使いこなすことができる。 【人物背景】 物語途中でアメリカから帰国したフリーのカメラマン。年齢は19歳。 アメリカ在住時に、マッハの開発者であるハーレー・ヘンドリクソン博士に適格者として選ばれ、彼の下で訓練を受けていたが、訓練を途中放棄して無断で日本に帰国、ドライブ=泊進ノ介と共にロイミュードと戦うようになる。 テンションが高く派手なパフォーマンスを披露しながらその場に登場するなど自意識過剰な面が目立つが、姉の霧子には「たった一人の大切な家族だから」と真摯に親愛の情を見せる。 一般人としてのフットワークの軽さを活かして特状課とは別の観点から事件に協力することも多い。 ロイミュードを作り出した科学者・蛮野天十郎の実の息子であり、父親の罪の証であるロイミュードを殲滅することを誓っている。 そのためロイミュード対して長らく強い敵意を向けている。仮面ライダーに復帰し味方になったチェイスに対しても当初は強い敵愾心を抱き、ある程度距離が縮まり内心友人と認めるようになった後でも素直になれず突き放したような態度を取っていた。 【方針】 聖杯戦争を根本から覆すためにまずは会場を精査する。 非道な行為に手を染めるマスター、サーヴァントには容赦しない。最悪の場合は殺害も考慮する。
https://w.atwiki.jp/yokkun/
本家HP @Hatena版 --- あなたは - 人目のお客様です。 --- かんちがいに学ぶ物理 Algodooで物理問題に挑戦! 相対論入門セミナー 天体写真 雪華 野鳥 パンスターズ彗星 Canon EOS Kiss X3 + 130mm反射 F5.5 ISO 3200 8×30sec. 実効 180sec. 2012年までのコメント ご意見・ご質問等の投稿,ご自由にどうぞ。 Algodoo 2.1.0が無料で公開されました! -- tatt61880 (2013-04-18 12 30 23) いよいよフリーですか!嬉しい限りです。 -- yokkun (2013-04-18 18 23 15) 「球面を転がる小球」について球面と小球の間に摩擦がある場合はどうなりますか? エネルギー保存が成り立たず、結果がRやaによると思いますが・・・ -- tetsu (2013-07-25 18 04 39) tetsuさん、コメントチェックしていなくて返答が遅れてすみません。すべらずに転がることを前提しているので当然摩擦がありますが、実際転がり摩擦の損失は一般にたいへん小さいもので、球面や小球が十分硬ければほとんど無視できるレベルと思われます。転がりによる損失は物体の変形によるものですので、もちろん場合によってRやaに依存する損失を受けることになるでしょう。 -- yokkun (2013-11-18 18 16 19) すいません。Algodooで学ぶ力学を購入させていただきました。質問は、ダウンロードできるシーンの配布条件です。これを学生等に配布するのは問題ないのでしょうか? -- ま (2014-02-06 13 14 57) 質問だけだと味気ないので、コメントです。このHPは各ページは面白い問題がそろっていると思います。その中で、「連結による内部衝突問題」は垂直抗力は仕事しないのですが、棒の張力が仕事をするので、その仕事率を計算するだけだと思います。今後も期待します。以上です。 -- ま (2014-02-06 13 21 58) http //www14.atwiki.jp/yokkun/pages/185.html -- 名無しさん (2014-05-12 16 00 54) ま さん、回答が遅れて申し訳ありません。シーンは自由に配布していただいて構いません。教育等で少しでもお役に立てればと思います。 -- yokkun (2014-05-17 07 42 19) 浮力による永久機関(2012.04.09)の「浮力が軸方向にむく」は間違っていると思います。なぜなら、外周だけでなく側面も含めた体積が浮力の元だからです。浮力は水圧の上下差によって生じて真上に働き、軸によって回転させられます。 -- eiji (2016-03-18 05 06 16) eijiさん、コメントありがとうございます。回答が遅れて申し訳ありません。「体積が浮力の元」というのはアルキメデスの原理の機械的な適用に過ぎません。そもそも浮力が何によって生じるか思い起こしてください。「浮力は水圧の上下差」とご自身が述べておられますが、その水圧は粘性のある流れがない限り面に対して垂直になります。すなわち面方向の成分を持つことがありません。それをいくら合計しても円筒を回転させるトルクを生じるはずがないと思いますが、いかがでしょうか? -- yokkun (2016-11-15 20 22 48) それなら球体だと、どんなに軽いものでも水中に浮かせることができなくなります。 あなたの説に従えば、球体への水圧のすべてが軸に向くため浮力が生じないことになってしまうからです。http //nakaei.at.webry.info/201607/article_1.html -- ieji (2017-07-05 18 11 19) eijiさん、水圧が軸を向くことと浮力の存在とは全く別の問題です。ご紹介のページを拝見しました。浮力の評価に問題はないようですが、軸まわりのトルクについての考察が完全に欠如しています。水圧の考察において鉛直成分を取り出して、浮力がトルクを生じることを結論付けられていますが、水平成分はちょうど逆向きで等しい大きさのトルクを生じることは、明らかです。 -- yokkun (2017-12-09 17 54 17) 名前 コメント 金星光度変化の初歩的モデル(2014.01.03) 金星の光度変化に対して、単純化したモデルを考察してみた。 排水口のある水槽への給水(2013.02.28) OKWaveより。栓が抜けた浴槽への注水でも同様の問題に触れたが,定常水位になるまでの時間を問う。 人工衛星の回収(2013.02.17) Yahoo!知恵袋より。円軌道を周回する人工衛星を地上に回収するために必要な「燃料」の質量を求める。 質点がついた軽い円盤の微小振動(2013.01.29) 雪崩の単純化モデルについて(2013.01.14) 検討の余地あり 以前,雪崩の単純化モデルについて考察したことがあった。同様の問題がYahoo!知恵袋に現れ,リンクを紹介したところ,「巻き取りモデル」へのご批判をいただき,考察を深めてみた。 連結による内部衝突問題(2013.01.08) 検討の余地あり Yahoo!知恵袋より。2球を連結したことによって系内部にエネルギー散逸を生じる運動。 変位電流による磁場について(2012.12.28) Yahoo!知恵袋より。変位電流による磁場を源である電流=電荷の移動にさかのぼって解釈できるかという,根源的な問題。 磁場とは何なのか(2012.12.24) Yahoo!知恵袋より。電場と磁場の統一に関する根源的な疑問。 木をこえる最小投射速度(2012.12.24) Yahoo!知恵袋より。木のてっぺんを超えるための最小投射速度と投射角を求める。 次元の階段を昇る(2012.12.17) ソラール館長ブログを見て考えたこと。 4元加速度と3次元加速度の関係(2012.12.17) OKWaveより。4元加速度と3次元加速度の関係を導出する。 2重回転系の運動方程式(2012.12.16) Yahoo!知恵袋より。2重に回転する座標系での運動方程式の記述に関する問題。 電磁場テンソルのローレンツ変換(2012.12.13) Yahoo!知恵袋への回答をきっかけに電磁場テンソルのローレンツ変換について整理しておく。 球面を転がり落ちる小球(2012.12.13) Yahoo!知恵袋より。近似をしないで解いてみた。球半径に依存しない意外な結果。 双極子が非一様電場から受ける力(2012.12.10) Yahoo!知恵袋より。電気双極子が,非一様な(場所に依存する)電場から受ける力を求める,ベクトル解析の問題。 回転する一様帯電球がつくる磁場(2012.12.09) Yahoo!知恵袋より。一様に帯電した球が中心軸周りに等速回転するとき,その中心に生じる磁場を求める。 合体におけるエネルギー損失(2012.12.07) Yahoo!知恵袋の回答を考えて気づいた,直線衝突合体と同軸回転合体のアナロジー。 直線2連振子のエネルギー(3)(2012.12.06) 引き続いて直線2連振子の運動方程式を立ててみる。おもりが棒から受ける力(エネルギー移動の主役)を考慮した立式にも挑戦。 直線2連振子のエネルギー(2)(2012.12.06) 直線2連振子のエネルギーの定量的考察を試みた。 直線2連振子のエネルギー(2012.12.04) Yahoo!知恵袋より。軽い棒で連結された2質点を振り子にしたとき,2質点間で力学的エネルギーのやりとりが起こること。 3体問題8の字解(2012.12.03) 万有引力の下で3連星が同一の8の字軌道を追いかけっこするという,3体問題の8の字軌道解。Algodooによるシミュレーションを試みた。 エネルギーによって軌道長半径が決まること(2012.11.27) ケプラーの第1・2法則を前提として,「力学的エネルギーによって衛星の軌道長半径が一意に定まること」の一般的証明。 第1宇宙速度による投射(2)(2012.11.24) また計算バカ(「計算バカ」への戒め)に走ってしまったようだ。しきりなおして,前問の簡明な証明。 第1宇宙速度による投射(2012.11.22) Yahoo!知恵袋の質問にヒントを得て,第1宇宙速度による斜方投射の着地点について考察してみた。 運動の法則は力の定義か?(2012.10.16) Yahoo!知恵袋より。運動の第2法則を「力の定義」であるとする解釈について。 速度の変化と速さの変化(2012.10.08) 物理のかぎしっぽ掲示板より。との違いを見極める。 流星群の衝突(2012.08.08) Yahoo!知恵袋より。万有引力(中心力)下の運動に関する基本的な問題である。 棒でつながれた質点系の運動(2012.05.20) 棒でつながれた質点系。なぜ円運動の方程式を使えるのか? Yahoo!知恵袋より。 円板の斜衝突合体(2012.05.06) OKWaveより。等質量の2つの円板の斜衝突合体の運動。 速度に比例する抵抗を受ける水平投射(2012.05.03) 速度に比例する空気抵抗を受ける水平投射体の運動。十分な時間の後には,鉛直下方への等速度運動に移行する。OKWaveより。 定力で引かれる鎖の運動(2012.04.22) ひものついた風船の運動をさらに単純化した問題。上昇の加速度が一定になるという意外な結果が得られる。Yahoo!知恵袋より。 浮力による永久機関(2012.04.09) Yahoo!知恵袋について考察を加えていたところ,副産物として半円の重心が導かれた,という話。 ばねで支持された台への落下(2012.03.26) ばねで支持された台へのおもりの落下で,台の最大変位からはね返り係数とはね返り高さを導出する。OKWaveより,Algodooシミュレーションの精度に見合うように改題。 静定ラーメンの反力(2012.03.25) 構造力学をかじり始めた。基礎力学との記述法のずれに面食らってはいるが,Yahoo!知恵袋の基礎的な問題にさっそく挑戦。 粒子の崩壊と寿命(2012.03.17) 原子核や素粒子の崩壊と平均寿命の関係について整理してみる。Yahoo!知恵袋のQ Aをきっかけに自己の認識の中にあった穴を埋めることができた。 落下点のずれがコリオリ力によること(2012.03.15) コリオリ力を考慮した鉛直投げ上げで示した落下点のずれが,ほかならぬコリオリ力の影響であることの考察。 コリオリ力を考慮した鉛直投げ上げ(2012.03.14) OKWaveの質問に対して,赤道直下での鉛直投げ上げにおけるコリオリ力の影響を試算してみた。 無限時間の後の一体化(2012.03.14) Yahoo!知恵袋からひろったが,たまに見かける問題である。目的の運動に至るのに理論上無限時間がかかる。 回転している球の衝突2(2012.03.13) 回転している球の衝突に続く別条件による問題。同一の回転をしている2球の対称な正面衝突。 回転している球の衝突(2012.03.10) 回転しているボールのはねかえりの発展として,静止球への回転球の正面衝突を考察してみよう。 回転しているボールのはねかえり(2012.03.01) Yahoo!知恵袋でみつけた,ちょっとおもしろい問題。回転しているボールが自由落下し,床に衝突して斜め方向にはねかえる運動を考える。 レトルトカレーをそのまま電子レンジでチンすると(2012.02.28) Yahoo!知恵袋より。ゆるゆるの質問への回答に対し,場にそぐわない「ご批判」!おかげで実験するハメに…。 球座標による応力の平衡方程式(2012.02.17) 球座標による応力のつりあいの微分方程式を計算してみた。Yahoo!知恵袋より。 球面三角形と球面過剰(2012.02.06) Yahoo!知恵袋のQ Aより。球面三角形の面積は,球面過剰に半径二乗をかけたものになる。 一様磁場中の荷電粒子の運動(2012.02.02) 物理のかぎしっぽ掲示板から。磁場が角速度ベクトルと直結する軸性ベクトルであることを象徴するような議論。 回転の記述と軸性ベクトル(5)(2012.01.31) 回転の記述と軸性ベクトル(4)において磁場が軸性ベクトルであることをその源から解釈した。続いて電場を含めて電磁場が2階反対称の4元テンソルを構成することを示して,磁場の軸性を深く理解する礎としたい。 回転の記述と軸性ベクトル(4)(2012.01.30) 回転の記述と軸性ベクトル(3)までの議論で,角速度は回転軸方向を向く軸性ベクトルとして定義されるが,その本質は2階反対称テンソルの「代用」であることを示した。それに対して磁場が軸性ベクトルであるとはどういうことなのか考察してみる。 回転の記述と軸性ベクトル(3)(2012.01.30) 回転の記述と軸性ベクトル(2)に引き続いてベクトル積と軸性ベクトルの関連を考察する。 カージオイドを軌道とする中心力場(2012.01.30) 軌道の形状から中心力場を逆算する問題。Yahoo!知恵袋より。 回転の記述と軸性ベクトル(2)(2012.01.29) 回転の記述と軸性ベクトル(1)では,軸性ベクトルとのベクトル積が双対の関係にある2階反対称テンソルとの行列積に他ならないことを示した。次いで軸性ベクトルの変換性を考察する。 回転の記述と軸性ベクトル(1)(2012.01.28) OKWaveに,角速度ベクトルの方向が回転面に垂直であるのはなぜか?という物理数学上の基本問題が投げかけられた。ポイントを覚え書きとしてまとめておきたい。 円板の瞬間回転中心(2012.01.27) Yahoo!知恵袋より。スィートスポット(撃心)の位置の類題。 回転する放物線上に束縛された質点(2012.01.25) 物理のかぎしっぽの掲示板から。鉛直軸まわりに定速回転する放物線上に束縛された質点の平衡と安定性を問う。 曲線座標における微分と接続係数(2012.01.18) 曲線座標における微分で生じる,正規直交基底の回転による補正項は,リーマン幾何学における接続項に他ならないことが確認できた。 雪の付着による飛行機の減速(2012.01.11) Yahoo!知恵袋より。雪の付着によって減速する飛行機の運動。 振動の減衰と抵抗の係数(2012.01.11) Yahoo!知恵袋よりひろった問題。減衰率によって抵抗の係数と減衰なし角振動数との関係を得る。 ひものついた風船の運動(2012.01.10) OKWaveより。質量が無視できないひものついたヘリウム風船の振動。私のオリジナルの問題ばねにつりさげられたひもに類似だが,ばねがなくとも振動する。 水を噴いて走る水槽(2012.01.05) OKWaveより。水槽に車輪が付いていて,排出口から水を噴いて走る問題。 力学系と内力・外力 複数の物体からなる力学系の運動においては,内力と外力の区別はとても重要になる。再掲。 浮力による位置エネルギー 浮力は保存力であり,したがってポテンシャルが定義できる。 浮力による位置エネルギーについて考察してみよう。 Yahoo!知恵袋でこれに関する質問があったので,過去につくったページを再掲。
https://w.atwiki.jp/kakite3/pages/532.html
その時、一つの物語が終わりを告げた。 「……!」 「コリジョンちゃん?」 コリジョンとやる夫はマスクドハカイダー達との戦闘の影響でプレーンエリアからフォレストエリアへの進路変更を余儀なくされた。 そのままマーダーのいる方向に戻るわけにもいかず、やむなく回り道をして行こうと進路を決定した直後、突然コリジョンはサイクロン号を止める。 不審に思ったやる夫が声をかけるが反応は返ってこない、首を傾げながら顔を覗き込み、その頬に一筋の涙が流れるのを見てしまった。 「ど、どうしたお!?」 「やる夫……? ああ、すまない……なんでもない。大丈夫だ」 「どう見ても平気じゃないお! さっきのレジェンドさんのこと気にしてるのかお……?」 オボロの情報を教えてくれたレジェンドオブw2は先程の戦闘でその命を散らした、加えてその手を下した人物は――びーはちが盾としたせいであるとはいえ――コリジョンと同じロワの書き手であるマスクドハカイダーだ。 その事を気に病んでいるのかと思ったが、首を横に振られる。 「レジェンドに関しては確かに悔む気持ちはあるが、そこで止まってはそれこそ彼女の死は無駄になってしまう、想いは繋ぐ……必ずだ」 「じゃあ、何を……?」 「……姉のいたロワが、完結した」 ぽつり、とこぼれた言葉にやる夫は更に首を傾げる。 書き手がロワに参加させられてるのにロワが更新されていることについて疑問に感じた、というのもあるが、主な疑問点は別のことだ。 多少主観が入るが、大抵のロワ住人はそのスレの企画が完結を目指している、自分たちが築き上げた物語が完成するのだ、これを嬉しく思わない者はいないだろう。 それ故にコリジョンの涙の理由がわからない、感激して涙したというわけではなさそうだ、彼女が悲しんでいるという気持ちだけが伝わってくる。 「えっと……完結って良い事じゃないのかお?」 「それは当然だろう、姉とてそれ自体はとても嬉しい」 だが、と寂しげな表情で言葉を続ける。 「姉は怖いんだ。終わりを告げた物語はいつか皆に忘れられ、そのまま消えてしまうのではないかと……姉と、他の書き手達との繋がりが消えてしまうのではないかと思うと、とても……恐ろしくなる」 「コリジョンちゃん……」 コリジョンが何故ここまで恐怖を抱くのか、やる夫にはわからない。 話が終われば住人達とは分かれる、それは確かだ。 だけど、別のスレで「あの作品の人かよw」「前も見てたぜ!」などと再び再会することは珍しくないし、そういった関係を繋がりが消えているとは思えない。 どうしたものかと辺りに視線を巡らせ、木々の奥に何かをを見つけてそちらへ注意を向ける。 「げぇ!?」 「っ!? ど、どうした、耳元で叫ぶな」 今更ながら耳を塞ぎ、やる夫の視線を追ってそちらへ足を進める。 そして、すぐにその姿を見つけた。 「ギャルゲ写本……!」 胸から血を流し、事切れている少女の姿を。 「し、知り合いだったのかお?」 「……会っていたのはほんの十分程度だったがな」 旅の扉を前に出会った、掴みどころのないGR2のトップ書き手。 目の前で半ば洗脳に近い能力を使用した自分へと、何やら厳しい視線を送っていたのを覚えている。 「まったく、殺しても死ななそうな性格をしておきながら……」 ギャルゲ写本との思い出などその程度しかない、仲間だったと言うのも憚られるほどの薄い繋がり。 だからといって何の感傷も抱かないようなコリジョンではない、何か残したものはないか探そうと更に近づく。 そこで死体の傍にある折れた刀身に気づいた、ランブルデトネイターの触媒にできるかと手に取り、折れているというのに不自然なほどの長さによってその正体に気づく。 「物干し竿……ギャルゲ写本を殺したのは貴様か、無常の騎士!」 このロワで最初に出会い、戦った相手。 闇を味方につける相手に劣勢に追い込まれ、イチかバチかの賭けに出る直前にオボロによって助けられたのを思い出し、拳を強く握る。 あの時無常の騎士を倒せていればギャルゲ写本は殺されず、オボロもまた別の出会いをして生き延びたかもしれない。 そんなIF、考えるだけ無駄だというのにどうしても頭を過ぎる。 (姉には誰も救えないのか……? 姉と出会った者は、みんな……) 自責の念に瞳を伏せる。 漂う重い空気にやる夫が戸惑いながらも何とか元気づけなくては、と考えた矢先、近くの茂みをかき分け一人の少女が現れた。 「貴方達、その人と知り合いだったの?」 「……一応はな」 少女、魔王ヴァルハラの問いにコリジョンは小さく答える。 続けてやる夫に視線が向けられ、答えを返そうと口を開く。 「下着マントとはマニアックながらナイスだと思うお(やる夫はこの人と知り合いじゃないお)」 「「………………」」 ◇ 「で、お前もギャルゲ写本のことを知っているのか」 「開始早々襲いかかったけど、返り討ちにあっちゃった」 ギャルゲ写本の死体に木の葉を被せ、略式の墓を作りながら話す二人へと、「何故か」ボロボロになっているやる夫が疑問の声をあげる。 「襲いかかったって……ま、マーダーなのかお……?」 その問いに頷いて答える。 自分が危険人物であることを隠そうともしないヴァルハラにコリジョンは眉を顰めるが、作業を続けながら無言で先を促す。 「私は帰ってRPGロワを完結させる、みんなと一緒に、その為だったらどんなことだってする!」 「っ……完結、か」 RPGロワという言葉にオボロを思い浮かべ反応しかけるが、伏せて置く。 コリジョン達もオボロのことは人づてに聞いただけだし、その情報の通りでもオボロが無事である可能性は充分あるのだ、不用意な事を告げて刺激する必要はない。 「みんなで帰るには、優勝して願いを叶えてもらうしかない、だから私はマーダーとして戦う……だけど」 言葉が止まり、手を止めて顔を上げる。 ヴァルハラは真っ直ぐコリジョンを見つめていた、その瞳に込められた想いを感じ取り、続く言葉を聞く前に頷いて答える。 「だけど、私はあの子を助けるんだ! だからお願い、力を貸して!」 【一日目 昼/フォレストエリア】 【魔王ヴァルハラ@RPGロワ】 【状態】健康、下着マント 【装備】エクスカリバー@ギャルゲロワ2、王者のマント@動物ロワ、エッチな下着@LSロワ 【道具】支給品一式 【思考】 0 真紅の悪魔を助け出す。そのために協力してくれる人を集める。 1 みんなで元の世界に帰ってロワ完結させる為に優勝する。 【備考】 ※外見はナナミ@幻想水滸伝Ⅱです。 【コリジョン・ナンバーズ@ロボロワ】 【装備】サイクロン号@ロボロワ 【所持品】破壊された物干し竿、支給品一式、不明支給品0~1 【状態】左肩に裂傷、ダメージ(中)、処置済み 【思考・行動】 1.魔王ヴァルハラに協力する 2.サイレント・スターの運命を繋ぐ 3.全てのものを繋ぐ 4.なのはキャラになっている者は――壊す 5.悪魔のフラグ建築士は確実に破壊する 6.完結……か 【備考】 ※外見はチンク@リリカルなのはStS ※繋ぐ物の優先順位は命>その他 ※『破壊』 触れた相手の心をロボロワのスバルと入れ替える。どのタイミングの心と入れ替えるかは調整が可能。 放送を迎えるか、一時間経過することで元に戻る。 【以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします @やる夫がバトル・ロワイヤルに参加しているようです】 【状態】ダメージ(中) 【装備】無し 【持物】支給品一式、不明支給品0~3 【思考】 1、やらない夫(アルテマウェポン)とアバさんが死んで失意のどん底だお…… 【備考】 ※外見はやる夫です。 時系列順で読む Back パロロワ界に吹く熱風-漫画ロワ Next [[]] 投下順で読む Back パロロワ界に吹く熱風-漫画ロワ Next [[]] 破壊者たちの集い コリジョン・ナンバーズ [[]] 破壊者たちの集い 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [[]] ようこそ悪いユメの中 魔王ヴァルハラ [[]]
https://w.atwiki.jp/hterakoya/pages/16.html
仮説 「沖縄返還では日本よりアメリカの方が得した」 ○「返還」の裏にある意図を探る視座(「返還バンザイ」と素朴に喜んでいていいのか? という問い) 仮説の根拠 沖縄占領の最大のメリットである基地を守った 密約としての「カネ」と「核」 アメリカは投資金額の元をとった 沖縄の施設権を返還することにともなって、1972年から1977年までの間に、総額で6億4500万ドルの利益を米政府は獲得したのである。この6億ドル余りという金額は、1945年以来、27年の間に米政府が沖縄に投入した総費用に匹敵する(我部[2000:206])。 考察 「奥の院」が動かすアメリカ 「現代国家に求められるのは、第一に<国としての富=国富>を増やすことである」 これを前提としつつ、「外交」に求められる発想と論理を、次の六段階のモデルとして提示した。 (1)地理的・時間的に研ぎ澄まされた現状認識を持つ (2)狙った相手国へ、自国に有利な投資条件の整備を飲み込ませ、混乱させる (3)混乱によって生じた安値の間に先行投資を行なう (4)必要があれば、軍事力を背景とした工作も展開する (5)狭義の「外交」によって表面を取り繕う (6)絶好のタイミングであらかじめ仕込んでおいた先行投資を回収する 『騙すアメリカ 騙される日本』(p.22) このフレームワークで沖縄を考えてみると・・・ (1)沖縄=地理的によい(中国・ソ連に近い) (2)太平洋戦争の混乱の中で(3)(4)沖縄に基地をつくった (5)沖縄返還交渉を行い(6)先行投資を回収した(『沖縄返還とは何だったのか』p.206) 沖縄占領から返還までの流れ「奥の院」外交の典型例だと考えられる。 アメリカは沖縄を使って日本から国富を奪った。 ●アメリカの60-70年代における外交政策について この時代は基本的に西側諸国と東側諸国に分けられる冷戦構造下にあり、西側の旗振り役であるアメリカの外交課題は当然、冷戦そのものとなった 大統領ごとに簡単に見ると 1 ケネディ(1961年1月20日- 1963年11月22日) 柔軟反応戦略を掲げ、軍拡路線をとった。しかし1962年キューバ危機から雪解けの時代(戦力均衡)へ 中東では中立 背後には中国の台頭(中国の軍事大国化への反対という点で米ソの利害は一致) 2 ジョンソン(1963年11月22日- 1969年1月20日) ケネディの均衡維持路線を引き継ぎ、米ソ間の戦略兵器制限に成果を挙げる。 ベトナム戦争の泥沼化、大幅な財政赤字、経済競争力の低下、アメリカ病 東アジアにおいては日韓関係の正常化(ベトナム戦争、仏の中国承認(1964)を背景に) 日米首脳会談において沖縄返還問題が進展(1967) 中東ではイスラエル支援 3 ニクソン(1969年1月20日- 1974年8月9日) 国内外からのベトナム介入反戦運動、大きな経済的負担、貿易収支の低下 ベトナム戦争の対策 米軍の撤兵を進める一方で南ベトナムへの軍事援助(戦争のベトナム化)→73年ベトナム和平協定 中ソ関係が次第に悪化しており、69年には軍事衝突も 米中関係の改善を図る(貿易禁輸の一部解除、訪中など)第一次ニクソンショック →アジアの緊張緩和へ 一方で大統領としてはじめて訪ソ→軍事的関係の安定化 その後79年にはソ連がアフガニスタンへ侵攻し、再び緊張 米ソとは異なる中東におけるイスラム原理主義の台頭 こうしてみてみると、60年代、70年代と緊張の程度に変化は見られつつも基本的な冷戦構造は続いていた。ただ60年代から中国がソ連から離れていき米中ソの3極構造に変わりつつあった。その中で東アジアの冷戦機軸である米中が関係を改善し、ベトナム戦争は終息し、アジアにおける衝突のリスクは低くなったとも捉える事ができるが、依然として中国は共産主義であり,ベトナムも社会主義国化してしまったことを考えると、依然としてアメリカはアジアに注意の目を向ける必要があり、基地としての沖縄の重要性は相変わらず高かったと考えられる。 ●「返還」(=施設権切り離し)の理由とは何か ○基地利用におけるフリーハンドの確保(*) ○ベトナム戦争による戦費増大&対外拡張への批判 ○日本の政治状況(保守政権の支持率維持)に対する配慮 ○「密約」の存在 ○「ベトナム戦争の悪夢」と中国脅威論(60年代のアジア)→アジア防衛の責務を日本へ (*):アメリカ型統治の形態=「帝国的」覇権 (萱野[2007:52-55]) ・米西戦争を端緒とする支配原理 ・ヨーロッパの植民地主義との比較 ・ヨーロッパの帝国主義的覇権ならざるアメリカの「帝国」的覇権 ・主権‐領土的な枠組みの無効化(「脱領土的」とも言うべき覇権原理) ※補足 沖縄に存在する在日米軍基地は米軍の戦略上、重要な拠点となっている。 (在外米軍評価としては、戦略展開拠点・主要作戦基地・中継インフラという位置づけ) ①地理的重要性(Ex. アメリカの裏側、西太平洋・東アジアの戦略拠点) ②戦略的重要性(Ex. エレファント・ゲージ[アジア最大の通信施設]、在日米陸軍司令部) ③その他(Ex. 必要経費の少なさ、高水準のインフラ) ●沖縄返還に関わった日本の政治関係者とアメリカの関係 岸信介と佐藤栄作 岸は、日米安保条約の改定に、佐藤は沖縄返還に際して在日米軍基地の維持および 核の持込を事実上認めるなどアメリカ側に有利な決着をしている。 →彼らが、政権運営の上でこれらの問題を上げ、なおかつこのような決着をつけることで得る彼ら の「利益」は何か? アメリカの援助 (岸の逮捕と不起訴釈放) 岸はA級戦犯として逮捕。このときの、取調べで、岸が、満州人脈に通じていることや、取調べに 対しても従順な姿勢を示していたことから、犯罪者とするより、情報提供者として、戦後日本の政治に利用する意図で処分を行わなかった。 →以降、アメリカとの密接な関係 (岸信介、佐藤栄作へのCIAからの選挙資金援助)(58年~) →その際に選挙資金援助の要求をしたのが、当時蔵相であり実弟の佐藤栄作 …当然、佐藤栄作もこの資金援助の影響を受けている。資金援助は少なくとも69年頃まで続き、 佐藤政権下でも行われていたと見てよい。(69年以降も資料、証拠が不十分なだけで、逆に中 断した証拠もない) また、佐藤政権下においては、CIAが、沖縄の地方選を援助するために自民党を仲介して 資金援助を行っていた。 アメリカの対日工作 当時アメリカは、日本を反共の防波堤と位置づけ、日本の共産化をもっとも警戒。 一方、ソ連や、中国(大陸)から共産党、社会党などの左派勢力に対して資金援助が存在。 →アメリカ側も資金援助などを通して、日本の保守勢力の維持を図り、また、その援助 (を受けた人物)を通して、日本の政治をコントロールしていった。 {結論} 沖縄返還は大きな歴史的流れの中で捉えると、アメリカの対アジア戦略の変化した節目に当たる時期であり、また、基地が温存されることもあり、返還に当たってはデメリット、不利益はなかった。 むしろ、返還をすることで、沖縄の行政を維持するためのコスト負担などがなくなる、日本国内の保守政権維持のために働くというプラスの要素も存在していた。 その基地温存、基地の利用、核の持込などに当たっての障害を取り除くために、改定された安保条約の中で、事前にこれらの問題をクリアし、返還に向けた素地を作っていた。 また、その交渉プロセスで、政府関係者への資金提供、エージェントを利用し、日本の内部から自国(アメリカ)に有利に、かつ円滑に交渉を進める手はずを整えていた。 発展的考察――現在の状況との接続 ●アメリカ外交における歴史的相似性 (本項は発表するか保留) ○ベトナム戦争→71年のニクソン訪中→米中接近→「反共の防波堤」としての日本の役割低下 ∽イラク戦争→① […] →米朝接近→在日米軍縮小 →② […] →中東情勢の安定→在日米軍縮小(東アジアから中東にかけての展開拠点) ※昨今のトランスフォーメーション(米軍再編)の意図は? アメリカが描くビック・ピクチャーはどういったものか? 日本はその文脈においてどのように位置づけられるのか? ━━鍵となるのは、ⅰ)「米陸軍司令部のキャンプ座間移転」ⅱ)「沖縄駐留海兵隊のグアム移転」ⅲ)「普天間飛行場の名護市移設」 ○現在の政権とアメリカ、CIAとの関係は? 一度、はじめた援助が打ち切られるか、日本の政治家も援助要請をあきらめるか。 また、逆にこのような資金提供を暴くような報道が出てくる時代的、また政治的背景は? 参考文献 我部政明(2000)『沖縄返還とは何だったのか』NHK出版 若泉敬(1994)『他策ナカリシヲ信ゼムト欲ス』文藝春秋 原田武夫(2005)『騙すアメリカ 騙される日本』ちくま新書 萱野稔人(2007)『権力の読み方――状況と理論』青土社 春名幹男(2003)『秘密のファイル―CIAの対日工作』(上・下)新潮文庫 朝日新聞 1994年10月10日朝刊 『週刊文春』2007年 10月4日号 47~52頁 『文藝春秋』1994年 12月号 144~156頁 佐々木拓也(2002)『戦後アメリカ外交史』有斐閣アルマ 江畑謙介(2005)『米軍再編』ビジネス社
https://w.atwiki.jp/divine_revelation/pages/447.html
目次 1.悟りの奥行き 2.観自在力への三次元的な歯止め 3.悟りの道標 4.何のために三次元世界で悟りを求めるのか 5.悟りの武者修行 6.人類の叡智に対する敬意 7.宗数的対立を超えて、今 8.新しい時代の新しい悟りの方法――真説・八正道 9.「正見・正語」の深まりのある人 10.「ピンの発見」と「正見」 11.自分のピン・他人のピン 12.阿羅漢の心 13.阿羅漢・不退転そして如心 14.如心と観自在力 15.ネガ・フイルムによる三次元世界の未来予知 16.霊速度とのギャップ 17.神通力 18.如来界の如心(一即多、多即一) 19.如来界の悟りとは 20.「宇宙即我」の悟りへ向かう霊的進化 21.釈迦の悟りについて 22.神理学習の時代へ向けて 23.九次元の悟りの三つの条件 24.超能力信仰と読心力 25.九次元霊を順番に出す意味 19.如来界の悟りとは さらに上のほうになってきますと、これがはっきりしてまいります。自由自在になってくるわけなのです。このようになりますと、すごい仕事ができるのはみなさんもおわかりだと思います。如来界には五百名弱しかいないといいますが、このようなタイプの人がいれば、それはすごいのです。その下に何十億人いても、ものすごい量の仕事をこなすことができるのがわかるはずです。 もしこのような存在形態でなければ、たとえば如来というより九次元如来になりますが、イエス様などもあのような仕事をこなせるはずがありません。十億人もいるクリスチャンが、毎日イエス様の名前を呼んでいるのです。そしてさらに霊言集を見れば「わが名を呼べ」などと言われているくらいですから、普通の人にはとうていできるはずがありません。 ですから、こういうかたちの仕事に熟達しているのです。中心から放射された糸のように、いくらでもダーツと分かれて仕事ができるのです。そしてシューッと戻って意識が統一できているのです。これができなければ、そうしたことが成り立つはずはありません。 では、このようなところまで行くためには、どうすればよいかということです。そうして考えてみますと、まず経験の量ということではそうとうな幅と量の経験がなければまず無理でしょう。たとえば一つのことしかできないようなタイプ、いわゆる神界にいる学者肌で、一つの専門分野だけの専門家ではこのようなことができるはずがありません。やはりオールマイティなものが要求されています。ですからスペシャリストではだめなのです。スペシャリストは如来にはなれないのです。ここは大切なところですので、記憶にとどめておいてください。スペシャリストは途中で行きづまってしまうのです。 六次元ではスペシャリストが多いのですが、だいたい七次元の菩薩界に行くにしたがって鍛えられるのです。いろいろな実務をやらされ、一生懸命働かされて、働く能力が増えてくるのです。そしてここでしごかれて、ゼネラリストになってきた人がだいたい如来に入ってゆくのです。ですから如来になりますと、いろいろな仕事ができて、才能も多方面になってきます。レオナルド・ダ・ヴィンチのように何にでも才能を発揮するような人がたくさんいるのです。 何でもできるというのは、けっきょく身体でいえば前述のタコやクラゲではないけれども、手足が何本もあってできるのと同じことです。いろいろな仕事のできるタイプの人というのはそういうことです。それだけ才能があるということは、それだけの魂修行が同時にできるということになってきます。ですから、幅広い経験が必要ですし、それと神理知識としてもそうとうな広範囲にわたっての神理知識の結集が必要です。それから行動力においても無限です。無限の行動力を持っていることがいえます。そしてエネルギーの供給においても、無限のエネルギーを受けられるような器をつくっていかなければならないわけです。 このような感じと思っていただければいいのです。こうしたところに、将来の目標を置きますと、まだまだ向上の余地があることはみなさんもわかると思います。どうでしょうか。今のところ、このようになれる自信がありましょうか。日々の仕事に追われ、わずかのレジャーを楽しむくらいが精一杯という方も多いのではないでしょうか。なかなかそれ以上はいかないのですが、やはり自己認識としてそのような認識ができるようになるまでに、そうとう時間がかかるのです。如来になるとそのような認識がだんだんできてくるようになるということです。 『太陽の法』の一節にもそうしたことが書いてあります。「一万人としてわかれ出ても、それを一人として認識し統一する意識があるということでもあるのです。」このような統一意識、認識力が出れば、そうとう境地としては高いということです。 20.「宇宙即我」の悟りへ向かう霊的進化 太陽界の悟りについて説明してみたいと思います。太陽界といっても狭義の太陽界のことですがここは、如来界よりもう少し高いところにあります。狭い意味での太陽界とは八次元の上段階の世界のことを指します。そこには、ソクラテスであるとかプラトン、アポロン、老子や墨子、このような方がいらっしゃいます。キリスト教系ではミカエルのような人もいらっしゃいます。 こうした狭義の太陽界に行きますと、第一段階の宇宙即我の体験ができるのです。はるか上空から地上や自分を見下ろす体験ができるようになってまいります。 さらにその上の九次元の悟りに入りますと、第二段階の宇宙即我です。別名、「銀河即我」というような境地があることが言われています。そしてその上の段階になりますと、ほんとうの「宇宙即我」あるいは宇宙のなかの自分といいますか、全宇宙の意識と自分とが一致するぐらいのところまでいく第三段階があります。さらに踏み込めば、「神即我」の境地までいく段階があるわけです。このような悟りの段階があるといえます。 これについては、みなさんの勉強が進めばそれなりのものをどんどん出していくつもりです。ある程度はわかるのです。わかるのは自分の力ではなくて、もちろん他力でありますが、他力の力としてある程度わかってきます。そうした考え方があります。 少し戻りますが、如来界をさらにこまかしく分解して説明してみたいと思います。もちろん如来界のなかでも悟りのレベルがあるのです。ただ、その区別を厳密に語ってもそれほどわかるものでもないので、大まかにつかんでいただきたいと思います。梵天如来は、自分が複数化して現われたりするので、多少戸惑っている段階でありますが、それと「宇宙即我」の狭義の太陽界の段階までの間には、だいぶ差があることはおわかりと思います。その途中で自己の認識能力と、仕事能力に多少の段階の差があると思っていただいてけっこうです。 ですから高くなればなるほど縦横無尽、融通無碍(ゆうずうむげ)で、ほんとうに自由自在な活動をするようになってくるのです。その意味で、霊的進化はおもしろくてたまらないのです。孫悟空の世界のようになってきて、思ったとおり、自由自在に自分の力を発揮しながら仕事ができるのです。究極の自己実現とは何かと言いますと、このような如来の世界に入っていくような経験をするとするならば、やはりそういうことになるでしょう。自分の限界がなくなってくるわけですから、これほどおもしろいことはありません。仕事の能力限界がなくなるのです。量においても限界がなくなってくる。これほどおもしろいことはないのです。 だからこそ、みんな競って進化といいますか、悟りを得たがるわけなのです。悟りを得ればそれだけのことができるようになってくるのです。実におもしろいことです。そのような意味では全智全能の神様になるのがいちぱんおもしろいのでありますが、そう簡単にはなれないというところがあるわけです。 21.釈迦の悟りについて さて、釈迦の悟りについて述べてみたいと思います。まず菩提樹下の悟りがありましょう。これについては『釈迦の本心』の第一章で多少ふれていました。釈迦の悟りがどのようなものであったのか、この全貌をやがて明らかにしたいと思っています。 高橋信次先生の『人間・釈迦』という本も四巻出ておりまして、物語としてはひじょうにおもしろいのですが、やはり釈迦の風景といいますか、釈迦と釈迦の弟子たちのストーリーを中心に追っているようです。釈迦の思想や考え方自体は凝縮しますと一、二章分しかないようです。ずいぶん間延びしているわけで、やはり背景の描写がものすごく多いのです。 ですから、私としては同じことを繰り返していってもあまり意味がないので、できれば釈迦の思想がどのような内容を持ち、どのような段階があって、それぞれ説いていく段階で、どのような内容のふくらみがあったのかということを明らかにしたいと考えています。現在は時間がなく、まだ肉体を持っていて霊のように分化ができないものですから余裕がないのです。歴史のなかで派生していった何万巻あるいは、何百万巻といわれる経典などは無視して、釈迦の思想としてどのようなものがあったのか、これの全体を出してみたいと思っています。 『釈迦の本心』にもその一部が出ておりますけれども、さらにさらに奥があります。そのあたりをやがて出したいと思っています。そして『釈迦の本心』を出したあとには『ヘルメスの本心』や、『トスの本心』、『ラ・ムーの本心』というように出しはじめると、きりがないのですが、出してみればやはりおもしろいと思います。過去に生きた人がどのような思想を持っていたのか、この全貌を明らかにすると、ものすごくおもしろいのです。意外な考え方がたくさんあって、大きな発見があります。 ですから、自分で悟るのもよいのですが、やはり現にある他の方が経験された悟りを学ぷことによって、そうとう時間を圧縮することができます。進化速度が早くなりますから、学べるものは学んでおくに限ると思います。 また、中道の考え方としても、あとでまたもう少しくわしい思想を出していくつもりです。まだ簡単に左右の両極端を去って中道に入れという言い方をしておりますし、『心の探究』第2章にあります「心と悩み」の章などでも、まだ中道の思想には発展の考え方が欠けているというようなことを述べております。もちろん釈迦時代で言えばそうしたことになるのです。たしかにそれまでの中道の思垠には発展の考え方か抜けているので、「中道からの発展」ということを一つの課題としてもう少し説いてみたいと思っています。 今回の目的は、いわゆる「中道からの発展」にもあるわけなのです。反省の教えを説いてみたり、発展を説いてみたりして、両方の教えがあってどうなるのかということですが、それを統一する理念はこの「中道からの発展」という概念にあるわけです。 さて、次に釈迦の入寂のときの悟りについてでありますが、そのときに出ていた釈迦の弟子も、多少は現在、私の近くにおります。釈迦が亡くなるときに教団も五千人の大教団となり、そしてその教えを信奉する者は何十万人いるかしれないということでありました。 22.神理学習の時代へ向けて やはりサンガーをつくりたいと考えております。といいますのは、やはりこれがいちばん力を発揮できるからです。仕事の片手間で神理の探究・学習・伝道をしていただいてもよいのですが、そればかりでは勢いよく広がりませんし、ほんとうの救世運動に発展してゆかないのです。ですからほんとうの救世運動を起こしていこうと思うならば、やはりプロになっていただくしかないのです。プロを数多くつくらなければ地上天国・ユートピアはできないということなのです。 私自身も会社づとめをしながらやろうと思ったこともありましたが、やめてこの道に入って二年間、やはり勤めながらやって十年かかってもできないくらいの仕事をしたと考えています。時間というものはものすごく貴重です。ですから、現代的にもやはり、ある程度のサンガーをつくったほうが、ほんとうの力になると考えています。 その運営のためにはどうするかということを考えているわけでありますが、布施や献金というものではやりたくないという気持ちがあります。「中道からの発展」という考えに沿って、できればこれからは神理学習の時代と申しますか、神理を知らなければもう人間としては恥ずかしくていられないという時代が来ると私は思っていますし、むしろ積極的にそのような時代にしていかなければならないということです。 講師は、やはりプロとして教えてほしいのです。塾や予備校などでも教えているくらいです。受験技術などというようなものはほんとうは二の次でもよいのです。ですから心の教えを説いていける方が、やはりプロで生活していけるぐらいの、そういった時代風潮をつくってゆきたいし、その意味でやはり、何千人かのプロ集団をつくることが先決であると思っています。何千人かの専門講師がいれば、日本中がそうとう変わります。ぜひともそうしたいと思っています。 23.九次元の悟りの三つの条件 「九次元の悟り」についての条件を三つあげてみましょう。一番目は、どのような人にも対機説法ができるような、縦横無尽な法を悟っていること。これが大切です。菩薩の段階ではやはりこれが難しいのです。菩薩ではなかなか縦横無尽な法を説くことができないのです。そのために、どうしてもよりどころがいります。それにそって、法の解説をし、伝道をする。これはやはり菩薩の基本スタイルなのです。 縦横無尽な法が説けるためには、やはり法そのものの全容をつかんでいなければ説くことができないのです。それゆえにこれが九次元の悟りの条件にもなるのです。 また、二番目は創世記についでの悟り、宇宙の成り立ち、地球の歴史についても悟っていることがあげられます。これはいちばんわかりやすい基準の一つです。如来界あたりでもそうとう偉い方がたくさんいらっしゃいます。教えを霊言集などで読んでみるだけでは、この九次元の大如来と八次元の如来とではどちらがどちらであるかわからないというところがあります。どこに違いがあるのかと申しますと、八次元の如来では、この創世記以来の歴史、というものは語ることができないのです。 語ることができないのは知らないからではなく、知っていても、許可されていないということです。そのような免許が出ていないのです。そこについて語ることが許されていないのです。この部分なのです。これがあるのです。ですから、九次元界に入りますと急に天地創造の話や、大宇宙の構造、あるいは歴史や神の心など、このようなことを縦横無尽に語りはじめます。このあたりにイニシエーションがあるのです。一つの秘儀が与えられているわけです。ここが八次元と九次元の違いです。 八次元の上段階の如来でも、力量的には九次元の如来とあまり変わらない人がたくさんいるのです。けれどもこの大宇宙の秘密、地球の歴史、魂の歴史、神の計画を語ることが許されているかいないか、ここに差があるのです。この秘儀を与えられた場合に、九次元如来となることができるのです。こうした許可あるいは免許皆伝です。これがやはり降りてくるのです。したがって、これはめったに降りることではありませんが、そのときはひじょうなお祝いになるわけです。 三番目には四次元以降の多次元世界の法則について悟っていることがあげられます。この多次元世界の法則ということもだいじです。特に次元別のあり方、法則の違いについて、ここまで九次元の人は悟っていなければいけないということがあります。 24.超能力信仰と読心力 釈迦自身は、六大神通力がもちろん備わっていましたし、九次元的な三世を見通す能力があったのですが、弟子たちが超能力信仰に陥る危険性をいち早く見抜いて、その盲信を戒めるために読心力以外の霊能力をあまり使いませんでした。すなわちこれは、「私にはあなたの考えていることが手にとるようによくわかる、今、お前が考えていることはこういうことだ。そうだろう?」ということで、「だからよく私の言うことを聞き従って修行の道に励みなさい。」と、こういったたぐいの教え方に用いたのです。この能力は危険性が少なくて、そして相手にある程度納得されます。「あ、そうなんだ。」と、帰依させる気持ちを起こすということで、いちばん危険性の少ない部分であったので、これをよく使ったわけです。 高橋信次先生もよくこれを使っておられたように思います。初対面の人に「あなたはこういうことがあったね。」などとよく読心力を使われていたようです。「何年何月にこうなったね。」というように、これはその人の性格にもよりますが、たびたび使われていたようです。 私はプライバシーに触れるのはあまり好きでないので、そこまではやりませんが、そうしたこともやろうと思えばできるのです。それはその人の守護霊に聞くことも可能でありますし、その人の意識を読み取ろうと思えばできるのでありますが、これはやはり紳士としての自己チエックの問題があると思うのです。これがなくて「あなたは三年前に別れましたね。」などということを指摘したりすれば、やはり問題が出てくると思います。やはりエレガントな雰囲気がただよっていますから、それなりにせまっていきたいと思っています。 25.九次元霊を順番に出す意味 さて、九次元には十人がおられて、それぞれが役割を持たれ、その範囲での問題を中心にとりあつかっておられるのはよくご存じだと思います。ニュートンについては本年初頭から三月にかけて霊言を収録しました(一九八九年五月発行『ニュートン霊示集』)。あとは、マヌ、マイトレーヤー、ゼウス、ソロアスターの四人が残っていますが、このあたりも順次出していきたいと思っています。九次元の法でこのあたりの人のものを出しますと、実を言えばまたそうとう感覚が違うものが出てきますので、みなさんの頭に入りにくいことがあります。ですから順番よくやっていかないといけないわけです。全然違うようなことをまた説きはじめますから、読者の頭のなかで分裂が起きてしまいます。脳細胞の数を増やしておいていただかないと理解ができなくなる危険性があるのです。そういうわけで時間をおきながら、少しずつ、まだ出していない九次元霊の霊言なども出してゆきたいと思っています。 『太陽の法』が出版されたときでも、まったくはじめてという斬新な感じで、今までの霊言集が少しかすんで見えたという印象を持たれた方がいらっしゃるのではないかと思います。これを読んだあと、霊言集が読めなくなったという感じさえ持たれたかもしれません。『太陽の法』の第4章の「悟りの極致」にしても、これを読んで驚嘆したけれども、さらに新しく出版された『観自在力』を読んでみれば、内容がもっと進んでいて、こんどは『太陽の法』のほうが初歩に見えてくるということもあるわけです。そのようなものなのです。この次にまた新しいものを出せば、それがまたかすんで初歩に見えてくるのです。ただ、確実に過程をふんで初歩の基本書に見えてくるためには多少の時間が必要になるのです。それでみなさんが学習をして納得してわかるところまでに時間がかかるので、多少はそのような時間的流れをおいて、次の法へと進んでいるわけです。 ですからいちばん読者のみなさん方に要求される奇跡とは、頭がよくなることです。金粉などもよく降っているそうでありますが、頭がよくならなければ、法を全部理解することができませんし、私としても次の段階の法が説けないということがあるのです。 かくいう私自身も、いつどこで説いたかわからなくなりつつあって、法の整理がつきかねている部分もあります。講師陣にそのうち教えてもらおうと思っています。もちろん初期に説かれたもので、基本の法については講師陣に理解を深めてもらいたいという意味があります。 やがてもう少し時間がたって、この九次元霊をすべてお出しすれば、ようするに九次元の法といいますか、神のプリズムの根源のところの基本的な考え方がいったい何かということが全部わかるようになるわけです。そして、次に進むのは十次元の意識の考えです。その中身を引っぱり出すところにまでいくわけなのです。このように法が進んでいくということです。 ですからみなさんも学びということを投げ出さないで、ずっとがんばってついてきてくださることを祈っております。
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/6327.html
886 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/13(木) 23 15 10.59 ID ??? 855 うさんくせえ。そんなんでトラウマとか絶対ありえん。これは報告者が困で嘘吐き。そのGMとかプレイヤー一同に謝ってこい。 あとお前みたいな困はTRPGやるな、屑 887 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/13(木) 23 16 06.11 ID ??? 886 言われて見れば怪しいな。 888 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/13(木) 23 16 29.53 ID ??? 言っちゃ悪いが女の子もちょっとアレな気はする… GMは確かに困なんだが どっちにしろ、TRPGに手を出さなくて正解な気はするんだが・・・ 891 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/13(木) 23 17 32.26 ID ??? 855 んな話、関西で聞いたことないわwねつ造乙 892 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/13(木) 23 18 50.17 ID ??? 886 女の子がメンヘル持ちならありえるんじゃね? 893 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/13(木) 23 20 02.30 ID ??? 891 なんで関西ってわかるの?報告に場所書いてないよ? 898 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/13(木) 23 23 42.38 ID ??? 仮に彼女のトラウマ云々が嘘だったとしても、GMが立派な困であることには変わりないと思うんだが。 899 名前:856[sage] 投稿日:2011/10/13(木) 23 25 08.41 ID ??? 俺も正直女の子の反応はしょうがない部分あるかなと思ってる。あの描写は 俺も吐きそうになったくらいだったし。 なんか本人らしきレスもみえるので俺もNPCに戻るわ。みなさま、レスありがとうございました 902 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/13(木) 23 26 07.77 ID ??? 899 捏造乙 どうせお前があの女だろカス ネナベとかきめーんだよ 903 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/13(木) 23 26 20.95 ID ??? なんだかなあ・・・ まあ突っ込みはしないけど・・・ 904 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/13(木) 23 26 22.23 ID ??? 897 流血には強くても、殺人・食人には弱いって事だろ? それ普通の感覚だぞ。 自分は食人ネタは5歳の頃から大好物であります。 妄想しただけで、ご飯三杯はいけます。 907 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/13(木) 23 28 59.39 ID ??? 855 逃げんな、ちゃんと謝罪しろやネナベ野郎! 909 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/13(木) 23 29 54.23 ID ??? 855のネナベに一票 910 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/13(木) 23 30 34.09 ID ??? 855の報告者だな 911 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/13(木) 23 31 24.85 ID ??? ネナベちゃんかどうか知らんが捏造臭いな ポイントが抑えてあるし なんだろ、このモヤモヤ感 いっその事釣りでしたってレスしてもらったほうがすっきりする 912 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/13(木) 23 31 31.86 ID ??? 855の報告者でしょ。同じ女と思えないメンヘラ 915 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/13(木) 23 32 53.76 ID ??? 855の報告者以外ありえん。ねつ造とか最低 916 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/13(木) 23 33 32.90 ID ??? 855の報告者。 920 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/13(木) 23 34 17.39 ID ??? 855に投票してる奴が全員ID出してないんだがw 922 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/13(木) 23 34 20.61 ID ??? 855の報告者だろjk。それ以外は855の自演 924 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/13(木) 23 35 55.16 ID ??? 920 はいはい自演乙 俺も855の報告者に一票ね 925 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/13(木) 23 36 19.66 ID ??? 181かな どうにも脳内コンベとしか思えない 855に投票しているの人が一人もID出してないのが笑えるw 926 名前:NPCさん[] 投稿日:2011/10/13(木) 23 36 20.42 ID nzU/jfkM とりあえず 855のGMに。 931 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/13(木) 23 39 33.83 ID ??? 俺も855のネナベに 933 名前:NPCさん[] 投稿日:2011/10/13(木) 23 39 40.66 ID nK0FEguJ [1/2] 俺はネナベに一票かな エスパーしたくはないが、これはちょっと酷い 935 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/13(木) 23 40 21.57 ID ??? 俺も855の屑な報告者に一票 939 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/13(木) 23 41 50.48 ID ??? 855の報告者への粘着投票者一覧 909 910 912 915 916 922 924 929 931 935 940 名前:NPCさん[] 投稿日:2011/10/13(木) 23 42 34.99 ID fEY6Vow7 855のGMに一票 941 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/13(木) 23 42 56.39 ID ??? 939 はっはっは、何を言ってるんだいIDを出していない以上ネタでやってるだけに決まってるじゃないか。 942 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/13(木) 23 43 18.24 ID ??? なんつーか、ここまでわかりやすいと馬鹿にされてんのかなと思えてくる 943 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/13(木) 23 43 24.37 ID ??? なんで 855がネナベなんだ? 改行か? 944 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/13(木) 23 43 39.13 ID ??? 940 だからねーよ。自演か? 855に一票 945 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/13(木) 23 44 47.23 ID ??? 943 明らかにファビョってるから 855報告者に一票 946 名前:NPCさん[] 投稿日:2011/10/13(木) 23 45 05.94 ID z51NhzzT とりあえず 855のGMに一票 スレに居るキチガイこええな 947 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/13(木) 23 46 04.51 ID ??? 946 基地外は855のネナベ。よって855のネナベに一票 948 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/13(木) 23 47 06.73 ID ??? 855のネナベに一票 き も ち わ る い 950 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/13(木) 23 48 05.62 ID ??? 855の報告者 粘着がいると言うが、粘着される方に問題あると気づきたまへ 952 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/13(木) 23 49 01.12 ID ??? ID出し方わからん 855の報告者に一票 953 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/13(木) 23 49 56.05 ID ??? ID出す必要もないだろ。ネナベにケテーイ 以下埋めで 958 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/13(木) 23 50 31.07 ID ??? 952 メール欄に「sage」って書かなければok 959 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/13(木) 23 50 33.73 ID ??? 952 メール欄に何も書かなければIDが表示されますよ 960 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/13(木) 23 52 05.71 ID ??? 956 ファビョッてるのは855の報告者 ネナベに一票 961 名前:952[] 投稿日:2011/10/13(木) 23 53 18.17 ID hr9Q7laK こうか 958、 959ありがとう 974 名前:NPCさん[] 投稿日:2011/10/14(金) 00 02 58.90 ID Pux5o6ZR 馬鹿らしくないMKPなぞ、今までもこれからも居るはずがねえww 976 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/14(金) 00 04 21.80 ID ??? 974 そうか じゃあ855のネナベに1票な 982 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/14(金) 00 06 52.61 ID ??? 現状 855のGMへが1位かな。 2位が 629の先輩みたい。 985 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/14(金) 00 08 25.26 ID ??? 982 自演乙 一位は855ネナベ、 二位は629先輩 855GMはネナベの自演だから全部無効票 987 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/14(金) 00 10 05.10 ID ??? 現在の得票数 一位は855ネナベ、 二位は629先輩 855GMはネナベの自演だから全部無効票 994 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/14(金) 00 11 27.93 ID ??? ネナベで決まりだな。ネナベ、工作したりすんなよ スレ287 5 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/14(金) 00 16 24.19 ID ??? 日付またいだから正確な集計が取りにくいけど、多分 855のGMがトップで 629の先輩が2位かな? 6 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/14(金) 00 17 57.24 ID ??? 前スレ288のMKPは前スレ855の最低メンヘルネナベに決定しました。満場一致でしたね 7 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/14(金) 00 18 55.55 ID ??? 5 自演イクナイ 6 大変結構! 9 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/14(金) 00 19 23.58 ID ??? ┐(  ̄ー ̄)┌ ヤレヤレ 15 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/14(金) 00 23 17.95 ID ??? 855 スレの話題にムリヤリ割り込み、フリーゲームパクリのシナリオで最低GMにあったと喚く。 があまりに自己賛美・矛盾が過ぎてスレ住民に看破され発狂した。悪事はできないものである。 20 名前:NPCさん[] 投稿日:2011/10/14(金) 00 25 20.10 ID ZXDZEbtm [1/2] 15 だからIDだせよww 21 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/14(金) 00 25 29.32 ID ??? 都合悪いからMKPなしとか、まさに馬脚現したなw11は855のネナベ 24 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/14(金) 00 27 19.82 ID ??? MKPは855のネナベだろ?思い通りにいかないからって多数の意見無視はどうかと思うが 27 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/14(金) 00 28 46.77 ID ??? 22 855ネナベ32票も忘れずにな 33 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/14(金) 00 31 04.54 ID ??? MKPは855ネナベだろうに、まだ工作とかいやらしい… 35 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/14(金) 00 31 51.94 ID ??? 855謝罪マダー?(AA略) 41 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2011/10/14(金) 00 35 05.87 ID ??? で、855の土下座謝罪動画はまだですか? スレ288