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サムイェ寺 ツェタン(澤当)は、チベット高原の中南部にあり、ヤルツァンポ川の中流域にあります。神話では、チベット人の発祥の地となっており、チベットの最初の宮殿ユムブ・ラカンもあります。ツェタンからラサに向かう道にダナンがあり、ダナンからヤルツァンポ川を渡ったところにサムイェ寺があります。サムイェ寺はチベット仏教建築のなかで最高傑作と言われています。サムイェ寺はチベット語で不可思議な寺の意味です。 この寺は、チベット仏教の伝来当初に建てられ由緒のある寺です。この寺は、仏教(密教)の教えを体現する立体マンダラを再現しています。マンダラの本来の意味は、本質的なもの、完全にまとまったものです。 これから、仏様の悟りの世界、空間を表現したものである。密教の修行者が悟りの世界を瞑想するための助けとして作られたのが本来の意味です。 サムイェ寺の正面とマニ柱 サムイェ寺に行くには、ダナンから渡し舟でヤルツァンポ川を渡りますが、私達はトヨタ・ランドクルーザを手配していましたので、川が増水していたので、渡し舟は危険とのことで、ツェタンのさらに東にあるヤルツァンポに架かる橋を渡り、道なき道をランクルでサムイェ寺まで移動しました。 ランクルで走った景色です。 サムイェ寺の内部 名前 コメント
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ふと、空を見上げると天の川が見えた 「…そうか、今日は七夕か」 スコールを降らせなくて良かった、とザンはぼんやりと考えた そんな事をしたら、天の川が増水してしまう 織姫と彦星に恨まれたくないし、それに 「…多分、あいつはそんな些細な事でも、同情するんだろうからなぁ…」 雨で天の川が増水して、檻姫と彦星の一年に一度の時間がなくなると知れば あのお人好しは、そんな事にすら同情して、悲しむだろうから 聞えてくる銃声を無視しながら、ザンはそうやって物思いに耽っていた …無駄だと言うのに、いつまで続けるのやら 「そう言えば、昔あいつに言われて短冊に願い事書いたっけな…何て書いたんだったか」 思い出せない ただ、あいつのような立派な願い事ではなかったような気がする イクトミの願い事よりはマシだった気がするが もし 今の、自分が 願い事を書くとしたら 「……………ン」 も う い ち ど もう一度、親友に会いたい そして、今度こそ 今度は、護ってやりたいのだ 以前のような、あの時のような目になど、あわせるものか 必ず、護りきってみせる 「…あぁ、それにしても、煩いっての」 くるり ザンは、己に発砲してきている黒服達に振り返る 先ほどから、ザンはずっと、「組織」の黒服の攻撃を受けている しかし、その攻撃は、ザンには届いていない ザンの周囲を覆う………闇が その攻撃の全てを、飲み込んでいて それは、ザンを傷つけることはない 「……そら、返すぞ」 ぼそり、ザンがそう呟くと ……今まで、ザンに向けられていた、攻撃が 全て……ザンに攻撃してきていた者達へと、帰っていった 絶叫が、辺りに響き渡る 「さぁて。クリ……えーと、何ティッシュのCMだっけ?まぁ、いいや。その契約者を作り出す為の施設、だったか。んなもん、壊した方がいいよな。なくした方がいいよな」 そんなもの、いらない 存在していてほしくない ……なぜならば 「そんなものが存在し続けて…契約者が死ぬ事もわかっていて、使い捨てのように使い続けるものなんざ、いらねぇ。そんなものが存在していたら……きっと、あいつは悲しむだろうから」 そんなものは、いらない 消えてしまえ ザンの周囲の闇が、広がっていく それは、「組織」の強硬派が所有するその施設を、あっと言う間に飲み込んで… 全てが終わった時 そこには、何も残されていなかった 黒服達の死体も、施設そのものの、施設の中にいたであろう者達も 何もかもが、ザンの「マリー・セレスト号」の能力に飲み込まれて この世から、消滅したのだった to be … ? 前ページ連載 - 赤い靴
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青い空、白い雲。断続的に響いてくる蝉の声。 まだ午前中だというのに気温はすでにうなぎのぼりのようで、アスファルトからは陽炎がのぼっていた。 ギラギラとした夏の日差しを浴びながら、目の前にある石――墓石を眺める。 今日からお盆が始まる。 死者の霊が家に帰ってくる期間というのが一般的な認識だろうが、俺にとってのお盆はそんなものじゃない。 年に一度、この時期にだけ――俺は主(あるじ)と再会できるのだから。 ――― 俺と俺の主が出会ったのは今から7年前。 人間の分類ではウパーと呼ばれる俺は主と出会い、あっさりと捕まった。 主は当時10歳。「男勝り」という言葉がしっくりくるような女の子だった。 俺たちはすぐに仲良くなり、たくさんの時間を共に過ごし、 ――そして、死に別れた。 俺たちが死に別れたのは5年前の夏。 3日ほどひどい雨が続いた後、ちょうど今日のように晴れた日のことだった。 俺と主は久しぶりの晴れが嬉しくて、早速遊びに出かけた。 俺達の故郷はそこそこ田舎の方だったので、遊び場といえばもっぱら山や川、森だった。 その日は暑かったため、遊び場は即座に川と決まった。 意気揚々と川へと向かう俺たち。何度も遊んだ場所、何の問題もないはずだった。 しかし、 「うわぁ……」 「こりゃぁ無理だな」 いざたどりついてみると、川はかなり増水していた。 昨日までの雨が影響しているんだろう。いつも水遊びをしたり泳いだりしていた場所は、とても遊べる場所ではなくなっていた。 増水のことを考えていなかった俺たちはひどくがっかりしたが、増水した川の危険性がわからないほど子供でもなかった。遊ぶのをあきらめて帰ろうとした時、 「あっ……!」 突然吹いた風に主のかぶっていた麦わら帽子が飛ばされた。 主が反射的に手を伸ばす。誰でもするだろう、当たり前の行動。 しかし、偶然が「当たり前」を「最悪」に作り替えた。 1つ、俺たちが立っていたのが川の傍だったこと 1つ、雨の影響で足元が滑りやすくなっていたこと 1つ、帽子が飛ばされた方向が、川の方だったこと 「――っ!」 一瞬の迷いもなく、俺の体は宙を舞っていた。川に吸い込まれていった主の姿を追って。 肌が冷たさを感じると同時に視界が悪くなり、体が流されていく。 大丈夫、水は得意だ。何とかなる。 主は――あそこか! 流れに翻弄される主のもとへと向かう。 そこから先のことは、あまり覚えていない。 主のもとへたどりつき、何とか岸にたどり着こうと必死に泳いで―― 気がつけば、俺は病院にいた。 部屋には主の両親がいて、涙を流していた。 そして俺は、助かったのは1人だったことと、主と離れ離れになったことを知った。 ――― 「……なんだ、もう来てたのか」 回想から戻ってくると、墓石を挟んだ向かい側に主が立っていた。 「そっちの1年間はどうだった? こっちは去年とあんまり変わらないが」 語りかけても伝わらないことはわかっている。それが俺たちの間にある溝なのだから。 俺の言葉に応じるように主が口を開く。 俺の言葉は伝わっていない。これも、たまたまタイミングが合っただけだろう。 だからそこから紡がれるのは俺の問いかけへの答えではなく、もっと別の言葉。 「今年も来たよ」 主の声が響く。 「早いもんだよね。あんたがいなくなってから、もう5年も経つんだから……」 主には認識できない存在と化した俺に、向けて。 それから主はたくさんのことを話してくれた。 普段の生活のこと、学校のこと、今やっていること。 主は話しながら墓石をきれいにし、新しい花を生け、ろうそくを灯していく。 そして、それらの作業が一通り終わった後、 「あたしさ、旅に出ようと思うんだ。 今年のお盆が終わって、あんたを送ったら、すぐに」 線香をあげながら、主はそう切り出した。 「トレーナーとして、人間として、あたしはまだまだ経験不足だと思う。 だからいろんなところをまわってみて、いろんな経験をしてこようと思うの」 俺は黙って主の言葉を聞く。 「だから、しばらくここには来れない。ううん、来ない。 次にここに来るのはその旅が終わってからって決めてるんだ。 どのくらいかかるかわからないけど、必ず帰ってくる。 だから、成長したあたしの姿を楽しみにしていね」 言い終わると同時、合わせていた両手を離して主が立ち上がる。 「それじゃ、またね」 その顔は少しさみしそうで、でも決意に満ちていた。 だからだろう。 「……がんばれよ、主」 歩き出した主の背中にむけて、俺はそうつぶやいていた。 ――― 『……がんばれよ、主』 「ん?」 誰かに呼ばれたような気がした。 振り返ってみるけれど、墓地には私のほかには誰もいない。 まあ、そのおかげであいつに長々と報告ができたわけだけど。 「……?」 小首をかしげながら、家へと向かって歩き出す。 早く帰らないといけない。今日はやることがたくさんあるのだから。 まずはあいつやご先祖様を迎える準備。それから旅の支度だ。 あてのない旅ではあるけれど、不安や迷いは全くなかった。 私の心はやる気で満ちているし、やれるという自信もある。 そしてなによりも、あいつが私を応援してくれたような気がするから。 数日後。少女は予定通り旅に出た。 やる気に満ち満ちた少女は行く先々でもえもん関係のトラブルに巻き込まれるのだが、 それはまた別の話である。 -------------------------------------------------- ■ あとがき -------------------------------------------------- どうもこんにちは、白です。 最近忙しくてなかなか筆を執れなかったので、リハビリがてら短編を書いてみました。 今回はお盆を題材にして、死に別れたもえもんとその主の話を書いてみたのですが…… ここまで読んでいただいた方にはお分かりの通り、 もえもんがほとんど関係ない内容になってしまっています。 他にも季節遅れという問題もありますが、その辺は多めに見ていただけるとありがたいです。 そして今回の話ではもう一つ、ミスリードをさせる文章というものに挑戦してみました。 拙い表現なので私の意図がばればれor伝わっていないかもしれませんが、 死んだのは主のほうと思わせておいて実は…… という展開を狙ってみました。 お楽しみいただけていれば幸いです。 それでは今回はこのあたりで。次は本編を頑張ろうと思います。 2009/9/26 白
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中古と朝日土地建物株式会社は今心がけてる事に「精神状態に左右されない体調管理」があります。 「それはかなり難しいよ」って人に言われましたが、実際の病状以上に具合の悪い状態を作りたくないからね・・・。 高級と朝日土地建物株式会社は今朝はすごい雨です。 うちからの出勤は鶴見川と多摩川を渡るので 川の増水とかで電車がよく止まります。 あと、駅までの道も渋滞で バスが思うようには進みません。 今日はなんとかバスも電車も動いてて 少しの遅延です。 新築と朝日土地建物株式会社は先日、来月から新聞再開で良いんすよね? って人が来た。 勿論、オツケー! って言っといたけど、どうせだったら再開記念に何か貰っとけば良かった。 新聞の契約をする度に、米5kgと発泡酒一箱とか‥結構沢山置いてってくれるもんで、それなりに助かってる
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登録タグ 事故 動画 危険度2 真実 検索するとyotubeの「Waterfall incident in India sweeps family into the water」という動画がヒットする。 インドの川が突然氾濫し、川にいた人は逃げていく。しかし、突然の出来事だったため、一部の人は取り残されてしまう。川に残されたのは行楽でここに訪れた家族で、家族一丸になって川の流れに抵抗するも最終的に流されてしまう。 増水した川に5人が巻き込まれた。そのうち2人が救助されるも、残りの3人は流されてしまう。 また、このワードで検索すると、他にも人が流される動画がヒットする。 分類:真実 危険度:2 コメント 玄倉川水難事故に似ている気がする -- 名無しさん (2023-12-10 17 26 22) ↑追加で突然の出来事だから似てないか -- 名無しさん (2023-12-10 17 27 36) 川の流れも荒くて恐ろしい -- ナイル (2023-12-10 23 41 12) 家族が一致団結して川の流れに抵抗しようとしている姿を見てると、悲しくなる… -- かっき〜 (2023-12-11 21 20 11) 川遊びは気を付けよう -- ゲーム太郎 (2024-01-22 21 08 35) 名前 コメント
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静岡中央署 暴行容疑でキチガイを逮捕 15日未明、静岡市富沢の藁科川の中州に取り残された1が救助に駆け付けた消防署員や取材に当たった報道陣に反発するなどした騒ぎで、静岡中央署は23日、暴行の疑いでいずれも静岡市内に住む19歳の土木作業員を逮捕した。 事故現場などで興奮した関係者と警察職員や消防関係者、報道陣などとトラブルになるケースはあるが、逮捕に至るのは珍しく、少年の行動について原田享署長は「社会的に許されるべきものではなく警察としては厳正に対処した」と説明した。 調べによると、少年は15日未明、藁科川の救助現場に駆け付けた新聞記者(29)に対し「撮ったフィルムを出せ、おれがガキだと思ってなめんじゃねえぞ」などと語気を荒らげ、ネクタイをつかんだり両肩を揺するなどした疑い。 少年は同日午前零時ごろ、1人で川の中州の富沢橋下にテントを張り自慰をしていたが、豪雨による増水で中州から出られなくなった。 近所の住民の通報により市消防本部のレスキュー隊員が救助に駆け付けたが、少年は「別に助けてもらわなくても脱出できたのに」などと反発。報道陣に対しても「何で勝手に撮ってるんだ、肖像権の侵害だ」などと迫り騒動となった。
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前|歴史|次 224 :初代1 ◆zhFdGsjV7M:2006/02/10(金) 00 31 37 ID tgQjSPlw 221 ついに、ファンサイトまでできるとは・・・ 非公式になっていますが、私が認めますので 公式にしちゃってください(笑) さてさて、 人工300人弱から横這い状態の未来技術村 ここにきて、伸び悩んでおります。 ひとつは、耕作地の不足。まぁ、水場まわりのもんだいですな。 川、方面は増水や氾濫が恐いので、あまり畑や家を作らないのも 原因のひとつかもしれません。 水路の増設や、その他の治水工事がひつようかもしれません。 もうひとつは、新生児の死亡率の高さでしょうね。 おおよそ、3割の新生児が生後1年未満で死亡します。 子供を産んだ母親も1割程度確率で死亡したりもします。 そんな、こんなで、村の平均寿命は39歳、 いやー、よく村の形を保っていられるものです。 食糧の自給率はもちろん100% 狩猟20%採集20%農耕50%家畜10% というのが、大まかな割合です。 また、1次産業85%、2次産業11%、3次産業3%、その他1% と言った感じの社会構成となっています。 1次産業については、説明が不要ですね、 2次産業は、陶工のナナッシ、燻製職人のサスとガーなんかですね 3次産業は、スーパーマーケットなどでしょうか? その他にモラーラが分類されています。 参考になったでしょうか? 前|歴史|次
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【種別】 怪人 外道衆 侍戦隊シンケンジャー(スーパー戦隊シリーズ第33作) 【名前】 骨のシタリ 【よみがな】 ほねのしたり 【身長】 センチ 【体重】 キロ 【伝承】 ? 【9つの世界】 シンケンジャーの世界 【声の出演】 チョー 【スーツアクター】 大林勝 【登場話】 第24話 【シンケンジャー登場話】 全話 血祭ドウコクの知恵袋。三途の川増水のための作戦を日々考えており、作戦に応じた外道衆を呼び寄せるなどの軍師的な役割を持ち、三途の川の水量を調べるのも彼の役目。 年のわりに物腰が軽く、飄々としていて全く捕えどころがないが、はぐれ外道衆「腑破十臓」の態度を訝しみ、志葉家にまつわる書物を探しながら、彼がシンケンレッドにまつわる特有の力を伏せていたことを突き止めるなど、勘の鋭いところもある。また、多数のアヤカシと繋がりを持っていて、彼が連れてくるアヤカシも多い他、気性が荒く酒を飲んで荒れるドウコクや彼の側近で他の外道衆と相性の悪い「薄皮太夫」の緩衝材役になるなど、縁の下の力持ち的な一面がある。 【ディケイドの物語】 突然現れたシンケンジャー以外の戦士(仮面ライダーディエンド)の実力を計るために、チノマナコに「少しつっついて」こさせようとする。 【関連するページ】 シンケンジャーの世界 チョー 外道衆 怪人 第24話 第24話登場怪人
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稲核ダムをお気に入りに追加 稲核ダムのリンク #blogsearch2 ウィキペディア 稲核ダム 稲核ダムの報道 国道158号狸平バイパスの工事着手 8年度の利用開始目指す | 地域の話題 | 株式会社市民タイムス - shimintimes.co.jp 豊科・熊倉堰の復旧11月以降に 梓川増水で工事場所流失 | 地域の話題 | 株式会社市民タイムス - shimintimes.co.jp 東電のダムで「瀬切れ」深刻 魚遡上できず生態系影響も - 朝日新聞デジタル 稲核ダムの構造分析 稲核ダムの32%は玉露で出来ています。稲核ダムの25%は歌で出来ています。稲核ダムの25%は元気玉で出来ています。稲核ダムの12%は勇気で出来ています。稲核ダムの3%はカルシウムで出来ています。稲核ダムの2%は勢いで出来ています。稲核ダムの1%はお菓子で出来ています。 powered by 成分解析 稲核ダムの掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る ページ先頭へ 長野県/稲核ダム このページについて このページは稲核ダムのインターネット上の情報を時系列に網羅したリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新される稲核ダムに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
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16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/30(日) 22 13 29.52 ID hfiUe8E1O [4/19] 台風の最中に田んぼの様子を見に行こうとする男を止めるツンデレ 男「台風なう。暴風雨直撃なう」 女「呟かなくても見れば分かるわよ、近所なんだから」 男「だな。緊急避難警報なんて何年ぶりだろな」 女「私の記憶では小学生以来ね。だからこうして、あんたと合わせたくもない顔合わせてるんでしょ?」 男「そうだな……よし、ちょっと俺、田んぼの様子見てくる」 女「は? 何の田んぼよ、ふざけてるの?」 男「いや、こういうタイミングでベタな死亡フラグ立てたらどうなるのかな、と」 女「馬鹿やってないで、じっとしときなさい。だいたいあんた、見回りに行く田んぼなんか持ってないでしょうが」 男「はいはい……かなみの突っ込みは厳しいぜ」 女「あんたがお馬鹿なだけよ」 男「うーい。じゃあ今度は、田んぼの代わりに増水した河川覗いてくるわー」 女「だからそれを止めなさいっての!! 言っとくけど今のあんた、スゴく不謹慎だからね?」 男「それはすまん、無自覚にボケてしまう俺の悪いクセだ」 女「全く……そんなんじゃ、死ぬ危険のある場所になんか行かせられる訳ないじゃない」 男「ん? 今の台詞さりげなく俺のこと心配してくれてる? さすがかなみ優しいなうん」 女「……やっぱあんたは一回死ぬべきだわ」 男「うーむ、ままならん」