約 5,620 件
https://w.atwiki.jp/bbs-trpg/pages/33.html
【TRPG村第15弾】じんじゃのかみさま ↑村が建ったらここに告知 村建ては2017年10月27日深夜、開始は10月29日を予定しています (更新時間は23時の予定) この村の参加者は予め決定されています GM(ヘルP&NPC①):葉月 SGM(NPC②):きりん 時は現代日本。 舞台は、決して都会ではないが田舎すぎることもない、そんな凡庸な町の隅っこにある神社。 山道を登った先にあるその神社を管理するのは、謎の神主、神子見習い そして、それぞれの事情を抱える4人の間借り人たちがいた。 基本的に貧乏で神社の作りも古臭く、不便なことは多い。しかし、平和でのどかな神社での生活。 そこに、事件は、いきなりやってきた。 国から神社統合(事実上取り壊し)の通知が来たのだ。 「参拝客も少なく、支援金補給の条件に見合っていない」というのがその理由。 自分たちの住処がなくなってしまう! 住人たちは、大慌てで作戦会議を始める。 ――その裏に隠された、秘密を知ることもなく。 キャラクターセレクト PC① 京藤 翔(きょうどう・しょう) ミヅノさん チップ:花一匁「ショウ」か「二季」 17歳 男子高校生 たった一人の肉親である母親が再婚するという理由で捨てられて一人路頭に迷っていた。 養育費は振り込まれるので、お金には困っていない様子。 どちらかというと先輩や先生と仲良くするタイプ。(後輩アピ) 能力「天性の後輩」 いわば後輩のスペシャリスト。 自分より年上の人間に限り、彼の「お願い」は断れない。また、彼のミスを大目に見ようとする。 PC② 三枝 由恵(さえぐさ・ゆえ) ぱぴこさん チップ:かくりよ「藤枝」 18歳 無職 気まぐれに旅を続けていたところ、この神社に辿り着いた。 居心地が良いのでそのまま住み着いている。 童顔で実年齢より幼く見られがちなことを気にしている。 人見知りだが一度心を開いた相手には懐こい 本が好きで図書館で借りては神社の縁側で読み耽っている。 能力「御伽噺」 手にしている本の登場人物を自由に呼び出して操ることができる。 一度に呼び出せるのは2人まで。 PC③ 西藤 樺月(さいとう・かつき) あんもびうむさん チップ:壱番街「キッカ」 20歳 女子大生? 数ヶ月前?に家を飛び出し、迷子になっていたところを神主に拾われた。 居心地がいいと言って居座り続けており、出て行く様子がない。 家のことについては口を噤んでいる。 自称理系だが、大学には行ってない。本人曰く、休学中らしい。 普段は境内の掃除などをしている。 能力「催眠術」 声に力を乗せることで、自分の言ったことを相手に“そう”だと思い込ませる。 例えば『眠くなる』なら眠くなるし、『キッカの姿が見えない』なら見えなくなる。 PC④ 近所の人物 (紫藤 貞寅 シドウ サダトラ)名字変えるかもです あずぶぅさん チップ:壱番街 サダトラ(暫定) 男性 神主とは昔からの知り合い。 帰るところもなくはないのだが、この神社が居心地がいいので既に住人みたいなものだ。 バイクが趣味。深緑色の愛車を境内の裏に停めている。 仕事はフリーライター。 バイクや旅行の記事をメインに色んなジャンルを。 家族はいない。 神社に住み着く前は持ち家で一人暮らしをしていた。たまに家の手入れをしに帰る。 バイク参考 能力「変身系」 鷲に変身。飛ぶ。風を起こしたり、爪で攻撃したり。 NPC紹介 NPC① 神主 志水 豊(しみず・ゆたか) 葉月 チップ:煌夜の決闘「リンドウ」 行き場のないPCたちを拾い、神社内の部屋を与えた神主。 NPC② 神子 緋釜 火ゐろ(ひかま・ひいろ) きりんさん チップ:closure「Dud」 PCたちの身の回りの世話をする神子見習い。 20代中盤の男性。 怪しげな見た目で、立ち振る舞いはやや乱暴。自らの経歴はあまり語りたがらない謎の人物。 神社の境内や計簿管理、住人への食事など家事全般を担当している。その仕事ぶりは意外と真面目。 ヘルP紹介 ヘルP ベリー 葉月 チップ:煌夜の決闘セット「無垢のお菓子姫 ショウコ」 ヘルPからの捕捉 今回はヘルPも初、参加者もほぼ初参加なので、チュートリアルも兼ねてます リアル大事に、赤窓を駆使して、みんなで頑張りましょう 今回は、以下の流れとなっています。 (10/29 夜)1d:日常シーン (10/30 夜)2d:日常シーン (10/31 夜)3d:日常シーン (11/1 夜)4d:クライマックスシーン (11/2 夜)(5d):クライマックスシーン (クライマックスシーンは戦闘のため、コアずれなどから24時間以上必要な場合もあり、念のため5dもクライマックス用に日程は押さえています。けれど、戦闘が終了すれば5dなし、またはコミットでエピに突入する予定です) (11/2or3~)エピ:願いを叶えるシーン&PCたちのその後 国は三日月国、チップは全部入りなので、どのチップセットから選んでもらっても構いません。 ただし、人間に見えるものにしてください。(動物やモンスター等は不可) ワールドガイド(編集中。今は箇条書きです) 古びた神社でのルームシェア 現代日本なので、スマホも携帯も何でもござれ いつもの自分 いつものあなた 少しだけ昭和テイスト漂う古き良きこの場所で、楽しく過ごしてください コメントフォーム ヘルPへの質問や、ご意見&交流など、自由にご利用ください。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aizufudoki/pages/26.html
陸奥国 会津郡 楢原組 小池(こいけ)村 大日本地誌大系第31巻 97コマ目 村西1町余に池あり。故に名くという。 府城の南に当り行程7里18町。 家数18軒、東西30間・南北2町。 下野街道を挟み山中に住す。 東1町30間・南6町、共に板倉村の界に至る。その村は東に当り3町。 西26町計安張村の山に界ふ。 北4町倉谷村の界に至る。その村まで6町。 山川 愛宕山(あたこやま) 村より未申(南西)の方3町にあり。 西南は安張村の山に連なる。 戸石川 村より丑寅の方1町にあり。 安張村の境内より来り、東に流るること28町、倉谷村の界に入る。 関梁 橋 村北4町にあり。 下野街道戸石川に架す。 長10間、土橋なり。 神社 伊勢宮 祭神 伊勢宮? 相殿 山神 日天神 鬼渡神 鎮座 不明 村西4町にあり。 鳥居あり。楢原村星和泉が司なり。 Google Map伊勢神社
https://w.atwiki.jp/aizufudoki/pages/1118.html
陸奥国 安積郡 福良組 馬入新田(はにふしんでん)村 大日本地誌大系第34巻 22コマ目 この村は寛永の初(1624年~)福良村の境内に闢きし所にて、もと福良の端村なり。貞享中(1684年~1688年)分て別村とす。 府城の東に当り行程6里18町余。 家数11軒、東西40間・南北1町13間。 東は山に傍ひ三方田圃(たんぼ)なり。 東40間・西2町4間・南6町49間・北5町28間、共に福良村の界に至る。その村は北に当り22町。 関梁 馬入口 村の南端にあり。 ここより岫峠を踰(こえ)て白川領岩瀬郡に通る径路なり。 木戸門を設け番戍(ばんじゅ)を置き往来を察せしむ。 Google Map馬入新田地区 神社 - 社名わからず林道馬入新田線を入り150m位の所にあります。 馬入新田の水芭蕉Wikipediaにも載ってます→馬入新田水芭蕉群生地 余談。 岫峠については福良村の記事を参照。
https://w.atwiki.jp/aizufudoki/pages/380.html
陸奥国 会津郡 (橋爪組) 上荒井新田(かみあらいしんでん)村 大日本地誌大系第31巻 53コマ目 この地もと上荒井村の境内なり。 寛永20年(1643年)肥後守正之弓足軽30人を置き田圃(たんぼ)を闢かしめ給田とす。その子孫相続てここに居り、故(ゆえ)に俗御弓新田(おゆみしんでん)と称す。因て諸組に属せず。 府城の西に当り行程1里15町余。 家数41軒、東西1町20間・南北2町22間。 下野街道の両頬に住す。四方田圃なり。 東3町・北16間、共に上米塚村の界に至る。その村は北に当り2町10間余。 西1町24間・南1町24軒、共に上荒井村の界に至る。その村は西に当り6町50間余。 神社 稲荷神社 祭神 稲荷神? 勧請 正保元年(1645年) 村より未申(南西)の方1町計にあり。 鳥居幣殿拝殿あり。この村の持なり。 Google Map稲荷神社
https://w.atwiki.jp/jidoubunkorowa/pages/160.html
0115ぐらい 危険なニアミス ◆BrXLNuUpHQ うちはサスケ、吉永双葉、天野ナツメ、安土流星、神楽、タイ 0120ぐらい 銃声鳴り響く境内と ◆BrXLNuUpHQ 武市変平太、木本麻耶、岡田似蔵、天野ナツメ、神楽、タイ、安土流星 0127 らくだい魔女と死の遊戯 ◆BrXLNuUpHQ フウカ、天野陽菜、岡田似蔵、武市変平太、木本麻耶、安土流星、神楽 0211 無法地帯 ◆BrXLNuUpHQ 吉永双葉、雪代縁、神楽、安土流星、天野陽菜、日比野明、フウカ 0217 ナルティメット・ラッシュ!! ◆BrXLNuUpHQ うちはサスケ、うずまきナルト、宮美ニ鳥、石川五エ門、雪代縁、吉永双葉、神楽、園崎魅音、前原圭一、天地神明、山田奈緒子 0222 メガトンチョコ ◆BrXLNuUpHQ 黒鳥千代子、宮美三風、宮美二鳥、うずまきナルト、神楽、石川五エ門、雪代縁、天地神明、関織子(映画版)、松野おそ松(ジュニア文庫)、弱井トト子 0245 疾風と業火 ◆BrXLNuUpHQ 園崎魅音、前原圭一、雪代縁、神楽
https://w.atwiki.jp/mugenshoko/pages/118.html
久遠と無印後に会う 作者:ID r4V0GPXh 本日のなのはとの早朝鍛錬も終わり、顔を洗ってくると席を外したなのはを待つ。 すこしばかり涼もうと古びた神社の境内の上でのんびりと過ごす。 今日は何時ものと場所を変えて八束神社の近くでの鍛錬。 前に犬に憑依したジュエルシードと一戦を交えた場所なんだけど、本当に空気が美味しい。 なのはの話によれば恭也さんや美由希さんもよく鍛錬に使っているとか何とか…… 坂道の多い土地柄に近くには海岸。まさにアスリートや武術家にはうってつけの自然に囲まれた街なのかもしれない。 などと、初夏の心地よい天気を見ながらぼんやりしてみる がさごそ、がさがさ…… 茂みから何やらごそごそと蠢く音。 何かと首を傾げ近づいてみると―――それは突然に現れた。 「きゅ、きゅい?!?!」 分けも判らずに視界には反転して、ちょうどマウントポジションを取られた形でそれと向き合う事に。 (き、狐?) 僕の目の前には大きな狐―――― 少し青みを帯びた瞳は爛々と輝いている。多分、僕と言う獲物を狩る喜びに満ちてなければ…… 「くう~ん♪」 「きゅ、きゅきゅい~~い?!?!?!?」(本気で食べる気満々なの?冗談じゃないよ!!!??) 焦る本能を抑え、すぐさまに変身魔法を解除して元の人間の姿に戻る。 狐の方は唐突に獲物が消えて人間が現れたのが不思議そうに僕の胸の上でクビを傾げていた。 しかし、こうして冷静に見ると目の前の子は子狐。しかも首輪に金の鈴をつけているから、飼い猫ならぬ飼い狐なのだろう。 幾ら山の上の境内とはいえ珍しい――――と思っているとなのはが戻ってきた。 「くーちゃん、どこにいったの――あれ、ユーノ君?」 「ちょっとね、くーちゃん?それがこの狐の名前なのかい」 倒れたままだったので、くーちゃんを抱いて立ち上がる。 「えっとね。本当は『久遠』ってお名前なんだよ。此処の所で」 「フェレットで涼んでたらいきなり襲われた」 「あ~それはちょっと災難だったね。でもくーちゃんがいきなりそんな事をするなんて珍しい……」 多分、美味しそうな獲物に見えたからじゃない、と言いかけて口をむりやり閉じた。 ・・・・・・認めたら何か大事なものが消えそう。『フェレットもどき』というどこぞのいけ好かない執務官の言葉をみとめるようで そんな事を考えていると、見慣れない巫女服をきた女の人の姿。さっきの悲鳴を聞きつけてやってきたのかな? 「なのはちゃん、此方に久遠が来てなかった……あら珍しいね、人見知りの強い久遠が懐くなんて……君はなのはちゃんのお友達なの?」 「あっ、はい。ユーノ・スクライアです」 「スクライア君か。私はここの神社でアルバイトをしている神咲那美って言います」 かくして久遠と那美さんとの最初の出会いとなり、後に巻き込まれる事件の始まりでもありました。 あと追伸になるのか、、那美さんは美由希さんの友人でもあったらしく、その後の高町家でなのはが何か尋問されたらしい。 やっぱり名前を名乗ったのが不味かったのかな?と思い、事情を聴こうとしたけど、なのはが真っ赤になって話してくれなかった。一体何を聞かれたのだろうか? 13スレ SS ユーノ 久遠
https://w.atwiki.jp/29niku/pages/232.html
2012年7月3日 九州北部を中心に局地的な大雨となりました この大雨により一時4万8千人に避難指示が出されました 福岡県朝倉市杷木池田では崖崩れにより1人が死亡 大分県中津市耶馬溪町大島では1人が鶏肉加工場ごと川に流され行方不明となっています このページでは各地の被害の様子を掲載しています 大分県中津市耶馬溪町大字宮園 氾濫した山国川による洪水と孤立した住民を救助する様子 映像の後半では雲八幡神社境内の様子が映っています 耶馬渓町では1時間の雨量が観測史上最大の91ミリ、 24時間雨量も7月としては最大の251ミリを記録しています 同町で撮影された氾濫する山国川の様子 福岡県築上郡上毛町上唐原の山国大橋 (対岸は大分県中津市) 大雨で水位が高くなった山国川の様子 大分県日田市吹上町の大分県立日田林工高等学校 冠水した敷地内の様子
https://w.atwiki.jp/onjyakyujoshi3/pages/93.html
【名前】稲荷 衣(いなり ころも) 【容姿】ふと眉 白髪ロング 156cm B92 【年齢】100を超えてから数えなくなった 【所属】巨人 【利き腕】右右 オーバー47 【守備位置】投手 中 【能力】145km CD カーブ4 オリジナル5 ドクターK キレ○ 【背番号】63 【球歴】巨人 【性格】のじゃ系女子 古くさい 【プレースタイル】カーブでカウントを稼ぎ、ゆらゆら揺れながら落ちる「狐火」で三振を取る 【その他】東京を江戸の時代から見続けていた妖狐。 野球を始めたきっかけは境内で野球している青年につき合わされて楽しかったかららしい その後も練習をいっしょにしていた青年が急に来なくなったが野球は続けていたらしい。 巨人には戦後に入団したという記録はあるが年齢を知る物は誰もいない。 巨人に入った理由はある人との約束だかららしい 普段はロリっぽい見た目だが気を抜くと狐耳と尻尾が出てくるらしい
https://w.atwiki.jp/tetegogakkyoku/pages/457.html
ばけものぐるい 【登録タグ GUMI は ガードNo.26 ソロ ユリイ・カノン】 nana-music.com 楽曲データ 作詞 ユリイ・カノン? 作曲 ユリイ・カノン? 編曲 ユリイ・カノン? 唄 GUMI? 歌唱キャラクター ガードNo.26 歌詞 そう 狂った九夏の怪談 逢魔が時 ひぐらしが告ぐ 飼い馴らした傀儡が選ぶその目は誰? 「まあちゃんちゃらおかしな口承」 災禍の凶兆をご覧よ 夥しい蝶の死骸が参道に散らばっていた 掻い潜った市街の喧騒 境内から響いた嚮導 灯籠 石畳の階段 踏み入る少女 「もういいかい」「もういいかい」と問うが 鬼の声は聞こえず 静寂裂く鐘の音さえも届かない 「嗚呼、かしこみ かしこみ…」 手弱女の聲と 火の音が籟籟と 「懸けまくも畏き大御神」 今 夜宴が始まる さあ華やいだ怪奇の世に 喰らって奪って掻き攪せ ようこそ ここは泥犂の街 狂い啼け化け物よ さあ散れ災禍 百鬼の群れ 蛙鳴蝉噪を蹴散らして 拝する愚民 眼を伏せて 心臓を抉り出した
https://w.atwiki.jp/aizufudoki/pages/461.html
陸奥国 大沼郡 高田組 高田(たかた)村 大日本地誌大系第33巻 10コマ目 この地近村より地勢やや高き故(ゆえ)名くという。 府城の西南に当り行程2里12町余。 家数248軒、東西2町14間・南北15町54間。 南の端を上丁、次を中丁、末を下丁という。中程に少し東に折るる所あり。 また上丁の東頬より東に分るる通を横町という。東西1町12間・南北54間。 共に両頬に連れり。 横丁の東に南北の小路あり。家数12軒、東西23間・南北1町1間。社家町と唱え伊佐須美神社神職の居所なり。 四方田圃(たんぼ)にて東は宮川に近し。 この村は毎月6度の市をたて炭薪を交易し、また越後国より下野国に通る駅所にて村中に官より令せらるる掟条目の制札あり。 河沼郡坂下組坂下村駅より2里32町40間ここに継ぎ、ここより2里1町30間東尾岐組市野村駅に継ぐ。 中丁の西1町に1区あり。家数6軒、東西1町18間・南北2町41間。新町という。 東2町29間本郡橋爪組下中川村に界ひ宮川を限りとす。その村まで6町余。 西8町永井野組八木沢村に界ひ赤沢川を限りとす。その村まで21町。 南6町16間永井野組永井野村に隣りその村際を界とす。 北10町48間境野村の界に至る。その村まで17町余。 また 辰巳(南東)の方1町48間竹原村に界ひ宮川を限りとす。その村まで5町40間。 丑寅(北東)の方6町8間安田村の界に至る。その村まで9町。 戌亥(北西)の方14町50間寺崎村に隣りその村際を界とす。 また下丁の東40間余に穢多の居所あり。 家数5軒、東西34間・南北34間。 山川 宮川(みやかわ) 村東2町20間余にあり。 永井野村の境内より来り、北に流るること13町余安田村の界に入る。 赤沢川(あかさはかわ) 村西8町にあり。 永井野組上戸原村の境内より来り、北に流るること14町余寺崎村の界に入る。 広3間計。 五加木清水(うこきしみず) 村中にあり。 石を甃(しゅう)(*1)して方池とす。 径3尺計。大旱にも涸れずという。 土産 麻 採て苧に製しその粗なる者を漉て紙とし「いらわた」と唱ふ。その幹また世用に便あり。 この村及び近村多く種て売出し産業の資とす。 水利 塊堰(くれせき) 冑組松岸村の方より来り、数派となり田地に灌ぐ。 堤 村西1町にあり。 東西50間・南北2町40間。 享和2年(1802年)に築く。 郡署 代官所 村西20間にあり。 役人を置き本組及び本郡中荒井組・会津郡中荒井組を支配せしむ。 中荒井村郡役所に属す。 神社 伊佐須美神社 横町の東にあり。 →伊佐須美神社 齋宮神社 祭神 倭姫命 鎮座 ? 村中にあり。 昔は伊佐須美神社に給事する女官ありて、伊勢の齋王・加茂の齋院の如くここに住せしにや。その旧跡に社を建て倭姫命を祭りしと見ゆ。 昔は毎年3月25日伊佐須美の神輿をこの宮に渡し7日を経て神輿を本社に納めしとぞ。その式今は廃す。 鳥居幣殿拝殿あり。渡邊伊代これを司る。 寺院 龍興寺 村中にあり。 道樹山と號す。嘉祥年中(848年~851年)の建立にて慈覚の開基なり。 應安の頃(1368年~1375年)堂宇頽破(たいは)しければ、恵雲という僧中興せり。 恵雲より12世の法孫舜幸が時天海これに師とし事え、永禄3年(1560年)この寺にて得度せり。 舜幸が後往を亮慶という。領主蒲生忠郷の命に因り高備中という者の旧屋を毀(こぼ)ち新に殿閣を営しやや壮麗なしりが、寛永6年(1629年)回禄に罹りしとぞ。 上野国新田郡世良田長楽寺の末山天台宗なり。 制札 入口の左にあり。 客殿 9間に2間、南向き。 本尊不動。 地蔵堂 客殿の西南にあり。 長3尺の地蔵を安ず。 また天海得度の寺の故に因り、正徳2年(1712年)住持尊圓、宮に請い縁を募り慈覚慈眼両大師の像を彫刻し大明法親王の開眼を受けこの堂に安ず。各長2尺5寸。 聖天堂 客殿に西にあり。 もと伊佐須美神社の境内にあり。寛文中(1661年~1673年)この寺に移す。 舜幸墓 境内にあり。 長4尺余の石塔なり。『竪者法印辨譽舜幸』と彫付けあり。 この僧は即天海の師にて恵雲より12世の法孫なり。 また外に永正・天文の彫付けある物数基あり。剥落して字体弁じがたし。 山王神社 客殿の南にあり。 寶物 五大尊掛幅 3幅封。智證筆という。 紺紙金泥普賢経 1軸。慈覚筆という。 胎金曼荼羅 2幅。『文亀三年癸亥九月廿七日』という裏書あり(文亀3年:1503年)。 文珠画像 1幅。慈眼幼年の筆という。 不動画像 1幅。傳教幼年の筆という。 如来正面画像 1幅。親鸞筆という。如来の下に親鸞父母の像あり。 地蔵画像 1幅。慈覚筆という。 山水画 1幅。唐人筆という。 竹画 1幅。同上。 水晶珠数 1連。慈覚所持の元といい伝う。 文殊堂 伊佐須美神社の北にあり。 暦應2年(1339年)の造創にて昔は運慶作の文珠を安ず。獅子座に乗り、長2尺9寸の木像なり。慈眼の誕生を祈りし霊験の佛なりとて元禄13年(1700年)大明法親王の教に因て東叡山吉祥閣に遷し、別に法親王開眼の文珠の木像を下し賜いしが、天明3年(1783年)の火災に焼て後また定朝作の文珠を下し賜う。殊に慈眼の縁に因り黄金若干を賜り常燈の料とす。天明3年火災の後、鐘楼二王門等経営いまだ成らず。 鐘1口あり。径2尺1寸。近年響あししとて寶暦・享和2度の手入れあり。古銘の末にその年を彫れり文字磨滅せるものあり。その文如左 奥州會津大沼郡 高田 伊佐須美大明神 社内之鐘 奥之院 大旦那 平盛高 同 平盛安 本願権少僧都智鏡 別當 清龍寺□□ 同旦越 新右衛門尉 源左衛門尉 諸旦那等法喜結縁 大工掃部助兼次 永正第十二二天丁丑卯月十九日 白山神社 文珠堂の西南にあり。 智鏡塚 白山神社の南にあり。 法幢寺の住持にて鐘の命に本願智鏡とあるものこれなり。 文亀3年(1503年)伊佐須美社回禄に罹り贈爵の綸旨を失いしに因り智鏡これを請い、天文20年(1551年)再び賜うおいう。 塚の高5尺余・周10間余。 上に6尺系の五輪あり。梵字の外、文字なし。 別当 清龍寺 本堂の西にあり。 護国山と號す。天台宗龍興寺の末寺なり。 暦應2年(1339年)圓濟という僧開基す。 天王寺 村東にあり。 高田山と號す。天台宗龍興山の門徒なり。 開基の僧を観裕という。 何の頃の草創ということ知らず。 本尊弥陀客殿に安ず。 心光寺 天王寺の南にあり。 護念山と號す。浄土宗府下五之町高巖寺の末山なり。 天文3年(1534年)良海という僧開基す。 本尊弥陀客殿に安ず。 法幢寺 心光寺の南にあり。 廣田山と號す。浄土宗高巖寺の末山なり。 明應3年(1494年)玉誉という僧開基す。 その後堂宇頽破(たいは)せしを、天文年中(1532年~1555年)智鏡再興すという。 本尊弥陀の銅像を客殿に安ず。背後に『奉鑄金銅善光寺阿彌陀如来右志為父母二親并常願藤原氏乃法界平等利益成建治貳年丙子二月時正初番』と彫付けあり(建治2年:1276年)。長1尺6寸。 また大黒の像あり。 弥陀・大黒ともに寛文中(1661年~1673年)伊佐須美神社の境内より移す。 大黒は運慶作という。長2尺計。 長光寺 村西1町にあり。 山號を真弘山という。相模国藤沢清浄光寺の末山時宗なり。 文安の頃(1444年~1449年)この村の住義原左京義元という者当寺を建て、この頃1遍の徒長阿弥この地に来りしを請いて開山とし、世々家に伝わる所の安阿弥作の弥陀を安置す。 地蔵堂 客殿の南にあり。 観音堂 天王寺の東南にあり。 十一面観音の木像を安ず。 昔は5町計、丑寅(北東)の方にあり。寛永13年(1636年)ここに移すという。 会津三十三所順禮の一なり。 天王寺これを司る。 箱清水 観音堂の西にあり。 石を甃して方池とす。 径3尺計。 浮身観音堂 村東にあり。 何の故浮身の称ありしにや詳ならず。 観音の像に『永禄二巳未三月十七』という銘ありとぞ(永禄2年:1559年)。 秘佛なり。 龍興寺これを司る。 墳墓 兒墓(ちこはか) 村より丑寅(北東)の方5町にあり。 天王寺の司れる観音堂の旧地はこの所なりという。 往古は7堂伽藍ありて34区の坊舎軒を並べしとぞ。この児はその頃の者なりという。 五輪1基存せり。 また村西4町に塚田とて2間四方の平地あり。 如何なる人の墓にか知らず。 毎年七夕に白雀来るという。謂れを伝えず。 古蹟 館跡 村西1町にあり。 1町四方。四面に土居隍の形残れり。中は菜圃(さいほ)となる。 当寺村八幡宮長帳に、文明11年(1479年)5月27日高田館落ち戦死の者ありしよしを載す(舊事雑考に文明12年の事とす)。 如何なる人にて誰人の為に滅されしにか詳ならず。 土人の口碑には、葦名盛高高田氏を滅さんとてその隙を窺うに、盛高の家人と男色の知音ありしを幸に家童をして語らはせければ、高田氏の家人一議にも及ず領掌し彼一族宮川に漁に出て備なき由を報す。盛高その虚に乗じ俄に襲てこれを滅せりという。 大平記に葦名二階堂小俣とあり、舊事雑考に葦名は会津二階堂は磐瀬のことなれば、この地小俣に近きゆえ高田氏は小俣氏の事なるべしとあり。 寺跡3 一は徳林寺とて村西にありしを、後に会津郡南青木組闇川村に移す。 一は村東にあり。光明寺という。会津郡中荒井組小沢村(※註:原文の間違い。会津郡ではなく大沼郡中荒井組小沢村)に移す。 また伊佐須美神社の境内に神宮寺という社僧あり。本郡南青木組大石村に移す。 共に天台の道場なりしという。 釈門 天海 父を舟木道光という。清龍寺の文珠堂に祈て天文17年(1548年)正月朔日に誕生せり。 永禄3年(1560年)龍興寺現住舜幸を師とし13歳にて剃髪す。 後天海僧と號し、東照宮御帰依の僧にて東叡山を開き慈眼大師と諡す。 行状は世の知る所なればここに略す。 旧家 坂内丹四郎 世々この村の検断(*2)なり。 先祖を坂内参河憲政といい兵庫信房という者の3男にて、伊勢国より会津に来り葦名家に仕て小山村を領す。 その子左馬丞憲勝、天正巳丑の乱に義廣を送て常陸に往く。別に臨て義廣佩刀(はいとう)を与ふという。 慶長8年(1603年)この佩刀を携え行き江府に奉献す。その時賜わりし伝馬燈文、今なお家に伝う。 左に録す。 傳馬壹疋江戸ゟ會津 まて可出之者也仍如 件 卯月正月七日 右宿中 吉原源之丞 世々この地に住して、先祖より商人の司を勤しという(昔は吉原を義原に作りし)。 この村の長光寺も文安の頃(1444年~1449年)彼が先祖左京義元建立せしとぞ。 今なお毎年正月14日には家の前に市神の假屋を作り市祭を行い、同廿日には組子の商人を集め酒饗あり。 昔よりのならわしという。 古文書を蔵む。左に出す(※略)。 喜三太 この村の農民なり。 先祖を渋川源左衛門某という。 家系を失て世次を詳にせず。 家に古文書数通を蔵む。左に録す(※略)。 Google Map岩代國一之宮 伊佐須美神社 斎神社 龍興寺 文殊堂 天台宗清龍寺 天王寺 高田観音 心光寺 法幢寺 長光寺 浮身観音堂 殺生石稲荷神社 白山神社 天海(南光坊天海)(Wikipedia)