約 774 件
https://w.atwiki.jp/idol7/pages/347.html
碧井倫子をお気に入りに追加 碧井倫子とは 碧井倫子の49%は濃硫酸で出来ています。碧井倫子の18%は華麗さで出来ています。碧井倫子の13%は黒インクで出来ています。碧井倫子の10%は不思議で出来ています。碧井倫子の6%はやらしさで出来ています。碧井倫子の2%は怨念で出来ています。碧井倫子の1%は愛で出来ています。碧井倫子の1%は赤い何かで出来ています。 碧井倫子@ウィキペディア 碧井倫子 碧井倫子の報道 gnewプラグインエラー「碧井倫子」は見つからないか、接続エラーです。 碧井倫子をキャッシュ サイト名 URL 碧井倫子の掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る 碧井倫子のリンク #blogsearch2 ページ先頭へ 碧井倫子 このページについて このページは碧井倫子のインターネット上の情報を時系列に網羅したリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新される碧井倫子に関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
https://w.atwiki.jp/wiki8_siren2/pages/95.html
リスト 登場人物の考察TOPへ戻る 昭和80年の人物:一樹守/岸田百合/木船郁子/永井頼人/三沢岳明/喜代田章子/阿部倉司?/三上脩(大人)?/ツカサ? 昭和61年の人物:藤田茂?/矢倉市子? ブライトウィンの怪:木船倫子?/中島一郎? 昭和51年の人物:三上脩(子供)?/加奈江?/太田常雄?/太田ともえ?/三上隆平? その他の人物:多河柳子?/沖田宏?/池田麻衣?/四方田春海?/SDK 木船 郁子 (Ikuko Kifune)(年齢:18歳) 現代(昭和80年)の人間。 三逗港で漁師のアルバイト。 OPデモで翔星丸から転落し、夜見島港に流れ着いた後、ゲーム中盤(冥府以降)から登場する。 感応視という不思議な能力を使う事が出来る。 ■本編■ 乗員として翔星丸に乗っていたが、嵐(堕慧児の仕業)に会い海に転落。 コピー夜見島の夜見島港に一人漂着する。(02 00) 悪夢にうなされて目を覚ました後、冥府に現れ、一樹を感応視で救い、一樹を連れて冥府を脱出する。 遊園にある冥府の門の鍵(石碑)を全て壊す事に成功するが、それは無駄足だった。 闇霊に囲まれ絶対絶命となるが、謎の光に助けられる。 その後、蒼ノ久の三上家に逃げ込むが、そこで自分が持つ不思議な力を一樹に恐れられ、一人その場を去る。 感応視の力で、闇人の意思に感応し、闇人を止めるには鉄塔の頂上を目指さなければならないことを悟り、頂上を目指す。 途中で藤田茂を滅した郁子は、ふらつき落下しそうになるところを一樹に助けられ、互いに和解する。 覚醒した市子をかわし、頂上まで来た二人は特異点に落とされ、そこで母胎を撃退する。 撃退後再度赤い津波に巻き込まれた郁子は現世の夜見島鉄塔で一樹に起こされる。 朝日が射し、一樹は安堵するが、郁子はその朝日を変に眩しがっていた…。 ●胸の痣と感応視 郁子は胸に痣があり、加えて他人の心を読むという超常的な能力を生まれつき持っていたため クラスメイト等から虐げられていた過去がある。(郁子02 00「呪縛」デモ) その為に他所を隔絶し、人気の少ない漁港でアルバイトをして生活していた。 そして、その「胸の痣」と「超常的な能力=感応視」が郁子が母胎の鳩である証なのだ。 しかし、鳩として覚醒はしておらず、本人はその事を何も知らない。 感応視はゲーム中では敵の動きを一定時間内だけ自由に制御できる能力である。 ただし、母胎のような強力な存在は動きを止めるだけに限定されると思われる。 しかし、郁子の「私、人の心が読めるの。それが今はもっと強くなって…」という発言等から、 人の心を読むことができるというのが能力の本質のようだ。 「今はもっと強くなって…」というのは夜見島に来て他者を操作できるようになった事を示しているのか? それとも、「視界ジャック=他人の視点が見える」を感応視が強化されたものと勘違いしているのか?(郁子11 00「別離」デモ) ●覚醒していない鳩 郁子はラスト(一樹24 00デモ)を除いて百合や加奈江、柳子と違って光を嫌がる描写はない。 ゲーム中では、母胎と対を成す存在の堕慧児の模倣体市子(覚醒後)に「お寝坊さん」と言われ、 闇人藤田を滅した時は断末魔で「そうか、あんたも…」と言われる。 これらは郁子が鳩ではあるがまだ覚醒していない事を表していると思われる。 本人もデモ中に「結局この島に引き寄せられちゃったよ…母さん」と発言している事から、 倫子に夜見島の事を聞かされていたのか、この島との因果を感じている事がわかる。 ちなみに鳩として覚醒してないので、この「母さん」は倫子の事だと思われる。 また阿部と会った時に阿部は郁子に「奇妙な懐かしさ」を覚える。(郁子15 00「既視感」デモ) これは郁子と恋人だった柳子が双子だからという説(ファミ通攻略本)と、 柳子にあった鳩としての雰囲気を郁子の中に感じ取ったからという説、 またはその両方と言う説(ファミ通PS2)がある。 ●郁子の出生 木船郁子は19年前に謎の失踪を遂げたブライトウィン号の乗客の木船倫子と中島一郎の娘である。 阿部の恋人であり、本編の前日に殺された多河柳子とは双子の姉妹。 ブライトウィン号から唯一生還した木船倫子は二人を出産後に上京したが、生活苦のため柳子しか引き取れなかった。 だから郁子は倫子とも柳子とも疎遠だったと思われる。 (アーカイブNo.96 木船郁子宛ての手紙参照) ブライトウィン号の怪の時点で母親である倫子は郁子達を妊娠していた。 それに気づいた双子鳩の片割れ(暴走鳩)は胎児の郁子達に「鳩の因子」を植えつけた。 実際には自分(暴走鳩)の精神を移すようなものだと思われる。 (公式サイト ブライトウィン号の怪参照) ●遅れて来たヒロイン 郁子は冥府の門が開く前の出番がほぼない。 夜見島に向かう翔星丸に乗船し、一樹達より先に海に飲み込まれる。(一樹-07 00「怪異」) 次に出てくるのは百合06 00「鳩の帰還」である。 実はその前のデモ(郁子02 00「呪縛」や郁子-09 00「出会い」)も存在するのだが、 このシナリオは後から開放されるのでユーザーからしてみれば、突然現れて良いトコ取りしていった印象が強い。 また異変中の現世の夜見島を体験しないで、直接コピー夜見島に直接飛ばされた(と思われる)唯一の人物である。(市子を除く) ●郁子の悪夢 郁子02 00「呪縛」でコピー夜見島に漂着し気絶していた郁子は、悪夢にうなされる。 その内容は過去のトラウマなのだが、夢の最後に郁子の下から無数の手が現れ、 女性(女の子?)の「いこう…いっしょに」という声が聞こえる。 三沢が見た羽生蛇村での幻覚に似ているが、これは何を意味するのだろうか? 郁子は覚醒していない鳩であるから、それを意味しているのだろうか? ●郁子を助けた天からの謎の光 郁子08 00「脱出」の終了条件2達成デモで、闇霊に囲まれた郁子と一樹を謎の光が助ける場面がある。 市子08 00「孤影」の終了条件2達成デモでも、闇霊に囲まれた市子を同様の光が助ける。 この光の正体は現実世界の日光が照り返したものである。 ●投げ込まれた「藤田茂」銘の滅爻樹 郁子20 00「闇人」開始デモで鉄塔を見上げる郁子の後ろに人影が走り去る。 その跡には「藤田茂」銘の滅爻樹が残されているのだが、それを残した者の正体は不明である。 三上霊体説、ツカサ説、藤田本人説、加奈江化した章子説…等いろいろ諸説があるが、 はっきりとした答えはでていない。 ●現世へ帰還、鳩としての覚醒? 一樹とともに母胎を倒し、再度赤い津波に巻き込まれた郁子は、一樹と現世の夜見島の鉄塔で目を覚ます。 この世界は前記の一樹守で記述した通り、「母胎を倒した後」の現世であり、郁子達は無事生還できたと思われる。(ファミ通攻略本) しかし、その際に郁子は昇ってきた朝日を眩しがり(嫌がり?)、百合や加奈江が光を避ける時と同じポーズをとる。 BGMもハッピーエンドをイメージさせるものでは決してない。 これらから郁子が鳩として覚醒したのではないか?という説が有力視されている。 またファミ通攻略本でも一言であるがそのようなことが言及されている。 (一樹24 00「収束された世界」参照) <木船郁子に関する疑問点> ◆郁子の悪夢の声の主と意味について ◆「藤田茂」銘の滅爻樹を残したのは何者なのか? →三上霊体説、ツカサ説、藤田本人説、加奈江化した章子説…等。 →マニアクスの記述も曖昧。 ◆ラストシーンは鳩としての覚醒なのか? →「鳩として覚醒した」のが一番有力だが、その後どうなるのかが更に疑問となる。 ◆ED後はどうなる? →母胎はもういない訳だが、鳩となった郁子はどういう行動をとるのか? →一樹は無事でいられるのか?無事生還したのに疑問が絶えない。
https://w.atwiki.jp/wiki8_siren2/pages/96.html
リスト 登場人物の考察TOPへ戻る 昭和80年の人物:一樹守/岸田百合/木船郁子/永井頼人/三沢岳明/喜代田章子/阿部倉司?/三上脩(大人)?/ツカサ? 昭和61年の人物:藤田茂?/矢倉市子? ブライトウィンの怪:木船倫子?/中島一郎? 昭和51年の人物:三上脩(子供)?/加奈江?/太田常雄?/太田ともえ?/三上隆平? その他の人物:多河柳子?/沖田宏?/池田麻衣?/四方田春海?/SDK 永井 頼人 (Yorito Nagai)(年齢:21歳) 現代(昭和80年)の人間。 ごく普通の健康優良日本男児の自衛官。階級は陸士長。 自衛官として成績は優秀だったようだ。 ■本編■ 自衛官である永井は自衛隊の輸送用ヘリに乗り込んでいたが、 突然そのヘリは操縦不能に陥り、夜見島に不時着してしまう。 ヘリは大破、生き残ったのは永井と上官の三沢、そして瀕死の沖田だった。 目の前で沖田は息を引き取り、悲しみにくれる永井だが、死んだはずの沖田が立ち上がり永井に銃を向ける。 三沢に諭され、屍人となった沖田を撃った永井は三沢と共に夜見島遊園を脱出する。 瓜生ヶ森で一樹と百合に会う二人だったが、突然の赤い津波に巻き込まれ気絶する。 目覚めた二人はブライトウィン号内で百合を発見する。 だがライトを向けられた百合は驚き走り去り、三沢はさも興味がないように違う方向へ歩き出す。 永井は三沢と別れ、百合が逃げた方へ向かう。 船内で百合を保護し二人でフェリーを脱出するが、不意に現れた三沢が百合に銃を向ける。 反射的にその銃を払った永井は百合を逃がし、三沢に自分の憤りをぶつけ、一人その場を去る。 蒼ノ久集落にたどり着いた永井は、威嚇射撃をして市子を問い詰める三沢を発見、 それを止めるために永井は三沢を射殺してしまう。 夜見島金鉱社宅ハ棟102号室で市子をなだめる永井だが、闇人乙式の奇襲に遭い市子を見失う。 イ棟304号室で市子を見つけるが、市子の様子が豹変、永井に銃を向ける。 永井は市子の思い出の品(木船倫子のブレスレット)で市子を正気に戻そうとするが失敗。 市子は逃げ出してしまう。 その後、フェリーに戻った永井は操舵室で一樹と会い、鉄塔に向かう。 鉄塔の麓で何かを悟った一樹と理解できなくもそれに従い共に頂上を目指す永井。 だが、頂上回廊に到達する直前に突然現れた太田常雄に突き落とされてしまう。 落とされた永井は吹っ切れ、顔を迷彩色に塗り、学校と潮降浜周辺の闇人・闇霊を殲滅、闇人と化した沖田を滅する事に成功する。 その直後にも闇人甲式と化した三沢を撃退する。 更にその直後に海中から現れた巨大な顔、堕慧児をも撃退すると、永井は再度赤い津波に巻き込まれる。 落下した永井が顔を上げると、そこは闇人が普通に生活してる世界。 永井は絶叫しながら、手に持った機関銃を乱射する…。 ●永井が手を離した理由 1) フェリーで会い、協力して鉄塔を登る事になった永井と一樹は「蜘蛛糸」の頂上回廊まで到達する。 最後の段差に辿り着いた時、一樹が永井を引き上げようと手を繋ぐが、その瞬間に永井は何かを感じ取り、手を離し自分の手を見る。 (永井18 00「共闘」終了条件) 2) その直後に太田常雄が現れ、不意をつかれた永井を鉄塔から突き落してしまう。 永井が手を離さずにあのまま段差を上っていたら永井の末路は変わっていたのではないかと考えるユーザーは多い。 では何故、永井は手を離したのか? 太田常雄の声が聞こえたからだという説もあるが、市子と倫子のブレスレット説が有力である。 ゲーム中、永井は団地(永井14 00「奪還」)で木船倫子のブレスレット、 一樹はフェリー(一樹15 00「憎悪」)で矢倉市子のブレスレットを拾う事になる。 (アーカイブNo.77 碧色のブレスレット)(アーカイブNo.74 朱色のブレスレット) このブレスレットにまつわる市子と倫子の過去がある。 市子がブライトウィン船上から落ちそうになった時、倫子は市子の手を掴み助けようとする。 だが、倫子は下腹部の痛み(妊娠中及び暴走鳩が胎児を侵食)を感じ、手の力を緩めてしまう。 市子は倫子のブレスレットを掴むが、ブレスレットは壊れ、市子の手は倫子の手を離れ、海へと落下していく。 (ブライトウィンの怪や市子08 00「孤影」開始デモ) 永井18 00「共闘」終了条件2の必要解放条件が一樹15 00「憎悪」で矢倉市子のブレスレットを拾う事であるから、 この市子と倫子の過去が関係していると考える事が出来る。 しかし、あの時永井が実際に何を感じ取ったのかは不明である。 市子の記憶のフラッシュバック等が説として挙げられてはいる。 ●神風見せてやるよ! 自衛官としての成績は優秀だったらしい永井だが、ゲーム中では精神的にまだまだ未熟な面が多い。 しかし、鉄塔から落とされてからの永井は髪を上げ顔を迷彩色でペインティングし、性格・雰囲気が一変し攻撃的になる。 覚悟を決めたというか、吹っ切れたという印象を受ける。 「神風見せてやるよ!」はファンの間では有名となったセリフだが、別に永井が死ぬつもりになった訳ではないと思われる。 大和魂見せてやるよという意味合いで考えるのが妥当だろうか。 ちなみに迷彩顔になった事、性格が変わった事で、永井が屍人になったと思ったユーザーもいる。 たしかに、あの高い鉄塔から落ちて無傷だった事には疑問も残る。 本当に化け物化したのか、元に戻る世界の力なのか、木に引っかかって無事だった、ゲームだから、気にする事ではない…と諸説あるが真相は不明。 ちなみに同じように鉄塔から落ちた市子はそのせいかどうかはわからないが息絶え絶えだった。 更に落下した鉄塔から一番離れた場所にある学校にいた事に疑問を投げかける声もある。 永井の後に鉄塔から転落した市子も学校まで辿り着いている。 それについては、沖田を探していた、気にする事ではない、ゲームだから、などの声がある。 ●永井はジェノサイダー化したのか? 上記の通りの永井の変わりようで、永井がSDKのようなジェノサイダーとなったと考えるユーザーもいる。 しかし、永井にはSDKのような神の力は備わっていない。そのような力を授かる描写もない。 永井23 00「決戦」条件2では条件1で甲式となった三沢を倒した際、彼が持っていたMINIMIという強力な銃器を入手している。 永井はこのシナリオの中で200発の予備弾を持ち、MINIMI自体にも200発の弾丸がこめられているが、実際にはリロードなしで無限に撃つ事ができる。 ユーザーの中には「この無限銃がジェノサイダーの証」「この無限銃があれば生き残れる」と考える者もいる。 だが、これについては「ゲームだから」と考える声が大きい。 一樹22 00「崩壊」においても一樹の持つ9mm拳銃は9発でリロードこそ必要だが、予備は無限にある。(表記は99発) つまり「ラスボス仕様」と考えられている。 ただ、エンディングで永井が持っているのは、形から見て9mm機関銃だと思われているが、撃ってる弾はどう考えてもその装弾数を超えているためため、その可能性もある、と捉えておくべきだろう。 ●永井の末路 甲式三沢を倒し、堕慧児も葬った永井は直後に再度赤い津波に飲み込まれる。 だが、永井が辿り着いた先は闇人が蔓延する世界であった。(永井24 00「奪われた世界」) この世界は母胎の地上奪還が成功し、闇人に支配された平行世界である。。 この世界では闇人が我々人間と同じような生活をしている。 ベビーカーを押したり、ラーメンを売っていたり…etc。 そしてこの世界では永井、つまり人類が伝説の怪物であり、排除されるべき存在である。 このデモの後に手に入る闇人の絵日記を解読すると以下のようになる。 「そらから こわいかいぶつが おちてきた ぜつめつしたはずの にんげんの いきのこり」 闇人しか存在しない世界で、ただの人間の永井が生き残るのは不可能と思われる。 しかし、その末路にはいろいろな予想がされている。(以下、現実的・非現実的に関わらず過去の意見をできるだけ羅列) 「永井にはSDKのような神の力はないから絶望」「発狂してお終いだ」「無限銃があれば殺されない」「デモ内で持っているのは9mm機関銃」「SDKと一緒にジェノサイダー」「SDKの敵となる」「永井なら闇人と友好的に」 では、何故、永井だけがあの世界に飛ばされたのか? 永井が普通の人間(三沢)を殺したからという説、永井は闇人を殲滅しすぎたという説、 芥川の蜘蛛の糸に準えて「蜘蛛糸(鉄塔のこと)」から落ちたから(天辺に辿り着けなかったから)という説がある。 マニアクスでは、蜘蛛の糸を登り切れず地上に堕ち(脱出失敗)、生き残るために地上で異形と戦い続ける「決意」をした結果、異形のモノのみの世界へ墜とされる事になった。とされている。 <永井頼人に関する疑問点> ◆鉄塔で一樹の手をとる時に手を放したがあの反応は? →太田常雄の声に反応したから?ブレスレットの影響? ◆鉄塔から落ちた永井が無傷だった理由と、地理的に離れた学校にいた理由
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/4127.html
登録日: 2009/05/30(土) 23 27 11 更新日:2024/07/30 Tue 08 37 44 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 SIREN SIREN ReBIRTH SIREN2 SIREN New Translation きりとやえれんぞ エア芸 クチビルゲ クリーチャー ゲーム ゴルゴ13 タモリ ホラー マツコ・デラックス 不死 堕慧児 堕辰子 守るべき生活がそこにはある 屍人 屍霊 思い殺り 愛すべきバカ達 敵 無限弾 細木数子 萌え 血 血涙 やあ(´个ω个`) ようこそ、屍人の項目へ。 この赤い水はサービスだから、まず飲んで落ち着いて欲しい。 ここからはトラウマになるような内容だから、心臓が弱い人は帰って欲しい。 でも、この項目を見終った時、君はきっと彼らに言葉では言い表せない「ときめき」を感じてくれるはずだ… 「ご存知、ないのですか!?彼こそ、羽生蛇村からチャンスを掴み、スターの座を駆け上がっている、超時空死んデレら・名越栄治ちゃん(享年55歳)です!」 二カッ☆ 【SIREN】/リブート版【SIREN ReBIRTH】 異界に取り込まれた羽生蛇村を徘徊する、人間が変異した化け物の総称。 屍人化していない人間を見つけると襲いかかって殺そうとする。 異界から流れる赤い水を体内に一定量摂取すると変異する。 肌は青白くなり、目から赤い液体を涙のように流すのが特徴。 この現象は赤い水を取り入れたことによって不要になった体内の血と入れ替えているために起きる、謂わば生理現象のようなもの。 生前の記憶は残っており、普段は農作業したり、台所仕事をしたり、トイレに行ったり、テレビを見たり、仏壇を拝んだり、 病院勤務したり、絵を描いたり、ぬか床を混ぜたり、幼女を追い回したりと人間だった頃の行動を繰り返している。 赤いゼリー状の物体を食べている姿が見られるが、これも人間だった頃の行動を繰り返しているだけで、屍人に食事の必要はない。 中には集落を板で覆ったり、銃を携帯し辺りを警戒するなど明らかに別系統の意思で動いているものもいる。 彼らの怖ろしさは人間のそれを遥かに超える生命力であり、どんな致命傷を負っても時間経過で再生する。 頭を切開されても、解剖されても、しばらく行動不能になるがなんとかして蘇生してしまう。 彼らを通常兵器で殺すことは不可能であり、殺すには特殊な武器が必要になる。 1日に4回響き渡るサイレンを聞くと、何人かの屍人は赤い海の向こうに消える(通称:海送り)。 これは屍人が神の世界に行くためだが、基本的に準備が整っていないため、約5時間後にさらに異形化が進んで海から戻ってくる(通称:海還り)。 また、屍人には世界がオーロラと浮遊する光体に包まれた幻想的なものに見えており、 人間を殺そうとするのは、自分たちの仲間入りをさせてその美しい世界を味わってほしいため。要はありがた迷惑である なお、屍人化していない人間から見れば屍人は(特に異形化が進んだ者は)化け物じみた見た目になっているが、 逆に屍人の視界では、自身と同じように屍人化したものは生前の姿に、普通の人間は化け物のようにそれぞれ見えており、 この特殊な視界のおかげで、屍人は既に屍人化した者と未だ屍人化していない者を見分けることが出来る様子。 屍人化が進むにつれて人間らしい知能や生前の記憶は失われていくが、 最初の段階である半屍人の状態では、常人よりは低下しているものの、人間だった頃の自我や記憶を有する者が多く、 生前に親交があった人物への攻撃を止めたり、「未だ人間である他の村人を襲いたくない」という強い意志で永い間サイレンの誘惑に抗い続けた人達も登場している。 屍人文字と呼ばれる独特の文字を使い、アーカイブの中には屍人文字で書かれたものもある。 とある場所に屍人文字で書かれたコックリさんがあるのでそれで解読できる。 当初は恐怖の対象だが、慣れてくると愛らしく見えてくる不思議。 二カッ☆ ・主な種類 半屍人 いわゆる人間の姿を残した形態。 手にした武器や首絞めで攻撃してくる。 ある程度ダメージを与えるとその場にうずくまり動かなくなる(通称「シェル化」)が、 前述の通り死亡したわけではなく、一定時間が経過すると再び動き出す。 手もカチカチに固まってるらしく武器は奪えない。倒したら復活する前にさっさとその場を離れよう。 蜘蛛屍人 男性の屍人が海還りしたもの。 首が背中側に捻じれて頭には複眼が形成され、ブリッジをしたような体勢で蜘蛛のように壁をはい回る。 知能は人型の屍人の頃よりも下がり、四足で行動するようになったため扉は開けられない。 攻撃力は並だが名無し屍人の中では最も感知力が高く復活も早いため、集団で襲われると危険。 犬屍人 女性の屍人が海還りしたもの。 四つん這いになり頭から触角が生える。 敏捷でどんな段差も飛び越えるがこちらもやはり知能は低く、手が使えないため扉は開けられない。 強さの振り幅が大きく、蛇の首谷には須田を一撃で殺すものがいるのに対し、 合石岳では逆に宮田に一撃で撲殺される。 倒されると「ウラキ!」と叫び声を上げる。 羽根屍人 その名の通り羽根が生えた屍人。顔の全面が昆虫のような甲殻に覆われている。スナイパー要員。 「こちらの手の届かない遠距離から一方的に攻撃してくる」というシンプルな脅威で、雑魚の中でも特に危険な屍人。 半屍人と比較して銃の命中率が下がってはいるものの、行動範囲も攻撃範囲も広く、倒さないと行動の支障になるステージもあるが、 飛んでいる上に銃で狙ってくるために近づく事すら困難で、倒すには銃はほぼ必須。 どういう条件で変異するのかは不明だが、主に生前に銃の扱いに長けた者がこの形態となっている。女性の羽根屍人は確認されていない。 羽の音がうるさいので、近くにいるとすぐわかる。 頭脳屍人(ブレイン) 頭が変異した屍人。他の変異体とは異なり、生前の記憶は失われていない。 主にフジツボやタラコ、ヒトデ、クチビルゲ、タコに似た形に変異する。 犬、蜘蛛、羽根屍人を操っており、倒されると復活するまで辺りの屍人も行動不能になる。 しかし倒すことがクリア条件であることも多く、恩恵はあまり感じられない。 ほとんどが非力で逃げ回る存在だが、一部例外もいる。 特に名前付きの奴には凶悪な武器持ち、スーパーアーマー、高体力などがいたりするので注意。 どういう条件で頭脳屍人に変異するのかは不明。 強い執念を持つと変異するとも言われるが、執念を持っていても変異しなかったものもいるため不明。 正式には「ブレイン」と呼ぶがファンには定着していない。また、海産物とも呼ばれている。 ゴルゴ屍人 狙撃銃を持った半屍人の通称。 プレイヤー以上の視力と精度(いわゆるオートロックオン)を持ち、多くのプレイヤーを殺したことからそう呼ばれる。 攻撃力も異常に高く一発の被弾が致命傷になるため、コイツの恐怖に怯えて物陰から動けなくなるプレイヤーが続出した。 こいつを巧くかわし、赤十字を見て返り討ちにできるようになったら、このゲームに慣れてきた証拠だ。 次元屍人 拳銃を持った屍人。初心者の壁。ゴルゴ程ではないが、射撃の命中率、射程からそう呼ばれるようになった。 慣れたら大体ボコれるようになる。序盤から終盤まで出てきてゴルゴと同様、プレイヤーを射☆殺する。 大工屍人 様々な場所で確認できる半屍人。金槌片手に補修作業を繰り返している。 大抵は一定間隔でプレイヤーが通る場所を監視しているが、中には物音を出さない限り いっさい振り向かず一心不乱に金槌を叩き続ける大工もいるので、至近距離から作業を観察することも出来る。 特に高遠先生の最初のシナリオにいきなり出てくるこいつはいろいろイジれる。 なぜこんな事をしているのかというと、後述の堕辰子を迎え入れるため、苦手とする日光を遮断する歪な巣を形成するためである。 しかし何故か、巣と関係ない民家や学校でも窓や扉の板張りやバリケードの制作を行っている。 鍵屍人 初日の19時に合石岳の坑道で確認される半屍人。 鍵を探しているらしいのだが、彼を視界ジャックすると明らかに目的の鍵らしきものが見えている。 にもかかわらず、「か〜ぎ、か〜ぎ〜ぃ、かぎっ」と探し回る(そして隙を見てプレイヤーに鍵を奪われる)哀愁漂う姿から名付けられ、AAまで作られた。 壱屍人 高遠先生が爆☆殺するシナリオに出てくる屍人。 灯篭の前で壱ということからそう呼ばれた。SDK勝利のきっかけのヒントをくれたありがたい奴。 ちなみに彼の言う「壱」は、灯篭に火をつける順番である。 「宮迫でっす☆」 宮迫屍人 第2日の20時に大字粗戸の食堂で確認される半屍人。 某お笑い芸人に似ていることから、制作スタッフからもそう呼ばれてきたらしい。 堕辰子(だたつし) 天武15(西暦684)年、彗星とともに現れた「常世の存在」。 羽生蛇村に眞魚岩とともに降臨し、村人に神として崇められるが、 その年に村を飢饉が襲い、飢えに耐えかねた八尾を含む数人の村人によって肉を食べられてしまう。 常世の存在を人間で食べることは禁忌にあたるため、村と村人は呪いを掛けられ、 口にした村人は八尾を除いて即死し、残る八尾も不老不死の呪いを受け、永く現世を彷徨うこととなった。 本編中では少なくとも3つの形態が出てきており、2のたらこのような幼生体、透き通るような細長い虫のような姿の不完全体。 そして土偶のような頭に、女王蟻のような巨大な腹部を持つ完全体がある。 完全体になると姿が見えなくなり、腹部がくぱぁと開きはむはむして攻撃してくる。 この時こっちはチート武器持ちなので、対処法さえ分かれば他の屍人より楽勝であるが、攻略法はノーヒントのためそれに気づくまでが勝負。 弱点は日光で、宮田が引き起こした鉄砲水でバリケードが破壊されたために身が焼かれ、瀕死になった。 実は羽生蛇村を流れる赤い水は堕辰子の血で、サイレンのように聞こえていた音は堕辰子の鳴き声である。 堕辰子の血は微量でも体内に入るとその人間はやがて屍人となり、その鳴き声は屍人となった者達を「海還り」へと導く。 【SIREN2】 夜見島近辺の海に巣くう『屍霊』が、人間の死体に取り憑き、活動している存在。 人間を見つけると手にした武器で攻撃したり噛みついたりしてくる。 前作の屍人とは違って不死性を持たないが、倒されて取り憑いた屍霊が抜け出してもまた別の屍霊が取り憑けば動き出す。 そのため、ゲーム上では擬似的とはいえ不死性を有した敵としてプレイヤーの前に立ちはだかる。 しかし前述した通り不死性(再生能力など)は持たないので、死体そのものを破壊されれば(その死体を元にした)屍人は再起不能となる。 まあ、そんな『DEAD SPACE』みたいな対処法はこのゲームでは出来ないのだが。 動きそのものは緩慢で、知性もかなり劣化しているらしいが、やはり銃などの武器を持った屍人は強敵。 しかし実質上位存在である闇霊に屍霊が対抗できなかったらしく、シナリオ中盤で闇霊が復活してからは瞬く間に屍霊が駆逐され、 それに伴い、元々屍霊に取り憑かれていた島の死体も闇霊に取り憑かれて闇人と化すため、屍人も姿を消してしまった。 なお、前作の屍人は死んだ人間が変異して蘇ったような存在で、生前の記憶や人格を有し、それに基づく言動を取ることもあったが、 今作の屍人は前述のように、人間の死体に屍霊が取り憑いて活動しているだけで、死体(死人)そのものが蘇ったわけではないためか、 生前の記憶や人格を有している様子はなく、行動の主導権は屍霊であると推測される。 また、今作に登場する敵には『闇人』も存在し、こちらも人間の死体に『闇霊』と呼ばれるモノが取り憑き、死体を『殻』として行動しているのだが、 闇人は言葉を話したり、独自の自我に基づいて行動しているのに対して、屍人はうめき声・叫び声を上げるだけで、行動に知性は感じられない。 これは、闇霊と屍霊は元々同族であったが、屍霊はとある事情によって闇霊よりも劣化している所以と思われる。 ただし、あまりにも現世に強い執着・未練を残して死亡した者の死体に屍霊が取り憑いて屍人となった場合、 肉体の主導権は屍霊側にあるにもかかわらず、生前の執着に影響を受けたと思しき行動を見せることがある(*1)。 ちなみに、屍霊は遥か昔に別たれた、闇霊の集合体である『母胎』の下に還ることを目的としているため、 彼らが取り憑いた屍人も(基本的に話したりしないので推測の域を出ないが)それを目的としていると思われ、 『母胎』を地上に出すために岸田百合ら“鳩”が行っている冥府下りに乗じて『母胎』に接触しようとしている。 堕慧児(おとしご) 屍霊の融合体。 自分たちのかつての同胞である闇霊の集合体である『母胎』を模倣し、水死した少女の遺体を元に身体を造ったが、 屍霊そのものが闇霊と比べて劣化した存在であるためか、奇怪ながらも顔や細部は整った、人魚めいた容貌の『母胎』に対し、 堕慧児は巨大な頭(顔)から細い手足が生えているような、非常に醜い容貌となっている。 屍霊の融合体であるだけに、その目的は彼ら同様に『母胎』に還ることを目的としているようで、 『母胎』へのアピールとして、彼女(?)が使役する“鳩”を模倣し、 自分の容姿のモデルとした水死体を元に“模倣体”という分身を生み出して送り込んだり、 現実の夜見島の海底ケーブルを切断する事件を起こしたりしたが、いずれも失敗に終わっている。 『SIREN2』の公式外伝である「ブライトウィン号の怪」で語られるブライトウィン号が座礁したのも、 船に積み込まれた“鳩”である分裂体から『母胎』の気配を感じ取った堕彗児が船に衝突したせいであり、 分裂体の一人が暴走して船内の人間を見境なく取り込んでいったのも堕彗児の影響を受けたせいなので、色んな意味でこの事件の元凶である。 なお、ここまで還りたいと熱望している『母胎』や闇霊たちには「自分たちより遥かに劣化した邪魔な存在」としか認識されておらず、 シナリオ中盤で闇霊に屍霊が攻撃されているのも、『母胎』からすれば目障りな劣化種としか見られていない証左である。 ちなみに、屍霊や屍人も闇霊や闇人からの攻撃に対抗し、反撃などを行っているが、 これは、『母胎』の下に戻りたいと強く思う一方で、自分たちを現世に置き去りにして虚無の世界に逃げ延びた『母胎』を憎んでもいるという、 愛憎入り交じった感情を持っていることと、(屍霊たちから見て)『母胎』に還るチャンスを妨害する闇霊や闇人を排除しようとしているためである。 模倣体(もほうたい) 『堕慧児』が『母胎』に倣い、自分の分身として生み出した存在。 本編に登場する矢倉市子の正体であり、登場時点では自分が“模倣体”だという自覚がなく、「矢倉市子」として行動していたが、 徐々に“模倣体”としての覚醒が始まり、完全に覚醒後は『堕慧児』の意識に支配される。 屍人の大本である『堕慧児』から分かたれた存在であるためか、人間はもちろんとして闇霊・闇人にも害意を向ける他、 「矢倉市子」に迫っていた屍人が、覚醒が始まった影響で彼女が笑みを浮かべた瞬間、慄いたかのように撤退する描写がある。 また、『母胎』の分身体たる“鳩”には人間の男を誘惑して「冥府の門」を開けさせるという役目があった(*2)のに対し、 どうやら“模倣体”には役目らしい役目がなかったようで、覚醒後は『堕慧児』の意識の影響で『母胎』に還るべく行動している。 敵としては機関銃と日本刀を持って人間や屍人に襲い掛かり、耐久も高ければ倒してもすぐ復活するほど再生力も高い。 また、敵を発見すると狂ったように笑いながら機関銃を連射し、対象が逃げれば追跡してくるという異様な攻撃性を見せるが、 これに関しては大本の『堕慧児』が『母胎』に比べて劣化しているため、“模倣体”の分身体としての完成度も“鳩”よりも低く、 その身体には「矢倉市子」でも『堕慧児』でもない、凶悪な意識が芽生えており、異様な攻撃性はその影響だという。 最終的には一樹たちや『母胎』を追って登った鉄塔から落下し、『堕慧児』に吸収されるという結末を迎えた。 どうやら元々は『堕慧児』の目であったらしく、『堕慧児』に吸収された後は潰れていた片目が治っている。 ちなみに、本物の「矢倉市子」は外伝「ブライトウィン号の怪」に登場しており、1・3話は彼女の視点で書かれている。 彼女は自身の親友であり、後に本編に登場する木船都子・多河柳子の姉妹を産む木船倫子を、 暴走した“鳩”から救うべく奮闘し、最終的に彼女を逃がす際に大荒れの海に転落し死亡。 その遺体が『堕慧児』の下に流れ着き、その肉体、及び本編に登場する「矢倉市子」こと“模倣体”のモデルとなった。 なお、「ブライトウィン号の怪」に登場した“鳩”は二人おり、水死体と間違われて船に回収された後、上述の経緯で片方が暴走。 もう一人の“鳩”は暴走する“鳩”を止めるべく本物の市子に協力した後、時空を移動して乗船前の市子に船に乗らないよう忠告している他、 「矢倉市子」の記憶と『堕慧児』の意識が混濁している状態の“模倣体”は、岸田百合をその時の“鳩”と混同して「生きていたの…?」と声を掛けている(*3)。 【SIREN New Translation】 基本的な設定は無印に準ずるが、海送り・海還りの設定がなくなっていたり、変異に性別制限がなくなっていたりと微妙に違う。 デザインモチーフも、無印は海産物だったが、海外で忌避する人が多い昆虫や虫に変更されている。 より強く自我を残した屍人が多く、より攻撃的。よく喋るので飽きない。 犬屍人は登場しない代わりに、怪力屍人が新たに登場する。 半屍人 無印の半屍人と違い、肌の色は変化していないが、目が赤く染まっている。 人間だった頃の行動を反復していたり、人間を見つけると襲い掛かってくるのは同じだが、 武器を持っていないと首絞めくらいしかしてこなかった無印とは異なり、 殴りかかってきたり、プレイヤーキャラを一撃死させる「フェイタルムーブ」を繰り出してくることも。 蜘蛛屍人 本作では女性もこの形態に変化する。 無印同様、反り返るようにねじれた下半身と頭、ブリッジで歩いているような姿勢が特徴的な他、 背中部分がまるで昆虫の腹部のように異様に膨れ上がっている。 壁や天井をはい回ることが出来るが、扉を開け閉めすることはできない。 羽根屍人 本作では女性も(ry 両目から触角のようなものが生えており、頭部から生えている点も含めて羽根はセミのそれのようになっているが、 前作の羽根屍人と比べると、まだ頭部は人間だった頃の面影を残しているものが多い。 また、本作では銃を使っているものはごくわずかで、大抵の羽根屍人は手に持った柄杓などで近接攻撃をしてくる。 怪力屍人 本作初登場の屍人。 普通の人の二倍くらいの大きさの、巨大な芋虫に細い人間の手足を付けて頭を人間の顔に挿げ替えたような、異様な風体をしている。 名前の通り、片手でポストなどを投げ付けられるほどの怪力を持つが、その声は赤子のような高さで、より不気味さを際立てている。 ゲームでは実質的に中ボスのような扱いで、要所要所でプレイヤーを苦しめる。 頭脳屍人 無印同様、頭部以外は人間の頃と変わらない者が多いが、その頭部の変化は無印のそれよりもいっそう人間離れしており、 頭がムカデの身体のように変異して宙づりになっているものや、羽根が生えて蛾のようになっているものがいる他、 身体が完全に退化して巨大な顔になっていたり、蠢く黒い肉塊のようになっていたりと人型ですらなくなり、自力では行動できなくなったものも登場。 1にいた宮迫屍人のように有名人そっくりな個体も確認されている。 「殺ってもいいかな?」 タモリ屍人 「素敵やん?」 島田紳助屍人 「ズバリ言うわよ!」 細木数子屍人(怪力屍人) の三体。 なお、タモリ屍人はとあるステージでただひとり直立不動で畑に突っ立っていたり、鉱山内部にて襲い掛かってきたりと、存在感が異常に高いため固定ファンが多い。 蚕子 無印でいう「堕辰子」に相当する存在で、本作のラスボス。 設定も同じらしく、常世から落ちてきた蚕子を飢饉に苦しんでいた村人たちと共にアマナが食べてしまい、 その報いとしてアマナは不死の呪いをかけられ、呪いを解くために蚕子に生贄を捧げ続けることとなった。 不完全な状態では巨大な蛆のような姿だが、完全体になると様々な昆虫のパーツに分かれ、それを自在に組み合わせることで様々な形態に変化する。 攻撃を受けると一度バラバラのパーツに分かれ、再びそれらを組み合わせて襲い掛かってくる。 最終的にハワードに倒されるが、無印の八尾と違ってアマナは絶叫などはせず、蚕子が倒されたことで「ウロボロスの輪」が完成したことを喜びながら異空間に落ちていった。 追記・修正をする・・・のか? ―――しないと・・・。 二カッ☆ △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 中途半端ですいません。誰か画像持っている方いましたらよろしくお願いします。 -- 名無しさん (2013-02-03 13 09 00) 閉鎖空間の中で襲ってくる絶対に死なない敵。凄い絶望の象徴のはずなのに、こうもネタにされてしまったのは何故だろう -- 名無しさん (2015-02-03 06 05 23) 思い殺り -- ながい (2016-01-25 22 10 26) ニカッ☆を見ると禿頭の顔面が鮮明に浮かぶわ・・・ -- 名無しさん (2024-02-29 13 22 41) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/wiki8_siren2/pages/69.html
公式サイトに載ってる「ブライトウィンの怪」で判明した点・疑問点などをあげてください。 全4回。定期的に公式サイトをチェックしましょう。 本文はコチラ。「ブライトウィン号の怪」が読めるのは公式だけ! http //www.playstation.jp/scej/title/siren2/siren2_top/anotherstory/bw.html 「ブライトウィンの怪」 第一話「警告」 矢倉市子 -31 20 45 (昭和61年8月1日16 39 15) 要約 乗船口にて市子に警告するボロ布に身を包んだ女性の姿。 翌日の午後、ノリコの様子を見に救護室へ向かうと船員達があわただしい。救護室へ行くと毛布に包まれた真っ白い体の女の身体に飲み込まれようとしている顧問の渡辺先生の姿。市子の意識が遠ざかる。「Continue」 疑問点 乗船前に市子に警告したのは何者か? 女の死体の正体。 船員が話していた「妙な事」とは何か? 防犯カメラに一瞬映りこんだ人影は何者か? 市子が倫子の妊娠を知ったのはいつ? なぜ? 市子が海に落ちるまでの経緯。 なんで市子だけに警告したか? 乗員達はどこへ行ったか? ブライトウィン号が襲われた理由は? 第二話「異変」 中島一郎 -7 09 35 (昭和61年8月2日16 50 25) 要約 フェリーを激しい波が襲い中島はよろけ扉にぶつかり気絶。目覚めると周囲は闇に閉ざされている。 エントランスでうずくまる中年女性。近づくと奇妙な動きをし謎の言葉を発し続けた。 2F二等客室にて同級生の稲田と出会うが稲田が「女」の身体に飲み込まれる。前部甲板へ逃亡。 前部甲板から操舵室に居るノリコを発見。操舵室へ行き、ノリコを助け「女」を追い払い、自分も気絶する。 目を覚ました中島、無事なノリコの姿に安堵するが…。「Continue」 疑問点 エントランスの中年女性は何者か?ただの乗客? 中年女性が発した言葉の意味は? 乗客を取り込んで回る女は何者か?=市子に警告した女か?=水死体か?=堕慧児か? 女の顔は百合顔を連想させるが、そうなのか?関係ないのか? 中島に助言した(意識を操った)声の主は? 市子はどこにいったのか? 中島は最後どうなった?屍人化説or女に飲み込まれ中説orもしくはその他? 第三話「呪縛」 矢倉市子 -6 27 05 (昭和61年8月2日17 32 55) 要約 目覚める市子。意識を失う前に見た女が傍にいる事に気づき、エレベータでB1へ逃げる。 進んで船体脇の甲板へ。人の姿を求めエントランスへ向かう途中、船内通路で発見した非常ベルを使用。船内全体に警報が鳴り響くが、再び訪れる静寂に絶望する。 薄闇の中、市子の目の前に女が現れるが……。 機関制御室で、右舷甲板の救命船で脱出できるかもしれない事と、船内にまだ生存者がいる事を知る。 何処か遠くから海鳴りのような響きが聞こえる。 二度目の警告を無駄にしないと誓う。しかしそれさえも、呪縛が生み出した定められた道筋である事に、市子は気付いていなかった。「Continue」 疑問点 海で影響を与えた存在の正体。 女が人を懐かしい?と感じる理由。 「…を」とは、中島の意識を操作する「光を」か? 第四話「終焉」 木船倫子 -1 09 05 (昭和61年8月2日22 50 55) 要約 中島が異形の怪物に取り込まれている、次に意識を取り戻したのは異形の手蝕から滑り落ちる瞬間。 無意識に守った下腹部には中島との子供の生命の息吹を感じる、生きる事を諦めない決意をするが、 尚も追いかける異形の女の下腹部の生命へ興味を示した手蝕によって 体内への進入を許す。しかし、中島の抵抗によって異形の女もろとも海へ。 海に浮かぶ異形の女は「きぃきぃ」叫ぶ黒い塊のようなものに侵食され海底へ沈んでいく。 安堵と絶望に暮れる船上の倫子を呼び戻したのは市子だった。 彼女の誘導により逃げる際、海が船が大きく揺れ、腕をつかむ倫子の想い空しく ブレスレットと共に市子は海へ消えていく。 その背後に薄汚い毛布を被った女「お前、その中にいるね」自分以外の意思の言葉で 倫子は答える「ほら、お母さんの声だ___」 赤い潮が黒い空を包み。サイレンが鳴り響いた。 海の底では何かがつぶやく 「あの子の最後の叫びが場の綻びを増やしてしまった。お母さんが怒っている 綻びをつくろうとき、私達は何処へ向かうのだろう」 「アレの望みが私を疲れさせた、私は少し眠りたい 再び目覚めるまで」 「綻びが閉じる あぁあの子が見える 私はあの子にまた会うのだ」 病院で記憶のない倫子は自らの子の名を呼ぶ「柳子、郁子」 疑問点 最後の叫び・アレの望み=市子を助けた女? あの子=郁子?
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/4118.html
登録日:2009/05/30 Sat 23 19 17 更新日:2024/09/06 Fri 22 00 31NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 2006年 MMR SDK SIREN SIREN2 daku ✝俺という観測者✝ そして誰もいなくなった なぁにこれぇ なーがいくーん、いっしょにあそびましょー! やるじゃない キバヤシ クトゥルフ神話 ゲーム サイレン セーラー服と機関銃 タグに偽りなし タグ欄がカオス←何一つ嘘は書かれていない ツンデレの多いゲーム ハートフルボッコ パラレルワールド ピエール瀧 ブライトウィン号の怪 ホラー メソポタミア神話 亀ゼリーラーメン 人魚 人魚姫 佳作 健康優良日本男児 勝因:火の不始末 国盗りす 堕慧児 増殖する悪夢 夜見島 夜見鍋 女性キャラ全員人外 屍人 平行世界 幻視 怪作 敗因:うんこ 斎藤工 最強武器:トイレ 柳沢なな 母胎 滅爻樹 異界 異界ジェノサイダー 神風見せてやるよ! 純愛ゲー 純愛ゲー←ある意味で 続編 自衛隊 軍艦島 逃げ場なんて、ないよ 闇人 闇那其 「逃げ場なんて、ないよ」 SCEより発売されたプレイステーション2用のホラーゲーム『SIREN』の続編。 時間軸的には前作の直接的な続編にあたるが、前作のキャラはSDKを除けば登場せず、 繋がりが示唆されている程度で、前作を知らなくとも問題なくプレイできる。 また、前作は強制ハードモード難易度選択は出来なかったが、本作では難易度選択が可能となっている。 【あらすじ】 【概要】 【主な登場人物】 【主な敵】 【その他】 【派生作品】 【あらすじ】 29年前、島の住民が一夜にして消失した孤島、夜見島。 オカルト雑誌の編集者をしている一樹守は、今でも失踪事件が相次ぐその島に取材に向かおうとするも、 近くの港を訪れた彼は、危険な無人島である夜見島に行く手段がないことを知り、途方に暮れてしまう。 そんな一樹に、偶然その島にチャーターした漁船で向かおうとしていた人気小説家・三上脩が声をかける。 彼の計らいにより、一樹と、出港直前に乗り込んできた男女二人は、三上と共に島に向かうことになる。 しかしその途中、海が突如赤く染まって大荒れになり、ついには彼らを乗せた漁船は津波に飲み込まれて転覆してしまう。 運良く夜見島の港に流れ着き、現状を確認しようとした一樹の目に飛び込んできたのは、死体が動くという異常現象だった。 果たしてこの島に何が起きているのか。29年前、この島で一体何が起きたのか。 そして、それぞれ夜見島に流れ着いた一樹たち船の乗客は、生きて島を脱出することが出来るのか―― 絶望のサイレンが、再び鳴り響く 【概要】 コンセプトは 「増殖する悪夢」 基本的な機能はそのままに各部分が改良された。 前作では死んでリトライすると失われていた仕掛けやキーアイテムがそのままになったのは大きい。 MAPで現在地が表示されるようになったり、しゃがみ走りができるようになったり、攻撃が連続攻撃できるようになったりとプレイしやすくなっている。 そのため、逃げ回るのが基本だった前作と比べるとある程度ごり押しが効くようになっており、前作よりも難易度が下がったといわれている。 ただし、ある程度説明されるようになったとはいえ攻略のヒントが少ないのは相変わらず。 敵との戦闘についても序盤は屍霊・屍人の登場するステージが多いが、中盤から闇霊・闇人との戦いがメインになってゆく。 特に後半からメインの敵となる闇人の上位種等が登場するようになると格段に難易度が上昇。 後半からは正面からの攻撃を無効化する「闇人乙式」、更に周囲を暗闇にする能力まで得た「闇人甲式」が追加。 敵の数も多く武器にも恵まれない為、これらと戦う際には正面衝突を避けつつ慎重に立ち回る必要が出てくる。 さらにハードモードでは、油断しているとあっというまに殺されることもザラ(特に小銃持ちが多い三沢団地) 前作がMGSなら本作はバイオになった感じで、一部プレイヤーからは「アクションは2の方が難しい」とも言われる。 また、前作のオカルトランドのようにスタッフの手によって三上脩と喜代田章子の公式サイトが立ち上げられている。 尚、前作『SIREN』がキリスト教的な世界観をモチーフとしていたのに対して、本作ではシュメール系のメソポタミア神話を下敷きにしている。 七つの門や冥府といった用語、闇那其(=アヌンナキ)といった単語からも推測可能。後述のように屍人の設定が変わっている。 ぶっちゃけると前作とは迚も世界観を共有しているようには見えないのだが、設定的には“ちゃんと繋がりがある”とのこと。 ……全く世界観が別に見えるのは、大元は同じでも枝分かれした後の“神”の種別と其処から生まれた因果律が別物だからだろうか? 実際、前作『SIREN』が「円環する閉ざされた世界からの脱出を目指す物語(ループもの)」であったのに対し、 本作『SIREN2』は「敵も味方も自分達の未来を得られる世界を目指して世界間移動を繰り返す物語(パラレルワールドもの)」になっており、正に似ているようで大きく違う世界観だったりする。 【主な登場人物】 ・一樹 守(イツキ マモル) 「いったい どういう事なんだ?」 オカルト雑誌「超科研アトランティス」の見習い編集員。メガネ。モデルは何と斎藤工。 謎の消失事件の相次ぐ「夜見島」の取材を行おうと調査にくるが、危険な無人島である夜見島へ行く船が見つからず、困り果てていた。 そこへたまたまチャーター船で島に向かおうとしていた三上と出会い、彼の厚意で同乗を許される。 だが途中で嵐(堕慧児が起こしたもの)に巻き込まれ、夜見島港に一人漂着。赤い津波に襲われて異界に囚われてしまう。 島で出会った美少女・百合と共に夜見島の謎を解き明かそうと動き出す。ちなみにいつの間にかメガネを失くす。 ゲーム本編の主役的立場であるのだが、他のプレイアブルキャラと違い夜見島とは因縁がない狂言回し的な存在。 そのため若干影が薄いが、彼なりに冷静に事態の究明と解決を目指して行動しようとしている典型的オカルトおたく。 だが極限の状況下に置かれているストレスからか、空回ったりめんどくさい言動を取ってしまうことも。そのせいでプレイヤーから不評を買う。 中学時代に自分のせいで元カノが自殺未遂を起こしたという暗い過去があり、そのせいで女性に甘い。逆に男には妙に冷たく刺々しい。 冗談があまり通じず嫌味の返答に生真面目に考え込んだり、自分が原因で起きた問題に逆切れしたりと忙しい。 名前の由来はMMR (MaMoRu) から。ファンからの愛称は「イチさん」「4様」「キバヤシ」。 「おかしい。いくらなんでも非科学的すぎる。」 不時着したヘリから降りてきた永井達と森で遭遇、救助に来た自衛隊と勘違いする。 だが異常なまで光を嫌がる百合と、平然と銃口を向ける自衛官(三沢)、襲い来る動く死体、赤い津波、謎の着物の女。 まるで誰かの意識が自分の中に流れ込んでくるような不快感(幻視)と、何か知っているのに一切語ろうとしない百合。 採掘所脱出後、これまでのあまりにも非現実的、非科学的で理不尽な出来事の連続に一樹は足を止めてしまう。 百合に質問しても相変わらず意味不明な比喩を羅列するばかりで、一樹の話を聞こうともしない。 混乱と苛立ちの末、一樹は百合に思わず「その君の母さんとかいう人、本当にいるの?」と言ってしまう。 百合はその言葉で態度を豹変、「ひどい!私のこと信じてないのね!」と言うと一樹を置いて走り去った。 もっとも実際のところ百合の誘惑に騙されて、まんまと都合の良いように利用されただけだった。 過去のトラウマ(*1)を刺激され、更に百合の「誘惑」で正気を失い操られ、母胎に自ら歩み寄る=吸収されようとする。 だが偶然そこに辿り着いた郁子の「感応視」の能力で母胎は動きを止められ、正気を取り戻した一樹は郁子と冥府から脱出。 郁子のおかげで一命を取り留めるも彼女の超能力に驚き、反射的に掴んだ手を放してしまった事で、郁子の心を傷つけてしまう。 数々の自身の不甲斐なさ、過去のトラウマ、百合の裏切りとその正体、絶望的状況などが重なり、怒りと憎しみが爆発。 「光には弱いってわけだ……化け物め……化け物め……化け物め!」 ブライトウィン号までやってきた一樹は闇人の弱点が光だと気付き、船内にいた闇人達を船内電灯で殲滅した。 半ば自暴自棄になり憎しみを込めて闇人を探しては狩り尽くすが、これまでの疲労困憊に倒れ、通りがかった永井に助けられる。 だが悲観的な事ばかり呟く一樹に、ある種の居直りを見せる永井が発破をかける。 「語る暇あったら最後まで悪あがきするほうが良くない?映画でもそういう奴が生き残るじゃん」 そして四鳴山に聳え立つ奇怪な鉄塔の先、空の向こうに夜見島の姿が見えた事で一樹がMMR化。 一樹「そうか!ここは29年前の夜見島のコピーだったんだよ!!」ΩΩΩ<な、なんだってー!! 永井「うわぁ……また語り始めちゃったよこの人……。」 一樹「やつらはこの鉄塔を利用して現実の世界に干渉するつもりなんだ!」 永井「なんだよそれ……。」 一樹「あの先に、俺という観測者がたどり着いた時、可能性はひとつに収束する(スタスタ)」 永井「……どいつもこいつも、勝手にしろっての。」 そして二人は絶望から抜け出す最後の悪あがきの為、現世に繋がるという鉄塔の先を目指す。 尚、この時に共闘することになった永井との(お互いに)妙に鼻につくやり取りや、キバヤシ化して根拠のないMMR口調になる一樹の饒舌は必見。 何よりも「✝俺という観測者✝」……という、確かに核心は衝いているのだが、どうしようもないくらいに厨二臭い発言に吹き出してしまう人間は多い。 (挙げ句には、それを聞いた永井がプレイヤーの気持ちを代弁したかのような反応するのがまた) 一樹が永井と二手に分かれ鉄塔に入った後、感応視により闇人達から母胎の計画を知った郁子もそれを阻止するために追って鉄塔を登る。 感応視と滅爻樹を駆使して闇霊や闇人を滅しながら進むが、ふらついた瞬間足場が崩れてしまう。だが、あわやの所でその手を一樹がしっかりと掴んだ。 数時間前には異能に躊躇し手放してしまったが今度は離さないと、一樹はこれまでの顛末を詫びる。 それに悪態で返す郁子。そうして笑みを浮かべる二人であった。全ての決着のために、二人で鉄塔の頂上を目指す。 だがその目の前に現れたのは…… ・岸田 百合(キシダ ユリ) 「誰も私を助けてくれない…あなたしかいないの…」 一樹が異界の夜見島で初めて出会った美少女で、屍人に追われていたところを一樹に助けられる。 島に閉じ込められた母を救う為に謎の儀式を決行しようとしており、一樹を誘惑し半ば強引に付き合わせた。 赤を中心にしたファッションで身を包んでおり、異常に光が苦手で激しく嫌がる。 言動が思わせぶりというか漠然としていて要領を得ず、若干電波が入っている感じが特徴。 また何故か異界となった島でも慌てる様子もなく、むしろ馴染んでいるようでさえあった。 不思議な雰囲気を纏っており、抱き着く・すり寄る・囁くなど男を誘惑するような行動を取る。脱ぐとすごい だが一樹が「お母さん」に疑問を持つと一転、拒否反応を示した百合はその場を立ち去ってしまう。 その後も男を見つけては誘惑し、「閉じ込められた母」の為に奔走する。 津波直後から「視界ジャック=幻視」の使い方を知っていたり、霊感が強い三沢に何故か疑われたりしている。 怯えていたはずの屍霊を平然と踏み潰し、何者かに呼ばれるようにブライトウィン号に乗り込むなど、あからさまに怪しい。 市子は百合を見るや頭を抱え苦しみ、百合は心配するどころか「あなた何なの?何をしようとしているの?」と問い詰める。 一樹と別れた後はブライトウィン号で永井達を発見。しかし懐中電灯の光に怯み逃げ出す。 永井は保護しようと三沢に声を掛けるが無視されたため、一人で百合を追いかける。 百合は自身を怪しみ光を向ける三沢を避けたが、永井が単独で助けに来てくれたため、今度は彼を誘惑・懐柔しようとする。 だが不審に思い後をつけていた三沢に銃を突き付けられ、正気になった永井が割って入った間に逃走。 逃げた先の夜見島遊園のコーヒーカップで一樹と再会。 目の前でガラス細工の鳩を割り、それがいつの間にか元に戻る様を見せ「元に戻ろうとする世界」の事を説明。 驚く一樹に身を擦り寄せ「ずっと待ってた」「信じてくれるのはあなただけ」とすかさず誘惑し、彼に協力させる。 そして巫秘抄歌(こうなぎひしょうか)を口ずさみながら、歌に秘められた儀式の方法を一樹に教えた。 言われるがまま一樹が儀式を行うと、先程まで観覧車があった場所に巨大な穴が開く。 穴の先には地下へ繋がる通路があり、その先は遂に現世……ではなく一面「赤い水」で満たされた異常な世界。 最下層に降りた百合は「私を見て、私の本当の姿を見て…」と、一樹の目の前で衣服を脱ぐ。 そこには豊満たわわなおっぱい……ではなく、巨大な女の顔が。それを見た一樹は悲鳴をあげる。 更に百合は背後から現れた不気味な化け物と融合、その化け物の頭部になると一樹をも取り込もうとするが、郁子に邪魔される。 逃げる一樹を追おうとしたところへ三上と阿部まで冥府に現れたが、歌に引き寄せされてた三上に標的を変更。 三上に「お姉ちゃん」の幻覚を見せて誘き寄せ取り込むことに成功。百合の目的は達成され、母胎に吸収され消滅。 母胎は歓喜の笑い声とともに何十、何百もの闇霊を産み落とし、一樹達だけでなく屍人を襲い人間の肉体を奪っていく。 その正体は? 後述する母胎の分裂体にして、もっとも母胎に近い『鳩』。 柳子を殺害したのも百合であり、母胎の「目的」を最優先するため創られたせいか、余計な知識は与えられていない。 本編に登場する『鳩』の中でも最も強力で、「目的」の為に男を誘惑する能力を持つ。 この誘惑は百合だけに備わった特殊能力であり、マインドコントロールのように相手の意思を徐々に操作する。 最初は三逗港の漁師「江戸 屍仁」を誘惑し、そそのかして船を出させたが、彼は島で死んで屍人化してしまった。 これが一樹が初めて会った赤い服の屍人であり、通称「江戸屍人」。 (百合の「あの人は助けてくれるって言ったのに」という発言の「あの人」) この「誘惑」による洗脳を解くには、百合(融合後は母胎)の能力行使を中断させるか、操られた者に強いショックを与えるしかない。 劇中で一樹が途中で正気に戻ったのも、強烈な出来事の連続によるショックで洗脳が解けたため。 百合は急いでいるのに一樹が思った通り動かないので面倒になり、次の生け贄を探すために立ち去った。 遊園地にいたのも一樹を待っていたのではなく、そこが儀式の場だったからであり、誰でもいいから待ち伏せしていただけである。 母胎と距離が近いほど能力が強まるのか、一樹は百合の正体に戦慄していたにもかかわらず、母胎融合後も操られていた。 『岸田百合』という名前も偽名で、本物の岸田百合は昭和78年の人間。 彼女は偽百合によって三逗港第三倉庫に監禁され、服と名前を奪われた。 当然ながら偽百合とは似ても似つかない顔と風貌のメガネっ子で、母胎などの異界の存在とは無関係の普通の人間。 本編には登場せず、ゲーム内で収集できるアーカイブ(行方不明女性の貼り紙、メッセージボトル)でその存在を確認できる。 本物が拉致監禁された際には偽百合は服を着ていなかったのか、それとも奪った服に着替える時に目撃したのかは不明だが、 メッセージボトルでは偽百合の本当の顔(人間でない事?)についての言及がある。 なお、「これを読んだ人は家族か警察に連絡してほしい」という悲痛な訴えもしたためられているが、 不運なことにメッセージボトルは異界の夜見島に流れ着いており、彼女の生存は絶望的と思われる。 ちなみに本編で一樹が気絶した百合を起こしているように見えるが、実際は気絶したフリをして一樹(代わりの生贄)を待ち構えていた。 ・木船 郁子(キフネ イクコ) 「私が…止めなくちゃいけないんだ」 トラウマ持ちのツンデレヒロイン。若くして第四級海上無線通信士の資格を持っている。 夜見島近くの漁港で釣り船のアルバイトをしており、一樹たちを夜見島に運ぶ途中で船ごと異界に巻き込まれた。 嵐の中、船に必死にしがみついていたところ一樹が助けようとしたが、結局は流されてしまう。 他人の心を読める超能力を持ち、島に来てからはジャックした相手を操れる『感応視』を使えるようになる。 幼少時から抱える心の重荷(胸の痣、特殊能力、複雑な出生事情など)のせいで、人と関わるのを避けている。 それもあってか性格は塞ぎ込みがちでネガティブ気味だが、責任感は強く真面目。 覚醒した市子には「お寝坊さん」呼ばわりされ、藤田には「そうか、あんたも…」と言われているが…? ブライトウィン号消失事件唯一の生き残りである「木船倫子」の娘。多河柳子(阿部の恋人)とは双子の姉妹。 『感応視』の能力は木船自身にも負担が掛かる為に短時間しか使えず、長く使用すると息切れを起こしてしまう。 悪夢にうなされて目を覚ました後、冥府に現れて一樹を『感応視』で救い、共に冥府を脱出する。 しかし今までの経験から「いずれ一樹も自分を嫌うようになる」と決めつけ、居た堪れなさから一方的に彼の元を去ってしまう。 その後は島に渡って強化された力で怪異の元凶・母胎の目論見を知り、単独で母胎との戦いに挑もうと鉄塔を登る。 だが鉄塔からふらつき落下しそうになるところで、諦めずに追って来た一樹に助けられ互いに和解、漸く彼に心を開いた。 模倣体を退け頂上まで来た二人は鉄塔の崩壊に巻き込まれ、空に向かって落下し『特異点』に辿り着く。 三上や加奈江の協力もあり、そこで母胎を撃退。再度赤い津波に巻き込まれ、現世の夜見島鉄塔で一樹に起こされる。 朝日が射し一樹は安堵するが、郁子はその朝日を妙に眩しがるのだった…。 劇中『鳩』として未覚醒だが、本人もデモ中に「結局この島に引き寄せられちゃったよ…母さん」と発言している。 恐らく倫子に夜見島の事を聞かされていたのか、この島との因果を感じている事がわかる。 ・永井 頼人(ナガイ ヨリト) 「逆ギレのが強ぇーんだよ!」 陸上自衛官の陸士長。通称「永井君」「健康優良日本男児」。 物資輸送訓練中にヘリが操縦不能になって不時着、島にたどり着く。 自衛隊での成績は優秀だが、性格はいかにもな現代の若者。先輩の沖田を尊敬し、上官の三沢の事が嫌い。 それ故、内心では「なんで三沢が生きてて沖田先輩が死ななきゃならなかったんだ」と思っている。 どんどんおかしくなっていく(ように見えた)三沢が、民間人(と思ってた)の百合や市子に銃を向けるのを見て激昂。 思っていた内心を吐露してしまい決別する。その後に市子を銃で脅す三沢を咄嗟に撃って殺してしまった。 保護した市子は闇人に攫われ、助けた市子には機関銃で撃たれ、自分が大きな勘違いをしていた事にようやく気付いた。 終盤では良くも悪くも一念発起して怪物たちに立ち向かい、一樹と共に鉄塔の頂上を目指す。 だが、頂上回廊に到達する直前に突然現れた闇人甲式・太田常雄に突き落とされてしまう。 鉄塔の上部にいたので恐らく十数mの高さから転落、そのまま退場となった… 23 00 鉄塔は阿部の炎に包まれた!! 空は割れ、地は裂け…あらゆる生存者は絶滅したかにみえた だが 「健康優良日本男児をなめんなよぉ……神風見せてやるよッ!」 永井は死滅していなかった! 高所から落とされた永井だったがピンピンしている。健康優良日本男児つよすぎだろ…… ちなみに同じように鉄塔から落ちた異能生存体こと模倣体市子は重傷を負って息絶え絶えだった。 むしろ吹っ切れて顔を迷彩色に塗り、性格・雰囲気が一変し攻撃的になる。 これは永井曰く、フェイスペイントを施すことで自己を鼓舞する『逆切れモード』というらしい。 そして何故か落下した鉄塔から一番離れた場所にある学校に特攻、周辺の闇人・闇霊を殲滅、闇人・沖田を滅する。 更にその直後に闇人甲式と化した三沢を撃退、市子と三沢を取り込んだ堕慧児をも滅ぼした。 「調子こいてんじゃねぇーぞ 三沢ぁー!!」 三沢の遺したMINIMI軽機関銃を携え決着に歓喜する永野を、再度赤い津波が飲み込み…。 気付くと永井は突如としてどこかに落下し、しりもちをついた。 痛みを堪え立ち上がった彼の目に飛び込んできたのは、黒い太陽が輝く真っ赤な空。 町はボロボロの建物ばかりで、おおよそ人間の言語とは思えない謎の文字で書かれた看板が並ぶ。 浜辺には屋台もあり、まるで海水浴に来た人間の如く、日常を謳歌する闇人たちの姿があった。 ……そう、永井が飛ばされたのは、『母胎の地上侵攻作戦が成功した世界』だったのである。 突如として現れた永井の姿に気付いた闇人たちは、かつて夜見島で遭遇した闇人たちとは違い、まるで恐ろしいものを見たかのように恐れ慄き、逃げ惑う。 何故なら永井が落とされたこの世界では、人間こそ排除されるべき異物であり、母胎と闇人に抗った伝説の怪物として恐れられていたのだ。 母胎の地上侵攻によって既に人間は絶滅しており、「異界にたった一人取り残され」、「二度と現世に帰ることができない」、「どうあがいても絶望」な状況。 それを悟ってか、錯乱状態に陥った永井が絶叫しながら闇人達に向かって持っていた機関銃を乱射するところで、彼の物語の幕は下りる。 「そらから こわいかいぶつが おちてきた ぜつめつしたはずの にんげんの いきのこり」 (by アーカイブ№097 闇人の絵日記より(*2)) 公式の見解では、蜘蛛の糸(鉄塔)を登り切れず地上に堕ち(脱出失敗)、登る事よりも殲滅(異界に留まる)を優先したから。 生き残るために地上で異形と戦い続ける「決意」をした結果、異形のモノのみの世界へ至ったらしい。 ・三沢 岳明(ミサワ タケアキ) 「撃たなきゃだめなんだよ もう訓練じゃないんだ」 永井の上官の三等陸佐。通称「ピエール」(演者のピエール瀧氏から) 理想に流されない現実主義者でレンジャーの資格も持っており、バイアスロン大会で優秀な成績を残している優秀な自衛官。 前作と少しだけ繋がりがある人物で、以前羽生蛇村の災害救助に向かい、唯一の生存者「四方田春海」の救助を行った。 だがその際、霊感が強い体質だったことが災いして異界の一端に触れてしまい、以降精神を病んでいる(*3)。 また、病院からは精神安定剤らしきものを処方されていたようで、劇中でもたびたび服用していたが切らしてしまう(*4)。 しかし不器用な性格ゆえに、このことを他人に打ち明けたり相談したりすることができず、一人で抱え込んでいた。 夜見島に降り立ってからは永井と共に脱出しようとするが、元々彼からはあまり好かれていなかった。 更に異常な状況に置かれたストレスと異界の影響か、趣味の悪い冗談を言ったりとおかしな言動が徐々に見え始める(*5)(*6)。 そのせいで永井からはほとんど信用されておらず、それが結果的に自分の首を絞めることに。 霊感のおかげで岸田百合や矢倉市子の正体に気づくが、それを知らない永井にいずれも妨害される。 「……やるじゃない。」 ただでさえ極限状態な上に、島を訪れてから立て続けに怪異と遭遇するストレスからか、 特に精神安定剤が切れてからは、三沢の精神状態は加速度的に悪化していく。 一方で、百合が永井を『誘惑』の能力で篭絡しようとした際には、強引に割って入って彼を助けるなど、 「危険な存在」の感知能力は高いのだが、あくまで勘のようなものなので証拠を提示できず、永井からは誤解されて喧嘩別れする。 独りになった三沢は、かつて助けた少女の恐ろしい幻覚や悪夢にうなされるが、 それでも女性の悲鳴を聞くと即座に駆け付け、その悲鳴の主…矢倉市子を保護する。 しかし市子と行動を共にするうちに、三沢は彼女に対して違和感を持ち始める。 やがてその違和感は「市子は人間ではない」という確信に変わり、三沢は彼女に銃を向けて「何者だ」と問い質した。 だが、そもそも記憶すら朧げな市子はその問いに答えられず、銃を向けられた恐怖で泣き叫ぶしかなかった。 相手は化け物と確信していた三沢は、躊躇いなく威嚇射撃を行いなおも問い質そうとした。 だがその時、三沢は思わぬ方向から銃撃を受け、腹部を押さえる。 周囲を見回すと、背後に自分に銃を向ける永井の姿があった。 銃声を聞きつけて駆け付け、様子のおかしな上官が泣き叫ぶ女の子を銃で脅す光景を目の当たりにした永井は、 反射的に女の子を助けようとし、三沢に向けて発砲してしまったのだった。 故意ではなく、撃ったことが信じられない様子で震える永井。 致命傷を負ったことを理解したのか、三沢は止血や応急手当しようとする様子もなく、 自らを撃った永井に向き直って真顔で「やるじゃない。」と称賛するような言葉を口にすると、よろめきながら彼に近付く。 そして、やがて力尽きた三沢は永井に体を預けるも、自分を撃ったことに対する恨み言などは全く言わず、 一言「俺だけ先に目覚めちゃうけど……悪いな」と口にする(*7)と、意識を失い、そのまま死亡した。 やがて物語の全貌が明らかになると、三沢が警戒した人物は概ね怪異と深く関係していることが分かるため、 彼の直感・霊感は紛れもない本物であり、もしも彼が信頼できる相手と組んで行動することが出来ていたなら、 母胎や堕慧児の企みに気付き、その阻止に多大なる貢献を果たした可能性もある。 しかし結果的に三沢は一番近くにいた永井にも信頼されず、誤解の果てに彼に銃撃されて最期を迎えることとなってしまった。 その本心では永井と仲良くしたかったらしく、「どうしてそんなに嫌うかな…」と悲しんでいる様子もみられる。 尚、永井が慕っていた沖田とは元バディであり、三沢も相当ショックを受けている様子なのだが、永井を奮い立たせる為に気丈に振る舞っていた。 ちなみに母胎が復活したときは団地の屋上で屍霊と素手で戦っている。ピエール強ぇ… 後に闇人として蘇った三沢は阿部を襲い、最終的に闇人甲式になると何処から持ってきたのかMINIMI軽機関銃を乱射する。 死んで悪夢から解放されたからか「あんなに苦しんでたのが嘘みたい」「久し振りに最高の気分だ」と喜んでいた(*8)。 最終的には永井により撃退された後、その身体を堕慧児に吸収された。 また、彼の「気持ちは分かるけどな これドラマじゃねえから」という台詞は永井の「映画でもそういう奴が生き残るじゃん」の対比になっている。 ・三上 脩(ミカミ シュウ) 「この島に 記憶の引き出しの鍵が眠ってる」 夜見島出身の売れっ子恋愛小説作家。29年前に起こった事件の影響で弱視を患っている。 物心つく前に母と死別、夜見島で起きた事件で父を亡くし、島にかつての思い出を訪ねてやってきた。 翔星丸が転覆後、何故かツカサと29年前の夜見島にタイムスリップし、更に異界にまで飛ばされてしまう。 転覆の際に弱視用メガネを無くしたため視界はぼやけて見えづらく、武器は靴ベラと、登場人物の中ではもっとも最弱。 ツカサがいないと何もできない。でも頼りのツカサは落盤事故に巻き込まれ…。 そしてかつての思い出を探しつつ、化け物が蔓延る異界を彷徨う。 赤い津波に飲まれ異界に飛ばされツカサを失うが、偶然出会った阿部倉司に助けられ共に行動する。 だが物語中盤、遊園地にて幼少期の記憶の中の「お姉ちゃん」……加奈江の歌声に誘われ、一樹が開けた冥府の門をくぐってしまう。 一樹の代わりに百合に誘われて冥府の門を開く生贄とされたことで、三上はそこから現れた母胎に取り込まれてしまう。 ここで彼は肉体的には死亡することになるが、その魂は夜見島を漂い続け、生前に自分を助けてくれたツカサや阿部たちを現世に戻すため手助けする。 だがその魂は次第に幼少期の姿になっていき、当時からの想い人である「お姉ちゃん」こと加奈江の痕跡を追い始める。 そして最終盤に一樹たちが母胎と戦うこととなった特異点に、一樹が拾っていた幼少期の思い出のメダルに引き寄せられるように現れる。 更にそれに引っ張られ、喜代田章子を乗っ取る形で復活して三上を救う方法を探していた「お姉ちゃん」こと加奈江も現れた。 幼い三上は母胎から加奈江を呼び、加奈江は三上を母胎から解放するための方法を探す。 そして『鳩』故に母胎とリンクしている自らの肉体を「闇那其」で貫いて自害することで、母胎を弱らせることに成功。 勝機を見出した一樹たちの活躍によって母胎は撃退され、囚われていた三上の魂も解放された。 その後、母胎の断末魔と共に発生した赤い津波が一樹たちを呑み込んでいく中、 三上はずっと想い続けていた「お姉ちゃん」と再会を果たし、彼女の胸に抱かれながら、共に赤い海で永い眠りについた。 結局肉体的には死亡してしまった三上だが、最期には想い人と再会し、二人で静かな眠りにつくことから、 『SIREN2』の主要人物の中でも、その想い人である加奈江共々、最も幸せな最期を迎えた人物と言っても過言ではないだろう。 ・ツカサ・オブ・ジルドール 犬。一歳。シェパード。 三上と一緒にいるドイツの血を引いていると思われる、茶と黒が混じった毛が特徴の色黒な顔の女の子。 弱視の三上の目となる健気な子で、攻撃的な漁師も撃退してくれるデレ。 崩れた小屋の下敷きになり死んだかと思われたが、終盤に阿部の前に現れツンな態度を見せる。 物語の最後でおいしいところをさらっていくツンデレキャラ。 ・阿部 倉司(アベ ソウジ) 「マジありえねぇよ ドッキリだったら暴れるぞ」 同棲中の恋人を殺害した容疑で指名手配されているフリーター。 ただし彼自身は恋人を殺害していないどころか、恋人が死んだこと自体(とある事情で)信じていない。 逃亡の最中、恋人の友人であった喜代田の下に向かうとナイフ片手に無実を訴え、助けを請う。 そして彼女の占いに従って恋人の行方を知るために、夜見島行きの船に転がり込んだ。 見た目と口調は完全にヤンキーだが、根はひょうきんで優しい性格の持ち主であり、肝が据わってるのかマイペース。 異界で黒い革ジャンを着て釘バットを振り回し、怪異に巻き込まれている最中に誕生日を迎えた女に歌とプレゼント(拾い物)を贈る男。 考えもなくいかにも怪しい異界の果物を採って食ったり、異界の遊園地で電動パンダに乗ったり、結構島を満喫している。 異界に迷い込んでからも明るさと優しさを失わない彼の人柄は、プレイヤーの数少ない癒しとなった。 最終的には、彼のアホすぎる些細な行動が世界を救うことになる。 喜代田とはぐれ、阿部採掘所では「クソすぎだろぉ!」といきなり絶望感を露わにする。 ……が、それは喜代田の団地開始デモで食べた夜見アケビに当たったから。異界で初の絶望感が便意とは…… 腹痛に苛まれながらトイレを探していて、「このままじゃよう…」とその場にへたれ込む。 次の瞬間、頭上に狙撃手による銃弾が打ち込まれてビビり散らかし、トイレを求めて腹痛に耐えながら先へ。 採掘所の物置で霊体化した三上と遭遇、どう見ても幽霊だが持ち前の明るさで気さくに挨拶する。 だが阿部の目の前で三上は壁の中へ消えていってしまい、不思議がるがそこにあった犬笛で今度はツカサが現れる。 可愛いツカサの登場に喜ぶが相手にされず、走り去ってしまったので追い掛けると、失くしたライターをツカサが持ってきてくれる。 しかしツカサはまたしても姿を消してしまい、更に阿部の便意はもはや我慢の限界ギリギリ、尻を抑えながら苦渋の声を挙げて走る。 そしてようやく発見したトイレに駆け込むと、トイレの外観だけが映り阿部の喘ぎ声が響く長尺を使っての踏ん張りタイム。 ご機嫌でトイレから出てタバコで一服、鼻歌交じりにバスケットのシュート宜しく便器に吸殻を放り込む。 見事にシュートが決まり「イエッス!」とガッツポーズを決め、意気揚々とトイレに背を走り出す。 次の瞬間、トイレが大爆発。 汲み取り式のトイレであったため、底に溜まっていたメタンガスにタバコの火が引火したのだ。 更にメタンガスは地下道にも充満していたため、地下空洞で次々に連鎖爆発が発生。その爆発は鉄塔の足元にまで広がっていく。 その光景を茫然と見るしかない阿部の目に、遂に爆発により地盤が崩壊して倒壊していく鉄塔の姿が!! 「ありえねぇ……どうなってんだよ?」 それを一番言いたかったのは多分母胎だと思う目の前の現実に眼を疑う阿部なのだった。 ともあれ、彼の行動によって現実世界とのリンクである鉄塔が崩壊したため、母胎の地上侵攻作戦は完全に潰えることとなる。 つまり、阿部は直接的に母胎の地上侵攻を阻止し、世界を救ったヒーローと言えるのだが、そのことは誰も……というか本人さえ知らない。 しかし、その功績からか、阿部と彼に寄り添っていたツカサは、赤い津波に呑まれた後に、「怪異が存在しなかった世界」に辿り着いた。 そこは、闇霊や屍霊といった怪異が最初から存在せず、故に母胎も堕慧児も存在しない世界。 登場人物たちの中では、最も(異界の脅威が存在しないという意味で)平和な世界に辿り着いた阿部たちだったが、他ならぬ彼にとってはそうではない。 というのも、母胎関連の出来事が最初から全て「なかったこと」になってしまうと、阿部にとって大切な出会いも全て「なかったこと」になってしまう。 彼が愛した「多河柳子」は、『鳩』でなくなったことでそもそも上京することもなくなるので、東京で阿部と出会うこともない。 探そうにも阿部の知る柳子の顔は『鳩(百合)』であり、覚醒前の顔を阿部は知らないので、偶然上京して会えても柳子と気付く事はない。 さらに柳子と阿部の出会いが「なかったこと」になれば、柳子がきっかけで知り合った「喜代田章子」と阿部が夜見島に行くこともなくなる。 阿部にとって大切な柳子との想い出や喜代田との交流も、この世界に辿り着いたことで、彼の記憶の中以外にはなくなってしまったのだ。 それを示すかのように、アーカイブで見られる阿部と柳子が二人で写っていた写真も、このデモの後は阿部だけが写った写真になり、 阿部が指名手配された殺人事件を報じる新聞の内容も、「中島一郎と木船倫子が起こしたもの」という内容に変化する。 これは、阿部が辿り着いた世界が以前に彼がいた世界とは違う世界であることを示すもので、 阿部と柳子の出会いは「なかったこと」になったが、同時に阿部の指名手配もなくなったことが分かる。 自分の大切な人たちがいなくなってしまったことを実感した阿部は、「みんな、いなくなっちまったのか…」と呟き、絶望のあまり涙を流す。 そんな阿部に、自身も大切な人…三上脩を喪ったツカサが寄り添った。 そうして一匹と一人は互いに寄り添い抱き合いながら、朝日を見続けるのだった。 尚、公式攻略本サイレン2マニアクスに、101番目のアーカイブ「多河柳子から阿部倉司への手紙」が付属している。 封書になっている血がベットリとついている便箋で、中身は彼への切ない思いのたけを綴った遺書。 現在はプレミアになっていて入手困難となっている。 ・喜代田 章子(キヨタ アキコ) 「さっきのイメージ すごく変・・・別の力?」 阿部の恋人の友人だった占い師。ペンデュラムによるダウジングで占う。結構フランクで明るい性格で服装が派手。 異界の中で誕生日を迎えた30歳。阿部からは「不思議ちゃん」「年増」「占い女」と散々な呼ばれ方をしている。 過去の光景を見ることが出来る『過去視』の能力を持っており、自分を尋ねてきた阿部の無実をその能力によって信用した。 更に彼の依頼で友人の行方を占った結果、夜見島に阿部と共に向かうこととなった。 事件の真相を解明する途中で嵐に巻き込まれ、夜見島に流れ着く。過去視で三上の子供時代が見えた直後、赤い津波に飲み込まれた。 途中阿部に誕生日を祝われた後、眠っている阿部を置いて単独行動を開始する。 『過去視』の能力を持っているのは、まだ胎児だった頃に起きた事故で後述する『鳩』(未覚醒体)になっていた影響。 それも母胎からではなく、最初の『鳩』である「加奈江」を構成していた闇霊(鳩の因子)が宿っているという特殊な存在である。 その誕生経緯から母胎に抵抗した「加奈江」の因子が強く、劇中に登場する『鳩』の中で最も母胎からの影響(干渉)を受けにくいとされる。 異界と化した夜見島の謎を調べていく中で、喜代田は同じく『鳩』であり三上の「お姉ちゃん」であった加奈江の痕跡を辿っていくことになる。 彼女の身に起こったことを『過去視』で追体験していくうちに、喜代田の意識は次第に加奈江の意識と同調していく。 そのため、冥府にて三上が母胎に取り込まれようとしているのを見た際には、まるで加奈江のように「脩」と呼んで静止しており、 三上もその声にかつての記憶を刺激されたのか、「お姉ちゃん?」と反応を返したが、間に合わずに三上は母胎に取り込まれてしまった。 これらの出来事もあってか、喜代田自身、加奈江の過去を探ることで自分の身に良くないことが起こりつつあることを薄々察していたようだが、 それでも調べるのを止めず、そして阿部が寝ている間に何者かに呼ばれるように蒼ノ久集落に訪れた喜代田は、三上の父・隆平の闇人を滅し、全ての真相を知る。 その結果、半ば乗っ取られるような形で加奈江と完全に同調・同化してしまい、顔も加奈江のそれに変化してしまう。 喜代田の人格はこの時に完全に消失してしまい、これ以降の彼女は加奈江として行動を開始する。 肉体は生きているが、精神的には喜代田はここで死亡したと言えるだろう。 こうして「加奈江」となった喜代田は、母胎に取り込まれた三上を救う方法を探して回り、 そして、一樹が拾っていた、幼少期の三上が落としたメダルに引き寄せられた三上の魂を追って、特異点に姿を現した。 ゲームにおいては、一樹(プレイヤー)の視点からすれば母胎との戦いの最中に突如として現れ、 脩を呼び、探し続ける彼女を母胎から生み落とされる白たらこから守ることとなるが、 やがて、母胎と自分が繋がっていることを察した加奈江は、三上の声に応えるように闇那其を使って自害。 これによって喜代田の肉体も死亡し、名実ともに彼女は死亡することとなったが、この行動が一樹達が母胎を撃退する糸口となった。 そして、撃退された母胎の断末魔の如く発生した、赤い津波に呑まれて一樹達が異界から別の世界に飛ばされていく中、 加奈江の魂は、母胎から解放された三上の魂(この時には幼少期の姿・人格となっている)と、実に29年越しの再会を果たす。 ようやく逢えた「脩」を胸に抱いた加奈江は、彼に「おやすみ」と声をかけ、赤い海の底で共に眠りについた。 ・藤田 茂(フジタシゲル) 「心細いだろうに すぐ行くからな!」 正義感が強く優しい警察官で52歳の巡査部長。 無人になったはずの夜見島に若い女性がいるのを見たという通報を受け、気になって夜見島を訪れた事で異界に。 異界の船に取り残された矢倉市子を保護し、彼女を励ましながら異界から脱出しようとするが…。 かつては優秀な警察官として警部補にまで昇進するが、「家族に会ってから自首する」という犯人の言を信じて解放。 結局優しさを仇で返されそのまま取り逃がし、失態を演じた責任で降格・左遷される。 元々仕事に打ち込むあまり家庭を顧みなかったため、この一件で妻と娘からは完全に愛想を尽かされてしまう。 左遷先には一人で赴任することになった上、娘からは絶縁状に近い手紙を送られた哀しいお父さん(*9)。 好奇心と使命感の強さ故に厄介事に自ら首を突っ込む性格が災いし、不幸な目に遭いがち。 その性格は自身にとっても悩みの種で、「やんなっちゃうなぁ」が口癖。 実は現代の人間ではなく19年前の人間であり、夜見島の出身。本土で勤務している。 島民消失事件の時にはすでに島を出ていたので巻き込まれなかったが、29年前の島民達とは10年差なので顔見知りもいる。 フェリーで保護した市子に娘の面影を重ねており、彼女を護ろうと奮戦する。 だが、実は市子は人間ではなく、後述の『模倣体』と呼ばれる存在であり、同行するうちに徐々にそちらの意識が覚醒。 そして、模倣体として半覚醒した市子に無意識に刃物でめった刺しにされた藤田は致命傷を負わされてしまい、 最期は娘への謝罪の言葉を述べながら、相変わらず「やんなっちゃうなぁ」と言い残して死亡。 その後、彼の遺体は屍霊に『殻』とされ、屍人となった姿で遊園地で木船と遭遇・撃退されるが、 終盤には闇霊に入り込まれて闇人零式として再び木船の前に現れ、滅爻樹で滅されるという結末を迎えた。 その性格と哀しい最期からファンから「藤田部長」と呼ばれ、その死を惜しまれたとか。 ・矢倉 市子(ヤグラ イチコ) 「中島君? ノリコ? みんな…どこ?」 なぜか島に着いたフェリー、ブライトウィン号の中で気を失っていた中学生の女の子。好物はカレー。 夜見島にある県立亀石野中学校の生徒で、「わかんない」が口癖のテニス部員だが記憶を一部失っている。 ブライトウィン号船内で警察官の藤田に保護され、合流後は彼の乗ってきたボートを目指す。 その後、とある事情で藤田と別れた市子は独りで逃走中、自身の悲鳴を聞きつけて駆け付けてくれた三沢と合流する。 だが三沢には徐々に不審がられるようになる。彼曰く「あの女(百合?)より生臭い」らしい。 異界で訳も分からないまま彷徨うが、徐々に自分の中に眠るもう一つの意識が目覚めていく。 その正体は、19年前に起こったブライトウィン号消失事件で海に投げ出され死亡した女子中学生・矢倉市子……のコピー。 堕慧児(後述)が母胎(後述)の『鳩』を模倣し、本物の市子の遺体を模して作りだした『模倣体』と呼ばれる異形の存在。 肉体も一から堕慧児を構成する屍霊で創られており、市子の遺体を原材料にしているわけでもない。 ただ死ぬ直前の市子の姿・意識・人格・記憶まで全てコピーされ、自分を『矢倉市子』と思い込んでいる新生物である。 最初の方こそ自分が異形の存在であるという自覚は全くなく、本来であれば同類にあたる屍人にも怯えていたが、 時間が経過すると共に『模倣体』としての意識が覚醒していき、やがて、同行していた藤田を無意識のうちに攻撃し、殺害してしまう。 我に返って藤田の遺体と血まみれの自分の姿に動揺した市子はその場から立ち去るも、 更に自分(本物の市子)が死んだ時の記憶を思い出し、錯乱するままに彷徨い歩いた先で三沢に保護される。 しかし、霊感が強い三沢にはやがて自分が人間ではないことに気付かれ、市子は彼に自身の正体について尋問されるが、 未だ『模倣体』として完全には覚醒していない市子は何も分からず、銃を向けられた恐怖で泣き叫ぶしかなかった。 その後、結局永井により一時保護されるも、『模倣体』としての覚醒が進むにつれて『矢倉市子』としての意識は朧気になっていき、 やがて、社宅団地で闇人乙型に襲撃され、攫われたことで恐怖がピークに達した市子の自我は崩壊し、ついに『模倣体』として完全に覚醒。 闇人を返り討ちにすると、自分を保護するために現れた永井にも拾った機関銃を発砲。 彼と別れた後、市子は狂ったような笑い声を上げながら闇人を殺してまわりながら彷徨うようになる。 ただし、この時の彼女の意識は未だ混濁状態にあり、市子の記憶や意識、堕慧児から受け継いだ意識が交互に見え隠れしており、 永井が見せた、生前の市子が大切にしていたブレスレットによって一時的に市子の意識を取り戻し、葛藤を繰り返すも結局永井を振り払って逃走。 その後、生前の…いや、『本物の矢倉市子』の死の瞬間を完全に思い出した市子は、本格的に堕慧児の分身として行動し始め、 太田家で拾った日本刀と機関銃を手に、夜見島の闇人、闇霊、そして生きた人間といった自分にとっての『敵』を無差別に攻撃するように。 スタッフがどこまで狙っていたのかは不明だが、 『ツインテール&セーラー服姿の人外な女子中学生が、日本刀&マシンガンを手に大暴れ』 …という、ある意味直球ど真ん中な属性山盛りキャラクターに仕上がっている。 なお、鉄塔付近で登場する頃には髪を下ろしてストレートヘアーになっている。 ちなみに模倣体として覚醒し始めた辺りから、堕慧児から受け継いだ意識が表層化するようになっていく。 たびたび口にする「お母さん」や「帰りたい」という言葉は、市子のものでもあり堕慧児のものでもある。 恐怖のあまり市子の自我が崩壊し、模倣体として完全に覚醒した後は堕慧児そのものと言ってもいい意識で行動をし始めた。 …だが、元々堕慧児が模倣体を創ったのは「母胎が鳩を創ったことに倣った」というアピールのようなもの。 創った時点で役割を終えているようなもので、『鳩』と違って特に模倣体に果たすべき使命はない。 しかも堕慧児が母胎と比べて劣化している影響で、模倣体には「矢倉市子」でも「堕慧児」でもない、別の凶悪な意識が芽生えている。 やがて覚醒した市子は、敵対する闇霊・闇人や生きている人間といった「邪魔者」を、時に狂笑を浮かべて皆殺しにしていく。 更に堕慧児の「母胎の下に戻りたい」「母胎と一つになりたい」という意識に引っ張られ、鉄塔の頂上を目指して行動するようになる。 最後は鉄塔の頂上付近で一樹達と交戦中、昇ってきた母胎に気付き堕慧児の願望通り待ち構えるも、母胎に弾き飛ばされて昏倒。 母胎にとっては邪魔者に過ぎないため全く相手にされず絶望、母胎を目の前にしながら鉄塔崩壊に巻き込まれて瓦礫と共に落ちて行った。 ちなみに、本編で百合と会った際に「生きてたの…?あなた」とまるで既知のような反応をしているが、 これは外伝「ブライトウィン号の怪」で本物の市子が暴走する『鳩』を阻止しようとしたもう一人の『鳩』に協力していたためで、 その記憶を受け継いだ『模倣体』の市子が、その時出会った『鳩』と百合を混同しているだけで、百合とは初対面である。 なお、市子に協力してもらった『鳩』は、事件収束後に「赤い津波」に呑まれて時空を移動して事件直前の時間軸に戻ると、 自分を助けてくれた市子が船から転落・水死する運命を変えるべく、乗船前の市子に「乗ってはいけない」と警告するのだが、 少なくとも『SIREN2』本編に繋がる時間軸では、市子が乗船し、怪異に遭遇して命を落とす運命は変えられなかったようだ。 ・多河 柳子(タガワ リュウコ) 「ごめん…ごめんね……」 現代の人物で阿部の恋人。幸薄そうな女性で、最近阿部とはよく喧嘩していたと噂されていた。 物語開始前に、阿部と同棲していたアパートの一室で、顔を個人が判別できないほど酷く損傷させられた撲殺体として発見される。 だが阿部の話によると、死体発見直前にアパートの前で既に死んでいるはずの柳子と鉢合わせになり、少し会話した後に去っていったという。 柳子とされる遺体が顔を酷く損傷させられていたことも合わせ、阿部は柳子が死んだことを信じていない。 「多河柳子」は一部偽名であり、本名は「木船柳子」。 本編に登場する木船郁子とは双子の姉妹として生を受けたが、母親が学生出産であり、父親も既に死亡していたため、 経済的な事情もあって郁子は生後間もなく母方の親戚に引き取られることとなり、生き別れになっていた。 また、実は喜代田と同じく『鳩』と呼ばれる母胎の分裂体で、生まれた頃は「未覚醒体」だったために別の顔であったが、 『鳩』として覚醒した際に顔が今のものに変化し、覚醒したショックもあって衝動的に家出したという過去を持つ。 覚醒前とは顔が違っているために家族の下にも戻れず、逃れられない母胎の影響に絶望して朝日を浴びて消滅(自殺)しようとした。 そこに現れた阿部が事情も知らなかったものの、自身の革ジャンを着せた事で偶然助け、何も聞かず彼女を保護。 以降は身寄りもなく素性も怪しい自分を雇ってくれた飲食店の店長の名字を貰い、「多河柳子」として阿部と共に生きていくこととなった。 こうして一時は自殺を考えながらも、彼女は自分の事を受け入れてくれる人々と出会って考えを改める。 阿部と喧嘩していたという噂は近隣住民の勘違いであり、実際は母胎の影響で暴れてしまう彼女を阿部が宥めていた。 阿部とこのまま人間として幸せに生きて行きたいと思っていたが……。 ・加奈江(カナエ) 「修は男の子だもん。がんばれるよね。」 島に流れ着いた百合に瓜二つの少女。29年前の人物で当時18歳、すでに故人。 記憶喪失の状態で三上親子に拾われ(*10)、脩は「お姉ちゃん」と慕っていたが、夜見島の島民からは嫌われている。 不思議な雰囲気を持った美少女で、光が苦手だったり、記憶を失っているのに島に伝わる歌を口ずさむ(*11)等、不審な一面を見せているが、 脩に対しては母もしくは姉かというほど優しく接しており、29年前の事件では暴徒と化した島民から脩を庇いながら島を脱出しようとするが……。 なお、海難事故で死去した三上弥生(脩の母親)と瓜二つの容姿であり、それも島民から怪しまれる要因となっている。 その正体は母胎により最初に造られた『分裂体』、すなわち一人目の『鳩』。 拾われた時から自分が『鳩』だという自覚もあり、記憶喪失を装っていたのはその方が都合が良いからなのだが、 最初に産み出されたために、元となった三上弥生の記憶と人格が色濃く残っていたため、 一度は『鳩』としての使命から脩を生贄にしようとするも、彼に対して母性にも似た愛情を抱いていた加奈江はそれを断念し、 以降は「加奈江」として、三上親子と疑似親子のような、幸せな日常を送っていた。 しかし、ある日母胎と意識が同調した加奈江は、発作的に脩の父・三上隆平を刺殺してしまい、 さらに間の悪いことに、自分を“穢れ”と看做して排除するべく三上家を訪れた村民たちに、その惨殺現場を目撃されてしまった。 加奈江は何も知らない脩を連れて逃げ出すも、自分を殺そうと執拗に追跡する島民たちについに捕捉され、海に面した崖に追い詰められるが、 足を滑らせて海に投げ出された脩を救うべく自らも海に飛び込んだその瞬間、母胎が「赤い津波」を起こし、島民たちは異界に連れ去られた。 加奈江と脩は共に海中にいたおかげで赤い波に飲まれることなく島を脱出するが、彼女は朝まで脩を護る為に全ての力を使い果たす。 そして朝日を浴びたことで肉体が崩壊し、海の中へと溶けて消えていったのだった。 この際、脩は目の前で大好きな「お姉ちゃん」が目の前で溶けて死んでいくというショッキングな光景を直視した上、 その加奈江から「見ないで」と言われたことで、精神的に大きなショックを受けたのもあって脩はこの夜の記憶を失うと同時に弱視となっていた。 なお、デモムービーで確認できる加奈江の最期は、まるで人魚姫が海に溶けていくかのように、どこか幻想的なものになっているが、 これは「脩視点のもので、幼少期の記憶ということもあって美化されている」らしく、実際にはかなりグロテスクな感じで溶けていったらしい。 ・太田 常雄(オオタ ツネオ) 島の漁師の元締めで左目の眼帯のような手拭いが特徴。29年前の島民消失事件で行方不明となっていた。 加奈江の正体を不審に思い、島を護る太田家の使命を果たすべく、漁師たちを率いて加奈江を抹殺しようとした。 しかし加奈江を追い詰めたところで母胎が起こした赤い津波により、全島民共々異界に呑みこまれてしまう。 その後、夜見島を訪れた藤田茂に発見され「親父さん」「藤田んとこの馬鹿息子」と元々顔見知りである事が分かる。 だがその時すでに瀕死であり、話をしてほどなくして太田は死亡。 残された遺体は、やがて周囲を取り囲んでいた屍霊に憑りつかれ、屍人として活動を開始。 藤田と市子に襲い掛かったが、市子が謎の笑みを浮かべた瞬間、恐れおののくような仕草を見せて逃走した。 その後は闇人甲式と成り果て、永井を鉄塔から落とすが一樹に「太田常雄銘の滅爻樹」によって滅された。 懐に戦時中に入手したと思われる二十六年式拳銃を隠し持っており、屍人化後にこれで攻撃してくる。 ・太田(オオタ) ともえ 常雄の娘で当時24歳。29年前の島民消失事件で行方不明となっていた。 元締めの娘であることに誇りを持ち、父の仕事を手伝っているが、内心では都会に憧れを持つ。普段は気遣いのできる優しい少女。 だが一樹たちの前に突如現れると、百合を加奈江と勘違いして掴みかかり追いかけてくる。 そして島を彷徨っている時に屍霊に襲われ、足を滑らせて崖から転落、アンテナに串刺しになり死亡する。 その遺体は屍人や闇人乙式となって蘇り、「目抜き大切」を手にして再び一樹たちを執拗に追いかけてくるが、最終的には滅される。 なお、一樹たちを追いかけてきたのは大事にしていた髪飾りを彼らが持っていた(落としたのを拾われた)というだけ。 事件の事さえなければ都会に憧れを持っていたり、父親からもらった髪飾りを大事にしていたりと、年相応の女の子。 でも大事にしている理由は凄い高価な髪飾りだったからだったりするが 可愛げがあり親想いな設定が受けたのか、操作キャラクターになることはない敵キャラクターでありながら、かなりの人気キャラ。 ちなみに彼女が「加奈江が黒い気持ち悪いものと海にいた」と言い出したのだが、これは微妙に間違っている。 実際は島に元々いた屍霊達が加奈江(母胎の因子)に惹かれて寄ってきたのを、加奈江が追い払っていただけである。 後述の滅爻樹の風習により死者が屍人化せずにいただけで、実は異界に飲まれる前にもすでに屍霊や屍人がいる。 都会への憧れがあったからなのか、よく船の中にいることが多い。闇人乙式となった際は何故か布団を巻き付けていた。 【主な敵】 暗いところにかくれていれば、助かるとでも思ってたのかい? ・屍人 島に巣くう下記の屍霊が人間の死体に取り憑き、動かしている存在。 倒しても倒しても復活してくるのは「不死身」だからではなく、新しい屍霊が憑依し直しているからである。 前作と違って身体を動かしているのが死んだ当人ではないためか、生前の記憶を有していることはほとんどない。 だがかなり強い思念をもって死亡した人間に取り憑いた場合は、その執着心に影響されることもある(*12)。 人間の天敵だが敵対する闇人に一掃されてしまい、中盤からは登場しなくなる。 ・屍霊 モヤモヤ。「穢れ」や「赤黒い化け物」などと呼ばれ、光を受け続けると消滅する。 普段は雑魚だが、ハードモードでは懐中電灯が無いと数の暴力を受けなにも出来ないまま殺られる。 なお、彼らをよく見ると中央に顔が浮いている。その正体は数億年前に海底に追いやられた古代先住者達の成れの果て。 ・闇人 闇霊が死体に取り憑いたもの。「やみんちゅ」ではない 光に極度に弱い為、常に黒い和服や頭巾を何重にも被って光を遮っており、肌は真っ白で黒い体液を顔から流している。 闇の中でも目が利くが、逆に強い光を浴びると悶絶する。それを防ぐため日傘を持ち歩く者もいる。 元の人間(遺体)を『殻』と呼び、その人物の生前の行動を模倣する他、生前の意志が強い場合乗っ取られることも。 もっとも母胎の目的を覆したりはできないので、やはり人間を襲ってくる。 前作の屍人に近い存在で、取り憑いた死体の生前の記憶を保持しつつも高い知能を持ち、屍人を瞬く間に駆逐した。 また、「助けに来ましたよ」「もう大丈夫ですよ」などと言って人間を誘い出そうとする。 ちなみに女闇人は「僕ぅ?出ておいでぇ」「あ~ら 可愛いわねぇ」と何故かおねショタな香りが漂う。 闇人(というか取り憑いている闇霊)にも自我は存在しており、取り憑いた死体への感想を洩らしたりもする。 周囲の闇霊達と生命力を共有しているため、死んでも強力な自己再生能力で蘇る。 このように不死身の存在だが、『殻』である人体を木っ端微塵に吹っ飛ばせば滅する事は可能。「神器」なら一撃で消滅する。 夜見島出身の者は「滅爻樹(めっこうじゅ)」と呼ばれる夜見島の神木の枝により滅する事ができる(*13)。 甲式・乙式と呼ばれるおぞましい強化形態も存在するなど、物語後半からの強力な敵としてプレイヤーに立ちはだかる。 …だがゲーム中では懐中電灯程度の光で怯む、滅爻樹で消滅するなどイマイチ恐怖感が薄い。銃火器を使う個体が増えたので脅威ではあるのだが…。 確かに屍人と違い見え見えな陽動には引っ掛からないが、単純な罠には普通に引っ掛かかったり余計なことして自爆したりと、知能が高いとも思えない。 強化形態の方も巨大な頭が邪魔をして、地形に引っ掛かってハマったり通れなかったりと、むしろ不器用すぎて萌えキャラ扱いされている。 ・闇霊 通称「たらこ」。その正体は「光の洪水」から虚無の世界へ逃れ姿形を失った地上の古代先住者のなれの果て。 復活後の母胎から分裂するように産まれ、闇人と同じように黒い布で包まれている。中身は真っ白。 実体があるように見えるが、人間とは全く異なった身体構造となっている。闇人と違い物理攻撃で消滅する。 中盤に母胎の復活と共に島に大量発生し、屍霊に代わる新たな敵としてプレイヤーの前に立ちはだかった。そしてSIREN2アンチを生み出す大きな要因となった。 光に対し極端に弱く耐性がないため、懐中電灯や街灯の光ですら浴び続けてしまえば消滅する。 ・模倣体 本編に登場する矢倉市子の正体。「母胎の鳩の模倣」と「生前の市子の姿の模倣」両方の意味を兼ねている。(公式見解) 後述の闇霊ベースの分裂体とは違い、屍霊が元になっているためか光に対し耐性がある。 母胎にとっての「鳩」のような存在だが、あちらが母胎が地上侵攻のためにいくつかの役割をもたせて創ったのに対し、 模倣体は堕慧児が単に母胎を真似て創ったようなもので、市子以外に模倣体は存在せず、果たすべき役割も特にない。 そのため、模倣体として完全に覚醒した市子は、自身を創造した堕慧児の「母胎の下に還りたい」という意識に引っ張られて行動している。 しかし、元々劣化した堕慧児が作ったためか、「矢倉市子」でも「堕慧児」でもない、それらとは別の凶悪な意識も芽生えている。 敵対する闇人・闇霊、そして生きている人間といった、彼女にとっての「邪魔者」を見かけると即座に殺しにかかるのもその影響。 光に耐性がある故に弱点らしい弱点はなく、攻撃を浴びせかけてもそれを物ともせずに突進してくるし、倒してもすぐ復活する。 そのためゲーム的には最強の敵の一角と言っても過言ではない。太田家に古くから伝わる宝刀『潮凪(しおなぎ)』を振り回す。 最終盤には鉄塔で母胎の襲撃を受けて転落し、自身を創造した堕慧児に吸収される形で消滅する。 ちなみに吸収される直前、肉体の崩壊が始まった模倣体こと市子の顔が巨大な眼球のような形状に変化していた。 模倣体を取り込む前の堕慧児は片目をずっと閉じていることから、模倣体は堕慧児の目から創造されたことが分かる。 ・分裂体(鳩) 後述の母胎が地上に派遣した、母胎から分裂した分身。加奈江、岸田百合、木船郁子、喜代田章子、多河柳子の正体(*14)。 通称『鳩』とされ全て女性の姿だが、その理由は後述のモデルから。肉体自体は女性どころか人間とは全く違う。 その目的は「人間(性別を問わない)を冥府に誘い、母胎と融合させること」である他、地上の状況を母胎に知らせる諜報員としての役目も持つ。 母胎が現世から生贄の人間をつれてくるために産み出した存在であり、闇霊の集合体のため光に弱く、日光を浴びれば溶けてしまう(*15)。 ちなみに屍人や闇人と違い身体能力も普通の女性と同等しかなく、攻撃を受ければ人間と同じように死んでしまう。 分裂体には母胎から直接産み出される「覚醒体」と、覚醒鳩を構成していた闇霊(鳩の因子)が妊婦の胎児に寄生して生まれる「未覚醒体」がある。 「覚醒体」は母胎の身体の一部から作り出され、母胎と同じ顔を持ち闇霊と同じ弱点を持つが、最初から母胎の強い影響下にある一方、 「未覚醒体」は、『鳩』として覚醒するまでは肉体・精神共に普通の人間であり、当然顔も人によって異なり、日光で溶けたりもしない(苦手ではある模様)。 また、『鳩』として覚醒するまでは普通の人である「未覚醒体」は、覚醒しても人格が変わったりはせず、覚醒以前の自我が残っているため、 覚醒後は人間として培ってきた良識や良心と『鳩』としての役割の板挟みとなり、結果として覚醒後に母胎の下に帰ってきた者はいなかったらしい(*16)。 なお、喜代田だけは『鳩』となった経緯が異なり、彼女は幼い脩を助け、溶けた後に海に漂っていた加奈江の「コア」が宿って生まれた「未覚醒体」。 加奈江は「三上弥生」、つまりモデルとなった人間の影響を強く受けていたためか、彼女のコアが宿った喜代田は「母胎の影響を最も受けにくい『鳩』だった」という(*17)。 また、「未覚醒体」には『鳩』として覚醒すると、劇中の百合や加奈江…というよりも、母胎(三上弥生)と同じ顔に変貌するという特徴も持つ。 柳子は覚醒した影響で以前とはまるっきり人相が変わってしまったことで、それまでの自分とは別人として生きていくことを余儀なくされたという。 また「未覚醒体」は『鳩』としての自覚はないが、覚醒する事で自分が何者であるかを思い出し、母胎からの指令に目覚め、肉体も変質する。 だが死亡すると遺体は再度人間に戻るのか、殺害された覚醒後の『鳩』である柳子の遺体を警察が検死(*18)した際は何も異常は見つかっていない模様。 尚、亡くなった三上弥生の年齢は不明だが『鳩』は何故か皆18歳の姿で現れる(*19)。 ちなみに三上の父は手記で「恐ろしい程若い頃の妻に似ている。」と述べている。 加奈江は最初から自覚をもって生み出された『鳩』であったが、モデルとした三上弥生の母性に引っ張られ、幼い脩を冥府に導くことを拒否した。 唯一役割を果たし、母胎の下に生贄となる人間を連れて戻ってきた岸田百合は、最も母胎に忠実な『鳩』であったとされており、 彼女は他の『鳩』と違い、母胎が自らの頭部を分裂させて作りだした「最も母胎の影響を強く受けている」個体であるが故である。 『鳩』としての役割を拒否し、人間として生きていこうとしていた柳子を母胎の命令で抹殺したのも百合であり、 阿部が柳子らしき撲殺遺体を部屋で見つける直前に出会ったという柳子は、彼女の殺害後、現場から出てきたばかりの(柳子と瓜二つの顔の)百合である。 だが全く自我がないというわけではなく、自らの姉妹とも呼べる同じ『鳩』であり、人間として幸せを掴みつつあった柳子を殺すことにやりきれない思いはあった。 そのため、遺書を予め用意した上で自分を迎え入れ、抵抗せずに大人しく殺されようとする柳子に「ごめんね」と謝罪しながら手を下している。 ・堕慧児(オトシゴ) 屍霊の親玉。リアルクトゥルカ。 元は闇霊と同じ存在であったが、光の洪水により母胎側と分断され、海底に追いやられた古代先住者達の成れの果て。 そして海の底で長い年月を過ごすうちに「屍霊」と呼ばれる存在に変質し、その屍霊者たちが集合体して出来上がった(*20)。 19年前に溺死した矢倉市子の死体から母胎を真似て形を成したが、巨大な頭部から無数の手足が生え、口から屍霊を吐く醜悪な怪物となった。 母胎のもとに帰りたがっているが、母胎自体は自分(闇霊)たちとは異質に変化(劣化)した堕慧児や屍霊(屍人)たちを同胞とは思っていない。 それどころか、むしろ現世進攻の邪魔者として嫌っており、堕彗児も永い間自分たちを放置していた母胎へ愛憎渦巻く感情を抱いている。 そのため屍霊と闇霊は劇中では敵対関係となっており、地上の奪還には興味はない。異界の現象は起こせないが、嵐や大波、ケーブル切断などはできる。 ブライトウィン号の怪や海底ケーブル切断事故は、母胎へのアピールとしてコイツが引き起こしたもの。 母胎の復活を知ると異界に侵入し、鉄塔から落下した市子こと模倣体と、闇人甲式になった三沢を吸収。 その場にいた永井に襲いかかった。最期は永井の機転で大量の石油を浴び、投げつけられた水銀灯で炎上し滅ぼされた。 ちなみに、外伝小説「ブライトウィン号の怪」では、ブライトウィン号に引き揚げられた『鳩』の一体が暴走して惨劇を引き起こしており、 この暴走には堕慧児が関係していると語られているが、あくまで「堕慧児の影響で鳩が暴走した」というだけで、 鳩そのものは母胎が創って送り出したもので、堕慧児は(直接的には)無関係である。 ・母胎 かつて地上を支配していたが、光の洪水により駆逐され異界に逃れた闇霊の集合体。伝承の「地の裏側に逃れし者」。 虚無の世界で悠久の時を眠り続けていたが、ある時異界に偶然流れついた「三上弥生」の水死体を見て、人間の存在に気付いた。 そしてかつての自分達の世界が人間に奪われたと思い込み、「人間を殻に使った地上奪還作戦」を考え付く。 手始めに『鳩』と呼ばれる人間を模した分身体を定期的に飛ばしつつ、29年前に夜見島を模した異界を作り上げた。 この異界「写し世の世界」を中継拠点とし、その2年後に「加奈江」を夜見島に送り、赤い津波を起こして夜見島の島民を異界に飲み込んだ。 更にその8年後には夜見島付近を航行中だったフェリー・ブライトウィン号を飲み込むも、堕慧児と接触してしまい、『鳩』2名を喪う(*21)。 その後、冥府の門を開くための生け贄を『鳩』に探させ始め、忠実な『鳩』である「岸田百合」を生み出し、本格的に動き出した。 基本的には光という弱点以外は不死身の存在。 顔(百合)以外にも体の一部が欠損しているが、これは生み出した『鳩』が戻ってこないため。 後に頭部の『鳩』である岸田百合と融合、更に三上脩を吸収した事によって完全体となる。 元々は精神体で不定形だったが、地上奪還を思いついた時に三上弥生(の死体)を参考に身体を創造した。 そのためか実体は弥生の頭がついた巨大なタツノオトシゴと人魚の融合体めいた肉体となっている。 他、それ以降に作られた母体の分裂体である『鳩』も、母胎…つまりは三上弥生と同じ顔に変化するという特徴を有する。 本作のサイレンも正体はコイツの鳴き声。霊力を行使する時に鳴くらしく、音が響き渡ると赤い津波などの怪奇現象が起こる。 尚、赤い津波に飲み込まれた者は、時系列を無視して異界のニセ夜見島に飛ばされる。時代の違う面々が一堂に会しているのはこのため。 ちなみに本作での赤い水は母胎の力が使われていることの象徴なだけで、前作のような屍人化・幻視・不死身などの効果はない。 幻視ができるようになるのは母胎の力の影響であり、異界(母胎の縄張り)に入る事で使えるようになる。 母胎唯一の弱点として、闇霊を完全に滅することのできる木「滅爻樹」から生まれた『闇那其』であればダメージを与えられる。 これは冥府に生えている滅爻樹が、夜見島で産まれた者に与えられ、闇霊や屍霊のような穢れを滅する事ができる神木のため。 ……そして母胎は冥府と繋がる異界の夜見島で『産まれた』者であるため、滅爻樹から新たに闇那其・痕が生まれたのである。 母胎の穢れを滅する為に生み出された闇那其には、全てを無にしてしまう力(そして闇那其のみが残る世界を作る力)がある。 現実をも改変してしまう特異点でこれに身体(加奈江)を貫かれ、一樹達に闇那其・痕で滅された母胎は、存在そのものが抹消されることになり、 母胎を元とする闇霊も堕慧児も消え、堕慧児を元とする屍霊や屍人も消え、当然『鳩』も消え、夜見島で29年前から起きた全ての異変も起きなかった世界となる。 これにより、『鳩』とそれに関わった人間も歴史改変に巻き込まれ、母胎がいた世界とは全て別人となっている(*22)。 (ちなみに三上と加奈江は特異点で再会、冥府で眠りについたので一樹達と同じく世界線を移動したと思われるが、こっちの世界にパラレル三上が存在するかは不明) 尚、特異点に到達していなかった阿部と永井は、赤い津波によってそれぞれ別の並行世界へと誘われた。 【その他】 ・夜見島/異界「写し世の世界」(ニセ夜見島) 『SIREN2』の主な舞台となる離島と、その離島を元に形作られた異界の島。 現実世界の夜見島は日本近海に位置する離島であり、島の形が「飛び立つ鳩」に似ている。 夜見島の名前は「忌み島」「黄泉島」「闇島」が由来であるとされており、古くから外部との関わりを持たず、閉鎖的な島であった。 だが1961年に島内で金鉱が発見され、外部から採掘業者が多数移住。結果インフラの整備や電化が進み、島の近代化が促進された。 しかし1970年に突如として採掘量が激減し、後に完全に枯渇。金鉱事業が撤退すると同時に島民の減少が進み、島は衰退の一途を辿った。 更に1976年に海底ケーブル切断事故(*23)で島内全域の電力が途絶え、更に全島民が失踪するという怪事件が起こる。 これを境に無人島と化し、廃墟化した社宅や鉱山関連施設などが島内各所に多数残されているだけとなる。 夜見島の近隣住民の間でも呪われた島として忌避されており、現在も島を訪れる者は少ない。 また、島に伝わる伝承を元にした『滅爻樹信仰』という、神木信仰に近い土着信仰も根付いており 『滅爻樹』には邪気や不浄を浄化する効果があるとされ、島に子供が生まれると、太田家の当主が四鳴山(しなりやま)に向かい、 その子供の名前を記した滅爻樹の枝を取りに行くという、『滅爻樹迎え』なる行事が行われる他、 死者の葬儀の際には、その者の名前を記した枝が死者に捧げられることで、死体に憑依する穢れを浄化できると信じられている。 ただ、滅爻樹そのものは伝説上でも既に現世には無く、枝のみが存在するとされる。 山は島民から神聖視されており古来より禁足地だったが、鉱山開発後に離島線4号基鉄塔が建造された。 その他、島には巫秘抄歌(こうなぎひしょうか)という「舞う巫が7つの門の7つの封印を解く」というわらべ歌があったが、メロディは伝っていない。 尚、一樹が取材に訪れる前にすでに週刊粕取の編集者とライター、協力者の都市伝説調査隊の管理人SHIBITOが訪れており、 週刊粕取139号(昭和80年7月29日発行)にその記事が掲載されている。ライターは再び島を訪れたらしいが行方不明。 一方、ニセ夜見島の方は現実世界ではなく異界に存在し、赤い津波に飲み込まれた者は、時系列を無視してこの島に飛ばされる。 異界である「写し世の世界」は、現代の29年前である1976年(昭和51年)の夜見島を模倣した箱庭世界。 島の天然資源から紙切れ一つまで当時の状態をほぼ完全再現しているが、一部時空がねじ曲がってしまっている(*24)。 本編の主な舞台となっているのは実際のところは現実世界(本物)の夜見島ではなく、異界のニセ夜見島であり、 本物の夜見島が登場するのは、登場人物たちが赤い津波(*25)に飲まれる前(サイレンが鳴る前)のみ。 また、登場人物の中には一樹たちと違う時代からニセ夜見島に飛ばされた者がいるため、 よく見ると、赤い津波に飲まれる前にいた現実世界の夜見島が、他の登場人物がいた島と細部が異なっていることもある。 ニセ夜見島は常に闇に包まれており、壊れた物が元に戻ろうとする力が働くらしい。鉄塔は元に戻らなかったけど 29年前のため海底ケーブルが切断されておらず、島内にも電気が通っている。どこから来ているのかは不明。ただし電話は通じない(*26)。 また、この世界は母胎の強い影響下にあるため、霊感や異能の力が増大され、誰でも幻視が使えるようになる。 ついでに一緒に赤い津波に飲まれたのか、屍霊や屍人や堕慧児もこちらの異界にも出現する。 このニセ夜見島で儀式を行い冥府の門を開く事で、空の向こうに鏡合わせのように現実世界の夜見島が現れる(*27)。 冥府の門を開いた後は、滅爻樹の枝があるとされた四鳴山に冥府から伸びてきた滅爻樹が、鉄塔を取り込むように地上に突き出している。 この鉄塔の先でニセ夜見島と現実の夜見島は結ばれており、母胎がここに辿り着けば現実世界への侵攻が現実のものとなる。 逆に言えば鉄塔さえ破壊してしまえば、母胎の地上奪還作戦は不可能となる。同時に現実世界に戻る唯一のルートでもある。 またその鉄塔と鉄塔の間は『特異点』という、無限の可能性の中で現世と虚無の区別のない異空間であり、あらゆる事象が起こりうる。 特異点の中は赤い水で満たされた岩場のようであり、呼吸などは普通にできるが母胎も自由自在に泳ぎ回れる。空は水面っぽい。 夜見島のモデルは長崎県の端島(通称軍艦島)。 ただし建物の老朽化で立入禁止になっていたため、ロケーションは広島県大久野島や岡山県真鍋島などで行われている。 シリーズ恒例のゲテモノ料理は夜見鍋と亀ゼリーラーメン。1に比べると材料が手に入りにくいのが残念。 夜見鍋:夜見島でとれた海の幸、山の幸を使用した鍋。包丁を一切使わず、月明かりの下で食すのが作法。調理法以外一見まともに見えるが、夜見島でのみ自制する夜見アケビが入っている。酸味と甘味のある果肉を持ち、曰く「最高の珍味」。 …ただし実は多幸感や幻覚作用、高確率で腹痛と下痢を引き起こすという有毒果。 亀ゼリーラーメン:緑ヶ目食品より販売されているカップ麺でトッピングに亀ゼリーを使用している。「一口で十日若返る」と言われる程の美容効果を持つ。CMに出演した美浜奈保子は前作で永遠の若さを求め海還りの果てに屍人化した人物。 本商品の愛好家たちが「海へ還りたい」などの意味不明な言葉を口走った後、失踪する怪事件が相次いだという。 尚、夜見島近海には『夜見亀』という甲羅に「怒れる人の顔」のような模様がある亀が生息している。 島の漁師は網を切り離してでも逃がす程に不吉なものとして扱われている。 ちなみにバグでスパナが空中浮遊したり、壁から甲式の顔が出てくる、軽トラから永井の上半身が飛び出る事故(?)が起こる。 ・SDK SuDaKyouya 怪異の最中に神代美耶子の血が受け継がれたことで、堕辰子(=美耶子=恭也)と同一体とも言える存在となっている。 「全てを無に帰す戦いのため」に召還された存在。 神を斬る刀「焔薙」と古代の神の武器「宇理炎」を使い、異界の存在を狩り続ける我らが不死身の異界ジェノサイダー。 美耶子との約束「人間以外の異形が住まう異界を破壊する事」を果たすべく異界を渡り歩き、今度は夜見島に闇人たちを殲滅するべく現れた。 攻撃を無力化する闇人甲式や乙式でさえ正面からでも倒すことができる。ちなみに背中に背負った2丁の猟銃は今回使用することができない。 操作できるキャラクターの中では最強キャラだが、ゲームではボーナスステージのみの登場で、本作のシナリオとは直接的には関係しない。 ・沖田 宏(オキタ ヒロシ) 不時着時に永井を庇って死亡し、屍人化した自衛官。バディを組む永井からは優しい先輩として慕われていたようだ。 89式自動小銃を持って夜見島を徘徊している。母胎復活後は闇霊に襲われ、闇人零式になった。 女子中学生を軽トラで追い回したりもしたが、闇人になった後は永井にTNTで感謝の言葉と共に滅される。 闇人になっても尚「永井、根性出せよ!」「挫けるんじゃないぞ」等と永井を叱咤した。 アーカイブ53番によるとモロヘイヤが大好物で、永井の母親からもモロヘイヤを貰っているらしい。 ・三上 隆平(ミカミ リュウヘイ) 三上脩の父親で考古学者。元々は東京に住んでいたが、33年前に身重の妻と共に夜見島に移り住む。そして妻の死をきっかけにして島の定住を始めた。 29年前に母胎の影響を受けた『鳩』に殺される。ちなみに前作『SIREN』に登場した竹内臣人(竹内多聞の父親)とは学者仲間であり友人関係。 余所者という事で島民から嫌がらせを受けていた。とある発見を学会で発表しようとしていたが……。 ・三上 弥生(ミカミ ヤヨイ) 三上脩の母親で夜見島出身。脩が生まれた年の夏に海難事故に巻き込まれて死亡。 彼女の遺体は「現実と虚無の間の小さな綻び」を通じて母胎のいる世界へと流れ着き、 母胎は人間という存在を初めて知り、彼女(の遺体)を元に肉体を形成すると、地上侵攻に本腰を入れて動き始めた。 なお、流れ着いた後の遺体がどうなったのかは不明。 ・木船 倫子(キフネ ノリコ) 外伝「ブライトウィン号の怪」に登場。名字から分かるように、本編のヒロイン・木船郁子の実母である。 19年前の人間で亀石野中学校に通う中学生。矢倉市子とは親友でお揃いのブレスレットを所持している。 同級生の中島一郎とは恋仲にあり、彼と一線を超えた結果、中学生にして妊娠してしまい、思い悩んでいた。 その後、「ブライトウィン号の怪」で描かれた事件から生還した倫子は、当該事件で中島が亡くなったこともあり、 彼への愛情もあって約四ヶ月後に双子を出産し、上京するが、生活苦もあって郁子は泣く泣く親戚に預けることとなった。 ・中島 一郎(ナカジマ イチロウ) 外伝「ブライトウィン号の怪」に登場。 19年前の人間で亀石野中学校に通う中学生。テニス部のエースであり、市子の片想い相手でもあった。 上述の倫子とは恋仲にあり、一線を超えてしまった結果、彼女を妊娠させている。 その事実を告げられた後に遭遇した「ブライトウィン号の怪」の事件では、 自身も怪異に巻き込まれながらも彼女を必死で守ろうとし、それもあって倫子は生還を果たすが、自身は死亡した。 なお、阿部が辿り着いた並行世界では怪異に遭遇せず、東京で倫子と暮らしていたようだが、浮気して彼女に撲殺されている。 ・一藤 二孝(イチフジ ニタカ) 隠しシナリオで操作できる、元は永井たちの上官だった屍人。39歳、階級は一等陸佐。 不時着の衝撃で死亡し屍人化、島の娘(屍人)と恋に落ちるが、闇人に連れ去られたため部下と共に奮戦する。 ・鍋島 揉子(ナベジマ モミコ) 夜見島の娘。32歳パート。 形見のアイロンを探して団地を彷徨っていたところを闇人に襲われそうになり、一藤に保護されて一目惚れ。 一応脱出には成功したものの、最終的には闇人達によって全滅してしまった。 ・江戸 屍仁(エド シジン) 作中で最初に出会う屍人で、現代の漁師。たまたま一樹の自撮りに映った際は、虚ろな表情を浮かべ百合と一緒に歩いていた。 百合に誘惑され島に訪れ、冥界の門を開こうとしたが死亡、屍人と化した。死後も百合への執着心に溢れる。 ちなみに演者の江戸清仁は前作でも最初に出会う屍人である「石田徹雄」を演じている。 ・古の者 人類が誕生する遥か以前に存在していた生命体。 まだ世界が闇に包まれていた頃に全地上を支配するほどに繁栄していたが、突如起きた「光の洪水」によって地上を追われる。 そしてある者たちは海底へ、そしてある者たちは異界へと逃れた。このうちの前者が屍霊、後者が闇霊の祖である。 作中で生きた個体は登場せず(*28)、「光に弱い」以外の生態も不明だが、アーカイブで見れる化石によると角を生やした姿をしていた模様。 【派生作品】 本作をモチーフにした実写映画「サイレン〜FORBIDDEN SIREN〜」があるが、中身はほとんど別物。 説明不足の部分が多く、映画だけでは理解できないため、ファンから黒歴史扱いされている。 2ちゃんねるにて、サイレンと名が付く(ゲーム以外でも)スレが立つと書き込まれる 「サイレンが鳴ったら外に出てはいけない」 の決まり文句はこの映画のものであり、実はゲームでは出ていない。 同じくモチーフにした漫画「サイレン〜ETERNAL SIREN〜」もあるが、作者が万乗大智という点でお察しください。 なぁぁがいくぅぅん 一緒に追記・修正しましょおおお △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ハードモードの団地戦は未だにトラウマ -- 名無しさん (2013-10-14 21 54 01) 存在そのものは恐ろしいが、下痢と煙草という創作界隈でも極めて情けない原因で侵略計画潰された母胎ェ…… -- 名無しさん (2013-10-14 21 57 36) 永井士長… -- 名無しさん (2013-10-14 22 13 32) 憎きタラコめ…駆逐してやる…一匹残らず…! -- 名無しさん (2014-08-27 23 12 22) 違う意味でクソゲー -- 名無しさん (2015-01-19 18 45 21) たまに画面上に謎のテクスチャの欠片が終始チラついてる事がある -- 名無しさん (2015-12-19 06 20 54) 異界から現世を救った阿部の糞 -- 名無しさん (2016-03-15 14 17 41) ピエールの件でガッチマンの実況Part1が検索上位1位に上がってたのは笑った -- 名無しさん (2019-08-05 17 22 53) SIRENの方は小野不由美の屍鬼っぽいけど、2は同作者の黒祠の島っぽい気がする。元ネタの一つ? -- 名無しさん (2021-08-06 15 07 05) 今さらだがサイレン→セイレーン→人魚って発想なのね。 -- 名無しさん (2022-03-28 10 51 55) 闇霊のせいでアンチが生まれたってどういうこと? -- 名無しさん (2022-04-25 16 07 46) このゲームに出てくるトラックは仕様上の問題でその場で方向転換できる。できないと詰むんだけど、その結果一切の前身後退を挟まずに180度ターンが可能というオーバーテクノロジーを積んでいる。 -- 名無しさん (2022-07-08 09 30 57) 因みに映画だが、何も知らないで見ればそこそこ面白い。なんで原作にこれを使った。 -- 名無しさん (2022-11-07 18 35 46) 永井くんはどうすれば助かったのか… -- 名無しさん (2023-05-03 21 43 46) 映画は話の流れとかはまぁ良かったけど顔芸で全て、ね・・・。確かに闇霊のせいでSIRENシリーズアンチじゃなくてSIREN2アンチが生まれた原因ってなんだ -- 名無しさん (2024-02-29 10 04 17) だって闇霊しつこいし多数沸くしハメ殺されるし・・・ -- 名無しさん (2024-08-01 01 05 07) ↑3 永井君は七つの大罪の怒りが服着て歩いてるみたいな奴だからなぁ……。宗教的な価値観を試されるゲームの内容じゃ地獄行き確定みたいな奴だし。 -- 名無しさん (2024-08-01 01 10 16) ↑2 前作の屍人の設定との差異とかじゃなくて単純にゲーム的な邪魔者としてって意味なのか。まぁ警官のじぃじステージは辛かった -- 名無しさん (2024-08-01 11 01 22) 闇人があくまで「人間の死体を纏った闇霊」である以上、どれだけ人間殺しても最終的に増殖打ち止めになりそうな気するけどどうなんだろう。田舎の夜見島だからあまり弱点として露呈しなかっただけで、都会なんて夜でも光に溢れてる世界なのに -- 名無しさん (2024-08-01 22 07 32) 未覚醒から覚醒した「鳩」といくらおせっせしても、体の作りが違うから子供はできないのか、それとも… -- 名無しさん (2024-08-01 22 42 10) 結局「元に戻ろうとする世界」のくだりは何だったの?前作と違ってループものでもないし、なんか関係ある描写ってあったかなあ… -- 名無しさん (2024-08-02 23 29 51) 1が山奥の寒村、2が寂れた離島で、もし3来たらどんな舞台になるんだろう -- 名無しさん (2024-08-05 19 31 53) ↑東京…? -- 名無しさん (2024-09-06 21 40 00) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/deruze/pages/102.html
幻視 別名視界ジャック、一時的に他の生物の視覚と聴覚を盗用する特殊能力。 (幻視中は視界が壊れたテレビのように変化するが、幻視が成功すれば、 相手が見ている映像と聞いている音声を共有できる。) SIREN本編では視界ジャックを使用して、敵との戦闘を回避したり有利に進めたり、攻略のヒントを得たりする。 幻視の方法はまぶたを閉じて集中することである。 SIREN1の幻視 SIREN1での幻視は、基本的には屍人の能力である。 設定上、屍人達はこの能力を使用して、他の仲間達と連絡を取り合っている。 人間にも「感の鋭い者」の中にはこうした能力を持つ者もいるが (羽生蛇村の住民は全て八尾比沙子の子孫であるため、稀にそういう者がいるのかも?) 神代家の直系と屍人達だけは意識を集中するだけで「自分が見たいと思う相手」を選べる。 原作に登場する人間達も赤い水を取り込む事で幻視を使えるようになるが、これは屍人化の兆候に過ぎない。 なお、ロワ本編においてSIREN1のキャラクターである宮田司郎、牧野慶が「赤い水を取り込んでもいない時期からの参戦なのに幻視が使える」が、その点は深く考えてはならない。 考えると堕辰子様に叱られるであろう。 SIREN2の幻視 SIREN2での幻視は、基本的には母胎、堕慧児(闇人、屍人)の能力である。 設定上、母胎は分裂体や闇霊と超感覚でコミュニケーションを行なっており、 写し世に取り込まれた人間達はその力の影響を受けて、全員が幻視能力を獲得した。 SIREN1とは違い、幻視能力を獲得したからと言ってクリーチャー化が進むというわけではない。 なお、ロワ本編においてSIREN2のキャラクターである阿部倉司、太田ともえ、三沢岳明が「母胎や堕慧児がいるとも限らないのに幻視能力を獲得している」が、その点も深く考えてはならない。 考えると赤い津波に巻き込まれて消されるであろう。
https://w.atwiki.jp/wiki8_siren2/pages/97.html
リスト 登場人物の考察TOPへ戻る 昭和80年の人物:一樹守/岸田百合/木船郁子/永井頼人/三沢岳明/喜代田章子/阿部倉司?/三上脩(大人)?/ツカサ? 昭和61年の人物:藤田茂?/矢倉市子? ブライトウィンの怪:木船倫子?/中島一郎? 昭和51年の人物:三上脩(子供)?/加奈江?/太田常雄?/太田ともえ?/三上隆平? その他の人物:多河柳子?/沖田宏?/池田麻衣?/四方田春海?/SDK 三沢 岳明 (Takeaki Misawa)(年齢:38歳) 現代(昭和80年)の人間。 自衛官。階級は三等陸佐。 人物紹介では肉体的にも精神的にも優秀な自衛官。 ■本編■ 2年前、三沢は前作の羽生蛇村事件の土砂災害跡で、唯一の現実帰還者・四方田春海を救助した。 そして2年後、自衛隊の輸送用ヘリに乗り夜見島上空を飛行していたが、 突然ヘリは操縦不能に陥り、やむを得ず夜見島に不時着する。 ヘリは大破、生き残ったのは三沢と部下の永井、そして瀕死の沖田だった。 指揮権を宣言した三沢は永井とともに沖田を抱えてその場を逃れ、夜見島遊園へと行きつく。 三沢は夜見島遊園管理室で外部と連絡を取ろうとするが、電話はつながらなかった。 目の前で沖田は息を引き取り、悲しみにくれる永井。だが、死んだはずの沖田が立ち上がり、永井に銃を向ける。 三沢は永井に応戦するよう諭し、共に夜見島遊園を脱出した。 瓜生ヶ森で一樹と百合に会う二人だったが、突然の赤い津波に巻き込まれ気絶する。 悪夢を見て目を覚ました三沢は永井を起こし、ブライトウィン号内を探索する。 永井は百合を見つけるが、三沢はそれを無視して歩き出す。 永井は三沢と別れ、百合が逃げた方へ向かった。 三沢はフェリーを脱出した二人の前に突然現れ、百合に銃を向ける。 激情し、キレた永井は三沢の前から去る。 団地で最後の薬を服用し、ふざけたように永井を呼ぶ。 母胎が復活したときは団地の屋上で屍霊と素手で戦っていた。 その後、砲台跡で寝転び、天上の雲の切れ目から現世を見ていた三沢は、闇人に襲われていた市子を保護する。 しかし、逃げた蒼ノ久集落で、感覚的に市子を疑った三沢は市子を問い詰め、銃を向けるが、その様子を発見した永井に背後から発砲され、絶命する。 闇人として蘇った三沢は阿部を襲い、後に甲式となって永井に撃退される。 ●三沢を苦しめる幻覚 三沢は任務として前作(昭和78年8月2日)の羽生蛇村事件の土砂災害跡で、 唯一の現実帰還者である四方田春海を救助する(昭和78年8月6日)。 だが、その時に無数の手に襲われる幻覚(羽生蛇村にかけられた呪いの一端)を見(触れ)てから、度々幻覚を見るようになり精神を病んでいく。(三沢2年前「呪詛」デモ) 雑誌に載ってる三沢の写真の下に執拗に描き込まれた無数の手は三沢本人によるもの。(アーカイブNo.57 「自衛隊広報誌「まごころ」) また、三沢は救助した四方田春海の幻覚を何度も見ている。 三沢01 00「悪夢」にて夢の中で三沢の後ろに少女が立っている。 三沢04 00「幻影」条件2の終了条件は「少女と再会する」で、実際にその少女を視界ジャックする事ができる。 その少女がいる部屋に行くと、振り向いた少女は屍人のような顔をしている。 三沢にとって災害を生き延びた少女は、彼の現実を侵食する終わらない悪夢の象徴となっている この少女は四方田春海だが、本物ではなく精神を病んだ三沢の生み出す幻覚である。 ただ、ゲーム中に春海の顔は一度も出ておらず、屍人のような顔は別人がモデルだと思われる。 三沢04 00「幻影」開始デモで三沢の服用している薬は、精神を高揚させる効果があるもの。病院で処方されたものではないらしい。(ファミ通PS2) また麻薬や覚せい剤ではないと思われる。 ●三沢の行動 三沢は登場人物紹介などでは優秀な自衛官として書かれているが、本編の中では奇怪な行動をすることが多い。 あの異常な世界で基本的に(幻覚を見たときだけ異常に取り乱す)取り乱す事はなく、 フェリー探索中に不安になった永井に冗談交じりに銃を突きつけたり、(永井02 00「不協和」開始デモ) 初対面の百合や市子を「匂う」「生臭い」等と言って疑ったりする。(永井03 00「破綻」 永井14 00「暴発」) また天上の雲の隙間に写った現世の夜見島を見ても、その異様な光景に動じる事はなかった。(三沢13 00「虚無」) これらの行動に永井はかなりの不信感を表し、最終的に射殺してしまう事になるが、 三沢の行動はあの異常な世界において正しいと思われるような行動が多い。 実際、百合は母胎の鳩で、市子は堕慧児の模倣体であった。 永井も百合に誘惑されかかるが三沢が邪魔した事により正気を取り戻している。 元々の洞察力の高い人間だった三沢は、羽生蛇の怪異の一端に触れて神経が研ぎ澄まされている。 また、死に際に永井に「俺だけ先に目覚めちゃうけど悪いな」というが、 これはフェリー内での「目が覚めたら暖かい布団の中で…(略」という発言とかけていると思われる。 ある意味では、自分を殺した永井に対し「これは現実ではない」と言っているわけであり、 悪夢の中に生き残ることになる永井への、彼なりの気遣いから出た言葉だったかもしれない。 ●三沢の末路 最後は闇人甲式化し永井に倒されるが、その直後に海中から出てきた堕慧児に咥えられ、吸収される。 <三沢岳明に関する疑問点> ◆ほぼ解決済み?
https://w.atwiki.jp/nenrei/pages/1724.html
【作品名】SIREN2 【ジャンル】ゲーム 【名前】母胎 【属性】闇霊 【年齢】 堕慧児 の項目にあった古の者とはまた別の複数の古の者が 地の裏と呼ばれる時間軸の違う異世界へ移動し永久に近い時間を経て集合してできた存在 【長所】いわゆる人魚であるその人張本人 【短所】腹芸 【備考】上記の設定は『SIREN2 MANIACS サイレン2公式完全解析本』より vol.2
https://w.atwiki.jp/kuizu/pages/3708.html
ますだりんこ 自作 カフェイン中毒を自称するほどのコーヒー愛好家で、 それが高じて現在は2010年にオープンした「アンナ・カラーズ・カフェ」のオープニングスタッフとして働いている、 NSC大阪校女性タレントコースの1期生であるが現在は芸能界を引退した元お笑い芸人で、 現在は「桜 稲垣早希」という芸名でピン芸人として活動する『新世紀エヴァンゲリオン』のアスカの物真似で知られる 稲垣早希と、2007年にコンビ「桜」を結成したことで知られるのは誰? (2012年10月31日 「ラ・ファイエット来たぞー!」 ) タグ:芸能・その他 Quizwiki 索引 ま~英数