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lt; nbsp;2007-08-25 | 2007-08-27 nbsp; gt; 目次 調査 PT 委員、未発見断層の揺れに中越沖を想定すべき 読売報道、地震対策推進本部、歪集中帯の重点調査へ 調査 PT 委員、未発見断層の揺れに中越沖を想定すべき 柏崎刈羽原発:揺れは想定の2.7倍 耐震策見直しも (毎日、8:30) 地下 255 m の解放基盤で観測された揺れは、旧指針の「事前に予測できない断層による地震への備え」で想定された揺れの 2.7 倍の 993 gal だった。 旧指針での想定は 370 gal 前後、新指針でも事実上 450 gal 程度。 耐震安全性調査プロジェクトチーム 山崎晴雄委員 (首都大学東京教授、地震地質学) 『地震の前に調査して分かるのは地下5キロ程度までの断層だ。中越沖地震の断層は余震分布からみて主に地下10キロ以上の深さで、見つけにくい』。 『全国の原発で中越沖地震程度の揺れを想定すべきだ』。★揺れについては 7/30 に東電が報告したもの。993 gal は地下およそ -255 m にある 1 号機、G10 地震計東西方向の値で最大加速度しか得られていない。言及されている耐震安全性調査プロジェクトチーム会合での発言は 24 日に行われたものか? Japan plant designers did not foresee strong quake (AFP, 26 Aug. 2:01 ET) 毎日記事を伝える。 読売報道、地震対策推進本部、歪集中帯の重点調査へ 政府の地震研究推進本部、「ひずみ集中帯」を重点調査へ (読売、19:47) ★2007-08-22 の毎日・日経報道と同様。 おわり lt; nbsp;2007-08-25 | 2007-08-27 nbsp; gt;
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lt; nbsp;2007-07-28 | 2007-07-30 nbsp; gt; 目次 気象庁など、三次元速度構造の解析で震源深さ 10 km に 新潟日報、アンケート 保安院、炉心の精査を要求へ 気象庁など、三次元速度構造の解析で震源深さ 10 km に 震源の深さ10キロ前後 当初発表より浅く (毎日 3:00) 気象庁など、震源の深さは当初発表の 17 km より浅い 10 km と発表。 柏崎刈羽原発も当初の推定より震源に近かった可能性が高い。 気象庁では、 3 次元的な速度変化を定め解析し震源の深さが 9 km と推定。 東大地震研酒井慎一准教授も石油試掘時のデータを参考にし震源の深さは 11–12 km と推定。 筑波大の八木勇治准教授による解析でも 10 km。 気象庁上垣内修地震情報企画官 『震源周辺の表層部の地質は軟らかいために地震波の速度がかなり遅く、地質構造も複雑。このため当初の解析では、実際より深い位置に震源が推定されたのだろう』。 東大地震研平田直教授、堆積層の厚さが 5–6 km あり、通常深さ 2–3 km で 5 km/s 以上の速さとなる地震波が中越沖では深さ 4 km でも 4 km/s しかない。 震源断層についても複数の説がでている。 1964 年の新潟地震も、断層の傾きが西下がりか東下がりかの結論が出ていない。 ★関連リンク 地震調査研究推進本部 地震調査委員会 平成19年(2007年)新潟県中越沖地震の評価同サイト内 一元化震源と三次元速度構造で再決定した震源との比較 気象庁 「平成19年(2007年)新潟県中越沖地震」の特集 産業技術総合研究所 地質調査総合センター 平成19年(2007年)新潟県中越沖地震 国土地理院 「平成19年(2007年)新潟県中越沖地震」の震源断層モデルを推定 (26 日) 東京大学 地震研究所 平成19年新潟県中越沖地震 特集ページ 新潟日報、アンケート 被災者の原発への不安4割超 (新潟日報) 新潟日報による柏崎市などの被災者 600 人に対するアンケート。 26 日から 28 日までに実施。 「『これからどんなことが不安ですか』との質問(複数回答可)では、42%の人が『原発トラブル、放射能漏れ』と回答。」「東電の地震後の対応については、『許せない』が半数を超えた。 『放射能漏れはない』と発表しながら、その後、放射性物質を含む水が海に流れ出たことが明らかになるなど、情報開示への不信感が主な理由。 本震直後に発生した3号機周辺施設の火災についても、『化学消防車がないのは無神経だ』と批判が出た。」 保安院、炉心の精査を要求へ 原発中枢部「変形も」、保安院が徹底検査要求 柏崎刈羽 (朝日、16:40) 保安院、原子炉などにわずかな変形がある可能性を考慮して東電に対し点検を求める方針。 31 日からの調査対策委員会で具体策を検討。 「地震計データをもとに対象範囲を決めて、建屋や機器、配管にどの程度の力がかかり、その力にちゃんと耐えられていたかどうかを分析するよう求めることにした。」 おわり lt; nbsp;2007-07-28 | 2007-07-30 nbsp; gt;
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女「おっと、今日の上履きの中身はどうやら画鋲か。全く創意工夫が感じられないな」 女「ふぅむ……机がないな。仕方無い空き教室からとってくるか」 女「黒板消しはやめてくれ、チョークは落ちにくいんだぞ……うっ」 女「ん? ここに置いておいた上着が消えたようだが」 女「すまないが、今私が入っているんだ。水掃除は私が個室から出た後に……あ」 女「びしょ濡れになってしまった。しょうがない体操服に着替え……無いな」 女「ふぅ……やれやれ、やっと下校か。あいつらもご苦労な事だな、私にはいじめなど効果が無いのは分かるだろうに」 女A「ぷっ……! あいつ濡れた制服のまま帰ったよ!」 女B「きめー! 足跡ついてんだけど」 女C「しかも見た? あいつ平気そうな顔してずっと目に涙溜めてんの!」 女A「マジいい気味だわ」 女B「クスクス」 女「むぅ、垂れてくる水滴が邪魔だ。おかしいな、髪はもうとっくに乾いてるはず、なのに……」 新ジャンル「被害クール」を後世に伝えるために保管しておくWiki まだ何もありませんがゆっくりしていってね!! 現行スレ 新ジャンル「被害クール」 Ⅱ http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1214141726/
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日別記事 (この wiki のメインコンテンツです) 2007 年 10 月 日月火水木金土 b 1 /b b 2 /b b 3 /b b 4 /b b 5 /b b 6 /b 7 b 8 /b b 9 /b 10 b i 11 /i /b b i 12 /i /b b i 13 /i /b 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 2007 年 9 月 日月火水木金土 b 1 /b b 2 /b b 3 /b b 4 /b b 5 /b b 6 /b b 7 /b b 8 /b 9 b 10 /b b 11 /b b 12 /b b 13 /b b 14 /b b 15 /b b 16 /b b 17 /b b 18 /b b 19 /b b 20 /b b 21 /b b 22 /b 23 b 24 /b b 25 /b b 26 /b b 27 /b b 28 /b b 29 /b 30 2007 年 8 月 日月火水木金土 b 1 /b b 2 /b b 3 /b 4 b 5 /b b 6 /b b 7 /b b 8 /b b 9 /b b 10 /b b 11 /b b 12 /b b 13 /b b 14 /b b 15 /b b 16 /b b 17 /b b 18 /b 19 b 20 /b b 21 /b b 22 /b b 23 /b b 24 /b b 25 /b b 26 /b b 27 /b b 28 /b b 29 /b b 30 /b b 31 /b 2007 年 7 月 日月火水木金土 1234567 891011121314 1516 b 17 /b b 18 /b b 19 /b b 20 /b b 21 /b b 22 /b b 23 /b b 24 /b b 25 /b b 26 /b b 27 /b b 28 /b b 29 /b b 30 /b b 31 /b 2007-07-18 以前は新聞記事はファイルしてません。 7 月 17 日, 18 日分は後日プレスリリースのみをまとめたものです。 基本的に自分がまとめた順なので、記事は翌日以降のページにある場合があります。 記事やプレスリリースは基本的にリンクと簡単な要約しか載せておりません。 新聞記事の場合やがてリンク切れなど発生することもあるかもしれませんが、特に対処はしておりませんのでご了承ください。 また完全に網羅的なものでもなく特に一旦ファイルしても類似した記事は省いてあることがあります。 なお、wiki を利用していますが、私個人以外の編集はできないようにしています。 検索 この wiki 内の検索は、ページ上部の [ツール]→[この wiki 内を検索] をご利用ください。 このサイトについて 内陸性の地震が活発化する中、 2007 年 7 月 16 日に発生した中越沖地震によって柏崎をはじめとする地域が深刻な被害を受け、11 名の死者とともに、数多くの被災者を生み出しました。 地震とは切り離せないこの国土において、こうした地震の到来は避けられないものであるのかもしれませんが、またしてもという感じは否めません。 被災者の方々にはお見舞いを申し上げます。 一方で私は、正直今回の地震では震源域のそばにあった柏崎刈羽原発の被害に大きな衝撃を受けました。 はじめに「震度 柏崎 6 強」の文字を見たときには正直、冷汗が流れる思いをしたことを認めざるをえません。 この点では幸いにも最悪の災害は免れることができたと言っていいでしょう。 しかし、地震の規模がもう少し大きければ (それは十分にありえたことですが) 被災地域であろうとなかろうと私たちはもはや今と同じ生活を送ってはいなかったでしょう。 当初の混乱のもと断片的にしか伝えられない情報からは、あの世界最大の原子力発電所の中で本当のところ何が起こっているのかという疑念を抱かざるをえませんでした。 そうしたことから日に数度、東京電力や保安院、各マスコミのページで露わになるニュースを確認しはじめることとなりました。 このサイトは、こうした記事や発表を個人的にファイルしたものを公開したものです。 情報の確認のためなどお役立ていただければと思います。 管理者 (2007-07-25, 2007-08-12) 管理者について 理系ですが地震・原子力に関しては素人です。 特に pro-原発でも anti-原発でもないつもりですが、原子力発電所の耐震基準には学問・経営・政策上の理由で系統的な過小評価がなされているのではないかとの疑いは禁じえずにいます。 管理者への連絡が必要な場合には、「管理者への問い合わせ」をご利用ください。
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ランカ厨の被害にあったスレをまとめる場所。 1:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2008/12/26(金) 23 37 51 ID QtnSIuE90 こう打つと、2ch風に マクロスF三角関係議論スレ シェリル厨アンチスレ アルトスレ被害報告まとめ 保志総一朗アンチスレまとめ ランカ厨のNTインタ声優叩きまとめ [[]]
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lt; nbsp;2007-08-06 | 2007-08-08 nbsp; gt; 目次 プラント状況 原子力安全委鈴木委員長、現地を初視察 中越沖地震に関して その他 社説 プラント状況 東京電力 新潟県中越沖地震の影響について(午後2時現在) 6 号機に次いで、4 号機オペフロでもボルト締め付けのための装置から 200 ℓ の油漏れ。★マスメディアでは昨日報道。 原子力安全委鈴木委員長、現地を初視察 柏崎刈羽原発を調査 原子力安全委員長、「これから重要」 (産経、10:23) 原子力安全委員会鈴木篤之委員長、柏崎刈羽原発を視察。 鈴木委員長 『これからどうするのかが今、一番重要。 今日、いろいろ教えてもらったことに基づいて、あらためて勉強し直したい』。 原子力安全委・鈴木委員長、東電柏崎刈羽原発を視察 (読売、12:52) 『現場を正確に把握し、今後(原発の安全性向上を)どうするかを考えていくことが大切だ』。 原子力安全委の鈴木委員長、初視察 (毎日、10:24、12:50) 視察後コメント 『原子炉が安全に停止したことに安心したが、地面の基礎部分への影響が大きかったことを改めて感じた。 地震という事実を踏まえて、安全性を科学的見地から吟味する必要がある』。 原子力安全委員長が視察=中越沖地震被災の柏崎刈羽原発 (時事、12:55) 視察後コメント 『原子炉の重要な機器は外から見る限り、地震の影響は見られない。 安全対策の重要性を再認識した。 必要な場合は補強工事をしなくてはいけない』。 『影響の程度はプラントごとに違うので、解明が容易にできるものから順に行い、国民にできるだけ早く説明することが必要』。 「地盤強化が必要」柏崎刈羽視察の原子力安全委員長が指摘 (読売、19:26) 「『地盤が強固な場所では、耐震基準が緩い機器も大きな影響を受けていない』と指摘。 安全委が昨年9月に改訂した耐震設計に関する新指針では、原発の構造物を支える地盤の強化を求めていることを示して、全国の原発の耐震性確認に反映させる考えを明らかにした。」 原子力安全委員長が原発調査 (新潟日報) 『1―4号機が明らかに地盤沈下が大きいが、その理由を改めて地震学の専門家に検討してもらう必要がある』。 中越沖地震に関して 中越沖地震、直下のマグマが原因か (読売、3:01) ★地表の測位によってひずみの集中が確認されている「新潟ー神戸歪集中帯」の地下 40 km 以下にはマントルの領域に流体のマグマがあり、一部の地域ではより浅い領域にマグマから分離した水と思われる領域がある。 これらの存在が地震の発生に関わっているのではないかという学説の紹介。東北大学地震噴火予知研究観測センター 中越沖地震特集ページ中島淳一 2007年7月16日新潟県中越沖地震震源域の地震波速度構造 中越沖地震、震源の深さは10キロ…気象庁が再算出 (読売、21:23) 気象庁 「地下の詳細な構造を考慮して計算し直すと、約10キロになると発表した。」 その他 Radioactive water splashed 2 TEPCO workers in quake (Reuters, 7 Aug. 2:44 GMT) 「先月のマグニチュード 6.8 の地震の時に日本の北西部の原発の 2 人の作業員に放射能を含んだ水がかかったが、 2 人は防護服を着ていたと東京電力が火曜日に語った。」 「この事故において 『放射能のレベルをチェックするモニタは反応せず、これらの作業員は放射線にさらされていないことが確認された』 と東電のスポークスマンは語った。」 中越沖地震で規制中の北陸道で玉突き事故 1人死亡 (朝日、12:29) 地震で規制中の柏崎市の北陸道の玉突き事故で 1 人死亡。 IAEA 調査団のバスも事故による渋滞に巻き込まれ、調査の開始遅れる。 原発耐震性再評価の可否判断で第三者委設置要請へ (福島民友) 自民党福島県連、原発耐震性の再評価の可否を判断する第三者委員会を原発立地地域すべてに設置するよう国に要請する方針。 佐藤憲保政調会長 『福島第一、第二両原発の耐震再評価を判断する機関がない。 事業者の判断ではこれまでと同じ』。 「県連は党本部と連携し、新潟県以外の原子力施設立地13道県にも呼び掛ける方針。」 柏崎原発は「廃炉すべき」 (新潟日報) 「地震と原発」研究会と柏崎刈羽原発反対地元 3 団体のメンバー、県庁で記者会見を行い、廃炉を訴える。 石橋克彦神戸大教授 (地震学) 『新指針に照らすと、柏崎刈羽原発の敷地基盤は(多くの構造物が損傷し)原発立地には不適格だ』。 『傷んだ原発を運転すれば、将来の大地震で大事故に至る可能性もある』。 井野博満東大名誉教授 (金属材料学) 『(同原発は)設計上の想定を超えて揺れ、原子炉内の重要機器がひずみを受けた可能性が高い。 金属材料の性質が変化し、当初の設計強度を保障できない恐れもある』。 科学ライター田中三彦氏 『内部構造物のゆがみを確認するには取り外しや切断が必要になることもあるが、東電や国は計算で推定しようとしている』。 ☆2007-08-09 追記:上記記者会見関連資料原子力資料情報室 柏崎刈羽原発反対地元 3 団体・「地震と原発」研究会 記者会見・配布資料 社説 読売新聞 IAEA 原子炉の安全を世界に伝えよ おわり lt; nbsp;2007-08-06 | 2007-08-08 nbsp; gt;
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地震速報
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lt; nbsp;2007-08-10 | 2007-08-12 nbsp; gt; 目次 石橋克彦氏 『私の視点』 その他 石橋克彦氏 『私の視点』 POINT OF VIEW/ Katsuhiko Ishibashi Nuclear plants at grave risk of quake damage (朝日英語版) 《要約》 40 年間、日本は原発を建設し続けたが、その間地震活動は相対的に小さかったために、政府・電力会社・学術界は地震による潜在的な危険を過小評価する傾向を作り出した。 しかし、阪神大震災の頃から日本列島のほとんど全域が地震の活動期に入った。 過去 2 年で、宮城県の女川原発 (2005 年 8 月)、石川県の志賀原発 (2007 年 3 月)、そして柏崎刈羽原発と 3 つの原発が耐震設計基準を上回る地震の影響を受けた。 柏崎刈羽原発に起こったことは 『想定外』 とされるべきではなく、もっと酷いものになっていたかもしれない。 地震の震源がもう少し南西で新潟地震 (1964 年) と同じく M 7.5 であり原子炉 7 基がすべて稼働中だったなら、「原発震災」、地震と炉心溶融の複合災害を引き起こしていても不思議ではなかった。 今後も地震の活動期はさらに 40 年以上続くと思われ、原発の耐震対策に抜本的な一歩が踏み出されない限り、真の核の惨事を経験してもおかしくない。 この危険性は浜岡原発と若狭湾に沿った原発群においてとりわけ高く、そこでの事故は東京、名古屋、大阪の 3 大都市圏に計り知れない影響を及ぼしうる。 今回の地震は、古い耐震設計審査指針の欠陥を浮き彫りにしたが、去年の 9 月に制定された新指針でも耐震設計の基礎となる地震動は過小評価されている。私は新しい耐震設計審査指針を作った専門家委員会の委員であったが、この問題に関する委員会の姿勢に抗議するため去年 8 月の作業の最終段階で辞任した。 東電は海底活断層を十分に考慮しなかったことで批判されているが、完全な調査が行われ活断層を発見できなくても、M 7.3 程度までの強い地震が直接的な打撃を与えてもおかしくはなく、よって原発がどこにあっても少なくとも M 7.3 程度の地震による加速度 (およそ 1000 gal) を想定して設計すべきことを求めるべきだ。 しかるに新指針はおよそ 450 gal までしか要請していない。 全ての既存の原子力発電所はこの基準において検査されるべきで、そうできないものは廃棄されるべきだ。 最も深刻なことは新指針の欠陥だけでなく、それを実行する体制がデタラメであることだ。 柏崎刈羽原発のそばの活断層の過小評価に対する非難は東電の設計の粗雑な調査に向けられている。 去年私は、島根原発の設計で活断層を見落としていることを指摘したが (私の視点、朝日、2006 年 9 月 16 日)、何らの対策も採られず、当局の無責任さを証明した。 断層の過小評価に責任を持つ人物は依然として保安院の委員として重要な地位にある。 当局のある高官は、現在のところ耐震設計審査指針の再検討は行われないだろうと語っているが、これは独立・中立な原子力安全委員会に対する職権を逸脱した発言であり、実際には安全委がいかに政府の干渉を受けているか証明している。 これらの事柄は、HIV 汚染血液製剤の事件や年金記録の混乱と同じく深刻な政策上の失敗である。 国会は、原発の安全政策を十分に監視すべきである。 (神戸大学都市安全研究センター教授、地震学) ★原文は 7 月 26 日紙面上の『私の視点』と思われる。サイト上では対応する日本語版は見当たらないので英語版から翻訳要約した。 その他 Report Closure of Japanese nuclear plant expected to boost greenhouse gas emissions (AP, 11 Aug. local time) 柏崎刈羽原発が来年 3 月まで停止することで日本の CO2 排出量は 2 %、2,800 万 t 増加すると NHK が報道したことを伝える。★環境省「中央環境審議会」と経産省「産業構造審議会」の 10 日の地球温暖化防止に関する京都議定書目標達成計画の見直しに向けた中間報告を受けての報道と思われる。 ただし、柏崎刈羽原発に関する NHK 報道の数値は 2007-08-02 に東電が推計したものと思われる。 原発:耐震性に「不安」が9割 特に女性で 毎日世論調査 (毎日、18:16) 4–5 日の毎日世論調査を報告。 原発の耐震性『非常に不安』が 56 %、『ある程度不安』 35 %。 原発立地県とそれ以外で大きな差はない。 原発増設に関して、原発の数は『現状程度でいい』 57 %、削減を求める人は 23 %、など。★調査方法についての記述はない。 おわり lt; nbsp;2007-08-10 | 2007-08-12 nbsp; gt;
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lt; nbsp;2007-08-20 | 2007-08-22 nbsp; gt; 目次 1 号機原子炉内点検始まる 21 日点検後報道 東電電力供給関連 学者グループ、閉鎖を求める声明を発表 中日記事、断層問題を解説 1 号機原子炉内点検始まる 柏崎刈羽原発、原子炉圧力容器内で地震の影響調査始まる (読売、10:54) 目視と水中カメラにより変形、ボルトのゆるみ等を確認。 点検には年内一杯かかる見通し。 原子炉内を異例の「手作業」で点検 東電柏崎刈羽原発 (朝日、11:17) モーターが使えないため作業員が人力で燃料交換機を炉上に移動し、手作業で水中カメラを入れた。 21 日点検後報道 ロープでカメラを炉内に=圧力容器内の点検開始-柏崎刈羽原発1号機・東電 (時事、18:45、21:00) ロープにカメラと証明をつるしてモニタで確認。 原子炉上半分の 12 m については 24 日まで検査。 柏崎刈羽原発:圧力容器の点検開始 ロープでカメラ下ろし (毎日、19:41、19:59) 炉の上に渡した燃料交換機から、作業員が双眼鏡で炉内を観察後、「上部格子板」まで水中カメラを下ろした。 昼までの調査では、緊急炉心冷却装置の配管などに異常は発見されなかった。 東電、原子炉の点検始める 柏崎刈羽原発 (朝日、19:54) 原子炉の上半分の調査では、中性子の測定装置や燃料を支える格子に異常は見つからなかった。 水中カメラで炉心を点検 中越沖地震後初めて (共同、20:43) 水中カメラで炉心を点検 柏崎刈羽原発、地震後初 (動画) (共同、23:27) 柏崎刈羽原発、原子炉内点検に着手・圧力容器、異常みつからず (日経、23:28) 柏崎原発1号機の点検始まる (新潟日報) 東電電力供給関連 東京電力 塩原発電所の緊急・暫定使用見合わせについて 14–15 時の需要の速報値は 6013 万 kW。 利水権を取り上げられていた塩原発電所の臨時使用には至らず。 今夏の最大電力需要を記録 東電、トラブルなし (共同、18:20) 需給調整契約に基づく供給抑制の要請も見送り。 東京電力:電力需要6013万キロワットに 今夏最大 (毎日、18:42) 電力需要、今年最高の6000万キロ・ワット…東電管内 (読売、20:06) 電力需要、今夏最高を記録=原発停止で綱渡り-東電 (時事、20:39) 東電の電力需要、今夏最高の6013万キロワット (朝日、22:14) 原発停止、猛暑で需要ピーク…東電、電力供給綱渡り (産経、22 日 1:05) 学者グループ、閉鎖を求める声明を発表 原子力資料情報室 「柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会」からの声明発表について~声明文をUP! 石橋克彦氏、井野博満氏ら、記者会見で運転再開を前提とした発言を非難し閉鎖を求める声明を発表。 声明 : 東京電力柏崎刈羽原子力発電所の閉鎖を訴える APPEAL Call for Closure of Kashiwazaki-Kariwa Nuclear Power Plant 柏崎刈羽原発「閉鎖すべし」 学者らが声明 (朝日、18:57) 石橋氏 『今後も原発周辺で再び大地震が起きる可能性がある』。 田中三彦氏 『重要機器の安全性を検証するのは、事実上地震の揺れをもとにシミュレーションするほかなく、安全解析は不十分だ』。 柏崎刈羽原発:科学者や技術者4人、閉鎖求める声明 (毎日、19:19) 柏崎刈羽原発の閉鎖を 科学者らの会が声明 (共同、19:23) 柏崎刈羽原発「再稼動前提に強い危機感」と専門家 (JanJan, 黒井孝明, 22 日) 石橋氏『(新潟の地震は)これで終わってしまったという感じ(雰囲気)が強いが、それは地震学的にいうと非常に心配。まだこのあとも、大きな地震が起こる可能性もある』。 『柏崎刈羽地域を含む広い範囲が現在(地震の)活動期の最中にあるということは、大方の地震研究者が認めることだと思う』。 新指針に従えば柏崎刈羽原発は『疑いもなく立地は不可能』。田中氏 『中央制御室で運転している方も定期検査をする方も非常に怖かったのではないか』。 『(原発の)運転をしつづけるというなら、クリアしなければならない問題がある。国、あるいは電力会社、原発を作った日立、東芝の設計者が計算に入ったと思うが、公にならない場で計算がされる。その結果がハードルをクリアにしていなかったとき、(計算の結果が)操作されるのではないかと、私の経験上考えられる』。井野氏 『運転再開だけでなく、閉鎖も視野に含めた客観的な検査をやっていただきたい』 『変形を受けたときに材料は硬くなる。その末に割れる。(今回の地震によって)割れるということに近づいたわけだ。局所的なひずみが、どこにどの程度生じたのかといったことを見つけ出すことは実際問題として非常に困難な問題だ』。☆2007-08-22 追加。 中日記事、断層問題を解説 新潟県中越沖地震 動いた断層どちら (中日新聞) 地震調査委阿部勝征委員長 『すぐには分からないし、これからも分からないかも』。 東大地震研纐纈 (こうけつ) 一起教授 『中越地方は、たい積層が厚く地質が複雑で、余震の位置が正確に決めにくい』。 ☆2007-08-10 分に原子力安全白書本文、2007-08-17 分に耐震安全性調査 PT 議事次第を追加。 おわり lt; nbsp;2007-08-20 | 2007-08-22 nbsp; gt;
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lt; nbsp;2007-07-26 | 2007-07-28 nbsp; gt; 目次 東電、武黒副社長外国特派員協会記者会見 (25 日) 原子力安全委、大事故のリスク開示を義務付けへ? (26 日) 原子力安全委は日経報道を否定 保安院、変圧器等の早期の耐震補強工事を要請する方針 東電、雨漏り 35 t に増加と発表 東電、クレーン点検など今後のスケジュールを発表 東電、ディーゼル発電機の定期点検終了 東電、30 日より柏崎刈羽地域に副社長を駐在させる 東大地震研、余震の分布より断層「へ」の字を推定 他のプレスリリース 毎日新聞朝刊に連載された記事「原発震災」 (20 – 23 日) 海外報道から 東電、武黒副社長外国特派員協会記者会見 (25 日) 東電、柏崎刈羽原発「隠すことは何もない」と明言、IAEAの調査を前に (AFP, 25日 21:30) 「報道陣から、『調査団到着前に早急に原発を修理するつもりではないか』などの質問を受けた同社の武黒一郎(Ichiro Takekuro)副社長は、『いかなる修復作業もしない』と否定。隠し立てをすれば同社の企業価値は失われ、将来的に支払う代価は計り知れなくなるだろうと強調した。」 原子力安全委、大事故のリスク開示を義務付けへ? (26 日) 原発耐震基準、強化へ・原子力安全委 (日経、7:09) 全文「国の原子力安全委員会は26日、昨年決めた原子力発電所の耐震設計審査指針を見直す方針を固めた。新潟県中越沖地震で想定を超える揺れに柏崎刈羽原発が見舞われ、不安が広がっていることを重視。耐震基準の強化が必要と判断した。大事故が起こるリスク(確率)を開示、最小限に抑える追加工事などを義務付ける。2008年度にも結論を得たい考え。老朽化した原発は抜本的な補強工事が必要になる可能性もある。耐震指針の見直しでは、「絶対安全」を事実上前提とする従来の考えを転換。未知の地震で大事故が起こりえることを前提にする。未知の活断層の存在を加味するなどし、想定を超える大地震で外部に大量の放射能が放出される確率などを求める。その確率を一定水準以下にすることを各電力会社に義務付ける。」★新指針で推奨されつつも義務つけられてはいなかった確率論的安全評価 (PSA) の開示を義務付ける方針というように読める。 原子力安全委は日経報道を否定 原子力安全委 本日の日本経済新聞の報道について ★新指針を変更する方針はなく、PSA の義務づけを求めることもないということのよう。また『残余のリスク』を認めていることで新指針も「絶対安全」ではないということのようだ。 保安院、変圧器等の早期の耐震補強工事を要請する方針 原発耐震対策、周辺機器も補強・保安院、電力会社に要請方針 (日経、18:37) 保安院、変圧器など周辺機器や施設について耐震補強工事を早期に実施するよう各電力会社に求める方針を固める。 詳細は班目委員会で検討する。 東電、雨漏り 35 t に増加と発表 東京電力 新潟県中越沖地震発生による柏崎刈羽原子力発電所の主なプラント状況 非常用ディーゼル発電機定例試験終了。 1 号機オペフロ水拭き取り完了。 その他、作業のほとんどは昨日公表された豪雨による管理区域の浸水関連: 1 号機タービン建屋雨漏りによるポンプ室の水を廃棄物処理系へ移送完了。 3 号機タービン建屋雨漏りによる水の回収実施。 固体廃棄物貯蔵庫雨漏り拭き取り完了。 他、点検・復旧作業予定表。★固体廃棄物貯蔵庫の 17 t と報告されていた水に対して 1 日で「拭き取り完了」という記述は奇妙だが、水は排水されていない模様。 柏崎刈羽原発の大雨浸水、新たに5トン確認 (読売、20:23) 「東電は27日、新たに補助建屋の管理区域で約5トンの浸水を確認したと発表した。浸水は計5か所で35トンになる。」 補助建屋は『一般の建築物と同程度』の耐震性。 「管理区域で使用した作業服を洗濯したり、工作機械を置く部屋などがある。」 写真では壁に 4 m ほどの割れ目。 地下への雨漏り35トン 壁の内部にひび (毎日、22:06, 22:26) 「27日は雨がやんで水の流入は3カ所で止まり、残り1カ所でも、しずくが垂れる程度になったという。」 東電、クレーン点検など今後のスケジュールを発表 東京電力 新潟県中越沖地震後の主な点検・復旧作業予定 柏崎刈羽原発の復旧・点検、東電がスケジュール公表 (読売、20:59) 「1~7号機のクレーンを8月12日までに調査・点検する。」 「主排気筒に接続されているダクトについて放射能漏えいの有無などを調べる作業は8月17日に終了する予定。」など。 東電、ディーゼル発電機の定期点検終了 東京電力 柏崎刈羽原子力発電所ディーゼル発電機における定例手動起動試験の結果について 定期点検の終了を通知。 非常用ディーゼル発電機、正常に作動 (毎日、21:16) 「非常用ディーゼル発電機20台の試験を終え、すべて正常に作動したと発表した。」 「原発トラブルが起きて発電所外からの電気も途絶えた際に、原子炉を安全に冷やすなどの電源に使う。」 「同原発の規定は、月に1度ずつ起動し正常に動くことを確認するよう定めている。」 東電、30 日より柏崎刈羽地域に副社長を駐在させる 東京電力 (お知らせ)柏崎刈羽地域への当社副社長の駐在について 30 日より現地に武黒副社長を駐在。 東電、副社長を現地に常駐 刈羽原発、地元への情報提供など強化 (産経、20:01) 「原発復旧の陣頭指揮や地元自治体や住民との調整にあたらせる。」 「武黒氏は6人いる副社長の1人で同原発の所長経験者。東電の地震対策本部副本部長も兼任している。」 東大地震研、余震の分布より断層「へ」の字を推定 断面「ヘ」の字形に2枚か=中越沖の震源断層-東大地震研教授 (時事、21:58) 東大地震研究所の平田直教授が地震計で余震を観測したデータを解析して 27 日公表。★断層については当初気象庁が東に下がった逆断層を推定し、産総研と国土地理院は地上部の動きの測量からそれぞれV字状と西に下がった断層とからなる 2 枚の断層を推定している。 東大地震研究所 平成19年新潟県中越沖地震 特集ページ 本震は「へ」の字の西が下がった側で起き、そのは延長は越後平野西縁の鳥越断層群かもしれない。★鳥越断層は耐震設計審査の対象になっていた。 他のプレスリリース 原子力安全・保安院 中越沖地震における原子力施設に関する調査・対策委員会(仮称)の設置について (26 日付、27 日サイト上公開) 原子力安全・保安院 7月20日の大臣指示を受けた電力会社等からの報告について (26 日付、27 日サイト上公開) 原子力安全・保安院 平成19年新潟県中越沖地震における東京電力㈱柏崎刈羽原子力発電所の影響について(第8報) (26 日付、27 日サイト上公開) 原子力安全・保安院 柏崎刈羽原子力発電所における安全確認の状況について (26 日付、27 日サイト上公開) 毎日新聞朝刊に連載された記事「原発震災」 (20 – 23 日) 原発震災:中越沖地震の衝撃/上 自衛消防隊、機能せず (毎日朝刊、20 日) 原発震災:中越沖地震の衝撃/中 「20キロ断層」指摘を放置 (毎日朝刊、21 日) 原発震災:中越沖地震の衝撃/下 大事故のリスク明示を (毎日朝刊、23 日) 海外報道から Japanese power company unsure when quake-hit nuclear plant will resume operations (AP, 25th local time) 東電の損失見積もり、再開のめどが立たないこと、クレーンも壊れててIAEA調査の前には直せそうにないこと、グリーンピースの調査結果などについて。 Uranium slides in wake of Japan nuclear leak (Financial Times, Javier Blas, 26th 22:19 local time) 4 年以上に渡って 10 倍にまで上がり続けていたウランの価格が初めて値下がり。柏崎刈羽の影響があると思われる。 おわり lt; nbsp;2007-07-26 | 2007-07-28 nbsp; gt;