約 7,633 件
https://w.atwiki.jp/aizufudoki/pages/936.html
陸奥国 耶麻郡 小沼組 辻(つし)村 大日本地誌大系第32巻 62コマ目 府城の北に当り行程3里28町。 家数16軒、東西1町10間・南北1町20間。 四方田圃(たんぼ)なり。 村東に米沢に通る裏街道あり。 東11町12間雄国新田村の界に至る。その村まで13町50間余。 西40間金沢村に界ふ。 南は村際にて金沢村に界ふ。その村まで4町20間余。 北は村際にて小沼村に界ふ。その村まで5町10間余。 また 申酉(西南西~西の間)の方40間宮目村の界に至る。その村まで3町30間余。 寺院 泉水寺 村中にあり。 曹洞宗北青木組恵倫寺の末山なり。山號を地蔵山という。 開基詳ならず。 慶長10年曹洞の徒了空来て修栄す。因てこれを中興とす。 本尊薬師客殿に安ず。 地蔵堂 村東3町10間余にあり。 3間半四面、南向き。 創建の時代詳ならず。 本尊地蔵、長5尺、座像なり。慧心作1寸8分の地蔵を體内に納む。 泉水寺司なり。 慶長中(1596年~1615年)この地蔵の賽銭金沢村と争論ありし時の裁許状、今肝煎仲條務右衛門が家に蔵む。その文如左。 (※略) 田舎代とは葦名氏の時をいう。蒲生氏を上代といい、上杉氏を越後代という。 (※略) Google Map辻地区 泉水寺 辻地蔵尊
https://w.atwiki.jp/aizufudoki/pages/567.html
陸奥国 大沼郡 大谷組 琵琶首(ひはのくひ)村 大日本地誌大系第33巻 61コマ目 府城の西に当り行程8里7町余。 家数20軒、東西40間・南北1町52間。 山間に住す。 西は中川に臨み南北に菜圃(さいほ)あり。 東4町24間大成沢村の山に界ふ。 西9町50間浅岐村の山に界ふ。 南1里4町6間野尻組小野川村の界に至る。その村まで1里23町。 北14町8間大成沢村の界に至る。その村まで35町余。 木地小屋 下平(しもたひら) 本村の南18町にあり。 家数5軒、東西26間・南北38間。 山中に住し西は中川に傍(そ)ふ。 山川 志津倉山 村西25町にあり。 頂まで3町。 間方村及び野尻組下中川村と峯を界ふ。 中川 上流を六沢川という。 小野川村の境内より来り、村西を過ぎ北に流るること1里16町大成沢村の界に入る。 神社 第六天神社 祭神 第六天神? 勧請 不明 村より未(南南西)の方1町にあり。 鳥居拝殿あり。村民の持なり。 寺院 地蔵堂 村中にあり。 草創の初詳ならず。 村民の持なり。 Google Map志津倉山 多賀神社 お堂 お堂(下平) 他化自在天(第六天神)(Wikipedia)
https://w.atwiki.jp/aizufudoki/pages/879.html
陸奥国 耶麻郡 川西組 西窪(にしくほ)村 大日本地誌大系第32巻 23コマ目 府城の東北に当り行程3里24町。 家数32軒、東西1町・南北2町。 二本松裏街道に住す。 西に山を擁し三面田圃(たんぼ)なり。 東5町15間三城潟村の界に至る。その村まで8町。 西10町布藤村の山界に至る。 南2町蟹沢村の界に至る。その村まで6町。 北4町桜川村の界に至る。その村まで5町。 山川 高森山 村北3町計にあり。 雑樹多し。 昔この山より金を採りしにや抗の跡残れり。 また村より戌(西北西)の方8町計に石ホロ山とて小山あり。金屑出。 桜川 村東1町40間にあり。 桜川村の界より来り、南に流るること6町湖水に入る。 温泉 村北にあり。 硫黄の気を帯。また水に雑り出、浴し難し。 周4間余。 関梁 橋 村東、二本松裏街道にある石橋なり。 長6間・幅2間、桜川に架す。 神社 諏訪神社 祭神 諏訪神? 相殿 山神 天王神 草創 不明 村北2町、山下にあり。 鳥居あり。三城潟村佐野壱岐が司なり。 寺院 六地蔵堂 村より戌(西北西)の方40間にあり。 地蔵6軀を安ず。 草創の初知らず。 村民の持なり。 Google Map西窪地区 西久保温泉(亀屋旅館) 諏訪神社 愛宕神社? Goo地図西窪地蔵菩薩 天王様
https://w.atwiki.jp/wakan-momomikan/pages/369.html
おうみのくに Oumi no Kuni しおうりじんくろう(塩売甚九郎) とりくぐらず(鳥くぐらず) たがのしろざる(陀我の白猴) がわた あんねんとう(安然塔) 比叡山 すがめのこへび(酢瓶の小蛇) なすびばばあ(茄子婆) 琵琶湖 かいりゅう(海竜)、おおなまず(大鯰) たいかいのわに(大海鰐) こいのばけもの(鯉魚の妖精) 坂田郡 おばけいわ(おばけ岩) かつらざか(桂坂) 高島郡 とっかいこう いたちのひとつび(鼬の一ッ火) ありにちち(蟻に乳) かんえもんどんのたぬき(勘右衛門どんの狸) あみだうし(阿弥陀牛) なまぐさじぞう(腥地蔵) おせきじょろう(おせき女郎) 甲賀郡 きょうづか(経塚) てんぐのかれえだ(天狗の枯枝) なんがくばな(南覚花) じおうせんび(地黄煎火) ごろうおう(五郎王) 滋賀郡 栗太郡 ようごうすぎ(影向杉) おおがやのだいじゃ(大萱の大蛇) 野洲郡 みかみやまのだいじゃ(三上山の大蛇) おうみのじんろく(近江の甚六) 蒲生郡 おなべまつのへび(お鍋松の蛇) 神崎郡 ぞ 愛知郡 にじゅっしゃくのぼうず(二十尺の坊主) 犬上郡 ことろことろのてならい(子取ろ子取ろの手習) じぞうどうのこおに(地蔵堂の小鬼) 浅井郡 ばばあのばけもの(婆化物) 伊香郡 きつねのあかりけし(狐の灯消し) ちごい(血鯉) もどる
https://w.atwiki.jp/aizufudoki/pages/418.html
陸奥国 会津郡 南青木組 一堰(いちのせき)村 大日本地誌大系第31巻 79コマ目 この村旧一関に作る。 相伝う。昔は街道にてここに関をすえ置きし故(ゆえ)の名なりとぞ(一説に鎌倉街道という)。 寛文中今の文字とす。 府城の南に当り行程1里12町余。 家数57軒、東西2町14間・南北5町33間。 四方田圃(たんぼ)なり。 東3町47間堤沢村の界に至る。その村まで9町20間余。 西7町20間大沼郡橋爪組本郷村の界に至る。その村は申(西南西)に当り30町計。 南6町20間花坂村の界に至る。その村まで8町50間余。 北2町22間徳久村の界に至る。その村まで7町50間余。 また 丑(北北東)の方5町3間中野村の界に至る。その村まで13町余。 寅(東北東)の方4町59間御山村の界に至る。その村まで11町20間余。 亥(北北西)の方7町35間飯寺村の界に至る。その村まで17町10間余。 端村 本羽黒(もとはぐろ) 本村より辰巳(南東)の方5町にあり。 家数7軒、東西58間・南北1町7間。 東は面川村の端村本羽黒に続き1村の如く。 三方田圃(たんぼ)なり(舊事雑考に飯田島(いひたしま)はこの地の旧名なるべしとあり。本郷村羽黒神社の条下を併せ見るべし)。 山川 鶴沼川 俗にこの村より下流を大川という。 村西4町にあり。 花坂村の境内より来り、北に流るること15町40間、飯寺村の界に入る。 水利 門田堰 花坂村の方より来り、田地の養水となり徳久村の方に注ぐ。 松堰 花坂村の方より来り、田地に灌ぎ徳久村の方に注ぐ。 神社 羽黒神社 祭神 羽黒神? 相殿 稲荷神 12座 伊勢宮 2座 宗像神 湯泉神 雷神 日月神 山王神 鎮座 不明 端村本羽黒にあり。 鳥居あり。 神職 天川信濃 府下東黒川蚕養宮村に住す。 天明4年(1784年)蚕養国神社神職佐瀬大隅が譲をうけ神職となる。 磐椅神社 祭神 大山祗命 「祗」となっている 鎮座 不明 村中にあり。 鳥居幣殿拝殿あり。 末社 八幡宮 本社の東に並ぶ 別当 常蔵院 本山派の修験なり。 開山を達運という。現住元譽は12世の孫なりという。 寺院 光明寺 村中にあり。 天台宗壽栄山と號す。郭内延壽寺の門徒なり。 縁起に拠るにこの地に旧阿弥陀堂あり、至徳中(1384年~1387年)亮珍という僧弥陀の霊夢を蒙り1寺を造営し、天文中(1532年~1555年)尊慶という僧再興すという。 本尊弥陀客殿に安ず。 地蔵堂 客殿の前にあり。 大坊墓 客殿の南に五輪1基あり。 無為真という僧の墓なりという。 この僧もと本村に住して(今太子屋敷という農民の家あり)太子守宗なり。親鸞越後より帰洛の時この家に宿せり。無為真深く親鸞に帰依して改て浄土真宗となりしといい伝う(府下石塚の条下を併せ見るべし)。 また府下千石町專福寺に伝わるところ少しく異なり。 地蔵堂 村南4町にあり。 草創の年月詳ならず。 六地蔵を安ず。長各5尺余。 俗に萩原地蔵という。昔この邊萩多かりし故(ゆえ)名けしとぞ。 六地蔵の名を記せし額あり。何人の書にかさだかならざれども土人は嵯峨天皇の勅額なりという。筆跡凡ならず。 御山村照谷寺これを司る。 古蹟 館跡 村中にあり。 本丸跡、東西17間・南北16間。 二丸跡、東西21間・南北17間。 土居隍(ほり)の形存す。 何人の住せしか詳ならず。 Google Map一ノ堰 羽黒神社(本羽黒) 磐梯神社 光明寺 萩之原六地蔵尊(一ノ堰六地蔵尊)
https://w.atwiki.jp/sexyvoice/pages/328.html
ロボの手はとても綺麗だと思う。家にいるばっかりか肌自体も白いのだが、 手だけは特別な気がする。 透き通るように繊細で、光なんか当たらなくても関係ないくらいにキラキラしている。 意識してなくても自然に目がいってしまう。 でも。 ロボの手は冷たい。 どんな体温なのか、どんな暖かさをしているのか触れてみたくて、 手のひらを握ってみたり 細くなめらかな指に自分の指を絡ませてみても ロボの温度はわからない。 血が通っていないということじゃない。冷え性でもない。 ぬくもりがないということでもない。 それでも。上手く言い表せないけど 彼の手は冷たい。 「…ニコ?」 ロボにふんわり話しかけられて私ははっとした。 久々にゆっくり過ごせる週末で、私たちは何週間かぶりに体を重ねていた。 お互い何度目かの絶頂を迎え、一息ついたまどろみの中で、私は無意識に 彼の手に自分の手を合わせ親指で手のひらを往復させてしまっていた。 「ごめん。何でもないの…。」 そう言って怪しまれないようゆっくり手を引いた。 ゆっくり引いたのは久しぶりにして疲れたのもあったけど。 「…ふぅん。あっ、まだしたいってこと?」 ロボは目尻を緩めて顔を寄せてきた。 「違うよバカ。これだからスケベは。」 「なっ…!ひどいよニコぉ~。」 ロボの眉毛と目が極端に下がり八の字になる。薄暗い部屋の中でもはっきりわかるくらいだ。 さっきまでの雰囲気との差が可笑しくなって、私も口元がふにゃっと緩んだ。 ロボの表情はこんなにも豊かで、私を抱きしめてるときも体はあったかいのになぁ。 ロボの体温を感じたくて、私はロボの肩にそっと頭をのせ腕を腰に回した。 Tシャツ越しでも十分ぬくもりが伝わってくる。 ロボも私の肩に腕を回し、頬を寄せた。 「…なんか久しぶりだから眠くなってきちゃった。おやすみ。ロボ。」 「俺も。おやすみ。ニコ。」 やっぱり手だけ…。 何でだろ?と自分の肩に感じる彼を不思議に思いながら、 静かな夜は更けていった。 またいつも通りの生活が始まった。 地蔵堂は非日常的なのだが、依頼を受けて調査して解決、のサイクルはあの時と何ら変わりない。 ロボと付き合いだしたのは大きな変化だけど。 私は高校でロボは会社。 私が進学したり就職しても変わらないのかな もし結婚しても…いやその前に別れたら…なんて漠然と考えながら歩いていたら、あっという間に 地蔵堂に着いた。 ロボは出張なので、先日解決した事件の報酬は私がもらいに行くことになったのだ。 書かれた人間は必ず不幸になるノートのカラクリを暴く、という どこかの漫画のパクリみたいな事件で、犯人は直ぐに見つかった。 「犯人は『自分の能力を世間に知らせたかった』と言ってました。 そんなことに費やす時間があったら他のことに注げば良いのに。」 「あ~ら、そう?まぁ、被害もいたずら程度みたいだったし、これからは 人のためになるものを作るって彼も反省してるんだから無事解決じゃない。 じゃあ報酬は…。」 社長が机の横でごそごそしているのを待っていると、奥にヒビの入った銅像のようなものが目にはいった。 それは丸みを帯びていて何を表しているかはわからないが、 無造作に置かれており、くすんだ乳白色をしている。 「これ何ですか?」 「ああそれは体温計みたいなものよ。触ると色が変わって熱がわかる特殊なもので作られたらしいけれど。 元々古かったんだけど、今朝よっちゃんが落として使い物にならなくなっちゃったのよねえ…。」 あぁだから今よっちゃんいないんだ、と 社長の背筋がゾワゾワするような笑みを見て思った。 そんなのがあるんだ 私は何気なくその像に触った。 あれこれ触ってみても何の変化がない。 乾燥した粘土みたいな質感だな。でも見た目と違って何の温度も感じないや。 暖かくも冷たくもない。 無機質ではないんだけど、突き放すようで、それでいて包むような。 どこかで触れたことあったかな。 これは…。 「普通の体温計はすぐ教えてくれるけど、これは違う。数字としてはっきり表れない。 まるで体温だけじゃない他のものも表している感じがしない? そんな体温計も洒落てて素敵でしょう。」 社長に横から話しかけられて、私はハッとした。 体温だけじゃないもの…。 彼の手 ロボの手もこれと同じなのかな? だとしたら、ロボの手は冷たいものなんかじゃなくて触れたものを表すもの 私を表すってこと? じゃあ私は…冷めた人間? 「…触っても何も感じないってことは冷たい人なんですか?」 「そうかもしれないわね。でも違う意味もあるかもしれないわ。」 「どういうこと?」 「冷たく感じるのは触れるもの自体が暖かいから、ということもあるでしょう? 気になって色々触っているうちにあれこれ考える。 それって自分を見つめ直してることになる、って思わない?」 ぁあなるほど、そういう考えもあるのか。 んーでもなぁ。いやそれって…。 「何か頭の中がぐるぐるしてきた。」 「それで良いんじゃない?きっかけになれば。 それで報酬なんだけど…。」 「あっ、今回はいらないです。代わりにヒント頂いたんで。」 「あ~らそう?じゃあそのヒントが役に立てば良いわね。」 社長は子供みたいに目をキラキラさせて言った。 帰り際にもう一つ聞いてみた。 「さっきの話なんですけど、触られてる方は何も感じないんですか。」 「それは聞いてみないとわからないわ。 本人にね。」 「…ですよね。」 見透かされてるような視線を感じ、私は地蔵堂を後にした。 そっかぁ。私はロボの手を冷たいとばかり思ってたけど、それだけじゃないんだな。 私ってどう見えてるんだろ? ロボはどう思ってるんだろ? まぁいいや。疑問は尽きなが何だか胸のつっかえが取れた気がする。 沈みかけている夕日を眩しく感じながら、私は帰路についた。 出張から戻ったロボに晩ごはんを作った。 休日でもきちんと髭を剃るロボだが、今日はあちこちに無精髭が生えている。 意外と疲れたのかな? 「いや~やっぱり手作りは美味しいよね!ありがとうございMAX!」 「そんなに感謝しなくても…。出張先のだっておいしかったでしょ?」 「ニコが作ることに意味があるの!」 屈託のない笑顔で断言されると照れ臭くてしょうがない。 私はロボのこういうところに弱い…。 「お土産うっかり忘れてきちゃった。ごめん。次はちゃんと買ってくるからね。」 「良いよ、気にしないで。それに仕事で行ったんだし。」 私も地蔵堂からの報酬ロボに言わないで勝手に断っちゃったし…。 なんて黙っといた方が良いかな? 食器を洗い終えテーブルに戻ると、ロボがいたわるように私を抱きしめてきた。 「ニコぉ。ホントに寂しかったんだからね?」 ロボの手が私の頭を撫でる。 「ったく子供なんだから!もし転勤とかなったらどーすんの?」 悪態をつきながらも、私はロボの腰に手を回す。 「そうなったら一緒についてきてよ。俺ニコとなら幸せになれる自信あるから。」 顔がばぁっと赤くなる。 思わずロンパースをつかむ手に力が入った。 「何それ。プロポーズのつもり?」 「ふふん。さぁね~♪」 ロボは体を離しそっと唇を重ねてきた。 私も労いの念を込めてそれに合わせる。 最初はついばむような軽いキスだったが、 次第に唇を吸うような深いものになったのに驚き、私は体を離した。 「ちょっ、疲れてんじゃなかったの?」 「ニコが来てくれたらそんなの吹っ飛んじゃった。 …だめ?」 さすがだな、と苦笑いしつつ、私も体中が火照っていくのを感じた。 「…いいよ。でも私シャワー浴びてない。」 「いいの。ニコの匂いも味わいたいから。」 「…変態。」 変態で結構ですぅ~、なんて歌うように言いながらロボは机の棚に向かった。 多分コンドームを取りに行ったのだろう。 私が電気を消して戻ろうとしたとき、丁度ロボと向かい合う形になった。 暗いせいかいつもより威圧感を感じる。 ロボは私をゆっくり抱き締めると、額や瞼に唇を落としていった。 無精髭がチクチクする。 立ったままされているから、私はロボの腰をつかむしかなかった。 そのうちロボが私の口に降りてきた。 唇を押し付けるとパカッと開かされ、舌が入ってくる。 簡単に私の舌を掬い、唾液を絡ませながら 同時に唇も吸う。 ねちゃねちゃいやらしい音を立て、ロボは私の口内を舐め上げる。 息苦しくて顔を離そうにも、頭をしっかり押さえつけられているので つい声が漏れてしまう。 「……っはぁ…。…ロボぉ…。」 ロボはそんな私を知ってか知らずか、ニヤッと笑い耳たぶに舌を這わせてきた。 ずっと立ったままなので足がもたなくなってくる。 同時に、自分の下腹部に押さえきれないロボの熱さを感じていたので どうしていいかわからなくなった。 「ロボ…。ベッドでしよ…?」 「わかった。ごめんね。 じゃあ脱ごっか?」 耳元で優しく囁かれるとつい許してしまう。 ロボはロンパースを脱ぎ捨て 私のワンピも手際よく脱がせた。 ベッドに横たえると、再び熱い口づけを交わす。 そういえばロボの手は…? 冷たい…? ロボは今ブラをはずして私の胸を玩んでいるけど… …冷たく感じない。 むしろ… すごくあつい。 これは私の? それともロボの? あついのは今だけなの?… どっちでもいいや。 今はロボとの行為だけに集中しよう。 ロボは私の乳房を口に含み、蕾を甘噛みしていた。 体がビクッと震え、思わず硬直してしまう。 「あっ、痛かった?」 「ん、ちょっとね…。でも大丈夫だよ。」 不安げな彼の顔がなんだか可愛くなり、 私はロボの頭を撫でた。 今日は彼の重みまでもいとおしい。 安心したのかロボは私の胸に顔を埋め、先端を舌でつついてきた。 「…んっ。……っぁ…。」 私の内部から熱い液が漏れてくるのを感じる。 ロボはお腹をするりとなでると、下着越しに指を上下に擦ってきた。 「んあっ…。パンツ汚れるから脱がしてよ…。」 「わかった。…何かニコ慣れてきた?」 「……バカ。」 ごめんなさいっ、と呟きながらロボは私の下着を両脚から引き抜いた。 新手のSMかよっ、と突っ込みながらも、私はロボの指に酔いしれる。 そのきれいな人差し指で何を感じるの? 首にキスしながら 器用に出し入れできる中指は 私のもう一つの蕾をやわらかくさわる親指は それを支えてる薬指と小指は 私をどう捉えているの? 「…はぁ。ニコ…。」 ちょっと…。って呟くと、ロボは私の両脚の付け根を肩に乗せ、 顔を押し埋めてぴちゃぴちゃ卑猥な音を立て始めた。 ちょっ…。くっつきすぎっ…。 鼻とかぁっ…、ロボ息できないよ…っ。 あたし脚閉じれないじゃん…っ。 それに髭が刺さってチクチクするんだよ…? …マジAVの見すぎだよ…。 私の混乱を他所に、ロボは一心に私の秘部を攻め続ける。 暗くても今の状態はさすがに恥ずかしい。 「ぁ、ぁん…ロボっ、お願いもうやめて…。」 起き上がりながら私は両手でロボの肩を強く押した。 ロボはぬらーっと離れ、 身を起こした私と対面する形になった。 気まずくなってロボの鎖骨辺りに視線を落とす。 「もういいよ。今度はロボが気持ち良くなって…。」 「そんなぁ~、気使わなくていいよ。ニコっ」 そう言ってロボは愛液まみれのままでディープキスをしてきた。 …ぅえっ。微妙な味…。 「少し待ってて…。そのままでね。」 ロボは背を向けて挿入の準備をし始めた。 私はボーッとその作業を見つめていた。 いつも思うのだが、この時間は思考が鈍く回る気がする。 これもセックスのうちなのかな? 「…ニコ。いくよ。俺の肩に掴まってて…。」 「えっ、このまま…?」 「うん。大丈夫。ちょっと膝立てて…。」 私は言われた通りロボの肩に掴まり腰を浮かせた。 ロボは先端に手を添えて花弁に軽くすり付けると、 半分近く自身を上に押し上げてきた。 「ああっ!んっ、…ん、ぅっ…。」 下から貫かれる感覚にまだ慣れなくて、私はロボに必死で掴まる。 ロボは私の骨盤を支え、内部を軽くえぐるよう腰を上下させながら、 私の中に全て埋め込んだ。 「…はぁ、…はぁっ、ニコ…っ。」 下半身がロボの腰の動きに倣ってしまう。 自分のものとは違う不規則な動きに口唇がだらしなく開き、涎が出そうになる。 行為の最中は気になって仕方ないから使わないようにしている聴力の分、 こうしたところに影響してくる。 互いの汗はどちらのものだかわからないくらいに混ざり合っていた。 自分の中で主張し続けるロボについていこうと、 私はロボの頭を抱え込んだ。 ロボは目の前で揺れる私の乳首を強く吸ってきたので、 全身が痙攣するような感覚が走り、思わずのけ反ってしまった。 そろそろ意識が薄くなってきた…。 「はぁっ。っあ、あっ…、ぁん…ロボぉ。もぅだめだよ…。」 「うっ…、俺もだ…っ。あっ、ニコっ…。」 互いにきつく抱き合いながら、私たちは想いを満たした。 パンツをはくのにも疲れた私は、ロボからスウェットを借りると すぐにベッドに横になった。 処理を終えたロボも、何だかぐったりして見える。 「疲れたね~ニコ。」 「…うん。でも気持ち良い疲労感、って感じかな?」 「あっ、それ俺も。」 珍しいね、なんてケラケラ笑いながら 私たちは自然と身を寄せ合っていた。 ふと私はロボの手をさわってみた。 今は穏やかに呼吸している。 私の手なんかすっぽり包む大きな手。 今まで色んなこと経験してきたもんね。 私の知らないことたくさん。 私も貴方みたいになれるかな? 「ニーコっ。どうしたの?」 ロボが子供に話しかけるみたいにして聞いてきた。 「ううん。なんでもない。 ただ、ロボの手が好きだなーって。」 「手ぇ~?手だけ~?」 俺は~?とロボは子供みたいに甘えてくる。 さっきまでの大人ロボはどこに行ったんだよ、 と思いながら私は 「手も含めて、ロボが好きだよ。」 と言ってやった。 ロボは一瞬目をぱちくりさせながらも、ニカッと笑って言った。 「俺は、ニコの全部が好きだよ。」 わかってはいても、私はロボのこういうところに弱い…。 また私、顔赤くなってるし。 「もぉ~、ニコまた何か考えてるでしょ? まっ、そんな所も可愛いんだけどね♪」 私もロボの全部が好き、って言おうとしたけどやっぱやめた。 なんかからかわれてるし…。 これはその時が来るまでとっておこう。 「ねぇ、ロボ。今日手繋いで寝て良い? やっぱり寝にくい?」 「そんなことないよ。ほら、おいで。」 ロボは空いている方の手で私を引き寄せた。 少々奇妙な形だが、これはこれであったかい。 「ロボ。おやすみ。」 貝殻繋ぎの手にそっと力を込めて言う。 「うん。おやすみ。ニコ。」 ロボはそう言って鼻にちゅっとした。 「あ。」 「えっ、何?」 「…髭剃って。」 * * * *END*
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/11443.html
登録日:2011/08/06(土) 14 25 45 更新日:2024/07/22 Mon 21 17 49 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 アイシールド21 コーラ ボールハンドリングの達人 マフィア ヤクザ者 リア充 二枚目半 円子令司 半ケツ 恋には鈍感 っちゅう話だよ 村田雄介 白秋ダイナソーズ 稲垣理一郎 策略家 純粋な男 女には愛 そして―― 男には力 『アイシールド21』の登場人物。 ポジションはクォーターバック(QB)兼セイフティ(S) 背番号 4 所属 白秋ダイナソーズ 身長 177cm 体重 66kg 誕生日 5月1日 血液型 AB 40ヤード走 5秒2 ベンチプレス 60kg 座右の銘 「弱肉強食」 名前の呼び方はマルコ。本人曰く、イタリア男っぽくてチョイ不良風味だから。 【性格】 常に飄々として弱気に振る舞い、掴み所の無い性格をしている。 父は元マフィアの資産家で、母はファッションデザイナー。 イタリア系のノリが色濃く出ており、白秋中時代では、その美貌から女帝と崇められていた氷室丸子を口説き落とした。 現在はそのやり方の為、冷めきった関係になったものの、彼女の事をマリアと呼んでいる。 女心が解ってないらしく、氷室は心底では彼のやり方を否定していなかった。彼女曰く、「狡賢いくせにそういうとこだけバカ」 元マフィアの父を持っているだけあって、狡猾でダーティーな面を持ち合わせている。 抽選会で西部と因縁があったセナ達と対戦順を変えようと提案したり、決勝進出を決めた泥門や次の対戦相手の西部に大量の花を贈ったり等、 好意の中に示威を潜ませた行為を見せる。 徹底した秘密主義者で、インタビューの際も答えをはぐらかしたり、関東大会決勝まで自分の実力を隠していた。 コーラとイタリアンスーツをこよなく愛する伊達男で、コーラを1.5Lを一気飲み出来る所かコーラを自分で調合出来るし、25万もするイタリアンスーツを買う程。 とまぁ、文面だけ見れば強キャラの風格を醸し出しているが、普段の彼はぶっちゃけ残念なイケメンで、内心は小心者。 【選手としての特長】 身体能力は並ながらも力は絶対という信念を持ち、「ボールハンドリングの達人」の異名を持つ(*1)。 力ずくでボールを掻き出す「スクリューバイト」を得意とし、 その場で倒すのでは無く、逆に点を奪うこの技を持つマルコを、セナは史上最悪の敵と評し、光速のステップを捕らえる動態視力と一連の技巧に、あの進も驚愕した。 QBを徹底マークする「QBスパイ」で、新QBのセナの動きを封じた。 個人技だけではなく司令塔としても優秀で、 戦況を即座に読み取る力、臨機応変に戦術を変える機転の早さ、相手の弱点を見抜く力、蛭魔にも引けを取らないトリックセンスを持つ。 ランプレイも得意で、卓越したボール捌きと峨王とのコンビランでアメフトの原点とも言える北南ゲームを展開する。 ただ、QBでありながらパスをする場面が描かれなかったので、パスに関する能力に関しては不明。 【他校のプレイヤーとの関係】 『ゲームで勝つ』事が全てという考えを持ち、その点からヒル魔と気が合い、試合前から対話をしていた。 マルコは自分に似た選手にヒル魔の名前を出す程。故に自分と同じヒル魔を危険視している。 それ以外でもキッドの本名を知ってたり、陸の新技の肝を一目見ただけで理解する等、情報収集能力と洞察力も引けを取らない。 本物のアイシールド21の居場所をも掴んでいた。 【作中での活躍】 関東大会での抽選会にて初登場。 前述の通り、強い所とは戦いたくないと言って、神龍寺と戦う事になった泥門と対戦順を交換しなくて良かったと心から安堵してた。 ここまでは読者も特に危険視していなかっただろう。 一回戦の太陽戦にて、高校最強の破壊神・峨王を引き連れて再登場。 強い高校とは戦いたく無いのは峨王が目茶苦茶にしてしまうかららしい。 太陽の選手を戦闘不能にする凄惨な状況を目の前にしても顔色一つ変えずにいて、危険な雰囲気を醸し出していた。 準決勝前に泥門と西部に大量の花を贈り、無言のプレッシャーを与えた。 そしてマネージャーである氷室が、泥門のセナと西部の陸に情報を流出していた場面にPCを回収する為に峨王と共に参上する。 野獣のような雰囲気を纏っていた峨王とは別に、まさしくマフィアのような危ない雰囲気を纏っていた。 迎えた決勝では、峨王に破壊されたチームメイトの天狗の変わりに守備にも参加。 攻撃面は峨王とのコンビランで、守備面はスクリューバイトで泥門デビルバッツを苦しめる。 そして前半途中、峨王がヒル魔を破壊して退場させ、変わりにQBに入ったセナに翻弄されるも、後半にてQBスパイでセナを完全に圧倒し、 機転の利いた戦術面で泥門の攻撃を封じた。 が、負傷しながらも試合に戻ってきたヒル魔と覚醒した栗田に叩きのめされ、半ケツにされたまま気を失ってしまった。 と、ここで回想に入る。 白秋中学入学時マルコは夢に燃えるアメフト選手で、周囲も舌を巻く程の努力家であった。 当時付き合っていた氷室丸子に優勝して勝利の朝日を見せる事を約束するも、 関東で無敵を誇る神龍寺を一方的に叩きのめす帝黒学園の力を見せ付けられ、自身の器を知り、関東の蛙と卑下するようになる。 日本屈指のトッププレイヤーでありながらも、天才達特有の誰にも負けない誇りのような雰囲気を持ってないのはこの為であった。 帝黒を倒す為には全てを破壊する力が必要と考え、峨王をスカウトする。 対戦相手の全てを破壊する戦い方に変えた為、それに反対する氷室との付き合いも冷やかになってしまった。 才能が足りぬのなら臆面もなく人の手にすがり 己の手を汚し 愛する者に侮辱され それでもなお、頂点を獲るために ただ『登る』事を選んだのだ。 回想が終わり自分の足で立ち上がり、ヒル魔に決勝で戦えて良かったと告げ、小細工無しの白秋最強の北南ゲームで最後の勝負を挑む。 峨王の力を信頼し、自分を叩きのめした栗田に恐怖を抱きながら突撃する。そして峨王の護るための殺意を引き出した。 試合終盤、本物のアイシールド21が帝黒学園にいる事をセナに伝える。 そしてスクリューバイトを完成する為にセナを本物のアイシールド21に見立てて戦うも、力勝負で破られる。 激戦の末惜しくも泥門に破れ、試合後のロッカールームにて氷室との関係も回復の兆しが見え始めた。 関東大会ではセナを抜いて、ラン獲得ヤードトップであった。 クリスマスボウルでは関東オールスターと共に観戦。不可能と思われていた打倒帝黒学園を実現した泥門の試合を見届けた。 世界大会編ではヒル魔の推薦でセイフティとして出場した。 だが、人気キャラが出揃っているこの場では、まったくと言っていい程に出番がない。 試合外のシーンでも特に出番はなく、唯一の見せ場は峨王がミスタードンに言い放った男の生き様に目を細めた事ぐらい。 因みに、翌年の関東大会で白秋は泥門と当たるも惜敗した模様。 白秋には円子、峨王、如月と主力が全員揃っており、逆に泥門には蛭魔、栗田、武蔵と主力の大半がいないため、どんな試合展開になったのか気になる。 一応、中坊が泥門に入学したがライン対決では峨王に惨敗したため、余計に負けたのが不思議である。 高校卒業後の進路は関東勢で唯一、不明。 「全部手に入れるために全部修正された」 「何がしたかったんだっちゅう話だよ」 「『追記したかった』」 「ただそれだけでしょう」 「あなたは他の誰よりもWiki篭りだもの」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 稲垣が楽に使える壊し屋が峨王、稲垣が考えに考えなきゃ使えないテクニシャンがマルコ。 -- 名無しさん (2013-08-25 22 54 23) 世界大会編で不遇とはいえ、泥門戦で実力いかんなく発揮できた分、峨王に理不尽に壊された天狗に比べりゃマシだろ。 -- 名無しさん (2013-08-25 23 03 01) 白秋戦での戦いぶり考えれば世界大会でも普通に戦えたんだけどな。やっぱり原作者が面倒くさくて使わなかったんだな。 -- 名無しさん (2013-08-27 01 03 51) 一応QBだけど一度もパスを投げるシーンがない -- 名無しさん (2013-09-23 17 38 07) まぁ世界編は超人オールスターにしたかっただけ感有るし。マルコ能力はパンピーで知力キャラはヒル魔がいるしだしな -- 名無しさん (2013-09-23 20 02 25) それでも世界大会ではQBスパイとかで使う手もあったけどな…。 -- 名無しさん (2013-10-03 23 30 58) マルコはQBだけど実際には守備能力に優れてる選手だからな。世界大会でも守備で活躍してほしかったのに・・・ -- 名無しさん (2014-04-19 17 01 57) マルコに出番がなかったのは阿含のせいだと思うよ。あんなに好き勝手やられちゃQBスパイもクソもない -- 名無しさん (2014-06-11 20 57 47) 「ここまでは」と強調するほどのキャラかな。 ただ峨王の虎の威 -- 名無しさん (2014-06-11 22 24 05) クリフォードと相性がいいのでは?→そもそも地力が違います。 -- 名無しさん (2014-06-11 22 29 41) クリフォードと同等の速度のセナからボールを奪取出来た(ラン技術はどちらが上かは不明だが)や味轣A無理でもないのでは?スクリメージライン越えてからのフォワードパスは反則だし -- 名無しさん (2014-06-14 22 04 00) 最終回の不遇は作者に忘れ去られたならそうだと明言してほしいんだよなあ。正直どんなに頑張ってもヒル魔たち3人抜きで白秋倒せるとは思えないし、事実ラインの要チューボーも結局峨王に勝てなかったらしい。じゃあどうやって勝ったのということになる。白秋もまたヒル魔「頭脳」が不在だったんじゃないか、とかね。マリアと良い感じになったのも峨王に慕われてるのもいいけれど、マルコ自身の罪は消えない。何が言いたいかって言うと夜道に刺される可能性が非常に高いよね、彼。あんなに選手潰してさ。 -- 名無しさん (2015-05-20 17 57 55) アメリカンフットボーラーのくせにフィールドで負けて夜道で復讐とかそんな女々しい奴は何をやられたって逆恨みするからマルコに限った話じゃないわな。進ですら本編一年前の泥門戦で助っ人二人を骨折させてるしフィールドじゃ怪我なんぞ日常茶飯事だろ。峨王がヤバいのなんて見れば一目でわかるんだし、それこそ怪我したくないなら棄権すりゃいい -- 名無しさん (2015-07-05 22 58 11) 銀時とは中の人も身長も同じだな。 -- 名無しさん (2016-11-10 22 16 38) 今月公開のハリウッド版恐竜戦隊のブルーはこいつと中の人が一緒だった -- 名無しさん (2017-07-12 20 45 09) いつかアイシールドのその後が読み切りで読めるならマルコのその後も書いてほしいな -- 名無しさん (2017-07-12 20 53 41) 白秋戦後のロッカーでのマルコと氷室の会話シーンほんと好き。あとアメリカ編では出番自体はツッコミ役として結構あるぞ。ないのは活躍。 -- 名無しさん (2019-12-17 10 20 36) うん、世界戦ではツッコミ役としてはかなり活躍してた -- 名無しさん (2020-05-24 20 25 47) こういうガッツのある人いる -- 名無しさん (2021-09-23 20 56 18) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/sexyvoice/pages/258.html
2スレ 2-180様 深い想い の続き 「あら?また夕食の準備だけして帰って来ちゃったの?」 一海ちゃんは私を見て言った。 「うん、そうだよ。」 「たまにはあんたも一緒に食べてくればいいのに。」 「う~ん、そうなんだけど、ロボ最近忙しくて何時に帰ってくるか分からないんだよね。」 「そんなの、帰ってくるまで待てばいいんじゃないの。」 「うん、そうだけど…。なんか遅くなるのも…。 「なに言ってんのよ。 お父さんとお母さんがそんなこと気にするわけないでしょ。 それに今までだって、夜ふっと消えて帰ってこなかったこと沢山あったじゃん。」 「う~ん、だからなにもない時は家に居ようかなぁと思って…。 それに休みの日に会えるからいいんだよ。」 「ふ~ん、そんなもんかしら。」 ロボは決してエリートなんかじゃないけど、ロボなりに一生懸命仕事をしてる。 最近は少しずつだけどそれなりに責任のある仕事も任されているよう。 そのため平日は遅くまで残業することが多い。 ロボは 「休みの日にニコに会うため、平日は一生懸命仕事をする!」と言っている。 そんなロボのために私は自分が早く帰れた日は、 ロボの部屋に行って食事の支度や部屋を片付けたりしている。 会えない寂しさはあるけど、こういう関係も良いかもと思う今日この頃。 その日も私はロボの部屋でカレーを作っていた。 勿論カレー以外にも色々と作れるけど、カレーだと2、3日保つので良く作る。 それにロボは私が作るカレーが大好きみたいだし。 「よし!これでよし!」 テーブルに用意したお皿の上に手ぬぐいを被せ私は言った。 「あれ?そういえば卵あったかな?」 冷蔵庫を開けると卵はなかった。 「そっか、朝ロボが食べちゃったんだね。 しょうがなぁいな、買ってくるか。」 ニコがロボの部屋を出から少しして、大きな人影がロボの部屋に入っていった。 「はぁ~今日も疲れたなぁ。」 ロボは部屋に向かってトボトボと歩いていた。 「あれ?電気が点いてるぞ。ニコ、まだ居るんだぁ。」 ロボは顔を輝かせながら階段を急いで上がって扉を開いた。 「ただいマックス!。まだ居…。」 ロボは言葉を飲み込んだ。 部屋の中に居たのはニコじゃなかった。 「お帰り。」 「どうしたの?急に!びっくりしたじゃないか!なにやってんの?母ちゃん!」 「何をって。見れば分かるだろ。カレー食べてんだよ。」 「さあ、お前もお食べ。美味しいよ。」 『なぁんだ、ニコじゃないのか…。』 ロボは意気消沈して靴を脱いで部屋に上がった。 その時だった玄関が開いたのは。 「ロボ!帰ってたんだ!」 ニコだった。 ロボは口をパクパクして慌てた。 こんな時のロボはパニックっていて頼りにならないことをニコは知っていた。 ロボの後ろから里子が現れニコも急な出来事に驚いた。 「須藤威一郎の母です。はじめまして。」 「あ、は、はい、林二湖です。 あのお母さん、はじめてじゃ…。」 ニコは「4年ほど前に一度お会いしてます。」と言おうとしたが里子の言葉がそれを遮った。 「ニコさんね。威一郎がお世話になっております。」 里子はニコにお辞儀をして、次にロボを睨んだ。 「で、威一郎。ニコさんとは?」 ロボは口をパクパクするだけだった。 「まさかあんた…。 こんな若い娘に何かしたんじゃないだろうね!?」 「ち、違うよ!母ちゃん!そ、そんなんじゃないよ。」 「じゃあ、なんなんだ!?」 「と、友達だよ。そ、そう友達!」 ニコはロボの言葉にムッとした。 「そう、お友達なのね。」 里子はニコを見て微笑んだ。 「ニコさん。ごめんなさいね。お気を悪くしないでね。 でも…。 あなたみたいな若い娘さんが、夜大人の男の人の部屋にいるのはどうかと思うわよ。」 「あ、いえ、いえ。そんなんじゃないです。 ロボ…。威一郎さんに卵を頼まれていたので届けに来ただけですから。」 「あら、そうなの。」 ニコは卵を里子に渡してロボの部屋を出て行った。 ロボは相変わらずオドオドしているだけだった。 「この馬鹿者が!」 里子はロボの頭を平手で叩いた。 「痛いよぉ、母ちゃん。」 「あんた!それぐらいじゃ済まないよ。 私が何を怒っているか、よく考えな!」 「なによ!ロボの奴!あったま来た!」 私は悔しかった。情けなかった。 「何が『友達』よ! 違うでしょ!『恋人』って紹介すべきなんじゃないの! ちょっとお母さんに睨まれたぐらいで怖じ気づいちゃって。 意気地なし!」 私とロボは10歳の歳の差がある。 50歳と40歳だったら何も思われないけど、28歳と18歳だと周りから変な目で見られたりする。 私はそんなこと全然気にしていないし、ロボだって今は大して気にしてない。 私が高校生だということには気を使ってくれているようだけど。 『私が若いのが何故いけないの!? ロボと同じ歳だったらいいの!? なんで? 私だって好きで10年遅く生まれたんじゃないから!』 周りから変な目で見られることもしばしばあった。 そんな時は必ずロボは私を庇ってくれた。 私たちが真剣に付き合っていることを主張してくれた。 あの時、私が酔っぱらいに「援助交際」と侮辱された時も 「この娘はそんな娘じゃない!俺たちは真剣に付き合ってるんだ!」 と泣きながら周りに訴えてくれた。 なのに、なんで? 『なんでお母さんにちゃんと話さないの? ロボのバカ!』 翌日、私は地蔵堂に呼ばれた。 「今度はどんな仕事なんですか? 今ロボはいないから私だけで出来る仕事じゃないと駄目ですよ。」 私はちょっとふて腐れながら言った。 「あら?そうなの? でもね、ちょうど良かったかもしれないわ。 今回はあなたにしか出来ない仕事だから。」 「え?なんなんですか?」 「今回は簡単な身上調査なの。 昨日、東京に来ている息子の身上調査をお願いしに田舎からお母さんが来られたの。 なんでもね。 もう28歳になるのにまだ独身でフラフラしているから田舎に呼び戻そうとしてるんだけど なかなか戻ろうとしないんですって。 それで、東京を離れられない理由があるんじゃないかと思って調査を依頼しに来たの。 お母さん自身はこの件に反対みたいなんだけど、親戚が煩いから仕方なしにって言ってたわ。 これが今回のターゲット。」 社長は写真を一枚私に渡した。 私はその写真を見て驚いた。 「え!?ロボじゃないですか!」 「そうなの、あの手下がターゲットなの。」 「え、えぇ~!」 「ね、だから、あなたにしかできないでしょ。 それにとても簡単じゃなぁい。 あなただったら直ぐにでも報告書書けるでしょ。 一応調査したことにしないといけないから、報告者は一週間後にこの住所に送って頂戴。 それと、ターゲットが田舎に帰る可能性なんかも書き加えておいて頂戴。」 私は思考が停止したまま住所が書かれたメモを受け取った。 「特に異性関係について詳しく知りたいって言っていたわ。 益々あなたには簡単なことでしょ? 自分のことを書けばいいんだから。ねぇ?」 「自分のことなんか書けません。書きたくありません!」 「あら?どうしたの?また痴話喧嘩?」 「痴話喧嘩なんかじゃないです!本気喧嘩です!」 「そうなの? ま、それはそれ。これはこれね。 とにかく頼んだわよ。 これはちゃんとした仕事なんだからね。そこの所を間違わないで頂戴ね。」 私は半ば呆然として地蔵堂を後にした。 「なんなのよぉ!もう! このタイミングで、この仕事!」 私は苛々していた。 でも、よくよく考えると、これは偶然じゃなく必然だったことが分かる。 私がこんなに苛々するのは、お母さんに対するロボの態度のせいであって、 そのお母さんはロボの身上調査を依頼しに来たんだから、この状況はある意味当然の結果。 頭で理解はしてる。でも、感情が追い付いていかない。 私は家に帰りパソコンのワープロソフトを立ち上げた。 画面には「須藤威一郎に関する身上調査報告書」と表示されていた。 暫くその文字を見ながら今までのこと、ロボのことを思い起こしていた。 そして、思いつくままキーボードを叩いた。 何度も読み返し、修正加筆した。 そして二日後、私は再び地蔵堂に行った。 「報告書出来たんで、これから郵便局に行って出してきます。 書留でいいんですよね。領収書はあとで持ってきます。」 「あら、もう出来ちゃったの? さすが早いわね。でも…。」 社長は言葉を一旦切った。 「ちょっと早すぎなぁい?」 「いいんです。一週間なんか待ってられません。」 「ふ~ん、そうなの。 それで、どんなことを書いたの?もう封してあるじゃなぁい。 見れないわ。 一応、私責任者なんだから、気になるわ。」 「大丈夫です。社長に迷惑を掛けるようなことは一言も書いてありませんから。」 「そ、分かったわ。あなたを信じるわ。 ちょっと早いけど、優秀な調査員に依頼すると言っておいたから大丈夫でしょ。 それじゃ、あとで精算するわ。」 私は地蔵堂を出て郵便局に向かった。 ロボとはあれから話をしてない。 何度も携帯に電話があったみたいだけど私は着信拒否していた。 郵便局は多少混んでいて発送するまでに少々時間を要した。 やっと手続きが終わり郵便局を出ると私を呼ぶ声が聞こえた。 「ニコぉ。」 私は声のする方を向いた。 ロボだった。 「どうしてここが?」 「地蔵堂で聞いた。」 「ふーん。」 私は何を話していいのか分からず、ロボを置いて先に歩いた。 ロボは早足で歩いて私の前に立った。 そして頭を下げて言った。 「ニコ、ごめん。ホントごめん。怒っているよね?」 「別に。」 私はロボをよけてまた歩き出した。 「やっぱ許してくれないよね…。俺…。ニコを傷つけちゃったから…。」 ロボは私の後ろを項垂れながら歩いていた。 暫くして、私は振り向いてキツイ調子で話した。 「どうせ、お母さんに私のことを話したら反対されると思ったんでしょ! 歳が離れすぎているとか私が若すぎるとか何とか言われて。 ロボは気が弱いんだから!」 ロボは俯きながら言った。 「うん…。そうなんだ…。 俺が若い娘をたぶらかしていると思って頭ごなしに反対すると思って。」 「でも、いつもだったら、ちゃんと言ったじゃない! 真面目に付き合っているんだって!」 「う、うん、そうなんだけど…。 俺…。母ちゃん怖くて。俺のいうことなんか信じてもらえないと思って…。 だから…。だから咄嗟にあんなこと言っちゃったんだ…。 友達だって…。」 私は怒った顔で黙ったままロボを見ていた。 暫くしてロボは顔を上げ真剣な目で私の顔を見た。 「でもね。さっき!母ちゃんに正直に話した。ニコのことを。 だから聞いて。俺の話を。」 「分かってたよ。」 ロボの話を聞いて里子は言った。 「え?」 「お前の部屋に入って直ぐに分かったよ。女の人がいることは。 お前も綺麗好きで昔から部屋を綺麗にしてたけど、それでも脱いだ寝間着までは畳まなかっただろ? バターはちゃんとバターケースに入ってたし、輪ゴムは貯金箱じゃなく取り易いように掛かっていた。 それで、とても几帳面な女の人と直ぐに分かったよ。」 「ふ~ん。」 「それにカレーだよ。」 「え?カレー。」 「カレーはまだ温かった。 お前は会社で居ないはずだから、じゃあ誰が作ったんだ?ってことになるだろ? その後お前が帰ってきて、あの娘が卵を持ってきた。 それでピンと来たよ。」 「そうなんだ…。」 「それと、とても気配りが効くね。あの娘は。 お前が帰って直ぐに食べれるよう、お皿とスプーンを揃えてテーブルの上に置いてあった。 埃が被らないように手ぬぐいをかけてね。 ワンセットしか用意してなかったから、あの娘は家に帰るつもりだったんだろ。 ちゃんとわきまえている。今時の娘としては珍しい。 ただね、あんなに若い娘とは思わなかったんだよ。 だから、あんたを試したんだ。」 「え?どういうこと。」 「お前とあの娘はいくつ離れてるんだい?」 「えっとぉ、10歳。丁度10歳。誕生日一緒だから。」 「威一郎、いいかい。よくお聞き。 私ぐらいの歳になればこれからの10年は大した変化がない。 しかし、18歳からの10年は大きく変化する。 お前だって、学生から社会人になって大きく変化したろ?」 ロボは頷いた。 「だからお前はもっとしっかりしなきゃならん。」 「え?どういうこと?」 「ニコさんは、これから大学、会社と益々世界が広がる。 その中で、お前なんかが足下に及ばない素敵な男性との出会いもあるかもしれない。 そんな時、お前がだらしなかったらニコさんはお前の元を去っていってしまうだろ?」 「うん、そうだ。」 「だからお前はしっかりしなきゃならん。 私に反対されるのを怖がっているようじゃ、まだ駄目だ。 しっかりおし!」 里子はロボの肩を叩いた。 ロボは俯いた。 「母ちゃん…。母ちゃんの感想を聞きたい。 母ちゃんの感想を聞いても俺の気持ちは変わらないけど…。 母ちゃん、ニコのことどう思う?」 「お前には勿体ないぐらいいい娘じゃないか。 あんたにしては上出来だ。」 「母ちゃんも、そう思う?」 「ああ、そう思うさ。 さ、早くあの娘の所に行って謝ってきな。 私はその間に帰るとするから。」 「うん、分かった。母ちゃんも元気で。」 ロボは急いで部屋を出た。 『ニコ、ごめん。俺、もっともっとしっかりするから!』 私はロボの話を黙って聞いていた。 「だから。だから、俺。これからも頑張る。 ニコに愛想尽かされないように頑張る。」 ロボは力強く握り拳を握って宣言した。 「大丈夫だよぉ、私は。 ブレたりなんかしないから。」 「ホント!」 ロボは嬉しそうな顔をした。 「今回だって…。 そりゃぁ、ムッとしたけど…。ロボだったら仕方ないかなぁと思ったし。 だから、ロボと別れようなんて全然思わなかったよ。 ただちょっとお腹の蟲が収まらなかったの。」 「じゃあ、許してくれる。」 「うん。今回だけ特別。でも、これからは私のことを隠したりしないでね。 私は歳の差なんか全然気にしてないんだから。」 私は笑った。 ロボは目を輝かせた。 「勿論! 良かったぁ。許してくれるんだぁ。良かったぁ。」 ロボは安堵のため息をついた。 「私より…。ロボの方が心配ね。」 私はちょっと意地悪な顔をして言った。 「え?何が?」 「だってロボ、女好きじゃん。 私のことなんかとっとと放って綺麗な女の人の所に行っちゃいそうじゃん。」 「なんて、ことをぉ。ない!それは断じてない!」 「冗談よ。」 私は笑いながらロボに腕組みした。 里子は帰宅した翌日郵便物を受け取った。 「もう今更用はないけど…。ま、せっかくだから読ませてもらうかね。」 ------------------------------------------------------------------------------- 「須藤威一郎に関する身上調査報告書」 須藤威一郎、28歳。 性格は温厚で争い事を好まない。 勤務態度は可もなく不可もなく、与えられた仕事を自分なりに一生懸命こなしている。 最近では責任ある仕事を任され残業をしながら確実に仕事をこなしている。 趣味はロボットアニメと模型作り。 単なる趣味の範囲を越えオタクと呼ばれる程の知識と技術力を持っている。 近所の子供たちとも仲が良く、公園で彼が作った模型で一緒に遊んでいる。 子供たちからの評判も高い。 口癖は「愛と正義と勇気」。 その言葉の実践に日々心がけている。 元来の優しさと相まって、街で困っている人を見ると手を貸さずにはいられない性格。 時として自分のことを差し置いてまで面倒を看るため損をする事がある。 そんな彼のことを、彼を良く知る周囲の人間は心配しつつも暖かく見守っている。 長所は、打算や計算のない純真な心。 短所は、優しさからくる優柔不断。 特別事項「異性関係」 本人は異性に高い関心を持っているため、合コンあるいはテレクラに通っていた。 しかし、オタクであることと優柔不断な態度のためことごとく振られていた。 約4年半前に一度看護師と同棲をしたが、それも直ぐに終わってしまっている。 以来3年間特別な異性は現れていなかった。 約1年半前にある女性と3年ぶりに再会する。 以来、合コンおよびテレクラには顔を出していない。 その女性とは今年の春頃から恋人関係になり、現在は男女の関係までに進展している模様。 その女性の名は、林二湖。 10歳年下の現在高校三年生。 二人はお互いのことを大切に想い合い真剣に交際している。 二人の交際については林二湖の家族も承知している。 二人を知る者の話では、二人は互いを認め深く想い尊重し合っているとのこと。 その深い絆は並大抵のものではないとの証言もある。 結論 須藤威一郎が東京を離れない最大の理由は林二湖の存在によるものと考えられる。 私見ではあるが、彼らの絆は深いため須藤威一郎が帰郷することはまずないものと思われる。 以上 -------------------------------------------------------------------------------- 『たった2、3日で良くここまで調べられたものだ。 余程優秀な調査員なんだね。恐れ入った。 この報告書通りだったら私が心配するまでもないかねぇ。 ニコさんも、きっとこの調査員ぐらいあの子のことを分かってくれているんだろうから。 威一郎よ、がんばんな!』 おわり 2スレ 2-191様 無題 へ続く
https://w.atwiki.jp/sexyvoice/pages/362.html
「って あの二人 大丈夫かな~」 「あらぁ ニコ 心配?」 「えぇ まあ」 「だって しょうがないんじゃない あの二人のせいで危うく仕事 ダメにする所だったんだから今度は 単純で面倒くさい事ぐらいしかやらせられないわ」 「・・・・そ う ですね」 遊び飽きた地蔵堂の二人が帰って来た、それを知ったニコは自ら志願してスパイになったらしい (もちろんロボを連れて) 「ぜんぜん 動かないね」 「だな」 「何でっ 出発早々 渋滞に巻き込まれるんだよ~ しかも車で北海道まで あ~ も~めんどくさい~」 「しょーがねーだろっ オレらがミスして社長に恥かかせちまったんだからよぉ 第一お前がロボットに見とれてないで ちゃんとヤツを見張ってないから こーゆ~事に」 「あぁ だったら よっちゃんだって女の人 ナンパ し て た でしょ」 「バカ あれは違う あれは 情報屋? そうオレの情報屋とネタのやり取りしてたんだよ」 「あっそっ なら何で その女の人の後ろ付いて歩いて おねがい おねがい ~しないからって言ってたんだよっ」 「(こいつ とんでもないとこ 見てるな)お前 やっぱりホシ ぜんぜん見張ってねーじゃねーかよ」 「それは お互い様でしょ」 「バカやろ そうゆう時は お互い様って言わんねーんだよ ボコ」 「いった~ 何で殴るんだよ ぽか」 「おっ やるか~」 (ボコ ぽか ボコボコ ぽか ボコボコ) 「あぁ~ ちょっ ちょっと 待って」 「何だ もう降参かぁ?」 「違う 違うよ 何かこの車 周りの人達からジロジロ見られてるよぉ」 「だろうな なんせ 後ろにぃ こんなパンダみたいな犬が乗ってんだからな」 「あっ ダメだ よっちゃん 後ろ向いちゃぁ 知らないフリ そう 知らんプリ いや違う 最初から乗ってました、 車買った時から乗ってました みたいな顔して他人を装うんだっ」 「どんな 顔だよ はぁ~ いつになったら北海道着くんだ?」 ・・・・・ 「ハイ これ あげる この前の報酬」 「えっ でも 私 たいした事してないですよ」 「いいのよ それにまたスパイやってくれる お祝いとゆうか挨拶みたいなものね」 「あぁ それなら お言葉に甘えて・・・・ あ 飛行機のチケット・・・ !!!!ほ っ か い ど~ 北海道って 社長ー」 「フフフッ そう北海道のムツジロー王国。 その内あの二人が来るはずだから しっかり見届けてきて。」 「(あぁ はじめから決まってたんだ)わかりました、 でも見届けるだけなら わざわざ行かなくてもケータイで十分確認取れるんじゃないですか?」 「だけなの? そうなの ニコ?」 「えっ?(あぁ 社長 この前の事すっごく怒ってるんだ 私たち 北海道で何やらされるんだろう) ・・・・い っ て きます」 「ニコー 帰りは 三人で仲良く車で 急いで帰ってらっしゃい」 「は い」 おわり
https://w.atwiki.jp/aizufudoki/pages/565.html
陸奥国 大沼郡 大谷組 大成沢(おほなりさは)村 大日本地誌大系第33巻 61コマ目 府城の西に当り行程7里8町余。 家数18軒、東西1町13間・南北1町38間。 山間に住す。 西は中川に臨み南北に田圃(たんぼ)あり。 東3町45間漆峠村の界に至る。その村まで10町40間余。 西15間芋小屋村に界ひ中川を限りとす。 南21町琵琶首村の界に至る。その無rあまで35町余。 北3町7間芋小屋村の界に至る。その村まで6町10間余。 また辰(東南東)の方24町滝谷組高森村の界に至る。その村まで1里4町。 山川 博士山(はかせやま) 本村より辰(東南東)の方32町にあり(本郡の条下に詳なり)。 中川 琵琶首村の境内より来り、村西を過ぎ北に流るること20町芋小屋村の界に入る。 関梁 橋 村より3町余亥(北北西)の方、中川に架す(芋小屋村の条下に詳なり)。 神社 住吉神社 祭神 住吉神? 相殿 第六天神 草創 不明 村より丑(北北東)の方3町にあり。 鳥居拝殿あり。砂子原村三浦大隅が司なり。 寺院 地蔵堂 村中にあり。 創建の年月詳ならず。 村民の持なり。 Google Map博士山 住吉神社 お堂