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《地球「地獄に降る雨」》 No.1878 Spell <第十九弾> NODE(3)/COST(2) 術者:ヘカーティア・ラピスラズリ 効果範囲:プレイヤー、手札、デッキ、冥界に及ぶ効果 発動期間:瞬間 〔このカード〕はあなたの冥界が地獄になっている場合のみプレイ出来る。あなたのデッキをすべて見て、任意の枚数のキャラクターカードを抜き出し、破棄する。その後、デッキをシャッフルする。 地獄に新たなモノが落ちてきた。 Illustration:ぢん コメント ヘカーティア・ラピスラズリのスペルカード。 収録 第十九弾 関連 「ヘカーティア・ラピスラズリ」 ヘカーティア・ラピスラズリ/19弾
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Format Title Artist Label Model Number Release Press 12 地球人? RADICAL FREAKS LASTRUM CORPORATION LALPE-001 1997/--/-- - Side Track Title Produce A 1 地球人? DJ TATSUTA 2 地球人?(Inst) DJ TATSUTA 3 地球人?(Acap) DJ TATSUTA B 4 被害妄想 DJ TATSUTA 5 被害妄想(Inst) DJ TATSUTA 6 被害妄想(Acap) DJ TATSUTA PERTAIN CD 地球人?
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amazonで探す @楽天で #陽気なギャングが地球を回す を探す! 映画 2006.05.13 wikipedia Hulu NETFLIX dTV PrimeVide U-NEXT TVer Paravi GYAO youtube検索 / Pandora検索 / dailymotion検索 / bilibili検索
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ジョミー・マーキス・シン 春パステル キース・アニアン 冬クリア ソルジャー・ブルー 夏スモーキー
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ラティオスorユクシー:ソルジャー・ブルー せいしんりょく推奨 -- (ユリス) 2012-06-20 16 57 27 草案 登場人物 シルヴァディorグラエナ:キース・アニアン 前者はネタバレになるが、人工ポケモン繋がり。後者は使い手のコサブロウとの声優繋がり アチャモ バシャーモ:トオニィ エーフィ:フィシス ポケモン4コマ大百科ネタ アブソル:ジョナ・マツカ ランクルス:セキ・レイ・シロエ 性格なまいき推奨 オニシズクモ:サム・ヒューストン 面倒見が良いので エリキテル:スウェナ TVアニメ版ではジャーナリストになるので ボスゴドラ:キャプテン・ハーレイ マルマイン:ゼル機関長 クチート:エラ女史 コロトック:アルフレート ハピナス:カリナ ゴチミルorモグリュー:アルテラ 前者はツインテールなので。後者は声優繋がり エルレイド:タキオン キルリア:タージオン ミルホッグ:ツェーレン ドゴーム:ペスタチオ デンチュラ:ユウイ フラージェス:ニナ マイナン:マヒル プラスル:ヨギ ミミロップ:おヤエさん ムクホーク:トキ リーゼントなので テールナー:レティシア・シン -- (ユリス) 2020-06-07 18 25 59 草案 楽曲 オープニングテーマ(1980年のアニメ映画版) 未定:地球へ…(Coming Home To Terra) エンディングテーマ(1980年のアニメ映画版) ラブカス:愛の惑星(All We Need is Love) オープニングテーマ(2007年のテレビアニメ版) ルカリオ:endscape ラティオス&ラティアス:JET BOY JET GIRL エンディングテーマ(2007年のテレビアニメ版」) ラブカス:Love is... ブラッキー:This Night -- (麻宮穹) 2023-06-22 20 45 43
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エキスパンション 第2弾 カードNo 065 種類 メカニック レアリティ C 名称 ハイザック(地球連邦軍仕様) 所属 地球連邦軍 コスト 90 出典 機動戦士Zガンダム HP/ATK/MOV 6/7/6 武装A ミサイル・ポッド 武装B ヒート・ホーク 武装C ザク・マシンガン改 武装D ザク・マシンガン改 援護 防御 出撃適性 地上/宇宙 適性地形 - ストライクオペレーション 【Lv6】ヒート・ホークATK 9300 DEX 70 TP 1 STRIKER - MSスキル 【Lv3】主力MS「主力MS」を持つユニットをチームに多く登録しているほど、自身の命中率と回避率がアップし、攻撃時にSAが発動しやすくなる。 左上からAモード、Bモード、Cモード、Dモード 二重武装:なし Sモード1:ヒート・ホーク 搭乗補正のかかるキャラクター 名前 補正量 ジェリド・メサ ? サラ・ザビアロフ ? マウアー・ファラオ ? MSスキル「主力MS」について詳しくはここをクリック コメント 名前 (第2弾/メカニック/地球連邦軍/Cハイザック(地球連邦軍仕様)/コメント,reply,20) ※この入力欄は検索枠ではありません。 各書き込みの冒頭のラジオボタンをチェックしてから書き込むと、その書き込みへのレスになります。 ▼全文表示する
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【作品名】微妙な部分がすごい人たち 【名前】パンチで地球を破壊できる成人男性 【属性】成人男性 【大きさ】成人男性並み 【攻撃力】地球を一発で粉々にしてしまうほどの威力のパンチ力を持つ。それ以外は成人男性並み。 【防御力】自分のパンチの反動は一切受けない。それ以外は成人男性並み 【素早さ】成人男性並み 【長所】パンチ力 【短所】それしかない。宇宙生存もできない ◆考察記録--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 130 ◆omTDoIF0bw 2018/07/19(木) 20 28 40.81ID G6rO3JGl パンチで地球を破壊できる成人男性 考察 攻撃力以外は成人男性並みなので飛び道具とか早い奴と速い奴には負ける (拳銃の壁)の下から ×コケトリス 石化負け ×(△?)鉈少女 触れただけで発動の能力の方が若干早いか? ×三笠○ーズの方から来た者 米はある意味飛び道具 ×(△?)アルテア 鉈少女と同じ ×(△?)パンツマン 同上 ×lion龍 速い ×岩佐 ×ロボ山マホ郎 ○10メートルおじさん 反応速度は同じ、攻撃力勝ち ×イクシオン 拳銃負け ×ラーミア ×肉弾戦マン ○メイドウルフ ○重い人 ○7メートルおじさん ○6メートルおじさん ○羊 ×自転車マン 若干速い ○5メートルおじさん ○お坊さん この辺りかな 肉弾戦マン>パンチで地球を破壊できる人>メイドウルフ
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地球防衛大 SINCE_2016 大1話「防衛大」(承) 真っ暗になった視界の上のほうから うっすらと光が拡がってくる。 狭山は自分が鈍い銀色に囲まれていることを確認すると、 ほっ、と軽く息を吐いた。 先程までの「あれ」は現実ではない。 仮想空間構築マシンが見せた幻である。 日本国防衛大の特殊兵器運用技術養成学科が開発した その機械の正式名称は Kinematic Landscape s Environment In Neurofilament 通称 K.L.E.I.N.(クライン) この機械を使えば、実戦に近い状況を想定したテストを 簡単に行うことができる。 狭山はこのシステムのテスト生の一人である。 狭山・・・彼は日本国防衛大 下士官養成学科所属の準隊員。 本名 狭山 教(サヤマ キョウ)。 配属は陸軍系。 この物語の主人公である。 狭山の着ているボディスーツにかかっている圧力が抜けていく。 頭がまだ痺れている。鼓動はまだ落ち着かない。 狭山は大きく深呼吸をした。 意識がはっきりしてくる。 狭山は銀色の塊から抜け出し、 その「部屋」の扉のノブに手を掛けた。 扉の向こうから、聞き覚えのある声が聞こえた。 「狭山、任務ご苦労だったな。」 彼は日本国防衛大 戦術理論養成学科所属の準隊員。 本名 上条 征一(カミジョウ セイイチ)。 配属は陸軍系。 歳も隊歴も狭山より先輩である。 「上条さん、何ですかあれは?何の実験だったんです?」 「・・・今回は2つの実験を同時に行った。 1つは、うちの大学の兵器開発技術養成学科が開発している 装着式浮遊装置『ジェットパック』の実用化テストだ。 そしてもう一つは、特殊兵器運用技術養成学科に要請された 緊急のテストだ。」 「緊急のテスト?」 「ああ。詳しいことはわからないが。」 「それなら実験前に私に教えてくれれば・・・」 「話は最後まで聞け。特運(「特殊兵器運用技術養成学科」の略) の市村がそのことについて話があると言っていたぞ。 昼食をとったあとに来るようにとのことだ。」 「2つの実験を同時に行った理由について、ですか?」 「・・・理由はあとで文書の形で送られてくる。 その他に、お前に何か別に話があるのだと思うが。 兵器(「兵器開発技術養成学科」の略) の結城も同じように呼ばれているようだ。」 「・・・わかりました。では失礼します。」 狭山はその「部屋」を出た。 戦術理論養成学科棟 兵器情報解析室。 例の機械・・・『K.L.E.I.N.』を使ってテストをし、 その結果を実戦のために解析している場所。 廊下を歩く狭山の頭からはまだあの光景が離れていなかった。 人の何倍もある体をもった『アリ』。 (あの実験に何の意味があるんだ・・・?) 狭山は軽い眩暈を覚えた。 ********************************************************* 2015.7.21_15 12 狭山が戦術理論養成学科の学科棟を出てしばらく進むと 防衛大の合同棟が見えてきた。 合同棟には全学科の学生が利用する設備が置かれていて、 その中には食堂もある。 (もう15時を過ぎているのか・・・他の学生がいないな。) 合同棟に入り大きな廊下をまっすぐ行くと、 狭山は、廊下の壁に掛かっている防衛大の敷地内地図の前に 見慣れない人がいるのに気づいた。 年齢7・・・80ほどの、老年の男性のようだ。 防衛大の地図を見ながら、何か困っている様子だった。 「お困りのようですね。僕でよければ 敷地内をご案内しましょうか?」 狭山はその老人の横に行き、地図と老人を交互に見ながら言った。 「おや、ここの学生の方ですか?これはどうも。 実は、下士官養成学科の獅島先生の お部屋を探しているのですが、 この地図では細かな場所の名称が分からず、 この通り、困っております・・・。」 「ああ、獅島先生の部屋ですね・・・この地図で言うと、 下士官養成学科の学科棟の1階の、ここの部屋ですね。 棟まで行けばもっと細かい地図がありますが・・・ そこまでご案内しましょうか?」 「いえ、そこまでわかれば結構です。私、 獅島先生のお部屋がこの合同棟にあるものと勘違いしておりました。 あなたも他に用事があるご様子。 あとは私一人で行けますので・・。 どうも、ありがとうございました。」 「どういたしまして。」 その老人は一礼してから、合同棟の外へと歩き始めた。 「・・・あの人、獅島教官のお客さんだったのか。」 獅島(シジマ)教官は、狭山の所属する下士官養成学科の教官で、 階級は陸軍曹長である。 (あの教官にお客さんとは、珍しいな。) 狭山はそんなことを考えながら、再び食堂のほうへ向かった。 ********************************************************* 狭山は食事をしながら、あの部屋で見たあの光景について 考えていた。 人ではないものとの戦闘。 あれは機械などではなく、生物だった。 (仮想空間の中とはいえ、実戦と無関係のテストはしないはずだ。 いつか、あんな敵と戦うときが来るとでもいうのか?) 考えを巡らせながら、狭山は黙々と食事を口に運んでいた。 その時。 『バシャッ』 「きゃっ!?」 狭山は首の後ろにとてつもなく冷たい液体をかけられて 情けない声をあげてしまった。 あわてて首の後ろに手を回すと、一瞬の冷たさの後に 掌が焼けるように熱くなるのを感じた。 それに驚いて掌をブンブン振ると、 その液体は白い煙となって蒸発し、虚空に消えた。 (なんだこれは・・・ドライアイス?) 常温で蒸発するこの状態変化は、 確かに二酸化炭素の固体、俗に言うドライアイスのものだった。 「誰だ、こんなことをするのは・・」 狭山は、はあっ、と息を吐きながら周りを見回した。 しかし、予想に反し、周りには誰もいない。 (なんだよ。どこから飛んできたんだ?) 狭山が不思議な感覚に包まれながら窓の外を見ると、 隣の棟の3階に見覚えのある顔が。 (あいつは・・・) 「すいません狭山さん!当てるつもりは無かったんです! ただ、気づいてもらおうと思って・・」 隣の棟・・兵器開発技術養成学科の棟の3階に、 すまなそうな、それでもどことなくいたずらっぽい表情をした 男がいる。作業着を着ているあの男は・・・ 「すいませんじゃないぞ結城!! 幸い周りに人がいなかったからよかったものの、 恥ずかしい声を出してしまったじゃあないか! こんなことせずに、早く下に降りて来いよ!まったく・・」 (悪気があるわけじゃあないんだろうが、こんな所、 市村に見られていたらと思うと、ぞっとする・・。) 狭山は身を震わせた。 5分ほど後、食堂に結城がやってきた。 彼は日本国防衛大 兵器開発技術養成学科所属の準隊員。 本名 結城 和人(ユウキ カズヒト)。 配属は陸軍系。 歳は狭山と同じだが、隊歴は狭山よりも1年短い。 よって、狭山からは後輩として見られている。 「狭山さんも市村さんに呼ばれているみたいですね。」 「ああ・・それはいいとして、さっきのは何だ?」 「え?あ、これのことですか?」 腰に付いている大きなポーチから取り出された『それ』は、 見た目では普通の霧吹きにしか見えなかった。 ただ普通の霧吹きと違うのは、ノズルの先端部に 奇妙な形をした機械が取り付けてある、というところだ。 「簡単に説明するとですね・・・ このタンクの中に二酸化炭素を液体にしたものを入れていて、 それをスプレーしているわけです。 ただし、常温では蒸発してしまう二酸化炭素を すぐに蒸発させないように、 このノズルに付けた装置が働いています。 その仕組みとは・・・」 「いや、もういい。・・・やはりさっきのは二酸化炭素か。 目に入ったら危ないぞ。人に向けて使うなよ。 以後、気を付けろ。」 「はい、すいません・・。」 (この男は・・こういったものを作る技術と熱意には 非凡なものがあるが、それ以外はというと・・・。 まあ、誰でもそんなものか。) 「わかれば、いい。では、市村の所に行こうか。」 「はい。」 狭山は結城を引き連れて食堂を出、 市村の待つ特殊兵器運用技術養成学科の棟へ向かった。 ********************************************************* 「他学科の学生の方ですね?学生証を拝見させていただきます。」 特運の学科棟は他の棟より出入りの管理が厳しい。 3日以上前からアポを取っておくか、 各研究室の責任者の許可がないと入ることができない。 「はい。確認できました。特殊兵器運用技術養成学科の市村さんが、応用技術開発室でお待ちです。」 もちろん、狭山と結城は応用技術開発室の室長の市村から 入室の許可を受けているので、すんなりと入ることができた。 エレベーターに乗って特運学科棟の最上階・・七階に行き、 エレベーターから出て右を見ると、 入り口の上に応用技術開発室と書かれた 札が付いている部屋がある。 狭山と結城は部屋の前まで来た。 二人はそれぞれ自分の学生証を取り出し、 その部屋の扉にかざした。 数十秒後、がちゃりという音とともに、扉がひとりでに開いた。 「お入り。」 二人が部屋の中に入ると、またひとりでに扉が動き、閉じた。 制服を着た狭山と作業着姿の結城。 その視線の先には、白衣をまとった女性がいる。 「早かったわね。教ちゃん、和ちゃん。 教ちゃんのテスト、よほど早くに終わったみたいね。」 彼女は日本国防衛大 特殊兵器運用技術養成学科の正隊員。 本名 市村 翔子(シムラ ショウコ)。 配属は陸軍系。 歳は狭山と同じ、隊歴も狭山と同じ。 しかし、准尉という階級を持ち、 応用技術開発室の室長を務めている。 「いやみみたいに言うな。 それに、防衛大の中では上の名前で呼べ。 気が緩む。」 「上の名前で呼ぶのは堅っ苦しくて嫌なの。 そういうのは置いておいて本題に行くわよ。 奥の部屋まで来てちょうだい。」 (こいつは・・・月並みな言葉で言うと「天才」だ。 しかも、普通の目で見ると「美人」だ。 だが・・・S度が尋常でなく高い。 今日も、振り回されなければいいが・・・。) 「何か言った?」 「いや、なんにも。」 制服と作業着が、白衣の後に続いて奥の部屋に入る。 ********************************************************** 部屋の中央には大きな机があった。 大きな机の中央部はレンズになっている。 その上には、巨大な白い球体が浮かんでいる。 また、天井にも机に付いているものと 同じようなレンズが取り付けられている。 「まず最初に、私の所属している学科が開発した 仮想空間構築マシン『クライン』を簡単に説明するわ。 この映像を見てちょうだい。」 市村はそう言うと大きな机の横に取り付けらてあるボタンを押した。 部屋がぼんやり薄暗くなる。 机のレンズと天井のレンズが映写機のように光を放つ。 白い球体の表面にに影と色が現れる。 影と色が『クライン』の形を造っていく。 まるでそこに実物があるようだ。 「これが『クライン』の外観ね。これを使えば仮想現実を あたかも現実であるかのように錯覚させることができるの。 だから、被験者に実戦に近い心理状態を擬似的に作り出し、 より精度の高いデータを得られるというわけ。 次に・・・」 鈍い銀色の物体の映像が、白色の機械へと切り替わった。 「これが兵器開発技術養成学科・・・和ちゃんの所属している学科で開発中の装着式浮遊装置『ジェットパック』の外観。 知っての通り、圧縮空気を噴射して空を飛ぶ装置ね。」 ここで結城が口を挟んだ。 「今もっともアツい空気圧縮技術ですね。 ほら、この装置も・・・。」 結城が腰のポーチからあの装置を取り出そうとした・・・その時。 『ドゴン!!』 重厚な音。 「サンダアーーーッ!!!!?」 可哀相な叫び声が響き渡った。 (目で追うのがやっとだったが・・・あの瞬間、市村の腕が ムチのようにしなり、指が結城の眉間をロックオンして 「撃ち抜いた」・・・。) 結城は床にもんどりうって倒れた。 「今は私が話してる!!しばらく、そこの床で頭を冷やしてなさい。」 結城は床に突っ伏したままだが、息はある。 市村は狭山を睨み付けて 話を続けた。 「・・・このジェットパックの実験は 1ヶ月以上前から予定されていたもので、 装置の『クライン』用動作データは十分なものが用意されていた。 教ちゃんがテストしたときも、実物と同じ重量はもちろん、 実物とほぼ同じ動作を表現できていたはずね。 そして・・・」 映像があの巨大な生物に切り替わる。 市村はあいかわらず狭山を睨み付けたままだ。 「・・・昨日緊急に要請した新実験・・・ 教ちゃんには言わずもがな、黒色巨大甲殻昆虫・・・『アリ』よ。 何故こんな化け物と教ちゃんを戦わせたかと言うと・・・」 (・・・と、言うと・・・?) 狭山はごくり、と唾を飲み込んだ。 「・・・もう人間同士で争う必要がなくなったからよ。」 ********************************************************* 「は?」 狭山は決して声を出さないつもりだったが、 思いがけない言葉に疑問の声を上げてしまった。 結城も床に突っ伏したまま、 疑問に満ちた目で市村のほうを見ている。 市村はさらに続ける。 「地球防衛軍・・・EDFの現在の戦力を知ってる? EDFと世界中のその他の戦力を比べると、その比は5 2。 世界中が束になって掛かっても適わない戦力差よ。 だから、もう人類同士の争いに使うデータは取らない。」 狭山の疑問は増えるばかり。 市村はまだ続ける。 「もちろん、EDF以外の国が争うことがあるかもしれない・・・。 でも、それはEDFが解決してくれる。」 狭山の疑問は募る。 市村はもっと続ける。 「それなら、私たち日本国防衛隊隊員のすることはただ一つ。 『日本国』を『防衛』することよ。」 狭山は疑問で頭がパンクしそうだ。 「・・・。」 「・・・。」 無言の時が流れた。 「・・・。」 「・・・どうして何も喋らないの?」 「え?」 「私が言ったことに対して疑問があるでしょう? あるなら言ってちょうだい。」 (くっ・・・この野郎・・・。) 狭山は唇を噛んだ。 そして・・・最大の疑問を爆発させた。 「・・・EDFと協力体制を築きつつあるのは知っている。 だから、国同士のいざこざの解決をEDFに任せるという 『上』の決定もなんとなくわかる。 でも・・・どうして、『アリ』なんだ? 日本を『アリ』から守ってどうするんだよ?」 その問いに、市村は微笑みながら答えた。 「束になって来られたら絶対に勝てないからよ。」 「何だよそれは。何のためのテストだ?」 「理由は色々あるけど、一番の理由は 自然災害時の救助訓練のためね。 『クライン』で火災や地震なんかの災害を 再現するのは難しいから、 代わりに『アリ』にした、というわけ。 今回は急なテストだったけど、 本来は『アリ』から逃げながら市民を救出する、 っていうテストなのよ。」 「だったら、あんなに怖くするな。リアルすぎる。」 「やっぱり、怖かった?テストデータが楽しみね、教ちゃん。 いい声が聞けそう。」 市村はすごく嬉しそうだ。 逆に狭山は・・・ (・・・このドSが!!) 心の中で叫び声を上げていた。 「何か言った?」 「いや、なんにも。」 狭山は今日も振り回されてしまった。 ********************************************************* 2015.7.21_17 36 「それじゃあ、寮に帰る。 テストデータ・・・有効に利用してくれよ。」 「ええ。未来へと繋がる能力の開発 技術の発展に利用させてもらうわ。」 (どのクチが言ってるんだ。) と狭山は言いかけたが、すぐにその言葉を飲み込んで 感情を悟られぬように後ろへ振り返った。 そして、部屋の入り口へ歩き出した。 結城も狭山に続いてよろよろと続く。 どうやら軽い脳震盪を起こしているようだ。 結城は狭山に小声で話しかけた。 「・・・狭山さん・・・僕は何のために呼ばれたんですか? これじゃあ僕、デコピンされに来たようなものですよ。」 (あれはデコピンだったのか。 結城、可哀想だが、その通りなんだよ・・・。) 狭山はそう思ったが、言えば結城がもっと可哀想になるので 何も言わなかった。 そして、二人は無言のまま応用技術開発室を出、 特殊兵器運用技術養成学科の棟から外へ出た。 狭山がおもむろに口を開いた。 「結城・・・。」 「なんですか?」 「いつか一緒に、あのドS准尉から市民権を勝ち取ろうな。」 「はい・・・。」 このとき、二人の間に奇妙な連帯感が生まれた。 防衛大の寮は合同棟の向こう側にある。 近道なので、二人は合同棟の中を突っ切っていくことにした。 「・・・あれ?」 結城が何かに気付いた。合同棟の中、中央通路の入り口のほうにある巨大な ――縦3m×横5mぐらいもあるデジタル掲示板のところに、防衛大の生徒が数十人ほど集まっていた。 授業が終わったとはいえ、それほど目立ったことも書かれない掲示板に、いくらなんでも多すぎる人数。 生徒たちは何か興奮しているように見える。 「どうした結城?・・ああ、掲示板になにか面白いことが書かれているみたいだな。」 「行ってみますか?」 「ん・・まあ、明日の昼頃でもいいだろう。明日の朝は来週の各科合同訓練のための準備があることだし、 早く寮に帰って休んでおけよ。」 「うーん・・・でも、気になる・・・。」 「行っても見れないだろ。人が多すぎる。」 「じゃあ、掲示板を見た人に話を聞いてみます。狭山さんは先に寮に戻っててください。」 「わかった。早く来いよ。」 狭山は掲示板のほうへ行く結城を見送ると、寮へと歩き出した。 数分後、狭山は寮の近くまで来ていた。足取りは重い。 (・・・思ったより疲労が大きいな。たかが仮想空間と侮っていたが、あの『恐怖』は体の芯にくる・・・。 これは夢に出るな・・。) 頭に浮かぶのは『恐怖』の使者。 (・・・なるほど、自然災害と比べても遜色ないな。) と考えればあのテストも合理的・・・と狭山が思うわけがない。 『恐怖』と共に頭に浮かぶのは、あのドSの恍惚に満ちた顔。 「私はモルモットじゃあない!!」 狭山は叫ばずにはいられなかった。 そこへ。 「わっ!?狭山さん、何をハッスルしてるんですか?」 「!!?・・・結城、今のは見なかったことにしてくれ。それより、掲示板のほう、どうだった?」 「え・・ああ!そうですよ!!あの掲示板、とてつもなく面白いことが書いてあったみたいです!」 「面白い・・・こと?」 「ええ!・・・なんと・・・来月、防衛大とEDF訓練生とで合同訓練をすることが決定したそうです!!!」 「ああ、それは面白・・・な・ん・だ・と!!?」 *******************************************************
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登録日:2011/11/23(水) 10 30 16 更新日:2024/04/10 Wed 15 57 17NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 MONSTER ズギュゥゥゥゥゥゥン →キュイキュイキュイキュイキュイ モンスたん ヤシマ作戦 一撃必殺 化け物 地獄の10秒間 地球防衛軍 地球防衛軍2 本部の罠 狙撃兵器 撃つ 相手は死ぬ 概要 MONSTERとは地球防衛軍2で初登場したペイルウイングの狙撃兵器の一種である。 「2」以外にも「4」や「5」などでウイングダイバーの兵器として登場している。 見た目は極細の青いレーザーを発射するレーザー照射系狙撃武器。 性能の上がった上位ナンバーににMONSTER-Sが存在する。 このレーザー照射系狙撃武器は単発火力が低い代わりにそれ以外のスペックが高く、特に高連射で持続的にダメージを与えるというタイプの兵器になっている。 MOSTERシリーズはこの中でも単発火力が滅茶苦茶高いという特徴を持つ。制度が悪いとか射程が短いなどということもなく、遠距離からの狙撃もきっちりこなせる。 つまりMONSTERは単発火力が他狙撃兵器より圧倒的に高く、連射速度は最高水準。射程もミサイルを除けば最長(PS2版)、そして高精度とハイスペックな兵器となっている。 性能 通常版のMONSTERとレーザー照射系狙撃武器最高ランクの「LRSL-AC」及び陸戦兵スナイパーライフル最高ランクの「ライサンダーZ」と比較してみよう。 武器データ 名称 MONSTER LRSL-AC ライサンダーZ LV(PSP版) 10 70 90 威力 600 15 5500 連射(発/秒) 60 60 0.3 射程(m) 1200 600 1000 スコープ倍率(倍) 8 10 10 DPS 36000 900 1604 うん、なんだこの化物。 LRSL-ACなど比較対象にすらならない。 ライサンダーZとは単発威力が大きく劣るが連射速度が200倍なのでDPS(*1)計算では20倍以上の火力があることになる。 ライサンダーZは2丁装備で実質火力を倍加させることが出来るが足元にも及ばない。 恐ろしいことにこの性能で武器レベルが10なので序盤から手に入れられる。 上位ナンバーのMONSTER-Sは単発威力は驚異の6000。 連射速度は変わらないので、単純にDPSが10倍。ふざけてるとしか思えない火力を叩き出す。 やや精度が落ちているものの、狙撃には問題ないレベルなので欠点にはならない。 総じて高性能、手に入ればゲームの難易度が格段に下がる神武器である。 追記はMONSTERでインベーダーを焼き切ってからお願いします △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……[緊急チャージ!] バッ キュインキュインキュインキュインキュインキュイン…… ……早々都合のいい話、あるわけがない。 前置き まずペイルウイングという兵科はエネルギーユニットを装備しており、エネルギーを使用して飛行や武器のリロードを行う。 エネルギーは時間経過でゆっくりと回復するが、使いきると10秒間緊急チャージモードに移行。 緊急チャージモードでは一定時間、エネルギーを使った行動が出来なくなる。要するに大幅に弱体化する。 また、武器毎にエネルギー消費が決まっており、フルチャージ時を100%として、1発ごとに何%使うか、という表記がされている。 例えば前述の「LRSL-AC」なら1発につき0.18%となっている。秒間60連射なので1秒ごとに10.8%(*2)ずつエネルギーを使うというわけだ。 これによって威力は低いがエネルギー消費も低い兵器、その逆といった感じで個性付けがされているのである。 欠点 もう言わずとも分かるだろう。 MONSTERの最大の難点はその燃費の悪さにある。 その消費エネルギー、なんと一発につき30% Sに至っては一発につき39% なんなんだこの化物! 1秒ではない、1発である。つまり3発、ないし4発撃てばエネルギーは空になる。 そしてMONSTERは60発/秒という連射速度を持つ。つまり0.1秒未満の照射で緊急チャージに突入する。 緊急チャージの10秒間、警告音の鳴り響く中、飛ぶことも出来ず、迫り来る敵から逃げ切らなければならない。 緊急チャージ中は当然射撃できないのでMONSTERシリーズがカタログスペック通りの火力を発揮することは無いのであった。 さあ…地獄の10秒間の始まりだ… 蜘蛛「やあ!」 運用 一見ネタ武器のようだが、やはりトップクラスの瞬間火力は強み。MONSTER-Sであればワントリガーで18000のダメージを与えることが可能である。 10秒間の緊急チャージさえどうにかできればこの火力は非常にありがたい。 と言うか瞬間火力に欠けるペイルウイングの狙撃兵器のなかでは使いやすい方だっりするので最高難易度でも使われるガチ武器である。 流石に難易度がガタ落ちはしないが、ペイルの戦略を大きく広げる神武器なのは本当なのだ。 緊急チャージ不可避なデメリットをもう一つの武器や戦略・戦術でどうカバーするかがペイル使いの腕の見せ所。 またボタンを一瞬押して離すと1発撃ちや2発撃ちが可能。 判定が死ぬほど厳しいが、使いこなせば瞬間火力と高機動を両立できるため、高難易度に挑むなら取得して損はないテクニックになっている。 シリーズにおけるMONSTER 「2」で登場後、「3P」「4」「5」「6」等にも登場。 「3P」「4」は概ね「2」と同じ性能で運用もだいたい同じ。 「5」「6」は仕様が大きく変わり、事前にチャージして使う武器になった。シリーズも2つ増えて4種に。 緊急チャージ必須ではなくなったが、代わりに単発火力が大幅に減らされ、かなりマイルドな性能になった。明確な強化点としては上位品に貫通性能が付くようになった辺りか。 以前の癖しかなかった完全に独自の地位を築いていたMONSTER使いから残念がる声があるものの、「遠距離から高火力を叩き込める」という地位に変わりはないので強い兵器ではある。 姉妹品 PSP版「2」で姉妹品(?)の「グングニル」が登場。 同じく超威力狙撃武器だが、連射型のレーザー兵器であるMONSTERに対し、こちらは単発型の雷撃兵器で「ライジン」に近い。 威力は驚異の50000、射程も3600m。(となっているが実際は500m程度。本部の罠。) そして消費エネルギーは720%。 720% 大事なことなので(ry もちろん桁を間違えたわけではなく、本当に720%分消費する。 つまり一発撃つと、緊急チャージを7回繰り返すことになるのだ。 4/4.1では雷撃が3本に増え、射程もスペック通りになったのでさらにぶっ飛んだ武器に。 余談 鈍亀と同じく、対人戦では人気の武器。 とにかく当てれば勝ち、外せば爆発ぶちこまれて負け、とスリリングな空気を味わう事ができる。 超遠距離から狙撃に成功した時は歓喜の瞬間である。逆にされた方は本気でビビる。 説明文によれば元々携行用ではなく設置兵器として開発したのを、何を間違えてか携行武器に仕立ててしまったらしい。 と言うかエネルギー問題さえ無ければ、間違いなく最強の兵器の一つに入る。 エネルギー無限でMONSTER-Sを撃ち続けるのは、全ペイルウイング隊の夢。 低難易度ソラスを一撃で落とすと、すごく地球防衛してるっぽい。 ペイル「その綺麗な顔を吹っ飛ばしてやる!」 陸戦兵「(´・ω・)カワイソラス」 追記、修正は緊急チャージをしながらお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] エアレイダーのある装備があればほぼ連射可能。 -- 通りすがりのEDF隊員 (2014-03-27 10 48 43) 4だとダイバーの狙撃兵器ではMONSTER-Sが一番使いやすいよね。あと、グングニルは威力だけ3倍になったから、大物を素早く倒したいときに使える。 -- 名無しさん (2014-04-13 22 17 40) 1分以上動けないとかマジキチですわ -- 名無しさん (2015-02-17 07 46 21) 5だとエネルギー消費が激しい代わりに攻撃力が高いだけの狙撃武器になってた。 使いやすくなったけど、これまでの癖のあるほうがよかったなあ。 -- 名無しさん (2019-10-22 16 31 19) 比較にあるライサンダー1の連射速度は秒間0.3発の間違いだな。片手持ちで秒間0.7発撃てる礼賛とか普通にヤベェ。 -- 名無しさん (2021-07-18 05 03 46) 6のあるミッションのNPCにMONSTER装備と台詞で説明するダイバーが登場するが、このMONSTERはプレイヤー仕様ではなく4.1仕様のMONSTERなので瞬間火力がヤバい。彼女たちの存在に加えて他の味方も強いため、終盤ミッションなのに楽な内容になっている -- 名無しさん (2023-02-11 12 57 38) なぜかNPC武装の仕様が4時代から変わってないんだよなぁ -- 名無しさん (2023-10-20 14 14 33) 6ではコズミックレーザーというほぼ上位互換とも言える兵器が登場。単発式だが適度な連射間隔と良好な燃費のおかげで使いやすい。 -- 名無しさん (2024-04-10 15 57 17) 名前 コメント