約 497,452 件
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/8075.html
775: 弥次郎 :2022/07/05(火) 23 32 32 HOST softbank060146109143.bbtec.net 憂鬱SRW 融合惑星編「The Hound Dog in Megapolis」設定集 〇惑星2113 PSYCHO-PASSの舞台となった地球型惑星。アポカリプス期において地球連合の宇宙艦隊が発見、調査が行われた。 同惑星を含む2113恒星系はC.E.地球を含む太陽系と同じであったことから生命体の存在が推測され、事実人類文明が存在していた。 しかし、その実態としては日本列島を除く多くの地域が無政府状態あるいは秩序が崩壊した状態であり、とても文明が栄えているとは言えなかった。 紆余曲折を経て、この惑星を含む2113恒星系は宇宙怪獣による襲撃を受けて消滅。事前にこれを察知した地球連合は対応を実施。 防衛線を引いて時間を稼ぎ、恒星系および惑星内にいた人類文明は地球連合主導の元で可能な限りのエクソダスが行われた。 とはいえ、組織的にエクソダスに成功したのは日本をはじめある程度の秩序のあった国や地域ばかりであり、取りこぼしはかなりあった。 その後、国家や組織としての体裁を為している文明は融合惑星へ、その他の秩序が崩壊していた地域の人々はコロニーに入ることとなった。 出身もしくは居住していた地域ごとで区切ったコロニーに入居させることで、諍いや秩序の再構築をしやすくするという思惑もあってのこととなる。 とはいえ、一度秩序が崩壊し、倫理観が崩れたことによるトラブルや諍いはかなり起こっており、教育や社会秩序の構築はかなり苦心している。 ちなみにであるが、日本から国外へと脱出した狡噛慎也もこのコロニー群の一つにおいて生活している。 〇融合惑星 海上都市群「カナン」 融合惑星上、PRTOの領域内に設置されている巨大な海上都市の集まり。 惑星2113に限らず、宇宙怪獣により母星を失った文明の人々が生活している。 融合惑星の環境が霊長類のホモサピエンスの生存に適していることから、ここに生活しているのはそれに該当する惑星から脱出した文明や国となる。 いきなり他文明、しかも人間からかけ離れた外見や体を持つ異星人との接触はショックが大きすぎるとの判断がなされたためである。 融合惑星の海上が立地として選ばれたのは、その融合惑星の海洋の大きさと各世界の権利の及ばない公海が潤沢であることに由来する。 如何に融合惑星が地球連合の影響下に存在しているとはいっても、そこに存在する国々や組織の権利やあり方に極端に干渉することは避けねばならなかったためである。 コロニーを建造して入居させると言う手もなくはなかったのだが、コロニーという環境は閉鎖環境であり、尚且つ収容量にも限界があった。 こうして、次善の策として打ち出されたのが融合惑星上に居住区を設け、そこに入居させるというものであった。 こちらでは拡張さえすれば住人だけでなく文化財など文明を担う物品なども入れることが可能であり、平面上の空間での生活を送ることができる利点もあった。 惑星2113---PSYCHO-PASS世界からの批難してきた日本国の文明および国民なども、この海上都市群の一つにおさめられている。 しかし、母星からのエクソダス、慣れぬ環境、強制的な移住、さらには融合惑星故の事情なども加わり、平穏とは言い難い状況にあるのも事実。 他にエクソダスしてきて、ここに入居した文明同士の諍いや軋轢が存在していることもあり、地球連合も余力が少ない中で対応を迫られている。 776: 弥次郎 :2022/07/05(火) 23 33 33 HOST softbank060146109143.bbtec.net 〇シュビラシステム 惑星2113の日本列島において法治国家としての体裁を支えている包括的生涯福祉支援システムの名称。 エクソダスに伴い、惑星2113よりシステムを担う脳みその集合体も含めて脱出。 PRTO領域内に設置された海上都市群「カナン」に存在する、惑星2113に割り当てられている区画においてかつてのように稼働している。 しかし、かつてとは違いすぎる環境と状況に放り込まれ、またシュビラのテクノロジーの上を行く勢力の存在により、その体制は揺らいだ。 他国からの密入国者の発生、全く未知の犯罪や戦争への対処、激変した環境に伴う国民の管理統制。 多くのことがシュビラシステムにとっては未知のモノであり、また、対応に全力を尽くさねばならないことであった。 これに際し、シュビラシステムは鎖国体制を一時的に解除。 失われた技術・ノウハウ、あるいは組織体制などを外の世界から取り入れ、刷新を行うことにより乗り越えることを決定する。 最終的には国家体制までも含めた刷新を行い、自らの存続と国家としての発展をもくろんでいる。 しかし、これまで統制下に置かれ、強力な刷り込みや教育によって構成され、鎖国体制下で醸造された「空気」「慣習」などはそれらとの不一致を示した。 現在のところシュビラシステムの目下最大の敵は、そのシュビラシステムが管理する人々そのもの、あるいは集団的な意識そのものと言えるかもしれない。 その為、変更された方針についてこれる人間を選別し、それ以外を淘汰することさえ真面目に検討している。 とはいえ、自業自得の面もあることを差し引きしても、硬直しすぎてまともに動けない国家に呆れ、あるいは愚痴りたくなっている模様。 最近の悩みは、シュビラ第一をうたいながらも最終的には自分のことしか考えていない阿保ども(直球)への対処。 〇常守朱 惑星2113およびカナンにおけるシュビラシステム管理エリアを管轄とする、厚生省公安局刑事課一係の監視官。 時系列的には第一期を終えていることから、シュビラシステムの正体などを理解している。 第一期と二期の間にエクソダスが行われ、その間に多くの事件をこなし、原作以上に色々と覚悟などが決まっている。 カナンに居を移してからも厚生省公安局刑事課一係監視官として活動。 先任の監視官であった宜野座が執行官落ちし、また後任の霜月監視官がまだ新米であることなどから、実質一係を率いる立場となる。 シュビラシステムの正体を知っており、その上で他世界のように法治や正義の在り方を問う姿勢にあることからサンプルとして注目されている。 同時に、融合惑星へのエクソダス後においては、シュビラシステムや従来の治安維持システムだけでは対処できない事案に対応するための専門官として活動する。 これは、シュビラシステムが自らの限界を認め、その上で進化や変革を行う上において、すでに途絶えている制度などを再度復活させるための人材とされたため。 実際、彼女は刑事課一係を率いながらも、他の世界やC.E.地球などにおける法治体制や刑罰制度、裁判制度などを学んでいる。 その他、新たな犯罪に対処すべく、シュビラ公認の元、体術・銃火器や爆発物の扱い・プロファイリングなどの技術を身に着けている。 更にはシュビラシステム下では禁書とされている社会学・心理学・法学・犯罪心理学などにも手を伸ばし、研究を重ねている。 これらは本来色相や犯罪係数の悪化につながりかねないものであるが、前述の通りシュビラ公認であり、例え悪化しても特例的に見逃されることになっている。 更には他国との合同捜査においても一線に立って行動し、秩序と法を守るために奔走している。 秩序と法体制の維持という点においてはシュビラシステムとはスタンスなどは違えど一致しており、意見を戦わせることができる人材として重宝されている。 というより、シュビラシステムの方が貴重すぎる人材である朱に依存している傾向にあるのが最近の実態のようである。 彼女個人としてはざまあみろとは思っているが、シュビラが社会を支えていることも事実であることから付き合っている。 また、シュビラが自らの体制を見直し、革新や改革を進めようとしている点については評価している。 最近の悩みは新任の監視官である霜月。理由は言うに及ばず。 777: 弥次郎 :2022/07/05(火) 23 34 22 HOST softbank060146109143.bbtec.net 以上、wiki転載はご自由に。 現在プロローグを書いている最中ですが、前提となる設定を先に。
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/9100.html
812 名前:弥次郎[sage] 投稿日:2024/02/16(金) 00 59 14 ID softbank126036058190.bbtec.net [105/137] 憂鬱SRW 融合惑星 マブラヴ世界編SS「オペレーション・トライデント」4 C.E.世界 融合惑星 β世界 β世界主観1999年9月14日 6時21分 セイロン島 ベラビル UNカラーに塗装された戦術機F-4EおよびF-15E、そして自走砲や戦車といった機甲戦力が並ぶ沿岸部の防衛線は非常に奇妙な緊張感の中にあった。 弛緩しているわけではなく、かといって張り詰めているわけでもない。 現状況---つまり今の戦闘における区分としては立派に戦闘態勢にあり、誰もが上陸してくるであろうBETAに備えている状況だ。 BETAがどこから上陸をしてくるかはおおよその予測しかできないために、各地に防衛地点を設置しつつ、遊撃戦力が情報に基づいて駆けつけるという形となった。 然るに、ここにいる面々はいざとなれば救援が駆けつけるまで死守しなくてはならないのだ。 (なんだかなぁ……) コロンボ国連軍基地第23戦術機中隊「オルフェウス」に所属するオランダ人衛士のアルヴィン・デ・ベールはその奇妙な感覚に体をもぞもぞさせた。 戦術機のコクピット内は狭いのでそこまで自由に動けるわけではないのだが、腰の座りが悪いというか、居心地の悪さがある。 今、BETAは自分の属する中隊の布陣する沿岸部に上陸してきている。 故に自分たちはそれの迎撃を行っている。自走砲や戦車などの攻撃を抜けてきた個体を順次処理していくのだ。 「少なすぎるだろ……」 だが、問題は余りにもその数が少ないことだ。 いや、少ないことは非常に助かる。こちらが十分な数を揃え、相手が少ないならば十全に処理することができる。 そのおかげもあって、第23戦術機中隊の脱落者は戦闘開始から未だに0、というか戦術機だけでなく機甲戦力の損耗も0であった。 なぜ大規模侵攻にあってここまで数が少ないのか? それはともに防衛線を構築している地球連合軍の攻撃があってのことである。 まず、陣地より後方に控えるスケールを間違えたかのような巨大な陸上艦艇からの砲撃が、インド亜大陸を耕してBETAを減らしている。 光線級による迎撃を潜り抜けるそれらで、大量に押し寄せるはずのBETAは過半が消し飛んでしまっているとのこと。 そして、目の前の海の中で動く海軍戦力が水中でも迎撃を重ねているらしい。 その結果がこれだ。抜けてきたBETAの数はごくわずかで、その迎撃も地球連合軍が協力してくれる。 やることがないのだ。警戒はしているが、よほどのことがないと動きがなく、これが戦闘なのかと訝しんでいるほどに。 『CP、こちら第23戦術機中隊オルフェウス1。敵の侵攻の兆候はないのか?』 『こちらCP。地球連合とのデータリンク情報は共有しているはずだが?』 『あまりにも少なすぎる、こっちの仕事が無くてな』 中隊長とCPの通信が聞こえてくるが、まさにその通りだ。 あちらからの観測情報などはデータリンクで共有され、戦術機に乗っている衛士にも確認できている。 その観測情報が正しいならば、最早海中でほとんどのBETAが駆逐されてしまい、上陸までこぎつけるBETAがほぼ0なのだ。 『CPよりオルフェウス1へ。地球連合軍に問い合わせてみたが、海軍が水中ではしゃいでいる結果だそうだ』 『噂の水中戦闘が可能な兵器か』 『ああ、イントルーダーと何が違うと思っていたが、やるようだな』 水陸両用と聞くと、イントルーダーを知っている。 だが、より正確に言えばイントルーダーとは水陸両用戦術機というより、可潜戦術機だ。 島嶼の奪還などにおける強襲揚陸と橋頭堡核という目的のために開発されており、水中では戦闘ができない。 そんな限定的な能力の戦術機に対し、ザフトのゾノⅡや共同開発機構のアクアジムⅢは当然だが水中で戦闘可能なのだ。 813 自分:弥次郎[sage] 投稿日:2024/02/16(金) 01 00 02 ID softbank126036058190.bbtec.net [106/137] 『……何、本当か?司令部も自棄になったか……?』 『どうした、CP?』 『CPより第23戦術機中隊「オルフェウス」各機に通達、作戦が変更になった。 「オルフェウス」および随伴する機甲部隊は指定ポイントまで移動、そこで待機せよ』 『おいおい、損耗もしていないのに放棄しろってどういうことだ!』 隊長の憤りは当然だ。 仕事らしい仕事もせず任せっぱなしで時間を浪費し、その後には移動しろときたものだから。 役に立てないから引っ込めとCPに言われたようなものであるから、戦術機乗りとしては憤るしかない。 『聞け。作戦変更というか任務変更だ。 地球連合軍との協議の結果、防衛戦から反抗作戦に転じることになった』 『はぁ?』 「反抗……?」 思わずアルヴィンも呟いた。 つまり、防衛戦に終始するだけではなく、逆侵攻、失地奪還に赴くということだ。 しかし、言葉を復唱しても、衝撃的過ぎて理解が追い付かない。 『嘘だろ……』 『本当だ。予定ポイントで輸送機と合流、そのまま友軍が確保した橋頭堡に配置されることになる』 『……何がどうなっているんだ』 『こっちだって知りたい。地球連合軍が参戦してから、瞬く間に巻き返しているんだ。 ともかく、命令を復唱後、オルフェウス中隊は移動せよ。他の中隊も諸君らと合同で移動する』 CPの言葉とともに各機に詳細データが送られてきて、ようやくそれが正式なものと理解した。 けれども、まるで夢のような内容なことに変わりはない。 『オルフェウスリーダー了解。 各機、聞こえていたな?半信半疑だが、ユーラシアへ一番乗りの名誉を貰えるかもしれん。いくぞ』 『了解!』 「了解」 だが、それはそれ、だ。 守っているだけでなく、攻め込んでいけるならばこれほど待ちに待ったことはない。 早速オルフェウス中隊は移動を開始、予定ポイントで連合の輸送機であるヴァルファウと合流、準備に取り掛かったのだった。 814 自分:弥次郎[sage] 投稿日:2024/02/16(金) 01 01 11 ID softbank126036058190.bbtec.net [107/137] β世界 7時11分 インド亜大陸 旧ナガルコイル沖合 改ミネルバ級ISA戦術対応全域航行航空母艦「ディアナ」 ブリッジ ブリッジを遮蔽し、戦闘態勢にあるディアナは、先行していた部隊からの報告を受け取っていた。 海上艦艇という都合上、速力などに限度のあるタケミカヅチ級タケミナカタに先行して駆けつけたディアナは、インド南端を指呼の距離に収めていた。 既にインド大陸には複数のポイントからの揚陸が開始され、橋頭堡の確保も進められている。 そのうちの一か所の支援がディアナに任された任務であり、そこから内陸部への浸透突破とBETAの排除が任された仕事であった。 航空艦という巨大な存在ゆえに、光線級は立て続けにレーザーを放ってはいるものの、装甲に焼け跡一つ残すことさえできていなかった。 対するディアナは直撃したレーザーの角度と方位から位置を特定し、主砲などで反撃してミンチを製造しつつあった。 「揚陸艦ロードスターおよびラートリッシュより入電、『我、上陸の楔を穿った』。 また、潜水艦フェルストは艦載機の揚陸を開始したとのことです」 オペレーターからの声に、ディアナ艦長のゾーイ・フィッシャー大佐は頷きを作り、朗々と指示を飛ばす。 「了解したわ。 予定通り、前線の押上げを第一義として行動する 本艦はこのまま艦砲による支援射撃を実施、橋頭堡を維持する友軍支援を優先する。 フリーダム小隊はA装備およびB装備にて出撃して、高脅威目標の排除。ドム小隊は現地橋頭堡の防衛に回るように通達」 「了解!ブリッジより格納庫へ、フリーダム小隊及びドム小隊出撃準備!SFSも出せ!」 艦長の許可を受け、格納庫では待機していた量産型フリーダムとドム・トルーパーを要する艦載機がカタパルトへと上げられていく。 少数対大多数を想定したフリーダムにとってみれば、まさにこの状況は機体コンセプトにはまっていると言えるだろう。 「BETA群、要塞級および新種の出現を確認。観測機より座標来ました!」 「主砲、副砲、狙いは高脅威BETA。要塞級と新種をよく狙って。敵の数をできるだけ減らして負担を減らしてあげて頂戴。 砲術長、貴方の腕に期待しているわよ」 「任されました」 想定以上にBETAの排除は順調だ。 とはいえ、相手が何をしてくるか不明なところが大きい関係上、油断は許さない状況だ。 事実として、地下から新種のBETAが出現し、大量の戦力を送り込んでくるという芸当をしてきたのだから。 (脅威度査定としては低いけれど、友軍を援護しながらというのが厄介ね) MSとは比較にならない戦力である戦術機らと歩調を合わせるのは一苦労だ。 政治的要求に基づき、彼らにも戦力として働いてもらいつつ、同時に犠牲を抑えなくてはならない。 程よい手加減ができるわけでもないので、これに関しては厄介だとしか言えない。 (……やれやれ、楽にはいかないものね) ともあれ、今は艦長としての仕事に集中、とゾーイは気を引き締める。 橋頭堡の確保の後は内陸への進撃とBETAの誘引及び排除という連戦だ。 楽な相手ではあっても、長時間の戦闘となることを見越して動かなくては疲労に蝕まれる。 勝つことは必定。如何にうまく勝つかというのが問題の戦闘は、インドの奪還に向けた開幕の角笛となって始まったのだった。 815 自分:弥次郎[sage] 投稿日:2024/02/16(金) 01 02 15 ID softbank126036058190.bbtec.net [108/137] 以上、wiki転載はご自由に。 戦闘はこの後も続きます。 まあ、どっちかと言えば処理ですがね。 MSの設定などはオイオイネー せめて設定を出したMSくらいは活躍させたいですし…
https://w.atwiki.jp/hawaiikingdom/pages/24.html
労働省
https://w.atwiki.jp/pusakuro/pages/469.html
ハワイトラギス 秋の浜 -15m
https://w.atwiki.jp/hawaiikingdom/pages/18.html
財務省
https://w.atwiki.jp/hawaiikingdom/pages/21.html
内務省
https://w.atwiki.jp/hawaiikingdom/pages/26.html
住宅都市開発省
https://w.atwiki.jp/hawaiikingdom/pages/20.html
司法省
https://w.atwiki.jp/arsenalbaseflavors/pages/98.html
カードナンバー:AB01-070 名称:キラ・ヤマト レアリティ:アルティメット 属性 殲滅 出典 機動戦士ガンダムSEED タイプ PL コスト 7 機動力 360 遠距離 300 近距離 300 HP 260 PLスキル 覚醒の兆し 【HP50%以下の時】 35秒間、自身の[機動力][遠距離攻撃力][近距離攻撃力]を中アップする。 ・リンクアビリティ ガンダムSEED 条件 デッキに3枚以上 [機動力]小アップ 優れた射撃センス 条件 デッキに2枚以上 [遠距離攻撃力]小アップ キラ・ヤマト(C.E.71/連合) 身長:165㎝ 年齢:16歳 所属:地球連合軍 搭乗機体:ストライクガンダム フレーバーテキスト
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/7973.html
116: 弥次郎 :2022/05/24(火) 23 00 35 HOST softbank126041244105.bbtec.net 憂鬱SRW アポカリプス 星暦恒星戦役編SS「Hyde&Exorcise」 星暦恒星系 星暦惑星 サンマグノリア共和国 86区 旧東部戦線 旧前線基地 「レークイヴェム・オーケスタ」拠点 現地時間星暦2147年3月28日。 かつて、エイティシックスという烙印を押された人々の生活していた共和国の前線基地。 すでに居住者であったエイティシックス達は軒並み引っ越してしまい、あとは空になった施設だけが残されているだけの空間。 グラン・ミュールの迎撃砲の射程内ということで、誤射を嫌った地球連合軍はここに戦力は置くことはなく、そのまま放置されている状態であった。 グラン・ミュールの内側に籠る共和国にしてみれば、エイティシックス達の面倒を見る必要がなくなったので、それは歓迎するものであった。 豚への餌や豚の生活に必要な電力もただではない、ということである。それを他国が肩代わりするならばその分だけ国内に余裕が生まれるということだ。 そんなこともあり、共和国政府も軍も、すっかりその旧前線基地への興味を失っていたのであった。 元より監視というのも半ば惰性で行われているものであり、豚と接することが減って喜んだ人間もいたほどに。 しかし、それはある意味で地球連合にとって、地球連合の裏側の人間にとっても歓迎すべきものであったのだ。 監視の目もなく、地球連合の表の戦力も底には駐留しておらず無人の場所。そこであれこれを行うのは好都合ということである。 そして、この旧東部戦線跡地で一体何が進められているかと言えば、工事であった。 それも生半可な工事ではない。地下での大規模工事であった。 地上に設営が進む大規模な魔法陣---サンマグノリア共和国のグラン・ミュールを囲い、霊の浄化を行うものとは違うもの。 即ち、蠱毒となっているグラン・ミュール内部に働きかけて、悪いものを地下から抜き取ろう、というわけである。 地下に浸透した怨念や霊たちを引き抜くことができればいいのであまり大規模な工事とする必要性は乏しい。 最も、引き抜く範囲がかなり広く、尚且つ長年放置された霊たちを供養する方が大変なのは確かでもある。 (これだけでも厄介なのに、さらに内側に行かなきゃならないなんて……) そんな工事が地下で進んでいる様子をモニター越しに観察するのはブレンヒルト・シルトであった。 彼女はこのサンマグノリア共和国の唯一の領土であるグラン・ミュールの地下と外側で進む工事にはあまり関与していない。 設計や企画などの段階では関与しているが、実際に行っているのは無人機やアンドロイドたちであるからだ。 加えて、彼女の本命はもっと危険度の高い任務、すなわちグラン・ミュールへの直接侵入と除霊任務なのだから、この程度のことで手を煩わせる必要はない。 時折上空から偵察機で観察するだけでも、この土地のまずさはありありと伝わってくるのだ。 最も、連日の除霊活動のおかげで、だいぶマシになっていることも確かである。 「あと1週間余り……か」 予定されている作戦決行日---グラン・ミュールへの直接侵入任務は一週間余り後だ。 今眼下で進む地下回廊の構築工事はあと20日もすれば浄化設備との連結が完了し、グラン・ミュールの浄化を開始する。 だが、その前にやるべきなのは内部に残る強力な霊の排除である。精鋭部隊が忍び込み、目星のついているエリアの浄化を行うことになっている。 その為に、「レークイヴェム・オーケスタ」からは精鋭が選び抜かれ、さらには極東系のオカルト関係者も同道することとなっている。 ただ、およそ1週間後の予定なのは、地球連合の表の戦力が「オペレーション・スカイフォール」の準備で多忙な隙をつくためだ。 117: 弥次郎 :2022/05/24(火) 23 01 42 HOST softbank126041244105.bbtec.net とはいえ、前哨作戦を含めてもオペレーション・スカイフォールで稼げる時間は短い。 前段階はもう始まっており、作戦当日は1日で終わるし、一番稼げても作戦完了後の処々の後始末の時間のみ。 その間にことをすまさねばならないのだ。スピードと確実性、そして夜間であろうと明るい内部での隠密性が重視される。 (そして……) ブレンヒルトの目は、用意されている重装備や強力な概念礼装のリストに向けられる。 内部は控えめに言って地獄。そこに突入するメンバーは、通常の行動に付随するものだけでなく、強力な装備の使用が許可されている。 量産品でもグレードの極めて高いものか、あるいは量産を度外視したハイエンド品が使われることになる。 それこそ、鎮魂の曲刃に及ばなくとも一品モノを保有する技能者を投入するという力の入れようだ。 ただ、一つ気になっているのが、上空からの霊視索敵によって発見された重度汚染地域が、第一区をはじめとした中心地に集中していることだった。 上空から多角的に観測した結果でも、特にひどいのは中央に該当する第一区。すなわち、政治経済軍事あらゆる国家の中枢と呼べる場所に集中している。 無論、そこに人が多く生活しているため、というのはあるだろう。人が密集して生活すれば、それだけ負の念も濃縮される。 だが、それを差し引きしても、あまりにも集中しすぎているのだ。強制収容所や旧前線基地や戦闘エリアでもあるまいに。 だが、ブレンヒルトは経験則としてこの手のことをよく理解している。 およそ300年ほど前に革命が起こったことで共和制に移行したというこのサンマグノリア共和国。 その国民の情緒や国民性については現在はユーラシア連邦に含まれている旧フランスのそれが参考となるだろう。 まして、レギオンとの戦いが始まって序盤で大打撃を受けた直後に、革命ともいえる大統領令第6609号に基づく戦時特別治安維持法を施行した国だ。 その際に発生した騒ぎや狂乱などは、あるいは戦争で荒れた国民の心理が生贄を求めて行動した結果は想像だに難くはない。 文字通りの、感情を鎮めるための生贄。国家という怪物が満足するまで貪った結果の、後始末。 (あまり、考えたいことではないわね) 裏の世界に身を置けば、如何に人間がお題目を掲げながらも汚いかを、醜いのかを理解できてしまう。 表という世界の反対にいるからこそ、表のことをよく理解できるとはなんという皮肉だろうか。 「覚悟は……しておいた方がよさそうね」 作戦前の心理的負担を軽減するカウンセリングは真剣に受けたほうがよさそうだと、ブレンヒルトは思う。 長く生きているとカウンセリングがあまり意味をなさないことも多いのだが、同時に、長く生きているが故の予感があるのだ。 今回の潜入作戦にとんでもないものが待ち受けているのではという予感が。自分はともかく他の隊員などが無事である保証もない。 だから--- 「?」 そこで、ふいに自分の膝の上に重みを感じる。 それは、使い魔の黒猫だった。いつの間に入ってきたのか、それとも考え込みすぎていたのか。 ともあれ、やることは一つだ。 『ブレンヒルト…?わ、ちょっと、ギャーッ!?』 一先ず、無粋なタイミングで自分の思考の邪魔をした黒猫を、窓から投げ捨てることにしたのだった。 118: 弥次郎 :2022/05/24(火) 23 02 41 HOST softbank126041244105.bbtec.net 以上、wiki転載はご自由に。 いよいよ、作戦決行と相成ります。