約 1,560,368 件
https://w.atwiki.jp/r_underworld/pages/32.html
工事
https://w.atwiki.jp/purgatoriumschool/pages/63.html
百禁仙人先生の私室と化している部屋。 本人の研究室はあるものの、本人が図書室から離れたくないとのことで地下室に私室を作った。 生活用品や家電、食品を持ち込み、図書室から持ってきた本を読んでいる。 図書室の教師準備室から直接行くことが出来るため、百禁仙人先生は主にこの部屋と図書室を行き来している。
https://w.atwiki.jp/theants/pages/67.html
最新情報 4/29 -特化アリ テトラポネラ ルフォニグラ -最新 最強中立生物ランキング -新中立生物 ニセハナマオウカマキリ -新コード登場 4/06 -炎上中 ここでは第二章「地下の脅威」の進め方について紹介しています ストーリー 力を伸ばしたコロニーは蟻塚探索を進めます 掘り進めているとコガネグモと出会い働きアリが食べられてしまいます他にも大切なものを見つけるストーリーです チャプター1 蟻塚探索 前回と引き続き土を掘ってください 掘ると途中で植物を数千獲得しますが 確定で働きアリ2匹がコガネグモに食べられます チャプター2 ガーディアン羽化地を建設 前回と同じく建設をする事になります そう難しいことではなく とても簡単なパートでもあります チャプター3 ガーディアンアリを20匹羽化 防御のためガーディアンアリを羽化することになります 先ほど建設した羽化地をタップし その次に「孵化」をタップします 「ハキリアリ」と同じくスライダー形式となっており 加速アイテムの使用を余儀なくされます チャプター4 脅威排除 コガネグモに対しレアオオズアリは 攻撃を行いコガネグモは死んでしまいます ムービーとなっており見るだけでクリアが可能です チャプター5 偵察アリを配置 資源を取るために偵察アリを配置します 設置した後は緑の印をタップするだけで クリアが可能です 最後に いかがでしたか? ここでの難易度はピースと言っても 過言ではありません。そして 最も早く終わるチュートリアルでもあります 戦闘の基本を学んで強くなりましょう! 最後まで見て頂き本当にありがとうございました m(__)m 攻略トップページに戻る 第一章 新生コロニー 全ては偉大なる母のために 第一章 新生コロニー 第二章 地下の脅威 兵隊アリアンロック 戦闘の基礎を学ぼう 第ニ章 地下の脅威 第三章 フードクライシス 食料を急いで蟻塚に届けよう 第三章 フードクライシス 第四章 異変進化 進化してパワーアップ 第四章 異変進化 第五章 戦闘準備 危険な地上に出る前に頼もしいアリを味方につけよう 第五章 戦闘準備 第六章 地上世界 他のプレイヤーと協力して敵を撃破しよう 第六章 地上世界 第七章 帝国の始まり 自分の力で帝国を発展させていこう 第七章 帝国の始まり 宣伝 ここでWeb作成など プログラミングを学ぶことが出来ます 株式会社プログメイト 静岡大学
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/226.html
注;虐待薄いです。あとうんこです。 ・過去作品 ふたば系ゆっくりいじめ 709 五体のおうち宣言 ふたば系ゆっくりいじめ 713 最後に聞く言葉 ふたば系ゆっくりいじめ 722 育て親への説教 nue052 にんげんをたおして ふたば系ゆっくりいじめ 787 ふたりなら ふたば系ゆっくりいじめ 800 TAKE IT EASY! ふたば系ゆっくりいじめ 852 よくしゃべるものたち nue069 大異変前 ふたば系ゆっくりいじめ 915 変わった態度 nue070 歌唄いたち ふたば系ゆっくりいじめ 925 地下の防音室 作者:ハンダゴテあき リードを放すと、その犬はよだれを撒き散らしながら勢いよく飛び出していった。 茶色の四肢がしなやかに地面を蹴り、加速を促せる。 射られた矢のように直進していくその先には一匹のゆっくりの姿があった。 暗い地下の防音室のなか、涙目になりながらしーしーを垂れ流しているゆっくりまりさだ。 犬を連れてくる前の、 「どんなやつがきてもよゆうなのぜ! まりさはもりのきんぐなのぜ! かみがかりてきな ないふさばきで どんなやつも しゅんさつなのぜ!」 といった威勢はもう見る影はない。 ナイフと呼んでいた木の枝は震える口元から転げ落ちていた。 まりさとの距離が一メートルをきり、疾駆する犬が全てを噛み締めんと両顎を解放する。 鋭利な牙が白い皮に突き刺さりそうになったとき、まりさはすんでのところで身を転がし、それを避けた。 なるほど、森のキングも伊達じゃないと私は感心する。 標的にかわされてしまった犬は鈍い唸り声をあげた後、方向を変え、すぐに二撃目を繰り出した。 良い切り替えだと私は思う。まりさは転がって回避してしまったのが原因で起き上がれずにいた。 「やめちぇね! やめちぇね! いたいのはいやだよ! しにたくないよ! いねさん、おねがいだからゆっくりして――」 ちぎれる音でその泣き言は中断された。犬はプッと何かを吐き出す。 白と黒が合わさった何か。まりさの右側が消えていることから、吐き出したあれはそれなのだろう。 「ゆがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 まりさの絶叫が部屋に響く。それを聴いた誰かがハハッと笑う。 私は隣に立つ二人を盗み見る。二十歳にも満たぬ、うら若き二人の男女。 両者とも嗜虐的な薄い笑みを浮かべており、どちらが声を出したのかわからなかった。 「にんげんざんだずげでぐだざい! おねがいでず! まりざなんでもじまずがら…」 帽子を前足で弾かれ、髪の密集する頭部が晒される。まりさは震えながら何度も私たち三人に助けを乞う。 しかしそれに応じるものは誰もいない。まりさには惨めに不様に残虐に息を引き取ってほしいからだ。 このまりさが何かしたわけではない。私が歩いているのを見つけ、誘拐しただけだ。 このまりさのことなど何も知らない。ただ三人でゆっくりの虐殺を楽しみたいから誘拐したのだ。 豊満な髪の束に犬が噛み付き、引き抜くのが見える。 毛根が皮膚を離れることなく、苗のような形で皮ごと抜き取られる。餡子が飛沫を上げるのが見えた。 「いい犬ですね」 隣に立つ少年が話しかけてくる。私は一言「ああ」とだけ返した。 「佐伯さんの犬でしょ? 名前は?」 人懐っこく尋ねてくる少年に、ふと考える。 そして私は「ああ、こいつはイヌだよ」と答えた。 ・六日前 日曜の夕刻、私はいつものように買い物がてらにゆっくりを探しに出かけた。 車にエンジンをかけ、家を後にする。 今夜はあの二人は来ないと聞いていた。つまり独りというわけだ。 どうにかして甚振る対象を見つけたい。私はそう考えながら、車を走らせていた。 途中、野良犬一匹とすれ違う。小奇麗な雑種の犬だ。小学生などから可愛がられているのかもしれない。 あれがゆっくりであればいいのに。そう思いながら、私は視線を別に移そうとしたとき、あることに気付いた。 あの犬、口元に餡子がついていなかったか? 私は車を止め、身体ごと後ろを振り向く。犬はテッテッテと歩いていき、近くの角を曲ってしまった。 Uターンしたい衝動に駆られたが、狭い路地の為、出来そうになかった。追跡は難しいだろう。 野良犬だし、いつかは会えるか。私は犬の追跡を諦め、車を発進させる。 道すがら、グチャグチャになったゆっくりれいむを見かけた。 あの犬がやったのかもしれない。そう思うと、私は不思議な気分になった。 「タケー! タケー!」 少し車を走らせた先でその声を聞いた。 何事かと思い、顔を向けてみると一人の老人が庭で叫んでいるようだった。 何かを探しているように見えた。 私は気になり、車を止め、窓ガラスからその家を観察した。 表札には工藤と書かれている。ああ、もう長くない工藤さんかと私は思う。 慌てている老人の近くに一つの小屋があることに気付いた。 日曜大工と言わんばかりの、木の板で構成された犬小屋だ。 出入り口の上にある板にはカタカナで『タケ』と表記されている。 「タケー! タケー!」 地面に打ち込まれた杭にリードが掛けられていた。 リードの先には首輪があり、解かれた状態になっていた。 不注意で逃げだされたのだろうか。 ふと私の頭に一匹の犬が思い浮かぶ。 もしかしたら先ほど見た、あの小奇麗な犬かもしれない。 私はアクセルを踏み、車を走らせた。向かう場所はスーパーだった。 未だあの犬が老人のペットだと決まったわけじゃない。わざわざ確認の為に持っていくのは面倒だった。 ここを通る時はあの犬小屋を毎度見ていこうと私は思う。 もし老人の犬であるのなら、亡くなった後、ドサクサに紛れて貰い受けるのもいいだろう。 不謹慎なことを考えながら、私は老人宅を後にした。 スーパーでの買い物を終え、帰路を辿る。 最中、スーパーで聞いたことを思い出す。 「へー、シーチキンって鮪とか鰹だったんだ。チキンっていうから鶏肉だと思ってた」 子供らしい可愛げのある間違えだと、私はその時微笑ましく思っていた。 けれど、後部座席に荷物を置いた後、何か引っかかるものを感じていた。 老人宅が視界に入り、庭を眺める。 庭は閑散としており、老人も犬もいなかった。犬小屋がポツンとそこに建っているだけだった。 老人宅に明かりはついていなかった。弱い身体で探しに出かけたのかもしれない。 「タケ! タケ!」 老人宅を過ぎた後、私の耳元に先刻聞いた声が入ってきた。 右折した先にあの老人が腰を竦めているのが見えた。 速度を落とし、老人の横を通り過ぎる。その際、チラリと老人が叫んでいる対象を窺う。 ああ、やはり、と私は思う。 視界に映ったのは悲しみに包まれた顔の老人と、グチャグチャになったゆっくりれいむだけだった。 「名前がイヌですか? 犬が可哀想ですよ」 少年の言葉に私は小首を傾げた。 「可哀想? お前が以前飼っていたまりさがいるだろう。名前なんだった?」 「え、そりゃまりさですけど」 「そうだろう。だからイヌにした」 「犬とゆっくりを一緒にしないでくださいよ」 それに関してはもっともだと私も思う。ゆっくりれいむに『タケ』と名付けた老人を思い出す。 「まぁ、冗談だよ。名前は、そうだな。タケでいいよ」 「今決めたんですか…」 少年は苦笑いしながら正面を向く。まりさが何時の間にか犬、いやタケの口の中に収まっていた。 「やめぢぇやめぢぇ! がまないでねがまないでね! かむかむざんはゆっぐりでぎないよ! いだいよ! がまないで! おねがいでずがらがまないで! いだいよいだいよ! いだい――」 まりさが犬の口の中に消える。まりさの声は消え、防音室に犬の咀嚼音だけが残る。 一分もしないうちにその音は消え、タケがひとつグフゥと月賦を漏らした。 私は「タケ」と呼びかけてみる。 タケと呼ばれた犬は私の方を見て「ワン」とだけ吠えた。 私は歓迎のしるしとして、タケの頭を撫でた。そしてそっと呟いた。 ようこそ、地下の防音室へ。 あとがき 最後まで読んでくださった方有難うございました。
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/1048.html
注:ぺにまむに対する虐待あり。 途中、無駄に長いサスペンスっぽいパートあります。 ・過去作品 ふたば系ゆっくりいじめ 709 五体のおうち宣言 ふたば系ゆっくりいじめ 713 最後に聞く言葉 ふたば系ゆっくりいじめ 722 育て親への説教 nue052 にんげんをたおして ふたば系ゆっくりいじめ 787 ふたりなら ふたば系ゆっくりいじめ 800 TAKE IT EASY! ふたば系ゆっくりいじめ 852 よくしゃべるものたち nue069 大異変前 ふたば系ゆっくりいじめ 915 変わった態度 nue070 歌唄いたち 作者:ハンダゴテあき 先ずはあんよを火で炙ろうと私は思った。 チャッカマンを手に取り、カチリと火を灯す。八畳ほどの広さを持つ防音室がそっと明るくなる。 それを左手に持った、今日拾ってきたばかりの帽子の無い野良まりさのあんよに近づける。 立ち寄った自販機前で、ポケットから落としたお金をネコババせずに渡してくれた善良な野良まりさだった。 そのまりさは私の手の中で熱いと騒いだ。そりゃ熱いだろうなと私は思った。 あんよが黒く染まるまで私は焼き続けた。まりさが失神するたび、左手に握力をかけ覚醒を促せた。 あんよが焦げ、動けなくなったまりさを潰れない程度に床へ叩きつける。 ビニールシートの床に転がったまりさは涙を零し、痛いよ痛いよと喚く。 私は持ってきていた裁縫箱から待ち針の入ったケースを取り出し、開ける。 待ち針の束を手に取り、私はまりさにこう提案した。 「まりさ、賭けをしないか。今から私は君にこの針を五十本刺す。 五十本刺して気絶しなかったら解放してあげるよ。あまあまもたくさんやる」 まりさの眼が光るのを確認し、私は込み上げてくる笑いを抑えた。 私は口元に手を当てながら「どうする?」と尋ねる。 まりさは精気のこもった表情で「やるんだぜ!」と答えた。いい表情だと私は思った。 「そうか。じゃあ……」 まりさの身体を起き上がらせた後、私はまりさの右目に待ち針を深く刺し込んだ。 針により、まりさの眼球が少しだけ奥に押し込まれ、眼窩と眼の間から餡子が零れ落ちる。 まりさは何が起きたのか判らなかったのだろう。ポカンと口を開けて、私を見ていた。 やがてその表情も、やってくる痛みから徐々に歪んでいき、絶叫する。 私は二本目の針を再び右目に刺した。一本目と同じく、根元まで深々と。 眼球が再び奥に押し込まれ、餡子の流れる量が増える。 「あと四十八本だ。頑張って耐えてくれよな」 三本目も同じところに刺した。 まりさはそこで、短い奇声をあげ、白目をむき、気を失ってしまった。 私はまりさの髪の毛を掴んで持ち上げ、頬を殴りつけた。パンチングボールのように振り子する。 まりさが目覚めると、私は殴る手を止め、針を再び刺した。五十本全て刺しきるつもりだった。 気絶すると、私は意識が戻るまで殴りつけた。眼を開ければ、気絶するまで針を刺した。 五十本刺しきるまで、ひたすらそれを繰り返した。 針山となり、未だ意識のあるまりさの絶望に染まりきった表情を尻目に、 私は先端がスクリューになっている電動ドリルを手に取った。 そろそろ終わりにするつもりだった。 「どうじで……」 まりさの悲痛な声が耳に入る。私は振り返った。 「どうじで ごんなごど…… まりざは ただ おがねを わだじだ だけなのに……」 私は電動ドリルのスイッチを入れ、まりさに笑いかけてみた。 「どうじで! なんで わらっでるの!」 一歩一歩ゆっくりと私はまりさに近づいた。 「ごないで! ごないで!」 後ずさろうとするも、あんよの焼かれたまりさにそれは不可能だった。 涙を大量に零しながら、いやいやと身体を僅かに震わせる。 それを見て、早くこの電動ドリルでズタズタにしてやりたいと私は思った。 「つまり、こういうことなんだ」 自分に言い聞かせるように私は呟いた。まりさは「えっ?」と眼を見開いていた。 「私はね。君たちゆっくりを甚振ったりすることで充実を感じるんだよ。 ゲスだろうか善良だろうか希少種だろうが関係ない。 ゆっくりを自分の思うがままに傷つけるのが堪らなく楽しいんだ。 まぁ変態だね。私は変態なんだ。変態だから、君たちを自分の欲求のままに傷つけ殺すんだ。 理由はそれだけだよ。どうだ、満足したか」 「な! なっどぐ できるわげ ないでしょぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」 まりさは先ほどよりも身体を大きく震わせ、私から遠ざかろうとする。 けれど距離が離れることはなかった。私はまた一歩足を踏み出す。 「納得してもらおうとは思わない。変態だしね」 まりさの正面に辿り着き、私は回転するドリルの先端をまりさの額のスレスレまでもっていく。 まりさはドリルに当たらないよう身体を必死で反らしていた。 反らした分だけドリルを近づけてやると、まりさは身体を反らした状態のまま、小刻みに震えた。 身体が戻ってしまうのを耐えているのだろう。身体を元に戻すことは死につながるからだ。 私は面白くなり、電動ドリルをそのままにした。まりさが気を抜いて、電動ドリルに突き刺さるのを待った。 「あ…… あ……」 まりさの消えてしまいそうな声に、私は録音機材を用意していなかったことを後悔した。 携帯電話もポケットにはなかった。 「あ…… あ……」 まりさの身体が震えが大きくなるのを私は確認する。 そろそろかな、と思ったときには、まりさはドリルに触れていた。 「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」 皮と餡子が顔にかかる。スクリューのドリルがまりさの額をズダズダに引き裂いていく。 刺されていた待ち針がいくつも抜け、ビニールシートの床に落ちた。 まりさは動かなくなった。なかなか良い断末魔だったと私は思った。 私は電動ドリルを抜き取り、まりさの旋毛目掛けてドリルを突き刺した。 死んでいようが関係なかった。ただこのまりさをボロボロにしたいと思った。 金色の髪の毛がスクリューに絡まり、皮と餡子、待ち針と共に空中に舞う。 私は何度も上頭部にドリルを刺し込んだ。何度も何度も行った。 刺すところがなくなるまで私はドリルを刺し続けた。 目覚めたとき、時計は昼の十一時を指していた。 私は大きく欠伸をした後、上半身を持ち上げ、L字の体勢になる。 途端、肥えた腹から空腹を訴える音が鳴った。 何か口に入れようと、寝ぼけ眼のままキッチンへ向かおうとするが、 冷蔵庫が空のことを思い出し、Uターンする。 着替えて、近くのスーパーに行こうと思った。 ついでに、巡りがよければゆっくりを連れ去ろうとも思った。 身支度を整え、車に乗り、スーパーへ向かう。 スーパーへの道中、一匹のまりさが眼に入った。銀バッチをつけた、飼いゆっくりのまりさ。 まりさの隣には高校生くらいの年代に見える少年がいた。 精緻な顔立ちをしており、クリっとしている眼に優しい印象を受けた。 私の車が彼らの横を通り過ぎる。 幸せそうな笑顔を見せる彼らに、私はアクセルを少しだけ深く踏んだ。 半年前、母親が遠くへ行ってしまった。私だけがあの家に独りで住むことになった。 音楽好きだった両親。地下の防音室は彼らが作ったのだと聞いた。 母は晩年になっても、防音室に赴いてはクラシックギターを奏でていた。 私は音楽の才能がなく、また根気もなかったので、防音室に入る機会は少なかった。 母親がいなくなっても、私は防音室には近寄らなかった。 無趣味だった私はあの部屋の使い道を持て余していた。 母がいなくなって数日経った頃、仕事から帰ると、家の窓が割られていることに気付いた。 泥棒かと思い、物置からバッドを取り出して、家の中へ入った。 窓の割られていた部屋に入ると、成体のれいむとまりさがまだ幼いれいむを舐めているところだった。 ああ、おうち宣言されるのかと私は思った。 ゆっくり。一年前に突如発生した存在だ。見たことはあったが接したことはなかった。 身体は饅頭なのに知能を持ち、人間と同じ言葉を話す異質な存在。 こうしておうち宣言を行ったり、生ゴミを荒らすことから暫く害獣扱いされていたが、 どこかの愛護団体が頑張ったおかげで、野良だとしても無意味な殺生が出来なくなったらしい。 生ごみを漁っていたゆっくりに石を投げつけた中年男性が逮捕されたというニュースもやるほどだった。 「ゆゆっ! まりさ! にんげんが はいってきたよ!」 私の存在に気付いた親れいむがまりさに声をかける。 「おい! ここは まりさたちの ゆっくりぷれいす なのぜ! ここに すみたかったら まりさたちの どれいに なるのぜ! わかったら さっさと あまあま よこすのぜ!」 「よこちぇ くちょじじぃ! ぷくーっ!」 家族全員で頬を膨らませる光景は怒りを増幅させるものに過ぎなかった。 私は反射的にバッドを振りかざし、ゆっくりたちに叩きつけようとするが、止める。 近所に、ばれることになる。 一匹だけ潰してしまったら他の二匹が騒ぎ出す可能性がある。 それによりお隣さんが駆け付けるかもしれない。理由を話しても通じないかもしれない。 ゆっくりに石を投げつけた男と同じ末路を辿ってしまうかもしれない。 なら、どうすればいい。 私の頭に地下の防音室が思い浮かんだ。 いや、でも、あそこは……。 ドン 右の脹脛に衝撃が走った。視線を向けてみると親まりさが私に体当たりをしていた。 「なに しかと しているんだぜ! くずな にんげんは まりさたちに さっさと あまあま よこすのぜ!」 心を包みこんでいた蟠りが一気に晴れた気がした。 私はまりさにこう伝えていた。 「地下にお菓子をたくさん貯蔵しているんだ。来るか?」 ビニールシートを床にかけた後、まりさたちを防音室へ案内した。 家族全員が防音室に入ったことを確認し、扉を閉める。 「ゆっ? おいじじい! あまあまさん どこにあるのぜ! また せいっさい され――」 親まりさの頭にバットを叩きつける。 横の皮が破れ、餡子が飛び出した。本当に饅頭なんだと私は思った。 痙攣を起こしていたので、もう一度叩きつけると動かなくなった。 「な! なにするのぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ! まりさ! まりさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 「おとーしゃん! おとーしゃん! おきちぇ! おきちぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」 耳に障る二つの声が防音室に響く。 「うるせえよ」 私は親れいむの開け放たれた口にバットを捻じ込み、そのまま持ち上げ、床に叩きつける。 口から餡子を吐き、背中を向けた状態の親れいむに、再びバットを振り下ろす。 短い断末魔の後、親れいむはまりさと同様に動かなくなった。 簡単に死ぬものだなと私は思った。 「おきゃーしゃん! おきゃーしゃん! へんじしちぇよ! れいみゅが よんでりゅんだよ! だきゃら へんじしちぇよ! へんじしちぇよぉぉぉぉぉ!」 泣き叫ぶ赤れいむに、私はバットを叩きつけようとするが、思いなおす。 このままでは面白くない。 私はバットを床に置き、赤れいむを指先で掴んで、持ちあげた。 泣いていた赤れいむがその途端、パッと明るい表情になり、 「ゆっ! おしょら とんでりゅみたい!」と言いだした。 バットで潰すだけで済まさなくて良かったと私は思った。 私は先ず髪の毛を引き千切ることにした。左手で赤れいむを固定し、右手で髪の束を掴む。 軽く力を込めるだけ簡単に抜くことが出来た。 両親が殺されたというのに笑顔だった赤れいむの表情が再び歪む。 もっと歪んだ表情が見たいと思い、私は全ての髪の毛を引き千切ることに決めた。 赤れいむの痛々しい叫び声を聞きながら、髪の毛を抜いていった。 髪の毛の束を抜くたび、痛い痛いと泣き叫ぶ様は可笑しかった。 一分ほどで赤れいむの頭は無毛の荒野に成り変っていた。 部屋の隅に姿見があったので、それを赤れいむの前に出してやる。 「ゆわぁぁぁぁぁぁぁぁ! こんにゃの れいみゅ じゃないぃぃぃぃぃぃ! れいみゅを れいみゅを がえじでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」 私は大声あげて笑ってしまった。可笑しくて仕方なかった。 他に何か抜くものはないか、赤れいむを眺めまわす。 大きく口を開けて泣き喚く赤れいむ。口の中から白い歯の列が見えた。 私は赤れいむの歯を掴み、手前に引いた。髪の毛と同様、簡単に抜くことが出来た。 口を開けたままにされている赤れいむは叫び声をあげられず、口の奥から小さな音だけを漏らした。 その声は鶏の鳴き声にも聞こえ、私はまた可笑しくなり、笑いながら歯を抜き続けた。 赤れいむの歯を床に落とし終え、私は赤れいむの口を閉じてやった。 さて、どんなふうに鳴くかなと思い、見つめていたが、赤れいむは動こうとしなかった。 ――そういえば、途中から鳴かなくなっていたっけ。 赤れいむの頬を何度も叩いた。けれど目覚めることはなかった。 私はひどく退屈な気分になった。 赤れいむを床に置き、バットで潰してみた。けれど心が晴れることはなかった。 ゴミ袋を取りに防音室を出る。 キッチンへ繋がる廊下を渡っていると、一つのドアが開きっぱなしになっていることに気付いた。 ゆっくりに侵入されたリビングだった。 私はドアを閉めようと近づいたとき、リビングの中から声が聞こえた。 まさかと思い、リビングの中へ入ると、そこには成体のまりさとぱちゅりー、 そして赤まりさが三匹、赤ぱちゅりー二匹がいた。 「むきゅ! まりさ! おろかな にんげんが すを うばいに きたわ!」 「まりさの ゆっくりぷれいすを うばいに くるなんて あんこのうにも ほどがあるんだぜ! まりさは もりで いちばん けんかが つよいんだぜ! いたいめに あいたくなかったら あまあま よこして さっさと たちさるのぜ!」 メンチをきりながら前に出てくるまりさに、私は歓迎の言葉をかけた。 「地下室に美味しいお菓子があるんだ。よかったら食べにこないかい?」 その日から私はゆっくりを痛みつけることが趣味となってしまった。 スーパーで買い物を済ませ、駐車場に停めた車に戻ろうとしたとき、 道路を挟んだ向かい側にあの少女が歩いているのを見つけた。 いつも独りで街を歩いている女性だ。 白い肌と短く切られた黒髪が印象的な女性。年齢は高校生くらいだろうか。 今日もまた、少女は独りフラフラと歩道を歩いていた。散歩が好きなのだろうか。 いや、好きなのだろう。早朝や夜遅く歩いているくらいなのだから。 私はスーパーの袋を握り締めたまま、ぼんやりと少女の方を見つめていた。 すると突然、彼女がこちらの方を向き、眼が合ってしまった。 私は居た堪れなくなり、車に飛び乗って、逃げるようにこの場を去った。 夕刻、私は醤油を買い忘れたことに気付いた。 夕食を作っている最中のことだった。私は仕方なく料理の手を止め、再びスーパーへ赴くことにした。 薄暗闇の中、車を走らせ、スーパーへ向かう。辺りに視線を配る。 ゆっくりを未だ一匹も捕まえていなかった。 しかし、ゆっくりは見つからず、スーパーに着いてしまった。 私は本来の目的通り、醤油を買い、帰路を辿ることにした。 帰り道、見つからなければ今日は諦めようと考えていた。 運転しながら、ゆっくりを探す。 ――いた。 家まであと五十メートルほどの距離でのことだった。 路地の先、まりさの後ろ姿が見えた。都合のいいことに、まりさは私から見て右側を歩いていた。 私は速度を落とし、周囲を見渡した。あのまりさ以外、誰もいない。 私はまりさを追い越し、振りかえって、まりさの帽子を見る。 飼いゆっくりの証明である光るバッチはなかった。飼いゆっくりは捜索される可能性がある。 だがあのゆっくりは違う。野良は誰にも探されない。 車を止め、まりさが横に来るのを待った。 まりさは突然停まった車に訝しんだ表情を浮かべながらもこちらへ歩いてきていた。 そして車の横に来た瞬間、私はドアを開け、まりさを車内に連れ込んだ。 ダッシュボードに置いておいたガムテープで口を塞ぎ、殴って気絶させた。 気を失ったまりさを助手席の足元に転がし、車を発進させる。 その直後、バックミラーに光が射し込んだ。後ろから車が来ていた。 隣で眠るまりさに私は「遅かったね」と声をかける。 返事は当たり前だが返ってこなかった。 夕食の後、地下の防音室に入った。 ガムテープをつけたまま、虐待してみようと私は思った。 瀕死の状態になったら、ガムテープを剥がし、溜まりに溜まった言葉を聞く。 それは普段浴びせられる罵詈雑言や悲鳴などより、ずっと気持ちが良いに違いない。 私はまりさの頭を掴みとり、揺った。既にあんよが焼かれているまりさはなすがままにそれを受け入れる。 まりさの頬が徐々に赤くなっていく。発情しているのだ。 ゆっくりはどういうわけか、揺すると性的興奮を始める。 まりさのぺにぺにが皮から浮かび上がり、時間が経つにつれ、大きくなっていく。 私は揺する手を止め、まりさのぺにぺにを握った。ポケットからナイフを取り出し、まりさの前に翳す。 まりさはこれからやることを理解したのか、涙を流しながら身体を左右に振った。 私はそれを無視して、ぺにぺにの上方をスライスした。 まりさは必死で身体を揺らし抵抗するが、構わず続けた。 切り取ったぺにぺにの皮をまりさの前で揺らしてやる。 しかしまりさはそんなものを見ている余裕はないのだろう。 痛みのあまり、悶絶しているように見えた。 私は一枚、また一枚とペにペにをスライスしていった。 まりさが気絶しては跳ね起きる光景を私は楽しんでいた。 薄皮一枚になったぺにぺにを切り落とし、まりさを押して寝そべらせる。 まりさは顔がある部分を持ち上げて、ひしゃげた顔のまま私を見ていた。 私は薄く頬笑み、焼けたあんよの中にあるあにゃるへ向けてナイフを突き立てる。 あにゃるに円を描くようにナイフをスライドさせた。 傷によって出来あがった円を何度もナイフでなぞる。なぞるたび、力を込め深くしていく。 その間もまた、まりさは気絶しては跳ね起き続けた。見ていて飽きなかった。 ある程度深くしたところで、私は手首を捻り、あにゃる自体を取り出そうとした。 あっさりとあにゃるを取り出すことに成功した。 缶状になったあにゃるを例のごとくまりさに見せつける。 どんな反応をするだろうかと期待したが、まりさは失神していた。 私は苛立ち、右目にナイフを刺し、覚醒を促した。 まりさは目覚めるのと同時に、あにゃるを左目に突き刺す。間近で見せてやりたかった。 もう見えなくなってしまっただろうけれど。 身体を上下にのたうち回っているまりさの、あにゃるを切り取った部分から餡子が漏れていた。 もう長くないだろう。 瀕死の状態になるまで餡子が流れるのを私は待つことにした。 壁を背につけ、一息つく。 ふと、私はいったいなにをやっているんだろうと思った。 仕事帰りに、休日に、こうして地下でゆっくりを虐待する。 大した変態だと私は思った。 私はこれからどうなっていくのだろう。 これから独り、延々とこの地下室で虐待を続けていくのだろうか。 私はそれに耐えられるのだろうか。 心の拠り所は、この部屋でのゆっくり虐待だけだった。 以前は家族だけだった。けれどそれも失われてしまった。 仕事場で親しく話せる人がいなかった。 無理に話そうとしても、会話の端々で躓いてしまい、相手の引き攣った顔が眼に入った。 友達も当然いなかった。 趣味のない私は買い物以外何処にも出かけたことはなかった。 私は本当にどうなっていくのだろう。 いつか取り返しのつかないことをしてしまいそうな、そんな気がする。 まりさの餡子の量が頃合いに見え、私は壁から背中を離した。 でも止めることが出来ない。 ゆっくりを虐待することは私にとって刺激的過ぎた。 私は朦朧としているまりさのガムテープを剥がし、蹴り飛ばした。 吹き飛ばされ、壁に激突し、へにゃりと床に沈むまりさ。被っていた帽子がまりさの隣に落ちた。 チリンチリン。 まりさの方からコインが転がる音が聞こえた。 お金でも隠していたのかと思い、近づいてみると、そこには銀色のバッチがあった。 なんで……。 「……されるよ」 私はまりさの方を向いた。まりさは笑っていた。 「おにいさん ころされるよ…… まりさの かいぬしさんは まりさを すごく かわいがってくれたから…… きっと つきとめて おにいさんを ころすよ……」 私はナイフを落としてしまう。カランカランという音が防音室に反響する。 「どうして、どうしてバッチを隠していたんだ。そうすればお前なんて……」 「ばっちつきを きらう のらが いるからね…… かいぬしさんと いないときの さんぽは はずすことに しているんだよ…… のらくじょの かたには だして みせれば いいことだしね……」 まりさはスッと眼を閉じた。 「まりさはもうしぬだろうね…… くやしいよ でも かいぬしさんが かたきを とってくれるって わかっているから あんしんして ねむれるよ…… ゆっくり ゆっくり おいつめられて いってね! ゆきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃ ぎゃ――」 まりさの上頭部にナイフを刺し、黙らせる。まりさは笑みを浮かべたまま動かなくなった。 飼い主に殺されるだと。ふざけるな。 ふざけるな! 私は何度もまりさの死体にナイフを叩きつける。皮に穴が開き、餡子が溢れだす。 まりさはもはや、ゆっくりとは判別できない状態になっていた。 けれど私にはその物体は笑っているように見えた。 私はナイフを叩きつける行為を続けた。 何かから逃げるように、続けた。 シャワーを浴びようと思った。 シャワーを浴び、さっさと寝てしまおう。 大丈夫。バレない。いくら可愛がっているとはいえ、家宅捜索までするとは思えない。 するとしたら、聞き込み調査くらいだろう。 私が嘘を言えば済むはずだ。 何も問題はない。何も問題はないはずだ。 ピンポーン。 玄関からチャイムが鳴った。時計は夜の八時を示していた。 こんな時間にいったい誰が……。 居留守を使おうと思ったが、車を庭に置き、リビングから明かりが漏れている以上、 それは得策ではないと判断した。来訪者が誰にもしてもだ。 私は恐る恐る玄関の扉を開けた。玄関の先には一人の少年が立っていた。 今日の昼、まりさと共に歩いていた少年だった。 クリッとしている瞳は悲しみの色を浮かべていた。 「夜分遅く失礼します。お聞きしたいことがありまして……」 頭を下げる少年に、私は背中から嫌な汗が流れるのを感じていた。 「は、話というのは……」 私が先を促すと、少年は悲しそうな表情を浮かべたまま、私の眼を見つめ話し始めた。 「はい。実は僕の飼っているゆっくりまりさが昼の三時に散歩に出かけてから帰ってこないんです。 心配で心配でたまらなく、こうして一軒一軒訪ねているんです。何か知っていることありますか?」 尋ねてくる少年に私は「すまない。見ていないな」と答えた。 「そうですか……それでは失礼しました」 少年が顔を俯け、背を向ける。私はホッと心の中で漏らし、出送りの言葉をかけた。 「銀バッチのまりさ、見つかるといいな」 少年が振り返り、頭を下げる。これで終わる、そう思った。 「ええ、ありがとうございます。でもなんで銀バッチって知っているんですか?」 しまった、と思ったがすぐに今日の出来事を思い出した。そのことを少年に伝える。 「いや、昼に君たちを見たんだよ。仲良く散歩をしているところをさ。 銀バッチのまりさ、連れていたじゃないか」 何も問題はないはずだ。それは事実なのだから。 「ああ、なるほど。観察眼のある方ですね。あともう一つお聞きしていいですか?」 少年が足をどけ、足元を指差した。 「なんで餡子がここにあるんでしょうか?」 餡子?と私は思う。少年が指差した先を見る。 確かに餡子がそこにあった。魚に添える大根おろし程度の餡子。 どうしてそんなところに……。 あのまりさの餡子なのだろうか。いやあのまりさは私の家に入るまで皮は破れていなかったはずだ。 いや、破れていたのか。じゃなければ、あそこにある説明が……。 ……彼が置いたのか? 何の為に。私を引っ掛けるため? おかしくないか? それでは私がまりさを殺したことを確信していることにならないか? 分からない。少年の考えていることが分からない。 「そういえば楽器、おやりになるんですか?」 考えて込んでいた私にそのような少年の声が耳に届く。楽器? 「い、いややらないが」 「そうですか。いえ、地下に防音室があると聞いていたものですから」 少年の眼つきが鋭くなっていることに気付く。。 私は確信する。この少年は私が犯人だと判っている……。 「その部屋、今は使っていないんですか?」 やめろと私は思う。判っているくせにそんな質問を投げかけるな。 「僕は本当のことを知りたいだけです」 私はハッと顔をあげる。知りたいだけ? 「あなたがまりさを連れ去ったのは知っています。僕の知り合いの女性が見ていました。 歩いているまりさを車に連れ込んだのを。 ただ、それが僕のまりさかどうか判りませんでした。 けれどいなくなった時刻を考えると、僕のまりさである可能性が高い気がしました。 だから僕はあなたの家を訪ねたのです」 少年が一歩前に出る。 「あなたの連れ去ったまりさを見せてもらえませんか。 地下の防音室にいるのでしょう?」 私は「ああ」と頷き、彼を防音室へ案内した。もう誤魔化しても無駄だと思った。 あれから一カ月が経った。 防音室の扉を開けたとき、少女がちょうどナイフを振り下ろすところだった。 彼女のお気に入りであるダガーナイフが、青いビニールシートの上に立つれいむの額に深々と突き刺さっている。 れいむの心地よい叫び声を聞きながら、彼女は無表情でナイフを抜き取り、再び刺した。今度は右目だった。 彼女は何度もナイフを抜き取り、そして刺した。れいむはもう死んでいた。声はもう聞こえない。 けれど彼女はそんなことなどお構いなしにナイフを刺し続けた。 一定のリズムでナイフを抜き、刺すという行為を継続した。 れいむはもはや原形を留めていなかった。体中から餡子を噴き出し、白かった皮を覆い尽くしている。 彼女の顔も、覆い尽くしていないものの、餡子で大部分が汚れていた。 五分ほど経ち、彼女がようやくナイフを振り下ろすのを止めた。 そしてこちらを振り向き、「いたの?」と無表情のまま言った。 「ああ。君がちょうどナイフを振り下ろしたあたりからね」 私は棚からタオルを取って彼女に渡した。 「準備運動お疲れ様」と労いの言葉をかける。 「なにそれ、皮肉にしか聞こえないわよ」 少女は薄く頬笑み、受け取ったタオルで汗と餡子を拭き取る。それを見て、私は反射的に美しいと思ってしまった。 私は気分を落ち着かせるため、彼女から視線を逸らし、部屋を眺めまわした。 地下の防音室。 八畳ほどの広さをもち、いくつも穴の開いた肌色の壁をしている部屋。 四十過ぎの男が独りで住む家の地下に眠る部屋だ。 以前は演奏の録音や練習として使われていた。辺りに数多く楽器が立て掛けられていた。 けれど今はそれらはない。この一カ月で随分様変わりした。 あるのは天井に掛けられた蛍光灯、ゆっくりが閉じ込められた檻、工具が入れられた箱。 タオルが置かれた棚、そして壁に飾られた虐待道具と傷つけられたゆっくりの写真だ。 私は檻の中で震えているゆっくりたちを見る。 檻には、れいむが三匹、まりさが三匹、ぱちゅりーが一匹、閉じ込められていた。 皆成体で、皆口元に一点だけ穴の開いたガムテープが貼られていた。私が拾い集めたものだった。 「あなたも準備運動しておいたら?」 私は少女の方を見ずに頷き、壁からバッテリー付きの電動ドリルを手に取った。 檻の隅で縮こまっているゆっくりの中から一匹のれいむを捕まえ、手前にもってくる。 ガムテープを剥がし、口元を開放してやる。 「ゆぎゃああああああああああああ!」 私はれいむの無様な泣き顔と叫び声に至福を感じながら、電動ドリルのスイッチを入れた。 ドリルが回転を始め、腹の奥が震えるような音が鳴る。 一か月前もこれをしていたことを思い出す。 あの後……。 私は彼を防音室へ連れて行き、グジャグジャになったまりさを見せた。 「確かに僕のまりさですね」 銀バッチのナンバーを見ながら少年は言った。 私は彼に土下座した。自分がゆっくりを傷つけることで快楽を得てしまう変態であることを伝えた。 許してもらえるとは思っていなかった。警察に突き出される覚悟は出来ていた。 けれど彼は私の考えていることとは、遠く離れていることを言い出した。 「これどんな風に殺したんですか?」 彼がフッと微笑んでみせた。私は何を言っているのか判らず、彼の姿を見つめた。 「教えてください。どう殺したんですか?」 口端をあげながら質問してくる少年を私はただただ見つめるしかなかった。 何故怒り狂ったり、拒否反応を示さないのか不思議だった。 「いえ、これは元々僕が殺す予定のものでしたから」 少年が私に手を差し出していた。 殺す予定? 「君はこのまりさのこと可愛がっていたんじゃないのか?」 私の言葉に少年は声をあげて笑いだした。 「可愛がって? ははっ。まぁ確かに可愛がっていましたよ。 美味しいご飯もあげてやったし、一緒に遊んでやったりもしました。我儘もきいてあげました。 でもそれは全て痛みつけるためです。僕もあなたと同じ変態なんですよ」 少年は私の手を握り、「さっ、立ってください」と促す。 「本当なのか?」 私は立ちあがり、尋ねる。 「ええ、本当です。証明できないのが残念ですが」 少年は壁をトントンと叩く。私は未だに彼がゆっくりを虐待しているようには見えなかった。 「お願いがあるんです」 少年は壁から離れ、私と真向かう。 「なんだ?」 「この部屋使わせてもらえませんか? 身近にこういう場所があると便利なのですが……」 少年の少しだけ言い淀んだ言葉に、私は薄く笑みを浮かべて頷いていた。 「ああ、もう来てたんですね」 少年は汗を流しながら防音室に入ってきた。両手は段ボールで塞がっている。 「おいおい、最近のペットショップはペットを段ボールに入れるのか?」 「違いますよ。僕が段ボールに入れたんです。ケージにはちゃんと入っていますよ。 ほら、オープン!」 少年が段ボールからケージを取り出す。 そのケージの中には希少種であるゆっくりさなえの姿があった。 「「おおーーーーー!」」 私も彼の知り合いである少女も、声をあげて喜んだ。彼女はゆっくりに関することだけ感情を表にする。 少年は嬉しそうにケージの出入り口を開け、未だ幼い子ゆっくりのさなえを出す。 「ゆっくりしていってください!」 さなえの出す言葉に私たちはハイタッチを交わした。 「先ず何から始めようか」 「水攻めにでもする?」 「ダメダメ。オレンジジュースと小麦粉で修復しやすいのにしようよ」 「それじゃあ、ハンダゴテ……」 「それも修復し辛いです」 「圧着ペンチでなんてどう?」 「「それだ!」」 少年が工具の入った箱から圧着ペンチを取り出し、私に差し出す。 私はそれを受け取り、さなえの右頬を抓った。 「ゆっ?」 何をされるのか理解していないさなえを他所に、圧着ペンチにさなえの頬を挟んで、グリップに握力かける。 「ゆ! ゆうううううううううううううううううううううううううううううううううう!」 強い力で抓られていく頬にさなえは絶叫をあげる。 私は興奮を覚えながら握力をかけ、圧着ペンチが元に戻るのを待った。 カチリ。 圧着ペンチからそう音が鳴り、さなえの頬が解放される。頬が千切れての解放だったが。 「ゆび……いたいよぉぉぉぉぉぉぉ! いたいよぉぉぉぉぉぉぉぉ!」 私は少年に圧着ペンチを渡す。 少年がそれを受け取り、さなえが泣き叫ぶのも束の間、圧着を始める。今度は左頬だった。 カチリ。 「ゆわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 少年が終わると、少女が圧着ペンチを受け取り、眼と眼の間を抓って、圧着をした。 カチリ。 「ゆがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 彼女が渡してくるそれを、私は握りしめながら、下唇を抓り、圧着ペンチにかける。 私はふと周りを見渡す。少年と少女が私の方を見ていた。 楽しそうに私の方を見ていた。 一か月前には考えられなかった光景だ。仲間が出来るなんて想像もしていなかった。 私は握力を込める。さなえが悲鳴をあげ、少年と少女が喜んだ。 私もまた喜んだ。 この時間が長く続けばいいと素直に思う。 三人で虐待を続けられたのならと本気で思う。 ゆっくりと変態だけがいる地下の防音室で私はそう考えていた。 ・あとがき やっぱり虐待書くの駄目でした。 これってぬえ向きになってしまうんでしょうか。 最後まで読んでくださった方ありがとうございました。
https://w.atwiki.jp/tomutomu/pages/58.html
エクスはデルゴンガードたちを振り切りおくえとすすんでいった そしたら・・ エクス「フロアゲート?」 カチッ エクスはフロアゲートを動かした フロアゲート「コレヨリドルグ基地B2Fニオウクリイタシマス」 エクスはドルグ基地B2Fへついた エクス「・・あれは・・」 エクスは遠くに見たこともない悪魔軍ロボを見つけた エクス「そうだ!」 エクスは双眼鏡を取り出した エクス「なんだあいつら目が3つもありやがる形はデルゴンみたいだ・・」 見たこともない悪魔軍ロボ「おいなんかあっちでなにかひかったような」 エクス「!」 それは双眼鏡のスコープだった エクス「なにかここからうてるものは・・」 エクス「?」 エクス「これは・・ライフル?」 エクスはライフルをみつけた エクス「これなら!」 エクス「照準・・」 エクス「そこだ!」 エクスはライフルを撃った なんとそのライフルは連続で3発はなった エクス「これは・・」 エクスは何か書いてあるのにきずいた エクス「アサルト・・ライフル?」 エクスは謎の悪魔軍を倒したのにきずき奥に進んだ
https://w.atwiki.jp/tomutomu/pages/59.html
エクスはまたフロアゲートをみつけた エクス「またか・・」 カチッ エクスはフロアゲートをきどうさした フロアゲート「パスワードヲ入力シテクダサイ」 エクス「パスワード?」 エクスはあせった エクスはアサルトライフルになにかかいてあるのにきずいた エクス「XQ77?」 フロアゲート「パスワードヲ確認シアマシタ」 フロアゲート「ドルグ基地B3Fニオウクリイタシマス」 エクスはドルグ基地B3Fについた エクス「・・なんだこれ・・」 エクス「まずはどこかに・・」 エクスは壁に隠れた エクス「?」 エクスは何かコンテナを見つけた エクスはコンテナを開けた エクス「これは!」 エクスは謎の悪魔軍パーツを入手した エクス「これはつかえるぞ!」 エクス「こいつはデモウロスヘッド・・」 デモーラ「デモウロスヘッド様!ここにいましたか!」 エクス「?」 デモーラ「はやくこちらへ」 エクス(そうか・・このデモウロスヘッドは上位クラスなんだな・・) デモウロス達は敬礼しながら道をあけていく デモーラ「デモウロスギア様!デモウロスヘッド様をおつれしました!」 デモウロスギア「デモウロスギアだけ入って来い!」 エクス「はい」 ガチャ・・ デモウロスギア「デモウロスヘッドよくきた・・」 デモウロスギア「ん?なんかへんだな・・」 エクス「・・・」 デモウロスギアギアはエクスのまわりをうろついている デモウロスギア「貴様偽者!」 エクス「ッチ!」 エクスはデモウロスヘッドの装備を取った
https://w.atwiki.jp/iwarpg_wiki2/pages/124.html
出現MOB HP ドロップ品 ラ・パルラレラ 50 触草 ラ・ペルパルク 20 触草 BOSS HP ドロップ品 フライ・ショック 200 ショック玉、??? 攻略 コウモリですか(笑)と油断していると割と死ぬ だが連発すると相手のスキルで死ぬのでHP管理を気を付けよう
https://w.atwiki.jp/shin_chika/pages/57.html
シンチカ トハ? 新地下(The New Underground)は、いわゆるアングラ的な自由な風土を愛しつつ、何か自分たちだけにしか出来ないことをやろう、という意図の下に命名されました。メインストリームから一歩離れた場所に自由な空間を設け、新しい情報、新しい価値の発信地となることを目指します。 新地下は、 インターネット・マガジン(ウェブジン)です。 ジャンルを問わないWeb上における同人企画です。 新時代の同人誌とでも言うべき、複数人による表現形態です。 読者作者共に、男性女性全年齢問わず表現を求める人を対象とします。 「国民皆表現者社会の擁立」を指標に掲げます。 コンセプトはしかし、真面目に馬鹿をやる!です。 新地下では、 1.Wiki雑誌という形式をとっています。 これは、インターネット時代の現代において、同人雑誌が冊子体のみにとらわれる必要はない、という考え方に基づいています。Wikiという形式を選択した理由には、一に可変性がありかつ更新が容易であるということ、二に文芸・写真・絵画・音楽など様々な表現が可能であること、三に無料であるということを挙げます。 2.編集者がつきます。 新地下には編集長である大津英太を中心に複数人の編集がつきます。とはいえ、大手出版社のような職能編集者ではない有志なのでそれほど高度な作業を行えるわけではありません。しかし、私たちは個人の表現に第三者の目を入れることで質を高め、独力では不可能な作品として昇華させるという目的を持っております。ですから新地下に発表される作品は原則として推敲を重ねた末のものであって、作者や編集者の独断で消去・更新はできません。これが、新地下がWeb上の個人サイトや投稿サイトと違う点だと言えます。 3.常に有志・同志を求めます。 表現することを求める人が表現できる場であるということ、それのみが新地下の存在意義です。新地下の理念は自己を表現することに飢えたる人と、他人の表現に飢えたる人によって支えられるべきもので、この場において作者と消費者の差異はありません。作者が消費者となり、消費者が作者となる、つまりそれが「国民会表現者社会」なのであり、新地下は表現の保護区となることを望みます。経験や実績にとらわれずやりたいことがやりたいと言える、そんな人を新地下は常に募集しています。また、他の表現者の方の第一次表現を見た上でよりよい表現を創りたいと願う編集者有志も常に募集しています。 上記のことに関しまして、参加の要望、 また質問、疑問、希望、要請等ありましたら、 jin.bun.shakai@gmail.com までEメールをお寄せ下さい。 シンチカ トハ? (2010,9,1)
https://w.atwiki.jp/r92j/pages/14.html
地上のとくちょう 時間を気にせずお宝探し。 地下にはお宝がゴロゴロ。 入るたびに地形が変化する不思議な洞窟。 間欠泉にのって地上に戻ります。 名前 コメント