約 2,863,594 件
https://w.atwiki.jp/basararowa/pages/5.html
更新履歴 @wikiのwikiモードでは #recent(数字) と入力することで、wikiのページ更新履歴を表示することができます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //www1.atwiki.jp/guide/pages/269.html#id_bf9eaeba たとえば、#recent(20)と入力すると以下のように表示されます。 取得中です。
https://w.atwiki.jp/saintwrow3car/pages/47.html
Quasar 概要 車体:SUV 会社:BRETON 和音:クエーサー ドア:4枚 駆動:AWD 実車:ランドローバー・レンジローバー、フォード・エスケープ、スバル・フォレスター、ランドローバー・フリーランダー 性能 重量:★★★☆ 速度:★★★☆ 加速力:★★★ ドリフト:★★★☆ 解説 初代『Saints Row』から皆勤の小型SUV。 今作ではリファインされ、純正バンパーのデザインが変更された他、全長は変わらず、全幅が拡張され、リアライト等細部の意匠が変更された。 また、前作のQuasarにはあった、トランクゲートのエンブレム類がメーカーロゴを除いてすべて除去されている。人によっては少々物足りないかもしれない。 前作では設定ミス(*1)により、異常に出現率が低いレア車両として度々話題に上がって居たが、今作ではどこを走っていても見かける存在となった。特にBRIDGEPORT地区やTHE GROVE地区、ASHWOOD地区など郊外の地域でよく見かける。 相変わらずハンドリングが重いが、AWDのおかげか加速性は悪くない。素の動力性能も高く、最高速度も高め。耐久力はSUVとしてみても標準的だが、しっかりとカスタムを施せば必要十分以上には耐えてくれるだろう。 『初代』ではライバルギャングチームの「ウェスト・サイド・ローラーズ」が使用し、悪評度5になると青色のカスタムされたこの車が駆けつけてきた他、キーパーソンとなるドニーも愛用していた。 DLCで追加されるアクティビティ「超絶有頂天発表会」で、ゲンキ博士の熱狂ファン(エスコートの妨害役)が使用する。どうしても見つからなければそちらを奪っても良いかも知れない。 基本的なモデルはランドローバー・レンジローバーのようだが、フロントマスクの意匠やボディサイズ等を見るに、スバル・フォレスターやフォード・エスケープと言ったSUVもモデルに混ざっているようす。 カスタムバンパーはサイドステップの有無を抜いた時、3種類用意されており、いずれも味付けが異なる。 また、小さい不具合ではあるが、トリムカラーが2色塗り分け出来るにも関わらず、実際に塗り替えることが出来るのは全体のトリムカラーのみ。 一度でもトリムカラーを変更しようものなら、マフラー等のトリムまでピラー等と同じ色に塗られる羽目になるので気にするプレイヤーは注意が必要。 ちなみに「クエーサー(Quasar)」とは「準星」を意味する。 車名ロゴの頭文字Qは、準星(参考画像)を形象化したものと思われる。 『Saints Row The Third Remastered』での変更点 基本的なスタイリングは変わらず、元のままリファインされたが、純正フロントバンパーだとデイライトが装着され、しっかりと点灯するようになった。 しかし、ヘッドライトがどういうわけか奇妙な形状をしており、何故かヘッドライトカバーを取り付けて細目に見せるようなスタイルになっている。 にもかかわらず、そのカバーも左右非対称で明らかに不具合としか思えない仕様になっている。 特別仕様、レアカラー 非売品カラー クリーム色のカラー。日陰になると白に変化するスペシャルカラー。他にも複数存在。 ファンカスタム DLC「超絶有頂天発表会」にてゲンキ博士の熱狂ファンが使用。 入手は可能だがレアではない。 画像 Quasar Quasar(Saints Row 2) 実車:ランドローバー・レンジローバー 実車:ランドローバー・フリーランダー 実車:フォード・エスケープ(初代) ※画像はハイブリッド 実車:スバル・フォレスター
https://w.atwiki.jp/nijiura_city/pages/401.html
名前 柳瀬・紫鶴(やなせ・しづる) 都市 清流都市TO-SA 字名 見斬り 肩書き 土佐圏第一特務隊長 戦種 近接武術師 舞闘 直伝英信流 使用神器 水神 使用武器 日本刀「雅光」 性格 温厚で思慮深い剣鬼。斬ればわかる。 外見 黒髪ポニテの日本型美人 詳細 さる由緒正しき旧家に生まれた、文武両道を地で行くお嬢様。生粋の土佐弁使い。 土佐の都市理力を介して「見る」と言う行為を強化する事に長けており、土佐圏内ならば擬似的な未来視すらやってのける。 居合いの達人であり、見たものを思慮深く考えた末に斬る。悪人や不埒者は当たり前。たまに強化された事象も斬る。たまに間違って斬っちゃう事もあるのはご愛嬌。 現総長、超宗我部・元親にいい感情は抱いていないが、彼の四国統一の夢には賛同する部分が多く、命を預けるのも吝かでないと考えている。
https://w.atwiki.jp/basararowa/pages/29.html
スアロー・クラツヴァーリの場合 ◆Wv2FAxNIf. 焼け落ちた廃墟の煤けた屋上に、二人の男。 一人は柵を乗り越えて、落下する危険など気にも留めない様子で縁に腰掛けていた。 一人は屋上の真ん中で、両足を投げ出すようにして座り込んでいる。 縁に座るのは細身の少年、ティーダ。 中心にいるのがスアロー・クラツヴァーリという青年である。 二人はともに金髪碧眼、話し方も緊張感の薄いものではあったが、似た者同士とは言えなかった。 身軽さを武器にしたティーダに対し、黒い鎧を着込んだ重装備のスアロー。 日焼けしたティーダが太陽に好かれているのだとすれば、色白のスアローは太陽に嫌われているのかも知れない。 ティーダとスアローは似ていなかった。 否、スアローと似ている者など、どこにもいないのである。 とはいえお互い単独行動に向かない性質を自覚していることもあり、一緒に行動することで同意した。 そしてまずは魔素の消耗で休養を必要としていたスアローの為、還り人に追い回されながらようやくここに腰を落ち着けたのだった。 ひび割れた、今にも砕け散りそうな脆い空に浮かぶ雲が、ゆっくりと移動していく。 地上から立ち上っていた黒煙は次第に薄れていく。 焼かれていた周囲の建物には、もう燃えるものが残っていないのだろう。 燃えていく。壊れていく。自分が触れるまでもなく。 沈黙の中、漫然と浮かんでいたスアローの思考を、か細い旋律が破った。 「♪――――」 それを耳にしたスアローは立ち上がり、ティーダが座る屋上際に近づく。 上手いとは言えない鼻歌だった。 だが異国の響きのあるそれに、スアローは耳を傾ける。 スアローは音楽が好きだった。 触れられないがそこにあるもの。 スアローが触れて壊れてしまうものとは違う、触れられないが故に壊せないもの。 あるいは、生まれるのと同時に壊れていくもの。 その音色がふと途切れた。 「……何ッスか」 「いやぁ、邪魔するつもりはなかったんだ。続けて続けて」 「するわけないだろ」 ティーダが頬を膨らますのが見えて、少年らしさを感じる。 育ってしまったがもう育たないという少年の姿を、スアローはしげしげと眺めた。 「それ、君の国の曲なのかい?」 「……オレのザナルカンドで、ブリッツボールの勝利のおまじないってやつ。 親父が歌ってたんだけど、オレよりへったくそでさ」 「父親かぁ。でも、嫌いじゃないんだろう?」 「……別に、好きでもないけどな」 それは曲のことなのか、父親のことなのか。 ティーダの照れ隠しのような返事に、スアローは深く頷いた。 それはスアローにとって、全く関係のないことではあったのだが。 「そんなことよりアンタ、もういいのか?」 「あー、万全にはほど遠いんだけどね。 もう行こうか。 これ以上足止めってわけにいかないんだよね?」 ティーダはユウナという少女を捜しており、その足をスアローが引っ張る形になっていたのだ。 かといってそれを気に病むスアローではないのだが、スアロー自身にもゆっくりしていられない事情があった。 「婁さん、じっとしててくれてるといいんだけどなぁ」 「アンタが言ってるそれ、ホントに信じていいのか!?」 「はっきり言って僕には婁さんが今何を考えているのか全く分からないが、ここに来て何をしたのかは大体分かる。 後は、僕を信じてくれとしか言えないな」 無駄に胸を張って言い切るスアローに対し、ティーダの表情は半信半疑といったところである。 こうして不信を買ってしまった経緯を思い返し、スアローは改めて「参ったなぁ」とぼやくのだった。 ▽ 聞仲から逃れ、まだ還り人に破壊されていない地域に着いた頃。 年齢こそ一回りは違った二人だが、年の差を気にしない気さくな幼年はスアローにとって話しやすい相手だった。 ティーダの出自に関心があったこともあり、スアローは何かとティーダの話を聞きたがった。 それが唐突に、ティーダの焦りの声で現実に引き戻される。 「なぁ、あれ!」 大きな建物の壁面に設置されたパネルに、映像が流れている。 この国の文明はドナティアのそれを遙かに超えており、映像のやり取りに通信用魔術結界を必要としないらしい。 そこに映った一人の男の姿が、そんなスアローの思考を瞬時に吹き飛ばした。 「ぶふぉおっ!!?!?」 初めに映し出されていた女性を、仮面の男が手刀で刺殺した。 それは紛れもなく、スアローがよく知る男であった。 仮面を用いるようになってからの彼のことは、羊皮紙に描かれた肖像でしか知らない。 それでも分かるのだ。 どうしようもなく、あの男は変わらないのだと。 『この「東京」をこれより、大いなる〈天凌〉に捧ぐ贄とする!』 衝撃のあまり息も絶え絶えになっているスアローに構うはずもなく、パネルの中の男は朗々と演説を続ける。 『私こそは〈天凌〉に仕えしもの、私の名は――』 男がにんまりと笑う。 まるで、見せつけるかのように。 『スアロー・クラツヴァーリ!!!』 「……………………………………は?」 そこで映像は終わったが、再び女性が刺殺される場面が映し出された。 どうやらこの演説は、ひたすらリピート放送されるようである。 二周、三周と見終わった頃、ティーダがようやく口を開いた。 「……なぁ、これ」 「ち、違う!! 断じて違う、僕じゃない!! 濡れ衣だ!!! ほら、声が全然違うだろう!? 顎のラインとか、ほら! 体格も!」 「オレだって疑いたくないんだけどさ……」 婁がどういった人物なのか。 この地で起きている還り人の発生とどう関係しているのか。 時間をかけて、何とかティーダに納得させたのだった。 「婁さん、僕のことがよほど腹に据えかねていたと見える。 僕が婁さんのことを尊敬しているのは、本当なんだけどなぁ」 そんなぼやきが婁に届くはずもなかった。 もっとも届いたところで、火に油を注ぐ結果になっただろうが。 ▽ 婁震戒は恐らく東京の中心部で〈死者の王〉として活動を始めた。 婁の性格、それに還り人たちの活動域の拡大の様子などから、スアローとティーダはそう結論づけた。 そしてティーダはユウナならそれを止めるために中心に向かうはずだと主張し、スアローはそれを受け入れた。 道という道を埋め尽くした還り人の群れを迂回するルートはなく、二人は還り人たちの頭や肩を踏み越えて、一息に移動を始める。 「地図を見た限りかなり広いと思うんだよねぇ、東京って」 「仕方ないだろ! 乗り物はどれも、こいつらのせいで使えないんだからさ!」 今いる新宿から中心部までの距離は、地図で位置を確認した際に計算しようとしてすぐにやめてしまった。 ユウナのことで焦りを募らせているティーダに言ったところで、止まりはしないだろう。 「楽をしたいのになぁ」と一人ごちて、スアローはなくなくティーダの後に続いた。 爆発音を聞いたのは、その道中のことだった。 初めのうちは何かの燃料に着火したのだろうと、スアローもティーダも気に止めなかった。 だが同じ方角から断続的にその音が続き、二人は尋常でない事態を感じ取った。 「さて、どうする? はっきり言って僕は、嫌な予感しかしない!」 「だけどもしかしたら、ユウナがいるかも知れない……!」 既にティーダは進路を変え、爆発音がする方へ足を向けていた。 仮にスアローが説得したところで、その足を止めることはないだろう。 「うーん、仕方ない。付き合おう。 子どもを守るのは、大人の役目だからね」 スアローはいつも通り、どこまで本気なのか分からない乾いた笑みを作る。 彼の従者が「悪い癖」と称す性質は、ここにきても変わることがなかった。 【一日目昼/渋谷(東部)】 【スアロー@レッドドラゴン】 [所持品]両手剣×4 [状態]軽傷 [その他] 〈竜殺し〉です。 婁の宣戦布告を目撃 【ティーダ@FFX】 [所持品]アルテマウェポン [状態]健康 [その他] 婁の宣戦布告を目撃 ▽ 「……さて」 死体の群れを戯れに逐一相手にするのにも飽いて、シーモアは魔法を用いて一掃した。 エボンの老師として四属性の魔法を自在に操るシーモアは、その膨大な魔力によって連続魔法を可能にする。 彼にしてみればそう協力でもない、中位程度の威力のファイラも、彼の魔力で連打すれば辺りを火の海に変えられるのだ。 魔法を使用した直後こそ、新たな群れがそれまでに倍する数で襲いかかってきていた。 だが二度三度と重ねると、死体たちはシーモアから距離を取り、遠巻きに観察してくるようになった。 そうした動きから、シーモアはこれらを操作する者がいることを察する。 魔物の創造と使役に長けたグアド族だからこそ、容易にその結論に行き着いたのだった。 「やはり避けられないものらしいな」 グアドとは、異界を守る民である。 それ故に幻光虫との関わりは深く、敏感にその気配を感じ取る。 だからこそ、ここに向かってくる者が誰なのかも気づいている。 「救ってやろう。 おまえも、おまえの父も」 焼け爛れた大地に立ち、シーモアは待ち受けていた。 【一日目昼/渋谷(東部)】 【シーモア@FINAL FANTASY X】 [所持品]不明 [状態]健康、死人 [その他] 〈竜殺し〉ではない Back 竜殺しを探して Next [[]] 006 混沌戦争 スアロー・クラツヴァーリ - ティーダ 003 朱理は紅蓮の野に立つ シーモア
https://w.atwiki.jp/index-index/pages/348.html
【種別】 あだ名 【初出】 一巻 【解説】 土御門元春と青髪ピアスが上条当麻を呼ぶ際に使用するあだ名。 土佐弁で人を「~やん」と呼ぶことからついたのだと思われる。
https://w.atwiki.jp/sansara/
軍団SANSARAとは スマート三国志 第2サーバー 魏所属の夏侯華さん率いる軍団です! 魏で一番結束が固く、実力もある軍団です ☆☆ SANSARA(サンサーラ)の意味 ☆☆ サンスクリット語(梵語)で「世界」という意味です。 この世界は地図上の世界のことではなく自分の心の中にある世界を示します。 ものごとはすべて自分の心の中の世界から発しているのだとインドの賢者は教えてくれているのです。 そう。あなたが「世界」なのです。 都市 軍団SANSARAでは100地区、政治都市の宛の発展に力を注いでいます。 100地区に移転する際はぜひ宛への移転をお願いします。 また、将来の徴税額の増加を目的として宛への投資を奨励しています。 必ず将来的に徴税額として返ってくるので投資をお願いします。 閲覧制限ページを設置しました。SANSARA軍団メンバーは右上のこのwikiに参加からメンバー登録をしてください。 メンバー登録の際に表示される管理人へのメッセージ欄に、[8823の軍団貢献値]とご自身の[キャラ名]、[城の位置]、[レベル]を入力してください。 **軍団員であることの確認のためです。ゲーム画面の[グンダン]→[メンバー]と進み、8823の欄にある一番右の数字です。** 閲覧制限ページに更新がある場合、メニュー欄に「New!」と表示することにします ,,,
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/59927.html
【登録タグ 曖昧さ回避】 曖昧さ回避のためのページ 作り手の名前SarA/作り手 selePの曲Sara/seleP 曖昧さ回避について 曖昧さ回避は、同名のページが複数存在してしまう場合にのみ行います。同名のページは同時に存在できないため、当該名は「曖昧さ回避」という入口にして個々のページはページ名を少し変えて両立させることになります。 【既存のページ】は「ページ名の変更」で移動してください。曖昧さ回避を【既存のページ】に上書きするのはやめてください。「〇〇」という曲のページを「〇〇/作り手」等に移動する場合にコピペはしないでください。 曖昧さ回避作成時は「曖昧さ回避の追加の仕方」を参照してください。 曖昧さ回避依頼はこちら→修正依頼/曖昧さ回避追加依頼
https://w.atwiki.jp/basararowa/pages/32.html
シーモア、一策を講じる ◆Wv2FAxNIf. 今のティーダにとって、シーモアは脅威足りえないはずだった。 倒す都度復活と強化を果たし道を阻んでくるシーモアは厄介ではあったが、ティーダの成長速度はそれを遥かに上回る。 まして最強武器の一角のアルテマウェポンを手に入れた後となっては、軽く一蹴してしかるべき相手である。 不完全とはいえ大技エース・オブ・ブリッツも決まり、本来であればとうに決着がついている戦いだ。 だがシーモアはまだ立っている。 どころかまだこれからとでも言うように、余裕の表情を浮かべている。 「グアドサラムでもこうはいくまい。 まるで私の為に用意されたかのようだ」 人とのハーフではあるが、シーモアはグアド族だ。 その土地に異界を擁する彼らは幻光虫の扱いに長け、幻光虫で構成される魔物を使役した戦いを得意とする。 幻光虫で満たされた異界で真価を発揮する種族と言える。 その部族を治める長であるシーモアにとって、この「東京」は考えうる限りで最高の環境だった。 仮初めの住民たちは幻光虫で形作られ、死人(しびと)のように街中を徘徊している。 彼らを消滅させればさせるほど気体中の幻光虫の濃度は高くなり、シーモアの一部として吸収される。 そして魔物を活性化させる空気が、この土地にはあった。 それがニル=カムイという土地と酷似したものであることは、ティーダもシーモアも知るよしもない。 唯一気付く可能性のあるスアローもそうした知識に疎く、気付くことはなかった。 「ここで死ねば、苦しみから解放される。 父親を殺すことに悩むこともなくなるのだ。 私はお前もお前の父親も救ってやろう」 「いちいち!! うるっせえっての!!!」 「ちょっと、僕がちっとも会話についていけてないんだけど! 何でそんな物騒な話をしてるのかな!?」 ティーダと並ぶスアローはこの状況でなお緊張感がない。 或いは「持てないのではないか」とさえ、ティーダには思えた。 シーモアは未だスアローに関心を見せる様子はなく、会話の矛は絶えずティーダへ向いている。 「私が父ジスカルを殺めた時もそうだった。 あの男も、過去に己が犯した罪に苦しんでいたのだ。 私はそれを解放したまでのことで――」 「いい加減――」 ティーダがシーモアの言葉を遮ろうとして、止まる。 一瞬、陽光が遮られたのだ。 シーモアに斬りかかろうとしていたティーダが咄嗟に後退すると、幻光異体めがけて影が落ちた。 黒髪の青年が建物の屋上から飛び降り、剣を突き立てていた。 青年は幻光虫を散らしながら剣を引き抜き、ティーダの隣りへと飛び退る。 「親を殺すとか殺したとか、ここにきてから嫌な話ばっかさ! 俺っちが加勢してやっから、とっとと片付けるさ!」 「誰だよあんた! 助けてくれるのか!?」 「俺っちは黄天化。助ける理由は、俺っちが気に入らねえからさ!」 破壊された幻光異体はシーモアの体力を吸い上げ、瞬く間に元の形状を取り戻す。 そしてすかさず全体魔法のファイアを放った。 アルテマウェポンのカウンターアビリティが発動するのは個人に向けられた魔法のみであり、三人はまともに攻撃を受けてしまう。 「ッ、あいつのこと嫌いだってんなら、気が合いそうだな! このまま一気に三人で――」 「あ、僕は下がるよ」 「はぁ!?」 「剣があと二本しかないんだ。いやー、援軍がきてくれてよかった!」 スアローは悪びれもせずに、本当に戦線から退いてしまう。 この男の剣の事情を知っているティーダでも絶句する呑気さである。 「あの兄さんがスアローってのかい?」 「ん、そう言ってたっス」 「へぇ……ま、後で確認するさ!」 ヘイスガ、クイックトリックによる加速。 ティーダの戦法はスアローが抜けても変わらない。 例え周囲の幻光虫を取り込んで強化されるとしてもそれは無限ではないはずだ。 それ以上の速度で倒せばいいと、ティーダの剣は勢いを増していった。 ▽ シーモアはここまでの応酬で、ティーダの武器が持つアビリティを確かめていた。 回避カウンターと魔法カウンター。 ティーダ個人に向けた攻撃は尽く回避され、斬撃によるカウンターが行われる。 加速したティーダに更なる手数を与えることになるため、シーモアが得意とする連続魔法は逆効果である。 ブレイクによる石化も防具によって弾かれているようだ。 そうなればシーモアは当然、戦法を変える。 ティーダを無視し、新たに加わった天化という青年へ連続魔法を集中させる。 天化の身体能力がいかに高くとも、ティーダのように武器や防具のアビリティがなければ魔法の回避は不可能である。 ティーダが援護としてバファイを初めとした耐性魔法を使用しても、幻光異体の全体魔法とデスペラードなら解除できる。 攻撃に集中する分シーモア自身もダメージを受けはするが、周囲の幻光虫で回復することで一方的に天化を消耗させていく。 更に耐性魔法を使わせ続けることでティーダの手数を削り、結果として防御を兼ねた攻撃となった。 「きったねえ……そんなに俺が怖いかよ!」 「安い挑発はよせ。 だが私はお前も救ってやらねばならない。 この私と幻光異体が相手をしてやろう」 ティーダは耐性魔法の他にも白魔法を獲得しており、天化の傷もある程度回復させてしまう。 周りの死体を使い切れば不利になるのはシーモアの方であり、どこかでアルテマウェポンを突破しない限り勝機はない。 故にシーモアは斬りかかってきたティーダと天化に、幻光異体の全体魔法をぶつける。 そしてその勢いで正面の建物の一階へ叩き込んだ。 連続魔法でサンダーを打ち込む。 対象はティーダでも天化でもなく、建物の支柱だ。 これまでにティーダに躱された魔法はこの建物に集中させていたので、下準備は既に終わっている。 傍に人が通れるような大きさの窓や出入り口がないことは確認済み、叩き込んだ入り口は幻光異体が塞いでいる。 「ご自慢の武器も、これでは役に立つまい?」 建物が崩壊する。 回避カウンターも魔法カウンターも発動しようがない大質量が、二人の頭上に降り注いだ。 ▽ 「やばっ……」 天化は体を起こし、人の体ほどもある石片が落ちてくるのを躱しながら走る。 使えそうな窓や扉はない、逃げ道があるとすれば正面の幻光異体。 強引に突破する他にない。 できなければ死ぬだけだ。 隣りにいるティーダも考えは同じようで、目が合い、頷き合う。 「負けてたまるか」という負けん気は、天化の中に常にある。 だが同時にそれで周囲を見失わない程度の冷静さも併せ持っている。 この時も間に合わせる為の道筋を見極めようとしていた。 幻光異体に剣を届かせるまでの歩数、それを越えた後のシーモアを掻い潜るのに必要な時間。 その計算の最中、天化とティーダの目の前に上階の壁が落ちてきた。 それが視界と道を同時に塞ぐ、致命的な数秒の空白を生む。 死んだ母と、どこにいるのかも分からない父と、故郷の兄弟たちの顔が浮かんでしまう。 天化とティーダはそこで、闇に飲み込まれた。 ▽ 「だからやめておけばよかったんだ、あの馬鹿……!」 ルルーシュは息を切らしながら階段を駆け下りていた。 制止を振り切って飛び出していってしまった天化への悪態は尽きない。 とはいえ隣りの建物が倒壊したとあっては、ルルーシュも動き出す他なかった。 (考えろ、俺がやるべきこと……あの剣を手に入れる為の最善手を……! まずは現状の確認だ、あのシーモアとかいう化け物はまだ俺の存在に気付いていない。 そしてあの連中は――) 途中階の窓から、ルルーシュは様子を窺う。 崩れ去った建物による粉塵で地上は白く染まっている。 時間が経つにつれてそれが晴れていき、影が見えてきた。 「……何だ、生きてるじゃないか」 生きていればまだ利用できると、ルルーシュは笑う。 この笑みにそれ以上の理由はないと、己に言い聞かせながら。 「仮は返してもらうぞ。 この俺を巻き込んだんだからな」 シーモアの立つ広場。 倒壊した建物。 周囲の建築物の位置関係。 魔法の威力。 残った三人の戦闘力。 ルルーシュが導き出す答えは―― ▽ シーモアは顔を顰めていた。 相手にしていなかったイレギュラーによって計画を崩されたのだから、それも当然だろう。 「使いたくなかったんだけどなぁ」 倒壊した瓦礫の下から出てきたのは、漆黒の塊だった。 影そのものが形を成したようなそれが解けると、ティーダ、天化、そしてスアローが姿を見せた。 崩落が始まった時、スアローは残る二本の剣のうちの一本で外壁を叩き壊した。 細い剣で分厚いコンクリートの壁を崩す、常人には到底成し得ない行動である。 そして瓦礫の前で動きを止めていた二人を、〈黒の帳〉で包んでやり過ごしたのだった。 「頼りねえ兄さんかと思ってたのに、あんたやるなぁ」 「いやぁ。たまには働かないと怒られるからね」 悠長な会話がシーモアの神経を逆撫でる中、ティーダが剣を構え直す。 「これで、仕切り直しだ……!」 【一日目昼/渋谷(東部)】 【スアロー@レッドドラゴン】 [所持品]両手剣×1 [状態]軽傷、魔素を消費 [その他] 〈竜殺し〉です。 婁の宣戦布告を目撃 【ティーダ@FFX】 [所持品]アルテマウェポン [状態]MPを消費 [その他] 婁の宣戦布告を目撃 【シーモア@FINAL FANTASY X】 [所持品]不明 [状態]シーモア:異体、死人 [その他] 〈竜殺し〉ではない 【ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア@コードギアス 反逆のルルーシュ】 [所持品]なし [状態]七殺天凌に魅了されている [その他] 携帯電話を紛失 婁の宣戦布告を目撃 【黄天化@封神演義】 [所持品]莫邪の宝剣、鑚心釘 [状態]左脇腹に傷、軽傷 [その他] ルルーシュの「俺を助けろ」ギアス使用済み(効果が継続しているかは不明) 婁の宣戦布告を目撃 Back 望まぬ再会 Next [[]] 015 望まぬ再会 スアロー・クラツヴァーリ - ティーダ シーモア ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア - 黄天化
https://w.atwiki.jp/basararowa/pages/6.html
アーカイブ @wikiのwikiモードでは #archive_log() と入力することで、特定のウェブページを保存しておくことができます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //www1.atwiki.jp/guide/pages/921.html#id_2d967d6e たとえば、#archive_log()と入力すると以下のように表示されます。 保存したいURLとサイト名を入力して"アーカイブログ"をクリックしてみよう サイト名 URL
https://w.atwiki.jp/tikutakuconcert/pages/174.html
Apsaras 作曲者 X-END 属性 エレガント BRONZE SILVER GOLD PLATINUM 難易度 3 5 8 消費CP 4 6 10 ノーツ数 180 320 500 BPM 150 攻略・解説 楽曲について 譜面について プレイ動画など 名前 コメント