約 88,685 件
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/44131.html
ごーすとたうん【登録タグ VOCALOID こ イマニシ 曲 鏡音リン】 作詞:イマニシ 作曲:イマニシ 編曲:イマニシ 唄:鏡音リン 曲紹介 震災と自殺志願者の歌です 3作目。 illust:目 ボカコレ2021春参加作品。 歌詞 (dropboxより転載) 上も下もなにも分からないほど 空は殺伐としている 平穏な暮らし奪われる⽇々 皆が夜中、寝静まる頃に 顔を出す化け物の⼦供は 考えなしに聞こえないフリ ねえ どうしてどうして 街の喧騒とともに ねえ 通して通して 背向ける賢者の群れを ねえ 答して答して ⼝を開かず今⽇もまた 笑えないよね うざったいくらいの悲鳴が ⿎膜に劈いて可笑しくなりそうだ 騒めく街がぼやけて 灰に⾒えるまで 真っ⽩なほどの思想に ⽛を通し引き裂き喰らいついて 「私、どうなってもいいの」 勘違いしている その脳が溶けるまで刺す 暗い四畳半の空間で ⼀⼆三と数えたとて 誤魔化されない⼼臓の⾳ ぴたっと⽌まりやがて 過ぎゆく地鳴りと共に現す姿に もう懲り懲りと疲弊している 窓帷の隙間から差した 僅かな⽊漏れ⽇にも 苛つき 情景を奪っていく 記憶から消し去るまで くだらない現実の隅で 肩を並べ⽣きている⽊偶の坊達が 腹を空かせてひたすら髏を垂れている 真っ⿊なほどの腑 ⾒せびらかして もうどうしようもないね 「次はお前の番だから」 臓器に⾎が巡る うざったいくらいの悲鳴が ⿎膜に劈いて可笑しくなりそうだ 煌びやかな街灯も崩れていく様 天変地異により尽きていく 灰と化した辺鄙な街の中で 「私、もっと⽣きたいの」 勘違いから解けた その脳がまた溶けぬよう コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/910moe/pages/3007.html
どうしようもないバカ野郎 夏にはまだまだ早いだろうに、額にも背中にも汗が伝う。 狭苦しい四畳半に二人きり。 なのに、奴はトランクス一枚で、部屋のど真ん中に転がっている。 「アチーよークーラー買おうよー」 起きたままそんな寝言を呟いて、大の字に伸ばした手足をモゾモゾさせる。 「無理。欲しけりゃそれだけの金を稼いで来るんだな」 吐き捨てるように返せば、不貞腐れてそっぽを向く。 空気の重い沈黙に耐えかねたのか、のっそりと立ち上がって部屋を出て行った。 本当にどうしようもないバカ野郎だ。 怠け者のくせに貪欲で、耐えるということを知らない。 奴への憤りに、体の内側からも暑くなる。 外気の熱を吸った壁は、凭れさせている背中の皮膚を焼いていくようだ。 中からも外からも暑さを押し付けられ、あんな奴とはもう別れようと考えていた。 「たっだいまー!はい、キンちゃんの分」 玄関から入ってきた奴の右手には、半分になった棒状の氷菓子がある。 その片割れは俺に向かって差し出している左手が握っていた。 黙ったまま受け取った、冷たいプラスティック。 (まあ、銀の奴にも良い所はあるしな) 舌を冷やす氷菓子に目を瞑り、何度目かも分からない別れの決意を取り消す。 きっと明日も明後日も、一年後だって別れを思っているだろう。 まったく、本当にどうしようもなく馬鹿なのは俺の方みたいだな。 王佐の才
https://w.atwiki.jp/yaruo-schop/pages/104.html
サムネイル画像 タイトル お兄様のペルソナ4 作者名 ◆2U5iYLS3SE 原作 ペルソナ4、ペルソナシリーズ ジャンル 現代ファンタジー、コメディ 主人公 司波達也(魔法科高校の劣等生) 期間 2014/09/22~2014/10/05 掲示板 やる夫系雑談・避難・投下板(やる夫板) タグ 書き溜め、完結作品 まとめサイト 様 やる夫疾風怒濤 様 スレッド一覧 スレッド名 タグ 備考 開始日時 最終レス 【R-18】スタイリッシュドルオタアクション 書き溜め #396から「お兄様のペルソナ4」シリーズ:スタート 2014/09/21 2014/09/23 【R-18】外す事のない恋の魔弾をこの胸に撃ち込んでよ 書き溜め 2014/09/23 2014/09/25 【R-18】愛なき時代に生まれたわけじゃない! 書き溜め 2014/09/25 2014/09/27 【R-18】ワザもない飾れないド真ん中保身! 書き溜め 2014/09/27 2014/09/30 【R-18】俺のメロン兄さんがこんなにもリア充なわけがない 書き溜め 2014/09/30 2014/10/03 【R-18】孤独の保身 書き溜め 「お兄様のペルソナ4」シリーズ:完結 2014/10/03 2014/10/05 同作者の作品一覧 異能学園都市でギャルゲ インフィニット・カニラトス お兄様の恋姫無双 お兄様の恋姫無双~萌将伝~ 愛なんて鎖のように重いペルソナ4 セージとハジメのP3 お兄様のペルソナ4 ジョジョの奇妙なデビルサバイバー2 チンピラは四畳半で生活しているようです 卑劣サバイバー2 ジョルノの愉悦探求紀~カツアゲ!無駄話!不等取引!
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/1554.html
登録日:2011/05/07 Sat 01 41 42 更新日:2024/03/23 Sat 18 45 15 所要時間:約 15 分で読めます ▽タグ一覧 まともなのが数えられるほどしかいねぇ アニヲタ神様シリーズ オリュンポス十二神 ガンダムシリーズ御用達 ギリシア神話 ギリシャ・ローマ神話 ギリシャ神話 パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 ヘラクレス 世宇子 人間より人間くさい 女癖悪い 淤凛葡繻十六闘神 男塾 神 聖闘士星矢 誰が誰の子供かわからねえ +α ギリシャ神話は古代ギリシャ人が語り伝えていた神話。 当初は詩人や神官達によって口頭で語り継がれるものだったが、紀元前八世紀頃から文章に纏められた事で後世へと伝承された。 また古代ローマ帝国は文化面で古代ギリシャから多大な影響を受けており、自分たちの神々とギリシャの神々を合体させてしまったため、ギリシャ人の神話とローマ人の神話が融合してしまうという事態が起こる。 その為、ギリシャ神話は時にギリシャ・ローマ神話と呼ばれることもある。 ギリシャ神話の代表的な作品 ギリシャ神話の神々オリュンポス十二神 その他の神々 ギリシャ神話の登場人物 ギリシャ神話の怪物 ギリシャ神話の代表的な作品 『イリアス』 トロイア戦争を舞台にした英雄物語。 世界最古の吟遊詩人とされるホメロスが生み出した叙事詩。 吟遊詩人によって歌い継がれていたものが前六世紀頃に文章に纏められたとされている。 『オデッセイア』 トロイア戦争の英雄の一人であるオデッセウスを主人公とする冒険譚。 作者は『イリアス』と同じくホメロスとされている。 『神統記(テオゴニア)』 地方ごとにバラバラだった神々の家系図や神話世界の歴史を一つに纏めた作品。 『変身物語』 紀元前一世紀頃から紀元前三世紀頃にかけて当時の劇作家などがギリシャ神話を題材に生み出した作品を纏めたもの。 ラノベ風に言うと『神統記(テオゴニア)』が本編でこちらはギャグ多めの短編集といったところか。 神々の恋愛譚やギリシャ星座の物語は、この作品から採られたものが多い。 ギリシャ神話の神々 最高神ゼウスに従う神々でギリシャ中部にある「オリュンポス山」の山頂に住むとされていた。 中でも最上位の十二人の神々はオリュンポス十二神と呼ばれ特に敬われていた。 通常、十二神は ゼウス ヘラ アテナ アポロン アフロディーテ アレス アルテミス デメテル ヘパイストス ヘルメス ポセイドン ヘスティア であるが、ヘスティアの代わりにデュオニソスが入る事もある。 また、十二神と同格の神としてハデスとペルセポネが居り、稀に含まれる事がある。 基本的にオリュンポスに常駐している神でティターンに含まれない神だけが挙げられており、冥界で働いているハデスやペルセポネ、ヘカテーや地上に常駐しているディケー、ティターンの一角であるレアやテミスは強大な力と神格を有しているにも拘らず除外される。 神々には不死性でランキングが有り 神々⇒負傷で障害を負ったり(*1)一時的に弱体化して動きが取れなくなったりすることは有っても、不死身で同格以上の神の渾身の攻撃でも殺す事は出来ない ニンフ⇒不老だが、致命的な傷を負ったり宿っている樹木や泉を破壊されると死ぬ 半神⇒人間より老化は遅く生命力も強いが、殺す事が出来るし老衰死もする 人間⇒死ぬ代わりに繁殖力は強い と言うのが原則である。 神々やそれと同等の魔獣は「殺せないので封印する」のが原則である。 また、ゴルゴン三姉妹の様に、「末っ子だけが不死身ではない」と神々の中でも突然変異的に不死性を有していない個体が生まれる事も有る。 尤も、不治の毒に苦しんだケイロンが不死性を自ら捨てたり、天を支えるアトラスが自ら石化を受け入れてアトラス山脈になったり、自分の子供達の不幸な最期を見続けた事で憔悴したハルモニアが夫共々に蛇になって死んでしまったように、本人が死を心から望んだ場合は神々でも死ぬ。 ヘラの母乳や神酒ネクタル、デメテルの秘儀、ステュクスの水のように半神や人間の身体を普通の方法では殺されない肉体に強化する手段も存在している。 死んだ人間や半神はヘラクレスやアイネイアースのように神々の一員として迎え入れられてオリュンポスに転生する例やラダマンテュスのように冥界の神としてスカウトされる例も有るが、極めて稀であり、冥界の王ハデスと王妃ペルセポネの裁きを受けた上で死者の王国に加わる。 善行を積んだ人間はクロノスが封印されているエリュシオンで穏やかに過ごす事が出来るが、親殺しや子殺しをした悪人は厳しい罰を受ける事になる。 死者の蘇生はハデスの特別な認可を受けた例でのみワンチャンスで可能であるが、その場合も「後ろを振り返らずに一心不乱に冥界の出口に向かう」「地上側で肉体を組み立て直して高位の女神であるレアの祝福を受ける」等、手順を厳格に守る必要が有る。 また、神の行った事は不可逆、他の神の行った行為を取り消す事は出来ない、と言うルールも存在する。 例えば、ハデスが特別に蘇生を許可したペロプスは左肩部分をデメテルが完食していた為に、ハデスとレアもそのままでは復活させる事が出来ず、デメテルが新しい左肩を作り直し、ポセイドンが不具合を起こさないよう後見する事で漸く復活し、ゼウスとヘラの夫婦喧嘩に巻き込まれた挙句、ヘラを怒らせて視力を奪われたテイレシアスの視力を回復させる事はゼウスにも出来ず、代わりに予言の力と長寿を与える事で代償としている。 正式な神罰の執行はゼウスとテミスの次女であるディケーの役割であるが、生真面目で優しい性格であり、神器 正義の天秤 で対象の罪を計る⇒天秤で計った罪の重さをゼウスとテミスに報告して処罰の度合いを相談する⇒三人の合議の結果に従ってもう一つの神器 正義の剣 を振う・・・と神罰の執行に慎重である上に、地上に常駐して神罰が執行されるような事態にならない様に人間を諭しているので、基本的にオリュンポスには居ない。 神々が正式な神罰を下すにはゼウスとテミスに地上に常駐しているディケーの召喚を要請して、ディケーが罪の重さを計って、ゼウス、テミス、ディケーの三者が相談して・・・とかなり手間が掛かる上に、罪の重さによっては神罰を要請した神が望んだ物より軽い処罰になる事も有り得る。 何よりも、ゼウスに都合が悪い事案の処罰、例えば「浮気旦那(ゼウス)の愛人をお仕置きしてくれ(Fromヘラ)」「ゼウスの息子がうちの娘の弁明も聞かずに冤罪で惨殺した(Fromアレス)」等は拒否権を発動される可能性が有る。流石に自身がセッティングした息子嫁が義弟と不倫を働いた際にはポセイドンに後始末を押し付けてゼウスが逃げたよ・・・。 その為、物語の中で神々はゼウスを直接突き上げて正規の手順に従った 正義の剣 ではなく 雷霆 での処罰を要請したり(*2)、ゼウスも含めて勝手に私刑(リンチ)を行ったりしている場合が多い。 オリュンポス十二神 ゼウス 「ゼウスの雷霆」と呼ばれる雷の槍を持つ、浮気が趣味の天空神にして最高神。 父クロノスに飲み込まれそうになったが、母レアの機転で救われる。 成人して兄弟達を助け出し、クロノス率いるティタン神族を倒し、タルタロスに幽閉し、くじ引きで天界の主となる。 ゼウス主体の新しい秩序を構築後、それが気に食わなかったガイアお婆ちゃんの刺客を神々総出で返り討ちにする快挙を達成。 神の王として祀られる一方で浮気常習犯で有名。 嫉妬で有名なヘラを正妻に持ちながら神、人間問わずに出会った女性を動物に変身してまで追い回した上、孕ませるという行為を繰り返している。 しかも反省してない。 ぶっちゃけ性別♀なら何でもよく、牛や馬すら平然と犯すとんでもない性癖の持ち主。 というか、顔がよければ♀でなくてもよく、美少年を拉致って侍らせたりもするトチ狂った性癖の持ち主。 聖☆おにいさんでは天上の星座の一部を「ゼウスさんの浮気の言い訳シリーズ」と表現されたりしている。 メタい事を言うと、各ポリスの王族が「わが祖先は神王ゼウス」という主張を纏めちゃった結果、好き勝手にでっち上げられた逸話がどれもこれも併存してしまい、とんでもない節操無しの色狂いになってしまったのである。 ヘラ ゼウスの姉であり妻である神々の女王。結婚・母性・貞節を司る神。 結婚してからは貞節を守り、ゼウス以外とは関係を持たなかった。ゼウスは見習えや。 彼女と言えばその凄まじいまでの嫉妬心が有名で、権力の全てをゼウスの愛人やその間に生まれた子供に対しての嫌がらせに使う。 彼女のせいでヘラクレスを始め多くの英雄が難儀している。 やり口が兎に角陰湿で、特に有名な被害者はリビアの王女ラミア。 彼女はゼウスに愛されたせいでヘラに恨まれ、ラミアの子供を皆殺しにされた上に下半身を蛇へと変えられてしまう。 それでも気が済まなかったヘラはラミアから睡眠は奪い、眠りによる逃避・休息すら許さず子供を失った悲しみを延々と味合わせる責め苦を与える。 最終的にラミアの精神は崩壊し、子を持つ母を羨んでその子を食べる化け物へと変じてしまった。 一方でヘラクレスの母アレクメネの様に極稀に癇癪から逃れられる事も無い事もない(*3)。 ただ息子のヘラクレスが苦労する羽目になったが。 正直やってる事が今で言うヤンデレを超えたヤンデルのレベルなので取り繕いにしか見えない。 ちなみに、ゼウスに直接文句を言った時は逆にDVでお仕置きされている。 浮気した挙句、文句言った妻をDVするとかパッと見だと悪いのは完全にゼウスなのだが妻も相当アレなので仕方ないね。 実は腕っぷしも強く、トロイア戦争ではアルテミスを素手で叩きのめした。 陰湿なだけじゃなく剛毅な辺りたちが悪い。 人間の腹黒さを体現した神である。 これもメタなことを言うと、ゼウスをルーツとするため各地で作られた逸話の中で、ゼウスに孕まされた女や子供が受難する原因として最も手っ取り早い存在だった事が原因のようだ。 ポセイドン ゼウスの兄で海洋と大地を支配する神。 よく勘違いされるが海だけではなく海と大地(ただし地下はハデスの管轄)の神であり、 その気になれば大地震と大津波で全てを水没させることが可能と、 ゼウスの兄だけあってその実力はかなりとんでもない。 能力を見れば分かるように人間の住む世界全てに影響を与え、その実力は名実ともにゼウスに次ぐとされる。 ゼウス・エナリオス(海のゼウス)の二つ名は伊達ではない。 妻は海神・ネレウスの娘「アンピトリテ」 子供は海のトリトン。 元カノはあの有名なメデューサ。 ちなみにエウリュアレという妻もいるがメデューサの姉であるエウリュアレとは別人。こちらは後にアルテミスと恋に落ちることになるオリオンの母である。 RPGの代表的な槍『トライデント』の持ち主で、キレると大嵐や地震を起こす。かつてアテネの守護神の座をアテナと争いをしたが負けた。 動物になると馬に変身するので馬の神とも言われている。というか馬の姿で交配した事が… 弟程では無いが、こちらも女癖は悪い。 ただ割と人情家なところもあり、更に身内には甘い性分だったりする。 まぁ身内に甘いのは逆に割と性質が悪い場合も多いのだが。 デメテル 大地と豊穣の神でガイア>レアの後継であり女神の中でも最高位の大女神と言われる。 ヘスティアの妹でゼウスやポセイドンの姉で、子供はペルセポネ。 神々の中でも優しいが、キレると世界を飢饉に晒すおっかない神様。 代表的なのはペルセポネ略奪の際に行った豊穣神としての仕事のストライキ。 結果的にペルセポネは取り戻すが、1年の3分の1だけ地上に居ない時期は仕事を放棄しており、これが四季の始まりとされる。 他にもテッサリアと呼ばれる国の王が聖地の森の木を伐採してしまい、王様に対しやんわり諭すが、 何度言っても聞かない王様を「食べても満腹にならない体」にしてしまった。 王はあらゆる食料を食いつくし、財産も全て食料に変え、最終的には自分を食べてしまった。おっかねぇ でもデメテルは食べ物の為に売り飛ばされた王様の娘を助け、恩恵を施した。やっぱ優しい また男運が切ないほど無く、姉の色香に狂ったゼウスに犯され、ポセイドンにも迫られ馬に変身して逃げるもののお互いに馬のまま犯され散々…。 その上、本来の愛しい恋人は嫉妬に狂ったゼウスの雷に撃たれ死んでしまうと良い事がない。 最高神シスコン過ぎるだろ…。 ちなみにこれらの伝承は古代ギリシアの勢力争いに基づいた土着信仰の争いのせいでもある。 毎度ロクでもない目に合うもののその都度ブチ切れて神々を怖れさせるのは、古代ギリシャにおける異民族との力関係の暗示だとかなんとか。 ヘスティア 第一世代の神々の長女。炎と竈の女神。自分勝手だったり、アクの強い神々の中でも良心的な常識神。 良い娘だけどなんか地味。 話によっては十二神に入れずに泣いているディオニュソスをかわいそうに思って十二神の座を明け渡したりしている。 ちなみに彼女の窯で作った食事は絶品と言われる。 アテナ、アルテミスに並ぶ処女神であるが、割りと恋愛エピソードのある二人と違って、ポセイドンやアポロンから迫られるのが嫌で、兄だか弟だかのゼウスに永遠に処女を守ることを誓うほどの筋金入りの独身主義者。 結婚をしていないのに家庭の守護神で、全ての孤児の母とも呼ばれる。 アテナ ゼウスと知恵の神メティスの子供。知恵・工芸・戦略を司る戦女神。 戦いの女神とされるが厳密には侵攻ではなく、ポリス防衛の守護女神とされる。 「メティスの子は親より強くなるよ」と言う予言を聞いて、ゼウスはメティスが孕んだ途端に飲み込む。 しかし母体を飲み込んでも成長し、頭痛に悩むゼウスにヘパイストスが「頭カチ割ったら直るんじゃね?」と言って、有言実行した結果、鎧兜をフル装備して誕生した。 戦いの神の名に恥じず、軍神アレスを一発KOしたり、 ガイアお婆ちゃんの産み出した巨人族の中でも最強のエンケラドスを倒し、現イタリアのシチリア島をぶん投げて圧殺した。随分やんちゃ娘なことで・・・ そんな彼女だが、武器の発注に訪れた際に、嫁を寝盗られて欲求不満だったヘパイストス(血縁関係はないようだがアテナの兄にあたる)に迫られ、逃げ回った末に追いつかれ、足元に謎の白い液体をぶっかけられた。 ちなみにアルテミス同様に処女神である。 その割に男に惚れ易く更にかなり嫉妬深い面があり、有名なトロイア戦争の引き金となった一神でもある。 またメデューサの髪の美しさに嫉妬し呪いをかけたり、アルケニーと手芸勝負をして負けた腹いせに蜘蛛女に変えるなど割ととんでもない女。 一応、前者は諸説の一つ(ただどの説でもアテナの独善が目立つ)であり、 後者はアルケニーの手芸の内容がゼウスと美女の情事の絵柄だった事にキレたからではあるが。 後者に関してはゼウスの行動を考えたら完全に八つ当たりみたいなもんである。 姐さんとしか言い様がない女神。 なお、処女神ではあるが、実はエレクトニウスという息子がいる。 ヘパイストスに白いのをぶっかけられた時、羊皮でそれを拭いてその辺に捨てると、そこから男の子が生まれたのである。 ヘパイストスの男汁で大地がにんっしんっしたのだとか。 アテナにとっては何の義理もないはずだったが、引き取って育てるという母性を見せる。 この息子は長じてアテネの王となっている。氏より育ちだね。 もっとも、アテナが処女神であると言い訳するためにヘパイストスがむりやり××したのをボカしているのではないかという説もある。 ちなみに有名なアイギス(イージス)の盾は元々ゼウスの肩当てを借り受けたものであり、それをそのまま自分のものにしている。 アポロン ゼウスとレトの息子でアルテミスの双子の兄。医学、音楽(竪琴)、予言の神。 女運はとても悪い。しかもバイ。そしてシスコン。 疫病を蔓延させる神でもあるという迷惑極まりない物。母親を馬鹿にされて妹と2人でそいつの一族を皆殺しにしたり、 自分が惚れたトロイア王国の王女・カサンドラに別れを告げられて、 「お前の予言は当たるけど誰も信じないようにしてやる!」 と嫌がらせをした上、トロイア戦争でトロイア王国を滅亡させた。コイツ害与えてばっかじゃん… ちなみにトロイア戦争を起こしたのは異母兄妹のアテナ。 アルテミス アポロンの双子の妹。狩猟、純潔を司る女神。 かなり気が強く勘気に触れて悲惨な目にあった人間は数知れず・・・かなり性質が悪い。 ゼウスに永遠の処女を誓い、付き人にもそれを徹底させる一昔前のアイドルグループみたいな神様。 ちなみに破ると殺される。 そんな彼女の有名な逸話と言えば「狩人オリオン」である。後にオリオン座になる狩人オリオンといい雰囲気になるが、兄貴の作戦で破局してしまう。 こんな感じ 兄「アルテミスだったら、あの水面に矢を射てるよなー(水面にオリオンが拘束されていた)」 妹「馬鹿にしないでよね!」 矢「スパーン!」 オリオン「えっ?」チーン 兄「計画通り・・・」 お兄ちゃん見苦しいぞ ちなみにこいつもトロイア戦争の発端の一神。 アレス ゼウスとヘラのがっかりな息子。戦争を司る神。 アテナと違いこちらはいわゆる侵攻などを司っている。 愛人にアフロディーテ、子供にフォボス、デイモス、ハルモニアが居る。男神の中では1、2を争うイケメンでガタイのいい「イイ男」。 戦争を司り、軍神とも言われるが、このアレス メチャクチャ弱い アテナと戦った時にごり押し戦法で負け、更には人間のディオメデスに槍を突き立てられて大声で泣き叫びながら敗走、 あげくの果てには巨人の兄弟に青銅の壺に一年以上閉じ込められると言うザマ。弱っ・・・ こんな神の屑でもツラだけはいいため、美の女神アフロディーテと浮名を流したりしているが、 浮気の現場をブチ切れた旦那(ヘパイストス)に抑えられ、全裸合体状態のまま緊縛され神々の晒し者にされた挙句、アフロディーテに惚れていたヘルメスに「アフロちゃんとヤるのは羨ましいけどアレスほどチ◯コ立派じゃないんで(意訳)」と言われ神々に爆笑されるという醜態をさらしている。 この後に開放されると全裸のまま逃げ出したものの賠償金払わされるわ謹慎させられるわと、もはや神と思えないほどボロクソな目にあっている。 本業でも私生活でもダメダメ。 なんかもうアレスと言うよりヘタレスである。 なお、繰り返すがコイツはゼウスとヘラの息子である。最高神とその正室の息子である。 嫡男、嗣子、皇太子、跡継ぎ、若旦那…要するに最も由緒正しい血筋のエリートである。だから余計に無様。 というのも、同じ戦争の神でも、アテナが勝利・英雄・名誉といった戦争の華やかな面を司るのに対し、 アレスは敗北・負傷・混乱・恐怖といった負の側面を担当しているからである。 元々渡来の神であり、ギリシア人に戦争の負の一面ばかり押し付けられた可哀想な神で、イケメンとはいえ既に地元でアイドル人気絶頂にあったアテナに今更敵うはずもなく…。 結局古代ギリシア人から人気を得られず、その煽りで情けない逸話を溢れさせられてしまったある意味世界最古レベルの風評被害の犠牲者。 ただ、始祖カドモスと守護神となる契約をして娘のハルモニアを降嫁させたテーバイはギリシャ諸国の中でも繁栄しており、国の守護神としては其れなりに優秀と思われる。 ちなみにローマ神話に移植されマルスとされた時はかなり地位が向上してちゃんと戦神している。 ヘパイストス ゼウスとヘラの息子。火山と鍛冶の神。 ただし、前妻の娘アテナがゼウスより産まれたことに嫉妬したヘラが頑張って1人で産んだとも言われている。どんな体してんだ。 ただし無茶した影響なのか足が不自由でブサイクだったらしい。 神々の武器屋さんで、ゼウスの武器である雷霆の製作者。双子の矢とかアイギスの楯とか作ったのも彼。すごいぜ! 色々頑張ってるのに醜いからってヘラに捨てられた、若しくは両親の夫婦喧嘩を止めようとしてゼウスに天空から叩き落された、嫁に来たアフロディーテには相手にもされなかった挙句アレスに寝取られるという不遇な神様。 どちらもお手製のトラップを仕掛けてきっちり落とし前をつけているのだが、だからといって気分が晴れたかは別問題。 上述のNTR暴露騒動もあって相当溜まっていたらしく、武具を発注しに来たアテナに欲情して追っかけまわした挙句、処女神の足に白くベタつく何かをぶっかけ零れ落ちた先の大地を孕ませるという凶行に走った。 つくづくギリシャの神々は本能に忠実過ぎである。 ちなみにヘラに捨てられた、若しくはゼウスに天空から叩き落された後は、海の女神テティス(後のアキレウスの母)に拾われて育てられており、成長してオリュンポスへ帰る際、彼女に礼として自作の宝石をプレゼントしている。 ヘタレだけどイケメンなアレスと併せて、※ただしイケメンに限るを擬人化したような神様。 ブサメンでも一芸を身に付ければ偉くなれるよ!という希望の星であり、 偉くなっても女にはモテないよ!という絶望を突きつける存在でもある。 ヘルメス ゼウスとマイアの息子。伝令、旅人、商売、錬金術の神。そして泥棒と詐欺の神。 アポロンが芸術や医学といった高潔な知性を象徴するのに対し、こちらは世俗的な知恵や狡猾さを司る。 ヘラの母乳を飲んで育った為、唯一迫害されなかった。 ゼウスの忠実な部下でどこぞの戦いの神(笑)よりよっぽど優秀。相当な知能でゼウスに気に入られたという。 生き物を眠らせる杖やどこへでも行くことのできるサンダルを持つ。知識もあり、人類に様々なものを教えたりした。 実力も高く、百眼の巨人アルゴスを1人で殺している。 神々の中では珍しく地上、天界、冥界の三界を行き来する。 そのためよく他の神にパシらされたりもする。 泥棒や詐欺などの金銭的犯罪も象徴する神だが、おそらくオリュンポス十二神の中ではヘスティアやハデス、デメテルに次ぐ人格者。 ちなみにアフロディーテのことも好きらしい。 この2神の間に生まれたのが、ニンフのサルマキスとむりやり融合させられ両性具有となった「ヘルマフロディトス」である。 アフロディーテ 愛と美の女神。実はゼウスの子供ではなく、ウラノスの去勢された物から泡が吹いて誕生した。 キュプロス島にいたところ、その美しさにオリンポスの神々が総出で引っ掛かりゼウスの養女となった。 なので実はゼウスの叔母にあたり一番年上。 ホメロス説ではゼウスとティターンの天空の女神ディオネーの娘で、息子の盾になった結果人間相手に大流血に追い込まれて荒れ狂う処を母に窘められている。 ちなみに愛と言ってもヘラのような夫婦愛・家族愛のような物ではなく男女の性愛である。 また彼女の魔法の宝帯は愛・欲望・憧れといった感情を秘めており、それにより女の魅力を増し神や人の心を征服する。 ただし処女神のアルテミス、ヘスティア、アテナはこの呪力の効果は及ばない。 最美の女神が極上の肢体と魔法で男を誘惑…そりゃ男も引っかかるわ…。 男を選ぶ基準は顔のみ。 ちなみに結婚・愛人関係を結んだ男は多数…さすがである。 ヘパイストスの一件で全裸合体中に緊縛され晒し者にされた時も、恥ずかしさに耐えられず逃走したアレスを尻目に一人微笑んでいたというからとんでもない度胸の持ち主だったようだ。 色気命なので武勇伝は特に無いが(*4)、魚座の元ネタである。 またこいつもトロイア戦争の発端の原因の一神。 ギリシア神話の女神の多分に漏れずやっぱり強気で傲岸で他の女神との仲も険悪な感じが多い。 …というかこの神話、女神同士の仲悪すぎである。 ディオニュソス ゼウスと人間セメレの息子。酒と狂乱の神。 葡萄の蔓が巻きついた杖と酒杯を携えて描かれる。 ディオニュソスが生まれる前に母親はヘラのせいで死に、臨月までゼウスの太股で育ち、生まれた。 人間である叔母の手で育てられ、叔母の死後は各地を放浪するうちに神としての力を示していく。 最終的に死んだ母セメレーを冥界から救い出すことで神の一員としてみとめられ、オリュンポスで暮らすようになる。 本来は十二神では無いが、ヘスティアの情けで十二神入りする事がある。 トラウマを持ち、性格が色々歪んでいる。 その他の神々 ハデス 正確にはハーデースだが日本語読みではさっくりとハデスと呼ばれる。 ゼウス、ポセイドンの兄で地下と冥府の支配者かつタルタロス(奈落)の管理者。 妻はペルセポネ。ペットは三首の犬ケルベロス。 ティタン神族との戦いで姿を消してクロノスの武器を奪い取ると言う功績を挙げたのに、くじ引きで「冥界」を引いたばっかりに地の底へ追いやられる。 更に神々からも敬遠されたうえ、仕事が忙しくて宴にも出かけることができない不運すぎる神。 その役割のせいでオリンポス十二神の枠組みからハブられることも少なくない。 色情狂揃いの一族ではかなり女性に奥手な方(それでも何度か浮気未遂はしている)で、他の神とは違い女性の扱いに悩む事が多い。 ゼウスとデメテルの娘・ペルセポネに一目惚れして、嫌がる彼女を拉致して妻に迎える。 しかも、誘拐を提案し共犯となったのはペルセポネの父でハデスの兄ゼウス。お前最高神だろ!? しかし、デメテルが娘を取られ激怒し、豊穣神としての仕事をボイコットして引きこもってしまう。 「これは不味いな?」と思ったかどうかは知らんがゼウスは自分が提案したことを棚に上げて帰すように言うが、 ペルセポネに「地上に帰れる」と騙して冥界の果実・ザクロを食べさせ、冥界から出られなくした。 しかし、日本神話のイザナミと違い「1年の3分の1」だけ冥界に居るだけで許された。 まぁ、こんな真似しているが、3兄弟の中では一番まとも。 なんやかんやでペルセポネとの夫婦仲は良い。 ディケー ゼウスとテミスの娘で「季節・時間」と「正義」を司る。別名:星乙女アストライアー。 ローマ名ユースティティアが英語風に訛ったものが英語で正義を現すJusticeである。 神々の検事総長兼処刑担当者であり、処罰対象になった神を瞬時に打ちのめし、国の一つや二つ、簡単に滅ぼせる程の強大な女神だが、 伯父のハデスや妹ペルセポネ同様にオリュンポスに居ない事が多いので十二神からは省かれている。 神器 正義の剣 の使い手で正式な神罰の執行担当者の役割を割り当てられているのだが、普段は地上に常駐して正義を説いて神罰が執行されるような事態にならない様に人間達を諭し、神罰を下す際ももう一つの神器 正義の天秤 で罪を計って証拠を掴んだ後に、ゼウスとテミスと相談の上で動くという生真面目で優しい性格。 地上に常駐して働いていた最後の女神だが、妹(実は受精は此方が先)の軍神アテナや弟の戦神アレスが戦争を煽り、人心の荒廃が激しくなったので、半ば仕事を放棄して隠遁し、自分の元を訪れる正義感の強い善人に教えを説くだけになり、人間が鉄を戦争と殺戮に使うようになると遂に天に昇って乙女座になってしまった。 裁判所には「正義の女神」として剣と天秤を持った彼女の像が良く置かれており、十二神外の神としては一般に目にする機会が比較的多い。 ガイア 世界の始まりに生まれたとされる原初神の一柱。 大地の母神であり息子である天空神ウラヌスと交わりティターン神族やキュプロス、ヘカトンケイルといった怪物を産み出した。 ウラヌス 天空神であり最初に世界の支配者となった神。 ガイアとの間にティターン神族やキュプロス、ヘカトンケイルといった怪物を産み出したが息子であるクロノスに男根を切り落とされ世界の支配権を奪われた。 クロノス ゼウス以前に世界を支配していたティターン十二神の長で植物を司る農耕神。 天空神ウラヌスと大地母神ガイアの息子でゼウス達の親世代に当たり父神であるウラヌスの男根を切り落としウラヌスから世界の支配権を奪い取った。 しかし、ウラヌスから「いずれお前も自分の子供に覇権を奪われる」と予言されたことで、恐れを抱き生まれた子供たちを次々と呑み込んだとされる。 この行いが反感を買い「ティタノマキア」にてクロノスの手を逃れたゼウスに世界の覇権を奪われた。 クロノスはよく時の神と間違えられるが、これはほぼ同一名称(ぶっちゃけギリシア人も発音で勘違いする)の別の神で、クロノス本人は農耕神である。 ただし農耕が全ての天候に関わり更に時間と密接な関係にある事から何らかの関係があるのではという説もある。 レア クロノスの妻にして姉で、植物を加護するクロノスに対して動物を庇護する大地母神。 次々と子供が出来る行為をしては子供を呑み込むクロノスに不満を抱き、3男のゼウスを隠して父への反乱を起こさせた。 ゼウスが覇権を握った時代には動物の庇護神と言う役割を孫のアルテミスに渡して第一線を引いているが(*5)、怒り狂って手が付けられなくなったヘラやデメテルを押え付ける事が出来るほぼ唯一の存在であり、長男であるハデスと協力すればシチューに調理された遺体すら蘇生させる事が出来るので、ゼウスが自身の不誠実やヘマで事態が手に負えなくなった時には泣きついてくる。 テミス レアの姉妹、クロノスの姉で、掟を司る。 ティタノマキアではレア共々ゼウスに味方したので、ティターン十二神の中では例外的に権力を握り続けた。 神々の法律全書兼裁判長補佐の役を担っており、ゼウスとの娘であるディケーが 正義の天秤 で分析した結果を基に適切な処罰を弾き出す。 ギリシャ神話の神々は理不尽な罰を下す場面が多いが、正規の神罰の発動はテミスの認可とディケーの善悪分析が必須、即ち真っ当な天罰や正規の手順に沿った神罰に関しては全てテミスの認可が下りているのである。 モイライ 人の寿命や運命を決定する女神たち。 長女「ラケシス」次女「クロト」三女「アトポロシス」の三姉妹で、それぞれが「過去」「現在」「未来」を司っているとされる。 イリス 虹の女神。 絵画では背中から黄金の翼を生やし、手に杖を持った姿で描かれている。 天空に架かる虹は彼女の航跡とされており、あらゆる神々の中でも最も早く空を飛ぶことが出来るとされている。 ギリシャ神話ではこの特徴を生かしてオリュンポスの神々の伝令役として活躍している。 ヘリオス 太陽神。 「月の女神セレネ」と「暁の女神エオス」は彼の妹。 本来は彼が「太陽神」なのだが、後にアポロンと習合され役割をアポロンに奪われた。 エオス 暁の女神。 「太陽神ヘリオス」と「月の女神セレネ」とは兄弟。 彼女の役割は毎朝、2頭引きの馬車に乗り兄であるヘリオスの到来を人々に知らせること。 その後は兄と共に空を駆け、翌朝になると再び東の空に現れる。 セレネ 月の女神。 「太陽神ヘリオス」と「暁の女神エオス」の妹。 本来は彼女が「月の女神」なのだが、後にアルテミスと習合され役割をアルテミスに奪われた。 彼女の神話で特に有名なのが、エンデュミオンとの恋物語だ。 天空からエンデュミオンを見初めたセレネはエンデュミオンと恋仲になるが、神と違い人はいずれ老いて死ぬ。 それを憂いたセレネはゼウスにエンデュミオンを不老不死にするように願い「永遠に眠り続ける」ことを条件に許可された。 こうして夜毎エンデュミオンの元を訪れ、そばに寄り添っているという。 ヘカテー 冥界の女神にして月の女神。 魔術を司る女神でもあり、ギリシャ神話に登場する魔女はヘカテーの信者が多い。 中世ヨーロッパでは魔女たちの守護神として恐れられた。 ハルモニア アレスとアフロディーテの娘で「調和」を司る。 アレスの竜を自分の身を守る為に殺したテーバイ初代王カドモスがアレスと和解する際に、降嫁した。 本人は人間相手にも優しく、国民から敬愛を集めた良い王妃だったのだが、 アフロディーテの元夫で伯父でもあるヘパイストスから婚礼祝いに「呪いの首飾り」を贈られており、子供達が本人に直接落ち度がない例も多々含むにも拘らず次々と悲惨な最期を遂げる。 遂に、自分が呪われていると勘違いし、夫カドモスと共にテーバイの国を出た後、 蛇に変身したまま自らの意思で不死性を捨てて死んだ。 カドモスとハルモニアは父であるアレスがハデスに頼み込んでエリュシオンのクロノスの下に送られたが、呪いの首飾りはそのままテーバイに遺された。 テュケ 幸運の女神。 頭に冠をかぶり、無数の作物を詰めた牛の角や運命の輪と共に描かれている。 「幸運の神様には前髪しかない」という諺に出てくる女神とは彼女の事で、気まぐれに人に幸運を齎し不運を与える。 ローマでは「フェルトゥナ」と呼ばれていた。 テティス 海の女神。 その美しさから主神ゼウスや海神ポセイドンからも求婚されていたが「テティスが産む子は父親よりも強くなる」と予言されたためゼウスとポセイドンは求婚を撤回した。 その後、テティスはプティーアの王であるぺレウスと結婚。彼との間にアキレウスを儲けた。 テティスは生まれたばかりのアキレウスを冥界に流れる「ステュクス河」の水に浸けてアキレウスを不死身にしたが、テティスが掴んでいた踵だけは水がかからず、この部分が弱点として残った。 アポロンに扇動されたヘラ、ポセイドン、アテナがゼウスを縛り上げた際にはヘカトンケイルの長男ブリアレオスと共にゼウスを救出し、3対4の団体戦とは言え女神の中でも最強クラスの腕っ節を誇るヘラやアテナに勝利してクーデターを鎮圧しているので、意外と強いし作戦立案能力も高い。 ギリシャ神話の登場人物 ヘラクレス ギリシャ神話最大の英雄。 ヒュドラ退治に代表される十二の試練を成し遂げ、巨人達との大戦である「ギガントマキア」では神々と協力して不死の巨人達を滅ぼした。 ペルセウス ヘラクレスと同じく最高神ゼウスの息子でゴルゴン三姉妹の末娘メドゥーサを退治した。 アスクレピオス 太陽神アポロンの息子。 優れた医者であり、死者すらも蘇らせる事が出来たとされる。 しかし、その結果冥界の支配者であるハデスに危険視され、ハデスの要請でゼウスに雷で殺害された。 死後、その功績を称え、星界へと上げられ、「へびつかい座」となった。 オイディプス ゼウスの愛人たち ミダス王 ギリシャ神話の怪物 ヒュドラ ゴルゴン エキドナ ケルベロス ケンタウロス テュポン ハーピー ヘカトンケイル ミノタウロス ラミア ギガス 追記、修正お願いします △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] アポロンってクレウサって女をれいーぷして孕ませたんだよな…ギリシャ神話ってなんでそんな話ばっかのか… -- 名無しさん (2013-11-25 16 42 47) ↑まともなのがヘスティアとハデス位しか居ない…… -- 名無しさん (2013-11-25 16 52 31) プロメテウスさんは格下なんか? -- 名無しさん (2013-11-25 17 00 52) ↑プロメテウスはティタン神族だが、先見の明があったので早々に裏切って弟共々オリンポス側に付いた。 -- 名無しさん (2013-11-25 17 04 41) ↑でもその裏ではオリンポスへの復讐を目論んでいた。結局頓挫してしまったが -- 名無しさん (2013-11-25 17 09 01) プロは人間にとってありがたいってだけだからな(やつのもたらした火のせいで戦争が激化したんで実際はプラスマイナスゼロって感じだが) -- 名無しさん (2013-11-25 17 11 17) 時の神クロノスはゼウス達の親じゃないぞ -- 名無しさん (2013-11-25 18 10 22) ハルモニアは父親の呪いのせいで悲惨な事になってしまい…。エロスはアフロディーテとアレスの実子という説もあります。あれ?アレスの娘にアンテロスもいる筈… -- 名無しさん (2013-11-28 21 04 01) アレスがマジで残念過ぎる…… -- 名無しさん (2014-03-19 17 08 46) ↑ただしイケメン補正で救われることもある模様。やっぱイケメンって糞だわ -- 名無しさん (2014-03-20 00 23 57) このような神々が信仰されていた古代ギリシャの人々の性生活ってどうだったんだろう… -- 名無しさん (2014-03-20 00 59 14) ちなみにテュポーンが出てきたときあまりの迫力にビビって皆一目散に逃げたんだよな。 -- 名無しさん (2014-03-20 02 00 33) 笛吹きの妖精とアポロの竪琴とどっちが上手いか裁定を任せた王様が妖精の勝ちって言ったのにキレて「てめぇの耳なんざこれでじゅうぶんだ!」とか言って王様の耳をロバの耳に変えたアポロさん。 -- 名無しさん (2014-04-30 18 57 46) ヘルメスとアフロディーテの間に「ヘルマフロディトス」という子がいますよ。ちなみに両性具有の代名詞でもある -- 名無しさん (2014-05-08 20 06 09) デメテルさんマジ男運無いな・・・。しかも弟のせいってのが泣ける -- 名無しさん (2014-05-20 04 40 49) アレスは自分の娘がポセイドンの子供に犯されたらそいつ殺したらしいから結構子供思いな所がある。ゼウスは娘のペルセポネを攫わせたのに -- 名無しさん (2014-05-30 20 16 35) ↑11 しかし確かにプロメテウスがもたらした火で戦争は始まったけど正直あれだけ恩恵受けといてプロメテウスのせいにするあたり人間も大概だよな -- 名無しさん (2014-05-30 21 22 58) アテナは惚れっぽくないぞ。浮いた話しなんぞ -- 名無しさん (2014-06-04 22 53 38) アテナは惚れっぽくないぞ、アルテミスと違って浮いた話なんざこれっぽっちもない。 -- 名無しさん (2014-06-04 22 55 04) ↑英雄たちに手を貸すのを曲解してんだろーね。トロイア戦争のも自尊心がクソ強いだけだし。 -- 名無しさん (2014-06-04 23 01 02) 惚れるっていっても恋愛って意味だけじゃないんじゃね?アテナの英雄への肩入れは割と異常なレベルだし -- 名無しさん (2014-06-05 04 36 45) デメテルさんマジ可哀想・・・ -- 名無しさん (2014-06-13 17 35 27) デジモンの十二神は割と全員仲良いのにな -- 名無しさん (2014-07-14 23 02 45) ちなみにアルテミスは沐浴中、ある男に裸を見られて『見ぃたぁ~なぁ~!!』と言わんばかりに激怒し、男の姿をシカに変えさせ、男が連れていた猟犬に食い殺させたとか。マジで怖い。 -- 名無しさん (2014-07-14 23 23 09) 処女神たちに限らず女神たちは気性荒いよ。 -- (2014-07-14 23 46 02) ユーラシアの女神はなにかしら破壊神的な側面持ってるの多いからな -- 名無しさん (2014-07-14 23 49 33) 神は~人ではなく~柱で数えるんじゃなかったっけ? -- 名無しさん (2014-07-14 23 56 21) ぶっちゃけどの怪物よりも女神の嫉妬や怒りの方がよっぽど恐ろしいわ……ん? 何か手が毛深くなってきた? -- 名無しさん (2014-07-17 19 04 48) そもそも女神の嫉妬や癇癪で埋まれてきた怪物も多いからな・・・w -- 名無しさん (2014-07-17 21 15 06) ギリシャ神話最強のモンスターと評判の高いテュポンも一説にはガイアの怒りが具現化したって説があるもんな… -- 名無しさん (2014-07-17 21 46 23) 天変地異、森羅万象操れるのにクレイトス一人に負けた神々。 -- 名無しさん (2014-07-30 21 20 03) アレスは可愛い子には旅をさせた結果マルスに進化したんやな -- 名無しさん (2014-08-02 17 35 02) 十二邪神のほうがしっくりくる -- 名無しさん (2014-08-02 20 35 48) ↑デメテルさんとヘスティアさんだけは外してあげてくれw -- 名無しさん (2014-08-02 20 58 18) 実際には征服する側だったローマ帝国がギリシャ文化への憧れから「偉大なる俺達ローマは素晴らしきギリシャから発祥したんだぜ!(捏造)」って言い出しただけで自分達のローマ神話をギリシャ神話の神に勝手に置き換えてっただけだった筈。元は他民族の神だからってんでギリシャではディスられまくってるアレスに対し、自前の神であるマルスがローマでは真っ当に信仰されたのも当然。何しろキリスト教化を推し進めた中でもギリシャ神話だけは残した結果、西洋文明の根幹に組み込まれてしまってる訳だし。 -- 名無しさん (2014-08-02 22 11 28) アレスは蛮地扱いされてた異邦の神。アテナはギリシャ人の土着の神。アレスの扱いって後世における悪魔に貶められたバアルのような旧神と同じなんだよね。 -- 名無しさん (2014-08-04 12 30 46) アテナとか言うぷっつん女神 -- 名無しさん (2014-09-15 11 46 13) ルシフェル同様ゼウスに甘やかされてたからね。その末キッチリとゼウスに反逆を企ててる。 -- 名無しさん (2014-09-20 20 05 50) 漫画『未来日記』の主要人物たちの元ネタでもあるな。 -- 名無しさん (2014-12-28 00 19 34) タグに「人間よりも人間臭い」とあるけど、周りの迷惑お構いなしに自分のドロドロした欲望を満たそうとするのを人間臭いとは呼ばんwそんなのはただの畜生と同じよ。 -- 名無しさん (2015-04-11 21 26 26) ↑え!(人間って畜生の別名だと思ってた) -- 名無しさん (2015-07-23 22 21 57) ちなみにデメテルの恋人、イアシオンはゼウスの息子だよ -- (2015-07-23 23 44 08) ↑2 自己紹介か? -- 名無しさん (2015-09-10 06 01 36) アテナは短気なだけで割とまともな部類だろう。アルテミスとか外で水浴びする露出狂の癖に裸見られたら問答無用で目潰しする畜生やで。 -- 名無しさん (2015-09-28 02 02 40) ↑アラクネやメドゥーサの末路を見るとそんな風には思えん -- 名無しさん (2015-10-04 12 42 16) いつも思うが神様がまともとかまともじゃないとか意味のない疑問じゃないか? -- (2015-10-04 13 09 57) そもこの手の話の答えや結果には大層な意味を求めてないのさ -- 名無しさん (2015-10-04 13 23 27) 「人間に都合の良い神」なんて存在しないからな。 -- 名無しさん (2015-10-04 13 30 19) オリュンポスの神々はもう現代では信仰される神ではなくなったけど文学や芸術の世界で生きることでその名前と形を永遠に残すことができたんだよな -- (2015-11-10 01 29 29) ヘラは一定の周期で少女(ていうか幼女)の姿に変わり、その間だけはゼウスは浮気しないらしい。おいこら最高神 -- 名無しさん (2015-11-10 04 20 25) ↑毎年春にカナトスという泉で身を清めて一年間に浴びたあらゆる穢れを落とした結果、ゼウスと結婚した当時の若さを取り戻す。だからゼウスも若返ってしばらくは浮気しないってことらしい。まぁ僅かばかりの気休めだな -- (2015-11-10 04 49 31) 今の時代では大ぴらな信仰は得られていないが、芸術や文学の世界に生きることで忘れ去られることはない、という奇妙な神々 -- (2016-03-06 19 41 09) しかし何で此処まで畜生畜生アンド畜生揃いなのやら…世が世ならハデスとヘスティア以外全員チェーンソーの刑でもおかしくないぞ -- 名無しさん (2016-10-09 17 04 56) 中級~下級の神が革命でもやらないとなぁ~.........それでも負けたら、女神はもちろん、男神の嫁ももれなくお仕置きプレイが待ってそうで.........下半神がトップな時点で詰んでる。 -- 名無しさん (2016-10-09 17 25 12) ↑2 デメテルさんはキレたら怖いだけでまともやろ -- 名無しさん (2016-10-09 17 27 00) ハデスって姪と結婚したの? -- 名無しさん (2016-10-24 16 59 32) そういうこと。ゼウス(兄or弟)とデメテル(姉だか妹どっちか)の娘......なので、二重の意味で姪である。 -- 名無しさん (2016-10-24 17 08 51) ヘラのゼウスの子供たちに対する嫌がらせは英雄に苦難を与えて乗り越えさせるための方便だよな -- 名無しさん (2018-03-04 11 19 16) 別名、クレイトス被害者の会 -- 名無しさん (2018-03-16 02 37 50) ペルセポネって悲劇のヒロイン風だけど、悪しからず思うダンディな叔父さんと結婚しながら、仲良い母ちゃんとも離れずに済むっていうギリシャ神話でもトップレベルのハッピーエンド迎えてるよな -- 名無しさん (2020-04-13 21 58 29) オリンポス十二神はもう全員個別項目が立っているのでこの項目を「ギリシャ神話」の項目に編集しました -- 名無しさん (2020-08-26 04 30 03) 子供の頃に図書館で漫画を読んだからか歴史ものか神話ものが物凄く好き。 -- 名無しさん (2022-07-11 22 24 00) ギリシャ神話は悪い意味で人間的なエピソードだらけだから、異形な神の方が良いと思えてしまう。人間的なエピソード見ても容姿が異形だからファンタジー過ぎて実感わかないし -- 名無しさん (2023-09-05 18 14 46) トロイア戦争でアガメムノンの横暴でアキレウスが戦争をボイコットした際は母親のテティス様が「あの子の心の痛みを分からせてやってちょうだい」とゼウス様とポセイドン様に頼み込みアカイア軍は疫病に苛まれた。(アキレウスに謝罪したら治まった) -- 名無しさん (2023-09-05 19 16 26) 最高裁の女神像はテミスで他もそれに倣っていたはず -- 名無しさん (2024-03-23 18 45 15) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/pokecharaneta/pages/3319.html
覇王大系リューナイト 登場メカ コメント 1994年(平成6年)4月5日から1995年(平成7年)3月28日まで、テレビ東京系で全52話が放送されたファンタジー系ロボットアニメ。原作者でもある伊東岳彦による漫画版が、『月刊Vジャンプ』に連載された。 登場メカ シャワーズ:リューマーメイド コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る 草案 登場人物 ジュカイン:アデュー・ウォルサム 色違いサーナイト:パッフィー・パフリシア テッカニンorゲッコウガ:サルトビ チャーレム:イズミ サザンドラ:ガルデン 登場メカ オノノクス:リューチーフ ゲンガー:ダークナイト ドラピオン:リューアサシン -- (ユリス) 2016-04-17 12 54 39 ガンマン→ガンナーでした。 草案 ママンボウ リュープリースト アギルダー リューニンジャ -- (ジャイポ) 2011-11-12 19 52 01 シュバルゴ リューナイト ムウマージ リューメイジ ダイケンキ リューサムライ オクタン リューガンマン -- (名無しさん) 2011-11-12 13 46 07
https://w.atwiki.jp/denyuden/pages/94.html
ここでは、伝説の勇者の伝説シリーズに登場するネルファ皇国の魔法大系を記載。 概要 形式 詠唱+紋様刻印 詠唱 ○○○○-×××× 空間に、印を切って紋様を刻んでいき、発動する。 魔法一覧 魔法一覧 風の息吹が、我らに力を貸し- 炎の精霊が、我らに力を貸し-フレイヤ・バースト 光の王が無数の時を編み-ライト・キャンサー それは全ての波をつかさどり-ソニック・ウォーク
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/10345.html
登録日:2011/05/14(土) 14 52 05 更新日:2024/05/24 Fri 19 28 47 所要時間:約 9 分で読めます ▽タグ一覧 yhwh お祖母様 だいたいこいつのせい アニヲタ悪魔シリーズ アニヲタ神様シリーズ ウルトラマン ガイア ガンダム ギリシャ神話 ゼウス被害者の会 ノア ママン 俺にもっと輝けと囁いてくる奴 俺を踏み台にしたぁ!? 元凶 原初神 原神←ではない 多産 大地 大地母神 女神 子沢山 宇宙の真理 最初からこれ 銀河龍 「最初に混沌(カオス)があり、次に大地(ガイア)が生まれた」 ■ガイア ギリシャ神話に於ける大地母神。世界の始まりから存在する原初神。 ローマ神話ではテルース(テラ)に相当し同一視される。 バビロニア神話のティアマト 日本神話の伊邪那美 ロマンシング サ・ガの破壊女神サイヴァ ……らに似る。 混沌(カオス)より生まれた最初の存在で、『大地』その物とも呼ばれる。 ただし、天空をも生み出していることから大地どころか世界その物であるともされる。 ローマ神話でのテルース、テラはラテン語で「大地」を意味するが、古代ラテン語では「地球」を指していたとのこと。 そしてガイアの後にカオスから次々と神々が生まれてゆく事になる。 または、これらの神々はガイアが単体で生んだとする説もある。 カオスは「混沌」と訳されることが多いが、本質的には空間(有限を生むための無限)であるといい、ガイアはその中にあって最初に姿を現した有限の母体たる存在なのだという。 託宣を行う予言の神でもあり、後にアポロンに支配されたデルポイの神託所は大地の裂け目から沸き出るガスでの酩酊より予言を得る、即ちガイアの支配する所であった。 神も人も約束事はガイア(大地)の上で行うことから誓言の神であるともされるが、神話では自分の都合のいいように予言を発したり、後に約束を覆すような予言をしたりもしている。 これより、母なる女神の子等を記す。 ラインナップは以下の通り。(※●→男、○→女) ●タルタロス(奈落) ●エロス(愛) ●エレボス(闇) ○ニュクス(夜) 尚、エロスは後にアフロディーテの従者や息子とされる混乱がある。 そしてエロスの導きによりエレボスとニュクスが結婚。 この二神から、 ●アイテル(澄明) ○ヘメラ(昼) が生まれている。 その後、ガイアは単体で ▲「高い山々」 ●ポントス(海) ●ウラヌス(天空) を生み出しており、これにより大まかな「世界」が形作られる事になる。 そして、ガイアは最後に「自らに匹敵する位に大きな者」として生んだウラヌスを夫とし、ここに第一世代の「神」による統治が始まったのである。 ……次にガイアはウラヌスと交わり、子の世代の神々を生み出す事になる。 ※以下にラインナップ。 【男神】 ●海流神オケアノス ●知識の神コイオス ●太陽神ヒュペリオン ●星と星座の神クレイオス ●武器と死の神イアペトス ●農耕の神クロノス 【女神】 ○記憶の女神ムネモシュネ ○掟の女神テミス ○泉水の女神テテュス ○予言と託宣の女神ポイベ ○輝煌の女神ティア ○大地母神レア この六神ずつの男女神を併せて「ティターン十二神」(「ティタン神族」「巨神族」とも)と呼ぶ。 更に励んだ二神は次に異形の巨人族を生む事になる。 ▼ヘカトンケイル 五十の頭と百の腕を持つ巨人三兄弟。 ◆ブリアレオス ◆ギュエス ◆コットス ▼キュクロプス(サイクロプス) 一つ目の巨人三兄弟。 ◆アルゲス ◆ステロペス ◆ブロンテス ■神の時代の終焉 【崩壊の序章】 ……だが、ここで円満と思われた夫婦の関係に亀裂が入る事になる。 ウラヌス「キモ……醜い巨人はオレの美しい世界にいらんから捨てるわ」 ガイア「はぁ!?」 ウラヌスはガイアの非難も聞かずに巨人を縛り上げるとガイア(大地)の胎内……更に奥深くにある『タルタロス』(奈落)へと閉じ込めてしまった。 ……如何に夫の決めた事とは云え、腹を痛めた我が子への処遇に怒り心頭に達したガイアは復讐計画を練り始めるのである。 【神々の戦いの始まり】 ガイアが復讐の駒として利用しようと考えたのは我が子「ティターン」であった。 まずガイアはそれまで地上に存在していなかった地上最硬の物資「アダマス」を生み出し、それで巨大な鎌を作り、我が子らにこう言った。 「この鎌で父を罰した者に世界をやろう」……と。 しかし、相手は父にして天空そのものである大神……躊躇する「ティターン」の中にあって、しかし手を上げたのが末子のクロノスであった。 このクロノスは年齢が若いが兄弟で最も知恵(狡猾で残忍な)者であり、尚且つ父にも反発的だった……。 クロノス「ママン!ボクに任せてよ……やっちゃうよ!?やっちゃうよ!?……でも約束守ってね!!」 ……そして、クロノスはガイアに導かれ両親の寝所に潜み、その時を待つのである。 【クロノスの統治】 何も知らぬウラヌスはガイアと交わる為に横たわる彼女の前にニュクスとともに降り立ち(※「夜の帳」の意)、いつもの様に覆い被さろうとした。 ……しかし、その瞬間を待っていたクロノスは父のいきり立った「ソレ」を左手に取ると右手の鎌を振るい瞬時に切り落としたのである。 ……ガイアは夫の股間から滴る血を浴びながらほくそ笑んだ……。 「作戦通り」……と。 こうして約束通り、母から支配者の権利を与えられたクロノスは姉レアを娶り、 新たなる神々の王となり第二世代の「神」の統治……「ティタン神族」の時代が始まる事になる。 尚、一説に依ればウラヌスを襲ったのは長兄オケアノスを除くティターン全員であったともされる。 また、クロノスの血を浴びたガイアは更に、 ◆復讐の三女神(エリニュス) ○メガイラ ○アレクト ○ティシポネ ▼巨人ギガス ▽ニンフ ……を生み出している。 また、これとは別にクロノスが大海に投げ捨てたウラヌスの「アレ」より生じた泡から、後に ○愛と美の女神アフロディーテ ……が生まれている。 【新たなる復讐】 こうして開始されたクロノスの統治だが、その政権は他ならぬ後見人であった筈のガイア自身にケチを付けられる事になる。 「お前もいつか子らによって王座を奪われるであろう」 このガイアとウラヌスの予言にクロノスは知恵(迂闊で残念な)者なだけに怯えた。 マジで怯えて妻レアとの間に生まれた子供達を次々と腹に飲み込む暴挙に出た。 ……ちなみにガイアがこんな予言をしたのには理由がある。 前述の様にウラヌスとの諍いのそもそもの発端となったのはウラヌスが巨人族をタルタロスに幽閉した事であり、 ガイアはクロノスが巨人族の幽閉を解いてくれるのを期待していたのだが、 臆病なクロノスは一度は約束を守るフリをしながらも再び彼らを閉じ込めていたのである。 ガイア「……F××K!!」 つまり予言とは名ばかりの予言の名を借りたガイアの「呪い」であった。 ……そしてガイアは更に駄目押しとして、五人もの子供を飲み込んだ夫の暴挙に泣き付いて来たレアにアドバイスを与える。 先ず、ガイアは丁度六人目の子供を妊娠していたレアをクレタ島に導き、クロノスが気付く前に出産を済ませると、その子を受け取り、 替わりに産着に包んだ石をクロノスに渡す様にレアに指示したのである……。 ……そう、この時に生まれたのが後の全能神ゼウスであり、ゼウスにより解放される事になるのが第三世代の神々「オリュンポス」であった。 以降の神話については各、当該項目を参照されたし。 ちなみにゼウスはマジでクロノスやウラヌスより聡明だった。 従兄弟にあたる思慮の女神メティス(オケアノスの娘)の協力を得て兄弟(ポセイドン、ハデス、ヘラ、デメテル、ヘスティア)を解放し軍勢を整えた後に、 ガイアの言う通りに巨人族を解放し、その力を借りたのだ。 そして、ゼウスは父たるクロノス率いる「ティターン」との戦い(ティタノマキア)を制し、その後のくじ引きでも「運」を発揮し(ズルをしたとも言われる)、 遂に自らの時代を呼び込んだのであった。 【ティターンの幽閉】 ……こうして、遂に世界に平穏は……。 訪れませんでした。 ゼウスは「ティターン」との戦いの後で彼らを巨人の替わりにタルタロスに幽閉し、ヘカトンケイルを番人に立てたのだが、 その「ティターン」の幽閉をガイアは気に入らなかったのである。 ……孫世代のゼウスに力は貸したが、気持ち的には子世代の「ティターン」に情があったのだろうか。 やっぱりゼウスにも「お前も我が子に支配者の座を……(rya…」とやっているが、この件はゼウスが戦の女神アテナを生んだだけで、 「無かった事」にされてしまった。 より正確に言うと、クロノス同様に妻にしていたメティスを身ごもった子供ごと飲み込んでしまったのだが、当のメーティスは何と腹の中から彼にアドバイスを送る立場に落ち着いてしまい、予言が果たされなくなった。 神の預言は絶対であり、その運命を覆したゼウスは運命から逸脱した存在へと至ったのである。 ……そこで、ガイアはかつてクロノスの股間から滴る血を受けた時に生み出した巨人ギガス達を使い、「オリュンポス」の神々に戦いを挑む事になる。 ……これがギリシャ神話に多く語られる神々と巨人の戦い(ギガントマキナ)である。 この戦いは熾烈を極めた、流石にメインイベントだけあり、物語は最高潮である。 …しかし、ガイアの予想以上にゼウス率いる孫、更にはひ孫世代の神々は強かった……。 これに加えて英雄ヘラクレスらの力も借りたゼウスの前に、 遂にガイアはタルタロスと交わり生み出した最強の怪物テュポンを刺客として送り出す事になるのだが……。 ……お祖母様は敗北致しました。 ただし、ゼウスは一度は敗北している。が、テュポーンが深手を負っている隙に色々協力を得て逆襲に成功したのである。 ……流石に全ての手駒を失ってはガイアもゼウスの統治を認めざるをえず、そして神話の時代は「神」から「人」の物語へ…… そして人々の時代へと移り変わるのである。 ■余談 スクウェア・エニックス開発のアーケードカードゲームLORD of VERMILIONに魔種として参加。 きわどい衣装に身の丈以上のドリルに跨がった女性として描かれている。 裏のテキストから鑑みるとこのドリルは旦那のナニなのだが、こんなのどうやって受け入れたのだろうか? また、「アタシを誰だと思ってやがる!!」や「お前の信じるアタシを信じろ!!」といった某天元突破の台詞を言う。 割とよくあることです。 追記、修正は力ずくで揉め事を解決してからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 実はトロイア戦争の発端だったりする。ガイア「最近人間多くなりすぎて重い」ゼウス「じゃあ戦争起こさせて減らすか。ちょうど息子が結婚するからそれ利用しよう」 -- 名無しさん (2014-02-08 12 10 06) ギリシャ神話おもしれーな。聖闘士星矢での情報しか知らんかったわ -- 名無しさん (2014-02-08 13 09 26) まあここの神話関係の情報も偏ったのやトンデモなの多いけどね。 -- 名無しさん (2014-02-08 13 13 45) ↑2 名前が「ガイア」なのにやってることが根源的破滅招来体じゃんwww -- 名無しさん (2014-03-20 00 35 27) ギリシャ神話はゼウスが横暴だと聞いていたけど、ガイアばあちゃんの内輪もめが一番ひどいな。父親連中のやったことも酷いし同情しないでもないが。 -- 名無しさん (2014-06-12 13 05 28) 美の神が神のちんちんから・・・・・パネェな。 -- 名無しさん (2014-06-12 13 31 14) ギリシャ神話の創世神話とは、全てを支配しようとする闇の母から男(子供)が脱却していく過程であるとも言えます。 -- 名無しさん (2015-02-07 10 22 19) 子供たちのことを考えて自重すべきだったな。 ゼウスたちが気に入らなかったとは言え、結果は結果だから。 クロノス一人抑えられなかったガイアが支配者にならんでいい -- 名無しさん (2015-04-02 07 24 16) ガイアに関しては支配権の問題じゃなく子や孫に対する庇護から発してるものだけどな。母や祖母として子や孫が冷たいタルタロスに幽閉されるなんてのは見たくなかろう。まぁ立場が立場だけにとんでもない神話大戦になっちまうんだがw -- 名無しさん (2015-04-02 08 16 32) ↑しかもガイアにしたらでかくなった子どもを子宮内に押し戻されるわけだからな。 -- (2015-12-04 16 53 05) お前だ。いつもいつも脇から見ているだけで、人を弄んで -- 風見裕也 (2016-05-18 05 49 34) 割と勘違いされがちだけどカオスの娘じゃなく妹なのよね だからゼウス達はカオスの直系ではなく傍系の子孫になる -- 名無しさん (2018-08-31 17 49 10) ↑カオスは父ちゃんや兄ちゃんじゃなくて家って呼んだ方が正しいのかも。 -- 名無しさん (2018-08-31 18 30 48) テュポーンの敗北後はなんやかんやゼウスとガイアは和解したらしく、ガイアが「人間が増えすぎて重いし、英雄共があちこちで戦争して身体の表面が痛くて我慢できないからなんとかしてくれ」という頼みにゼウスが答えたのがトロイア戦争のそもそもの始まりだとか -- 名無しさん (2021-06-21 22 09 40) 最終的に子、孫の世代の神に追われるのがティアマト神に似てる。 -- 名無しさん (2024-05-24 19 28 47) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/retrogamewiki/pages/10185.html
今日 - 合計 - 覇王大系リューナイトの攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (1) 2013年01月12日 (土) 03時20分10秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
https://w.atwiki.jp/cthulhuworksmemo/pages/301.html
作品情報 作品形式 漫画 原作 内山靖二郎/アーカム・メンバーズ 漫画 坂井サチ キャラクター原案 狐印 出版社 KADOKAWA 掲載サイト ComicWalker 連載開始 2016/8/11 巻数 全1巻 初版発行日 2017/9/30 『るるいえシリーズ』のキャラクターを使った4コマ漫画。 御津門学園に転入した主人公がTRPG部立ち上げに巻き込まれる。 クトゥルフ神話要素 空手部員が深きもの呼びされる。注釈でダゴン、ハイドラが言及される。 土星からの猫、ティンダロスの猟犬、アトラック=ナチャ、ラヴクラフト言及。 ミ=ゴバケツの組み立てパーツ付き週刊誌が発行されている。 登場人物が『クトゥルフ神話TRPG』で遊ぶ。 『キーパーコンパニオン』、『マレウスモンストロルム』、『インスマスからの脱出』、『クトゥルフ2010』、『クトゥルフ・フラグメント』、『クトゥルフ・ダークエイジ』言及。 作中セッション内に邪神ニャルラトテップ、ミ=ゴ、深きもの、ダゴン秘密教団、古のもの、ショゴス、空鬼登場。
https://w.atwiki.jp/cthulhuworksmemo/pages/169.html
作品情報 作品形式 書籍 発行 ホビージャパン 初版発行日 2023/2/27 クトゥルフ神話をテーマとした立体造形写真集。 クトゥルフ神話要素のある収録作品 クトゥルフ(2023) 製作者 米山啓介 ディープワンズ(深きものども) 製作者 山本翔 膨れ女 製作者 實方一渓 ミ=ゴ 製作者 Spitters_kushibuchi イスの偉大なる種族 製作者 伊原源造 博物館の恐怖 製作者 佐藤和由 ラーン=デゴスがメイン。 博物館の展示品としてクトゥルフ像や古のものなども造形されている。 邪神怪獣クトゥルフ 製作者 佐藤和由 ド・マリニーの掛け時計 製作者 山脇隆 時計だけでなくブロウン館の書斎が造形されている。 俺のクトゥルフ 2022 俺のダゴン 2022 製作者 山脇隆 黒い仔山羊 製作者 大森記詩 第一次世界大戦に投入され武装したというコンセプトのシュブ=ニグラスの落とし子。 cthulhu 製作者 RYO Shub-Niggurath(a.a kuroyagi Kozou,inspired by Noriko Nagano) 製作者 青木淳 湖畔の怪異(グラーキ) 製作者 青木淳 直線の時間からの追跡者 製作者 Spitters_Ezawa