約 412,097 件
https://w.atwiki.jp/prostraw/pages/15.html
このサイトはProject街のファンサイトであり Project街とは一切関係ありません 皆で楽しく過ごしてより良いProject街生活を トップページ 最初に来た時に開かれるページ おもにトップページと呼ぶ 説明書 ここです メニューの説明をする所です メンバー Strawberrvのメンバーです ただいま、メンバー募集中です PMcolor PMcolorで使える色技を紹介してます どんな色なのかサンプルもあります
https://w.atwiki.jp/anirowakojinn/pages/3936.html
29◆確定申告(前) このとき、ボクと青息吐息さんがとれた選択肢は3つあった。 1、逃げること。 2、嵌めること。 そして3は、――戦うこと。 あの状況に陥った場合の対処法をシンプルに区別するのなら、この3種類になるだろうとボクは思う。 まずひとつめは逃げることだ。 目の前に現れた切磋琢磨、紆余曲折の両名から逃げて、体勢を立て直す。 ボクも青息吐息さんも連戦するには体力を減らしすぎているから、これは一見、戦略的撤退のように見える。 けれども実を言えばそうではない。 もしボクらが切磋琢磨たち二人を置いて逃げれば、彼らは確実にA-2を検めることになる。 そこにあるのは鏡花水月の死体。それにエリア一面に広がる氷や銃撃の跡だ。 ここから、どうやって、は無理にしても、誰が――どんなやつが彼を殺したかはほぼ確実に推理されてしまう。 すると結果的に苦しくなるのはボクらだ。 優勝を目指すうえで、人を殺した危険人物というレッテルはあまりにも不利になる。 さらにはA-2にたどり着いた切磋琢磨たち二人によって、他の参加者にまでそれが伝われば。 体力が回復したときには残りの参加者がみんな敵……という詰みの状態を作り出す可能性すらある。 ゆえに、これは却下した。 案その2はこの、敵を作ってしまうという弱点を回避するものだ。 嵌めること。 切磋琢磨、紆余曲折の両名に弁明を行い、敵じゃないと分からせた上で不意をついて殺すやり方だ。 具体的にはスタンスを誤魔化した上で、まずは事実を交えながら説明する。 A-2まで切磋琢磨たち二人を連れていき、鏡花水月の死体を見せた上でこう言うのがいいだろう。 ボクたちは殺し合いをするつもりはなかった。 しかし、鏡花水月に襲われてしまった。必死に反撃した結果、鏡花水月は倒せたが、彼は死んでしまった。 だからこれは正当防衛なんだ、と。こう言えば8割以上の確率で信じてくれるだろう。 そして油断したところでボクが彼らに銃弾をぶちこむ。 ボクの《先手必勝》のルール能力により、この時点でボクらの勝利は確定する。 一見こちらは、何の問題もない案のように見える。だけれど大きな問題があった。 成功確率とか、失敗確率とか、それ以前の大きすぎる問題だ。 この作戦は結局、嘘をつくことが前提にある。 そう。 ボクたちは人殺しだけど――もうこれ以上、自分に嘘をつきたくなかった。 こちらのほうがいいと思っても、自分を騙していては意味が無いのだと知った。 自分を騙すことは、苦しくて、悲しいから。だからボクと青息吐息さんは、案その3で合意した。 案その3。 待ったも切ったも張ったもない先手必勝の考え。 拡声器で人が寄ってくるならば、それを逆に利用してしまえばいい。 近くに寄ってきた奴を、片端から殺していく。 3つの中で最もシンプルで。ゆえに一番バカげていて。 ただしアホみたいにスカッとしたやり方を、ボクたちは選択したのだ。 「――さあ、よく聞いておいたほうがいいですよ! この《先手必勝の》銃弾が、戦いを終わらせる音を!」 ボクは開戦の合図とばかりに、手に持つ拳銃《百発百中》の引き金を引いた。 主催が手を加えたらしい魔法の銃口から放たれた銃弾は、 対峙する男、切磋琢磨へと吸い込まれるようにして飛んで行く。 長い前口上を述べておいたが、本来ならばここでおしまいだ。 銃弾を避けることができる人間なんてそうそういないし、当たれば当然致命傷、 さらにその上、言った通りボクのルール能力によって《この銃弾を受けた者は確実に負ける》。 鏡花水月には《幻想》を張られたおかげでさほど脅威を与えられなかったボクのルール能力だが、 もしここが普通の殺し合いなら、この銃を持った時点で優勝が確定するくらい恐ろしい能力だ。 でも、この殺し合いは普通の殺し合いではない。 こちらに絶対のルール能力があれば――あちらにも確実にルール能力はある。 「紆余!」 「ええ。《死に急がば回れ》!」 切磋琢磨におんぶされている顔を包帯で覆った少年、紆余曲折が叫ぶ。 すると少年の口上に合わせて、真っ直ぐ飛んでいたはずの銃弾が《曲がった》。 70度……いや80度? 曲がった銃弾は駐車場に並ぶ車へとありえない角度で突っ込んでいく。 車体を貫通する小気味よい音が聞こえると同時に、 「二の型、突進!」 「むっ」 包帯塗れの少年をおんぶしたまま、今度は切磋琢磨が、ボクに殴りかかってきた。 いつのまに距離を詰めたのか。 慌てて銃を懐に仕舞い、両腕でガードするが――もう遅い。これでボクの《先手必勝》は後手に終わる。 「ぐっ……青色吐息さん! 後ろの少年を! 彼を殺さなければ、こちらの攻撃は全て曲げられてしまいます!」 「えっ!? あ、うん、わかった!」 「まだだぞ! 二の型突進――”再”!」 「なっ」 いや、それだけじゃない。 ボクは青息吐息さんに指示を送った、が、切磋琢磨はその間に、 ガードしたボクの左腕に当てていた拳をさらに勢いづけて奥へと押したのだ。 みしっ。と嫌な音。 手を押し当てたまま瓦割りを行う達人のようなその動きに、ボクの左腕の骨はたやすく破壊される。 電撃に似た痛みが容赦なくボクの腕をさかのぼり、脳天までしびれさせる。 「――ッ! 痛ッ、うう!」 「《はぁぁ……っ》! セ、センくん!」 「タクマさん、銃を!」 「がってんだ! 三の型、防御――”回し”!」 思わず左腕を後ろにのけぞらせ、ガードが甘くなったところに今度はするりと抜き手。 蛇のように滑らかにボクの懐まで腕を伸ばした切磋琢磨は、 「さあて、悪いけどよ、その銃はもらわせてもらうぞ!」 「《はぁぁ……っ》! よし、準備かんりょう」 青息吐息さんの準備が終わるころにはボクの懐から銃を抜き取り、後ろへと放り投げていた。 それをキャッチしたのは、彼の背中の紆余曲折だ。 ただ、やはり目をやられているらしく、おぼつかない様子ではあったが。 ……ばすっ。 と――ボクの耳はここで、不可解な場所から聞こえた音を捉える。 目を一瞬そちらに向けると、そこには車体に小さな穴の二つ空いた車。 そして地面に、先ほど《曲げられた》はずの銃弾。 力を失くしたかのように転がっている。 これは? 「おっと、っと」 「《氷の槍》――突き刺してあげるわ!」 「もう一撃! 二の型、突進――”再々”ッ」 首をかしげる暇はない。攻撃シークエンスはまだ終わっていない。 さらに正拳を打ち込もうと拳を固める切磋琢磨、避けようと後ろへ倒れこむボクの目に、 ドレスの一部を引き裂いて丸め、《ため息》で凍らせた槍を作って駆ける青息吐息さんが見えた。 先端が恐ろしく尖っている、人くらい容易に貫けそうな凶悪なフォルムの氷槍。 いい武器だが、ダメだ。 武器を持って攻撃しても、逸らされている間に反撃されるだけ。 「投げて! 投げて攻撃です、青息吐息さん!」 「え、ええっ? どういう……とりあえず分かったわ! 行けぇっ!」 「タクマさん、横にも注意お願いします」 「おう! ……ハッ!」 「くっ……はぁ、はぁ……さすが、ここまで生き残っているだけはある」 折れた左腕に鞭をうち、切磋琢磨の正拳をボクはバク転で回避、距離を取る。 青息吐息さんはボクの指示に従い、1メートルほどの距離から紆余曲折に向かって《氷の槍》を投げた。 四字熟語の意味や先の銃弾から考えて、この攻撃は彼のルール能力の弱点をついているはず。 「フンッ!」 「なっ……あーっ、せっかくの槍が! ひどいわよ!」 案の定、若干逸らされこそしたものの、 青息吐息さんの《氷の槍》は最終的には紆余曲折のほうへ向かった。 当然のように切磋琢磨に横から掴まれてしまったが、 やはり彼のルール能力は攻撃を《迂回》させるだけのもののようだ。 《逸らされようが最終的には当たる》。ならばやりようはある。 戦場に、パキッ、と冷たい音が鳴る。 アイスの棒を折るようにして、切磋琢磨は青息吐息さん自信作の氷の槍を折った。 戦いが始まってから、ここまでで1分ほどだろうか。 ひとつひとつの動作や指示が明暗を分ける、間違えることは許されないこの空気。 この空気は嫌いではない。適度な緊張感と死への恐怖があれば、ボクたちはいつまでだって戦える。 「《はぁ……はぁ》」 「青息吐息さん、次の槍を作って。両サイドから攻めます」 「おーけー。《はぁ……はぁ》」 だが、いまの一合ではボクと青息吐息さんが”負けた”のは間違いないだろう。 向こうはダメージゼロ、せいぜい紆余曲折のルール能力について情報アドバンテージを失った程度。 対してこちらは二人ともルール能力を晒してしまった上に、ボクは左腕をやられてしまった。 じんわりとしていた痛みが、徐々にズキズキとした、はっきりしたものへと変わっていく。 少し視界がかすれているのは、メガネをかけてないからだけではない。 もうとっくにボクと青息吐息さんは活動限界を超えている。 最初の銃撃を避けられれば、こうなることは目に見えていた。 「切磋琢磨さん、気を付けて」 「次は両側からくる、だろ。大丈夫だ。今の手ごたえなら、冗談抜きで対処できる」 「むかっ。ずいぶん自信があるじゃない」 「はは、御冗談を。そうですね、確かに――ボクたちは現在”負けて”いますが」 だけれど、ボクたちは。 ボクと青息吐息さんは、まだ完全に”負けて”などいないのだ。 負けていなければ、チャンスはある。 間違っていたらそれを正せる。成功するまで挑戦できる。 生きているかぎり……《先手必勝》に失敗しても、人生は終わらずに。やりなおすことができる。 「《仕切り直し》です」「ええ、《仕切り直し》よ」 ボクと青息吐息さんは、相手に聞こえるよう、さりげなくそう呟いて。 同時に前へ向かって地面を蹴った。 《第二ラウンド》へ。 ボクが鏡花水月を打ち破った、ルール能力の向こう側へ。 焼魚定食 前のお話 次のお話 確定申告(中) 前のお話 四字熟語 次のお話 永久凍土 先手必勝 確定申告(中) 永久凍土 青息吐息 確定申告(中) 永久凍土 切磋琢磨 確定申告(中) 永久凍土 紆余曲折 確定申告(中) 用語解説 【四点流格闘術】 東奔西走が切磋琢磨に教えた、四つの型を各自で発展させていく格闘術のこと。 型にはまっていながら自由に技を創作していくことで読まれない、実践的な格闘術らしい (その場のノリで技を新たに作っているだけともいう) 基本形は「待機」「突進」「防御」そして「爆発」の四つ。 本編一覧へ 四字熟語ロワTOPへ 非リレーロワTOPへ
https://w.atwiki.jp/anirowakojinn/pages/2.html
今日 - |昨日 - |総合 - | 検索 wiki編集用 トップページ メニュー 個人ロワ本編 更新中 【版権】 フリーゲームバトルロワイアル HOBBYロワイアル ランダム制で2014・15年あたりのアニロワ 独眼流ロワ 【オリキャラ】 予選バトルロワイアル 16人のバトルロワイアル Fate/Another factor 【版権+オリキャラ】 魔法少女育成計画twilight 一定期間以上投下がないロワはこちらに移動。 完結 +... ◆ymCx/I3enU氏 俺オリロワ 個人趣味バトルロワイアル 俺得バトルロワイアル 俺得バトルロワイアル2nd 俺得バトルロワイアル3rd 新訳俺オリロワ 俺得バトルロワイアル4th エクストリーム俺オリロワ 俺オリロワ2nd 美女と野獣オリロワ もっとEX俺オリロワ 俺得バトルロワイアル5th 俺得バトルロワイアル6th エクストリーム俺オリロワ2nd 自由奔放オリロワ 俺オリロワ3rd 俺得バトルロワイアル7thnew! ◆VxAX.uhVsM氏 DOLバトルロワイアル ジャンプキャラバトルロワイアル DOLバトルロワイアル2nd DOLオリロワ DOLバトルロワイアル3rd DOLバトルロワイアル4th ◆6LQfwU/9.M氏 需要なし、むしろ-の自己満足ロワ 需要なし、むしろ-の自己満足ロワ2nd 需要なし、むしろ-の自己満足ロワ3rd ◆NN1orQGDus 氏 フェアリー・テールさんロワ ◆fRBHCfnJI氏 ドキッ☆男だらけのバトルロワイアル ~ポロリもあるよ~ ◆CgtB2nWsWk氏 マイブームバトルロワイアル ◆xR8DbSLW.w氏 超カオスな自己満足するためのバトロワ ◆9QScXZTVAc氏 アニメ・ロワイアル ◆sWPde7Q8zk氏 聖杯戦争っぽいオリロワ ◆193R5b5IKU氏 無鉄砲・適当ロワ ◆YOtbuxuP4U氏 四字熟語バトルロワイヤル ◆eAnX8t/W4s氏 龍騎ロワイアル その他 非リレーロワ用語集 非リレーロワ書き手紹介 編集練習用ページ 非リレーロワ月報 継続期間表 リンク 新スレ(Part38) 前スレ(Part37) 前々スレ(Part36) 非リレー型バトルロワイアル掲示版 2chパロロワ辞典 過去ログ 非リレーロワ交流チャット 非リレーオリキャラロワ@wiki 最近の更新(30件) 取得中です。
https://w.atwiki.jp/kikipedia/pages/790.html
2006年12月1日、あったら嫌な妖怪に附色風狸(ふしょくふぅり)という四字熟語のおまけとしてhyousen氏が書き込んだ落語。(あったら嫌な妖怪 0649) むかしむかし、唐の国で 倭国から輸入された「すねこすり」が大ブーム!! 上は王宮の君子官女から、下は長屋の陳さん李さんまで 「おはぐろべったり」ならぬ「すねこすべったり」で、 すりすりの技巧、毛並の珍奇などを競う「摩臑競」などは ひと月の内に全国各地で何十何百と行われる有り様。 中には一匹の価に、山が五十個は買える程の高額がつけられる 「すねこすり」も現われるようになりまして、 セレブや投機家はこぞってこれを買い求め 世はこれ「すねバブル」の活況を見せておりました。 そんなところに眼をつけて、 こいつでひとやまあててやろぅ――と考えたのが 唐の国、ちんぷん州の裏店に住む 「百眼銭」(ひゃくがんせん)という名のムカデの妖怪。 近所に住む漢学の先生から 「すねこすり」と「風狸」は毛色こそ違えど割と似ている、 と聴き出した「百眼銭」は、南国から「風狸」を捕ってきて、 その毛の色を染め替えて、にせ「すねこすり」を作って大儲け。 ところがひょんなことからこれが大発覚。 (すねこすりを食べようとした某公主様が すねこすりを切ろうとしたところ まったく切れなかった=風狸は刀などで切れないし、焼けない) お裁きにかけられた「百眼銭」は身代没収&遠島となりました。 にせ「すねこすり」にされていた「風狸」さんたちも 無事に開放されて、一件落着となりました。 …その後、「百眼銭」が島から帰ってくると 「すねこすり」ブームは沈静化し、世は新たに「かっぱ」ブーム真っ盛り。 百 「せんせぃ、ごめんくだせぇ、またイロイロとお訊ねしたいことが…」 先 「なんだ、また懲りずに【附色風狸】な商売をはじめる気か」 百 「いぇいぇ、ふうりはもぅ結構、 今度売るのは、きゅうりでございます」 ――偽典落語「すねこすり」(作/莱莉垣桜文)より あったら嫌な妖怪 鬼喜期待
https://w.atwiki.jp/anirowakojinn/pages/3254.html
10◆手を繋ぐ は、と気が付いたときには、僕はひざまくらを受けていた。 ――と一行で説明するしかないのがすごく心苦しいのだけど、確かに間違いなくひざまくらだった。 長い黒の髪をポニーテールにまとめた一刀両断さんの顔が僕を覗き込んでいて、 僕の頭には程よいやわらかさのなにかが当たっているとなれば、これがひざまくらでないはずがない。 問題は、どうして僕がひざまくらなんかを受けているかということであって、 ……えーっと、何でだっけ? あれ? 何で僕こんなことになってるんだ? 「よう紆余、気づいたか。おねーさんの膝まくらはどうだ? 暖かいだろう」 どうやらここは薬局のようで。 僕は一刀両断さんに、いろんな薬品が並ぶ棚と棚の間のスペースでひざまくらされているようだった。 気絶する前にあった背中の痛みはもうなくて、 代わりに胴体全体をぎゅって締め付けられてるような包帯の感触がする。 生きている実感がある。 でも、なんで? 「すいません、待ってください。どういう状況か全く把握できてないんですが、なぜあなたがここに?」 「え、何だお前忘れたのか? あたしがこの薬局まで運んでやって治療までしてやったというのに。 命の恩人のことをおざなりにするやつはコンビニで1円に泣いたりしちゃうぞ?」 一刀両断さんはなんとなくむっとした顔で言う。 命の恩人というか、僕はあなたに命を狙われてたんじゃなかったっけ? ……あ、でも何となく思い出してきたような気もする。 確かあれがああなって、ええと。 僕が狼狽していると一刀両断さんは急にあははと笑って、まーしょーがねーかお前意識朦朧だったもんなと一言、 「じゃあ説明してやろう。端的に言うとだな……お前はあたしたちに勝ったんだ」 屋上駐車場で僕が――紆余曲折が、 一刀両断さんと猪突猛進さんに勝った後のことを、身振り手振りを交えて説明してくれた。 そう、僕は。 屋上駐車場でこの人……、一刀両断さんと、田舎娘っぽい猪突猛進さんのコンビに襲われた。 《日本刀で何でも一刀両断》のルール能力を持った一刀両断さんと、 《イノシシに変化できる》というおどろきのルール能力を使う猪突猛進さんを前に、 僕の《攻撃を迂回させることが出来る》ルール能力はたいした意味を持たなかった。 ただ、逃げることはできた。 攻撃を迂回させる数秒間の間に攻撃の射程範囲から逃れられれば、攻撃は当たらないことに気付いた。 だから僕は逃げた。逃げて逃げて、意地でも逃げて。でも追いつめられて。 崖っぷちに立たされた僕は、賭けを行うことにした。 イノシシになった猪突猛進さんと、それに乗って日本刀を振りかざす一刀両断さんを誘導し。 あえてイノシシの前に飛び込むことによってイノシシの軌道を迂回させ、 迂回させることで崖から落とす、という賭けを。 失敗確率50パーセントのその賭けに、神様は微笑んでくれた。 そして、 エレベーターセンターの建造物の上から落ち、 屋上駐車場のコンクリートに叩き付けられた猪突猛進さんは――死んだ。 そう。 そこまではすぐに思い出せた。 ただ、その先は……すぐには思い出せなかった。 「で、そのあとお前は。自分に圧し掛かってきたいろんな感情を《迂回》させて、最善策を編み出した。 自分を殺そうとしてきたあたしに向かって、僕を守れって言ったんだよ。 ホントに覚えてねえのか? あーだったら損したなあ。どうすりゃいいんだあたしは」 「……いえ、ゆっくりとだけど、だんだん思い出してきてます。でも、ちょっと意外です……つまり一刀両断さんは、 最初は殺そうとしてた僕の言葉に従ったんですよね?」 ひざまくらから起き上がりながら僕が言うと、一刀両断さんはきょとんとした顔をした。 「まあそうなるな。こうして薬局まで運んできて、自分が与えた傷を自分で治療してやって」 「なんでそんなことをしてくれたんですか? 普通に気絶したぼくを殺すことだって、できたはずなのに」 「いや、だって、そりゃあ。あたしはもう、あそこで死んだからだよ」 「……?」 「お前が気絶したのは結果論だ。勝負って点じゃ、あたしはお前に完敗したわけ。 負けた奴は死ぬ。それが殺し合いってもんだろ? 少なくともあたしはそう思ってる。だからあたしは、もう死んでる」 「死んでる、って……生きてるじゃないですか」 「あのなぁ」 ずいっ、と。一刀両断さんが僕のほうへ顔を寄せてくる。 「生きてるっていうのはどういうことを言うと思う? 身体が動く間? 心臓が動いてる間? 脳が機能している間? 違う、違うぜ紆余。生きているっていうのはな――誇りを持っている間のことを言うんだ。 生きるために必要なのは誇りだ。誇りを持つってのは、生きたいと願う理由を持つことだ。 あたしが携えていた誇りは、お前の誇りに負けて、死んだ。今ここにいるあたしは、生きたいなんて思っちゃいない。 なあ、紆余。生きたいって思ってない奴は――死んでいるのと同じだと思わないか?」 「……じゃあ」 「ああ。何度も言うが、あたしが今ここにいるのは、お前があたしに僕を守れと言ったからだ。 だからお前が、もうあたしは必要ないと言うならば。あたしは今すぐここで死ぬ。 そしてあたしが、お前を守る必要が無くなったら。残り二人になったら、あたしはすぐさま死んでやるよ。 ま、こんなこと言っても信用されねーだろうが……あたしはこういう生き方を選んでるんだ。 悪く思うな。良く思え。そんであたしを、利用しろ」 一刀両断さんはそう言うと、人差し指をびしっと僕の鼻先に押し付けてきた。 信用しなくてもいいから、利用しろ。 そう言って笑う一刀両断さんの口元と目は、猪突猛進さんと一緒に僕を襲ってきた時と同じように輝いている。 でも……死んでいる、のだという。 生きているのに、死んでいるんだと、この人は言っている。 「それでいいんですか?」 「何がだ?」 僕は少し、その考えに。納得いかないところがあった。 「だって一刀両断さん、あなたは――夢があるんだって、言ってたじゃないですか。 あるんでしょう、ここから生きて帰れたら、叶えようと思ってた夢が。 それを諦めるんですか? 僕に偶然負けた、たった一回負けただけで諦められるほど……その夢は軽いものだったんですか?」 先の戦いの最中、一刀両断さんは言っていた。 自分には夢があるんだと。だから死ぬわけにはいかないんだ、と。 一刀両断さんを、殺し合いを覚悟させるまでに駆り立た、その夢は。 どう考えたって、ほんの一瞬で捨てられるほどに軽いものじゃないはずだ。 「何も生きる意味を持たない僕なんかと違って……あなたの夢は、崇高だった、はずなのに。 なんでそんなに簡単に諦めるんですか? なんで、」 「ああ。軽くなんか、無かったぜ」 ふ……と。 僕の言葉を遮るように差し込まれた一刀両断さんの呟きは、冷たかった。 「あたしの夢は重かった。重くて重くて、それでも体にずっと縛り付けられてて取れなくて、 一生あたしはあれと一緒に生きていくんだって決めてたよ。 だけどさ、お前はあたしを倒して、……あたしにこの夢を捨てるように言ったんだ。 それであたしは、お前のためなら夢を捨ててもいいって、思ったんだよ、紆余」 「でも、僕は」 「夢が無い、だろ。でもそれは、夢が無いってことは。生きちゃいけない理由じゃないぜ。 お前は、生きたいがために生きようとしたんだろ。死にたくないからあたしから逃げて、猪突猛進を殺したんだろ。 死にたくない――立派な理由、願望、そして夢じゃねえか。 そうやって生き残って、お前はお前の夢を見つけりゃそれでいいんだよ……ただ、一つお願いがあるなら」 途中からは沈痛な顔で、目を伏せてそこまで言うと、一刀両断さんは立ち上がって。 「あたしを忘れないでくれ。お前が夢を手に入れるために、利用して殺した、この一刀両断を忘れないで欲しい。 それさえ約束してくれたら、あたしとお前で交渉成立だ。 さあ、ここを出て日本刀を取りに行こうぜ。日本刀の無いあたしなんて、マイクの無い歌手みたいなもんだからよ」 ポニーテールを揺らしながら、僕に手を差し伸べる。手を取れば交渉成立、そう瞳が訴えていた。 手を取るかどうか僕は迷った。 だって普通なら、生きている人を道具みたいに使ってまで生き残ろうとするなんて、考えられないことだからだ。 僕はただの男子高校生にすぎなくて。 人ひとりの人生を、生きてる人のこれからを、僕の裁量で決めて狂わせるなんて……、 そんな王様みたいな真似をしてしまえるほどに、僕は正しくも強くもないはずなのに。 どうすれば……良いんだろう? ――そうやって回り道な思考を。 紆余曲折を経て結局同じ場所にたどり着くのに、あえて迷うふりをしてしまった僕は。 一瞬、一刀両断さんから目を放してしまった。 一瞬。別の場所を、一刀両断さんの背後、薬局の入り口の方を。 (^U^) 見てしまった。 「あ」 (^U^)p 「……あぁあああああああぁあああぁ!!」 ◆◆◆◆ そのとき一刀両断が見たのは、不可思議極まりない光景だった。 驚きに叫び声を上げたと思った紆余曲折の、顔が、 びりびりと。 ぐじゃぐじゃと。 るぐるぐと。 親愛なる友人からの手紙を破り捨てるときのように、 出来そこないの原稿を丸めてゴミ箱に捨てるときみたいに、 あるいは、ごろごろとした食材たちを、まとめてすりつぶす機械に入れてスイッチを入れたときみたいに、 捻じれて歪んで引きつって、崩れて壊れて破れて――ほんの数秒で、顔が顔じゃなくなってしまったのだ。 「んなっ……!?」 「いっどうりょうだんさ、う゛しろ、みぢゃ、っだめです!」 慌てて背後を確認しようとしたが、紆余曲折に強く止められる。 想像もつかない痛みと苦しみを《迂回》させながら発されたその声で、ようやく一刀両断も何が起きたかを理解した。 次いで背中に、猛烈な悪寒。 (^^) 「……ルール能力……っくそ!!」 背後から、誰かが迫ってきている。 そして恐らくそいつのルール能力は、「そいつの姿を見た瞬間」発動してしまうもので。 故に一刀両断は振り向けない……! 4秒。 紆余曲折が自分にかかる重圧を《迂回》させることができるのは、たったそれだけの時間だ。 「ご、めんな、ざ、もう無rあ、ああ、あああっあ、あ゛ああ゛あが……くっあああああ!!!」 だから紆余曲折からはこれ以上の情報は得ることができない。 4秒間の《迂回》のよって痛みへの覚悟ができてしまっているがゆえに、 悲しいことに意識を失うことなく痛みを叫び始める。 一刀両断はそんな紆余曲折の姿を見てぎりぎりと歯を噛んだ。 なにが盾だ? なにが守るだ? 悔しさと怒りが入り混じった感情が憤怒となって思考を邪魔する。 いや邪魔すんな。 ……邪魔してんじゃねえ! (^^)ザッザッザッ 娯楽施設の床はカーペット状。靴の音は聞こえない。 だが、娯楽施設内には「参加者」以外の立てる音は無い。だからよく聞き耳を立てれば、後ろから聞こえてくるかすかな音、 衣擦れの音がそいつとの距離を教えてくれた。 ――衣擦れが、聞こえるほどに、近いのだ。 (^U^)ニヤ……。 ぴくりとも動くことは許されなかった。 一刀両断はそうしなければ、作戦を立てることもできないほどに追いつめられていた。 相手は武器を持っている? 持っているだろう。ただ飛び道具や銃じゃない。だったらすでに殺されている。 そもそも、ルール能力による殺し合いが目的となるこの実験において、 能力の強さをくつがえす威力を持つ「銃」と言う武器はそう多く支給されてないはず。 つまり……まだ、手はある。 「逃げるぞ紆余!」 「あがっ! ぐ、ばがぅあ、はいっ……!」 顔を両手で押さえながら苦しんでいる紆余曲折の手を握る。 ムリヤリにでも引っ張って、階段を下りて一階に行く。そうして日本刀を意地でも探しだして反撃する。 一刀両断にできる行動はもはやそれしかなかった。振り向いてはいけない、見てはいけない相手なんて、 目を瞑りながら《一刀両断》してしまう以外にどう殺せばいいのか見当もつかない。 だから手を取って――走り出そうと、した。 しかしその手を、掴まれた。 (^U^)つ ふふ、ふふふふふふ……笑いながら一刀両断の手を掴んだのは、黒いスーツを纏ったごつごつとした手。 破顔一笑の名を付けられたその男は、ここに来る前××財団の要人のボディーガードをしていた。 要人を守るために鍛え上げられたその格闘・射撃の能力は、常人とはまるでレベルが違う。 いくら一刀両断や紆余曲折が、戦闘中に機転を利かせようとも。 圧倒的な地力の差の前では、それは小さな抵抗にすぎないのだ。 そう……例えば。 常人ならざる武術の達人からレクチャーを受けた、成長し続ける格闘家でもないかぎり。 破顔一笑を止めることなど、到底できないだろう。 一刀両断は逃げられないことを悟り観念する。 紆余曲折は見えない視界の中で全く引かない苦しみに打ちひしがれる。 破顔一笑は獲物を捕らえられた喜びに、造りものの笑顔を真実に変えた。 「待てぇ! あんた――――何をしようとしてるんだぁ!」 そこに現れたのは。 赤いロン毛を真ん中で分けた、上半身裸のボクサー。 紆余曲折の叫びを聞いて駆け付けた、その男の名前は切磋琢磨。 (^U^)……。 場の空気は一変する。 破顔一笑は長年の経験で悟ったのだ。 この中で一番最初に殺さなければいけないのは、今やってきた青年であると、空気が教えてくれていた。 《戦うたびに強くなる》ルール能力を持つその青年と、 《笑顔を見せた相手の顔をびりびりに破く》プロのボディーガード。 この、C-2二階薬局前において――そんな二名の戦いが、始まろうとしていた。 【C-2/娯楽施設二階・薬局前】 【紆余曲折/男子高校生】 【状態】顔面崩壊、背中に傷(処置済み) 【装備】なし 【持ち物】なし 【ルール能力】攻撃を4秒間迂回させることができる 【スタンス】生き残る 【一刀両断/ポニテの女】 【状態】軽傷、驚き 【装備】なし 【持ち物】なし 【ルール能力】持った刀はすべてを真っ二つにする 【スタンス】紆余曲折の盾 【切磋琢磨/見習いボクサー】 【状態】上半身裸 【装備】ボクシンググローブ 【持ち物】ピアス、釣り糸、上のシャツ 【ルール能力】誰かと戦うごとに強くなる 【スタンス】戦いたい 【破顔一笑/ボディーガード】 【状態】健康、笑顔、満腹 【装備】不明武器1 【持ち物】なし 【ルール能力】にやけ顔を見せると相手の顔がびりびりと破れる 【スタンス】マーダー 重い荷物 前のお話 次のお話 因果往訪 前のお話 四字熟語 次のお話 急曲直下 紆余曲折 取捨選択 急曲直下 一刀両断 取捨選択 張子の車 切磋琢磨 取捨選択 曇天霹靂 破顔一笑 遺棄消沈 用語解説 【破顔一笑】 本来の意味はただ、顔をほころばせてにこりと笑うことである四字熟語。 転じすぎて四字熟語ロワでは、一笑にて顔を破く恐ろしい能力を持つ、とある財団のボディーガードの男。 スキンヘッドに加え常にニコニコと笑っている(本人には自覚なし、だったが今回の話で気付いたかも)が、 本来ならば守るべき要人の前でしか笑顔を見せないほどの朴念仁である。 ハンバーガーは照り焼きが好き。 本編一覧へ 四字熟語ロワTOPへ 非リレーロワTOPへ
https://w.atwiki.jp/cdtvcdtv/pages/335.html
オープニングクイズ ゲスト:尾野真千子 Q.理容師に関するあるものは? ヒント①:フランスの会社名がつけられている ヒント②:日本では断髪令後の明治時代に普及 正解:バリカン 熟語問題 これからご覧頂くパズルはある熟語になります。何でしょう? 正解:大根 アナグラム これからご覧頂く文字を並べ替えると、「四字熟語」になります。何でしょう? インコと講座 いんことこうざ □こ□と□□い 正解:古今東西(ここんとうざい) 順番クイズ 5つの言葉がある順番で並んでいきます。そのうち1つは隠されています。隠されている言葉は何でしょう? アラフォー/グ~! 政権交代 ゲゲゲの [?] ワイルドだろぉ ユーキャン新語・流行語大賞 年間大賞 ヒント:澤穂希や川澄奈穂美が活躍 正解:なでしこジャパン 3択問題 これらの中で高級毛糸カシミヤがとれる動物・ カシミヤヤギは何番でしょう? 正解:① ※②アルパカ ③ヒツジ(メリノ種) 読み上げ問題 「夕焼け小焼けの赤とんぼ」で始まる三木露風作詞の童謡『赤とんぼ』、 この曲を作曲した人は誰でしょう? 正解:山田耕筰 日本の学童用かばんが海外で人気を集めています。 「背負うかばん」という意味のオランダ語から何というでしょう? 正解:ランドセル 音楽問題 こちらをお聴きください。 ♪別れた人に会った 別れた渋谷で会った… 剛力彩芽がサードシングルのカップリング曲として、石井竜也と 東京デルアミーゴと歌っているこの曲のタイトルは何でしょう? 正解:別れても好きな人 読み上げ問題 先頃『幸福論』というタイトルの本を出版、 今年の全米オープン女子ダブルスで準決勝進出を果たした 現在44歳のテニスプレイヤーは誰でしょう? 正解:クルム伊達公子 次の言葉が名前の頭に付く鳥は何でしょう? 「ヒゲ」「マカロニ」「マゼラン」「コウテイ」 正解:ペンギン サツマイモで甘さとねっとりとした食感が人気の安納芋、その名前の もととなった安納地区があるのは鹿児島県の何という島でしょう? 正解:種子島 応仁の乱で、東軍の総大将として西軍の山名宗全と争った 室町時代の武将は誰でしょう? 正解:細川勝元 各地でベートーベン作曲『交響曲第9番』いわゆる『第九』が 演奏される季節ですが、第4楽章で歌われる『歓喜の歌』の歌詞は シラーの詩をもとにしています。何語で書かれているでしょう? 正解:ドイツ語 退任した秋山幸二監督に代わり、このほどプロ野球の 福岡ソフトバンクホークスの新しい監督に就任したのは誰でしょう? 正解:工藤公康 『因幡の白兎』の話で兎の傷を治すことに使われた、 池や沼などに自生する植物は何でしょう? 正解:ガマ イギリスの推理作家で、『オリエント急行殺人事件』や 『そして誰もいなくなった』などの作品で知られるのは誰でしょう? 正解:アガサ・クリスティ 映画問題 現在公開中の映画『くるみ割り人形』、人形の国に迷い込んだ 少女が大切なものを守るため自らの命をかけ奮闘する姿を描いた 人形アニメーション映画です。では、主人公・クララの声を 担当しているのは誰でしょう? 正解:有村架純 隠し絵問題 ある「キャラクター」が隠されています。そのキャラクターの名前は何でしょう? 正解:ハンプティダンプティ 読み上げ問題 漫画『ドラえもん』には、今から100年後の 2114年12月2日生まれのキャラクターが登場します。 このドラえもんと2つ違いの妹の名前は何でしょう? 正解:ドラミ 3択の問題です。JRA・日本中央競馬会のG1レースで 1着の賞金が最も高いレースはどれでしょう? ダービー・ジャパンカップ・有馬記念 正解:ジャパンカップ ※ダービー:2億円 ジャパンカップ:2億5千万円 有馬記念:2億円 こちらをご覧ください。 白亜紀後期に生息していた「3本の角のある顔」という 意味のあるこの恐竜の名前は何でしょう? 正解:トリケラトプス ブルガリア・セルビアなどの国がある、第一次世界大戦前には 「ヨーロッパの火薬庫」ともいわれた半島は何半島でしょう? 正解:バルカン半島 アタックチャンス 兄の太一と姉の真凛は日本スケート連盟のフィギュアスケート強化選手、 自身もフィギュアスケート選手としての顔を持つ10歳の人気子役は誰でしょう? 正解:本田望結(ほんだみゆ) 先頃運行開始から1年を迎えた、九州を回る 超豪華寝台列車の名前は「何 in 九州」でしょう? 正解:ななつ星 in 九州 「北極」と「南極」、観測史上最低気温の マイナス93.2度を記録しているのはどちらでしょう? 正解:南極 銀と水銀の元素記号に共通するアルファベットは何でしょう? 正解:g ※銀:Ag 水銀:Hg パエリアやブイヤベースなどの料理のスパイスとして使われるサフランは、 おしべ・めしべのどちらを乾燥させたものでしょう? 正解:めしべ 全国47都道府県のうち県名に「島」という字が付いているのは、 福島・広島・徳島・鹿児島ともう1つは何県でしょう? 正解:島根県 慣用句で、どんなに温厚な人でも無礼なことをたびたびされると 怒り出すということを「仏の顔も何度」というでしょう? 正解:仏の顔も三度 茶の湯から出た言葉で、一生に一度しかない出会いを表す 四字熟語を何というでしょう? 正解:一期一会 映像クイズ ある「人物」 麻雀 山口生まれ 立教大学 『ギンギラギンにさりげなく』 『週刊文春』 『受け月』『星月夜』『機関車先生』『大人の流儀』『いねむり先生』 麻雀好きで知られる作家・[?]は山口県の生まれ、立教大学を卒業後 「伊達歩」という名前で作詞家としても活動しました。また週刊誌に 人生相談を連載し好評に、直木賞を受賞した『受け月』など 数々の話題作を発表し常に第一線で活躍されています。 正解:伊集院静 視聴者限定クイズ 果実から作られたお酒「シードル」の原料となっているのは何でしょう? ①オレンジ ②リンゴ ③ブドウ 正解:②リンゴ
https://w.atwiki.jp/kikiredia/pages/316.html
2006年12月1日、あったら嫌な妖怪に附色風狸(ふしょくふぅり)という四字熟語のおまけとしてhyousen氏が書き込んだ落語。 (あったら嫌な妖怪 0649) 本文内容 むかしむかし、唐の国で 倭国から輸入された「すねこすり」が大ブーム!! 上は王宮の君子官女から、下は長屋の陳さん李さんまで 「おはぐろべったり」ならぬ「すねこすべったり」で、 すりすりの技巧、毛並の珍奇などを競う「摩臑競」などは ひと月の内に全国各地で何十何百と行われる有り様。 中には一匹の価に、山が五十個は買える程の高額がつけられる 「すねこすり」も現われるようになりまして、 セレブや投機家はこぞってこれを買い求め 世はこれ「すねバブル」の活況を見せておりました。 そんなところに眼をつけて、 こいつでひとやまあててやろぅ――と考えたのが 唐の国、ちんぷん州の裏店に住む 「百眼銭」(ひゃくがんせん)という名のムカデの妖怪。 近所に住む漢学の先生から 「すねこすり」と「風狸」は毛色こそ違えど割と似ている、 と聴き出した「百眼銭」は、南国から「風狸」を捕ってきて、 その毛の色を染め替えて、にせ「すねこすり」を作って大儲け。 ところがひょんなことからこれが大発覚。 (すねこすりを食べようとした某公主様が すねこすりを切ろうとしたところ まったく切れなかった=風狸は刀などで切れないし、焼けない) お裁きにかけられた「百眼銭」は身代没収&遠島となりました。 にせ「すねこすり」にされていた「風狸」さんたちも 無事に開放されて、一件落着となりました。 …その後、「百眼銭」が島から帰ってくると 「すねこすり」ブームは沈静化し、世は新たに「かっぱ」ブーム真っ盛り。 百 「せんせぃ、ごめんくだせぇ、またイロイロとお訊ねしたいことが…」 先 「なんだ、また懲りずに【附色風狸】な商売をはじめる気か」 百 「いぇいぇ、ふうりはもぅ結構、 今度売るのは、きゅうりでございます」 ――偽典落語「すねこすり」(作/莱莉垣桜文)より あったら嫌な妖怪 鬼喜期待
https://w.atwiki.jp/okarowa/pages/76.html
19◇酒二無二 前方から飛来してきていたそれは、娯楽施設の照明の光を受けて輝いていた。 きらきらと、ぎらぎらと。 宝石のように乱反射する光はとても美しくて、殺人劇には似合わない。 ひとつ。 反射するガラス片が、血まみれになった軽妙洒脱の姿を鏡のように映した。 歪んだ波のようになった口から赤い液体が垂れているその顔は、 自分で見ても驚くほどに悲劇的に笑っている。 (はは、ははは。こんなときでも僕は笑うのか) 軽妙洒脱はそれを見て、客観的な感想を心の中で呟いた。 けして笑いたい気分じゃない、でも笑うしかないような、そんな状態であることは確かだったが、 やっぱり自分はへらへら笑っているのが似合うのだなあと今さらながら感じる。 ――こんな状況で笑う自分が、許せないのか、辛いのか、面白いのか、もう分からない。 感情は液体で、それを貯める容器があると、 そう誰かが言うのなら、軽妙洒脱のそれは壊れていた。氾濫を超えて決壊していた。 今はただ、前を見据えながら笑って、 十メートルほど先から自分を殺そうとしている男に対して一発殴ることだけを考えている。 理由なんてものはない。 溢れた感情を誰かにぶつけなければ、軽妙洒脱はおさまらなかった。 それは酷いんじゃないか、って? じゃあこうしよう。理由が無いなら作ればいい。 でっちあげて、適当な理由をつけるのであれば、 勇気凛々――自分を傷つけながら傷ついていた少女に対して、軽妙洒脱は何も感じていなかったわけじゃない。 彼女が正しすぎるほどに狂っているのも。 そして目の前の男がそれを知っていて遊んでいることも、彼には感覚的に分かった。 きっと、許せなかったのだ。 誰かを堕落させながらそれを止めずに、自分は高みの見物を決めていた酒々落々が、彼は許せなかった。 だから、彼はただでは死ねなかった。 例え《彼を狙って落ちてきた》ガラス片が、その身を何の容赦もなく貫いたとしても。 ◇◇◇◇ どざあ、と。 娯楽施設の床に散らばったガラス片の音が、攻撃の結果を酒々落々に知らせていた。 「なんだ、避けねぇのか」 始まるかと思った戦いのあっけない終わりを観測し、酒々落々は小さく悪態をつく。 軽妙洒脱は、降り注ぐガラス片に対してまったく回避行動を取らなかった。 一歩すら回避行動を取らず、ただあるがままを受け入れたのだ。 頭、顔、肩から始まり、軽妙洒脱の身体の前面には沢山のガラス片が刺さっている。 つつ……と体中から流れ始める血、無言のまま立ち尽くす軽妙洒脱。 誰が見ても軽妙洒脱が生きているとは考えないだろう。 勝負あり、だった。 「つまらねえ。せっかくルール能力まで使ってやったのによ」 酒々落々は軽妙洒脱から目を離して、彼のそばで倒れている勇気凛々を回収しようと歩き出す。 さっきの攻撃には巧みなまでに計算された《落》のルール能力が使われていた。 《落》――《投げたものを、自らの望む場所に落とす》。 二階から勇気凛々を一望千里のもとに《落とした》のもこの能力だ。 先ほど投げられた二つの酒瓶は、この能力によって片方がもう片方の酒瓶に向かって《落ちる》ように設定されており、 片方は軽妙洒脱に向かって《落ちる》ように設定されていた。 ゆえに、《まず空中で二つの酒瓶がぶつかり――その破片の半分が軽妙洒脱を狙う》、という攻撃となる。 避けようと考えるうえでこれは非常に難しい攻撃だ。 半分はランダムで、半分は自分を狙ってくるのにもかかわらず、ガラス片の見た目はどれも同じなのだから。 遊びで考えたにしては会心の出来のこの技、 酒々落々としては軽妙洒脱がどう対処してくるか楽しみな部分もあった。 しかし相手は避けようとさえしなかった。 立ち上がるところまでで軽妙洒脱の身体は限界を迎えていて、 あと一回の攻撃で沈むだけだったということらしい。 奥の手を隠していたのは酒々落々のほうだったが……それにしたって、拍子抜けだ。 「ま、しかたねぇわな。無理なもんは無理だったってこった。 むしろ長引かなくてよかった、感謝するぜ。戦闘ってのも楽しいが、酒はまだ一本残ってるしよ」 気持ちを切り替えて、酒々落々はデイパックから最後の酒瓶を取り出してちょびりと飲む。 《酒》の方のルール能力、《アルコールを操る》に酒を使うにはラッパ飲みしないといけないが、 酒々落々としては本来ラッパ飲みは愚の愚であって、酒はゆっくり飲むものだ。 単純にその方がおいしい。 飲みながら勇気凛々の傍まで歩き、少女の脳に送っていた《酒の霧》を発散させる。 一度体から出した《酒の霧》は回収が効かず、こうやって発散させるしかない。 再利用できたら便利すぎるから納得ではあるが、あまり味わえないまま空中に霧散していく《酒の霧》を見るのは、 外道を自覚している酒々落々にとっても寂しいものがあった。 心のどこかが、また乾いてしまう。 思わず下を向く。酒を抜かれていくらか表情を和らがせ、すやすやと眠る勇気凛々は、 そんな酒々落々の心の乾きを満たす存在だった。 もっとこの娘を堕落させて、味わって、ねぶって、自分の楽しみのために利用しよう。 改めてそう決意した酒々落々は少女を抱きかかえようとして―― 「《軽い》よ、酒々落々」 すぐ近くで立ち往生していた軽妙洒脱に、服の袖を掴まれた。 「……てめぇ」 「《軽い》んだよ。君は。 人や命をもてあそぶようなことしか出来ない君の攻撃は。《軽い》。それじゃ、僕を殺すことはできない」 「なんで動ける。軽いだと? 致命傷だったはずだ。どうやって……まさか」 「ああ。そのまさかだ」 一発。 軽妙洒脱の拳が空を切り裂きながら酒々落々の右頬を捕らえた。 先の攻撃でガラス辺が刺さったままの拳での一発は、酒々落々の頬を比喩どおりに切り裂く。 そのまま振りぬかれた一撃は、酒々落々をぐらつかせ――殴り飛ばした! 「ぐ、はァっ!!」 「僕のルール能力も”二つ”あるんだよ、酒々落々。 最初に使ったのは《洒脱》で――今使っているのは《軽妙》のほうさ。 といってもどちらも大したものじゃない。とくに《軽妙》のほうは、使う気すらなかった。 他人には使えないし、自分に使ってもどうせ状況は好転しないんだから、 これを使うくらいなら潔く死んだほうがいいって考えていた。千里ちゃんに会うまではね」 投げ飛ばされたドラム缶のように、酒々落々の体躯がごろごろと二メートルほど転がった。 失策だった。ここは殺し合いの場。 正義も悪も存在しないこの場所では、誰であろうと卑怯な手を使うことが許される。 ルール能力を二つ持っていた軽妙洒脱は、 それを隠して死んだふりをし、酒々落々が近づいてくるのを待っていたのだ。 先入観からそんなことはしないと思い込んでいた酒々落々はまんまと嵌められてしまった、というわけだ。 「《自分の感覚を軽くすることができる》。それが僕のもう一つのルール能力だ。 痛みも、血の流出による貧血も。僕はぜんぶ《軽くする》。 僕を殺すなら首を切り落とすか、動けなくなるまで攻撃を加えろ。さもなきゃ死ぬのは君だ。 さあ、やってみろ。君のルール能力ならできるだろう? 今度こそきっちり、僕を殺してみろ!!」 一秒ごとに今も血を流し続け、ベージュのスーツを血で赤く染めながら、軽妙洒脱はそう宣言した。 酒々落々とは覚悟が違う、魂の底から叫んだかのような声は、今の彼にとっては傷の進行を早める悪手であり、 すぐにまた血の塊を嗚咽と共に吐き出す。 が、《痛みなどほとんど感じない》。感じても、蚊に刺されたかのような《軽い》痛みだ。 だからまだ立てる。 弱音を吐かないことが出来る。軽妙洒脱は死を間近に感じながら、それでも立ち続けることを選択した。 「く……そ……痛ぇじゃねーかよ」 向かって、頬から鮮血を流しながら立ち上がった酒々落々は怖気づいていた。 転がったことで図らずも移動した彼の近くには、軽妙洒脱と一望千里のデイパックが置かれている。 おにぎりを取り出したあと開けっ放しになっていたデイパックからは、金属バットやフライパン、 包丁や楽器類などの武器が顔をのぞかせていて、 これらは《落》で軽妙洒脱に落とせば間違いなく致命傷になるであろうものばかりだ。 だが、”頬の傷が痛い”。 初めて受けた傷の痛みが、酒々落々の心臓の鼓動を早くして、正常な思考力を奪わせる。 「やってみろ、だと……はは、ご機嫌じゃねぇかよ。ならお望みどおり、やって――やってやる」 口だけが勝手に動くも、それは酒々落々の本心を喋ってはいなかった。 楽しくない、ぜんぜん楽しくない。 いますぐここから逃げ出して酒を飲んで過ごしたい! どこまでもクズな思考だと理解しつつも、 怒られてそっぽを向く児童のようなその考えが酒々落々を支配していた。 しかし酒々落々の足は動かない、威圧感に震えて、歯ぎしりをしながら軽妙洒脱を睨み返すしかできない。 そうすることしか出来なかった。 「はぁ……はぁ・……ちくしょ、う、なんで……」 「やれないだろう。君には無理だ。少女にすべて押し付けて、二階から観戦していただけの君には。 傍観者でいられると思ったかい? 酒を飲みながらでも生き残れると思ったかい? そんなことが出来るはずないんだよ。ここでは僕らは、誰もかれもが当事者だ」 「説教なんざ聞きたくねぇんだよ……おれはいつも、こうやってやってきたんだ……。 娯楽施設なんだろ、ここは。……だったらよ……楽しまなきゃ損じゃねぇかよ……!」 「こんな場所で楽しめるような奴は、もう人間じゃなくなっているのさ。 君も僕も、人間だ。だから殺し合うし、騙し合うし、痛みも苦しみも味わうんだ。 逃げちゃだめなんだよ、人間であることから。認めなきゃだめなんだ、自分の弱さを」 会話を交わせば交わすほど、酒々落々に逃げ場はなくなっていくように思えた。 切り裂かれた頬から流れる血は止まらず、血液を失えば体が重くなっていく。 それを《軽く》している軽妙洒脱にも限界はあるはずだが、もはやここにおいて希望的観測なんて意味をなさない。 新たな一手が、必要だった。 しかし酒々落々の混乱した脳内回線は、起死回生の策を編み出すことはない……! (……終わりなのか? ここまでのツケが、いよいよおれに回ってくるのか?) 酒々落々の行動原理の一番はじめに来るのは酒だ。 飲んで、飲んで、質も気にせずただアルコール飲料を飲むだけ、彼は生来の心の渇きを満たしてきた。 酒が無くなってしまうと、とたんに気分が暗くなる。 そうなれば代わりになにかで満たすしかない。酒々落々は酒が切れるたびに悪事に手を染めていた。 会社の金を横領したり、今は名も身分も思い出せないが、誰かしらに貢がせたり。 酒々落々、あっさりさっぱりと彼は欲のままに生きる人生を選択し、 その犠牲となって奈落の底に落ちていく人々に感傷を抱くことなく嘲笑って生きてきた。 不思議なことに欲望の限り周りを利用しても、彼にそのツケが回ってくることは今までなかった。 生来の悪運であるのか、神が遊んでいたのかは知らないが、確かに彼の人生は彼の望むままに進んできていた。 だがそれももう、ここで終わりのようだった。 (ふざけるなよ……酒……おれは、酒々落々……自由に生きてこそだろうが。 助けろ、おれを。誰でもいい、おれを……助けろ!) 酒々落々は目を血走らせながら娯楽施設の天井を見上げた。 二階がほとんど吹き抜けで構成されている娯楽施設を一階から見上げると、 高い天井に並ぶ照明が酒々落々の目を焼いた。 黒い泥にまみれて生きてきた酒々落々にその光はあまりにまぶしすぎて、思わず目をつむった。 戦況が変化したのは、そのときだった。 「……ひっく」 神はやはり居なかった。 膠着状態が続き、いずれ酒々落々が折れるだろうこの状況で、ここまで沈黙していた勇気凛々がなんと起き上がった。 上体を起こして、ふらふらと頭を揺らす。 突然意識が暗転してからの覚醒だからだろう、眠そうな目をこすって現状を確認している。 「そんな」 「きた。来たぜぇ、おい! お嬢ちゃん、おれだ! 酒々落々だ!」 「……酒々、落々。おじさん?」 「ああ、そうだ! おれが酒々落々だ。そっちのそいつは良いやつだ。どうすればいいか分かるよな?」 「酒々落々、……君は! やめろ!」 「殺せ! 勇気凛々! 善人を殺して悪人になれ! 罪を重ねつのは気持ちいいんだ、おれと一緒に酩酊しよう――」 「……わたしは」 ちょうど二人の間に倒れていた勇気凛々は、電源の入った機械のようになって跳ね起きた。 その目にもう、心機一転に出会う前の澄んだ光はない。 そしてまた、酒々落々に出会ってからの妖しい光もない。 勇気凛々の目はくすんだ灰色になっている……二人ともそれに、気が付いてはいなかった。 「わたしはっ」 どこからともなく少女の手に現れるは、少女には不釣り合いな大剣《りんりんソード》。 まるで幽鬼のようにふらふらとそれを振り回しながら、小さな勇気凛々はしばし沈黙した。 なぜだろうか、その瞳からは取り返しのつかない涙が流れているように見えた。 いいや、本当に流れ始めた。 少女は《りんりんソード》を強く握りしめながら、氾濫した感情にまかせるまま泣いて、哭いて、 啼いて、泣いて、鳴いてしまったことを後悔する様に突然それをやめて、 振り向いて見据えて、 「わだしはぁっ……あなたをッ!」 叫んで――そこに居た男に向かって、その《剣》の切っ先を向け、駆けだした。 「……!」 「殺す!」 どすり。鈍い音を立てて《りんりんソード》が、彼の腹部に深々とめり込んだ。 突き刺す刃に込めた思いは。 流れる血に込められた意味は。 ”四字熟語が、消えていた”。 【B-1/娯楽施設・中央大通り一階】 【軽妙洒脱/ショー芸人】 【状態】???? 【装備】なし 【持ち物】基本支給品、壊れたレーダー、包丁×2、二日分の食糧、 ショーに使えそうな楽器、金属バット、フライパン 【ルール能力】軽妙◆自分の感覚を軽くする、洒脱◆酒を受け付けない 【スタンス】一発殴る。 【勇気凛々/女子中学生】 【状態】―――― 【装備】《りんりんソード》 【持ち物】化粧用の手鏡、ボウガン 【ルール能力】勇気を出すとりんりんソードを具現化できる 【スタンス】???? 【酒々楽々/わるいおじさん】 【状態】???? 【装備】なし 【持ち物】空の酒瓶×8 【ルール能力】酒◇アルコールを操る。落◇投げたものを望む場所に落とす 【スタンス】自分の楽しいことをする 取捨選択 前のお話 次のお話 珈琲牛乳 前のお話 四字熟語 次のお話 一発殴る 軽妙洒脱 三人死亡 一発殴る 勇気凛々 三人死亡 一発殴る 酒々落々 三人死亡 用語解説 【酒々落々】 洒落の字を重ねた四字熟語で、意味は物事にこだわらずさっぱりとしたさま。 四字熟語ロワの酒々落々は酒の呑み方くらいにしかこだわりを持たない奔放な人間である。 あまり常用されていない四字熟語だからなのか、そのルール能力は凶悪。 《酒》と《落》の二つの力を駆使してどこまでも娯楽施設を娯楽する。髪は脂ぎったセミロング
https://w.atwiki.jp/kata-niho/pages/27.html
原語 present 和訳 名詞 お土産、贈答品、お届け物、差し入れ、寄贈品、贈品、粗品、進物、 賜物 (たまもの/たまわりもの/たまいもの)、御遣い物、貢ぎ物、郵便物、幣物、聘物、賚賜、 餞 (はなむけ/うまのはなむけ) 褒美、報酬、お礼、 賜物 (たまもの)、特典、褒賞、恩、ご恩、謝礼、返礼、お返し、補償、補塡、見返り、恩恵、加護 動名詞 贈り物、配布、贈呈、贈与、贈答、手渡し、寄贈、進呈、献上、進上、譲渡、譲与、授与、付与、支給、給付、供給、配給、寄付、頒布、移譲 恩返し 動詞 贈る、差し上げる、上げる、渡す、譲る、やる、与える、送る、届ける、配る、割り当てる、供える、捧げる、貢ぐ、授ける、託す、賜う、給う、供する 慣用句・諺・四字熟語・未分類 お祝いの品、~見舞い 漢字一字 品、物、幣、貢、賚、餞 贈、配、献、呈、供、奉、上、与、付、寄、授、賜、給、貢、頒、渡、送、届、譲、託 酬、恩、礼、寵、恤、賑 やまとことば おくりもの(贈物)、ゐやしろ(禮代)、うまのはなむけ(餞)、まひ(幣)、ゆづり(讓) おくる(贈)、ゆづる(讓)、あたふ(與) 備考欄 辞書 説明 廣辭林新訂版 (名) [一]現在。現今。[二]出席。列席。[三]贈物。進物。 新訂大言海 (無記載) 角川国語辞典新版 名 贈り物。進物。 大英和辭典 〔名〕贈物〔オクリモノ〕進物〔シンモツ〕.〔動〕Ⅰ.〔他〕[一]引キ合ハセル,オ目見〔メミ〕エサセル,對面サセル,紹介スル,謁見サセル,拜謁サセル.[二]①贈ル,呈スル,贈呈スル,進呈スル,贈與スル,進上スル,寄贈スル,獻ズル,捧ゲル,獻上スル,捧呈スル.②…ニ贈物ヲスル,…ニ贈ル.③贈物ヲシテ…ノ機嫌ヲ取ル.[三]渡ス.[四]現ズル,現ゼシメル,示ス,表ハス,呈スル.[五]①差出ス,提出スル,捧呈スル.②呈示スル(手形ナドヲ).[六]向ケル,突キ附ケル,差シ向ケル,擬〔ギ〕スル.[七]【法】吿發スル.[八]〘Eng.〙①受祿聖職者ノ候補ニ推ス,受祿聖職ニ推薦スル.②推薦スル,推擧スル(公職ニ).[九]〘稀〙申込ム,挑〔イド〕ム.[十]†…ニ扮スル,…ノ役ヲ演ズル.Ⅱ.〔自〕[一]受祿聖職者ノ推薦ヲ受ケル.[二]【產科】排臨〔ハイリン〕スル. 派生語 プレゼンテーション 直訳音写語は「贈り物」か。 つき(調)をも言うのかは不明。 贈り物と使い分けがあったものと思っていたが今は無いか。 少し公的、或は、堅い言い方では「差し上げる」や「贈呈」を用いる。 又、不特定を対象に言う場合、日本語表現では「ですます体」や「丁寧語化」させて用いる。 「抽選で20名様にプレゼント!」は「抽選で20名様に(お 差 (さ)し 上 (あ)げ、又は、お 贈 (おく)りします)!」。「優しい彼氏にプレゼントするため…」は「優しい彼氏に 上 (あ)げるため…」。 同義等式 原語単位 present=贈り物 カタカナ語単位 プレゼント=贈り物 カタカナ語の類義語 ギフト 附箋:P フ 英語
https://w.atwiki.jp/maintower/pages/22.html
画面説明 左側にある、「1F」「2F」……は、「階」(○○Fの右側にある横1列9マスのこと)を示します。 ▼「○○F」の色について クリーム色は、開いても旗を立ててもいないマスがある「階」、 緑色は、全てのマスが埋まっている「階」、 赤色は、残り3マス以下で下につくか、画面外に出た「階」、 を表しています。 画面中央部(メイン部分) プレイヤーが地雷を探索するフィールドです。 参照→マスについて、モード解説、操作説明 画面上部について 左上の大きな1F(青枠)というのは、すでに下についた「階」です。 となりのTIME(黄枠)は、経過時間です。 真ん中の「ダンボールのロゴ(橙枠)」については操作説明を参照。 ゲーム中はこの上に「現在プレイしているモード」が表示されます。 右から二番目MINE(茶枠)は、残りの地雷数です。 一番右のMISS(灰枠)は、地雷をクリックしてしまった回数です。 画面右側について 右側最上部のSPEED(緑枠)は、フィールドのスクロールの速さを表します。 その他は上から、 PAUSE(赤枠) SKIP(桃枠) ?マークON/OFF(水色枠) ITEM(紫枠) です。 ITEMは、アイテム一覧を。それ以外は操作説明を見てください。