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船橋@キノウツン藩国様からのご依頼品 その日は少女にとっては一大決心な日でした。 少女はこの日のために作り上げた糸電話を持って待ち合わせの場所へとやってきました。なんだか顔が火照ってる気がして、少女は顔をブンブンと振り回すと急いで糸電話を地面に置いて、隠れ場所を探しました。 「うーん、あ」 少女は柱を見つけてそっとその影に隠れ、時間を待つことにしました。 「糸電話……ちゃんと使えるかな?」 少女はこれから先に起るであろうことを考えて、顔を真っ赤にしつつ、時間を待ちました。待ち合わせ時間よりもずいぶん早いかったのですが、少女は顔を火照ったまま、ずっと待ちました。 「船橋くん、来てくれるのかな……」 誘ったのが男の方であることなど関係もなく、少女は時間を気にしつつも、待ち人を待ちます。待っている間にだんだんと前の事を思い出し、なんだかだんだん恥ずかしくなってきました。前回のお祭りから今日までの事を思い出し、ふと手元にある糸電話を見ました。 「糸電話、ちゃんと使えるかな」 少女が昨夜から何度も呟いている言葉を口にした時、下校の鐘がなりました。少女は慌てて柱のより影の方へと寄り添いました。 「んー。終わった終わったー」 「来た」 少女の待ち人である男の声が聞こえると少女は慌てて声のする方向から見えないようにと動きました。 「い、糸電話、ちゃんとしないと」 待ち人である船橋くんの方へと糸電話が行くように空歌は一生懸命手元にある糸電話の糸を手繰らせて片方の糸電話の位置を修正しようとします。そんな空歌の動きで気づかれたのか、船橋くんが空歌に気づき、声をかけてきました。 「お。どうしたん?」 「!」 船橋くんが片手を上げて挨拶しているのにも気づかず、空歌は慌てて隠れようとしましたが、船橋くんの声が思ってたよりも近くに聞こえ、慌ててもう一つ向こう側にある柱の方の影へと隠れるように移動しました。 「あ、ちょっと待って。一緒に帰らないか?」 船橋くんの言葉に、空歌は慌てました。恥ずかしくてつい逃げてしまったけど、ちゃんと返事しないと! と思い一大決心して声を出しました。 「い、いいよ」 空歌は声を出して、少し気持ちが落ち着いたのか、やっと船橋くんの顔を見ることができました。なんだか顔を真正面から見るとちょっと恥ずかしいネと空歌が思っているとその顔がだんだんアップになってきます・ 「あー、ごめん。よく聞こえなかったんだけど」 空歌は急いでその場から離れました。顔が近づいてくるのを思い出し、顔が真っ赤です。 「そんな、いきなりはズルいよ」 空歌が離れて再び近くの柱に隠れて、船橋くんをそっと見ると、船橋くんが糸電話を見つけ手に取ろうとしていました。 「船橋くん……」 船橋くんはやさしいなっと思い、空歌が少し気持ちを落ち着けていると、船橋くんが糸電話をそっと耳に当てました。返事が聞こえてなかったという事に気づき、空歌はそっと糸電話に声を吹き込みました。 「いいよ」 そして、糸電話を耳に持っていきます。なんだか、映画のヒロインみたいと思いつつも返事をじっと待ちます。 「お、よかった。じゃあかえろーぜー」 船橋くんの声が耳に聞こえてきます。それはいつもと同じくやさしい声で空歌は少し嬉しくなりつつも元気に答えました。 「うん」 続きはログにて! 作品への一言コメント 感想などをお寄せ下さい。(名前の入力は無しでも可能です) 名前 コメント ご発注元:船橋@キノウツン藩国様 http //cgi.members.interq.or.jp/emerald/ugen/ssc-board38/c-board.cgi?cmd=one;no=254;id=gaibu_ita 製作:龍鍋 ユウ@鍋の国 http //cgi.members.interq.or.jp/emerald/ugen/ssc-board38/c-board.cgi?cmd=one;no=526;id=UP_ita 引渡し日: counter: - yesterday: -
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【ミリマスSS】続々・アイドルに拳銃を撃つフリをしてみたら 執筆開始日時 2015/10/01 元スレURL http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1443625735/ 概要 自己満 大神環の場合 環「おっはよ~!おやぶんおやぶーん!」ダッ! P「おはよう!そろそろ来ると思っていた!バー・・・」 環「おっやぶ~ん!!」ドシーン! P「ん゛ん゛っ」 ガクリ 環「聞いて聞いて、おやぶん!・・・おやぶん?おなか痛いの?」 P「み、みぞ・・・おち・・・うっぷ・・・」プルプルプル タグ ^大神環 ^秋月律子 ^高山紗代子 ^高坂海美 ^田中琴葉 ^天空橋朋花 ^我那覇響 ^横山奈緒 関連SS 前々作【ミリマスSS】アイドルに拳銃を撃つフリをしてみたら 前作【ミリマスSS】続・アイドルに拳銃を撃つフリをしてみたら まとめサイト アムネジアss大全 えすえすゲー速報 エレファント速報 プロデューサーさんっ!SSですよ、SS! ポチッとSS!! SSまとめ みりえす!-ミリマスSSまとめブログ- SS古今東西 SSびより SS 森きのこ! wiki内他頁検索用 コメディ ミリオンライブ
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元スレURL 【ss】アルパカ「九人や。ウチを入れて」 概要 『存在』を突然アルパカに乗っ取られてしまった希は、自分を取り戻すため、孤独な戦いに身を投じることになる タグ ^東條希 ^アルパカ ^μ’s ^カオス ^SF 名前 コメント
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264 :ナハト:2015/02/28(土) 17 28 38 書いてみました。 早良ミチル追悼ssです 265 :ナハト:2015/02/28(土) 17 30 26 私は眠る・・・ようやく苦しみから解放された永い眠りだ・・・ (こんな感想を抱けるのは戦場に長くいたからかな・・・?) ぅ (最後に坂本を泣かせたのは不味かったなあ) ら・・・ちる・・・! (それでも、後悔はない。何もない自分よりも魔眼持ちの坂本を生かす方が後々に為になる) んか・・・わら・・・みち・・・! (それにしても五月蠅いなあ。私はゆっくり寝たいんだ) 私はそう思っていると 「はよ起きんか!早良ミチル!!」 「ゲホッ!」 私は突然腹部に襲った衝撃に叩き起こされた ぐおおおおと腹を押さえながら立ち上がると、そこには懐かしきの・・・ 「た・・・・隊長!」 「おう、久しぶりだな!早良あ!!」 隊長がいた そして、周りには 「ミチル!」「会いたかったよ!」 「久しぶり!」「私の家族の手紙来た?」 「やらないか?」 「副隊長・・・アユ・・・・みんな・・・」 みんながいた・・・。あの時の皆が・・・・ その事実を認識できたミチルは顔をくしゃくしゃにしながら、頭を下げる 「すいませんでした!」 「・・・・なぜ、謝る?」 「あの時・・・隊長の話を聞いていれば・・・しっかり銃を点検していれば・・・ 私が深追いしなかったら・・・・皆が・・・・皆が!死ななかった!! 私の!私の所為で!!皆死ななくても良かったんだ!!」 叫ぶミチルを隊長が止める 「いいんだ・・・・いずれああなる可能性があった。それは君の責任じゃない」 「だ・・・だけど・・・・だけど!!」 言葉にならないミチルを隊長が優しく受け止める 「よく頑張ったな。お前一人だけ残して、どんなに辛かった事か・・・苦しかった事か・・・ それでも、お前は大切な事を多く教えてきたじゃないか。自分の失敗を二度と繰り返させないために 冷たく、厳しく、それでも優しく後輩に教え導いてきたじゃないか ほら、あれを見ろ」 顔を上げてみれば、向こう側に一人のウィッチが飛び去った それは、今よりも成長した坂本美緒の姿で、坂本が仲間と共に自分達なら苦労するだろう 大型ネウロイを凄いチームプレーであっという間に叩き落とす光景だった 後輩なのだろうか?扶桑の少女に銃の点検をしっかりやれと怒っている ふと、坂本がこちらを見てにっこりとほほ笑み手を振る それを見たミチルは堰が外れたかのようにボロボロと涙を零す 坂本は立派に成長してくれた。自分達の思いを背負ってくれたんだ。 こんなにも・・・・こんなにも嬉しいことはない! 隊長は優しく抱き上げると 「お前の・・・私たちの思いはしっかりと受け継いでくれたんだ。お前の後輩は。よく一人で頑張ったな!」 「そうよ!ミチルちゃんは頑張ったよ!」 「ごめんね。ミチルだけ大変なことを背負って」 「偉かったねえ。偉かったねえ」 「は・・・・い・・・は・・・い・・・」 仲間の言葉にミチルはますます涙が溢れる 「やれやれ、お前は泣き虫だなあ。それはそうとタバコの味はどーだ? 散々未成年だからと吸うのをやめろと言ったのにお前も吸ったんだよなあ。旨かっただろう?」 「ちょっ、止めてくださいよ。確かに吸いましたけど、あれはそんなに美味しくないですよう」 「がははは!そのとーり。タバコは美味しくないんだよ!! さあ、あちらに行こうか!皆が待ってるぞ!龍宮隊行くぞ!!」 「「「「はい!」」」」 彼女たちは隊列を作って大きな鳥居を潜っていくのであった。 戦場で流行した歌、永遠の翼を歌いながら・・・・ 「どうしたのよ?美緒。突然手を振って」 「いや・・・・向こうに懐かしい先輩が見ていたような気がして・・・」 「そう・・・帰りましょうか」 「ああ、そうだな」 未来は先輩から後輩へと受けつがれていくのであった・・・・ 266 :ナハト:2015/02/28(土) 17 31 17 終わり ミチルも含めて、多くのウィッチに追悼を捧げます
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429 名前:名無しくん、、、好きです。。。[sage] 投稿日:2006/10/05(木) 19 13 31 ID cmnEDnhF 女子プロスーパースターウォーズ・ジーニアス武藤編 12月も終わりを迎えるこの頃。ビューティ市ヶ谷、ジェナ・メガライト組VS結城千種、ジーニアス武藤 タイトルマッチ戦が開催された。熱戦は続き、試合も終盤を迎えたころ、 徐々にチャンピオンの市ヶ谷組がペースを握り始め、武藤組の旗色は悪くなっていた・・・ アナウンサー「うわわわ~!!市ヶ谷、ジーニアスを抱え揚げたままコーナーを蹴った! その姿はまるで空を飛ぶ白鳥のようだ!」 祐季子「こ、これだー!パンサー理沙子を東京ドームのマットで一発で失神させた大技 なだれ式ビューティーボムこそが市ヶ谷のフィニッシュ・ホールドなんだーっ! アナウンサー「うわーっ!ジーニアス絶対絶命だー!!」 市ヶ谷「どうだジーニアスッ!いやっ武藤めぐみッ!東洋の神秘もこれで終わりよーっ! レフェリーカウントを!!」 ジーニアス《む・・・・》 レフェリー「ワンッ!」 ジーニアス《む・・・と・・・・う・・・・・・?》 レフェリー「ツーッ!」 ジーニアス「武藤めぐみだとぉ~っ!」 市ヶ谷「うっ!」 ジーニアス「甘いぞ市ヶ谷ーっ!!!!」 アナウンサー「か、返した!ジーニアスカウント2.8で返したぞ!」 430 名前:名無しくん、、、好きです。。。[sage] 投稿日:2006/10/05(木) 19 14 24 ID cmnEDnhF 武藤「いい、市ヶ谷!お前たちが武藤めぐみにこだわっている限りは・・・ このジーニアス武藤は倒せないわ!」 市ヶ谷「ふ、ふざけないでよ!名前を変えても貴女は武藤めぐみでしょうがー!! アナウンサー「ああー!!市ヶ谷とメガライトがふたりがかりのストンピング攻撃だー!! 武藤《くわっ!と睨み返す》 市ヶ谷「うっ!」 アナウンサー「し、しかしジーニアスは倒れないーっ!! 武藤「確かにその昔 武藤めぐみという女はいた! ただプロレスが好きで好きで「日本プロレス」に入った少女がいた しかし運命のイタズラか 同期の結城千種がタイトルを獲得し、スターダムにかけあがっていくのに 対し、いつまでも中堅でくすぶっていた。努力の甲斐もなくな。 しかしプロレスにとりつかれてしまったその少女はヨーロッパに渡った 何の保障もなく裸一貫でな… だが彼女は所詮東洋の島国の中堅レスラー、いつの間にか出番はなくなっていた 試合数は減りイラつく毎日が続いた・・・ ある日少女はドナウ河のほとりに立ちつくし情けない顔をした自分をみつめていた・・・ このくらいのことで青春を賭けたプロレスをやめようとした自分を情けなく思った 運命のほんのひとひねりでつぶされそうになっている自分が くやしくてならなかった・・・ 「くそーっどうしためぐみーっ!!お前のプロレスはそんな物だったのかっー!!」 その時 武藤めぐみはドナウ河に身を投げて死んだのだーっ!! いま きさまたちの前にいるのは武藤めぐみなんかじゃない!ジーニアス武藤だっ! 世の中のすべての怒り 恨み 怨念を背負った女! 東洋の神秘(オリエンタル・ミステリー)ジーニアス武藤だーっ!!」
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NO.50 くまさんからの依頼 小笠原……鍋にとって馴染み深い場所である。なんといっても、小笠原分校を公共事業として受け、完成させたのは鍋の国である。そしてアイドレスが終了する際に鍋の岩田が復活。イワッチ大好きっ子三人衆やっと小笠原に参加できることになったのである。 今回小笠原に出発するのは鍋のおとーさんの藤崎おとーさんと鍋の国では護民官ガールとして有名なくまお嬢さんである。出発が決定した後、二人はしっかりと小笠原旅行計画を練った。やっと会えるイワッチなのである。ああ、イワッチ、イワッチと巡るメイクラブ……と思ったのかどうかはわからないが、二人がはりきっていたのは確かな話である。 「ふ~ん、コーチとくまねぇさん、小笠原でバカンスかぁ」 「バカンス……というかコントでもしにいきそうなカンジじゃないのかしらねぇ?」 「まぁ、なんにしても帰還鍋だよな」 鍋の国は相変わらずのほほんとしているのであった。いちおう、なんだかんだとハプニングとかサプライズとか鍋具ゲットとかアイドレスでは色々あったんだけどねぇ /*/ 「くっくっく、さて、サプライズパーティの開始ですね、さて始めますか」 その男の笑いは見る者によってはとても愉快なように、また別の者には悲しげな笑顔に見えるのであった。男は電話ボックスなどの位置を再確認した後、聞こえてきた声に静かに耳を傾けた。 /*/ 電話ボックスに気づいた男女が電話ボックスに近づく、傍目から見ると一瞬カップルか? と思うかもしれない。しかし、よく見るとカップルという初々しい関係、ラブラブな関係のように手をつなごうとしたり、互いの視線が合って恥ずかしがるような素振りもなく、ただ、同士のように仲良く歩いて来た。 予想通りに似合っている水着を見つめ、以前の私ならばクルクル回ってブリリアントでエレガントな登場を……とふと思ってしまった彼は昔の約束と想いを胸に秘めつつ行動を開始した。 電話ボックスに近づいた男は受話器を取ると女にも聞こえるように二人の間に受話器を持っていき、音量を上げた。女はなんだかなーという風に気が抜けたようなのがココからでも見える。男の自慢そうなセリフが聞こえていなくてもとても自慢そうなえっへんブリに知らず微笑みを浮かべつつも彼は行動を開始した。 「こ、こらー!隠れてないででてこーい!」 女が叫んだ声が周りに響く。しばらく応答した後に電話ボックスを蹴りつける女を見、ああ、私はこれはこれで楽しんでいますよ……と彼はひそかに想いつつも、心のどこかでは正面に出れない事……もとい、出るべきでないとはいえ、二人が小笠原ライフをエンジョイできるようにと想った。 彼の作戦通りに反応してくれる二人を眺めつつも、彼は嘘の中にほのかな真実を口にし、二人の行動を楽しく見ていた。そんな心の油断からか二人に見つかる彼。彼は何もかもを隠した。 「ククク、騙されましたね?」 彼は色んな嘘をつきつつも、後、どれだけ……いや約束を……と思い、そして男と女と彼の小笠原は一旦幕を閉じるのであった。 作品への一言コメント 感想などをお寄せ下さい。(名前の入力は無しでも可能です) 名前 コメント 御発注主:くま@鍋の国様 http //cgi.members.interq.or.jp/emerald/ugen/ssc-board38/c-board.cgi?cmd=one;no=102;id=gaibu_ita 製作者:龍鍋 ユウ@鍋の国 http //cgi.members.interq.or.jp/emerald/ugen/ssc-board38/c-board.cgi?cmd=one;no=283;id=UP_ita counter: - yesterday: -
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船橋@キノウツン藩国様からのご依頼品 「俺も一緒に祭りに来れて楽しかったよ」 空歌の頭の中で船橋くんの声がリフレインしている。 「あ、あれって……」 空歌はもう、何日もお祭りの日のことを考えていた。 「で、デー」 空歌は口にすると恥ずかしくなって死にそうっと思い、声に出すのをやめました。はじめてのお祭りということでよく考えてなかったが二人っきりで会ったのは初めてである。 「で、でもそれってそう」 空歌はやっぱり恥ずかしくなって、口を閉じた。ずっとこの調子なのだが、本人は気づいていない。 「で、でもどうしよう。恥ずかしくて顔見れないかも……」 空歌は顔をマクラに埋めると顔を真っ赤にしつつどうしようどうしようと呟いている。そもそもの発端は船橋くんからの再びの小笠原へのお誘いである。 お誘いが来てから、お祭り楽しかったなぁ、と思って船橋くんの事を思い出して前回二人っきりであったことを思い出したのである。 「どうしよう、顔見れないかも……」 顔だけでなくやさしい声を聞くだけでももう、いっぱいいっぱいである。 「ど、どうしよう」 どんな顔して行けばいいんだろ? 顔が近づいたらもうそれだけで……っと思い空歌が火照った顔を冷まそうと窓を開けると外では子供達が遊んでいるのが見えた。 「あ」 子供達は糸電話で遊んでいたのである。炊き出しで使った紙コップを洗い、糸を通して作る糸電話。広島での戦いにおいて、子供の為に空いた時間に女性陣で作ったのを思い出した。 「あれなら、顔近くじゃなくても船橋くんとお話できるかも」 空歌は名案だとばかりに糸電話を作ることにした。作り方は以前みんなが作った時の事を覚えているので大丈夫である。 それから空歌は糸電話を作った。 空歌が糸電話を作り始めたのは小笠原に行く数日前であったが、完成したのは前夜であった。それは作る際に船橋くんの顔を思い浮かべ顔を真っ赤にして恥ずかしさのあまり紙コップに穴を開けすぎたり、お昼に誰もいない教室で作っていたら突然ドアが開いて慌てて隠そうとして壊してしまったりなど色々あった。しかし、空歌は完成させ、小笠原へ糸電話を持っていくことに成功したのであった。 しかし、新たな問題が発生したのである。 「どうしよう、当日どんな格好すればいいんだろう」 前回の二人っきりのお祭りを意識し、空歌は悩んだ。悩んで悩んで悩みまくった。前回はお祭りなので浴衣でよかったし、船橋くんにも似合うとほめられた。 「どうしよう、ドレスがいいのかな」 今回はお祭りではないはずなので、また浴衣というわけにはいかない。今回も二人なのなら、ドレスとかそういった格好の方がいいのかもしれないと空歌は自宅のドレスを思い出した。よく考えるとドレス、アクセサリーなどどんな格好で行けばいいのか? 空歌は授業中も悩みつつ、また船橋くんの顔を思い出して顔を真っ赤にしつつも悩んだ。 「そうだ招待状を確認してみたらいいんだ」 そして、空歌はお誘いの招待状(空歌視点)でどこへ行くのか確認することにした。ドレスにしてもどこへ行くのかによって相応しい格好というものがある。 「選択イベントは……下校?」 部屋で招待状を見ていた空歌はフラフラと座り込んだ。 「が、学校なら制服だよね」 空歌はもっと早く招待状を見ればよかったと思いつつもマクラに顔を埋めた。 「で、でも二人っきりなんだ」 招待状で二人っきりなのを確認した空歌は今度はどう話そうか、船橋くんの顔をどうやって直視したらいいんだろうか? と悩み始めた、ヤギ君に相談したり、糸電話の予備を用意したり、空歌はそうして当日の朝を迎えたのであった。 作品への一言コメント 感想などをお寄せ下さい。(名前の入力は無しでも可能です) 名前 コメント ご発注元:船橋@キノウツン藩国様 http //cgi.members.interq.or.jp/emerald/ugen/ssc-board38/c-board.cgi?cmd=one;no=254;id=gaibu_ita 製作:龍鍋 ユウ@鍋の国 http //cgi.members.interq.or.jp/emerald/ugen/ssc-board38/c-board.cgi?cmd=one;no=526;id=UP_ita 引渡し日: counter: - yesterday: -
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ss(短編)のまとめです。 順序は投下された順にしているつもりです。 20話ごとに分けています。 数学「これを公式に当てはめて、答えがこう!わかった?」 「それ・・計算間違ってない?」 数学「ふぇっ?あぁぁぁ!!(///)」 数学「おねえちゃん、助けて!」 物理「どうしたの数学。」 数学「この問題が分からないの。どうやって解けばいいの?」 物理「それはね・・・これをこうして・・・」 数学「良く分かったよ。ありがとうおねえちゃん」 物理「お礼に私の実験に付き合ってね(ハァト)」 数学「ふぇええええ?」 英語「この単語の発音は分かるかな?」 現代文「分かりません」 古文「分かりません」 漢文「分かりません」 英語「そうか。みんな分からないのね。じゃあ教えてあげるわ」 そう言うと英語は現代文の口にキスをして口を動かした 現代文「えええええええ?!!何?!何?!」 英語「発音の仕方を教えただけじゃないの。何か驚く事でも?」 その後古文漢文が逃げ出したのは言うまでもない。 各人が「世の中で一番強い物は何か」について議論していた。 政治経済「みんな間違ってるで。所詮な、世の中金やねん。金の力が一番強いんや。」 数学「そんな事ないよ!論理の力はお金になんか負けないからね!」 生物「一番強いのは性よ。人間である限り逃れられないわ」 古文「この世で一番強いのは文化よ。この国いる限り影響を受ける」 現代文「あら、それを言うなら言葉じゃないかしら?文化の最もたるものよ」 世界史「一番強いのは歴史だよ。人類の歴史の力は偉大なの。」 地理「ねぇねぇ地学?この地球儀買わない?」 地学「ぇ・・・。地球儀?」 保健「なにこれ、なにこれ。なんか面白いw」 地理「ちょっと、乱暴に回さないでよね。」 地学「え、えと・・・。どうしようかな。。。」 地理「レトロな感じだし部屋に置くだけでも良いよ。安くするよ!」 保健「あ、エロマンガ島はっけ~んw」 地学「///」 数学「はぁ・・・」 給食「どうした?」 数学「給食ちゃんには分からないよ・・」 給食「身長の事か」 数学「なっ・・!ち、違う!別に背が低いから給食ちゃんが羨ましいとかってそんなことはないからっ!」 給食「・・・自分からカミングアウトか、ベタで分かりやすい奴め」 数学「ぁうー・・・上から見下ろして頭なでるなぁ!」 給食「運動すりゃ多少は伸びるだろうに あ、運動できないのか」 数学「わざとらしく間をあけるなっ!確かに苦手だけど出来ないってことはないんだから!」 給食「そうか、それならみんなを誘ってバスケットボールでもやるか? それともバレーボールがいいか?」 数学「なんで高さが要求されるものばっかりなのさ!!」 給食「というかだね、好き嫌いが多すぎるんだよ、数学は。牛乳飲め牛乳」 数学「に・・苦手なものは無理なのよーぅ・・」 給食「小さいままでいいのか?」 数学「ぅー・・・わかった・・・頑張る・・・」 給食「よしよし、頑張ったらご褒美にお菓子買ってあげよう」 数学「本当!?」 給食「子供ね・・・・」 数学「子供っていうなぁっ!!!」 保健「風邪ですか?」 日本史「ぉわっ!?・・びっくりさせんじゃねぇよっ!」 保健「バレてないって何ですか?・・・まさか非合法なクスリでも・・」 日本史「テメェ・・・俺を何だと思ってんだ?」 保健「ヤクザ屋さん・・・?」 日本史「お前な・・・」 保健「冗談ですよーぅ」 日本史「リアルなんだよ、お前の発言は」 保健「ははは、よく言われますぅ」 日本史「まったく・・・まぁ、いいや・・お疲れー」 保健「お疲れ様ですー」 ― 日本史「まったく・・迂闊に口を滑らせるわけにもいかねぇな・・・」 ぬこ「にゃー」 日本史「お、よーしよし、いい子で待ってたか?今ご飯用意しまちゅからねー」 ぬこ「にゃーん」 日本史「っくぅ~・・・かぁ~いぃ~!・・ほぉ~ら、ご飯でちゅよー、た~っぷりありまちゅからね~」 ぬこ「にゃー」 保健「にゃーん」 日本史「あら、今日はお友達も連れてき・・・た・・・の・・」 保健「にゃーん」 日本史「お・・・お・・・おまっ・・・!!!!?」 保健「おま・・・おま○こ?」 日本史「あ゛あああああああああああああああああああ!!!!!??なんだ!?何でテメェがぁぁぁぁああ!!?」 英語:とりあえずゴネる、訴えるとか言い出すが面倒になって文句をたれながら通過 現文:とりあえず今の気持ちで一文書く。 古文:とりあえず今の気持ちで一句詠む。 漢文:とりあえず今の気持ちで七言絶句。 数学:皆ランダムな量の中、確率的にはこんなものだと自分を納得させる。 物理:水量を測り他との誤差が大きすぎる、無効だからやり直せとゴネる。 化学:自前の蒸留水で水増し。 生物:この量では消費した水分を取り戻せないと熱論、ついでにただの水では吸収効率が悪いと主張。 地学:自分の分の水が用意されていたことに驚く。 体育:これも何かの試練と解釈、用意した人に感謝する。 政経:ゴネる、均等な水の配分がなされてないと主張。 美術:キレて水をぶちまける。が、それを見てインスピレーションが湧いたらしく補給なしで嬉々として通過 書道:キレて筆を取る。会心の作が出来上がるも墨をするのに水を消費、冷静になってから凹む。 保険:これも何かのプレイと解釈、変な汁が出てさらに水分消費 意中のあの人にアプローチ! 英語:積極的にゴーゴー!「I love you! I need you! I want you!」 現文:ラブレターを贈る。「拝啓、秋も近づき~・・・」 古文:目の前で一句詠む。が、肝心の掛詞が気付かれず半泣き。 漢文:目の前で自作の漢詩を披露。が、相手に全く意味が伝わらず凹む。 数学:「二人の出会いは確率的に奇跡としか言いようがありませんわ」 物理:「二人は互いの引力で引き寄せられてるの」相手は遠心力で逃げようと必死。 化学:惚れ薬を作ろうとする。自分を魅力的に見せようとかは考えない。 生物:「動物は好き?ペットを飼ってみたいとか思わない?私なんかはどうかな?」 地学:「も、もしよかったら、い、いっしょに星を観に行きませんかっ?」 地理:「旅に出てみません?」 政経:「一人より二人の方が経済的やと思うけど?」 倫理:「・・・二人が出会うのは必然、あの方もそうおっしゃってるわ」 現社:「き、近年少子化がますます進んでるようですがど、どど、どう思われますかっ?」 体育:「今度の大会で優勝したら、あの人に告白するんだ」下手すると死亡フラグ。 美術:相手をモデルにした絵を描く。が、先鋭的過ぎて理解不能 音楽:「貴方の演奏、心がこもってないわね。これは愛を謳った曲なんだから・・・ためしに誰かと付き合ってみるとかどう?」 書道:書として文字に表す。『愛』 家庭:「私料理好きなの、今度お弁当作ってあげようか?」 保険:「ねぇ、女の子の身体に興味ない?」 現文「・・・では文化祭の出し物についてですが、喫茶という案が出ておりますけど何か意見はありますか?」 家庭「あ、じゃあ私が服を作ります~、可愛いのいっぱい作るね」 政経「おいおいあんま凝ったもの作って収支大丈夫なんかいな?」 家庭「私個人で作るからいいのっ」 技術「ん、それじゃあ小道具とか設備は私がやるわ、体育は力仕事手伝ってな・・・美術は?」 美術「私も手伝いたいけど・・・私は学校全体の看板とか飾りつけやってるからあんま手伝えないかも」 現文「それじゃあ、飾りつけは技術さんが仕切ってください・・・他には?」 数学「会計は私にやらせてください!」 物理「え、わ、私も!」 漢文「物理はときおり計算合わないからやめたほうがいいネww」 物理「そ、そんなことないわよ!」 数学「物理ちゃんは端数を誤差とか言って切り捨てたりするからいけないんじゃないかなぁ?」 現社「あはは・・・あ、そういえば最近だとメイド喫茶って言うのが流行ってるみたいだけど、どうなのかな?」 保険「・・・・・・メイド?」 音楽「いいんじゃない?せっかくだから私なんか演奏しようか?BGMで」 書道「いいなそれ、私は・・・お品書きくらいかな、手伝えるのは」 生物「食べ物関係は、許可が必要・・・細菌検査とか」 現文「あ、そうですね・・・そこらへんは保険さんが得意かしら?」 保険「・・・え?あ、はいっ許可の話ですねッ!?」 政経「ボーっとしてたけど本当にわかってんの?何の許可か言うてみ」 保険「えーッと・・・風営法?」 全員「何故!?」 男子「ねぇ今暇?いっしょに回らない?」 地学「あ、いえ仕事中なので・・・きゃっ!?」 男子「いいじゃん、友達がバンドやってるから観に行こうよ」 日本「ちょっとアンタ!うちのシマで何勝手なことしとんの?」 男子「ヒッ!?」 日本「うちの従業員(モン)に手ェ出したらただじゃおかないよ!」 男子「す、すすすみませんっ!」 現文「・・・日本史さんを用心棒にってアイデアは正解みたいね」 漢文「ウチのクラス結構レベル高いからネー」 政経「まま、とりあえず侘びの言葉より注文の言葉が聞きたいなー。ケーキセットでええな?」 男子「あ、はい・・・」 現社「・・・・・・はぁ、政経さんのやりかたってどうなのかしら・・・・・・」 生物「・・・美人局・・・・・・ぼったくり喫茶」 保険「もう一つケーキ買ってくれたら・・・ちょっとだけね?」 生物「・・・のーぱん・・・おさわり喫茶」 現文「止めて!早く誰か保険さんを止めて!」 地理「ほーいお土産だよー金取るけど」 世界「あらあら真っ黒、どこ行ってきたの?」 地理「ま、いろいろとね・・・地学、これどう?隕石」 地学「・・・本物?だったら買うけど」 地理「さぁ?怪しいもんだったし300でいいや」 地学「本物だったらそんなに安くないと思うけど・・・一応調べるか、化学、研究室借りるね」 化学「どうぞー、奥の机が空いてるはずだから勝手に使って」 地理「んー・・・物理、これ買わない?」 物理「な、なんで私がそんな変な置物買わなきゃいけないのよ!?冗談じゃないわ!!」 地理「・・・・・・胸が大きくなる効果があるとか」 物理「買うわ。いくら?」 美術「・・・なぁ、これなんだ?」 地理「ああ、これ・・・古物商においてあった絵なんだけど・・・いる?」 美術「いや、ただどっかで見たような・・・」 政経「お、まさかの掘り出し物?」 美術「いきなり湧いてくるな!・・・塗りといい紙といい、贋作だな」 地理「そうかー残念」 美術「んーいや、だが結構いい勘してるぞ、安かったら買うが」 地理「お、まいどー♪書道書道ー、これさ文鎮代わりにいらない?」 書道「あーいや、それを文鎮にするセンスはないなー・・・」 保険「古代の秘薬とかはないのかしら?」 地理「え?んー、香水とかお香はあるけど」 保険「相手をメロメロにさせて一日中ケモノのようにしてしまうような媚薬とかは」 地理「いやありませんがそんなもの買って一体何をするつもりなのでしょうか保険さん」 理数系で一番は? 生物「私たちは擬人化とはいえ人間、生き物なんだから生物が一番だろ」 化学「生物の体内反応なんて所詮化学反応でしょ?wwだったら化学のほうが上ね」 生物「・・・」 物理「・・・ふんっ!その立派な化学反応も結局は物理的法則から行われてるわけだし、物理に勝てないわね」 化学「くっ・・・」 数学「・・・あ、あのぉ~、物理さんも数学を用いて法則を導いたり結果を予測したりするわけですから・・・ 数学の方が上なんじゃないでしょうか・・・」 物理「・・・ぅう・・・・・・」 化 生「・・・・・・」 数学「・・・あ、じゃあ私が一番ってことでいいですか?」 地学「・・・・・・じゃあ数学さん、数学を用いて生物の適応放散を説明できる?」 数学「ぇ・・・そ、それは・・・」 地学「ミクロ的なものの見方をすれば確かに理数系の根源は数学ね、でもそれで生物化学物理地学のすべてを説明できるわけじゃない」 数学「・・・」 地学「それぞれの分野にも得意不得意があるのだからどれが一番かなんて比べることはおかしいわ、 真理を見つける上で大事なのはどれだけ多面的な見方が出来るか、つまり私達がどれだけ力を合わせられるかってことなの」 物理「・・・ふん」 化学「・・・・・・」 生物「・・・・・・」 地学「と、いうわけで・・・・・・ ・・・・・・なんでみんなで話してるのに私だけハブられてるのよぉっ!?混ぜなさいよッ!!」 化学「え、いやだっていつも一人で本読んでるし」 物理「なんか邪魔しちゃ悪いかなーって」 生物「・・・・・・寂しかっただけなのね」 科目ネタでしりとり。物理の「り」から 物理「り・・・流動!」 政経「ウォルマート」 音楽「ト音記号」 地理「ウクライナ」 保健「中出し」 物理「・・・シュレディンガーの猫」 政経「コストパフォーマンス」 音楽「ス、ス・・・ストラヴィンスキー!」 地理「一体誰だよ・・・イタリア」 保健「アナル」 物理「・・・・・・」 地理「・・・ちょっとまって、それ保健ネタ?」 保健「当然よ・・・え、何でみんな目をそらすのよぅ?」 音楽「えーっと・・・物理の"つ"からな、はい物理」 物理「つ、対消滅」 保健「な、何で私飛ばされてるの?ねぇ?」 保健「問題です。興奮すると大きくなるものなぁんだ?」 日本史「なっ、何て問題出しやがる!?」 給食「…プッ」 日本史「なぁに笑ってやがんだゴルァ!!」 給食「あんたねぇ、それ引っかけ問題よ?」 日本史「え…?」 給食「そそ、答えはどう…」 保健「答えはおちんちんよ、給食ちゃんは惜しいけど 童貞じゃなくても大きくなるから」 給食「私は瞳孔と…」 日本史「何なんだコイツ等…」 給食「まぁ、日本史がエロい答えイメージしてたのは分かったがな」 日本史「しっ、してね~よ!バァーカッ!」 保健「寂しい時は相手するわよん」 日本史「いらねぇっつーの!」 化学「リゼルグ酸買えないか・・・。合成屋じゃないし、どうしよ。」 生物「あ、化学、どうした?」 化学(きゅぴーん)「フヒヒ!生物!お願いがあるんだけどぉー」 生物「な、何…?」 化学「あのさ、麦角菌培養してくれない?麦角菌!」 生物「…化学、だめだ」 化学(ちっ、ばれたか・・・) 生物「どうせ化学は私がせっかく培養しても殺しちゃうんだ。だめだよ。かわいそうだ!」 化学( ゚д゚ ) 写真 生物「・・・・・」パシャ・・・パシャ・・・ 男 「あれっ?生物、中庭で何撮ってんの?」 生物「・・・これ」 男 「・・・・毛虫?」 生物「・・・正確にはチャドクガの幼虫」 男 「ふ~ん、撮ってどうするの?」 生物「・・ノートにまとめてる。一冊目は犬、2冊目は猫。今が三冊目」 男 (何故ネコから虫へ・・・?)「好きなんだな・・・生き物が」 生物「・・・やはり虫は変かな?」 男 「いや、別にいいんじゃないかな?人それぞれ好きなものってあると思うし」 生物「・・・そう」 そう言って生物はその場を去っていった。その時見た横顔は、少し嬉しそうに見えた・・・
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【ミリマスSS】続・アイドルに拳銃を撃つフリをしてみたら 執筆開始日時 2015/06/15 元スレURL http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1434294485/ 概要 自己満自家発電 前回投下し忘れたアイドルがいたのでおかわりを用意しました 星井美希の場合 P「おーい、みー」 美希「はあぁぁぁぁにいいぃぃぃぃ!」ドドドド! P「きー、バーン!」 美希「ハニー!ハニーハニー!」ダキッ P「美希ー、撃たれたんだから少しはリアクションしてくれー」ダキツカレー 美希「愛の前に弾丸なんて無意味なの♪」スリスリスリ P「わっ、愛って凄い近い近いいい匂いする柔らかいー」 タグ ^星井美希 ^春日未来 ^我那覇響 ^ジュリア ^最上静香 ^徳川まつり ^天海春香 ^北上麗花 ^周防桃子 ^横山奈緒 関連SS 前作【ミリマスSS】アイドルに拳銃を撃つフリをしてみたら 次作【ミリマスSS】続々・アイドルに拳銃を撃つフリをしてみたら まとめサイト アムネジアss大全 ひとよにちゃんねる プロデューサーさんっ!SSですよ、SS! ポチッとSS!! SSまとめ SS古今東西 SSびより SS 森きのこ! wiki内他頁検索用 コメディ ミリオンライブ
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キャライロイロ -6月 梅雨に入りじとじとと毎日のように雨が降っている。 気温は高くないのだが湿気のせいで決して快適といえず生徒達はうちわで扇いだり アイスを食べたりして不快をしのぎ過ごしていた。 それ以外にも登校時雨で濡れたり外で行う運動部はまともに活動ができなかったりといろいろと 不便を強いられていた。 とはいえ自然現象だししょうがないといえばしょうがないのだがそれを我慢できない人物もなかにはいる。 13:00、昼休みという学生達にとっては束の間の団欒の時間。 個性あふれる生徒が集まる2-A教室でもそれは変わらない。 「あータイクツだぁーー」 モトキはダルそうにため息をつきながらまだ昼食を食べているユウトに向かい呟いた。 平時なら昼休みには校庭でサッカーをしたりして遊んでいる彼だが、この天候では それもできず教室でうなだれている。 ちょっと前までは教室で新聞紙を丸めて野球をやって遊んでいたのだがちょっと はしゃぎすぎたせいで教室の窓を割ってしまい担任に野球禁止令を出されてしまったのだ。 もぐもぐとサンドイッチを食べながらユウトはモトキの話を聞いていた。 「だってさ、もう1週間だぜ、1週間!雨降って部活も筋トレしかできないし 今だってこうしてやることなくて暇だしー」 「確かに結構雨続いてるね。でも梅雨だし仕方ないよ。」 「だけどオレこのまま何もできないんじゃカビが生えちゃうよー」 ユウトはそれならテストが近いんだし勉強でもしてればと言おうとしたがモトキに そんなこといっても無駄なので何かいい案を考えていた。 「うーんじゃあ体育館でバスケでもする?」 「あ、体育館はオレ今出入り禁止になってるからダメだ!」 「出入り禁止って・・・また何やらかしたんだ?」 「いやちょっとマットで遊んでたらマットが破けちまって」 やっちゃったよってな感じで笑っているモトキをユウトは呆れながら見ていた。 「なにやってんだよ・・・」 (いやまてよ、マットでってマットで何をしてたんだ?!まさかプロレスごっこや 柔道の寝技掛け合いとか・・・相手は誰だ!?タカヒロ?ナオキ?くぅ~俺も その場にいれば・・・) 「・・うらやましい」 「ん?ユウトなんかいったか?」 「へ?い、いやなんでもないよ。なんでも」 アハハとごまかしながら笑ってるユウトを相手にモトキは不思議そうな顔をしていた。 「(あぶない、あぶない)でもそうすると校外で遊ぶしかなくなるね。」 「外かー。いま金ねーんだよなぁ」 じゃあおとなしくしてるしかないねとユウトが言おうとしたところに陽気な声が聞こえてきた。 「よぉ、お二人さん暇そうだねぇ」 声をかけた人物が近づいてきた。 「タカヒロどうしたんだ?そんなにやにやして」 楽しそうな様子のタカヒロにモトキが尋ねた。 「いやーーこの長雨で二人とも暇でしょ!ていうか今そんな話してるの聞こえたし」 「俺たちが暇だとどうしてそんなにうれしいんだ?」 正確にいえばユウトはモトキと話してるだけで楽しいので暇だというわけではない のだけどとりあえず話を合わせた。 「ちょっとおもしろい暇つぶしを思いついてさ!で人数合わせのために今同じように 暇な奴等を探してたってわけ!」 「悪いけど遠慮するよ」 タカヒロが言い終わるの同時にユウトが言い放った。 「えーーなんでだよ!」 「お前の思いつきはいつもトラブルの原因になってるから」 「そんなことないってユウト!絶対おもしろいから!」 「ちょっとまて。なんでトラブルの部分を否定しないんだよ!」 「ほら少しくらいアクシデントがあったほうが人生楽しいと思うよ」 「だから・・!」 「まぁまぁユウト、せっかくだしタカヒロの話聞いてみようぜ!」 そういうとモトキはいつのまにかユウトの後ろにきてユウトに寄りかかった。 傍から見るとモトキがユウトを抱きかかえているような体制になっていた。 「ちょっ、も、、モトキ・・どいてっ(このままだと椅子から立てなくなる!)」 「ゴ、ゴメンユウト!重かったよなっ?!大丈夫か?」 モトキはあわててユウトの顔をのぞきながら必死にユウトの心配をしたがその行為自体がユウトをピンチに追いやってることに 本人は気づいていなかった。 「モトキモトキ!ユウトは大丈夫だよ。むしろ早く離れないとユウトはたっちゃってたてなくなっちゃうよ」 ニヤニヤしながらタカヒロはいってきた。 「は?立てなくなるのに立つのか?」 (てめぇぇ、バカヒロあとで覚えておけよ・・) ユウトはタカヒロに激しい怒りを覚えたがこれ以上話を長引かせればいろいろと面倒そうなので 「・・仕方ない話だけは聞くよ」 とユウトは折れるしかなかった。 「やっぱり二人ともいいやつだなぁ!」 「で、結局なにをするんだ?」 多少不機嫌になりながらユウトがタカヒロに尋ねた 「ふふん、聞いて驚けよ!おもしろい暇つぶしそれは・・」 『それは・・・?』 「鬼ごっこ!!」 「・・・・」 自信満々。鼻高々に叫ぶタカヒロを冷めた目でユウトは見つめていた。 「しょせんタカヒロか・・」 「おやおや、まさか俺の思いついたのがただの鬼ごっこだと思ったのかな。優等生のくせにユウト君は頭が働かないなぁ」 (なっ!バ、バカヒロのくせにーー!!) とりあえずユウトはタカヒロを頭の中で2、3発ぶん殴った。 「でさ、それって普通の鬼ごっことはどう違うんだ?!」 モトキのほうは興味津々といった感じで食いついた。 「それは・・・・放課後までのお楽しみってことで!」 肩透かしを食らわされてユウトは文句をいったがタカヒロはその鬼ごっこの準備や昼休み中に他の参加者を集めなきゃ ならないということでとりあえずこの場はいったん収めることになった。 「じゃあ放課後教室に残っててくれよな!」 そういってタカヒロは小走りで教室から出て行った。 「ユウト、放課後楽しみだな!」 「そう、俺はすっっっごく不安だけど」 放課後にモトキといっしょにいられることは素晴らしいことだがイヤな予感しかしないユウトは複雑な心境のまま午後の授業を受けることになった。 そして放課後 HRも終わり教室にはタカヒロによって集められたメンバーだけが残っていた。 タカヒロ、ユウト、モトキのほかにモトキと同じで雨でろく部活を行えないタケシとそのタケシに強引に連れられたトシ。そして同じく強引に 引き止められたゴウ。それと転校生のイザヤとナオキ、この二人は結構乗り気でタカヒロの誘いに乗ったらしい。 それと 「ごめんやっぱり帰る」 「・・・僕・・ちょっと用が」 「帰る、というか帰らせろ!」 ユウトとトシとゴウがその人物を見て反射的に口にした。 正しくいえばその人物【達】。残りの参加者は 『せっかくきたんだから楽しんでいってよ』 双子の兄弟カイとケイ、それに無理やり連れられてきたタロウということでここにいるのは合計で11人である。 他のメンバーはともかくカイとケイが1枚噛んでいるとなると絶対に無事に終わらない。そのことを熟知している3人は 一気にテンションがどん底まで下がりどうやっていち早くこの場から逃げられるか考えていた。 「じゃあさっそくルール説明」 カイがマイク片手に楽しそうに仕切りだした。 「まず今回は鬼ごっこということでみんなには鬼と逃げる人の2グループに分かれてもらうね。で逃げ役の人はこの校舎の中 を自由に逃げてもらって鬼は逃げた人を捕まる。制限時間内に全員捕まえれば鬼の勝ち、逃げ切れれば逃げ役の勝ち。 ここまでは普通の鬼ごっこだよね。・・・で今回の目玉はこれ!」 そういうとケイがもっていた鞄の中からなにやら取り出した。 「それってもしかして水鉄砲か?」 「ピンポーン。タケシ君大正解!」 どこからかとりだしたクラッカーを鳴らしながらカイが答えた。 「鬼にはこの水鉄砲を持ってもらって逃げる人を撃つ、つまりタッチの代わりに水鉄砲の水を当てるのが捕まえる条件ってことだよ」 「しつもーん」 「なんだい?モトキ君」 「水をあてるんじゃあ当たったか当たってないかって判り辛くないか?」 「そうそう、それにプールに入ってもないのに濡れるのはイヤだな」 モトキの質問に被せてナオキもしゃべってきた。 「そのことなら大丈夫だよ。ちょっと特別な水を使ってるから当たったらすぐに分かるようになってるから」 「ペイント弾みたいのですか?」 「まぁそんなところだねイザヤ君。それとすぐに消えるようになってるから制服が濡れる心配や汚れる心配もないしね♪」 「制限時間は1時間。一度鬼に捕まったらそれでおしまいだから逃げる人は気を付けてね。他に質問とかある?」 カイがそういうとユウトが手をあげて発言をした。 「さすがに校舎で騒いでたら怒られないか?」 「あ、そっちもぬかりないよ!タカヒロが佐藤先生にこっちの校舎の掃除を自主的にやるからって頼んだから多少騒がしくても 問題ないよ」 (それって問題ないのか??) ユウトはちょっとひっかかったが怒られるのはタカヒロだから別にかまわないって感じでその件に関してはスルーした。 そのあともいくつか双子から説明をうけたが水鉄砲以外は普通な鬼ごっこなのでユウトは少しだけだが安心感がでてきた。 (まぁこれくらいなら付き合ってあげてもいいかな。モトキともいっしょにいられるし) 「じゃあ質問もなさそうだし早速グループを分けようぜ。オレは鬼やりたーい」(タカヒロ) 「俺は探すの面倒だから逃げるほうにするぜ」(ゴウ) 「もちろん俺は逃げるほうだな。陸上部なめるなよ!」(タケシ) 「・・だったら僕は鬼やる」(トシ) 「もちろんオレは鬼な。でイザヤは逃げるのやってくれよ。絶対捕まえるから!」(ナオキ) 「ナオキ自信満々ですねー、でもボクも簡単には負けませんよ」(イザヤ) 「それじゃオレっちは逃げ役にするぜ!いっとくけど鬼ごっこでは負け知らずなんだぜオレ!」(モトキ) 「バランス的に自分が鬼にいったほうがいいかな(モトキといっしょに逃げるのもいいけどモトキを堂々と追い詰められるいい機(ry )」(ユウト) 「はぁ・・おれもやらなきゃ駄目だよな・・・じゃあ」(タロウ) 『僕達とタロウは逃げのほうで』(カイ・ケイ) たろうは「えっ」といった顔して言った。 「いやおれどっちかというと鬼のほうがやりたいんだけど。ていうか二人とも鬼やると思ってた。性格的に・・・」 「たまには逃げるほうもやってみたいと思ってね。別にいいでしょタローちゃん」 (まぁこの二人は逃げてるほうが平和にすみそうだしいっか) といった具合でグループ分けが終わりいよいよ放課後鬼ごっこが始まった。 「よし5分たったら探しにいくからな。レディ・・・ゴー」 タカヒロの掛け声とともに逃げ役のメンバーは校舎にちりぢりになっていった。 「よーしタローちゃんどこに隠れよっか?」 カイとケイ、そしてタロウは3人で行動していた。まぁタロウにカイとケイがくっついているという感じだが・・・ 「とりあえず人気がないところにいったほうが」 「さすがタローちゃん考えることもフツーだね♪」 「普通で悪かったな!ていうか鬼ごっこの定石じゃねーか」 「人気がない・・・じゃああそこがいいかな」 そういうとカイとケイは自分達の部室(占い研究会)の方へとタロウを連れて行った。 「はぁ、とりあえずここで鬼達が動き出すまでまつかな」 タロウは二人に連れられた部室の近くの階段の柱に隠れながら息をひそめた。 ~数分後~ 「もう鬼がおれたちを探し始めたころだなってお前達なにしてるんだよ?!」 タロウが二人をみると二人はタイクツそうに横になってくつろぎながら本を読んでいた。レジャーシートまで持参して。 「ん~もう飽きちゃったかも」 「ねーカイ、暇つぶしなのに暇だよねー」 「二人ともやる気あるのかよ!ていうか二人が鬼ごっこ準備したんじゃないのかよ」 「あれはタカヒロに頼まれたからだよ」 「そうそうちょっと面白いかもって思ったけどただ待ってるだけなんて退屈だよ。タローちゃんと一緒は楽しいけど」 それを聞いてタロウはため息をついて 「じゃあ鬼やってればよかったじゃんか」 といった。 『・・・それいいねー』 「え?あ、、お前らその手にあるのは」 「タローちゃんの想像通り水鉄砲だよー」 「へっへーくらえー」 そういうと二人はタロウに向かって水鉄砲を発射した。 「うわぁ、つめてーー、お前らー」 「ごめんねタローちゃん、でも水もしたたるいい男ってね」 「・・・ったく・・もうおれはゲームオーバーだからもう帰るからな」 多少ムカつきはしたがこの二人に振り回されるのはいつものことなのでもうさっさと帰り支度をして帰宅することにした。 「二人にかかわるとロクなことが・・・ってあれなんだこれ・・・」 タロウはなにやら体に違和感を感じた。さっき水があたったところが 「スースーするっておれの・・服が・・」 なんとタロウの制服に大きな穴が開いているのだった 「やった大・成・功!」 「やっぱりこの配合でやるとうまくいくんだね~」 「おい・・とりあえず説明しろ」 タロウはこの二人がなにをやったか大体想像はついたがとりあえず説明を求めた。 「この水はね洋服とかの科学繊維に付くとねその繊維を溶かしちゃうんだよー。」 「たまたまこれの実験をやってるときにタカヒロがきて何か鬼ごっこを面白くする方法はないかっていうもんだから」 「ちょっとみんなに協力してもらってこの水の効力を確かめてたんだ」 「だからタローちゃんの服が溶けてるのは実験成功の証なんだよねー」 「あ、ちなみに人体には特に影響ないから安心してね」 楽しそうにいう二人にいう二人にもう怒りをとおりこしてタロウは呆れていた。 「・・ていうか最初に服は水かけても平気だっていったじゃないか?!」 「僕は汚れないし濡れないっていっただけだよ。体温ですぐに蒸発するから濡れないし無色無臭だから汚れも心配ないってね」 「はぁーーお前らいいかげんに」 呆れてたタロウだがいくらなんでも悪気がなさすぎるふたりにガツンといってやろうと口を開こうとした瞬間 「ねぇタローちゃんのその姿ってすっごいいいよね」 「えっ?!」 「うん、肌がちょっとだけ見えてるしなんかイタズラしたくなるよねー」 そういいながら二人は水鉄砲を再びタロウに向けた。 「おい、ばかな真似はっていうかお前らも逃げ役だから鬼から逃げなきゃ同じ目にあうんだぞ。それに他のみんなだってこんなことになったら 騒ぎに・・」 「大丈夫僕たちの制服にはコーティングしてあるし、それに他のみんなが裸になっても僕たちには関係ないしねぇ。あ、でも明日みんなには タローちゃんから謝っといてねー」 「そうそうタローちゃんは自分の心配したほうがいいよ。このままだとジャージで下校する羽目になるかもよ」 そう言い終わると二人はじりじりとタロウのほうへと歩みを進めた。 「や、やめろ・・。くんな・・う、、うわぁぁぁぁぁぁ!!!」