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朝一発目 精液麻雀 知らなかったのか? 宮永からは逃れられない 私がモテないのはどう考えても京ちゃんが悪い ジェットストリームぽんこつ クレイジーサイコレズ・京咲の理解者 お義姉ちゃんとの関係・理想と現実の狭間揺らいで 仕事場にお弁当を持っていく咲ちゃん・飲み会で酒が回った京ちゃん 一緒にスーパーで買い物 お姉ちゃん 休日にまったり耳かき・久しぶりに姉も誰もいない二人っきりの京咲 照にあすなろ抱きされて耳元で囁かれる京太郎・照の誕生日京太郎独占権プレゼント 内弁慶 鍋料理 紅葉狩りに行く・川の字で寝る・旅館で家族風呂 子供に「伯母さん」と呼ばれる照・お父さんと叔母さん 父親の気持ち 膝の上に座って充電 優希と和が訪ねてくる・高校時代の麻雀部員との会話 告白 子供の名前を考える夫婦とDQNネームをつけたがる照 突然の大雨に濡れてしまったので三人でお風呂・宮永家全員とヤる 看病 酔っ払って前後不覚に陥りながらなんとか家に帰って玄関に倒れ込み、むくれながらスーツを脱がそうとしたらすごい勢いで手を振り払って「止めてくれ、家に妻がいるんだ」と喚いて気を失う京咲 いい嫁さん 子供の授業参観などの学校行事 夫婦喧嘩してから仲直りまで・子供達が京ちゃんを独占していることに嫉妬して、パパは10年も前からママのなのーって嫉妬する咲ちゃん 押入れを整理してたら高校時代のセーラー服出てきて、ついつい着ちゃう咲ちゃん 界さんが京ちゃん呼びする理由・両親視点での生活風景 出産前後の京咲 恋人になってからの初デート お産間際のみやながけ 咲ちゃんは友達が少ない・京咲家デートの割合 京太郎と照の浮気疑惑・照と京ちゃん夫婦に間違われて咲ちゃん嫉妬 京咲最大のプレゼントは感謝の言葉 女子会にて少女漫画などに良くある壁ドン顎クイetc.の話で盛り上がるもよく考えたら全て京ちゃんにされていた咲ちゃん プロポーズ 結婚前、界さんに嫁さんにくださいな挨拶をする京ちゃん咲ちゃん 京咲が結婚後に宮永家に住んでなかったら・結婚初期の話 妊娠発覚時の様子 照視点で何か 照とロッカーに入ってしまって嫉妬する咲ちゃん バレンタイン 会社の飲み会 家族みんなでトランプ遊び・みんな幸せな風景 何かと頼りにされる咲ちゃん(の夫) 照の試合中継をおうちでテレビ観戦京咲 京咲照で海水浴 子供が風邪を引いたら自分が代わりになってあげたいと思う京咲 ハロウィン・いつもの調子じゃなくてガチ本気で京太郎に迫る照・ほのぼの定期って、次あたりでまた盛るんだろ! 清澄麻雀部全員での同窓会で盛大にのろける京咲とかさ 友情破壊ゲームをプレイしたのに、さらに絆が深まった京咲 京太郎たちが3年の卒業式 本スレ 【咲-Saki-】京太郎「みやながけ?」咲「京咲だよっ!」 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1443023066/ 【咲-Saki-】京太郎「みやながけ」咲「京咲!」 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1444022970/ 【咲-Saki-】京太郎「一家団欒」咲「宮永家!」 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1444232227/ 【咲-Saki-】京太郎「みやながけ」照「京咲照」咲「京咲でしょ!」 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1445021542/
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咲「な、何を言ってるの京ちゃん」 咲「あんなにおもちが好きだった京ちゃんがお尻!?」 咲「熱があるんじゃ……」 京太郎「咲、俺は尻の良さに目覚めただけだ」 京太郎「今までたんにおもちおもち……俺はガキだったんだよ」 咲「本当にどうしたの京ちゃん」 咲「今日だってあんなに和ちゃんのおもちを凝視してたのに」 京太郎「まああれは別格だろ」 京太郎「だがしかし、俺はおもちすら越える究極の尻に出会ったんだ」 咲「そんな……あの京ちゃんがおもち至上主義を捨てるだなんて」 咲「一体どんなお尻なんだろう」 京太郎「なら行くか」 咲「行くって?」 京太郎「究極の尻に会いに行くのさ」 塞「それで、こんな再現ドラマを見せられてこっちは一体どうしたらいいの?」 豊音「ちょー泣けるお話だったよー」 エイスリン「!?」 咲「いかがでした? 私としては和ちゃん役の時に装着したのどっぱい完全再現おもちが力作だったんですけど」 塞「今のに原村さん出てきてないよね!?」 咲「一応お土産に持ってきたんです」 胡桃(デカい……!) 咲「重さ大きさ柔らかさ全て完全に和ちゃんのおもちを再現したんですよ」 咲「更に今なら和ちゃんのサイン入り!」 京太郎「もらうの苦労したんですよー」 京太郎「散々セクハラだの訴訟だの罵倒され号泣されまして」 咲「大変だったよねー」 京太郎「なー」 塞(この人達なんなんだろう) 豊音「うわー、原村さんのサインとかちょー欲しいよー! しかも本人完全再現のおもちにサインだなんてちょーレアものだよ!」 胡桃「豊音ちょっと! こんなあやしい人達から何かもらうとかヤバいって!」 咲「そんなことありませんって」ニコ 京太郎「あやしくなんてないですよ」ニコ エイスリン「ウワ……」 塞(なんて怪しい笑顔) 塞「あの、それで本当に貴方達は一体何が目的で」 咲「あれ? 伝わってませんでした?」 京太郎「さっきの再現ドラマに全てを込めたつもりだったんですが……俺もまだまだってことか」 豊音「そんなことなかったよー! ちょー面白かったし」 京太郎「ありがとうございます」 咲「あ、これどうぞ」 豊音「うわー、ありがとう! 原村さんのサインゲットだよー!」 咲「喜んでもらえてうれしいです」 京太郎「それでお願いがあるんですが」 胡桃(きた!) 豊音「何かな?」 京太郎「お願いします!」 エイスリン「ドゲザ!? ドゲザナンデ!?」 塞「ちょ、ちょっと」 京太郎「臼沢さんを充電させていただけないでしょうか!」 塞「え?」 京太郎「お願いします! お願いします!」 塞「え? ちょっと?」 胡桃「充電ってまさか」 咲「そのまさかですよ。鹿倉さんが小瀬川さんにされてるあれです」 胡桃「なんで知ってるの!?」 咲「迷って偶然宮守さんの控室を覗いてしまった時にちょっと」 咲「それを京ちゃんに話したらもこれですよ」 京太郎「お願いします! お願いします!」 豊音「塞? 充電ならちょっとくらいいいんじゃないかな」 塞「豊音は何を言ってるの!」 豊音「だって原村さんのサインもらっちゃったし」 胡桃(豊音はダメだ!) 京太郎「お願いします! お願いしまs」 白望「ちょいタンマ」 京太郎「はい?」 咲「なんでしょうか、小瀬川さん」 白望「君達はいきなりここにきて塞を充電したいだなんて言ってるけど」 塞(シロ……!) 胡桃(流石シロ!) 白望「私がそれをどれだけ我慢していると知ってそんなことを言っているのか」 白望「どこの馬の骨ともしれない貴方達に塞のお尻は渡せない」 豊音(あ、駄目だ) 咲「ああ、なるほど……」 白望「貴方達は一体どれだけ塞を知っているというのか」 白望「塞のことを何も知らない、ただ体だけを見て欲情するような人に塞のお尻、略してさえじりは渡せない」 胡桃(何言ってるんだコイツ) 豊音(ほとんど略してないよね?) 京太郎「確かに……」 咲「京ちゃん?」 京太郎「確かに俺が小瀬川さんの立場だったなら」 京太郎「いきなりやってきて人類の宝とも言える尻を充電させろとか言われたら切れるだろう」 京太郎「でも、それでも!」 京太郎「俺は!」 京太郎「臼沢さんを充電したいんです! お願いします!」 塞「えっと」 白望「却下」 京太郎「お願いします!」 白望「大体下心丸出しで充電なんて許される訳が無い」 白望「お昼休み、部活終了後、果てはプールの授業後、さまざまなシチュエーションで私が充電を提案しても塞はしてくれなかった」 白望「そんな私を差し置いてどうして君が充電してもらえると思っているのか」 豊音「本当に一回もシロで充電してないの?」 塞「冗談だと思ってたし……すぐに胡桃が充電してたし」 白望「塞がどうやっても充電してくれないから私のダルさが限界を突破しているというのに」 塞「シロ……?」 白望「ちょいタンマ」 胡桃「え?」 豊音「なんでここで?」 咲「……まさか」 エイスリン「?」 白望「うん」 白望「お願いします! 充電してください!」 京太郎「お願いします!」 咲「さあ臼沢さん! どっちを選ぶんですか!?」 咲「私としましてはやはり京ちゃんを推させていただくわけですが」 塞「えっと……シr」 咲「ちょいタンマ」 咲「いいんですか、本当に」 咲「京ちゃんはいいですよ。まず料理が出来ます。それに常日頃から雑用で鍛えておりますのでなかなかの筋肉です」 咲「いかがでしょう、ほんのちょっとでも京ちゃんで充電を試していただく、というのは」 塞「そんなこと言われてもよく知らない男の子でいきなり充電するとか恥ずかしいし」 京太郎「恥ずかしくなんてありませんよ!」 京太郎「臼沢さんのお尻はどこに出しても恥ずかしくなんてありません! 世界一ですよ!」 京太郎「俺が保証します! 自信を持ってください!」 塞「そういうことじゃないんだけどな」 白望「塞、そんなのほっといて早くこっちに」 咲「抜け駆け禁止ですよ」 咲「これじゃあ埒があきませんね」 エイスリン「イッタイドウシタラ」 塞「なにもしないでこのままお帰りいただくってのが一番なんだけど」 豊音「あ、そうだ! いいこと思いついたよ!」 胡桃「何? 豊音」 京太郎「お願いします! お願いします!」 白望「お願いします!」 豊音「いっそ塞の充電をかけて勝負すればいいんじゃないかな!」 塞「」 ドア「ガチャ」 玄「それなら私達も」 初美「混ぜてもらのですよー」 初美「臼沢さんを充電できると聞いたら黙ってはいられないですよー!」 玄「臼沢さんを後ろからもみくちゃにできるって聞いてきました!」 胡桃「いきなり何!?」 豊音「ちょー盛り上がってきたよー!」 エイスリン「チョウ! エキサイティン!」 塞「どうしてこうなった」 咲「どうするの京ちゃん、敵が増えたよ」 京太郎「ううむ」 白望「怖気づいたならそのまま帰るがいい」 京太郎「なんだと!」 白望「塞、私は勝つから」 白望「絶対に勝って塞を充電してみせる」 胡桃「シロがやる気になるなんて」 初美「貧弱な坊やはおめおめと逃げ帰るのがお似合いですよー」 玄「おもちを後ろからわしづかみにしていいんですよね? え? 駄目なんですか?」 京太郎「……」 咲「京ちゃん……?」 京太郎「大丈夫だ、咲」 京太郎「俺も男だ! ここまで言われてはいそうですか、なんて引きさがれるかよ!」 咲「京ちゃん!」 豊音「それじゃあせっかく四人いるんだし勝負の内容は脱衣麻雀にするよー」 エイスリン「ダツイ……」 胡桃「麻雀!?」 塞「ちょ、豊音何言ってるの!」 豊音「えー、面白いと思うんだけどなー。それに」 豊音「選手たちはもうヤる気まんまんみたいだよー」 白望「ダル……」 玄「え? 小瀬川さんのおもちを合法的に見放題なんですか? いいんですか!?」 京太郎「ちょっと待てよ咲! 目隠しなんてされたら麻雀打てないっての!」 咲「いきなり鼻の下伸ばした京ちゃんが何を言ってるの!」 初美(えらく不利な勝負になりましたね……) 豊音「ね!」 塞「あー……うん」 初美「それじゃあ席決めますよー」 初美(もはや最初から北家を引くしか!) 玄「了解です!」 白望「麻雀とか時間かかってダルいし……さっさと終わらせる」 京太郎「だから目隠しは勘弁してくれよ咲! 麻雀にならないだろ!」 咲「盲牌くらい出来るでしょ?」 京太郎「無理に決まってるだろ」 咲「なら私が耳打ちするから」 胡桃「席順は次の通りだね」 東家:初美(なんでタチ親引きますかね……) 南家:京太郎「なあ、配牌を並べることすらできないんだが」 咲「いいから」 西家:白望(永水がいきなり北家よりはダルくないか) 北家:玄「小瀬川さんがお隣ですか!」 豊音「闘牌開始ッッッッッ!!!」 初美(こうなったらさっさと流していきますよー) 京太郎「なあ、これ本当にイーソウであってんの?」 咲「うん」 白望「だる……」 玄「やっぱりドラは私の所に来るようですのだ」 胡桃「さあ解説の豊音さん、試合が始まりましたが」 豊音「みなさんちょー気合いが入ってますねー」 塞「何このノリ」 エイスリン「シーッ」 豊音「塞は商品なんだから特定の誰かを応援しちゃだめだよー」 塞「帰りたい」 玄(この戦い、一見ただ脱がしていけば勝てるように思えるが……違う!) 玄(必ず勝利することは必定、さらに小瀬川さんのおもちを思う存分観賞するためには厳しい条件が存在する!) 玄(まず一つ、目の前の金髪君がとにかくどうでもいい!) 玄(そしてもう一つ! これが一番の障害だけれど……とにかく永水の薄墨さん!) 玄(下手をすると一瞬で飛んで終わりかねない! 私が狙えるのはそうなると必然的に小瀬川さんのみ……) 玄(へっ、なかなか面白くなってきやがったのです……!) 白望「ロン」 初美「あうう……はいですよー……」 玄(何だ……!?) 玄(今何が……!?) 玄(何故……何故小瀬川さんが薄墨さんから上がっている……!) 玄(どうして……どうしてこんなことが……!) 京太郎「なあどうなったの?」 咲「小瀬川さんが薄墨さんから上がったよ」 京太郎「ふーん」 豊音「さあお楽しみの脱衣タイムだよー」 胡桃「薄墨さんはもう残り一枚ですが大丈夫でしょうか」 豊音「是非頑張ってほしいところだよねー」 初美「いつもの格好がここまで不利だとは思わなかったですよー」 玄「次! さっさと次に行くのです!」 白望「ダルいいさっさと全員ひんむく……」 京太郎「なあ咲」 咲「目隠しは取らないからね」 玄(ヤバい……これはヤバい……!) 玄(もう薄墨さんがリーチとか洒落にならない……) 玄(一体どうすれば……) 初美「いいんですかー? ドラなんて切ってー」 玄「はい? あ」 初美「ロンですよー」 京太郎「頼む咲! 目隠しを! 目隠しを外してくれ!」 咲「どうせ最初は靴下とかでしょ」 玄「まあそうなんですけど」 初美「さっさと次に行きますよー」 豊音「なんで脱衣系は最初は無難なとこしか脱がないのでしょうか」 胡桃「むしろ最初からクライマックスな薄墨さんが特殊ですね」 東三局 京太郎「んじゃあこれ」 咲「京ちゃん、それ東じゃなくて5ピンだけど」 京太郎「へっ?」 初美「ロンですよー」 玄「はいはい誰得ですか」 京太郎「じゃあ目隠しを……」 咲「はい上着脱がすからバンザイしてねー」 エイスリン「!」 豊音「エイスリンさんスケッチの勢いが凄いよー」 東4局 玄「」 初美「」 京太郎「さっさと目隠しを外すんだ咲!」 咲「だが断る」 豊音「まあ予想通りの結果でしたよねー」 胡桃「ですよねー」 白望「ところで」 豊音「何? シロー」 白望「これ誰か一人が残るまでやるの?」 豊音「あっ」 豊音「せっかくだし最後の一人までやればいいんじゃないかなー」 塞「いやほんとそこまでしなくても」 胡桃「はいはい景品は黙っててねー」 豊音「さくさくいくよー」 玄「ツモ! ツモツモツモツモツモ!!!!」 玄「全員脱ぐのです! ハリー!」 玄(小瀬川さんを脱がせることについに成功したのです!) 京太郎「もうパンツと靴下になってしまうんだが目隠しを衣服にカウントすることは」 咲「ダメダヨ」 初美「もう脱ぐものなんてありませんし」 白望「だる……靴下でいいや」 玄「ロン!!」 玄(やったのです! 小瀬川さんに直撃ですのだ!) 京太郎「なあ」 咲「すいませーん、臼沢さん京ちゃんが目隠し外したいって五月蠅いんですけど」 塞「流石にそれ外すような人では充電したくないかな」 京太郎「もっと厳重にしてくれてもかまわないぞ咲」 白望「だる……」 豊音「南3局、ついに須賀君がリーチだよ!」 胡桃「流石に宮永さんも靴下を脱がせに行ったね」 京太郎「負けられない! 俺は臼沢さんを充電するんだ!」 初美「いくらイケメンでもパンツ一丁はしまらないですねー」 白望「ちょいタンマ」 白望「……あー、はい」 玄(小瀬川さんのおもち! 下着越しでも分かるあの素敵な形!) 白望「ロン」 玄「え?」 豊音「半荘終了ー!」 胡桃「結局全裸は薄墨さんだけだったね」 塞「全裸ロリと半裸JK二人と目隠しパン一イケメン……通報されたら終わるなあ」 白望「半荘終わったけどどうするの、まだ続ける?」 豊音「どうしようねーアハハ」 初美「どうせ私はもう脱げないですしやる気失せましたよ……」 玄「私はまだ続けても……」 宥「玄ちゃん何やってるの、もう帰るよー」 玄「お姉ちゃん待ってー」 初美「……私も帰りますねー」 胡桃「あ、はい」 白望「で、メンツがへった訳だけど」 咲「流石にこれ以上ご迷惑をおかけするわけにもいかないので私達も帰りますね」 京太郎「ちょ、咲、目隠ししたままひっぱんなよ!」 咲「それじゃあお騒がせしました」 塞「本当にね……」 豊音「またねー」 エイスリン「バイバーイ」 塞「何だったんだろうねアレ」 豊音「よく分からなかったけどちょーおもしろかったよー」 胡桃「それじゃあ私達もご飯でも食べに行こうか」 エイスリン「イク!」 塞「あ、じゃあ」 豊音「塞は何を言ってるのかなー」 胡桃「塞はいいから残る!」 エイスリン「オミヤゲカッテクルネ」 塞「え?」 白望「ほら塞」 塞「シロ?」 白望「充電するから」 京太郎「なあ、俺うまくやれてたか?」 咲「ばっちりだったよ。ていうかよくあそこまでお尻について熱く語ったね」 京太郎「そりゃあまあ」 京太郎「宮守の人達にあそこまでお願いされたらなあ」 咲「お願いされたらパンツ一丁にもなるんだね」 京太郎「俺が麻雀弱いの知ってんだろが」 咲「はいはい。薄墨さんと松実さんもよくあんなの手伝ってくれたよね」 京太郎「だよなあ。まあ脱衣麻雀とか聞いてなかったからかもしれないけどな」 咲「あれにはびっくりしたよね……」 京太郎「目隠しとか準備よすぎとは思ったけどな」 京太郎「まあそんなことよりだな、咲」 京太郎「俺が充電なんかしても効果なんてないんじゃないのか?」 咲「いいから京ちゃんはおとなしく充電器してればいいの!」 おわり
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プロローグ side京太郎 京太郎『そうそう、だから引っ越すことになったんだよ』 京太郎『いや、そう言われても親父の仕事の都合だって。悪かったって』 京太郎『おいおい、もう会えないって訳でもないし、電話だってこうして今みたいにできるんだから、そんなこと言うなよ』 京太郎『だからお前も携帯持てって……そこは頑張れよお前』 京太郎『引っ越し先?あぁ、奈良だよ。昔、小6くらいの時に1週間くらい休んだ時あったろ?そん時行ったことあるんだよ』 京太郎『おぉ、よく覚えてたな。そうだよ、その時地元の子供に誘われて麻雀覚えたんだ』 京太郎『お前とたまに麻雀やるようになったのもその頃からだよな……あの頃は+-0ばっかで酷かったよなお前』 京太郎『ん?あぁ、俺もそこまで遊んだ奴らのことしっかり覚えてる訳じゃないけど……小学生なのに、とんでもないおもちの持ち主はいたな』 京太郎『……なんだよ、なんか文句あるのかよ』 京太郎『うるせー、麻雀と勉強以外なら相手してやる』 京太郎『引っ越し先?詳しく?俺もまだそこまで詳しくは聞いてないけど、確か……』 京太郎『阿知賀ってとこだ』 憧「あーもう、めんどくさいなー」 晴絵「ほらほら、もーちょいで大掃除も終わるし、頑張れ頑張れ」 憧「分かってるわよー」 穏乃「それにしても、結構やることあるもんだねー」 玄「毎週掃除はしてたけど、やっぱり徹底的な大掃除となったらやることは増えるのです」 憧「さすが旅館の娘。で、宥姉は今なにしてんの?」 宥「す、ストーブのお掃除……」 灼「もうピカピカだとおも……」 宥「ううん、もっと綺麗にしておくと、もっともっとあったかくなるの~」 玄「おかげでうちの暖房器具は年中綺麗なのです」 穏乃「へー、アレ?京太郎は?」 灼「さっきゴミ捨てに……ん?」ピリリ 灼「京太郎からメール……『色々と必要なものを思い出したので、そのまま買い物やってきます』って」 憧「必要なものって……誰よりも掃除道具そろえて、一番働いてたのに何がいるってんだか……」 穏乃「んじゃあこっちは後は宥さんと使ってないロッカーを…わっ!?」バサバサッ 晴絵「おいおい、そこは今日京太郎が荷物置いてるって、最初に言ってたろ?」 玄「京太郎くんの鞄が……荷物も散らばっちゃって」 灼「早く拾って、京太郎に謝っとこ?」 穏乃「はい……ゴメン京太郎」 憧「全く……ん?このノート……」ペラッ 4月×日 引っ越しの片づけも済んだし、今日から新しい日記を書いて行こう 長野から奈良の阿知賀まで引っ越し、ここには以前来たことがあるが、あんまり覚えてないな 地元の子と遊んだ覚えはあるんだがなー ま、のんびりやっていくか 今日は疲れたし、さっさと寝るに限る 咲には明日にでも連絡するか 憧「これは……京太郎の日記?」 穏乃「えぇ!?京太郎って日記書いてたんだ!」 玄「ほほぅ……つまり京太郎くんが隠しているおもちのことが!?」 灼「それは無いとおも……」 宥「か、勝手に読んだら駄目だよ~」 憧「えー?宥姉も気になるんじゃない?」 宥「そ、それは……」 晴絵「そうね、憧。教師として、それはちょっとどうかと思うわ」 穏乃「赤土先生……」 晴絵「あ?もしもし京太郎?買い物どう?ちょっと買ってきて欲しいものがあるんだけど……そうそう、ちょっと開いてる店遠いんだけど」 晴絵「いける?時間かかる?いいっていいって。ちゃんとみんなで待ってるから。うん、じゃ、戻ってくる前には連絡ね」ピッ 憧「……ハルエ、本音は?」 晴絵「え?面白そうじゃない?ここで止めるのも無粋ってもんだし?」 灼「ハルちゃん……」 晴絵「ま、本当にまずそうなことあったらすぐ終わり。もしもの時は責任とって、京太郎に宥の胸でも揉ませればいいでしょ」 宥「えぇっ?」 玄「お姉ちゃんのおもちなら大丈夫ですのだ!」 穏乃「うーん……確かに京太郎ならそれで喜びそう」 灼「それもどうかと思うけどね……」 憧「じゃ、続きいくわよー?」 4月○日 今日は少し辺りを散策してみた 俺が入学予定の阿知賀学院や和菓子屋や神社、ボーリング場や旅館など、色々見て回った そーいや昔こっちに来た時、同年代の女の子3人が子供用の麻雀教室に連れてってくれたっけ あれはどっかの学校だったと思うんだけど、女子校だったよな……ま、いっか 旅館は、昔来たとき泊まった旅館、松実館という旅館だ 外から様子を見ただけだが、少し懐かしく感じた 確かここの娘さんとも仲良くなったっけ。名前は……やべ、思い出せねぇ 女の子だが、おもちに対しての理解がある娘だったのは覚えてるんだがな そんなことを考えながら旅館の近くを歩いていると、宿泊客っぽい、なかなかいいおもちの女性が歩いていた 女性はそのまま旅館に入っていったが……おかしい、おもちの揺れが不自然だ アレは……パッドか? そう思っていると、つい「……パッド?」と声に出ていたようだった すると、「……確かにすばらしいおもちのように見えますが、アレはパッドですのだ」そう後ろから声が聞こえた 振り返ると、制服を着たなかなかにすばらなおもちの女の子が立っていた 女の子は悲しそうに目をつぶって首を横に振り、「と、急ぎなので失礼します」そう言って旅館の方に走っていった そのおもちの揺れはまさに本物だった しかし……どっかで会ったことあるような…… 憧「……玄……あんたって……」 宥「く、玄ちゃんだから……うん……」 灼「……はぁ」 穏乃「あ、あはは……」 玄「な、何?京太郎くんとのファーストコンタクトなのにこの冷たい反応は?」 晴絵「いやー、まぁしゃーないってか……というか京太郎もパッドの見分けとかつくのか。すごいな」 玄「この程度当然ですのだ!」 憧「はいはい。そーいや子供用の麻雀教室ってあるけど、これってアレよね?」 穏乃「だね。あ、次で書いてあるよ」 4月△日 今日は高校の入学式、だったんだが…… 去年まで女子校だったとか聞いてねーよ 男子10人いないし、めっちゃ浮いてるわ。誰だコイツ?って感じでめっちゃ見られたわ しかし元女子校、ってことと、実際に校内を見てみたことで思い出した 小6の時、ここの教室を使った麻雀教室に来たんだ俺 確か、ポニテにジャージの子と、ショートの活発そうな子、それと小6とは思えないおもちの子 この3人に誘われて来たっけ 懐かしいし、思い出したのはいいんだが、流石に小6の時、1週間だけ遊んだ相手なんて向こうも覚えてないだろうな ま、いいや。明日にでも記憶を頼りに、当時の教室でも探してみるか 憧「やっぱりね」 穏乃「小6の時、たまたま1人でいるとこ見つけて誘ったっけ」 憧「そうそう。私とシズはすぐに打ち解けたけど、和だけ少し警戒してたわよね」 玄「一緒に和ちゃんのおもちに触れる方法考えたりしたなぁ」 灼「……小学生と一緒に何やってるの」 宥「あはは……」 晴絵「当時、シズと憧と和が男連れてきた、って結構覚えてたのにね」 憧「まー、1週間もいなかったし仕方ないんじゃない?でも和のことは覚えてたっぽく書いてあるわね……」 玄「あのおもちを忘れるなんてとんでもない!」 宥「そ、そういうことで覚えてたの~?」 灼「まぁ、京太郎だし?」 穏乃「確か、この翌日だったっけ?京太郎が来たの」 晴絵「そーね。次の日の部活の時間だったかしら」 4月□日 今日、授業が終わってから麻雀教室の部屋を探しにいった 以外と覚えているもので、あっさりとたどり着いた まだ麻雀教室やってるのか?と思いながらドアを開けると、 そこではポニテの子、ツーサイドアップ、というのか?その髪型の子、ショートボブの子。やけに厚着をしている子、の4人が普通に麻雀をやっていた 俺も驚いたが、向こうはもっと驚いたのだろう いきなり「だ、誰!?」って言われた とりあえず生徒だと言ったが、当然だがまだ警戒されているようだった 黙っていても仕方ないので、子供用の麻雀教室とかやってないのか聞くと、今度はさらに驚いた顔をされた 「……なんでアンタここで麻雀クラブやってたの知ってんの?」と、ツーサイドアップの子に言われた 隠すようなことでもないので、昔1週間ほどここに来たことがあること、3人の女の子に誘われて麻雀を教わったことを言った するとその子は少し考えるような素振りを見せ、 「その3人って……1人はこんな感じでジャージじゃなかった?」そう言ってポニテの子を立たせた ……同じクラスだったか?立たせた子もそうだ。と思いながらよくポニテの方を見ると、会ったことがあるような気がしないでもなかった ポニテの子もじーっと俺の方を見たと思うと、「……あぁ!!京太郎!?」いきなり大声で俺の名前を呼んだ 呼ばれて思い出した。そうだ、昔誘ってくれた1人はこの子だ。いや、それよりも驚くべきことがあって、俺はついそれを言ってしまった 「なんでお前小6の時とあんま変わらないんだ!?」言った後、怒られた しばし怒られた後、改めて自己紹介と、そしてお互いに覚えていることを話した 4人は高鴨穏乃、新子憧、鷺森灼、松実宥というらしい。鷺森さんはひとつ上、松実さんはふたつ上だった 小6の時、俺を誘ってくれた3人の内、1人は高鴨さん、もう1人がなんと新子さんだった 新子さんの方は高鴨さんと違ってかなり変わっていて、また驚いた 俺と違い、2人はちゃんと名前まで覚えていてくれたらしい ありがたいけど、忘れてた自分が情けねぇ 「色々と話したいこと、聞きたいことがあるのは分かった。でも、明日また来てくれない?」と、鷺森さんに言われた なんでも、今日はもう1人いる部員は休みで、顧問の先生は今日は用事で来れるか分からないらしい 明日、今度はちゃんと全員揃うから、その時また来てほしい、とのことだった 勿論それでOKだ また明日、授業が終わったらここに、という訳で今日は帰った それにしても、まさか3人の内2人に会えるなんてな もう1人、名前は原村和というらしい、あのおもちが今どうなってるか、気になるところだ 晴絵「確かこの日玄は用事があって、私は新学期で色々忙しくて来れなくて、後で聞いて驚いたわー」 玄「京太郎くんが来てると知ってれば来たのに……」 灼「それは仕方な……」 穏乃「それにしても、小6から変わってないは失礼だよね!自分が背高いからって、私だってちゃんと背伸びたりしてるんだよ!?」 憧「……怒るのは仕方ないけど、京太郎の反応ももっともだと思うわ」 穏乃「憧まで言うの!?」 憧「未だに小学校の時と同じジャージ来てるくせに何を言うか」 穏乃「い、一応サイズは大きくしてるし!」 憧「そういう問題じゃないっ!」 宥「つ、次いこ~?」 4月●日 授業が終わり、高鴨さんと新子さんと一緒に元麻雀クラブ、現麻雀部室まで行った 高鴨さんの方は普通に話してくれるが、新子さんはまだ少し距離を取られているような感じだった 部室に着くと、昨日会った鷺森さんに松実さん、それと、なんと以前松実館前で会った子、それと、副担任の赤土先生がいた 以前松実館前で会った子、松実玄さんと言うらしく、松実宥さんの妹らしい 松実館の娘さん、そして、おもち好き。それで思い出した。麻雀クラブと旅館、両方で玄さん(本人からそう呼ぶように言われた)と会っていたこと おもちの柔らかさ、いかにして自然におもちに触れるかについて話し合ったことについて、やっと思い出した 玄さんの方は、この前俺と会って、少ししてから思い出していたらしい。また会えて嬉しいと言ってくれた 玄さんとの話が終わると、赤土先生が話してくれた 赤土先生は、昔ここでの麻雀クラブで教えていて、俺のこともちゃんと覚えていてくれたらしい 俺、高鴨さん、新子さん、原村和さんでここに来たこと、俺に麻雀を教えてくれたこと、1週間も無かったけど、俺も一緒に楽しくやっていたこと 言われて思い出してばっかりだけど、嬉しかった そして、俺と麻雀クラブに関する話が終わり、今の話をしてくれた 今、阿知賀の麻雀部として部員5人顧問1人でやっていること 何より、本気でインハイ出場を目指していること 赤土先生は、入部自体するなら歓迎するけど昔みたいに楽しいだけじゃない、と言ってくれた インハイ出場を目指している、ということに驚いたが、みんなの反応を見るに本気らしい 俺は今日は見学で、少し考えさせて欲しい、と言った それから見学させてもらったが……みんなマジなんだと改めて思い知ることになった 楽しそう、ではあった。でもそれだけじゃない、ってなるとなー…… しばらくして、俺だけ先に帰った 色々思い出せて良かったし、麻雀部に入部くらいは考えてたけど どうすっかなー 憧「……今だから言えるけど、これ結構きついこと言ってるよね」 晴絵「ちょっ、最初一番京太郎の入部に反対してた憧が言う!?」 灼「……確かに、捉え方次第じゃ、少人数で強豪気取り?」 宥「そ、それは言い過ぎじゃないかな?」 穏乃「……でも、全国で和と遊びたいってのは本気だったし、結果こういう言い方になったってこと?」 玄「でも、同じ麻雀クラブの仲間だったんだし、赤土先生も悩んだ結果言ってくれたんだと思うよ?」 4月◇日 今日は麻雀部のことは置いといて、他の部を見に行こうかと思っていた が、HR終了直後、高鴨さんに捕まって麻雀部まで引っ張られた 部室には玄さんが居て、俺達が着いた後、新子さんも来た 高鴨さんは「よし!打とう!」そう言った。すぐに新子さんがツッコミを入れていた 曰く、とりあえず昔の4人で打ちたい、とのことだった それを聞いたら玄さんと新子さんも仕方ない、といった感じだった 今思い出せば、俺は麻雀を初めて教わった時から酷い相手とばっかりだよなー 長野では咲とよく打ってたけど、あいつの+-0止めさせるのに苦労したっけ 玄さんは相変わらずのドラ麻雀、新子さんは容赦ないし、高鴨さんも結構酷い でも、思ったより対応できた。運は良かったのか、結果は3位と僅差で2位 1局終わったし、それで帰ろうと思ったが、高鴨さんがすぐに次の準備をしていた そのつもりは無いと言ったが「は?勝ち逃げする気?」と、4位だった新子さんからも言われ、そのまま2局目へ それからは、ずるずると3局目、4局目とドンドン続き、俺も楽しくなってきたり、途中で宥さんや鷺森さんとも打ったりと、気付けば夕方になっていた 入部するかも決めてないのにこんな時間まで打ってていいのか?と考えていると、いつからか居た赤土先生が入部届を渡してきた 「……こりゃ反対のしようもないわ」そう言う赤土先生も回りには、笑顔の高鴨さんと玄さん宥さん、仕方ないといった表情の新子さんと鷺森さんがいた 俺はその場で麻雀部に入部した 晴絵「打ってる内に細かいことはどうでもよくなった、って聞いてたけど、憧が引き留めたからだったかー」 憧「ち、違うわよ!私はただ、入部するかも分からない奴に負けたくなかっただけよ!!」 灼「結果入部してるけどね」 玄「ま、まぁ楽しかったし、京太郎くんが居て助かったことも多かったからいいですのだ!」 宥「うん、みんなで打つの楽しかったしね」 穏乃「私は京太郎とこれからも遊べるってだけで嬉しかったですよ?」 閑話、その頃の咲さん 咲「……うぅ、なんでこんなとこに麻雀部あるんだろ?」 咲「京ちゃんと打って、『麻雀またやれば』、って言ってくれたけど……部室見つからないよぉ……」 久「あら?どうしたのこんなとこで?」 咲「ひっ!?あ、学生議会長さん?」 久「兼麻雀部部長よ。ここ、部室だけど、入部希望者?」 咲「は……はい」 咲「嶺上開花、と、これで逆転ですね」 和「そんなオカルトみたいな打ち方……」 久「まーまー、いいじゃない。今のところ即戦力!いやー、ありがとう宮永さん!」 咲「い、いえ……私はそんな……」 まこ「謙遜せんでもええぞ。ここまでやられるとは思っとらんかった」 優希「ぐぬぬ……タコスの力を得た私相手にここまでやるとは……とんでもないじぇ!」 久「ほんっととんでもないわねー。これで全力?実はまだ2回変身を残してるとかない?」 まこ「流石にそれはないじゃろ」 咲「あ……実は、普通に勝つより得意な打ち方があるんですけど……ちょっと止められてて」 優希「ほ、本当に変身するのか!?」 和「人はそんなことできません。つまり、これは手を抜いていたと?」 咲「そ、そうじゃなくて!……その、ちょっと怒られるような打ち方だから……」 久「?よくわからないけど、やってみない?たまには一番得意な打ち方もやらないといけないでしょ?」 まこ「お前、自分が見たいだけじゃろ?」 咲「……じゃ、じゃあ……いきます」 この後めちゃくちゃ+-0した 4月▽日 麻雀部に入部した インハイ出場を目指している、と言っていたが、理由をまだ聞いていなかったので聞いてみた すると、赤土先生がある動画を見せてくれた どうやらインターミドル個人の決勝らしい そこに映っていたのはすばらなおもち!……の、持ち主、原村和さんだった 要は、インハイの舞台で原村和さんに会いたいから、らしい 確かにこのおもちには会いたくなる よし!俺も個人でインハイ出場を目指そう! より気合いを入れて頑張ろう! 憧「まずは胸か!」 玄「え!?違うの!?」 灼「違うから」 晴絵「俺もインハイ目指します!って言いだしたのはこれかー……まぁ、その向上心はいいことだけど」 宥「動機が動機ですからね……」 穏乃「まぁ、私も驚きましたし……でも胸、胸かぁ……」 4月■日 部室に行くと、まだ玄さんしか来ていなかった 穏乃と憧(昔はそう呼んでたから、という訳で何故か先生以外全員名前で呼ぶことになった)は後でくるらしい 玄さんだけ、だったので久しぶりに聞いてみた そう、おもちについてだ 初めて会った時、俺達はお互いが原村和の胸を見ていることに気付き、そして熱い握手を交わした 連絡こそ取れなかったが、おもちへの情熱が変わっていないのは、先日のパッドを見抜いた件で理解し合っていた 他の誰かが来るまで、俺達はおもちに対しての熱い議論を交わしていた しかし、宥さんが厚着の下からも主張するおもちの成長が続いていたり、憧着痩せ説などもいい収穫だったが、玄さん自体も結構あるんだよな…… 自分のだからって玄さんは一切気にしてないけど……俺は玄さん自身の胸についても語りたいのに! それを前にして語れないジレンマ!!なんて辛いんだ…… 灼「…………」 穏乃「…………」 憧「玄ー?何人の胸で色々話してくれてんのー?ちょっ、コラ逃げんな!!」 宥「うぅ……またおっきくなったの、黙っててって言ったのに……」 晴絵「玄ー?あー、ありゃ顔真っ赤だったかー。自分が見られてるって今まで気付いて無かったな」 憧「あぁもう逃げて!シズ?灼さん?どしたの静かになって」 灼穏乃「自分の胸に聞いて」 ※玄は後で回収されました 4月◎日 休日、まだこの辺りの地理とか分からない部分があるので適当にふらついていた そしたら、空から女の子が落ちてきた!ならぬ山から女の子が降りてきた。穏乃だった 昔遊んでた時も何度か山に行きたがってたけど、今も山登ってんのかよ…… せっかくだから穏乃に付き合って一緒に登ってみたけど……なんでそんなにひょいひょい登れるんだ? 俺も体力に自信あったけど、それ以上じゃねぇの? そのまま1日付き合って、日が暮れる前には山を下りたけど、「久しぶりに誰かと登ったから楽しかったー!!」と穏乃はすげーいい笑顔だった 俺はヘトヘトになったのに、疲れとか全然見えねぇ また山行こう!と言われたが、次は誰か巻き込もう 穏乃「……あ!これってひょっとして、初デートになるの!?」 憧「なってたまるか!!」 灼「流石にない」 玄「山が好きなのは分かるけど……ずっと登ってたの?」 穏乃「ちゃんと降りたり登ったりしてましたよ?」 宥「そういうことじゃないと思うけど……」 晴絵「しずらしいっちゃしずらしいわ……むしろ付き合った京太郎に拍手」 4月☆日 今日は久しぶりに咲に電話して、ついつい長話をしてしまった 聞いてみると、なんと自分から麻雀部に入ったらしい 嬉しい進歩だ しかし清澄の麻雀部って、長野には風越とか、去年大暴れとかの話を聞いた龍門渕とかあるのに、大丈夫なのか? そう聞くと、インターミドルチャンプがいるらしい まさか、原村和!?そんな近くにあのおもちがあったのか!? 早くおもちについて話せ!と言ったら電話を切られた 酷い、俺はただ今の原村和とおもちが知りたかっただけなのに! 畜生、また明日にでも電話してみるか 玄「気付かない内におも…和ちゃんが近くにいたなんて」 灼「今何言いかけたの?」 憧「長野に引っ越した、ってそういや言ってなかったわね」 穏乃「京太郎も清澄に和がいるって言わなかったし、お互い様じゃない?」 宥「和ちゃんは京太郎くんのこと、覚えてたのかな」 晴絵「どーだろうねー。意外と初恋だったり?」 憧「まっさかー」 閑話、4月末、長野 「付き合ってください!」 和「申し訳ありませんが、お断りします。見知らぬ方とお付き合いはできません」 「そ、そんな……」 優希「まーたふったのかー」 咲「また、ってそんなに告白されてるの?」 優希「おう!中学で転校してから私が知ってるだけで……あ、これ両手両足の指足りないじょ」 和「そんなに多くは……ないですよね?」 優希「どーだろなー?和ちゃん、ふった相手に向かって『初めまして』って言って泣かせたりしてたしー」 咲「うわぁ……」 和「そ、そう言われてもほとんど話してない人ですよ?そんな覚えられませんよ」 咲「覚えきれないくらい告白されてきたんだ……」 和「咲さん!?」 優希「はっはっは。しかし、中学の時も思ったけどなんでそんな断ってばっかなんだじぇ?好きな人でもいるのか?」 和「いえ……ただ、ああいういきなり告白してくる人が多いだけです」 優希「ふーん……実は初恋の相手が忘れられない、とかムロマホと話したこともあったんだがなー」 和「何話してるんです!?そんなことじゃないですよ。むしろ、もう名前も思い出せませんし」 咲「え?初恋の人はいるの?」 優希「それは初耳だじぇ……てっきり男に興味がないのかと」 和「怒りますよ?初恋くらいありますよ。もっとも、さっきも言いましたけど、名前も思い出せませんし、顔もぼんやりしてますけど」 和「……今思えば初恋というより、数少ない仲の良い同年代の男の子、というべきでしょうか……」 咲「へぇ……いつくらいの時?」 和「そうですね……長野に引っ越してくる前の、奈良に居た頃でしょうか」 優希「ほうほう」 和「小学校6年生くらいの時、その時の友達と一緒に知り合った男の子だったんです」 和「確か、親の用事か何かで来ていて、1週間も居なかったんですが、話しやすくて一緒に居て楽しい男の子でしたね」 和「……私の胸ばかり見ていたこと以外、いい思い出ですね」 優希「おー……そんな僅かな期間に芽生える恋」 咲「そして数年後の再開……恋愛小説の基本だね!」 和「そんな期待しても、連絡先も知りませんし、あの男の子がどこから来たのかも知りません」 和「名前も憶えていませんし……ああ、ひとつ覚えていることがありました」 和「金髪でした、その男の子」 5月×日 阿知賀に入学して1ヶ月、周りが女子ばかりな環境にもそれなりに慣れてきた まぁおもちが見れるチャンスは逃さないけどな! 他の男子の奴らとも人数が少ないからか必然的に仲良くなった 他の奴らだが、意外と部活にはあまり入っていないらしい 元お嬢様高校だし、運動系の部活とかやっぱり難しいらしい なので、いっそ男子で何か部活を作らないかという話になった 運動系の野球部やサッカー部、下心が見えている水泳部、変わり種でツインテール部とか言い出した奴もいた 色々な意見が出たが、写真部という意見にほぼ全員の男子が賛同した 主な活動は学園内の風景を撮ること、そこにうっかり他の生徒が入ってもしょうがないよね? それに俺達は強く同意し、詳しく部を作るための話し合いをしよう、としたその時 赤土先生が俺達のいた教室に入ってきた …………その後、男子達による創部計画は無かったことになった 憧「……何したの?最後、なんか涙が滲んでるんだけど」 晴絵「はっはっは。教育的指導教育的指導」 灼「さすがハルちゃん……」 穏乃「い、いいのかな……」 玄「写真部……そこでおもちの写真を撮るのなら私はそこに入っても!」 宥「玄ちゃん?麻雀部はどうするの?」 玄「あぅ……」 5月○日 今日からゴールデンウィーク 去年までなら適当に出かけたり鹿児島に行ったりしていたが、今年はインハイのため麻雀部で練習 でもやっぱみんな俺より上手いなー 特に玄さんなんかアレ初見じゃ無理だろ こっちにドラは来ないで向こうが独占とか、どんな縛りプレイだ このドラ麻雀で先鋒として頑張るんだ、と張り切っていた ちょっとドラ麻雀に負けまくってたんで、冗談半分に先鋒の選手は貧乳が多いと言った すると玄さんはかなりショックを受けたようで、目に見えてミスが増えた ここぞとばかりに、各校のエースは貧乳が多く、故に先鋒はエース、先鋒は貧乳という別称まであると言うと、今にも泣きそうな顔になってしまった ちょっと苛め過ぎたか。なんか苛めたくなるんだよな 少しして、このことがバレ、憧と灼さん、赤土先生にしこたま叱られた 帰り、玄さんは苛められたことで怒ってか、あからさまに俺を無視していたが、 すばらなおもち発見というと、すぐにいつものようにおもちについいて語りだした これも嘘だったんだが、玄さんはポカポカ俺を叩いてきた 年上なのにからかい甲斐がある可愛い人だ 憧「しょーもない嘘で京太郎が玄泣かした時かー」 灼「騙される玄も玄だけど……」 晴絵「ま、それも玄らしいっちゃ玄らしいけどね」 穏乃「それはどうなんでしょう……でも先鋒はエースを先鋒は貧乳って、京太郎も面白いこと思いつきますよね?」 宥「だね~。ん?玄ちゃんどうしたの?」 玄「……今気付いたのです……私がインハイで出会った先鋒は、みんなおもちが控えめだった!!」 玄「こ、これはまさか本当に先鋒は貧乳!?」 憧「アンタ全国の先鋒に喧嘩売ってんの?」 5月△日 今日も1日麻雀。まぁ休日に女子の中に男子1人って、考えてみりゃ恵まれてる状況だよなー 現実は麻雀でフルボッコだけど 憧とか狙ってんのかってくらい俺に直撃させる これがまた上手いからどうしようもない 一体いつの間にそんなに実力を、そう言うとドヤ顔するのがイラッとくるぜ いや、それよりも気になったことがあったので聞いてみた 「一体いつの間にそんなに綺麗になったんだ?」と 憧は一瞬ポカンとした後、顔を真っ赤にしていた 最後に会った時は俺や穏乃と一緒に走り回るような活発な感じだったのに、今やこんな女の子らしくなって この数年で一体そうやってそんな変わったんだ そこに関しては穏乃や玄さん、赤土先生も同感だったのか色々聞いていた 玄さんは手をワキワキさせていたけど、それは違うだろう。それもいいけど 赤土先生が「彼氏できた?」と聞くと、憧はさらに真っ赤になって妙な声を出していた 面白くなったのか、みんなでからかい続けると 「か、彼氏とかいたことないから!!」と憧は叫んだ その後ハッとして、何故か俺を思いっきり叩いてきた 理不尽だ。俺は綺麗になったしか言ってないのに 帰りも何故か憧にアイスを奢ることになった 晴絵「あー、この辺りから京太郎が無自覚に口説くのが目立ってきたよね」 灼「そういえば玄の時も可愛いって……」 憧「うぅぅ……急に綺麗になったとか言われたらああなるわよ!」 玄「か、可愛い……いやでも私は憧ちゃんみたいに綺麗じゃないし……」 宥「ふ、2人とも落ち着いて~」 穏乃「さらっと、気付いたら言ってるんですよね」 晴絵「別の時だけど、シズもいいリアクションしてたわよ?」 5月□日 GW最終日は、松実館での短期バイトだった 人手が足りないってことで頼まれたんだが 玄さんも宥さんも結構着物が似合っていた。宥さんは中にガッツリあったかいもの仕込んでいるんだろうけど 最初は勝手が分からなかったが、しばらく色々聞くと、ハギヨシさんに教わった様々なスキルもあってかそれなりに働くことができた なんか色んな人から驚かれたり褒められたりしたが、そんな大したことはしてないんだがなぁ 終わった後のバイト代も最初に言われていた額よりずっと多かった 玄さん宥さんの親父さん曰く、「これじゃ足りないくらい働いてくれた。受け取ってくれ!」とのことだった その後、卒業後に旅館に来ないかと誘われた。せめてバイトでも!と 最後に「なんならうちの娘どっちかいるか?いっそ両方とかどうよ!」流石に玄さん宥さんが叩いて止めた 恥ずかしかったのか2人とも赤くなっていた ま、いいバイトだった。今後もたまに短期ならということで話は終わった 玄「……旅館の娘なのに、京太郎くんに負けたのです」 宥「……京太郎くん、すごかった」 穏乃「いや、アレは勝てませんって」 灼「正直人じゃない……」 晴絵「言い過ぎだって。ほら、京太郎も誰かに教わったってあるし……」 憧「教えた人はもう人間止めてるレベルじゃない?」 GW前 side京太郎 京太郎『っつーわけで、今年はそっちに行けなくなったわ』 京太郎『……いや無理だって、みんな頑張ってんのに俺だけ抜けるとか』 京太郎『オイ、電話しながら黒糖食うのはやめろ』 京太郎『そもそも親戚っつっても血なんてほぼ繋がっちゃいないだろ、親父がおっちゃんと仲良かったからみたいなもんだし』 京太郎『いや、もう来ないって訳じゃないんだから、またそのうち行くって。だから黒糖は一旦置いとけ』 京太郎『え?今年はみんな集まる?良子さんも?』 京太郎『あー、プロ入りしてから来なかったもんな、良子さん。なんだっけ、今年は冬木市?では聖なる牌を取りに行ったんだっけ?』 京太郎『違った?ま、いっか』 京太郎『ん?……ああ、分かってるって』 京太郎『良子さんやおばさんおじさんにもよろしく言っといてくれ、春』 5月●日 今日は運動会だったけど……疲れた 男子だからって準備でも片づけでもこき使われたぜ 運動会自体はそれなりに楽しかった 特に揺れるおもちが最高でした。玄さんにいい見学ポイントを教えてもらっておいて本当に良かった 競技自体は普通だったが、いくつかに男子が混ざる、といった形だった まぁ10人いないくらいだし、しゃーない それでもなかなか楽しかった。特に、障害物競争は良かった あえておもちのある娘と並走して揺れるおもちをごく自然に楽しんだりできた ただ、途中の障害の借り物が少し悩むものだった 他はやかんとか、ヅラとか、こ○亀152巻とか微妙な物もあったが、俺が引いたのは『尊敬できる先輩』だった こっちに来て日が浅いので、少し悩んだ結果、玄さんを連れてゴールした ちょっと無理矢理手を引いたからか、少し玄さんは息が上がって赤くなっていた 一応、尊敬できる先輩として連れてきたと言うと喜んでくれた 尊敬しているとも。おもちと同志的な意味で まぁ、本人も分かっているだろう 玄「え!?人間性とかそういうのじゃなかったの!?」 憧「むしろなんで迷いなくそれ信じたの?」 晴絵「結構辛辣な意見ねー」 灼「そんなことだと思ってた」 宥「あ、あはは」 灼宥(選ばれなくて、ちょっと凹んだし) 穏乃「2人ともどうかしたんですか?」 5月◇日 今日も部活 今日は結構遅くなった 帰りに穏乃の希望で俺、穏乃、憧の3人でコンビニに寄った そこで、憧が急に他校の娘に声を掛けられていた どうやら中学の時の同級生らしい 確か、晩成だったか?奈良で何年も連続でインハイに出てる でもって偏差値70とか。憧もそこに行く予定だったとか 憧、頭めっちゃ良かったんだなー とりあえず憧がどうして来なかった、とか言われてたので、一応止めようと思って間に入ると 「誰……まさか……憧の彼氏!?」こっちが何か言う前にそう言う晩成の娘 いやいやそんなんじゃねー、と言おうとするがまた遮って 「……男が原因で来なかったのか」とか向こうは勝手に納得しだした 憧もかなり否定していたが、向こうはそのまま今年も晩成が勝つとか言い残して走り去って行った 後からコンビニから出てきた人が 「初瀬ー、アレ?……え!?お前なんで走って行ってるんだ!?私一応先輩だぞオイ!?」そう言って走って追って行った なんか誤解されたままで終わった 俺にはどうしようもないから憧にまかせたけど……どーなったかな 憧「……まだ微妙に誤解したままなのよねー」 穏乃「え!?壮行試合とかやったのに!?」 宥「た、大変だね」 玄「そうですのだ!一刻も早く本当は私の彼氏だって誤解を解いて…」 憧「しれっと何言ってる!!」 灼「……私のってメールしとこかな」 晴絵「青春だねー」 初瀬「うーん……」 やえ「どうした?携帯持って唸って」 初瀬「いや……その、略奪ってどうやればいいのかなって」 やえ「……色々言いたいことはあるが、私も競争相手にいるって忘れるなよ?」 5月▽日 部室に行くと、宥さんしかいなかった 宥さんはまだストーブを付けさせてもらえないからか、5月だというのに寒そうにしていた あんなに厚着してて寒いとか、大変だろうな ほっとくのもアレなんで、無いよりマシと思い、俺の上着を貸した 宥さんは驚いていたが、寒さには勝てないのかお礼を言ってから上着を受け取った 大き目だからか、厚着をしておもちな宥さんでも充分に着れた 上着1枚じゃあんまり変わらないと思っていたが、宥さんはあったか~いと言って、今日は普段より調子が良かった ただ、俺の上着を着ていることを憧や灼さんに問い詰められた。俺が 親切心なのに、解せぬ 宥「京太郎君の上着、あったかかったな~」 玄「なんて羨まし……じゃなくて、お姉ちゃん!ちゃんと着ないとだめなのです!」 憧「そ、そーよ!もっと、京太郎から借りなくていいくらい着とかなきゃ!」 灼「そーいえばこの前私にも貸してくれた……」 穏乃「いいなー……よし、私も!」 晴絵「シズはまずジャージだけなのをやめような」 5月■日 今日も部活 だが、部活前に灼さんに会った そのまま一緒に部室に行こうとしたが、灼さんが階段で足を滑らせてしまった 階段といっても、そんなに段差が無かったからか大事はなかったが、足を挫いてしまったようだった 大丈夫と灼さんは言っていたが、そのままにしておけず、保健室に行こうと言っても聞いてくれなかったので、 強制的に抱えて運んだ。今考えればお姫様抱っこの形だったな 灼さんは顔を真っ赤にして文句を言っていたが、怪我人に無理させる訳にはいかない そのまま保険室まで連れて行って、手当してもらった 手当が終わって、部室に行くから肩を貸して欲しいと言われたが、身長差がどう見ても30以上はある なのでまた同じようにお姫様抱っこで運んだ 保健室に行くときよりかなり文句を言っていたが、怪我して無理をしようとした罰です、と言ってあえてそのまま運んだ 部室にもそのまま入ってやると、流石に降ろしてから怒られた 顔は真っ赤のままだったが その後、帰りは灼さんは赤土先生に送ってもらっていた 憧にもめっちゃ怒られたし、少しやりすぎたと思う だが、また同じようなことがあったら誰でも俺はやるかもなー 灼「……アレは酷かった」 晴絵「人生初お姫様抱っこだったっけ?」 灼「うぅ……」 憧「そんな無理矢理なんて羨まし……じゃなくて酷いわよね!」 穏乃「でも、怪我してたからと考えれば……」 玄「無理しようとしたからですのだ!」 宥「……玄ちゃん?同じことしようとか考えてないよね?」 玄「ギクッ!?」 憧「オイ」 5月17日 今日は憧の誕生日だった 昔会ったことあるとはいえ、実際の付き合いはまだ一ヶ月ちょっと、いや知らんから 部活が終わってケーキが出されてから初めて知った 何も用意できてねーよ みんな何かプレゼントを用意していて、俺1人無しというのもアレなので、 ついこの前携帯で撮ったカピーのベストショットを見せたら、思った以上に喜んでくれた 結構動物とか好きらしい 写メを送った後、今度うちに見に来るという約束をした まぁ、これで喜んでくれるなら安いもんだけどな カピーを今日は少し長めに撫でといた でも写メだけってのもアレなんで、明日何かお菓子でも作って持ってくか 憧「あぁ、この時の写メ、今もたまに見るわ」 灼「結局みんなもらってたけどね」 憧「いいのいいの、可愛いんだし」 穏乃「でも、翌日京太郎が持ってきたクッキーも美味しかったですよね」 晴絵「アレ、どこで買ってきたかと思ったよ」 宥「手作りですもんね」 玄「京太郎くん、そういうとこ本当にすごいなぁ……」 5月◎日 今日は松実館でバイトした なんでも従業員が1人風邪らしいので急遽頼まれた まぁ大体は前回やったことだからそこまで苦ではない でも、前回に比べて、他の従業員の人にも結構顔を覚えてもらえたり、 たまに厨房に呼ばれて手伝いをしたり、前よりも信用されているような感じはあった 何人かからは、いっそ今から就職しないかとか誘われたりした 冗談だろうけど、気に入ってもらえたのかなー 玄「むぅ……冗談じゃないのに……」 宥「ねー」 穏乃「え?従業員の人達もですか?」 玄「うん!板前さんとか、『弟子にしてもいい』とか言ってたよ」 宥「他の人から『ちょっと本気で勧誘してくれない?』って頼まれたりもあったなぁ~」 灼「……従業員みんな本気で狙ってる?」 憧「まぁ、京太郎のスキルならねぇ……」 晴絵「そのうち松実館に就職したって言ってきそうだなー……」 5月☆日 ちょっと親父からの頼まれ事で大阪まで遠出 そこでちょっと奇妙な出会いがあった 昼に大阪ということで目についたお好み焼き屋に入った 個人でやっているようなところなのか、客は俺と、高校生の制服を着た姉妹だけだった どうやら自分で焼けるとこらしかった 俺も自分で焼いてみることにして注文し、タイミングの問題か姉妹と同じタイミングでお好み焼きのたねがきた 客が少ないからか、姉妹の会話もよく聞こえた 「ええか?今うまいお好み焼き焼いたるからな?」「でもお姉ちゃん、この前失敗せぇへんかった?」「ぐ、偶然や!」 等と微笑ましい会話だ。というか背が低い方が姉か。よく見たら妹の方が背も胸もあるな 俺も鉄板で焼いた。久しぶりだったが、案外覚えているものだった 「ええか……ひっくり返すのはタイミングと勢いや!……こう、ピピッときたらガッといくんやで?」「……大丈夫かなぁ」 声が大きいのもあってよく会話は聞こえた。なんかフラグっぽいと思っていたら、その通りだった 「……よし!今や!!」「あ、まだ早……あ~あ……」妹の「あ~あ」で全てを理解した 姉……やらかしたな 「……難しいんやって!ほら!あっちの金髪のにーちゃんも今失敗するで!!」 なんか姉妹でこっちを見ているような気がしたので、あえて見せつけるように綺麗にひっくり返したやった。ドヤ顔のおまけ付きで 「……お姉ちゃん、あの人めっちゃ上手いやん。お好み焼きめっちゃ美味しそうやん」「……見た目より味や!ちょっと!!そこのにーちゃん!!」 そう呼ばれた。まぁ最初から聞こえていたし、別に問題はないが 「うちのお好み焼きとアンタのお好み焼き、どっちが美味いか勝負や!!」そう言ってくる姉の方……思ったより貧乳だったな 断る理由もないので、焼き上がったお好み焼きを切り分けて姉妹に渡す 「……美味いな」「……お姉ちゃん、これオカンより美味しくない?」 そして渡される姉……いや貧乳のお好み焼き……THE失敗作な見た目だった 味は……まぁ普通だな。見た目アレでも悪い訳じゃあない 悔しそうにする貧乳と、申し訳なさそうな妹、もとい巨乳。対照的だった。色々と そのまま一緒に食べることになり、何故か連絡先を交換することになった 「次は負けんからな!なんなら美味いもん作ったら写メ送ったるわ!!」そう宣言しる姉妹の貧乳の方、愛宕洋榎さん 「ホンマお姉ちゃんがスンマセン。あ、これ私の連絡先です」そう言いながら連絡先を教えてくれた姉妹の妹、巨乳の愛宕絹恵さん 帰り道にメールしていると、2人が年上で麻雀部だと知った 夜、宣言通り愛宕…愛宕(貧)からからあげの写メが届いた なのでこっちはこってり豚骨のチャーシューメンを送ってあげた 言い出したのはあっちだし、問題ない問題ない 灼「大阪の愛宕さん……有名選手……」 晴絵「誰とでも仲良くなるなぁ……きっかけがアレだけど」 憧「夜にラーメンって狙ってやってるわね。というか(貧)って……」 玄「確かに愛宕さんは妹さんの方はすばらですが、お姉ちゃんの方はおもちがひかえめですのだ!!」 宥「なんで対戦してないのに分かるの?」 穏乃「……ラーメン食べたいなぁ」 憧「……アンタが引っかかるな」 洋榎「うーん……」 絹恵「……どうしたん?今日の夕飯作るんやないん?」 洋榎「いや、作ってから京太郎に送ってやろーって思っとるんやけど……」 絹恵「うん?」 洋榎「京太郎にダメージあるようなもん作ったら太るし、夜は夜で京太郎が送ってくるし……ウチはどうしたらええんや!?」 絹恵「……無茶な勝負やめたらええやん」 愛宕(貧)、必死に京太郎に仕返し中 しかし京太郎へはほぼノーダメージの模様 5月★日 今日は俺が部室に来た時玄さんしかいなかった 部活が始まるまで時間があったので、玄さんと魂の決闘(デュエル)をした お互いのカード(写真)を出し合い(見せ合い)より上をいく方が勝つ…… やはり同性の強みか、玄さんはかなりの数のカード(写真)を出す 俺も無くはないが……数が足りなかった(写真の入手は合法な手段) このまま負けるのか……そう思った時に引いたのは……鹿児島の春から送られてきた1枚の写真 石戸霞さん&明星ちゃんの規格外なおもちの写真!! 流石の玄さんもこれには涙して深々と一礼 俺達は互いの健闘を称えあい、硬い握手を交わした そしてその3分後、赤土先生と憧と灼さんに見つかり、正座で説教をくらった 写真だけは死守したがな 玄「いい決闘(デュエル)だったね……京太郎くん」 憧「机に女子の写真広げて泣きながら握手してたんだけど、やっぱ今からでも殴っていいわよね?」 晴絵「まーまー落ち着けって。うん、私より大きいのばっかだったけど、気にすんなって」 灼「……やっぱりゆるせな……」 穏乃「でも、今なら憧の写真もあるかもよ?」 憧「なっ!?」 宥「ちゃんとみんなの分あるんじゃない?」 6月×日 今日は穏乃と憧と遊ぶ予定だったが、待ち合わせ場所に2人とも来たが、憧は予定で遊べなくなったらしい 穏乃と2人で、ということになった ついでに憧からジャージ以外の服を選んでやってほしいと頼まれた 思い出してみれば昔会った時もずっとジャージで、今もその時とほとんど変わらない 普段はずっとジャージなのかと聞くと、いい笑顔で頷かれた なんで少し誇らしそうに頷く 憧の頼みもあり、商店街の服屋を見て回ることにしたが……穏乃ががっつり拒否しやがる スカートとか制服以外は絶対ないとまで断言しやがった 一応女子高生なのにそれでいいのか 元は悪くないのに、もったいない 仕方なく穏乃の服は諦め、適当に商店街を見て回ることになった ちょっとした食べ歩きみたいになったが、まぁこれはこれで楽しかった 道中で買ったものはしっかりと写メを撮り、夜に愛宕(貧)に送っといた 穏乃「ジャージでいいのにー」 憧「普段着がほぼジャージってのは流石にないわよ」 灼「だね。ちゃんと服買わなきゃ」 晴絵「……ツッコミどころか?」 宥「そ、それはちょっと……」 玄「でも、元は悪くないって言ってるから、可愛らしい服着てみるのもいいんじゃない?」 憧「それがねー……実は結構後に…」 穏乃「!?そ、それは黙っててって言ったじゃん!!」 玄「へー……じゃあ読み進めたら書いてあるかもだね!」 穏乃「!?」 6月○日 今日からついに団体戦が始まった 初戦からいきなり晩成が相手、どうなるかと思ったが、 いきなり玄さんが大きくリードを広げ、そのまま1位に! マジで晩成に勝ったよ、すげー 会場のみんなびっくりしてたわ そのまま2回戦も危なげなくトップ通過 このままの勢いで目指せ全国!! 晴絵「県予選かー、いやー、あの会場中のびっくりした顔は良かったなー」 穏乃「いきなり玄さんが5万もリード広げましたからね、アレはすごかったなー」 玄「た、たまたまだよ!それに、その後すぐ晩成の小走さんが対応してきたし」 憧「あー、あの人はマジですごいわよねー。初見で玄相手に+で終わらせるんだもの」 灼「あの人は本当に上手い、奈良個人1位だし」 宥「壮行試合の時も、すごく強かったよね~」 6月△日 団体戦、優勝おめでとう!! 晩成以外って10年ぶり?とか言われてたけどどうでもいい! 全国出場が決まったことが嬉しい このまま勝ち進んで和と、という目標のためにも、 これからも頑張っていこう とりあえずは来週の個人戦! やってやるぜ!! 穏乃「この時は嬉しかったなぁ……」 憧「今思えば夏に全国目指すって決めて、本当に全国行くとかどこのドラマよ」 晴絵「それを自分たちでやったんだ。誇っていいぞー」 灼「ハルちゃんもそうだった……」 玄「みんなで掴んだ勝利、ですのだ!」 宥「だね~」 6月□日 麻雀部が全国に行くことになったせいか、周りの扱いも変わってきた 穏乃や憧は他のクラスの人にまで色々聞かれていたようだった 玄さんと灼さんは、それぞれ旅館とボーリング場にお客が増えたと言っていた 宥さんはもみくちゃにされていた。超混ざりたかった それと、麻雀部の後援会がまたでき、予算やらでかなり援助してくれるらしい なので、インハイまでの間に毎週どこかの県の2位の学校に練習試合に行こうという話になった 詳しくは、俺の個人戦が終わってかららしい 俺は留守番かなー。ま、野郎1人なら当然だが それと、みんなで新聞を見て知ったが、長野で咲と和がいる清澄高校が全国出場を決めたらしい 穏乃が燃えていた。物理的に燃えそうでこえーよ マジで優勝かー。あいつも頑張ったんだな 後で電話しておこう 穏乃「あ、うちの店もお客増えたよ!」 憧「うちも参拝客が増えたわ。ま、そのせいで私まで巫女服着て出るはめになったけどね」 灼「なんにせよ、増えたのはありがたい」 玄「だね。お姉ちゃんは揉みくちゃにされてどうだった?」 宥「あったかかったよ」 玄「そのまま私も混ざっていれば上級生のおもちを堪能できたのに……」 晴絵「玄ー?女同士でもセクハラは成立するからなー?」 6月●日 今日から個人戦、俺の大会が始まった 俺なんかほっといていいのに、みんなわざわざ応援に来てくれた というか男子1人に女子5人+引率、目立つわ 玄さんとか落ち着くためにおもちを思い浮かべて、とかアドバイスくれたけど、 思い浮かべなくても目の前のおもちで充分ですありがとうございます そうこうしていると、晩成の先鋒、小走さんがわざわざこっちに来た 晩成は共学で、小走さん自身も個人戦に出ているが、男子の応援にも来たらしい 「個人でリベンジできないのは残念だが、やるからにはトップを目指す!それは男子も同じだ!負けないからな!」そう言い残して 行った あの人なりの激励か?悪い人じゃないのは分かる そして試合、厳しいとこもあったが、なんとか初日は突破した しかし、明日からはもっと強い相手もいるだろう 気合いを入れて、明日も頑張ろう! 憧「京太郎の試合も見ててハラハラしたわねー」 晴絵「ま、いきなり3年生ばっかの卓に入ったりだったからなー」 灼「運が良いのか悪いのか……」 穏乃「うーん……微妙なクジで1位とか引くけど……」 玄「とにかく初日は勝てて良かったよ」 宥「うん。みんなで応援したね~」 6月◇日 大会2日目、悪くは無かったし、午前中は勝ち抜けたんだが、晩成男子は上手かった 奈良県のトップ校は伊達じゃないな 1年夏でいきなり全国、なんて普通じゃ無理なのは分かってるが、悔しい 終わった後、みんな色々と慰めてくれた 玄さんなんて胸を貸すとまで言ってくれたが、断った。断るとか何シリアスっぽくやったんだあの時の俺 でも、これで終わるか もっと、もっと練習して次の大会こそやってやる! 俺は諦めねーぞ!! 穏乃「京太郎……」 憧「そんなの見せなかったくせに、やっぱり悔しかったんだ……」 晴絵「男の意地ってやつよ」 灼「……今度、小走さんも誘って京太郎と打と」 宥「うん……私も」 玄「……じゃあ私は胸を!」 晴絵「シリアスを胸でぶち壊すのは止めなさい。京太郎は喜ぶかもしれないけど」 6月▽日 今日は雨 だから制服が濡れた、とか言いながら何故か嬉しそうにジャージ姿の穏乃が言っていた 制服よりジャージの方が見慣れてしっくりくるってちょっとおかしい気がする ジャージなせいか、普段よりよく穏乃は動いていたが、そのせいかジャージが壁の釘か何かに引っかかり、盛大に破けた ジャージの下はそのまま下着だったのか、一瞬白い何かが見えたが、穏乃はすばやく隠してしまった。おしい しかしそのままにしておく訳にもいかない。制服も濡れているらしいので、一旦ジャージを脱いで貸せと言うと、殴られた 普通ビンタじゃねーの。グーってさぁ…… とにかくジャージを縫うため、妥協案として、一時的に俺の上着を貸した。まだ冬服のままでよかった 体格差の問題か、俺の上着で十分ジャージの代わりはできていた 貸している間、穏乃は何か大人しかったが、まぁジャージが直るのを待っていたんだろう ハギヨシさんに教わったことを思い出し、3分で終わらせた そのまま穏乃にジャージを返し、すぐに着替えたが……なんで今度はジャージの上に俺の上着着てんだ 結局穏乃は俺の上着を着たまま部活を始めた 俺に上着が帰ってきたのは帰り際になってからだった そんなに俺の上着が良かったのか?どこがいいのか全く分からん 穏乃「あぅ……」 晴絵「あったわねー。穏乃が珍しく京太郎を困らせてた日」 灼「あったあった。何を言われても上着を返さなくて」 宥「あったかそうだった」 玄「で?どうしてかな?」 憧「さー、キリキリ吐きなさい」 穏乃「いやその……京太郎が近くに居る感じが良くて……ちょっと話したくないなーって……あぁもうこれ以上いいじゃん!!」 晴絵「おー、穏乃が乙女の顔してるー」 憧「気持ちは分からなくもないけどねー……あたしもやろっかな」 灼「……体格的には私が」 玄「は、はいはい!私も!」 宥「わ、私もあったかくなりたいな~」 穏乃「なっ……じゃ、じゃあ私は今から京太郎に頼んで…」 晴絵「はい、その辺にしときなさいね?」 6月■日 今日から毎週末、全国の県2位の高校との練習試合だ 俺は対戦校がOKすれば付いていけるらしい 今週は穏乃の希望でなんと長野の龍門渕高校 龍門渕と言えば、長野での親友であり師匠、ハギヨシさんが勤める家 多少は面識があったからか、俺が来ることもOKだったらしい 高校、ではなく龍門渕家に招かれた。何度か来たことはあったが、相変わらずでかい すれ違う使用人の人も、ちらほら知っている人もいるので軽く挨拶もしつつ、部屋に通された そこには何度か会ったことがある人達、龍門渕透華さん、天江衣さん、井上純さん、国広一さん、沢村智紀さんがいた まさかこんな形でまた会うことになるとは、そう龍門渕の人達と話し、早速練習試合を始めることに 初戦……穏乃が天江さんにフルボッコに。ついでに俺まで巻き込まれた。飛んだけどな 穏乃が圧倒的な実力に凹んだ、かと思ったがそこは山育ち(半分くらい) すぐに復活して再び天江さんい挑む辺りが流石阿知賀の大将だ それからしばらくして、休憩がてら清澄がどうだったか聞くことに 初めは和が大将だったかと思ったが、大将はなんと咲だった 咲が大将かー……昔はそりゃ自分はおろか俺まで+-0されまくったり、カンばっかりされて気付いたら飛ばされたりしたけど…… そういうとなんか赤土先生が引き攣った顔してた 予定が合わないから会えそうにはないが、インハイで会えるかな 晴絵「あんな人外と昔から打ってて平然としてるのがすごいのよ」 憧「いや、一応あたしらとタメなんだからそんな人外とか……いや、人外というか……」 玄「おもちは人並み以下なのに……」 灼「それ言ったら色々な人に怒られるよ……」 宥「穏乃ちゃん、実際打ってみてどうだった?」 穏乃「打ってる最中は平気だったんですけど……後からすっごく怖くなりました」 咲「へくちっ……風邪かなぁ……」 6月◎日 学校帰り、少し早いけど必勝祈願のお守りでも買うべきかと話すと、 憧が自分のとこの神社でいいものを選ぶ、ということで憧と2人で神社に寄ることに 神社に着き、2人で境内にいるという憧のお姉さん、望さんを探していると、見知らぬ同年代の男の人と親しげに話す望さんを見つけた 邪魔になってはいけないし、今日はやめとくかと思ったが、隣で憧がとんでもなく驚いた顔をしていた 「そんな……お姉ちゃんに……小鍛治プロみたいになるとか考えたりはしてたけど……いやでも……」とかブツブツ言ってた憧 大分失礼なこと言ってたけど聞かなかったことにした 望さん達はそのまま神社の裏手に回って行き、俺は憧に引っ張られてそれを尾行することに 馬に蹴られたくはない、と言っても憧は「ほっとけないでしょ!?」と聞かなかった やがて、周囲から見えないような神社の裏手の奥に。俺達は近くの茂みに そのまま望さん達は急に互いに近付き、どうなるか、と思った時 憧が前に出過ぎたのか、思いっきり音を出して、望さん達に気付かれてしまった 仕方なく俺が事情を話すと、望さんは声を上げて大笑いだった 「この人、親戚だよ?憧、忘れたの?」そう言う望さん 憧はぽかんと呆気にとられた顔をした後、一気に真っ赤になった さらに話を聞くと、男の人は憧とも親戚関係にある人で、ただ建物の修理に来ただけらしい 最後まで話を聞くと、憧はすごい速さで走って逃げていってしまった 俺を置いて。せめて最後まで引っ張っていけ 「あーおかしかった。ま、あんな妹だけどよろしくね?」そう言う望さんだった 一応、帰りにお守りは選んでもらった 憧「うあああああ……なんでこんなことまで書いてんの……」 晴絵「望に男ができたと勘違いか……くく、確かに驚くけど……いやー、面白いよ憧」 憧「う、うっさい!姉の心配くらいするわよね!玄も!!」 玄「え!?そ、そう!お姉ちゃんの心配はするものですのだ!」 灼「……京太郎取られないように?」 玄「なっ!?ななななんのことかな!?」 宥「玄ちゃん……」 穏乃「いや、今更でしょう」 6月☆日 週末の泊りで練習試合、今回は愛知県だ だが俺は留守番。まぁ、相手校が女子校で女子チーム同士の練習試合だし、そりゃ普通はこうなるわなー 仕方ないので今日は1日ネト麻 久しぶりにじっくりハギヨシさんと打ったり、うっかり間違えたのかネト麻最強ののどっちとエンカウントしたり、色々あった ただ、1人仲良くなれた人がいた ハンドルネーム打倒はやりんさん 可愛らしいアバターに、アバターのおもちが大胆な人、チャットで仲良くなり、連絡先まで交換した ぼちぼちメールもやってる。なんか今度着る衣装、とか言って服の写メを送ってくれた これがかなり大胆なものだった これを平然と着れるほどの人物……是非ともリアルでも会ってみたいな 晴絵「まー、さすがに連れてけなかったわー」 憧「仕方ないわよ。せめて個人で入賞でもしてれば断られなかったかもしれないけど」 穏乃「ちゃんと京太郎も分かってるよ。お土産も買ってったし」 玄「しかし……この人もおもちがあると見た!」 灼「いやネト麻だし……そもそも女の人じゃないかも……」 宥「玄ちゃんのこういう勘は当たるよ~」 揺杏「ユキー!新しい衣装だぞー!!」 爽「希望通り胸めちゃくちゃ強調したぜー!!」 成香「わ、わぁ……」 誓子「胸元すっごく開けて……これ、本当に着るの?」 由暉子「いいですね……彼、胸が好きですし……」 6月★日 部活に早めに行くと、玄さんが部室の掃除をしていた せっかくなので俺も手伝うことに 熱いおもちへの愛を語り合いながら掃除をしていた しかし、俺と玄さんでは大きな違いがある それは、おもちを実際に触れたことがあるか否かだ 玄さんは同じ同性として、比較的容易に触れることができる だが俺は男だ。下手に触れでもしたらあっという間にデッドエンド直行コースに おもちを愛するものとして、柔らかさや重さ、それらを知りたいが俺ではその領域まで至ることはできない なんという玄さんとの大きな差。なんて大きな問題 玄さんもこの辛さが分かってくれたようで、優しく慰めてくれた その時だ 俺は掃除で濡れた床で足を滑らせ、まるで玄さんを押し倒すような形で倒れた あまりに唐突な出来事に俺は状況が理解できなかった そして、倒れている俺は、その手に当たっている柔らかいものが何かも分からなかった とりあえず手を動かすと、それは柔らかく、そしてあたたかなものだった 動かすと同時に玄さんの声も聞こえた 「きょ、きょぉ…たろ……くん……」その声でハッとした 俺の手は、俺の両手は……玄さんのおもちの上にあった つまり、俺が触れていたものは……玄さんのおもちっ!! すぐさま玄さんの上に倒れる形だった俺はそこをどき、すぐに土下座した 玄さんの表情は土下座で見えなかった が、玄さんが何かを言う前に、みんなが来た そこで土下座している俺にみんな驚き、結局玄さんのおもちを揉んだことは有耶無耶になってしまった しかし……今思い出すと、アレがおもちの感触か……すばらしい 俺はまた、ひとつ大人になれた気がするよ ありがとう、玄さん 玄「どういたしまして……やはりおもちは触れてこそ…」 憧「何やらせてんのよっ!!」バシッ 玄「あいたぁ!!叩かないでよぉ!」 晴絵「いやー、これ現場抑えられてたらアウトよ」 灼「流石に擁護できない……」 玄「事故!事故だよ!!」 宥「でも、京太郎くんに押し倒されたんだよね?」 穏乃「な、なんかそう聞くとすごいですね……」 玄「そ、そんなんじゃ……あぅぅ……」カオマッカ
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【6年前】 テレビ「決まったぁぁああ!今年のインターハイを制したのはァ!三箇牧高校だあああ!」ワァァァ 京太郎「すげえ……」 モモ「わぁ、面白い試合だったっすね!」ピョンピョン 咲「すごい、すごい!ね、お姉ちゃん!」 照「そうだね、いつか私も行ってみたいけどきっと駄目だろうな」 京太郎「なぁに、照なら楽勝だって!」 モモ「そうっす!照姉さんにかかれば全国なんて余裕のヨっちゃんっす!」 照「そうか……」フフッ 照「よし!咲、モモ、皆で、いつかあの大きな舞台で打とう!」 咲「うん!三人で頑張ろう!」 モモ「燃えてくるっすよー」 京太郎「あれ?俺は?」 照「京は男の子じゃないか、何を言っている」ハテッ? モモ「女じゃないなら、女装をすればいいっす」 咲「そっかぁ、京ちゃんは女装男子だったんだね……ごめんね、気づいてあげられなくて」 京太郎「ちょ、ちょっと待て、何でそんなことになってるんだ!?」 モモ「京太郎の女装は似合う……と、思うっすよ」クスッ 照「京は何を着ても似合うからな」フフッ 京太郎「もういいや……」 テレビ「ニュースの時間です」 テレビ「来年の秋から、国民麻雀大会が開催されることが決定しました。この大会のテーマは『国民で麻雀を楽しむこと』」 テレビ「老若男女問わず競技に参加することが可能のようです」 モモ「あれ、これってつまり……」 京太郎「皆と打てるぜ!」ガバッ 咲「やったね京ちゃん!」 京太郎「みなぎってきたああああ!」 照「うん、それじゃあ……」 照「この4人で!あの大きな舞台で!麻雀を楽しもう!」 京咲桃「「「うん!」」」 【照、咲、モモと約束を交わしました】 【現在・3月 第4週】 京太郎「ついに俺も高校生か…」 京太郎「咲とモモは地元の公立に行って…」 咲は去年のインターミドルの個人戦で優勝した モモは決勝戦で同卓していた子に苦戦して、3位という結果だった 京太郎「照は……確か去年のインターハイの個人戦1位だったっけか」 照はお母さんの仕事に付いて行って、白糸台高校という麻雀の強豪校に入学した その照が大阪に引っ越してくるという噂が最近広まっているのだが……真偽やいかに 京太郎「それにしても、この地図適当すぎるだろ……目印も何も無いじゃねえか」 駅から目的地までを矢印で繋いだだけの地図を手にしながら、俺は歩いていた そしてようやく目的地に着く 京太郎「ここが、清々荘か……」 目の前にあるのは少し古びたアパート、ここの大家さんが俺が通うことになる学校の教員であるため、このアパートを学生に貸しているらしい そう、この清々荘がこれから俺が住む場所となるのだ 京太郎「まずは大家さんに挨拶にいくか」 大家さんは清々荘の隣にある、少し小さめな和風の家に住んでいる。とりあえず呼び鈴を鳴らしてみた ?「はい、しばらくお待ちください」 案外若い女の人の声が聞こえた、先生で大家というからもっと老けていると思ったのだが、おっと失礼失礼 少しして、ガララ、と戸が開いた ?「お待たせしました、えーとあなたは?」 さて、ここからが一番大事なポイントだ、挨拶は人の第一印象を左右するからな 京太郎「どうも、須賀京太郎です!」つ菓子折り ?「ご丁寧にどうも、君が今度ウチに入る京太郎君ね、私は石戸霞、よろしく」 「石戸」って「いわと」って読むのか 京太郎「は、はい!よろしくお願いします、石戸さん」 霞「ふふっ、霞でいいわよ、歳だって近いんだし」 京太郎「はい、あれ?歳が近いって何歳くらいなんですか?」 なんだ、この目の前にある大きなおもちは…… 霞「あらあら、そんなこと言ってると握りつぶすわよ?あと変なこと考えてても、ね?」 京太郎「な、何をですか!?」 霞「冗談よ、冗談。ところで、京太郎君はもうクラス発表に行ったのかしら?」 え、今日クラス発表なんてあったのか、ううむどうするべきか 京太郎「霞さんと行こうと思ってたんです!」 霞「そうね、丁度学校に用事もあったことだし。一緒に行きましょうか」 京太郎「はい!よろしくお願いします!」 霞「ふふっ、じゃあ着替えてくるからちょっと待っててね」 そして待つこと十分 京太郎「どうしてこう、女の人の着替えは時間がかかるのか」 京太郎「霞さんの着替えか……うっ、股間が!」スタンダップ 霞「お待たせーっと、あれ?どうかした?」 京太郎「い、いやぁ何でもないっすよ、さあ行きましょうか」マエカガミ 霞「あらあらまあまあ、そう、そんなことを考えていたのね?これは……お仕置きね」ニッコリ 京太郎「うっ、股間が!」シッダウン 霞「京太郎君は何か聞きたいこととかあるかしら?」 京太郎「うーん、そうですね、この学校って、どんな設備があるんですか?」 霞「色々あるわよ、授業で使うのは室内温水プールとかB棟の屋上の展望台とか、あ、あと全教室クーラー完備だったりするわよ」 京太郎「凄いですね……どこにそんな金があるんでしょうか」 霞「なんでも、近くにある大病院の院長がここの理事長と一緒に学校をつくったらしいわよ」 霞「ああ、あれよあれ。荒川病院」ユビサシ 京太郎「めちゃくちゃ綺麗な病院ですね」 霞「他は、軽く百貨店並みの購買ね。基本何でも買えるわ、昼休みは大抵混むから要注意よ」 霞「教室のあるA棟の屋上は昼休みの間だけ開放してるし」 霞「あ、中庭はカップルの巣窟だからあまり行かない方がいいわよ、精神が持たないし」 京太郎「っと、着きましたね」 霞「あら、じゃあ私は職員室に行くから、30分後にここに待ち合わせでいいかしら?」 京太郎「はい、わかりました、またあとで!」 京太郎「さて行きますか」 35分後 京太郎「お待たせしました」ハァハァ 京太郎「すいません、道に迷ってしまって」ハァ...ハァ 走りすぎた、少し頭がクラクラする。なんなんだこの学校は…咲だったら一生出られないぞ 霞「そう、京太郎君も迷い込んでしまったのね……この魔宮『初見殺し』に」 京太郎「そ、そんな名前が……」バタッ 霞「ちょ、京太郎君!?京太郎君!!」 ---------------- 京太郎「こ、ここは?」 目を開こうとしたが、開けられなかった。なんだこの重いものは……とりあえずどけてみよう 霞「起きた、京太rあっ……///」 京太郎「な、なんだこの感触は……!やわらかいッ!そして大きいッ!」モミモミ 霞「あっ、ちょ、やめっ、れっ////」 俺の股間を何かが捕えたしかし、そう思った時にはもう遅かった ニギッ 京太郎「はっ!ここは!」 霞「目が覚めたのね!京太郎君!よかったあ、よかったよぉ」ダキッ こ、これはッ…!霞さんの巨大なおもちが俺の目の前にぃぃぃ! 霞「ごめん、ごめんね、京太郎君」 京太郎「」チーン 【3月 第4週 終】 【4月第1週 平日1】 京太郎「今日は入学式だ!」 あれ、ポストに何か入っているぞ 京太郎「なになに『今日は新入りさん歓迎会をするので、18時には帰ってくること 霞』……か」 京太郎「新入りさん歓迎会か、楽しみだな」 京太郎「快調快調!信号なんかに俺は止められねぇぜ!」ダダダダダダ ?「あっ」 京太郎「えっ」ドーン 京太郎「いつつつ、どうもすいません」カオアゲ 照「いや、こっちも前、見てなかったから」カオアゲ 京照「「え?」」 京太郎「てててて、て照!?」 照「きょきょきょっ、京!?」 ---------------- 京太郎「えっ!?照本当に転校してきたの!?」 照「うん、モモ達は一緒の高校行ったらしいから、その二人に立ち向かう二人……ってかっこいいなって思って」 京太郎「そんな理由で転校してくるか?普通、だいたいおばさんはどうしたんだよ」 照「その、実はね……」 照「このたび、私、不肖宮永照は自立することにいたしました!」ババーン 京太郎「自立?米一合も炊けない照が?」 照「うぐっ、京は痛いとこつくねぇ」 京太郎「それで、どこに住んでるんだ?」 照「えーと確か、何とか荘ってところなんだけど、石戸さんていう大きい人がいる」 京太郎「あの、それってまさか清々荘じゃあ……」 照「そう!清々荘!あれ?なんで京がその名前知ってるの?」 京太郎「マジか」ズーン 入学式が終わり、ホームルームも終わった そして、俺は今、道に迷っていた 京太郎「クラス委員長になるなんてそんなん考慮しとらんよ……」 なぜか俺はクラス委員長に推薦され、就任していた 早速、担任の教師からB棟の化学実験室へのお遣いを頼まれ、 用事こそ済ませたものの、この学校の複雑な構造にとらわれてしまっているのである 京太郎「ようやく1階まで来れたぞ」 どうして建物の3階から1階に降りるのに30分もかかるのか、不思議でたまらない 京太郎「ここは、麻雀部?」 『麻雀部』と書かれた看板こそあるものの、ドアには鍵がかかっていた ?「あれ、麻雀部に何か用でもあるん?ちょっと待ってーな、今空けたる」 ?「お、空いた空いたぁ、ようこそ!麻雀部へ!」 ?「ウチの名前は荒川憩や!よろしくな!新入部員くん!」 京太郎「なんで俺が部員になってるんですかねえ?」 憩「いや、なんか目ぇ輝いとったから。入りたいんかなあ思うて」アハハ 輝いてた?目が?どんなふうに? 憩「で、どうなん?入ってく?」 ううむ 京太郎「よし!入りましょう!憩さん!」 憩「い、いきなり名前呼びかいな//」カァァ 京太郎「あのー、憩さん?」 憩「ふう、落ち着いたわ」 京太郎「そういえば、他の部員の方はいないんですか?」 憩「いない」 憩「麻雀部にウチ以外の部員は、いないんよ」 彼女は言った、笑いながら、淡々と 憩「すまんな、新入部員くん、さっきのは冗談なんや」 ----------------------- 憩「ウチ、今二年なんやけどな、入部したときにいた先輩、みんなやめさせちゃったんよ」 憩「『荒川さんと打っても楽しくない!』って言われてな……」アハハ 憩「自分だけが麻雀を楽しんで他の人はつまらない、そんな麻雀をウチは打ってしまうんや」 憩「だから、今のうちやで、傷付かんうちに辞めた方がええ、麻雀がつまらなくなる前に辞めた方がええ」 そう言う憩さんの目はさっきのように笑ってはいなかった 俺は彼女にどんな声をかければいいのだろうか 京太郎「女の人の泣き顔は、見たくないです」 憩「え?」 京太郎「憩さんが何と言おうと、俺は入ります」 京太郎「楽しくない麻雀なんて、ありえませんから」 憩「そんなこと言うたって!ダメなんよ!」 憩さんは叫ぶように言う なぜ俺が初対面の人にこんなに真剣になれるのか、自分で理解ができなかった 京太郎「大丈夫です、俺が大丈夫だから、大丈夫です。憩さんは気にしなくていいです」 京太郎「憩さんを避けていった人達は、きっと自分の弱さを認めたくなかっただけなんです」 京太郎「だから、憩さんは悪くないです」 京太郎「作り直しましょう、麻雀部を」 京太郎「俺たちが頑張ればきっと誰かが付いてくるはずです」 京太郎「現に1人アテがありますし」 京太郎「わかりましたか?俺は絶対に諦めません」 少しの沈黙、それを破ったのは憩さんだった 憩「ふう、わかったわ」 憩「それじゃあ、これからよろしくな」 憩「新入部員くん」ニコッ その笑顔はまるで、校舎の中に射す日の光のようで、明るく、そして暖かかった 【4月第1週 平日1 昼 終】 京太郎「そういえば、他の部員がいないのにどうやって練習していたんですか?」 憩「ああ、いつもは街の雀荘で打っとるんよ。最近はノーレートのとこも増えてきて色んな人がいて楽しいんよ」 京太郎「じゃあなんでここに?」 憩「その雀荘に行く前にここの掃除しとるんよ、だから少し手伝ってくれるか?えーっと…」 京太郎「名前ですか?一年の須賀、須賀京太郎です」 憩「それじゃあ、京太郎、そのロッカーの中の箒取ってくれるか?」 京太郎「よっと、これでいいですか?」 憩「それやそれ、じゃあパパッと終わらせるでー!」 京太郎「了解です!」 憩「よし、だいぶゴミも集まってきたし塵取りとってやー」 京太郎「これですね、はい」 憩「おお、早いなー、京太郎は看護師とか向いとるんとちゃうん?じゃあウチが塵取り持っとくから京太郎はゴミこん」 京太郎「わかりました……!」 こ、これは!憩さんが三角座りをしている……だと?そんな…そんなことをしたら憩さんの三角の領域が俺の目に…! 憩「ん、どうかしたん?きょうたろぉ……!」 気づかれた! 憩「み、見た……?///」 京太郎「いえ!なにも!青と白の水玉なんて見てません!…あ」 憩「きょ、京太郎のアホ~!///」 京太郎「ちょ、憩さん、箒は痛っ、痛いですって!」 憩「で、京太郎はこれからどうするんや?」ムクー 京太郎「そろそろ許してくださいよ…」 憩「ぱんつ見られといて許すやつがどこにいるんや!」ブンッ 京太郎「はいストーップ!そうですね、その雀荘に行ってみますよ。案内してくれますか?」シラハドリ 憩「わかったわ、後でたこ焼きよろしくな。ほな行こか」 京太郎「はいはい」 【道中】 憩「あ、ここのたこ焼きがこの街で一番おいしいんや。ここやで京太郎!」 京太郎「ちょっと待ってくださいよ」ゼェハァ 憩「京太郎は男の子やのに体力ないんやなー、もっと鍛えんとアカンで。ほら早く奢ってーな」 京太郎「はいはい。あ、たこ焼き1人前お願いします」 京太郎「はい、買ってきましたよ。どこで食べます?」 憩「あそこのベンチでええんやない?」ユビサシ 京太郎「はい、いいと思います」 憩「あれ?一人分だけなん?京太郎にもこの味教えたい思うたんやけどな」ブー 京太郎「いえいえ、いいですよ。ほんのお詫びですし」 憩「なんっかイヤや…よし京太郎!」 憩「一緒に食べるで!」 憩「ほれ一つ食べてみい」 京太郎「ありがとうございます」パクッ 京太郎「あふっ、あっ、あっつ……ふう。確かにおいしいですね、このたこ焼き」 憩「せやろー!さすがやろー!」 京太郎「なんで憩さんが自慢気になっているんですか……もう1個貰えます?」 憩「うん、ええで。ほれ」 京太郎「……うん、おいしい。こんなところ教えてくれてありがとうございました、憩さん」 憩(あれ、これよう考えたら間接キスいうやつちゃう?///) 京太郎「憩さん、おーい、憩さーん」 憩「ひゃ、ひゃい!」ビクッ 京太郎「ぷっ、あはははは、何ですかそれ、ふふっ」 憩「わ、笑っとらんで早く行くで!今日はウチ用事あるんやから!」 【雀荘】 店員「お、来たね荒川の嬢ちゃん……とそちらは?彼氏かい?」 憩「かかかか、彼氏ちゃうわ!こんなやつ!」 京太郎「ちょっ、憩さんそんな言い方あんまりじゃあ……」 憩「う……」 店員「あっはっは、こんな嬢ちゃん久しぶりだな。で、どうする?2人で打って行くんやろ?」 憩「うん、いつも通りノーレートで!」 店員「あいよ、じゃああの卓が空いてるから入ってや」 おっさん「よお、荒川んとこのぉ、またカモられに来たんかぁ?げっげっ、げっげっ」 おっさま「なぁに言うとるん、いっつもカモられてるのあんたやろが」ビシッ おっさん「ぐえっ、せ、せやったな。よし!そこの兄ちゃんカモったるわ!かかってきい!」クイックイッ おっさま「そういうのやめーや」 憩「はぁ、こんなん気にせんでええよ、京太郎」 京太郎「ははは、よろしくお願いします」 おっさん「うっしゃあ!ほな、始めるでー!」 -------------------- 憩「ツモ」 一同「おうっ」 憩「ロン」 おっさん「うげっ」 憩「ロン」 おっさん「ひえっ」 憩「ツモ」 憩「ロン」 おっさん「うえっ」 憩「これで終わりや!ロン!」 おっさん「ひげぇーーー」 ----------------------- 憩「ふう、終わったな。楽しかったで、ありがとさん」 京太郎「あ、ありがとうございました」 おっさん「」ブクブク おっさま「おつかれさん、いやあ、相変わらず強いね~荒川ちゃんは、流石全国2位なだけはあるわ~」 憩「いやいやまだまだですよー、宮永さんに比べたらウチなんて」 おっさま「そか~、充分やれると思うんやけどな~」 おっさん「ハッ、ワイは一体?」 おっさま「ハコ割れトビや」 憩「アホも起きたことやし、今日はこんくらいで打ち止めや!」 京太郎「じゃあ行きましょうか」 店員「嬢ちゃんもう帰るん?いつもは7時くらいまで打ってくんに」 憩「ああ、今日は用事があんねん」 店員「用事?彼氏?夜?」 店員「ふぅーむ、なるほどなるほどなるほどー」 店員「兄ちゃん、頑張ってな」ボソッ 京太郎「な、何をですか!?」 憩「だからちゃう言うとるやろ!///」 店員「まーたまたー、顔赤くしちゃってー」 憩「う、うるさいわ!ほな行くで京太郎!じゃあなー!」 京太郎「ありがとうございました」ペコリ 【帰り道】 憩「んーと、京太郎はこっちの方なん?」 京太郎「はい、下宿してまして」 憩「へー奇遇やなーウチも下宿しとんねん」 京太郎「え?あの、もしかしてその下宿先って清々荘って名前じゃあ……ないです…よね?」 憩「お、よおわかったなあ、京太郎エスパーなんちゃうん?」 京太郎「実はですね、俺の下宿先も清々荘なんですよ。あとさっき話題に出てた照も」 憩「え、ホンマ!?特に後の方!」 京太郎「嘘吐いてどうするんですか」 憩「だって京太郎が―― ---------------------------------------------------- 憩「こ、ここに宮永照がおるん?」 京太郎「はい、だから入ってください」 憩「わかったわ。ほな、おじゃましまーっす、と」 憩「あれ、宮永さんおらへんやないの。どういうことなん?きょうたろ…むぐっ……!」ズギュウウウン 憩「ぷは……って、何すんねん!い、いきなりキ、キスなんて…///」 京太郎「あれ、憩さんひょっとしてこの部屋、照の部屋だと思った?」 京太郎「残念、俺の部屋でした!」マッパ 憩「ちょ、なんで脱いでるん?」 京太郎「そりゃあ、憩さんとするためですよ」 憩「だ、だから何を…?」 京太郎「何って、ナニに決まってるじゃないですか!営みですよ!夜の営み!」ガバッ 憩「あ~れ~」 ---------------------------------------------------- ――って感じで襲ってくるかもしれへんやん」 京太郎「しませんよそんなこと!一体俺は憩さんの中でどんなイメージなんですか!?」 霞「あらあら、随分と仲良しさんなのね」 憩京「「うおっ!」」ビクッ 憩京「「い、いつの間に!?」」 霞「それはこっちの台詞よ、いつの間にそんな仲良くなったの?」 霞「まあ訊かないでおくわ。あと、一応言っておきますけど、清々荘内での不純異性交遊は『禁止』ですからね。破ったら…ね?」ニコッ 京太郎「」ゾクッ 憩「で!霞姉!今日のご飯は何なん?」 霞「それは歓迎会でのお楽しみよ、うふふ」 憩「なんや霞姉はケチやなー、京太郎はたこ焼き奢ってくれたんにー」 霞「あら京太郎君、憩ちゃんにそんなもの奢ったの?ひょっとして仲良くなった理由って憩ちゃんを餌付けしたから?」 京太郎「そんな訳ないでしょう!」 俺と憩さん、霞さんの3人で歩くこと10分、ようやく清々荘が見えてきた。 そして、その前でこちらに手を振っている女性の姿が目に入った。夕陽とも相まってその姿はとても輝いて見える 京太郎「な、なんだ!あの金色の輝きは!」 どうして自分と同じ金髪なのにこうも輝きが違うのだろうか、俺、気になります。 霞「輝き?ああ、エイスリンちゃんのことね」 京太郎「エイスリンさん?」 霞「京太郎君の右隣の部屋に住んでるエイスリン・ウィッシュアートちゃん。ニュージーランドからの留学生ですって」 憩「あと何人住人増えるんこのアパート……」 エイスリン「カスミ、オソイ!ヤクソク、ハマモル!」プンスカ 霞「ごめんね、エイスリンちゃん。ちょっとスーパーで手間取っちゃってて」 エイスリン「ソノヒトタチハ?」 霞「この金髪の男の子がエイスリンちゃんのお隣さんの須賀京太郎君」 京太郎「よろしくお願いします」 霞「それでこっちの女の子は荒川憩ちゃんよ」 憩「よろしくお願いするでー」 エイスリン「コッチモ…」カキカキ エイスリン「ヨロシク!」バッ|憩、エイスリン、京太郎の順に並んでる絵| 憩「ほえー、上手いもんやね」 霞「エイスリンちゃんはまだ上手く日本語が話せないからこうしてホワイトボードを使ってコミニュケーション取ってるのよ」 京太郎「なるほど、そういうことですか」 霞「それじゃあ、私とエイスリンちゃんはご飯作るから2人は部屋に帰って着替えておいてね」 憩「いよいよパーティーや!」 霞「新入りさん歓迎会ー!」 憩・?「わー!」ドンドンパフパフー 霞「さて、まずは新たな住人さんの紹介よ!まずは……ニュージーランドから来たパツキン美少女!エイスリンちゃんー」 エイスリン「Aislinn Wishartデス、ニュージーランドカラ来マシタ、コレカラヨロシクオ願イシマス!」バッ |夜露死苦| 霞「え、えーっとその字は?」 エイスリン「カンジ、ハツチョウセンシテミマシタ。カンジ is art!」キラキラ ?「金髪には惹かれるものがあるし!」 霞「さて次はー!またもや金髪!長野出身!見た目は不良、頭脳は良好!その名は須賀京太郎ー!」 京太郎「あ、新入りの須賀京太郎です、よろしくお願いします」 憩「ふつーやな」ジトー ?「普通だし」ジトー 霞「普通ね」ジトー 照「普通すぎるな」ジトー ?2「普通すぎてつまらん」ジトー 京太郎「すいませんでした…」チーン エイスリン「スガクン!ヨカッタヨ!ゲンキダシテ!Simple is the best!」キラキラ 京太郎「ありがとうございますぅ…」シクシク 霞「気を取り直していきましょー!次は!どこから来たのかわからない!謎の女子高生、三尋木ィー咏ァー!」 咏「三尋木咏だぜぃ、これからよろしくねぃ~」フリフリ 京太郎「和服か、いいな」グッ 憩「む!なんや京太郎はコスブレが好きなん?」 京太郎「いや、そういう訳じゃないですけど」 霞「はいそこの2人いちゃいちゃしない!それじゃあトリはこの人!西東京から来た!現在日本の女子高生の頂点!宮永ァー照ゥー!」 照「宮永照だ、訳あってこちらに越して来た。よろしく頼む」ゴッ 池田「こ、こいつはやばいんだし」ビクビク エイスリン「ワオ!」ゾクッ 憩「ホンマにホンマやったんやな!」キラキラ 京太郎「でしょう?俺の言った通りでしょう?」 霞「はい、そこの2人次いちゃいちゃしたらご飯抜きよ」ニコッ ?「年増の嫉妬は恐ろしいし!」 霞「はい華菜ちゃんはご飯抜きね」 華菜「ちょっと待つんだし!」 霞「今年の新入りさんは4人、みんな仲良くね。次は先住人の自己紹介よ」 華菜「カナちゃんは池田華菜っていうんだし!これからよろしくだし!」 憩「ウチは2年の荒川憩や、麻雀部の部長やっとるから是非来てな」 霞「私は石戸霞、ここには父上様に連れられて来て以来8年程いるわね。今年から三箇牧の教員になったからここには私1人で暮らすことになったの。だからなるべく問題は起こさないようにね、特に……京太郎君?」 京太郎「は、はい…」 霞「わかってればいいのよ、わかってれば」 照「」グー 憩「ねえ、そろそろご飯食べへん?お腹空きすぎてん」 霞「ええそうね、それじゃあこれからは晩餐タイムよ」 照「京、そこの野菜取って」モグモグ 京太郎「ドレッシングはどうする?」 照「フレンチで」ゴクゴク 京太郎「あいよっと」つ皿 照「ん、ありがと」パクパク 京太郎「どんだけ食べてるんだよお前…」 照「おいしいんだからしょうがない、やめられない止まらない」ガツガツ 照「ふう、お腹いっぱい」 京太郎「なあ照、ちょっといいか?」 照「なに?」 【石戸宅・縁側】 京太郎「突然で悪いんだが、麻雀部に入らないか?」 照「んー、部員ってどうなってるの?荒川さんがこの時期で部長ってことからすると、あまりいないんでしょ?」 京太郎「なんでそんなに鋭いんだ」ズボシ 照「これでも一応文学少女ですからね」ドヤァ 京太郎「はいはい、察しの通り部員は俺と憩さんだけだよ」 照「そう…京はインターハイに出るつもりなの?」 京太郎「まあ出来ればの話だけどな」 照「じゃあ荒川さんは?」 京太郎「照と打つんやー、って張り切ってたからきっと出ると思うよ」 照「ふーん、そっか、それなら 照「私は入らない」 京太郎「え?どうして?」 照「個人戦に出るのに部活に入っていなければならないということはない。荒川さんが団体戦に出るつもりなら私は入るけど、この現状じゃあそれは無理。だから私は入らない」 京太郎「なんでそんなに団体戦に拘るんだ?」 照「京はモモ達を見てきたのか?あいつらがそう簡単に負けるとは思えない。おそらく全国まで来る、とすると私も全国へ行けばあいつらと打つ機会が増える」 京太郎「咲達と打つため……か、そしてその目的が果たせないのなら部活には入る必要はない、そういうことか」 照「その通り、だから私は白糸台で団体戦に出ていた。女子部員が4人揃ったら教えてくれ、そうしたら考えてみるよ」 京太郎「照…お前変わったな」 照「どういう意味?」 京太郎「昔は俺達4人で楽しく打ってただろ?だけど、俺からすると、今のお前は麻雀を楽しんでいないように見えるんだ」 照「つまり、京が私に友達と打つ楽しみを教えてくれるってこと?」 京太郎「そうだ。俺と憩さんでお前の目を覚ます」 照「これはまた…大きく出たね、まあ楽しみにしてるよ。それじゃあ私先に帰るね」 京太郎「このサンドイッチおいしいな。霞さんが作ったのかな」チョンチョン 京太郎「…ん?ああ、エイスリンさんですか」 エイスリン「スガクン、ソノsandwichオイシイ?」 京太郎「はい、おいしいですよ。毎朝食べたいくらいです」 エイスリン「ソッカ、ヨカッタ」ホッ 京太郎「これはエイスリンさんが作ったんですか?」 エイスリン「ンー」カキカキ エイスリン「カスミ!」バッ |眼鏡を掛けた霞の絵| 京太郎「なるほど、霞さんに教えてもらったんですね」 エイスリン「ウン!カスミ、スゴイ!」キラキラ 京太郎「確かに…あれは、凄いですよね…」ゴクリ エイスリン「スガクンハ、スゴイホウガ、イイ?」 京太郎「いや、別に大きさなんて関係ないですよ。人の個性ですしね」 エイスリン「…オオキサ?」 はっ!そういえばエイスリンさんは一度もおもちに関する言葉を使っていない……!ということは! エイスリン「スガクンノ、スケベ!エッチ!///」 京太郎「エイスリンさんは怒り疲れて寝てしまった。しかし、寝顔も可愛いなあ」ツンツン エイスリン「スガクンノエッチ…」Zzz 華菜「なぁにやってんだ、新入り」 京太郎「えっとあなたは確か、小池さんでしたっけ?」 華菜「カナちゃんは池田だし!」 京太郎「おい、小池ェ!」 華菜「不謹慎だし!」 華菜「エイスリンさんは可愛いなあ」ツンツン 京太郎「あ、俺と同じことやってる」 華菜「な、わ、悪いか!?」 京太郎「そういえば池田さんは妹さんとかいるんですか?」 華菜「華菜でいいぞ、でもなんでわかったんだ?」 京太郎「華菜さんさっき食器の片付けとか手伝ってじゃないですか、だから妹か弟がいるんじゃないかなって」 華菜「ふむふむなるほど、カナちゃんには三つ子がいるんだ。緋菜と菜沙と城菜っていってな、とっても可愛いんだぞ!」 京太郎「そ、それじゃあおやすみなさ」 華菜「おっと、どこにいく気だ?須賀」 京太郎「え、ちょっと、え?」 京太郎「あの後20分くらい池田さんの妹さんの話を聞かされた……」ゲッソリ 憩「大丈夫?京太郎?」 京太郎「はい、まあなんとか」 憩「やっぱり高校初日は疲れるよねー」 京太郎「俺の疲労の主な原因は憩さんなんですけどねぇ」 憩「え、そうやったん?それはすまんなー」ハハハ 京太郎「そういえば憩さんはどうしてここに住んでるんですか?」 憩「ただ単純に親元を離れたかったから、かな」 京太郎「憩さんの御実家って……」 憩「病院やで、通学路から見えるあの大きいやつな」 京太郎「あ、やっぱりそうなんですか」 憩「お父さんやお母さんはウチを医者にさせたいらしいんよ。だから勉強で忙しくなる前に、高校だけでも自由でいたいなー思うてね」 京太郎「なるほど、なんだか変な話ですね」 憩「せやろ、どうせなるなら医者よりナースになりたいわー」ハハハ 京太郎「憩さんにナース服ですか……かなり似合いそうですね!」 憩「うん、なんだか体に馴染む感じがするんよねー。最近はよく実家から拝借したんを寝間着に使うとるんよ」 京太郎「へー、じゃあ今度俺にナース服姿見せてくださいよ」 憩「お、ええでー。但し、ウチに麻雀で勝てたらなー」 京太郎「よおし、それじゃあ頑張りますよー!」メラメラ 【4月第1週 平日1終了】 【4月第1週 平日】 京太郎「まさか高校生活第1週目で寝坊するとは思わなんだ……」ゼェゼェ 京太郎「まあいい、学校まで後少しだ!後少しで間に合うんだ!頑張れ俺!」ウォー キーンコーンカーンコーン ガラガラ 京太郎「ふっ、ギリギリセーフだったぜ!」ヤレヤレ 担任「須賀ァ!てめェ今の遅刻は何だァ!ギリギリアウトだァ!」 京太郎「おいおい嘘だろ?冗談はよしておくれよ」HAHAHA 担任「うるせェ!外で立ってろ!」 京太郎「」 京太郎「はあ…疲れた。昼飯はどこで食べようか」 京太郎「食堂に行くか」 【食堂】 京太郎「お、この日替わりランチのサンドイッチ美味しそうだな。頼んでみるか……と、お?」 エイスリン「……」キョロキョロ 京太郎「エイスリンさんじゃないか、何をしているんだろう?」 エイスリン「ア、スガクン!」パアッ 京太郎「エイスリンさん、どうかしたんですか?」 エイスリン「エーットネ」カキカキ エイスリン「コレ!」バッ |サンドイッチの絵| 京太郎「日替わりランチを食べたい、ということですか?」 エイスリン「ウン!」 京太郎「食堂で頼むときはまず食券をここで買って、あそこのカウンターに食券を持って行くんですよ」 エイスリン「ワカッタ、スガクンアリガトウ!」ニコッ 京太郎「よし、じゃあ俺も……あれ?」 エイスリン「」スタスタ 京太郎「今度はどうしたんですか?」 エイスリン「ヨカッタラ、lunch、イッショニタベヨ!」 京太郎「はい、わかりました」 京太郎「あの日替わりランチは美味しかったな、何よりエイスリンさんと一緒に食べられて良かった」ウンウン 先生「須賀君~ちゃんと聞いとる~?」 京太郎「はい、もちろんです!」 さて、放課後はどうするか 京太郎「さて、こうして街に来たわけだが、何をしよう……」 咏「お、京太郎じゃーん」フリフリ 京太郎「おお、三尋木じゃないか何してるんだ?」 咏「咏でいいぜぃ。まあ、あれだ生活用品をちょっと見て回ってるんだ」 京太郎「生活用品か、確か俺もあまり無かったからな。よし、一緒に買い物しようぜ!」 咏「お、いいね~それ、しらんけど」 京太郎「何だよそれ、じゃあ行くか」 ―――――――――――――――― 京太郎「まあこのくらい買えば充分か」 咏「なあ京太郎、休憩がてら喫茶店にでも行かね~?」 京太郎「そうだな、行こう」 イラッシャイマセー 咏「それじゃあ私は抹茶にでもするかね~、しらんけど」 京太郎「それじゃあ俺はレッドブルで」 咏「なんで喫茶店にんなもん置いてあんだよ…」 京太郎「だよな…」 オマタセシマシター 京太郎「お、来た来た」 京太郎「なあ、咏ってさ」ゴクゴク 咏「ん?」 京太郎「ウッ、麻雀したけ、と、あるか?コホッ」 咏「あ?なんだって?」 京太郎「ちょっ、ごめっ」ケホッケホッ 京太郎「はあ、落ち着いた」 咏「えーと、麻雀?」 京太郎「ああ、今俺と憩さんで麻雀部作ろうとしてるんだけどさ、咏も麻雀できるなら入部してくれたら嬉しいなって」 咏「ふーん、わかった。いいよ」 京太郎「え!はやっ!?そんな簡単に決めていいのか!?」 咏「別に入りたい部活なんて無いからねぃ~、元々部活なんて知らんし」 咏「それに私は地元で『cat chamber』って呼ばれるほどだったからね~」 京太郎「キャット…?」 咏「『cat chamber』な」 京太郎「なんだかよくわからんが、とにかくよろしく頼むな」 咏「おうよ、そういえば顧問て誰なん?」 京太郎「あ」 咏「確か創部に必要なのは顧問となる教員1名と生徒5名だったはずだけど、それはいいのかぃ?知らんけど」 京太郎「し、知らなかった……」 咏「しっかりしてくれよ~、そんじゃ私は別んとこ行くからじゃねぃ~」 京太郎「おう、じゃあな」 京太郎「次はどこに行くかな」 アリガトウゴザイマシター 京太郎「さてと、公園に行くか」 【公園】 京太郎「公園なう」 ??「あのーすんません、ここいら辺で、いかにも病弱って感じの女の子いませんでした?」 京太郎「いや、見かけませんでしたけど」 ??「そうですか、お手を掛けました」 京太郎「あの、もし良ければ手伝いましょうか?その人を探すの」 ??「え、ホンマ?じゃあ頼むわ!ウチは千里山の清水谷竜華や、よろしく」 京太郎「俺は三箇牧の須賀京太郎といいます」 竜華「須賀君はあっちの方探してくれへん?ウチはこっちの方探すから」 京太郎「わかりました」 ―――――――――――― 竜華「結局見つからんかったわ…どこに行ったんや怜ぃ……」ポロポロ 京太郎「すいません、お力になれなくて……」 竜華「ええってええって。ところで須賀君、三箇牧の憩ちゃんって知っとる?」ゴシゴシ 京太郎「荒川憩さんですか?」 竜華「せやせや、やっぱ知っとった?」 京太郎「知ってるも何も部活の先輩ですからね」 竜華「じゃあ須賀君も麻雀部なん?」 京太郎「ええ、まあ」 竜華「奇遇やなあ!ウチも麻雀部なんよ!なあ須賀君、今ケータイ持っとる?」 京太郎「はい」 竜華「じゃあちょっと借りて……ちょちょいのちょいっと」ピローン 京太郎「何をしたんですか?」 竜華「ウチの連絡先入れといたわ。同じ地区の麻雀部員同士仲良くしてこやー」 京太郎「そうですか、それじゃあこれからもよろしくお願いします」 竜華「うんうん、ええ子やなー須賀君は。じゃあ今日はありがとな、それじゃ!」タッタッ 京太郎「さよならー」 京太郎「……清水谷さんか、可愛い人だったな。そして、何よりあのおもちは……」デレー 京太郎「よし、帰ろう」 ガサガサッ ?「ふぅ、ようやくいなくなったわ」 【4月第1週 平日】終 【4月第1週 休日】 チュンチュン 京太郎「休日なのに早く起きてしまった…」 京太郎「咏の言っていた通り、創部には生徒5名と教員1名が必要らしい。あと、麻雀部は廃部状態だから5月末までに創部申請を出さなくてはいけないようだ」 京太郎「さて、朝はどうしよう」 京太郎「麻雀の勉強をしよう!」 京太郎「って言ってもどうするかな……」 京太郎「ネトマもいいけど基礎を固めたいところだからな」 京太郎「よし、基礎を固めるぞ!」 京太郎「そうと決まれば、『麻雀 基礎』っと」カタカタ 京太郎「お、手ごろなサイトが見つかったぞ」 京太郎「ふう……」 京太郎「まあ、こんなものか」 京太郎「他の人の部屋に遊びに行くか」 京太郎「池田さんの部屋に遊びに行こう」 京太郎「あの人の部屋ってどうなってるんだろうか」 京太郎「いーけーださん!あっそびーましょ!」 シーン 京太郎「ふむ、どこかに出かけているようだな」 京太郎「うーむ、どうしたものか」 京太郎「勉強をしよう」 京太郎「一応宿題もあったことだしな」 宿題「どっさりあるよ!どっさり!」 京太郎「んー、これは…誰かと一緒にやった方がいいかもしれない」 京太郎「この国語は照とやった方がいいかな」 京太郎「…いや、俺一人の力で片付けてやるぜ!」 京太郎「いつまでもあいつの力借りてちゃいけないからな」 ―――――――― 京太郎「お、案外早く終わったな」 京太郎「『セメント樽の中の手紙』か悲しい話だったな」 京太郎「買い物に行くか」 京太郎「さて、どこへ行こうかな」 京太郎「めぼしいものは」 牌のお姉さんの麻雀教本 初級編…1400円 牌のお姉さんの麻雀教本 中級編…2000円 牌のお姉さんの麻雀教本 上級編…2800円 小鍛治健夜の目指せ!グランドマスター!…2800円 迫り来る怒涛の修羅場…2000円 驚愕!雀士改造術!…1900円 女性を落とす40の方法…1000円 参考書…600円 小説…600円 WEEKLY 麻雀 TODAY…600円 京太郎「さて、何を買おう」 京太郎「これください」 店員「計4500円となります」 京太郎「はい」チャリン アリガトウゴザイマシター 買った物 牌のお姉さんの麻雀教本 初級編 コンマ判定で雀力up 読む度に成功率が上がっていきます 驚愕!雀士改造術! 読書後に一緒に麻雀の特訓をした人の雀力up 参考書 勉強時に使用可能。 勉強の成功率、獲得学力が上がります WEEKLY 麻雀 TODAY 1回しか読めません。 無条件で雀力up 夜 京太郎「少し出歩いてみるか」 京太郎「夜の大阪ってこんな感じなのか」 京太郎「長野とは違ってあんまり星が見えないんだな」 京太郎「あれ、こんなとこに張り紙があるぞ」 張り紙「不審者に注意でー」 京太郎「不審者か、気を付けなければな」 京太郎「しかし、今日会話をしたのが本屋の店員さんだけだったとは……」 【4月第1週 休日】終了 【4月第2週 平日】 京太郎「遅刻に用心して早起きしてきたぞ!」 京太郎「お、あの人は……エイスリンさんじゃないか!」 京太郎「おーい!エイスリンさーん!」 エイスリン「ア、スガクン!」 京太郎「どうも、おはようございます」 エイスリン「オハヨウ!」 京太郎「エイスリンさんって麻雀に興味あります?」 エイスリン「…マージャン?」 京太郎「ああ、やっぱり知りませんでしたか」 エイスリン「ソレッテgame?」 京太郎「はい、とっても楽しいですよ」 京太郎「今、憩さんと麻雀部作ってるんですよ。だからエイスリンさんも入ってくれたら嬉しいなって」 エイスリン「ヘー、ソレジャアミニイコウカナ!」 京太郎「じゃあ今日の放課後に麻雀部に行きましょう。迎えに行きますよ」 エイスリン「ウン、ワカッタ!」 京太郎「おおよそ眠気というものがしなかったぜ!」 京太郎「昼はどこに行こうか」 京太郎「今日は弁当を作って、中庭に来たわけだが……」 女子1「はい、あーん」 男子1「お返しだよ、マイハニー」 女子2「もう!遅いよ!男子2君!」 男子2「いやあ、ごめんごめん」 女子3「ほら鳴きなさい!このブタァ!」 男子3「ブヒィィィィィ!」 京太郎「なんだこの桃色空間は」 部員A「そっちに行きましたよ!池田部長!」 華菜「お任せあれ!うにゃああああ!」 京太郎「あれ、池田さ」 ドーン! 華菜「痛ててって、須賀じゃないか」 京太郎「やっぱり池田さんでしたか」 華菜「うにゃああああ!逃げられた…」ガックシ 部員B「諦めません!諦めませんよ!」ザッザッ 部員C「左に同じ!」タッタッ 部員A「よーし、いっちょやったろー!」ウォー! 華菜「あ、お前ら、カナちゃんを置いてくなし!」ダダダダ 京太郎「何だったんだ一体……」 教師「今日はこれで終わりやで~」 京太郎「さて、エイスリンさんを迎えに行くか」 咏「どこ行くんだよ~京太郎~」ウリウリ 京太郎「咏か、これから部活に行くんだが、一緒に来るか?」 咏「おう、行く行く!」 京太郎「その前に、エイスリンさんを迎えに行くから少し付き合ってくれ」 咏「わかったぜぃ~」 【三年フロア】 京太郎「あ、エイスリンさーん」 エイスリン「スガクン!ソレ二ウタモ!マッテタヨ!」 京太郎「それじゃあ行きましょうか」 【部室】 京太郎「こんにちはー」 憩「お、京太郎君。来たかーっと、あれなんで咏ちゃんとエイスリンちゃんがおるん?」 京太郎「咏は麻雀部に入るらしいですよ」 憩「え!そうなん!?おーきにやで!咏ちゃん!」 咏「まあ、よろしく頼むぜぃ」 京太郎「それでエイスリンさんは」 エイスリン「ケンガクニ、キタ!」 憩「京太郎君、流石やで!」 京太郎「いやーそれほどでも…ありますけどね!」ドヤァ 咏「そのドヤ顔さえなければいいんだけどな」 京太郎「今日は何をしようか」 京太郎「エイスリンさん、俺と特訓しましょう!」 エイスリン「ウン!」 憩「じゃあウチと咏ちゃんはいつもの雀荘行ってるねー」 京太郎「はい、わかりました」 咏「じゃあまた明日ねぃ~」フリフリ 京太郎「おう、じゃあな!」 ―――――――― エイスリン「コレガ1翻デ、コレガ…2翻?」 京太郎「おお!飲み込み早いですね!」 エイスリン「ソ、ソウカナ…?」テレテレ 京太郎「やっぱり、エイスリンさんには入ってほしいです!一緒に楽しみましょうよ!」 エイスリン「ケイ、トウタト、スガクン…」カキカキ エイスリン「スガクン!」バッ |4人で卓を囲んでいる絵| エイスリン「ワタシ、ハイル!ガンバロウ、スガクン!」 京太郎「はい!お願いします!」 京太郎「いい感じの時間なので、そろそろ帰りましょうか」 エイスリン「ウン!」 【帰り道】 京太郎「へー、ニュージーランドってそんなところなんですか」 エイスリン「キレイナトコロダヨ!」 京太郎「いつか行ってみたいですね」 エイスリン「ナラ、イツカイコウネ、イッショニ」 京太郎「はい、…お」 エイスリン「ドウシタノ?」 京太郎「いや、綺麗だなって」 エイスリン「エ?」 京太郎「夕焼けが…ってどうしたんですか?顔が赤いですよ?」 エイスリン「ナ、ナンデモナイヨ!ユ、ユウヤケノセイジャナイカナー//」 京太郎「そうなんですか?ならいいですけど。それじゃあ約束ですね」 エイスリン「ヤクソク?」 京太郎「エイスリンさんとニュージーランドに行くって約束です」 京太郎「あ、小指出してくれますか?」コユビ エイスリン「コユビ?コウ?」コユビ 京太郎「はい、そうです。指切りげんまんです」 エイスリン「ユビキリ…?」 京太郎「日本では約束をするときこうするんですよ」 京太郎「ゆーびきりげんまん、うーそついたらはりせんぼんのーます」 京太郎「ゆーびきった!」 【4月第2週 平日】終了 【4月第2週 休日】 京太郎「ふむ、清々しい朝だな!」 京太郎「そういえば照と麻雀するって話どうするかな」 京太郎「さて、今朝はなにをしようかな」 京太郎「麻雀の勉強をば」 京太郎「今日は如何様にしようか」 京太郎「憩さんに早く追いつきたいから、基礎からいこう」 京太郎「この前みつけたこのサイトで…」 京太郎「ふむふむ」 京太郎「ふぅ~む、なるほどなるほどなるほど~」 京太郎「中々参考になるな~このサイト」 京太郎「もう昼か…何をしよう」 京太郎「他の人の部屋に遊びに行くか」 京太郎「今日こそはいますように」 京太郎「さて、誰の部屋に行こうか」 京太郎「照ならいるはずだろ」 京太郎「照ー、いるか?」 霞「あら、京太郎君。照ちゃんなら朝早くからどこかに行っちゃったわよ」 京太郎「」 京太郎「気を取り直して麻雀の勉強をしよう…そうしよう…」 京太郎「どんなふうにやるかな」 京太郎「ネトマをしよう!」 京太郎「ここで予約をして…」 京太郎「おお、来たぞ!」 すく水『よろしくですよー』 大好き三つ子!『よろしく頼むしっ!』 ヒロリン『よろしくさんさんさんころり~』 京太郎「よかった…俺はぼっちじゃなかったんだな」グッ 京『よろしくお願いします』 ヒロリン『よし、はじめよかー』 京太郎「俺が起家か」 京 ノーテン すく水 テンパイ 三つ子 テンパイ ヒロリン ノーテン 京『ぐぬぬ』 ヒロリン『アカン、アカンなぁ』 三つ子『好調だし!』 三つ子『ツモ!1600・3200だし!』 京『やられた!』 京 21800 すく水 23400 三つ子 31400 ヒロリン 23400 ヒロリン『やったるでー!』 すく水『そろそろうるさいですよー』 東2局 流局 京 22800 すく水 20400 三つ子 32400 ヒロリン 24400 ヒロリン『まだまだやるでー!』 京『またノーテン…』 三つ子『ツモ!3200オールだし!』 東3局 三つ子のツモ→1本場へ 京 19600 すく水 17200 三つ子 42000 ヒロリン 21200 三つ子『連荘だし!』 すく水『やってやるのですよー!』 東3局1本場 流局→2本場へ 京 20600 すく水 18200 三つ子 43000 ヒロリン 18200 京『逃げ切ろう』 ヒロリン『おっかしーなー』 京『ツモです!1600・3200の2本場は1800・3400!』 東3局2本場 京のツモ和了→東4局へ 京 27600 すく水 16400 三つ子 39600 ヒロリン 16400 京『この調子でいくぜ!』 三つ子『そうはいかないし!』 すく水『勝負は最後までですよー』 ヒロリン『もうええんや…』 すく水『まずは避けますよー』 三つ子『オリとくし…』 ヒロリン『ダメやな…なにもかも…』 京『ロン!12000!』 ヒロリン『嘘…やろ?』 終局 1位 京 39600 2位 三つ子 39600 3位 すく水 16400 4位 ヒロリン 4400 すく水『お疲れさまですよー』 三つ子『惜しいところだったのに…』 京『なんとか…なりましたね』 ヒロリン『あははははははは』 京太郎「よし、勝てたぞ!」 京太郎「ヒロリンさん…か、なんだか怖かったな」 京太郎「この後は何をしよう」 京太郎「一休みしたら買い物に行こう」 京太郎「さて、どこへ行こうか」 京太郎「文房具屋に行くか」 ノート…200円 シャーペン…300円 赤のマーカーペン…300円 いわくつきのペン…500円 いわくつきのシャーペン…600円 高めのシャーペン…900円 関数電卓…1000円 京太郎「あのー、このシャーペンって一体?」 店員「それで勉強すると夢中になってるものが上手なるっていういわくつきのシャーペンやで」 京太郎「それじゃあ、このボールペンは一体?」 店員「それを持ってる人と仲良くなれるいう代物や、神様の力借りとるとかでここでも2本しか置いとらんのや」 京太郎「これが最後の1本なんですか」 店員「せやせや、全国で6店くらいにしか置いとらんらしいで」ドヤァ 京太郎「へー、ならこの2本ください」 店員「おーきにやで、兄ちゃんまあ頑張りなはれや」 京太郎「麻雀の勉強をしよう!」 京太郎「さっきは調子がよかったからな」 京太郎「調子に乗ってちゃいけないな、うん」 京太郎「…今日麻雀以外になにやったっけ」 【4月第2週 休日】終了
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照「……ねえ京ちゃん」 京太郎「なんですか?」 照「…………好き」 京太郎「……照さん」 照「……うん」 京太郎「このクッキー、そんなに気に入ったんですか?」 照「……そうじゃない。や、クッキーはすごく美味しいけど」 京太郎「いやー、この前テレビで見たやつだったんですけど、ちょっとアレンジしまして」 照「うん、相変わらず京ちゃんが作るお菓子は美味しい。でも、私が好きなのは…」 京太郎「あ、照さんが好きそうな味もありますよ?」 照「……もらう……美味しいよ、京ちゃん」 照「……という訳で今回も駄目だった」電話中 咲『えー……この前校舎の裏に呼んでからも駄目だったよね?』 照「『俺も好きですけど?あ、新しいアイス屋できてましたよ』は、さすがに予想外」 咲『やっぱり京ちゃん鈍いね』 照「うん……でも、そのおかげでまだ取られてない」 淡「キョータロー!クッキー美味しかったー!ありがとー!」 京太郎「おう。いや、抱き着くなって」 淡「もー、大好きだしいいじゃーん!」 京太郎「はいはい。いつも言ってんな」 淡「……本気なのに」 菫「こら淡、その辺りにしとけ。しかし、本当に美味しかったぞ」 京太郎「菫先輩、ありがとうございます」 菫「その礼と言ってはなんだが……今度この映画でも見に行かないか?」 京太郎「これって最近話題の……」 菫「ああ……その、恋人や好きな人と見るラブストーリーとか言われているが……」 京太郎「じゃあ俺なんかじゃ駄目ですよー。菫先輩ならすぐにいい人見つかりますって」 菫「……私は君がいいんだがな」 尭深「あの……お茶、どうぞ」 京太郎「ありがとうございます……ふぅ、やっぱり尭深先輩が淹れるお茶が一番です」 尭深「ありがとう……京太郎くんさえ良ければ……毎日でも淹れてあげるよ?」 京太郎「え?そんなの悪いですって。そりゃ美味しいですけど先輩が大変ですし、たまにでいいですよー」 尭深「……そういう意味じゃないのに」 誠子「京太郎!私と付き合ってくれ!!」 京太郎「いいですけどまた釣りですか?この前美味しい魚料理のレシピを見つけまして…」 誠子「あ、いや、付き合うってそういうのじゃなくて…」 京太郎「この前釣ってすぐ捌いたのも美味しかったですよね?またすぐにできるやつなんで期待しててくださいね!」 誠子「あ、あぁ……京太郎の料理は美味しいから楽しみだよ……真正面からでも駄目なのか……」 照「また被害者が増えてる」 咲『昔からそうだったよねー』 照「もうどうすればいいんだろ……」 咲『うーん……いっそ押し倒す?既成事実ゲット!……なーんてね』 照「……それだ!」 咲『……え?あの、お姉ちゃん?冗談だよ?』 照「咲、ありがとう。今度こそ、成功させてくる!」 咲『お姉ちゃん!?ちょっと待って!冗談だって!!お姉ちゃーん!!』 カンッ?
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326 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/01(日) 03 52 45.11 ID QxkpDQ1z0 [5/10] 現在解放されているのが ゆみルート シロルート 衣 照 淡 怜は封印中 (ピンチになったらハギヨシ登場を使う機会もない程に怜はコンマを全回避しました。次回怜ルートのピンチ時に使用できます) つぎいっくよー 記憶引き継ぎに関しては とある一定のコンマを引いたヤンデレのみ引き継ぎと考えています(高校が同じキャラの場合)ので、安心して前回選んだ高校も選んでください。 (永水を選ぶ時は一応確認をしますが復讐編かどうかを明記してください) (鶴賀、宮守は強制ルート入ります) 前回ヤンデレだったあの子も……ヒロインだったあの子も……! プロローグ 意識が混濁としている。 酷い夢を見ているようだ。 何回も何回も酷い目にーー 咲……? 京太郎「はっっ……!」ガバッ 京太郎「夢か……」 京太郎「嫌な夢を見てしまった」 京太郎「そんな事よりも今日は入学式だ!」 京太郎「楽しみだな」 可愛い女の子と……うへへ。 次に行く高校は? 前行った高校でもあり 前行った高校の場合は記憶引き継ぎ安価します 安価下7 336 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/01(日) 04 08 23.04 ID QxkpDQ1z0 [6/10] いまを~抜けだそう♪ 手に触れた Glossy future♪ 熱くなれることが見つかった時は 迷わないで 止まらないで 素直になっちゃえ♪ 荷物かかえ何処にしまえるかなんて 気にしないの 手ぶらでHurry Hurry! おそらく一旦ラストになるであろう 清澄 (ヤンデレと元ヒロインの)記憶引き継ぎに関してはゾロ目±1で引き継ぎです 元ヒロインは好感度さえ上がれば勝手に思い出します 好感度・依存度判定安価 安価下3 優希 安価下5 まこ 安価下7 久 安価下9 和 安価下11 咲 364 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/01(日) 15 24 22.56 ID hri/MvP20 [1/5] 清澄 特別オープニング ユサユサユサユサ ーー咲? 誰だ? 俺には幼馴染が居て…… 途中から追いかけるようになってーー 咲「起きろー!」 ドンッ 京太郎「ドワォ!」 咲「もう!遅刻しちゃうよ!京ちゃん!」 . / . . .| . . . /^l . || . . . . . . | ヽ . . . . .ハ . . | . . . . . .ヽ . . . . / . . . .| . . . .| . || . . . . . . | | . .\ | . | . . . . . . .| . . . . . . / ..... .| . . . .| / . |ト . . . . . .| | ./_\ /| . . . . . . 八 . . . . / . . . . | . . . .| \|| . \ . . . ィX笊竺心j /| . . ./ . . . . . . .|/ イ从 . . | ィ/笊匁、 \ . .. ノ{ ハ | . r-x . . . . . |ー | . . .\| i| ノ{ ハ 乂ー-ソ j/ V . . . . | | . . . . . . 从乂ーソ . . . . ハ| | . . . . . .∧ ′ "" / . . ./ | . . . . . . . ハ "" 厂 . . /j/ | . . 八| . .八 r-, / . . . / | ./ \ . {\ / | . / | \ > .. _ イ リ/ __] {___ _/三l /三三三≧=-__ _x<三ニ/´ / /ニ三三三三三三三>. r≦三三ニニ/ /三三三三三三三>´ /|三三三三ニ{____/ニ三三三三三三>´ \ 京太郎「あはは、悪い悪い。すぐ準備するよ」ヌギッ 咲「わっ……///」メカクシ 京太郎「冗談だけど……指に隙間出来てるぞ」 咲「はっ……!」 0~30 小 31~60 中 61~99 大 366 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/01(日) 15 30 47.33 ID hri/MvP20 [2/5] 咲 87 京太郎「よし、行くか」 咲「遅いよ~もうっ」 京太郎「悪い悪い、許せ」 咲「はいはい!行きますよ!」 京太郎「あっ……!おい!待ってくれ!」 0~25 ゆーき 26~50 まこ 51~75 久 76~99 和 368 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/01(日) 15 35 05.51 ID hri/MvP20 [3/5] まこ「おうおう、夫婦揃って登校かいの」 京太郎「夫婦って……」 咲「嫁さん違います!」 まこ「即答かい……」 京太郎「?」 まこ「こいつもこいつで……」 まこ「一年は難しいのぅ」 0~30 小 31~60 中 61~99 371 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/01(日) 15 42 02.29 ID hri/MvP20 [4/5] まこ 104 京太郎「そろそろ全国だなー」 咲「そうだね」 京太郎「どうした?ビビってるのか?」 咲「ううん、それよりも……」 咲「ワクワクしてるんだ」 京太郎「っ!」 味合わされる劣等感、広がり過ぎた“差” 元より差はあったのだが、最早埋められるような可愛いものでは無かった。 咲「お姉ちゃんと麻雀を通じて話せるし、衣ちゃんみたいな強い人と麻雀出来るから!」 / . . . . ! . . .|. . . . . | | | | | .i | | i . . . . .i . . . .|. / i | | ! | i . | | i i | | | i | / | ! . . . ト、ヽ .;!、i . . | |、゙、'i´| フiナi | | | / . . . i . | . . . . ヾ、 .'i´ヾ. |!ヾ、 ゙、ヽハハヽハノ |ハ | |. /. . . .;ィ'| . . i . . . . i ヽ | ヽ! ヽ ゝ `' リ | i ノヽ | 彡 '´ リ i . .ヽ . . . ゙、 ヽ___ ;==─-ソ / / ! ヽ| . .ヾ .、 ヽ≠'´ ̄` ;;;;;;;;;;;; ノノ ノ /;イノ ソ . . / ヾー-;;;;;;;;; , """ /ノ.; ‐' / i.;イ ;ハ、 ゙、 """ ___ / / ソ レ ` ヾヽ ヽ´ ノ ィ´ /リ ` 、__  ̄ , ' |!;/ _"_〕ー--‐' |__ / . / | | /\ 京太郎「そうか……凄いよお前」 咲「……京ちゃん?」キョトン 373 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/01(日) 15 50 13.59 ID hri/MvP20 [5/5] 京太郎「うーっす」ガララッ 久「あら須賀君、お願いがあるの」 京太郎「はい、なんですか?」 まぁ分かってる。 今日は何を買わされるのかも分かっているけど、“あえて”聞かない。 そうやってちっぽけなプライドを守っていた。 久「~~と~~を買って来て欲しいの」 京太郎「はい、分かりました!」 京太郎「すぐに行ってきます!」 ,.... ‐─ -.., ,.ィ" .......... `.、 〃 ,ィ‐,=‐, ヽ // // /リヽリ ', / ./ ' ⌒` ‐‐-、.| ........ , ! 〃 ,ィ゙ ____ __ .! |. nn ,゙ / !'" ̄` x==、レ ,' .Yi.| | | { ! "" ' "" / / |.i.| | | /} ', 八 t ‐__ァ ./ //. ! , !'./ ヽ |\. rf^ト、_, { // { / ! / ノ | | i' |.! .!〉'/ |/ } {_ 〉___./ ,ィ/ィ{ /ィリ. } ' . }/ ソヽリ. .{ー─‐‐レ"| ト从/ |__/ /゙/ ,/ . . . .>、 /ー──' Y∨ヽ,. . . |-{ ,ィ゙、 {/ . . . .// ヽ そして無様な自分を演じる。 目上の人からお願いをされている部活動の一員を演じる。 かなり、カッコ悪い。 久「……」 0~30 小 31~60 中 61~99 大 377 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/01(日) 16 10 05.09 ID IR8h9sPY0 [2/2] 久 62 京太郎「ただいた戻りましたー!」ガララッ 優希「遅いじぇ!」 京太郎「ははっ悪いな優希」 優希「犬!もっと頑張るじぇ!」 京太郎「わーってるよ」 優希「ったく……」 京太郎「よし、打とうぜ」 優希「!」パァァァ 優希「行くじぇ!」 | | ∨ | | //ィ´|/゙│ / } } ',. { | ヽ ', ! !/イ;=ヾ !Ⅴ │ /| / ', x ⌒ヽ、 ∨ ! / ', .| ! ん リ | ィ´゙| /.| | | トー 、_゙¨`'.,. ∨ .! | ト\ { { 弋_.少 j/イ=∨./} / .ノ ./ } 人 ゙', .} ∨ | 「¨丶\.\! ん リ |/// ./} ノ .', ソ .∨ .! |! } >`=‐' rv 、 .辷.゙ソノ / .(丿 ィi゙ }', } ∨ | リ .j\ \ | \ . . /). \.ノ| |} | .∨ | .{ / ヽ\.ー─'. ! .y' // / } ノ|/ ∨ ! ./ i i!\\ヽ、 ヽ ,./ , イ !// .j ∨ / .| 巛ヘ  ̄>= -‐ , ' "´. /ヽ, |‐'゙ /.∨ ./ .| .}三=ヾ ヽ._,.、 /ミヘイ`゙イレイ|/ ヽ j // ! / \三=\ !ィ^つ ¨` 、_ .′ // { / \三=.\儿 | ゙`丶、 .// ヘ/ .ゝ三三} | /ヽ、 // ノ ヽ三| ./ // .>.、 .// { ∨丿∠三三三/ ./ ヽ、../__二二二二ヽ {二..}´ ̄ ̄ ̄´ | / `ヽ、 ∧ .ハ }/ \ 0~30 小 31~60 中 61~99 大 383 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/01(日) 16 35 14.74 ID QxkpDQ1z0 [9/10] 優希 67 和「それでは私も相手をさせてもらいます」 京太郎「お、和もか」 和「何か変な事でも?」 京太郎「いや、珍しいって思ったからさ」 和「確かに須賀君と打つ機会はあまりありませんね」 和「久しぶりに楽しんで打ちましょう」ニコッ . ´ | ㏍ ノ . / / i Vk㏍㏍㏍㏍㏍ \ . ' i l i i i 」i ㏍㏍㏍k/__ . ; i i i |i -i 圦__彡㏍ . ∨〈r | l ┐ i i i i八 i | 小| i . ノ i i i i /㏍' V ハ| | |┐ | i i i |if弐ミ | { 坏弐ミト i i i/ | i| | || | i 圦|i { ハ \ { 心Vi i/ /l L」 二二} ㏍k ミトVツ 乂_ ツ 丁-㏍| |二二二} l i| 、 丁 ̄` . | . .{ | 八 rァ′ . | . . . `ヽ | i i\ ‘` リ | ノ | i i i i i\ _ . / | . . \ | | . i i `T爪| / | . ヽ | i i i i i i i 斗-─/ / | . | | i i i i i㌣ / / i i || 丶 | | i i i /--ミ ' i i i |L__ \| | i i i / ヽ ¦ i i i i | . ヽ | i i / |i | i i | | i i | } ㏍㌣ |i | i i | | ; | / _-㌻ . i | i i |八 |─---‐ ' , '´ { . i | i i | \ |. / i /, i| i| i i | ヽ | ′ V/ i| 八 i i ____ ハ 、〉 ; . ;′ ` ─‐\ i i マZZニi | i、. . . . . . . i \ i i l | | l` | . | |\ | | | | \ | . | l ) ノ | | 和……被虐心溢れてるよ、怖い。 和「?」キョトン 和(久しぶりに須賀君と……これがきっかけで仲良くなったり……!) 京太郎「……」ゾクゾク 前は好きだったんだけどなぁ……冷たくされ過ぎたから怖くなってしまったよ……トホホ。 和(気になる異性には冷たく接すると……本には書いてありました……) 和(これで……完璧!) 0~30 小 31~60 中 61~99 大 391 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/01(日) 16 52 16.44 ID mauSjw+K0 [2/3] 加虐でした。 和 112 京太郎「だー負けた!」 優希「まだまだまだ甘いじぇ!」 久「うーん……上達はしているのに」 和「すごいですよ、須賀君。かなり上達しましたね」 京太郎「そ、そうかぁ~?」 飴とムチって奴だな……くわばらくわばら…… 和「ほら、ここの牌の切り方も……///」 京太郎「ひぇっ……///」 和「まだまだですね」 | \ /ー/ ̄ ̄ ̄`¬ \ r' ー--イ ト‐‐‐、 / / \ | ,,,,ト-∧_ / / \ ト-┬‐‐'' / T\ 「/ ゙、 / | \ | ゙、 ∠__ / ヾ-イ / /| i ゙、 Y \ / ___ | | / / / / | i i ゙、 / Y |_」 \_」 | // / ソ;,; / / | | | |. / / / | | | | / | / / /X; / / | | | | / / | | | ゙、/ .V _ '' /;;;;ノ / / / / | / / | | | | ヾミ_〟 / /. /レ レ'.../ / ./ | | | イ  ̄/ .// / / | | | | //////// ( レ / / | | | | / / | | | | ,/ ./ | | | ,√| | /゙; ゙; .\/⌒ヽ ____/ | | ./ / ゙; ゙; .\ | | |_ | /===〉 ゙; \ | |_√\_ | /;;;;;;;;;;;;;| ゙; \ r「/ /.|´ ト、 | / | ゙; ゙, | | し | .| | ツンなのかデレなのか分からねーよ!!! 咲「ぐぬぬ……」 393 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/01(日) 16 56 36.00 ID mauSjw+K0 [3/3] 久「はい、今日の部活は終わり」 久「解散~」 咲「京ちゃん、今日。一緒に帰らない?」 京太郎「ーー」 1.一緒に帰る 2.一緒に帰らない 3.まだ残る 4.用事がある 5.まだ打ちたりないなぁ…… 安価下2 398 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/01(日) 17 03 24.02 ID QxkpDQ1z0 [10/10] 京太郎「よし、帰るか」 咲「いいよー!」 京太郎「お前が誘ったんだろ!」 咲「てへっ」 京太郎「さてさて、行きますか」 咲「……///」 咲「恥ずかしい……///」 京太郎「そりゃそうだ」 ーーー 咲「こうやって一緒に帰るのは久しぶりかもね」 京太郎「そうだな」 咲「ほら、私。いつも和ちゃんと帰ってたから」 京太郎「とても寂しかったわー慰謝料くれやー」 咲「ひどーい」プンプン / |i |i |i |i | | ∧ . |i | |i | | |i |i | | . / | |i |_||__|_ |ノ|i |\,.___ ト、 | .. / | |/´l.八_| | |i ||八 |/|/\ヽ i | . / | |ヽ 斗====ミ|.八 | 斗====ミ、 Ⅴ i| i. / __| i| |〃 ,イ斧心 ′ \ | 笊i心. ヾ | リ | ´ ̄ ̄ il 八 |″ ._) hi} ヽ ._) h} | / / | |i |r\| 乂___ツ 乂___ツ . |/ / j |i |l`ハ `ー , ─‐ ' / ,イ | , |i , ∧ """" """" 厶イ'/ |i /|/ l/| 人__ ,__/ ル' '′ { | 八 从 ー─ / /'′ |/ \ \ /´ ヽ ,イ / ' \ ト、 , _, ─ ノ , / ヽ \ > _ < / ヽ 〕 ─ 〔 /l / 0~30 小 31~60 中 61~99 大 411 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/01(日) 17 06 51.12 ID dlR9QZOC0 [2/2] ゾロ目ボーナス! 咲の好感度が50上がりました 咲 好感度max 依存度137 咲「えへへ、楽しいな♪」 京太郎「そうかぁ?」 咲「私はとっても楽しいよ、京ちゃん♪」 咲「ねぇ久しぶりにどこか行こうよ」 京太郎「そうだな……」 0~50 行く 51~99 行かない 418 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/01(日) 17 16 00.25 ID 8aY92XNK0 [3/6] 高校によって難易度が違う、 1の気分次第 咲「るんるん」 京太郎「ゲーセンか」 咲「あれ欲しいな」ジーッ 京太郎「よし、待ってろ」ウィーン ーーー 咲「もうやめて!京ちゃん!」 京太郎「少し……黙っててくれ」 咲「一万は使いすぎだよ!」 0~30 失敗 31~60 成功 61~99 ダブル取り 423 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/01(日) 17 20 39.19 ID 8aY92XNK0 [4/6] ここでゾロ目引いてたら告白でした、 . ´ `ヽ . ´ . ′ . / . ,′ ;. / / / { ニニ二三三二ニニ / / \ ニ二二三三三二二ニ / イ /\_ \ ___ ニニ二三三二ニニ ∠ イ | / ,ィ  ̄ ̄三三| ニニ三王 三l 三|ニニニ= | | |. 厶イ | i 二| 三トニ二三ト、三ト、 ト、ニニ= | |/ j j从| | |、 | | | ト、ニ王ニ{{ o }}ニ= | ! | ト、圦乂| 乂| \{ \| ヽ{ヽ{ イノ 乂_{ jハ 从イ/´ -=ニ`ト . - .イ二ニ=‐- 、_ r=ニ =ニ二|`ト _ . r |二ニ ニ7 }ニ〉 ハ マニ ニ二ハ !二ニ / / /ヽ. / Vハ \ ニ二ハー- -一 j二ニ / / / ∧ ′ \\\ ニ二ハ───‐/二ニ //イ / | \\\ 二∧ /二ニ ///,/ ,/ 1 | }八 {\\\ 二∧ /二 /// // ∧ | 咲さんの好感度が30上がりました 咲さん 好感度max 依存度167 京太郎「……」 京太郎「ここだ!」キランッ ガコンッガコッ 京太郎「ダブル取りだぁぁぁ!!!!」 咲「わっ!凄いよ京ちゃん!」 京太郎「うへへへへ!」 咲「わー」パチパチ ーーー 京太郎「で……次は」 咲「私の家!」 京太郎「久しぶりに入るなー」 咲「ささっ、どうぞどうぞ」 427 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/01(日) 17 22 30.10 ID 8aY92XNK0 [5/6] 京太郎「お、この漫画の新刊持ってたのか」 咲「いいよー読んで」 京太郎「へへっ……サンキュー」 咲「ネタバレは?」 京太郎「無しで」 咲「よろしい」 京太郎「へへー」 0~30 小 31~60 中 61~99大 433 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/01(日) 17 27 06.98 ID 8aY92XNK0 [6/6] 430 君の様な頭のいい住民は嫌いだよ 咲さん 197 京太郎「よしっそろそろ帰るか」 咲「えーもう帰るのー?」 ギュッ 京太郎「え?」 咲「もう少し……居てもらってもいいかな?」 京太郎「咲……?」 0~30 居ない 31~99 居る 437 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/01(日) 17 32 11.46 ID q+hsfKTZ0 [2/6] これだからクロチャーは 京太郎「咲、どうした?」 咲「えー?」 咲「もっと京ちゃんにいて欲しかったから……ね?」 京太郎「ずっと抱き付いてるんだが」 咲「す、スキンシップ!スキンシップ!」 咲「ねー?」 / `ヽ. / . . . . . . . . . . . | . .. .i . \ /. . / . . / . .i . . .;、 . . . .i . . . i . . .. ヽ / . !. . .. |. . ,| -‐H . ! | !.i .i 、 . ゙、 |. . . . i . . . .i . .i! . .i| .i .. ! ハ . . ノ_| .. | .i i ! . . .λ . 、 i、 .i、 レレレ レ |ハ`ヽ . |.. i リ;. .{^\ ヽ i⌒ヾ _ レ !. .ォ、 . ..! ヽ 丶._ \ヾ " -‐、 / . レ .| ヽ ! _,... ‐i , .;.へ r-、 ' " "/ . . . .ハ | ィr'"´ W 、 、_)フ /iV| . / リ /ハ ゛、 i 、_ ,......ィく V !L \ \ i_ / | / ハ i | ̄ヾ、i\ \ |`---‐ヲ // /| |i! \i . .\ \ . i / //,.ィ´ |. |ノ \ . . .\二i/'"-‐'"/ / | 京太郎「ぐへぇ……マジか」 0~30 さらにギュッと 31~60 首筋キス 61~99 不意なハプニング 444 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/01(日) 17 36 30.73 ID 70CjWLIF0 [1/10] 魔王の好感度が50上がりました 魔王 247 京太郎「ぐえっ」 ドサッ 京太郎「……」モミュ 京太郎「……」 咲「……///」 咲「責任……とってよ?」 京太郎「お邪魔しましたー」 咲「うん、今日は逃がしてあげるよ」 京太郎「うわーん!」ダッ 京太郎「悪かったー!」 咲「……」 咲「もう……遅いよね?」ニコッ ーーー 京太郎の部屋 京太郎「電話するか」 今の週の登場キャラを選んでください 前の週は不可 安価下2 448 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/01(日) 17 40 21.77 ID 70CjWLIF0 [2/10] 前はヤンデレに電話したら依存度30上昇だった記憶が 魔王の好感度が30上がりました 魔王 好感度max 依存度277 京太郎「さっきは悪かった!」 咲「いいよ、気にしてないから」 京太郎「本当にごめん!わざとじゃない!許して!!」 咲「大丈夫だって」アハハッ 咲「これから結ばれるのに、そんな硬いことは言わないよっ」 咲「ねっ?」 咲「じっくりと……ね」 プツッ 京太郎「最近の咲は変……というか。常軌を逸してる」 ーーー 京太郎「よし、電話するか」 安価下2 452 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/01(日) 17 43 04.29 ID q+hsfKTZ0 [3/6] 久72 久「もしもしー?」 京太郎「あ、もしもし」 久「どうしたのかしら?」 京太郎「相談したい事が……」 久「相談したい事……?」 久(部活……やめるとか言われたらどうしましょう……) 京太郎「ーー」 安価下3 1.ここの牌の切り方なんですけど 2.咲が変なんです 3.麻雀部辞めます 457 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/01(日) 17 45 42.55 ID q+hsfKTZ0 [4/6] 京太郎「部長に麻雀を教えてもらった!」 京太郎「次からはもう少しネトマをすることにしよう」 京太郎「それに……身体も鍛えたい」 京太郎「気を取り直して、誰かに電話するか」 安価下3 464 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/01(日) 17 50 36.25 ID ndywNw1T0 和 好感度max 依存度 122 和「はい、どうしましたか?」 京太郎「おー!和!」 和「?」キョトン 京太郎「ネトマ今度教えてくれ!」 和(教えるも何も……無いと思いますが) 和「大丈夫ですよ、教えます」ニコッ 京太郎「よっしゃー!」 和「ふふっ」 京太郎「これからもよろしくな!」 和「はいっ!」ニコッ ーーー / / /| | | ヽ \. / / / / / | |. | | | | ', ヽ ∧ / / /./ / | | | | _|L.--|.,,,_ | | l ', / / | ト|_,r|''´|` | | |\ | `ト| | | | / | | ィ| |─ト |ヽ | / ̄V| | | | | | / | レ´| \|_\| ト、. | 彡三=、 | ./ / / ! /彡イ | ト| 彡 ─ヾ \| \ /,'⌒ヽ \/ / / |、. | ヽ ゝ///;'⌒',ヽ | ! ! | ||イレ' | ハ!. | ト、 || | '; ! | ヾ、;;;;;;;ノ |/ ハ / |. | ハ, \ ヾ.;;;;;...' , ハ / /. | /ヘ ヽ..ハ ハ// / / \トハ ー_,ア ノ'´// |ゝ、 //イ/ |人> ._ < | / / \|\| ー< |´ | |> 、 /| / \ 一日が終わりました 468 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/01(日) 17 56 25.30 ID GMcINaXJ0 [1/2] 京太郎「よし」 京太郎「おはよう」 朝 行動フェイズ 京太郎「さて……何をしよう」 1.部活 2.サボる 3.自由安価 安価下2 472 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/01(日) 18 00 38.89 ID GMcINaXJ0 [2/2] 京太郎「部活に行くぞー!」 カピ「きゅー」 ーーー 京太郎「やはり田舎の道は面倒くさい」 0~50 咲 51~99 和 ゾロ目 好きな清澄キャラ 482 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/01(日) 18 05 11.03 ID 0klsz35Z0 どうあがいても依存度max(なぜなら、病みが始まったキャラの好感度上昇安価の最低は30) 大魔王 好感度max 依存度max 咲「おはよー!」 京太郎「おはよ!」 咲「行こっか!」 京太郎「おうっ」 ーーー 麻雀部 京太郎「よしっ」 京太郎「誰と打つか……」 1. ゆーき 2.まこ 3.久 4.和 安価下2 486 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/01(日) 18 24 21.57 ID 68CYkiSP0 [1/4] 和「それではネット麻雀を教えましょう」 京太郎「うっす」 和「……ここは」 ムニッ 京太郎「YesOK」 和「こうで……」 ムニッ 京太郎「エクセレン……」 和「真面目に聞いてますか?」 京太郎「も、勿論さ!」 和「……」 . . . . . /. . . / / ヽ 、 . . 寸三ニ7 /. . / / / ! .| ゙、 ! . . 寸三} /. . //! ! ,' . .| . | ! ヽ l | . . . ゙ニ7 / . . Ll-┼┼-l、 | .!|ヽ,r|''T ーt、 ├'ヾ、 ,'. .´!.! | ∧ | l.| ! ,'| .l || | ! || | .l ! ヽ、 l{ |!| i' ヾ |! |/,'/| /|! |/|' | ./!| .,イ .i! i! l|ヽ | ┳━┳━/' / /./'┳━┳' イ /,' ,'| ノ .i! lヽl ┃//┃ /'´ ┃//┃ イ'l/ ,イリ | ‘ ━ ’ ‘ ━ ’ ' // | | ,' ´ ! . .! ・・・・・・・・・ L """ ' """ | | . .l ト.ヽ イ l . ∧ |ヽ|ヽ ⊿ .ィ´ ! i . . .゙、 ト、l} ` _ _ .... チ .,' λ ! . . . ト、 ゙、/ 7"/' .,' ./ / | ! . .ト、゙、 . lヽ ,'-.、_ / ./!,' .! .| . . .l ヾ. . . ゙、 \ ∧ -. _//' ! .| . ! l lヽ . . . . ヽ、 `ヽ ヽヽ |!`! | ! . | リ 0~30 小 31~60 中 61~99 大 489 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/01(日) 18 33 26.87 ID 68CYkiSP0 [2/4] 和 好感度max 依存度132 咲「……」 ゴゴゴゴゴゴゴ 京太郎「……」ゾクッ 咲「和ちゃん」 咲「もう少し節度を考えようよ」 和「……」 咲「ね?」 和「咲さんには困りましたね……」 京太郎「お、おい、二人とも……」 和「言ってることの意味が分かりません」ニコッ 咲「人間性が胸に行ったのかな?残念だよ」 和「咲さん、穢らわしいですよ?」 咲「へぇ……」 久「はーい、練習始めるわよー!」ガララッ 優希「だじぇー!」 まこ「ほれー行くぞ」 咲「チッ……」 和「ふんっ……」 京太郎「助かった……」ホッ 491 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/01(日) 18 36 29.76 ID 68CYkiSP0 [3/4] 今回は身体もネトマも鍛えられません 行動フェイズ 夕方 京太郎の部屋 京太郎「さて、何をするか」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.バイト 7.TwitterとFacebookに登録 8.自由安価 安価下2 495 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/01(日) 18 40 14.19 ID 68CYkiSP0 [4/4] 京太郎「バイトするか」 roof top 京太郎「よろしくっす」 まこ「がんばることじゃな」 カランカランッ 京太郎「いらっしゃいませー!」 0~30 白糸台 31~60 鶴賀 61~99 千里山 497 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/01(日) 18 45 07.01 ID jar5WJA80 [2/4] 千里山 強制的に前週ヒロイン(今回の週のみに起きる出来事です) カランカラン 怜「……」 まこ「いらっしゃい」 怜「あんた……」 京太郎「はい、なんでしょう?」 怜「会ったことあるか?」 京太郎「?」 京太郎「なんのことですか?」 怜「そう言われると思ったわ」アハハッ 怜好感度判定安価 コンマ判定 (ヤンデレになりません) 安価下1 500 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/01(日) 18 47 40.82 ID jar5WJA80 [3/4] 怜 前週引き継ぎ 怜「ああ……なるほどな」 怜「これからそういうことが……」 怜「なぁ京太郎」 怜「あんた、うちを選ぶんか?」 怜「今回は好きに選んでもええよ」 怜「なんたって愛しとるからな」キランッ 京太郎「ーー」 俺はよく分からない囁きで…… 1.怜を選ぶ 2.保留 523 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/01(日) 19 01 42.36 ID 70CjWLIF0 [4/10] 各ヒロインのアピールです! (多数決には入らないので、気にせずドンドン投票お願いします) / ./ ;..' / i '' 、 .. i / / ム ,ン 、_ヽ __ ;; -―-''' .. / ; ' / / i ___ `; `i ヽ ,.' /i / ; / ヽ、 __ 二 =-.'-、'、 i. i / i / / ;' ; ' ; i \ヽ、 \/ i | ;' | / / ;' / ; ' .,'! ; ! i \ ヽ、 i | | ! ! ; / ! /! ;__ / ._,,/ ;'i ii ii ヽ._)' | i ! i/ / i i´! / i ;' ̄ / , ;' i / i!i i i | .',! ,' ,' , i';i '; i.‐i i-. / ; ',';' ,' ;'ゝ、i /! i | i ; , ! ' ゛' ';! 〃 ,',..' , ' ,' X .; ;'! | i ,' i |―‐- 、 ' ,..'./ .,..'; ' / /.i ! | i i! i ヽ " ,,. '/ン i i | i ii i !//// ___ , ' i i ; | i; ii'; i'; i、 `ヽ./ ,' i ;' '; .'; ', '; ','; 丶 ,- _ ///// .,' , , ;';' '; ' ; ', '; , '; |\ !  ̄フ ,, ,.' ;'i ;'' ,, ''  ̄,, ̄ \、 ''、\ \ ー-_"_ _''_., - , ' ; ' ,.' ; ' / ヽ、 i` ヽ、 ゛ / ,_ \ ,_ './ヽ,.' ;'' ./ i ,,!-‐――-`、-レ'/_`_ ヽ ,..' ,. 一「勿論ボクだよね!?」 525 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/01(日) 19 02 22.27 ID 70CjWLIF0 [5/10] 衣「むぅ……」 i! / / _Ⅵ-Ⅳ_ \. \ i! i! / / ∠>――<_ヽ ヽ \ i! i! / / ./ / / / | | \ i! i! / ' ! ! | i! ハ ! i! i! .} }! | ! i ヽ i! | / | i! | | |,r 1丁从 ト{「丁/ト、リ リi .| ∨ | | / Ⅶ ト、从{xィチ芋\_{. 芋ぅミx',イ/! i! ∨ ! {/ 从 Ⅵ《 う } う } 》/' | /{ Ⅵ | |\! {. 乂ン , 乂ン | i!'∧ ヾ // |圦 /! ,リV∧ // | |,ゝ. ‘’ ,.イ/ / .V∧ // .| |イ{{/≧i ..._... i≦}}ヽ| | V∧ 〃 /| i!| ヾ\ // | ト. V∧ /´ { ハ i!l \[_ri_]/ ! ! } V∧ / i! ,リ!| [] | V `\ ./ r―‐ ァ /i ii [] ハ i! \ / ハ / / l_ii .. [] .. _/ ∨∧―=ァi \ / {└ 7 / l r<_フ[]<>、ヘ. ∨∧ー' i! \ / >/ /i l L__.ィ´[]\__,.イヾ.! ∨. \/ ヽ./ /. / / l l } / [] i } || i|ト、\ \_ ハi ,.ィ. ´. / / l ∨ / [] ∨ リ Y_リ \ \「 .ヽ i!{ / ./ / ハ ∨ [] ∨ / ヽ ヽ / } 528 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/01(日) 19 03 51.72 ID 70CjWLIF0 [6/10] 怜「……」 チラッチラッ / . / . . . . │∨ . . ‘。 . . . ゚, } ゚ . / . . . . . | Vト . . ‘。 . . . .゚, __,ノ , { | . 〃 . . . . j. . ゚ } い . . ‘。 . . . 。 . ´ ̄{ |{ . .| . /{ . . . . 〃 ' --| |‐∨…{ . 。 . . .i. . , | ゝ.__| . | |,.斗- . // / | | } . 八 . i . . .| . ′ |/ . .| . .匕゚。 . .// / jイ |/ }ハ| . . .| . . { | | . ト .| い ./ /ィ゚ ,ィ==≠=ミ 、| . . .| . . 八 | l . ∧ リ 斗-==ミ {_)゚ i i i i i | / . . . .|ヽ . , | 乂\ハ /{_)゚ i i i i i| ∨ゝイノ .| . . .| } . i トヘ | | . .ヽい ∨ゝイ ノ `¨¨´ 1.. . . | /.. . | | }i | |i . . ∧ `¨ ¨´ ' ' ' ゚ | . . .|′ . .| | }| | |{ . . ∧゚ ' ' ' ′ } |j . .. , . . . ..j│ }! | |o . . .∧ し ゚| . ./ . | . /./ / | | ゚ . . . ∧ r‐ュ イ j. . イ /} /jイ | l ゚ . . . \ ´ / //∨イ// l{ V . . .ト . > 。.. __ ィ __,,,... -=ニニニニ=- 乂 \ ト } 乂 . .{\ {∨ _}/ニニニニニニニニニニ\ ヾ{ リ `ー /二ニニニニニニニニニニニニ\ 531 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/01(日) 19 05 03.76 ID 70CjWLIF0 [7/10] ゆみ「期待はしていない」 / .. . ... / ヘ\/ヘ ... 丶 ヽ ,' . / . /ミミヘ/彡ヽ .. 丶..ヽ {コ 。 . ! . ! ゛ ゛"" ゝ .. l ヽ ! コ ヽヘ_-‐ ! ヽ ! ‐-ヽ- ! i! / !^‐‐ レ! ゝヘ-‐-、,ヽ} l /,^^ . ./ノ .ヽ . .. ゝ i! ../ノ' .. .  ̄ レ '-、、 、一 ‐、' .. .. \ "レ"フ .. /,〟 ‐‐ ‐‐-_ ゞ .. .. 「 ゝ-ヽ / .. ノ ≠==-z z≠=r、 .. .....\ ∠_ ノ/へゝ,Pゆミ lPか `ヘヽヽ ヘ. _ >ゝ !「∨!" { !ヘ " ̄ \\\\  ̄ .i/ノ 川 i ゝ i!l ! .lヽ iゝiヽ \\\\\,\ \\ !ソ.. ソ !i li l !i !\ ノ ヾ i! il l ii ! ....ヘ, ‐- イ i! i! i! i ii !ゝ ∠ l l! !i i! i! l ii 人 ゛> /i入 ! i !l ! !i! { ii _ 〆巛 丶 , /丶 〟、 l !i ! l巛巛巛巛巛ヘ / ∧ヽ ソ巛巛ミミゞゞ 533 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/01(日) 19 05 46.36 ID 70CjWLIF0 [8/10] 淡「ドヤッ」 / \ _人_ ' ` 、 \ Υ'/ / / ト、 丶 / / / | | | Χ } .′ il / | | \ | / `、 リ | i | _|l__∧ト、八 | メ´ ニニ / } | | | || `>x、\| 斗チ芋ミ、∨ ,′j | |l l|斗示芋ミ、 ''h! } ,′ , |l 八 И'h! } 乂___ノ / / || \| 乂__ノ /i/i/ / /l| .八 ゝ /i/i/i i / / / / | ‘,\ ハ r ア /l/ / / | ト、 込、 _ノ // ,イ l| |l l\ \> .,_ /∨ /l| 八_ |ヽ. 八l_\ \-─=ー ァ--< / / 八 { \ `ヽ | | ./ /´ ハ 〕 { 〉 ,′ / ` ヽ \∧ | |/─、_ / |∨ __ Ⅴ__=| / 〕\ \ | | Y´ \\.ノ (`ヽ \\) | ,′ \ 丶 534 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/01(日) 19 06 23.08 ID 70CjWLIF0 [9/10] 照「キラッ」 /`ヽ . - ───<_人 _ .┼ ./ /´ __.rr.─‐┐ノ ´Y´ . _ 人 _ \し ' r<´ |ll | /. .`Y´. ヽ } └ .─ ┴‐─ ┴,. // / ! _人_、 .斗 ‐‐─ァ── < ./ / / / / . / i .`Y´ > ´  ̄ フ./ / .// ./_ /_ / _ /. / / ! ∧___..斗< / /i { / / / /`ヽ. ./ / i .! / ∧. / /´ ! . 从 芹竿ミx. | ./ / `メ .! / / .∧ / /!/ | |人{弋 _メckj / / /. ム リ / / / .∧. / /人.N | ⌒ ー '' 「笊ckくj / / ./ / .∧ / // ヽ! .| """" 辷..ソXl| / / / .∧. / //__人_ j | , """ノリルイ⌒ `ヽ/ .∧ / // .`Y´.| ト、 、_ /. i . | `マ}ー/ // _人_ .j . | .|\ ー ' . イ. 人_ | i∨`Ⅴ「ー`Y´─.! | .|. \ . イ .! .`Y´. ! ___ 人 ___ \ \ ! l .|  ̄「 i j . | l . l `Y´ \ \ 从 .j .| |N\ l ! .リ . .リ l ト、\ 人 l .| } jト、 \j リ / / | .\ \ ヽ j\ _ _j ハハ ` <' ./ | \\ \ \ ⌒ } i `<}ト、 | \\ \ \ .N // ト、 555 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/01(日) 21 47 23.90 ID q+hsfKTZ0 [5/6] 大 正 義 未 来 永 劫 絶 対 王 者 宮 永 照 恒子「勝者は宮永照だぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」 恒子「チャンピオンおめでとうございます!」 照「ーーはい」 照「ここまで来れたのは皆のおかげだと思います」 淡「テンプレだよー」ブーブー 怜「や照糞」 ... ´. . . . . . . . . . . . . \ /. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . /. . ./. i . . . . ハ /. ./. . ./ i i i i ', i , ′ー―ァ / 从 ト--ミ i | ' ′ //⌒/ } リ } ハ |ト i ,. / |l |l ∨__|{ } / レ' }| } i i / 从 八《´んハ. j/ r==ミ / /| . . .| // _ }ト ハ 弋 ソ 厶イ | . . | /^ / }|l ≧ゝ} ′__ /-' i | . . |. ' .i / / } 人 f ノ ./ i | i |. i し' ./ .i} i i >o。.. < i / / / | ノir―-ミ | ∧ 八 r'ス´ / ゝ-、 /} / }/ f入 `ー 〉 /' V_ゝ/.〈 Ⅹ / i`/イ、_ 辷ーく / / / rヘ/__rヘ_/ | ヽ { ̄` 入 i / | / | / . / ハ. Y i 圦 |. `> 1 / |l ∧ _彡 / ハ. // ‘, 」 / / |/ |l/ \ / |. /八_// ‘ { ;′〈 . |ト、/ 〉__ i \/ 《`ーイ V { ‘, |i i/ / | | 〉 ヽ .. L i ..........ゝ. У_彡 .........| | ./ マ . 八 \く L | ′ { `マ . ∧ ヽ} / .j マ }i i Oj / 572 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/02(月) 01 08 53.52 ID IZsviWtY0 京太郎「ーー」 京太郎「……!」 目の前に居た関西弁の人が居なくなった……! 京太郎「?」 なんだったんだ…… 少し気を失っていたか? カランカラン 京太郎「いらっしゃいまっ……!」 / \ / / i ヽ / / ./| | ヽ . / i | | | |ヽ . i i i ′ | i. ./| | | | i .| | .| | / | | |i |‐|‐ト |i 斗‐|┼ i .| .| |. / /|八 |八 |_.レ'.._| 八/__.}/∨}/ | | 厶イ | ヽ{{ 午不か}/ 午示下}. | | | | 弋__ソ 弋__ソ レ' | | |ハ /| | | |ヽ} ' /´| | | | 人 _ /. .| | | /i | | ` ._ ィ i .| i. .| {/.人{ |/} 厂} ー .{ア}_l_ | i . ′ ,. -‐乂¨ ̄{¨ ¨} ¨八/}/ r<. 、 | | >、 / \\ | | // \ 照「京ちゃん……」 京太郎「照……さん?」 575 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/02(月) 09 55 24.10 ID 5JEa+rv10 照「ロン」 京太郎「ぎょええええ!」 照「目も当てられない」 京太郎「あはは……駄目です……本当……駄目です」 照「それはそうと、久しぶり」 照「京ちゃんに会えて良かった」 京太郎「照さんはどうしてここに……?」 照「分からない……良く分からない力にあてられたと言うか……」 京太郎「良く分からない力……?」 照「気にしなくていいよ」 照「今日はありがとう」スタッ 京太郎「あれ……学校東京ですよね……?」 照「……」 京太郎「何があったのか、詳しくお願いします」 照「菫と喧嘩した」 京太郎「誰ですかそれ」 照「友達」 京太郎「どうして喧嘩したんですか?」 照「麻雀中にお菓子食べてたら怒られた」 京太郎「それで迷子に?」 照「うん」 京太郎「迷子で長野に着くこと自体びっくりですよ」 照「私も自分の可能性に驚愕している」 京太郎「とりあえず、また一人になると枚後になるので咲の家に送りますね」 照「それはちょっと困る」 京太郎「じゃあどうしろと?」 照「泊めて」 京太郎「」 照 好感度判定安価 580 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/02(月) 12 37 51.55 ID mNjmcMQn0 照 58 今回は身体もネトマも鍛えられません 行動フェイズ 夜 京太郎の部屋 京太郎「さて、何をするか」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.バイト 7.TwitterとFacebookに登録 8.てるてる 9.自由安価 安価下2 585 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/02(月) 12 47 48.58 ID zJIFhDwj0 [1/2] てるてる(迫真) 照「……」 -‐──‐- . ´ `ヽ、 / / , / / /| ト、 ′ ∠._/ / i| i \ 〕 〔 |/ 八〔\ .' \ /. |∧ | ┯ ┯ V ┯ ┯∧ / j ' ∧| 乂ノ 乂ノ ∨、 |. / Ⅴ "" ノ | / 入_ _ < / /| / /\ /∧ノ へ ̄ ̄/ \リイ/ / 〔′  ̄\\ r‐' \/ //\ / \ヽーヽ └─ー/─' \ 丶ー| 〉 〈 | 〈 | .〈∧/ !__/ | | | 京太郎「ぬわっ!」 京太郎「どうしたんですか!?いきなり俺の部屋に来て!」 照「遊ぼう」 京太郎「構ってちゃんですか!?」 照「違う」ムスッ 0~30 ゲーム 31~60 麻雀 61~99 お菓子で餌付け 589 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/02(月) 12 57 01.07 ID QYtWjlrZ0 照 68 prrrrrrr 京太郎「うわっ電話だ」 照「……」 京太郎「誰だろう」 前週キャラ無し 自由安価 安価下2 592 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/02(月) 14 16 44.45 ID zJIFhDwj0 [2/2] 久 82 久「もっしもーし♪」 京太郎「うわっ!部長!」 久「明後日から全国、行くわよ」 京太郎「……」 俺が呼ばれるって事は…… そっか……俺は本当に…… 京太郎「行きます!」 久「本当~?ありがとっ♪」 京太郎「……」 プツッ 京太郎「はぁ……」 照「……」ナデナデ 京太郎「どうしたんですか?」 照「辛そうだったから」 京太郎「照……さん」 一日が終わりました 593 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/02(月) 16 15 08.49 ID D3yg8yYJ0 京太郎「さて、朝だ」 京太郎「……お迎えは?」 照「夜に来て、そのまま東京に行く」 京太郎「まぁ……頑張ってください」 照「心配無用」 朝 行動フェイズ 京太郎「さて……何をしよう」 1.部活 2.サボる 3.てるてる 4.自由安価 安価下2 597 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/02(月) 17 05 08.22 ID pgFyEN1T0 照「さぁ、今日でお別れだから遊ぼう」 京太郎「あのさぁ……」 京太郎「明日からどうせ会うことになりますよ」 照「それはそれ、これはこれ」 京太郎「ここ怒るところですか?」 照「違う、きっと違う」 照「さぁ遊ぼう」 何をする? 自由安価下2 600 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/02(月) 17 14 57.75 ID +RP0/W4T0 [1/3] 京太郎「お菓子作りますか」 照「天才?」 ーーー 京太郎「よし、こんなもんかな?」 照「クッキー……///」 京太郎「どうしてクッキーに対して顔を赤くするんですかね?俺の努力は?」 照「私も手伝った」キリッ 京太郎「塩と砂糖を間違えただけですよね?それ妨害って言うの知ってますか?」 0~30 小 31~60 中 61~99 大 604 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/02(月) 17 22 08.00 ID HdTeSgvz0 [1/3] 照 88 今回は身体もネトマも鍛えられません 行動フェイズ 夜 京太郎の部屋 京太郎「さて、何をするか」 照「京ちゃんが冷たい」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.バイト 7.TwitterとFacebookに登録 8.てるてる 9.自由安価 安価下2 609 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/02(月) 17 29 49.35 ID HdTeSgvz0 [2/3] 夕方でした 照「私と遊ぶべき」 京太郎「またですか!?」 照「麻雀教えてあげる」 京太郎「俺にはあんたみたいなオカルトありません!!!」 照「!」ハッ 京太郎「哀れんだ目はやめて!」 京太郎「そうですね、ゲームでもやりますか」 0~30 全力 31~60 手抜き 61~99 絶妙なバランスで接待 612 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/02(月) 17 32 53.02 ID HdTeSgvz0 [3/3] 照 108 照「やった、勝てた」ブイッ 京太郎「ぐわー!負けたー!」 まぁ手加減したけども。 ーーー / .. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .\ / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ヽ . ' . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .゚。 . ' . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ゚。 . ' . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ./ . . . . . . / . . . . i . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .゚ . ' . . . . . . . .. . . . . . . . . . . . . . . . . . . ' . . / . . . . . / . . . . . i . ,| i . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ゚ . ' . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ' . . .′ . . . /i . . . . ,|ノ | ト、 . i . . . . . . . . . . . . . . . . ゚ / . . . . . . . . i . . . . . . . . . . . . . . . .. ' . . | . . . . . ' | . . . / | | | ヽ . . ト、_ . . . . i . . . . . . . . . ゚ ./ . . . . . . | . . . . . . . . . . . . . . ' . . | . . . . ' | . . . | | |_」 -| . .Τ 丶 i | . . . . . . . . ハ / . . . . . /| . . . . . . . . . . . . . ' . . . | . . . . ' | . . . | |/| ,′ | . ./ Ⅵ | . . . . i . . . ./∧ ./ . . . . 'フ . | . . . . . . . . . . . . i. . . . | . . . . ' | . . . .i '| |' . . 」ィ芹丐 Ⅵ| . . ∧ . // . .i / . . . '´ / . ∧ . . . . . . . . . . . . |. . . ∧ .;. ′ | . . / |' . .x豕刋 芍⌒マⅥ . ∧ V .'i . . | ./ . . '´ ' . . / ∧ . . . . . . . . . /|. . . ' V ;| | . / . . . ,狄i[_ o -i| . . }! | / i i . | . ′ / . '´ .i . /i/ ∧ . . . . . . . / | . . . .' ∨| | / . . . . . .汽,. 、汐 . . リ .|イ / / . . | . ′./'´ .| . / .| / ∧ . . . . . . i′ | . . .;' V| |' . . . . . . . .`¨¨´ ' ' / |_/ / . . . |/ .| / | ./ ∧ .. . . . . | | . / ゙| . . . , '´ .| / . ∧| .|' .| / ./ .∧ . . . . | | / . .; ´ |イ . . ./ .| .| | / . / ∧ . . . . Ⅳ |' -‐--- '´ ' /i/ .| / . / /i . \ . . .| iム / 、 イ /| .| . ./ / .| . . . .\ .从_ムー---‐ ´ .イ '! / .| / ./ .| . . . . 厂 ´ト、. ヽ _.. / / |′ .|' ./ | . . . ∧ . /| . `¨¨へ '´ ./ iル′ .|/' | / ∨ !、 . / |>o。_ / .!-ー-- .._ {. | ./ ∨{. Y/ | . . . ./i . ¨7 T¨¨¨¨¨¨´ ^ー 、 ` ̄ ーーー 今回は身体もネトマも鍛えられません 行動フェイズ 夜 京太郎の部屋 京太郎「さて、何をするか」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.バイト 7.TwitterとFacebookに登録 8.てるてる 9.自由安価 安価下2 618 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/02(月) 17 44 24.10 ID AC3tCTYj0 [1/2] オーバーフューチャー 照「あ、迎えが来る」スッスッ 京太郎「どこにですか?」 スマホは使えるんだな…… 照「ここ」スッ 京太郎「近いから案内しますよ」 照「ありがとう」 迷子になられたらたまらないし。 ーーー 京太郎「さっ、ここですね」 菫「ったく……お前は……早く行くぞ」 照「ごめん、菫」 菫「ほらっ行くぞ!」 菫「君が照の面倒を見てくれたのか、ありがとう」 京太郎「いえいえ、大変ですね」 菫「君とは気が会いそうな気がするよ」 // \ \ \ /´ \ .. / | | \ _| . l\__ | | 、l _ _ Ⅵ | . l_/ _l イ|\ | \ 〉| | . 八 ´ l八|  ̄ =苧芹| | |`¨Τ=苧芹 V_ノ | | | | . V_ノ l /| | | ∧ ' イ | |. 八/i .、 rっ /| | | | 个 .... /| | | | | | Τ ∨| | | | l | /У り l―┴ 、 | | 斗{/-、 , -/| | /-、 ┌‐  ̄ |´ ̄ ̄/ | |--// ∧ \ | / . /// | { `ト \ l / . -=/ /´ / { ノ |二ニ=- { -=ニ二/ { / \ / /\二二ニ、∠二ニ= i | | } / / >‐〈ニニ/ニニ\ | ∧ | \__/ /. ∨ { /二ニ/¨¨゙\ニニニl/、∨| l「 ̄ ̄ ̄ `く ∨--/二ニ/ } `¨¨¨¨¨ /{ニニニニニニニ | } 厶=イ 〉 / |_ ┬―‐┬v' /__} { / `¨| |¨′ 安価下 菫 好感度判定 安価下2 照 好感度上昇安価 0~30 小 31~60 中 61~99 大 622 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/02(月) 17 50 12.50 ID RLfCxwIj0 菫 73 照「菫、向こうで少し待ってて」タタッ 菫「?」 菫「早くしてくれ」スタスタ 京太郎「どうしたんですか?照さん」 京太郎「俺の前まで来て」 照「京太郎」 京太郎「えっ?」 照「好き」 京太郎「え?」 照「付き合って欲しい」 / ; . . . . . /.. i . i i ; }i } i . i . /. i i ーi!; ! i! }´ }i ! ; i ! /. ノ! ハ i! iヽ iリ-‐ノi } i i  ̄  ̄ ヽ! !仡弐゙ ヽ }佗弐 ノ. /. i i i弋ツ 弋ツ/ノリ. i iハ i ; ''イ;; /i }i i /i i .. _ っ ,,イ !冫ー = - 、 _ ' iハ ハ-‐‐'' ∧ / /// ヽ ハ i! !チ=ミ/ ///, i ノ iヽ ! / ノ/ / 冫 〈 ヽ iヾヽ ∨イィ. /〈 / } ヾ ! ヾー只ー ‐'' {===ソ '===i! /. ハ . i二二ソ i _ ∧ { ; i ! . ゙! !ハ i  ̄ { ソ i i .ヽ . ハ i/ハ i i i リ ヽ } / ソ / ヽ 京太郎「ーー」 1.勿論 2.ごめんなさい 安価下5多数決 647 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/02(月) 23 57 41.42 ID +RP0/W4T0 [2/3] 遅ればせながら、ゾロ目ボーナス! 京太郎「勿論……ですね」 照「本当……?」 京太郎「えぇ」 ドクンドクンドクンドクン 胸が高鳴る。 顔が紅く、口元が緩んで、心が溶ける。 京太郎「昔からずっと憧れの人でしたから」 この人さえ居れば、俺の悩みなんかあって無いような物だ。 京太郎「……」 手の届かない存在だと思っていた。 遥か向こう側の見上げる存在。 その人が俺を好きだなんて、とても信じる事も理解する事も出来ないけど…… 目を見たら分かったんだーー 京太郎「俺も大好きです!」 照「ありがとう」 ーーー 一時間後。 菫「どうした?」 照「……」 菫「顔が綻んでるぞ」 ,. ´ \ / , , ヽ / / / , , ヽ . , / / / | | ∨ . / / , _ _ / / i | l | / 从| /| `イ | ∧ . | / | | / ィ { /ィ-、 } ∧ | -} |-|---く , |  ̄´ | ∧ | _)雫ミ从 | _}∧ _ / }ヽ / | Ⅵ V ノ \|´_)笊雫ミ/ / / , | , | , V ノノ' イ .イ ,′ | j 从 / / /' ノ / / | ,| { . _ ´ ィ ー ´ / / | /| 从 . ‘ ’ イ | / / / | / 从{_r--'´` ー 、-=≦ ∨ / / }' / || | ∧ /,' / .イ / || | / _,./ / イ /\ / ∧ { /⌒\´/ ´ ´ 、 , { . \、 ,′ / ,. ---――‐`ヽ、 / ∧ . . . ∨ /_,. .― . .´ . . .// Ⅵ | {__ , \ . . {_/-- ´ . . . . . . ./ , マ | //≧=- 〉介、______/_ / } | //> ´ ` <≧=--r-- 、  ̄, ' | | ,く ̄´ ` / /^T \ { マ〉 r つ ` < / ∧__|>´| ∧ } 照「そう?」 648 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/02(月) 23 59 39.82 ID +RP0/W4T0 [3/3] 京太郎「ん?」 prrrrrrr 京太郎「電話だ」 自由安価 安価下2 653 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/03(火) 00 05 34.61 ID 45MuGek+0 [1/2] 咲「もしもし?」 京太郎「ん?どうした?」 咲「あはは~」 京太郎「どうしたんだよ」 咲「えへへ~」 京太郎「気持ち悪いな、どうした?」 咲「私が京ちゃんの事、好きって言ったらどうする?」 京太郎「あのなぁ……冗談は……」 咲「本気」 京太郎「っ……!ごめん……」 咲「そんなの分かってるよ」 京太郎「っっ!」 咲「ねぇ……」 654 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/03(火) 00 06 11.94 ID 45MuGek+0 [2/2] 咲「 ど う し て お 姉 ち ゃ ん な の ?」 658 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/03(火) 00 17 13.99 ID /ovcmZot0 咲「私達の間に何があったか知ってる?」 咲「仲悪いの知ってる?」 咲「宮永照って私が京ちゃんの事好きなの知ってるんだよ……」 咲「内緒で京ちゃんと会って……内緒で告白してさ……本当ずるいよね」 咲「そうやってお母さんも私から奪って行くんだ」 咲「自分だけが全て持っていって、私は醜いアヒルの子」 京太郎「違う……!」 京太郎「照さんは……」 咲「白々しいなぁ、呼び捨てでもいいよ」 京太郎「照さんは……ささいな事でお前を傷付けた事を悔やんでた……」 咲「ささいな事?私だって悪いのに全部自分が悪いように見せて、京ちゃんの気をひいてるだけだよ」 咲「まぁ今度会うからその時に全部チャラでいいよ」 咲「おやすみ」 プツッ 一日が終わりました 661 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/03(火) 00 27 26.94 ID Eq/2EbiA0 [1/8] 京太郎「さて、全国だ」 ピンポーン ーーー 咲「京ちゃん、昨日はごめんね。気にしないで」ペコッ 京太郎「お、おう。気にしてねーから安心しろ」 咲「……」 ーーー . ´ `ヽ . ´ . ′ . / . ,′ ;. / / / { ニニ二三三二ニニ / / \ ニ二二三三三二二ニ / イ /\_ \ ___ ニニ二三三二ニニ ∠ イ | / ,ィ  ̄ ̄三三| ニニ三王 三l 三|ニニニ= | | |. 厶イ | i 二| 三トニ二三ト、三ト、 ト、ニニ= | |/ j j从| | |、 | | | ト、ニ王ニ{{ o }}ニ= | ! | ト、圦乂| 乂| \{ \| ヽ{ヽ{ イノ 乂_{ jハ 从イ/´ -=ニ`ト . - .イ二ニ=‐- 、_ r=ニ =ニ二|`ト _ . r |二ニ ニ7 }ニ〉 ハ マニ ニ二ハ !二ニ / / /ヽ. / Vハ \ ニ二ハー- -一 j二ニ / / / ∧ ′ \\\ ニ二ハ───‐/二ニ //イ / | \\\ 二∧ /二ニ ///,/ ,/ 1 | }八 {\\\ 二∧ /二 /// // ∧ |ーーー 新幹線 優希「すごいじぇー!!」 京太郎「こらこら、はしゃぐなって」 0~30 和 31~50 まこ 51~70 久 71~99 優希
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桃子(どうも、東横桃子っす……突然の告白ってどう思うっすか?私は……) 桃子「ウチの高校は駅から遠くて嫌になるっすねー」 桃子(バスは混んでるからむぎゅ……押し潰されるし、こんなときも影の薄さが嫌に、むぐっ) 京太郎「あの、よかったら座りますか?」 桃子(?……ご老人も妊婦さんもいないみたいですけど) 桃子「……もももも、もしかして私に言ってるっすか!?」 京太郎「?ああ、女子でこの混雑は大変でしょ?」 桃子「あ、ありがとうっす!」 桃子(この人、清澄の人っすよね!?私が普通に見えるっすか!?) 桃子「……清澄の麻雀部員さんっすよね?」 京太郎「そうですよ、鶴賀の東横桃子さんでしすよね。須賀京太郎です」 桃子(普通に会話できる!?しかも覚えられてるなんて……) 桃子「た、タメ口でいいっすよ!どうしてこっちに?」 京太郎「実は買い出しで……」 桃子(普通に会話……それに男子となんて、もしかして久しぶりどころか初めてじゃないっすか?) 桃子「あはは、面白いっすね……あ、着いたみたいっす」 京太郎「いつの間にか、なんだか時間が経つのが早く感じるな」 桃子「なんっすかそれ、おじいちゃんの台詞っすよ。本当に京太郎は面白いっすね、それじゃあ」 桃子(本当……こんなに楽しい『普通』、時間が経つの早すぎるっすよ。あーあ、メアドとか聞ければよかったっすねー……もう会えないかも、とか、思っちゃ……) 京太郎「桃子!」 桃子「え、京太郎!?ど、どうしたっすかバス降りるのここじゃ」 桃子(も、もしかして同じようにまた、話したいから連絡先とか思ってくれたり) 京太郎「好きだ!一目惚れした!俺と」 京太郎「付き合ってくれ!」 桃子「え」 桃子「……ええええええええっ!?」 桃子「……ッハ!?いつの間にか自分の部屋に」 桃子(そ、そうだ少し考えさせて欲しいっすって言って連絡先だけ、交換して……) 桃子「突然の告白なんてどうしたらいいか分からないっすよー!もー!」 桃子「こういう時、どうすればいいっすか?……そもそも京太郎とは会ったばかりで」 京太郎(美化30パーセント増)『あっはっはっは、おもちおもち』 桃子「そりゃかっこいいし、話してて楽しいし……あれ?断る理由ないっすね?」 桃子「……いやいやいや!そもそも一目惚れって、私のどこが……そうだ!こんな時は友達に相談っす!」 桃子「友達いなかったっす……いや!麻雀部のみんなが私にはいるっす!」 桃子「えーと、ケータイ取りだしポパピプペっと、『私のいいところってどこっすか?』」 桃子「三通しか返ってこなかったっす……」 桃子「妹尾先輩は多分メールに気づいてないっすね……」 睦月『悩みがあるなら相談してほしい』 桃子「違うっすよ津山先輩……そうじゃな、いや、でも悩みではあるっすね」 智美『モモは麻雀が強いなー』 桃子「智美先輩、そうじゃなくてこう外見とか特徴とか……」 加治木『モモは特徴がなくとも、それを逆手にとり武器にする……言うなれば特徴のないことこそが特徴に……』 桃子「それはその通りですけど!うう、どうすれば……余計こんがらがっただけっす、いや、これは悩むだけ無駄ってこと。そもそもそんなこと京太郎にしか分からない、なら私は当たって砕けていくだけっす!いや、砕けたくはないっすね」 桃子「兎に角京太郎にメール、そうだ!デートに誘ってそこで答えを出すっす!ポパピプペっと」 桃子『今度の土曜日、駅前で待ち合わせっす!』 桃子「……よし、送ったっす。あれ?妹尾先輩から返信が」 妹尾『桃子ちゃんはふくよかで可愛いよ』 桃子「……」ふにっ 桃子「ど、土曜日まで後三日!とりあえずダイエットっす!」 桃子「グロスを塗って……アヒル口ってどうやるんっすかね?い、いや別にキスを期待してるわけじゃないっすけどね……一応!一応!あ、いいものが 」 アヒルちゃんプロペラ「」 桃子「……むー?こ、こうひゅかね?」 智美「なんでモモはアヒルとにらめっこしてるんだー?」 桃子「わっひょい!?」 桃子「ね、ネイルって……今時の女子高生ってそんなことまでやるっすか?」 ゆみ「むしろ私は今までやってなかったことに驚きだよ」 佳織「駄目だよーちゃんとしないと」 桃子「うひっ、くすぐったいっすよ!」 睦月「カラコンとマスカラ、とりあえず色々揃えてみたけど……」 桃子「ありがとうございます!」 睦月「こういうのはやり過ぎても……って行っちゃった」 桃子「よし!装備は完璧っす!あとら明日に備えて寝るだけっす」 桃子「ぜ、全然眠れない」ドキドキ 桃子(だ、大丈夫っす目覚ましも三個セットしてあるし安心して寝れる……会うだけ、会うだけでそんな緊張する意味なんて) 桃子(……可愛いって言ってくれるっすかね、みんなと相談して、多分人生で一番のオシャレっす) 桃子(だ、か、ら!寝ないといけないっす!クマだらけの顔で京太郎に会うわけには……) 桃子(もしかしたら、明日から彼氏が……できるかもしれない、本当に今までだったら考えられないこと……) 桃子(あ、あはは……もう外が明るいっす……こうなったらこのまま起きてハイテンションのまま乗りきるしか……よく、考えればその方がいいっす、素面のままあったら恥ずかしくて顔みれな) 桃子「ぐう」 桃子「……んが」 桃子「……」 桃子「……」 桃子「……」 時計『待ち合わせ十分前やな』 桃子「ね」 桃子「寝坊したぁあああああああ!?」 桃子「あ、ど、どうしよう、と、とりえず顔洗って、着替え、着替え、あ、化粧……諦めるしかないっすね……と、にかく早くしなきゃ、京太郎が……」 桃子「はぁ、はぁ……急げばバスに間に合うっすね、ちょっとマナー悪いっすけど、バスの中で髪は整えるしか……」 桃子「痛っ……あ、ああ……ヒール折れたっす……これじゃあ間に合わない……こうなったらもう片方も折るっす!えい!」 桃子「ああ、もう時間が……とりあえずバスに乗って、って、なんでこんなに混んで、むぎゅ……押さないで欲しいっす、服が、今日のために用意した綺麗な服……」 京太郎「……どうしたんだろ、桃子。電話も出ねーし、なんかあったのか?」 京太郎「振られた?……いやいや!探そう、行き違いになってるかもしれないし」 京太郎「……ああ、いたいた。どうしたんだ桃子?」 京太郎(街路樹の下で、隠れるようにうずくまる桃子がそこにいた) 桃子「……今日ほど、消えたいと願った日はないっす」 京太郎「どうしたんだ?具合でも悪いのか?」 桃子「なんで怒らないっすか?遅刻したっすよ、私……遅刻して、髪もぐしゃぐしゃで、化粧もしてないし、部活のみんなで選んだ服もぐちゃぐちゃになって、背伸びして履いたヒールも折れて……」 桃子「こんな、こんなんじゃ、京太郎に会わせる顔なんて、ないっす」 桃子「私が、目立とうとしたのが間違いだったんっす、恋人なんて、誰かに、好かれるなんて、夢みたのが……」 京太郎「えーと、さ、それってつまり、いつもの桃子ってことだろ?」 桃子「……そうっすよ、いつもの、地味で、影の薄い」 京太郎「そんなことねえよ」 桃子(頭、撫でて……) 京太郎「俺は、その、なんだ、いつもの、普段の、バスで隣通し喋った桃子がとっても魅力的で、ぴかぴかして惚れたんだ。地味でもないし、影なんて薄くない、めちゃくちゃかわいい女の子だよ」 桃子(涙を流す私の顔を見て、京太郎はそう言ってくれたっす……そのとき、私が京太郎を気になっていたのは顔でも性格でもなくて……その) 京太郎「あ、また告白しちまったな……これで恥ずかしさおあいこってことでさ」 桃子(その、まっすぐに私を見てくれる眼が……) 桃子「京太郎」 京太郎「元気でたか?それじゃむぐっ!!???」 桃子「……っぷは、あ、アヒル口忘れてたっす」 京太郎「も、桃子今の……」 桃子「モモって呼ぶっすよ、だって」 桃子「恋人っすから」 京太郎「……へーへー、じゃあ買い物にでもいくか、モモ」 桃子「ってうわぁ!?お姫様だっこって……恥ずかしいっすよ……」 京太郎「お返しだ」 桃子「買い物って、どこに……」 京太郎「そうだな、服屋に化粧品……とりあえずは」 京太郎「靴屋だな」 桃子(その日、私は彼氏に買ってもらった靴を履いて帰ったっす) 桃子「と、言うわけでこれが私の告白作戦っす!同じようにすればきっとその好きな人と恋人になれるっすよ!」 咲「あーうん、もういいや、っていうか目的がなくなったというか、試合になってなかったっていうか……うぅ」 桃子「どうしたっすか?加治木先輩から恋愛相談されたときはビックリしたっすけど、大丈夫っす!他にも色々話すことはあるっすよ!」 咲「うう、部長に相談したら恋愛経験ある人紹介してくれるって言ったけどこれじゃああんまりだよ……」 桃子「代わりにと言ってはあれっすけど、ちょっと京太郎のことで聞きたいことがあって……宮永さんは幼馴染みっすから色々……」 咲「うわぁあああああん!」 カンッ!
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765 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/09/30(日) 04 59 55.60 ID 3XVD5SURo 【塞ちゃんが京太郎を一日監禁】 塞「あっ、京太郎君、起きてたんだ」 塞「側にいられなくてごめんね。朝ごはん作ってたから……」 塞「おはよう。よく眠れた?」 京太郎「……おかげさまで」 京太郎「手錠がなければもうちょっと安眠出来たと思うんですけど」 塞先輩の手作り弁当を食べたら、強烈な睡魔に襲われて。 目が覚めたら拘束されてました。 塞「あー……、ごめんね、痛かった?」 塞「手錠の内側にクッションとか入れたらちょっとはマシになるかなぁ……」 塞「後で買い出しに行くから、その時に探してみるよ」 塞先輩の、あまりにもいつも通りな様子が、逆に空恐ろしい。 塞「他に何か欲しい物はある?」 京太郎「……自由」 塞「ふふっ、哲学的だね、京太郎君」 京太郎「いやいやいやいや、欲しいのは肉体的自由ですから」 塞「んー、とりあえずご飯にしよっか」 京太郎「聞いちゃいねぇ!」 774 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/09/30(日) 19 37 37.72 ID 3XVD5SURo 塞「多めに作ったから、たくさん食べてー」 京太郎「どうやって食べれば……」 塞「心配しなくても、ちゃんと食べさせてあげるよ」 塞「あっ、口移しの方が良い?」 テレ 京太郎「……ノーマルコースでお願いします」 塞「そ、そうだよね。まだそういうのは早いよね」 京太郎(まだ……?) 塞「美味しい?」 京太郎「あ、はい」 京太郎「やっぱ先輩って料理上手いですよね」 塞「あはは……、ありがと」 京太郎「ごちそうさまでした」 塞「はい、お粗末様」 京太郎「で、そろそろ手錠外してくださいよ」 塞「あっ、うん、そろそろ行かないと部活遅れちゃうもんね」 ガチャガチャ 塞「はい、外れたよ」 京太郎「ありがとうございます……って」 京太郎「そこは外しちゃ駄目でしょ!?」 塞「えっ」 778 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/09/30(日) 20 21 49.68 ID 3XVD5SURo 塞「そっちが外してって言ったんじゃない」 京太郎「もっと自分を強く持ちましょうよ」 塞「だって、京太郎君に嫌われたくないし……」 京太郎「じゃあ最初から手錠もやめてください!」 塞「……あ、もしかして手錠嫌いだった?」 京太郎「好きなヤツなんているんですか」 塞「……」 ポッ 京太郎「あ、いるんだー……」 塞「でも困ったな、手錠が駄目となると……縄とか……?」 京太郎「どうしてまた拘束するつもりなんですか」
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前話 次話 京太郎インタビューその6 全国大会の第一戦を難なくクリアした清澄高校。 敗退した高校には、来年頑張って欲しいと願う。 勝者インタビューの意味も兼ねて、SK君に取材していく。 まずは清澄高校の一回戦突破、おめでとうございます。 京太郎「ありがとうございます。でもいいんですか? 3連続跳満出して大活躍だった部長とか、優希や染谷先輩も他を寄せ付けない活躍だったし、そっちの方が良かったんじゃ」 そちらは他の記者に任せて、お前はこっちのインタビューに行けと言われまして。 京太郎「はあ」 ぶっちゃけちゃうと、こっちのインタビューの方が楽しみにしてる人多いくらいなんですよね。 京太郎「みんなもっと大会の方に集中したげて!? 頑張ってるんですから!」 とはいえ流石に白糸台などの有名校への取材には敵いませんが。 京太郎「清澄は人気なしですか……。でも、うちは絶対勝ち進んでみせるので、人気が無いなんて言ってられるのも今の内ですからね」 その意気です。 一回戦では、部長さんは特に気合が入っていたように見受けられましたね。 京太郎「そうですね。3年生の部長は最初で最後の大会ですから、みんなの中でも特にって感じで。実は今回他校をトバしてたのも、「よぅし! みんな見てなさい! 私の番で試合終わらせてあげるわ!」って控室で宣言してからですし」 自信たっぷりですね。 京太郎「あの時点で結構な点差ついてましたしね。でも自信って点で言えば、優希の奴なんかは「よっしゃあー!! このゆーき様の東一局で全てを終わらせてやるじぇー!!」とか言ってましたけど」 そうだったのですか。 京太郎「まぁご存知の通り、あいつの親番は東四局になったんですが」 親決めのサイコロを振った時点でズッコケてたのはそういう理由ですか。 京太郎「ちなみに出番の無かった和と咲も控室で若干ズッコケてました」 一年生のみなさんもやる気満々で、空回りしたんですね。 それで、前回から今に至るまでに面白エピソードはありましたか? 京太郎「俺のインタビューって、そういうの求められてるんです?」 だけというわけでもありませんが、メイン層ですね。 京太郎「あー……。面白じゃないんですけど、ちょっとしたハプニングみたいなのはありましたね」 というと? 京太郎「一回戦はその日の午後にやったんですけど、午前中はその準備って感じで。俺も大会中の食材の買い出しに出掛けてたんですよ」 一回戦でもう買い出しに? 京太郎「調理器具は準備してきたんですけど、食材は現地調達ですからね。部費はいくらか渡されて、レシート持ってきさえすれば後は俺にお任せと」 その道中になにかあったのですか? 京太郎「必要なものは買ってリュックに詰めた後、帰り際ですね。人通りの近くでオロオロしてる人を見掛けたんですよ」 誰だったのでしょうか? 京太郎「宮守高校の臼沢さんって言ってました」 宮守高校、というと。 京太郎「はい。うちと同じ日程で一回戦突破して、次にうちと当たる高校の一つですね」 となると、試合前に一人でオロオロしている所を見掛けたと。 京太郎「むしろ試合前だから余計焦ってたんでしょうね」 何があったのでしょうか? 京太郎「俺も何かあったのかなー、と思って声掛けてみたら、向こうも動画で俺の事知ってたみたいで驚いた後、ちょっと悩んでから「ねぇ! 君の能力を見込んでお願いがあるんだけど、聞いてもらえる!?」と」 能力? 京太郎「事情を聞いてみたら、どうやら試合会場に向かう途中で人混みに巻き込まれて、他の選手の人と散り散りになっちゃったみたいで」 あ、迷子捜索能力ですか。 京太郎「そうなりますね」 S君の事ですから引き受けたのだと思いますけど、時間はあったんですか? 京太郎「ええ。そもそも買ったものも緊急で必要なものじゃないですし、試合に間に合わなかったとしても俺が見逃すだけですから。それに、みんなは勝ってくれるって信じてますし」 成程。それで、その後は? 京太郎「とりあえずは連絡がつくか聞いてみたんですけど、試したけど全員繋がらないと」 みなさん携帯を落としてしまった? 京太郎「いえ、後で聞いた所、マナーモードのままにしてたり周りがうるさくて気付かなかったとか、充電切れてたりしてたみたいで」 それは不運ですね……。 京太郎「それで、まずは迷子になった人達がどういう人なのか聞いてみました」 とりあえず歩いて探すのではないのですか? 京太郎「その方が良い時もありますけど……、えーっと。迷子になると言っても、人によって大体パターンがあるんですよね。咲の場合、道分かんないけどとりあえず歩いてみるっていう一番困るパターンなんですけど」 ふむ。それで? 京太郎「人となりを聞いて、大体この辺りにいそうだなって当たりをつけていけば、探す分には早く見つけられるかな、と」 そして、臼沢さんに人となりを聞いて、当たりをつけてから探し始めたと。 京太郎「はい。それでまず見つかったのが、鹿倉さんですね」 どういう当たりをつけていたんですか? 京太郎「臼沢さんから聞いたところ、鹿倉さんは背は低いけどしっかり者で、部内の風紀委員みたいな人らしくて。そういう人なら、人混み掻き分けてみんなを探しに行きたいけど、身体が小さくて中々踏み出せなさそうだなと思って、大きい人通りに沿った部分で立ち往生してるんじゃないかな、と」 そこまで想定するんですか。 京太郎「ええ。で、まぁドンピシャだったみたいで、スクランブル交差点のとこの人の流れの手前で、右に左にウロウロしてたのが見つかりました」 ドンピシャですか、すごいですね。 京太郎「こう言っちゃ失礼ですけど、まー咲に比べたら素直にそこにいてくれたので、比較的といえば比較的簡単に」 京太郎「とりあえず一人確保して次ですね。エイスリンさんっていう、ニュージーランドの人を見つけようと」 その人はどんな方なのですか? 京太郎「全く話せない訳じゃないんですが、日本語を聞くのはともかく喋る方はあまり得意でなくて、常日頃ボードを持ち歩いてそこに絵を書いて意思疎通を図る人だそうです」 成程。そこからどういった考察を? 京太郎「人が多くて目立つ場所にいて、そのボードでHELPサインを出してる可能性が高いと考えました」 人が多くて目立つ場所……。 京太郎「セブンとかマックとかの全国どこにでもあるような施設の入口だったり、外国人でも知ってるような東京名物になりますね。この場合」 それで、実際どこにいたんですか? 京太郎「忠犬ハチ公像の前でした。あの辺りなら一番目立つ所ですね」 ちなみにどんなHELPサインでしたか? 京太郎「ボードに描いてたのはぴえんの顔文字でした」 京太郎「それで、残る二人ですが」 宮守高校ですと、確か小瀬川白望さんと、姉帯豊音さんですね。 京太郎「そうですね」 どちらから先に? 京太郎「そこでは、姉帯さんの方を先に、という話になりまして」 何故でしょうか? 京太郎「前二人は見つけやすい位置にいるという考察だったのですが、小瀬川さんの場合は先に他の人と合流しているかもと話してたので」 というと? 京太郎「小瀬川さんは普段ダルいダルいと面倒臭がる人だそうなんですが、結構スペックは高くて、大事な所では遺憾なく発揮するタイプらしくて。それなら俺が考える他の人の居場所にも小瀬川さんは当たりつけてて、探して見つけてる所かもって考えたんです」 成程。 京太郎「現実は最後見つけた時に公園のベンチでダル~んと座ってたんですが」 なんだか裏切られた気分です。 京太郎「いえ、まぁ一度探しに行ってたみたいなんですけど、当たりをつけた人が鹿倉さんで、既にこっちで回収してた後だったんですよね」 入れ違いだったと。 京太郎「小瀬川さんは「外してた……ダルい……」って言ってました」 それで、姉帯さんにはどういう当たりをつけていたのでしょう。 京太郎「えーと。聞いてた特徴として、姉帯さんはその時全身黒い服装で、長い黒髪で、俺よりも背の高い女性で」 それだけ特徴的であれば、すぐに見つけられたのでは? 京太郎「ところが本人的にそういう特徴、取り分け高身長をコンプレックスに思ってるらしいので、あまりそれらが目立つ振る舞いをしてないかもしれなかったんですよね。気の大きいタイプでもないそうなので」 となると……道端で座り込んでしまっている可能性が? 京太郎「そういう可能性もあったんですが、友達想いの優しい人だとも聞いたので、そういう事情を押して必死にみんなを探してる事も考えられたので、難しい所だったんです」 それで、実際にどうやって探したのでしょうか? 京太郎「えーと、ですね。当たりをつけるのが難しくて、向こうが目立てないなら、こっちが目立って歩けばいいって事になったんですよ」 というと? 京太郎「エイスリンさんの提案なんですけどね。俺が鹿倉さんを肩車して歩けばいいと」 肩車、ですか。 京太郎「人一人肩車して歩いてればそれだけで目立つし、人混みの多い所でも頭一つ抜ければ、同じく頭一つ抜けてる姉帯さんを見つけられる筈だとなったんですよ」 理屈の上ではそうですけど、年頃の女の子を肩車するのは憚られませんか? 京太郎「俺もそう思うんですけど「今は緊急事態だから無罪!」と鹿倉さん本人に強く言われまして、強行する流れに」 本人にそう言われたら、引き下がるしかありませんか。 京太郎「ですね。それで、臼沢さんが「胡桃と荷物を同時はキツイだろうし、こっちは私が持つよ」と言って、元々持ってたリュックを背負ってもらって。小瀬川さんは人口密度が高いのは嫌いそうだからと人通りの少ない場所を回りつつ、鹿倉さんが声を張り上げて探したんです」 それで、見つけられたと。 京太郎「ええ。どっちも目立ってたので割と早めに。人混みがそんなに無いところで見つけた時に、余程不安だったんでしょうね。姉帯さんがこっちに走ってきて飛びかかるように抱き着いてきまして」 あの身長の人が飛びかかってくるのは中々の恐怖では? 京太郎「それがあの人、見た目美人系なのに中身小動物系で、その時もえらい号泣して「わーん! 会いたかったよー!」って叫んでたので……。なんだか避ける気になれなかったんですよね。肩車してたからそもそも避けらんなかったですし」 成程。ですが、肩車して飛び掛かられたらS君も上の鹿倉さんも危険ではないでしょうか。 京太郎「ええ。鹿倉さんも「わっ、ちょっ、豊音、危なっ……!」って焦ってたんですが、あの人びっくりするぐらい軽かったので。俺が倒れないような姿勢取ったにしても、てんでバランス崩れなかったんですよ」 S君の足腰強過ぎる問題では? 京太郎「そうですかね。まぁ、どっちにしろ怪我が無くて良かったです」 ちなみに、姉帯さんとS君の身長差を考慮すると、S君が腰を落として抱き着かれた場合、ちょうどS君の顔の位置に姉帯さんの胸部が当たると思うのですが。 京太郎「なんでそんな気付かんくて良い事に気付いてそのまま言っちゃうんですか」 どうでした? 抱き着かれてみて。 京太郎「例によってノーコメントで」 その後、小瀬川さんを公園のベンチで発見して、見事ミッションコンプリートしたと。 京太郎「ええ。姉帯さんをあやすのに長くかかったり、小瀬川さんが「バテた……おんぶして……」とか言い出したりと、色々ありましたが、なんとか宮守のみなさんは合流出来てました」 時間は大丈夫でしたか? 京太郎「まーかなりギリギリだったので慌ただしくしてましたけど、向こうも一回戦突破したみたいなので、なんとか間に合ったんでしょうね」 S君も大変感謝されたんじゃないでしょうか。 京太郎「そうですね。荷物を返してもらった後、別れ際臼沢さんが「このお礼は絶対するからね! 絶対だよ!?」って言ってたので、今度会った時に改めて、という感じになるんでしょうか」 宮守の方達はどういう印象でしたか? 京太郎「全員3年の先輩なんですけど、みなさん可愛い人達って感じでしたね。雰囲気がフレンドリーというか、柔らかいというか」 では、最後に何か一言。 京太郎「夏バテ防止の為、水分補給はきちんとしましょう。スポドリに塩をちょっと入れるのがオススメです」 前話 次話
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龍門渕家 京太郎「ふぁ~」 衣「む?なんだ京太郎、寝不足か?」 京太郎「ええ、最近どうも寝付けなくて」 衣「そういう時は、何か安心できるものが近くにあるといいぞ!」 京太郎「……安心できるもの?」 京太郎自室 咲「おじゃましまーす」 京太郎「おう、そこに座っててくれ」 咲「はーい。それにしても、帰り道でいきなり勉強教えてくれって言った時は、びっくりしたよ」 京太郎「なんだよ。そんなにおかしいか?」 咲「だって最近授業中寝てばっかだったし」 京太郎「寝不足だったんだよ。その寝不足がなくなったと思ったら小テストだ。しかも明日、そりゃ頼むっての」 咲「寝不足?眠れなかったの?」 京太郎「ああ。ま、ちょっとした快眠グッズでなんとかなったからいいけど。茶、取ってくる」 ガチャ 咲「……快眠グッズか、どんなだろ。探してみよっかな」 咲「ベッドの上……何も無い。ベッドの下……えっちな本とか。机の上……結構整理されてる」 咲「どこにもないなー……アレ?この箱なんだろ?」パカッ ガチャ 京太郎「咲ー、遅くなった……あ」 咲ちゃんぬいぐるみ 咲「これ……私?」 京太郎「そ、それは……」 咲「……京ちゃん、快眠グッズってこれ?」 京太郎「……そうだよ。眠れない時は安心できるものが近くにあるといい、って聞いて作ってもらったんだ」 京太郎「俺さ、お前と一緒にいる時は一番安心できるから……悪い、ぬいぐるみまで作って、気分悪かったよな」 京太郎「これ、処分するよ。お前も…」ギュッ 京太郎「さ、咲?おま、なんで抱きついて…」 咲「……ぬいぐるみじゃなくて、私本人だけど、安心できる?」 京太郎「え?」 咲「私は、京ちゃんと一緒だと安心できるし、ぬいぐるみ作ったっていうのは嬉しかったよ?」 京太郎「咲……」 咲「うん……ね、ぬいぐるみの私は安心できる?」 京太郎「え?そうだけど……なんだ?」 咲「……本人の方が、効果はあると思うけど、試してみる?」 カンッ!!