約 243,094 件
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/3385.html
京太郎「早く部室に着いたはいいが誰もいないな…」 京太郎「ひまだな…」 京太郎「遊ぶか」 京太郎「『遂にここまで辿り着いたか勇シャーよ』」 西「親父の敵をとってやる!魔王め!」 魔王「ふ…しょうがない、本気でかかるとするか…」 西「くらえ!ダブシャー!」 魔王「ぐはあっ!まさか…失われた奥義を使うとは…」 西「今の一撃は効いたようだな、魔王の闇の鎧が崩れていくぞ」 京太郎「『ま、まさか貴様の正体は!』」 ガチャ 咲「きょ、京ちゃん?」 京太郎「よ、よう」 咲「……」 京太郎「……」 京太郎「『お、親父!?』」 咲「!?」 京太郎「……」チラッ 咲(京ちゃんが西を片手に目配せしてくる…) 西「なぜ生きているんだ!?」 咲「せ、『成長したな…我が息子よ…』 西「一体何がどうなっているんだ!」 東「この戦いが終わったらわかるだろう!」 西「俺達は親子じゃないか!」 東「言いたいことがあるなら拳で語れ!」 西(マズイ!俺が和了したせいで親番が親父に!) 東「トンドラ3!」 西「ぐっはああああああ」 西「馬鹿な…攻撃力を上げる魔法ドラを同時に3つ複合だと!?」 東「貴様に技を教えたのは誰だったか思い出せ!」 西「そうだ…俺を育てたのは親父…なのになぜ!」 東「本当の事を教えてやろう!私は貴様の親父などではない!」 西「な、なんだって!?今まで騙していたのか!!」 東「悔しいか?悔しいなら私を殺してみたらどうだ!」 西「きさまあああああ」 西「カン!嶺上開花ドラ4!」 東「ぶふぉおおおおお!満貫だとおおお!!」 西「勝負あったな」 東「くっ…」 ガチャ 和「あ…」 咲「和…ちゃん」 京太郎「……」 和「す、すみません!私邪魔でしたらちょっと外室しますので!」 京太郎「『さあ教えてもらおうか!俺の本当の親父は誰だ!』」 咲和「!!」 和(須賀くんが倒れている東に西を近づけないようにしている…) 咲「『わかった、いつかはこうなる日がくることだろうと思っていたよ』」 咲京太郎「……」チラッ 和(咲さんが倒れている東をゆっくり起こして私に目配せを…) 和「お、『おしゃべりはそこまでだ』」シュッ 東「ぐはあッ!」 西「お、親父!」 東「すまなかった、お前の本当の親父は大魔王發なんだ…」 東「私は大魔王を裏切りお前を本当の子として育てた…大魔王を倒せるのは大魔王の血を引く者のみ」 東「できれば平和に育ててやりたかった、最後に親父と呼んでくれて…本望…だ」ガクッ 西「おやじいいいいいいいいい!!」 南「話は済んだか?」 西「貴様だけはゆるさない!」 南「私は大魔王の手下、大魔王の危機となるものを排除しに来た」 西「貴様を倒せば大魔王に会えるのか?」 南「会えるだろうな…ただし、この私を倒せたらなあ!南タテホンドラ2!!」 西「ぐはああああああああああ」 南「私の最高の攻撃だ…これをくらって立てたものは…」 西「攻撃は…終わりか?」 南「なに!?」 西「親父の愛を受け取った俺にはそんなもの効かない!!くらえ!!カン!カン!嶺上開花ツモドラ8!!」 南「ぬあああああああああああ」 西「ぐっ…何とか倒せたか…だがこれで大魔王と戦える…」 ガチャ 優希「優希ちゃん登場だじぇー!!」 咲「あ…」 和「あら…」 優希「んん?どうしたんだじょ?みんなしんみりして」 京太郎「…」 優希「どーした犬!さては腹が減っているんだな?でもこのタコスはやらないじょ!」 京太郎「……」 優希「うぅ、無反応はちょっと効くじぇ」 和「…」 咲「…」 優希「みんな、何でだれも構ってくれないんだじょ…」ウルウル 京太郎「『ぐっ…残りあとどれくらい戦えるだろうか…』」 優希「!?」 西「村のみんなを中張牌から守るためにも、大魔王を倒さなければならないのに…」 西「目を閉じると思いだす…村の皆の事を…」 咲「『やあ西ちゃんお煎餅食べる?』」 優希「!?」 西「隣に住んでたイーソウばーちゃん」 和「『西坊!お使いか?』」 優希「!?」 西「魚屋さんのチューピンおじさん」 咲和「『西にーちゃん!あそんで!』」 西「俺の可愛い妹達イーワン、イーピン」 まこ「『おかえり、飯できとるよ』」 西「俺のかーさん、東親父の妻チューワン」 西「ペットのチューソウ」 咲「『バウワウ!』」 西「そして昔っから大好きだった北」 京太郎和咲「……」チラッ 優希(村人の自己紹介をしてからのこの目配せ、なるほど!わかったじぇ) 優希「『早く起きろ西!遅刻しちゃうぞ!』」 西「皆の事を考えると力が湧いてくる…」 まこ「『フッフッフ』」 西「この不穏な空気!!貴様が!!」 發「そう、この我輩こそ大魔王發!そして、貴様の父親だ…」 西「うおおおおお!!」 發「まあそう焦るな…貴様にはまずこいつとやってもらう」 優希「『お前が俺の弟か』」 西「なに!?」 發「貴様の兄だ、さあ!楽しい兄弟喧嘩を親にみせてくれ!」 白「悪いが次の大魔王になるのはこの俺だぜ?」 西「何を言っている!俺はそこの大魔王を倒しにきたんだ!!」 白「なんだ、知らないのか?大魔王を倒した者こそが次期大魔王となれるんだぜ」 西「な、なにいいいい!!」 白「隙を見せたな!!ハクハツ三暗刻トイトイドラ3!!」 西「ぐううううああああああああ」 西「あれ…ここはどこだ?」 和「『起きなさい西』」 西(あったかい感じがする…それにどこか懐かしい…) 西「誰だ…あんた…」 中「私は貴方の母親です」 西「なんだって?」 中「話したいことはいっぱいあるけど、貴方はしんではならない…」 中「貴方も兄、白は父の血を濃く引継ぎすぎた…そのせいでとても邪悪な性格を持っている」 西「だから、父親の技をあんな簡単に…」 中「貴方は特別な力をもっている…その力の使い方を教えてあげる…」 西「こ、これは!!」 白「弟といっても大したことなかったぜ」 西「それは、どうかな…」 白「なに!?」 西「みせてやる…俺の力を!!」 發「これは!!」 西「今までの俺の思い出、数々の敵…それらの力を吸収して自分の力に換える!!」 白「なんだ!このオーラは!!」 西「国士無双!!!」 白「ぐああああああああああああ」 發「さて、私との戦いの前に本気を出してしまってもいいのか?」 西「…」 發「それでは最後の戦いをはじめようではないか!!」 西「ぐっ!!」 西(初っ端から飛ばしてきやがった…これは役満クラスの手だ!) 發「どうした!!貴様の国士を目指すには中張牌をきらなければならないのだぞ!!」 西(これを捨てたら負ける…しかし捨てなかったら俺の攻撃は当たらない…どうすれば……) 東「自分を信じるんだ」 九萬「美味しい飯作って待っとるよ!!」 西「親父!?」 中「貴方は正義の心に溢れた子よ」 西「かーさん…」 北「帰ってこなかったら承知しないんだからね!」 西「北…」 西「見つけた…」 發「なに?」 西「一つだけ見つけたよ…お前を倒す方法」 發「面白い…やってみろ!!」 西「ぬおおおおおお!!」タン 發「フハハハハ!!ヤオチュー牌を切っているではないか!それでは我輩に国士はあたらん!!」 西「馬鹿野郎…河を見てみろよ…」 發「何?こ、これは!!」 西「これで完成だ…」 發「しかし!最後のヤオチュー牌を切ることは貴様の死を意味するんだぞ!!」 西「構わねえさ…くらえ…流し満貫!!」 發「ぬおおおおおおおおおおおおおおお」 西「勝った……ぜ」バタッ 久「この戦いで大魔王の血を引く者はこの世から消え去った…彼は自分の命と引き換えに世界を平和から守った」 まこ「そんな彼にいつでも会える場所」 京太郎「彼が命と引き換えに守った場所」 優希「彼を想いつづけた者のいる場所」 咲「彼を育て、成長を見守った場所」 全員「そんな場所清澄高校麻雀部!入部歓迎!」 久「はい、以上麻雀部入部説明会を終わりまーす」 ムロ(こんなんでいいのか!?)ガビーン おわり
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/3371.html
全国会場 京太郎「咲のやつったら相変わらずすぐ迷子になるんだからなぁ」キョロキョロ 菫「やれやれ、全くあいつと来たら……」キョロキョロ ドンッ 京菫「わっ!」ドサッ 京太郎「す、すみません!大丈夫ですか!」 菫「いや、私こそすまない……不注意だった」 京太郎「とにかく立ってください」スッ 菫「ん……ああ、すまない。ありがとう」グッ 京太郎「いえいえ。……あれ、その制服って……もしかして白糸台の方ですか?」 菫「いかにもそうだが……それが何か?」 京太郎「やっぱりそうでしたか。いや、知り合いの姉がそちらの麻雀部におりましてですね」 菫「はぁ……名前は?」 京太郎「宮永照さんです」 菫「へぇ、みや……なが!?」 菫「あいつ、やっぱりいたんじゃないか妹……」 京太郎「お友達なんですか?」 菫「お友達も何も、私の親友だよ照は」 菫「ああそうか、自己紹介していなかったな。私は弘世菫、白糸台の部長を務めさせてもらっている」 京太郎「部長!?そういえばどこかで見たことがあると思ったら……」 菫「そんなに畏まられても困るけどな。君は?」 京太郎「あ……はい。俺は長野が清澄高校の1年で須賀京太郎と言います」 京太郎「ところで、"やっぱり"というのは、妹の……咲の事を耳にした事はあるんですか?」 菫「一度だけだがな。なにぶんあいつ自身が過去の事を話したがらないから」 京太郎「そう……なんですか。……やっぱり、嫌ってらっしゃるんでしょうか?」 菫「照が、その咲ちゃんの事をか?……そんな風には見えなかったけどな」 京太郎「え?」 菫「確かにその話を聞いた事はそうないが、どちらかというとあいつの顔は憂えげというか、悲しみを押し殺したような表情だったと思う」 菫「だから、明確に嫌っているというような事は決してないと思う。私の見立てが正しければだがな」 京太郎「……いえ、信じますよ。あの『シャープシューター』の言う事でしたら」 菫「そ、そうか……改めて面と向かって言われるとこそばゆいな、その異名は」 京太郎「かっこいい二つ名だと思いますけどね。……あ、女の方にかっこいいなんて失礼ですよね」 菫「……気にしないでいい。言われ慣れてることだよ」フッ 京太郎「……」 菫「どうかしたか?」 京太郎「い、いえ!(かわいいです、なんて言ったら不審者極まりないよな)」 京太郎「それにしても、偶然とはいえ咲のお姉さんの事を知っている方と会えて嬉しいです」 菫「私も照の妹の話は興味深かったが……君の方は時間は大丈夫なのか」 京太郎「あ……えーと、咲のやつが迷子で探しに来てるところだったんですけど」 菫「……そういう所は姉妹そっくりなんだな」 京太郎「……というと、菫さんも照さんを探しに?」 菫「率直に言うとそう言う事だ」 京太郎「す、すいません!こんなに時間を取ってしまって」 菫「気にしなくていい。どの道ここで待つつもりだったんだ」 京太郎「ここでって、このメインホールでですか?」 菫「ああ。どうせその辺うろうろしているにしても、下手に探し回るよりも収束点で待ち受けた方が確実だろう」 京太郎「それはそうかもしれませんが」 菫「それに、どちらかというと私としてはそっちが方便だったからな。後輩達にも探してもらっているし」 京太郎「方便って……何か嫌な事でもあったんですか?」 菫「次に戦う事になるかもしれない君に言う事でもないだろうが……正直、落ち込んでいてな」 京太郎「……阿知賀の次峰の方に一杯食わされた事がですか?」 菫「ああ、あれはまさしく予想外だっ……なっ!?」 菫「なんで君がその事を!?」 京太郎「俺、試合なくて暇なんでせめて観るだけでもと思って観戦だけは欠かさず行ってるんですよ。それだけの事です」 菫「……なんでわざわざ私に確認を取るような事を」 京太郎「うち(清澄)が二匹目のドジョウを取れるとも思えませんしね。実際染谷先輩もそう踏んでいますし」 京太郎「だったら無駄に希望を持つような事は取っ払っておこうと思っただけです」 菫「……」 スタスタ 照「……菫」 菫「照!……やっぱりお菓子か」 照「うん。……そこの人は?」 京太郎「……初めまして、宮永さん。俺は、"咲"の友達です」 照「……!そう」 照「……それで?」 京太郎「咲と、話してやってくれませんか」 照「……」 京太郎「咲は、そのためにここまで来たんですから」 照「……」 菫「照……」 照「……どうして?」 京太郎「え?」 照「どうしてそうも会わせたがるの?」 京太郎「……菫さんから、少しだけ話を聞きました」 照「……!菫、おしゃべり」 菫「……すまない。言い訳はしない」 京太郎「それで……照さんがもし『咲にもう麻雀をさせたくなかった』という心づもりだったのなら、俺にも責任の一端はありますから」 照「……」 菫「照、私からも頼む」 照「菫……?」 菫「お前の心情の手前遠慮していたが、やはり話す機会があるのならどういう形にせよけじめはつけるべきだと思う」 京太郎「菫さん……」 照「……」 照「……わかった。でも、今は無理」 京太郎「と、言いますと」 照「咲が私に挑んでくるのなら、私情はなしで全力でぶつかりたい。その後でなら」 京太郎「つまり……個人戦の後、ってことですか?」 照「うん」 京太郎「あ……ありがとうございます!」ペコリ 菫「……よかったな、須賀君」 京太郎「菫さんこそ、ありがとうございます」ペコリ 菫「どういたしまして」ペコリ 照「……」 照「……なんか、仲いいね二人」 京太郎「え?」 菫「ん?」 照「……なんでもない。じゃ、咲に見つかる前に帰るね」 菫「そういうわけだ。……須賀君」 京太郎「はい?」 菫「染谷と言ったか。よろしく伝えておいてくれ」 京太郎「強いですよ、うちの副部長は」 菫「ふっ……上等だ」 京太郎「あっ、そうだ。菫さん」 菫「何だ?」クルッ 京太郎「俺は菫さんの事、かっこいいともかわいいとも思いますよ」 菫「か、かわ……はぁ!?」 京太郎「それじゃ!!」ダッ 菫「ちょ、待っ……!」 菫「……言い逃げとは、存外汚い男だな……須賀京太郎」 京太郎「はぁ、はぁ……つい言っちまったぜ」 京太郎「しかし咲の奴一体どこに……」 咲「は、話終わった?京ちゃん」 京太郎「なっ!?なんでそんな所に」 京太郎「すぐ近くにいたんなら顔見せれば良かったのに」 咲「だ、だってお姉ちゃんと誰かが一緒にいたんだもん……」 京太郎(いつまで経っても来ないと思ったら潜んでただけだったのか……って) 京太郎「咲、俺たちが何話してたか聞こえてたのか?」 咲「え?まさかそこまではわかんないよ。結構距離あるし」 京太郎「そ、そうか……じゃあ戻るか!」 咲「うん!」 咲(あのお姉ちゃんじゃない方の人……気をつけておかないと) カン
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/5671.html
2 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/14(土) 22 27 06.61 ID tIHYXMM5O [2/5] 前回までのあらすじ 須賀京太郎15歳 好きな物はおもち 苦手な物は麻雀 最近は幼馴染の視線が気になっていました ひょんな事から恋人が出来ました そして全国大会 ホテルに滞在している筈の人が行方不明、不穏な空気と焦燥感……そして行方をくらましたりする独り言が不気味な幼馴染、俺はとりあえず照と合流してから明らかにおかしいホテルを出ようとしていたーー 京太郎「咲ーー」 5 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/14(土) 22 32 27.65 ID tIHYXMM5O [3/5] 咲「あいつか……」 不倶戴天。 京太郎「お、おい咲?」 分かり合う事は永遠に無い。 照「……?」 煮えたぎる嫉妬と悪意。 咲「鴨がネギしょってきたよ」 最愛の人に近づこうものならば絶望を、恐怖を、終わりをもたらそう。 咲「久しぶり、お姉ちゃん」 ニコッ 醜い笑顔。 京太郎「皆を知らないか?」 私は悪魔でも後。 京太郎「和と優希以外……清澄の皆が……」 私の事は心配しない。 咲「あははっ」 でも、許してあげるよ。 / .. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .\ / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ヽ . ' . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .゚。 . ' . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ゚。 . ' . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ./ . . . . . . / . . . . i . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .゚ . ' . . . . . . . .. . . . . . . . . . . . . . . . . . . ' . . / . . . . . / . . . . . i . ,| i . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ゚ . ' . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ' . . .′ . . . /i . . . . ,|ノ | ト、 . i . . . . . . . . . . . . . . . . ゚ / . . . . . . . . i . . . . . . . . . . . . . . . .. ' . . | . . . . . ' | . . . / | | | ヽ . . ト、_ . . . . i . . . . . . . . . ゚ ./ . . . . . . | . . . . . . . . . . . . . . ' . . | . . . . ' | . . . | | |_」 -| . .Τ 丶 i | . . . . . . . . ハ / . . . . . /| . . . . . . . . . . . . . ' . . . | . . . . ' | . . . | |/| ,′ | . ./ Ⅵ | . . . . i . . . ./∧ ./ . . . . 'フ . | . . . . . . . . . . . . i. . . . | . . . . ' | . . . .i '| |' . . 」ィ芹丐 Ⅵ| . . ∧ . // . .i / . . . '´ / . ∧ . . . . . . . . . . . . |. . . ∧ .;. ′ | . . / |' . .x豕刋 芍⌒マⅥ . ∧ V .'i . . | ./ . . '´ ' . . / ∧ . . . . . . . . . /|. . . ' V ;| | . / . . . ,狄i[_ o -i| . . }! | / i i . | . ′ / . '´ .i . /i/ ∧ . . . . . . . / | . . . .' ∨| | / . . . . . .汽,. 、汐 . . リ .|イ / / . . | . ′./'´ .| . / .| / ∧ . . . . . . i′ | . . .;' V| |' . . . . . . . .`¨¨´ ' ' / |_/ / . . . |/ .| / | ./ ∧ .. . . . . | | . / ゙| . . . , '´ .| / . ∧| .|' .| / ./ .∧ . . . . | | / . .; ´ |イ . . ./ .| .| | / . / ∧ . . . . Ⅳ |' -‐--- '´ ' /i/ .| / . / /i . \ . . .| iム / 、 イ /| .| . ./ / .| . . . .\ .从_ムー---‐ ´ .イ '! / .| / ./ .| . . . . 厂 ´ト、. ヽ _.. / / |′ .|' ./ | . . . ∧ . /| . `¨¨へ '´ ./ iル′ .|/' | / ∨ !、 . / |>o。_ / .!-ー-- .._ {. | ./ ∨{. Y/ | . . . ./i . ¨7 T¨¨¨¨¨¨´ ^ー 、 ` ̄ 咲「私が皆を壊しちゃった」ニコッ これからは沢山刻み込んであげるから。 京太郎「さ……き?」 照「……!」 7 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/14(土) 22 37 51.72 ID tIHYXMM5O [4/5] 咲「えへへ」クスクス 京太郎「壊したってどういう……」 咲「京ちゃんは黙っててね」 京太郎「!!」ゾクゾクッ 声が出ない……恐怖なのか……それとも……? 照「咲……もうやめて」 咲「お前の所為なのに……良く言うよね」 咲「とりあえず、壊したり、殺したりじゃあ許すつもりは無いよ」 京太郎「……」 照「?」 咲「あっ!」 咲「チャンスをあげるよ!」 照「チャンス?」 咲「もしかした……助かるかもね」ニコッ 8 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/14(土) 22 41 27.71 ID tIHYXMM5O [5/5] 咲「ーー安価下1~5を全部ゾロ目にしたら助かるかもね」 安価下1~5 0~30 耳削ぎ 31~60 目潰し 61~99 鼻削ぎ 多数決 15 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[saga] 投稿日:2014/06/14(土) 22 51 31.79 ID KlVY+ADtO [1/2] ブシュッ 咲「あーあ残念」 咲「これでいいかな?」 包丁、かなり刃こぼれをしているが斬られたら相当痛い物だ。 咲きはその包丁を持って照へとにじり寄る。 京太郎「!」 咄嗟に声が出た。 がーー身体が動かない、どうしても動かせない。 京太郎「照!!」 懸命に叫ぶ、助けを乞うように。 京太郎「やめろ!やめてくれ!!!」 グリッグリッ 咲「あははっ」 照「!!」 照「~~っ!」 京太郎「照!!」 咲「動けないお前を嬲るのはたのしいね!」 ゴリゴリと削るように、錆びたノコギリで枝を切り落とすかのように。 手間はかかりはしたけれど、簡単に照の鼻は落ちた。 咲「これじゃあ京ちゃんに顔を向けられないね」ニコニコ 照(!) 照「……」サッ 京太郎「照……」 照は俺から顔を背ける、当然だ……でも…… 俺は…… 咲「私はまだチャンスを与えるよ!」 16 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/14(土) 22 53 17.78 ID KlVY+ADtO [2/2] 咲「えへへっ」 咲「私は優しいから安価下1~3が全部ゾロ目なら許してあげる!」 安価下1~3 多数決 0~99 京太郎が刺される 24 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/14(土) 23 00 28.42 ID hsTGDysAO [1/2] おc……正直驚いた 咲「残念……さようならお姉ちゃん」 咲はゆっくりと包丁を振り上げる。 次はピカピカだ。 砥ぎたてのように綺麗な包丁だ。 それをーー照にーー ブスッ 京太郎「刺させる訳ねーだろ……!」プルプル 咲「え……?」 咲「嘘でしょ?……そんな……」 照「京太郎!京太郎!京太郎!」 照が後ろから俺を抱き締める。 俺の傷に手を当てているみたいだけど、無駄だろう、こんな事で血が止まるはずない。 咲「ご、ごめんね京ちゃん……痛いよね」 咲「つ、次こそは、い、動けない筈だから……あ、あいつを殺したらすぐに病院に連れて行ってあげる」プルプル 咲は震えていた……怖いのだろう、でも……それ以上に照が怯えているんだよ! 京太郎「無駄だ……次も俺が止める」 照「咲……もうやめて」ポロポロ 咲「う、うわぁぁぁぁぁ!」 25 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/14(土) 23 02 43.44 ID hsTGDysAO [2/2] 安価下1~3 全てゾロ目なら助かるかもね 0~99 京太郎死亡 31 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[saga] 投稿日:2014/06/14(土) 23 12 04.01 ID FTkDTE/QO ブスッ 京太郎「……」 良かった…… 本当に……良かった…… ーー照 無事で良かったーー 京太郎「ごふっ」ドサッ 照「京太郎!京太郎!」ユサユサ 京太郎「も、もう駄目だ、逃げろーー」 咲「嘘、嘘だ……心臓なんて……京ちゃん……」 照「……」 京太郎「照……出来ることなら……お前とこれからもずっと……」 ポタッ 照「うん……分かった。叶える」 京太郎「ありがとうーー」ガクッ ポタッ 照「京太郎、おやすみ。また起きてね」 咲「……へぇ」 32 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[saga] 投稿日:2014/06/14(土) 23 18 56.04 ID QiM8+4MpO [1/5] 咲「殺す、今ここで、すぐに」 照「黙って」 咲「お前には呪いをかけた」 咲「永遠に京ちゃんと結ばれない呪い」 照「そんな事はどうでもいい」 照「これから、何度も何度でもやり直すから」 咲「私と一緒の考えだ」 咲「その記憶、厄介だね」 照「お互いに」 咲「死ぬつもり?」 照「咲だって」 咲「次会う時が楽しみだね、えへへ」 照「……」 咲「バイバイ」 ブスッ 34 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/14(土) 23 23 10.29 ID QiM8+4MpO [2/5] 咲……? 京太郎「はっっ……!」ガバッ 京太郎「夢か……」 京太郎「嫌な夢を見てしまった」 京太郎「そんな事よりも今日は入学式だ!」 京太郎「楽しみだな」 可愛い女の子と……うへへ。 35 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/14(土) 23 23 46.00 ID QiM8+4MpO [3/5] 京太郎「今日は臨海学園の入学式だ!」 京太郎「必死に勉強して、なんとかギリギリで合格した臨海……今年から共学になるからなんといっても女子が多い」ニヤッ そこで彼女の一人や二人…… 母「遅刻するわよーー!!」 京太郎「分かってるって!!」 京太郎「行ってきまーす!」ダッ 母「もう……東京に来て浮かれちゃってるのかしら?」 カンッ 42 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/14(土) 23 34 38.10 ID LBcEpYKUO [3/3] 現在解放されているのが ゆみルート シロルート 衣 照 淡 怜は封印中 (ピンチになったらハギヨシ登場を使う機会もない程に怜はコンマを全回避しました。次回怜ルートのピンチ時に使用できます) つぎいっくよー 記憶引き継ぎに関しては とある一定のコンマを引いたヤンデレのみ引き継ぎと考えています(高校が同じキャラの場合)ので、安心して前回選んだ高校も選んでください。 (永水を選ぶ時は一応確認をしますが復讐編かどうかを明記してください) (鶴賀、宮守は強制ルート入ります) 前回ヤンデレだったあの子も……ヒロインだったあの子も……! プロローグ 意識が混濁としている。 酷い夢を見ているようだ。 何回も何回も酷い目にーー 咲……? 京太郎「はっっ……!」ガバッ 京太郎「夢か……」 京太郎「嫌な夢を見てしまった」 京太郎「そんな事よりも今日は入学式だ!」 京太郎「楽しみだな」 可愛い女の子と……うへへ。 次に行く高校は? 前行った高校でもあり 前行った高校の場合は記憶引き継ぎ安価します 安価下7 53 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/14(土) 23 48 31.81 ID xz3SEwMAO [1/2] 有珠山はごめんなさい よって宮守です(ゾロ目ボーナスをおまけにつけてあげる!!) ーー第三次宮守大戦勃発 シロは強制引き継ぎです 京太郎も強制引き継ぎです (ヤンデレと元ヒロインの)記憶引き継ぎに関してはゾロ目±1で引き継ぎです 好感度・依存度判定安価 安価下3 エイスリン 安価下5 胡桃 安価下7 塞 安価下9 豊音 67 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/15(日) 00 02 52.10 ID 40f41PNfO [1/2] ゾ、ゾロ目ボーナス!!! 初期好感度+50 エイスリン 74 胡桃 62 塞 好感度max 依存度max 豊音 好感度max 依存度128 宮守は全員が大正義だからね、しょうがないね(三回目) 京太郎「宮守の入学式だ!」 京太郎「行ってきまーす」 ーーー 京太郎「中々疲れる通学路だな」 京太郎「まぁいいや、どんどん進むぞ」 登場人物安価 誰がくる? 0~20白望 21~40エイスリン 41~60胡桃 61~80 塞 81~99 豊音 安価下1 70 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/15(日) 00 07 08.99 ID 40f41PNfO [2/2] 豊音「あっ!シロの彼氏さん!」 京太郎「あ、豊音さん。おはようございます」 顔は笑っているのに、目はとても冷たい。 何故かは分からないが……どこか恐ろしい。 そんな雪道だった。 豊音 依存度上昇安価 0~30 小 31~60 中 61~99 大 74 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/15(日) 00 17 46.09 ID gbvqePZGO [1/3] 豊音 好感度max 依存度138 放課後 京太郎「よしっ!」 ガララッ 京太郎「今日から入部する須賀京太郎です!」 豊音「わーおめでと」パチパチ 白望「だるっ……」 0~30 エイスリン 31~60 胡桃 61~99 塞 76 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/15(日) 00 20 07.15 ID gbvqePZGO [2/3] 胡桃「あ、京太郎だ!」 ガララッ 胡桃「おめでとう!」 京太郎「はい!今日から頑張ります!」 胡桃「よろしい!」 白望「変なの……」 京太郎「あははー」 0~30 小 31~60 中 61~99 大 78 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/15(日) 00 25 44.67 ID gbvqePZGO [3/3] 胡桃92 京太郎「……」ゾクッ 白望「!」ゾクッ 白望「京太郎、おいで」チョイチョイ 京太郎「あ、うん」 白望「……」ギュッ 京太郎「……」 豊音「わー……熱々だよー」 胡桃「妬いちゃうなー!」 0~50 エイスリン 51~99 塞 80 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/15(日) 00 32 35.01 ID T6XDrm2qO 塞「こら、早く部活の準備するよ」 塞「ね?」 白望「……」ギュッ 塞「……シロも手伝ってくれるかな?」 白望「……勿論」 塞「それは良かった。さっ……はじめよ」 京太郎「……」タジッ 白望「塞」 白望「どうして京太郎に近付くの?」 塞「……」 京太郎「……」 確かに塞さんは俺の方を向いていた。 81 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/15(日) 00 40 07.45 ID 3t69K0oMO [1/4] 塞「部活の邪魔……だからかな?」 白望「……」 エイスリン「!」 京太郎「あ、エイスリンさん」 白望「近づかないで!」 シーンッ 京太郎「……え?」 塞「変なシロ」 豊音「修羅場だよー」 胡桃「もうっ!」 エイスリン「????」 エイスリン好感度上昇安価 0~30 大 31~60 特大 61~99 超大 84 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/15(日) 00 57 50.21 ID LWeCASTAO [1/2] エイスリン好感度max 依存度104 京太郎「……」 何かがおかしい…… どこからだ? 行動フェイズ 夕方 京太郎の部屋 京太郎「さて、何をするか」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.バイト 7.TwitterとFacebookに登録 8.自由安価 安価下4 91 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/15(日) 01 17 29.61 ID t5GbTmtmO [1/2] 京太郎「街をうろうろするかな」 0~50 エイスリン 51~80 塞 81~99 プロ 94 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/15(日) 01 21 33.73 ID t5GbTmtmO [2/2] 0~20 すこやーん 21~40 わっかんねー 41~60 しゃーまん 61~80 はやや 81~99 ぷんすこ 96 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/15(日) 01 29 41.61 ID 3t69K0oMO [2/4] 咏「迷子だよ、道がわっかんねー」 咏「そこの少年」チョイチョイ 京太郎「え?」 咏「とある場所を目指しててねぇ、分かるかな?」 京太郎「何処ですか?」 咏「それはーー」 ーーー トシの家 咏「まさか知り合いだったとはね」 咏「ありがとう、少年」 咏 好感度判定 安価下 98 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[saga] 投稿日:2014/06/15(日) 01 33 05.36 ID 3t69K0oMO [3/4] 行動フェイズ 夜 京太郎の部屋 京太郎「さて、何をするか」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.バイト 7.TwitterとFacebookに登録 8.自由安価 安価下4 109 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/15(日) 15 57 43.88 ID 3t69K0oMO [4/4] 京太郎「よし、バイトするか」 ーーー 1.山菜狩り 2.土方 安価下2 112 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/15(日) 16 08 13.18 ID LWeCASTAO [2/2] 京太郎「山菜狩のアルバイトか……へぇ」 ーーー 山 村人「あともう一人来るぞー」 京太郎「へぇ……だれかな?」 0~30 天使 31~60 小粋で小生意気 61~99 塞ぐよ~ 115 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[sage] 投稿日:2014/06/15(日) 16 11 32.93 ID bT8183WDO / \\. / | |l \ \ \ \\ / | | |l | ll \ |l\ | ハ l| )'. ′ | | |l | 斗- |\ リ _)ノイ リ' | | { { |l { 从 八 }/ /心∨ ∧ | |〃 八 \x云ミ)' V)リ'∨ ∧ | | |l l \ \l\/ん 刈 `~. .‘, \ l | |l | | \ \{{乂),ツ ` }\ \ l | |l | |_//\ \\. . ┐ / \ \ ,′ | リ | / ){/ ̄\ \\ ` =' ∧\ \ } ′ l/ |‘イ个ー=ニ=┬ \\____∧ ‘,\ )ノ / / { l| | l| | l l|___} }/( l| l ll l |l/ { { | l| | l| | |∧__|/`ヽ)ハ八 リリ ノ' 八八 l 从 l|八 乂乂 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\/__ )八 ( ∨ \廴_彡' ∨// )' ー/ ∨__ / ∨ ´ \ / ∨ ___,\ /} \| / | / / \_\ | . / | / { \\ } /| | / { ∧ \「 | | ./ \ ∧ \| 「 | /`ー‐┬‐ ' { | | l| 京太郎「頑張りましょう」 エイスリン「ウン!」 エイスリン好感度上昇安価 0~30 大 31~60 特大 61~99 超大 118 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/15(日) 16 16 07.19 ID 8SS8E5cRO エイスリン 144 エイスリン「……」 京太郎「どうしましたか?」 エイスリンさんは黙って俺の頬に手を当てる。 その手はひんやりとしていて、心地のいいものだった。 ーーー シロルート確定なので三連電話は省略 prrrr 京太郎「あ、電話だ」 0~50 エイスリン 51~99 豊音 122 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/15(日) 17 12 10.93 ID 3oVrXa7nO [1/2] エイスリン 174 京太郎「はい、もしもし?」 エイスリン「……」 無言 非通知 京太郎「……」 沈黙 京太郎「あのー?」 プツッ 京太郎「え?」 切られたし…… 123 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/15(日) 17 15 06.13 ID 3oVrXa7nO [2/2] 朝 行動フェイズ 1.登校 2.引きこもる 3.サボる 4.自由安価 安価下3 129 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/15(日) 17 25 02.51 ID fdJTFAAUO 京太郎「シロを見に行くか」 白望「何?」 京太郎「どぅわー!」ガシャッ 白望「……?」 京太郎「ど、ど、どうして俺の部屋に」 白望「おんぶ」 京太郎「あ……学校ね」 ーーー 京太郎「放課後か……」 1.部活 2.帰宅 3.ブラブラ 4.まだ学校にいる 安価下2 134 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/15(日) 17 47 46.82 ID QeqH12kRO [1/2] 胡桃「てやっ」ビシッ 京太郎「いってえ!」 胡桃「あははっ」 京太郎「もう……胡桃さんですか」 俺の隣にちょこんと立ったいた小柄な先輩。 小学生と言っても問題はない、むしろ高校生であるのが問題なのだ。 胡桃「今日は部活やすみだってさ」 京太郎「あ、そうだったんですか」 胡桃「塞が一人で残って部室掃除してるよ」 京太郎「あの人も凄いな……」 0~30 小 31~60 中 61~99 大 136 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/15(日) 17 52 29.53 ID QeqH12kRO [2/2] 胡桃 122 行動フェイズ 夕方 京太郎の部屋 京太郎「さて、何をするか」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.バイト 7.TwitterとFacebookに登録 8.自由安価 安価下4 141 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/16(月) 00 40 13.11 ID LpU1D43UO [1/3] 京太郎「シロ!!」 白望「遅い……」 京太郎「ごめんごめん……」 白望「で、まだ思い出して無いの?」 京太郎「またその話?もう飽きたぞ」 白望「でも、大事な話……だるくない」 京太郎「……」 0~30 エイスリン 31~60 胡桃 61~99 豊音 143 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/16(月) 03 48 08.93 ID /ejD039NO [1/2] 白望「!」キッ 京太郎「え?」 シロが珍しく睨んでいる。 俺の手を掴みながら睨む先にはエイスリンさんが居た。 京太郎「エイスリンさん?」 エイスリン「シロ!」ニコッ 白望「ダルッ……」 空気がピリピリしているのが分かる。俺の手を握る力は更に強く、シロは手を引っ張って俺を引き寄せる。 エイスリン「……」カキカキ バッ エイスリンさんが描いたのは俺を含めた麻雀部全員が皆で手を取り合っている絵。 何故か俺だけは五人描かれていた。 エイスリン好感度上昇安価 0~30 超大 31~60 超特大 61~99 真・超大 145 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/16(月) 03 53 19.02 ID /ejD039NO [2/2] エイスリン 224 行動フェイズ 夜 京太郎の部屋 京太郎「さて、何をするか」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.バイト 7.TwitterとFacebookに登録 8.自由安価 安価下4 151 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/16(月) 16 56 19.48 ID DcyPrBy0O ゾロ目ボーナス! 土方「おらぁぁぁぁ!!!」 京太郎「ひえええええええええ!!!」 土方「きりきり動けやぁぁぁあ!!」 京太郎「はぁぁぁあい!!!!!」 土方「……」 土方「今回も一度だけなら手を貸してあげましょう……」 ーーー prrrr 京太郎「電話だ」 0~50 エイスリン 自由安価 今までに出会ったキャラ 前週キャラは無し 153 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/16(月) 17 01 11.32 ID 6i5qIC3FO [1/2] エイスリン 254 京太郎「……」 エイスリン「……」 また無言電話……そして非通知。 京太郎「そろそろ怒りますよ?」 エイスリン「……」 京太郎「あのさぁ……」 エイスリン「スキッ」ボソッ 京太郎「え?」 プツッ 京太郎「そろそろ非通知拒否しようかな……」 一日が終わりました。 154 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/16(月) 17 02 55.90 ID 6i5qIC3FO [2/2] 朝 行動フェイズ 1.登校 2.引きこもる 3.サボる 4.自由安価 安価下3 158 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/16(月) 17 15 33.60 ID cHqVie3pO 京太郎「よし、サボるか」 京太郎「どこに行こうかなーっと」 ーーー 京太郎「結局街をフラフラするだけってのも侘しいな」 京太郎「さて、どうするか」 京太郎「うーん」 0~30 エイスリン 31~60 胡桃 61~99 塞 160 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/16(月) 17 28 08.93 ID LpU1D43UO [2/3] 天使 好感度max 依存度max トクンッ トクントクンットクントクンッ エイスリン「……」 京太郎「……」 京太郎「……?」 記憶の断片、何かを思い出してしまいそうなーー エイスリン「ア、ア、AHHHHHHHHH」 京太郎「エイスリン……さん?」 エイスリン「ヒサシブリ!」 とてもとても綺麗な笑顔だった。 ーーー 行動フェイズ 夕方 京太郎の部屋 京太郎「さて、何をするか」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.バイト 7.TwitterとFacebookに登録 8.自由安価 安価下4 165 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/16(月) 18 02 19.49 ID 1+TXij0YO [1/3] 白望「ねぇ……」 京太郎「もしかしたら……思い出して来てるかも」 京太郎「何を思い出しているかは分からないけど……」 白望「京太郎……」 白望「好き」ギユッ シロは俺を抱き締める。好きなのは当然俺もだけど、どうしてか……心が苦しい。 白望「でもごめん……」 京太郎「えーー?」 166 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/16(月) 18 03 07.61 ID 1+TXij0YO [2/3] 白望「ーー別れよう」 167 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/16(月) 18 04 56.09 ID 1+TXij0YO [3/3] 京太郎「えーーどうしてーー」 白望「ごめんね」スタスタ 京太郎「シローーシロ!」 愕然とした。力が抜けていく……俺はただただ去って行くシロを後ろから見ているだけだった。 0~50 豊音 51~99 胡桃 169 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/16(月) 18 09 17.59 ID NT3yGy4mO [1/4] 胡桃「え……大丈夫?」 京太郎「あ……あ、あ……」 胡桃「シロが……そんな……」 京太郎「あはは、見られちゃいましたね」 胡桃「ううん、大丈夫。大丈夫だから」 京太郎「へへっ……へへ」 胡桃「……」ナデナデ 俺を撫でる手、その手が何よりも心地よかった。 好感度上昇安価 0~30 小 31~60 中 61~99 大 171 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/16(月) 18 12 32.63 ID NT3yGy4mO [2/4] 胡桃 172 大戦不可避 行動フェイズ 夜 京太郎の部屋 京太郎「さて、何をするか」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.バイト 7.TwitterとFacebookに登録 8.自由安価 安価下4 176 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/16(月) 18 42 51.90 ID LpU1D43UO [3/3] 俺は失意の中街を歩いていた。 何故別れることを伝えられたのか、何故シロは俺の事をそれでも好きと言ったのか。 理解不能な事が沢山起きていた。 そして最後の胡桃さんの表情。 ーー確実に口が醜く歪んでいた。 京太郎「……」ゾクッ 0~50 豊音 51~99 胡桃 181 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/16(月) 18 51 56.14 ID hSZG1zR5O [1/3] ゾロ目ボーナス!二連続ボーナス! 胡桃 272(ここから好感度上昇安価含むので) ↓ 胡桃 好感度max 依存度max 胡桃「やぁ、京太郎」 京太郎「胡桃……さん?」 胡桃「良ければ私の物になって欲しいなって」 京太郎「は……?」 何を考えているんだこの人は……彼女と別れたばかりの俺にそんな言葉をかけるなんて普通じゃない……むしろおかしい。 京太郎「そ、そんなの無理に決まってるじゃないですか!」 胡桃「そう言うと思ってたよ」 胡桃「絶対に私の物にしてみせる……約束だよ」ニコッ 京太郎「……」 胡桃「ふふっ」 ーーー prrrr 京太郎「あ、電話だ」 自由安価 185 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/16(月) 19 02 36.86 ID 0xAeNslDO [1/2] 豊音 148 豊音「元気ー?」 京太郎「ま、まぁ少しは」 豊音「それなら良かったよー」 京太郎「もしかして……知ってますか?」 豊音「え、えぇ!?そ、そんなの知らないよ!シロが振ったなんて話は知らないよ!」 京太郎「知ってるんですね……」 豊音「ごめんねー」 京太郎「どうして……?」 豊音「“たまたま”見ちゃって……」 一日が終わりました 186 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/16(月) 19 03 04.77 ID 0xAeNslDO [2/2] 朝 行動フェイズ 1.登校 2.引きこもる 3.サボる 4.自由安価 安価下3 190 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/16(月) 19 09 48.58 ID NT3yGy4mO [3/4] 京太郎「あーやってらんねー」 サボり決定! どっか行こうかな。 ーーー 何もない自然の中、俺は一人で歩く。 この雄大な自然は俺の傷付いた心を癒やしてくれるかと思う、が、そうでもなかった。 京太郎「ハァ~」 京太郎「もうダメだ……」 京太郎「いっそ……」 死んでしまおう。 そんな事を考えてしまう。 豊音「駄目だよ!」ギユッ 豊音「早まっちゃダメ!」ギューッ 京太郎「え?え?え?」 豊音好感度上昇安価 0~30 小 31~60 中 61~99 大 192 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/16(月) 19 13 26.53 ID NT3yGy4mO [4/4] 豊音 178 勃発かな? 行動フェイズ 夕方 京太郎の部屋 京太郎「さて、何をするか」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.バイト 7.TwitterとFacebookに登録 8.自由安価 安価下4 197 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/16(月) 19 23 24.41 ID 1h2GzjlvO [1/2] 京太郎「バイトするか」 1.山菜狩 2.土方 安価下2 202 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/16(月) 20 03 38.04 ID hSZG1zR5O [3/3] 村人「今日は使える人間が来たぞー」 京太郎「使える人間?」 豊音「来たよー」ニコニコ 京太郎「あ、豊音さん」 豊音「よろしくねー」 ぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽ 京太郎「よし、どこからやろうか」 豊音「いっぱいとれたよー」 ぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽ 京太郎「うわ!凄え!」 豊音 好感度上昇安価 0~30 大 31~60 特大 61~99 超大 204 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/16(月) 20 09 40.84 ID jBRoZ9vLO 豊音 218 行動フェイズ 夜 京太郎の部屋 京太郎「さて、何をするか」 ぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽ 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.バイト 7.TwitterとFacebookに登録 8.自由安価 安価下4 209 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/16(月) 20 57 06.73 ID 2s0Fv3baO [1/3] ここで電話を選ぶとは、やはり天才か 京太郎「よし、電話するか」 自由安価 前週キャラ無し 安価下8 重要な安価です、よくよく考えてください 218 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/16(月) 21 06 14.68 ID cpz1ySZeO [1/2] 216 217 エイスリン「モシモシ!」 京太郎「あ、エイスリンさん」 エイスリン「……」 京太郎「エイスリンさん?」 京太郎「もしかして……」 あの無言電話って…… 京太郎「エイスリンさん、俺に無言電話しましたか?」 エイスリン「……!」パァァァ 京太郎「?」 エイスリン「ウン!」 京太郎「なんだーー怖いから非通知とかやめてくださいよ!」 京太郎「実際に会わないと意思の疎通、取れませんし」 エイスリン「ゴメンネ……」 ーーー prrrr 京太郎「ん?電話だ」 安価下3 自由安価 224 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/16(月) 21 23 47.99 ID 1h2GzjlvO [2/2] 京太郎「もしもし……」 白望「……」 京太郎「シロ……」 白望「……」 京太郎「……」 沈黙。一切の言葉も発せられない。 京太郎「どうして俺の事を……」 白望「これは……最後の忠告」 白望「岩手を離れた方がいい」 白望「そして、宮守の人間とは永遠に関わらない」 白望「それだけでダルくないし、京太郎は幸せになれる」 京太郎「っ……!」 流石に頭に来た。 ここまで嫌われるとも思っていなかった。 京太郎「っざけんな!」 白望「!」ビクッ 京太郎「俺はこんなにお前の事が好きなのに……!」 0~80 ?????? 81~99 ???? 227 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/16(月) 21 28 19.39 ID 5wOEbOjZO [1/2] 白望「私と居ると不幸になる……!」 白望「だから駄目」 京太郎「意味分からない事言うなよ!」 白望「宮守の人間は京太郎を不幸にする」 京太郎「それだけの理由で俺とは二度と会えないのかよ!?」 白望「っっ!」 白望「違う!!」 白望「大好きだけど……これ以上不幸な京太郎は見たくない!」 白望「それはとてもダルい……」 0~10 ???? 11~99 ?????? 231 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/16(月) 21 34 06.19 ID duH7CEpqO 所詮この程度か…… 京太郎「俺はシロと一緒に居れたら幸せなんだよ!」 京太郎「いくら不幸になったってそんなの苦にならない!」 白望「私だって私だって……」 京太郎「ならっ……!」 白望「……」 ラストチャンス~ 0~30 ???? 31~99 ?????? 233 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/16(月) 21 38 05.62 ID eRscWzdkO karma ズキッ ズキッズキッズキッ 京太郎「っ……ぐぅ」 京太郎「頭が……頭がぁ」 白望「京太郎……もう大丈夫」 白望「ね?」 京太郎「どうしてこんな時に限って優しく語りかけてくるんだよぉ……!」 白望「もう、無理しないで」 プツッ 一日が終わりました 236 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/16(月) 21 44 43.43 ID 2s0Fv3baO [3/3] 朝 行動フェイズ 1.登校 2.引きこもる 3.サボる 4.自由安価 安価下3 243 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/16(月) 23 28 41.39 ID 5wOEbOjZO [2/2] 京太郎「もうダメだ……引きこもろう」 京太郎「はぁ~あ」 どうしようもない気分だ、くだらない事もやってきたけど昨日の事はやっぱり凹んでしまう。 0~20 白望 21~40 エイスリン 41~60 塞 61~80 胡桃 81~99 豊音 246 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/16(月) 23 36 33.46 ID 5Z/Tahq1O 京太郎「ん?」 ピンポーン 京太郎「誰だ……?」 --- 京太郎「はーい」ガチャ 目の前に立っていたのは元恋人、シロだ。 白望「京太郎……」 京太郎「シロ……」 白望「学校……最近サボり過ぎだから行こう」 京太郎「やめてくれよ、そういうの……」 京太郎「もう……」 ズキズキッズキズキ 京太郎「ぐうぅ……!」 またこの頭痛だ! 前から変な時に頭痛が来る時もあったけど……また来やがるなんて! 白望「京太郎……大丈夫?」ギュッ シロは俺を担いで家の中まで運んで行った。 0~20 思い出す 21~99 思い出せない 250 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/16(月) 23 43 06.98 ID iOC17i37O 白望「んっ」 ペタッ 京太郎「……ありがとう」 白望「冷えピタだけど」 京太郎「十分だよ」 白望「良かった。頭痛は大丈夫?」 京太郎「……ずっと凄い」 京太郎「更に激しくなってる」 白望「だと思った。でも我慢して」 京太郎「分かってるよ」 白望「……怒ってる?」 京太郎「少し」 白望「……」 0~30 思い出す 31~99 思い出せない 254 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/17(火) 00 00 13.30 ID pm4uWPCrO [1/2] 白望「京太郎?」 京太郎「ぐぅぅ……あっ……」 ドクンッドクンッドクンッドクンッドクンッドクンッドクンッドクンッドクンッドクンッ --- シロ「京太郎……元気?」 ドクンッドクンッドクンッ 京太郎「はい!元気ですよ!」 シロ「今度デートしよ、ダルッ」 ドクンッドクンッドクンッドクンッドクンッドクンッ シロ「好きだよ」 京太郎「は、はい!」 --- シロ「お願い……やめて、それだけは」ブルブル エイスリン「ダメッ!」 グググッ シロ「ぐふっ……ぐ」 シロ「やめて……私はどうなってもいいからこの子だけは」ポロポロ シロ「やめて……!」ポロポロ グググッグググッ --- 京太郎「……シロ」 京太郎「白郎」 白望「きょ……きょうたろぉ……う……」ポロポロ 京太郎「待たせてごめんな」 256 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/17(火) 00 04 47.85 ID qMeZg3jtO 京太郎「今回は一番まずいぞ」 ぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽ 白望「どうして……?」 京太郎「宮守の皆が危険だ」 京太郎「塞さん豊音さん胡桃さん……エイスリン・ウィッシュアート」 京太郎「全員が狂気を孕んでいる」 白望「エイスリンがおかしくなったのは気付いていた……」 白望「他の皆は……ダルい」 京太郎「よし、行くぞ」 「どこに行くのかなー?」 京太郎「っっ!」 窓からは豊音さんの顔…… 豊音「逃がさないよー」 京太郎「くそっ……!」 豊音「ずっと居てもいいよ、この部屋にずーっと!」 0~50 脱出 51~99 「こら!逃げるな!」 260 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/17(火) 00 13 51.49 ID ftJV644MO [1/3] 豊音「あれー?逃げられちゃったよー」 豊音「でもねー私に気に入られた人間は皆……この村から出れないって……知ってるかなー?」 --- 京太郎「はぁ!はぁ」ダダッ 白望「はぁ……!はぁ……!」ダッタッ 京太郎「大丈夫か!シロ!」 白望「うん……まぁまぁ」 白望「足に蔦が絡んだけど……」 京太郎「はぁぁ!?」 京太郎「マジかよ!?」 白望「抜けない……ダルい」グイグイ 塞「……ねぇ」 塞「どこに……行くのかな?」 京太郎「っっ!」 京太郎「ちょっとしたデートですよ」 塞「いいねそれ、私も連れて行ってよ」 京太郎「お断りします」 舐めるように俺の事を見る。じわりじわりと迫ってーー 0~50 脱出 51~99 「こら!独り占めはダメ!」 263 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/17(火) 00 24 28.79 ID kjHxNHDAO ブチッ 塞「本当……昔から自由奔放だよね……シロは!」 白望「ごめん、蔦が千切れた」 京太郎「よーっし!行くぞ!!」 ダダダッッ 白望「ダルッ」 --- ぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽ 胡桃「やっほー」 京太郎「この人……沢山凶器持ってるな」 胡桃「逃げると……投げるよ?」 京太郎「目の焦点が合ってませんよ」 胡桃「大丈夫。当てるから」 0~50 脱出 51~99 オマタセ! 266 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/17(火) 00 29 22.41 ID Qt4gh0CWO [1/2] あのシロが……何故だ 京太郎「あと少しで村を越える……けど」 京太郎「一番厄介な人が来たな」 白望「……」ブルッ エイスリン「キョータロウ!シロ!」 カキカキ バッ 今度は胎児の絵……か? ひどい人だ。 _ / |ハ i . ,´ j [ | 斗ー┼ぃ」 i i , { { _j斗 i| i 」 八」ft| |、 i |ハ [ ィ 仆八 || j抖汽j「f対 沁 | l{ 小 人れj「外、」 rJ 「 仆 扞仆辻 、 | 乂対 rJ | 乂 _ツ] 「 个イ丁 \L ]人乂ツ ,.,.,., Lノ [ ‘, 「 |小 .,.,., ' i 厂 ! ‘, 〔 ¦い 、 ノ ,| 〔 ¦ ;込、 仆 { , ゙、 ,; | 「 > .,__, ィ 人 `. iト 小 , 小 」i [ rt]___彡 ⌒ヽ ぃ, L, ト; /_ノ 八iト〔 jLリ汽,厂「 沁 匕L _j「リノ イ{ _j斗ャヒ ¨ア/ j圦 t┐ _彡ノ丿 ~^ __ ‘'廴」 i 〈 イ _⌒L戎r‐‐匕 /^ ¨¨丁 r==や-や==┬‐. ア入 j广Y^ 圦 坏 ケ¨¨ケ 坏'/, ノ i{ , r イ /, ,} '/  ̄ ̄ __ '//, ,'^ i ∨ /人 イ _j 」 ^j '/ - - - - '//, ´ 〉’ / 〃 ハ\ 八ア ; ` '/ - - - - '//,. , ,´ ^ 、,_j L..」 Ⅵ ,′ } '/ - - - - '//, / / ヽ|/ } 0~30 脱出 31~99 ぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽ 270 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/17(火) 00 33 07.37 ID Qt4gh0CWO [2/2] 今まで出なかった分の低コンマを吐き出す住民、有能 京太郎「よし、なんとか宮守を抜けたぞ」 白望「これから……どうするの?」 京太郎「安心しろって……ほら」 ブルルルンッブブーッ 土方「おらぁ!早く後ろの荷台に乗れやぁ!」 土方「……何処に行く?」 土方「愛の逃避行……お供させていただきますよ」 何処に行く? 自由安価下8 281 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/17(火) 01 26 41.61 ID bvUUCjVpO [1/5] 福岡 京太郎「助かりました」ペコッ 土方「おうっ」 ブルルルンッ --- 京太郎「さぁどうする?」 白望「眠くてダルい」ウトウト 京太郎「そうか、じゃあどっか泊まりたいけどなーー」 「おや、あなたは?」 京太郎「ん?」 京太郎「こんな夜中にどうしたの?おばあさん」 「ふふふ、今遠くに出かけてる旦那に似てると思いまして」 「かっこいいあなたと可愛いガールフレンドに免じて泊めてあげますよ、宿にこまっていそうですし」 京太郎「ありがとう、おばあさん」 白望「……ありがとうございます」 「すばらですね」 京太郎「変な口癖だ」 「おっと、過去の口癖が」 301 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/17(火) 02 13 34.10 ID 4T17l/dTO 3年後 京太郎「あーー」 京太郎「シロ」 白望「京太郎……おんぶ」 京太郎「はいはい」 俺とシロは岩手を離れ、福岡の大学に通っていた。 シロの打ち筋に気づいた福岡の強豪の大学からスカウトが入学の誘いをする、シロはダルがったもののトシさんの一喝でなんとか嫌々福岡の()大学に通う事にした。 俺から離れたくなかったとの事らしい。 それを聞いた時は顔が真っ赤になりましたとも、えぇ。 京太郎「東京のプロチームから誘いが来てるんだって?」 白望「うん、もう一つはオーストラリア」 京太郎「どうするつもり?」 白望「勿論東京」 京太郎「そっか……じゃあこの大学の分校がある東京に俺も入学しないと」 白望「本気?」 京太郎「勿論。どこまでも着いて行くよ」 白望「へぇ……」クスッ 白望「もう離れ離れは嫌だから?」 京太郎「おう、次は絶対離れない」 白望「いっつも後を追うからね……馬鹿」 京太郎「あはは……ごめんな」 303 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[saga] 投稿日:2014/06/17(火) 02 18 59.04 ID pm4uWPCrO [2/2] エピローグ 五年後 苦難に負け続けて来た。 理不尽に殺され続けて来た。 でも、最後は打ち勝つ事が出来た。 人生山あり谷ありとは言うが、谷底人生が二度連続するなんて誰が思うものか。 でもーー 今は違う。 共に歩き、笑顔を絶やさずに夢を見る。 少し怠けがちな恋人だげれども、俺は後ろから背中を押し続ける。 最愛の人を。 305 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/17(火) 02 25 45.04 ID XnD/rmIMO [1/2] シロ「……」 いつ見てもかっこいい。 頼りになる、常におんぶされたい。 シロ「……今日はカレー」 京太郎「やりぃ!」 シロ「ダルッ……」 塞と豊音と胡桃には困る程に謝られた。でも許してあげた、何も行動に移していない人間をどう許すなと言うのか私には分からない。 エイスリンは結局自分から顔を見せなかった。許してあげるつもりでは居たけど、自殺されたらどうしようも無い、私から顔を見に行く羽目になるのは皮肉じみている。 ただーーとても安らかな顔をして眠っていたらしい。 シロ「京太郎」 京太郎「ん?」 シロ「かっこいいよ」 京太郎「は?」 ,. --- 、 ____ /, ´ ̄ ̄` '⌒´ \ 、_/_/⌒ヽ , / ヽ ,---、 / // ヽ . , / ̄-/ /' { | | | / __  ̄,./ /-' l| l | |___ l | | . ' / ,イ _| | |ア__l { { | / }`| | | / , ´ | { | l\{从 ∨ィ斧ミ、 | | /\'´ /{ | 从{__,. \∨Vソ }イ ト、 ∧{ ////\ r--- ´八 !∧  ̄ , . . }/ノ/ リ. ///////\ \}∧ u 八/ //////////〉 込、 __ ,. / ///////// / }>、 ` イ |从 ,'//////// / _ /--、l ` ̄ , |--、.///////// / イ/////\ {////} / 「///|'//////// /´// {////////ー '|////| , |///l|///////////// |l///////////ヽ// \ |////> 、////////{/////{!/////////////////}--- /////////> 、 307 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/17(火) 02 28 53.17 ID XnD/rmIMO [2/2] 京太郎「あのさ」 白望「なに?」 京太郎「これからも一緒だぞ」 白望「当然」 京太郎「子供も作ろう」 白望「いいよ」 > '" / / ,, - ''"‐‐- ,,_ , /! = 、 ` ‐-- ''"/ -( ´ ヽ、 ̄` - 彡 / ゝ- ,, ー-- ニ==彡 イ / / ヽ -= ヽ、 __ (〃 イ イ "'' - ,, ヽ ヽ -=` イ ,' ,' l 丶 `"''<"''< } > / / /! ! , ! ヽ ,, ヽ ) /"' -‐< ( / // ! l 、 \~"''< ヽ ./ ヽ、 { /〃 il  ̄ 三 \ゝ - ,,斗= ミ ヽ} ヽ }\ 、` ゝ { ヽ l}/弐芯示 ´ 以 ゚ リ/ l } l/ 丶) ヽ) j 、! ゝ‐ ' `¨´ ' / 丶 ヽ / l lヽ', ' ''' ,' ' } ', } ……ダル / l 、 / / / /〃 ∧ 、、 、 ヽ - /ノ, ノイ ノイ `  ̄ ミ゙丶 __ , イ ≦´ ̄ ̄`ヽ , ' _ ノ〔.リ ,、‐-彡/ / / ', _/ ´ ム ハ ゞ=く . } ., ー- ..,,__/ / } γ {/ { . . // `ヽ__ ', > ´ ̄、ヽ / )' ァ--- == 、 __},,.> |. _r ´ __, ヽヽ}/ ; '> `¨´ ヽ ̄ r。 ! l {(´/_,,..-≦--´ー==チ } | {、 | > ´ / . .;.' . /ィ"´ ノー-rォ- 彡ヽ ! r ´ , . . . ' . . ′ {. | | } | i `ミ、,! . . . . . .{ . | | | y' リ. ! ! . . . . . . | . !. |」 | {. ', . |. . . . . . . | . ' .} } ! | ハ . ! . . . . . . .| ,. ' .| ヾ |. / ヽ . . | . . . . . . . ,.ィ´ / ´ ハ ミ、 ' `ー-、 | . . . . . . . ! "´ ' { 〉. { ', ';. . . . ./! ´ } / } } ';. /| | ハ / ! / ハ | | \ / ヽ _ ,,..イ | '/.', Vハ `゙ ヽ ゝ __ ,,..ィ } ∧ ', { / ;′ / ∧ハ. ヽヽ / ,! ,' } マハ ` \ / / / マハ \ / / ,' マハ \\ / ,! ,′ マハ \\ / , | ∨', \\ / ;___ \ \\ / !三}__{三三彡ヽ \\. / |ヽ,|∞ i!77リ////,.\ /ノ ム !ミ/| ̄ !///}.//////\ ,.イ/! '. ///ヽ |/∧ |///!///////,'∧ //,i!/! {////,\ |///ミ、j///!////////∧ ,ィ/////i!/! iレ/////,'≧x |,'///ヾ,////////////∧,,イ///////,i!/! |/////////ミ≧='ミム、//}//////'////////////////,'i!/| |//////////////ヾミ、刈////ムイ彡'///////////////,i!/! .!//////////////////ム≧ー-{////////////////////,i!/| 京太郎「今度はもうやり直さない」 ずっとーー 309 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/17(火) 02 39 07.19 ID sxY7slsNO [1/6] 15年後 「やっべーっ!遅刻だ!」 白望「起こしたのに……」 京太郎「遅れる遅れるーー!!」 白望「2人揃って……もう」 白望「入学式早々遅刻はやめて欲しい」 「分かってるって!!!」 「白君ーー!はやくー!」 「やっべ!エイスリンの奴が来てる!」 「早く行かないと!」 京太郎「白!俺は先に行くぞ!」 「裏切り者ーー!」 白望「あなた……ネクタイ忘れてる」 京太郎「ぎゃー!シロはそろそろ炬燵から出てくれ!!」 白望「断る」 京太郎「あー!遅刻だー!」 「行くぞエイスリン!」バンッ 「ウンッ!」 京太郎「ついさっきまでシロと炬燵でぐーたらしてるとおもったら勝手に慌てて、颯爽と行きやがった……」 白望「私達にそっくりでいい子……白郎の弟だもん」ムクッ 京太郎「あぁ……そうだな」 シュルシュル キュッ 白望「行ってらっしゃい、あなた」 京太郎「おう」 チュッ 白望「会場でまた会おう」 京太郎「おう!」 ずっと、ずっと、ずっと、幸せだ。 カンッ 325 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/17(火) 03 01 12.84 ID pdUjaJ/FO [2/3] 次はバッドエンドスレ作ろう(提案) 現在解放されているのが ゆみルート 一 衣 照 淡 怜は封印中 (ピンチになったらハギヨシ登場を使う機会もない程に怜はコンマを全回避しました。次回怜ルートのピンチ時に使用できます) 記憶引き継ぎに関しては とある一定のコンマを引いたヤンデレのみ引き継ぎと考えています(高校が同じキャラの場合)ので、安心して前回選んだ高校も選んでください。 (永水を選ぶ時は一応確認をしますが復讐編かどうかを明記してください) (宮守は強制ルート入ります) 前回ヤンデレだったあの子も……ヒロインだったあの子も……! プロローグ 意識が混濁としている。 酷い夢を見ているようだ。 何回も何回も酷い目にーー 咲……? 京太郎「はっっ……!」ガバッ 京太郎「夢か……」 京太郎「嫌な夢を見てしまった」 京太郎「そんな事よりも今日は入学式だ!」 京太郎「楽しみだな」 可愛い女の子と……うへへ。 次に行く高校は? 前行った高校でもあり 前行った高校の場合は記憶引き継ぎ安価します 安価下9 356 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/17(火) 15 59 13.09 ID bvUUCjVpO [4/5] 玄 3 宥 51 憧 好感度max 依存度max 灼 2 穏乃 51 晴絵 96 平和じゃん!やったねたえちゃん! 二個下だったらなぁ……(血涙) 大正義阿知賀編がついに始まりますね、すばらっ パワー系ヤンデレ 追跡系ヤンデレ 束縛系ヤンデレ 純粋系ヤンデレ 策士系ヤンデレ 伝説系ヤンデレ 今回も阿知賀に転校してから地区大会を終え、全国大会を控えた時を舞台にしたお話です 通学路 京太郎「入学してから結構経ったなぁ」 京太郎「皆、本当に全国へ行けちゃったから凄いよなぁ」 俺なんか…… 京太郎「あ、あれは」 0~20 玄 21~40 宥 41~60 憧 61~80 灼 81~99 穩乃 安価下1 359 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/17(火) 16 56 55.83 ID RxPPfs9oO / //// / _ _ / .//' ./ /// / r――- _ _ -―…‐- / ム' // r―… ̄ \ / / r三ニ ヽ / / _ -――- _ [_ , / / _ -――< ̄ {__/ _ -‐- / 厶 ` __{三ィ _- ` 、 / | /. \ \\ ̄ ̄ ./ー‐ ´/ _ -‐´` 、 / | ____/. .\、 \ヽ、. . / 厶 -‐  ̄ ` 、/ |____i | |; .|Lミxヾ、. . -‐ ¨ / l | l ;ィ |ト ハ|_}!ト }\`}/ / 八 l ハ. .l //|-jj } / ネ灯〈ィ、 く _____/ 、 '; ハ ヽ/ ネィ ゞ',, ;{ l ト、 . _ ―  ̄ ', '; ヘ 込_リ ` ハヽ、ヽ マ ̄ ’ '; ヘ ヽ'''' r ア /、「イ Ⅵ ハ マ\ .`マァ<ニユ込、` ノ'ヘ ____/ |ヘ .`\ \ `| } 入 ̄ `ー /二ニ=- //. ヽ  ̄ア {‐' ト \ / / 丁 ` ー-| | ハ `ー--イ \ ′ ̄ ̄{イ λ{ `| 、 ハ {`ぐ、__}`、ゝ´ヽ | _ 八 { ヾ ヽ.`ー才 .| }ヽ ._|、 γ´ `、r‐、 ヽ、 `/ ノ .|イ j . j \ | | __ - ― …´ヘ { l リ }o ノ \ |. ノ γ´ ヾ、 / /o t‐ ´ `ー- 、 ヽ x } ヽ }\ ./ | ヽ \ ´.. _} 「 ` ´ o .L /アi__ } `´ `ー‐…  ̄ ̄ /くヽ、 | γ { .| `ー-一´ | `ー` 〉 j ヽ/ / o 〈 l _ { 、 o 〉 `ー' し' _____/ . . . ` 、 ∧o,.イ / . . . . . . . . . . . . / . . . . . . . . . ‐- ____/ . . ′| 宥「おはよ~京太郎君」 京太郎「あ、宥さん」 宥「憧ちゃんが早く部室に来てって言ってるよ」 京太郎「また憧か……分かりました」 宥「頑張ってね~」 0~30 小 31~60 中 61~99 大
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/3380.html
http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1353979853/ ■清澄高校 空き教室 京太郎「さあ、唐突に始まりました清澄高校覗き大会」 ??「その番組名、なんとかならんかったんか」 京太郎「ルールは簡単。わたくし、須賀京太郎を模した人形『京太郎人形』を部室に置いて隠し撮り」 京太郎「そして部室に入ってきた部員の反応を見るだけの内容となっております」 京太郎「実況は清澄のエアーマンこと須賀京太郎」 ■清澄高校 空き教室 京太郎「さあ、唐突に始まりました清澄高校覗き大会」 ??「その番組名、なんとかならんかったんか」 京太郎「ルールは簡単。わたくし、須賀京太郎を模した人形『京太郎人形』を部室に置いて隠し撮り」 京太郎「そして部室に入ってきた部員の反応を見るだけの内容となっております」 京太郎「実況は清澄のエアーマンこと須賀京太郎」 京太郎「解説は――」 まこ「染谷まこでお送りするんじゃ」 京太郎「おっと! さっそく誰かが部室前まで来たようです」 京太郎「あ、ちなみにやらせは一切ございません」 まこ「どの番組もそう言うがのぅ……」 □Live-清澄高校 麻雀部部室 優希「おりゃー! 優希様参上だじぇ!」 優希「……って、誰もいないじゃないか」 ■清澄高校 空き教室 京太郎「まず現れたのはタコス大好き片岡優希選手です」 まこ「団体戦と同じく、一番手で来たな」 まこ「なお、わしの出番は――」 京太郎「片岡選手、タコス片手に京太郎人形の置かれた雀卓に近づきます」 まこ「聞け」 □Live-清澄高校 麻雀部部室 優希「仕方ない。麻雀牌でも積んで待つじょ」 優希「お、なんだこれ」 優希「……京太郎の、人形か?」 優希「あいつに似てバカ面だじぇ」ケラケラ ■清澄高校 空き教室 京太郎「なんだとコラ」 まこ「まあ、ニ頭身じゃからのう」 まこ「わしが作ったんじゃが、デフォルメした結果、アホ面になってしもうた」 京太郎「ひどいですよ染谷先輩! 俺って長野でも十指に入るぐらいのイケメンなのに」 まこ「……十人おるんか?」 □Live-清澄高校 麻雀部部室 優希「のどちゃん……のじゃないか」 優希「咲ちゃんかな?」 優希「バカ面だけど、結構かわいいじぇ」ツンツン ■清澄高校 空き教室 まこ「そうじゃろうて。力作じゃけんのぅ」 まこ「うちの雀荘の方でも今度配るか」 京太郎「ちなみに制作期間は?」 まこ「……一週間」 京太郎「メチャクチャ手間かかるじゃないですか」 まこ「そうじゃのぅ……」 まこ「お、優希の方に動きがあるぞ」 京太郎「なんか人形と話してますね」 □Live-清澄高校 麻雀部部室 優希「……昨日はゴメンな、京太郎」 優希「私もちょっと言い過ぎ」 優希「……いや、完全に私が悪かったじぇ」 ■清澄高校 空き教室 まこ「なんかあったんか?」 京太郎「ありましたっけ……」 京太郎「……あ、あれのことか!」 京太郎「タコス買いに行って来いって言われたんですが、忙しいんで断ったんですよ」 京太郎「そしたら優希が怒ってどっか行っちゃって」 □Live-清澄高校 麻雀部部室 優希「京太郎の都合も考えなきゃダメだった」 優希「……じゃなくて」 優希「部の備品ってわけでもなく、自分で食べるタコスぐらい自分で買いに行かないとダメだじょ」 優希「頭では……頭では分かってても」 優希「なんか京太郎にはツラく当たっちゃうじぇ……」 優希「こんなだから、嫌われるんだじょ……」グスッ ■清澄高校 空き教室 京太郎「いや、別に嫌ってないぞ?」 まこ「それ、本人の前で言ってやれよー」 京太郎「だっていつもの事じゃないですか」 まこ(脈無しかー) □Live-清澄高校 麻雀部部室 優希「人形に言っても、解決しないじぇ」 優希「よし! 京太郎探して、謝りに行くじょ」 優希「思い立ったが吉日ー!」ドタドタ ■清澄高校 空き教室 京太郎「あ、部室出て行った」 まこ「収録終わったら会いに行ってやれよー」 まこ「なんか普通にいい話があっただけじゃったな」 京太郎「いつも通りじゃないですか」 まこ「こいつは……」 京太郎「あ、次が来ましたよ」 まこ「部長じゃな」 □Live-清澄高校 麻雀部部室 久「誰が上埜さんだって!?」 久「……あら? 誰もいないじゃない」 久「せっかく裸踊りでも披露してあげようと思ったのにー」 ■清澄高校 空き教室 京太郎「」ガタッ まこ「座れ」 京太郎「何言ってるんですか染谷先輩! 部長の裸踊りが見たくないんですか!?」 まこ「何が嬉しゅうて女の裸踊りを見んといかんのじゃ」 まこ「お、部長も京太郎人形に気づいたようじゃ」 □Live-清澄高校 麻雀部部室 久「須賀君じゃない! すっかり小さくなっちゃって」 久「誰の私物かしら……まこが作ったものかな?」 久「いつも雑用ありがとね? すごく助かってるわ」 久「これからも雑用よろしく!」ポンポン ■清澄高校 空き教室 京太郎「あれ……目から汗が」 まこ「飴のあとに間髪いれずムチが振るわれておるんじゃが」 京太郎「俺、これからも雑用を極めます……そうだ、ハギヨシさんのところに修行に行こう!」ガタッ まこ「座れ」 京太郎「おっと、ここで部長が動いたー!」 まこ「京太郎人形持ってどこかに行きよるのぅ」 京太郎「いま! 俺の頭が部長の下乳に触れています!」 まこ「人形のな。ちゃんと制服越しじゃ」 □Live-清澄高校 麻雀部部室 久「……誰もいないし、チャンスかしら」コソコソ 久「こんなこと人のいない部室でやってたら、ドン引きされそうだし」ガチャッ 久「……はー」 久「狭いとこがおちつくのってなんででしょうね」inロッカー ■清澄高校 空き教室 まこ「なんでロッカー入って満足そうにしとるんじゃ……」 まこ「って、京太郎どうかしたか?」 京太郎「染谷先輩……男にはヤらねばならぬ時があるんです!」ダッ まこ「行ってしもうた……電話しとくかのう」 まこ「……あ、部長? ロッカー入ってる暇があったら逃げときんしゃい」 □Live-清澄高校 麻雀部部室 京太郎「部長ーー! 合体しましょう!!」ガチャッ 京太郎「っていねーーーーーー!?」 ■清澄高校 空き教室 まこ「はよ帰ってこーい」 ■清澄高校 空き教室 京太郎「先程は大変お見苦しいところを」キリッ まこ「ほんまよ」 まこ「というか、人形に対する反応は殆ど無かったな」 京太郎「別の物に変えましょうか?」 まこ「そうじゃのぅ……その方が面白いかも」 まこ「……あ、次の犠牲者が来たな」 京太郎「今度は咲かー」 □Live-清澄高校 麻雀部部室 咲「こんにちわー」 咲「って、あれ? 優希ちゃんは先に来てたはずなんだけど……」キョロキョロ ■清澄高校 空き教室 京太郎「あ、優希ならさっき帰って来る時に会いましたよ」 まこ「ほお」 京太郎「謝りたいんだろ? 早く謝っていいんだぜ!? って言ったらローキック放ってきました」 まこ「こいつは……」 □Live-清澄高校 麻雀部部室 咲「あ、京ちゃん。京ちゃんは先に来てたんだね」ナデナデ 咲「京ちゃん人形かぁ……可愛いなぁ」 咲「誰のだろ? あとで聞いてみよっかな」 咲「ほしいから……作り方、教えてもらえたらいいなぁ」 ■清澄高校 空き教室 まこ「あ、ほしいならやる」 京太郎「咲も物好きだなぁ」 まこ「じゃけん、お前さんは……」 □Live-清澄高校 麻雀部部室 咲「…………」 咲「京ちゃん――好きだよ」 ■清澄高校 空き教室 京太郎「……は?」 まこ「おっ!」 □Live-清澄高校 麻雀部部室 咲「……なんてねっ」 咲「お人形さんなら簡単に言えるのになー」テレテレ ■清澄高校 空き教室 京太郎「お、おぅ! なんだ、冗談か……!」バクバクバク まこ「いや、現実見んかい」 京太郎「いやいやいや! 咲が、俺のこと好きなんてあり得ませんって!」 まこ「なんでじゃ」 京太郎「いや……だって、咲は和のことが好きですしっ!?」 まこ「和のことが好きなのはお前さんじゃ無かったんか?」 京太郎「の、和もキレイだとは思いますが……一番は」 まこ「……一番は?」 京太郎「あ、あー! 咲のやつ、部室出ちゃいましたよー!」 まこ(さっき部長に対する反応は演技かい……) まこ「長野でも十指に入るイケメンなんじゃろ? しっかりせんかい」 京太郎「うぅ……」 京太郎「咲が、俺に振り向いてくれるわけない……わけない……」ブツブツ まこ「こりゃ重症じゃのぅ」 まこ「……っと、和が映っとる」 まこ「いつの間におったんじゃ」 □Live-清澄高校 麻雀部部室 和「…………」コソッ 和「…………」 ■清澄高校 空き教室 まこ「おーい、実況。仕事せんかい」 京太郎「は、はい……原村和選手の入場です!」 まこ「さっき言ったわ」 京太郎「迷うことなく人形の置いてある雀卓に近づいていきますねー」 まこ「ん? あいつ、何を持っとるんじゃ」 京太郎「おっとぉ、ここで原村選手……包丁を取り出しました!?」 まこ「振りかぶってー」 京太郎・まこ「「刺したー!!」」 □Live-清澄高校 麻雀部部室 和「…………」ザックザック 和「ふふ……うふふふふ……」ザックザックザック ■清澄高校 空き教室 まこ「凶器攻撃! 凶器攻撃じゃ!」 まこ「京太郎人形、メッタ刺しになっております――あ、モゲた」 京太郎「」 まこ「普段は優等生な和選手の意外な一面が見れたのぅ」 京太郎「俺、転校します」ガクガク ??「なるほど……それは大変でしたね」 京太郎「ほんとですよ! 命の危険を感じました」 京太郎「あ! 咲のやつも危ないんじゃ……」 ??「あ、そちらは手を回しておいたので安心してください」 梢「……代わりに手伝ってほしいことがあるのですが」 ■劔谷高校 空き教室 梢「さあ、唐突に始まりました劔谷高校覗き大会」 梢「解説は劔谷高校麻雀部部長、古塚梢が務めさせていただきます」 梢「こづか、ではなく、ふるづか、ですからね」 梢「人の名前を間違えてはいけません」 梢「実況は清澄高校に引き続き、現在命を狙われている須賀京太郎さんに務めていただきます」 京太郎「え、やっぱり俺って命狙われてるんですか?」 京太郎「てか、こんなことやっていいんですか?」 梢「と、言いますと?」 京太郎「劔谷高校って結構アッパークラスな人たちが通ってる学校じゃないですか」 京太郎「……こんなの撮ってたら、そういう人たちに命狙われたりするんじゃ?」 梢「あ、それなら安心してください」 梢「父兄の皆様に許可はとっていますので」 ウチノミユキガ ドンナハンノウシメスカタノシミデシテナァ> 京太郎「マジで」 ウチモリコガドウスルノカ タノシミデタノシミデ> 京太郎「でも、あとで部員の皆さんに怒られるんじゃぁ」 梢「そうかもしれません……ですが」 梢「いまより前に進もうとするなら、ただ伝統を守っているだけではダメなのかもしれないと」 梢「そう思っているのです――」 京太郎(何言ってるんだこの人) 京太郎「あ、ところで今回は何を置くんですか?」 梢「エロ本です」 京太郎「は?」 梢「18禁のえっちな本を置いて反応を見ます」キリッ 京太郎「父兄の皆さーん! こんなこと言ってますよー!?」 梢「あ、これも許可取っているので大丈夫です」 梢「というか、父兄の方々のお宝本を提供していただきました」 京太郎「大丈夫かこの学校」 梢「あ、そうこうしているうちに第一犠牲者が来ましたよ」 京太郎「犠牲者って言っちゃった」 □Live-劔谷高校 麻雀部部室 澄子「こんにちわー」 澄子「あ、私が一番乗りでしたか……」 ■劔谷高校 空き教室 梢「須賀さん須賀さん、佐藤さんが来ましたよ。早く実況してください」 スミコー! ガンバレー!> 京太郎「はい……えっと、最初に入ってきたのは劔谷高校二年生、佐藤選手です」 梢「一番最初に面白みの無い子を消化できてラッキーですね」 京太郎「おい」 京太郎「……佐藤選手、雀卓上のエロ本に目を止めました」 梢「目ざといですねー」 □Live-劔谷高校 麻雀部部室 澄子「……?」トコトコ 澄子「……!?」 澄子「な……ななな何でこんなものが部室に!」 澄子「誰ですか! こんなもの持ち込んだのっ!」カオマッカ ■劔谷高校 空き教室 京太郎「あ、良かった。結構普通の反応だ」 梢「何かやらかしてくれませんかね」 京太郎「佐藤選手、部室の棚から……ガムテープを取り出しました」 京太郎「ガムテープでエロ本をぐるぐる巻きにしてますね」 ギャー!> 梢「ちょっとぐらい中を見ればいいのに」 □Live-劔谷高校 麻雀部部室 澄子「よし……よし! これで誰も見ることは出来ないでしょう」 澄子「あとは捨てるだけ……皆さんが来る前に、捨てに行きましょう!」 澄子「捨てたあとで、部長に相談しましょう……」グスッ ■劔谷高校 空き教室 京太郎「その部長が元凶なのですが……ちなみに、相談されたらどう対応するんですか?」 梢「そうですね……」 梢「そんなことが……。佐藤さん、よく頑張りましたね」 梢「そんな本を持ち込む人がいるとは、大変悲しいことです」 梢「ですが……一度処分された以上、その子も気づかれたことは察するでしょう」 梢「もう学校に持ってくることは無い筈です」 梢「……もしも、もう一度こういうことがあれば」 梢「やりたくは無いのですが、持ち込んだ子を探しだして諭しましょう!」 京太郎「最悪だこの人」 京太郎「おっと、佐藤選手。封印したエロ本をゴミ袋に入れて部室を出て行きました」 スミコー! ステナイデクレー!> 梢「残念ながら、ボッシュートです」テレッテレッテーン 梢「え? ……ああ、ほんとですね」 ヨリフジ 梢「先ほど映像に出てきた佐藤澄子さんですが、本当の名前は依藤澄子さんでした」 梢「不甲斐ない解説を代表して、謝罪します」 京太郎「申し訳ありませんでした」 梢「さて、形ばかりの謝罪をしたところで次に行きましょう」 □Live-劔谷高校 麻雀部部室 莉子「こんにちわ~」 莉子「あれ、皆いない……先に部活の準備してよっと」 ■劔谷高校 空き教室 梢「二番手は一年生、安福莉子さんです」 梢「今年のインターハイ二回戦、最後の最後に振り込んで二位から三位に転落した子です」 京太郎「やだ、この部活殺伐としてる」 リコー! マケルナー!> 梢「軽いジョークですよ」 梢「……あれ? 安福さん、エロ本には気づいたようですが」 京太郎「……動きませんね」 □Live-劔谷高校 麻雀部部室 莉子「――――――――」 莉子「――――――――」 ■劔谷高校 空き教室 京太郎「……あれ、立ったまま気絶してませんか?」 梢「そのようですね……救助班の方、お願いしまーす」 リコーーーーーーー!> 梢「そしてエロ本は雀卓の中にボッシュートです」テレッテレッテーン ウワーーーーーーー!> 梢「しかし、別段なんともない反応ばかりですね」 梢「こんなフツーで個性が無いからインハイも負けたんですよ」 京太郎「麻雀と関係ないですからね」 梢「ともあれ……不甲斐ない兵庫県代表を代表して、謝罪します」 京太郎「俺は逆にホッとしてますよ」 京太郎「ゲラゲラ笑いながらエロ本読む人がいなくて」 梢「その程度で良ければ、私が」スクッ 京太郎「やめて」 梢「まあ、先程の二人は劔谷高校麻雀部の中では最弱」 京太郎(実はこの人が部内で一番失点しているんですが) 梢「必ず、やってくれるでしょう」 京太郎「やらかす、の間違いでは」 梢「あ、次の方が来られましたね」 京太郎「この人は……三年の椿野美幸さんですね」 ミユキー! ヤラカセー!> □Live-劔谷高校 麻雀部部室 美幸「聞いてよもー!」 美幸「お父さんが未だに進路のことで反対して……っていなかった」 美幸「ま、いいや。お茶の用意でもしてよっと」 ■劔谷高校 空き教室 京太郎「麻雀は?」 梢「もちろん、麻雀もやります」 梢「茶道は健全な精神を育む一助になれば、とやっているだけですので」 京太郎「育まれてませんよね。少なくとも一人は」 梢「おっとぉ、椿野選手、ここで卓上のエロ本に気づきました」 京太郎「聞けよ」 □Live-劔谷高校 麻雀部部室 美幸「? なにこれ」 美幸「…………」ペラッ 美幸「…………」ペラッ 美幸「……これ、えっちな本だよ!」ガガーン ■劔谷高校 空き教室 京太郎「表紙見た時点で気づけよ」 梢「佐藤さんと安福さんは表紙しか見てないんです。これは快挙ですよ」 京太郎「うわぁ、しかも次々とページをめくっていきますよ」 梢「ひゃーとか、きゃーとか言いながらガン見ですね……椿野さんはムッツリですから」 京太郎「いいんですか? お父さん」 イーンダヨ> 京太郎「いいんだ」 □Live-劔谷高校 麻雀部部室 美幸「う、うわぁ……そこに入っちゃうんだ……」 美幸「え、そこまで?」 美幸「……こ、こんなけしからんものを部室に置いてちゃだめだよもー!」 美幸「これは没収だね」イソイソ ■劔谷高校 空き教室 京太郎「椿野選手、エロ本を自分のカバンにインサート」 梢「自発的ボッシュートですね」 京太郎「そしてそのまま退出していきました」 梢「部活サボってお家で楽しむつもりですね。これは窃盗ですよ」 京太郎「ちなみに、さっきのは誰のエロ本だったんですか?」 ハーイ> 梢「椿野さんのお父様にご提供いただきました」 京太郎「いいのか。……ま、まあ、わりと普通に終わりましたね」 梢「初々しいムッツリでしたね」 梢「あ、ちなみに最後のページに椿野さんのお父様の名前を書いておきましたので」 ファッ!?> 京太郎「最低だコイツ」 京太郎「っと、ここで四人目が来ました」 京太郎「帰国子女の一年生、森垣友香選手の入場です」 京太郎「このまま、無難に終わってほしいですね」 梢「そうですね……華麗にトリを飾っていただきたいです」 京太郎「認識のズレがあるような」 □Live-劔谷高校 麻雀部部室 友香「部活でー!」 友香「あれ、みんな休みでー?」 ■劔谷高校 空き教室 京太郎「安福さんは病院です」 梢「椿野さんなら、おうちでよろしくやってますよ」 京太郎「友垣選手、真っ直ぐ冷蔵庫に向かいます」 梢「あ、まさか」 京太郎「おっとぉ、冷蔵庫から麦茶と牛乳を取り出して……」 梢「あー……友垣さん、また混ぜてる」 京太郎「ミルク麦茶! ミルク麦茶を作っています!」 梢「まあ、まったくあり得ない組み合わせではありませんからね」 京太郎「ミルク麦茶片手にエロ本の置かれた雀卓に向かいます」 梢「友垣さん、麦茶と牛乳を冷蔵庫に戻してください」 □Live-劔谷高校 麻雀部部室 友香「お、日本のポルノマガジンかな?」 友香「どれどれ~」ペラッ ■劔谷高校 空き教室 京太郎「あぁ~……何の恥じらいも無く読みだしちゃった」 梢「普通……と、なぜか首ひねってますね」 京太郎「あれ? 普通のエロ本ですよね」 京太郎「ん……? 友垣選手、サイフから十円玉を取り出して」 梢「こすってますね……本に載ってる女性の股間のあたりを」 京太郎「友垣選手! モザイクはスクラッチとは違うんだぞ!」 梢「帰国子女ですからね……無修正が当たり前なのでしょう」 梢「あとでモザイクの取り方とか、色々と教えておいてあげましょう」 京太郎「ここで指導が入りましたー!」 京太郎「友垣選手、本に興味を無くしたのか放り出しました」 梢「うーん、いまいちパンチが足りませんでしたね」 京太郎「やっぱり、京太郎人形を修理して置いておいたほうが良かったでしょうか?」 梢「おそらく、この人誰……って状態になってましたよ」 梢「とはいえ、あまり新鮮な内容をお届けできなくて申し訳ありません」 梢「地味な麻雀部を代表して、謝罪します」 京太郎「劔谷高校麻雀部でしたー」 京太郎「……やっぱやめましょうって」 ??「うるさいなぁ」 京太郎「バレたらマズいですって……絶対殺されますよ」 ??「麻雀だって聴牌しとったら先制されとっても仕掛けたくなるし」 京太郎「俺たち多分四向聴ぐらいですよ。しかも打点も見込めなさそう」 漫「いままで犠牲になってきたデコの恨み……先輩達の弱みを握って巻き返す!」 京太郎「握りつぶされるのがオチですよ」 ■姫松高校 空き教室 漫「さあ、唐突に始まりました姫松高校覗き大会」 漫「解説は私、姫松の核弾頭、上重漫が務めさせていただきます!」 京太郎「実況、俺でーす」 京太郎「劔谷からたらい回しにされたと思ったら、マズイことに巻き込まれました」 京太郎「なぜマズイかと言うと、劔谷の場合は三年の部長が主犯」 京太郎「姫松の場合は二年の戦犯(候補)とタッグを組まされてます」 京太郎「バレた時、どっちの方が危険度高いかはわかりますよね?」 漫「バレなきゃいいのよ」 京太郎「今回も京太郎人形は五体バラバラ……バラバラ……バラバラ……」カタカタ 漫「なんでそこで震えるん?」 京太郎「ちょ、ちょっと出れない事情があるので、今回はDVDを使います」 京太郎「ラベルには『えっちなDVD』と書かれてます」 漫「まあ、中身は『エロDVDだと思った? 残念! ドッキリでした!』って映像が出てくるだけだけど」 京太郎「うーん、兵庫よりは健全だけど、嫌な予感がする」 漫「ヘタレやなぁ。そんなやから意中の幼馴染一人落とせんのや」 京太郎「咲のことは関係ないでしょ!?」 漫「あ、一人目来た」 京太郎「次鋒の真瀬由子さんですね」 漫「わりとどうでもいい」 □Live-姫松高校 麻雀部部室 由子「次鋒、レオパルドン逝きます!! なのよー」 由子「……うーん、やっぱりここじゃないのよー」 ■姫松高校 空き教室 京太郎「何か探してたんですかね?」 漫「さあ……? 多分、主将と鬼ごっこでもしてるんだと思うけど」 漫「末原先輩、早く来ないかなー」 京太郎「どんだけ弱み握りたいんですか」 京太郎「……真瀬選手、雀卓上のDVDに気づいたようです」 □Live-姫松高校 麻雀部部室 由子「ん? これは」 由子「なるほどなるほど~」キュッキュッ 由子「……じゃ、次に行くのよー」 ■姫松高校 空き教室 京太郎「あれ、もう出て行きましたね」 漫「うーん……別にどうでも良かったけど、何の反応も無しか」 京太郎「いや、何かマジックで書いて行ったようでしたが」 京太郎「別の用事が忙しかったのかな?」 漫「というか、どうでも良さそうにしてたけど」 漫「真瀬先輩は案外、ああいうのよく見てるのかも」 由子「そんなことないのよー」 漫「そうかなぁ」 由子「そうなのよー」 漫・京太郎「「……うわぁ! もうバレたー!」」 由子「私も混ぜてほしいのよー!」 由子「あとは見てるだけだから。ね? ね?」 漫「は、はあ……? まあ、いいですけど」 由子「やったのよー」 京太郎「ひょっとして俺たちのこと探してたんですか?」 由子「二人だけでお楽しみってのはずるいのよー」 由子「あ、洋榎が来たのよー」 漫「主将か、要チェックや」 京太郎「うーん……このまま芋づる式に見る側に巻き込んだ方が安全か」 □Live-姫松高校 麻雀部部室 洋榎「この新井貴浩を作ったのは誰やあっ!!」 洋榎「……って、誰もおらんのかいっ」 洋榎「主将のウチより遅いとか弛んどるで」 ■姫松高校 空き教室 漫「今日、部活休みですけどね」 京太郎「レギュラー四人以外には知らされてるんですよね」 漫「そう。四人には私のところで連絡網止めといたんや」 由子「私はともかく、それだと他の三人に漫ちゃんが仕掛け人ってバレちゃうのよー」 漫「…………」アブラアセ 京太郎「うわ、考えて無かったんですか」 京太郎「あ、そういえば……真瀬先輩はさっき何してたんですか?」 由子「さっき?」 京太郎「何かマジックで書いてましたけど」 由子「ああ、DVDのラベルに書き足しておいただけなのよー」 漫「え、なんてですか?」 由子「(ホモ)って付け加えただけなのよー」 京太郎「アカン」 漫「いや、これはこれで……主将! そんなものに興味あるんですかー!?」 漫「って言えるし、アリかも」 京太郎「ああっ! 愛宕姉選手、『えっちなDVD(ホモ)』を見つめています!」 漫「そのままレコーダーで再生してください! お願いします!」 由子「ちょっとちょっと、漫ちゃん必死すぎんのよ~」 □Live-姫松高校 麻雀部部室 洋榎「お? なんやこれ、対局のDVDか何か?」ヒョイッ 洋榎「…………」 洋榎「…………」スッ… 洋榎「…………」ススス 洋榎「…………」ペタン ■姫松高校 空き教室 京太郎「愛宕姉選手……?」 漫「あれ? ラベル見た瞬間、ケース置いて遠ざかった?」 由子「部屋の隅っこに体育座りしちゃったのよー」 漫「おかしいなぁ……主将なら、独り言で言い訳しつつ堂々と見ると思ったんやけど」 京太郎「なんか、怖がってる感じですね」 □Live-姫松高校 麻雀部部室 洋榎「…………」グスッ ■姫松高校 空き教室 京太郎「あっれ……涙目になってるんですが」 由子「きっと、ああいうの苦手なのよー」 由子「傍にあること自体、嫌なのかも」 漫「えー……苦手なら部室出ていけば済む話なのに」 京太郎「極力DVDの方見ないように、ドアとかチラチラ見てますね」 由子「きっと、皆を待ってるのよー」 由子「DVDは怖いけど、自分は主将だから部活サボっちゃダメとか考えてるのよー」 漫「そんな……せめて、部室の外とかで待ってればいいのに」 由子「多分、誰かが来ない限り、ずっとあそこで体育座りしてるのよー」 □Live-姫松高校 麻雀部部室 洋榎「……絹、まだかいなー」ソワソワ 洋榎「…………」ペタッ ■姫松高校 空き教室 京太郎「あぁ……膝に顔埋めちゃった」 漫「う……も、もういいかな」 京太郎「そうですねー」 由子「じゃあ、私から電話しておくのよー」 漫「お願いします」 由子「……あ、洋榎? 由子なのよー」 由子「うん、その部活なんだけど、今日は休みなのよー」 由子「そそ、だからまた明日なのよー」ピッ 由子「これで帰るはずなのよー」 京太郎「……あ、帰っていきますね」 漫「ほっ……」 由子「寄り道しないで帰るのよー」 漫「うーん……まあ、末原先輩に期待」 京太郎「結局続けるんですか」 由子「私も知らない洋榎の一面が見れて、新鮮だったのよー」 由子「問題はエロとホモのどっちが嫌だったのか……!」 京太郎「どうでもいいですよね」 由子「普段から『デクのオ●ンチン』とか言ってるわりに、案外うぶなのよー」 漫「言ってませんよ!?」 由子「残るは二人だけなのよー」 京太郎「えっと、愛宕絹恵さんと末原恭子さんですね」 由子「リアクションは洋榎に期待してたから、二人だと微妙かもしれないのよー」 漫「いやいや、末原先輩ならやらかしてくれますって!」 京太郎「活き活きしてるな、この人」 京太郎「っと、上重先輩待望、末原選手の入場です」 漫「きたーーーーっ!」 □Live-姫松高校 麻雀部部室 恭子「……ハァ」 恭子「まったく、あの人は……」ブツブツ ■姫松高校 空き教室 京太郎「なんかお疲れみたいですね」 漫「いいから、再生、はよ」 由子「そういえば、さっきいくのんと話してたのよー」 由子「いままで説教してたのかも」 京太郎「高校生に説教される大人って……ん?」 京太郎「末原選手、部室にカギをかけました」 漫「じっくりDVD見る気かな」 由子「まだDVDには気づいてないから、きっと別の目的なのよー」 □Live-姫松高校 麻雀部部室 恭子「……よ、よし」 恭子「誰も見てないし、いまなら……」ヌギヌギ ■姫松高校 空き教室 京太郎「ああっと! 末原選手、スパッツを脱ぎ始めました!」 由子「生着替えなのよー」 漫「先輩の大事なところが丸見えに……」ハァハァ 京太郎「そしてそして、バッグからスカートを取り出しました!」 漫「上は!? 上は脱がないんですか!?」 □Live-姫松高校 麻雀部部室 恭子「ん……しょ」 恭子「……えへ」ニコニコ ■姫松高校 空き教室 京太郎「いまリボンを結び、完全に乙女モードに変身です!」 由子「鏡の前でポーズ取りつつ、はにかんでるのよー」 京太郎「ここでくるっと一回転。スカートが綺麗な弧を描きます」 漫「スパッツ……スパッツだけでもください……」 京太郎「しかし、これほど気に入ってるなら普段から着てればいいのに」 由子「きっと体面とかあるのよー。恭子は意地っ張りだから」 漫「この映像……鑑賞用・保存用・布教用の三つを作らなきゃ」 由子「あ、漫ちゃん。私もほしいのよー」 □Live-姫松高校 麻雀部部室 恭子「さて……ちょっと名残惜しいけど、着替えて帰ろうかな」 恭子「部活無いみたいやし」ヌギヌギ ■姫松高校 空き教室 漫「…………」ダクダク 由子「あ、漫ちゃんが失血死しちゃうのよー」 京太郎「本望じゃないですかね」 京太郎「てか、帰っちゃいますね」 由子「いくのん経由で休みだって聞いたのかなー」 漫「……………………ふぅ」 漫「さて、末原先輩を堪能したことだし、次に行きましょう」キリッ 京太郎「はいはい」 □Live-姫松高校 麻雀部部室 絹恵「スミマセン、遅れましたー!」 絹恵「って、あれー? 誰もおらんやん」 絹恵「お姉ちゃーん、ロッカーとかに隠れとらんー?」ガチャッ ■姫松高校 空き教室 京太郎「最後の一人、愛宕妹選手です」 漫「末原先輩のが終わったので、無難に終わってくれれば」 由子「絹ちゃん、さすがの洋榎もゴミ箱の中にはいないのよー」 京太郎「おっと、ここで愛宕妹選手、卓上のDVDケースに目をつけました」 □Live-姫松高校 麻雀部部室 絹恵「なんやこれ……」 絹恵「…………」ムッ ■姫松高校 空き教室 京太郎「あ、姉妹っていってもお姉さんと反応が違いますね」 漫「なんかムッとしとる」 漫「……あ、ケースを床に置いた」 由子「ここで絹ちゃん、壁際まで下がり、助走をつけて~」 京太郎・漫「「蹴ったーーー!!」」 由子「DVDがお空の星になっちゃったのよー」 京太郎「窓ガラス割れちゃいましたねー」 漫「うわ、外にいたいくのんにガラスのシャワーが」 京太郎「サッカー部のキーパーをやっていただけのことはありますね」 漫「うん、いい蹴りだった」 由子「絹ちゃんからコメントもらったのよー」 由子「お姉ちゃんが見ちゃう前に処分する必要があったんです。反省してます――って言ってるのよー」 京太郎「そのお姉ちゃんは中身見ることだけは回避したんですが」 漫「あ、救急車……もう来たのか」 京太郎「さて、これで全部ですね……無事終わった!」 漫「では、姫松高校からの中継を終了します」 由子「次はあなたの学校へ」 京太郎・漫・由子「「「また来襲~」」」 絹恵「お仕置きの時間だ! コラァ!!」グァシァァァ 京太郎・漫・由子「「「なっ……」」」 ??「へー」 ??「だからこっちに来た時、顔が酷いことになってたんだ~」 京太郎「他にも大事なとこ蹴られたりしたんだよ」 淡「……隠し撮りかー」 淡「よし! やろう!」 □Live-白糸台高校 体育倉庫 淡「んしょ……んしょ……」 淡「さ、さあ! 始まりました、白糸台覗き大会!」 淡「解説は高校百年生、大星淡がやっちゃうよ!」ババーン 京太郎「まだ始まってねえよ」 淡「えっと、計画の再確認しとこっか」 淡「テルーと菫先輩とたかみ先輩を体育倉庫におびき寄せて、閉じ込める」 淡「んで、その反応を見て楽しんじゃうよ!」 京太郎「それは分かってるけど、その手に持った毛布と魔法瓶は何だ?」 淡「これ? 今日はちょっと寒いし、三人のために毛布持ってきたんだ!」 淡「魔法瓶の中身は、たかみ先輩の大好きなお茶だよ~」ニコニコ 京太郎「なんだ……その微妙な気遣い」 淡「倉庫の入り口はリモコンで自動開閉に改造してくれた?」 京太郎「ああ、俺が一晩で仕上げたぞ!」 京太郎「まあ、最終テストやっとくか」 京太郎「俺は外出るから、中で異常無いか見ててくれ」 淡「わかったー」 京太郎「ほいっと」ポチッ 淡「お……おおお……勝手にしまった!」 京太郎「なんかおかしいとこないかー?」 淡「ないっぽーい」 京太郎「オッケー。じゃあ開け……あれ?」 淡「ん?」 京太郎「おっかしーな……なんかリモコンが反応しねー」 淡「えっ、うそー! 私が中にいるのにー」 京太郎「電池切れかな……ちょっと電池探してくるわ」 淡「わかったー!」 ■白糸台高校 空き教室 京太郎「戻りましたー」 照「あ、おかえり」 菫「ご苦労さん」 京太郎「ちゃんと出れなくなってます?」 菫「成功したみたいだ」 菫「さて、白糸台覗き大会……改め」 菫「淡にお仕置き大会を始めよう」 照「わー……ぱちぱち」パチパチ 尭深「んと……玉露で、良かった?」 京太郎「あ、ありがとうございます」 菫「一応、経緯というか趣旨を説明しておこうか」 菫「淡と須賀君が私達を体育倉庫に閉じ込めて楽しもうとしていたようだが」 菫「それを逆に利用して、淡を体育倉庫に閉じ込めさせてもらった」 菫「そうとは知らず、閉じ込められている淡を見て楽しもうという企画だ」 照「もうかなり暗いし……淡なら直ぐに泣き出すはず」 尭深「お、お仕置き……しないと」 京太郎(わー、寝返って良かった) □Live-白糸台高校 麻雀部部室 淡「~♪」 淡「キョータロー、まだかなー?」 ■白糸台高校 空き教室 菫「解説と実況は私と照と尭深と須賀君の四人でやっていくんだが」 照「本日は特別ゲストを用意してまーす」 尭深「ぱちぱち」 京太郎「え? そうだったんですか?」 照「うん……どうぞ、お入りください」 ??「……ど、どうも」 京太郎「はっ!?」 咲「京ちゃん、久しぶり……だね? 元気だった?」 京太郎「ちょ……な、なんで、咲がここに……」オロオロ 照「特別ゲストだから」 京太郎「あ、あれー? ちょっとお腹が痛くなってきたゾ」ガタッ 菫「座れ」 照「……咲、がんばってね」ボソボソ 咲「う、うん……ありがとう、お姉ちゃん」ボソボソ 京太郎「ほ、ほんと……何で咲がいるんだ?」 咲「い、いちゃダメ……かな?」 京太郎「だ、ダメじゃないんだが……その」 菫(煮え切らないやつだな) 尭深(押し倒せばいいのでは……) 照(頑張れ、咲ー) 京太郎「……と、とりあえず大星の様子でも見るか!」 咲「う、うん。そうだね」 菫(逃げたな) 尭深(逃げた……) 照(頑張れ、咲ー) □Live-白糸台高校 麻雀部部室 淡「…………」プラプラ 淡「……ぶー! キョータロー、おそーい!」プンスカ ■白糸台高校 空き教室 京太郎「大星選手、ヒマで堪らないのか跳び箱に座って足を振っています!」 菫「見ればわかるな」 咲「そういえば……何で淡ちゃんは体育倉庫に閉じ込められているんですか?」 菫「お灸を据えるためだ」 菫「一応、事情を知らない咲ちゃんのために説明しておくか」 照「そうだね」 照「淡はトンデモナイことを仕出かした」 咲「あ、お姉ちゃんのプリン食べた以外でお願いします」 照「…………」ウツムキ 菫「まあ照はどうでもいいんだが、淡は自由奔放すぎるきらいがあってな」 菫「この間など七日間連続で『ヒャッハー! 今日はハロウィンだ!』と部員にお菓子をねだっていたんだ」 ハーベストタイム 菫「二日目からは皆もお菓子を用意してくるから、淡が『収穫の時だ!』と言いながら大喜びで食べて……」 咲「えっと……お互いに楽しんでるならいいんじゃないでしょうか」 菫「でも、私には一つも分けてくれなかったんだぞ!? おかしいだろ、お菓子だけに」 咲「それはひょっとしてギャグで言ってるんですか?」 菫「咲ちゃんが手厳しい……」 菫「渋谷! お前からも言ってあげてくれ」 尭深「は、はい……」 尭深「こ、この間のことなんですけど」 尭深「淡ちゃんが私の眼鏡とって『たかみ先輩は眼鏡を取っても可愛いね!』……って」 咲「……それだけですか?」 尭深「う、うん……からかうなんて、ひどいよね」ポッ 咲「そう思うなら、そうなんでしょうね……」 咲(渋谷さんの中では……) 菫「あ、淡に動きがあったぞ」 照「何か探してるのかな」 □Live-白糸台高校 麻雀部部室 淡「ヒマだし、bokete.jpでも見てよっと」 淡「携帯、携帯……」ゴソゴソ 淡「あれ……無い」 ■白糸台高校 空き教室 京太郎「あるんだなこれが」スッ 咲「何で京ちゃんが持ってるの!?」 京太郎「携帯で気を紛らわされちゃいけないと思って、スってきた」 照「ナイス」 咲「もー……中身、見ちゃダメだよ?」 咲「それにしても、スリなんてどこで覚えちゃったの?」 京太郎「この間、満員電車に乗ったんだよ」 京太郎「んで、執拗の人の尻とか触ってサイフ取ろうとしてきた奴がいて、逆にサイフ取ってやったら開眼した」 咲「それ、スリじゃなくてチカ……」 京太郎「え?」 咲「いや、何でもないよ……やめよう犯罪行為」 □Live-白糸台高校 麻雀部部室 淡「うー……携帯」 淡「部室に忘れてきたのかなぁ」 淡「…………」 淡「う、歌でも歌ってよ!」 淡「頂点まであと一息~」 ■白糸台高校 空き教室 菫「おい! 音量絞れ音量!」 菫「下手に歌詞とか聞こえたらジャスコが来るだろ!」 京太郎「それで危ないのは地元の商店街です」 咲「あの……そういえば、一人足りないような気がするんですが」 照「え? 誰が?」 咲「淡ちゃんは体育倉庫にいて、お姉ちゃんと弘世さんと渋谷さんはここにいるけど」 咲「白糸台は……もう一人二年生の人がいたような」 照「……そうだっけ?」 京太郎「俺に聞かないでください」 照「んー……」 尭深「いましたっけ……?」 菫「あ、いたいた……スパッツ履いてて、大量失点した」 菫「また……また……」 菫「……なんだっけ?」 照「また……亦ニキ?」 尭深「あ、マタンキちゃんですよ」 照・菫「「それだ」」 菫「マタンキなら体育倉庫の外で待機してるな、たしか」 菫「淡が歌ってるのを止めないといけないし、ちょうどいい」 照「そろそろ動いてもらおうか」 菫「おーい、マタンキ」 菫「そろそろ体育倉庫の窓を塞いでくれー」 □Live-白糸台高校 麻雀部部室 淡「まーた遊ぼうよー」 淡「……あれ、暗い」 淡「……窓、塞がれてる?」 淡「…………」 淡「……あ! きょ、キョータローかぁ」 淡「もー、いじわるしないで出してよー!」プンスカ ■白糸台高校 空き教室 照「あんまり堪えてない?」 菫「しばらく放置してればいけるだろ」 咲「かわいそうですよ……」 京太郎「あ、これじゃ見えないんで暗視モードに変えておきますね」 咲「何で無駄にハイテクなの」 □Live-白糸台高校 麻雀部部室 淡「……うー」 淡「コラ! キョータロー、早く私を出せー」 淡「…………」 淡「い……いまならまだ許して、あ、あげるんだけどなー」 淡「…………」 淡「キョータロー……だよ、ね?」 淡「……うぅ」 ■白糸台高校 空き教室 照「淡がメゲはじめた」 菫「もうひと押しか」 照「マタンキに扉ドンドン叩いてもらおう」 菫「そうしよう」 咲・京太郎(*1) □Live-白糸台高校 麻雀部部室 バンバン! 淡「ひうっ!」 バンバン! ワタシハマタンキジャナイゾコラァアア! 淡「や、やめて、キョータロー」 バンバン! 淡「やめてよぅ……」 バンバン! 淡「ぅ……」 バンバン! 淡「うああああああああああん!」 ■白糸台高校 空き教室 京太郎「あぁ……泣いちゃった」 菫「う……」 咲「やっぱりやりすぎですよ。淡ちゃん大泣きですよ」 照「いや、でも……プリン」 モニター『テルー! たすけてー! てるー!』 咲「ほら! お姉ちゃんの名前呼んでるよ」 照「うぅ……」 菫「淡ー! 待ってろ、いま助けに行くからなー!」タッタッタッ 尭深「わ、わたしも」タッタッタッ 照「あ、待って……」タッタッタッ 咲「えっ、あの」 咲「……普通にマタンキさんに出してもらえばいいんじゃ」 京太郎「……もう行っちまった」 咲「後悔するのは目に見えていたんだから、こんなヒドイことしなければ良かったのに……」 京太郎「だよなぁ」 咲「もうっ! 京ちゃんだって同罪なんだからね!」 咲「……私も、止めれるチャンスはあったと思うけど」 京太郎「すまん……」 咲「…………」 京太郎「…………」 咲「……ふ、二人っきりになっちゃったね」 京太郎「お、おう……」 咲「……染谷先輩から聞いたんだけど」 京太郎「」ビクッ 咲「清澄でも、同じようなことしてたんだよね」 京太郎「え、えー……どうだったかなー」 咲「……わ、私のも、見てたんだよね?」 京太郎「見てな」 咲「染谷先輩から聞いたもんっ」 京太郎「うっ……」 咲「私は……その、好き……なんだけど」 咲「京ちゃんは……どう、なのかな」 京太郎「お、俺は……」 咲「…………」 京太郎「……俺も、咲のことが」 ハーベストタイム 和「抹殺の時だ! コラァ!!」グァシァァァ 京太郎・咲「「なっ……」」 咲「の、和ちゃん!? なんで白糸台に」 和「咲さんあるところ、私有りですよ」 咲「その包丁……何に使うの」 和「…………」 和「さあ、須賀君――天に還る時が来たのです」スッ 京太郎「和……」 咲「やめて! 和ちゃん!」 和「咲さんどいて! そいつ殺せない!」 咲「ど、どかないよ」 和「……なら、咲さんを殺して私も死ぬ!」 京太郎「やめろ和! お前の目的は俺だろう!?」 和「私の目的は咲さんだけです!」 和「なんで……なんで咲さんは須賀君を庇うんですか!」 咲「京ちゃんが好きだからだよ!」 和「私のことは嫌いなんですか!?」 咲「違うよ……和ちゃんも好きだよ」 咲「ただ……和ちゃんより京ちゃんの方が好きなだけだよ」 和「…………」 和「……須賀君」 京太郎「……おう」 和「咲さんを幸せにすることを誓いますか?」 京太郎「ああ、誓う」 和「破ったら殺しますからね」 咲「和ちゃん……」 和「ちくしょおおおおおおおお! リア充なんて爆発しろおおお!」ダッ 咲「和ちゃん! 包丁持って走ってたら捕まるよ!」 和「ナマハゲの真似だからいいんですよおおおおぉぉぉ……」 京太郎「……い、行ったか」 咲「あ、あは……京ちゃん、足震えてるよ?」 アワイー!> 京太郎「さ、咲だって」 ミンナー!> 咲「だ、だって怖かったんだもん」 咲「……ねぇ」 咲「だ、抱きついても、いい?」 ウワアアアアアアアァァー!> 京太郎「お、おぅ」ギュッ ギャー! インランピンクダー!> 咲「えへへ……」 咲「京ちゃん――好きだよ」 京太郎「俺も――好きだ、咲のことが」 咲「ん……」 ■清澄高校 空き教室 咲「あ、京ちゃん、ご飯粒ついてるよ」ペロッ 京太郎「うおわっ! な、なんつー取り方しやがる!」 咲「えへへ」 久「熱々ねぇ」 まこ「咲が日に日に積極的になっちょる気がするが……」 優希「咲ちゃん……幸せになるんだじぇ!」 優希「あ、そういえば明々後日」 咲「あ、和ちゃんの初公判だね」 京太郎「大丈夫か? 和のやつ」 優希「のどちゃんのお父さんが弁護するし、きっと大丈夫だじぇ」 京太郎(和……お前が刑務所に入れられようが、俺は絶対に約束を果たすぜ!) 咲「? 京ちゃん、どうかした?」 京太郎「咲はかわいいな、って思ってただけだよ」 咲「も、もー! からかわないでよね!」 まこ「おお、そうじゃ京太郎」 まこ「お前さん宛に連絡があったんじゃ」 京太郎「俺宛に?」 まこ「福与アナからじゃ」 まこ「なんでも、今度プロ雀士相手に覗き大会を――」 ~終わり~
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/3341.html
http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1388485491/ 咲「…」(読書中) 京太郎(さっきからパンツがチラチラ見えてる…) 京太郎(今日は白か) 京太郎(というかこいつ男の前でミニスカ体育座りとかしやがって…防御力低すぎだろ…) 京太郎「なあ咲」 咲「なに?京ちゃん」 京太郎「パンツ見えてるぞ」 咲「ふぇっ!?」 咲「きょ、京ちゃんのエッチ!変態!」 京太郎「いやもう何とも思わん。見慣れてるし」 咲「見慣れてるの!?」 京太郎「お前無用心だから結構見た」 咲「も、もう私帰る!バイバイ!」 京太郎「おいそんな焦ったら…」 咲「あっ!?」 京太郎「やっぱつまずいたか」 咲「いたた…」 京太郎「大丈夫か?あと言いにくいけど…」 咲「どうしたの?」 京太郎「転んだ拍子にスカートめくれてる」 咲「み、見ないで変態京ちゃん!」 カンッ >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 京太郎「う~こたつぬくいなあ」 シロ「京太郎」 京太郎「……」 シロ「……京太郎」 京太郎「……何ですか?」 シロ「飲み物持っ」 京太郎「嫌です」ズバシ シロ「……」 京太郎「そんな目してもムダですよ。大晦日の俺は省エネ京太郎ですから」 京太郎「年越しそばなら、どん兵衛とポットがもう用意されてますからね」 シロ「この目は元から……ん~」 京太郎(……なんか考えてる) シロ「京太郎、リモコン取ってくれる?」 京太郎「リモコン? すみません、何処にあるかちょっと……」 シロ「こたつの中かも」 京太郎「入れたっけな」ゴソゴソ 京太郎「!?」ガタッ 京太郎(そう言えばシロさん今日スカートだった……あと少しで見えそう……) シロ「……」クイッ 京太郎(!? シロさんの白さんが!!) シロ「……」 京太郎(うおお……何だかこたつのヒーターの橙色の光に照らされ、神々しく見え……あっ、熱、あれ今何秒経って)ジリジリ シロ「京太郎、リモコン」 京太郎「あひゃい!? って痛ぁっ!」ガツン シロ「頭打った?」 京太郎「だ、大丈夫です、リモコンは……」 シロ「ごめん、こっちにあった」 京太郎「あっ、そっすか」 シロ「……ところでさ、京太郎……長いこと、こたつの中で何を探してたの?」 京太郎「えっ、いや、その、あの……」カアァ シロ「飲み物欲しいな」ボソッ 京太郎「今持ってきまっしゅ!!」ダッ シロ「……」 シロ「……流石に、ちょっと恥ずかしかったな」ゴロン カンッ >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 京太郎「パンチラっていいよな」 優希「は?」 京太郎「なんだよ、そのお前は何言ってんだって目は」 優希「京太郎、お前私が前にパンチラした時いらねーで一蹴したよな?」 京太郎「あれはパンチラじゃねぇ、ただの痴女だ。俺がいいと思うのは不意に見えるパンチラなんだよ」 優希「理解出来ないじぇ……」 京太郎「まっ、お子様のお前にはわからん世界ってこった」 優希「なんでそんなに偉そうなんだじぇ……」 京太郎「はぁ……」 優希「……」 カン >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 淡「んーっ! んーっ!!」ピョンピョン 京太郎「何跳び跳ねてんだ淡」 淡「あ、きょーたろー。あのねー、たかみーが転んだら眼鏡がすぽーんって本棚の上に入っちゃったの」 尭深「見えない……」 京太郎「そげな漫画みちょーな……怪我はないっすか?」 尭深「うん、大丈夫」 淡「たかみー、きょーたろーはこっちだよ」 京太郎「本気で見えないんすね」 尭深「私、目が悪いから……」 淡「たかみー、それ湯呑みじゃなくてケトルだよ……」 京太郎「おお、もう……とりあえずじっとしといて下さい。俺と淡で眼鏡取りますんで」 尭深「うん。ごめんね?」 京太郎「いえいえ」 淡「で、どーするの? 結構高いとこだけど」 京太郎「俺でも微妙に届かねーな……なんか椅子でも」 淡「あっ、閃いた!」 京太郎「うん?」 淡「きょーたろー、しゃがんでしゃがんで!」 京太郎「おう」スッ 淡「とーっ!」ピョコンッ 京太郎「うおっと! なんだ、なるほど肩車か」 淡「そそ。ほらほら立って立って」ペチペチ 京太郎「叩くなこら。よっと」スクッ 淡「おーっ! あはは、高い高い!」 京太郎「あんまはしゃぐなって。眼鏡見えるか?」 淡「うん。結構奥の方みたい」 京太郎「落ちないように気を付けろよ」 淡「まっかせてー! んー……ん! 取った!」 京太郎「よし、んじゃ下ろs」 淡「とうっ!」ピョンッ 京太郎「ちょ、ばっ!」 淡「ほっ……わあっ!」トッ ズデンッ!! 京太郎「おい大丈──ぶふっ!?」 京太郎(じゅ、純白!?) 淡「いったぁー……、あわ?」 淡「…………」 淡「あわっ」ボフンッ 京太郎(あ、爆発した) 淡「わ、わー! わー! わー!!」ポイポイポイポイッ コッ コーンッ カンッ パリーンッ 京太郎「ちょっ! 淡落ち着けテキトーに物投げんな!? ──ぐはっ!」ゴンッ!! 京太郎「ゆ、湯呑みは鈍器だろ……」ドサッ 淡「はーっ! はーっ!! うぅぅ……パンツ見られた……」シクシク 尭深「あの、淡ちゃん……眼鏡は……」 淡「あ」 京太郎「いつつ……ん?」 眼鏡だったもの「」チーン 京淡「「ああっ!?」」 カンッ >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 絹恵「あー昨日のサッカー凄かったな!特に終盤のあのシュートとか!」シュ 京太郎「先輩スカートでシュートのマネ止めてくださいよ」 末原「なんや須賀はパンツ見て恥ずかしがっとんのか?」 末原「ならいくらでも見てええで」ピラッ 京太郎「や、止めてくださいよ」 末原「何てな。スパッツはいとるから平気やで」ピラッピラッ 絹恵「あ」 漫「あ」 代行「末原ちゃんスパッツはきわすれとるで~」 末原「へ?」 京太郎「///」 末原「ア……アホーーーー!!!!」パンチ 京太郎「ありがとうございます!」バキッ カン >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 京太郎「奈良の大仏見ようと思い立って勢いで奈良まで来てしまった…」 京太郎「携帯の地図頼りにしてたけどこんなときに電池切れだし」 京太郎「さてどうしようか…」オロオロ 憧「あの人…なにしてるんだろ」 京太郎「すいませーん」 憧「あ、なんでしょうか」 京太郎「この辺の娘かなぁ…ちょっと奈良の大仏までの道が知りたいんだけど聞いてもいいか?」 憧「大丈夫ですよ。良かったら私案内しましょうか?」 京太郎「え、大丈夫?予定とかは…」 憧「はい。私の目的地もそこら辺なんでついでにってことで」 憧(…それにこの人結構カッコいいし) 京太郎「じゃあ…お願いしちゃおっかな」 憧「じゃあ行きましょ」 ーーー 憧「そうなんだぁ須賀君も麻雀部の……」 京太郎「って言っても初心者も初心者。全国大会が終わるまで専門書読んでネトマやるぐらいしかしてなかったけどな」 憧「雀荘は?近くにないの?」 京太郎「あぁ部活の先輩がRoofTopって雀荘のオーナーの一人娘でな」 京太郎「割と気軽に顔出せはするんだけどこれが見事に鴨られるんだわ」 憧「はぁそういうレベルなわけね」 憧「っと、見えてきたわよ、あれが奈良の大仏」 京太郎「おお!ありがとな。俺にこの試作品のタコスをもらってくれ」 憧「いやいやなんでタコスなんか持ち歩いてんのよ」 京太郎「知り合いにな。三度の飯よりタコスってほどのタコスジャンキーがいてな逐一備蓄しとく癖がついちまったんだ」 憧「清澄。恐ろしい所…和も染まってなきゃいいけど」 京太郎「へ、今和っt」 「憧ー!!」 ドーン 憧「きゃっ」 京太郎「ぶっ」 京太郎(黒とピンクのレース…見た目おしゃれな娘だったけど下着にまで拘ってるのか…ごちそうさまです) 憧「いたたた。もぉなにすんのよシズ」 穏乃「なにじゃないよー約束の時間になっても一向に来ないから心配してたんだよ」 穏乃「そしたら男の人と仲よさそうに談笑しちゃってて」 憧「あーごめんごめん。道を聞かれたからここにくるついでに案内してたんだけど同じ麻雀部だっていうから話しこんじゃってさ」 穏乃「麻雀部?そうなの?」 京太郎「あぁまだヒヨッコだけどな」 穏乃「じゃあこれから部の皆で麻雀するから混ざらない?」 京太郎「お!いいな。でも部の皆って当然女子ばっかだよな。俺も混ざって大丈夫か?」 穏乃「全然平気!」 穏乃「憧!」 憧「なによ」 穏乃「そういうことだから!」 憧「はぁまぁいいけどね。じゃあ須賀君一緒に行こうよ。ついでに私もできる限り教えてあげる」 京太郎「あざーっす」 穏乃「じゃあしゅっぱーつ!」クルッ 京太郎「……」 京太郎(吐いてない)(確信) 憧「じゃ、行きましょっか」 京太郎「よろしく頼むよ」 京太郎(片や黒とピンクレース、片やノーパン……か) 京太郎(永住しよ) カン >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 哩「京太郎、私と姫子の能力はリザベーションばい」 京太郎「哩さんの和了が姫子の和了と連動する能力ですよね」 哩「そう」 哩「そしてそれは麻雀に限らんと」 京太郎「え」 哩「そい、パンチラ//」リザベーションクリアー 京太郎「うわっ!?女の子がそんなことしちゃいけません!」 哩「これで京太郎は明日姫子のパンチラを二回見ることになると」 京太郎「なにそれこわい」 カン >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 京太郎「うーっす」 まこ「京太郎、あんた何でジャージなんじゃ」 京太郎「ああ、これ。体育長引いて、そのまま着てきたんですよ」 まこ「はや着替えんさい」 京太郎「だって楽じゃないですか、ジャージ」 和「もっとしゃんとした方がいいと思いますよ」 京太郎「そ、そう? あはは、手厳しいな……」 和「そうですよ……ん?」 京太郎「でも染谷先輩も―――」ペラペラ 和(……ちゃんとシャツを入れてないから、須賀君のズボンから、その、青いのが覗いて……) 和(やっぱり、言った方がいいんですかね……でも、それは恥ずかしいような……) 和(……須賀君ってああいうの穿くんですね。確かに須賀君のイメージに合ってるような……って、私は何を考えて!?) 咲「和ちゃん?」 和「ひうっ!?」ビクン 咲「どうしたの、和ちゃん?」 和「えっ? い、いえ、あの、す、すがく……」 咲「京ちゃん?」 京太郎「おっ、咲来てたのか」 咲「もう、京ちゃんまだジャージのままなの? だらしないなあ。ほら、パンツ見えてるよ」 京太郎「えっ、そう? あはは、ご愛嬌ご愛嬌」 和「……流石咲さん」ホッ カンッ >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 穏乃「京太郎ー!お昼一緒に屋上で食べよう!」 京太郎「おう。いいぜ」 ~屋上~ 京太郎「よし、じゃあ食べようぜ」 穏乃「ここでクイズです。今日の私のお昼ご飯はなんでしょうか?」 京太郎「パンだろ」 穏乃「え!?なんで分かったの?」 京太郎「お前の後ろにあるコンビニの袋からパンがチラ見してる」 穏乃「しまった」 カン >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 久「別にタイツだからって恥ずかしくない訳じゃないのよ?」 京太郎「はあ」 久「生じゃなくても、それなりに恥ずかしいわけ。分かる?」 京太郎「何をおっしゃりたいのかが分かりません」 久「つまり、タイツは恥じらいが無いからダメ、なんて言うのは止めなさいってこと!」 京太郎「俺そんなこと言ってませんから!」 京太郎「じゃあ部長はタイツを履いていても、風かなんかでスカートがまくれあがったりしたらそれなりに恥ずかしいってわけですね?」 久「そういうことになるわね」 京太郎「でもさすがにノータイツで捲れるほど恥ずかしくはないと」 久「うん」 京太郎「ならそーい!」ペラリンチョ 久「………………」 久「どーん!」ドカッ 京太郎「なにするんですか。痛いじゃないですか」 久「私の心はもっと痛んでるわよ。須賀君ならそういうことしないと思ってこういう話してたのにひどい裏切りよ」 京太郎「タイツ履いてるから恥ずかしくないんでしょ?」 久「さっきの話をもう忘れてしまったのこのニワトリ脳は」 京太郎「そんなに見られたくないなら今度からタイツでなくジーパンでも履いてくるんですね」 久「怒った。久もう怒った」 久「反省のない。須賀君にはお仕置きね」 京太郎「うわあああああああああああああああああああ」 カン >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 京太郎「俺実はおっぱいよりパンチラが好きなんですよ」 「そんな俺にとって、清澄麻雀部はとても過酷な環境でした」 「事あるごとにパンツを見せつけようとする優希、やめてくれ俺が見たいのはパンツじゃないパンチラなんだ」 「鉄壁のガードを誇る和、膝丈スカートもさることながら」 「何より胸部に搭載した防衛機構OO(ダブルオー)は視線を吸い上げて数少ないパンチラ目撃のチャンスを奪ってしまう」 「そして部長と咲!!」 「初めての出会いから今までずっとそのポンコツっぷりでいつもパンチラを楽しませてくれた咲」 「それなのにパンチラを見られたくないからってパンツ履かないってどんだけポンコツなんだよ!!」 「ポンコツぶりは変わらないんだから色々見ちゃいけないものが見えちゃうんだよ!」 「部長に関しては…思い出すだけでも恐ろしい…」 「パンスト越しのパンツ、そんな最上級のパンチラを期待していつも目を凝らしていました」 「そしてやっと見えたと思ったそのとき目に飛び込んだのは…」 「パ ン ス ト 越 し の 茂 み だ っ た …」 「まさかのノーパンパンストに呆けている俺に気づいた部長は妖しくも魅惑的な笑みを浮かべながら俺をロッカーへ…」 「あぁ思い出しただけでもう…」 「本当、この状況どう思います?染谷先輩!!」 まこ「爆発して死ねばええんじゃね?」 カン >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 部室にて 京太郎「こんにちはー」 玄「うへへ~、待つのです二人とも~」ダダダダダッ 憧「待つわけないでしょ!」 穏乃「玄さん、やめてくださいよ!」 京太郎「はあ……部活前だからか、皆元気が有り余ってるな」 玄「大人しくおもちを揉ませるのです!」 憧「誰がそんなことを許すか!」 穏乃「私たち、宥さんと違って大きくないですよ!」 玄「大きさは問題じゃないですのだ~」 京太郎(こういう時に女子との見えない壁を感じるよな) 玄「捕まえたのです!」ガシッ 憧「あっ、こら! シズ、助けなさいよ!」 穏乃「ごめん、憧。玄さんに捕まったら抜け出すのが難しくて…」 憧「ちゃっかり距離とってんじゃないわよ!」 玄「ぐへへへ~、さあて、おもちをご賞味させていただきますのだ~」ワシワシ 憧「こんのぉ…、いい加減にしろ!」ドンッ 玄「あっ!」ガシャンッ 憧「ちょっ、大丈夫!?」 玄「じゃ、雀卓にぶつかってしまったのです」 憧「ごめん……でも、玄も悪いんだからね。いつまでもしつこくおもちを揉ませろだのわけわからない言うから」 玄「面目ないのです」シュンッ 憧「うっ、急にしょげられるとツラいわね。まあお互い様ってことで…」 玄「う、うん……」 京太郎「……」 京太郎(……見えた) 京太郎(はっきりと全部は見えなかったけど) 京太郎(雀卓に体をぶつけた時の衝撃で、ちらっとのぞかせるような感じだった) 京太郎(パ、パンツも玄さんらしく、かわいく柔らかそうで…) 京太郎(じゃなくて!) 京太郎(今のはなかったことにした方がいいよな…) 京太郎(「パンツ見えましたよ」なんて言われて嬉しい人なんていないだろ) 京太郎(というか玄さんだけにパンツも……) 玄「……」チラッ 京太郎(おっ、目が合った) 玄「///」サッ 京太郎(頬が赤い……やっぱり俺の目を気にしてるんだよな) 憧「本当に大丈夫なの、玄?」 玄「ひゃっ、はい!」 憧「そろそろ部活の準備するわよ。手伝って」 玄「はい!おまかせひゃれ!」 憧「大丈夫じゃないでしょ、あんた」 玄「あうぅ…///」 京太郎(焦って縮こまってる玄さんもかわいい……) 京太郎(ちげえよ! そうじゃないって) 京太郎(本人も恥ずかしがってるんだし、やっぱりここは黙っておこう) 憧「あんたはね、高校生にもなってあんなことばっかしてるから…」 玄「は、はぃ…」モジモジ 京太郎(黙ってるのが優しい男だよな。さて、俺も準備を…) 穏乃「……」ジーッ 京太郎(げっ!) 京太郎(そういや穏乃も俺のそばにいたから見えてたよな) 穏乃「……」ジーッ 京太郎(玄さんを食い入るようにじっと見てる。やっぱりお前も気になったか……) 穏乃「……」チラッ 京太郎(こっち見た!なんかすげえ言い出しちゃいそうな雰囲気) 京太郎(でもダメだ!もの申したい気持ちもわかるけど、玄さんにもメンツがある。たぶん) 京太郎(こいつ、空気の読めないところがあるし、釘を刺しておいた方が…) 穏乃「玄さん」 玄「な、なに?」ギクッ 穏乃「玄さんは」 京太郎(言うな!) 穏乃「クマさんが好きなんですか?」 灼「悪くないとおも…」 カンッ >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 晴絵「きょ、京太郎~」オズオズ 京太郎「あ、晴絵さん年越し蕎麦はどれくらい食べられま――って、その格好…」 晴絵「い、いやね…大掃除してたら阿知賀の頃の制服が出てきてさ…ど、どうかな?」 京太郎「どうって…」 晴絵「あ………そ、そうだよね!さすがに似合わないよね、今着替えてく「待ってください」…京太郎?」 京太郎「その…いきなりで驚きましたけど、に、似合ってますよ」 晴絵「ほんと…?『こいつ歳考えろよ…』とか考えてるんじゃ?」オソルオソル 京太郎「そんなことないですって。晴絵さんは綺麗ですから今でも全然似合いますし……」 京太郎「そ、その、こ、恋人のそういう姿が見れるって凄く嬉しいですよ…」ポリポリ 晴絵「あ、あはは…そ、そうかな」テレテレ 京太郎「ええ、それに俺が見ることができなかった昔の晴絵さんが見れてよかったです」 晴絵「そっか、よかった………あ~なんだか安心したらお腹空いたな!」クルクルッ 京太郎「ああもう、埃立つから食事前に部屋の中d――ぶっ!?」 晴絵「ん?どうしたの京太郎?」 京太郎「え、え~と…その…」 晴絵「なあに~言いたい事があるなら言いなさいよ~うりうり」ダキツキ 京太郎「その…さっき晴絵さんが回ったときにス、スカートが捲れてその…」 晴絵「スカートって…あ///……もしかして、見えちゃった?」 京太郎「はい…」 晴絵「………どうだった?」 京太郎「その、大人っぽい黒で…」 晴絵「ふんふむ」 京太郎「………サイコーでした」 晴絵「ふ~ん、普段からそれ以上の物見てるくせに?」 京太郎「それとこれとは別です」キリッ 晴絵「な~に真面目な顔して言ってるのよこの」ハナフニ 京太郎「はにふるんでふか」 晴絵「さ、お蕎麦伸びないうちに食べようか」 京太郎「ほうでふね」 晴絵「ほら拗ねない。あとでこの格好のまま膝枕してあげるから、ね?」ギュ 京太郎「…あい」 カンッ >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 京太郎「ああ……いい天気だ」 京太郎「部活での先輩からのしごきも、癒やされていく……」 京太郎「屋上開放してる高校なんて、なかなか無いよな……ん? 上の方から何か音が」 ??「……」バッ 京太郎「え!?」 ??「な!?」ドスッ 京太郎(階段室の上から人間が、正確には女の子が舞い降りてきた。舞い降りてきて……墜落した、俺の上に) 京太郎「ぐえあ」バタン ??「す、すまん。大丈夫か」 京太郎「お、俺は大丈夫ですけど……」 京太郎(綺麗な人だ……長く艶のある黒髪、きりっとした目元、それになかなかのおもち) 京太郎(その女の子は、寝転がった俺にのしかかった体勢になっており……こちらからは下着が伺えた) 京太郎「……いちごパンツ」ボソッ ??「へっ? ……きゃぁッ!!」バチコン 京太郎「ふもげ!!」 京太郎「それで今日は遅れてしまった訳で」 ダヴァン「オー、ジャパニーズエロゲ?」ズルル 京太郎「違います」 ダヴァン「ヘンタイ?」 京太郎「違いますって!」 ダヴァン「それデ……そのストロベリーパンティーの子ニ……」 京太郎「一目惚れをしまして」キリッ ダヴァン「パンティーニ?」 京太郎「違いますよ!いやもちろん、いちごパンツも重要な要素です」 京太郎「清楚で綺麗な女性が、いちごパンツを穿いているというギャップに俺は猛烈に―――」 智葉「楽しそうだな」 京太郎「ひっ!? 先輩!?」ビクッ ダヴァン「折檻は止めてあげた方がいいデスヨー」 智葉「ああ、怪我をしているみたいだしな」 京太郎「気がついたら保健室にいたんですよね。あの、今日はご覧の通り体の調子が悪いので……」 智葉「外傷と麻雀は関係ないだろ? さあ来い、みっちりしごいてやる」 京太郎「ひいいぃ……」 智葉(……決して、知られる訳にはいかないな) カンッ! >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 京太郎「……部長、俺の精液には雀力を上げる効果があるらしいです」 久「須賀君、頭打った?」 京太郎「……すみません、俺どうかしてたみたいです」 久「そんなことより、パンチラをゲットしに行きなさい。そうすると雀力上がるらしいわよ」 京太郎「はい、分かりました!」 来年へ続く >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 京太郎「こんな真夜中なのに、人がいるもんだな」 咲「そうだね」 京太郎「はぐれないようにしろよ?」 咲「もう、また子供扱いするんだから!」 京太郎「咲がすぐはぐれるのは事実だろ?」 咲「それはそうかもしれないけど……ほらっ」 京太郎「ん?」 咲「手、つないでるから大丈夫、でしょ?」 京太郎「ははっ、それもそうだな」 咲「願い事、どうしようかなあ」 京太郎「何でもいいだろ、優勝でも、新入部員でも」 咲「……」 チャリーン 咲(なんて言ったけど、願い事は決まってる) 咲(京ちゃんと今年も、いやずぅーっと一緒にいられますように) 咲(京ちゃんは、何を願ってるのかな? 私と同じ? それとも……) 京太郎(パンチラパンチラパンチラパンチラパンチラパンチラパンチラパンチラパンチラパンチラ) 咲「ねーえ京ちゃん、何お願いした?」 京太郎「バカ、願い事は秘密にしないといけないんだぞ」 咲「えへへ、そうだよね。私も秘密だもん」 京太郎「なんだ? そう言われると気になるな」 咲「だから秘密だってばー」 カァーンッ >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 洋榎「脱衣麻雀や」 京太郎「どうしてこうなった?」 京太郎「姫松に転校して数ヶ月・・・だいぶ麻雀強くなった気がする」 洋榎「そやな、京太郎中々上手くなったやん、まぁうちにはおよ」 京太郎「そーでしょ?いやぁそろそろ洋榎先輩にも勝ってしまったりして」 洋榎「ほぅ?・・・じゃあ勝負するか?ついでやしなんか賭けようか?」 京太郎「賭けですか?」 洋榎「そうや、金以外なら何でもいいで?物でもいいし何か命令してもええ?負けたら何でも言うこと聞いたる」 京太郎「何でも・・・」ゴクリ 洋榎「おっ!今なんかエロいこと考えたやろ?なんや?脱衣麻雀でもするか?」 京太郎「そ、そんな!俺が勝ったらとんでもない事になっちゃうじゃないですかぁー」 洋榎「うちは負けるつもりで卓につくことはない・・・それより京太郎本気でうちに勝てる気でおるんか?」 洋榎「・・・ええやろ脱衣麻雀で勝負したる!さらに負けた方は勝者の言うことを聞く!やるで」 京太郎「ええぇ~」 カンッ >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 霞「手伝ってくれてありがとう、京太郎君」 京太郎「神社って色々大変なんですね……」フゥ 霞「まあ行事の時はそうね。普段もそれなりにすることはあるけれど」 霞「休みましょうか。夜食にお蕎麦でもどう?」 京太郎「はい、ありがたくいただきます」 初美(霞ちゃん、大人の女性っぽい余裕を醸し出してますねー。ここははっちゃんの出番ですよー) 初美「……」ソローリソローリ 霞「姫様とも仲良くしてくれてありがとうね」 京太郎「いえ、そんな……ん? あれは」 初美「シィーッ」 霞「? どうしたの?」 京太郎「いえ、その……」 初美「隙あり! 袴取ったり、ですよー! 」バッ 霞「えっ、きゃぁあーっ!!」ヒラー 京太郎「なああっ!?」 霞「ちょ、ちょっとはっちゃん!」シャガミ 京太郎「ま、まる、みえ……」 初美「うっかりすべっちゃいましたよー」 霞「絶対嘘でしょ、もう!」 京太郎「か、霞さん、とりあえず俺のコートで隠して……」ササッ 霞「あ、ありがと……」 初美「良かったですね、霞ちゃーん」タタッ 霞「もう……」 京太郎「霞さん、これ袴。どこかで着て……」 霞「そ、そうね……」 京太郎「霞さん……」 霞「な、何?」 京太郎「確かにその色なら、袴に擬態して」 霞「もう忘れて!!」 カンッ >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 京太郎「あー、あっちぃー」 京太郎(なんでこんな炎天下で買い出しとか行かせるんだよ部長のバカー) 京太郎(どっかで休みたいなぁ……あ、あんなところにベンチ) 京太郎(……と汗だくの女の人だ) 京太郎(日陰になってるベンチに横になって……いいなぁ) えり(暑い……) えり(例年よりも暑い夏って何年言い続けてるんでしょうかこの街は) えり(日陰が気持ちいい……って早く会場に戻らないと休憩が終わってしまう!)ガバッ 京太郎「あっ」 えり「へっ」 えり「君……一体何を……」 京太郎「べ、別に怪しい者ではないですよ!金髪ですけどこれ地毛です!」 京太郎「ゴミを拾うふりをしてお姉さんのパンツを見ようなんてこれっぽっちも微塵も全然全く思ってませんから!」 えり「好きな色は?」 京太郎「水色が好きになりました!」 京太郎「……はっ!」 京太郎「通報はしないでくださいご勘弁ください!俺が連行されると咲たちの夢が壊れてしまうんですお願いします!」 京太郎「つい!ついふと魔が差したんです!」 えり「そんなに謝らなくてもいいですよ」 えり「今回はこんなところで寝ていた私も悪かったですし、同じ金髪が地毛で悪いようにみられてしまう者同士ということで」 京太郎「ぁぁぁありがとうございます!」 えり「その代わり、私のパンツを見た罰としてペットボトル一本を請求します」 京太郎「そのくらいお安い御用であります!今すぐ買って参ることも可能ですがいかがいたしましょう!」 えり「どうしてそんなに堅い言葉を……君は清澄高校の生徒ですよね?」 京太郎「えっ、どうしてそんなことを知っているんですか?」 えり「男子部員含めて6名の急造チーム、清澄高校」 えり「内訳は三年女子部員1、二年女子部員2、一年女子部員3、一年男子部員1」 えり「Bブロックの試合が開始される直前で一年生の男子部員が買い出しに行かされる部活環境」 えり「このことから、清澄高校の唯一の男子部員かな……と」 えり「近隣で麻雀以外の競技大会が行われていることもなかったのでそれも加味しました」 京太郎「……なるほど、そんな情報まで知ってるってことはお姉さんは大会の関係者とかでいらっしゃったりいらっしゃらなかったり?」 えり「針生えり、職業はアナウンサーです」 京太郎「え……あ……一昨日くらいに夜の報道番組で見たような……すみません、わからなかったです」 えり「いえ、気にしてないですよ」 京太郎「俺は須賀京太郎です、須賀はお茶っぽいやつで京太郎は西村です」 えり「何となくわかるような……わからないような」 えり「とにかく、自己紹介も終わったところで、早く会場へ向かいましょうか」 えり「エスコートお願いしますね、須賀君」ニコッ 京太郎「は……はいっ!」 カン! >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 照「……」ピラッ 京太郎「……」 照「どう、パンチラ? 嬉しい?」 京太郎「うーん、嬉しいか嬉しくないかで言えば、どう反応していいか分からない、です」 照「嬉し過ぎて?」 京太郎「Noです」 照「どうして? 淡はこれで喜ぶと言ってたのに」 京太郎「あんな子の言うことを信じるんじゃありません。あのですね、3つ、問題点があります」 京太郎「まず、恥じらいがありません。露出狂が現れて、喜ぶ人がどこにいますか?」 照「でも瑞原プロが水着姿で現れたら?」 京太郎「それはもうさいこ……ってそれはともかく!」 京太郎「次に、下着は見慣れてます」 照「京ちゃん、いつの間にそんな性豪に……」 京太郎「照さん、あなたの下着ですよ。まあ下宿してる身ですから、何でもしますけどね」 京太郎「それにしてももう見慣れ過ぎて、今の照さんの下着のサイズ、メーカー、洗い方も暗唱できるレベルです」 照「……京ちゃんのえっち」 京太郎「違いますよ!? 違いますからね!」 京太郎「えー、それと最後になりますが……」 照「やっぱり♭な私じゃ……」 京太郎「違いますよ。……そんなことしなくても、もう好きですから。余計だってことです」 照「ほんとに?」 京太郎「本当です! だから、もうそんな風にピラピラめくったりしないで下さいね」 照「うん、分かった。その代わり」 京太郎「その代わり?」 照「家に帰ったら、京ちゃんにめくらせてあげるね」ニコッ 京太郎「……えっ」プシュー カンッ >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 京太郎「パンテラって良いよな」ボソッ 咲和タコま久「「「「「!!」」」」」ピクッ 咲和タコまこ久「「「「「包茎! 包茎! 包茎! 包茎の人~!!! 」」」」」 京太郎「!?」 京太郎「ほ、ほ、ほ、ほ、包茎ちゃうわ!しかも皆パンテラファンかよ!」 カンっ! >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 京太郎「パンチラってさ、良いよな」 咲「京ちゃん、今日はどうしたの? お薬飲む? 私持ってるよ」 京太郎「別に病気じゃないけど」 咲「はいこれ」スッ 京太郎「でも、ありがとう」 京太郎「……」 京太郎「咲、これ抗鬱剤って書いてあるけど」 咲「うん。京ちゃんの為にいつも持ち歩いてるんだ」 京太郎「なるほど」 京太郎「咲は将来良い嫁さんになるな」 咲「えへへ、そうかな///」テレテレ 京太郎「で、パンチラの話なんだけど」 咲「あ、やっぱりそこに帰結するんだ」 京太郎「こう、翻ったスカートの隙間から僅かに垣間見えるその奥は如何に?」 京太郎「清楚な白? 大胆な黒? パンチラ。ああ、なんと甘美な響き」 咲「そっか……じゃあ」ゴソゴソ 咲「恥ずかしいけど、京ちゃんが喜ぶなら見せてあげてもいいよ?///」スルスル 京太郎「」 京太郎「はっ!? あ、こら。スカートをたくし上げようとするんじゃない!」 京太郎「咲、咲おい! いいから、そんなことしなくていいから」 咲「もう! 見たいって言ったりいいって言ったりどっちなの!?」 咲「私はどうすればいいの? どうすることが正解なの?」プンプン 京太郎「え? ご、ごめんなさい……」 京太郎「なんで俺が謝ってるんだ?」 京太郎「違うんだ。そうじゃないんだ」 京太郎「確かにパンツが見たいけど、でもそんな安易に見えちゃダメと言うか……」 咲「見たいけど見えちゃダメなの? それっておかしくない? 語義矛盾だと思うけど」 京太郎「う~ん、なんて言えばいいんだろうな?」 京太郎「実は今だから言うけど、お前、前よく川の土手のとことかでよく本読んでただろ」 咲「うん」 京太郎「あん時とかたまにチラチラ見えてたんだよ」 咲「ええっ!? まさか京ちゃん見てたの?」 京太郎「御恥ずかしながら」 咲「き、京ちゃんのえっち…………///」 京太郎(かわいい)ホッコリ 咲「もしかして他の人とかにも……」 京太郎「いや、誰か来そうになったら俺がすかさず学食に誘ってたから俺の知る限りでは他人には見られてないと思う」 京太郎「咲のパンツを外のヤローなんかに見せてなんてやれねぇからな」 咲「そうなんだ。ありがとう京ちゃん♪」 京太郎「任しといて」 京太郎「だが、ある時を境に咲のパンチラを見れなくなってしまったんだよ」 咲「そうなの?」 京太郎「それはインターハイの開会式と抽選会の日。咲は染谷先輩の丈の長いスカートをはいていた」 咲「え、もしかして似合ってなかった……?」 京太郎「いや、ぜんぜん」 京太郎「むしろバッチ来いだったけど」 咲「そっか///」 京太郎「しかしその日以降、咲のパンチラを拝むことは出来なくなってしまった……」 京太郎「その抑圧された感情が……」 京太郎「……」 京太郎「なぁ咲、もしかしてお前」 咲「なぁに?」 京太郎「俺のこと嫌いか?」 咲「そんなことないよ? 大好きだよ」 京太郎「そうか。俺も咲が大好きだ」 京太郎「と、言うわけで」 京太郎「パンツ見せてください」平身低頭覇! 咲「もう! しょうがないなぁ京ちゃんは///」 カン! >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 京太郎「ハオさんの家って豪華ですね」 ハオ「父が幹部だから」 京太郎「あれ、この部屋は……」 ハオ「っ!?」バタン 京太郎「あの、今白と黒の生き物が何頭も……チラリと……」 ハオ「……京太郎君、生きて帰りたいよね?」 京太郎「あっ、はい」 カン >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 京太郎「……」 衣「ほう、ネリイはグルジヤから来たのか!」ヒラリ ネリー「うん、そうだよ」ズリッ 一「グルジアって……何処だったっけ」ピラピラ 初美「ヨーロッパの東側だったような気がしますー」ポロッ 京太郎「あの……暖房、少し気温下げません?」 一「ん、暑かった? でも今日特別寒いからね」 京太郎「皆さんあれですよね、軽装ですよね」 初美「鹿児島は温かいので、薄着でも平気なのですよー」 京太郎「もう少し厚着した方がね、色々とよろしいんじゃないかと」 衣「ハギヨシと同じことを言うのだな、キョータロー」 ネリー「私のこれは、民俗衣装だから」 京太郎(着方だよ、問題は!!) カン >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 尭深「…今日は売り子よろしくお願いします」 京太郎「おう、任しといてくれ」 尭深「あ…くれぐれも本の中は見ない様に」 京太郎「え?あー…何か知らんけどそう言うなら見ない様にするわ」 尭深(流石にハギ×京本作ってるとは言えない…) 京太郎(これ何か誰かに似てる気がするんだけどなー) 京太郎(しかし…) 尭深「どうぞ見ていってください」 京太郎(改めて見ると尭深って良い体してるよなー) 尭深「ありがとうございました」ペコッ ピラッ 京太郎「うぉっ!?」 尭深「?どうかしました?」 京太郎「い、いや…何でもない」 尭深「あ、京太郎さん、本の在庫ダンボールから出してください」 京太郎「お、おう」ゴソゴソ 京太郎(今確実に見えたよな…)チラッ 尭深「……」ピラッ 京太郎「うぉっ!!」 尭深「?何か…」 京太郎「いや、何でもない、何でもないぞ」 京太郎(ヤバい、スカートが短いからしゃがんだらモロ見えじゃないか…) 尭深「~~」 京太郎「……」チラッ 尭深「~~」 京太郎「……」チラッチラッ 尭深「……あの」 京太郎「ふぁい!?」ビクッ 尭深「気付いてますからね?」 京太郎「な、何の事だかさっぱり…」 尭深「……」ジトー 尭深(まったく…この人は…)ハァ 尭深「…帰ってからならいくらでもしてあげますから」ヒソッ 京太郎「!!」 尭深「…だから今は真面目にお願いします」 京太郎「お、おう!」 京太郎(ふ、不覚にも勃っちまった…) 京太郎(これどうしよう…)ビンビン カンッ >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 京太郎「だから、恥じらいが無ければいけないんだ」 淡「そうなの? 同じじゃない?」 京太郎「違う! 例えば清楚な尭深さんなら、きっとパンチラで顔を赤らめるはず、その恥ずかしがり方こそ至宝なんだ!」 淡「恥ずかしがるとも限らないけどね。意外と自分から見せてきたりして」 京太郎「そんなことはないだろ、尭深さんならきっと恥ずかしがってくれるはず」ウンウン 淡「じゃあ逆に恥ずかしがらない人は……」 京太郎「照さんとか菫さんじゃないか? あの人達いつもクールだし」 淡「うーん、それじゃ試してみよっか」 京太郎「えっ」 菫「ん? 二人だけか」ガラガラ 淡「菫せんぱーい♪」ダッ 京太郎「ちょ、ちょっと淡……!」 菫「ん?」 淡「えいっ!」ガバァッ 菫「んなっ!?」ピラァ 京太郎「」 菫「あ、あわ、あわ淡、何するんだ! ちょっ、離せ、離してくれぇ!」ジタバタ 淡「あれっ、菫先輩普通の下着ですね。菫だけにバイオレットとかじゃ」 京太郎(下着。それは白の下着だった。部長の潔白さ、純潔を証明するかのような) 京太郎(スカートは茶巾とまではいかないが、へそを露出するほどにはまくられていた) 京太郎(部長の白い脚と、柔らかくそれでいて引き締まったお腹が露わになっている) 京太郎(部長は必死に抵抗していた。だがこういう時の淡を止められる者は―――) 菫「あわっ、あわ、京太郎! こいつを離せ! 京太郎!」 京太郎「……はっ! はいぃ!! ただ今!」ダッ 淡「あわわっ、今離すから!」バッ 菫「……ハァ」ドサッ 京太郎「ぶ、部長、大丈夫ですか?」 菫「……京太郎、見た?」プルプル 京太郎「あっ、いえあの……はい」 淡「ちょ、ちょっとやりすぎちゃったかな?」 菫「うぅぅ……見られ、ちゃった……」グスッ 京淡「!?」 京太郎「ごめんなさい部長! 俺頑張って記憶無くしますから!」 淡「す、菫先輩ごめんなさい! ほら、元気出して!」ヨシヨーシ 菫「……ううぅ」 亦野「なんかエラいことになってる……」 カンッ >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 京太郎「……どうしたものやら」 灼「京太郎、頭抱えてどうしたの?」 京太郎「あ、部長、いやちょっと悩み事がありまして」 灼「悩み事? 最近玄が男の胸筋にも目覚めて京太郎の胸をよく見てるけどそれ?」 京太郎「……今知ったことで玄さんも悩みの種になりましたけど、さっきまで悩んでたのは穏乃のことです」 灼「ああ、そういえば最近穏乃が九九を七の段から言えないって判明したね」 京太郎「……すみません、このまま会話を続けると知らなければよかった事実が増えて行きそうなんで推測を言わないでくれませんか?」 灼「ん、わかった」 京太郎「ありがとうございます。それで話を続けますけど、穏乃ってジャージの上しか着てないじゃないですか」 灼「たまに普通の格好もするけど殆どそうだね」 京太郎「そのせいで色々と、その、見えてはいけないものが見えるんですよ」 京太郎「この前の休日一緒に山を登った時なんかは木を飛び移ってたんで完全に丸見えで」 京太郎「目のやり場に困ってずっと下向いてたら崖から落ちそうになっちゃいまして」 京太郎「せめてパンツくらいは穿いて欲しいんですけど、ってどうしたんですか部長、いきなり不機嫌そうな顔になって」 灼「……なんでもない、京太郎が穏乃とデートに行ったことなんてどうでもいいし」 京太郎「別にデートじゃないですよ、一緒に遊んだだけで」 京太郎「それで最近穏乃と居るのがちょっと気不味くてですね、どうにかしたいなー、と」 灼「なら、私にいい考えがある」 京太郎「本当ですか! 良かったー今週末は穏乃と、ってなんでいきなり脱いでるんです部長!?」 灼「要は、京太郎が女の子の裸に慣れればいいんだよね」 京太郎「いや、その解決方法は絶対に間違って、んぐっ」 灼「……ぷはっ、大丈夫だよ京太郎、もう穏乃のことなんて視界にも入らないようにしてあげる」 この後京太郎を盗られてガン曇りする穏乃が見られますが無害です >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 一「えっ?トモキーのパンツみたいの?」 京太郎「お願いします!」 一「驚くと思うよ?ほら」ピラッ 智紀「・・・。」 京太郎「こっ!これは!!オムツ!?」 智紀「廃人はshortsなど履かぬッ!!」 >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 京太郎「至高のパンチラとは……」ブツブツ 咲「きょーうちゃんっ」ポンッ 京太郎「ん? 何だ咲か」 咲「京ちゃんってば、またそんな変なこと考えてるの?」 京太郎「変じゃない、男の浪漫だよ」 咲「そんなことばっか言ってるから、京ちゃんモテないんだよ」 京太郎「……痛いところ突いてくるじゃないか、咲の癖に」 咲「……黙ってればイケメンなのに」 京太郎「イケメン? 俺が?」 咲「どっちかって言うとね。どっちかって言うと」 京太郎「俺がイケメンねえ」 咲「だからもっと言動をそれらしく……」 京太郎「咲」キリッ 咲「な、何?」 京太郎「パンツ、見せてくれ」イケメンスマイル 咲「バカじゃないの!」バシンッ 京太郎「いてえ!?」 カンッ >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 京太郎「おおっ、美幸先輩着物ですか」 美幸「そうだよ。どう?」 京太郎「似合ってますよ。うんうん」 美幸「嬉しいかもー」 友香「私も着付け手伝ったんでー」 京太郎「へえ、友香が。……それって、大丈夫なんですか?」 美幸「大丈夫だよ。色々上達したんだよ、友香ちゃんもー。ほら、この通り」ピョンピョン 美幸「……って、あれ?」ズルッ 京太郎「ちょっ、先輩! 帯が、裾が!」 美幸「いやあっ!! やだこれもー!」ズルズル 友香「すみませんでー!」 京太郎(下着も和風で……よろしゅうございました) 美幸「うう……京太郎君見た? 見たよね?」 京太郎「……正直にもーせば、見ました」 美幸「こんなはずじゃなかったのにもー……」 京太郎「いや、でも、下着も似合ってましたし……って俺は何を!」 美幸「ほ、ほんと?」 京太郎「本当です!」 美幸「それなら、もー少し見せてあげてもいいかもー」 京太郎「え、それって……」 友香「めでたしめでたしでー」 カンッ >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 穏乃「京太郎~」ドタバタ 玄「京太郎く~ん」ジタバタ 京太郎「部室で走り回るなって穏乃。玄さんも年長者なんだから落ち着いてください」 穏乃・玄「「は~い」」 憧「ハルエより先生っぽいわね」ジャラジャラ 灼「先生って言うより…お兄ちゃん?」ジャラジャラ 宥「ふふ…あったかいね~」ジャラジャラ 晴絵「………………」ジャラジャラ 帰宅 京太郎「ただいまーっと。それじゃあ夕飯出来るまでテレビでも見て待っててくださいね」 晴絵「………ねぇ、京太郎」 京太郎「ん、なんですか晴絵さん?」カチャカチャ 晴絵「今日さ…玄たちがはしゃいでたよね?」 京太郎「そうですね、麻雀でずっと座ってるから体動かしたくなる気持ちも分かりますけど部室では勘弁して欲しいですよね」アハハ 晴絵「うん、それでさ………その時に京太郎、玄のスカートの中見てたっしょ?」 京太郎「ぶふっ!?な、なんで・・・」クルッ 晴絵「憧たちは気付いてなかったけど私からは見える位置だったからね」 京太郎「そ、それは…」 晴絵「別に怒る気はないよ。でもさ、そんなに玄の下着が見たかった?」ジー 京太郎「い、いえ、別に玄さんのが見たいとかじゃなく、そこにおもちや下着があるなら見るのが男の本能と言うか…」 京太郎「あ、だからと言って別に玄さんに魅力がないってわけじゃなく…」アセアセ 晴絵「なるほどね…」フーン 京太郎「えっと…晴絵さん?」 晴絵「ああ、だから怒ってないよ。たださ…それって私でも?」 京太郎「え…?そ、そりゃ勿論ですよ」 晴絵「そっか………よし!それじゃあ見るがいいさ!」ヌギバサッ 京太郎「おお!………って、ズボン脱いだパンモロはちっがーーーーーーーーーーーーーーう!!!!!!!!!!!!」 カンッ >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 京太郎「急に呼び出してどうしたんです?年始ぐらいゆっくりしたかったんですけど…」 揺杏「ごめんってばー、いいもんみせてあげるからさー」 京太郎「はぁ…で、いったい何なんです?」 揺杏「まーあわてなさんなって…いやー君は幸運だよ、うん」 揺杏「なんせこの岩館さんフル監修のパーフェクトユキが見れるんだからね!」ドヤッ 京太郎「なにそれ詳しく」ガタッ 揺杏「お、乗り気だね少年?もう少し微調整があるから…まー大体五分くらいかかるけどさ、期待しててよね!」バタンッ 京太郎「新年由暉子かー…」 京太郎(振袖…いや一応ここミッション系っぽいしそれはないか…) 京太郎(いやいやでも…はっまさかエロい修道服とか!?あ゛あ゛あ゛気になるぅぅ!!)モンモンモンモン …五分後 オーイジュンビデキタヨーカクゴハイーカイ? ムシロカクゴヲキメルベキナノハコチラナノデハ? コマケーコトキニシナイノ 京太郎「来たか…!」ガタッ 京太郎「んんっ…どうぞお入りください」 揺杏「おっ、いい声だねぇ…じゃあ、お披露目たーいむ!」ガチャッ 由暉子「…どうも」(最新刊裏表紙はやりスタイル) 京太郎「これは…!」 京太郎(新年に着るような振袖やらはたまた修道服を期待していた分肩透かしな部分があることも否めない) 京太郎(しかし!この服もなかなかどうして…!) 京太郎(おっぱいを強調、そしてパンツが見えそうで見えない申し訳程度のぎりぎりのライン…!) 京太郎「揺杏さん、揺杏さんちょっと」クイクイ 揺杏「ん、なんだね?ちょっとごめんねユキ」トテトテトテ 由暉子「えぇ、構いませんが…」 …… 京太郎「これは…これはけしからんですよマジに!」ヒソヒソ 揺杏「まあねー。はやりんがあれを着たとなればユキも着るべきだと思ったんだよ。なんせ打倒はやりだし!」 京太郎「はやりさんもあれを…何と言いますか、熱くなっちゃいますね…」 揺杏「股間が?」 京太郎「下ネタかっ!」 揺杏「えー、違うのー?」 京太郎「そりゃ違っ…わなくはなくもないですけどもだ!揺杏さんがそれを言ってはいけませんよ!」 揺杏「まぁいいさ、とりあえず君は『エロ可愛い』ってことでいいんだね?」 京太郎「くれぐれもそれ直接伝えないでくださいよ?せめてすごく似合ってるぐらいまで濁してくれると…」 揺杏「おっけーおっけー…ユキー!京太郎がめちゃくちゃエロ可愛いってさー!」 京太郎「アイエエエエ!?」 由暉子「可愛い、ですか…そう言われるとこの服を着た甲斐がありましたね…」モジモジ 京太郎「なにこの子めちゃくちゃ可愛いんだけど」 揺杏「実はこれだけじゃないんだぜ…?ユキ、その場でターン!」 由暉子「はぁ…わかりました」クルン ピラッ 京太郎「パン…チラ…!?」 由暉子「…!」バッ 京太郎「あっやべっ、声に!?」 揺杏「うん、まーそんな短いの着てたらそりゃあ見えるよねー」ウンウン 由暉子「…揺杏さん、まさか…」 揺杏「知っててやらせたに決まってんだろ!いいパンチラだったぜ!」グッ 由暉子「…」ゴゴゴゴ 揺杏「あ、やべ。逃げろー!」ダダダダ 由暉子「ふ、ふふふ…」スタスタ 京太郎(い、今のうちに…)コソコソ「京太郎くん」「ハヒィ!?」 由暉子「後で…お話ししましょうね?」ニッコリ 京太郎「アイエエエエ…」 カンッ >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 清澄高校 旧校舎 廊下 京太郎「お前もさ、スカートを買い換えたらいいじゃねえか? 部長たちくらいの長さならパンチラもなくなるだろ」 咲「なんで京ちゃんの目を気にしてスカートを買い換えなきゃならないの…」 京太郎「お前がパンチラを気にしないなら別にいいんだけどさ」 咲「気にするよ!すっごく気にするよ!」 京太郎「だったらロングにすりゃいいじゃん。前から思ってたけど、咲にはロングの方が似合うって」 咲「ええー、じゃあどうしようかなぁ。うーん、迷っちゃうなぁ…」 京太郎「……なんか嬉しそうだな、お前」 咲「ぜんぜん嬉しくなんかないよ!何を言ってるのかな!」 咲「……あっ、そうだ」 京太郎「?」 咲「ごめん京ちゃん、先行っててくれる?私、頼まれごとがあったの忘れてた」 京太郎「そっか、じゃあ先に部室行ってるわ」 咲「ごめんねー、すぐ行くから」 咲「~♪」 京太郎「やっぱり嬉しそうだな……スキップしてるし」 ガチャッ 京太郎「こんにちはー」 京太郎「って、誰もいない。少し待つとするか」 京太郎「おっ、ちょうど優希から連絡が……優希と和も遅くなる、か」 京太郎「こうして一人だと、この部室もだいぶ広く感じるなー」 京太郎「……」 京太郎「……」 京太郎「天気も穏やかだ」 京太郎「ふぅ、こうゆったりとした時間になると、眠くなってくるな」 京太郎「へへへ、たまには俺もベッドとか使わせてもらえたらいいんだけどな」 京太郎「……ちょっとくらい横になるのもアリだよな」 京太郎「じゃあ失礼して」 久「……」クゥ~w 京太郎「……」 京太郎「まったく、この人も本当に自由だよな、生徒会長なのに」 久「学生議会長よぉ…」 京太郎「うわっ、起きてた」 久「うぅーん、ムニャムニャ…」 京太郎「寝言か……。ベタすぎる気もするけど」 京太郎「そういや部長もロングスカートが似合うよな。大人の女っぽい感じが様になってるし」 久「……zZZ」 京太郎「なんとなく部長の寝顔を見てると自然とにやけてきちゃうな」 京太郎「一緒に狭いところに入りたくなるというか」 久「……zZZ」 京太郎「……喋ってたら起こしちゃうな」 京太郎「さて、じゃあ俺はお茶でも…」 久「んっ……」クルンッ 京太郎「あっ、ふとん蹴飛ばさないでくださ…」 京太郎「!!」 久「……zZZ」 京太郎「おぉ……」 京太郎(今まではふとんで隠れて見えなかったけど) 京太郎(部長のロングスカートが普通じゃありえないほど、めくれあがって) 京太郎(太もものあたりまで丸見えじゃないか!) 京太郎(普段は足を露出させないからこそ) 京太郎(すげえそそる!) 久「んんっ…」 京太郎(しかもシチュエーションがレアだ) 京太郎(あの部長が寝息を立てている) 京太郎(綺麗な片足だけをむき出しにしてるのもまたいい) 京太郎(これはひょっとして…) 京太郎(すごくおいしい状況にいるのでは!) 京太郎「いや、だめだ」 京太郎(いくらパンチラを愛する俺でも) 京太郎(いくら部長のパンチラが拝めるといっても) 京太郎(これ以上先に踏み込んだらダメだ) 京太郎(ここは涙を呑んで、ふとんをかけ直してやるのが正義) 久「……」クルッ 京太郎(あっ!) 京太郎(寝転がった拍子にまたスカートが…) 京太郎「あと少し、あと少しなんだ……!」 京太郎「もう足の付け根辺りまで見えている」 京太郎「ここで俺が少しでも部長のスカートに手をかけたら…」 京太郎「いやっ、でも待て! それはパンチラとは言えないだろ!」 京太郎「なんていうか、それは、恣意的で、作為的で、介入行為は、パンチラの定義に当てはまらないっていう感じで…」 京太郎「やっぱり俺は…!」 久「……んっ」ゴロッ 京太郎「……!!」 京太郎(また寝転がった) 京太郎(仰向けで無防備な体勢) 京太郎(これは……) 京太郎(……) 京太郎(……) 京太郎(……) 京太郎「小指だ…」 京太郎「俺は寝入っている部長のスカートを戻してあげようとした」 京太郎「しかし偶然にも小指がスカートの端にひっかかってしまった」 京太郎「めくりあがるスカートを戻そうとしたが、目に焼き付いた光景は消えずに留まる」 京太郎「実に不運な出来事だった」 京太郎「……」 京太郎「よし!」 京太郎「通らばリーチだ!」ガバッ 咲「通るわけないでしょ!」ドンッ 京太郎「ぐえっ!」 咲「何をやってるのっ、京ちゃん!」 京太郎「いやだから、部長のスカートを戻そうとして…」 咲「そんなの嘘に決まってるでしょ!さっきからずっと声に出てたよ!」 京太郎「えっ!マジかよ…」 咲「人がせっかくいい気分でやって来たっていうのに…なんでそれを台無しにしようとするかな!」 京太郎「やっぱりお前嬉しかったんじゃ…」 咲「うるさいよ!ほら早く来てよ!」グイッ 京太郎「おい、どこに連れて行く気だよ!」 咲「いいから黙ってついてきて!」 バタンッ アッ サキチャン キイテクレ ノドチャンガワザトパンチラーヲー シテマセン フカコウリョクデス! 久「……」 久「……」 久「…………///」 久「~~~~!!!」バタバタバタ まこ「で、どのあたりから起きとったんじゃ?」 久「どこにいたのよ!?」ガバッ カンッ >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 京太郎(み、見てしまった…憧のパンツを…) 俺、須賀京太郎は国内留学で奈良吉野の山奥にある阿智賀にやってきた。 通う学校は阿智賀女子学院。そう、女子高だ。 まさか男の俺が女子高に通える日が来るなんて夢にも思っていなかったぜ。 憧「おっ、京太郎じゃん。一緒に帰ろうよ」 京太郎「おぉ、憧か。別にかまわないけど…」 この娘は新子憧。同じ阿智賀女子学院に通っている俺と同じ1年生だ。 見た目は小悪魔的なのだが、かなり知的で、県内偏差値トップクラスの高校も狙えたほどらしい。 実は麻雀部で、たまにだが相手をしてもらっている。 京太郎「ぜーはーぜーはー、それにしても、ここの坂道は辛いなぁ」 憧「あははは…だらしないなぁ。あたしにとっちゃこんな坂、全然たいしたことないよ~。てか、長野もけっこう坂あるんじゃないの?」 京太郎「同じ内陸部だからって、長野を田舎だと馬鹿にするなよ。まぁ、否定は出来ないんだが…」 阿智賀の坂道は急ではないが長く続いていて、普段から運動をしていない俺にとっては過酷な道であった。 汗だくの俺とは違って、憧は汗1つかかず俺の前を進んで行く。なんという体力だ。 京太郎(はぁはぁ、憧のやつすげぇな。息切れもしてないとは。こんな道毎日歩いてるんだから、相当足を鍛えられているんだろうな) 京太郎(でも見るからにそこまで筋肉質な足じゃないんだよな~。すらりとして綺麗で、太股はいい感じにぷっくらしてるし…) 京太郎(にしてもやっぱスカート短いなぁ。普段から短いけど、坂道だとなおさらだな。あれじゃ中が見え―――――っ!!!) その時、俺に電流が走った。 一瞬だった… 憧が調子良く坂道を歩いている最中、彼女のスカートがなびき、すらりと伸びる2本の両太股の間に"白いモノ"がチラッと見えたのだ。 京太郎(おい、さっきのって…パ、パンツじゃね?まじかよ、へへへ、ラ、ラッキ~~~☆) 憧「ん…どうしたの~京太郎?」 京太郎「えっ、あっ、いやっ、なんでもないよ。ハハハハ……はは…」 憧「?」 京太郎(憧のやつ全く気付いてないな。上手くいったらまだまだ憧のパンツを見れるんじゃないだろうか?) 京太郎( 都合よく坂道まだ続くし。よし、これは狙ってみる価値があるぜっ!) この時、さっきまでヘトヘトだった俺の体だったが不思議なことに異様な回復を果たし、 あれほど苦であった坂道がどうにも感じなくなっていた。 恐るべしパンチラパワーというべきなのだろうか。 憧は何事もなかったの様に再び坂道を昇りだした。それに連れて憧の後を追う俺。 憧がこちらを向かないよう、当たり障りのない会話を心掛けつつ、何度も姿勢を低くしスカートの中を覗いてみる。 その度に白い布切れがチラチラと姿を現した。 京太郎(間違いない、あれはパンツだ!素材からしてサテンだな…いわするテカパンってやつか~、憧らしいな) 京太郎(本人に気付かれずに見れるパンツ。まさにチラリズムの醍醐味だな~。ありがたや~、ありがたや~) 思わず憧に向かって手を拝む。 京太郎(そういや、直にテカパンを見たのは初めてだな。全体的にはどうなってるんだろうか?) 京太郎(……見たい。あぁ、見たい。憧のならなお更見たい!まだチャンスはあるっ!チャンスがあるなら高い点、狙ってみるかぁ!) 欲望と探求を胸に秘め、憧のパンツの全貌を解明すべく、俺は憧に向かって前進した。 全体的にパンツを見るためには、出来る限り近くでスカートの中を覗き込むしかない。しかも超低姿勢、這いつくばってだ。 勝負は一瞬で決めないとならないだろう。這いつくばってしまえば足音がなくなり、 憧に不審に思われ振り向かれてしまう確率が高いのだ。 京太郎(よしっ、いくぞっ!) 両頬をパンッと叩き、気を引き締めて憧に近づく。 憧「おっ、急に元気になったじゃ~ん」 京太郎「ま、まぁな」 憧「うむ、よろしいよろしい。ほれほれ、頑張れ~~~~」 さっきまでへたっていた俺に励ましの声を掛けてくれる憧。そんな優しい憧のスカートの中を、俺はこれから覗こうとしている。 彼女の心を踏みにじる最低な行為だ――――――だが、見たいのだ。パンツを・・・新子憧のパンツを。 坂道は尚も続く。 昇り始めた頃は5mほどあった憧との距離であったが、気付けばもうそこまで迫っていた。 そしてとうとう辿り着く!憧との距離、およそ50cm。 あとは覗くだけだ・・・這いつくばって、愚かに、情けなく、欲望をむき出しにし、上を見上げ、パンツを覗くのみ! 京太郎(やばい、心臓がドキドキする。手足も震えてきた・・・はぁはぁ。憧、ごめん。お前のパンツ、見せてくれ!) 憧の良い匂いが鼻をくすぐる中、俺はその場に這いつくばろうと、膝を曲げ、瞬時に姿勢を低くする! ―――――がっ!!! ・・・最悪の事態が起こった。 さっきまで何事もなく歩き続けていた憧が、俺の行動を見計ったかのようにピタッと立ち止まったのだ。 京太郎(っ!ヤバいっ!!!) 俺は後ろへと蛙が飛び跳ねるようにジャンプし、すぐさま体勢を立て直した。 明らかに不自然な行動。が、憧はこちらに振り向いてはいない。どうやら不審がられてはいないみたいだ。ふぅと胸をなでおろす。 京太郎「ど、どうしたの、憧?」 明後日の方向に目を向け、俺は恐る恐る憧に話しかけた。 憧「え?いや、あそにコンビニあるでしょ。何か甘いもの食べたいな~って」 京太郎「あ、ああ、そう。そうなんだ、ははは・・・」 京太郎(コ、コンビニかよ。助かった~) 憧「ん~、何食べよっかな~?」 そう言うと、憧はその場に立ちすくみ、悩みだした。 京太郎(くっそ~ビックリさせやがって~。寿命が縮んだぜ~・・・ん?立ち止まってる・・・ビックチャンスと~ら~い!) 京太郎(よ~し、憧、そのままずっと考えてろよ~。それ、今だっ!) 俺は再び憧の後ろに近づくと、彼女の足元で堂々と這いつくばり、そして彼女のスカートの中を見上げた。 京太郎(うおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!) 見上げた先・・・それは絶景。 ピンクのスカートの中、ぷっくらとしたすべすべしていそうな白い太股。その先にはプリッとした形のいい尻。 そして、その尻を包み込む白のサテンのパンツが俺の目に飛び込んできた。 京太郎(こ、これが憧のパンツ!はぁはぁ・・・) 俺はこの光景を脳裏に焼き付けるため、食い入るように憧のパンツを覗き続けた。 憧はというと、今の状況に全く気が付いていない様子だ。 京太郎(白のサテン地に・・・うおおっ、淵は黒のレース!ぶほぁっ、しかもサイドは黒のヒモじゃないかっ!) 京太郎(な、なんてエロい下着を穿いてるんだ、憧は!) 憧「京太郎、アイス買ってよ。バニラ」 京太郎「バ、バニラ?バニラ・・・白・・・あぁそうだね白はいいね。く、黒のレース、やべぇ~(ボソボソ)」 憧「え、黒?あぁ、チョコクッキーか~。いいね、チョコクッキー入りのバニラアイス。買ってくれる?」 京太郎「い、いいよ。チョコクッキー入りのバニラパンツ、いやバニラアイス。買ってあげる」 憧「やった~!」 俺は憧のパンツを存分に堪能し、何事もなくその場を立ち上がった。もちろん俺の股間も立ち上がっているわけだが・・・ 憧「へへ~、京太郎ありがとう」 チョコクッキー入りのバニラアイスを片手に満面の笑みで俺に感謝する憧に対し、俺も彼女にお礼を言った。 京太郎「いえいえ、こちらこそいいものありがとう」 憧「?」 こうして俺は見てしまったのだ、憧のパンツを。 その晩、京太郎は脳裏に焼き付けたあの光景をを再生し、オカズにしたことは言うまでもないだろう。 だがしかし、数日後、京太郎が憧のスカートの中を覗いていたことが町内で噂になったとか・・・ -カン- >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 京太郎「怜さん、パンツ見せてくれませんか」 竜華「京ちゃんあんた何言い出すのん…ほら、ちゃんと怜も断らんと」「ええよー」「怜ーーーー!?」 怜「なんや竜華、うっさいなあ…なんかえーことあったん?」 竜華「いやえーこともなんも何言うてんのん!?」 怜「えー…別にパンツなんて…処女と違うていくらでもあるやん」 竜華「しょっ…!?…とーーきーー…!」 京太郎「ていうか今の流れってことはみせてくれるんですか!?やっ「ただし条件がある」たー…ってえ?」 怜「条件。これやらんと見せられへんで?」 京太郎「なる程…してその条件とは?」 怜「」チョイチョイ 京太郎「」トテトテトテ 怜『あんな?監督含めて千里山全員のパンツを見せてくれたら私のも見せたるで?』 京太郎『それなんて無理ゲーですか』 怜『ヘーキヘーキ、いけるって。うちも協力したるし』 京太郎『協力って…例えば?』 怜『そうやなぁ…ちょっと離れてみ?』 京太郎『はぁ…わかりました』 京太郎「」トテトテトテ 怜「おっ、そんくらいそんくらい。そんでこっち向いて」 京太郎「はい」クルッ 怜「とー」バサッ 竜華「ひゃあっ!?」ピラッ 京太郎「なんとぉー!?」 京太郎(黒の…レースパンツだと…!?大人しい竜華さんからは想像できないほどの大胆さ…だかそれがいい!)グッ 怜「」グッ 竜華「あ・ん・た・らー…!」ゴゴゴゴ 京太郎「これは…」 怜「せやな」コクリ 「「逃げろー」」ダバダバダバ 竜華「こらーー!!」 ……… 京太郎「いやー、竜華さんは強敵でしたね」 怜「ほんまやなぁ。まさか走ってすぐ転ぶ→パンツ見えるのコンボかましてくるとは…萌えはなんたるかをわかっとる」ウンウン 京太郎「しかもフィニッシュとして真っ赤になりながら『…見た?』でしたからね…あれは悶えざるを得ません」 怜「さて…お次は誰に行こうか」 京太郎「迷いますねぇ…」 カンッ? >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> ??「あんた、いろんな女の子のパンツを見てまわってるんだって?」 京太郎「い、いえ…そんなことは…」 ??「見てないって言うのかい?」 京太郎「いえ、見てない訳じゃないんですが…」 トシ「だったら遠慮する事はないさ♪私のも見たいんだろ?」 京太郎「勘弁してください…」 >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 京太郎「漏れる漏れる!」ガチャ 京太郎(ん?先客か、あの人は…) 大沼「あー…」ガチャガチャ 京太郎(あれは確か…大沼プロ!ベルトを外そうとしてるのか…あっ!)スルスルスル…パサッ 京太郎「Oh…」 大沼「あー…」ジョボボボボ…ブンブン 大沼「ふぅ…お先に」ガチャ 京太郎「ちょっと!ズボンあげ忘れてますよ!!」 京太郎(まさか大沼プロが金のTバックを履いているとは…) >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 菫「な、なあ京太郎。お前に関して妙な噂を聞いたんだが……」 京太郎「げっ、菫先輩!」 菫「その様子を見ると、本当みたいだな」 京太郎「……先輩。俺は―――」 菫「大丈夫だ。た、確かに風紀の乱れを生じさせるかもしれないが、だからと言って止めさせるようなことはしない」 京太郎「菫先輩……ありがとうございます」 菫「そ、それでだな。早速……」 京太郎「うーん、そうですね」 京太郎(菫先輩にはどのようなパンチラが似合うだろうか……風に吹かれてか、後ろを向いてか、それとも……)カチャカチャ 京太郎「って何俺のベルトいじってんですか!?」ビクッ 菫「こ、この中に雀力の上がるせ、せ、精液があるんだろ……」ハァハァ 京太郎「何ですかそれ!? そんな訳ないじゃないですか!」ガビーン 菫「じゃ、雀力を上げるためだからな。は、恥ずかしいけど仕方ない……!」ズルッ 京太郎「マズいですよ先輩!!」 菫「暴れるな、暴れるなよ京太郎……すぐ済むから、すぐ済むから、な?」パクッ 京太郎「あひぃん」 カンッ >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 智紀「……」カタカタ 京太郎「……」ジー 智紀「……」カタカタカタカタ 京太郎「……」ジーッ 智紀「……」カタカタッターンッ 智紀「…つまらなくない?」 京太郎「いや、全然そんな事ないですよ」 智紀「…そう」カタカタ 京太郎(しかし…)ジー 智紀「……」カタカタ 京太郎(普段と違って部屋着ラフだよなー) 智紀「……」チラッ 京太郎(ただでさえスタイル良いのにこれは反則だよなー) 智紀「……」チラッ 京太郎(普通に見えそうだよなー…気にしてないのかなー)ジローッ 智紀「……///」 京太郎(角度変えたら見えないか?)ソーッ 智紀「……」 智紀「…見たい?」 京太郎「!?」ビクッ 京太郎「い、いやそんな」 智紀「…バレバレ」クスッ 京太郎「ゴメンナサイ」 智紀「…いいよ?」スルッ 京太郎「え?ちょ!?」 智紀「……」スルスル 京太郎「……」ゴクリ 京太郎(黒か…) 智紀「…どう?」 京太郎「い、いや、凄い良いですけどこんなんされるとヤバいと言うか我慢できなくなるというか」 智紀「……うん///」コクッ 京太郎「あ…」 京太郎「……いいん…ですよね?」 智紀「…これ…結構恥ずかしいから…///」 京太郎「…智紀」 智紀「あ…///」 …… 智紀「…とまぁ、初めてはそんな感じだった」 佳織「はわわわ///」 未春「沢村さん意外と大胆ですね…///」 まこ「アンタらもやるこたぁやっとるんじゃのぉ」 佳織「で、でもそれ失敗したら立ち直れないですよね!?」 まこ「魅力ないって言われる様なもんじゃからのぉ」 未春「よく思い切りましたよねー」 智紀「…恥ずかしかったけど」 智紀「…多分、女が本気で誘惑したら堕ちない人はいないと思う」 佳織「ほえー///」 未春「…チッ」 まこ「…チッ」 智紀「?」 カン >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 京太郎「お待たせ、とよねえ」 豊音「ううん、全然待ってないよー」 京太郎「本当は?」 豊音「……三時間前から玄関で待ってたよー」 京太郎「いやいや待ちすぎですって。せめて温かくして待って下さいよ」 豊音「大丈夫! ストーブ玄関に持って来てたからー!」 京太郎「ええー、そこまで……。まあとりあえず、行きましょうか」 豊音「うんっ!」 ビュオオォ 京太郎「うっ、寒!」 豊音「あはは、京太郎くんには岩手の冬はちょっと……ちょー寒いよー」プルプル 京太郎「岩手育ちだからって、皮膚が厚くなる訳じゃないでしょうに。……いや、寒いほど体が大きくなるって説があったな」 豊音「それ、ちょっと失礼かもー」ムー 京太郎「ああ、いや、ごめんごめん」 豊音「ふーんだ」 京太郎「あーと、ほら、とよねえ! 手をつなぎましょう手を!」スッ 豊音「手?」 京太郎「そうすれば、少しは温かくなるかと……」 豊音「うん、つなごっ。それじゃ手袋外して」スルッ 京太郎「えっ、手袋? ……そう言えば、手袋したままじゃ手つないでも意味ないか」 豊音「ほらっ、京太郎くん!」 京太郎「はい、とよねえ」ギュッ 豊音「ここが神社かな?」 京太郎「年越しだから、こんな夜中なのに人がいますね」 豊音「桂明神?」 京太郎「はい。昔々飢えた少年達のいる村に、ご飯を散らしてあげたことから、飯散ら神として崇められたそうです」 豊音「へー」 京太郎「他にも矢吹神社、河下神社もあるんですが、ここが一番近かったので……」 豊音「京太郎くん、詳しいんだねー」 京太郎「何でもは知りませんよ、飯散らのことだけ……」 豊音「あっ、京太郎くん、お蕎麦! お蕎麦あるよ!」 京太郎「えっ、そば? 本当だ、あれ売ってるのかな」 豊音「食べよう、ねっ」グイグイ 京太郎「ちょっ、行くから、行くから引っ張らないで下さいって!」 豊音「お蕎麦ちっちゃかったねー」アハハ 京太郎「ただで配ってましたからね。それじゃ、お参りしましょうか」 ガランガラン パンッパンッ 豊音「……」ムー 京太郎(……とよねえは何を祈ってるんだろう。いや、とよねえのことだ。考えなくても分かる) 京太郎(ずっとみんなと一緒にいたい) 京太郎(そう願ってるんだろう。だが……そんな願いは叶わない、叶うはずもない。俺達はやがて、バラバラになってしまう) 京太郎(俺はとよねえのように優しくはなれない。だから俺はこう願った) 京太郎(とよねえと一緒にいられますように、と―――) 豊音「じゃあ帰ろうか、京太郎くん」 京太郎「とよねえ、とよねえは何を願いました?」 豊音「えー? 願い事は人に言うと叶わないんだよー?」 京太郎「あはは、そうでしたね」 豊音「うーん、でも……」 京太郎「どうしました?」 豊音「神様が叶えてくれなくても」ギュッ 京太郎「と、とよねえ、そんな体寄せて……」 豊音「私が自分で叶えてみせるから、大丈夫だよー」ギュギュッ カンッ >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 京太郎「パンチラ……うっ、頭が」 咲「なあに、パンチラって?」 京太郎「いや、頭の中に突然浮かんできたんだ、パンチラって言葉が」 咲「変な京ちゃん」 京太郎「ん、咲、今日はズボンがやけに長いな」 咲「これ? うん、ズボン汚しちゃって。洗ってる間染谷先輩に借りてるんだ」 京太郎「へえ」 咲「どう、似合うかな?」 京太郎「あー、かわいいかわいい」 咲「もうっ、適当に答えないでよ!」 カンッ >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 憧「じゃあ今日はこれくらいにしとこっか」 京太郎「ふぃ~ありがとうございましたー」 憧「ございました~」 憧「京太郎もようやく初心者に毛が生えたね」 京太郎「えーまだそんなレベルかよー」 憧「ふふ、ローマは一日にして成らずってやつよ。みんな子どもころからやってるんだから」 京太郎「いまから追い付きたかったら人の何十倍も努力しろってことな、先は長ぇぜ」 憧「まぁまぁ、いくらでも付き合ってあげるからさ」 京太郎「今後とも宜しくお願いします憧先生」 憧「先生、先生か・・・チョットイイカモ」 京太郎「ん?おーい憧ー?どしたー?」 憧「ふぇ!?あ、ごめん、ちょっとトリップしてた」 京太郎「疲れたか?もうこんな時間だし」 憧「ん~ん、全然ヘーキだから。ごめんね」 憧「そーだ!こないだ部活のみんなと遊びに行ったときの写真があるんだー」 京太郎「あ、見たい見たい!」 憧「ちょっと待ってね、いまそっち送るから」 京太郎「おぉ来た来た。かわいいかわいい愛しの憧ちゃん最新画像を見せてもらいましょうかねーっと」 憧「な、なななに言ってんのよ!」 京太郎「照れてる憧ちゃんちょーかわいい」 憧「うっさい!バカ!変なコト言ってないでさっさと写真見なさいよ!」 京太郎「本心なんだけどなぁ、まぁいいや。どれどれっと」 京太郎「おぉ・・・!!これはなかなかのなかなかだな・・・」 憧「・・・・・・京太郎、いま玄か宥姉のこと見てるでしょ」 京太郎「い?なんでわかった?」 憧「・・・やらしい顔してる」ジトー 京太郎「oh・・・」 憧「サイテー」 京太郎「すみませんでしたー」フカブカー 憧「かわいいとか愛しいとか言っといてなによもう」ブツブツ 京太郎「おーい、あこーあいしてるーお前に夢中だー」 憧「ふんッ」 京太郎「悪かったよ。ごめんな、わりぃ、すまね・・・ん?」 京太郎「おい、憧」 憧「なによ」 京太郎「これ、誰かに見せたか?」 憧「京太郎が初めてだけど、なんなのよ?」 京太郎「写ってる」 憧「はぁ?なにが・・・」 京太郎「ばっちり写ってる・・・」 憧「だからなに・・・もしかして心霊写真、とか?」 京太郎「憧のパンツ」 憧「は?」 京太郎「淡いピンクの・・・・」 憧「はあああああああああああああああ!!????????????」 憧「ちょっと!なに!どれ!?何枚目よ!!??」 京太郎「6枚目の高鴨さんと二人で写ってるやつ」 憧「6枚目って・・・げ」 京太郎「な?見事に見えてるだろ?」 憧「き、京太郎これ」 京太郎「わかってるって」 憧「うん、お願いね?」 京太郎「ちゃんと保存しとくから!」 憧「ちがーーーーーーう!!」 カン >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 京太郎「よいしょ、と」フゥ 由子「また雑用?」 京太郎「由子先輩。ええ、まあそんなところです」 由子「代行も人使い荒いのよー。手伝ってあげよか?」 京太郎「いいんですか? 助かります」 ガサゴソ 由子「~♪」 京太郎「由子先輩って優しいですよねー」 由子「え~? そんなことあらへんのよー」 京太郎「いや、そうですって。優しくて、穏やかで」 由子「おだてても何も出えへんのよー」 京太郎「いや、そういうつもりじゃなくて」 由子「京太郎くんはいっつも……って、うわわわ」バサバサッ 京太郎「あー、資料が……」スタッ 由子「あ、ありがと。手伝ってるはずやのに、余計な手間増やしちゃったのよー」パシパシ 京太郎「いえいえそんな……ん?」パシパシ 京太郎「あ、あの、由子先輩、その……」 由子「ん? どしたん?」 京太郎「そういう風にしゃがまれるとですね、その、スカートが……」 由子「へ? うわわっ、み、見んといてー!」パサッ 京太郎「見てません、見てませんよ!!」 由子「うー……」 京太郎「さ、さっさと拾いましょうか」 由子「……京太郎くん、いつもあんなの穿いてる訳じゃないのよー」 京太郎「だから、見てませんってば」 由子「代行の差し金なのよー」 京太郎「えっ、あれ代行の何ですか!? あんな穴空い」 カンッ >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 京太郎「ふわぁ~、今日も疲れた~。明日も学校行かなきゃいけないのか~」 京太郎(ん?あそこにいるのは・・・玄先輩と宥先輩だ。2人とも両手にレジ袋・・・学校の帰りついでにスーパーに寄ったのかな?) 京太郎(結構重そうだな。よし、ここは俺が代わりにあのレジ袋を持って、2人にかっこいいところを見せるチャンスだな、へへっ!) 京太郎(あ、結構急な階段を上がり始めたぞ。あんなところでバランスを崩したら大変だ。急いで手伝わないと) 京太郎「おーい、せんぱ~い。玄せんぱ~い、宥せんぱ~い。あれ、聞こえないのかな?もう少し側に行かないとダメか」 京太郎(よし、階段の手前まで来たからら流石に聞こえるだろう) 京太郎「せんぱ~い、重そうですね~。よければこの僕がお持ち――――――っ!?」 京太郎(うおっ、玄先輩のミニスカートと黒のニーハイソックス、そしてその2つの間に存在する神秘的空間、絶対領域!) 京太郎(いや、そんなものよりも・・・ここからだとみ、見えそうだっ!玄先輩、その制服姿で階段は流石にヤバイですよ~。ごくり) 玄「お姉ちゃん、重そうだけど大丈夫?」 宥「大丈夫だよ玄ちゃん。これくらい平気。私はお姉ちゃんなんだから、しっかりしないとね!」 京太郎(うわ~、平気とか言ってるけど辛そうだぞ~。あぁ~、どうする?すぐに助けるか?) 京太郎(それともこのまま黙視して玄先輩のパンツを見るべきなのか~)オロオロ 京太郎(くそっ、何を迷ってるんだ!ここは2人のか弱い女の子を助けるべきだろ!) 京太郎(そうだよ、俺は漢だ。漢の中の漢、須賀京太郎だぁ!キリッ) 京太郎「先輩っ、その荷物、僕が―――ぼふぅおっ!!!」 京太郎(あ、あああ・・・し、白・・・あ、あぅ・・・ムチムチのお尻に・・・く、食い込んで・・・)鼻血ブー 京太郎(お、落ち着け俺。わざと見たわけじゃないんだ。もう見えてしまったんだ、仕方がないんだ!) 京太郎(く、玄先輩の純白パンツ・・・ごくり。お尻に食い込んで割れ目がはっきりとわかるじゃないか) 京太郎(はぁはぁ・・・階段を1段1段上るにつれてパンツがよじれてっ!)鼻血再ブー 京太郎(だ、ダメだ!このまま見続けると玄先輩に失礼だ。見ちゃだめだ、見ちゃだめだ!でも・・・見てしまうんだぁ~~~!)ニヤ~ 宥「京太郎・・・君?」 ビクッ 京太郎(あぁっ、宥先輩に気付かれた!) 京太郎「こ、こんにちは。先輩、荷物重そうですね」 玄「あわわ・・・京太郎君、こんにちはなのです」 京太郎「・・・・・・・・・」 玄&宥「?」 京太郎(―――玄先輩・・・両手塞がったままでこっちに向いちゃダメですよ) 京太郎(無防備すぎて・・・前からパンツが・・・丸見えです。フロント部分が、クロッチが・・・反則っす!)鼻血再々ブー バタンッ 宥「きゃっ、京太郎君!?」 玄「え?京太郎君、大丈夫?大丈夫ですかっ?」 須賀京太郎、大量出血。が、松実姉妹の迅速な救護により、その一命を取留めることができた。 だがしかし、数日後、京太郎が松実玄のスカートの中を覗いていたことが町内で噂になったとか・・・ -カン- >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 京太郎「はぁ…」 怜「んー?どないしたんや京太郎?ため息なんかついて」 京太郎「怜さん…千里山のみんなのパンチラを見続けてきたわけなんですが…」 怜「割と最低やな」 京太郎「手伝ってたくせに何言ってんすか…まあ、とりあえず…なんかこう、足りない気がするんすよ…」 怜「んー…見たんて誰やったっけ?」 京太郎「えーっと…まず竜華さんでしょ?」 怜「うん」 京太郎「セーラさんに船久保さん…あと泉に…」 怜「うんうん」 京太郎「…あっ!そう言えば怜さんのパ「あー、あーあーあー!監督の分ちゃうかなー!」 京太郎「いや怜さんの「監督のやなー監督の分だけ見てないんやなー!」 京太郎「…確かに監督の分はまだ見てませんでしたね」 怜「せやろ?まだ見とらんやろ?」 京太郎「そうするにしても…どうやって見ましょうか…?」 怜「まあ確かになー…緩そうな顔してるくせに割とそういうとこ鉄壁やしなー」 京太郎「やっぱり怜さんの方から見た方がはや「京太郎よ…男はなぜ山に登るんや…?」 京太郎「それは…」 怜「そこに…山があるからやろ…? 京太郎「…!!」 怜「難しいことに挑んでこそ男なんや!手近なとこで済まそうとしたらあかんねんや!」 京太郎「怜さん…!俺…間違ってました…!」 京太郎「俺…やります!そして…監督のパンツを…絶対に見ます!」 怜「よう言うた!それでこそ日本男児や!」 京太郎「はい!」 怜(ふぃー、京太郎が単純で助かったわー) 怜「それで作戦なんやけどな…」 京太郎「ふむふむ…ほうほう…なるほど!」 怜「どや、いけそうやろ?」 京太郎「確かに!いける気がしてきました!」 怜「合い言葉は…」 京太郎「愛(パンツ)のために!」 怜「よっしゃ!オペレーション・アンダーウェアの開始や!」 京太郎「イエス・マム!」ピシッ ……… …… … 雅枝「ん?部室の明かりが…まだ誰か残っとんのか…?」 …… ガラッ 雅枝「おい、誰が残っとんのや?」 京太郎「あ、監督。お疲れさまです」 雅枝「須賀か…そろそろ下校時間や。キリの良いとこまでいったら帰るんやぞ?」 京太郎「うす。帰る準備ができたとこなんでもう出まーす」スタスタ 雅枝「お疲れさん」 ー怜「いくら鉄壁やゆうたかて少ないながら隙は当然ある。今回はその隙が出来る状況を作り出してパンツを見るんや」 ー怜「ええか?作戦はこうや。明かりがついてたら監督なら誰が残ってるか確認するはずや」 ー怜「残ってるのが京太郎一人で、かつ帰るとこっていう情報を与える」 ー怜「帰るところ。ここが情報で一番大事なところや」 ー怜「帰るところっていうことは部屋を出てすぐ閉めるわけやろ?」 ー怜「普通そういう状況なら窓全部閉まってたり電気も消えてたりせなあかんわけや」 ー怜「まあまだ出てないから明かりは除外するとして…入り口からでも窓の鍵は見えるから自然とそこに意識がいくやろ?だから…」 京太郎「お疲れ様でーす」トコトコ 雅枝「おー」キョロキョロ ー怜「その隙を…狙う」グッ …… 怜「足払いじゃー!」ズシャー 京太郎「ぬわーー!」ステーン 雅枝「!?」 ー怜「そしてもう一つの重要ポイント。うちが唐突に出現して」 ー怜「京太郎に足払いをかける」 ー京太郎「いや、それさすがに意味不明過ぎません」 ー怜「あほ。意味不明なんが重要なんや」 ー怜「人間、予期してへんことが重なったら一つ一つを理解するまでのラグが出来んねん」 ー怜「いきなり予期してへん人物が出てきて、意味分からん行動したら止まってまうやろ?」 ー怜「まして監督は窓の戸締まり確認の方に意識いっとるからな。隙だらけや」 ー怜「足払いのタイミングはうちがダブルで確かめて最適のところでやったる。京太郎は覚悟だけしといたらええ」 ー京太郎「ダブルって…!?そんなことしたら怜さんが!」 ー怜「京太郎…男には、どんな犠牲を払ってでもやりたいことがあるやろ?」ニコッ ー京太郎「怜、さん…!」 ー怜「京太郎…」 ーうちの屍を… 越えていき…? …… 京太郎(俺が…俺が見なきゃ…!) ー俺が見なきゃ… 誰が見る…! 怜(まあそんな下らんことに使ってられるかって話やけどなー。タイミングはテキトーや) 京太郎(俺の決意台無しィ!) 怜(こいつ直接脳内に…!?) スッ…テェェェェン… 京太郎(何はともあれ監督のパンツパンツパンツゥ!はてさていったいどんなパンツをば…) チラッ… ラッ… ッ… 京太郎(なん…だと…!?) 京太郎「黒…+ガーター…?」 雅枝「…っ!!」サッ 俺の言葉を理解した監督はさすがと言うべきかすぐに両足を閉じて隠した。 だがそんなことをしてももう遅い。 なぜならもう俺の網膜に焼き付いているのだから。 シンプルな黒のパンツ。そしてガーターベルト。極めつけは厳密にはパンツではないがタイツ。 この三つのアイテムから連想されるものは一つ。女教師だ。 女教師のイケナイ個人授業。男子高校生ならば一度は夢見るシチュエーションである。 しかもこの衣服の着用者は眼鏡も装備している。まさに完璧。 ザ・女教師という出で立ちだ。正直、ピッタリ似合いすぎてて興奮を隠せない。 なあ、雅枝さん。知ってるか?あンた、100回は俺にヤられてるぜ…? もちろん、俺の妄想の中でだがな。正直、自分の妄想力が恐ろしいね。あっという間にシチュが思い浮かんだんだからな。 京太郎(ま…これを堪能出来たしあとはこのまま帰るだ)ドゴォ「げはぁ!?」 京太郎(こ、この京太郎が吐き気催すだと…眩暈もだ!) 雅枝「…」ゴゴゴ 京太郎(あ、当然ですね。むしろ今までこんな反応無かった方がおかしいですよね) 京太郎「か、監督…不可抗力です…すみませんでし」「死ね!」ゲシッ「ぶべらっ!」 京太郎「」ドサァ 怜「」ソソクサ 雅枝「園城寺ィ…!」ゴゴゴ 怜「ひぃっ!」ビクーン 雅枝「見たところ…あんたも関わってるみたいやなぁ…」ゴゴゴ 怜「あ、あははー…うち、病弱やし何のことかわからんなーって」フイッ 雅枝「ほぉ…」ギリギリギリ 怜「いだだだ関わってましたごめんなさいごめんなさいだからこれは勘弁してててて」ミシミシミシ 雅枝「なるほどな…」パッ 怜「ぉぉぉ…脳が…頭蓋骨が…」 京太郎「」チーン 雅枝「ま…罰の続きは明日やな…お前等今日はとっとと帰れ」 怜「え…京太郎気絶しとるんやけど…」「じゃーなー」 怜「えー…どないしよ…まぁとりあえず引っ張ってこか…」 京太郎「」チーン 怜「よいっしょお!」グイー「おっもーい!これ校門まで無理ー!ここに捨ててこかなーもー!」 京太郎「」チーン ……… …… … 泉「えーっと…」 セーラ「なんなんこれ…?」 竜華「まぁ…罰にはちょうどええんちゃうかな…?」 怜「あ゛ー足がしびれるー」セイザ[私はパンツ覗きに荷担しました]←フリップ 京太郎「監督ゥ!これ…なんかこれェ!めっちゃ恥ずかしいんですけど!」セイザ[私はパンツを覗きました]←フリップ 雅枝「当たり前やボケどもが」フン 浩子「ま、おもろい写真ごちそうさんです」パシャパシャ 「「撮るなー!」」 カンッ >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 京太郎「こんちわーっす」 雅枝「おっ、早いな」 京太郎「HR終わってすぐに駆け付けましたんで」 雅枝「そこまでしなくてもええのに」 京太郎「いえ、監督の為にご奉仕する肉体ですから」キリッ 雅枝「あはは、そうなん? ありがとな、京太郎」 京太郎「いえいえ」 雅枝「とりあえず今日はこの資料をやな……っとっと」バサバサッ 京太郎「だ、大丈夫ですか?」 雅枝「だ、大丈夫。一人で拾えるわ」ヒョイ 京太郎「それなら……って!?」 京太郎(向こう向いて、しゃがまずに立ったまま拾ってるから、スカートの中が……) 京太郎(なまめかしく光るタイツが透けて、その中の白い、白い……) 浩子「おばちゃん、パンツ見えてんで」ヒョコッ 京太郎「うわーっ!!??」 雅枝「えっ、ほんま?」 浩子「ほんまほんま、須賀君も困っとるわ」 京太郎「い、いえいえそんな……」 浩子「須賀君も、言ってあげんとあかんで」ニヤリ 京太郎「ソ、ソッスネ……」 雅枝「ごめんな京太郎、変なもん見せて」 京太郎「そんなこと無いですから、大丈夫ですから」 雅枝「あはは、そか」 浩子「言うてもおばちゃんのパンツやからな、男子高校生にはちょっとキツ……」 京太郎「そんなこと無いです! 眼福でしたから!! 人妻パンツ最高ぉ!!!!!!」ガタッ 雅枝「……そ、そうなん? あ、ありがとな」 浩子「愛やね」 京太郎「うわぁぁあああぁ!!!! 今のナシ、今のナシでお願いします!」 カンッ >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 美穂子「あの……相談があります」 京太郎「はぁ、俺っすか?」 美穂子「う、上埜さんのパンツ写真一枚一万円で買います!お願いします、撮って来て下さい」 京太郎「ええっ……俺が?」 美穂子「お願いします、お願いします……」ポロポロ 京太郎「うーん」 京太郎「女の涙には弱いんだよなぁ」 京太郎「あの人、携帯のカメラ使おうとしたら爆発したらしい。困ったもんだ」 部室 久「……」ペラッ 京太郎「ちーす」 久「あら、おはよう。須賀君。早いわね」 京太郎「そうっすか?早めに起きたんで……」 京太郎(さて携帯のカメラを起動して……。後はチャンスを待つのみ) 久「須賀君と二人きりなんて緊張するわ~」 京太郎「何を今更」 久「もちろん嘘よ。須賀君は掃除でもしてなさい」 京太郎「たまには手伝って下さいよ。いい加減、バチが当たりますよ?」 久「そうねぇ……たまにはしましょうか」 京太郎「部長は窓を拭いて下さい」 久「ええ、わかったわ。そう言えば一年の時は私しか居なかったから掃除大変だったの」 久「年末なんか掃除してるだけで一日が終わったりしてね」 京太郎「その大変さわかってるのに俺に押し付けますか!」 久「……てへっ」 京太郎「俺、ゴミ捨てて来ますからね。ちゃんとやっといて下さいよ」 久「わかってるわよ」 久「よし、窓を拭くわよ」 フキフキ……フキフキフキフキ…… 久「流石に一番、上までは届かないわ。須賀君の身長なら……って無理か」 久「椅子、椅子っと」ガタッ 久「んっ~~~~~、ぎ、ギリギリかも」プルプル 京太郎「……」ジーーーー 久「くっ……つま先立ちすれば……、ええぃ」プルプル ササッ 京太郎(チャンス到来だぜ) 京太郎(俺は気配を消す事が出来る。部長は俺が部室に戻って来た事に気付いてないみたいだ) 京太郎(このまま後ろから近付いて……撮る) 京太郎「そおっと…そおっと……」ソロリソロリ 久「も、もう少し」プルプル カシャッ!グラッ…… 久「きゃっ!」 京太郎「危ねぇ!?」 ドンガラガッシャーン!!!! 久「いたた……ってあれ?痛くない」 京太郎「ぶちょー、重いでーす」 久「須賀君!?私を庇ってくれたの!」 京太郎「へへっ、部長がバランス崩してとっさに体が動きましたよ」 久「須賀君……あなたって子は……」ジーン 久「よっと。さぁ、私の手に掴まって」 京太郎「はい」ギュッ 京太郎を起こす久 京太郎(上手く撮れたかな) 久「須賀君、怪我はない?」ポンポン 京太郎「あーケツが痛いかもっす」 久「ごめんね。私がドジしちゃったばっかりに」サスリサスリ 京太郎「もっと右っす。あーそこそこ」 夜、須賀の家 京太郎「上手く撮れてっかな」 京太郎「おーばっちり。パンツは黒か!流石、久姉たまんねぇ」 京太郎「とりあえず抜いとくか」シコシコ 後日 美穂子「あのぉ……上手く行きましたか?」 京太郎「家庭用のプリンターなんで画質悪いですけど……、これ」スッ 美穂子「きゃあ///く、黒ですか///」 京太郎「黒っすね」 美穂子「上埜さん、こんな下着で学校に///や、やだなぁ///」 京太郎「福路さんは黒のパンツ持ってないんですか?」 美穂子「私は水色とか白が好きだから……って!?」 京太郎「水色と白ね。ふむふむ」キリッ 美穂子「……///」プシュー 京太郎(この人、スカート覗いても怒らなそうだよなぁ) 美穂子「こ、これお代です。失礼します」ピューーーーン 京太郎「くれぐれも部長のパンチラ写真悪用しないで下さいよー!」 美穂子「了解です~」 京太郎「福路美穂子さんの美乳揉みたいぜ……」 カン >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> ガチャ 京太郎「こんちゃーっす」 咲「あ、京ちゃん」 京太郎「ん? なんだ咲だけか?」 咲「うん。まだ誰も来てないよ」 京太郎「そっか。だから一人で本読んでたんだな」 咲「えへへ、まぁね」 京太郎「寂しい奴め」ニヤニヤ 咲「むぅ。いいじゃん、別に。騒がしいのは好きじゃないの」 京太郎「左様で。なんか飲むか?」 咲「ん~。うん」 京太郎「紅茶でいいよな」 咲「うん。ありがとう」 咲「……」ペラ 京太郎「……」 咲「……」ペラ 京太郎「ん……」ジー 京太郎「ぶふぅ!?」 咲「えぇ!? ど、どうしたの京ちゃん?」 京太郎「いや、いい。大丈夫、咽ただから」 咲「ホントぅ? 背中擦ってあげようか」 京太郎「大丈夫大丈夫。騒ぎ立てて悪かった」 咲「う、うん。次からは気を付け飲んでね?」 京太郎「おう」 京太郎(突然だが状況を説明しよう) 京太郎(咲は今、部室に置かれた仮眠用のベッドに座って本を読んでいる) 京太郎(そこまではまだ良い。問題はその座り方だ) 京太郎(咲は所謂体操座りの姿勢でヘッドボード側を背凭れにして読書に耽っている) 京太郎(これらの意味するところは) 京太郎「白…………か」 咲「ん? 京ちゃん、なにか言った?」 京太郎「いや、なんでもない」 京太郎(咲よ。そんな無防備だとおにーさんちょっと心配になるぞ?) 京太郎(ふむ、しかし……これは) 京太郎(決して豊満とはいえない華奢な体躯。だがそれでも女性らしい丸みのある肉付き良さそうな太もも) 京太郎(その白磁器のような美しく滑らかな両脚の付け根から僅かに覗く尻) 京太郎(そして中央に位置する魅惑の逆三角形) 京太郎「……」 京太郎(やべ、自分の解説で勃起してきた)ギンギン 京太郎(もしかして……咲は俺を誘ってるんではなかろうか?) 京太郎「咲~……」ボソ 咲「ん~、なぁに?」 京太郎「いや、ただ呼んだだけ」 咲「ふふ、さっきから変な京ちゃん」クスッ 京太郎(あ、これ完全に誘ってますわ) 京太郎「……」スタスタ 咲「? 今度はどうしたの?」 京太郎「咲、お前さっきからずっとパンツ見えてたぞ」ボソ 咲「ふぇ? き、きゃあ!?///」バッ 咲「もしかして京ちゃんずっと見てたの?」 京太郎「まぁ、な」 咲「う~、京ちゃんのえっち///」 京太郎「なぁ、咲」 咲「な、なに?」 京太郎「俺、咲がほしいよ」ガシ 咲「え、なっ!? だ、ダメだよ! こんなところでみんな来ちゃうよ」 京太郎「しょうがないだろ咲のパンツ見てたら我慢できなくなったんだ」 咲「私の所為にして自分を正当化しないで、あ……」チラ 京太郎「……」ギンギン 咲「っ……///」フイッ 京太郎「なぁ咲。愛してる」 咲「昼間の学校で下半身目一杯腫らした人にそんな真剣に言われても……」 京太郎「咲、愛し合う2人にも性生活には変化が必要なんだよ」 咲「変化っていうか、変態っぽい気がするけどなぁ~……」 京太郎「咲」 咲「……」フイッ 京太郎(無言で視線を逸らすのはOKのサイン。いちいち可愛い奴だよな) 京太郎「咲」 咲「京ちゃ、ん……ちゅ、んん……」 コンコン 京咲「え……」 久「あーこほん。あなた達、今日は部活休みでいいからもうホテルでもどこでも行きなさい」アキレ 京咲「」 ――――― ――― ― まこ「なんじゃ、今日は咲と京太郎は休みか」 久「知らなーい」 カン! >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 京太郎「はい。分かりました、伝えておきます。……えっ、いやそれは……あ、愛してるよ。うん、それじゃ」ピッ 姫子「……どうしたと?」 京太郎「あ、ああ、哩さんは今日は用事があるって」 姫子「それは知っとーと。私が言っとるのは最後の言葉ばい」 京太郎「最後の言葉って……! いや、それはその」タジタジ 姫子「ふふっ、冗談たい。二人がそういう関係なのはよく分かっとるけん」 京太郎「からかうのは止めてくれよ……」 姫子「ごめんごめん。……まだ誰も来ないみたいやね」クイッ 京太郎「そうだな。……そんな短いスカートで脚組み替えたら、見えちゃうぞ」 姫子「えっ、見えたと?」 京太郎「見てない。見えたかは知らないけど」 姫子「そ? ぶちょーに操立ててるんやね」 京太郎「そういうのじゃないけど……」 姫子「いけんね。ぶちょーの彼氏たぶらかしちゃ」クスッ 京太郎「たぶらかすってそんな……」 姫子「ほら」ピラッ 京太郎「な、何してるんだよ姫子!!」 姫子「あっ、赤くなっとる。いけん子やね、ぶちょー以外の女の子のパンツ見よるなんて」クスクス 京太郎「……お前、マジでそういうこと止めろよ。俺の心臓がもたないよ」ハァー 姫子「んー、京太郎君って反応が可愛いけん。ついいじめたくなっちゃうとよ」 京太郎「哩さんに報告しとくよ。部内でいじめ問題が起きてるって」 姫子「ごめんごめん、あっ、お詫びにポッキーあげるけん」ガサゴソ 京太郎「いりませーん」 姫子「まあまあ遠慮せんと。はい……って、おっとっと!?」スタスタ、コケッ ドサッ 京太郎「なっ!?(椅子に座ってる俺の上に、姫子がこちら向きで……というか今……)」 姫子「あ、あはは……京太郎君の上に乗っかっちゃったばい」 京太郎「姫子、今わざと転ばなかったか?」ジトッ 姫子「えっ、そ、そんなことなかとよ?」 京太郎「転んだんなら、そんな綺麗に開脚できる訳ないだろ!」 姫子「か、開脚だなんて京太郎君、えっちいばい……」 京太郎「そこに反応!? と、とにかく、早く降りて……」 姫子「うん……京太郎君、そう言えばこの体勢って」 京太郎「言うな言うな言わないでお願」 姫子「対面座位……やね?」 京太郎「……俺の操返して」 姫子「でもこれくらい、親子でもやるけん」 京太郎「……俺達親子だったのか」 姫子「親愛の証ってこと」 京太郎「親愛ねえ……まず哩さんとこうなりたかったけど」 姫子「ぶちょーと、ね」 京太郎「とりあえず早く降りて下さい。もうそろそろ……」 姫子「ね、京太郎君」 京太郎「な、なんだ?」 姫子「ぶちょーだけで足りてる?」 京太郎「……何を言ってるかよく」 姫子「ねえ、京太郎君」ピラァ 京太郎「ちょ、姫子―――」 姫子「ぶちょーで物足りんくなったら、いつでも待っとるけん」 姫子「予約しといても、ええばい」 カンッ >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 京太郎「穏乃……いい加減にしてくれよ」 穏乃「え?」 京太郎「なんでみんなのSS投下を邪魔するんだ?」 穏乃「え?え?な、何言ってるの京太郎?」 京太郎「とぼけるな!みんな一生懸命書いてるんだぞ!!どういうつもりなんだよ!?」 穏乃「いや、そう言われても本当に何を言ってるのか……」 京太郎「このっ……!いい加減にしろっ!!」ドカッ! 穏乃「きゃ!!」 京太郎「今日という今日は許さないからな!」ヌガシヌガシ 穏乃「や、やだ。やめてったら京太郎!」 穏乃(み、見られてる。京太郎に私のお尻見られちゃってるよぉ///) 京太郎「この格好もそうだ。いつもこんなふざけた格好で尻もパイパンのアソコもチラチラ見せつけてきて……どういうつもりだよ?」 穏乃「だ、だってこの格好涼しくて気持ちいいから……そんな事よりもうやめてよ、京太郎。私が何か悪い事したならあやま…」 京太郎「なるほどな、この……ド変態が!」バチーン! 穏乃「ムキャッ!?」 京太郎「このっ!露出狂!山猿!」バチーン!バチーン!バチーン! 穏乃「やめっ!お尻痛っ!キャウッ!」 京太郎「ん?なんだ?股間からなんかポタポタ垂れてるぞ?……まさか叩かれて感じてるのか?」 穏乃「グスッ…お尻が……お尻がぁ……」 京太郎「返事し……ろっ!」バチーン! 穏乃「キャン!はいっ!!はいぃ!お尻叩かれて気持ちよくなってましたぁ!!ごめんなさい!ごめんなさい!」 京太郎「謝る相手は俺じゃないだろ?お前にSS投下を邪魔されたみんなだろ?」バチーン! 穏乃「はっ、はいっ!ごめんなさい、皆さん!ド変態の山猿がSS投下邪魔してごめんなさいっ!」 バチーン!バチーン! 穏乃「ごっ、ごめんなさい!ごめんなさいぃ!!」 ……… 京太郎「ふぅ、これくらいでいいかな」 穏乃「……」ブツブツ 京太郎「じゃあな、穏乃。もうこんな事はするなよ?」 穏乃「…なさい……SS投下の邪魔してごめんなさい……SS投下の…」ブツブツ 穏乃ちゃんも反省してくれたようです。これで安心してSS投下出来るね! カンッ! >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> 塞「で、この人が例の、不思議な能力を持ってるっていう……?」 トシ「そうだよ。ほら須賀君」 京太郎「須賀京太郎って言います。よろしくお願いします」 塞「私は臼沢塞。よろしく。それで、この人の能力って……」 トシ「うーん、実際に見てもらった方がいいかもね。ほら、上がりなさい」 塞「お邪魔しまーす」 京太郎「……」 トシ「須賀君、そんな離れてないで」 京太郎「いや、でも……」 トシ「大丈夫だよ。それに須賀君から来なくても、じきに塞の方から来るから」 塞「私? まあとりあえず二階に上がるね……って、うわぁ!?」タンタン、ズルッ 京太郎「危なっ、むぐぅ!?」ドシーン トシ「早っ」 塞「いたた……って、きょ、京太郎君!?」 京太郎「パ、パ、パ……」 トシ「顔に塞のお尻を押し付けられ……うーん、清々しいまでのラキスケだねえ」 塞「き、きゃぁあああ!?」 京太郎「ぷはぁっ! い、息が……」 塞「ハッ! ご、ごめんなさい京太郎君! こんな……お、お尻ぶつけちゃって」 京太郎「いえ、これくらい……」 トシ「ボリューミーだったかい?」 京太郎「それはもう、まんまるで肉厚で……」 塞「……」ジィー 京太郎「じゃなくて、すみませんでした! 信じられないかもしれませんが、これが俺の能力みたいなんです」 塞「ど、どれが? 何が君の能力なの?」 京太郎「えーっとその、何と言いますか……ToLoveると言うか、ラッキースケベと言うか」 塞「ラッキースケベ?」 京太郎「それは……偶然、乳やらお尻を目撃したり、触ったり、押し潰されてしまうってことです!!」 塞「……何それ?」 トシ「ともかくそういうことなの」 京太郎「トシさん、肝心な時に喋りませんね」 塞「それで、それを塞ぎたいの?」 京太郎「はい、切に」 塞「まあ、トシさんの頼みだし、危険性は垣間見れたし」ジトッ 京太郎「うっ」 塞「それじゃ、私が能力を……って、一時的に塞いでも意味無いよね?」 トシ「そうだね。だから、一週間かけて能力を完全に塞いでもらおうと思ってね。生活費は用意するから」 塞「えっ、それって……」 トシ「それじゃ、共同生活頑張って」 京塞「ええええええええええええ!!??」 塞「って、君も聞いてないんだ……」 トシ「まあ続かないけどね」 カンッ
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/3350.html
京太郎「あのちびっ子タコス娘、今日という今日は許さねえ」 京太郎「普段のあの俺への仕打ちはあまりにも目に余る」 京太郎「やれタコスを作れだのタコスを持って来いだのタコスを食べさせろだの」 京太郎「マジで俺は頭にきた」 京太郎「復讐してやる……」 京太郎「まずはタコスの差し入れだ!」 京太郎「いつもいつも頑張っている優希へのタコスの差し入れをしてやる!」 京太郎「おい優希。タコス食うか?」 優希「じょ?」 京太郎「ほら」 優希「おおう。何だいきなり」 京太郎「タコスの差し入れだよ」 優希「別に頼んだ覚えはないが……。うむ。いい心がけだ、犬!」 京太郎「ははあ」 優希「う~ん。おいしいじぇ~」 京太郎「お手製だからな」 優希「褒めて使わす」 京太郎「ふふふ……。タコスを差し入れてやったぜ……。次はiPS細胞で咲と和との子供を作ってやる!」 京太郎「咲、ちょっといいか」 咲「なに京ちゃん?」 京太郎「ちょっとじっとしててな」 咲「?」 京太郎「……」 咲「痛っ」 京太郎「白髪が生えてたんでな」 咲「もう。そういうのは言ってからにしてよ」 京太郎「悪りい悪りい」 京太郎「和」 和「何でしょう」 京太郎「ちょっと髪を触らせてくれないか?」 和「な、なんでそんなこと!」 京太郎「いや咲に頼まれてさ」 和「さ、咲さんが?」 京太郎「前に咲の頭を撫でたことがあったんだけど、変にゴワゴワしててな」 和「頭を……」 京太郎「それを言ったら咲のやつ、ゴワゴワなんかしてないよって怒っちまってさ」 和「それは怒りますよ」 京太郎「んでさ、咲が前に和の髪を触ったらサラサラだったって言ってな」 和「……」 京太郎「俺が和の髪をさわってもゴワゴワだって言うんなら、俺がオカシイだけだろうって話になったんだ」 和「な、なるほど」 京太郎「ちょっと触らせてくれないか?」 和「……そういう訳なら、構いませんけど」 京太郎「すまんな」 京太郎「よし、髪の毛が手に入った!」 京太郎「これを元に卵子を作って俺の精子と受精させてやる!」 京太郎「調べてみたが、どうやらそういうことを秘密裏に請け負う機関があるらしい」 京太郎「ふふふ……待ってろよ……」 京太郎「はい、はい。ええ、分かりました」 京太郎「たった一ヶ月で赤ん坊ができちまうとは……」 京太郎「えっと、この病院に預けてあるらしいな。行ってみるか」 京太郎「すいませーん」 京太郎「ええと、俺の赤ちゃんがこの病院に入院してるって連絡があったんですけど」 京太郎「ええ、はいそうです。須賀です」 京太郎「どうもすみません……」 京太郎「まじかよ……。あんな簡単に通っちまうもんなのか……」 京太郎「すげえなあの裏機関」 京太郎「ええと、この部屋だな」 京太郎「……ドキドキするな」 京太郎「失礼しまーす」 京太郎「……寝てるな。あ、プレートがある」 京太郎「柔(やわら)と誇(ほこる)……。依頼する時に決めた名前だけど、ちょっと変な名前か?」 柔「すう……すう……」 誇「くう……くう……」 京太郎「まあ、いっか。可愛いもんな。これで晴れて二児の父だ」 京太郎「……マジでどうしようこれ」 京太郎「……おむつが膨れてる」 京太郎「消臭剤が効いてるせいか、臭いは感じないが……」 京太郎「うっ……これはうんちか……」 京太郎「しかも二人とも……」 京太郎「ええっと、あ、替えのおむつが用意されてる」 京太郎「くさっ!」 京太郎「説明通りにやれば大丈夫だよな?」 京太郎「……こういうことしてるとちょっと実感湧いてくるな」 京太郎「手、洗ってくるか」 京太郎「どうすっかな……」 京太郎「あ、そうか。ベビー用品買わないといけないな」 京太郎「しばらく大変そうだなあ」 京太郎「よし、おむつやらなんやら色々揃えたぞ!」 京太郎「育児に役立つ本や器具までありえないほどたんまり買い揃えたぜ」 京太郎「とりあえず大きくなるまでは一人でも育てていけるな」 京太郎「……大きくなった後のことはあとで考えよう」 柔「ぐうぐう……」 誇「すやすや……」 京太郎「……かわいい」 京太郎「……やっぱ母親って必要だよな」 京太郎「遺伝学的には俺と咲、和との子なんだけど」 京太郎「うーん。頼んだら殺されるか」 京太郎「優希に頼んでみようかな。まずいか?」 京太郎「……あ、優希か? おう、いや。あのさ、電話じゃ言いにくいことがあるんだ」 京太郎「明日うちに来れないか? うん。そう」 京太郎「ん、じゃあな」 京太郎「……ふう」 京太郎「どうなることやら」 京太郎「……」 優希「……」 京太郎「……かわいいだろ?」 優希「……」 京太郎「優希?」 優希「誰の……?」 京太郎「え?」 優希「誰の、子供なんだ?」 京太郎「……さあ」 優希「さあって……」 京太郎「拾ったんだ」 優希「……赤ん坊が拾えるわけ無いだろ!」 京太郎「……うん」 優希「お前のか?」 京太郎「……うん」 優希「……あ、相手は」 京太郎「言えない」 優希「ど、どこ行ったんだ?」 京太郎「知らない」 優希「……そうか」 京太郎「……うん」 優希「……ううっ……」 京太郎「ど、どうしてお前が泣くんだよ」 優希「うっ……だって……」 京太郎「泣くなって」 優希「うううぅ……」 京太郎「もう大丈夫か?」 優希「……うん」 京太郎「悪いな」 優希「悪いなってお前なあっ!」 京太郎「……すまん」 優希「謝って済む問題じゃないじょ……」 京太郎「うん」 優希「……これからどうするんだ?」 京太郎「育てようかと」 優希「一人でか?」 京太郎「……そのつもりだったけど」 優希「つもりだったけど?」 京太郎「優希、母親になって貰えないか?」 優希「は?」 京太郎「男親一人だけって可哀想だろ?」 優希「そ、そういう問題か!?」 京太郎「……頼む」 優希「頼むって……」 京太郎「優希、お願いだ」 優希「……それって、結婚するってことか?」 京太郎「……そうなる」 優希「そうなるって……そんな仕方なくみたいな言い方……!」 京太郎「……嫌なら、いいよ」 優希「嫌ならって……」 京太郎「こんなこと頼んで悪かった」 優希「……待って欲しいじょ」 京太郎「……?」 優希「しばらく、時間をくれ……」 優希「……おう」 京太郎「久しぶりだな」 優希「……そうだな」 京太郎「何で部活休んでたんだ?」 優希「来れるわけ無いだろ!」 京太郎「ちょ、大声出すなって」 優希「……ボケ犬」 京太郎「ボケ犬って」 優希「いいじょ」 京太郎「ん?」 優希「いいって言ってんだじょ」 京太郎「……あ。……ああ、うん。そうか」 優希「……クソ犬」 京太郎「……仰るとおりです」 京太郎「なあ」 優希「……ん?」 京太郎「実はさ」 優希「おう」 京太郎「これ実は全部ドッキリなんだ」 優希「……?」 京太郎「あの赤ん坊はただの親戚の子だし」 優希「は?」 京太郎「今こうして一緒に暮らしてるのも今日が最後なんだ」 優希「は?」 京太郎「婚姻届もせっかく書いてもらったけど出してない」 優希「あ?」 京太郎「……ほら。あのプレート見えるか?」 今日までお疲れ様でした優希ちゃん!! 優希「…………この。……こんのクソ犬がああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」 京太郎「ぐはっ」 カン!
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/4315.html
あらすじ:女子がIH優勝後なんやかんやで居場所が無くなり学校に行かなくなって引き籠り数年後 TV「今年の新人王は高卒1年目の宮永選手に決まりました」 京太郎(咲のやつ…) 京太郎(それに引き換え俺はなんだ…) 京太郎(高校も中退で、引き籠って…いや、考えても無駄か…) 京太郎(どうせ俺には何もできやしない、こうやって親のスネをかじるくらいしか…) ピンポーン 京太郎「チッ」 京太郎(誰だよ…)ガチャ 咲「こんにちは京ちゃん」 京太郎「咲…」 京太郎(ヤベ)ガチャン! 咲「ちょ!京ちゃん!?開けてよ!せめて話だけでも!」 京太郎「うるせぇ!いまさら新人王様が俺なんかに何の様だってんだよぉ!」 咲「違うよ…そんなんじゃ…」 京太郎「はっどうせ可哀想だとかって俺を見下して優越感に浸りに来たんだろぉが」 咲「いいから聞いて!」 京太郎「なっ…」 咲「京ちゃんだってこのままでいいなんて思っていないでしょ?」 咲「でもやっぱり中卒引き籠りニートが就ける職なんてなかなかない…」 京太郎(何も言い返せねぇ…) 咲「だからね!私のところに来ない?」 京太郎(は?) 咲「最近何かと仕事が来てて私じゃ管理仕切れないの…」 咲「それでその辺のスケジュールを管理する人を探していて…」 咲「どうせだったら知ってる人の方がいいし」 咲「私の…」 咲「マネージャーになってくれないかな!私が養ってあげるから!」 京太郎「んな戯言を!いいから帰れ!」 京太郎(んなもん男としてのプライドが…) 咲「今男のプライドがとか考えたでしょ!」 咲「いいもん、私は何度でも来るからね!」 咲「今日のところはこれで失礼するね」 咲「それじゃあ」スタスタ 京太郎(はぁ…) 京太郎(なんだよ、養うって…第一そんなもん、プライドが…) 京太郎(それに心の片隅で”それでもいいかも”だなんて思ってるのがムカつく…) 続きますん
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/547.html
http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1342928340/ 久「ええっ!誰に!?」 京太郎「…く、暗かったので顔も見てないんです」グスグス まこ「げ、元気をだすんじゃ」 和「須賀君…」 優希「た、タコス食うか…?」 京太郎「…皆、ありがとう」グスグス 咲「…なきゃ」 久「?」 咲「消毒しなきゃ!何処の誰かも分からない人に犯されて放って置けないよ!」ガタン 優希「!!」 京太郎「え?」 久「…」スタスタ カチャリ 京太郎「ぶ、部長?」ガタッ 優希「…座ってるんだじぇ、京太郎」ガシッ 京太郎「…ひっ」ガクガク 咲「ちゅっ…れろ…」 京太郎「うっ…」ブルブル 咲「えへへ、京ちゃん気持ちいい?」 京太郎「も、もうやめてくれ咲…」 咲「そっかぁ…もっと頑張るね」 京太郎「さ、咲…」 久「あら、なかなか上手じゃない」 咲「そ、そうですか?えへへ」レロレロ 京太郎「ううっ」 京太郎「のどかっ…これをほどいてくれ…!」ハッ 和「…」ポー 京太郎「発熱してる…むぐっ(息がっ…)」ムググ 和「須賀君…」ギュゥゥ 京太郎(誰か…)ムググ 京太郎「もう誰も信用できない…」ヨロヨロ 京太郎「あんなところ、やめてやる…」 京太郎「…」ヨロヨロ 京太郎「うう…腰が痛い…」 京太郎「もうだめだ…歩けない」ガクッ ハギー「おや?どうなさいました?」 京太郎「…?」 ハギー「歩けないようですね、どうぞこちらへ」ガシッ 京太郎「す、すみません…」ヨロヨロ ハギー「…」 京太郎「…もうだめだ」 京太郎「車で何か飲まされた上に知らないところにつれてこられた…」ズルッズルッ 京太郎「あと、お尻が痛い…」ズルッズルッ 京太郎「這ってでも逃げないと」ズルッズルッ 透華「あら?」 京太郎「!」ビクン 一「き、君!どうしたのそんなところで!」 純「行き倒れか…?ほれ、手を貸してやるよ」グッ 京太郎「す、すみま…」ボッキーン 純「なっ…お前!」 京太郎「!!こ、これは違うんです…へんな薬を飲まされて…」 智紀「こんな男を野放しにしておいては衣が危ない、出せるだけ出しておくべき」 京太郎「誤解なんです!違うんです」 透華「往生際が悪いですわ!」ガシッ 一「ごめんねー、でも衣に万が一があっても嫌だしね」ズルズル 京太郎「うっ…」ローン 透華「またですの?ほんとに一の指使いは一流ですわね」 一「これでも手品師だからね」 智紀「いまので6回目」 純「結構出したな」 京太郎「…じゃ、じゃあこれで…」ズリッズリッ 純「まあ待てよ」ガシッズルズル 京太郎(力強っ!)ズルズル 純「羽交い絞めにしとけばいいのか?」ガシッ 透華「抑えててくださいまし…んあっ」リーチ 透華「じっくりたっぷりねぶるように味わわせていただきますわ」グイグイ 京太郎「も、もう許して…下さっ…ううっ」ローン 透華「あら?もう何も出ませんわね」 純「おいおい俺たちまで回ってくるのか?」 京太郎「この辺は危ない…」ヨタヨタ 京太郎「出来るだけ遠くへ行かないと…」 智美「おーい、そこのー」ブロロロ 京太郎「…?」 佳織(眼が虚ろです…) ゆみ「何処へ行くか知らないがそんな状態では満足に歩けないだろう」 ブロロロ 智美「で…なんであんな事になってたんだー?」ワハハ 京太郎「その…かくかくしかじかで…」 智美「…そ、そうなのかー」ムラムラ もも「た、大変だったっすね…」ムラッ 睦月「う、うむ…」 ブロロロ キキッ 京太郎「…?…ここ、どこですか?」 智美「山」ワハハ ゆみ「…ふぅっ、なかなかよかったぞ」 モモ「こ、これが加治木先輩の中に…」ゴクリ モモ「つ、次私がやるっす!」 京太郎「む、無理です!」ガララ 京太郎「だれか助けてください!」ダダッ モモ「ああっ、だめっすよ」ガシッ 京太郎「だ、だれk…ムゥ」 佳織「す、すみません静かにしてください…」マタガリ 智美「まあこんな山奥だ、誰もこないだろうけどなー」ワハハ モモ「ああっ、先輩に入ったのが私にも入ってるっす!」ヘコヘコ 京太郎「ンー…ンー…」ローン 佳織(息が…当たって…)グリグリビクビク 智美「なかなか回ってこないなー」ワハハ 睦月「うむ」 智美「じゃあ学生証と携帯も控えたし、"またなー"」ブロロ 京太郎「」ピクピク 美穂子「…あら?」 京太郎「…!」 美穂子「よかった…眼が覚めて…」 未春「半日は寝てましたもんね」 華菜「なにがあったか話すし!」 京太郎(この人たちはいい人そうだ…) 京太郎「じ、実は…」 美穂子「…///」モジモジ 華菜「キャプテン照れてるし」 未春「し、しかたないよ女子高なんだし…///」 京太郎「す、すみません…こんな話を…」 華菜「いいし!話すことで楽になることもあるし!」 未春「そういった話に疎いからなんとも言えないけどね…」 華菜「初心だし!」 美穂子「そ、そんなことないわ!私もう高三よ!」 華菜「にゃっ!?キャプテンは経験があるし!?」 美穂子「そ、それは…知識だけなら…多少…」モジモジ 華菜「じゃあ試してみるし!」ガシッ 京太郎「…え?」ビクッ 未春「…」ガシッ 美穂子「…ご、ごめんね?」 京太郎「ひっ」ブルブル 華菜「脱ぐし!」バッ 美穂子「きゃっ…」 未春「これが…男の人の…」 京太郎「も、もういいでしょう?帰してください…」 美穂子「…」サワサワ 京太郎「っ…福路さん…」ピクク 美穂子「…(かわいい)」サワサワ 京太郎「ううっ…」 美穂子「…(確かこうすれば)」コスコス 京太郎「うあっ」ローン 美穂子「きゃっ」ベトッ 華菜「キャプテン!」 美穂子「…(不思議な味)」ドキドキ 美穂子「…」トローン 京太郎「じゃ、じゃあ俺はコレで…」 美穂子「まって」ギュッ 美穂子「もっと、くれるわよね」ハムッレロレロ 京太郎「うあっ…」 華菜「キャプテンばっかりずるいし!華菜ちゃんも舐めるし!」チュゥ 京太郎「ちょっ、離してくださ…」 未春「わ、私も…」レロォ 京太郎「うああっ…」ローン 美穂子「!」ピチャピチャ 華菜「かわった味だし!」 未春「も、もう一回お願い(あんまり飲めなかったや)」 京太郎「そ、そんな…」 ピチャピチャ 京太郎「長野は…だめだ…」 京太郎「あらゆる意味でダメだ…魔界だ…」 京太郎「むこう3年は帰りたくない…ところでここは…」 穏乃「どうかしましたかー?」 京太郎「ひっ…いえ…」 穏乃「もしかして道に迷いましたか?」 京太郎「ま、まあそんなところです」 穏乃「じゃあついてきてください!」 京太郎「は、はあ…」 京太郎(どうしてこんな山奥に人が…) 穏乃「~というわけで迷ってたんだ」 玄「ふぅーむなるほどなるほど」 宥「…」ブルブル 灼「なんにせよよろしく」 レジェ(…この匂い)クンクン レジェ「ねえ君、もしかして~~」 京太郎「え、ま…まあそうですね…それで逃げてきたところです…」 憧「何それ犯罪じゃない!」 レジェ「それは違うわ、須賀君だっけ?あなた気付かなかったの?」 京太郎「…?」 レジェ「ただでさえ女だらけのこの作品で数少ない男キャラ」 レジェ「しかも他の男は完璧超人執事とおじいさん(あとモブ)」 レジェ「貴方は知らず知らずの内に、作品内での男女比率が均等になるようなフェロモンを発していたのよ!」 京太郎「そ、そんな!?じゃあ出来るだけ人から離れないと…」 京太郎「…」ハッ 京太郎「し、失礼しま…ひぃっ」グッ レジェ「まあまあ、その前にやってくことがあるでしょ?」 宥「あったかーい」ギュッ スリスリ 京太郎「や、やめてくださ…」 玄「ふぅーむなるほどこれは見事な…」ヌガシヌガシ 玄「…んっ…れろっ」ジュルジュル 宥「…暖かい」ギュー 穏乃「サンドイッチだね」 憧「なーんか手出しづらいわね」 灼「…」スタスタ 京太郎「ちょっ…離してくださっ…」チュゥー 灼「ん…」チュゥー 憧「…やるじゃん」 穏乃「…」ウズウズ 憧「じゃー空いてる手でも借りよっかな」パシッ 憧「ほら揉んだもんだー」 穏乃「わ、私も!」パシッ ワサワサチュパレロヌルスバラッ レジェ「彼が見えなくなってしまったわ…」ヤレヤレ 照「…ツモ」 照「…ツモ」 淡「最近トルネードツモしなくなりましたね」 照「ああ、出せなくなった」 淡「ええ!?」 照「…」 照(あの日から何故かトルネードが出せない) 照(あれをきっかけに能力が京ちゃんに移ってしまったのだろうか) 照(幸い照魔境は残っているが・・・) 照(京ちゃんから発するなんかいい匂いが風で撒き散らされると大変なことになる) 照(止めないと…でもまずはあと4回ほど咲ニーしておこう) 照(いや…) 照(あと5…6回だな…)キリッ 淡(かっこいい…) 宥「あったかいのもっときてぇー」グリグリ 玄「お、おねえちゃんばっかりずるいよー」フニフニ 京太郎「ウッ…も、もうムリデス…ムググ」 憧「ちょっと手が動いてないわよー」ギュムギュム 京太郎(俺は死ぬんだ…) バターム 「待ちや!!」 阿知賀「!?」 「そのままやったらソイツ死んでまうで…」 レジェ「あ、貴方は…」 穏乃「どうしてここに…」 「きまっとるやろ…うちは未来が見えるねん!」ドーン 京太郎「…た、助けが…きたのか」 怜「そや、辛かったな何回も出さされて、もう安心しい」 京太郎「や、やっと解放される…」 怜「何言うてんねん」 京太郎「…え?」 怜「要は出さんかったらええだけの話や」 怜「うちの力を使えば延々寸止めも可能やで」(マジキチスマイル) 京太郎「…」ダッ 怜「逃げたで!」 穏乃「…」バッ 京太郎「…うわぁっ」ドターン 怜「なかなかタフやな…でもこのすばら印の筋肉弛緩剤(錠剤)を飲ませとけば」スッ 京太郎「ひぃぃ」ガクガク 怜「皆口開けさせえ!」 京太郎「うわあああやめろおお」ドッタンバッタン 京太郎「うあっ…」ローン 怜「まーた放銃かい」 怜「ほな8本場いきましょか」グリグリ 京太郎「待っ…ああっ…」ビックンビックン 怜「ははは、流石に5人がかりで押さえつけられたら何もできへんな」 玄「お任せあれ」 怜「こっちは竜華に毎晩鍛えられとるからな」グリグリ 京太郎「うああ」ローン 怜「早いとこうちをイかせへんとミイラになってまうで」グリグリグリ 京太郎「」ローン 怜「お?」 京太郎「」 怜「…誰か水もってきてー」 レジェ(ほんとに病弱なのかしら) 咲「ここに京ちゃんが…」 久「信用できるのね?」 智美「おー、須賀君の携帯はここを示しているぞー」ワハハ もも「一応GPSアプリ勝手に入れておいてよかったっすね」 ゆみ「さすがモモだ」 透華「まったく、リムジンではなくヘリを手配するべきでしたわ」 池田「でもまあ無事についたし!」 純「ほれ行くぞー」ガチャッ 美穂子「だ、ダメよ勝手に開けちゃあ…」 ゾロゾロゾロ わらわらわら まこ「…」 睦月「…」 まこ「見えんな」 睦月「うむ」 怜「またハコった(気絶)」 煌「このすばら印の気付け薬を使うのですばらっ」 まこ「…」 睦月「…」 まこ「まるで女体の海じゃの」 睦月「うむァ」 咲「カン、カン」グリグリ 咲「もいっこカン」 京太郎「」リンシャンカイホー 京太郎「な、何とか逃げてこれた…」フラフラ 京太郎「痛い…体中べとべとだし…」フラフラ 照「…あれは」 京太郎「…」フラフラ 照(丁度よかった…能力を返してもらおう)ゴスッ 京太郎「…がっ」バタン 京太郎「…うっ」 照「これが…咲の中に…っ!」ズッズッ 京太郎(誰だ…暗くて…見えない…) 京太郎(ダメだ…また意識が…) ~~~ 京太郎「…はっ」ムクッ 京太郎「ここは…旧校舎前…」 京太郎(…何も思い出せない) 京太郎「と、とにかく部室に行かないと」 久「昨日までの記憶がない?」 咲「…」 京太郎「はい…なにがなんやら…」 優希「…」 まこ「その頭のコブはどうしたんじゃ」 京太郎「え…あ…」ズキン 京太郎「そうだ…昨日俺は誰かに殴られて…」 京太郎「…あ」 和「そ、それで…」 京太郎「レイプされた…」 カン
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/3867.html
照と洋榎はプロにいる設定です 須賀京太郎、3年生の夏 京太郎「っしゃー!!来たぜ東京!!」 咲「ちょっと京ちゃん!はしゃぎすぎだよ!」 和「もう、そもそも何回も来てるじゃないですか」 京太郎「お前らと違うんだよ。やっと自分の力で県大会も勝ち抜いて、全国に来れたと思うと嬉しくてな」 咲「そっか。今まで私達の付添だったもんね」 京太郎「ああ。だけど今年は違うぜ!俺は自分の力でここに来たんだー!」 和「だから静かにしましょうって。後輩たちも見てるんですよ」 優希「しょうがないじぇ。京太郎の念願だったし、好きにさせてやるのがいいじぇ」 咲「うん。京ちゃん本当に嬉しそうだしね」 京太郎「ああ。嬉しくって出場が決まった時はいろんな人に言っちまったよ」 和「はい?」 京太郎「はしゃぎすぎだったかな。みんな一度は来てるのにな」 優希「お、おい。そのいろんな人っていうのは…」 京太郎「ああ、今まで麻雀で知り合った人達だな」 衣「トーカ!東京行くぞ東京!」 透華「ええ、もちろんですわ!ハギヨシ、準備なさい。理由?京太郎くんの応援に決まってますわ!」 桃子「あ、蒲原元部長っすか?モモっす。ちょっと東京に応援に行きたいんでまたお願いできないかと……鶴賀全員で?いいっすね!!」 いちご「東京?そんなん考慮しとらんけど……行かんとね」 姫子「ぶちょ、じゃなくて哩さん!早く行きましょう!」 哩「待て待て。私らは応援に行くとやけんな?忘れ物とかなかか?鎖と首輪入れたか?」 初美「はい?姫様と六女仙全員も行く?私だけじゃないんですかー?私一人で応援したかったですー」 洋榎「今度の試合は東京?ええでー!ちゃんと応援する時間はあるんやろな?誰のって?姫松と京太郎に決まっとるやん!!」 淡「ごめーん、ちょっと行ってくるねー!え?清澄だよ?敵?男子だからだいじょーぶ!!」 照「はい、今度のインターハイは私としても注目している選手が多いのでスケジュールを調整して会場まで見に行きたいと思っています」 照「最後に一言?……京ちゃん、応援してるから頑張ってね!」 その年のインターハイ男子個人戦には、やけに多くのプロやインターハイ出場経験者が応援に来ていたとか 京太郎「なんか人多いな……誰か有名な人でもいんのか?」 咲「……京ちゃんだよ」 カンッ!!
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/4313.html
京太郎「それでは宮永さん、次のスケジュールですが…」 咲「もぅ…京ちゃん、二人っきりのときはそんな言葉遣い気にしなくていいのに」 京太郎「けじめだよ、け・じ・め」 京太郎「ゴホン」 京太郎「本日13時よりCMの撮影、合間に雑誌の取材」 京太郎「それから18時からはリーグ戦となっています」 咲「取材かぁ」 咲「慣れないなぁ…」 咲「CMとかもっと可愛い人にやって貰ったらいいのに…」 京太郎「こういう試合以外での仕事があるってことはそれだけ人気があるってことですよ」 咲「うん…」 京太郎「それに」 ちゅっ 咲「っ/////////」 京太郎「咲は十分かわいいよ」ボソ 京太郎「では、現場に向かいましょうか」ニコ 咲「うん///」 カン!