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664 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[sage] 投稿日:2014/06/03(火) 00 29 47.75 ID Eq/2EbiA0 [2/8] 優希「京太郎ー!」 京太郎「なんだ?」 優希「タコス、欲しいじぇ」 京太郎「おう、大丈夫だぜ」スッ 優希「流石だ!」 0~30 小 31~60 中 61~99 大 666 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/03(火) 00 32 35.67 ID Eq/2EbiA0 [3/8] 優希 77 0~50 和 51~70 まこ 71~80 久 81~99 優希 671 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/03(火) 00 35 35.40 ID Eq/2EbiA0 [4/8] 京太郎「あ、先輩」 まこ「ほれ、水やる」ヒュッ 京太郎「ありがとうございます」パシッ まこ「疲れてる顔をしとるからのぉ」 まこ「気、ぬくなよ?」 0~30 小 31~60 中 61~99 大 674 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/03(火) 00 37 28.94 ID Eq/2EbiA0 [5/8] まこ 114 咲「二人目……」ボソッ 0~30 和 31~60 久 61~99 和 676 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/03(火) 00 39 21.25 ID Eq/2EbiA0 [6/8] ゆーきだった 優希「ひまだじぇー」 優希「構え京太郎~」 京太郎「鬼ごっこするか」 優希「こいつ馬鹿だじぇ!」 0~30 小 31~60 中 61~99 大 679 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[sage] 投稿日:2014/06/03(火) 00 40 52.64 ID Eq/2EbiA0 [7/8] 優希 97 咲「三人目……」 0~50 和 51~99 久 682 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/03(火) 00 42 50.45 ID Eq/2EbiA0 [8/8] 久「ごめんね、須加君……」 久「全国終わったら雑用なんてしなくてもいいわ」 京太郎「いいんですよ、俺の気持ちですから」 0~30 小 31~60 中 61~99 大 685 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/03(火) 00 46 01.99 ID l3pYIff30 [1/3] 久92 咲「四人目だね」 京太郎「お、もう着くな」 和「京太郎君」ギュッ 京太郎「ほぁ!」 和「どうしましたか?」 和「早く行きましょう」 京太郎「お、おう」 和「ふふっ……」チラッ 咲「……す」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ 和「っ!」ゾクゾク 0~30 小 31~60 中 61~99 大 689 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/03(火) 00 48 42.15 ID l3pYIff30 [2/3] 和 142 咲「もう、五人目かぁ……新幹線は楽しいね」ボソッ ーーー 京太郎「よし、旅館に着いたぞ」 京太郎「少しウロウロするか」 0~30 千里山 31~60 白糸台 61~99 龍門渕 699 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/03(火) 01 46 11.57 ID PHOoj5Bf0 [1/2] 最初に和だったら接触はそこで終わってたんだよね これも運命 淡「へぇ……あなたが照の……」 菫「こらっ淡、ジロジロ見るな」 淡「ごめんねー」 京太郎「いーよ、別に」 尭深「……」ズズッ 誠子「へぇ……」 安価下1 淡 安価下2 尭深 安価下3 誠子 703 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/03(火) 01 49 08.36 ID PHOoj5Bf0 [2/2] 京太郎「いい人達だったな」 0~50 千里山 51~99 龍門渕 705 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/03(火) 01 53 53.68 ID l3pYIff30 [3/3] 淡 45 尭深 81 誠子 76 セーラ「お、強そうな男やな」 セーラ「俺と勝負や!」 京太郎「勘弁してくださいよ……知らない人」 怜「あんたは……」 京太郎「あなたは……どこかで会ったような……」 怜「うちもそんな気がするわ」 浩子「ついに壊れてもうた……」シクシク 泉「んな、おおげさな」 竜華「うち……出遅れた?」 安価下1怜 安価下2セーラ 安価下3浩子 安価下4竜華 安価下5泉 712 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/03(火) 02 01 16.13 ID iqGYEoLp0 咲「6人目だね、悲しいよ」 怜 60 セーラ 15 浩子 100 竜華 60 泉 41 ーーー 京太郎「うわ、子供だ」 衣「愚弄するではない下郎!」 透華「これだから庶民は……」 一「いくらなんでも失礼だよ」 ハギヨシ「あなたは……京太郎君ですか」 京太郎「あっ……ハギヨシさん」 純「んだよっ?」 智紀「京太郎……君」 安価下1 衣 安価下2 透華 安価下3 一 安価下4 純 安価下5 智紀 718 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/03(火) 02 07 52.68 ID gLI3ocVk0 咲「7」 照、優希、まこ、久、和、浩子、智紀 衣 50 とーか 32 一 76 純 20 智紀 149(強制) 京太郎「いろいろな人と知り合いになったな、照はインタビューで忙しいらしいから誰かを飯に誘うか」 ーーー 怜「で、私達か」 淡「変なのー」 衣「?」 一「僕もだよーへんなのー」 京太郎「まぁまぁ、食べましょうよ」 怜「仕方ないわー」 0~30 小 31~60 中 61~99 大 720 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/03(火) 02 11 21.25 ID qfxE8dsB0 [1/2] 衣70 一 96 怜80 淡 65 咲「これで8」 照、優希、まこ、久、和、浩子、智紀、一 衣「まだ遊びたい!」 京太郎「マジで!?」 怜「接点なさすぎて気が引けるわ」 淡「私達会話らしい会話してないよね」 一「僕はもう寝るよ」 0~30 そのままレストラン滞在 31~60 移動 61~99 京太郎の部屋 722 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/03(火) 02 14 48.00 ID qfxE8dsB0 [2/2] 咲「11、急展開すぎるよ」 怜 110 淡 95 衣 100 怜「なんで男の部屋にいるんや……うち///」 淡「へー京太郎だけなんだ」 衣「……」スヤスヤ 京太郎「寝るなぁ!」 怜「うるさいわ」 淡「かっこ良くみえてきたよー」 怜「それは言えてるわ」 京太郎「……?」 一日が終わりました 729 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/03(火) 08 56 16.36 ID rJNI2DIB0 [1/4] 京太郎「ふぅ、なんとか帰ってもらえたぜ」 prrrrrrr 京太郎「あ、電話だ」 自由安価下2 733 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/03(火) 09 08 03.05 ID rJNI2DIB0 [2/4] 照「もしもし」 京太郎「もしもし」 照「インタビュー疲れた」 京太郎「あはは、お疲れ様」 京太郎「今度見させてもらうよ」 照「見ない方がいい」 京太郎「どうして?」 照「私が恥ずかしい」 京太郎「今度見させてもらうわ」 照「やめて」 734 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/03(火) 09 12 48.23 ID rJNI2DIB0 [3/4] 朝 京太郎「うーん朝だ」 京太郎「選考会も終わったしどうしようか」 0~30 宮守 31~60 鶴賀 61~99 臨海 736 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/03(火) 09 20 27.85 ID w55c4VoA0 [1/2] エイスリン「!」 京太郎「ん?」 エイスリン「……」カキカキ バッ エイスリン「!」 京太郎「迷子?」 ーーー 京太郎「ふぅ……」 胡桃「心配したよ!」 エイスリン「ミンナ!!」 豊音「良かったよ~」 シロ「だるっ……」 塞「良かった……」 シロ「……ありがとうそこの男の人」 京太郎「いえいえ」 安価下1 シロ 安価下2 エイスリン 安価下3 胡桃 安価下4 塞 安価下5 豊音 743 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/03(火) 09 26 15.22 ID rJNI2DIB0 [4/4] 咲「12」 シロ 12 エイスリン 93 胡桃 70 塞 50 豊音 37 京太郎「人助けした後は気持ちがいいな」 京太郎「さて、水でも買いに……」 鶴賀0~50 51~99 臨海 745 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/03(火) 09 34 04.15 ID v8zyORgi0 智美「ワハハお前清澄の雑用だな~」 京太郎「ひ、ひどい!」 京太郎「どうして鶴賀の皆さんがここに?」 ゆみ「まぁ……夏休みだし」 佳織「あはは~」 モモ「……」ユラッ 睦月「うむ」 安価下1 睦月 安価下2 智美 安価下3 佳織 安価下4 ゆみ 安価下5 モモ 753 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/03(火) 10 45 11.02 ID w55c4VoA0 [2/2] 咲「15」 咲「選ぶ事も大事かもね」 睦月 96 智美 71 佳織 100 ゆみ 65 モモ 94 ーーー 京太郎「うわっ外人の人ばかり……」 智葉「道を尋ねたい」 京太郎「あ、あっちですよー」 ダヴァン「たすかりまース」 ネリー「ありがとねー」 明華「……」ペコッ ハオ「……」 安価下1 智葉 安価下2 ハオ 安価下3 明華 安価下4 ダヴァン 安価下5 ネリー 766 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/03(火) 17 43 02.19 ID mpWAvxP2O 咲「16……肌の色は関係ないよ」 智葉 41 ハオ 25 明華 26 ダヴァン 149 ネリー 31 ーーー 京太郎「よし、昼になったな」 「ーーー」 一緒にご飯を食べるのは? 自由安価 安価下2 771 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/03(火) 18 27 37.67 ID 5zy0Ci96O [1/6] 衣「昼食か、よかろう」 京太郎「……」 たまたま会ったからなんて言えないわな。 ーーー 衣「中々美味しいな」 京太郎「中々ってなんだよ」 衣「ところで、好いている女子はいるのか?」 京太郎「いるよ、とっても綺麗な人が」 衣「そうか……」 ーーー 咲「衣ちゃんかぁ……」 咲「輪廻の果てまで呪ってあげるよ」 咲「その先に花は咲くのかな?」 ーーー 好感度上昇安価 衣 0~30 小 31~60 中 61~99 大 774 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/03(火) 18 35 33.99 ID 5zy0Ci96O [2/6] 衣 125 咲「もう手遅れだよ、衣ちゃん」 咲「衣ちゃんは周りを不幸にするんだ」 ーーー 京太郎「さて、どうしようかな」 夕方 0~50 永水 51~99 姫松 776 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/03(火) 18 39 40.18 ID 5zy0Ci96O [3/6] 姫松Vや(ry 洋榎「ほれ、絹金髪がおるで」 絹恵「こらお姉ちゃん!失礼やで!」 京太郎「俺!?」 由子「うるさいのよー金髪君」 京太郎「あなたも金髪がじゃないですか」 漫「同じ臭いを感じるわ……」 恭子「なにしてるんやろ、私達」 安価下1 漫 安価下2 由子 安価下3 ネキ 安価下4 絹恵 安価下5 恭子 786 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/03(火) 18 47 21.13 ID 5zy0Ci96O [4/6] 漫 144 由子 149 ネキ56 絹恵9 恭子19 咲「18」 咲「一人だけ天に愛されている人がいるね」 咲「あははっずるいなぁ」 ーーー 京太郎「!」 京太郎「おもち!!!」 京太郎「バスト!おもち!胸!Yes!!!」 霞「ふふっ、面白い人ね」 小蒔「……」スヤスヤ 春「……」ポリポリ 巴「なんかジロジロ見てるよあの人」 初美「私の身体が目当てですかー?」 それは無い。 安価下1 小蒔 安価下2 巴 安価下3 春 安価下4 初美 安価下5 霞 793 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/03(火) 18 53 11.67 ID 5zy0Ci96O [5/6] 小蒔 40 巴 93 春62 初美54 霞73 咲「19」 咲「この人達はアクが強いね」 ーーー 京太郎「色んな高校の人と会ったなぁ」 0~50 阿知賀 51~99 新道寺 796 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/03(火) 18 57 59.78 ID 5zy0Ci96O [6/6] 憧「シズ~」 京太郎「どうしたんですか?」 憧「迷子の友達を探してて」 穏乃「私は迷子にならないよ」ヒョイッ 憧「あはは、ごめんごめん」 灼「……」 玄「同士の匂いがしますのだ」 宥「?」 安価下1 玄 安価下2 宥 安価下3 憧 安価下4 灼 安価下5 穏乃 822 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/03(火) 23 40 51.71 ID Eq/2EbiAO 咲「20」 咲「胸って邪魔だよね」 玄 97 宥 43 憧 85 灼 81 穏乃 89 ーーー 京太郎「おお、可愛い制服だな」 煌「そこのあなた、それはすばらですね」 煌「私もそう思います」 京太郎「はい、新道寺の制服は素晴らしいと思います」 姫子「あはは、そんな人始めてよ」 美子「……」 仁美「変態」 京太郎「……」グサッ 安価下1 煌 安価下2 美子 安価下3 仁美 安価下4 姫子 安価下5 哩 哩「行くぞ~」 830 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/04(水) 01 10 34.92 ID RUAhiXH+O [1/4] 咲「へぇ」 煌 75 美子 36 仁美 1 姫子16 哩 42 ーーー 照、優希、まこ、久、和、浩子、智紀、一 、怜、淡、衣、エイスリン、睦月、佳織、モモ、ダヴァン、漫、由子、巴、玄 咲「ぜんぶ、全部京ちゃんの所為だからね」 ;,. ;,. ;, ; ;, .; ,. ;,... ...; ;..... ; ;;... .... ;. , ;, . . ,,, ; ;,,,,., ; ,., ;; .,. ; ,;. ;, .; ,;,.; ;. ;,. ., , ; ,;, .,;.;;., .;, , .;.. ;.. ,,. . . . ̄ . . .. .、 ; ; ; ; ;; rァ ,,., ; ; ; ; ;; ; ; ; ;,. ; ;,;. ;, .;, , ..;,. . ,;. ,,;.;. ,;.. ー-=‐''" ...... .. . . .. . . .. . ...丶 ,. ;., ., ,.;., .;, ,;. ; ,;.;., .;;.;..,;. .;, ;..; , , ;.. `¨ラ.. . . . . . . . . . .. . . ヾ 、 ;, .;, ;.;,.;, ;,. ; ; , .;. ;, .;, ; ;.;,;. ,;. . ;,.. /. / .. i] .. . i . ... . . . .. ' ヽ . -イ , .;, .; ,;. ; ;., ;.;;.,; .;, ;, , . ;.. .. ;, ;.. ./.. /.. . ..|A . | ハ l l } / .l ;,; ;,. ;,.;,... ;, .;, ;. ,,.;..; ,;. ;; ;,. ; 厶イ / '.ニ\ |/○}イ ィ N .l ノ ,.; ,;.,. ,;. ;.;.;;. ,;. ;, , .;, ..; ,;., .; |Λ 〔ト、'.ニニヽ|-ニニノイノ .ノ }. 斗' ; ;,. ;,. ,; , . .;. .; ;, ;. ,; ;. , , .; ノ) `} 入 /ン ´ ; ,.; ; .;, .; , ., . , .;, ;. ,; ;. ; ` }Λ{ .>r--- ´l<_ , ,;. ; ,; .;..;, ;. ,; .;, ;. ; ___ r--y''"´ | ノ  ̄二二ヽ . -‐'フ ., .; , ,;. ;. , . ,;. ,;... ; ./ ) .| ‘. ̄´ / .ィ⌒ 、 ヽ'く / '',, ,; .;.;, ;. ;, ;, ; ,; .. l 厂 ̄ Λ ‘. ./ .イl7 、 ` ァ ; ., ;. ,; ;. ;, ;... . . ... ,; ,.. ヾ イ \ ‘ / .ィl| |ル \/ ,....., , ;. , ;, .;;.......;, ;, ;. ;,,,.; , .,,... く\ .|弋≧=彡□≦=-彡 、 /ム ,.., .;, .;, ,;. ; ,;. .;;.;, ;, , .;.;;., ; , , , ;..;.;, ;. \\ |  ̄ /liノ心 〕ト、//ヽl ,.,, ;,. ;, ;., ;. , .,. ,; ーーー 深夜 京太郎「これが深夜の東京か、中々エロチックだな」 健夜「うひゃー!疲れたー!」 健夜「酒だ酒だー!」 理沙「うるさい!」プンスコ 咏「これ、一般人に見られたらまずいんじゃね?知らねーけど」 はやり「はやりには関係ないかなっ☆」 良子「その時はゴートゥーザハウスをさせてもらいますね」 安価下1 健夜 安価下2 理沙 安価下3 咏 安価下4 良子 安価下5 はやり 839 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/04(水) 01 23 07.30 ID UJn6pLPMO 清澄編もこのスレでの完結は無理になったなー 咲「……」 咲「流石にその人たちはノーカウントかな」 咲「深すぎる業は身を壊す」 咲「あの人達場合、別の枷が壊れてるよ」 ーーー 京太郎「咏さん、近いですって」 健夜「……」 咏「それくらい大丈夫だよ、知らねーけど」スリスリ 健夜「……」 良子「そろそろ帰りますよ」 はやり「ルー語やめたのかなっ☆」 理沙「帰る!」プンスコ 健夜 53 理沙16 咏 149 良子 53 はやり 76 ーーー 部屋 京太郎「はぁ……疲れた」 コンコンッ 京太郎「ん?」 京太郎「はーい」ガチャ 自由安価 安価下2 843 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/04(水) 01 34 14.77 ID RUAhiXH+O [2/4] 咲「……」 咲「いい夢はみれたのかな?」 ーーー 京太郎「部長?」 ガチャ 久「須賀君」 京太郎「どうしましたか?」 久「入ってもいいかしら?」 京太郎「少しなら大丈夫ですよ」 久「……」ニヤッ ギュゥ 久「今までありがとう……決勝……応援してね」 京太郎「部長……やめてください」 久「私だけを応援して欲しいの」 京太郎「それは……ごめんなさい」 久「そんなーー」 久「咲……なの?」 久「それとも和?」 京太郎「……」 京太郎「ごめんなさい」 久「……」ポロポロ ガチャ 京太郎「っ!」 咲「部長、何してるんですか?そんな所で」 咲「はやく、帰りますよ」 久「っっっ!」 咲「はやく、帰りますよ」 一日が終わりました 845 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/04(水) 01 36 45.80 ID RUAhiXH+O [3/4] 京太郎「よし、今日は決勝だ」 京太郎「必死に応援しないと!」 ーーー 京太郎「誰かに会おう」 誰に会う? 自由安価 安価下2 848 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/04(水) 01 39 36.57 ID RUAhiXH+O [4/4] ダダッ 京太郎「照!」 照「!」 照「京太郎……」 京太郎「頑張ってくれ!」 京太郎「負けるなよ!」 照「……」 照「うん。全力でがんばる」 京太郎「俺は清澄だけど……やっぱり照が一番なんだ」 照「分かってる」 ーーー 咲「……」 咲「やっぱり酷い目にあってもらわないと」 862 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/04(水) 01 53 43.23 ID ChAR4PypO [1/2] クッソ有能なドラゴンロード } }'////////} } リ////////} /\ {! ////////// //\\ {∨///////// // \\ {////////// // \\ {///////// //\\ {//////// // \\ 〉/////〈 // \\ ム//////ゝ // \ 人///人 / /\\ 〃////ヽ ,/{ // \\ {//////リ/ ! // \ \ V///// `ニ=- - /// ヽ /////ハ ( /-‐=‐-‐=‐-‐=ー-\=ー-‐=ニ〈////// 〉Y⌒\ー‐=/‐=‐--‐=‐--‐=‐--‐=‐-ニ=‐-‐=‐-‐=‐‐-‐=ー-‐=‐-‐|`¨TT¨´|=|-‐=‐-‐=‐--‐=‐-‐=‐-‐=‐-‐=‐-=-二二二二ニニニニニニニニニニニl !=l │ニニニニニニニニニニニニニニニニ二二二/\‐=ニ=‐-‐-‐=‐‐-‐=ー-‐-┤ lニl l-‐=‐--‐=‐--‐=‐--‐=‐--‐=‐-/∠\\ニニニニニニニニニニニニニl lニニl lニニニニニニニニニニニニニニニニニニ//ニニ┏━━━囗┏━━━囗┏━━囗┏━━囗┏━━囗┏━━囗┗━━┓囗┗━━┓囗┗━┓囗┗━┓囗┗━┓囗┗━┓囗 ┃┃ ┃┃ ┃┃ ┃┃ ┃┃ ┃┃┏┓┏┓┏┓ ┃┃ ┃┃ ┃┃ ┃┃ ┃┃ ┃┃┗┛┗┛┗┛┏━━┛┃┏━━┛┃┏━┛┃┏━┛┃┏━┛┃┏━┛┃┗━━━┛┗━━━┛┗━━┛┗━━┛┗━━┛┗━━┛ 穏乃「……」 咲「完璧に封じられた……」 穏乃「ロン」 恒子「逆転だー!!!」 健夜「得点こそ宮永咲さんと宮永照さんがすごかったですが、阿知賀の全体の力、そして穏乃さんの後半戦からの驚くべき巻き返しが効いたと思います」 恒子「優勝は阿知賀だー!!!」 健夜「おめでとうございます」 穏乃「やったー!」 ,-マ ,廴__ \ γ==‐ 入. \ーュ、 ̄`ヽ ム - ` { \_ く.| ̄` V ´ ` 、 \. `寸‐二八 ト、 / / \ \ \ ヽ // 勹ュ ′ / / ,ィ ヽ \ ヽ__ // /./二\ /| \/ / / / ハ ヘ ` ー-_- __ `寸ニ/ノ /二二ハ. |λ ! ,l / \| i ;.イ / | ヾー- 、 ` 、-- _‐-、 守三ヲ二二二入 lハ | ハト、i |_|ヽ | |/ || | ト、 \ ` 、 ヽ `ヾ、 マ二二二二二ニヽュ_ V´.| l ,ィ示心ト、ハ| -┼| | | |トヽー-- \ \ `. `寺二二二二二ヘ\八 ハヘ. 弋_ツ ヽン芯ムイ ./| | j! ヾ. \ \. `寸二二二二ヽニマ.迅ヘハ "" .辷ツ/|_j厶レ'二≧、ヾ ヽ ハ ` 二二二二{ニ.ハ、ヾ、| Y`ー、_ ' ∧ |二/ムァ‐ 、二ヽ\、 } | \二二ニ./ニヘヽ.|ト、`ー_'_ ィニ∧、〈 { / / /ヽニ{ ノ / \二/二二二リ「} ̄二ニ/ニ/ニ.ヾ、>ニュ{_ム}‐' _/ / |_/二二二二 ||二二ニレニ.厶ィ´ } | ー―‐z/ |二二二二二ニ||二二ニ厂 リ |二二二二二ニ||二二./ |二二二二二ニ||二ニ./ λ二二二二ニ ||ニニ./ ハ.}二二二二ニ/'二 /\ 二二二二二./'二 /ト、ニヽ |二二二二二.{{二ニノ ヾュニ} |二二二二二.ハヤ二二二ノタ |二 「l二二二二ヾ二ニ/.,イ |二 |.|二二二二ニ}} /./ ' 八二l」二二二二_ム' / ト、 }二二≦==‐rヘ´ .|ヾュ、 865 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/04(水) 01 56 24.91 ID ChAR4PypO [2/2] 淡「うぅ……負けた」 淡「二回も負けたよぉ……」 /. . . . . . . . . . . . . . . . . . .ヽ // . . . . . . . . . . ゙、 i. . / . . . .| ゙、 ノ, // ;.ィ ∧ | ゙、 /イ. / / . // // 、 ;、 | . i ( ( i/ / / // // i | | | ! |゙、 シ;.ィ / / / // ! |/ | | | ゙、 r;='"´//i //ーメ _ ! /__,..」 ! | | ヽ, リ / !イ ハ! .,ィ=≧ミ、 ,/._,∠二/!| ! | ノ ,..- .‐ .' .´ ノ| ;、'^ 〈 !; i゛ //イ! ;レ7 /i| ! ;! / i r―ー-‐'"/ ! i .丶.i ヒ二⊥ ,/ /ヲ- !/ ;! / /リ. | | ノィー| |‐-‐'゙、 """ レ′ / / / // ー=ノノー---< ,.┤ | .| \ ' _ノ/ /、 '" `ヽ、 / ! | | iー- 、` ´ _,..-‐'/ /  ̄/7ヽ, \/ ゙、 !| |  ̄,. '.;"´ / // /ヽ / ゙、゛、 |_ //;.イ´ // ゙、 / ヽ ヽヾ ト、 ` i / ̄/ // | r'"´ \ ト、、 ! フノ―/ /// i |. ゙、. |`i 、゛、. i'"´ / // / i... ; ヽ ゙、. | i \\ i / // /_ // ゙、 |、ヽ λ | \\! / // / ̄ノ l ネリー「手も足も出なかったよ……」 咲「くそっ……」 867 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/04(水) 02 02 38.86 ID s2AR7eXmO [2/4] --……-- r―‐⌒ヾ \ |∨ \ \ |/゚ 。 \. . . . . . . . . . . . . . . / \ . . . . \ . . . . . . . . . . . . . . 。 // / \ . . . . . . . . . ` .o。 . . . . . . . . . . . i ゚. /イ / . . .イ . . ー┬--- . . . __ .` . .o。 . . . . .|. ..。 i{ | ′ . .'{_|_ . . . | リV . . . . . . } .>匕、 \j--i || |/ . . ∧}リ≫┘o。v――'’xr示=ミト、 . .\}、 リ { . . . .|! ‘, ィ芹≧ュ ’|イi//| 》、 。 . . .ぃ、 | . . . . .「`ヽ《乂_゚ツ ゞ= '゚ リ/リ゚。 . .ト、i | . . . .小 , , ' , , / . . .∧ .} リ l. . . . . | }ゝ-! jハ . . . j/} .| 。. . . { { j 八 -==ァ イ }/ j ノ ゚ 。.リ \{≧ュ。. ィ jソ ″ / ゞ イニ} ` ´ {ニヽ ィニ// ゝ|ニ\_ ┬==≦ニ/ニ7____ __,.|ニニムニニニニニlヽ /ニ|ニニニ/ニニニ|`-―――‐一´|ニニニムニニニニ|ニム. /ニニ |ニ7ニニニニニ| |ニニニニ}ニニニ=|ニム 晴絵「おめでとう……皆」 晴絵「あれっ……?」ポロッ 晴絵「涙が……」ポロポロ 全員「……!」 ーーー 夜 ホテル 京太郎「皆、お疲れ」 久「ひっく……うぅ……ひっく」 久「皆……ありがとぉ……」ポロポロ 優希「うわーん!私がもっとしっかりしていればぁ……」ポロポロ 和「……」ポロポロ まこ「悔しい……のぅ」 咲「……」 京太郎「本当……すごかったよ」 俺は思ってもいなかった……ここから悪夢が、眠れない夜が始まるだなんてーー 870 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/04(水) 02 05 38.39 ID s2AR7eXmO [3/4] 咲「さて、これとそれでは話は別だよ」 咲「今日はリストの全員始末するって決めたんだ♪」 咲「少し疲れるけど頑張るよー!」 京太郎「咲……?」 咲「照、優希、まこ、久、和、浩子、智紀、一、怜、淡、衣、エイスリン、睦月、佳織、モモ、ダヴァン、漫、由子、巴、玄 」 咲「誰から行く?」 安価下2 照、優希、まこ、久、和、浩子、智紀、一 、怜、淡、衣、エイスリン、睦月、佳織、モモ、ダヴァン、漫、由子、巴、玄、限定 全員が選び終わるまで終わりません 879 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/04(水) 02 15 35.59 ID PGbvE1JAO 咲「あーあ、負けちゃった」 咲「皆役にたたなかったよ」 咲「私以外マイナス収支ってどういうこと?」 咲「みんなー!!きいてください、部長は前日の深夜に京ちゃんに告白していましたー」 咲「そんな人が部長……ってどういうことですか?」 優希「……」ギロッ 久「ひっ……違うのよ……」 和「どうしようもない人ですね」 まこ「……なんじゃそれ、わしがアホらしくなってしまったわ」 久「ごめんなさいごめんなさい!」ダッ 京太郎「部長!」 まこ「ほっとけ」 ーーー 別室 久「ひっく……ひっく」 咲「本当都合がいいですね、部長」 久「っ!」 咲「この私が見えるってことは、もうギリギリですね」 咲「部長」ギュッ ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ 咲「永遠に、人と関わらないでください……迷惑です」 久「あーー」 久「私なんかいない方がーー」 彼女はこれからずっと家から出なくなってしまった。 暴飲暴食、惰眠を家で貪り、親の金に手を出し、株で失敗……一家心中。 ーーー 咲「終わったね♪」 京太郎「?」 咲「京ちゃんは黙っててよ」 咲「優希、まこ、久、和、浩子、智紀、一 、怜、淡、衣、エイスリン、睦月、佳織、モモ、ダヴァン、漫、由子、巴、玄、の中から選んでね」 安価下2 884 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/04(水) 02 23 26.75 ID rW9z/Mc9O [1/3] 一週間後 通学路 和「私は……」トボトボ 須賀君にフられて……更に転校…… 和「もう駄目ですね」 咲「……」 和「宮永さんーー!」 気付いた時には遅かった、彼女の手にはとても鋭いカミソリと包丁…… 体が動かない、激痛で叫んでいるのに誰も来ないし、見つからない。 ゆっくりと、ゆっくりと……鋭利なカミソリで痛め付け、包丁で確実に。 私の物が落とされて行く。 咲「胸なんて、邪魔だよね」 ーーー 咲「確認完了したよ」 京太郎「……?」 咲「優希、まこ、久、和、浩子、智紀、一 、怜、淡、衣、エイスリン、睦月、佳織、モモ、ダヴァン、漫、由子、巴、玄、選んでね」 安価下2 890 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/04(水) 02 29 57.93 ID rW9z/Mc9O [2/3] 咲「ごめんね、優希ちゃん」 京太郎「え?」 優希「もう、嫌だじぇ」ガツガツ 京太郎「おい優希!食い過ぎ……!」 優希「うるさい!」ガツガツ 京太郎「これって……」 過食症……? ーーその後優希は過食をしては嘔吐を繰り返し、人として壊れていってしまったのだ。 ーーー 咲「まこ、浩子、智紀、一 、怜、淡、衣、エイスリン、睦月、佳織、モモ、ダヴァン、漫、由子、巴、玄、選んでね」 安価下2 894 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/04(水) 02 35 43.34 ID rW9z/Mc9O [3/3] まこ「みんなおかしくなってしまった……」 まこ「のう……咲お前さんの発言から狂って行ったぞ」 まこ「優希、食うのはやめい!」 優希「……」ガツガツ 咲「……」 咲「必要ない人です」 まこ「なっ!」 まこ「ーー」 咲「ほら、誰からも認識されなくなった」 京太郎「咲……?」 咲「京ちゃんは別かも知れませんね」 京太郎「お前何をしてるんだ!?」 和(私は関係ないですね……) ーーー 咲「浩子、智紀、一 、怜、淡、衣、エイスリン、睦月、佳織、モモ、ダヴァン、漫、由子、巴、玄、選んでね」 自由安価下2 902 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/04(水) 02 41 03.27 ID K5FUaRybO 咲「和ちゃんはとっておきだよ」 ーーー ホテル、ロビー 玄「優勝嬉しいなー」 暴漢「……」ニヤニヤ 玄「え……?」 その後彼女は自殺。 自分のした行いの重さに気づきもせず、無様に散って行った。 ーーー 咲「私の思うがままだよ」 咲「浩子、智紀、一 、怜、淡、衣、エイスリン、睦月、佳織、モモ、ダヴァン、漫、由子、巴、選んでね」 安価下2 907 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/04(水) 02 46 43.25 ID 6MZ+bfP0O [1/2] モモ「……」 モモ「本当に誰も相手してくれない」 モモ「誰も私を認識しない」 モモ「どうしろっていうんすか?」 モモ「きょーさん」 ーーー 咲「あのひと、気持ち悪いってずっと思ってたんだ」 咲「浩子、智紀、一 、怜、淡、衣、エイスリン、睦月、佳織、ダヴァン、漫、由子、巴、選んでね」 936 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/04(水) 12 25 25.48 ID vamhsYyrO [2/4] ミス 佳織でした 咲「……麻雀素人さんだ」 咲「ちょっと待っててね京ちゃん」 京太郎「咲……?」 ーーー 佳織「決勝……凄い戦いだったなー」 佳織「私も頑張らないと……!」 咲「それ、無理ですよ」 佳織「え、え、え?」 咲「打ちましょう、人は居ますから」 智美「……」 ゆみ「……」 ーーー 咲「もう一局」 ーーー 咲「もう一局」 ーーー 佳織「ね、ねぇ……もうやめて」プルプル 咲「もう一局」 ーーー 佳織「ご、ごめんなさい……ごめんなさい…………」ブツブツ 咲「もう二度と牌に触らないでくださいね」ニコッ 937 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/04(水) 12 28 25.54 ID vamhsYyrO [3/4] 淡「……あなたは」 咲「……」 淡「照の妹」 咲「そんな事はもうどうでもいいよ」 淡「じゃあ何?」 咲「あなたにはこの先必ず不幸な目に会う運命を与えるよ」 淡「頭大丈夫?」 咲「幸せの絶頂から叩き落とす類のね」 淡「変なのーじゃぁね」 咲「うん、バイバイ」 ーーー 咲「浩子、智紀、一 、怜、衣、エイスリン、睦月、ダヴァン、漫、由子、巴、選んでね」 939 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/04(水) 12 34 24.17 ID vamhsYyrO [4/4] 浩子「あんた……清澄の」 咲「知ってますか?」 咲「醜いアヒルの子」 浩子「知っとるけどそれがどうしたんや?」 咲「まるであなたですね……」 浩子「大きなお世話や、いてまうぞ」 サクッ 咲「……」 浩子「ど、どうして……?」 浩子「どうして……ですか?」 浩子「監督……」ドサッ 咲「ふふふ……」 ーーー 咲「智紀、一 、怜、衣、エイスリン、睦月、ダヴァン、漫、由子、巴、選んでね」 安価下 941 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/04(水) 12 44 38.28 ID cRlxUZLeO [1/2] エイスリン「……」 咲「こんばんは」 エイスリン「!」 咲「あ、何も書かなくて大丈夫ですよ」 咲「ほら」ガララッ 咲「戦犯のあなたは死んだ方がマシだと思います」 咲「はい、飛び降りて」 エイスリン「っ!」 咲「ほらっ手伝ってあげますから、姉帯豊音さんもそのつもりのようですし」 豊音「……」 エイスリン「シローー!」 ーーー 咲「はぁ……面倒だったなぁ、最後まで暴れちゃってさ」 咲「さぁ次は」 咲「智紀、一 、怜、衣、睦月、ダヴァン、漫、由子、巴、選んでね」 安価下 943 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/04(水) 12 51 32.16 ID cRlxUZLeO [2/2] 巴「あの時から体がおかしいなぁ……」 咲「清澄と対局した時から」 巴「!!!」 咲「もうておくれですよ」 咲「さぁ、最後の一局打ちましょう」 ーーー 巴「……」 咲「あなたにとっては大きすぎる力でしたね」 巴「あ……あ」 咲「可哀想に……壊れちゃったよ」 ーーー 咲「智紀、一 、怜、衣、睦月、ダヴァン、漫、由子、選んでね」 安価下 947 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/04(水) 16 48 29.31 ID fFh7E8ASO [1/9] 智紀「誰……?」 咲「こんばんはー」 智紀「……」 咲「どうして無視するんですか?」 智紀「さっきから皆の様子がおかしい」 智紀「いきなり倒れこむように寝て……」 咲「あなたも寝ましょうよ」 智紀「断る」 咲「いや、もう遅いです」 智紀「……!」 ガクゥッ 咲「足……使えなくしました」 智紀「うそ……?」 咲「不思議ですよね、こんな力」 ーーー 咲「一、怜、睦月、ダヴァン、漫、由子、巴、衣、選んでね」 安価下 949 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[saga] 投稿日:2014/06/04(水) 17 02 48.77 ID fFh7E8ASO [2/9] 咲「あ、戦犯の人だ」 ダヴァン「!!」 ダヴァン「oh……宮永さんですかー」 咲「その名前で呼ぶのはやめてね」 ダヴァン「それは失礼しましター」 咲「じゃあ……どうします?」 ダヴァン「どうするとは?」 咲「この場で死ぬか」コトッ ダヴァン「!!!」 咲「あなたが住んでいたスラムに戻るか」 咲「あ、私を殺そうとしても無駄ですよ」 咲「あなたとその仲間が死んでしまう」 ダヴァン「……ハイ」 ーーー 咲「自殺を選んだよ、空気の読める人は好きだなー」 咲「智紀、一、怜、衣、睦月、漫、由子、選んでね」 951 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/04(水) 17 06 27.47 ID fFh7E8ASO [3/9] 咲「ちっ……」 咲「今回は諦めてあげる」 咲「一、怜、衣、漫、由子、選んでね」 954 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/04(水) 17 19 21.09 ID fFh7E8ASO [4/9] 衣「咲!」 咲「衣ちゃん、元気だね」 衣「無論!」 咲「じゃあ、これから何があっても大丈夫だね」 咲「人一倍頑張ってね」 ーーー 咲「これからもこの先も……ね」 咲「一、怜、漫、由子、選んでね」 956 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/04(水) 17 26 24.59 ID fFh7E8ASO [5/9] 咲「この人ね……」 咲「次から力を使い過ぎたら死が近くなるようにしよう」 咲「段々と苦しんで苦しんで」 咲「ーーもし誰かが手を出したとしても私は知らないよ」 ーーー 咲「一、漫、由子、選んでね」 958 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/04(水) 17 27 57.58 ID fFh7E8ASO [6/9] 咲「その人には何もしないよ」 咲「周りが不幸になる」 咲「それがとっても素敵だね」 咲「ふふっ」 ーーー 咲「漫、由子、選んでね」 961 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/04(水) 17 32 49.31 ID fFh7E8ASO [7/9] 由子「のよー?」 咲「あ、こんばんはー」 咲「特に目立ちもせずにお疲れ様でした」 咲「目立たない人は存在を消しましょう!」 由子「どういうことな……のよ?」 由子「?」 ーーー 咲「ふぅ……疲れたなぁ」 咲「残るは漫」 咲「一応助かるか確かめてあげる」 0~99 死 ゾロ目 助かる 965 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/04(水) 17 38 41.88 ID fFh7E8ASO [8/9] 咲「強姦されてから死ぬようにしといたよ」 咲「さてと……残るは」 咲「あいつか……」 京太郎「お、おい咲?」 照「……?」 咲「鴨がネギしょってきたよ」 咲「久しぶり、お姉ちゃん」 京太郎「皆を知らないか?」 京太郎「和と優希以外……清澄の皆が……」 咲「あははっ」 / .. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .\ / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ヽ . ' . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .゚。 . ' . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ゚。 . ' . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ./ . . . . . . / . . . . i . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .゚ . ' . . . . . . . .. . . . . . . . . . . . . . . . . . . ' . . / . . . . . / . . . . . i . ,| i . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ゚ . ' . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ' . . .′ . . . /i . . . . ,|ノ | ト、 . i . . . . . . . . . . . . . . . . ゚ / . . . . . . . . i . . . . . . . . . . . . . . . .. ' . . | . . . . . ' | . . . / | | | ヽ . . ト、_ . . . . i . . . . . . . . . ゚ ./ . . . . . . | . . . . . . . . . . . . . . ' . . | . . . . ' | . . . | | |_」 -| . .Τ 丶 i | . . . . . . . . ハ / . . . . . /| . . . . . . . . . . . . . ' . . . | . . . . ' | . . . | |/| ,′ | . ./ Ⅵ | . . . . i . . . ./∧ ./ . . . . 'フ . | . . . . . . . . . . . . i. . . . | . . . . ' | . . . .i '| |' . . 」ィ芹丐 Ⅵ| . . ∧ . // . .i / . . . '´ / . ∧ . . . . . . . . . . . . |. . . ∧ .;. ′ | . . / |' . .x豕刋 芍⌒マⅥ . ∧ V .'i . . | ./ . . '´ ' . . / ∧ . . . . . . . . . /|. . . ' V ;| | . / . . . ,狄i[_ o -i| . . }! | / i i . | . ′ / . '´ .i . /i/ ∧ . . . . . . . / | . . . .' ∨| | / . . . . . .汽,. 、汐 . . リ .|イ / / . . | . ′./'´ .| . / .| / ∧ . . . . . . i′ | . . .;' V| |' . . . . . . . .`¨¨´ ' ' / |_/ / . . . |/ .| / | ./ ∧ .. . . . . | | . / ゙| . . . , '´ .| / . ∧| .|' .| / ./ .∧ . . . . | | / . .; ´ |イ . . ./ .| .| | / . / ∧ . . . . Ⅳ |' -‐--- '´ ' /i/ .| / . / /i . \ . . .| iム / 、 イ /| .| . ./ / .| . . . .\ .从_ムー---‐ ´ .イ '! / .| / ./ .| . . . . 厂 ´ト、. ヽ _.. / / |′ .|' ./ | . . . ∧ . /| . `¨¨へ '´ ./ iル′ .|/' | / ∨ !、 . / |>o。_ / .!-ー-- .._ {. | ./ ∨{. Y/ | . . . ./i . ¨7 T¨¨¨¨¨¨´ ^ー 、 ` ̄ 咲「私が皆を壊しちゃった」ニコッ 京太郎「さ……き?」 照「……!」 990 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/06(金) 00 22 28.54 ID 1Rifd7ihO すまんな、照一周目の後日談やっとらんかったな。 ーー須賀京太郎、一年生の冬。 12月、季節は冬。 夜19時ーー 寒さに身を強張らせる季節、恋人達が手を繋いで温め合う季節、恋人達が一年で最も愛を誓う季節なのかもしれない。 照「京太郎っ」 京太郎「おっ照」 ギュッ しっかりと手を繋ぐ、その温もりを忘れないように、互いを見失わない為に、その仲を簡単に確かめ合う為に。 照「明日からクリスマスだね」 京太郎「そうだな、明日は楽しむか」 照「でも、前日にデートって変だね」 京太郎「そうか?まっ……行こうぜ」 この俺、須賀京太郎には目的があった。 24時を回った時、照にプレゼントを渡す事だ。 少しーーキザかも知れないけど喜んで貰えたら俺はそれで良い。 京太郎「よし、晩飯でも食うか」 照「うん」 ーーー 「……」ギリッ ギリギリギリギリッ クリスマスと同時に悪夢も迫っていたーー 991 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/06(金) 01 03 50.59 ID xEmSDszbO 結構、学生にしては上等なレストラン。 彼女を連れて行けばイチコロだろう。 京太郎「美味しいか?」 照「京太郎、ナイフとフォークの手が逆」 京太郎「あっ……っごめん」 照「私は大丈夫。周囲の目を気にして」 いつも通りの会話。一見ギスギスしているようにも見えるが、それが照の愛情表現の一つでもあり、京太郎もそれが嬉しかった。 それにーー 照「京太郎」 京太郎「ん?」 照「ありがとう。とても美味しい」 ,. ´ ヽ ,. ´ \ / , , ヽ / / / , , ヽ . , / / / | | ∨ . / / , _ _ / / i | l | / 从| /| `イ | ∧ . | / | | / ィ { /ィ-、 } ∧ | -} |-|---く , |  ̄´ | ∧ | _)雫ミ从 | _}∧ _ / }ヽ / | Ⅵ V ノ \|´_)笊雫ミ/ / / , | , | , V ノノ' イ .イ ,′ | j 从 / / /' ノ / / | ,| { . _ ´ ィ ー ´ / / | /| 从 . ‘ ’ イ | / / / | / 从{_r--'´` ー 、-=≦ ∨ / / }' / || | ∧ /,' / .イ / || | / _,./ / イ /\ / ∧ { /⌒\´/ ´ ´ 、 , { . \、 ,′ / ,. ---――‐`ヽ、 / ∧ . . . ∨ /_,. .― . .´ . . .// Ⅵ | {__ , \ . . {_/-- ´ . . . . . . ./ , マ | //≧=- 〉介、______/_ / } | //> ´ ` <≧=--r-- 、  ̄, ' | | ,く ̄´ ` / /^T \ { マ〉 r つ ` < / ∧__|>´| ∧ } 京太郎「!……へへっ」 この二人は深く、この街に降る雪よりも、そこに面する海よりも深く愛し合っている。 ーーー 智葉「……」チャキッ 智葉「宮永……照」ギリギリギリギリッ 992 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/06(金) 01 13 16.61 ID IWf5m8hfO 夜22時、ほんの少しだけ早いクリスマスイルミネーションに彩られた街を歩いていたら夜も遅くなっていた。 照「京太郎、今日はとても楽しい」 京太郎「そうだな、俺もいつもより楽しいよ」 すっかり、人通りも遅くなっていた。 照「……」 照(様子がおかしい……) 京太郎「……?」 いち早くも照が周囲の異変に気付いていた。 お台場の海の砂浜とは言え、流石に人が少なすぎる。 積もった雪の上を歩く、風情のあるカップルが何人か居てもおかしくはない。 ーーー 「智葉さん……ですよね?」 「そうだが?」 「力……貸しますよ」 「……?」 「私も“アイツ”の事、嫌いですから」 / / /| | | ヽ \. / / / / / | |. | | | | ', ヽ ∧ / / /./ / | | | | _|L.--|.,,,_ | | l ', / / | ト|_,r|''´|` | | |\ | `ト| | | | / | | ィ| |─ト |ヽ | / ̄V| | | | | | / | レ´| \|_\| ト、. | 彡三=、 | ./ / / ! /彡イ | ト| 彡 ─ヾ \| \ /,'⌒ヽ \/ / / |、. | ヽ ゝ///;'⌒',ヽ | ! ! | ||イレ' | ハ!. | ト、 || | '; ! | ヾ、;;;;;;;ノ |/ ハ / |. | ハ, \ ヾ.;;;;;...' , ハ / /. | /ヘ ヽ..ハ ハ// / / \トハ ー_,ア ノ'´// |ゝ、 //イ/ |人> ._ < | / / \|\| ー< |´ | |> 、 /| / \ ーーー 993 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/06(金) 01 21 16.48 ID 5kfedrniO [1/2] 夜23 30 一通り雪が積もった砂浜でのデートを終えた二人。 京太郎も異変に気付いた。 京太郎「なぁ……人……少なくないか?」 照「……」コクリッ 京太郎「ここ……お台場だぜ?」 照「早く駅の方に戻ろう」 京太郎「そうだな、それがいい」 ……胸騒ぎがする。 あの時のような悪夢……せめて照だけは巻き込まれないようにしないといけない。 俺は最悪のケースも頭に入れていた。 がーー もう遅かった。 照「ど、どうして……」 京太郎「どうして貴女が……」 京太郎「明華さん……!」 明華「……」 明華「ネリーさんのように、厳しいお国柄では無いので」 明華「迎えに来ましたよ、京太郎君」ニコッ 994 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[saga] 投稿日:2014/06/06(金) 01 37 23.43 ID 5kfedrniO [2/2] 心は至って冷静。 大した脅威でも無いからだ、この人が相手なら照を庇いながらでも追い払う事が出来る。 京太郎「俺……人を傷付けたくは無いです」 明華「京太郎君……?」 京太郎「照の為なら……俺、あんたの事殺せますよ」 明華「なら……京太郎君を殺して、私も死にます。それが正解ですね」ニコニコ 京太郎「……照。俺の後ろへ」 照「うん……」 明華「ぁぁぁあああああ!!!」 単純な突進、これなら護身の心得もない京太郎でも、単純な鍛えた力であしらうことが出来る。 京太郎「くっ……」ガシッ 明華の腕を持って、その手に持ったナイフをすぐさま海へと投げ飛ばす。 明華「……!」 京太郎「明華さん諦めてください……照もとっくに警察へ連絡しています。今なら誤魔化せますから……!」 明華「……」 明華「あなたはどこまで……お人好しなんですか?」 明華「私……あなたのそんな所が大好きだったんですね……」 明華「……」 もう諦めはついた。彼は最後まで私の事を心配してくれた。 彼の後ろにいる彼女なら私の大好きな彼を支えてあげることが出来る。殺すのもたんなる脅し、どうやら毒というものが抜けてしまったようだ。 明華「分かりましたーー今までごめんなさい」ペコッ 京太郎「明華さん……!」パァァァ 明華「彼女の事、幸せにしてあげーーー後ろーーー!!!」 まさか彼女がこの場に居るなんて思ってもいなかった。 長い刀を持って、京太郎君の後ろにいるテルさんをーー 996 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/06(金) 01 40 17.77 ID UUQR/F/0O ーーブスッ 997 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/06(金) 01 57 32.14 ID cK1kMc7aO 夜24 00 クリスマスイブ 智葉「はぁ……はぁ……!」 智葉「ど、どうして?」 智葉「どうして、どうして、どうして、どうして、どうして、どうして、どうして、どうして、どうして、どうして」ブツブツ 明華「あ、あぁ……そんな、そんなぁ……」ポロポロ 京太郎「よ、よぉ……大丈夫か?ーー照」 照を押しのけるように照の前に立ち、胸を貫かれたのにも関わらず、京太郎は照の方へ顔を向け、微笑んだ。 照「ーー京太郎!!!」 京太郎「智葉さん……ちょっと痛いけど……眠ってくれ!!!」ゴンッ 智葉「がっ……!」 隙を突いて、智葉の頭を満身創痍の体の全力を使い殴り抜ける。 女一人を気絶させるには十分だった様だ。 照「京太郎……京太郎……っ!」ポロポロ 京太郎「ちょっと……疲れた」ドサッ 照に抱えられながらその場で倒れこむ京太郎。幸いにも下は雪、衝撃は少ないが……その雪は血で汚れ、京太郎の体にもーー とっくに限界が来ていた。 京太郎「照……これ」スッ 京太郎は最後の力を振り絞るように照へ最後のプレゼントを渡した。 照「……!」 京太郎「ごめんな……これが最後で、開けてくれ」 照「……」ガサガサ シルバーのリングと透明のリングのネックレス。 京太郎「着けてくれ」 照「……」カチャ 京太郎「ああーー綺麗だ」 京太郎「ーー綺麗だよ」 ,. ⌒ヽ、/⌒ 、-- 、 /_,..- ヽ ` 、 / /´ / ∨ \ , ´ / ,' 、 ヽ / , , / /| | . | | | ∨ _/ / / |_|__'_| | _}_|_|_| | |  ̄ ̄´/ イ ' { ´| |/__{ | , ´/}/_}∧ | | | / / , rⅥィ笊 从 {∨ /ィ笊_ヽ}/、 | | / イ ∧{ 从 Vり \∨' Vり /' / ∧{ ´/イ }从lム ; \ ,ノ / \ | ∧ ∧,イ Ⅵム - - イ // _ヽl\ //イ__ |////} ` ー ´「////| |////| . / |/[__}/| ,...<////∧ , |/////> 、 , <///////////\ ///////////> 、 , </////////////////}____{/////////////////> 、 //////////////////////| |////////////////////∧ {/////////////////////∧ ,'//////////////////////} |//////////////////////∧ ////////////////////////| 京太郎「ーー照」ガクッ 雪が降り積もる中、眠るように、深い眠りにつくかのように、須賀京太郎はその短い生涯に幕を閉じた。 照「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」 涙が止まらない、身を震わせながらも照は京太郎の亡骸を抱き締め続けていた。 カンッ
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http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1388925097/ 優希「バスが出るじぇー」 咲「じゃあね、京ちゃん」 京太郎「忘れ物は無いか?」 咲「大丈夫だよ」 京太郎「こっちからでも応援してるぜ」 咲「うん、頑張って来る」 京太郎「あっちに行っても達者でな」 咲「ありがと、毎日電話するよ」 京太郎「や、咲にそれされんのはなんか嫌だわ」 咲「そんなー」 和「何を二人してふざけてるんですか」 優希「バスガ出るじぇー」 まこ「行くわけでもないじゃろうに、見送り御苦労じゃの」 京太郎「俺も麻雀部の一人っすからね、モチのロンですよ」 まこ「連れていけなくてすまんの」 京太郎「女子の中に男子で俺一人って気まずいんすよ」 久「本音は?」 京太郎「風越の部長さんとお近づきになりたかったですッ!」 久「ああ、福路さん、美人よね」 京太郎「あの人とッ!混浴ができるならッ!俺は命を投げ捨てる覚悟だッ!」 咲「京ちゃん……」 和「…………」 定期試験は無事終わり、私たちは四校合同合宿に参加しました ……須賀くんを置いてけぼりにして 仕方が無かったこととはいえ、部長の申し出に須賀くんは笑って応えました 須賀くんに罪悪感を覚えた私は、他の皆さんに提案して、集合時間よりも前に集まり、書置きを残しました 書置き、といっても付箋メモに一言を書いて部室のPCに貼り付けただけですが 「この埋め合わせはいつかしてあげなくちゃね」 「そうじゃのう、優希とおんしら二人は特にな」 「じぇー」 「あ、裏に書いちゃった……」 ,.ー-‐.、 ヽ、 ヽ __ / ̄\ /,..-ニ‐- '"_,..) _,.‐-、 / ヽ ' ´/ , _ 、´ _ _ ' 、 .ノ / _| ,. ''" ,. -‐/ _  ̄\ i'´ ` ! r ヽ / <_ ,..-、 , ',. -一' ./..'/ .} i ヾ、_ ! l `ー-イ \ / / ,. '′ ,..,. ,/ ./ し , iヽ、i ! ! _,/ ,.イ ̄`'´ // / { \ヽ i' / ヾ | l ! / ̄ // / ー'´ ゙、 `´\ ヽヽ ! ヽ r'´. .└! .i! .!┘ 〈 \| | | | ,.'⌒ `,. l ! ヽ ! . l !l .! ヽ r/ ヽ/ | ! ゝ-‐'´ /l .! i ゙、 l .l ! l ヽ__// _ r、__, ,、 __,ノ \ / } .}ー"ヽ ヽ | ト、゙、 l .! l .! / / | | ≧、__|  ̄ `ヽヽ j ノ`ー-、 } .___ ノ」__ン__ __r' 」 l、゙、__ / ./ /| |__________ __゙、`' /__ ヽ/_____ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ "'´ ̄ ̄ ゙、. | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ } ./ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ、ノ ヽノ 『第五話 撫でた頭』 京太郎『上級卓、行ける気がしないんだけど』 和「須賀くんのレベルなら落ち着いて打てば目指せないわけではないと思いますよ」 京太郎『期待してくれるのね』 和「須賀くんはまだ伸び代がありますよ」 京太郎『伸び代かぁ……』 京太郎『明日も頑張るよ』 和「良い報告を待ってます」 京太郎『おう、おやすみ』 和「おやすみなさい」 和「…………」 京太郎『…………』 京太郎『切っていいんだぜ?』 和「ふふっ、そちらこそ」 京太郎『……じゃあ、俺が切るよ』 和「おやすみなさい」 京太郎『おやすみー』 ピッ 咲「原村さん、京ちゃんどうだって?」 和「ウサギは寂しいと死んじゃうんだぞ、と脅してきました」 優希「ウサギというより犬だじぇ」 まこ「寧ろおんしの方が犬に見えるがのう」 久「私の愚痴とかこぼしてなかった?」 和「いいえ、一言も」 久「ガンガンをお腹に挟まなくて済みそうね、良かったぁ」 和「どんな心配してるんですか」 予選で負けて、秋まで何もすることのない須賀くんの声にはもう落ち込んでいる様子はありませんでした それどころか、麻雀にさらに意欲的になり、最近は毎晩私に電話をかけてくるようになりました ネット麻雀の牌譜を見たり、相手をしながらアドバイスをして、他愛もない会話をして終わり、というのがほとんどです どれだけラスになっても、箱割れをしても須賀くんが挫けることはなく 『勝てたら御の字だけど、勝てなくても麻雀は楽しいから』 そう言って続ける須賀くんへの教授に私も一層熱を入れるようになりました それと同時に、私は充足感を得ていました 須賀くんと二人きりで話すことに、楽しさを 須賀くんを教えることに、喜びを 須賀くんから頼られることに、嬉しさを いつからか、こんな充足感が私の胸を温かくするようになりました ――――合宿明け初の部活 咲「カン!カン!カン!カン!」 京太郎「うわぁアぁああああもうだめだぁぁあァァあアい!」 和「須賀くぅーん!?」 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 優希「新幹線なんて初めてだじぇー!」 京太郎「ふんっ、お子様だなー」 優希「何をー!」ガシッ 京太郎「しがみつくなって!荷物重いんだから!」 優希「犬は私を引きずって歩けー!」ヤイノ 京太郎「誰がやるもんか、離れろー!」ヤイノ まこ「おい二人とも、置いてくぞ」 優京「はーい」 咲「仲良いよね、京ちゃんと優希ちゃん」 和「そうです……ね」 咲「あれ?和ちゃんどうかした?」 和「いえ、別に問題ありません」 久「席順はどうしましょうか?」 優希「私は窓際がいいじぇ!」 久「はい決定」 咲「私はどこでもいいです」 和「私も同じです」 京太郎「右に同じー」 まこ「右に同じー」 久「じゃあくじ引きねー」 優希「仲間外れにされた気がっ!」 優希「結局窓際だったじぇ」 咲「隣だね、和ちゃん」 和「はい、よろしくお願いします」 京太郎「隣だな、和」 和「はっい!よろしこ願いします!」 京太郎「よろしこ?」 和「何でもありません!」 優希「東京に行くのも初めてだじぇ」 和「私は久しぶりです」 咲「和ちゃん、奈良の前に東京に住んでたんだよね」 和「東京と言っても西東京の方ですよ」 咲「お姉ちゃんたちと同じ辺り?」 和「白糸台までは少し時間がかかったと思いますが、その認識で合ってます」 咲「そうだ、京ちゃんも……」 京太郎「……」Zzz 咲「もう寝てる……」 新幹線に乗っている間のことは途中で寝てしまったのであまり覚えていません 須賀くんに寄りかかってしまっていたそうで、後からそのことを聞かされて恥ずかしかったです だらしない姿を見られたら……と思いましたが須賀くんが終始寝てくれていたのが幸いでした 東京の日々はあっという間に過ぎていきました 開会式を終え、一回戦を終え、花田先輩の試合を見て、二回戦を終え、穏乃たちの試合を見て 穏乃たちと再会をして 決意を新たに、私たちは準決勝に挑みました 京太郎「和、頑張って来いよ」 和「どこに行ってたんですか、皆さん心配してましたよ」 京太郎「悪い悪い、これ作ってたんだ」 和「……タコス?」 京太郎「そ、腹減ってるかなと思ってさ」 京太郎「俺からの差し入れって意味も込めて」 和「……ありがとうございます」 京太郎「もっとみんなの力になりたいけど、俺にはこれくらいしかできないんだよ、ごめんな」 和「いえ、気持ちだけで十分ありがたいです」 京太郎「そっか、あんがと」 和「いいえ、こちらこそ」 京太郎「頑張れ」 ぽんと頭に置かれた手に優しく髪が撫でられる 頭から須賀くんの温もりがあることが感じられると、笑顔の彼に目を向けるのが気恥ずかしくなり 沸騰しそうな勢いの熱さが顔から広がっていきました 須賀くんと別れた後もしばらく、その熱さは身体から放れませんでした 須賀くんのタコスは絶品でした トルティーヤの中では食感を実感できるシャキシャキのレタスと、その冷たさに対を成す熱々の挽き肉が共存して 柔らかい生地とそれより歯ごたえの増した瑞々しさ、反発する肉塊は居心地の良い食感を生み出す 甘みを放つトマトが舌をリラックスさせ、口の中にどろりと広がるサルサソースが具のすべてを仲良くさせる 居心地のいい食感と味わいがちょうどよく合わさり、噛めば噛むほど、感じれば感じるほどにその美味は幅を利かせていきます 用意してくれていた紙のフキンで口周りのソースを拭き取り 口の中に須賀くんの幸せが余韻を残したまま、私は対局室へ歩み入りました 彼が応援してくれている限り、私は負けられない、負けない その決意を持って、卓に着きました ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 父の声が脳裏に響く 私は、最悪の結果を残してしまいました 気付いた時には、順位は落とされ、最下位から点差を詰められ 削られていく山に気を焦らせながら 河が満たされていく度にため息を吐きながら 私の背筋を、暗く熱い絶望が這っていく それは、半年前に味わったものよりも強力で 私は無慈悲なブザーに居ても立ってもいられず、対局室を飛び出しました また、離れ離れになる 私のミスのせいで、築き上げた関係が壊れる 部長と 染谷先輩と 咲さんと ゆーきと 須賀くんと みんなと離れてしまうなんて、辛い 慣れていても、辛い ―こんなことになるなら、初めから誰とも親しくならなければよかった そう考えてしまう自分が、厭だ ―半年前と同じじゃないですか 私は対局室を出ても、控室には戻りませんでした 今は誰とも話したくなかったから ……だというのに、どうして 和「……どうして、貴方が」 京太郎「探したぞ、和」 和「……どうして」 京太郎「和はよく頑張ったよ」 京太郎「大丈夫、みんな何とも思ってないよ」 京太郎「また次があるし、咲が何とかしてくれる」 京太郎「ほら、戻って咲の応援しようぜ」 和「……次」 和「次、って何ですか」 和「貴方が、私の何を知ってると言うんですか」 歯止めの利かない口が言葉の堰を切る 視界が滲んで、首筋が熱くなって 身体が震えて、言葉も震えて こんなこと言いたくないのに 須賀くんに責任は無いのに また助けに来てくれたのに 励ましてくれていたのに ――――何も知らないくせに! 私は、最低だ
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第一章【小悪魔テク! 文学少女の逆襲】 アフター ファミレスの帰り道 京太郎「……なぁ、咲」 咲「うん、なぁに?」 京太郎「携帯、いつ買いに行く?」 咲「あ、えっとね。いつでもいいよ」ニコニコ 京太郎「そっか。じゃあ、新しいのが出たら買おうな」 咲「うんっ!」 京太郎「(こうしてると普通なのに……くそっ)」 咲「あ、そうだ!」 京太郎「ん?」 咲「今度ね。お父さんが京ちゃんとお話したいんだって」 京太郎「おじさんが?」 咲「うん。なんだか相談があるって」 京太郎「(まさか、家でもあんなことを!?)」ブルブル 咲「なんだろうね」 京太郎「さ、さぁな」ガクガク 咲「?」 京太郎「俺が、俺が守ってやるからな咲」 咲「ふぇっ!? 本当?!」 京太郎「あ、あぁ」ブルブル 咲「(えへへっ! やっぱりアラサー嬢さんは流石だなぁ!)」 京太郎「……大丈夫、まだ咲は元に戻れる。俺が戻すんだ」ブツブツブツ 結局、その日以来 咲の前だと萎縮してしまう京ちゃんなのでした
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龍門渕家 京太郎「ふぁ~」 衣「む?なんだ京太郎、寝不足か?」 京太郎「ええ、最近どうも寝付けなくて」 衣「そういう時は、何か安心できるものが近くにあるといいぞ!」 京太郎「……安心できるもの?」 京太郎自室 咲「おじゃましまーす」 京太郎「おう、そこに座っててくれ」 咲「はーい。それにしても、帰り道でいきなり勉強教えてくれって言った時は、びっくりしたよ」 京太郎「なんだよ。そんなにおかしいか?」 咲「だって最近授業中寝てばっかだったし」 京太郎「寝不足だったんだよ。その寝不足がなくなったと思ったら小テストだ。しかも明日、そりゃ頼むっての」 咲「寝不足?眠れなかったの?」 京太郎「ああ。ま、ちょっとした快眠グッズでなんとかなったからいいけど。茶、取ってくる」 ガチャ 咲「……快眠グッズか、どんなだろ。探してみよっかな」 咲「ベッドの上……何も無い。ベッドの下……えっちな本とか。机の上……結構整理されてる」 咲「どこにもないなー……アレ?この箱なんだろ?」パカッ ガチャ 京太郎「咲ー、遅くなった……あ」 咲ちゃんぬいぐるみ 咲「これ……私?」 京太郎「そ、それは……」 咲「……京ちゃん、快眠グッズってこれ?」 京太郎「……そうだよ。眠れない時は安心できるものが近くにあるといい、って聞いて作ってもらったんだ」 京太郎「俺さ、お前と一緒にいる時は一番安心できるから……悪い、ぬいぐるみまで作って、気分悪かったよな」 京太郎「これ、処分するよ。お前も…」ギュッ 京太郎「さ、咲?おま、なんで抱きついて…」 咲「……ぬいぐるみじゃなくて、私本人だけど、安心できる?」 京太郎「え?」 咲「私は、京ちゃんと一緒だと安心できるし、ぬいぐるみ作ったっていうのは嬉しかったよ?」 京太郎「咲……」 咲「うん……ね、ぬいぐるみの私は安心できる?」 京太郎「え?そうだけど……なんだ?」 咲「……本人の方が、効果はあると思うけど、試してみる?」 カンッ!!
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前話 次話 豊音「うわああああああん!ありがとうございましたああああ!!」 霞「お疲れ様でした」 恭子「あ、ありがとうございした」カタカタ 咲「ありがとうございました」ぺっこりん 照「……なるほど」 菫「……おい、なんだアレ。お前の家はどうなってるんだ」 淡「……すっごい!!大将だよね!ね!私がやれるの!?たっのしみー!!」 菫「ある意味頼もしいな……」 照「ん……お菓子買ってくる」 照(やっぱり、胸が大きくないの残したんだね……) 恭子「戻りました」 洋榎「お疲れさん」 恭子「1位やったのに2位で申し訳ないです」 洋榎「いや……あんなん相手によーやったわ」 漫「そうですよ!」 由子「アレはこっちで見ててもすごかったのよー」 恭子「ははは。あん時の宮永は……」カタカタカタカタ 絹恵「大丈夫ですか末原先輩!」 郁乃「……末原ちゃん、強くなりたい?」 恭子「……はい?」 巴「……お祓い、終わりました」 霞「ありがとう。大丈夫だった?」 春「いつもより準備してたから大丈夫」 初美「とんでもない相手でしたねー」 霞「ええ。正直、小蒔ちゃんや宮永照くらいじゃないとアレは相手できないわ」 小蒔「何か、すごいものを感じました。こう、執念というか、嫉妬というか」 巴(小蒔ちゃんもアレに近かったよね?)ヒソヒソ 春(というか同種っぽかった)ヒソヒソ 初美(いやいや、降ろしてる時の霞の方が…) 霞「初美ちゃんお蕎麦抜きね」 初美「また私!?」 霞「さ、食べましょう」 小蒔「時間、空いちゃいましたね」 霞「……それじゃみんなで海でもいきましょうか。少しくらいゆっくりしても大丈夫ですし」 春「海……いい」 初美「泳ぎならおまかせあれですー」 巴「中等部の明星ちゃん達も呼びましょうか」 小蒔「……楽しみですね」 霞「あ、そうそう。小蒔ちゃんのサインをお願いされてたの。書いてくれない?」 小蒔「あ、はい。分かりました」 豊音「ただいまー」 塞「トヨネ……」 豊音「サイン、いっぱいもらっちゃったよー」 胡桃「…………」 豊音「最後ちょー怖かったけど、ちょー楽しかったよー」 エイスリン「…………」 豊音「勝って、もっとみんなでお祭りに続けたかったよー」 白望「……お疲れ様、トヨネ」 豊音「うん、楽しかったよー……うあああああああん!!」 塞「私も、もっと、わあああああん!!」 胡桃「……ぐすっ」 エイスリン「トヨネエエエエエ!!」 白望「……うん、お疲れ様」涙目 トシ(参ったね……あんなのが出てくるなんて。さすがにどうしようもないよ) 霞「あのー、すいません。大丈夫ですか?」 小蒔「サイン、書いてきました」 豊音「神代さん!わざわざ来てくれるなんて……」 胡桃「あの……それは?」 小蒔「浮き輪です!」 胡桃「それは把握してます!」 小蒔「ちなみに下に水着も着てます!」 胡桃「なんで!?」 霞「個人戦まで間があるので、海にでも行こうという話になりまして。良かったら、ご一緒しませんか?」 エイスリン「ウミ…イイ!」 白望「……迷惑でないなら、ぜひ」 塞「ダルくないの!?」 トシ「あ、それなら個人戦出場選手同士は対局しないようにね」 塞・胡桃「確定!?」 郁乃「末原ちゃんが、なんであの試合で残れたか分かる?」 郁乃「それはな、胸が小さかったからや!やから、サラシ巻いてもっと胸を目立たなくするんや!!」 恭子「…………」ぺターン 恭子「ってアホかああああ!!」 恭子「なんなんですかこの訳分からん戦術は!?これ以上胸小さくしたら無くなりますわ!」 郁乃「でも~、宮永照ちゃんもさっきの宮永咲ちゃんも小さいで~」 洋榎「そーいや個人2位の荒川憩と3位の辻垣内智葉もあんま胸無かったような……」 由子「小鍛冶プロや三尋木プロもそうなのよー」 恭子「神代はでかいし、さっき相手した石戸霞とかおっぱいオバケでしたよ!そんなんありえませんわ!」 恭子「全く、せめてパッド入れるとかやったらまだしも……」サラシ取る 漫「……パッド、入れたいんですか?」 恭子「漫ちゃ~ん?額に乳って書くか?あ?この巨乳が!!」 郁乃「まあ、ここまでは半分冗談として」 絹恵「半分は本気やったんですか……」 郁乃「準決勝の為に呼んだわ~入ってきてや~」 良子「グッドモーニング」 恭子「戒能プロ!?」 洋榎「トッププロ……そしてKちゃんの時は世話になったわ……」 良子「ハハハ。毎晩抱いてますよ?」 漫「確かイタコで、名もなきファラオの力で天和したって」 絹恵「当然正位置ぃ!って叫んで国士無双したとか」 由子「傭兵でバイクと合体した機械相手に戦ったって聞いたのよー」 良子「ないない。ノーウェイノーウェイ。知り合いの話。元気かなーサティスファクション」 郁乃「宮永咲ちゃん見た」 良子「イエス。ありゃすっげーモンスターですね。ゴッドかサタンですよ」 郁乃「他にも凄い人呼んであるから、明日まで練習試合な~?」 郁乃「それとな、明後日は善野さんも見に来るらしいで~?」 恭子「善野監督が……」 恭子(そんなん負けられへんやん……後、サラシとか巻いてられんわ!!) 清澄、宿舎 久「良くやってくれたわね、咲」 咲「なんか、つい、やっちゃいました」 京太郎「つい、でアレか……やっぱすげーな咲」 咲「京ちゃん……えへへ」 久「それにしても姫松が残ったかー」 咲「あ、それなんですけど」 久「うん?」 咲「すいません、頑張ったんですけど、やっぱり強いとこが残っちゃいました」 まこ「強いって、どこも強かったぞ」 優希「おっぱいの巫女さんとかやばかったじぇ」 京太郎「ああ、あのおっぱいはやばかったな」 咲「む……」 和「確かに変な打ち方もありましたけど……」 咲「ええと。次は、ちょっと危ないかもしれません」 久「……靴下脱がなかったから楽勝だと思ってたわ」 咲「あっ……」 久(姫松か……ちょっとやっかいかもしれないわね) 京太郎「姫松か……先鋒と副将だな」 優希「ん?どういうことだ?」 和「私達に何か関係が…」 京太郎「先鋒と副将が、胸が大きかった!」 まこ「……優希。やってええぞ」 優希「おりゃあっ!!」飛び蹴り 京太郎「いってぇ!!」 和「全く須賀くんは……」 咲「やっぱり胸……」ゴッ 京太郎「咲-?咲さーん?なんか怖いの出すのはやめようぜー?」 咲「京ちゃんが胸ばっかり見なくなったらね?」 京太郎「無理だな」キリッ 咲「……京ちゃんの、馬鹿ー!」ビンタ 京太郎「ベふっ!!」 久「……大丈夫か。はいはい、準決勝は明後日だからゆっくり休みなさいよー」 久「あ、そうそう。テレビで2回戦のダイジェストやってるみたいだから、一応見ときなさいね」 えり「インターハイ、2回戦ダイジェストの時間です」 えり「この時間は2回戦をダイジェストで私、針生えりと」 咏「三尋木咏でお送りするぜぃ」 えり「では、2回戦第1試合から」 照「ツモ」ギュルルルル 煌「すばらっ!」 モブ1A(巨乳)「あはは……なにこれ」 モブ2A(巨乳)「もう、やだぁ……」 モブ1B「……」タン 菫「ロン」シャープシュート モブ1B「ぐはっ」 モブ2B「あわわわわ」カタカタ 美子「うう……」 尭深「……」タン モブ1C「……リーチ!」 モブ2C「……通れ!」 仁美「ロン!!」 モブ2C「ああ……」 誠子「ポン」 モブ1D「くっ」 哩「ツモ!」 モブ2D「辛い……」 淡「んー、ツモ」 モブ1E「あああ……」 モブ2E「次で……飛ぶ?」 姫子「……部長」 えり「なんというか、白糸台は圧倒的ですね」 咏「うーん、宮永照と大星淡がやっべーな」 咏「しかも、なんか隠してるっぽいわ」 えり「隠している?何をですか?」 咏「わっかんねーわー」フリフリ えり「この人は……」イラッ えり「続いて、2回戦第2試合です」 怜「……リーチ」 美幸「……もー」 玄「……うぅ」涙目 ソフィア「……くっ」 怜「……ツモ」 玄「あ、ありがとうございました……」涙目 美幸「お疲れっしたー……もー」 ソフィア「……しんどいわー」 澄子「…………」タン 花子「……手が伸びねー」タン 泉「…………」タン 宥「ロン」 泉「なっ!?」 憧「ポン!」 梢「…………」タン 憧「ロン!」 史織「はや~い」 梢「……はい」 セーラ「……ほー……やるなー」 友香「ツモ、でー!」 浩子「親倍……」 玉子「ちぇー……」 灼「また3位転落……」 莉子「…………」タン 穏乃「ロン!!」 竜華「!」 景子「!」 莉子「!?……あ、あぁ」カタカタ えり「千里山女子が圧倒的でしたが、阿知賀女子のオーラスでの逆転も凄かったですね」 咏「最後まで諦めないっつーのは大事だってこったねぃ」 えり「ですが、千里山にここまでの差をつけられた阿知賀女子が、明日の準決勝どこまでやれるでしょうか」 咏「いや知らんし」 えり「…………」イラッ 咏「ただまぁ、簡単には終わらんでしょ。ここまで来るような学校は」 えり「では、2回戦第3試合です」 小蒔「ロン」 優希「じぇ!?」 白望「……ダル」 漫「ぐ……」 まこ「ツモ」 洋榎「リーチや!」 春「…………」タン 洋榎「ロン!!」 春「!!」 久「……うわ」 洋榎「神代が稼いだからて、安心しとるんか?そんなんすぐ持ってくでー?」 春「……次」 胡桃「はい。ふるよー」 洋榎「う……うちがひっくり返すからな!」 胡桃「うるさい!関係ないことなら静かに!!」 洋榎「あ……ハイ」 和「ロン」 絹恵「は、はい!」 塞「そこかー」 初美「やるですねー」 霞「…………」タン 豊音 「…………」タン 恭子「…………」カタカタカタカタ 咲「……カン」ゴッ 咲「もいっこカン」ゴゴッ 咲「さらにカン!」ギュルルルル 咲「カン!!」ギュルルルルルルル えり「シードの永水女子、まさかの敗退でしたね」 咏「わっかんねーもんだねぃ。先鋒戦だけ見りゃ敗退するようなとこはなかったのにね」 えり「各校諦めず追い上げましたからね。特に清澄は凄かったです」 咏「インターミドルチャンピオンの原村も上手かったけど、大将とかものすっげーなー」 えり「宮永咲選手、ですね。宮永照選手と何か関係があると言われてますが、どうでしょうね」 咏「それこそわっかんねーわー。遺伝的に麻雀が強くなるとか知らんし。まあ、本人に聞けばいいんじゃね?答えるか知らんけど」 えり「では最後に2回戦第4試合の……」 京太郎「……照さんすげーな」 優希「わ、私があんなのとやるのか?……チェンジ!」 和「ゆーき、交代はできませんよ?そもそも交代できる人がいませんし」 咲「あはは。でも、昔より凄いなぁ……」 京太郎「昔はどうだったんだ?」 咲「んー……大抵お父さんが最下位で私が3位。で、お姉ちゃんとお母さんがトップ争い、って感じだったよ」 京太郎(昔の咲ってことは、プラマイ0だよな?つまり親父さんほとんどマイナスだったのか……) 京太郎(そういえば……) 咲父「そうか、咲が本格的に麻雀を……」 咲父「いや、娘の成長は喜ぶべきだよ、ははは……」 咲父「須賀くん、今度君も交えて3人で打たないか?」 咲父「ははは……最下位争いやろうぜー……」 京太郎(……苦労してたんだなぁ) 和「阿知賀?……玄さん!?」ガタッ まこ「いきなりどうしたんじゃ?」 和「私が昔、奈良に居た頃の友人です!」 久「阿知賀が?ひょっとしたら他の人も知り合い?……メンバー載ってるけど見る?」 和「はい!……みんなが、います」 優希「花田先輩もいるし、明日見に行くか?」 和「……ええ、行きましょう」 京太郎「俺も行くわ。結構知り合いがいたし」 久「あら?またひっかけたの?」 京太郎「たまたま知り合っただけですよ。えっと、千里山に新道寺、阿知賀の人達がそれぞれ何人かと。あ、照さんいるから白糸台もか」 久「明日の出場校全部じゃない」 まこ「お前って奴は……」 優希「この発情犬め……」 和「私の友人にまで……」 京太郎「誤解だって!」 咲「…………」ギュッ 京太郎「いてっ!咲、手つねるなよ」 咲「……ふんだ。京ちゃんのばーか」 コンビニ 京太郎「あの流れでコンビニまでお菓子のパシリになってしまった……」 京太郎「ただ知り合いなだけなのにな」 京太郎「それにしても、照さんすごかったな。なんというか、さすがチャンプというか、次元が違うっていうか…」 照「…………」ゴゴゴゴゴ 京太郎「…………」 京太郎(コンビニ入って5秒でお菓子を2つ持って真剣な顔ですごい威圧感を出してるチャンプ見付けた) 京太郎(しかもう○い棒とポテ○スナックって……) 菫「おい照。早くしろって」 照「待って」 菫「もう充分待ってるぞ」 照「……ここはめずらしい味のう○い棒にするか……生産中止が決まったポテ○スナックにするか……大事なところ」 菫「両方買えばいいだろ」 照「予算がもうギリギリ」 菫「……籠に入ってるお菓子ひとつ諦めればいいだろ」 照「これはどれも外せない」 菫「はぁ……周りが騒がしくなる前に決めろよ」 照「……悩む」 京太郎「なら、俺が片方買うんで照さんと分けるっていうのはどうですか?」 照「へ?」 菫「は?」 京太郎「あ、俺ポテ○スナックで。後は頼まれた…」 照「え、いや、ちょっと待って……なんで京ちゃんがここに?」 京太郎「いや、うちが泊まってるとこが近くなんで」 菫「……で、君がたまたま買い物に来たと」 京太郎「そうです。ええと、白糸台の部長の弘世菫さん、ですよね?」 菫「知っているのか?」 京太郎「今日やってた2回戦のダイジェスト見ましたから。すごいですね、あの狙い撃ちは」 菫「い、いや。私なんて照と比べたら大したことないさ」 京太郎「弘世さんには弘世さんの良さがありますよ。俺にとっては弘世さんだって大したことある人です」 菫「そ、そうか。真正面から褒められると照れるな……」 照「……菫ばっかり」ボソッ 京太郎「照さん?で、う○い棒はいいんですか?」 照「そうだった……じゃあ、これとこれとこれ。京ちゃんは?」 京太郎「俺は後は頼まれた分だけですからすぐです」 照「じゃ、そこの公園で分けよう」 京太郎「はい」 公園 京太郎「お待たせしました」 照「それじゃあう○い棒から」サクッ 照「…………」プルプルプルプル 菫「……どうした?」 照「あんまりおいしくなかった……」涙目 菫「むやみに新しいもの買うからだ」 京太郎「どれどれ、一口いいですか?」 照「うん。はい、あーん」 京太郎「あーん……これははずれですね」 照「やっぱりコーンポタージュがいい」 京太郎「いやいや、たこやきでしょう」 菫(こいつら自然とあーんから間接キスまでやってのけたぞ……しかもあの照が自然な笑顔とは……すごいな彼は) 京太郎「じゃ、ポテ○スナック開けますね」 照「うん」 京太郎「そういえば、2回戦のダイジェスト、照さんもすごかったですね?」 照「そう?いつものことだから」 京太郎「相手2人を飛ばす勢いだったじゃないですか。さすがチャンピオンですね」 照「むー……京ちゃんにその呼び方して欲しくない」 京太郎「言っただけですって。俺はチャンピオンになったとしても照さんって呼びますよ」 照「うん、そっちがいい」 京太郎「あ、でも3位と4位の子、胸は1位と2位だったな……」 照「…………」ギュッ 京太郎「あいてっ!……そこつねらないで下さいよ。さっき咲につねられたばっかなんですから」 照「いきなりそんなこと言う京ちゃんが悪い」 京太郎「そんなことも吹っ飛ぶくらい照さんがすごかったってことですって」 照「ふん」プイッ 京太郎「俺が悪かったですから。はい、ポテ○スナック」 照「……もらう」サクサク 京太郎「弘世さんもひとつどうですか?」 菫「そうだな、もらおうか。後、菫でいいぞ。照が世話になってたみたいだし」 京太郎「いやいや、昔からやってたことですから」 菫「私は今もだぞ?迷子探しとかこの高校生活で慣れてしまった」 京太郎「俺は現在進行形ですよ?探すのは咲ですけど」 菫「ああ、妹さんか……2回戦、照の妹だと実感したよ」 京太郎「俺も照さんがチャンピオンだって実感しましたよ。よく迷子になってのに」 照「……2人とも、私と咲を何だと思ってるの」 菫「……チャンピオンだがよく迷子になる」 京太郎「……よく迷子になるのに麻雀が上手い」 照「……酷い」 京太郎「でも、麻雀で凄いのは誰もが認めるレベルですし」 菫「ああ。明日も頼んだぞ、チャンピオン」 照「……少し手抜こうかな。リード5,6万点くらいで」 京太郎「充分すごいですよ。あ、明日は俺も会場まで見に行きますよ」 照「!?」 菫「!?」 京太郎「どの学校にも知り合いはいますけど、照さんと菫さんも応援してます」 京太郎「あ、時間なんで俺はこれで。明日、頑張ってくださいね」 菫「……照」 照「……何?」 菫「やる気になるのはいいが、今は抑えろ」 照「…………」ギュルルルルルル 菫「しかし、彼は性格まで良かったのか」 照「……あげないよ?」 前話 次話 つづき はよ -- 名無しさん (2013-06-23 19 40 19) つづきくれーーーーー -- 名無しさん (2013-07-21 15 37 16) はよはよはよ -- 名無しさん (2013-07-29 15 11 38) 続き安価おおくね? -- 名無しさん (2013-07-29 15 11 53) Kちゃんシリーズ 短編でてたのか -- 名無しさん (2013-07-29 15 15 28) 更新してたのにリンクが貼られてないのか -- 名無しさん (2014-04-11 13 52 41) 名前 コメント
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http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1348842761/ 須賀京太郎高校1年生の夏休み初め頃 須賀父「実は俺はニュージーランド人と日本人のハーフなんだ。見た目には母の日本人の母の血が影響したがね」 京太郎「つまり……俺はクォーター!?世代超えて金髪になっちまったのか。今までの不良的な扱いはいったい……」 須賀父「そうだな。後、言ってなかったが俺には兄弟もいてな。今度兄貴の嫁と娘が遊びに来るから自室と客間を掃除しとけ」 京太郎「ええ!従姉妹までいたのかよ」 須賀父「あぁ、兄貴に似ず結構可愛かったな。向こうで暮らしてたからバリバリのニュージーランド人だ。ちなみに高3だ」 京太郎「従姉ってことか。緊張してきた」 須賀父「両親は日本語ある程度流暢に話せるが娘は勉強中だ。滞在してる間はお前が色々世話してやれよ」 京太郎「はいはい、分かりましたよ」 数日後 ピンポーン 京太郎「はーい!今出ます!」 ウィッシュアート父「こんにちは。君が京太郎君かな?須賀父の兄だよ。よろしく」 京太郎「父から話は聞いてます。中へどうぞ」 ウィッシュアート父「あいつに似ず礼儀正しい子に育ってよかったなHAHAHA!」 エイスリン「コンニチハ!!」 京太郎「貴女は……」 エイスリン「エイスリン・ウィッシュアート!ヨロシクネ!」 京太郎「須賀京太郎と言います。よろしくお願いします!」 ウィッシュアート父「エイスリン、日本に来たからと言って、はしゃぎすぎないようにな」英語 エイスリン「それぐらい分かってるよ!お姉さんだもん!」英語 京太郎「何言ってるのか全然分らねぇ…」 ウィッシュアート父「あぁ、すまんすまん。これからはなるべく日本語で話すようにするよ。あと、頼みがあるんだがいいか?」 京太郎「はい、何でしょうか?」 ウィッシュアート父「エイスリンに日本語教えてやってくれないか?適当に長野観光しながらゆっくりで良いから」 京太郎「俺に出来ますかね……英語全然分かりませんよ?」 ウィッシュアート父「大丈夫だ。エイスリンも簡単な会話は出来る。それに…」 エイスリン「ミテ!」凄く上手な周囲の景色の絵 ウィッシュアート父「この通り絵が上手いから意思の疎通はなんとかなる」 京太郎「凄いですねウィッシュアートさん!」 エイスリン「エイスリン!!」名前を強調した絵 京太郎「ええと、エイスリンさん?」 エイスリン「エイスリン!!」拙い字の「さん」にバツ印が付いた絵 京太郎「………エイスリン?」 エイスリン「ン!」笑顔の絵 京太郎「えっ……ええと///、それじゃあ早速行きましょう!」 京太郎(ただでさえ可愛いのに笑うと凄く可愛いくてヤバイ) エイスリン「ソウダネ!」ガシッ 京太郎「えっ!?ち、ちょっと待って下さいよー!手を引っ張らないでください!!」 京太郎「先ずは、昼食でも食べますか?」 エイスリン「ウン!タベタイ!」テンプラ、ソバ、スシ、フジサンの絵 京太郎「食べ物じゃないのが混ざってますよ…」 エイスリン「アハハ……エ!?」 京太郎「そんな気付かなかった!?みたいな顔しないでくださいよ!」 エイスリン「ウンウンワカッテルヨ」 京太郎「本当ですか?取り敢えず美味しい蕎麦屋が近くにあるんで行きましょうか!」 エイスリン「テンプラソバ!」 京太郎「勿論天ぷら蕎麦は美味しいですよ」 エイスリン「タノシミ!」 京太郎「じゃあ俺は大盛り蕎麦で。エイスリンは?」 エイスリン「テンプラ!」寿司が描かれた絵 京太郎「………それは寿司ですよ…本物はこれです」写真を見せる エイスリン「ソ、ソウダヨコレコレ。シッテタヨ」アセアセ 京太郎「いくらカタコト日本語だからって誤魔化せませんよ!」 エイスリン「アハハ……」 京太郎(可愛い!でも年上には見えないなぁ) 京太郎「すいません!注文いいですか!」 料理が運ばれて来た エイスリン「キョータロー!オイシイ!」 京太郎「喜んでもらえて何よりです」 エイスリン「………」ジー 京太郎「……そんなにこれが食べたいんですか?」ドでかい天ぷらを指差し エイスリン「///」コク 京太郎「あげますよ!!そんな目で見つめられたらあげるしかないじゃないですか!!」 エイスリン「アリガトネ。ウレシイ///」 京太郎「っ///どうぞ」エイスリンの皿に載せようとする エイスリン「ン!」パクッ 京太郎「え"!い、今のは……」 エイスリン「オイシイ!オカエシ!」京太郎へ天ぷらアーン 京太郎「ち、ちょっとこれは……」 京太郎(外人美少女にアーン……これはすば……) 京太郎「ムグッ!」海老を押し込まれ エイスリン「オイシイ?」ニコニコ 京太郎「オ、オイシイデス」 エイスリン「ヨカッタ!」 京太郎(こんな笑顔見せられたら文句言えない…) 京太郎「次はどこ行きましょうか?この辺は何もないですけどね。景色ぐらいしか良いところないですよ」 エイスリン「フウケイ、イッショニカコウ?」2人で絵を描いてる絵 京太郎「俺絵心ないですよ?下手ですよ?それでもいいなら、いい場所があります!」 エイスリン「ダイジョウブ!イコ!」手を取って駆け出す 京太郎「うわっ!そっちじゃないですよー!ていうか恥ずかしいですよ!!」 エイスリン「?」 京太郎「恥ずかしいって言葉だけ分からないふりしないでください!」 景色の良い展望台的なところ 京太郎「ここですよ。俺の住んでる町全体が見えます」 エイスリン「スゴクキレイ…キョータロー!ハヤクカコウヨ!」画材取り出し 京太郎「本当に下手ですよ?」 エイスリン「ダイジョウブダイジョウブ!」ニコ 京太郎「///……じゃあ頑張ってみます」 京太郎(断れねぇよ……) 京太郎「……」カキカキ エイスリン「……」カキカキカキカキカキカキ 京太郎「!?」 エイスリン「……」カキカキカキカキカキカキカキカキ エイスリン「デキタ!」凄く上手い風景と絵を描いてる京太郎の絵 京太郎「俺のことまで描いてくれるなんて……こうなったら俺も本気を出しますよ!」ガリガリガリガリガリガリ エイスリン「ヨロコンデクレテウレシイ!タノシミダナ!」 京太郎「できたっ!」ピカソ エイスリン「」 京太郎「エイスリン?どう……かな。同じ構図で描いたんだけど……」 エイスリン「oh……ハッ!ト、トッテモジョウズ…ダヨ?」 京太郎「そうだよな!上手いよな!」 エイスリン(片言の日本語しか喋れなくて良かった……) エイスリン「エットネ、キョータローモットジョウズニナルヨ!ダカラ……レンシュウシヨ?」 京太郎「絵の上手いエイスリンに褒めてもらえるなんて嬉しいなぁ!分かった!もっと俺に絵を教えてください!」 エイスリン「ウン!モチロン!」 京太郎「ほうほう、ここがこうなってアレがああなるのか」 エイスリン「ココロガタイセツナンダヨ。ヘタデモイインダヨ」 エイスリン(さすがにあの絵は……ね。もっと上手くなってほしいな) そして夕暮れ時まで指導は続き 京太郎「ハッ!もうこんな時間か。ずっと絵を描いてたから時間忘れちまった…エイスリン!……あれ、寝てる?」 エイスリン「……ムニャムニャ」 京太郎「エイスリン!エイスリン!起きないと暗くなるって!」 エイスリン「ん?もう終わったの?」 京太郎「!?」 エイスリン「オワッタノ?」アセアセ 京太郎(気のせいか?やけに滑舌が良かった気が……いやそんなはずないか) 京太郎「終わったよ。エイスリンのおかげで凄く上手くなったよ!」ニッコリ エイスリン「ヨカッタ!ワタシモウレシイ!」ニッコリ 京太郎「これを見てくれよ!」エイスリンの微笑みを描いた絵、写真レベル エイスリン「」唖然 エイスリン「エ?………………え?ウソダヨネ?」 京太郎(また一瞬滑らかにっ!) 京太郎「これもエイスリンのおかげだよ。ありがとな!」 エイスリン(凄く上手くなってる…何か複雑……でも) エイスリン「カ、カワイクカイテクレテウレシイナ///」 京太郎「そりゃあ、モデルが美術品なんだから可愛いくなるのは当たり前ですよ」 エイスリン「///ワタシソンナニカワイクナイヨ」 京太郎「そんなことないですよ!どこからどう見ても天使!いや!大天使!」 エイスリン「//////」カオマッカ 京太郎「それじゃ、そろそろ暗くなってきましたし、家に帰りましょうか」 エイスリン「ウン!ソウダネ」 帰り道にて 京太郎「エイスリンはどれくらい長野にいる?」 エイスリン「ウーン……ワカンナイ!」 京太郎「ガクッ……分からないんですかそうですか。なるべく長い方がいいなぁ」 エイスリン「ワタシモナガクイタイナ!」 京太郎「アハハ!俺と一緒ですね。せっかく始めて会えた従姉同士ずっと仲良くしたいですよね」 エイスリン「ハジメテジャナイヨ」 エイスリン「ずっと前から会いたかったんだから」ボソッ 京太郎「初対面じゃないんですか!?」 エイスリン「ウン!ズットマエニネアッテタンダヨ!」 京太郎「俺が小さい頃ですか……さすがに覚えてないですね…すいません」 エイスリン「キニシナイデ。イマヲタノシモウ!」ギュッムニッ 京太郎「わっ!腕組むのはマズイですって!」 京太郎(おもちっ……おもちがっ……誘惑……っ!) エイスリン「エヘヘ///オネエサンノコトエスコートシテ?」 京太郎「ハッ、ハイッ!」カチコチ エイスリン「ウンウン!レッツゴー!」 京太郎「あわわわわわ」 家に到着 京太郎「やっと着きましたね」ゼイゼイ 京太郎(精神力をフル動員して何とか誘惑に打ち勝ったッ!長野暗すぎるんだよ!街灯がないから襲いたくなっちまうだろッ!) エイスリン「ツカレテル?」ウフフ エイスリン(少しは意識してくれたかな?) 京太郎「誰のせいだと……すばらでしたがね!」 京太郎「ただいまー!」 エイスリン「タダイマ!」 母親ズ「ご飯できてるから手洗ってきなさい」 京太郎・エイスリン「ハーイ!」 京太郎の部屋 京太郎「今日一日濃い日だったなぁ…まさかあんなに可愛い従姉がいたなんて。咲に自慢するか?」 京太郎「いや、やめとこう。あいつ凹みそうだ。胸囲的に」 京太郎「さてと、寝るか!」 深夜・京太郎の部屋 エイスリン「……」コソコソ 京太郎「……もう食べられない」グー エイスリン「!」ビクッ エイスリン(驚かせないでよ、もう!) エイスリン「イレサセテネ?ダキマクラガナイトネムレナイカラ…」 京太郎「や、役満がー!」グー エイスリン(ちゃんと断ったからいいよね!)ゴソゴソ エイスリン(暖かい……抱き枕よりも癖になるかも)ギュッ 京太郎「……リンシャンお化け」グー エイスリン(ずっとこのままで……いた……い…な)ギュースヤスヤ 京太郎(……………………寝れねぇよ) 朝・京太郎の部屋にて エイスリン「ん………」スヤスヤ 京太郎「一応寝れたけど……足まで絡めてきてるし……どうすりゃ…」メガマッカ エイスリン「ふわぁ……オハヨ!キョータロー!!」 京太郎(普通に起きたっ!何のリアクションもなく起きやがった!外人のスキンシップやべぇ!) エイスリン「ダキマクラアリガトッ!」ギュー 京太郎「アバババ」アサダチ エイスリン「///////」 エイスリン「シ、シカタナイヨ!キガエテクルネ!」 京太郎(男を抱き枕にするのは良くて朝立ちは無理なのか) 京太郎「……………ふぅ」 朝ご飯にて 須賀父「おう、昨晩はお楽しみでしたね」 ウィッシュアート父「子供は野球ができるぐらいだな」 須賀母「こんな可愛い娘がいるなんて幸せもんね」 ウィッシュアート母「今日は赤飯ね」 京太郎「何でそうなるんだ!!!」 エイスリン「////」 京太郎「エイスリンも恥ずかしがってないで何か言ってくれよ!」 エイスリン「エ、エヘヘ///」 京太郎(なんか笑顔見たらどうでもよくなってきた) 朝食終わり 京太郎「今日はどこに行こうかな」 エイスリン「ウーン?」 京太郎「夏なんだしプールにでも行くか?」 エイスリン「プール?イク!………アッ……ミズギナイ」ショボーン 京太郎「そこは任せてください!俺が買ってあげますよ!絵を教えてくれたお礼です!」 エイスリン「イイノ?アリガトッ!ウレシイ!」ダキッギュー 京太郎「アバババ」 京太郎(昨日の小さい頃の話からスキンシップが増えた気がするなぁ。まぁ良いか!)ニヘラ エイスリン「ウンウン!」ニコニコ エイスリン(順調に意識してくれてるっ!京太郎はお姉ちゃんのモノなんだから) 京太郎「じゃあ、電車に乗ってデパートがある街にまで行きましょうか」 エイスリン「レッツゴー!」 街の大型デパートにて 京太郎「長野にだって都会はあるんですよ!」 エイスリン「スゴイネ!」 京太郎「早速水着選びましょうか。そこのお店に売ってるんで水着決まったら呼んでくださいね」 エイスリン「キョータローハ?コナイノ?」ギュッ 京太郎「え、えと……女の子の水着売り場に男が入るわけには……ねぇ?」 エイスリン「ワタシタチ、カップル!!ダイジョーブ!」ギュッ 京太郎「エイスリン!?引っ張らないでー!」ズリズリズリ 水着売り場にて エイスリン「ドウ?」 京太郎(すばらっ……すばらっ……神に感謝……圧倒的感謝っ……!) 京太郎「正直なところ全部似合いすぎて選べません」オオマジメ エイスリン「ムー」 京太郎「え、何かダメな事言いましたか!?」 エイスリン「ドレガイイ?コレ?ソレ?ドッチ!!!」 京太郎「うーん……あえて選ぶとしたら清楚な白のビキニですかね。綺麗な金髪と合わさってすばらです!」 エイスリン「ソウ?///ワタシモコレガホシカッタ!」 京太郎「決まりですね。お会計しましょう」 会計「現在カップル割引キャンペーンを行っております。カップルだと何と水着が半額です!」チラッ 会計「カップル割引適用でよろしいですね」 京太郎「え?……まだ付き合っムグッ!」 エイスリン「カップル!カップル!」 会計「は、はぁ。かしこまりました。お値段は……」 エイスリン「ムフフ」 京太郎「……いいんですか?俺とカップルって言われて」 エイスリン「ウン!」 京太郎「あ、あはは……」 京太郎(マジ?エイスリンって俺の事……いや、そんなはずないか) 京太郎(久しぶりに会った従弟だからテンション上がってるだけだよな……) エイスリン(ここまで言ったのに何で何も言ってくれないの……とっても頑張ったのに……京太郎の馬鹿っ) 京太郎(いやいや、ここでヘタれてどうする。今こそ男を見せる時ッ!) エイスリン(もういっそ既成事実を……キャッ)ボッ 京太郎「な、なぁ……」 エイスリン「ナニ?」 京太郎「す……す、すk」 「京ちゃーん!!!!!」 京太郎「きなんだ」 エイスリン「キコエナカッタヨ?」 咲「京ちゃん!!こんな所で名にしてるの?」 京太郎「咲!?お前こそこんな所で何してんだ?」 咲「質問に質問で返しちゃダメなんだよ京ちゃん!」 京太郎「いやいや、そんなこと言ってる場合じゃ……」 エイスリン「エ?エ?ナニ?ダレ?」オオアワテ 咲「…………………この人だれ?迷子でも拾ったの?」 京太郎「迷子じゃねえよ。この人はエイスリン・ウィッシュアート。俺の従姉だ」 京太郎「エイスリン、このちんちくりんは俺の幼馴染の宮永咲だ」 エイスリン「オサナナジミ?………ヨロシクネ、サキ!」 咲「従姉?…………よろしく!ええと……エイスリン?」 エイスリン「イエスイエス!」 京太郎「2人とも仲良くなー。どっちも友達少ないんだから」 咲「友達少ないは余計だよっ!和ちゃんとか優希ちゃんとかいるもん!」 エイスリン「ワタシダッテニュージーランドニイル!!」 京太郎「あはは、2人とも息ぴったりだな」 咲「もう、京ちゃんたら」 エイスリン「カラカウノダメ!」 京太郎「まぁそう言うなってアハハ。んで咲は何しに来たんだ?」 咲「わたし?わたしは新k……」エイスリンの水着の袋をチラリ 咲「新作の水着を見に来たんだよっ!」 咲(エイスリンさんは京ちゃんとプールに行くみたい……京ちゃんは渡さないんだからっ!) エイスリン(幼馴染って……私の方が小さい頃に会ってたのに!京太郎は渡さないんだからっ!) 京太郎「なんだ、咲も水着見に来たのか」 咲「う、うん。」 京太郎「じゃあついでだから、咲!」 咲「ひゃ、ひゃい!?」 京太郎「いつもレディースランチもらってる代わりと言っちゃなんだが水着代奢ってやるよ!」 咲「いいの?ありがとう京ちゃん!!」ダキッ エイスリン「ムー」ギュッ 京太郎(咲と比べるとエイスリンのおもちが更に強調されるっ!) 京太郎「は、早く選ぼうぜ」アセアセ 咲「そうだね!じゃあ……これなんてどうかな?」 京太郎(さっきエイスリンと悩んでたビキニその1……ムリダナ。どこがとは言わんが) エイスリン(勝った勝った勝った!) 咲(無理しすぎた……エイスリンさんのおもち大きすぎるよ) 京太郎「まぁ……なんだ、あれだよ。人には向き不向きってもんがな……」 咲「ん?京ちゃん何か言った?」 京太郎「イエナニモ」 結局咲はワンピースタイプの無難な水着になった 咲の乱入により水着を買うだけで一日を終えてしまった 帰宅、家の玄関にて 京太郎「あれ?鍵がしまってるな」 エイスリン「ハイレナイノ?」 京太郎「いや、大丈夫。植木鉢の下に合鍵が……………あった。」 エイスリン「スゴイ!」 食卓にメモがあった 京太郎、エイスリンへ 今晩から少しの間、大人同士で親戚に挨拶してくるから2人で過ごしてくれ。 今晩の夕食だけは作ってある。 ※ハメを外しすぎるのもほとほとにな 両親一同より 京太郎「…………」 エイスリン「…………///」ギュッ 京太郎「!?」 エイスリン「///」男女がベットに寝てる絵 京太郎「!?」 エイスリン「///」 京太郎「……取り敢えずご飯食べましょう」 エイスリン「ウン」 エイスリン(2人きり///) 夕食終わり 風呂へ 京太郎「エイスリン、お風呂先どうぞ。お客さんだから一番風呂を譲ってあげよう!」 エイスリン「?ワカラナイ!」風呂の絵にハテナマーク 京太郎「うーん困ったな使い方教えるから試しにやってみてくれる?」 エイスリン「コレハ?」水着を着て一緒に入ってる絵 京太郎「……マジですか?」 エイスリン「マジマジ!」 京太郎(水着なら大丈夫、水着なら大丈夫、水着なら大丈夫) 京太郎「分かりました。水着着て先に入っててください。後から俺も行きます」 エイスリン「ワカッタ!」 風呂場にて 白のビキニを着たエイスリンがそこにいた。白く美しい艶のある肌をしっとりと蒸気の雫が伝い落ちる。 美しい白は熱でほんのりと紅くそまり普段の清楚な姿からは想像もつかない程の艶めかしさを醸し出す。 つまり弾道が上がった エイスリン「///」 京太郎「不可抗力だ!すいません!すぐ出ます」 エイスリン「マッテ!」ギュッ 後ろから抱きつかれた。 程よく膨らんだ2つのおもちが背中にこれでもかとばかりに存在を首長する。 優希をおんぶした時とは全く違う感触に興奮を覚える。 つまり弾道が上がった。 京太郎「まずいですって……本当にっ」 エイスリン「これでいいのっ!」 京太郎「!?え?今、普通に……」 エイスリン「本当はちゃんと日本語喋れたんだよ。下手なふりしてただけ」 京太郎「そんな……何で…」 エイスリン「京太郎に近づくためだよ!久しぶりに会ったのに私のこと覚えてないからっ!」 エイスリン「本当はもっと早く会いたかったんだよ?でもね、お父さんの仕事の都合でね……」 エイスリン「会えないうちに幼馴染とか作ってるしっ!凄く仲良さそうだった!今捕まえないと京太郎が獲られちゃうのっ!!」 京太郎「エイスリン……俺…は……」 エイスリン「私は京太郎のことが大好き。ずっと前から好きだったの」 京太郎「俺は、覚えてないけどっ!お前のk……「チュ……プハッ」……え?」 エイスリン「ファーストキスだよ。返事なんて聞かない。京太郎は私のものなんだから!」 京太郎「ちょっと待っ……「チュッ……ジュル……チュ……んーー……プハッ!」俺の話を聞いてくれよ!」 エイスリン「聞かない!だってあれだけアプローチしても何も言わないんだもん!」 京太郎「俺はエイスリンが好きなんだよ!」 エイスリン「え?………」 京太郎「隣にいると安心するし性格も良いし、可愛いし、おもtゲフンゲフン……とにかく好きなんだよ!」 京太郎「こんな気持ちになる人はお前が初めてなんだ!」 エイスリン「え?じゃあ、今私がしたことって………//////」カオマッカ 京太郎「何今更赤くなってんだよ……俺は我慢できないぞ!」 エイスリン「え?ち、ちょっと待ってよ!こう言うのはムードが大事なんだよ!」 京太郎「ムード台無しにして襲おうとしたのはどこの誰ですかねぇ?」 エイスリン「そ、それは……」 京太郎「ま、いっか!取り敢えず風呂入ろうぜ。お湯が冷めないうちにな!」 エイスリン「なんか、中途半端」 京太郎「ムードが大事なんだろ?」 エイスリン「そうだけど……ムー」 風呂の浴槽に2人仲良く エイスリン「///お尻に当たってるんだけど……」 京太郎「不可抗力だ」 エイスリン「もう、さっさと上がって続きしよう?」 京太郎「は、はい!」 エイスリン「さっきは襲いかかろうとしたのに……なんで緊張してるの?」 京太郎「だっ、だってなぁ?初めてなんだぞ?」 エイスリン「そ、それ言ったらわたしも初めてよ///」 京太郎「……………取り敢えず上がろう。興奮して逆上せてきた」 部屋にて 京太郎「じゃあいいか?」 エイスリン「う、うん。優しくしてね?」 後日めでたく結ばれた京エイは咲ちゃんにぐぬぬって言われたとさ
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前話 次話 京太郎インタビューその4 全国大会へとやってきた清澄高校。そしてSK君。 今回から全国大会中の様子を高スパンでお送りする予定の為、インタビューの様子を動画で配信する事となった。 それに合わせて、以前より問い合わせの多かったSK君の素顔の公表についても交渉し、これを受諾。 彼の身内と取材陣しか知らなかったSK君の端正な顔立ちが、今明かされる。 まずは動画配信、並びに素顔の公表を受け入れてくださって、ありがとうございます。 京太郎「はい。といっても、そんなに需要があるとは思えませんけどね。このインタビューって、基本的にうちとかの女子選手達の裏側が知りたい人が見るものでしょうし」 ……需要しかないから問い合わせが殺到したのですが……まぁいいでしょう。 京太郎「それで、今回はどんな話をしましょうか」 それではまず気になった事なのですけど……気を悪くしないでくださいね? 京太郎「はい?」 良く来られましたね? 京太郎「? と言いますと?」 いえ、基本的に大会での遠征となると、選手や監督、コーチくらいのもので、それ以外の応援する部員となると、それこそ大手の学校になるのですよね。 京太郎「あ、あーそういう話ですか」 S君一人分にしても遠征費は馬鹿になりませんし、男子となるとまた別で部屋を押さえる必要があるので、それだけのお金を学校から出してもらえたということに……まさか自費ではありませんよね? 京太郎「それは無いですけど……うーんと。聞くところによると、どうやら学校としては元々俺も付いていかせるつもりは無かったそうです。理由はさっき言ってた通りで」 では、何故? 京太郎「俺ももっともな理由だと思ったんですが、部長がそれについて先生方に抗議したらしくて」 部長さんが、ですか? 京太郎「はい。なんでも「何言ってるんですか! S君がいなかったら咲は広い東京で迷子のまま帰って来なくなりますし、優希はエネルギー切れで行き倒れますし、和なんか道行くわるーいお兄さんに連れ去られて行方不明になるでしょーが!!」とか」 後輩達に対する信頼がまるでありませんね……。 京太郎「心配なんだと思いますよ。かくいう俺も同じ所で心配ですから。そんな訳で、応援兼ボディガード兼マネージャーという形で一緒に東京来る事になりました」 成程。 京太郎「咲は東京に着くまでの駅でも何度か迷子になりますし、優希は遠征に思ったより時間が掛かったせいでエネルギー切れて自分で歩かなくなりますし、和は俺と一緒にいる時にも遠目でジロジロ見られてたみたいで、付いてきて正解だったな……とは思いましたね……」 それはまた、予想を裏切らない方達ですね……。 東京に来た事はありますか? 京太郎「無いですねー。今の時代、電車やら新幹線やら飛行機やらでどこでも行けますけど、特別用が無いとそれだけの時間と金を掛けて出掛ける事無いですし」 長野から出た事も無い? 京太郎「いえ、家族旅行とか修学旅行とかではありますけど……、東京方面に行った事は無いかな」 どうですか? 東京に来てみて。 京太郎「圧巻、ですよね。色んな建物が所狭しと立ち並んでますし、何より人が多いのなんの」 初日にして東京の洗礼を浴びましたか。 京太郎「そうなりますかね。で、初日の昨日は遠征ってのもあってみんなは旅館で休んでました」 みんなは? 京太郎「俺も疲れてましたけど、みんな程じゃなかったし、ちょっと休んだらじっと落ち着けなくなって、周りの地理を把握する意味でもと思って散歩したんですよ」 迷子にはなりませんでしたか? 京太郎「旅館の名前やらはメモってたので、地図アプリを開けば場所は分かりましたから、特に問題ということは無かったですね。咲とは違うのだよ! 咲とは!」 それ以上は宮永さんに怒られそうですが。 京太郎「あいつ麻雀絡ませない限りは怒っても大して怖くないですしねー。で、テキトーにその辺をほっつき歩いてたら、「あ! え、S君だ!」って突然声掛けられまして」 目線を入れない素顔の公開は今回が初なのに、掛けられたんですか。 京太郎「ええ。誰だ? と思って見てみたら穏乃……阿知賀女子の高鴨穏乃でして」 阿知賀女子のというと、奈良県代表高校の? 京太郎「ええ。そういや雑誌でそんな高校もあったな、と」 穏乃……というと。 京太郎「あー。まぁ話してる内に思いの外仲良くなった、というか。その時は向こうも礼儀正しくして、「あ、あの! 私麻雀部で、奈良県から出場してる高鴨穏乃って言うんですけど! 長野で清澄高校のS君ですよね!?」って聞かれまして」 前から思ってましたが、物真似上手いですよね。 京太郎「そうですか? それで、そうだけどって返したら、どうやら和の昔の友達らしくて」 ほほう。意外な所に接点が。 京太郎「他にも和の友達がいて、今の和について聞きたいからっつって阿知賀の人達が泊まってる部屋に案内されまして」 ホイホイと連れ込まれてませんかそれ。 京太郎「まー普通なら警戒するとこでしょうけど、毒気が抜かれるというか危機感を持つだけアホらしいというか、これで騙されてたら俺の見る目を一生信用出来ないってくらい無邪気だったんで。大人しく連れていかれました」 それで、連れ込まれてからどうなりましたか? 京太郎「一応俺を連れてくるっていう連絡は事前に入れてたみたいで。部屋に入った時に紙袋を被った人に「ふっふっふ、良く来たのですSK君!」って出迎えられました」 紙袋。 京太郎「頭を覆い隠してた紙袋の穴から長い黒髪が伸びてましたし、他の特徴と阿知賀女子の人ってのと照らし合わせて正体は松実玄さんってのはすぐ分かったんで、指摘したら「はうっ!? な、なんで分かったの!?」って言った後にハッとして「ち、違うよ!? 私は謎の覆面女子高生MK! 奈良県代表阿知賀女子麻雀部先鋒で、旅館を経営してる松実家の次女で、ドラ保有率100%故に阿知賀のドラゴンロードと呼ばれている松実玄ちゃんではないのです!」なんて取り繕い始めまして。隣にいた鷺森さんに「玄。余計な事までバラしてる」ってツッコまれてました」 なんでそんな奇天烈な行動を……。 京太郎「さぁ……? ともかく正体バレバレなのが分かると松実玄さんは紙袋脱いで、阿知賀女子の四人の人と自己紹介しました」 四人、ですか? 五人ではなく? 京太郎「一人は男性慣れしてないとの事で布団に包まってました」 布団に包まって。 京太郎「……まぁ男慣れしてる人ってのは一人もいませんでしたが、特にって感じで。あと監督もいたそうなんですが、その時は席を外してましたね」 それで、その四人と原村さんについて? 京太郎「いえ、和の友達は五人の内三人で、内一人は包まってたので、穏乃と玄さんの二人と、ですね」 玄さん? 京太郎「あー。姉妹で一緒にいたんで、松実さんだと混ざるからって名前呼びするように、と」 阿知賀女子の方と仲良くなるスピードが尋常じゃないですね。 京太郎「俺も結構なものだと自負してますが、向こうも向こうでコミュ強でしたからねぇ……」 彼女等の部屋にいる間はその二人とずっと原村さんについて語ってたのでしょうか? 京太郎「それがそうでもなくて……しばらく話してる内に、話の流れで玄さんが「ええ!? S君、おもちに触った事無いの!?」とか言い出しまして」 おもち? 京太郎「直訳すると女の子の胸の事です」 何故そんな話の流れに……。 京太郎「なんだったかなぁ……。和は今あれだけ大きいけど、小学生の頃から凄かったんだよーって玄さんが語り始めたからだったような」 それで、それから松実玄さんが胸…………おもちについて語っていたんですか。 京太郎「いや、そこからは話すぐ終わったんですよね。……いや終わらせられたというか……」 というと? 京太郎「俺が触った事ないです、と返したら玄さんが「それは勿体無い! 大丈夫なのです! おもちは友達! 怖くないよ! ほら!」とか言って、俺の手を掴んで自分の胸を鷲掴ませまして……」 え。 京太郎「俺が呆気に取られて何秒かぐいぐいさせられたら、玄さんも自分のやってる事に気が付いたんでしょうね。一気に顔が真っ赤になって弁解らしき言葉を口にしようと」 かなりおばか…………勢いで生きてる方なんですね。 京太郎「あまり包めてませんよオブラート」 ちなみに鷲掴んだ感触は如何でしたか? 京太郎「………………………………ノーコメントで」 京太郎「で、なにか言葉になる前に新子さん……包まってた人ですね。が、「くーーーろーーー……?」って、笑顔で怒ってる感じで玄さんの後ろに立ってまして」 いつの間に出て来てたんですか。 京太郎「俺達が話してる内に顔だけはちょこっと布団から出してたのは見えてましたね。で、それ見て怯えた玄さんを「逆セクハラ娘は出ていきなさい!」つって部屋から蹴り出してました」 先輩に容赦がありませんね、新子さん。 京太郎「幼馴染みだと年の垣根ってあって無いものかもですね……。それで、閉め出された玄さんが部屋の外で「お、お゛ね゛え゛ぢゃああああん!!」って泣き叫びながら、何故か部屋から遠ざかっていって、その後で宥さん……姉の方の松実さんが「く、くろちゃー……」つって追いかけてって、まず松実さん二人が部屋から消えまして」 まず? 京太郎「その後、新子さんに助け舟出してくれた事にお礼を言ったら、聞いたことの無い悲鳴? を上げられまして」 悲鳴? ……具体的にはどのような? 京太郎「確か「ふきゅ!」だったかな?」 また新しい悲鳴ですね……。 京太郎「そんでまくし立てるように穏乃にあれこれ言った後、新子さんも部屋から出て行っちゃって、俺と穏乃と鷺森さんの三人が取り残されました」 それで、その場はもう解散となった? 京太郎「俺はそうかなと思ったんですが、穏乃的にはそうでなかったらしく、ちょっと言い辛そうな感じでもじもじしてたんですよ」 おや、面白そうな反応が……。 京太郎「俺がどうした? って聞いたら穏乃は意を決した感じで「あ、あのね!」つって」 これは、まさか……!? 京太郎「「S君ってドラゴン○ール読んでる!?」って」 ズコーッ! 京太郎「うわっびっくりした! なんですか急に顔面スライディングして!」 い、いえ……思ってた反応と違ってたもので……。 767名無しさん@お腹いっぱい。2021/07/01(木) 17 45 44.38ID PTFFyHFK0 京太郎「まぁ俺も唐突! とは思いましたけどね。どうやら穏乃ってドラゴ○ボールの大ファンなんですけど、周りにそういうの語れる人がいなかったらしくて。男で同年代で和の友達の俺ならもしかしたら、って思ったらしいです」 同年代の男の子ならともかく、原村さんの友達は関係あるんでしょうか……。 京太郎「ある程度信用出来る男って意味なら、あるかもですね」 それで、S君は読んでるんですか? ドラ○ンボール。 京太郎「そりゃあもう。漫画は読破してますし、アニメもDVDが全部家にありますし、ゲームも全部とはいきませんが古いのから新しいのまで揃ってます」 かなりのファン度ですね。 京太郎「穏乃はゲームこそ無いものの、数あるド○ゴンボール映画をコンプリートしてましたよ」 そうなると、とても話が合ったんじゃないですか? 京太郎「そうですね。俺は男友達にもファンはいますけど、穏乃はそうじゃなかったんで、今までに語れなかった分を語り尽くそうって勢いで話してました」 その流れで下の名前呼びになったんですか? 京太郎「ええ。そろそろ帰らないとって時間になって、語り足りないし連絡先交換しようっつって、その時に」 東京初日で女の子の連絡先ゲットしたんですね? 京太郎「言い方!」 では、最後になにか一言。 京太郎「東京でオススメの、テイクアウト出来るタコスが売っている店を知っている方がいらっしゃれば、どうかコメントの方お願いします」 晴絵「…………私がいない間に何やってんだあんたら」 穏乃「いやーごめんなさい! 初めての東京でテンション上がって、その辺をダッシュしてたら京太郎君ぽい人見掛けちゃって! 確認したら本物だったからそのまま連れ込んじゃいまして!」 晴絵「いやそれもだけどさぁ……見ず知らずの男を部屋に招くとかさぁ……」 穏乃「? 和の友達だし、見ず知らずじゃないですよ?」 晴絵「そーなんだけどさぁ……」 灼「ハルちゃん。穏乃には何言っても無駄……」 憧「しずもしずだけど、玄も玄よ。なんであんなに恥を晒したわけ?」 玄「言い方酷くない!?」 灼「須賀君が部屋にいる間、ほぼずっと布団に包まってた憧も大概だと思……」 憧「そ、それは仕方ないでしょーよ! 部屋でだらだら過ごしてたらいきなりしずから連絡来て「S君見つけた! 今そっちに一緒に向かってるー!」とか言うのよ!? 心の準備ってものがあるでしょ!?」 穏乃「でも憧、雑誌で京太郎君の写真とかコメントとか読んで、「ふーん。まぁ、悪い奴じゃないかもね」とか言ってたし、男の子苦手な憧でも大丈夫かなって思ったんだけど」 憧「……違うのよ……悪い奴どころか、本物見たら超タイプだったのが問題なのよ…………」 穏乃「へ?」 憧「と、とにかく! どーすんのよ玄。あの時の事が知られて、アンタこれから「初対面の男に胸触らせた痴女」って事になるんだけど?」 晴絵(動画のコメントだと「勢いで胸触らせちゃうおばか女子高生」って感じだけどな……) 玄「痴女!? ち、違うよぉ。私本当にそんなつもりなくて……」 憧「和だってそんなつもり無いけど、ネットじゃ「長野が生んだエロの化身」とか呼ばれてるわよ。そこ行くと玄は「奈良が生んだエロの化身」になるわね」 玄「うぇぇん! そんな渾名つけられたらもうお嫁に行けないぃぃぃ!!」 灼「そしてそんな化身と一緒に出場する私達……」 憧「言うな……言わないで…………」 玄「おねえちゃぁぁぁん!!」ビエー 宥「だ、大丈夫だよ玄ちゃん。その時は、ほら。責任を取ってもらう? って事で……」 晴絵「逆セクハラした立場でそれは難しくない……?」 穏乃(今度は和や清澄の人達とも一緒に話せたらいいなー) ちなみに、公表されたSKの素顔に注目が集まったので、阿知賀女子麻雀部の事柄はそれ程話題に挙げられなかったという。 カン 前話 次話
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特別編 ふたりの日記 ※本編とは完全に別のものです。別の世界線とかそういうのです side京太郎 4月×日 麻雀部に入部した 入学式の時に見た、あの美人、原村の胸に惹かれて入部しちまったぜ 麻雀なんてルールも知らないけど、これから覚えていけばいいか よし、これから麻雀もそれなりに頑張っていこう! 何より!胸のために!! side和 4月×日 麻雀部に入部しました 先輩は2人、優希と一緒に入部しましたが…… 同じ日に入部した男子、須賀くんはなんなんでしょうね 麻雀のルールも知らないし……なにより私の胸ばかり見ていました 男子ってそればっかりなんでしょうかね side京太郎 5月○日 最近和は咲とよく話してばっかりだ 俺は麻雀のルールと役こそ覚えたけど……全然勝てない 他の部員とレベルが違いすぎるからネト麻してる 和は教えてくれるけど……あの胸のせいで集中なんてできねぇ! そのたび、和に呆れたような目で見られる。その胸が悪いんだよ!! side和 5月○日 最近は須賀くんが連れて来てくれた咲さんが入部してくれたおかげで、前より楽しくやれてます メンバーも5人揃って、本格的に大会も見えてきました でも、そのせいで初心者の須賀くんを放置してしまいがちなのが少々申し訳ないです 部長も気にかけてか、ネト麻のたびに教えてたりしているので私も教えていますが…… 明らかに集中していません。それどころかまた胸ばかり見ています。もう少し真面目にやってほしいです side京太郎 6月△日 麻雀部が団体戦で優勝して以来、みんな全国のために頑張っている 全国制覇っていうの、みんな本気なんだなー 俺ももうちょい大会で頑張れば……いや、今更言っても仕方ないか これからは部のために雑用を、そして自分のためにもっと麻雀を頑張ろう みんなが本気で頑張ってる中、俺だけずっと気楽にやってる訳にはいかないしな side和 6月△日 団体戦優勝、でもこれからです 全国で優勝するため、もっともっと頑張らないと みんな、練習に熱が入っています そのせいか、以前より須賀くんに雑用を押し付けてしまったり、同じ1年生なのに少し申し訳ないですね 今度、何かお礼でも言うべきでしょうか side京太郎 7月□日 今日から4校合同合宿、俺は無論留守番。まー、女子ばっかだししゃーないわ みんなそれぞれメッセージを残していってくれた。ただし部長、あんたは無いわ 和なんかは目指せ上級卓とか、少しは気にかけてくれてるみたいで少し嬉しい みんなは居ないけど、みんな頑張ってるんだし、俺だってやってやる! 目指せ上級卓だ!! side和 7月□日 今日から4校合同合宿、大会で打った人達とですが、また打てるのはすごくいいです 全国で優勝するため、この合宿でさらにステップアップしたいですね それにしても……今更ですが、須賀くんを置いてきたことに少し罪悪感がありますね 女子ばかりなので、一緒に来る方が色々と問題はありそうですが……準備等は手伝ってもらってこの扱いは…… 一応メッセージだけは残しましたし、須賀くんも頑張っているでしょう。でも部長、あのメッセージは流石に無いです side京太郎 8月●日 やったあああああ!!全国制覇だあああああ!! マジですげーよみんな!! 本当に全国制覇しちまうなんて! ……俺も、目指してみるかな もっと、もっと、今以上に頑張ろう side和 8月●日 ついに!ついに全国制覇できました!! 父も見てくれていたみたいで、電話で転校は無しということが決まりました! これで清澄にいることができます!! 優希に咲さん、染谷先輩に竹井部長、それに須賀くん みんなと一緒にいれることがとても嬉しいです side京太郎 9月◇日 最近麻雀が楽しい いや、元々麻雀が面白そうで、実際楽しかったから入部したんだけど、最近は今まで以上に楽しい みんな、夏までまともに指導できなかったからって、しっかり教えてくれるおかげか、自分でも分かるくらい上達している そりゃまだみんなには勝てないけど、この調子でドンドンいくぜ! そして、俺も全国を目指す!! side和 9月◇日 最近はみんなで須賀くんの指導をしています 今までできなかった分、しっかり教えています その甲斐あってか、最近の須賀くんはドンドン上達していってます 何より楽しそうに麻雀を打っていて、その顔につい目がいってしまいます そういえば、須賀くん、最近は以前より胸を見なくなりました。夏の大会から何か変化があったのでしょうか side京太郎 10月▽日 今日は和の誕生日だったので、みんなでお祝いした 俺はハギヨシさんに教わり、エトペンをモチーフにした手編みのマフラーと手袋をプレゼントした 思っていた以上に和は喜んでくれたようで、良かった 最近は大会が近いこともあり、自分も大会に出るのに俺の指導ばかりしてくれたし、これくらい当然だ 秋の大会、俺だってやってやるぜ!! side和 10月▽日 今日は私の誕生日で、みんながお祝いしてくれました みんなからプレゼントを頂きましたが、他の方には悪いと思いますが、須賀くんのエトペンのマフラーと手袋が特に嬉しかったです どこで買ったのかと思ったら、手編みだというのが更に嬉しかったです 普段指導してくれるから、とか言ってましたけど、夏までできてなかったことをやっているだけなのに、この人は…… ありがとうございます、須賀くん。秋の大会、私も頑張りますけど、須賀くんの応援もしてます side京太郎 11月■日 最近和がよく教えてくれる 麻雀だけでなく、勉強まで分かりやすく教えてくれるからありがたい 大会の結果が残念だったからもっと麻雀もやりたいが、このまま成績がアレなのも駄目だ、ということらしい 今思えば最初会った時に比べてかなり態度も柔らかくなったなー うん、仲良くなれてよかった side和 11月■日 最近は須賀くんに麻雀以外に勉強も教えたりしています 麻雀に頑張っていたからといっても、あの成績は……見たのは偶然ですけど、ちょっと危機感を持って欲しいです 大会の結果から、麻雀を頑張りたいのは分かりますが、学生の本分は勉強ですよ須賀くん 最近は胸をそんな露骨に見ることも……無くなりはしませんが、減ってはいます 以前より優しい……いや、初めて会った時も結構優しかったですし、顔?顔つきは良くなって……いえ、そもそも顔も悪くは…… って、何を書いているんですか私は!!須賀くんのことばっかり…… side京太郎 12月◎日 今日はクリスマス、という訳で麻雀部でクリスマスパーティーだ 料理やケーキはみんなで作った。優希はタコス以外戦力外だったが それからプレゼント交換をしたが……和のエトペンぬいぐるみが当たっちまった せっかくだから持って帰ったけどな。ま、悪いものじゃないしな 和みたいに抱いて打ってみるか side和 12月◎日 今日はクリスマス、なので麻雀部でクリスマスパーティーをしました 準備からみんなでやって、楽しかったです それからプレゼント交換をしましたが……須賀くんの用意してくれた、飾るタイプの指輪でした 何気にこういうセンスもいいですね。とても綺麗で、いいものです 須賀くんからのプレゼントですし、大切にしましょう side京太郎 1月☆日 新年あけましておめっとさん 今日はみんなで初詣に出掛けた 和は着物を着ていて似合っていた。さすが和、すっげー綺麗だった お参りを済ませ、おみくじを引いた。結果は中吉。それなりにいいこと、いいできごとあり 咲が引いてた大吉や、優希が引いてた凶に比べたらインパクトは薄いが、まぁ悪くはないか side和 1月☆日 新年あけましておめでとうございます 今日はみんなで初詣に出掛けました せっかくだからと母が着物を着付けてくれました。みんな、須賀くんからも綺麗だ、似合うと言われて嬉しかったです お参りを済ませた後、おみくじを引きました。結果は小吉でした。恋愛、相手が鈍い、頑張れ。ってこれ本当におみくじで書くことでしょうか 恋愛って……相手なんていませんし、仲の良い男の人だって須賀くんくらいなのに、なんでしょうね side京太郎 2月▲日 今日はバレンタイン、という訳でチョコを貰って、そしてあげた。逆チョコって奴だ 最近は料理だけじゃなくお菓子も作れるようになったし、渡した時みんな喜んでくれた ただし優希、お前のタコスのチョコかけだけは許さん そういや和がやけに凝ったチョコをくれたな。しかも渡す時なんか恥ずかしがってたし チョコが失敗だったような感じもないし、なんだったんだろうな side和 2月▲日 今日はバレンタイン、普段のお礼も兼ねたみんなと須賀くんにチョコを作りましたが、須賀くんに逆チョコと言われて貰ってしまいました 麻雀部の誰よりも凝ってて美味しいチョコだったのは、女子として危機感を抱くべきでしょうか それにしても、作ってる時もやけに須賀くんの顔ばかり思い出したり、渡す時も恥ずかしくなってしまったり、なんでしょうか みんなに話すとやけに優しい目をされましたし……分かりません こうして日記を書いていても須賀くんのことばかり書いてしまっています。私、どうしてしまったんでしょう side京太郎 3月◆日 今日は卒業式だった。竹井先輩が卒業して、少し寂しくなるな そう思っていたが、なんかよく知らない3年生に呼び出されて告白された とりあえず知らないからと断ったが、友達からと押され、つい連絡先を交換してしまった その後これからよろしくとか言ってその3年生は帰っていった。が、その直後、物音がして振り返ると和がいた 見ていたのかと聞こうとしたが、和は走ってどこかへ行ってしまった なんか勘違いしたか?明日にでも誤解は解いておこう side和 3月◆日 今日は、卒業式でした 本来なら竹井先輩の卒業をお祝いしなければいけないのですが…… 式が終わった後、須賀くんの姿が無いので探していたら……見知らぬ3年生に告白されている須賀くんを見つけました 話の内容までは聞こえませんでしたが、その3年生の表情はまさに恋する乙女という感じで……それを見て、私はすごく胸が痛くなりました そのまま須賀くんが連絡先を交換するところまで見てしまい、どうしようかと悩んでいる時、須賀くんに見つかってしまいました 私はたまらなくなって、そこから逃げ出してしまいましたけど……どうして今も胸がこんなに痛いのでしょう 私……まさか須賀くんのことが…… 京太郎「……まさかこの時こんな勘違いしてたなんてな」 和「わ、悪いですか!?この時は、色々と余裕が無かったんです!」 京太郎「悪かないけど……それからの行動がなぁ……こっちの話も聞かないで無視とか、ちょっとへこんだんだぞ?」 和「それは……悪いと思ってますけど、京太郎くんが鈍すぎるのも悪いんですよ!?」 和「ほら!その、我ながらこんなに分かりやすいのに、どうして私の気持ちに気付かなかったんですか!?」 京太郎「それを和が言うか!?日記見る限り、3月まで自分でも気付いてなったみたいだし、最初はあんな冷たい態度だったのに!?」 和「胸ばかり見てたからです!」 京太郎「う……ま、まぁいいだろ!こうして今は付き合えてるんだし!」 和「全く……高校の時何を考えていたか知りたい、なんて言うから昔の日記を出したのに」 京太郎「悪かったって。でも、和は出会った時から可愛かったってことが分かってよかったよ」 和「なっ……ほんとうに調子がいい」 京太郎「いや、昨日の夜も可愛かったかな」 和「やっぱり最低です!」 和「……罰として、今夜も付き合ってくださいね?」 京太郎「……あぁ、喜んで」
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http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1383923580/ 清澄の部室 久「おはよー」 ガラガラ 和「……おはようございます」グスン 優希「……」モグモグ 久「その表情から察するに……お亡くなりになったのね」 和「はい……。長い闘病生活を送っていた父ですが、昨晩睾丸が破裂してるのを確認してそのまま病院で……」 久「……そっか」 優希「私はもう涙が乾くくらい泣いたじぇ。パパの分まで長生きするじぇ」モグモグ 久「うん。優希のお父さんも天国からきっと優希を見守ってると思うわ」 ガラガラ まこ「おはよう。かー、もう!商売あがったりじゃ」 久「まこよね?随分、髪の毛が短くなったのね」 髪をバッサリ切ったまこの姿があった まこ「すまんの。しばらく部活を休んで」 久「いえ、いいのよ。今は日本全体いえ世界全体が大変な事態だから。本来部活なんてしてる場合じゃないし」 まこ「そうじゃの。お前さん達の所の父親も逝ってしもたんか?」 和「……はい」ポロポロ 優希「……」コクコク まこ「わしの所も爺ちゃんと親父が逝ってしもた」 久「そうなの……」 まこ「親父から受け継いだ雀荘を守るために改装工事しておった。もうメイド雀荘じゃ食って行けん」 久「女の人はメイドに興味ある人なんて少ないものね」 まこ「そうじゃ。もう長野に残ってる男性も数十名だそうじゃ。ニュースで言ってた」 優希「はぁ~、これも変な難病のせいだじぇ」 和「今だ治療法や抗体なども確立されてないらしいです。一度、発病すると睾丸が破裂して最後は死に至るとか」 まこ「そういや、部長の所の親父さんは?」 久「私、母子家庭だからね。父親の顔知らないの。まぁ、普通に考えて死んでるんじゃないかしらね」 まこ「なんか悪い事聞いたの」 久「別に気にして無いからいいのよ。髪を切った理由って男装でもするの?」 まこ「そうじゃ。男装か執事雀荘にしようと思ってな」 久「なるほどね。女性客向けにするのね」 まこ「もう長野にはほとんど女性しか居ないからの。女性向けの雀荘じゃないと生き残れんわい」 久「ゆみとか男装が似合うから紹介してあげる。アルバイト探してたし」 まこ「加治木さんか!そりゃいいな」 久「ところで咲だけど……、今日も病院?」 和「はい。お姉さんと交代で病院で付きっきり看病してます」 病院 パーーーーン 破裂音が響き渡る 咲「お父さん!」 宮永「ぐふっ……、どうやら……俺もここまでのようだ……」ゴホゴホ 照「諦めないで。まだ……まだ助かるかもしれない」 宮永「俺はもう無理だ……。すまないな。お年玉を賭けて麻雀なんかして…」 咲「そ、それは……」 宮永「そのせいでお前達姉妹が仲違いした。全部俺が悪い。最後に謝りたかったんだ……」 宮永「お前達は俺の誇りだ……、これからは姉妹仲良く過ごし……」ドサッ 咲「お…と…う…さ…ん…」 看護婦「ご臨終です」 照「……」ポロポロ -------------------- ---------- 照「咲、学校に行って来いよ」 咲「え?」 照「後の事は私と母さんに任せてさ。いくらここで泣いてても父さんは帰って来ないよ」 咲「……うん」 照「麻雀やってれば嫌な事も忘れれるから……きっと」 咲「わかったよ」 照「咲の学校って共学だよな?友達もみんな死んでしまったのか?」 咲「うん。クラスメイトも担任の先生も死んだよ。あっ、でも一人だけ生き残ってる子が居るよ」 照「全国大会に同行してた須賀京太郎か。いや、京太郎様か」 咲「うん。京ちゃ……ではなくて。京太郎様は長野県で唯一発病してない10代の男の子なんだよ」 照「10代で発病してないのはすごいね。もう全世界探しても数名らしいよ」 咲「20代の人も居るよ。龍門渕の所の執事のハギヨシさん」 照「そうなんだ。長野県は奇跡の県だね」 咲「じゃあ……学校に行ってくるね」 -------------------- ---------- 咲「学校来るの久しぶりだなぁ」 ガラガラ 咲「おはようございます」 和「咲さん!」 まこ「久しぶりじゃのぉ。学校に登校するって事は……」 咲「はい。今日、亡くなりました」 優希「タコス食って元気出すじぇ」スッ 咲「ありがとう。なんか実感がわかなくて、涙が出て来ないんだよ」 和「多分、お葬式とかした日の夜にキますよ。私がそうでした」 久(睾丸が潰れるのが合図で、そして心臓麻痺。とんでもない伝染病よね。睾丸の破裂ってどれくらい痛いのかしら?) 久(アソコに腕一本挿れるくらい痛かったりして……。まぁ、思ってても言わないけど) ぷ~~~~お~~~~ 突如法螺貝の音が聞こえる 和「こ、この音は!?」 優希「犬が社長出勤して来た音だじぇ。けっ!」 久「優希、須賀様への暴言は極刑の可能性もあるからね」 優希「そのくらいわかってるじぇ!私は……もう…、アイツに何も言わないじぇ」 穏乃「うんしょ……うんしょ…」ゴロゴロ 人力車を引くは穏乃 京太郎「よぉ!下人共、元気にしてたか」 和「……」プルプル 久「おはようございます、須賀様」フカブカ 優希「おはよ……うございます」フカブカ 咲「およはうございます」フカブカ まこ「ははっ~~~~」ドゲザ 京太郎「よいしょっと。俺も清澄麻雀部の一員だからな。たまには部活出ないと」 京太郎「猿、ご苦労だったな。これ取っとけ」 ジャージの中に万札を入れる京太郎 穏乃「ありがたき幸せでございます。私はこのまま、待機しております」 京太郎「うむ。ついでに男子トイレの掃除もしてやれ。もう誰もやんねぇから」 穏乃「はい」 憧「人力車って降りる時怖っ……きゃあああああ」ドスン 和「……なぜ憧がここに」 憧「いたた……。あー、和じゃん。おひさー」 憧「あっそれはね」 京太郎「俺が説明しよう。清澄って久が卒業すると四人になるじゃん」 和「はい」 京太郎「だから俺が気を利かせて部員を補充してやったわけ。憧と玄と宥を阿知賀から連れて来た」 久(それで長野を留守にしてたのね) 京太郎「他にも可愛い子が居れば……ゲフンゲフン、役に立ちそうなのが居ればどしどし清澄に連れて来るつもりだ」 久「そうですか。来年も須賀様のおかげで全国優勝待った無しですね」 京太郎「ふん。俺も全国大会出たかったんだけどな。男子がもう俺を残して全滅してたらなー」 久「そうですね。内木君も死んでしまいましたし」 京太郎「仕方ないから監督で出てやるよ。ん?うれしいだろ、人間国宝の俺が監督って」 咲「とてもうれしいです」 優希「うれしいじぇー」 和「……はいはい」 まこ「ははっ~~~~」ドゲザ 和「松実さんの姉と穏乃はどういった理由なんですか?」 京太郎「宥はいい体してたから。穏乃って言うのか?このジャージ猿」 穏乃「はい!」 京太郎「体力有り余ってそうだから、人力車を引く下人として連れて来た。憧もどうしてもってうるさくてな」イチャイチャ 憧「はい、ありがとうございます」イチャイチャ 京太郎「さてと。監督の俺、自ら相手してやるか」 久「まこ、麻雀卓の用意して」 咲「手伝います」 京太郎「ちっ、時間かかるのかよ。俺が帰って来るのに合わせて用意しておけよ」 久「申し訳ありません。急なお帰りだったので」 京太郎「まぁいいや。憧とでもイチャイチャして……」 プリンッ! 穏乃「おっ、100円玉見つけー」 穏乃は100円を拾うために尻を突き出していた 京太郎「んっ……、アイツも一応女だったな」ムクムク 京太郎「いい尻してるじゃねぇか」 憧(げっ……このゴミ、朝に宥姉と散々ヤッてたくせにまだ回復するの!?) 京太郎「おぅ、猿。こっちこいよ」 穏乃「あっ……あの……、私…」ガクガク 和(可哀想に。穏乃が今日の奉仕係ですか) 憧「いけません!京太郎様」ドゲザ 憧「穏乃は小さい頃から野生動物と交尾するのが日課で、変な病気を持ってる可能性があります」 穏乃「!?」 京太郎「うわっ……汚ねぇ」 憧「穏乃の体より私の体の方が京太郎様を満足させる事が出来るはずです!ぜひ、私の体をお使いください」 京太郎「そうだなぁ。俺も病気は怖いし」 憧(ごめんね、シズ。変な嘘ついて) 京太郎「んーとー」 優希「……」カタカタ 京太郎「原点に帰って優希でいいか。お前は俺が最初に抱いた女だ」 優希「ひぃ…ひえっ……」 憧「さぁさぁ、私と片岡さんで3Pと行きましょう!ええ、私達似てるって言われた事もあるのよ……あるんです」 久「あぁ、須賀君。……いえ須賀様が部費を100倍にしたからキングサイズのベットにしたんだった」 和「そうですね。他にも高校とは思えないくらいイヤラシイ道具もたくさんありますよ」 ギシアン中 京太郎「おおっ…ふぅーふぅー、優希の体は小さくてキツキツだぜ」パンパンパンパンパンパンパン 優希「いやーーーーーーーーー!!!!!!!」 憧「うっさい!その高い声で叫ぶな!」ペロペロ そして、30分後 咲「準備が整いました」 京太郎「おっそうか」フニャー 優希「うっ…うううっ……」ポロポロ 憧「ほら、元気出して。万が一妊娠しても、国から補償金がたんまり出るからさ」 ジャラジャラ 京太郎「久しぶりの麻雀だぜ。腕が落ちてないといいが」 咲「……」 久(咲、わかってるわね) 和(一応、それなりに力は入れて打ちますが……。咲さんに任せましょう) 京太郎「これ、どれ捨てたらいいの?」 憧「ドラの方が効率良かったりします♪」 京太郎「ふーん」トン 半荘三回終わって 一位京太郎 二位和 三位咲 四位久 一位京太郎 二位久 三位咲 四位和 一位京太郎 二位和 三位咲 四位久 京太郎「俺TUUUUUUUEEEEEEEEE!!!!!!!!!」 憧「流石、京太郎様。日本で一番強い男子高校生」 京太郎「リーチだ」トン 咲「……」スチャ 京太郎「そうだな。お前達弱すぎるし、何か罰ゲーム考えよう。二位と四位のヤツ、レズセックスな」 和「!?」 久「げっ……趣味悪っ」 咲(京ちゃんの打ち筋も思考もとっても読みやすいから、何百回やっても一位取らせる事は出来るよ) 咲(このリーチに私が振り込んで、終わり) 咲「はい」トン 京太郎「へへっやーりぃー。ローーーーーーーー」 和「ロン、頭ハネです」 咲「!?」 和「ごめんなさい。逆転手作るつもりでしたが、ついロンしてしまいました。私が最下位ですね」 京太郎「和はドジだなー。まぁ、俺から逆転手なんて取れるとは思えねーけど」 京太郎「じゃあ、モンハンやってるからよ。ヤれよ、レズセックス」ポチッ 穏乃「モンハンですか?お手伝いしましょうか」 憧「私もー」 和「咲さん、すいません。私のミスで……」 咲「いいよいいよ。気にして無いよ。おっぱい出して」 和「は、はい///」ペローン 咲「吸うね。んっ……ちゅーちゅー」コリコリ バターン まこ「ちょ、ちょっと待たんかい。今は取り込み中じゃて」 はやり「失礼しまーす☆」 和「あんっ!あんあん!!!!」 咲「はむ……、もごもご……、はむはむはむ」 はやり「うきゃーーーーー!お取込み最中!?いやーん☆」 久「もう男の人居なくなったし、無理にキャラ作らなくていいと思います」 はやり「あっそっかー☆てへっ」 京太郎「何ですか?瑞原プロ?悪いけど、俺、アラサー女子には興味ないですよ」ポチポチ はやり「精子売って下さい!お願いします!何でもしますから!!!!!!」ドゲザ 京太郎「いくらですか?」 はやり「五億ほど用意しました」パカッ アタッシュケースを空けるはやり 京太郎「五億ねぇ……。まぁ、金なんてどうとでもなるんだけど」ポチポチ 憧「売ってあげればいいんじゃないですか」ポチポチ 京太郎「そうか?じゃあ、これっきりにして下さいよ」 京太郎「出るかなぁー、おい咲。こっち向け」 咲「んっ…んんっ……///」 和「咲さん咲さん咲さん、咲さんのアワビ」ペロペロペロペロペロペロ グイッ、ズボッ 咲「んぐっ!?」 咲の口の中にアレを挿れる京太郎 京太郎「よーし、歯を立てるなよ」 咲「うぇ……んぐっ……」ジュボジュボ 京太郎「うっ……出そうだ!」 はやり「私の手の平に下さい!」 チロチロ 京太郎「今日はこんなもんかな」 はやり「ありがたやーありがたやー」 京太郎「和、掃除」 和「はい」 和(須賀君のアレはとても汚い汚物ですが、咲さんの唾液がたっぷりついてます。咲さんの唾液だけ舐めるようにしゃぶりましょう) 和「はむっ……んちゅ……」レロレロ こうして京太郎は、高校性活、大学性活を悪行の限りを尽したが 10年後 京太郎「なんだよ、和。こんな所に呼び出して」 和「……うふっ。お久しぶりです須賀様。いえ、須賀君」 憧「アッハハハハハハハハ!須賀京太郎!ここで会ったが百年目よ、 あーーーーーあんたの顔を見てると腸が煮えくり返って来るわ」 京太郎「お、おぅ。久しぶりだな。最後に会ったのは四年くらい前か」 憧「ヒッヒヒヒヒヒヒ、ずっとこの瞬間を待ってたわけよ!あんたのガードが甘くなる瞬間を」 和「須賀君。ボディガードは一人ですか?その程度ではあの人は止められません」 京太郎「な…ん…だ…と」 ドサッ セーラ「きゅーーーーー」バタン ハギヨシ「んふっ♪なかなかの手練れでしたが、男の手練れである私には敵いません」 京太郎「ハギヨシさん!?」 和「ふー、あまり興奮するとお腹の子に悪影響が」サスサス 憧「須賀京太郎、和のお腹を見なさい!これがどういう意味だか、わかる!?」 京太郎(ボテ腹だと?あれは太ったんじゃなくて……妊娠してるのか!?しかし一体誰と…… 俺が最後に和としたのは四年以上も前の事) 京太郎「わかった、ハギヨシさんの子だな?長野には俺を除いて男性が数人しか居ない。 その中で可能性が高いのはハギヨシさんだ」 和「違います」 ハギヨシ「もう女性はこりごりです。私にも娘も息子も居ますが」 京太郎「なんだと?」 憧「ハギヨシさんは可哀想な事に監禁されて、射精管理される毎日を送っていたのよ」 ハギヨシ「えぇ、娘のように可愛がってた衣様と性交するのは、とても心が痛みました。しかし、私に拒否権など無かったのです」 憧「可哀想なハギヨシさん……。望まない性交をさせられたのは私と同じ」 京太郎「一体、誰の子なんだよ!」 和「咲さんです」サスサス 京太郎「バカな!咲と和は女性同士……もしや!?」 和「完成しました。iPS細胞による同性同士の妊娠」 憧「みんな必死になって研究したのよ。この究極の男尊女卑のクソったれの世の中から抜け出すために」 ハギヨシ「私の男性としての役目も終わったのです。残りの人生は私は自分自身のために使いたい」 京太郎「バカな!女同士で子供なんて!?生まれて来る子供も女だぞ」 和「それが!」 憧「どうした!」 ハギヨシ「男性は男性と。女性は女性と愛し合うべきなのです!」 和「憧は右の睾丸を」ニギッ 憧「わかった。和は左の睾丸ね」ガシッ ガシッッ 京太郎を脱がせて、玉袋を掴む和・憧 和「ハギヨシさん、いいですね?」 ハギヨシ「残念ですけど仕方ないですね。私が攻め、京太郎君が受け。これは鉄板です」 憧「やるぞーーーーーーー、うわああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」 和「ヒィ―――ート・エンドオォォォォォォ!!!!!!!!」 ブチッ!パーーーーン! ギュウゥゥゥゥゥゥ!グシャアアアアア! 京太郎「ぎゃああああああああああああああああああああああ!!!??!?!??!!?」 こうして睾丸を潰された京太郎は、誰にも見つからない山奥でひっそりとハギヨシさんと二人きりで余生を過ごしましたとさ 終わり
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http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1388925097/ 「和!俺、役をようやく全部覚えたぜ!」 ダジャレ交じりに報告する満足気な須賀君と見上げた朝の空を、また望む 雲ににごった空を眺め、東風に揺れる髪を押さえながら初夏を感じる 部員五人で遊びに行ったりして親睦を深めたゴールデンウィークが過ぎて一週間ほどたった土曜日、半日授業を終えた昼頃 例のごとく学食へタコスを買いに行くと言うゆーきと別れ、私は部室へと足を運んでいました 部室のある旧校舎へ続く、緑に挟まれた緩やかなカーブを描く道を歩いていると、右の方に見慣れた金色が目に入りました 彼の方へ顔を向けると、木陰に人影がいるのがわかって 彼女も私と同じタイミングで気づいたのか、視線が合いました たまに通学路で背中を見たり、廊下を歩いているのを教室から見かける程度に 彼女の容姿は見かけることが多かったので覚えていました いつも須賀くんの隣にいた彼女を、私は覚えていました やがて、羨望の混じった視線は別れ 橋を渡って来た須賀くんと軽い挨拶をして 後ろの二人の話し声を聞き流しながら 私は部室へと足を運びました ,.ー-‐.、 ヽ、 ヽ __ / ̄\ /,..-ニ‐- '"_,..) _,.‐-、 / ヽ ' ´/ , _ 、´ _ _ ' 、 .ノ / _| ,. ''" ,. -‐/ _  ̄\ i'´ ` ! r ヽ / <_ ,..-、 , ',. -一' ./..'/ .} i ヾ、_ ! l `ー-イ \ / / ,. '′ ,..,. ,/ ./ し , iヽ、i ! ! _,/ ,.イ ̄`'´ // / { \ヽ i' / ヾ | l ! / ̄ // / ー'´ ゙、 `´\ ヽヽ ! ヽ r'´. .└! .i! .!┘ 〈 \| | | | ,.'⌒ `,. l ! ヽ ! . l !l .! ヽ r/ ヽ/ | ! ゝ-‐'´ /l .! i ゙、 l .l ! l ヽ__// _ r、__, ,、 __,ノ \ / } .}ー"ヽ ヽ | ト、゙、 l .! l .! / / | | ≧、__|  ̄ `ヽヽ j ノ`ー-、 } .___ ノ」__ン__ __r' 」 l、゙、__ / ./ /| |__________ __゙、`' /__ ヽ/_____ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ "'´ ̄ ̄ ゙、. | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ } ./ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ、ノ ヽノ 『第四話 押した背中』 咲「京ちゃん遅いよー」 京太郎「歩いて五分の図書館に遅れて来るお前にゃ言われたかねーよ」 咲「そんな二年前のことは時効ですー」 まこ「おんしら二人のことは知らんが、その荷物は何じゃ?」 和「異様に大きいですが……」 優希「犬のことだからエロ本かティッシュ箱に決まってるじぇ」 京太郎「おい何だその想像」 京太郎「ぐごー」 優希「ふひひ、のんきに寝おってー」パシャッ 和「須賀くんに何をしているんですか」 優希「寝顔を撮って永久保存して後々京太郎を辱めてやるんだじぇ」 咲「優希ちゃんも携帯持ってるんだ……すごいな」 和「PCだけでなく携帯まで持ってないんですか?」 咲「うん、私じゃそういうの使いこなせないと思うから」 久「ちなみに須賀くんの荷物はPCよ」 咲「ええっ!?またあれをやるんですか……」 久「咲の戦績グダグダだったじゃない、頑張りなさい」 咲「はぁ……」 優希「のどちゃんも撮るなら今の内だじょ?」 和「わ、私はそんな……」 和「…………」ウズウズ 和「ぅ…………」チラッ 和「…………っ」ギュッ 和「…………」チラッ 和「すぅー、はぁ……ょし」 和「!」ガバッ 京太郎「あれ、俺寝てた?」 和「」 優希「二十分くらいなー」 和「」 咲「京ちゃんいびき凄かったよ」 和「」 ―――――――――― 和「はぁ……」 優希「たこしゅ……たこしゅだじょ……」 咲「京ひゃん、しょんなとこさわっちゃらめらよ……」 まこ「ん…………」 久「Zzz」 和「……寝れません」 窓からこぼれる月の光 静かに寝息を立てて寝る先輩二人 容易にその内容を想像できる寝言を放つ親友 どんな夢を見ているのかがとても気になる新しい友人 長風呂のしすぎでのぼせたからか、ゆーきの言ったことに胸を躍らせているのか、私はなかなか寝付くことができませんでした 「……この天井の上には…さっきの星空があるのかな」 もう一度、あの星空を見てみたい そう思った私は、音をたてないようにしながら布団を発ちました 『麻雀?』 『東京の進学校を蹴ってまで続けることがそれか』 『中学で一人友達ができたんです』 『高校でも……』 『だからここに残りたい……』 『こんな田舎の友達がなんの役に立つ』 『麻雀だってほぼ運で決まる不毛なゲームだろう』 『練習して大会だなんてバカバカしい』 『では……』 『高校でも全国優勝できたら……』 『ここに残ってもいいでしょうか……』 『…………』 『できたら考えよう』 京太郎「だーれだ?」 和「きゃっ!」 京太郎「だーれだ?」 和「……さあ?」 京太郎「乗る気無しだ!?」 和「驚かせないでくださいよ、もう」 京太郎「ごめんごめん、咲によくやっててつい」 京太郎「んで、こんな時間に何してんだ?」 和「寝付けないので、散歩に」 京太郎「奇遇だな、俺も行こうと思ってたんだ」 和「須賀くんも寝付けないんですか?」 京太郎「バスん中で寝ちゃったからかわからんけどな」 京太郎「合宿所の人に聞いたんだけどさ、この辺に滝があるらしいんだ」 和「滝?」 京太郎「そ、滝」 和「それは楽しみ……ですね」 京太郎「だよな!山とか滝とか、そういう自然好きなんだよ」 和「……ふふっ」 京太郎「俺、なんか変なこと言った?」 和「いえ、奈良にいたころの友達と同じ趣味だな、と」 京太郎「転勤族だっけか」 和「ええ……?どうしてそのことを?」 京太郎「あ……ほら、前に優希が言ってたじゃん」 和「宮永さんと来たときですか」 京太郎「そそ……あ、あとありがとな、咲のこと」 和「宮永さん?」 京太郎「あいつさ、俺と初めて会ったとき人と仲良くしようとしてなかったんだ」 京太郎「気になった俺があいつと無理矢理仲良くなんなかったら今頃どうなってたことか」 京太郎「いつも一人で本読んで、何もできなかったあいつが麻雀部に入るなんて正直意外だった」 京太郎「和と優希と仲良くなってくれて本当に良かった」 京太郎「だから、ありがとうな」 和「私はそんな、宮永さんとは喧嘩してしまいましたし……」 和「感謝で言えばまだ、あの日のことで十分お釣りが来るほどですよ」 京太郎「いや、そんなん…………そうか」 和「?」 京太郎「滝……滝だ!」 和「結構近かったですね」 京太郎「んだんだ」 京太郎「夜空とも相まって綺麗だなー」 和「そうですね、綺麗です」 京太郎「和の方が、綺麗だぜっ☆」 和「何を言い出すんですか!」カァァ 京太郎「じょーだんじょーだん、あ、流れ星」 和「どこですか!」 京太郎「ほらあの辺……まただ!」 和「あ……!」 満天の星空を流れる一筋の光 私と須賀くんで一緒になって、声が漏れ出る 二人とも願いは秘密にしたまま、宿舎へ ……本当は、知りたかったのですが 「ありがとな、咲のこと」 なぜでしょうか、私は須賀くんの答えを恐れて 宿舎で別れるまで話を切り出せませんでした お礼の話もできずじまいで、近くに須賀くんがいて何もできないままでしたが 「そんじゃまた明日な」 「俺たち一緒に全国行こうぜ!」 彼の台詞はとても心強いものでした ――――そして、長野県個人戦 「ロン、12000」 「ツモ、4000・8000!」 「ツモ、6000・12000!」 京太郎「ずがーん!」 という感じで、須賀くんは敗退してしまい そんな須賀くんに部長は…… 「じゃ、午後のおやつの買い出しお願いね」 「ずがーん!」 ゆーきにもタコスの補充を頼まれた後、須賀くんはそのまま、走り去ってしまいました そんな須賀くんを心残りにして、一日目の個人戦は午後の部に突入しました 和「……ふぅ」 京太郎「お疲れさん」ピタッ 和「ひっ!」 和「……驚かせるの好きですね」 京太郎「まーな、ほらこれ、バナナと振る夏みかんゼリー」 和「なんですかそのチョイス」 京太郎「バナナは部長がな、あとここの自販機で売ってた夏みかんゼリー」 和「……はぁ、ありがとうございます」 京太郎「しっかしみっともねえよなー俺」 京太郎「一緒に全国に行こう、って言ったのに午前敗退とかよ……」 和「何回落ち込むんですか?」 和「頑張ったんですから、胸を張ってください」 和「そんな顔、須賀くんらしくないですよ」ムニッ 京太郎「へっ……そうだよなぁ……」 京太郎「ありがとう、和」 ピンポーン 京太郎「試合、頑張れよ」 和「はい、絶対勝ってきます」 試合開始前の放送を聞いて、須賀くんと別れました 私が見えなくなるまで須賀くんは手を振って大声を出していてくれました 「頑張れー!和ー!」 「和なら勝てる!絶対勝てる!」 「気合だぞ!和!」 「世界一愛してるぜ和ー!」 ――――恥ずかしいのでやめてください! 続く