約 6,686 件
https://w.atwiki.jp/purememowikiwiki/pages/40.html
《秋山 澪(020)》 キャラクターカード 使用コスト3/発生コスト2/赤/AP30/DP30 【和服】 このカードがアプローチに参加した場合、カードを1枚引く。その場合、ターン終了時に自分の手札を1枚選んでデッキの下に移す。 (律が「着物着てくの?」って聞くから・・・・・・。) けいおん!で登場した赤色・【和服】を持つ秋山 澪。 アプローチに参加した時にデッキから1枚カードを引き、ターン終了時に自分の手札1枚をデッキの一番下に戻す効果を持つ。 実質1ターンかかる、デッキと手札を1枚ずつ交換するカードと言える。 1度きりの《平沢 唯(019)》と違い、アプローチできる限り何度でも発動できる。APも30と低くなく、強化すれば退場しにくい。 戻すカードはデッキに一番下に置くため、シャッフルしなければよっぽどデッキが少ない場合を除いてそのカードを引くことはない。 よって戻すカードは、手札で腐っているカードを選択するといいだろう。 カードイラストは書き下ろしで、第7話「クリスマス!」で初詣に行った時の服装と同じである。フレーバーはそのシーンでの澪のセリフ。 関連項目 《平沢 唯(019)》 《田井中 律(021)》 《琴吹 紬(022)》 《平沢 唯(044)》 《初詣》 収録 けいおん! 01-020 パラレル
https://w.atwiki.jp/preciousmemories/pages/5473.html
《環 凛子&花木 優香(P006)》 キャラクターカード(コンビ) 使用コスト2/発生コスト2/赤/AP20/DP20 【和服】 〔コンビ〕 このカードは、自分の捨て札置き場に〔コンビ〕を持つキャラが6枚以上ある場合、±0/+50を得る。 (私らアイドル目指してんだし、のど自慢くらい楽勝でしょう!) 大会プロモーションパック vol.12で登場した赤色・【和服】を持つ環 凛子と花木 優香のコンビ。 自分の捨て札置き場にコンビキャラが6枚以上ある時にDPが50上昇する効果を持つ。 条件を満たせば実質AP20・DP70のキャラとなる。 誘発強化としては上昇値が非常に高く、コスト2の壁としては脅威のステータスとなる。 条件自体もゲーム終盤なら比較的簡単に満たせるので使いやすい。 使うなら、コンビキャラを多く投入したい。 《逢沢 夏海&水越 紗季(P007)》と対をなし、効果・イラスト・ステータスもすべて共通している。 カードイラストは版権絵。《逢沢 夏海&水越 紗季(P007)》と同じイラストが使われており、繋げると本来の絵が完成する。 フレーバーは第7話「雨にオネガイ」での優香のセリフ。 関連項目 《逢沢 夏海&水越 紗季(P007)》 収録 夏色キセキ P-006 プロモカード 編集
https://w.atwiki.jp/vocaloidchly/pages/5310.html
作詞:翁 作曲:翁 編曲:翁 歌:初音ミク 翻譯:ralianw(不當之處請指教orz) 齒輪先生 「想當個普通的大人」 說出這話真是超偉大的不是嗎? 木屋町的學生 已經酣醉于夢與現實之中 「被什麽東西管著的 自由之類的是沒法讓人習慣的啦」 梳著妹妹頭的那傢伙笑著說出了这话 在西服外面穿著和服外褂的我 對著他豎起了中指 對于這差勁的社會 真是不知道做什麽好了 在十字路口的對面招著手的 前輩那邊的假笑是 在哪裡都是沒問題的 就像拿著變化自如的「齒輪」一樣 感覺真糟糕啊 但在那裡只有我 感覺到了这一樣的氣氛 「被什麽東西管著的 自由之類的是沒法讓人習慣的啦」 爲了那孩子 以及對於未來迷惑不堪的我們 哭著說出了這話 在西服外面穿著和服外褂的我 抽著便宜的煙 繞著這個世界中的歪理 不斷轉動著 那可是天空喲媽媽 在完全沒有我的東西的天空中 仿佛看見了自由 那可是宇宙啊爸爸 就算沒有任何阻擋著的東西 也像傳達不到一樣盯著看 那可是宇宙啊
https://w.atwiki.jp/preciousmemories/pages/7657.html
《阿良々木 月火&阿良々木 火憐(476)》 キャラクターカード(コンビ) 使用コスト4/発生コスト2/黄/AP40/DP30 【ジャージ】/【和服】/【怪異】 〔コンビ〕 [メイン/自分] [0]自分の「阿良々木 火憐」1枚と「阿良々木 月火」1枚は、ターン終了時まで+10/+10を得る。 (寝る場所がねーなら、まずいの一番にあたしを頼ってくれればよかったんだ。) 物語シリーズ セカンドシーズンで登場した黄色・【ジャージ】【和服】【怪異】を持つ阿良々木 月火と阿良々木 火憐のコンビ。 自分の阿良々木 火憐・阿良々木 火憐1枚のAP・DPを10上昇させる使用型テキスト効果を持つ。 《阿良々木兄妹》を内蔵している。阿良々木 暦は対象外になりコンバットトリックではなくなったが、何度でも発動できるようになった。 このカード自身を選択すれば、強化効果が重複しなんとAP・DPを20上昇させることが可能。 実質AP60・DP50のキャラと言えるので、狙って発動したい。 カードイラストは第3話「つばさタイガー 其ノ參」のワンシーン。フレーバーはその時の火憐のセリフ。 関連項目 《阿良々木兄妹》 収録 物語シリーズ セカンドシーズン 04-076 編集
https://w.atwiki.jp/preciousmemories/pages/1711.html
《新垣 あやせ(056)》 キャラクターカード 使用コスト4/発生コスト2/赤/AP20/DP40 【和服】 このカードが登場した場合、デッキの上のカード4枚を見て、任意の順番でデッキの上に戻す。 このカードが登場した場合、ターン終了時に自分の全てのキャラを活動状態にする。 (あけましておめでとうございます! 最近、桐乃とはどうです?) 俺の妹がこんなに可愛いわけがないスターターデッキで登場した赤色・【和服】を持つ新垣 あやせ。 登場した時にデッキの上のカード4枚を見て任意の順番で戻し、ターン終了時に自分キャラ全てを活動状態に戻す効果を持つ。 ピーピング・デッキ操作と活動状態に戻す効果を両立している。 登場させるだけでデッキ操作ができるので、《中野 梓(255)》などとの相性は抜群。 さらに《お風呂上り》を内蔵しているため、次のターン全ての自分キャラを妨害に回すことができる。 《中野 梓(088)》と比べても非常に発動しやすく、環境のインフレを実感させられる。 通常、サインカード共にスターター限定カード。 カードイラストは描き下ろし。 関連項目 《お風呂上り》 《中野 梓(088)》 収録 俺の妹がこんなに可愛いわけがないスターターデッキ 01-056 サインカード 編集
https://w.atwiki.jp/preciousmemories/pages/2278.html
《乃莉(225)》 キャラクターカード 使用コスト3/発生コスト1/青/AP40/DP20 【和服】 このカードがアプローチに参加した場合、このカードのDPの値を、ターン終了時まで、自分の「なずな」1枚のDPと同じ値に変更する。 このカードがアプローチでポイントを与えた場合、相手のキャラ1枚を休息状態にすることができる。 (なずな、どうしたの?) ひだまりスケッチ×☆☆☆スペシャルパックで登場した青色を持ち、【和服】を持つ乃莉。 アプローチした時にDPを自分のなずなのDPと同じ値に変更する効果、アプローチでポイントを与えた時に相手キャラ1枚を休息状態にする効果を持つ。 元々のDPは20と低いため、DPの高いなずなを選択すれば退場しにくくなる。 《なずな(204)》などのDP40のなずなを選択すれば、AP・DP40のキャラとなる。 また、アプローチに成功すれば相手キャラを休息状態にすることができる。 後続のアプローチを成功させやすくなり、一気にゲームエンドに持ち込むことも可能。 <乃莉&なずな>には是非採用したい。 カードイラストは描き下ろし。 関連項目 なずな 収録 ひだまりスケッチ×☆☆☆ 02-025 パラレル,サインカード 編集
https://w.atwiki.jp/preciousmemories/pages/2955.html
《小鳥遊 ぷにゅる(073)》 キャラクターカード 使用コスト3/発生コスト2/赤/AP20/DP40 【和服】/【メガネ】 このカードの名称は、ゲーム中「近衛 スバル」としても扱う。 このカードが登場した場合、自分の捨て札置き場にあるキャラを5枚までデッキに戻し、デッキをシャッフルする。 (司会「今日の浴衣美人はっ! 小鳥遊ぷにゅるさんです!!」) まよチキ!で登場した赤色・【和服】【メガネ】を持つ小鳥遊 ぷにゅる。 近衛 スバルとしても扱う効果、登場した時に自分の捨て札置き場にあるキャラを5枚までデッキに回収してシャッフルする効果を持つ。 《本間 芽衣子(032)》と同じ効果を持つ。こちらの方が重いが、DP40のキャラを残せる。 《ランチタイム》などとは異なりデッキに戻す枚数は任意なので、捨て札置き場のキャラが5枚以下でも発動可能。 <デッキデス>対策としては十分な性能と言える。 間違えやすいが、このカードは手札・デッキ・捨て札置き場・ポイント置き場・除外ゾーンでも近衛 スバルとしても扱う。 カードイラストは第8話「初めてなんだ」のワンシーン。フレーバーはその時の司会のセリフ。 フレーバーがカード名と別のキャラになっている数少ないキャラ。 関連項目 《本間 芽衣子(032)》 収録 まよチキ! 01-073 編集
https://w.atwiki.jp/preciousmemories/pages/3657.html
《阿良々木 月火(P005)》 キャラクターカード 使用コスト4/発生コスト2/黄/AP30/DP40 【和服】 自分の「阿良々木 火憐」が登場した場合、自分のキャラ1枚は、ターン終了時まで+20/+20を得る。またはターン終了時に自分のキャラ1枚を活動状態にすることができる。 いい加減、起きないとだめだよ、もう!) プロモカードで登場した黄色・【和服】を持つ阿良々木 月火。 自分の阿良々木 火憐が登場した時に自分キャラ1枚のAP・DPを20上昇させるか、ターン終了時に活動状態に戻す効果を持つ。 強化または活動状態に戻す効果を選択して使うことができる。 上昇値もそこまで低くなく、なかなか強力。 もちろんこのカードも対象にでき、実質AP50・DP60のキャラになる。 活動状態に戻す効果もかなり強力。 アプローチしたステータスの高いキャラを妨害に回すことができる。 《阿良々木 火憐(P004)》と対をなし、あちらは相手キャラを弱体化するか自分キャラにアクティブを与える。 プロモカードのみ存在し、コンプリートカードコレクション 化物語の付録となっている。 カードイラストは描き下ろし。フレーバーは第2話「ひたぎクラブ其ノ貳」での月火のセリフ。 関連項目 《阿良々木 火憐(P004)》 収録 化物語 P-005 プロモカード 編集
https://w.atwiki.jp/preciousmemories/pages/8651.html
《忍野 忍&阿良々木 暦(563)》 キャラクターカード(コンビ) 使用コスト2/発生コスト2/緑/AP40/DP30 【和服】/【吸血鬼】/【怪異】 〔コンビ〕 このカードが登場、または退場した場合、自分の捨て札置き場にある『物語シリーズ』のキャラ1枚をサポートエリアに出す。または、自分のキャラ1枚をメインエリアに移すことができる。 (過度に悲観的になっては何もできまい。) 物語シリーズで登場した緑色・【和服】【吸血鬼】【怪異】を持つ忍野 忍と阿良々木 暦のコンビ。 登場・退場した時に自分の捨て札置き場にある『物語シリーズ』キャラ1枚をサポートエリアに復活させるか、自分キャラ1枚をメインエリアに移す効果を持つ。 登場させるだけで『物語シリーズ』キャラを復活させることができる。 ただし、サポートエリアに出すため、そのままではアプローチできない。 もう一つの効果を使えばメインエリアに移せるが、その場合はこのカードを退場させる必要がある。 そのため、《派手な登場》など別のカードでメインエリアに移す方が無難。 任意効果なので、メインエリアが5枚埋まっていても無理に発動する必要はない。 カードイラストは描き下ろし。 関連項目 《MEIKO(089)》 収録 物語シリーズ 05-063 編集
https://w.atwiki.jp/rozen-yuri/pages/401.html
のりはもうすっかり通い慣れためぐの家へ向かっていた。時刻は午後十一時過ぎ。 普段ならこんな時間に外を女の子が出歩くのは危ない事だが、今日は人通りも多めだ。 今日は十二月三十一日、大晦日。 そしてこれからはめぐと初詣で、家に迎えに行く所だった。 程無くしてめぐの家に着き玄関のチャイムを鳴らすと、足音が聞こえて来て扉が開いた。 中から現れたのはめぐの父親で、のりの顔を見ると微笑んだ。 「こんばんは、おじさん」 「こんばんは。めぐならもうすぐ来ると思うから、ちょっと待っててください」 父親はそう言い切ると、家の中へと振り返った。 「めぐ、のりさんがみえたぞ」 「はーい」 めぐが返事をしながら廊下へ姿を出し、のりの姿を確認すると笑顔を浮かべて玄関へと駆け寄ってきた。 その首にはクリスマスにプレゼントしたのり手編みのマフラーが首に巻かれている。 「ありがと、迎えに来てくれて」 そう言いながら靴を履き終えてのりの下へとやってきた。 そのまま自然に手を繋いで、二人はめぐの父親へと軽く体を向ける。 「それじゃパパ、行ってくるわね」 「行ってらっしゃい、気をつけて行けよ」 「分かってるわよ。のりがいるから大丈夫よ」 「そうか。のりさん、お願いします」 「ええ、分かりました」 玄関の戸が閉められ、いざ出発しようとしたら上空から音が聞こえた。 その方を見ると、水銀燈がめぐの部屋の窓の縁に座って見下ろしている。 「こんな寒い中、よくもまあ行く気になるわねえ。年が変わるだけなのに…」 「あなたはなんとも感じないの?」 めぐからの質問に、水銀燈は若干呆れ気味にフッと笑った。 「私はあなた達よりもずーっと長く存在してるのよぉ? 今更年が変わろうが何だろうか、どうでもいいわぁ」 「そうか、すっかり忘れてたけどそうだったわね…。人間にとっては大きな事よ」 「私は人形だから関係ないわぁ。ま、気を付けて行ってらっしゃぁい。のり、私のミーディアムをお願いねぇ」 「分かってるわ。ちゃんとエスコートしていくから」 「それじゃ、留守番頼んだわよ」 水銀燈に手を振り、そう挨拶を交わすと二人はめぐの家を後にした。 道を歩いていると除夜の鐘が聞こえて来て、改めて今日が大晦日なんだという事を実感する。 その音の発信源である神社に近付くにつれて、人通りが多くなって来た。 その中には和服を着ている人もちらほら見て取れた。 「のりは和服着ないの?」 和服を着ている女性を目で追いながら、めぐがそう言った。 「和服ねぇ…私持ってないのよ。持ってても、着付けとか出来ないしね」 「そう…和服姿ののり、見てみたかったかな」 ちょっぴり残念そうな顔で、もう一度和服の女性へと視線を向ける。 のりの格好はロングスカートにコートと、和とは無関係な服だ。 そう言うめぐだって、ダウンジャケットにジーンズと、同じく和とは無関係な服なのだけど。 「いつか着る機会があったら、見せてあげるわよ」 クスッと笑ってそう言うと、めぐの表情が少し輝いたように見えた。 期待の篭った目で、のりの顔を見返してくる。 「約束、よ」 「もちろん。代わりに、めぐちゃんも和服着る時は私にも見せてね」 「分かった、約束するわ」 二人とも笑顔で頷き、それからも談笑しながら先へと歩いていった。 ―※―※―※―※― 神社に近付くにつれて人の往来も増えて行き、目的地に着くと真夜中だというのにそこは人で溢れかえっていた。 予想以上の人の数に若干驚いたのか、めぐの表情が少し強張ったように見えた。 「凄い人ね…」 「毎年こんな感じよ。地元で一番大きな神社だからね」 圧倒され気味のめぐに気付き、のりは繋いでいた手を一旦離すと腕を腕を絡め合わせた。 突然密着度が高まった事に、めぐは少し驚きながらのりの顔を見上げる。 「これならちょっとやそっとじゃ離れないわよ」 「…うん」 のりからのアクションに、めぐは少し照れて微笑んだ。 その様子が可愛く、ポンポンと頭に手を添えると甘えるようにのりにもたれてくる。 本当に可愛いなあもう、そんな事を思った。 「しかし、本当に凄い人ね。日本人は信仰心が無いって言うけど、これだけ来るなんてね」 「まあ半分お祭りみたいなものだからね。それで騒いでる人もいるかもしれないけど」 携帯の時計を見るともう年が変わるまで十分を切っている。 もう既に人が大勢並んでいる参拝の列へ同じように並び、年が明けるのを待つ。 「もうすぐ今年も終わりね…。今年は激しかったなぁ…」 思い返すと、今年一年は濃い年だったと思う。 真紅や雛苺達が来て様々な騒動が起き、ジュンも何とか引き篭もりを脱し、何より、めぐという恋人が出来た。 「ね、めぐちゃんは今年一年どうだった?」 思い返すのを止め、めぐに聞いてみる。 「私? …そうね…私もやっぱり、今年は激動の年だったわね…」 宙に目をやり、懐かしむような表情で口を開く。 「水銀燈が来たのが最初で…。それからのりと出合って恋人になって、手術して退院して、学校にも行き始めて…」 そこで区切ると、頬を少し赤らめてのりの方へと顔を向けてきた。 「初めて、エッチな事して」 「…、もう、めぐちゃんたら…」 恥ずかしい事を言われ、のりも頬を赤らめる。 「…でも、水銀燈もだけど、のりと出会えて本当に良かった。それが今年一年で最高の出来事よ」 屈託の無い純粋な笑顔をめぐは浮かべ、のりは優しく微笑み軽く肩に頭を寄せる。 「今年一年、ありがとうね」 「こちらこそ」 携帯の時計を見ると、年が変わるまでもう後数分も無い。 どこか緊張してきて、周りの参拝客もどこかワクワクしているように見える。 「めぐちゃんほら、もうすぐ新年よ」 「本当。カウントダウン、てとこね」 二人して一つの携帯を覗き見て、刻一刻と時刻が過ぎるのを待つ。 そして、携帯の表示が「01/01 0:00」になった瞬間、二人は少しテンション高めでハイタッチをした。 「新年おめでとう!」 「ハッピーニューイヤー!」 周りからも歓声が湧き上がり口々に祝いの言葉を発していく。 辺り一面お祝いモードだ。 「今年もよろしくね、めぐちゃん」 「のりも、今年一年よろしくね」 ―※―※―※―※― 年が明けて十分近く過ぎた頃、ようやく二人に参拝の番が回ってきた。 お賽銭を投げてお祈りをし、順番を後の人に回してそこを離れていく。 「ね、めぐちゃんは何お祈りした?」 「そう言う、のりは何をお祈りしたの?」 「めぐちゃんが先に言ってよぉ」 「のりが先に言ってよ」 イチャイチャしながら無意味な問答をし合い、少ししてのりが一つ提案を上げた。 「じゃあ、同時に言いましょう」 「それが良いわね。それじゃ、せーの…」 めぐが合図し、二人同時に口を開く。 「今年もめぐちゃんと仲良く出来ますように!」 「のりともっと幸せになれますように!」 二人同時にお祈りの内容を聞き取り、その意味が分かるとおかしくなってきた。 二人ともほぼ内容的には同じ内容。考える事はやはり一緒だ。 「…っぷ。あはは、似たもの同士ね」 「本当。おかしいわね、あはは」 最高の笑顔で迎えた新年。 二人一緒なら今年一年も最高の年になる、そんな確信が二人の中にあった。