約 147,360 件
https://w.atwiki.jp/galgerowa/pages/481.html
解放者――ウィツァルネミテア――(前編)◆guAWf4RW62 風が凪いでいた。 暗闇に染まった空の下で、幾多もの亡骸が倒れ伏せている。 数多くの悲劇が繰り広げられた孤島――『インゼル・ヌル』。 その地下では、一連の惨劇も遂に最終局面を迎えようとしていた。 場所はLeMU、地下三階『ドリット・シュトック』。 ほんの数十分前まであれ程激しく鳴り響いていた銃声も、今はもう止んでいる。 周囲一帯に血の臭いが充満する中、白い廊下を歩いてゆく男が一人。 「っ……あ、はあ………はあ…………」 倉成武は息を荒ぶらせ、懸命に酸素を全身へと送り込んでいた。 何とか山狗部隊と桑古木涼権の打倒に成功したものの、その代償は重い。 無理を押して戦い続けて来た所為で、身体の調子は徐々に悪化しつつあった。 全身の節々が激しく痛み、斬り裂かれた左肩は強く熱を帯びている。 後頭部を強打された影響もあり、気を抜くと意識が断線してしまいそうになる。 だが、歩みを止める訳にはいかない。 十七年前と同じ場所――ヒンメルの先に、全ての答えが有る筈だった。 もしかしたらもう、皆先に到着しているかも知れない。 ならば自分も早くそこまで辿り着いて、全てに終止符を打たねばならないのだ。 「……倒れてなんて、いられないよな。そんな事してたら、少年に笑われちまう」 自らを奮い立たせながら、武は着々と歩を進めてゆく。 自身の舌を千切れない程度に噛む事で、ともすれば薄れかねない意識を強引に覚醒させた。 じわりと血の味が広がったが、その程度で意識が保てるのならば安いものだ。 そうやって傷付いた身体を強引に動かしていると、やがて目標の白い扉が見えてきた。 仲間達の姿は、未だ何処にも見受けられない。 「どうやら俺が一番乗りみたいだな。HIMMEL……十七年前は、この奥に全ての謎が隠されていた」 武はある種の運命じみたものを感じながら、ヒンメルの扉を押し開けようとする。 だが扉は十七年前と同じく、押しても引いても開く気配が無かった。 見れば近くに、パスワード入力用の端末が備え付けられている。 恐らくは、正しいパスワードを入力すれば開く形式なのだろう。 武は思い付く限りのキーワードを打ち込もうとするが、そこで背後から足音が聞こえてきた。 「――武さん!」 「……よう、瑞穂」 現れたのは、服の所々に血を滲ませている瑞穂だった。 その表情からは明らかな疲労の色が読み取れ、武と同様に厳しい戦いを潜り抜けてきた事が推し量れる。 話すべき事、聞きたい事は沢山あるが、武よりも先に瑞穂が口を開いた。 「……武さん。優さんについて少しお話があるのですが、聞いて頂けませんか?」 そうして瑞穂は、倉庫で繰り広げられた田中優美清春香菜との一戦について語り始めた。 優が何を思って鷹野に協力していたのかも。 戦闘の最中に追い詰められた優が、妖しげな仮面を用いた事も。 最終的に優が改心し、ヒンメルのパスワードについて教えてくれた事も、瑞穂は全てを包み隠さず話した。 話を聞き終えた武は、酷く複雑そうな表情をしていた。 「あの馬鹿……そんなに苦しんでたんなら、どうして俺やつぐみに相談しないんだよ……。 今度会ったら、叱ってやらないとな……」 語る武の声に、憎しみや殺意の色は無い。 武とて、嘗て取り返しの付かぬ罪を犯した身。 優がどれだけ悩み、どれだけ苦しんだかが手に取るように分かり、恨む事など出来なかった。 唯只やり切れない想いだけが、胸の奥へと広がってゆく。 そんな中、瑞穂は何と声を掛けて良いか分からずに、黙って武の様子を見守っていた。 そうしているとやがて、アセリアと沙羅、梨花やきぬも、次々と廊下の向こう側から歩いて来た。 それぞれが満身創痍の様相を呈しているが、特に沙羅は今にも死にそうな顔色で、アセリアに抱き抱えられている。 その事に気付いた瑞穂は、大慌てで沙羅に駆け寄った。 「沙羅さん、大丈夫ですか!?」 「ええ……全身ボッロボロだけど、舞のお陰で何とか生きてるわ」 「――舞さんの?」 瑞穂が尋ねると、沙羅は力無く視線を地面へと落とした。 沙羅の手は、赤く染まったハンカチを強く握り締めている。 代弁するかのようなタイミングで、アセリアがゆっくりと口を開いた。 「マイは私達と……一緒に戦ってくれた。最後は自分の命と引き換えに……サラを救ってくれた」 「……そうですか」 瑞穂は、それだけしか答える事が出来なかった。 横へ視線を移すと、きぬと梨花も複雑そうな表情を浮かべていた。 目の前で仲間を殺されたきぬや梨花からすれば、間違い無く舞は忌むべき怨敵。 しかし舞が自身の命と引き換えに、沙羅を救ってくれたのもまた事実。 恨むべきなのか、感謝するべきなのか、もう分からなかった。 しかし、何時までも思い煩っている訳にはいかない。 瑞穂は意識を切り替えて、ヒンメルの方へと鋭い視線を向けた。 「皆さん、もうお気付きかも知れませんが……この扉の先にきっと、黒幕が居る筈です。 あゆさんと羽入さんが到着次第、先に進みましょうか」 「……二人は来ないわ」 「――え?」 瑞穂が疑問の声を発すると、梨花は悲痛な面持ちとなった 静寂が場を支配して、重い緊張感が一同の間に漂う。 やがて梨花がぎゅっと口元を噛み締めてから、静かに言葉を並べ始めた。 「あゆは……無茶をして、酷い怪我を負ってしまったわ。今は羽入と一緒に、医務室を探してる筈よ」 「……では、死んでしまった訳では無いのですね?」 「ええ、少し危険な状態だけど……きっと大丈夫だと思う。後は私達が、あゆの分も頑張りましょう」 梨花とてあゆの事は心配だが、後戻りするつもりなど無かった。 あれから鷹野を探し回っていると、その過程で此処へ辿り着いた。 瑞穂の話によれば、この先に黒幕が居るらしいとの事。 当然の事ながら、鷹野がこの先に逃げ込んだ可能性も十分あるだろう。 下手に時間を与えてしまえば、また何か良からぬ策略を仕掛けてくるかも知れない。 真にあゆの事を想うのならば、自分達は一刻も早く先に進むべきだった。 行動可能な仲間達が全員揃った以上、情報交換している時間すらも惜しい。 自分達がやるべき事は決まっている。 全ての元凶であるディーさえ倒せば、永きに渡る戦いに決着が付く筈なのだ。 瑞穂は仲間達を促して、ヒンメルの先へ突き進もうとする。 「この扉のパスワードは私が知っています。それでは皆さん、行きましょうか」 「……ん、待ってミズホ」 「アセリアさん、どうしたんですか?」 「今の状態で行っても、きっと私達は勝てない」 アセリアはそう云うと、仲間達を一人ずつ順番に指差して行った。 五体満足と云える様な状態なのは、アセリアと梨花ぐらいしか居ない。 武や瑞穂はそれぞれが重傷を負っているし、きぬも体力的に消耗し切っている。 沙羅に至っては、歩くのも不可能な状態だ。 このままヒンメルの先に向かった所で、戦いになれば圧倒的不利を強いられるのは明白だった。 「でも、此処で休んでいる訳にもいかないでしょう?」 「ん……大丈夫。『献身』さえ貸してくれれば、私が何とかする」 アセリアはゆっくりと歩を進めると、きぬから永遠神剣第七位『献身』を受け取った。 静かに精神を集中させ、自身のマナを少しずつ『献身』へと注ぎ込んでゆく。 在りし頃のエスペリアを想い出しながら、今この場で一番必要とされている魔法を発動させた。 「大地に満ちる活力よ、癒しの風となれ……ハーベスト!」 ハーベスト――戦闘域のマナそのものを活性化させ、味方全体を回復させる神剣魔法。 アセリア達が居る空間を緑色の光が覆い尽くし、急激に各自の傷が癒えてゆく。 治療の対象は傷だけに止まらず、肉体的な疲労も信じ難い速度で抜け落ちて行った。 凄まじいまでの効果だったが、誰も驚いたような表情は浮かべていない。 LeMU突入前、既にきぬが同じ事をしていたからだ。 先程まで死人のような顔をしていた沙羅が、血色の戻った唇を軽やかに動かした。 「やっぱり魔法って凄いわね……。有り難うアセリア、助かったわ」 「……ん、構わない」 これで、決戦の準備は整った。 全快とまでは行かないものの、各自の傷も癒えて、体力もある程度は回復した。 今の状態ならば、この先にどんな強敵が待ち受けていようとも、十二分に対抗出来るだろう。 「では、今度こそ行きましょう。全ての悲しみを、終わらせる為に」 「おう。純一の分も、ボクがディーをぶん殴ってやる!」 アセリアから『献身』を受け取ったきぬが、猛然と気を吐いた。 この先に待っているであろう敵が――ディーがどれ程の怪物であろうとも、恐怖に屈するつもりなど毛頭無い。 それは、一同の全員が抱いている覚悟だった。 瑞穂はパスワード端末機を操作して、素早く『MIKOTO』と入力した。 程無くして扉が開き、決戦の場へと繋がる道が開かれた。 一同は実力的に最も優れるアセリアを先頭として、扉の向こう側へと足を踏み出してゆく。 最初は細長い螺旋状の階段が続いており、アセリア達は黙々と奈落へ降りていった。 「……何だか寒気がするわね。地獄に向かう道って云うものがあったら、こんな感じなのかな」 沙羅がぼそりと呟いた。 寒気がすると云うのは、決して気の所為などでは無い。 一歩一歩足を踏み出す度に、身体が重くなるような錯覚に囚われる。 先に進むに連れて強まっていく悪寒が、終着点に居るであろう怪物の存在を報せていた。 それでも沙羅達は決して足を止めずに、更なる奥地へと突き進んでゆく。 階段が終わりを迎えると、次は前方に通路が伸びているのを見て取れた。 黒い気配、寒気を催す空気の源流に向けて、着実に歩き続ける。 やがて一同は通路を抜け、大きく開け放たれた大空洞へと辿り着いた。 「こんな物が……地下に隠されてたなんてな」 武は半ば呆然とした表情のまま、周囲一帯を一望した。 大空洞は地面も天井も岩で覆われており、荒れ果てた暗黒の大地であるかのようだった。 高さは約三、四百メートル、横幅は軽く数キロ以上あるだろう。 大空洞の中央部はクレーターのように大きく沈み込んでおり、此処からでは中の様子を窺い知る事は出来ない。 肌を焼く瘴気、心臓を鷲掴みにされたような死の予感の中、武達は大空洞の中央部に向かって歩いてゆく。 そうやって、どれ程歩き続けただろうか。 中央部に向かう坂道を下っている所で、聞き覚えのある声が一同の鼓膜を振るわせた。 『――嫌あああああああああああああぁぁぁっ!!』 耳に届いた叫び声は、恐怖と絶望の色に侵食し尽くされていた。 聞いているだけでも、胸が痛んでくるような声。 余りにも弱々しい叫びを、発した者の名は―― 「――――鷹野ッ!?」 逸早く声の主が誰かを察知した梨花が、一目散に大空洞の中央部に向かって走り出す。 慌てて瑞穂達も大地を蹴って、先走る梨花の後を追い始めた。 ◇ ◇ ◇ ◇ 「わた……し、は…………私は…………っ」 LeMU、地下三階『ドリット・シュトック』会議室の片隅で力無く蹲る女性が一人。 血塗れの服を身に纏ったその女性は、名を鷹野三四と云う。 此度の殺人遊戯に於いて、司令官としての役割を果たしてきた罪人だ。 何の情けも無く、冷酷に殺人遊戯を推し進めた悪魔。 祖父の名を後世に残す為、絶対の意思を貫き続けてきた強き女性。 しかしそんな女性の心も、今はもう完全に砕け散ってしまっていた。 「ジロウさん……ジロウさん………、ジロウさん……………っ!」 取り返しの付かない事をしてしまった。 自分は馬鹿だった。 契約なんて、強要する必要など無かったのに。 そんな事をしないでも、富竹はずっと自分の味方で居てくれたのに。 「私はジロウさんを……ぅあああぁっ…………!」 安易にディーの力を頼ってしまった所為で、富竹を殺してしまった。 富竹はずっと救いの手を差し伸べてくれていたのに、彼を二度も殺してしまった。 もう駄目だ。 犯してしまった罪は余りにも重く、折れてしまった意思は二度と元に戻らない。 全てを失ってしまった自分は、これからどうやって生きていけば―― 「え――――?」 そこで突如鷹野は、自身の身体が宙に浮いているような感覚を感じた。 視界が暗転し、身体中の神経、意識が一斉に断線する。 そして、数秒後。 気が付いた時にはもう、大空洞の中央部に転移させられていた。 「来たか、契約者よ」 「貴方は……」 呆然と立ち尽くす鷹野の眼前には、白い翼を生やした精悍な男の姿。 圧倒的な魔力と存在感を身に纏う、人よりも遥かに高次の存在。 絶対的強者であるこの男こそが、此度の殺人遊戯を企てた真犯人――ディー。 「――汝の手駒達は全て敗れ去った。ある者は倒れ、ある者は命を失い、またある者は敵の軍門に下った」 それは、鷹野にとって初めて知る事実だった。 二体のアヴ・カムゥ、二人のキュレイキャリア、敵を大幅に上回る人数の山狗部隊。 負ける筈の無い戦いだった。 戦力的に考えれば、こちらが圧倒的に有利だった筈なのに、それでも敗れ去ったのだ。 完全なる敗北。 その事実は鷹野にとって――最早、どうでも良い事だった。 「そう……貴方が云うのなら、本当の事なんでしょうね。でもそんなの……どうだって良いわ。 もう私には……戦い続けられるような意思の力なんて、無いもの」 今の鷹野には、戦いに耐え得る程の気力など残されていない。 絶対だった筈の意思は砕け、長年見続けてきた夢は終焉の時を迎えた。 唯一の味方すらも失った自分は、もう立ち上がれない。 今更、戦い続ける意味など何処にも無かった。 「否、そういう訳にもいかぬ。汝は此度の殺人遊戯を完遂させ、我がその見返りとして汝の目的に力を貸す。 それが我と汝の契約。故に、未だ汝は戦う必要がある」 「え…………?」 「汝の意思など関係無い。一度契約した以上、汝は最後まで己の義務を遂行せねばならぬのだ」 告げるディーの顔は相変わらず平静を保っていたが、鷹野にはその無表情こそが何よりも恐ろしく感じられた。 鷹野は知っている。 ディーは一度口にした事を、絶対に曲げたりしない。 何の感情も見せず、何の情けも掛けず、只自分の目的だけを遂行するのだ。 「そんな……私……もう戦えない。もう……戦いたくない。それに……相手はアヴ・カムゥすら、倒すような連中なのよ。 私一人で……勝てる訳無いじゃない」 「それも、全ては汝が招いた状況であろう。汝に対して、我がどれだけ力を貸したか忘れた訳ではあるまい。 散々力を借りておいて、追い詰められたら責任を放棄するなど、許される事では無い」 戦力差は歴然。 もう完全に勝敗は決していると云うのに、あくまでディーは戦いを強要しようとする。 途中下車は不可能。 一度ディーの傘下に入ってしまった以上、戦いの放棄は決して認められない。 尚も拒絶の意思を見せる鷹野に対して、ディーが一歩前に足を踏み出した。 「故に、戦え。契約に従い、参加者達と争ってくるのだ」 「い……嫌……」 「そうか。では汝は――契約を破棄すると云うのだな?」 大空洞の中に、規則正しい足音が響き渡る。 両者の距離は、残り十五メートル。 ディーは右手を前に伸ばした状態のまま、少しずつ鷹野に歩み寄る。 どのような抵抗も、どのような懇願も無意味。 ディーの右手が届いた瞬間、鷹野は『終わり』を迎えるだろう。 「我との契約を破棄し、無に帰ると云うのだな?」 「嫌……もう……嫌ぁ………」 一歩。 また一歩。 無骨な岩で覆われた大地を、神の足が踏み締める。 両者の距離が少しずつ近付いて行く。 「たす……けて……っ。助けてっ、ジロウさんっ…………!」 「無駄だ。汝が結ばせた契約の所為で、富竹ジロウは死んだのだ。 その事は、汝が一番良く理解している筈」 決して逃れられぬ罪を突き付けながら。 神は何処までも無慈悲に、終末を鷹野へと運ぼうとする。 「嫌……嫌なの……嫌ぁ…………」 鷹野は膝から崩れ落ちて、力無く地面に座り込んだ。 何度も何度も首を横に振ったが、ディーの歩みは止まらない。 両者の距離は、残り三メートル。 そしてまた一歩、ディーが足を踏み出した瞬間――鷹野の中の何かが切れた。 「――嫌あああああああああああああぁぁぁっ!!」 絶叫。 鷹野はポケットから銃を取り出すと、眼前の怪物に向けて撃ち放った。 どれ程の怪物であろうとも、この距離で発砲されては避け切れる筈が無い。 甲高い銃声と共に、赤い血の肉片が飛散した。 「た……かの……」 掠れた声は、第三者のもの。 全速力でこの場に駆け付けた、古手梨花が放ったものだ。 梨花は、確かに目撃した。 鷹野が発砲した瞬間、ディーの前に鏡のような物が出現して、銃弾が跳ね返されたのを。 そして、鷹野の身体が内側から破裂するのを。 辺り一帯に四散している肉片は、嘗て鷹野だったモノの成れの果てだ。 直ぐに後方から仲間達が走り寄って来て、梨花の横へと並び掛けた。 「梨花さん……鷹野は……」 「……瑞穂、貴女も見てたでしょう? 鷹野三四は……今、死んだわ」 梨花はそう答えると、嘗て鷹野だったモノの肉片を複雑な表情で眺め見た。 殺したいくらい、憎い相手だった。 鷹野の策略が無ければ、伊吹風子も一ノ瀬ことみも死なずに済んだだろう。 放送で愉しげに仲間達の名前を告げられた時など、怒りで頭が狂いそうだった。 けれど同時に、自分は鷹野の事を認めてもいた。 尊敬の念すら抱いていたかも知れない。 神すらも味方に付けた鷹野は、恐ろしい程に強い意志を持っていた。 運命に真っ向から立ち向かえるような、そんな強さを確かに持っていたのだ。 そんな鷹野も、最後には怯え切った表情のまま死を迎えてしまった。 結局は、彼女も被害者だったのかも知れない。 (お休みなさい……鷹野。他の誰が認めなくたって、私は貴女の強さを認めるわ。 貴女はとても強くて……そして悲しいくらい、哀れな人だった) 梨花は心の中でそう呟くと、眼前の怪物を鋭い目つきで睨み付けた。 怪物は色の灯らぬ瞳で、静かにこちらを見下ろしている。 「貴方が……ディー……。鷹野を操っていた、真の黒幕なのね」 梨花はディーと面識など無いが、今目の前に居る存在が全ての元凶であると、直ぐに理解出来た。 こうして向かい合っているだけでも伝わってくる圧倒的重圧、圧倒的存在感。 アレは、化け物だ。 アヴ・カムゥすらも凌駕する程の。 痺れるような緊張感が場を支配する中、アセリアが一歩前へと歩み出た。 「……倒す前に聞いておく。何故……私達を、殺し合わせたりした?」 それは多くの参加者達が抱いていた疑問だろう。 何故自分達が殺し合いなどしなければならないのか。 こんな事をして、一体何になると云うのか。 問いを投げ掛けられたディーが、ゆっくりと答えを口にする。 「理由は只一つ。我が為すは、総て我が子等を――人類を愛するが故」 告げるディーの顔には、感情らしい感情が一切浮き出ていない。 その態度、その返答を不服に感じた瑞穂が、アセリアの横へと並び掛けた。 「愛だなんて、ふざけないで下さい! 罪の無い人々を無理矢理殺し合わせて、それの何処が愛だって云うんですか!」 「争いとは種の進化を促すもの。それは汝等とて理解している筈だが」 「進化……ですか?」 告げられた言葉に、瑞穂の動きがピタリと停止した。 ディーは一旦間を置いてから、次々と言葉を並び連ねてゆく。 「数々の戦いを経て、汝は精神的に大きな成長を遂げた。アセリアは、以前よりも遥かに強い力を手に入れた。 この島に来てから、僅か数日しか経っていないのにだ」 ディーの云っている事は、決して間違いなどでは無い。 瑞穂やアセリアがこの島で大きく成長したのは、紛れもない事実だった。 「極限状態での争いともなれば、その種を更なる高みへと昇華させる。 我はそうして子達の成長を見守り、時に少し手を差し伸べているに過ぎぬ」 様々な者達を殺し合わせる事によって、人類の進化を促す――それが、ディーの目的だった。 脱出の可能性を残したのも、総ては参加者達の力を引き出す為。 事実アセリアのように、主催陣営との戦いによって、新たなる力に目覚めた者も居るのだ。 「高みだと……? けど、争いに負けた奴等はどうなるんだ? 弱い奴等は死ねって云うのかよ……!」 「敗れし種は淘汰される、それだけの事。全体からすれば微々たるもの。 そんな事の為に、高みを目指す多くの我が子達を疎かにするは愚行であろう」 武が怒りの表情を露としたが、ディーは冷え切った声で言葉を返すだけだった。 余りにも無表情、無感情、無慈悲。 人の意志、人の倫理観など一切通じない。 己の正当性を信じて疑わぬ神は、何処までも冷酷に命令を下す。 「故に、我は汝達に命ずる――最後の一人になるまで殺し合え。 熾烈な生存競争を勝ち残った種は、必ずや更なる高みへと至り、人類の未来を切り開く事が出来るだろう」 それは最後通牒。 逆らえば、本物の神と戦う羽目になるだろう。 しかし鉄の結束で結ばれし者達が、勝手極まりない命令に大人しく従う筈も無い。 梨花は何ら迷う素振りすら見せず、真っ直ぐな瞳でディーを見据えた。 「お断りさせて貰うわ。未来は神なんかに与えられるモノじゃない」 「……何?」 今梨花の眼前に居るのは、羽入よりも遥かに強大な神だ。 この世の理すらも易々と覆す、正真正銘の怪物だ。 それでも梨花は怖気付く事なく、静かに言葉を紡いでゆく。 「私はね……これまで沢山の苦難に遭って、その度に挫折してきたわ。何をしても死の運命からは逃れられないんだって、諦めてた。 でも、違ったの。皆の姿を見てようやく理解出来たの」 雛見沢で繰り返される惨劇の中で、梨花は何度も絶望を味わってきた。 定められた死の運命の前に、幾度と無く屈してきた。 でも――圭一が教えてくれた。 諦めなければ、運命なんか覆せるんだって。 この島での経験が、散っていった仲間達が教えてくれた。 潤は、あの屈強な川澄舞から自分を守り切った。 ことみは、参加者同士の悲しい殺し合いに終止符を打った。 どちらも運命に身を任せているだけでは、決して成し遂げられなかった事だ。 だから、皆に教えて貰ったから、梨花は心の底から思い切り叫ぶ。 「運命など幻想、神の力など無力! サイコロの目を決めるのは天でも神でも、ましてや偶然でも無い! 未来とは自らの努力、自らの意思で勝ち取るモノ!」 それが、百年の旅の末に得た結論。 梨花が信じる、唯一にして絶対の真実だった。 「……では、汝等は我に抗うと云うのか? 進化の可能性を棄ててまで、勝算の無い戦いを挑むつもりか?」 ディーは梨花達一人一人へと視線を移してゆくが、全員が例外無く強固な意思を瞳に宿していた。 それは、確かな叛意の表れに他ならない。 沙羅がワルサー P99の銃口をディーへと向けてから、心底下らなさげに吐き捨てた。 「しつこいわね。押し付けられた進化なんて、こっちから願い下げよ。 アンタは人類の未来なんかよりも、自分自身の身を心配した方が良いわよ?」 最早、これ以上の会話など無意味。 相手が誰であろうとも、数多くの死地を潜り抜けし猛者達が意思を覆すなど有り得ない。 どう考えても衝突は必死。 「……それが汝達の答えか。ならば仕方が無い――相手をしてやろう」 ディーの気配が変わり、放たれる殺気が急激に膨れ上がってゆく。 応じるようにして、梨花達も各々の得物を手に身構えた。 人数で圧倒的に勝っている以上、様子見など必要無い。 全員がタイミングを合わせて、ディーに攻撃を仕掛けようとした刹那。 「――――動くな」 瞬間、周囲の空間が凍り付いた。 ディーが放った短い言葉。 動くなという、只の一言。 たったそれだけで、梨花達はまるで身動きが取れなくなってしまった。 「くあああっ…………まさか、こんなっ……!?」 初めてディーの力を受けたきぬが、狼狽に声を洩らす。 武から話自体は聞いていたものの、多人数相手でも同じ芸当が可能だとは思わなかった。 一瞬にして六人もの動きを封じる力は、正しく桁外れとしか云いようが無い。 「う…………おおおおおおおっ…………」 武は懸命に力を搾り出して、神に嵌められし鎖を振り解こうとする。 しかし何時まで経っても、状況は一向に改善されない。 どれ程身体を動かそうとしても、神社の時と同じく指先一本すらも反応してはくれない。 「さて――まずは汝からだ」 「くっ…………!?」 武達が身動き一つ取れぬ中、ディーの人差し指がアセリアへと向けられた。 少しずつ指先に魔力が収束してゆき、激しい風が渦巻いてゆく。 膨れ上がってゆく重圧が、これから起こるであろう破壊を予感させる。 ディーが初めにアセリアを狙った理由は、単純にして明快。 現状では、永遠神剣第四位『求め』の契約者であるアセリアこそが最大の脅威に他ならないからだ。 「アセリア、さんっ……! このっ……動け…………動けぇぇぇぇえ……!!」 「無駄だ。何人たりとも、我の拘束を打ち破る事は叶わぬ」 アセリアを守るべく、瑞穂は筋繊維を引き千切るくらいのつもりで抵抗する。 珠のような汗が頬を伝い、端正な顔立ちが今は酷く歪んでいる。 だがやはり、身体は一向に動く気配が無かった。 只の人間に過ぎぬ瑞穂では、どれだけ足掻こうとも拘束を打ち破れない。 武も、梨花も、沙羅も、やはり身動き一つ取れない。 そして窮地に晒されているアセリア本人も又、まるで動けないでいた。 「くぅぅう……ああああっ……!」 アセリアは『求め』にマナを注ぎ込んで、可能な限り身体能力を強化していた。 強化された今の膂力ならば、岩すらも素手で握り潰せるだろう。 にも関わらず、未だ指一歩動かせない。 このままでは、何の抵抗も出来ずに殺されてしまうし、残りの仲間達もすぐ同じ目に遭う筈。 焦燥に駆られたアセリアは、『求め』に更なるマナを注ぎ込もうとする。 だがアセリアの行動を遮るようなタイミングで、何者かの声が聞こえて来た。 『契約者よ……聞け』 (……『求め』!?) 声の主は、アセリアが契約を交わした永遠神剣第四位『求め』だった。 アセリア以外の者は、誰も『求め』の声を聞き取る事が出来ない。 『求め』は声を出すのではなく、契約者の意識に直接語り掛ける。 『この拘束は、力だけで破れる類のものでは無い。自由を取り戻したくば、もっと強く願うのだ』 (願う……?) 『目の前の敵を打ち倒したいと、仲間を守りたいと、もっと強く求めるのだ。 さすれば、汝の求めは果たされよう』 これ以上、身体能力を強化する必要など無い。 他の者達と違い、アセリアにはもう十分過ぎる程の力がある。 ディーの拘束を打ち破れるだけの、人間離れした力がある。 だから足りないのは、意思の力だけだった。 (……ん、分かった。でも……どうしてお前が、私を助けてくれる?) 『我にとっても、ディーは倒すべき対象というだけだ。我を駒のように扱った罪は、償わせねばならぬ。 さあ、分かったのなら早く拘束を解くが良い』 もう余計な会話をしている時間は無い。 数秒後には、ディーの放つ攻撃がアセリアを貫くだろう。 アセリアは直ぐ様意識を集中させて、自らの願望を思い浮かべた。 (私は……ディーを倒したい! 何としてでも……ミズホ達を守りたい!!) ディーを打ち倒して、散っていった高峰悠人達の無念を晴らしたいと。 何としてでも、瑞穂や他の仲間達を守り抜きたいと。 蒼の妖精は、心の底から只ひたすらに願う。 瞬間――アセリアの身体は自由を取り戻した。 「てやああああああああぁぁぁああっ!!」 「な、まさか――――!?」 蒼の妖精はウイング・ハイロゥを展開して、一直線にディーへと斬り掛かる。 純白の羽から生み出される推進力は、稲妻かと見紛わん程に凄まじい。 ディーは即座に攻撃を中断し、意識を全て回避に集中させるしか無かった。 「外、した……っ!」 「く――――」 交差する妖精と神。 アセリアの繰り出した剣戟は、ディーの頬を浅く切り裂くに留まった。 ディーは済んでの所でバリアを展開し、それと同時に横へ飛び退いたのだ。 急造の防壁は一秒足らずで砕かれてしまったが、ディー本体が退避するだけの時間は稼げた。 しかし紙一重の回避を行ったという事は、攻撃に意識を回す余裕など無かったという事。 「……っ、動ける!?」 瑞穂は唐突に身体の自由を取り戻し、驚愕の表情を浮かべていた。 ディーの集中力が途切れた事によって、拘束から解き放たれたのだ。 他の者達も一様に解放され、瑞穂達は直ぐに戦闘態勢へと移行した。 数多くの銃口、数多くの殺気がディーに向けられる。 「……もう、私にあの拘束は効かない。ディー……、お前を倒す」 アセリアは『求め』を深く構えると、前方で佇むディーを睨み付けた。 人数が違う――状況的には、明らかにアセリア達の方が有利な筈。 ディーがどれ程高い技量を誇っていようも、一人でこの場に居る全員を相手するのは不可能なように思えた。 しかし、ディーの表情には未だ焦りの色など浮かんでいない。 「見事だ……スピリットの身で、我に傷を負わせようとは。それでは我も、『力』を見せる事にしよう」 「…………『力』?」 ディーの言葉に、アセリアの眉がピクリと持ち上げられる。 ハッタリだと一笑に付す事は、とても出来なかった。 アセリアの本能が、数多くの戦闘を経て養われた直感が、全力で警鐘を鳴らしている。 背筋に奔る凍り付くような寒気が、相手の言葉に嘘偽りは無いと報せている。 「来い――我が従者達よ」 ディーは徐に手を持ち上げると、指をパチリと鳴らした。 すると、ディーの真横の空間に驚くべき異変が生じ始めた。 空間に黒い大きな穴が発生し、そこから仮面を付けた兵士達が次々と沸き出て来る。 大剣、刀、槍、鉄爪。 各々の武器を手にした仮面兵は、最終的に六体出現した。 「あれは……優さんが被っていた仮面…………」 瑞穂は仮面を使用した者と戦った経験がある為、敵の正体が直ぐ理解出来た。 恐らく今ディーが呼び出したのは、優と同じく仮面による強化を施された人間だろう。 唯一優と異なっている点は、まるで理性が感じられない事だ。 ある仮面兵は醜く涎を垂らしているし、ある仮面兵は不気味な唸り声を上げている。 一方で剥き出しの殺気、混じり気の無い殺意は、獰猛な肉食獣を連想させる程のもの。 明らかに、尋常ではない。 「皆さん、気を付けて下さい! あの仮面には、使用者の力を強化する効果があります!」 瑞穂が仲間達に警戒を呼び掛ると、各自の表情が急激に険しくなった。 これは瑞穂達にとって、紛れも無く緊急事態。 仮面により身体能力を強化された敵が、唐突に六体も現れたのだ。 どう考えても、苦戦は免れない。 瑞穂達の間に漂う緊張感が膨れ上がってゆき、否応無しに死闘の始まりを予感させる。 だが、事態の悪化はこの程度に留まらなかった。 「―――何、アレ」 眼前の光景に、沙羅が呆然と声を洩らす。 天に掲げられたディーの手から、黒い煙のような何かが伸びていた。 煙は渦を巻くような形で、ディーの身体を覆い尽くしてゆく。 そのまま煙は面積を増してゆき、やがて全く同じタイミングで一斉に霧散する。 煙が晴れた中に立っていたのは――悪魔のような外観をした、全長五メートルにも達する巨人だった。 211 三人でいたい(Ⅳ) 投下順に読む 212 解放者――ウィツァルネミテア――(中編) 211 三人でいたい(Ⅳ) 時系列順に読む 212 解放者――ウィツァルネミテア――(中編) 211 三人でいたい(Ⅳ) アセリア 212 解放者――ウィツァルネミテア――(中編) 211 三人でいたい(Ⅳ) 白鐘沙羅 212 解放者――ウィツァルネミテア――(中編) 211 宮小路瑞穂/鏑木瑞穂(後編) 宮小路瑞穂 212 解放者――ウィツァルネミテア――(中編) 211 宮小路瑞穂/鏑木瑞穂(後編) 田中優美清春香菜 212 解放者――ウィツァルネミテア――(中編) 211 終幕(後編) 古手梨花 212 解放者――ウィツァルネミテア――(中編) 211 終幕(後編) 羽入 212 解放者――ウィツァルネミテア――(中編) 211 終幕(後編) 鷹野三四 212 解放者――ウィツァルネミテア――(中編) 211 誓いはここに残すから―――俺は、ここにいる 倉成武 212 解放者――ウィツァルネミテア――(中編) 211 守りたい。ただ貴方だけを。貴方が生き続ける未来を。守りたい。優しさに包まれた、貴方の気高い心を 蟹沢きぬ 212 解放者――ウィツァルネミテア――(中編) 211 ワライ ディー 212 解放者――ウィツァルネミテア――(中編)
https://w.atwiki.jp/ac-rw/pages/153.html
Ainfalt Liberation Front アインファルト連邦内部に展開する武装組織。 連邦政府による統治を嫌う一部の要人によって極秘裏に設立された。 バックに政治家が付いているため豊富な資金を生かした強力な軍備を持つ。 また軍部にも繋がりがあり、隠されたその戦力は計り知れない。 組織規模 中 活動拠点 アインファルト連邦西部及び全域
https://w.atwiki.jp/digimon_crusader/pages/132.html
[赤]カードしか出現しなくなる(10) リーダー効果 アポロモン アポロモンEX アポロモンSP アルフォースブイドラモン アルフォースブイドラモンEX アルフォースブイドラモンSP インペリアルドラモンファイターモードSP スーシェーモンEX スーシェーモンSP スーツェーモン ライズグレイモン ワザ効果 アイギオテュースモンEX アイギオテュースモンEX ジークグレイモン ジークグレイモン+ シャウトモン×3GMSP マンモン
https://w.atwiki.jp/cfvg/pages/3854.html
ゴールドパラディン - ヒューマン グレード〈0〉 ノーマルユニット (ブースト) パワー 5000 / シールド 10000 / クリティカル 1 自:先駆(同じクランのユニットにライドされた時、Rにコール出来る) 自【R】:[他のあなたの《ゴールドパラディン》のリアガードを1枚選び、山札の下に置く]このユニットが《ゴールドパラディン》をブーストした時、あなたの《ゴールドパラディン》のリアガードが5枚なら、コストを払ってよい。払ったら、他のあなたの《ゴールドパラディン》を1枚選び、そのターン中、パワー+5000。 フレーバー:「戦場は常に変化する」────いつまでも同じだと思うな。 順位 選択肢 得票数 得票率 投票 1 使ってみたいと思う 0 (0%) 2 弱いと思う 0 (0%) 3 強いと思う 0 (0%) 4 面白いと思う 0 (0%) その他 投票総数 0 コメント
https://w.atwiki.jp/yamangelion/pages/201.html
「魂を解き放つ」 「希望と絶望は俺が決める」 「これが終焉だ」 生まれ変わった世界、後に参剣の時代と呼ばれる その世界で、大地を踏みしめる咎人の男。幾多の 命が失われ、文明が滅ぼされようとも世界が終わ ることはない。倒したはずの使徒に追われながら も、再び世界を統べる為動き出すカムイ。彼が目 指した地、地平線の果てに存在するという煉獄。 この世界に少数ながらも、確かに存在する人なら ざる者達、咎人。彼らの魂を解放すべく、カムイ は新たな時代を駆けるのだった。
https://w.atwiki.jp/nihonkaitaisoshi/pages/37.html
↓↓↓↓↓まずはここを押して下さい。 人気ブログランキング 本日の閲覧数 - 昨日の閲覧数 - 総閲覧数 - 撃論ムック平成21年11月16日号、迷走日本の行方から引用させて頂きます。日本の平和は残り10年以下、最短で1年になりました。平成21年10月20日作成。平成22年10月20日更新。大至急拡散希望。 ↓↓↓支那人がウイグル人を虐殺しているビデオ ↓↓↓チベットにおける支那軍の蛮行 新疆ウイグルで漢民族とウイグル人が衝突して多数の死傷者が出ている事は知っていると思います。例の衝突の動画では町の至るところにウイグルの人達の死体が並んでいました。日本では有り得ないシーンです。あれを見て 民族と民族が衝突するとはこういうことなのだと認識を持たねばなりません。ナタで頭をかち割ったり、こん棒で集団で死ぬまで殴ったり被害者が女性でも関係ありません。 中国の民族浄化の弊害 中国はウイグル人が固まらず少数民族になるように分裂させて居住区を与えたり中国本土に移動させたりし、ウイグル人が増えないように強制中絶させて人口を減らしています。人口中絶の数は850万人。更に核実験に晒して75万人を殺し50万人を政治犯で処刑 あわせて1000万人を虐殺したわけです。更に中国政府は大量の漢民族を新疆ウイグルに移住させ民族浄化を図っています。ウイグル人は元々民族虐殺の恨みもあり徐々に不平不満が溜まるのは当たり前です。当然職場では漢民族とウイグル人との間でイザコザになります。そしてついには殺し合いになったというわけです。 民族衝突の背景には中国政府のウイグル人に対する民族弾圧があるのです。力の無い民族 軍隊を持たない民族はいかに弱いか。簡単に虐殺され運よく生きていてもその後も虐待虐殺される運命にあるということです。 このビデオの様にあと1-10年で我々日本人は東日本の倭人日本人自治区へ追い払われ、支那人民解放軍に歯向うと鉄パイプで叩かれたり、銃殺されたり、惨殺される様になります。最短で2年でこうなるかも知れません。 そのための工作活動が次です。民主党が法案可決する意欲満々です。理由は忠誠を誓う国が日本ではなく、韓国、北朝鮮、支那である議員が民主党に大勢いるからです。 1、国籍法改悪。 2、外国人参政権。 3、支那人の人口侵略。 4、日本の税金による、30万支那人の日本への留学。 5、日本人の思想言論を弾圧するための支那人朝鮮人の「人権侵害救済法案」。 (民潭、朝鮮総連、人民解放軍、創価、部落開放同盟、支那共産党員、支那人民解放軍人などの人権擁護委員によりそこを批判すれば日本人が弾圧されます) 6、外国人住民基本法 7、二重国籍法 8、1000万人移民計画。 日本人が支那人に大虐殺されます。序でに在日朝鮮人も。 日本人が支那人に大虐殺されます。序でに在日朝鮮人も。 日本人が支那人に大虐殺されます。序でに在日朝鮮人も。 外国人参政権と人権侵害救済法案が可決されたら、このビデオでチベット人が支那人民解放軍に簡単に殺されている様に、日本人が殺される様になる。 http //www.nicovideo.jp/watch/sm10894484 ■支那から飲料水が消える日 つまり支那人が飲む飲料水が消滅するから、支那人が日本を侵略してくるのです。飲料水消滅のために支那人が死ぬしかないなら、国際世論など気にせずに、日本を侵略してでも支那人の飲料水を確保したいのです。 【英国紙「中国は干上がる」、ネット上では「用水路にあるのは生活排水だけ」平成22年1月2日10時40分配信 サーチナ 英国フィナンシャル・タイムズは12月31日、「2015年における中国」と題する文章を掲載した。文章では、2010年から20年にかけて、中国は深刻な水不足に直面する可能性があると報じている。 文章では、2009年から12年までの間に行われるであろう急激な銀行貸付の増加によって、中国では工業生産が過剰となると予想。それによって多くの水が消費され、中国全土で水不足が発生すると予想した。 さらに、中国は世界の五分の一の人口を有しているにもかかわらず、地球上の6%の水しか保有していないと指摘し、現在から4年後には、中国内陸部は荒れ果て、農作物は減収し、豊かな沿海部でも水や食料の配給制を行わざるをえないなど、水資源の欠乏は災害レベルにまで達するだろうとした。 また、文章では「中国の水不足は本来、回避することのできるものだ」とし、それができなかった理由として、「人びとが環境保護をおろそかにしてきたからだ」と指摘した。 これに対し、中国のネット上では、「重視すべき問題だ」、「記事に書かれていることは事実だ。私が住んでいる場所でも長年、川に水が流れている光景を見たことがない。用水路にあるのは生活排水ばかりで、匂いまで放っている」、「近い将来、中国の多くの場所で干ばつが起き、人びとの生活に影響が出るだろう」など、記事の内容に賛成する意見が多く寄せられていた。】 日米安全保障条約があるから、支那共産党人民解放軍が日本に侵略したら、アメリカが日本を助けに来るはずだと多くの日本人が考えるでしょう。 しかしその考えは甘すぎる。アメリカがいつまでも今のアメリカのまま存続出来るとは限らない。アメリカの金融危機はこれからがどん底です。アメリカの内戦の危機が高まると考えるべきです。アメリカのドル崩壊と内戦が起きた時、日本が支那共産党の人民解放軍から侵略される危険性が高まります。支那共産党がアメリカ内戦の危機に付いて知らないはずがない。 アメリカ内戦の危機に付いて 全米預金封鎖か!アメリカ非常事態宣言(FEMA)出動へ!シカゴで大規模デモ FEMAは既に全米に構築され、そこには多数300万個以上の棺桶が準備されている。 FEMAとトレーラー監獄らしい写真 FEMA Federal Emergency Management Agency(連邦危機管理局)に関するホームページを見付けました。 今後アメリカが崩壊解体されていく。次は天文学的CDSが破綻し、資本主義が崩壊していく。その時こそ、日本が支那共産党人民解放軍に侵略される最大の危機を迎える。 支那人民解放軍工作員よけのバルサン 天安門事件で支那人民解放軍は支那人大学生を戦車などで大虐殺した。 ウイグル、チベットに支那は侵略し、虐殺している。
https://w.atwiki.jp/nicoten/pages/618.html
https://w.atwiki.jp/digimon_crusader/pages/126.html
回復カードしか出現しなくなる(8) リーダー効果 ケレスモンメディウム ワザ効果 オファニモン オファニモン+ オファニモンSP
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/16832.html
怒りの解放 ハグン・リザード C 火文明 5 クリーチャー:メルト・ウォリアー/リベレーター 8000 ■スピードアタッカー ■W・ブレイカー ■自分のターンの終わりに、このクリーチャーを裏向きにして山札の1番下に置く。 作者:宇和島 フレーバーテキスト 彼は、風のごとく現れ、妨害する林を燃やし尽くす火の如く特攻した後、山に帰っていく。 収録 DMTend-04 「終末世界編 第4弾 新星の新生(エンドレス・アース)」 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/cfvg/pages/2232.html
りんてんのリベレイター ディアーク・ベイト・ドラゴン ゴールドパラディン - コスモドラゴン グレード〈3〉 ノーマルユニット (ツインドライブ!!) パワー 11000 / シールド ‐ / クリティカル 1 自【V】【LB4】:あなたのグレード3のカード名に「解放者」を含むユニットが(R)に登場した時、そのターン中、このユニットのパワー+3000/クリティカル+1。 起【V】:[CB(1)-カード名に「解放者」を含むカード]あなたの山札の上から5枚まで見て、グレード3のカード名に「解放者」を含むカードを1枚まで探し、ユニットのいない(R)にコールし、残りのカードを山札に戻し、その山札をシャッフルする。コールしたら、そのターンの終了時、この効果でコールされたユニットを山札に戻し、その山札をシャッフルする。 永【V/R】:盟主(共通するクランがないあなたのユニットがいるとアタックできない) フレーバー:唱えよ!世界の全ては我が力の源なり! 順位 選択肢 得票数 得票率 投票 1 使ってみたいと思う 0 (0%) 2 弱いと思う 0 (0%) 3 強いと思う 0 (0%) 4 面白いと思う 0 (0%) その他 投票総数 0 コメント