約 301,134 件
https://w.atwiki.jp/sengoku3/pages/226.html
浅井長政の章・第三話「金ヶ崎撤退戦」 浅井長政の章・第三話「金ヶ崎撤退戦」あらすじ 戦況(解説者 浅井長政) 勝敗条件 勝敗条件(模擬演武) 武将データ イベント ミッション 撃破効果 アイテム配置 攻略アドバイス ☆猛将伝&Zの変更点 無双演武一覧 あらすじ 稲葉山城を落とした信長は、 長政の協力で南近江を取り、 上洛を果たすとさらに、 越前・朝倉領に軍を進めた。 朝倉は浅井の盟友だったが、 信長は、浅井は織田につくものと 疑わなかった。 浅井家中は揺れる。 利を取り織田につくか、 義を重んじ朝倉を選ぶか。 しかし、 長政の選択は単純であった。 織田より朝倉が 自分を必要としている。 この決断が、 浅井家の運命を 大きく揺り動かすことになる。 戦況(解説者 浅井長政) 義景殿を救うため、義兄上を討つ! ゆえに、義景殿が討死したり、 義兄上を取り逃したりしたら敗北となる。 義兄上はまだ近くにいるはずだ。 まず蜂須賀小六を討って、天筒山城を抜き、 西の森を目指す! 西の森は、身を隠すにうってつけの場所。 徹底的に探すことにしよう。 今日は、義兄上に背くことになったが、 きっとまた、笑いあえる日が来よう。 その日をつかみとるため、戦おう! 勝敗条件 勝利条件 織田信長の撃破 敗北条件 朝倉義景とお市いずれかの敗走、または織田信長の脱出地点到着 勝敗条件(模擬演武) 勝利条件 織田信長の撃破 敗北条件 浅井長政と朝倉義景いずれかの敗走、または織田信長の脱出地点到着 武将データ 浅井・朝倉軍 備考 織田・徳川軍 獲得 備考 浅井長政 浅井軍総大将プレイヤー 朽木元綱 巻物 撃破効果No.2の撃破対象 お市 敗北条件撃破効果No.4の発動条件模擬演武では一般武将 山内一豊 巻物 朝倉義景 朝倉軍総大将撃破効果No.3発動で効果あり 丹羽長秀 素材 撃破効果No.1の撃破対象 朝倉景恒 森可成 素材 撃破効果No.4の撃破対象 磯野員昌 可児才蔵 素材 真柄直隆 佐々成政 素材 前波吉継 蜂須賀小六 素材 ミッションNo.1の撃破対象 赤尾清綱 ミッションNo.5開始後出現 堀秀政 素材 撃破効果No.3の撃破対象 新庄直頼 撃破効果No.4発動で出現 明智光秀 装備品 南の森に入ると出現ミッションNo.3の撃破対象 徳川家康 装備品 徳川軍総大将ミッションNo.3達成後出現ミッションNo.4の撃破対象 酒井忠次 装備品 ミッションNo.3達成後出現 榊原康政 巻物 織田信長 なし 織田軍総大将ミッションNo.4終了後出現 池田勝正 装備品 ミッションNo.4終了後出現 羽柴秀吉 装備品 ミッションNo.4終了後出現ミッションNo.5の撃破対象 イベント シナリオ開始直後、ムービー「答え」が流れる。 ミッション 番号 内容 備考 No.1 蜂須賀小六を撃破せよ! 達成後、天筒山城西門と西砦北門が開門 No.2 南の森を探索し、織田信長を発見せよ! 堀秀政の付近に接近すると明智光秀が出現し達成扱い No.3 明智光秀を撃破せよ! 達成後、中央砦東門と中央砦南門が開門増援の徳川軍が出現南砦が開門し、徳川軍が朝倉義景へ進軍開始 No.4 徳川家康を撃破せよ! 達成後、織田軍本隊が出現東砦がすべて開門赤尾清綱が出現し、織田信長の退却を妨害開始 No.5 織田信長が北東砦を通過する前に、羽柴秀吉を撃破せよ! 撃破効果 番号 内容 効果 備考 No.1 開始から3分以内に丹羽長秀を撃破 浅井・朝倉軍全武将の攻撃力が一定時間上昇 No.2 無双奥義・皆伝中に朽木元綱を撃破 武器を獲得 No.3 コンボ数が150以上で堀秀政を撃破 朝倉義景の体力が回復 No.4 お市の敗走前に森可成を撃破 織田信長の撤退を妨害するため、新庄直頼が出現 アイテム配置 携帯道具 壱 団子 団子 団子 大盛御飯 大盛御飯 大盛御飯 弐 団子 大盛御飯 黒漆太刀 当世具足 戦草鞋 荒御魂 参 黒漆太刀 戦草鞋 活水盃 陣太鼓 荒御魂 秘伝之書 攻略アドバイス ☆猛将伝&Zの変更点 無双演武一覧 第一話 第二話 第三話 第四話 第五話 桶狭間の戦い 稲葉山城の戦い 金ヶ崎撤退戦 姉川の戦い 小谷城の戦い
https://w.atwiki.jp/sengoku3/pages/170.html
明智光秀の章・第三話「本能寺の変」 明智光秀の章・第三話「本能寺の変」あらすじ 戦況(解説者 長宗我部元親) 勝敗条件 勝敗条件(模擬演武) 武将データ イベント ミッション 撃破効果 アイテム配置 攻略アドバイス ☆猛将伝&Zの変更点 無双演武一覧 あらすじ 織田軍は木津川口の戦いに勝利した。 元就を討たれた毛利家は沈黙し 苛烈な戦の犠牲となった雑賀衆も 霧散した。 信長の行く先に 泰平の世はあるのか。 凄惨な戦を次々と目の当たりにし、 光秀の心は揺れていた。 そんな光秀を挑発するかのように、 信長は 長宗我部元親との同盟を破棄。 四国征伐の準備を始める。 光秀は決意した。 友を守るため、 己の望む世を創るため。 敵は信長、本能寺にあり。 戦況(解説者 長宗我部元親) 光秀、事は急を要する。 二手に分かれて信長を追い詰めよう。 俺は東を行く、お前は西を行け。 本能寺を守るのは村井貞勝らだ。 速やかに排除するぞ。 落ち合うのは本堂正門だ。 信長は苛烈に時代を意志し、 俺たちを待つことはない。 必ず、追いつくぞ! 勝敗条件 勝利条件 織田信長の撃破 敗北条件 長宗我部元親の敗走↓長宗我部元親の敗走、または織田信長の退却地点到達 勝敗条件(模擬演武) 勝利条件 織田信長の撃破 敗北条件 明智光秀と長宗我部元親いずれかの敗走↓明智光秀と長宗我部元親いずれかの敗走、または織田信長の退却地点到達 武将データ 明智軍 備考 織田軍 獲得 備考 明智光秀 総大将プレイヤー 織田信長 なし 総大将 長宗我部元親 ミッションNo.3の合流対象ミッションNo.4の同行対象撃破効果No.1 No.2発動で効果あり敗北条件 織田信忠 装備品 撃破効果No.4の撃破対象 明智秀満 織田信雄 装備品 ミッションNo.2の撃破対象 斎藤利三 村井貞勝 装備品 ミッションNo.1の撃破対象 明智茂朝 毛利良勝 巻物 撃破効果No.2の撃破対象 安田国継 福富秀勝 巻物 ミッションNo.2の撃破対象 谷忠澄 菅屋長頼 巻物 ミッションNo.1の撃破対象 福留儀重 湯浅甚介 素材 桑名吉成 小倉松寿 素材 撃破効果No.1の撃破対象 賀藤辰 素材 ミッションNo.2の撃破対象 村田吉五 素材 ミッションNo.1の撃破対象 矢代勝介 素材 濃姫 装備品 ミッションNo.2終了後に出現 森蘭丸 装備品 本能寺本堂北部に侵入すると出現ミッションNo.5の撃破対象 イベント シナリオ開始直後、ムービー「血潮」が流れる。 ミッション 番号 内容 備考 No.1 村井貞勝と村田吉五と菅屋長頼と矢代勝介を撃破せよ! 達成後、第二のお堂南東門が開門 No.2 2分以内に織田信雄と賀藤辰と福富秀勝を撃破せよ! 終了後、第二のお堂がすべて開門長宗我部軍が進軍開始濃姫が出現 No.3 明智光秀が、長宗我部元親と本堂正門前で合流せよ! 達成後、第四のお堂東門が開門本能寺炎上 No.4 長宗我部元親と離れずに本堂まで進軍せよ! 終了後、織田信長が退却開始敗北条件変更 No.5 森蘭丸を撃破せよ! 達成後、本堂が開門 撃破効果 番号 内容 効果 備考 No.1 撃破数が150以上で小倉松寿を撃破 長宗我部元親の攻撃力が一定時間上昇 No.2 体力ゲージが赤い状態に一度もなることなく毛利良勝を撃破 長宗我部元親の体力が回復 No.3 明智軍の武将数が7人以上の状態で詰所頭を撃破 織田軍全武将の進軍速度が一定時間低下 No.4 コンボ数が100以上で織田信忠を撃破 石高を獲得 アイテム配置 携帯道具 壱 団子 団子 団子 大盛御飯 大盛御飯 大盛御飯 弐 団子 団子 大盛御飯 当世具足 霊鏡 荒御霊 参 団子 黒漆太刀 戦草鞋 戦草鞋 陣太鼓 秘伝之書 攻略アドバイス 長宗我部元親の誘導のため、彼の近くの雑魚掃討に気を配る必要がある。 敗北条件阻止の保険となる、撃破効果No.3は必ず発動させておきたい。 ☆猛将伝&Zの変更点 ☆第2レア武器獲得ステージ。→第2レア武器獲得のポイントを見る 無双演武一覧 第一話 第二話 第三話 第四話 第五話 長篠の戦い 木津川口の戦い 本能寺の変 山崎の戦い 関ヶ原の戦い
https://w.atwiki.jp/i_am_a_yandere/pages/2490.html
288 :星屑ディペンデンス 第三話 ◆TvNZI.MfJE:2012/04/15(日) 21 05 38 ID Gs/Z9.w6 「……まだ、帰ってきていない?」 「え、ええ。夕食を取りに来なかったので、作った分を家に届けに行ったら、まだ帰ってきていない様子でしたよ」 咲が王宮に出かけた次の日。無事に報告を済ませ、予定通りに帰ってきた彼女は、家に龍が居ない事を不審に思い、自分が留守の間、彼の世話を頼んでおいたアルフォンシーナの元へと来ていた。 「いくら出かけるのが遅かったとしても、私が出発した日には家を出ていた筈だ。祠までは片道30分程だし、今日のこの時間まで戻ってきていないという事はない筈……」 「あ、そういえば」 不意にアルフォンシーナが手を叩く。 「セイムさんが、森で男に襲われたー、手も足も出なかったー、ぶちころしてやるー、と言っておられましたよ」 のんびりとした彼女の言動からは想像もできないような下品な言葉が出た。もちろん、彼女の言葉ではないが。 「……何?セイムがやられた?」 セイムと言えば、召還者の中でも良くない噂を持つ男だ。不良と言っても差し支えないだろう。 それに、まがりなりにも『騎士』の能力者なので、それなりには強い。訓練を怠らない咲には到底敵わないが。 そのセイムがやられるとなれば、同じ能力者、それもかなりの手だれだろう。 咲の脳裏に一抹の不安が過ぎる。 「……有難う御座いました。ちょっと、森の方へ行って来ます」 「咲も気をつけて下さいね」 彼女は一つ礼をすると、森へ向かって脇目も振らずに駆け出した。 289 :星屑ディペンデンス 第三話 ◆TvNZI.MfJE:2012/04/15(日) 21 07 13 ID Gs/Z9.w6 ◇◆◇◆◇◆◇◆ 会話が聞こえる。 「お父様。彼は人間の身でありながら、魔族である私を助けてくださいました。ですから、彼の為に部屋と食事、その他生活に必要な物を用意させて欲しいのです」 「うむ。他でもない我が娘を助けたという男だからな。種族に関係なく、恩は返すべきだ。至急、用意させよう」 「あ、有難う御座います!!」 話しているのは、女性と男性の様だ。今自分が寝ているベッドの近くではなく、この部屋の入口付近から聞こえてくる。 とりあえず、聞いたことのない声なのは確かだ。 状況を整理しよう。 ええと……俺は確か、少女を助ける為にチンピラを追っ払って、魔力を使い果たし気絶したんだっけか。 しかも驚く事に、その少女が魔王の娘だったんだよな。そして美少女。 まさか、俺が魔王なんてものと間接的にでも関わるとは思いもしなかったぜ。 ではこれらの事を踏まえて、此処はどこなんだ? あの道を通りかかった親切な誰かさんが運んでくれたのかな。 て、いうか死んでは……いないよな。 だって今これを考えているのは俺だもの。 我思ふ、故に我在り。 ……何か違う気がするけど、きっとそんな感じだ。うん。 そんな事をつらつらと考えていると、入口で話し込んでいた人物2人が俺の下へと歩いてきた。 「……あ、お目覚めになられたのですね!」 そう声をかけて来たのは、見紛う事なかれ、その白銀の髪と金色の双眸。あの時助けた魔王の娘(自称)である。 ……あぁ、こうして見ると、本当に美人だ。 いや、美人というには少し語弊があるかもしれない。美しいではなく可愛いの方がしっくりとくる。 女優ではなくアイドル、といえば分かり易いだろうか。 そんな彼女は少し前まで何か心配事でもあったのでろうか、ほっと安堵からと思われる溜息を付くと、にっこりと微笑んで見せた。 誰だ、こんな可愛い娘に心配かけさせる阿呆は。 ……自惚れでなければ、その阿呆とはまさに俺の事である。 「……先日は、その、助けて頂いたお礼も申し上げず、あんな事を言ってしまって……本当に御免なさい!」 彼女は深々と頭を下げると、そう言った。 俺はベッドから上体を起こし、それに答える。 「ああ、いいよいいよ。それより、無事でよかったね」 『あんな事』とは、何故助けたのか、云々の事だろう。 確かに、お礼の言葉と思って聞いてみれば、そんな非難がましい事を言われたのだから、驚かなかったと言えば嘘になる。 しかし、謝られる程の事でもない。俺はそこまで心の狭い人間ではないのだ。 と、先程その少女と会話していたであろう男性が言葉を発した。 「ステラよ。お前は彼に何か失礼な事を言ったのか?」 この少女、ステラという名前らしい。 ステラは一瞬びくっ、と体を強張らせてから問いに答える。 「……は、はい。私は彼に助けて頂いた時、あなたは人間なのに、何故魔族の私を助けるのですか、と言ってしまいました……」 と、男性は窘める様な口調で、 「駄目ではないかステラ。そういう時は、種族云々の話ではなく、先ず助けてもらったお礼を言うのが先であろう?」 「はい……しかし私は、人間に優しくしてもらった経験など無くて、俄かには信じ難く……」 「言い訳をするな」 なんだかステラが可愛そうになってきたので、助け舟を出す事にした。 「あの、俺は気にしてないんで、そんなに彼女を責めないであげて下さい」 男性は俺の言葉を受け、俺の方に向き直ると、 「突然だが、君はステラを魔族と知っていて尚助けたのかい?」 「いえ、知りませんでした」 ステラは物凄いショックを受けた顔したが、気にせず続ける。 「でも、仮に魔族だと知っていても助けたと思います」 この言葉に驚いた表情をしたのは男性の方だった。 「君は人間で、私たちは魔族だ。何故そんな風に接する事が出来る?」 俺は少しムッとして、こう返した。 「魔族だったら、助けちゃいけないっていう理由になるんですか?」 290 :星屑ディペンデンス 第三話 ◆TvNZI.MfJE:2012/04/15(日) 21 08 12 ID Gs/Z9.w6 辺りが静まり返る。 やべ、俺なんか駄目な事言ったかな……。 耳が痛いほどの静寂とはこの事を言うのだろうか。 今言った事のどこが問題点か、真剣に悩みだした頃。 真剣だった表情を崩し、男性はにんまりと笑った。 「気に入った!私は君が気に入ったよ!まったく、面白い男だな、君は!」 先程までの威厳のある口調は何処へやら、急に砕けた態度で接してきた。 「君の様な男が、まだ人間にも残っていたとは!そうだ!今日はお祝いにしよう!乾杯だ!」 わははは!と豪快に笑い続ける男性。ていうか、声がデカい。無駄にデカい。 この状況をどうすべきか、答えを出しあぐねている俺に、ステラは半ば呆れた様な声で話しかけてきた。 「御免なさい。お父様はこういう人なんです。いえ、決して悪い人という訳ではないんですよ?」 「分かる。悪い人ではないっていうのは分かるよ」 ステラは確か、男性の事を『お父様』と呼んでいた。 と、言う事はこの男性は魔王だということになる。 しかし、いかにも愉快そうに笑う男性は、魔王だというのに荘厳だとか、悪の総大将だとかいう雰囲気は皆無だった。 「全然、魔王っていう感じがしないね」 俺がそう言うと、彼女は驚いた顔をして、 「あの……魔王っっていう話、信じてくれるんですか?」 「え?嘘だったの?」 「い、いえ!本当です!」 ぶんぶんと手を振って応じるステラ。 確かに、地球に居た頃の常識で考えてみると、魔王っていうのはもっと厳かなイメージがある。 しかし、目の前の男性はどうだろうか。初めの方ならまだしも、今の彼の話し方はいかにも庶民のお父さんのそれだ。 「お父様は確かに、少し優しすぎかも知れませんけど……それでも魔族を統べる王なんです。だからこんなに大きなお城だって……」 「……お城?」 「あ、彼方はまだ見てないんですもんね。ここは魔王城の本城、5階の部屋なんですよ」 どうやら俺は、魔王の城、RPGで言ったら最終ダンジョンに値する場所に居るようだ。 「……俺って確か、倒れたんだよね。君が助けてくれたの?」 「ええ。魔法で、運んできました」 「そっか、有難う。じゃあ、俺も村に帰らないといけないから……」 「あの……暫くこの城に泊まっていきませんか?」 「……え?なんで?」 「はい。助けていただいたお礼もしたいですし……」 「ああ。その事なら気にしないでよ。困った時はお互い様だし。それに、泊まっていくなんて悪いよ」 「でも……」 「いいんだって。村で心配してる人も居るだろうし……」 「まぁ落ち着きたまえ」 と、殆ど忘れられていた魔王様が口を挟んできた。 正直、アンタに落ち着けと言われたくないと思ったが、黙って耳を傾ける。 「ステラは君と話がしたいんだそうだ。魔族である自分を偏見なしに助けてくれた君と、ね」 「……そうなの?」 ステラは俯きがちに、さらに頬を多少紅く染めながら、小さく頷いた。 ……そ、そんな反応されたら、断れないじゃないか! 「ま、まぁ、そういう事なら……」 そもそも、こんなに可愛い女の子に泊まっていけと言われて、断れる男が居るだろうか。 ……いや、居ない! と、まぁそんな理由もあるにはあるが(寧ろこの理由が9割を占めている)、仮にも魔王と呼ばれる人物が、俺に好意的に接してきているという事も理由としてあげられる。 早い話が、この機会に魔族について見極めておきたいのだ。 「じゃあ、お言葉に甘えさせて貰って……」 「おお!じゃあ早速パーティの準備だ!」 「お父様!またその話ですか?もう、少しは落ち着いてください!」 子供の様にはしゃぐ魔王を宥めながら、俺とステラは顔を見合わせ、苦笑したのだった。 291 :星屑ディペンデンス 第三話 ◆TvNZI.MfJE:2012/04/15(日) 21 09 22 ID Gs/Z9.w6 その後俺達は下の階に下りて、客間の様な場所へと向かった。 小さな丸い木のテーブルを囲む様にして3人で座り、メイドさん(実物は初めて見た!)が持ってきた紅茶を飲みながら、話を始めた。 「まだ自己紹介していませんでしたね。私、ステラ・アルメル・ラ・デゥエムと言います。魔王であるお父様の第2子女です。ステラと呼んで下さい」 以後お見知りおきを、と小さくお辞儀した。 「私は魔族を統べる王、レジス・リオネル・ラ・デゥエムだ。レジスおじさんとでも呼んでくれ」 「お父様、おじさんは流石にどうかと……」 「良いのだ!私は彼が気に入った!気軽に接して欲しいのだ!」 「せめて、さん付け程度にして貰った方が宜しいかと……」 「ステラ!お前も家族なんだから、もっと砕けた話し方で良いのだぞ?『お父様』ではなく『お父さん』、いや、最近の娘は父親を『パパ』と呼ぶそうじゃないか!」 「お父様は魔王としての自覚が無さ過ぎます!」 俺の自己紹介をするタイミングが掴めないまま、この漫才の様なやりとりを鑑賞する。 仲の良さそうな親子だなぁ、としみじみ眺めていると、魔王改めレジスがこちらの様子に気付いた様だ。 「おお、まだ彼の名前を聞いていないではないか!こんな不毛な争いをしている場合ではないぞ!娘よ!」 「お父様が悪いんですよっ!」 「さて、君の名前は?」 「あ、日鏃 龍っていいます」 「ふむ……ヒヤジリが姓で、リュウが名前かな?」 「はい」 「あまり聞かない名前だな……もしかして、召還者か?」 「そうです。丁度昨日この世界に来ました」 「ほほぅ。突然異界に召還されて、こんなに動ぜずいられるとは!素晴らしい、益々気に入ったぞ!何なら家の娘を君の嫁に……」 「もうやめて下さい!……あの、リュウさんと呼ばせてもらっても良いですか?」 身を乗り出してまた大袈裟な発言をしだした実の父親を押しのけながら、彼女はそう言った。 「呼び捨てでもいいよ?俺もステラって呼び捨てにさせてもらうんだし……」 「……恥ずかしい、です」 「……そ、そう?」 そんなもんかな、と何となく自分を納得させていると、紅茶を飲んで落ち着いたのか、レジスが話し始めた。 「何か相談があれば娘でも私でも、いつでも気軽にしていいからな。私は一応魔王だから、この世界の地理、歴史、その他諸々について人並み以上の知識を持っていると自負している」 「一応魔王って……一応も何も、種族の王なんですからもっと堂々として良いんですよ?」 と、ステラ。 「堅苦しいのは性に合わん!」 「そ、そうですか……」 うむ、と満足気に頷く魔王。嫌に庶民的な思考の魔王だな。 この人が日本の総理大臣だったら、良い意味でも悪い意味でも日本は変われるんだろうな。 「わ、私は一応魔術師なので、その方面の事だったら教えてあげられます……」 「お前も一応って言ってるじゃないか」 「お父様は黙ってて下さい!お父様がそんなだから、私にも伝染ってしまったんです!」 「こんな娘だが、優しくて気立ての良い子なんだぞ。しかも、魔法に関しては天性の才がある。家事はできないがな!」 「……お父様、一言多いです……」 しょげるステラ。 「それに、私は魔法が強くたって何一つ嬉しくない……です」 そして、途端に暗い表情になる。 それを見てレジスは、 「……そうかそうか。お前は優しいものな」 優しく頭を撫でる。彼女は安心するように目を瞑り、それを甘んじて受け入れる。 急展開すぎて話についていけないが、このシーンを見れば成る程親子だな、と思わせられる。 魔王は暗い雰囲気を打ち消すように「さぁ」と声を掛けると、 「今日はリュウの為のパーティだ。夕食まで後1時間ほどかな。私は用があるので少し外すが、夕食には食堂へ来るように」 それまで2人で城内案内がてら、話でもするといい。とレジスは立ち上がった。 そして、急に俺に近づいてきて、小さく耳打ちした。 「何なら、娘を襲ってもいいぞ」 「……襲いませんよ」 この世界の人は、このジョークが好きなのだろうか。普通父親ならば死んでも娘の貞操を死守しようとすると思うけど……. それじゃ、と魔王は長い廊下の向こう側へと消えていった。 「では、私たちも少し歩きましょうか」 「うん」 俺達はステラを先頭に、魔王城観光へ向かう事にした。 292 :星屑ディペンデンス 第三話 ◆TvNZI.MfJE:2012/04/15(日) 21 10 45 ID Gs/Z9.w6 魔族の長であるところの魔王が所有する城は、その肩書きに恥じぬ広さを持っていた。 敷地は広い森の中にあり、魔王とその家族の生活スペースである本城と、様々な用途に使用される棟が3棟あるらしい。 本城だけで10階あり、外観にも内装にも、さながらヨーロッパの歴史的建造物を彷彿とさせる様式美に溢れていた。 城内を案内されている途中、ステラの事について少し聞いた。 先ずは家族構成。 姉と妹が1人ずつ、兄が2人の5人兄弟。 その際ステラの年齢も聞いたが、俺の1つ下らしい。 そのしっかりとした態度から、年下だとは思いもしなかった。精々同い年くらいだろう、と。 その事を彼女に告げると、 「仮にも魔王の娘なので。しっかりしていないと駄目なんです。お父様もあんな調子だし……」 という答えが返ってきた。 成る程魔王の娘というのも大変なんだな、と薄っすら感じさせられた一幕だった。 俺にも兄妹がいるんだ、と話題に合わせて語りかける。 「兄ちゃんは頼りになるし、妹は年が近いけど、小さい頃はよく可愛がってたなぁ」 「……寂しい、ですか?」 兄妹に会えなくて、という意味だろうか。 「ん?いや、こっちに来てから色んな人に優しくして貰ったし、寂しくはないよ」 「……そうですか。よかったです」 安堵からか、優しげな微笑を浮かべながらそう呟く。 「もし私だったら、家族に会えなかったら寂しくて死んでしまいます」 「そこまでか言うか……」 現代日本の若者でこんな事を素直に言える奴は殆どいないだろう。 ステラにここまで言わせる程、彼女の家族は良い家族なんだろうな。 今は魔王であるお父さんにしか会っていないけど、機会があれば彼女の兄姉妹にも会ってみたい。 「あの、何か困った事とかあったら言って下さいね?いつでも、力になりますから……」 「……うん、有難う」 彼女の言葉に、久しぶりに素直にお礼を言った俺は、急に恥ずかしくなってきて照れ隠しに小さく笑ったのだった。 293 :星屑ディペンデンス 第三話 ◆TvNZI.MfJE:2012/04/15(日) 21 12 59 ID Gs/Z9.w6 ◇◆◇◆◇◆◇◆ 30分程城内観光をしたおかげで、大分疲れてきていた。 10階もある建造物を上から下まで行き来したのだから、当然と言えるだろう。 「……少し、疲れきましたね。まだ本城しか見ていませんが、今日はこの辺にしましょうか」 「うん。そうだね」 俺達は出発地点のテーブルに付くと、一息吐いた。 「夕食まで30分程ありますね……何か、聞きたい事とか、他にありますか?」 「あ、じゃあ、魔法の事について聞いても良いかな?」 俺の本来の目的は、村長に魔法の事について聞くことだったのだが、この際なので、彼女に聞いても問題はないだろう。 「元の世界には魔法なんて無かったから……」 「はい、分かりました」 少し俯き、考える素振りを見せながら説明を始めた。 「ええと……どこから話しましょうか……では、魔力というエネルギーがあるのは知っていますか?」 「うん……魔法を使うエネルギー、ってことでいいのかな?」 「はい、大体そんな感じです……それで、魔法というのは、この魔力を別のエネルギーに変換して体外に押し出す技術の事を言います」 人差し指を立て、少し得意げになって話を進める。 「例えば熱や炎、例えば冷気や水、例えば光や雷。魔力をこれらのものに変換し、具現化するのが魔法です」 「ふぅん……」 俺の特殊能力『鍛冶師』は、魔力を変化させ武器を生み出す。それと同様に魔力を火や水、電気に変えるのが魔法と言う訳か。 「魔力はとても不安定なエネルギーで、そのまま体外に放出する事は難しいんです。ですから、魔力を別の状態に変えてから体外へ押し出す訳なんです」 「成る程」 発電所の仕組みみたいだ、と俺は思った。 例えば火力発電だったら、『火力』というエネルギーを最終的に『電力』というエネルギーに変える。 この例に当てはめると、例えば炎の魔法と言うのは『魔力』というエネルギーを『火力』に変えていると言う事になる。 「それで、人によって変換できるエネルギーで得意なものが決まっているんです。大体1つ……かな?これを『属性』と呼びます」 「って、言う事は、魔力を炎に変えるのが得意な人は『炎属性の魔術師』ってなる訳だ」 「その通りです」 と、微笑みながら頷くステラ。 「属性の種類は大体、『炎』、『水』、『雷』の3つです。他にも、魔力を生命エネルギーに変換するのが得意な魔術師とか、いくつかあります。『ヒーラー』と呼ばれたりしていますね」 「……有難う、大体分かったよ」 「お役に立てて、嬉しいです。何せリュウさんは私の命の恩人ですから」 294 :星屑ディペンデンス 第三話 ◆TvNZI.MfJE:2012/04/15(日) 21 14 03 ID Gs/Z9.w6 「だからいいってそれは……あれ?」 「? どうしたんですか?」 一つ気になることが出てきた。 「ステラも魔術師なんだよな。なんの属性なんだ?」 「あ、私は少し特殊で……」 と、再び説明を始めるステラ。 「私は生まれつき、魔力を変換せずに体外に押し出す事が出来る魔術師なんです。そのかわり、属性魔法は使えないですが……」 「へぇ……どういう事?」 「ええと、魔力っていうのはとっても高エネルギーで、凄い威力を秘めているんです。しかし、普通はその不安定さからそのままエネルギーを使う事は危険なので、別のエネルギーに変換します。でも私は、その魔力の純粋な破壊力を、安定して体外に発現する事が出来るんです」 「へぇ……ゴメン、良く分かんないや」 「ふふ、ですよね」 炎とか雷とかならイメージできるけど、魔力そのもので攻撃っていうのはどういうことなんだろ……謎だ。 「まぁでも、ステラは凄い魔術師だってことだよね?」 「ええ……私はこんな力、必要ないですけど」 そう言うステラの翳った表情は少し気になったが、それよりも自分の中の疑問を解決したかった。 「じゃあさ、ステラは自分であのチンピラを撃退できたんじゃないの?」 先程の説明は良く分からなかったが、一つ分かったのはステラは超強力な魔術師って事だ。 あんな田舎ヤンキーは、それこそ指先一つでちょちょいのちょいなのではないだろうか。 「……ええ。あの方達を"殺す"事は簡単です。でも……」 清楚なお嬢様、といったステラからは見当もつかない程物騒な発言が飛び出したが、あえてその言葉を使った様に聞こえた。 「私は、人を"殺し"たくありません」 そしてはっきりと言った。 「私は幼い頃から、魔王であるお父様の下で、人間と魔族の戦いを見てきました」 人間と魔族の戦い。 この話は、俺の一つの疑問である人と魔族、善と悪に関する核心を突きそうだった。 「私は、人間と魔族が争っている理由を知りません。お父様に聞いてもはぐらかされます」 だからなのかも知れませんが、と真剣な表情で続ける。 「いつも思うんです。人間と魔族って仲良く出来ないのかな、って」 俺が知る限りでは、魔族が人間に何か害を加えているという話は聞いていない。 争っているのは知っているが、別に魔族が攻め込んでいるという雰囲気でもない。 証拠としては弱いかも知れないが、俺がいた村には警備をしている兵らしきものも居なかったし、村人も武装している空気ではなかった。 尤も、こちらの世界に来てから少ししか経っていない俺の知識内であれば、だが。 「私、人間と仲良くなりたいなぁって思うことが良くあるんです。いえ、魔族全体が考えている事かも知れません」 「……うん」 「でも、人間の多くは、私たちが魔族だという理由だけで忌み嫌います。現に私は何度も人間の村へ行きましたが、身分を明かすと同時に、攻撃されたり逃げられたりしました」 ステラは悔しそうな、泣きそうな表情で、声を震わせる。 と、言うことは俺がステラを助けた時も人間の村へ向かう途中か、もしくは帰る途中だったのだろう。 それにしても、よくめげずに何度も人間に会いに行けるな、と思う。 俺がそんなに何度も拒絶されたら、ああ、人間と仲良くなるのは無理なんだな、と思って諦めるだろう。 もちろん、俺はそこまで空気を読めない男ではないので、口には出さなかったが。 「でも、あなたは人間なのに、初めて私に優しく接してくれました」 それはもう本当に嬉しそうな表情で、彼女はそう言った。 そんなに喜ばれると、こっちは逆に申し訳なく思ってしまう。 「い、いやでもほら、俺はこっちの世界の人間じゃないし……」 「いえ、いいんです。私は、助けられた事自体が、とても嬉しかったんですから」 頬を赤らめながら、嬉しそうに言うのだ。 それはフォローの言葉の1つも言ってしまいたくなるだろう。 「……いや、でもその、ステラならきっと人間とも仲良くなれるよ」 「ふふ、リュウさんが言うのなら、きっと本当ですね」 さっきまで泣きそうな表情だったのが嘘のように、彼女は屈託なく笑う。 それを見て俺も一緒に笑うのだった。 295 :星屑ディペンデンス 第三話 ◆TvNZI.MfJE:2012/04/15(日) 21 17 08 ID Gs/Z9.w6 その後も俺達は他愛の無い話を続けた。 「そういえばリュウさんのリュウって、どういう意味なんですか?」 「うん?ああ、リュウっていうのは……ドラゴンって分かる?」 「はい。この世界にも居ますよ」 「あ、居るんだ!?ドラゴンって本当にいるんだ!?」 「ええ。居ますよ。どうしたんですか?」 俺は召還された時に言語のフィルターのような魔法が掛けられているらしい。 それは俺の頭の中の地球語での知識が、言葉として口から出す時そのままこの世界の言語として変換されるといったものだった。 と、言う事は、だ。 俺の言う『ドラゴン』が相手に通じているとすれば、俺の想像している通りの『ドラゴン』と言う事になる。 ……流石、魔法の使える世界なだけあって、ファンタジーだぜ。 「……いや、何でもない。で、リュウってのは俺の世界でドラゴンって意味なんだ」 「へぇ、そうなんですか。何でそんな名前を付けられたんですか?」 「いや、『龍みたいに伝説に残るような男になれ』だってさ。適当すぎて笑っちゃうよな」 「いえ、とてもいい由来だと思います」 「……そう?」 俺はもう少しマシな名前、いやこの名前でもいいんだけど、もっとマシな理由で考えて欲しかったなぁ。 何か恥ずかしいので、ステラにも聞いてみる。 「ステラは名前の由来とかあるの?」 「あ、私はですね……」 そういってまた思案気な表情をする。 「さっきも言ったと思うんですが、私は凄い特殊な魔術師なんです」 「えっと確か、魔力をそのまま攻撃の手段としてつかえる、だっけ?」 「そうです。それで、他の属性魔術は『炎属性』とか『水属性』とかはっきりとした名前が付けられているんですけど、この魔術は名前を付けられていないんです」 「ああ、何となく分かる」 炎とか水だったら『炎魔術師』とか『水魔術師』とかってできるけど、この場合は何て言ったらいいのか良く分からないからな。 「この魔術はとても珍しいと言う事もあって、正式な名前とかは無いんですが、便宜上こう呼ばれています。『星属性』と」 星属性とは、中々にファンシーな名前である。 しかし、魔術属性の中で実質最強らしいので、何かしら意味はあるんだろう。 この世界には宇宙の学問とかはないんだろうから、星なんてものは不思議な存在であるに違いない。 空高くに浮かぶ謎の物体。 そこに何らかの力を見出し、またそれにこの類稀な魔法を重ね合わせているんじゃないだろうか。 「お父様とお母様は私が生まれた時、私がこの魔術属性を持っていることを知って大層驚かれたそうです。そして、私の名前をこの魔法にかけて名づけようと決めたとか」 そして、と続ける。 「ステラとは"星"という意味の言葉なんです。……安直ですよね?」 「いや、とても良い名前だと思うよ」 確かに安直と言えるのかも知れないが、シンプルながらも女の子らしさが出ていて良い名前だと思う。 「ふふ、有難う御座います。……でも、そう考えると、私のこの銀の髪の毛と金の瞳も星のように見えてきます……よね?」 これには本心から頷いた。 何せ俺は初めてステラを見たとき、正しく星に例えて表現したのだから。 「リュウさんのその黒い髪と瞳も珍しいですよね……この世界では全然見かけません」 「ああ、俺の住んでた国は皆黒い髪の毛と黒い瞳なんだ。女性の黒髪の例えに『烏の濡れ羽色』なんて言葉があるくらいだよ」 「へぇ、一度見てみたいです……あ」 と、ステラが何かを思い出したように声を上げる。 「そろそろ夕食の時間ですね。行きましょうか」 「うん」 そういえば、腹が減ったなと、言われてから気付く。 魔王城で出される食事ってどんなものなんだろう、と想像を膨らませながら俺達は階段を下りた。
https://w.atwiki.jp/sengoku3/pages/356.html
福島正則の章・第三話「小田原討伐」 この無双演武は、戦国無双3・通常版ではプレイ出来ません。 福島正則の章・第三話「小田原討伐」あらすじ 戦況(解説者 徳川家康) 勝敗条件 武将データ イベント ミッション 撃破効果 アイテム配置 攻略アドバイス 無双演武一覧 あらすじ 小牧長久手の戦いのあと、 秀吉は家康と同盟を結んだ。 やがて天下は ほぼ秀吉に統一され、 抗うものは関東の北条のみとなった。 秀吉はその力を誇示すべく、 全国の大名を率い、、 北条の居城・小田原城を攻める。 秀吉は全軍の指揮を家康に任せ、 子飼いたちの活躍を 後ろから見守ることにした。 そんな秀吉の優しい眼差しを背に 正則は今日も敵に突撃していく。 正面からぶつかれば 何事も解決すると信じて。 戦況(解説者 徳川家康) 氏康殿を討たば、秀吉殿の天下は成る。 なれど、氏康殿の籠もる小田原は堅城ゆえ、 焦って攻めれば、墓穴を掘りましょう。 この戦、どっしりと進めまする。 西砦を攻略し、場外を固めた後、 城内へ侵攻。堀を狙いまする。 無論、北条勢も黙ってはおりますまい。 堀の制圧を優先しつつ、 寄せる敵を討ってくだされ。 福島殿は攻めがお好きかもしれんが… 秀吉殿と、指揮を任されたわしの護衛も 怠らぬよう、なにとぞお願いしますぞ。 勝敗条件 勝利条件 北条氏康の撃破 敗北条件 豊臣秀吉と徳川家康いずれかの敗走 武将データ 豊臣軍 備考 北条軍 獲得 備考 豊臣秀吉 総大将 北条氏康 なし 総大将 加藤清正 プレイヤーの護衛に回る 甲斐姫 装備品 ミッションNo.3の撃破対象撃破効果No.2発動で効果あり 福島正則 プレイヤー撃破効果No.1発動で効果あり 風魔小太郎 装備品 徳川家康 敗北条件 北条氏政 素材 ミッションNo.1の撃破対象 服部半蔵 北条氏直 巻物 稲姫 北条氏照 巻物 ミッションNo.2の撃破対象 北条氏房 素材 北条氏邦 巻物 北条氏規 素材 ミッションNo.4の撃破対象 北条氏光 素材 垪和康忠 素材 ミッションNo.2の撃破対象 伊東政世 装備品 壬生義勝 素材 ミッションNo.4の撃破対象 上田憲定 素材 小笠原康広 素材 ミッションNo.4の撃破対象 千葉直重 素材 成田氏長 装備品 撃破効果No.3の撃破対象 山角定勝 素材 撃破効果No.1の撃破対象 皆川広照 素材 撃破効果No.4の撃破対象 梶原景宗 素材 板部岡江雪斎 装備品 撃破効果No.2の撃破対象 松田憲秀 素材 ミッションNo.4失敗時出現 笠原政尭 素材 イベント シナリオ開始直後、ムービー「ケンカ奉行の名裁き」が流れる。 ミッション 番号 内容 備考 No.1 守将を撃破し、西砦を制圧せよ! 達成後、西砦を制圧徳川軍が南西砦を制圧小田原城が開門 No.2 徳川軍と協調し、外堀の詰所をすべて制圧せよ! 詰所頭ではなく、敵武将が撃破対象徳川軍は、プレイヤーの進軍に応じて外堀の詰所を順次制圧達成後、小田原城外堀が開門 No.3 甲斐姫と風魔小太郎を撃破せよ! 達成後、小田原城内堀が開門 No.4 5分以内に、内堀の詰所をすべて制圧せよ! 時間経過か内堀内部への侵入で失敗失敗時、松田憲秀と笠原政尭が出現 撃破効果 番号 内容 効果 備考 No.1 撃破数が20以下で山角定勝を撃破 福島正則の攻撃力が一定時間上昇 No.2 携帯道具が未使用の状態で板部岡江雪斎を撃破 甲斐姫と風魔小太郎の防御力が一定時間低下 No.3 豊臣軍の武将数が6人以上の状態で成田氏長を撃破 石高を獲得 No.4 撃破数が250以上で皆川広照を撃破 武器を獲得 アイテム配置 携帯道具 壱 団子 団子 団子 大盛御飯 大盛御飯 大盛御飯 弐 団子 団子 当世具足 当世具足 霊鏡 荒御魂 参 黒漆太刀 戦草鞋 戦草鞋 荒御魂 秘伝之書 幻朧時計 攻略アドバイス 内堀に侵入しなくても、成田・皆川の両撃破効果武将は前線に進軍してくる。 内堀正門前で迎撃しよう。 無双演武一覧 第一話 第二話 第三話 第四話 第五話 賤ヶ岳の戦い 小牧長久手の戦い 小田原討伐 関ヶ原の戦い 大坂の陣
https://w.atwiki.jp/furubokko/pages/27.html
チームマスターのおふ(ry げふんげふん!もとい、提案の企画(?)です。 実はここだけ 松崎しげるの「愛のメモリー」が流れてます。 - pigeonG 2013-03-10 17 23 03 ( ゚д゚)ポカーン - ぽっさん 2013-03-10 21 43 11 名前
https://w.atwiki.jp/sengoku3/pages/104.html
島左近の章・第三話「忍城攻め」 島左近の章・第三話「忍城攻め」あらすじ 戦況(解説者 石田三成) 勝敗条件 武将データ イベント ミッション 撃破効果 アイテム配置 攻略アドバイス ☆猛将伝&Zの変更点 無双演武一覧 あらすじ 小牧長久手の戦いは 左近の活躍で勝利した。 秀吉は、家康を取り込み、 その後、 九州遠征で島津・立花を従える。 やがて奥州の伊達政宗も降伏し、 秀吉に従わぬ者は、 関東の北条のみとなる。 秀吉は全国の大名を招集し、 北条を攻めた。 相変わらず浪々の身の左近は、 一人の若き将を気にかけていた。 秀吉の子飼い武将・石田三成である。 石田三成は秀吉に才を見いだされ、 忍城攻めの総大将に任されていた。 左近は三成を補佐すべく 戦場に立った。 戦況(解説者 石田三成) 我々は北条の支城・忍城を水攻め中だ。 しかし敵の抵抗はいまだに激しい。 ゆえに当面は、 防戦しつつ、目前の敵と当たることになる。 お前は成田長親を攻めよ。 奥には北条氏康や甲斐姫が控えている。 何らかの策を有していることだろう。 油断はできぬ。 工作地点の守りは直江兼続が行う。 ここが落ちれば、水攻めは失敗に終わる。 兼続の敗走には十分注意が必要だ。よいな。 勝敗条件 勝利条件 北条氏康撃破 敗北条件 石田三成の敗走、または直江兼続の敗走による敵工作の完了 武将データ 豊臣軍 備考 北条軍 獲得 備考 石田三成 総大将 北条氏康 なし 総大将 島左近 プレイヤー 甲斐姫 装備品 ミッションNo.4の撃破対象 真田幸村 ミッションNo.3の成功条件撃破効果No.3発動で効果あり 成田長親 装備品 ミッションNo.1の撃破対象 前田慶次 北条氏照 装備品 ミッションNo.2の撃破対象 直江兼続 敗北条件 北条氏邦 装備品 大谷吉継 撃破効果No.2の発動条件 伊東政世 素材 撃破効果No.1の撃破対象 佐竹義宣 ミッションNo.2の成功条件 千葉直重 巻物 宇喜多秀家 皆川広照 素材 吉川広家 笠原政堯 巻物 浅野長吉 酒巻靱負 素材 撃破効果No.2の撃破対象 池田輝政 柴崎和泉守 巻物 中村一氏 正木丹波守 素材 撃破効果No.3の撃破対象 長束正家 撃破効果No.2発動で出現 北条氏光 素材 北条氏房 素材 松田直秀 素材 撃破効果No.4の撃破対象 壬生義雄 素材 上田憲定 素材 原胤長 素材 風魔小太郎 装備品 ミッションNo.1達成後出現ミッションNo.3の撃破対象 イベント あらすじの後、ムービー「立志」が流れる。 ミッション 番号 内容 備考 No.1 成田長親を撃破せよ! 達成、あるいは一定距離を離れるとミッションNo.2 3が発生 No.2 佐竹義宣が敗走する前に、北条氏邦と北条氏照を撃破せよ! No.3 真田幸村が敗走する前に、風魔小太郎を撃破せよ! No.4 甲斐姫が工作地点に到達する前に、甲斐姫を撃破せよ! 上記ミッション全て終了後、北砦が開門し発生終了後、北条氏康らが進軍開始 撃破効果 番号 内容 効果 備考 No.1 撃破数が250以上で伊東政世を撃破 素材を獲得 赤小 No.2 大谷吉継の敗走前に酒巻靱負を撃破 手薄な南側を援護するため、長束正家が出現 No.3 開始から3分以内に正木丹波守を撃破 北側の戦いを有利にするため、真田幸村の防御力が一定時間上昇 No.4 北条軍の詰所の数が1以下の状態で松田直秀を撃破 石高を獲得 アイテム配置 携帯道具 壱 団子 団子 団子 大盛御飯 大盛御飯 大盛御飯 弐 団子 団子 大盛御飯 黒漆太刀 戦草鞋 活水盃 参 団子 戦草鞋 戦草鞋 活水盃 陣太鼓 蒔絵印籠 攻略アドバイス 撃破効果No.4発動を狙うなら、一カ所だけ詰所頭がいない場所があるので、 それを確認しておこう。 後は、詰所頭がいる詰所を全て潰せばよい。 全撃破効果を狙う際に面倒なのが「撃破数250以上」 ミッションに走り回りながら詰所まで潰して回る必要があるので ゆっくり撃破数を稼いでいる暇はほぼない。 武将と戦う際は積極的に雑兵を巻き込むよう意識しよう。 ここより下は、多分滅多にないことだろうが、一応記載しておく。 勝利条件の北条氏康のいる場所に到着した時点で、直江兼続(敗北条件)からの救援要請があった場合、 勝利を焦らず、救援に向かった方が無難かもしれない。(プレイに自信のない人は特に。) 編集者は、兼続からの3度の救援要請を無視して氏康との戦闘に臨んでいたが、 あと一歩で氏康を撃破、という時点で兼続が敗走してしまい、敗北を喫した。 くれぐれも、油断はしないようにしよう。 ☆猛将伝&Zの変更点 無双演武一覧 第一話 第二話 第三話 第四話 第五話 三方ヶ原の戦い 小牧長久手の戦い 忍城攻め 杭瀬川の戦い 関ヶ原の戦い
https://w.atwiki.jp/5010/pages/12.html
BACK 第三LV <御対面カオス> 「アシュレイさん。興味が湧いたでしょう、その医車に」 「………………」 図星であった。 トレマルから医車の特徴を聞かされ、アシュレイはある人物を真っ先に想起してしまった。 情報が全て正しければ、間違いなく同一人物だろう。 「……だが、アイツは。もう死んでいる筈だ………信じられん!」 重々しく呟き、首を振るアシュレイ。 かなりの困惑が見て取れる。 「それにだ。もし万が一、アイツが生きていたとしよう。 俺はあいつに逢ったとき、何と言えばいい?何と言って、ヒトミの蘇生を頼めばいいんだ! ……いや。考えるまでも無いか。だってアイツは、あの時に死んで…………いなかった、のか……?」 彼は、件の人物は既に死んだと考えている。 しかしそう断定は出来ないところに、トレマルは突け込んだ。 「これで尚更、訪ねてみる必要があるのではないですか? ヒトミさんを生き返らせる事は最重要でしょうし、同時に気になる医車の生死も確認できるわけだ。 どうです、悪い話では無いと思われますがね」 「ぬぅ……」 アシュレイは頭を抱えている。 トレマルは、駄目押した。 「これは貴方だけの問題では無いのですよ。分かりますでしょう!」 頭を片手でぼりぼりと掻き。 ついに、アシュレイは決断した。 「あぁァァ!……仕方無ぇ。……さっさと行こうぜ、薫月亭へよ。そこに、居るんだろ?」 二人はコロッセオを後にし、夕闇のラングフルク大通りを急ぐ。 夕陽に彩られたコロッセオは実に美しかったが、二人が振り返る事は無かった。 大通りは緩やかな傾斜になっており、降るぶん勢いもつきやすい。 無数のシミラーとすれ違いながら、コロッセオから四十分ばかり歩くと、いよいよ陽も沈んでしまった。 夜の色が街を染め始める時分となる。 深い青色になった通りをもうしばらく歩き、アシュレイ達は繁華街ではなく、“スラム”のほうへ進路をとった。 住居と住居の極めて狭い隙間を幾つも抜けていくと、やがて視界が開け、広場と沢山の建物が見える。 そこがスラムであり、古めかしい高いアーチがその入口である。 実際のところスラムとは名ばかりで、繁華街より裕福な民のほうが多い。あくまでこの区域を俗に称したものであった。 それというのも、教会の定めている歴史基準をオーバーしているものばかりなのだ。 看板のネオン、自動で開く入口のドアなど、探せばきりが無い。 しかしそもそも機械人を構成するのが、超越した科学技術である。 献金次第で、教会も建築物にそれらを設けることを見過ごしてくれるという。 ただ、それでも教会の理念を真面目に支持する者達が黙っていない。 彼らに追われるようにして、教会に反抗的な者、単純に奇をてらいたい者達が集まり住む。スラムとはそういう場だ。 アシュレイは、「いつも行っている酒場に少し寄るだけだ」と己に言い聞かせ、ゆっくりとアーチの下を潜った。 トレマルもそれに続く。 「薫月亭は、この先だったよな……」 夜空の明かりと店の光に導かれ、二人は無難に目的の店へと辿り着く。 外から見れば木造の、いたって普通な酒場に見える。 だがここの常連客でもあるアシュレイは、中が本当はどのような装いになっているか知っている。 普段ならば、すぐにでも入ってゆくところであったが…… 急に立ち止まってしまったアシュレイに対し、トレマルが後ろから声をかける。 「足が、すくんでいるようですけど」 「……頼む。押してくれ」 トレマルはアシュレイの背中を押し、入口の階段を登らせた。 そのまま身体で扉を押し開けさせ、店内へ転がり込ませる。 薫月亭、内部。 中世から四百年ばかり先のモダンな装いをしており、外観とのギャップが凄まじい。 酒場というよりも、高級クラブといった言葉のほうが似合いそうである。 紫色の照明が店内を照らし、上品か下品かよく分からない曲が流れている。 この日はスーツを着込んだ体格様々な男たちが、店内中央のステージで静かに楽器を演奏。 そして彼らより一歩前に出るようにして、赤い燕尾服を着込んだ小柄な娘が唄っていた。 娘は目元だけを隠す、猫の顔を象ったような仮面をつけている。 「む……」 その歌姫は、常連のアシュレイでも初めて見る相手だった。 彼女は先に酒場に居付いていた客達に対し、自らの美貌と美声を存分に魅せている。 「消えゆく想い 繋ぎ止めたくて わたしはあなたを憎むでしょう——————— わたしはわたしを傷つける あなたを愛し 想うほどに———————」 まるで呪詛のような詞をなぞる声は甘く、切ない。 アシュレイは、歌姫に心を奪われた。 全て、あまりにアシュレイの欲望に忠実であったから。 歌姫は悩ましげな声をあげて身をよじり、しかも腰には黒い下着をつけているだけ。 太ももを半分以上を隠すロングソックスに、靴は黒のヒール。実に奇妙な取り合わせである。 店内の客はいずれも魂を抜かれたかの如く、娘に見入っている。 店は、娘の妖しさで満たされていた。 「………」 アシュレイもまたそれに倣うかのごとく……いや、導かれるようにして、ふらりとステージの最前席に座る。 彼はそこで、本来の目的を忘れてしまいかねないほどの悦に浸って、不思議な歌声を聴いた。 目を閉じると、そのまま二度と目覚められなくなるのでは。そんな想いに駆られるほどだ。 あまりの心地良さからか、アシュレイの脳裏に、最も幸せだった頃の情景が浮かぶ。 戦場でヒトミを救い出したところ意気投合し、妹のレラにも彼女を紹介してやったときのこと。 “なんだこの不埒な女は”と互いに口を尖らせるも、ヒトミとレラはすぐに打ち解け、三人での新生活が始まる。 素敵な、回想。アシュレイは、夢を見ている。 そんな夢の提供者である歌姫はというと、やはり一心不乱に歌い続けていた。 だが、ふと、一番前の席に視線を止める。 そこで髪を逆立てた、一人の男を発見する。 ——————沈黙。 ステージ上から可能な限り近付き、仮面のガラス玉越しに彼を、じっくりと凝視する。 じっと。じっ……と。 次いで、彼が両腕で大事そうに抱える、籠の中身さえも。 見透かしていた。 彼女の瞳は、誰に知られることなく紫色に輝いていた。 素晴らしい歌を中断し、何故たった一人の男だけを見つめているのか、客達には知る由も無い。 娘は唐突に歌うのを再開した。 けれど先程とは、声の調子が変わっている。 「無垢へ向け 赤い手紙を届けてみてはどうでしょう それはきっと とろけながら流れていき 何もかも赤く染めてしまう だから誰にも届かないでしょう そんなこと最初から知っていて 分かりきっているけど わたしはペンを走らせる この世で一番愛しい 貴方の為に——————」 静かで、押し殺すような声に、アシュレイが酔ったように見ていた幻想は急速に崩れていく。 彼ははっと我に返り、閉じていた眼を開くと、仮面の娘が目前に降り立っていた。 「どうしてこんなにも……いったい、いつから…… 僕は息をすることが苦しくなってしまったのだろうね、兄さん」 それが、歌の終わりだった。アシュレイは呆然と娘を見返した。 (やはりお前は、俺の————) アシュレイが何か言おうと試みるが、それよりも早く…… 娘が信じられないほど強く、素早く動き、アシュレイから籠を引ったくった。 「あ!……なにッ?」 彼の狼狽を捨て置き、娘はそのままステージ上まで、ポニーテールと燕尾服をなびかせながら飛び退る。 そして籠から遠慮無く女の生首を取り出し、髪を掴んで掲げてみせた。 さらにそれを、ステージの床に叩きつける。 大きく跳ねてから、ごろごろと転がるヒトミの頭部。 一連の奇行を客達はパフォーマンスだとでも思っているのか、もしくは未だ歌の魔力が抜け切らぬのか。 皆はただぼんやりと眺めていたが、アシュレイだけは違っていた。 「おい……貴様ァ!」 今にもステージに駆け上がろうとする彼を、娘は声だけで制する。 「待ってッ!いいから、よく見て!」 娘の指差した先にあったのは、他ならぬヒトミの頭部だった。 だが、何か様子がおかしい。ごとごとと、振動しているのだ。 「なっ……?」 真っ黒いセミロングの髪が一瞬で、あたかも吸いこまれるかの如く頭の中へと消え、替わるように銀色の頭髪がばさっと生える。 さらに、顔の形にも変化が表れていた。眼の下にはクマのような黒い染みが広がり、瞳の色も緑から赤へ。 もはや、全く別人の顔立ちになっている。 口元に残忍な笑みを浮かべ、娘とアシュレイを交互に眺める。 「ヒ、ヒトミが……!」 驚愕するアシュレイに対し、当のヒトミが言い放った。 「ふははははははははッ、いつまで騙されてるんだよ。間抜けな野郎め!」 ヒトミ?の頭部がふわりと浮き上がると、首から大量のコードが伸びてきた。 ギュルギュルと耳障りな音を立てながら、おびただしい数のコードが木の枝のように何度も複雑に絡み合う。 そうやって、胴体、腕、脚、乳房———体の形を順に造っていく。 形が整うと、コードの表面を人の肌のように見える薄い膜がそれを覆っていく。 わずか数秒で、マネキンのように無機質な身体が形成される。 最後に口から一枚の長い法衣を吐き出すと、それを裸体の上から着込む。 こうして、仮面の娘と対峙するように、一人の女が出現した。 女はアシュレイを無視し、意気揚々と娘のほうに語りかける。 「さすが、お前はからくりにすぐ気付いたようだなァ……。やっっと見つけた。 会いたかったぜェ、”レラ・バンデット”。いや、今の名はティルミン・レラか」 その名を聞き、アシュレイはびくりと身体を硬直させる。 娘はそんな彼の様子を一目だけ見てから、静かに、仮面をとった。 あっと息を呑むアシュレイ。 間違いなかった。 三年ぶりに目撃する、実の妹の素顔だった。 仮面の娘————レラは、再度アシュレイを見つめたが、やはり何も言わない。 続いて店に居る人間達を見渡すと、悲痛な声で叫んだ。 「みんな………逃げて!この銀髪の女は………」 本人が、言葉を引き継ぐ。 「“エリザ・バミッシュ”!アタシはねェ。見境の無い、教会の雇われ殺し屋さァ!」 言うなり、天井に向けて左腕を突き出す。 法衣の袖がめくれると、なんと腕に装着されるようにして、連装銃が付いていた。そのまま天井へと連続で発砲する。 薬莢の飛び散る音と、物が破壊される音とで店内は大混乱に陥る。 噴煙や瓦礫が舞う中、店に居た者達はアシュレイと女二人を残し、皆あわてて逃げ出していく。 入れ違いに、情報屋のトレマルが飛びこんで来た。 「なっ、こ、これは何事ですか、レラ様!」 娘は苛立って叫んだ。 「うるさい!僕が聞きたいぞトレマル!どうして兄さんを連れてくるのに、オマケが居るんだッ?」 「あっはははは!オマケってのはアタシのことか?上物だろう、感謝しなァ!」 娘に飛びかかろうとするエリザ。 しかし何者かが、すかさず横から彼女を蹴り飛ばす。 「うぐぉっッ?」 不意を食らったエリザは見事なまでに吹き飛び、ステージ上に残されていた楽器へと衝突する。 ドラムを派手に破壊し、床に倒れ込んだ。 「いってェぇ……」 「……俺には今、聞きたいことが、たっぷりある」 指を鳴らしながらエリザに迫ったのは、アシュレイだった。 表情は怒りで燃えているようだが、それだけでは無かった。 「答えてくれるのは………どっちだ?」 次には寂しい声を出して、二人の女を見比べる。 彼の妹、レラは静かにアシュレイの傍へと歩み寄ると、そっと兄の手を引いた。 「……一緒に行きましょう。それすれば、何でも答えてあげる。ね、兄さん」 ほんのわずかに微笑むレラを見て、アシュレイは無言で頷き、レラに従うことにした。 「トレマル!車は用意できてるよね?」 やり取りを、店の入口という遠い所から見守っていたトレマルは、慌てて大声で答える。 「大丈夫です!ささ、お兄様を連れて早く!」 「くそう、逃がさねぇぞ……」 よろよろと立ち上がるエリザを無視して、レラを含んだ三人が店を後にする。 エリザがようやく起き上がった頃には、店の窓越しに、屋根の無い旧式の車が走り出すのが見えた。 エリザは助走をつけた体当たりで窓を破壊し、レラ達の乗る車まで一気に跳躍する。 「ひぃ!」 車の扉に手をかけたエリザを見て、運転していたトレマルは悲鳴をあげる。 「!」 すかさず助手席のレラが、トレマルに代わって横からハンドルをきる。 車は大きく蛇行し、道に下半身を垂らしていたエリザはそれでもしばらく車にくらいついていたが、 「うぉ」 ついに振り飛ばされ、道をごろごろと凄い勢いで転がっていく。 近くの街灯に身をぶつけ、ようやく彼女は静止した。 その隙に、車は走り去っていく。 レラが身を乗り出し、あかんべえをするのが見えた。 車はすぐに、エリザの視界の外へ消えていく。 泥だらけのエリザは、倒れた姿勢のまま、思わず拳で道を殴りつけてしまう。 「畜生ッ!歴史基準を無視した物を使いやがって!まァ、アタシが言えた立場じゃないが……」 叩きつけられた際の衝撃で壊れてしまった銃器を見ながら、エリザは独り言を言う。 続いて法衣のポケットから小型無線機を取りだし、寝転がったまま何者かと連絡を取る。 「……あぁ、聞こえるかナンバー2。アタシだ、アタシ。しくじった。恐らく奴らの逃亡先は、ラングフルクの北にある大草原だ。 レラが”迎え”を待つとしたら、あそこしかない。先回りしろ!」 エリザの予想通り彼らは車でラングフルクを出て、一気に草原へと向かっていた。 「…………」 「……………」 途中、誰も口を開こうとはしなかった。 まだ一息つける段階でないことは間違いなかったが、何か言いかけては、口を閉じるの繰り返しである。 目的地も近くなり、ようやくアシュレイが口にしたのは、 「久しぶりだな。月の夜のドライブなんてよ」 という一言だけだった。 レラは頷いたようだが、後方の席に座るアシュレイから、その表情は見取れなかった。 なおも沈黙が続く中、トレマルが努めて明るい声で言う。 「さぁて皆さん、着きましたよ!降りましょうか!」 「降りるよ、兄さん」 「……あぁ」 長時間の走行を経て、三人は揃って草原を踏んだ。 大草原の名に恥じず、見渡す限りの草、草、くさ、くさ、くさ…… それ以外は何も無い、そう表現しても差し支えない場所であった。 アシュレイは何故ここへ連れてこられたのか、まだ聞かされていない。 「なぁ、レラ」 「…………」 思いきってレラに色々と話そうとしたが、彼女は草むらをかき分け、どんどん離れていってしまう。 その姿がだいぶ小さくなるくらいまで離れると、月を仰いで、何やら祈りを捧げるような仕草をとっている。 (なんだ、一体?) アシュレイがやや憮然としていると、隣にトレマルがやって来て説明する。 「レラ様は今、“迎え”を要請しているんです」 「迎え、だと?」 「ええ。これからは、レラ様の居城へ向かいます。その為の、ね」 「ふぅん、なるほどな」 これで疑問の一つが解決した。 しかし、まだまだアシュレイの抱いている疑問は数多い。 彼はその内の一つを口にした。 「ところでだ、トレマル。なんなんだその。レラ、”様”というのは」 「………あ、すみません。わし、貴方に言わなかったことが幾つかあるんです」 トレマルは急に控えめになりながら、語り出した。 「わしはレラ様とは既に何度も接触していて、よく雇われたりもするんですよ」 「……つまり、何か。今回は俺をアイツに引き合わせる為の芝居だったのか」 「はい。否定は、致しません。レラ様に頼まれたことを実行しました」 「ほほう。俺はまんまと乗せられたわけだな。まあ……レラが生きていた事は……複雑な心地だが、正直言って嬉しいよ」 「そう言って頂けると、わしも救われます」 「ふふん。じゃあ、せっかくだからもう一つ聞くぞ」 ここまでは笑顔だったアシュレイだが、次に突然真顔となって問う。 「……ずいぶんと手際が良かったよな」 「えっ…?」 「俺が医車を必要とするような状況下になった途端、あんたは現れた。そう、ヒトミがやられた直後だ……」 アシュレイがこれから何を問おうとしているかトレマルは気付き、うつむいた。 アシュレイはトレマルの顔を覗きこみながら、続ける。 「ヒトミが“死ぬ”という出来事に、あんたか、レラは、少なからず関わっていたんじゃないのか?」 「そ、それは……」 トレマルは即答できず、口篭もる。 アシュレイは溜め息をついた。トレマルは半分、答を言ったようなものであった。 「……酷ぇ冗談だな。だがこれも因果、報いか————」 彼が自虐的に笑うのを、トレマルは黙って見つめるしかなかい。 覚悟はしていたのだ。 そもそも最初の別れが、レラの裏切りから始まったものであったし。 しかしアシュレイは、せっかく再会した妹との距離が開いたことを、切に感じてしまう。 視線の先では未だ、レラが天に向けて祈っている。 「………」 アシュレイがそう認識した次の瞬間、こちらへ向けて、レラの身体が吹き飛ばされてきた。 前方で、突然の爆発が起きていた。 「な、なにいッ?」 アシュレイは身体を張ってレラをどうにか受け止め、草むらに下ろすとすぐさま容態を確かめた。 顔を歪めているが、幸いにも目立った外傷は無いようだ。 「おい大丈夫か?向こうで何が起こりやがった!」 「くぅっ……」 「ア、アシュレイさん!あれ!」 トレマルが怯えたように指し示した先には、なんという事だろうか。 ずんずんと接近してくる人影がある。 月光に照らされた素顔が見えるまで、それほど時間は要さなかった。 冷たい輝きで魅せる銀のパンクヘアと、血のように赤い眼。 さらに教会の青い法衣を纏った姿は、エリザ・バミッシュに間違いなかった。 先程とは異なり、耳にはピアスをつけ、ブーツも履いている。 「アッハッハ。どうだい、レラぁ。アタシはもう以前のアタシじゃ無いんだ!今日こそ引導を渡してやるゼ」 エリザは大声でこちらに向けて喋りながら、着実に歩いてくる。 トレマルは大いに驚いていた。 「信じられない……彼女のスペックでは、これほど早く追いつけるはずが無い!周囲に我々以外のシミラー反応も無かったというのに……」 対照的に、アシュレイは酒場の時よりもずっと落ち着いていた。エリザの顔をはっきりと正面から見据えて、 何か気付くこともあったようだ。 真剣な口調で、レラに問いただす。 「……おい、レラ。“迎え”というのは、後どれくらいで来る?」 「五分もかからない筈だけど……兄さん、まさか!」 「あの女は、俺が引き受けてやるよ」 アシュレイは片手を振ると、自らエリザのもとへと歩き始めた。 さらにズボンのポケットから、柄だけの剣を取り出す。 彼が柄に付いた小さなスイッチを押し続けると、たちまち刃が出現する。しかも刃は現れた途端、激しい炎に包まれる。 遠くからそれを目撃したエリザが、ひゅぅと口笛を吹いた。 「それは……ニド戦役の遺物、ファーヴニルだな!対エウレカ用の炎剣、面白い……」 武器を構えたアシュレイに対し、エリザは舌なめずりした。 するとエリザは、左の袖口から銃器ではなく、今回は三本の長い鉤爪を覗かせる。 そして頭を下げ、両腕を後方へやった姿勢で突っ走ってくる。 「アタシに寄越しなァ!」 そうやってアシュレイの懐へ一気に潜りこむと、相手の身をえぐるのを狙って、鉤爪を一気に振り上げた。 アシュレイはそれを大きく仰け反って避け、姿勢を戻しながらも剣を水平に振るう。 アシュレイの見事な反撃には、鉤爪を盾代わりにして凌ぐエリザ。 「フッ。こちとら、伊達に英雄をやってねぇよ。嬢ちゃん」 「なッ……?」 しかしアシュレイの武器の力が勝ったか、エリザは大きくよろめいた。 炎刃の熱が多少なりとも効いたようである。アシュレイは満足げにほくそ笑んだ。 エリザは身の危険を感じたのか後ろへ跳躍し、アシュレイから距離を取る。 「お返しだぁ、野郎ッ!」 彼女が距離を取ったのは回避の為だけではなかった。 ガチリ 何かが外れる音がした次には、飛来音。 「ぬっ!」 身に完全固定されていると思しき鉤爪だったが、エリザは飛び退りながらそれを撃ち出してきたのである。 鉤爪の先端がみるみるうちに、アシュレイの額目掛けて迫る。 (飛び道具かっ。そしてこの軌道。なるほど、考えたな。 避けると、後ろにいる二人に当たっちまう……!何とか剣で切り払うしか……) アシュレイが難関に挑もうとした直前、後ろから大声がする。 「すぐそこをどいて、兄さん!」 緊迫したレラの叫びだ。 (馬鹿野郎。おまえらにツメが届いてもいいってのか!) 心の声でまくし立てるが、さらにレラの衝撃的な発言が続く。 「エリザ殺せないから!危ないよっ!」 (…………そっちかよ……) アシュレイは慌てて側転すると、即座に無数の弾丸が彼のすぐ脇を疾走してゆく。 そのうちの数発だけは鉤爪の破壊に割かれ、残りの数百発がエリザのもとへと迫る。 「いィッ?」 驚愕しつつも、エリザの回避行動は素早かった。 直線の軌道を描き、その全てをまとめて回避することに成功する。 「レラめぇ……相変わらずフザけた奴だ!戦いに水まで差しやがって!アタシ、絶対に許さねェ!」 エリザが憤った内容については、アシュレイも苦笑混じりに同意してしまった。 レラは確かに妹ではあるが、最も得体の知れぬややこしい存在でもある。 アシュレイは背後を振り返り、遠くからきわどい援護射撃をしたレラの姿を見た。 アシュレイの予想通り、レラの片腕には、巨大な機関銃が装着されていた。 ついさっきまで所持してもいなかった代物を、いったいどこから引っ張り出したのか。 横に居るトレマルが持っていたわけでもあるまい。 きっと、“聖成”したのだろう。 「こんなもんじゃないよ、エリザ」 レラは機関銃を投げ捨てると、今度は自分の目前で、キーボードを打つ仕草を開始する。 (……“ヴァーチャルタイピング”か!) アシュレイは、レラが次に何を聖成するのか興味深く見ていたが、エリザのほうはそんな悠長にしていられない。 エリザは手前のアシュレイを飛び越えるようにして、レラのもとへ急いだ。 “ヴァーチャルタイピング”。 タイピングプログラムを備えているシミラーならば、誰でも使用可能なスキルであり、物体の具現化を行う鍵のようなものである。 何もない虚空を、両手の指を使い、高速で“叩いて”いく。 プログラムを習得していない者には分からないが、使用者は決して、当てずっぽうにその動作を行っているわけではない。 レラは次々と呪詞(ワード)を紡いでいった。 ■エントリーネーム/ 「ティルミン・レラ」 指で叩かれた空間は、その部分だけ瞬時の光を放つ。 ■アクセスパスワード/ 「MELTYGIGS−666616」 次いで、宙に出現する透明なディスプレイ達が、レラを取り囲んでゆく。 コードさえ認識していれば、あらゆるシミラーが無線アクセス可能な四次元倉庫“MSC”(メガ・セイクリッド・コンピューター)に要請し、 そこから如何な物でも生み出せる(正確には、取り寄せられる)のだ。 兵器は勿論のこと、データの類、果ては飲料水に至るまで。 ■ダウンロードファイル名/ 「嘆き狂う混沌から生まれし醜悪不浄虫」 ■ファイルパスワード /「JUDGME…… “聖成”、直前。 しかし完了するかに見えた入力は、あと二文字というところで寸断された。 「“ヴァイルス・フィールド−球月”!」 レラの周囲を赤色の半球が一瞬取り囲み、ワードの追加入力・送受信を拒む。 浮かんでいたディスプレイは全て消滅してしまった。 レラよりも先にエリザが近距離から、アンチプログラムをタイピングしたのである。 「あら。止められるようになったんだ?」 「教会に鍛えられたカラダ……侮るんじゃない!」 ヴァーチャルタイピングの欠点は、入力中の本体がまったくの無防備になることにある。 実戦向きとは言い難いが、多対一の戦いにおいては有効だった。 「うふふ。まあ、別に僕が直接手を下す必要も無いじゃない。……そうでしょ、トレマル?」 「……はい。お嬢様!」 「ゲ……?」 いつの間にか、エリザの後方まで回り込んでいたトレマル。 見た目からは想像もつかないその俊敏さは、エリザにとって予想外だった。 トレマルは全体重を乗せて、エリザに体当たりをお見舞いする。 「うぐぅっ!」 アシュレイの居るほうへ大きく吹き飛ばされていくエリザ。 「やれやれ。今日はよく小娘が飛んでくるぜ……」 武器をしまったアシュレイは、頭を掻きながら垂直に跳び、吹き飛ぶ彼女を空中で捕まえた。 そのまま二人で着地し、羽交い締めの体勢へ持っていく。 「テメェ、この!は、離しやがれっ!」 エリザは必死で抵抗する。 「へっ。コロッセオの支配人室の時とは逆の構図だろ!俺もあまり手荒な真似はしたくねぇ、だがな。 あれからヒトミをどこへやったか……それだけは喋ってもらうぜ!」 エリザは、アシュレイの言葉にきょとんとした。 「……コロッセオ?支配人室?…………で、何だって?」 「とぼけるなよ!……カッシュ、とかいったか。てめえはあの野郎の傍に居たメイドじゃねえか。 その凶悪なツラ、間違いようが無ぇ」 自信たっぷりに背後で言い放つアシュレイに対し、エリザは何やら考えている。 「……あァ、あぁ。そういうことか。ヒーローさん、言っとくがね。そいつはアタシだけど、アタシ、ではないよ」 「はぁ?」 「“アタシ違い”、だ。カッシュのとこに居るアタシが、いま来ているかどうかは知らねェがな……」 もはやエリザは暴れるのさえやめて、不敵に笑っている。 何か不気味なものを感じ、アシュレイは彼女をさらに問い詰めた。 「…………てめえ、何を言っている?答えろ!」 「すぐに分かるさ。よく音を拾ってみろ。……ホラぁ。聴こえるだろ?」 ひゅっ ひゅっ 何かが、跳ねてくる音。その数、十……二十……七十……百……。 辺りを取り囲む、銀色の女たち。不揃いに揃った狂気の笑み。 各自、鉤爪を掲げている。 闇夜の中、遠くでらんらんと輝く無数の赤い眼。 レラとトレマルもその脅威に遭遇していた。 「レラ様、大変です!わしら、すっかり囲まれてしまいました……!」 「ええ。しかも個体は全て、”エリザ・バミッシュ”!」 アシュレイは周囲を見渡すと、溜め息をついた。 「なぁんてこった。悪趣味なモンもこんだけ集まりゃ、芸術のはじまりだな……」 アシュレイの隙をついて、彼に拘束されていたエリザが逃げ出し、集団に混じる。 「ひゃはははははは!アタシはね。今や教会に量産されてんだよ!」 レラ、トレマル、アシュレイは合流して、三人で背中を合わせる。 そんな三人を、エリザ達は二重三重に取り囲み、さらにその輪を縮めていく。 彼女らは歌う。 すきなものは、コロシ、コロシ、コロシアイ。 命令復唱……ティルミン・レラ、トレマル・チャリオットの捕獲。アシュレイ・バンデットの抹殺。 抵抗された場合は、九十五%までの破壊をキョカする。 くだらない、クダラナイ! ドーセなら全て、破壊スル! ハカイスル! ハカイスル! 「あいつを量産するなんて、そんなことするやつの顔が見たいな。……ごめんね兄さん、巻き込んじゃって」 「言うなよ。半分は、知った上でだろ?」 ぎょっ、とするレラ。流石に今その話をするのは不味かったか。 アシュレイは反省しつつ、話題を変える。 「それよりもだ。助かる手立てはあるのか!」 エリザ達との距離は、既に約四十メートルにまで縮まっていた。 「トレマル、時間はどうなの?」 「……ぴったりです、レラ様!」 腕時計を見ながら叫ぶトレマルの話に、レラは会心の笑みを浮かべた。 レラが、さっと服の右袖をまくる。 すると棘が無数に生えた不気味な右腕があらわになる。 アシュレイはそれを見て、面食らったようだ。 レラの右腕は灰色に染まっており、色白い彼女本来の素肌とは、明らかに異なる。 妖しく禍々しきもの……。 右腕が単体で、どくんどくんと不気味に脈動している。まるで、餌を欲しているかの如く。 レラは表情を暗くしながらも、強い調子で断言する。 「……大丈夫だよ、兄さん。こいつが、助けてくれる」 今にもエリザ達が飛びかかりそうな、その時だ。レラが力強く叫んだのは。 「来い———————————“ブリュッセン”!」 主の叫びに応じ、内側から激しく発光する灰色の腕。 直後、圧倒的な奇跡が必然として舞い込んだ。 突如として、風が吹き込む。 それは嵐と称すに相応しい。 草原はいっせいにびゅうぅうと大合唱する。 その場に居る者全員、吹き飛ばされまいと必死だ。 「レラッ!な、なんだってんだ、この風はッ!」 両腕を前方に出して可能な限り風を防ぎながら、アシュレイは大声で叫んだ。 この暴風の中では、声がどれだけ正確に伝わったか分からない。 だが、かろうじて眼を開けているアシュレイの眼に映ったのは、レラの口の動き。 僕 を 信 じ て 。 それと、鮮やかな微笑だった。 「……マズイ、あれはレラの超高空要塞だ!」 エリザ達の一体が叫んだ。 月を覆い隠すようにして突然、建造物が上空に出現している。 見た目は、中世の城そのもの。 ただし全てが真っ白に染められ、式場に運ばれるケーキのような印象を受ける。 だが、あの距離であの大きさ。どれほど巨大な建造物なのか、想像は難しくない。 「さぁ、回収してもらうよ!兄さん、トレマル、しっかり僕に掴まって!」 レラ達の周囲を紅い半透明な筒……それはトラクタービームだった……が包み込み、ふわりとした感覚が足元からやって来ていた。 二人はそれぞれ、レラの右手と左手を握る。 レラの灰色の右手を握っていたのは、アシュレイだ。 ぬるりとした感触が伝ってきたが、不思議と心地は悪くない。 三人は上空の“ブリュッセン”へ向け、浮かび上がり始める。 「逃すかァァ!」 圧倒されて動けなかったエリザ達の一体が正気に返り、夢中で鉤爪を飛ばして攻撃した。 「……うわぁっっ?」 途端に、情けない声を上げるトレマル。 鉤爪は三人のもとへ届くかに見え、思わず身構えるアシュレイとレラ。 ところが、その心配は無用だった。 “ブリュッセン”の至る所からにょきりと出現した無数の大砲が、敵を狙い撃ちしていく。 ドォーーーン 一つの鉄球弾が、まず迫っていた鉤爪を虫けらのごとく潰してしまう。 そのまま鉄球弾は地上に炸裂。多くのエリザを巻き込み、次々に葬り去る。 容赦無い攻撃は全く止む気配が無い。火力差は圧倒的のようだ。 頭部や胴体を吹き飛ばされて倒れる仲間を見ながら、敵は動揺していた。 「……こいつは、無理だぜ……」 「……キぃー!あんまり失くすと、また造ってもらえなくなるからなぁ〜!仕方無ェ、引き上げるッ!」 「みんな!黙ってアタシの言う通りにするぞ!」 エリザ達は素早く撤退を開始した。それを見計らうように、ブリュッセンからの攻撃はぴたりと止む。 地上との距離は、既に二百メートル以上も離れていた。 さらに上昇しながら、レラ達は三者三様の反応を見せている。 「ははははは!エリザめ、ざまぁ見ろ!」 勝ち誇るレラに、 「いやぁレラ様、正にドンピシャのタイミングでしたなぁ!」 楽しげなトレマル。 (無茶苦茶だな…………) アシュレイは思わず片手で頭を抱えてしまっている。 トラクタービームに包まれた三人の身体はそのまま城の内部へ、するりと溶け込むようにして運ばれて行くのであった。 長い夜が終わる。 世界が徐々に朝の光を呼び込むさなか、ブリュッセンは音も無く、彼方へと飛び去っていった。 BACK
https://w.atwiki.jp/aruharouge/pages/34.html
GM_ru) では全員そろったところではじめるよー (R07_Ri-zu) おういえ (GM_ru) プリプレイ ギルドサポートの宣言と、装備更新やマテリアルの選択など宜しく! (GM_ru) (R08_Ikuto) えー、飾郁人。レベル3になって、装備をスケイルアーマーと手入れ道具をゲットしました。マテリアルは、コア:ルクス、セル:タフネス、リラックスを選択。 (R07_Ri-zu) ■リーズ:買い物は特に今は無しで装備更新も無し。今回のレジェンドはフォースブリンガーのSLをあげておこう (R06_Rami) ■ラミリ 装備更新なし、買い物なし (R05_Vad) ■ヴァド 装備更新、買い物どちらもなし。 (R09_Alice) ■椎南 有栖 レベル5になって MPPを2個、ルビーを2個 買ったんだったかな。 成長で覚えたのはエチュード2、アレグロ2、プロテクション3 だね (R08_Ikuto) ギルドサポートは、前回と同じく 《陣形》《蘇生》《祝福》…かな? (GM_ru) はい! うけとりました! (GM_ru) では、改めて行ってみましょうか! (GM_ru) (GM_ru) (GM_ru) 本格的に旅を始める前に気がかりがある。 (GM_ru) ラミリにメダルをわたし、ルーブカリクスの入手を依頼した男。 (GM_ru) (GM_ru) 彼はマテリアルについての情報について何かを知っているのは間違いない。 (GM_ru) 彼と会っておくことは、今後の旅に重要な役割を持つことであろう。 (GM_ru) (GM_ru) ラミリが聞かされていた彼の居住地はカナンの地。 (GM_ru) その名もハーヴィ=バースデイ。 (GM_ru) (GM_ru) ……調べてみたところ、カナンの町で錬金道具を作成する商社、ハーヴィコーポレーションの社長だという。 (GM_ru) (GM_ru) (GM_ru) カナンであれば、ランブレイからも程近い。 (GM_ru) それほどの危険も無く進むことが出来るだろう。 旅の始まりとしてはちょうどいいかもしれない。 (GM_ru) …そんなわけで、君たちは今、ランブレイを出発しカナンへの街道を歩いていた。 ……グランディートの侵攻中で世界においては、街道も安全とは言い切れない。 人通りはやはりまばらだった。 (GM_ru) (きゅー (R07_Ri-zu) 【リーズ】「ラミリ殿がランブレイに訪れたのは偶然ではなかったのですね…それにしても蒼の魔剣の事を知っているとは…メダルの事も知っていましたし、何者なのでしょう?」その辺の事は聞きました?とかラミリに問うてみる試みである (R06_Rami) 【ラミリ】「よくわかんない、そもそもあたしの所に来たのだって道具屋に10Gで売り飛ばしたメダルがきっかけみたいだしねぇ……金払いがいいのは確かだけど」 (GM_ru) 【ルクス】「は、現在にも少しは物事に目をつけてるヤツが居るらしいな。 面白いが、油断ならん相手だな。」 (R08_Ikuto) 【郁人】「この魔剣って、やっぱり欲しがられるものなんだ。どういう人なんだろうなぁ…」鞘に収めて背に背負った魔剣をちらりと見ながら、道中を進み (R09_Alice) 【有栖】「…手探りって言っても私や郁人には結局伝手なんてないわけで…コネクションのある人間から芋づる式にいくしかないわけね、何を調べるにしても…。にしても…」 歩きながらも魔道書のページを繰る手を止めず… 「一言でマホウって言っても色々あるのね…神聖魔術に精霊魔術…元素魔術…。…音楽の魔術?こんなものもあるのね…」 (GM_ru) アリスはあの宝石を得てからというもの。 そういったものに関する理解の早さ、が、格段に上昇したように思える。 …勿論、その存在は未だ誰にも告げられては居なかったが。 (R08_Ikuto) 【郁人】「カナンって、どんな街なのかな。それに錬金道具ってどういうのなんだろ……カメラとかテレビとか?」 (R07_Ri-zu) 【リーズ】「メダルを10Gで売ったのですか!?」むしろラミリの言葉はそこがびっくりである、いや確かに魔剣が無ければ価値は無いものだが…「とはいえ、魔剣を抜けた者は郁人殿が初めてですから…それにメダルの事は基本的に知られてませんし」ラミリが売ったのも仕方ないんだろうか…とか (R05_Vad) 【ヴァド】「それにしてもカナンか、神聖帝国の方でもかなりの機械技術は進んでるんだが…此処は、此処でまた独自の発展系を見せているんだよな、列車とか、この地域以外にも拡げる予定らしいし、珍しい場所だから楽しみにしていろよ?…ラミリ姐さんの依頼人、やたらと高い建築物に住んでそうだな、この会社名どこかで見たが。」 (R08_Ikuto) 【郁人】「…有栖も勉強家だよなぁ。この世界の知識は、俺なんかよりすっかり順応しちゃったんじゃないの?」ちらりと、どこか伺うように (R07_Ri-zu) 【リーズ】「カナンというのは“機械の街”と言われています。錬金術を使った工芸品や鉄道があったりするんです――おそらくエリンディルにおいては最も機械文化の発達した街ですね」と説明を (GM_ru) ハーヴィコーポレーションは、主に日用品に幅広いシェアを誇る錬金工学の会社だ。 カナンで上流の暮らしをするならかの開始矢に先ずお世話になっているだろう、というようなもの。 (R09_Alice) 【有栖】「…いや、初めてじゃないはずでしょ?過去にそういう伝説があったんだから、その伝説の創始者は少なくとも使えてたはずだもの。この世界にメダルとかそういうものが残ってるってのがその証拠でしょ?…さすがに何系統も扱うのは無理がありそうね…。」 顔を文字から上げて…「そうね、とりあえずこの数週間でエリンディル…っていうこの世界の文字はほぼ読めるようになったと思うわ。ドイツ語の医学書に比べたら文法も楽なものね。」 (R06_Rami) 【ラミリ】「使い道のわかんないマジックアイテムの市場価格なんてそんなもんだよ、……ついでにいえば骨董品を扱うような会社には見えないから、純粋に魔剣の事を知ってる感じだものね」 (R05_Vad) 【ヴァド】「カメラとか、テレビってのは何か知らねえな……俺が聞いた話だと、金属製の馬車が通りを走り始めたりとか、してるぐらいか。」 (R08_Ikuto) 【郁人】「機械文化ね……もしかしたら、俺の世界であったようなのもあるかもしれないな」新しい物を目にするのは、旅の醍醐味と気楽に。 「マジで!? …昔から勉強は出来たけど、すごいね有栖」はへーと感嘆と (R07_Ri-zu) 【リーズ】「正確には“魔術”ですね――アリス殿は理解力がずば抜けていますね。異文化の文字をそんな簡単にマスターできるというのは中々居ませんよ?私もおそらく無理でしょうし」天才…むしろ神童の域ではないだろうか、と (R07_Ri-zu) 【リーズ】「カナンへは何度か赴いた事はあります。鉄道というモノですね。ヴァルドロッド殿が言うのは、とても迫力がありますよ間近で見ますと」 (GM_ru) 【ルクス】「は、人間が何処まで進化したか、いい目安になる町ってわけだ。 面白そうじゃないか。」 (R07_Ri-zu) 【リーズ】「ルクス殿が眠る前の人間というのはどのくらいだったのですか?」文明のレベル (R09_Alice) 【有栖】「…郁人はやれるのにやらないだけでしょ…。…ただ、理解できるのと順応できるのは別ってこと。…そこだけは誤解して欲しくないな。」 小さく頭振って 「…後、私は天才なんかじゃないから。そんな才能はないしね。」 (R05_Vad) 【ヴァド】「それは俺も知りたいな、まだ金属加工もまともに出来ないような時代だったりとか、するんだろうかね?…あんたが知らないものが、」あると面白いんだがな (GM_ru) 【ルクス】「は。 もっと不便で面倒そうだったな。 が、人の死ぬ数じゃ今の時代も負けちゃいないぜ。 俺としちゃ、どれだけ足掻いてるかがみれりゃそれでいいしな。」 (R07_Ri-zu) 【リーズ】「アリス殿が先ほど言った歌の魔術というのは、呪歌の事でしょうか?コレは力のある言葉を発する事のできる者ですね、魔術に近い効果がありますが、魔術ではないんです――才のあるモノでないとコレばかりは難しいかと」 (R06_Rami) 【ラミリ】「触っても無いのに勝手に動く道具はあんまり好きじゃないなぁ……」 (R08_Ikuto) 【郁人】「才能が無いなら、魔法なんて使えないだろ? …まぁ、あんまり無理しないでって話」有栖に笑いかけて 「ルクス…お前も、本当に口が悪いなぁ。少しは感傷とかないわけ?」 (GM_ru) 【ルクス】「そうだな。 武器の質は確かに上がってやがる。 戦闘能力だけは確実に進歩してるぜ? 人間はよ。 ククッ。」 (R09_Alice) 【有栖】「つまり唄ってことよね…歌…。んんんん…。」 現代人の思考の中に浮かぶ歌…等と言えば 所謂まぁ、ライブとかそういう系のがぱっと浮かぶわけで… 「へぇ、鉄道…そういうのなら私達の世界にもあったけどね。多分原理は全然違うんだろうケド。」 (R07_Ri-zu) 【リーズ】「歌、だけではなく音楽に力を込める者も居るので。一概に“歌”になるとは限らないようですね。私も嗜んでは居ますが呪歌は扱えないのですよね」そういえば曲を弾いたりでも効果がある事もあるんだった (GM_ru) 【ルクス】「馬鹿かお前。 感傷に浸って何かいいことでもあるのかよ。 そういうのを無駄なことって言うんだ。」 と、郁人の意見をばっさり斬って捨てた。 (R07_Ri-zu) 【リーズ】「ルクス殿は…メダルを狩る事以外の目的というのは、無かったのですか?」 (R09_Alice) 【有栖】「郁人…あのね、無機物に感傷とかあるわけないでしょ。…まぁ喋ってるけど 蒼の魔剣なんて名前だけど、とりあえず道具は道具じゃない。」 (R08_Ikuto) 【郁人】「良い事はないけど、自分を見直すのは必要なことだろ。人間、無駄なことばっかりじゃないんだって」なんでそういう風に言うかとルクスを睨み (GM_ru) 【ルクス】「は、道具が道具批判とは面白い台詞だよ。 笑っておいてやる。 俺は今も昔も、やつらを全て取り込んで完全になる以外に目的なんざない。」 (R07_Ri-zu) 【リーズ】「完全…?メダルを全て集めると何か起こるのでしょうか」魔剣を守ってた巫女としてもそんな伝承は知らないよねGM! (R08_Ikuto) 【郁人】「会話できるなら、十分ナマモノだと俺は思うけどなぁ。すっごいむかつく奴だし」ほら聞いただろと、ルクスの言葉を指して (R09_Alice) 【有栖】「ね?そもそも会話がかみ合ってない時点で成立してないよ。」 小さく肩すくめて 「…自分のことべらべら話すタイプでもなさそうだしさ。そういうの含めてコレに聞くのは無駄なこと、だと思うけどね。」 (GM_ru) 勿論知らないよ! (R05_Vad) 【ヴァド】「……寄り道はすれど、目的を忘れる訳には行かないんだろうな、俺も。」とルクスの言葉を聞いて、何処か苦笑を浮かべつつ「……・完全体になれば、どう言う風になるんだ?」 (R06_Rami) 【ラミリ】「別に敵を倒せればなんでもいいけどさ、ふぁ……やっぱり歩きだと結構掛かるなぁ」 (R07_Ri-zu) 【リーズ】「仕方有りません、魔族がどこに潜んでるか分からない以上どうしても移動手段は限られてしまいますから」とラミリにちょっと苦笑して、ちなみに少しこっちは息が上がってきてるけど表に出してないのであった (GM_ru) 【ルクス】「フン……」 と、アリスの言葉に悪態をつき。 「何でも知りたがるな、お前は。 ……案外貪欲なヤツなのかもな、お前は。」 と、ヴァドの言葉には応えずそう返した。 「……ほう、アレか。 中々のもんじゃないか、人間。」 …カナンの町らしきものが見えてくる。 そして、そこにあるのは一際高い…地上10階はありそうな建造物であった。 (R05_Vad) 【ヴァド】「俺達がこの前に着た時にはまだ、幕が掛かってたのに……でけえ建物建てやがったなあ。」と見上げ、ほう、と驚いて見せて。 (R08_Ikuto) 【郁人】「敵ねぇ…」倒す相手について、微妙にまだもやがかかっているのか言葉を濁し。 「へぇ……あれがカナン! すごい建物があるなぁ」 (R07_Ri-zu) 【リーズ】「(蒼の魔剣…伝承の中にもない事が多い…いったいどのような経緯で生まれた剣なのでしょうか。郁人殿にしか抜けなかった事とも何か関係が…?)」伝承にもない、何故伝えられずに終わったのか…何かしら意図があるのかちょっと考えて (R09_Alice) 【有栖】「へぇ…結構私たちの世界に見かけはちかいね…近代的って言う感じ…だからこそ、伝承とかそういうのにはちょっと遠い印象があるかな。」 (GM_ru) あと一息だ。 もう直ぐで足を休めることができそうである… そういえば、件のハーヴィコーポレーション、祖の本社があの巨大な建造物を有している、なんて話もうわさで聞いたことがある。 (GM_ru) …見えているのは、それに違いないだろう。 (R06_Rami) 【ラミリ】「さて、とついたのはいいけど。どこに行けばいいのやら……いちばんデカいアレ?」 (R07_Ri-zu) 【リーズ】「確かハーヴィコーポレーションでしたよね」場所は知ってていいのかしら (GM_ru) うむ。 少し調べてみれば分かることだよ! (R05_Vad) 【ヴァド】「おそらくは見えているアレだと思うが、カナンなら駅周辺で聞く方が最寄りの駅が分かりやすいからな……」 (R08_Ikuto) 【郁人】「街のことは、ヴァドさんやラミリさんたちの方が知ってそうだよね」案内はお任せしようと後から続いて (R05_Vad) 【ヴァド】「と言うか、姐さん、依頼人の場所ぐらいちゃんと把握しておけよ?……相変わらず、杜撰な事になってるな、本当に。」と呆れてみせて。 (GM_ru) こうして君たちは、カナンの町へと足を踏み入れるのであった。 (GM_ru) (GM_ru) (GM_ru) ハーヴィコーポレーションは直ぐに見つかった。 (GM_ru) 錬金化学が発達したカナンの街中でも、ひときわ高い建物。 (GM_ru) ランブレイと比べても遥かに近代的な町の様子にも心惹かれるものはある。 (GM_ru) 町には鉄道が走り、見慣れぬ機械が所狭しと街に溢れる。 ランブレイ育ちのリーズにも、異世界から来た郁人と有栖に珍しいだろう。 (GM_ru) ヴァドは進歩振りに驚いたかもしれないし、ラミリは何時ものとおり…かもしれない。 (GM_ru) だが、今はハーヴィに会うのが先決だ。 (GM_ru) (GM_ru) (きゅー (R08_Ikuto) 【郁人】「へぇー…! こりゃ凄いな。一昔前の…いや、もっと技術的にはもっと高度なのかな。錬金術、侮り難しって感じだね」うひゃーときょろきょろと街を見回し。ある意味おのぼりさんであった。 (R06_Rami) 【ラミリ】「……あうぅ、なんでヘンなのが街に溢れてるんだよ」 おっかなびっくり、時々物陰に隠れながら移動しつつ (R09_Alice) 【有栖】「マホウ、がある分、微妙に私達の世界とは違うんでしょうけどね…それでも作りとかは…世界が違っても似る物なのね。」 (R07_Ri-zu) 【リーズ】「こう言う風に見渡すのは初めてですね」町並みをこうして眺めると技術のレベルが全然違う事を感じつつ――でもちゃんと脚は止めずについていこう「郁人殿やアリス殿から見ても珍しいのですか?」文明レベルは聞く限り向こうの方が上っぽいけど――って「ラミリ殿、大丈夫ですか?」あ、なんか怯えてる (R05_Vad) 【ヴァド】「姐さんはこう言う絡繰り仕掛けには弱いからなあ……ほら、姐さん、そんな隠れてねーで普通に歩こうぜ。」と引っ張り出したりして、手を繋いだり。 (R07_Ri-zu) 【リーズ】「少々意外ですね。ラミリ殿はマイペースですから、こういうのに動じると言うのは」あらら、と口元を抑えつつビックリ (R08_Ikuto) 【郁人】「珍しいなんてもんじゃないよ。というか、他の世界のものならなんでも珍しい」ひらひらと笑顔を作り 「ラミリさん、あんまり機械に慣れてないんだ。大丈夫大丈夫、慣れれば面白いから」 (R06_Rami) 【ラミリ】「うぅ、わかった、わかったけど……」 手を繋ぐと言うよりかはべったりと張り付いている感じではある、体型が貧相すぎるから危なくはないぞ (R05_Vad) 【ヴァド】「魔法ってのも万能じゃねーからな?……この街では錬金術の機関が殆どだし、素養のない連中がホイホイ魔法使えたりしねーからな?」とアリスの言葉にそう答えつつ、ひょいと抱くようにラミリを引率して。 (GM_ru) 【ルクス】「ほう、こりゃ中々。 うまく使えば面白いことが出来そうなものが山ほどあるじゃないか。」 と、底意地の悪い声を上げたりしている。 (R07_Ri-zu) 【リーズ】「魔術も才覚に大きく左右される分野ですからね――、一般の方はほとんど使えませんし」使える人は大体冒険者になったり何かの機関に所属したりするだろうし (R08_Ikuto) 【郁人】「悪そうな声して……お前、錬金なんとかの道具とかわかるの?」疑わしげにルクスに声をかけ 「魔法も難しいんだなぁ…」それを使えた有栖はなんなのだろうと、やや目を向けたりもして (GM_ru) 【ルクス】「手にとって見なけりゃ細かいことまでは分からんがな。 おい、郁人、お前、あれ手に入れてこい。」 と、ルクスが指差したのはいかにも高そうな機械の展示品。 (GM_ru) お値段は物凄いとかしかいえなかった。 (GM_ru) そんな折である。 ……君たちの元へと、一人の女性が歩み寄ってくる。 (R06_Rami) 【ラミリ】「あたしは弓しか使えないからね、おや……さて、とどうしたもんかって、あれ?」 地面に足が付かないくらい抱きかかえられたまま視線をめぐらせつつ。 (R09_Alice) 【有栖】「うん?」 視線に気付いて首をかしげるように郁人に振り返りつつ 「…仕組みはともかく、ある程度の使い方くらいならマニュアル次第じゃあ使えるかもね…。」 (GM_ru) 【???】「……ランブレイのリーズフェルト女王に魔剣の勇者のご一行、ですね。」 長身に長い黒髪、切れ長の瞳の冷たい印象の女性。 「……ハーヴィコーポレーションのものです。 会長がぜひともあなた方にお会いしたいと。 ……ご案内してもよろしいでしょうか?」 と、君たちの前に立ち、告げる。 (R08_Ikuto) 【郁人】「高っ…!? お前、無茶いいすぎ!」貨幣価値はまだわからないところはあるが、ゼロの多さだけで目が飛びでそうだった。 「あ、あぁすみません、大きな声出しちゃって! お高いですよねーこれ」あはははーと近づいてきた女性に苦笑をしてみせて (R08_Ikuto) 【郁人】「って……コーポレーションの人? えーと、これはご丁寧に」勇者のご一行というのにはひっかかりを感じたが、あえて口には出さずに頭を下げて (R07_Ri-zu) 【リーズ】「貴女は…?」自己紹介も無しに名前を言い当てられて、若干の警戒…と思ったが、なるほど「ハーヴィコーポレーションの方でしたか――案内はありがたいのですが、我々が来る事を予測していたのですか?」 (R06_Rami) 【ラミリ】「こっちから来るって連絡はしてなかったはずなんだけどな、そもそも連絡先聞いてなかったし」 (R05_Vad) 【ヴァド】「此処に着いたって連絡を入れてたっけか?……俺達が来てるって、対応早いじゃねえか。」と女性に向けて、軽い口調でぼやいてみせて (GM_ru) 【???】「申し送れました。 私、会長秘書を勤めております、サキと申します。」 と、一礼し。 「ええ。 ……失礼ながら、ラミリさんの動向をチェックさせていただいていたので。」 と、にこりともせずに答え。 (R07_Ri-zu) 【リーズ】「そこは聞いておきましょうよ!?」思わずラミリにツッコミせざるをえなかった (R08_Ikuto) 【郁人】「へー、手際がよろしいんですね」動向チェックという言葉に感嘆としてみせて (GM_ru) キュイッ、キュイッ、と、機械がこすれる様な鳴き声が上空から響く。 ……赤い色で彩られた鷲を模ったような機械の鳥…としか言いようのないそれが上空から降りてきて、サキの肩へと止まる。 (R05_Vad) 【ヴァド】「まあ、姐さんだから仕方ねーって。」とリーズのツッコミに手を左右に振りつつ (R07_Ri-zu) 【リーズ】「コホン、とにかく案内して貰えるのでしたら、是非。こちらもそちらに接触する為に訪れたのですし――」良いですよね?と皆を見渡してみよう (R06_Rami) 【ラミリ】「まぁ、探す手間が省けたから問題は無いんだけどさ」 (R05_Vad) 【ヴァド】「ああ、問題ないね?……折角なんだし、動向を見守ってたならお茶ぐらいは用意して貰えると嬉しいね。」と頷き、ラミリを下ろし。 (R08_Ikuto) 【郁人】「じゃあ、案内お願いします。こちらとしても、色々話聞きたいですし」 (R09_Alice) 【有栖】「事情は把握されてるってことで話す手間も省けた感じだしね。」 (GM_ru) かしゅっ、とセル・マテリアルを吐き出したそれはまるで空き缶のような形へと変形しサキの手の中に納まった。 【サキ】「と、言うわけです。 動向を見守るな、という注意は受けておりませんしね。 それでは、参りましょうか。」 (R07_Ri-zu) 【リーズ】「(……一応、警戒はしておいた方が良さそうですね)」なんとも得体が知れない感じがするというか。若干心配になったなんとなく (R08_Ikuto) 【郁人】「はぁ…やっぱり、錬金術って凄いんだなぁ。一匹でもあると助かりそうだよね、あれ」空き缶を目にしながら皆に言いつつ、後を追い (R09_Alice) 【有栖】「はいはい、郁人、何でも欲しがらない(…疑うにしろ信じるにしろ…ソースが少なすぎるわ、ホント…。)」 (GM_ru) 【ルクス】「こいつら……まあいい。 お手並み拝見といこうか。」 (GM_ru) こうして君たちは、一際高い建物… ハーヴィコーポレーションの中へと足を踏み入れるのであった。 (GM_ru) (GM_ru) (GM_ru) (GM_ru) そして、サキに案内され……通された社長室。 (GM_ru) 明るく広い内装。 派手すぎることはないがきらびやかな装飾の部屋。 (GM_ru) (GM_ru) そこでは、一人の男が一心不乱にケーキを作っていた。 (GM_ru) (GM_ru) スポンジを重ね、クリームで彩りフルーツで飾っていく。 その様は豪快かつ繊細なものであった。 (GM_ru) 【ハーヴィ】「ハッピーバースディ! 新たなる勇者の誕生だよ!」 (GM_ru) その男… コーポレーション会長でもあるハーヴィ=バースディその人は開口一番にそう告げた。 (GM_ru) (きゅー (R09_Alice) 【有栖】「(…ウザっ?!)」 (R05_Vad) 【ヴァド】「おう、郁人よかったな、ケーキのプレゼントだとよ。」と思わず笑うのを堪えて。 (R08_Ikuto) 【郁人】「……はぁ。ゆ、勇者?」誰のことだと、思わず周囲を見回し (R07_Ri-zu) 【リーズ】「………」ポカーンとして居る。どうやら状況が把握デキテイナイヨウダ (GM_ru) 【ルクス】「……なんだこいつ」 (R09_Alice) 【有栖】「…コレだけ大きいとバースディケーキっていうよりウェディングケーキよね…入刀でもしてくる?郁人。」 (R06_Rami) 【ラミリ】「ケーキ屋もはじめたのか」 (GM_ru) 【ハーヴィ】「よくきてくれたね!諸君! さあ、かけ給え! そして、食べたまえ!! 盛大に祝おうじゃあないか、新たなる門出を!」 と、君達に椅子を勧めケーキを勧める。 (R08_Ikuto) 【郁人】「っていうか、勇者ってやっぱり俺ですか」ヴァドの言葉に目を細め 「入刀って…誰と結婚するのさ」有栖には顔をしかめつつ (R09_Alice) 【有栖】「さぁ?私はただの医者の卵だし。」 ツン、とした態度で投げて 「…正直状況が読めてないので、まず説明からお願いしたいですケド。」 (R07_Ri-zu) 【リーズ】「ハッ」ようやく我に帰った「あ、あの。唐突過ぎて状況に付いていけてないのですけど…」どうしよう、と反応できない姫様であった。 (GM_ru) 【ハーヴィ】「そのとぉーりっ! 蒼の魔剣を抜き放ち、結界のオルギステを倒してみせた! それが勇者でなくて、なんなのか!」 (R08_Ikuto) 【郁人】「あー…一応聞いておきたいんですけど。あなたが、ハーヴィさんでいいんですよね。それで、ラミリさんに魔剣を持ってくるように依頼した人」 (GM_ru) 【ハーヴィ】「そう、私がぁ、ハーヴィ! ラミリ君にルーブカリクスの入手を依頼した男! そしてごくごく簡単なお話だよ、リーズフェルト姫。 我々ハーヴィコーポレーションは、君達のたびに協力したいと考えている!」 (R08_Ikuto) 【郁人】「…勇者って響き。未だに慣れないなぁ」困ったように頭を掻いて 「協力……ですか?」 (R07_Ri-zu) 【リーズ】「協力の申し出はありがたいのですが…差し仕えなければければ理由を教えてもらってもよろしいですか?メダルの事を存じていた事も含めて」巫女である自分ですら知らなかった事を何故知っていたのか。と (R05_Vad) 【ヴァド】「まあ、どちらかと言うと、勇者なんてあくまで他人視点から見たもんだしな、自覚するのは難しいだろうさ。」と郁人の様子に、くつくつくつと笑顔で。 (R09_Alice) 【有栖】「まぁ…その敵の大将を討ち取ったのは事実だし…その辺の人にとって見ればそうなんじゃない?つまり呼ばせたいのには呼ばせとけばいいじゃない。…けど…」 ジトっと横目でにらみ 「私が勇者様っとか黄色い声で呼ぶとかありえないから想像しないでね。」 (R06_Rami) 【ラミリ】「まぁ、これでいいんならいいんだけど。……まぁ、ケーキはいただくよ」 もぐもぐ (GM_ru) 【ハーヴィ】「私は錬金学の新たなエネルギー源として、様々な物質を探して回っていたことがあってね。 …その際に見つけたのがメダル…! マテリアルと呼ばれるものだ! …あれはっ、素晴らしいっ!」 (R08_Ikuto) 【郁人】「他人事だと思っているでしょう、二人とも…」ヴァドと有栖にじと目で 「むしろ、呼ばないでくれて助かるよ」有栖には加えて素っ気なく返す。 (GM_ru) 【ハーヴィ】「まったくの未知の素材で作られたもの…! いや、作られたものかすらもわからない! まさに神秘、神秘としかいえない存在だ! 私は、その研究に夢中となった! …そして知った! 過去にマテリアルをめぐった大きな戦いがあったことを!」 (GM_ru) ちなみにケーキは絶品なのが少し悔しい。 (R08_Ikuto) 【郁人】「マテリアルを巡った戦い……?」意識をルクスの方にも向ける。ちなみにケーキには手をつけない。 (GM_ru) 【ルクス】「……ふん。 まあ間違っちゃ居ない。 6つのコアマテリアル、そのうち誰が完全なる存在になるか決めるための戦いだ。」 (R07_Ri-zu) 【リーズ】「……」郁人の言葉にはちょっと胸がチクリと痛い、最初に呼んだの自分だし…「伝承にも残っていない事を…そこまで解明できるのですか」過去にあった戦い…いったいどれほど昔の…?言われればやはり気になるものだ。ケーキには手をまだつけてない。体重もちょっと気になるし (R09_Alice) 【有栖】「他人事か…半分半分だね。幼馴染がそんな風に呼ばれるの、複雑な気分じゃあ、あるし。…それって伝承になった元となる戦いってことよね?」 (GM_ru) 【ハーヴィ】「リーズフェルト姫。 金の力というものを舐めてはいけないな。」 【サキ】「いわば会長は道楽者なのです。 とんでもない額の研究資金を投入しておられます。」 (R07_Ri-zu) 【リーズ】あ、侮っては居ませんが…それにしても物凄いとしか言いようが」しかも道楽でとか普通の研究者涙目である (R08_Ikuto) 【郁人】「すごい説得力がある言葉ですね」でもわかりますと頷く (GM_ru) 【ハーヴィ】「世界の歴史は愚か者こそが切り開くのだよ! そして新たな知識が誕生だ! ハッピーバースディというわけさ!」 (R07_Ri-zu) 【リーズ】「いえ、その理屈はおかしいです」ハッピーバースディってなんでやねん「それでケーキまで用意するっていうのもよくわかりませんし…」凄いノリの人だなぁ、と思った。此処まで清々しいと疑念を持つのもちょっと馬鹿らしい気がする「その過去の戦いの結末などはわかったのですか?」 (GM_ru) 【ハーヴィ】「私は知りたいのだよ。この巨大なエネルギーを! ただ知りたい! このマテリアルという存在が、どのような進化を遂げていくのか! 魔王軍がどう進化するか、そして勇者、君がどう進化するか! それだけが、見たい!」 (R05_Vad) 【ヴァド】「6つのコアメダルをめぐって、戦いがあった…と言うのか、ルクスもそれに参加してた、と言う風に見てもいいみたいだな。」 (R06_Rami) 【ラミリ】「あいかわらずついていけないセンスだなぁ……とお金を出してくれるなら別になんでもいいけど。それで特に指定が無いならこっちで目標を決めて一つづつ始末していく方向になるよ?」 (GM_ru) 【ルクス】「……下らない結末だ。 勝者の居ない終結。 そういうことだよ。」 (GM_ru) 本当につまらなそうに、ルクスが告げる。 (R08_Ikuto) 【郁人】「はぁ……って、俺もですか? マテリアルと魔王はともかく、俺は普通の人間なんですけど」進化、という言葉に思わず (GM_ru) 【ルクス】「だが、その結末を覆す。 ……再び目覚めた、今度こそな。」 (R09_Alice) 【有栖】「勝者がいない…?伝承じゃ世界は救われたんじゃなかったっけ?」 (R07_Ri-zu) 【リーズ】「六つ…一つは大魔王、一つはルクス殿…となると、残りは四天と見るのが妥当でしょうか」と、ちょっと推測しつつ。おそらくエリンディルで最も強大な力を持つ者を考えて「勝者の居ない終結…相打ちで終わってしまったと言う事でしょうか?そして、今、再びコアメダルが目覚めて戦いが始まった…?」 (GM_ru) 【ハーヴィ】「本気で行っているのかね郁人くん!! ブレイブ郁人くん! …君がなした所業を考えて、誰が普通と告げるか!」 (GM_ru) 【ルクス】「ふん。 ……人間からみりゃ、救われたにゃ違いないだろうよ。 邪魔者が消えたんだからな。」 (R07_Ri-zu) 【リーズ】「いえ、アリス殿。あくまで伝承は“蒼の魔剣を引き抜けるのは世界を救う事の出来る勇者”というモノなのです。」簡単に言えば、と「そして郁人殿は魔剣を引き抜きオルギステの結界を切り裂いた――その伝承を現すように。」 (R07_Ri-zu) なので過去にあった戦いとかの記録はなかったのであった (R08_Ikuto) 【郁人】「…どうも、まだすっきりしていなくて。どうして、俺が剣を抜けたのか。ついでに言えば、どうしてこの世界に来ることになったのか。だから、あまり実感がないんです」ハーヴィの剣幕に威圧されながらも、しっかりと返して (R09_Alice) 【有栖】「ただ…人間にとって世界が終わってない以上世界は救われてるはずでしょう?」 (R07_Ri-zu) 【リーズ】「いえ、そうとは限らないのがエリンディルなんです――そもそも、その過去の戦いがヒューリンの居ない時代に行われた可能性も否定できませんし」どれだけ昔なのだろうか (R05_Vad) 【ヴァド】「出来ない事が出来てしまった、のだから…その成果は、偉業になっちまうのは仕方ねえ事さ、その因果関係がはっきりしないのは、あんたには気持ち悪いだろうけどな。」 (GM_ru) 【ハーヴィ】「それに関しては分からない! 分からないということはぁ、素晴らしい!! そして私は、君たちの行く先の中にこそ祖の答えがあると信じている! ゆえに私は、君たちを手助けすることで、自らの知識欲を満たしたいのだ! 分かるかね、この取引は!」 (R08_Ikuto) 【郁人】「この世界、ややっこしい事情が積み重なっていそうだね」リーズの言葉に腕を組んで 「…手助けっていうのは美味しい話に聞こえるんですけど、具体的にどういう援助をしてくれるんですか?」軽い調子で聞いてみよう。 (R06_Rami) 【ラミリ】「わかんない、さっきからなにもかもわかんないことだらけであたまがこんがらがってきたし…」 ケーキの食べ方はいい加減だ (R07_Ri-zu) 【リーズ】「(私は…郁人殿が世界を救ってくれる、私の願いを叶えてくれる勇者。だと思ってた…ううん、今でも思ってる。この人は私の希望…でも、この戦いの本質はどこにあるのか…)」それも解明しなければならない、のだろう。もしかしたらそれが郁人やアリスを元の世界に帰る手段にも繋がるかもしれない。少し思考して悩み、聞こうと思ったら郁人が聞いてくれたので少し様子見 (R09_Alice) 【有栖】「私個人的には内容次第だけど、援助受けてもいいと思うな。…私としては今の段階で彼が持ってる知識、これから解明されるであろう事実、元の世界に戻るための助力にはなると思うし。何も無い、よりは 胡散臭くてもある、ほうがいいと思うのよね。…最悪どうしても信用できない、ってことになればそこまで、で切ってもいいと思うし?」 (R08_Ikuto) 【郁人】「大丈夫。俺もよくわかってないから、ラミリさん」あまりうれしくない同意だった。「ケーキおいしいなら、お土産でもらってこうか」 (GM_ru) 【ハーヴィ】「先ずは、金だ。 これは分かりやすいね! そして……マテリアルドロイドだ! …先ほど、サキ君が使っていたのを、君たちも見ただろう?」 (R07_Ri-zu) 【リーズ】「先ほどの錬金鳥(仮)ですね――マテリアルロイド…まさか、メダルを実用段階にしているのですか?」魔剣が無くても、と。そういえばマテリアルはいてたし (R08_Ikuto) 【郁人】「お金は大事ですよね。わかりますよ」うんうんと頷き 「…さっきの機械の鳥かぁ。偵察とかにも使えそうで、便利ですよね。俺たちの動向を見ていたって話だし」 (GM_ru) 隣でマテリアルを投入した道具が、鷹へと変形して部屋中を飛び回り始める。 【ハーヴィ】「コア・マテリアルをエネルギー源にするのは無理だった。 しかし、セル・マテリアルをエネルギー源とした機械の開発には成功している、これが試作段階だ! これは探索の役に立ってくれるだろうと自負している!」 (R05_Vad) 【ヴァド】「マテリアルを使用して動く、便利な機材を貸してくれるって感じかな……確かに便利なもんだし、援助としては助かるかもな。」 (R06_Rami) 【ラミリ】「びくっ」 明らかに警戒した様子で上をみあげつつ (GM_ru) 【ハーヴィ】「がっ!! 私にも欲望というものがある! ひとつだけ条件を加えさせてはもらえないだろうか!」 (R07_Ri-zu) 【リーズ】「その条件というのは?」 (GM_ru) 【ハーヴィ】「私はっ! 実際に君たちの闘っているところを見たい!! ブレイブヒストリーをこの目に収めたいのだよ、姫君!! …そのための相手も既に用意してある!! それを見せてさえくれれば! 私は君達に援助を約束することを誓おう!」 (R07_Ri-zu) どうしましょうって眼で皆を見回す( (R09_Alice) 【有栖】「実際について行きたい!っていわれるよりずっとマシだと思うんだけど。その…」 目を逸らして …邪魔って言うより…ウザくて。 目で語っていた (R08_Ikuto) 【郁人】「腕を見せてみろ、っていうんですね。…あー、驚いた。もっと高利貸しみたいなこと言われるのかと思ったよ」 (R06_Rami) 【ラミリ】「まぁ、いいんだけど…それを潰したらお金くれるの?」 (GM_ru) 【ルクス】「これにかんしては好きにしろ。 ……面倒な類の人間だ。 係わり合いになりたい類じゃないが、うまく使えば有用だ。 扱いきれる自身がないならさっさと回れ右したほうが得策だぜ。」 (GM_ru) 【サキ】「そういう事になりますね。 身もふたもないい方をすれば。」 と、ラミリに頷く。 (GM_ru) 【ハーヴィ】「さあ、返答を聞かせてくれ!」 (R05_Vad) 【ヴァド】「俺は面白そうだから構わないぜ、やるなら郁人次第って感じかね?……」と楽しそうに様子を見送りつつ。 (R09_Alice) 【有栖】「私達の経験がまだ少ない事も踏まえて、訓練感覚でも悪くないんじゃない…ね、郁人?」 (R06_Rami) 【ラミリ】「他に予定もないし…あたしはやってもいいかな」 (R07_Ri-zu) 【リーズ】「私は郁人殿の言うとおりにしますよ」 (R08_Ikuto) 【郁人】「……じゃあ、俺からも一つだけ。俺とこの子は、別の世界から来たんですけど」有栖の方をちらりと見て 「元の世界へ戻る方法。ついででいいので調べてくれるのなら、ハーヴィさんの提案に乗ります」皆を伺いながら、そう答えよう (GM_ru) 【ハーヴィ】「ほぉう、別の世界!! すばらしぃ!! それは未知! ゆえに幸福!! …任せておきたまえ!! 知らないことを調べるのは、私のライフワークだからねえ!!」 (GM_ru) 【サキ】「…」 また会社のお金が使われるなぁ、って顔をしていた。 (GM_ru) 【サキ】「……では、皆さん此方へ。 …会長はモニタールームへ。 例のものを、起動させればよろしいのですね。」 (R07_Ri-zu) 【リーズ】「あ、あっさり信じるのですね」そこにはびっくりであった (R09_Alice) 【有栖】「…うん、その提案はありがたいかな。…けど郁人、…私だけ返す、とか言ったら今度は拳骨かますからね。」 目に掛かる邪魔な髪をかきあげつつ… 「さて、どこまでやれるかな…」 (GM_ru) 【ハーヴィ】「でなければ、説明の付かないことが多すぎるのだよ。 あったことはあったこととして受け入れることが探求の始まりだ! ハツピィ、バースディ!! 新たな契約の誕生だよ!」 (R07_Ri-zu) 【リーズ】「(……もし、郁人殿やアリス殿が元の世界へ帰る時がきたら…私は…)」どうするのだろう、それまでという約束はしていた。でも、実際そうなったら…いや、今は考えるべきではないか…「この方のノリに付いていくのは大変そうですね」うーん、と困った笑顔であった (R08_Ikuto) 【郁人】「ありがとうございます、会長さん」ぺこりと笑顔で頭を下げて 「俺だって、故郷には帰りたい。それだけだよ」有栖の言葉には、今はまだ苦笑いで済ますのであった。 (R05_Vad) 【ヴァド】「……本当に調子のいいオッサンだな、まあ、決まった事だし、実力を見せる為に暴れるのも」 (R05_Vad) 【ヴァド】「悪くねえな。」と首を慣らすようにして、肩を鳴らし。 (GM_ru) (GM_ru) (GM_ru) (GM_ru) ……君たちはコーポレーションの地下へと通され… (GM_ru) ……そこに鎮座していたのは、一体のゴーレムであった。 (GM_ru) 【サキ】「これは、セル・マテリアルを動力源としたゴーレム兵器です。 …通常のゴーレムよりも高い出力を誇ります。 …稼働時間の短さから、実用化には遠いですが、一戦程度なら問題ないですので。」 (GM_ru) 一つ目にいかにも鋼鉄といった手足。 …頑健なデザインのそれを目の前にサキが解説を始める。 (GM_ru) 【サキ】「戦いはどちらかが戦闘不能になるまで……。 時間は無制限。 よろしければ起動させます。 …準備の程は?」 (GM_ru) と、君たちを見回す。 (GM_ru) (きゅー (R06_Rami) 【ラミリ】「あたしはいつでもおっけーなのさ」 あまりやる気の感じられない緩慢な動作で、弓を取りつつ (R05_Vad) 【ヴァド】「こっちは何時でも臨戦態勢さ、さて…ゴーレムか、あいつ固いんだよな…」 (R09_Alice) 【有栖】「…どうぞ。」 カムフラージュに魔道書を広げ…如何にもそれを媒体としているかのように見せかける。 胸元で握った指で ピン、とリングを弾き 小さく宝石に唇を付ける。 (R08_Ikuto) 【郁人】「ゴーレム……まさにロボットって感じだな。ここは、やってみるしかないでしょ」魔剣を抜いて、そのギミックにメダルを三枚装填。カシャンと音を鳴らして、刃を構えて (GM_ru) 【ルクス】「は、マテリアルをこう使うかよ。 人間か、これが。」 (R07_Ri-zu) 【リーズ】「私もいけます、何時でも――」杖を握り一つ呼吸をして――今は、考える時じゃない。郁人達が…もし帰ったら。それは今は考えるな、と自分に言い聞かせて (GM_ru) (GM_ru) (GM_ru) GM_ru topic 【Mゴーレム】5m 【ディブレイク】 (GM_ru) ○ セットアップ (GM_ru) 此方はなし。 GM_ru topic 【Mゴーレム】5m 【ディブレイク】 GIv:7 (R06_Rami) ランナップ宣言、1m後退 (R07_Ri-zu) うちももなっしん R06_Rami topic 【Mゴーレム】5m 【ディブレイク】 1m【ラミリ】GIv:7 GM_ru topic 【Mゴーレム】5m 【ディブレイク】 1m 【ラミリ】 GIv:7 (GM_ru) おっと! (R08_Ikuto) 郁人もセットアップは無し! (R05_Vad) こっちもなしー (GM_ru) では、通常行動行きましょうか! (GM_ru) ○9 有栖 (R09_Alice) 【有栖】「…じゃあ試してみますか。」 カチリ、と銃の撃鉄を下ろす (R09_Alice) では、マイナーなし。 メジャーで エチュードをこちらのPCエンゲージに (R09_Alice) (R09_Alice) カチリ、と上方へ銃口を向けて照明弾のように打ち上げる。 (R09_Alice) 宝石を通して周囲に拡散した魔力が周囲を塗りつぶしていく。 (R09_Alice) 現代人たるアリスにとって 歌とは…音楽とは、ここの世界で言うような 奏でるものではなく… (R09_Alice) 【有栖】「パワーオブラブ!」 (R09_Alice) それはライブ。 (R09_Alice) 言葉に、歌に、ただ想いを詰め込んだモノ。 (R09_Alice) (R09_Alice) 周囲に浮かぶのは幻影だろう。幾年か若い姿のまま、浮かび上がった彼女達は、間違いなく当時、学園祭というものの中での本人達の映像であった。 (R09_Alice) 呪歌判定ー (R09_Alice) 2d6+6 (GM_ru) R09_Alice - 2D6+6 = [2,1]+6 = 9 (R09_Alice) +4だから13だな! (R09_Alice) ファンブルじゃなきゃいいんだよォ! (R09_Alice) エンゲージ内のキャラクターの行う 攻撃ダメージ、魔法攻撃ダメージに+6で! 合ってるかな? (GM_ru) ○8 郁人 (GM_ru) 【ハーヴィ】「……ほう。」 と、部屋の外、安全な場所で君たちの戦いを見ている。 (R08_Ikuto) 【郁人】「うぉぉぉ……な、なんか、かつての青春が胸の内に…! っていうか、それ、有栖の魔法!?」胸元をおさえつつ、改めて魔剣を構えて (R07_Ri-zu) 【リーズ】「コレは…まさか“呪歌”?(まだほとんど習っても居ないはずなのに…まるで熟練の…アリス殿、貴女はいったい…)」神聖魔術、精霊魔術、そして呪歌。会得が早すぎる、いったい何時訓練をしていたのか…いや、少なくとも呪歌の存在を知ったのはついさっき。いったいこの人は何者なのか… (GM_ru) 【ルクス】「ハン、なるほどな。 使えるようになってるじゃねえか。」 (R08_Ikuto) では、ムーブアクションでMゴーレムに突撃。マイナーでルクスのコアを使い、メジャーでゴーレムにバッシュ! R08_Ikuto topic 【Mゴーレム・郁人】5m 【ディブレイク】 1m 【ラミリ】 GIv:7 (R05_Vad) 【ヴァド】「才能なのか、別のものが作用しているのか……あんたの成長も、怖ろしいもんだぜ……」とその呪歌の効果を受けて、ありがとよ、とお礼だけ言いつつ。 (GM_ru) マテリアルカウンター 特殊 対象:特殊 射程:0m (GM_ru) 対応部位:腕 (GM_ru) 自身にエンゲージしたエネミーから受ける攻撃の際発動。 (GM_ru) その攻撃が自動的に命中する。 対象に10点のHPロスを与える。 (GM_ru) とー (R08_Ikuto) なにぃ!? (R07_Ri-zu) まさかのカウンター、だと (GM_ru) ゴーレムの目が妖しく輝き、郁人が飛び込むに合わせてカウンター気味の拳を繰り出す! (R09_Alice) 【有栖】「一途にハートにクロスファイア~~~っ!♪」 一息に歌いきり… 「こんな風になるのね…。うん、後はしばらく幻影さんお任せッ…!」 続いての状況に対応すべく… 宝石を指で弾き、魔力の質を切り替える (GM_ru) では、クリティカルするかどうかの判定の後ダメージどうぞ! (R08_Ikuto) 3d6+9 と、とりあえず命中は振るぜ (GM_ru) R08_Ikuto - 3D6+9 = [6,2,2]+9 = 19 (R08_Ikuto) クリティカル無しっ。そして火魔法攻撃のバッシュ! (R08_Ikuto) 2d6+13+1+5d6 (GM_ru) R08_Ikuto - 2D6+13+1+5D6 = [4,5]+13+1+[3,1,4,2,4] = 37 (GM_ru) だめーじかもんっ (R08_Ikuto) 【郁人】「こいつ、見かけより凄腕……!? こんのぉぉーっ!!」魔剣で拳を受けながら、コアのギミックをガシャコンと起動。魔力を灯した刃をゴーレムに振るう! (R08_Ikuto) これに+6して、火魔43! (GM_ru) ルーブカリクスの一撃はゴーレムの装甲に確かなダメージを刻む。 だが、その巨体はまだ揺らがない! (GM_ru) まだまだ! どんどんこい! (GM_ru) ○7 リーズ (R07_Ri-zu) 【リーズ】「郁人殿、大丈夫ですか!?」 (R07_Ri-zu) まずはエンチャントウェポンをお約束としてヴァドにれっつごー (R07_Ri-zu) 3d6 (GM_ru) R07_Ri-zu - 3D6 = [3,4,3] = 10 (R07_Ri-zu) よし、発動! (R08_Ikuto) 【郁人】「まだまだ平気! でも、近づくと危ないから……リーズたちは下がってた方がいいかも!」 (R07_Ri-zu) 【リーズ】「風の精霊よ、彼の者の刃に宿って。エンチャントウェポン!」ヴァドの剣に風が渦巻く! (R07_Ri-zu) 【リーズ】「わ、わかりましたっ!」 (R07_Ri-zu) 以上さ! (GM_ru) ○7 Mゴーレム (GM_ru) マテリアルビーム メジャー 対象:範囲選択 射程:20m (GM_ru) 対応部位:頭 (GM_ru) 対象に魔法攻撃を行う。 (R05_Vad) 【ヴァド】「ありがてえな……さて、これでお膳立ては出来たって事か、思い切りぶん殴ってやるぜ。」と大剣に宿ったその魔力を横目に、ゴーレムを睨んで。 (GM_ru) では、その単眼が輝いたかと思えば…! (GM_ru) 胸部から赤い熱線が吐き出される! (R07_Ri-zu) フェイントかよ!( (GM_ru) 対象はヴァド、リーズ、有栖! (R09_Alice) モノアイ…! (GM_ru) 3d6+9 (GM_ru) GM_ru - 3D6+9 = [2,3,2]+9 = 16 (R07_Ri-zu) 2d6+2 (GM_ru) R07_Ri-zu - 2D6+2 = [6,2]+2 = 10 (R07_Ri-zu) 無理! (GM_ru) しょっぱい! 命中値16! (R05_Vad) 4+2d6 (GM_ru) R05_Vad - 4+2D6 = 4+[6,5] = 15 (R09_Alice) んー…あんまりもらいたくはない、か? (R09_Alice) 《インターセプト》 狙ってみようか。 射撃、魔法にしか使えないしな (GM_ru) 魔法攻撃だね間違いなく (R09_Alice) 《ギフト》にフェイト1点入れる。 成功すれば 《インターセプト》攻撃を失敗にできる。 (GM_ru) カモン! (R09_Alice) 5d6+4 (GM_ru) R09_Alice - 5D6+4 = [6,4,6,3,5]+4 = 28 (R09_Alice) クリ! (GM_ru) 地味に面倒なものもってやがるわ…! (GM_ru) では、迎撃された! (R09_Alice) 地味にガンスリンガーよぉおおお!( (GM_ru) 【ルクス】「は、随分と使えるようになってるじゃねえか。 おい郁人、お前も絞れよ。」 (GM_ru) ○ 6 ラミリ (R07_Ri-zu) 【リーズ】「アリス殿…凄いです…」本当に驚いた瞳――それは今までの自分の努力と見比べての才の違いを感じてか… (R08_Ikuto) 【郁人】「いやいや、使えるとか使えないとかのレベルじゃないから! 有栖……凄いけど、どうしちまったんだ…?」 (R06_Rami) ではでは (R09_Alice) 【有栖】「…狙い…撃つ!」 半身身をずらし、スコープ越しにワンハンドで構えて… 赤く輝いたモノアイ…に釣られ…なかったりしてその真下の穴へと弾の軌跡は伸びて (R06_Rami) ディスアピア、サプライザルで攻撃! (R06_Rami) 5d6+5 命中判定 (GM_ru) R06_Rami - 5D6+5 = [1,5,6,2,5]+5 = 24 (R06_Rami) 【ラミリ】「まぁ、どこを狙ったらいいのか良くわかんないし……適当にいくよぉ」 そのまま矢をつがえ。射撃開始 (R09_Alice) 【有栖】「…うん?あぁ、…これだけは一応全国大会レベルだしねー…。…呆けてる場合じゃないと思うんだけど、リーズフェルト…っ。」 (GM_ru) 2d6+4 (GM_ru) GM_ru - 2D6+4 = [4,5]+4 = 13 (GM_ru) ダメージどうぞ! (R06_Rami) 10d6+10 物理ダメージ (GM_ru) R06_Rami - 10D6+10 = [5,6,1,1,2,1,5,5,5,5]+10 = 46 (GM_ru) 攻撃をはじかれ、体勢を崩したゴーレムにラミリの矢が迫る…! (GM_ru) その攻撃は堅牢な装甲に阻まれかけるも、貫通力はラミリの矢が勝った! (GM_ru) 装甲を超え、確かなダメージを与える! (GM_ru) ○5ヴァド (R05_Vad) 【ヴァド】「何と言うか、此処までサポートされると負けてられねーな……さて、ガンガン行くぜ!」 (R06_Rami) 【ラミリ】「やっぱり硬いなぁ、なんだか隙間がありそうな雰囲気もあるけど…」 (R05_Vad) バッシュのみ、接近してなぐる! (R05_Vad) 3d6+10 命中 (GM_ru) R05_Vad - 3D6+10 = [1,1,6]+10 = 18 (GM_ru) かもん! R05_Vad topic 【Mゴーレム・郁人・ヴァド】5m 【ディブレイク】 1m 【ラミリ】 GIv:7 (GM_ru) カウンター発動させます! (R07_Ri-zu) 【リーズ】「そ、そうですね。すみませんっ」アリスに指摘されて――駄目だ、迷ってる場合じゃないのに一度考えると…か (GM_ru) 10点のHPロスをくらえー! そしてだめーじこいっ! (R05_Vad) 15+7d6 では風の魔法ダメージ (GM_ru) R05_Vad - 15+7D6 = 15+[3,1,3,4,6,2,1] = 35 (GM_ru) 魔法の力を付与されたヴァドの剣は、容易く装甲を切り裂く! (GM_ru) だが、ヴァドの間合いに合わせるようにゴーレムもカウンター気味に的確な拳を決めてくる! (GM_ru) ここまでの戦いは郁人たちに優勢…しかし! (GM_ru) ○セットアップ (R07_Ri-zu) ないよ! (R09_Alice) なし! (GM_ru) マテリアルヒーリング セットUP 対象:自身 射程:なし (GM_ru) 対応部位:体 (GM_ru) 自身のHPを25点回復させる。 (GM_ru) 眼が怪しく輝いたかと思えば、傷をつけたはずの部分が徐々に修復を始めていくではないか…! (R05_Vad) 【ヴァド】「反撃してくるだけじゃなく、面倒な機能までついてやがるじゃねーか…!」 (GM_ru) 他にセットアップが無ければ ○9 有栖 (GM_ru) 【サキ】「当社の技術の粋を集めておりますので。 …実力は、高いですよ?」 (R08_Ikuto) 【郁人】「自己修復機能!? えぇ、ゴーレムって、ああいうのもアリなの!?」そういう高さはいらないのに、と指を指しつつ (R09_Alice) 【有栖】「完治ってわけじゃなさそう。…傷を与える速度の方が速ければ十分に勝算はあるわよ、ヴァドさん?」 カチリ、と銃から薬莢を排出。 「…次!」 ピン、ともう一度宝石を弾いて…チュ、と銃身に口付け 魔力を銃へと漲らせ (R09_Alice) マイナーなしで メジャーで《スレノディ》 (R09_Alice) 郁人、ヴァドも巻き込んじゃうがごめんね!! (R05_Vad) あ、エチュード分忘れてた…+6なので、合計41だった。 (R05_Vad) 大丈夫さー。 (R09_Alice) 相手の攻撃に今のとこ属性は無いから大丈夫だとは思うが! (GM_ru) あ、加算しとくー>ヴァド (R09_Alice) 2d6+6+4 (GM_ru) R09_Alice - 2D6+6+4 = [6,6]+6+4 = 22 (R09_Alice) クリった( (GM_ru) 2d6 (GM_ru) GM_ru - 2D6 = [2,2] = 4 (GM_ru) むり! (R09_Alice) では属性を 水に変更するが良い! (GM_ru) ひぎぃ (GM_ru) では属性変わった! (R09_Alice) 乾いた音とともに 放たれた弾丸がゴーレムに着弾、その本質、構成、属性を書き換えて (GM_ru) 【ハーヴィ】「中々高度な呪いを使いこなす! すばらしぃ!」 (R05_Vad) 成る程、これでイクトが素通しか!…でも最初から0だったら笑うね! (R09_Alice) だね!( (GM_ru) ○8 郁人 (R09_Alice) ちなみに私の攻撃魔術の属性も火なんだ…( (R08_Ikuto) ちなみに、調べないと部位への攻撃はできないのかしら( (GM_ru) もう少しゴーレムの行動が出揃えば分かるかもしれない…? (GM_ru) ではカモン! (R08_Ikuto) 了解、ではここは普通にアタックにいくのだっ (R08_Ikuto) というわけでマイナーでルクス効果で火魔攻撃化。メジャーでバッシュをゴーレムに! (GM_ru) かもん! (GM_ru) 殴り返すけどな! カウンターでHPロス10点をくらえー! (R08_Ikuto) げふぅ! (GM_ru) クリティカル判定後ダメージどうぞ! (R08_Ikuto) 3d6+9 といいつつ、命中ジャッジ! (GM_ru) R08_Ikuto - 3D6+9 = [1,3,6]+9 = 19 (GM_ru) 【ルクス】「チッ、正確さじゃ人間より上かよ!」 (R08_Ikuto) 【郁人】「真っ向から殴り合うっていうのは、ちょっと分が悪すぎかな……感心してる場合じゃないぞ、ルクス!」と、再び魔剣に魔力を灯し、刃を振り払う! (R08_Ikuto) 2d6+13+1+5d6+6 (GM_ru) R08_Ikuto - 2D6+13+1+5D6+6 = [3,4]+13+1+[1,4,3,1,4]+6 = 40 (GM_ru) 40素通し! (GM_ru) だが、その炎の刃は何の抵抗も無く装甲を通り抜け、確かなダメージを与える! (GM_ru) ○7 リーズ (R07_Ri-zu) 識別してみる試みゴーレムを (R07_Ri-zu) フェイト3使ってっと (R07_Ri-zu) 5d6+7 (GM_ru) R07_Ri-zu - 5D6+7 = [5,1,4,1,5]+7 = 23 (R07_Ri-zu) 23と出る!出し過ぎた気がしないでもない (GM_ru) マテリアルゴーレム (GM_ru) 分類 :機械 識別値:14 属性:無 (GM_ru) レベル:17 (GM_ru) 能力:筋力:9 器用:9 敏捷:3 知力:4 感知:4 精神:7 幸運:4 (GM_ru) 命中判定 3d6+9 (GM_ru) 物理攻撃 6d6+20 (GM_ru) 魔法攻撃 12d6 (GM_ru) 特殊部位:頭 手 足 体 の特殊部位を持つ。 (GM_ru) 特殊部位がある限り、対応した特技を回数制限なしで使用できる。 (GM_ru) ※各部位の耐久力は50 宣言することで部位を狙うことが出来る。 (GM_ru) 範囲攻撃の場合、宣言部位と本体の両方にダメージを与えられる。 (GM_ru) マテリアルビーム メジャー 対象:範囲選択 射程:20m (GM_ru) 対応部位:頭 (GM_ru) 対象に魔法攻撃を行う。 (GM_ru) マテリアルカウンター 特殊 対象:特殊 射程:0m (GM_ru) 対応部位:腕 (GM_ru) 自身エンゲージしたエネミーから受ける攻撃の際発動。 (GM_ru) その攻撃が自動的に命中する。 対象に10点のHPロスを与える。 (GM_ru) マテリアルカッター メジャー 対象:単体 射程:0m (GM_ru) 対応部位:足 (GM_ru) 対象に2回物理攻撃を行う。 (GM_ru) マテリアルヒーリング セットUP 対象:自身 射程:なし (GM_ru) 対応部位:体 (GM_ru) 自身のHPを25点回復させる。 (GM_ru) こうなっております! (GM_ru) リーズはこれまでの行動パターンから、ゴーレムのデータを割り出した…! (R07_Ri-zu) 【リーズ】「ゴーレムの行動パターンからデータは割り出せましたっ」という事で教えるよ! (GM_ru) ○7 ゴーレム (GM_ru) では、ゴーレムはマテリアルカッターで郁人を攻撃だー! (R06_Rami) 【ラミリ】「なるほどなるほど、そこも装甲が薄くなってるみたいだね…じゃあ、あたしはそっちからいこうか?」 (GM_ru) 3d6+9 (GM_ru) GM_ru - 3D6+9 = [6,5,4]+9 = 24 (R08_Ikuto) 【郁人】「部位ごとに分かれてるのか……よく見切ったね、リーズ」 (GM_ru) 3d6+9 (GM_ru) GM_ru - 3D6+9 = [4,6,4]+9 = 23 (R08_Ikuto) ってこっちにきたー! (GM_ru) 24命中、23命中! くらえー! (R08_Ikuto) とりあえず回避ー! (R08_Ikuto) 2d6+5 (GM_ru) R08_Ikuto - 2D6+5 = [3,5]+5 = 13 (R08_Ikuto) 2d6+5 (GM_ru) R08_Ikuto - 2D6+5 = [1,1]+5 = 7 (R08_Ikuto) 無理だー! (R08_Ikuto) しかも二発目はファンブルだし! (GM_ru) ではダメージいくよー! (R05_Vad) 取り敢えずは1発目をカバーするようー (R08_Ikuto) お願い! (GM_ru_) 6d6+20 (GM_ru_) GM_ru_ - 6D6+20 = [6,3,1,1,6,6]+20 = 43 (GM_ru_) 43物理! (GM_ru_) そして2発目をうけろー! (R05_Vad) アイアンクラッドー (GM_ru_) 6d6+20 (GM_ru_) GM_ru_ - 6D6+20 = [4,2,1,3,6,4]+20 = 40 (GM_ru_) 40物理! (R05_Vad) 13+3d6 (GM_ru_) R05_Vad - 13+3D6 = 13+[3,2,2] = 20 (R05_Vad) 23点貰いますさー (GM_ru_) ゴーレムの足からじゃきん、とカッターが飛び出し腕へと装着される。 (GM_ru_) そして鋭利な刃物を装備したゴーレムが器用にそれを振り回す! (R08_Ikuto) では、郁人は《ウェポンガード》を使って受ける! 防御に+6して、24ダメージもらうっ (GM_ru_) プロテクトアラクネをまってもいいのよ! (R07_Ri-zu) ちょっと相談! (R07_Ri-zu) ヴァドにアラクネ! (R07_Ri-zu) 3d6 【リーズ】「防いで…アラクネ!」糸の障壁がカッターの邪魔をする! (GM_ru_) R07_Ri-zu - 3D6 = [2,2,2] = 6 (R07_Ri-zu) 6軽減! (R05_Vad) 【ヴァド】「……ったく、危ねえシロモノだなあ、そんなもの仕込んでるんじゃねえよ!」郁人の間に割り込むようにして、大剣でカッターを受け止めながら (R09_Alice) 【有栖】「間に合わないか…リーズ、ヴァドさんをお願いします!(回路切り替え…)緩衝。」 ピン、と宝石を指で弾いて魔力の循環回路を切り替える。 銃口を座標へと合わせる 「…シュート!」 プロテクショーン (R08_Ikuto) 【郁人】「やる気満々だな、こいつ……!」迫る刃に対して魔剣を構え、受け切ろうとする…! (R09_Alice) フェイト1点 入れようかネー (R09_Alice) 4d6 (GM_ru_) R09_Alice - 4D6 = [3,5,6,2] = 16 (GM_ru_) ヴァドの言葉を拾ったか、奥に見えるハーヴィ社長がぐっと親指を立てて見せた。 無駄にいい笑顔と共に。 (R08_Ikuto) それなら郁人は8ダメージかな。ありがとうっ (R07_Ri-zu) 【リーズ】「人の手でこれほどのモノを…!」 (GM_ru_) ○6 ラミリ (GM_ru_) 【サキ】「社長は、道楽者ですから。」 仕方ないのです、と首を振った。 (R07_Ri-zu) 【リーズ】「私の知ってる道楽者と何かが違います…」漫画汗一つ (R06_Rami) 【ラミリ】「さぁって、と今の武器じゃ装甲を抜くのは難しそうだ…まずやっかいなところから潰そうかな」 (R08_Ikuto) 【郁人】「やはり世の中は金…!」 (R06_Rami) ディスアピア、サプライザルで攻撃、腕を狙う! (GM_ru_) カモン! (R06_Rami) 5d6+5 (GM_ru_) R06_Rami - 5D6+5 = [6,3,1,4,6]+5 = 25 (R06_Rami) ようやくクリティカルでた! (GM_ru_) 2d6 (GM_ru_) GM_ru_ - 2D6 = [4,3] = 7 (GM_ru_) だめだ! だめーじおいで! (R06_Rami) 11+10d6+2d6 物理ダメージ。 (GM_ru_) R06_Rami - 11+10D6+2D6 = 11+[2,5,6,6,5,4,6,3,3,6]+[5,5] = 67 (R09_Alice) 【有栖】「…それに集中して打ち込むって言う意味じゃ正しい趣味人じゃあるかも…ね!…ごめんね郁人、少し抜けちゃったっぽいね。…リーズ、さんきゅ。正直手が足りなかったわ…」 (R06_Rami) 【ラミリ】「さぁって、とこんなもんかな?」 のんびりとしている間にフェイト気味にすでに矢を放ってしまいつつ (GM_ru_) なんだこれぇ! (GM_ru_) 流石に一撃で腕破壊されちゃうな (GM_ru_) 鋼鉄…いやそれ以上の強度を持つ腕を矢が貫く。 (GM_ru_) 腕を動かした攻撃はできるようだが、その腕からは煙を吐いており、もはやこれまでのような精密なカウンターはできない。 (GM_ru_) ○5 ヴァド (R07_Ri-zu) 【リーズ】「いえ、こちらも防ぎきれていません…すみません…っ」ヴァドに謝罪しつつ、その攻撃力の高さに冷や汗一つで (R05_Vad) 此処は本体殴っておこうかな、普通にバッシュのみでー (R05_Vad) 10+3D6 (GM_ru_) R05_Vad - 10+3D6 = 10+[3,2,6] = 21 (GM_ru_) かもん! (GM_ru_) 2d6+3 (GM_ru_) GM_ru_ - 2D6+3 = [3,6]+3 = 12 (GM_ru_) むりです! だめーじを! (R05_Vad) 15+7d6 風魔法! (GM_ru_) R05_Vad - 15+7D6 = 15+[2,4,6,6,6,4,2] = 45 (R05_Vad) さあ、跳ね返って10点だろ、貰うよ! (R09_Alice) カウンターハドウシタァ! (GM_ru_) カウンターなど (GM_ru_) らみりんがぶっこわした! (GM_ru_) (腕壊されたので以後カウンターできません (GM_ru_) というわけでかなり受けた! (R05_Vad) よしよし (GM_ru_) ゴーレムはヴァドの一撃を受けてよろめく…も、まだその鋼のボディは十分に稼動領域にある。 (GM_ru_) ○ ねくすとらうんど (GM_ru_) ○ セットアップ (GM_ru_) マテリアルヒーリング セットUP 対象:自身 射程:なし (GM_ru_) 対応部位:体 (GM_ru_) 自身のHPを25点回復させる。 (R09_Alice) ■アリスなしー (GM_ru_) そして魔力を掛けた金属…それはうにょうにょとうごめき自己再生を始めているようにも見える…! (R08_Ikuto) 郁人もセットアップは無い! (R05_Vad) こっちもないね (GM_ru_) では 次の行動に移るぜ! (GM_ru_) ○ アリス (R09_Alice) さて…と (R09_Alice) 郁人とヴァドはまとまってるから… (R09_Alice) マイナーでマジックブラスト(5) メジャーでヒール(強制結合治癒概念魔法)使用と逝きますかー! (GM_ru_) どうぞ! (R05_Vad) わーい、回復ありがとさー (R08_Ikuto) ありがたしっ (R09_Alice) 【有栖】「…強制治癒結合<リカバリー>…!」 異常を正常化する概念を込めた糸を飛ばし、傷口を“外科的”に繋ぎ 自己治癒力を強化する 人体の仕組みを知り、理解しているからこそ…どう繋げば良いか、組織を殺さずに接合していく… (R09_Alice) ※注 リカバリーという魔法はアリアンロッド上存在しませんはず、あしからず! (R09_Alice) 3d6+5 (GM_ru_) R09_Alice - 3D6+5 = [6,5,6]+5 = 22 (R09_Alice) あ、まわったデス (R09_Alice) 回復量アップだったかしらね (GM_ru_) 2d6ぷらすだね! (R09_Alice) 5d6+15 (GM_ru_) R09_Alice - 5D6+15 = [3,4,6,4,6]+15 = 38 (R09_Alice) 38回復ですねー (R05_Vad) 【ヴァド】「……俺の知ってる回復魔法とは違うんだが、姫さん、何を学習したら……こんな回復魔法、使えるんだ?」と傷口を修復する様子に若干、不安を漏らしつつ。 (R09_Alice) 2以下が出てないな!さっきから (GM_ru_) なんという回復力…! (GM_ru_) 【ルクス】「ほう…? なるほどな。 こいつは使える。」 (R08_Ikuto) 【郁人】「サンキュー、有栖。かなり楽になった…!」とはいえ、幼馴染がこんな魔法を使えるようになっているとは…と何だか言い知れぬものを感じたり。 (R07_Ri-zu) 【リーズ】「私の知る神聖魔術とは…それにシームルグとも違いますし……」つまりは、分からんという事であった (R05_Vad) 【ヴァド】「まあ、あんたも異世界から来たせいか、普通じゃねえのかもな……」とアリスの方に向いて、考えるようにして「でも助かったぜ、これで殆ど支障なく動けるぜ。」 (GM_ru_) ○8 郁人 (R07_Ri-zu) 【リーズ】「(これも、異世界の…いえ、異世界には魔術は無いと言う話し……)」原理がわからない、郁人は魔剣を扱うが故、だがアリスは違う――本人の資質?やはり考えても答えは出ないか (R08_Ikuto) 【郁人】「ラミリさんのおかげで、でかい腕を気にする必要は無くなったな。なら、魔剣の力……一発試してみますか!」 (R08_Ikuto) では、マイナーはルクスで火魔法化。メジャーでバッシュを本体に! (GM_ru_) かもんかもん! (R08_Ikuto) 3d6+9 (GM_ru_) R08_Ikuto - 3D6+9 = [3,2,6]+9 = 20 (GM_ru_) 【ルクス】「は、そう言って振り回されるなよ!」 (GM_ru_) 2d6+3 (GM_ru_) GM_ru_ - 2D6+3 = [5,5]+3 = 13 (GM_ru_) いいかんじだけど! だめです! だめーじを! (R09_Alice) 【有栖】「医者の卵だしね。…まぁ、そういうわけ。…(…異世界の人間でも身体構造は大きな違いはないみたいで…。…よかったぁああああ…ッ。)」 実は内心ひやひやものだった。 (R08_Ikuto) 【郁人】「振り回されるのも、もう大分慣れてきたかな……いくぞっ!!」ルクスに応えながら、魔力の灯った刃を振り下ろす! (R08_Ikuto) 2d6+13+1+5d6 (GM_ru_) R08_Ikuto - 2D6+13+1+5D6 = [6,3]+13+1+[2,3,5,6,6] = 45 (R08_Ikuto) 火魔45! (GM_ru_) くっ……! (GM_ru_) 7リーズ (R07_Ri-zu) エンチャント風をらみりんに! (R07_Ri-zu) 2d6 (GM_ru_) R07_Ri-zu - 2D6 = [4,4] = 8 (R07_Ri-zu) 【リーズ】「ラミリ殿、これで本体にもいけます…!」風の魔力がラミリの弓矢に宿る! (GM_ru_) アリスの手により火に対する相性を破壊されたそのボディは、やすやすと魔剣の一撃を受け入れ、大きく亀裂が走る! (R06_Rami) 【ラミリ】「おっけー、じゃあ今度はまとめていっちゃおうかなぁ?」 (GM_ru_) ○7 ゴーレム (R07_Ri-zu) 以上さ! (R08_Ikuto) 【郁人】「良い感じに手応えがあった……ラミリさん、ヴァドさん。あとよろしく!」 (GM_ru_) くそう、ならば! アリスにリーズめがけてまてりあるびーむっ! (R05_Vad) 【ヴァド】「色々と危ないからな、出来ればさっさと片付けちまおうぜ?……ああ、俺も全力でぶっぱなしてやるよ!」 (GM_ru_) 再びゴーレムの瞳が輝き… (GM_ru_) 胸部から光線が発射される! (GM_ru_) 3d6+9 (GM_ru_) GM_ru_ - 3D6+9 = [3,6,2]+9 = 20 (GM_ru_) 命中値20で対象はリーズとアリス! (R07_Ri-zu) 2d6+2 (GM_ru_) R07_Ri-zu - 2D6+2 = [3,1]+2 = 6 (R07_Ri-zu) まぁ、無理だね! (R09_Alice) 2d6+3 (GM_ru_) R09_Alice - 2D6+3 = [1,3]+3 = 7 (R09_Alice) 仲良く出目が…( (R05_Vad) リーズ庇っておこう、カバームーブ (R09_Alice) アラクネお願いー 自分のはプロテクで耐える (GM_ru_) かばーむーぶ…! そうきたか! (R07_Ri-zu) アーラクネー! (GM_ru_) ではだめーじいくぜ! (R05_Vad) ダメージ出してからな! (GM_ru_) 12d6 (GM_ru_) GM_ru_ - 12D6 = [2,4,6,4,4,1,2,3,1,1,1,2] = 31 (GM_ru_) 31魔法ダメージ! 二人に! (R07_Ri-zu) フェイト2残りぶっこんでしまおう (R07_Ri-zu) 5d6 (GM_ru_) R07_Ri-zu - 5D6 = [2,6,4,6,3] = 21 (R07_Ri-zu) 21軽減だオラー!( (R09_Alice) プロテクション!緩衝ー! (R09_Alice) 3d6 (GM_ru_) R09_Alice - 3D6 = [2,1,5] = 8 (R09_Alice) 21+8軽減して 魔法防御が6で35! 弾いたぜぇええ! (R07_Ri-zu) 【リーズ】「あ、アラクネ…!」糸の障壁が光線をほとんど防ぐ! (R05_Vad) あれ、これってうちも軽減でいいんだっけ。 (R07_Ri-zu) アラクネは範囲だぜ! (R05_Vad) 25軽減するので、6ダメージ! (R07_Ri-zu) 【リーズ】「だ、大丈夫ですか!?」 (R05_Vad) 【ヴァド】「平気平気、って言うか……こんなのを姫さんに喰らわせてる訳にはいかねーからな。」 (R08_Ikuto) 【郁人】「凄い…ビーム、殆ど弾き飛んだんじゃないのか、今の」 (R09_Alice) 【有栖】「…こっちきたって…!」 カシャ、とバイザーをおろし、その奥から来る光を見つめる。 「せぇえええい…っ」 物理では対処しようのないモノ。なら対処する方法は 物理手段以外の”ナニカ”しかないわけで 見えない力場をぶつけ、相殺していく (GM_ru_) すごいなくそう! (GM_ru_) ○ 6 らみりん (R07_Ri-zu) 【リーズ】「すみませんっ…」少し申し訳なさそうに言いながら――しかし、もう一度同じレベルの障壁は張れそうにない。汗と疲労が出始めていた (GM_ru_) 部屋の外を見れば立ち上がり拍手を投げる社長の姿があった。 (GM_ru_) すばらしいっ! と、唇の動きが言っていた。 (R06_Rami) では (R06_Rami) ディスアピア ワイドアタックで足と本体を攻撃 (R06_Rami) 命中にレジェンド一回目 (R06_Rami) 5+1+4d6+1d6 (GM_ru_) R06_Rami - 5+1+4D6+1D6 = 5+1+[3,6,5,4]+[4] = 28 (GM_ru_) 2d6 (GM_ru_) GM_ru_ - 2D6 = [4,2] = 6 (GM_ru_) むりだ! だめーじかむ! (R06_Rami) 【ラミリ】「……次はやっかいな攻撃を抑えなきゃ、うまくいくかな?」 風の魔力を帯びた矢をつがえ、そのまま連続射撃! (R06_Rami) ダメージにフェイト3点! (GM_ru_) なん・・・だと・・・ (R06_Rami) 5d6+11+3d6 風魔法ダメージ (GM_ru_) R06_Rami - 5D6+11+3D6 = [6,3,6,5,4]+11+[2,6,1] = 44 (R06_Rami) 微妙にとどかない (GM_ru_) 足は損壊寸前だ…! 本体にも相当なダメージ。 すでにあちこちから紫煙が上がり始めている。 (GM_ru_) ○ 5 ヴァド (R05_Vad) 【ヴァド】「そろそろ限界は近いみたいだが、此処で手を抜くような奴は三流だからな………思いっきりぶち込んでやるぜ!」 (R05_Vad) 本体にバッシュで攻撃さー (R05_Vad) 10+3d6 (GM_ru_) R05_Vad - 10+3D6 = 10+[2,3,1] = 16 (R05_Vad) 手を抜いたな… (GM_ru_) 2d6+3 (GM_ru_) GM_ru_ - 2D6+3 = [4,5]+3 = 12 (GM_ru_) だがむりだ・・・!だめーじこいっ (R05_Vad) フェイト2点どーぞ。 (R05_Vad) 2d6+2d6+5d6+15 風魔法ダメージ (GM_ru_) R05_Vad - 2D6+2D6+5D6+15 = [4,3]+[3,2]+[5,3,6,3,5]+15 = 49 (GM_ru_) ぐふっ……! だ、だがまだだ…! (R09_Alice) ほう、しぶとい…! (GM_ru_) セットアップでもう一度ヒーリング発動! 自動修復機能を持つ装甲が少しずつ修復を行っていくが明らかに追いついていない。 (GM_ru_) ここが、正念場とも言える。 (GM_ru_) ○セットアップ (R09_Alice) なしー (R07_Ri-zu) 【リーズ】「もうひと押しですね…っ」明らかに限界が近いのはわかる――これなら (R07_Ri-zu) なっしん! (R08_Ikuto) なし! (R06_Rami) なし (GM_ru_) ○9 アリス (R09_Alice) さて、ろくにダメージもうけてないようだし (R09_Alice) バーサクヒーラー逝くとしようか (R09_Alice) ならMP温存の意味も兼ねて 回復分削らせてもらおう (R09_Alice) 本体に対して…あ、温存にならねーや、これ (R09_Alice) マイナー:ブーストマジック メジャー:ファイアボルトォ!ー (R09_Alice) 3d6+6 (GM_ru_) R09_Alice - 3D6+6 = [3,2,4]+6 = 15 (GM_ru_) 2d6 (GM_ru_) GM_ru_ - 2D6 = [6,4] = 10 (GM_ru_) ちぇ! (GM_ru_) だめーじこい! (R09_Alice) マテリアルコンポーネント ルビーを指で弾いて (R09_Alice) 2d6+10+2d6+6+6 (GM_ru_) R09_Alice - 2D6+10+2D6+6+6 = [3,1]+10+[5,6]+6+6 = 37 (R09_Alice) 37火魔法 (GM_ru_) 火なら素通し…! (GM_ru_) ○8 郁人 (R09_Alice) 【有栖】「狙うまでもないか…」 キャリバーを反転させて 片手でカチリ、と撃鉄を上げて銃口を向ける。 「…発射<シュート>!」 パン、と爆ぜるように 内部から爆発するようにゴーレムの一部を弾き飛ばして (GM_ru_) だが、修復する前にそのボディは高熱により融解を始め…! (R08_Ikuto) では、マイナーでルクス効果。メジャーでバッシュをゴーレムに。ボルテクスアタックもここで使う! (R08_Ikuto) 一応フェイト一点使って、命中を! (GM_ru_) カモン! (R08_Ikuto) 3d6+9+1d6 (GM_ru_) R08_Ikuto - 3D6+9+1D6 = [5,1,5]+9+[3] = 23 (GM_ru_) 2d6 (GM_ru_) GM_ru_ - 2D6 = [2,4] = 6 (GM_ru_) クリティカルなんて幻想だった! (R08_Ikuto) (ほろろ (R08_Ikuto) では、ダメージ! (R08_Ikuto) 【郁人】「有栖の後に続いていきますか……力を貸してくれよ、ルーブカリクス!」マテリアルの嵌め込まれた魔剣の装飾をガシャンと可動させる。刀身に灯すのは、剣とメダルの破壊の力! (R08_Ikuto) フェイトも二点突っこむ! (R08_Ikuto) 2d6+13+1+5d6+30+2d6 (GM_ru_) R08_Ikuto - 2D6+13+1+5D6+30+2D6 = [4,2]+13+1+[4,3,2,2,6]+30+[3,6] = 76 (R08_Ikuto) 火魔76! (GM_ru_) ひどいんじゃないかな かな! (GM_ru_) 22点オーバーキル…! 撃破! (R08_Ikuto) 【郁人】「これで、どうだぁぁぁっ!!」魔剣を脇に構え、力が漲ったと同時に……横一文字に斬り払う! (R08_Ikuto) やったか! (GM_ru_) 【ルクス】「は、まあまあだな」 …その言葉が終わると同時に… ずるり、と、ゴーレムの体が二つに分かれ、横滑りして地面に落ちる。 (R07_Ri-zu) 【リーズ】「倒し、ました…?」肩で息をしながら――思った以上に消耗しながらもその瞬間を見て (R05_Vad) 【ヴァド】「ようやくか……全く、ただの金持ちの道楽だと思ってたら、洒落にならなかったな……結界がないオルギステよりも苦労した気分だぜ。」 (R06_Rami) 【ラミリ】[] (GM_ru_) そのままゴーレムは再生能力を発揮することなく、高熱で溶け落ちて行った… (R06_Rami) 【ラミリ】「ふぅ、やっぱりゴーレムは硬くて苦手だよ」 (GM_ru_) 【ハーヴィ】「すばらしい! 新しい英雄の誕生だよ!」 (GM_ru_) ぱちぱちぱち、と、過剰な拍手と共に部屋外で見学していた社長が入ってくる。 (R08_Ikuto) 【郁人】「やったか!? ……やれたみたい、だね。良かったぁ」軽く魔剣を払い、両断したゴーレムを見て安堵の息を吐き出し。 (R07_Ri-zu) 【リーズ】「ふぅ…なんとかなったようですね」ほっと一安心。そしてやたら満足そうな社長「ご満足いただけましたか?」と息を整えて (R05_Vad) 【ヴァド】「其処でやったか、は倒せてない時に落胆が激しいからどうかと思うぜ?……」と冗談のように言いつつ、大剣を鞘に戻していき (R09_Alice) 【有栖】「今のは言わない方がよかったと思うけどね…。…はぁぁぁぁー…。」 肩から力が抜けて…「緊張したー。」 (GM_ru_) 【ハーヴィ】「君たちの将来性はよくわかった! 私も全力で支援させてもらおうじゃないか!」 (GM_ru_) 【ハーヴィ】「サキ君、あれを。」 そばに控えた秘書が一歩前に出て、先に見せた缶型の錬金機械を手渡してくる。 (R08_Ikuto) 【郁人】「言いたくなるでしょ、やったやらないって」苦笑を浮かべつつ、剣を杖代わりにして屈み。 「じゃあ、これで契約成立ってことですね」 (R05_Vad) 【ヴァド】「まあ、これで……協力体制はとれそうな感じだな。」とハーヴィの言葉に、はは、と笑いながら。 (GM_ru_) 【ハーヴィ】「資金関係はそうだな。 サキ君に一任しよう。」 【サキ】「まずは当座の資金として5000Gの援助を。 それで問題ないでしょうか?」 (GM_ru_) 【ハーヴィ】「あまり多すぎても活動に支障が出るだろうからね! 若いときの苦労は買ってでもしろ! 苦労が勇者を強くする!」 (R07_Ri-zu) 【リーズ】「こちらとしては充分すぎる程です――とはいえ、その言い方は流石にどうかと」漫画汗一つに複雑そうな笑み一つである (R08_Ikuto) 【郁人】「5000G! …いやぁ、やっぱり財力は偉大ですね。1円でもあれば世の中嬉しいものですよ、本当」 (R07_Ri-zu) <若い時は以下略 (GM_ru_) 【ハーヴィ】「このマテリアルドロイドの使い方はサキ君に聞いてくれたまえ。 それでは私は、新たなるドロイドの開発にとりかかろうじゃないか! はぁーっはっはっはっ!!」 (GM_ru_) そして、彼は満足したように踵を返して歩み去っていく。 (R05_Vad) 【ヴァド】「まあ、金は入り用になるだろうしな――幾らでもあった方が嬉しいのは事実だが、5000Gも援助してくれるんだ、有り難いぜ。」 (R07_Ri-zu) 【リーズ】「な、何と言いますか。本当に自分のペースで動く方ですね…」ハーヴィが去っていくのを見て (R06_Rami) 【ラミリ】「ふぅ、疲れるけど儲かるなら別にいいかな…と、そんでこの妙な道具はどうやってつかおう?」 少し警戒しつつ (R08_Ikuto) 【郁人】「まだ新しい機械、作れるんだ。やっぱり凄いんだなぁ…あの会長さん」 (GM_ru_) 【サキ】「…道楽者ですから。」 いい加減それで片付けすぎだが。 「簡単ですよ。 ここに、マテリアルを入れれば。」 がしゃこん、と、タカ型のマシンへと変形する。 (GM_ru_) 【サキ】「戻すときは、こうして…」 ぱっ、ぱっ、と、手で単純な印をきってみせれば、マシンは手の中に戻りもとの形に戻る。 (R09_Alice) 【有栖】「まぁ商売人である以上 “契約関係”には誠実だと思うけどね。…偵察とか、連絡手段には使える感じかしら?」 (R08_Ikuto) 【郁人】「へー、やっぱり面白いですね。この機械って、魔法とか使えなくても扱えるんですか?」 (GM_ru_) 【サキ】「そうですね。 連絡手段や偵察などが主目的でしょうか。 後は、物品回収なども。」 (GM_ru_) 【サキ】「すべての力をマテリアルでまかなっていますからね。 使用者の魔力量による差はありません。」 (GM_ru_) というわけで (R07_Ri-zu) 【リーズ】「使用者の適正に関係なく扱えると言うのは便利ですね…これほど便利に扱えるモノとは」一つ考えるような仕草。やはりこういう一つの技術の産物に関しては一国を背負う者としては興味深いのであった (GM_ru_) Mドロイド:ホーク 装身具 (GM_ru_) レベル:1 重量:1 価格:非売品 (GM_ru_) 効果:プリプレイ時に、セル・マテリアルを一枚使用することで発動。(そのシナリオ中使用不能になるだけで消費はされない。) (GM_ru_) 装備した対象の行うトラップ探知、ドロップ判定の達成値に+2する。 (GM_ru_) こいつが手に入ります。 余ったセルを突っ込むことで使える装備品ですね。 (R08_Ikuto) 【郁人】「電池みたいなもんか……それでさっき戦ったロボットも動かせるんだから、凄いよね」手持ちのセルを指で弾いてみせる。鳴った小気味い音に、やや表情を緩めて。 (GM_ru_) 【ルクス】「は、相変わらず小器用なやつらだ、人間ってのは。 ま、だからこそ…」 (GM_ru_) その言葉に何が続いたのかは判らない… (GM_ru_) ともあれ、君達はハーヴィ・コーポレーションの協力を得た。 (GM_ru_) これで、君たちの旅にも少し光明が見えただろうか。 …新たなる力を得て、君たちの行く先は明るい。 (GM_ru_) ……そう感じられたはずだった。 (GM_ru_) ハーヴィ=コーポレーションの屋上に、一人の男が立っていた。 (GM_ru_) 白い髪、赤く鋭い眼光。 鍛えこまれた長身の肉体。 それに反して病的なまでに白い肌。 (GM_ru_) 【???】「……さて。 どれほどのものか。 ……試させてもらおうか。 炎の。」 (GM_ru_) 男は何の気なしに、屋上から身を投げ出す。 (GM_ru_) 常人なら即死必至のその高度。 (GM_ru_) 何の減速措置もなしに、微動だにせず地面へと降り立つ。 (GM_ru_) ……ちょうど、君たちがハーヴィ・コーポレーションの玄関先を出たときだった。 (GM_ru_) 君たちの目の前に、尋常ならざる気配をまとった白い男が降り立ったのは。 (GM_ru_) 矢のような速度で地面に降り立った男。 地面はえぐれているも、男に応えた様子はない。 (GM_ru_) 【???】「俺は四天の一、ダイガルド。 …オルギステを破った貴様らに、興味がある。」 (GM_ru_) 獰猛さと冷静さが同居したその男は、開口一番君たちにそう告げた。 (GM_ru_) △ (R06_Rami) 【ラミリ】「街中に堂々と単騎で突っ込んでくるとは強気な奴……」 油断なく弓を取り、すばやく身構えつつ (R07_Ri-zu) 【リーズ】「な、何…今の音――」轟音とそして何かが降り立ったような…そして目の前に居るのは…男?「――…ダイガルド…まさか“月天”の…!?」その名前に対するは驚愕――そして青ざめる表情… (GM_ru_) 月天のダイガルド。 魔王軍の四天王として広くその名を知られる存在。 (GM_ru_) 強者ぞろいの魔王軍の中でも頂点を争うほどの武を有する。 (GM_ru_) ……人類の共通認識はこうだ。 (GM_ru_) やつを見かけたら、逃げろ。 (R09_Alice) 【有栖】「最初はスライムから、がお約束のはずなんだけどなー…キツいのが来たね。」 正面から見据え… 「つまり大幹部ってことよね。興味も何も…正直レベル差がありすぎると思うんだけどな。一体何に興味もったんだか…」 (GM_ru_) 【ルクス】「……またずいぶんとたいそうな姿をもらったじゃねえか。 ……ち。 マテリアルの数が、違いすぎるな。 こいつもまだつかいもんになるか…」 ルクスでさえ、旗色の悪そうな声を上げている。 (R05_Vad) 【ヴァド】「……冗談でも、出会いたいとは思わない奴がきやがったな……メインディッシュのつもりだったんだが、来るのが早すぎるぜ。」 (R08_Ikuto) 【郁人】「か……飾 郁人です」反射的に出たのは、短い自己紹介の言葉だった。 (R09_Alice) 【有栖】「郁人!…名乗られたからって…。…、もう、椎南 有栖。…武人って感じの相手よね。」 (GM_ru_) 【ダイガルド】「ふ、ふっ、ハハハ!! …いいぞ。 久しぶりに、名乗り返された。」 (R07_Ri-zu) 【リーズ】「……郁人殿が目的…ですか?」今、此処で戦えばまず間違いなく勝てない――ならば、私の役目は…と郁人の前に出て立ちふさがるように (R09_Alice) 【有栖】「っていっても貴方にとって覚えておくに値する価値があるかどうかを見極めに来たって感じの言い方に見えなくもないんだけど、ね。…その辺、どうかしら?」 (R08_Ikuto) 【郁人】「まぁ、礼儀は大事だし……えーっと、話があるなら、どこかでお茶でもどうですか? できれば、なるべく人のいないところでとか」内心動揺しながらも、頬を掻き (GM_ru_) 【ダイガルド】「……度胸はある。 だが、緊張感はしらぬようだな。 貴様には荷が重い相手なのかもしれんな?」 【ルクス】「……チッ。 口上垂れてる暇があればさっさと要件を告げたらどうだ。」 (R07_Ri-zu) 【リーズ】「い、イクト殿…」四天相手に茶をって…一瞬こけかけたのであった「イクト殿の命が狙いなのでしたら――やらせるわけにはいきません…っ」 (GM_ru_) ダイガルドはゆっくりと手を開く。 その指からは鋭利な爪が伸びていた。 (R06_Rami) 【ラミリ】「さぁてっと、単純にまっすぐ走って逃げられる相手でもないしどうしたもんかなぁ……」 (GM_ru_) 魔剣は黙り込み、今にも死線の幕は開かれようとしていた…。 (R09_Alice) 【有栖】「(…私たちは帰るんだ…)…終わり、にするつもりはないけど…。引き下がってくれそうな相手でもなさそうよね…!」 (R05_Vad) 【ヴァド】「……さすがにコイツはオルギステのように上手くいくとは思えねえな。」と大剣を引き抜き、冷や汗を掻いて。 (R08_Ikuto) 【郁人】「(こいつが魔王軍…この世界で脅威になっている存在だっていうなら、言葉でどうこうできる相手じゃないのはわかる。俺だってそれくらいは、実感できる)」ダイガルドと視線を合わせながら、冷や汗を滲ませ。 (R07_Ri-zu) 【リーズ】「(私よりも…イクト殿とアリス殿を――最悪逃げてもらうしかありません)」いざとなれば、お願いします。とヴァドに小さく呟いて――この二人はせめて…と (R08_Ikuto) 【郁人】「(……どうすればいい? 今、後悔しないために。目の前の存在に対して……勇者って呼ばれてる俺は、どう挑んでいけばいいんだ)」未だに、心の何処かには不確かなものがある。煮え切らない思いは、今の郁人を鈍らせていくのだった。 (GM_ru_) いま、この街は静かに死線に立ちつつあった。 その最前線は、間違いなくここである。 (GM_ru_) ……彼らの運命や、いかに。 (GM_ru_) (GM_ru_) (GM_ru_) (GM_ru_) 経験点は40 お金は5000G! 獲得アイテムはタカ:マテリアルロイドです。 (GM_ru_) と、言うわけで今回はこんなところで! お疲れ様でしたっ (R08_Ikuto) お疲れ様でしたーっ (R06_Rami) おつかれさまでした (R09_Alice) 上納5点か (GM_ru_) というわけで、次回はいついけそうかというのをまた教えてね! (R07_Ri-zu) ・・) おういえ (R06_Rami) ギルドに5点入れて累計100点、と (R08_Ikuto) いえっさいえっさ(
https://w.atwiki.jp/sengoku3/pages/183.html
立花宗茂の章・第三話「大津城の戦い」 立花宗茂の章・第三話「大津城の戦い」あらすじ 戦況(解説者 島津義弘) 勝敗条件 武将データ イベント ミッション 撃破効果 アイテム配置 攻略アドバイス ☆猛将伝&Zの変更点 無双演武一覧 あらすじ 宗茂らの活躍で秀吉は北条を下し、 天下統一を成し遂げた。 だが、秀吉は病没し、 世は再び乱れ始めた。 新しき世を築こうとする徳川家康と 秀吉の世を守ろうとする 石田三成が対立。 ついに日本を二分した戦いとなった。 来たる決戦に備えて、 敵の戦意を挫くべく 三成の軍師・島左近は、 大津城攻めを提案する。 攻撃軍には、 立花宗茂、島津義弘たち 西国の猛将が選ばれた。 戦況(解説者 島津義弘) 我らが西軍の総大将・毛利輝元指揮の下、 これより、東軍の将・京極高次が守る 大津城を攻略する。 わしが中央砦を抑える。 坊ちゃんは、付近の敵部隊を殲滅してくれ。 中央砦を突破したら、次は大津城だ。 大津城南門には、徳川の重臣・榊原康政と 本多正信が待ち構えておるぞ。 物見によると、あの東国無双の本多忠勝が 敵援軍として近づいてきておるらしい。 楽しくなってきたな、坊ちゃん。 勝敗条件 勝利条件 本多忠勝の撃破 敗北条件 毛利輝元の敗走 武将データ 西軍 備考 東軍 獲得 備考 毛利輝元 総大将 京極高次 装備品 ミッションNo.5開始時進軍開始 島津義弘 赤尾伊豆守 巻物 撃破効果No.3の撃破対象 立花宗茂 プレイヤー 安養寺氏種 素材 撃破効果No.4の撃破対象 島左近 京極高知 素材 小早川秀包 黒田伊豫 素材 撃破効果No.1の撃破対象 毛利元康 撃破効果No.4発動で出現 山田大炊 巻物 筑紫広門 井伊直政 素材 本多正信 装備品 撃破効果No.1発動で効果ありミッションNo.2の撃破対象 榊原康政 素材 雑賀孫市 装備品 ミッションNo.3達成後出現ミッションNo.4の撃破対象 鉄砲兵長×3 なし 守備頭 なし ミッションNo.3達成後出現撃破時、大津城南門が開門 本多忠勝 なし 総大将ミッションNo.4達成後出現 黒田官兵衛 装備品 ミッションNo.4達成後出現ミッションNo.5の撃破対象 栗山利安 素材 ミッションNo.4達成後出現 母里太兵衛 素材 浅野幸長 巻物 大野治長 素材 金森長近 素材 筒井定次 素材 松平忠明 素材 伊達政宗 装備品 ミッションNo.5終了後出現 イベント シナリオ開始直後、ムービー「約束」が流れる。 残り武将3名の時点で、本多忠勝が進軍開始。 ミッション 番号 内容 備考 No.1 中央砦制圧のため、4分以内に200人撃破せよ! No.2 大津城南門を突破するため、榊原康政と本多正信を撃破せよ! 達成後、大津城南門が開門 No.3 大津城二階へ侵入せよ! 達成後、大津城南門が閉門城内に伏兵の雑賀衆が出現 No.4 大津城から脱出するため、雑賀孫市と鉄砲兵長をすべて撃破せよ! 達成後、東軍の増援部隊が出現大津城がすべて開門 No.5 黒田官兵衛が西軍本陣に到達する前に、黒田官兵衛を撃破せよ! 発生時、島左近が黒田官兵衛へ進軍開始島津義弘が本多忠勝へ進軍開始終了後、伊達政宗が出現し、西軍本陣へ進軍開始 撃破効果 番号 内容 効果 備考 No.1 開始から3分以内に黒田伊豫を撃破 榊原康政と本多正信の体力が低下 No.2 コンボ数が200以上で詰所頭を撃破 石高を獲得 No.3 体力最大の状態で赤尾伊豆守を撃破 武器を獲得 No.4 開始から5分以内に安養寺氏種を撃破 西軍本陣防衛のため、毛利元康と筑紫広門が中央詰所付近に出現 アイテム配置 携帯道具 壱 団子 団子 団子 大盛御飯 大盛御飯 大盛御飯 弐 団子 団子 大盛御飯 当世具足 秘伝之書 蛭巻小太刀 参 戦草鞋 霊鏡 秘伝之書 幻朧時計 兵糧丸 変化宝珠 攻略アドバイス ミッションNo.1~3の時点で、大津城外部の武将を出来れば全滅させておきたい。 大津城外に脱出後は、東門から黒田官兵衛を追撃するといいだろう。 ☆猛将伝&Zの変更点 ☆第2レア武器獲得ステージ。→第2レア武器獲得のポイントを見る 無双演武一覧 第一話 第二話 第三話 第四話 第五話 九州征伐 小田原討伐 大津城の戦い 関ヶ原の戦い 三方ヶ原決戦
https://w.atwiki.jp/sengoku3/pages/86.html
上杉謙信の章・第三話「駿河侵攻」 上杉謙信の章・第三話「駿河侵攻」あらすじ 戦況(解説者 今川義元) 勝敗条件 武将データ ミッション 撃破効果 アイテム配置 攻略アドバイス ☆猛将伝&Zの変更点 無双演武一覧 あらすじ 数度に及ぶ川中島の戦いは、 謙信の勝利で決着をみる。 しかし 関東の争乱は収まりはしなかった。 武田・北条・今川の間で 三国同盟が結ばれていたが、 この頃すでに形骸化していた。 武田信玄は、 三河の徳川家康と呼応して 今川領へ侵攻。 独力では対抗できないとみた 今川義元は、周囲に救援を求める。 その声を、 謙信が聞き逃すはずはなかった。 戦況(解説者 今川義元) 謙信公、援軍、感謝するの。 信玄公と家康殿に攻められて 困っておったの。 徳川本陣は本多忠勝殿が守っておるの。 忠勝殿あるかぎり、 家康殿には手が出せぬの。 でも、もし徳川本陣が開いたら 家康殿をやっつけて、追い払ってほしいの。 今川軍に限って、絶対、裏切りはないの。 信玄公も、つけこんだりはせぬだろうし、 謙信公、麻呂らは気にせず、戦うといいの。 勝敗条件 勝利条件 武田信玄の撃破 敗北条件 今川義元の敗走 武将データ 上杉軍 備考 武田・徳川軍 獲得 備考 上杉謙信 総大将プレイヤー 武田信玄 なし 武田軍総大将 綾御前 ミッションNo.4の合流対象 穴山信君 装備品 今川義元 敗北条件 秋山信友 装備品 瀬名信輝 ミッションNo.2達成後に敵に寝返るミッションNo.3の撃破対象ミッションNo.3成功時自軍に復帰獲得物はランダム 内藤昌豊 巻物 朝比奈政貞 真田昌輝 素材 葛山氏元 小幡信貞 素材 岡部元信 小山田信茂 素材 朝比奈泰朝 甘利昌忠 素材 撃破効果No.2の撃破対象 北条氏康 ミッションNo.3開始時に出現 原昌胤 素材 北条氏政 高坂昌信 素材 北条氏邦 馬場信房 素材 撃破効果No.4の撃破対象 菅沼定盈 撃破効果No.3発動で出現 山県昌景 素材 真田信綱 素材 三枝守友 素材 徳川家康 装備品 徳川軍総大将ミッションNo.2の撃破対象 本多忠勝 装備品 ミッションNo.1の撃破対象 榊原康政 巻物 酒井忠次 巻物 撃破効果No.1の撃破対象 井伊直政 素材 鳥居元忠 素材 撃破効果No.3の撃破対象 真田幸村 装備品 ミッションNo.3終了後に出現 土屋昌次 素材 ミッション 番号 内容 備考 No.1 本多忠勝を撃破せよ! 達成後、徳川本陣がすべて開門 No.2 徳川家康を撃破せよ! 達成後、武田軍が進軍開始上杉軍武将に寝返りイベント発生 No.3 3分以内に寝返った武将のいずれか1人を撃破せよ! 成功時、寝返った武将の残りが敵の状態の体力のまま上杉軍に復帰 No.4 真田幸村より先に綾御前と合流せよ! 終了後、武田本陣が開門 撃破効果 番号 内容 効果 備考 No.1 コンボ数が100以上で酒井忠次を撃破 武器を獲得 No.2 上杉軍の詰所の数が8以上の状態で甘利昌忠を撃破 防具を獲得 No.3 無双奥義・皆伝中に鳥居元忠を撃破 菅沼定盈が今川義元護衛のため出現 No.4 撃破数が200以上で馬場信房を撃破 上杉軍全武将の攻撃力が一定時間上昇 アイテム配置 携帯道具 壱 団子 団子 団子 大盛御飯 大盛御飯 大盛御飯 弐 団子 団子 大盛御飯 黒漆太刀 陣太鼓 秘伝之書 参 団子 団子 黒漆太刀 秘伝之書 霊鏡 金印 攻略アドバイス 全撃破効果達成を狙う場合順番は1→2→3→4の順番に達成していく。 ここで注意するのが3。下部の詰所を取得するのだが、徳川軍が撤退していないと奪い返される可能性がある。 また時間をかけすぎると味方に対象武将を撃破されてしまう場合があるので迅速に行動しよう。 3と4の対象である甘利昌忠と馬場信房は家康を倒すまではまず安泰なので、他を優先しておく。 家康以外の徳川軍を武将を一掃した後は少し時間を掛けてでも残存雑兵の掃討や詰所の再奪取を行っておいた方が良い。 寝返り武将撃破のミッションでは、ミッション達成後、敵時の体力のまま味方に復帰する。 撃破するつもりの武将以外にはダメージを与えないように気をつけよう。 ☆猛将伝&Zの変更点 綾御前のPC化に伴い、味方が僅かながら強化されている。 無双演武一覧 第一話 第二話 第三話 第四話 第五話 関東出兵 川中島の戦い 駿河侵攻 手取川の戦い 賤ヶ岳決戦