約 1,953,344 件
https://w.atwiki.jp/gundamwar/pages/3534.html
偽りの名前 果てなき運命 OPERATION(CHARACTER) O-S14 白 1-1-1 U (自動A):このカードがセットされているキャラクターは、名称が「アレックス・ディノ」に変更される。 キャラクターの名称を変更する。付けヒゲのキャラクター版といったところ。 名称はこのゲームにおいては案外重要な要素であり、それを変更出来る事には結構な意味が有る。 例えば同じキャラクターを二枚出したり、専用機を崩したりするのが主な使用法。 前者は相手と自分のキーカードが被ったりした時にも出せる、という事。 被っていなければ当然自分が二枚、三枚積みされているキャラクターを場に出せる。 キャラクター特有の「二枚目以降が腐る」という現象をある程度克服出来る訳である。 後者はシャア・アズナブル《EB2》等、専用機のセットを利用したシナジーの妨害。 とは言え、その為にこのカードを入れるならば、最初から除去を採用した方がよい。 やはりこのカードを使うなら同名カードが2枚必要なコンボデッキであろう。 別名を持つカードや別名称を与えるテキストを持つカードは妨害できない。例えば、ヤクト・ドーガ(クェス・パラヤ機)にセットされたクェス・エアや、グラハム専用ユニオンフラッグカスタムにセットされたミスター・ブシドーにこのカードをセットしても「専用機のセット」は依然成立したままである。
https://w.atwiki.jp/bousoku/pages/1011.html
現在の活動名は"さつまいも" 同じ根菜類系タイパーとしてれんこんの弟子となった。 【所属】 タイピング同盟ぁ~ん 【e-typing】 ローマ字 606pt(元気が出る言葉/第1186回) 【タイピンガーZ】 Z8 【popタイピング】 60,376粒 【タイ速】 S+10 363打鍵(2023年12月のお題) 【寿司打】 3000円:10,740円分お得 5000円:18,040円分お得 10000円:15,220円分お得 【Twitter】 https //twitter.com/TTtt91207229
https://w.atwiki.jp/ms-aic/pages/104.html
氏名: 所属軍:地球連邦軍 階級:准尉(技術仕官) 所属部隊: 年齢:22歳 UC.0062 出身地:サイド5 身長:159 体重:48 パイロットレベル: 経験値: 功績ポイント: 体力 7/2 射撃16/4 格闘 9/3 操縦13/4 知覚17/5 反応 7/2 精神 8/2 能力値合計/77 MS関連技能 <射撃系> <格闘系> <起動系> 予想行動L2 一般技能 エンジニアリング 10 MS企画設計 7 エレクトロニクス 7 コンピュータ 1 設定 長めの黒髪を両サイドで纏めた、藍色の瞳のやや釣り目の、非常に童顔の女性。 軍人にしては背が低く痩せているが、出る所は出たメリハリのある体つきをしている。 人種的にはごった煮過ぎて見る影も無いが、曽祖父が中華系で曾祖母が日系だった為、比較的アジア系の血が色濃く流れている。 性格は、一言で言えば偏屈な変人。若い女性でありながら、年老いた技術者の雰囲気を漂わせている。 口数も多く、口汚く、好き嫌いも非常に激しい。気に入らなければ上官すら叱り飛ばす、およそ軍には向いていない性格をしているが、「ウチの子を大事に乗ってくれる人」や「ウチの子を上手く使ってくれる」人間には寛容且つ友好的に接する。 病的とも言えるワーカホリックであり、MSに乗るのも整備士としての仕事の一環であると考えている。 元々技術屋であったが、とある事件で軍の眼に留まり、整備兵として軍属に就く。 その為実戦経験はほぼ無く、現在の階級は技術仕官としてのものである。 性格に難はあるものの整備士としての腕は非常に高く、彼女が整備した機体に書く個人章の饕餮紋は、一部の兵士からはアイスクリームの当たり棒のように慕われている(整備不良が起こらず、精度が良い為)。 余談だが、年齢と性格の割に階級が高いのは、上に配置することで出来る限り上官の数を減らす事で、軍規的に拙い上官への反抗的な行いを減らす為の連邦軍の工夫の一つだと専らの噂である。それだけ腕の良い技術屋が貴重であるという、連邦の人材不足への皮肉も込めた噂だが、彼女自身それを否定はしていない。 背景等、つらつらと。
https://w.atwiki.jp/slvia/pages/14.html
https://w.atwiki.jp/kinngutururi-na3sei/pages/19.html
コテハン キングツルリーナ3世 ステハン ☪✡黒星☪✡ こけ雛 見かけたら声かけてね 見かけたら声掛けてくれよ・・・ -- 世の中ナメ朗 (2011-05-04 10 05 09) やっぱり、この名前でやろうか・・・声掛けてくれよ・・・ -- ヘッポコ丸 (2011-05-04 10 08 36) ごめんwHNもらうわwww -- ところ天の助 (2011-05-05 18 53 06) ↑いいけど -- 3世 (2011-05-07 10 09 11) 見かけたぜ -- パパゲーナ5号 (2011-07-14 19 55 23) いやいやちびちゃとで -- キング (2011-07-16 09 17 32) この名でウィキとちびちゃと行き来するヨ! -- サドンマ (2012-05-08 17 50 12) わかったちゃっかりよをかたかなに? -- 3世 (2012-05-09 17 49 46) パクリはNGだヨ -- マユリ (2012-05-09 18 25 54) ぱくるひつようね~ -- 3世 (2012-05-12 08 49 32) ハハハ^_^; -- スプー (2012-05-12 13 42 55) ↑それは、エグイでござるww -- 侍 (2012-05-12 14 05 05) え?だれのこと? -- 3世 (2012-05-18 17 52 51) 3世殿のその言葉、グサリと来るだろうと思うでござる -- 侍 (2012-06-16 19 06 50) は?くるはけないじゃん -- 3世 (2012-08-06 14 04 03) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/neko12/pages/47.html
裏技 名前入力時に特定の言葉を入力すると、ミニ会話が始まり改名を要求される 人名の場合はファーストネームのみ変更でも可能(「アリシア=ロザン」等) デバッグに疲れたスタッフの心の叫び(らしい) 入力名 反応 エドワルド=ウィンフリー 本人登場 ジャスティン=ロべラッティ 本人登場 マーシャル=エイド 本人登場 ブライアン=カペラ 本人登場 ランビュール=ダヌンツィオ 本人登場 ハルキア=ガナッシュ 本人登場 リリー=カペラ 本人登場 ユウ 本人登場 オランヌ=バルソーラ 本人登場 ミハエル=ファウスト 本人登場 アイリーン=オラザバル ミハエル、ユウ登場※1 アリシア=ヒルデガルド マイセン、ミハエル、ユウ登場※1 エルランジェ ミハエル、ユウ登場※1 エース エース、ジャスティン登場 アリス=リデル エース、ジャスティン登場 魔法使いと=ご主人様 ミハエル登場 アラビアンズ=ロスト ミハエル登場 クリムゾン=エンパイア ハルキア登場 クリムゾン=ロワイヤル リリー登場 ハートの国の=アリス エース登場 クローバーの国の=アリス エース、ジャスティン登場 ジョーカーの国の=アリス エース、ジャスティン登場 くいん=ろぜ ランビュール登場 クイン=ロゼ ブライアン登場 Quin=Rose クリムゾン・エンパイアの回想フルオープン可能 眠い=眠い ミハエル登場 おなか=すいた ミハエル登場 ごはん=たべたい ミハエル登場 めそ=めそ ハルキア登場 へにゃ=へにゃ ハルキア登場 ねむ=ねむ リリー登場 ふにゃ=ふにゃ リリー登場 ぐる=ぐる リリー登場 ※1.改名後、ずた袋(アイテム10個所持可能になる)を貰える エンパイアでも使用可(ずた袋が貰える)
https://w.atwiki.jp/shock324/pages/38.html
植物ガイド(名前順) (あ行) アキノノゲシ アメリカイヌホオズキ イヌタデ イヌホオズキ イモカタバミ エノコログサ オオイヌノフグリ オオバコ オランダミミナグサ (か行) カキドオシ カタバミ ゲンノショウコ コハコベ (さ行) シャガ セイヨウジュウニヒトエ セリバヒエンソウ (た行) タチツボスミレ ツユクサ ツルボ ドクダミ (な行) ナガミヒナゲシ ナズナ ニワゼキショウ ネジバナ ノハカタカラクサ ノビル (は行) ハハコグサ ハルジオン ヒメオドリコソウ ヘビイチゴ ホトケノザ (ま行) ミズヒキ ムラサキケマン ムラサキカタバミ ムラサキツメクサ (や行) ヤハズエンドウ ヤブラン ユキノシタ ヨウシュヤマゴボウ コメント
https://w.atwiki.jp/iwannabethewiki/pages/4023.html
製作者 玲一 DL先↓ http //www1.axfc.net/u/3694574 キーワード:名前
https://w.atwiki.jp/porepole/pages/430.html
以前に100機近いと言う話があったので、増強の可能性も見て取り敢えず200個。 それ以上必要な場合、各々のシリーズに足す。 101~120:風シリーズ 突風 旋風 風塵 春嵐 光風 梅風 青嵐 朝凪 夕凪 山背 野分 台風 玉風 颪 乾風 風花 潮風 秋声 若狭 嶺渡 201~220:火シリーズ 赤炎 紅炎 蒼炎 白炎 紫炎 黒炎 翠炎 火箭 火脚 山火 蛍火 水火 劫火 火影 火威 火天 雷火 聖火 畝火 逆火 301~320:水シリーズ 寒水 水和 水峰 淺水 迫水 走水 若水 神水 秋水 海氷 英海 月海 海咲 海楼 優海 海想 浄海 宝海 海螺 海弓 401~420:地シリーズ 逢地 黄地 天地 畔地 應地 恩地 由地 神地 朝地 地雷 周山 郡山 遠山 圓山 慶山 天山 連山 深山 南山 泰山 501~520:光シーズ 光陰 光炎 光華 光輝 光彩 円光 恩光 寒光 極光 旭光 暁光 月光 剣光 秋光 曙光 誠光 電光 和光 北光 風光 601~620:雲シリーズ 星雲 桜雲 雷雲 暁雲 慶雲 紫雲 東雲 秋雲 春雲 陣雲 瑞雲 青雲 叢雲 朝雲 鳥雲 白雲 飛雲 碧雲 八雲 霊雲 701~720:雷電シリーズ 遠雷 寒雷 地雷 疾雷 春雷 天雷 百雷 蒼雷 奔雷 震雷 雷鳴 雷火 雷光 雷竜 雷霆 稲妻 紫電 閃電 飛電 雷電 801~820:星シリーズ 星雨 星河 星彩 星霜 星風 星影 星凪 九曜 明星 錨星 客星 極星 瑞星 犀星 晨星 填星 彗星 昴星 流星 銀河 901~920:天空シリーズ 大空 源空 翔空 蒼空 天空 碧空 明空 雪空 天雲 天風 天火 天河 天弓 天譴 天祐 月天 火天 好天 震天 蒼天 1001~1020:鉱物シリーズ 雲母 玉髄 瑪瑙 碧玉 血石 藍玉 琥珀 翠玉 黒曜 柘榴 石英 珊瑚 青玉 黒玉 翡翠 金剛 黄玉 蛍石 紅玉 錫石
https://w.atwiki.jp/true_tears/pages/260.html
=比呂美と眞一郎が8才の頃… 名前とシチュー 「はい。ここに座って待ってて?」 「うん…」 眞一郎は緊張していた。 放課後「こないだのお礼だから!」と半ば強引に家まで引っ張って連れられて 来たのはいいが、同級生の女の子の部屋は初めてだ。 一人で残されるのは、どうも居心地が悪い。 「早く、早く!」 比呂美は母親の準備を急かしていた。テーブルの縁に手を置き、小さくジャン プしている姿はとても愛らしい。 「そんなに言っても、紅茶は少し時間がかかるのよ?」 今日、ケーキを予め用意させられた理由が分かり、微笑んでいる。 幼い娘が、初めて男の子の友達を家に招いた。一緒に祭りに行って、嬉しいこ とがあったと興奮しながら話したのが、数日前だ。以前から話は聞いていたが、 実際に会うのは親としても楽しみにしていた。 「できたら、すぐに持ってきてね?」 それだけ言うと、部屋に大急ぎで戻っていく。パタパタとスリッパの音が遠ざ かっていった。 「おいしい? 眞一郎くん?」 紅茶とケーキを持ってきた比呂美の母は、何故かそのまま残って一緒に座って いる。 「お母さん! いいから、戻って!」 先程から何回も言っているのだが、聞いてくれないので、少し比呂美は怒って いた。恥ずかしいのは、まあ、当たり前だろう。 「あら? いつもみたいに"ママ"って呼ばないの?」 「!」 一瞬で比呂美の顔が真っ赤に染まる。からかう母親の視線を避けるようにして、 目を伏せて眞一郎を見ないようにしていた。 「えぇ~? 湯浅って、まだ"ママ"なんて言ってんだ~?」 気恥ずかしさから、比呂美をからかうが、思わぬ反撃を受けることになる。 「私も、湯浅よ?」 真っ赤な顔で伏せたままの比呂美に代わって、母親が話し始めた。 「え?」 「私も湯浅なの。私は"ママ"なんて言わないわよ?」 怒っているのではなく、微笑んだ表情はそのままで、むしろ眞一郎との会話を 楽しんでいるのが分かる。しかし、少年にとってはそうではない。 「あ、だから…、こっちの…」 少し慌てながら、指差した。 「でもね? ほら…。私と比呂美がいるんだから、ちゃんと言わないと、 分からないわよ?」 「どう言えばいいの?」 眞一郎は少しきょとんとしながら聞く。 「私のことは、何て呼ぶの?」 あくまでも声は優しい。慌てさせないように気を使っていた。 「お、おばさん?」 恐る恐る言った言葉は、禁句だった。 「あ゛?」 「ひぃぃぃっ!」 一瞬で凄まじい怒りを示す比呂美の母。眞一郎が恐怖に震えた。 「まだ、私は"おばさん"じゃないのよ?」 丁寧で優しくて、とても穏やかな口調。無表情なのが逆に怖い。 「は、はい…」 従順な眞一郎がそこにいた。 「そうねぇ…、私のことはねぇ…、"比呂美のお母さん"、でいいわよ?」 今度は完全に先程の穏やかな笑みを取り戻していた。 「…」 びびる眞一郎は硬直したままだった。 「はいっ、言ってごらんなさい?」 「比呂美の、お母さん…」 従順に指示に従った。 「はいっ、よくできました! じゃあ、こっちで赤くなってるのは? 誰?」 「湯浅」 「違うでしょ?」 声に怒りが感じられた。 「ひぃっ!」 「私は?」 「……比呂美の…お母さん…」 「こっちは?」 「ひ、比呂美…」 これが、初めて眞一郎が名前で呼んだ瞬間だった。 「!」 呼ばれた方は真っ赤な顔を上げ、喜びの表情を見せる。さらに母親が言った。 「それだったら、比呂美も眞一郎くん、って呼べばいいんじゃない?」 作戦の成功を悟り、穏やかな笑みを見せた。部屋に居続けたのはこの為だ。 「う、うん…。……………し、眞一郎くん?」 顔をちらちらと伺いながら、心の中で呼んだ事がある名前を声にした。 「うん…」 こっちも少し顔が赤くなっていた。 「じゃあ、私は夕飯の支度があるから、二人仲良くね?」 そう言ってから、策士は台所へ戻っていく。部屋に残されてからは、しばらく ギクシャクして会話がないが、少しずつ普段通りになっていった。 二人が名前で呼び合うのはこの日が初めてだった。しかし、これ以降ずっと、 とはいかなかった。すぐに「仲上くん」「湯浅」に戻る。 名前で呼び合うことが増え始めるのは、夏休みに入ってから、"きっかけ"が必 要だった。そして、この日はもう一つ重要な事があった。 「眞一郎くん、今日の夕飯、ちょっと味見する?」 またもや"策士"が比呂美の部屋にやってきた。眞一郎が緊張する。 「は、はいっ!」 既に従順を通り越して下僕の態度。何も言われていないのに、正座。 「はい、どうぞ。比呂美も少し食べる?」 そう言って料理を配ってから、さっさと台所へ戻っていった。 小さい皿に盛られた料理をスプーンで口に運ぶ二人。あっという間に食べ終わっ た眞一郎が、戻ってきた比呂美の母に向かって、一言。 「すっごく、おいしい!」 その笑顔に、 「もう少し食べる? シチュー?」 「うんっ!」 喜んで両手で皿を差し出した。 この時はまだ、何の工夫もしていない市販のルーを使ったシチューが、どうし て二人で食べると美味しく感じられたか、そして、どうしてシチューが好きに なったのか、眞一郎は気付いていない。時間が必要だった。 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― その年の夏休み、眞一郎は愛子の家に向っていた。 「愛ちゃーん! いますかー?」 玄関で大きな声で呼ぶと、素早く家の奥から出てきたのは、 「眞一郎! 遅いっ!」 いつも元気な愛子だ。約束の時間よりも過ぎているのを怒っていた。 「何してたのっ!?」 小さい体だが、腰に手をあてて、怒っていることを全身で表している。 玄関なので、眞一郎を見下ろす位置にいることを最大限に利用していた。 「ごめん! 途中でコイツに会って、一緒に来るっていうから…」 言い訳していると、後ろから姿を現したのは、 「こ、こんにちは…」 比呂美だった。 「ん゛? だぁれぇ?」 愛子は警戒心いっぱい。いつからだったか本人は覚えていないが、眞一郎を見 るとドキドキするようになったのは、自分よりも目線が高くなってからのこと だ。それ以降、眞一郎の周囲には注意している。 「湯浅ってんだ。途中で会って、宿題をするって言ったら、来るって…」 「ふ~ん?」 「だって、来るって、きかないし…」 「ふ~ん?」 今、愛子が気に入らないのは、一人増えたから、ではない、それが女の子であ ることもそうだが、"眞一郎のシャツの裾を握っている"ことだった。小さくて も女の子だ。細かい所を良く見ていた。面白くない。 「べっ、別にいいじゃん。さっさと宿題、しようよ!」 「上がれば?」 なんとか、3人で宿題ができるようだった。 テーブルについて、しばらく宿題をしていた。 どことなく緊張感があるのは、きっと気のせいだろう、そうに違いない。 「眞一郎!」 「うっさいなぁ。じゃますんなよー」 「眞一郎! ジュース、飲む?」 「飲む飲む」 先程から、何回も愛子は「眞一郎」と呼びかける。 比呂美は大人しく宿題をしていたが、それが気になっていた。自分は"あの日" から名前で呼ぶことが恥ずかしくて言っていないのに、幼馴染と聞かされてい る愛子は遠慮なく眞一郎に接して、呼んでいる。面白くない。 でも、今は呼ばない、愛子がジュースを取りに行っているからだ。 「持ってきたよー!」 小さい手で3本も持っているので、少しゆっくりと運んできた。チャンスだ。 「し、眞一郎…くん…、ここ、分かった?」 "あの日"以来、2回目だが、名前を呼ばれた方は、 「ん? まだ、そんなとこなのか? お前、おっせーなぁ…」 同じ所から宿題を始めたのだが、比呂美は愛子が気になって進み具合が遅れて いた。しかも、名前で呼ばれたことに気付かなかった。 「あ…」 顔を赤らめて伏せてしまう比呂美。 「ジュース飲もうよ!」 比呂美の呼び方には気付いたが、愛子はそれを無視して眞一郎に話しかけた。 「うん、ほら、湯浅も飲めよ」 まだ、「比呂美」ではない、彼がそうするのは「眞一郎くん」と頻繁に呼ばれ る様になってからだ。 比呂美は、どうして自分が恥ずかしさを押してまで名前で呼びたくなったか、 そして、どうして愛子が気になったか、気付いている。 この日以来、必ず「眞一郎くん」と呼ぶようになった。理由は明白だ。 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 「あれ? もう暑いってのに、今日は"それ"か?」 匂いに気付いて、出来上がった絵本を確認しながら聞いてきた。 「うん、そうだよ?」 いつもの"ルー"を使って、何の工夫もしないで作る料理。火加減を調整しなが ら答えた。 「比呂美ー、明日、どうする?」 「私は買い物に行きたいなー、眞一郎くんは他に行きたいとこ、あるの?」 お互いを名前で呼び合い、二人でシチューを食べる。 END -あとがき- 一応、浴衣で行った祭りが夏休み前だったら、ということで書いてみました。 ありがとうございました。