約 142,191 件
https://w.atwiki.jp/eikatsu/pages/734.html
火遁の術(未) クリムゾンデトネイト(未) サラマンダー(未) バーンストライク(未) ファイアーボール(未) ファイアフォース ファイアボルト(未) ファイアランス(未) フォレストファイア(未) フレイムインフェルノ(未) フレイムコート(未)
https://w.atwiki.jp/eikatsu/pages/733.html
破屏風(未) アイススパイク(未) ストームコーザー(未) ストライクマグナ(未) ソードマグナ(未) ダークネスグラスプ(未) ダブルクレセント(未) デミルーンカット(未) バーンストライク(未) ファシーレギオン(未) ファランクス(未) ムーンレスナイト(未)
https://w.atwiki.jp/kimo-sisters/pages/1453.html
117 :今と昔の同調義妹1 ◆D.t0LfF1Z. [sage] :2011/12/03(土) 17 47 05.26 ID 1sSpV0un (2/17) 大草原、辺り一面に広がる緑、 その先にあるいくつもの丘といくつもの山を越えていく、 歩く、二人、簡素な旅装束に身を包む二人の男女。 朝は涼しげなそよ風を受けながら道無き草道を踏みならす、 昼は温かい太陽に照らされながら緑の丘を越えていく、 夜は二人毛布により添い山の寒さに耐えながら朝を待つ。 二人はどこまで歩くだろうか、 どんな困難が待ち受けているのだろうか、 そして、見果てぬ先にいったい何があるのだろうか… わからない…その先がわからない… 私にはそれが、とても怖かった… 私の名前は、白河姫音(しらかわ ひめね)。 私はある『魔法』が使える、 それは人の心が読める魔法。 でもそんなもの欲しくなかった、 お父さんに知らない男の汚らわしい娘だと言われた、 お母さんに本当は欲しくなかった子だと言われた… お父さんとお母さんは、いつもケンカばかりしている、 でも私の前では、決してケンカしているところを見せない、 二人とも、私には酷い事を言わない。 だから本当はそんな酷い事を言われていない、 でも私は聞こえてしまう、 私が持っている『同調』という魔法のせいで… 「…ええと、『同調』っていうのはね、本当はお互いの気持ちがわかる魔法なんだよ」 「自分の心の『声』を伝えて、相手の心の『声』を受け取る、 テレパシーみたいなものかな。その中でもキミは特別なケースだね。 相手の『声』を全部受け取る事が出来る。でも自分の『声』は相手に伝えられない…」 ある日、偶然会った女の人から聞いた話だ、 金髪の長い髪を持ち、容姿だけ見ると私と同じぐらいの年だと思う、 でも、私の両親よりも随分と大人びた雰囲気がした。 「でもね、本当にキミの事を好きで、キミもその人の事が好きだったら、 キミの『声』をちゃんと受け取ってくれるはずだよ、どうかそれを忘れないでね」 数日後、私の両親が交通事故に遭って死んだ話を、知らない人から聞かされた、 結局最後まで、あの人たちから私を愛してるという『声』は一度も聞けなかった… 気づいたら、両親がいない子供が預けられる施設に私はいた。 『姫音ちゃんって可愛いよな、一度でもいいからチュ~とかしてみてぇ』 『姫音のおっぱいでか過ぎだろ、いひひっ、今度無理やり揉んでやろうかな~』 『姫音ってさ、男にちやほやされて調子に乗ってんじゃね? 見ててイラつくんだけど』 施設の男の子たちから、私の顔や身体のイヤらしい話を聞かされた、 施設の女の子たちから、私をみんなで仲間外れにする話を聞かされた、 聞きたくないのに、私の『同調』が全部を受け取ってしまう… 118 :今と昔の同調義妹2 ◆D.t0LfF1Z. [sage] :2011/12/03(土) 17 48 27.52 ID 1sSpV0un (3/17) 『…もう、嫌。何でみんなそんな目で私を見るの…嫌だ、嫌だよ… 誰か助けて! 私を苛めないで! 私を無視しないで! 私を仲間外れにしないで! 私をイヤらしい目で見ないで! ねえ、お願いだから、誰か私を助けてよぉおおっ!!』 私が『叫んで』も、誰も聞いてくれない、助けてくれない、こんなに『叫んで』るのに…! 誰も私を好きじゃない、側にいてくれない、愛してくれない、みんな私の事が嫌いなんだ、 私はどこに行けばいいの、私が居ていい場所は、私の居場所はどこなの… 私は自分が嫌いになっていった、私の顔も、身体も、そしてこの『声』も、全部嫌い、 でもそんな私が一番嫌いだった、 だから、後で引き取られた家でも、私は本当に嫌な子供だった。 私を引き取ってくれた「音羽」の家、父母と息子が一人、とても裕福な家庭だった。 その家の両親はよく海外の出張で長い間、家を開ける事が多く、 私は『兄』と二人で過ごす事が多かった。 「これから二人だけで暮らす事が多くなると思うけど、よろしくね、姫音」 兄は両親に大事に育てられたせいか、人がよく性格も大人しかった。 兄は私に気を使って優しくしてくれるが、私は全て無視した。 両親に愛されて育った優しい『兄』のことが嫌いだった。 ある日、私は兄と中学の女友達を連れて、この島にあるデパートに出かけた。 「でさ~、部活の先輩がさ、私の服、チョ~子供っぽいっていうの、酷くない?」 「あんたの髪型が子供っぽいんじゃない? 今度私が行きつけの美容院紹介してあげる」 「でも折角だから、服だって見ようよ~ 私も新しいの、そろそろ欲しいんだよね~」 「………」 兄はずっと黙っていた。 内気な上、会話の引き出しが少なすぎる兄は、私の友達と話せるはずがなく、 一人黙って私たちの後を付いてくるだけだった、当然、私の計算だ。 それに兄はもともと大人しい性格のせいかクラスの友達も少ない、 私と数人の友達で兄の「噂」を広げると、兄に味方する人はいないため 瞬く間に兄は女子から嫌われ、次第に同性の友人もいなくなった。 そう、兄はクラスで孤立している、今の友人の数はゼロだろう。 「ねえ、私たちだけでこの店に入りたいから、店の前で待っててもらえる?」 突然、私は兄に冷たい口調で言い放った、 そこは女性の下着が売られているランジェリーショップ、男性には近寄り難い店だ、 兄は気弱そうに返事をすると、私たちは店に入り、数分後に兄の死角をついて店を出た。 「ふんっ、バカな人。たっぷり恥でもかけばいいわ」 私たちは離れた喫茶店に入り、兄を騙した事を肴に数時間話し込んだ、 そして私たちは解散し、兄が気になった私はランジェリーショップに向かった。 兄はやっぱり、そこにいた。 他の女性客に変な目で見られたり、店員から話しかけられても「あはは…」と 困ったような愛想笑いを浮かべるだけだった。 そう、兄は人が良すぎる上に、非常にどんくさいのだ、 私がこんな幼稚な手で、兄を辱めれると踏んだのもこのためである。 119 :今と昔の同調義妹3 ◆D.t0LfF1Z. [sage] :2011/12/03(土) 17 49 50.78 ID 1sSpV0un (4/17) でも今回は、さすがの兄も私に怒ると思った、 どんなに言葉や表情で隠しても、私には心の『声』が聞こえる、 あのバカ正直で、お人よしの兄でも、文句の一つは出るだろう。 兄も男だ、 どうせ、義妹の私を、イヤらしい目で見るに決まってる、 いつか、私を無理やり襲ったりすることもあるかもね… 「何、ずっと女の下着売り場の前で突っ立てるのよ、バッカじゃないの!?」 「あはは…ごめんね、迷惑かけちゃったね…本当にごめん…」 「一応、私はあんたの義理の妹ってことになってるの。 あんまり変なことして、私にまで恥かかせないで欲しいんだけど」 私は兄に向って吐きだした、 すると兄は情けなく、みじめに、気弱そうに、私にまた謝った。 「何、謝まってんの?」「あんたの愛想笑い、ムカつくんだけど」とか 言ってやろうと思ったけど言えなかった。 だって本当に兄はそう思っていたから… 本当のバカは兄じゃなくて私だった、 でも、そこから私のバカな子はもう少し続くのだった。 両親がいない時、二人でするよう言われた家事を全部兄に押し付けた、 兄が作るご飯をまずいと言って食べなかった、 二人で使う生活費を勝手に買い食いや高い服に使って兄を困らせた。 それでも兄は、困った時は「あはは…」と苦しそうに愛想笑いするだけで、 私の事を決して悪く言わなかった、当然、両親にも告げ口した事はない、 私の無駄遣いがバレたときも、自分が使ったと私をかばってくれた事さえあった。 兄から嫌な『声』は聞こえてこない、それぐらい最初からわかってる、 だって私は『同調』があるから、ううん、そんなものなくたってわかってたんだ、 兄はどうしようもなくお人よしで、私の事を大事にしてくれてるって… でも私は認めなかった、怖くて、みじめで、情けなくて、 あれだけ優しくしてくれた兄に、つらく当たった罪悪感に耐えられなかったから… 私はどうしようもなく、自分が嫌になった。 そしてある日、事件が起きた、 通帳に記載された3桁の僅かな預金。 「…嘘っ!? お金ってもうこんなに少なかったの!?」 両親の出張がすごく長期に渡り、振り込まれた生活費が尽きてしまったのである。 当然、私の心無い浪費せいだ。 裕福な家だが、生活費として渡されるお金はそう多くはない、 それは二人で家計をやりくりさせるため、そして、いつか日か来る独り立ちのためである、 でもそんな事、当時の私に知る由もなかった。 お金がなかったため、私は今日の夜からご飯が食べられなくなった、 生活費は共通の口座にあるため、兄の食費も多分無いだろう。 そして夜、私は空腹を抱えたまま、自分の部屋のベッドで大の字になっていた。 「お腹すいたな…あいつも今頃、お腹すいてるのかな…」 120 :今と昔の同調義妹4 ◆D.t0LfF1Z. [sage] :2011/12/03(土) 17 51 15.58 ID 1sSpV0un (5/17) トン、トン、トンっ… 「姫音、今ちょっといいかな」 兄のノックと声を聞いた、 あいつ、ご飯食べられなくなった事、私に文句言いに来たのかな、 そりゃそうか、お金無くなったの私のせいだし… 「開いてるから、入れば…」 「…うん、お邪魔するね。姫音さ、お腹空いてるよね。 こんなのしか作れなかったけど、食べる?」 どうやら兄は私にご飯を作ってくれたらしい、 見ると、ふりかけご飯と形が崩れたへたくそなオムレツだった。 兄の不器用さは料理についても例外ではなく、兄の作る食事はいつも、 生彩に欠け、レパートリーも少なく、味も単調、お世辞でも美味しいとは言えなかった。 「ふんっ、あんた、まだお金持ってたんじゃない! 一人だけで使う気だったの!? それに、このご飯と下手くそなオムレツ、全然美味しくないじゃない! だからあんたの作ったご飯は、食べたくないっていつも言ってるのよっ!」 すごく空腹だった私は兄の作った食事を乱暴に奪い、そして食べながら悪態をついた。 「あはは…ごめんね、美味しくなくて…」 と、兄は弱々しく微笑みながら、私の食事を見ていた。 「何、ニヤニヤ見てんのよ! 気持ち悪い! 出て行って!!」 …だって今の私、すごく情けなくて、恥ずかしいから… その日から、兄は朝と晩は私にご飯を作って、部屋まで持ってきてくれた。 次の日もふりかけご飯とオムレツ、次の日はご飯と缶詰が出てきた、 しばらくしてアンパン、次は食パンだけ、美味しくないビスケットだけ… 「あはは…今日はこんなものしかなかったんだ、ごめんね、姫音」 「こんなの、いらない…。だって美味しくないよ…」 私は、せっかく兄が持ってきてくれた食事を断る、 ぱさぱさのまずいビスケットは、昼食を抜き、まともな食事を取っていない私にとって、 見ているだけで唾液が出てくるごちそうだった、でも… 「どうして私なんかにご飯持ってくるのよっ! あんたが食べれば良いじゃない!」 「あはは…僕ってあまり食べないほうだから」 「嘘っ!! 嘘つかないでよっ!! 嘘ついたって、私には全部わかるんだからっ!!」 「私、あんたに酷い事した! 怒らないの!? 仕返ししないの!? 何か言ってみなさいよっ!! ほら、どうしたの? あんた、私に同情でもしてるわけ!? お父さんやお母さんがいないから、私に優しくしてくれてるつもりなのっ!?」 私は、もう何もかもわからないぐらい感情を爆発させていた、 兄はじっと私を見ていたが、少しずつ口を開いた。 121 :今と昔の同調義妹5 ◆D.t0LfF1Z. [sage] :2011/12/03(土) 17 52 34.10 ID 1sSpV0un (6/17) 「ううん…違う…ただ姫音がこの家に来て、僕がお兄ちゃんになるって言われた時、 僕が姫音の父さんや母さんの代わりになって、姫音をずっと守っていこうって思ったんだ。 いつでも姫音の味方になって、いつか姫音に頼ってもらえるようになれたらいいなって…」 兄は弱々しく微笑んだ、 その顔は青白く、頬もやせこけているようで、まるで病人みたい、 身体も細々としていて、最初に会った時よりもずっと痩せていた。 「……あんた、すごく痩せてる。顔色だって悪いし、やつれてる。すごく苦しそう! どうしてこんなになるまで、私にご飯をくれるのっ!? 私を守ろうとするのっ!? もっと自分を大事にしなさいよっ!! 私じゃなくてっ!!」 私は兄を怒鳴りつけると、また兄はしばらく私の顔を見つめていたが、 何か遠い物を見るような目で、穏やかに切り出した… 「僕さ…勉強できなくて、運動できないし、カッコも良くなくて、何の取り柄も無いんだ。 だからさ、きっと僕は…将来すごい人には多分なれないと思う」 「だけど姫音が来てくれた時、すごく嬉しかった。 僕、最初に姫音に会った時、姫音の事、すごく可愛いと思ったんだ。 こんな可愛い子とお話したり、デート何かできたら最高だろうなって」 「でも僕みたいなダサくて、要領も悪くて、女の子と話したりできない人が、 最初から姫音みたいな可愛い子と釣り合うはずないんだ。その代わりさ… 兄として、家族の一人として、姫音を一生守っていこうって思ったんだ」 「僕は、大勢の人を幸せにする事はできないけど、目の前の姫音を一生守り切って、 その幸せを見届けていくことぐらいは、してみたいと思ったんだ」 再び兄は弱々しく微笑む、 だが言葉だけではない兄の強い意志が、『同調』能力が無くてもはっきりと伝わってくる。 この人は今の私だけを見ていない、 これから先の私を見て、ずっと守ってくれようとしてたんだ… ああ…この人はバカだ…どうしてこんな私を守ってくれるんだろう、 本当にどうしようもないぐらいのバカ…! 私…この人に…何て事をしたんだろう……!! 兄は微笑んでいたが、突然ぐぅと弱々しいお腹の音を鳴かせた。 「え、あっ、あはは…ごめんね。それ食べてもらっても構わないからさ」 兄は私の部屋を出る……ダメ! 絶対にダメっ!! 気づいた私は、とっさに兄の手を掴んだ…! 「待って…! 待ってよっ!! お願い! 行かないでっ!!」 「…ビスケット…食べてよっ!! あんた、ずっと何も食べてないでしょ!? そんなの、死んじゃうじゃないっ! やだっ! そんなの、やだぁああああああっ!!」 私は初めて人前で、泣いてしまった… みっともなく大声をあげて兄に泣きついた、 私と同じ年の兄は、男子なのに女の子にみたいに華奢で細くなっていた。 122 :今と昔の同調義妹6 ◆D.t0LfF1Z. [sage] :2011/12/03(土) 17 54 07.40 ID 1sSpV0un (7/17) ……… ぱり…ぽり…パリ…ぽり… 二人で食べる乾いたビスケットの音が私の部屋に響く、 月明かりが差し込むだけの薄暗い部屋、 私は兄と背中合わせだった。 「今度、お金振り込まれたらさ、あんたにご飯作るね」 「うん…ありがとう、楽しみにしてるよ」 「嘘じゃないからね、本当に作るんだからね!」 「うん、わかってる」 「掃除とか洗濯とかも、ちゃんとするから」 「うん、ありがとう…すごく助かるな」 「お金も…考えて使う…こんなこと、もう二度としない」 「…うん、わかった」 「さっきから、うんうん、ばっかり…」 「ん?…あはは…ごめんね…」 「別に怒ってるわけじゃないから…」 「うん、わかってるよ」 「………」 「……姫音?」 不器用で、どん臭くて、お人良しの兄、 いつも私を大事にしてくれる、 支えてくれる、守ってくれる。 「あのさ…あんたに変な事聞いていい?」 「変な事? 何?」 誰にも愛されず、荒んだ私を、心の底から受け入れてくれる、 私の大切なお兄ちゃん。 「今さ、私の声が聞こえなかった?」 「え?…ごめん、何か言ってたの? 聞いてなかった…」 女の人が男の人を、顔やお金や名声で好きになるんじゃない、 この人とずっと一緒にやっていきたいという気持ち。 「いい。今は、まだいいから」 「うん…わかった」 だから私は今、あなたに言います。 『お兄ちゃん、今までこんな私を守ってきてくれて、ありがとう。 もしも許されるなら、あなたとずっと一緒に歩ける人でありたいと思います』 生活費の不足は両親に連絡すれば、追加で出してもらえる事になっていた、 でも私たちはそれをしなかった。 私はこの家の両親に意地を張るためだけに、 兄は自分ひとりだけで義妹の私を守るために、 同じ年の二人にはこれだけの大き過ぎる差があった。 その夜、私は兄と一緒の毛布に包まれて眠った、 兄は恥ずかしがっていたが、私が強引に引き込んだ、 別に兄にならもう何をされても良かった、でも何もしてこない、優しいお兄ちゃんだった。 123 :今と昔の同調義妹7 ◆D.t0LfF1Z. [sage] :2011/12/03(土) 17 55 34.77 ID 1sSpV0un (8/17) 私は毛布の中で兄に抱きつく、温かい、何故かとても落ち着く、 月明かりだけが入ってくる私の部屋、私と兄は毛布の中で静かに抱き合って眠った。 ―――コト、コト、コト… かすかに寒さが身にしみる朝、味噌汁のお湯が沸き上る音がキッチンに響く。 キッチンには一人の可憐な女性が朝食の支度をしていた。 そこへ階段から、一人の男性が少し眠そうな顔をして降りてくる。 「あっ、おはようございます。朝ごはん、もうすぐできますよ」 「うん、おはよう。いつもありがとう。ちょっと顔を洗ってくるね」 5分後、リビングのテーブル上に温かで彩り豊かな朝食が並ぶ、 二人が手を合わせ同時に「いただきます」を言う。 「そう言えば、今日から帰りが遅くなるんでしたよね」 「うん、会社で小さいけどあるプロジェクトのリーダーを任されることになったんだ。 だからいつ帰れるかわからない、多分すごく遅くなると思う。 晩御飯はいつも一緒に食べてるけど、今日から食べられないかも…」 「いえいえ、いくら遅くなっても、帰ってくるまでいつまでも待ってますよ。 だから一緒に御飯を食べましょう。きっと一人で食べるより、 二人で食べたほうが美味しいに決まってますからね」 家を出るまでのわずかな朝の時間、 だが二人の間には穏やかな時間が流れる、 いつも二人で食事を囲み、会話し、温かく微笑み合う、そんな穏やかな時間。 『こういうの…いいな』 どこからだろう…、リビングの空間の外から声が響く。 『うん、すごくいいと思う』 その少女の声に応えるように少年は頷く。 二人の男女が温かな朝食を囲う光景、 それは少年と少女が思い描く理想、 それは夢の中でしか存在できない幻想。 『いつか、いつの日か、こういう毎日を過ごせるように…なれたらいいよね…』 『うん、だったらさ。やってみようか…』 『え…いいの…? 私と何かで…』 『うん、姫音とやってみたいんだ。僕と姫音でやろうよ。約束だ』 『…うん約束。ありがとう、お兄ちゃん。…すごく嬉しい。明日、楽しみだね』 私とお兄ちゃんはゆっくり微笑み合う。 …明日が欲しい、明日から微笑み合っていけるように… ここからもう一度、お兄ちゃんと歩き始める事ができるように。 124 :今と昔の同調義妹8 ◆D.t0LfF1Z. [sage] :2011/12/03(土) 17 56 56.13 ID 1sSpV0un (9/17) そこで私の意識は闇に沈んだ。 次に見たのは懐かしい緑の風景。 緑の絨毯、辺り一面に大草原が広がる、 見上げると緑の丘、その先にいくつもそびえる高い山々、 そして草原から二人の男女が並んで歩いていく。 穏やかな風が吹き、晴れた青空の下を歩く二人、 恋人か、それとも夫婦だろうか、 歩く二人の背中は草原の彼方へ向かって少しずつ小さくなる。 そして、緑の水平線に消えていく… 私は後ろから、その二人を見ていた。 二人はどんな顔をして歩いているんだろう、 二人が行きつく先はどこなんだろう、 二人はずっと一緒なのだろうか… そんなことを考え、不安に襲われる、 だって怖いから、先が、何があるか、何が待っているか分からないから… …だから、隣に…誰か…、お兄ちゃん… 朝、目が覚めると兄はすごい高熱を出していた、そして救急車で運ばれていった、 極度の栄養失調のため、免疫力が著しく低下したとのことだ。 私のせいだ、私のせいだ…私の人生で最大の汚点だった。 幸い兄の命に別状はなかった、 でも「幸い」なのはこれだけだ、 兄は、記憶喪失になっていた… 兄は始め、自分の名前さえわからなかった、 それでも時が経ち、治療が進むと、少しずつ記憶の回復が進んだ、 ただし、私に関する記憶を除いて… いや、客観的に見れば「私」の記憶は戻ったと言えるかもしれない、 だがそれは事実とは異なるものであった。 兄がいる病室、 兄は体調や記憶も順調に回復していることから、退院の日は近かった、 兄が熱を出して倒れた日から、私は毎日のようにお見舞いに来ていた。 「ごめんね、姫音。また来てもらって」 「別に…私が来たいと思って来ているだけだから気にしないで…」 「でも姫音にはいつもお世話してもらってるからね。今度何かお返ししないと」 「本当に、そんなの、いいから…」 「うーん、でも姫音には、いつもご飯とか作ってもらってるし。今度、僕も何か作るよ」 「う、うん…」 私は、一度も兄にご飯作ってあげた事は無かった、 いつも兄に作ってもらって、文句ばっかりを言って食べない事もあった… 「掃除や洗濯も手伝わないと。姫音にばっかりやってもらったら悪いし」 「うん…」 125 :今と昔の同調義妹9 ◆D.t0LfF1Z. [sage] :2011/12/03(土) 17 58 21.43 ID 1sSpV0un (10/17) 家事も全部、兄に押し付けてばかりだ、 それでも兄は、両親にはいつも私に手伝ってもらっていると嘘をついてくれた… 「お金の管理までやってもらってるね。あはは…姫音がいないと僕って何もできないな…」 「……」 私が両親から貰った生活費を、全部使っちゃったから、 兄はずっとご飯食べられなくて、それで… それに比べて、今の私はこうやってのうのうと生きてる、 兄にずっと支えられて、守られてきた。でも私は、兄を無視して、苛めて、困らせて、 餓死寸前まで追い詰めて、高熱を出させて、記憶まで失わせて、私は生きている! 私は最低だ、何の価値も無いクズだ、ゴミだ、疫病神だ、 生かされてる価値もない、守られる価値もない、私は最低のクズだ…! 「姫音? どうしたの? もしかして疲れてる?」 「ううん…」 突然、私は兄が寝ているベッドに近づき、兄の手を取った、 そして服の上からでもわかる、自分の大きな乳房に押し付けた。 「えっ、何!? 姫音、どうしたの!?」 『■■■■■■■、■■■■! ■■■! ■■■■■■■■■■■■■■■■!』 慌てる兄、でも私は気にせず、目をつむり、 兄の唇に自分のものを合わせようと顔を近づけていった。 「ひ、姫音、ダメだって! 僕たち兄妹じゃないか!」 『■■■■、■■■■■■! ■■■■■? ■■■■■! ■■■■■■■■!』 兄が本当に困っているようだったので、これ以上は止めておいた。 私は持ってきた兄の着替えなどを渡して、病室から出ていくことにした。 「ごめんね。ちょっと私、気が動転しちゃって。また明日も来るからね、お兄ちゃん」 兄の記憶喪失の後遺症、 それは私、音羽姫音という人物に関する記憶改変だった。 兄の世話をする義妹、面倒見の良い義妹、 それが兄にとっての「音羽姫音」だ。 人は心的ストレスを受け続けると、心の負担を減らすために「逃避」行動を取る事がある。 兄が創った「音羽姫音」は、最もストレスを受けない人物、または理想の形かもしれない。 当然だが、兄にとって私は重い負担になっていた、しかも記憶を改変してしまうぐらいに。 その事実を知った時、私は自分を殺してやりたいほどの激しい自己嫌悪に襲われた、 兄に謝りたい、でも謝ったら優しい兄はきっと私を許してくれる、こんな最低な私でも… だけど、そんなの私が許さない! 私は、私を、一生許してやらないっ!! …だから、私は兄に一度も謝る事はなかった。 代わりに、これからの私の人生を、兄のためだけに使うと決めた。 兄の理想像である「音羽姫音」になるために、甲斐甲斐しく兄のお世話をする、 私の『同調』で兄の欲求を読み取り、何であっても叶えてあげる。 そして今日、先ほどの病室で大きな収穫があった、 それは私の胸を触らされ、キスをしかけられた時の、兄の黒い欲望の『声』。 126 :今と昔の同調義妹10 ◆D.t0LfF1Z. [sage] :2011/12/03(土) 17 59 44.07 ID 1sSpV0un (11/17) 『姫音のおっぱい、柔らかい! 大きい! このおっぱいで顔を挟まれてみたい!』 『姫音の顔、すごく可愛い! キスするの? キスしたい! 可愛い顔の姫音と!』 …か、すごく嬉しかった! 兄もちゃんと私を、女の子として見てくれていたんだ! これで…お兄ちゃんのどす黒い男の欲望も、満たしてあげられるんだ… 私はとても救われた気分になった。 これから何でも叶えてあげる、どんなものでも食べさせてあげる、 欲しいモノがあればバイトしてでも買ってあげる、して欲しい事をしてあげる、 どんなエッチな事でも、喜んでお兄ちゃんにしてあげる…全部、そう全部してあげる! お兄ちゃんに彼女が出来て、私がすごく傷ついて、無様に泣いて、心がズタズタに壊れて、 最後には、ボロクズのように捨てられるその日まで、私が兄の心の隙間を埋めてあげる、 それまでのお兄ちゃんは、私の居るべき大切な『居場所』だから…! 私は、その日からアダルトビデオや、18禁のゲームなどでHな知識を蓄えていった、 また兄さんのPCを勝手に閲覧し、兄さんの嗜好を見定めていった。 この「兄さん」という呼び方は、 兄さんが高校になってハマった、エッチなゲームに出てくる女の子からの呼び名だ、 私の髪型、性格、しゃべり方、声色まで全部、その兄さんが好きなヒロインに合わせた。 これは『ダ・カーポ』の朝倉 音夢(あさくら ねむ)というヒロインだ。 義妹である私にとっては、本当に都合が良かった、 そのヒロインっぽく、兄さんの前では兄さん大好きだけど、ちょっとツンデレに振る舞う。 おそらく兄さんは、SかMかで言ったら、Mだろう、 私はヒロインとしての演技も兼ねて、女の子の嫉妬に関しては兄さんにきつく当たり、 ついでにエッチなオシオキを行い、兄さんを苛めて喜ばせてあげる事にした。 正直なところ、今まで酷い目に合わせてきた兄さんをエッチなことでも苛めるのはつらい、 でもやるんだ、それは兄さんが心の底で本当に望んでいる事だから、 それを叶えてあげるために、そう、兄さんが好きだから、愛しているから苛めるんだ。 そして家の中だけじゃない、 外の世界、学校でも兄さんが平和に過ごせるようにする必要があった。 兄さんが通学できるようになる一月前のこと、 私は仲良くしている友人たちの目の前に立っていた、 あのデパートで兄さんを下着物売り場に置き去りにした女子グループだ。 「オッス姫音、お前のアホ兄貴って、もうすぐしたら学校戻ってくるんだっけ?」 「え~っ!? マジであのキモオタ帰ってくんの? 最悪、マジいらねーんですけど」 「だったら今度はアタシらでまた苛めて記憶喪失にでもしてやる? もう一年ぐらい」 「兄さんを苛めるの、止めてもらえる」 「…はぁ? 姫音、オマエ何言ってんの? 最初はお前から言い出したんじゃねーか?」 「いいから兄さんを苛めるの、止めて」 「何言ってんだコイツ? 今日のお前、マジ頭おかしいんじゃね?」 「兄さんを苛めないでっ!!」 「おいおい、姫音落ち着けって。別にアタシらだけじゃないだろ、兄を苛めてんのは」 127 :今と昔の同調義妹11 ◆D.t0LfF1Z. [sage] :2011/12/03(土) 18 01 05.28 ID 1sSpV0un (12/17) ―――ドガっ!! 三人の誰だっただろう…? 私は全力でそいつを殴り飛ばした。 「兄さんを苛めるなーっ!!」 授業が始まる前の朝の教室、 一瞬にして喧騒が広がった。 殴って、殴られて、引っ張って、引っ張られて、蹴って、蹴られて… 私はまた叫ぶ。 「兄さんを無視するな! 悪口を言うな! 苛めるのを止めろーっ!!」 私は他の誰かに殴りかかっていく、 他のクラスから人が集まってくる、 騒ぎを聞きつけた先生たちが駆けつけてくる。 …この後の事はあまり思い出したくない。 ただ一つ、 一ヶ月後に兄さんを無視したり、悪口を言う人がいなくなった事はすごく嬉しかった。 そして時は、現在に至る、 兄さんは昨日、私に一晩中くすぐられて、ぐっすり眠っている。 眠りの間、多分兄さんは、昔の私を夢で見たはずだ、 もしかしたら、私との記憶が完全に戻っているかもしれない… そしたらすごく気まずい…もしかしたら兄さんに、軽蔑されるかもしれない… でも時刻は7時30分を過ぎた頃、 もう兄さんに起きってもらって、朝ご飯を食べて欲しい時間だ。 兄さんに遅刻をさせないようにするためにも、これ以上寝させるわけにはいかなかった、 私は兄さんの足の裏をくすぐって起こす事にした、多分兄さんがして欲しい事だろう。 「兄さんの足の裏…こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ~♪」 「…!? ひゃあああああっ!?」 「あっ、起きましたか、兄さん♪ おはようございます」 兄さんが情けない声を上げて起きる、 でも私は努めて、普段の『意地悪な姫音』を演じる、 だから、もうちょっとだけ兄さんをくすぐってあげる事にした 「ほらほら、兄さん♪ 義妹に無理やり足の裏をくすぐられて起こされるって、どんな気分ですか? ほ~ら、こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ~♪」 そして、私は最後の賭けのつもりで、兄さんに『声』を送ってみた。 『私、兄さんの事、ずっと前から好きでした』 「……兄さん、今、私の声が聞こえませんでしたか?」 128 :今と昔の同調義妹12 ◆D.t0LfF1Z. [sage] :2011/12/03(土) 18 02 28.40 ID 1sSpV0un (13/17) 「…えっ、声? もしかして早く起きろって言った?」 ほらね、やっぱり聞こえてない、私ってば、ざまあみろ… 私は可愛く怒った顔を作って、兄さんの足の裏を思いっきりくすぐった! 「……ぶぶ~っ! 乙女心がわからない人には、オシオキです! ほ~ら、こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ~♪」 あはは…まいったな… 兄さんは、どこまでいっても私を義妹としか見ないだろう、 それに私が兄さんを好きになる資格もきっとない。 「うふふっ♪ 可愛い義妹に足の裏くすぐられて気持ちよかったですね~♪」 薄暗い気持ちが渦巻いていたが、兄さんの前で暗い表情は決して見せない、 どんなに辛くても兄さんの前では、いつも可愛く笑みを浮かべるようにしてる、 そんな可愛くない私だった。 そして登校時、通学中の生徒が次第に多くなる頃、 私と兄さんは並木道を並んで歩く。 「姫音…!」 突然、兄さんに呼ばれる。 「はい。何でしょうか、兄さん?」 私は何とか兄さんに笑顔で返すことができた。 今の私は兄さんから何を言われてもおかしくない、 どんな酷い事を言われたり、命令されたとしても私は兄さんに従うだろう、 ただ、兄さんから捨てられる事だけがすごく怖い… 兄さんが真剣な顔で私を見て、口を開く。 「姫音。いつもご飯とか作ってもらってありがとう。今の僕は、 姫音のふさわしい人にはなれないかもしれないけど、勉強して、良い大学に入って、 就職して、いつかきっと姫音の側にいられるぐらいの立派な大人になるよ」 「……あ、あの…に、にぃ、兄さん…?」 私は一瞬で顔が真っ赤になる、プシューッと顔から蒸気が噴き出した、 バ、バカですかっ!? 朝から公衆の面前で、そんな恥ずかしいこと平然と言うなんて!? ああ恥ずかしい…兄さんと腕を組んで登校するより100倍恥ずかしい! そしてあろうことか、兄さんに真剣な顔で、プロポーズ並みの告白をされたせいか、 私の胸の鼓動は高まり、頭の中がグルグルと回りだし、正常な思考ができなくなっていた、 反射的に私は『声』を上げて、兄さんに叫んだ! 『朝からこんな公衆の面前で、いきなりそんな恥ずかしい事を…! 兄さんの…兄さんの、バカーーーっ!!』 …あっ、しまった、この『声』じゃあ、兄さんには聞こえないよね、 私はもう少しエレガントに非難しようと言葉を選んでいると… 『ごめんね、姫音。今日、今、ここで、姫音に言いたかったからさ』 129 :今と昔の同調義妹13 ◆D.t0LfF1Z. [sage] :2011/12/03(土) 18 03 49.21 ID 1sSpV0un (14/17) えっ? 嘘? 兄さんに私の『声』が聞こえたの? だって、私の『声』って、私を好きになってくれないと聞こえないはずじゃ… まさか、今ここで、兄さんが私の事を… ここで私は、昔、金髪の魔法少女から聞いた話を思い出した。 「でもね、本当にキミの事を好きで、キミもその人の事が好きだったら、 キミの『声』をちゃんと受け取ってくれるはずだよ、どうかそれを忘れないでね」 本当に私の事を好きで、私もその人が好きだったら『声』を受け取ってくれる… そして、私が兄さんに、プロポーズ的告白をされてから、 『声』を受け取ってくれたってことは… 私はその解答に対する答えが、既に分かってきていたが、 恥ずかしさのあまり、私はそれを頭の中で言えないでいた、 その代わりに私は兄に向って『呼び』かけた。 『…兄さん』 『何かな、姫音?』 『兄さんっ!』 『うん、姫音』 『兄さん! 兄さん! 兄さ~んっ!!』 『ちゃんと聞こえているよ、姫音』 私たちにしか聞こえない、バカみたいな呼応の応酬、 それが私には、たまらなく嬉しかった。 『私、これからもずっと兄さんにご飯作ります。何でもお世話します。 兄さんが望む事は、全部私がしてあげますっ!』 『ありがとう姫音。でも、ご飯だったら、たまには僕にも作らせてくれないかな? オムレツも上手くなりたいし、それに他のモノも作れるようになりたいな。 良かったら姫音に教えて欲しいかな。あっ、掃除や洗濯は交代制で良い?』 『……兄さん…やっぱり記憶、戻ってたんですね。…私、すごく悪い子でしたよね。 兄さんにいっぱい迷惑かけて、困らせて、私、酷い…酷かった…』 『ううん、僕も姫音を支えてあげられなかったんだよ。僕が記憶を無くす前も、 そして記憶を無くして、姫音にあんな事をさせた。結局、僕は姫音を追いつめたんだ』 『ごめんなさい、兄さん。謝っても許される事じゃないと思う。 今でもこれから先もずっと私は、私を許せない。 だから、追いつめられるぐらいがちょうど良いんです』 『うん、だから僕は、姫音が自分を許せるぐらいの頼れる大人になりたいんだ。 姫音がどんな立場でも、いつでも姫音の味方になって、姫音が安心できる『居場所』に なりたいんだ。多分、今は無理だけど…絶対にあきらめない、頑張る!』 うう…っ! すごく恥ずかしいっ!! どうして兄さんはこんなに恥ずかしいセリフを、堂々と言えるんだろう… いや、心から聞こえる本心だから、余計に恥ずかしいよ~っ!! でもそのおかげで、私の薄暗い気持ちは完全に消えてしまった、 もう…兄さんにはやっぱり敵わないな… 本当は兄さんが大好きなはずのに、 いつの間にか、好きにならないといけないって思い込んでしまってたんだ、 相変わらずバカだな、私って…そうだ、頑張るのは兄さんじゃなくて私の方だ…! 130 :今と昔の同調義妹14 ◆D.t0LfF1Z. [sage] :2011/12/03(土) 18 05 10.76 ID 1sSpV0un (15/17) だから私は、覚悟を決めた…!! 『兄さん、私は本当にあなたの事を好きになりました。 もしも許されるなら…、ううん、私、兄さんと一緒に歩ける人になりたい』 『うん、僕も姫音が好きだ。ずっと姫音が僕の隣で居られるように、頑張るよ』 人通りが多くなる通学路の並木道、 私と兄さんは、ずっと「無言」のまま、お互い正面を向いて見つめ合っていた… 私の『同調』は好きな人同士が以心伝心になれる魔法、つまり恋人の「テレパシー」だ、 私は兄さんの『義妹』、「シスター」だから、 『同調義妹(テレパシスター)』って言うのかな? 何だがバカっぽいけど、うん、面白いかも。 私は、また兄さんに向って『呼び』かけた。 『兄さん、私、兄さんが好き』 『うん、僕も好きだよ。姫音』 『兄さんの事が大好き!』 『僕も大好きだ!』 『兄さんを、愛してる~っ!!』 『僕も姫音を、愛してる!!』 また二人だけのバカな応酬が始まる、 恥ずかしいのに、心がこんなにも軽く、弾む! 生まれて初めて、輝かしい太陽の光を浴びたみたいだった。 そして私は、一歩、二歩と軽くバックステップで下がり、 息を深く吸い込み、大声を出して言ってやった…! 「ふ~んだっ! 兄さんの事なんか、全然好きじゃないんだからね~っ!!」 並木道を通学する生徒たちが、いっせいに振り向いてくる。 それを見た私と兄さんは、思わず噴き出してしまう。 ああ…どうしてこんなにも、晴れやかな気持ちになれるんだろう、 私の心は、今日の晴天の青空のように、どこまでも澄んでいて、 どこまでも飛んで行けそうだった。 ふいに私はあの夢に見た風景を思い出す。 それは緑の草原を歩いていた二人の男女、 それは昔、まだ父と母の仲が良かった頃に 連れて行ってもらった美術館で見た一枚の絵。 二人の男女が大草原を抜けて、いくつもの丘を登り、山を越えていく、 けどその先は見えない、いったい何があるんだろう… 海? 森? 雪原? また山かな? もしかしたら、まだ誰も行ったことが無い秘密の洞窟を見つけたりして! 幼い私はそんなことを考えていた。 でも同時に、すごく怖いと思った、 二人はどこまで歩くのか、どんな事が起こるのか、つらくないだろうかと不安になる。 131 :今と昔の同調義妹15 ◆D.t0LfF1Z. [sage] :2011/12/03(土) 18 06 29.52 ID 1sSpV0un (16/17) …でも、もう大丈夫。 私は、すっと、兄さんの隣に寄り添った。 「兄さんと一緒に歩いて行ける、隣の『居場所』があるから大丈夫です」 「ああ、そうだね。ずっと一緒だ」 私と兄さんは、一緒に並んで同じ並木道を歩きだす、 そしてお互いの顔を見合い、穏やかに微笑み合う。 そう、隣には兄さんがいる。 晴れた陽気な日には歌を歌い草原の道を並んで歩く、 うれしい時には丘の上で和やかに二人微笑み合う、 つらくて苦しい山道では手をぎゅっと握り合って歩き、 山の寒い夜には二人で身を寄せ合って暖めあう。 こうやって一歩ずつ、一歩ずつ、歩いていく、 だから例え苦難の道のりでも、過酷な日々があるとしても、 きっと大丈夫、でしょ? 「うん、大丈夫。姫音と一緒だからできるんだ」 「ええ、余裕ですよね。兄さん♪」 これから一緒に歩いて、一緒に微笑んで、 ゆっくりと歩んでいく、 穏やかに齢を重ねていく。 そして、健やかなるときも、病めるときも、 また、喜びのときも、悲しみのときも… 「僕は姫音を愛し、姫音の隣にあり続けると誓うよ」 「はい。私も兄さんを愛し、兄さんの隣で歩き続けていくと誓います」 大草原、辺り一面に広がる緑、 その先にあるいくつもの丘といくつもの山を越えていく、 歩く、二人、簡素な旅装束に身を包む二人の男女。 それは大草原を往く旅人夫婦の一枚絵。 彼らのくたびれた服から、いくつもの苦労の跡が見てとれる、 しかし二人の表情はとても穏やかで、お互いに微笑み合い、 そして手を繋ぎながら、どこまでも歩いて行くのだった。 Fin 前へ 目次
https://w.atwiki.jp/yugio/pages/8121.html
精神同調波(OCG) 通常魔法 自分フィールド上にシンクロモンスターが 表側表示で存在する場合のみ発動する事ができる。 相手フィールド上に存在するモンスター1体を破壊する。 シンクロモンスター補助 モンスター破壊 魔法
https://w.atwiki.jp/eikatsu/pages/761.html
アムネジア(未) イグゾースト(未) コールドフォース サンダーフォース ファイアフォース ファランクス(未)
https://w.atwiki.jp/bbtarts/pages/366.html
名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/yugio/pages/9783.html
最期の同調(OCG) 通常魔法 自分フィールド上のレベル3モンスター1体を選択して発動できる。 選択したモンスターと同名のモンスター1体を 自分の手札・墓地から選んで特殊召喚する。 この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。 このターンのエンドフェイズ時、選択したモンスターを破壊する。 蘇生 魔法
https://w.atwiki.jp/f_go/pages/3141.html
まさか特権その他の成功率アップ系が星2で追加とはな・・・・・・まぁあえて使うかっていうと微妙としか言いようがないが。前例が出来ただけマシかな。 - 名無しさん (2018-04-05 13 10 22) 5%じゃ、どうちようもないからな・・ - 名無しさん (2018-04-05 20 50 11) きっとこれから追加されるさ。ああ、もちろん期間限定星5だけどな! - 名無しさん (2018-04-05 23 00 36) 自己レスだけど、破壊→リミテッドゼロオーバーの数値を参考にすると、凸40%は星5しかあり得んなたぶん…… - 名無しさん (2018-04-05 23 03 12) 慈愛→メイドを参考にすると75%だぞ まあ一番きつい攻バフとの比較でも凸でNP50+成功率15%はできる - 名無しさん (2018-04-26 23 38 42) 15%アップの礼装が来たらダヴィンチちゃんが大勝利、20%アップの礼装が来たらかなりの鯖が大勝利するがそこまでやるとオジマンの価値が相対的に下がりそうではある - 名無しさん (2018-04-10 17 41 36) まぁそれは仕方ない、というか現状オジマンがNP20撒けるわ成功率上げれるわで忙しすぎるんだよなぁ。絆勿体無いし休ませてあげて。 - 名無しさん (2018-04-10 18 02 25) 星5のサーヴァントと星5のサーヴァントに星2のサーヴァントをチューニング! - 名無しさん (2018-04-05 14 26 36) 凸で+40%の礼装きて - 名無しさん (2018-04-05 20 41 13) 自身の強化成功率をアップではなく、自身への強化成功率をアップなのね・・・。この礼装の星4番が来てもアンデルセンにはイマイチ合わないなー - 名無しさん (2018-04-05 23 25 00) なんてこったい、言われてみればマジだ! - 名無しさん (2018-04-05 23 45 59) 逆にアンデルセンと皇帝特権系鯖の相性が上がる礼装だと考えれば… - 名無しさん (2018-05-17 18 15 38) 同調してレアブレイド生み出さなきゃ・・・ - 名無しさん (2018-04-07 06 13 41) 一応性能欄書いてみた。こういうこともあろうかとオジマンディアスの記事用に確率強化持ち一覧を作っておいたのサ! - 名無しさん (2018-04-10 17 19 31) 木の頭頂部に太陽神の加護がありますように・・ - 名無しさん (2018-04-10 17 23 07) おう、それは祝福してんのか呪ってんのかどっちだw - 名無しさん (2018-04-10 17 25 42) 焼き尽くされる - 名無しさん (2018-04-10 19 16 20) 40%アップの礼装が出たらオジマン以外の皇帝特権持ちの評価がガラッと変わりそうだな。20%アップでも該当者、特にテスラとダ・ヴィンチちゃん辺りは使い勝手が段違いになるだろうし。 - 名無しさん (2018-04-11 02 18 18) 百貌もハサンズでかなりいい位置に立てるのでわ!? - 名無しさん (2018-05-16 19 34 29) 今後実装される礼装にこの効果が付く可能性を示した礼装界の星の開拓者 - 名無しさん (2018-04-11 11 20 32) 魔性菩薩が星の開拓者(ビースト)になってしまう… - 名無しさん (2018-04-26 23 39 12) ああ、強化成功率ってあったから種火食わせた時に大成功になる確率がアップするのかと思ってたけど違うのね… - 名無しさん (2018-06-30 09 00 42)
https://w.atwiki.jp/pikukirby/pages/186.html
《同調制限(どうちょうせいげん)-レベル3(スリー)/Tuning Limit - Lv3》 永続魔法 このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、 シンクロ召喚に使用するチューナーのレベルは1でなければならない。 「オリカ投稿掲示板」に掲載した時は、チューナーのレベルは「2以下」となっていたが、作成者の判断で「レベル1」限定にした。よって影響力が格段に向上している。 レベル1のチューナーには《グローアップ・バルブ》等汎用性の高いモンスターも幾つか混じっている為、殆どのデッキではこのカードの影響を受けずにシンクロ召喚を行う事は可能である。だが、逆に言えばそれらのモンスターを引けなければシンクロ召喚を行うのは困難になってくるので、デッキによってはかなり刺さるだろう。 《同調制限-レベル4》との相性は抜群。 併用すれば相手の高レベルシンクロモンスターは完璧に封殺する事ができる。 関連項目 ・フリー投稿
https://w.atwiki.jp/kimo-sisters/pages/1379.html
436 名前:かなりニーソな同調義妹1 ◆D.t0LfF1Z. [sage] 投稿日:2011/09/09(金) 00 31 17.01 ID pX8Tgrzr 僕には、すごく可愛い義妹がいる、 僕が好きなエロゲのヒロインと容姿を似せ、同じ声色を使ってくる義妹、 義妹は僕の欲望を読み取り、エッチな攻撃を仕掛けてくるのだった。 彼女の名は、音羽姫音(おとわ ひめね)。 『ダ・カーポ』の朝倉音夢(あさくら ねむ)というヒロインにとてもよく似ている、 正確には、『姫音』が『音夢』と髪型、声色、性格などを似せているのだ。 僕はずっと、姫音の容赦ないエロ攻撃から何とか貞操を守ってきたが、 数日前、僕は姫音の誘惑に負けて、ついに童貞を奪われてしまう、 その後も、姫音の巨乳攻撃や手コキで強制射精させられる恥辱を受けてしまった。 僕と姫音は兄妹という関係を除けば、恋人として見られてもおかしくない、 だが、僕たちは兄妹だ、 姫音もそれを意識してか、外では普通の仲の良い兄妹のように振る舞う。 今日、僕は姫音と一緒に、久しぶりにこの島にあるデパートまで買い物に来ていた、 島の規模はあまり大きくはないためか、デパートはこの一件しか存在しない。 しかし、このデパートに来る時だけは、いつも姫音の様子がおかしくなる、 姫音は僕にくっついたり、僕の腕を組んで、バストに押し付けてくる行動が特に多い、 あと、用もないのに僕に何度も話しかけてくるのだ。 437 名前:かなりニーソな同調義妹2 ◆D.t0LfF1Z. [sage] 投稿日:2011/09/09(金) 00 34 30.99 ID pX8Tgrzr 「…兄さん。あっ…ううん、別に読んでみただけ。ゴメン、本当に何でも無いから…」 姫音みたいな可愛い女の子に、べったりされるのは僕も悪い気がしない、 でもバスに乗っていると、乗客からの痛い視線が刺さり居心地が悪くなる、 姫音もそれを承知だが、必要以上に僕にくっついてくるのだ。 「あはは…ごめんね、兄さん…人前でこんなことしたら恥ずかしいよね… ホントにゴメン、私ここ苦手で…、兄さん、ゴメン、本当にごめんなさい…」 姫音は何度も謝りながら、僕に身体をすり寄せる、 外ではいつも淑女のような落ち着きのある姫音だが、 ここに来る時は本当に様子がおかしくなる。 このためデパートは、必要以上に来ないようにしているが、島で生活していると、 お互いにどうしても必要なものが出てくるため、このデパート以外に頼る他はないのだ。 デパートに着くと、僕と姫音は集合時間と場所を決め、別行動で買い物を済ます、 今回の僕の買い物は少なかったせいか、すぐに必要なモノは揃った、 僕は先に集合場所である外の噴水で、姫音を待つ事にした。 そういえば昔もこのデパートの店で、姫音を待っていたな… でも良く思い出せない、 何故か昔の姫音との記憶は、どれもひどく曖昧で不明慮だ。 438 名前:かなりニーソな同調義妹3 ◆D.t0LfF1Z. [sage] 投稿日:2011/09/09(金) 00 37 52.65 ID pX8Tgrzr 中学生の頃、僕はひどい高熱を出して救急車に運ばれた事がある、 その時のショックで「記憶喪失」になったのだが、今はほぼ完全に記憶が戻っている、 ただ、昔の姫音の事に関しては、今でもほとんど思い出せない。 「忘れてしまったことは、覚えておく必要がなかったってことなんですよ。 だから兄さんは無理に思い出す必要はありません。 だって私と兄さんはず~っと昔から仲良しだったんですから」 以前、姫音に僕の記憶について話した時、笑顔でそんなことを言われた。 でもそれは、僕にとってすごく大事な事のような気がしてならなかった、 僕は機会があるごとに、姫音の記憶を呼び起こそうと試みている、 だから今回も深く集中して、出来事を思い出す… 昔、姫音に待たされた店…どんな店だったかな… ―――ピシ、ピシっ! 痛っ!? 脳の血管がすり切れそうな感覚…! 昔の記憶を思い起こそうとすると頭痛がする時がある、 でもどうしてだろう、昔の姫音のことを思い出す時だけ起こるんだ… 「……ああっ、兄さん!? 先に待ってたんだ…!」 買い物袋をたくさん持った姫音の姿、 それで僕はある「大事な事」を思い出した! 439 名前:かなりニーソな同調義妹4 ◆D.t0LfF1Z. [sage] 投稿日:2011/09/09(金) 00 40 14.36 ID pX8Tgrzr …しまった! このデパートで買い物する時は、絶対に姫音を「待たせない」といけなかった! 久しぶりにデパートに来ていたせいで、すっかり失念していた。 「…兄さん、もしかして待ってたの? あ…あっ…ごめんなさい、どれぐらい待った…? 待ってたよね…! ごめんなさいっ! 私、買い物多くて、遅くなっちゃって…! 本当にごめんなさい、謝りますから許して下さいっ!! ごめん、ごめんなさいっ!!」 姫音が突然、錯乱し始める、 悲痛な声でごめんなさい、ごめんなさいと何度も僕に謝ってくる、 次第に何事かと人が集まる…これが、僕たちがデパートに来たくない一番の原因だった。 姫音は癇癪持ちでは無いが、ここでの僕に対する出来事にはかなりデリケートになる、 この他にも姫音が僕に、異常なまでに敏感になるタイミングがいくつかあるのだ。 とにかく理由はわからないが、僕が気をつけておかなければいけなかったのは事実だ。 普段の姫音も今さっきほどではないが、 いつも僕に不都合が無いか気を配り、何かあれば面倒を見てくれる、 異様なまでに自分よりも僕を優先して、尽くしてくれるのだ。 30分後、僕は何とか姫音をなだめる事ができ、帰りのバスに乗った。 帰りになると、姫音も多少は明るさを取り戻しており、 僕と姫音は、いつもの仲良し兄妹に戻っていた。 440 名前:かなりニーソな同調義妹5 ◆D.t0LfF1Z. [sage] 投稿日:2011/09/09(金) 00 42 22.76 ID pX8Tgrzr 途中、バスで帰宅すると思われる、3人の女子高生が乗ってきた。 「今日、暑過ぎだよね~、なのに校則で、このニーソックス履かないといけないって…」 「そうそう、私のニーソ、汗ですごく蒸れちゃってさ~、きっと、めちゃ臭そう」 「もしこのニーソ、3日間ぐらい履きっぱなしだったら、どれだけ臭くなるんだろうね?」 僕は思わず、女子高生のニーソックス話に耳を傾けていた、 女の子の黒のニーソックス、ニーソの蒸れた足、はみ出た太もも、履きっぱなしの匂い… うん、やっぱり女子高生のニーソックスはいいな、特に黒ニーソが王道だ、 僕は女子高生たちのニーソックスを、こっそり盗み見ながら妄想にふけっていた。 すると、どこからか恐ろしい声が聞こえてきた… 「ニーソ…兄さんは…ニーソ好き…しかも…黒のニーソックス…女の子…蒸れた臭い足… 3日間…履きっぱなし…すごく臭い…足…汚い…兄さん…蹴り…顔…踏みつけ…何度も… ニーソ…踏みつけ…臭い匂い…嗅がせる…止めてあげない…顔面…ぐりぐり…ぐりぐり…」 気がつくと、姫音がジト目で僕を睨みつけながら、不穏な単語を呟いていた…! 危険を感じた僕はこの場を誤魔化すため、慌てて姫音に話しかけようとすると… 「ツーンだっ! プイッ!」 完全に手遅れだった… 441 名前:かなりニーソな同調義妹6 ◆D.t0LfF1Z. [sage] 投稿日:2011/09/09(金) 00 44 28.85 ID pX8Tgrzr 姫音はこんな風に女の子関連の事で怒らせたら、当分はへそを曲げてしまう、 そして最近の姫音のエロ行動から、家に帰った後、何をされるのかわからなかった… しかしこの日、姫音からは結局何もされる事はなかった、 これで大丈夫と安心していた僕は、今日のニーソの事などすぐに忘れてしまったのである。 だが、次の日、二日目と姫音は黒ニーソックスを履いており、 僕のそばに来て、妙な独り言をつぶやいた。 「あ~あ、夏だからニーソックスって、すごい蒸れますね~、 もう二日間も私の汗を吸い続けてるから、仕方ありませんか。ねっ、兄さん♪」 僕は、姫音が二日続けて、黒のニーソックスを履いてることは気になっていたが、 まさか…今、姫音が履いてるニーソは、本当に二日間も履きっぱなしなのか? いや、おかしい、姫音は毎日、部屋を掃除するぐらいのキレイ好きだ、 二日間も同じ、ニーソックスを履いてるなんて、そんな事はありえないだろう… 僕は、必死に最悪の可能性を否定した、 だが、あのデパートの買い物から3日目、僕がリビングでくつろいでいる時だ、 足に黒くて、邪悪なオーラをまとわせた姫音が、笑顔で僕に話しかけてきた。 「おほほ…、兄さん、今お時間はありますか? あるのなら少~しお話がしたいので、こちらに来て頂きたいのですけど」 442 名前:かなりニーソな同調義妹7 ◆D.t0LfF1Z. [sage] 投稿日:2011/09/09(金) 00 47 15.54 ID pX8Tgrzr 笑顔でバカ丁寧な言葉遣い、姫音が本当に怒っている時だ、 ちなみに時間があるかを聞いているが、こちらの都合はいかなる場合でも無視される、 僕はあのニーソの一件を思い出し、今日が3日目だという事に戦慄を覚えた。 「兄さんは、3日前にバスに乗ってきた、女子高校生の方々のニーソックスを、 じっくり視姦されていましたよね。私、ちゃんと言いましたよね。 他の女の子に劣情を持ったりするのも、禁止って…」 姫音は、笑顔のまま続ける… 「なのに、兄さんはまた約束を破ってしまいました……オシオキですね」 姫音は、静かにニーソックスの片足を上げて、足の裏を見せた、 真っ黒い姫音のニーソの足、どれだけ汚れているかは一目見るだけでは分からない、 でも僕にはわかる、姫音のニーソの足裏から、すごく恐ろしい何かが放たれているから… 「兄さんもお気づきでしょうけど、 私、この黒のニーソックスを、3日間も履き続けているんですよ。 どれだけ私の足の汗を吸ったんでしょうね、きっとすごく臭いですよ…」 そう、姫音のニーソックスの足から、強烈な臭い匂いが放たれているんだ、 恐ろしい姫音のニーソ、もしこの足で顔を踏みつけられたら、きっと地獄だろう… 618 名前:かなりニーソな同調義妹8 ◆D.t0LfF1Z. [sage] 投稿日:2011/09/25(日) 02 58 38.24 ID EYhHnxGl 「…きっとさぞかし臭いでしょうね。でも兄さんには、絶対嗅いで頂きますよ。 私の臭いニーソの足裏で、兄さんの顔を思いっきり踏みつけてあげます。 そして3日間履きっぱなしのニーソの足を嗅ぎながら、呼吸させてあげます」 くっ…姫音は本当に、あのおぞましいニーソで、僕の顔を踏んでくるつもりだ、 しかもその臭い匂いを嗅がせてくるなんて、そんなの嫌だ、早く逃げないと…! 「もしかして、私から逃げるつもりですか? まあ、別に逃げても構いませんよ。 兄さんが私のニーソックスの足から、逃げる事が出来ればですけど♪」 逃げるさ、そんなの! 逃げないと姫音の臭いニーソックスで、顔を踏みつけにされるんだから… 「うふふっ♪ 多分、兄さんは逃げられないと思います。 どうしてか逃げられないかは、私の足を喰らってみるとわかりますよ。 というわけで、今からこの黒ニーソックスの足で、兄さんを蹴りにいこうと思います♪」 そう言い終えると、姫音から笑顔が消え、真剣な面持ちになった、 姫音が構える、本気で僕を蹴りに来る気だ、姫音の黒ニーソックスで、 そして、姫音が距離を一気に詰めてきた、来るっ! 「いきますよっ! ニーソキックっ!!」 姫音の黒いニーソの足が僕を襲う! でも僕は姫音の黒い足を見ていると、何故か体が動かなり棒立ちになっていた。 動けない僕に姫音の蹴りを避けられるはずもなく… ―――ドカっ! ぐうっ! 姫音の黒ニーソに包まれた足が、僕のわき腹に思いっきり入った、 今、姫音の足で蹴られたのか? ニーソックスを履いた足で! でも何だ、この気持ち? 姫音に蹴られたのに、痛いどころか、興奮してくるなんて… 「どうです? 私のニーソで蹴られた気分は? 嬉しいはず無いですよね? でもどうして全然避けようともしないんですか? 義妹のニーソに自分から蹴られる何て、変態のマゾですよ」 姫音の言葉が突き刺さる、姫音のニーソックスの足、次はちゃんと避けないと…! 「ええ、次はちゃんと避けて下さいね。 私のニーソで何度も蹴られていたら、変な気持ちになるかもしれませんからね。 さあ、また兄さんをこの黒のニーソックスで蹴りにいきましょうか」 姫音は再び構えを取り、僕に3発のニーソ蹴りを浴びせてきた! 「喰らえっ! 下段、ニーソキックっ! 中段、ニーソキックっ! 上段いきますよ…! 顔面、ニーソキッークっ!!」 姫音が黒ニーソの足で僕を蹴り上げる瞬間、僕は姫音の足を見ることしかできなかった、 これから姫音に、3日間履きっぱなしのニーソで蹴られるとわかっていても、動けない… ああ…また姫音の黒ニーソックスの足で蹴られるんだ…! ―――ドカっ! ドカっ! ドカ~っ!! ロー、ミドルと姫音の蹴りが入り、ついに顔まで、姫音のニーソ蹴りが入った、 しかも、器用に姫音の足の裏を、思いっきり顔に叩きこまれた、 ニーソックスの湿った足裏の感触と、足の臭い匂いが僕の顔を襲った。 619 名前:かなりニーソな同調義妹9 ◆D.t0LfF1Z. [sage] 投稿日:2011/09/25(日) 03 00 22.91 ID EYhHnxGl ぐあぁ…、痛い、そして臭い…! これが姫音の、3日間履きっぱなしのニーソックスの足! でも僕は姫音に顔をニーソで蹴られた瞬間、興奮し、思わず勃起してしまった…! 「どうして避けなかったんですか? 私に何度も蹴られてるのにずっと棒立ちですよね… ん~? 兄さん? 段々前かがみになってきてますけど、一体どうしたんですか? まさか、私のニーソで蹴られて、勃起とかしてませんよね~?」 「もし勃起してたら、兄さんは本物の変態ですよ。 だって、さっき私に顔蹴られた時に、ニーソの臭い匂いを嗅ぎましたよね。 それで勃起するなんて、普通ならありえませんからね」 姫音は僕をバカにするような表情を見せたが、すぐに元の真剣な表情に戻った。 「次は本気で兄さんの顔を蹴りつけます。喰らったら、間違いなく蹴り倒されますよ。 今、私の足元に倒れたら、わかりますよね~? 兄さんの顔に、私の臭~いニーソックスの足が死ぬほど落ちてきますよ」 「私の3日間履きっぱなしのニーソの足で、ずっと顔を踏みつけです。 呼吸だって、ずっと私の足の匂いを嗅ぎながらする事になります。 そんな最低な事、兄さんは嫌ですよね」 今さっき嗅がされただけでも、気絶しそうな臭さだったんだ、 そんな臭いニーソをずっと嗅がされ続けたら、臭くて死んでしまうかも… 何とかして、逃げ出さないと… 「だから10秒間だけ、蹴るのを待ってあげます。 私のニーソックスで顔を踏まれるのが嫌だったら、すぐにここから出ていって下さい」 10秒間待ってくれるのか、これはきっと最後のチャンス… 今のうちにリビングから出ていけば大丈夫だ、出よう、ここから! …えっ!? 何で!? 僕の足が動かない! 逃げないと、姫音が3日間履きっぱなした臭いニーソックスで、顔を踏まれるのに… 姫音の整った可愛い顔と、姫音のニーソックスの足を見ると身体が動かなくなる! 「うふふふっ♪ 兄さん~? 私から逃げなくていいんですか~? 義妹のすご~く臭いニーソの足で、思いっきり顔を蹴られますよ~」 姫音は嘲笑に満ちた表情で僕を見てくる、まるでこうなる事を予想していたかのように… でも僕の好きな『音夢』の表情で、姫音に馬鹿にされるとすごく興奮する、 このままじゃ、姫音のニーソで顔を蹴られる、そして死ぬほど顔を踏まれてしまう… ああ…この感覚って、格闘ゲームの可愛い女の子キャラに、 ボコボコにされると興奮してくるのと同じだ、 僕は可愛い姫音に、大好きなニーソックスの足で、ボコボコになるまで踏まれたいんだ! 「クスクス…兄さんって本当に馬鹿ですね。そんなに私のニーソで踏まれたいんですか? だったら、そこでじっとしとけばいいじゃないですか。すぐに味合わせてあげますから」 僕は残りの時間、姫音の僕を馬鹿にした顔と黒ニーソの足を交互に見るだけだった、 そしてこれから姫音にされることを想像すると、たまらなく興奮した、 姫音の臭いニーソの足、義妹のニーソックス、今から、これで顔を踏まれるなんて… 「3…2…1…ゼロ…兄さん、覚悟して下さい…顔面、ニーソキッークっ!!」 ―――ドカ~っ!! 姫音のニーソックスで思いっきり顔を蹴られた瞬間、僕は気を失った… 620 名前:かなりニーソな同調義妹10 ◆D.t0LfF1Z. [sage] 投稿日:2011/09/25(日) 03 02 05.66 ID EYhHnxGl …気がつくと僕はリビングにあお向けに倒れていた、 見上げると僕の顔のそばに、姫音が立っている…! 姫音は怒りも悲しみもない、不思議な表情で微笑んだ。 「兄さん。今、兄さんの顔は、私が3日間履きっぱなしのニーソの足元にあるんですよ。 これから私に何をされるかわかってますか?」 姫音はそう言うと、しばらく無表情のまま、僕の顔をじっ~と見下ろしていた、 ああ、わかってる…姫音の臭くなったニーソックスの足で僕の顔を… だって僕は、そうされることを選んでしまったから… 「兄さんの……」 ゆっくりと…僕の顔のそばにある、姫音の黒ニーソの片足が上がっていく… そして、顔から50センチぐらいの高さでピタッと止まった、 僕の顔の真上、姫音のニーソに包まれた黒い足裏がはっきり見える。 黒々とおぞましい質感と重量に満ちた姫音の黒い足が、僕の顔の上に落ちてくるんだ…! そして、ついに… 「…変態っ!!」 次の瞬間、姫音のニーソックスの足が、僕の顔を思いっきり踏みつけた! ―――ガンっ!! そして続けて何度も、何度も、僕の顔に、姫音の黒いニーソの足が落ちてきた! 「変態! 変態! 変態! 兄さんの変態っ! 最低~っ!!」 ガンっ! ガンッ! ガンっ! ガンっ! ガンっ!! 姫音のニーソックスの足で、僕の顔が何度も踏みつけにされる、 踏まれるたびに、ニーソの足の鋭い衝撃と、汗を濃縮させた臭い匂いが顔じゅうに広がる。 「何、考えてるんですか!? 変態! 私から逃げもせず、突っ立てるまま! そんなに私の臭いニーソックスで、顔を踏まれたかったんですか!?」 見上げると姫音の怒った顔、心底蔑んだ目で僕を睨んでいる、 黒ニーソの太ももの間に姫音の白パンツ、姫音から踏まれるたびにチラチラ見える、 そして、姫音の黒ニーソックスの足、顔から離れたと思うと、すぐに黒い足が落ちてくる! 「私のニーソ、3日間ずっと履きっぱなしなんですよ! すごく臭いんですよ! どうしてそれで顔を踏まれたいと思ったんですか!? この変態! 変態! 変態っ!!」 ガンっ! ガンっ! ガンッ! ガンっ!! 容赦ない姫音の罵倒、止まらない姫音のニーソ踏みつけ、 姫音の怒った顔、姫音の怒鳴り声、姫音のニーソの足、姫音の足の臭さ、 全てが、僕をどうしようもないぐらいに興奮させる…! 「兄さんはマゾ何ですよ! 義妹の臭いニーソで踏まれて喜ぶ、最低な変態マゾです! 見て下さい! 兄さんの股間に張ったテント! 兄さん、勃起してるじゃないですかっ! 義妹に顔踏まれて勃起何て、どういう神経してるんですか!? バカ! ヘンタイっ!!」 ガンっ! ガンっ! ガンッ! ガンっ!! 621 名前:かなりニーソな同調義妹11 ◆D.t0LfF1Z. [sage] 投稿日:2011/09/25(日) 03 04 13.39 ID EYhHnxGl 姫音のニーソで顔を踏まれるたびに、姫音の可愛い声で罵倒される、 見下ろされている姫音の怒りの表情も相まって、僕の勃起物は興奮で震えた。 姫音は当然それを見逃さなかった、 姫音は僕の顔をさらにきつく睨みつけ、 まるでゴミを見るかのような目つきで僕を見下ろしてきた。 「兄さん、またチンポ、びくびくしましたね! 私に罵倒されて、感じたんですか!? 私の臭いニーソックスで顔踏まれてるだけでも、最低なのに、罵られても感じるなんて…! 兄さんのマゾ! ドMっ! 気持ち悪いっ! このっ、マゾ! マゾ! マゾっ!!」 ガンっ! ガンっ! ガンッ! ガンっ! ガンっ!! ああ…僕はやっぱりマゾだったのか… 姫音に恥ずかしい所を見透かされても、気持ち良かった…! だって姫音可愛いし、こんな可愛い女の子のニーソで顔を踏まれたら、たまらない… 「変態マゾな兄さんは、もちろん、私の臭~いニーソックスの匂いも好きですよね? そんな兄さんには、これから3日間履きっぱなしのニーソックスの足をたっぷりと、 嗅がせてあげる事にします。兄さんにとっては、これはご褒美になるんですよね」 姫音からの罵倒が止むと、急に機嫌の良い声で話しかけられる、 だが次の瞬間、笑顔の姫音を見て、僕は今まで体験した事のない恐怖を覚えた。 姫音はどこから取りだしたのか、大きく結び目の作ったタオルを手にしていた! 「兄さん、これ【猿轡(さるぐつわ)】っていうんですよ。兄さんなら知ってますよね。 こんな普通のタオルでも、この大きな結び目を兄さんの口の中に入れて縛ると、 兄さんは口で呼吸できなくなってしまうんですよ」 そう言うと、姫音は素早く、僕の口の中にタオルの結び目を突っ込み、 残ったタオルの布で僕の頭をきつく縛った、 ん、ん゛~、ふが、ふが…駄目だ、苦しくて口で呼吸できない… 「うん、これで兄さんは鼻以外で呼吸できませんね。 これで存分にニーソックスの匂いを、嗅ぐ事ができますよ。楽しみですね、兄さん♪」 これで僕は鼻で呼吸するしかなくなった、 この状態で姫音のニーソックスで顔を踏まれたら、 ニーソの足の匂いを嗅がないと、呼吸ができなくなるんだ…! こんなの酷い、こんなの楽しみであるはずないじゃないか…! 「私、兄さんに酷い事してると思いますか? してませんよね? だって兄さんはこの状況でも、チンポをギンギンに勃起させているんですよ。 これって私から無理やり、臭いニーソの足を嗅がされたいってことですよね、兄さん♪」 姫音が、笑顔で僕を見下ろす、 確かに僕は、今から姫音の3日間履きっぱなしのニーソックスを嗅がされるのに、 興奮して、勃起している、僕の体は一体どうしたんだろう…? 「それに、私はまだ優しいんですよ。本当なら、私のニーソックスの片方を、 兄さんの口の中に詰めて【猿轡(さるぐつわ)】にするつもりだったんですよ。それとも、 私が3日間履きっぱなしのニーソックスを、口の中でもごもごしたかったですか、兄さん?」 622 名前:かなりニーソな同調義妹12 ◆D.t0LfF1Z. [sage] 投稿日:2011/09/25(日) 03 06 15.68 ID EYhHnxGl 【嫌だ…! それだけは絶対に死んでも嫌だっ!!】 僕は必死に、首を何度も横に振った! 「うふふっ♪ そうですよね、大丈夫です。 私は『兄さんが本当に嫌だと思ってる事』は絶対にしませんから。 で~も、私の臭~いニーソの足は嗅いでもらいますからね♪」 そう言うと姫音は、ニーソックスの片足を僕の鼻の上に乗せる、 そしてニーソの足指を大きく広げ、僕の鼻を包むようにニーソの黒い生地を被せてきた、 ニーソの湿った感触と温かさが鼻にかかり、何とも言えない不快感が僕を襲った。 ここで僕は重要なことに気がついた、 まさか、これ、姫音のニーソを嗅がないと、鼻呼吸できないんじゃ… 「はい、私の臭~いニーソックスを通ってきた空気だけが、 唯一兄さんが吸える空気なんですよ、しかも鼻で♪」 姫音の黒ニーソの生地は、僕の鼻孔を完全に包み込み、黒いテントを作っている、 テントの中には、3日間に及ぶ姫音の汗と足の匂いが充満しており、 このおぞましい空気を鼻から吸わないと、呼吸できないだろう。 「さあ、兄さん。そろそろ息が苦しくなってきましたよね。 でも兄さんはちゃんと鼻から呼吸できるんですよ。 私が3日間履きっぱなしのニーソの匂いを嗅ぎながらですけど」 「そうそう、先に言っておきますけど、 もし兄さんが私のニーソの匂いを嗅いだら、私、すごく怒りますからね。 だって気持ち悪いじゃないですか、義妹のニーソを嗅ぐ人なんて」 ううっ…そんな事言いながら、姫音は僕にニーソの匂いを嗅がせる気じゃないか… 息が苦しくて、姫音のニーソを嗅いで呼吸をしても、 言った通り姫音はニーソを嗅いだ僕を軽蔑し、すごく怒るんだろうな… でも、このまま息を吸わないと窒息する、仕方ない… 僕は呼吸が苦しくなってきたせいもあり、姫音のニーソから、 思いっきり鼻で息を吸い込んだ…! すぅうううううううっ…っ!? あ゛あっ!! 臭っ! 臭すぎるぅううっ!! 姫音のニーソから蒸れた蒸気が鼻に流れ込み、凄まじい刺激臭に襲われた、 姫音の汗、蒸れた足の臭さ、ニーソの生地にしみ込んだ汚れの匂い、…全てが酷過ぎる!! 「あ~っ!? 兄さん! 何、義妹のニーソックスの足を嗅いでるんですかっ!! 兄さんの~、ヘンタイっ! ヘンタイっ! ヘンタ~イっ!!」 ガンっ! ガンッ! ガンっ!! 姫音は兄にいきなり、ニーソを嗅がれた義妹の演技をしてきた、 そして姫音に変態と言われる度に、姫音のニーソの足が僕の顔に力強く落とされる、 そのたびに姫音の太ももの間からパンツが見える、それに白い太ももの部分もイイ… だが、あまりの足の勢いが怖くなった僕は、時々目をつぶってしまった。 「兄さん! 私のニーソで顔を踏まれてる時は、ちゃんと私の足の裏を見て下さい! それに、兄さんが見ていいのは、顔に落とされてくる黒いニーソの足裏だけです! さあ、顔を踏みますから足を見てて下さいっ! ほらっ! ほらっ! ほらっ!!」 ガンっ! ガンッ! ガンっ!! 623 名前:かなりニーソな同調義妹13 ◆D.t0LfF1Z. [sage] 投稿日:2011/09/25(日) 03 08 27.52 ID EYhHnxGl 「何、目をつぶってるんですか! 私のニーソの足裏、見ててって言いましたよねっ! 何で見てくれないんです! 私のニーソで顔を踏みつぶされたいんですかっ!! 兄さんの顔をニーソの足で、ぐりぐりぐりぐり~っ! ぐりぐりぐりぐり~っ!!」 姫音が僕に罰を与えるように、体重を乗せた足で、顔を踏みにじってくる、 ニーソックスの臭い匂いが、顔じゅうに擦りつけられ、臭くてたまらない。 「次、目をつぶってたら承知しませんからね! ほらっ、これ、私が3日間履いたニーソの足です! 私の足っ! 足っ! 足~っ!!」 ガンっ! ガンっ! ガンッ! ガンっ!! 姫音に顔を黒ニーソックス踏まれながら、僕は必死に姫音の足を見る、 姫音の黒い足裏が僕の顔に落ちてくるっ! そして足が上がる… でもすぐに黒い足が落ちてくるっ!! 上がる… また黒い足の裏が落ちてくるっ!! 「情けないですよね。ずっと私の臭いニーソックスで、顔を踏みつけにされてるんですよ。 兄さんは、私の黒ニーソの足で支配されているんです。ず~っと、私のニーソの下で、 黒い足が顔に落ちてくるのを、ただ見ていることしかできないんですよ、うふふっ♪」 姫音は笑いながら、再び黒ニーソの足指の生地で僕の鼻を包む、 姫音のニーソ以外から空気を吸わせないように、再び隙間なく鼻孔を覆われてしまった。 「ほら、また嗅いでもらえますか? 嗅いだらすごく怒りますどね♪」 僕は鼻以外で呼吸できないため、姫音のニーソを嗅ぎながら鼻呼吸する、 すぅううううっ…ぐぁああっ、臭い! 臭すぎる! 鼻が、曲がるっ!! 「あ~っ!? また兄さんが、私のニーソックス嗅いでるっ!? ヘンタイっ!! 義妹のニーソを嗅ぐなんて、どういう神経してるんですかっ!! も~っ! 兄さんってホント、最低~っ!! 最低! 最低! 最低~っ!!」 ガンっ! ガンっ! ガンッ! ガンっ!! 変態な兄にニーソを嗅がれた義妹の演技は続いているらしく、姫音に罵倒されながら、 ニーソで顔を踏まれる。まるで本当に姫音に怒られてるみたいで、気持ちイイ…! そして、踏み終えると、すぐに姫音のニーソが僕の鼻を覆う。 「はいっ、兄さん。 私のニーソ、嗅いで下さい」 …僕は姫音のニーソックスを、嗅ぐ、 姫音が3日間履きっぱなした臭いニーソの足を、無理やり嗅がされる…! ああ…何度嗅いでも臭すぎる…これが女の子の足の匂い…!! 「きゃあっ!? まだ兄さんは、義妹のニーソ嗅いでるんですかっ!? いい加減にして下さいっ! 次、嗅いだら本気で怒りますよ! まったく、ニーソの足を 嗅ぐなんて、バッカじゃないんですかっ!? このバカっ! バカ! バカっ!!」 ガンっ! ガンッ! ガンっ!! 容赦ない姫音の罵声、ニーソに包まれた足の踏みつけがたまらない… 「ほ~ら、また3日間履きっぱなしの臭~いニーソックスの足ですよ♪」 また姫音の汗で湿ったニーソが鼻を包む、 鼻に乗せられただけでも、決して慣れることのない酷過ぎる臭さが僕を襲う、 しばらく僕は呼吸を我慢していたが、すぐに苦しくなってきた。 でも次、嗅いだら本気で怒るって言ってたな、姫音が怖い、怖い… 僕は唯一の鼻呼吸を何とか我慢して、姫音のニーソを嗅がないようにした。 624 名前:かなりニーソな同調義妹14 ◆D.t0LfF1Z. [sage] 投稿日:2011/09/25(日) 03 10 29.91 ID EYhHnxGl しばらくすると、僕が呼吸を堪えてるのがわかったせいか、 僕の鼻に姫音のニーソの足から強い圧迫が加わった。 「兄さん、息しないと苦しくありませんか? でも兄さんは鼻から呼吸できますよね。 いっぱい私の汗がしみ込んだ、すごく臭いニーソックスの足を嗅ぎながらですけど。 もう息が苦しいですよね。…嗅いで下さい、ほら…兄さん、嗅いで! 嗅いで下さいっ!!」 黒いニーソが僕の鼻を包んだまま、姫音の足からの鼻が潰れるぐらいの圧迫を受ける、 嗅いだらすごく怒られるだろう、でもここままじゃ、姫音に鼻をニーソで踏みつぶされる、 嗅ぐと怒られる、怖い、でもどんな風に怒られるんだろう、ああ、僕は姫音に怒られたい!! ついに僕は欲望のままに、姫音のニーソの匂いを鼻から吸い込んだ、 姫音の3日間の汗の匂い、姫音の足の匂いが臭くてたまらない、でも最高だっ! 「嫌ぁああっ!! また兄さんが私のニーソックス嗅いでるっ! もう信じられないっ! 次、嗅いだら本気で怒るって言いましたよね! 兄さんは、私に怒られたいんですかっ!?」 ああ…そうだ、僕は姫音のニーソの匂いを嗅いで、もっと怒られたいんだ…! 「へぇ~、兄さんは義妹の私に本気で怒られたいんだ。とっても変態な兄さん。 …じゃあ、たっぷり怒りましょうか…覚・悟・し・て・下・さ・い・ねっ!!」 姫音の黒ニーソの足が高く高く、振り上げられる… そして姫音の足がしこを踏むように、勢いよく振り落とされる…! ああ…姫音の黒い足裏が、僕の顔に、隕石のように迫る、落とされるっ!! 「兄さんの変態っ! オシオキですっ! ……ふんっ!!」 ―――ドッカーン!! ぐは~っ!!……うっ…あ、あっ… 顔に気絶するぐらいの強烈な一撃を受ける、 これが女の子の踏みつけの威力、黒ニーソックスで覆われた足…!! 「すごく痛かったですよね? 私、本気で兄さんの顔を潰すぐらい強く踏みつけました。 だって私、兄さんからニーソの匂いを嗅がれて、すご~く怒ってますから。 兄さんが私のニーソで顔を踏まれて気絶するまで、絶対に止めてあげませんからね!」 姫音の怖い声、姫音が心底軽蔑するような表情で僕を見下す、 ニーソを無理やり嗅がされて、怒られて、顔を思いっきり踏まれる、 不条理だ、理不尽だ、でもこんな風に姫音に苛められると、すごく興奮するんだ! 「兄さんの、ヘ! ン ! タ! イっ!! はぁあああっ……ふんっ!!」 ―――ドッカーン!! 僕の顔に、凄まじい姫音のニーソの一撃が落ちる、 頭にあまりの強い衝撃を受けて、僕はもう何も考えられなかった、 このまま姫音に思いっきり踏まれながら、僕は気絶していくんだ… 「義妹のニーソックスを嗅いでくる変態な兄さんは、 私のニーソで顔をグリグリされても、嬉しいんですよねっ!! だったらやってあげますよ、私が3日間履きっぱなした臭いニーソの足でっ!!」 「ほらっ、兄さんの顔を、私の臭いニーソの足で踏みつけ、ぎゅううううううううっ!! そして、力を込めて、顔をニーソで、ぐりぐりぐりっ! ぐりぐりぐりっ!!」 何度目だろうか、姫音のニーソで顔を踏まれ、きつく踏みにじられる、 顔に姫音の足の匂いが広がり、僕は意識を失いながらも、その匂いを嗅いでいた、 踏みにじられる痛さと足の臭さが強い快感となり、僕のモノはビクビク震えと喜んだ。 625 名前:かなりニーソな同調義妹15 ◆D.t0LfF1Z. [sage] 投稿日:2011/09/25(日) 03 12 36.14 ID EYhHnxGl 「うわぁっ! 最低っ! 兄さんのチンポ震えてる! これが気持ち良かったんですか! この変態マゾ男! そんなにニーソで顔踏まれるのが好きなら、もっと強くしてあげる! ふんっ!! ぐりっぐりっぐりっぐりっ!! ぐりっぐりっぐりっぐりっ!!」 姫音から踏みにじられる力が、さらに強くなる、 薄れゆく意識の中、姫音のニーソの圧迫、匂い、罵倒が僕を満たしていく… 「さあ、次はまた兄さんの顔を、ニーソでガンガン踏みつけてあげますよ! ほ~らっ、ヘンタイ!! マゾっ!! バカっ!! クズっ!! 気持ち悪いっ!! 豚っ!! ドMっ!! ニーソマニアっ!! 匂いフェチ男!! さいてい~っ!!」 ドカッ! ドカッ! ドカッ! ドカッ! ドカッ! ドカ~ッ!! 「臭いニーソで顔踏まれてるのに気持ちいいんですか? このド変態! 最低っ! ほらっ、もっと踏んであげます! 3日間履きっぱなしの黒のニーソックスで! 兄さんの…変態! 変態! 変態! 変態! 変態! 変態~っ!!」 ドカッ! ドカッ! ドカッ! ドカッ! ドカッ! ドカ~ッ!! 姫音から怒涛の連続踏みつけを顔に受ける、 僕はもう快楽の限界に達していたせいか、姫音に罵倒されながら一度顔を踏まれるごとに、 下着の中にどびゅっと一回の射精をしてしまう。 「あ~あ、義妹のニーソで顔を踏まれただけで、ついに射精までしちゃいましたか。 本当に変態な兄さんですね。うふふふっ♪」 「……変態っ!!」 ―――ドカ~ッ!! 姫音の最後の一踏みを受けて、僕は眠るように気を失う、 その寸前、見上げる僕の目に映ったのは、姫音の僕をバカにする笑顔だった、 ああ…気持ちいい、僕はとても幸せだ… …… …ん? 頬に何か柔らかくて、温かい感触がする、 それに、この頬に当たるザラザラとした生地の感触が気持ちいい… 「あっ、兄さん、目を覚ましましたか? どうです? 今、私のニーソックスで膝枕されているんですよ。 太ももの感触が気持ちいいでしょ?」 黒いニーソに詰まった姫音のムチムチ太もも、 僕はそれに顔を乗せて今まで気絶していたのか、 気絶していた時に、気持ちいい太ももの感触を味わえなかったのが、何とも悔やまれる… 「うふふっ♪ 別に兄さんだったら、いつでもしてあげますよ。 今日、兄さんがどれほど義妹のニーソックス好きか、十分に分かりましたからね♪」 僕は今日、姫音のニーソックスで顔を踏まれただけで、射精に至った、 また僕の兄としての尊厳が一つ潰されたわけか… 「兄さんのお漏らしパンツは、新しいのに履き返させてあげてますよ。 ついでに、このニーソも新しく履き換えたんで、もう臭くはないはずです。 もしかして、兄さんは私の臭~いニーソの方がお気に召しましたか? うふふっ♪」 僕が気絶している間に、姫音が射精した下着を替えていたのか、すごく恥ずかしい… 新しく履き換えたニーソからは、臭い汗の匂いは無かったが、 太ももから女の子の良い匂いがして、少し興奮した。 626 名前:かなりニーソな同調義妹16 ◆D.t0LfF1Z. [sage] 投稿日:2011/09/25(日) 03 14 47.54 ID EYhHnxGl 僕は、太もものムチムチと、ニーソのザラザラの感触をもっと味わいたくて、 思わず姫音のニーソ太ももに深く頬ずりをしてしまった、 あっ…思わずやってしまった!? 姫音、怒るかな…? すると、ポコン…と優しくグーで頭を殴られた。 「もうっ…兄さんのエッチ。そんなに私のニーソ太ももが、気持ちいいんですか? だったら、もっと兄さんの顔を、私の太ももに押し付けてあげますね。 えいっ、むぎゅうううううううっ♪」 姫音に顔を押さえられ、僕の頬が姫音のニーソ太ももに深く押し込まれる、 黒いニーソに詰まったムチムチ太ももの感触を頬で味わう、 姫音の太もも気持ちいい、柔らかくて、ムチムチ、温かい、イイ匂いがする…! …でもどうして、姫音はここまでしてくれるんだろう? まるで姫音は、いつも僕の欲求を満たそうとしてくれる、 僕のコアな欲望さえ、姫音は読み取り叶えてくれた。 姫音に何の得があるんだろう? 姫音は何を望んでいるのだろう? 姫音の目的は一体何だろう? 僕の中で姫音に対する疑問が渦巻く、 そして僕は昔の姫音の記憶を失っている…思い出せてもすごく曖昧な感じだ、 もしかしたら、それに関係が… 「……兄さん、私のニーソ太ももで、顔を挟まれてみますか? ニーソの感触とニーソからはみ出た太ももの感触を、いっぱい楽しめますよ。 兄さんから来ないなら、私から兄さんの顔を挟みこみにいきますね。えいっ♪」 僕が昔の姫音について考えていると、 膝枕をしてくれていた姫音の太ももが、突然、片方だけ僕の顔の上に乗せられた、 僕の顔は、柔らかくてムチムチな姫音の太ももに、挟みこまれてしまった…! 「兄さん。今から兄さんの顔を、私のニーソ太ももで圧迫して、興奮させてあげます。 兄さんは何か余計な事を考えているようですが、私の太ももで挟まれている間は、 エッチな気分になって、そんな事は考えられなくなりますよ」 僕の顔は、姫音のニーソ太ももに挟まれて、すでに興奮状態だった、 思考が鈍くなる、でも僕の曖昧な記憶は、姫音にとって何か大事なことだった気がする… 頼むから思い出してくれ…思い出さないといけない気がする… 「思い出す必要はありません。兄さんは、今、私の太ももで挟まれて気持ちいいですよね。 兄さんは、ずっと私にエッチな事をされて、気持ち良くなっていればいいんです 余計な事は考えなくていいです。必要な事は全部私が考えて、私がしてあげますから…」 「さあっ、今から兄さんの顔を、私のニーソ太ももで圧迫します。 私の太ももで挟まれて、すごく気持ち良くなって、頭の中をめちゃくちゃにしてあげます。 ニーソ太ももで、顔面圧迫っ! ふんっ、ん゛ん゛んんんんんん~~っ!!」 僕の顔に、姫音のニーソ太ももの強い圧迫が加えられる! ニーソの太ももが僕の顔を強く挟み、エッチな興奮で僕の思考を乱す、 まるで姫音が僕に昔の事を、思い出させないようにするために… 「ほら兄さん、これが女子高校生のニーソ太ももですよ。こんなので顔を きつ~く挟みこまれたら気持ちいいですよね、興奮しちゃいますよね! いいですよ、 もっとエッチな気分になって下さい! 私のムチムチなニーソ太ももでっ!!」 627 名前:かなりニーソな同調義妹17 ◆D.t0LfF1Z. [sage] 投稿日:2011/09/25(日) 03 16 34.24 ID SJVC6xcw ニーソのざらざら感、ニーソからはみ出た太もものスベスベ感がたまらない、 そして、ムチムチの太もも全体で、僕の顔を圧迫し、気持ち良くする…! ああ、考えていた大事な事が消えていく…太ももの感触が頭の中を支配していく…!! 「兄さん。私のニーソ太ももで顔挟まれて、気持ちいいでしょう? もっと気持ち良くして、興奮させて、もう何も考えられなくしてあげます。 私の両太ももを擦り合わせて、兄さんの顔をニーソ太ももの中で溺れさせてあげる」 姫音の両太ももを動かすたびに、僕の顔に黒ニーソの生地と白い太ももが擦れていく、 黒ニーソ生地に詰まった黒い肉と、ニーソからはみ出た白い太ももの肉で僕は圧迫される、 僕の顔は、姫音の太ももに強く挟まり抜け出せない、ずっとニーソ太ももで溺れたままだ。 「兄さ~ん? もう余計な事、考えてませんよね? もう一回兄さんの顔、ニーソ太ももで圧迫してあげますね。 必殺、太もも顔面圧迫っ! ふんっ、ん゛ん゛んんんんんん~~っ!!」 また姫音の太ももが、僕の顔を強く圧迫する、 柔らかくて、ムチムチする太ももに、顔をきつ~く挟まれて、僕は歓喜の声を上げた ああ…姫音のニーソ太ももの圧迫が、とても気持ちイイ! もう何も考えられない… 「うふふっ♪ 私のニーソ太ももが気持ち良くて、 もう何も考えられなくなっちゃいましたね、兄さん♪ では、後は仕上げをするだけ…」 僕は、姫音の太ももに顔を挟まれて恍惚感に浸っていた… 気持ちイイ…女の子の太ももに顔を挟まれると、こんなに気持ち良くなれるんだ… 「必殺、首四の字のニーソ固め♪ え~いっ♪」 うわっ! 突然、僕の頭を乗せていた姫音の太ももが崩れる、 その瞬間、2本の黒ニーソの脚と太ももが僕の首に巻きついてきた、 顔も太ももできつく挟みつけられている、何かの技なのか、これ…? すると僕の疑問に答えるように、姫音の上機嫌な声が僕の上から聞こえてきた。 「うふふ~っ♪ 兄さん、『首四の字固め』って知ってますか? 今、兄さんが、私にかけられている太ももを使った絞め技です。 兄さんはこれから私のニーソ太ももで、思いっきり絞め上げられるんです、…よっ!!」 「よっ!!」という声とともに、姫音は自分の脚と太ももに力を入れた、 すると僕の首は姫音のニーソの太ももで一気に絞め上げられ、呼吸ができなくなった!う゛う…あっ…く、苦しい…全然、息が…できない… しばらく姫音の太もも絞めが続いたが、僕が気絶する寸前、急に絞めつけが緩くなった、 僕の後頭部は姫音のスカートの股間に置かれおり、姫音に上から顔を覗きこまれる。 「くすくす♪ 兄さん、私のニーソ太ももで首絞められて、苦しいでしょ。 これから兄さんは、義妹の柔らかくてムチムチな太ももで顔を挟まれながら、 黒ニーソの脚と太ももで情けなく絞め落されちゃうんですよ♪」 姫音から小馬鹿にしたような顔で見下ろされる、 僕の顔は姫音の両太ももで完全にロックされ、もはや脱出することは不可能だ、 姫音の太ももの絞めつけ加減で、いつでも容易に僕の意識を奪うことができるのだった。 「大丈夫ですよ、すぐには絞め落したりはしません。 少しずつ、少しずつ太ももに力を込めて、兄さんの顔を私の太ももで挟みこんであげます。 兄さんに私の太ももを味あわせながら、ゆっくり、ゆっくり絞め落してあげますね」 「ほ~ら、ほ~ら♪ ニーソの太もも、太もも♪ 兄さんのお顔を少しずつ圧迫、圧迫♪」 628 名前:かなりニーソな同調義妹18 ◆D.t0LfF1Z. [sage] 投稿日:2011/09/25(日) 03 19 14.65 ID SJVC6xcw そう言って姫音は、僕の顔の両側に柔らかな太ももの圧迫を少しずつ加えていく、 顔を動かせない僕は、ニーソに詰まった太ももからムチムチな肉の圧迫を全て顔で受けた、 次第に太ももからの圧迫が強くなる、僕の顔は太ももの圧迫でぎりぎりと潰されていく。 その様子を上から、嘲笑の笑みを浮かべた姫音に見下ろされる、 太ももの圧迫と絞めつけがきつかったり、息ができなくて僕がうめき声を上げるたびに、 姫音からくすくすと笑われ、僕に可愛らしい笑顔を見せてくる。 「ぷっ…くすくす♪ 兄さんの苦しそうな顔が私のニーソ太ももに、 きつ~く、きつ~く挟まれてぺっちゃんこになってますね。 すっごく不細工~、変な顔♪ あ~あ、みっともない、みっともない♪」 姫音から太ももの絞め技だけでなく、言葉でも苛められる、 でも姫音に一方的に太ももで絞めつけられ、辱めを与えられる屈辱感が気持ちイイ、 それを姫音から可愛い笑顔で馬鹿にされたら、もうたまらなくなる…! だが、姫音の太ももで顔を挟まれる快楽と絞められて息ができない苦痛を味わう中、 ずっと笑顔で僕を見下ろす姫音に、僕は違和感を覚えだした。 透き通った栗色の髪、ぱっちりとした大きな瞳、整った可愛らしい顔つき、 間違いなく姫音は美少女と言える、そんな笑顔の姫音は本当に女神のようだ、 子供の姫音もさぞかし可愛らしかった…のかな? ん? あれ…? 子供の頃から僕と姫音は一緒に暮らしていたはずなのに、 どうしてもこの頃の笑顔の姫音が思い出せない… でも上を見上げると可憐な姫音が、変わらず僕を笑顔で見下ろしている。 それを見て僕はある事実に行きついてしまった、 姫音は子供の頃、僕に笑顔を見せたことは一度もなかった、 僕は姫音と子供の頃から一緒に暮らしてきたのに、一度も笑った顔を見たことはない。 だったら、昔の僕と姫音の関係は… 「太もも、超、顔面圧迫っ!! ぎゅううううううううううううううっ!!」 突如、姫音の黒ニーソの太ももが死ぬほど強く顔を挟んできた、首も強く絞められ苦しい、 そして、僕を太ももで絞めつけながら、姫音は僕に笑顔で見下ろしてくる、 姫音の大きくてパッチリした綺麗な瞳が、僕の目を見つめてきた。 「何を考えていたんですか兄さん。昔の事は思い出さなくていいって言いましたよね。 私、本気で怒っちゃいますよ。もうこのまま兄さんを絞め落しちゃいますけど、 …ちょっと私の目を見ててくれませんか?」 姫音の顔は、僕が好きなエロゲのヒロイン、『朝倉音夢』にそっくり似せられている、 きっと100%僕好みの顔にして、僕を姫音の虜にしやすくするためだ、 その姫音の可愛い顔の目に、僕は吸い込まれる…! 「兄さんはもう余計な事を考えてはいけません。 ずっと私に気持ち良くされる事だけを、考えていれば良いんです。 兄さんは、こんな可愛い私に、ず~っと、ず~っと気持ちイイ事されていたいですよね?」 姫音が僕を洗脳するかのように、優しく不思議な表情で僕に語りかけてくる、 僕は姫音の綺麗な瞳から、目を逸らす事ができなかった… 「兄さんは私の事を、義妹だけど可愛いと思ってますよね。いいんですよ。 義妹にエッチな欲望を持っていいんです。だって今、私のニーソ太ももに絞められて、 すごく気持ちいいですよね。ほらっ、締め付けもっと強くしてあげます、…んん゛~っ!!」 ぐぅっ…ああっ…! 姫音の太ももの圧迫がさらに強くなる、首が絞められて苦しい! そして柔らかい姫音のニーソ太ももで、顔が潰れるぐらいきつく挟まれる…! その様子をじっ~と姫音の可愛い笑顔で見下ろされる、それがすごく気持ちいい! 629 名前:かなりニーソな同調義妹19 ◆D.t0LfF1Z. [sage] 投稿日:2011/09/25(日) 03 20 57.79 ID SJVC6xcw 「兄さん、思いっきり私のニーソ太ももで締め上げられているのに、気持いいんですか? うふふっ♪ 兄さんって本当に変態ですね~。今から私の言うことを聞けば、 これからも、エッチなことで気持ち良くしてあげるって言ったらどうしますか~?」 姫音の瞳が僕の顔を見下ろす、すごくカワイイ顔だ、 ああ…もちろん、僕はカワイイ姫音に、気持ちイイ事をされたい… 今日みたいに顔をニーソックスで踏まれたり、太ももで思いっきり挟まれたいっ! 「じゃあ、もう昔の事は考えないって約束できますか? 約束したら私のニーソ太ももで、天国に連れて行ってあげますよ♪」 姫音は天使のような可愛い笑顔で僕に上から微笑みかける、すごくカワイイ… 僕は既に姫音からニーソ太ももで顔を挟まれながら、首を締め上げられて興奮状態だ、 僕はもっと姫音に気持ち良くされてみたくて、バカみたいにうんうんと頷いてしまった。 「うふふふっ♪ じゃあ、素直な兄さんにご褒美をあげますね♪ もう何かも忘れるぐらい、すごく気持ちいいです…よっ!!」 ……んっ!? ぐあぁああっ…!? 顔を挟んでいる姫音のニーソ太ももが、これまでないぐらい一気に僕の顔を絞めつけた! 顔が潰れる…潰れる…! 首がめちゃくちゃ絞められるっ! く、苦しい…っ!! 「うふふっ♪ うふふふっ♪ 苦しいですか~? それとも、気持ちいいですか~? うふふっ、兄さんの顔、パンパンに張れ上がちゃって面白いですね。あはははっ♪」 姫音のムチムチなニーソ太ももで顔を挟まれ、側面から潰されるぐらいの圧迫を受ける、 そして上からは、姫音に嘲笑に満ちた可愛い笑顔で見下ろされる、 僕は姫音のニーソ太ももに、きつく首の頸動脈を絞めつけられ限界を迎えていた。 「兄さんが完全に意識を失うまで、可愛い義妹の私が、笑顔で兄さんの顔を、 じ~っと見つめていますからね♪ 私からエッチな興奮をたっぷり受けながら、 義妹のニーソックスの太ももで、絞め落されて下さいね♪ うふふふっ♪」 ああ…姫音の笑顔を見ながら、姫音の太ももで絞め落される…! さっきまで何か大事な事を思い出そうとした気がするけど…もう完全に思い出せない… 姫音の笑顔とニーソ太ももの感触で、もうどうだって良くなる…! それに姫音の目を見ていると、僕の中から、大切な何かが消えていく気がする… その代わり、姫音の事がどんどん可愛く思えて来て、エッチな事をされたくなる…! そして、このまま、僕の意識は消えていくんだ… 「あっ!? そろそろ、兄さんが落ちそうですね。 じゃ、トドメを刺してあげます。次に目が覚めたら、今日の事は多分忘れてると思います。 それまで、私のニーソ太ももで、お・や・す・み・な・さ・いっ!! ……ふんっ!!」 最後の姫音の太ももからの一絞めによって、僕の意識は闇へと沈む… 姫音の笑顔と太ももの感触だけが僕に与えられた最後の感覚だった。 一体、僕は…姫音のことをどれだけ知っているんだろう、 やっと掴めた気がしたのに逃がしてしまった、失敗だ… じゃあ僕にとって姫音は一体、何なんだろう、 …わからない、もう消えてしまったのだろうか、 完全に気を失う寸前、僕はそんなことを考えた気がした。 前へ 目次 次へ