約 575,912 件
https://w.atwiki.jp/83452/pages/16684.html
唯「あ・・・」 澪「ひっ・・・だ、誰?」 唯「澪ちゃん!」 唯「澪ちゃん!どうしてここに?」 澪「えっどうして私の名前を・・・」 唯「え?澪ちゃん何言って・・・」 澪「そもそもこの世界になんで人が・・・あ」 澪「もしかしてあなた・・・」 澪「平沢唯さん?」 唯「・・・」 澪ちゃんは私の事を覚えていない・・・? どうして? ・・・なるほど、なんとなくだけど分かってきた やっぱり私は消えたんだ 現実の世界から 唯「あの~」 澪「ひっ!」 澪「・・・平沢唯さんですか?お、お化けですか?」 唯「・・・ぷっ」 唯「あははは、お化けって澪ちゃん」 澪「うう・・・」 唯「私は平沢唯だよ、お化けじゃないから安心して」 澪「良かった・・・でもあなたは一体誰なんですか?なんでここに?」 唯「それは・・・」 それは私にも分からない ただ分かる事は、私は現実世界からは消えてしまった でも夢の世界からは消えなかった それしか分からない 一体どうなってるの・・・? 唯「えっと・・・」 澪「あ、扉が」 唯「えっ?ほ、ほんとだ!扉が出た!」 唯(でもどうして急に扉が?さっきまで全然出なかったのに) 澪「今度は何だ?」 『あなたにはこれから二つの選択をしていただきます』 『あなたの望む扉を開けてください』 唯(どんな選択が・・・) 『平沢憂が消える』 『鈴木純が消える』 唯「!!」 澪「消える・・・?」 澪「消えるってなんだ?」 唯「澪ちゃん」 澪「あ、えっとえっと」 澪(もうなんなんだよ~・・・頭がこんがらがってきた) 澪(今度の選択は『消える』?『消える』ってなんだ?) 澪(あとこの平沢唯さん。一体誰?なんでここに?私が連れ戻したのか?) 澪(連れ戻したってどこから?ああもう何が何やら) 唯(澪ちゃんも相当困惑してる) 唯(でも私も何が何やら) 唯「お、落ち着いて状況を整理しよう」 澪「は、はい」 澪「・・・というわけで・・・」 唯「・・・ふむふむ・・・」 唯(なるほど、今は澪ちゃんが夢を見てる張本人なのか) 唯(それで『私をこの世界に連れ戻す』って扉を開けたから) 唯(私は帰ってこれた・・・この世界にだけ) 唯(まあ現実世界では消えたままみたいだけど) 唯(扉が出なかったのも夢を見てるのが澪ちゃんだから) 唯(澪ちゃんが来ないと扉は現れない・・・) 唯(そして澪ちゃんは今回初めて『消える』扉を開ける) 唯「なんとなく分かったよ」 澪「私は全く分かりません・・・そもそも平沢さんは一体何者なんですか?」 唯「う~ん、なんて言ったらいいのか」 唯(澪ちゃんは私が消えてる世界にいるから) 唯(私の事はまったく知らないんだよね) 唯(『消える』扉もまだ開けた事がないからそんな事態信じられない・・・当然だよ) 澪「平沢さんの事を信じてないわけじゃないんですけど、やっぱり・・・」 唯「うん、信じられないのは分かるから気にしないで」 唯「でもこの選択肢を見て」 『平沢憂が消える』 『鈴木純が消える』 唯「消える、っていうのはほんとに消えちゃうの」 唯「世界に最初から存在しない事になっちゃうの」 澪「そんなバカな事が・・・」 唯(ほんとはこんな事したくないんだけど・・・) 唯「・・・試しに扉を開いて現実世界に戻ってみて」 唯「口で説明するのは限界があるから・・・」 唯(私最低だ・・・) 澪「この扉を開いたら、どちらかが消えるんですか?」 唯「・・・うん、最初から居なかった事になるんだよ」 澪「二人とも梓の友達で・・・あ、でも平沢憂ちゃんって」 唯「私の・・・」 唯(妹だ、って言っても今は信じてもらえないよね) 唯「ううん、なんでもない」 澪(何かあるのかな?どっちも平沢って名字だし) 澪「じゃあ、鈴木さんの扉を・・・」 唯「・・・」 唯(今嬉しいって思っちゃった・・・私ってほんとに最低・・・) 澪「開けますね・・・」ギィィ ・・・・・・・・・ 唯「行っちゃった」 唯「澪ちゃんに信じてもらえないと話が始まらないとはいえ」 唯「試しに開けてみて、なんて・・・」 唯「人の命を・・・ううん、人の存在を何だと思ってるの?私は・・・」 唯「酷すぎるよ・・・」 唯「せっかく世界が元に戻ったのに」 唯「また消えていくなんて」 唯「一体なんなの?この夢は」 唯「はあ・・・どうしたらいいんだろう」 唯「そもそもどうして選択肢が変わって『私を連れ戻す』なんて扉が・・・」 唯「考えても分かるわけないか・・・」 唯「こんな夢の事なんて・・・」 唯「まだかな澪ちゃん」 澪「・・・」 唯「あ、澪ちゃん」 澪「・・・」 唯「・・・消えたんだね、鈴木さんが」 澪「・・・」コクン 唯「これで・・・私の言う事信じてもらえたかな?」 澪「・・・」コクン 唯「じゃあもう一度話そう、今度は全部理解してもらえるまで話すよ」 澪「・・・」 ~~~ 唯「・・・というわけなんだよ」 澪「じゃあ平沢さんも私と同じ夢を見てて、最後は自分を消して・・・」 澪「消えたみんなを元に戻した・・・」 唯「うん」 澪「それを私が・・・連れ戻した」 唯「うん」 澪「信じられないような話だけど、今日鈴木さんが消えて・・・」 澪「信じるしかないみたいですね」 唯「うん」 澪「・・・」 唯(つらいよね、やっぱり・・・) 唯(なんとかしてちょっとでも元気づけなきゃ) 唯「ねえ澪ちゃん」 澪「はい」 唯「私いくつに見える?」 澪「・・・はい?」 唯「ねえねえいくつに見えるかな?」 澪「えっと・・・」 澪「同い年くらいですか?」 唯「うん正解!同い年だよ!だから敬語はやめよう!」 澪「え、でも・・・」 唯「いいからいいから」 澪「わ、わかった」 唯「えへへ」 唯「私けいおん部だったんだよ」 澪「えっ!?」 唯「信じられないのは分かるよ、覚えてないんだもんね」 澪「そう、だったのか・・・」 澪「ごめん、思いだせなくて・・・」 唯「仕方ないよ、私は消えてるんだから」 澪「そっか、私たち一緒にバンド組んでたんだ」 唯「うん、とっても楽しかった!」 澪「そう言われると照れるな」 唯「澪ちゃんは恥ずかしがり屋さんだもんね」 澪「・・・ほんとに、どうして思い出せないんだろう」 澪「きっと平沢さんとは仲が良かった・・・んだよね?」 唯「うん!とっても!」 澪「覚えてる平沢さんが羨ましいな」 唯「私と澪ちゃんとりっちゃんとあずにゃんの4人で、いろんな事したんだよ」 澪「・・・え?」 唯「・・・そうだよね、澪ちゃんにとってはけいおん部は3人で・・・」 澪「い、いやそうじゃなくて」 澪「ムギは・・・?」 唯「?」 唯「ムギ・・・ってなんの事?」 澪「いやムギだよ琴吹紬、キーボードで作曲担当で」 澪「いつもお茶を入れてくれる優しい・・・」 唯「な」 唯「何言ってるの澪ちゃん・・・」 唯「琴吹紬?キーボード?っていうかお茶?なんでお茶?」 唯「何の事・・・?」 澪「なっ・・・え?なんで?」 唯「誰?琴吹紬・・・ちゃん?」 澪「・・・」 澪「そっか・・・」 唯「・・・」 澪「平沢さんがいた世界では、ムギが消えてたんだ・・・」 唯「!・・・そんな事って・・・」 澪「私が知ってる放課後ティータイムは私、律、ムギ、梓」 唯「放課後ティータイムって何?」 澪「私たちのバンド名だよ」 唯「私の知ってるバンドは・・・名前なんてなかったよ」 唯「私、澪ちゃん、りっちゃん、あずにゃんの4人」 澪「あずにゃんってのは梓?」 唯「あ、うん」 澪(あずにゃんって何だ) 唯(あずにゃんって誰も呼ばないんだ、私がいないと) 唯(琴吹紬をムギってのもどうかと思うけど) 澪「つまり平沢さんの前には、ムギが夢を見ていた」 澪「ムギも自分を消して世界を元に戻した・・・」 唯「その・・・『ムギちゃん』がいない世界で今度は私が夢を見て」 唯「次は私が消えた世界で澪ちゃんが夢を見る」 澪「なんなんだ一体・・・」 唯「終わりが来ないって事・・・?」 唯「この夢は誰かから誰かに移って」 唯「永遠に誰かを苦しめ続けるの・・・?」 澪「悪夢だな・・・本当の」 唯「そんな・・・この夢からは永遠に解放されないの?」 澪「・・・」 唯「・・・」 澪「とりあえず今回の選択肢を見てみよう」 『あなたにはこれから二つの選択をしていただきます』 『あなたの望む扉を開けてください』 澪「・・・」 『琴吹紬が消える』 『中野梓が消える』 唯「『ムギちゃん』かあずにゃんのどっちかが消える・・・」 澪「一体どうすればいい・・・?」 唯「・・・」 唯「澪ちゃん」 澪「なに?」 唯「『私を連れ戻す』選択肢が出た時、何故か扉の文字が変わったって言ったよね」 澪「うん」 唯「なんでかな?」 澪「えっ?」 唯「なんでそんな事が起こったんだろう」 澪「それは・・・分からないよ」 唯「澪ちゃん、この夢の世界で何か変わった事とかしなかった?」 澪「変わった事?」 唯「扉を開ける以外に・・・なんでもいいから」 澪「扉を開ける以外には何も・・・」 澪「・・・あっ!」 澪「私、その選択の一日前の夢で」 澪「両方の扉を開けた!」 唯「!」 澪「起きたら両方の選択肢が反映されてて」 澪「そしたら次の日の夢で扉の文字が変わって・・・」 唯「それだよ!」 澪「えっ?」 唯「私は今まで『二つの選択』の意味を取り違えてた」 唯「今までは『Aの扉を開ける』か『Bの扉を開ける』かが二つの選択だと思ってた」 唯「でも違うんだよ」 唯「澪ちゃんが両方の扉を開けて、さらにどっちも現実に反映されたって事は」 澪「『二つの選択』の本当の意味は違う・・・!」 唯「それがまだ何か分からないけど」 唯「本当の意味にたどり着けたらもしかして・・・」 澪「すべて元通りに?」 唯「うん!もしかしたらだけど・・・」 澪「じゃあ考えないと!本当の『二つの選択』の意味を!」 唯「両方の扉を開ける事が出来たなら」 唯「『扉を一つ開ける』か『扉を二つ開ける』かが本当の選択?」 澪「でもそれじゃ何も変わらなかったし・・・」 唯「でもこの選択をしたら次また扉の文字が変わるかも」 唯「やってみる価値はあるよ・・・けど」 澪「・・・」 唯「これを試したら二人一気に消える・・・」 唯(本当の『二つの選択』の意味を探すには) 唯(試すしかない・・・けど) 澪「・・・やるよ、私」 唯「澪ちゃん」 澪「平沢さんの話じゃこのまま誰かが消え続けるだけ」 澪「なんとかしないと結局皆消えちゃう・・・だから」 澪「ここはやるしかない」 澪「私が・・・この夢からみんなを救うんだ」 澪「平沢さんの事も救う・・・!」 唯「澪ちゃん・・・」 澪「心配しないで、私・・・大丈夫」 澪「ちゃんと皆を消した罪は背負っていくから」 唯「・・・ごめんね、ありがとう」 澪「それじゃあ行くよ」 唯「うん」 唯「待ってる」 澪「ああ、また戻ってくるから」 唯「・・・」 澪「・・・んっ」バン!バン! ・・・・・・・・・ 3
https://w.atwiki.jp/83452/pages/16683.html
澪「ここどこ?」 気がつくと私は真っ白な空間に一人でいた 澪「家にいたはずなのに」 澪「一体なんなんだ?」 澪「・・・」 澪「怖くなってきた」 澪「うう・・・」 澪「・・・あれ?こんなところに扉が」 澪「さっきまで無かったのに・・・」 澪「なんだ?この扉」 澪「何か書いてある」 『あなたにはこれから二つの選択をしていただきます』 『あなたの望む扉を開けてください』 澪「どういう事だ?」 澪「あ、また扉に文字が」 『明日は晴れ』 『明日は雨』 澪「なんだ?これ」 澪「う~ん、とりあえず晴れの扉を開けてみよう」 澪「えい」ギィィ ・・・・・・・・・ 澪「ん」 澪「私の部屋・・・」 澪「変な夢だったな」 澪「今日の天気は、っと」 澪「晴れ・・・か」 澪「・・・」 澪(なんだったんだろう、あの夢) 澪母「ごはんよー」 澪「あ、今行くよママー」 澪(まあ気にしても仕方ないか) 学校 澪「おはよう」 律「おーっす」 紬「おはよ~」 律「もうすぐクリスマスだなー」 澪「今年は浮かれてる余裕ないぞ、受験なんだから」 律「分かってるって」 さわ子「はいみんな席についてー」 和「起立、礼、着席」 ガタガタ 憂「おはよう、今日も寒いね」 梓「うん・・・」 憂「梓ちゃんどうしたの?」 純「先輩たちの受験が心配で夜も眠れないんだってさ」 梓「そ、そんなことないもん!」 梓「・・・ちょっと寝不足なだけで」 憂「そっか、けいおん部の皆さんは受験なんだよね」 梓「律先輩が特に心配だよ・・・」 憂「大丈夫だよ、きっと」 澪の自宅 澪「ふう、今日はここまでにしようかな」 澪「ちょっとだけエリザベスを・・・いやいや駄目だ」 澪「受験が終わるまで我慢!」 澪「さて、じゃあそろそろ寝ようかな」 澪「・・・」 澪「・・・」スヤスヤ 澪「・・・」 澪「あれ?」 澪「またこの夢?」 私はまた、真っ白な空間にいた 澪「怖い・・・なんなんだよ~・・・」 澪「あ、また」 『あなたにはこれから二つの選択をしていただきます』 『あなたの望む扉を開けてください』 澪「早く目を覚ましてよ私・・・」 『明日のティータイムは紅茶』 『明日のティータイムは白湯』 澪「白湯って」 澪「・・・なんか気が抜けたな」 澪「ほんとに白湯が出たら面白いかも」 澪「という事で白湯の扉を」ギィィ ・・・・・・・・・ 澪「・・・起きたのか」 澪(それにしても二日連続で同じ夢を見るなんてどうなってるんだ?) 澪(もしかしてお化けの仕業なのかな・・・) 澪(お化けが私にとり憑いて・・・) 澪「ひいっ!」 澪「・・・」 澪(とりあえず気にしないでおこう) 澪(・・・ほんとに白湯が出たらどうしよう) 放課後、部室 紬「それじゃお茶入れるわね」 澪「ありがとムギ」 澪(なんだ、ちゃんとお茶じゃないか) 澪(心配しすぎだったみたいだ、同じ夢を二日連続で見るくらいよくある事で・・・) 紬「あっ」 律「どうしたムギー?」 紬「えっと・・・」 澪(え?) 紬「お茶切らしてたみたい・・・」 澪「・・・」 紬「お湯を沸かした後で気づいて・・・」 律「ムギが悪いんじゃないんだから気にする事ないって」 梓「そうですよ!白湯でも寒い日にはごちそうですよ」 律「なんかおばあちゃんみたいな事言うんだな梓」 梓「べ、別にいいじゃないですか」 澪「・・・」 紬「ごめんね澪ちゃん、今すぐ取ってくるから・・・」 澪「あ、いやそんなんじゃないんだよ」 澪「私白湯大好きなんだ!」 紬「ごめんねみんな・・・」 律「だから気にするなってば」 梓「毎日ありがとうございますムギ先輩」 紬「・・・うふふ、こちらこそありがとう」 澪(まさかほんとに白湯が出るとは・・・) 自宅 澪(3年間で白湯が出た事は今日が初めてだった) 澪(まさかあの夢は本当にお化けの仕業?) 澪(うう・・・いやだよ怖いよお・・・) 澪(寝るのが怖い・・・) 澪「・・・」 澪「・・・」スヤスヤ 澪「・・・」 澪「また・・・怖いよ助けてよお・・・」 『あなたにはこれから二つの選択をしていただきます』 『あなたの望む扉を開けてください』 澪「でもこの選択肢自体はあんまり現実世界に影響がないから・・・」 澪「それだけがせめてもの救い・・・」 『秋山澪の父親が風邪をひく』 『秋山澪の母親が風邪をひく』 澪「・・・」 澪「なんだよこれ・・・」 澪「パパとママのどっちかが風邪・・・?」 澪「この扉を開けたら本当になっちゃうの?」 澪「・・・」 澪「私の選択次第で」 澪「パパとママが・・・」 澪「パパ・・・」ギ・・・ 澪「ママ・・・」ギ・・・ 澪「こんなの選べるはずないよ・・・」 澪「私には」 澪「選べない!」 澪「どっちかなんて選べない!」バン!バン! ・・・・・・・・・ 澪「あっ」 澪「私、両方の扉開いちゃったかも・・・」 澪「どうなるんだ・・・?」 澪「とりあえずリビングに行ってみよう」トタトタ 澪「おはようパパ、ママ・・・」 澪母「おはよう澪ちゃん・・・」 澪父「おお、澪は無事か・・・良かった」 澪「どうしたの二人とも!?」 澪母「二人仲良く風邪ひいちゃって・・・」 澪父「まいったな・・・」 澪「わ、私看病するよ!」 澪母「いいのよ、私たちでなんとかするから」 澪母「澪ちゃんは心配しないで学校行ってらっしゃい」 澪「でも・・・」 澪(やっぱりあの夢は本当だったんだ) 澪(私のせいで二人とも風邪ひいて) 澪(のんきに学校なんて・・・) 澪母「大丈夫だから、ね?」 澪「う、うん」 澪(あの夢で選んだ選択は現実になる) 澪(しかも今日の夢は直接人に危害を加える選択だった) 澪(じゃあ明日は?明日はもっと・・・) 澪「・・・」 ―――― 澪「ただいま」 澪母「おかえり澪ちゃん」 澪「風邪良くなったみたいだね」 澪母「うん、もう大丈夫よ」 澪「良かった・・・ほんとに良かったよママ」 澪母「ふふ、大げさね」 澪(私のせいだからな・・・) 澪(今日は学校に居てもずっと上の空だったし) 澪(部室にも寄らないで帰ってきちゃった) 澪(寝るのが怖い・・・) 澪「どうしよう」 澪「もう寝ない方がいいのかも」 澪「でも寝ないと集中力がなー」 澪「・・・」 澪「・・・」スヤスヤ 澪「・・・」 澪「寝ちゃったのか・・・」 澪「これ以上酷い選択は止めて・・・」 『あなたにはこれから二つの選択をしていただきます』 『あなたの望む扉を開けてください』 澪「・・・」 『岡田春菜がケガをする』 『佐々木曜子がケガをする』 澪「佐々木さんに岡田さん・・・」 澪「どっちかがケガってそんな・・・」 澪「ん?」 澪「扉の文字が消えていく・・・?」 『岡田春菜が』 『岡田』 『』 『平沢唯をこの世界に連れ戻す』 澪「なんだこれ?」 『平沢唯をこの世界に連れ戻す』 『佐々木曜子がケガをする』 澪「選択肢が・・・変わった?」 澪「この世界に連れ戻すってどういう・・・」 澪「お化けが出てくる・・・ってわけじゃなさそうだけど」 澪「なんで急に選択肢が変わったんだ?」 澪「いや」 澪「そもそも平沢唯って一体誰なんだ・・・?」 澪「知り合いに平沢唯って子はいないし・・・」 澪「誰かの知り合い?」 澪「あ、梓の友達に平沢さんっていたような」 澪「いや、まず『この世界に連れ戻す』って意味が分からない」 澪「・・・」 澪「でも片方が佐々木さんにケガをさせてしまう扉なら」 澪「こっちの平沢唯の扉を開けたほうがいいんじゃないかな」 澪「実害は・・・無さそうだし」 澪「よく分からないけどこっちなら多分誰も困らない・・・はず」 澪「ちょっと不気味だけど」 澪「平沢唯を・・・」 澪「この世界に・・・」 澪「連れ戻す・・・」ギィィ ・・・・・・・・・ 唯「・・・え?」 私の名前は平沢唯です 唯「なんで私まだ夢の世界にいるの?」 私はこの夢の世界から・・・ううん、全部の世界から消えた・・・はずなのに なんでここにいるの・・・? 唯「どうなってるの?」 私は夢を見ていました 私はその夢の中の選択で大事な人たちを・・・消していきました 消えた人たちは最初から世界に存在しなくなってしまいます 何人も、何人も消えていきました そして最後の選択で私は私を消したのです 私が消える代わりに今まで消えた人が元に戻る 最後にその扉を開けた・・・はずでした 唯「消えてない・・・?」 唯「どうして消えてないの?」 唯「あの時・・・」 ―――唯(じゃあね、みんな)――― ―――唯(じゃあね、憂)――― 唯「確かに私は消えたはずなのに・・・」 唯「一体どうなってるの?」 唯「消えたみんなは元に戻ったの?」 唯「わかんない・・・」 唯「それに、なんで扉が無いの?」 唯「この世界に来ると必ず扉が出てきたのに」 唯「全然出てこない」 唯「もうなんにも分かんないよ~・・・」 唯「ただこの夢が終わってないって事は」 唯「消えた皆は元に戻ったって事でいいのかな?」 唯「でも私は消えてないし・・・」 唯「う~ん」 いくら考えても答えは出ません それに選択の扉も出てこないので、私はただこの夢の世界で立ち尽くす事しか出来ませんでした 唯「はあ・・・」 澪「うう・・・また来ちゃった」 唯「ん?」 澪「え?」 2
https://w.atwiki.jp/yugio/pages/9062.html
選択されなかった者(TF3) 通常魔法 相手フィールド上にモンスターが2体以上存在する場合に発動する事ができる。 相手フィールド上に存在するモンスター1体を相手が選択し、 それ以外の相手モンスター1体を自分が選択し破壊する。 その後、この効果で破壊され墓地へ送られたモンスターを自分フィールド上に攻撃表示で特殊召喚する。 このカードを発動するターン、自分はバトルフェイズを行う事ができない。 モンスター破壊 蘇生 魔法 同名カード 選択されなかった者(アニメ)
https://w.atwiki.jp/tipaza/pages/156.html
|〆|11895| RCI金堤-Ch | ※0855-1001※ | 2006.03.28 |_|_|_| 0855;0958 (各国語)ID,1000 KBSWR-KK | from M06B |〆|09765| VORイルクーツク-KK | 1915-2000※ | 2004 c/off | from M06B | 2006.03.28 |_|09765| REEコスタリカ-Sp | +2000-2100→2109+ | 2100 IS;ID*2 | 2006.03.28
https://w.atwiki.jp/babycome/pages/13.html
「妊娠後は選択の連続」に戻る 妊娠したかどうかを確認するときは、どこの産婦人科だってよい。だって本当にできたのかそうでないのかを確認するだけだから。 でも、出産を考えると病院によって、金額や方針等、産婦人科によっていろいろ異なる。 実際、僕たちは当初妊娠確認で最初に通った近くの個人産婦人科病院から、広尾にある日本赤十字病院に変えた。 産婦人科(病院)を選ぶ際に少なくとも考えた方が良い事 ■信頼・知名度(病院名、医師、助産師等) ■産婦人科(病院)の方針(産後、ママと赤ちゃんのふれあい方針。母乳推進等) ■産婦人科(病院)の物理的事項(距離、開院時間、面会時間、分娩手段、入院時の部屋等) ■金額(妊婦検診費用、出産費用、新生児検診費用等) =信頼・知名度= 産婦人科(病院)に対する信頼感は結構重要視する人が多いのではないか。でも、本当は産婦人科(病院)の名前というよりは、個別の医師や助産師によると思う。助産師については、病院によって方針が異なるためか、医師よりも顕著に違いが分るのではないか。 そうはいっても、知名度というのは安心感をもたらすので、何かと感情の起伏が激しくなるこの時期は、(裏づけがなくても)重要と考えてしまって良いと思う。 男としては、嫁の体をあずけるのだから、そこらへんも考えた方が良いかも。 僕たちの場合は、鬼嫁がもともと日赤で産まれていたので、日赤に対して信頼がかなりあった。また、日赤といえば知名度が高く、僕としてもかなり信頼がおける病院であることは間違いない。また、これは結果論だけど、日赤では助産師がかなりしっかりしており、妊娠から出産時の医学的な見解以外の部分のアドバイスにかなり助けられたと思う。出産は病気ではないので、ノウハウ的な立場にたつ人の意見も重要だと感じた。 =産婦人科(病院)の方針= 産婦人科によって分娩の方針や産後の育児の方針は異なる。例えばクリスチャンの産婦人科では堕胎などは一切やらないし、日赤であれば、以下のような産後の方針があった。 産後直ぐに赤ちゃんとママを一緒にし、寝る時も一緒に寝る 母乳を推進していること 布おむつを推進していること 産婦人科での方針は、それぞれのパパ、ママにとって、はじめての育児なら、その後の育児方針の基準となると思う。 特に男としては、父親のあり方について、自分の考え方と齟齬があると大変だ。 僕たちが考慮した一番大きい理由は、産婦人科の方針だったと思う。妊娠時に読んだ育児の原理という本によると、赤ちゃんは生まれてすぐママと一緒にいることで心理的に落ち着くこと、また、母乳によって赤ちゃんの健康だけでなく、ママも母性が身につき、自然と母親になれること等が書かれており、その方針にあっている産婦人科を選んだ。男の出る幕なし。。 =産婦人科(病院)の物理的事項= 距離 出産は突然訪れる。距離はなるべく近いほうが良い。 面会時間 赤ちゃんと会える機会が限りなく制限される男にとっては、面会時間がより長い産婦人科を選ぶべき。 開院時間 仕事をしている男にとって、土日開院しているかがポイント。ママと一緒に産婦人科に通うことで父としての実感が芽生えることもあるけど、何より超音波等で赤ちゃんの様子をみることができるのがうれしい。 分娩方法/入院時の部屋 ママとしては、分娩のスタイルや入院時の部屋等が結構気になるらしい。 僕たちの場合、最初の産婦人科では土日も開院しており、良く一緒に通ったが、日赤は土日はやっていなかった。距離は遠いが、出産が急にくることは稀なようなので、車で1時間以内なら問題ないと思う(タクシー代が高くつくが)。産婦人科を決めるときに考慮してなかったのは、面会時間までは考慮していなかったが、出産後に家族であっても14時~20時までしか面会時間がなかったので、ちょっと不便な気がした。 =金額= 妊婦の検診料金、出産時の入院からお産費用、新生児の検診費用 トータルして考えると結構な違いになる。当然、費用を負担する男としては、かなり大きい選定理由になる。(ただし、ママとしては「安い産婦人科に決める」という事実に不満が発生するので、言い方を要注意) 僕たちの場合は、結果的に安くもなく、高くもないところに落ち着いた。緻密に算出をしたわけではないが、鬼嫁が働いていて、出産手当て等ももらえるので、可能な範囲内で鬼嫁の意見を通すことにした。そのかわり、入院時の部屋は個室ではなく、共同部屋にしてもらうことを約束させた。時間がなく緻密にはできなかったが、数十万変わってくるらしいので、可能なら計算した方が良いと思う。 ※出産時に要する費用、得られる収入については別途記事にする予定 【鬼嫁から一言】 関連サイト ■日本赤十字病院(広尾) ■育児の原理 名前 コメント trackback 上へ plugin_back is not found. please feed back @wiki.
https://w.atwiki.jp/758transport/pages/18.html
利用する駅を選択してください 東山線 名城線 名港線 鶴舞線 桜通線 上飯田線 高畑 金山 金山 上小田井 中村区役所 上飯田 八田 東別院 日比野 庄内緑地公園 名古屋 平安通 岩塚 上前津 六番町 庄内通 国際センター 中村公園 矢場町 東海通 浄心 丸の内 中村日赤 栄 港区役所 浅間町 久屋大通 本陣 久屋大通 築地口 丸の内 高岳 亀島 市役所 名古屋港 伏見 車道 名古屋 名城公園 大須観音 今池 伏見 黒川 上前津 吹上 栄 志賀本通 鶴舞 御器所 新栄町 平安通 荒畑 桜山 千種 大曽根 御器所 瑞穂区役所 今池 ナゴヤドーム前矢田 川名 瑞穂運動場西 池下 砂田橋 いりなか 新瑞橋 覚王山 茶屋ヶ坂 八事 桜本町 本山 自由ヶ丘 塩釜口 鶴里 東山公園 本山 植田 野並 星ヶ丘 名古屋大学 原 鳴子北 一社 八事日赤 平針 相生山 上社 八事 赤池 神沢 本郷 総合リハビリセンター 徳重 藤が丘 瑞穂運動場東 新瑞橋 妙音通 堀田 伝馬町 神宮西 西高蔵 決定
https://w.atwiki.jp/identityvjoseph/pages/59.html
お願い このページの内容はみんなで議論しながら作っていきたいと思っています。。 このスポーンはどうしたらいい?という質問や、初動の索敵のコツ、ルートなどの意見はどんどんページのコメントに書いていただけると嬉しいです! 代表例の索敵のコツ レストラン側 ○ ホテル・トンネル側 ○ ☆ ○ ○ ルートは⑨⑧⑤②の順番で3~4殴りが狙えるスポーンである。 まず一人目の⑨は二階(ホテルと繋がってる建物)にいるかもしくは外側の階段の裏にいることが多い。 試合開始から写真を撮るまでの間に目視できる可能性も高いのでよく見ておくこと。写真を撮るときに耳鳴りがした場合は「⑨のサバイバーが2階から下に降りれるところ付近にいる」「⑤のサバイバーが壁よりに隠れている」のどちらかであることを覚えておくと良い。 ⑧のサバイバーはゲート付近にいる場合と中央に寄る場合、ホテル内に入ってくる場合とパターンが多いので注意しよう。 ⑤のサバイバーは中央の大きな樹付近(近くの板と窓も含む)にいる場合と、ホテル側の壁寄りにいる場合がある。 ②のサバイバーは暗号機板付近にいるかマネキン2階建ての方に入っている場合がある。後者の場合は鏡像を叩く時間がないことが多い。 他のパターン レストラン側 ○ ☆ ホテル・トンネル側 ○ ○ ○ このパターンの場合、⑨を採ると2階にスポーンしてしまうため写真機が遠い(後撮りなら問題はない)。先撮りする場合は①や③が比較的やりやすいか。 ③を取った場合②のサバイバーはマネキン2階の中に隠れることが多い。 選択スポーン代表例に戻る
https://w.atwiki.jp/luniacombo/pages/23.html
■ルニア戦記の職 職の種類は全部で9種類。 そのうち騎士(以下略称 騎)、魔術士(魔)、僧侶(僧)、盗賊(賊)、召喚士(召)、修道士(修)の6キャラが最初から選べ、 クエストをこなすことで使用出来るのはスライム(ライム)、氷系魔術士(雪)、弓使い(弓)の3キャラです。 ただし、弓使いを使用可能にするためのクエストが他二つより遥かに難しいため、実質課金キャラになっています。 ■職の特徴 型 近距離型騎士、盗賊、修道士、スライム 遠距離型魔術士、召喚士、氷系魔術士、弓使い 回復&支援型僧侶 注意するのはルニア戦記が「アクション」ゲームであることです。 悪魔で上に書いたのは「スキルから見た」特徴のため、スキル振りによっては「近距離でコンボを決めて火力になる魔術士」のように近距離型となったり、火力スキルを上げて「PvPに特化した僧侶」等、その枠は一定ではありません。 職のイロイロ コンボレパートリー(多 少)騎、賊、魔 修、僧、雪 召、ライム、弓 ステージでの需要(高 低)僧 弓 召、魔 修、賊、雪 騎、ライム 対複数向け 対単体向け召、弓 僧、ライム 雪 魔 修 騎 賊 早期成熟 大器晩成 賊、雪 修 魔、僧、弓、騎 召 ライム なにか追加して欲しいものがあれば下部にあるコメントに書いてもらえば随時追加します。 特徴あるスキル 騎士敵のターゲットを取れる→「挑発」 魔法を無効化できる→「魔法無効化」 クリティカルを無効化できる→「ダメージ軽減」 攻撃回避の「死んだ振り」や「反撃」が優秀 魔術士氷壁ハメと呼ばれるボス攻略が可能→「氷壁」 範囲スキル多数 僧侶回復スキル多数 PTメンバーの攻撃力を一時的に増加できる→「勇猛」 盗賊PvPではダッシュSの「スライディング」が優秀 姿を消して攻撃できる→隠れ身 クリティカル率を上げれる 単体には強いスキル多数 召喚士人形を召喚できる 人形により竹ハメと呼ばれる攻略が可能→「パンダノ」 無敵かつ高火力な範囲技が豊富 スライム変身が可能 修道士ダッシュSの「ドロップキック」が優秀 弓使い自分を含むパーティーメンバーを一時的に100%クリティカル状態にできる→「怒り」 中ボス、大ボスを超短時間で倒せる→「雷矢」
https://w.atwiki.jp/nasakenai/pages/91.html
76 :無名草子さん:2008/05/18(日) 00 20 14 274 新書スレの「新書」の定義って、 しんしょ【新書】 出版物の形式の一。B6判よりもやや小型で、比較的軽い読物を収めた叢書。 ↑これのこと? 文庫クセジュって、白水社からでてる、フランスの新書(っていったらいいのか?)を翻訳した B6判よりもやや小型で、比較的軽い読物を収めた叢書のシリーズなんだけど。 277 :無名草子さん:2008/05/18(日) 01 52 13 最初の頃にだいたいのコンセンサスを得たのは (と言っても所詮匿名掲示板なので、その時いた数人で勝手に決めただけだが) 中公クラシックス・有斐閣新書・日経文庫・プレップシリーズは除外ということ。 中公クラシックスは単なる古典なので当然除外。 後の三つは教科書性が強すぎるので除外。 クセジュに関しては、はっきり決めてなかった。 俺の意見としては、クセジュは一般的な新書としての性格を持っていると思うが。 つまり岩波新書や中公新書などの典型的な新書と比べて、コンセプトにあまり差がない。 316 :無名草子さん :2007/08/14(火) 19 02 04 再度確認しときますが、形は新書でも、 中公クラシクス、プレップシリーズ、有斐閣新書、日経文庫、 などは外すという暗黙のコンセンサスがあると認識しております。 なぜかと考えてみるに、そういうものを選ぶならば 最初から古典名著なり教科書の良書なりを選べばいいわけで、 新書という枠組みは無意味だからですね。 自分としては新書本来の娯楽性や大衆性を担保しつつ、 現代的意義を持った教養主義が新書だけでどこまで構成できるかに興味がある。 507 :無名草子さん :2007/08/31(金) 19 34 28 … まぁ中公クラシクスは排除ということで一応合意を得たが、 冨山房とかクセジュなんかは別に排除してないんだけど。 … 621 :無名草子さん:2008/09/14(日) 22 47 35 619 日経文庫は前スレの最初の方でこのスレでは対象外ということになりました。 有斐閣新書と弘文堂プレップなども。 理由は教科書的すぎてエンタメ要素が全然ないため。 622 :ほじめて:2008/09/14(日) 22 57 27 621 そうなのか、最近の日経文庫は軽いのも多いけどな。 クセジュはOKなの?(砕けたタイトルは1つも無いと思われるが) 536 :無名草子さん:2009/02/13(金) 00 02 47 最初は岩波青版とか旧赤版は自重しようという意見もあったんだが、 これも賛否両論でね。 いまさら丸山真男はねーよ、の人もいれば、 冨山房百科文庫を平然と出してくる奴もいたりしてw ま、個々に判断すりゃいいんじゃないのってことで適当な感じになったね。
https://w.atwiki.jp/dirista/pages/147.html
第九十九話:(選択) 歩美ちゃんとEVがいなくなってから二日が経った。 相変わらず進は何事にも無気力のままだ。 進はろくに食事も取っておらず、目に見えて痩せてきた。 本気で心配になり、無理矢理食事を取らせようとしたが、進は飲み込んだあとすぐに吐いてしまう。 ポケモンセンターにいるので、進のこの状態が何とかならないかと思ったのだが、 ジョーイさんは進にストレスがたまっているからそのストレスを解消してやるしかないと言う。 あの二人を連れ戻すのはかなり無茶だ。 キリクが昨日霰を使ってからずっと霰が降り、辺りは溶けかけた氷が転がっている。 霰が降っていて足場が不安定な中移動するのは少し無謀だ。 未「何とか出来ないの?」 キ「出来たらとっくにやってる」 未「天候を完全に操れる訳じゃないの?」 キ「そんなの神様かポワルンぐらいだよ。自分にはそこまでのレベルはない」 似たような天気にしか出来ないらしい。 それと、キリクは天気で性格が変わるようだ。 今は普通に晴れている時と違って一言一言が冷ややかだ。 ス「ホントにどうにかしないと、進くん死んじゃうんじゃない?」 ア「縁起でもない事言うなよ」 ペ「でも確かに、何とかしないとまずいな」 フ「うーん・・・」 ミ「他のものに注目させるとか」 シ「そうは言っても・・・、進さんがあの二人以外に興味を持つものと言えば・・・」 みんな未歩ちゃんの方を見る。 未「来ると思ったよ。で?どうしたらいいと思う?」 花「要するに未歩ちゃんの方に集中させてあの二人のことを一時的にでも忘れさせればいいのよ」 ペ「しかし、そうは言ってもどうすれば・・・」 ス「さらわれる?」 サ「それじゃ進が悪化するだけでしょ!」 ス「だよね~、ハハハ・・・」 ミ「ん~・・・」 シ「どんなことなら進さんが未歩さんのことで頭いっぱいになるかな・・・」 一「・・・あれは?未歩さんに好きな人出来るとか」 未「え~・・・」 ペ「いや、意外といけるかも。EVが言ってたんだ、歩美が僕のことを好きになってた時に進が歩美のことを凄く心配してたって」 サ「なるほど、進って未歩ちゃんのこと大事にしてるからそれならいけるかも。やってみましょ」 未「・・・・」 フ「そんな顔しないの。進くんが戻って欲しいでしょ?」 未「わかってるけど何かなぁ~」 花「じゃ、一応それで決まりね。じゃあ相手は誰?」 ペ「アイクは?」 ア「僕?やだよ、進さん騙すみたいで」 サ「もっと予想外な相手が良いんじゃない?だとしたら・・・」 みんな考えることは一緒だった。 わたし達はポケモンセンターに兄ちゃんを残して外に出た。 グ「俺にそのお嬢さんと付き合ってる振りをして欲しいだと?」 グリードは人口施設を嫌って一人外にいた。 サ「そうよ。あんたなら一番進が心配になるはず」 グ「お断りさせてもらおう。俺は女などには興味はない。大体・・・、俺に何のメリットが?」 未「何でもするからお願い」 グ「・・・ごめんだ。美しさのないものに興味など無い。それに俺はあいつのことが気に入らない。やるのならお前達だけでやるんだな」 サ「ケチ」 グリードがダメなら・・・。 フ「意外と一歩くんとか」 一「意外すぎるでしょ」 未「わたしもパス」 ス「告白してもないのにフラれた」 一「いちいちそうゆう事言わない!」 サ「残ってるのは・・・、キリクね」 キ「自分が?嫌だ、アイクと同じ理由」 未「キリクなら予想外だし良いと思う。ねえ、お願い」 キ「・・・・」 未「何でもしてあげる。ね?」 キ「・・・わかったよ。でも約束守ってよ?」 未「うん。ありがとキリク」 さて、作戦開始! ≫第九十八話へ ≫第百話へ