約 575,876 件
https://w.atwiki.jp/solidworksapi/pages/21.html
選択 オブジェクト選択 フィーチャー選択 構成部品選択 オブジェクト選択 Function SelectObject(obj As Object, Optional isApend As Boolean = False) As Boolean Dim objApp As SldWorks.SldWorks Dim objModelDoc As SldWorks.ModelDoc2 Dim objSelectionMgr As SldWorks.SelectionMgr Set objApp = Application.SldWorks Set objModelDoc = objApp.ActiveDoc Set objSelectionMgr = objModelDoc.SelectionManager If isApend = False Then Call objModelDoc.ClearSelection2(True) End If SelectObject = objSelectionMgr.AddSelectionListObject(obj, Nothing) End Function 上へ フィーチャー選択 平面選択 Sub SelectPlane() Dim objApp As SldWorks.SldWorks Dim objModelDoc As SldWorks.ModelDoc2 Dim objExtension As SldWorks.ModelDocExtension Dim objFeatureMgr As SldWorks.FeatureManager Dim objFeature As SldWorks.Feature Dim arrayFeatures As Variant Dim varFeature As Variant Dim objSelectionMgr As SldWorks.SelectionMgr Dim objSelectData As SldWorks.SelectData 平面のタイプネーム Const swTnRefPlane As String = "RefPlane" Set objApp = Application.SldWorks Set objModelDoc = objApp.ActiveDoc Call objModelDoc.ClearSelection2(True) Set objExtension = objModelDoc.Extension Set objFeatureMgr = objModelDoc.FeatureManager Set objSelectionMgr = objModelDoc.SelectionManager Set objSelectData = objSelectionMgr.CreateSelectData arrayFeatures = objFeatureMgr.GetFeatures(True) For Each varFeature In arrayFeatures Set objFeature = varFeature If objFeature.GetTypeName2() = swTnRefPlane Then Call objSelectionMgr.AddSelectionListObject(objFeature, objSelectData) End If Next 処理 ToDo Call objModelDoc.ClearSelection2(True) End Sub 上へ 構成部品選択 指定コンポーネント以下のすべてコンポーネントを選択 Sub SelectAllComponent(objAssyComponent As SldWorks.Component2, Optional isApend As Boolean = False, Optional isApendSuppressed As Boolean = False) If isApend = False Then Dim objApp As SldWorks.SldWorks Dim objModelDoc As SldWorks.ModelDoc2 Set objApp = Application.SldWorks Set objModelDoc = objApp.ActiveDoc Call objModelDoc.ClearSelection2(True) End If Dim arrayObjComp As Variant Dim objCompVariant As Variant Dim objComponent As SldWorks.Component2 If isApendSuppressed Or (objAssyComponent.IsSuppressed = False) Then Call objAssyComponent.Select4(True, Nothing, False) arrayObjComp = objAssyComponent.GetChildren() For Each objCompVariant In arrayObjComp Set objComponent = objCompVariant Call SelectAllComponent(objComponent, True, isApendSuppressed) Next End If End Sub 上へ コメント 名前
https://w.atwiki.jp/amateur_aoc/pages/18.html
選択とは、 建物やユニットをクリックしたりホットキーなどで指定している状態のことです。 左下の画面が、 こうなっているときは何も選択されていない このように何かしら表示されているときは選択されている状態だといえます。
https://w.atwiki.jp/jyoshisabetsu/pages/20.html
選択議定書の問題点 Under Construction.
https://w.atwiki.jp/kazu392h/pages/797.html
autolinkTOP>【せ】>選択 選択 (せんたく) 分類1【言語全般】 ジャンル1【一般】 人間は自分のやりたい事をやってる時はストレスを感じない。 どれだけ多くの苦難が待ちかまえていようとも逆風は「やりがい」に変わる。 ストレスはいやいややらされていることに対して感じるもの。 自分の受け止め方次第。 人間はそれほど完璧に強くはない。 見栄や臆病を捨てれたらストレスは感じないし、「どうしても我慢ができなくなれば、すべてを投げ出していちからやり直せばいい」という逃げ道を準備しておくことも重要。 行き詰まって破滅するくらいなら、逃げるという選択をすることもできる。 自分の弱さを認められない人こそが、自分で自分を追いつめてしまう。 好きでやっているわけではないのにという言い訳や愚痴は不満しか生まない。 不満とストレスに悩まされ、やがてはそれらを我慢する事を強い事だと錯覚させてしまう。 どうしてもやりたくない仕事はやめればいいし、憎くて憎くて仕方がない人との付き合いは絶ってしまえばよい。 何かを得ることが豊かになることだと錯覚してはいけない。 得れば得るほどそれを守るために汲々とし不自由な生活を強いられる事にもなる。 「手放しても困らないもの」と「本当に大切なもの」を見極めて不満を他人のせいにせず、どういう道を歩むにしても、自分で選択しているのだという明確な意志をもつことが、ストレスや悩みを減少させる一番よい方法だと思う。 登録日 2005/04/13 【せ】一覧 世紀末の魔術師 制限 青酸カリ 精子 星銃士ビスマルク 聖戦士ダンバイン 西部警察 生理中 セーラー服 セーラー服反逆同盟 関本賢太郎 セクキャバ セクハラ 「絶対、何もしないから」 ZO 説明書 0系・新幹線 1900系 戦国魔人ゴーショーグン 全身リップ 選択 千年女王 全米が泣いた 潜望鏡 全裸にエプロン ■ トップページへ移動 ▲ このページ上段に移動
https://w.atwiki.jp/sciece-c/pages/15.html
名のとおりです。 C科で取る可能性のある、選択科目のことを話しましょう
https://w.atwiki.jp/compels/pages/310.html
人生とは選択肢の連続だ。 望む望まぬを問わず、生きていく中で選択を迫られる事がある。 美遊・エーデルフェルトもまた、選択した。 殺し合いに乗り、人形に変えられてしまったイリヤを救う、その選択を。 だが、それはイリヤスフィール・フォン・アインツベルンが人形のまま、という前提であり。 もし、その前提を覆すであろう真実を知った時、彼女は次に何を選択するのか。 人生とは選択肢の連続だ。 誰も望まなくとも、選択の時は訪れる。 ☆ ☆ ☆ 我武者羅に飛んで逃げた記憶しかない。 憧れと羨望の視線が、恐怖と嫌悪に変わっていく瞬間を忘れられない。 あの少年の言葉が耳にこびり付いたまま。 人を殺すというのは、こんな感覚なのだろう。 他人の夢を壊して、御題目(ともだち)のために関係のない命を奪って。 私は、その重さを始めて理解した。 分かっていたはずなのに、今でも手が震えて止まらない。 脳裏に覚えているイリヤの顔が赤く染まっているように錯覚する。 鏡が無くとも分かる。今の私は、恐ろしく酷くて、悲しそうな顔をしている。 消えない。汚れた手にへばり付いている血が消える気がしない。 これからも、私の心の染みとして残り続けるのかも。 誰かを殺すということが何なのか、その重みを、改めて私は理解した。 解りたくなんてなかった。こんなことなら、私は。 ―――― ホテルの個室の一室に、私はいる。 移動で消費した魔力の回復。そして最後の支給品の使用が現状の目的。 ルビーは心配しているけれど、大した疲労でもないから大丈夫。 ……大丈夫だと、思う。鏡を見たら恐ろしく汗が流れたけど。 「……魔術関係なく広範囲の情報をリアルタイム確認できるなんて、未来の道具とやらは便利ですね~!」 タイムテレビ。未来のひみつ道具。というものらしい。 それは様々な場所の過去や未来の情報を映像として見れるもの。 ただ、この殺し合いでは未来の情報の閲覧は禁止されて、有効範囲も狭べられている。 出来ることは、所有者がいるエリア含めた周囲9エリアの内一つの、現在の状況の確認ぐらい。 それでも一度使用したら5時間のインターバルが必要で、便利とまではいかない。 『これがあればイリヤさんの初変身のシーンを何度でも~』とかルビーが言い出したけど、私だって実は見たいとちょっとは思ったけど今はそんな事してる余裕なんて無い。 スイッチを押して、電源を付ける。 映し出されたのはE-8。D-8にある港らしき光景が遠目で見える海岸沿いのエリア。 映っていたのは男女のペアが二つずつ。 天使のような幼い少女、怪我をしているであろう眼鏡の少年。 そして眼帯を付けてナイフを構えた少年、そしてその隣りにいるのは―― 「え、ええ!? クロエさんも巻き込まれていたんですか?」 「……クロ。あなたも……。」 クロエ・フォン・アインツベルン。 元来ならイリヤの小聖杯としての機能と人格であり、数多の奇跡から積み重なって生まれ落ちた、あの娘の『お姉さん』。 まさか、彼女も巻き込まれていただなんて。 状況を見るに、クロの方は眼帯の少年の方と手を組んでいるらしい。 眼鏡の少年に対する少女の対応を見るに、彼女は眼鏡の少年の方を組んでいるようだ。 クロの目的がわからないけど、多分私と同じでイリヤの事を救うため? でも、まだクロがイリヤが人形になった事を知らない可能性だってある。 眼帯の少年の方は見るからに分かりやすい殺意を二人に向けていた。 分けるなら、少女と眼鏡の少年は『対主催』。 眼帯の少年とクロは……おそらく『マーダー』。 あの様子なら、クロは大丈夫そうだと、そう思って画面を切ろうとして。 眼帯の少年が次に発言した言葉に、思わず目を疑った。 ――『イリヤから、話は聞いてるだろ?』 『お前に付けられたその傷は、俺が死ぬまで治らない。』 「美遊さん、これって……!?」 「……う、そ」 『イリヤから、話は聞いてるだろ?』と言う、言葉一つ。 確証なんて無い、だけどはっきりと。 この少年はイリヤと戦った事がある、という事。 そして、少女と眼鏡の少年が、今のイリヤの仲間である、という憶測が浮かび上がる。 その上で、この殺し合いに、イリヤまで巻き込まれてしまった、という。 「……そんな、ことって。」 身体が、震える。喜びと同時に、動揺も。 イリヤが無事だった可能性があるのは嬉しいけれど、私やクロと同じように巻き込まれていたなんて。 もしかして、人形のまま呼び出されて、あの眼鏡の少年が所持している? それなら支給品として何かの手違いで支給されている可能性も無くはない。だとしたらなんでクロが眼帯の方と組んでいる? 余りにも情報が足りない、イリヤがいるという不確定な可能性のせいでどうすればいいのか。 「どうするんですか美遊さん。これどう見てもクロエさん殺し合いに乗ってる感じの雰囲気してますよ。」 「あの眼帯の少年が良い方からして、あの二人は現状のイリヤの同行者の可能性が高い。……だけど、ルビーの言う通り多分クロは殺し合いに乗ってる。」 そう、そこが問題だ。イリヤの人柄を考えれば眼鏡の少年と天使の少女の仲間という説は濃厚。 イリヤが殺し合いに乗るわけがないから、間違いなくあの眼帯の少年はイリヤとは敵対関係となる。 クロが殺し合いに乗っている理由がわからないけれど、恐らく私と同じでイリヤに関わることであるなら俄然納得は行く。 「――――確かめないと。」 こうしちゃいられない。確証のない憶測が今流れた事実のせいで雁字搦めになっている。 イリヤがあの場にいないの理由を確かめる術がない以上は、直接聞き出すしか無い。 聞き出せればそれでいい。それさえ聞ければ最悪、眼鏡の少年と天使の少女の安否はどうでもいい。 クロにも事情を聞かないと、もしかしたらイリヤを助けるという共通事項で協力できるかも知れないから。 ……でも、でももし。本当に、イリヤが本当にいて、会う事になってしまったら。 「行くんですね。」 「……うん。」 だとしても、最初から分かっている。 もう既に戻れない、戻ることは出来ない。 私は、選択したのだから。私は多数よりも、たった一人の友だちを選んだ。 友達の命は、どんな世界よりも、私にとっては重いものだから。 二度と手放したくない、始めての友達を。 私なんかと違って、純粋で、ありきたりなハッピーエンドを望むあの娘を。 私はもう、あの娘の日常には二度と戻れない。 もしも、本当にイリヤがいるというのなら。 人形じゃなく、無事に生身のイリヤがいたというのなら、私は――― 「じゃあ、行こう。」 決めれば一直線、窓から飛び降りて足場を作り跳ぶ。 向かうは戦場、エリアE-8。 確かめないといけない、あの眼鏡の少年と天使の少女がイリヤと何の関係があるのか。 確かめないといけない、クロが殺し合いに乗った理由を。 確かめないといけない、クロがあの眼帯の少年と組んだ理由を。 私は選択する。たった一つの為に。 それが、例えあの娘の友達であろうと、家族であろうとも。 《狂い哭け、聖杯の稚児よ》 《死で物語を彩って》 《この■に未知を見せてくれ》 【一日目/黎明/G-7】 【美遊・エーデルフェルト@Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ】 [状態]:健康、深い悲しみ、覚悟。人を殺めた動揺、イリヤが人形から元に戻った状態でいるかも知れないという可能性に対する動揺 [装備]:カレイドステッキ・ルビー@Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ [道具]:基本支給品一式、タイムテレビ@ドラえもん、クラスカード(不明)Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ [思考・状況] 基本方針:イリヤを元に戻すため、殺し合いに優勝する。 0:……今更、引き返せない。 1:ルビーと力を合わせて殺し合いに勝ち残る。 2:確かめたい事の為に、E-8に向かう。 3:眼鏡の少年と天使の少女からイリヤの事を確認する。その後の生死はどっちでも良い。 4:クロとも確認したいことがある、もしかしたら協力してくれる? 5:眼帯の少年は何者? クロは彼と手を組んでいる? 6:…………イリヤ、私は、もう。 [備考] ※ドライ!!にて人形にされたイリヤを目撃した直後からの参戦です。 ※カレイドステッキ・ルビーはイリヤが人形にされたことを知りません。 【タイムテレビ@ドラえもん】 美遊・エーデルフェルトに支給。過去や未来の、どんな場所でも見ることが出来るテレビ。 ただしこの殺し合いにおいては未来の情報の視聴は不可、確認できる情報は使用者がいるエリアとその周囲8マスのエリアから一エリアのみ。 後は一度使用した場合次に使用するまでに5時間のインターバルを必要とする 036 かけ違えた世界で 投下順に読む 038 バケモンにはバケモンをぶつけるのよ 時系列順に読む 001 壊れた幻想 美遊・エーデルフェルト 039 注意一秒死は一瞬
https://w.atwiki.jp/nnctec/pages/14.html
選択科目一覧 3年生 専門科目 プログラミング演習I tkb 夏休み 1単位 集中講義期間に受講 プログラミング演習II h-satoh 夏休み 1単位 集中講義期間に受講 プログラミング演習はどちらかしか選べない. 4年生 一般科目 教科名 担任 開講期間 単位数 その他 独語I 通年 2単位 編入を希望する場合には選択推奨 コミュニケーション特講 非常勤 通年 2単位 生物学 非常勤 後期 1単位 I群 地学 非常勤 後期 1単位 I群 社会学 後期 1単位 II群 法学 後期 1単位 II群 歴史学I 後期 1単位 II群 文学I 後期 1単位 II群 I群:生物学/地学はどちらかしか選択できない. II群:社会学/法学/歴史学I/文学Iはどれか1つしか選択できない 専門科目 教科名 担任 開講期間 単位数 その他 離散数学 ataka 前期 1単位 数値解析 非常勤 前期 2単位 学修単位 アルゴリズムとデータ構造 非常勤 後期 1単位 h23より担当教員変更 熱力学Ⅰ お髭 後期 1単位 材料力学Ⅰ ngi 後期 1単位 プログラミング演習I tkb 夏休み 1単位 プログラミング演習III h-satoh 夏休み 1単位 プログラミング演習はどちらかしか選べない. ★が多いほど高評価or高難易度です.また,個人的な感想ですのであまり参考にしないでください. プログラミング演習I おすすめ度 テストの難易度 テストなし 授業の内容 夏休みの集中講義期間を使用して開催される選択科目 CGIプログラムをwebページに付加することを内容にしている. C言語を使う授業であるため,プログラミングが苦手な人は選択しないほうが無難. とはいえ,3年生はこれかプログラミング演習IIのどちらかを必ず取る必要がある. 3年生で受講しなかった人が取る分には問題ないが,3年生で受講した人は もしかしたらプログラミング演習IIIを選ぶように言われるかもしれない. テストはなく,報告書を提出する. プログラミング演習II/プログラミング演習III おすすめ度 ★★★☆☆ テストの難易度 テストなし 授業の内容 実習のみ 夏休みの集中講義期間を使用して開催される選択科目 リバーシプログラムの作成/画像処理プログラミングの2つを交代でやっている. リバーシプログラムの作成をやった翌年度には画像処理プログラミングを行う. そのため,プログラミング演習Iを選ばないという選択ができる. プログラミング演習Iと同様,C言語を用いるのでプログラミングが苦手な人は取らないほうが良い. また,基本的に解説は行われず各自で作業をすすめることになる. テストはなく,報告書を提出する. ちなみに,リバーシプログラムの作成の場合には1月か2月ごろにリバーシ大会を開催する. 人対CPUのプログラムを作成した人は自分のプログラムで他の人のプログラムとトーナメント方式で試合を行う. 2台のPCを使用して手動のCPU対CPUの試合を行う. 上位の人のプログラムはオープンキャンパスで使われるとか使われないとか. 独語Ⅰ おすすめ度 ★★★☆☆ テストの難易度 ★★☆☆☆ 授業の内容 ★★★☆☆ 編入学を希望する学生は選択推奨らしい科目である. やることは中学時代英語で習ったことと同じようなことになる. アルファベットの発音,人称変化,過去形,現在完了,受動態など. ろくに授業を受けず,サボっていた場合には試験直前になっても 重要事項を覚えられず酷い目に遭う. 編入学を希望する場合には選択推奨,とアンケート用紙に書いてあるが おそらく第2外国語の単位が認定されるからではないかと思われる. 生物学 おすすめ度 ★★☆☆☆ テストの難易度 ★★★★☆ 授業の内容 ★★★☆☆ 興味がある人からすれば面白いのだが,全体から見れば人気の無い科目である. 選択して後期が始まってから取り消す人が多いため,最終的に残るのは10人程度である. 長岡技術科学大学から生物系の教官3人が交代で授業をやっている. 試験も3人が分担で作っているらしく,幅が広くなる(やまをはりにくい). やる内容に関しては生命の起源,細胞,遺伝,神経系,生態など生物学を広めに扱うことになる. 受けていれば多少ためになる話も聞ける. 優先して取り消す科目としての面が強いと思うが,生物学に興味のある人は最後まで受講してみるとよい. 離散数学 おすすめ度 ★★★★☆ テストの難易度 ★★★★★ 授業の内容 ★★★★★ 授業の内容はほとんどが1~3年生まで習ったことで構成される. テキストは先生が作成したプリントを毎回配布する形式で,テストはノートとそのプリントが持ち込み可である. ただし,持ち込み可であっても内容を理解してないと解くことが難しく,毎年1/4程度の人が期末テストで赤点になる. レポートが期末テスト前にあり,このレポートの評価と期末テストの点数で評価が決まる. 授業では数学的な余談や,進路に関する話題をすることがあるので,よほど数学が嫌いでなければ復習の意味合いも込めて,今後役に立つ教科である. 終盤に先生がこの授業で本当にやりたかった内容(=グラフ理論)がある. どの研究室を目指すにしても損はない教科. 繋がる教科 数値解析 アルゴリズムとデータ構造 数値解析 おすすめ度 ★★★★★ テストの難易度 ★★★★☆ 授業の内容 ★★★★☆ C言語を使った,データの解析がこの授業の内容である. 内容を簡単に説明すると行列演算を用いて離散データから関数を導きだすといったことが行われる. 基本的に毎週課題を出され,それを次の週までに提出するという流れで行われる. 期末試験はこれまで授業でやったプログラムのアルゴリズムが出る.ほとんど暗記問題である. 課題をきちんと提出していれば期末テストでひどい点数でも単位が取得できる.逆に課題をきちんと提出しないと赤点がつくことになる. ただし毎年ほぼすべての人が単位を取得している. プログラミングは嫌いじゃないという人であれば,単位取得の難易度のわりに単位数が2であるから取得することをおすすめする. 技大の先生であるから,技大の話もちょっと聞ける. C言語を使うことから,ataka研,ST研は必須.その他の研究室もデータ整理には必要な知識であることから,とっておくと損はない. 繋がる教科 離散数学 アルゴリズムとデータ構造 アルゴリズムとデータ構造 おすすめ度 ★★★★☆ テストの難易度 ★★★☆☆ 授業の内容 ★★★☆☆ ※h23年度より教員が変わるため,内容が変更になる場合があります.※ 2年生で教えきれなかったC言語の要素である,ソートや構造体が主な内容である. 毎週1つ課題提出が求められ,中間と期末両方にテストがある. テストの内容は主に習ったことが出るが,コードの意味を問う問題や,プログラムを書けという問題が出る. 離散数学や数値解析と違って,プログラミング主体でやっていく研究室でないと意味はないかもしれない. 研究をプログラム系にする人か,単位が足りない人はとるといい. 繋がる教科 離散数学 アルゴリズムとデータ構造 熱力学I おすすめ度 ★★★☆☆ テストの難易度 ★★★★★ 授業の内容 ★★★★☆ 機械系を進路として考えている人は取ったほうがいいと思われる科目である. 授業内容は熱力学の第一法則,第二法則,カルノーサイクル,エントロピーなど, 今後も熱力学を学ぶ上で基礎となる部分を一通りやる. 途中,問題演習のプリントが配布される. 試験は基本的に過去問と同じだが,時に問題が変わるらしく油断はできない. ヒゲのありがたい話が聞けるのは4年だとこの科目だけ. 本人曰く熱力学Iを受講した学生は5年で熱力学IIを受講するらしい. 材料力学I おすすめ度 ★★☆☆☆ テストの難易度 ★★★☆☆ 授業の内容 ★★★☆☆ 機械系を進路として考えている人は取ったほうがいいと思われる科目である. 授業内容では棒の圧縮,引張,ねじり,はりの圧縮,引張を扱う. 何のことだか分からないかもしれないが,材料にかかる力と変形を考える分野である. 熱力学Iと同様,興味があるのであれば取っておいてもいいかもしれない. 担当が残念なのであまりおすすめできない. 5年生 一般科目 教科名 担任 開講期間 単位数 その他 独語Ⅱ 通年 2単位 編入を希望する場合には選択推奨 中国語 非常勤 通年 2単位 I群 韓国語 非常勤 通年 2単位 I群 英語特講A 非常勤 後期 1単位 I群 英語特講B 非常勤 後期 1単位 I群 英語A 通年 2単位 英語B 通年 2単位 英語C 通年 2単位 哲学A・B 前後期 1×2単位 II群 経済学A・B 前後期 1×2単位 II群 歴史学ⅡA・B 前後期 1×2単位 II群 文学ⅡA・B 前後期 1×2単位 II群 I群:独語/中国語/韓国語/英語特講A/Bはどれか1つしか選択できない. II群:哲学/経済学/歴史学/文学はどれか1つしか選択できない また、前後期で単位は分かれているが、授業としては通年。 専門科目 ★が多いほど高評価or高難易度です.また,個人的な感想ですのであまり参考にしないでください. 哲学 おすすめ度 ★★★★★ テストの難易度 ★★☆☆☆ 授業の内容 ★★★★☆ 最初の授業は「哲学とは何か」について学び、歴史に名を刻んだ哲学者たちの言葉や生き方について学ぶ。 授業は前半:本授業、後半:哲学に関する文章を読む・小テスト の構成で1年間進められる。 この授業では、珍しく席が先生に指定されるので他の文系授業よりも比較的静かな授業になる。 テストは中間・期末と行われ、定期試験の結果と、小テストの出来によって成績が決まる。 小テストはその時間に書いたノートと配布プリントから4~6問程度出題される。 定期試験はノート、配布プリント持ち込み可で、出題範囲も黒板に書いた内容と配布プリントから出題される。 期末ではそれまでやった全範囲だが、中間でしっかり点が取れていれば期末が多少悪くても問題ない。 授業中寝ていても特に怒られることはないが、ノートを取らないと小テストで死ぬことになる。 テスト返却の日は哲学に関係するドキュメント番組を見る。(2011年は素数の謎に迫るNHKの番組だった) 授業は退屈かもしれないが、人生で役に立つかも知れない話もあるかもしれない。 毎週ちゃんとノートを取れば他の試験勉強を圧迫することもないのでオススメ。
https://w.atwiki.jp/allrowa/pages/251.html
選択 ◆.pKwLKR4oQ ゆとりの弊害とは斯くも悲しいものなのだろうか。 「だから馬飛びって何なんだよwww」 『マス目を飛び越して移動するって何回言わせるんですか!』 「だ・か・らwwwその間の駒はどうなるんだwww根こそぎ薙ぎ倒し?www」 「違いますって!! いいですか――……」 ここはI-3にある首相官邸の屋上。 ランタンのほのかな光の下でレッドベジーモンは桂馬から桂馬自身の力、延いては将棋の駒についてレクチャーを受けていた。 桂馬はゆとりの弊害が云々と言いつつも、約数時間に及ぶレクチャーを根気よく続けていた。 殺し合いの場で将棋のルールを理解するなど前代未聞だ。 『はい、これで終了です。理解しましたね?』 「ま、なんとなくね。それで……北ってどっちだっけ?」 『このゆとり教育の犠牲者が!! さっき確かめたでしょ。 ここが首相官邸で、海岸があっち、つまりはあちらが南で北は反対のそっち』 「へぇ、なるほどwwwよし、それじゃあ『桂馬』ガオ!www」 ようやく桂馬の動きを理解したレッドベジーモンは北の方角を向いて桂馬の名を高らかに宣言した。 さあ、いま、レッドベジーモンの冒険がはじまる。 ◆ 暗い森の中をひたすら進む集団があった。 雪広あやか、スペードの2、リゼルグ・ダイゼル、道蓮による4人組だ。 その様子はと言うと―― 「ん~、二人とも可愛いですわ!!」 「ぶえぇん、もう止めてよぉ」 「あの、もうそろそろ離れてください」 「はぁ、付き合っていられん」 なんともまとまりのないものだった。 そもそも出会いからしてまともではなかった。 過剰に小さな男の子を可愛がろうとするあやか、怯えまくるスペードの2、困惑するリゼルク、呆れ果てる道蓮。 ひょんな事から出会った4人はとりあえず人が集まるであろう都市部を目指してハッテン場を後にしたのが数時間前。 道中こんなやり取りばかりしているので、その歩みは遅々として進まない。 この中で一人蚊帳の外にいる感じの道蓮は実のところ一度は放っておいて先に行こうかとも思っていた。 だが見知ったリゼルクをこのままにしておくのも気が進まないので、結局一緒に行動する羽目になっている。 「ちょっと蓮君、考え込んでないでこの状況を――」 「――好きにさせておけ」 もう既に道蓮は現状をどうにかする事を諦め、半分投げ槍だった。 さらにエスカレートするあやかのスキンシップ(本人曰く、優しくしているだけ)。 それに伴ってますます怯えて震えているスペードの2。 必死の抵抗も虚しく揉みくちゃにされるリゼルク。 「はぁ、疲れる……」 隣にいる騒がしい3人を見て、道蓮の心労は募る一方だった。 それはさておき、都市部に向かうためには島の中央部の森や山の中を通るよりは西回りE-1の橋を渡って行く方が労力は少なくて済む。 4人はそのルートを『選択』してハッテン場から常に方角は北西を取り、今は大体H-3辺りを歩いている。 途中近辺にあった首相官邸や猫屋敷は素通りした。 こんなふざけた施設に寄る時間がもったいないと思ったからだ。 結果、その『選択』が悲劇を生んだ。 「貴様、何者だ」 4人の行く手にいつのまにか人が一人立っていた。 外見は普通の青年のように見える。 着ている服は至って普通のコートだ。 見た目だけならどこにでもいそうな好青年だ。 だが、違う。 一番異質なのはその纏っている雰囲気だ。 青年の周りの空気があまりにも異質だった。 それは到底言葉では説明できない程の威圧感を秘めていた。 「俺か……そうだな。『線路の影をなぞる者(レイルトレーサー)』とでも呼んでくれ」 「そのレイルトレーサーが俺達に何の用だ?」 そう自ら『線路の影をなぞる者(レイルトレーサー)』を名乗る男――クレア・スタンフィールドは問いに答えようとする。 そんなクレアと言葉を交わしているのは道蓮。 あやかとスペードの2はこの状況に戸惑いを隠せず、リゼルクはそんな2人を守るように身構えていた。 「用か……簡単だ。死んでくれ」 「はぁ?」 「抵抗してもいいが止めておけ。俺は強者だ」 「それなら問題ない。オレも強い」 「何の迷いもなく言ったな」 「ああ、当然だ。『我不迷』……オレは強い、それがオレの不迷(まよわず)だからだ」 静まり返る草原。 道蓮がその手に持つのは青龍偃月刀。 かの高名な「美髯公」関羽の子孫、関勝の獲物である。 クレアがその手に持つのはエクスカリバー。 かの高名な「アーサー王」にして剣士のサーヴァント、セイバーの宝具である。 始まりは突然だった。 道蓮とクレアは息を合わせたかのように互いの武器を構え、一瞬で距離を詰めていた。 「オーバーソウル!」 道蓮の掛け声とともに青龍偃月刀に持ち霊の馬孫が宿り、オーバーソウル「武神」を作り出す。 本来なら宝雷剣でするものを代用品でなんとか凌いでいる状態だ。 長くは保てないと思い、道蓮は速攻で戦いを終わらそうとした。 実際並の剣では太刀打ちは不可能だと思っていたのだが―― 「なに!?」 クレアの持つ剣は並の剣ではなかった。 「宝具」と呼ばれるその剣は幻想の武装とすら称される武器。 オーバーソウルと比べて遜色ないものだった。 刃と刃が撃ち合う音が絶え間なく響く。 道蓮が突きと見せかけて薙ぎ払いに転じれば、クレアはエクスカリバーを立てて「武神」を軽くいなす。 クレアが刹那の内に数太刀エクスカリバーを振るおうと、道蓮の「武神」は全て防ぎきる。 勝負は一見すると互角に見えるが、実は全くそうではない。 その証拠はすぐに明らかになってきた。 道蓮が徐々に息を乱していくのに対して、クレアは全く息を乱していない。 「息が上がっているな。そろそろ終わりか」 「ああ、そうだな」 クレアの問いかけにあっさり肯定の意を表する道蓮。 「ここにいるのがオレだけならな」 次の瞬間、クレアの振り上げたエクスカリバーが宙に固定された。 その正体は後方に控えていたリゼルクだった。 リゼルクの手にはワイヤーが幾筋も出ている手袋がはめられていた。 そして、そのワイヤーはクレアのエクスカリバーにしっかりと巻き付いていた。 道蓮とリゼルクはこの瞬間を狙っていたのだ。 「ふん、これで終わりだ」 この勝負に幕を引くべく道蓮は「武神」に力を込めて、クレアに斬りかかった。 右手と剣が封じられているクレアにその攻撃が防げるはずなかった。 「そっちがね」 だが道蓮が構えた「武神」がクレアを斬る事はなかった。 なぜなら道蓮の胸にはいつのまにか分厚い軍用ナイフが突き刺さっていたからだ。 それを持つのはクレアの左手だった。 「悪い。後ろの奴のワイヤー見えた」 「な、なぜ……」 「お前の目さ」 クレアはただ道蓮の目に映った後方の光景を見ただけだった。 言葉にすれば単純だが、それは恐ろしく難易度の高い芸当だ。 それをクレアはいとも簡単にやってのけていた。 「さてと……」 クレアは一息つくと、何を思ったか瀕死の道蓮を置いたままその場から飛び退いた。 そして着地した先でクレアは自分がいた場所にエクスカリバーが刺さっているのを確認した。 先程のドサクサでワイヤーに絡まれたままエクスカリバーは放置していたが、それをリゼルクが絶妙な力加減で投げつけていたのだ。 もちろんクレアがそれを察知できたのは道蓮の目に映るその光景を見たからだ。 「蓮君! しっかりして!」 奇襲が失敗したと分かるとリゼルクはすぐさま道蓮の傍に駆け寄って容体を見た。 その顔には絶望が浮かんでいた。 適切な治療を施さなければ確実に死に至るほどの重症だったからだ。 「……今度こそ終わりに――」 「『金』左上へ、お願い!」 クレアが止めを刺しに行こうとしたその時、誰かがそう叫んでいた。 そしてクレアは何かが道蓮とリゼルクの前を通り過ぎるのを見た。 急激な移動に伴って巻き起こった風は一瞬クレアの視界を封じる事に成功していた。 結果、クレアが再び目を前に向けた時には地面に突き刺さったエクスカリバーを見るだけだった。 周りを見れば終始戦闘に関与してこなかった女と子供もいなくなっていた。 「……逃げられたか」 それに対してクレアは妙にサバサバした感じだった。 まるで普段と変わらぬ様子だ。 淡々と仕事をこなしているかのように見える。 あの時もそうだったかとここに来るまでに首を切り落とした桃色の髪の少女の事をふと思い出す。 だが、それもすぐにある女性の事で打ち消される。 「シャーネ――……」 クレアが口に出した名前は彼の最愛の恋人。 世界で「クレア・スタンフィールド」という魂の名前を呼ぶ事を許した唯一の女。 その名前を呟いたクレアの心境は今はまだ誰にも分からない。 「俺はクレア・スタンフィールド、又の名は『葡萄酒(ヴィーノ)』……だが、今は違う」 地面に刺さったままのエクスカリバーを引き抜きつつ、クレアは一人宣言する。 「――俺は、お前らにとっての怪物だ。お前らを全て喰らい尽くす怪物だ」 それはまるで古のアーサー王が選定の剣「エクスカリバー」を引き抜く姿のようだった。 「今から俺はこの会場にとっての、お前らにとっての――『線路の影をなぞる者(レイルトレーサー)』だ」 クレアの『選択』――それは「『線路の影をなぞる者(レイルトレーサー)』になる」というものだった。 【1日目 黎明/H-3】 【名前】クレア・スタンフィールド@バッカーノ 【服装】普段着(つまり車掌服) 【状態】健康 【装備】エクスカリバー@Fate/stay night、シャーネのナイフ@バッカーノ 【道具】基本支給品一式×2、首輪(ルイズ)、ルイズの不明支給品0~2 【思考】 基本:??? 1:『線路の影をなぞる者(レイルトレーサー)』として参加者全員を喰らい尽くす(つまり皆殺し)。 ◆ その時間その場所にいれば面白い物が見る事ができただろう。 それは人間サイズの将棋の駒が会場を将棋盤に見立てて動く光景だった。 ◆ G-2には不思議な名前の学校がある――「ギャルゲ高校」だ。 いったい何がどうしてギャルゲなのかは未だ不明である。 ただ、今その校庭に人間の背丈ほどもある将棋の駒が飛び込んできた。 その表に彫られた銘は『金』だった。 「はぁ、無事に逃げられましたわね。偉いですわ」 「あ、ありがとう――って、抱きつかないで!!」 「助かった? ああ、蓮君! しっかり!」 「――ッ」 雪広あやか、スペードの2、リゼルク・ダイゼル、道蓮。 生を喜ぶその4人はつい先程までは死地に身を置いていた者達だ。 あの時、命の危機を感じたスペードの2は自分を奮い立たせて支給品として配られた将棋の駒『金』を使ったのだ。 結果、上手く4人ともこうしてクレアの手から逃げる事に成功していた。 「とにかく治療だ!」 だが安心はできない。 道蓮の傷からは血が絶え間なく零れ落ちている。 適切な治療を施さないと、死に至るのは確実だ。 「そ、そうでしたわ。まずは私達が下に降りて受け取りますわ」 「あ、ぼ、僕も」 そう言ってあやかとスペードの2は『金』から校庭へと飛び降りた。 幸い地面との高低差はあまりない。 二人は難なく降りると、道蓮を受け取る態勢に入った。 上で待つリゼルクはそれを確認すると、道蓮を下に降ろそうと傍に近づいた。 「よし、じゃあ降ろす――ッ!!」 その時、リゼルクには何が起こったのか最初分からなかった。 ドン、という胸を押された事だけが唯一分かった事だった。 道蓮が手を突き出して自分を突き飛ばしたのだと校庭に落ちながら理解した。 なぜ?という疑問がリゼルクの中で湧き上がる。 グチャ 「え?」 赤。 赤い。 ただひたすら赤い。 赤がリゼルクの視界を支配していた。 「ウソ、だよね?」 リゼルクは自分がいつ地面に落ちて、そしていつの間に立っているのか分からなかった。 それほどまでに目の前で起きた事は衝撃的だった。 「やったwww桂馬金取り成功www俺って天才www」 『あ、あの、水を差すようですが、今、下に誰かいたような……』 「え、誰かいたの? ぷwww間抜けすぎwwwじゃあ下の奴ぺっちゃんこ? ちょwwwマジウケるwwwもしかして、もしかすると、ドラえもんとかwww」 リゼルクの目の前で何か赤い植物のような物が喚いていた。 それは自分たちと同じような将棋の駒に乗って、ここへ飛んで来た。 着地点は丁度自分達が乗って来た『金』の真上。 赤い怪物の名前はレッドベジーモン。 彼は桂馬の進路としてI-3を基点としてG-2を『選択』した。 その結果がこれだ。 当然一人駒の上に残っていた道蓮は哀れにも原形を留めないほど潰されていた。 「おい」 「へ?」 ふとレッドベジーモンが自分の身体を見ると、自分が細いワイヤーのような物でグルグルに巻かれている事に気付いた。 それは幾重にも巻かれていて、脱出など不可能な代物だった。 「え、ちょ、待っ――」 「…………ッ」 「ぎゃぁぁぁ!!! 馬飛びした結果がこれだよwww」 レッドベジーモンが断末魔を叫び終わった時にはもうその身体はワイヤーによってバラバラにされていた。 そこにあった二つの将棋の駒も一緒にバラバラの結末を迎えていた。 もうそこには判別不可能な肉塊と木片が散らばっているだけだった。 「…………」 リゼルクは目の前の惨状をじっと見ていた。 静かだった。 「え、あの、その……」 「……ひっく、ぶえぇん」 その沈黙を破るようにあやかがリゼルクに声をかけた。 スペードの2は目の前の惨劇にまだショックから立ち直れていなかった。 「なに?」 振り向いたリゼルクの目は酷く冷たいものだった。 まるでこの世の全てを憎むかのような目だった。 そんな悲しい目をした子供を放っておけるほどあやかは無責任ではなかったし、なにより子供の悲しむ顔を見たくなかった。 「あの、なんて言っていいのか分かりませんけど……でも――」 「やったらやり返される」 しかし、あやかの言葉はリゼルクの言葉に遮られた。 「法の世界では法を破りし者は法に罰せられ」 リゼルクは一人言葉を紡ぐ。 「無法の世界では例えその身に何が起きようと法に守られる事はない」 ここは殺戮が横行する最大最凶の無法の地。 皆を縛る法律など存在しない。 「やったらやり返される」 その言葉の齎すものをリゼルクは考えていた。 またしばらく沈黙が続く。 あやかもスペードの2も何も言えないでいた。 そして、今度はリゼルクが沈黙を破るべく声を発した。 「ごめんなさい」 それは謝罪だった。 誰に対してかは分からないが、リゼルクの口から謝罪の言葉が一つ漏れた。 「ボクは殺し合いに乗るよ」 「な、何を言っているんですの!?」 あやかにはその言葉が信じられなかった。 先程までの愛らしい顔つきは今のリゼルクにはなく、もうそこには冷たい表情しか見られなかった。 「これは復讐なんだ」 「復讐って……道蓮君の仇はさっき討ったばかり……」 「違う、ボクが復讐するのはこの殺し合いそのものだ。参加者……そしてこれをさせている奴らも皆殺しにしてやるんだ」 リゼルクはこの場所で唯一の知り合いを目の前で無残に殺された。 それが彼の心の内に深い傷を負わせ、ついには狂気に当てられたか。 そしてリゼルクはおそらく最悪とも取れる『選択』をしてしまった。 「そんな、考え直してく――」 「無理だよ。もう決めたんだ」 「……リゼルク君」 「今だけはお姉さん達を見逃してあげる。でも、次に会った時は……」 リゼルクは二人に声を掛けつつ、自分が殺した赤い怪物のデイパックを拾い上げた。 道具は多いに越した事はない。 使えるものが多ければ、それだけ『選択』の余地が生まれてくる。 「――見逃さないよ」 それを最後にリゼルクは校庭を後にした。 【1日目 黎明/G-2 ギャルゲ高校前】 【リゼルグ・ダイゼル@シャーマンキング】 【服装】緑の服 【状態】健康、強い復讐心 【装備】ウォルターのワイヤー内蔵手袋@HELLSING 【持ち物】基本支給品一式×2、ランダム支給品0~2 【思考】 1:ここにいる全て(参加者も主催者も)皆殺し。 ◆ 校庭に残されたあやかとスペードの2はしばらく動く事が出来なかった。 リゼルクの冷たい眼差しが二人を凍てつかせたかのようだった。 だが、それもあやかの一言で溶け去った。 「あああ、なんでこんな事に……雪広あやか一生の不覚ですわ!」 「ど、どうするの。あやかお姉ちゃん」 「決まっていますわ。何としてでもリゼルク君を止めるんですわ!」 「うん、僕も手伝うよ」 「うぅ、あなたって子は……なんて良い子なんでしょうぅぅぅ」 「ぶえぇん~だから抱きつかないでよ~」 二人は『選択』した。 己の行くべき道を。 その結果がどうなるかは、まだ分からない。 【1日目 黎明/G-2 ギャルゲ高校の校庭】 【雪広あやか@魔法先生ネギま!(漫画)】 【服装】麻帆良女子中等部制服 【状態】健康 【装備】なし 【持ち物】基本支給品一式、ランダム支給品1~3 【思考】 1:殺し合いには乗らない。 2:リゼルクを止める。 3:年下の男の子には優しくする。 【スペードの2@七並べ】 【服装】青無地のパンツ一丁 【状態】健康 【装備】なし 【持ち物】基本支給品一式、ランダム支給品0~2 【思考】 1:あやかお姉ちゃんと一緒にいる。 2:リゼルク君を止める。 【レッドベジーモン@ニコロワ 死亡確認】 【道蓮@シャーマンキング 死亡確認】 【全体備考】 ※G-2のギャルゲ高校の校庭に以下の物が放置されています。 道蓮の死体(潰れて判別不可能な状態)、道蓮のデイパックと青龍偃月刀は衝撃で破壊されました。 レッドベジーモンの死体(ワイヤーによりバラバラにされて寸断された状態)、デイパックはリゼルクが回収しました。 バラバラにされた金@将棋、桂馬@将棋。 時系列順で読む Back イエス・ユア・マジェスティ Next エンカウント 投下順で読む Back 湖のほとりで休憩 Next 餓えた狼 二人の最強 クレア・スタンフィールド オムニバス 雪広あやかと少年と リゼルグ・ダイゼル そんなオチ 雪広あやかと少年と 雪広あやか そんなオチ 雪広あやかと少年と スペードの2 そんなオチ これだからゆとりは…… レッドベジーモン GAME OVER 雪広あやかと少年と 道蓮 GAME OVER
https://w.atwiki.jp/shinshihoushiken/pages/18.html
選択科目 ①倒産法,②租税法,③経済法,④知的財産法,⑤労働法,⑥環境法,⑦国際関係法(公法系),⑧国際関係法(私法系)の8科目うち、1科目を選択します。 平成22年新司法試験用法文登載法令 ① 倒産法 ・破産法 ・破産規則 ・民事再生法 ・民事再生規則 ② 租税法 ・国税通則法 ・所得税法 ・法人税法 ③ 経済法 ・私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律 ・入札談合等関与行為の排除及び防止並びに職員による入札等の公正を害すべき行為の処罰に関する法律 ・下請代金支払遅延等防止法 ・不当景品類及び不当表示防止法 ・不公正な取引方法(昭和57年6月18日公正取引委員会告示第15号) ④ 知的財産法 ・特許法 ・著作権法 ⑤ 労働法 ・労働組合法 ・労働関係調整法 ・労働基準法 ・労働基準法施行規則 ・労働基準法第37条第1項の時間外及び休日の割増賃金に係る率の最低限度を定める政令 ・労働契約法 ・最低賃金法 ・労働審判法 ・雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律 ・育児休業,介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律 ・短時間労働者の雇用管理の改善等に関する法律 ・会社分割に伴う労働契約の承継等に関する法律 ・労働者災害補償保険法 ・労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備等に関する法律 ⑥ 環境法 ・環境基本法 ・環境影響評価法 ・大気汚染防止法 ・水質汚濁防止法 ・土壌汚染対策法 ・循環型社会形成推進基本法 ・廃棄物の処理及び清掃に関する法律 ・容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律 ・自然公園法 ・地球温暖化対策の推進に関する法律 ⑦ 国際関係法(公法系) ・国際連合憲章 ・国際司法裁判所規程 ・外交関係に関するウィーン条約 ・条約法に関するウィーン条約 ・海洋法に関する国際連合条約 ・経済的,社会的及び文化的権利に関する国際規約 ・市民的及び政治的権利に関する国際規約 ・難民の地位に関する条約 ・難民の地位に関する議定書 ・航空機の不法な奪取の防止に関する条約 ・関税及び貿易に関する一般協定 ・核兵器の不拡散に関する条約 ⑧ 国際関係法(私法系) ・法の適用に関する通則法 ・扶養義務の準拠法に関する法律 ・遺言の方式の準拠法に関する法律 ・国籍法 ・外国等に対する我が国の民事裁判権に関する法律 ・家事審判規則 ・外国裁判所ノ嘱託ニ因ル共助法 ・民事訴訟手続に関する条約 ・民事又は商事に関する裁判上及び裁判外の文書の外国における送達及び告知に関する条約 ・民事訴訟手続に関する条約等の実施に伴う民事訴訟手続の特例等に関する法律 ・外国仲裁判断の承認及び執行に関する条約 ・国際物品売買契約に関する国際連合条約 ・国際海上物品運送法 ・国際航空運送についてのある規則の統一に関する条約
https://w.atwiki.jp/opcedaw/pages/12.html
女子に対するあらゆる形態の差別の撤廃に関する条約(女性差別撤廃条約) 全文前文 第一条 第二条 第三条 第四条 第五条 第六条 女性差別撤廃条約選択議定書 全文前文 第1条 第2条 第3条 第4条 第5条 第6条 第7条 第8条 第9条 第10条 第11条 第12条 第13条 第14条 第15条 第16条 第17条 第18条 第19条 第20条 第21条 女子に対するあらゆる形態の差別の撤廃に関する条約(女性差別撤廃条約) 全文 外務省HP より引用 前文 この条約の締約国は、 国際連合憲章が基本的人権、人間の尊厳及び価値並びに男女の権利の平等に関する信念を改めて確認していることに留意し、 世界人権宣言が、差別は容認することができないものであるとの原則を確認していること、並びにすべての人間は生まれながらにして自由であり、かつ、尊厳及び権利について平等であること並びにすべての人は性による差別その他のいかなる差別もなしに同宣言に掲げるすべての権利及び自由を享有することができることを宣明していることに留意し、 人権に関する国際規約の締約国がすべての経済的、社会的、文化的、市民的及び政治的権利の享有について男女に平等の権利を確保する義務を負つていることに留意し、 国際連合及び専門機関の主催の下に各国が締結した男女の権利の平等を促進するための国際条約を考慮し、 更に、国際連合及び専門機関が採択した男女の権利の平等を促進するための決議、宣言及び勧告に留意し、 しかしながら、これらの種々の文書にもかかわらず女子に対する差別が依然として広範に存在していることを憂慮し、 女子に対する差別は、権利の平等の原則及び人間の尊厳の尊重の原則に反するものであり、女子が男子と平等の条件で自国の政治的、社会的、経済的及び文化的活動に参加する上で障害となるものであり、社会及び家族の繁栄の増進を阻害するものであり、また、女子の潜在能力を自国及び人類に役立てるために完全に開発することを一層困難にするものであることを想起し、 窮乏の状況においては、女子が食糧、健康、教育、雇用のための訓練及び機会並びに他の必要とするものを享受する機会が最も少ないことを憂慮し、 衡平及び正義に基づく新たな国際経済秩序の確立が男女の平等の促進に大きく貢献することを確信し、 アパルトヘイト、あらゆる形態の人種主義、人種差別、植民地主義、新植民地主義、侵略、外国による占領及び支配並びに内政干渉の根絶が男女の権利の完全な享有に不可欠であることを強調し、 国際の平和及び安全を強化し、国際緊張を緩和し、すべての国(社会体制及び経済体制のいかんを問わない。)の間で相互に協力し、全面的かつ完全な軍備縮小を達成し、特に厳重かつ効果的な国際管理の下での核軍備の縮小を達成し、諸国間の関係における正義、平等及び互恵の原則を確認し、外国の支配の下、植民地支配の下又は外国の占領の下にある人民の自決の権利及び人民の独立の権利を実現し並びに国の主権及び領土保全を尊重することが、社会の進歩及び発展を促進し、ひいては、男女の完全な平等の達成に貢献することを確認し、 国の完全な発展、世界の福祉及び理想とする平和は、あらゆる分野において女子が男子と平等の条件で最大限に参加することを必要としていることを確信し、 家族の福祉及び社会の発展に対する従来完全には認められていなかつた女子の大きな貢献、母性の社会的重要性並びに家庭及び子の養育における両親の役割に留意し、また、出産における女子の役割が差別の根拠となるべきではなく、子の養育には男女及び社会全体が共に責任を負うことが必要であることを認識し、 社会及び家庭における男子の伝統的役割を女子の役割とともに変更することが男女の完全な平等の達成に必要であることを認識し、 女子に対する差別の撤廃に関する宣言に掲げられている諸原則を実施すること及びこのために女子に対するあらゆる形態の差別を撤廃するための必要な措置をとることを決意して、 次のとおり協定した。 第一部 第一条 この条約の適用上、「女子に対する差別」とは、性に基づく区別、排除又は制限であつて、政治的、経済的、社会的、文化的、市民的その他のいかなる分野においても、女子(婚姻をしているかいないかを問わない。)が男女の平等を基礎として人権及び基本的自由を認識し、享有し又は行使することを害し又は無効にする効果又は目的を有するものをいう。 第二条 締約国は、女子に対するあらゆる形態の差別を非難し、女子に対する差別を撤廃する政策をすべての適当な手段により、かつ、遅滞なく追求することに合意し、及びこのため次のことを約束する。 (a) 男女の平等の原則が自国の憲法その他の適当な法令に組み入れられていない場合にはこれを定め、かつ、男女の平等の原則の実際的な実現を法律その他の適当な手段により確保すること。 (b) 女子に対するすべての差別を禁止する適当な立法その他の措置(適当な場合には制裁を含む。)をとること。 (c) 女子の権利の法的な保護を男子との平等を基礎として確立し、かつ、権限のある自国の裁判所その他の公の機関を通じて差別となるいかなる行為からも女子を効果的に保護することを確保すること。 (d) 女子に対する差別となるいかなる行為又は慣行も差し控え、かつ、公の当局及び機関がこの義務に従つて行動することを確保すること。 (e) 個人、団体又は企業による女子に対する差別を撤廃するためのすべての適当な措置をとること。 (f) 女子に対する差別となる既存の法律、規則、慣習及び慣行を修正し又は廃止するためのすべての適当な措置(立法を含む。)をとること。 (g) 女子に対する差別となる自国のすべての刑罰規定を廃止すること。 第三条 締約国は、あらゆる分野、特に、政治的、社会的、経済的及び文化的分野において、女子に対して男子との平等を基礎として人権及び基本的自由を行使し及び享有することを保障することを目的として、女子の完全な能力開発及び向上を確保するためのすべての適当な措置(立法を含む。)をとる。 第四条 1 締約国が男女の事実上の平等を促進することを目的とする暫定的な特別措置をとることは、この条約に定義する差別と解してはならない。ただし、その結果としていかなる意味においても不平等な又は別個の基準を維持し続けることとなつてはならず、これらの措置は、機会及び待遇の平等の目的が達成された時に廃止されなければならない。 2 締約国が母性を保護することを目的とする特別措置(この条約に規定する措置を含む。)をとることは、差別と解してはならない。 第五条 締約国は、次の目的のためのすべての適当な措置をとる。 (a) 両性のいずれかの劣等性若しくは優越性の観念又は男女の定型化された役割に基づく偏見及び慣習その他あらゆる慣行の撤廃を実現するため、男女の社会的及び文化的な行動様式を修正すること。 (b) 家庭についての教育に、社会的機能としての母性についての適正な理解並びに子の養育及び発育における男女の共同責任についての認識を含めることを確保すること。あらゆる場合において、子の利益は最初に考慮するものとする。 第六条 締約国は、あらゆる形態の女子の売買及び女子の売春からの搾取を禁止するためのすべての適当な措置(立法を含む。)をとる。 女性差別撤廃条約選択議定書 全文 国連広報センターHP より引用 前文 この議定書の締約国は、 国連憲章が基本的人権、人間の尊厳と価値及び男女の同権に対する信念を再確認していることに留意し、 また、世界人権宣言が、すべての人間は、生まれながらにして自由であり、かつ、尊厳及び権利について平等であること、並びに、何人も、性別に基づく差別を含むいかなる差別をも受けることなく、その中に掲げられたあらゆる権利と自由を享有することができることを宣明していることにも留意し、 国際人権規約及びその他の国際人権基本文書が、性別による差別を禁止していることを想起し、 また、女子に対するあらゆる形態の差別の撤廃に関する条約(「条約」とする)において、その締約国が、女性に対するあらゆる形態の差別を非難するとともに、すべての適切な手段により、女性に対する差別を撤廃する政策を遅滞なく追及する旨合意していることも想起し、 女性によるあらゆる人権と基本的自由の完全かつ平等な享受を確保し、これらの権利と自由の侵害を防止するために効果的な行動をとる決意を再確認し、 以下のとおり合意した。 第1条 この議定書の締約国(「締約国」)は、第2条に基づき提出された通報を、女子差別撤廃委員会(「委員会」)が受理し及び審議する権限を有することを認める。 第2条 通報は、締約国の管轄下にある個人又は集団であって、条約に定めるいずれかの権利が侵害されたと主張するものにより、又はそれに代って提出することができる。個人又は集団に代わって通報を提出する場合は、当該個人又は集団の同意を得て行うものとする。ただし、かかる同意がなくとも申立人が当該個人又は集団に代わって行動することを正当化できる場合は、この限りでない。 第3条 通報は、文書で行うものとし、匿名であってはならない。委員会は、条約の締約国ではあるがこの議定書の締約国でないものに関するいかなる通報も受理してはならない。 第4条 1. 委員会は、利用し得るすべての国内的救済措置が尽くされたことを確認した場合を除き、通報を検討しない。ただし、かかる救済措置の適用が不当に引き延ばされたり、効果的な救済の見込みがない場合は、この限りでない。 2. 委員会は、次の場合、通報を受理することができないと宣言する。 1. 同一の問題が委員会によってすでに審議されており、若しくは他の国際的調査又は解決手続きの下ですでに審議され又は審議中である。 2. 通報が条約の規定に抵触する場合 3. 通報が明らかに根拠を欠いており又は十分に立証されない。 4. 通報提出の権利の乱用である。 5. 通報の対象となった事実が、当該締約国について本議定書が発効する以前に発生している。ただし、かかる事実がこの期日以降も継続している場合は、この限りでない。 第5条 1. 通報が受理されてから理非の決定に到達するまでのいずれかの時点で、委員会は、該当する締約国に対し、通報の対象となった権利侵害の被害者に取り返しのつかない損害が及ぶ可能性を回避するために必要となり得る暫定的な措置を講ずるよう要請し、その緊急な検討を求めることができる。 2. 委員会による本条第1項に定める裁量権の行使は、該当する通報の受理可能性又は理非に関する決定を示唆するものではない。 第6条 1. 委員会が該当する締約国に対する照会を行わずに、通報が受理不可能と判断する場合を除き、かつ、通報の本人である個人又は集団が当該締約国に対するその身元の開示に同意していることを条件に、委員会は、この議定書に基づき提出された通報に関して、極秘に当該締約国の注意を喚起するものとする。 2. 通報を受理する締約国は、6箇月以内に、委員会に説明書又は声明書を提出し、事実関係及び当該締約国によってとられた救済措置がある場合には、これを明らかにする。 第7条 1. 委員会は、個人又は集団により、若しくはそれらに代わり、並びに関係締約国によって提出されたあらゆる情報に照らして、この議定書に基づき受理した通報を検討するものとするが、この場合、この情報が当事者に伝達されていることを条件とする。 2. 委員会は、この議定書に基づく通報を検討する際には、非公開の会合を開くものとする。 3. 委員会は、通報を検討した後、通報に関する意見を、勧告があればこれと共に当事者に送付する。 4. 当該締約国は、委員会の意見をもしあればその勧告と共に十分に検討した上で、6箇月以内に、委員会に委員会の意見及び勧告に照らしてとられたいかなる行動に関する情報も含め、回答書を提出するものとする。 5. 委員会は、当該締約国に対し、同国がその意見又はもしあれば勧告に応じて講じたいかなる措置に関してもさらに情報を提出するよう促すことができるが、委員会が適切と判断する場合、かかる情報は、条約第18条に基づき当該国が後に作成する報告書に含めることができる。 第8条 1. 委員会は、締約国による条約に定める権利の重大又は組織的な侵害を示唆する信頼できる情報を受理した場合には、当該締約国に対し、情報の検討における協力及び、この目的のために関係情報に関する見解の提出を促す。 2. 委員会は、当該締約国から提出された見解及びその他の信頼できる情報があれば、これらを考慮した上で、調査を実施し、委員会に緊急の報告を行うよう1人又は複数の委員を指名することができる。十分な根拠及び当該締約国の同意がある場合、調査に同国領域への訪問を含めることができる。 3. かかる調査の結果を検討した上で、委員会は、何らかの註釈及び勧告があればこれを添えて、これらの調査結果を当該締約国に送付する。 4. 当該締約国は、委員会が送付した調査結果、註釈及び勧告の受理から6箇月以内に、その見解を委員会に提出する。 5. かかる調査は極秘に行うものとし、手続きのあらゆる段階において、当該締約国の協力が求められる。 第9条 1. 委員会は、関係締約国に対し、この議定書第8条に基づき行われた調査を受けて講じられたいかなる措置も、条約第18条に基づく報告書に含めるよう促すことができる。 2. 委員会は、必要に応じ、第8条4項にある6箇月の期間の満了後も、当該締約国に対し、かかる調査に応えて講じられた措置について通知するよう促すことができる。 第10条 1. 各締約国は、この議定書の署名又は批准、若しくはこれへの加入の際に、第8条及び第9条に定める委員会の権限を認めない旨宣言することができる。 2. 本条1項に基づく宣言を行った締約国は、事務総長に対する通告により、いつでもこの宣言を撤回することができる。 第11条 締約国は、その管轄下にある者が、この議定書に従って委員会へ通報を行った結果として、虐待あるいは脅迫を受けないよう、あらゆる適切な措置を講ずる。 第12条 委員会は、条約第21条に基づくその年次報告の中に、この議定書に基づくその活動の概要を含める。 第13条 各締約国は、条約及びこの議定書を公表し、及び広く周知させ、並びに特に当該締約国が関係する事案についての委員会の見解及び勧告に関する情報へのアクセスを容易にすることを約束する。 第14条 委員会は、自らの手続規則を定め、この議定書によって与えられた権限を行使する際には、これに従う。 第15条 1. この議定書は、条約に署名し、これを批准又はこれに加入した国による署名のために開放しておく。 2. この議定書は、条約の批准国及び加入国による批准に付されるものとする。批准書の寄託先は国際連合事務総長とする。 3. この議定書には、条約を批准、又はこれに加入した国のために開放しておく。 4. 加入は、加入書を国際連合事務総長に寄託することによって効力を生ずる。 第16条 1. この議定書は、国際連合事務総長に10番目の批准書又は加入書が寄託された日から3箇月後に効力を生ずる。 2. この議定書の発効後に批准又は加入を行う各国について、この議定書は、自国の批准書又は加入書の寄託の日から3箇月後に効力を生ずる。 第17条 この議定書に対しては、いかなる留保も認められない。 第18条 1. いずれの締約国も、この議定書に対する修正を提案し、これを国際連合事務総長に提出することができる。事務総長は、これを受け、いかなる修正案も締約国に通報するとともに、当該修正案に関する討議および票決を目的とした締約国会議の開催を望むか否かを同人に通知するよう要請する。締約国の3分の1以上がかかる会議を望む場合には、事務総長は、国際連合の主催によりこの会議を招集する。会議に出席し、かつ、投票する締約国の過半数によって採択されたいかなる修正案も国際連合総会に提出され、その承認を受ける。 2. 修正条項は、国際連合総会によって承認され、かつ、この議定書の締約国の3分の2により、各国の憲法に定める過程を経て受け入れられた時点で、効力を生ずる。 3. 修正条項は、その発効の時点で、これを受け入れた締約国に対して拘束力を有するが、その他の締約国については、この議定書の規定及び以前に受け入れた修正条項があればその修正条項が引き続き拘束力を有する。 第19条 1. いずれの締約国も、国際連合事務総長に対して書面による通告を行うことにより、この議定書を破棄することができる。破棄は、同事務総長が通告を受理した日から6箇月後に効力を生ずる。 2. 第2条に基づき提出された通報、又は破棄の発効期日以前に第8条に基づき開始された調査がある場合、破棄はこれらに対するこの議定書の条項の適用の継続を妨げない。 第20条 国際連合事務総長は、次の事項をすべての加盟国に対し通知する。 1. この議定書の規定による署名、批准及び加入、 2. この議定書の発効の日及び第18条の規定による修正条項がある場合には、その発効の日、 3. 第19条の規定による破棄。 第21条 1. この議定書は、アラビア語、中国語、英語、フランス語、ロシア語及びスペイン語をひとしく正本とし、国際連合の公式記録保管所に寄託される。 2. 国際連合事務総長は、この議定書の認証謄本を条約第25条にあるすべての国に送付する。