約 16,213 件
https://w.atwiki.jp/index-ss/pages/971.html
(3.) 「ガラン、ガラン、ガラン」 大きな鐘の音が特売タイムの終了を告げている。 外で待っていた上条の所に姫神秋沙と吹寄制理が出て来たのはその直ぐ後だった。 「買ってきたわよ。上条当麻」 姫神秋沙と吹寄制理が手に提げた大きなレジ袋を見た瞬間、上条は軽い立ちくらみを感じた。 「そ、そんなに買っちゃったのか?吹寄。」 「これ。レシート」 「あれ?こんなに買ったのに、たったこれだけの値段?」 「普段、貴様は一体どんな買い方をしているの?」 「買い物する前に売り場を一回りしておけば。このぐらいは当然」 「すげーな。きっと二人とも良いお嫁さんになるぞ」 「「……………………」」 上条が視線をレジ袋から上げると、姫神秋沙も吹寄制理も頬を赤く染めていた。 「どうしたんだ?二人とも顔がちょっと赤いぞ。熱でもあるのか?…………痛てーーっ!」 姫神秋沙と吹寄制理に同時に左右の足の甲を踏みつけられた上条当麻はその場にうずくまってしまった。 「全く、貴様というヤツは」 「ホントに鈍感なんだから」 朴念仁である上条当麻は二人の言葉の意味も当然のように理解できていない。 レジ袋を上条に押しつけスタスタと歩き始めた二人に向かって上条は恐る恐る声を掛けた。 「あのーっ、この両手一杯の食材は上条さん一人で運ばないといけないのでしょうか?」 「貴様は、これから手料理を振る舞ってもらう女の子に力仕事までさせる気?」 「君は鈍感なんだから。これぐらいの荷物なんて重くも感じないでしょ」 「うっう、なんだか二人の言葉にトゲトゲしさを感じるのですが…… 上条さんは何か粗相でもしでかしたのでしょうか?」 「なにブツブツ言ってんの?早く歩きなさい」 「頑張れ!上条君」 学生寮にたどり着いたときには上条の握力は無くなる寸前だった。 「ふーっ、やっと着いた。たっ、ただいまーっ」 「「お邪魔します」」 「おかえり、とうま。……って、あれ?なんであいさとせいりが一緒なの?」 「それは。今日の昼休みに上条君に迷惑を掛けたから。そのお詫び」 インデックスはみるみる不機嫌になりキッと上条を睨み付けた。 「とうま!とうまはそんなことがある度に女の子を家に呼びつけたりするわけ?」 「バカ野郎、俺は何も頼んじゃいない!」 「全く……いつもいつも……とうまはとうまなんだから!」 「落ち着け!インデックス。お客さんの前で流血沙汰は止めてくれ。 つり上がった目も大きく開けた口も清楚なシスターさんには似合わねえぞ」 レジ袋を床に置いた上条は防御姿勢を取りつつ、今にも飛び掛かろうとするインデックスを必死になだめていた。 「取り込み中の二人には悪いんだけれど。台所に通してもらえると嬉しい」 「えっ?あっ、悪りい」 「本当に、前から不思議に思ってるんだけど、貴様とその子は一体どういう関係なの?」 「だから……この子は知り合いから預かっている子で…………」 「あー、わかったわよ。そういうことでいいわ! じゃあ、私と秋沙は夕飯を準備するから貴様はリビングでくつろいでなさい」 噛み付くタイミングを外されたインデックスが再び上条に文句を言いかけた時、 TVから『超機動少女カナミンインテグラル』のテーマ曲が流れてきた。 そのとたん「カナミンだーっ!」と言ってインデックスはリビングに飛んでいった。 カナミンに救われた上条も後を追って一旦はリビングに腰掛けた。 しかし女の子にだけ仕事をさせて自分だけくつろぐことなどできない上条当麻である。 「俺もなにか手伝おうか?」 声を掛けた上条の視線の先にはエプロン姿の姫神秋沙と吹寄制理がいた。 その姿を見た瞬間、上条の頬を熱いものが一筋流れ落ちていった。 その時、上条の顔は神の奇跡を目の当たりにした子羊のようだったに違いない。 「台所にエプロン姿の女の子がいる。……うっう、なんて、なんて感動的な光景なんだ」 上条は一人感動を噛み締めていたが、姫神秋沙から声を掛けられてようやく我に返った。 「上条君。昆布あるかな?」 「あー、昆布なら流しの上の棚に置いてあるから俺が取ってやるよ。 よっと。はい、姫神」 「あっ、ありがとう」 「何言ってんだ。俺の方が礼を言わなきゃなんないのに」 「ううん。そんなこと……」 なんだかラブラブカップル状態になりつつある姫神秋沙と上条の後ろで、 吹寄制理がこめかみをヒクつかせていた。 (4.) 「ちょっと!計量スプーンはどこなの?」 吹寄の問いかけに上条が背を向けると、良い雰囲気を壊された姫神秋沙は口の中で小さく 「…………上条君のバカ」と呟いた。 「計量スプーンならこの引き出しの中にあったハズって……あれ?」 上条が引き出しの中をカチャカチャとかき回していると吹寄制理も顔を近づけてきた。 「私が探してあげるわよ」 「いいよ。俺が探すから」 「いいから私に任せなさい」 「「あっ、あった!」」 二人が同時に見つけた計量スプーンの上で吹寄制理の左手と上条の右手が重なってしまった。 「「あっ……」」 至近距離で顔を見合わせた吹寄制理と上条の顔が赤く染まっていたのは窓から差し込む夕日のせいだけではなかったかもしれない。 「……吹寄」 「……上条……当麻」 「コホン!」 姫神秋沙の咳払いに二人は瞬間的に手を引き戻した。 「みっ、見つかって良かったな」 「ええ、ありがと。そっ、そういえば男子の下宿の台所にしてはずいぶん綺麗ね?ここ」 「そっ、そうか?」 「ひょっとして。誰かが頻繁に片付けに来てくれてるとか?」 「そっ、そんなわけあるハズないだろ。ハハッ、ハハハッ」 何故かちょっとトゲのある姫神秋沙の問いかけを上条は引きつった笑いを浮かべ否定した。 そこにインデックスがリビングから上条に相槌を打った。 「そうだよ。頻繁ってわけじゃないよ」 「「えっ?」」 「こら、インデックス。なに訳分かんないこと言ってんだ。 それよりいつも食っちゃ寝している自分の行いを反省しなさい。 見なさいインデックス!!これが居候の正しいあり方だ!!」 上条に相槌を打っただけなのに上条から怒られたインデックスはむくれてしまった。 「むーっ、とうま。それって五和の時にも言ったことだよ」 「あっ、こら!インデックス」 「五和?五和って何?」 「いや、五和っていうのはただの知り合いで」 「女の子?」 「あーっ、姫神。人の話を聞かないうちから女と決めつけるのはどうかと思うぞ」 「女の子なの?」 「いや、だからそれは…………」 「女の子なのね!」 「…………はい」 「…………ハァーッ…………やっぱり」 「まったく貴様は次から次へと。一度その性根をたたき直さないといけないわね」 「そっ、そんなことより二人は何を作るんだ?」 「私は。鶏肉のピリ辛炒めと肉じゃがとだし巻き卵」 「私はロールキャベツにパンプキンクリームスープにシーフードサラダよ」 「どっちも美味そうだ。こりゃ何から食べるか迷っちゃうな。きっと、ハハハッ」 何とか話題を変えようとした上条であったが、上条を見る二人の目はジト目のままだった。 「うっ、じゃあ俺はテーブルでも拭いてくるかな」 二人の視線に耐えかねた上条はフキンを持って台所からそそくさと逃げだした。 すると、上条が逃げ出した台所からは姫神秋沙と吹寄制理が大笑いする声が聞こえてきた。 (あいつら、俺で遊びやがったな!)と上条は憤りつつも、二人が本気で怒っていないことにホッと胸をなで下ろしていた。 つづく。
https://w.atwiki.jp/dr-k/pages/19.html
#blognavi 転職しましてた。今度は勤務先から1駅徒歩8分。最寄のバス停から100歩というロケーション。ただし、かなり古い建物+上下の騒音の付き+直前の居住者は喫煙者。台所流しと風呂の排水は滞り勝ち、湯沸し機はあまり調子よくない。住めなくはないがというレベル。新しい物件はいいなというのか正直な感想。 カテゴリ [retrospection] - trackback- 2005年05月07日 00 43 56 #blognavi
https://w.atwiki.jp/moyashimon/pages/202.html
R.ルブラ R. ルブラ 学名 Rhodotorula rubraロドトルラ・ルブラ 通俗名 赤色酵母 属 Rhodotorula ロドトルラ属 酵母菌。 増えると光沢のあるピンク色の集落を作ることがあります。 台所の排水口や洗面所の洗面台、浴室の床など水系環境をぬめらせます。 自然界に普通に存在し、ヒトや動物からも分離されるらしいです。 ワイン造りにも参加しています。 Charactor History 初登場 - 第27話 禍根 (3巻)UFO研究会で雑菌として漂っていました。
https://w.atwiki.jp/suka-dqgaesi/pages/1719.html
791 :名無しさん@HOME:2008/05/22(木) 19 49 47 0 外人は結構年取ってからでも結婚する人多いよね。 離婚歴が多い人ほどやるような気がするw 一昨日まで夫実家に用事があって泊まり込んでた。 夕飯を作っている時、トメがじーっと鍋を覗き込んでいたのでふと見たら 味噌汁がガンガン沸騰してた。 「?」となりながら火を止めたら、トメに 「おみそ汁はね、沸騰させちゃダメ。若い子はそんな事も知らないのね」 ちなみにトメは隣のコンロで天ぷら揚げていた。 私がしたのは鍋に水を汲んだこと、火を付けた事、豆腐を切った事だけで だしを取ったのも、味噌を入れたのもトメ、 つーか真横で料理してるのに! しかも食べる時に「嫁子ちゃんがこんな事しちゃったから、みその風味飛んじゃってるわ」と。 それはちゃんと言い返したんだけど 「でも火を付けたのは嫁子ちゃんだし、 私が手を出したら悪いと思ったのよ」とか何とか言われてごまかされた。 これは完全に嫌がらせだな!と頭に来た。 その後、トメがお風呂に入る時、電気給湯器のスイッチが入ってないのに気がついた。(ウトが消し魔) 台所にあるそのスイッチを見ながら、後片づけしてたら 「ちょっとーー!給湯器入れてよー!」と聞こえてきた。 無視してたら、タオルを巻いたトメが台所に来て、 「ちょっと居るんじゃないの!スイッチ入れてくれてもいいでしょ!」と言われ 「でも、スイッチを消したのはウトさんなので、私が手を出したら悪いと思いまして」 と言って睨みつけたらキョドりながら、無言でスイッチを入れて出て行った。 それからの2日間はとーっても優しくされました。 793 :名無しさん@HOME:2008/05/22(木) 19 55 32 0 791 GJ!正当すぎて全くDQじゃありませんw でもトメさんそのやり取りで一応察して優しくするあたり、 そこまで嫁イビル度胸は無いと見た。今後いい距離感で適度に気を使い会えたらいいですね~ 795 :名無しさん@HOME:2008/05/22(木) 19 56 41 0 791 ストレートww つか、正論じゃんw そもそも、「火をつけたのが嫁だから手をだしちゃ悪い」なら 味噌入れちゃいかんだろ トメw 次のお話→871
https://w.atwiki.jp/akatonbowiki/pages/1330.html
このページはこちらに移転しました 幸せ 作詞/PZP 炬燵の中に足を入れて ミカンを剥いて一口 君は肉じゃがをこちらに運ぶ 「失敗したかも……」 と少し落ち込む ああ、僕は気にしてないよ 君が作った料理だから 愛情は最高の調味料 「美味しいお茶を淹れてくれないかい」 君は笑顔で台所へ 温かい笑顔 幸せの色 色々な想い 楽しい毎日 可愛い君と暮らしてるから…… (このページは旧wikiから転載されました)
https://w.atwiki.jp/dtmoe/pages/14.html
私の好きなモノ 歌詞:47号 対応曲:983氏製作 おそばの事 うどんの事 マジ大好きな事 もう食べれないなら ここから逃げだしちゃいたい 天丼屋も 牛丼屋も もう忘れちゃったよ 巨大ジャーなんて消えていて キレイな小麦粉ばかりだね どうでもいい喧嘩したね さみしかったね 台所は うどん粉がないだけでそば粉はあったのに ほんと言うとうれしかった あなた蕎麦(そば)を 作ってたから なんとなく泣きたくなった 私今どうして寿司屋なの?
https://w.atwiki.jp/nitendo/pages/66.html
アイスマプー とは、【ルイージマンション】のキャラクター。 プロフィール 作品別 元ネタ推測 関連キャラクター コメント プロフィール アイスマプー 他言語 種族 【オバケ】 初登場 【ルイージマンション】 氷のエレメントを纏った白いマプー。エレメントを剥がさないと攻撃が通用しない。 作品別 【ルイージマンション】 体力20、攻撃力10。 1階の台所などに登場。倒すためには火のエレメントが必須。 元ネタ推測 Ice 関連キャラクター 【マプー(ルイージマンション)】 コメント 名前 全てのコメントを見る?
https://w.atwiki.jp/anchorlegendscenario/pages/243.html
この鎮守府では初見となる加賀さんが配属された。 うれしいことに加賀さんはカレーを作ってくれたらしい! 皆で食堂に行くと、虹色のきらめくなにかを嘔吐しつつビクンビクンしているまるゆが… き、緊急会議!このカレーはやばい! 必死に説得したが、台所を決してどかない加賀さん。 諦めかけたその時、警報が鳴り始める! 助かった!逃げられる!さぁ、出撃よ! 「ここは譲れません」 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/akatonbowiki/pages/10362.html
このページはこちらに移転しました ポップな歌 作詞/408スレ99 映画館前 甘い香り広がる 鳴り止まぬ腹の音 あふれ出した唾液 潰れた財布 青いため息ついた 終わらない食欲に もう限界超えて 隣接する スーパー独り 乾燥とうもろこし探す 速度違反の 自転車駆ける 台所 コンロ Fire On!!!!! さぁ熱く弾けろ 焼けた鉄の上で 灼熱の想い受けて 白い花を咲かせろ さぁ熱く弾けろ 硬い殻を破れ カラメルシロップかけて 出来上がれ Caramel PopCorn
https://w.atwiki.jp/yume-m/pages/36.html
ゆっくりと雪兎 ゆっくりチョコレート工場 ゆっくり友達 マーベラス・スイーツ ゆっくり愛で小ネタ168 お話ししようね! ゆっくり愛で小ネタ169 ハッピー?ホワイトデー この手に掴むまで 桜の下でもう一度 胡蝶の夢は、誰の夢 今も昔も変わらずに Waiting Bar YUVANTI 小ネタ191 衣替えにはまだ早い 遠き山に日は落ちて I Walk a lonely road こんな村があったなら 空に歌えば 春風と共に ゆっくりと、おもてなし 台所戦線 異常なし 次の街へ