約 16,213 件
https://w.atwiki.jp/suka-dqgaesi/pages/2674.html
372名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2008/11/20(木) 14 35 49 0 流れ豚切りで投下しまっす。 味音痴で、煮物の味付けは全部めんつゆ&味見一切しないトメ。 トメが買い物に行く間掃除をしておけと、依頼されたので掃除 ついでにココのスレを参考にトメ宅のメンツユを麦茶に変えて来た。 夫は了承済み。 夫からトメに「久しぶりに実家の煮物食いたい」とメールさせたので 今日の夕飯は夫と一緒にトメ宅に呼ばれるはず。 373名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2008/11/20(木) 14 36 46 0 はいはい、めんつゆめんつゆ 374名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2008/11/20(木) 14 38 01 0 372 しっかり事後報告待ってるよ!! 375名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2008/11/20(木) 14 40 10 0 味音痴=めんつゆになってきたね。 掃除依頼されてなんでやるの? 376名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2008/11/20(木) 14 40 40 0 麦茶煮ってどんな味がするだろう… 377名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2008/11/20(木) 14 42 40 0 めんつゆ美味しいじゃん。 いつも敵にされて可哀想だわ。 378名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2008/11/20(木) 14 44 17 0 なんだかなぁ・・・ 掃除依頼以外のトメの非道さを書いてくれないと この文面だけじゃ「掃除しときなさいよ!」→「いやです(ガチャ切り)」でいいじゃんとか思う むしろ「息子がワタシの煮物食べたいだなんて♪」でウキウキでつくって 息子夫婦にpgrされるトメが憐れに思えていやな感じ 380名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2008/11/20(木) 14 46 04 0 お茶で煮るといい煮物も多いけどな。 てか、麦茶で煮物作ったら、まず匂いで解るだろう。 382名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2008/11/20(木) 14 48 35 0 めんつゆと麦茶では匂いが違うから作ってる途中で気づかれると思う。 年齢のせいで嗅覚が弱ってたらわからないけど…。 そういえば嗅覚がおかしいと味覚もおかしくなるらしいよね。 383名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2008/11/20(木) 14 52 39 0 378 ドウイ~ 恥かかせてやろうぜイッヒッヒッ的な厭らしさしか感じない 384名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2008/11/20(木) 14 56 27 0 あー、トメのウザさ書いてませんでしたね。 アポは取ってくれるんですが、一人食事が寂しいのか頻繁に 家に夕飯を食べに来るんです。 作ったものを捨てはしないけど「○○家の味付けを覚えろ」 とウザったい。 ほんだしを使ってたら「おだしは、昆布とカツオ節で云々」 言ってくるんだけど、実家の味付けは全部めんつゆなのを 夫から聞いてたので「ご実家は味付けはめんつゆだって夫が 嘆いてましたけど?」っと言い返したらビンタ食らった。 ほんとに昆布とカツオ節で出汁取ってるなら、麦茶味の煮物 が出てくるはずが無いので、麦茶味だった時点で大笑いして やろうと思ってる。 その後いかがですか? その30より 876 :名無しさん@HOME:2008/11/20(木) 22 51 58 0 スカスレで義実家のめんつゆを麦茶にすり替えた嫁です。 とりあえず、結果報告。 夫と実家の夕飯に呼ばれて帰ってきました。 義実家に着くと、夫リクエストの煮物は無く出前のお寿司が 用意されてました。 お茶を入れようと台所に行こうとするも、トメは私が台所に 入るのを阻止する。 いつもは「嫁が率先して台所に立て」と言うのに。 トメの隙をついて台所に特攻すると、三角コーナーに煮物が 捨ててありました。 「あれ? トメさん煮物なんで捨てたんですかー?」っと 聞いたら「し、失敗したのよ!!」とキョドルキョドル。 「ほんだしじゃなく、昆布とカツオ節でちゃんと出汁を取った煮物 食べたかったのに残念・・・・つか、やっぱめんつゆ使ったんじゃん。 昼間にめんつゆは麦茶に入れ替えときましたけどね。ほんだしを 使う私を叩くほどちゃんと出汁とるお母さんならめんつゆなんて 使わないと思いましてー」っと言いながら鼻で笑ったら、トメが 「ごめんなさい」と謝ってくれたので、3人仲良くお寿司を食べて その後は「旦那家の味」はもう言いませんと確約して帰ってきました。 878 :名無しさん@HOME:2008/11/20(木) 22 53 59 0 トメ鼻づまり? 879 :名無しさん@HOME:2008/11/20(木) 22 57 57 0 丸く収まったなら良かった良かった。 乙。 次のお話→110-404
https://w.atwiki.jp/yomedousi/pages/679.html
スレ10-484 484 :名無しさん@HOME:2008/01/17(木) 10 16 51 0 自分の実家、旦那の実家、共に遠方。 たまに里帰りして、実兄嫁、義弟嫁とは年に数回会う程度。 自分の実家では実兄嫁、私、母の3人で家事を分担してる。 洗いものとか流れ作業で洗う→流す→拭くみたいな感じ。 皆でやると片付くのが早い。 旦那の実家では…。お客様状態で上げ膳据え膳の義弟嫁。 私が洗いものしてる横で、義母は義弟に持たせるものを見繕い、 義弟夫婦はのんびりくつろいでる。私が先に台所へ入るせいで 行きづらいのか?と思って、この正月は最後の最後まで食卓で 粘ってみたけど、違った。洗いものをする気は全くないらしい。 義弟嫁がやらなくても、義弟がやってくれれば文句ないんだけどな。 自分達が使った食器ぐらい自分達で洗えよ、といつも思う。 486 :名無しさん@HOME:2008/01/17(木) 10 45 05 0 484 他家の台所に入るのは失礼という考えなんじゃないかな。 手伝ってくださいと声を掛けてみては? 484サンは違うと思うけど、 口では「お客さんは座ってて下さい」と言うくせに、陰では不平不満を言う義理兄弟の嫁って最悪。 487 :名無しさん@HOME:2008/01/17(木) 10 51 35 0 484 486と同じく。義弟嫁さんもどうしたらいいか分からないのかもよ? 台所に入られたら嫌だ、狭いところに何人もいてかえって邪魔、 ってことだってあるし。 自分は「手伝います」って一度は言うけど、「座ってて」って言われたら、 それ以上はなかなか言えない・・・ 人の台所は勝手が分からないし、色々聞かれるのもわずらわしいかなぁ、 とか、どの程度まで立ち入って手を出せばいいのか迷う。 でもマナー本とか見たら、「3度断られて初めて座れ」って書いてある。 手伝って欲しいなら、黙ってプリプリ怒ってるのではなくて、 それとなく具体的な仕事を言いつけて手伝ってもらったらいいと思うけど。 もしかしたら、嫁いで来てすぐの頃に「手伝います」「座ってて」という やり取りが何度かあって、 「手伝います」って逆に言いづらくなってるのかもしれないよ? 言えば喜んでしてくれるんじゃない? 489 :484:2008/01/17(木) 13 12 20 0 レスしてくれた人ありがとう。 私は旦那の親と同居してるわけじゃないから、旦那の実家で余所者の私が 「洗いものお願い」なんて言える立場じゃないと思うのね。私は義母に 命令されてやってるわけじゃないし、自主的にやってるなら文句言うなと 言われたらそれまで。ただ、私が先に動くせいで義弟嫁が遠慮してる のかと思って小細工してみたら、そうじゃないことがわかったわけよ。 そう言えば、義弟夫婦がまだ婚約中だった時に「お手伝いします」 「いいわよ、座ってて」なんてやり取りを義母とはしてたね。 義弟も「皿なんか洗わなくていいよ」と言ってた。あれから2年ぐらい 経つけど、あの時以来「お手伝いします」なんて台詞は聞いたことないな。w 490 :名無しさん@HOME:2008/01/17(木) 13 15 53 P 一度拒否られてるなら遠慮するのが当然になってても仕方ないんじゃね? ふいに実験して思うように動かなかったからって悪く思うのは ある種のわがままっぽ・・・・一緒にお願いって誘ったならわかるけどさ 492 :名無しさん@HOME:2008/01/17(木) 13 23 42 0 でしゃばってきたらそれはそれで「うぜー」って 思うんだろうしねぇ。 先輩の義兄嫁がいるなら尚更じゃない? すでに出来上がった形があるならそれに従わないと でしゃばってもいけない、って思うだろうし。 493 :名無しさん@HOME:2008/01/17(木) 13 50 24 0 484 自分で食べたものくらい片付けてと思うのは当たり前だよね。 普通なら同じ嫁の立場の人がやってたら、自分はしなくていいのかとそわそわしてしまうと思うけど、 そういうことを感じない義妹さんだと思えばいいんじゃない? あなたのご実家は同じ価値観の人がたまたまそろっただけだと思うよ。 495 :名無しさん@HOME:2008/01/17(木) 13 58 17 0 作業をしながらひと声「義弟嫁さん、ちょっとお願いできる?」といえば済みそう Next→10-607
https://w.atwiki.jp/asshi219/pages/16.html
オールドマーケット シェムリアップの台所です。野菜や果物や、トンレサップ瑚でとれた魚とか肉とか、Tシャツから宝石まで何でもあります。 洗剤やTシャツなどの家庭製品の殆どはタイ製です。
https://w.atwiki.jp/yomedousi/pages/58.html
BILGF-1 (前身スレ1) 220 名無しさん@HOME 04/12/13 15 46 29 私長男嫁です。 義理弟の彼女がだいっっっっっっっ嫌いです。 よく二人でうちに遊びに来るんだけど全く何もしない。 箸もコップも出さなければ皿を下げる事もしない。 「何か手伝いますか?」なんて聞いたことが無い。 で、旦那、義理弟、私の娘(2歳)、彼女でキャハキャハいって遊んでる。 食事の用意や片付けしてると「何、私って家政婦?」って思ってしまう。 顔にも出てるみたいでなんとなく旦那がフォローにくる。 義理弟もなんとなく皿片付けてくれるの。 でも、彼女だけはほんとに何もしない。 はぁ~、こんな人と義理とはいえ兄弟になるのはいやだな~。 別れてくれないかなと思ってしまいます。 225 名無しさん@HOME 04/12/14 11 42 05 >220 まだ「彼女」なんだから、一応お客さん扱いでよいのでは?と思った。 婚約してるとか、そんな後だしはなしね。 個人的には私は台所いじられるのがキライなので、自分の家に弟と弟彼女がきて 「てつだいますぅ~(キャハ」なんかされたら、「うっさい。すわっとけボケェ!」ぐらい思うかも。 つか、いやなら弟ごと家にいれなきゃいいじゃん。ダンナも弟も察してるんだったら 外で会えば?ここでグチってるだけじゃなんにもなんないよ。 226 名無しさん@HOME 04/12/14 12 20 04 >225禿同 なんかトメっぽい考え方の人でつね。 227 名無しさん@HOME 04/12/14 12 23 37 手伝ってほしいなら「ちょっと手伝ってくれる?」とか言えば 彼女も「おぉ手伝うのか、なるほど」とその家の考えを学習するかもしれないのにね。 何も言わないで顔だけ怒ってても老けるだけだよ。 232 220 04/12/14 15 18 14 お客さんと思えば割り切れるかもしれないですね。 前の彼女も私の友達も大体が一緒に台所に立つタイプだったので 自分の基準が知らぬ間にそうなってたのかも。反省。 私も一緒に遊びたいのにポツ~ンな感じで後片付けしてたので 一人で悶々してました。 なんか気楽になったぞ。次ぎ来ても大丈夫そうだ。 233 名無しさん@HOME 04/12/14 15 49 40 220 自分が黙々とやっている後ろでキャハハ~なんてやられたら私も モニョリそうだなー。 本当なら「何か手伝う事は?」と一言あっても良さそうだけどね。 皿を下げるそぶりもなし、人に下げてもらう時に何のお礼もないような人 は私も義妹にはしたくないけどな。 ほどよく距離をおいたお付き合いができるといいね。がんがれ! 234 名無しさん@HOME 04/12/14 15 55 01 233 うちの義妹は思いっきりそれだ。 今はあっちが手のかかる小蟻なんで、でかけるときとか 大変そうだけど、手伝わないし気も使ってあげてなーい。 ヤツはいつもおこってるぞな 235 名無しさん@HOME 04/12/14 16 04 26 義兄嫁が前の彼女と台所に立ってたなんてやだな…。 仕方無い事だけどやだな…。 Next→bilgf-2
https://w.atwiki.jp/index-ss/pages/189.html
[15]Imagine Breaker05―幕間 とある二人の純情 第七学区にある、とある高校の男子寮の一室にある、卓上時計の針が二時半を越えた頃。 部屋の主である上条当麻は死にそうになっていた。 死因は多分――ハラペコ。 空腹とか栄養失調とか、とにかくそういう類の原因で体を動かす活力が沸かない。ぶっちゃけ死にそう。 だから、少年は一人暮らし用に作られたワンルームマンションの狭いキッチン――というか台所に呼びかけた。 「御坂ー、いい加減に腹減ったぞ。このままでは上条さんってば死んじゃうかも――がぁ」 まるで入稿の終わった後の漫画家みたいな格好で、ガラステーブルの上に突っ伏した上条の言葉は、台所から飛んで来た調理器具に よって中断された。調理器具は上条を撃沈した後に、フローリングの床に二度、三度と跳ね、軽い音を奏でた。 「御坂、『おたま』は結構痛いぞ」 赤くなった額に右手を当てながら、上条の非難がましい声が台所へ飛んだ。 上条の右手に宿る幻想殺しは、いくら痛む場所をさすっても、額の痛みを緩和してくれたりはしてくれない。 「もう少しで出来るから、大人しく待ってなさいよ」 上条が今いる居間兼勉強部屋兼寝床な部屋に隣接している台所から、美琴の声がした。 居間の上条からは、台所でせわしなく動く美琴の後ろ姿が、丁度目に入る。 美琴は仕立ての良い白いブラウスの上に、普段上条が使っているエプロンといった格好。彼女が着ていた常盤台中学指定のコートと 冬服の上着は上条の丁度後ろの壁にハンガーで吊るされていた。 美琴がいるのでおおっぴらに着替える事も出来ず、未だに上条も学生服のままだった。 上条は美琴の後姿に、もう一度声を掛けた。 「御坂ぁ」 「んっ?」 「何か手伝うか?」 「アンタねぇ、それじゃ意味ないでしょうが。まぁその気持ちだけ受け取っておくわ」 半分呆れ、半分照れたようにお嬢様が返答する。口調こそ柔らかいが、断固として台所に入らせないつもりだ。 「そうか?俺が直に見た方がいいような気もするんだが?」 「しつこいわ、アンタが私に話しかけてくる分だけ、食事にありつけるのが遅くなるわよ」 上条と美琴は男子寮の部屋に戻ってきてから、こんな感じの会話を繰り返していた。何回も。実は既に三回目を数える。 あんまり、お嬢様の機嫌を損ねると後が恐いので、上条はリモコンを操作してTVをつけた。 一般的な大きさのTV画面に映し出されたのは、二十代前半の女性レポーターと学園都市の街並。 レポーターはマイクを片手に走りまわり、あちこちを指差しては、その説明に声を弾ませていた。 『クリスマス・イヴを翌日に控えた、地下ショッピングモールではクリスマスカラー一色で飾りつけられ、多くの人々で賑わっていま~ す。学生達は冬休みに突入し、友達、あるいは恋人と一緒に出歩く姿も多いようです。クリスマス・イヴ当日には 煌びやかにライトアップされた演出が恋人達の夜を祝福し、なかでも――』 九月からこっち、幾度と無く破壊されて、その度に修復される地下街。なんだかんだ言っても近くにあるし、若者向けの店の豊富さ や閉店時間が遅い等、便利な条件が重なるので上条もよく利用する場所だ。美琴とペア登録をした携帯電話の代理店や御坂妹にプレゼ ントしたアクセサリーの露店などは、まだ記憶に新しい。 「痛っ」 突然、台所から包丁の音が途切れて、小さく美琴の声。 上条はモソモソっと立ち上がり、台所へと入った。 そこには、少し涙目になった美琴が、左手の人差し指に例のキャラクター物の絆創膏を、貼り付けている光景。 「大丈夫か御坂、指切ったか?」 「あわわわ、ゆ、指なんか切ってないわよッ!?入ってくんなって言ってるでしょ!」 上条の姿に気づいて、慌てて左手を腰の後ろに隠した美琴は、上条を台所から追い出した。 無能力者(レベル0)である上条は、当然貰える奨学金もたかが知れている。 毎月毎月、いろいろとやりくりして過ごしてるのが現状であり。早い話が貧乏学生だ。 美琴によって再び定位置(ガラステーブル)に、戻された上条は、美琴にどう礼を言ったものだろうか、と考えを巡らせていた。 いくら美琴が言い出した事とは言っても、結果として上条のお財布に優しい結果となっている。買い物までして。指まで切って。 だったらせめてその労力に見合う分ぐらいは、彼女に還元してやってもいいのでは無いか?とそう思っていた。 もちろん手料理なんて物は値段が付けれる物じゃ無い。だから単純に「代わりに晩飯を奢る」で済ますのは、いくらなんでも早計だ。 有力な候補は二つ。 どこかに遊びに連れて行くか。何か喜びそうな物をプレゼントするか。 だが、悲しいかな上条当麻、水瓶座の十六歳。いままでの人生では不幸にも彼女がいた試しは無かった。 女の子が喜びそうな物が分からないので、そのたった二択が決めれない。 (アイツが喜びそうな場所なんて本気で知らないんだが、どうしたものか) 普通に考えれば、映画館、レストラン、ボーリング場。ゲームセンターは美琴のイメージに合ってるけど、喜ぶかどうかは不明だ。 欲しがりそうな物といえば、例のカエルグッズ。これは美琴と同一のDNAを持つ御坂妹も興味を示してた事から、おそらく遺伝子 レベルでああいう物が好きなんだろうなぁ、と推測できる。 ただ、ああいう物がどういう店に置いてあって、どこに店があるのかなんて事は良く知らなかった。 「御坂」 TVの画面から視線を外し、上下逆さまの世界で美琴を呼ぶ。 (俺に分からないのなら、本人に聞けばいいんだよな) 乙女心はそんな単純な物では無いのだが、立て捨てフラグ王の異名を持つ上条当麻に、それを期待するのは酷と言うものだった。 「だぁぁ!もうさっきから何よ。欠食児童かアンタは!」 バタンッ、という音の後に、台所から目を吊り上げて美琴が出てきた。美琴はエプロンの裾で水に濡れた手を乱暴に拭き、ガラス テーブルを挟んで上条の向かい側にちょこんと座った。 左手の人差し指には、真新しい絆創膏。やはり指は切っていたようだ。 「濡れても剥がれないなんて流石はカエルだな。水陸両用か」 「何の事よ、それ。――で、何よ」 美琴は上条の視線に気づいて、左手の人差し指を隠す様にしてグーにした手を、膝に置いて軽く正座。 口をとんがらせる仕草は、なんだか美琴のイメージと違い、少し子供っぽかった。 「あれ?お前料理は?」 「炊飯ジャーの中に突っ込んだからしばらく時間が空くわよ。それより続き!さっさと話しなさいよ」 「ああ、なるほどね」 上条はガラステーブルに突っ伏した体をむくりと起こした。 「今TVで地下街の特集しててな。なんかいろいろやってるみたいだぞ。あそこ」 「"明日はクリスマス・イヴ"だもんね。"クリスマスパレード"もあるし、結構賑わうんじゃない?」 ああ、もう何でここまで言ってんのに気づかないかな?ほんとに鈍すぎんのよコイツ、本当は気づいててやってんじゃ無いの?―― とでも言いたそうな表情を浮かべ。『クリスマス・イヴ』だとか『クリスマスパレード』だとか一部を強調しながら、チラチラと上条に視 線を送っていた。 「あそことかいいよなぁ」 さりげなく会話の方向を誘導しようとして、画面を見ずに上条はTVを指差した。 美琴がそれを追う。そして率直に感想を口にした。 「なによ、新装開店のレストランの特集じゃない?これから私の手料理を食べようって時に。私の料理なんか食べたくないっていう遠ま わしな抗議?だったら素直に食べたくないって言えばいいじゃないのよ!」 「はっ?えっ?うわっ特集変わってやがる!」 TV画面は既に違う特集に変わっており。レポーターがこの世の極楽を味わったような笑顔で、ハンバーグに舌鼓を打っていた。やたら と幸せそうなレポーターの顔が余計にムカついたが、上条はそれどころではなかった。 お嬢様の機嫌がすこぶる悪くなりつつあったから。 「待て!御坂」 「"待たない"」 「わかった、時に落ち着け御坂」 「"落ち着かない"」 「怒るな御坂」 「"怒ってない"」 上条当麻の言葉を美琴は全面否定。お嬢様の表情は笑顔のまま。ただ一部分を除いて。笑顔の除外部分は目。 TV画面を遮る様に美琴がゆらりと立ち上がった。拳を握り、敵を見据え、にっこりと微笑んで、一歩、また一歩。ゆっくりと距離を 詰めてくる。 「御坂、目が笑ってねぇよ、マジで落ち着け」 「私は冷静よ、怒ってなんか無いわよ、ムカついてなんかいないわよ。なんだかアンタを殴り飛ばしたくて仕方ないだけよ」 「そういうのを冷静とはいわねぇよ!」 割と本気で命の危険を覚え、上条はわしゃわしゃーっとツンツン頭を掻き回した。そして若干混乱気味、空腹気味、ボイコット気味の 頭に様々な思考を走らせる。 (命令だ!考えろMY脳) 命題は『お嬢様の機嫌の取り方』これ一本。 思考の海に飛び込んで、浮上し、全力のクロールで思考の波をザッパザッパと泳ぐ。 だけど混乱した頭では、目の前のお嬢様(きょうい)のご機嫌を戻すほどの機転が働くわけも無く。 そもそも答えがあるのかすら怪しい。 上条が思考の海で溺れそうになってる間にも、お嬢様は間合いを詰めてくる。 (逃げなきゃ、逃げなきゃ、逃げ、げっ) 後ずさり、懸命に距離を離すが、ワンルームマンションの狭い部屋だ。すぐに壁にぶち当たる。 型遅れのTVのスピーカーからは、相変わらず地下街のお店を紹介するレポーターの声が零れていた。 『こちらのお店では特に"若い女の子"に人気の商品を取り揃えてあります。こんな素敵な場所に連れてこられたら、きっと彼女は喜ぶで しょうね』 正に天啓。救いの光。まるで地獄の底から救い出してくれる蜘蛛の糸。 (これだぁぁあぁあああああ!) 上条は神様って本当にいるんだなぁ――って割と本気で、思った。 御坂美琴は十四歳。女子中学生。常盤台中学という箱入り娘養成所のようなお嬢様学校に通ってる癖に、あまりお嬢様っぽくないのが 玉に瑕だが、文句無しに若い女の子。 レポーターのお姉さんが嘘を言ってるのでなければ、彼女はきっと機嫌を直してくれるに違いない。というより、そう願う。 上条は美琴の後ろに見えるTV画面を指差して、 「あ~、あそこに行きたいなぁって思ってただけだ」 と拳を鳴らして、鉄拳制裁の予備動作に入ろうとしていた美琴にわざとらしく言う。 (頼む!効果があってくれ!) 神に祈る。仏にも祈る。レールガンノミコト様にも祈る。 「ん?」 と美琴が上条の指差すTV画面へと目を向け。すぐに反応を示した。 (よし、危機(クライシス)脱出!) 「なっ!?あ、アン、アンタ。私とあそこに行こうっての!?本気で!?それマジで言ってるの?」 (あれ?少し反応がおかしいけど?って、あ……) 上条はいまだにTV画面を指差していた。そこに映っているのは若いレポーターと"オシャレなアクセサリーショップ"の店内。 狙ったかの様に『恋人達の永遠の愛がどうたら』とかいうサブタイトルまでついてる。外国人らしい店のオーナーの男が、字幕音声付 で長々とレポーターへ説明している。どうも今年はハートのあしらわれたリングとかネックレスとかが巷では流行らしい。 (うわ、まじかよ……) 「え、あ、えーと、その……」 美琴の視線はTV画面と上条を交互にチラチラ。さっきまでの怒りはどこか遠くのお山辺りにでも飛んでったらしい。 「アンタがどうしてもって言うなら……。その、あの、行ってもいいけどさ……。深い意味とか無いからね……」 モニュモニュ、ゴニョゴニョと美琴は恥ずかしそうに両手の人差し指同士を絡ませてる。 そこまで気が回らなくなったのか左手の絆創膏を隠す事もやめていた。 微妙な乙女心を察しなさいよ、このボンクラ――行きたいに決まってるでしょうが、と眼で訴える美琴の顔は、誰が見ても一目で分か るぐらい紅潮していたが。でも肝心の上条が全く気づいてない辺り、彼女も結構な苦労人だった。 その時、上条当麻は別の事を考えていた。もはやそれは確信に近かった。 神様なんてろくな奴じゃ無い――と。 この世にもし神様って存在がいるとして、果たしてその存在は都合よく味方してくれるほど人間が出来ているだろうか?答えは否。 神様は人間では無い。だから人間は出来ていない。きっと善人にも、悪人にも、働き者にも、怠け者にも、平等に幸福と苦難を与える に違いない。きっとこの世界の神様はそんな神様。 でもってそれには偏りがあるのだろう。"不幸にも"上条当麻の幸福は後半に偏ってるようだから。 「じゃねぇと納得できねぇよ!」 ありがたい、ありがたすぎておもわず右手の幻想殺しが牙を剥きそうになるぐらいに、ありがたい。 「納得!?でも私のイメージにはちょっと、ね、え、えへへへへ、まいったなぁ、どうしようかな……」 上条の発言に美琴は目を丸くして驚きの表情を浮かべた。ポーっとした目つきで自分の指や首に着けられたソレを想像し、 一人で顔を赤らめるお嬢様をよそに、 「ああ、神様。此度の温情に心より感謝致します。とりあえず一命は取り留めましたが――もし狙ってやってるのなら覚えてやがれ。 今度会ったら、その平和な幻想(よこっつら)をぶち殺してやる」 上条は、右手を握り締めて、そんな妙な台詞を口走るのだった。 神の子の誕生日も近いというのに、ひどく罰当たりな人間がここに居た。 [12月23日―PM14 52]
https://w.atwiki.jp/elliciasp2nd/pages/138.html
街 ダグベ村 ピグクトゥック村 戦闘地域 ヴォドゥンベ遺跡 アティンのジャングル シェン・マミの亀裂 フェデ・ト湿原 神の山ワディ 1 神の山ワディ 2 クァクァ洞窟 地底草原 夢の台所 根っこの世界 アクア・ウィタエの底 〔このページを編集〕
https://w.atwiki.jp/ffdqbr3rd/pages/972.html
第53話:罪悪感 「ごめんなさい… ごめんなさい……」 さっきから私の口から出る言葉は"ごめんなさい"だけ…。 椅子に座っていた男女を床に寝かせ、手に持つ短剣を使って首を切断する。 首輪に刺激を与えない様に、慎重に。慎重に…。 宿り主が死んだ今でも、首に装着された金属の輪は怪しく光輝いている。 あまり気分の良い行為じゃない。というより悪い。 殺人を犯しているのと同じではないだろうか? だが、自分は何の迷いも無く首を切断している。そんな自分が恐ろしくも感じる。 でも、私にはこうするしか方法が無いの。 戦闘の経験なんて無いし、この殺し合いの中で最後まで生き残る自信なんて無い。 もし戦闘が出来たとしても、私には彼――スミスを殺す事なんて出来ない。 もちろん他の人を殺す勇気なんて物も無い。 だから私はこのゲームから脱出する方法を考えるわ。 生きてここから帰るんだ。スミスと一緒に。 この首輪を外す方法さえ見つかれば、何とかなる可能性はあるもの。 だから、首輪を調べるためにも、自分以外の首輪が必要―――― 死体から首輪を取り外し終え、手に持ってみる。 宿り主から切り離された今でも、金属の輪は怪しく光輝いている。 暫くの間首輪をじっと見つめた後、2つの首輪をバンダナで包みこみ、 死体の傍に置いてあったアイテムと一緒に自分の袋に仕舞い込んだ。 「本当にごめんなさい…」 頭を下げながら2つの生首に向かって謝罪し、マチュアは台所から外へ駆け出した。 【マチュア 所持品:グラディウス、おしゃれなバンダナ、首輪×2、 スナイパーCR(アモスから回収)、聖水(アモスから回収) 第一行動方針:首輪を調べる 第二行動方針:スミスに会う】 【現在位置:アリアハン城の台所】
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/900.html
MKPは無し 若き日の神牙? PLをネタにグロ加虐 突然ですがこの世界は崩壊しました 暴れん坊姫 原形をとどめていないリプレイ 嫌がらせバード ぐだぐだ悪魔退治 トラップの向こうは台所
https://w.atwiki.jp/kakis/pages/4343.html
belp /// / ガスコンロ、台所のガス、キャンプ用コンロ \ 16 seren klel bel+psa \ [ ova ] \ as-e[ is-e ] belp ガスをつける[消す] \
https://w.atwiki.jp/waretada/pages/231.html
邸宅機能休息 修練 台所 製造台 門下生 住宅の管理邸宅開発 邸宅の入札所有権 住宅を維持する 住宅競売 邸宅 邸宅帰還書、邸宅招待書を所有者が使用することで入場できます 10軒あり、競売で手に入れることができます最低入札価格 100M 機能 休息 不明 修練 木の人形で、修行することができます。開発によって1本~4本になります。一定ダメージを与えると壊れ、数分後同じ場所に沸きます 台所 料理を作ることができます材料:採集物(イワタケ、クヌギ薪、肉切れ)、魚、収穫物、15万銀銭 製造台 不明 門下生 邸宅招待書により、所有者は招待することができます。 住宅の管理 邸宅管理人よりおこなえます 邸宅開発 鍛冶屋管理官より、建築材を作成材料 皮革・材木・鉄材 各10個50,000銀銭 誰でも作成でき、取引可能。 所有者が、邸宅管理人に会話し「邸宅管理」から建築材を渡すことができます 開発度 建築材の個数 1 1000 2 3 4 邸宅の入札 AM0時、PM0時までの12時間の間で入札することができます 最低入札価格100,000,000銀銭 1軒だけ入札可能。(重複して入札することができません) 入札すると、金額にかかわらず、10M保証金として支払います(返還されません) 所有権 落札すると、邸宅管理人より伝書鳩が届く 入札した金額を、銀銭納付を選択し、支払うと所有することができます 0時に落札してから、12時間以内に銀銭納付を行わなければ所有権利はなくなります 住宅を維持する 建築材で、ある程度開発をしないと、自動的に競売にかけられることになります 住宅競売 所有者が邸宅を競売に出すことができます