約 104,867 件
https://w.atwiki.jp/novelcollaboration/pages/29.html
性別 男/年齢 17歳/出演作 「DA アフターストーリー 次世代の生徒達」(作 S) 中肉中背の青年。髪は茶色の短髪で、瞳の色は黒。服は、黒いTシャツの上にラー・イエローの制服を羽織っている。 常に笑みを浮かべているのが特徴。 デュエルアカデミア(アニメ『GX』のもの)、ラー・イエローの2年に所属する。 極度の方向音痴であり、イエロー寮から校舎まですらまともに辿り着けず欠席・授業放棄の常習犯。しかしそのデュエルの腕前は高く、オシリス・レッドではなくラー・イエローに留まっている。 文字通りの自由人。その自由人ぶりは『いい加減』と見られることもあるが、悩み事を笑い飛ばせる明るさともとれ、人間的な悪徳のない性格ともいえる。 方向音痴であることを除けばわりと常識人でもある。 なお、精霊は知らないし見えないしわからない。 使用デッキは【スキルドレイン】。機械族・獣戦士族を多用し、切り札の《獣神機王バルバロスUr》の召喚を狙う。 なお、ソウルと同じくアニメGX世界の住人なので、一部のカードは入手困難となっている。 このデッキでいえば《サイバー・ドラゴン》が代表例。他にもエクシーズモンスターやシグナー・ダークシグナーの竜などは一切持ってないしそもそも知らない。
https://w.atwiki.jp/noahxark/pages/72.html
黒十字病院は、治療、性転換手術、ロボトミー手術、整形手術が行えます。 治療 治療は、お金を払う事でHP・MPを全回復する事が出来ます。 ※ただしHP・MPが満タンで回復の必要がなくても料金を取られます。 値段は現在レベルによって違います。 属性転換手術 属性転換は、お金を払う事により、剣から盾へ、盾から剣になることができます。 値段は治療と同じく、現在レベルによって異なります。 ロボトミー手術 キャラクターの名前やパスワードを変えることができます。 中立地帯に所属していないと行うことができません。 手術費用500000Gと手術時間30分が必要です。また、銀行の預金は失くなります。 人が不愉快と思う名前、放送禁止用語等を含む名前は登録してもキャラ削除されます。 名前を変更してもパーティー自体は継続されますが、変更前にパーティーを組んだ相手に技を教えることはできません。 店・銀行を開いていて,名前を変更する場合の注意: 〈商人のお店について〉 元の店をA、新たな店をBとする。 ##手術直後## ショッピングモールからAに入れない。 マイルーム→店→商品閲覧:Aの物を管理可 ランキングにはAのみ ##引き継ぎ手順## マイルーム→店→紹介→(店名などの編集欄はなく、Nextボタンがあるだけ)Nextを押す ##引き継ぎ手順実施直後## ランキングにはA・B B店は店名「(プレイヤー名)店」、売上0などデフォルト設定 →翌日(?)売上が引き継がれる →元の店名(A)には変更出来ない →商品も引き継がれる ##次のランキング更新時## Aが自動的に消滅(閉店メッセージなし) 〈商人の銀行について〉 元の銀行をA、新たな銀行をBとする。 ##手術直後## ショッピングモールからAに入れない。 ランキングにはAのみ ##引き継ぎ手順## マイルーム→銀行→設定→(店名などの編集欄はなく、Nextボタンがあるだけ)Nextを押す ##引き継ぎ手順実施直後## ランキングにはA・B B銀行は銀行名「(プレイヤー名)銀行」などデフォルト設定 →A銀行の利用者は、B銀行で入金引き出し可能 →元の銀行名(A)には変更出来ない ##次のランキング更新時## Aが自動的に消滅(閉店メッセージなし) 整形手術 マイピクチャにある画像を自分の「顔アイコン」に設定することができます。 ※ただしタイトルがついていない画像は使用できません。 次に整形手術した時は前に付けた顔アイコンはマイピクチャに(保管数の上限を超えても)絵が戻ってきます。 ※同じタイトルをつけていると、上書きされて前のアイコンが消えてしまいます。 手術費用1000Gと手術時間30分が必要です。
https://w.atwiki.jp/saltation/pages/205.html
#blognavi テナント決まったと、書いてますが 入院を可能にするため入口にシャッターを 設置しなければならないなどの細かい条件の提示が 済んでおらず、 実はまだ本契約にまでコトが進んでいません。 が、とりあえず平行していろいろ進めないと 予防の時期にまにあわない~~~~!!! 実は、同じビルの最上階に入っている設計事務所が、 ビルの管理などもされているのですが、 入居が決まる前に、(大家さんの審査に通る前に) そこの息子さんが動物好きで かかりつけの動物病院へ、設備の下調べに独自で行って、 大雑把な設計案を作ってくれていたのです。(感激!) その図面を受取り、今後の話をしたのが 金曜日だったのですが、私の話を聞いて 建築ピッチを上げないと予防に間に合わないということで 土日大急ぎでより本格的な図面を作ってくださったという連絡を午前中にいただいたため 沖縄から直行で、設計事務所に寄ってきました。 その場でこちらの要望案、改善案を書きあげ 細かいお話を伝えました。 親子でやってらしている小さな事務所なのですが 応援してくださっている感じを受けて とてもとてもありがたく思っています。 2級FP技能士もうっかり取れたし ツキが向いてきてるのかもしれません。 占いでもバッチリ今年は開業にいい、って出たし! がんばろーっと。 カテゴリ [テナント] - trackback- 2007年03月11日 19 29 04 名前 コメント #blognavi
https://w.atwiki.jp/yougosq/pages/3082.html
■世界樹の双葉 世界樹の迷宮Ⅰに登場するFOE。世界樹の奥深くにある木の芽が少し成長したもの。全属性が弱点。 普通に追いかけようとするとテレポートして逃げていく。が、ある方法で簡単に遭遇できる。 パーティを女性だけにすると真っ赤になって追いかけてくるんだっけか? 触手の素質を感じるぜ! ↑それは確か、クエストで出てくる1Fの世界樹の四つ葉だったはず(通常出現は6層) こいつは決まった進み方でジグザグに追い詰めればちょうどぶつかれる位置があったと記憶。 最初捕まえ方が全然わからんくて、30分くらい追いかけっこしてたw 最初どんな奴か解らずFOEという理由だけで逃げ回ってた覚えが…いざぶつかってみると攻撃してこないしいいドロップするし損してたなあと 新でもテレポートしながら逃げるのは同じ。ドロップアイテムからは術系職垂涎の装飾品が作れる。 生まれたばかりのモンスターです 経験値のわりにその耐久力と全弱点によりザコ敵でたくさんでれば某RPGのメタルなスライムより経験値稼ぎが出来そうだった。 ゲームバランスが崩壊するけど ふたばぴょこぴょこみぴょこぴょこ おってはきえてむぴょこぴょこ 実はこの項目を見るたびに吉永さん家のガーゴイルの ↑ミス 双葉と言うロリ主人公を思い出す……イラストが日向さんだし。 ↑5 ここまでネタに気づかれなかったんやなw喜劇やなw 稀少種のこいつと遭遇。1ターン目で逃げられ、再び遭遇したら通常個体だった。同一個体がテレポートしてるわけではないようだ。 囓るとめちゃくちゃ甘いらしい 世界樹のふたばちゃん 世界樹のふたばェ!お前は俺にとってのオレオ! ほマ新チw もう寝なさい(スリープドラッグ) 誰このジジィ あまーい! 天ノ磐座に生えてた。生えてたよ……? 採取ポイントはおそらくプラントだし、マンドレイクは歩いてるから置いとくとして、天空の城の床をぶち抜くド根性茶葉。これが育って背景の木になってるんだろうか。 新2はともかく追い詰めなけばならない点を除けば針ネズミやマイマイをも下回る最弱モンスター。それでも抵抗する辺りレベル1未満の人だと激闘の末になるかも? ちなみに低確率ではあるが原始の大密林などにも出現する。 え、スタバ?(難聴) まあ茶を作れるからまるっきり違うわけでもないが… コメント
https://w.atwiki.jp/ifrozenteacherss/pages/1158.html
今、俺は病院にいたりする。 前回に夢オチに対するツッコミで、お花畑に召還されたのでみんなが慌てて病院に連れて来たらしい。 …けど、誰もお見舞いに来ない。…酷いよ。(ぐすっ) め「そこのりんご剥いてくれない?」 紅「あいよ」 気安く応えてりんごを手に取る。 彼女は、柿崎めぐ。お花畑を彷徨っている時に世話になったりした。 紅「あれ、お前食事はしないんじゃなかったのか?」 りんごをさばきつつ尋ねる。 め「ちょっと、考えが変わっただけ」 紅「そうか」 笑みを浮かべて応える。 お花畑で、会ったときもそうだったんだが彼女はどうも精神が病んでるっぽい。 しかも、自殺志願者だ。…むかついたね、かなり頭にきたね。 俺は、どこぞの自称熱血教師というわけではないが、自殺という行為がとても嫌いだ。 というか、なにかを途中で放棄するのが、嫌いなんだ。 自殺ったら人生を途中放棄するようなもんだろう。そんなわけで、自殺は嫌いだ。……自殺しようと思ったことは多々あるが。 紅「そういや、死にたい死にたい言ってたけど今もそうなのか」 できるだけ自然に尋ねた。 め「ふふっ、大丈夫。あなたが生きてる間は、生きるつもりよ」 彼女は、笑みを浮かべてそう応えた。 まだまだ病院ライフを送る紅君です。 そして、柿崎フラグが立ちそうです。 まぁ、それはどうでもいいものとしよう。 紅「に、しても最近はこわいな」 物騒なニュースを見つつ一人ごちる。 入院してかれこれ5日ほどが経った。 彼女との同室生活も5日目だ。いろいろあるが楽しくやっている。 め「………」 彼女は、問題集相手に苦戦中だ。 学校に行けないならせめて気分でもと思って、売店で買ってきたのだ。 め「むぅ~」 目を線にして問題を睨んでいる。どうやら、分からないところがあるようだ。 紅「わかんないところあるんならおしえてやろうか」 め「大丈夫」 即答。負けず嫌いなんだな意外と。 けど、そうなると俺はすることがなくなる。 どうしようか。 1、突然、俺は眠くなった。 2、なぜか、彼女を押し倒したくなった。 3、誰かが見舞いに来た。 3、誰かが見舞いに来た。 その時、黒い物体が勢いよく病室へと侵入してきた。 いや、物体ってのは失礼か。一応、人間だし。 め「あっ、先生」 今、気づいたような口調のめぐさん。ってか、水銀燈先生しってるのかよ。 水「ひさしぶりねぇめぐ」 いつもの口調での対応。…入って来た時の勢いはどうした。 その後、しばし彼女たちは談笑。俺は、テレビにかじり付いてた。 め「そうだ、先生。勉強教えてくれない」 水「……( ゚д゚ )」 まさしく、絶句がふさわしい顔になる。……俺をみるな。 水「い、い、い、いいいいわよぉ」 相当声がうわずっている。…そこまで、動揺できる人始めて見たよ。 め「よかった」 安堵の笑みを浮かべる。 水「で、どこを教えてほしいのぉ」 め「え~と、ここなんだけど」 問題集の保健体育のページを開いて見せる。 水「め、めぐ。そ、それはちょっと」 開かれているページは、男性器のことについて載っているページだ。…めぐさん、それはセクハラじゃないんですか。 まぁ、これをしてみようと提案したのは俺だけどね。 しかも、彼女 「先生の赤面顔見れるわ~。なんて、萌えることなんでしょう」とか言ってた。 水「あっと、う、えっと、」 赤面して慌てる銀先生。萌えだよ。 め「ねぇ、先生」 純粋な瞳で、問いかける。…なんか、ハァハァ言ってるけど。 水「そ、そこはねぇ……」 赤面しつつも教える銀先生。萌えだよこれは。 水「じゃ、じゃあ、私よ、用事があるからもう帰るわねぇ」 そう言って顔を真っ赤にしたまま銀先生は、病室から逃げていった。 め「はぁ~。やっぱり、水銀燈先生はいいわぁ」 まったくだと言いたくなる呟き。 紅「さっきのところ録画しておいたがいるか?」 め「いるに決まってるでしょう」 病人とは、思えないスピードで反応する。 紅「分かった。量産しておこう」 生徒にも売れるしな。 め「頼んだわよ」 笑顔で、ねんを押してくる。それが、怖いよ。 に、してもめぐさんがちょっと前まで自殺志願者だったのか疑いたくなるよなはっちゃけぶりだ。ま、元気なのは、いい事か。 後日、俺はめぐさんが銀先生に聞いていたことがなんであるかをマジで知らなかったらしいので詳しく教えてあげた。 そして、自分のしたことの恥かしさを知った。 で、 め「よくも、私にこんな恥かしいことを」 紅「待て。人間、話し合えば分かり合えるから」 め「問答無用」 紅「ぎゃぁーーー」 俺は、2度目のお花畑行きを体験した。
https://w.atwiki.jp/kurogiri_all/pages/104.html
データ作成:マリモ ページ作成:マリモ 中核病院(施設)流用(猫野和錆@宰相府さん、ダーム@無名騎士藩国さんとの共同開発です。) 2017/08/16 部品 点滴セット、部品 分野ごとの専門診療 において誤字を修正 部品構造 部品定義部品 中央病院の診療体制 部品 医療機能 部品 診療規模による機能性の違い 部品 人と物の動線の最適化 部品 患者に負担を掛けない空間 部品 診察室 部品 診療器具 部品 点滴セット 部品 薬品保管庫 部品 診療記録の保管 部品 清潔を保つ 部品 感染予防の基礎 部品 医療用廃棄物の適切な処理 部品 総合受付 部品 分野ごとの専門診療 部品 より高度な検査設備 部品 入院設備 部品 手術診療 部品 集中治療センター 部品 薬剤部 部品 患者中心の医療の提供 部品 他職種との連携 部品 情報共有の推進 部品 専門性の推進 部品 社会的資源の管理 部品 紹介患者の受け入れ 部品 救急診療 部品 逆紹介 部品 魔法医療による診療 部品 魔法医療病棟の構成 部品 科学的医療への理解 部品 防犯対策 提出書式 インポート用定義データ 部品構造 大部品 玄霧藩国中央病院 RD 32 評価値 8部品 中央病院の診療体制 大部品 一般医療病棟 RD 27 評価値 8大部品 中核病院(施設) RD 27 評価値 8大部品 中核病院の概要 RD 4 評価値 3部品 医療機能 部品 診療規模による機能性の違い 部品 人と物の動線の最適化 部品 患者に負担を掛けない空間 大部品 病院施設 RD 15 評価値 6大部品 基本的な診療設備 RD 8 評価値 5部品 診察室 部品 診療器具 部品 点滴セット 部品 薬品保管庫 部品 診療記録の保管 部品 清潔を保つ 部品 感染予防の基礎 部品 医療用廃棄物の適切な処理 部品 総合受付 部品 分野ごとの専門診療 部品 より高度な検査設備 部品 入院設備 部品 手術診療 部品 集中治療センター 部品 薬剤部 大部品 チーム医療 RD 5 評価値 3部品 患者中心の医療の提供 部品 他職種との連携 部品 情報共有の推進 部品 専門性の推進 部品 社会的資源の管理 大部品 地域連携 RD 3 評価値 2部品 紹介患者の受け入れ 部品 救急診療 部品 逆紹介 大部品 魔法医療病棟 RD 3 評価値 2部品 魔法医療による診療 部品 魔法医療病棟の構成 部品 科学的医療への理解 部品 防犯対策 部品定義 部品 中央病院の診療体制 玄霧藩国の医療体系は一般医療と魔法医療の二本柱からなる。それらは決して混合して用いられてはならないと固く戒められており、この中央病院でも病棟が一般診療棟と魔法医療棟の二棟にわけられている。 部品 医療機能 診療所より多くの患者を通院治療させる、もしくは収容して治療に当たることが可能な医療設備と人員が在籍する。そしてそれぞれの分野、具体的には患者の病状を診断治療をする分野、患者が治療を受けれるように看護をする分野、患者が療養生活を送るための支援をする分野が協力して、日々患者のための医療を展開維持する機能を持つ。 部品 診療規模による機能性の違い 中核病院は街ごとに点在する診療所の診療範囲を複数カバーするように設立される。事務部門、薬剤部門、診療部および看護部など各部門の当直業務によって入院患者管理のほか時間外の緊急症例などにも対応が行われる。 部品 人と物の動線の最適化 医療提供者は、医療を受けるべき患者数より絶対数が少ない。その為、医療者がその場(診療室や病室)でどのように動くか考え、利便性の向上や事故防止、院内感染の防止、そして医療者にかかる負担を減らすために動線の交差や長さを考えた施設作りを行うことで、患者によりよい医療を提供できるようにしている。 部品 患者に負担を掛けない空間 治療中の患者は、通院や入院といった日常ではない状態を送っている。患者に対し少しでも安心安楽を提供できるような空間が必要である。その為になるべく新鮮な空気で空調を整え、暗い印象を与えないように適度な光線が入る部屋、閉鎖感を与えないような間取りと十分な空間、病状に応じて病棟を分けるなどの工夫を行っている。 部品 診察室 医師のための書き物机と椅子、患者用の椅子、診察台がある。待合とはきちんと区切られており、防音とまではいかなくても患者のプライバシーにも配慮されている。診察には医師が視覚から得る情報も重要であり、採光と灯火など適切な明るさの確保も重要である。 部品 診療器具 聴診器、舌圧子、ペンライト、打腱器などの簡便で非侵襲的な診察器具の他、酒精綿などの消毒器具、絆創膏、駆血帯、注射針とシリンジなどの日常的な診療に用いられる道具が備えられている。盗難と消毒期限に注意して保管される。 部品 点滴セット 日常的な診療でよく行われる点滴処置に必要なカテーテルと点滴管、薬品の静脈内投与のための三方活栓なども、取り出しやすいところに整理して保管される。これらも消毒期限に注意が必要である。 部品 薬品保管庫 冷蔵、遮光など特別な保存を必要とする薬品にもそれぞれ対応し、適切な環境での保管を行う。医療用麻薬や毒物劇物指定など医療目的以外の投与が絶対にあってはならない薬品は鍵付きキャビネットに収容し、またそれらの厳重保管対象薬品については、使用量と残量を毎日チェックして時々は二重チェックも行い、盗難・不正があったら行政機関に届け出ることが義務づけられている。 部品 診療記録の保管 患者一人一人の診療記録をファイルしたもの。他院への紹介を行うときに患者の病歴やこれまでの経過、検査結果などをまとめた医療情報を一緒に送ることで確定診断をより迅速に得ることを可能にする。 診療記録は個人情報であるため、たとえ紙媒体であろうと、情報管理のセキュリティ対策は必須である。 なお、ネットワーク使用には危険が認められているため、記録は紙媒体が主流であり、大規模施設ではメイン記録装置への記録蓄積だけが行われている。 部品 清潔を保つ 整理整頓と清掃を基本とし、感染経路となりうる器具・物品については消毒・静菌された状態で保管される。必ずしもすべてが常に消毒されている必要はない。 部品 感染予防の基礎 診療を受けに訪れる患者や付き添い者から未知の感染症がもたらされる可能性は常にあると考えなくてはならない。診療に携わる者が罹患した場合さらに多くの患者を生み出す感染源になりうるため、つねに感染防止を心がけてディスポーザブルの手袋やマスクを着用して診察に当たるべきである。 部品 医療用廃棄物の適切な処理 診療の現場で使用された注射針やカテーテル、体液で汚染されたガーゼなどの布類などは触れた者に感染の危険を与えるものとして、適切に処理される必要がある。とくに金属物による刺傷の予防には注意しなければならない。 部品 総合受付 この病院に初めてかかる患者は、まず総合受付に案内される。中核病院は診療所からの紹介も受け付けているため、紹介状があればかかりつけ医師が指定した専門科へ直接行くことができるし、まったくの初診である場合は、悩んでいる主訴を精査し、正しい科での診療を行ったり、軽微な症状であればそのまま診療を完了させるため、総合診療科へまず案内を受ける。 総合受付は他に全体的なカルテの管理や、経費の管理も行っている。診察カードの発行や、電話、手紙の応対もここで行う。 部品 分野ごとの専門診療 中核病院は都市の中核を担う総合病院、所謂二次医療機関として多数の専門診療科を持つ。 消化器内科、循環器内科、腎臓内科、呼吸器内科、内分泌・糖尿病・代謝内科、血液内科、消化器内科、心臓血管外科、呼吸器外科、内分泌・乳腺外科、一般外科、脳神経外科、整形外科、産婦人科、眼科、皮膚科、泌尿器科、耳鼻咽喉科、精神科・心療内科、放射線科、麻酔科、ペインクリニック、小児科、小児外科、小児循環器・腎臓科、歯科、救急医療科などが一般的だ。 部品 より高度な検査設備 中核病院には、診療所には設置できないより高度な検査設備が設置されている。 所謂超音波エコー検査装置やCT、MRI、生化学検査装置や血液検査装置などの大型で、高価な装置が設置されている。これらは高価だが、これでしか判明しない医療情報もあり、中核病院の基本機能として、必要な部分である。 部品 入院設備 中核病院には、20床以上の入院設備が求められる。救急搬送の受け入れや、手術後の治療経過確認、検査入院など、入院設備は二次医療機関になくては成り立たない。 ちなみに入院設備にはベッドだけではなく、患者が文化的な生活を遅れるよう、洗濯機、乾燥機が付帯したり、テレビや電話、郵便ポストがついていたりもする。日用品の売店が併設されていることも多い。 部品 手術診療 中核病院には外科内科問わず多数の専門科がある。手術センターにおける手術環境の整備は必要である。 衛生的で安全性が高く、高度な医療を受けることが可能な手術室が、中央病院には備えられている。 この環境は外科系医師、麻酔科医師、看護師、薬剤師に加え、臨床工学技師、放射線技師、その他滅菌・清掃技術員・物流業者などのコメディカルが協力することで維持されている。 部品 集中治療センター 集中治療室は急性もしくは重症患者を収容する病棟として設置される。人工呼吸管理や、持続的血液ろ過透析、血漿交換、人工肺、体外循環装置など、重症患者の生命を維持するための設備が用意され、集中治療の名の通り、入室患者は24時間のバイタルサイン監視下に管理される。 部品 薬剤部 院内で使用される薬品の管理を集中して行う。院内処方の薬剤は、病院内での手続きの上、ここで調製され各病棟へ分配される。また、外来治療の結果薬剤の処方がある場合に院外処方箋の発行も行われ、通院患者が個別に病院外の調剤薬局へ提出して薬剤を受け取ることもできる。盗難対策を含め薬剤の在庫管理は厳重に行われる。 部品 患者中心の医療の提供 チーム医療とは、医療環境で互いに対等に連携して治療やケアに当たることで患者中心の医療を実現しようとするシステムのことである。当然のことながら、患者中心の医療とは、業務の対象を疾病だけでなく人格ある人間とし、人道に則り尊厳を持って接すること、そして患者及び家族の意向を十分に反映した医療を提供することを目的とする。 部品 他職種との連携 医者と看護士など、異なる職種の医療従事者が複数人いることを前提として、使用可能な技術である。異なる職種のメディカルスタッフが連携・協働し、それぞれの専門スキルを発揮することで、入院中や外来通院中の患者の生活の質(QOL)の維持・向上、患者の人生観を尊重した療養の実現を援助する。 部品 情報共有の推進 常にチームとしての方針を共有するため、カンファレンス等に積極的に参加し情報共有と記録に努める。患者情報は医療にしか使用しないものとし、情報漏洩に最大の注意を払い、それを保管管理する。 部品 専門性の推進 それぞれの専門職が、その専門性と倫理に基づいて高いレベルの知識と技術の推進に努め、専門技術の標準化を図り、安全で効率的な医療の提供を行う。 部品 社会的資源の管理 患者の生活は治療後も続くことから、社会資源の管理により患者の治療後の生活に最適な環境を調整する。社会資源には社会的制度や社会復帰施設、公的機関、医療機関、人的資源などがある。 部品 紹介患者の受け入れ 中核病院では、診療所でのプライマリケアよりも専門的な治療を行う。一日に診療可能な患者数は職員数に依存するが当然マンパワーには限りがあるため、診療所で初期診療を受けて、より専門的な治療が必要であると診断された症例について医療情報(経過、現在の治療とその効果、鑑別診断)を添えての紹介を積極的に受け入れる。 部品 救急診療 一方で、地区診療所では時間外の急患対応には自ずと限界があり、それらを受け入れることも中核病院の使命となる。医療資源の集中、マンパワーの集中などでそれらは遂行される。すべての中核病院がすべての診療科について同じ機能をもつ必要はなく、専門科ごとに異なる病院で対応を行うことも普通である。 部品 逆紹介 急性期、重症症例の診療を中核病院で行ったのち、症例が慢性期の定期的な通院と薬剤処方で管理されうるようになると患者の居住区域の診療所への逆紹介も行われる。地区診療所はこれらの慢性期治療と経過観察を受け持ち、再び急性治療が必要な徴候があれば再度しかるべき中核病院へ紹介を行う、という循環が行われる。 部品 魔法医療による診療 中央病院魔法医療病棟で受け入れるのは主に、魔法・呪いが関連しているとみられる、一般医療で治癒が見込めない病態である。もちろん魔法医療でも外傷やある程度までの感染の治療は可能であるが、魔法医はその存在がより稀少な存在であるため、中央病院のような重症症例が集まる施設では魔法症例に注力するほうが魔法医にかかる負担が減らせる。 部品 魔法医療病棟の構成 魔法医療病棟は、伝統的な森国人住居であるところの開放的な木製建築を意識した作りになっている。連絡通路から、通称『魔法病棟』へ足を踏み入れた者は森に踏み込んだような香りに出迎えられることになる。高度な検査設備や手術部が存在せず、外来と入院施設で構成されている。サプライなどは科学医療病棟で共通管理される。医師や看護師、コメディカルは一般病棟と同じユニフォームを着用している。 部品 科学的医療への理解 魔法医療を受ける患者の中には、一般医療技術による治療を受け続けても好転せず、別の切り口を求めて、という者も居る。 そういった際に「これまでどういった治療を受けていたのか」という情報と、それを理解することは重要である。 そのため、魔法医といえども、科学医療への理解は一定以上の水準で必要とされている。 部品 防犯対策 病院がテロなどの犯罪行為の目標とされて多数の犠牲者をうむことのないよう、防犯対策も行われている。具体的には、二名以上の当直による院内の要所につけられた防犯カメラ映像の有人監視と異常発見時の通報体制、および幻影使いによるパトロールである。 提出書式 大部品 玄霧藩国中央病院 RD 32 評価値 8 -部品 中央病院の診療体制 -大部品 一般医療病棟 RD 27 評価値 8 --大部品 中核病院(施設) RD 27 評価値 8 ---大部品 中核病院の概要 RD 4 評価値 3 ----部品 医療機能 ----部品 診療規模による機能性の違い ----部品 人と物の動線の最適化 ----部品 患者に負担を掛けない空間 ---大部品 病院施設 RD 15 評価値 6 ----大部品 基本的な診療設備 RD 8 評価値 5 -----部品 診察室 -----部品 診療器具 -----部品 点滴セット -----部品 薬品保管庫 -----部品 診療記録の保管 -----部品 清潔を保つ -----部品 感染予防の基礎 -----部品 医療用廃棄物の適切な処理 ----部品 総合受付 ----部品 分野ごとの専門診療 ----部品 より高度な検査設備 ----部品 入院設備 ----部品 手術診療 ----部品 集中治療センター ----部品 薬剤部 ---大部品 チーム医療 RD 5 評価値 3 ----部品 患者中心の医療の提供 ----部品 他職種との連携 ----部品 情報共有の推進 ----部品 専門性の推進 ----部品 社会的資源の管理 ---大部品 地域連携 RD 3 評価値 2 ----部品 紹介患者の受け入れ ----部品 救急診療 ----部品 逆紹介 -大部品 魔法医療病棟 RD 3 評価値 2 --部品 魔法医療による診療 --部品 魔法医療病棟の構成 --部品 科学的医療への理解 -部品 防犯対策 部品 中央病院の診療体制 玄霧藩国の医療体系は一般医療と魔法医療の二本柱からなる。それらは決して混合して用いられてはならないと固く戒められており、この中央病院でも病棟が一般診療棟と魔法医療棟の二棟にわけられている。 部品 医療機能 診療所より多くの患者を通院治療させる、もしくは収容して治療に当たることが可能な医療設備と人員が在籍する。そしてそれぞれの分野、具体的には患者の病状を診断治療をする分野、患者が治療を受けれるように看護をする分野、患者が療養生活を送るための支援をする分野が協力して、日々患者のための医療を展開維持する機能を持つ。 部品 診療規模による機能性の違い 中核病院は街ごとに点在する診療所の診療範囲を複数カバーするように設立される。事務部門、薬剤部門、診療部および看護部など各部門の当直業務によって入院患者管理のほか時間外の緊急症例などにも対応が行われる。 部品 人と物の動線の最適化 医療提供者は、医療を受けるべき患者数より絶対数が少ない。その為、医療者がその場(診療室や病室)でどのように動くか考え、利便性の向上や事故防止、院内感染の防止、そして医療者にかかる負担を減らすために動線の交差や長さを考えた施設作りを行うことで、患者によりよい医療を提供できるようにしている。 部品 患者に負担を掛けない空間 治療中の患者は、通院や入院といった日常ではない状態を送っている。患者に対し少しでも安心安楽を提供できるような空間が必要である。その為になるべく新鮮な空気で空調を整え、暗い印象を与えないように適度な光線が入る部屋、閉鎖感を与えないような間取りと十分な空間、病状に応じて病棟を分けるなどの工夫を行っている。 部品 診察室 医師のための書き物机と椅子、患者用の椅子、診察台がある。待合とはきちんと区切られており、防音とまではいかなくても患者のプライバシーにも配慮されている。診察には医師が視覚から得る情報も重要であり、採光と灯火など適切な明るさの確保も重要である。 部品 診療器具 聴診器、舌圧子、ペンライト、打腱器などの簡便で非侵襲的な診察器具の他、酒精綿などの消毒器具、絆創膏、駆血帯、注射針とシリンジなどの日常的な診療に用いられる道具が備えられている。盗難と消毒期限に注意して保管される。 部品 点滴セット 日常的な診療でよく行われる点滴処置に必要なカテーテルと点滴管、薬品の静脈内投与のための三方活栓なども、取り出しやすいところに整理して保管される。これらも消毒期限に注意が必要である。 部品 薬品保管庫 冷蔵、遮光など特別な保存を必要とする薬品にもそれぞれ対応し、適切な環境での保管を行う。医療用麻薬や毒物劇物指定など医療目的以外の投与が絶対にあってはならない薬品は鍵付きキャビネットに収容し、またそれらの厳重保管対象薬品については、使用量と残量を毎日チェックして時々は二重チェックも行い、盗難・不正があったら行政機関に届け出ることが義務づけられている。 部品 診療記録の保管 患者一人一人の診療記録をファイルしたもの。他院への紹介を行うときに患者の病歴やこれまでの経過、検査結果などをまとめた医療情報を一緒に送ることで確定診断をより迅速に得ることを可能にする。 診療記録は個人情報であるため、たとえ紙媒体であろうと、情報管理のセキュリティ対策は必須である。 なお、ネットワーク使用には危険が認められているため、記録は紙媒体が主流であり、大規模施設ではメイン記録装置への記録蓄積だけが行われている。 部品 清潔を保つ 整理整頓と清掃を基本とし、感染経路となりうる器具・物品については消毒・静菌された状態で保管される。必ずしもすべてが常に消毒されている必要はない。 部品 感染予防の基礎 診療を受けに訪れる患者や付き添い者から未知の感染症がもたらされる可能性は常にあると考えなくてはならない。診療に携わる者が罹患した場合さらに多くの患者を生み出す感染源になりうるため、つねに感染防止を心がけてディスポーザブルの手袋やマスクを着用して診察に当たるべきである。 部品 医療用廃棄物の適切な処理 診療の現場で使用された注射針やカテーテル、体液で汚染されたガーゼなどの布類などは触れた者に感染の危険を与えるものとして、適切に処理される必要がある。とくに金属物による刺傷の予防には注意しなければならない。 部品 総合受付 この病院に初めてかかる患者は、まず総合受付に案内される。中核病院は診療所からの紹介も受け付けているため、紹介状があればかかりつけ医師が指定した専門科へ直接行くことができるし、まったくの初診である場合は、悩んでいる主訴を精査し、正しい科での診療を行ったり、軽微な症状であればそのまま診療を完了させるため、総合診療科へまず案内を受ける。 総合受付は他に全体的なカルテの管理や、経費の管理も行っている。診察カードの発行や、電話、手紙の応対もここで行う。 部品 分野ごとの専門診療 中核病院は都市の中核を担う総合病院、所謂二次医療機関として多数の専門診療科を持つ。 消化器内科、循環器内科、腎臓内科、呼吸器内科、内分泌・糖尿病・代謝内科、血液内科、消化器内科、心臓血管外科、呼吸器外科、内分泌・乳腺外科、一般外科、脳神経外科、整形外科、産婦人科、眼科、皮膚科、泌尿器科、耳鼻咽喉科、精神科・心療内科、放射線科、麻酔科、ペインクリニック、小児科、小児外科、小児循環器・腎臓科、歯科、救急医療科などが一般的だ。 部品 より高度な検査設備 中核病院には、診療所には設置できないより高度な検査設備が設置されている。 所謂超音波エコー検査装置やCT、MRI、生化学検査装置や血液検査装置などの大型で、高価な装置が設置されている。これらは高価だが、これでしか判明しない医療情報もあり、中核病院の基本機能として、必要な部分である。 部品 入院設備 中核病院には、20床以上の入院設備が求められる。救急搬送の受け入れや、手術後の治療経過確認、検査入院など、入院設備は二次医療機関になくては成り立たない。 ちなみに入院設備にはベッドだけではなく、患者が文化的な生活を遅れるよう、洗濯機、乾燥機が付帯したり、テレビや電話、郵便ポストがついていたりもする。日用品の売店が併設されていることも多い。 部品 手術診療 中核病院には外科内科問わず多数の専門科がある。手術センターにおける手術環境の整備は必要である。 衛生的で安全性が高く、高度な医療を受けることが可能な手術室が、中央病院には備えられている。 この環境は外科系医師、麻酔科医師、看護師、薬剤師に加え、臨床工学技師、放射線技師、その他滅菌・清掃技術員・物流業者などのコメディカルが協力することで維持されている。 部品 集中治療センター 集中治療室は急性もしくは重症患者を収容する病棟として設置される。人工呼吸管理や、持続的血液ろ過透析、血漿交換、人工肺、体外循環装置など、重症患者の生命を維持するための設備が用意され、集中治療の名の通り、入室患者は24時間のバイタルサイン監視下に管理される。 部品 薬剤部 院内で使用される薬品の管理を集中して行う。院内処方の薬剤は、病院内での手続きの上、ここで調製され各病棟へ分配される。また、外来治療の結果薬剤の処方がある場合に院外処方箋の発行も行われ、通院患者が個別に病院外の調剤薬局へ提出して薬剤を受け取ることもできる。盗難対策を含め薬剤の在庫管理は厳重に行われる。 部品 患者中心の医療の提供 チーム医療とは、医療環境で互いに対等に連携して治療やケアに当たることで患者中心の医療を実現しようとするシステムのことである。当然のことながら、患者中心の医療とは、業務の対象を疾病だけでなく人格ある人間とし、人道に則り尊厳を持って接すること、そして患者及び家族の意向を十分に反映した医療を提供することを目的とする。 部品 他職種との連携 医者と看護士など、異なる職種の医療従事者が複数人いることを前提として、使用可能な技術である。異なる職種のメディカルスタッフが連携・協働し、それぞれの専門スキルを発揮することで、入院中や外来通院中の患者の生活の質(QOL)の維持・向上、患者の人生観を尊重した療養の実現を援助する。 部品 情報共有の推進 常にチームとしての方針を共有するため、カンファレンス等に積極的に参加し情報共有と記録に努める。患者情報は医療にしか使用しないものとし、情報漏洩に最大の注意を払い、それを保管管理する。 部品 専門性の推進 それぞれの専門職が、その専門性と倫理に基づいて高いレベルの知識と技術の推進に努め、専門技術の標準化を図り、安全で効率的な医療の提供を行う。 部品 社会的資源の管理 患者の生活は治療後も続くことから、社会資源の管理により患者の治療後の生活に最適な環境を調整する。社会資源には社会的制度や社会復帰施設、公的機関、医療機関、人的資源などがある。 部品 紹介患者の受け入れ 中核病院では、診療所でのプライマリケアよりも専門的な治療を行う。一日に診療可能な患者数は職員数に依存するが当然マンパワーには限りがあるため、診療所で初期診療を受けて、より専門的な治療が必要であると診断された症例について医療情報(経過、現在の治療とその効果、鑑別診断)を添えての紹介を積極的に受け入れる。 部品 救急診療 一方で、地区診療所では時間外の急患対応には自ずと限界があり、それらを受け入れることも中核病院の使命となる。医療資源の集中、マンパワーの集中などでそれらは遂行される。すべての中核病院がすべての診療科について同じ機能をもつ必要はなく、専門科ごとに異なる病院で対応を行うことも普通である。 部品 逆紹介 急性期、重症症例の診療を中核病院で行ったのち、症例が慢性期の定期的な通院と薬剤処方で管理されうるようになると患者の居住区域の診療所への逆紹介も行われる。地区診療所はこれらの慢性期治療と経過観察を受け持ち、再び急性治療が必要な徴候があれば再度しかるべき中核病院へ紹介を行う、という循環が行われる。 部品 魔法医療による診療 中央病院魔法医療病棟で受け入れるのは主に、魔法・呪いが関連しているとみられる、一般医療で治癒が見込めない病態である。もちろん魔法医療でも外傷やある程度までの感染の治療は可能であるが、魔法医はその存在がより稀少な存在であるため、中央病院のような重症症例が集まる施設では魔法症例に注力するほうが魔法医にかかる負担が減らせる。 部品 魔法医療病棟の構成 魔法医療病棟は、伝統的な森国人住居であるところの開放的な木製建築を意識した作りになっている。連絡通路から、通称『魔法病棟』へ足を踏み入れた者は森に踏み込んだような香りに出迎えられることになる。高度な検査設備や手術部が存在せず、外来と入院施設で構成されている。サプライなどは科学医療病棟で共通管理される。医師や看護師、コメディカルは一般病棟と同じユニフォームを着用している。 部品 科学的医療への理解 魔法医療を受ける患者の中には、一般医療技術による治療を受け続けても好転せず、別の切り口を求めて、という者も居る。 そういった際に「これまでどういった治療を受けていたのか」という情報と、それを理解することは重要である。 そのため、魔法医といえども、科学医療への理解は一定以上の水準で必要とされている。 部品 防犯対策 病院がテロなどの犯罪行為の目標とされて多数の犠牲者をうむことのないよう、防犯対策も行われている。具体的には、二名以上の当直による院内の要所につけられた防犯カメラ映像の有人監視と異常発見時の通報体制、および幻影使いによるパトロールである。 インポート用定義データ [ { "title" "玄霧藩国中央病院", "children" [ { "title" "中央病院の診療体制", "description" "玄霧藩国の医療体系は一般医療と魔法医療の二本柱からなる。それらは決して混合して用いられてはならないと固く戒められており、この中央病院でも病棟が一般診療棟と魔法医療棟の二棟にわけられている。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "一般医療病棟", "children" [ { "title" "中核病院(施設)", "children" [ { "title" "中核病院の概要", "children" [ { "title" "医療機能", "description" "診療所より多くの患者を通院治療させる、もしくは収容して治療に当たることが可能な医療設備と人員が在籍する。そしてそれぞれの分野、具体的には患者の病状を診断治療をする分野、患者が治療を受けれるように看護をする分野、患者が療養生活を送るための支援をする分野が協力して、日々患者のための医療を展開維持する機能を持つ。", "part_type" "part" }, { "title" "診療規模による機能性の違い", "description" "中核病院は街ごとに点在する診療所の診療範囲を複数カバーするように設立される。事務部門、薬剤部門、診療部および看護部など各部門の当直業務によって入院患者管理のほか時間外の緊急症例などにも対応が行われる。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "人と物の動線の最適化", "description" "医療提供者は、医療を受けるべき患者数より絶対数が少ない。その為、医療者がその場(診療室や病室)でどのように動くか考え、利便性の向上や事故防止、院内感染の防止、そして医療者にかかる負担を減らすために動線の交差や長さを考えた施設作りを行うことで、患者によりよい医療を提供できるようにしている。", "part_type" "part" }, { "title" "患者に負担を掛けない空間", "description" "治療中の患者は、通院や入院といった日常ではない状態を送っている。患者に対し少しでも安心安楽を提供できるような空間が必要である。その為になるべく新鮮な空気で空調を整え、暗い印象を与えないように適度な光線が入る部屋、閉鎖感を与えないような間取りと十分な空間、病状に応じて病棟を分けるなどの工夫を行っている。", "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "[[病院施設]]", "children" [ { "title" "基本的な診療設備", "children" [ { "title" "診察室", "description" "医師のための書き物机と椅子、患者用の椅子、診察台がある。待合とはきちんと区切られており、防音とまではいかなくても患者のプライバシーにも配慮されている。診察には医師が視覚から得る情報も重要であり、採光と灯火など適切な明るさの確保も重要である。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "診療器具", "description" "聴診器、舌圧子、ペンライト、打腱器などの簡便で非侵襲的な診察器具の他、酒精綿などの消毒器具、絆創膏、駆血帯、注射針とシリンジなどの日常的な診療に用いられる道具が備えられている。盗難と消毒期限に注意して保管される。", "part_type" "part" }, { "title" "点滴セット", "description" "日常的な診療でよく行われる点滴処置に必要なカテーテルと点滴管、薬品の静脈内投与のための三方活栓なども、取り出しやすいところに整理して保管される。これらも消毒期限に注意が必要である。", "part_type" "part", "expanded" true }, { "title" "薬品保管庫", "description" "冷蔵、遮光など特別な保存を必要とする薬品にもそれぞれ対応し、適切な環境での保管を行う。医療用麻薬や毒物劇物指定など医療目的以外の投与が絶対にあってはならない薬品は鍵付きキャビネットに収容し、またそれらの厳重保管対象薬品については、使用量と残量を毎日チェックして時々は二重チェックも行い、盗難・不正があったら行政機関に届け出ることが義務づけられている。", "part_type" "part" }, { "title" "診療記録の保管", "description" "患者一人一人の診療記録をファイルしたもの。他院への紹介を行うときに患者の病歴やこれまでの経過、検査結果などをまとめた医療情報を一緒に送ることで確定診断をより迅速に得ることを可能にする。 \n診療記録は個人情報であるため、たとえ紙媒体であろうと、情報管理のセキュリティ対策は必須である。\nなお、ネットワーク使用には危険が認められているため、記録は紙媒体が主流であり、大規模施設ではメイン記録装置への記録蓄積だけが行われている。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "清潔を保つ", "description" "整理整頓と清掃を基本とし、感染経路となりうる器具・物品については消毒・静菌された状態で保管される。必ずしもすべてが常に消毒されている必要はない。", "part_type" "part" }, { "title" "感染予防の基礎", "description" "診療を受けに訪れる患者や付き添い者から未知の感染症がもたらされる可能性は常にあると考えなくてはならない。診療に携わる者が罹患した場合さらに多くの患者を生み出す感染源になりうるため、つねに感染防止を心がけてディスポーザブルの手袋やマスクを着用して診察に当たるべきである。", "part_type" "part" }, { "title" "医療用廃棄物の適切な処理", "description" "診療の現場で使用された注射針やカテーテル、体液で汚染されたガーゼなどの布類などは触れた者に感染の危険を与えるものとして、適切に処理される必要がある。とくに金属物による刺傷の予防には注意しなければならない。", "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "総合受付", "description" "この病院に初めてかかる患者は、まず総合受付に案内される。中核病院は診療所からの紹介も受け付けているため、紹介状があればかかりつけ医師が指定した専門科へ直接行くことができるし、まったくの初診である場合は、悩んでいる主訴を精査し、正しい科での診療を行ったり、軽微な症状であればそのまま診療を完了させるため、総合診療科へまず案内を受ける。\n総合受付は他に全体的なカルテの管理や、経費の管理も行っている。診察カードの発行や、電話、手紙の応対もここで行う。", "part_type" "part" }, { "title" "分野ごとの専門診療", "description" "中核病院は都市の中核を担う総合病院、所謂二次医療機関として多数の専門診療科を持つ。\n消化器内科、循環器内科、腎臓内科、呼吸器内科、内分泌・糖尿病・代謝内科、血液内科、消化器内科、心臓血管外科、呼吸器外科、内分泌・乳腺外科、一般外科、脳神経外科、整形外科、産婦人科、眼科、皮膚科、泌尿器科、耳鼻咽喉科、精神科・心療内科、放射線科、麻酔科、ペインクリニック、小児科、小児外科、小児循環器・腎臓科、歯科、救急医療科などが一般的だ。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "より高度な検査設備", "description" "中核病院には、診療所には設置できないより高度な検査設備が設置されている。\n所謂超音波エコー検査装置やCT、MRI、生化学検査装置や血液検査装置などの大型で、高価な装置が設置されている。これらは高価だが、これでしか判明しない医療情報もあり、中核病院の基本機能として、必要な部分である。\n", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "入院設備", "description" "中核病院には、20床以上の入院設備が求められる。救急搬送の受け入れや、手術後の治療経過確認、検査入院など、入院設備は二次医療機関になくては成り立たない。\nちなみに入院設備にはベッドだけではなく、患者が文化的な生活を遅れるよう、洗濯機、乾燥機が付帯したり、テレビや電話、郵便ポストがついていたりもする。日用品の売店が併設されていることも多い。", "part_type" "part" }, { "title" "手術診療", "description" "中核病院には外科内科問わず多数の専門科がある。手術センターにおける手術環境の整備は必要である。\n衛生的で安全性が高く、高度な医療を受けることが可能な手術室が、中央病院には備えられている。\nこの環境は外科系医師、麻酔科医師、看護師、薬剤師に加え、臨床工学技師、放射線技師、その他滅菌・清掃技術員・物流業者などのコメディカルが協力することで維持されている。", "part_type" "part" }, { "title" "集中治療センター", "description" "集中治療室は急性もしくは重症患者を収容する病棟として設置される。人工呼吸管理や、持続的血液ろ過透析、血漿交換、人工肺、体外循環装置など、重症患者の生命を維持するための設備が用意され、集中治療の名の通り、入室患者は24時間のバイタルサイン監視下に管理される。", "part_type" "part" }, { "title" "薬剤部", "description" "院内で使用される薬品の管理を集中して行う。院内処方の薬剤は、病院内での手続きの上、ここで調製され各病棟へ分配される。また、外来治療の結果薬剤の処方がある場合に院外処方箋の発行も行われ、通院患者が個別に病院外の調剤薬局へ提出して薬剤を受け取ることもできる。盗難対策を含め薬剤の在庫管理は厳重に行われる。", "expanded" true, "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "チーム医療", "description" "Default Root", "children" [ { "title" "患者中心の医療の提供", "description" "チーム医療とは、医療環境で互いに対等に連携して治療やケアに当たることで患者中心の医療を実現しようとするシステムのことである。当然のことながら、患者中心の医療とは、業務の対象を疾病だけでなく人格ある人間とし、人道に則り尊厳を持って接すること、そして患者及び家族の意向を十分に反映した医療を提供することを目的とする。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "他職種との連携", "description" "医者と看護士など、異なる職種の医療従事者が複数人いることを前提として、使用可能な技術である。異なる職種のメディカルスタッフが連携・協働し、それぞれの専門スキルを発揮することで、入院中や外来通院中の患者の生活の質(QOL)の維持・向上、患者の人生観を尊重した療養の実現を援助する。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "情報共有の推進", "description" "常にチームとしての方針を共有するため、カンファレンス等に積極的に参加し情報共有と記録に努める。患者情報は医療にしか使用しないものとし、情報漏洩に最大の注意を払い、それを保管管理する。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "専門性の推進", "description" "それぞれの専門職が、その専門性と倫理に基づいて高いレベルの知識と技術の推進に努め、専門技術の標準化を図り、安全で効率的な医療の提供を行う。", "part_type" "part" }, { "title" "社会的資源の管理", "description" "患者の生活は治療後も続くことから、社会資源の管理により患者の治療後の生活に最適な環境を調整する。社会資源には社会的制度や社会復帰施設、公的機関、医療機関、人的資源などがある。\n", "expanded" true, "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "地域連携", "children" [ { "title" "紹介患者の受け入れ", "description" "中核病院では、診療所でのプライマリケアよりも専門的な治療を行う。一日に診療可能な患者数は職員数に依存するが当然マンパワーには限りがあるため、診療所で初期診療を受けて、より専門的な治療が必要であると診断された症例について医療情報(経過、現在の治療とその効果、鑑別診断)を添えての紹介を積極的に受け入れる。", "part_type" "part" }, { "title" "救急診療", "description" "一方で、地区診療所では時間外の急患対応には自ずと限界があり、それらを受け入れることも中核病院の使命となる。医療資源の集中、マンパワーの集中などでそれらは遂行される。すべての中核病院がすべての診療科について同じ機能をもつ必要はなく、専門科ごとに異なる病院で対応を行うことも普通である。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "逆紹介", "description" "急性期、重症症例の診療を中核病院で行ったのち、症例が慢性期の定期的な通院と薬剤処方で管理されうるようになると患者の居住区域の診療所への逆紹介も行われる。地区診療所はこれらの慢性期治療と経過観察を受け持ち、再び急性治療が必要な徴候があれば再度しかるべき中核病院へ紹介を行う、という循環が行われる。", "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" } ], "expanded" true, "part_type" "group" } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "魔法医療病棟", "children" [ { "title" "魔法医療による診療", "description" "中央病院魔法医療病棟で受け入れるのは主に、魔法・呪いが関連しているとみられる、一般医療で治癒が見込めない病態である。もちろん魔法医療でも外傷やある程度までの感染の治療は可能であるが、魔法医はその存在がより稀少な存在であるため、中央病院のような重症症例が集まる施設では魔法症例に注力するほうが魔法医にかかる負担が減らせる。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "魔法医療病棟の構成", "description" "魔法医療病棟は、伝統的な森国人住居であるところの開放的な木製建築を意識した作りになっている。連絡通路から、通称『魔法病棟』へ足を踏み入れた者は森に踏み込んだような香りに出迎えられることになる。高度な検査設備や手術部が存在せず、外来と入院施設で構成されている。サプライなどは科学医療病棟で共通管理される。医師や看護師、コメディカルは一般病棟と同じユニフォームを着用している。", "expanded" true, "part_type" "part" }, { "title" "科学的医療への理解", "description" "魔法医療を受ける患者の中には、一般医療技術による治療を受け続けても好転せず、別の切り口を求めて、という者も居る。\nそういった際に「これまでどういった治療を受けていたのか」という情報と、それを理解することは重要である。\nそのため、魔法医といえども、科学医療への理解は一定以上の水準で必要とされている。", "part_type" "part", "expanded" true } ], "expanded" true, "part_type" "group" }, { "title" "防犯対策", "description" "病院がテロなどの犯罪行為の目標とされて多数の犠牲者をうむことのないよう、防犯対策も行われている。具体的には、二名以上の当直による院内の要所につけられた防犯カメラ映像の有人監視と異常発見時の通報体制、および幻影使いによるパトロールである。", "expanded" true, "part_type" "part" } ], "expanded" true, "part_type" "group" } ]
https://w.atwiki.jp/mayshared/pages/299.html
ラノで読む 3日経って木曜日の放課後。まだ少し、夏には遠い。 私は放課の後、少しばかり知らない教員に拘束されてから、部室へと向かうこととなった。 扉を開けると強面の男子が、ちわッス、と軽い挨拶を飛ばしてくる。その挨拶を本人は爽やかを心がけた結果だと言うだろうけど、面構えのせいか、ヤンキーにしか見えない。 「遅かったですね。また秋津が何かやったんスか?」 彼は市原 和美《いちはら かずみ》。我が双葉学園レスキュー部の、舎弟その1である。 現在高等部に入学したての1年生だけど、私より少し背が高い。体格は……学園には肉体派の生徒が多いから、それなりに良い、というところか。 鼻筋が凛々しく、しっかりした顎を持つ彼は見方によっては健康的美青年の器かもしれない。が、側面を短く刈り上げた髪型はスポーティーというより不良のそれだった。 「まあ、ね」 私はつい気を抜いて、どっかと椅子に腰を下ろしてしまう。 市原くんはこういうとき、 「少しくらい女らしくしたってバチはあたりませんよ」 と、顔に似合わぬ小言を言うのだが、今日は私が少々疲れているのを見越してか、何も言ってこなかった。 実際、先生に拘束された理由は秋津くんの件についてだし、彼本人は今、春出仁先生の有り難いお説教を拝聴しているところだろう。 彼は、問題児だった。 さて、ここで秋津 宗一郎という少年について私の知ることを語ろう。情報源は春出仁先生から少々強引に引き出した資料と、空き時間に彼の同級生その他に尋ねて回った結果が主だ。 彼は13歳で、中国地方の山奥から今年学園に来たらしい。 親族は姉一人。他の家族に関する記述がないのは、いないのか、あるいは学園側が不要と考えたために記載されてないのだろう。 生粋の日本人で、身長は157cm。体格はそこまで良くないが、少年と呼べる年齢なのだから、まだまだ伸びる余地はあると思う。 彼の異能力は遺伝によるものであるそうだが、詳しいことは学園側も解析しきれていないようだった。 ただ、彼の一族は異能力からか地域の土着信仰に関わっていて、実家は神社の形を取っているらしい。着物が似合うと感じたのも、あながち間違いでもなかったというわけだ。 その異能力は、既に目の当たりにした通り。簡単に言うと低温領域を作り出すのだが、その熱を奪う能力が尋常ではない。 大抵の対象は3日前のコップと水のように、大気中の水分ごと即座に凍り付いてしまう。比熱が高い水ですらこうだから、おおよその生き物を殺すのに不自由はしないだろう。 それは人、動植物、そしてラルヴァも含まれる。 生命維持のための適正温度を必要とする存在であれば、全てあっさりと死ぬのだ。 「んぐ。そりゃ随分と物騒な話ですけど、大抵そういうのにはデメリットがあるもんじゃないッスか?」 昼間に買っておいたのだろう、購買のミニフランスパンを噛みながら市原くんが口を挟んだ。手でちぎって食べるというような行儀の良さはないが、この方が絵になるな、と私は思う。 彼は実によく食べる。彼の魂源力は胃の食物によって回復が促進されるという特徴があり、短期間に何度も異能力を使うためには、常に腹を膨らませておく必要があるからだ。 実は、彼の食費の一部はこっそり部費から支出していたりする。 「彼は目立ったリスクを負っている節がないそうだ。魂源力仮説に従えば、彼の内包するアツィルトは非常に大きいし、異能力への出力効率も相当いいことになるかな。 能力を使うのに相手を認識する以上の特別な行為は要らないし、その伝播速度もかなりのもの。 強いて言えば、他者から認識し辛いとか、自身から目標到達までの経路コントロールが曖昧という欠点があるけど…彼自身がリスクを負うわけじゃない」 これだけ見れば醒徒会役員もかくやというほどである。敵どころか味方にもしたくない。 「ただ、特待生にされた理由はそこじゃないと思う」 これは推測だが、殆ど確信に近かった。 彼はわずか3日間の間に、クラスではすっかり腫れ物のように扱われていた。 戦闘訓練系の授業では手加減を知らないし、コントロールの問題もあって、周りは最早危険物のように認識しているかもしれない。 幸いにも死者は出ていない。怪我人はまだ、学園の治癒系異能力者でどうにかできる範囲だ。ただ、そのうち本当に死人が出ても不思議ではないだろう。 普段の彼を見ていても、それほど自己顕示欲が強いとは思えない。 しかし、事実として力を見せ付けるような節があるのは確かなのだ。 どうもその辺りのトラブルから、中等部で扱いかねたのではないかと私は考えていた。彼の同級生への聞き込みも、これを裏付けている。 「…まあ、私があてがわれた理由は相変わらず分からないんだけど」 「醒徒会からのあてつけじゃないッスか? ほら、先週もやらかしましたし」 「ああ、そうだねぇ……やらかしたねぇ」 そういえば先週は、勝手に部隊輸送用のヘリに同乗して現場に行ったりしていた。 ヨソの協力で部隊の輸送が行われる場合、向こうは目的地などの情報は伝えられていても、どの生徒が行くのかまで知りはしないのだ。だからしれっと乗り込んでも、基本的には何も言われない。 ただ戦闘部隊の面子からすれば私たちは異分子なので、いざこざが起きることもままある。 「アレは大丈夫だと思ってたんだけれど。気分は盛大に害しただろうけど、怪我はさせてない」 「ちょっとばかしショックが強すぎたんじゃないッスか? あの後ずっと無言でしたからね。 ラルヴァの内臓とか見てこなかったわけじゃないだろうに。まったく、繊細なことで」 彼が口さがないのは他人のことを考えている表れでもあるが、ときどき悪態になってしまうのが玉に瑕だ。 市原くん、悪口もほどほどに――そう言おうとしたとき、部室のドアがきしみながら開く音が、私の言葉を遮った。 レスキュー部に来訪者が来ることは滅多にない。だからその相手もすぐに予想がつく。 噂をすれば何とやら。秋津 宗一郎がそこにいた。 来室した秋津くんは開口一番、声音に稀に見る凶暴性を表した。 「誠司先輩、僕と勝負してください」 ……内容も相当なものだった。 市原くんが何か言おうとしたので、即座に手で制する。彼は言葉を呑み込んでくれた。 「理由がないと承諾できないよ」 「誠司先輩が異能力者ではないというのは、本当ですか」 秋津くんはこちらの意見を聞く気はないようだ。いや、それよりも、 「誰がそんなことを言ったの?」 その質問の意味があまりないことを知りながら、それでも私は尋ねずにはいられなかった。 私が異能力を使えないことについて、学園側は当然認知している。また授業で異能力を使用しないわけだから、当然気付いていたり、知っている生徒もいる。 秋津くんもそのうち、気付いたかもしれなかった。 しかしその前に、わざわざそんな情報を与える者がいたことが、意外だった。 「…春出仁先生です。本当なんですね」 彼の表情はいつも張り詰めていて、まだ若いながら整った顔立ちと合わさり、氷のように硬い。 そしてその『眼』は、私を殺さんばかりだ。それが喩えで済まないことを私は知っている。 「間違いではないよ。私は異能力を使えない。 …それで。言いたいことは、私が自分の指導役としては不満だってことかな?」 彼は何も答えない。要するに私は脅迫されているのだ、と気付く。 そして、どうやら自分は春出仁先生に嵌められたのだということも。 私は軽いため息と共に、分かったよ、と返事をした。 「先生のことだから、場所を用意してくれているんじゃないかな。例えば、土曜日とか」 そこで秋津くんは初めて驚いたような顔をする。どうやら、当たりだったようだ。 「もしかして、話を通してあったんですか」 私は苦笑しながら首を振り、否定する。 春出仁先生からすれば、私闘が無秩序に行われるのを避けたいのは当然のことだ。 つまり時間も場所も指定して、できれば自分が見ている状態でやってもらうのが一番望ましい。 そして周囲の安全のために訓練施設を使うならば、休日の方が良い。通常授業がなく、他のクラスの邪魔になりにくいから。少し考えれば分かることだ。 「私は土曜日で構わないよ。場所はきっと、先生が責任を持って確保してくれているだろうし」 いけしゃあしゃあと言ってみる。きっと2人には、私の態度がそうとう不遜に見えていることだろう。 ……私からすれば、秋津くんに恨みはない。教師からダシに使われたという点についてはまあ、腹が立たないわけでもなかった。 しかし春出仁先生が言うからには、たぶん勝つことを期待されているのだ。 無能力者が、彼の鼻っ面を叩き折ることを。 ならばせいぜい憎まれ役を演じてやろう。そう私の奥深いところが疼いていた。 ……重ねて言うけれど、別に怒っているわけじゃないよ?いや本当に。 「…センパイ」 すっかり空気のようになっていた市原くんが何か言おうとするが、すぐに室温の低下に気付く。 秋津くんの周りにちらついて飛ぶ光。 それは怒りからか。それとも高揚からか。 彼の発する冷気が作り出す、ダイアモンドダストだった。 「――で」 「勝ち目あるんですか、って質問はナシ」 私の先制に、えええ、と市原くんが声を上げるが、今更その質問はナンセンスなのだ。決まったものは仕方がないんだから。 秋津くんは結局、何も言わずに部屋から出て行った。室温がかなり下がっていて寒かったり、端のパイプ椅子が霜に覆われていたりするが些細なこと。 「まあ、負けても構わないだろうし」 勝つ算段を立てても当然負ける可能性があるが、そうして負けたとして、死ぬことは稀だろう。 相手は話の通じないラルヴァではないんだし、最近はほぼ死んでるものも修復する異能力者がいるそうだから。 「そんな楽観的でいいんスかねぇ…あいつが殺ろうと思えば1秒かかりませんよ、たぶん」 「そうだね…私もそう思う。全く出力過剰なことだ」 「?」 私の呟きに市原くんは首を傾げているが、上手くいく前からご高説を垂れると後が恥ずかしいので、説明はやめておいた。 さて。そんなことより準備をしないと。 奇をてらわなくてもどうにかなるだろうけど、全くの無策で勝てる相手でもない。 「私はちょっと備品でも眺めてこようかと思うんだけど。君はどうする?」 私がそう言いながら椅子から立つと、彼も慌しく立ち上がる。 「そりゃあついて行くに決まってるじゃないッスか。暇ですし」 「じゃあ、君は夕食の店でも考えておくといい。前祝いをして貰わないとね」 「やった! …って、俺がオゴる方ッスか!?」 …うん、これならきっと大丈夫だろう。 私は死地を予期しても、何ひとつ動じていなかった。 それは他人からすれば、気味が悪いと思われるほどに。 ああ、そう言えば。 この役目。彼を打ち倒すのは、わざわざ私である必要があったのだろうか? 私がそのことに思い至るのは、まだ先のことだった。 蛟の三 へ 作品投稿場所に戻る トップに戻る
https://w.atwiki.jp/saltation/pages/446.html
#blognavi お友達の病院の院長先生から 要らなくなったインキュベータを 開業祝にいただきました。 今日、とーーーーーってもお世話になっている 医療機器の会社の方が持ってきてくれました。 この医療機器の会社は、 もともとモニターの会社の方からのご紹介だったのですが ものすごくご縁を感じる方が代表をされています。 今日も、顔を出していろいろアドバイスをしていってくれました。 この開業にあたっては 大家さんはじめとするテナントの皆さん、リフォーム会社さん、業者さん、融資担当の方、銀行の方、 本当に知り合うヒト知り合うヒトに 恵まれました。 感謝してもしきれません。 こんなにラッキーな開業を出来る獣医も少ないのではないかと思います。 助手の子も、お互いの性質も分かり合ってきて 波長のあわせかたもなんとなく分かってきました。 この子を雇ってよかったと思っています。 皆さんのお力添えをむだにしないよう、 いい病院に、していきます!! カテゴリ [ありがとうございます] - trackback- 2007年06月05日 23 40 01 わざわざ電話ありがと!役に立ててくれたら嬉しいわー☆ -- はっち (2007-06-07 23 23 01) ほんと、ありがとね!!ごあいさつ時にはタカノのフルーツタルト持って行くよ★ -- ともこ (2007-06-08 17 18 25) 名前 コメント #blognavi
https://w.atwiki.jp/bloodplus/pages/336.html
【種別】地名/施設 【登場】01話 ジュリアが勤務する病院。 小夜はここで定期的に輸血(→小夜の点滴)を受けていた。 コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/sponsoracjapan/pages/15028.html
フジ系水曜ドラマ 新宿野戦病院 共通事項 基本の放送時間…水曜22 00~22 54 全社PT扱い・ローカルスポット含む 固定スポンサー P G レイク(♯03~) 2024年7月3日 ♯01 [新](22 00~23 09) 1’00”…ライフネット生命 0’30”…KIRIN(キリンビール)、P&G 2024年7月10日 ♯02 0’30”…ライフネット生命、KIRIN(キリンビール)、P G、SUNTORY 2024年7月17日 ♯03 0’30”…P&G、KIRIN(キリンビール)、SUNTORY、レイク 2024年7月24日 ♯04 0’30”…レイク、SUNTORY、ライフネット生命、P&G 2024年7月31日 ♯05 0’30”…SUNTORY、レイク、P G、ライフネット生命 2024年8月7日 ♯06 0’30”…P&G、MARVEL STUDIOS デッドプール ウルヴァリン、ライフネット生命、レイク 2024年8月14日 ♯07 0’30”…レイク、COSMO(コスモ石油)、いなば、P&G 2024年8月21日 ♯08 0’30”…P&G、ALSOK、レイク、再春館製薬所 2024年8月28日 ♯09 0’30”…レイク、SAMSUNG、P G、YKK AP 2024年9月4日 ♯10 0’30”…P G、UR賃貸住宅、レイク、アサヒビール 2024年9月11日 ♯11 [終] 0’30”…レイク、アサヒビール、P G、FUJIFILM