約 185,539 件
https://w.atwiki.jp/nagisachi/pages/17.html
POG2007@競馬板リーマン友の会資料 下の方にリーマンPOG確定全馬リスト.xlsがあります。 Comment 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/takarazukaskystage/pages/40.html
【放送中】宝塚友の会 新人公演ステージトーク 宝塚大劇場での新人公演後に、新人公演コンビを迎えてエスプリホールにて開催される、宝塚友の会会員限定イベント「新人公演[[ステージ]]トーク」の模様をお送りする番組。 回 公演名 出演者 初回放送 68 雪組『ソルフェリーノの夜明け』 彩風咲奈、愛加あゆ 69 花組『虞美人』 鳳真由・天咲千華 2010/6 70 月組『THE SCARLET PIMPERNEL』 珠城りょう、彩星りおん 71 宙組『TRAFALGAR』 蒼羽りく、すみれ乃麗 72 雪組『ロジェ』 彩風咲奈、夢華あみ 73 花組『麗しのサブリナ』 瀬戸かずや、実咲凜音 74 月組『ジプシー男爵』 宇月颯・花陽みら 75 星組『愛と青春の旅だち』 芹香斗亜・音波みのり 76 宙組『誰がために鐘は鳴る』 愛月ひかる・すみれ乃麗 77 雪組『ロミオとジュリエット』 彩風咲奈、愛加あゆ 78 花組『愛のプレリュード』 大河凜、桜咲彩花 79 月組『バラの国の王子』 煌月爽矢、愛風ゆめ 80 星組『ノバ・ボサ・ノバ』 麻央侑希、早乙女わかば 81 宙組『美しき生涯』 愛月ひかる、瀬音リサ 82 花組『ファントム』 鳳真由、実咲凜音 83 月組『アルジェの男』 紫門ゆりや、愛希れいか 84 雪組『仮面の男』 彩凪翔、星乃あんり 85 宙組『クラシコ・イタリアーノ』 澄輝さやと・伶美うらら 86 星組『オーシャンズ11』 真風涼帆、音波みのり 87 花組『復活 -恋が終わり、愛が残った-』 鳳真由、実咲凜音 88 月組『エドワード8世』 珠城りょう・愛希れいか 89 雪組『ドン・カルロス』 彩凪翔、星乃あんり 90 宙組『華やかなりし日々』 愛月ひかる・伶美うらら 91 星組『ダンサ セレナータ』 真風涼帆、早乙女わかば 92 月組『ロミオとジュリエット』 珠城りょう・咲妃みゆ 93 花組『サン=テグジュペリ』 芹香斗亜・大河凜 94 宙組『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』 蒼羽りく・花乃まりあ 95 雪組『JIN ー仁ー』 彩風咲奈、透水さらさ 96 星組『めぐり会いは再び 2nd』 十碧れいや、妃海風 97 花組『ベルサイユのばら ーオスカルとアンドレ編ー』 煌月爽矢、鳳月杏 98 花組『オーシャンズ11』 芹香斗亜・桜咲彩花 99 宙組『モンテ・クリスト伯』 愛月ひかる、花乃まりあ 100 雪組『ベルサイユのばら』-フェルゼン編- 彩風咲奈・夢華あみ 101 星組『ロミオとジュリエット』 礼真琴、城妃美伶 2013/9 102 月組『ルパン -ARSENE LUPIN-』 珠城りょう、咲妃みゆ 103 花組『愛と革命の詩-アンドレア・シェニエ-』 芹香斗亜・朝月希和 104 宙組『風と共に去りぬ』 蒼羽りく、花乃まりあ 105 雪組『Shall we ダンス?』 月城かなと、星乃あんり 106 星組『眠らない男・ナポレオン ―愛と栄光の涯(はて)に―』 礼真琴・妃海風 107 花組『ラスト・タイクーン ―ハリウッドの帝王、不滅の愛―』 柚香光・華雅りりか 108 月組『明日への指針 -センチュリー号の航海日誌-』『TAKARAZUKA 花詩集100!!』 暁千星・海乃美月 109 宙組『ベルサイユのばら―オスカル編―』 和希そら・伶美うらら 110 雪組『一夢庵風流記 前田慶次』 月城かなと・有沙瞳 111 星組『The Lost Glory ―美しき幻影―』 麻央侑希、綺咲愛里 112 花組『エリザベート』 柚香光、花乃まりあ 113 月組『PUCK』 朝美絢、海乃美月 114 宙組『白夜の誓い ―グスタフIII世、誇り高き王の戦い―』 桜木みなと、伶美うらら 115 雪組『ルパン三世 ―王妃の首飾りを追え!―』 永久輝せあ、星南のぞみ 116 星組『黒豹の如く』 礼真琴、綺咲愛里 117 花組『カリスタの海に抱かれて』 水美舞斗、城妃美伶 118 月組『1789 -バスティーユの恋人たち-』 暁千星・美園さくら 119 宙組『王家に捧ぐ歌』 桜木みなと・星風まどか 120 雪組『星逢一夜』 月城かなと、彩みちる 121 星組『ガイズ&ドールズ』 瀬央ゆりあ、綺咲愛里 122 花組『新源氏物語』 柚香光、朝月希和 123 月組『舞音-MANON-』 朝美絢、叶羽時 124 宙組『Shakespeare ~空に満つるは、尽きせぬ言の葉~』 瑠風輝、遥羽らら 2016/4 125 雪組『るろうに剣心』 永久輝せあ、彩みちる 126 星組『こうもり』 紫藤りゅう、真彩希帆 127 花組『ME AND MY GIRL』 優波慧、城妃美伶、綺城ひか理、音くり寿 128 月組『NOBUNAGA<信長> ―下天の夢―』 暁千星、紫乃小雪 129 宙組『エリザベート ―愛と死の輪舞―』 瑠風輝、星風まどか 130 星組『桜花に舞え』 天華えま、小桜ほのか 131 雪組『私立探偵ケイレブ・ハント』 永久輝せあ、星南のぞみ 132 花組『金色の砂漠』 綺城ひか理、城妃美伶 133 月組『グランドホテル』 夢奈瑠音、海乃美月 134 宙組『王妃の館 -Chateau de la Reine-』 留依蒔世、遥羽らら 2017/5 135 星組『THE SCARLET PIMPERNEL』 天華えま、有沙瞳 136 雪組『幕末太陽傳』 永久輝せあ、野々花ひまり 137 花組『邪馬台国の風』 飛龍つかさ、華優希 138 月組『All for One』 蓮つかさ、結愛かれん 139 宙組『神々の土地』 瑠風輝、鷹翔千空 140 星組『ベルリン、わが愛』 極美慎、星蘭ひとみ 141 雪組『ひかりふる路 〜革命家、マクシミリアン・ロベスピエール〜』 綾凰華、潤花 142 花組『ポーの一族』 聖乃あすか、城妃美伶 143 月組『カンパニー ―努力、情熱、そして仲間たち―』 風間柚乃、美園さくら 144 宙組『天は赤い河のほとり』 鷹翔千空、天彩峰里 145 星組『ANOTHER WORLD』 天華えま、星蘭ひとみ 146 雪組『凱旋門』 縣千、潤花 147 花組『MESSSIAH』 聖乃あすか、舞空瞳 148 月組『エリザベート ―愛と死の輪舞―』 暁千星、美園さくら 149 宙組『異人たちのルネサンス』 瑠風輝、夢白あや 150 雪組『ファントム』 綾凰華・野々花ひまり 151 星組『霧深きエルベのほとり』 極美慎、水乃ゆり 152 花組『CASANOVA』 帆純まひろ、華優希 153 月組『夢現無双』 風間柚乃、天紫珠李 154 宙組『オーシャンズ11』 鷹翔千空、夢白あや 155 雪組『壬生義士伝』 彩海せら、彩みちる 156 星組『GOD OF STARS 食聖』 天飛華音・舞空瞳 157 花組『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』 聖乃あすか、都姫ここ 2020/1
https://w.atwiki.jp/orisuta/pages/1467.html
「1回戦敗退友の会」第11回 当SSはトナメキャラが登場しますが、フィクション上の、さらに空想上のお話で他単発SS等との関連性はありません。 独立したギャグとしてお読みください! 第16回オリスタトーナメント決勝第1試合終了後―― 政勝 「(エライことになっちまった……)」 光之助 「…………」 政勝 「…………」 光之助 「…………」 政勝 「…………」 光之助 「…………」 政勝 「(2人だけの会議室……沈黙がキツい!)」 光之助 「…………」 政勝 「(この沈黙、俺と光之助さんだけの会議室…… その理由は、第16回オリスタトーナメント決勝第1試合にあった……)」 光之助 「…………」 政勝 「(あの試合で…… この会のメンバーである第1回トーナメント初戦敗退者『テンポラリー・プレジャー』のマルコさん、 第2回トーナメント初戦敗退者『マイシクル・ティアーズ』の桐木幻十郎さんがまさかの出演……)」 光之助 「…………」 政勝 「(それが意味することはすなわち……この会からの脱会!)」 光之助 「…………」 政勝 「…………」 光之助 「…………」 政勝 「(…………光之助さんはじっと固まったまま何を考えているんだろうか)」 光之助 「…………」 政勝 「あのー……光之助さん、始めないんスか?」 光之助 「……まだ全員揃っていないからな、もちろん彼らを除いてだが」 政勝 「(心なしか声が小さい)」 光之助 「たった2人で会議も何もないだろう……もう少し待ってくれ」 政勝 「あ、そういえばまだ来てなかっスね…… えーと、あの……『スター・キャスケット』の」 光之助 「…………」 ガチャ! 巻 「すまねえ! 電車に乗り遅れちまった」 政勝 「……あ、巻さんを忘れてた」 巻 「ん? 忘れてたって何がだ」 政勝 「(あんたの存在をだ)」 光之助 「……では全員揃ったようだな、それでは会議をはじめよう」 政勝 「……えッ!?」 巻 「えっ!? おいおい、3人しかいねーじゃねえか!! 足りないだろ!」 光之助 「…………」 政勝 「(巻さんが的確なツッコミを!)」 巻 「……マルコや幻十郎がいねーじゃねえかッ! 無断欠席かアイツら!!」 政勝 「ソコじゃねーよ! それはもう俺のモノローグで確認し終わったんスよ!!」 光之助 「マルコくんと桐木くんは今日ここには来ない、 彼らは第16回オリスタトーナメント決勝第1試合にて再登場し、この会の参加資格を失った……」 巻 「な、なんだって……そんなの初めて聞いたぞ」 政勝 「トナメ読んでないんスか巻さん」 光之助 「ともかく……今この『1回戦敗退友の会』会議メンバーはこの3人だけだ」 政勝 「え? あの……『スター・キャスケット』のひとが来てないスけど」 光之助 「……政勝くん、君はまだ掲示板のチェックがおろそかのようだな」 政勝 「……え?」 光之助 「オリスタSS板『【オリスタ】ジョジョの奇妙なダンジョン【RPG】』の7レスめを見てみろッ!」 政勝 「ああっ、ああああああああ……!」 巻 「しかも……プレイキャラクターのひとりになっているようだ」 光之助 「画像引用は製作者に一言いうのがマナーだぞ巻さん」 政勝 「でも待って……待ってくれ、 この7レスめの中にも、『トナメと同一人物とは限らない』と……」 巻 「見苦しいぞ政勝!!」 政勝 「うっ…………巻さんに怒鳴られた」 光之助 「そのとおりだ巻さん。 政勝くん、確かに同一人物とは限らないかもしれん…… というか『そもそも名前がないから同一人物かどうか確かめようがない』んだが」 政勝 「…………」 光之助 「純粋にデザインやスタンド能力を買われてキャラクターに採用されているんだ、 ここは素直に彼女の栄光を讃えようじゃないか」 政勝 「でも……でも……」 巻 「なんだよ政勝、アイツがこの会からいなくなって困ることでもあるのか?」 政勝 「…………だって」 光之助 「…………」 政勝 「好きだったんスもん…………」 巻 「…………」 光之助 「…………」 政勝 「…………」 政勝 「(ツッコむ人や茶化す人がいないから余計に恥ずかしい)」 光之助 「……では会議をはじめようか。 実は1年ぶりくらいだから改めて自己紹介からはじめよう。 私はこの『1回戦敗退友の会』の進行を仰せつかっている 第1回トーナメント1回戦敗退者、『グラビティ・オブ・ラヴ』の小室光之助だ」 巻 「第5回大会、『ショッキング・ブルー』の巻誠志郎だ」 政勝 「第2回トーナメント初戦敗退、『バレエ・メカニック』の井波政勝ッス」 光之助 「さて、何度も確認していたように、 マルコくんと桐木くんがトーナメントの試合の中で見事出演を果たし、表舞台に返り咲くことができた」 政勝 「マルコさんや幻十郎さんだけじゃなく、いろんなキャラクターが登場したッスね」 巻 「1回戦敗退者だけじゃねえ、2回戦で負けたヤツ、優勝したヤツまで……いったい何人出たかわからないくらいだ」 光之助 「強大な敵を相手に、討伐隊として何人ものスタンド使いが招集される……その中のひとりとして登場したわけだ」 政勝 「幻十郎さんなんて死んでるのに、幽霊で登場したッスからね」 巻 「逆に言えば幻十郎でさえ出れたんだから、俺らが出てもおかしくなかったわけだ…… くーっ、悔しいぜ!」 光之助 「…………」 政勝 「…………(巻さんが普通に会話に参加しているのがすごい違和感ある)」 光之助 「……そうだな、ではなぜ我々でなく彼らが参戦することになったのか、その理由を分析して……」 ガチャ 幻十郎 「うーーっすwwwww 元気でやってるかwwwwwwwwwwwww」 マルコ 「…………」 政勝 「幻十郎さん、マルコさん!?」 巻 「なっ、何しにきたんだお前ら!!」 幻十郎 「いやぁー俺らがSSに登場した後だから会議開いてると思ってねぇーwwww ひとこと? これまでの? 感謝の言葉でもぉーと思って?」 光之助 「…………」 政勝 「くっ……幻十郎さんが殺したいほど憎い!」 巻 「もう死んでるけど……クソッ、幻十郎め!!」 幻十郎 「おおー……政勝ゥ、 てめェ『幻十郎さん死んでるからSS出れるワケないじゃないスか』とかよく言ってくれたよなァ! それがどうだァ!! てめェより先に登場してやったぜぇ!!」 光之助 「考えてみれば本家ジョジョでも幽霊キャラはそこそこいる…… 死んだまま出ても不思議ではないか」 幻十郎 「そういうことだなァ……政勝、おめェもいっぺん死んでみるかぁ? ギャハハハハハハハ!!!」 政勝 「くそっ……死んでることをこうも誇らしげにしてる人見るのはじめてだ……!」 巻 「あれ? マルコ元気なくねェ?」 マルコ 「…………」 ギクッ 幻十郎 「おオ゛ッ!? んなコトねーよなァ、マルコ。 俺たちゃカムバックを果たした勝ち組、こいつらは負け組……そうだよなァ?」 マルコ 「い……いや、幻十郎、そのへんにしておかないか。 あいさつは済んだだろう、もう邪魔するのはよそう」 政勝 「なんかマルコさんが居心地悪そうッス」 巻 「まぁマルコは、他人が自分を妬む姿を見て楽しむよーなキャラじゃねーだろ」 幻十郎 「あ゛ァ゛!? おいマルコ、こんなチャンスめったにねーぞ! 俺らのSSでの活躍、こいつらに自慢してやろうぜ!! そのためにおめーも連れてきたんだからよー」 マルコ 「い、いやいい……俺はいい……」 ビシッ 幻十郎 「『俺は桐木幻十郎。このお姫様と同じく、お前を捕まえるためにやってきた』 ……白鳥のお姫様『リリス・クド・カラオストロ』に乗って俺様登場!!」 バァーン 巻 「なんか始まった」 政勝 「幻十郎さん、イキイキしてるッス。 死んでるのに」 幻十郎 「『くそっ、なんなんだよあいつはッ!? 大勢でかかってるのに全然倒れねぇッ!!』 面影もないほど変貌を遂げた怪物を前に苦戦する俺様!!」 ゴゴゴゴ 政勝 「苦戦している様子をこれほどまでに楽しそうに演じる人初めて見たッス」 幻十郎 「『オラッ! キリキリ歩けッ!』標的を捕縛し、連行する俺様!!」 シャキーン 巻 「まるで自分が倒したかのように」 光之助 「自分がその他大勢として倒された部分は省いたな」 政勝 「でも悔しいけど……幻十郎さん、確かに物語の中でそこそこ出番があったッスね」 マルコ 「よし、もう十分だろう幻十郎。 もう帰ろう、な?」 幻十郎 「なんだよマルコ、てめーの活躍も見てもらおうぜ」 マルコ 「いや、俺はそういうの、いいからさ。会議の邪魔しちゃいけないだろ、帰ろうぜ」 政勝 「なんかマルコさん必死ッスね」 光之助 「心なしかキャラがマルコらしくない」 巻 「そーいや俺まだ読んでなかったんだよな~この試合。ちょっと読んでみっか~」 マルコ 「や、やめろ!!」 政勝 「ああっ、巻さんわざわざマルコさんの活躍まで発表しなくても! また俺らがみじめな思いをするだけッスよ!」 幻十郎 「ナイスだ巻さん! 空気読めないだけあるぜ」 巻 「ふむ…… お~お~幻十郎が登場して…… 幻十郎が苦戦して……おおっ、ここで『テンポラリー・プレジャー』と『マルコ』の文字が!!」 マルコ 「あっ、あああっ!!」 「くそっ、なんなんだよあいつはッ!? 大勢でかかってるのに全然倒れねぇッ!!」 幻十郎は息を切らしていた。まさかあの女がここまで強いとは思ってもいなかった。 彼の周りには、ネクスト・アルカディアの攻撃をくらい、三名のスタンド使い達が気絶していた。 『エンヴィー』のスタンド使い、茜。 『テンポラリー・プレジャー』のスタンド使い、マルコ。 『イエスタデイ・エンパイア』のスタンド使い、畔上藍。 この三人はネプティスのスタンドに強い打撃を与えたのに、当の本人は全くダメージを受けていない。 この女は本物の化け物かと、幽霊の身でありながら幻十郎が思っていると、「まだまだぁッ!」と本結久良來は、リボンのスタンド『フィール・ソー・ムーン』で、ネプティスの右腕を縛る。 巻 「あれっ?」 政勝 「…………」 光之助 「…………」 幻十郎 「あっ…………」 マルコ 「…………」 巻 「……読み終わった」 マルコ 「…………」 巻 「マルコ、これしか登場しなかったな」 政勝 「登場する前から気絶して、気絶したまま終わったっス」 マルコ 「…………」 幻十郎 「あー……マルコ、そのー……」 マルコ 「…………」 幻十郎 「マルコ?」 マルコ 「…………」 光之助 「マルコ…………!」 幻十郎 「こ……こいつ」 光之助 「死んでいる……!!」 二〇一五年 一二月二三日 マルコ 死亡 光之助 「という冗談はさておき―― なんにせよ一切話題に上らない1回戦敗退者の中からSSに再登場した者が現れたことは喜ばしいことである」 マルコ 「活躍はしてないけどな」 巻 「(マルコが卑屈になっている)」 幻十郎 「…………ゴメン」 政勝 「(幻十郎さんはしょぼくれてるッス)」 光之助 「活躍がどうこうということではない……慰めではないぞ、マルコ。 我々に限らず1回戦敗退者が再登場したその事実が喜ばしいことなのだ」 政勝 「え、どういうことッスか?」 光之助 「もし我々が会議を開かずにただじっと塩漬けのように何も行動を起こさずに出番を待ち続けていたら…… 我々の存在は忘れ去られ、陽の目を見ることはなかっただろう」 マルコ 「…………」 光之助 「だがたとえみじめでも、卑屈でも、こうして会議を行って人の目に付く場所にいること…… そうした活動の成果として、我々はSSの書き手に、ひいてはオリスタ住民に忘れ去られる存在ではなくなった」 巻 「なんか、図々しくないか? 俺ら」 光之助 「実際にこの会に登場した我らだけでない、 その他の1回戦敗退者たちにも目をむけてもらえること…… 『忘れ去られた者でも、再登場させていい』という風潮を生み出せた」 政勝 「確実に図々しいッス」 光之助 「それが今回、最後のトーナメントで確認することができた…… もうこの1回戦敗退友の会の役割は果たしたといえるだろう」 巻 「えっ、ええっ!?」 政勝 「その口ぶり……まさか終わっちゃうんスか!?」 光之助 「トーナメントも終わる…… 優勝者トーナメントを残してはいるが、そこに我々が割り込むのも無粋だろう。 潮が来たのだ」 政勝 「だって俺らはまだ単発SSとかに出てないじゃないッスか! ……光之助さんだって!!」 巻 「そうだぜ光之助! 俺ら3人が脱会してはじめて終わりじゃねーのかよ!!」 幻十郎 「なんかドラマの最終回でありがちな掛け合いだな」 マルコ 「もう俺たちは蚊帳の外だがな」 光之助 「では……まだ続けていられると思っているのか? 私と、政勝くんと……巻さんで」 政勝 「…………」 マルコ 「…………」 幻十郎 「…………」 巻 「あったりめーだろ! これからは俺が会議をリードしてやるぜ! 実はずっとやりたかった議題がたくs」 政勝 「わかりました! やめましょう!!」 巻 「ええっ!?」 幻十郎 「(3人だけの会議……だけならまだいいとして、巻さんはな……)」 マルコ 「(トーナメントが終わった後、巻さんも中心に据えて続けるのはキツいかもしれん)」 光之助 「では―― マルコくんと桐木くんの門出を祝い、我々3人の再起を祈り…… ここに1回戦敗退友の会の閉会を宣言する!!」 ガチャ ??? 「やあ、みんなー集まってる? なんか最後っぽいって聞いたから寄ってみたんだけど」 幻十郎 「……? 誰?」 ??? 「せっかく表舞台に再び出られたっていうのに誰も祝ってくれないから私から来ちゃったよ」 マルコ 「おまえは……」 政勝 「まさか」 ??? 「ってアレ? 光之助さん……さっきの門出の祝いに、私の名前がなかったようだけど……」 光之助 「…………」 ナナ・シーノ 「てめーッ、私の名前入れるの忘れてやがったなぁァァ~~~!?」 政勝 「星キャスゥゥーーーーッ!!」 マルコ 「うわああああ星キャスに名前がついてるゥーーーッ!!」 幻十郎 「お……おまえは『名前がないのが名前』、 『スター・キャスケット』のスタンド使いじゃねーか。 なんで名前がついてるんだ?」 ナナ・シーノ 「え……オリスタのゲームで名前がついたの……知らないの?」 政勝 「何ィィーーーーッ!!」 ナナ・シーノ 「なんかみんなに話が通じないなぁ……巻さん?」 巻 「お、おう」 マルコ 「……今までカギカッコの前に何もなかったのに、急に6文字も入って逆に見にくいな」 ナナ・シーノ 「5月にオリスタゲームに出演が決まったとき、 名前ももらったから脱会の発表のときに見せてってゲームのスクリーンショット渡したよね?」 巻 「おう、ずいぶん時間たっちまったけど今日見てもらったぜ、1枚」 ナナ・シーノ 「1枚!? 私が渡したのは名前もちゃんと入ったこっちの画像も含めた2枚だろーがッ!!」 光之助 「画像引用は製作者に一言いうのがマナーだぞ、星キャスさん」 ナナ・シーノ 「名前で呼べよ!」 巻 「すまねえ! 忘れちゃってた!」 ナナ・シーノ 「オーーーノォーーー信じらんない、なに考えてんだあのカブりキャラ野郎!」 政勝 「…………おめでとう、おめでとう星キャスさん……いや、ナナ・シーノさん」 井波政勝(バレエ・メカニック)は このあと星キャスに愛の告白をするが「ダンジョンに戻らないといけないから」と言われ 自分もゲームの世界に出ようとするがスタンド能力がRPGゲームの技に適用しにくく門前払いとなる 本来の学業に専念し留年を免れる 桐木幻十郎(マイシクル・ティアーズ)は 第16回トーナメントに登場し、 ハエトリグサの両手を持つ幽霊としてこれからも出番を待つか成仏するか選択を強いられたが さらなる出番を求めハエトリグサとともに幽霊を続けることを選んだ マルコ(テンポラリー・プレジャー)は 得意のスーパーボールを生かしストリートから大道芸人として活躍 さらにアメリカの素人参加型テレビ番組で話題となり 一世を風靡するがスタンド使いとしてのオファーはまだない 趣味である好きスタスレ閲覧は生涯続けた 巻誠志郎(ショッキング・ブルー)は 不遇ともいえるカブりに見舞われながらも再起を誓い修行を続ける そしてのちに故郷ジョージアで初の黒人市長となる ナナ・シーノ(スター・キャスケット)は 政勝の告白に意も介さずオリスタダンジョンゲームに復帰 とあるプレイヤーのゲームデータの中で 誇り高きパーティメンバーのひとりとして名誉のゲームオーバーをとげる そしてオリスタは続く 世代は交代する トーナメント出場者は……! ガンッ 光之助 「うっ……! い……うう……」 ロロ・ロサーノ 「ヒヒッ、スーツケース、ぶつかっちまったー。痛かったかな、オジサン?」 光之助 「く……ッ」 ロロ 「こまったなァ……空港の出発ロビーなんかでソッポ向いてるアンタが悪いんダヨ……ヒヒヒ……」 光之助 「いや……いいってことです、まちがいは誰にでもありますよ」 光之助 「……ン、ちょっと待って、あんたトーナメント2回戦進出者か?」 ロロ 「フヒヒ、そうだけど?」 光之助 「なら話は別だ!」 ドガァ! ロロ 「ギニャーーーーーーッ!!!」 光之助 「……フン」 光之助 「……1回戦敗退友の会進行役としてこれまで会議を引っ張ってきたのに…… なぜ私が再登場できないんだ? 話題に上らない2回戦敗退者を含めても私の株はそこそこ上がったと思うのに……」 < ――15時08分発 アリタリア285便にお乗りのお客様は3番ゲートにお集まりください > 光之助 「でもグリシアたんは好きだがね」 ゴ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ 【1回戦敗退友の会 閉会】 < 前へ 一覧へ戻る 当wiki内に掲載されているすべての文章、画像等の無断転載、転用を禁止します。 [ トップページ ] [ ルールブック ] [ 削除ガイドライン ] [ よくある質問 ] [ 管理人へ連絡 ]
https://w.atwiki.jp/orisuta/pages/1459.html
「1回戦敗退友の会」第03回 当SSはトナメキャラが登場しますが、フィクション上の、さらに空想上のお話で他単発SS等との関連性はありません。 独立したギャグとしてお読みください! 光之助 「というわけで『1回戦敗退友の会』の会合は早くも第3回を迎えることになった。 進行役を仰せつかっている小室光之助だ」 マルコ 「『テンポラリー・プレジャー』のマルコだ」 政勝 「『バレエ・メカニック』の井波政勝ッス」 幻十郎 「桐木幻十郎。 スタンドは『マイシクル・ティアーズ』」 光之助 「さて、知っているとは思うが、めでたくハル・シャプレーくんが脱会することになった」 幻十郎 「まあ……一番最初はアイツだと思ったよ」 政勝 「キャラ設定豊富だしね」 マルコ 「降星学園、巨乳……降星学園絡みのスピンオフならまず需要はあるだろうしな」 幻十郎 「そもそもアイツ『話題にあがらない』っていうところからして微妙だったからな。 リデザされてるし、降星学園ファンタCMにもちゃっかり出てるし。ハル・シャプレーとしてではないけど」 政勝 「まあまあ。 ま……最後に1回くらい挨拶にきてくれてもよかったのにな」 マルコ 「挨拶に来ても、残った俺たちをみじめに思わさせてしまうなら……とか考えたんじゃないか」 幻十郎 「うーん、アイツのキャラ考えたらめんどくさいとかそんな程度じゃねえか?」 政勝 「あれ? ところで……あの人は?」 幻十郎 「あの人?」 政勝 「えーと、ホラあの……『名前がない』人」 光之助 「彼女は不定期参加ということになっている。 毎回毎回名前無しカギカッコが出てきたら話のバランスが崩れてしまうからな」 政勝 「えー……」 光之助 「とにかく、今回はこの4名で会議を行おう」 マルコ 「それで、今回の議題は?」 光之助 「……今回の議題、それは……桐木くんをはじめとした、ある『共通点』を持つ人たちについてだ」 幻十郎 「え、俺?」 政勝 「何スか共通点って?」 光之助 「それは……1回戦において『死亡した』者だ」 政勝 「…………」 マルコ 「…………」 幻十郎 「…………え?」 光之助 「気づいていた者もいたと思うが、 桐木くんは我々4人……ハルくんや名無し少女を含めれば6人だが、その中で唯一1回戦で死亡している者なんだ」 政勝 「えっ、幻十郎さん死んでるんスか? となりで大股開きで椅子にすわってますけど」 光之助 「ここの会議はそういうのを超越しているのだ」 政勝 「はっ?」 マルコ 「簡単に言えばフィクションだ」 政勝 「ああ、そう」 光之助 「だが、通常のスピンオフはそうもいかない。 桐木くんが額を撃ち抜かれたことを無視して登場させるわけにはいかないのだ」 マルコ 「わかった光之助、 おまえが言いたいのは、『死亡した者』がスピンオフに出るには『死亡した』という壁をのりこえる必要があるということだな?」 光之助 「そのとおりだ」 幻十郎 「ま……待て待て! それじゃあ俺はこの中で一番スピンオフに出るのが難しい人間ってことになるじゃねえか! そんなん許せるか、コノヤロウ!!」 政勝 「おっ、持ち味の傲慢さを前面に出してアピール大作戦ッスね! 効いてる効いてるゥ」 幻十郎 「黙れ!」 光之助 「落ち着け幻十郎、だからこそどうすればいいか対策を練ろうというのだ。 おまえをはじめとした1回戦死亡者グループのためにな」 幻十郎 「そんな枠組み作るんじゃねえ!」 マルコ 「とりあえず座れ、幻十郎」 幻十郎 「クソっ……」 光之助 「いいか幻十郎、死んだからと言ってそれで忘れ去られるというわけではない」 政勝 「あ、そうなんすか?」 光之助 「最たる例はグリシア・ハーミットだ。 彼女は1回線敗退者ではないが……考える上での参考にはなるだろう」 幻十郎 「なっ……俺を殺しやがったアイツを取り上げるのか!?」 マルコ 「グリシアか……彼女の名は前はよく好きスタスレで見かけたな」 政勝 「えっ、マルコさん好きスタスレに入り浸ってるんスか?」 マルコ 「入り浸ってなど、いない」 光之助 「彼女に関する話題の中心はトナメ後…… 死亡したあとというより死亡する前、トナメに参加する前の生活が中心となっている」 マルコ 「確かに……そのとおりだな」 光之助 「そしてグリシアだけではない。 直近のトーナメントでも、小早川という男がトーナメントに参加するまでのいきさつがスピンオフとして描かれている」 幻十郎 「そうか……! 俺がトーナメントに参加する前……そっちに注目したスピンオフが描かれる可能性があるということだな!」 光之助 「可能性は、ある」 幻十郎 「よし……こうなったらいても立ってもいられねえぜっ」 政勝 「あっ、幻十郎さんどこ行くんです?」 幻十郎 「フンっ、俺にも可能性があるとわかりゃあ、この会合にだって用はねーんだよっ! 俺様の活躍を指をくわえて眺めてやがるんだな!!」 政勝 「な、何言ってるんスかっ!」 幻十郎 「あばよ! ハァーッハッハッハッハッハ!!」 マルコ 「本当に行ってしまったな」 光之助 「うむ、大事なことを言う前にいなくなってしまったな」 政勝 「え、大事なことって何スか?」 光之助 「トーナメント出場前の過去を掘り下げた場合、必然的にそのスピンオフはその者が主人公となる。 脇役ではありえない」 政勝 「ま、まあそうッスね……」 光之助 「だが桐木くんは第2回の出場者……今更彼を主人公にスピンオフが描かれると……思うか?」 政勝 「…………」 マルコ 「…………」 光之助 「…………」 政勝 「……どうッスかね」 「1回戦敗退友の会」第03回 おわり < 前へ 一覧へ戻る 次へ > 当wiki内に掲載されているすべての文章、画像等の無断転載、転用を禁止します。 [ トップページ ] [ ルールブック ] [ 削除ガイドライン ] [ よくある質問 ] [ 管理人へ連絡 ]
https://w.atwiki.jp/uchukan_tomo/pages/2.html
メニュー トップページ 友の会とは? プラグイン紹介 リンク せんだい宇宙館HP せんだい宇宙館 twitter YouTube せんだい宇宙館 チャンネル まずはこちらをご覧ください。 @wikiの基本操作 用途別のオススメ機能紹介 @wikiの設定/管理 分からないことは? @wiki ご利用ガイド よくある質問 無料で会員登録できるSNS内の@wiki助け合いコミュニティ @wiki更新情報 @wikiへのお問合せフォーム 等をご活用ください その他にもいろいろな機能満載!! @wikiプラグイン @wiki便利ツール @wiki構文 @wikiプラグイン一覧 まとめサイト作成支援ツール
https://w.atwiki.jp/orisuta/pages/1464.html
「1回戦敗退友の会」第08回 当SSはトナメキャラが登場しますが、フィクション上の、さらに空想上のお話で他単発SS等との関連性はありません。 独立したギャグとしてお読みください! 光之助 「あー諸君、こうして久々の会合となったわけだが……まずはいつもの自己紹介といこうか」 マルコ 「第1回大会1回戦敗退、『テンポラリー・プレジャー』のマルコだ」 「同じく第1回、『スター・キャスケット』です。名前はないらしいです」 幻十郎 「第2回大会……『マイシクル・ティアーズ』の桐木幻十郎だ」 政勝 「第2回、井波政勝ッス。スタンドは『バレエ・メカニック』です」 光之助 「そして私が第1回大会1回戦敗退者、『グラビティ・オブ・ラヴ』の小室光之助である」 マルコ 「巻さんは欠席か?」 光之助 「第5回1回戦敗退者『ショッキング・ブルー』の巻誠志郎さんは今日はお休みだ」 政勝 「休みでもちゃんと紹介はするんスね」 光之助 「カタコトの変な外国人と銀髪の高校生に追われていて会議どころじゃないらしい」 幻十郎 「別に出られなくてもいいと思うけどな」 「むしろ出られないほうが本望なんだよね」 マルコ 「それで光之助、今日の議題は?」 光之助 「えー今回はこの『友の会』に寄せられたハガキの質問に答えていこうと思います」 幻十郎 「ええッ!? アレを投稿ハガキコーナーみたいな体でやろうっていうのか」 政勝 「必要なんスか!? そのくだらない演出」 マルコ 「(もう完全にみんな避難所チェックしてるの隠さないな)」 「(どんどん脱会が遠のいていく気がする)」 光之助 「それでは最初のハガキ…… 宇都宮市にお住まいのP.N.『とっぴー』さんからの質問です」 マルコ 「(もう完全に深夜ラジオのソレだなあ)」 光之助 「『毛玉さんとかもげ子とか、一回戦敗退のくせに出世してるやつに対する感情は?』 ……この質問には私が答えよう」 幻十郎 「えっ?」 光之助 「……『嫉妬はない』と断言しよう」 「(嫉妬していると思われている自覚はあるみたいね)」 光之助 「もともとこの会は 『トーナメント以来まったく話題にあがらない者たちがどうすれば返り咲けるか』 をメインテーマに議論を重ねている」 政勝 「(重なってる気はしないス)」 光之助 「そういう意味では毛玉ももげ子も我らの同志。 この会を経ることなく羽ばたいていった仲間なのだ」 幻十郎 「そっ、それはなんかまた違うような気もするぞ!」 マルコ 「少なくとも向こうは俺達のこと仲間とは思ってないぞ」 「あ、あの……ちょっといいかな?」 政勝 「どうしたんスか」 マルコ 「簡潔にまとめてくれよ、名前のないカギカッコが続くと読みにくくなる」 「その、私たちは光之助のいったように 『トーナメント以来まったく話題にあがらない者たちがどうすれば返り咲けるか』 を考えているわけじゃない?」 光之助 「そのとおりだ」 「もし……ね、その答えが見つかったとして、 その答えを実践したとして、ほんとうにSSやマンガに出られたりするのかな……?」 幻十郎 「ん?ん?……どういうことだ?」 「だからね、 『私たちはここをこうすれば人気でてSSにも出られるよーっ』ってあんまり言ったらさ、 逆に扱いづらくなるんじゃないかって……」 政勝 「…………」 光之助 「…………」 幻十郎 「…………?」 マルコ 「……わかった、つまりこういうことが言いたいのだな?」 ――トナメ小学校5ねん3くみの教室 里美「うう……ぐすっ、ぐすっ」 ヨーカ先生「どうしてみんな里美ちゃんをいじめるのっ!? 里美ちゃんが先生のところに相談に来たとき、先生悲しくなったわっ」 けだま「だって里美、いっつも暗くてトロくせえんだもーん」 らいと「そーだ、そーだ」 じゃんゆ「地味で、ブスー」 らいと「そーだ、そーだ」 里美「ううううううううううううううううううう……」 ヨーカ先生「やめなさいっ! みんなが気づかないだけで、里美ちゃんにはいいところがいっぱいあるのよっ!」 里美「ううっ……」 ヨーカ先生「今からみんな1コずつ、里美ちゃんのいいところを挙げていきなさいっ!」 里美(えっ?) かふら「はい、先生。里美さんは本が好きで、色んな難しい漢字を知っていますわ」 里美「……ひい!」 えみり「里美ちゃんのかいたマンガ、すごくおもしろかったよ!」 ヨーカ先生「そうよ! みんなどんどん里美ちゃんのいいところを言ってって!」 里美(やめて、はずかしい!) すもも「里美さんは、おかしづくりがとってもじょうずです」 えつぃお「里美さんはうさぎのおせわをすすんでやっています!」 ろくろう「えっと…………こないだそうじ当番かわってくれた!」 ふーか「とびばこ8だん跳んでた!」 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 里美(もうやめて……恥ずかしくて死にそう) ヨーカ先生「さあ毛玉くん、あなたもいいなさい!」 けだま「…………き……きのう、落とした消しゴム、ひろってく、くれた……」 ヨーカ先生「はいっ、みんなわかりましたね! 里美さんにはこんなにいいところがいっぱいあるんですよっ! はいっ、じゃあみんな里美さんに拍手っ!! これでみんな仲良くできますね!」 パチ パチ パチ パチ パチ パチ パチ パチ パチ パチ パチ パチ パチ パチ パチ パチ パチ パチ パチ パチ パチ パチ パチ パチ パチ パチ パチ パチ パチ パチ パチ パチ 政勝 「ああ、いたなあこういう先生。 美談にするつもりが逆に傷を増やしてるのに気づかないの」 マルコ 「つまりは、良い点をあまり強調しすぎると逆効果になり、扱いづらくなるということだな」 「う……うん(今のたとえ必要だったかな)」 幻十郎 「で、光之助はどう思うんだ? あまり議論しすぎるのもよくないってことだぞ」 光之助 「…………フム」 マルコ 「…………」 政勝 「…………」 光之助 「ま、それはさておき――次のおハガキです」 「あ、ほったらかし!?」 幻十郎 「答えを逃げたな光之助……」 光之助 「倉敷市にお住まいのP.N.『ガスがなくては生きていけない』さんからの質問です…… 『期待の新人は?』……これは、それぞれが思うところをひとりずつ挙げていこうか」 政勝 「あの、この『新人』ってのはどっちの意味スか?」 光之助 「……話題になりそうな新人を我々が話して何の意味があるというのだ?」 政勝 「…………そ、そうかすまんかった」 マルコ 「新人か…… いま現在から1年前のトーナメントは第9回だから…… それ以降ということになるかな」 幻十郎 「……とすると、あーアイツとかどうかな?」 光之助 「『ビーヴィオ・ベルドット』」 マルコ 「『ビーディオ・ベルトット』」 「んーと『ビーヴィオ・ベントット』」 幻十郎 「『ビーヴィオ・ベルナット』」 光之助 「……フム、全員違うようだ」 政勝 「いや、たぶん全員同じ人のことッス」 マルコ 「かわいそうだが、 たしかに聞いても覚えにくい名前ということで素質はあるかもしれないな」 「(……私とかぶってる!?)」 光之助 「では次のおハガキ…… 渋谷区にお住まいのP.N.『じろーちゃん』さんからの質問です……『休日の過ごし方は』?」 幻十郎 「この質問意味あるのか?」 「どういう意図なんだろ」 マルコ 「いや待て、こういう何気ない一面がキャラの魅力を増すという考え方もあるぞ」 政勝 「え、そーなんスか?」 光之助 「メインストーリーしか展開しない作品は、 どんな媒体であっても読む側、見る側に急かされる印象を与えることもあるしな」 マルコ 「ゲームでもキャラクターに愛着がわくのはメインストーリーでのキャラクターの言動よりも、 サブイベントや何気ない会話だったりするだろう」 政勝 「うーん、まあ言われてみればそんな気も……そんじゃあ皆は休日何して過ごしてんスか?」 光之助 「休日は別荘のウッドデッキでチェロを奏でている」 マルコ 「愛車のシルビアで海沿いをドライブしている」 幻十郎 「……近所のスポーツクラブでフットサルやってる」 「カフェ巡りしてオープンテラスで読書してる」 政勝 「……何気ない一面って言ってるのに、なんでみんなすぐバレるようなウソつくんスか」 マルコ 「…………」 幻十郎 「……チッ」 「(私はウソついてないんだけど……)」 光之助 「……では次の質問にいこうか」 光之助 「明石市にお住まいのP.N.『ジャスティスビーバー』さんからの質問です…… 『鬼畜送りについての意見をお願いします』」 マルコ 「『鬼畜送り』……sage進行が慣例となっている好きスタスレで誤ってageられる書き込みをしてしまった場合、 そのレスが示すキャラクターを変態の貢物にする儀礼のことか……」 幻十郎 「ふむ……」 「うーん、意見か…………」 政勝 「(マルコさんが好きスタスレに異常に詳しいことはもう誰もツッコまないんスね)」 マルコ 「好きスタスレがageられると異様な盛り上がりになる点から見ても、 いまだ暗黙のルールは息づいているといえよう」 幻十郎 「(ところでこの質問って『友の会』に関係あるのだろうか)」 マルコ 「だが、現状として変態的なレスをするいわゆる『鬼畜』が絶滅状態にあることは否めない。 『鬼畜送り』とは言いながらもぺrぺrされたり『東大寺』されることはない」 「またコアなワードを……」 政勝 「まあムリにペロペロしたりしなくてもいいと思うんスけど……」 マルコ 「俺はここで新たな『鬼畜送り』を提案しようと思う。 変態的な意味での鬼畜と違う、ほんとうの意味での鬼畜を……」 幻十郎 「ほんとうの意味での鬼畜……?」 マルコ 「『超極悪人』とか、『猟奇的殺人者』に理不尽に命を狙われる」 「…………怖ッ!」 政勝 「そんならまだ変態的なヤツのほうが平和な気も……」 マルコ 「まあ、別に『鬼畜送り』も戒めのためにやってるワケじゃないと思うから俺自身もピンと来てないんだが」 「じゃあ何で提案したのよ……」 幻十郎 「そういう意味での『鬼畜送り』……もし実際にあったらどんなカンジだろうな」 光之助 「ん? なんだか外が騒がしいな」 ドドドドドドドドドドド 巻 「…… うわああああああああああああああああああああああ!!!」 政勝 「窓の外を通り過ぎたのは……巻さん!?」 ハシム 「HAHAHAHAHA-------!! セーシロー、今度こそ息の根を止めてワタシの溜飲を下げさせてもらいマース!!」 朝比奈 「渦のスタンド使い……コロスコロス……コロロロロロ……殺殺殺殺殺殺ッ殺殺殺殺ッすすすすすす………!!」 巻 「だから人違いだああああああああああああああああああああああああ!!!!」 ドドドドドドドドドドド 光之助 「…………」 幻十郎 「…………」 「…………」 政勝 「…………」 マルコ 「……たぶんあんなカンジだと思う」 「1回戦敗退友の会」第08回 おわり < 前へ 一覧へ戻る 次へ > 当wiki内に掲載されているすべての文章、画像等の無断転載、転用を禁止します。 [ トップページ ] [ ルールブック ] [ 削除ガイドライン ] [ よくある質問 ] [ 管理人へ連絡 ]
https://w.atwiki.jp/orisuta/pages/1465.html
「1回戦敗退友の会」第09回 当SSはトナメキャラが登場しますが、フィクション上の、さらに空想上のお話で他単発SS等との関連性はありません。 独立したギャグとしてお読みください! グラビ 「さて、こうして集まってもらったわけだが……こう集まるとある種の迫力を感じるな」 テンポラ 「…………」 マイシクル 「……ケッ」 バレメカ 「ちょ、ちょっと待ってくれ!」 グラビ 「何だ、突然」 バレメカ 「いやこの状況が突然すぎるんだけど……誰だよお前ら!」 マイシクル 「キャンキャンうるさいなこのサイボーグ犬、なんなんだよ」 テンポラ 「そういうお前も名前に見覚えが無いぞ」 グラビ 「クックック……そうだろうな、 今回の会合は『1回戦敗退友の会』メンバーの『スタンド』による会議なのだからな」 テンポラ 「本体はどうした?」 グラビ 「我が本体の言葉を借りればこの会議は『メタフィクション』…… 本体抜きのスタンドのみで会議を行う体でこれから話をすすめていく」 マイシクル 「なんでまた突然スタンドだけの会議を……」 グラビ 「まあ待て、それは後にしてまずは恒例の自己紹介からいこう。 今回は特に必要だしな」 テンポラ 「『テンポラリー・プレジャー』、第1回出場者のマルコのスタンドだ」 バレメカ 「『バレエ・メカニック』ッス、 見た目は子犬だけど第2回トーナメントの井波政勝のスタンドです」 マイシクル 「同じく第2回、桐木幻十郎のスタンド、『マイシクル・ティアーズ』だ」 グラビ 「そして私が第1回1回戦敗退者の小室光之助のスタンド、『グラビティ・オブ・ラヴ』だ。 今回のスタンドの会合でも進行役を仰せつかっている」 テンポラ 「なんというか、スタンドでもキャラは本体とほとんど同じみたいだな。 当たり前だが……」 グラビ 「…………」 マイシクル 「ところでよ、いつもより人少なくないか?」 バレメカ 「……あのー、ちょっと気になってたんスけど、 ここに立て掛けてあるヘンテコなホウキ、誰かの私物ッスか?」 グラビ 「ああ、そのヘンテコなホウキは第1回1回戦敗退者『スター・キャスケット』、 通称『星キャス』さんだ」 星キャス 「」 バレメカ 「ああッ! あの人のスタンドかよ!」 テンポラ 「『装備型スタンド』だから、しゃべれないんだな」 星キャス 「」 マイシクル 「本体は『名前なしカギカッコ』で会話してるのに…… スタンドのほうは名前があると思ったら今度はしゃべれないのかよ、不憫すぎる」 バレメカ 「スタンド名に通称まであるのに」 テンポラ 「ある意味最強のキャラだな、面白すぎだろ……」 星キャス 「」 バレメカ 「……なんか言えよ!!」 テンポラ 「あと、巻さんのスタンドはどうした?」 グラビ 「第5回の巻誠志郎さんのスタンド、 『ショッキング・ブルー』は巻さん自身あまり会議には出てないこともあり、今回は欠席してもらった。 いつもと違うスタイルだし、人数が多すぎると混乱するからな」 マイシクル 「……しゃべれないホウキまでいるのに参加できないってのもなんかかわいそうだな」 星キャス 「」 バレメカ 「そういう残念さは巻さんっぽいッスけどね」 グラビ 「さて……そろそろ何故今回スタンド同士での会合となったか…… その理由を話そうと思う」 マイシクル 「おおそうだ、それが聞きたかったんだ」 グラビ 「理由は大きく2つある」 バレメカ 「2つ?」 グラビ 「まず一つ…… この『1回戦敗退友の会』のSSに、いっさいスタンドが登場してこなかったということ」 マイシクル 「え、そんな理由!?」 バレメカ 「だからと言ってこういう意味での登場ではないと思うんスけど……」 グラビ 「そしてもう一つ…… これはこれからの会議のテーマともなる理由だ」 テンポラ 「今回の、テーマ……か」 グラビ 「そう、それは…… 『人気者のスタンドの秘訣』を探求するためだ」 バレメカ 「人気者の……『スタンドの秘訣』?」 マイシクル 「あまりピンとこないテーマだな、 本体同士の会議なら明確なワードが出てたと思うが」 グラビ 「今回こういったテーマとなったのは、 人気者となったキャラクターたちの『一部』に共通する理由があるからだ」 テンポラ 「それが、『スタンド』ということだと?」 グラビ 「そう、 ただし人気キャラクターにすべて共通するわけではないからこんなざっくりとしたテーマとなった」 バレメカ 「ううーん……まだよくわかんねッスけど……」 グラビ 「『人気者のスタンドの共通点』ではなく、『人気者のスタンドの秘訣』なのだ。 人気者となった理由のある一例としてスタンドの特徴があったと考えてもらいたい」 テンポラ 「……まあいい、それは話し合ううちにわかってくるのだろう? で、その特徴とはなんなのだ?」 グラビ 「そうだな……では、『マイシクル・ティアーズ』君」 マイシクル 「何だ?」 グラビ 「エミリアナ・セブロ・メサの『ニュー・ファウンド・グローリー』、 加賀御守道の『ニール・コドリング』、 照屋風夏の『リトル・テンポ』、 パウラの『アナザー・センチュリー・エピソード』に共通する、 ある特徴は何だ?」 マイシクル 「ええっ!? …………ほ、本体が女?」 バレメカ 「スタンドの特徴って言ってるじゃないッスか」 マイシクル 「う、うるせえ……」 テンポラ 「わかった、皆『自我持ちスタンド』なんだな?」 グラビ 「そう! そのとおりだ」 バレメカ 「あっ、ホントッスね」 グラビ 「では『バレエ・メカニック』君、自我持ちスタンドの最大の特徴は何かね?」 バレメカ 「そりゃあ……自分で考えることじゃないッスか?」 グラビ 「自分で考えられると、どうなる?」 バレメカ 「自分の意思で行動して、話すことができる…………ああっ!」 マイシクル 「ん、どうした?」 グラビ 「その通り……自我持ちスタンドの最大の特徴、それは『話せる』ことだ」 テンポラ 「至極単純な特徴ではあるが、それがどう『人気』につながるのだ?」 グラビ 「『書き手』の立場で考えるとよくわかる。 ふつう登場人物が会話するときには、相手が必要だろう? たとえば、波溜流渦の会話の相手にはだれが必要だ?」 マイシクル 「そりゃあ、阪奈李がいるな」 グラビ 「そう、会話の場面では2人のキャラクターが必要となる。 だが、『自我持ちスタンド使い』だとどうだ?」 テンポラ 「エミリには『ニュー・ファウンド・グローリー』がいる、風夏には『リトル・テンポ』がいる……。 なるほど、会話の場面でも1人のキャラクターで済むのか。 不思議なことだが」 グラビ 「しかも、常時共にいるスタンドであるために最初から会話の相性バツグンでも不自然ではないし、スタンド以外の人物の会話のときにはスタンドを消していることにしておけばいいわけだから、ある意味『便利』なのだ」 マイシクル 「相性のいい会話は漫才のようで読んでて心地いいこともあるしな」 テンポラ 「トーナメントの1回戦、 初登場時は『キャラクターのディテールを示す文章』が会話文でも地の文でも入ることが多々あるが…… そこでも『自我持ちスタンド』は便利だな、付き人のような登場人物を増やすことなく、 自然に会話させて人物像を掘り下げられる」 バレメカ 「ううむ…… たしかにそういう書きやすさが自我持ちスタンドにはあるかもしれないッスけど」 マイシクル 「どうした?」 バレメカ 「この『友の会』SSはメタ的なことができるから俺らスタンドもしゃべってますけど…… ほんとだったらしゃべれないんスよね」 テンポラ 「まあ……そうかもしれんな」 バレメカ 「だったら、俺たちは『自我持ちスタンド』のキャラには対抗できないんじゃあ…… ……あれ?」 テンポラ 「?」 バレメカ 「そういや……パウラの『アナザー・センチュリー・エピソード』って、 図鑑の設定では『自我持ちスタンド』ではないッスよね?」 マイシクル 「…………はっ!」 テンポラ 「確かに……そのようだ」 グラビ 「そう、そこだ。 重要な点はそこなのだよ」 マイシクル 「じゃ、じゃあ俺たちも今から『自我持ちスタンド』ってことにしてもらえば」 グラビ 「いやいや、そういうことではない。 私が言いたいのは『自我持ちスタンド』でなくとも、 我ら一般的なスタンドにも本体の人気上昇のためにできることがあるということだ」 バレメカ 「え、そーなんスか?」 グラビ 「本家ジョジョのスタンドを例にあげてみよう。 ジョジョにおける自我持ちスタンドには『セックス・ピストルズ』が挙げられる」 バレメカ 「ミスタとの会話やピストルズ同士の会話はカワイくて人気がありますね」 グラビ 「だが、はっきりと自我持ちスタンドとはいえなくても、 『エコーズAct.3』や『スパイス・ガール』は本体と会話しているだろう?」 テンポラ 「『ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム』もジョルノの意識外でディアボロに話していたな」 グラビ 「便宜上『自我持ちスタンド』という呼び方をしたが…… 自我を持っているか否かに、明確な線引きはないのかもしれないのだ」 マイシクル 「『やろうと思えば俺たちも本体と会話できる』……そういうことか? あまりピンと来ないが」 グラビ 「突き詰めて言えば…… 本体が危機に陥ったとき、無意識にスタンドが発現し本体を守る…… これもある意味『スタンドの自我』と言えないかな?」 マイシクル 「…………!」 バレメカ 「……なるほど、 今回のスタンド同士の会合の意味がわかったかもしれないッス。 キャラクターの人気には、スタンドの人格も重要なんスね」 グラビ 「人格と言うと語弊があるかもしれないが…… 仮に物が言えなくとも、行動が人気のきっかけになるかもしれない」 テンポラ 「きれい好きな『パープル・ヘイズ』のようにか……」 グラビ 「そう、いつもの行動にちょっと変化を加えるだけで、 スタンドにもキャラ属性がつくこともあるのだ」 テンポラ 「今度からはただスーパーボールを投げるのではなく…… ジャグリング要素も加えてみるかな」 マイシクル 「おおっ、それ俺にもできそうだな!」 バレメカ 「俺も同化してメタリックにするもの……たまにはヘンテコなものを選んでみるかな! こうやって、な!」 ズギュン! グラビ 「うむ……今回の会議は成功だったようだ。 皆それぞれ考えて行動する……これこそ、自我への第一歩かもしれん」 テンポラ 「あとは本体が俺たちを使う機会を待つだけだな」 グラビ 「そうだな……だがひとつだけ、言っておくことがある」 バレメカ 「何スか?」 グラビ 「『バレエ・メカニック』、 おまえが『ヘンテコなもの』と言って同化したソレは、星キャスさんだぞ」 バレメカ 「ああっ! しまった、すまない星キャスさん!」 マイシクル 「ううーん……装備系にはさすがに自我はキビしいかもな……」 テンポラ 「さすがにどうしようもないタイプはあるなあ」 星キャス 「」 バレメカ 「……なんか言えよ!!」 「1回戦敗退友の会」第09回 おわり < 前へ 一覧へ戻る 次へ > 当wiki内に掲載されているすべての文章、画像等の無断転載、転用を禁止します。 [ トップページ ] [ ルールブック ] [ 削除ガイドライン ] [ よくある質問 ] [ 管理人へ連絡 ]
https://w.atwiki.jp/snaker/pages/41.html
文々。新聞友の会とは 文々。新聞友の会とは、東方Projectのオンリーイベント。 個人(個人サークル)や仲間同士のグループで結成した同人サークルが製作した同人誌を発表・頒布する。 射命丸文、犬走椛、姫海棠はたて達、天狗キャラ中心ではあるが、 東方Project関連作品であればその他の作品&キャラクターでも参加可能。 今回初のサークル参加となる。 http //bunbunmaru-np.com/ 同時開催 秘封倶楽部オンリー同人誌即売会「科学世紀のカフェテラス」 稗田阿求オンリー同人誌即売会「求代目の紅茶会」 河城にとりオンリー同人誌即売会「エンジニアワルツ」 音系(同人音楽・演劇系)オンリーイベント「MUSIC COMMUNICATION」 お品書きなどはピクシブで。 http //www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium illust_id=52873637
https://w.atwiki.jp/orisuta/pages/1458.html
「1回戦敗退友の会」第02回 当SSはトナメキャラが登場しますが、フィクション上の、さらに空想上のお話で他単発SS等との関連性はありません。 独立したギャグとしてお読みください! 光之助 「さて、2回目の会合となったわけだが」 政勝 「…………」 マルコ 「…………」 光之助 「何だ、みんな元気がないな。前の会合での意気込みはどうしたんだ」 幻十郎 「い、いや……この会合も意味ねえんだと思うとよ……」 光之助 「それだったら来なければいいじゃないか。 意味がないのならおとなしく黙って待ってても同じだろ」 政勝 「そ、そうなんだけどさ。 でも意味なくてもこうして人の目に触れる場所にいれるんだと思うと……」 光之助 「そう、つまりは結局おまえ達はこの会合に参加せざるを得なくなるのだ」 ハル 「うわあタチ悪い……」 光之助 「ここにいるのがイヤなら、さっさとスピンオフか何かで抜擢されて話題になるんだな」 「え、スピンオフとかに出れればこの会合には参加しなくてもよくなるの?」 光之助 「当たり前だ。 1回戦敗退者であっても、避難所で話題になるような人間、特にスピンオフで抜擢されるような人間はここに来る資格などないのだからな」 マルコ 「やっぱり卑屈な感じは拭えないな」 幻十郎 「俺らまで卑屈と思われると困るんだがなあ……」 「なんかここにいるべきなのかいないほうがいいのかわからなくなってきたわ」 政勝 「…………あれ?」 光之助 「どうした、政勝くん」 政勝 「え? ……ああ、いや……あそうだ、また改めて自己紹介しないか? 何度も名乗ればもしかしたら読んでる人も覚えてくれるかもしれないから」 マルコ 「……面倒だが、仕方ないか」 政勝 「いや、スマないッス。 俺は第2回トーナメントの井波政勝ッス」 幻十郎 「同じく第2回、桐木幻十郎……」 マルコ 「第1回のマルコだ」 ハル 「第5回のハル・シャプレーでーっす」 光之助 「進行役を仰せつかっている小室光之助だ」 政勝 「…………」チラッ 「………………」 光之助 「それで政勝くん、断たれた流れを再び戻してくれることを君に期待しているのだが」 政勝 「え? あ、ええと……」 マルコ 「そう急かすな光之助、彼はまだ高校生。 大人ばかりの場で、話題の切り出し方にも困るだろう」 ハル 「私も学生なんすけどォー」 「あ、私もそんくらいなんだけど」 幻十郎 「俺は……いくつくらいだろ?」 政勝 「ちょ、ちょっ、ちょっと待ってくれ!」 幻十郎 「……おいおい、話の切り出し方がヘタすぎるだろ。焦りすぎ」 政勝 「あ、いや脱字だと思ってしばらくスルーしてたんスけど、今のはさすがに見過ごせなくて」 幻十郎 「はあ? なんのことだよ」 政勝 「ハルのほかにもう1人女の子がいる気がして……」 「え? 何言ってるのかしら」 政勝 「ホ、ホラ今!」 幻十郎 「ハルじゃないのか今のは」 ハル 「えー私じゃないよォ」 「え……ちょっ、みんな何言ってるんですか怖い」 マルコ 「……俺も前回から名前のないカギカッコが気になってた」 幻十郎 「何でそのとき言わなかったんだよ」 マルコ 「脱字だと思ってたからな」 光之助 「うむ……実はあえて言わなかったが、この1回戦敗退友の会にはもう1人名乗っていない参加者がいる」 「あ、ええと申し遅れました、私の名h」 光之助 「『スター・キャスケット』の本体さんだ。 トーナメントは第1回」 「ちょっ、私に名乗らせてよ!」 光之助 「黙れ、自分の役割くらいわきまえておけ」 「ひっ……!」 ハル 「怖ッ」 政勝 「やっぱり俺の思い違いじゃなかったか……」 光之助 「いいか、これはとっても大事なことなんだ。 コレは前回の議題にも深く関わることだが」 幻十郎 「『キャラ』のことか?」 光之助 「そう、それだ。 彼女は……我々に、いや全トーナメント出場者の誰もが持っていない強烈な『キャラ』を持っている」 政勝 「…………(ゴクリ)」 ハル 「……そ、それは?」 光之助 「『名前がない』というキャラだ」 幻十郎 「……!!」 マルコ 「そ、それは…………」 「ううう……」 マルコ 「……ずいぶんリスクの高いキャラだな」 光之助 「そのとおりなんだ。 にもかかわらず今彼女はそれをあっさり捨ててしまうところだった」 幻十郎 「だからあんな形相で諌めたのか」 光之助 「実は1回戦敗退者の中で名前が与えられていない者はもう1人いたのだが、 その者はスピンオフに採用され、名前も与えられている。 『名前がない』というリスクを背負いきれなかった者だ」 政勝 「いやそりゃ名前有る無し関係なく採用した書き手が不便に思ったから名前つけただけで、リスク云々は……」 光之助 「彼女は自分では気づいていないのだろうが、 『名前がない』という唯一のキャラとして今後トーナメントが長く続いても語られていくのかもしれないのだ」 「でも、私はやっぱり名前をもらって、スピンオフに出たい……」 光之助 「甘い、甘いな。 貴様は第何回の出場者だ? 第1回だろ?ここまで2年近くスピンオフに出られなかったんだ。 今更名前を与えられたらそれきり話題にすらあがらなくなるぞ」 「ううう……」 マルコ 「だが、言い過ぎじゃないか光之助。 同じ第1回出場者同士だろ?」 光之助 「…………」 ハル 「そーだよ、さすがにちょっとカワイソー」 光之助 「……いや、彼女は我々1回戦敗退者の鑑だ」 「!!」 光之助 「先ほども言ったが、名前もあたえられず敗れたのは彼女ひとりだけだ。 SS形式なのにカギカッコの前に名前がないというオモシロい位置にいる彼女に賞賛を贈るよ」 「あ、ありがとう…………グスン」 政勝 「お礼いっちゃった」 ハル 「やっぱ、暗いねこの会」 「私……今まで名前が付けられないのはイヤだと思ってたけど……そうじゃないのね。 『名前がない』のが『名前』。 それが私なんだね……!」 光之助 「そうだ、その通りだ!」 「ありがとう……ありがとう! じゃあ……1つ聞かせてくれないかな」 光之助 「何だ?」 「これから私がスピンオフに出るには……どうしたらいいかな?」 光之助 「…………」 マルコ 「…………」 幻十郎 「…………」 ハル 「…………」 政勝 「…………」 「…………」 光之助 「ええと、『名前がない』キャラを全面に押し出している限り、スピンオフ出演はないだろ……」 「ええええええええええええええええええッッ!!!」 ハル 「うわ、最悪の結末じゃん」 幻十郎 「なんて冷めた返答だよ」 マルコ 「やはり卑屈な会だな……」 「1回戦敗退友の会」第02回 おわり < 前へ 一覧へ戻る 次へ > 当wiki内に掲載されているすべての文章、画像等の無断転載、転用を禁止します。 [ トップページ ] [ ルールブック ] [ 削除ガイドライン ] [ よくある質問 ] [ 管理人へ連絡 ]
https://w.atwiki.jp/orisuta/pages/1461.html
「1回戦敗退友の会」第05回 当SSはトナメキャラが登場しますが、フィクション上の、さらに空想上のお話で他単発SS等との関連性はありません。 独立したギャグとしてお読みください! ガチャ 政勝 「おはよーっす」 幻十郎 「…………おう」 政勝 「って、まだ幻十郎さんしか来てないんすね」 幻十郎 「まだ会議の時間には早いしな」 政勝 「あら? 幻十郎さんの手にはめてるのソレなんすか?」 幻十郎 「ん、この指ぬきグローブか? いや……実はこないだ好きスタスレで指ぬきグローブが似合いそうって俺の名前が出てな。 少しでも応えようと思ってつけてみたわけよ」 政勝 「はあ、そんなレスがあったんスね。 ぜんぜん気がつきませんでしたよ」 ガチャッ 光之助 「お早う」 政勝 「あ、オハヨザーッス……って光之助さんも指ぬきグローブはめてる!?」 光之助 「京極夏彦をかけあいに出すなら、桐木くんより私のほうが似合うに決まっているだろう」 政勝 「悔しかったんスか?」 光之助 「違う」 ガチャ 「おはようございます」 政勝 「あ、スター・キャスケットの……って君もつけてんスかっ!」 「え? あ、あ、いや、これは、ほら、私のスタンド、ホウキだから。 空を飛ぶときにね、必須なんだよね。 指ぬきじゃないとね、小銭とかとりにくいしぃ……」 政勝 「ふーん」 「ごめんなさい、スレ見ただけです」 幻十郎 「まさか皆つけてくるのか……?」 巻 「おはよーっす」 政勝 「あっ巻さん……ってああっ!」 幻十郎 「グローブつけてねえ!」 巻 「えっ? えっ? 何、グローブって?」 幻十郎 「キャラ的にオマエは一番つけてこなくちゃいけないヤツだろうが!」 「……空気読め!」 光之助 「とことんまで残念なヤツだな」 巻 「よ、よくわかんねえけど、今日は指ぬきグローブつけてこなくちゃいけなかったのか?」 政勝 「いや別にそういうわけじゃ」 巻 「わ、悪ィ! そんならちょっと買ってくるわ」 ガチャ 政勝 「ああっ、そこまでしなくてもいいのに」 「行っちゃったね」 ガチャ マルコ 「すまない、遅れた。 今巻さんが走り去っていったがどうしたんだ?」 政勝 「あれ? マルコさんも指ぬきグローブつけてないッスね。 避難所に張り付いてるはずなのに」 マルコ 「張り付いてなどいないが……指ぬきグローブってずいぶん前に流れた話題だろ。 今更ひっぱってきても誰も覚えてないぞ」 政勝 「あ……そうすか、さすがマルコさん」 光之助 「それじゃあ全員揃ったことだし会議をはじめよう」 ゴソゴソ 「そうですね、巻さんはしばらく戻ってこないでしょうし」 ゴソゴソ 幻十郎 「おう」 ゴソゴソ 政勝 「(みんないそいそとグローブ脱ぎ始めたな……)」 光之助 「前回から間もあいたし改めて自己紹介しておこう。 第1回トーナメント出場者、『グラビティ・オブ・ラヴ』の小室光之助だ。 進行役を仰せつかっている」 マルコ 「同じく第1回出場者、『テンポラリー・プレジャー』のマルコだ」 「『スター・キャスケット』の本体です。 名はまだ無い」 政勝 「第2回の井波政勝ッス。 スタンドは『バレエ・メカニック』です」 幻十郎 「桐木幻十郎だ。 スタンドは『マイシクル・ティアーズ』」 「今指ぬきグローブ買いに行ったのは第5回出場者の巻誠志郎さんですね。 スタンドは『ショッキング・ブルー』」 光之助 「さて……久々の会合だが、今回は桐木くんが議題を提出することになっている。 では頼む」 幻十郎 「お、おう。 ……えーと、この『1回戦敗退友の会』の構成メンバーである1回戦敗退者のことだがよ」 政勝 「幻十郎さんてそんなすすんでしゃべる人でしたっけ」 幻十郎 「口挟むなよ」 マルコ 「気にするな、続けてくれ」 幻十郎 「……1回戦敗退者の中で話題に上がらない連中の中で、 俺ら6人がこうして集まって議論を重ねているわけだが、 まだ日の目にあたらない連中は多くいる」 光之助 「ここも日の目に当たるといえるかは微妙だがな」 幻十郎 「そこでよ…… ここの『1回戦敗退友の会』の会合メンバーもしょっちゅう入れ替えていくべきなんじゃねーかと思うんだが……」 マルコ 「ふむ……」 光之助 「なるほど、確かに最近そのような意見もよく聞かれる。 つまりはこの会議メンバーを固定するのでなく、 1回戦敗退者みんなに分け隔てなく機会を与えようというのだな」 政勝 「自分が出られる機会も減るっつーのに、よく言えますね」 「好きスタスレで名前が出た者の余裕かねぇ」 幻十郎 「か、からかうなよ」 光之助 「桐木くん、君の提案はキャラに似合わないとはいえ、深い慈悲に満ちたすばらしい意見であると思う」 幻十郎 「うるせえ」 光之助 「だが、やはりメンバーは入れ替えるべきではないと思う。 無論、単発SS等で退会者が出た場合は別だがな」 幻十郎 「え、そうか……?」 光之助 「やはり負け犬の吹き溜まりとはいえ、 一応この会議も議事録がつけられ、避難所で読まれているもの……つまり『読み物』なのだ。 そのために、コロコロとメンバーが入れ替わるのは好ましくない」 マルコ 「確かに……メンバーは固まっているほうが読むほうは楽だ」 光之助 「それに、入れ替えることのできる1回戦敗退者は実はそれほど多くは無いのだ」 政勝 「えっ、そうなんスか?」 光之助 「まず第1に『話題の鮮度』だ。 もし仮に現在行われている第10回の1回戦敗退者をここに招いて、 『話題に上がらない者たち』のカテゴリーに含んだとしたらどう思う?」 「…………あまり、良く思わないかも。 もしその1回戦敗退者で単発SSを書いてる途中の人が見たら気分良くないでしょうね」 幻十郎 「うーん……1回戦敗退とはいえ、忘れられてるわけではないし、『話題に上がらなくなっている』とは言えないな」 光之助 「そう、つまり最近のトーナメント出場者をここに招くことはできないのだ。 ここでの話題にはするかもしれないが」 マルコ 「ということは…… ここに呼ぶことのできる1回戦敗退者は今ならせいぜい第8回くらいまでか……?」 光之助 「いや、第7回くらいが妥当だろう」 政勝 「ということは第7回までの1回戦敗退者は7かける4で28人…… すでに単発SSに出てる人を除けば多くは無いかもしれないッスね」 光之助 「あとはもうひとつ理由があるが、 これは口で説明するより実際に見てもらったほうがいいだろう ……そこで桐木くん」 幻十郎 「んあ?」 光之助 「こんなこともあろうかと、 今日別の場所にて『ある会合』を用意している。 こことは別のメンバーによるものだがな。 桐木くんにはそこに赴いて、進行役をやってもらいたい」 幻十郎 「ん? キャラ的に俺は進行役には向かなかったんじゃないのか、光之助?」 光之助 「最近の君の意欲的な行動を見て、見直したのだ。君ならきっとできる」 幻十郎 「そ……そうかい。 フンッ、そんならやってやらんこともない……ぜ? そこまで言うんならよ」 政勝 「幻十郎さんそれじゃツンデレみたいッスよ」 幻十郎 「まあとにかく行ってくるぜ。 俺の仕切りっぷりをみて勉強するんだなお前ら」 「いってらっしゃーい」 ――――別室にて 幻十郎 「えー……これから、『会議にならない会議』を始める。 まずは互いに自己紹介しよう、進行役の桐木幻十郎だ」 ラルフ 「♪……ッ! ♪……イェア!! ……~~♪♪ Hoo!」 幻十郎 「オラクソガキ、ヘッドホン外しやがれ! えーと仕方ない……第3回、『ティーペイン』のラルフ・ビンセントだな。 よし次!」 茜 「………あの、わt『ブゲゲッゲッゲゲッゲゲゲッ!』 幻十郎 「ああっ、うるせえ! そのキモスタンド黙らせやがれ!!」 茜 「あっ……ごめんなさい……」 エンヴィー 「『オオオオッ!? オマエ茜コマラセタナアアアアア!!?』 幻十郎 「原因はおまえだ! くそッ自動操縦か、めんどくせえ……第2回から『エンヴィー』の茜だな? 次!」 クロちゃん 「ニャーン」 幻十郎 「猫が会議に参加すんなあああああ!! もういい! 第5回の『サイクロプス・アイ』のクロちゃんだな!? 自分でしゃべれねえ連中ばっかかよ!! はい次は!?」 グリシア 「………………」 幻十郎 「うわあああああああまてまてまてまて喋らなくていい!! おまえには因縁あるけどそれは今はどうでもいい! 第2回、『ゴースト&ダークネス』のグリシア・ハーミットだな!? はい自己紹介終わり!」 エンヴィー 「『ブゲゲッゲッゲゲッゲゲゲッ! ソンジャア茜ヲ困ラセタオマエヲ血祭リニアゲテヤンヨオオオオ!!』 幻十郎 「今はそういう場じゃねえの! 黙っとけ!」 ラルフ 「YEEEEEEAAAAAAAHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHH!!!! そんじゃあオイラのダンスとくと見てくりぃいい!!? C'mon everybody! Let's dancing!!」 『ズッ! ダン! ズッズッダン!!』 『ズッ! ダン! ズッズッダン!!』 『ズッ! ダン! ズッズッダン!!』 幻十郎 「踊り始『ズッ!』なあ!! ここは会議『ダン!』っつーの! ラジカ『ズッズッダン!!』めろ!」 クロちゃん 「ニャーン」 グリシア 「……………………」 ナデナデ 茜 「あの、会議と『ズッ!』ても何を話し合えばい『ダン!』ょうか。 学校ではクラス『ズッズッダン!!』ろいろ話『ズッ!』たりしま『ダン!』人のいる場所の会議とい『ズッズッダン!!』 幻十郎 「ああああ『ズッ!』あ、もう! ラジカセ『ダン!』くて何喋ってるかぜんぜ『ズッズッダン!!』ねえ!」 茜 「ひっ! ごめんなさい……」 エンヴィー 「ウオオオ『ズッ!』オ!? マタ茜泣カセ『ダン!』アアアアアアアア!!? 『ズッズッダン!!』 ドチンポヤロォォォォォォォォォーーーーーーーーーーーッ!」 幻十郎 「なんで怒『ダン!』が俺に向『ダン!』るんだよ! 『ダダンダン!!』う考えても原因はあのクソガ『イイイィィエエエエエエエーーーーーー!!!』 クロちゃん 「ニャーン」 グリシア 「……………………」 ナデナデ ラルフ 「フォーーーーーーーーーーーーーー!!!」 政勝 「…………」 「…………」 マルコ 「…………」 光之助 「…………」 ガチャ 幻十郎 「……………………」 政勝 「あ、幻十郎さんお疲れッス」 「見てたよ、なかなかの司会っぷりだったんじゃない?」 幻十郎 「……俺が悪かった」 光之助 「まあ今ご覧の通り、 いくらこの『1回戦敗退友の会』がメタフィクションだとしてもだ、 会議に適さないキャラクターというものもいる」 マルコ 「ネコが突然喋って会議に参加するとか、 無口……というか全く喋らないのがキャラ設定に含まれてる者がペラペラと話し出すとか、 いくらある程度世界観を崩したSSだといっても、キャラクターまでは崩してはいけないということだな」 幻十郎 「ああ……よくわかったよ」 光之助 「キャラクターをある程度保ちつつ、 それでいて意見を話すことのできる者でないと、この会に出すわけにはいかない。 それが2つ目の理由だ」 「それだけ……キャラクターってのは大事なのね」 政勝 「でもさ……それでも、こうして会議に出られるのは俺たち以外にも候補はいるんだろ? だったらなんで最初に俺たちだったんだろ?」 光之助 「それはわからない……だが、 俺たちは俺たちにできることを少しずつ探していくべきなんじゃないか?」 ガチャッ 巻 「……す、すまねえ! 近所に指ぬきグローブ売ってなくてよ…… まだ時間あるならバイパス沿いのユニクロに探しにいこうと思うんだけどよ!」 政勝 「あ、巻さんあのー」 光之助 「ああ、会議はまだ大丈夫だ。 いってきてくれ」 政勝 「光之助さん!?」 巻 「悪い! じゃあすぐ戻るから!」 バタン! 「…………どうして、もういいですって言わなかったの?」 光之助 「…………巻さんを見ていて思ったよ。 俺たちにできる事は『確実なものを考える』ことじゃない、『なんでもいいからとにかく行動してみる』 ……そんなことなんじゃないかってな」 幻十郎 「…………」 マルコ 「……光之助」 「……うん、そうかもね。 いろいろやってみたらきっと何かを掴んで、私たちも活躍できるかもしれない。 そうしたらそれを見て、他の人たちもがんばれるんじゃないかな」 政勝 「…………へへっ、久しぶりにいいまとめができそうだな」 幻十郎 「巻さんに教えられるとはな……ケッ」 「でも、指ぬきグローブってユニクロに売ってるのかな……」 光之助 「…………」 マルコ 「…………」 政勝 「…………」 幻十郎 「…………」 「1回戦敗退友の会」第05回 おわり < 前へ 一覧へ戻る 次へ > 当wiki内に掲載されているすべての文章、画像等の無断転載、転用を禁止します。 [ トップページ ] [ ルールブック ] [ 削除ガイドライン ] [ よくある質問 ] [ 管理人へ連絡 ]