約 50,887 件
https://w.atwiki.jp/saraswati/pages/586.html
”賢者” 享年:七十二歳 性別:男 一人称:私 二人称:貴様 三人称:奴 『概要』 六竜神達が”賢者”と呼称し慕う人間。 生まれ自体は中小規模とは言えど王族に繋がる程に高貴な身分であり、本人曰く「大公家の嫡男」であった。 生まれながらに「この世の理」とも呼べる人知の及ばぬ英知を持ち合わせており、その知識故に人の世にはいられないと判断し、全てを捨てて人の世を去る。 未開の地の奥深くでひっそりと生きようと生活基盤を整えている最中、白竜と遭遇する。 以降は白竜及びその知り合いと共に生活を送る一方、この世に生きた証を残したいと漠然と考え、誰が見るでもないが知識を書物に残そうと筆を走らせ続ける。 竜達の手伝いもあり寿命で亡くなる一ヵ月前に自身が知る全ての知識を記し終え、満足して息を引き取った。 その書は”賢者”が人の世を去る際に捨てた名前を使用し、”カサイの書”とし、現在は六竜神達の手で管理を行っている。 『性格』 白竜と出会った当時から老人を思わせる程に落ち着いており、長期的な視点で物事を見る事が多い。 竜基準でも「同族の感じがする」と言わしめる程に表面的な気質は竜に似ている。 一方で根本的には人間である為、生を渇望したり生きた証を残したいと考えたりする事もある。 性格は温厚。淡々としているが基本的に慈悲深く、敵対者でもない限りは穏やかな言動で対峙する。 『台詞とか』 「なに、ただ人の世を去った愚か者に過ぎんよ。名前など、その時に一緒に捨てた。故に好きに呼ぶが良い」 「人の世を去り、それでも人肌を欲してしまうのは、私が人間である為なのだろう。……何故に人の姿になったのだ。しかも全裸の? 人肌を欲してしまうと言えど、交わりたいという意思表示ではないからな。幾ら貴様等が見目麗しき女子の姿になれるとは言えど、それを抱いても虚しい事この上ない。 ここで言う人肌というのは、他者との繋がりだ。だから、貴様等が傍にいてくれるだけで、私にとっては十分に過ぎる。 ……おい、繋がりと言えど物理的な物ではない。好い加減にせよ、この愚か者め」 「……私は、私自身の境遇を呪い続けていた。何故私だけが人と違うのか、何故人との違いが致命的なのか……とな。だが、今はもう呪ってはいない。 私が私として生きてきたからこそ、貴様達と出会えたのだ。ふっ……呪えぬよ。貴様達と生きた人生を否定するような真似が出来るはずもない。 ……私は、間違いなく幸せだった。だからこそ、惜しいな。人の世に生きられぬと呪った命が、これ程までに惜しいと思える日がこようとは思わなかった」 「願わくば、安穏なる世界があらん事を」 白竜 年齢:--歳 性別:-- 一人称:私 二人称:汝 三人称:奴 『外見』 竜の姿では喉元から腹部側全体、尾の内側が暗灰色であり、他は白銀の鱗に覆われている。 翼の皮膜は黒色。瞳は紅。頭部からは一対の金色の角が生えており、爪は金色である。 人間の形態においては理由がない限りは十四、五歳程の少女の姿を取る。 体格は華奢であり痩躯。顔立ちは可愛らしいというよりかは凛々しい系。 頭髪は腰まで届く白銀の長髪。眼の色は緋色であり、耳は所謂エルフ耳のように尖っている。 漆黒を基調としたマキシ丈ワンピースの上に、前面の腹部が穴抜きされた白のローブを纏っている。 ローブの裾は竜の姿での爪が金色である事に由来して金の刺繍が施されている。また、頭部には自身の角を模した髪飾りを付けている。 他の装飾品として、銀鎖で縛り上げた黄金色の玉石を腰から下げている。玉石の大きさは成人の握り拳程度。 『概要』 六竜神とも呼称される、遥かなる時を生きる白竜。 所謂「穏健派」とも呼べる思想の持主であり、他者に対しては竜基準では好意的である。少なくとも理由もなく、あるいは理由があれど積極的に襲う事はない。 現状、六竜神の長とも呼べる立場についており、”賢者”が残した英知に関する方針、具体的な行動、黒竜の封印等を率先して行っている。 その為か特に他の六竜神達よりも格上、人類救済を掲げて下僕(現在の六竜神達)を遣わせた神と同一視される事があり、宗派によっては神として信仰対象にされている。 かつては人の近くにいた竜であったが、その事に辟易し人との直接的な関係を避けている。が、頼られるとやはり関わりを持つ。 『性格』 対外的な言動のほぼすべてが「絶対強者たる竜」として相応しいと考えている言動である。人間的な尺度で言い換えれば「強がっている」。 基本的には尊大、ないし威圧的と受け取られる雰囲気で対峙し、自身が認めればある程度は気を許し、敵対者だと認めれば、必要に応じて竜たる力で捻じ伏せに掛かる。 素の一面を見せるのは、不慮の事態に陥らない限りは、特に友好的な、本竜曰くの「宝物」として認識した相手に対してだけである。 素の一面は素直であり、割と好奇心が強い。口調こそさほど変わらないが、表情豊かに感情表現を行う。時に表情だけではなく動作でも見せる事があり、客観的に見れば幼さを感じさせる。 ただし本竜は「幼さ」「弱さ」が自身の考える「絶対強者たる竜」に相応しくないと考えている為、指摘すると機嫌を損ねる。 揶揄うと程度にもよるが、「絶対強者たる竜」である事も忘れて感情的に振舞う(もしかして:カリスマブレイク)。 『口調参考の台詞とか』 「”賢者”は安寧な世界を望み、私達はその望みを叶えるべく、奴と契約を結んだ。 一度は油断から最悪の事態を招いたが、もう、私達は慢心しない。……汝はやり過ぎた。流石に、これ以上は看過出来ぬ。 即刻、現状を改めよ。その知識を封じて余生を過ごすか、省略せずに過程を根付かせてから振り翳すか、どちらか選ぶと良い。どちらも選べぬなら……私は、汝を殺す必要がある。 横暴だ? はっ、汝は面白い事を言う。知るべき痛みを知ろうともせず、流すべき血を流そうともせず、それでも利を得ようとする汝の姿勢こそが横暴極まりない」 「くふふ、汝の手は暖かいな。たまには幼子に接するかのように振舞われるのも、悪くはないものだな」 「約束、か。……竜と約束をする意味を、当然、汝は理解しているのであろうな? 違える事は決して許さぬぞ」 「竜は長き時を生きる。されど人間はそうではない。幼子もいつかは大人となり、やがて老いては死に逝くものだ。 なに、心配するでない。見送る事には慣れているのでな。……それでも心配ならば、笑って逝くがよい。私も、笑って汝を見送ろうぞ。 笑って見送って、そして私は悲しみに暮れるのであろうな。……なに、悲しみも苦しみも、引き摺り続ければいつかは擦り減るものだ。 引き摺り続ける日々に疲れたら立ち止まって休めば良い。引き摺るのに飽いたら、その辺に捨ててしまっても構わぬ。 そうやって、人という存在は生きていくものぞ?」 「竜の宝物に手を出して、生きて帰れると思わぬ事だ。――この世から去ね、愚物が」 「な、何を言うか! 冗談にしても性質が……こ、この! こんな時に限って幼子に接するかの様に振舞うな! ええい、私は竜なのだぞ! ううぅー……好い加減にせぬと咬み付くぞ!」 黒竜 年齢:--歳 性別:-- 一人称:私 二人称:貴方、(特に番を指して)君 三人称:奴 『外見』 竜の姿では漆黒の鱗が全身を覆っている。 翼の皮膜は紅色、瞳は蒼。頭部からは一対の銀色の角が生えており、爪は銀色である。 身体の周囲を一メートル四方程の銀色の立方体が衛星軌道を取りながら浮遊している。 人間の形態においては理由がない限りは十四、五歳程の少女な人間の姿を取る、 体格は華奢であり、痩躯。可愛らしいというより凛々しい顔立ちであり、印象は白竜の人間形態に似ている。 頭髪は腰の辺りまで無造作に伸ばされた濡羽色。眼の色は光沢のない蒼色であり、耳は所謂エルフ耳のように尖っている。 漆黒の一枚布を身体に巻き付けるような装い(イメージ的には和服寄り)をしており、装飾等は特に存在しない。 腰には亡き番が残した一振りの長剣を佩いており、柄頭には己の玉石たる黄金色の玉石を取り付けている。 『概要』 六竜神とも呼称される遥かな時を生きる黒竜。 所謂「過激派」筆頭とも呼べる思想の持主である為、他の六竜神の手によって大陸中央部に封じられている。 必然的に人類とは最も距離が遠い竜であるが、破壊を司る者としての伝承が僅かに残されており、長い歴史を見れば、国家転覆を狙う者に何度か接触された事がある。 基本的に番を奪った人類に対しては憎悪しか抱いておらず、”賢者”との契約に従っているのはあくまでも”終末に至るまでの道程が長い程絶望が大きくなる”為である。 六竜神達全員を大切に想っているが、番と体色が似ている事から白竜に対しては特に友好的ともとれる態度を見せる。 『性格』 元々は理知的で穏やかな物腰であったが、番であった白竜を失って以降、狂気に塗り潰され、二重竜格者となる。 主従が完全に逆転しており、日常的に発狂時に顕現した竜格(本竜曰く”狂竜”)が支配しており、主竜格である本来の竜格(本竜曰く”黒竜”)が表面化する事は滅多にない。 口を開けば人類への怨嗟、番を護れなかった事への謝罪、”賢者”の約束事の無意味さを延々とぶちまけ、時折何もないのに笑ったり怒ったり泣いたり、居もしない番の姿に寄り添う素振りを見せる。 番に似ている白竜と共にいる場合、あるいは発作的に狂気が緩和された時に本来の竜格が表に出てくる。 現在は諦観気味で内向的な気質。狂竜程ではないが人類に対しては思うところがあり、友好的な態度はとらない。 『口調参考の台詞とか』 「ねぇ、賢くも愚かな”青いの”。貴方は既に理解出来ているはずだ。私達が管理などせずとも、人類はいずれ”賢者”の領域へと辿り着く。 ”賢者”の領域に辿り着いたら、きっと、素晴らしい世界になるだろうね。それ以上の発展も進化も存在しない、可能性が潰えた世界だ。 何をやろうともそれ以上は進めず、やがて世界は静かに腐っていく。ふふっ、私の番を死に追いやった人類共には相応しい世界に違いないっ! ……ならば何故に”賢者”の約束を護るのか、だって? 確かに、私達が干渉しなければ特異者の手によって、加速的に世界は終末へと近づいていくだろう。 ――決まっているだろう、膨大な時間と命と資源を消費して辿り着いた先が地獄となるのだ、これ以上に素晴らしい絶望など存在しないだろう? それに、人間共は愚かだ。手に余る英知を振り翳して、そのまま血を流し尽して滅ばれては堪らない。 人間である”賢者”の言いなりになるのは気に食わないけど、それで最上級の絶望を与えられるなら、その程度は我慢する」 「ねぇ、私をここから出してよ。そうしたら貴方達が抱えてる煩わしいもの、全部殺してあげるから! くふふ、傷付けて壊して苦しめて痛めつけて嬲って犯して穢して殺して殺して殺して殺して殺して……っ!」 「肉が腐り切れば肉を与え、骨が砕ければ骨を癒し、神経系が焼き切れれば新たに繋ぎ直し、苦痛に心が壊れたなら記憶をそのままに健全だった頃の人格を書き込んであげる! ふふ、ふふふっ! 死んだり壊れたりして逃げる事なんて許さない……私が世界に還るその瞬間まで、貴方は苦しみ続ければいいっ!」 「――ねぇ、私が愛した君よ。歌い奏でる事を好んだ君よ。星が終わるその瞬間まで、どうか情けない私を見守って欲しい。 そして星が終わったなら……もう一度、君の傍に寄り添う事を許して欲しい」 「死にたくなければ、あまり私に近づかない方が良い。狂竜の方だと、問答無用で殺しに掛かるだろうから。 ……ああ、どういう事か分からないという顔をしているね。情けない私が、自分を護る為に作り出したもう一つの私の事さ。 それ以上は語らない。語っても無駄だからね。さ、分かったらさっさと離れて欲しい。いつ狂気が噴き出すか分からないからね」 赤竜 年齢:--歳 性別:-- 一人称:私 二人称:名前を呼び捨て、お前 三人称:あれ 『外見』 竜の姿では全体的に鮮やかな紅色、喉元から下腹部にかけて暗褐色の鱗に覆われている。 翼の皮膜は黒色。瞳は青色。頭部からは一対の黒色の角が生えており、爪は灰色である。 人間の形態においては理由がない限りは十二、三歳程度の少女の姿を取る。 幼さを残した可愛らしい顔立ちであり、体格は顔立ち相応の矮躯。 緩く波打つ真紅の頭髪は肩に掛かる程度の長さ。眼の色は青色であり、耳は所謂エルフ耳のように尖っている。 フリル満載の紅いゴスロリを好んで纏い、竜の姿を彷彿とさせる意匠は色合を除いて存在しない。 紅い鎖のネックレスには様々な大きさの黄金色の玉石が繋げられている。玉石は最大で親指の爪程、最小小指の爪の四分の一程度。 『概要』 六竜神とも呼称される遥かな時を生きる赤竜。 所謂「穏健派」とも呼べる思想の持主であり、自身が大切にしている存在に手出しされない限りは温厚そのものである。 六竜神の中では最も人類と深い関わりを持っており、大陸各地には赤竜であると推測される、あるいは断定出来る存在が登場する伝承が遍在している。 現在でもふらっと人里を訪れては名産品を食べ歩きしたり、赤熱たる血族の祖として料理自慢を集めて大会を催したりなど、人類との関係は良好。 そんな人柄、もとい竜柄から、他の六竜神とは違い畏怖や尊敬等ではなく「良き隣人、人懐っこくて食事好きな赤い竜」として親しまれている。 『性格』 良くも悪くも自然体であり、温厚。表面的な言動は子供のような無邪気さを感じさせる。 少なくとも食事を愚弄する真似をしない限りは生物、厳密に言えば食事をする生きとし生ける者全てに対して友好的な姿勢で接する。 一方で本質的な部分は間違いなく竜であり、物事を多角的かつ長期的な視点で判断する程度の思慮の深さは持ち合わせており、真面目な場面では真面目に振る舞える。 そんな赤竜だが、食事を愚弄する真似をすれば前後不覚に陥る程に激怒する。 激怒するが、口の中に美味しい食べ物を突っ込まれれば大体沈静化する。が、初期の対処を誤れば大暴れする為、中々難しいのが現実だが。 『口調参考の台詞とか』 「んー、感性は白いのに近いかなぁ? 白いのは青いのとは違って、物品自体じゃなくて、物品に込められた作り手の想いだとかを大切に想ってるからさ。 ご飯も同じ。極論を言えば、竜理で口内に理想的な味や触感を生み出せば、いつでもどこでも、美味しい物を食べられる。 でも、それじゃ虚しいよね。やっぱり素材を作る人がいて、運ぶ人がいて、料理を作る人がいて、やっと食べられるご飯が一番美味しいの!」 「ねぇねぇ、齧っても良い? 良いよね? ……駄目? うー……あ、甘噛みに留めるから、ね?」 「ふふっ、お前が作るご飯は美味しいから好きだよ。技術的な美点だけじゃない、お前の料理は、食べてて楽しいの。 素材の想いを汲んでさ、お前は楽しそうに料理を作る。……どれだけ優れた技術を持ってても、嫌々作られる料理は、あんまり食べてて楽しくないの。 刺々しい、とでも言うべきかな? どれだけ味が調えられてても、最後の最後で不和が生じてる……そんな感じ」 「――は? 何、してるのさ。え、お前、今、何を……した? なぁ、何をしたかって聞いてるんだ。どうした、じゃない。私の言葉通じてる? なぁ、おい。質問に答えてよ。ごめん、じゃ、ないよ。質問に答えろって言ってるの。わかんない? わかんないのか。わかんないの?」 「嫌だ嫌だって、駄々を捏ねても仕方がないって事は私が一番理解しているよ。 私だって馬鹿じゃないからね。”賢者”が何を予測して私達と契約を結んだのか、その予測通りの結果になってしまった時に何が起きたか……分からない訳でもないし、忘れた訳でもない。 ……でも、ね。やっぱり、お前を殺したくないよ。……ははっ、分かってる。分かってるよ。お前だって、こういう未来が来る事を理解した上で、その生き方を選んだんだよね。 ……分かった。私はお前の生き方を尊重する。久しぶりに全力を出すから、さ。死にたくなかったら――全力で抗って」 「さぁさぁ! 料理自慢いらっしゃい! 六竜神たる私の名の下に、料理大会を開催するよー! 大会主催者兼進行兼審査員は私、優勝者には竜爪牙の包丁セットと最高の名誉を贈っちゃうよ!」 「お腹が減るから諍いが起こるんだよ。 だから沢山食べて、沢山笑おう? そうすれば、皆幸せだからさ」 青竜 年齢:--歳 性別:-- 一人称:我 二人称:其方 三人称:奴 『外見』 竜の姿では藍色ともとれる深い青色であり、腹部側はの鱗に覆われている。 翼の皮膜は灰色。瞳は緑。頭部からは一対の黒色の角が生えており、爪は白色である。 人間の形態においては理由がない限りは二十代前半の妖艶な女性の姿を取る。 長身であり肉付きは体格相応。綺麗系の顔立ちであり、特に何もなければ不敵な微笑みを浮かべている。 藍色の長い頭髪は緩やかなウェーブを描き、後ろ髪は項の辺りで黒い髪飾りで纏めている。眼の色は緑色であり、耳は所謂エルフ耳のようにとがっている。 濃紺のゆったりとしたローブを纏う他、他の六竜神とは異なり人間的な装飾を施している為、元の気質と相まって王族にも見える。 腰から青鎖で縛られた玉石をぶら下げている。玉石の大きさはおよそ拳大。 『概要』 六竜神とも呼称される遥かな時を生きる青竜。 竜の中では所謂「中立派」とも呼べる思想の持主であり、導く者として状況を冷静に見極め、必要な取捨選択を行っていく。 直接的に人類と関わる機会は少なく、多くは間違った強さで世界に悪影響を与えうる存在を排除する為に動く最中での関係である。 それ故に「悪を裁く竜」として人類の伝承や歴史に姿を現し、青竜の鱗である深い青色は「悪を裁く者(処刑人、毛色は違うがレジスタンス等)」が纏う色とされる地域が多い。 本竜自身は満更でもなく、「自分を恐れて力を持つ者がその力の振り翳し方を考えてくれるなら構わない」との事である。 『性格』 高飛車、傲慢とも取れる発言をする事が多いが、本質的には苦労人、もとい苦労竜。 時に迷い、時に戸惑い、時に弱音を吐く事もあるが、他者の前では強き者の務めとして気高くあろうと振る舞う。 強き者は弱き者を護り、育み、導いていく義務があるという思想の持主であり、それ故に弱者に対しては柔らかな態度で接する。 一方で力の振り翳し方を誤った者を嫌悪しており、特に”甲種事案”の引き金とも成り得る特異者に対しては良い感情を持っていない。 それでも感情的に叩きのめしたりする事はなく、相手が成してきた事柄、相手がこれから成す事柄を加味してどうするかを判断するだけの冷静さは持ち合わせている。 『台詞とか』 「我は驕らぬし、そもそも驕れぬよ。我単独で出来る事など高が知れている。 ……知っているか。歴史を動かすのは万人の凡人ではなく一人の天才だが、世界を動かすのは一人の天才ではなく万人の凡人である事を。 天才が幾ら頑張ろうと万人の働きをする事は叶わぬ。根本的に時間と手数が足りぬからな? それと同じだ。幾ら我が何をさせても完璧にこなす優れた竜とは言えど、単独では時間も手数も足りぬ。 ……何だ、今驕っただろうとでも言いたげな顔をしおってからに」 「我は愛でられるよりも愛でる方が好みだ。ほれ、近う寄れ。そして、もっと、其方が生きている証を我に感じさせてくれ。 どうせ百も生きられぬ短い命だ。一分一秒でも長く、其方という存在を我に刻み込んでくれ」 「強き者が弱き者を従え、弱き者は強き者に従う。それが世の理だ。 だが、それが全てという訳でもない。強き者は従える一方で、弱き者に対する責任を負う必要がある。 ただ護るだけでは足りぬ。健全に育み、導く責任だって存在する。より強き者が現れた時には、己を犠牲にしてでも従えてきた者共に道を示す必要だってある。 ……其方には難しかったか? 率直に言おう。果たすべき責任を果たさず、ただ力を振り翳すだけの其方は、畜生にも劣るただの阿呆だ。死ね、生きる価値もない。 我は慈悲深いからな、辞世の句でも読むのならば、苦痛なく介錯してやるのもやぶさかではない、が……その様子では、我を打ち倒してでも生きようと考えているようだな。 ――驕るな、人間風情が。多少賢いだけの”猿”が、我を倒せる訳がなかろう、愚か者」 「強き竜として振る舞い続けるのは疲れる。……ああ、肉体的な意味ではない。飽く迄も精神的な疲労感だ。 ……くくっ、強き者とて護られる存在と大差はない。迷う事もあれば、弱音を吐く時だってある。護られる存在と違うのは、それらを表面化させられる時が限られるという一点だけだ。 自身を導く者が迷い、戸惑っていると不安になるであろう? だからこそ他者の前では毅然と振る舞わねばならぬ。強き者としての利益を享受している以上は、な。 弱気を見せている、だと? それだけ其方を信頼しているという事だ。たまには息抜きくらいさせろ、愚か者め」 緑竜 年齢:--歳 性別:-- 一人称:僕 二人称:君 三人称:彼、彼女 『外見』 竜の姿では深緑色であり、腹部側は乳白色の鱗に覆われている。 翼の皮膜は灰色。瞳は黒。頭部からは一対の黒色の角が生えており、爪も角と同じく黒色である。 人間の形態においては理由がない限りは十代後半の中性的な女性の姿を取る。 長身痩躯。中性的な顔立ち自体は整っているが覇気の感じられない表情を浮かべている事が多い。 緑色の頭髪は大体無造作に伸ばされており、頭頂部付近ではアホ毛が跳ねている。眼の色は黒色であり、耳は所謂エルフ耳のようにとがっている。 体格より大きな深緑色のローブを纏っており、本竜が作成した”カサイの書”の文言を表示可能な眼鏡を掛ける。 腰から鎖で下げた一冊の黄金色の装丁が施された古書が、他の六竜神達が人型の時に装備する玉石に相当する。 『概要』 六竜神とも呼称される遥かな時を生きる緑竜。 竜の中では所謂「穏健派」とも呼べる思想の持主であり、表面的な部分では暴力的な解決を嫌い、あくまで対話による解決を望む。 一方で根本的な部分では割と暴力的であり、対話による解決が望めない、相手が一定以上の敵意を向けてきた場合は何の躊躇いもなく物理的に解決をしようとする。 手出しされない限りは人畜無害である為、緑竜の庇護や英知を求める者達が周囲に住みついており、半ば緑竜を中心とした国家群が形成されている。 その為、自発的には関わらない分は赤竜に劣るが、それでも人類に近い竜と言える。 『性格』 赤竜とは別の方向性で自然体。基本的に自身が興味がある存在しか意識せず、それ以外は全く気に留めない。 基本的に自己完結しており、単独で大体の事は出来る能力と相まって、他者との関わりを疎ましく感じる時も存在する。 活力に乏しく自発的な行動を起こす事は少ない。専ら自身の領域に籠っては世界に存在するあらゆる書物を読んで過ごす事を好む。 楽をするために苦労をする事は厭わず、その為の努力や行動に対しては比較的精力的に取り組む。そして終わると例外なくぐーたれる。 一方で自身の努力だけでは解決できない事柄、例えば相手を諭す事などは最低限は努力するが、一定の基準を超えてなお相手が変わらない場合は、物理的に解決をしようとする。 『台詞とか』 「だる……」 「一つ言えるのは、自分を誇りなさい、って事かな。自分で自分を褒められないとさ、何をやっても中途半端に感じて、途中で投げ出したくなるから。 誰に認められなくても良い。でも、自分だけは、自分の事を認めてあげるといい。きっと、それだけで君はもっと前に進んでいける……なんてね。 別に気負わなくても良いのよ。重い物を抱え続けて、誰かが褒めてくれるわけでもないだろう? 重い物なんて面倒なだけだから、その辺にぶん投げれば良い。 それで、身軽になったら改めて進んでいけば良い。適当で良いのよ、適当で。……さ、こんな面倒臭がりに人生相談するだけ時間の無駄無駄、さっさと歩き始めな」 「言葉が通じないのは面倒な事だね。そういう相手は、ぶん殴って黙らせるに限る」 「……殺す、か。……ははっ、君は強い言葉を使いたがるね。 ……良いよ。考えるのは自由だし、言うのだって勿論自由だ。僕の領域においては、緑竜の名の下にその自由は保障される。 ただ、ね。吐き出した以上はしっかりと責任を持つ必要はあるね。殺すという意思表示をしたんだ、当然、殺される覚悟もした上での発言だろうね? ああ、泣いて命乞いしても駄目だよ。片隅でガタガタ震えて糞尿を垂れ流しても許さない。神に祈り? 祈るのは自由だけど、少なくとも君が神だと信じている者は、救いの手を指し伸ばしてはくれないだろうね。 ――読み掛けの本の続きが気になってきたから、言語でのやり取りはここで終わろうか。さて、とっとと済ませて早く帰ろう。だから、ちょっとだけ、本気出す」 「僕は隠し事が苦手だからね。好きでもない事を好きだと言って話を合わせたり、下らない戯言に微笑んだりなんて出来やしない。 互いに詰まらないなら利益もないし、関わるだけ無駄だよ。単独でいる方が気が楽で良い」 黄竜 年齢:--歳 性別:-- 一人称:私 二人称:貴方 三人称:彼、彼女 『外見』 竜の姿では眩い金色であり、腹部側は艶のない黒色の鱗に覆われている。 翼の皮膜は青色。瞳は藤色。頭部からは一対の白色の角が生えており、爪も角と同じく白色である。 人間の形態においては理由がない限りは二十代前半の女性の姿を取る。 長身であり肉付きは体格相応。綺麗系の顔立ちであり、特に何もなければ生真面目な表情を浮かべている。 金色の頭髪は後頭部で纏められており、長さ自体は腰の辺りまでとなる。眼の色は藤色であり、耳は所謂エルフ耳のようにとがっている。 ワンピースの上に漆黒をベースに随所に金色の装飾が施された軽鎧を纏う様は所謂姫騎士。 腰に差した一振りの黄金色の短剣が他の六竜神が人間形態の時に纏う玉石である。 『概要』 六竜神とも呼称される遥かな時を生きる黄竜。 竜の中では所謂「中立派」とも呼べる思想の持主であり、他の六竜神達と異なり定住せず流浪の生活を送り、自身の眼で世の流れを確認している。 生きる事、戦う事に対して興味を持っており、より間近で生物の生き死にや戦いを見る為、人の姿でいる事が殆どである。 各地を流浪するが、特に戦闘を求めて治安の悪い地域や緊張状態にある地域、あるいは戦場そのものに姿を見せる事が多い。 その為、黄竜としての伝承は殆ど存在せず、専ら戦いに首を突っ込んだ先での武勲に由来する「黒金《クロガネ》の戦姫」としての伝承ばかりである。 『性格』 丁寧な口調ではあるが本質は爽やか系脳筋であり戦闘狂。 深く物事を考える事は好まない行動派であり、判断に困る事柄はほぼ確実に事態が動き始める方向性の選択を選ぶ。 とはいえど考えられない訳ではないが、他の六竜神と比べると感性に頼る傾向にある。 基本的に発言の全てに裏が存在せず全てが言葉通りの意味であり、赤竜とも緑竜とも別の意味で素直な言動を見せる。 傍から見れば能天気とも取られる程気楽な気質を表面に出しているが、悩みがないという訳ではないようだ。 『台詞とか』 「貴方が善人か悪人かは、手合わせすればすぐに分かります! さぁ、剣を取って下さい。……あ、他の武器を得意とするなら、どうぞ申し出てくださいね」 「私達の姿や口調は”賢者”殿の好み、ですね。竜言語においては全員、口調は似通って……”賢者”殿の好みとはどういう意味か、です? そのままの意味ですよ? 元々は赤いのが”賢者”殿にじゃれつく時に色んな姿を試したのが由来で、一番反応が良かった姿と口調をそのまま使っているのです。 全員女性の姿なのは、……”賢者”殿も殿方ですからね。男性の姿と接するよりは、口では拒みつつも良い反応を示していましたので」 「さぁ、楽しき闘争を……ッ!」 「ふふっ、ふふふ……ッ! ああ、この肉を切られる痛み、この血を失う苦しみッ! 幾ら作り物の身体とは言えど、この苦痛は生物冥利に尽きるという物ですね。 ――さぁ、もっと斬り合おう、潰し合おう、射抜き合おう、貫き合おうッ! そして私に生きてる実感を感じさせて下さいッ!」 「戦わずに得られ、護られる存在なんて何の価値もありません。 たとえ及ばなくても良い。敵わなくても良い。立ち向かったという意思表示こそが何よりも尊いのです。 今は敗北という形で歴史に残ろうとも、立ち向かったという事実は、後世に生きる者達の拠り所となり、再び立ち上がる活力を与えてくれます。 ……搾取されるだけの家畜で居続けたいなら、お好きにどうぞ。私は、家畜を救う神にはなれませんので」
https://w.atwiki.jp/saraswati/pages/28.html
作品紹介ページ 個人ストーリー紹介 ストーリー3 無から生まれ行くのならば、私の大地は何処へと続いているのだろう……。 放浪の旅、幾つも見続けた滴りは、儚さを持って悠遠を悟る。 ふと見えた妖艶である甘美な果実は、樹から生まれ大地へと落ちる。 そう、全ては万有引力。 雄大である物ではなく、私の想像を凌駕する程の、圧倒的なグラビティ……。 膨大な音を発して空を描く、通り過ぎる情景は大地だけでは無いのだと知る。 ならば、今居るこの場所こそが、唯一見える透明の闇との対極。 妄想より生まれし物語を記憶する場所…… 甘美な暗黒に飲み込まれないようにな……ククク……。 暗黒不死鳥:DF ◆DFWwFnJdGw 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 無限に広がる白紙 第八の使徒:下民 ◆yGAhoNiShI 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 語り出し とても安らかな眠りがひとつ そこにありました。 森の中からにょっきり伸びた 大きな柱が見えますね。もっと詳しく言いますと 六角形の石柱が たくさんたくさん積み上げられて ちょっとゆがんだ柱です。 そんな 魚の背骨のようにも見える大きな柱が 五本立っておりました。 大きな大きな柱です。天から生えているのか 地から伸びているのか 一体どっちかわかりません。 雲の中からすーっと伸びて そのまま森へと下りています。 柱に沿って視線を下ろすと 木々で示された… いえむしろ 森で描かれた といった具合の 魔法陣がありました。 かすかな光を放っています その方円の真ん中に 小さな社がありまして 少女が眠っているのでした。 今は静かな寝息です。大きく手足を投げ出して それでも小さな女の子は これまた小さな彼女の胸を 上げたり下げたりしているのでした。 彼女の周りには乱雑に 無骨な黒い鉄球が 何個か転がっておりまして 細い手足につけられた 手かせ足かせ首かせに 鎖でつながっておりました。 それは不思議な情景でした。 注意して見るまでもなく 彼女の四肢のあちこちは 怪我で汚れておりました。 ぼろをまとって薄汚れ 瞼の下でほんの少し 瞳をふるわせる小さなこの子が 身体の傷もそのままに 鎖でつながれているのです。 いったい彼女は何をしたというのでしょうか。 それは暴力の顕現でした。 殺戮 破壊 生の略奪 多くの世界で暴れまわり 多くの憎しみを生みました。 不幸にも彼女は強かったので――そう造られておりましたので したい放題やりたい放題 気の向くままに楽しみました。 誰もとめることはできなかったのですね。 結局最後に疲れ果て この地で眠りに就くまでに 彼女は自分のしたことを よくわかってはいませんでした。 彼女の眠る神殿の 五本の柱に輝ける 五つの宝石がありまして これが彼女の安眠を 妨げぬよう施された 封呪の結界石なのでした。 紫色の光を放つ その宝石のいちいちに 次なる言葉が切々と 何か思いを託するように 刻み込まれておりました。 神界よりもたらされし 大いなる災厄ズム・ダアダ 汝 決して再び目覚めぬことを望む そう 災厄… 彼女は災厄だったのです。 彼女の名前は ズム・ダアダ。 彼女はこの地 ブライヅヘルドで 今日もすやすや眠っています。 Ⅰ ブライヅヘルド日常 かくありき Ⅰ 一群れ 二群れ 雲が青空を這っております。 お日様の光は嬉しげに 森の梢にまつわる霧と 薄い瑠璃色に溶け合って あるいは空を切り取るように 雲をいただく山々の 白と銀との輝きを ずっと昔から今日もまた 照らしているのでありました。 本日 雨も風もなし。冥界には珍しく すがすがしい 晴れ空模様のようですね。 ここは冥界 悪魔の世界。最上部 一番上から段々と 階段みたいに落ち込んで 底はどこまで深いやら 知ってるものはおりません。 さて その冥界のあるところ 小さな村と山と川 ブライヅヘルドと人は呼ぶ のどかなのどかな片田舎に 大きな屋敷がありました。 そのお屋敷のご主人は 親から領地を受け継いで ブライヅヘルドを治めます その名をシュールといいました。 シュール・レアル・ブライヅヘルド。 代々世襲の爵位は子爵 大学出 活動的な若様で 領地を離れて幾年月 都市で官庁にお勤めし 土木省にてあくせくと 働いていたのでありました。 領地にいない領主さま。シュール・レアルはいつからか ブライヅヘルドで忘れられ 農民たちも彼の名を 口にはしなくなりました。 たまあに誰かがふと思い出し 話の種にするくらい。 「そういや ここの領主さま 今頃どこで何しとるんかな」 「知ぃらねえ どっかで生きてはいなさるだろう。死んだら帰ってくるんでないの」 ところが最近 このあいだ ご領主シュール・レアル様 なにやら浮かない顔つきで ふらりと屋敷に現れて 「領主がただいま帰りました」と あっちこっちに立て札たてて 帰還を知らせたのでした。 ブライヅヘルドの人たちは びっくりするやらどうしていいやら 「ともかく殿さまお帰りなさい」と シュールの帰りを祝ったのでした。 Ⅱ 太陽は朝から昼へとその日差しを変えようとしていた。窓から差し込んでくる快い光を受けながら、シュール・レアルはソファに座り本のページをめくっていた。 壁の三面を書棚が占め、暖炉の上にはほとんど黒に近い紫色の額縁におさめた肖像画が飾られて、その老人の陰鬱な顔の下には「初代ブライヅヘルド」とぎこちない筆跡の署名があった。中央に足の短い大テーブルが配されていて、上にはごたごたと書物や紙束が山脈のように連なっており、広く開放的な窓の左右には羅紗とレースのカーテンがゆるやかにまとめられ、非常に厚くやわらかな絨毯に入り損ねた寄せ木の床が外からの光を鈍く反射している。部屋の中の全体的な印象はひどく雑然としたものであり、もう少し狭かったらきっと息苦しくてたまらなかったであろう。 セオカードルカは書棚に並ぶみごとな装丁の本の背表紙をなんとなく眺め、手に持った水差しににじむ水滴を拭いながら立っていた。 ここはシュールの書斎なのであった。もっとも物書き用の机もなく、織物のかかったふかふかのソファは読書よりも昼寝に適しているように見えることもあって、セオカードルカはずっと客間かなにかと思っていたのである。 「旦那様はいったいなにを読んでらっしゃるんです?」 「おや……私が読んでいる本なんかに興味があるのかい」 主人はちょっと目を上げると、口元をゆるめてそう言った。一方のセオカードルカは、全く無関心そうに肩を反らした。 「聞いてみただけなんですよ。かける言葉がなかったもので」 事実彼の関心は主人の手の中よりも、テーブルのどこに水差しを置こうかということに注がれていた。ただなんとなく、呼びかけてみたくなっただけだったのである。 「気が利くね、きみは」 シュール・レアルもなに思うことなく言葉を返した。 ――しかしこれは皮肉だろうか。セオカードルカは彼の主人と話していると、しばしばそう思うことがあった。今もすでに目を書物に移し黙然としている彼を前に、なにかそういう思いが湧いてきていたのである。 とはいえ、いつもすぐに思い直すことにしていた。そういう思いに駆られたときに、彼の主人の態度をいくらじっくり眺めても、ある種皮肉屋に特有の「自分の言葉に満足した様子」を見出せなかったからである。結局、学校にも行ったことのない自分がインテリに感じる劣等感のようなものなのだろう、と一人で納得するのであった。 もっとしっかり字が読めたら面白いのだろうか、セオカードルカには疑問であった。 積み重なった本の一列をそっとずらして水差しを置くと、彼にはよくわからない綴りが無数にのたうつテーブルの有様をみて、うんざりしたように息をもらした。 「お片づけ…をいたしましょうか?」 「いや、結構。悪いからね」 「左様で…」 ここ数日の間でもう何度か交わされたやりとりである。セオカードルカに言わせれば、自分はシュールの小使いなのだし、遠慮されるのは妙な気分であった。もちろん「悪いからね」というのは言い訳のようなもので、触らんでよろしいという婉曲表現であったのだが、彼はそういう都会的な物腰にどうも慣れないのだった。 窓の外、遥か向こうには青々しい空と森が大きな広がりを見せており、すぐ手前には半ばセオカードルカの趣味として整備された小庭園の花壇や若木林が涼しい風に揺れ、なにやらささやいているようであった。 ――それにしてもいい天気だなぁ……。手持ち無沙汰のセオカードルカはぼんやりと物思っていた。眩しいくらいの日差しを背に受けて、主人は暑くはないのだろうか、とか、ああ、あのネクタイは随分以前にもつけていたやつだ、とか、そういえば今日の夕食はなににしようかな、などといったような他愛ないことを色々と。 結局それにも飽きだして、読めもしない書棚の本とにらめっこを始めてしばらくすると、玄関のベルが鳴ったのである。 チリリン、チリリン、という、訪いを告げるベルである。 セオカードルカはぼうっとしてそれを聞いていた。シュール・レアルは音をたてて本を閉じ、テーブルの隅にそっと置くと、寝ぼけたような顔をしている従者に向かって言った。 「セオ君、お客様がいらしたよ。お通しして」 「あっ、はい」 セオカードルカはのっそり動き出し、部屋から出て行った。 名無しの語り部:奈々氏 ◆WYNs.lEj0E 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 無限に広がる白紙 2GXOQwpB0 ◆6iDLRyZ1YM 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 ストーリー原案その1 (誤字・脱字も原文ママ) ――――戦後、急速に文明は発達していった。 特に、機械たちは目覚しいほどの――おおよそ、神より知恵の実を奪った始祖たちは勿論、その神でさえ予想できなかった程の―進化をとげた。 人は、その機械たちに対し、自らが望む物を期待していた――。 人が"“電脳”を創造している傾――。 ある学園で入学式がとり行われた。割と田舎だが、巨大な寮のあるこの学園に、今年も多くの新入生がやってきた。 そして半月が経ち、新入生たちが、上級生の手を借りて取り行う、発表会の準備を進めている傾――。 校長室に手紙が届いた。 貴学園の関係者を、生徒も含め不定期に一人ずつ周囲に気付かれないように殺す。 私を探そうとする動きをした時点でアナタとアナタの家族を殺し、貴学園の秘密を全世界に公表する。 電脳の使者 発表会当日、一人の寮生が行方不明になった。しかし、学校は「家に帰した」と説明した。 次の日、オレたちのクラスに転校生がやってきた―。他のクラスにも何人か来たようだが―。 「何か…ヤな予感がする」 隣の席のソイツが言った。 「ナニ言ってんだお前」 本当はオレも嫌な予感がした。 ストーリー原案その2 1と2のつながりは薄いが世界観は似ているらしい まず「頃」と「傾」を間違って覚えているのは共通している。 (誤字・脱字も原文ママ) 事の起こりは二週間前… ある女子生徒が事故死をした。 不自然な死に方…警察はこれを大きく取り上げず、 (←このあたりに×マーク、「行方不明」「捜索中」と書かれている) 1週間の休校の後、授業は再開した。 それからというもの、たった1週間の間に不思議な事件が続出。 不良の集団引きこもり、ドッペルゲンガー、備品の破壊、持ち物(下着)の盗難、 無差別での見えない何かからの傷害…etc よくあることもあるが、 犯人や原因が出てこないのが不思議であったし、学校側の働きが薄いこともそうだった。 「メンドーなことにならなきゃいいけど…」 初めはそういっていた俺は、今、叩こうとしているドアの看板を見て溜め息が出た。 『霊能研究探偵部(ヒーロー部!!)』 メンドーなことになった。諸々の理由で、『イル』と呼ばれるものを探すことになってしまった。 しかし、オレの平和が脅かされるのは困るので、仕方なく手伝うことにした。 『イル』によって“チカラ”を発現してしまった者たちを保護 又は“チカラ”を失わせながら、 『イル』を探すオレ今日比の傾であった……。 最終話 希望を胸に すべてを終わらせる時…! C・Y・C第1巻は、発売未定です。 夢野カケラ 丘我竜樹「チクショオオオオ!くらえ田野星サンタロー!新必殺音速リアルパッセージ!」 田野星サンタロー「さあ来い竜樹イイ!オレは実は一回殴られただけで死ぬぞオオ!」 (ガン) 田野星サンタロー「グアアアア!こ このザ・地味と呼ばれる四天王のサンタローが…こんな放送部員に…バ…バカなアアアアアア」 (ドドドドド) 田野星サンタロー「グアアアア」 氷室レイジ「田野星サンタローがやられたようだな…」 綾小路エリカ「フフフ…奴は四天王の中でも最弱…」 雲居リョウコ「放送部ごときに負けるとは生徒会の面汚しよ…」 丘我竜樹「くらええええ!」 (ズサ) 3人「グアアアアアアア」 丘我竜樹「やった…ついに四天王を倒したぞ…これでハヤトのいる生徒会室の扉が開かれる!!」 雲居ハヤト「よく来たな放送マスター竜樹…待っていたぞ…」 (ギイイイイイイ) 丘我竜樹「こ…ここが生徒会室だったのか…! 感じる…ハヤトのチカラを…」 雲居ハヤト「竜樹よ…戦う前に一つ言っておくことがある お前は私を倒すのに『新たなるチカラ』が必要だと思っているようだが…別になくても倒せる」 丘我竜樹「な 何だって!?」 雲居ハヤト「そしてヒーロー部の面々はご両親が心配するので最寄りの駅へ解放しておいた あとは私を倒すだけだなクックック…」 (ゴゴゴゴ) 丘我竜樹「フ…上等だ…オレも一つ言っておくことがある このオレに生き別れた姉がいるような気がしていたが別にそんなことはなかったぜ!」 雲居ハヤト「そうか」 丘我竜樹「ウオオオいくぞオオオ!」 雲居ハヤト「さあ来い竜樹!」 丘我竜樹の勇気が学園を救うと信じて…! ご愛読ありがとうございました! ΑΜΦΙΒΟΛΟΙ ◆3hwrcDgw8A 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 無限に広がる白紙 サクラガワ ◆I4R7vnLM4w 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。 無限に広がる白紙 話に題名をつけると見やすくていいかもしれません -- 名無しさん (2008-11-08 02 11 34) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kimo-sisters/pages/1337.html
690 名前:三つの鎖 32 後編 ◆tgTIsAaCTij7 [sage] 投稿日:2011/05/23(月) 22 11 14.19 ID aDetRqKV 僕は梓を探さなかった。 向かう先は警察署。父の勤務先。 父に、話すつもりだ。 梓が、夏美ちゃんのお父さんを殺したこと。 証拠は何も無い。父が信じてくれる保証も無い。 でも、これ以外に方法は無い。 もう、僕では梓を止められない。 放っておけば、いずれ梓は同じ過ちを犯す。 その時に犠牲になるのは誰だ。 春子?夏美ちゃん? それとも、それ以外の誰か? どちらにしても、絶対に避けなければならない。 僕は、結局何もできなかった。 自首してほしいという僕の言葉を、梓は鼻で笑うだけだった。 それでも、いつか分かってくれると信じていた。 その結果が、今日の春子。 もし僕が行かなければ、春子はどうなっていただろう。 殺されたかもしれない。 もう、迷ってはいられない。 691 名前:三つの鎖 32 後編 ◆tgTIsAaCTij7 [sage] 投稿日:2011/05/23(月) 22 13 37.60 ID aDetRqKV 父は悲しむだろう。失職するに違いない。僕も、学校にはいられない。人殺しの兄として、一生をすごさなければならない。 夏美ちゃんとの関係も、終わりだろう。 きっと僕を憎む。恨む。 それは仕方がない。それだけのことを、僕はした。 梓が夏美ちゃんを階段から突き落としたのを黙っていた。 梓が夏美ちゃんのお父さんの命を奪ったのを知っていて、プロポーズした。 もしかしたら、春子との関係も知られるかもしれない。警察に捕まった梓がしゃべる可能性はある。 それでも、もう迷ってはいられない。 僕では梓を止められない。いずれ、梓は僕の大切な人を傷つける。 それだけは避けなくてはいけない。 例え、失い難いものを失っても。 警察署の受付で、父を呼んでもらう。 待合室のソファーで父が来るのをぼんやりと待っていた。 父さんは信じてくれるだろうか。 692 名前:三つの鎖 32 後編 ◆tgTIsAaCTij7 [sage] 投稿日:2011/05/23(月) 22 15 46.46 ID aDetRqKV 証拠は何も無い。 昔、父も柔道をしていたらしい。その父が信じられるだろうか。 梓のような華奢な少女が、大の男を素手で殺傷したなんて。 「幸一」 物思いにふけっている僕に父が声をかけた。 「何かあったのか」 父はいつものように無表情に僕を見つめている。その双眸だけが鋭い光を放っている。 「父さん。話したいことがある」 何も言わずに僕の前に座る父。 「信じられない事かもしれないけど、聞いて欲しい」 僕の声が震えているの、嫌でも自覚した。 父は手に持った缶ジュースを僕に差し出した。冷たい緑茶。 僕は礼を言って受け取り、一口飲んだ。 冷たくておいしい。 「落ち着いて話せ」 父の言葉に、僕は頷いた。 胸が痛む。父に、どのように話せばいいのだろう。 娘が、父の同僚を殺傷し、息子の婚約者の父親を殺害したなんて。 693 名前:三つの鎖 32 後編 ◆tgTIsAaCTij7 [sage] 投稿日:2011/05/23(月) 22 18 06.01 ID aDetRqKV 父はずっと真面目に勤務してきた。 柔道の稽古で同僚の人から父の事をよく聞いた。 真面目で優秀な警察官だと。 その父の娘が、犯罪者に、それも人殺しになった。 「幸一?」 父の言葉に僕は顔を上げた。 脳裏に夏美ちゃんと春子が浮かんだ。 もう、迷ってはいられない。 「梓が、人を殺した」 僕の言葉に父は何の動揺も見せなかった。 「夏美ちゃんのお父さんを殺したと僕に言った。言ってはいないけど、警察官も殺傷したと思う」 父は黙って話を聞いてくれた。 「お父さんは信じられないかもしれないけど、梓は武道の天才だ。僕なんて、足元にも及ばない。今でも意識不明で入院している警察官も強いけど、梓なら簡単に勝てる」 梓が合気道を始めたきっかけは、おばさんから聞いた。塞ぎ込む様になった梓を見かねて、春子の通っていた合気道の教室に連れて行ったらしい。 694 名前:三つの鎖 32 後編 ◆tgTIsAaCTij7 [sage] 投稿日:2011/05/23(月) 22 20 25.66 ID aDetRqKV 塞ぎ込んでいた原因は、きっと僕だ。 僕が柔道にのめりこんで、梓を放置していたから。 今なら思い出せる。柔道の練習を終えて帰ってきたとき、梓はいつも玄関で迎えてくれた。 両親がいなくても、梓はいてくれた。梓が作ったご飯を食べ、梓が入れたお風呂に入り、梓が干してくれた布団で寝た。 食事中、梓は一生懸命僕に話しかけてくれた。 それなのに、僕は何も言わなかった。ご飯を食べてお風呂に入ったら、すぐに寝ていた。 春子も僕に言っていた。梓を心配だと。注意して見守って欲しいって僕に言った。 僕は、何もしなかった。 結局、僕が招いた事なのか。 「幸一」 何も言わなかった父が口を開いた。 相変わらずの無表情。動揺しているようには見えない。 「証拠はあるのか」 「無い。梓がそう言った」 695 名前:三つの鎖 32 後編 ◆tgTIsAaCTij7 [sage] 投稿日:2011/05/23(月) 22 22 29.49 ID aDetRqKV 父の表情が微かに変化した気がした。どんな表情なのか、僕には分からなかった。 「結論から言う。あの事件に関係する限り、梓が人を殺した可能性は無い」 父の言葉が、どこか遠い。 「梓の言葉に惑わされるな」 父は、信じてくれなかった。 当然といえば当然なのかもしれない。 実の娘が、それも華奢な少女である梓が、大の男たちを素手で殺傷するなど、信じられないほうが当たり前なのかもしれない。 「加原さん!」 振り向くと、岡田さんがいた。 父と何か話している岡田さん。 「幸一。このことについてはまた今度話そう」 それだけ言って父は岡田さんと去って行った。 僕は、立ち上がることができなかった。 公園で私はぼんやりとしていた。 太陽が沈み、公園は暗かった。 誰もいない公園。人通りの少ない公園は、何の物音もしない。 696 名前:三つの鎖 32 後編 ◆tgTIsAaCTij7 [sage] 投稿日:2011/05/23(月) 22 24 38.25 ID aDetRqKV 今、兄さんはどうしているのだろう。 兄さんが柔道に夢中になっていた頃、私は兄さんを追っていた。 そして、兄さんを幻の鎖で縛り付けてからは、兄さんが私を追ってくれた。 兄さんが夏美と付き合うようになってからは、私が兄さんを追っていた。 そして今、再び兄さんは私を追っている。 なんて皮肉。 兄さん、遅いわね。どうしているのかしら。 やっぱり、夏美のあの伝言だけじゃ分かってくれないかしら。 そんな事を考えていると、公園の入り口から一人の男が入ってきた。 兄さん。 私は手を振った。兄さんは気がついたのか、まっすぐに近づいてくる。 兄さんは無表情だけど、悲愴な雰囲気を漂わせていた。 微かに胸が痛む。兄さんをそこまで苦しめているのは、紛れも無く私。 「遅かったわね」 私の言葉に兄さんは一瞬だけ悲しそうな表情をした。 「梓」 697 名前:三つの鎖 32 後編 ◆tgTIsAaCTij7 [sage] 投稿日:2011/05/23(月) 22 26 39.59 ID aDetRqKV 兄さんは私の名前を呼んだ。 それきり無言で私を見つめる。 無表情な兄さん。それなのに、瞳だけが悲しそうな光をたたえている。 やがて兄さんは静かに話し始めた。 「お願いだ。これ以上、誰も殺さないで欲しい。僕と夏美ちゃんの仲を、認めて欲しい」 いつもと違う。 自首して欲しいとは言わない。なぜか。 「もしかして、警察によっていた?」 私の言葉に兄さんの瞳の色が微かに変化した気がした。 そうなんだ。だから来るのが遅かったんだ。 胸が痛む。 結局、兄さんは私を信じてくれなかった。 「お父さん、信じてくれなかったのでしょう」 兄さんは何も言わない。でも、兄さんの状況は理解した。 そして私の状況も理解した。私は今、兄さんに対して絶対的に優位に立っている。 でも、私が説得されるはずがない事も兄さんは理解している。 700 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2011/05/23(月) 23 33 48.62 ID 281yvxMP 「兄さんは分かっているでしょ?だったら私の言う事を聞いて」 微かにうつむく兄さん。 私は自分の優位を確信した。 「夏美と別れて。私以外の女に近づかないで。一緒にいてくれるだけでいい。そうしてくれたら、他の人を傷つけない」 私にとって相当な譲歩。それなのに、兄さんは辛そうにうつむくだけ。 「断ったら、分かっているでしょ?」 「夏美ちゃんや春子を、傷つけるのか」 「うんうん。違うわ。傷つけるんじゃない。殺すの」 兄さんは顔を上げた。 血走った目で、私を見つめている。 兄さんは一歩私に近づいた。 「本当なのか」 「何が」 兄さんはもう一歩近づいた。 「本当に二人を殺すのか」 「二人だけじゃないわ。兄さんに近づく女は全員殺す」 さらに兄さんは近づいた。 私の目の前で、兄さんは私を見下ろした。歯を食いしばり血走った目で私を見下ろす。 兄さんは震える両手を私の両肩に置いた。 私に向けられる敵意と害意。兄さんの両手は震えていた。 「私を殺すの?」 びくりと兄さんは震えた。 「兄さんになら殺されてもいい」 「梓」 「だって、兄さんが私を殺したら、兄さんは私を忘れない。兄さんの心の中で、私はずっと生きていける。兄さんがどの女と一緒にいても、私のことを忘れることができない」 兄さんは震える両手で私の首を覆った。 「そのまま思い切り力を入れれば、私を殺せるわ」 血走った目。荒い息。震える両手。 「どうしたの?夏美や春子が大切じゃないの?警察は動かない。だったら、兄さんがけりをつけるしかないのよ?」 私は本気だった。兄さんにだったら殺されてもいい。 そして分かっていた。兄さんに、人を殺せるはずないと。 兄さんは私の首から両手を離した。崩れ落ち、膝を突く。 むせながら、涙を流す兄さん。 「兄さん。無理しないで」 私は兄さんの背中をさすった。 「兄さんに人殺しなんて無理よ」 口元を押さえ、震える兄さん。 私は勝利を確信した。勝ったと思った。 「立てる?」 兄さんは立ち上がった。微かに震える足元。 「私のものになってくれる?」 兄さんは視線を逸らさなかった。 「断る」 私は驚いた。 「断れば、どうなるか分かっている?」 「止める」 兄さんはそう言って私を見下ろした。 迷いの無い、力強い視線が私を射抜く。 「僕が梓を、止める」 私は間違っていた。 結局、どんな事をしても兄さんは私のものにならなかった。 兄さんは追い詰められていた。 大切な人を人質にとられ、お父さんに本当のことを告げても信じてもらえない。 家族を大切にする兄さんにとって、お父さんに私のことを報告するのはどれだけ辛かったのだろう。そして、そのことを信じてもらえなかったのはどれだけ辛かったのだろう。 そして、兄さんは私を殺そうとしてできなかった。 それぐらい兄さんは追い詰められていた。 それでも、兄さんは屈しなかった。 私を止めると言う。 ここまで辛くても屈しない理由。 夏美。 701 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2011/05/23(月) 23 34 26.13 ID 281yvxMP 全身に悪寒にも似た熱が走る。 許せない。 思い知らせてやる。 この場を去ろうとする私の前に、兄さんは立ちはだかった。 「どいて」 「どこに行く」 「分かっているでしょ。夏見と春子の場所によ」 「・・・殺しに行くのか」 私は何も言わなかった。兄さんは私の沈黙を肯定と捕らえたようだ。 兄さんは軽く両足を開き、両手を胸の前に構えた。拳は握らず、手は軽く開いている。 「行かせない」 兄さんは私を睨み付けた。 血を分けた妹を見る視線じゃない。 胸が、痛い。 兄さんにそんな風に見られるのが、辛い。 分かっている。悪いのは私。 兄さんは一歩踏み出し私の両手を掴もうとした。 私はそれは避け、兄さんの襟を掴み投げた。 公園の地面に叩きつける。兄さんは受身を取り、すばやく立ち上がり私と距離を置いた。 鋭い瞳で私を見つめる兄さん。 胸が、痛い。 荒れた部屋の中で、私は泣き続けていた。 梓ちゃんに殺されるかもしれないという恐怖。 そんな状況で身を挺して私を守ってくれた幸一くん。 いったい、何がいけなかったのだろう。 少しでも耕平君に心惹かれた罰なのだろうか。 幸一くん、大丈夫かな。 大丈夫なはずがない。きっと、梓ちゃんともめている。 助けてあげないと。 そう思うのに、足が動かない。 もし幸一くんが来てくれなかったら、私、どうなっていただろう。 どれだけ一緒にいた時間が長くても、私と梓ちゃんは所詮他人なのを私は思い知らされた。 だって、梓ちゃんは本当に私を殺そうとしていた。 私は、何があっても梓ちゃんを殺せないと思う。 梓ちゃんは違った。 私は信じていなかった。梓ちゃんが夏美ちゃんのお父さんを殺したなんて。 何の証拠も無いし、直接夏美ちゃんを狙わなかった理由も漠然としている。 でも、今なら信じられる。 梓ちゃんが、殺したと。 幸一くんの姿が脳裏に浮かぶ。 お願い。無事でいて。 死なないで。 腰をかけ、兄さんを投げ飛ばす。 受身も取れずに兄さんはしたたかに地面に叩きつけられた。 どれだけ投げられても、兄さんは立ち向かってきた。 でも、これで終わり。 兄さんは荒い息をつくだけで立ち上がってこない。 あれだけ叩きつけられたら、どんな人間でももう立てない。 兄さんだって分かっていたはず。兄さんでは私に勝てないって。 それなのに、兄さんは私に立ち向かった。 絶対に不可能と分かっていても、諦められない。 愚かだとは思わない。だって、私も同じ。私も兄さんを諦められない。 結局、私と兄さんは同じ。 同じ血を分けた兄妹。 人間としての根本は異なるのに、どうでもいいところばかり似る。 私は笑った。笑うしかなかった。 兄さんは立ち上がってこない。立ち上がれない。 私は地面に横たわる兄さんに背を向けた。 702 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2011/05/23(月) 23 34 54.99 ID 281yvxMP 歩こうとした私の足に、何かが引っかかる。 兄さんが私の足を掴んでいた。震える手で、私の足を必死に掴んでいる。 痛くもかゆくも無い。私は振り払おうとして、止めた。 兄さんは乱れる息で必死に喋ろうとしていた。 「・・・従う・・・」 泥と汚れた顔を上げて、兄さんは言った。 「梓に、従う」 今にも泣きそうで、疲れ切った表情の兄さん。 「だから、殺さないで」 かすれた声で兄さんは必死に懇願した。 「これ以上、殺さないで」 兄さんの頬を涙が伝って落ちた。 お兄さんから電話があってから、ずいぶん時間が過ぎた。 私は携帯電話を前にぼんやりとしていた。 お兄さん、梓と何があったのだろう。 梓は電話で泣いていた。 何で私から兄さんを奪うのと。 何で私じゃなくて夏美なのと。 私は、何も言えなかった。 言う資格は無かった。 だって、私が梓からお兄さんを奪ったのは、紛れも無い事実。 そして、お兄さんと別れるつもりも無かった。 お兄さんを好きだから。 お兄さんを愛したいから。 結局、梓はお兄さんへの伝言を託して電話を切った。 梓、お兄さんといるのかな。 何を話しているのだろう。 二人は仲直りして欲しい。 梓は私の大切な友達で、お兄さんは私の愛しい人だから。 戻る 目次
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/1787.html
メタルサーガ ~砂塵の鎖~ part30-595~598 595 :メタルサーガ~砂塵の鎖~:2007/06/26(火) 02 43 55 ID vvKvFJl9O すいません、やっぱいきます。メタルサーガから。世界観や設定はメタルマックスシリーズと同等です。 かなり手短にいきますがとりあえず人物紹介をば。 主人公(ハンター) 優しい両親や可愛い妹に囲まれながら、荒れたこの世界では比較的恵まれた環境で育った15歳の少年。 小さい頃から、ハンターであった父に憧れ、ハンターになるのが夢であった。無口無表情で硬派になるも軟派に生きるもプレイヤー次第。 キョウジ 35歳の主人公の親父。かつて、現在の妻であるニーナや友人ジャックとともに世界を旅した名のあるハンター。一度は引退したが再び復帰。 現在は賞金稼ぎよりも探索を主としている。ハンターになった主人公にたまにメールをくれるが、めったに家に帰らない。 ニーナ 32歳の主人公の母。優秀なメカニックで、現在はガレージの経営をしている。母親として主人公がハンターになるのを反対していたが…。 ちなみにハンターになれた後、客として戦車の修理等を依頼できるが、どっかのツンデレ親父や爺さんと違ってしっかり料金をとられる。 エミリ 13歳の主人公の妹。健気で、家を蔑ろにしているw両親に替り、家事等を一手に引き受ける健気な妹。 母よりは主人公達に理解があり、家で父や兄の事を気遣いながら留守番してる。 アレックス 黒いスーツとミラーシェイドに身を包む男。人の復興を目指して「大破壊」前の文明を求めているようだが…。 ヘッケル ジャッケル アレックスの腹心で各地を探索している。長身美人のヘッケルと丸っこい男ジャッケルのコンビ。 仲がいいのか悪いのか、漫才のような会話をしている二人。 レオン 「大破壊」について研究する28歳の科学者。キョウジとも知り合いで、何かをキョウジに依頼してるようだ。 何者かに研究データをパクられる。 596 :メタルサーガ~砂塵の鎖~:2007/06/26(火) 03 42 49 ID vvKvFJl9O 物語は主人公が母親と問答をしている所から始まる。妹が見守る中、主人公がハンターとなるのに反対する母親からその覚悟を問われる。力強く頷き返すとようやく認められ、晴れてハンターに。 南東の街、ジャンクヤードから旅は始まる。酒場で赤いお姉さんにアドバイスをもらったり、「大破壊」前の遺跡を探しているというアレックスやその部下に会ったりする主人公。 (途中でイベントをこなすかどうかはプレイヤー次第。必須イベントはほとんどなし。「壁」となるボスも実質一体?のみ) そんなこんなで旅を続け、アリス・ワンという町でレオンという科学者が襲われている場面にでくわす主人公。幸運にもレオンに命の別状はなかった。 彼は「大破壊」に関して研究している科学者で、数年前、「大破壊」に使われる予定だった兵器の事を知り、 もし無傷で残っているようなら、それを捜し当て、無力化すべきだと考え、キョウジに相談していたのだ。 しかして、その兵器に関する研究データが、謎の黒服集団に奪われてしまった。 その後港町に巣食うタコを倒して湖を渡り、飛行機を飛ばしたい爺さんのために空飛ぶ巨大マンタを倒したりして旅を続けた主人公。 果たして北西の砂漠の中にそれはあった。核ミサイル発射施設「ジッグラド」。かつてどこかのハンターによって倒された「ノア」の置土産である。 入り口に近づくと、なんとキョウジが倒れている!辛うじて息はあるものの、満身創痍の父をそこに残して主人公はジッグラドに乗り込んだ。 屋外上昇エレベータで屋上の入り口を目指す主人公。空から降ってきて襲い掛かってくる、明らかに人間離れした黒服共を蹴散らして入り口に入る主人公。 そこにはあのヘッケルとジャッケルがいた。まさかというかやはりというか、黒幕はアレックスであった。 ここから通すわけにはいかないという、戦車に乗っていても苦戦するような生身の二人をなんとか倒して奥に進む主人公。 通路の途中、黒幕アレックスと対峙する。アレックスは実はノアの端末の一部であり、バイオテクノロジーで生み出した部下達を使いつつ人類抹殺の可能性をもつノアの置土産を必死に探していたのだという。 彼を降して先に進み、ようやく心臓部であるモニタールームに辿り着く主人公であったが、時既に遅し、すでにミサイルは発射態勢に入っていた。 モニタールームに通信してきたレオンの支持に従い、カタパルトに乗り込んでミサイルの動力部を破壊する荒技に挑む主人公。 防衛システム共々ミサイル動力部を破壊する主人公だったが、再生して完全な化け物となったアレックスがせめて道連れにと襲い掛かってくる。 それも倒した主人公だが、今度はカタパルトが止まらないハプニングに襲われる。 上空に放り投げられればもはや打つ手なし、途方にくれていると飛行機乗りの爺さんが颯爽と登場。そして無事生還。 597 :メタルサーガ~砂塵の鎖~:2007/06/26(火) 04 02 28 ID vvKvFJl9O 通常ED 父の目的も息子の活躍によって果たされ、ジャンクヤードの自宅には久々に家族四人全員が揃った。 久々の団欒を過ごす一家、会話の中で母にこれまでの冒険について尋ねられる主人公。そして彼は語りだした…。(主人公はセリフが出るわけじゃないけど) メカニックED 冒頭のやりとりでハンターを断念すると母と同じガレージのメカニックとして生きる事になる。なかなか筋はいいようだ…。 結婚ED ゲームに登場するレイチェル、ミカの二人の女性キャラとは結婚する事ができる。主人公らはその後幸せに過ごしたそうな。めでたしめでたし。 筋肉ED ゲーム中に出てくる筋肉聖教のアジトにのりこんだ後、選択肢で教徒になる事がある。マッスルバディを得た主人公が映し出されてオワリ。 サヨナラED 暴走して中央砂漠を無尽に走り回る大破壊前の遺物、地上戦艦ティアマト。そのコックピットのモニターには、何故か自爆コードを打ち込む画面が出っぱなしになっている。 ここで3476(サヨナラ)と打つと地球全てを巻き込んでティアマトが自爆する。地球を木っ端微塵にするとか…。 大破壊前のテクノロジーは計り知れない。 598 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/06/26(火) 04 06 50 ID vvKvFJl9O なんか俺の文章力と相まって随分な有様ですが、主要ストーリーはマジでこんだけです。このゲームは世界観を楽しむゲームなんで…。 サブイベントやキャラクターはもっさりと登場しますが、今は割愛します。俺でいいという要請があれば、頑張って思い出しながら書きます。 ていうか今さら需要あんのかしら…。
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/29396.html
《異古(インビンシブル)の鎖 タイガースター》 異古の鎖 タイガースター R 光/自然文明 (4) クリーチャー:ビーストフォーク/暴拳王国 1000 マッハファイター <アバレチェーン>自分のクリーチャーが攻撃する時、それがこのターン最初の攻撃なら、そのクリーチャーはすべてのバトルに勝つ。 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/wowtcgjp/pages/96.html
氷の鎖 Chains of Ice 氷の鎖 能力 (2) デスナイト 氷結 対象の相手の仲間に付加する。自分のデッキから病1つをさーちし、それを相手に見せ、手札に加える。 持続 付加された仲間は攻撃することが出来ない。 World breaker 025 / 270 レア カードリスト/ワールドブレイカー(World breaker)
https://w.atwiki.jp/vipdetyuuni/pages/323.html
「では質問だ。 君は赤、青、白、どれが好きかな?」 ※人間になってしまったので、旅立ちました。 性別 男 外見年齢 20代後半 属性 特殊系 誕生日 2月29日 身長 179cm 体重 76kg 趣味 深夜徘徊 特技 百人一首 生業 襲撃 好きな食べ物 アイスクリン 嫌いな食べ物 かたゆで卵 大切 マント 苦手 弱い者いじめ トラウマ 仲間や友の死 ―能力詳細― 【赤色外套】 赤、青、白のどれが好きかを問う。回答色の能力を得る。 それ以外だと全ての能力を得る。 赤:鉄板を引き裂くかぎ爪と高い敏捷性を得る。 青:両腕が巨大化し、強靱な握力と膂力を得る。 白:刺さったものから血液や体液を200ml抜き取る注射器を100個まで召喚出来る。 上記の能力で発動から300レス中、またはスレッド終了まで対象になんの被害も与えなかった場合、 自分がその能力でナニカから攻撃される。それで死ぬことはないが、半殺しぐらいはあり得る。 ―容姿・容貌― 透明な羽衣のようなマントを羽織り、マントの下はカーキ色の軍服を着ている マントは能力発動時に色が変わる 精悍な顔立ちをしているが目は虚ろ 短めの黒髪、前髪はやや伸び気味 鼻の左隣にほくろがある ―人物像― 「赤マント」の怪談が、人の形をして独り歩きしているような状態 人の姿をしているが、人に非ざる者 怨霊や残留思念というより、怪人と言う方がふさわしい 軍服を着ているのは、「赤マント」のルーツは二・二六事件の青年将校ではないかという説が有るため 一人称は「おれ」、もしくは“怪談” 二人称は基本「君」だが、特定の人物に限り「貴方」と呼ぶこともある 喜怒哀楽が弱く、基本無表情……だった 他者との関係や、チーム人外への加入をきっかけに、どんどん情が深くなっていった 今や、泣いたり笑ったりが自然にできるようになり、人間以上に人間らしい“怪談”となった 自身が“怪談”そのものであるため、常ながら他者を襲撃している 人から怖れられ語られなければ、自身の存在が消滅してしまうためである +赤色手記 別名、中の人用備忘録 +過去手記1 襲撃対象【二天酸添】。選択色、白。毒を吸気し、酸の煙を浴びるが勝利。対象は失血死。 -- 【赤色外套】 (2010-06-16 12 06 24) 襲撃対象【応答無効】。選択色、白。注射器を幾本も放つが、反撃を食らい、あえなく退散。 -- 【赤色外套】 (2010-06-16 12 09 56) 【変態過程】に【二天酸添】の血液を譲渡しようとするが、受け取ってもらえなかった。 -- 【赤色外套】 (2010-06-16 12 19 51) 襲撃対象【宝石御供】。選択色、白。対象の能力――人狼の絞め技により、意識を失い敗北。 -- 【赤色外套】 (2010-06-16 12 15 25) 【乙女覚醒】にマント仲間と呼ばれ、【宝石御供】との戦闘後、当分の間ついていくと宣言された。 -- 【赤色外套】 (2010-06-16 12 23 59) 襲撃対象【月光官能】。選択色、青。怪我を恐れず相手に攻め込む。が、巴投げの後、鳩尾への強烈な一打により失神。応急手当を受け、ついでに膝枕初体験。 -- 【赤色外套】 (2010-06-16 18 23 06) 人外屋敷を訪問。【二天酸添】の遺体を返した。【変態過程】にチームに入らないかと持ちかけられる。少し躊躇したものの、【チーム人外】に入隊した。 -- 【赤色外套】 (2010-06-16 23 16 32) 所持品→特製コイン(【変態過程】の体の一部でできている。発信器のようなもの。) -- 【赤色外套】 (2010-06-17 20 58 55) 襲撃対象【氷結花弁】。選択色、青。顎への右ストレートで気絶させ、勝利。その後、相手を縊り殺そうとするが、【月光官能】と【応答無効】の説得により、殺害を断念した。 -- 赤色外套 (2010-06-17 21 04 42) 気絶していた【泡沫ノ唄】に遭遇。成り行きで善行(?)をほどこす。 -- 赤色外套 (2010-06-17 22 35 01) 人外を滅ぼすためにと【乙女覚醒】から奇襲を受ける。選択色、黒(※イレギュラー回答)。劣勢を強いられる中、その場に居合わせた【単発呪札】と【応答無効】が乱入。【乙女覚醒】が暴走しかける最中、決死の覚悟で三者は戦闘の阻止と説得を試みた。結果、【乙女覚醒】は戦意を喪失し、泣きながら、自分の行いを謝罪した。死者は無く、奇跡にも似た一夜の出来事。 -- 赤色外套 (2010-06-18 12 01 26) 【罪力武即】に、【乙女覚醒】と説得を試みる。自身は始終見守るのみで、説得はほとんど【乙女覚醒】が進めた。結果、【罪力武即】は説得に応じた。事件は一件落着かに見えたが……果たして、 -- 赤色外套 (2010-06-18 16 57 54) 【変態過程】と対談。リーダーの意向は、人外を脅かす者は情けをかけないというもの。【友】か【仲間】か、いずれ選ぶ時が来ることを悟った。その後、人外屋敷に帰り、死んだように休眠する。 -- 赤色外套 (2010-06-18 17 01 23) 裏にて海開き。砂浜で、リーダーの造った第二基地を見た。磯で、屋敷の土産の魚介を採ったり、首長竜を仕留めたりした。遊泳中、【霊将一指】の使役霊――トモエと遭遇。【霊将一指】の顔を覚え、【乙女覚醒】に声をかけてから、海を去った。初夏のささやかな思い出。 -- 赤色外套 (2010-06-19 17 25 26) クエスト『愚者の医師』に参加。【万軟蒟蒻】の協力の元、他の能力者と死闘を繰り広げる。【概念魔法】選択色赤により殺害。【超空気君】選択色白により殺害。【無敗魔剣】選択色赤、敗れて死亡。すべてが終わった時、自身含む死亡者は皆蘇生した。 -- 赤色外套 (2010-06-20 15 16 19) 戦利品――☆の賞、『知恵の実』の欠片(体力回復+活力上昇) 。戦魔賞、『戦魔の眼』(トパーズ)(一時覚醒) 。参加賞、【某アミューズメントパークの無料招待券】(効果なし) -- 赤色外套 (2010-06-20 15 19 48) 襲撃対象【殺刃魔眼】。選択色、無し(イレギュラー回答)。左腕の機能を停止され、退散。のちに【始祖巫術】に左腕の治療を依頼。礼代わりに、気絶した【絶刀細切】を宿へ連れて行った。 -- 赤色外套 (2010-06-21 11 34 52) 【月光官能】が【埋没人格】に襲われているところ発見し、乱入。選択色、黒(イレギュラー回答)。頸動脈圧迫により、失神させる。後に、様子見していた【獣皇武神】と対談した。 -- 赤色外套 (2010-06-21 15 12 14) 【万軟蒟蒻】のゼリーを購入。後に【埋没人格】が合流。会話の最中【埋没人格】が襲いかかってきたため、ゼリー屋と共闘。選択色、黒(※イレギュラー回答)。【埋没人格】の呪殺を喰らいながらも、二人で説得を試みる。その輪に、乱入者多発。自身は戦闘の疲れにより、そのまま眠りについた。 -- 赤色外套 (2010-06-22 21 52 58) 【超速剛腕】と【硬貨小人】の戦闘に乱入。無勢だった【超速剛腕】を連れて屋敷に逃亡した。その後、【超速剛腕】を問い詰めて、彼女の秘密を知る。直後、【界化妖柩】死亡の知らせが屋敷に轟く。リーダーを初めとするメンバーが、人間に復讐しに行く最中、【赤色外套】は棺桶の残骸の回収と、瀕死の【超臨界水】を連れ戻すため奔走する。そして、『知恵の実』の欠片を使用して、【超臨界水】を回復させた。 -- 赤色外套 (2010-06-23 01 40 33) 【刃人一体】に突然斬りつけられる。選択色、赤。血を見る気分ではなかったので見逃した。屋敷に帰還後、【珪素生物】と投票してから就寝した。 -- 赤色外套 (2010-06-24 14 11 05) 昼下がり、【大空侍翼】と遊覧飛行を楽しむ。夜、何処かで【応答無効】死亡の噂を聞き、失意に暮れていた。特別製コインに念じると、【完全変態】が記憶を取り戻して、目前に駆けつける。再会をしばし喜び、人外屋敷へと帰還した。 -- 赤色外套 (2010-06-25 02 06 02) 襲撃対処【第二楽章】。選択、沈黙(イレギュラー回答)。鉤爪を奪われたりするも、青の効力で首を締めあげる。が、急用を思い出し、とどめもおろそかに立ち去った。 -- 赤色外套 (2010-06-25 20 29 47) 新リーダー【獣皇武神】から、新幹部として推され、了承した。立食等で祝い楽しむ中、【黒這悪魔】の出現により、屋敷は阿鼻叫喚に包まれた。新幹部、早速ビビりな一面を見せるの巻。 -- 赤色外套 (2010-06-26 22 09 45) 【泡沫ノ唄】の姿に擬態した【爬虫義体】と対談。【泡沫ノ唄】に扮する者は、【風虹鳴美】と名乗る。自身の顔を覚えられ、逃走された。 -- 赤色外套 (2010-06-26 22 17 03) C.G.本拠地へ手土産を持って遊びに行った。留守番中の【無敗魔剣】と、リーダーの【万軟蒟蒻】に迎え入れられる。【無敗魔剣】にクエストの件で謝罪され、誠意の証として【鋼鉄剣】を譲り受けた。 -- 赤色外套 (2010-06-29 02 33 01) 【菜野祈祷】と対談。なぜか赤色ちゃんと呼ばれる。笑顔が足りないとのことで、蔦でくすぐりの刑に処される。【赤色外套】、意外とくすぐったりなことが判明。笑いたい時には笑うと約束し、その場を去った。 -- 赤色外套 (2010-06-29 18 30 15) 【不殺同盟】のアジトへ手土産を持って挨拶に行く。【月光官能】【埋没人格】【引斥自在】と会話する。【引斥自在】に【液体金属】について私感を述べた。また、【埋没人格】の企みにより、激甘紅茶を飲み悶絶してからアジトを去った。 -- 赤色外套 (2010-06-30 01 05 56) +過去手記2 【罪力武即】と対談。互いに情報を提供しあい、【二天酸添】の殺害の罪を告白して、鉄鎚を造ってもらった。鉄鎚は最上級の仕上がりらしい。人外屋敷に帰ってから、鉄鎚に「紫陽花」という銘をつけた。 -- 赤色外套 (2010-07-02 01 21 21) 【引斥自在】と戦闘。選択色、赤。鉤爪と鋼鉄剣を駆使して、相手を翻弄し勝利した。 -- 赤色外套 (2010-07-02 01 32 42) 人外屋敷にて【四元愛憎】に会う。その後、【獣皇武神】と【四元愛憎】の戦闘訓練を観戦、データをとった。そして、自室で、鋼鉄剣に「鈴蘭」という銘をつけた。 -- 赤色外套 (2010-07-02 02 12 58) 【超臨界水】と【武装神父】の戦いを静観。止めに入った【月光官能】を足止めしようとするが、自身が説得されて、ともに両者を止めに行くことに。しかし、間に合わず、両者ともに相打ち、死亡した。 -- 赤色外套 (2010-07-06 15 35 09) 襲撃対象 【開口溢蛮】。選択色、黄色(イレギュラー回答)。512の口に圧倒されるが、左足を鉤爪で切断し、逃亡した。 -- 赤色外套 (2010-07-10 12 09 29) 能力交換イベントにより、【爆裂走法】の能力を得る。怪談休業日。【包装発送】の能力と入れ替わった【爆裂走法】と模擬戦をし、勝利した。 -- 赤色外套 (2010-07-10 12 17 06) 【贋作入魂】と戦場や戦法について語る。後に【月光官能】と遭遇。近況を聞いたり、励ましたり。さらにその後、【包装発送】に出会い、【月光官能】の写真を三種買い取った。 -- 赤色外套 (2010-07-10 12 41 34) 襲撃対象【芭蕉扇風】。選択色、赤。突風や竜巻などに苦戦を強いられる。少年の復讐相手が、自身の最も敬愛する人外だと知った瞬間、本気で殺しにかかる。竜巻に巻き上げられ、少年の体をクッション代わりにして落ちる。とどめはささなかったが、少年は血にまみれて墜落死した。 -- 赤色外套 (2010-07-10 12 44 07) 【不殺同盟】を訪問。泣いていた【月光官能】を抱きすくめ、励ましの言葉を与えた。そこで、【無限十字】の名を覚えるが、どのような人物かは不明。しばし探していたところ【虹色悪魔】に話しかけられ、【第二楽章】のメイド姿の写真を貰った。 -- 赤色外套 (2010-07-12 21 36 59) 【ネイバー・ガーディアン】拠点を訪問。目的は【第二楽章】に写真を返すことだったが、なぜか拠点を爆撃している【罪力武即】に遭遇。【乙女覚醒】が捕らわれていると聞き、参戦するが、NGリーダー【惑星指輪】の話を聞く限り、そうではない模様。【第二楽章】に写真を返し、寝ている【乙女覚醒】をなだめて牧師に渡し、その場を去って行った。 -- 赤色外套 (2010-07-12 21 42 05) 【薔薇屋敷】を訪問。【薔薇騎士】からコーヒーを一杯振舞われた後、シーザーサラダとBLTサンドを注文。他愛もない話をし、つかの間の平和を貪る。【薔薇騎士】と【乙女覚醒】とが義兄弟関係にあることを知る。店を出るとき、「赤黒い大剣」を預かり、【乙女覚醒】に渡すように頼まれ受理した。 -- 赤色外套 (2010-07-13 16 38 04) 【乙女覚醒】と遭遇。【薔薇騎士】から預かった「赤黒い大剣」を譲った。その時、様子が可笑しかったようにも見えたが、彼女がどうなったかは分からない。 -- 赤色外套 (2010-07-14 12 16 48) 【不殺同盟】にて、【月光官能】と【罪力武即】の言い争いに乱入。会話の中で、【罪力武即】が【月光官能】の大切なひとを殺したことをしり、かいだんのこころは -- 赤色外套 (2010-07-14 18 29 57) 【赤色外套】覚醒――都市伝説化。聴き手一、【月光官能】。聴き手二、【心理支配】。聴き手三、【力量昇華】。披露した都市伝説、青、黄、白、緑、紫、黒。全部を聞かせるには至らず、逃亡。 -- 都市伝説 (2010-07-14 18 32 31) 聴き手、【丸九妖精】。披露した都市伝説、桃。先輩と呼ばれ、頭にのられて冷やされて、とても良い夜過ごしました。 -- 都市伝説 (2010-07-16 13 17 16) 聴き手、【天彩黒蜴】。披露した都市伝説、黒、黄。幹部やチームの話をされて、無いはずの心に乱れが。そこへ【罪力武即】と、【月光官能】が乱入。牧師は閃光手榴弾を投げて、言葉によって都市伝説を煽りたて、月光は幹部とともに、都市伝説の説得を試みる。都市伝説の無いはずの心は、危ういところまで追い立てられるが、説得により辛うじて自我を保つ。が、黄色い救急車に乗って、その場を逃亡した。 -- 都市伝説 (2010-07-16 15 52 27) 語り部、【獣皇武神】。黄色い救急車の中で一人泣いていたところを発見される。外に連れ出され、対談。都市伝説が、すべてを捨てたことに対し、【獣皇武神】は激情と本音を露わにする。目の前の人外の涙を見て、彼もまた耐えていた一人だったこと、悲しんでいたのが自分だけじゃなかったことを知り、怪談の心は再び舞い戻る。「守りたいもののために戦う」ことを心に誓い、人外屋敷へと帰還した。 -- 都市伝説→怪談【赤色外套】 (2010-07-16 16 18 48) 久々に人外屋敷に帰還。「紙飛行機のメッセージ」、「飴の包み紙のメッセージ」、「人外の方可な病院の住所のメモ」を手帳に挟んだ。その他にも、チーム人外からのおかえりコールを一身に受けて幸せだった。 -- 赤色外套 (2010-07-20 17 23 56) 不殺同盟を訪問。忘れていた軍帽を返してもらい、【月光官能】の第二人格を慰めた。ある約束を交わした。 -- 赤色外套 (2010-07-20 17 24 22) 【罪力武即】の最終演目に参加。戦場にて、【月光官能】【天彩黒蜴】【獣皇武神】【丸九妖精】らと出会う。【罪力武即】に三つの質問をし、答えを聞く。【戦魔の瞳】を使い都市伝説化し、独りきりになってしまった友のために戦う。友を殺そうとする【天彩黒蜴】を阻止しようと奔走し、戦場を焼け野原にしようとする【埋没人格】を阻止しようとしたり。しかし、結局は、【罪力武即】が大きな爆弾によって自爆する姿にも立ち会えず、【天彩黒蜴】によって人外屋敷にテレポートされた。約一日、深い眠りについていた。 -- 赤色外套 (2010-07-20 17 52 56) 【罪力武即】の手紙を開封し涙する。同封されていた綺麗なナイフに、「勿忘草」という銘をつける。墓参りの時、返事の手紙を書いて燃した。気がつけば、声が出なくなっていた。 -- 赤色外套 (2010-07-20 17 53 24) 能力入替異変により、【万軟蒟蒻】の能力を得た怪談。深夜、【四元愛憎】にゼリー素麺を振るまった。午前、声を失った【月光官能】と筆談を交わし、手土産にゼリー素麺を渡す。が、【縁切鋏】や【黒這悪魔】能力を得た【神逆指輪】、【神速強盗】などが乱入し、人外屋敷大混乱。後に、一日限定ゼリー屋を開店。お客様【絶刀細切】【埋没人格】【万軟蒟蒻】。【獣皇武神】の能力を得た【万軟蒟蒻】と模擬戦し、敗北。人外屋敷まで送ってもらった。 -- 赤色外套 (2010-07-20 17 54 37) 【変態集合】の肩に触れようとした時、名も無き地下室に飛ばされる。そこでマグナムやエリーらと戦闘する。ただし、あくまで牽制程度で、能力は使わなかった。ヌケサクに元の場所に戻してもらい、また遊びに行くことを約束した。 -- 赤色外套 (2010-07-22 11 57 39) クエスト【変態は二度死ぬ。】に参加。塔の椅子に座って、セルバの街に飛ばされる。【完全変態】によく似た不審な人影を追い、とある家の中にはいった。気がつけば、塔の天辺におり、【完全変態】と相見える。筆談で言葉を交わした後、彼の命がもう長くないことを知り、『俺を、殺してくれ』という最後の望みを聞いた。決意を固めた怪談は、数日ぶりに声を出し、質問して能力を発動。選択色、全部(※イレギュラー回答)。すべての能力を使い、楽しい楽しい時間を過ごし、鉤爪でとどめをさした。消滅した【完全変態】の忘れ形見、刀と、コインを持ち帰り、人外屋敷に帰還。【獣皇武神】とともに、墓を造った後、力尽きるように意識を失った。 -- 赤色外套 (2010-07-22 12 09 42) 【聖神操作】と遭遇。相手が声を出せない理由と「教団」という組織について知った。 -- 赤色外套 (2010-07-25 00 12 50) 【落月鳳閃】と遭遇。相手がびしょぬれだったのを見て、換えの包帯を渡し、お礼に缶コーヒーを譲り受ける。怪談赤マントについて簡単に説明した後、その場を立ち去った。 -- 赤色外套 (2010-07-25 00 14 45) +過去手記3 【神逆指輪】と模擬戦。選択色、白。途中、近接戦の練習をしたいと持ちかけられ、レクチャーしつつ鋼鉄剣で応戦。が、【王道戦術】のルークを召喚され、背後から奇襲を受けて、気絶。目覚めると、バケツに入ったゼリーと、指輪があったので回収した。白の効果が自身に跳ね返り、しばらく貧血気味。 -- 赤色外套 (2010-07-25 00 18 04) 【受胎告知】に遭遇。貧血を能力で治してやると言われて、訝りながら、質問攻めにする。が、結局根負けし、能力にかかることを承諾。直後、懐胎。突然、膨れる自身の腹部に戸惑い、息苦しさなどを覚えるが、無事出産。生まれた男の子に「ひいろ」と名付ける。親権争いは次回に持ち越され、しばらく育児に勤しむ日々に忙殺されそうな予感を覚えた。 -- 赤色外套 (2010-07-25 00 24 55) 「ひいろ」が【天上ノ鎖】と遭遇。赤の効力で奇襲しようとするが、【赤色外套】により、阻止。そのまま立ち去った。 -- 赤色外套 (2010-07-27 17 02 27) 「ひいろ」が【変触業掌】と遭遇。後に【赤色外套】も駆けつけ、【変触業掌】が元【応答無効】だと知る。友の再会を喜びつつ、「ひいろ」が生まれた経緯を話した。 -- 赤色外套 (2010-07-27 17 03 53) 【命弄魔人】と遭遇。「ひいろ」の使い魔として、ヤタガラスの“マヨル”を造ってもらった。次回会った時は、メリーさんを造ってもらうことを約束した。 -- 赤色外套 (2010-07-27 17 05 18) 【天彩黒蜴】と【月光官能】の戦闘を阻止するため乱入。事態の経緯を聞き、自身の想いを打ち明け、なんとか事無きを得る。しかし、【月光官能】の様子がおかしいことに気づく。こぼれる涙を拭ってやりながら、普段の月光に戻って欲しいと頼むが、前向きな回答は得られなかった。 -- 赤色外套 (2010-08-05 12 06 45) ◆マヨルの報告――ひいろ、教会村を探検。噴水近くで【聖神操作】と遭遇。噴水に落書きした後、屋敷に帰還。 -- 赤色外套 (2010-08-05 12 15 14) 夏祭りに参加。露店を出したところ、意外と盛況し、顔見知りにも多数会えた。客が忘れていったのか、大量のぬいぐるみを手に入れた。ひいろは金魚すくいで、金魚を二匹すくえたらしい。赤いのが銀次で、黒いのがハジメだそうな。祭りの終盤は、客とカキ氷を食べながら、打ち上げ花火を見るという、贅沢なひと時を過ごした。 -- 赤色外套 (2010-08-05 12 33 04) 【射程拡大】と遭遇。お互い名乗りあい、対談した後、模擬戦になった。選択色、赤。相手の銃器と能力に圧されるが、拳銃を蹴り飛ばしたところで、降参される。人外屋敷の場所を教え、いずれ遊びに来るよう言ってから別れた。日本文化が書かれた本をもらった。 -- 赤色外套 (2010-08-11 12 54 58) 【装飾職人】と遭遇。約束をすれば装飾品を造ってもらえると聞き、散々悩んだり交渉した結果、ブリッジ15m疾走で妥協してもらった。出だしは悪かったが、だんだん慣れる。しかし、現場を【獣皇武神】に目撃され、途中で転んでしまう。見られたのが、かなりショックだった。【装飾職人】には、疾走中に立ち去られたため、まだ装飾品は受け取っていない。 -- 赤色外套 (2010-08-11 13 02 14) 【光弩天弓】に100m先から狙撃される。相手との距離をつめ、攻撃しに向かうが、その場に【不快時計】もいた。【光弩天弓】には逃げられてしまい、狙撃者の真意を聞くことはできなかった。 -- 赤色外套 (2010-08-11 13 07 22) 【月光官能】の声を聞き、大乱戦に身を投じる。【完全制御】を護衛した後、【月光官能】【狂戦士】らと対峙する【風虹鳴美】に己も戦いを挑んだ。選択色、黒(イレギュラー回答)。白の注射器で攻め立てるが、【風虹鳴美】は【月光官能】にジェットで向かって行き、果てに死亡する。(【風虹鳴美】の遺体は、【変態過程】の一部となった) 不殺を貫く資格が無いと嘆く月光に、己の意見を聞かせ、負傷した【狂戦士】を『理想郷エリュシオン』に連れて行った。 -- 赤色外套 (2010-08-11 13 15 08) ◆マヨルの報告――ひいろ、学園裏研究所厨房を探検。「料理長」らしき男二人と接触。梟の使い魔もいた。茹で蟹10匹を土産にもらい、生きた蟹に案内されて、外に出て行った。 -- 赤色外套 (2010-08-11 13 33 12) 「ひいろ」と組手をしている最中、猫に化けた【猛獣模写】と遭遇。能力者だということを知り、「ひいろ」との模擬戦を申し込み、了承を得る。回答色、白。ただし能力暴走し、青、後に赤へ。ゴリラや恐竜に化ける相手に果敢に攻めに行くが、恐竜の背から転げ落ちて、両足を骨折し、ひいろ敗北。模擬戦の後、相手の怪我を応急処置し、ひいろを連れて屋敷に帰っていった。 -- 赤色外套 (2010-08-11 13 45 00) 人外屋敷にて、車椅子を乗りまわしていた「ひいろ」を追っていた時、【月光官能】と【雑黒無双】に会う。【雑黒無双】がチームに加入した。また、『マヨル』の報告によると、【霹電烈帝】が屋敷に棲みついたらしい。 -- 赤色外套 (2010-08-21 11 21 39) ◆ひいろから聞いた話――人外屋敷で療養中に【雑黒無双】が、【狛犬天遣】を連れてきた。途中に【霹電烈帝】も交えて、二人に人外屋敷見学ツアーをしたらしい。ツアー終了後、【獣皇武神】と接触。足が治ったら、遊ぶ約束を交わしたらしい。その後、人外屋敷に【青色八面】が襲撃にやってきた。両足を骨折しながらも、ひいろは果敢に戦ったが、最後の一撃を浴びそうになった時、『マヨル』に身を呈して助けられる。しかし、相手のレーザーを浴びた『マヨル』は死亡した。屋敷を守ることは出来たが、ひいろは大切な者を一人失ってしまった。 -- 赤色外套 (2010-08-21 11 46 53) 【金科玉条】と接触。紙飛行機(月光官能の警告文)を切り刻んでいたのを見て不審に想い、尋問する。矛盾を突いたりするが、不審な点が見当たらなかったので、間もなく解放した。 -- 赤色外套 (2010-08-21 16 58 09) 【月光官能】と戦争の噂をする。久々にシンと言葉を交わした。来る機関との衝突に対し、あまり気の進まない想いを抱いていた。 -- 赤色外套 (2010-08-21 17 07 04) 【漆追落日】と遭遇。相手が旅人であることを知る。他愛もない会話を楽しんだ。 -- 赤色外套 (2010-08-21 17 41 23) 人外屋敷に【月光官能】が来訪。【変触業掌】の遺言書のコピーと、遺品のナイフを受け取った。後に、不殺メンバーへの伝言を受諾。月光が去った後、【変触業掌】の遺したナイフに、「勲章菊」という銘をつけた。 -- 赤色外套 (2010-08-21 19 55 19) 【時帰走翔】と遭遇。能力を見せてもらい、成り行きで罵倒してみると、泡吹いて失神される。その後、なぜかご主人様になるように頼みこまれ、根負けした。定期的に罵り言葉を浴びせる、奇異な関係になった。 -- 赤色外套 (2010-08-21 19 55 47) 【落月鳳閃】と遭遇。缶コーヒーを飲みながら、月光について私感を話す。とらちゃんに触らせて貰った。 -- 赤色外套 (2010-08-24 13 33 28) 【力量昇華】と遭遇。都市伝説の件で、因縁をつけられそうになる。月光からの伝言を伝えた。 -- 赤色外套 (2010-08-24 13 36 15) 【海鼠】と遭遇。困っているように見えたらしく、話しかけられた。相手をチームに勧誘するが、己の態度が原因で、去られかける。しかし、必死の説得の甲斐あってか、チームに入ってもらうことに。その後人外屋敷に招待するが、ひいろを見られて誤解され、飛びおり騒ぎになる。(この時、【顕狼惨憺】に出会い、再会を喜んだ。)再び、説得するが、そこに【時帰走翔】を初めとする乱入者多発。ごたごたになる前に、ひいろと夕餉を食べに、屋敷を抜けた。 -- 赤色外套 (2010-08-24 13 49 05) 【時帰走翔】から【海鼠】の死を知らされた。彼女が生きた証のクリスタルを受け取った。貸したハンカチを洗って返してもらうことになった。泣きながら、死んだ【海鼠】をぶっ殺した。 -- 赤色外套 (2010-08-24 13 50 23) 【海神竜王】と遭遇。鰻などの海鮮物を勧められるが断る。後に彼が召喚した緑色の人外(セル)と戦闘。かめはめ波で脇腹を掠められたり、注射器で相手の眼球内の硝子体を抜き取ったりする。最終的に、主人を守ろうとセルは本体諸共自爆。余波を喰らいながらも逃亡した。 -- 赤色外套 (2010-09-03 09 37 24) 【時帰走翔】と遭遇。ハンカチ返してもらえなかった。ついでに、かなりまともにも喋れることを知る。次回会った時のため、罵声のストックを溜めておく必要を感じつつ別れた。 -- 赤色外套 (2010-09-03 09 52 03) 【月光官能】と遭遇。戦争のことを聞き、今後の月光の方針を聞いた。しかし、それは不殺のリーダーとして不適切だと判断し、苦言を呈する。どうにか納得の治まる形に落ちつき、元気の出た月光を励ましつつ去った。 -- 赤色外套 (2010-09-03 10 02 56) ◆ひいろから聞いた話――人外屋敷にて、「こころ」という少女からお菓子を受け取ったらしい。【受胎告知】の使いで来たようだ。 -- 赤色外套 (10/09/01 17 07 00) 何者かの能力により狂気と恐怖に染まった【幻鶏変化】と、そんな彼を助けるべく現れた【顕狼惨憺】を見つける。【幻鶏変化】の精神を落ちつけようと、尽力する中、【獣皇武神】や【超獄卒鬼】も現れる。集結した人外達によって【幻鶏変化】は正気を取り戻した。しかし、衰弱した身体を癒すため、人外屋敷に移動。【変態過程】も屋敷へやってくる。【超獄卒鬼】による治療の後、みんなで仲間の回復を祝い、うな重パーティーをした。 -- 赤色外套 (10/09/02 21 53 20) ◆ひいろから聞いた話――廃れた公園にて、よる姉もとい【夜闇鮟鱇】に出会った。能力について話会ったり、チーズケーキを食べさせてもらったらしい。 -- 赤色外套 (10/09/03 12 02 40) 【敏腕刑事】と遭遇。武器屋の場所を尋ねられ、クリエイターズ・ギルドのアジトへの地図を書いて渡した。 -- 赤色外套 (10/09/04 22 34 21) 人外屋敷にて、【海乙女鼠】に出会う。クリスタルを見せられ【海鼠】が転生した姿だと知り、涙する。今度こそ一緒にいようと誓い、しばし抱擁。去り際に告白されるが、返事は後ほど返すことにした。 -- 赤色外套 (10/09/05 00 53 20) 【怪奇現象】のポルターガイストと廃墟街にて戦闘。選択色――「無視」、イレギュラー回答。能力を駆使して霊障現象と戦い、途中合流した【天翼天使】の助けを借りながら、少女を街の外まで運ぶ。廃墟街を出た後、少女は一人で走り去ってしまった。【天翼天使】に傷を癒してもらい、その場を離れる。 -- 赤色外套 (10/09/06 16 12 03) 人外屋敷にて、【静間伝導】と、【怪奇現象】を連れた【天翼天使】に会う。【顕狼惨憺】の紹介で人外屋敷に来た【静間伝導】にチーム人外について簡単に説明。また、【怪奇現象】を客人として迎え入れることにした。後ほど、【理想郷化】が屋敷を訪問。切なる独白を聞いた。 -- 赤色外套 (10/09/07 02 15 21) ◆ひいろから聞いた話――親の真似ごとで深夜徘徊をしていたところ、【深緑乃手】と【落月鳳閃】に遭遇。夜歩きしたら親が心配すると言われ、反省し、二人と一緒に人外屋敷に帰ってきた。 -- 赤色外套 (10/09/07 04 19 41) 人外屋敷で月見をしていた。すると【受胎告知】がやってきて、二人で月見酒をすることに。自身の気持ちを吐露しつつ、【受胎告知】の言葉により、自身が相当な幸せ者だと自覚した。最高の気分を味わった。 -- 赤色外套 (10/09/10 01 01 08) 人外屋敷屋上にて、【海乙女鼠】に返事をした。 -- 赤色外套 (10/09/10 12 03 46) ◆ひいろから聞いた話――人外屋敷でテーブル拭きをしてる間に、【歌乃泡姫】と【霹電烈帝】と対話。最近、息子の友達がどんどん増えている気がする…… -- 赤色外套 (10/09/12 20 47 14) 【理想郷化】と模擬戦。選択色――「青」。鋼鉄剣を使いながら、相手を翻弄しようとするが、相手の斧の攻撃に敵わず、敗戦。 -- 赤色外套 (2010/09/12(日) 22 03 29.41) 人外屋敷にて、【獣皇武神】と対話。【獣皇武神】は【変態過程】と話をしてきたらしい。そして、【海乙女鼠】との進展を伝え、【獣皇武神】にかなりからかわれた。蓮華剣を譲ってもらった。 -- 赤色外套 (10/09/14 02 35 05) 人外狩りの【異質狩人】と戦闘。選択色――赤。炎の攻撃を回避しつつ、鉤爪で攻撃。着実にダメージは溜まっていく中、相手の首を切り落とした。が、相手の最後の攻撃で、顔面に火傷を負った。 -- 赤色外套 (10/09/14 13 45 13) 【静間伝導】と【桃色粘土】に遭遇。【静間伝導】に顔面の火傷を治すために、蓮華剣を用いるべきか意見を聞いてみた。返答は、「使うまでもない」だったので、使わなかった。【桃色粘土】に人外の住処を尋ねられ、人外屋敷まで案内した。 -- 赤色外套 (10/09/14 17 09 43) 【変態過程】と対談。普段と雰囲気が違う彼に、しばらく屋敷に戻らない理由を聞いた。心配するな、と言われたので、心配しないことを選択した。 -- 赤色外套 (10/09/14 19 39 49) ひいろと外にいた時に、変装中の【月光官能】と遭遇し対談。組織を抜けた組織員の扱いについて聞き、ついでに変装のアドバイスをする。非常に抽象的な質問をした後、【月光官能】に最後の助言をした。 -- 赤色外套 (10/09/15 12 49 37) ひいろの絵本を買いに本屋へ行ったら、【真眼顕視】と出会った。簡単な自己紹介を互いに交わした。 -- 赤色外套 (10/09/15 16 27 09) きょ うは、げっこーのとこ 行った。ママときのう かった、クッキーをわたした。かいぎ も した! マ マ、おれ ちゃんと、おつか いできた よ ! !!――(拙い字で書きこまれている。ひいろの落書きのようだ) -- 赤色外套 (10/09/16 12 26 27) 目覚めたら、能力と透明なマントが無くなっていた。理由は不明。もはや人外でなくなったゆえ、この屋敷を出る必要を感じた。6歳児から、16歳に突然成長したひいろに【緋色外套】と名乗ることを命じ、軍服を与えた。ひいろは否――【緋色外套】は屋敷を出ていった。メンバーに手紙を書いて自室に残した。今までもらった武器と鎖かたびらを身につけ、自室を出ると【月光官能】がいた。別れの言葉を告げ、屋敷を後にした。 -- 【 】 (10/09/16 16 19 09) おれはこれから、どこへいくべきだろうか。 -- 【 】 (10/09/16 16 40 03) +赤色手記番外編 いわゆるSS集 【赤い鏡を貰った話】 怪談の赤色手記の逸話 【赤色育児手帳】 日付は7/24――ひいろが産まれた日のこと 【怪談のはじまり と 英雄のこころえ】 前篇 赤色裏設定のお話。【赤色外套】と【赤色英雄】が過去に会ってる話。 +装備 ――鋼鉄剣「鈴蘭」 【無敗魔剣】に作ってもらった頑丈な剣 特殊効果などは無いが、使い勝手の良さから、よく戦闘中に使用する 鈴蘭の花言葉は「純粋、純潔」 変色するマントの色にあやかって、白い花を銘に選んだ ――鉄鎚「紫陽花」 【罪力武即】に「【二天酸添】を殺した」罪で作ってもらった頑丈な槌 罪悪感を強く持っていたため、出来は最高級のものらしい 紫陽花の花言葉は「移り気」 赤にも青にも変色することから、自身のマントによく似ていると、銘に選んだ花 また、チーム員を殺したのに、チームに居させてもらっているという意識が、 花言葉に籠められているそうな ――綺麗なナイフ「勿忘草」 【罪力武即】の手紙に同封されていたナイフ 勿忘草の花言葉は「私を忘れないで」、「真実の友情」 友への想いを銘に託した ――普通のナイフ「勲章菊」 【変触掌業】(元【応答無効】)の遺言書に同封されていたナイフ 勲章菊とはガザニアの和名で、花言葉は「あなたを誇りに思う」 【不殺】の理念を抱き立派に生きた友人を称えて銘をつけた ――指輪 【神逆指輪】との模擬戦後に、傍に置かれていた指輪 効果は不明だが、一応回収した +反転外套とは 性別反転スレに出没する平行世界の【赤色外套】 軍服、軍帽、透明なマントを身に付けた女性 黒い髪は肩にかかる程度で切り揃えられている 「可愛い」と言われるのを嫌がる 愛想が良い方では無く、他者への警戒心が強い……はずだった 偽シスターもとい【罪力武即】に、よくいじられる 抱きつかれたり、頬ずりされたり、メイド服や浴衣に着替えさせられたこともある また、【秩序破壊】によってレズビアンにされたり、【激写捏造】によって猫ルック軍服に変えられたこともある 性癖を変えられた後、偽シスターに自身の想いを打ち明け恋愛成就 その時に【鉄装人間】に撮ってもらった写真は、反転外套の宝物になった +「ひいろ」 「ママのばかぁーーっ!」 性別 男 外見年齢 六歳児 属性 特殊系 誕生日 7月24日 身長 115cm 体重 22kg 趣味 探検 特技 早口言葉 生業 襲撃 好きな食べ物 あまいもの 嫌いな食べ物 からいもの 大切 マント 苦手 怒ったママ トラウマ 押入れ 【受胎告知】の能力により、【赤色外套】の胎より産まれた子供 怪談の子は怪談故、生まれつき透明なマントも身に着けていた 名前の由来は勿論「緋色」 一人称は「おれ」、【赤色外套】のことを「ママ」と呼ぶ 容貌は【赤色外套】と瓜二つ Tシャツ短パン姿で素足に直に靴を履いている 能力は【赤色外套】のものを受け継いでいるが、以下の特徴がある。 能力が暴発する+体が勝手に暴れる。 威力は高いが電池切れが激しく十分くらいしか満足に戦えない。 能力の暴発とは、質問回答関係なく、なんの脈絡もなく能力が発動すること また、癇癪を起したついでに、能力が発動したりもする 力のセーブができないためか、電池切れが激しいので、能力使用後は気絶するか動けなくなる
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/13952.html
獄魔鎖縛グロウシスト SR 闇 (7) クリーチャー:ダークデーモン/シノビ 7000 ■プロットチェーン:自分のクリーチャーをバトルゾーンに出したとき、次のCT(§チェーン§)能力を使ってもよい。 CT-§バトルゾーンにある自分のナイトパッカー1体につき、相手のクリーチャーを1体選ぶ。次の自分のターンのはじめまで、そのクリーチャーは攻撃できない。§ ■バトルゾーンにある相手のクリーチャーすべてのパワーは-3000される。 ■W・ブレイカー 作者:viblord 収録パック DMR-ZA 「逆転輪(リバーシング)NEO 第03弾」 フレーバーテキスト コイツを愚弄すると酷い目にあっちまった。---悪幽戯パッションマウス 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/pokecharaneta/pages/16748.html
登場人物とだけ書かれた荒らしコメントを削除 -- (名無しさん) 2019-10-17 20 07 41
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/30811.html
搦手(カラミティ)の鎖 ユメバクラ VR 光/自然文明 (4) クリーチャー:ビーストフォーク/暴拳王国 7000 ■<アバレチェーン>自分のクリーチャーが攻撃する時、それがこのターン最初の攻撃なら、相手は、そのクリーチャーがブレイクしたシールドの「S・トリガー」を使うことができない。 ■このクリーチャーが攻撃する時、攻撃の終わりまで、自分のクリーチャー1体の「アバレチェーン」のテキストにある「それがこのターン最初の攻撃なら」を無視してもよい。 ■W・ブレイカー 作者:wha 《クリムゾン・フォルミカ》 【企画】深き月夜に大騒ぎ!? デュエマ百鬼夜行 カードリスト:wha カードリスト2:wha 評価 名前 コメント