約 13,787 件
https://w.atwiki.jp/talesofdic/pages/9218.html
光翼天翔くん(こうよくてんしょうくん) 概要 光翼天翔くんとは、式神の力を解放して巨大な翼のような板で一刀両断にする技のこと。 初出はBのマギルゥ。 英語版表記は「Ascending Angel」 登場作品 + 目次 ベルセリア 関連リンク派生技 関連技 ネタ ベルセリア 習得者 マギルゥ 連携中にL2長押しで発動。BG3消費。 分類 秘奥義 属性 無 HIT数 1 消費BG 3 威力 2100 詠唱時間 - 習得条件 初期習得 発動条件 連携中にL2長押し マギルゥの秘奥義。 式神の力を解放し、巨大な翼のような板で一刀両断にする。 攻撃範囲は自身から対象までの直線上で、式神を中心に横方向にも広がっている。 台詞 今じゃー!伸びろ、伸びろー!光翼、天翔くん! + カットイン画像 ▲ 関連リンク 派生技 ▲ 関連技 光翼天翔 天翔光翼剣 ▲ ネタ 光翼天翔くんネタ ▲
https://w.atwiki.jp/marsdaybreaker/pages/317.html
支配の指輪(しはいのゆびわ) 結婚指輪 偉い荘厳な指輪。見ているとひきつけられる。 知恵者の露店で売っている。 スイトピーいわく、「列王のリング」とも言うらしい。 効果不明。 L 支配の指輪={ t 名称=支配の指輪(アイテム) t 所得条件=生活ゲームで入手 t 要点=荘厳な指輪・見ているとひきつけられる・結婚指輪 t 周辺環境=知恵者の露店 t 評価=なし t 特殊={ *支配の指輪のアイテムカテゴリ =着用型アイテムとして扱う。 *支配の指輪の位置づけ=個人所有のアイテムとして扱う。 *支配の指輪の効果=不明。 *支配の指輪の側面=別名「列王のリング」 } →次のアイドレス:未開示 } 解説 結婚指輪の一つ。 悪童屋氏が個人ACEであるスイトピーとの結婚指輪を探している際に、知恵者の露天で薦められた指輪の一つ。 偉く荘厳な指輪で、見ているとひきつけられるものがあるらしい。 何らかの魔力があると思われるが、購入はされなかったため詳細は不明。 同行していたスイトピー曰く『列王のリング』とも言うらしい。 『列王のリング』は全ての多目的結晶を統べる指輪であるとされ、幾島佳苗が所有していたとされる指輪。 セプテントリオンのものでもあり、思考操作に用いられていた疑いもある代物。 実際、シー・パレードマーチでは『列王のリング』を所有している北郷輝子が部下の身体を遠隔操作で操るのに使っていた。 そう考えると、『列王のリング』が『支配の指輪』と呼ばれても不思議ではない。 なお、シオネ・アラダが結んだ盟約条項にも『列王の指輪』と言うものが存在している 使用履歴&保有国一覧 藩国名 入手履歴 使用履歴 現在所持数 保有国なし 参考資料 ログリンク集 スイトピーの心 上へ 戻る 編集履歴 矢上麗華@土場藩国 (2008/07/26) 解説 那限逢真・三影@鍋の国(2008/07/26) i言語 あさぎ@土場藩国
https://w.atwiki.jp/announcers/pages/336.html
伊東敏恵をお気に入りに追加 伊東敏恵アナのリンク #blogsearch2 伊東敏恵アナをキャッシュ サイト名 URL 伊東敏恵アナ@ウィキペディア 伊東敏恵 伊東敏恵アナとは 伊東敏恵の58%は乙女心で出来ています。伊東敏恵の25%はツンデレで出来ています。伊東敏恵の12%は勢いで出来ています。伊東敏恵の3%は勇気で出来ています。伊東敏恵の2%はビタミンで出来ています。 NHKとは NHKの59%は玉露で出来ています。NHKの14%は税金で出来ています。NHKの10%は理論で出来ています。NHKの8%は電波で出来ています。NHKの6%は情報で出来ています。NHKの2%は乙女心で出来ています。NHKの1%は優雅さで出来ています。 その他のNHK女子アナ 一柳亜矢子中川緑中條誠子久保田祐佳佐々木彩佐々木萌美兼清麻美内藤裕子北郷三穂子古野晶子塚原愛大沼ひろみ安部みちこ宮本愛子寺門亜衣子小林千恵小正裕佳子小郷知子小野文惠山本志保山本美希山田敦子岩槻里子島津有理子廣瀬智美有働由美子杉浦友紀村上由利子柘植恵水桜井洋子武内陶子江崎史恵池田伸子目加田頼子石井かおる石井麻由子礒野佑子神田愛花秋野由美子與芝由三栄荒木美和鈴木奈穂子鎌倉千秋青山祐子首藤奈知子高橋美鈴黒崎めぐみ ページ先頭へ 伊東敏恵 このページについて このページは伊東敏恵アナのインターネット上の情報を時系列に網羅したリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新される伊東敏恵アナに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
https://w.atwiki.jp/aizufudoki/pages/84.html
陸奥国 会津郡 黒谷組 大日本地誌大系第31巻 138コマ目 この地府城の西南に当り本郡の西端にあり。 東は和泉田組に交わり、西は越後国魚沼郡堀内組に界ひ、南は古町組に接し、北は本郡大塩組に連なる。 東西6里計(東は和泉田組小林村の界より、西は堀内組大白川新田村の界朝草峠の頂に至る)。 南北12里余(南は古町組檜枝岐村の山界より、北は大塩組蒲生村の界に至る)。 重峰四方に繞(めぐ)り村居皆山間に散布し、南の方に朝日・大鳥の二山峙(そばだ)ち、四時(しじ)多は雪絶えず。中にも叶津・只見・田子倉・石伏の四ヶ村は朝草山の東麓に在り。冬日積雲屋を埋み昼夜を弁せざることあり。居民雪を鑿(うが)ち僅(わずか)に出入を通ず。 気候大抵古町組に同じ。寒早く暑遅く農務の候平地より後れ常に二十日計の差あり。然れどもこの邊(ほとり)の諸組に比すれば土地稍(やや)潤肥にして五穀乏しからず。薪樵(しんしょう)の業ゆたかなり。また布を製し筵(むしろ)を織り蚕を飼て余産を贍(すく)はす。 習俗鄙朴(ひぼく)にして華飾を務めず。故に居民恒の産ありて生計に困せず。ただ檜枝岐川・只見川の洪水田圃(たんぼ)を害する患あり。また三月より五月までは山間の諸渓漲(みなぎ)り注ぎ、水かさ増りて両岸の残雪が爲(ため)に崩れ荒島・小川・只見・石伏の村々は船通せず。矢文を射て諸用を弁ず。所々に土堤を築いて水災を防ぐ。 この組の諸村皆伊北郷と称す。 黒谷村小名:沖、沢口、禰宜屋 端村:峯沢、阿弥陀堂、黒谷新田、釜脇(廃) 長濱村小名:深沢 泥島村 熊倉村小名:沖、熊倉新田 荒島村 上荒井村・下荒井村端村:大擧(おおあぐ) 小川村端村:荒井原、肱折(ひじおり) 楢戸村 黒沢村 叶津村端村:入叶津(いりかなふづ) 只見村端村:只見新田(廃) 石伏村端村:宮淵 田子倉村
https://w.atwiki.jp/announcers/pages/320.html
小正裕佳子をお気に入りに追加 小正裕佳子アナのリンク #blogsearch2 小正裕佳子アナをキャッシュ サイト名 URL 小正裕佳子アナ@ウィキペディア 小正裕佳子 小正裕佳子アナとは 小正裕佳子の99%は愛で出来ています。小正裕佳子の1%は気合で出来ています。 NHKとは NHKの59%は玉露で出来ています。NHKの14%は税金で出来ています。NHKの10%は理論で出来ています。NHKの8%は電波で出来ています。NHKの6%は情報で出来ています。NHKの2%は乙女心で出来ています。NHKの1%は優雅さで出来ています。 その他のNHK女子アナ 一柳亜矢子中川緑中條誠子久保田祐佳伊東敏恵佐々木彩佐々木萌美兼清麻美内藤裕子北郷三穂子古野晶子塚原愛大沼ひろみ安部みちこ宮本愛子寺門亜衣子小林千恵小郷知子小野文惠山本志保山本美希山田敦子岩槻里子島津有理子廣瀬智美有働由美子杉浦友紀村上由利子柘植恵水桜井洋子武内陶子江崎史恵池田伸子目加田頼子石井かおる石井麻由子礒野佑子神田愛花秋野由美子與芝由三栄荒木美和鈴木奈穂子鎌倉千秋青山祐子首藤奈知子高橋美鈴黒崎めぐみ ページ先頭へ 小正裕佳子 このページについて このページは小正裕佳子アナのインターネット上の情報を時系列に網羅したリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新される小正裕佳子アナに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
https://w.atwiki.jp/announcers/pages/305.html
荒木美和をお気に入りに追加 荒木美和アナのリンク #blogsearch2 荒木美和アナをキャッシュ サイト名 URL 裏話 (2010-09-01 15 41 35) 裏話 (2010-08-19 23 01 05) 荒木美和アナ@ウィキペディア 荒木美和 荒木美和アナとは 荒木美和の84%は保存料で出来ています。荒木美和の15%は微妙さで出来ています。荒木美和の1%は魔法で出来ています。 NHKとは NHKの59%は玉露で出来ています。NHKの14%は税金で出来ています。NHKの10%は理論で出来ています。NHKの8%は電波で出来ています。NHKの6%は情報で出来ています。NHKの2%は乙女心で出来ています。NHKの1%は優雅さで出来ています。 その他のNHK女子アナ 一柳亜矢子中川緑中條誠子久保田祐佳伊東敏恵佐々木彩佐々木萌美兼清麻美内藤裕子北郷三穂子古野晶子塚原愛大沼ひろみ安部みちこ宮本愛子寺門亜衣子小林千恵小正裕佳子小郷知子小野文惠山本志保山本美希山田敦子岩槻里子島津有理子廣瀬智美有働由美子杉浦友紀村上由利子柘植恵水桜井洋子武内陶子江崎史恵池田伸子目加田頼子石井かおる石井麻由子礒野佑子神田愛花秋野由美子與芝由三栄鈴木奈穂子鎌倉千秋青山祐子首藤奈知子高橋美鈴黒崎めぐみ ページ先頭へ 荒木美和 このページについて このページは荒木美和アナのインターネット上の情報を時系列に網羅したリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新される荒木美和アナに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
https://w.atwiki.jp/announcers/pages/327.html
柘植恵水をお気に入りに追加 柘植恵水アナのリンク #blogsearch2 柘植恵水アナをキャッシュ サイト名 URL 柘植恵水アナ@ウィキペディア 柘植恵水 柘植恵水アナとは 柘植恵水の87%はカテキンで出来ています。柘植恵水の9%は怨念で出来ています。柘植恵水の3%は魔法で出来ています。柘植恵水の1%は電波で出来ています。 NHKとは NHKの59%は玉露で出来ています。NHKの14%は税金で出来ています。NHKの10%は理論で出来ています。NHKの8%は電波で出来ています。NHKの6%は情報で出来ています。NHKの2%は乙女心で出来ています。NHKの1%は優雅さで出来ています。 その他のNHK女子アナ 一柳亜矢子中川緑中條誠子久保田祐佳伊東敏恵佐々木彩佐々木萌美兼清麻美内藤裕子北郷三穂子古野晶子塚原愛大沼ひろみ安部みちこ宮本愛子寺門亜衣子小林千恵小正裕佳子小郷知子小野文惠山本志保山本美希山田敦子岩槻里子島津有理子廣瀬智美有働由美子杉浦友紀村上由利子桜井洋子武内陶子江崎史恵池田伸子目加田頼子石井かおる石井麻由子礒野佑子神田愛花秋野由美子與芝由三栄荒木美和鈴木奈穂子鎌倉千秋青山祐子首藤奈知子高橋美鈴黒崎めぐみ ページ先頭へ 柘植恵水 このページについて このページは柘植恵水アナのインターネット上の情報を時系列に網羅したリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新される柘植恵水アナに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
https://w.atwiki.jp/announcers/pages/326.html
村上由利子をお気に入りに追加 村上由利子アナのリンク #blogsearch2 村上由利子アナをキャッシュ サイト名 URL 村上由利子アナ@ウィキペディア 村上由利子 村上由利子アナとは 村上由利子の69%は優雅さで出来ています。村上由利子の31%はマイナスイオンで出来ています。 NHKとは NHKの59%は玉露で出来ています。NHKの14%は税金で出来ています。NHKの10%は理論で出来ています。NHKの8%は電波で出来ています。NHKの6%は情報で出来ています。NHKの2%は乙女心で出来ています。NHKの1%は優雅さで出来ています。 その他のNHK女子アナ 一柳亜矢子中川緑中條誠子久保田祐佳伊東敏恵佐々木彩佐々木萌美兼清麻美内藤裕子北郷三穂子古野晶子塚原愛大沼ひろみ安部みちこ宮本愛子寺門亜衣子小林千恵小正裕佳子小郷知子小野文惠山本志保山本美希山田敦子岩槻里子島津有理子廣瀬智美有働由美子杉浦友紀柘植恵水桜井洋子武内陶子江崎史恵池田伸子目加田頼子石井かおる石井麻由子礒野佑子神田愛花秋野由美子與芝由三栄荒木美和鈴木奈穂子鎌倉千秋青山祐子首藤奈知子高橋美鈴黒崎めぐみ ページ先頭へ 村上由利子 このページについて このページは村上由利子アナのインターネット上の情報を時系列に網羅したリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新される村上由利子アナに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
https://w.atwiki.jp/announcers/pages/437.html
内藤裕子をお気に入りに追加 内藤裕子アナのリンク #blogsearch2 内藤裕子アナをキャッシュ サイト名 URL 内藤裕子アナ@ウィキペディア 内藤裕子 内藤裕子アナとは 内藤裕子の91%は情報で出来ています。内藤裕子の5%は呪詛で出来ています。内藤裕子の2%は根性で出来ています。内藤裕子の1%は乙女心で出来ています。内藤裕子の1%は希望で出来ています。 NHKとは NHKの59%は玉露で出来ています。NHKの14%は税金で出来ています。NHKの10%は理論で出来ています。NHKの8%は電波で出来ています。NHKの6%は情報で出来ています。NHKの2%は乙女心で出来ています。NHKの1%は優雅さで出来ています。 その他のNHK女子アナ 一柳亜矢子中川緑中條誠子久保田祐佳伊東敏恵佐々木彩佐々木萌美兼清麻美北郷三穂子古野晶子塚原愛大沼ひろみ安部みちこ宮本愛子寺門亜衣子小林千恵小正裕佳子小郷知子小野文惠山本志保山本美希山田敦子岩槻里子島津有理子廣瀬智美有働由美子杉浦友紀村上由利子柘植恵水桜井洋子武内陶子江崎史恵池田伸子目加田頼子石井かおる石井麻由子礒野佑子神田愛花秋野由美子與芝由三栄荒木美和鈴木奈穂子鎌倉千秋青山祐子首藤奈知子高橋美鈴黒崎めぐみ ページ先頭へ 内藤裕子 このページについて このページは内藤裕子アナのインターネット上の情報を時系列に網羅したリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新される内藤裕子アナに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
https://w.atwiki.jp/okarowa/pages/88.html
29◆確定申告(後) 「ぷはぁっ」 もともと包帯の上からかけられた《ため息》だったからだろう、 強制的につけられた《氷のマスク》は紆余曲折の腕力でもどうにか外せるものだった。 マスクを地面に落とすと、紆余曲折はこれでもかといわんばかりに声を上げる。 「一刀両断、じゃなくてリョーコさん! どこに行ってたんですか!」 「あー、心配させてごめんな。ちょっと色々あって」 「そうだぞ一刀両断。それにその髪、傷も……そして日本刀、見つかったのか」 「あっと、日本刀はなんというか、これはまあ、えっと――あの待ってくれ、後で話すから」 緑色のオーラによる《強化》がおさまった切磋琢磨も混ざり、 二人は突然現れた一刀両断にくちぐちに質問責めをした。 それもそうだ、刀を取りに行くといって彼女が二人の元を離れてから、 少なく見積もっても一時間は経過している。 何があったのか聞きたくあるのは至極当然のことだ。 しかし、一刀両断が「後で話す」と言った以上、二人にそれ以上彼女を攻め立てる義理はなかった。 死体となって再会したのならともかく、 生きて帰ってきたのだから、問題はない。 ところどころジャージが破れて紅い線が覗いていたり、 長い髪をまとめ上げて作っていたポニーテールがまとめて消失したりはしているが、 一刀両断は一刀両断のままで、再び彼らのもとに戻ってきた。それで十分だった。 「そんなことより今は、目の前の敵を殺すことが大事だろ」 敵に向かって改めて向き直りながら、一刀両断が言う。 切磋琢磨と、(見えないけれど)紆余曲折も、その言葉につられるように敵側を見た。 「……」 「……」 銀髪の青二才――先手必勝は銃を一旦仕舞い、ポケットから銀縁のメガネを取り出して、 耳にかけてくいくいと上げながらこちらを怖いほど冷徹な目で見ている。 青いドレスの氷吐き――青息吐息はデイパックから拡声器を取り出して、 怒りと焦りのこもったまなざしをこちらに向けて放っていた。 両者ともに、無言で。 こうなった以上、逃げるという選択肢もあるはずなのに、こちらを見ていた。 あくまで見続けていた。 最後まで戦おうというわけだ。 「左の銀髪は俺がやる」 切磋琢磨が両拳を合わせ、先手必勝を見据える。一刀両断は頷いた。 「分かった。じゃああたしは右の女をやる。紆余はそこで胡坐でもかいてろ。 見た感じお前のルール能力、もうネタバレしてるんだろ」 「……ですね」 紆余曲折も頷いて、すっと後ろに下がり、なるべく銃の有効範囲内に入らないようしゃがみこんだ。 彼の《迂回》のルール能力は彼自身を狙った攻撃にしか発動できない。 再び切磋琢磨におぶさっても、近く敵はその事実に気付くだろう。 もしそうなれば、彼のルール能力はさらに運用が難しくなる。下手をすれば切磋琢磨の枷になりかねない。 「そうだな。悪いけど紆余は、俺たちを見守っていてくれ」 「タクマさん、リョーコさん、死なないでくださいね」 「当たり前だぜ」 「ああ。安心してくれ、俺は――《強い》。そして、もう折れない」 さらなる《強化》でまた一回り、いや相手が二人だから二回りか、 成長し逞しくなった背中を紆余曲折に見せつつ、切磋琢磨は力強く言った。 一時はどうなるかと思ったが、 これなら大丈夫だ。 紆余曲折は自らの身の安全が完全に確保されたことを感じ取ると、 誰にも知られないようにうつむいて、そっと心の中で安堵した。 「《はぁぁ・……ふぅう……》」 そして。 戦場に大きく吐息の音が漏れる。 「《はぁあ……》。まったく、嫌になっちゃうよね、センくん。 こんなくだらない実験に巻き込まれて、あたしたちの前にはいつも敵ばっかりで。 ため息の一つや二つつかないと、やってらんないよ、こんなの」 「ええ。そうですね。大体、本来ならこんな所で殺し合いなんてしている時点で”負け”も甚だしい。 骨折り損でくたびれ儲けもないなんて、運が悪かったとしか言いようがありません」 「うんうん、ホントにそうよね。たったひとつのことを除いては」 「そうですね、たったひとつを除いては」 はぁ、ふぅ、と。 冷たい手を温めるときみたいにゆっくりと、《ため息》を青息吐息が吐いて。 それを合図に、先手必勝は拳銃を懐から抜き、とんとんとフットワークのリズムを取り始める。 口を開いた彼ら二人は、これまでのことを思い返すように、お互いに言葉を交わす。 第一放送の後。 遅まきに行動を開始してから、二人の間には様々なことがあった。 禁止エリアから逃げのびたかと思ったら、鏡花水月に遭遇し。 何度も死にかけ、幻想に惑わされ。 絶望したり恐怖したり、本当に色々だ。しかも、どれもいい思い出とは言い難い。 それでも、先手必勝は青息吐息を見て。 青息吐息は先手必勝を見て、こう言うことができた。 「たったひとつ。あなたという仲間ができたことだけが、不幸中の幸いだった/でした」 そしてお互いにほんの少しだけ、口角を上げてほほ笑んだ。 次いで同じく、彼らの他の誰にも見られないように。その口で「なんてね」とひとこと、呟いた。 「――さあ、まだボクたちの闘いは終わっていません!」 一転。 空気を切り裂くようにして、先手必勝は取り出した拳銃を敵側に向ける。 十メートルほど離れて向かい合う殺すべき三人に向けて、最期の宣戦布告をした。 「そちらが死ぬまで戦うというのなら。あたしたちは戦えなくなるまで殺すだけ。 生憎、こちらには、最後の一手が残っているわ。――これで終わりにしてあげる」 彼の動きに呼応するように、青息吐息は拡声器を構える。 これは先の戦いで――彼女の《凍てつく吐息》を増幅することによってエリア内の何もかもを凍らせ、 鏡花水月を《幻想》ごと実質的な行動不能に追い込んだ最終兵器だ。 その時の反動で凍りついていた拡声機構も、切磋琢磨たちと戦っている間にどうにか溶けてくれた。 だから、再び彼女は行使できる。 最後の攻撃としては十分すぎる威力を持つ絶対零度を。 「はっ。終わらねぇよ。終わらせねぇ」 息を吸い込む青息吐息に向かって、切り返すのは一刀両断。 短くなった髪を微かに揺らしながら宣戦布告を鼻で笑い、一部の隙もなく日本刀を構える。 状況は分からないが、ともかく一刀両断は、自身が行うことはひとつだけだと感じていた。 紆余曲折の”盾”として――”刀”として。 彼を危ない目に遭わせた殺すべき敵を一刀のもとに叩き斬る。彼女が生きている理由はただそれだけ。 「ああ、そうだ。――終わりにするのは、こちらの方だ」 最後に、確定的な口調でそう言って、四点流”待機”の構えを切磋琢磨が取る。 基本にして究極。すぐに攻撃態勢に移ることのできるオーソドックスな足の開き、拳の構え。 ただしこの娯楽施設に連れてこられた最初とは違い、 その姿にはある種の貫録と、驕りでない自信が備えられている。もう彼は折れることはない。 これにて全員の準備は完了した。 ……娯楽施設の中央、B-2のコンクリートの駐車場。 空は変わらず薄曇り。風も弱く頬をなでる程度で、おそらく戦況には影響しない。 東西に整然と並ぶ車列を背に、南側には先手必勝組、北側には切磋琢磨組が構える。 そして十秒。 十秒、そのまま時が流れた。 戦闘に参加する四人とも、長くて短いここまでの時間を生き抜いて、体力はもうほとんど残っていない。 わざわざ声に出さなくともあと一合で闘いは終わる。全員がそれを自らの肌で感じていた。 だから重要なのは、タイミングだった。 四人のうち誰かが気を緩めたり、気を取られたりして、 氷のように張り詰めたバランスにとげが刺さり、崩れて隙が出来るそのときが来るのを、全員が待っていた。 これ以上なく気を使う静寂を。また続けること十二秒。 「……」 一刀両断の後ろに控えた紆余曲折は、地面に置いた手のひらに、熱の残る鉄の感触を知った。 最初に《迂回》させた銃弾。 巡り巡ってこの戦場に戻ってきたものの威力を失いコンクリートに転がったそれが、自らのそばに落ちていた。 …………。 ああ。 僕の”役割”はこれなのか、と。 最後まで蚊帳の外を貫き続けた少年は、心中で小さくそう思った。 賽を投げるようにして。 ぐっと握ったそれを、ぽい、と。 戦場の中心めがけて力強く振り投げる。地面に落ちたそれは、始まりの音を立てた。 「――――おおぉぉおおおおおお!!!」 そして戦場は動いた。 腹の底から響くようにして咆哮を上げ、最初に駆けだしたのは切磋琢磨。 二の型”突進”――バネ仕掛けのように全身で躍動し、十メートルの距離を二秒足らずで詰めにかかる。 それを無言で見据える先手必勝は、狙いを定めて引き金を引く。 四肢がどれだけ動こうが、直線的に走る人間は体幹がブレない、だから狙いは胸部……あるいは腹部! 銃声。 次いで衝突音。だが銃弾は――外れる。 「なっ」 「《……はぁあぁぁあぁ……!》」 いや、先手必勝は《百発百中》の補助もあり、きちんと切磋琢磨の腹部に銃弾を叩きこんだ。 だがそれは、当たらなかった。 左手に。 切磋琢磨が左手に隠していたのは《氷》だった。 直線に横から添えるようにして――彼は先手必勝の銃弾をその《氷》にぶつけ、軌道を逸らしたのだ。 そう、つまりそれは、先ほどまで紆余曲折の口を覆っていた《氷のマスク》だ。 先手必勝自身よく知っている。青息吐息が放つ《ため息》が作り出す《氷》は、生半可な強度ではないことを。 「くっ……くそがあぁあっ!」 決め手になるはずだったものを逆に相手に使われた、 さらに再び先手を失ったという事実が、先手必勝の逆鱗に触れる。 思わずか思わざるか、これまで発したこともない濁った言葉が口を突く。 隣で拡声器により《ため息》を吐く青息吐息は、彼らしからぬその激昂に一筋の不安を感じた。 だが今は、目の前の敵が問題だ。 「……うそでしょ!」 「あたしは自分にウソはつかねぇ!」 鏡花水月を葬った第一の奥の手。 拡声器による《ため息》の広大な拡散は、こちらに向けて走ってくる一刀両断にも確かに”少しは”効いている。 だが地面、車、空気まで凍らせる《ため息》が、一刀両断の身体を凍らせるに至らない。 《迂回》しようのない広範囲攻撃、 少し距離のある切磋琢磨のズボンやすね毛に霜が付き始めているくらいだというのに、 もうあと数歩の所まで迫っているジャージの女はまだ寒がるそぶりすら見せないのだ。 やせ我慢ではない。その機微が分からないのであれば、先手必勝の真意など推測できようもない。 ではなぜ? 疑問に答えたのは、隣で再び銃声を鳴らした先手必勝だった。 「日本刀です! そいつ、息吹を斬っているんだ!」 「えっ!?」 「おっと――でももう遅いぜ。そっちのお前もな」 「……二の型・突進」 見ればそう、片手で持っていたから分かりづらかったが、一刀両断は日本刀を剣道のように立てて走ってきていた。 その刀身で――青息吐息の《ため息》を左右に斬り裂きながら、だ。 「あたしの刀は全てを両断する。形のないものだって例外じゃない」 「そんな……!!」 「――”連拳”ッ!!」 なおも差を詰める一刀両断の横、豪的な初動の合図を叫びながら、切磋琢磨が拳を振るうのが見えた。 センくんがさっき放った二発目の銃弾は? どうなった? 青息吐息は目を見張る。 そしてその答えは、切磋琢磨の腹部からにじむ血の流線を見れば必然と分かった。 良かった、当たっていた。 辛うじて青息吐息たちはこれで《勝った》。 すぐ《仕切りなおされる》とはいえ、そのすぐまでは死ぬことはない。 「ちっ」 「――っかはっ」 一刀両断の日本刀が閃いた。 横薙ぎにまず、拡声器が切り裂かれ。次いで喉に焼けるような感触があった。 鮮血が噴き出したのが見えて。 吐き続けていた《ため息》が、喉に空いた穴から漏れていくのが分かる。 すぐ死にはしないし負けじゃない。 でもだけれど、重症だって負うし言葉だってもう出せなくなってしまっただろう。青息吐息は冷静にそんなことを思った。 舌打ちをした一刀両断は、叫ぶ。 「ちっ、ルール能力かよ。んじゃも一回――ん」 叫びながら追撃を加えようとする。が、その足が動かない。下を向くと足が地面に張り付いていた。 180度以上拡散している《氷の息吹》を日本刀で切り裂くのにも、限界はある。 とくに足先などは。 「うーん・……ここまでか。冷え性にもほどがあるぜ」 「ぐああぁああああああっ!!」 ふぅ、とため息をつく一刀両断の真横、地面に倒れゆく青息吐息の視界、 ルール能力による暫定的な《勝者》に見合わぬ叫び声を上げる先手必勝が、右手から銃を取り落す。 何とはなしにそちらを振り向いた一刀両断が見たのは、まるで格ゲーのハメ技を記録した映像のような光景。 「らぁっ! らぁっ! うららららっ!」 切磋琢磨は真剣に。 拳で押して、足で蹴り上げ宙に浮かし。 懐を掴んで引き寄せて、さらに振りかぶり、鼻を殴り、また蹴りで宙に浮かし。 横蹴りからその場で回転し、回し蹴りを叩きこんで、空中で人体を横に半回転させると、 「突進――”逆雷”ッ!!」 最後にとどめのアッパーを顎へと電光のごとく叩き込み、空へと持ちあげる。 先手必勝の銃撃は通っていたが、その代償はあまりにも大きすぎた。 切磋琢磨は銃弾をあえて受けることで差を限界まで詰め、自らの攻撃を当て、連撃へとつなげた。 相手の意識をほぼ飛ばすほどに。 「――――っ!」 「……老師。今なら分かる気がします! 俺だけの四の型。その初手は、俺自身のすべてを込めた一撃……」 垂直に地面に落ち行く先手必勝に、青息吐息が声をかけようとする。 だが斬られた喉はひゅうひゅうと音を立てるばかり、声帯が死んでいるのか、ただ吐息を漏らすだけ。 ばたん、冷たい地面に倒れこみ。 全身に力を蓄える切磋琢磨と、切磋琢磨を見比べた。 先手必勝は意識を朦朧とさせている、しかしそれでも最後のあがきにと、ぴくりと足を反応させて動かす。 鏡花水月戦で見せた得意の蹴りだ。 脳天に突き刺すようにすれば、今からでも反撃のワンチャンスはある。 ……なんてのは。甘い甘い、絵空事だ。 「リョーコさん、タクマさん、《仕切り直し》を!」 「《仕切り直し》を叫べ、タクマ!」 「ああ、分かってる――《仕切り直し》、そして」 一人ならともかく、彼らには仲間がいる。 青息吐息が倒れた今、先手必勝が生き残れる道理はゼロになった。 それが悔しくて、申し訳なくて。なんどもなんども青息吐息は叫ぼうとする。でも斬られた喉は、 やっぱり掠れた空気音をさせるだけで。 「……うぅッ! あぁああ――」 「四の型・爆発――初手」 彼女は最後の言葉を、先手必勝に掛けることが、できなかった。 「”拳語り”ッ!!」 ”待機”で力を蓄え、”防御”で筋肉を硬直させた状態より、”突進”ですべてを一転解放。 切磋琢磨の全のパワー、全の想いを込めた四の型・爆発が、クリティカルに先手必勝の胸部へと叩き込まれた。 ごう、と、大地を揺るがす音がして。 凍りついた空気が地面から生やしていた数本の氷柱が、動いた空気の圧力だけで何本も破砕されて。 「……青息吐息さん」 戦いの終了を告げる言葉が、先手必勝の口からこぼれた。 「ボクに付き合ってくれて、ありがとうございました」 ――銀髪の青二才は宙を舞って。B-2を超え、車にぶつかりバウンドし、B-3まで飛んで行った。 禁止エリアであるその場所で。十秒後、中規模の爆発音が響いた。 そして戦場は静かになった。凍りついてしまったみたいに。静かになった。 ◆◆◆◆ 4×4。 四角に並んだ十六の旧式テレビは積み上げられ、薄暗い”モニタールーム”の壁を少し圧迫している。 狭い部屋の中、テレビの群れの真ん前に陣取るようにしてそれを見上げる白衣の女は、 これまたレトロな木の椅子に座ってスナック菓子をほおばりながら、 たった今決着がついたB-2の戦場を、いくつかの方向から多角的な視点で見ていた。 奇々怪々は観測する。 たった一人でこの部屋にこもり、”実験”の最期を見届ける。それが与えられた彼女の役目だ。 「第二放送、始めなければなりませんね」 くるりと後ろを向いて椅子から立ち上がり、スナックでべたついた手をべろりと舐め。 奇々怪々は反対側の壁にある机まで向かう。数秒もかからず、そこへ着いた。 シンプルというよりは質素な金属製の机の上には、放送を行うための電話機に似た無線装置と、もう一つ。 彼女がある私的理由で持ってきている一枚の写真立てが置いてある。 「……まだまだ。残り人数は七人です。”ルール通り”にいくかどうかは、まだ分かりませんよ、”軍鶏”」 写真立てを一瞥し、彼女は小さくそう呟いた。 そして数秒迷った後に、写真立てをパタリと倒して、映っていた人間を視界から消し去った。 受話器を取り、数字のボタンを押して連絡線を繋げる。放送の前に、連絡をしなければならない。 ひどく長く感じる四回のコール音のあと、繋がる。 「も、もしもし」 『――――』 相手は喋らない。 しかし奇々怪々はなぜか緊張に息のリズムを若干崩しながら、受話器に向かって報告を行う。 「”雷鳥”です。たった今、五人目が死にました。……第二放送を始めます。死んだのは、――先手必勝。 先手必勝でした。残りは七人。実験は順調に進んでおります。では」 プツリと切って受話器を置く。 全身を舐められたかのように汗が吹きだし、彼女の顔色が一気に青ざめる。 あの方に言葉を投げかける――それだけで奇々怪々はこんなにもどっと疲れてしまうのだ。 それこそ、モニターを見続けることの比ではないくらいに。 やはり五分。 そのくらい休憩して、それから放送をしよう。 倒した写真立てを見ながらそう決めた奇々怪々は、 机の下からスナック菓子を一袋取り出すと、ふらふらと椅子の方へと歩いて行った。 ふと、見上げた一つのモニターに見えるは、 闘いの敗者の姿。 泣きながら――死んだ先手必勝とは逆の方向へ駆け出している金髪の女、青息吐息の姿だった。 【先手必勝:死亡――残り七名】 確定申告(中) 前のお話 次のお話 第二放送 前のお話 四字熟語 次のお話 確定申告(中) 先手必勝 実験終了 確定申告(中) 青息吐息 第二放送 確定申告(中) 切磋琢磨 [[]] 確定申告(中) 紆余曲折 [[]] 確定申告(中) 一刀両断 [[]] 第一放送 奇々怪々 [[]] 用語解説 【先手必勝】 文字通り、戦いで相手よりも先に攻撃を仕掛ければ必ず勝てるという意味の四字熟語。 「先手」には先に戦いを初めて出鼻をくじくという意味もあるとか。 四字熟語ロワでは、人生において常に先手を打ってきたメガネ理系の青年。 文字通りのルール能力の裏をかき戦いを有利に進めたが、連戦の末に夢破れた