約 3,871 件
https://w.atwiki.jp/intellipedia/pages/209.html
旗対嶺(キッテリョン)とは、北朝鮮のミサイル基地である。北朝鮮の地図サイトによるとWikimapia(旗対嶺)はここである 下北半島沖にイージス艦 北朝鮮ミサイル通過備え(2013/04/06) ※その他の報道はニュース系サーチエンジン2003~(旗対嶺)でチェック。 下北半島沖にイージス艦 北朝鮮ミサイル通過備え(2013/04/06) 【機動特派員・牧野愛博】米軍が北朝鮮の弾道ミサイル発射に備え、イージス艦を下北半島東側とグアム近海に配備したことがわかった。弾道ミサイルが日本列島を飛び越え、ハワイかグアムに向かうと分析した結果だという。北朝鮮の弾道ミサイルが本州を通過すれば、2009年4月の長距離弾道ミサイル「テポドン2」改良型の発射実験以来となる。 日米韓の政府関係筋が明らかにした。米国は北朝鮮が3日以降、平壌市山陰洞(サンウムドン)の兵器工場から中距離弾道ミサイル「ムスダン」(射程3千キロ以上)2基を列車に載せて日本海側に移動させた事実を確認した。 ムスダン2基は現在、移動発射台に積載された状態で北朝鮮東部の江原道旗対嶺(カンウォンドキッテリョン)のミサイル基地付近に配備されている模様だ。米国などの情報衛星は詳しい位置を把握しておらず、日米韓はムスダンの動向の把握に全力を挙げている。 関連項目 関連ページはありません 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/pam-iwate/pages/1807.html
民宿 パーク下北 長期滞在に最適な設備とリーズナブルな価格設定でお待ち申し上げております。 自家栽培野菜と手作り料理でお迎え致します。全室個室です。 〈民宿 パーク下北公式サイトより引用〉 民宿 パーク下北 〒035−0031 青森県むつ市柳町3丁目12−52 TEL:0175−23−1051 FAX:0175−23−1048 パンフレット ※画像をクリックするとパンフレットが開きます。 imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 ホームページ http //www.0175.co.jp/park-shimokita/index.htm 〈ブログ〉 下北半島の紅葉 http //blogs.yahoo.co.jp/team_yariika/20012623.html in 下北 http //blogs.yahoo.co.jp/vierge2253/64117259.html 青森の旅 その2 http //blogs.yahoo.co.jp/inotatsu2002/44146500.html イタコの口寄せで有名な… 〜 恐山菩提寺 http //blogs.yahoo.co.jp/mako0763/26216068.html 地獄の美しさ 〜 宇曽利湖 http //blogs.yahoo.co.jp/mako0763/26186090.html 旅の振り返り〜青森県大間〜 http //blogs.yahoo.co.jp/gagaga1280/26109160.html 東北ツーリング 二日目 http //blogs.yahoo.co.jp/z50zmonkey/36999052.html 青森ツー・下北半島!!大間&恐山・・ http //blogs.yahoo.co.jp/hayabusahiko/49311359.html マグロ一筋!!② http //blogs.yahoo.co.jp/labsachiko515/29770940.html 青森・下北半島の旅・・・その② http //blogs.yahoo.co.jp/mntqx244/40248500.html 下北半島を訪ねて 〜恐山とサンマモルワイナリー〜 http //blogs.yahoo.co.jp/blueforet0127/26604134.html 寒立馬と初対面の巻♪ http //blogs.yahoo.co.jp/mrkusayakyu/27047373.html 携帯サイト 最新のチラシ imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 《周辺情報》 #blogsearch /
https://w.atwiki.jp/gunjibukoureki/pages/56.html
血盟旅団(Damiska klan,ソマリ語)は南半球に住む特定の人種こそ至上と訴える国際武装組織。 活動拠点と言われているのは南半球にある国であると言われているが、その活動自体は世界各国で見られるためITOとNOCTO共に当組織の殲滅に苦戦している。 なお南半球でも、俗に言う「影の政府」とも言われるような形で勢力を着実に伸ばしており、既に4カ国がDKの制御下にあるとの情報もある。 更にこれらの活動を阻害できない理由として高度な情報戦略や豊富な人員、国を制圧したことによる軍備や他国の諜報組織とも対等に渡り歩けるだけの能力を持ったメンバーの存在が有る。 人員は南半球の人間が大半であるが、近年はNOCTOあるいはITO加盟国からも戦闘員として南半球へ渡航する人間も増加しつつある。
https://w.atwiki.jp/civilization/pages/1568.html
プレイレポ/BtS/半球のサラディン~3大陸15文明の戦い~ 稼ぎ時 [#y4229351] 転売屋 [#ze9ee272] 大陸内情勢 [#p69c572d] 暴れ時 [#fd9b16a5] 世界の火種 [#t276b493] 延焼 [#k3426755] 南征 [#v09bb931] 計画 [#dc718775] 開戦 [#q01fb393] 新兵器 [#qc9baedb] 世界情勢 [#d1e3f3c2] コメント [#j08eed58] 稼ぎ時 転売屋 AD1130、ジョアン2世が最初に自由主義を獲得! 効率よく技術交換していたジョアンがレースを制す。 さっそくジョアンに途中まで研究した自由主義の残りを教えて貰いに行く。対価は活版印刷。 この時点で自由主義はジョアン以外は持っていないため、非常に優秀な交換材料になる。 多文明では自由主義ボーナスだけではなく、自由主義そのものの価値も高い。 出会って間もない大陸の文明とはそちらの文明は進みすぎているようだのカウンターがまだ回っていない 異宗教大陸でもペナルティが成長する前ならなんとか交換が可能な指導者も多い 各大陸ごとに特色があり、いち早く全部の文明と接触すれば転がすだけで大もうけ などの理由でこの時期の取引は非常に強力。#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (3-01.jpg) 中堅技術国だったアラブが一気にトップ争いに進出。 自由主義ボーナスを獲得したジョアンよりも大きな伸びを見せる。 よくも我々の憎むべき敵と交易してくれたな!が気になるところだが、これも大陸間の関係が 育つ前なら、大陸内の勝ち組負け組で完結し、勝ち組とつきあえば問題無い。 また、「A→B怒り、B→A不満無し」のような一方的な憎悪の場合はA→Bの順に取引し、 Bとはその後も関係を維持し、Aとは最初の一度きりの取引で関係を断つなど割り切ってもよし。 とにかくこの一番おいしい時期にできる限りの技術をかき集める。 大陸内情勢 自由主義レースを行っている頃、シャカが手一杯になる。 教官+英雄叙事詩都市となったダマスカスで都市襲撃IIメイスの量産に入ろうかというタイミングだったが、 長弓、弩兵、長槍の防衛ユニットを先に生産し待ち構えることに。 その後シャカスタックが今度はクーファ方面で確認されたため、クーファに城を建てて万端の準備を整える。#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (3-02.jpg) シャカはギルドをもたないため、最強のユニットがメイス。主力は1000年前と変わらぬ弓騎兵。 カタパルトがいくらかいるが、防壁+城の都市に篭った熟練長弓を相手にどうするつもりなのか。 クーファにいる科学者は誕生したばかりの2人目科学者、首都にようやくアカデミーを建てる。1人目は教育に消費。 ザラヤコブは相変わらずのぬくぬく。自由主義を1600ゴールドで買いに来た。どこで工面したのか。 南方は目だった動きなし。インドの外交感情は異宗教大陸のいくつかの国を用心している程度。 暴れ時 世界の火種 全文明と接触したことで、ある程度過去の戦争なども見えてくる。 出会った時点で徳川-マンサ間は戦争状態。マンサの文化圧迫に徳川が切れたようだ。 この時点でマンサは2つの聖都、ソロモン神殿、空中庭園、ヴィシュワナート寺院、ゼウス象、 アレクサンドリア図書館、バチカン宮殿、システィナ礼拝堂、ノートルダム寺院を所持している。これはきつい。 また過去にスーリヤヴァルマンもマンサに宣戦したようで、ワラータを領有している。 戦争屋二人がマンサを叩く構図、これだけなら好都合なのだが…… AD1190、マンサ・ムサがラムセス2世の属国になることに同意します AD1190、ラムセス2世が徳川家康に宣戦布告しました! AD1200、スーリヤヴァルマン2世がラムセス2世に宣戦布告しました! AD1200、スーリヤヴァルマン2世がマンサ・ムサに宣戦布告しました! スコア1位のラムセスの実力がいか程の物か検分できる展開。 戦争屋が敗れるようだとこの平和主義同盟が勝利に最も近い存在となるだろう。 技術的にはラムセス-マンサが進んでいるが、徳川も火薬を先行しておりまだ引けをとらない。 一方仏教大陸ではフビライ(宗主国)-ギルガメッシュ(属国)のこちらも平和的属国関係が成立している。 前に触れたイザベル→フビライの過去の宣戦が何だったのかは不明。布教前にぶつかったのだろうか。 AD1190、シャカがあなたに宣戦布告しました! キリスト教大陸にも再び火が入る。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (3-03.jpg) ハンムラビ大王は平和主義同盟に片足突っ込んでいるが参戦はしていない。 マンサ(ユダヤ教)、ラムセス(儒教)、ハンムラビ大王(信教の自由)、平和主義者に宗教は関係ないのか。 延焼 多文明世界では、一度ついた火は簡単に燃え広がる。攻撃的AIならなおさらだ。 AD1230、ラムセスから対スーリヤ参戦要請→受諾 AD1250、ラムセスから対徳川参戦要請→受諾 倒すべきはマンサ、戦争屋二人を応援するために戦争屋に対して宣戦布告を実行。 ついでにラムセスと表面上の友好を深めることができる。 サラディン「おっ、あれか。形式参戦して和平時に大量の技術を流すやつ」 平和主義同盟に気取られないように演技の練習でもしておいてください、閣下。 アラブはもうすぐグローブ座も完成する演劇大国ですからそこらで勉強でもどうぞ。 AD1250、フビライ・ハーンがジョアン2世に宣戦布告しました! AD1250、ギルガメッシュがジョアン2世に宣戦布告しました! AD1250、イザベルがフビライ・ハーンに宣戦布告をしました! AD1250、イザベルがギルガメッシュに宣戦布告しました! AD1250、薩摩(徳川家康)は、エジプトに占領されました!!! AD1280、ブラガ(ジョアン2世)は、モンゴルに占領されました!!! AD1280、ユスティニアヌス1世がザラ・ヤコブに宣戦布告しました! AD1280、アディスアベバ(ザラ・ヤコブ)は、ビザンチンに占領されました!!! AD1290、ガンジーがユスティニアヌス1世に宣戦布告しました! AD1290、始皇帝がユスティニアヌス1世に宣戦布告しました! 平和と思われた仏教大陸も内紛し、さらにキリスト教大陸へのユスティニアヌスの海上奇襲が炸裂している。 ザラ・ヤコブざまあ。ユスティニアヌスは以前から手一杯であったが最大の敵はガンジー。 標的がエチオピアになったのは、単に近いからなのかインドのエネルギーを恐れたのか。 AD1290、クーファを削っていたシャカのカタパルト7、弓騎兵10、メイス5、他5からなるスタックが 文化防御残り18%で突撃を慣行、次のターンの掃討戦も含めて全滅する。 砲撃だけでずいぶん時間を使っていたため突撃前に和平もできたが好きにさせた。 被害は弩兵2、長弓1のみ。 侵攻部隊27ユニットを一瞬にして失ったシャカはこれでしばらくおとなしくなるだろう。 彼に仕事をしてもらうのはもう少し先なので、それまでじっと待たせておく。 AD1300、シャカと和平を結びました! AD1300、シャカがユスティニアヌス1世に宣戦布告しました! AD1300、アディスアベバ(ユスティニアヌス1世)は、エチオピアに占領されました!!! いきなり目論み崩壊。シャカ殿元気すぎる。 と言ってもすでにユスティニアヌスの上陸部隊は撃退されたようなので、形式参戦で終わるだろう。 とにかく本番に向けてユニットを溜めておいてくれればそれでいい。 手一杯になりながらいつまでも動かないという事態が一番困るので、むしろこちらの方が都合がいいか。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (3-04.jpg) AD1350時点のデータ、蛮族弓を3体倒しているため対シャカ戦績は86勝6敗(画像のほかに先の長弓1敗)。 南の土地を制したガンジーが伸び、突っ走るラムセスと遺産爆発のマンサからも嫌な気配が出ている。 ここはもっと徳川さんに頑張ってもらわねば。 サラディン「……う、うわー、とくがわのたいぐんがせめてくるよーこまったよー」 それは大変だということで、30ゴールドでいいという徳川に活版印刷・教育を押し付ける。 スーリヤヴァルマンにも同様の手口で技術を渡す。軍事技術が一番いいのだが今は渡せるものが無い。 AD1350、徳川家康と和平を結びました! AD1350、スーリヤヴァルマン2世と和平を結びました! これでアラブの戦争はひとまず終了。燃える世界を静かに眺める。#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (3-05.jpg) 南征 計画 以前に広い土地を押えたAIに酷い目に遭わされたような気がするので、先に南方帝国インドを叩き潰す。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (3-06.jpg) ガンジーとの比較では土地・人口からくる出力の差がはっきり出ている。 GNPも追いつかれ、このままでは技術リードが無くなるのも時間の問題だ。 なお、アラブのハンマーとGNPが最終ターンで落ち込み気配なのは、国民国家を採用したため。 官僚制ボーナスの有無は大きい。 AD1390、ライフリング開発完了→化学→鋼鉄へ、代議制+国民国家+カースト制度+平和主義を採用 徴兵ボタンを連打しながら大商人を出しにかかる。 大商人は寿司屋目的、アップグレード費用は技術売却で大半を賄える。 首都が微妙に食料不足なのと、インドが平原だらけなことから解禁次第寿司屋が欲しい。 開戦 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (3-07.jpg) 開戦直前、ライフル32体を用意したがエネルギーが全く追いつかない。 インドの生産力があまりに高すぎで、兵力で追いつくより先に技術で追いつかれかねない状況。 AD1470、ユスティニアヌス1世とシャカが和平を結びました! AD1480、ユスティニアヌス1世から対インド宣戦要求→受諾 AD1480、アラブがガンジー・始皇帝に宣戦布告! 開戦時期を迷っているところで急に依頼がきたので思わず乗ってしまう。 対シャカ戦で使った長弓・長槍で都市に籠もり、ライフルは積極的に殴りに行く。 ひたすら自国領内で戦いインドの機動戦力を削ぎ、同時に手空きになったシャカを動かす。 AD1480、シャカがザラ・ヤコブに宣戦布告! AD1480、アラブが徳川家康に宣戦布告!(ラムセスの依頼) シャカとは苛立っている関係になっていたため、まず神学をプレゼントして関係改善、 その後に音楽+ナショナリズムを渡して対ザラ・ヤコブ宣戦を引き出す。 新兵器 この立地でインドを降伏させた場合、反乱抑止のために大陸南部に残す軍隊は完全な無駄になる。 次なる戦争は北伐と大陸間戦争、戦場からあまりに遠い南部に軍を残すメリットは無い。 よって南方帝国インドは残党も残さず地図から完全に消滅させる。 サラディン「そうなると、長期戦が必要で厭戦が問題になるな」 開戦から自国領で迎撃戦ばかりなのはそのため。この場合、初期に被害が出る奇襲速攻など下策。 被害ユニットライフル4で、60数体のインド軍を撃破する。厭戦も60ほどで不幸は1のみ。 インドの中心兵力は騎士で、最大スタック撃破後も10体程度のスタックが散発的に進入してくる。 生産力を削がぬかぎり終わりそうにないため、迎撃と平行して都市攻略を始める。 AD1535、鋼鉄開発完了 AD1540、民主主義、軍事科学、物理学、職業軍人を交換取得 AD1540、徳川家康と和平を結びました カノン砲キター、飛行船キターこれで勝つる。物理学はライフリング・鋼鉄を放出して確保。 徳川との和平では40ゴールドくれるところに逆に鋼鉄・共通規格を押しつける。#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (3-08.jpg) 鋼鉄放出直前の様子。ライフリングは企業・科学的手法の獲得のために一部に放出済み。 なお、多文明プレイの欠陥として、神授王権の押し売りが何度も来て非常にうざいというものがある。 恐喝ならただで渡す技術も、神授王権との交換は断固拒否だ。ただより図々しい要求もこの世界にはあるのだ。 で、新兵器。カノン砲は被害最小で都市を落とすための必須兵器。 飛行船はほんの数隻あれば、最強の防衛ユニットに傷をつけることでカノン砲の生存率を上げ、 敵の配置を正確に掴んで無駄に時間を使う事態を回避し、厭戦で苦しむ期間を短縮できる。 また、生産してから前線への配備も一瞬なので最終盤の増援にはちょうどいい。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (3-09.jpg) トレブシェットをアップグレードしたカノン砲を即投入。飛行船の力で視界良好。 ガンジー軍機動戦力の大半は撃破済みで、あとは都市攻略の効率だけが問題だ。 敵の配置がわかっているので攻略部隊を分割してこつこつ地味に進める。 世界情勢 AD1490、知らぬ顔をしていたハンムラビがついに対徳川宣戦、平和主義同盟が完全体となる。 同年、モンゴルのベシバリクがイザベルの手で陥落する。 やはり技術に勝る陣営が勝利を収めるようだ。 AD1520-1530、ギルガメッシュがフビライから独立、各国と独自に和平を結ぶ 群島地域連合が解体され、フビライの完全敗北が時間の問題に。 AD1590、徳川がラムセスに降伏、配下に収まる。 AD1630、スーリヤヴァルマンがラムセスに降伏、配下に収まる。 これにより、西大陸にはラムセス帝国が完成、平和主義同盟は健在なものの、 宗教体制の違いもありハンムラビ大王のポジションが微妙なものに。#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (3-10.jpg) この年、シャカ-ザラ・ヤコブも和平成立 ユスティニアヌスも既に戦争を停止しており、アラブにはやや面白くない状態に。 その4へ続く コメント 感想、見にくい点の指摘などありましたらお願いします。 ありすぎて困る>「おっ、あれか。形式参戦して和平時に大量の技術を流すやつ」 -- もはやカオス -- これはマンサ・ムサの文化勝利が怖い展開に -- テスト -- 宗教、防衛志向をフル活用してますなー。それにしてもラムセスつええw -- サラディンは徴兵のプロフェッショナル -- ”徳川” と ”德川” の二種類がページ内にあります -- 誤字を報告すると3Gもらえると聞いて 徳川に統一確認 -- チャリン 「綱鉄」だらけです。誤字1個ごとだと15Gくらい? -- 我々の取引はこれまでも公平だった+3 修正しました。ツンドラ島の方にもいくつかという酷い状況でした。 -- 名前
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/57023.html
登録日:2024/09/11 Wed 15 09 28 更新日:2024/09/23 Mon 09 45 57NEW! 所要時間:約 40 分で読めます ▽タグ一覧 ガンダム ガンダムシリーズ ガンダムシリーズの○○項目 コロニー コロニー公社 コロニー落とし スペースコロニー フロント プラント 人工物 何故かなかなか立たなかった項目 宇宙移民 宇宙開発 居住区 巨大人工物 巨大建造物 所要時間30分以上の項目 新天地 棄民 植民地 移民 舞台 開拓 人類が増えすぎた人口を宇宙に移民させるようになって既に半世紀 地球の周りの巨大な人工都市は、人類の第2の故郷となり 人々はそこで子を産み、育て、そして死んでいった…… ~『機動戦士ガンダム』ナレーション~ わしらの世代はじいさん・ばあさんから昔の惨状を聞かされて育っとる。そりゃ酷いもんだったらしい それをなんとかしたくて人は連邦政府を創り宇宙移民ってやつを始めた 「貧乏人だけが無理やり宇宙に捨てられた」って言う奴らもいるが望んで出ていった連中も大勢いた。地球の自然が元に戻るまでもう帰らないと覚悟してな。 全て善意から始まっていることだ 〜『機動戦士ガンダムUC』とあるダイナーの老主人の言葉〜 上の奴らは裕福な生活を送りながら、下らない思想をぶつけ合って戦闘に明け暮れている。 俺達はそのしわ寄せで、こんな生活を…… 強いられているんだ! 〜『機動戦士ガンダムAGE』イワーク・ブライアさんの言葉〜 金持ちなのは地球から赴任してくる一部の連中だけさ… コロニーで生まれ育った俺達は使い捨ての道具みたいなもんでなぁ クソみたいな賃金で働かされて、身体がダメになりゃお払い箱だ 病気や事故で死んだって保険金も出やしない 地球の奴等は遊んで暮らしながら稼ぎだけは吸い上げてる 俺達は何十年も耐えてきたんだ… 〜『鉄血のオルフェンズ』搾取されるコロニー労働者の訴え〜 本項目ではガンダムシリーズにおけるスペースコロニーについて記載し、合わせてその他宇宙居住区についても記載する。 ●目次 【概要】 【シリーズに登場するスペースコロニーの種類】 【コロニー暮らしの利点と問題点】 【コロニー建造・管理を行う組織】 【各シリーズにおけるスペースコロニー】◆宇宙世紀(U.C.)シリーズ、リギルド・センチュリー(R.C.)サイドとバンチ 各サイド ◆未来世紀(F.C.) ◆アフターコロニー(A.C.) ◆アフターウォー(A.W.) ◆コズミック・イラ(C.E.) ◆西暦(A.D.) ◆アドバンスドジェネレーション(A.G.) ◆ポスト・ディザスター(P.D.) ◆アド・ステラ(A.S.) ◆参考記録:『3』以降のガンダムブレイカーシリーズ 【コロニー以外の宇宙居住区】月(月面) 火星 【概要】 スペースコロニーはガンダムシリーズにおいて、宇宙移民した人々が暮らすのに必要不可欠な巨大建造物である。 コロニーとは「植民地」を意味している。 数百万から数千万人の人類が自給自足できるように作られており、その大きさのため、月と地球の重力均衡点「ラグランジュポイント」で疑似的な衛星として周回するように設置されることが多い。 一方その巨大質量を利用しコロニーごと地球にぶつける「コロニー落とし」やコロニーそのものを巨大なレーザー砲台に改造、一個艦隊や地球の殲滅攻撃を行う「コロニーレーザー」のような戦略兵器として使われることも。 現実世界において1stガンダムが作られた1970年代は全世界で人口爆発がピークを迎えた時期であり、「何か対応をしないと増えすぎた人口に地球の資源が追いつかない」という設定のSF作品が多く作られた時期であったが 2020年代になると様々な事情で世界的に少子化となっているためガンダム作品でコロニーが作られる理由も「増えすぎた人口を移すため」という理由ではないことが多い。 【シリーズに登場するスペースコロニーの種類】 オニール型、ベルナール球型、スタンフォード・トーラスは現実で提唱されているスペースコロニーの形状であり、ガンダムシリーズでもこのうちいずれかの形状が多い。 しかしシリーズによってはオリジナルな形状のコロニーが登場することもある。 オニール型(シリンダー型) 宇宙世紀(U.C.)シリーズを始め、最も多く登場する型で、スペースコロニー=シリンダー型とイメージされる要因でもある。 円筒を6つに区分して交互に人類が居住する陸地と巨大な窓とを配置し、窓の外には大きな鏡を浮かべて太陽光を取り込み、その調整で昼夜や季節を再現可能とされる。 シリーズ毎に差はあるが、基本的に3枚の採光ミラーを持つ「島3号型/開放型」となっている。但しジオン公国はミラーの無い「密閉型」(代わりに人工太陽灯を光源に用いるタイプ)を採用している。 コロニー内の交通機関としては主に電気自動車と地下鉄(*1)が用いられている。 ベルナール球型/バナール球型 中空の球体内部を居住区とするもの。 宇宙世紀シリーズでは「シリンダー型より以前の旧型コロニー」として認識されているが、コロニー開発が発展途上な『機動戦士ガンダム00』においてはこの型のコロニーが多数存在している。 スタンフォード・トーラス トーラスはOZの新型MS「ドーナツ」の意味で、環状の構造体を回転させ、トーラスの外側に遠心力で重力を発生させる。 日光は鏡を用いてトーラスの内側から取り入れられる。 『新機動戦記ガンダムW』に登場するコロニーはこの型で、『水星の魔女』に登場するフロントも居住区部分はこのタイプに近い。 日本列島型 特殊な作品で登場した色々な意味でブッ飛んだ形状のスペースコロニー。 文字通り日本列島の形をした構造物が宇宙に浮かんでいる。 他作品のような遠心力ではなく重力制御システムによって人工重力を与えており大気もバリアによって維持されている。イメージとしては浮遊大陸が近いか。 この作品には世界各国のコロニーがあるが、どいつもこいつも他に類を見ないトンデモ形状となっていてそんなのがいくつも宇宙を漂っているという地獄絵図凄まじい光景となっている。 当然だが他作品でこんな形状のコロニーは存在せず(*2)、ある程度ならハチャメチャが許された当該作品だからこその設定ともいえる。というかしてたまるか! 天秤型 コズミック・イラに登場するコロニーの形状。 L5に建造された新世代型コロニー「プラント」がこれにあたる。 天秤といっても皿部分を両側に広げたような形でありどちらかと言えば「砂時計型」に近く、実際作中でも砂時計に準えられる場面がある。 直径10kmの砂時計の底面が居住空間となり、それぞれの底面から30km地点にある中央部分が宇宙港として機能している。 中央部分には円盤型のミラーがあり、これが採光と昼夜の再現を行っている。これ全体が回転する事で疑似重力を発生させている。 プラント市民にとっては寄るべき母国にして国土であり、また象徴とも言えるためか、ザフト・プラントのロゴマークもよく見るとこの形状のコロニーに似たものになっている。 『SEED』終了からの2年間にL4に新造の工廠プラントが建設されている様子があり、コーディネイターの能力によるものか天秤型の利点なのか、かなり短期間で建設できる模様。 【コロニー暮らしの利点と問題点】 建造物から空気、水、植物などコロニー内に存在するモノ全てが人工的に調整されて生み出されたもののため、地球上と比べて自然環境自体は非常に良く、地震や台風のような大規模な自然災害や環境汚染に巻き込まれることはない。 現実の地上では昨今猛威を振るう熱中症や逆に凍傷と言った気温・湿度に起因する傷病も日常生活を送る上では無縁と思われる。 目的に特化したコロニーの作成・維持も容易。 たとえば暑い地域で育つ作物を作りたいときには コロニー一基を丸ごとその農産物向けに調整することで かなり効率的に農業が可能になる。地球側との取り決め上セーフ扱いされるかは別として。(*3) 同様にコロニー内を人工の海にすることで海洋生物の養殖管理も可能。 なお宇宙世紀の地球上では海の汚染のためにクジラは絶滅しているがコロニーでは養殖技術が確立しているため、 人造世界であるコロニーの方が自然や生物に触れ合う環境を構築できていたりもする。 変わったところでは『水星の魔女』前半クールでは「コロニーまるごと1つがすべて1個の『モビルスーツの専門学校』」というものが登場。ストーリーもこのころは基本的にコロニー内だけで展開しており、事実上放校されたグエルですら、途中まではコロニー内で野宿を選択していた。一種の全寮制学校と言えるか。 無論、後ろめたい物事に特化した環境を作ることもできなくはない…。 しかし人工物である為、どうしても利点を上回る多くの問題点が出てくる。ざっと挙げるだけでも以下のものがある。 耐用年数がある コロニーに限らず人工物には必ず付き纏う最大の問題で、もしも破損や老朽化などで修理不可能として放棄された場合、住民は全て難民に成る。 他のコロニーに移れば良くね?と思われがちだが、そもそもコロニーは面積が限られていることから居住制限があるため、数千万〜1億人超えの難民の受け入れ先などそう簡単に見つかるものではない。 例としてジュドー・アーシタの故郷、シャングリラコロニーは戦火の影響もあって老朽化が進行していたが、コロニー住民の税金で本当に保守点検が行われていたかどうかハッキリしない。少なくともシャングリラ組の皆はあまりそうは思っていなかったようだ。 また『シルエットフォーミュラ91』では古すぎてそもそも人がいるかどうかすらよくわかんないコロニーが存在してしまっているらしき描写があり、作中ではジオン残党の生活拠点になっている(*4)ことが(偶然主人公たちの艦が停泊することにしたため)はじめて発覚する展開があった。 大気の自浄作用が地球より低い 建造物の内側に人が住んでいる関係上コロニー内の空気清浄を行う機器や設備が必要不可欠で有り、大気汚染の原因となる二酸化炭素を発生させる内燃機関や焚火等がコロニーでは使えない。 このためコロニーでは工場排気の出る煙突(*5)、ガソリンエンジン、石油ランプ、煙草と言った類の品物が存在しない世界になる。『1st』『Ζ』とかでエレカー=電気自動車が当然みたいな発言が見られるのも、コロニー住みの場合はガソリン車が普及してるだけで致命的だからも一因なのだろう。 『機動戦士ガンダムF90FF』では大気汚染の許容を杜撰にした結果、非常に汚染された空気の中で生活することとなった工業コロニーが登場している。 宇宙放射線、有害微粒子の遮断 宇宙空間には多数の放射線が飛び交っている為、それらを遮断する技術が求められる。 機動戦士ガンダムAGEの小説版では、ヴェイガン住民の短命の原因となっている死病「マーズレイ」はテラフォーミングの一環として行われた土壌改良プロジェクトの失敗により火星の地表面に発生した有害な超極小粒子が原因とされるが、この有害微粒子はフェムトやアト等ナノサイズよりも小さい為、磁気フィルターやプラズマフィルターを通しても完全には除去は出来ないものとなっており、少なくとも『AGE』世界観では実害が出てしまっている。 またこの世界観では解決法が「有害粒子が巻きあがりそうなたびに磁気調整ビームを撃ち込んで流れそのものを調整する」という悪く言えばいつものAGEシステムの発想と提案泥縄的・対症療法に過ぎないものであり、どうやらそもそも根っこから遮断するというのは(少なくとも月刊HJの短編における時系列では)諦めざるをえなかったようだ。 防災・防衛 人工物である以上、事故やテロの被害には極端に弱い。 万が一外壁に穴が開けば空気が宇宙へ吸い出され、住民の命に関わる事態に直結してしまう。 例として機動戦士ガンダムAGE最序盤のヴェイガンによるコロニー「ノーラ」襲撃時には崩壊するコロニーから住民を救出するために戦艦で住民を収容したコロニーのセンターコアを引き抜き脱出するという方法が取られているが、毎回このようなリスクの高い方法が取れるわけもないため(*6)、どのシリーズでも戦闘によって穴が開く等の被害とそれを防ぐ為の駆け引きはお約束の展開である。 また、コロニー内でビームライフル等の使用も厳禁であり、扱うとしても出力を抑えられるモデルや実弾兵器を主体の機体を配備せざるを得ないことも多い。 なのだが味方側のガンダムがこれをやらかしちゃう事もあるし、それを敵側に説教されることもある。逆にあえて撃っちゃうんだなぁこれがした人もいた。 他にも毒ガスや武装集団、MSや大量殺戮兵器の襲撃がなされた場合、住民の逃げ場所が宇宙しか無いために、住んでいる人達の壊滅は必至となってしまう。 彼らをできるだけ戦艦に詰め込んで脱出するというのもガンダムシリーズでは度々描かれるが、人情的な事以外では苦労するだけというものもまた多い。 廃墟化・デブリ化 …で上記のように事故が起きた場合、その後の処理も大変である。口さがない言い方をするとコロニーは廃棄されると宇宙の粗大ごみになるからだ。 宇宙を漂うだけならまだしも下手すれば地球や周りの星の重力に引っ張られて落っこちたり、テロリストなどの隠れ蓑になったり、最悪の場合は質量兵器として「再利用」されてしまう。 果ては悪人ではない人物がこういった廃コロニーにこっそり暮らしていた作品すらある(*7)。 とはいえそれは特殊ケース。基本的には大きな建造物の為、事故や事件などで住む人間がいなくなった場合は大抵の場合は放置される。中にある遺体と共に。 処理や解体にも時間や金が掛かる上に人の遺体がある場所なんか行きたくないだろうし、こうして機能停止したコロニーはずっと宇宙を彷徨い続けるのだろう。 ユニウスセブンは廃墟兼墓標として『機動戦士ガンダムSEED』では水の補給場として利用できたが、続編の『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』にてテロリストらにコロニー落としに使われてしまった。 居住者の地球環境への適応 コロニーは高温多湿だったり雷雨等の自然現象が殆どなく快適に保たれているため、コロニー居住者が地球を訪れた場合、地球独自の自然環境に上手く対応できないことが多い。 他にも害虫、害獣の類にも頭を悩ませてる事が多く、初代では「時間よ、止まれ」で「虫のいない、清潔なジオンの本国」なんて言われたり、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY』等では「夜に飛び回る虫はナチュラルの次に厄介な敵」とまで言い放たれている。 逆にこの作品では仲良くなったアースノイドからの話で地球に憧れを持ち、リゾートで楽しむために海で泳ぐ格好で行ったら四季を理解しておらず冬だったせいで寒さに見舞われた…という者もいる。曰く「やっぱりコロニーがいい」との事。 これに限らず「四季をよくわかっていない」コロニー産まれは少なくとも宇宙世紀ではまあまあ珍しくないようで、映像作品でも『ポケ戦』バーニィの失言(12月のシドニーを「雪景色」と表現する。北半球・南半球の知識、つまり「赤道より南は以北と春夏秋冬が半年ズレている」知識が当然ある地上生まれの軍人の雑談としては明らかに矛盾(*8))あたりが著名か。 ただ、アルにこの件を煽られるのは『ハイブリッド4コマ大戦線』の派生ネタ。確かにアルの中の人は後で連邦軍側の軍人やったけど。 【コロニー建造・管理を行う組織】 宇宙世紀シリーズ コロニー建造を行う組織は主に地球連邦政府の一機関にあたる「コロニー公社」か民間企業の2種類が存在する。 コロニー公社はその名の通りスペースコロニーの建造・移転・維持管理などを行う組織で、「公社」と言う通り、地球連邦の管轄下にある。 というか、戦前までは「コロニー管理省」という名前で、連邦の組織機構の一部だった。官僚と技術者が協力する半官半民の組織。 スペースノイドの生活はこの組織に掛かっている。そしてこの組織を連邦が管理しているため、連邦がスペースノイドの生活を維持していると言っても過言ではない。 なお、コロニー住人にコロニーの簡易メンテナンスを義務付けていたり、各種税金等から住人の多くからは嫌悪されていた模様。しかしコロニーをカネも労力も費やさずに維持できるとでも思っているんだろうか。 宇宙世紀0200年代時点でも存在が確認されているが、エアロックのセキュリティ管理が非常に緩いなど意識の低い管理体制となっている様子が見られる。 連邦もこの責務を重視しているようで、地球圏最大の企業・アナハイムですら、コロニー公社のシェアを奪いコロニーの維持管理を行うことはできなかった(部品の提供などでは関わっているが、それでもシェアは低いらしい)。 また民間企業が建造・所有するコロニーの場合、そのコロニーの支配者層が企業の上役ばかりとなり、住民は労働者として使い潰されることもある。 未来世紀 各国が宇宙移民の気運の高まりを受けて自国主導でコロニーを建造・管理をしている。 日本列島型などただでさえぶっ飛んだ形状が多いが、大きな特徴として宇宙で組み上げるのではなく地上で建造して打ち上げるというトンデモ手法で建造されたという点。 これは無茶苦茶やってる未来世紀でもさすがに無理があったようで打ち上げによる電力不足により人命が失われている。 コズミック・イラ プラントが大西洋連邦・ユーラシア連邦・東アジア共和国の3国の出資により建造された。 建造後の管理はプラント側で行われているが、「理事国」となった上記3国がプラント運営に対し強い政治的発言力を持っている。 特に地球側への「生産ノルマ」はプラント側にとって重い負担となっており、プラント、ひいてはコーディネイターの反発を招くこととなった。 西暦 当初は三大国家群のうち、ユニオン、人類革新連盟(人革連)にてコロニー開発が行われていた(AEUは合議制に伴う意見の不一致が多いため宇宙開発で遅れを取っていた)。 しかしユニオンは過酷な労働環境故に労働者間に犠牲者が続出し、その不満が蓄積し労働階級を中心としたテロが誘発しており、人革連はコロニー内での戦闘禁止条約を逆手に取り、戦災孤児を拉致して人体実験・人体改造を行う「超人機関」を秘密裏に設置するなどかなり後ろ暗い状態となっている。 『劇場版』ではコロニー公社が開発を進めているが、労働者は2ndでの旧連邦政権時に強制移民させられた者達が多く、裏で不正も行われている疑惑も出ている。 ポスト・ディザスター コロニーは各経済圏の統治下にあり、コロニー自体も経済圏傘下の企業の所有物となっているが、スマホアプリ「ウルズハント」にて四大経済圏全部でコロニーの管理・改修・建造業を展開する巨大企業「オムデン・コロニー・カンパニー」が登場。 1000億メリアというコロニー一つが建設できるレベルの金額すら「たかだか」とあしらうレベルの超巨大企業で、コロニー警備事業を建前に多数のMSを所有しているが、警備以外の目的や荒事専門の傘下企業の存在など黒い噂は絶えない。 【各シリーズにおけるスペースコロニー】 ◆宇宙世紀(U.C.)シリーズ、リギルド・センチュリー(R.C.) 宇宙世紀のスペースコロニーのほとんどは上記の通りシリンダー型(島3号)で3枚の採光ミラーを持つ「開放型」だが、サイド3だけはミラーのない「密閉型」(採光ミラーの代わりに人工太陽灯を光源に用いるタイプ)が主流である。 ちなみに開放型コロニーの採光部は「河」と呼ばれている。『戦場の絆(無印)』あたりの経験者であれば、リボー・コロニーのこの「河」…下がガラス張りのお堀でドンパチした記憶がある人も多いであろうか。 小説版などで詳しく触れられているが宇宙進出初期の頃は1万人程度の住民を賄う小型の「島1号」コロニーから始まり、 それを足がかりに数百万人を住まわせられる島3号コロニーを開発して1年戦争の時点でそれらがコロニーの主流なっている。 ただし旧式の島1号タイプのコロニーも辺境に追いやられたり長距離航行時の中継拠点としてわずかに残っている。 ジオン残党…どころか『Z』のエゥーゴや『逆シャア』のネオジオン艦隊も連邦にバレずに戦力を整える隠れ蓑としてそういう辺境の小型コロニーに隠れていたとされている。 『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』では、一年戦争後のコロニー再建計画でのコロニー移送シーンが描かれているが、シリンダー型コロニーを2基1組にして、互いに逆回転させることでトルクを相殺している。 他作品ではそのような描写は見られないが、これは実在する「オニール・シリンダー」の設計と同様の構造である。 『機動戦士ガンダムUC』ではコロニービルダーと呼ばれる密閉型コロニーを建造する円盤型の巨大プラント「メガラニカ」が登場しており、建設途上のコロニーの一端に蓋をするように取り付いたコロニービルダーが地下鉄の掘削工事の要領でパネルを次々とレールで送り出して繋ぎ合わせていく多層構造のコロニー外壁の構築と、それを追って内装工事と住民入居が並行的に進められていく過程が描かれている他、『機動戦士ガンダムF91』では直径数km隕石に直接コロニーを接合することで資源採掘と居住区建設を並行して進める「フロンティアI」が登場している(*9)。 なお、宇宙世紀において最も後年代が舞台となっている『G-SAVIOUR』では物語開始以前の地球連邦崩壊に伴ってコロニーは「スペース・セツルメント」という呼称に改められており、旧連邦派は地球寄りだったサイド2、3、5、7とまとまったセツルメント国家議会、サイド1、4が月と共にセツルメント自由同盟を形成している そのさらに未来の時代を描いた作品『ガンダム Gのレコンギスタ』では再びスペースコロニーの呼称が使われている。 サイドとバンチ 宇宙世紀シリーズでは各コロニー群は建造宙域を「サイド」と呼称しており、スペース・コロニー1基を「1バンチ」とし、1サイドは36〜40バンチ、合計13億人が居住するとしている。各サイドの愛称は初期設定からすでに使用されており、サイド7のみ「トア」から「ノア」に変更されている。 初期設定では各サイドは建造順に番号が振られており、最も遠いL(ラグランジュ)3点付近のルナツーを含めて6つのサイドが配置されていたが、派生作品の増加により設定が盛られまくった現在ではルナツーは7つ目のサイドにあたるサイド7と共にL3点付近に配置され、それ以外のサイドも月とのラグランジュポイントに存在する設定となっている。 ちなみに『機動戦士ガンダム』とそれ以降の作品では一部のサイドの場所と番号が変更されているが、これは一年戦争後のコロニー再生計画の結果によるものとされている。 作品によって異なるが、1つのサイドで1億〜20億人程度の人口を持つとされ(*10)。 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では1つのサイドで1億2000万人前後の人口とされているが、その影響で地球環境の悪化に歯止めが掛からず、地球上に大量の難民が発生しており、莫大な巨費を投じてまでスペース・コロニーを建造するよりも砂漠地帯やツンドラ地帯を開発し、人が住める環境を作る方が良いのではないのかという意見も一部に出ている。 ちなみにバンチの語源は「まとまって固まる」などを意味するBunchから取った説とそのまま番地から取った説がある。 富野由悠季が書いている小説版では「基」という字に「バンチ」とルビを振っており、語源は不明だが建物などをイメージして1基、2基と数えるもののようだ。 各サイド サイド1(ザーン) 月と同軌道で月より後方のL5点付近に存在する人類が最初にスペース・コロニーを建設して宇宙移民が開始された宙域。 一年戦争の緒戦で大きな被害を受け、またジオン軍の宇宙要塞ソロモンが置かれている。戦争終盤の連邦軍によるソロモン攻略戦では主力であるティアンム艦隊が、コロニーの残骸に隠れてソーラシステムを設置し、ソロモンめがけて照射している。 『機動戦士ガンダムΖΖ』の序盤の舞台となった他、『機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST』ではザンスカール戦争後は住人のほとんどが政治に参加するほどの余裕がなく生存していくのに精一杯となり、仮に選挙をしても票がまとまらずに誰が当選したとしても文句が出る状況なため、全権限を委任した「行政執行機関代行官」によって統治されている。 ▽主要コロニー一覧 1バンチ(シャングリラ) 史上初のシリンダー型スペースコロニー。外殻には「1」という数字が大書されており、「シャングリラ」とは「楽園」を意味する。 『ΖΖ』の主人公ジュドー・アーシタ達の出身地でもあるが、宇宙世紀0088時点ではジュドーの両親が出稼ぎしなくては家族を養えないほど経済状態は悪化し、自転速度に遅れが生じたままだったり気象コントロールをほとんどせず何ヶ月も雨を降らせないなど行政のサービスレベルが低下していた。 ジャンク品を取り扱う中小企業やその下請けの個人のジャンク屋が多く存在し、コロニー内部はスクラップの山が多数存在している。 3バンチ(エデン) バナージ・リンクスの出身地。 13バンチ 一年戦争で最初に犠牲となったコロニー。 30バンチ 0085年に連邦政府に対するデモが行われていたためにティターンズによりコロニー内に毒ガスを注入されて住民全員が死亡した「30バンチ事件」が発生したコロニー。 連邦政府は激発性の伝染病の流行として発表したが、殆どのスペースノイドは信じておらず、反連邦組織「エゥーゴ」が誕生し後のグリプス戦役の遠因となる。 事件後はティターンズによって封鎖されており、内部は腐り果て首が自重で落ちている等のミイラ化した住民の遺体が散乱している。 アイランド・イーズ、アイランド・ブレイド 『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』に登場。イーズは『戦場の絆』プレイヤーからは「伊豆」の通称で呼ばれていた デラーズ紛争の最中にコロニー再生計画によりサイド1からサイド3へ移送中だったところをシーマ艦隊に制圧され、コロニー落としに使用される。 「ブレイド」はミラー1枚の損失による重心の変化で「イーズ」と衝突し、「イーズ」は月への落下軌道に乗るが、本コロニーは宇宙の深淵に向かって宛もなく漂うこととなる。 ムーンムーン サイド1付近の隕石群の中にある小さな球型コロニー(島1号型コロニー「バナール1」とされる)。 元はサイド1建設のために設立された開発基地で、サイド1建設終了と共に放棄されたが、密かに残留を続ける者や不法移住者が集まって生活を続けており、外界との接触を断って狩猟採取レベルにまで退行した独自の生活様式を営んでいる。 科学技術の精髄たるスペースコロニーの中に居住していながら、「科学技術を捨てて自然と共存する」ことを理想とする矛盾した「光族の教え」が広められ、この教えを他コロニーに武力を持って広めるか否かで争いが起きている。 『機動戦士ムーンガンダム』では、コロニー建設が軌道に乗ったあとは民間に払い下げられ丸ごと遊園地にする予定だったが、初期型コロニーのため放射線対策が不十分で恒久的使用には耐えられないとの政治的判断により、売却は取り消されたとされる。 また0091年には、放射線により住民の疾病率が高いにも関わらず、「光族の教え」を盲信する余り疾病にも民間療法レベルの対応しか出来ず、若い世代は通信機や電波の存在すら知らず、外界と連絡する場合は宇宙船で先方に直接出向かなければならないなど、さまざまな問題が発生している。 更に後年の『機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST』では、ムーンムーンの住民たちは長年の自然回帰志向から、ザンスカール戦争のどさくさに紛れて地球に土地を手に入れ帰還するが、上記の問題点の記述のように宇宙育ちが地球の自然環境で暮らすことは過酷で、コロニーと大差ない環境である海底都市「リュグージョ」に引きこもっており、0169年には木星共和国タカ派との取引で再び宇宙に上がろうとする支配者層と地球に順応し残留を希望する「地表同盟」の間で諍いが起きている。 ロンデニオン 『逆襲のシャア』において地球連邦高官とシャアが会談を行ったコロニー。 シャアとしては会談内容を守る気は最初からなかったのだがもし守っていれば戦争終結の調印会場として歴史に記録されていただろう。 アムロがクェスとハサウェイを連れて遊んでいたところをシャアと出くわし 色々な意味で この後の世界に大きく関わる事件の現場でもある。 『ベルトーチカ・チルドレン』ではアムロがロンド・ベル隊の任務のため宇宙で活動する間はここに家を持っていたようで ベルトーチカと 愛の巣 でセックスしまくった直後から物語本編が始まることになる。 このためアムロにとってはベルトーチカと暮らすロンデニオンにいきなりシャアが現れたという時点で生理的に嫌悪感を覚えてブチ切れた。 ネオ・1バンチ 『機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST』に登場したコロニー...だったのだが、本作の敵「讃美歌の国」の盟主である「首切り王」がネオ・1バンチへの攻撃=実質的な無差別虐殺を宣言。対する地球連邦軍は特殊部隊キュクロープスがその防衛に当たる事になったが、キュクロープスを指揮するアーノルド・ジルベスターはその戦闘を利用してネオ・1バンチに集まった難民の口減らしを画策する暴挙に出ようとする。 この事実を知ったアッシュ・キングは首切り王、連邦、どちらに白旗を上げようが無差別虐殺が起きると判断、コロニーに住む9000万人の住民を救うべく思索を尽くすが「コロニーごと地球に降りられればいいのに」と仲間の口から出た言葉でコロニーごと地球に降下する「コロニー降ろし」を思いつく。 幸か不幸かネオ・ジオンによるダブリンへのコロニー落としが主な参考となり、コロニーの構造や使用されていたバイオ素材など偶然に偶然が重なり計画は「無理」から「ほぼ完全に博打に近いがいけるかもしれない」確率で進行。 数々のトラブルこそあったが無事にキャリフォルニア湾への「着陸」に成功した。 歴代ガンダム作品では初の、コロニー落としが「人の生命を守る」ために利用されたケースである。 サイド2(ハッテ) 月と同軌道で月より前方のL4点付近にある。 一年戦争開戦時の一週間戦争にてジオン軍が容赦なく行った核攻撃や毒ガス注入により壊滅状態となるが、宇宙世紀0087年頃には50バンチ程に再建され、建造途中のコロニーもある。 グリプス戦役中はサイド2全体が中立を表明しているが、0149年にザンスカール帝国が建国されている。 また『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』や『機動戦士ガンダム戦記 Lost War Chronicles』の登場キャラクターの出身地でもあり、日系が多いのも特徴。 ▽主要コロニー一覧 8バンチ(アイランド・イフィッシュ) 一年戦争緒戦のジオン公国軍によるブリティッシュ作戦に利用されたコロニー。『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では「首都バンチ」とされる。 当時の人口は約2000万人で、『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』の主人公シロー・アマダの出身地でもあるが、毒ガスにより住民2000万人が全員死亡し、ジオン軍に核パルスエンジンが取り付けられてジャブローに落下させるが連邦軍艦隊の必死の抵抗で分解し予定コースから外れ、最も大きい先端部がシドニーへ落下した。 コロニーの残りもバイカル湖や北米、ヨーロッパに降下。また、海上に落下した残骸が大津波を引き起こし、連邦海軍にも壊滅的な打撃を与え、わずか1週間で30億人ものアースノイドやスペースノイドが命を落とし、アースノイドの中にはこの一連の事件の影響でPTSDを患う者も少なくはなく(というかシローもこの一件における家族が全員死亡・故郷消滅が文字通り価値観に強い影響を与えている(*11))、「空が落ちてくる」という表現で評された。 13バンチ(モルガルテン) コロニー内にアルプスの風景が再現された観光コロニー。 『Z』ではハマーン・カーンがミネバ・ラオ・ザビを静養に連れて訪れていた。 18バンチ エゥーゴに対して協力的だったコロニー。 コロニーレーザー・グリプス2の試射に巻き込まれ壊滅してしまう。 21バンチ 前話の18バンチに続いてティターンズの攻撃の犠牲になったコロニー。 グリプス2を移動させるための陽動作戦のために毒ガス攻撃が行われてしまう。 サイド3(ムンゾ) ジオン公国発祥の地。 月を隔てた反対側で、地球からは最も遠いL2点付近にあり、L2点付近にはジオン軍の宇宙要塞ア・バオア・クーが置かれていた。 ジオン・ズム・ダイクンによってサイド3にジオン共和国が建国された後、サイドに存在する開放型コロニーを密閉型コロニーに改造し、工業生産能力と人口の収容能力等を他のサイドよりも増強させられている。 ア・バオア・クー陥落によりジオン公国改めジオン共和国と連邦政府と終戦協定締結後は最も工業生産能力を温存していたサイドとしてコロニー再建計画等に関わることとなる。 宇宙世紀0100年に自治権を放棄して消滅したが、『機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST』では、0169年にジオンの後継を名乗るザビ・ジオンやハイ・ジオンなど4つの勢力が覇権争いを繰り返している様子が描かれている。 ちなみにミネバ・ラオ・ザビ曰くここのたこ焼きは絶品らしい。…があくまでスパロボ設定…どころか初出はこの作品で元ネタはこれなので原作には無関係と見てよい。 前述の通りコロニーの方が地球よりも新鮮なタコや良質な小麦粉を作れる可能性自体はあるのだが… ▽主要コロニー一覧 1バンチ(ズム・シティ) ジオンの本国としてズムシティ公王庁が置かれ、サイド3の政府高官・高級軍人・名家が多数居住している。 一年戦争ではア・バオア・クー、ソロモン、グラナダを本国に対する防衛拠点とし、それらを結んだ線を防衛ラインとして成立させ、万全の防衛体制をとっていた。 3バンチ(マハル) ソロモンが地球連邦軍に攻略された一年戦争末期には後(8月や攻略戦前の説あり)にはコロニーをソーラ・レイへ改造するために住民を強制疎開させている。 『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』CDドラマではシーマ・ガラハウの故郷であることが語られ、コロニー公社からの建設や補修の下請けをしていた男性達が半ば強制的に海兵上陸部隊へと集められ、住民の中にはジオン公国に対する戸籍登録さえ行っていない者も存在する貧困層が多いコロニーとされている。 初期作品ゆえか、初代アニメ版では「人口百万」、劇場版では「人口数百万」と、他のコロニーと比べるとおかしいぐらい人口が少なかったりする 24バンチ(タイガーバウム) 『機動戦士ガンダムΖΖ』で登場した観光用コロニー。外壁には龍がデカデカと描かれ、内部は香港など往年の中国を模している。 ここを支配するスタンパ・ハロイの庭にはジュドーたちに「成金趣味」「アナクロニズム」と評された、東アジア風にアレンジされたジオンMSのコレクションがある。 ちなみに一年戦争の頃から中立を宣言していたという設定があるらしい。……ホント? コア3 『機動戦士ガンダムΖΖ』で連邦との停戦交渉でサイド3を手に入れたハマーンが本拠地としたコロニー。バンチ名は不明。 ハマーンの手で鉱山小惑星キケロをくっ付けられたり、ネェル・アーガマに砲撃されたり、グレミーがアクシズをぶつけたり、回避したモウサが軌道を変えて結局ぶつかったり……と散々な目にあっている。 サイド4(ムーア)→新サイド6 L5点付近にあり、一年戦争緒戦で壊滅的被害を受けたため、コロニー再生計画により名称がサイド6に改められている。 ソロモン攻略戦では連邦軍ワッケイン艦隊がこのコロニーの残骸に紛れつつ前進、陽動作戦を行った。 『機動戦士ガンダム サンダーボルト』では、首長を務めるフレミング家と同家が経営する企業体「フレミング・インダストリー」によって運営・統治されている企業国家といえる形態とされる。 周辺宙域は一年戦争時はコロニーや艦船の残骸が密集して絶えず放電を起こしていることから、「サンダーボルト宙域」と呼ばれており、ア・バオア・クーへの補給路として制宙権を握るジオン公国軍スナイパー部隊と宙域奪還を目指す元ムーア居住者たちで編成された連邦軍のムーア同胞団による戦闘が行われている。 『機動戦士ガンダムNT』では、宇宙世紀0097年時には周辺宙域で不死鳥狩り作戦及び袖付きとの戦闘が展開され、宙域内のヘリウム3備蓄基地がIIネオ・ジオングによって大規模な臨界爆発が生じかけるも、ユニコーンガンダム3号機 フェネクス らによって未然に防がれている。 なお、ゾルタンは新サイド6を「一貫して中立を保ってきたサイド」と劇中で称しており、旧サイド6と混同して覚えていた様子。 公式からのフォローとして「メーティスの所在地は不明」と説明されたこともあるが、劇中のモニター表示ではキッチリ表示されており、実際には描写ミスである。 ▽主要コロニー一覧 18バンチ(メーティス) 学園都市コロニー。人口はU.C.0097年時に1500万人と比較的小規模。 U.C.0097年にコロニー内部でナラティブガンダムとシナンジュ・スタインとの戦闘が発生し、市街地とミラーに大きな損害を被った。 先述の通り、所在地の設定がややこしいことになっているコロニー。 サイド5(ルウム)→新サイド4(フロンティア) L1点付近にあり、一年戦争の緒戦で行われた艦隊戦「ルウム戦役」によりほとんどのコロニーが壊滅している。 一年戦争後はコロニー再生計画によって名称がサイド4に改められているが、旧サイド5付近の暗礁宙域にデラーズ・フリートが本拠地を築いている。 『機動戦士ガンダムF91』では宇宙世紀0110年代から「フロンティア・サイド」と呼ばれ、新技術のコロニーが建造されて開拓者の入植も激しい宙域となる。 0123年には貴族主義に基づいた国家コスモ・バビロニアが建国され、一時的に連邦の管理下から離れたが、その後復帰した模様。 しかし、後の宇宙戦国時代ではどうやら存続したようである貴族主義に基づいてネオ・コスモバビロニアが建国され、国王を中心とした体制や領主といった概念が存在している。 ▽主要コロニー一覧 首都バンチ(ミランダ) ルウム戦役直前に連邦派とジオン派の住民の衝突が発生していた。 またセイラ・マスは当時ミランダ中央病院に勤務していた。 インダストリアル7 旧サイド5宙域に設置された密閉型工業用コロニー。コロニーの中では珍しく管理・運営はアナハイム・エレクトロニクス社が直接行っている。 0096年時点ではまだ未完成で、コロニービルダー「メガラニカ」によって拡張・造成の最中であり、アナハイム関連企業があるほか、新兵器開発の秘密工場が置かれており、ユニコーンガンダムが極秘裏に開発されていた。 テキサス テキサス州を模倣した観光コロニー。シャア・アズナブルとセイラ・マス兄妹が一時期身を寄せていた。 一年戦争の長期化に伴い軍事的価値の判断から連邦・ジオン共に見捨てており、太陽光を吸収するコロニーのミラーが働かずコロニー内部は荒廃している。 フロンティアⅠ 資源コロニーで、鉱物採集用の小惑星が接続されている。 サナリィの研究機関があり、ガンダムF91の最終調整が行われていたが、クロスボーン・バンガードによる侵攻の際にバグによる無差別殺戮がおこなわれる。 フロンティアⅡ アナハイムの工場が並ぶ工業コロニーとされる。 フロンティアⅢ フロンティア・サイドの食糧庫である農業コロニー。 フロンティアⅣ フロンティア・サイドの中心。0123年時点でもまだ完成しておらず建造が続けられている。 政庁が置かれている中心部はヨーロッパ風の街並みで移住応募枠を超過するほど人気が高いが、郊外には労働者向けの無機質な団地が立ち並ぶ。 クロスボーン・バンガードによって制圧された後はコスモ・バビロニアの建国宣言が行われた。 ニューマンハッタン 『G-SAVIOUR』に登場したセツルメント。 その名の通りかつてのマンハッタンの街並みが再現されており、自由の女神像のレプリカも設置されている。 一応はセツルメント自由同盟のセツルメントだが、モチーフであるマンハッタンと同じくインターナショナルな気風にあふれた人種のるつぼである。 ここのサン・シモン劇場にイルミナーティの本拠地が存在する。 サイド6(リーア)→新サイド5 L4点付近にあり、一年戦争序盤に中立宣言を行ったサイドで、戦後のコロニー再生計画により、名称がサイド5に改められている。 陣営を問わず各地の政財界や軍部など各界の首脳とその子供が多く住んでおり、下手に攻めれば自陣営の内部崩壊をもたらしかねず、商工業が盛んであるため両陣営に武器の部品類などを輸出し、連邦に対しては農作物も輸出しているなど政治・工業力に秀でていたことから中立を貫き通せたとされる。 ▽主要コロニー一覧 8バンチ(パルダ) 一年戦争中にホワイトベースが立ち寄ったコロニーで、アムロ・レイがテム・レイと再会し、アムロとララァ・スン、シャアが初めて直接対面したコロニーでもある。 リボー 『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』の舞台。 地球連邦軍が極秘に基地を設けてガンダムNT-1の実験場としていたため、ジオン特務部隊の「ルビコン作戦」によって死者246名、重軽傷者572名を出している。 サイド7(ノア→グリーンオアシス) 月と同軌道で地球から見て月とは正反対のL3点付近にある。 一年戦争勃発の2年前から建設が開始され、L3点付近には地球連邦軍の宇宙要塞ルナツーが配置かれている。 一年戦争終了後に再建され、グリーン・オアシスと改称されるがティターンズの拠点が置かれ、『機動戦士Ζガンダム』においても物語の発端の場所となっている。 しかし、その後も戦乱で既存のサイド再建に人手を取られて新規のコロニー建造が出来ず、コロニー1基だけでは生活物資の自給自足もままならないため、ザンスカール戦争以降の時代にはルナツー近辺に移設されている。 ▽主要コロニー一覧 1バンチ(グリーンノア1) 一年戦争当時、V作戦により開発されるMSの性能試験等を行う施設を極秘に建造していたコロニー。 このコロニーが選ばれたのは、当時はルウム戦役等で殆どの宙域がジオン軍の制圧下に置かれていたため、本コロニーのみが連邦軍の勢力下にあったためで、表向きは疎開地のような扱いをされており、連邦は住民は老人や子供ばかりの環境を隠れ蓑としていた。 『1st』第一話でのアムロの戦闘等で半壊し、住民を避難させた上で機能停止。復旧したのは一年戦争後となる。 そして『Z』本編時点におけるカミーユ・ビダンの居住地、つまり 2作品続けてガンダム主人公の始まりの地 に選ばれた栄誉あるコロニーである。 つまり 2作続けてガンダムの初陣の巻き添えで破損した ということなのだが。 2バンチ(グリーンノア2→グリプス) 前述の通りグリーンノア1は『Z』の時点では民間人居住用のコロニーだったのが、後からティターンズが進駐しており昔からの住民には嫌われていたところ、 そのティターンズがさすがに民間人も暮らすコロニーでは機密上行えない行為(例えば新型ガンダムの試験とか)をするために ジオンの余ったコロニーなどをかき集めて新造したのがこのノア2。 ティターンズ側のコードネームはグリプス(*12)で次第にそちらの呼称で定着する。 建造時点でティターンズの拠点として産まれたコロニーで本来であればグリーンノア1のティターンズ基地もこちらに移す予定だったが グリプス戦争の激化によりコロニーレーザーに改修されて「居住地」としてのグリプスは消失する。 スウィート・ウォーター 『逆襲のシャア』でシャアが本拠にしていたコロニー… ではない。 (あちらはサイド5近郊にあるらしい) 『Z小説版』においてエゥーゴの根拠にしていたコロニーでおそらく名前だけを再利用して逆シャアにも出したと思われる。 こちらは宇宙進出黎明期の古くて小さなタイプのコロニーを現在も活用したもので人口は1万人程度の小型かつ、 「歩いたら床が軋みそうな錯覚を覚える」とシャアが感じるほどに古いコロニー。 この「小規模で古くて連邦の目が届きにくい」という性質を利用してアーガマやリック・ディアスの建造と最終チェックまでをここでやっており、 シャアもリック・ディアスの「初飛行」をこのコロニーから行い、『Zガンダム』の物語の幕が上がることになる。 サイド8(ガイア) 『G-SAVIOUR』後半の舞台となったサイド。 新サイド4と同じL1点に位置する。 当初はただの自治区扱いだったが、ガイアの光事件を受けて正式にサイド8として認可された。 ▽主要コロニー一覧 ガイア サイド8に最初に建設されていた唯一のコロニー。 バイオテクノロジーに長けており、そこかしこに茂る植物や木目調を多用した建築スタイルなど、スペースセツルメントでありながら自然と共存した独自の文化スタイルが築かれている。 宇宙世紀0220年代には当時深刻化していた食糧問題対策のため、生物発光体の研究が行われていた。 木星圏のコロニー アニメでは木星圏で採掘された資源を地球圏まで運搬する木星船団の名前が語られる程度だったが、漫画機動戦士クロスボーン・ガンダムで主要な舞台となる。 規模は地球圏でのサイド一つ分にも満たないが、70年以上に渡る努力と労力の結果、小国レベルの自治体が構築されるようになる。 何時頃からかははっきりしていないものの、やがて木星開拓とコロニー建設に携わってきた指導者であるクラックス・ドゥガチを頂点に、住みやすい環境である地球への羨望意識と彼の命令を絶対のものとする独裁体制が成立、木星帝国を建国し、自分たちを辺境の地に追いやった地球圏の人々から地球を取り戻すという目的の下、軍事国家となっていった。 生活スタイルは無重力状態を基本としており、重力の存在する時間は長くない。 そのため、地球の重力について本質的に理解していない人物が多く、地上用として製作されていながら重力下での運用において欠点がある機体も見受けられる。 帝国内では厳しい階級制がとられており、軍人・工作員は手の甲にナンバーが刻印され、その階級差・権限は絶対である。 一般市民であっても水や空気の割り当てが決まっており、たとえ瀕死の病人であったとしても割り当てを超えた消費は許されず、他者への譲渡も禁止されていた。 U.C.136年には木星タカ派残党がコロニーレーザーで地球を「狙撃」する「神(ゼウス)の雷作戦」を実行に移すが作戦決行の約3週間を前にレジスタンスの手によって逃がされたエウロぺ・ドゥガチが宇宙海賊クロスボーン・バンガードに拾われたことでクロスボーンに作戦の全容が知れ渡ったのを機に7機のMSによる総攻撃を受けコロニーレーザーごと破壊された。 ◆未来世紀(F.C.) 従来のガンダムシリーズとは違い、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』放送までは全シリーズで唯一「地球<コロニー」の構図で地球の主権はコロニーが握っていた。 これは地球の環境汚染の進行によって各国家群が地上を離れ、国家の中枢をコロニーに移しているためで、各コロニー国家は「コロニー国家連合」を結成し地球の管理権を争い、四年に一度ガンダムファイトを行っている。 コロニーを宇宙へと浮上させる際には地球全土の膨大な電力エネルギーを消費したことで当時の地球では電力不足の発生に伴い多くの人命が失われ、コロニー側も全国民を受け入れることは不可能と見做したため政府高官を中心に移住者の選定を行った結果、全人類の6割が宇宙に居住し、残りの4割が地球に残された。 作中でガンダムファイト開催そのものに賛否があったのも、そもそもの原因のひとつはこの選民政策・それによる格差意識の高まりでもある(それだけではないが)(*13)。 各国家は「ネオ◯◯(それぞれの国家名)」という名称となっており、宇宙に新造されたコロニーと地球上に実在する領土全体を総括して呼称される場合もある。 重力制御システムによって遠心重力の制約から開放されている為、形状は各コロニーで大きく異なり、それぞれの国の(ステレオタイプな)イメージが反映された物になっている。 ▽主要コロニー一覧 ネオジャパン 日本列島そのもののような形状が特徴のコロニー。居住区は頑丈なシェルターのような構造になっている。 ☆終盤のネタバレ デビルガンダムに侵食されたことにより、ネオジャパンコロニーそのものがデビルガンダムコロニー(もしくはデビルコロニー)へと変貌してしまう。 これは例外中の例外な存在だが、シリーズ唯一の「ガンダム型のコロニー」と言うこともできる。むろんガンダムとしても最大級の大きさである ネオジャパンコロニーの上にのしかかるようにデビルガンダムの上半身が現れ、さらに進化を続けて翼を生やしていくなど、まさに悪魔のガンダム。 触手を地球に伸ばして地球そのものをも捕食しようとするなど、もはやコロニー落としなど比ではない戦闘力を持っている。 ガンダム連合を圧倒する悪魔的な猛威を振るったが、最後は愛の力の前に敗れてネオジャパンコロニーも解放された。 ネオアメリカ 星型をモデルとしたコロニー。 基部中央に自由の女神像が設置され、これを囲うようにラスベガスのカジノ街、ラシュモア山国立記念碑、ナイアガラの滝、ロッキー山脈などが配置される。 摩天楼があしらわれた一角は「マンハッタン戦闘エリア」と呼ばれ、有事の際に基部から分離して独立戦闘ブロックとなり、同じく分離した自由の女神像を搭載して、「自由の女神砲」として機能する。 ネオチャイナ 中華風の深山幽谷を彷彿とさせる山と枯山水をあしらったコロニー。 基部の外周を巨大な環のような構造物が襷掛けのように浮遊している。 ネオオランダ チューリップの花を中心にしたデザインが施されたコロニー。 広大な草原を再現したコロニー基部の上に配置された色とりどりの巨大なチューリップの花はひとつひとつが行政府や居住区、工業地域として機能するようになっている。 コロニー基部の外縁部には増産したネーデルガンダムが風車小屋に変形した状態で設置してあり、デビルガンダムとの最終決戦時には動員された。 ネオギリシャ 古代ギリシャ様式建築風のコロニー。 劇中に登場したコロニーの中でもかなり規模が大きく、基部中央にはパルテノン神殿に見立てた建築を囲うようにコロッセオを彷彿とさせる巨大な観覧席が構えられており、内部に多数の施設が配されている。 第1回ガンダムファイト優勝国でもあり、当時歴戦のモビルスーツパイロットが多数参加した中で、伝統格闘技バルカン柔術の達人であるヘローダ・ディオニソスが圧倒的な力で優勝したことを受け、以降ガンダムファイターは優れた格闘家から選ばれることとなる。 そもそもバルカン柔術ってなんだよ。(*14) ネオエジプト 砂漠に大小様々なピラミッドやスフィンクスが配されたコロニー。 有事の際にはスフィンクスの内部に格納されているスフィンクスガンダムが発進する。 ネオインド 古代インドの宇宙観(*15)が反映されたコロニー。 ネオフランス バラの花束を見立てたデザインのコロニー。 基部本体には湖と森林を擁した山岳地帯が広がっており、そこにヴェルサイユ宮殿をモデルとしたものを中心とする大きな白亜の宮殿群が点在している。 ネオポルトガル ボトルシップを模した巨大なモニュメントが設置されたコロニー。 ネオメキシコ ソンブレロの基部中央にサボテン型の構造物が配されたコロニー。 ◆アフターコロニー(A.C.) 「スタンフォード・トーラス」と呼ばれるドーナツ状コロニーが主流。 最初のコロニーが建造されるまでに100年近い年月を要しているが、これは未知の疾病やコロニー関連計画の失敗、紛争による遅れであるとされる。 更にスポンサーである各地上国家間の争いがコロニー間へと波及し、結果一時は宇宙移民事業が衰退しかけた。 しかし石油産業を見限りコロニー開発に注力し始めた中東諸国の仲介で調停が進められ活気を取り戻し、AC100年頃からコロニー建造ラッシュを経て多くのスペースコロニーが建造された。 AC195年頃には安定期となり、各コロニーは協力し膨大な人口を有する一大国家の様相となっているが、連合からの武力制圧を受けていることもあり大きな武力は持っていなかったが、連合やOZに対する一部の反抗勢力がオペレーション・メテオを実行したことで再び戦乱の時代に突入していく。 L1~5でコロニーが建造されているが、地球圏統一連合の設置した宇宙機雷による航路封鎖によって各コロニー間の移動に制限があり、連合による軍事的圧力が長期間加えられてきたこともあり、地球への反抗を企図する者も多い。 またトーラス型の他、MO-Ⅴなど小惑星を利用した工業コロニーも存在する。 ウイングガンダムゼロのツインバスターライフルは「最大出力ではスペースコロニーを一撃で破壊可能なほどの威力を持つ」という設定が存在するが、先述の通りアフターコロニーにおいては全長18キロメートルほどのスタンフォード・トーラスが採用されており、全長42キロメートルを誇る宇宙世紀のシリンダー型コロニーを一撃で破壊可能というのは誤解である。 コロニーよりも巨大な鉱物系の資源衛星を消滅させている描写もある上、全長18キロの構造体を一撃で爆破できる時点でツインバスターライフル…というかそれを曲がりなりにも簡単に移動および運用可能なウイングゼロという機体が危険なことには変わりないが。 各コロニー群 L1コロニー群 L1宙域に位置する作中世界史上初のコロニー群の総称。 ドクターJによりウイングガンダムが開発されたのもこのコロニー群で、オペレーション・メテオ発動時はヒイロ・ユイがウイングガンダムと共に地球を目指して発進した。 レディ・アンの攻撃でドーリアンが死亡した「コロニーC1011」やドクターJが潜伏していた「コロニーC1213」もここに存在する。 L2コロニー群 L2宙域に位置し、プロフェッサーGがガンダムデスサイズを開発したコロニー群の総称。 オペレーション・メテオ発動時はデュオ・マックスウェルがガンダムデスサイズと共に地球を目指して発進した。 L3コロニー群 L3宙域に位置し、ドクトルSがガンダムヘビーアームズを開発したコロニー群の総称。 オペレーション・メテオ発動時は色々あった末、視聴者によく知られているトロワ・バートンが選任されたことでガンダムヘビーアームズと共に地球を目指して発進した。 オペレーション・メテオ当初の計画で地球に落とされる計画だったコロニー「X-18999コロニー」もこの宙域に存在する。 L4コロニー群 L4宙域に位置し、H教授がガンダムサンドロックを開発したコロニー群の総称。 オペレーション・メテオ発動時はここからカトル・ラバーバ・ウィナーがガンダムサンドロックと共に地球を目指して発進した。 OZ宇宙軍の兵器生産基地と化した「プラントコロニー」やウィナー家が管理していた資源衛星もこの宙域に存在する。 L5コロニー群 L5宙域に位置し、老師Oがシェンロンガンダムを開発したコロニー群の総称。 オペレーション・メテオ発動時はここから張五飛がガンダムシェンロンと共に地球を目指して発進した。 五飛の一族が本拠としてOZに反抗していたコロニー「A0206コロニー」もこの宙域に存在する。 その他のコロニー OZ宇宙軍の軍事基地が置かれた「コロニーC102」、旧連合宇宙軍の本部が置かれていた「コロニーD120」、民間の「C421コロニー」等がある。 ◆アフターウォー(A.W.) 第7次宇宙戦争以前は数多くのスペースコロニー及びコロニー国家が存在していたが、宇宙革命軍が発足した事で、人類史上最悪とも言える戦争に巻き込まれてしまう。 月の裏側にある「クラウド9」を中心に発足した宇宙革命軍は自分達に従わないコロニー国家の住民を悉く虐殺か強制退去させ、第7次宇宙戦争終盤でそれら無人化したコロニーをコロニー落としに利用した(確認できるだけでも数十ものコロニーが落とされている)。 地上はコロニー落としの影響で殆どの国家が機能不全に陥り無法地帯に。地球連邦も大きくダメージを受け新体制の樹立には15年かかっている。 一方で宇宙革命軍の本拠地であるクラウド9周辺の被害は地上に比べれば軽微であり、技術レベルや生活水準は戦中から維持ないしは発展させていた。 しかしながら国力の問題か戦後は表立った行動は起こさずに沈黙。余りに動きがないので地上の人々(*16)からは、コロニー住人が生きているのかも分からない有様だった模様。 実際は内密のうちにコロニーレーザーを建造したり地球の機関に諜報員を送り込む等、見えないところでの暗躍は続けていた。 奇しくも戦後15年目にしてコロニーレーザーが完成し、地球をコロニーレーザーで砲撃する「ダリア作戦」が発動されるが、ガンダムDXのツインサテライトキャノンによる砲撃を受け発射前に破壊された。 革命軍のこの時点での支配者層も最終的にフロスト兄弟が地球軍側の主流派とセットで誅殺、結果的に多数派意見がランスローやジャミル艦長のような穏健派・停戦派に交代することになったため、ダリア作戦を鏑矢とする地球侵攻作戦は頓挫した。 ◆コズミック・イラ(C.E.) 毎度おなじみシリンダー(島3号)型コロニーがやはり目立つが、コーディネイターが中心となってL5に新世代型コロニー「プラント」が建造された。 初期に建造されたプラントの都市は全部で12個あり、各都市のコロニーは10基。なお、それぞれの都市名は月の名前が採用されている。 例えば、首都であるアプリリウス市は4月、ユニウス市は6月のこと。 『SEED DESTINY』で新しく建造された工業コロニー「アーモリーワン」はL4に位置している。 プラントはコーディネイターの拠り所としてだけでなく、様々な先端技術を生み出す重要な工業地帯としての側面も持つが、プラントの運営に関してはコロニー建設等に出資した地球の理事国が手綱を握っており、彼らから大きな縛りを受けることになった。 特に生存に欠かせない食料に関しては、プラントでの独自生産に大幅な規制、穀物に至っては生産禁止が徹底され理事国からの輸入に100%頼らざるを得ないという状態にされてしまった。 また、この頃からブルーコスモスを筆頭に先鋭化した一部の者たちが、単なる排斥運動に留まらず、 コーディネイターに関連する個人・組織・施設に対する暗殺やテロなどの凶行を巻き起こすようになっていた。 当然プラントも格好の標的となったが、理事国に非武装を義務付けられていたために対抗手段を持てず、その脅威に曝され続ける事態に。 これらの状況への不満は長らくあったコーディネイター排斥に対する反発と合わせ、コーディネイターたちの理事国への反発や反ナチュラル思想を生む源泉となり、 C.E.50にプラントの自治権と貿易自主権獲得を目指す政治結社「黄道同盟」が誕生。 当然のように理事国はこれらの運動を弾圧したが、黄道同盟は密かに存続し、その勢力を増していった。 更に最初のコーディネイターでもあるジョージ・グレン暗殺事件やS2型インフルエンザ流行等で複数の要因が重なったことでプラントと理事国(地球)の溝は益々深まり、「プラント対地球」≒「コーディネイター対ナチュラル」という地球圏を二分した対立の図式が出来上がり、プラントは軍事組織「ザフト(Z.A.F.T.)」、地球サイドはテロで首脳陣が壊滅した国連に代わり「地球連合」を組織して泥沼の戦争を繰り広げることとなる。 歴代シリーズでもコロニー(特にプラント)への被害規模が大きく、C.E.70年に農業コロニー「ユニウスセブン」が核攻撃で破壊される「血のバレンタイン」が発生。 更にその残骸もC.E.73年にザフト過激派によって地球にユニウスセブンの残骸を投下する「ブレイク・ザ・ワールド」に使われ、数多くの死者を出すこととなった。 またC.E.74年にもプラントを構成するディセンベル市とヤヌアリウス市のコロニーがレクイエムの直撃を受け多数の犠牲者を出している。 劇中以前にも過激派テロによるバイオハザードでコロニーが廃棄されるといった事件も起きている。 このようにこの世界でのスペースコロニーは普通の人間であるナチュラルとコーディネイターの住み分けとして機能しているが、中立国であるオーブの「ヘリオポリス」など、ナチュラルとコーディネイターが共存しているケースもある。 プラン卜以外のコロニー ヘリオポリス 前述のオーブ製コロニー。SEED及びSEED ASTRAYの「物語」の起点になった場所。 L3に設置されており、資源衛星の採掘基地も兼ねているため「資源コロニー」とも呼ばれ、フロンティアIと同様のコロニーと小惑星が合体したような独特の形状。 キラたちはオーブの国民として学生生活を送っており、戦乱とは無縁といえるほど穏やかだが、裏ではサハク家の陰謀で連合とMSを共同開発。クルーゼ隊に見つかり、これが原因で崩壊に至った。 メンデル L4にある廃棄コロニー。 オーブ陥落後に宇宙に上がったアークエンジェルがとりあえずの拠点として寄った場所。 遺伝子研究のメッカと呼ばれるほど遺伝子研究が盛んに行われたが、それに反発したテロ団体によりバイオハザードが発生。廃棄コロニーになった。 廃棄コロニーだが、バイオハザードだったことからインフラ系は稼働しており、アークエンジェルが立ち寄った理由の1つがこれ。しかしザフトや連合との戦闘でインフラ系が被害に遭い機能停止した。 『ASTRAY』ではロウ主役のASTRAYの最終地点として登場。ジョージ・グレンのDNAを探し出すという任務にあたる青年の意気込みに感動した。 いち廃棄コロニーだが、作中世界基準で考えても後ろ暗い研究のオンパレードであり、SEEDではキラとクルーゼの出生に、『DESTINY』『FREEDOM』ではデスティニープラン関連という形で物語との関わりが多い施設。 具体的な描写は少ないが、L4やL5にも複数のコロニーがあったとされている。しかし大戦初期に戦場となった事で多くが破損し現在はほぼ放棄され無人に近い状態となっている。 リティリア 『SEED ASTRAY』シリーズに登場。 連合もザフトも価値がなくなったため中立を宣言した。 ナチュラルもコーディネイターも関係なしに戦いに嫌気を指した人たちが集まったコロニー。そのため、コロニーごと宇宙船に改造しニュートロンジャマーの範囲外であることも利用して核爆弾をエンジンの推進剤にして外宇宙に旅立つことにした。 小説版『ASTRAY』や『ASTRAY B』ではサーペントテール視点から裏側で起こったすったもんだが描かれる。 何より注目すべきは核爆弾が「SEED世界基準」で超平和的に使用された事実だろう。 アメノミハシラ 『ASTRAY』シリーズに登場。正確にはコロニーではなく軌道エレベーターの頂点部分になる予定の宇宙ステーションなのだが、規模も扱いもほぼ小さめのコロニー(もしくはルナツー等のような宇宙基地)に準じている。 C.E.世界観作品では珍しい正式に個人所有のコロニーで、作品レギュラーキャラが所有・頻繁に登場するものという意味では他世界観を含めても異例のコロニー。 構造上はスペースコロニーだが、実質的にはほとんどの区画がオーブ五大氏族のひとつ・サハク家当主の居城か私兵の軍事拠点 工廠になっており、サハク家orそれを守護する部隊としての私兵組織(少なくともオーブ正規軍とは別扱いされていると思われる)の関係者以外の住民はほとんどいない可能性が高い。ただし後述のように外部から食客を受け入れるための空きスペースそのものはある模様。 作中ではロウ、劾の双方から「義理や事情説明さえちゃんと通せばある程度逗留可能なコロニー」「現当主たるロンド・ミナ・サハク(*17)に一報を入れたい場合の連絡先」としても扱われており、実際に作中では何度か会談のアポイントメントを取ってもらったり、実際に訪れたり、「偵察するだけ」の任務だからで無断で忍び込んで殺されかかったり、どう考えても組合の規定違反なシロモノの工具の実演販売に行ったりしている。 現当主のミナがプロトアストレイオーナーであり、ロウとも知己であることからある程度ジャンク屋組合にも好意的で、一時期は組合の本部が食客のような形でここに所在したこともあった。 ちなみに本編中での描写を見る限り、カレドヴルッフを「武器として」ライセンス生産していると思われる。それはダメだろロウ。(*18) カイト・マディガン所有のコロニー 「天空の皇女」で本格的に登場。 一応フォトストーリー版DESTINY ASTRAYでも登場したが、具体的な風景がわかったのは天空の皇女からである。 MSコレクターとしての側面も持つカイトが保管場所兼生活拠点として廃棄コロニーを買い取り生活もできるように整備した。 コロニーらしく、MS同士がドンパチしても窮屈にならない広さを有している。 ◆西暦(A.D.) コロニー開発は発展途上で本格的な宇宙移民は行われておらず、小型のバナール球型コロニーが十数機ほど建設されたぐらいである。この理由から刹那たちメイン格のガンダムマイスター、あるいは彼らと直接接しながらCBのミッションに携わるスタッフたちの(宇宙における)拠点もあくまでも航宙機能があるMS母艦、プトレマイオス/同Ⅱとなっている(*19)。 コロニーも居住地というよりは実験施設や生産工場的な扱いが強く、無重力空間や高重力環境で精製可能な材質の生産を行っている。 一方宇宙開発で他国にリードを取ろうとしていたユニオンは積極的にコロニーの材料となる資源衛星確保のため火星付近のアステロイドベルトで宇宙労働者を作業させていたが過酷な労働環境故に犠牲者が続出、その不満が蓄積し労働階級を中心としたテロが誘発。 中でも犠牲者の1人「ロバーク・スタッド」の息子はテロリストに転向。やり手の傭兵でも手を焼くほど腕の立つ少年テロリストだったという。 コロニー内の戦闘は厳禁となっているが、人革連はこの条約を悪用して「超人機関技術研究所」をL3のコロニー「全球」に設置していたが、1stにてガンダムキュリオスの介入を受け施設は破壊された。 地球連邦発足後は民間人の移住も始まっているが、その実態は紛争が根絶されない中東地域の住民を中心に強制的にコロニーに移住させて不穏分子を一掃というとんでもないダストシュート政策となっており、ヴェーダを利用した情報統制により実情を知らない先進国の一般市民が完全にスルーしている情勢も暴挙同然の弾圧に拍車を掛けていた。 西暦2314年の新政権発足後はそれなりに改善がされており宇宙労働者の数も増えているが、コロニー公社は中東政策で無理矢理コロニーに隔離された人々を重要な労働力として確保したい思惑があり、帰還希望者が多数存在するにも関わらず高額な給与で拘束する問題が起こっていた。 ◆アドバンスドジェネレーション(A.G.) 宇宙世紀と同じくシリンダー型のコロニーが登場。 大きさは全長約25キロ、直径約6キロで、回転速度は0.50rpmとされ、時刻の基準にはグリニッジ標準時が使用される。 土壌はナノマシンにより改良されており植物には遺伝子改良が施されているものの、居住可能な人数には限界があり人口密度は低く保たれている為、他のコロニーからの難民は歓迎されない傾向が強い。 コロニー住民は他のコロニーの出来事に無関心であることが多く、天使の落日でコロニー「エンジェル」がUEに破壊されても危機感を持つ住民はほとんどいなかった。 本編より100年以上前にはコロニー数の増加が切っ掛けとなり、コロニー間で地球の覇権を賭けた戦争「コロニー国家間戦争」が発生している。 ▽主要コロニー一覧 ノーラ L2に位置し、連邦軍の技術者となったフリット・アスノや仲間たちが居住しているコロニーで、ガンダムAGE1の開発が行われたアリンストン基地もここに位置している。 A.G.115年にUEの攻撃を受けて崩壊するが、基地司令ブルーザーが立案した作戦により、ほぼ無傷だった中央部のコロニーコアに住民全員を避難させ、ディーヴァの牽引によってコアを「ノーラ」本体から引き抜くという方法で避難が行われた。 避難した住民たちは「トルディア」へ引き渡される。 エンジェル L3に位置し、A.G.101年に最初のUE(ヴェイガン)出現・襲撃により崩壊したコロニー。 事件は後に「天使の落日」と呼ばれる。 オーヴァン L3に位置するフリットの生まれ故郷。 A.G.108年にUEの襲撃を受ける。 ファーデーン L5宙域に建造されており、月や地球、月の裏側のL2宙域に向かう船の中継点となっている。 そのため他のコロニーに比べ発展が目覚ましく、その直径は通常のコロニーの2倍、全長は25kmにも及ぶ巨大宇宙都市となっている。 表向きは華やかな反面住民間の貧富の差が激しく、地下では貧民たちがボロ小屋のような家に住み、ジャンク屋紛いの仕事をする貧しい生活を強いられている(かのイワーク・ブライアもその一人)。 更にコロニー国家戦争で争った二つの派閥「ザラムとエウバ」のいさかいが100年近く続いており、皮肉にも?MS戦闘における技術力・人材育成という点ではヴェイガン(この時期は「UE」)を比較対象としなければ一定の先進性がある(*20)。 ミンスリー L1に位置し、連邦への加盟を拒み中立を保っているコロニー。 内部は酸素供給様ではない過去の地球の自然を再現した広大な森林や河川であふれており、「最も美しいコロニー」と呼ばれている。 トルディア L4に位置し、崩壊した「ノーラ」の住民たちの避難先となったコロニー(*21)。 第2部ではアセムたちが居住しているコロニーとして登場し、A.G.140年にヴェイガンの攻撃を受ける。 ソロンシティ L1に位置する工業コロニー。 ヴェイガンを極秘に支援している企業「テクノソロン社」が存在しており、ヴェイガンの地球制圧のための拠点であったが、ディーヴァの入港と潜入調査により正体が露呈し、証拠隠滅のため社屋ごと自爆する。 ノートラム 地球に一番近い中軌道上に位置するコロニー。地球からの距離は5000km。 兵器工廠などの主要施設が存在する連邦軍の最重要拠点。 セカンドムーン 火星の衛星軌道上に浮かぶ火星圏最大のコロニーでヴェイガンの本拠地。 左右にある卵の殻のような構造物が中心部の球体を囲む特徴的な構造をしており、モノレールが交通網として整備され、内部には中東のような石造りの町並みが広がり、指導者であるフェザール・イゼルカントの巨大な居城が佇む。 火星圏には他にもコロニーが存在するが、セカンドムーンにおいてもマーズレイによる影響を完全に防げていないためか病を煩う者が少なくなく、イゼルカントの居城に在住していたり勤務が許されたりするような層の者ですら例外ではない。 原理は不明だが単独で火星圏から地球圏までの移動が可能。 ◆ポスト・ディザスター(P.D.) コロニーは各経済圏の統治下にあり、コロニー自体も経済圏傘下の企業の所有物となっている。 労働環境の問題から現地労働者と経済圏との間で軋轢が生まれており、貧富の差も激しく労働者居住区にはスラムも存在している。 コロニーの形状はシリンダー型が主流だが、スマホアプリ『ウルズハント』に登場する金星圏内のコロニーはフローティング・コロニーと呼ばれる独自の構造となっている。 なお、劇中では外伝、スピンオフ作品も含めて金星〜地球〜木星で開拓が行われて人類の生活圏が広がっており、『ウルズハント』では土星方面の開拓作業も行われていることが語られているが、地球圏より外は辺境扱いされているため、コロニーは地球圏に集中している。 ▽主要コロニー一覧 ドルトコロニー群 アフリカンユニオン公営企業「ドルトカンパニー」の管理下にあるスペースコロニー群。地球からの距離は約150万kmで、L7に位置する。 全長約60km、直径10kmのコロニー計8基で構成され、ドルト2を始めとする労働者の居住区を兼ねる工業コロニー、地球から来た富裕層の居住区と大規模な商業エリアがあるドルト3、テイワズの地球圏支部があるドルト6など、コロニーごとに異なるスタイルを持つ。 管理職は地球出身者でほぼ独占されており、下層市民の労働待遇や生活環境は悪く、鉄華団の来訪を機にドルト2の労働者内の過激派が会社側に対するクーデターを起こし、コロニー全体を巻き込む大規模な反乱に発展。ギャラルホルンの介入によって多数の犠牲者を出すが、クーデリアのメディアを通じた呼びかけでアフリカンユニオンから圧力がかかり、会社側が組合側の要求を受け入れたことで騒乱は収束する。 アバランチコロニー 外伝『鉄血のオルフェンズ 月鋼』の舞台。 月に近く、複合企業「タントテンポ」が取り仕切っている。 ラドニッツァ・コロニー 『ウルズハント』に登場する金星圏のコロニー。 金星の上空50kmに大気圧を利用して建造されており、火星よりも先に人類の入植が行われ、厄祭戦終結間際にも人の移住が行われている。 戦後はギャラルホルンが直接管理しているが、現在では罪人の流刑地としての運用が主であり、コロニー管理は住人に丸投げされギャラルホルンは監獄の管理のみを行っているうえ、ギャラルホルンが直接管理している関係上一般住人は四大経済圏が発行するIDすら有していない。 ヨーロッパ風の街並みが特徴で水中にも居住区が建造され展望台からは金星の雲海が見られるなど非常に綺麗ではあるがギャラルホルン金星支部がコロニー管理の予算を年々減らしていることや辺境故に若者の流出は抑えられずに過疎化が進んでいる。 ◆アド・ステラ(A.S.) 「フロント」の名称で登場。 小惑星を基部に建造されており、アスティカシア高等専門学園はフロントそのものを巨大な教育施設として用いている。 電力はパーメットを利用した発電システムが使われており、全電源喪失を防ぐために発電系統と蓄電系統が複数存在する。 内部に植生している植物も防虫・防腐対策のための遺伝子操作が施されている他、人工重力の大きさは地球と同じ1Gで、各フロント居住者は宇宙生まれが大半でありながら無重力や弱重力による筋萎縮や骨量減少に苦しむ事なく、生涯にわたって宇宙で生活が可能になった。 フロントの管理はAIによって行われ、インフラロボットとしてハロが導入されている。 ▽主要フロント一覧 フォールクヴァング ヴァナディース機関の拠点となるフロント。ドミニコス隊の襲撃を受けた末に爆破される。 アスティカシア高等専門学園 L4のフロント73区にあるベネリットグループの高等教育機関。 ペビ・コロンボ23 スレッタが育った水星軌道基地。 ベネリットグループ本社 L4に位置するベネリット本社機能が集約されたフロント。 各部門フロアや美術館といった文化施設があり、御三家もCEO執務室や自社格納庫を置いている。 プラント・クエタ L4に位置するベネリットグループ有数の巨大開発施設。 生産や物流の機能も有しており、クワイエット・ゼロの中枢ユニットの開発もここで行われている。 ◆参考記録:『3』以降のガンダムブレイカーシリーズ 『3』DLCにて実用化されていることが明示された。また同作本編での宇宙ステーションも「MSが最初から実在する作品」のに比べるとかなり簡易的なものではあるが、ガンダム世界観におけるスペースコロニーと呼んで差し支えないであろう。 こちらではさすがにというか戦乱とは無縁の施設で、少なくとも『3』から30年後となる同作DLC最終話では実物のモビルスーツのチャーターが行えるなど「ガンダムシリーズの設定を再現する」というニュアンスもある程度持たされているようだ。 ただし時系列の都合から『New』『モバイル』『4』には登場しない。これは『4』から数えても『3』DLCラストはあと24年くらい未来のため。 【コロニー以外の宇宙居住区】 月(月面) 宇宙世紀(U.C.) ▽月面都市として「フォン・ブラウン市」と「グラナダ市」が登場。 フォン・ブラウン市 元々はスペースコロニー建造用の資源を採掘する為の基地であり、付随するマスドライバーを用いてサイド3以外のほとんどのコロニー建造の為の資源を供給した。 やがて基地近傍に恒久都市が建造され、宇宙世紀0027年にフォン・ブラウンの名前を冠して完成した。地球との定期便が運行しており、月面都市の中では最初に市政が布かれる。 その後、月の裏側にあるサイド3へ資源を供給するために別途としてグラナダ基地が造られ、この基地が後のグラナダ市となる。 フォン・ブラウン市は宇宙移民者増大により繁栄し、それにより都市の規模を拡大しクレーター底面に建造された最初の市街の上に積み重なるように拡張され、下層のほうでは天井に照明を配し、内部を照らしている。 その結果、経済的には豊かで犯罪発生率は低く治安は非常に良いレベルとなっているらしい。 グラナダ市 グラナダ市は一年戦争時はサイド3近辺なのもあり、キシリア配下のジオン軍の勢力下に置かれ、工廠および軍事基地として改造された。 一応、ア・バオア・クー攻略前後でソーラ・レイ等で戦力を損耗していなければ、連邦軍はグラナダ侵攻も計画していた。 戦争後は連邦に接収され、グリプス戦役では元ジオン麾下のノウハウを行かし、連邦技術とミックスさせたハイザックやマラサイを作ったり、エゥーゴの本拠地として運用された。 かのアナハイムの支社と工場も此処に置かれている。 後のシャアの反乱時のギラ・ドーガ系列もここの出身。 元々ジオンとも根深く、先の一年戦争末期の侵攻計画に加え、グリプス戦役時はコロニー落としやアクシズ落とし、コロニーレーザーで消し飛ばされそうになったりと、何かと標的にされては寸での所で危機を回避している運の良い都市。 アンマン グラナダ近辺にある工業都市。 エゥーゴの拠点があり、アナハイム重役との会合やネモ及び百式の生産が行われていた。 エアーズ市 月の裏側に位置する自治都市。 元は月の裏側に初めて建設された観測基地及びコロニー建設の前進基地で、地球を見られない立地と住人の殆どがかつての観測基地隊員の子孫という自負から地球回帰願望・地球至上主義的思想が強く、ルナリアンにしては珍しい保守的な都市となっている。 アフターコロニー(A.C.) 月面のクレーター群を中心に建設されている軍事拠点。 月面に表出している設備は港湾の出入口と採光窓・プラント上層のみであり、MS工場や居住区画などの施設の大部分は宇宙世紀におけるフォン・ブラウン市のように地下に深く広く存在し、月に埋蔵された豊富な資源と巨大な技術力と生産力を利して、新型MSやMDの開発や量産が行われた。 ガンダム開発者はこの基地に幽閉されていたが、ヴァイエイトとメリクリウスを開発したほか、監視を逃れながら下層部エリアで大破状態のデスサイズとシェンロンを周囲の強化改修していた。 アフターウォー(A.W.) 第7次宇宙戦争期に旧連邦軍が月面に建設した最重要施設。 「サテライトシステム」認証及び登録した機体の位置確認・追尾システム、マイクロウェーブ送信施設とそれを囲む多数の太陽光電池パネル、D.O.M.E.で構成されており、自動迎撃システムとして多数のマイクロウェーブGビットが配備されている。 施設周辺にはこれまで当施設を占拠しようとして撃退された者たちが運用していたと思しき兵器の残骸が散乱している。 正歴(C.C.) ディアナ・ソレルたちムーンレィスの住む月面国家群の首都である月面都市「ゲンガナム」が登場。人口は2千万人ほど。 場所は月の裏側だが実はかつての月面都市グラナダとほぼ同じ場所であり、都市そのものはグラナダを改造したものだとか…。 月面都市と言っても都市は月の地下に作られており、地下の浅い部分に造られた運河のドームで結ばれている。地球と同じ24時間周期で照明が調節され、地球から様々な生物が持ち込まれるなど地球環境に似せた雰囲気を作っており、運河には小型の鯨も生息している。 一般市民達は最下層にある都市で生活しており、資源の節約のためにコールドスリープにより人口増加を防いでいる。 コズミックイラ(C.E.) 連合軍基地としてプトレマイオス基地、アルザッヘル基地、ダイダロス基地、エンデュミオン基地が存在する。 いずれも大型の基地だが「SEED」本編前にエンデュミオン基地が自爆、「SEED」終盤でプトレマイオス基地が壊滅する。 「DESTINY」ではダイダロス基地が攻撃を受けザフトに制圧され制圧したザフト(というよりデュランダル)によって発射されたレクイエムによってアルザッヘル基地が壊滅、その後またダイダロス基地が最終決戦で攻撃を受け∞ジャスティスガンダムとアカツキの攻撃でレクイエムが大破。 「FREEDOM」ではファウンデーションによりダイダロス基地がレクイエムごと修復されるもゼウスシルエットを装備したデスティニーの砲撃で壊滅...とほぼすべての月面基地が最低1回は壊滅している。 一方エンデュミオン基地は「FREEDOM」で再建されておりC.E.75年の連合軍基地としては唯一の月面基地となっている。 基地以外ではコペルニクスという中立の月面都市もあり、幼少期のキラとアスランが住み、友達になったのもこの場所。 『SEED』ではキラらの回想で僅かな描写があったのみだが、『DESTINY』ではアークエンジェルが情報収集の為に現地を訪れ、地球と変わらない街並みが作られている様子が描かれている。 またこの時ラクスはミーア・キャンベルと初めて対面する。 ▽各月面基地一覧 プトレマイオス基地 地球連合結成前のC.E.35年、大西洋連邦が月面プトレマイオスクレーターに極秘裏に建設した基地。 月面に勝手に軍事施設を建設したことに対しては世界中から非難が殺到したが、大西洋連邦は「これは『宇宙の警察署』である」と開き直っている。 地球軍の宇宙に於ける最大の拠点であり、「月本部」と呼ばれる事も多い。 大戦序盤はここから地球軍艦隊が度々発進していた他、ヘリオポリスを脱出したアークエンジェルは当初ここを目指していた。 大戦終盤にはプラントへの直接攻撃に向け戦力が集結、大艦隊が出撃するが、2発目のジェネシスの砲撃を受け壊滅。戦後もそのまま放棄されており、兵器の残骸が残るばかりとなっている。 アルザッヘル基地 プトレマイオスを失った地球軍が新たに設置した月面基地。プトレマイオスから南に行ってすぐ近くにある「アルザケル(アルザケール)」クレーターに設置されている。 『SEED DESTINY』の時代における宇宙軍の大型拠点で、第2次大戦開戦直後のプラント攻撃艦隊が発進した。 その後しばらくは主戦場が宇宙ではなくなったため出番も無くなっていたが、デスティニープラン発表に際して動きが見られた事からレクイエムを照射され、コープランド大統領ごと配備された戦力の大部分と共に壊滅した。 ダイダロス基地 アルザッヘル基地と同様地球軍が新たに設置した月面基地。要塞砲としてレクイエムを備えており、デストロイ複数機をはじめとした大型MAも豊富。 明言は無いものの基地司令も所属兵士も間違いなくブルーコスモス派と思われる。 基地司令に至ってはオーブから一人で逃げて来たジブリールを迎え入れ、本気でレクイエムを撃つつもりがあるというジブリールを「それは頼もしいお言葉だ。嬉しく思いますよ」「最近は必要だと巨費を投じて作っておきながら肝心な時に撃てないという優しい政治家が多いものでね。それでは我々軍人は一体何なのかと、つい思ってしまうのですよ」と、今から大量破壊兵器で民間人の大量殺戮をしようとしているというのに、何の良心の呵責も無いどころかウキウキしてさえしていた。 レクイエム第一射でアプリリウスを撃ち損ない、第二射で今度こそ首都直接攻撃に向けて準備を進めるも、ミネルバ隊の奮闘によりそれすらできなくなり、ジブリールはレクイエム放棄を決断。が、待ち伏せしていたレジェンドに始末された。 その後ザフトに基地ごと接収され上記のようにアルザッヘルを壊滅させるがジャスティスとアカツキの攻撃で再びレクイエムが大破。 「FREEDOM」では再び連合に所有権が戻った(*22)ものの作中ではファウンデーションが所有していた。連合からの引き渡しか占拠したかは不明だがおそらくは後者だろう。 レクイエムも修復されモスクワやエンデュミオン基地から出撃した連合軍艦隊に発射、多数の犠牲者を出すがコンパス部隊やオーブ艦隊の攻撃を受け最終的にゼウスシルエットを装備したデスティニーの砲撃で基地ごと壊滅した。 エンデュミオン基地 地球連合の月面基地の一つ。エンデュミオンクレーターに設置されている。 大戦序盤の「グリマルディ戦線」にてザフトの攻撃目標となっていた施設。軍事拠点ではなく資源採掘基地。 最終的に本来はレアメタル採掘の為の装置だったサイクロプスで友軍ごと自爆、放棄された。 『SEED FREEDOM』ではまさかの再登場。アルザッヘル・ダイダロスを失った事を受けて再建されたのか、レクイエムの破壊の為に地球軍艦隊が出発していた。 火星 宇宙世紀(U.C.) 宇宙世紀改暦以前から開拓地として注目されていたが、コロニーの開発成功に加え、木星やアステロイドベルトと比較しての経済的アドバンテージの低さから辺境として認識されている。 大気の改善が行われていない為、都市は「ラッピング構造体」と呼ばれる規格を採用しており、市外へはエアロックを介して移動する。 一年戦争後はジオン共和国による資本導入が行われているが、火星に流れ着いたジオン残党やティターンズ残党、オールズモビルが様々な形で暗躍している。 アフターコロニー(A.C.) テラフォーミングが行われた事で人類の居住地としての地位を確立。 急激な老化現象を引き起こす風土病の存在など、過酷な環境である事には変わりないが、複数の国家が樹立し、それらを統括する火星連邦政府が成立した事でアフターコロニーとは別の歴号であるマーズセンチュリーを採用している。 また、火星圏ではモビルスーツとは異なるカテゴリーの人型兵器としてマーズスーツが運用されている。 コズミック・イラ(C.E.) C.E.70年代初期にレアメタル採掘を目的に築かれた人類最大規模かつ最も地球から離れたコロニー群としてマーズコロニー群が存在。 地球・火星間では年に一度の定期便が行き来しており、プラント及びDSSDと交易を行っている。火星移民者はマーシャンと呼ばれ、地球圏の人間をテラナーと呼ぶ。 火星圏の開発事業者はナチュラルであるが、数少ない人員で過酷な環境下での開発事業を行う目的で必要な職種に合わせて遺伝子調整されたコーディネイターが現場を担っている。 これはギルバート・デュランダルの提唱するデスティニー・プランに似た社会構造であり、デュランダル本人も興味を示していた。 アドバンスド・ジェネレーション(A.G.) A.G.以前の過去(A.G.115年よりも150年前)に火星移住計画「マーズバースデイ」が持ち上がりテラフォーミングが実行され、試験的に16基のコロニーが建造された。 しかし、マーズレイと呼ばれる磁気嵐とそれに起因する風土病を克服する事ができずに計画は頓挫。 当時の地球連邦高官らは調査不足の責任追及から逃れる為に移民者は全員死亡しと発表し、その際に火星圏に取り残された者たちがヴェイガンとなった。 ポスト・ディザスター(P.D.) テラフォーミングが行われ、地球とほぼ同一の自然環境が構築されている(『ウルズハント』によればテラフォーミングには金星から輸入した二酸化炭素の温室効果が利用されている)。 地球〜火星間にかかる期間ははギャラルホルンが管理する正規の航路を使えば片道最短3週間だが、ギャラルホルンに目をつけられたくない民間業者が独自に開拓した裏航路も多数存在する。 厄祭戦後に開催されたマルタ会議によって地球経済圏による分割統治が行われているが、経済回復を目的に結ばれた「EM経済協定」によって実質的な地球圏の植民地として扱われている。 P.D.205年にクリュセが制限付きでアーヴラウから自治権を獲得したが、地球重視の政策の反動から独立運動が活発化しており、クーデリアは火星ハーフメタルの規制開放による経済的自立を促すべく奔走していた。 また圏外圏という事もあり、治安は低く本来非合法である阿頼耶識システムが横行し、ヒューマン・デブリの取り引きも行われている。 一方で、地球圏では忌避されている義手・義足等のサイバネティック技術に対する嫌悪感は希薄になっている。 追記・修正はコロニーに移住してからを得てからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 作成乙 むしろ今まで無かったんか -- 名無しさん (2024-09-11 15 39 11) グリプス2ってどこのコロニーだったっけ -- 名無しさん (2024-09-11 15 46 34) 編集途中で他の人がコメント投稿してエラーになったんですが、うっかり「編集」を誤タップしてそのコメントを消してしまいました。どうすればいいでしょうか -- 名無しさん (2024-09-11 17 24 32) コロニー落としの影響力にジオンと連邦でギャップがあるのは、海がないせいで津波と海面上昇の被害のイメージがつかないからっていう考察があったな -- 名無しさん (2024-09-11 21 59 12) SEEDに出てくる砂時計型のコロニーって実際に似たような構想とかあったのかな。他作品で似たような構造のコロニーって見たことない気がする -- 名無しさん (2024-09-11 23 00 52) 言っちゃ何だけど、冒頭の台詞要らなくないか? 別にコロニーの是非善悪を問うような記述無いし。書くなら地球やコロニーの軋轢の歴史なんかももっと記述すべきと思うが -- 名無しさん (2024-09-11 23 11 15) コロニー落としの威力と海面上昇の程度は後付で盛られてる部分があるので昔の作品見ると印象が違ったりする。まあ貴重な宇宙都市を無駄にして虐殺した点は変わらないけどね -- 名無しさん (2024-09-12 01 20 54) 概要の「数百から数千人の人類が〜」は流石に誤記だよな?途方もない数のコロニーが必要になりそうで笑っちゃった -- 名無しさん (2024-09-12 01 24 46) 宇宙世紀のサイドは一年戦争後に番号が振り替えになっているのがクッソややこしい。例えば一年戦争時のサイド6は戦後はもうサイド6じゃなくなってるけどガノタだけじゃなく公式までたまに間違えていたりする -- 名無しさん (2024-09-12 02 00 54) ↑2 ソーラレイにされたジオンの「マハル」は150万人の住民を短期間で強制疎開させてて基本的にあの辺の居住用コロニーは一基で数十万以上の居住を想定してる -- 名無しさん (2024-09-12 02 32 18) 宇宙世紀だとクジラ絶滅してるんだ…… -- 名無しさん (2024-09-12 07 08 23) ↑マリン・ハイザックにはシロナガスクジラの生態調査に使われたって設定があるから少なくとも一年戦争終了時点では絶滅してないはず。それ以降はわからないけど。 -- 名無しさん (2024-09-12 09 09 15) あんな筒でもジオンが独自に艦艇を配備出来るぐらいの国力があるのを見ると、言うほど貧しいか?と思ってしまう -- 名無しさん (2024-09-12 10 20 11) ずっと気になってるんだけど空気を作りだしたり生活用や生命維持に必要な水はどうやって確保してるんだろうと疑問に思ってる -- 名無しさん (2024-09-12 10 30 10) ↑9 項目冒頭の台詞はこのままでいいと思う。人たちの価値観や歴史ってものの表現になってると思うし。 -- 名無しさん (2024-09-12 10 44 11) プラント砂時計型って体積に対して居住可能面積が低いように思うんだけどあの形状はどういう点で優れてるんだろうか -- 名無しさん (2024-09-12 13 43 17) ↑ 元々プラントって工場目的じゃなかったっけ? -- 名無しさん (2024-09-12 14 59 16) ↑4 使用したものを循環させて再利用。現実の地球と同じでしょ -- 名無しさん (2024-09-12 23 30 27) ↑排気ガスとかの汚染物質にナーバスなのも密閉空間というのもあるけど、浄化装置のキャパシティ越えるorそもそも浄化できないってのもあるんだろうな -- 名無しさん (2024-09-13 15 47 41) アナハイムは連邦とズブズブの汚職企業と言われるけど(実際そうだし)、コロニー公社もだいぶそういう面があるようだ -- 名無しさん (2024-09-13 19 35 07) 原子力潜水艦では水を電気分解して酸素作ったりしてるし資源衛星から氷とか掘り出せれば何とか…いやコロニーサイズだと無理かなさすがに -- 名無しさん (2024-09-13 21 37 19) 木星圏も宇宙世紀とPDで木星周辺にコロニーがあるな。小惑星の居住区もアクシズとかあるけどさすがにそこまで触れると長くなりすぎるな -- 名無しさん (2024-09-13 22 49 01) ↑11 Vガンダム37話でも鯨に関して言及はされている -- 名無しさん (2024-09-13 23 02 47) コロニーでビームを撃つのはNGというのはよく聞く話だけど、実際はコリオリ力で弾道が逸れまくるせいで実弾兵器の方が危険らしい -- 名無しさん (2024-09-14 06 17 06) ↑あと人工重力を遠心力で発生させてるから、回転と逆向きに撃つと遠心力が相殺されて弾が浮かび上がってしまうのもある -- 名無しさん (2024-09-14 06 23 22) 遠心力によらない人工重力があるってだけでもGガンダム世界の技術力がぶっちぎってるのがわかる。しかもタッグバトル戦での人工重力発生装置の形はwww -- 名無しさん (2024-09-14 08 09 46) スペースコロニーを舞台にしたトラブルハンターKで、本当は2階から玄関ポーチに飛び下りてそこから地面に降りるつもりが、コリオリ力でそのまま地面に墜落死した泥棒の話があったな。他に放射線を防ぐ為に地面を作ってるので地下室や庭に小さな池を作るだけでも許可が必要とされてた。 -- 名無しさん (2024-09-14 09 39 03) サイド1の1バンチのシャングリラは理想郷の意味で3バンチのエデンは -- 名無しさん (2024-09-14 10 54 48) 途中送信失礼。エデンも理想郷の意味で、他にもアルカディアやエルドラド、エリュシオンにヘヴン、アイランドイーズ(イーズは安楽土の意味)などよさそうなネーミングになってるのが比較的目立つ気がする。そう考えたら7バンチのケルンがそういった意味合いなくて古いコロニーの名前としてみると少し浮いて見える(他の初期バンチの名も不明だが) -- 名無しさん (2024-09-14 11 01 27) ガンダムシリーズ以外ではスペースコロニーはまったく出ないか出てもチョイ役のことが多い。まあ他のSFだと人工惑星とかテラフォーミングとか普通にやってるし、コロニーに住む利点が無いんだろう。ガンダムシリーズの文明設定が特異なのがわかる -- 名無しさん (2024-09-14 11 18 51) ↑ぱっと浮かんだのは「ポリスノーツ」あたり。あれもとても険しい問題点が物語の軸になってた -- 名無しさん (2024-09-14 14 59 41) メトロイドシリーズにもスペースコロニー出てきたけど大体研究施設のことが多かったなぁ -- 名無しさん (2024-09-14 17 41 35) エイリアンシリーズもテラフォーミングした惑星に人が住んでるし、出てきたコロニーはセヴァストポリ宇宙港やルネッサンス研究施設とかそんなのばかりだった -- 名無しさん (2024-09-14 18 02 36) ↑3ガンダムはパワードスーツでの宇宙漂流記の企画を巨大ロボットアニメに変更したから戦闘の舞台も宇宙船内というわけにいかなくなってこうなったんだっけか -- 名無しさん (2024-09-14 18 26 42) 製作側で考えると、球体に色をつける惑星の方が作るのが楽だしぶっ壊す時も作画がやりやすいのはあるかもしれん -- 名無しさん (2024-09-15 01 05 42) 未来世紀でも火星はテラフォーミング中で住めるけど寒いという台詞があったような -- 名無しさん (2024-09-15 07 22 10) 最近の研究でも「コロニーを作るくらいなら小惑星を改造した方が安上がり」という試算が出てるらしい。ガンダム以外でコロニーが衰退したのも研究の進歩もあるのかも。 -- 名無しさん (2024-09-15 11 31 47) 有名どころだとインターステラーでは最終的な移住地までの繋ぎだったし、この項目冒頭の台詞の多くのように作劇的には本来望ましくない住処という火種の意味が大きいのかもね。なんかGガンだけ順応しきってるけど -- 名無しさん (2024-09-15 11 50 15) ガンダムブレイカー世界でも30年後にコロニーが存在することが確定してるけどどんな立ち位置なんだろうか 少なくとも大規模な戦争は起こってないみたいだけど -- 名無しさん (2024-09-15 20 06 50) 宇宙世紀改暦セレモニーをやったラプラスは宇宙ステーションの規模だけどスタンフォードトーラスの構造だったな -- 名無しさん (2024-09-17 09 30 28) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/cuccob/pages/34.html
1日目(8/8) 青森駅→浅虫温泉 距離:15km ※青森駅に15時集合 http //route.alpslab.jp/watch.rb?id=a692d52512f5a1bc04b46e050e0b4a90 ・見どころ:浅虫温泉、海水浴、サンセット ・風呂:ゆ~さ浅虫(道の駅「浅虫温泉」内) 7 00~21 00 350円 ・キャンプ場:道の駅「浅虫温泉」orサンセットビーチあさむし 青森県青森市大字浅虫字坂本51-55 017-752-2044 ※サンセットビーチあさむしのキャンプサイトはデイキャンプのみかも その場合は道の駅「あさむし」へ ・買出し:マエダストア八重田店 9 30~0 00 青森市造道2-11-29 ℡017-765-1010 2日目(8/9) 浅虫温泉→夏泊半島→大島→夜越山 距離:40km http //route.alpslab.jp/watch.rb?id=734c1f24edc16e165d37ccd66fbddbda ・見どころ:夏泊半島、大島 ・風呂:平内いきいき健康館 よごしやま温泉 10 00~21 00 490円 青森県東津軽郡平内町浜子堀替106-4 ℡017-755-5963 ・キャンプ場:夜越山オートキャンプ場 3,000円(1区画) ℡017-755-5812 ・買出し:スーパーよねた 青森県東津軽郡平内町大字小湊字小湊124−1 ℡017-755-2751 マックスバリュ 9 00~0 00 青森県東津軽郡平内町大字小湊字外ノ沢40 ℡017-755-3757 3日目(8/10) 夜越山→国道4号→国道279号→陸奥横浜→むつ 距離:70km http //route.alpslab.jp/watch.rb?id=c3e313a7088217b4db6b4d3a7c11c9d9 ・見どころ:海沿いシーサイド ・風呂:斗南温泉「美人の湯」(ムツグランドホテル内)6 00~22 00 500円 むつ市田名部下道4 ℡0175-22-2331 ・キャンプ場:早掛レイクサイドキャンプ場 青森県むつ市大字田名部字小平舘の内尻釜45-18 ℡0175-23-8686 1区画 1,500円 ・買出し:マックスバリュむつ新町店 9 00~23 00 青森県むつ市新町12−1 ℡0175-28-2227 4日目(8/11) むつ→陸奥湾(国道338号)→脇野沢 距離:63km http //route.alpslab.jp/watch.rb?id=13e7b66ab2e7d2fd8cb7770ad6ef353e ・見どころ:陸奥湾、海沿いシーサイド、北海岬、漁村、ニホンザル ・風呂:脇野沢温泉「脇野沢村保養センター」 10 00~21 00 250円 青森県下北郡脇野沢村脇野沢七引157-2 ℡0175-44-3424 ・キャンプ場:貝崎園地キャンプ場 青森県下北郡脇野沢村大字脇野沢字九双泊地内 ℡0175-44-3252 ※使用不可の可能性あり。その場合は、道の駅「わきのさわ」へ。 ・買出し:スーパーちふね 下北郡脇野沢村大字脇野沢字本村119 ℡0175-44-2705 ・コインランドリー コインランドリーくるり 青森県むつ市新町 37−2 ℡0175-23-2955 5日目(8/12) 脇野沢→(フェリー)→仏ヶ浦→(フェリー)→大間埼 距離:20km http //route.alpslab.jp/watch.rb?id=13e7b66ab2e7d2fd8cb7770ad6ef353e ・見どころ:仏ヶ浦(加曽利氏『仏ヶ浦は海から見るのがいい』)、大間崎 (本州最北端) ・風呂:大間温泉海峡保養センター 9 00~21 00 370円 大間町内山48-1 ℡0175-37-4334 ・キャンプ場:大間崎(無料のキャンプサイト) ・買出し:前田ストア大間店 10 00~21 00 青森県下北郡大間町大字大間字奥戸上道19-12 ℡0175-37-3741 ※フェリーについて(シィライン ℡017-722-4545) ・1日2本 ①脇野沢(10 40)→牛滝(11 20)→福浦(11 35)→佐井(12 00) ②脇野沢(16 20)→牛滝(17 00)→福浦(17 15)→佐井(17 40) ・運賃 佐井まで2,640円+自転車持ち込み710円 = 3,350円 6日目(8/13) 大間埼→国道279号→県道4号→奥薬研渓流・温泉 距離:45km http //route.alpslab.jp/watch.rb?id=5d2e15cef5f13cf0ce16ab6d23c8aac2 ・見どころ:海沿いシーサイド、津軽海峡、薬研渓流、奥薬研温泉(混浴あ り) ・風呂:奥薬研温泉(夫婦かっぱの湯(男女別)) 8 30~19 00 200円 青森県むつ市大畑町大畑赤滝山1-3 ℡0175-34-2008 ※夫婦かっぱの湯以外にも無料の温泉がいくつかある ・キャンプ場:国設薬研野営場 青森県むつ市大畑町葉色山国有林 ℡0175-34-3175 1人500円 ・買出し:マエダストア大畑店 9 30~22 00 青森県むつ市大畑町中島39-26 ℡0175-34-6888 7日目(8/14) 奥薬研温泉→恐山→むつ 距離:30km http //route.alpslab.jp/watch.rb?id=f58f9296472330da84d73244250f7f6f ・見どころ:恐山 ・風呂:斗南温泉「美人の湯」(ムツグランドホテル内) 6 00~22 00 500円 むつ市田名部下道4 ℡0175-22-2331 ・キャンプ場:早掛レイクサイドキャンプ場 青森県むつ市大字田名部字小平舘の内尻釜45-18 ℡0175-23-8686 1区画 1,500円 ・買出し:マックスバリュむつ新町店 9 00~23 00 青森県むつ市新町12−1 ℡0175-28-2227 7日目(8/15) 解散 (陸奥→青森→東京)
https://w.atwiki.jp/pam-iwate/pages/3859.html
大間温泉海峡保養センター 本州最北の地大間町の温泉につかり、旅の疲れ,仕事の疲れを癒して下さい。 一般入浴ご利用時間 9:00〜21:00 御宿泊の方ご利用時間 24:00まで(サウナは23:00まで)/翌朝4:00〜9:00 〈大間温泉海峡保養センター公式サイトより引用〉 大間温泉海峡保養センター 〒039−4601 青森県下北郡大間町大字大間字内山48−1 TEL:0175−37−4334 FAX:0175−37−4709 ホームページ http //www4.ocn.ne.jp/~omaonsen/ パンフレット ※画像をクリックするとパンフレットが開きます。 imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 〈ブログ〉 2012.9.10 下北半島の旅-2 (仏ヶ浦を歩く) http //blogs.yahoo.co.jp/bon_abcd/36814686.html 2012.9.9 下北半島の旅-1 (釜臥山展望台〜大間崎) http //blogs.yahoo.co.jp/bon_abcd/36811773.html 下北半島の旅 http //blogs.yahoo.co.jp/kazuyuki1788/46602015.html 下風呂温泉と大間温泉 http //blogs.yahoo.co.jp/kazuyuki1788/46599892.html 大間のマグロ http //blogs.yahoo.co.jp/kazuyuki1788/46599184.html バカ走り旅行・2日目(後編)〜! http //blogs.yahoo.co.jp/forester_096/57634823.html 大間温泉 ( 海峡保養センター ) http //blogs.yahoo.co.jp/yuamijavajava/33526698.html 携帯サイト 最新のチラシ imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 《周辺情報》 〈ブログ2〉 #blogsearch /
https://w.atwiki.jp/civilization/pages/1570.html
プレイレポ/BtS/半球のサラディン~3大陸15文明の戦い~ 勝利条件 国力 世界情勢 覇権戦争 ヘリオポリス艦隊 1ターンキル 罪と罰 結末 着地点 最終結果 その他 コメント 勝利条件 国力 社会制度変遷 AD1400、代議制+国民国家+カースト制度+自由市場+平和主義(徴兵+寿司商人目的) AD1540、奴隷解放採用(不幸対策) AD1635、普通選挙+信教の自由採用(不幸で食糧不足、専門家置く余裕無し) AD1670、官僚制採用(南征終了、ライフル徴兵も終了) AD1700、組織宗教採用(オックスフォード、ウォール街建設時期) AD1745、代議制+信教の自由採用(寿司代議制) AD1790、表現の自由+平和主義採用(小屋成長、企業用大技術者目的) AD1806、信教の自由採用(偉人用済み) 経済出力変遷#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (5-01.jpg) 1600、1650、1860は厭戦発生中。富、ビーカー直接生産未使用。 後に警察国家を採用した際、ビーカーが170まで落ちる。 専門家の大半は技術者であり、代議制でなければビーカーを生まない。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (5-02.jpg) ハンマー上位都市。士官学校、英雄叙事詩の効果は反映されず。 何をするにも出力十分なところまで来ているが、今回は通常戦力による制覇を着地点とする。 標的は当然西大陸だが、核兵器を使用すると東大陸をも敵に回すことになりかねない。 よって、圧倒的な国力にものを言わせた通常戦力のみで押しつぶす。 東西両大陸を瞬時に焼き尽くすほどの核を準備するよりは手っ取り早いだろうという考え。 世界情勢 AD1870時点#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (5-03.jpg) 弱小勢力は次々と取り込まれ、残る独立勢力は大国のみ。 AD1780、ラムセス2世がアポロ計画完成 AD1790、マンサ・ムサの国際連合完成 AD1790、ハンムラビ大王がアポロ計画完成 AD1795、ユスティニアヌスがアポロ計画完成 AD1810、マンサ・ムサがアポロ計画完成 AD1836、ジョアンがアポロ計画完成 AD1852、イザベルがアポロ計画完成 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (5-04.jpg) 何度か反乱実行を忘れたりして微妙に文化が伸びてはいるが、こつこつジェンネを反乱させ続けた結果、 マンサはしびれを切らしたのか研究を再開している。ざまあ。 アポロ計画完成は遅めのジョアンだが、パーツの完成は先行。 覇権戦争 ヘリオポリス艦隊 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (5-05.jpg) ラムセスもジェット戦闘機を導入し、唯一現代機甲部隊に対抗しうるガンシップも運用している。 多数居る戦闘機・騎兵隊のアップグレードも間近だろう。 また爆撃機もいくらか見られ、誘導ミサイルをため込んでもいる。 しかし何よりも強力で厄介なのはヘリオポリス駐留艦隊の存在。 それは航空母艦4、戦艦11、駆逐艦18、輸送艦14の合計47隻からなる巨大な機動艦隊だ。 マンサを潰したところで、この艦隊に縦横無尽に暴れられ、泥沼の戦争と化してしまえば、 その隙にジョアンやユスティニアヌスの宇宙船の打ち上げを許す結果に成りかねない。 なんとしてでもこのヘリオポリス艦隊を壊滅させ、中央大陸の安全を確保せねばならない。 サラディン「しかし属国群の相手をしながらその規模の艦隊を揃えるのは骨が折れるぞ」 現在ラムセス属国群の中で、マンサと徳川の2カ国は駆逐艦をアラブ周辺海域に展開している。 さらにマンサは潜水艦の運用も確認されており、どこに潜んでいるのかわからない。 漁場荒し部隊にすぎないとしても、寿司屋の出力に頼ってハンマーを稼いでいる現状では、 看過できない大きな問題となりうる。 また、巨大な国土の長すぎる海岸線も問題を深刻なものにしている要因だ。 サラディン「マンサの文化勝利を抜きにしても、国力差ほどに有利な状況ではないようだな」 なんらかの策が必要となる。 1ターンキル 船が足りないなら戦車で沈めてしまえばいいじゃなーい。 昔からの海賊退治に始まり現代戦でも最も有効な海上戦力の無力化手段は母港の占領と決まっている。 停泊中に叩いてしまえばミサイル・航空機満載の巡洋艦や航空母艦も漁船となんら変わりはない。 さっそく所定の位置に兵力を配置する。 サラディン「平和なあいだにスパイで反乱を起こしてから宣戦だな」 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (5-06.jpg) 直前の配置。大陸を完全に武力で制覇したアラブと違い、ノリの悪いハンムラビ大王を、 最後まで残してしまったのがラムセスの犯した致命的なミスだ。 この段階に来ても非戦中立を貫く隣国が存在することは、国家の安全保障を大いに脅かす。 バビロニアに現代機甲部隊主体の20体のスタックを派遣し、ジェット戦闘機の配備も行う。 スパイを乗せた輸送艦は到着したばかりで、駐留割引の無い都市反乱には1000強のコストがいるが、 この時期の、それも継続不要のスパイポイントの効率などもはや気にすることもない。 AD1876、アラブがラムセスとその属国群に宣戦布告! アラブ軍開戦時主力 現代機甲部隊44、機械化歩兵38、爆撃機27、輸送艦22、ジェット戦闘機14、ミサイル巡洋艦11 同年、ステルス開発完了をもって研究を切る。 爆撃機をステルス化し、残っている戦車22の現代化、ライフル27の機械化も進める。 1ターンキル、使用前・使用後。#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (5-07.jpg) これにより唯一軍事的ライバルたりえたラムセスも無力化された。 同ターンに攻略した他の2都市はいずれもエジプト東海岸の沿岸都市で、中央大陸からの増援部隊の 上陸地点となる。アラブ領から空爆可能な距離にあるため上陸戦のペナルティも問題にならない。 罪と罰 西-中央両大陸間の海は輸送艦で1ターンで横断できる距離であり、荷揚げ荷下ろしを都市で行えば、 海を超えての戦争でもかなりの速度で大軍を展開できる。 これに加えて都市を占領し拠点が増えるごとに、4機のステルス爆撃機が追加されていく。 警察国家を採用し巨大な戦争機械と化したアラブはもはや止まることはない。 研究を再開したマンサ・ムサはロボット工学に着手し、機械化歩兵を急いでいるようだ。 何をしようがステルス爆撃機の援護をつけた都市襲撃IIIの現代機甲部隊をとめることなどできはしないが。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (5-08.jpg) 第2文化都市クンビ・サレーを占領、これで急かされることはなくなった。 あとは手近な都市を片っ端から占領して回る。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (5-09.jpg) AD1902、徳川家康が抵抗を諦め降伏 AD1903、スーリヤヴァルマンが抵抗を諦め降伏 戦争屋二人は早々に独立していたため配下に収めるが、マンサには地図から消滅してもらう。 マンサの悪行がなければアラブはエジプトと争うこともなく、何事も無く宇宙に飛び立っていた。 二つの大陸をいたずらに戦渦に巻き込んだ罪は重い。国家の消滅をもって購ってもらう。 AD1903、マリ最後の都市アンコールトムを占領、マリ文明滅亡 同年、最後の属国を失ったラムセスが交渉に応じて降伏 僻地で直接戦火を交えぬ戦争をしていたギルガメッシュとは和平。 これによりアラブの勝利が事実上確定した。 あとは反乱が終わり文化圏が広がればそれで制覇にとどくだろう。 期間:AD1876~AD1903、16ターン 戦果:エジプト12都市、マリ7都市、日本4都市、計23都市 結末 着地点 AD1903、ハンムラビ大王がユスティニアヌス1世に宣戦布告しました! 最後の最後でバビロニアの軍部も目立ちたくなったのだろうか。 あとは何もせずに終わらせるつもりだったが、せっかくだから乗っておく。 AD1906、アラブとその属国群がハンムラビ大王に宣戦布告! 西大陸に駐留する全てのステルス爆撃機と現代機甲部隊を動員する。 移動式SAMや自走砲などこちらが持たない兵器も所有するハンムラビ大王だが、 これも全くの無力でスタックが到着しだい都市が占領される。 バビロニアの降伏をもって終了するかと思われたAD1907、#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (5-10.jpg) 旧エジプト領の都市を圧迫していたバビロニアの文化が消えたことで、制覇条件を満たしたようだ。 最終結果 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (5-11.jpg) 多すぎで計算ミスもありそうだ。ハンマー目的の技術者大量配置で大技術者が余る結果に。 軌道エレベータも無駄に建ててみたり。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (5-12.jpg) エネルギー以外は最終戦争前から圧倒。 画像はないが文化も戦争前から企業の力でマンサをも追い抜く勢いできていた。 なお、勝利時に代議制にすると科学0%でも1600のビーカー出力がある。維持費4836で黒字は30%までだが。 AD1907、生存指導者の数字はスコア#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (5-13.jpg) サラディン ふふふ、さっさと勝者を称えるなり反省するなりしたまえ ラムセス2世 余は自分の足下が見えてなかったのか…… 始皇帝 いやーまいったまいった。ガンジーの脳筋は予想外すぎた。 徳川家康 余のライバルだけのことはある。マンサを消すあたりも。 スーリヤヴァルマン2世 マンサ・ムサめ、いい気味だ ガンジー やっぱり平和が一番じゃ…… シャカ 結果はともかく楽しくやれたぜ。軍事的な意味で。 ザラ・ヤコブ 負けは仕方ないが扱いが。北伐編の主役がマンサとはどういうことよ? イザベル 仏を信じぬ者に勝利を奪われるなんて……嘆かわしい ユスティニアヌス1世 貴国の戦い振りには敬意を表す。もっともハンムラビなど独力で撃退できたが。 フビライ・ハーン 立地がわるすぎたわい。独立して終われたのはまーよし。 ギルガメッシュ 終始空気扱いだが我が国も独立して終われたぞ マンサ・ムサ でかい顔のわりにラムセスも使えぬ奴だな ハンムラビ大王 最後の一暴れくらい見逃してくれてもよくね? ジョアン2世 なかなかやるねえ。しかし宇宙には我が国が先に行かせてもらうよ。 その他 最終戦争前、ステルス研究中の都市詳細。寿司屋 icon food;+11、クリエイティブ建設 icon hammer;+11。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (5-14.jpg) ダマスカス、英雄叙事詩+士官学校で増幅過剰 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (5-15.jpg) 広州、製鉄所都市。三峡ダム、インターネットはここ。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (5-16.jpg) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (5-17.jpg) ズールー首都ウルンディ、中国首都北京。落とした時点で教官定住済みなので生産特化。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (5-18.jpg) インド首都デリー。小屋都市だが代議制でも現代機甲部隊3ターンとハンマーも悪くない。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (5-19.jpg) アラブ首都メッカ。ユスティニアヌスのマイニング icon hammer;+22が進出したため出力が見た目より高い。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (5-20.jpg) 金銭都市メディナ。基本ハンマー37増幅で74。生産特化以外の都市としては平均的なもの。 技術者とクリエイティブ建設だけで最大 icon hammer;23、増幅で46までは立地に関係なく引き出せる状況。 クリエイティブ建設も捨てたものではないが、マイニングならこの数字が68となる。 企業経済でいくつもりなら、早期の技術者確保は非常に重用。 コメント 感想、見にくい点の指摘などありましたらお願いします。 エジプトの都市を破壊ではなく占領か。なんという圧倒的な軍事力だ。 -- 結末/着地点 自走砲などこちらがもたいな兵器 があります -- 誤字を報告する(ry すばらしいレポートでした -- 着地点で、「こちらがもたいな兵器」となってますよ -- 誤j(ry お前は表記ミスを報告してくれたのだな+4 修正しました。都市詳細はもうちょっとお待ちを。 -- 最終戦前の都市詳細追加。5-02も同じターンのものに変更。 -- これよんだら巨大大陸やりたくなったわ。現代機甲師団で遊びてえw そろそろPC買うかなー -- 通常サイズだと出番ないもんな -- おもろかったです。乙 -- いやー参考になったし面白かったです -- 名前
https://w.atwiki.jp/flightglide/pages/491.html
眠気で混濁する意識を誤魔化しながら、机の下に落とした計算尺を拾い上げる。 どれほどの時間かはわからないが、完全に寝てしまった。いや、気絶していたと言った方が正しいか。 誰かが掛けてくれたのだろうか、毛布が私の背中を包み込んでいた。 ラオデギア郊外第4区のバテンカイトス第一工廠設計棟第1課製図室。私の人生はずっとこの部屋と共にあったと思う。 前線から遠く離れた大都市に位置するこの部屋は、まさしく戦場であった。常に声が飛び交い、鉛筆が紙を擦過し、たばこの吸い殻と無数の紙片に埋め尽くされた私たちの戦場。 それが今や空の書類棚と引き倒された机しか残っていない。 空っぽ。全くもってのがらんどう。 私は裸電球の下に立ち、壁の傷や落書き、張り替えた壁紙をゆっくりと眺めていた。 「ミスターバル、そろそろ出て頂けますか」 「すまない。ジジイの感傷に付き合わせて悪かった」 帝國進駐軍のMPは若い男だった。 早く出ろと言う割に、起こさず毛布まで掛けてくれたのは彼だろう。彼にも仕事があるだろうから、さっさとお暇するか。 「私の父は空軍の戦闘機乗りでした。連邦の戦闘機は精鋭揃いで、特にセーザルⅣは手ごわかったと。一番、あなたの飛行機が」 統一歴622年2月、我々の祖国は敗北した。数百年にわたり、多大な犠牲と進歩を我々にもたらした南北戦争を私は青紙を通して見ていた。 私の名はカルファ・バル。空を飛ぶことに魅せられ、バテンカイトスの航空設計第1課に流れ着いた飛行機馬鹿とでも覚えておいて欲しい。 これから語るのは、そんな馬鹿の小さな、そしてあまりにささやかな半生だからだ。 私は人生の殆どを戦時下で過ごした。祖父の代から続く南北戦争はいたずらに死者と利潤を増産し、戦時経済を国家の常とする時代を迎える。 技術者、アルチザンの育成は国家事業となり、いくつもの研究機関が、いくつもの航空会社が、いくつもの大学が新設されていた。 古くから航空雑誌を読み漁り、多くの冒険小説に目を輝かせる少年時代を過ごした私がラオデギア大学航空研究部を志望したのは自然な成り行きであり、幸いにして高い倍率を突破し入学を果たす。 学生生活は楽しいものであったが、ここで駄弁るようなものでもない。ラ航出の学生は半数が軍に、半数が民間企業に獲られていく。 中の下程度の成績であった私は知人の紹介で当時新興メーカーであったバテンカイトス社に拾われたと言うわけだ。 当時の主力艦戦はオデアトラデア社のユーフーⅡで、新興メーカーであるバテンカイトスのセズレⅢはユーフーにコンペで黒星を残していた。 次期艦爆の試作機は発注そのものが撤回され、経営難の最中にあったバテンカイトスはユーフーの生産補助でなんとか行い食いつないでいるという有様だったが、人員育成には積極的な会社だった。 私も先達から様々な教えを受け、多くの図面、設計の下請けを捌いた。今思えば体よく使われていたような気もするが、そこで培った経験は私にとって代え難い財産になった。 生活は苦しく、宿舎は木造と土壁のボロ屋で隙間風に悩まされながら生活していたし、紙も貴重なので下町から古紙を貰い、本物の製図紙はなかなか使えなかったものだ。 それでも、比較的若い設計者である私とその同期はただ空への夢に酔ったまま奔走し、理想に溺れていた。 国家の戦争計画を担う航空会社がこれというのはなんとももの悲しい話だが、急速に航空産業を拡大するアーキル連邦では中小の航空会社が生まれては消えを繰り返し、共食いと同化を繰り返す。 なんのことはない。時代の大河の中に揉まれていただけのことだ。 我々バテンカイトス第一設計課が空軍航空本部からの要求仕様書を受け取ったのは今から40年前の581年の暮れごろ。 休憩時間終わりの昼下がり、サーナー課長から直接手渡されたガリ版刷の冊子には「第4次次世代艦上戦闘機性能要綱」と黒インクで記されていた。 それを開いた時、紙面に躍る数字に度肝を抜かれた。その時額を伝った汗は、空調のない部屋のせいではない。 ・最高速度:200km/h以上 ・上方浮力(上昇力):12m/m ・連続稼働時間:3時間以上 ・全備重量 :4トン以下 ・武装:10ミリ機関銃二挺 ・ユーフーニ対シ格闘戦ニオイテ優位ニ立チウルコト ・乙號B以下ノ浮遊機関ヲ装備スルコト ・陸上運用用の降着脚ヲ装備スルコト ・航空無線ヲ装備スルコト ユーフーの最高速度は空虚重量175km/h、戦闘重量では150 km/h台にまで低下する。丁度1年前から配備が確認されている新型グランビアでさえ160km/hがせいぜいという時期に、一気に200kmの壁を突破しようと言うのである。 マーレ2のように仕上げれば不可能では無いが、指定された乙號B機関の出力では犠牲にする部分が多すぎる。 速度性能以外もユーフーとは隔絶したものがあった。もちろん、次の航空戦力の主力を担うのだからそうでなければならないのだが。 それでも、我々が受けた衝撃は畏怖嫌厭のそれではなく、ここまでのものを創ることが出来るという倒錯じみた高揚。世界最高の飛行機械を実現することが出来るという傲慢にも似た自信の表れであった。 同時に、これは私の人生を左右する仕事でもあった。航空機の設計主任となったのはこれが初めてだったからだ。 これまで計算手長や製図長を転々とし、先達の設計者の元で経験を積んでいた私が、社運を賭けた次期艦戦という大役に抜擢されたのだ。 課長室に呼び出されその旨を伝えられた私は面食らって尋ねた。なぜ、ベテランの設計手でなく私なのか、と。 返ってきた答えは簡潔なものだった。 「前と同じやり方じゃ、前と同じようにしかならんじゃないか」 それから半週もたたず、設計班が組織された。製図の下請けが部署ごとに20人ほどと多く、半数はパートタイマーだった。 驚くべきは各設計班の班長がみな若いことだ。計算手長アリーも、艤装長サイユーブも製図長サライも機関部長ゴルトもみな私と同じ20代の新参、これは老舗のオデアトラデアでは考えられない陣容だろう。 任命初日に設計チームの結成祝いに下町の酒場を制圧し、翌週には既に各々の作業に取り掛かかっていた。 機体設計の一歩目は引き算から始まる。搭載する浮遊機関の規模、空母のエレベーター面積、必要な艤装。それらすべてが設計に制限を掛ける。 実現したい夢の機体がどの程度現実に殺されるかを算出することが機体設計の第一歩。 設計一課に与えられた設計室は比較的マシで、壁を覆う漆喰も天井に吊られた白熱電球も、作業机も新しい物だった。我々はその恩恵をすぐに理解した。大声で議論しても音が漏れにくいのだ。 「とにかく生産性と強度を第一に。多少要求性能に届かなくても数さえ揃えられるなら航空本部の気を引くだろうから」 製図長サライの言葉だ。彼は29歳と最年長で、従軍経験という稀有な経歴を持つ。元整備大隊という観点から質実剛健を第一にした航空機を作りたがっていた。 彼の考案した整備用の両開きヒンジや二点式機関懸吊架は乱雑な扱いに耐えうるというバテンカイトスの性格をよく表している。 計算手長のアリーはすかさず言い返す。 「数年で陳腐化するようなものを造ってなんの意味があるんです。とにかく性能追及を第一義に、発展性を追求して向こう数年は主力機の座に居座ってこその飛行機だ」 チーム最年少の技師アリーは私の後輩で、ラオデギア大航空科を首席で卒業した秀才だ。浮遊機関機の最高速は300キロで頭打ちになると講義した教授に対し、理論上時速500キロまで発揮可能な高速機の図面と基礎計算表を書き上げ叩きつけたという逸話を持つ。 才能は本物だが急進的で独善的。その性格が災いしてバテンカイトスのような2流企業に流れてきた男だった。 「机上だけで飛ぶ飛行機を造ってりゃ良いってんなら、俺たちは明日にでも失業するぞ」 「航空機の進歩はすさまじいんです。発掘機関のコード解析はじきに完了するでしょう。200キロ、300キロなんて世界で立ち止まってるワケにはいかないんですよ」 サライとアリーはその思想の違いから頻繁に衝突をおこした。軍人畑と研究畑の間に横たわる溝は深く、長く、暗かったのだろう。双方が互いに正論で議論を続けても埋まる気配が無い。 これらの仲裁役である主任の私は、これまた二人とは違うヴィジョンを持っていた。 独白になるが、私はユーフーがどうしても好きになれなかった。短い機首、不格好な発動機、着艦用に無理やり切り詰められた機体後部。 まったくもって洗練されていない。まったくもって美しくない。 空鯨を見ろ、鳥たちを見ろ。空を飛ぶものは流麗で、スマートで、そして美しくあるべきだ。 思い返せば当時の私は、まとめ役というロールを担うには未熟すぎたように思う。 そんな私の代わりに、2人を仲裁したのは艤装長のサイユーブだった。育ちがいいのか生来のものか、物腰柔らかで感情をあまり表に出さない。与えられた仕事はきっちりこなす男だった。 自分のことを話したがらない男だったので、経歴は謎に包まれている。 二人の議論に決着がつかないまま、アリーの性能追及型をA案、A案にサライの改変を取り入れた安定型をB案として製図作業が行われた。 主任である私は、2案作らせて最終的にいいとこ取りする折衷案を表向きに提示しながら、自分の理想に近づけるべく諸設計を改変する作業に取り掛かっていた。 機体の大きさは可能な限り制限ギリギリまで確保し、容積を稼ぐ。生産性を考慮し直線的なシルエットに纏め、機首を短く切り詰めて主翼前縁との空間を漸減した第一次試案は精悍な印象で、流麗さを求める私としてはいささか納得できない物ではあったがモックアップ試験はこれで通すつもりでいた。 「ダメですね、安全係数を鵜呑みにして作るとどうしても重量が嵩む」 機体の強度は想定G×安全係数で算出される。中央航空研究所の指定する安全係数は1.8。つまり最低強度の1.8倍の強度を持たせる必要があるということだ。 頑丈な胴体桁に厚い外板、重量的には当然不利。要求性能は厳しい。浮遊機関の力場で押しきることは出来ない以上、空力的洗練と重量の削減は必須事項だった。 「安全係数1.8は明らかに過剰です。計算上の最低数値は1.5ですから、これにマージンを取って1.6で設計しましょう。そうすれば900キロ近い軽量化が望めます」 アリーは安全係数の引き下げを具申した。安全係数が明らかに過剰なのは最早公然の秘密という奴だが、航空機設計の根幹をなすものであるためおいそれと変更することは出来ない。 当然、サライは猛反対した。我が国の生産能力では机上の計算が実物で実を結ぶことは無い。公差を広く取っての係数なのだと。 しかし、事実として係数1.8の設計ではどうしても最高速度200キロに手が届かない。 数日にわたる激論の末、私は判断を下す。 「わかった。胴体桁の強度は1.6、主翼付け根は1.8でいく」 それから我々は狂ったように線を引き、計算尺を操り、算表を埋め、持てる限りの全てを設計に費やした。若さというのは恐ろしいもので、喰わず眠らずの肉体を狂気じみた気力の糸で吊って操ってしまう。 体力とニコチンを燃料に、燃え尽きんばかりに稼働する機関が如く。 我々はオデアトラデアのユーフーを徹底的に調査し、一つの結論を導き出した。勝機は空力的な洗練にある。 力場の発生によって揚力を生む浮遊機関であるが、当然空気抵抗や表面摩擦は機体側が受ける。 メルパゼルのように揚力を得て飛翔する航空機ほどではないが、機体設計は航空機の設計に強く作用し、機体が高速化してくるとそれは顕著に表れる。 旧文明の遺産は我々にとって魔法と何ら変わりないが、魔法というにはあまりに冷たく、ロジカルだ。結局は我々の手でどうにかしなければならないことの方が多い。 主翼は鋭利な三角翼を採用し、付け根には鋼管を束ねた主翼桁受けを設ける。L字ロッドとリベットで固定されたそれは計算上、十分な強度を誇った。 また、連邦機では初の密閉式風防を採用した。数ヶ月前に実用化されたばかりの曲面フレキシガラスにより10キロ程度は速度が上がるはずだ。 所謂骨組みを持たないモノコック構造の採用も考えられたが、技術的に不安定だったので鋼管外皮張りの古いやり方で押し通す。外板は0.7サンチの軽合金製。。冶金技術の発達は目を見張るものがある。ユーフーの外板など1.5サンチはあったのだから。 図面の中で組み立てられつつある機体は確かに精悍でスマートだ。だが、どうにも腑に落ちない。 少なくとも私の思い描いた飛行機ではなかった。それは確かだ。 機体の細部を突き詰めているうちに二か月はあっという間に過ぎ、窓から差し込む日差しは肌を焼くまでになっていった。 「なんだ、今はこんな若造が飛行機を造るのか」 設計室に入り込んでくるなりこう言ったのはバテンカイトス本社のテストパイロット、タトラ大尉だった。 前線で3年戦い、飛行時間900時間を超えるベテランだ。酒と下品なジョークを愛する男で、おしゃべりを好み頻繁に工場や設計室に顔を出した。たいて砂糖菓子を土産に持ってきてくれたので、彼が来ると作業が中断してしまう。 雇われとはいえ士官であるから、最初はみな緊張していたと思う。彼の人となりが解るまでは。 「脳みそは年功序列じゃないですよ大尉」 「こいつめ、言うじゃねぇか」 アリーは特になついていたと思う。彼は片親だった。大尉は頼りがいのある親分肌だったから、父親の影を見出していたように思う。 要求受託から4か月後に製図は完成した。 後に分かったことだが、この第一次試案は南パンノニアのストレガMk-2によく似ていた。 風洞実験の結果、A案は最高時速240キロを望めると算出された。アリーの才能は本物だったということだ。 反面、強度と横安定性に不安があるとされたが、この結果に狂喜した航空本部はアリーの案を積極的に推し進め、そこからさらに4ヶ月後の582年7月にはモックアップが完成の日の目を見る。 夏の日差しに照らされた本社飛行場の戦闘機用格納庫に次期艦戦の木造模型が鎮座していた。 機体表面を無数のメモ書きが走り、本来浮遊機関が収まるべきところには鉛製の重りが括られている。 図面の段階で予想はしていたが、こう実物になってみると予想以上に大柄だ。小さいユーフーに慣れた搭乗員はどう反応するだろう。 工業製品の世界に人間の直感や感覚は介在しにくいと思われているが、それは嘘だ。それを扱うのが人間のである以上、尺度も基準もバラつく感覚はどうしても割り込んでくる。 どうせ形は手直しするのだから、搭乗員を納得させ、御偉方を丸め込むのがモックアップの主な仕事だと割り切ることにする。 高級品の四輪車に乗ってラオデギア中央から来た高官たちはお世辞もよしなに、高圧的な態度を崩すことなく格納庫に入った。航空本部長官、空軍航空隊副司令官、軍需省航空課長、第2艦隊航空隊のパイロット逹を先導しながら歩く。 そう広くない格納庫に鎮座するモックアップを見た彼らの意見は様々だった。 「ユーフーよりだいぶ大きいな」 「なんとも形が…なんというかな」 「視界が悪いから風防を取っ払ってくれ」 「なんだ、浮遊機関だけで飛ぶのか。発動機はどうした」 軍人は文句をつけるとボーナスが出るのか、とりあえず否定から入る。我々を吹けば飛ぶような弱小企業だと侮っているのだ。そう怒りが湧いてこないのはそれが事実だからだろう。 対抗意識は感情でなく結果で叩きつけるべきだと、我々は知っている。 「命を預けるのだから粗探しの一つでもしたくなる気持ちはわかる。どうせ配備されたら文句も言えないのだ」 機関部長ゴルトは言う。元は国立発掘調査研究所の職員という技術畑出身のわりに人の心をよく読み取る男だった。 もっとも、口数はあまり多い方ではなかったが。 反面アリーは素人が文句を垂れるのが許せないらしく、露骨に機嫌を損ねている。 「連中に何がわかるってんですか。餅は餅屋に任せておけば良いものを」 軍人たちは色々と喋っていたが、もはや記憶に残っていない。ともかく、実機が出来てみなければわからんと言って帰っていった。 ひとまず、モックアップ審査は完了だ。夕暮れ時、格納庫の喫煙所でタバコを吞んでいると、後ろから足音がした。 そこにいたのはサライだ。 「カルファ、本当にあの案で通すつもりか」 「お偉方は性能に満足している。言いたいことは解るが、一次試作機はあれで造る。」 「我々が設計するのは物言わぬ機械だが、扱うのは血の通った人間だぞ。例え1%でもリスクがあるとわかった上で押し通すのは設計士としての誠意を欠くもんじゃないか」 「誠意とか血の有無とか、そんなものを計算に入れるから貴方は大成できないんでしょう」 後ろからの声に振り返る。もっとも、誰かは声で見当がついている。アリー、たばこを毒だ自傷だと言って吸わん男がなぜここにいる。 その瞳は静かな怒りを湛えていた。アリーは堰を切ったように喋りだす。 「サライさん、要はあなたは僕の案が優先されたことが気に喰わないんだ。でも僕は結果を出した。あの機体は実際に要求性能以上の速度を出せる」 「アリー、そうじゃない。俺は戦場で兵器がどんなものかを見てきた。兵器が使われるのは机上じゃない、泥濘と砂塵の上なんだ」 「年下に負けるのがそんなに認められませんか」 「アリー、いい加減にしろ。相手がサライじゃなきゃ殴られてるぞ」 アリーは若く有能な男だ。彼の高いプライドは確かに実力に裏打ちされている。サライがそれに微塵も嫉妬を覚えていないということは無いはずだ。 それでも、露骨に感情をぶつけるなど看過できない。 「...ええ、失礼しました」 感情のこもっていない詫びを残して彼は去っていった。サライは何も言わずにその背中を見つめていたが、そこに怒りや敵意は見受けられない。 煮えたぎる感情を吐露した彼とは対照的に、冷え固まった感情を内包していたように思う。 この一件以来、チームの雰囲気は目に見えて悪くなった。嫌悪感を露骨に出すようなことは無かったが、言葉にできない重苦しさに覆われたのは確かだった。 リーダーとして、私は責務を果たせていない。その事実が重くのしかかる。設計主任という仕事は無邪気な飛行機莫迦のままではやっていけない。チームが空中分解することは絶対に避けなければならないが、私にできるだろうか。 「貴方はよくやっている。むしろ衝突なくして何か確信を成し遂げたなんて例は無い」 翌日の昼下がりの食堂で、こう言ってくれたのはゴルトだった。例え世事でも、今の私にはありがたい。彼は落ち着いた声で続ける。 「アリーも結果を出そうと気を張っているだけにみえる。居場所を作るために自分の能力を証明しようと必死なんだ。サライもアリーも同じくらい不器用なだけだよ」 「ゴルト、俺はどうしたらいい。」 「貴方は貴方の職責を全うするべきだ。リーダーではなく、設計士としての責務を」 こんな端役のいざこざを待つほど納期も戦局も暢気ではない。ともかく、機体の完成に全てを注がなければならない。頭で割り切っていたつもりでも、感情はそう簡単に従ってくれなかった。 幸いにも、そして残酷にも、計算に費やす脳と鉛筆を握る手はこころと関係なく稼働した。 サライは設計に口をはさむことをやめ、自らの仕事だけに黙々と打ち込むようになった。 アリーは設計と並行して新しい構造材や翼断面の研究に勤しみ、その多くは社の内外問わず評価された。 私の蟠りとは裏腹に、機体設計は嫌味なほど滞りなく進んでいく。 582年の12月6日、設計内示からまる一年後に一次試作機が完成した。 武装も艤装も一切持たない純粋な飛行機械。味気ない錆止め塗装のボディは陽を反射し、いかにも新型と言った様相だ。 図面で幾度となく見たシルエットが軽合金の姿でそこにいる。予想以上の華奢さに一抹の不安を覚えたが、これが杞憂であることを祈ろう。 自らの作品に最後まで不満を持ち続けるのも、我々アルチザンの職業病だ。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 同年12月28日に初飛行が決まり、ラオデギア防空軍のキッシェ飛行場に機材一式が運び込まれた。 ここで上手くいけば、オデアトラデアの対抗馬に大差をつけることが出来る。彼らは堅実に纏まりすぎたユーフーの反省から、不安定な新機構を多く採用し手こずっていた。 その日は天候が芳しくなく、一時は延期も議論されたが一刻も早く飛行させることが採用に優位になるとの判断から初飛行は強行された。 テストパイロットには奇しくも本社勤務のタトラ大尉が抜擢され、我々は苦笑で彼を迎えた。 「なんだ、お前らの飛行機に乗るのか」 「良かったじゃないですか、顔も知らない連中の飛行機じゃなくて」 試作機のコクピットはガタイの良い大尉を収めると数値以上に窮屈に見えた。フレキシガラス製の密閉風防は日光をきつく反射し、まるで機体に瞳が宿ったように見せた。 発動用ダイナモが電圧を上げ、浮遊機関の水晶が一次共振を始める。悲鳴にも似た唸りを上げ、内部電源に切り替わった。 二次共振も安定している。流石、試作機用に状態の良い発掘機関を引っ張ってきただけある。 機体はゆっくりと滑走を始め、200メートル前後で機首を上げた。機体が離陸するのと、太陽が厚い雨雲に覆われたのはほぼ同時であったと思う。 脚が滑走路を離れた直後、歓声が上がった。設計士は双眼鏡を強く握りしめ、工員は帽子を振った。我々の作品は確かに飛んだのだ。 ここまでは良かった。 機体は一直線に上昇を始め、瞬く間に高度1800メートルまで到達した。初飛行は離陸と上昇後、飛行場外周を廻って南側から着陸する予定だった。 機体は大きく旋回し、飛行場の丁度真ん中あたりに到達したところで大きくグラついた。恐らく、真西からの突風だ。 機体は右にロールし、体勢を立て直したように見えた。その直後、どちらかの主翼が根元から吹き飛んだ。 客席から悲鳴が上がる。私はその悲鳴が耳に届くより早く、駆け出している。 雲の間から差し込む虹彩を鈍く反射しながら、ジュラルミンの破片が舞い落ちる。動力を失った浮遊機関が完全に停止すると機体は凄まじい勢いで落下し、飛行場の近くにあった平地に墜落した。 我々は息が切れるまで走った。息が切れても走った。煙草とデスクワーク三昧の体は酸素を求めて悲鳴を上げたが、それでも走った。 黒煙の合間にジュラルミンの機体が見える。 残骸は土に半分ほど埋まり、主翼は両方とも破断していた。コクピットは潰れ、機関は捥げ落ちて突き刺さっている。 タトラ大尉の死亡と二次試作機の製造中止が通知されたのはその日の夜だった。 その日は酷い雨だった。いや、酷い雨だったと聞いている。もはや覚えていない。日が没し、天候が悪化した後も我々は残骸の回収と事故原因の解明のため現場にいた。 自らを沈めんと降る豪雨も、体を突き刺す風の冷たさも感じなかった。我々の心は溶けた鉛のような、熱く重い何かに覆われ、思考は凍るような冷たさと機械が如き精度で走り続けている。 なんだったのだろう。破断の原因は。 なんだったのだろう。分解の原因は。 なんだったのだろう。彼を殺したのは。 誰もが頭を垂れ、涙を堪えていた。我々が作った機体が彼を連れ去ってしまった。タトラ大尉、いや中佐と親しかったアリーは特にひどく、決して涙を見せない彼が人目もはばからず泣いた。 「回収可能なものは一通り回収しました。」 「ご苦労。風邪を引く前に工員を撤収させてくれ」 キッシェ飛行場第2格納庫には夜通し回収した大量の破片が並べられていた。胴体後部はかろうじて原型を保っていたが、主翼桁とフランジが歪んだまま露出し、主翼外板は無数の破片となって散らばっている。 「自分のせいです。安全率を下げなければ、大尉は死なずに済んだかもしれない」 彼の嗚咽に答えるものはいなかった。全員が責任を感じていた。設計にゴーサインを出した私がかける言葉など無かった。 「アリー、それは違う。最初に吹き飛んだのは外板だった」 そう言ったのはサライだった。彼は左主翼だった箇所を指さし続ける。 「突風か何かで機体がグラついた時、大尉は機体を立て直そうとロールをうった。その時の捻じれで外板が剥離したんだ」 彼の考察は概ね私と同じだ。外板が剥離したことにより両翼に揚力差が生じ、水平スピンに陥った機体は失速した。 恐らく大尉は、機体を無事に着陸させようと機首上げを行ったのだ。ロール方向の捻じれに加えてピッチ方向の急激な負荷により主翼桁が根元から破断したのだろう。 「お前のやりかたは間違っていなかった。大尉の死は悔やんでも悔やみ切れないが、設計士として彼に報いるんだ。」 アリーは涙が枯れるまで泣いた後、顔を上げた。 理不尽と衝激へ対する報復心、自分の甘さへ対する怒り、ともかく戦意とも言うべき覚悟がそこにあった。 「サライ技師、今までの非礼をお詫びします。次は必ず、こんなこと繰り返させません」 彼は彼なりに自分に決着をつけるだろう。 自分の飛行機で人が死ぬ。想像できて然るべきだった。そもそも我々が嬉々として作っているのは敵をより効率よく殺すための機械だというのに。 だが、だから当然だとは思えない。 我々の推測は、主翼外板のリベット孔が歪んで大きくなっていたこと、操縦桿が引きの位置で拉げていたことから事故原因として確定した。振動で緩んだリベットがロール時の負荷に耐えられず破断した、工作不良であると。工作不良の責任を持つのは設計側だ。自国の技術水準を超えたものを設計し、実現不可能な高性能機など優れた設計とはいえない。 卓上だけの高性能などなんの役にも立たない。 「技師長、こいつを見て下さい」 サイユーブの手に握られていたのは胴体外板の一部だ。リベット孔のサイズには差があり、所々不規則にめくれ上がっている。リベット自体も外板に対し垂直に打ち込まれているものは半分ほどだ。 詰まるところ、これが限界なのだ。この歪んだ外板が、この曲がったリベットが、このいびつが我々の、我が国の限界。 全てが振出しに戻ったとき、私の次の行動は早かった。第二次試作機のスケジュールを切り詰め、社長室に駆け込む。 要件は一つ。業務提携を結んでいる自由パンノニアの国営企業、ギルド・マジャルからの技術教導であった。 元々、バテンカイトス設立に携わった人間の三分の一はパンノニア系であったという。彼らのパイプはそのまま残り、弱小企業が他国の大企業と強く繋がっていると言う数奇な状況を生み出した。 勿論、大々的に工作機械や旋盤を買おうってわけじゃない。要は児童の工場見学となんら変わりない。タダでさえ試作機の墜落で傷心している我々が煮詰まっているのを良しとしなかったのか、二つ返事で許可が出た。主要設計家の長4人による遅すぎた留学である。 設計内示から既に1年と半年が経っていた。オデアトラデアの新型機も着実に完成に近づいているだろうから、そう時間的余裕があるわけではない。 それでも、ギルドマジャルは自らの弟分の来訪を手厚く歓迎する気らしく、すぐにソルノーク中央工廠への見学許可がおりた。 ラオデギア港の雑踏を乗り越えてガリ板刷りのチケットで客船に乗り込む。三等客室は簡易な仕切りすらなく、各々が持ち込んだ物品の臭いで溢れている。 タバコ、香草、弁当、香水…さまざまな人種、職業でごった返す客室はこの国の縮図のようだ。 長椅子の端に本と図面を広げて、迷惑そうにする乗務員を見て見ぬふりをする。別に設計作業ではない。単なる暇潰しの落書き。各々が思い描いた、飛ぶはずもない航空機を粗悪な紙に書き殴っていく。 主翼が嫌に小さいぞ、重心が前すぎないか、こいつの機関はどこに収まるんだと言う風に。 いい歳の大人たちが人目も憚らずお絵描きに勤しんでいる様相は相当に残念であるが、設計者というのはこういう人種である。 そんな最中、試作一号機のフォルムを流線形にアレンジした機体を描いた。 試算などしてない、単なるポンチ絵のはずだったが、どうしてもこの機体から目が離せない。新しく取り入れた曲線は直線一辺倒の試作一号機に鳥のような、人工感のない美しさを付与した。 「これ良いですね。なんというか上手く飛びそうだ」 「次世代に相応しい精悍さじゃないか」 「生産性が悪そうだが、格好がいい」 皆次々にこの偶然の産物に惹かれた。 試作一号機の墜落以降、完全に闇の中に沈んでしまった試作二号機のイメージが形になった、そんな漠然とした希望。 これまで様々な要因によって覆い隠されてた、我々の目指すべき姿がそこにあったように感じた。 私はおもむろに紙を切り取り、とっておくことにした。これを二次試作機のイメージに使おう。二次試作機草案ではあまりに味気ない。名前を付けなければ。ギズレッツァ、バスチオン、セズレⅢ改、さまざまな案が出たが、最終的に手荷物の中の小説から名がとられた。 シゼル。 神話に登場する女神の名前だった。 オーシア神話に登場する彼女は日照りに苦しむヒトのために雲を作り、雨を降らせた。 人々は彼女に感謝したが、やがて彼女の作った雲は大きくなり洪水を引き起こす。それを知った彼女は一晩泣き、その体を大河に没して消えてしまったというものだ。 この話には続きがある。洪水で押し流された土地は肥え、より多くの作物が実るようになった。人々は河に堤防を築き、畑を耕し、そして神殿を建てた。 犠牲をバネにさらに前進する人間の力強さを見届けることなく逝ってしまった神様の名を飛行機につける。 これは一種の皮肉だ。先に逝ってしまった彼と、それを振り切って前進しなければならない我々への、実にささやかな。犠牲と義務を忘れないようにするための名だ。 「おじさんたちは飛行機を作る人?」 幼年学校生くらいの少年が話し掛けてきた。我々の描いた図面をまじまじと見つめている。サイユーブが設計者になりたいのかい、と聞くと少年は首を横に振った。 「僕は航空兵になりたい」 「空を夢見るのはいいことだ。おじさんたちも目が悪くなければ航空兵になって、今頃はエースになっていたよ」 そううそぶく私に少年は懐疑の目を向ける。 坊や、おじさんたちの本当の夢はな、坊やのそれより子供っぽくてくだらないことかもしれない。 少年に我々が折った紙飛行機を渡すと、すぐにデッキに駆けていった。 汽笛の音で目を覚ます。高速船で約半日ほどの旅程だったが、硬い長椅子は我々の腰と膝に勇猛果敢な猛撃を仕掛け、赫赫たる戦果を挙げた。 詰まるところ全員が疲労と筋肉の硬直に悩まされたのだ。 ソルノークはラオデギアと比べると小綺麗で、心なしか明るかった。 無造作に並べられた露天も浮浪者も野良犬もそこにはいない。道路は石畳で舗装され、白い漆喰とそれを際立たせる色とりどりの旗、街路樹がこの街から現実感を奪う。街そのものがまるで絵画の題材のよう。 「足がこそばゆいな。ここに長く居すぎると固めた土の道路に戻れなくなりそうだ」 ギルドマジャルは気前のいいことに、送迎車を用意してくれた。アーキルでは贅沢の象徴である四輪自動車がそこらじゅうを走っている。 パンノニア製の自動車の振動と騒音の少なさに驚かされた。近年急激な工業化を推し進めている我が国だが、いち早くモータリゼーションに成功したパンノニアにはまだまだ敵わない。 舗装道路と性能の良いパンノニア車はあっという間に我々をギルドマジャルの中央工廠に導いた。油圧で稼働する巨大なゲートが開き、守衛が敬礼で招き入れる。 鉄骨の骨格とコルゲートの外皮を持つ格納庫は我々の知るそれより遥かに巨大で重厚だ。パンノニアの艦隊兵力は航空機がその主力を担っている。この格納庫は軍港と役割を同じくするのだろう。 これほど巨大な格納庫が幾つも、そして整然と並ぶ様は人間に一種の畏怖を抱かせる。ちょうど、宗教が巨大な建造物を好むように。 車から降りると、案内役と名乗る中年の技師が握手を求めてきた。 「君たちの案内を任された、ヤゲローというものだ」 ヤゲロー技師は丁寧に握手を交わし、我々を引き連れて工廠を廻る。 10メートルはある蒸気ハンマーが強固なシャフトを一撃で成形する様は圧巻で、吹き上がる蒸気と熱気が赤熱した合金の塊をあっという間に吐き出す。我が国が10倍以上の時間をかけて小さな加圧機で圧延するような代物を、ここではものの数分で完成させてしまう。 強力な液圧式プレス機に支えられた押出成形、細部を加工するミリングマシン。どれをとっても我々のものより一世代は先に進んでいる。 何より気になるのは、作業場が清潔であることだ。バテンカイトスの作業場は金属の削りカスや不良部品が無造作に放置されていた。 対してこっちはゴミ一つ落ちていない。意識の差か余裕か、とにかく工業先進国とはなにかをむざむざと見せつけられた気がした。 「凄まじいですね…これは」 流石のアリーもいつもの減らず口を叩けないでいる。安定した製品を安定して供給できる。もっとも簡単で、もっとも初歩的で、もっとも見落とし易い要素だ。 この無数のシャフトと歯車で組まれた巨大な城をアーキルに建造するのは政治家の仕事だ。我々は我々の仕事をしよう。 組み立て工場の中にはパンノニア軍の主力戦闘機、フォイレの胴体前半部が無数に並べられていた。 フォイレはなんというか、どこか品があり、工業製品として良く出来た代物だった。直線は何処までも真っ直ぐに、曲面は何処までも滑らかに形成されたそれは外板こそコルゲートであったが、パンノニアの技術力に裏付けされた機能美とも言うべき優美さを携えている。 「綺麗ですね。機械然とした美しさだ。」 ヤゲロー技師に言ったこの言葉は間違いなく本心だ。 だが、私の求める美しさはこれとは対の地平に位置している。我々はマシンとしての合理性より、有機的な美しさを求めていた。 ヤゲロー技師長は組み立て工場の中ならなんでも見て回って良いと言ってくれた。シゼルの外版にコルゲートを使うつもりは無かったが、外版の接合と支柱の構造を知るために大の男四人で分解状態のフォイレにかぶりつく。 T字型フランジは均一な厚みで加工され、二枚重ねの補強材からなる桁にビス止めされていた。驚いたのは、リベット孔の歪みやヒビなどが一切見られなかったことだ。 これは我が国ではありえないことで、改めてパンノニア職人の技量を思い知らされた。 我々の技術でどれほど落とし込めるかわからないが、外版の固定にT字型フランジを試してみる価値はある。 思いの外参考になったのは主翼だった。動力に浮遊器官を用いないパンノニア機は空力と流体力学によって飛翔する完全な揚力機の為、翼断面の構造や誘導抵抗対策などに置いては当世一であった。 我がシゼルがライバルに打ち勝つためには空力による性能向上は不可欠であると確信した。 先代のセズレⅢが満足な性能を出せなかったのも、浮遊器官まわりの改良に固執して空力を疎かにしたことに原因があると私は考えていた。 フォイレの翼端比は付け根で14%、翼端で10%、これは当時の片持低翼機にしては異例とも言える薄さであり、トラス式の翼桁が薄さと強度を擦り合わせていた。 トラス式は一方方向への負荷には非常に強いが、重量の面ではかなり不利で、サイズもかさばる。 強度計算を受け持つサライは、先達の例を鑑みてトラス構造が無難だというが、軽量かつ流線型がコンセプトのシゼルには合わない。 強度を落とさずに翼端比を付け根から翼端までで17〜12%程に収める上手いアイデアが空から降ってこないものだろうか。 フォイレの前でああでもないこうでもないと論議する我々をヤゲロー技師長が楽しそうに眺め、 「みな若いな。若さのエネルギーは無敵だ。君らは絶対にこれ以上のものを造れるよ。絶対にね。」 と言った。私は答える。 「はい。やってみせます。必ずモノにして見せます。」 これだけで十分なのだ。技術屋の間というのは。これだけで技師長の期待と、我々の自身は伝わるのだ。 人間の感情とは現金で不思議なものだ。あれだけ煮詰まっていた頭が偶然上手くいった落書きと激励で救われた気になるのだから。 帰り際になって、技師長は資料一式を土産につけてくれた。彼は我々の若さに期待していたが、我々は彼の技術者としての器量に敬服していた。 我々がパンノニアでの旅で学んだことは多かったが、それ以上に課題の方が増えた。増えたと言うより明細化したと言うべきか。理想の額縁を現実で満たすにはまだまだ遠い。 帰りの船内でメモと計算表を埋めていく。あくまで仮の線、雑な概算だが、空想の産物が現実の地平へ着実に降下しているのを喜ばずにはいられない。粗雑な藁版紙に描き出された曲線と数字だけが私たちの世界の全て。 乗務員の声で現実に引き戻され、ラオデギアに着いたことを知る。旅の帰りは早く感じるものだ。 夜の空港の寒さと社が手配してくれたタクシーの古さに驚いたことを覚えている。 運転手と我々4人全員は乗れないので、体力に自身のあるゴルトが後部トランクにしがみついて本社に帰った。もっとも、翌日ゴルトは筋肉痛に悩まされ、作図作業に支障がでたのだが。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 593年4月、設計要綱受託から二度の冬を超えた我々は何度目かもわからない設計改変を繰り返している。 パンノニアから持ち帰った資料には曲線加工を施した外板強度の計算表が含まれていた。 縦軸に応力振幅、横軸に破断までの試行回数を置いたグラフは美しい曲線を描き、応力振幅10^7を指す。 耐久力だけで見れば直線鋼板の1.2倍、うまく加工すればそれ以上のものができるかもしれない。 一次試作機を踏襲しアウトラインを直線から曲線に置き換えていく。あの日客船の狭い座席で描いた三面図が、いつしか我々の目標になっていた。 主翼桁はトラス構造を諦め、凹型の桁を上下に接合する方式を使う。擬似的な箱型構造だが、強度を維持したまま軽量化できる唯一の方法だ。 外見上の機首は9%ほど短くなっているが、直線距離に直した時の体積と重量は増加している。重心を下げるために主翼前縁を付け根から30度の後退角をつけて仕上げた。 「将来的にはすべての機体が後退翼を持ち、時速1000キロ以上で飛ぶ時代が来るだろうな」 サイユーブは言う。現在において、時速1000キロなどという飛翔体は砲弾以外に存在しない。しかし、技術は我々の想像力などゆうに超える。 我々の天井を、後の世代が突破していく。 胴体後部に接合されていた浮遊機関は胴体下に抱え込む形に改変された。 ユーフーと違い降着脚が必要だったが、取り付け位置を引き下げることで許容範囲内に収める。 別電源を用意する余裕はないので、降着脚の動作は搭乗員によるクランクで作動させる。搭乗員に重労働を強いるが、信頼性はこちらの方が高い。 「機関用の蓄電池を直接機関に接続して一つのコンポーネントにしましょう。」 旧来、損耗の早い亜鉛蓄電池はケーブルと変圧器を介して機関に電力を供給する。それらを省いてしまうゴルドの案は煩雑な電装類を一掃し、構造の簡略化を可能にする。 反面、機体設計はより複雑なものとなる。 「そこは我々で押さえ込みます。やって下さい」 アリーが煙草を呑みながら答える。彼が約束したのであれば、任せても良い。 電装系のみならず、操縦系統も一新した。操縦ケーブルから細いロッドへ。剛性に秀でたロッド式は高速域での高い運動性を実現する。 操縦性の鈍化はギアによる伝達補助とロッドにスプリングを仕込むことで打ち消す。 こうして出来上がりつつあるシゼルは不思議な機体だった。 見た目から受ける印象は連邦軍機のそれだが、内部構造はパンノニア系技術の血を引く。しかし、機体を構成する曲線はクランダルトの生体機に通じる。 古今東西の技術者の血を継いで、それでいて収まりの良い、器用な感じがした。 7月5日、カルラ上空で空中戦が発生したとラヂオががなる。 圧倒的多数の敵機に対し我が方果敢に応戦するも被害大なり、なお敵に与えた損害も大なり。 大抵の場合、こういう文言の時は我が軍が打ち負かされている。 新型グランビアの登場でユーフーは劣勢に立たされている。軍は一刻も早く新型機を配備しようと躍起で、初飛行までの期限を二ヶ月繰り上げるよう要求があった。 サーナー課長はそれを跳ね除け、軍からの重圧をのらりくらりとかわす。軍人のあしらい方というものを心得ているのだろう。 「例の新型グランビア、相当やるらしいな」 「コイツが配備されれば、連中が同じ目に遭うさ」 二次試作機が完成したのは同年の12月。設計内示から3年と半年が経過していた。 格納庫に佇むジゼルは錆止めだけを施された状態で、無骨なリベットや鈍く光るジュラルミンの肌はこの機体が純粋な工業製品であることを伝える。 しかし、私たちの目には生き物のように写った。 空を飛ぶ生き物は皆美しい。飛ぶという目的のために集約された機能美があるからだ。 その洗練をこの機体からたしかに感じた。 ジゼルは風を切るのではなく風に乗る、有翼女神の名に相応しい流麗さを携えていた。 585年1月20日、我々は再び晴天下のキッシェ飛行場に立つ。 かつて、我々は1人の男をここで殺した。 ここでシゼルが量産され、配備されれば敵も味方ももっと殺すだろう。我々は要求されたから造っただけであって使い方までは知らない、などと宣う設計者はいない。 殺人兵器のアルチザンは呪われた職業なのだ。 我々の反対側の建物にはオデアトラデアの設計チームと、オデアトラデアの新型機アウルが見える。 彼らもまた呪われた男たちだ。アウルはユーフーを大型化したような出立ちで、背負うように浮遊機関が接続されている。どのような巧緻が凝らされているのか窺い知ることはできないが、彼らも社運を賭けているのだ。 空は晴れていた。キッシェ飛行場には大型機用の格納庫が増設され、2年前とは随分違った様相を呈す。 少し離れた所に設置されたテントには初飛行に立ち会うべく本社の重役、軍の高官、行政庁の政治屋が集まっている。 彼らの思惑を指し図ることはできないが、我々の翼に背負わせるにはどれも重すぎる。 装輪牽引車に牽かれたシゼルが滑走路の発動位置につく。機関に電源が接続され、予備共振から一時共振へ。 機関の離昇共振の最中でもシゼルは呑まれない。 滑走は緩やかで、そして力強かった。数百メートルでの滑走後、機体は水平を保ったまま離陸した。 動力で引き上げられるのではない。風に乗ったように、ふわりと浮き上がる。 離陸の軽さとは打って変わって、上昇に移ったシゼルは力強く上昇していく。 「1200…1800…2200…依然上昇中。まだ加速しています」 「動力上昇でここまでとは」 観測手が電探のスコープに沸き立つ波形を見て叫び、光学観測員があまりの速さに双眼鏡から取りこぼす。 記録手と計算手がミスを疑い何度も計算をやり直すが、それでも同じ数字が図表に並ぶ。 誰もが驚愕し、誰もが感嘆を漏らした。機関の力場に任せて浮くのではない。飛んでいる。 我々の機体はたしかに飛んでいる。 今までのどの機体より自由で、今までのどの機体よりも速く。 これが空を飛ぶということだ、と我々に見せつけようとしているように。 「続いて動力降下試験にはいります。高度5000メートルからの急降下」 高度5000メートルを飛ぶ飛行機を、我々の肉眼は捉えることができない。逆落としで降下したジゼルは地表1000メートルで引き起こし、一瞬で上昇に移った。 地上に墜ちた雷が、再び雲間に還っていく。 「測定失敗、計器が追いつかない」 私はこの時の感情を言葉にして出力する術を持たない。今現在でさえ。 自分たちで作ったものだった。しかしジゼルは私の手を離れ、これ以上なく自由に空を賭けている。 夢が形を持ち、そして我らの手を離れた。 585年4月1日、次世代艦上戦闘機、社内名称シゼルはセズレⅣとして正式に採用されたと通達があった。 実戦機に仕立て直されたセズレⅣは構造の強化、対艦武装の追加によってシゼルよりもいささか鈍重な機体になったが、それでも敵新型機に対して性能で優位を誇った。新聞にはセズレの戦果が踊り、第13次ヒグラート会戦では数的不利に立ちながらもヒグラート上空の制空権を最後まで握った。 続くカルラ防空戦ではグランビアを損害1機に対して8機を撃墜するなど性能の差を見せつける。 我々は戦果に一喜一憂しながら続く改良型や新型機の設計に取り掛かっていた。 既に十分な経験を積んだ面々は設計主任として別課に移る。 設計第一課は再編され、私は設計局長として新人の育成が主な仕事となった。 そこから20年間、私は設計室から、図面を通して戦争を眺めていた。考える時間は増え、体力は減る。自分より若い設計士も珍しくなくなり、彼らの教導が主な仕事となっていく。 これは言い訳でもあった。 新聞やラジオが華々しく報じる戦果、損害は私の殺した人数でもある。あまりに稚拙な陶酔かもしれない。軍用機の設計士になった瞬間からわかりきっていたことだ。 タトラ大尉の墜死は私にとって初めての実感を伴う死だった。私以外もそうだったはずだ。しかし新聞で躍る数字は我々から現実感を奪い去る。 それでも、図面を引くことをやめる理由にはならない。より多く、より効率的に殺せる製品を作れなければ戦争は負けだ。 だから20年間、ずっと続けた。 徹夜に耐えられなくなっていく躰で 煙草に耐えられなくなっていく臓腑で 呵責に耐えられなくなっていくこころで いつしか私の手には深いしわが刻まれ、分厚いレンズ越しでなければものを見ることすらままならなくなった。 設計士は呪われた職業だ。 644年8月8日。全てのラヂオ放送が中止され、全ての周波数帯で国営放送局の電波が流れた。 アーキル連邦とクランダルト帝国間に講和が結ばれた。連邦議長代理が講和同意書に調印した。 100年以上続いた戦争が終わったのだと。 終わったのだ。千夜一夜と続いた狂騒が。誰が始めたともわからぬ戦争が。 ただ一枚の紙によって。 私は既に80近い。人間の想像力は衰え、20年もたてば世界からおいて行かれる。私はとうに設計士を辞め、バテンカイトスに押し付けられた重役の肩書を弄びながら余生を浪費していた。 我々が200、300キロで一喜一憂していた時代はとうに過去のものとなり、航空機の速度は今や700キロに迫る。 それからまもなく、停戦監察団とかいう役人たちが押しかけてきた。 当初、小さな新興企業だったバテンカイトス航空工廠はいつしか北半球最大の航空産業に膨れ上がっていた。 木造の宿舎は鉄筋混凝土造りのものになり、従業員の数は最早把握できない。工場では月に数百機の機体が組み立てられ出荷されていく。 停戦の条件には、それらの規模縮小が記されていた。 図面を引き、計算表を埋め、飛行機を作る。その一切が平和の名の下に取り上げられた。 航空工廠は棟の半数が解体され、生産中の機体は全て破棄となる。 撤収は粛々と、そして速やかに行われた。 そして、設計棟解体の前日、私はそこにいた。案内役、というより首輪代わりの帝国MPと共に。 代表取締役代行。形だけの肩書だが、政治屋を納得させるにはそれが必要だったのだ。 空っぽになった工廠設計棟第1課製図室。ここがこんなに静かなのは初めてだ。 鉛筆が走る音も、紙擦れの音も無い設計室というのは。 私は何気なく、残った椅子に腰掛け設計机に向かい合う。 ゆっくりと息を吸い、当時に想いを馳せようと試み、挫折する。 もうあの頃のような仕事はできないだろう。椅子で寝て、水だけ飲んであとはひたすらの作業。我ながら正気とは思えない。 そもそも、思い出というような小綺麗なものでも、風化したものでもなかった。 気づけば私は平野に立ち、野を見下ろす。 背の低い草原には無数の杭が打たれている。視界に収まりきらぬほどの杭が。 純白のそれは金属製で、表面に名と階級、月日が掘り込まれている。彼らの軀はそこになく、ただ名と、彼らが二度と還らぬことを示す。 当の杭は、さも自身がそこにいるのが道理と言わんばかりに西風に耐え、朝日を受けていた。 これは墓標だ。未帰還になった飛空士たちの墓標。 空よりも高いところに逝った彼らに向けられた手向。 そしてわたしが、わたしたちの飛行機で殺した人間たちのあしあと。 夢は朽ちない。しかし腐るのだ。 いつしか変質し、変容し、そしていつしか自らの首を絞める。 空へ、もっと高くと。もっと速くと。 ただ単純な夢だった。ただ高みを目指していた。 手が届きかけた頃に気付くのだ。まるで酔いから覚めたように。 足元にあるのは屍の山。 いつしか杭はリベットに、フランジに、主翼桁になり、翼を広げ飛び立っていく。 私の手元から溢れ、次々と離陸していくセズレの編隊。セズレだけではない。ユーフーも、グランビアも、ギズレッツァさえ。 武装も増槽も無いまっさらな機体には迷彩もラウンデルも見当たらない。 彼らは征く。それらを背負っては決して届かぬところへと上昇していく。 そして私は、計算尺が落ちた音で目を覚ます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー かつて多くの機体が疾った滑走路には生産中だった機体が整然と並べられていた。 その数は200をゆうに超える。行き先はスクラップヤード。講和の代償である保有兵力の削減だ。 夢の残骸には、これ以上無いくらいふさわしい。 「課長、お久しぶりです」 サライの声だ。振り返ればそこには見知った3人、同じ夢を追った同志たち。最後に全員が集まったのはいつだったか。 サライはセズレの設計後、アグニ攻撃機の主任として辣腕を奮う。 アリーはオクタヴィア・ヴァルゼを試作したのち、ギズレッツァの設計を、サイユーブは間もなくバテンカイトスを辞め、民間機の設計に転化、ゴルドはその機転と知識を買われパンドーラ隊の技術顧問になった。 皆一様に背を丸め、杖をつき、顔は深い皺に覆われている。 「なんともまぁ、酷い最期だことで」 「これまで血税で殺人機械を作っていたんだ。おあつらえ向きの最期じゃないか」 「これからどうしますか。なにせ、戦時じゃない日なんて生まれてこの方初めてですからね」 「戦争も飛行機ももう十分だ。人生費やして、全部ぶっ潰した。これ以上無いくらい満足だ」 満足した。これは本心だ。 老いた私にもう一度夢を追いかけることはできない。人生の青春を、最も価値のある時期に注ぎ込んだのだ。 芝生に腰を下ろし、ぼんやりと機材の山を眺める。 機体は洗練され、工場は大きくなった。国も私も、あの時と同じものは一つとて無くなっていた。 だが空だけは何も変わっていない。 人々は貪欲にも空の先、宇宙にさえその手を伸ばすだろう。我々がその様を見ることは叶わないが。 飛行機は私に多くのものを与え、多くのものを奪っていった。 それでも、人生を捧げたことに後悔はしてない。 私の人生だと、胸を張って誇る。
https://w.atwiki.jp/heisei-rider/pages/91.html
平成仮面ライダーバトルロワイアルにおける地図です ※モデルは風都@仮面ライダーW。ただし、風都タワーの位置にあるのは、風都タワーではなく東京タワー。 施設の説明 A-1,A-2,A-3,B-1,B-2 サーキット場 A-4 ダム B-4 橋→破壊 B-6 ホテル B-8 森→荒れ地 C-5 ビル/地下 ZECTの秘密基地@仮面ライダーディケイド D-1 病院 D-5 東京タワー→破壊 D-8 園咲邸@仮面ライダーW E-1 市街地→焦土 E-2 市街地→焦土 E-4 病院→焦土 E-5 病院→焦土 E-6 警察署(警視庁)@仮面ライダーアギト F-4 平原→焦土(北半分) F-5 高級マンション@仮面ライダー555→焦土(北半分) F-6 市街地→市街地(半壊)/工場地帯 G-1 廃工場 G-5 市街地→廃墟 H-4 市街地/喫茶『ポレポレ』@仮面ライダークウガ 禁止エリア 19 00 【G-1】【A-4】 21 00 【D-5】【E-7】 23 00 【E-4】【H-3】 01 00 【G-7】【D-8】 03 00 【H-5】【C-2】 05 00 【E-1】【B-6】 08 00 【A-4】~【H-8】(東側全域)