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【作品名】Rewrite 【ジャンル】恋愛AVG 【世界観】 アウロラ:あらゆる生命が持つエネルギー。星そのものもアウロラを持っておりその力で生物を進化させる。 万能の力ではあるが全能でない、アウロラが枯渇してしまうとその星に生命は育たなくなる。 鍵 :星の代行者、その星に生命が進化を辞めた時に出現しその世界で最も繁栄した種の姿を取り 文明に滅びをもたらす、そしてアウロラの力により最新化が始まる。 人間のより圧倒的に高次元の存在であり鳴き声一つが人には理解しえない膨大情報の塊である 常人では聞くだけで精神が崩壊する。 命の設計図:鍵と同一存在でありシミュレーターでありながらあらゆる多元世界の現実と対となるもの。 あらゆる世界の記憶が情報として系図を形作っておりその情報量は鍵の鳴き声同様 人間には耐えられるものではない。 リライター:己のアウロラを用い自己進化させる能力。単純な身体能力の強化にとどまらず 知性の強化、精神の強化、環境に合わせた耐性の獲得等、進化の方向性は多岐に渡る。 ただし一度引き上げたものは戻すことはできず使えば使う程人からは遠ざかっていく。 使いすぎると最後は樹となり星に還ってしまう。 能力者:狩猟系、伐採系、汚染系の3種があり狩猟系はトラップや遠距離に優れ 伐採系は切断等近接に優れる、汚染系は自己を変質させる。 魔物: 動物をベースにしているが実際はこの世のどれにも当たらない不定形のもの。 魔物使い:魔物を使役する技術を持つ人間の総称。 庭の文明:資源の枯渇した地球からアウロラを取り込み月で発展した文明。 本編の舞台は地球の進化を再現した月となる。 【名前】天王寺瑚太郎(MOON) 【属性】リライター、汚染系能力者 【大きさ】170cm以上はあると思われる 【攻撃力】鍵のアウロラの一部が移植されており本来の能力である血流操作により操ることが可能。 通常は3本のかぎ爪のような形や刀のような形で用いる。 核攻撃による衝撃に耐えられる設定の頑強な皮膚に覆われた魔物を切り裂く咲夜(先代リライター) の包帯にエネルギーを纏わせた刃と真正面から鍔競り合いした上一方的に斬り飛ばせる切れ味。 15メートルの恐竜型の魔物に大きなダメージを与えられる。 オーラを獣の姿に変えて20メートル先まで攻撃可能。 人間の腕をたやすくかみちぎれる。 最大技は10メートルぐらいまで伸ばし周囲を切り刻む。 5メートルサイズの魔物を10匹程纏めて切り刻んだ消耗は激しいので多用は出来ない。 【防御力】15メートルサイズの恐竜の姿をした達人級の格闘技が使える魔物の打撃に耐えられる。 【素早さ】鍵に近づくため自らを書き換え続け時間軸や宇宙を遥かに超越した次元の存在になったため時間無視 【特殊能力】鍵=篝を殺すための反作用としての現象と化しておりばらばらにされたり蒸発したり精神を破壊されて行動不能になっても 参戦地点からは数km離れた自分の部屋(の残滓)にて何度でも即座に復活する (死ではなく殺害不能になることが発動条件なので消滅か全能系以外では復活できるか。) 元々半分魔物な上現象化、高次元存在化など完全に人間辞めている(作中でも言われている) 様々な力の形態や法則、数式を掴むことができるので物理無効無視×1。 常人には見えない篝を見れるので不可視視認×1 あらゆる世界の琥太郎の可能性の収束存在であり全ての能力が最も優れた状態となっている。 一瞬で作物を枯らし人間すら死に至らしめるアウロラを汚染する猛毒に耐性を持っているので不思議毒耐性 精神耐性×4(後述) 宇宙外生存可能 リライトによる自身の書き換えが可能、ただし一回で何処まで上げられるのかが不明なのに考慮し難い 命の法則の一端を理解したためアウロラの力を使用可能。 何も無い所から刀などの武器を出したり縁を用いて無限の世界の可能性を収束して仲間を呼び出したり 魔物を作成したりすることが可能、ただし銃等の構造が複雑なものや自分のスペックを超える 咲夜(先代リライターで最強の魔物)等は生み出せなかった。 また法則の一端を書き換える事も可能だが攻撃に使えるかは不明なので考慮せず。 【長所】時間無視 【短所】高校生相応の年齢化と思えば実はおっさん 【備考】MOON編で高次元まで自分を書き換え命の設計図を読んだ時点で参戦 この時点ではまだ篝を殺す現象からは外れていない。 【戦法】とりあえず腕の刃で斬る。死んで自分の部屋にて復活したら参考のリーフバードを作成・飛ばして 対策を立てる、近寄れないようならひたすらリーフバードを作って遠くから攻撃し続ける 参考 【名前】リーフバード 【属性】鳥型の魔物 【大きさ】小鳥並 【攻撃力】魔物はモチーフの動物より強いので小鳥以上 【防御力】魔物はモチーフの動物より強いので小鳥以上 【素早さ】時間無視の琥太郎と戦える恐竜型魔物を翻弄できるため時間無視 【特殊能力】葉一枚で作れ消耗がほぼない(琥太郎はアウロラで作ったが) 使役者と視界を共有可能で偵察として便利 【長所】消耗が少ないので魔物使いがお守り代わりに持つ 【短所】戦闘能力はほぼ皆無 【戦法】琥太郎と視界を共有しながら敵に突っ込む <精神耐性> 常人では聞いただけで脳が耐えられなくなる篝の鳴き声=精神攻撃×1 一度目の上書きで耐えられるようになり篝の名前を理解した琥太郎=精神耐性×1 その琥太郎が遠目に一瞬視界に入れただけで凄まじい情報量で精神崩壊してしまう命の設計図=精神攻撃×2 二度目の上書で遠目から見えるようになった琥太郎=精神耐性×2 その琥太郎が読むと意識を霧散させてしまう命の設計図の1単位=精神攻撃×3 三度目の上書きで1文までは耐えられるようになった琥太郎=精神耐性×3 その琥太郎が数分で精神崩壊する命の設計図の末端の世界情報=精神攻撃×4 四度目の上書きでそれを読めるようになった琥太郎=精神耐性×4 参戦 vol.107 修正vol.118 vol.107 782 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2014/12/23(火) 08 02 18.01 ID d19HlBAs 779 自分の部屋で復活っていうのは戦闘場所とは別の場所で復活するってこと? 自分の部屋から戦闘場所まで復帰はできるの? 785 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2014/12/23(火) 09 57 46.82 ID j2VZWBfH [3/5] 782 作中では篝に会う→殺されるを琥太郎の主観時間で100年ぐらい繰り返すんだが 篝のいる丘と自分の部屋は距離としては数km 786 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2014/12/23(火) 11 43 16.39 ID j2VZWBfH [4/5] 天王寺琥太郎訂正 人外であることと数km先で復活する旨を追記 アウロラの力で小型の魔物であれば何度でも作れるようなので 常時能力対策で追加 (省略) 787 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2014/12/23(火) 12 55 07.44 ID zWhU26mp 779 当たり前だけどこれ核以上の攻撃力にはならない 788 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2014/12/23(火) 13 34 26.83 ID eu8561CH 787 どういう記載の仕方だとみとめられるんだっけ? 789 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2014/12/23(火) 13 55 19.95 ID j2VZWBfH [5/5] 787 あっだめなのか失礼、そのあたりは知識に欠けてた 一応設定としてはクリロイボグという魔物が皮膚が非常に頑強で核爆発の衝撃にも耐えられるという設定 その魔物を一撃で包帯にエネルギー纏わせた刃で皮膚の上から真っ二つにした咲夜ってキャラと 一騎打ちで自分の剣と鍔迫り合いして包帯を破壊って感じ 804 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2014/12/25(木) 13 48 00.82 ID bzY2PJNS [1/2] ヴァイブと天王寺琥太郎が議論中に移動しているけど ヴァイブはもっと詳細があれば時間無視になるかもしれないだけで なければ時間無視にはならないっぽいから現テンプレで問題ないかと 天王寺琥太郎は「核爆弾」ではなくて「核爆発」だから 「核爆弾」による「核爆発」の事を指しているのか 分からないため攻撃力に使えないような気がするので議論中でいいけど 807 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2014/12/25(木) 21 08 15.66 ID bJ+z5z5i 804 なるほど、原文だと「核攻撃による衝撃」ってなってる 825 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2014/12/27(土) 12 27 44.94 ID RxRJt3Z7 807 「核攻撃」か、それならいいか 839 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2014/12/27(土) 20 34 27.96 ID +TLHaLyn [3/4] (省略) 天王寺琥太郎考察 時間無視だが防御無視も広範囲もない 分け対策も太陽軍団には通じないのでその上は厳しいだろ 惑星破壊の0秒組のところから考察 ○魔神レオンハルト 斬って勝ち △福田いちご 倒せない倒されない △道明寺桜 倒せない倒されない ○佐々木一兎 斬って勝ち ×クラウド・ストライフ 追放では復活できないか負け △ロックマントライブキング 時間無視分け △主人公(VO4) with スペシネフ13罪 時間無視なので相手自爆しない分け △コンバトラーV 時間無視分け ○空条承太郎 斬って勝ち △バーニングゴジラ 一度やられて復活した後遠距離からリーフバードで攻撃繰り返して分け △古代進with宇宙戦艦ヤマト(「宇宙戦艦ヤマト 復活編」版) 時間無視分け ○マティルダ・サントメール 斬って勝ち ○七代千馗 睡眠で戦闘不能後復活して攻撃勝ち ○深町晶 攻撃し続ければ勝てるか ○イリュージョンNo.17 物理無効無視勝ち △一方通行 一度やられて復活した後遠距離からリーフバードで攻撃繰り返して分け ○西行寺 幽々子with西行妖 そのうち桜斬って勝ち △東丈 一度やられて復活した後遠距離からリーフバードで攻撃繰り返して分け ○闇遊戯 物理無効無視勝ち ○秋せつら 復活してから目をつぶって近づいて斬って勝ち ×暁古城 消滅負け ○チルノ 斬って勝ち ×ロング・ファング 魂支配は無理だろう負け △ヤツ 一度やられて復活した後遠距離からリーフバードで攻撃繰り返して分け ○清夢騎人 斬って勝ち △ヴァーミリオン・CD・ヘイズ with Hunter Pigeon 空中攻撃の手段が無いので時間無視分け 地球型惑星規模の壁 △ 全員大きさと時間無視分け 木星型惑星規模の壁 ×太陽軍団のところまで分け、太陽には殺され続けて負け 暁古城>天王寺琥太郎>秋せつら ▼ 842 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2014/12/27(土) 21 04 37.64 ID Bz1qH7pS 839 せつらの発狂からの消滅ってそんなんでどうにかなるのか?効果も永続なのに ▼ 843 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2014/12/27(土) 21 16 52.65 ID +TLHaLyn [4/4] 842 リミッター解除=私人格ってことなのかな はっきりとそこテンプレに書いてないんだよね リミッター解除時は意識がないってあるから一人称も何も無い気がしたんだけお ▼ 845 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2014/12/28(日) 03 03 40.82 ID UPyMNadt 839 考察乙。イリュージョンは原理あり透過だから多分突破できない。清夢は消滅防御とか持ってたから攻撃届かないんじゃない? せつらはリーフバードと視界共有してるなら発狂通るだろうしリーフバード自体も発狂させられる、目を瞑ってたらそもそも相手がどこにいるかもわからなくないか? ▼ 846 自分:格無しさん[sage] 投稿日:2014/12/28(日) 10 48 36.39 ID djG5lc8A [2/17] 845 時間無視だから相手の位置はずっと動かないし テンプレ見る限り常人より精神力の強い男性だと効果が薄いみたいだから ある程度背後から近付いて目を瞑って斬れば行けると思った リミッター解除時であるならそうはいかないだろうけど 最初の状態が解除してるのかよくわからない イリュージョンは了解、分けで 清夢騎人はイマイチ良く分からないんだが 纏わせてるのは刀ってあるんだが本人にも常時適応されてるのか 凄い魔力だから近寄れないみたいなことも書いてあるけど それも具体的には良く分から無し
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おらなんだかワクワクしてきたぞ!(過去スレにも幾つかあったんだが拾って来るべきか…… 元ネタ:ウルトラマンタロウ →フラッシュ神作成 ウルトラマンガタロウ 太郎!! 麻生塾ナンバー6!! 筑豊の父がいる 筑豊の母がいる そして太郎が ここにいる 支那を見ろ 北を見ろ 韓国を見ろ 特亜から 迫り来る 赤い火を 何かが日本に 起きる時 口の⊿が ひん曲がって 太郎が飛び立つ 太郎が戦う 太郎!太郎!太郎! ウルトラマンガタロウ 麻生太郎の義父が来た 麻生太郎の祖父が来た そして太郎が やって来た あれは何?あれは敵?あれは何だ? 謎を秘め 襲い来る 侵略者 力が欲しいと 願う時 口の⊿が ひん曲がって 太郎が飛び立つ 太郎が戦う 太郎!太郎!太郎! ウルトラマンガタロウ 元ネタ:はしれコウタロー →フラッシュ神作成 はしれアソウタロー これから始まる 大レース マスゴミ相手に いななくは 天下のサラブレッド 四代目 今日は選挙だ めでたいな 走れ走れ アソウタロー 本命穴馬 かきわけて 走れ走れ アソウタロー 追いつけ追いこせ 引っこぬけ スタートダッシュで 出遅れる どこまでいっても 離される ここでおまえが 負けたなら おいらの日本 ままならぬ 走れ走れ 走れアソウタロー 本命穴馬 かきわけて 走れ走れ 走れアソウタロー 追いつけ追いこせ 引っこぬけ (せりふ)美濃部都知事の口調で エーこのたび、総裁選挙を、どのように実施するかと、いう問題につきまして、 慎重に検討を重ねてまいりました結果、本日の総裁レース、本命はアベシンゾー。 穴馬はアッと驚くオザワイチローという結論に達したのであります。 (せりふ)競馬実況放送風に 各馬ゲートインからいっせいにスタート。 第2コーナーをまわったところで先頭は予想どおりアベシンゾー。 さらに各馬一団となってフクダヤスオ、タニガキサダカズ、タケベツトム、 ケケナカヘイゾー、 カンガンス、オザワイチロー、ナカガワサケ、アソウタローと続いております。 第3コーナーをまわって、第4コーナーにかかったところで、先頭は予想どおりアベシンゾー、 期待のアソウタローは大きくぐっとあいて。さあ、最後の直線コースに入った。 あっ、アソウタローがぐんぐん出て来た。アソウタロー速い。アソウタロー速い。 トップのアベシンゾー懸命の疾走。これをアソウタローが必死に追いかける。 アソウタローが追いつくか、アベシンゾーが逃げ切るか、アソウタローかアベシンゾー、 アベシンゾーが九段行き、あけてぞけ支那は別れゆく。 ところが奇跡か 神がかり いならぶ名馬を ごぼう抜き いつしかトップに おどり出て ついでに小泉まで 振り落とす 走れ走れ 走れアソウタロー 本命穴馬 かきわけて 走れ走れ 走れアソウタロー 追いつけ追いこせ 引っこぬけ 走れ走れ走れ走れ 走れアソウタロー 本命穴馬 かきわけて 走れ走れ走れ走れ 走れアソウタロー 追いつけ追いこせ 引っこぬけ 元ネタ:ウルトラマンガイア! →フラッシュ神作成 ウルトラマンガイヤ ギリギリまで がんばって ギリギリまで ふんばって ピンチの ピンチの ピンチの連続 そんな時 ウルトラマンガ ほしい 自分のパワーを 信じて飛び込めば きっとつかめるさ 勇気の光 うぬぼれるなよ 邪悪な願い 最後の力が 枯れるまで ここから 一歩も 下がらない ギリギリまで がんばって ギリギリまで ふんばって どうにも こうにも どうにもならない そんな時 ウルトラマンガ ほしい ウルトラマンガ Yeah!! 愛さえ知らずに 育ったモンスター 叫びやお前の 涙なのか 力まかせの 邪悪な願い 大切なものを 守るため ここから 一歩も 通さない ギリギリまで がんばって ギリギリまで ふんばって まずいぜ ヤバイぜ ピンチの連続 そんな時 ウルトラマンガ ほしい ウルトラマンガ Yeah!! ギリギリまで がんばって ギリギリまで ふんばって ギリギリまで がんばって ギリギリまで ふんばって どうにも こうにも どうにならない そんな時 ウルトラマンガ ほしい ウルトラマンガ Yeah!! 元ネタ:男の勲章 →フラッシュ神作成 実録 男の勲章「灼熱の国連安保理」 つっぱることが男の たったひとつの勲章だって この胸に信じて生きてきた 泣きたくなるような辛い ときもあるけど いつも俺たち 頑張ってきた 軽い決議に流されそうに なったときでも 歯を食いしばり 耐えてきた 7月5日 報道で見た 夜空にキラめいた 流れる テポドンを見て 誓った思いを忘れちゃいないぜ つっぱることが男の たったひとつの勲章だって この胸に信じて生きてきた 氷のように冷たい 中露の壁が いつも遮る 俺たちの前を 胸に描いた決議は ハンパじゃないから かじかむこの手 にぎりしめ 東シナ海の 不審船 追いかけてたときの 燃えてた 瞳は 今でも俺たち忘れちゃいないぜ つっぱることが男の たったひとつの勲章だって この胸に信じて生きてきた つっぱることが男の たったひとつの勲章だって この胸に信じて生きてゆく つっぱることが男の たったひとつの勲章だって この胸に信じて生きてゆく 元ネタ:キューティーハニー この頃流行りの男の子 お口の曲がった男の子 こっちを向いてよタロー だってなんだか だってだってなんだもん お願い お願い 爆釣らないで ウリのハートは ファビョファビョしちゃうの イヤよ イヤよ イヤよ 見つめちゃイヤー タローフラッシュ! 今どき人気の男の子 笑顔の可愛い男の子 こっちを向いてよタロー だってなんだか だってだってなんだもん お願い お願い 寄稿しないで アカピの紙面が ヒクヒクしちゃうの イヤよ イヤよ イヤよ 見つめちゃイヤー タローフラッシュ! (日本が)変わるのよ! この頃流行りの男の子 ゴルゴの目をした男の子 こっちを向いてよタロー だってなんだか だってだってなんだもん お願い お願い Flash見ないで 私( 395)の心が (((((;゚Д゚)))))ガクガクブルブルしちゃうの イヤよ イヤよ イヤよ 見つめちゃイヤー タローフラッシュ! (日本が)変わるわよ! ↑の改定版 この頃流行りの男の子 お口の曲がった男の子 こっちを向いてよタロー だってなんだか だってだってなんだもん お願い お願い 皮肉らないで ニダーのハートが ファビョファビョしちゃうの イヤよ イヤよ イヤよ 見つめちゃイヤー タローフラッシュ! 今どき人気の男の子 ゴルゴの目をした男の子 こっちを向いてよタロー だってなんだか だってだってなんだもん お願い お願い 寄稿しないで アカピの紙面が ヒクヒクしちゃうの イヤよ イヤよ イヤよ 見つめちゃイヤー タローフラッシュ! (日本が)変わるのよ! この頃流行りの男の子 笑顔の可愛い男の子 こっちを向いてよタロー だってなんだか だってだってなんだもん お願い お願い 総理になって 住人みんなが (*´Д`)ハァハァしちゃうの イヤよ イヤよ イヤよ 見つめちゃイヤー タローフラッシュ! (日本が)変わるわよ! 原曲:ttp //www.youtube.com/watch?v=E7gpBkPtZmQ 元ネタ:ttp //www.youtube.com/watch?v=bs7Q1pOWWzw あれ(自民党総裁)も これ(日本国首相)も みんな 欲しくなるの 恋も 夢も 望むものは叶えたくなるの スコープ越しに 狙い決めてみたり (眼鏡を)かける (漫画を)開く (読み)ふける 日々の スケジュールが一杯 射撃は代表してたし 血筋も安倍ちゃんに負けない 口もとんがり(゚⊿゚) 特ア嫌い だから(マスゴミに)モテナイの たいへんたいへんたいへんと ちょいワルオヤジでコスプれば 止まらなくなって楽しんじゃってる 男前よ(*1) たいへんたいへんたいへんと 電話で会談してると (テポ丼を)撃たれたことも忘れちゃうくらい 笑っちゃうんです(*2) オーレオーレファイトだ 心は(住人)みんなで一つ 強く結ばれた絆 友情 (*1:ASEANフォーラムでのボガード太郎) (*2:コンドル姐さんとの電話会談で 「日本を常任理事国にしないか?」→大笑い) 元ネタ:ドカベン きれないカードが あるものか かまえた サミットが受け止める ああ 外交のストライク ズバーンといかした あいつだぜ 気はやさしくて お金持ち 曲がった⊿が 今日もゆく がんばれ がんばれ! ローゼン 麻生太郎 うてないボールが あるものか うなった⊿が たたきだす ああ 毒舌のホームラン カキーンとしびれる あいつだぜ 日本のためなら 命がけ マスコミ相手に 体当たり がんばれ がんばれ! ローゼン 麻生太郎 勝てない勝負が あるものか 漫画できたえた 手が握る ああ総理への 任命書 スカーンとほれこむ あいつだぜ 人生いつも フェアプレイ 筑豊精神 花と酒 がんばれ がんばれ! ローゼン 麻生太郎 日本の星(元ネタ:巨人の星) 思い込んだら試練の道ぃを~ 逝くが~太郎のド根性 真っ赤に燃える、共産国に、日本の主張を通すため 毒舌かませ 弱音を吐くな 行け行け太郎ドンと行け~ 元ネタ:ttp //www.youtube.com/watch?v=daZpWq-H36Q マスゴミの話を聞かせてよ 瞳を逸らさず見つめてよ 貴方は私が皮肉を言わないと思っている 知らない漫画を読むのなら 要らないカバーは振り捨てて 表紙を剥き出しにしても荷物は重すぎるの 吹けど飛ばない萌えだけが 住人を結んでる 知性を見せぬミンスの口出しに背いて 真っ直ぐに駆け上がる 総裁への扉へ どこまでもタローは行くの (むくげの)花びらの真白い寂しさを 二つの半島で舐め合えば ニダーは謝罪がお金で貰えると思っている 今また欲しい賠償より 乾いた流行りの放火より 私はニダーのナマ火病が見たいと思ってるの 全てを見せるタローの導く優しい明日 (本当の貴方と本当の日本が 出会える場所まできっと行けるはず) さらなる明るい未来へと行くから (アキバに出向いて 声援を散らして それでも会いたい We will reach to Taro s land Take me to the Taro s land) タローの話を聞かせてよ 瞳を逸らさず見つめるよ 酋長の真っ赤な電波を 振り向かず二人は何処まで行こうと思ってるの 理性を見せぬ中共の捏造に背いて まっすぐに駆け上がる 首相への扉へ 優しげに微笑むタローに(*´Д`)ハァハァして 貴方にもし私を捜すその気があれば どこにでもちゃねらはいるの 元ネタ:鉄人28号 永田町にガオー 国連にガオー だだだだんとブチあげる ばばばばんと押し通す びゅんと飛んでく外相 麻生太郎 大逆風 JC選挙 炭坑屋 紋紋平気 良いも悪いも相手次第 ローゼン ローゼン 恐れ無用 びゅーんと飛んでく外相 麻生太郎 手を握れ 西側諸国 叩き潰せ 一党独裁 敵に渡すな外交カード ローゼン ローゼン 早く行け びゅーんと飛んでく外相 麻生太郎 元ネタ:銀河旋風ブライガー 夜空の星が輝く陰で 悪の笑いがこだまする 国から国に泣く人の 涙背負って世界の始末 外務大臣麻生太郎 お呼びとあらば 即 参上~!! ローゼン ローゼン 恐れ無用 東アジアエリアの アウトローも震えだす ネゴシエイター ローゼン 皮肉悪口 突っ走るのさ 『アジア最大の民主国家インド』 十万光年 ヲタの煌めき 飛び交う スリージェイ 拡がる サブカル さ さ さいたまマーク あ あ あいつは 外務大臣 外務大臣 麻生太郎 元ネタ:タッチ 特亜を止めて 靖国 あなた真剣な参拝したから そこから何も言えなくなるの マスコミ ロンリネス きっと愛するマンガ大切にして 実家の部屋に山済み 「ゴルゴ13」がお気にいり スレ違いや工作コピペ あと何回貼ったら アンチは気がつくの お れ ら の タロウ タロウ ここに タロウ ああ麻生 タロウ 票を伸ばして 受け取ってよ ため息の数だけ孤独な総理 命をかけてやらねばならぬ 孤独はリーダーにつきもの 豊かな日本に こんにちは 鉄腕タロウ(元ネタ:鉄腕アトム) 支那を越えて~ ららら星の彼方~ 行くぞ太郎 弁舌軽く~ 意見正し ららら吉田の孫 漫画で活力 毒舌太郎~ 元ネタ:デビルマン あれは支那だ支那だ支那だ あれはノドン、テポドン テポドン 極右者の名を受けて 名誉を捨てて戦う男 タロウアローは超音波 タロウイヤーは地獄耳 ビックマウスは支那を裂き ポイズンマウスは北砕く 漫画の本を~手に持った 僕らのヒーロー麻生太郎 麻生太郎 あれは電波電波電波 あれはアカヒ新聞 新聞 失言癖の名を受けて 利権を捨てて戦う男 TBSは超電波 特亜イヤーは地獄耳 朝日記者が記事を書き 靖国批判が巻きおこる ねら~の支援背に受けた みんなのヒーロー麻生太郎 麻生太郎
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前話 次話 京太郎インタビューその6 全国大会の第一戦を難なくクリアした清澄高校。 敗退した高校には、来年頑張って欲しいと願う。 勝者インタビューの意味も兼ねて、SK君に取材していく。 まずは清澄高校の一回戦突破、おめでとうございます。 京太郎「ありがとうございます。でもいいんですか? 3連続跳満出して大活躍だった部長とか、優希や染谷先輩も他を寄せ付けない活躍だったし、そっちの方が良かったんじゃ」 そちらは他の記者に任せて、お前はこっちのインタビューに行けと言われまして。 京太郎「はあ」 ぶっちゃけちゃうと、こっちのインタビューの方が楽しみにしてる人多いくらいなんですよね。 京太郎「みんなもっと大会の方に集中したげて!? 頑張ってるんですから!」 とはいえ流石に白糸台などの有名校への取材には敵いませんが。 京太郎「清澄は人気なしですか……。でも、うちは絶対勝ち進んでみせるので、人気が無いなんて言ってられるのも今の内ですからね」 その意気です。 一回戦では、部長さんは特に気合が入っていたように見受けられましたね。 京太郎「そうですね。3年生の部長は最初で最後の大会ですから、みんなの中でも特にって感じで。実は今回他校をトバしてたのも、「よぅし! みんな見てなさい! 私の番で試合終わらせてあげるわ!」って控室で宣言してからですし」 自信たっぷりですね。 京太郎「あの時点で結構な点差ついてましたしね。でも自信って点で言えば、優希の奴なんかは「よっしゃあー!! このゆーき様の東一局で全てを終わらせてやるじぇー!!」とか言ってましたけど」 そうだったのですか。 京太郎「まぁご存知の通り、あいつの親番は東四局になったんですが」 親決めのサイコロを振った時点でズッコケてたのはそういう理由ですか。 京太郎「ちなみに出番の無かった和と咲も控室で若干ズッコケてました」 一年生のみなさんもやる気満々で、空回りしたんですね。 それで、前回から今に至るまでに面白エピソードはありましたか? 京太郎「俺のインタビューって、そういうの求められてるんです?」 だけというわけでもありませんが、メイン層ですね。 京太郎「あー……。面白じゃないんですけど、ちょっとしたハプニングみたいなのはありましたね」 というと? 京太郎「一回戦はその日の午後にやったんですけど、午前中はその準備って感じで。俺も大会中の食材の買い出しに出掛けてたんですよ」 一回戦でもう買い出しに? 京太郎「調理器具は準備してきたんですけど、食材は現地調達ですからね。部費はいくらか渡されて、レシート持ってきさえすれば後は俺にお任せと」 その道中になにかあったのですか? 京太郎「必要なものは買ってリュックに詰めた後、帰り際ですね。人通りの近くでオロオロしてる人を見掛けたんですよ」 誰だったのでしょうか? 京太郎「宮守高校の臼沢さんって言ってました」 宮守高校、というと。 京太郎「はい。うちと同じ日程で一回戦突破して、次にうちと当たる高校の一つですね」 となると、試合前に一人でオロオロしている所を見掛けたと。 京太郎「むしろ試合前だから余計焦ってたんでしょうね」 何があったのでしょうか? 京太郎「俺も何かあったのかなー、と思って声掛けてみたら、向こうも動画で俺の事知ってたみたいで驚いた後、ちょっと悩んでから「ねぇ! 君の能力を見込んでお願いがあるんだけど、聞いてもらえる!?」と」 能力? 京太郎「事情を聞いてみたら、どうやら試合会場に向かう途中で人混みに巻き込まれて、他の選手の人と散り散りになっちゃったみたいで」 あ、迷子捜索能力ですか。 京太郎「そうなりますね」 S君の事ですから引き受けたのだと思いますけど、時間はあったんですか? 京太郎「ええ。そもそも買ったものも緊急で必要なものじゃないですし、試合に間に合わなかったとしても俺が見逃すだけですから。それに、みんなは勝ってくれるって信じてますし」 成程。それで、その後は? 京太郎「とりあえずは連絡がつくか聞いてみたんですけど、試したけど全員繋がらないと」 みなさん携帯を落としてしまった? 京太郎「いえ、後で聞いた所、マナーモードのままにしてたり周りがうるさくて気付かなかったとか、充電切れてたりしてたみたいで」 それは不運ですね……。 京太郎「それで、まずは迷子になった人達がどういう人なのか聞いてみました」 とりあえず歩いて探すのではないのですか? 京太郎「その方が良い時もありますけど……、えーっと。迷子になると言っても、人によって大体パターンがあるんですよね。咲の場合、道分かんないけどとりあえず歩いてみるっていう一番困るパターンなんですけど」 ふむ。それで? 京太郎「人となりを聞いて、大体この辺りにいそうだなって当たりをつけていけば、探す分には早く見つけられるかな、と」 そして、臼沢さんに人となりを聞いて、当たりをつけてから探し始めたと。 京太郎「はい。それでまず見つかったのが、鹿倉さんですね」 どういう当たりをつけていたんですか? 京太郎「臼沢さんから聞いたところ、鹿倉さんは背は低いけどしっかり者で、部内の風紀委員みたいな人らしくて。そういう人なら、人混み掻き分けてみんなを探しに行きたいけど、身体が小さくて中々踏み出せなさそうだなと思って、大きい人通りに沿った部分で立ち往生してるんじゃないかな、と」 そこまで想定するんですか。 京太郎「ええ。で、まぁドンピシャだったみたいで、スクランブル交差点のとこの人の流れの手前で、右に左にウロウロしてたのが見つかりました」 ドンピシャですか、すごいですね。 京太郎「こう言っちゃ失礼ですけど、まー咲に比べたら素直にそこにいてくれたので、比較的といえば比較的簡単に」 京太郎「とりあえず一人確保して次ですね。エイスリンさんっていう、ニュージーランドの人を見つけようと」 その人はどんな方なのですか? 京太郎「全く話せない訳じゃないんですが、日本語を聞くのはともかく喋る方はあまり得意でなくて、常日頃ボードを持ち歩いてそこに絵を書いて意思疎通を図る人だそうです」 成程。そこからどういった考察を? 京太郎「人が多くて目立つ場所にいて、そのボードでHELPサインを出してる可能性が高いと考えました」 人が多くて目立つ場所……。 京太郎「セブンとかマックとかの全国どこにでもあるような施設の入口だったり、外国人でも知ってるような東京名物になりますね。この場合」 それで、実際どこにいたんですか? 京太郎「忠犬ハチ公像の前でした。あの辺りなら一番目立つ所ですね」 ちなみにどんなHELPサインでしたか? 京太郎「ボードに描いてたのはぴえんの顔文字でした」 京太郎「それで、残る二人ですが」 宮守高校ですと、確か小瀬川白望さんと、姉帯豊音さんですね。 京太郎「そうですね」 どちらから先に? 京太郎「そこでは、姉帯さんの方を先に、という話になりまして」 何故でしょうか? 京太郎「前二人は見つけやすい位置にいるという考察だったのですが、小瀬川さんの場合は先に他の人と合流しているかもと話してたので」 というと? 京太郎「小瀬川さんは普段ダルいダルいと面倒臭がる人だそうなんですが、結構スペックは高くて、大事な所では遺憾なく発揮するタイプらしくて。それなら俺が考える他の人の居場所にも小瀬川さんは当たりつけてて、探して見つけてる所かもって考えたんです」 成程。 京太郎「現実は最後見つけた時に公園のベンチでダル~んと座ってたんですが」 なんだか裏切られた気分です。 京太郎「いえ、まぁ一度探しに行ってたみたいなんですけど、当たりをつけた人が鹿倉さんで、既にこっちで回収してた後だったんですよね」 入れ違いだったと。 京太郎「小瀬川さんは「外してた……ダルい……」って言ってました」 それで、姉帯さんにはどういう当たりをつけていたのでしょう。 京太郎「えーと。聞いてた特徴として、姉帯さんはその時全身黒い服装で、長い黒髪で、俺よりも背の高い女性で」 それだけ特徴的であれば、すぐに見つけられたのでは? 京太郎「ところが本人的にそういう特徴、取り分け高身長をコンプレックスに思ってるらしいので、あまりそれらが目立つ振る舞いをしてないかもしれなかったんですよね。気の大きいタイプでもないそうなので」 となると……道端で座り込んでしまっている可能性が? 京太郎「そういう可能性もあったんですが、友達想いの優しい人だとも聞いたので、そういう事情を押して必死にみんなを探してる事も考えられたので、難しい所だったんです」 それで、実際にどうやって探したのでしょうか? 京太郎「えーと、ですね。当たりをつけるのが難しくて、向こうが目立てないなら、こっちが目立って歩けばいいって事になったんですよ」 というと? 京太郎「エイスリンさんの提案なんですけどね。俺が鹿倉さんを肩車して歩けばいいと」 肩車、ですか。 京太郎「人一人肩車して歩いてればそれだけで目立つし、人混みの多い所でも頭一つ抜ければ、同じく頭一つ抜けてる姉帯さんを見つけられる筈だとなったんですよ」 理屈の上ではそうですけど、年頃の女の子を肩車するのは憚られませんか? 京太郎「俺もそう思うんですけど「今は緊急事態だから無罪!」と鹿倉さん本人に強く言われまして、強行する流れに」 本人にそう言われたら、引き下がるしかありませんか。 京太郎「ですね。それで、臼沢さんが「胡桃と荷物を同時はキツイだろうし、こっちは私が持つよ」と言って、元々持ってたリュックを背負ってもらって。小瀬川さんは人口密度が高いのは嫌いそうだからと人通りの少ない場所を回りつつ、鹿倉さんが声を張り上げて探したんです」 それで、見つけられたと。 京太郎「ええ。どっちも目立ってたので割と早めに。人混みがそんなに無いところで見つけた時に、余程不安だったんでしょうね。姉帯さんがこっちに走ってきて飛びかかるように抱き着いてきまして」 あの身長の人が飛びかかってくるのは中々の恐怖では? 京太郎「それがあの人、見た目美人系なのに中身小動物系で、その時もえらい号泣して「わーん! 会いたかったよー!」って叫んでたので……。なんだか避ける気になれなかったんですよね。肩車してたからそもそも避けらんなかったですし」 成程。ですが、肩車して飛び掛かられたらS君も上の鹿倉さんも危険ではないでしょうか。 京太郎「ええ。鹿倉さんも「わっ、ちょっ、豊音、危なっ……!」って焦ってたんですが、あの人びっくりするぐらい軽かったので。俺が倒れないような姿勢取ったにしても、てんでバランス崩れなかったんですよ」 S君の足腰強過ぎる問題では? 京太郎「そうですかね。まぁ、どっちにしろ怪我が無くて良かったです」 ちなみに、姉帯さんとS君の身長差を考慮すると、S君が腰を落として抱き着かれた場合、ちょうどS君の顔の位置に姉帯さんの胸部が当たると思うのですが。 京太郎「なんでそんな気付かんくて良い事に気付いてそのまま言っちゃうんですか」 どうでした? 抱き着かれてみて。 京太郎「例によってノーコメントで」 その後、小瀬川さんを公園のベンチで発見して、見事ミッションコンプリートしたと。 京太郎「ええ。姉帯さんをあやすのに長くかかったり、小瀬川さんが「バテた……おんぶして……」とか言い出したりと、色々ありましたが、なんとか宮守のみなさんは合流出来てました」 時間は大丈夫でしたか? 京太郎「まーかなりギリギリだったので慌ただしくしてましたけど、向こうも一回戦突破したみたいなので、なんとか間に合ったんでしょうね」 S君も大変感謝されたんじゃないでしょうか。 京太郎「そうですね。荷物を返してもらった後、別れ際臼沢さんが「このお礼は絶対するからね! 絶対だよ!?」って言ってたので、今度会った時に改めて、という感じになるんでしょうか」 宮守の方達はどういう印象でしたか? 京太郎「全員3年の先輩なんですけど、みなさん可愛い人達って感じでしたね。雰囲気がフレンドリーというか、柔らかいというか」 では、最後に何か一言。 京太郎「夏バテ防止の為、水分補給はきちんとしましょう。スポドリに塩をちょっと入れるのがオススメです」 前話 次話
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_ ,ィ フ 7 x.__ __x< ≧xf仄Τ}-‐ァ7' ̄`ヽ { / / _仄{つぅく二}/ (人厂 / / { ハ. V r‐fノ __ノ`ヽ ;八_) ー ノ \ rレ' / ̄ `ヽ }、 {__,ハ l | \ /  ̄(j/ / / /{l{ し^ぅ、 l ヽ / / / / / Vハ `匸{'⌒ソ´ // / // ̄ } l| ` ̄\ // {/レ' _/`゙ヽ | l| (⌒V } jハ}. | | l代f圦 ,ィfテty l リ;ノリ / / { j人 l|´ ̄ノ、 ゙゚ー' j/{__/ / 人 \{ 〈 / / / /匸_,ノ}__,ノ\ -─「 ̄ ∧ 、___ | l {,ノ_人 ノ、 〉 / │/ ヽ こ゚´ / |/\  ̄} __ノ , 〈 { ー―< i 〕|\ |_ ,ノ. i ,ノ ∧ \ ノ / /,ノ ヽ 名前:空条徐倫(くうじょう じょりーん) 性別:女 原作:ジョジョの奇妙な冒険 一人称:あたし 二人称:あんた 口調:やや不良口調 AA:ジョジョの奇妙な冒険/6部 ストーンオーシャン/空条徐倫.mlt Part6のジョジョで、シリーズ初の女性主人公。 Part3でDIOを倒した空条承太郎の娘なので、ジョセフの玄孫にあたる。 アメリカのフロリダ在住の19歳。 お団子と三つ編みを合わせたような複雑な髪型をしている。どうやって髪を洗っているのだろう。 スタイルがよく、スパイダーマンのような柄の露出度の高い服装をしている。 無実の罪で刑務所に収監され、さらに父を廃人にされた。父を救うためにあえて脱獄せず刑務所内で戦う。 当初は父を嫌いメソメソしていたが、父の愛を理解してからは過酷な環境でタフさを身に付け成長していく。 女性主人公でありながら「歴代ジョジョで一番ひどい目に合っている」と言われるほど散々な目に遭う。 ちなみに「父を救う」とは治療に応用可能なスタンド使いにどうこうしてもらう、 といった話ではなく(SPW財団に廃人状態での肉体を保護してもらってはいるが) 廃人化を引き起こしたスタンド使いの陰謀と正体を追い求めるという流れである。 スタンドは「ストーン・フリー」。糸を立体に固めて人型にした近距離パワー型スタンド。オラオラのラッシュを放つ。 徐倫自身の体を糸状にほぐして、糸を遠くに伸ばすこともできる。 大亜門の漫画『太臓もて王サーガ』には、パロディキャラ「麻仁温子」が登場した。 キャラ紹介・補足 やる夫Wiki Wikipedia アニヲタWiki ニコ百 ピクペ 登場作品リスト タイトル 原作 役柄 頻度 リンク 備考 キル夫が学園都市で暮らすようです オリジナル 女子生徒で先輩。承太郎の娘 準 まとめ 完結 サーレーは石作りの海で囚人になるようです ジョジョの奇妙な冒険 刑務所に入ってきたサーレーと共闘する 準 まとめ 完結 やる夫の上々に奇妙な冒険~Loco-motion with me!~ ジョジョの奇妙な冒険 原作結末を未然に防げた、本人役 準 まとめ 第1部完 キル穂は高校生活をやり直すようです オリジナル 学園都市スレの続編。脱獄王 脇 まとめ 完結 5人はボスキュア プリキュア 承太郎の娘。父やボスキュアの神父とは仲良し 脇 まとめ 完結 49歳のやらない夫は妻からメカ娘を託されたようです ZOE dorores,i 承太郎の娘。父とはすれ違っている 脇 15話 短編 タイトル 原作 役柄 リンク 備考
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参加者 支給品 行方 衛宮士郎 不明 士郎 不明 士郎 不明 士郎 アーチャー 高級お茶会セット アーチャー 不明 アーチャー 不明 アーチャー 言峰綺礼 激辛麻婆豆腐 言峰→消費 不明 言峰 不明 言峰 藤村大河 スーパーマンのコスチューム 大河 Pちゃん・改 大河 装甲機ゴウラム 大河 間桐慎二 ナチス武装親衛隊の将校服 慎二 ドクロの徽章付き軍帽 慎二 天馬賢三 コルトガバメントM1911A1 天馬 不明 天馬 不明 天馬 ヨハン・リーベルト ニナへの女装グッズ ヨハン S&W/M37チーフス スペシャル ヨハン バギブソン ヨハン→善吉→由乃→放置(F-4) ハインリッヒ・ルンゲ 『黒の船』のコミック ルンゲ 不明 ルンゲ 不明 ルンゲ ニナ・フォルトナー ハンドガン ニナ→吉良 ビデオカメラ ニナ→吉良 ヴォルフガング・グリマー ゾンビルーツのスプレー グリマー→由乃 不明 グリマー→由乃 不明 グリマー→由乃 L 不明 L 不明 L 不明 L 夜神月 ニューナンブM60 月→高遠→月 不明 月 メロ スローイングナイフ メロ→放置(I-9) ダガーナイフ メロ→放置(I-9) 松田桃太 ジョーカーベノムガス噴霧器 松田 巴の笛 松田 夜神粧裕 不明 粧裕→ヨハン 不明 粧裕→ヨハン 不明 粧裕→ヨハン 天野雪輝 雪輝の無差別日記のレプリカ 雪輝 ハンドガン 雪輝→破壊 不明 雪輝 我妻由乃 雪輝日記(レプリカ) 由乃 アストロライト液体爆薬 由乃 ベレッタM92 由乃→本郷 平坂黄泉 黄泉の正義日記のレプリカ 黄泉 心音爆弾 黄泉 雨流みねねの爆弾セット 黄泉→みねね 雨流みねね 日本刀 みねね みねねの逃亡日記のレプリカ みねね シルクスペクターのコスチューム みねね 東方仗助 不明 仗助→悪魔将軍→黄泉 不明 仗助→悪魔将軍→黄泉 不明 仗助→悪魔将軍→黄泉 空条承太郎 不明 承太郎 不明 承太郎 不明 承太郎 吉良吉影 セルティの首 吉良→臨也 Queenの楽曲とウォークマン 吉良 爆弾の作り方が書いてある本 吉良 DIO 不明 DIO 不明 DIO 不明 DIO 金田一一 風紀委員の自転車 金田一 レイジングハート 金田一 高遠遙一 カリバーン 高遠 不明 高遠 七瀬美雪 丸太 美雪→結城→放置(A-4付近) 乗り物の鍵と隠し場所の地図 美雪→結城 剣持勇 マテバModel-6 Unica 剣持 不明 剣持 不明 剣持 バットマン グラップリングフック バットマン 瞬間接着剤 バットマン ジョーカー アンカーガン ジョーカー ロビンのチュニック ジョーカー カーラーコントローラー ジョーカー ポイズン・アイビー 不明 アイビー→松田 不明 アイビー→松田 不明 アイビー→松田 ジェームズ・ゴードン ジョーカーモービルとそのリモコン ゴードン→ルンゲ テイザーガン ゴードン→ルンゲ 小型無線機 ゴードン→ルンゲ 武藤カズキ 不明 カズキ 不明 カズキ 不明 カズキ 蝶野攻爵 不明 蝶野 不明 蝶野 不明 蝶野 武藤まひろ ワルサーP99 まひろ グリーンアローの弓矢 まひろ→アーチャー テンマ 不明 テンマ 不明 テンマ 不明 テンマ 杳馬 月の腕時計 杳馬→天馬 フクロウのストラップ 杳馬 パンドラ フェイトちゃんのぱんつ パンドラ 高町なのは 核金 なのは 風紀委員会特服『白虎』Sサイズ なのは→イカ娘 アリサ・バニングス 良い子の諸君!のガイドライン アリサ→焼却 ガソリン20リットル アリサ→焼却 画鋲 アリサ→焼却 月村すずか 不明 すずか 不明 すずか 不明 すずか サンレッド マルボロ(1カートン) サンレッド ジッポーのライター サンレッド エビスビール(350ml)×9 サンレッド 内田かよ子 ファイアーバードフォーム かよ子→ダグバ→ジョーカー 不明 かよ子→ダグバ→ジョーカー 不明 かよ子→ダグバ→ジョーカー ヴァンプ将軍 から揚げの入ったタッパー ヴァンプ 不明 ヴァンプ 不明 ヴァンプ イカ娘 海の家グルメセット イカ娘 S2U イカ娘→なのは 相沢栄子 コルト・ニューサービス 栄子→承太郎→松田 船 栄子→ヨハン→パンドラ→沈没(D-8) 相沢たける アズラエルの篭手 たける→パンドラ バットガールのコスチューム たける→パンドラ 結城美知夫 カツラ三点セット 結城 ルールブレイカー 結城→ゴードン 薬物入りカプセル三点セット 結城 賀来巌 手錠 賀来→剣持 不明 賀来→剣持 不明 賀来→剣持 五代雄介 コルトパイソン 雄介→由乃 サバイバルナイフ 雄介 鉄パイプ 雄介 ン・ダグバ・ゼバ 不明 ダグバ→ジョーカー 不明 ダグバ→ジョーカー 不明 ダグバ→ジョーカー 竜ヶ峰帝人 不明 帝人 不明 帝人 不明 帝人 折原臨也 属性探査機 臨也 ロビンマスク 不明 ロビン→みねね 不明 ロビン→みねね 不明 ロビン→みねね 悪魔将軍 不明 悪魔将軍→黄泉 不明 悪魔将軍→黄泉 不明 悪魔将軍→黄泉 黒神めだか 不明 めだか 不明 めだか 不明 めだか 人吉善吉 ククリナイフ 善吉 不明 善吉 不明 善吉 本郷猛 不明 本郷 不明 本郷 不明 本郷 ロールシャッハ 滝和也の爆薬付きナックル ロールシャッハ 夢原のぞみ ピンキーキャッチュ のぞみ→由乃 護送車 のぞみ→グリマー→ニナ 不明 のぞみ→由乃 V バッタラン V レイピア V マインゴーシュ V
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2部の事 波紋や究極生命体などが出るが 全部オーバーヘブンには 1ミリも勝てない EXEXEX 空条 承太郎(くうじょう じょうたろう((星の白銀・世界・天国(スタープラチナ・オーバーヘブン(ザ・ワールド)))) 天国に到達したDIO(世界・天国(ザ・ワールド・オーバーヘブン) EXEX 空条 承太郎(くうじょう じょうたろう(星の白銀・世界(スタープラチナ・ザ・ワールド))) DIO(世界(ザ・ワールド)) EX 空条 承太郎(*1) DIO(ザ・ワールド(素手、時止めなし)) SSS DIO(隠者の紫(ハーミットパープル)) SS 空条 承太郎(くうじょう じょうたろう(素手)) ヴァニラ・アイス(クリーム) 再起不能となったジャン=ピエール・ポルナレフ(銀の戦車・鎮魂歌(チャリオッツ・レイクイエム)) S モハメド・アヴドゥル(魔術師の赤(マジシャンズレッド)) 花京院 典明(かきょういん のりあき(法王の緑(ハイエロファントグリーン) ジャン=ピエール・ポルナレフ(銀の戦車(シルバーチャリオッツ)) ペット・ショップ(ホルス神) ダニエル・J・ダービー(ダービー兄(オシリス神)) アヌビス神(ジャン=ピエールポルナレフ) AAA 空条 承太郎(*2) ジョセフ(波紋・隠者の紫(ハーミットパープル)) イギー(愚者(ザ・フール)) ラバーソウル(黄の節制(イエローテンパランス)) エンヤ婆(エンヤ・ガイル(正義(ジャスティス))) J・ガイル(吊られた男(ハングドマン)) ミドラー(女教皇(ハイプリエステス)) ンドゥール(ゲブ神) アヌビス神(カーン) ケニーG(ティナー・サックス) AA 呪いのデーボ(悪魔(エボニーデビル) グレーフライ(灰の塔(タワーオブグレー)) 偽キャプテン・テニール(暗黒の月(ダークブルームーン))フォーエバー(力(ストレングス)) ホル・ホース(皇帝(エンペラー)) ネーナ(女帝(エンプレス)) ズィー・ズィー(運命の車輪(ホウィール・オブ・フォーチュン)) 鋼入りのダン(スティーリー・ダン(恋人(ラバーズ))) アラビア・ファッツ(太陽(サン)) マニッシュ・ボーイ(死神13(デス・サーティーン(悪夢世界(ナイトメア・ワールド))) カメオ(審判(ジャッジメント)) オインゴ(クヌム神) ボインゴ(トト神) アヌビス神(チャカ) マライア(バテスト神) アレッシー(セト神) テレンス・T・ダービー(アトゥム神) A ヌケサク 大統領(ラブトレイン) プッチ(MIH) ジョナサン ジョルノ(GER) 究極カーズ BBB 空条 ホリィ(くうじょう ほりぃ(茨(癒しの能力))) ディアボロ ディエゴ・ブランドー(THE WORLD(ザ・ワールド(オレだけの時間だぜ))) ジョニィ(Act4) ジャイロ(BB) 吉良 大統領 BB ウィルソン・フィリップス上院議員(車)ウェザー ディエゴ・ブランドー(恐竜(スケアリー・モンスターズ)) B 空条 貞夫(くうじょう さだお) 仗助 カルネ 露伴 重ちー CCC ワムウ 音石 ローゼス ウィルソン・フィリップス上院議員(素手) カーズ 猫草 CC チョコラータ イルーゾォ アン(家出少女)シェリー・ポルナレフ ソフィー マレーナ エシディシ C リゾット サーレー セッコ スージーQ・ジョースター DDD ブチャラティ ギアッチョ ポルポ 定助 DD 定助 サンタナ ホルマジオ アナスイ D ウンガロ ズッケェロ EEE ミスタ トリッシュ 形兆 EE オエコモバ ホルマジオ ドナテロ 噴上 E ラングラー F・F サウンドマン 吉廣 ジャンケン小僧 FFF リキエル ジョンガリ・A ヴィヴァーノ ドナテロ 康一 FF フーゴ エルメェス マックイイーン ケンゾー グッチョ 億泰 F ヴェルサス GGG マイクO GG ナランチャ G ブンブーン HHH 虹村さん(京) HH リキエル ラングラー H メローネ アンジェロ III 11人の男 ホットパンツ II シュトロハイム ウェカピポ I アクセルRO マジェント JJJ ジョセフ JJ スポーツマックス J ジャイロ KKK プロシュート アバッキオ リンゴォ KK DアンG ペッシ K ミューミュー LLL マライア LL ミラション L スクアーロ MMM 未起隆 MM プッチ M エニグマの少年 NNN グェス 定助 ディスコ NN マウンテンティム N フェルディナンド博士 OOO ブラックモア OO ジョニィ O ポークパイハット小僧 由花子 PPP プッチ PP ジャイロ P ルーシー 間田 QQQ ティッツァーノ 玉美 QQ トニオ ネズミ RRR カーズ RR ジョルノ
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← 近付いて殴る。 素手での戦いにおいて基本中の基本と言える動作。 銃どころかナイフ一本すら持っていないなら、当然距離を詰めねば拳も蹴りも当たらない。 だからこそ如何に素早く接近し、相手に対応させず殴りつけるか。 それが素手で戦う上でのポイントとなる。 「――ッ!!!」 では、今起こっているこれは何なのだろうか。 離れた位置にいる敵への接近、それで床が砕け散り椅子や案内板が天井に届くまで吹き飛んだ。 距離を詰めたら真っ直ぐに拳を突き出す。 その速さたるや、人間が目で追える限界を軽く超えている。 威力もまた人間が出せるソレではない。人体どころかコンクリートですらいとも簡単に破壊可能な程。 近付いて殴る。 大尉が行えばたったこれだけの動きですら、絶大な脅威として機能するのだ。 だから彼は化け物。人を超えた力を持ち、人に恐れられて来た人狼。 「スタープラチナ!」 だが人は絶対に化け物には勝てないと、誰が決めたのか。 大尉と相対する少年は空条承太郎。吸血鬼との死闘をも制した最強のスタンド使い。 力強い呼びかけに応え現れる、白金を名に冠した拳闘士。 近接戦においてトップクラスの性能を誇る自慢の拳が、大尉の拳と真っ向から激突。 顔を熟れたトマトのように潰される末路を見事に回避した。 「テメェ…」 拳を叩きつけ合った瞬間に、敵の強大さを改めて理解。 冗談のようなスピードもさることながら、パワーもまた桁違い。 生身だというのにスタープラチナを出さねば止められず、しかも相手の拳は破壊されていない。 戦闘に手を抜く気が一切無いとはいえ、これは全力で当たらねば勝ち目は無いと確信。 「オラオラオラオラオラオラオラオラァッ!」 二撃目、三撃目と同時に放たれる互いの拳。 人狼とスタープラチナ、どちらも破壊力・スピード共に引けを取らない。 顔面や胴体を狙った拳はお互い悉く防がれる。 険しい顔の承太郎とは反対に、大尉は人形染みた無表情。 されど攻撃の勢いが衰える事は無い。 「「変身!」」 『潰れる!流れる!溢れ出る!ロボット・イン・グリス!』 『When the five horns cross, the golden soldier THOUSER is born. Presented by ZAIA.』 突如響くのは異なる二つの電子音声。 グリスとサウザー、黄金色の装甲を纏った仮面ライダーが変身を遂げていた。 一海は北都代表の仮面ライダーだけあって非常に高い格闘能力を持ち合わせている。 天津もまた、45歳という年齢ながら仮面ライダーアバドン数名を生身であしらえるくらいには身体能力が高い。 だが変身している状態ならともかく、生身で大尉の動きに反応するのは不可能。 迫る拳に唯一対処出来たのは、同じ超常の能力を持つ承太郎のスタープラチナくらいだ。 その為暫し遅れを取ったものの承太郎のみに任せるつもりは無く、両名共に変身をしたのだ。 「ゥオラッ!」 駆け出しながらグリスはドライバーを操作し、両腕にツインブレイカーを装備。 慣れた感触を確かめ、承太郎と交戦中の大尉に殴りかかる。 生身の相手に仮面ライダーの力を使うなど、普通は有り得ない。 しかし、スタープラチナと生身で渡り合う輩を普通に当て嵌める方がおかしい。 「ぐっ!?」 くぐもった声は承太郎から。 グリスの接近を察知した大尉は拳の応酬を中断、代わりにスタープラチナへ前蹴りを放つ。 両腕のガードこそ間に合ったが、本当にただの蹴りかと疑いたくなるような衝撃が来たのだ。 本体へのフィードバックにより両腕に痺れを感じる承太郎。 僅かに顔を顰めるも、既に大尉は標的をグリスに変更。 高速回転する打撃装置、レイジングバイルは仮面ライダーの装甲であろうと削り取る威力だ。 それも当たればの話。 体へ風穴を開けられる前にグリスの腕部を掴み、五指に力を込める。 ヴァリアブルゼリーを硬化させた装甲がミシリと嫌な音を立て、このままでは装甲諸共へし折られるのは明白。 阻止するべく左腕のツインブレイカーで殴るが、そちらもアッサリと掴まれた。 仲間の危機を黙って見ているだけの者はここにいない。 三人目の男が動く。 脚力増強装置により爆発的な加速で以てサウザーが急接近。 突き出されるは刺突剣型の装備、サウザンドジャッカー。 顔を逸らし回避されたが、大尉の頬には赤い一本線が付けられる。 更に僅かながら両手の力が緩んだ、またとないチャンス。 「放し…やがれぇっ!!」 雄叫びと共にグリスの力が増す。 スーツ内部の伸縮ゲルパッドが腕力を強化し、拘束を強引に振り払った。 腕の自由を取り戻したグリス、掴まれていた際の痛みを無視して大尉へ腕を突き出す。 別方向からはサウザンドジャッカーによる突きが迫り、このままでは二つも穴が開けられる。 大尉は微塵も動揺を態度に表さず対処へ回った。 リーチがあるサウザンドジャッカーが先だ、モデル顔負けの長い脚で刀身を蹴り上げる。 サウザンドジャッカーを握った右腕がサウザーの意思とは無関係に跳ね上がった。 これで容易くがら空きの胴体が完成。 続けて視線を向けずに体を捻り、ツインブレイカーを回避。 ただ避けて終わりではない。 回避と同時にグリスの腕を再び掴む。 今度はさっきのように握り潰す為ではない、突進した勢いを後押しするかのようにグリスを突き放す。 ツインブレイカーが向かう先はサウザーの胴体、よりにもよって味方へ本気の拳が向けられた。 慌てて引っ込めようにも既に遅く、サウザーの対処も間に合わない。 「変身」 『ロックオン!ソーダ!チェリーエナジーアームズ!』 グリスとサウザーだけでどうしようもないのなら、もう一人が何とかするだけ。 エネルギーを変化させた矢がレイジングバイルに命中。 衝撃に狙いが逸れ、どうにかサウザーの胴体を掠めるだけで済んだ。 同士討ちを防いだのはサクランボの装甲を纏ったアーマードライダー、シグルド。 大尉の意識がグリスたちに向かった隙に変身を完了させた承太郎だ。 目論見が失敗に終わった大尉は己の肉体で直接仕留めに掛かる。 そこへ殺到するは無数の矢、シグルドがソニックアローを連射しグリス達への攻撃を阻止しているのだ。 エナジーロックシードのエネルギーを変換させた矢はアーマードライダーのみならず、ロストスマッシュにも有効打を与えた。 一発ごとの威力の高さに疑う余地は無いが、だからといって大尉に対処不可能とはならない。 シグルドのカメラアイには最小限の動作のみで矢を躱し、接近する大尉がハッキリと映し出されていた。 無数の矢という攻撃方法はゲーム開始直後に遭遇した魔法少女、環いろはとの戦闘で既に見覚えがある。 発射速度と勢いなら弦を引き絞るという動作が必要なソニックアローより、照準を合わせるだけで矢を連射したいろはのクロスボウが上だった。 そのいろはの矢ですら大尉にアッサリ対処されたのなら、威力こそ上だろうと連射性で劣るソニックアローを避けられない理由は無い。 何より大尉はセラスとの戦闘で銃火器の掃射をも凌ぎ切った化け物だ。 「オラァッ!」 シグルドの武器はソニックアローのみではない。 変身者である承太郎本来の異能、スタープラチナを出現させ迎撃。 敵スタンド使いを再起不能に追い込んだラッシュだが、此度の相手は傷の一つすら簡単にはくれてやらない強敵。 スタープラチナと真っ向から殴り合えるのなど、DIOのザ・ワールドくらいのもの。 それがどうだ、この男はあろうことか生身で互角の殴り合いを繰り広げている。 否、互角以上と言って良いのかもしれない。 徐々にだが、スタープラチナよりスピードが上がっている。 「退がれ!」 『Progrise key confirmed. Ready to break』 短いサウザーからの警告。 スタンドを解除すると言われた通りに飛び退く。 味方の巻き添えを気にする必要が無くなったサウザーが得物を地面に突き立てる。 サウザンドジャッカーから放たれたのは電撃。 レイダー相手にも使ったプログライズキーを装填しアビリティを付与したのだ。 標的となった大尉だがシグルドと同じように、跳躍して電撃を回避。 サウザーが警告を発した時点で何か来ると分かっていたのだから、馬鹿正直に食らってはやらない。 『シングルフィニッシュ!』 『チェリーエナジースカッシュ!』 着地した大尉へ襲い来るはエネルギーの弾と刃。 ガンモードのツインブレイカーと、ソニックアローのシャフト部分から発生させたエネルギー刃による挟み撃ち。 スマッシュやインベスならばこれだけで片が付く。 というよりオーバーキルな連携技。 「なっ!?」 それでも届かないのは、誰が上げたか分からない驚愕の声からも明らかだ。 大尉は何と足元に指四本を突き刺し、畳を引っ繰り返すかのように床を引き剥がした。 地面に顎が接触するかと言う程に姿勢を低くし、グリス目掛けて床を投擲。 床は回転する刃のようにグリスの脚部へ直撃。 装甲に覆われている為潰されも切断もされなかったが、大尉の腕力で投擲されたのだ。 無視できない痛みに悲鳴が出た。 グリスへの命中を確かめないまま、大尉はシグルドヘと駆ける。 体勢は低いままだ、背中をエネルギー刃が掠め軍服に焦げ目が付く。 その程度では足を止めるに至らない。 「スタープラチナ・ザッ!?」 ここでシグルド…承太郎が切るのは自身が持つ中で最も強力な異能。 DIOとの決戦で開花させた時間停止。 しかし時は変わらず動いたまま。何故か。 時を止めようと動いた寸前で胸部に走った痛みが原因だ。 「くっ…」 痛みの原因は即座に判明した。 何時の間にやら大尉の右手に握られた、黒光りする物。 ソレが何なのか、承太郎でなくとも知っている。 銃。弾を込めて引き金を引くと離れた距離にいる人間を殺せる道具。 だが果たして大尉が持つソレを銃に当て嵌めて良いのか、そんな場違いな思いが承太郎にあった。 大尉が手にするのは銃身が異様に長い。 拳銃など映画やドラマ、ホル・ホースのエンペラーくらいしか見た事の無い承太郎でも、流石におかしいと分かる造形。 そも、ただの拳銃程度アーマードライダーの装甲なら軽く弾き返せる。 痛みどころか痒いとすら感じない。 なのに現実にはシグルドの装甲越しにも痛みが来た、攻撃を咄嗟に止めてしまう程の。 外見に違わず威力も馬鹿げている銃、という事か。 (野郎には過ぎた道具だな…) 承太郎が内心で悪態を吐くのも当然である。 大尉が撃った銃の名はジャッカル。 ヘルシング機関のジョーカー、アーカード専用に製作された特製の拳銃だ。 ジャッカルは吸血鬼や食屍鬼と言った化け物を殺す為の武器では無い。 イスカリオテ所属、アレクサンド・アンデルセン神父用に作られた物。 化け物よりも化け物染みた能力を持つアンデルセン相手に、元々使っていた装備だけでは不十分。 そこで対アンデルセン用にオーダーメイドしたのがこのジャッカル。 アンデルセンへの対抗策として作られた以上、当たり前だが人間に扱える代物ではない。 アーカードにも引けを取らない、最上級の化け物である大尉ならば使いこなせるが。 『Progrise key confirmed. Ready to break』 と言った銃の詳細を知らない承太郎達には関係の無い事だ。 装填したプログライズキーの力で、回転切りを仕掛けるサウザー。 相手の武器に一々驚く暇があったら、攻撃を続けるべき。 行動で表すも届かない。 サウザンドジャッカーを素手で掴まれ、強制的に回転を止められた。 手袋が擦り切れ掌の皮が剥がれてもお構いなし。 どうせすぐに再生される。 「なに!?」 敵の身体能力が桁外れと分かってはいたが、流石に驚きを隠せない。 サウザーの驚愕に嘲笑の一つすら浮かべずに、大尉は銃口を添える。 装甲の上からだというのに異様な冷たさを体に感じ、すぐに痛みへと変化した。 至近距離で何度もトリガーを引き、炸裂徹鋼弾が直撃。 ZAIA製の装甲であっても痛みを完全には殺せない。 カチリという乾いた音。 弾切れまでは一瞬であっても、サウザーが感じた痛みは強烈だ。 「オラッ!」 大尉をサウザーから引き離すべく、グリスが拳を突き出す。 脚には鈍い痛みがジンジンと来てはいるが、耐えられない程の激痛にもあらず。 元いた地球での戦いだって、無傷で済ませられた事など数えるくらいしかない。 なら一々痛みに構うよりも敵を殴る事を考える方が建設的だろう。 バックステップで躱されるが予測済み。 スクラッシュドライバーを操作。 両肩部の装甲、マシンパックショルダーより黒煙にも似た液体が噴出。 これはスクラッシュドライバーを用いたライダーのエネルギー源、ヴァリアブルゼリーだ。 ツインブレイカーを装着したままの両腕に力が漲る。 『スクラップフィニッシュ!』 ヴァリアブルゼリーの噴射で爆発的な加速力を得たグリスの放つパンチ。 直撃すればマトモな死体は残らない威力の技を前にし、大尉が取る手は跳躍しての回避。 退いた所でグリスの加速では即座に追いつかれ、真っ向から迎え撃つのも得策とは言えない。 十分理に適った行動。グリスの読み通りだ。 『Progrise key confirmed. Ready to break.』 空中という逃げ場の無いフィールドに自ら飛び込んだ。 そうなればこっちのものとサウザーが得物を地面に突き立てる。 サウザンドジャッカーにはプログライズキーが装填済み。 元は滅が所有するスティングスコーピオンだ。 地中から生成されたのは蠍の尾を思わせる伸縮刺突ユニット、アシッドアナライズ。 巨大な毒針が大尉を貫かんとし、命中を確信。 だが当たらない。 被害を被ったのは軍服の切れ端のみ。 大尉本人は足場のない場だろうと関係なしに回避行動へ移り、見事成功。 悠々と床に降り立ち、背後へと振り返った。 「チッ!」 空のマガジンを取り出すと、シグルド目掛け投擲。 躱すと背後の壁に突き刺さった。 人狼の腕力で投擲すれば、あらゆるガラクタだろうと立派な凶器と化す。 しかし当たってないなら問題無しだ、承太郎は止まらない。 先程は阻止された能力を今度こそ発動する。 「スタープラチナ・ザ・ワールド!」 時が止まる。 殺し合いで数回時を止めているが、DIOとの戦闘時よりも短い時間しか止められないのは把握済み。 ならば与えられた僅かな猶予は無駄に出来ない。 ソニックアローにエナジーロックシードを装填し、スタープラチナでラッシュを放った。 「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」 どれだけ驚異的な能力を有していようと、時間停止中は無防備。 回避も防御も許されず、一方的に殴打の嵐を受けるだけ。 加えて殴った際の感触で分かる。 この男は真紅の騎士やNPCの怪人程の堅牢さは無い。 スタープラチナの拳は問題無く効いていると。 確信した所で安堵もしなければ勢いを弱めたりもしない。 そのような考えで倒せるような相手で無い事は、これまでの攻防で嫌という程に分かった。 加減も容赦もする気は皆無。最後の一発が叩き込まれた。 「オォォォラァァァッ!!!」 そして時は動き出す。 大尉からしたら理解不能だろう。 予備のマガジンをジャッカルに装填しようとした筈が、どういう訳か体が宙に浮いているのだから。 理解させる気は承太郎に毛頭無い。 『ロックオン!チェリーエナジー!』 スタープラチナのラッシュだけで終わらせはしない。 既にエネルギーが充填されたソニックアローの弦を引き絞る。 矢が狙う先は宙に浮いたままの大尉だ。 通常時と違いサクランボの形状をした矢が大尉に命中。 茎の先に揺れる二つの果実に挟み込まれる。 数多の戦場を駆け抜け、その度に撃たれ、斬られ、爆撃されたが初めて感じる痛みだ。 散々空中で痛めつけられた挙句に落下、奇跡的に形を保っていた受付に叩きつけられた。 「……」 ようやっと与えられたマトモなダメージ。 相手がNPCであれば、今ので確実に倒せている。 しかし無惨にも破壊された受付跡を睨む承太郎に、気を抜く素振りは一切見受けられない。 宿敵であるDIO、最初に戦った真紅の騎士、一海が強く警戒するエボルト。 檀黎斗によって集められた参加者は、いずれも一筋縄ではいかない化け物揃い。 スタンドや仮面ライダーの力があっても苦戦は免れないような連中ばかりだ。 軍服の男もそう。 今の攻撃だけで倒せたとは思えない、それくらいの力と存在感が相手にはある。 「倒した、って訳じゃ無さそうだな」 脚を擦りながら隣に並んだグリスの言葉に、無言で頷く。 その隣を見るとサウザーもまた警戒心を緩めず承太郎達と同じ方を睨んでいる。 時折胴体に手を当てては小さく呻いてはいるが、今は脅威が本当に沈黙したか否かが重要。 傷だらけにされるのには慣れているのだ。 自分よりも年下の仲間はまだ立っている。 なら今更この程度の痛みで情けなく悲鳴を上げたりはしないと、サウザンドジャッカーを強く握り締めた。 三人の警戒が徐々に高まりつつある中、ソレは唐突に起きた。 「「「―――――ッ!!!!!」」」 ぶわり。そんな擬音がマッチする現象。 全身の肌が総毛立つと言うのか。 三人共に仮面ライダーへ変身しているにも関わらず、堅牢な装甲など無意味とばかりに細胞の一つ一つが刺激される。 簡単に死ぬような相手でないとは思っていた。 まだ戦わなければならいとしても、続ける心構えは十分に出来ていた。 だとしてもこれは、このプレッシャーには冷汗を抑えられない。 敵はまだ姿を見せていない。 それでもこの瞬間、改めて承太郎達は理解した。 人間が化け物に挑むとはどういう事なのかを。 瓦礫が消し飛ばされ、再び大尉が姿を見せる。 着込んでいた軍服は所々が破損し、見え隠れする肌には痛々しい傷跡が刻まれていた。 目に入る情報を承太郎は不自然に感じる。 時を止めた上でのスタープラチナのラッシュと、シグルドの高威力の技。 それらが直撃したというのに、負傷が少な過ぎるのだ。 仮面ライダーのような装甲を纏っているならまだしも、あの軍服に大きな耐久性があるとは思えない。 と、ここで別の事にも気付いた。 自分が刻みつけた傷、それらが徐々に塞がっているのだ。 人間の自然治癒とは明らかに違う、再生と言った表現がしっくりくる。 つまり敵はDIOや真紅の騎士と同じ化け物。 驚きはせず、むしろ納得がいった。 尤も傷の再生など見なくとも、敵が人間でないのは分かった事だ。 「どうやらマジに怪物だったみてぇだな」 呆れとも感嘆とも取れるグリスの言葉は正しい。 こちらを睨み付ける赤い瞳、その下にある部分が変化している。 耳元まで裂けた大きな口、中から覗くのは剣のように鋭利な無数の牙。 童話に登場する人間に化けた獣が正体を晒すように、大尉もまた人狼としての顔を露わにし始めた。 何故今になって化け物の顔を見せるのか。 向こうが話さなくとも、理由くらいは簡単に察せられる。 「つまり…小手調べは終わりという事ですか」 天津の呟きを肯定するように、大尉が牙を打ち鳴らす。 これまでだって苦戦していたと言うのに、相手からしたら準備運動に過ぎなかった。 全く持って笑えない、或いは笑うしかない。 そうやって現実逃避出来れば楽なのだろうが、やった所で待っているのは自分達の全滅。 生き残るにはシンプルに戦って勝つ、それ以外に無い。 「面白ぇ。こっからが祭りの本番ってワケだ」 拳同士を打ち合わせグリスが笑う。 ドルオタ、兄貴分として以外にも、戦闘狂の一面があるのが猿渡一海という男。 逆境に立たされていようと猛烈に笑って見せるのは、一海らしいものだ。 「全く、開始早々骨が折れる…」 一海の様子に苦笑いしつつ、思わず愚痴を零すのは天津。 このような厄介な怪物を参加者させるとは、つくづく檀黎斗には呆れるしかない。 それでも償いの為に、共闘を受け入れてくれた二人の信頼を裏切らない為に、戦いを放棄はしない。 今もどこかでふんぞり返っているだろう自称神を引き摺り下ろすまで。 「…来るぞ」 承太郎の一言が再戦の狼煙。 極限まで高まった緊張感が弾け飛び、四人の男が激突する。 傷付いた人々を治療する為にドクター達が日々奮闘する聖都大学附属病院。 患者の命を守る為の戦場は今、人間と化け物による闘争の場へと化した。 ◆ 承太郎、一海、天津。 大尉との戦闘に集中する三人は気付いていない。 気付けない、と言った方が正しいだろう。 何せ大尉を相手に他へ気を割くような真似は、自殺行為以外の何者でもないのだから。 もし三人が気付けたとして、何かが変わったかどうかは知り様が無い。 より良い結果になったかもしれないし、最悪の末路を迎えたかもしれない。 いずれにせよ、彼らが知ったのは全て終わってからのこと。 だから今は、気付かないまま物語は進む。 戦闘が起きているのは病院内だけでは無い。 病院の外でも同じく、激戦と呼ぶに相応しい光景が広がっていた。 外では一体何が起きているのか。 そちらについてもそろそろ明かすとしよう。 魔法少女、鬼、オーバーロード。 人の道を外れた者達による、もう一つの闘争を。 →
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0340:大型殲滅兵器“ジーニアス”による被害報告 ◆saLB77XmnM しかし、衝撃で遠く吹き飛ばされるヤムチャを見て、承太郎は言う。 「なんてヤローだ……俺がこんな状態であるとはいえ、『スタープラチナ』の攻撃を六割も防御するとは……」 その不用意な発言に、翼は「えっ?」と声を漏らす。 だが、承太郎の言うことは嘘偽りなく真実。その証拠として、 「ぐ、ぐぐぐぐ……」 顔面を歪まされた状態に陥りながらも、ヤムチャは立ち上がった。 恐るべきは超神水の引き出すパワー。この男、単純な戦闘能力だけなら最早…… 「"地球人最強"か。どうやら、その肩書きはあながち嘘でもないようだな……やれやれだぜ」 承太郎がぼやき、溜息を吐くが、決して慌ててはいない。 「しぶてぇヤローだ! なら今度は俺が……」 「そこを動くなカズマ。奴は既に負けている」 とどめを刺そうと勇みだす桑原を声で制し、承太郎はヤムチャへと目をやる。 「テメーの敗因は……まあ色々あるが、一番致命的だったのは"注意力"の欠如だ」 「な、なんだと!? ま、まだ俺の足元がお留守だって言うのか!?」 不細工顔で抗議するヤムチャは、見た目こそ酷いがそれほどのダメージを受けているわけではなかった。 『スタープラチナ』の攻撃をまともに受けて、ここまで平然としていられる"生身の人間"も珍しい。 「違う。"足元"の話をしているわけじゃあない。もっと、全体的な"場"を見る注意力が欠けていると言ったんだ」 「? どういう――」 首をかしげて、ヤムチャは嫌な予感を感じた。 漠然とした、嫌な予感。 承太郎の言う、注意力。 そして、本能的に感じたこの"気"。 「よ……な……」 今なら、承太郎の言葉の意味が全て分かる。 「おまえは初めから、敵を"一人"しか見ていなかった。 だから翼のシュートも避けられなかったし、俺の『スタープラチナ』による攻撃が布石であることにも気づかなかった」 承太郎から八メートル右、そこには、両の指を突き立てた世直しマンが。 「おぉぉぉぉぉぉぉぉしッッ!!!」 「…………この勝負、俺"達"の勝ちだ。"地球人最強"」 思えば、あの時もそうだった。 強大な敵に立ち向かう非力な俺に、アレは力を貸してくれた。 「なんだ? なんだ、テメーのその支給品はァ!?」 負けたくない。その思いに、コイツは答えてくれた。今回も。 でもな、今回はただ『負けたくない』だけじゃねぇ。守って、帰りてぇんだよ。 仲間の元に。 「――蟹座の黄金聖衣だ! よく覚えて、それから死にやがれクソヤロー!!!」 黄金の鎧を身に纏ったボンチューが、神速の動きでフレイザードに詰め寄る。 本来、黄金聖闘士だけが身に纏うことを許されたこの衣も、今のボンチューを確たる主として認めていた。 その気高き心に反応し、力を貸す。ピッコロ戦の時の様に。 「ボボンチュー!」 だが、今回はピッコロ戦の時に比べて『思い』が違う。 求めたのは単なる強さだけではなく、守る強さ。 生き残りたいという意志も、仲間を思えばこそ。 「ボボン」 その上昇し続けるスピードとパワーは、フレイザードを圧倒する。 抗う暇も与えず、『スタープラチナ』にも匹敵しそうなほどの連打を、 「チュラァアアァアァアアアアアァァァァアァアアアアアアァァァァァァアァ!!!」 ――浴びせる。 今度こそ。 ルキアが果たせなかったとどめの代行を担ったボンチューは、最後の拳にありったけの力を込めた。 これで、フレイザードという悪に完全なとどめを刺す。ボンチューの小宇宙(コスモ)は、未だ滾ることをやめない。 「グッ!」 悶絶しながらぶっ飛ばされたフレイザードは、震える足腰で迫るボンチューに向き直る。 「…………今度こそ、仕舞いにしてやる」 短く言ったボンチューに、フレイザードは恐怖を覚えた。 もはやボンチューは、雑魚などではない。もちろんルキアも。自分の体力が全開であったら勝てただろうが、現状では敗北は免れない。 それでも、 「……俺は、俺様は……死なねぇ!!」 フレイザードは、再び呪文を唱える。 「メラミ! ヒャダルコ!」 今度は中級呪文で、魔力の合成を試みる。 「遅ぇ!!」 ダッシュでとどめを刺しにくるボンチュー。だが、問題ではない。 土壇場に陥った氷炎将軍の恐ろしさは、並大抵のものではないのだから。 「喰らいやがれェェェ!!」 フレイザードはボンチューの手よりも逸早く、魔力を放出した。 ただし、それはボンチューではなく、 (――――ルキア!?) 攻撃先には、ルキアがいた。 それも震える身体を起こし、今にも立ち上がろうとしている。 (――――生きてた!) 歓喜する暇もなく、ボンチューは駆け出した。 悪の魔の手が向けられた、大切な仲間を守るために。 (――――今度こそ、守るんだよぉぉぉ!!!) 「承太郎君……」 戦い終わりし後、翼はすっかり疲弊した承太郎を心配そうに見遣る。 思えば、彼も重傷の身でよく戦った。承太郎がいなかったら、今ここには誰も生存していなかっただろう。 「……少し、無理をしすぎたな。いいかげん休みてぇ気分だ……」 体を倒し、身を休める承太郎の意識は、今にも消えかかっていた。 「翼……和真……俺は少しばかり休ませてもらう。あとのことは、頼んだぜ……」 「うん……うん……」 「……無茶しやがって。大馬鹿野郎だよ、テメーは」 涙ながらに頷く翼と、ぶっきらぼうに返す桑原。 そして、一番の功労者であるヒーローに語りかける。 「あんたも……さすがは"ヒーロー"だな、世直しマン」 未だ立ったままのヒーローに、承太郎は言葉をかけるが、 「……世直しマン?」 声が、返ってこない。 一同が心配そうに見る中、数秒して、一言。 「ルキアとボンチューを……頼む」 その一言がどんな意味を持つのか、考えるのは難しくなかった。 「よ(4)、な(7)」 「……か……め」 世直しマン最大の攻撃『よなおし波』発動の合図と、 亀仙流最大の必殺技の掛け声が、重なる。 そこにいた三人、誰もが「まさか」と思っただろう。 だが、これが地球人最強の底力。 「お(押)ぉぉぉぉぉし!!!」 「はぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 ぶつかる衝撃と衝撃。相殺し合うエネルギーとエネルギー。 力の質量はほぼ互角。お互いが綺麗さっぱり打ち消しあって消えたのだから、間違いない。 かめはめ波とよなおし波のぶつかり合いは、相打ち。 だが、それを放った世直しマンは、 「世直しマン……」 「死んでる……監督みたいに、立ったまま」 「…………ド畜生ッ!!」 その攻撃が、限界だった。 宇宙をまたにかける正義のヒーローは、世を正す正義のヒーローは、 「…………やった」 自称、地球人最強に敗北した。 「やったぞぉぉぉ!! 俺は、俺は勝ったんだー! やったぜ、クリリィィィン!!」 今までにない最上級の功績に、ヤムチャは歓喜の咆哮をあげた。 ドラゴンボールを使い、皆を後から生き返らせるため、まずは人数を減らす。 クリリンの残したこの壮大な計画に、ヤムチャはこれ以上ない形で貢献したのだ。 浮かれるヤムチャの一方。どうしようもなく消沈する三人は、半ば絶望にも近い憤りを感じていた。 桑原も怒りに任せて飛びかかろうとしたが、あのかめはめ波の威力を考えれば、自分に勝ち目がないことを認めざる得なかった。 「おいおい、何しみったれた顔してるんだよ!? どうせあとでみんな生き返るんだから、そんなに落ち込まなくても……」 「『スティッキィ・フィンガーズ』!」 「――へ?」 浮かれるあまり、反応が遅れた。 ヤムチャの後方から迫った襲撃者に、後れを取った。 背後には、二つの影。おかっぱヘアの男と、宇宙人のような人間。まるで、先ほどの『スタープラチナ』の再現のような。 ヤムチャは、この存在が『スタンド』という名であることを知らない。 「うわっ、と!?」 後方からの奇襲をギリギリで避けるも、また転びそうになってしまうヤムチャ。だが、今回は足元がお留守とは言わせない。 「な、なんだおまえは!?」 「なかなかの反射神経だ。だが、『スティッキィ・フィンガーズ』の攻撃は確かに"当たった"。見えるか? おまえの"小指"に取り付けられた"ジッパー"が」 この突然の奇襲に、ヤムチャは困惑する。だが、自分の左小指を見た途端、その困惑はさらに加速することとなる。 「な、なんじゃこりゃあ!?」 そこには、紛れもなく"ジッパー"が取り付けられていた。あの、服についてる"ジッパー"だ。 「その"ジッパー"を引けばどうなるか……まさか分からなくはないだろう?」 おかっぱの男は、ヤムチャに歩み寄る。 「なんなら、もっと"ジッパー"を増やしてやろうか? 身体が"ジッパー"塗れになる様を……俺に見せてみるか?」 「ひっ……」 ヤムチャは、このおかっぱの男の今までにない異質な能力に、これ以上ない恐怖を覚えた。 「……きょ」 あと三人……あと三人だったが、もう少しというところで一人増えた。 その一人は、謎の力を秘めた能力者。冷静に考えて、浮かれている場合ではなかった。 「今日のところは見逃してやる! 次にあったら、このヤムチャ様があの世に送ってやるからな~! 覚えてやがれ!」 限界を感じたのか、それとも『スティッキィ・フィンガーズ』の異能に恐怖したのか。 ヤムチャは、宇宙のヒーローを葬ったとは思えない逃げ足で去っていった。 「ブチャラティ……」 「JOJO――空条承太郎、だな? まさか俺の顔を、忘れてはいないだろうな」 ヤムチャが去り、おかっぱの襲撃者――ブローノ・ブチャラティは、承太郎と邂逅する。 この二人、数時間前までは些細な誤解から激闘を繰り広げた間柄である。 しかも同じ『スタンド使い』。結果は承太郎の勝利に終わったが、今はあの時とは立場が逆転している。 「無様だな。"ボス"と同じような『スタンド』を持ってしてこれとは、情けない」 「仕方がねぇさ。なんたって相手は、"地球人最強"だ」 「ふん。あの時は後れを取ったが、今やったら"100%"俺が勝つな」 「おい、まさかブチャラティ……」 その攻撃的な言葉から、桑原は嫌な風を感じた。 あの時のいざこざ。まさか、今ここで『スタンド使い』同士のバトルを再現するつもりでは…… 「心配はござらん、カズマ殿。ブチャラティ殿にその気はない」 事が起こる前にブチャラティを止めようとした桑原を、遅れてやってきたもう一人の仲間、雷電が制した。 「雷電さん!」 「遅れて済まぬ、翼殿。もっと早く駆けつけるつもりだったが、ブチャラティ殿と『話』をしていたら遅くなってしまった」 「……事情は雷電から全て聞いた。おまえ達が俺と同じ思想を持っているということ、既にカズマはその仲間入りをしたということもな」 複雑そうな顔で語るブチャラティ。どこかしら後ろめたさがあるのだろうか。特に桑原とは眼を合わせようとはしなかった。 「カズマ殿、ブチャラティ殿はちゃんとこちらの話に賛同してくれたぞ」 「それじゃあブチャラティ……」 「おっと、再会を喜び合うのはまだ先だカズマ。生憎だが、"すぐにやらなければならないこと"ができた」 「やらなければならないこと?」 ブチャラティの加入に喜んだのもつかの間、彼は"また"突拍子もないことを言い出した。 「さっきの奴――ヤムチャだったか。俺は奴を追い、この手で倒す」 「なんだと!?」 その言葉に驚きの色を見せる桑原だったが、ブチャラティは至って平然とした顔で、 「奴は危険だ。この先少なからず、俺たちの障害となる。倒すなら……疲弊し、"ジッパー"の能力を恐れた今が好機だ」 「じゃ、じゃあ俺も行くぜ!」 「言うと思ったよ、カズマ。だが、おまえは駄目だ。これは俺が一人で行く」 「なんでだよ!? 仲間だろうが!?」 「"仲間"だからこそだ。言わせてもらうが、おまえ達三人は戦える状態じゃあない。 下手に数で攻めるよりも、一人のほうが"確実性"がある」 「ぐっ……しかしよぉ」 なおも食い下がろうとする桑原に、承太郎は「やれやれ」と吐き捨てる。 「ブチャラティ、奴は強いぜ。いくらおまえの『スタンド』が特殊でも、一人じゃ荷が重い。だが……」 「最良の策であることは否定しないだろう? こうしているうちも、奴は遠ざかっていく。俺は行くぞ」 「やれやれ……」 「"無口"そうな割に、この手の話になると"饒舌"になる奴だ。雷電、あんたはカズマ達を頼む」 「承知」 踵を返し、ブチャラティはヤムチャが去っていた方角を見る。もはや、止めるものは誰もいなかった。 最後に、 「ブチャラティィィィィィィィ!!!」 桑原が、腹に力を溜めて大きく叫ぶ。 「テメーは俺たちの仲間だ! だから、だから絶対に戻って来いよォォォォ!!!」 ――声は、届いただろうか。 既に姿の見えなくなったブチャラティに、確認する術はない。 「では、一刻も早く安全な場所へ」 「いや、その前にボンチューとルキアを迎えにいってやらねぇと……負けてるとは思いたくはねぇが、無事でいてくれよ!」 「……」 「あん、翼?」 ブチャラティが去った後、気を失い身を休めることに専念した承太郎を見ながら、翼は一人考える。 これで、これでいいのかと。 「JOJO君は……」 静かに、翼が語りを始める。 「JOJO君は、僕がこの世界で初めて出会った『チームメイト』だったんだ」 思い出す――最初はサッカーをお遊びだって、貶してたっけ。 「僕は、この世界で石崎君っていう『チームメイト』を亡くした。 さっきの戦い……承太郎君も石崎君みたいになっちゃうんじゃないかと思って……」 心配だった。初めて、クレイジーでいられなくなった。 たしかな生命の危機を感じてしまったんだ。 「――みんなが、みんなが楽しくサッカーをすることが出来れば、こんなことにはならないんだ」 何を思ったか、翼は承太郎が作った木製ボールを手に取り立ち上がる。 「僕は彼に――ヤムチャ君に、サッカーの楽しさを教えてあげるんだ!」 「……………………はぁ?」 呆れ顔になる桑原と雷電を無視して、翼は走り出す。 その方角は、ヤムチャやブチャラティが向かっていったのと同方向。 止める間もなく、翼はサッカーの楽しさを知らしめるため、布教活動に出かけてしまった。 ――やれやれ、まったく"クレイジー"だぜ…… 気絶しているはずの承太郎が、わずかに呟いたような気がした。 炎と氷、溶けた水の散乱する大地に、二人の男女が仰向けに倒れこんでいた。 強敵との戦闘を終え、勝利を手に掴んだ二人は決して喜び合うこともせず、することもできなかった。 疲労感から、身体を一ミリも動かすことが出来なかったから。加えて、意識も夢の中である。 ――ボンチュー、ルキア…… 夢の中で誰かが語りかけてくる。 鎧に身を包んだ、正義のヒーローだ。 いつも自分達を守ってくれていた、正義のヒーローだ。 ――後は、お前達二人に全てを託す 彼は、もういない。 最後まで、人間を守るために戦い、 そして散った。 ――奴らを倒せとは言わん。だが、必ず生き延びろ 二人を残して、 ヒーローは行ってしまった。 ――バッファローマンと共に、見守っているぞ ボンチューと、ルキア。 二人は、夢の中で涙した。 【宮城県/黎明】 【フレイザード@ダイの大冒険】 [状態]腹部を中心に身体全体にダメージ大、重度の疲労、成長期、傷は核鉄で常時ヒーリング 窮地に追いやられたことでどうにか氷炎魔法の両立を安定させることに成功、しかし実戦で使うにはまだ経験値不足 [装備]霧露乾坤網@封神演義、火竜鏢@封神演義、核鉄LXI@武装錬金、パンツァーファウスト(100mm弾×3)@DRAGON BALL [道具]支給品一式 [思考]1、ひとまず逃げ延び、体力を回復させる。 2、氷炎同時攻撃を完全に自分の物にする。 3、その後にピッコロと集合場所にて合流 4、優勝してバーン様から勝利の栄光を 【朽木ルキア@BLEACH】 [状態]:気絶、重傷、重度の疲労、右腕に軽度の火傷 [装備]:斬魄刀(袖白雪)@BLEACH、コルトパイソン357マグナム 残弾21発@CITY HUNTER [道具]:荷物一式、バッファローマンの荷物一式、遊戯王カード(青眼の白龍・使用可能)@遊戯王 [思考]:1、ロビンを捜す。 2、ゲームから脱出。 3、第五放送が終わったら東京タワーに行く。 4、いつか必ず、フレイザードとピッコロを倒す。 【ボンチュー@世紀末リーダー伝たけし!】 [状態]:ダメージ中、重度の疲労、軽度の火傷、気絶 [装備]:蟹座の黄金聖衣@聖闘士星矢 [道具]:荷物一式(食料ゼロ) [思考]:1、ルキアを守る。 2、ロビンを捜す。 3、もっと強くなる。 4、これ以上、誰にも負けない。 5、ゲームから脱出。 6、第五放送が終わったら東京タワーに行く。 7、いつか必ず、フレイザードとピッコロを倒す。 【桑原和真@幽遊白書】 [状態]:全身各所に打撲、戦闘によるダメージ中、軽度の火傷 [装備]:なし [道具]:荷物一式(水・食料一日分消費) [思考]1:ルキアとボンチューを迎えに行く。 2:ブチャラティのことが気になる。 3:ピッコロを倒す仲間を集める(飛影を優先) 4:ゲームの脱出 【空条承太郎@ジョジョの奇妙な冒険】 [状態]:左腕骨折、肩に貫通傷(以上応急処置済み)、全身各所に打撲、左半身に重度の火傷、気絶 [装備]:シャハルの鏡@ダイの大冒険 [道具]:荷物一式(食料二食分・水少量消費)、双子座の黄金聖衣@聖闘士星矢、らっきょ(二つ消費)@とっても!ラッキーマン [思考]1:(やれやれだぜ……) 2:悟空・仲間にできるような人物(できればクールな奴がいい)・ダイを捜す 3:主催者を倒す 【雷電@魁!!男塾】 [状態]:健康 [装備]:木刀(洞爺湖と刻んである)@銀魂、斬魄刀@BLEACH(一護の衣服の一部+幽助の頭髪が結び付けられている) [道具]:荷物一式(水・食料一日分消費) [思考]1:ルキアとボンチューを迎えに行く。 2:何があっても仲間を守る。 【ブローノ・ブチャラティ@ジョジョの奇妙な冒険】 [状態]:右腕喪失、全身に無数の裂傷(応急処置済み) [道具]:荷物一式、スーパー・エイジャ@ジョジョの奇妙な冒険 [思考]1:ヤムチャを追い、倒す。 2:必ず仲間の元へ帰る。 3:首輪解除手段を探す。 4:主催者を倒す。 ※ブチャラティの外れた関節は、中国拳法の達人である雷電が治しました。 【大空翼@キャプテン翼】 [状態]:精神的にやはり相当壊れ気味、全身各所に打撲、軽度の火傷 [装備]:拾った石ころ一つ、承太郎お手製木製サッカーボール [道具]:荷物一式(水・食料一日分消費)、クロロの荷物一式、ボールペン数本 [思考]1:ヤムチャを追い、サッカーの楽しさを叩き込む。 2:悟空を見つけ、日向の情報を得る。そしてチームに迎える。 3:仲間を11人集める。 4:主催者を倒す。 【ヤムチャ@DRAGON BALL】 [状態]:右小指喪失、左耳喪失、左脇腹に創傷(全て治療済み)、ダメージ中・特に顔面が酷い、中程度の疲労 左小指に"ジッパー" 、超神水克服(力が限界まで引き出される) [装備]:無し [道具]:荷物一式(伊達のもの)、一日分の食料、バスケットボール@SLAM DUNK [思考]:1.一旦退いて、休憩。 2.参加者を減らして皆の役に立つ。 3.あわよくば優勝して汚名返上。 4.悟空・ピッコロを探す。 5.友情マンを警戒(人相は斗貴子から伝えられている)。 ※世直しマンの荷物とアミバの荷物は大破しました。 【アミバ@北斗の拳 死亡確認】 【世直しマン@とっても!ラッキーマン 死亡確認】 【残り53人】 時系列順に読む Back 333 ポップウソップ冒険記~一日遅れで幕は上がり~ Next 347 異星人コンビの貧困生活 投下順に読む Back 339 5%の希望 Next 341 暴走列島~原点回帰~ 330 受け継がれる魂 大空翼 361 共同戦線~武道家VS能力者~ 330 受け継がれる魂 アミバ 死亡 330 受け継がれる魂 雷電 359 ヒーローになろう 330 受け継がれる魂 空条承太郎 359 ヒーローになろう 330 受け継がれる魂 ブローノ・ブチャラティ 361 共同戦線~武道家VS能力者~ 330 受け継がれる魂 桑原和真 359 ヒーローになろう 294 フレイザードの世界~いつか勝利の旗の下で~ フレイザード 364 狂殺万華鏡 336 その光の名は 世直しマン 死亡 336 その光の名は ルキア 359 ヒーローになろう 336 その光の名は ボンチュー 359 ヒーローになろう 331 ヘタレ放狼記~籠球の罠~ ヤムチャ 361 共同戦線~武道家VS能力者~
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風間 小太郎 武器 武器名 攻撃力 効果 初期装備 バサラゲージが溜まりやすい 352~550 クリティカルヒットが発生しやすい 503~800 バサラゲージが溜まりやすい クリティカルヒットが高確率で発生する コンボ入力受付時間が少し延長される 防具 固有技 固有道具 風間 小太郎 攻略情報 使用条件が分かりません。 投票コーナー よく使う固有技は? 選択肢 投票 [1] (7) [1] (7) [1] (7) [1] (7) [1] (7) [1] (7) [1] (7) コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
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腕の良い庭師の職人の手が行き届いた池泉回遊式庭園。 琳とした空間に鹿威しの澄んだ音が響き渡る。 その池にかけられた橋の向こうで淑女が可憐な鼻歌を奏でていた。 「カモン♪ベビィ♪ドゥーザ♪ロコモーション♪」 皺一つ無い真珠のような艶やかな肌に、母性に満ちあふれた女神のような美貌。ふくよかな体つきのハリウッド女優顔負けのスタイル。 客観的にはとても195㎝の身長を誇る、長身の美丈夫の息子がいる一児の母には見えない。 「あ!」 その淑女、空条・ホリィ・ジョースターは脳裏に走った直感に思わず床の間の机の上に置かれた写真立てへ視線を向けていた。 その中に映った最愛の息子は口元に穏やかな微笑を浮かべ、凛々しい視線をこちらに向けている。 「今、承太郎ったら学校で私のこと考えてる……♪今……息子と心が通じ合った感覚があったわ♪」 そう言うとホリィは家事の手を一時休め、写真立てを大事そうに胸の中に掻き抱く。 「考えてねーよ」 「学校行ってないものね」 「残念だったな奥方」 いきなり上がった三者(?)三様の声に 「きゃあああああああ!」 と淑女は驚愕の叫びを上げた。 写真立ての中とはうって変わって最愛の息子は仏頂面でこちらを見ている。 その肩の上にはコートのような学生服を着た全身血塗れの少年が担ぎ上げられていた。 「じょ……承太郎……それにシャナちゃん……が……学校はどうしたの?そ……それにその、その人は!?血……血が滴っているわ。ま……まさか……あ……あなたがやったの?」 その質問には答えず承太郎はホリィに背を向ける。 「テメーには関係のないことだ。オレはジジイを探している……広い屋敷は探すのに苦労するぜ。茶室か?」 「え、ええ。そうだと思うわ」 確認すると承太郎は血だらけの少年を担いだまま檜の床を踏み鳴らして行ってしまった。 ホリィはその背中を心配そうにみつめる。だからシャナの視線に気づいたのはその後だった。 「な、なぁに?シャナちゃん?」 幼い外見に不相応な凛々しい顔立ちと視線だが、何分長身のホリィからすると小さいのでどうしても子供に話しかけるような口調になってしまう。 何よりその瞳に宿る色が昔の承太郎を思い起こさせたせいかもしれない。 「ごめんなさいね。新しい学校だもの。一人じゃ心細いわよね。学校には私の方から連絡を入れておくわ。今日は家でゆっくりしていて。 お昼は何が食べたい?何なら昨日みたいに外に行きましょうか?パパと承太郎も誘ってね」 ホリィの言葉を聞くだけ聞くとシャナはおもむろに口を開いた。 「他人の家族の事に口出しするのは趣味じゃないんだけど」 とまず前置きをし 「ホリィはこの件に関わらない方が良い。冷たい言い方になるけど出来る事ないと思うから。信じられないかもしれないけど、あの血だらけのヤツは私と承太郎を「殺し」にきたの。 承太郎やジョセフと同じ能力を持った人間。だから死にたくなかったら何も知ろうとしないことが得策よ。アイツもそれで何も言わなかったんだと思うし」 ホリィは黙ってシャナを見つめていた。「殺す」という言葉に驚かなかったと言えば嘘になるが目の前の圧倒的な存在感の小柄な少女は、 彼女なりに自分の事を気づかってくれているらしい。不器用だがそのやり方が承太郎と似ていたので思わず口元に優しい笑みが浮かんだ。 「ええ。解ってるわ。あの子は本当はとても優しい子だもの。今回の事だって何か理由があっての事なのよ。母親の私が信じてあげなきゃね」 「優しい、ね」 何故かシャナはその言葉に素直に同意出来ない。脳裏に見ず知らずの女生徒の為に全身血塗れになりながら花京院と闘った承太郎の姿が浮かんだ。 苦痛に耐えながら女生徒のために存在の力を削ぎ取っている姿も。 血糊はトーチで消したので今愛用の制服は新品同然になってはいるが、その傷痕はまだ生々しく残っている筈だ。 「おい」 「はい?」 中庭に設置された花壇を挟んで振り返った承太郎が鋭い眼光でホリィを見る。 「今朝はあまり顔色がよくねーぜ。元気か?」 「…………」 その言葉にホリィはまるで初恋の少女のように顔を赤らめて胸に両手を当てると、 「イエ~~イ♪ファイン!サンキュー!」 と笑顔で可愛く手の平を広げたピースサインで応えた。 「フン」 鼻を鳴らして再び背を向ける承太郎を後目に、 「ほらね♪」 と、ホリィは笑顔でシャナに向き直る。 「まぁ、そういう事にしておくわ」 「我は奥方の賢明な育て方の賜だと」 短くホリィに答えると同時に何故か上がったアラストールの声にシャナがペンダントに視線を向ける。 「あ、いや、うむ」 少し熱くなったペンダントの中で紅世の王、天壌の劫火は咳払いをして押し黙った。 「オイ!シャナ!モタモタしてんじゃあねー!後で文句垂れても聞いてやらねーぞ!」 遠くになった承太郎が振り向いて叫ぶ。 「うるさいうるさいうるさい。誰の所為だと思ってるの!」 シャナは床を鳴らして踏み切ると軽々と中庭を飛び越えた。 「だめだな、これは」 ジョセフは茶室の畳の上に寝かされた花京院を見下ろした。 「手遅れじゃ。この少年はもう助からん。あと数日のうちに死ぬ」 「死ぬ」という言葉に承太郎の視線が尖った。 「承太郎……お前のせいではない……見ろ……この少年がなぜDIOに忠誠を誓いお前を殺しに来たのか……?その理由が……」 ジョセフはいきなり花京院の前髪を手で捲り上げた。 「ここにあるッ!」 花京院の額の表面に異様な物体が蠢いていた。 弾ける寸前の木の実のような形をしているが、まるで生物のように脈動を繰り返している。 その触手らしき部分が花京院の額に埋め込まれ一部は皮膚と癒着していた。 「なんだ?この動いているクモみてーな肉片は?」 「それは彼の者の細胞からなる『肉の芽』、この小僧の脳にまで達している。 この『肉の芽』は生物の精神に影響を与えるよう脳に打ち込まれているのだ」 承太郎の問いにアラストールが答える。 「つまり「コレ」はコイツを思い通りに操る装置なのよ」 シャナが腕組みをしながら言った。 「常に脳に刺激を与え続け、自分を心酔し続けるように精神操作を行ってるの。コイツの養分を吸い取りながら動いてるから殆ど永久機関と変わらないわね。 時間をおけばおく程効果は倍増していって、最終的には自分の命令を麻薬のように追い求める奴隷の一丁上がりってわけ」 「手術で摘出しな」 シャナの説明に承太郎が短く簡潔に応える。 「それが出来たら苦労しないわ。これは脳の中の一番デリケートな部分に打ち込まれてる。 摘出する時ほんの僅かでも触手がブレたら脳は永遠にクラッシュしたまま再起動しなくなるわよ。 外科医は封絶の中じゃ動けないしね。そこまで計算して『アイツ』はこれを生み出したのよ」 「アイツ?」 思わぬシャナの言葉に承太郎の瞳が訝しく尖る。 「どういう事だ?まるで会ったみてぇな口振りだな。あの男……『DIO』のヤローによ」 承太郎の言葉にシャナは俯いて言葉を閉ざす。 「承太郎よ……こんな事があった」 シャナの代わりにアラストールが語り始めた。 「四ヶ月ほど前……我らは北米の地で、彼の者『幽血の統世王』と邂逅したのだ」 「何だと?」 アラストールの言葉に承太郎の視線がますます尖った。 追憶の欠片が脳裏に甦る。 シャナは思い出していた。 自分の受けた「屈辱」を。 それはニューヨークのスラム街で犯罪者の魂を好んで喰らう 紅世の徒を討滅した帰りの事だった。 売店でクレープを買い目元と口元を綻ばせながらジョースター邸への 帰路についていたシャナの前にその男はいきなり現れた。 まるで定められた運命であるかの如く。 人気のない路地、煌々と点る夜の街灯の下にその男は背を持たれ 両腕を組んで静かに立っていた。 心の中心に忍び込んでくるような凍りつく眼差し。黄金色の美しい頭髪。 透き通るような白い肌。男とは思えないような妖しい色気が首筋に塗られた 香油によって増幅されている。華美な装飾はないが良質な絹で仕立てられた 古代ペルシアの王族がその身に纏うような衣服を着ていた。 シャナはすぐに解った。すでにジョセフと知り合っていたので こいつが大西洋から甦った男、DIOだと。 月影に反照し官能的に光る口唇をおもむろに開くと男は静かに シャナに向かって話し始めた。 「古き友を訪ねてこの地に来たが……まさか君と逢えるとはな…… 初めまして『紅の魔術師(マジシャンズ・レッド)』……いや…… 『炎髪灼眼の討ち手』と言ったほうが良いかな……?」 その男を本当に恐ろしいと思ったのはその時だった。 その男が話しかけてくる言葉は心が安らいだ。 魔薬のように危険な甘さがあった。しかしだからこそ恐ろしかった。 「全く驚いたよ……私の配下の『幽波紋(スタンド)使い』達を始末した 魔術師が、まさか本当にこんな可愛らしいお嬢さんだったとは……」 DIOの言葉が終わる前にシャナは足裏を爆発させて跳んでいた。 刹那に身を覆った黒衣の内側から抜き出した大太刀、 贄殿遮那が空気を切り裂く空中で髪と瞳が炎髪灼眼に変わる。 「でやぁッ!」 DIOは至近距離で唸りを上げながら迫る大太刀の一閃を余裕の表情でかわす。 「性急な事だ……」 滑りながら道路に着地したシャナの黒衣の裾が舞い上がり、 真紅の髪が火の粉を撒いた。 「こいつ……『こいつがッ』!今!目の前にいるこの男がッ!」 その男はシャナが想像していたよりもずっと美しい風貌をしていた。 だが、その男の顔の裏側はどんな罪人よりもドス黒く呪われていた。 その瞳の奥はこの世のありとあらゆる邪悪を焼きつけ、 王族のように艶めかしい指は数え切れないほどの人の死と運命を弄んできた。 何年も。何年も…… 何人も。何人も…… そしてその存在が世界の歪みを増大させている。 「私の目の前にいるこの男がッ!」 「馬鹿な……」 胸元でアラストールも動揺を押し隠せないらしい。 多くの紅世の徒、例え王であったとしても自分の存在は なるべく隠そうとするのが普通だ。自由に好き勝手に行動を続けていれば すぐに自分達フレイムヘイズに居場所を察知され、残らず討滅されてしまうからだ。 『封絶』も『トーチ』もその事を回避する為に生まれた術。なのに目の前のこの男は、 自分を追っている天敵の前にあっさりとその身を現した。 「この者が……幽血の……統世王……!」 「DIOッ!!」 シャナは大刀を両手に構え、大地に屹立した。 燃え上がる灼眼は鋭くDIOを射抜いている。 「封・絶!」 その小さな口唇から勇ましい猛りが上がると共に、 シャナの足下から火線が走り道路の上に奇怪な文字列からなる紋章が描かれた。 シャナとDIOを中心として紅いドーム状の陽炎が形成される。 「『封絶』……因果孤立空間か。なかなか面白い能力を持っているね? 君達『紅世の徒』は。ひとつ……それを私に見せてくれるとうれしいのだが」 穏やかな声に心臓の凍る思いがした。 しかし同時に心の一部分がその声に強く惹かれ形を蕩かす。 刹那とはいえ心を魅入られた自分自身に凄まじい、 まさに燃えるような怒りを感じ、風に靡く黒衣にそれを纏わせた。 (この男が全ての元凶!多くの王を下僕に誣いた全ての根元!) 燃え上がる使命感にDIOを見つめる瞳が灼熱の煌めきを増し、 髪から鳳凰の羽ばたきのように火の粉が舞い上がる。 (討滅!討滅する!!) 足元のコンクリートを鋭く踏み切り、紅い弾丸のように飛び出したシャナは DIOの首筋に向けて空間に残像が映るほど高速の袈裟斬りを繰り出した。 周囲の空気を切り裂きながら星形の痣が刻まれた首筋に迫る白銀の刃。 意外。 DIOはそれをあっさりと右手で受け止めた。 戦慄の美で光る刀身が手の平の肉を音もなく切り裂き、骨に食い込む。 「っ!?」 驚愕。 全身が燃えるように猛っていてもシャナの頭の中はクールに冷め切っていた。 まさか『手で』受け取めるとは思わなかった。当然避けるものと考えていた。 その後の攻防の応酬果てに必殺の一撃を頭蓋に叩き込もうと 脳裏にもう数十手先の動きまで構築していたというのに最初の一撃で 全て計算が狂った。 速度はあったが様子見程度の撃ち込みだったので 手は切断されず中程まで食い込み刃はそこで動きを止める。 今までこんな敵はいなかった。 どの紅世の徒の中にも。王の中にも。 『贄殿遮那の一撃を真正面から素手で受け止めた相手は』 (こ、こいつバカ!?このまま刀を引き抜いたら、) 考えるのとほぼ同時に身体が動く。刀を掴んだDIOの手を支点にして 一瞬の躊躇もなくシャナは素早く柄を引いた。 だが。刀身は動かなかった。 まるで『その場で凍りついたように』動きを止めていた。 「貧弱……」 DIOの美しい口唇に絶対零度も凍り付く冷酷な微笑が浮かぶ。 貴公子の仮面に罅が入り残虐な本性がその姿を垣間見せた。 「貧弱ゥゥッ!!」 いきなり周囲に白い膨大な量の水蒸気が暴発したボイラーのように巻き起こった。 大太刀『贄殿遮那』の刀身を掴んだDIOの手から肘の辺りまでが いつのまにか超低温に冷やされた鋼のような質感に変わっていた。 その腕から発せられる冷気に周囲の全てが凍り付く。 大気が凍り大地が凍り、贄殿遮那が凍った。封絶すら凍った。 「こ、凍る!?」 冷気が刀身を伝達して柄を握るシャナの手にまで侵蝕してくる。 「『気化冷凍法』。使うのは実に100年振りだ。 『波紋使い』以外に使うこともないだろうと思っていたが」 DIOは渦巻く冷気よりも冷たい微笑を浮かべてシャナの灼眼をみつめる。 冷気が柄を越えシャナの腕にまで達し熱疲労でその皮膚が引き裂かれる瞬間、 「ムゥンッ!」 胸元のペンダントを中心にして巻き起こった柔らかな炎が 一瞬でシャナの身体を包み込んだ。冷気で柄に張り付いた皮膚を、 アラストールが『浄化の炎』で解き剥がす。 「!」 アラストールに意識がそれたDIOの手から刀身を引き抜くと、 シャナは腕の温度の上がった部分を足場にし身軽に宙返りをして距離を取った。 「ありがと。アラストール」 水滴に濡れた手を黒衣で拭い、同じく水で濡れた大刀を 構えなおしながら短くシャナは言う。 「今のが彼奴の身体を流れる幽血の一端か。油断するな。 まだどんな力を隠し持っているのか予測がつかん」 「解ってる」 シャナは短く言うと刀身に付いた水滴を一振りで全て叩き落とした。 「……ククク、100年も眠っていたので忘れていたよ。 己の力を存分に開放する事の出来るこの得も言われぬ充足感。 久しく戦いから離れていたので血が滾るというやつか?フフフ…… 凍てついた私の血も君の炎に炙られてどうやら融け始めたようだ」 DIOはその悪の華と呼ぶに相応しい美貌に邪悪な微笑を浮かべる。 「もっとくべてくれ。私の凍てついたこの心に。君の炎を。君の熱を」 そう言うとDIOは超低温の冷気に覆われた両手を前に差し出し、 緩やかに構えを執る。 その構えは華麗にて美しくそして流麗な力強さを併せ持っていた。 そしてそれに劣らぬ畏怖も。 それはシャナの両手に握られている贄殿遮那と全く同じ戦慄の美。 否、威圧感だけならそれを上回った。 「さあ!手合わせ願おうかッ!!」 そう叫ぶとDIOはいきなりアスファルトが陥没するほど 地面を強く蹴りつけ、一瞬でシャナの眼前に迫った。 「UUUUUUURYAAAAAAAAッッ!!」 周囲のガラスに罅が走るような奇声を上げながら シャナの身体に向け凍った掌で貫き手の連打を繰り出してくる。 着痩せして見えるその身体からは想像もつかない、 途轍もない怪力の籠もった強い撃ち込みだった。 だが砕く事を目的とした動作ではない、 明らかに掴む事を念頭においた撃ち方だ。 どこでもいいからシャナの身体の一部を掴み、 先程の冷気で全身を凍りつかせる為に。 「っくう!」 素早く複雑な軌道を描く精密な足捌きで身体を高速で反転させながら DIOの暴風のような撃ち込みをかわすシャナ。 だが、同時に舞い上がる黒衣の裾にまで気を配らなければならないので 避けづらい事この上ない。 「フハハハハハハハハ!!どうした!どうしたぁ!! 自慢の炎は出さんのかッ!逃げてばかりでは永遠に私には勝てんぞッ! もっと私を楽しませろッ! UREEYYYYYYYYYYYYYYYーーーーーッッ!!」 更にDIOの心理状態が微塵も読めないので次の攻撃が全く予測出来なかった。 紳士然としていたかと思うといきなり何の脈絡もなく狂戦士のような風貌に変わる。 こんな異常な心理を持つタイプには今まで遭遇した事はない。 「こ、この!誰が逃げてなんか!」 負けず嫌いの性格故に思わず声が口をついて出るが、 確かにDIOの言うとおりだった。でも攻撃は出来ない。 どんなに鋭い斬撃だったとしてもこの男は躊躇せずにまた それ掴んでそこから冷気を送り込んでくるだろう。 『浄化の炎』があるにはあるが同じ手が二度通用するとは思えない。 それに次は恐らく胸元のアラストールの方が先に凍らされる。 しかし今のままだと防戦一方なので永遠に勝機は訪れない。 時間を置けば置くほど回避によって神経がどんどん摩耗していき 最終的には僅かに生まれた隙に全連撃を一気に捻じ込まれる。 (それなら……) 決意の光が灼眼が煌めく。 (『遅かれ早かれ擦り切れるなら!』) 「はああぁっ!!」 鋭い猛りがシャナから上がる。 過負荷により神経の電気伝達がショートし目の中で火花が弾けた。 だがその甲斐はあった。 贄殿遮那の刀身が渦巻く紅蓮の炎で覆われていた。 火炎が刀身を焼き焦がし発する熱気が周囲の冷気を全て弾き飛ばす。 すぐさまに横薙ぎの一閃がDIOに向かって放たれた。 ガギュンッ!!と鋼鉄の城塞に灼熱の破城鎚でも撃ち込んだかのような 異様な音と共に重い手応えが柄を握るシャナの手に跳ね返ってくる。 「美しい……これが君の生み出す炎か。マジシャンズ!」 胴体に向けて放たれた炎刃の一撃を先程同様凍った掌で受け止めた DIOは炎に照らされた微笑でもって応える。 その手の中で冷気と熱気が音を立てながら互いに弾けた。 炎と氷の混ざり合った靄がDIOの内なる火勢を更に煽る。 かなり無理をしたがシャナのやった事は功を奏した。 受け止められはしたが今度は冷気が身体に廻ってこない。 これでようやくこちらからも攻撃出来る。 「おまえを討滅する!幽血の統世王!!」 シャナは凛々しく激しい瞳で眼前のDIOを射抜いた。 湧き上がる熱気と共にその全身が火の粉を撒く。 DIOは精神の高揚で牙が飛び出した口元に笑みを浮かべると 大刀を掴んだ手を振り払った。 怪力によって飛ばされたシャナは空中で体を返し軽やかに着地する。 「やあああァァァッッッてみろおおおォォォーーーーー!! 青ちょびた面のガキがあああァァァーーーーッッッ!!」 理性の仮面が完全に破壊されこの世のどんな暗黒よりもドス黒い 本性を剥き出しにした邪悪の化身、DIOは、 凍りついた両腕を広げ殺戮の歓喜に身を震わせながらシャナに向かって叫んだ。