約 3,831 件
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/7420.html
490: モントゴメリー :2021/10/29(金) 21 24 27 HOST 116-64-111-22.rev.home.ne.jp MAS7.5㎜小銃Mle1950 口径:7.5㎜ 全長:1100㎜ 重量:約3.6㎏ 総弾数:10発(着脱式箱型弾倉) 有効射程(狙撃型除く):約800m 【概要】 フランス連邦共和国(FFR)で第二次世界大戦後に制式採用された小銃。連邦制になってから初めて制式化された兵器でもある。 『世界最後のボルト・アクション式小銃』として有名であるが、優れた整備性と量産性、そして信頼性により黎明期~混乱期のFFRを支え続けた名銃である。 21世紀現在でも狙撃銃や選抜射手用銃として現役であるばかりでなく、フランス国内軍の主力装備となっている。 兵士たちからはMAS50と呼ばれ絶大な信頼を寄せられている。 【計画】 発足当初のFFRは、端的に言えば行き詰まっていた。 前大戦の傷跡は未だ癒えていないどころか、「将軍たちの叛乱」により首都パリですら荒廃していた。 経済に至っては「フランス経済はクーデターで死んだ。今はゾンビである」とBCの新聞に書かれる始末だ。 当然、軍の再建も進んでいない。 叛乱に参加したとはいえ正規軍、それも精鋭部隊である第一スパッヒ連隊が2世代前のグラース銃を装備していたという事実が事態の深刻さを物語っている。 戦時中に採用した新式小銃であるMAS40はあるにはあったが、未だ混乱激しいエストシナ植民地に送られ本国にはほとんど配備されていなかった。 正直どこから手を付けていいかわからないほどの惨状であるが、ジョルジュ=ビドー初代大統領は決断を下した。 「まずは小銃を更新する」と 独立国家としての気概を示すには軍の再建が不可欠。そして、軍の根幹は歩兵とその装備であるという判断からだ。 また、FFR体制初の制式装備としても小銃は中々良い選択肢であった。 この様な流れで新式小銃の開発は決定されたが、やはり前途は多難であった。 まず始めに突撃銃は候補から外された。 あのような「簡易軽機関銃」を全兵士へ供給するなど今のFFRの国力では不可能だ。 ましては、突撃銃用の新規格弾薬(OCUで言うところのアリサカ・クルツ弾)に更新するなど夢のまた夢である。 では自動小銃か?確かにこれならば既存の弾薬が使用できる。 だが、これもまた難しい。 製造コストそのもの(ボルト・アクション式小銃の約5倍)も厳しいが、一番の問題は弾薬消費量である。 自動小銃はその発射速度に比例して弾薬をボルト・アクション式小銃の数倍も消費する。 (一説には8倍から10倍) FFRには如何に既存品とは言っても、その膨大な量の弾薬を供給することすら難事であった。 生産自体は何とかなるかもしれないが、それを「消費地」まで輸送できる保証は無かった。 消費地、すなわち「戦場」と想定される地域はエストシナ植民地及びアフリカ州である。 共にインフラは劣悪であり、兵站線はいつ切れるかわからないほど細い。 上記の理由により突撃銃や自動小銃への更新は断念された。 しかし、MAS40をただ量産し続けるというのも芸が無い。 よって、MAS40の基本構造(ボルト・アクション式)はそのままに各所を改良した新式小銃を開発することとなった。 このようにしてMAS50の計画は定まったのである。 ……BCがOCUでも採用していない新機軸(ブルパップ方式)の突撃銃を採用したという報せに悔し涙を流しながら。 491: モントゴメリー :2021/10/29(金) 21 25 00 HOST 116-64-111-22.rev.home.ne.jp 【構造】 基本的にはMAS40を踏襲しつつ、試作自動小銃(MAS45と仮称された)の要素を取り込んでいる。 弾薬は、MAS40と同じリムレスの7.5x54mm弾を使用する。もちろん、機関銃との互換性もある。 ボルト閉鎖機構もMAS40と同じく、ロッキングラグをボルトフェイス側ではなくボルト本体の後方に配置する方式を採用している。薬室側にラグの噛合部を切るモーゼル系と比較して薬室内にボルトが入り込む設計ではないためボルトの移動距離も短く、より速射性がある構造となっている。 ただし全く同じという訳ではなく、部品点数を減らし生産性と整備性を高める努力がなされている。 装弾方式は弾倉式で、ダブルカラムの10連発箱型弾倉を引き金のすぐ前方に装備する。これはレバーでの脱着が可能であり素早い再装填が可能である。 また、MAS40と同じ5発入り挿弾子を使って装填することも可能だ。 銃剣はMAS40の特徴であった刺突専門のスパイク型から一般的なナイフ形に変更された。 これは汎用性を求めた結果であるが、OCUの新型銃剣の影響も多分にある。 MAS50の最大の特徴は量産性の追求した結果である部品の規格化だ。 これにより銃同士の部品交換が確実に可能となった。これは、産業革命以降フランスが生み出した工業製品では初の快挙である。 (日蘭両国では第二次世界大戦前には導入されていたが…) これにより生産性が大幅に向上したばかりでなく、戦場での稼働率も改善された。 492: モントゴメリー :2021/10/29(金) 21 25 47 HOST 116-64-111-22.rev.home.ne.jp 【運用】 MAS50は生産され次第、順次各部隊に配備された。 なお、エストシナ植民地のMAS40は回収するのが理想であるが、そんな余裕は無かったので並行配備され続けた。 弾薬は共通なので致命的な問題は発生しなかったが、やはり前線では多少の問題が発生したという。 アフリカ州の黄土でも、エストシナ植民地の泥の中でもMAS50は確実に動作した。 これにより、現場の将兵から絶大な信頼を勝ち取ったのである。 アフリカ州ではBCとの国境紛争でも使用されたが、一番必要とされたのは「治安維持」任務である。 同化政策に反発する現地住民たちの武装蜂起が頻発したのだ。 彼らはどこからか入手した銃火器(一応OCUやソ連製もあるにはあったが、圧倒的に英国製兵器で占められていた)で武装していた。 ひどい時にはFFR正規軍を火力で優越するという冗談のような状況も度々見られた。 (正規軍からしたら悪夢である) MAS50はこのような「前線」からの要請に応じ配備されていった。 運用方法としては、フルサイズの小銃弾という特性を活かした長距離射撃が基本方針とされた。 兵士たちは距離500mから800mを想定戦場とし、訓練された。 これにより突撃銃の主戦場(距離300mから500m)を回避しようとしたのだ。 しかし、アフリカ州では序盤からこの想定は崩壊した。 基本的に市内の掃討戦となったために戦闘距離が下手したら数十m単位になったのである。 もちろん、FFR上層部もボルト・アクション式小銃だけで戦えるとは思っていなかったので各種対策はしている。 各分隊には短機関銃や散弾銃を配備していたし、21世紀現在まで続く伝統である「機関銃・迫撃砲の強化」の源流はここである。 しかし、現場で兵士たちがそれらの支援を受けられない場面も多数発生した。 そこで兵士たちは自助努力を始めた。「速射」である。 英国軍が第一次世界大戦で実施した「一分間15発射撃」を模倣してボルト・アクション小銃で速射を試みたのである。 「Rosbif(イギリス人)に負けてたまるか」という気概から、それは『一分間20発射撃』と呼ばれるようになった。 軍上層部は彼らの努力を「エラン・ヴィタールの精華」と称賛したが、兵站担当者らは「何のためにボルト・アクション式にしたのか忘れたのか⁉」と弾薬消費量を想像し顔を青くした。 しかし、彼らの心配は杞憂であった。 いかに「暗黒の30年」の夜の中と言っても、流石にこの頃には小銃弾の生産は軌道に乗っていた。 また(後世から見れば甚だ不完全ながら)アフリカ州全体を含むFFR各領土への兵站システムの構築も終了していた。 そして最も重要なことであるが、現在の戦闘は「治安維持」と「国境警備」である。 つまり彼らが当初恐れた「国家総力戦」と比べれば動員される将兵の数はケタが1つや2つ少ないものとなり、弾薬消費量もそれに比例した。 なので『一分間20発射撃』を行っても問題は無かったのである。 兵士たちは存分に研鑽に励み、一分間20発という数字は「努力目標」から「達成目標」となり、いつしか「最低ライン」となった。 現役兵士ならば一分間30発は当たり前、40発も珍しいものではなく50発を達成した者までいる。 (「戦場伝説」の類だが、一分間60発を成し遂げたという話もある) その真価が世界に示されたのはアメリカ共産動乱においてであった。 義勇軍としてテキサス側で参戦したFFR軍は、合衆国軍に対して互角以上の戦闘を繰り広げたのである。 突撃銃装備の部隊に対しては有効射程の優越で対抗し、いまだガーランドを装備する部隊には『一分間20発射撃』を駆使し射撃速度で優越したのである。 (無論、軽機関銃や迫撃砲などと連携した『ユニット』として戦ったのであるが) MAS50は間違いなくテキサス共和国独立の一端を担ったのである。 1980年代には流石に新規突撃銃に歩兵銃としての役割を譲ったが、現場将兵たちは皆一様にMAS50を手放すことを拒んだ。 そして21世紀現代でも狙撃銃としてのみならず、選抜射手用銃として各分隊に1丁は配備されている。 またフランス国内軍の主力装備としても活用されており、製造ラインはいまだ稼働中である。 国内軍の装備として、FFR各都市の役所や郵便局、駅や大規模商業施設には最低でも中隊規模で保管されている。 また、自費購入して自宅に常備している家庭もかなりの割合で存在する。 493: モントゴメリー :2021/10/29(金) 21 26 22 HOST 116-64-111-22.rev.home.ne.jp 【『通過儀礼』としての役割】 MAS50は「暗黒の30年」を象徴するものとしてFFR国民の胸に刻まれている。 そして時代が下るに従い、FFR国教において重要な役割を果たすようになった。 FFR国民は、前線や銃後、男女の別なく成人は『一分間20発射撃』を習得している。 いわばFFR国教における『通過儀礼』なのである。 この『一分間20発射撃』を習得して、初めて大人として認められるのであり、正式に「Notre Commandant(我らが指揮官)」の戦力に加わるのである。 (先天性障碍者などへの特例は各種整備されている) 全国一律ではなく立射や伏射、命中率の規定など各地域の特色も見て取れる。 494: モントゴメリー :2021/10/29(金) 21 27 29 HOST 116-64-111-22.rev.home.ne.jp 以上です。 ウィキ掲載は自由です。 取り合えず、エラン・ヴィタールが最低限回復しましたので新作を投稿させていただきます。 観測されているのは海軍ばかりじゃないか、とFFR陸軍からクレームが来ましたので陸軍の根幹、歩兵装備でございます。 …本文中にも書いた通り、ガチで黎明期のFFRは何もかもがたりませんので。 とにかく小銃だけでも更新しないといけません。 でも突撃銃なんて量産する国力はありません。自動小銃ですら無理です。 でも、MAS40をただ作り続けるのも芸がありません。 そこで、MAS40の基本構造をそのままに生産性と整備性を向上させたのがこのMAS50です。 (あと、若干ながら軽い) 発射速度はエラン・ヴィタールで補います(色々キメた目) 『一分間20発射撃』については、史実イギリス軍の教練にあった『一分間15発射撃』が元ネタですね。 WW1では10名の歩兵がドイツ軍の突撃を粉砕したとか。 (ドイツ軍の記録には「機関銃で撃たれた」と記されている) …Rosbif(イギリス人)に出来て、我らフランス人にできないことはないのだ!! 1分間で40発撃った兵もいるそうだから、エラン・ヴィタールと新規小銃が合わされば1分間50発だって出来るはずです。 ちなみに、M1ガーランドの発射速度が最大32発/分、持続16発/分なので互角以上の勝負ができます。 技術の壁をエラン・ヴィタールで突破するのです。
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/715.html
438 :ひゅうが:2012/02/06(月) 23 55 05 →407 の続きです。 銀河憂鬱伝説ネタ 閑話――「サジタリウス回廊は…」その5 ※ まじチートです、ご注意ください。目指せソーラレイ。 ――同 宙京標準時0635時 海賊船「イヴァンのばか」号 「回廊管制より信号。『貴艦隊は事前通告なく回廊防衛宙域へ侵入している。ただちに停船しわが方に帰順せよ。しからざれば敵対行為とみなす。 5分の猶予を与える。』」 「・・・完全にばれていたのか。」 船長は苦虫を噛み潰したような表情から、何か悟ったような表情になった。 「全員に達する。作戦は失敗。本船は停船する。助力各企業(海賊たちは公認を受けるために企業体をとることが多い)にも――」 「船長!輸送船団に動きあり!」 「なんだと!?」 船長は目を剥いた。 スクリーンには、ステルス状態をとった味方梯団の前方を進む300隻あまりの全長1000メートルほどの球体に似た「輸送船団」が外殻を解いていく様子が映し出されていた。 「奴ら正気か!? 手前勝手バラバラに逃げ出しているぞ!」 船長は唇を噛む。 元同盟軍兵站部の将校である彼らとは違い、輸送船団にしまいこまれていたのは中小企業的な「業者」の200メートル級宇宙船――正真正銘の「海賊」たちだ。 さらに―― 「船長!第2、第3梯団が全速突進を開始しました!」 「帝国の奴ら、正気か!?」 「正気だからでしょうよ。やつらは要塞砲の恐ろしさは知っているはずです!ですが撃たれたことはない! 撃たれる前に自分たちだけでも逃げ出すつもりです!」 バン!と船長はコンソールに腕をたたきつけ、叫んだ。 「なんてザマだ!」 「船長。どうします!?」 ブリッジの全員が船長の方を見つめている。 全員が、同盟軍内部で上官の罪をなすりつけられたり、兵站に理解のない上層部に煙たがられてパージされた連中だ。 中には辺境星系で「荒事もする運送屋」として働いていた者もいる。 第1梯団はそうした人々で占められていたのだ。 「第1梯団全船団に非常信号、『我に敵意なし』を全力発信しつつ回廊外郭銀南方向へ退避し停船!」 「了解です!――通信回線、開いておきます!」 「頼む!」 船長は冷や汗をかきながらステルス航行解除を指令した。 帝国側や正真正銘の「海賊」と同じ目にあうわけにはいかないのだ。 439 :ひゅうが:2012/02/06(月) 23 57 02 ――同 第2艦隊(山本艦隊)旗艦「金剛」 CDC(艦隊戦闘指揮所) 「目標第1群、ステルス航行を解除し銀南方向へ退避していきます。」 「先頭は?」 「お待ちください。――停船しました!後続船も次々に停船していきます!」 「第2、第3群と、輸送船団内から出現した第4、第5、第6群は全速で回廊奥へ航行中です。」 「数は――1万2000か。よくもまぁ詰め込んだものだなぁ。」 山本は呆れたようにつぶやいた。 「一応1個艦隊ですか。しかも同盟データベースに載っているような艦ばかりですよ・・・ 小型艦が多く速力が速いのは脅威かと。」 分かっている。と山本は参謀を手で制した。 「第4艦隊汎用艦部隊は所定の配置についたか?」 「ついています。『薩摩』と目標第1群の前方から全速進行中。」 「長官。重力震確認! CM(コズミックマグニチュード)8.21…実験艦隊です!」 よし。と山本は頷く。 「これで袋は閉じられたか。時間は?」 「5分まであと20秒!」 ふふっ。と山本は笑う。 実験艦隊に所属する島級機動要塞は、超大型の小惑星のような存在だ。 それがワープアウトすると、小型艦のワープドライブでは跳躍不能になるほどの重力震が発生する。 ただでさえワープ可能な宙域が限られるこの回廊内においてこの第2次決戦宙域から離脱を不可能にされた敵は袋の鼠のようなものなのだ。 本来の迎撃構想では旧式の機動鎮守府の縮退炉を暴走させ超大型の重力弾頭を撃ちこむことが考えられていたが、技術の進歩はこの試作艦に「重力ダンパー」ともいうべき役割を与えることになった。 現在計画中の70キロメートル級と仮称される機動鎮守府――いや「戦艦」にこの成果は反映されることになっている。 440 :ひゅうが:2012/02/06(月) 23 57 37 「よろしい。現時点をもって目標第2から第6群を『敵(エネミー)』と認定する。 全艦統制射撃!目標、『敵』先頭集団、弾種、焼夷榴散弾!」 「了解、全艦統制射撃用意。最終安全装置解除!」 「撃(て)ぇっ!!」 張りのある声で山本は号令を下した。 と同時に、安全装置が外されていた「主砲」に機関からエネルギーバイパス回路を通じて送られてきたエネルギーが殺到。 機関を構成する縮退炉の変形版のような砲尾で2組のマイクロブラックホール(真空の局所相転移でエネルギーが供給されている)とエネルギー飽和状態の真空空間を作り出す。 慣性制御技術によってヒッグス場を弾き飛ばされているこの「弾体」は砲身から供給される不安定な疑似タキオン粒子(光子のいわば同位体を強引に加速している)を用いて宇宙誕生時にごく近い「時空の歪み」の塊のような連星状の特異点とその周囲に満ちる高エネルギー空間を宇宙空間に弾き飛ばした。 相対性理論が無効になる程度の空間状況が維持できたのは数ピコ秒程度で、砲口からほとばしったエネルギーは周囲の真空中で正物質と反物質を作り出す「対生成」とそれらの「対消滅」によるまばゆい閃光を発しながら一方向へ与えられたベクトル場に従って進行する。 とはいっても弾体中心部は宇宙誕生時に近い状態のために光速を超えて飛翔し、光子の「トンネル」の中を進むが数ピコ秒中には条件が崩れ、大気中を超音速飛行する時のように衝撃波が発生する。 慎重な条件付けのために幅20キロ程度に広がる衝撃波による被害範囲では、時空構造そのものが崩れ、その補修のために物質はエネルギーへと分解されて消費されてしまう。 そして飛翔を続けた「弾体」は、やがて限界を迎える。 弾体の中枢を構成していたマイクロブラックホールがホーキング放射によって質量を失い、 ついには特異点を消失させ一気に大量の熱量と重力震、そして時空構造の破壊を起こすのである。 原理とプロセスこそ違うが、それは某宇宙戦艦ヤ○トの必殺兵器「波動砲」の起こす反応そのものであった。 ただし衝撃波を発生させ敵を宇宙の時空構造ごと叩き潰すために制式名は「衝撃砲(ショックカノン)」である。 「金剛」が発射した主砲1門あたりの威力たるや、直撃時においては8500万メガワットに達する。そしてこの恐るべき凶器を「金剛」は8門搭載している。 射程距離を維持しつつ、威力を高めたぎりぎりの線のためにこうした数に分割がなされているのだ。 艦首砲として発射する場合は、威力はさらに上がる(8億5000万メガワット)ものの射程は逆に短くなる。 対要塞用や広範囲の敵を薙ぎ払うためのものであった。 5隻の「戦艦」と呼ばれる移動要塞から放たれた火線に続き、要塞宙域の支援火力もその威力を発揮しはじめる。 固定型であるが威力7億メガワットの「要塞砲」(艦首砲の長射程版)や、主砲と同様の3600センチや4100センチ衝撃砲(機動重砲)、そして簡易版である某マク○スの主砲によく似た重砲群が白い宇宙をさらに漂白しつつ超光速で目標を切り裂くべく進みつつあったのだ。 第1弾の弾着時刻は、宙京標準時0641時。 広範囲に散らばっていたため艦隊戦ほどの被害は与えられなかったものの、敵艦のうち少なくとも1200隻が撃沈され、それに倍する艦が何らかの損傷を負っていた。
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/983.html
270 :ひゅうが:2012/03/31(土) 18 25 08 銀河憂鬱伝説ネタ 本編――「転生者たちの悪だくみ(と鰻)」その1 ――同日 銀河系南十字・白鳥腕 大日本帝国 帝都東京 某所 「では、『臨時』会合をはじめます。」 議長役の「姉宮さま」の言葉を巻頭に、男たちが「はじめます」と一礼した。 場所がうなぎ料理屋「尾華」(創業は寛政年間で何の因果か今生のメイ○ガイ北の生家)であることから畳に座った一同はまるでカルタの試合でもはじめるかのようだった。 「いや~いつもこんなしまりのある光景だといいんですがね。」 「だからこそ嶋田も私に留守を頼んだのだろうよ。」 「ですね。いつもの様子だとどんなカオスになるのか…」 南雲がニヤニヤしつつ、姉宮さまこと月詠宮内親王殿下が「あっぱれ」と墨痕鮮やかに記された扇で口元を隠しつつ典雅に笑う。 そんな様子に、いつもはやりたい放題(?)している連中は苦笑で答えている。 裏では「嶋田がいないうちに内郭国家連合の公式マスコット計画を…」とか「艦魂計画に予算を…」とか画策していたらしい連中が舌打ちしているがこの程度で凹む奴らではないので問題はないだろう。 何より、今日は―― 「ふむ。この白焼きは旨いな。」 「緑茶は新静岡産の『氏真好み』です。」 「完璧(パーフェクト)だ。」 蝶ネクタイが妙に似合う英国のフィクサーがそこにいるかと思えば 「あ、そこ山椒とって。」 「どうぞ。でもいいんですか?『松』なんてとって。」 「いいのいいの。こういうときでないと食べられないから。」 純洋風の顔立ちをしつつ妙に生活臭あふれるやりとりをするロシア帝国からきた銀髪の主従がいた。 そのほかの人々も似たり寄ったりである。 実は、今回の「会合」には別の名前もある。 題して「銀河系内郭国家連合 統合安全保障会議 実務者協議 予備会合」の秘密会である。 要するに人に秘密で悪だくみをすることをそれらしく言い繕ったものだ。 本来なら夢幻会の集まりは非公式で済むのだが、こういった「同盟国」の面々も参加するためにこの名目が急きょでっちあげられたのだった。 ちなみにそのための手続きを丸投げされた南雲の胃が嶋田のそれもかくやとばかりに荒れまくったのは言うまでもない。 そして、こうして集まってきた人々はいつもの連中と同様天上天下唯我独尊であった。 ゆえに殿下という借り看板をもってしても南雲は苦労しているのだった。 今は同盟領にいっている嶋田にいわせれば「私にいつも丸投げしているのだから少しは代替してくれ」というところだろうが。 「で、ではまず状況報告を――」 少し胃のあたりをさすりながら南雲が言うと、いつものように議事はスムーズに進みだした。 当代出身の夢幻会員は慣れた様子だが、ほかの星系国家からやってきた人々はそんな様子に「彼らも過去からの『帰還者』か」と驚きをあらわにしている。 というのも、義体化が隅々まで浸透しているUNIG(銀河系内郭国家連合)加盟の「連合諸国」やその周辺国、「相互安全保障条約・経済連携条約締結国間連絡会議」に参加している諸国――通称「会議諸国」では中間管理職の悲哀を示す「胃が痛い」という言葉は慣用句として以外は絶滅しているためである。 胃が痛くなり慣れていなければ、ふいに出る動作として胃のあたりをさすってはいない。 「対同盟貿易は順調です。対帝国貿易は同盟・フェザーン関税との連動条項を設けていますのでフェザーン側からの秘密協定締結要請は拒否を続けています。 何かやってくるでしょうが、情報は同盟外交当局と共有していますのでどうあっても向こうが動いた時点で打撃を与えることができるでしょう。」 辻がにやりと笑う。今回は父の方は同盟とは別の「遠来の客」を相手にするために欠席している。 271 :ひゅうが:2012/03/31(土) 18 25 46 「同盟の連絡武官団の巡行も一段落しています。向こうからは宇宙軍大学や士官学校との交換留学の話も出ています。 また、技術協定以上の動きもちらほら出始めています。特に要塞建造に関しての関心が高いようで、わが軍のお古でなく新造艦艇の売却は『強く』求めてきています。」 東条が言った。 彼ら陸軍組は主として要塞などの防備を担当していたのだが、この世界の「防衛軍」の頭の固い人々のように機動要塞や機動鎮守府を用いた機動戦を理解しようとしないということはなかった。 何しろ、昭和時代において彼らは戦車や航空機、そして水上機動を多用した機動戦闘を概念段階から作り上げ実施した経験があるのだ。 東条にいわせれば「1500年前の頭の我々についていけないなんて、史実帝国陸軍なみだな…」ということだが。 「技術でも我々が少なくともすぐには提供しないと決めた技術――縮退関連技術や超光速素粒子工学に空間トンネル式エネルギー伝達技術に目ざとく注目する者が出てきています。星系工廠という見た目は派手な技術の公開で誤魔化しましたが、向こうの技術部はまずは民生用技術に絞って供与要求技術の筆頭に縮退炉を要求するハラのようですね。 帝国側はもっと単純で、『あらゆる手段をもって』本邦の船舶の拿捕を図るようです。フェザーン経由で同盟領内にいくつかの「おいたをする連中」が放たれたとの情報もありました。」 「対処は?安部君。」 「既に同盟情報部と。向こうさんも大捕りものだとはりきっています。実働部隊はロボス大将を航路護衛総隊司令長官として宇宙艦隊司令長官と同格に置く構想があるとのことで、彼の第2艦隊がまずは一時的に編入される見込みと非公式に同盟軍から通達がありました。」 内務省の安部が辻とは別の意味でイヤな笑顔で報告してきた。 いまどき珍しい物理紙の文書は情報部御用達のものだそうである。 「結構なことだ。同盟軍も兵站を無視することはないらしい。少なくとも今は。」 「人事がジョークみたいですけどね。」 南雲が苦笑した。 神祇院靖国秘匿08号文書という邪気眼派の陰謀っぽい呼称で呼ばれる所謂「原作」によるならば、かのロボス提督は兵站とはまったく正反対の存在だったのだから。 「自由惑星同盟統合作戦本部は、基本的にイゼルローン要塞攻略を含めた攻勢を重視した現状からイゼルローン回廊の封鎖を目的とした『攻勢防御』へと方針をシフトする心づもりのようです。 少なくとも現政権の継続する間は。」 「現政権の後ろ盾は同盟の国民系資本集団と軍需企業、それに保守系政党と官僚だったか。」 「ええ。サー・ウィンストン。」 白焼きにつけるための生わさびを鮫皮のワサビおろしで丁寧におろしながらロンドン公が皮肉げに口もとを歪める。 「今は国民世論という怪物が政権の方針と一致しているが、これが乖離した時が大変だな。 『お役人』ほど目に見える八つ当たり先はないものだ。――民が自らの主となることを覚えていない民主主義ほど度し難いものはないがね。」 「それを同盟人や帝国人の前では言わないで下さいね。チャーチル卿。ことに、こんどやってくる元皇帝、大公殿下はなかなか老獪ですからどういう風に発言が利用されるか分かりません。」 「おや?ナグモ君。君のところの『魔王(メフィストフェレス)』はそれですら国益に結びつけてみせるつもりのようだが?」 勘弁して下さい。と南雲はひきつった笑みを浮かべる。 ロンドン公の向かい側で不気味な表情で笑っている辻は確かにそのように自信にあふれて見えた。 「辻さん…その表情は胃が痛くなりますのでやめてください。」 「ふっふっふ。これは失礼。さすがはチャーチル卿。こうも打てば響くような反応が返ってくるのは嶋田さんほか数人しかいませんからね。つい。」 つい。じゃないだろう。 本当にこいつ、転生してからさらに遠慮がなくなったな。 と南雲は突っ込みたかったが、自重した。 こういうことはやはり嶋田さんを連れてこないと無理かもしれない。
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/7296.html
792: 冷石 :2021/08/23(月) 12 36 22 HOST p0288671-vcngn.gifu.nt.ngn.ppp.ocn.ne.jp 日本大陸ネタss 引きこもり万歳世界線における夢幻会暴走事始め2 徳川家に集った転生者たちの暴走は、この世界における日本が列島でなく大陸であり、地下資源が豊富にあるという事が判明してから始まった。 「なんでこの時代にすでに反射炉があるんだよ」 「前世でアラスカやシベリアの地下資源の調査した奴らに言わせると、この日本って列島じゃないうえに東北のほうの資源埋蔵量が凄いことになってるぞ」 「種子島の鉄砲伝来より前に中国の大砲製造技術が入ってきて実用化されてるぞ」 「なぁ、この世界俺らの常識が通用しないんじゃね…」 「「「………」」」 「………ここまで技術関係の歴史が違うんなら、自重しなくていいんじゃね」 「「「………せやな」」」 この瞬間転生者たちにあった自重という言葉は遥か彼方に放り棄てられた。 「よし、大砲は実用化されてるんだ、信管作って榴弾作るぞ!」 「種子島銃も火縄なんて使わずフリントロック式にして薬莢の導入早めて後装銃を作るんだ!」 「確か遠江にそのままでもガソリンとして使えた石油が埋蔵されてたはず!」 「蒸気機関なら今でも作れる、その石油使えば内燃機関も夢じゃない!」 「戦車!戦車!」 「オブイェークト!」 「待てまずは金属加工のための工作機械からだ!」 「確かに、基礎技術をおろそかにはできん」 「と、いうわけで」 「「「辻、予算を」」」 どこか逝っちゃった目で辻(本多)正信を見つめる夢幻会の面々 さしもの辻もその逝っちゃった目にたじろぐ。 「待ってくださいよ、前にも言いましたが我々が使うことができる、嶋田さんの直轄地はそんなに多いわけじゃないんですよ、 領地を増やしてもそのすべてを殿の直轄地にするってわけにもいかないんですよ まずは軍事上の優位を確保するために通信の強化からです。 無線の開発と椀木通信網の整備から手を付けましょう」 「なんだその椀木通信というのは?」 「18世紀にフランスで使われた通信網ですよ、腕のようにつけた木を傾けることで情報を伝える、手旗信号みたいなものです 天気がいい時ならカレーからパリまで2時間で通信ができたと言いますよ」 「確かにタイムラグなしに軍を動かせる無線機が有るのと無いのでは大きく違ってくるからな」 「あと並行して蒸気機関の開発と改良にも予算を出しましょう 蒸気機関車があれば軍や物資の移動がかなり楽になりますから 兵站を考えるうえで駄獣に頼るやり方では破綻をきたしますからね」 「そういや、よくなろう系の戦国時代を扱った小説だと粗銅の精錬技術が未熟だから金や銀が混じってたってのはどうなんだ」 「あまりあてにはできませんね、反射炉があるくらいですよ、そっちもかなりのレベルにあると考えたほうがいいでしょうね まあ、ダメもとで調べるだけ調べますが」 「よし、無線機だけならば材料として真空管さえ製造できればそれほど高度な技術もいらない、幕末に無線機を見ただけで製造できたくらいだからな 通信網の整備と並行して無線機の開発にまずは力を注いでいくぞ」 「「「異議なし!」」」 かくて、自重を捨てた夢幻会によって世紀単位で進んだ技術がこの大陸日本に生まれることとなる。
https://w.atwiki.jp/bokuserve/pages/3233.html
【元ネタ】史実、『壬辰録』 【CLASS】キャスター 【マスター】 【真名】惟政 【性別】男性 【身長・体重】158cm・52kg 【属性】秩序・善 【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷D 魔力A 幸運B 宝具A+ 【クラス別スキル】 陣地作成:B 自らに有利な陣地を作り上げる。 朝鮮義僧兵は築城なども手掛けたという。 道具作成:B 道具を作成する技能。 朝鮮の義僧兵たちは武器作成において大きく貢献したという。 【固有スキル】 カリスマ:D 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。 カリスマは稀有な才能で、一軍のリーダーとしては破格の人望である。 【宝具】 『暗雲よ、倭奴を覆え』 ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:30~99 最大捕捉:1000人 『壬辰録』に記される天候操作の超魔術。 西山大師に念じることで、朝鮮国内の全ての雲を任意の場所に集結させ、嵐を起こす。 これは英霊惟政の固有能力というより、当時の朝鮮人の日本国への憎悪の具現である。 この魔術が真価を発揮するのは「朝鮮国内で、日本人に向けて発動する」時であり、 その場合は一国をも滅ぼす威力となる。そうなると朝鮮半島自体が沈没してしまうのだが。 【解説】 松雲大師惟政。四溟堂とも号する。1544年生誕。1610年没。 豊臣秀吉による朝鮮侵攻に対して活躍されたとされる義僧兵の指導者の1人。 日本軍の侵攻に対し、李氏朝鮮は無残な敗走を喫したが、各地の義兵は抗戦を続けていた。 中でも全国中の在野の僧侶が祖国防衛のために集ったという。 (当時、李朝政権によって僧侶は権威を剥奪されていた) 四溟堂は僧兵の中で最も名高い将であり、総指揮官であった。 僧兵は国防を担って名声を得ると兵数を増していき、四溟堂の師である西山大師は国王を守護した。 僧兵の活躍は要地の警備、武器の作成、兵站運搬、山城築造、農耕援助など多岐に渡り、 民衆の声望を得て幾多の伝説が作られたという。 四溟堂は戦中に日本軍の将である加藤清正との数度に渡る講和交渉を行い、 戦後には朝鮮を代表する人物として日本に渡って徳川家康と会談を行った。 清正も家康も四溟堂の人物を高く評価し、交渉は朝鮮にとって良い結果を残したという。 晩年の四溟堂は権力を手にするのを嫌い、山に篭ったという。 『壬辰録』では、四溟堂は 「日本は朝鮮の地脈から生まれたのだから、大国である朝鮮に朝貢せよ」 という超理論で加藤清正を論破したり、国使として日本に赴いたら奸計に嵌められそうになったので 報復として神通力で雷雨を呼び、日本全土を海中に沈めかけて(えぇ…)、日本を降伏させたりした。 【コメント】 「日本は大国である朝鮮に朝貢せよ」の辺りがまんまテコンダー朴で草ですよ。 でも史実を捻じ曲げて英雄伝説を綴ることや、自国を持ち上げて敵国を下げるなんてのは どこでもやってることではある。 宝具は『壬辰録』由来のものだが、惟政本人は「こんな嘘っぱち魔術より 史実の私の外交功績を評価してくれよ…」と悲しげに言う。 西山大師も「いや、私に念じられても困るんだが…」と思うことだろう。 適正クラスはキャスター。
https://w.atwiki.jp/shiroganekoku/
国家情報 国旗 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (500) [+]銀国の国旗 銀国の国旗は、剣銀旗(けんぎんき)という。 薄灰色の十字は剣を表しており、この剣は、我が国独特の宗教である、御劔教(みつるぎきょう)という宗教と、紀元2400年に起こった、貴族と天皇家の戦争で幾つもの剣によって勝ち取った勝利が国勢を安定させた事が由来とされている。 白は、我が国の未来と国民の幸福を表し、灰色は、我が国の強さを表している。 [END] 国名 銀国 加盟組織 対侵略条約機構AATO(Anti Aggression Treaty Organization) 思想 立憲君主制民主主義 国歌 君が代 国教 御剣教 国家予算 null 領土 ギリシャ 占領地 ブルガリア、北マケドニア、アルバニア、コソボ、モンテネグロ 租借地 公用語 日本語 軍の特徴 中堅的な技術力を有している。 戦歴 [+]銀国の祝日 1/1 元日 1/15 帯剣儀礼の日 1/22 天皇誕生日 2/3 建国記念日 3/19~3/22 春分の日 3/23 陸軍記念日,空軍記念日 4/7 憲法記念日 5/5 端午の節句 9/22~9/24 秋分の日 10/10 敬老の日 11/12 武運長久祈願の日 [END] [+]銀国 第370代内閣 内閣府 総理大臣 敬野 将曹(たかのしょうぞう) 大蔵省 大蔵大臣 孝義 保信(たかぎやすのぶ) 法務省 法務大臣 仁務 栄樹(じんむひでき) 国土交通省 交通大臣 進導 誓治(しんどうせいじ) 環境省 環境大臣 森 大(もりまさる) 文部科学省 文部科学大臣 高梁 摩弥(たかはしまや) 軍部省 軍部大臣 大杉 智紀(おおすぎとものり) [END] 制剣新聞 [+]過去の記事 [END] 銀国の独立組織 [+]鎮台 我が国には鎮台といわれる各地域、各地方ごとに設けられた治安維持組織がある。 鎮台は銀国の警察であり、役目は治安維持のみ。秘密警察のような役割は行わない。 [END] [+]宮内庁近衛隊 我が国には近衛隊と呼ばれる治安維持、天皇護衛、来賓護衛、被災地派遣、等の様々な任務をこなす軍隊とは別の独立した組織がある。近衛隊は銀国軍の派生元であり、紀元は銀暦2579年現在、2400年に及ぶ長い歴史がある。 部隊 装備 装備数 一ノ剣 二ノ剣 三ノ剣 [END] [+]銀国軍 (SCF) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (500) (銀国軍の旗 剣制旗) 標語 color(#ff0000){老練精強} 経験を活かし、勢い強く、鋭い力を保持する事。 各部の名称と略称 陸軍 Silver Ground Combat Force「SGCF」 海軍 Silver Sea Combat Force「SSCF」 空軍 Silver Air Combat Force「SACF」 甲軍 Silver Instep Combat Force「SICF」 幕僚総本部 「幕総庁」 兵站部 兵装技術研究所 「兵技研」 [END] 銀国の宗教及び皇族について Moi4各国の要人他、Moi4世界の宗教の銀国の欄を参照されたし。
https://w.atwiki.jp/unnamed/pages/38.html
#修正1:06-00162-01:冴木悠を同じレンジャー連邦の猫士に変更しました 共和国混成部隊第3部隊第2分隊 #02 akiharu国 文殊個人修正一覧URL: ttp //maki.wanwan-empire.net/characters/bonus_list?nation_id=2 取得HQ根拠URL:ttp //homepage2.nifty.com/fakeradio/i-dress/yggdrasill.htm 藩国保有絶技URL:なし 藩国保有技術URL:なし 藩国保有アイテムURL: ttp //www35.atwiki.jp/marsdaybreaker/pages/553.html #05 鍋の国 文殊個人修正一覧URL:ttp //maki.wanwan-empire.net/characters/bonus_list?nation_id=5 取得HQ根拠URL:ttp //ginbar-net.hp.infoseek.co.jp/apr/ig/igd.htm 藩国保有絶技URL:- 藩国保有技術URL:- 藩国保有アイテムURL:- #06 レンジャー連邦 文殊個人修正一覧URL:ttp //maki.wanwan-empire.net/characters/bonus_list?nation_id=6 取得HQ根拠URL:ありません 藩国保有絶技URL:ありません 藩国保有技術URL:ありません 藩国保有アイテムURL:ありません #08 ジェントルラット藩国 文殊個人修正一覧URL:ttp //maki.wanwan-empire.net/characters/bonus_list?nation_id=8 取得HQ根拠URL:なし 藩国保有絶技URL:ttp //www25.atwiki.jp/gentle-rat/pages/53.html 藩国保有技術URL:なし 藩国保有アイテムURL:なし #23 キノウツン藩国 文殊個人修正一覧URL:ttp //maki.wanwan-empire.net/characters/bonus_list?nation_id=23 取得HQ根拠URL:ttp //www23.atwiki.jp/kinoutun/pages/7.html#id_ee6b7c5f 藩国保有絶技URL:ttp //www23.atwiki.jp/kinoutun/pages/102.html 藩国保有アイテムURL:ttp //www35.atwiki.jp/marsdaybreaker/pages/583.html #25 羅幻王国 文殊個人修正一覧URL:ttp //maki.wanwan-empire.net/characters/bonus_list?nation_id=25 取得HQ根拠URL:ttp //ragen.s7.xrea.com/x/aplow/index.php?%CD%E5%B8%B8%B2%A6%B9%F1%A4%CE%BF%A6%B6%C8%A5%A2%A5%A4%A5%C9%A5%EC%A5%B912%BC%EF#b4201aea 藩国保有絶技URL:ナシ 藩国保有技術URL:ttp //ragen.s7.xrea.com/x/aplow/index.php?%B5%BB%BD%D1%A5%A2%A5%A4%A5%C9%A5%EC%A5%B9#y53c1a13 海軍兵站システム:ttp //blog.tendice.jp/200708/article_41.html 燃料生産地(海軍兵站に継承が発生しております):ttp //p.ag.etr.ac/cwtg.jp/bbs2/17976 藩国保有アイテムURL:ttp //cwtg.jp/bbs2/wforum.cgi?pastlog=0005 no=10019 act=past mode=allread#10067 アーミーナイフ(個人所有):ttp //p.ag.etr.ac/cwtg.jp/bbs2/17291 <共和国混成部隊第3部隊第2分隊> ○初期AR 18 ○乗り物 サイベリアン:キノウツン藩国国有(ttp //www23.atwiki.jp/kinoutun/pages/175.html)(HQと継承で筋力+2) -33-00750-01:黒野無明:西国人+ホープ+パイロット+名パイロット:- -08-00790-01:リタン:北国人+パイロット+名パイロット+ホープ: -05-XXXXX-19:資源猫士:南国人+舞踏子+元気な舞踏子+強い舞踏子 サイベリアン:akiharu国国有( ttp //hpcgi2.nifty.com/fakeradio/idwiki/wiki.cgi?p=%BC%FD%C6%FE%A1%BF%BB%D9%BD%D0%B4%C9%CD%FD )(HQと継承で筋力+2) -02-00030-01:橘:南国人+パイロット+ドラッグマジシャン+超薬戦獣+参謀:敏捷+1*知識+1*幸運+2 -33-00232-02:赤峯:西国人+ホープ+パイロット+名パイロット:- -23-00449-01:比野青狸:高位西国人+猫妖精+猫先生+猫柔術家+法官:敏捷+1*感覚+5*幸運+2; サイベリアン:akiharu国国有( ttp //hpcgi2.nifty.com/fakeradio/idwiki/wiki.cgi?p=%BC%FD%C6%FE%A1%BF%BB%D9%BD%D0%B4%C9%CD%FD )(HQと継承で筋力+2) -05-00127-01:藤村 早紀乃:南国人+学生+パイロット+吏族:敏捷+1*器用+6*知識+1*幸運+1 -08-XXXXX-06:犬士1:北国人+パイロット+名パイロット+ホープ: -05-XXXXX-22:資源猫士:南国人+舞踏子+元気な舞踏子+強い舞踏子 サイベリアン:akiharu国国有( ttp //hpcgi2.nifty.com/fakeradio/idwiki/wiki.cgi?p=%BC%FD%C6%FE%A1%BF%BB%D9%BD%D0%B4%C9%CD%FD )(HQと継承で筋力+2) -02-00028-01:444:南国人+パイロット+ドラッグマジシャン+超薬戦獣+参謀:敏捷+1*感覚+5*知識+1*幸運+2 -08-XXXXX-07:犬士2:北国人+パイロット+名パイロット+ホープ: -05-XXXXX-20:資源猫士:南国人+舞踏子+元気な舞踏子+強い舞踏子 サイベリアン:鍋の国国有(ttp //ginbar-net.hp.infoseek.co.jp/apr/format-html/format/0idress2-id.html)(HQと継承で筋力+2) -06-00159-01:ビッテンフェ猫:西国人+整備士+名パイロット+ホープ:敏捷+1*幸運+2 -08-XXXXX-08:犬士3:北国人+パイロット+名パイロット+ホープ: -05-XXXXX-21:資源猫士:南国人+舞踏子+元気な舞踏子+強い舞踏子 サイベリアン:鍋の国国有(ttp //ginbar-net.hp.infoseek.co.jp/apr/format-html/format/0idress2-id.html)(HQと継承で筋力+2) -06-XXXXX-01:資源猫士:西国人+整備士+名パイロット+ホープ -08-XXXXX-09:犬士4:北国人+パイロット+名パイロット+ホープ: -23-xxx07-xx:猫士:西国人+猫妖精+猫妖精+猫先生; サイベリアン:鍋の国国有(ttp //ginbar-net.hp.infoseek.co.jp/apr/format-html/format/0idress2-id.html)(HQと継承で筋力+2) -02-XXXXX-02:国家資源猫士:南国人+パイロット+ドラッグマジシャン+超薬戦獣:なし -08-XXXXX-10:犬士5:北国人+パイロット+名パイロット+ホープ: -23-xxx06-xx:猫士:西国人+猫妖精+猫妖精+猫先生; サイベリアン:鍋の国国有(ttp //ginbar-net.hp.infoseek.co.jp/apr/format-html/format/0idress2-id.html)(HQと継承で筋力+2) -02-XXXXX-03:国家資源猫士:南国人+パイロット+ドラッグマジシャン+超薬戦獣:なし -08-XXXXX-10:犬士6:北国人+パイロット+名パイロット+ホープ: -23-xxx08-xx:猫士:西国人+猫妖精+猫妖精+猫先生; ○部隊評価値 23:25:24:19:24:21:30:22:17 #部隊評価値 (名パイロット/舞踏子系込み) 26:28:27:22:27:24:33:25:20 #戦闘評価値 装甲26(27) 白兵34(36) 近距離30(31) 中距離32(33) 遠距離33(34) #協調行動用提出外見値 13(リタン機、藤村機)
https://w.atwiki.jp/bokuserve/pages/3136.html
【元ネタ】史実 【CLASS】セイバー 【マスター】ゴルド・ムジーク・ユグドミレニア 【真名】陳俊 【性別】男性 【身長・体重】162cm・61kg 【属性】秩序・善 【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷A+ 魔力D 幸運C 宝具C 【クラス別スキル】 対魔力:C 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。 騎乗:B 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、 魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。 【固有スキル】 乱戦の心得:B 敵味方入り乱れての多人数戦闘に対する技術。 軍団を指揮する能力ではなく、軍勢の中の一騎として奮戦するための戦闘技術。 多対多、一対多の戦いに陳俊は慣れている。 追撃:A 戦闘から離脱、あるいは状況リセットを阻害する能力。 撤退を許さないだけでなく、判定に成功すれば相手に後手の対応を強いることができる。 “乱戦の心得”スキルとの兼ね合いにより、条件さえ整えば無窮の武練の持ち主に対しても互角以上に渡り合える。 戦略:C 外交や兵站など大局的に物事をとらえ、戦う前に勝利を決する力。 平定地での民政能力にも長ける。 カリスマ:B 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。 猛将としての激烈な威圧感と、領民を慈しみ、善政を讃える歌が作られるほどの人徳を無理なく併せ持つ。 【宝具】 『強弩大将、激戦の中にあり(きょうどたいしょう、げきせんのなかにあり)』 ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:1 最大捕捉:300人 五校や張歩との戦いで発揮された鬼神のごとき戦働き。 光武帝をして「兵がことごとく斯くのごときならば何も憂いはない」と謳われた武勇の具現たる宝具。 真名解放によって全パラメーターに“+”の戦闘ボーナスと、追撃の判定時に大幅な補正を得る。 また、麾下の兵がいる場合は、自身のものよりワンランク低い“乱戦の心得”と“追撃”を付与する。 【Weapon】 『無銘・剣』 これ自体は朴訥なデザインの片手剣。 【解説】 後漢の武将で光武帝・劉秀配下、雲台二十八将の序列十九位。 字は子昭で、南陽・西鄂の人。 若くして群吏を務めては民から慕われ、更始帝が立つと一旦は劉嘉の麾下に収まり長史となった。 劉秀が河北を攻めると劉嘉によって推される形で劉秀のもとで安集掾となった。 (同門には同じ二十八将の賈復もおり、彼も後にか同時期にかは分からないが同様に劉嘉から推薦を受けている)。 それから間もなく銅馬・五校の反乱を収めて強弩将軍となり、数年間は農民反乱鎮圧などで夥しい武功を挙げて強弩大将軍となる。 その後に、耿弇とともに張歩を降伏させて董憲も敗走させる。数年後に張歩が背くと自ら追撃して討ち取った。 劉秀はこの功を評して、陳俊に青州・徐州の平定・統治を任せ、彼は劉秀の期待に応えた。 だが陳俊は、これ以上の武功を挙げる機会が失われると思ったのか、戦線が悪化するとたびたび隴西・蜀へ討って出るように進言したが、 劉秀には容れられることはなかった。後に祝阿侯に封ぜられ、封侯から十年後に大禍なく一生を終えた。
https://w.atwiki.jp/feg2/pages/340.html
03:小カトーRB個人騎士団(T13) #編成の可能性があるため先に提出用のページを作成しています #編集中です(ジャイ@FEG) 03:小カトーRB個人騎士団 ■共通根拠URL 着用アイドレス表URL:http //maki.wanwan-empire.net/nations/3/characters 文殊個人修正一覧URL:http //maki.wanwan-empire.net/characters/bonus_list?nation_id=3 藩国イグドラシルURL:http //www29.atwiki.jp/feg2/pages/220.html 文殊藩国保有兵器URL:http //maki.wanwan-empire.net/owner_accounts/4/weapons -藍翼号:1 藩国保有アイテムURL:http //maki.wanwan-empire.net/nations/items_by_nation/3 -なし ■部隊書式 <小カトーRB個人騎士団> ○初期AR:10 ○歩兵 なし ○乗り物 藍翼号:藍翼号+HQ感覚+HQ敏捷+HQ感覚:国有 (P)03-xxxxx-09:小カトー・多岐川+HQ: -個人取得HQ根拠URL:http //farem.s101.xrea.com/idresswiki/index.php?00058-01%A1%A7%C2%BF%B4%F4%C0%EE%CD%A4%B2%DA (P)03-xx017-xx:FEG猫士:西国人+猫妖精+パイロット+名パイロット ○人数制限特殊 なし ■部隊評価 ○部隊評価値 #非戦闘時 体格:筋力:耐久力:外見:敏捷:器用:感覚:知識:幸運 20 20 20 20 20 20 20 20 20 ○部隊可能行為評価値 #非戦闘時 装甲:水中防御 20:自動成功 #非戦闘時は全ての特殊の数値を足してありません ○部隊評価値 #戦闘時 体格:筋力:耐久力:外見:敏捷:器用:感覚:知識:幸運 33 33 33 33 33 33 33 33 33 ○部隊可能行為評価値 #戦闘時 装甲:水中白兵:水中遠距離:水中防御 33:自動成功:36:自動成功 #20+12(小カトー特殊)+1(名パ特殊) ○評価値に反映されるアイテム なし ○評価値に反映される特殊 -小カトー・多岐川/RB搭乗戦闘補正 = ,,,(RBに搭乗して戦闘する場合での)全判定、評価+12。 -名パイロット/搭乗戦闘補正 = ,,,({I=D,RB,航空機}に搭乗して戦闘する場合での)全判定、評価+1。 -藍翼号/パイロット1人+猫士を載せても良い。(もしくは猫士1だけでもよい。この単独猫士は性能評価二倍で扱う。) -藍翼号/水中遠距離戦闘行為ができ、この時、これら攻撃判定は評価+3される。 -藍翼号/水中白兵戦闘行為ができ、この時、攻撃は必ず成功する。 -藍翼号/水中防御行為ができ、この時、防御は必ず成功する。ARを3使う。 ■消費資産 □出撃費用 資源:0万t 食料:1万t #猫士1で0.5万t 切り上げで1万t 燃料:0万t □編成種別 軽編成 □特殊消費 資源:0万t 食料:0万t 燃料:0万t □消費軽減 海軍兵站システム:フィールド・エレメンツ・グローリー:燃料×0.31 #ただし、影響なし □合計消費 資源:0万t 食料:1万t 燃料:0万t
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/8599.html
675 名前:ホワイトベアー[sage] 投稿日:2023/05/23(火) 23 31 55 ID 220-247-89-251.tokyo.fdn.vectant.ne.jp [4/19] 69式突撃小銃/AR-69 口径 :6.8mm 全長 :885mm 銃身長 :330mm 重量 :3,800g 作動方式:ガス圧作動方式 :ロテイティングボルト方式 弾薬 :6.8×5.1mm共通弾 :7.62×51mm弾 :5.56×45mm弾 装弾方式:箱型弾倉 装弾数 :20発 :30発 有効射程:900m(公称) 銃口初速:920m/s 発射速度:600発/分 概要 69式突撃小銃(以後AR-69)はAR-9とAR-12の2つの小銃およびその派生銃を代替するために日ノ本製作所が開発したアサルトライフルで、1969年に日本軍で採用されたのを皮切りに多くのハワイ条約機構加盟国軍で採用された。 AR-69は『任務に適した構成が可能なライフル』というコンセプトの基に日ノ本製作所が開発した『MCR』シリーズの派生型にあたる。 原型の『MCR』は海兵隊と特殊作戦軍向けに『任務に適した構成が可能なライフル』というコンセプトの下に開発されたアサルトライフルで、銃身やハンドガード、ストックなどのアサルトライフルの主要部品をモジュール化、部品を組み替えるだけで様々な性能へと姿を変えることを可能とていた。 日ノ本製作所はこの高い拡張性を活かし、国防総省の要請を受け新規に開発された6.8×5.1mmハイブリッド実包を使用するためにマイクロロッキングラグの厚みを12式突撃小銃の2倍にするなどの耐久性の強化を行う形でAR-69が設計・開発された。 最大の特徴はボディアーマーの性能向上に対抗するために開発された6.8×5.1mm共通弾と呼ばれる新型実包の使用を前程に設計されたことである。 主な派生型としては銃身を200mmに抑えたカービンタイプであるAR-69Cや半自動狙撃銃タイプであるSR-69が存在している。 開発 1950年代末、日本帝国軍で配備されていたアサルトライフルは世界初の正式採用されたアサルトライフルとして知られている日ノ本製作所製の9式突撃小銃(以後AR-9)と12式突撃小銃(AR-12)およびその派生型で統一されていた。 AR-9は原設計が1899年、日本軍で正式採用されたのが1909年と極めて古い銃であった。 それでもロアーレシバーが銃の本体扱いでアッパーレシーバーはピン接合されている付属品として設計されていたこと、 メインコンポーネントが軽量でアクセサリーを取り付けても重量は問題とならないことなどから高い発展性を有していたAR-9は、幾度にも渡る改修や再設計を通しても1950年代まで日本軍の第一線を支えていた。 しかし、AR-9は小口径高速弾である5.56×45mm弾を、より強力なAR-12ではフル規格の小銃弾である7.62×51mm弾を使用する。 互換性のない二種類の小銃用実包を混同して配備する状況は、いくら日本軍が強靭かつ優れた兵站能力を有しているとは言え、決して少なくない負担を日本軍の後方に与えていた。 また、この頃になると欧州連合やイギリス連邦などでも東南アジア諸戦争の戦訓を受けてケブラーなどの高分子防弾繊維を用いたボディーアーマーが普及。 1950年にはセラミックプレートを装着することで小銃弾すら防げるKW50(kugelsichere Weste.50)ボディーアーマーの配備が欧州連合にて開始され、翌51年にはイギリス連邦でもセラミックプレートを装備できるボディー アーマー『オスプレイ』の配備が開始されるなど精力的に戦闘装着の充実を進めていた。 欧州諸国の動きに比例する形で国防総省や軍部では小口径高速弾である5.56mm弾はもちろんフルサイズの小銃弾である7.62mm弾の威力にすら疑問を抱く論調が勢いを増す。 議会でも同様に小口径高速弾である5.56mm弾はもちろんフルサイズの小銃弾である7.62mm弾の威力にすら疑問を抱く論調が次第に増えていった。 676 名前:ホワイトベアー[sage] 投稿日:2023/05/23(火) 23 33 04 ID 220-247-89-251.tokyo.fdn.vectant.ne.jp [5/19] 1950年代後半に入ると議会でも既存の小銃弾の威力に疑問を抱く者が過半数を占め、小銃弾の更新が真剣に議論され始めた。 議会の動きに合せて国防総省と四軍は兵站の負担軽減と小銃の威力不足という2つの問題を解決するため、ライフルと軽機関銃に使用する弾薬をより高威力の実包に一本化しようと『共通弾薬火器』計画を構想する。 1957年には『共通弾薬火器』構想に基づいた次期主力小銃と小銃用実包の仕様要求が国防総省より公開され、『共通弾薬火器』構想に基づいた次期主力小銃と小銃用実包の募集が正式に開始された。 世界最大規模の地上戦力を抱える日本帝国の正式主力小銃と事実上のハワイ条約機構全体の主力弾薬を決める計画ということもあって、『共通弾薬火器』構想には多くの企業が参加を表明。 Arisaka Nannbuが特殊部隊向けに開発した『AN SCAR』の派生型である『ARX-43』、奉天造兵処が開発したブルパップ方式の『ARX-64』、カモミールが『M16』を基に開発した『モデル720』など国防総省から与えられた莫大な補助金を元手に自社の技術を結集して開発した高性能なアサルトライフルと新型小銃弾が開発された。 当然、『AR-9』を世に送り出した日ノ本製作所も『共通弾薬火器』計画に参加していた。 彼らは日本軍特殊作戦軍向けに開発した『MCR』を原型に6.8×5.1mmハイブリッド実包を使用できるように再設計する形で、自社開発した新型の6.8×5.1mmハイブリッド実包を使用する『ARX-44』を開発。トライアルに参加した。 トライアルは国防総省と日本陸海空軍海上保安庁都道府県戦闘警備隊の人員からなる評価部隊が実施し、第一段階で有効射程や精度など実用上の性能に焦点が当てられ、威力・操作性・命中精度・耐久性といったテストのほか、寒冷地・砂塵・油脂残存などに対する耐久性など多岐にわたる試験が実施された。 第二段階の評価では『性能』に加えて兵站とコストの面に焦点が当てられて審査が行われた。 各企業が持てる技術をつぎ込んで開発された小銃やそれに使用される新型実包が集めれただけあって、テストではどれもが優秀な成績を残した。 その中でも日ノ本製作所の『ARX-44』は既存のAR-9やAR-12と操作形式がほぼ同じであることや高い拡張性と整備性、新型弾薬である6.8×5.1mmハイブリッド実包の高い威力もあって特に高い評価を受けた。 トライアルの結果を受けて、国防総省は1969年には日ノ本製作所製の『ARX-44』を次期主力小銃として正式採用することを発表。『ARX-44』には『AR-69』の型式が与えられる。 設計 ハンドガードは上面にレシーバーまでつながるレール・インテグレーション・システム(RIS)を備え、ハンドガード側面および下面にはArisaka Nannbuが開発したモジュラーロック・システム(MLS)が採用されている。 ボルトキャリアは分割式のロッドチューブに一本のスプリングを収める方式を採用、チャージハンドルはAR-9およびその派生型で一般的なレシーバー後部の他にレシーバー左側にも追加されている。 銃床は射手の体型や装備の厚みに応じて調整をすることができる伸縮・折り畳み式が採用された。 作動方式としてショートストロークガスピストン方式を採用している。 この方式はボルトグループの質量は小さく部品点数が多くなるため、作動が不安定となりやすいという欠点を抱えていた。 反面、反動による銃身のブレや射手への負担が抑制され、射撃時の安定性が高い。 閉鎖はマイクロロッキングラグによるロータリーボルト方式を採用、ピストンの軸線と同一直線上にリコイルスプリングを収めることで真っ直ぐ後退することができた。 677 名前:ホワイトベアー[sage] 投稿日:2023/05/23(火) 23 33 37 ID 220-247-89-251.tokyo.fdn.vectant.ne.jp [6/19] AR-69はサイレンサーの使用を前提としているためガスレギュレーターが備えられている。これによってサイレンサーの着脱に応じた発射ガスの量を調節することが可能となった。 使用弾薬は日ノ本製作所が開発したハイブリッド薬莢仕様を使用する。 ハイブリッド薬莢仕様の6.8×5.1mm共通弾は高い薬室圧力に耐えられるようにアルミニウム・スチール・真鍮のハイブリッド素材からなる3ピース構造のハイブリッド薬莢を採用した小銃実包である。 その初速は914 m/sと7.62×51mm弾よりも約100m/秒も早く、従来の7.62mm弾より小口径でありながら威力も上回っていた。 非ハイブリッド仕様の従来型薬莢も可能で、日本軍で採用された弾薬はハイブリッド仕様のM40通常弾、M42曳光弾、M44摸擬弾、M46空包、M48徹甲弾、非ハイブリッド仕様ののM51通常弾、M53曳光弾、M55摸擬弾、M57空包、M59徹甲弾などが存在している。 また、『AR-69』は『MCR』の系譜に連なる小銃であるため、銃身を交換することで7.62×51mm実包や5.56×45mm実包などの口径の異なる実包を使用することも可能であった。 銃身交換は市販のトルク管理機能のあるヘックスローブレンチでネジを回せば簡単に可能で、専門の治具や工具が必要としていないなど従来のアサルトライフルと比べると遥かに手軽に銃身を交換できるようになっている。 マガジンは標準的な20連発とロングマガジンである30連発が用意され、任務などに応じて選択することが可能だ。 調達 1969年に正式採用が決定されると、日本帝国国防総省は陸海空宇宙軍都道府県戦闘警備隊で運用されていた『AR-9』およびその派生型を置き換えるために日ノ本製作所とAR-69の調達に関する契約を締結。70年より納入が開始される。 初期に納入されたものは特殊作戦軍および中央即応軍隷下の部隊に優先的に配備され、特殊作戦というハードな現場で幾度と使用されたAR-69は一般部隊への配備が開始される前から幾度も改修が行われた。 1970年代後半に入ると日本軍一般部隊でもAR-69の配備が目立ち始め、1990年代には一線級部隊における主力小銃の更新が完了した。 軍のほかに海上保安庁や警察、国境警備隊といった法執行機関でも調達が行われた。 ただ、法執行機関が配備するタイプは非ハイブリッド仕様の従来型薬莢を使用した低威力弾6.8×5.1mm共通弾B型仕様のもので、通常仕様よりも威力が抑えられている。 『AR-69』シリーズは日本軍や都道府県戦闘警備隊を始めとした自国軍や自国の法執行機関などで全面的に採用されたことを背景に、『AR-9』系列の自動火器を装備するハワイ条約機構加盟国軍や法執行機関にも積極的な売り込みが行われた。 日本国防総省が小銃と軽機関銃の使用弾薬を6.8×5.1mm共通弾に統一するという方針が明らかになった当時、6.8×5.1mm共通弾を使用できるアサルトライフルは『AR-69』しか存在しなかった。 アメリカや満州連邦、オーストリア帝国などの自国で小銃を開発する能力を持つ国々は直ちに新型アサルトライフルの開発を開始。 オスマン帝国やイラン帝国、極東ロシア帝国、マレーシア、インドネシア連邦、南米ABC、メキシコ、タイ、ベトナムなど1から独自に小銃を開発する能力はないが一定以上の経済力を有するハワイ条約機構加盟国は他の選択肢がなかったことと、日本からの(さっさと6.8×5.1mm共通弾に切り替えんかい!)という無言の圧力もあって『AR-69』を採用することで日本の銃弾の更新に対応することを選択する。 『AR-9』とその派生型に比べても高価であったことから一定以上の経済力を持たない小国では主に軍隊や警察組織の特殊部隊が用いるアサルトライフルもしくはカービンとして配備はするが、全面配備には消極的な国が多かった。 こうした国々では1980年代から90年代にかけて登場したより安価なアメリカの『M16A5』やオーストリアの『Stg77』、満州連邦の『86式自動歩槍』などが正式装備として採用されていく。 日ノ本製作所は各国の軍隊や法執行機関に『AR-69』を積極的に売り出す一方で、『AR-69』の民間モデルとしてフルーオート機能を削ぎ落とした『HM MCR Militia』シリーズを開発、6.8×5.1mm共通実包(ハイブリット弾)と合わせ国内外の民間警備会社を主なターゲットとして積極的に売り込みをかけている。 678 名前:ホワイトベアー[sage] 投稿日:2023/05/23(火) 23 34 24 ID 220-247-89-251.tokyo.fdn.vectant.ne.jp [7/19] 以上、日本軍の次世代主力アサルトライフルである69式突撃小銃でした。 wikiへの転載はOkです